1 :
名前は誰も知らない:
2 :
名前は誰も知らない:2011/12/28(水) 14:31:04.69 ID:6m6m7f6G0
ズッコケ三人組を全巻読んだ。モーちゃんが俺に似てて交換が持てた
3 :
名前は誰も知らない:2011/12/28(水) 16:40:51.80 ID:BbvxwvPm0
ズッコケ懐かしいな
小学生の頃読んでた
4 :
名前は誰も知らない:2011/12/28(水) 20:19:25.54 ID:s1jrGKN60
ズッコケか
何故か晴れ時々ブタが連想された
5 :
名前は誰も知らない:2011/12/28(水) 21:10:22.83 ID:BvDAxC3j0
ここで豆知識だけど、モーちゃんのモーはスローモーションのモーな。
モーちゃんはいつものんびりした豚なんだよ。
6 :
名前は誰も知らない:2011/12/28(水) 21:21:30.17 ID:81PBof430
ここで豆知識だけど、30年ほど前に第一作の幽霊沼の話を読んでぶるった俺はその晩トイレに行けなかったのな
洩らしはしなかったけど
7 :
名前は誰も知らない:2011/12/29(木) 12:47:32.23 ID:/UQ03U8h0
インスタント麺に下剤をぶち込む話があったのは覚えてる
8 :
名前は誰も知らない:2011/12/29(木) 19:21:35.02 ID:+qmu018k0
藤原伊織面白いから全作品読もうと思ったが「蚊トンボ」は面白くなかった
いや内容どうのこうのじゃなくて言葉遣いが問題なんだろうなあ・・・
「アイアイサー」で読むのやめた
9 :
名前は誰も知らない:2011/12/29(木) 20:27:03.36 ID:F/dD+TOvO
ボヤッキーか
働く君に贈る25の言葉、一秒で財務諸表を読む方法 読んだ。
どちらも実践的で良かった。特に一秒〜は社会人なら必読だと思う。簿記は2級まで勉強してたけど、生かし方が全くわかってなかったら。
働く〜は著者の失敗談を聞いて安心した。来年からはもう少し早く出勤しよう
懐かしいといえばたまに佐藤さとるの本を読みたくなる
いいよね。植物的な線の村上勉の絵とセットでね。絶対切り離せない
法令順守が日本を滅ぼす、日経新聞の数字がわかる本、働かないアリに意義がある
読み終わった。
法令順守〜を読んで、最近やたら活躍中の郷原さんのイメージをいい意味で裏切ってくれた。
文章も簡潔でわかりやすい、あっという間に読めた。
日経〜は指標の読み方の一つの指針がわかった。数字の概略の掴む重要性を痛感。
働かない〜は題名に反して、しっかりとした内容の生物学、特に遺伝の本だった。
このスレでビジネス本は異端すぎるな。今後はミステリーとかも読んでいこう
14 :
名前は誰も知らない:2011/12/31(土) 00:47:02.81 ID:wdw+waHFO
内藤陳さんが亡くなられた。読み終えたんだな。
>>8 「ひまわりの祝祭」書いた人だよね。
けっこう良かったよ。
それしか読んでないから他のも読みたいな。
>>15 まあ大体は読んだけどさ
多分地雷的なのは「蚊トンボ」だけだと思うんだ
主人公を若者にしない作品なら著者の作品に顕著な政治トリックやらでおもしろいし
若者の言葉遣いというかそういうの気にしなくて読めるのならまずハズレはないって感じ
ミレニアム第二部読了
さすが6000万部だけあってエンタメとしては面白かった
>>16 あー、やっぱ特徴的なのか。
ひまわりの祝祭でも、
登場人物の若者が「炸裂的にヤバイ」みたいな言葉づかいしてて、
おれもそれがすごく引っ掛かった(笑)。
それを差し引けば、描写が丁寧な作家だから安心して読める感じだな。
作家の書斎特集で内藤陳さんの部屋の写真を見たが、本の量がものすごかったのを覚えてる。
ご冥福をお祈りいたします。
20 :
名前は誰も知らない:2011/12/31(土) 20:33:48.79 ID:V8Wu+6G+0
本だけが友達です・・・
映画も音楽もカレーライスも友達です…
22 :
名前は誰も知らない:2011/12/31(土) 21:55:55.81 ID:V0UjaOu00
2011年読んだ、抜きんでて面白かった小説
日本文学 → 中井英夫『虚無への供物』(講談社文庫)
外国文学 → モラーヴィア『無関心な人びと』(岩波文庫)
23 :
名前は誰も知らない:2011/12/31(土) 22:46:13.53 ID:wdw+waHFO
ガロア誕生200周年の今年中にブルーバックス「ガロアの群論」を読了出来そうにない。
24 :
名前は誰も知らない:2012/01/01(日) 00:43:52.42 ID:Wvk2JVGu0
もう本だけ読んで暮らしていたい
朝から晩まで読むのはしんどいでしょ
そういう生活をしていたこともあるけどけっこう楽しいよ
Truth In Fantasy買ってきた
今年も独書の年でありますように!パンパン!あーあーあーあー(泣)
角田光代 さがしもの
「本は知らない世界を教えてくれる」
まさにその通り。引きこもり時代に尋常じゃない濫読に自分を突き動かしたのはこれだった。
この角田の本自体はつまらなかったけど、おばあさんの話が印象に残った
30 :
名前は誰も知らない:2012/01/02(月) 00:22:56.76 ID:6+FwzmvjO
春期限定いちごタルト事件
話題になってたから期待してたのに。途中で辞めようかと思ったけど意地で読んだ。
米澤作品はボトルネックを初めて読んでから期待して、さよなら妖精も買ってるんだが
>>22 無関心な人びとは前々から興味があったが、読んでみるよ
32 :
名前は誰も知らない:2012/01/02(月) 01:00:34.40 ID:BApzWdtp0
最近、中原中也にハマりだした。
>>32 ああいう詩を読んで感動するような感性があればなあ、とは思った。
おれにはそっち方面無理だった。
中原中也は
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
あしか覚えてない
俺も詩には向いていないな
萩原朔太郎のほうが好き
試みの地平線
38 :
名前は誰も知らない:2012/01/04(水) 04:27:13.25 ID:tAFpM8tuO
弧男ならこれ読んでおけみたいな本とかある?
最近何か読みたいが何を読めばいいかわからなくなってきたたいした数読んだわけじゃないけど
個人の日記だからわかりづらいところがあるけど、
「アミエルの日記」なんかおすすめ
漏れは警察小説好きw
今野敏 : 読みやすい
佐々木譲 : 北海道警モノ大好き
横山秀夫 : ルパンの消息、第三の時効はすげぇ
堂場瞬一 : なんというか、すごい読み読み応えある
誉田 哲也 : 姫川シリーズは衝撃的、ジウはちょっと?、武士道は単純に面白い
そのほか諸々
宮部みゆき、東野圭吾には手を出してないw
なんかいい本あったら教えてちょ(’-’*)♪
村上春樹は孤男の素質があるから
色々読むと楽しめるはずとおぬぬめしておく。
中島義道を読んで自分がいかに正常か悟るとよいであろうこと請け合い
病人を治すにはもっとひどい病人に会わせるいい例
未だに治んないでファンやってるけどな!
43 :
名前は誰も知らない:2012/01/05(木) 14:49:32.93 ID:S/rBFsMKO
北方謙三の「楊家将」にハマってる。
チェーホフの六号病棟おすすめ
人が堕落してく救いのない小説あったら教えて欲しい。
46 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/05(木) 21:23:54.59 ID:XpS7vvjAP
47 :
名前は誰も知らない:2012/01/06(金) 19:20:00.84 ID:qsa6OtXB0
45と46の要素が2つそろっているのが
ジムキャロルのマンハッタン少年日記
おすすめの本は
日本一短いオタクちゃんへの手紙 アスキー第九書籍編集部 (単行本 - 1997/1)
7 中古品 ¥ 1より
なをき・よしこのパソコン夫婦(めおと)バンザイ 唐沢 よしこ、 唐沢 なをき (単行本 - 1995/9)
6 中古品 ¥ 1より
オトナでよかった! (ファミ通Books) 唐沢 よしこ、 唐沢 なをき (単行本 - 2001/3)
10 中古品 ¥ 1より
東京ディズニーリゾート便利帖 堀井 憲一郎 (単行本 - 2007/7)
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怪しいアキバ漂流記 (ワニ文庫) クーロン黒沢 (文庫 - 2010/12/18)
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2 中古品 ¥ 370より
通常5〜6日以内に発送
ベスト・オブ・ナビ・トーク〈1984‐1992〉日本自動車評論の地平を革新する。 (Navi books) 徳大寺 有恒、大川 悠、 舘内 端 (単行本 - 1992/12)
新品: ¥ 3,675
17 中古品 ¥ 201より
一時的に在庫切れ;入荷時期は未定です
帯は大した事が書いてないから中古でいいです。
東京ディズニーリゾート便利帖は帯なしです。
>>45 チャールズ・ブコウスキー「くそったれ!少年時代」
ブコウスキーのハムオンライは、最後脱出するぞ
>>50 >>51 つい昨晩読了した。
展開が淡々としてるが、孤男特有の心情を詩的に表現している部分が
随所に見受けられて楽しめた。ブコウスキーノートでも買おうかと思ってる。
ブコウスキーの短編集2冊(確か幻冬社・文庫化済み) と「詩人と女たち」だけは読んでおいてほしい。
ハムオンライに比べたら、
「ポストオフィス」はコメディー・タッチで軽く読める感じだ。
これだけ揃えば充分かな。
玉石混交の短編集は、自分が気にいったやつは何回も読めるはずだ。
ほんとにすげえのが混じってる。孤男のメンタル・スタミナを確実にアップしてくれる感じだ。
連投すまん。
一番たまらないエピソードは主人公の少年が顔中ひどい吹き出物だらけになって
高校のプロムをひとりポツンと覗く(これはブコウスキーの実体験に基づいている)というお話。
みんな着飾って十代最高の体験をカップルで楽しんでいるのに、自分は暗闇から幸せな級友たちを覗き込むだけ。
守衛に不審者扱いされて追い払われさえする。
小説では顔中トイレットペーパーでぐるぐる巻きにして、プロムに参加し女の子と踊る、というロマンチックなシーンがあるが、
作者の、トラウマ体験を美しい記憶に改ざんしたいという想いがひしひしと伝わる、非常に味わいぶかいシーンでした。
ちなみにこのお話は映画化されてますが未見です。
他に映画化されているものでミッキー・ローク主演の「バーフライ」があります。
関係ないですが、「バーフライ」にはシルベスター・スタローンの弟がチョイ役で出てます。
ブクは、俺は「パルプ」も強力に推す。必読
短編より長篇の方が好きだな。長篇には外れがないから
映画だと、別の短編をイタリアの監督が撮ったものも昔観たよ
それと、彼が敬愛し大きな影響を受けたジョン・ファンテの小説もいいよ。「塵に訊け!」しか邦訳はないけど
>>49 ちょうど今、辞書を引き引き読んでるんでドキッとした。
原書かよ
古典を読むなら原書は超おすすめ。
いきなり訳書を読むのは勿体なさすぎる。
まあそうだろうけど俺は怠け者なんだ
翻訳過程で損なわれてしまうものがあることは重々承知しているが
俺はドストエフスキーが好きで、そのうえトーマス・マンもテグジュペリもタブッキも好きなんだ
酔った勢いでしか告白出来ない
そういう弱さだから孤独なんだ
金が無いと遊べないよー
寂しい酒、楽しい酒、酒には色々あるけれど
金が無けりゃ呑めない、酒が無けりゃ酔えないんだバカ
ただ訳もなく好きなだけなんだ、それだけなのにもどかしい
どっか別のスレにいってください
そういう事言うな、刃物持って暴れてる訳じゃない
すまん、酔っ払って誤曝しまくってた
スレチすまそ
このスレ好きだから構わず続けてください
>>65 やさしいなあんた
おれもそうだったよ、素面で女口説くなんてとても無理だったよ
まあ調子こいてたらアルコール依存で病院通いになったけど(笑)
断酒会にも参加したなあ。
ただ、素面で生活して「女の前でしどろもどろになる自分」ってのを直視して現実を正しく認識するのは
できるだけ早いほうがいい。
セルフイメージと現実の自分にギャップがあると
精神にブレが生じて
心の安定が失われるからね。
星新一の作品の中で『午後の恐竜』だったかな。あれがいい。最後の方で、主人公の幼い頃、青年期、、いろいろ走馬灯のように出てくるっていうのが、何だか泣けた…
69 :
名前は誰も知らない:2012/01/12(木) 18:23:32.35 ID:Zns77jAh0
ブックオフで100円の新書数冊買ってしまった。図書館行けばよかった
>>69 俺はブックオフで欲しい本あったら、100円のでも、いったん家に帰ってインターネットで図書館で予約できるかどうか調べて図書館になかったら、もう一回ブックオフ行って買うよ。ちなみにブックオフで100円を超える本は買ったことない。
なるほど。そうするわ。
勢いで買ってしまったことを後悔してる…
ブックオフで森江信の「原発被曝日記」を100円で買ったぜ。
73 :
名前は誰も知らない:2012/01/13(金) 22:15:46.61 ID:OjzscfZZ0
『原発ジプシー』は怖かったなあ
クラーク・アシュトン・スミスの翻訳が出たので嬉しい
75 :
名前は誰も知らない:2012/01/14(土) 00:29:45.16 ID:kkkBpvm/0
暇な時になんの期待もせず読んだ「消えた略奪美術品」は意外と面白かった。
第二次大戦のゴタゴタの時にナチとソビエトにふんだくられた美術品の話だけど
けっこう多くの美術品が消えたままなんだなあ。
特にベルリンの高射砲塔に保管してたシュリーマンがトロイで見つけたプリモスの黄金は
長年行方不明だったけど1990年代にやっとロシアが所持してるのを明らかにしたこと。
ベルリン陥落の際に戦利品として持ってちゃった。もっともロシアは返す気は無いみたい。
当時のレニングラード、今のサンクトペテルブルグのエテカリーナ宮殿にあった豪華絢爛の
琥珀の間の琥珀はナチドイツがひっぺがして持ってっちゃったけど、ケーニヒスブルクというドイツの都市までの
足取りははっきりしてるけど、それからは先は今日まで行方不明。
興味持ったんでネットとかで色々見たけど、ケーニヒスベルク周辺のどこかに埋められてるんじゃないかと
探してる人もいてなかなか面白い話だと思った。
CAスミスの魔術師の帝国は、創土社のハードカヴァー持ってる
イルーニュの巨人も復刊されたし、創元から続々出てるね
去年から少しずつ読みすすめていたアメリカンサイコをようやく読み終えた
こんなに孤独で救いようがない男はそうそういないだろうが
思いのほか笑って泣ける内容だった
シューマンの指 面白かった
>>77 アメリカンサイコ、読んでませんが、Amazonの他の方の感想等見ると、エリートの自己不全感がテーマみたいで、自分とは全く関係ない、まるで神々の戦いでもみるようなもので、、。羨ましい
図書館で読んだのも気に入ったら買ってる
砂の女とか買ったよ。
買うかあ…
安部公房いいね
>>79 ストーリー紹介だとエリートだが親の金とコネの結果だから主人公が自力で出世したわけじゃないし
ハンニバルレクターみたいな賢さや知能はまったく持ち合わせていない殺人鬼だから
エリートならではの苦悩みたいなものは一切ないよ
映画も良く出来てるけど小説はそれと比較にならないほど濃密だから
B級ホラーが好きで残酷描写に抵抗がないならオススメ
84 :
名前は誰も知らない:2012/01/18(水) 00:41:59.15 ID:UlMj207lO
芥川賞選考で田中慎弥さんが見事受賞したね。
85 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/18(水) 00:51:59.99 ID:jNQDEb8CP
田中慎弥ってそんなに凄いかなあ
「犬と鴉」ってのを読んだけど
描写が悪い意味で観念的というか、非常にぼんやりしてて「色」や「感触」が伝わってこなかった
86 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/18(水) 00:54:13.98 ID:jNQDEb8CP
それから作家性に変化があったという可能性もあるが
87 :
名前は誰も知らない:2012/01/18(水) 02:33:29.35 ID:UlMj207lO
田中慎弥さん おめでとう
88 :
名前は誰も知らない:2012/01/18(水) 02:54:27.14 ID:UlMj207lO
マルキ・ド・サド「悪徳の栄え」
世の中を嘲笑う悪人の哲学が面白い
>>70 ブックオフって安くても105円じゃないか?
>>90 そうだよ。細かいこと気にするな。
最近はレンタルビデオも旧作なら50円で借りられるんで、いい時代になったなあ
92 :
名前は誰も知らない:2012/01/19(木) 07:44:48.94 ID:xkCG1bC+0
ここは穏やかな空気が流れてて良いね
アルバイトも就職もしたことない39歳ってすごくね。
賞もらえなきゃただの穀潰しなのに。すげえな、もらってやるよとか。
不良だな
95 :
名前は誰も知らない:2012/01/19(木) 18:38:26.18 ID:/UVYGV7O0
今京極夏彦の姑獲鳥の夏を読んでる
100ページくらい読み進めているけど退屈だ。
俺には向いてないのかな、それともこれから面白くなる?
チェーホフの『6号病棟』読了
モイセイカかわええ
>>95 そんなもん人に聞くな。自分でやめたきゃやめるなり、進めるなら進めるなりすればいい
京極はうんちくと世界観の空気がメインの味だから
ミステリという名のトンデモなストーリーはあってもなくてもそんなに関係ない
>>95 あれが退屈なのか。
おまいに向いてないんじゃなくて、
おまいが向いてないんだと思う、たぶん。
100 :
名前は誰も知らない:2012/01/19(木) 22:37:29.59 ID:Z/vkSpZP0
京極は合わないとつらいよ。
落ちだけ読むのも手だよ。
巌窟王おもしろい
2巻までいったが飽きない
岩窟王と訳した勇気に乾杯。かっこよすぎる。
今は、本が大好き本ばかり読んでるなんてのは、気持ち悪い、オタク、友達も恋人もいなくてよっぽどヒマ、っていうイメージが大方なんですよね
まあ実際そういう傾向がないわけではないけどさ
俺が学生時代までは、本好きってのは敬遠されることがありつつもそれなりの敬意を払われたりはしたんだけど、今は単なるオタクだし
でもまあ一方でバカみたいな権威主義みたいなものが絶滅したのはいいことだけどね
104 :
名前は誰も知らない:2012/01/20(金) 17:59:41.79 ID:wTXXdBdn0
>>103 俺読書は結構するけど敬遠とかされないぞ、敬意とかも払われねえしby中学三年生
105 :
名前は誰も知らない:2012/01/20(金) 18:16:55.19 ID:46D6chbS0
塾講師してるが本を読んでるからといって尊敬されたことはないな
そんな知識は普通の子どもらはまったく求めてない
国語が専門の講師だって全然本なんか読んでないし
106 :
名前は誰も知らない:2012/01/20(金) 18:52:03.77 ID:eneIXEKG0
別に他人がどう思おうとどうでもいいよ。
俺ガチの孤男だから、他人から読書中毒がどう思われてるのかとか
考えもしなかったわ。
108 :
名前は誰も知らない:2012/01/20(金) 22:43:03.42 ID:vZkvm4330
おまいらはどうやって本選んでる?
