孤独だし読書しようぜ十四冊目

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1名前は誰も知らない
孤独な読書家になってクールな感じを気取ろう。
ジャンルは文学でも哲学でも心理学でもポピュラーサイエンスでも何でも ok!
言葉は葉で本を読むことは心に木を植えるような事。
心を森のように豊かにしよう。
購入した本、読了した本の報告、感想などの報告、お薦めの本の紹介などをお待ちしてます。

前スレ
孤独だし読書しようぜ十三冊目
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/alone/1304217710/
2名前は誰も知らない:2011/08/22(月) 10:21:50.45 ID:wEubpT5O0
山岡荘八歴史文庫100冊読もうとしたけど慶喜と太平洋戦争、明治天皇だけ入り込めずに読めなかったわ
3名前は誰も知らない:2011/08/22(月) 15:43:37.17 ID:ZV8HDG0n0
おまいら本買ってるの?
4名前は誰も知らない:2011/08/22(月) 19:30:17.35 ID:A09jn9jW0
買ってる
学生時代は図書館通いだったけど、今は時間あるときに少しづつ消化できるように積読中
5名前は誰も知らない:2011/08/23(火) 00:46:52.72 ID:8724s/dM0
金があるときは大量に買っては大量に売るという無駄なことを平気でしていたが
今はしがないアルバイト暮らしなので昔買った本を読むかたまに文庫本を買うくらい
6名前は誰も知らない:2011/08/23(火) 01:25:50.14 ID:TuJfW+Fk0
古本屋に通うアフターファイブ
図書館に通う土日
7名前は誰も知らない:2011/08/23(火) 02:42:06.43 ID:26HdOg870
小説読む気力が無くなった
ルポルタージュか実用書だけ

図書館で知り合いっぽい人を見かけてからあまり行きたくねえ…
8名前は誰も知らない:2011/08/23(火) 05:37:58.74 ID:IbA4h/jA0
オルテガ『大衆の反逆』
9名前は誰も知らない:2011/08/23(火) 08:03:14.31 ID:dx8Phu1C0
燃えよ剣面白いね
10名前は誰も知らない:2011/08/23(火) 22:04:35.06 ID:isyDksYj0
ポリア『いかにして問題を解くか』読了
初等数学の問題を素材にしながら、
問題解決に有効な一般的なアプローチがどんなものか教えてくれる
11名前は誰も知らない:2011/08/24(水) 00:08:38.91 ID:OjL50gsE0
もうそのネタお腹いっぱいです
12名前は誰も知らない:2011/08/24(水) 04:59:08.76 ID:elLaGCXgP
>>10
俺もその本気になってるんだよね
今度俺も読むよ
13名前は誰も知らない:2011/08/24(水) 17:20:24.13 ID:8CTDp7y+0
小林道夫『科学の世界と心の哲学』(中公新書)
心や意識を全て物理現象に還元する「自然主義」ってのは、
やっぱり無理があると思う。
14名前は誰も知らない:2011/08/24(水) 17:23:49.10 ID:oVwnFQ8k0
今日もインクの染みに欲情します
15名前は誰も知らない:2011/08/24(水) 21:50:49.68 ID:3oi60v380
ヒトはなぜヒトをいじめるのか

テレビにでたい依存症の文化人の話しが書いてたがなるほどと思った。
なんでわざわざテレビに出て価値を落とすのかと不思議に思ってたが、
快感があるみたいだな。まあ宣伝にもなるんだろうけど。
16名前は誰も知らない:2011/08/24(水) 22:04:11.61 ID:D+BAwr3c0
『米国製エリートは本当にすごいのか?』っていう本読んでみたけど
中々面白かった
17名前は誰も知らない:2011/08/24(水) 22:07:21.91 ID:YuLOhOUE0
>>16
で、すごいのか?
18名前は誰も知らない:2011/08/25(木) 00:15:30.66 ID:X7nkPJmY0
読書日記とか個人的な書評とか書いてる人いる?
19名前は誰も知らない:2011/08/25(木) 00:37:01.11 ID:vYgQKTmb0
書いた方がいいのはわかりきってるんだけどね
めんどくさくて……
20名前は誰も知らない:2011/08/25(木) 07:46:50.30 ID:vGXB8bo30
メディアマーカーでちょこっと書いて管理してる
21名前は誰も知らない:2011/08/25(木) 08:42:26.93 ID:f29jQk0+0
読後いろいろと溢れる思いはあるんだけども、言葉にならないので
ノートに図とか断片的な文章でぐちゃぐちゃと書いてる
人様におあつらえ向きの文章を書くのは面倒くさいし疲れるな
22名前は誰も知らない:2011/08/25(木) 08:46:27.72 ID:bPzKdgqF0
小学校4年生で父が買ってくれた火星のプリンセス以来SF大好きだ
たかが翻訳モノってバカにされたこともあったが、やっぱり活字を読むってのはいいな
字も覚えるし文章を書くことが苦にならない。あとは語彙が増えたのは読書のおかげだと思っている
23名前は誰も知らない:2011/08/25(木) 21:49:10.45 ID:X7nkPJmY0
俺は、一応書評系のブログにアップしている

小説を読んで受けた強い印象を何とか言語化しようと、自己満足的に感想を書き殴っている
印象的な文句を書きだしてみたり
新書は、興味をもった部分や新しく得た知識を要約しておく

人に読んでもらうというより、備忘録という感じ
24名前は誰も知らない:2011/08/25(木) 22:51:09.27 ID:Jd5lOjSSP
難しい感想とかは書けないので
気に入ったフレーズとかを抜き出したりしてる
25名前は誰も知らない:2011/08/25(木) 23:14:12.56 ID:h+Mml2Ks0
ただの感想文とかでもいざ書こうとすると案外難しい。
俺も備忘録+文章の練習という感じで書いてる。
どこが面白いか、どこが詰まらないか、自分では十分に分かってるつもりでも
いざ言語化しようとすると思いのほか整理できてない。語彙も足らない。
26名前は誰も知らない:2011/08/25(木) 23:41:22.42 ID:eYq2oVv50
PCのメモ帳にメモしてる。
論考的なものは章や節ごとに要点を数行でまとめて、下の方に読みながら思ったことや感想を書いてる。
小説は面白い箇所をメモして、下の方に感想。
たくさん書きすぎると読み返すとき大変なので、できるだけコンパクトに書くようにしている。
27名前は誰も知らない:2011/08/26(金) 06:12:38.57 ID:urcB0XuDP
そういえば俺が読書を始めたきっかけは>>22の3行目を狙うためだったな
大学受験前か卒業研究前に気付いてればよかったんだけどなあ
28名前は誰も知らない:2011/08/26(金) 19:17:03.10 ID:g8M+R+6d0
クトゥルフ神話系のでオススメない?
29名前は誰も知らない:2011/08/26(金) 20:37:24.34 ID:OzMCkFtQ0
小林泰三は好きだけど>>28が求めてるのとは違うか
30名前は誰も知らない:2011/08/27(土) 00:44:56.82 ID:lxhQh6Y30
BSイレブンだったかで本の番組やってたが
文庫本のランキングでトップ10の上位がライトノベルって

もっときちんとした本を読めよというべきなのか
若い世代に読書する人が増えていると捉えるべきなのか

それとも、ライトノベルを馬鹿にする感覚が古いのかw(これが正解っぽいな)
31名前は誰も知らない:2011/08/27(土) 00:49:21.26 ID:93EK83Fy0
最近、分厚い本読むと読み終わる頃には最初に書いてあった事忘れる。
そもそも集中力が無くなってきて分厚い本読めない。
32名前は誰も知らない:2011/08/27(土) 06:53:22.93 ID:YjJerAs2P
本は一気読みに限る
33名前は誰も知らない:2011/08/27(土) 08:15:40.90 ID:sGKmNW/PO
若い頃は哲学やランボー、コクトーやらの詩集を読んだりしたが
自分なりに答えを出そうと必死だったんだな。
枠に無理矢理押し込められ人から社畜に調教される過程で、
意思の無い人達のように何の疑問もなく従うことがことが出来なかったから
もがき苦しんで何とか人間のままでいようとした、あの頃が懐かしい。
今は自分の中で整理が出来たのか、そういった本は読まなくなった。
最近は青春ものを読んでる。きっと皆疲れているんだろう。
哲学などと向き合うエネルギーも無くなったのかもしれない。
34名前は誰も知らない:2011/08/27(土) 09:08:11.49 ID:04oC12q+0
最近はいろんな情報仕入れるにも気をつけないとな
どっかのテレビ見て「これはいい本です」なんてのにつられて買いに行ったら
全部某半島南部の本ばっかりでした、なんてことになりかねないw
35名前は誰も知らない:2011/08/27(土) 15:25:20.16 ID:mPPCZ2We0
>>33
最近哲学よみだした。
確かに何かつかめないけど答えを出そうとしたいからかもしれない。

どうやって自分なりに整理できた?
仏教も読み始めたんだけど
ある程度は「受け入れ」ができるようになった
36名前は誰も知らない:2011/08/27(土) 15:57:27.01 ID:xmIHLY3v0
哲学する孤男
37名前は誰も知らない:2011/08/27(土) 22:35:50.29 ID:93EK83Fy0
トルストイ 生命についてを昔読んだが意味が分からなかった
それ以来哲学や思想系の本はあまり読んでない
38名前は誰も知らない:2011/08/27(土) 23:18:53.30 ID:wVfYOyNq0
昔面白かった本が今読んでもぴんとこなかったり
昔つまらなくて投げ出した本が今面白かったり
加齢も色々だ
39名前は誰も知らない:2011/08/29(月) 21:24:14.19 ID:bxh8D5sj0
ジョーカーゲーム 面白かった
40名前は誰も知らない:2011/09/01(木) 21:48:52.19 ID:VSR16P5U0
中島義道結構読んでます
同じようなこと繰り返してたりするけど
ときどきすごい分かるわ〜ってなる
この人も孤男だよね
41名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 00:41:55.69 ID:JaUUbiwX0
俺も一時期読んでたが、エッセー的なのを数冊読んだらもういいやとなった
この人はカント学者としての評価はどうなんだろう
42名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 04:50:00.25 ID:D3u9wNuf0
今は観念的な哲学よりも、すぐ役に立つ豆知識みたいのが好まれるイメージ
そんな時代に敢えて哲学を好む人こそまさに弧男
43名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 07:00:59.47 ID:T/Az8IiU0
>>40
結婚して子供もいる奴をわざわざ弧男と言うかね。奴は典型的なエセ弧。
この板にもそういう奴らも出入りしてるようだが基本叩かれるよね。
44名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 16:51:50.26 ID:DBvYRHaV0
読みたい本があるんだけど図書館の人に取り寄せてくださいって言えない
蔵書がある図書館は遠い
45名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 17:32:49.58 ID:Yk74keOI0
諦めるしかない
46名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 18:06:53.77 ID:cYinwGCK0
今時の図書館ならネットからでも取り寄せできるんじゃないか
47名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 18:34:52.61 ID:rGApxGDl0
>>44
それぐらいは言えるほうになったほうがいいぞ
48名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 19:19:53.39 ID:DBvYRHaV0
>>46
探してみるわ

>>47
顔が引きつる上に小声でなおかつ吃るんだよ
49名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 19:56:56.88 ID:rGApxGDl0
>>48
気持ちはわかる。俺もコミュニケーション困難だし
紙に必要事項書いて渡すのってどうかな。要点書けばかえって有難がられるし迷惑がられないと思うんだけどどうかな
50名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 20:12:42.74 ID:BFiHM6nu0
取り寄せて欲しい書名を書いておく注文票みたいなのって無いのかな?最悪ハガキか
51名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 21:15:13.67 ID:JW//ULZf0
>>43
奴は確かにリア住だが、やつ以上に狐の心情にフィットする作家っているか?
52名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 21:18:48.62 ID:rGApxGDl0
そんなの星の数ほどいるだろう
53名前は誰も知らない:2011/09/02(金) 23:54:50.32 ID:cYinwGCK0
中島義道の弁護するなら自分が「孤独」であると感じることと
現実に友人や知人がいることは違うってことだろ
いずれは自分のまわりを離れていってしまうわけだし、不確かなものでしかないわけだからな

シオランだって内縁の妻みたいなのがいたって話だし・・・
54名前は誰も知らない:2011/09/03(土) 09:04:13.35 ID:RHCowfPh0
>>48
メモに要望をきちんと書いて、「これ、お願いします」って渡せばいいだろ
カゼ引いて喉痛めたとか適当に誤魔化せばいいじゃないか
55名前は誰も知らない:2011/09/03(土) 17:02:02.50 ID:izG/f2oX0
中島義道ぐらいしか読んだことがなければ、「中島義道以上に狐の心情にフィットする作家っているか?」って言葉が出ちゃうんだろうね
56名前は誰も知らない:2011/09/03(土) 17:52:33.29 ID:V4T6NgFt0
そんなあおるようなこと言っちゃいけない、おすすめの作家や書名を書きこめばすむことじゃないか
57名前は誰も知らない:2011/09/03(土) 19:23:26.41 ID:YfZn8G5Y0
そう、単に教えて欲しかったんよ、他の作家。良い悪いは別にして狐男っていうマーケットにビタッて照準あわせてかいてるじゃん中島義道って。そういう人他にいるんかなと
58名前は誰も知らない:2011/09/04(日) 10:39:18.27 ID:l+GNagVI0
中島義道は数冊読むとなんだこいつ実は
自分のすごさを自慢したいだけじゃんと思えてくる

福満とかいう漫画家の僕の小規模な生活も
同じニオイがする

最近はどちらも読むのやめたからよく知らんが
59名前は誰も知らない:2011/09/04(日) 13:06:24.72 ID:agquH7FHO
エッセイは無理
読む度内へ籠もっていく気がする
60名前は誰も知らない:2011/09/04(日) 13:44:28.01 ID:nNFpejqW0
幻想の古代史(下)読み終わった。
つぎはまとめってオクで買ったドラクエのラノベ読む。
61名前は誰も知らない:2011/09/04(日) 14:09:46.39 ID:twNR9Y4g0
福満しげゆきは、
『まだ旅立ってもいないのに』『僕の小規模な失敗』は面白く読んだ
「ロスジェネ世代の作家」みたいな括り方されるようになった頃から、
殆ど読まなくなったけど
62名前は誰も知らない:2011/09/04(日) 20:06:49.06 ID:eqqlIxS90
宮尾都美子の櫂読んでるけど長い。
63名前は誰も知らない:2011/09/04(日) 20:46:17.11 ID:YRyNpZVwO
中島義道は孤というより単なるタナトって認識
64名前は誰も知らない:2011/09/04(日) 20:55:24.44 ID:YqL8caAa0
プリズンHotel、みんな一癖あって良い。主人公がDV男って新鮮だわ
65名前は誰も知らない:2011/09/04(日) 21:03:15.77 ID:nd9B410d0
>>57
とりあえず、上でも出てるシオラン
初めて読むなら生誕の災厄あたりが良い
エッセイじゃなくてアフォリズムだけど
66名前は誰も知らない:2011/09/04(日) 21:06:45.10 ID:I5Os0S8v0
シオランの『カイエ』読みたいが、行ける範囲内の図書館に蔵書がない
Amazon見たら…¥19,000!!!
67名前は誰も知らない:2011/09/08(木) 13:29:31.80 ID:xfFOmav60
海外小説は訳者によって当たり外れが大きい
好きな作家の新作も出版社が変わって訳者も変わったら
違和感が強くて読むのがしんどかった
68名前は誰も知らない:2011/09/08(木) 20:08:48.91 ID:4mx9JjLT0
amazonでアリスの原書注文した
言葉遊びの文章って他に換え難い気がするんだよね、
和歌の良さを英語で伝えられないのと同様に
今から届くのが楽しみだ、不思議と鏡合せて配達料より安いのは驚いた
69名前は誰も知らない:2011/09/08(木) 21:31:44.00 ID:5b2WWGjS0
翻訳者は文章が上手くなくてもいいから、最低限、正しい日本語を使ってくれ
「てにをは」すら怪しい翻訳小説を読んだことがあるので
70名前は誰も知らない:2011/09/09(金) 07:34:06.07 ID:84b1GWNx0
読書してて分からない所や用語があるとネットで調べるのだがそのまま2chをしてしまったりする
71名前は誰も知らない:2011/09/09(金) 09:02:29.16 ID:BDDajK+A0
翻訳モノを読んだあとで日本人の作家の作品を読むとほっとするな
ああ、これがプロの文章だって思う
72名前は誰も知らない:2011/09/09(金) 12:18:08.58 ID:GeKsKbTE0
翻訳で一番読むのが辛かったのはラヴクラフト全集
73名前は誰も知らない:2011/09/09(金) 12:23:14.39 ID:K0jmtLtv0
俺あの訳好きだわw 文体も
74名前は誰も知らない:2011/09/09(金) 13:34:21.75 ID:jDCIXHT/0
最凶の訳といえば「エンダーのゲーム」だろ
頭おかしくなったやつに翻訳やらせるなよ・・・
75名前は誰も知らない:2011/09/09(金) 17:14:38.56 ID:tiV1XwtZ0
ボルヘスの『伝奇集』もなかなか
76名前は誰も知らない:2011/09/10(土) 00:56:52.39 ID:ZBwMJBlt0
>>74
SF界の戸田奈津子こと野口幸夫か。読んだことないけどネット上で『変容風の吹くとき』の抜粋見つけた。こりゃひどいな。


どことなく、ほとんど別世界めいた趣きが、どでかいショッピング・モールにはつきまとう。
プロムナード式の館内に入ると、暑さとか寒さ、夜や昼は背後に残されるわけで、
入っていく先は未来派的ヴィジョンそのままのディズニーみたい版の未来世界、これすべて無菌消毒、絶縁されて、人工的、
それでいて、どういう具合にかかなえられるわけ、おたくの基本的な現代的欲求すべて。

一息ぐっと深く吸いこんで意志の力で苦痛を払いのけながら、彼女は、とてもトランクの一方を、
ましてチャーリーはいわずもがな、持ち上げることもできそうになかったのと同じ、その両腕を使って、
わが身を建物の側面づたいに引き上げていった。
77名前は誰も知らない:2011/09/10(土) 01:08:56.98 ID:pkTdlXwe0
訳者の日本語能力がないのも嫌だが
外国語能力がないのも致命的
翻訳と見比べながら原書を読んでいると
意外にたくさん誤訳くさいのを発見してしまう
78名前は誰も知らない:2011/09/10(土) 07:58:23.33 ID:0xns1jL+0
翻訳で十分
79名前は誰も知らない:2011/09/10(土) 10:19:44.82 ID:O82v4HuY0
意訳超訳でもこういうのは大歓迎。すげー笑った。

あしふみの
長きバス首
さわげども
のちのボタンは
さん=らざりけり
(「文体練習」より)
80名前は誰も知らない:2011/09/10(土) 22:02:46.98 ID:nmqsYVUP0
 最近は哲学書というより哲学者の発生プロセスというか、発生フラグといった
ものに興味がわくようになった。多くの哲学者(広い意味で)の共通項の一つは
幼少期の喪失体験。恐らく脳を傷つけるような重大な事件。哲学はその補償行為。
勿論地頭の良さもあるがw ・・・  ここの弧男も身に覚えがあるのでは?
>>57 P.オースター 特に『幽霊たち』とか。 最近また読みたくなった。
81名前は誰も知らない:2011/09/11(日) 19:01:40.91 ID:TXiIXEc40
『孤独の発明』が好きだな
82名前は誰も知らない:2011/09/11(日) 19:18:49.19 ID:+7xvPHJlI
孤独の発明はマジで良いな
83名前は誰も知らない:2011/09/11(日) 19:19:12.16 ID:c8hvgqqK0
生、死、神秘体験 立花隆対話編
ZOO 乙一 
やっと体調がもどってきたので、ぼちぼち読もうかと。

ヴィトゲンシュタインの本をさらっと読んだ、というか見たんだけど、
瞬殺された。 やはりちゃんと哲学科がある大学行って学ばないと厳しいなああいう類のは。
84名前は誰も知らない:2011/09/12(月) 13:24:48.33 ID:2Ap117So0
俺は精神現象学でまだ俺には早いなと思わされた
85名前は誰も知らない:2011/09/12(月) 20:51:28.35 ID:8QBHVWY00
奮発してCambridge Advanced Learner's Dictionary買ってみた。
単語の意味をその言語で説明するからに必ず一つの文を構成している点で、おれの心を掴んだ。
例えば、
solitude noun[U] the situation of being alone without other people: a life of solitude
○After months of solitude at sea it felt strange to be in company.
○It provides one with a chance to reflect on spiritual matters in solitude.
英和辞典の孤独、独居とだけ書かれてるのに比べたらすげー読み易いし楽しい。学習者用のだから説明も大して難しくないし。
買って大正解だわ。
86名前は誰も知らない:2011/09/12(月) 21:32:23.63 ID:HpyBgIlB0
英英辞典買おうと計画しているけど、お勧めがありますか?
学習者用でいいんだけど、俺は欲張りだから
なるべく見出し語が多くて、語義の説明も詳しいやつ
87名前は誰も知らない:2011/09/12(月) 21:50:40.41 ID:C/wOfwvW0
普通はオックスフォードかロングマンかコウビルドだと思う
ちなみにsolitudeを引くと順番に

the state of being alone,
especially when you find this pleasant

when you are alone,
especially when this is what you enjoy

Solitude is the state of being alone,
especially when this is peaceful and pleasant

あとは自分で見比べて決めるといいと思う
88名前は誰も知らない:2011/09/12(月) 21:59:19.97 ID:HpyBgIlB0
欧米の人は孤独を愉しんでるんか? 日本とは違うな
89名前は誰も知らない:2011/09/12(月) 22:05:57.69 ID:C/wOfwvW0
ちなみにlonelyをオックスフォードで引くと

unhappy because you have no friends or people to talk to

などとあって
肯定的孤独がsolitude、否定的孤独がlonelinessになるらしい
90名前は誰も知らない:2011/09/12(月) 22:19:33.18 ID:8QBHVWY00
New Oxford American Dictionary だと
n.
the state or situation of being alone
・a lonely or uninhabited place.
-ORIGIN
Middle English: from Old French, or from Latin solitude, from solus 'alone'.だね。結構お堅い。
ちなみに>>87に出てるオクスフォードのやつは、正確にはOxford Advanced Learner's Dictionaryからだと思う。
おれは文法書がそうだったからケンブリッジで揃えたけど、普通買うなら上に挙がってるようにロングマンとかだろうね。人気だし。
91名前は誰も知らない:2011/09/13(火) 08:02:07.06 ID:I53v6LD/0
英語スレでも作ってやれ
92名前は誰も知らない:2011/09/14(水) 23:08:45.67 ID:18IYpk2Q0
英英辞典読むの、面白いよね
英和で引いて難しい訳語でも、英英だと簡単な英語で書いてあったりするし

>>89
google.comのイメージ検索で
solitudeと検索すると浜辺や空を見てリラックスしてる写真が出てくるけど
lonelinessで出てくる人達は今にも死にそうな様子をしてまつね…
93名前は誰も知らない:2011/09/14(水) 23:33:02.43 ID:Tmck0YlV0
報道ステーション見てて、思わず「最後だとわかっていたなら」を尼で注文しちまった。
俺が注文した時点で、在庫が20近くあったけど、今見たら、在庫なくなったっぽい。
94名前は誰も知らない:2011/09/14(水) 23:44:28.92 ID:ZJLruW2u0
>>92
どっちも同じような画像だけど
95名前は誰も知らない:2011/09/15(木) 19:11:57.91 ID:6VhWiz5JO
篠田節子の「仮想儀礼」読了。
96名前は誰も知らない:2011/09/15(木) 22:24:12.58 ID:04UppP8l0
セリーヌ「夜の果てへの旅」
まだやっと下巻に入ったところだけど、これは孤男の物語のような気がする
97名前は誰も知らない:2011/09/16(金) 00:22:18.91 ID:tBCOWV1h0
ノンフィクションかつ今震災について書かれた本で価値観を揺さぶったとか
インパクト大で生き方を変えてしまうような本ってあった?
橘玲のは良くも悪くも資産についての本だったし、単純に「生きる」って
ことについての示唆に富んだ本が読みたいのだけど。
98名前は誰も知らない:2011/09/16(金) 08:27:27.08 ID:dFP8ZhHZ0
今までなんとなく敬遠してきたラノベに手を伸ばしてみた
ほとんどが大風呂敷広げてそれをたたむのに文章力がイマイチなんだが、難しいこと考えなくて読めるのはいいな
震災以来どうも気分転換がへたくそになったんで、さっと読める浅い内容の本は助かる
99名前は誰も知らない:2011/09/16(金) 11:14:43.68 ID:X1k236wq0
>>96
お、買うの迷ってたけど今度買ってみる
100名前は誰も知らない:2011/09/16(金) 15:02:36.43 ID:spE+Ak0YO
そういやフルメタル・パニック、最終巻だけ読んでないや