俺は古本屋で表紙だけ見てテキトーに選んでる。
(つまらなかったら捨てる)
基本的に好きな著者の歴史をなぞって本探し。
好きな著者の本に書かれていた、影響を受けた作家、気になった作家を
たどっていく感じ。家系図をさかのぼるような感じかな。
全くの新規開拓はほとんどしない。全部お気に入りの著者つながり。
110 :
名前は誰も知らない:2012/01/20(金) 22:54:07.22 ID:xLE6evg/0
ゴルゴ13面白いな。
設定がぶっ飛んでるから、自分と比べてどうのこうの考えることもないし。
111 :
名前は誰も知らない:2012/01/20(金) 23:15:56.73 ID:46D6chbS0
この前新聞で見たが今はゴルゴのストーリーを考えるスタッフがいるらしい
プロもいれば他の仕事しながらやってる人もいる
最初は10話で終わる予定だったので
最終回のストーリーは初めから決まっているが
まだ絵にはしていないそうだ
芥川賞作家で読んだ事あるのは、大江、村上龍、平野、絲川ぐらいだ
どれも好きになれない
本に限らず、これに出会って衝撃を受け僕の人生観は良くも悪くも180度変わりました
みたいな事を言う人が居て、そういう現象が自分にも起こる事を期待してさ
本を読み漁ったり映画見たり絵画見たり劇場に足を運んだり色々するんだけど
俺には何にも起こらなくて自分にがっかりするばかりです
何にも自分に引っかからない、文化との断絶は人間と歴史との断絶、
何が好きなの?って聞かれるといつも黙るしかない、何で生きてるのって聞かれたら返す言葉も無い
俺からしたら君たちは人間として文化に触れて心動かされて何かと繋がれるだけの知性があって羨ましい
俺はミミズみたいな奴だ、何かに触れる度に孤独になる
知性も本能も弱い、つまり愛が無い、こんな人間を俺は他に見たことが無い
114 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/22(日) 19:10:17.71 ID:bWsRXohEP
本や芸術作品で人間なんて変わらないよ
人が変わるのはそんな間接的なものがきっかけじゃない
やっぱり本当に苦しい目に遭ったり、大事な人との出会いや別れだったり、自分のやったことの尻ぬぐいを自分でしなければならないのを悟ったり、
人がいやでも変わらざるを得ないのってそういうときだよね
芸術やら文化やらなんてものは無くたって生きていける
それでもなお、本やら美術やらの芸術を作ったり鑑賞したりするのが人間
116 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/22(日) 19:18:29.26 ID:bWsRXohEP
>>115 自分自身が「変わった」かどうかを判断するのが自分自身って時点でもうねぇ・・・
117 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/22(日) 19:22:40.11 ID:bWsRXohEP
自分で自分を「変わった」などと言ってる奴って
「変われるよ。現に俺は変われた。創価学会に入って俺は変われたんだ」と言ってる奴と全く変わらない
あるひとつの価値観からひとつの価値観へと洗脳され直しただけということに全く気付けてない愚鈍
別に自分自身のことだなんて一言も言ってないし、判断するのが自分自身だなんてことも一言も言ってないんだけどねw
119 :
名前は誰も知らない:2012/01/22(日) 19:26:57.66 ID:XQynTIGL0
1Q84読み終わったから流れで違う村上の昭和歌謡大全集読もうと思ってる。
どの本を選ぶか、
それは最後の段落見て結論が良かったら選ぶ。
あと、自分的には、生きる意味について知りたいので、そういう関係の本を探してるけど、こうすれ人生良くなるとか書かれてる本が多いけど、何のために苦しさ耐えてより良く生きていこうとするのか、書かれてなかったら、選ばない。
だから中島義道を読むんだな・・・
定期的に来るね … この流れ ww
伊坂幸太郎のゴールデンスランバー今更読んだ。最高に面白かった。最後の一文まで。
124 :
名前は誰も知らない:2012/01/23(月) 00:52:29.87 ID:rXOJbYxyO
さっき夢の中でお前らに会ったよ
靴下忘れて紀伊国屋に取りに戻ったんだけど、そこにお前らが住んでた
高校二年生で本棚に満点の模試の結果が陳列してあった
おれはお前らのことオジサンとばかり思っていたからひどく驚いた
人生観を悪い意味で変えた本、絶望させてくれた本ならいくらかあるな
ジョルジュ・バタイユのエロティシズムなんかがそれ
「完全自殺マニュアル」は面白かった。読み終わったあと、お腹いっぱいで
自殺する気もなくなったな。
22だな
もう十分いきたはず
よくも悪くも「陽はまた昇る」が感銘受けたなあ
川端の「山の音」は違う意味で感動した覚えが
町田康 著『夫婦茶碗』読了
夫婦茶碗より、同じ本に収録されてる『人間の屑』がすごく面白かった
皆さんは
年に何冊くらい読んでますか?
あと
これまで総計何冊読みましたか?
自分は年間100冊
総計だと300冊くらい本読んでます
129 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/23(月) 15:24:03.32 ID:RtmqCSpNP
人生の目的は「本を読むこと」ではないはずだ
人間が本を読むのは、それによって自分の中に新たなる回路を繋ぐことにある
130 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/23(月) 15:27:04.56 ID:RtmqCSpNP
「読んだ数」を問うのは無意味
131 :
名前は誰も知らない:2012/01/23(月) 16:15:42.93 ID:opEUdAmsO
そんなに読んでるのかーすごいな。
私は30冊くらいかな。
>>127 俺も同感だわ。
うろ覚えだけど、冒頭の独白で主人公が「親戚の女子高生をなんか気分で犯した」
とかそんなんで、すげー面白かった。
屑人間を面白おかしく悲哀をこめて書くのが上手いな、町田康は。
パンク侍も虚実入り乱れたSF娯楽時代劇でインパクトがすごかった。
エッセイは面白くないけどな。
133 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/23(月) 17:57:08.40 ID:RtmqCSpNP
「人間の屑」って映画観た記憶がある
134 :
名前は誰も知らない:2012/01/23(月) 20:39:08.71 ID:0pO9t50b0
恩田陸の「蒲公英草紙」読んだ
面白かっただす
妖異金瓶梅読み終わらない
俺の本棚の2スペース(前後こみ)で山田風太郎が占拠してるぜ
136 :
名前は誰も知らない:2012/01/23(月) 22:16:45.27 ID:ruRe4otY0
文庫や新書にある数学の入門みたいな本がとてもおもしろい
基本、どんな数式も解説されてるから俺のような文系にもわかりやすい
137 :
名前は誰も知らない:2012/01/23(月) 22:38:51.08 ID:Nx26d5eq0
井坂幸太郎「bye bye black bird」
マツコデラックスにしか思えなかった
ここ数年まともに本を読んでいないのだが、
こいつだけは読んでおけって言えるような新進気鋭の作家っている?
お薦めがあれば教えてほしい。当方は無頼派が好きです。
そんなの好みの問題すぎて
そかサンクス
下手にお勧めして時間と金を無駄にさせても悪いしな
大学生になってやっと本読み始めたんだけど、遅すぎて泣ける
有名どころの宮部みゆきの龍は眠る読んだんだけど一ヶ月もかかってしまった
読んでれば速くなるのかね?
>>142 一か月もかけて読んだなんて、逆に尊敬するわ
俺なんか飽きっぽいし、面倒くさがりだから、余程面白い本でもなけりゃ途中で投げちゃう
>>142 別に自分のペースで良いじゃん
強迫観念で読んだら本の味わいが落ちるよ
>>142 マンガが好きなら似たようなジャンルのラノベから始めてみたら?
読みやすいものから入って自信つけつつ、長いの・難しいのにトライしてみては
そんなの現国の問題集でも解いて身に付ければ良い、
料理を味わうのに箸の持ち方気にする必要はないよ
家族がみんな早いものでどうしても気になってしまう...
難しいけど遅いことにあまり深く考えないようにしてみます
ラノベは読んだことないので読んでみますね
レスありがとございました
148 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/24(火) 22:00:08.29 ID:by9ARJ6aP
だから「本を読むポーズ」を目的化してどうすんだって
一ヶ月かかったってどのくらいの頻度で何時間読んだんだろう
たまに全く読まない日が続いて読み終えたのが一ヶ月後だったことはあるけど
>>142 小説はいろいろ感じながら読む物だから速度はさして変わらないかも。
でも最初の頃はやっぱり量をこなすと大分自分の読み方が分かってくる。
めんどくさがって本を積み上げる→読むのに時間が掛かる
これにはまらなければ読む速度自体は普通で良い気がする。ようするに、
直ぐに本を手にとって読み始められるぐらい「読書」という行為のハードルが
下がることが大事じゃね。
同じだけ読み込めてるなら速い方が羨ましいな。たくさんいろんな本が読める。
速読の人ってしっかり楽しみながら読めてるんだろうか。
速読っつったってしょせんは小説とか新書の類でしょ?
理工系の参考書とかまで理解できるっていうならすごいとは思うけど
>>149 通学の往復2時間と、授業が始まる前の5分〜10分くらい
休日は読まなかったです
>>150 今まで読んだ本数は片手で数えられるほどなのでもっと読まないとダメですね
いまだに黙読が出来ない、だから2ちゃんねるも音読してます
書き込みも声出しながらやる
>>152 小説こそ味わって読むものだろ、アホか。あげく参考書てw
何となく感じるものがある本を読んでるうちに、読み方も自分に必要な本の種類も分かってくる
そうしたらそういうものをじっくりと読めば良い
そういうものがないなら本なんて読まなくて良い
>>155 怒りのあまり途中で送信しちまった
俺も「参考書でもなきゃ速読する意味はない」って
てめえと同じこと言ってることに気がつけ
本読んでるクセにそんな文意すら読めねえのかこの池沼が
アホが生意気にも他人様をアホ呼ばわりすんじゃねえ
わかったかこのド畜生が!
159 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/25(水) 21:26:30.55 ID:lxCvyZ05P
怒っちゃダメ!
マロミと一緒に休もうよ〜
小説は速読に向いてるよ
どうせ次の日になったらID変わるから
今日はこのID:41RFgqDAO携帯野郎が
刃向かってきたらサンドバックにしちゃる
162 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/25(水) 21:36:46.48 ID:lxCvyZ05P
ねえどうしたの?
怒っちゃだめだよ、マロミはずっとそばについてるから
もう休もうよ〜
小説を速読する人はプロットを追いかけてるだけだろ
内容の薄い自己啓発本とかだったらともかく、小説はレトリックとかを味わいながら読むから
とてもじゃないが速読なんてできないわ
まあ東野圭吾とかだったら、魅力がプロットにしかないから速読するけど
>>162 落ち着いてきたよ
日によってスルーできる場合と
戦闘モードに入る場合があるんだ
>>165 うるせー
アホバカカスあんぽんたんウンコたれ
がぁぁぁ、ぺっ!!!
嫌なことがあったとき、藤沢周平の蝉時雨を読むと、
今の自分の不遇な状態を堪え忍べそうな気になれる。
168 :
名前は誰も知らない:2012/01/26(木) 21:52:17.41 ID:1B9sLVpX0
169 :
名前は誰も知らない:2012/01/26(木) 21:59:29.75 ID:f2z7LBYQ0
恋愛小説教えて下さい。
ラノベとか携帯小説とかは無理な。
あと、朝読の時間に恋愛小説読んでたら笑われるかな?
カバーかけといた方が良いか?
>>169 つ『若きウェルテルの悩み』(ゲーテ)
これしかないだろ
ヘミングウェイの『誰がために鐘は鳴る』
恋愛小説と読めないこともないし、読んでいて恥ずかしい思いはしない
ただ、ある一節で間違いなく勃起する
俺童貞だからセックス描写苦手
娯しみで読む小説の中でまでセックスの話をされると、げんなりする
そういうもんか。俺は迷わず血液が集まってくるが。
血のたぎるようなセックスの描写をしつつ、作品としての品性を損なわない小説は好き
嫉妬が先に立って平常心で読めないってのはある
とくに不倫を肯定してる話とか駄目だわ
不倫肯定の話にゃ別に嫉妬は感じないな。ただ腐ってるとしか。
そもそもセックスに限らず恋愛要素が多分に入った時点で俺にはつまんない。
愛という概念も理解できんし風俗で体験した限りだとセックスも全然楽しくないし、
あんなものが物語の中核に居座られるとウザいだけ。
純愛ものは探さないといけないかもしれないが
普通に文学を読んでいれば意識しなくても恋愛変奏曲を聞くことになる
個人的に好きなのは「危険な関係」「赤と黒」「魔の山」
182 :
名前は誰も知らない:2012/01/27(金) 16:19:31.96 ID:Oz6Ff9P10
>>180 恋をしろよ。
俺はセクロス未経験だから「あー、こんな感じなんだな〜」とか思いながら読んでる。
183 :
169だけど:2012/01/27(金) 16:21:46.11 ID:Oz6Ff9P10
なんで回答が外国の作品ばっかりなんだ。
外国の作品なんてスターウォーズくらいしか読んだことない。
こんな俺でも楽しめるかな?教えてくれ。
田中慎弥・著『共喰い』読了
芥川賞作品、セックスばかりの話だったぞ
主人公もその父親もセックス依存症かよと思う程の盛りっぷり
185 :
名前は誰も知らない:2012/01/27(金) 17:26:37.88 ID:vgzoE5Q60
>>184 けど作者の田中って童貞っぽかったよな。
記者会見見たけどなんか2ちゃんねらーが強がってるような感じだった。
>>184 タイトルからして分かりやすいエログロだもんな
ゾクッとくるような、ゾッとするような話が読みたい
>>184 俄然読みたくなったんだが。
仕事したこともない社会経験の浅い作者が、筆先だけで
どんだけ描写できるんだろ、って楽しみながら読むわ。
>>188 大抵の作家はほとんど働いたことないし、社会経験は浅いだろ
働いた経験がある奴でも、元編集者=業界人だったりする
もちろん、サラリーマン≠社会人、なのは言うまでもないが
>>190 でも、30代半ばまでほぼニートだったんでしょ?
作家の中でも珍しくない?
193 :
名前は誰も知らない:2012/01/27(金) 22:15:16.29 ID:uXrf8hJZ0
>>190 作家にとっては執筆活動が仕事。
田中とかいう奴も毎日働いてるって事になるよ。
確かに、社会経験は明らかに少なさそうだったな。
ブックオフ行ってきた。
五冊も衝動買いしてしまった。
素晴らしきこの世界
っていう薄い文庫本
人生の意味とかがわかるといいんだけど、また期待外れだろいなぁ
195 :
名前は誰も知らない:2012/01/27(金) 22:21:52.86 ID:uXrf8hJZ0
>>194 哲学の本か〜。
俺は本って言えば小説か漫画くらいしか読まないよ。
哲学って面白い?
わけわからん難しい本読むより、他の本を読んで時間を使ったほうがいいよ。
>>195
俺には田中さんさえも社会経験豊富に見える
自分が孤独の中で作り上げた物を社会に向けて投じ続けてた訳だし
それで賞取ってテレビ出たり講演したりしてる
198 :
名前は誰も知らない:2012/01/27(金) 22:33:09.79 ID:uXrf8hJZ0
>>196 うーん、哲学って興味あるんだよな。
人生観変わるかも、なんて思っちゃったりしてさ。
199 :
名前は誰も知らない:2012/01/27(金) 22:34:51.68 ID:uXrf8hJZ0
>>197 >自分が孤独の中で作り上げた
そういうのを社会経験が少ないって言うんだと思う。
哲学書読んで人生観変わりました、って言われたらちょっと引く
抽象的な理論にリアリティを感じられるタイプの人なら
哲学書はなんだかんだで世界認識の方法を豊かにする近道だと思うよ
人生訓まがいの本じゃなくて堅い理論書を体系的に読まなきゃいけないから
かなりの忍耐は必要だけど。
逆に言葉のの理論にリアリティを感じない人はいくら読んでも、
あぁそういう考え方もあるのねという感想しか得られない気がする
>>200 言葉の使い方が学べる→以前より物事への解釈が広がる
→人生観が変わる
ってのは大いにありうることだと思うけどなー。
そもそも素晴らしきこの世界ってのは哲学書なの?
飲み屋でオッサンが語るようないわゆる人生哲学と形而上学たるphilosophyは別物と考えたほうが誤解が少ない
人生観なるものを変えたいのなら自己啓発書を読んだほうがいいと思うよ
だいたい答えなんちゅうもんが見つかっちゃったら、哲学の歴史終わっちゃうだろ
認識するとはどのようにして為されるか? 存在するとはどういうことか? 善や悪の定義とは?
こんな、パンピーからすればどうでもいいじゃんって思えるような事柄についてあーだこーだと思弁を続ける営み
それが哲学だよ、良くも悪くもね
パンピーからすればどうでもいい問題が気になる、すっと腑に落ちない
ある意味で、哲学者は、世間の標準より劣った人間
どの部分が具体的に劣っているのか詳述していただきたいものだな
208 :
名前は誰も知らない:2012/01/28(土) 17:48:22.88 ID:To5LQreI0
空白の叫び上を読了した。
哲学は人生観ではなくて、世界観ではないかな
伊坂幸太郎「砂漠」呼んだけれど絶賛されすぎ。俺が10代ならばもう少し違ったかも知れないが。良い作品だと思うし青春の雰囲気は出ているんだけれどちょっと軽すぎる。
長い休みに入った。2ヶ月間休みとか半端ない
でも時間ありすぎると逆に読む気失せる
忙しいと無性に読みたくなって自由になると別のことをやってしまう
なんなんだこれ
よくあることだな
213 :
名前は誰も知らない:2012/01/29(日) 16:17:27.55 ID:IOqCWwgY0
>>210 砂漠、読んだけど何がよいのかわかんなかった
>>190 むしろ平均より遥かに社会経験が多く豊富で、外で揉まれてきたような人が著述に手を染めるようになる例が非常に多い
書く事以外ろくに働いたことありませんよって人ももちろんいるだろうけど、逆にそういう人の方が少ない
でも元警察官が書く推理小説とかって
メチャつまんないことが多いよな
217 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/29(日) 17:54:11.00 ID:uPMJevkvP
如何に「自分」から自由になるか
それが表現の質を決める
>>216 ミステリに関しては自分も似たような好みだけど、でもそれは一面的な見方だろうね
そういう社会派的な作品が好きな人もいるし、
それに「社会経験の蓄積がある=それを活かして当該作品に投影させる」というわけじゃないから
そういう人であっても、想像力の飛躍が肝であったり、観念的、思考実験的なものを書く人だっているからね
AV女優のエッセイとかクソつまらんの多いしな。
職業が特殊であることが面白い文章を書ける条件じゃないんだろうな。
当たり前だけど、結局文才の地力がなきゃしょーがない。
220 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/29(日) 18:50:50.92 ID:uPMJevkvP
「社会派」っていう場合の「社会」ってのは何なのか
そこを考えてみるのをおススメするよ皆さん
>>219 特殊な経験があればそのネタで1作はものを書ける
ごく普通の一般人でも自分史を1作は書ける
でも文才が無ければ継続して作家やっていくことはできないね
ネタ探しに色んなとこに出向いたり風見鶏みたいに新奇な題材を取り入れるのに必死な作家がいるけど、
そういう人はどうしても書きたいという欲求を支える底にあるようなものもなく、新しい器が無いと書けないんだろうね
222 :
名前は誰も知らない:2012/01/29(日) 19:35:25.97 ID:IOqCWwgY0
>>219 AV女優のエッセイって何だよ、お前そんなの読んでるんかよwwwww
で、どんなことが書いてあるの?
>>222 昔のAV女優のなんとかなつみだったかな?うろ覚え。
エッチ主義とかなんとかってタイトルの本だった。
105円コーナーにあったからさー。
つまんないという印象しか記憶にないんだ。
三島由紀夫でおすすめ何かない?
>>224 つ金閣寺
もしくは仮面の告白
三島はホモっぽい作品が面白い。
切腹なんてようやるわ
あ、すまん忘れてた。
憂国っていう短編が一番インパクトあって面白かった。
エログロ切腹全部ありだったと思う。
近代能楽集も面白いよ
『伊豆の踊子』の解説は、作品共々読む価値があると思う
三島は出版年順に読んでくと面白い
皆、むつかしい本読んでるんだねぇ
私が、最近読んだのは
新堂冬樹さんの「忘れ雪」「純恋」
最近は日本冒険小説大賞にはまってる
船戸与一で現実逃避できまくる
ミス
日本冒険小説協会大賞だった
このミスとか芥川賞のラインが好きならおすすめ
高熱隧道 / 吉村昭
ある漫画の中で出てきたから
年とるにつれて趣味がゲームから読書にコンバートしてきたわ
>>231 忘れ雪は後半止まらなくなって一気に読み終えた!!
すごい名作だ
中国の長編古典とかアラビアンナイトとか読みたいけど一度読むとやばいくらい時間かかりそうで躊躇する
しかも積ん読が200冊くらいあるのに図書館にある長編古典を読むとかなんのために本買ったの?って感じだしな
そんなことを考えつつ仕事してネットやって気付いたら通勤時間以外読書せず一日が終わるのであった
>>237 すげーよくわかるわ。
失われた時を求めて、ユリシーズ、特性のない男、収容所群島
どれかひとつひとつくらいは読破してやるんだと思いつつ、今日もまた無為な一日が終わる
239 :
名前は誰も知らない:2012/01/30(月) 22:34:04.65 ID:evr4yep2O
会社クビになったら毎日図書館に通うのが夢
俺はいつかガルガンチュアとパンタグリエル読みたいと思ってるが夢は枯野をめぐる
241 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/01/30(月) 23:00:17.32 ID:3rxyfJuyP
キングコング対ガルガンチュア
242 :
名前は誰も知らない:2012/01/30(月) 23:01:21.34 ID:y6x2NtsE0
>>239 図書館で美少女と目が合ってそのまま交際へ発展・・・
なんて事に憧れています。
俺図書館行った事ないんだけど、どんな感じ?
本ってどのくらいそろってるの?
あははは、馬鹿みたいw
私のとこは、市内の図書館全部合わせたら9万冊弱
>>236 「白と黒が出会うとき」
押井守 著「天使のたまご」読了
あとがきこう書いてあった
人は誰とも出会うことなく、というより他人を必要としないままに、生まれ成長し子供をつくり年老いて死んでゆくのではないか。
この一文で、どうして押井の作品に惹かれるのか分った気がする。だから俺は孤独なんだな
俺は田舎に住んでるので、特定のジャンルに絞れば
「地元の図書館 < 俺の本棚」
みたいなことも実現可能ではないかと夢想して、せっせと本を集めている
>>244 その文章は俺も記憶している。それと、
以前、古本屋で天使のたまご絵コンテ集も見付けたので買った
246 :
名前は誰も知らない:2012/01/30(月) 23:59:14.74 ID:vyCtgbCT0
>>245と真逆で国会図書館がある永田町に初乗り運賃でいけるとこに
住んでいる俺は全く本を買わない
>>213 >>214 だよな。レビューは☆五つで「これぞ青春小説の傑作」などとされているが
それほど飛び抜けて優れた作品とは思えなかった。
まあ劇的に盛り上がる展開がない一方で常に一定のおもしろさがある…のかな。テンポは悪くなかった。
読後にあまり何も残らない小説って感じだった。
>>239 そんなに蔵書数が多い図書館があって良いな。俺の地元の図書館は蔵書が少ないから
通っても良いことないw
うちの近くに10万冊以上所蔵する漫画図書館がある
就学中の児童が『東京大学物語』の前を通りがかったりしてるから面白い
俺は紙の本に愛着を持ってるが
マンガは電子化したほうがいいかもしれない
マンガ本はだいたい紙質が悪いし、紙が劣化したら画面も汚れるから
しばらく公共図書館に通っていたことがあるけど
毎日来る連中は浮浪者みたいなのが多かったな
252 :
名前は誰も知らない:2012/01/31(火) 02:49:45.88 ID:oEzyFhPL0
本は買うにかぎる
まあ無職ですけれどね
なまじ貯金があるからいけない
羨ましい
254 :
名前は誰も知らない:2012/01/31(火) 07:35:53.15 ID:HiApQ+3LO
余ってるなら、ちょうだい
なかったら作れば良いって思う
真保 裕一さんの奪取
島田雅彦さんの悪貨
本を読んでる間は犯罪者にもお姫様にもなれるから
「好きです」w
>>242 図書館ほどナンパに向かないところはない
257 :
名前は誰も知らない:2012/01/31(火) 16:05:31.12 ID:3BU59X6Q0
>>255 うむ、一人称の小説だと主人公になりきったりできて楽しいよね。
読書中俺はリア充になれるしww
複素環数論、後少しで読了。。
>>247 青春て書いてる内容が大学生の物語だからってこと?
普通の学生ものの話とこれが何が違うかわかんない
もっといったら別にこのひとじゃなくても誰でも書けそう・・かなとおもた
もうねぇ、年末に大切な人無くして
心が沈みっぱなし
もっと暗闇に沈もうかなぁって
息苦しくなったらまた動き(もがき)出せるかなって
まあそんなノリ?で潜水艦物??
池上司さんの「無音潜航」読破
何だこのポエマー
気になってうちの自治体の図書館の蔵書数調べたら、一般図書だけで100万冊あってわろた。
一生かかっても読み切れない。
俺は今まで100万75冊読んだぞ
264 :
名前は誰も知らない:2012/02/01(水) 19:05:16.59 ID:1wNXzl8B0
すげええええええ
お前ら新品派、中古派、図書館派のどれなの?
図書館だな
ネット予約、取り寄せができる最近の図書館は便利すぎる
あとはブックオフの百円コーナーで掘り出し物を探すのも楽しい
amazon新品派でたまに中古
ただアホみたいに買ってしまう時期は新品なんて言ってられないから中古が多くなる
中古派
欲しいものは手に入れたいが積ん読が既に3桁あるので新品ではあまり買わない
専門書は別
俺は立ち読みして、これは手元に置いておきたいというのだけ新品
ポエマーならいいやw
東野圭吾さんの天空の蜂借りてきた
単行本貸し出し中だったから文庫本のほう
上下二段組でものすごく読みにくいのだ
2時間で5分の1も終わってない
本を買いまくってた時期があって積んだままの本がたくさんある
今はそれを消化してるので、すぐに読みたいものしか買わない
読まずに古本屋に売った本も沢山あるが、あれはもったいないことをした
既出ならスマン
アルベール・カミュ 「転落・追放と王国」
2話で1冊の文庫本だが、「転落」が面白かった。カミュにしては理解しやすい話で
個人的に一番の愛読書
トマス・ヘンリー・クック 「緋色の記憶」
単純なミステリーなのに何故か記憶に残る。(題材のおかげかも..)
ニコロ・マキャベリ 「君主論」
知り合いに薦められて読んだら、難しい本なのに意外にも面白かった。
『転落』は寡作に終わったカミュの作品の中でも屈指の駄作だと思うが、俺もその駄作が好きなんだ
好きな作家の本は手元に置いておきたい。
電子じゃなくて紙媒体でな。
なしてそんなに紙を重視するの
怠け者だから携帯でダウンロードしてすぐ読めると言う手軽さでついポチってしまう事がある
ページめくる必要も無いし片手で読めるし
電子書籍に満足できればこの圧倒的な本の山からも開放されるんだけど
品揃え的な不満や紙媒体の方が読みやすいし
あんまり手を出す気にはならないのが現状だな
作法のこだわりだな
好きな物を楽しむにはシチュエーションとセッティングを大事にしたい気持ちは分かる
音楽もCDよりレコードに針を落として聴いた方が良いってこだわるのに近いか
まあ紙媒体がレコード並みに廃れる事は当分無さそうだけど
CDや電子書籍じゃ、好きなレコードや本を小脇に抱えて持ち歩いて、自分の文化を誇示して見せびらかせる、みたいなアイテムとしては機能しない
そういう意味じゃ電子書籍で小説を読むってのは様に成らないしつまらない感じ
やっぱり自然の光を紙に反射させて読んだ方がリアルに感じる作品もあるし
>>276 ↓前スレのこれらのレス参照
906 名前:名前は誰も知らない[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 09:02:25.81 ID:+HtlKU3o0
>>904 全く食指が動かない。
書き込めないし、折れないし、ティッシュがないときに破って鼻をかむことすらできない。
装丁とか手触り、著者近影、何年の何刷なのかも書籍の重要な要素なんだと再認識できた
点でのみ価値はあったと思ってる。
俺は一生アナログ派だと思う。
910 名前:名前は誰も知らない[] 投稿日:2011/12/10(土) 11:40:40.75 ID:egc8j+tn0
ハードウェアとネット環境と電源が無ければ読めないようなものはダメだ
本代のほかにも金と手間がかかりすぎる
デジタルディバイドみたいなことが読書でも発生するだろう
913 名前:名前は誰も知らない[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 22:14:12.24 ID:B7TSu3MT0
>>910 同意
kindle持ってるけど、いざ読もうとした時にバッテリーが足りなくてすぐ読めなかった事があった
端末が無いと読めず、電気が無いと読めないってのは最大の欠陥だと思う
あらためて考えると、紙の本ってそれ自体で完結してて、他に一切依存しないという理想的な商品だよね
282 :
名前は誰も知らない:2012/02/02(木) 14:39:08.47 ID:rj5Y4XYi0
今度ビブリオバトルをやる事になったが、
何を読めばいいものかわからない、というか迷う。
283 :
名前は誰も知らない:2012/02/02(木) 15:20:51.21 ID:SrfbYqMZ0
電子書籍って目疲れないのか?
ほら、ずっとPCやってたら目痛くなるじゃん。
284 :
名前は誰も知らない:2012/02/02(木) 15:39:34.84 ID:f+yY3RsPO
電子媒体で読んだことないが
一生紙媒体で事足りるだろうな
漫画にしろ小説にしろ買いすぎて置く場所に困るのが難点だが…(笑)
少なくとも紙よりは疲れるわな。
俺にとっては別に雰囲気とか作法じゃなくて単に紙の方が利便性が上。
でも冊数がかさみ1ページにかかる時間も少ない漫画の場合は逆だけど。
今のところ、紙媒体が9、電子書籍が1って感じ
紙はかさばるけどバッテリーとか気にしなくていい
飛行機の中で電子機器の電源を切れ、と言われても見れるし
電気の目で電気の本を読むそんなゆめをみたぜ
俺が死んだら記憶をコンピュータに移植して、アンドロイドになりたい
時間を気にせずに、人間だったとき読めなかった本を読む
難しい本もメモリチップとコ・プロセッサを増設すれば読めるだろう
290 :
名前は誰も知らない:2012/02/02(木) 22:08:31.67 ID:p88F4Wxu0
>>289 人間ってのはな、時間が限られているからこそ輝けるんだよ
という台詞を何かの本で読んだ。
>>290 それは負け惜しみ、屁理屈
「貧乏だが幸福」とかいう言説と同じたぐいのもの
却下する
292 :
名前は誰も知らない:2012/02/02(木) 22:27:33.37 ID:p88F4Wxu0
>>291 何だそれww
ちなみに小金持ちが幸せらしいな。
金持ちすぎたら逆に不幸になるらしい。
>>290 言い回し自体は陳腐だが、真理だと思う。
宝くじ3億円当たったら真っ先に自堕落な生活を選ぶわ。
何かと忙しくて、年が明けてからまだ一度も本屋に行ってない。
来週は三連休もあるし、久々に読書漬けの休日にするとしよう。
本屋や図書館でエプロンつけてる女の可愛さは三割増し
ジーパンエプロンケツが命
297 :
名前は誰も知らない:2012/02/03(金) 22:15:44.75 ID:PLwcvsXWO
精神病で集中力出ないから最近本読めなくなった。なんかむなしい
298 :
名前は誰も知らない:2012/02/03(金) 22:26:25.81 ID:shBDoRlh0
幸せになれるような本を教えてくれ、最近嫌な事ばっかりで精神的に疲れてる。
人間革命とか永遠の法とか
300 :
名前は誰も知らない:2012/02/03(金) 22:31:36.36 ID:shBDoRlh0
>>299 難しい本はやめてくれ、出来れば小説がいい。
人間革命〜、頭がパ〜ン☆
302 :
名前は誰も知らない:2012/02/03(金) 22:40:21.92 ID:shBDoRlh0
空白の叫びの下巻読んでるんだが暗すぎてテンション下がってくるわ。
軽いうつ状態?
>>298 幸せになるかどうかは分からないが
西村賢太を読むと妙に気楽な気分になる
こんなひでえ奴が生きてるんだから俺なんかまだマシだなって
304 :
名前は誰も知らない:2012/02/03(金) 22:44:07.85 ID:brtNjMyF0
305 :
名前は誰も知らない:2012/02/03(金) 23:27:37.43 ID:shBDoRlh0
ageておく
306 :
名前は誰も知らない:2012/02/04(土) 02:08:22.16 ID:Jc7DyjeO0
>>298 読んだことないのにすすめるのも気が引けるがムーミンとかどうだろう
>>298 中島らもの明るい悩み相談室シリーズ
ムーミンはたまに変に哲学的だった気がする
スナフキンのサブカル臭が鼻につく
「何もしないを、しているんだ」ってスナフキンのセリフだっけ?
ググったらプーさんのセリフでした
ついでにスナフキンの名言をググってたら厨二心を刺激されてしまった
何となくムーミンとスナフキンの対話はジンクレールとデーミアンの会話みたいだ
ちなみにスナフキンは元のフィンランド語ではスヌスムムリク
「嗅ぎ煙草を嗅ぐおじさん」という意味。豆知識な
昔はよくわからなかったけど最近は映画化やドラマ化されたのより原作の方がおもしろく感じる
316 :
名前は誰も知らない:2012/02/04(土) 21:15:37.86 ID:YJnvp0MJ0
着信アリっていうのが気になってるんだけどどんな感じ?
読んだ人いたら教えてくれ。
317 :
名前は誰も知らない:2012/02/04(土) 21:17:58.21 ID:YJnvp0MJ0
>>315 原作が好きな作品の映画(ドラマ)の完成度が完成度低かったときの落胆は異常
改めて言うのも何だが手塚治虫はやっぱりすごい
319 :
名前は誰も知らない:2012/02/05(日) 06:12:38.03 ID:Y4N14b840
「黒いドレスの女」DVDさいあく
「二十日鼠と人間」は登場人物がクズばかりなので、とてもおもしろい
ブコウスキーの勝手に生きろ!を読んでるんだが何でこんなにヤレるんだよ?
324 :
名前は誰も知らない:2012/02/05(日) 13:40:05.07 ID:lOLgxMhl0
夏目漱石の「こゝろ」を読んだ
ブコウスキー好き結構いるのな。
孤男板で言うのも今更だが。
326 :
名前は誰も知らない:2012/02/05(日) 18:43:44.03 ID:xXRLE+VV0
ブクは作家になってからは非常にモテたよ
自分を表現するようになる以前は鬱屈してたようだけど
ほう。
俺も鬱屈してるからいっちょ小説でも書くか
『羊たちの沈黙』を久々に読んでる
読みながら学生の頃バイトしていた本屋に、
ジョディ・フォスターとアヴリル・ラヴィーンを足して割ったような店長がいたのを思い出した
330 :
名前は誰も知らない:2012/02/05(日) 21:16:03.58 ID:xXRLE+VV0
あー、リア充になりたい。
リア充になれるような本とかある?
331 :
名前は誰も知らない:2012/02/05(日) 21:23:26.88 ID:joEwVxurO
原リョウ(←僚の右側だけの漢字な)の『そして夜は甦る』と『私が殺した少女』読んだ。
孤男も本気になったらハードボイルドって言えるのかもな。
>>332 喩えが微妙だったが、本人はとびっきりの美人だったよ
>>330 本なんか読んでねーでフットサルでもやれ
だな。フッサールなんか破り捨ててフットサルをやれ
書を捨てよ、町へ出よう
337 :
名前は誰も知らない:2012/02/06(月) 02:06:44.64 ID:69zOvAqfO
孤男が1人でどうやってフットサルできるんだよ。フットサルチームに入れるやつは孤男じゃねーよ。
リア充になりたいならこんなとこくんな。
338 :
名前は誰も知らない:2012/02/06(月) 02:19:12.40 ID:WhAaaTyW0
まだ本なんか読んでる奴がいるのか
孤男はふっと去る。
飲み会でも人生でも。
俺は本を読むために生きることにした
>>340 それいい
希死念慮あるがそれ考えると生きれる
目見えなくなったらどうすんの
女子大生に読んで貰う
華氏451を思い出した
345 :
名前は誰も知らない:2012/02/06(月) 19:45:54.58 ID:kFf8tF4Y0
東野圭吾の分身買ってきた
世界中の全ての本を燃やしたい
347 :
名前は誰も知らない:2012/02/06(月) 20:14:51.79 ID:69zOvAqfO
ダイエットの体験談とか小説ってないのかな?
ふわふわ系のエッセイじゃなくて、心理描写バシバシ入る感じの
闘病記でも読んでればいいよ
病的にやせていくことがありありと載ってるよ
THEODOTUS. What is burning there is the memory of mankind.
CAESAR. A shameful memory. Let it burn.
Caesar and Cleopatra
by George Bernard Shaw
Part 2 out of 3
バーバード・ショウってかなりペシミスティックな人だったよね
こういう文を書いたのもまあ分かるな
352 :
名前は誰も知らない:2012/02/06(月) 23:28:01.39 ID:2l+OiRd20
バーナード・ショウだろ?
キーボードのボブとニックは仲良き隣人
図書館にでも行こうかと思うんだけど、
最近、欝気味なんだが、前向きになれる本はないか?
>>356 ウォーリーかww
いいなwやってみるわw
あと、SFでおすすめ2冊くらい頼むw
359 :
名前は誰も知らない:2012/02/07(火) 15:26:41.48 ID:jd7zk/JV0
最近俺、仏教とか仏陀、般若心経の本を読みあさってる
それはよかったwww
じゃあ、重力の使命とニューロマンサー借りてくるわ。
結局、読んでねえんだよな。ニューロ。
364 :
名前は誰も知らない:2012/02/07(火) 15:56:21.29 ID:jd7zk/JV0
>>359 般若心経の解説本を何冊か読んだけど、簡単にいえば
無我夢中で何かに没頭している時の精神が、悟りを開くということ
実体の無いものに苦しむことはないから、余計な考え事で悩むことはない
みたいな内容。
>>364 強迫神経症の俺にも効きそうかな、般若心経
短いのでいくらでも解釈ができるんじゃないか
変に精神世界的なのや卑近なお悩み相談的なのに手を出すより
空海や道元ら高僧の解釈を読んどいた方がいいと思う
367 :
名前は誰も知らない:2012/02/07(火) 19:01:16.02 ID:bIWMRYbV0
368 :
名前は誰も知らない:2012/02/07(火) 19:02:26.04 ID:bIWMRYbV0
分身を100ページちょっと読み進めたけど読んでて退屈だ。
中盤とかから盛り上がるの?
変身が面白かったから分身買ったんだけどな〜・・・・・・
考え方は変わるかもしれないけど、性格なんて変わらない
370 :
名前は誰も知らない:2012/02/07(火) 19:10:57.66 ID:bIWMRYbV0
話術が身に付く方法とかないかな?