どうでもいいけど、作中に出てくる閉鎖核秘密都市って実在するんだね
ソ連崩壊直後は情報統制がされなかったらしく、
元外交官の佐藤優が「甦る怪物」の中でチェリャビンスク65出身の学生との付合いを通じて内情に言及している
半年以上も国からの給料が滞ったり、核惨事に繋がりかねない悲惨な状況だったらしい
101名前は誰も知らない:2011/09/16(金) 18:42:48.25 ID:GPf+Cql80
ヘミングウェイごっこ→アディオス、ヘミングウェイと読んでみたが順番が逆でなくて良かった
物語の面白さはごっこが上だけどヘミングウェイの濃さは圧倒的にアディオスだったから
伝記を読んだことないからどこまで事実が元になっていたのかわからないけど
晩年のヘミングウェイが薬漬けと電気ショック療法で廃人同然だったってのは悲しいね
102名前は誰も知らない:2011/09/16(金) 22:09:52.97 ID:P6aqNzk+0
今まで敬遠してたんだけどディーヴァー面白いな
こりゃ売れるのも道理だわい
103名前は誰も知らない:2011/09/17(土) 17:13:55.36 ID:qlDbUDsK0
孤男にはディーヴァーよりチーヴァーだろう
104名前は誰も知らない:2011/09/17(土) 17:28:56.55 ID:WtjiH9hO0
カーヴァーもいい
105名前は誰も知らない:2011/09/17(土) 19:07:11.65 ID:tzrHpoVG0
今さらながら図書館戦争に手を出した。
設定は面白いと思ったのだが、いざ読んでみるとちょっと…
106黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/09/17(土) 19:23:37.20 ID:6rUUEaorP
図書館戦争って華氏451度みたいな話だっけ
107名前は誰も知らない:2011/09/17(土) 19:48:54.53 ID:GaMfA6oa0
ブラッドベリは「集会」が好きだな
それと、「塵よりよみがえり」
108名前は誰も知らない:2011/09/17(土) 20:47:00.33 ID:1WUITvFv0
読書の楽しさに21にしてやっと気づいた・・・
109名前は誰も知らない:2011/09/17(土) 21:45:44.06 ID:hb8l4zbr0
逆に24にしてまったく読まなくなったわ。
今、読んでんのが富野の小説版ガンダムだけ。
110名前は誰も知らない:2011/09/17(土) 23:21:59.37 ID:WtjiH9hO0
そういやロバート・クーヴァーってのもいたな
ユニバーサル野球協会は結構好きだった
111名前は誰も知らない:2011/09/18(日) 00:07:05.81 ID:c0+4D4ud0
>>108
オジサンなんか、40過ぎて半七に出合って嵌ってるぞw
112 忍法帖【Lv=39,xxxPT】 :2011/09/18(日) 01:23:09.80 ID:cxW4Z2v00
今野敏「叛撃」
113名前は誰も知らない:2011/09/18(日) 02:09:33.58 ID:LGIvFp5O0
>>108
俺なんて33にもなって初めて漱石の三部作を読んだよ。
前スレで「それから」が話題になってたんで読んでみたんだけどなかなか面白いもんだな。
漱石の他の作品も読んでみるつもりだ。
114名前は誰も知らない:2011/09/18(日) 05:47:10.15 ID:Xs+PPCSR0
24になってやっと再読の楽しみを知ったよ
2回目の方が面白く感じられる本は概していい本だと言えるね
115名前は誰も知らない:2011/09/18(日) 07:40:58.78 ID:6gLGYNLt0
今野敏の作品では
「ハイパー・サイキック・カルテット」シリーズも好きだった。
ジャズが好きな人は特に楽しめる作品だったな。
116名前は誰も知らない:2011/09/18(日) 07:51:14.93 ID:KGuVY9ln0
貴志祐介「硝子のハンマー」
島田荘司「占星術殺人事件」

犯人当てが超難解。
途中で分かった貴方はエライ。
117名前は誰も知らない:2011/09/18(日) 08:00:12.67 ID:9VUojsbe0
2回目はよっぽどじゃないと
読む気がおきない
2回目読むなら他の読んでない本読まなければって使命感が沸く
118名前は誰も知らない:2011/09/18(日) 09:33:05.31 ID:5D2s3ZBF0
同意
でも詩とエッセイは何度でも読んでしまう不思議
119名前は誰も知らない:2011/09/18(日) 17:09:39.44 ID:oY5oPkZP0
>>116
占星術のほうは犯人当てのほうは簡単じゃなかったか?
アイデアはすばらしかったが
120名前は誰も知らない:2011/09/18(日) 18:49:16.55 ID:QSA/uR2/0
それって金田一少年のパクリ元だっけ
121名前は誰も知らない:2011/09/18(日) 19:16:18.58 ID:cMqVpuLb0
カフカの「変身」(高橋訳)を読んだ。

虫となったグレゴールがああいった結末になったのは、人間に戻ることを特別強く求めなかったからだと思う。
家族を支えてきたという過去はあっても、現状は虫になっており、このままでは未来はない、
一対二で悪い印象の方が大きいんだから、これを打破するために強く人間に戻ることを求めなくてはならなかったのだ。
しかしグレゴールは、天井にひっつくことで快感を得るような、本当の虫になっていってしまった。

じゃあ、人間に戻るためにはどうしたらいいのか、と考えてみる。
他の物語だと、恋や愛の力、最期を悟った命の力、憎しみの力等々、
過去や現状を昇華させるほどの強い火の力が必要といったところか。
それと、確かな輝きを放っている希望の光とか。
それらを手に入れるためには、運によるところが大きい。できることは、
火を燃やし続けるための触媒と燃料を探し集め作ること、俺が思いつくのはこれくらい…。

最近、自分で自分を虫だと決めつける、自ら虫になろうとする奴らが多い。
そうじゃないかと疑いを持つくらいならいいが、開き直る奴はおぞましい、群れたがる虫はもうそれは…。
孤男の中の虫を追い払い、人間味を取り戻すような、激しい炎は生まれないものか…。
火種はみんなで共有できると思う、孤独で空虚な穴から吹き出たら尚更、…俺がそうなれることを夢見つつ、
122名前は誰も知らない:2011/09/18(日) 21:05:59.04 ID:240L3QKX0
『変身』初めて読んでびっくりしたのは、グレゴールがもとに戻らなかったことよりも、
彼の死後の家族が「不幸っぽい感じで生きていたけど家族同士腹を割って話してみると
そうでもありませんでした」とかいうあっさりした説明的ラスト。
彼が虫になる前からグレゴールを「虫のように」疎んじてたのではないか?と思わせる恐さがある
123名前は誰も知らない:2011/09/18(日) 23:14:09.14 ID:F7YjLddK0
変身っていう作品、このスレでは定期的に話題になるね。

やはりみんな読後感想を述べたくてたまらなくなるほどインパクトが強いね。
124名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 02:54:12.19 ID:MVUbf0zW0
昔流行った「金持ち父さん、貧乏父さん」読んでみた

この本が住宅バブルとサブプライム問題を悪化させた一因じゃ無いのだろうかと少し思った。
と言うのは本の後半で著者が不動産に積極的投資を行い数時間で数万ドル手に入れたとか、
そう言った話がしつこいくらい書かれているから。
本の前半ではやはりしつこいくらい
「金持ちは資産に投資し、資産からのキャッシュフローの一部を消費して残りを更に投資用いるから金が生まれる」
「金持ちになるには資産を見つけ、見つけたら適切なタイミングで投資を行える能力を身に付けなさい」
「上記の能力を身に着けるために会計、投資に関する勉強をしなさい」
と何度も何度も角度を変えて説明しているのも確かだが、この本を読む人間は手っ取り早く金が欲しい俺みたいな人間が多数じゃ無いだろうか?

そうなると本の前半の基礎を読み飛ばして此処だけ摘んだ人間は多分少なくないんじゃないだろうか?

後やはりアメリカは借金が大好きなんだなとつくづく思った
125名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 20:33:46.70 ID:PvunkJcS0
>>121
何としてでも人間に戻ろうとするような人物なら
初めから虫にならなかっただろうし、する必要もなかったんじゃないかな。
というより、むしろ人間の姿に戻るということにそこまで重きが置かれてないように俺には思えた。
多少うろ覚えになりつつあるんだけど
126名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 20:36:21.10 ID:KSxfftmG0
大石圭って歪んだ小説ばっかりだから面白い。
自由殺人と処刑列車はどっちも俺見たいな孤独で性格歪んだ奴を描いている。
127名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 20:40:09.09 ID:gK5B54Op0
「変身」昔買ったはずなんだが消えた
128名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 20:57:27.14 ID:ZH9uZt4I0
中島義道「孤独について 生きるのが困難な人々へ」
斎藤孝「孤独のチカラ」
小谷野敦「友達がいないということ」
菅野仁「友だち幻想―人と人の“つながり”を考える」
山竹伸二「「認められたい」の正体―承認不安の時代」
を購入。

孤独で友達いないし、集団の中から疎外される事を繰り返している私に適した本かと。
129黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/09/19(月) 21:11:37.67 ID:ngLnLrrMP
>>128
ライムスター宇多丸の言うところの「強化系読書」ですか
130名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 21:30:31.64 ID:cu14qqGC0
初めて読んだ小説が『変身』と『老人と海』だったなぁ。どっちも何度も読んだし、今でも機会がある度に読み返している。
逆に最近の小説は、古典に比べると、内容が残らない。むしろ古典以外読む必要ないんじゃないか?そんな事を考えていたら、いつの間にか聖書を読んでいた事があった。
131名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 21:36:05.94 ID:UAks3EKr0
コヘレトの言葉とヨブ記はよく読むな、あと創世記も
どれも旧約だけどさ
132名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 22:00:58.71 ID:saGNvZTRi
新潮新書の「喜婚男と避婚男」
かなり面白かった
個人的に新書で久々の当たりでした
133名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 22:02:27.80 ID:4rB1NUOD0
古典と最近の小説っておい。その両者の間には膨大な時間があって膨大な量の素晴らしい小説が挟まれてるのに
教科書通り一篇の知識と目の前の本しか知らない子ってのは視野狭窄なんだなあ
134名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 22:10:15.53 ID:dkKue7QV0
あおるようなこと書くなよ、そう思うんならなにか具体的にタイトル挙げればいいのに
135黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/09/19(月) 22:17:05.95 ID:ngLnLrrMP
「○○」という個別の作品に関心を持つ人間は多くとも
「読む」ということ、またそれ以前に「手に取る」ということ
そしてまたそれ以前に「関心を抱くこと」に対して関心を持つ人間はそういない
136名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 22:23:49.12 ID:RtYxvY3KO
お前らが読書しても実社会で使う場面は大層限られてるから
悲しいことだね
137名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 22:33:49.64 ID:UIRDNPMQ0
>>136
実社会で使うとやらが何を指すのかわからないが、
物事を有用性に応じて評価することしかできないのは貧しいと言わざるを得ない。
138名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 22:33:55.11 ID:dkKue7QV0
内容を生活に即実用できなきゃ読書じゃないなんて、趣味的感性が貧困だよ
何の役にも立たないからこそ救いになることだってある

sageます
139名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 22:41:52.77 ID:Bh6R3D6qP
>>134
レス見れば挙げられるような頭を持ってないとわかるだろwいじめてやるなよw
140名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 22:44:13.63 ID:dkKue7QV0
>>139
何をもっていい頭になるのか分からんが、これから思慮深くなってもらえばいいじゃないか

なんかスレの居心地が悪くなってきたよ
141名前は誰も知らない:2011/09/19(月) 22:44:39.38 ID:YR1mRSOo0
深夜にファ見レスで読書してる人いる?
142名前は誰も知らない:2011/09/20(火) 01:54:14.35 ID:vnqmg6g00
>>128
シオランも借りてでいいから読んでみ
たぶん合うと思う
143名前は誰も知らない:2011/09/20(火) 02:47:00.70 ID:tZywz8PG0
高校の教科書を読むのが楽しい
144名前は誰も知らない:2011/09/20(火) 04:03:11.76 ID:JkOubXo60
本多孝好「MOMENT」
貴志祐介「青の炎」
村上春樹「海辺のカフカ」
伊坂幸太郎「重力ピエロ」

作家志望者としては、
こういう青春小説を書きたかった!
145名前は誰も知らない:2011/09/20(火) 14:40:13.95 ID:4rMt2+Rc0
黄金色の祈り
共感できるというかなんというか・・・
自意識過剰とはまた違ったベクトルのミステリだった
146名前は誰も知らない:2011/09/20(火) 20:24:25.10 ID:qweyKyYK0
『異次元を覗く家』ウィリアム・ホープ・ホジスン
俺としては、最高にオヌヌメ!
147名前は誰も知らない:2011/09/20(火) 20:39:55.07 ID:gSTUP27r0
本多孝好いいねぇ。
村上春樹の描く世界では、
羊をめぐる冒険→ダンスダンスダンスの流れが好きだ。
148名前は誰も知らない:2011/09/20(火) 22:19:54.00 ID:NJoQc0/fP
ファミレスに入る勇気が無い
149名前は誰も知らない:2011/09/21(水) 21:18:22.71 ID:xunv3+8b0
山田悠介w

ほんと、腐った小説ばかり。。
「復讐したい」は、もう読んだ後は、嫌悪感でムカついた。
150名前は誰も知らない:2011/09/21(水) 21:23:39.87 ID:jzqTLk8H0
人間失格を読んだらいいと思う〇
151名前は誰も知らない:2011/09/21(水) 21:43:09.32 ID:rzJjJf5l0
会社では人間関係に馴染めてない俺には本屋で本を物色してるときが唯一の癒しの時間
152名前は誰も知らない:2011/09/21(水) 21:43:47.41 ID:rzJjJf5l0
>>144
青の炎
まあまあ良かったよ
153名前は誰も知らない:2011/09/21(水) 22:06:45.14 ID:NhS7DR1h0
>>141
寝れなくて家にじっとしたくない時とか、深夜のファミレスに行って読書している。
村上春樹の「アフターダーク」も深夜のファミレスが舞台の一つになっていたと思う。
村上春樹の作品には朝まで街で(バーとか喫茶店で)読書して過ごす場面のある作品がいくつかあると思う。
あと、東京のファミレスでは深夜にAV女優がいることがあるらしい。
154名前は誰も知らない:2011/09/21(水) 22:16:01.69 ID:UIJynsOk0
このスレにあったP.オースターの『幽霊』と『孤独の発明』買ってきたから今から読む
155名前は誰も知らない:2011/09/21(水) 22:53:51.53 ID:vTYrbOyQ0
深夜のファミレスって、こんな感じか?
http://watrix.jp/blog/archives/936
156名前は誰も知らない:2011/09/22(木) 00:39:49.53 ID:iL+4i8uK0
>>155
どこかで見た事のある絵と思ったら、新潮文庫から出ているカポーティの
「叶えられた祈り」の表紙に使われている絵だね。
客席と店員のいる場所の設定がその絵と同じようなファミレスはないと思うけど、
人のいない街路とあまり客のいない店内の雰囲気はそんな感じかもしれない。

深夜のファミレスの客層は、
1、読書するために居座る孤男(自分以外ではあんまりいない)
2、試験対策の勉強をする大学生(男の場合が多い。1人の時もあるし、3人くらいの場合もある)
3、軽い会話して時間を過ごしたい大学生くらいの年齢の男女3人以上のグループ(女だけのグループもいる場合がある)
が多いと思う。
深夜では金曜と土曜が一番人が多いと思う。
157名前は誰も知らない:2011/09/22(木) 01:49:20.44 ID:aIOQ1GOaO
村上春樹人気だな。コンセプトが社会に合ってるんだろうね。
1Q84しか読んでないけど、春樹の他に今時のオススメあるかね。
158名前は誰も知らない:2011/09/22(木) 03:37:24.64 ID:YAK+hSmR0
>>156
たまに行くファミレスにはお爺さんがよく一人でいる。
夜中の1次くらいになると帰る
159名前は誰も知らない:2011/09/22(木) 03:41:43.40 ID:8nuzy5rB0
村上なんて現代堕落文化の推進者みたいで大嫌いだけどな
160名前は誰も知らない:2011/09/22(木) 04:30:22.40 ID:0fGNuPpq0
中島義道「ノルウェイの森は大嫌い。不快の波が次から次へと押し寄せる」
161名前は誰も知らない:2011/09/22(木) 08:15:15.12 ID:KXG0uuYa0
中島義道のノルウェイ批判は噴飯ものだった。全部自分に返ってくるような指摘ばかりでな
162名前は誰も知らない:2011/09/22(木) 14:19:49.34 ID:iL+4i8uK0
>>157
春樹では「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」がお薦め。
ファンの中でも人気 No.1 だと思う。
163名前は誰も知らない:2011/09/22(木) 15:26:43.31 ID:VpdyIa9s0
春樹はファンタジー色が強くなると読めなくなる
164名前は誰も知らない:2011/09/22(木) 17:46:19.49 ID:m1lF5vzY0
>>161
中島は基本そうだよな。自己矛盾に鷹揚というか。
そういう主張するならこういう生き方しろよってツッコミ入れたくなる場面が多々ある。
165名前は誰も知らない:2011/09/22(木) 19:29:51.69 ID:aIOQ1GOaO
>>162
サンクス 世界の終わり 読んでみる。
166名前は誰も知らない:2011/09/23(金) 01:13:20.68 ID:nXfBdppJ0
決壊読んでるんだが、良介が主人公じゃないんだな。
なんかこの小説って全員不幸になっちゃう系?
167名前は誰も知らない:2011/09/23(金) 02:23:51.33 ID:9bIVqyt70
ヒルティ「眠られぬ夜のために〈第1部〉」購入。
中島義道「孤独について 生きるのが困難な人々へ」読了。
ヒルティの本は中島の「孤独について」で何回か出てきたので買った。
「孤独について」は半分以上が自伝。うまく生きられない自分の事ばっかり書いていて、他の生きづらい孤独な
人にあてたメッセージはラスト2章でしか書かれてない。
自伝の内容にも共感できる記述はあり、自分の中であまり他人と共有されてない私的な体験を想起され感情が
刺激され少し笑ってしまう所があった。こういう体験を私は「侵犯による笑い」ととらえている。
とくに共感できた記述など。

  彼らは敗者が白旗を掲げて懐に飛び込んでくれば、喜んで敗者の味方になる。しかし、敗者が彼ら勝者と
  ちょっとでも対等な扱いを要求すると、けっしてそれを容認しない。敗者に自分の分をわきまえることを
  たえず――笑いながら、何気なく、快活に――要求するのだ。だからとても残酷なのである。

  私にとってとても居心地がよいのは、「明るく生きよう」という常識のウソがここにはないからである。
  みんな、哲学を求めている。それは、生きにくいからなのだ。うまく生きることができないからなのだ。
  生きることがとても下手だからなのだ。私はこうした人々が好きである。

  私が綺麗ごとを語っているうちは誰も振り向いてくれないが、私が「血の言葉」を吐くと少なからぬ者が
  耳を傾けてくれる。

  なぜ書くのだろうか?自分を救うため?それのみではない。たぶん、生きるのが困難な多くの人々に――
  綺麗ごとではなく――私の「血の言葉」でメッセージを送りたいからなのだ。呆れるほど苦労し続けても
  どうにか生きている私のような者が生息していることを知って自信をもってもらいたいのだ。
168名前は誰も知らない:2011/09/24(土) 10:06:15.76 ID:fkw2tvWO0
東野圭吾『天空の蜂』読了

普通に面白かったけど、このご時世、そんな事言ったら
「不謹慎」とかって言われるんだろうなぁ
169名前は誰も知らない:2011/09/24(土) 12:48:44.27 ID:9wkQ33WS0
このさき原発ネタの話は読めなくなるかもしれない
それこそ不謹慎だとか言ってね
ほんとうに日本人はクソッタレだ
170名前は誰も知らない:2011/09/24(土) 13:43:48.45 ID:sP8ejBeB0
>168
ついでに高村薫の「神の火」も読んでおこうぜ
171名前は誰も知らない:2011/09/24(土) 21:04:54.17 ID:JdhD3qF00
ゴーチエ『死霊の恋/ポンペイ夜話 他三編』(岩波文庫)読了
『モーパン嬢』も読みたいけど時間が無い
172名前は誰も知らない:2011/09/24(土) 21:09:24.26 ID:AVO7LguxO
マラルメ
173名前は誰も知らない:2011/09/25(日) 01:00:59.84 ID:Lj4JKARfP
「浜村渚の計算ノート」青柳碧人よんだ
数学ネタのミステリーでサクサク読めた上に面白かったぜ
このスレの理系住人にもおすすめだ
174名前は誰も知らない:2011/09/25(日) 02:52:44.85 ID:vkox2yK/0
>>40
中島はニセモノ
信者以外は拒絶する
175名前は誰も知らない:2011/09/25(日) 08:09:04.72 ID:3mcXu2X40
つうか最初の何冊かは面白いけど、すぐに飽きる
メインターゲットは20代前半のメンヘラ入った男性
176名前は誰も知らない:2011/09/25(日) 10:14:22.81 ID:eAY1Mpeh0
中島は自虐しながら自慢するタイプ
こういうの一言でなんて言うんだっけ
177名前は誰も知らない:2011/09/25(日) 10:41:55.76 ID:ZBqtaRYq0
それはもしや自虐風自慢のことを言っているのか
178名前は誰も知らない:2011/09/25(日) 11:39:04.49 ID:5veY3xZ40
お前ら読書してるのか
俺も見習ってやってみようかな…出来れば感想文を残したいけど
感想文以前に文章を書くのが苦手だから大変そうだ
とりあえず何か一冊読んでみる
179名前は誰も知らない:2011/09/25(日) 18:24:30.40 ID:Lj4JKARfP
俺も読書歴はまだ3ヶ月くらいだw
感想は気張らずにここに3行くらい書くくらいでいいんじゃね?
このスレ来るようになってから読書習慣が身についてきた気がするぜ
180名前は誰も知らない:2011/09/25(日) 19:31:33.87 ID:8biOFdOH0
この3連休は、筒井康隆の文庫本を
東海道戦争から全て読み直してみた。
やっぱこの人は奇才だな。
181名前は誰も知らない:2011/09/25(日) 20:47:40.91 ID:9B0y21zv0
SFそんな造詣ないけど個人的には安部公房が一番好き
182名前は誰も知らない:2011/09/25(日) 21:44:25.37 ID:NhPKpk790
丸山健二「ときめきに死す」読んでる
俺にもなにか劇的変化が向こうから来ないかなぁ
自分自身じゃ変われないし・・・。
183名前は誰も知らない:2011/09/25(日) 21:57:37.03 ID:3mcXu2X40
丸山健二いいよねえ
俺は80年代中期まで、長篇でいえば水の家族あたりまでが好きだけど
それ以降は苦手
184名前は誰も知らない:2011/09/25(日) 22:45:58.61 ID:7tYgQ+Er0
夏目漱石の硝子戸の中を読んでる
気難しいおっさんだなぁ>漱石さん
185名前は誰も知らない:2011/09/26(月) 14:33:31.82 ID:YHUpztG90
井上夢人の魔法使いの弟子たちを読んでるが
サクサク読めるな。
この人の話はどれもサクサク読めるから好きだ。

決壊も読んでるがこっちはなんかごちゃごちゃしすぎて途中で飽きてしまった
186名前は誰も知らない:2011/09/26(月) 20:34:39.04 ID:l20PXWb80
坂木司の『夜の光』読了。
こういう青春小説もいいもんだなぁと思う反面、
小説とラノベの垣根がだんだん低くなってきたなぁとも感じた。
187名前は誰も知らない:2011/09/26(月) 22:54:47.05 ID:4MP25gQd0
手頃そうなミステリー小説買ってきて
100Pほど続けて読んだけど頭痛くなってきたぜ
読書家の方々はこれを何時間も何冊もやるんだもんなあ、適正かしら
188名前は誰も知らない:2011/09/27(火) 00:43:51.97 ID:me6Z0yai0
ミステリーなら最近文庫化したドラゴン・タトゥーの女を読むんだ
189名前は誰も知らない:2011/09/27(火) 10:26:34.03 ID:Rn5A4+IPO
>>186
おいおいラノベに入れたれよ
190名前は誰も知らない:2011/09/27(火) 10:27:54.17 ID:Aml7vT1g0
>>188
スウェーデンが舞台化
191名前は誰も知らない:2011/09/27(火) 12:50:30.63 ID:QAmgjNAA0
>>187
慣れだよ慣れ
物理的に頭痛いならメガネやコンタクトの度が合ってない可能性も
192名前は誰も知らない:2011/09/27(火) 20:28:25.09 ID:2QW5QSor0
死海文書がオンライン化したけど、
誰か日本語訳して本にしてくれないかな。
193名前は誰も知らない:2011/09/27(火) 22:35:33.66 ID:Yz7Vqm0J0
>>187
自分に合う本、作家を見つければいいと思うよ。
194 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/09/28(水) 21:15:18.71 ID:iGQ56tTw0
昔の夢が忘れられなくてうじうじしてる男の日常の話無い?

もしくは男のモノローグが鬱陶しい話が読みたい。例えばエヴァとか秒速みたいな。
195名前は誰も知らない:2011/09/28(水) 21:36:16.61 ID:iQbjIFBC0
私小説系がそれだが、あなたの嗜好からするとダメ男系のラノベがいいんじゃないの
196名前は誰も知らない:2011/09/28(水) 22:19:55.61 ID:qKuWEcOe0
自殺について書かれている本があれば教えて欲しい
今読んでるのはショーペンハウアー『自殺について』
197名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 11:10:54.52 ID:NIPuUuSX0
完全自殺マニュアル
198名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 13:09:41.79 ID:llaJRBs00
一部だけ触れている本では、
小室直樹「日本人のための憲法原論」
アノミーとは言うなれば、「社会の病気」です。アノミーが起これば、身体にも心にも異常がなくても、その
人間は異常な行動を取るようになる。まったく健全であるはずの人が信じられないようなことをする。
このアノミーを発見したのは、社会学の祖と言われるデュルケムというフランスの学者です。
彼は自殺の研究をしている過程で、この大発見をしました。

この思いがけない発見を、デュルケムはこう説明しています。つまり、生活が苦しいなどといった外面的なこと
から人間は自殺するのではない。「連帯」を失ったときに自殺をするというのです。

アノミーは、自分の居場所を見失ったときに起きます。心理学の用語で言い換えるならば、「アイデンティティの
喪失」によって引き起こされる状況なのですが、これは心の病気ではありません。原因は心ではなく、社会にある
と考えます。
他人との連帯を失い、自分が何者であるかが分からなくなったとき、人は絶望し、孤独感を味わいます。その
孤独感から逃げるためだったら、死をもいとわないというのです。

雨宮処凛「生きさせろ! 難民化する若者たち」
―生存権が脅かされていますからね。
「経済的に自立できない人は、存在そのものが否定されることになっていますから。ひきこもりやフリーターは
そういう価値観を内面化してしまっている。『内なる優生思想』ですよね。自分が存在してはいけない、と思い
こまされている」
――本のなかで、自殺についても触れられていますね。死を選んでいるでのではなく、選ばされていると。
まったく同感です。
「『自己決定』『自己責任』って本当に恐ろしい言葉です。自己決定なら自殺もいい、それも自分の責任でしょ、
ってことで終わってしまう。周囲の放置も正当化されてしまう。アウシュビッツとかのユダヤ人虐殺について
『忘却の穴』という言葉があるんですけど、たんに殺されるだけではなく、殺された事実自体がなかったことに
される。それは案外この日常のなかにぽつぽつあって、そこに落ち込むと、存在自体がなかったことにされて
いく。」

佐高信、雨宮処凛、森岡孝二「信号機の壊れた「格差社会」」
自殺と不安定な雇用はとても関係があるのではないかと私は思っています。

湯浅誠×雨宮処凛対談「反貧困 いま、「反撃」のとき!」
雨宮:私の周りでも、フリーターをしていて30代で定職に就こうとしても全然仕事がなくて、自殺した人がいた
んです。

雨宮処凛「ロスジェネはこう生きてきた」
鬼畜系ブームの仕掛け人の一人、『危ない1号』の編集長だった青山正明氏は、01年、自殺した。

02年から、20代、30代の死因の一位は、現在に至るまでずっと「自殺」である。

雨宮処凛「排除の空気に唾を吐け」
自暴自棄の果ての犯行。そして自殺願望と紙一重の無差別殺人。
自分を殺すことと、他人を殺すことは、時に紙一重だ。だからこそ、「無差別殺人」は遠いものでもなんでもない
と思うのだ。「自分を殺す」人は、この国で年間3万人。16分に1人が自ら命を絶っている。警察庁の発表によると、
07年1年間の自殺者は3万3093人。20代、30代の死因の1位は「自殺」だ。02年からずっと、20代、30代の死因の
1位は「交通事故」でも「病気」でもなく、「自殺」。
もちろん、この事件の原因すべてが「働き方」にあるわけではない。しかし、「絶望」を生み出すこの国のシス
テムについて、私たちはもっと深く考えなければいけない。
199名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 13:32:55.37 ID:llaJRBs00
中原昌也「マリ&フィフィの虐殺ソングブック」
ユーモアは人生の潤滑油――そんな言葉をどこかで読んで以来、俺はこの怠惰な日々を抜け出せたら、不幸な
人々をユーモアで救おうと考えた。勿論、無料で。
元気良く外に飛び出ると、早速、苦悩で今にも自殺してしまいそうな人を捜す為に走り出した。

小川一水「老ヴォールの惑星」
追放といってもどこかへやることはできないが、無視することはできる。閉じられた世界で無視の輪に囲まれる
のは非常に苦痛なものだ。外界の会社や学校でのそれは、自殺者さえ出す。

エーリッヒ・フロム「愛するということ」
現代の西洋社会に見られるアルコール中毒、麻薬耽溺、強迫的なセックス、自殺などは、この集団への同調が
必ずしもうまくいっていないことのあらわれといえる。

スラヴォイ・ジジェク「斜めから見る 大衆文化を通してラカン理論へ」
自殺傾向、すなわち自分の破滅をみずから招くということの享楽、一言でいえば死の欲動が、見えない形でつね
に存在しているために、ヒッチコック的「悪人」は両義的な魅力をもっているのであり、それがあるからこそ、
われわれは第一段階の「サディズム」から最終段階における悪人への同情へと、じかに移行できないのである。

上野千鶴子「構造主義の冒険」
ニューギニア高地で、バートン=ブラッドレイはアモク・ランナーと呼ばれる衝動的無差別大量殺人者の例を
報告している。アモク・ランナーが生じる状況は、患者が恥ずかしめを受けたことに起因する。しかし患者の
攻撃性は、恥辱を与えた当の人物に向かうわけではない。というのは、恥が恥として感受されるのは、患者本人
が恥を成り立たせる一元的な規範を内面化しているからで、なるほど彼は特定の個人にののしられたかもしれ
ないが、その人物は集団の規範を代弁しているにすぎず、いわば集団の全体が彼を恥ずかしめたのである。
だから、患者の攻撃性は集団内の無限定な他者に向かい、最終的には自殺に至るほか、彼が恥辱を雪ぐ方途は
ない。この衝動的他殺は、いわば自殺的他殺である。

自殺が物理的な自己破壊なら、分裂症は心理的な自己破壊である。分裂症は社会関与的な病像であることは、
文化精神医学の知見によってますます明らかになりつつある。分裂症は、病者個人と社会との相互作用過程の
産物――システムの自己防衛のための取り引きである。
200名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 13:34:00.30 ID:llaJRBs00
香山リカ、江川紹子「きびしい時代を生きぬく力」
いまの時代、病気の人がいれば、助けるのがあたりまえ、自殺を考えるほど苦しんでいる人がいるのなら、その
人たちが救われるような制度をつくったほうがいいんじゃないかと、あたりまえの感覚では思われることがそう
なっていない。

中島義道「狂人三歩手前」
男性の不安定性と哲学とは直結している。犯罪者も、自殺者も、精神病者も、性的倒錯者も、ひきこもりも、
圧倒的に女性より男性のほうが多い。哲学者も、疑いなくこうした反社会的グループの一員なのである。

私のところには全国から「生きにくい」と訴える手紙が届く。そんなに多くはなく、週に2〜3通といったところ。
ひきこもり歴X年とか鬱病や強迫神経症やPTSDという病名を明示してくる者もいる。なかには「自殺してしまい
たい」というギリギリの訴えもあって、さてどう対処したらいいのかと腕を組んでしまう。私は精神科の医者
でもなくカウンセラーでもない。私にではなく、斎藤環さんや香山リカさんに手紙を出せばいいものをと思うが、
そんな数々の手紙の文面をつぶさに点検していくと、カウンセラーではなく私に心を開こうとする意図もおぼろ
にわかってくる。

斎藤環「ひきこもりはなぜ「治る」のか?―精神分析的アプローチ」
人は自己愛なしでは生きられません。精神病で自殺が起こりやすいのは、病が自己愛を破壊してしまうためでも
あります。

岸田秀「ものぐさ精神分析」
幻想我への執着を思い切ることは不可能である。したがって、幻想我と現実我の対立を最終的に解決するには、
むしろ、現実我を消滅させる方が容易である。つねに幻想我の邪魔をし、その足を引っ張り、いちいちうるさい
条件をつける現実我を消してしまえば、高揚した全能感と無限の至福につながる幻想の自我像を永久に保存する
ことができる。現実我を消し去るとは、つまり自殺することである。
自殺にはさまざまな動機がからんでいようが、この動機がいちばん強いと思う。
抑鬱感情とは、無限の高みにのぼった幻想我の観点からみじめな現実我を見たときの感情であると思う。彼は、
派手な仕方で現実我を滅ぼして、幻想我としてのその名の不滅化を計ったのであろう。
201名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 13:35:19.89 ID:llaJRBs00
村上春樹「ノルウェイの森」
齋藤智裕「KAGEROU」
高橋祥友「自殺の心理学」
清水康之、湯浅誠「闇の中に光を見いだす 貧困・自殺の現場から」
斎藤貴男「強いられる死 自殺者3万人超の実相」
202名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 13:46:40.82 ID:KJq+/udE0
俺の妹がこんなに可愛いわけがない
って本がおこしろいお
203名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 15:32:35.41 ID:YPjYjaVk0
糞妹にストレスが溜まるだけだわ
204196:2011/09/29(木) 16:21:32.62 ID:1Q8hvjlF0
>>197
そういえばまだ読んでませんでした
見つけたら読んでみます

>>198-201
このチョイスは匿名希望さんでしょうか
引用までして頂いて参考になりました
ありがとうございます
205名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 16:43:26.33 ID:3U3AOsmf0
島田雅彦「自由死刑」 一週間後に死ぬと決めた男の話
パウロ・コエーリョ「ベロニカは死ぬことにした」 自殺未遂で病院に収容された女の話
206名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 19:31:52.08 ID:llaJRBs00
夏目漱石「こころ」(自分のエゴイズムで友を裏切り女を得るが、友が自殺してしまう話)
207名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 21:17:22.29 ID:8vyTqwEq0
雨宮処凛って、廃刊になったダカーポによく名前が載っていたな。
ビジュアルバンドの追っかけ・ミニスカ右翼・左翼に転向、
それらの土台となる人間性は、単なるかまってちゃん。
208名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 21:21:22.53 ID:/aCSp9640
SPAが似合いそうな人でもあるな
つうかよく載ってたような
209黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/09/29(木) 21:24:19.13 ID:9Izs2WonP
人間性なんて大概つまらないものですよ
210名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 21:30:24.31 ID:8vyTqwEq0
オマエみたいにな。
211黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/09/29(木) 21:32:27.88 ID:9Izs2WonP
あなたと同じくね
212名前は誰も知らない:2011/09/29(木) 21:40:05.67 ID:IQEd1bda0
島田まさひこの素敵な左翼の鎮魂歌とかいうの読んだけど面白くなかったわ
213名前は誰も知らない:2011/09/30(金) 00:18:52.38 ID:vJrLRhK+0
自殺なら「若きウェルテルの悩み」もね
214名前は誰も知らない:2011/09/30(金) 00:28:23.25 ID:QnIM0Yrq0
自殺なら車輪の下も
孤男なら共感しやすいよな
215名前は誰も知らない:2011/09/30(金) 00:31:49.66 ID:POvhLFEw0
罪と罰50回読破
多読より精読
216名前は誰も知らない:2011/09/30(金) 01:55:28.41 ID:9BKEWU9J0
>>214
自殺なの?
217名前は誰も知らない:2011/09/30(金) 02:04:31.82 ID:u4xuK1WS0
自殺といえば俺が真っ先に思い浮かべるのはドストエフスキー『悪霊』に出てくるキリーロフ
218名前は誰も知らない:2011/09/30(金) 02:38:13.12 ID:/RnR2LUNO
地元の図書館が生理休暇でしばらく休み
参ったなあ
219名前は誰も知らない:2011/09/30(金) 02:42:24.71 ID:rx/qQsSM0
サリンジャーてどうなん?

ヘミングウェイのキリマンジャロの雪は冒頭のとこだけでもう満足で、むしろ後の部分を読む気にならない。
220名前は誰も知らない:2011/09/30(金) 04:18:24.13 ID:LvkIXe4l0
大江健三郎「日常生活の冒険」が思い浮かんだ
三島とは思想正反対だけれど読みくらべるのも思い沿い
221名前は誰も知らない:2011/09/30(金) 21:52:46.63 ID:4j4nxT640
>>216
自殺じゃないけど、未来ある秀才少年が社会とのズレで転落してくって話だな

他にも面白い本は沢山あるけど、思春期に読んだせいかこの本だけは俺にとって特別だ
あと自殺なら有名だが太宰の斜陽もいいね
孤男には合うんじゃないだろうか
222名前は誰も知らない:2011/09/30(金) 22:39:48.85 ID:53odADne0
シオランすごく良かったです
上の方で紹介してくれた人、ありがとう
223名前は誰も知らない:2011/10/01(土) 01:00:04.16 ID:rOBx4J950
自殺系とか
自暴自棄系好きだから
このスレ為になるな
224名前は誰も知らない:2011/10/01(土) 01:06:30.15 ID:yjlCKDfC0
不愉快に満ちた人生をとぼとぼ辿りつつある私は、
自分のいつか一度到着しなければならない死という境地に就いて常に考えている。
そうしてその死というものを生よりは楽なものだとばかり信じている。
ある時はそれを人間として達しうる最上至高の状態だと思う事もある。
「死は生よりも尊い」

所詮我々は自分で夢の間に製造した爆裂弾を、
思い思いに抱きながら、一人残らず、死という遠い所へ、
談笑しつつ歩いてゆくのではないだろうか。
ただどんな物を抱いているのか、
他人も知らず自分も知らないので、仕合せなんだろう。

今の私は馬鹿で人に騙されるか、或は疑い深くて人を容れる事が出来ないか、
この両方だけしかないような気がする。
不安で、不透明で、不愉快に満ちている。
もしそれが生涯続くとするならば、人間とはどんなに不幸なものだろう。

硝子戸の中/夏目漱石
ちょこちょこ読み進めてやっと読み終えた

頭の良さも生き辛さには何の効能も無いらしい
ややもすれば悪化の副作用ともなりかねない
ならば人はその悪癖である知恵を絞ってタイムマシンを作り
二足歩行し始めた猿の後頭部を思い切り殴りつけるか
知恵のみを食べようとしているエヴァの横っ面を思い切り張り倒すべきなのでは
225名前は誰も知らない:2011/10/01(土) 10:09:59.94 ID:W7DIMuuA0
「オナニー気持ちいい」まで読んだ
226名前は誰も知らない:2011/10/01(土) 11:37:15.31 ID:4ndmnMwa0
明治の文学って人気過剰のような気がする
227名前は誰も知らない:2011/10/01(土) 16:50:11.37 ID:aDbVp+mU0
つうか人気があって残ってる作品は淘汰された結果だから
沢山の忘れ去られた作品がその後ろに死屍累々
228名前は誰も知らない:2011/10/01(土) 20:09:48.22 ID:4ndmnMwa0
いや江戸期/大正期と比べてってことだけども
229名前は誰も知らない:2011/10/01(土) 20:57:56.52 ID:1N0IK4yV0
現今の小説の形態が確立したのが明治以降だし
大正は年数自体が短いから明治とひとくくりにされちゃってる感があるからなあ
230名前は誰も知らない:2011/10/01(土) 20:59:15.85 ID:AF4TPOQbP
古典にハズレ無しってやつですな
231名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 00:24:43.89 ID:M5SiYF6s0
『米国製エリートは本当にすごいのか?』っていう本読んでみたけど
中々面白かった
232名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 00:46:33.35 ID:gOLcCPLa0
>>231
で、すごいのか?
233黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/02(日) 00:48:44.11 ID:+uMJzmPjP
すごいよ
234名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 01:00:06.18 ID:zinsrvYA0
車輪の下のストーリーを3行で書いてくれ 結末も
235名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 01:16:56.88 ID:e4/x06+MO
少年が名誉あるエリート街道
良い子ちゃんになりきれなくて脱線
いち工場員として生きるも酔っ払って溺死
236名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 01:22:08.84 ID:M5SiYF6s0
10代のうちに読め ってよく言われてるね
落ちぶれがまんま自分で残すは溺死のみだわ、希望がある頃に読んでおきたかった
237名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 01:23:17.91 ID:/KunGS5oO
お前らの事じゃん
238名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 01:27:14.69 ID:zinsrvYA0
もう10代じゃないから読まなくてよかった
239名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 02:16:17.61 ID:b5FxZ5Wz0
車輪の下は主人公が同性愛に目覚めかける所くらいしか覚えてないわ
240名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 02:17:25.38 ID:eUZvgpJ30
いつか再読しようと思いながら30年たった
241名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 02:18:26.46 ID:eUZvgpJ30
>>239はデミアンじゃないか?デミアンもよく覚えてはいないけど
242名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 02:21:53.21 ID:GIYfkH180
トニオクレーゲルとかじゃね?
243名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 02:37:58.61 ID:dXBEFUWjO
何このデジャヴ
244名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 03:47:37.67 ID:1zzNVlIgP
「ピース」樋口有介よんだ
ミステリーって面白いな
245名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 03:54:12.60 ID:EhYHy479O
ヘッセなら荒野の狼
246名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 10:25:27.20 ID:ggszANN90
スタインベックの怒りの葡萄でも読むか
247名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 10:42:06.35 ID:Vb9Mmmlq0
ライトノベルを読んだことがないのだけれど、
「文学少女」シリーズと云うのは面白い?
248名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 11:38:26.47 ID:ZGCs7BTd0
雰囲気だけ
249名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 17:07:35.06 ID:GoDw0TK/O
サリンジャーの「シーモアー序章ー」が難しくなってきた。
250名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 18:03:02.23 ID:R7MY8bNkO
>>241
ダミアン
251名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 19:43:22.74 ID:e4/x06+MO
それ悪魔の子

翻訳者の違いかもしれんが
252名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 20:24:46.01 ID:M5SiYF6s0
253名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 20:39:18.66 ID:fSeqbJHyO
入浴剤付きの本、400円は高いでしょ。30ページ…
254名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 20:46:56.45 ID:vHp1KGUg0
今学生なんだけどなんかお薦めの本を教えてほしい。
罪と罰はめっちゃ長かったけど面白かった。重松清の疾走とかも面白かった。人間失格はおもんなかった。
255名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 21:07:13.97 ID:ILKauX+t0
老人と海、ボトルネック、サクリファイス、レインツリーの国…

新潮文庫の100冊の中では今のところこれが良かった
256名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 21:16:40.86 ID:eUZvgpJ30
>>254 花のノートルダム
257名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 21:22:10.17 ID:Et5u/ypY0
>>254

『蒼ざめた馬』ロープシン
『バラバ』ラーゲルクヴィスト
『神は銃弾』ボストン・テラン

信仰、思想、サスペンスフルな筋書きをキーワードに選んでみましたが、どうでしょう。
おれが好きなものを選んだとも言う。
258名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 22:13:41.56 ID:a/xVbtl00
ここの奴ら孤独なだけあって
なかなかなツワモノばかりで面白い
つうか参考になるよ
ありがとうオマイラ

読書会やったら面白そうなんだがどうだろうか
259名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 22:27:50.66 ID:k2axGXYC0
>>258
なにか一冊課題図書あげてこのスレのみんなで読んでみるか?
でもそうやって制約したらスレの流れがつまらなくなるかな
260名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 22:29:50.74 ID:Z0CcfzMr0
ネット上で語り合っているうちは、なんとなく知的で敬意さえ払いたくなるのだが、
リアルに顔を会わせてしまうと、お互いに吐き気を催しそうな結果になるだろう。
261名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 22:34:18.90 ID:a/xVbtl00
>>215
オレ昔乱読、今繰り返し派

罪と罰、50回で得たものはあったかい?
2回、3回は繰り返した人ザラだと思うが、
そこまで読み込んだ時、
何が見えたかとても知りたい
マジレス頼みます
262名前は誰も知らない:2011/10/02(日) 22:41:19.06 ID:dMs/uQYB0
じゃあ「嘔吐」と「けがれなき酒のへど」でも読むか
263名前は誰も知らない:2011/10/03(月) 00:27:09.92 ID:cyDMuhBg0
けがれなき酒のへどちょうど一昨日読んだばっかだわw
暗渠の宿とともに、なんか良くも悪くも本当に赤裸々の私小説って感じだったな
圧倒されるものは感じたが文学的テーマは捉えられなかった
俺の力量不足かもしれんし、そもそもそういった主題が無ければ駄目という訳でもないけど
264名前は誰も知らない:2011/10/03(月) 16:48:10.82 ID:s/oAH9sz0
賭ける魂 植島啓司 講談社現代新書

新書は大概が濫造された悪書だが、この本は当たりだった。
まぁ 俺が競馬好きというバイアスが働いてはいるが。
265名前は誰も知らない:2011/10/03(月) 17:42:55.52 ID:YjjF1YF7I
マネーボール面白過ぎる
普段お堅い本ばかり読んでるせいか
純粋に楽しいと思えたのは久しぶりだ
266名前は誰も知らない:2011/10/03(月) 18:50:46.17 ID:ycmhKFc+0
「砂糖の世界史」川北稔が面白かった。
岩波ジュニア新書はもともと中高生向けだから読みやすい。

今は「栽培植物と農耕の起源」中尾佐助を読んでいるが、投げ出しそう。
少し背伸びし過ぎたかも。名著らしいんだが。
267名前は誰も知らない:2011/10/03(月) 18:59:28.32 ID:ORXivn5x0
農学部志望?
268名前は誰も知らない:2011/10/03(月) 19:34:35.58 ID:nYOJQBtD0
>>265
でもフィルダーjrをでぶで使えないからいらないなんて言ってたけどあいつ
メジャー入ってめちゃめちゃ活躍してるよな
ドラフトで取って活躍したら高く売ればよかったのにな


269名前は誰も知らない:2011/10/03(月) 21:46:41.81 ID:X5irzgr50
デイヴィッド・ライアン「監視社会」を読了し、読んでいて自分の感覚とあう
文章を引用改造してみた。

監視社会
http://www.geocities.jp/toku2501/surveillance.html
270名前は誰も知らない:2011/10/03(月) 23:19:22.40 ID:1OWziN9M0
モームの "人間の絆" を読まれた方はいらっしゃいますか?
271名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 06:39:07.15 ID:ysLQlHih0
>>265 ビリービーンは、犠打世界一の川相をコーチとして招集すべき
272名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 12:21:32.15 ID:ktVyZKQc0
深夜特急を読んだ。
面白かったけど、全部描き終わるのに15年とかかかったのに、この道を右に曲がたら○○があった、とか覚えてるもんなのか?って思った。
こんなツマラン事を思うようじゃダメなのかな。
273名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 15:28:48.57 ID:E35SkAJwO
>>271
送りバントは死んだ。
お前はマネーボール読むべき。
274名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 17:04:49.87 ID:QIQnNf4S0
>>272
取材ノートとか地図とかさ、全部覚えてなくても資料見りゃわかるんじゃないの
275名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 18:26:37.61 ID:t2SXPCfF0
このスレ見ると古典だったり、新書だったりとわりとお固い本を好んで読む人が多いのね。
娯楽小説ばかり読んでる俺はほとんどついていけないわ。
276名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 18:37:12.52 ID:kAiljAlD0
それはお互い様でしょ
貴方も読了済かきこんだら
ヘェ〜って反応あるよ
277名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 19:32:09.76 ID:8R5PSl2o0
>>275
そうでもない。
そういう人の書き込みがここんとこ多いだけで、過去スレからずっと見るかぎり、
エンタメ好きな住人の数の方が多いと思う
278名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 19:50:55.22 ID:Vb2TeING0
最近、塚本邦雄に酔わされている
でも、今時短歌なんか読む人はあまりいなそうだなあ
279名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 20:09:51.47 ID:8R5PSl2o0
短歌は枡野浩一の登場以来、20代前半の若い人(特に女性)の作り手がたくさん登場して、賑やかなことになってるよ
まあそれ以前から俵万智の爆発的なヒットもあったけどね
塚本みたいな美しい前衛歌も個人的には好きだけど、今はやっぱり今様の口語歌が猛威をふるってるね
短歌の評論で一番鋭い目を持ってると思ってるのは、やっぱり歌人の穂村弘。実作より評論の方がすごいと思う
280名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 21:23:18.25 ID:e9EDvhMk0
図書館戦争シリーズの文庫本を6冊一気読み。
柴崎がストーカーに拉致されて体を弄ばれてるシーンでは、
不覚にもオッキした。
281名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 21:43:23.34 ID:Vb2TeING0
>>279
詳しい人もいるんだなあ
俵万智はどうも好きにはなれないかな、流行る理由はわかるんだけど。
それだったら水原紫苑とかに惹かれてしまう
でも、別に口語が嫌いというわけでもなくて、少し前に亡くなった笹井氏の歌は好きだった
といっても、俺なんか短歌読み始めてまだ1,2年なんだけど
282名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 22:01:06.53 ID:8R5PSl2o0
>>281
水原さんの歌は難解だけど美しいね
わかんなくても字面を追う快感がある
師匠の春日井健の歌も凄くいいよ
283名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 22:18:15.10 ID:oTIcfQqc0
読んだ後もずっと登場人物たちを想ってしまう小説ある?
哲学的な要素は少なくて物語性重視なものがいいです。
ちなみにれっきとしたぼっちです。喋らなすぎて、バナナ食べるとき顎が痛いです。
284名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 22:30:29.28 ID:XurKflW20
「海辺のカフカ・村上春樹」、古っと思うでしょうが、文芸本は100円でしか
買わないので、先週読んだ。しかし、英語教師を殺害した悪人のイメージが
ちらついて、あの事件の前に読むべきだったと思う。まさか、とは思うがこの
本に影響されてあの事件が起こった?はずはないよね。
285名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 22:32:50.30 ID:kAiljAlD0
英語の教師?
マジレス頼みます
なんの話?
286名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 22:37:04.91 ID:XurKflW20
だから、イギリス人女性のタウンゼントさんを殺害して、
沖縄まで逃げていた何とかという悪人の事。名前も思い出したくない。
ほんの内容は、ストーリーメイクはさすがだなと思った。
287名前は誰も知らない:2011/10/04(火) 22:40:59.07 ID:kAiljAlD0
あまりに突拍子もないので
唖然としました
関係あるわけない
関係性を感じる方に疑問を持つ

レスしてくれたことには感謝します
疑問がとけたので
288黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/04(火) 22:45:58.54 ID:NaJMWihWP
デヴィンタウンゼント
289名前は誰も知らない:2011/10/05(水) 01:01:57.86 ID:nEqtaR2t0
>>283
僕たちの戦争
290名前は誰も知らない:2011/10/05(水) 02:23:41.14 ID:71E8ednj0
海辺のカフカで古いと言われると
今更羊をめぐる冒険を読んでいる俺の立場がない
ずっと村上春樹には懐疑的だったんだが
食わず嫌いもよくないだろうと少しずつ読んでるところ
291名前は誰も知らない:2011/10/05(水) 14:41:12.44 ID:XErqlXQR0
カフカってジャンルなに?
昔初めの方だけ読んでミステリーかSFかと思ったけど村上春樹ってそんなの書かないよね
292名前は誰も知らない:2011/10/05(水) 16:44:08.14 ID:HxWB4x+10
村上春樹の食事感覚のセックス週間は反吐がでるわ
そして「趣味は読書。好きな作家は村上春樹」っつう女を
散々セフレで使い倒したあげく三十路前にポイ捨てしたい
293名前は誰も知らない:2011/10/05(水) 19:31:34.97 ID:BanG2jAI0
特に素性の知らない男の子のチン子をしごき始めやがった
男の子もなんで冷戦なんだよ
俺もしごいてもらいてぇ
294名前は誰も知らない:2011/10/05(水) 20:58:06.99 ID:H/Il6vdZ0
学生時代は手当たり次第に乱読。
給料を貰う身になってからは積ん読も増えてきた。
残りの人生で、あと何冊の本を読めるのかな。
295名前は誰も知らない:2011/10/05(水) 21:51:15.95 ID:EddLFdAPO
アメリカのB級サスペンス映画の筋書きみたいなストーリーが好きだ。
モーテルでのドタバタとか、変態級サディストのおっさんが出てきたり。
296名前は誰も知らない:2011/10/05(水) 22:41:41.09 ID:ASBvMJZV0
>>283
私は乙一「GOTH」の森野夜が好きで時々想ってしまう。
漫画版もイメージに合っていて良かった。
297名前は誰も知らない:2011/10/05(水) 22:56:42.07 ID:aEgaKFwl0
>>296
同感! 小説読んできた中で初めて萌えた
298名前は誰も知らない:2011/10/05(水) 22:59:49.62 ID:LfRT/rQf0
http://andronavi.com/2010/06/25670