友達とかはそこそこいるけどリア充にはほど遠い
>>365 強迫神経症どうにかしたいなら精神科いけよ
読書より薬の方がはるかに効くしな。今日医者いってもらってきたよ。
昔、草吸いながら「ものぐさ精神分析」(岸田秀・著)読んでたら、この世のすべてはヴァーチャルな創作物である、という観念にしばらくとりつかれた。
あれはショックだった。
で、あると同時に壮大なインスピレーションを受けた。
脳って面白いよね
375 :
名前は誰も知らない:2012/02/08(水) 15:52:19.93 ID:8TXeHOrh0
誰か368に答えてくれ
そんなことは自分で判断しろ
推奨の本を挙げてほしいという希望ならともかく、
読み進めるべきか否かを他人に判断してもらうなんて幼稚園児か
他人がつまらないと言ってても自分が面白いと思うのなら読み続ける
他人が読むべきだと言ってても自分がその価値が無いと思うのなら止める
しかも難解な本でもなく普通の小説だし
ここが他人に価値判断を委ねるビギナー向けのスレだというのなら、今の言葉も撤回するけど
少しは背伸びもしてほしい
377 :
名前は誰も知らない:2012/02/08(水) 17:12:14.55 ID:YV0Jdb0L0
>>376 序盤はつまらんが中盤から面白くなる小説とかあるじゃん
ここは読書好きが集うスレだろ、ビギナーとかそういう問題じゃないよ
文学として評価されてるものでとっつきやすくておもしろそうなのって何?
379 :
名前は誰も知らない:2012/02/08(水) 17:29:08.43 ID:A/jRBCDl0
ディケンズ
夜の果てへの旅でも読んだら
吉川英治の『三国志』
>>377 「序盤はつまらんが中盤から面白くなる小説教えて」という質問ならまだ理解できるけど
いきなり○○という小説を挙げて「退屈なんだけどこれこれから面白くなるなら読み続ける。どうなんだ?」と言われてもね
そういう質問は該当作家のスレ、この場合は東野圭吾のスレでやればいい
そもそもネットを使えるのならいくらでも検索できるのだから、自分で内容やら展開やら感想やらはブログなりサイトなりでいくらでも調べることができる
あんまり他力本願なんでね
383 :
名前は誰も知らない:2012/02/08(水) 19:01:36.55 ID:lyViH6RR0
>>382 ここってそういうスレじゃないの?
そこまで頭でっかちにならなくても(ry
384 :
名前は誰も知らない:2012/02/08(水) 19:02:41.10 ID:lyViH6RR0
>>378 蹴りたい背中、とか
一応芥川取ってる
小学校高学年くらいから読めそうな文章だからとっつきやすいと思う
綿矢りさの文章って冷静に見るとけっこういいと思うけどなあ
あの良さを女の一人称以外で出せるかどうかというのが
恩田陸の「夜のピクニック」を読んだ
これ好き
宮沢賢治の「猫の事務所」
お前らなら号泣するよな
京極夏彦とDAIGOってなんで同じような手袋してるんですか?もしかして同じヒトなんですか?
やっぱり星新一が大好き。
ノンフィクションだけど辺見庸とか読む
そんで被害妄想スパイラルにはまり込む
青空文庫って使えるね。389みたいな短編読むには最適。精神的にお疲れな
人向けかどうかは分からんが、坂口安吾の「精神病覚え書」なんかお勧め
恋愛、青春、友情系の本は読む気がしない
古典しか読むきがしない。最低でも50年くらい前じゃないとな。
397 :
名前は誰も知らない:2012/02/11(土) 08:17:50.24 ID:xOpjMNz70
大河ドラマがらみで吉川英治の「新・平家物語」を
ほとんどが愛や友情や青春は要素が含まれてると思うが、
上の方の俺の書いた星新一さんの作品は感情と言った要素は含まれて無いかも
最近は詩(短歌、俳句含む)ばかり読んでいる気がする
小説は集中力が続かない
高野和明のジェノサイドかなり面白かった
>>399 俺、中原中也に何度もトライしたんだけどさっぱりわからんかったわ。
「ゆやーん、ゆよーん」ってなんのこっちゃと思った。
詩の類を読む人ってどういうのを主に読んでるの?
俺は、詩集にちょくちょく手を出してはその度に体に受け付けないのばかりで、
そろそろ完全に見限ろうとしてるんだが。
詩っていう活字媒体もできれば楽しみたいんだが。
403 :
名前は誰も知らない:2012/02/11(土) 22:54:05.58 ID:i7MheGuyO
404 :
名前は誰も知らない:2012/02/11(土) 23:56:02.19 ID:4pKkh/S90
本だけが友達だ・・・
テレビつまらないから見ないし。
405 :
名前は誰も知らない:2012/02/11(土) 23:57:38.50 ID:NlN57NmQ0
柴田トヨさんの詩集は多分孤男の心に沁みるはず
406 :
名前は誰も知らない:2012/02/12(日) 02:12:42.93 ID:0U3HnyUBO
東野圭吾が好きで伊坂幸太郎がイマイチな俺には重松清は合うかな?
前から気になっててアメトークの読書芸人でも推してる人がいたからまた気になり出してね。
>>407 回答サンクス。
おまんこワロタ
そうね。谷川俊太郎、とっつきやすそうだからその辺から開拓してみるわ。
>>405 くじけないで、は読んだけどお婆さん向けという感想
本屋では、くじけないで、の隣に、くじけな、ていう詩集が置いてあった
こっちもいつか読もうかと思う
411 :
名前は誰も知らない:2012/02/12(日) 14:27:10.38 ID:uZgXgrpb0
東野圭吾さんの「巨乳妄想症候群」読み終わったんです
が!!賓乳ナメンナヨって思いましたw
>>405 レス遅れたすまん。
詩の内容が面白いかどうか以前に、孤男ホイホイな要素が重要かもしれん。
読んでみるサンクス。
>>406 重松清は短編でつなぐ話が多いよ
個人的には青い鳥が好き
重松清、吃音症で有名な人だよね
自分も吃音持ちなので興味持って、「きよしこ」は読んだ。
自分は共感できたけど、吃りじゃない人は別に興味ないかもね
重松清は疾走が好きだった。
ひたすら暗かったからかな
重松はほろりと泣けてくる作品があるね
特に流星ワゴン
最近は読書に費やす金と時間が、酒とネットサーフィンに泡と消えている
それじゃマズいってことで、さっき残ったギフト券で類推の山と少女コレクション序説を尼で注文した
…けど、「それから」のラストの代助の心持でいる今になってはそんな余裕もないかも知れない
つか、注文したのがドーマルと澁澤ってのがなんか
いや、別に悪いわけじゃないけど
便利さと文明とテクノロジーの進歩は人間を豚に変える
俺はこれを心の底から思う
古本だからそんな金いらないけど
東京の神田だっけ?
古書道りみたいに本屋さんばっかりの町、そんなところに住めたら幸せだろうな。
都会過ぎて風情もへったくれもない街だがな
何年か前に初めて行ったんだけど
正直がっかりした
職場が飯田橋なんで歩いて直ぐ神保町だわ
そんなに行ってないし仕事終わることには閉まってるからぜんぜん分からない
神保町は二郎食いに行くくらいだな
本屋の数が多すぎて専門店も多く訳わからない
近場のブックオフ巡りが俺には丁度いい
426 :
名前は誰も知らない:2012/02/13(月) 23:16:39.36 ID:+TX2/0oG0
tokyo book map 買うとよい
いろんな図書館とかも調べられて面白い
今は田舎住みだから用はないけど
427 :
名前は誰も知らない:2012/02/14(火) 01:37:48.12 ID:3iUF/bFd0
俺は電車で神保町まで6分のとこに住んでいて、自分の部屋から神保町の交差点まで15分で出られる
こともあって月に2・3回は行く
東京でも一番好きな街だ
田舎で牧歌的に生きてる奴はおらんのか
地方や田舎は本にしても他の物にしてもネット通販頼みだよね
最近は通販じゃなくて地元の本屋さんで取り寄せてもらってるなー
田舎で牧歌的に生きてたら2ちゃんとかはしないとは言わないが、孤男の板にはいなさそうだけど。
432 :
名前は誰も知らない:2012/02/14(火) 12:05:32.25 ID:fJIGAuhG0
貫井徳郎の夜想買ってきた
田舎で牧歌的に生きながら、今トマス・ハリスの小説を読んでる
いつかここでスタージョンすすめてた奴いたよな
ありがとう。君のおかげで最高の体験ができたよ
牧歌的の意味はよく分からんが、田舎で無職引きこもりしている
周りは田んぼばっかりで、駅に近いけど電車は1時間に1本ぐらい
シュティフターとか読んで癒される
むしろ中途半端に田舎だったりするほうが犯罪が多かったり荒んでたりする
牧歌的なところはスリナムだのマラムレシュだのマンダレーだの行かないと無いんじゃないの。日本には無い
無ければ作りゃいいよ
俺には文筆で理想郷を描く才能がないから、脱サラして今田舎で理想郷作ってる
このスレに武者小路実篤がいるぞー
実篤と違って、俺は自分のエゴを満たす為に脱サラしたんだよな
ま、雪が静かに降る山中で、まったりと小説でも読みますよ
440 :
名前は誰も知らない:2012/02/14(火) 23:02:15.88 ID:3iUF/bFd0
ジジイになってくると寒さに弱くなってくるよ
新しき村だっけ
あれってまだやってるのか
実篤は詩か何かを昔読んだことあるけど、俺には合わないと思った記憶がある
外国人作家はハズレが少ない
売れなそうな駄作に金使って翻訳なんてしないだろうしな
[ふがいない僕は空を見た]読了。
絶賛されてたから買ったけど面白いとは思わなかった。
俺がジャケ買いした本は大抵ハズレな気がする。
面白くなかった本はいいから面白かったのを書いてよ
別に面白くないレビューでもいいっす。ただ具体的な方が参考にしやすいっす。
うん。とにかくやたら抽象的だったり変に詩的だったりするレビューは困る
あなたの表現力はあなたの作品のために取っておいてくださいね
その作品の詳細を知りたいので、あなたの素敵な文章を読みたいのではないです、と言いたくなる
レビューとか紹介とか解説は、具体的でないと本当に困る
449 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/02/17(金) 00:30:04.67 ID:d6XERdDOP
普通に文章読んでて「具体」と「抽象」をそこまで明確に峻別できるもんなのかな?
450 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/02/17(金) 00:31:06.96 ID:d6XERdDOP
「抽象」の背景には必ず「具象」があるわけだし
「具象」を分析すれば「抽象」的な話にどうしてもなるわけだし
451 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/02/17(金) 00:33:04.01 ID:d6XERdDOP
「抽象的だと困る」って人は
想像力が欠けているのか、読解力が欠けているのか、それとも両方なのか
ほら、早速来たw
こういう文章ですね
レビューのためのスレでもないし色んなタイプの書き込みがあっていいんじゃないか
もちろんあってもいい
それと、批評なり評論なりだったら観念・抽象的な場合が多くあっても当然だし、むしろ刺激的だけど、
自分がさっき言ったのは、あくまでその作品の紹介・解説・詳細について知りたい場合、具体的でないと困る、と言ってるだけだから
>>452 その人はいつも「ああ言えばこう言う」とか「どうとでも言える」みたいな
屈ばかりなんで相手しても無駄っす。
人は皆、評論を評論する評論評論家なのでR
結局勝率7割か。7割って好調年なんだが最初は悲壮感大きかったよな。
評の評か、なつかしい
459 :
名前は誰も知らない:2012/02/17(金) 22:00:00.97 ID:sU+1atKK0
カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」読み終わった。いや、まいったね。ショッキングじゃないけど
悲しい本やな。この作家読んだことなかったけどすごく好きになったな。
460 :
名前は誰も知らない:2012/02/18(土) 19:30:12.22 ID:iIf7iLot0
あッと思った
ああ、と思った
463 :
名前は誰も知らない:2012/02/19(日) 02:38:42.66 ID:qzcWfaiR0
本当は現実の人付き合いから視野が
広がるのがいいんだけど読書でも
かなり色々なことに気づくよね。
重い本で申し訳ないけど一時期
戦争体験モノの本をよく読んでたんだけど
東南アジアなどの南方戦線に派遣された人の
体験記で食料も無くて、赤痢とか酷い病気に
かかってるのにみんな死と隣り合わせの中
最後まで冗談を言い合って励ましあってたんだって。
餓死寸前でも冗談を言ってお互いに励ましあえるって
人間って本当にすばらしい生き物なんだなって
人間不信の頃に読んでたんで本当に驚いたし。
誰か芥川賞の田中信哉さんの共喰い読んだ人居る?
465 :
名前は誰も知らない:2012/02/19(日) 06:46:12.21 ID:y/JubYljO
466 :
名前は誰も知らない:2012/02/19(日) 07:20:08.65 ID:VJilNCpvO
聞いてどうすんの?
467 :
名前は誰も知らない:2012/02/19(日) 07:20:36.66 ID:y/JubYljO
その店に行く
>>465 8年も前の話だから今はおそらく31 店はテナントで入っていたが潰れた
469 :
名前は誰も知らない:2012/02/19(日) 09:54:29.11 ID:y/JubYljO
>>468 そうか
残念だ
一度会って「アソコが匂うぞ!」って言ってやりたかった
あと、俺の読書美学を聞いてくれ
どんな好きな作家でも、連続で読まないということ
例えば、
赤川次郎→赤川次郎→赤川次郎→赤川次郎
ではなくて、
赤川次郎→松本清張→ディーンRクーンツ→赤川次郎
みたいな感じ
俺は好きになった作家の本ばかり読みまくるな
最近は柴田錬三郎を続けてずっと読んでる
ヒロインが毎回一途で儚げで献身的で控えめなのに芯が強くて最後に死ぬ
貴志さんのクリムゾンの迷宮を読んだけど
とても面白かったよ。
男女8人が知らぬ間に火星につれてかれて
生き残るためにサバイバルしていく話。
村上春樹の「海辺のケフカ」面白かった
ケフカw
FF6かよw
陽だまりの彼女 読んだ
475 :
名前は誰も知らない:2012/02/19(日) 23:54:55.86 ID:Xzb4zfWnO
読書は出来ないな。気が散る。集中力が無いから
何年も前にズッコケ三人組を読んで以来ないな。たしか面白かった
476 :
名前は誰も知らない:2012/02/19(日) 23:59:14.32 ID:dfIwZs230
中野孝次著 麦熟るる日に 苦い夏
孤男にふさわしい本だと思う。
陽だまりの彼女
個人的にはにやにやできて面白かったけどネタバレしやすくて紹介しづらい
ていうか弧男的にラブストーリーってどうなんだろな
478 :
名前は誰も知らない:2012/02/20(月) 03:27:47.66 ID:VcKcTRUeO
ぽっぺん先生派でずっこけは好きじゃなかったな。
ところでよかったら最恐の本を教えてくれないか。
ジャンルは問わない。
479 :
名前は誰も知らない:2012/02/20(月) 05:42:06.36 ID:sAB9n+zrO
赤川次郎の忘れな草を読んだ
どこか腑に落ちないところもあったけど、まあ好きな話ではある
陽だまり、本屋で絶賛してるから期待してたら
ただのラブストーリじゃん
損した
孤男にラブストーリーは鬼門
>>480-481 「感染列島」を見てたら、つまぶっきと金麦のラブストーリーにしかなってない
というw
なんでも恋愛絡めるのは何かの陰謀だな
ポール・オースター
見えない人間の肖像
ポールオースターって孤男に人気ありそうな雰囲気
何だかんだ言って村上春樹好きだな・・それも初期の
ダンス・ダンス・ダンスは個人的に最も入り込んだ読書経験のひとつ
村上とか糞だろ、ぶっ殺してやるから今から代々木公園に来い
486 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/02/20(月) 22:51:16.54 ID:qPxXhy4CP
きゃあこわい
ポール・オースター自身はめっちゃイケメンやん
石原都知事の障子にチンポがどうとかいう小説はおもしろいの?
>>485 まぁ、男らしい… ステキ。
P.オースターはファザコンだよね。バッドルーテナントの役者のスモークだったか?
誰か知ってたらレポしてくれると嬉しい。
>>488 人それぞれだと思うが、どこぞのアメリカの文学者が「石原の書いたことは既にアメリカで為されたことだ」
と評したように古臭いと言えば、古臭い
芥川の羅生門読み返した
どんな事してでも懸命に生きようとした婆さんが
むしろ否定的に書かれている気がしたよ
孤男と厭世思想って相性が良いよね
よーし渚にて読むぞー
「人生の短かさについて/岩波」は何度よんでも涙が出る
セネカか
読みかけで積んだままだけどちゃんと読んでみよう
富野由悠季「ガンダム世代への提言1」読了
富野監督の説教が好きだ。
「アニメなんか見てんじゃねえ!」とかなんとか。
説教系は苦手
>>493 渚にて読んだけど、車乗り回してる元科学者のおっさんが好きだ
同じ作者のパイドパイパーも面白かった
500 :
名前は誰も知らない:2012/02/23(木) 12:04:21.04 ID:Z1+mfSq8O
誰か『羆嵐』って読んでない?
三毛別羆事件のあらまし見て興味は持ってるんだが小説はどうなんだろう
501 :
名前は誰も知らない:2012/02/23(木) 13:38:25.37 ID:L4gWcnD80
小林信彦の「結婚恐怖」を読んだ
リア充な内容であまり楽しめなかった
いつも本を読み終えた後は「いい時間をすごせたな〜」って思うんだけど、今回はそれはなかった
俺はホラーかスリラーかミステリー以外は合わないらしい
たまにコメディやヒューマンドラマを読みたくなるけど、やっぱホラーとかスリラーのほうが楽しめる
当たり前のお話は孤男の脳みそに必要ないのさ
503 :
名前は誰も知らない:2012/02/23(木) 17:07:18.79 ID:bbvGCdkV0
504 :
名前は誰も知らない:2012/02/24(金) 00:14:14.40 ID:+76TEz/40
伊坂幸太郎のチルドレンを読んだ。これは味があったし越えだして笑ったところも
あった。砂漠より良かった。
506 :
名前は誰も知らない:2012/02/24(金) 00:28:09.60 ID:XC/kD+7o0
「心では重すぎる」がめっちゃ面白かった
読むスピードが遅い俺でも熱中できたので3日で読んだ
>>500 吉村昭の動物短編モノは秀逸だよね(´・ω・`)
大好き
508 :
名前は誰も知らない:2012/02/24(金) 13:34:50.13 ID:CHu0mYVpO
最近赤川次郎にはまってる
今まで読まず嫌いしてた
軽くて読みやすい
中毒性がある
もともと硬派な小説が好きなんだけど、赤川次郎も良いと思った!
レインツリーの国は恋愛小説だけど、良かったぞ。
511 :
名前は誰も知らない:2012/02/25(土) 06:37:32.37 ID:vLIZ5Lv4O
ヤンソギルの小説が好きだ
読みやすいし、登場人物は底辺ばっかりだから感情移入しやすい
ほぼ外れがない
10年振りくらいにヤンソギルの名を聞いた。
513 :
名前は誰も知らない:2012/02/25(土) 10:19:07.88 ID:mudeLhO3O
>>509 自分もはまったわけじゃないけど昨日2冊読んだ
マリオネットの罠と
魔女たちのたそがれ
面白かったよ
綾辻行人の館の新作「奇麺館の殺人」買った
週末読書してみる
516 :
名前は誰も知らない:2012/02/25(土) 23:09:31.56 ID:AxY8Q8tc0
読書だけが生きがい
本だけがお友達
みんな友達だよ
520 :
名前は誰も知らない:2012/02/26(日) 00:41:02.46 ID:BCDQiG5aO
梅雨の時期なんかに読書してると意識が身体から離れることが時々あるが、
そんな時に詞を読むとしっくりくる
後頭部の後ろに意識が浮かんでいる様に、また部屋全体に拡散する様に感じたり、
逆に自由の女神から景色を眺めている様に感じる程意識が小さくなったりとほんと不思議
夢の守り人、虚空の旅人読了。後者はなかなか。
522 :
名前は誰も知らない:2012/02/26(日) 05:02:08.75 ID:+fApKVhl0
>>521 懐かしいなあ。小学校の時先生に勧めらて読んだけどまた読み返そう。バルサだっけ?女の槍使い。
523 :
名前は誰も知らない:2012/02/26(日) 08:10:40.77 ID:BUg/LAD5O
守り人シリーズ読んでる人いるのか!