これで中原中也の作品読んでる。
299名前は誰も知らない:2011/10/05(水) 23:28:06.70 ID:o7+BhtUG0
127時間とスリーカップスオブティーは
読んで面白かったです
300名前は誰も知らない:2011/10/05(水) 23:32:08.81 ID:EddLFdAPO
>>194
夢とはちょっと違うかもわからんが、「あの日にドライブ」
ただし、主人公は孤男ではなく、どちらかと言えばリア充かキョロ充に近い
301名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 06:35:43.71 ID:1QrhoJyY0
香山リカ「「だましだまし生きる」のも悪くない」読了。
香山リカが取材に答える形で、どんな人生を送って来たか語った事が書かれてある。
自分では書かないような事も語ったとか。
香山リカという人物に興味がある人は読んでみたらいいのではないだろうか。
「30代の前半くらいから音楽関係の人と7〜8年交際した。
彼は9歳年上で、ずっとその人のファンだった。
対談がきっかけで直接知りあうようになった」
といった事が書かれているけど、ひょっとしてその相手はYMOの高橋幸宏?
香山リカはYMOのファンで、対談もした事があり、9歳年上というのも一致している。
302名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 11:41:37.73 ID:9Eb9br1i0
>>270
去年読んだよ。
脚に障害を持つ主人公の少年〜青年期の成長物語で非常に面白かった。
ぜんぜん小難しくなく、雰囲気も暗くなく、たくさんの出来事が詰め込まれていて、読後感は大満足。
主人公のおバカな行為があったり、悪い女に振りまわされたり、貧困に喘いだり、感動的な出来事があったり。

パリに画学生として絵の勉強に行く話が特に好き。
印象派がまだ新しい流派の頃の話で、絵の先生が印象派を敵視してたりとか。
当時の画学生たちの雰囲気もいい感じで描かれてた。
303名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 12:32:32.43 ID:XP0cp4u50
>>302
煽りじゃなくて印象派は流派ではないよ
展覧会の名前に由来があるんだ
304名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 18:51:22.23 ID:M1HlcYpX0
>>296読んでみるよ

そういえば中一のとき、乙一の作品で気持ち悪いの読んだんだけど作品名が出てこない
分かる?
305名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 19:48:02.24 ID:1QrhoJyY0
>>304
気持ち悪い、という評価を受けているので知っている乙一作品は「ZOO」かな。
306名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 20:34:54.82 ID:ghqikY730
>>303
流派というと少し違和感があるけれど、歴としたイズムではあったんじゃないかな
たしか、最初はモネの絵からとって嘲弄的に用いられたんだけどね

月とモームは人間の絆は読んだことないけれど、六ペンスは面白かったな
307306:2011/10/06(木) 20:41:03.45 ID:ghqikY730
モームは人間の絆は読んだことないけれど、月と六ペンスは面白かったな
一応訂正を
308名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 20:44:31.23 ID:1QrhoJyY0
2011年ノーベル文学賞受賞者は、スウェーデンの詩人トーマス・トランストロンメル氏

村上春樹受賞ならず、残念
309名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 20:48:22.25 ID:aowzppFZ0
>>305それ読んだことないんだ
確か、暗黒童話って風なタイトルだった
310名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 21:44:59.11 ID:rQef63x70
今度の三連休で
カラマーゾフの兄弟読破できると思いますか?
読むの遅いよりも頭悪い理由で
時間かかりそうだなあ。
311黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/06(木) 22:08:55.82 ID:ZXUHFuBPP
小出裕章の書く文章が意外と厭世的でかつパンチが効いてて面白い
312名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 22:18:24.82 ID:1QrhoJyY0
>>310
別に頭を使う本じゃないから、訳が自分にあっていればそんなに時間かからずに読めると思うよ。
私は新潮文庫のは読みづらくてかなり時間かかって読み終えた。
読書家を自称するには読んでおくべき本だと思って、忍耐を伴いながら読んだ。
読書経験の中で最良の作品の一つとして挙げる人が多いけど、私にとってはそれほどの作品ではなかった。
光文社古典新訳文庫のだと読みやすいのかな。そっちは読んでないけど。
全5巻で出ているみたいだから3日で読むのは大変かも。
313名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 22:23:43.64 ID:rQef63x70
>>312
私も読んでおくべきって動機です
新訳でいってみます

古典は普遍的な理由で
読み継がれると思うので、
やはり期待しちゃいます
314名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 22:48:04.80 ID:xJ4l16bO0
古典は内容云々より翻訳のせいで読みにくいと感じる時がありますね
とは言え、原書で読むと言っても容易ではないですし
315名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 22:53:27.07 ID:1QrhoJyY0
なんか「読書家を自称するには読んでおくべき本のリスト」を作りたいな。
2ちゃんねるでたまに見かける、普通の人が読まないような哲学・思想書ばかりを挙げた
「10代で読んでないと恥ずかしい本のリスト」とかいうスノッブな感じのではなくて、
本当に若い頃に読んでいた方がいい本、若い頃に出会いたかった本を挙げたリストとか。
316名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 23:08:29.68 ID:bpTtGnCG0
読書家なんて自称しなくてもいいし、読んでおくべき本なんてのも人それぞれだとは思うけどね
317名前は誰も知らない:2011/10/06(木) 23:20:34.32 ID:1QrhoJyY0
世間で教養とか言われている哲学や思想や名作古典の作品は、高校倫理で紹介されているのと
重なる所がかなりあると思っている。
私は日本の思想を軽視していて高校倫理でもそこらへんをちゃんと見てなかったので、最近
載っている事を知った人物で有名どころでは、
小此木啓吾、丸山真男、坂口安吾、小林秀雄、吉本隆明
あたりがいて、いろいろ回り道をして自力で教養として知った人物が取り上げられていて、
高校倫理を更に魅力的に感じるようになった。

>>316
でも君も「もっと早くに出会って読んでおけば良かった」と感じる本はあるでしょ。
そういう「昔の自分に教えたい」と思うような本をリスト化したらどうかな、とか思っている。
318名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 00:15:07.92 ID:S8TdcV020
>>317
私?ここ孤男板だが。
お前女だろ。
319名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 00:19:38.97 ID:fjqeSrE/0
「読書家として」
というのは誤解を受けやすい表現かもしれない
文字通りの意味なら、俺もそういう姿勢で読書するのはあまり好きじゃない

>もっと早くに出会って読んでおけば良かった

こういう意味なら賛成です
320名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 00:44:39.37 ID:8+Y1Fnqg0
ある孤男が作った「もっと早くに出会って読んでおけば良かった/若い人に読んで欲しい本のリスト」

リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』

中村元訳『ブッダのことば―スッタニパータ』『ブッダの真理のことば・感興のことば』

ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』

ジークムント・フロイト『自我論集』『エロス論集』
小此木啓吾『自己愛人間』『現代の精神分析―フロイトからフロイト以後へ』
岸田秀『ものぐさ精神分析』、斎藤環『生き延びるためのラカン』、新宮一成、立木康介『知の教科書 フロイト=ラカン』
スラヴォイ・ジジェク『斜めから見る―大衆文化を通してラカン理論へ』『ラカンはこう読め!』

エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』『愛するということ』
ミシェル・フーコー『監獄の誕生―監視と処罰』
マックス・ホルクハイマー, テオドール・アドルノ『啓蒙の弁証法―哲学的断想』
ジョージ・オーウェル『1984年』、デイヴィッド・ライアン『監視社会』
ジョルジョ・アガンベン『ホモ・サケル―主権権力と剥き出しの生』

ルネ・ジラール『文化の起源―人類と十字架』
アンドリュー・J. マッケナ『暴力と差異―ジラール、デリダ、脱構築』
浅田彰『構造と力―記号論を超えて』、今村仁司『暴力のオントロギー』『排除の構造―力の一般経済序説』
岡本裕一朗『ポストモダンの思想的根拠―9・11と管理社会』、内田樹『寝ながら学べる構造主義』

萱野稔人『国家とはなにか』、小室直樹『日本人のための憲法原論』、加藤尚武『現代倫理学入門』
なだいなだ『権威と権力―いうことをきかせる原理・きく原理』『民族という名の宗教―人をまとめる原理・排除する原理』
雨宮処凛『生きさせろ! 難民化する若者たち』、ジェーン・スプリンガー『1冊で知る 虐殺』
321名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 02:41:36.26 ID:KImfbUEa0
若い時に読んでおきたかった本「正法眼蔵随聞記」
322名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 08:19:29.20 ID:DNqVNmsV0
世の中の事はだいたいイソップ物語に書いてある
323名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 14:33:21.95 ID:8+Y1Fnqg0
小谷野敦「友達がいないということ」読了
小谷野敦の著作は初めて読んだけどなかなかいい。文学の教養から引っ張って
くる話が随所にあり、読んでいると世界が広がる。作家の誰と誰がどういう
関係だった、とか作品を読んでいるだけでは分からない事がよく目にとまった。
友達いない孤独な人に対して「人間関係プロレタリアート」という呼び名がある
みたいだけど、斎藤環の定義だとニートの内「人間関係プロレタリアート」なの
が「ひきこもり」になるのかな、とか思った。
エーリッヒ・フロムの「愛するということ」を読んでも人から愛されるように
ならないし友達作りに役には立たない、というのは話や、一般に使われている
「愛」という言葉は、排他的で差別的であるというのは同意する。
324名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 14:38:42.94 ID:I8w2q5q40
小谷野はちょっと
325名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 16:30:01.45 ID:N6dM4jXM0
今、フロムの『生きるということ』を読んでるがオススメ
326名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 18:00:04.50 ID:U8M3ycJI0
>>324
小谷野はエッセイ的なやつは悪くないだろ
もてない男もブックガイドが充実してて良かったし
色々難はある人だけど
327名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 18:10:05.32 ID:8+Y1Fnqg0
フロムは、「自由からの逃走」「愛するということ」を最初から最後までしっかり読んで、
「悪について」を斜め読みしたことがあるけど、また読もうと思っている。
「生きるということ」は読んだ事ないけど、どんな内容でどういうところがオススメ?
と聞くだけでなくぐぐってみる。

エーリッヒ・フロム「生きるということ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/431400181X/

By カスタマー
 もとのタイトルが "To have or to be" であるように、この本は、生きるということを
 二つのモードから捕らえている。つまり、「持つこと」そして「あること」である。
 所有することを目的にすることがあたりまえになっている現代で、存在すること、自分
 自身であることの意味を問い直す、エーリッヒ・フロムの代表作といえると思う。
 一生読みつづけたい一冊。

By のーざんらいつ
 私達には二つの基本的な状態があると著者は言っています。
 物や知識、権力等を持つことにこだわるのか、それとも能動的にありのままの自分を
 表現し、自分で喜びを獲得しながら生きるのか。(略)
328名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 18:13:40.43 ID:8+Y1Fnqg0
物や知識や権力の所有による集団への適応より、
ありのままの自分として存在することを肯定しよう、
みたいな内容なのかな。
329名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 18:47:17.29 ID:I8w2q5q40
>>326
最初のもてない男はまあ面白かったと思う
それ以外の学術ものは、うーん・・・・・
小説になると論外
330名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 19:25:55.83 ID:8+Y1Fnqg0
小谷野敦ってマイナーだと思ってたけど、2009年頃から新書連発しているのね。
引っ張りだこの先生ってことかな?読者層はどういう人たちだろう。
そして小谷野敦の実力を見下しているのはどういう人たちなのだろう。
>ID:I8w2q5q40
自己紹介よろ
331名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 19:56:43.49 ID:lD4PA/XRO
なにこの人怖いわ
332名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 23:10:52.96 ID:N7UMsihS0
>>323友達いないことが見て取れるな
本の感想つらつら並べて「どや?」って顔したら友達は去ってたんだろうな
大人しく読んでろよ
頭良い気分には一人で浸ってろよ
言いたくなるのは分かるけどな
ここはそういうスレだけどな
死ね
333名前は誰も知らない:2011/10/07(金) 23:36:43.06 ID:vcvIMHAtO
スリラー小説でおもしろいのある?
個人的にはクーンツ、キング、貴志、清張あたりが好き
334名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 01:41:17.87 ID:t/xXBVyl0
いつまでたっても罪と罰が読み終わらない
335名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 01:42:52.38 ID:l7yB/hJG0
いつまでたっても羊をめぐる冒険が終わらない
というか馬鹿らしくなってしばらく放置している
336名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 05:21:24.83 ID:4VrW/mz00
最近は専ら精神世界系にハマってる。
よかったのは、神との対話、人生を変える一番シンプルな方法
今は未来世療法を読んでる。
337名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 10:20:24.03 ID:c3OPErGJ0
カフカの城を読もうかどうか迷っている
長そうなので
338名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 10:46:25.09 ID:WrfNx6OL0
>>332
ここは孤独な男性が集まる板で本の感想を書くスレだが・・・
339名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 11:09:34.73 ID:i4HSEy1f0
↑するどい

フロムに興味をもったよ
ありがとうおまいら
340名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 13:05:10.61 ID:F+MOk7r/0
>>332友達いないことが見て取れるな
上から目線で他人の分析ごっこして「どや?」って顔したら友達は去ってたんだろうな
大人しく読んでろよ
頭良い気分には一人で浸ってろよ
言いたくなるのは分かるけどな
ここはそういうスレじゃないけどな
強く生きろよ
341名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 13:25:49.24 ID:AXygeWYL0
中野から杉並方面の古本屋を片っ端らから『ドン・キホーテ』の文庫を探したんだけど
見つけられなかった。

直ぐに見つかると思ったんだけどなー
342名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 18:28:07.74 ID:uzVwxgu20
>>330
そりゃ絶望書店とのアレとか知ってたらなあ・・・
ネットでは有名なほうだろう悪い意味で
343名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 18:34:13.97 ID:4+UscGLN0
タバコ擁護に走ると途端に頭悪くなる人ですな
まあそれはコイツにかぎらんけど
344名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 18:48:25.05 ID:B69XQn6F0
最初はふーんと思って読んでいても、知れば知るほどマイナスの評価を下すようになると思うよ
面白いと思って読んでるうちが華だ
345名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 19:00:31.64 ID:4+UscGLN0
あと、うかつに批判すると冗談抜きで本人が乗りこんでくるから注意
346名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 19:10:40.30 ID:i4HSEy1f0
>>345
ワロタ(^^)
347名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 19:12:13.41 ID:BZ+rJMR/0
学生時代は創元やハヤカワの外国SFに読みふけっていたけど、
もう8年以上ご無沙汰になってしまった。
外国SF作品で今話題になってる作品ってどんなのがあるんだろ?
348名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 19:35:41.26 ID:hK8dotFq0
スティーブンキングでも読めば
349名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 19:36:08.40 ID:cSLM4mc8O
1984
350名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 20:02:50.95 ID:F+MOk7r/0
>>347
今年になってようやく出たディレイニーの『ダールグレン』が凄いらしい
351名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 20:34:44.48 ID:DsKN017f0
ハクスリー「素晴らしい新世界」
オーウェル「1984」、 「動物農場」
ザミャーチン「われら」
サド侯爵「食人国旅行記」
スウィフト「ガリヴァー旅行記」
トマス・モア「ユートピア」
カンパネッラ「太陽の都」
ベーコン「ニューアトランティス」
352名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 23:15:47.93 ID:4DggoujJ0
スウィフトだったかなぁ
何か皮肉たっぷりに世界の良くする方法を短い論文形式で発表したのは
内容も殆ど覚えていないが芥川の河童に近い物を感じただけは覚えてる
353名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 23:44:12.61 ID:UaTIhQfYO
穏健なる提案、
正式には「アイルランドの貧民の子供たちが両親及び国の負担となることを防ぎ、国家社会の有益なる存在たらしめるための穏健なる提案」。
これじゃないかな。

要するに赤ん坊を食ってしまえ、てな内容だね。母国がアイルランドのスウィフトだからこそ言えるブラックユーモア。
それほど食料事情が悪かったんだろうね。
354名前は誰も知らない:2011/10/08(土) 23:55:16.52 ID:XKrXAeM90
なんかUKパンクロックで転用されてそうな「提案」だな
実際そういう歌詞があったような気がする
355名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 01:23:21.80 ID:7Bu/MW5jO
ブックオフで買った本に手垢がついてたから、ブックカバーを買おうと思うのだが、アマゾンとか見てみると結構高いよね
2500円とか
もっと安く手に入らないかな?
356名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 01:56:41.69 ID:eb9VtJ5L0
紙で作るとかどうよ
357名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 02:01:32.16 ID:pMjxG9EE0
>>341
古本じゃなきゃヤなん?大型書店なら置いてるとこあると思うが。
パラパラ立ち読みしたら存外オモロそうなんでいつか買おうと思ってる。
358名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 02:19:43.69 ID:fq2CwPe40
・アマゾンでももっと安いのがある
・書店でも売っている
・昔本屋でバイトしてたから自分で紙で作ったこともあるけど簡単にできる
・今やってるところがあるかどうか知らないが
  文庫本や新書のカバーの一部を切り取って送ると
  ブックカバーをプレゼントしてくれることがある
359名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 02:44:15.90 ID:7Bu/MW5jO
>>356、357、358
ありがとう。
とりあえずブックオフで買ったときに袋に入ってた高価買い取りのチラシでカバーを作った。
これで安心だ
でもまあ黒のレザーのブックカバーには憧れるなあ
360名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 03:26:53.61 ID:LBIceLxt0
紀伊国屋でブックカバー貰えるよ、カードの150pと引き換えに
おれは他に使い道が無かったから即交換して貰った
http://s2.gazo.cc/up/s2_0515.jpg
http://s2.gazo.cc/up/s2_0516.jpg
でも普段はアニメイトで売ってるミエミエを使ってるな、透明だから表紙を忘れることもないし
361名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 03:36:35.84 ID:LBIceLxt0
あ、でもこれ先月からのキャンペーンで無くなり次第終了する筈だから今どうなのか分らん
あと変なアプロダでごめん
362名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 04:07:23.85 ID:qe/zmeig0
紀伊国屋はこんなんくれるのか
淳工藤は全くこういうサービスが無い。
363名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 04:11:33.10 ID:qe/zmeig0
>>360
アニメイトミエミエってどんな材質か教えてくれ
普通のクリアファイルみたいな固さ?もっと薄い?
364名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 07:35:11.60 ID:rqj+70hJ0
アニメイトミエミエはそこそこ良い素材使ってた気がする
365名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 08:27:28.20 ID:suj2+EGg0
アニメイトってとこに入る勇気はないな
366名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 09:59:57.07 ID:LBIceLxt0
>>363
ポリプロピレンだと思う。堅さは、本に被せても変化を感じない程度に。
ただ、上の画像を見ても分る通り文庫本サイズで高さを15.5mmと余裕を持たせてるから少し余る。
だから中のカバーがよく上下にずれて、透明な分見栄えが悪くなることもある。
コアデって会社が作ってるから調べてみると良いよ。アマゾンにも売っているし。
367名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 14:40:01.71 ID:kVFCC3BiP
アニメ糸なんてすぐ慣れるしいろいろ捗るぞ
368名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 14:44:49.47 ID:suj2+EGg0
アニメとか秋葉オタ系嫌いだから無理だなあ
369名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 15:09:38.66 ID:fq2CwPe40
高校の頃に岩波文庫のキャンペーンでもらったカバーを今も愛用している
ただし岩波文庫サイズなので新潮文庫サイズを入れるにはかなり窮屈
仕方ないので大きめの文庫には近所の本屋で買ったカバーを使う
370名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 17:07:06.40 ID:7Bu/MW5jO
娯楽小説を週に1冊読むぐらいで、読書家とは言えないのにブックカバーを買うなんてもったいないような気もする
たまには難しそうなのを読んでみようかな。例えば1984年(新訳)とか
371名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 18:13:47.88 ID:BJy2cX0n0
>>357
新しいのでもいいんですけど、自分の財布的に全部そろえるのキツいんです。
あと変わりに、『セルバンテスの思想』という本を買ったのですが、
そのついでに『ドン・キホーテ』の文庫が見つからないと本屋のおばちゃんに聞いたら
岩波の目録で新版の値段を調べてくれたんですけど、おばちゃん曰く「古本屋で探しなさい」
と、言われました。
セルバンテスの思想は読み始めたばかりですけど、かなり期待できそうな内容です。
とりあえずはこれで我慢です。
372名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 18:25:31.97 ID:OgrGQtjw0
時代がかった翻訳物の戯曲を何冊か読んだら、
さすがに食傷気味になってきた

次は日本の散文を読もう
373名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 18:28:45.63 ID:fq2CwPe40
日本の古本屋で見てみたけど
6冊揃い+送料で考えるとあんまりお得感はない気がする
俺は最近金がないので分冊ものは一気に揃えず
読了したら次を買うようにしている
374名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 20:11:07.12 ID:+pIU4haB0
俺は風呂で読むからアマで売ってるテント素材のカバー欲しいと思ってる
外で読むとき用に革の渋いやつも欲しいけどね
なんか布素材のやつとかもあるしブックカバーにもいろいろあるよな
375名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 20:21:44.02 ID:987fRctP0
布団にもぐり込んで読書
湯船に浸かりながら読書
飯を食いながら読書
ウ○コしながら読書
376名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 20:51:46.39 ID:suj2+EGg0
>>375
全部やったことあるな
377名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 20:59:59.15 ID:AgtP0q2lO
湯船・飯はないな
良識派なのか熱意が足りんのか
便所に本持ち込んでる時点で良識もなにもないか
378名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 21:18:03.21 ID:GhaN4oQp0
風呂に本を持ち込むのは結構難易度高いと思うんだけどな
有名人もやってることあるよな
379名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 21:27:28.48 ID:ZHnsJhTlO
もうこんなにびしょ濡れにして、全くやらしい本やで。
380名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 22:11:47.02 ID:fq2CwPe40
家にいるときは机に向かってでないと読まなくなった
それが一番楽だからかな
381名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 22:55:34.52 ID:LBIceLxt0
不思議の国のアリス、読了。
あんなイカれた、会話も成立たない世界でアリスたった一人の冒険譚ってなんか健気だったな。
ただチェシャ猫の言によれば"We're all mad here. I'm mad, You're mad."らしいが。
気狂いじゃなかったらこんなトコまでこねぇよって、まるで自分に言われたようでグサっと来た。
感じとしては一般に言われるような可愛らしい物語ではなく、PCゲームにあるアリス・イン・ナイトメアの様なダークな印象を受けたな。

けど、さすがは数学者ドジソンであって、言い回しが巧みで言葉遊びの点で十分楽しませて貰った。
王様が帽子を盗んだ廉で帽子屋を責め立てる時に言う、
"Give your evidence," said the King; "and don't be nervous, or I'll have you executed on the spot."のセリフでクスっと来たり。
とにかく、この土日潰して読んだ甲斐だけはあったな。

日本もペーパーバックみたく安価で小説を売れる体制を設ければ良いんだけどな。そうすりゃ風呂に浸かりながら読書もハードルが下がるのに…。
382名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 23:17:52.26 ID:ToD3VVPl0
>>381
よければレスお願いします

どんなお仕事をされてますか?
本当に孤男ですか?
383名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 23:31:59.48 ID:7Bu/MW5jO
古本屋で買った本がすげーカビ臭い。
100円で買ったんだけど、なんかやだな。
皆さんはこういうの気になりますか?
俺は昔は気にならなかったんだけどな・・・
384名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 23:34:45.13 ID:ToD3VVPl0
>>161
>中島義道のノルウェイ批判は噴飯ものだった。全部自分に返ってくるような指摘ばかりでな

中島のタイトル教えてください
その批判内容読んでみます
385黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/09(日) 23:37:03.04 ID:Uz2tljNiP
それどっかで読んだな
「金持ちのお坊っちゃんがウジウジしやがって」みたいな割とありがちな内容だったと思う
386名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 23:38:14.55 ID:A/gP+9vvO
中島さんの画像検索したら、いやらしい顔してた。
387名前は誰も知らない:2011/10/09(日) 23:58:47.91 ID:LBIceLxt0
>>382
大学生です、
知らない土地で引籠って勉強していたら孤男になりました
ちなみに前期の単位全部落としました、発狂しそうです
388名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 00:25:04.12 ID:xa5Ume4NO
解るぞ〜
俺も大学一年から単位ほとんど落として中退したから。
389名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 00:30:11.16 ID:7Umwc1AN0
>>381
ブックオフでやっすい文庫探して買ってくればいいんじゃないか?
390名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 00:33:02.19 ID:OguWVU7i0
>>384
「私の嫌いな10の言葉」の第4章
391名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 01:03:44.39 ID:JicBOlMLO
>>381
文庫って知ってる?
392名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 01:20:09.17 ID:e1nDkD0x0
>>366
満喫のマンガにかかってる透明なカバーみたいなイメージ?
393名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 01:57:53.79 ID:VL7M8XFg0
>>389
個人的に古本は質の良い本を台無しにする事に、また汚いってイメージがあるから
風呂に入る行動と矛盾する気がして抵抗感がある。質の良い汚い本ってのも変だけど。
洋書みたいにガサガサの紙で良いから文庫本を今より安くして販売する枠を設けても良いと思うんだ。
>>392
そうだと思う。>>360のイェイツ詩集に被せてあるから確認してみると良いよ。
394名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 02:17:24.93 ID:suswmsJ20
風呂でテレビが見れるんだから
いずれ電子書籍も読めるようになるんじゃないの
まあ俺は電子書籍を読んだこともないし端末を買う金もないんだが
395名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 06:39:00.27 ID:mXbaftwM0
>>387
洋書を原文で読めるような人がなんでそんなことになるんだ。
396名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 08:12:47.52 ID:p+7Gf4l00
俺は「私の嫌いな10の言葉」の第4章じゃなく別の作品で中島のノルウェイ批判読んだと思う
だってその本読んでないから。複数の作品で書いてるのかもね
397名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 10:07:32.85 ID:1akqkYWs0
>>390
サンキュー

>>396
もしタイトル思い出したらお願いします

>>387
大学生さんでしたか 前途洋々です
スペック高そうだし
あなたなら社会でたら孤男じゃなくなります
 オレもそう思う>>395
398名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 13:03:02.13 ID:ZXYSrgjW0
「フクシマ以後、詩を書くことは野蛮である」
399名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 15:03:12.43 ID:suswmsJ20
アウシュビッツのロマン主義的野蛮と比較して
フクシマの野蛮とは詩を書けなくする態のものなのだろうか
我々が詩を書く原理はフクシマの狂気と通底するのだろうか
400名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 15:05:09.06 ID:gj1+Bzfr0
ジェノサイドと福島は全く通底しないと思う
401黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/10(月) 16:38:15.06 ID:XoVnXigiP
パヤオ「フクシマ以後、ファンタジーを描くことは野蛮である」
402名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 16:56:52.98 ID:YVT8dwGpO
パヤオ「お前は早く仕事につけ、この穀潰しが」
403名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 17:55:24.53 ID:ZXYSrgjW0
3.11以後、小説やマンガの半分くらいは読む価値が無くなったと思うね
404名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 18:19:07.42 ID:5VAaCvDU0
ナチズムは民主主義の正当性を突き動かし
911は歴史の終焉というテーゼを粉砕したが
フクシマにそうした直截性はあるのだろうか
「想定外の天災」に起因する偶発的な事象として矮小化され
合理性の名の下に安全神話が再び捏造され
原子力発電は明日も続くのではないか
そして国民は野蛮にも諸手を挙げて科学を歓迎するのではないか
405黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/10(月) 18:35:12.44 ID:XoVnXigiP
よく「311以後」みたいな言い方がメディアなんかでなされることがあるけれど
自分が被災したならともかく、「311」という現象にメディアを通して接したくらいで
「自分は変わった〜」みたいなことを得々と言う人間ってのは、それまでいったいどういう意識で生きてきたんだろうかと思ってしまう
406名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 18:42:43.26 ID:TPwUyOZgO
周辺人くんは難しい話とまいんちゃんだったらどちらが好きかい?
407黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/10(月) 18:42:55.58 ID:XoVnXigiP
例えば宮台真司なんかが「311以後」を言うわけだけれど
彼は以前から「自明性のなかに埋没されるな」みたいなことを散々言ってたりするわけです
それって宮台自身が「311以前」という自明的日常の中に多かれ少なかれ埋没してしまっていたということを逆説的に証明してしまうことになるんじゃないのかね
408黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/10(月) 18:44:47.76 ID:XoVnXigiP
>>406
まいんちゃんと対面座位をしながら思索を深めていきたいと思う
409名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 18:47:16.66 ID:vBhHce/wO
311ねぇ
興味ない自分に益々嫌気がさしたくらいで、たいした変化は無いな
410黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/10(月) 18:52:47.38 ID:XoVnXigiP
あとまいんちゃんは吹奏楽部らしいからまんこで金管楽器吹いてもらうのもいいかもね
うん
411黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/10(月) 18:56:02.06 ID:XoVnXigiP
あと西部邁が原発について「破滅への予感と共に歩んでいくしかない」みたいなことを言ったらしいけど
「原発」という個別の問題への賛否はさて置くとして、「日常」「社会」に対する向き合い方そのものとしてはこれ程説得力のある意見はないと思う
412名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 18:59:33.96 ID:YVT8dwGpO
君は仕事を探す以前に
発達障害のリハビリに専念した方が良さそうだ
413黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/10(月) 19:07:16.86 ID:XoVnXigiP
>>412
発達障害の「リハビリ」?
414黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/10(月) 19:12:36.66 ID:XoVnXigiP
上の方で「自分が被災したならともかく〜」みたいなことを書いたけど
本心を言えば「被災者だってある種の自明性の中に埋没していたんだな」と思ってしまう
目先の金のために原発を誘致したり、津波の言い伝えに背いて沿岸部に集落を作ったり
勿論それが人間の性というものなんだろうけどね
415黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/10(月) 19:22:35.18 ID:XoVnXigiP
>>400
どっかで見聞きした話で「以前は仲が良かったユダヤ人の隣人が迫害され、住処を追われようとしているのに自分は何もしなかった」
みたいなのがあったけれど
それって「311以前」の原発をめぐる状況とどっか似ているところがあるよね
416名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 19:25:15.81 ID:W+NXdSKv0
自明性ってなんだよ
もっとわかりやすく言えよ
417名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 19:39:18.03 ID:YVT8dwGpO
ただ「」を使って長文を書きたいだけだから
それは無理な注文だよ
418黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/10(月) 19:42:30.40 ID:XoVnXigiP
>>416
「今日と同じことが明日以降もずっと続くだろう」という感覚の傾向
419名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 20:31:10.05 ID:gj1+Bzfr0
>>398がえらい燃料になったみたいだね
フクシマの問題は被爆者の状況が明らかにならないと本当の意味で語れない
420名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 20:42:16.92 ID:EQ7Qga040
ガンが多発したとしても第一次世界大戦や
第二次世界大戦ほどのエポックになるとは思えんなあ・・・
421黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/10(月) 20:48:04.89 ID:XoVnXigiP
>>419
「本当の意味で語れる日」なんて永遠に来ないよ
我々に出来るのはその局面その局面を絶えず「語り続ける」ことのみ
言葉の火を絶やさないことのみ
422名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 21:00:12.48 ID:uPstvRvQ0
この3日間に、クィネルのクリーシーシリーズを久々に読み返した。
クィネルの正体が明らかになったが、やはりゴッツォに住んでいたか。
423名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 21:04:49.46 ID:T6hNX8I80
自明の理だな
424名前は誰も知らない:2011/10/10(月) 22:28:55.69 ID:gj1+Bzfr0
>>421
まぁそうだな
通俗的な表現で悪かった
425名前は誰も知らない:2011/10/11(火) 08:57:23.97 ID:ZH74CvMu0
超現実的なことが起きる話は読めなくなってしまった
426名前は誰も知らない:2011/10/11(火) 16:21:54.31 ID:QL62+vAT0
福島はいいから本紹介しようぜ
427名前は誰も知らない:2011/10/11(火) 17:58:20.67 ID:SajjgwUS0
本の仲人。月下氷人
428名前は誰も知らない:2011/10/11(火) 18:14:49.97 ID:zGi9TZ5z0
そろそろ弧男のユーモアのセンスも聞きたいな。孤ゆえあまり現実の重苦しい話題は避けたいはず。
違いますか? 腹を抱えて笑った本なんて結構需要が在るのでは?
429 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/10/11(火) 20:19:53.34 ID:gqWj5tAM0
岡本太郎、「自分の中に毒を持て」
一番読み返す本だな
430名前は誰も知らない:2011/10/11(火) 20:32:28.64 ID:SajjgwUS0
山中博史「心に棚を作れ」
一番笑った本だな
431名前は誰も知らない:2011/10/11(火) 22:15:15.26 ID:6O7DMpKM0
スターリン・ジョーク
平井吉夫、 河出文庫
432名前は誰も知らない:2011/10/11(火) 22:37:04.53 ID:pWDbgtTDO
村上龍の「69」は笑えた。
リア充の青春物語だけど、変にかっこつけてなくて良かった。
映画版も笑えた
433428:2011/10/12(水) 00:08:49.30 ID:stL+SpjP0
いや、忘れてくれ。やはり軽々しくユーモアなどと言うべきではなかったな。
どんな状況にもジョークは大切だと思ったが、>403の言うとおりだな・・・
434名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 00:14:29.09 ID:D9BpJWrA0
震災は関係ないだろ
435名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 00:57:45.48 ID:r/wrfjofO
ジャーマンジョーク集 世界一薄い本だ
436名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 02:28:01.40 ID:cAUrdJZp0
被災者でないかぎり孤男は震災の前後でなにも変わらんだろ
437名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 10:11:49.81 ID:3VTfZx9D0
おれたちはもともと絶望していたのだった
438名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 13:55:37.64 ID:bf2fqTwR0
絶望することほど難しいことは無いだろ
どんなに絶望しようとしたって、人間て簡単にそして頻繁にかすかな希望をもってしまうもんだから
期待しちゃうってことだ
439名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 14:38:14.15 ID:3VTfZx9D0
おれたちがこの孤独から癒される日は来るのだろうか?
440名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 15:24:29.88 ID:A0E7az6u0
死ぬときだけさ!
441名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 16:26:56.88 ID:QnoCshonO
谷崎潤一郎の「痴人の愛」って読書初心者には難しいかな?
442名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 16:45:19.37 ID:A0E7az6u0
>>441
春琴抄みたいな改行のなさとかはないから読みやすいとは思う
日本語の美しさは川端康成とはまた違うけれど近代文学慣れていれば面白いとおもう
まあ卍と春琴抄、蓼食う虫しか読んでいないけれど
443名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 16:48:24.32 ID:2apxl5/zO
最近、貴志祐介にハマってる
どれも面白い
444名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 16:57:47.65 ID:QnoCshonO
>>442
そうか。
近代文学は5年前に人間失格を読んだ以来なんだよな。
現代小説はよく読むけど。
最近は海外文学のサスペンスやホラーしか読んでないけど
先に谷崎の短編集から読んでみようかな。
445名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 17:06:09.82 ID:A0E7az6u0
俺は大江健三郎、大岡昇平、藤原伊織かな
たまにamazonのリンクで適当に他の本買ってる
三島川端島崎安部公房とかは読みつくしたから昭和作家で色々読みあさりたい
ミステリは謎解き無理なの多すぎてワロタ。「そして二人だけになった」はなんとなくわかったけれどそれのみ
446名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 17:10:59.22 ID:A0E7az6u0
>>444
まあ日常的に読書してれば読みにくいだろうけれどイミフにはならないかとは思う
高校の頃金閣寺読んだ俺は何が言いたいのかさっぱりわからなかった
いまだにわからんが
447名前は誰も知らない:2011/10/12(水) 19:56:12.86 ID:S47Fi+T90
>>442
谷崎は前期(東京時代)の耽美的な作品が面白いよ
『刺青・秘密』(新潮文庫)
『マゾヒズム小説集』『犯罪小説集』(集英社文庫)
『金色の死』(講談社文芸文庫)
以上は全て短編集
448447:2011/10/12(水) 19:57:41.47 ID:S47Fi+T90
アンカーミス
>>442 → >>444
449名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 02:43:20.56 ID:/QaXwJXpO
>>447
よし、今読んでる小説を読み終えたら、刺青を読んでみよう。
以前から谷崎潤一郎の作品はいくつか読みたいと思ってたんだ。
ただ、敷居が高そうな感じがしてなかなか手に取らなかった。
「刺青・秘密」が良かったら長編「痴人の愛」も読むことにするよ
450名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 02:56:46.60 ID:/QaXwJXpO
>>446
金閣寺は難解らしいね。
娯楽のために読書をしている身としては、難しいものは読もうとは思わない。
何故今になって谷崎の作品を読もうと思ったかというと、俺はマゾだからだ。
451名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 04:15:15.29 ID:B1FqremG0
谷崎潤一郎は短編集よりも痴人の愛の方が良かった
452名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 09:04:10.53 ID:vm3Z6DEg0
谷崎を読めるなら金閣寺が難解ってこたぁ全然ないだろ。
453名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 09:47:53.77 ID:cX0Ya8zL0
金閣寺だけは無理だった
志賀直哉や大岡昇平も読めるけれど金閣寺だけは疲れた。高卒うんこだからだろうけれど

三島で一番好きなのはなぜか「音楽」

現代文学でそれなりに読みごたえある本ないのかなあ
藤原伊織好きだけれど基本的に暗いの好き
454名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 13:35:51.96 ID:hV/beO5d0
潮騒の淡白さといったら
455名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 17:51:51.61 ID:UEugvfhW0
こんな本見つけた。
芹沢俊介, 高岡健「「孤独」から考える秋葉原無差別殺傷事件」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826505477
おまえらキターーーー
456名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 18:30:25.10 ID:h4730gQg0
そりゃこの板に来てるけど、孤独だとかなんだとか特別に自分だけにあてはめることではない
457名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 19:57:14.54 ID:Z/ZbZ7hv0
三島は『鏡子の家』が好きだ
ニヒリズムの行き着く先を描いているように思う
『仮面の告白』はチンプンカンプンだった
458名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 20:22:54.32 ID:UEugvfhW0
ノーベル文学賞受賞者・受賞候補者に入っていたとされる作家の作品は読んでおくべき?
日本人だと、
川端康成、谷崎潤一郎、三島由紀夫、安部公房、大江健三郎、村上春樹
になるのか。
読んでおくべきとしたら理由と面白かった作品のタイトルも教えて。
459名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 20:44:20.46 ID:GOrDC1yB0
>>61
可愛い奥さんいるからあいつは駄目
460名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 21:08:18.97 ID:wM7ILW090
一生のあいだに読める本の数には限りがあるのだから
読むべき本でなく、読みたい本を読むことにしたい
461名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 21:57:59.69 ID:Z/ZbZ7hv0
中公文庫は潤一郎ラビリンスを復刊してくれ
462名前は誰も知らない:2011/10/13(木) 23:17:53.40 ID:/4sYk+QJ0
金閣寺は、よく高校の課題図書になったりしてるけど、主人公の あのひねくれ具合が分かるのは、もうちょっと年齢を重ねないとムリじゃないかと思った。
まぁ人によって経験値が違うんだろうが。
463名前は誰も知らない:2011/10/14(金) 00:23:04.48 ID:NvLAG44z0
>>462
主人公もだけど友達の柏木だっけ?あいつの方が重傷だと思った
台詞読んでて疲れたわ
464名前は誰も知らない:2011/10/14(金) 00:57:49.72 ID:dxngdhn+O
美しい星
一時期、UFOに相当入れ込んでた三島がSFを書いたというレア物。
文庫の解説で馬鹿な評論家がSFじゃないと必死なのが一番面白い。
465名前は誰も知らない:2011/10/14(金) 03:45:39.51 ID:W2woJz/t0
「美徳のよろめき」読んだけど系統?としては愛の渇きの方が面白かった
>>464
SFものとしては興味がある
大江の「治療塔」は難しいとかじゃなくて読みにくかったけどその本買ってみようかしら>>454
>>454
夏子の冒険のエンタメ性といったら

>>458
そこまで読書通とは思っていないけれど島崎藤村は面白いよ
「破戒」はその時代の規律など相まって主人公への感情移入が素直にできた

坂口安吾もおすすめ
466名前は誰も知らない:2011/10/14(金) 10:53:42.61 ID:SRXlQgx8O
>>455
高いな。
文庫化、新書化されないのかな
内容も社会学用語満載で難しいのかな
467名前は誰も知らない:2011/10/14(金) 12:12:57.06 ID:QzfTYcB8O
>>460
そういう考え方もあるな
面白い
468名前は誰も知らない:2011/10/14(金) 13:02:20.17 ID:OEdUGafr0
>>128
認められたい正体は今俺も借りてる、あでも香山リカは辞めとけ
469名前は誰も知らない:2011/10/14(金) 18:09:42.42 ID:6i8tt+eM0
美しい星はSF要素はあるけどSFではないだろう
主人公たちが宇宙人なのか宇宙人だと信じてるだけなのかを曖昧にしてるし
後半は議論ばっかだからな
SF小説のノリを期待すると肩透かしを喰らうかと
面白いけどね
470623:2011/10/14(金) 19:21:55.24 ID:2T4ySdrN0
>>468
禿同
香山はギリギリ頭ずれてる
本人が治療をうけるべき
471名前は誰も知らない:2011/10/14(金) 19:47:48.95 ID:OEdUGafr0
>>270
読んだよ、彼も孤独だよな、足が悪いのがコンプレックスだし、人生は無意味だというのがモームのテーマ
472名前は誰も知らない:2011/10/14(金) 22:34:00.70 ID:Wqxq7Dx70
おもしろそう
モーム読んでみるわ
俺のオススメはレーヴィの周期律
473名前は誰も知らない:2011/10/15(土) 01:00:39.11 ID:Q6FWNov90
なんだこりゃw
474名前は誰も知らない:2011/10/15(土) 01:54:10.62 ID:5PrhyhRw0
中村文則「土の中の子供」
最近の芥川賞作品にしてはなんか読みやすかった
475名前は誰も知らない:2011/10/15(土) 17:45:33.04 ID:cpVjkBap0
おい、レーヴィの休戦はどうだい?
476名前は誰も知らない:2011/10/16(日) 01:24:32.40 ID:ALNeueXF0
>>472
面白いぞ、孤男なら断崖もいいかもゴズローフって人物に共感する
477名前は誰も知らない:2011/10/16(日) 23:15:44.33 ID:yOCMl34p0
中島の嫌いななんとかを
書店で座り読みしてきたけど、
あいつ最低だな
あんな害虫は肉体労働10年やらせて
悔い改めさせるべきだろ
478黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/17(月) 00:09:15.78 ID:6bDDOfMmP
「女の好きな10の言葉」は5分も読み続けられなかった
479名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 00:58:21.79 ID:mHkRiQ09O
>>477
座り読みしたらいかんぞ

ハヤカワ新書juice
新書がジュースだぁ?ナニ言ってんのって馬鹿にしてたら
美味いジュースでゲソ
480名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 01:11:33.38 ID:Ks3cHKNv0
え、座り読み駄目なの?
近くの紀伊国屋は各棚に一つは丸椅子置いてあるし角にはベンチもあるぞ
481名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 01:30:42.82 ID:mHkRiQ09O
つまんないよソレ
482名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 05:21:16.32 ID:ZulaEI7H0
川上未映子「すべて真夜中の恋人たち」昨日に読了。
30代の女性で校閲(本を出版する前に内容に誤りがないかチェックする)を仕事にしている女性の物語。
恋愛小説、だが全体の1/5くらいを過ぎるまで恋愛関係に発展しそうな主人公との男女関係は出てこない。
物語に登場する主要人物の「聖」という女性の名前の読みが分からなかった。
会話の場面の途中に「コーヒーをひとくち飲んだ」というような記述を入れるのは村上春樹と似ているなと思った。
他に似た表現は、
村上春樹「ノルウェイの森」から
  誰も僕に話しかけなかったし、僕も誰にも話しかけなかった。
川上未映子「すべて真夜中の恋人たち」から
  誰もわたしに話しかけてこなかったし、わたしも誰にも話しかけなかった。
とかもあった。
サイン会の整理券ゲットして、人生初のサイン会参加になりそうで、サインしてもらっている時、
一言二言話すことになると思うけど、何を話そうかな。。
483名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 06:20:38.84 ID:/yHoq6ti0
>>479
池袋の大型書店
座り読み可
484名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 15:22:56.61 ID:hHj5JKp/0
>>482
「ノルウェイの森」とほとんど同じ文章があったけどなんで?って聞いてみれば。
485名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 16:47:43.40 ID:ONxMpl2X0
川上未映子って津原泰水とのトラブルは解決してるのか
486名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 18:13:22.88 ID:hUN9bundO
>>482
そりゃあ似た表現なんか探そうと思えばいくらでもあるだろ
487名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 21:21:04.48 ID:XwqVe6rc0
山田風太郎の時代小説を楽しむために歴史の本を読んだ
歴史って面白いね
今まで海外のSFとか哲学・心理学の本ばっかり読んでたから新鮮だ
488名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 21:22:32.93 ID:4fma3/If0
佐江衆一の『動かぬが勝ち』を読んだ。
藤沢周平の世界を白石一郎が代筆したような感じ。
けっこうよかったよ。
489名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 21:44:19.70 ID:ZulaEI7H0
「すべて真夜中の恋人たち」について語っている動画を見つけた。
他のところでは音声のみのがあったけど、これは映像もついている。
今から見るところ。

芥川賞作家・川上未映子さん「恋愛って不思議!」 - Archive on Ustream
http://ustmovie.net/rec/17862647
490名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 22:15:00.23 ID:ZulaEI7H0
「聖」って「ひじり」って読むのか。
そんな名前の女性って実際にいるのかな。
491黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/17(月) 22:43:20.09 ID:6bDDOfMmP
香山聖
492名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 22:51:30.75 ID:VqyE3+6i0
小島聖もいるよ
493名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 22:52:42.36 ID:zbZgR/U70
高野聖を忘れてないか
494名前は誰も知らない:2011/10/17(月) 23:10:31.28 ID:hHj5JKp/0
忘れてた
495名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 00:03:09.58 ID:Eg49DCj5O
岡田聖
496名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 00:09:19.91 ID:QITP4KUhO
良スレ
497名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 00:15:01.76 ID:odIgQ5JfO
ハリーポッターおもしれえや。けど高い。
498名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 00:20:00.21 ID:Ds/0dkNS0
古本屋行け。
499名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 00:48:26.98 ID:Eg49DCj5O
ソープ行け
500名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 01:03:47.91 ID:zzUYm5xs0
ここ最近読んだ本晒しますね。
2011/9/28 田辺聖子『孤独な夜のココア』
2011/9/29 内山節『文明の災禍』
2011/10/3 中島義道『「人間嫌い」のルール』
2011/10/5 藤和彦『石油を読む―地政学的発想を超えて―』(卒論の参考文献として)
2011/10/8 モーム『月と六ペンス』
2011/10/16 中堂幸政『石油と戦争―エネルギー地政学から読む国際政治―』(卒論の参考文献として)

モームは初めて読みましたが、なかなか面白かったです。
それと中島義道の考えも好きですね。
内山節の考えは震災後の状況を、一歩引いた観点から捉えなおしたのが良かったです。
501黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/18(火) 01:55:44.03 ID:YRxRTY3xP
>>500
アスペ
502名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 02:06:28.16 ID:Eg49DCj5O
アスペにアスペ言われたw
503名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 02:11:54.10 ID:dbgjDg5F0
六道聖がまだでてないとは・・・
久しく現代文学疎かったけど中村文則ことのほか面白かったからそれメインに漁ってみよう
504名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 03:52:12.16 ID:f8XZcQtv0
>>501
お前にだけは言われたくないだろうよw
505名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 10:16:17.28 ID:V2BuQp3yO
次スレ立てるときはクソコテ禁止にしようぜ
506名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 13:46:46.19 ID:VLWxWqxK0
そんなテンプレ無駄だよ。だいたいアスペじゃないから。少なくとも診断は受けてない。
そのくせ発達障害診断済みスレで能書き垂れる。注意されてもやめない。

461 名前:名前は誰も知らない[sage] 投稿日:2011/06/05(日) 22:55:33.29 ID:M7Bj5k0H0
>月食領主 ◆DxgwL./BZw
で、おまえは医療機関で発達障害の診断を受けたの?