臨場感ってか情景描写が素晴らしいよね
上橋菜穂子は一番好きな作家だなぁ
新作出してほしいわ
我孫子武丸の探偵映画読了!
映画の撮影の様子や映画の雑学について書かれていて映画好きとしてもミステリー好きとしても楽しめる作品だった。
赤川次郎の「友に捧げる哀歌」を読んだ
日頃から読書に親しんでらっしゃる皆さんに質問です。
「短編の名手」といえば、どのような作家を挙げますか?
有名無名・複数回答問わずお願いします。
>>527 前々から気になっているけど未読な作家でした。
読んでみます。
ちなみに、「くるまや・ちょうきつ」でしたよね、名前の読みが。
ウィキだと「くるまたに」だったが
短編といえば筒井・星じゃないか
あとはフレドリック・ブラウンとかオーヘンリーとか
>>529 ああ、「くるまたに・ちょうきつ」だったかな。
まあ、ググればいい話だったね。
筒井さんと、O・ヘンリはけっこう読んだなあ。
情報サンクス。
>>523 まあ俺は精霊の守り人の初期に出てくるバルサの戦闘描写の臨場感にやられたんだけどねw どうせバトルパートはクソなんだろうなと見切りを付けていたんだがこれが以外に面白くて読んでしまった。
精霊の守り人ってのはラノベなのか?
表紙の絵的にはそれっぽいのだが
535 :
名前は誰も知らない:2012/02/26(日) 22:52:34.30 ID:4RBcisuy0
頻繁に通うのでそろそろ司書にウザがられるようになったため、行きにくくなった
みんな本の読んだ記録とかってどうしてる?
俺は読書メータに登録して忘れないようにメモってる
読書メータは10冊くらい登録して飽きた
感想もたまにしか書かないし不要だな
539 :
名前は誰も知らない:2012/02/27(月) 00:03:06.63 ID:bwHZmEKMO
ブログに書いてる
>>534 一般的な小説。萌え要素みたいのもゼロ。主人公ゴリラみたいなおばさんって設定。
>>537 読んでいる最中にすごいの遭遇したらスマホのスキャナアプリでとりこんで、読書メモっていうタグをつけてEvernoteに投げてる。感想はまた別に書く。
あとはブクログの本棚に登録しておく。
>>540 そうか
読書暦はそれなりにあるけど、ファンタジー小説は読んだことがないから、今手元にある本を全部読み終えたら読んでみようかな
今週中に、ブックオフで100円で買った角川ホラーの見るからにB級感がする小説をよまなくてはorz
なんであんなの買ったんだろ・・・
543 :
名前は誰も知らない:2012/02/27(月) 16:06:20.53 ID:oZVSPOVKO
ケッチャムの森の惨劇買ってきた
ホントに恐ろしいのかな…
買いたいけど高いときはどうしてる?
椅子を使って手を伸ばし適宜棚から取り出す
もしくは店員を呼び申しつける
546 :
名前は誰も知らない:2012/02/27(月) 18:48:59.41 ID:wGUyio4z0
>>544 踏み台があれば使う
なければ店員呼べばいい
547 :
名前は誰も知らない:2012/02/27(月) 18:59:29.94 ID:wGUyio4z0
今さらって感じだけどHGウェルズのタイムマシン借りてきた
とりあえず序章?っぽいとこだけ読んだけどSFに不慣れな俺でも読み易いな
548 :
名前は誰も知らない:2012/02/27(月) 19:09:08.08 ID:wGUyio4z0
>>542 和風ファンタジーとしては鉄板の一枚だと思う。個人的には小野不由美の
十二国記の方が面白かったが。
お尻の穴をえろく描写した小説ってなにかある?
マルキド・サド
アナルセックスものじゃないやつでたのむよ
554 :
名前は誰も知らない:2012/02/29(水) 00:36:42.09 ID:OC3Y9Fqu0
折原一の「逃亡者」は明らかに福田和子を意識していると思う。
つうか折原一は過去の異常犯罪や重大犯罪をモチーフにしているやつが多いよ
登場人物の名前も似せてあるし
>>550 今の俺の積み本をすべて読み終えたら、読んでみるよ
積み本が全て崩れることはない…ないんだよ…!
558 :
名前は誰も知らない:2012/02/29(水) 16:46:38.70 ID:ob7qHv7h0
>>556>>557 俺は敢えて本は積まない事にしてる
積み本が多くなってきたら(早く読まなきゃ!)って感じになっちゃうから
俺は1冊ずつ買って読み終わってから次の本を買う(暇人だから時間はあるんだww)
週に一冊読めばいい方なのに月に20冊買ってる俺は
持ってる本をすべて読むことは随分前に諦めた
購入を控えようとも思うけど例え今年から本を買うの止めたとしても
一日一冊読んでも一年以上かかる積本を消化できる日がくるとはとても思えないから
結局読むことがないだろう本を買い続けることが止められない
それは重症だ
買い物依存か
俺もブックオフに行くたびにおもしろそうな本を2、3冊買ってしまう
100円だからついお得な感じがるんだよね
現在、積み本は20冊ぐらいある
5月までには消化したい
俺も一時期同じような症状で関心のある分野は手当たり次第買っていた
職を失ってやめざるを得なくなったが今はさっぱりした気分だ
積んでしまうとなかなか読む気が起こらなくなる
買わないとなくなる本とかじゃなければ
読みたい時に買うのが一番いいと今は思うようになった
俺は通販勢で一回に買うのは10冊くらいだけど
3冊は未読で積まれ、4冊は読みかけで積まれ、3冊は読みきるといった感じ
565 :
名前は誰も知らない:2012/02/29(水) 19:27:08.00 ID:LaBZVJg3O
ネット見てる間に読めばいいんだよなぁ……
そしたら積み本なんかなくなるのに……
わかってるのに……
566 :
名前は誰も知らない:2012/02/29(水) 19:31:43.10 ID:9PKvU/VYO
ホラー小説読みたくてネットで評判良かった
貴志祐介の『黒い家』読んでみた
菰田幸子が怖すぎて鳥肌たったわ
しばらくは貴志祐介の作品読もうと思うんだけど
オススメとかあるかな?
雨月物語
ミッドナイト・ミートトレイン
>>566 俺は「黒い家」を読んで、サイコパスについていろいろと調べるようになった
サイコパスなんてのは、ハンニバルレクターみたいな奇天烈で特別な存在だと思ってたけど、
菰田幸子みたいにまあわりとフツーなおばはんにもそういう傾向があるってのが怖かったな
林真澄とか女プレデターこと木島なんとかに似てる
アニメ化するらしい新世界よりでいいんでないかな
570 :
名前は誰も知らない:2012/02/29(水) 20:20:53.07 ID:9PKvU/VYO
>>569 それ気になってた
ジャンルとしたはファンタジーになるのか?
なんかネットでハリポタみたいとか見たんだが…
SFだけどファンタジーっぽくもあるか
ジャンル分けに明るくないから何とも言えないけど
魔法じゃなくて超能力だし取りあえずSFで
たしか筒井康隆が
青春小説・恋愛小説・歴史小説などと並ぶ一ジャンルとしてSF小説は存在するが、
SFの中にもまた、青春小説・恋愛小説・歴史小説などのジャンルが存在する
という意味のことを言ってたのを思い出した。
573 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/02/29(水) 21:31:07.03 ID:6qedbP9rP
「黒い家」の人格障害云々のくだりは滅茶苦茶
わかりやすい俗説を使って鑑賞者にそれらしい「現実」を見せているだけ
574 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/02/29(水) 21:33:25.61 ID:6qedbP9rP
ちなみに映画版の話ね
あの作品の下品さは日本の芸能界やメディアの連中の下品さそのものなんだろうな
575 :
名前は誰も知らない:2012/02/29(水) 21:33:59.05 ID:9FxTW4xe0
>>572 そういや、たんぽぽ娘もサイファイだったな
ところで宮本輝って何が鉄板?
一冊も読んだことがないんだ。親父の趣味で大量に本棚にぶっささっている。
とりあえず「優駿」ってのを読みかけててまあまあ面白い。
やっぱり得体の知れない書き手の本は読むのに時間が掛かる。
読み手の年齢にもよるだろうけど
宮本輝なら「青が散る」じゃないかな
578 :
名前は誰も知らない:2012/02/29(水) 23:45:38.39 ID:9PKvU/VYO
>>571 なるほど
とりあえず今13番目のペルソナ読んでるから
終わり次第買うわ!
てか小説家になりてぇな(笑)
まぁ学生時代国語苦手すぎたし文学のセンスは無いだろうが…
>>576 『優駿』は競馬に通じてなくても、ヒューマンドラマとして読める佳作だと思う
宮本輝なら、やはり『泥の河』『螢川』『道頓堀川』の川三部作がいい気がする
最近の作品は初期の瑞々しさが無くなって、あまり読まなくなった
宮本輝はファンの間で錦繍の人気も高いんじゃないか
俺はよく知らないけど
581 :
名前は誰も知らない:2012/03/01(木) 01:22:37.63 ID:TCxe0tyw0
少女コレクション序説 読了。と共に 夢の宇宙誌、胡桃の中の世界、太陽王と月の王 注文。届くのが待ち遠しい。
近くの本屋に在庫があれば往復二時間の散歩がてらすぐ取って来れるのに、澁澤のエッセーはその異端性ゆえにかここ田舎では全く見当たらない。残念。
宮本輝は芥川賞の審査員時代にコチコチの「お文学」を押し付けて
えらい迷惑だったな。
583 :
名前は誰も知らない:2012/03/01(木) 05:47:58.91 ID:EBtkCEyjO
お前ら、「殺戮の野獣館」っていうのを読んでみろ
話はとくにおもしろいということはないのだが、下品なんだよ
ケッチャムが好きならそこそこ楽しめるかもしれん
景山民夫の「ボルネオホテル」を読んだ
おっぱい
>>582 文学観が致命的に古いんだよね。まあ芥川賞らしいっちゃらしいけど。
SF短編集『原色の想像力』読み終わった
SFか怪しいものもちらほらあったけど中々面白かった
何だかまた村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』と『1Q84』読みたくなってきたけど、図書館で借りた本がまだ山積みだから当分無理そうだ
587 :
名前は誰も知らない:2012/03/02(金) 14:05:04.96 ID:usNWwC1IO
今日は読書をして過ごすつもりだったのだが、さっきナニーマクフィーをしてしまったせいで、
頭がガンガンして本読みに集中出来なくなった
船戸与一を片っ端から読んでる
あの文体には中毒性がある
いいよね。
男くさくて。
591 :
名前は誰も知らない:2012/03/02(金) 22:56:57.54 ID:mgxPxXJF0
中島敦がいいな・・・
592 :
名前は誰も知らない:2012/03/02(金) 23:02:04.36 ID:idGjxUWHO
中島敦って国語の教科書に載ってた山月記しか読んだことがないな
>>593 ググってみたら面白そうだった
ありがとう読んでみる
595 :
名前は誰も知らない:2012/03/03(土) 05:50:39.36 ID:JEnkTj3W0
ロボトミストって本読んだ。
元気な人が誤った理論を手にするとエライ事になるなぁ。
森敦もいいぞ
一ヶ月で何冊読んでる?
3冊が最高記録なんだが
598 :
名前は誰も知らない:2012/03/03(土) 10:36:05.81 ID:iHwyr2Rb0
『黄色い雨』フリオ・リャマサーレス
未来が見えたage
599 :
名前は誰も知らない:2012/03/03(土) 10:50:39.65 ID:iqIGqOf+0
>>597 ものによると思う
100ページほどの小説もあれば長いのは5〜600ページあるからな
だからページ数で言うと1000〜1500ページ(3・4冊くらい?)かな
600 :
名前は誰も知らない:2012/03/03(土) 10:51:51.01 ID:iqIGqOf+0
お前らがやたらと勧めてきたハサミ男読んだけどイマイチだった
先にネタバレされてたのが大きいのかな
二郎遊真のマネーロード完読
お札の心が・・・・・
幸せな結末望んでいたのに・・・
>>597 多い月で7冊ぐらいかな
もっとも、俺は娯楽小説しか読まないのだが
難しい学術書や純文学とやらはめったに読まない
>>579 >>582 いま26だ。優駿は馬に興味ないけれど結構面白いし読み応えもある。
多分それ本棚にあるから読んでみるわ。ガキがよんでも面白いか不安だが。
宮部みゆきの「魔術はささやく」を読んだ
宮部みゆきはどうも好きになれない
太田光の文明の子を読んだ。前作のマボロシの鳥はつまらなかったけど
今回はわりとよかったよ。
最後のページ読み終わった後また最初のページを読み返したくなる
壮大なお話だった。
607 :
名前は誰も知らない:2012/03/04(日) 10:48:28.55 ID:koHqqZ2j0
タイムマシンは石川 年の訳が小難しくて挫折したけど金原 瑞人の訳で読んだら割とすらすら読めたな
608 :
名前は誰も知らない:2012/03/04(日) 10:51:07.66 ID:9mkrXc6LO
貴志祐介の13番目のペルソナ読了
最後の憧子…鳥肌たったわ
これぞバッドエンドって感じで素晴らしかった(笑)
次はこのスレで勧められた新世界より読みます!
上中下巻あるしまじで楽しみだわ
609 :
名前は誰も知らない:2012/03/04(日) 11:52:44.83 ID:wufedZ0ZI
中二病になれる小説教えてください!
指輪物語
>>609 C.S.ルイス
沈黙の惑星を離れて―マラカンドラ 火星編 (別世界物語)
ヴィーナスへの旅―ペレランドラ 金星編 (別世界物語)
いまわしき砦の戦い―サルカンドラ 地球編 (別世界物語)
613 :
名前は誰も知らない:2012/03/04(日) 13:17:04.25 ID:KujWVyceO
車輪の下
616 :
名前は誰も知らない:2012/03/04(日) 16:33:37.56 ID:wO9/hMXlO
罪と罰
これも中二臭い
617 :
名前は誰も知らない:2012/03/04(日) 16:37:31.28 ID:bYLY3ycc0
クリムゾンの迷宮
突然サバイバルゲームが始まるという中二臭漂う設定
面白いけどね
618 :
名前は誰も知らない:2012/03/04(日) 16:45:33.18 ID:GYdscYtU0
飯田譲治のアナザヘヴン
619 :
607:2012/03/04(日) 17:01:18.12 ID:bYLY3ycc0
SF初心者なんだけど思ったよりも翻訳家って大事なんだな
金原 瑞人訳の方は数時間で読み終わったし凄く面白かった
SF小説で初心者向けの作品を教えてほしい
読み易さ、面白さ重視でお願いします
小説家になろうの二次創作小説
現在進行系の黒歴史ノートを垣間見れる
>>619 読んだことあるかもしれんけど、田中芳樹の『銀河英雄伝説』がお薦め
大きな図書館なら大抵の所で文庫本が置いてあるし、一般教養的なネタとして押さえておいて悪くないと思う
若干厨房臭いがそれもまた味わい
ゼラズニィの真世界アンバー
剣と魔法のファンタジーでサイエンス分は薄いかもだけど
三巻が手に入らなくて辛い
THE BOOK
624 :
名前は誰も知らない:2012/03/05(月) 01:45:53.83 ID:In2dmcEt0
最近、何度も読み返している小説がある。
ディーノ・ブッツァーティの『タタール人の砂漠』なんだが、
もう何度も読み返している。なかなか渋くてほろ苦い作品だ。
お前らなら、ジョヴァンニ・ドローゴ中尉の気持ちが痛いほど分かるはず。
てかお前らにこそオススメしたい。
少年時代にこの作品を読んだ事があるが、あんまり印象がなかったんだ。
だけど、今になって読んでみると、しみじみと心に伝わってくるものがあって、感慨に浸れる。
625 :
名前は誰も知らない:2012/03/05(月) 08:38:35.29 ID:MBM4QEAhO
遭難の描写がすさまじい山岳小説教えてください
できればノンフィクションで
生きてこそ
俺らの人生
山岳小説といったら井上靖
629 :
名前は誰も知らない:2012/03/05(月) 12:54:43.34 ID:258dSHOi0
631 :
名前は誰も知らない:2012/03/05(月) 20:31:21.05 ID:258dSHOi0
あれは加山雄三の顔が浮かんでダメだw
632 :
名前は誰も知らない:2012/03/05(月) 21:12:20.23 ID:gzDRQkx00
吉村達也のウイニングボール上・下は面白いのだろうか?
>>625 新田次郎の「孤高の人」かなあ
長い小説だけど、最後の遭難シーンは鬼気迫るものがあるよ
それは上巻でお腹いっぱいになったわ。
いま読むには文が古すぎるってのが俺の言い訳。
635 :
名前は誰も知らない:2012/03/05(月) 23:38:38.29 ID:258dSHOi0
誰にでも分かる平易な文章で他の誰にも書けない文章を書け、だっけ
636 :
名前は誰も知らない:2012/03/05(月) 23:43:02.70 ID:0EDAHd/q0
ジョン・クラカワーの「空へ」は?
スラヴォイ・ジジェクの著作
「ヒッチコック×ジジェク」「信じるということ」「身体なき器官」
「脆弱なる絶対―キリスト教の遺産と資本主義の超克」
「全体主義―観念の(誤)使用について」
「ヒッチコックによるラカン―映画的欲望の経済(エコノミー)」
をアマゾンで中古で購入。
フロイト、ラカン、クライン、コフートとかの精神分析が学べる家から通える
国公立大学ないかな。
638 :
名前は誰も知らない:2012/03/06(火) 17:36:40.78 ID:INEeMGuV0
ラカンなんて詐欺師だろ
>>633 いかにも孤男にピッタリのタイトルだな。
孤立>>(越えられない壁)>>孤独>>>>>>>>孤立
孤立は孤独より大きく孤独より小さい・・・・
禅問答か?
641 :
名前は誰も知らない:2012/03/06(火) 20:36:40.94 ID:ijy0VWU1O
深いな…
642 :
名前は誰も知らない:2012/03/06(火) 21:18:05.37 ID:ewVBuBYr0
長坂秀佳の「弟切草」を読んだ
詠坂雄二の『インサート・コイン(ズ)』を読んでいる。
サクサク読んで最終章まで来た所で「ドラクエ1.2.3をプレイしていない人は読まないでください」というネタバレ警告が書いてあってそれ以上読めなくなった
だから今Wiiの移植された初代ドラクエをプレイしている
律儀だなw
っていうか、1から3まで全部クリアしようと思ったら、
相当時間かかっちゃうんじゃないの?