462 名前:月食領主 ◆DxgwL./BZw [] 投稿日:2011/06/05(日) 23:08:09.05 ID:uI3ZaZfkP [4/4]
受けてないよ
ただ会う人会う人から「アスペじゃない?」みたいなことを言われるんでね
「アスペ診断済みの人の話しか聞きたくない」というのなら俺の話は無視してもらって結構

464 名前:名前は誰も知らない[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 01:23:29.75 ID:2lgRGzCw0
>>462
おまえ、スレのタイトル読めないの?
「発達障害と診断された孤男」のスレなんだよ、ここは。
おまえはこっちに行けよ

俺達はアスペルガー症候群かもしれない
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/alone/1256536948/

465 名前:月食領主 ◆DxgwL./BZw [] 投稿日:2011/06/06(月) 01:30:04.38 ID:F+3qra1RP [1/2]
外部からの意見に耳を貸すも貸さぬも貴方の勝手
507名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 15:25:55.37 ID:N/Wy6CxJ0
本が読みたいんだけど
ノンフィクションで何か面白いのおせーて
どういうの読めばいいかわからないし
508名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 16:35:52.36 ID:lWbrXsJi0
本上まもる「“ポストモダン”とは何だったのか―1983‐2007」読了。
内容の濃い新書。私の関心領域と重なる内容が多かった。
1980年代以降の日本の思想状況を振り返る仕事。
フランス現代思想、ラカン、浅田彰、柄谷行人、東浩紀、福田和也などに興味があるが
彼らの書いているものをあんまり理解している自信のない人は読んでみるといいかも。

>>507
■他の孤男を参考に自分の孤独と向き合いたい人は
中島義道「孤独について 生きるのが困難な人々へ」、斎藤孝「孤独のチカラ」
小谷野敦「友達がいないということ」
■分かりやすくて面白い思想の入門書では、
岸田秀「ものぐさ精神分析」、浅田彰「構造と力」、内田樹「寝ながら学べる構造主義」
岡本裕一郎「ポストモダンの思想的根拠 9・11と管理社会」
509名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 17:06:37.64 ID:SdTnn8120
>>507
読んだことないが本多勝一とか面白そう
510名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 18:02:35.68 ID:lWbrXsJi0
>>507
■不安定な雇用に置かれたり、生きづらい人は
雨宮処凛「生きさせろ! 難民化する若者たち」
■自信過剰で尊大な他者(あるいは自分)に悩まされていて、その人の心理を知りたい場合は、
小此木啓吾「自己愛人間」、岡田尊司「誇大自己症候群」
■人間の存在理由を知りたければ
リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」
511名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 18:09:41.01 ID:V2BuQp3yO
大学時代、パンキョーの先生が授業で「殺される側の理論」を紹介してた。
俺のお父さんも何故か持ってた本だ
512名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 18:13:15.14 ID:V2BuQp3yO
>>506
そうか。
でしゃばらなきゃコテつけててもいいんだけどな
513名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 20:11:20.21 ID:DCHJyVSI0
本多は中学校で卒業しとけ
514名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 20:50:22.65 ID:BBkyikS50
大学の講義でヘルダーリンの「希望に寄せて」の二節

いまお前の立っているところは 生きること少なかった私なのに

はや私の生の夕がたのそよぎは冷たい。そして無言の影のように

こごえている心は胸の中にうずくまってうとうととねむる。

という詩が紹介されてていたく感銘を受けた
さっそくこの詩が収録されている書籍を買おうと検索したらヘルダーリン全集〈2〉5020円というね
ちょっと自分の懐では手を出せないわ…
515名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 21:15:46.86 ID:lWbrXsJi0
>>514
大学図書館で借りて読んでみて、とくに気に入ったところがあれば、
ノートに保存とかしたらいいんじゃないかな
516名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 21:39:58.85 ID:uUwONrpV0
>>514
大学の図書館行けば良いじゃん
おれもE・クレッチュマーの天才の心理学読んでヘルダーリンもそうだったけど、
そこに載ってたリルケの詩に大いに心を打たれたな
それで時祷集以下、読めるものは全部読もうと本屋行ったけど今は現代語訳された口語的な訳しか手に入らなくて、
仕方ないから大学の図書館行って星野慎一訳の(チョコレートみたいに変色した)リルケ詩集を借りて読んだよ

そんな、リルケを読む契機となった詩を以下に記そう、
ついこの間まで冷蔵庫の横にマジックで落書きして、とても恥かしい思いをした詩を


汝は来りそして去る。閉じる戸は
このうえなく静かであり、ほとんど音を立てない。
汝は静まりかえった家々を通る者たちの中で、
最も物静かな者である。
もしも汝の影が蒼くおおって
挿し絵が美しく彩られても
本から目をあげぬほどに
人々は汝に慣れることができる。
いつも物たちが汝の音色を奏でるから、
あるいは低く、あるいは高く。

ヘルダーリンもリルケ同様、上の天才の心理学の「霊感と礼讃」の章に精神分析されてるから、気になるなら読んでみると良いよ
517名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 21:55:20.32 ID:a4SIwQ4o0
テンペスト読んだが騒がれることはない内容だった。琉球にちょっと詳しくなったから満足しているが。
518名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 21:55:37.57 ID:BBkyikS50
>>515
岩波のヘルダーリン詩集買ってきたから一先ずそれを読み終えてから図書館に行ってみようと思う

>>516
このヘルダーリンの詩が紹介されてたのちょうど心理学の授業だったんだ
詩を読み解くのにいい心理学の書籍がないか探してたとこだったから「天才の心理学」読んでみるよ
とても助かった。ありがとう
リルケの詩集は新潮版の富士川英郎訳なら持ってるんだけど星野慎一訳はまた印象が違うのかな?
ヘルダーリン全集のついでにこちらも借りてみよう
519名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 22:04:14.25 ID://zr/E190
>>517
この小説に限ったことじゃないけど
古典作品と同じタイトルつけるのはやめてほしいものだ
紛らわしいし、独創的でないし、底本に比べて内容の薄さが際立つ
520名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 22:12:42.76 ID:lWbrXsJi0
ところで、「アウシュビッツ以後、詩を書くことは野蛮である」
とかいう言葉があるみたいだけど、どういう意味かわかる人いる?
野蛮だから詩を書くのはやめた方がいいとかいう事なのかな。
私は自宅とかの生活環境が監視付き強制収容所となっていると思っていて、
そんな環境で詩を書いたり(有名人のマネが多いけど)、詩を読んだりする
のは何か間違いをおかしていることなのかな、とか思ったりしてるんだけど。

岩波文庫の「ヘルダーリン詩集」と新潮文庫の「リルケ詩集」は
どっちも持っているけど積読のままだった。
リルケは好きな歌手がはまったとかネットに書いてたから購入したんだったかな。。
521名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 23:25:36.91 ID:tHOystAD0
522名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 23:46:38.12 ID:lWbrXsJi0
>>521
ありがとう。
アウシュビッツは文化が起こした事というより、理性に含まれる野蛮が引きおこした事と思うが、

 アドルノによれば、文化とは野蛮の対極にあるものではなく、文化こそ野蛮との親和性を持つ
 ものであると理解されるのです。

という記述には共感できるものがある。
ネットで知的な言論を公開している人のページとかは、エロ漫画やエロゲーの画像を公開している
サイトと似たものを私は感じるが、一見知的で文化的で高級な表現を求めて表現するのは、知的で
ある事で人の上に立ち他人を見下したいという、原始的で野蛮な俗っぽい権力欲が根にあるように
感じるからだと思う。
523名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 23:49:57.98 ID:dbgjDg5F0
R.O.Dってラノベとアニメ面白いよ
紙使いって能力もった人達が戦うって作品
登場人物がファウストとか舞台が神保町とかヨーロッパ方面だかにあった神保町みたいなマニアックな話とか出てくる

作者がビブリオマニアなので本好きならクスッとできるところ多い

大岡昇平の「野火」が面白かったので戦争文学や遠藤周作あたりを買ってみようかな
524名前は誰も知らない:2011/10/18(火) 23:57:39.13 ID:uUwONrpV0
>>518
強いて言うなら古今和歌集みたいな雰囲気かな、文語が多く使われている
意味が凝縮されている分、単調にならず詩として良く出来ていると思う
525名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 00:13:00.34 ID:6+2NvpzB0
×単調○冗長 でした、訂正
526名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 10:42:31.76 ID:SJAKgTJ4O
だいぶ前にブックオフで買ったスティーブンキングの「ペットセマタリー」の上巻を読み終えた。
下巻を読もうと思ったのだが、本がすげーカビ臭くて、ベランダの日陰で干してる。
これで匂いがとれないようであれば買い直すつもりだ。
もったいないけど。
激烈レアな古書でもない限り、ごく普通の小説を買う時には発行から10年以上経ってるのは気をつけたほうがいいかもしれん。
おもしろくてわくわくするような小説が100円で買えるのは魅力だが、やはり品物はしっかりと吟味しないといけないね。
527名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 10:46:56.71 ID:9aqhUjxH0
ファブリーズでもかけろ
528名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 10:58:04.98 ID:SJAKgTJ4O
>>527
それもしたよ。
でも、本に染み込んだ液体が蒸発し、気体として分散するとともに部屋中にあの匂いを撒き散らすこととなり、息をするのも大変だった。
カビ臭ささの原因は紙質によるものであるのは一目瞭然だった。
他社の文庫本の紙よりも湿気を含みそうな触感があった。
俺はさっき、発行から10年以上経った本は気をつけたほうがいいと言ったが、厳密に言えば、その出版社の文庫本に関しては気をつけるべきであると訂正したい。
個人的には、新潮、ハヤカワ、創元あたりの文庫は良質の紙を使用していると思われるので、それらは20年経ってもさして神経質になるほどのものではない。
529名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 13:39:47.30 ID:KRtr4fF1O
お香でも使えば?
以前、GONESHのno.8を本棚に保管していて匂いが移ったことがある。
不幸中の幸いで、本と、あの甘い良いが絶妙にマッチしたんで今もそのままにしてある。
530名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 13:41:45.29 ID:xH9vN/K+O
誰かが書いてたよ
今の出版社は安価だからすぐに駄目になる紙を使ってる。自分たちで残すに値しないとわかってるみたいな。
山本夏彦だったかな
531名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 16:56:18.01 ID:SJAKgTJ4O
>>529
お香の匂いはダメなんだ\(^o^)/

>>530
そうなのか。まあ読み終えたら古本屋に売る時代だからな
532名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 17:17:45.10 ID:L37/liDr0
本にカビが生えるのは紙の質というより環境の問題だと思うけどな
その文庫の本が漏れなくヤバいなら上巻だって読めないだろ
533名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 17:23:29.90 ID:8O6sfusR0
そういう本はスキャン一択だ。
匂わないしカビが他に広がることもない。
534名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 17:38:05.15 ID:SJAKgTJ4O
>>532
多分俺の家の環境は悪くないハズだ・・・
以前の持ち主が悪い。
上巻は買った時からきれいだった

>>533
スキャンってなんですか?
535名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 17:43:29.65 ID:vL2Iuk570
まさかここでアドルノのことが話題になっていたとは。
丁度少し前にツェランの評伝を読み終わったところだったから

アドルノは後にあの発言を撤回するんだけど、未だに野蛮な表現者(詩に限らず)っているような気がする。
でも、相手を見下すのではなく、相手より優れていたいというような野心的な欲求は表現や文化の発展においては必ずしも悪い事ではないのではないかと俺は思う。
おそらく、無自覚の自己肯定的な抒情詩を彼は否定したかったんだろうな。
536名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 18:02:56.76 ID:8O6sfusR0
>>534
スキャナーで取り込んでデータ化しちゃうんだよ。
古くて物体として衛生問題ありなのは、改善は難しいから。
537名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 19:19:19.44 ID:SJAKgTJ4O
>>533
そのスキャンですか
まあそこまでする労力を考えると新品の本を買ったほうが良さそうですね。
文庫本で500円ぐらいですかね。
じゃあ私はしばし仕事に行ってきます。
チャオ
538名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 19:21:02.61 ID:SJAKgTJ4O
安価ミス
>>533>>536

それにしても皆さん、俺のつまらんレスに付き合ってくれてありがとうございます
539名前は誰も知らない:2011/10/19(水) 19:28:05.35 ID:KRtr4fF1O
アディオス
540名前は誰も知らない:2011/10/20(木) 01:15:13.89 ID:YcBoicn70
>>530
紙質が悪いっつっても今でも50年ぐらい前の文庫本が古本屋で普通に買える訳だしなあ・・・
541名前は誰も知らない:2011/10/20(木) 18:35:11.45 ID:jkxhZB8G0
近年のやつは酸性紙を使ってるからすぐにダメになる
かえって昔の本の方が保存状態がいい
という話を聞いたことがある
542名前は誰も知らない:2011/10/20(木) 23:07:18.53 ID:ySM5nSJQO
亀井勝一郎の「青春論」なかなか読みやすくていい。
543名前は誰も知らない:2011/10/20(木) 23:55:08.59 ID:zfkUMFc10
鏡の国のアリス、読了
次は何読もっかな
544名前は誰も知らない:2011/10/21(金) 00:27:48.87 ID:RUfmA4DP0
>>541
イギリスの古い本は全然ダメだ。
パラッパラッ割れるw
ドイツとかオランダは大丈夫。
545名前は誰も知らない:2011/10/21(金) 01:03:14.38 ID:nZPzjODr0
社会調査のウソ 独領
546名前は誰も知らない:2011/10/21(金) 23:46:04.86 ID:XdjymcjB0
>>520のアドルノについて調べていた末に辿り着いたネグリのヨブ-奴隷の力を尼で注文した。
前々からヨブ記の解釈については多々疑問を持っていた所だったから、この巡り合わせはとても嬉しい。
そもそも神様が悪魔と賭けをして善良なるヨブを地獄絵図のような状況に陥れ、仲間からの(ヨブが悪いと言う)批判を言い負かす所までは理解出来るんだが、
その後、神様がヨブの言い分を肯定したのか否か、皆目分らん状態だ。。。
アウシュビッツに入れられたユダヤ人が自分達と同一視した人物がヨブだと言うことで、このヨブ記からどう生きる力を導き出したのか大いに知りたい所だ。
547名前は誰も知らない:2011/10/22(土) 19:11:55.92 ID:Diae09730
宮城谷昌光『三国志』第7巻を読了。
すでにストーリーを知ってる物語を、別の作家がどう描くのかを楽しむ
という味わい方も、なかなかオツなもんだ。
548名前は誰も知らない:2011/10/22(土) 21:53:01.05 ID:MeSj3Y5k0
ここ一ヶ月で70冊近く本を買ってしまったぜ
読むのに2年くらいかかりそうだ
549名前は誰も知らない:2011/10/23(日) 00:22:25.94 ID:F6dajY9v0
そいつは楽しそうだな
俺もウィッシュリストにぶちこんだままの本をできるなら全部手元に買い揃えたいものだ
550名前は誰も知らない:2011/10/23(日) 01:20:34.63 ID:WI8I8Z0V0
なぜか読めなくても読みたい本を手元に積んでおくと不思議と物欲が満たされる。
551名前は誰も知らない:2011/10/23(日) 08:33:02.75 ID:td1Q++kH0
そりゃ物欲だからだろ
552名前は誰も知らない:2011/10/23(日) 09:25:53.32 ID:9Msbn4qK0
まとめ買いするとかえって読まなくなってしまう
今は積読を切り崩しつつ
新しい本は「本当に読みたいのか」と自問しつつ慎重に買っている
553名前は誰も知らない:2011/10/23(日) 11:46:52.21 ID:bY+xS5mXO
中高時代にブルーバックス読んどきゃ良かった。こんなに回り道しなかっただろう
554名前は誰も知らない:2011/10/23(日) 17:28:07.40 ID:736HTo/D0
自分も最近ブルーバックス読んでる。化学の分かりやすい本とか結構あっていい
これ中学くらいで読んでたら理系行ってたな多分 心底後悔
555名前は誰も知らない:2011/10/23(日) 19:29:03.13 ID:HkNxuoYr0
行っちゃったよ…
556名前は誰も知らない:2011/10/23(日) 20:45:36.89 ID:4S7Ppjq60
いいことじゃないか
俺は古典小説ばっか読んでたよ
おかげで高校中退だよ
557名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 00:15:16.54 ID:9KBEeQdl0
学歴と知能と読んだ本と年齢はどういう関係にあるんだろう。
低い年齢の時にいい本を読んでいると高学歴で知能が高いとみなされるのかな。
なんかそういう解釈で他人の読んでいる本からその人の程度をはかる人がいるように思う。
この程度の読書している人はこの程度、とか。
特に低く見られがちなのが、有名で読みやすいベストセラー作家の作品のようだ。
558名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 00:33:14.97 ID:jPoyu7WG0
まあ小説でもいいけど小説以外にも色々な分野の本を小さい頃から読んでた方が
可能性は大きくなると思う
559名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 02:26:55.25 ID:nf5t3wMW0
偏らない読書ができる人は孤男にもなりにくような気がする
560黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/24(月) 02:36:02.90 ID:GXrjD5cAP
偏る偏らないじゃないんだよ
情報リテラシーの問題の本質はそこではない
561黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/24(月) 02:37:49.98 ID:GXrjD5cAP
人間の思考が偏るなんてのは当たり前で、それを回避できる人間は一人もいない
それを前提とした上で受容と発信を行い続けるしかない
562黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/24(月) 02:39:47.20 ID:GXrjD5cAP
生物種に起こる変化を「奇形」(エラー)として見るか「進化」として見るかなんてことは現時点ではこれという正解はない
それはミーム(伝言ゲーム)にも同じことが言える
563黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/24(月) 02:46:13.54 ID:GXrjD5cAP
「人間は偏らない」などと思い上がっている輩が
「マスゴミは偏向報道するな」などともっともらしく噴き上がる
564名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 02:49:46.52 ID:nHtJD5sJ0
お薬出しときますね〜
565名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 03:02:57.22 ID:KnkRS4sa0
ちょっときいてくれ
知恵袋その他の質問系サイトで「読書スピードどれくらいですか?」
みたいな質問に対して、
文庫本なら2時間くらいで一冊読んじゃいますね とか 15分で40ページくらいでしょうか
みたいに答えてる人がほとんどなんだけどこれまじ?妙に鼻についてしょうがない
おれの場合、文学書読んでると1ページ1分前後はかかる。。。 もちろん本、ページによってかなり差がある
速読とか斜め読みしてないひとの意見がほしいな
566名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 03:07:45.92 ID:nf5t3wMW0
同じく文学(古典の翻訳が多い)で文庫本1ページ1分くらい
別に不自由はしてない
567名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 03:14:39.63 ID:H7iZ+3Js0
同じく文学(古典の翻訳)で文庫本1ページ70秒くらい
別に不自由はしてないな
568名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 08:41:37.49 ID:/1cPoeoi0
1ページ1分前後って普通じゃないかね
569名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 08:49:11.59 ID:QBFOenAp0
内容がちゃんと頭に整理されて残ってなきゃしょうがないわけで
流し読みなら速読出来るけどあまりやる意味ない気がする
570名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 12:35:50.11 ID:cZtmd8jK0
頭の中で音読(黙読)してるからスピード出ない
あんま必要ないのに実用書や新書も黙読してるw
571名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 14:34:55.66 ID:xAvJVf/40
専門書なら別だけど
小説で速く読んでるやつは下に見てる
正直遅ければ遅いほどいいんじゃないかとさえ思う
基本はカタルシスを味わうものなんだし
572名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 14:51:34.35 ID:0EMxDHzn0
同意同感
小説や文芸ってのは文章を味わうもんだからな
573名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 16:51:02.01 ID:03g0i6m30
適当に飛ばすべきところで詰まっちゃうのもアホらしいけどな
574名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 18:51:14.50 ID:kcrziPz+0
読むのが速い人は、物事を客観的に見るのが得意な人が多い気がする。
パターンを記憶するのが得意だったり、読んだものを直ぐに活用しようとしたりする。
読むのが遅い人は、話の中に自分を紛れ込ませることが多い気がする。
深く味わって溜めこんでおいて、発酵させてなにか違うものに作り替える感じ。
575名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 19:23:37.11 ID:linofEmz0
ほんとどーでもいい本は早く読めるが、推理小説とか娯楽系は速すぎるとつまんないので途中で急ブレーキかけて、
わざわざトイレ行ったり色々用事したりする。
哲学とか理系とか情報が多くて頭で考えなきゃならんものはすっげ遅い。
576名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 19:54:21.62 ID:UcmefDP40
自由訳・老子をさらっと読了。
啓蒙書の類は好きじゃないし、詩集の類も買ったことないけど、
こういうのっていいなと思った。
577名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 21:19:56.51 ID:Gf/+12SF0
小説は最近だとゆっくり読みたくなるような本を読むようにしてるな
578名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 22:07:18.48 ID:SosBz7sl0
速さへの拘泥はナンセンスだ 読みたいペースで読めばいい
579名前は誰も知らない:2011/10/24(月) 22:19:41.42 ID:oRQbtYoH0
孔孟より老荘
580名前は誰も知らない:2011/10/25(火) 00:06:51.18 ID:tqzKzwhC0
島田荘司が好きで何度も読んでる

リーダービリティもさることながら
旧日本軍をコケにする所も良い
581名前は誰も知らない:2011/10/25(火) 08:14:13.80 ID:7VZ8jc0C0
島荘はあの偏狭な思想性さえなければな
ストーリーテリングや筆力、本格のトリックやプロットは文句なしなのに
582名前は誰も知らない:2011/10/25(火) 19:03:16.22 ID:c07azZkF0
島田荘司筆力あるかな?
俺はそうは思えないんだが
583名前は誰も知らない:2011/10/25(火) 19:44:58.71 ID:7VZ8jc0C0
筆力っていうかよく言われるところの腕力かもなw
584名前は誰も知らない:2011/10/25(火) 23:32:38.07 ID:hv0Bt5l+O
新潮文庫のフロイトの「精神分析入門」って
読みにくすぎないか?
585名前は誰も知らない:2011/10/26(水) 00:46:17.71 ID:isI4Vpka0
人体模型の夜読んだ
586名前は誰も知らない:2011/10/26(水) 00:58:43.65 ID:egEntChB0
図書館で本色々借りるけど積んどくになりがちだ
587名前は誰も知らない:2011/10/26(水) 05:06:51.61 ID:4Jmiheja0
早く本が読めるっていう自慢じゃなくて
本当に速読が出来る人って記憶力が尋常じゃないんだよね
ページをすばやくめくることは誰にでも出来るけど
速読が出来る人は短い時間でページの内容を記憶してるから
読み終えた後にランダムに指定されたページを暗唱できる
すべての本をゆっくり読みたいとは思わないから速読できる人は羨ましい
588名前は誰も知らない:2011/10/26(水) 09:23:06.19 ID:vYr1Dujv0
そんな奴いるのか?
24のCTUの連中みたいだ
589名前は誰も知らない:2011/10/26(水) 13:50:51.17 ID:P7LqX7T40
「他人がこわい」がおもしろかった
590名前は誰も知らない:2011/10/26(水) 14:15:19.42 ID:2f4Oxx1R0
北杜夫亡くなったんだな・・・・・・
591名前は誰も知らない:2011/10/26(水) 19:12:42.76 ID:5olBop0o0
うわ、ほんとだ・・・
592名前は誰も知らない:2011/10/26(水) 19:23:52.43 ID:D7rOWJqe0
スティーブジョブズの本読んだ人いる?
593名前は誰も知らない:2011/10/26(水) 19:25:02.88 ID:Awy/nohh0
10代の頃にどくとるマンボウ青春期を読んでから
この人の作品にはまった。
遠藤周作や阿川弘之の本を読むようになったのも、
北杜夫のエッセイに両氏が登場していたおかげ。
…ご冥福をお祈り申し上げます。
594名前は誰も知らない:2011/10/26(水) 20:38:20.56 ID:HGqV+vP20
読書っつーか漫画だけど最近読んだ吉田秋生のカリフォルニア物語がいい感じに暗くて泥臭くて最高だった
595名前は誰も知らない:2011/10/26(水) 22:08:45.51 ID:Qey3363G0
>>592
「ウォズニアック自伝」なら読んだ
596名前は誰も知らない:2011/10/26(水) 23:31:44.94 ID:jFq+wMgs0
神田の古本まつりには行くか?

597名前は誰も知らない:2011/10/27(木) 01:28:11.16 ID:gK82EyQ20
昔読んだ「準引きこもり」が面白かった。
筆者はズバリおれのことを言い当てるエスパーだった。
598黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/27(木) 01:55:29.53 ID:2pcPYhGpP
「準引きこもり」って有名なペテン本じゃん
599名前は誰も知らない:2011/10/27(木) 03:11:41.40 ID:S8Zwiw+90
>>595
どんな感想でしたか?
600名前は誰も知らない:2011/10/27(木) 19:34:04.09 ID:XgSNRSu30
塩野七生の『ローマ人の物語』に興味はあるのだが、なかなか手を出す気になれない。
とりあえず、スペシャル・ガイドブックを買って読み出してはいるのだが。
601名前は誰も知らない:2011/10/27(木) 21:41:14.97 ID:WXphVZq+0
『伊賀忍法帖』読了。山田風太郎はすごいね。1964年に連載とか信じられん。
古さが全くない。こういうのが時代を感じさせないという奴なんだな。
602名前は誰も知らない:2011/10/29(土) 16:32:58.95 ID:cYZa/1bLO
>>600
俺も
自分の場合は世界史知らないんで先に軽く勉強してからと
思ってるままズルズルと
603名前は誰も知らない:2011/10/29(土) 20:12:44.72 ID:rGQW+6520
教科書で山月記読んだことあるけどまんま俺だった
604名前は誰も知らない:2011/10/29(土) 20:20:51.11 ID:EoUoezn30
臆病な自尊心と尊大な羞恥心か…
605名前は誰も知らない:2011/10/29(土) 20:26:40.61 ID:8q+JUn1Q0
山月記と人間失格は誰もが「まさに自分のことが書かれてる!」と思う作品だよね
606名前は誰も知らない:2011/10/29(土) 20:44:26.36 ID:lxlKm5jc0
「光と風と夢」おススメ
607名前は誰も知らない:2011/10/29(土) 20:46:29.53 ID:EoUoezn30
ウチの職場には尊大な自尊心を持った上司がいる。
ほんのちょっとでいいから羞恥心を持ってほしいのだが。
ああいう厚顔無恥の上司に比べれば、
臆病な自尊心・尊大な羞恥心という自覚を持ってる人の方がマシだと思っている。
608名前は誰も知らない:2011/10/29(土) 21:37:14.30 ID:rGQW+6520
毒にある親を読んだ。
あまりにもうちの親に当てはまったので、ハードカバーだけどすぐ読み終わった。
不幸にする親も読んでみよ
609名前は誰も知らない:2011/10/29(土) 21:37:29.70 ID:rGQW+6520
毒になる親ね
610名前は誰も知らない:2011/10/29(土) 23:05:39.97 ID:VoZp35j10
山月記といえば昔から何故虎なんだと言う疑問が晴れない
虎は強くてかっこいい
獣として粗暴という印象はあっても臆病な自尊心と尊大な羞恥心で変身するものとはとてもじゃないけど思えない
611名前は誰も知らない:2011/10/29(土) 23:13:04.82 ID:9+YD1EA70
中沢新一「カイエ・ソバージュT〜X」を読んでる

面白いけど後に何も残らない
法月綸太郎の小説のようだ
612名前は誰も知らない:2011/10/29(土) 23:24:30.97 ID:ODOq6LKI0
中沢新一はひらめきは面白そうだけど
学者タイプじゃない感じ
613名前は誰も知らない:2011/10/30(日) 04:51:47.81 ID:7V5XbxjH0
>>610
人に害を及ぼす獣だからじゃね?
虎になった主人公は、まだ人間だった頃も、虎になってからも、
存在しているだけで人に害を及ぼす輩だったのだと。
だからこそ、人から離れて生活しなければならなかったのだと。
614名前は誰も知らない:2011/10/30(日) 08:13:57.01 ID:/mjMbKKs0
ツクツンだったんじゃね
もともと中国には人虎の伝承が古来多いが
615名前は誰も知らない:2011/10/30(日) 19:16:15.95 ID:APHBOMov0
読書の範疇に入らないかもだけど、今、ひぐらし解をプレイしてる
四日前から始めて祭囃しの半ばまで来たけど、一番心に残っているのは目明し編だな
努力の振り間違いで、自分の信念を信念で壊して行く様は恐ろしく悲劇的だった
それを自分も(多分皆も)経験しているだけに詩音の大量殺人はある程度理解されるものなのかなって思った