>>645 1は2日くらいでクリアしたけど、今2でかなり時間がかかってる
船を手に入れてからマップが広すぎてどこに行けばいいのかわからなくなってしまったよ
俺なんか30年前にゲーム始まって以来どこに行けば良いのか分からなくて関東圏から出た事無い
レベル3ぐらいだから外出ると中学生さえラスボスに見える
最近夢枕獏のキマイラ読み始めた
俺のペースだと当分暇しなさそうだわ
649 :
名前は誰も知らない:2012/03/07(水) 02:12:56.27 ID:+DuvtJbG0
トーマスマンの短編集買って来た。ドイツ文学ってかなり鬱エンドが多いんだね
短編の愉しみ方がわからない
俺も短篇は調子がよくないと読めない
西村賢太「どうで死ぬ身の一踊り」
女のつくってくれたカレーを台所に鍋ごとぶちまけ
女の脇腹に蹴りを食らわせるシーンには笑った
この小説でチャランポという技を知った
太宰治の斜陽が全くおもしろくない
これのおもしろさを教えてくれ
つまらないと思ったのならつまらないでいいんじゃないかな
『つまらない気がするけど他人が面白いと言ってるのなら面白いのだろう』みたいな感覚で読書してても楽しくないよ
>>647 中学生なんてスライムだぞ、ひのきのぼう(バット)で楽勝。
エデンの東読んでるけど
とても面白いよ。
ジェームズ・ディーンじゃない映画を観て感動したことがある。
その後にジェームズ・ディーンの映画を観てガッカリしたことがある。
原作に忠実であろうとすれば、キャルを男前にするとおかしくなるんだよね。
658 :
名前は誰も知らない:2012/03/07(水) 21:11:44.07 ID:M31s97zW0
ディーン以外に映画あったけ?
>>655 今のガキは携帯持ってるから「ぐんたいアリ」だ。
少女不十分
661 :
名前は誰も知らない:2012/03/08(木) 07:09:26.12 ID:ZbkN1Z6aO
新世界よりが面白い
今中巻だが設定が悲惨で良いわ
>>654 自分と趣味が違う人間の感じ方に興味があるってだけじゃない?
663 :
名前は誰も知らない:2012/03/08(木) 12:51:18.71 ID:cmGHTfGC0
>>654 お前凄いなww
俺はつまらんと思った本を読み続けるのは苦痛だわ
新世界より とかどこが良いのか分からなくて読んでて怠かった
664 :
名前は誰も知らない:2012/03/08(木) 12:52:05.05 ID:RqHDpnIj0
最近は赤川次郎や角川ホラーみたいな転い感じの作品ばっかり読んでるわ
いっそのことラノベでも読もうかな
今気になってるのは「心霊探偵八雲」だ
前にNHKでアニメが放送されていて面白かった
ラノベと言えば乙一には少しハマった
マンガっぽい話なんだが
何気に孤が共感する設定に引き込まれた
今野敏の奏者水滸伝(元・ハイパーサイキックカルテット)シリーズの最終巻を読んだ。
原発の放射脳問題がタイムリーだから刊行されたんだろうな。
警察の特殊部隊が反原発運動家の女性をレイプしようとするシーンで、何度もヌいた。
667 :
名前は誰も知らない:2012/03/08(木) 22:09:48.44 ID:NFxGsroU0
>>665 乙一って一般に移ったらしいな
まあラノベと一般と小説なんて曖昧になってきてるけど
乙一ジョジョ面白かったよ
>>646 2は難しいよ。そんなギミック気づかないだろってもんばっかり。なあにそのプレイ時間は全部読書時間に入れてしまえば良い。
乙一が別名義で書いてる『吉祥寺の朝日奈くん』が面白かった。
恋愛小説+若干のどんでん返しって感じで
>>669 とりあえず船の財宝はなんとかノーヒントで見つけられたけど、それ以降全く進展がなくなってしまったよ。
基本的に総当りで足元を調べまくらないと駄目なんだろうなあ。
671 :
名前は誰も知らない:2012/03/09(金) 20:03:39.38 ID:xpcaKoZD0
暗い雰囲気の本読んだあと自分の気分まで暗くなっちゃうじゃん
お前らはどうしてる?
小林泰三の時間跳躍もの読んだらかなり堕ちた記憶がある
アメリカのファミリードラマを思い出しながら寝るしかない
もともとずっと暗い気持ちだしなあ
暗い本読んだ後ってむしろ清々しい
暗い本のほうがむしろ活力になるんだが。
根暗人間は根アカ人間とは食べ物が違うらしいな。
675 :
名前は誰も知らない:2012/03/09(金) 22:00:47.12 ID:xpcaKoZD0
>>674 俺は根暗だけどますます気分が落ち込んじゃう
暗めの話の方が感情移入者しやすいな個人的に
爽やか系のストーリーは苦手だな
昔、恩田睦の「6番目の小夜子」を読んだときに随所でうわあああああああああ/(^o^)\っていう気分になった
まあおもしろい話ではあったけどね
×感情移入者
○感情移入
小林紀晴って人の本は好き
写真家の人なんだけど、アジアの風景とか人とか文章とか
静謐な中に熱い眼差しを向けて描いてる感じ
彼が撮ったアジアの人の顔がすごく好きなんだけど、
著者が他人に対してある種の緊張感を持たせる部分があるのか
割とみんな硬い表情で写っていて作った笑顔とかなくて、
きっと俺が写真撮ってもみんなこんな顔になるのかなぁと思う
その辺が孤男的琴線に触れるのかな
赤川次郎の「幽霊屋敷の電話番」を読んだ
>>597 何冊か忘れたが文庫本5000円分くらい一気読み。
どやっw
ここ、小説メイン?
682 :
名前は誰も知らない:2012/03/10(土) 15:43:55.79 ID:tlU37nYP0
>>681 >>1 本なら何でもいいんじゃね?
まあ俺は娯楽小説しか読まないけど
683 :
名前は誰も知らない:2012/03/10(土) 15:55:44.41 ID:5al4rJvQ0
>>681 >>1 >ジャンルは文学でも哲学でも心理学でもポピュラーサイエンスでも何でも ok!
>>622 俺はアンバーも揃えたいけど、ヴァンスの魔王子シリーズが欲しい
アンバーは図書館に揃ってるんだよな
ウルフの新しい太陽の書は先年復刊されたし
686 :
名前は誰も知らない:2012/03/10(土) 22:52:34.05 ID:7+5OH4bd0
芥川の書いたものでもエッセイだったらスレチか
なんでも好きな本を読めばいいよ
688 :
名前は誰も知らない:2012/03/11(日) 00:01:08.17 ID:c7jT3cv80
スレチではないだろう
活字であればなんでもOKじゃないの?
椎名誠の大きな約束を読んだ。
椎名誠もじいじいか。時の経つのは早いもんだ。
690 :
名前は誰も知らない:2012/03/11(日) 08:20:25.22 ID:SOUjOdLGO
新世界より読了
貴志祐介の小説は読んだら止まらないな(笑)
しかし化鼠が切ねぇな…
秋葉原の事件や俺自身の気持ちを投影できたわ…
灰谷健次郎の兎の眼読了
単なる児童文学と思ってたけど泣いてしまった
梁石日の「冬の陽炎」を読んだ
ロバート・ニュートン・ペック「豚の死なない日」
タイトルと表紙の絵に惹かれて読んだけど
号泣した
北野勇作「かめ探偵K」読了
この人のは大抵なんか起こって世界は崩壊しましたって感じなんだが
その崩壊を直接描かずに各所で匂わせる程度で概ねの話は毎回バラバラなのでマンネリとかは感じず読める
一時期ホラーだとかラノベだとかに移ってたがいつものちょっとおかしい日常書かせたらやっぱ上手いな
ホラーのもおもしろかったがなんか違うし……
詠坂雄二『インサート・コイン(ズ)』読了。
普段はミステリ書いてる人だから同じようなのを期待して読んだら肩透かしを食らう。
ゲームの魅力+日常の謎って感じ。ぷよぷよの話が一番面白かったかな。
696 :
名前は誰も知らない:2012/03/14(水) 20:13:04.29 ID:diuy04iZO
長坂秀佳の「彼岸花」を読んだ
なんか面白い児童文学ないかね
698 :
名前は誰も知らない:2012/03/15(木) 22:01:39.79 ID:FCtTpTwJ0
高田侑の「汚れた檻」は面白かった。
「顔なし子」のP276もなかなか興奮した。
みんなは、純文なら純文、ミステリならミステリ、って感じで好きな分野メインで読む?
それともあっちゃこっちゃの雑食タイプ?
>>699 作家で選ぶ
だからなかなか新しい人に手を出す気になれない
701 :
名前は誰も知らない:2012/03/15(木) 22:23:53.50 ID:McAAMVjQ0
これまで読んだ本で面白かったの
・バーティミアス
・ハリーポッター
・銀河ヒッチハイクガイド(一巻目だけ)
・夏への扉
・七回死んだ男
こんな俺にオススメの本教えて欲しいんだが
西澤保彦の他の作品でもおk、人格転移の殺人は読んだ
702 :
名前は誰も知らない:2012/03/15(木) 22:37:28.08 ID:wIbkPsiG0
>>699 エンタメ小説ならなんでも読んでる
純文学はちょっと苦手だな、たまにしか読まない
>>701 ファンタジー
キング、ストラウブ合作のタリスマン
時空転移もの
小林泰三の酔歩する男
>>697 ジュール・ヴェルヌの『十五少年漂流記』
児童文学で「ようこそ、おまけの時間へ」を思い出した
706 :
名前は誰も知らない:2012/03/16(金) 00:07:06.40 ID:dX9L3E4pO
707 :
名前は誰も知らない:2012/03/16(金) 00:31:05.67 ID:0EKtC/dBO
>>697 上橋菜穂子の守り人シリーズだな
読んで良かったと絶対思うはず
>>701 エラゴン(ドラゴンライダーシリーズ)
盗まれた記憶の博物館
ダレン・シャン
デモナータ
アルテミス・ファウル
リンの谷のローワン
サークル・オブ・マジック
セブン・タワー
レイチェルと滅びの呪文
マーリン
海外児童書ファンタジー色々
思い出してたら久々に読みたくなってきた
>>699 中学くらいまではファンタジーの分野で読むことが多かったけど、気付いたら
>>700みたく雑食で作者を掘り下げることが中心になってた
>>701 単純に銀河ヒッチハイクガイドの続編を読めばいいと思うよ
5巻目まで読んだ時にどうしようもない虚無感に襲われることになるけど
ソングマスターおもしろかった。エンダーより好き。
本を読むと仕事するのが嫌でしょうがなくなる。子供のままなんだろうな。
大人は社会にとって都合のいい存在ってことだから別にいいんじゃね。
ブコウスキーノート読了
いつもの調子だった。
今読んでる本があんまり好きじゃない。まったく楽しめてないし、知識とか知恵みたいなものが吸収できるとも思えない
今半分読んだところだが、正直もうやめようかと思っている。よく自分に合わないと思った本は読むのをやめた方がいいと聞くし
しかし、せっかく買った本だし、薄いから全部読み終わるのにもそんなに時間はかかりそうもないから、ぱぱっと速読の要領で読んでもいいかなと思っている
君らはこういうときはどうしてる?
ちなみにその本はアマゾンのレビューで4.5点だ
おそらく俺の頭脳がその本の着想を解するに至っていないのだと思う
興味が湧いてから再び読むつもりでいったん止める。
で、読まずに溜まっていく。
半分読んだなら途中で止めるのは気持ち悪いから頑張って最後まで読み通す
貴重な読書時間だった入浴が風呂が壊れて銭湯に行かざるを得なくなったために無くなってしまった……
残るは仕事場についてから出勤時間までのトイレでの10分間だけか……
おまいら的には今話題の吉本隆明ってどうなの?
718 :
名前は誰も知らない:2012/03/16(金) 23:57:50.37 ID:ci3WZnWa0
娘のせいで悪い印象が・・・
宮本輝「優駿」読了。読み終わったあと一瞬だが幸福感を得ることが出来た。
つぎは青が散るってのにする。
空中ブランコ面白かったわ
>>717 正直言って過去の人という感は否めないな
今から読むのはちょっときつい……かもしれない
でも初期の評論はやっぱりキレキレに鋭くて、一時代を築いただけのことはあると思う
五年ほど前、思想齧りたての頃に背伸びして『共同幻想論』読んだのを思い出したよ
マチウ書試論と宮沢賢治論でも再読してみようかな
合掌
マチウ書試論は今でもあの切り口はなかなか斬新かもね
多分元ネタはロレンスの黙示録論だとは思うけど
ロレンスのよりはまだ分かりやすいし、面白い
詩はあまり評価されてないみたいだけど
初期の散文詩(?)のエリアンの手記と詩は好きだったなあ
司馬遼太郎読んでる奴いないかえ
725 :
名前は誰も知らない:2012/03/17(土) 13:27:47.52 ID:G8tKUcC7O
30分ほど前から隣の部屋から喘ぎ声が聞こえて読書に集中出来ん…
ダメダメぇってそんなに駄目なら早く終わらしちまえよ
読んでるのは1q84
>>713 もともとミステリーとかSFとかのエンタメ小説しか読んでないから
知識得るとか考えてない
>>714>>715>>726 レスありがとう。
一応全部読んだ
つまらないこともなかった
俺も普段は軽い気持ちで読める娯楽小説しか読まないんだけど、ちょっとした気まぐれでふだん読まないような趣向の小説を読んでみるのはなかなか大変だったよ
728 :
名前は誰も知らない:2012/03/17(土) 14:35:58.98 ID:1Ooat/hAO
刺青殺人事件読んでるけど字が小さいしまだわけわからん
最近、アンリ・ベルクソンの本を5〜6冊まとめて買った
本屋で見つける度に購入し、残りはアマゾンで取り寄せた
ベルクソンが誰かとか、何を考えたとか、後世への影響、評価などなにも知らない
ただ、なんとなく本のタイトルが気になっただけ、ミーハーだな
つまんない本は時間が勿体ないから途中でやめる
時間が経てばまた興味湧いて読むこともある
つまんない本をやめる勇気が欲しい
732 :
名前は誰も知らない:2012/03/17(土) 20:43:29.30 ID:TAQmYTkOO
ミレニアムが少し面白くなってきた。やっぱり海外ミステリーが好きだ。
スカーペッタの検死官シリーズも途中まで面白かった。
引きこもりみたいなもんだから、生活に触れられるのが好きなんだ
俺が子供のころに読んでた児童文学を再び読みたい
今読んでもたのしめるかどうかはわからないけど、ノスタルジーに浸りたい
フォア文庫で出てる
自分も子供の頃読んでた本が読みたくなってイシダイしまごろう買っちゃったよ
当時の表紙はザラザラしてたはずなんだがツルツルになっちゃっててそこだけが残念
あとなんか黄色い表紙でカマキリのやつもあったはずなんだが思い出せない……
船乗りクプクプの冒険は名作だな
児童向け範疇のお勧め
海の救助隊―フェレット物語 リチャード・バック
昨今の流行りなケモナー化ではなく物語の王道といえる擬人化でストーリーを展開している
ブクオなら105で入手できるんじゃないかとw
ケネディ 神話と実像
もうちょっと脳が柔らかくて感性が豊かだった時期に本を読んでおくべきだったと思っている
ファミコンなんかがこの世に出なければこうして後悔することもなかった
サラマンダー無限の書読んだ人いる?
今読んでるけどなかなか面白くならないんだ
児童文学じゃないけど、懐かしくなって
僕らの七日間戦争を久しぶりに読み返したよ
子供のころと今とじゃ感想もけっこう変わるものだよね
京極夏彦二冊目いってみる。魍魎の匣。
厚さが笑える。
>>741 確か800ページくらいあったよね
俺は京極は女郎蜘蛛でやめちゃったなぁ
面白いし好きなんだけど、あの独特の文体は読んでて疲れる
>>718 娘って、よしもとばななだよね?
あの人、何かあったっけ?
>>743 よしもとばなな 居酒屋 でググってみ。
最新刊のあとがきも傲慢の一言。
初期のよしもとばななは結構好きだったけど今は本当につまらない
なんであんなに落ちぶれたんだろう
「どうでもいいことだけど、あの人会話文の終りにこうやって句点打つよね。」
厚い本って精神的にも来るんだがなにより読みにくくて手が出しづらい
持ってて疲れるし、携帯にも不便だし
600Pぐらいあるのに挑戦しようと思ってるんだがもう二冊に分けてくれよって思う
東川篤哉の「中途半端な密室」を読んだ。
うーん…あんまり面白くなかった……。
烏賊川市シリーズは好きだけどそれ以外はあんまり面白くないなこの人。
>>745 俺は小学校で「こんなふうに句点打て。」と習ったぞ
でも、天下のマイクロソフトワードもこの打ち方には対応してないらしくて
しかたなく、普段は「句点を省略してる」
>>746 裂けば良いよ。自分はたまにしてる。
あと一部分だけもっておきたい時とかも要らないところは捨てる
>>746 たまに分厚い文庫1冊と上下巻に分けた2パターンで販売してるのあるよ
京極堂シリーズもそうだった気がする。あるかもしれないから探してみたら
>>748 「小説の基本ルールはこっちになってた気がする」
大抵の作家も「」の最後に句点付けてないし
751 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/03/18(日) 23:22:59.61 ID:sXFq3aBsP
>>750 想像するに、句点とカギ括弧を二つ並べると煩いということと
ワープロが「こういう打ち方。」に対応できなかったためだろうが
編集者/業界人が勝手に決めたルールを押し付けてくるのは気に入らない
小説などを書く上で、出版業界が独自に定めたルールの一つだろ。
公用表記の場合は句点ありが正しかったはずだし、誰も句点なしを一般人に押しつけてなんていない。
昔の小説だとこのルールが定着してなくて句点が入ってるのもあるけど、今はほとんど入ってないはずで、
むしろよしもとばななみたいな例外があることに驚いた。
少し話しそれるが、町田康なんかは句点をやたら多用した文章を書く。
あれは驚きだった。あ、台詞以外のところでね。
で、話はさらに反り返るが、パトレイバーで有名なゆうきまさみなんかは、吹き出しの中に必ず句点を入れてたな。
おれのおぼろげな記憶だと高橋留美子もそうだった気がする。
おれは読書家ではないけどこのスレはこの板で一番紳士的だと感じる。
やっぱ本読む人らは違うよな。
ごめん、連投。
たしか昔、村上龍が「」で区切った台詞書くの馬鹿馬鹿しくなった、みたいなことをエッセイで書いたのよんだことがある。
町田のは野坂文体の影響じゃね
骨餓身峠なんて文章全然終わらないしw
>>756 と。僕も思った。共感した。賛同した。そして、すっく。と立ち上がり、我が友を得たり。と表明してみたが虚しくなってジャック・ダニエルを再び飲んで午睡したのだった。
みたいな文章書くよね、町田さんって。
758 :
名前は誰も知らない:2012/03/19(月) 03:15:35.02 ID:L1D5x4+qO
>>755 たしか半島を出よなんかは初めは括弧ついてたのに途中から無くなるよな
村上龍作品で、会話文なのに「」が途中からなくなるものと言えば、
『超伝導ナイトクラブ』もそうだな。
760 :
名前は誰も知らない:2012/03/19(月) 07:00:55.80 ID:GjC+zKbuO
瀬名秀明の『パラサイト・イヴ』を今から読む
高野英明?の13階段読んでたが,浮気してしまった…
浮気して読む価値あるかな?
762 :
名前は誰も知らない:2012/03/19(月) 07:40:01.92 ID:GjC+zKbuO
>>761 ずっと読みたくてな…
昨日見つけたんだよ
>>762 13階段とパラサイトイヴを同時進行で読むってこと?
それでもいいと思うぜ!