話は変わって、頼んでいたオー・ヘンリーの100 Selected Storiesがやっと届いた
その価格から単純計算して一話二円と言う安さに吃驚したけど、もう著作権が切れていたのね…俺が払ったのは紙代か(トホホ
Project Gutenbergってサイト凄いね、日本で言う青空文庫みたいな感じかな
616名前は誰も知らない:2011/10/30(日) 20:45:33.27 ID:TZcRUobA0
>>615
アマゾンで230円とかすげーな。
617名前は誰も知らない:2011/10/30(日) 21:47:52.49 ID:S0dwn6iD0
>>522 を書いた者だけど、
リアルで直接相手の肉体に暴力を加えるのは野蛮で許されない行為だけど、
知識を獲得し知恵で表現しそれを根拠に人の上に立ち、
ネットで間接的に相手の精神に言葉の暴力を加えたり人を見下すのは
文化的行為で野蛮じゃなく許される行為なのかな。
そうした文化による力への憧れがあるから、権力や知を求める人がいるように思う。
618黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/30(日) 21:52:47.77 ID:1gF3fqvzP
野蛮が許されないとしたら我々は生きていくことを許されないだろう
619黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/30(日) 21:55:20.10 ID:1gF3fqvzP
「野蛮」に対して「許す/許さない」という判断を下すこともまた野蛮である
620名前は誰も知らない:2011/10/30(日) 21:56:21.27 ID:QAwCeUAv0
大卒なら知の権化たる学者にもそれなりに接する機会があっただろ
彼らは総じて知的に優れているんだろうけど、
人格的に尊敬できるような人はそれほどいなかった
むしろ自分が知的であるという自負が悪い方に性格に作用しているような人が多かった
621黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/10/30(日) 21:58:35.12 ID:1gF3fqvzP
研究社ってのは単なる「専門人」であって
彼らが人格的に(括弧付きで)「優れている」という謂われはどこにもないのですよ
622名前は誰も知らない:2011/10/30(日) 22:01:51.81 ID:7DivCEpN0
>>618,619
ただの居直りだ
623名前は誰も知らない:2011/10/30(日) 22:02:23.49 ID:/mjMbKKs0
コテはスルーでOK
624名前は誰も知らない:2011/10/30(日) 23:02:57.99 ID:JMaN3Go50
でもドカタ連中より大学の教養人のほうが1万倍は接しやすいね
625名前は誰も知らない:2011/10/31(月) 06:33:41.62 ID:JCa0lr6V0
>>615
「青空文庫」が「Project Gutenberg」を真似たようなものになる。
また、「プロジェクト杉田玄白」なんてのもある。

626名前は誰も知らない:2011/11/01(火) 11:42:54.35 ID:AHYtAsh90
>>620
大学教授なんてキチガイの巣窟だろ
627名前は誰も知らない:2011/11/01(火) 19:48:14.30 ID:Xh1Udo+40
>>626
同意同意。
SPEEDYのデータで放射性物質飛びまくってるの分かってるのに内緒にするような連中だぜ。
628名前は誰も知らない:2011/11/01(火) 20:19:36.72 ID:hCVUpm3F0
俺読書依存症になったっぽい
1日でも読まなかったりすると
胸がせかせかしてくる

だからつまんない本でも途中で放棄できない

おれみたいな人いる?
629名前は誰も知らない:2011/11/01(火) 20:34:38.85 ID:pxGz+bL/0
>>628
ああ、小学生の頃から大学入るまでそうだったわ
いつしか集中力を失ってたまにしか読まなくなってしまったが
630名前は誰も知らない:2011/11/01(火) 21:20:54.36 ID:nGSu14Dj0
>>629
なげえな随分
631名前は誰も知らない:2011/11/01(火) 21:34:07.10 ID:pxGz+bL/0
当時は一生こうだろうと思ってたよ
632名前は誰も知らない:2011/11/01(火) 23:15:34.22 ID:Ar2AGzGO0
ひぐらし解攻略(読了?)完了
人々に蟠る罪悪をオヤシロ様の犠牲でもって償うと言う構図、キリスト教の原罪と似ているなと思ったな
マタイの書やバベルの塔からの引用等、祭囃し編は筆者の宗教観が色濃かっし、それを思えば、それまでのグロテスクなまでの編々は
オヤシロサマの神々しさを醸し出すための猥雑(ジョルジュ・バタイユに言わせれば禁止の侵犯)と言う意味において必要条件なのかなと感じた
だけど、最後の最後で犠牲になる筈の羽入は最後の最後で死を免れ、ババを引くことは無かったどんでん返しは予想外だった
敗者が存在しない(が勝者もまた居ない)結末はちょっと不満。。。
それが友情の大切さを伝えたい筆者なりの結論だとは理解出来るけど、何があっても楽しんで生きようぜってテーゼはどこかユダヤ教に通じる気がする(批判する気はさらさら無いが)
友情を持ちえない人間に対する救済の道が描かれていなかったのは至極残念
楽しんで生きるって天性のアドバンテージがある人間の戯言だよね

何はともあれ、ひぐらしはここ最近で一番熱中したvisual novelだった。オススメ
633名前は誰も知らない:2011/11/02(水) 06:15:23.23 ID:IjE8DCwXO
グインサーガ読み直し中…
634名前は誰も知らない:2011/11/02(水) 06:25:33.58 ID:DIjD2Igh0
作者死亡で未完らしいので手を出したら一生すっきりしなさそうで読めない
635名前は誰も知らない:2011/11/02(水) 07:06:55.40 ID:S9gLUgdB0
いつ終わるのか分からないペリーローダンとどっちがいい?
636名前は誰も知らない:2011/11/02(水) 07:54:49.47 ID:Gecuvjum0
未完かどうかより途中で話が変わっちゃうのが嫌で辞めたんだよな<グインサーガ
637名前は誰も知らない:2011/11/02(水) 13:06:58.87 ID:peu6vlTeO
人殺しの本読んでる
読むのが辛い
でも読む
638名前は誰も知らない:2011/11/02(水) 14:38:16.55 ID:nAIDe9sI0
人殺しの本
て言えば、殺人鬼フジコの衝動(だっけ?)てのが気になってる
639名前は誰も知らない:2011/11/02(水) 20:38:10.14 ID:IjE8DCwXO
たしかに未完のままで続きは気になるが、それでも130巻の最後が気になるので読まずにはいられない…
現在35巻目…先は長そうだ…
640名前は誰も知らない:2011/11/02(水) 21:04:04.70 ID:5d7IUaZG0
坂の上の雲初めて読んだけど面白いな
641名前は誰も知らない:2011/11/02(水) 21:07:22.52 ID:7OrpO2sA0
130巻なげえな
大菩薩峠読むわ
642名前は誰も知らない:2011/11/02(水) 22:46:06.13 ID:a8YFgXUU0
130巻のうちほぼ半分は無駄な反復やくっちゃべりで浪費されてるんだよな
それでも本当に面白い時は確実にあったのに
643名前は誰も知らない:2011/11/02(水) 23:27:24.88 ID:+mcW82Xd0
>>627
あいつら自分と違う意見言うと、マジギレして粘着するからな
644名前は誰も知らない:2011/11/03(木) 01:23:54.04 ID:06z4cxVV0
忍びの卍読了。忍法帖の中でも傑作なんじゃねーの。
権力社会は怖いね。
645名前は誰も知らない:2011/11/03(木) 03:29:57.38 ID:H2BK3UnL0
ルー・ガルー2読了
面白かったけど先は読みやすかったかな
646名前は誰も知らない:2011/11/03(木) 07:56:13.87 ID:6DNWYMxR0
風太郎は忍法帖以外のものがもっと面白いよ
647名前は誰も知らない:2011/11/03(木) 08:37:13.96 ID:/kTs0DRu0
風太郎はエッセイしか読んだこと無いが最高でした
648名前は誰も知らない:2011/11/03(木) 08:49:51.23 ID:PBrRa49f0
風太郎は厨房の頃魔界転生を読んだきりだがおもしろいしエロくて良かったな
649名前は誰も知らない:2011/11/03(木) 13:17:14.64 ID:KDVhJjLR0
せおさんの天国はまだ遠くがとてもよかった
誰かよさを語ろう
650名前は誰も知らない:2011/11/03(木) 21:20:42.80 ID:f/XQN4if0
話がずれるんだが、隣の部屋のカップル住人が偉い剣幕で喧嘩してるんだが、
読書に集中できない。こういうときは独り住まいで良かったなとおもうわ
651名前は誰も知らない:2011/11/03(木) 21:23:18.38 ID:6DNWYMxR0
>>650
その喧嘩の罵声の文脈を読み、味わいを深く汲み、使われる言葉の様相を眺め、流れ込む最終的な局面の余韻を味わうんだ
652名前は誰も知らない:2011/11/04(金) 01:05:48.43 ID:d574t77+0
えらい剣幕でけんかをした夜は
憎しみを込めた激しい腰遣いが炸裂するだろう
ますます読書に集中できないのでは
653名前は誰も知らない:2011/11/04(金) 01:10:29.47 ID:zyW9q1OA0
高村薫「太陽を曳く馬」上下、深い感動と共に読了。

「こんな刑事いねーよ」、というような理屈っぽいサスペンスだが、
仏教、哲学、精神医学、美術などに興味のある人にはお薦め。
654名前は誰も知らない:2011/11/04(金) 20:49:58.37 ID:eUPmtav20
『ローマ人の物語』の本編にはまだ手が出せないが、
スペシャル・ガイドブックを、とりあえず読み終えた。

日本と西洋の違いを将棋とチェスに例えて、
「日本は敗者も自兵力として吸収する寛容さを持っている」
と評する人もいるが、
ローマはさらにその上を行く面白い国だったんだなぁという感想を持った。
年末年始にでも読んでみようかなという気になった。
655名前は誰も知らない:2011/11/04(金) 23:24:55.61 ID:oFyuPyfOO
>>565
小学校の頃からあんまり変わらないかな。
今日の立読みでは370ページで50分、この前は480ページで60分くらいだった。小学校の頃はジュールベルヌ「神秘の島(上下)」は3日だったよ。

でもどうせ単なる趣味何だから適当でいいんじゃない?
656名前は誰も知らない:2011/11/05(土) 10:30:07.66 ID:XK35obgM0
俺の下の部屋に今度入ってきた夫婦、毎朝でかい声で論語の素読やるんだよな
普通にあいさつしたりして外見はまるっきり普通の初老の夫婦なんだが
朝6時のでかい声は勘弁してほしいわw
657名前は誰も知らない:2011/11/05(土) 13:25:30.59 ID:LbZaVsLk0
本の中の記述に自分の気持ちや思いを代理表現してくれるものを探す人っている?
そして自分に適したように引用改造して表現するとか。
658名前は誰も知らない:2011/11/05(土) 13:31:13.03 ID:LbZaVsLk0
>>655
で、立ち読みした本の内容はどんなのでした?
659名前は誰も知らない:2011/11/05(土) 13:48:32.25 ID:sosbmCip0
森巣博『日本を滅ぼす〈世間の良識〉』(講談社現代新書)読了
時事的な本を久々に読んだ
660名前は誰も知らない:2011/11/05(土) 13:59:42.61 ID:jAHck0BK0
よく論語だって分かったなw
孔孟老荘まともに読んだことないなあ
661名前は誰も知らない:2011/11/05(土) 14:15:29.20 ID:QZb6bWD2O
>>656
素読は悪い趣味じゃないと思うけど時間がな…
662名前は誰も知らない:2011/11/05(土) 15:22:10.03 ID:KHLfAFLSO
>>658
下町の六人しかいない暴力団が経営不振の病院を建て直そうとするが、そのの原因は庶務全般を請け負う関西系暴力団のフロント企業であることが発覚、折しも持ち上がった暴力団追放運動の背後にも組の影が・・・と言う話だったが、
「波に座る男たち」とそっくりな上に、暴力団とする意味合いがなんか薄く、決着もすっきりしなかった。絶対作者はあれ読んでるよ。でも向こうの方がずっと面白かった。
ページ配分も微妙だった。だいたい情報を取る先がネットって。「キリンガヤ」と似たようなクソさ加減だ。
663名前は誰も知らない:2011/11/05(土) 20:09:44.61 ID:LbZaVsLk0
>>662
なんで今回だけ他の人が書かないような長い文章にしたのか分からないけど、
普段からそれくらいの量の書き込みを(もうちょっと改行して)書いてほしいな。
664名前は誰も知らない:2011/11/05(土) 21:17:20.96 ID:YTeOz0ZJ0
夏目漱石の行人を呼んでいたら「いじめる」に「意地見る」と漢字が当てられてた
誤字なのか判断はつかんが巧いなと思った
665名前は誰も知らない:2011/11/05(土) 22:36:21.96 ID:KHLfAFLSO
>>664
昔の人は結構考えてるよな。
電算機、魚雷、電信、映画、噴進弾、機関銃・・・

今じゃそのまま入れるから、魚雷じゃなくてトーピードーとか間延びしたアホっぽい呼び名になってたかも。戦争映画も台無しだぜ。
666名前は誰も知らない:2011/11/05(土) 22:57:02.47 ID:F6ko3+5GO
馳星周の不夜城のシリーズ好きだったのにな…
667黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/05(土) 23:18:39.28 ID:lSDa48reP
トーピードー
ウーパールーパー
マッドパピー
668名前は誰も知らない:2011/11/06(日) 07:31:28.35 ID:XUReQ7LCO
>>667
両生類は関係ねえだろ、両生類は!
669名前は誰も知らない:2011/11/06(日) 15:22:02.29 ID:xPaCsbMo0
日本の歴史物で面白い本おせーて
670名前は誰も知らない:2011/11/06(日) 15:32:49.29 ID:lyae8Md80
天平の甍
鴎外の歴史小説と史伝
671名前は誰も知らない:2011/11/06(日) 15:44:17.21 ID:lFEzTDEh0
>>669
高橋是清の自伝は面白かった
672名前は誰も知らない:2011/11/06(日) 17:05:14.35 ID:UFc3JTh7O
『草枕』面白かった。
「ただおのが住む世を、かく観じ得て、霊台方寸のカメラに澆季溷濁の俗界を清くうららかに収め得れば足る」
「四角な世界から常識と名のつく、一角を磨滅して、三角のうちの住むのを芸術家と呼んでもよかろう」
「詩人とは自分の死骸を、自分で解剖して、その病状を天下に発表する義務を有している」
「あるのはただ心持ちである。この心持ちを、どうあらわしたら画になるだろう――否
この心持ちを如何なる具体を籍(か)りて、人の合点するように彷彿せしめ得るかが問題である」
作者自ら閑文学と呼ぶように自虐半分悪ふざけ半分で書いたのだろうけど、
芸術論としても読みごたえ十分だった。落ちも馬鹿らしくていい。
673名前は誰も知らない:2011/11/06(日) 19:52:18.13 ID:oJSu80Li0
イニしエーションラブの
第一章みたいな内容の小説ないでしょうか?
674名前は誰も知らない:2011/11/06(日) 21:59:01.71 ID:/w703NDW0
>>669
妖説太閤記
秀吉が女狂いとしていきいきと書かれてる
675名前は誰も知らない:2011/11/06(日) 22:59:08.28 ID:xzQCqLr40
妖説太閤記の秀吉は魔物だったな
あれは怨念したたる傑作だ
676名前は誰も知らない:2011/11/07(月) 19:27:09.86 ID:Afk964Le0
高2にオススメの小説教えてください
ジャンルはなんでも
677名前は誰も知らない:2011/11/07(月) 20:44:28.38 ID:PwQIkr+C0
>>657
俺、それが主な読書理由だよ。
自分で普段言語化できてない意識を
本の中で見つけ出すのが楽しい。

たまに文章の巧みさに誘導されて
別に思ってないことまで
「あー、俺もそうかもなー」
とか無理やり思い込もうとする時もあるけど。

知らないと思うけど、
中島義道の本とか何回も読み返して
自分の血肉にしようとしてる。
深沢七郎とか、車谷長吉とかも。
678名前は誰も知らない:2011/11/07(月) 22:22:05.84 ID:XIM9joyH0
俺は異世界ものしか読まんな
SF・歴史とか。現代は自分との落差がひどくやってられん。
小説に自己投影しない。小説ようの仮の自分が読んでいる感じ
679名前は誰も知らない:2011/11/07(月) 23:16:31.38 ID:EvbK0x9d0
読んでる中で琴線に触れる本もあったりするけど、それに固執してもなにかが変わるわけでもないし
と自分は完全に娯楽と割りきって読書してる
読む本もエンタメ系ばっかり
680名前は誰も知らない:2011/11/07(月) 23:21:00.82 ID:mOjV1Z4X0
>>677
中島だけはかんべんだわ
あんなに主義主張がグラグラな人の本、
反面教師ならまだしも
人間としてどうしょうもない
681名前は誰も知らない:2011/11/07(月) 23:22:58.20 ID:XfW+HFA70
>>677
中島義道はよせ・・・
682名前は誰も知らない:2011/11/08(火) 01:11:57.72 ID:k2IrYvykP
同じ中島でもらもはどうよ?
683名前は誰も知らない:2011/11/08(火) 03:11:40.71 ID:FGoHYrTY0
中島薫はどうよ?
684名前は誰も知らない:2011/11/08(火) 06:53:36.14 ID:zGVnhoG80
>>680
まじすか。
「カイン 自分の弱さに悩む君へ」とか何回も読んで励まされてるんだが。
一部の著作では過激なただのヘンなおじさんにしか見えないかもしれないけど、
「カイン」とかは、
「生きるの大変だけどお前なりに生きろ」
って言われてるみたいで涙腺にくるよ、少なくとも俺は。

こんなに中島義道が好かれてないとは思わんかったw

中島らもはガダラの豚とかおもろかったなあ。
心が雨漏りする日にはとかも。
たまに言ってることがロマンチックすぎたりくさ過ぎて
はまりきれないところもあるけど基本的に好き。
685名前は誰も知らない:2011/11/08(火) 08:18:31.49 ID:TE+KWRFU0
中島とか小谷野とかよく挙がるけど、このへん若者向けの自己啓発書と同じ類だよ
686名前は誰も知らない:2011/11/08(火) 12:58:05.34 ID:AF3TZBRuO
ブラピ主演のマネーボール原作って面白いですかね?ちなみに、野球好きです。
687名前は誰も知らない:2011/11/08(火) 13:09:17.11 ID:i1u68BaQO
あれ邦訳出たの?
野球観変わちゃうかもよグフフ
688名前は誰も知らない:2011/11/08(火) 14:24:09.33 ID:AF3TZBRuO
>>687
ありがとう。来週 映画館に行った帰りに購入しようと思います。
689名前は誰も知らない:2011/11/08(火) 21:07:17.62 ID:IrAYCVww0
中島義道は若かりし悩める孤男なら一度は通る道さ
生暖かい目で見守って上げようじゃないか
690名前は誰も知らない:2011/11/08(火) 23:02:05.52 ID:dNzuJT4n0
>>684
中島は自分に都合が良いか否かで
思考を変えてしまう
それをつっこまれると
だんまり一本槍
ほとぼりさめてから
実はウニョウニョ、と
第三者にうちあけ取り繕う
ここでも当事者にはだんまり堅守
あれ、社会不適合者どころじゃないぞ



691名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 00:37:37.09 ID:dnfCd90q0
今まで自分の気持ちがうまく書いてあるなーと思ったのは今思い出せるのでこんくらい

若きウェルテルの悩み:ウェルテルが自暴自棄になってやけくそ気味になった心境。ゲーテの観察眼すげえと思った
ハムレット:一時の感情で決意をしても長くもたない、という俺の考えを遙かにかっこいい言葉で書いてあった。
暗夜行路:気持ちが落ち込んだ描写が簡潔かつ的確に表現されてた。さすがと思った。
梶井基次郎:肺病で辛くて死にそうな心境が同じ肺病患者としてよく分かった。

こんなもんかな。日記とか書いて自己分析してたんだけど本読むと同じようなことがめっちゃ上手く書いてあんだよね
692名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 00:41:02.45 ID:IySiv6680
小説(映画でも何でもいいけれど)を読んでも感想が言えない
読んだところから自分の思想というか内的なものと一緒になってしまって
最後には変わった自分以外に何も残らない

こんな感じなんだけど誰か説明してくれない?
ただ俺が馬鹿なだけなんだろうか
693名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 03:42:03.56 ID:TBYeJhHk0
言語化したってチープになるだけよ
694黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/09(水) 03:55:00.23 ID:g2vQ36P/P
「言語化」とはやむを得ずするものであって
嬉々としてするものではない
695名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 09:32:11.17 ID:6Phm2HSs0
>>690
そういう根暗な感じが俺にフィットするのかもしれない。
696名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 09:41:53.46 ID:6Phm2HSs0
>>692
俺も感想とかいちいち自然に出てこない方だけど、
結局、
「作品から感じたことを他人と共有するなんてあんまり意味ねえな、
 俺自身が鑑賞を通じて変化したり、成長したりできりゃそれでいいや」
って思ってる部分が読書動機の7割くらいを占めてる。

自分を感化してくれるかどうかでしか本を扱ってないから、
全く影響を受けなかった作品は感想もクソもない。

だから孤独なんだろうな。
697名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 09:48:37.18 ID:gUkifjrO0
>>696
自分もそんな感じ

関係が作品と自分で完結してる
だからそれを他人と共有しようと思わない
698名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 09:58:50.97 ID:FOu2v1Fb0
>>696
変化や成長を伴わない楽しみ方はしないの?
共感だったり、もっと表層的に筋を楽しむだけとか。
699名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 10:38:22.88 ID:Fl+8nAn00
読書感想文とかクソだよな
700名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 12:11:32.43 ID:6Phm2HSs0
>>698
昔はむしろそっちがメインだったけど、
年とってコンプレックスが増えるにつれて
貧乏性みたいな読書しかしなくなった。

エンターテインメントしてる余裕がねえ。
完全にではないけど。
8対2くらいの比率で求道的な読み方に自然に流れる。
701名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 16:10:55.23 ID:grWa/A3t0
本読んでも変わるのって意識だけなんだよね。
行動は変わらない変えようとしない
するとせっかく学んだ教訓も身につかない
孤男の孤男たる所以
702名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 18:25:33.16 ID:El/QBXbY0
>>693
そうか?チープをどう定義するか知らないけど、そう感じるのは自分の感情もまたそう感じるからでは?
別に貶めている訳じゃないよ、「良かった」の一言だけでも十分だと思うだけ
感情は修辞句で飾り立てたり比喩で言い回したりするものじゃないよ、すればするほど言葉遊びに終始することになる
大事なのは感想ではなく推理だと思うが如何に

まぁ、こんな事考える暇あるなら読書しようぜ
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2241338.jpg
703名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 20:36:20.89 ID:ru/vo8J/0
5月20日から読書生活を始めてきのう遂に100冊目の小説を
読み終えた。つかれたなあ
704名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 21:15:55.59 ID:FOu2v1Fb0
>>700
歳食うにつれ劣等感が減った(というか諦観してどうでもよくなった)俺と逆だねぇ。

>>703
特に楽しめた数冊推薦頼む。
705名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 22:27:46.09 ID:SmdcRWll0
出張で乗った特急内でカミュのシーシュポスの神話を読んでた
電車降りたときには言いようの無い遣る瀬無さでいっぱいとなり出張がどうでも良くなった

それにしても自然の非合理性に対する理性の限界を知りつつ
不条理と言うその淵で理性に立脚して思考するとは恐れ入る

と言いつつ行き帰りの5時間掛けて70pまでしか読み進められていないから結論がどうなるから知らん
一行一行を数度読み返し確認しないと意味が全く判らずワロタ

関係ないがシーシュポスの概要を高校入学時点で把握しているキョンは博学なのか、
はたまた25過ぎてから初めて知った自分が無学なのか
佐々木の受け売りだとしたらそんな友達俺も欲しかったなぁ
706黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/09(水) 22:58:37.42 ID:g2vQ36P/P
>不条理と言うその淵で理性に立脚して思考する

エドマンドバーグ以来の保守思想って本来そういうもんだから
707黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/09(水) 23:06:44.64 ID:g2vQ36P/P
まあ「それにしても自然の非合理性に対する理性の限界を知りつつ
不条理と言うその淵で理性に立脚して思考する」なんてのは
フランクフルト学派にしろウィトゲンシュタインにしても
「近代」を再帰的に捉えようとした人間は皆似たようなことを考えるんだよね
708黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/09(水) 23:08:12.97 ID:g2vQ36P/P
某孤板コテハンみたいな「理性絶対主義」こそ現代においてはマイノリティと言えるんじゃないのかな
709名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 23:27:41.53 ID:RQVCTGmJ0
本を読みすぎた……私の思考は読書に食い尽くされた。
本を読んでいるとき、私は自分が何かを「している」と思い、
「世間」に弁明し、自分にも仕事があり、暇人であるという恥から逃げている気がする

シオラン
710名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 23:42:25.39 ID:pCMOxcc10
感想ってのは自然に出てくるもんじゃないと思うんだよな
だってものすごく複雑なものだろ?
面白かったとか楽しかったとか一言二言の単純なものなら簡単に出るけど
ブログに書き上げるような長文となれば書き出してるうちに
矛盾した感想が出て思い返したり修正してやっぱり違って消したり
明確で一貫とした感想はとてつもなく難しくてやっぱり自然には出てこないと思う
書きなれさえすれば自分の感想のテンプレを見つけられて捗るのかも知れないけど
711名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 23:44:21.24 ID:6Phm2HSs0
>>709
本を読みすぎると考えなくなるって
誰かが言ってたな。

読んでる行為自体にうっとり&安心しちゃって。
712名前は誰も知らない:2011/11/09(水) 23:50:17.06 ID:ru/vo8J/0
>>704
スキップ
ミッキーマウスの憂鬱
四十九日のレシピ
青い鳥、重松清
がオススメ
713名前は誰も知らない:2011/11/10(木) 00:05:03.29 ID:Mps2sxwi0
>>711
本を読むというのは、私たちの代わりに他の誰かが考えてくれるということだ。私たちは、その人の心の動きを反復しているだけなのである。
それは生徒が先生に文字を習うようなものだ。先生が鉛筆で書いてくれたお手本の文字を、生徒は機械的にペンでなぞる。
つまり読書中は、考えるという作業の大部分は免除されるということだ。自分の頭で考えなくてはならない仕事を離れ、
読書に没頭するとほっとするのはそのためだ。だが本を読んでいる私たちの頭の中は、他人の思考が一時的に右往左往しているにすぎない。
読書を終えて他人の思想が私たちの頭の中から引き揚げていったら、何が残るのか?
だから一日中おびただしい分量を猛スピードで読んでいる人は、何も考えずにひまつぶしができて、いい休養になるかもしれないが、
自分で考える力がだんだんに失われてしまう。馬にばかり乗っている人が、ついには歩くことを忘れてしまうようなものである。

byショウペンハウエル
714黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/10(木) 00:08:41.79 ID:MvAFe2zAP
>>713
いここというね
715黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/10(木) 00:09:22.13 ID:MvAFe2zAP
「本を読むこと」それ自体が重要なのではないのです
716名前は誰も知らない:2011/11/10(木) 00:22:46.74 ID:ZJLxL7A00
孤男なら島尾敏雄や初期の大江健三郎とかどうでしょう
有名どころだけど
717名前は誰も知らない:2011/11/10(木) 01:04:04.15 ID:TMMT98py0
繰り返しなぞるだけで力を得られるような感覚に
させてくれる言葉も多々あるなあ。
言霊の存在を信じざるを得なくなるような。

うろ覚えだけど、
「誰にも理解されなくても、ずっとそれをやり続けていれば、
 純粋さだけは伝えることができる」
とか。
岡本太郎だったかな。

そういう意味では、著者の文章に思考を全預けしてみる価値が
ある本もあるにはある。
あえて考えないで読むというか。
お経みたいな感じ?