たしか又吉もそういう読み方をしてるって言ってたような気がする
俺は1冊を読み上げてから次の本に移るけどな
北山猛邦『猫柳十一弦の後悔』を読み始めた。
タイトルは見ないで書いたから漢字があってる自信がない
>>724 この頃「真説宮本武蔵」「軍師二人」「最後の伊賀者」読んだ。 どれも短編集。
「軍師」は最後に表題の戦ものがあるだけで後は女人ものというか、セックスの話ばっかりでもたれた…w
「武蔵」は武蔵の回りにスポットライトを当てた外伝的小説。
「伊賀」は当時の忍者の扱いを描いた忍者もの3つと、バラエティに富んだ短編が詰まった1冊。
これと武蔵は面白かった。
時代考証を交えながら進む司馬小説は、当時の世界とリアルと交互に行き来するのが楽しい。
ジュールベルヌについて語りたいんだけど
いいスレないかな。
767 :
名前は誰も知らない:2012/03/20(火) 15:24:54.39 ID:Vb/bRyQMO
句点の多用って自分の表現を間違いなく伝えたいからなんだろうけど、表現力の無さをさらけ出してるだけだし、見苦しい
768 :
名前は誰も知らない:2012/03/20(火) 18:39:27.10 ID:4+uaynAn0
>>767 句点の多用って自分の表現を間違いなく伝えたいからなんだろうけど、表現力の無さをさらけ出してるだけだし、見苦しい
村上龍の「希望の国のエクソダス」読了
あとがきで自画自賛するようになったのは5分後の世界辺りからかね
全盛期過ぎたら説教臭くなる傾向があるのは作家、スポーツ選手etcと
ジャンルを問わないね
770 :
名前は誰も知らない:2012/03/20(火) 19:34:04.67 ID:CPTk0Y5CO
フーコーの「狂気の歴史」読んでるが
長すぎる
どこから面白くなるんだよ、これ
このスレ、「どこから面白くなるんだよつまんないんだけど」って人が多いな
>>769 「5分後の世界」は自画自賛で、「すげえだろ?」って言われてもいい。
「希望の〜」は、承認しない。
773 :
名前は誰も知らない:2012/03/20(火) 21:08:52.12 ID:NF14z0N80
読んでると気分が落ち込んでくる文学作品教えてください.
774 :
名前は誰も知らない:2012/03/20(火) 21:13:03.73 ID:K6w8r/oQO
ブコウスキーはどう
775 :
名前は誰も知らない:2012/03/20(火) 21:57:27.15 ID:CPTk0Y5CO
>>773 バタイユ「眼球譚」、サド「美徳の不幸」
「1973年のピンボール」村上春樹よんだ
春樹は2冊目だけどこの人の文章って読みにくい気がする
時系列とか視点とかが定まってなくて それがウリなのかもしれんけど
777 :
名前は誰も知らない:2012/03/21(水) 01:05:02.06 ID:M2YQz8kw0
>>773 あくまで個人的にだが「限りなく透明に近いブルー」
それと春樹より龍の方が俺は読みにくい
778 :
名前は誰も知らない:2012/03/21(水) 01:47:10.85 ID:TrsqCXlP0
サドって言われるほどマジキチ作家なの?
120日のソドムのパゾリーニ映画版はまさに基地外芸術だったけどジュスチーヌや美徳の不幸はどうなんでしょう?
ヘッセの知と愛を読んだけど、もちっとナルチスにも焦点当てて欲しかった。
俺はあまりキリスト教に詳しくないからゴルトムントの放浪と成長の宗教的な意味をあまり理解出来なかったみたい。
>>778 『ジュスチーヌまたは美徳の不幸 』はむしろ全うな思想小説だと思う。
美徳とされてるものはクソ、むしろ悪徳とされているものこそ真理っていう考え方は
一見突飛なものに映るけど、論理自体に破綻はないように見える。
エログロ描写だけ切り取ってみるとマジキチ。
キチはキチでもサドはまだ理屈で説明することが可能で、
理屈で把握することが不可能な蛭子能収的なものこそがおそらく真のマジキチなのだろう
>>778 すれ違いになるけど、パゾリーニだったらソドムよりテオレマの方が異常だと思ったな
>>778 佐藤訳のソドム読んだけど
ウンコしたりウンコ食べたりしてたことしか覚えてない
桶に入れて発酵したウンコが堪らなく好きだとかそんな感じ
やっとジェノサイドが回ってきた!
楽しみ!!
日本史とか世界史とかの知識ってある?
中学生レベルまでは少しあると思うんだけど、高校レベルには行かないと思う。
大学受験も私理しか受けてない。
勉強した方がいいかね?
>>785 山川出版から「もういちど読む世界史」「もういちど読む日本史」とか出ているから
それを読めばいいんじゃない?
そんな本読んでたら読書する時間なくなるじゃないか!
>>777 龍読んだことないのでオススメ1冊教えてください
790 :
名前は誰も知らない:2012/03/21(水) 23:08:00.23 ID:fYRZF14I0
読書習慣が身に付いてくると、本を積むようになるのは必然だよな?
791 :
名前は誰も知らない:2012/03/21(水) 23:11:01.98 ID:A7zrwCVAO
>>788 龍は限りなく透明に近いブルー以外は
殆ど限りなく駄作に近いから読まなくていいよw
792 :
名前は誰も知らない:2012/03/21(水) 23:24:01.17 ID:+BR+kOGfO
最近読書してないけど本買う習慣は途切れないわ
買うのは時間かからないしね
793 :
名前は誰も知らない:2012/03/21(水) 23:32:22.95 ID:9yE1jXMHO
本の出費だけはいくらかかっても例外って気がするのはなんでだろう
ハードカバー2冊で飲み会一回、映画2回って思うと高いんだけど
節約する気にならない
読書以外にゲームも好きだから両方積みまくってます…
読書はどこでも出来るのがいいよね
俺は外でゲームやれないな…
出費が馬鹿にならなくなってきたんで図書館使うこと増えたわ
金がないので積んでたストックを切り崩したり
ペーパーバックをちびちび読んだりして新規には買わなくなった
>>791 コインロッカーベイビーズを忘れないで><
エッセイの全ての男は消耗品である、も面白い
>>766 ありません
古典SFは、孤板よりもSF板の方がいいかもしんない。
799 :
名前は誰も知らない:2012/03/22(木) 12:04:07.48 ID:5S38sJ6SO
あるいはふたばの姉妹サイト4chanとか
あそこは/lit/と言う文学板で活発に議論が行われている
英語が出来るなら、そこに行ってスレ立てすると良い
>>799 横レスだけど、いい情報ありがとう
4chanの存在は知ってたけど、文学板なんてあるの知らなかったよ
古いSFというのは時代の流れとともにどんどんSFじゃ無くなっていくのが致命的だ。
幼年期の終わりですらファンタジーとしてしか読めなかった。
ヴェルヌなら児童文学板でも扱ってるよ
803 :
名前は誰も知らない:2012/03/22(木) 19:44:03.92 ID:YcQI1V2xO
E・H・カー『歴史とは何か』は、大学2年以来の愛読書。
あと、アドルノの『啓蒙の弁証法』、マルクスの『経済学・哲学草稿』。
全て大学2年に出逢った。
804 :
名前は誰も知らない:2012/03/22(木) 20:00:07.95 ID:Ro3Kvcr7O
ファンタジー小説でオススメあるかな?
山田悠介ってどうなんだ?
怖いもの見たさで読んでみたいと思うのだが
俺は旅行ミステリーかホラーぐらいしか読まないから、読書初心者の域を出ないレベルだと思う
聞くところによると、読んだ人たちは頭痛が痛くなるぐらい読みにくい文章にびっくりと驚愕したとか
808 :
名前は誰も知らない:2012/03/22(木) 20:39:49.78 ID:KV8JZyqg0
>>807 それなりに読書経験がある大人が読むと頭痛が痛くなって驚愕して驚くぞwwww
マジレスすると小中学生向けのラノベっぽいホラーだよ
ネタとして一冊くらいは読んでもいいと思う
>>808 そうか
鬼ごっこのを読んでみるよ
ありがとう
鬼ごっこは増刷するごとに改訂が進んで
かえってつまらなくなってるみたいだから
中古で初版近いのを手にいれるのが望ましいらしい
>>810 となると、文庫化される前の単行本のほうがよさそうだね
ていうかリアル鬼ごっこは最初自費出版だったから
校正されてないんだよな
だから日本語がめちゃくちゃっていう
>>791,797
サンクス とりあえず透明ブルー読んでみることにした 有名だから
恐るべし校正
どうする戸梶
透明ブルーこそ読みづらいっていうか
何がおもしろいのかわからんくて途中でやめた
村上龍でおもろいのは個人的に69だけだった。
なんかトマトが動力源で意味不明なシャウトするヒーローの小説とか、
あのへんが生理的に全く何も感じなかった。
絶賛してる人には悪いが相性が合わなさすぎた。
6冊連続で軽い小説を読んだから、次は濃密な内容の本を読みたいと思っている
何かオヌヌメある?
高橋和巳の邪宗門
御近所のお寺の過去帳
>>819>>820 ありがとう
ぐぐってみたけど、どちらもなかなか手に入らないレアものみたいだね〜
あ、俺が読みたい濃密な内容の小説はまだまだ募集中だから、じゃんじゃん書き込んでねBABY
できれば平易な文体のものでおねがいしま〜〜〜〜〜す!!
822 :
名前は誰も知らない:2012/03/23(金) 21:07:54.77 ID:gp+3fBFn0
>>818 俺が明日から読む本だが、ジョージ・オーウェルの1984とかは?結構な名書だと世間から認知されていると思う(俺はまだ読んでないから判断しようがないが
Plumeから出てる王道のペーパーバックか、今年出たばかりのルーキーSignet Classicsからのやつか、どちらを買うか迷ったけど、
古さを感じさせない斬新な表紙に惹かれて後者を選択。明日届く予定。
あれってビッグ・ブラザーの眼なのかな、こえー。Big Brother Is Watcing You.ってことか
余談だけど、Signet Classicsから出る本の紙の匂いすごい好き。すぐボロボロになるけど
>>822 洋書ですか。
俺はいつか新訳のを読みたいと思っていますが、なかなか読むのには勇気が要りそうな作品ですね
けっこうエラソーな先生方が絶賛してるだけあって、無学で娯楽小説しか読まない俺には敷居が高いような気がする本です
オーウェルはパリ・ロンドン放浪記マジお薦め
パリ篇は爆笑。ロンドン篇はしみじみ
>>818 あとアーシュラ・K・ル=グウィンの本は哲学があって読み応えがある
百年の孤独は別にむずかしくはないよ
俺は南米のマジックレアリズムがもてはやされる理由がよく分からんが
829 :
822:2012/03/24(土) 01:18:33.84 ID:iuZ1BDp0O
×watcing
○watching
どうでも良いけど気になったので
百年の孤独ってまだ文庫化されてないよね。待ってるんだけど
主人公が自殺するまでの日々を描いた短編どなたか知りません?
車谷長吉 「忌中」
三島由紀夫 「憂国」
島本なんとか「自由死刑」
みたいな雰囲気のものがあれば読みたいんですが。
山田 花子は?
832 :
830:2012/03/25(日) 09:30:58.11 ID:yZ5q/iiw0
>>831 なるべく活字ものでお願いしたいところ。
時代劇の切腹ものでもいいんですけど。
人が死ぬシーンが好きなんじゃなくて、死ぬまでに人間何を思うのかみたいのが
読みたいんです。
山田花子の日記もそれじゃないのか
名前忘れちゃったけど、睡眠薬で自殺した人が、
飲んでから意識を失うまで自分の状態を書き記した本があったなぁ
高野なんだかは?
20才で自殺までの日々綴ったやつ
836 :
名前は誰も知らない:2012/03/25(日) 15:19:58.59 ID:gvGLv2rL0
チェーン・ポイズン
カンガルーノート
白仏
あたりとか?
837 :
名前は誰も知らない:2012/03/25(日) 15:29:26.09 ID:60pkYNQdO
>>830 「自由死刑」って小日向文世主演でドラマ化されてたよな
しかもフジで
前から読みたいと思ってたけど、リア充な内容なのではないかと思うとなかなか手に取る気がしない
835は高野悦子ですね 「二十歳の原点」
あと映画の「into the wild」とその原作の「荒野へ」も
839 :
名前は誰も知らない:2012/03/25(日) 17:27:40.40 ID:etQgmUtSO
最近小説買いすぎでやばい
今日はエンデ著『果てしない物語』買って,
昨日はAmazonでポチッた貴志祐介の『クレムゾンの迷宮』が届いた
みんなならどっちから先に読む?
読後感が少しだけ後を引くクリムゾンのほうを先だな
841 :
茹蛸若禿:2012/03/25(日) 17:35:20.70 ID:mMyipWy8O
マルクスの『資本論』以上に、資本主義社会を緻密に分析した本を教えてほしい
842 :
名前は誰も知らない:2012/03/25(日) 17:37:33.06 ID:2kNIZBpz0
トマス・モアのユートピア読んでるけど読みやすいし面白いねこれ
843 :
名前は誰も知らない:2012/03/25(日) 17:42:17.43 ID:etQgmUtSO
>>840 じゃあクリムゾン読むかな
とりあえず今日中に13階段読み終わろう
844 :
830:2012/03/25(日) 19:15:06.34 ID:yZ5q/iiw0
>>833 >>834 すいません。ジャンル的にはそうなんですけど、フィクションのほうが読みたいんですよ。
直前日記読んだことあります。他人の気がしませんでした。
>>836 >>838 ありがとうございます。読んでみます。
>>837 ドラマも見ましたよ。面白かったです。
原作のほうの主人公喜多善男は、リア充的な要素も少し持ってますけど、基本的には救いのないキャラって感じでした。
ハッピーエンドじゃないところ(バッドエンドでもない)が、味わい深い感じの傑作でした。
何回も読んでます。
お勧めです。
みなさんレスありがとうございました。
845 :
名前は誰も知らない:2012/03/25(日) 23:13:00.86 ID:U8dvaVlr0
センターオブジアース観てたらジュールベルヌの本読みたくなってきたww
小学の頃に海底二万海里だけ読んだことある(内容はほとんど忘れちゃったけど)
ベルヌのおすすめを教えてください
どの訳者が良いとかも頼む
海外の本は訳者によって雰囲気がガラリと変わるから
>>845 集英社のチャンセラー号の筏(いかだ)がおすすめ。海で遭難するだけの話なんだけど
とてもおもしろいよ。
あとは創元文庫の80日間世界一周、主人公が冷静沈着で次々に
難題をこなしていく姿がかっこよすぎる。
>>844 そうか
ありがとう。いつか読んでみるよ
今読んでる本になかなか入り込めない
昔は最初の数ページをめくるごとにスーッと物語の世界に入っていけたのにな
脳も感性も劣化しているのだろうか
好きな作家の本だけにたのしみたいものだが
848 :
名前は誰も知らない:2012/03/26(月) 00:02:40.82 ID:ntRk+yK7O
>>841 おいハゲ、
ハイエクとシュンペータ読んだのかよ?
849 :
名前は誰も知らない:2012/03/26(月) 00:21:04.12 ID:AbyUPrrWO
保守派かよ
850 :
名前は誰も知らない:2012/03/26(月) 04:27:00.94 ID:Q9yKauXr0
タブッキ死去
>>851 うわーマジだ
インド夜想曲は今でも俺のフェイバリットのひとつだよ、ショックだ
ヤフトピに上がってたね。合掌。
_________________________________________
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|オラオラ \(∵∴∵∴∵●∴∵∴3 +° °/ / ))))ノ ヽ \ i 、、 | ヽヽ |\ |\
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| アタシ人が氏ぬところ < ソ > / R /\. │
| 始めて見る〜 < !! > / /\ \. │
| \_____ __/ / ∨∨∨∨∨\ * | / /=ヽ\. │ .|
| ____ ∨ / ノ:::へ_ __ \ \ スッ |/ (゚) (゚)\| |
| / m \ ワクワク /::::::|/,:=o=:、)=( \ <\n \──‐ゝ──ノ .|
| / ⌒ ⌒ \ /:::::/::::::ヽ―ヽ ,:=o=:、 (::::\. /.)\_, _\_ _/ヘヘヘ….│
| | /\ /\ │ /:::::::|○/ 。 /::::::::: (:::::::::::\ V二ス.Y´| \ イ . ___. イヽ |
| | <`(0 X 0)´>.| /:::::::::|::::人__人:::::○ ヽ/ヒ\ {. r_〉`! }>' / ゝ 、,,_o]lム` ー-、. |
| | O \/o\/ O| /:::::::::::ヽ __ \ /ヒャヒャ\ \ f ,. '´/ o ..::: \│
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| \_____/ /アヒャヒャヒャヒャ\lヽ::::ノ丿 /ヒャヒャヒャヒャヒャ\| .|:::/::| ',::::: ::'、:: ヾ::::|
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855 :
名前は誰も知らない:2012/03/27(火) 07:10:40.41 ID:Vd2nKsxwO
今マルドゥックスクランブルが気になってるんだが
読んだ人いたら感想教えて!
856 :
名前は誰も知らない:2012/03/27(火) 16:49:15.69 ID:kU+r2HoI0
857 :
名前は誰も知らない:2012/03/27(火) 21:59:19.26 ID:RsfTCyI10
>>856 なんでそんなこというのさ。
少し前のスレの流れで「主人公が自殺するまでの日々を描いた話を読みたい」
というのがあったから、バイキソマソを自殺に追い込もうとする殺人共謀として
アソパソマソ関係の話題を出してみたんだけど。。
あれーここは保育園かな?
859 :
名前は誰も知らない:2012/03/27(火) 22:11:12.51 ID:RsfTCyI10
バイキソマソとかアソパソマソと言っただけで内容を幼稚なものだとするのは
名前だけで内容を判断する偏見だと思うなー
860 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/03/27(火) 22:17:48.52 ID:9q0bcm3EP
単純に面白くない
861 :
名前は誰も知らない:2012/03/27(火) 22:18:02.14 ID:RsfTCyI10
2ちゃんねるのAA関係の板ではアソパソマソのスレが複数立っているけど、
あそこでAA(警察アート)を描いている人は保育園児レベルなのか?
862 :
名前は誰も知らない:2012/03/27(火) 22:20:12.54 ID:RsfTCyI10
>>860 じゃあなんでAA(警察アート)板ではいつもアソパソマソのスレがあるのさ。
AA(警察アート)板では面白くない話題を延々と続けている人たちがいるってことか?
863 :
名前は誰も知らない:2012/03/27(火) 22:25:56.04 ID:RsfTCyI10
こうやって俺がみんな周知の事実で黙っている事を
事実を知らされてない立場から推測して語ると
「コナンくん」とか言うやつがいるんだよな。。
864 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/03/27(火) 22:36:23.29 ID:9q0bcm3EP
警察アートって何?
>AA(警察アート)板では面白くない話題を延々と続けている人たちがいるってことか?
そうなんじゃない?
年末特番の「笑ってはいけない〜」と同じでしょう
面白くもないことをひたすらに繰り返す
865 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/03/27(火) 22:40:13.22 ID:9q0bcm3EP
まあAAネタなんてのは言ってみれば「お約束」の笑いみたいなもんで
その集団の外側には何の影響力も持たない
どうでもいいからその辺でやめとけ
『ぼくが恐竜だったころ』(三田村 信行)を小学生の時に読んだのをふと思い出して読んでみた
最後は覚えてなかったけど思った以上に鬱エンドだった
文章が子供向きで若干読みづらさは感じたけど中々面白かった
868 :
名前は誰も知らない:2012/03/28(水) 18:34:19.19 ID:oWMLZ+FL0
森見登美彦『太陽の塔』駅で読んでて吹き出しちゃったわ
あれってジャンルはラノベにはいるのか?普通の小説だよな?
ファンタジー小説。
宮本輝「青が散る」読了。古すぎて俺の感性に合わなかった。
あらすじくらいググればいいだろ
>>870 懐かしい。読んだのは高校生の時だったかな。10数年前。
根暗な自分にはいまいちピンとこなかった記憶があるけど、昔のことすぎて怪しい記憶だ。
いまレディージョーカー読んでる。
読みだしたら止まらなくなった。
1Q84買った読めるかなこの本?
村上春樹はダンス・ダンス・ダンスを頂点に
その後は読む気しない
「火花 北条民雄の生涯」読了
らい病で死んだ小説家の話だった。強烈だった。
生きてることに対する、うめきだの呪いだの憤りだのが率直に描かれていた。
こん畜生と思いながら毎日生活している人には
共鳴する部分がかなりあると思う。
また読むわ。
>>874 高村薫面白いよね。映画はダメだったけど。
879 :
名前は誰も知らない:2012/04/02(月) 14:11:24.25 ID:g8NxADgr0
>>875 俺は読んでて凄い疲れた
両極端に分かれてるよね、その本の評価
このスレで勧められてる本をっ片っ端から読んでるけど、いい暇つぶしになってるよ、ありがとう
特にブコウスキーはいいな
なんか小さいことでくよくよしてられんと思えるようになったよ
1Q84は途中までつまらなくて、ちびりちびりと読んでたが、
青豆が王国と言い出したり、二つの月が出たあたりから面白くなって今猛然と読んでる。
882 :
名前は誰も知らない:2012/04/02(月) 22:30:34.45 ID:0+mLtle+0
1q84って意図してひらがなを多用しているよね。酔ってる時は良いんだが、素面の時はそのせいでいささか単調すぎる嫌いがある
どこだったか、青豆が「失われた時を求めて」を読むモットーとして、一日に数十ページしか読まない、代わりとして文章をしっかり身体に染み込ませるとか
言っていた表現があったと思うんだが、それは村上春樹自身の読者へのメッセージなのかも知れないな。ひらがな多用はそのストッパーの役割を持っているのかもしれない
前にも貼ったと思うが、1q84を読む上で足しになりそうな批評を紹介しておく
ttp://www.kadokawagakugei.com/kokka/index.php?-detail=001 証人会のような宗教的な面を持っている1q84は、同じ神学を勉強した作家の批評が一番役に立つのかも知れない
今読んでるからネタバレ勘弁やでw
>>872 とりあえず受かった大学になんとはなしに入学して誘われるがままにテニス。しかし才能もなけりゃキャリアもない。青春をなににつかえばいいかわからない。
同じ大学の女に一目惚れするがきちんとした告白もなしに他の男に寝取られる。あっという間の4年間。
テニスも特に目立った成績なし。一緒にテニス部に入った友人は精神を患って首を吊って死亡。
一体青春って、大学生活ってなんなんだろな?そんな話。
1q84二巻まで読んだ。
なんで三巻をもってこかったんだあああ
はぁ。明日調達だ。(^o^)ノ < おやすみー
886 :
名前は誰も知らない:2012/04/03(火) 03:10:54.56 ID:rhJVPtDh0
ダメ人間の主人公が作中ずっとダメ人間のままなんだけど
劇中ある一瞬だけ輝いて見えるような作品ってないかね?
ダメ人間とはちょっと違うし、マンガだけどWATCHMENのロールシャッハみたいな感じで
読書をしても意味が無い。
変人扱いされるし、まだラノベの方が健全的だと思われる。
意味だとか他人にどう思われるかとか何が健全かとか、そういうことの為に読書する人はそれでいいんじゃないの
>まだラノベの方が健全的だと思われる。
などと意味不明な供述をしており
>>887 どんな本を読んでたら変人扱いされたんだ?
いや周りの無知無教養なやつらが自分には理解できないからって
>>888を貶めるようなこと言ったんじゃないか?
どんな小説を読んでいたのか問わず
893 :
名無し募集中。。。:2012/04/03(火) 19:14:41.56 ID:9e+nMPcHO
>>884 ウワー暗いなー
本の中くらい
もっとスカッとしたのをキボンヌ
若いうちはメクラでナルシシズム全開だし意味のないことで簡単に人を軽蔑しちゃうから、周囲の人間を無知無教養だとか決めつけて蔑んじゃうんだよね
井の中の蛙だったことにやがて気付くし、読書なんてしない自分の周りにいる人間がどれだけ賢明で機微に通じた人間なのかそのうち分かるようになると思うけど
俺は本ばかり読んでるけど、本なんて全然読まない人達が大好きだな
>>887 パラニュークのサバイバーとファイトクラブ
輝いてるかはよくわからない
ソーシャルキャピタル入門
日本語にすると社会関係資本
確かにこれがすっからかんなのが弧男だなあ
897 :
名前は誰も知らない:2012/04/03(火) 20:26:27.75 ID:ZGYSLH2WO
センバツ出場してちょっと話題になった県立高高崎高校野球部のノンフィクション、スローカーブをもう一球
主人公の超軟投派ピッチャーが今で言うねらーぽくて終始割とユルい空気で語りが進む
終盤にかけてグツグツと何気に熱くなる展開あり
同時収録の背番号94は紛れもない敗者のプロセスが淡々と語られる
これもやっぱり勝負を賭けた場面がいい
短編だけど
シーケンス制御の基本マスター
というのを読み始めた
本なんてインスピレーションで感じて、フィーリングで好きになれば良い
様は恋人との出会いと似たような感じ。
900 :
名前は誰も知らない:2012/04/03(火) 23:32:09.27 ID:tTGkKZfrO
今in Useのボキャ版upper-intermediate読んでる
語のルーツのとこやってて、introspective, introverted, deduceなんかの全く見た事もない単語の意味を推測する問題があったんたが、
spect, vert, ducとラテン語の意味をちょっと教えられただけで全て答えることが出来た
ラテン語ってすげーな
>>878 高村薫初めて読んだけど、雰囲気が暗めで好きだ。
高村薫スレ見たら、ネタバレっぽいレス見てしまってしょんぼり。
引き続き読むけど。
>>899 興味本位で聞いてしまうんだけど、そんな体験ある?
なら素直に羨ましいな。
昔、娯楽小説読んでも何にもならないと思ってた時期があったが違うな。小説というコンテキストに埋め込まれたアイディアほどわかりやすくハッとさせられるものはない。
粘膜シリーズ面白いよ。
みんなのオススメホラー小説教えて!
深夜、山の中の墓(ぽつんとあるタイプ)の前で読む給料明細
IQ 84 にみえた
その題名のほうが面白そうだが
あらしのよるに
を読んでる。
こいつらぜってーホモかなんかだ。
そうでなくても、ガブが嫌がるメイに挿入するのは次巻のもんだいだ。
青年狼とロリ羊の濃厚セックス!
うっひゃぁー
メイがふあふあの絶妙な舌使いで、ガブを昇天させるのも時間の問題だ。
適当に図書館から借りてきて、なんか既視感を感じると思ったら映画をテレビでみたんだよな。
んでもって今日からアニメが始まるとか偶然過ぎてこわい
こんな濃厚なホモ小説が絵本として全国の子供に読まれてるなんて。
映画化、ゲーム化、さらには今日からアニメとか。
うっひゃー。
どうしてこんな国になってしまったんだ。
わが祖国よ。
>>897 背番号94が一番好きだ。
自分の人生とダブって一番共感できる。
こっちはスポーツでもないしもっとレベルの低い話だけど。
蜘蛛の糸・杜子春読んだ
文学は難しい……のか?
詰まらないとは思わないけど何とも感想に困る
小学生向けに感じるものばかりだった
時代が違うからなかなか共感できなくても普通じゃないかな。
昔の名作より今の娯楽小説とかの方が楽しく読めるという事実を認めてからは楽になった。
自分がレベル低いだけだけど。
いま名作と呼ばれてる作品を読んでるけど、なかなか読み進めないな
正直なところ、宮部みゆきのがおもしろいわ
面白いと思うものを読むのが一番だよね。
自分は低脳だから娯楽ミステリーとかがしっくりきた。
ブックオフスキー
>>912 両作品とも童話だから子供向けだと感じて当たり前だろう
芥川とか太宰といった有名人は批評本が腐るほどあるから
文学的な面白さを感じたいならそういうのを参考にしてから実作に挑むと良い
918 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/04/04(水) 18:24:52.41 ID:zhIisMPlP
外国の思想家ならともかく小説読むのに批評から必要はないでしょ
特に芥川なんてのは単純に字面を追うだけでも面白いし
919 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/04/04(水) 18:25:40.07 ID:zhIisMPlP
>小説読むのに批評から必要はないでしょ
↓
小説読むのに批評から入る必要はないでしょ
童話読んで小学生向けと思うのは当然。
文学も糞もねーよ
どんなジャンルであれ初心者に勘違いはよくあることだわな
922 :
名前は誰も知らない:2012/04/04(水) 20:27:08.45 ID:lEIP6kzUO
クトゥルフもので面白いネット小説ないかな
白鯨は今読むと暗いわ長いわしつこいわで散々だけど
ルポ・フィクション(当時の捕鯨や鯨そのものへの実学)やハードボイルド(エイハブ船長と主人公スターバックの関係表現)の始祖として読むとうなずけるところがある
へー、坊ちゃんを同性愛の視点で読むようなものか。
芥川は頭の良い人だったらしいけど、作家には向いてなかったんじゃないか
古典の翻案とか短編小説しか書いてないし、内容も底の浅い諷刺ばかり
芥川には直木賞をあげたい
927 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/04/05(木) 01:21:11.57 ID:XY0DsYe1P
晩期は幽玄さとシニカルなお笑いが融合されてて面白いと思うけど
「地獄変」とか「蜘蛛の糸」なんかがつまらないのは理解できる
>>886 こんなこと言ったらなんだけどさ、
らい病を小説のネタにしたら、そりゃ普通の小説よりは
迫力とか鬼気迫るものが出るに決まってるよな。
そういう意味ではらい病という題材は飛び道具に近い。
ある意味ずっこい小説だ。
北野勇作「ザリガニマン」読了
ザリガニマン、トーノヒトシは改造人間である――みたいな話だと表紙的にも思ってたがそんなことはなく
しがない会社員であるトーノヒトシの日常を夢・現実ごっちゃにして描いたSF
内容は終盤ごっちゃになりすぎてわけが分からなくなったが読みやすい文体のおかげで最後まで読めた
会社での仕事の描写がなかなかにグロく、やっぱこの人のは初期の頃の作品のほうが面白いなぁ
でも殆どが状況説明で登場人物の台詞が殆ど無い文体は人選ぶんだろうな
ジョン・アーヴィングって面白い?
「ガープの世界」の映画を見て本もちょっと読んでみようかと思った
面白いよ
ガープは映画も傑作だけど原作はもっと面白い
レインツリーの国は始めは面白かったが途中から読む気しなくなった
芥川と谷崎が小説について議論してたよね
芥川が、小説の面白さとは詩的表現や文章だといい、
谷崎が小説とは物語なのだ、海外の重厚な物語を見習うべきだ、とかなんとか言ってた気がする
百年の孤独読もうかなぁどうしようかなぁって軽くググってみたら
検索結果が焼酎ばかりだった。ちょっと笑った
>>934 二人とも、自分が持っていないものを求めていたのかな?
936 :
名前は誰も知らない:2012/04/08(日) 11:47:37.40 ID:YlteLrWOO
やべえ、昨日1ページも読んでない
いつも日本人作家ばかり読んでるから
新境地開拓しようと翻訳小説読み始めたんだけどなんか読みづらいね
慣れれば普通に読めるようになるのかな
俺も外人が書いた小説、エッセイは苦手だわ。
タラタラと描写が長ったらしくていつ本題に入るのやらといつも疲れる。
ドストエフスキーとかケルアックとかのビートニク系なんか特に。
完全に見切ったわ。手出さんわ。外人ってだけで読まん。
ライ麦畑も途中でやめた。
村上春樹訳のレイモンド・カーヴァーが読みやすいし好きだな
人の孤独について書かれてることが多い
カーヴァーは何かが決定的に変質する瞬間、あるいは何かが決定的に変質していく過程を描いて行くのが本当に上手い
そしてそれを終始自身の主題として変奏して書き続けた作家だと思う
そういう意味で、だから、「短編作家」だったんだろうな
海外の女性作家で好きな人居る?
ダロウェイ夫人しか読んだことないけどヴァージニア・ウルフ
ヴァージニアウルフの文章はもうなんというかかんというか
ああいう思考が女脳ってやつかと
オノヨーコの「グレープフルーツジュース」
立ち読みで全部読めるような本だが
ジョン・レノンが「イマジン」を作ったきっかけと自ら語っている本
全部「〜なさい」の命令形で書かれたシンプルな詩体なんだけど
内容がシュールかつ真理を感じさせる物で
久々に衝撃受けてしまったl。
谷崎は宗教観みたいなものがないような気がするんだよね。只管フェチエロみたいな。
読んだ事ないんだけどさw
>>941 アゴタ・クリストフとマルグリット・ユルスナールは女流とか関係なしに大好きだ
これから読んでみようと思ってるのはナタリー・サロート
俺も真っ先にユルスナールが浮かんだよ
>>933 有川浩?図書館戦争楽しめたから期待してんだけどな。文庫化されてたかな。
949 :
名前は誰も知らない:2012/04/09(月) 20:34:17.95 ID:1FAfvp570
スカーペッタの検屍官シリーズは途中まで最高だった
950 :
名前は誰も知らない:2012/04/09(月) 20:49:26.80 ID:r+v3t9Fn0
西尾維新『クビキリサイクル』読了
そして超人バトルへ
>>949 主人公が若返ったのには笑ったよw
途中までのシリアス路線はどこ行ったんだか
>>938 ヘミングウェイの初期短編諸作は切れ味抜群の文章だから、読まんと勿体ないぞ。
短い文で読み手に物凄いイマジンを起こさせる。
なんつうか、最短の手順ででかい魚をバッと釣り上げるような技術。
真犯人までしか読んでないからなんのことかわからない
先生整形でもしたのか
957 :
名前は誰も知らない:2012/04/10(火) 14:50:56.92 ID:VUs3sqB5O
現代版地下室の手記が書けたらなあ
958 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/04/10(火) 17:52:11.02 ID:11K64aE6P
現代では珍しくもなんともない話
959 :
名前は誰も知らない:2012/04/10(火) 18:08:04.33 ID:qXbuNMtWO
地下室の手記がギャグにしか見えなくなった
960 :
名前は誰も知らない:2012/04/10(火) 18:47:42.03 ID:gRlNN0ryO
今,殺人鬼フジコの衝動を読んでるが
果てしなく暗いな…
だがこういう暗い話し面白いわ(笑)
これで男が主人公なら最高なんだが,なんかないかな?
貴志祐介「悪の教典」
んー、この人、「新世界より」以降、退化してないか?
俺が単に学園モノが苦手というのもあるが
新世界よりも微妙だな。
クリムゾンと黒い家は良かった。
963 :
名前は誰も知らない:2012/04/12(木) 11:13:17.82 ID:jwleQ8HQP
さて本屋大賞も決まったし適当に読むか。ジェノサイドって面白いのかな。
本屋大賞って「舟を編む」だっけ?
どんな話?
>>963 面白いよ
ダンブラウンが好きなら間違いない
隻眼の少女
つまらねえ・・・
ミスマルカ興国物語面白かったわ。
続きが楽しみ。
968 :
名前は誰も知らない:2012/04/13(金) 06:45:36.23 ID:e36crbtZP
>>965 ダンブラウンは知らないが読んでみるよ…文庫化されたらw
τになるまで待って読了
人形式モナリザで動機の設定に初めて疑問を持ったが
さすがにここまで来るともうミステリとしては楽しめないな
たまたま手に取ったゾクが良かったな
あの場の雰囲気からガンダムに乗りたいが笑った
971 :
北朝鮮の住民弾圧の実態:2012/04/14(土) 21:06:05.17 ID:/hCglBkTO
>>953 先週古本屋でキリマンジャロの雪って短編集買ったわ
まだ読んでないけど
読むより蒐集ペースのほうが速すぎて積ん読が増える一方です
ヘミングウェイは移動祝祭日もおつです
さよならダイノサウルス読了
デビュー作からしてそうだったが
最初は無意味に思える描写が後半で良いスパイスになってくる
今まで読んできたSFの中ではソウヤーが一番読みやすいかもしれない
ヴォネガット、それからラッカーも読みやすいな
タイタンの幼女はわけわかんねw
ようじょ違いw
円城塔「道化師の蝶」読了
この人の小説は難解なんだが何か魅かれるものがある
ヴォネガット俺は読みにくい
太田の顔がちらつく
>>979 太田の文明の子を読んだけど
タイタンの妖女を髣髴とさせたストーリーだった。
太田のマボロシの鳥は心か荒んでる時に読んだら、なんか癒やされた。
982 :
名前は誰も知らない:2012/04/16(月) 00:17:16.52 ID:1Izdqkw0O
太宰の斜陽投げて放置してたのをようやく読了
恋と革命云々にのめりこむあたりからサクサク進み
世間に染まれず自殺する弟の遺書にグッと来るものがあったのでした
もしかしてブックオフオンラインって使ってるの自分だけかな?
ある程度買うと送料無料だし、中古本だとそれぞれに送料が掛かるamazonより安くて便利なんだが。
新刊とかは高いけど。
みんなは村上春樹って面白いの?
985 :
名前は誰も知らない:2012/04/16(月) 08:04:52.12 ID:BAvIp52gO
未だにライ麦から離れられない
この間ライ麦の村上版と野崎版両方が105円で売ってたから買った
村上春樹は翻訳も含めて好きになれないなあ
村上春樹好きなやつって本当に孤男なの?って思う
あれって普段本を読まないスイーツ女が
「わたし本好きなんです」ってアピールするためにあるような感じ
好きだけど周りにスイーツ女がいないからどんな感じかよくわからない
>>983 サンクス
1500円以上で送料無料か、今度使ってみる!
>>986 どっちのほうがいい?
ライ麦まだ読んだことないからお勧めのほう教えてほしい
992 :
名前は誰も知らない:2012/04/16(月) 20:32:38.97 ID:sXhkSg4q0
孤男は見栄とは無縁だと思っていたが、
スイーツって単語だけで反発覚える様じゃそうじゃないのかも知れない
だね
こういう人に限って大して本を読んでなかったりする
>>991 俺は野崎を勧める
古臭い言い回しが多いのが嫌なら、村上のほうがいいかも
スイーツと接するやつは孤独になってないんじゃないの?
996 :
名前は誰も知らない:2012/04/16(月) 21:13:04.27 ID:uwsE4zeU0
>>992 988みたいにすぐレッテル張りするのは損だよな
読書を狭くしてる
次スレ乙
読書は経験に勝るものではない
そう考えると、仕事や会話の方が読書をするより多くを得るでしょう
しかし、無心の読書は「何かを得る」という欲望から私を開放し孤独にする
読書のほんとうの楽しさ、自由さはそこにある
よかった、明日も本を読もう
1000 :
遠外者 ◆DxgwL./BZw :2012/04/17(火) 01:02:21.34 ID:IYJEYgYgP
それ別に「読書」でなくともよくね?
1001 :
1001:
/⌒彡:::
/冫、 )::: 1000だ
__| ` /:::: スレ立てろ
/ 丶' ヽ:::
/ ヽ / /:::
/ /へ ヘ/ /:::
/ \ ヾミ /|::: 孤独な男性
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