深沢七郎の「人類滅亡の唄」とかは
そんなノリで読んでた。
「人間なんてウンコションベンと同じで所詮排泄物と同じ作用で生まれたのだ」
とかなんとか。
718名前は誰も知らない:2011/11/10(木) 01:05:53.34 ID:gyrLiStUO
気違いの鵞鳥はそのくせえ口を閉じてくたばれよ
719名前は誰も知らない:2011/11/10(木) 01:10:01.36 ID:hFrqOLSU0
わたしは一冊の書物の人を恐れる トマス・アクィナス
720名前は誰も知らない:2011/11/10(木) 15:09:38.23 ID:Mps2sxwi0
Advanced Grammar In Use、読了。CD-ROMの方も併せて問題を全て解き終えた、感無量。
始めたのが震災の時だから、掛った月日は8ヶ月かな、断水して電気も通じず食料も尽きた中でキャンドルを灯しながら解いていた頃が懐かしい(孤男の辛さが分った時期でもあった)。
問題の量が膨大で、説明文を何回舐めるように読んだか知れない。内容も少し捻くれていて、知恵袋に質問したその数39回!
でも専門用語は極力使わない方針(?)だか知らないけど、語の持つ動きだけを懇切丁寧に説明してくれた御蔭で、
従属節、分裂構文等々漢文の様なこけおどし語句でモチベーションが下がらずに来れた(高校の頃はこれが大っ嫌いで以て英語も大嫌いだった)。
とても良い本だったんでお勧めしとく、俺と同じような辛酸を舐めた人には特に。

He that loves reading has everything within his reach. William Godwin
721名前は誰も知らない:2011/11/10(木) 21:01:55.28 ID:WbbmQrLd0
http://lifehack2ch.livedoor.biz/archives/51302409.html
  ↑
オレが読んだ本がけっこう悪評で、ちょっと凹んだ
722名前は誰も知らない:2011/11/10(木) 21:26:24.45 ID:+GQuwWNU0
カミュの異邦人は読んでる時ぜんぜん面白くないが
読み終わったあとずっとムルソーが頭に住み着く良い小説だったな
723名前は誰も知らない:2011/11/10(木) 21:30:08.62 ID:Ki2XbeJ90
>>721
一通り読んでしまったが、リテラシーの高そうな奴は数人しか居なくて
あとは各人が好き放題言ってるだけの糞スレ
「つまんねーからやめとけ」と言いたい
724名前は誰も知らない:2011/11/10(木) 23:35:07.49 ID:S90sr+F6P
>>703
すげー 俺もあやかりたいぜ
725名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 01:45:01.84 ID:sEIyCNRB0
Of making many books there is no end; and much study is a weariness of the flesh. Ecclesiastes 12:12
村上春樹を素直に大好きと言えたあの頃に戻りたい…
>>721
ライ麦は言い得て妙だな、自分が正にそれだ
あれは自分を壊してまで人生の核心に迫る道程を描いたんだなぁと勝手に解釈してる、最後に見つけたのが家族愛だったとも
そこに行き着くまでが余りに悲壮で本を閉じたくなる程辛いんだよな
726名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 02:54:37.05 ID:cPN+5S3p0
人の感想なんか当てにならない、という考えの俺は
北方謙三「友よ、静かに瞑れ」をたった今読了
読んで感じた事、思った事は自分の中で噛みしめるもので
他人にどうこう言う物じゃないのよ
727名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 12:07:04.52 ID:5K8Sfpkm0
>>723
雨ニモ負ケズ思い出した

東ニ病気ノ子供アレバ 行ッテ看病シテヤリ
西ニ疲レタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ朿ヲ負イ
南ニ死ニソウナ人アレバ 行ッテ怖ガラナクテモイイト言イ
北ニ喧嘩ヤ訴訟ガアレバ ツマラナイカラヤメロトイイ
728名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 17:09:03.23 ID:i8dGkfjC0
人の感想なんて当てにならんよな
729名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 17:20:16.20 ID:BjOK4FxT0
んだんだ
730名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 17:31:11.88 ID:Os+wsuaC0
たったひとつの冴えたやりかたを読み始めたんだけど
最初っから意味がわからなくて全然入り込めない
誰か全体的なあらすじ(ネタバレなし)と予備知識なんかを教えてくれ
731名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 17:34:08.70 ID:HNGyO9uUO
当てに読んでいる人っているの?読んで楽しいから読むんじゃない
他に何が要る
732名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 18:23:07.94 ID:NJK7VEde0
>>730
難解な話じゃないから文体が馴染めないだけでしょ。予備知識なんていらない。
はっきり言って全然大した話じゃないよ。彼女の他作品と比べたらラノベみたいなもんだ。
733名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 21:35:37.56 ID:fx656ten0
当てにはしないが
あんまり酷評されてたりすると
釣られて読んでみたりするな

きっかけが限界じゃね
734名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 21:39:05.10 ID:w5lK+tZn0
A.J.クィネルの正体って、いつの間にか公表されてたんだな。
やはりゴッツォに住んでたのか。
735名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 22:39:34.89 ID:Mb74SYzzO
地下室の手記再読したいが集中力が出ない…
736名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 22:41:09.21 ID:1t8xS5ed0
拾い読みでもいいんだぜ
737名前は誰も知らない:2011/11/11(金) 22:48:50.04 ID:fx656ten0
むしろ真面目に読むと精神に悪影響あるんじゃないか
738名前は誰も知らない:2011/11/12(土) 00:30:46.60 ID:HeyVu7600
原口統三 二十歳のエチュードに手つけはじめた。
まだチラ読みしかしてないがそれでも
この人いちいち文章の殺傷力というか鋭さあるな。

こんな感性だから若くて自殺せざるを得なくなるんだろな。
諸刃だわ。
739名前は誰も知らない:2011/11/12(土) 00:35:35.94 ID:jhmGJ1gw0
昔孤男風の同僚におすすめの本を聞かれて「地下室の手記」を紹介したら
つらくて読めなかったと言っていた
740名前は誰も知らない:2011/11/12(土) 00:44:25.83 ID:CVIPqw5D0
地下室の手記はどのくらい辛いのかと読んでみたら別に辛くなくて驚いたな
主人公はなんだかんだでそれなりに頭がいいやつで変な事を実行する行動力があって
自分よりずっとマシな人間で自分と重ねてみることなんて一切出来なかった
741名前は誰も知らない:2011/11/12(土) 00:48:52.32 ID:5oIf8Pdf0
読むと精神に悪影響を及ぼすとして有名なドグラ・マグラなんかどうだい。
おすすめの一品だよ。
俺はとても楽しく最後まで読んだ。チャカポコも楽しかったよ。
そんな俺は今では立派に抗うつ薬を飲んでるよ。
もう一度言うけどおすすめだよ。
742名前は誰も知らない:2011/11/12(土) 01:31:22.57 ID:pLCvaDur0
出口の見えない文学は読みたくないな、屹度シニカルな目で世界を観てしまうから
743名前は誰も知らない:2011/11/12(土) 02:46:22.86 ID:yvnN+2Rl0
舞城王太郎と小林泰三が好きだ
なんともまあ分かりやすい感性
744名前は誰も知らない:2011/11/12(土) 05:40:19.71 ID:TJV+hqGC0
>>740
同意。境遇も行動力もなんだかずいぶん上だったあれは。
745名前は誰も知らない:2011/11/12(土) 20:51:46.97 ID:PnLa/GFG0
もし自分の人生を本にしたとしたら、
悲惨なわりに単調で、読者が飽きてしまいそうな気がする。
746名前は誰も知らない:2011/11/13(日) 00:00:11.70 ID:5oIf8Pdf0
大抵端から見たらつまんないもんだろ人生って
747名前は誰も知らない:2011/11/13(日) 02:26:47.54 ID:uSF4vs7lO
面白き 事も無き世を 面白く
748名前は誰も知らない:2011/11/13(日) 08:12:48.49 ID:bpys/jWq0
主と朝寝がしてみたい
749名前は誰も知らない:2011/11/13(日) 08:43:47.46 ID:D/MPi2sv0
でも自分と似たようなタイプの人間の人生は読んでみたいな。
似たような人種って似たような展開をたどるから、
覚悟が決まる。
甘い夢や自分への根拠なき期待を断ち切れる。
潔く死に向かって生きていける。
750名前は誰も知らない:2011/11/13(日) 09:47:51.17 ID:E4geCH+R0
感情教育的な
751名前は誰も知らない:2011/11/13(日) 10:32:07.68 ID:z7Qwjixa0
なんで俺は今までフランケンシュタインを読まなかったんだ
孤独で醜いとかまさに俺じゃないか
月曜になったら図書館で借りよう
752名前は誰も知らない:2011/11/13(日) 11:48:06.47 ID:0dJ3hZ9m0
更に、自分に都合のいい事しか語らないしな
家族の会話を覗き見するだけで人間の言葉を習得するような驚異の知性は俺達とは違うが
753名前は誰も知らない:2011/11/13(日) 14:47:24.24 ID:Gfkzr9ko0
>>743
舞城は世界は密室でできていると好き好き大好き超愛してるだけ読んだわ
世界は〜をミステリだと思って読み始めたら青春友情小説だった
まぎらわしいタイトルつけんなと思ったよ

さて、図書館行って今週読むの借りてくるか
754名前は誰も知らない:2011/11/13(日) 16:24:37.19 ID:I0ZQHXGl0
風来忍法帖読了。こんなに賑やかな忍法帖は初めて読んだ。
次は明治ものかミステリか・・・
755名前は誰も知らない:2011/11/13(日) 16:44:39.25 ID:iEJbt0zY0
大学生の頃、買ったきり読まずに積んでいたオンリーチャイルドを読んだ。
読みやすく、感情描写が巧みで展開もハラハラする。
というか読むのに体力使う。胃がキリキリして痛い。
裁判シーンのやりとりに入ってから特にしんどい。
でも面白い。久しぶりにハマった。
756名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 02:49:28.35 ID:OzbSC6CM0
「図書館戦争」ってタイトルにめちゃくちゃ魅かれる
つまんないらしいけど
757名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 04:22:41.29 ID:bBjPY8OuI
自己形成をテーマにした小説ない?
人間失格、デミアン、車輪の下、人間の絆を読んだ。
758名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 04:31:41.24 ID:hMYZwl2/0
いわゆる教養小説
ゲーテのヴィルヘルムマイスターの修行時代と遍歴時代
マンの魔の山
759名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 04:33:28.34 ID:Gz6re6Mf0
古いけど『三太郎の日記』とか『出家とその弟子』
旧制高校生のバイブルだったらしい。
760名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 04:46:52.98 ID:bBjPY8OuI
サンクス
ゲーテのは読もうと思ってたとこやけど、
他のは知らなかった。調べてみるよ。
761名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 09:17:11.63 ID:amyMFuEy0
原口統三 二十歳のエチュード読了

パラ見した時は言葉の鋭さにビビったんだが
全部じっくり読んでみるとわけわかめの箇所が8割ぐらいあって
別に抱えて歩くほどの本じゃなかった。
2対8で名言が入ってる感じ。
10割名言の本を探してるんだが。ねーかそんなもん。
762名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 11:44:59.29 ID:LMno+epS0
シェイクスピアでも読めばいんじゃないかしら
個人的には名言だけの本はつまらんと思うけどね
763名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 12:42:06.09 ID:tyPjA6fA0
名言だけがいいんだったら名言集読めばいいんだしな
764名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 13:33:28.90 ID:KXE6uVwi0
ドストエフスキーってどうなの
765名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 15:03:01.67 ID:amyMFuEy0
言い方が悪かった。

名言10割っていうよりは最初から最後まで透徹した
「完璧!」って感じさせてくれる、金太郎飴みたいなのを探してる。
圧倒的に共感させてくれるものを。
まさに毎日懐に忍ばせたい感じの。

深沢七郎なんかがそうなんだが。
人類滅亡の唄とか。
ラブアンドピースと真逆な感じの。
766名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 15:06:22.31 ID:amyMFuEy0
ドストエフスキーは一人語り長すぎて途中で飽きる。
よくもあんだけ同じところグルグル回ってられるなと思う。
地下室の手記もっかい読んでみたけど
あのグダグダの羅列感はある意味病気だと思った。
付き合ってられんかった。
雰囲気は好きなんだが。
767名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 15:07:03.91 ID:6ysZANJu0
ドストは文学的な読み方?みたいなの無しでも十分に娯楽として楽しめると思う
ただ、ドラマティックな展開より冗長な独白を好む人のほうが向いてる
768名前は誰も知らない:2011/11/14(月) 17:29:03.94 ID:Ye0Gh6VP0
地下室は一応は「なにをなすべきか」への批判だしなあ
重要なのは分かるけど前半は流石にきつい
登場人物と思想の一致みたいなドストの特徴は凄く出てるけど
769名前は誰も知らない:2011/11/16(水) 06:46:35.64 ID:HEoMlLIU0
故・北杜夫が愛読したトニオ・クレーゲルを今度の週末にでも読んでみようかと。
770名前は誰も知らない:2011/11/18(金) 00:51:29.48 ID:YaPoXZHp0
SFは全く読んだことないんだけれど「夏の扉」ってオススメ?
771名前は誰も知らない:2011/11/18(金) 02:24:14.04 ID:yTGC+KqM0
名作だよ
主人公はロリコン
ネコ好きにはたまらない作品
山下達郎の曲にもなっている
772名前は誰も知らない:2011/11/18(金) 16:43:30.55 ID:JB9bGokn0
夏への扉くらいド直球の痛快モノって意外に少ないよね
773名前は誰も知らない:2011/11/18(金) 23:49:30.16 ID:aTHz6TDP0
夏への扉は文化女中機というネーミングセンスが前時代的で辛い
774名前は誰も知らない:2011/11/18(金) 23:57:32.82 ID:LhO/A3Sl0
俺は逆にそういう往時の時代を感じさせる言葉が出てくるとぐっとくるけどなあ
775名前は誰も知らない:2011/11/19(土) 00:24:15.91 ID:9RsdUEZ/0
いまの安直なカタカナ用語よりよほど好感が持てる
776黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/19(土) 00:31:11.16 ID:Rcup8niqP
今の流行りは漢語カタカナルビ
777名前は誰も知らない:2011/11/19(土) 03:17:34.77 ID:jPml9Syo0
夏への扉って、早川のハインライン作品の中では珍しく福島正美訳なんだよね。
早川のハインライン作品=矢野徹訳のイメージが強いけど。
778名前は誰も知らない:2011/11/19(土) 05:32:45.35 ID:xSJ7w1vz0
間違えた。夏への扉か。700円で読めるのにほっとくのは持ったいないな。買って読むか。
779名前は誰も知らない:2011/11/19(土) 17:18:45.49 ID:pXwd4ANiO
久しぶりにちょっとだけ読書した。村上春樹の「雑文集」
780名前は誰も知らない:2011/11/19(土) 22:37:10.32 ID:HCXutQnsO
ヘッセの『シッダルタ』読んだ。
最初は何故ドイツ人が?東洋思想を?仏陀を?と思ったけど、
読み終わって感動。突き放されつつも包み込まれる無辺際の愛。
ノーベル文学賞は伊達じゃないね。これには感心した。
781名前は誰も知らない:2011/11/20(日) 11:42:26.96 ID:0az32a/z0
つげ義春 ねじ式読了
これ漫画だけど読書扱いでいいか?
「マンガ楽しんだな」っていうより
「一冊読み終えた」って疲労感のほうが強いんだが。

こんなわけわからん漫画でもいいんだな、と
なんか慰められた。
一切明るくないのが潔い。
782名前は誰も知らない:2011/11/20(日) 18:07:11.03 ID:IOYFMHgj0
いわゆる普通のストーリーがある漫画ではないけど、疲れたか?
俺は読むたび逆に癒されるんだがw
783名前は誰も知らない:2011/11/20(日) 18:15:10.37 ID:0az32a/z0
>>782
ああいうの好きなんだけど、
あまりにもぶっ飛び過ぎてて価値観がグラグラした。
「今まで読んでた漫画って何だったの」って感じ。

ガチで救いがないのはドストエフスキー並みだと思った。
しかもガロでしょ。
食えなくてもアレを書いてるそのエネルギーは見上げたもんだと思った。
784名前は誰も知らない:2011/11/20(日) 18:26:44.45 ID:IOYFMHgj0
つげだったら別離だの夜が掴むだの外のふくらみだのゲンセンカン主人だのの方がもっとディープに救いが無いかも
貸本時代を過ぎてねじ式を描いてた頃は、水木しげるのアシやってて生活も安定し食えるようになった時分だよ
余裕があるから好きな物を好きなように書けるようになったのかもね
785黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/20(日) 18:31:04.85 ID:iNDy3hA+P
「ヨシボーの犯罪」「外のふくらみ」のほうが好き
「ねじ式」はそんなに
786黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/20(日) 18:35:19.56 ID:iNDy3hA+P
もっと言えば「旅系」「自伝系」「若夫婦系」の方が好きなんだがね

つげは江戸川乱歩何かと同じで「何気無い日常の風景」のなかに
「異世界への扉」を見出す才能がある(あった)
787黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/20(日) 18:35:54.65 ID:iNDy3hA+P
ちなみにデヴィッド・リンチも同じ才能の持ち主
788黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/20(日) 18:57:42.76 ID:iNDy3hA+P
>>784
「ねじ式」は好きなことを書いたって代物ではないよ
締切に追われて、書くネタが見つからなかったから仕方なく夢の話を書いた
789名前は誰も知らない:2011/11/20(日) 19:02:45.08 ID:IOYFMHgj0
ねじ式の頃って書いたはずだけどね
まあきちんと正確に言うと、西瓜酒や沼あたりからは(ねじ式もこれ以降の作品)生活のために貸本を描き飛ばすスタイルではなく、じっくり腰を据えて描くようになった
790名前は誰も知らない:2011/11/20(日) 19:06:29.49 ID:ULkCUf7i0
つげというと初潮の血を川に流す女の子を覗く男のシーンしか覚えてないわ
自分の事ながらも最低だと思う
791黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/20(日) 19:09:24.98 ID:iNDy3hA+P
映画「アカルイミライ」で言えば
「クラゲを育てる」ということを通じて異世界の扉を開けようとする者(オダギリジョー)=水木しげる
無線やビニール袋のような「日常」に存在するものによって異世界への扉を開けようとする者(DQNの高校生たち)=つげ義春

後者の方が(ある意味では)一歩先に進んでいるとも言える
792黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/20(日) 19:12:21.76 ID:iNDy3hA+P
前者=プログレ系
後者=ノイズ、インダストリアル系

とも言える
793黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/20(日) 19:25:11.02 ID:iNDy3hA+P
>>790
「紅い花」は「旅系」と「幻想系」の中間にある作品だね
794名前は誰も知らない:2011/11/20(日) 19:35:00.66 ID:nWnXaPggO
うるせえくたばれ
795名前は誰も知らない:2011/11/20(日) 19:45:19.38 ID:/frUmqM40
ゴーリキーのどん底これはなかなか面白い
当時の堕落した人々が見えてくる

個人的にトルストイとかドストエフスキーよりも断然よかったお
796名前は誰も知らない:2011/11/20(日) 21:33:03.92 ID:u2JPWLBO0
そうか、断然よかったか
797名前は誰も知らない:2011/11/21(月) 16:17:30.35 ID:zMGJ/4GdO
高橋和巳の邪宗門借りてきた
もう過去に埋もれた遺物って扱いなのかな、前回貸し出した日付が2003年だった
798名前は誰も知らない:2011/11/21(月) 16:24:28.69 ID:ouFuu4vu0
おー高橋和巳の邪宗門はマイフェイバリットのひとつだ
長くて重苦しいけどきっと心を打つものがあると思うんで終わりまで読んで欲しい
799名前は誰も知らない:2011/11/21(月) 19:19:46.90 ID:IjH5fXtC0
奥さんの本は訳わかんなかったな
シュルリアリズム文学の難解な一例みたいで
イメージを楽しめば良かったのか
800名前は誰も知らない:2011/11/21(月) 19:52:05.38 ID:OzR2/s300
寒くなってくると、鬼平の兇賊を読みたくなる。
芋酒いいなぁ。
801名前は誰も知らない:2011/11/21(月) 20:21:26.48 ID:IjH5fXtC0
今安ワイン飲みながらベルギーの小説読んでる

夕方過ぎて旨い肴で日本酒やりながら時代小説読むのって人生の幸せの一つだよね
802名前は誰も知らない:2011/11/22(火) 14:20:27.21 ID:KZCbZPdc0
フェイト知らんがフェイトゼロ読了
好みの絵じゃなかったが最終巻ライダーの挿絵は反則だな
ゲームの仕事に屈折した思いを抱えていたライターにとって
こういう仕事が救いになったってのは理解できる話だ
出来ればまどか観る前にこの後書は読んでおきたかった
803名前は誰も知らない:2011/11/23(水) 20:15:41.13 ID:S2WTvtzD0
漫画も小説も映画も皆、震災と原発事故を無視してるけど
加藤周一の「逃避文学を去れ」を読んだら、敗戦時も同じだったみたいでワロタ
日本人には学習能力が無いのね
804名前は誰も知らない:2011/11/23(水) 20:18:14.11 ID:olV0RHgx0
×日本人には学習能力がない
○人間には学習能力がない
805名前は誰も知らない:2011/11/23(水) 20:21:40.82 ID:1JleLs3b0
上のほうの話題だけど
つげ義春読んだなら無能の人も読んでほしいなあ
ユーモアセンスも古びてないし
806黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/23(水) 20:23:18.59 ID:5iNSOUeEP
震災後に流行ったのが「あの花」だからなあ
本当にどうしようもない
807名前は誰も知らない:2011/11/23(水) 20:26:25.17 ID:3ni5Mbqe0
>>803
無視してないよ
いち早く取り上げてるものもある
808名前は誰も知らない:2011/11/23(水) 21:29:00.46 ID:IvJz5yIV0
>>805
無能の人読みましたよ。
なんつーか「よくやるなー」って感じw。
ガロ系って本当自由だと思った。
漫画を読んでるのかそうじゃないものを読んでるのかが
わからなくなってくる。

石売りとか鳥売りって本当にあったのかな。
誰も描かないよあんなネタw。
だから追いかけたくなった。
809黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/23(水) 21:37:31.64 ID:5iNSOUeEP
石といえば魚石
ああいう妄想を保育園とか低学年のころよくしてた
810名前は誰も知らない:2011/11/23(水) 21:39:01.16 ID:lPZAEr0/0
漫画は読書って言わないだろ
漫画スレでやれ
811黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/23(水) 21:40:59.44 ID:5iNSOUeEP
肺魚なんかは体液で土を固めて眉を作って乾期をしのぐらしいけど
812黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/23(水) 21:41:22.66 ID:5iNSOUeEP
繭ね
813名前は誰も知らない:2011/11/23(水) 22:54:37.15 ID:3ni5Mbqe0
つげ好きだけどコテが語ってるのを見ると語る気をなくす
814黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/23(水) 23:14:05.19 ID:5iNSOUeEP
まあその程度ってことなんじゃね?
それはそれでいいんじゃない
815名前は誰も知らない:2011/11/23(水) 23:16:32.71 ID:MzC5tRr60
『幸福論』と名のつくものがおよそ奴隷根性の奨めとしか読めない
『自己啓発』も『成功術』も、胡散臭さしか嗅ぎとれない

だから、こんななんだろうか
816名前は誰も知らない:2011/11/23(水) 23:19:20.17 ID:Bqes/s+0O
単なるエゴだけどさ
好きな作品が
ジャニーズとか
美人なだけの女優を使って
映画化されて欲しくない
817黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/23(水) 23:19:28.12 ID:5iNSOUeEP
「男の子をやる気にする育て方」とかね

まあそれについても「それはそれでいいんじゃね」で済ましてもいいんだけどね
818名前は誰も知らない:2011/11/24(木) 00:33:15.69 ID:wGyAe7VB0
まさか読んだの?
819黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/24(木) 00:45:54.70 ID:aQZZtU5lP
読んでないよ
ただ新聞で広告されてて「なるほどな」と思っただけで
820takasi21:2011/11/24(木) 07:17:31.54 ID:0dJ/76wW0
悪徳の栄え((笑))
821名前は誰も知らない:2011/11/27(日) 04:11:56.23 ID:eEoSNWNg0
トム・ソーヤーとハックルフィン読了
マーク・トウェインの本で手に入るものは全て読んでみるかね
822名前は誰も知らない:2011/11/27(日) 15:11:02.56 ID:X5ZsjIJd0
>>821
「人間とは何か」や「不思議な少年」を読むと著者に対する印象が変わるかもしれない。
823名前は誰も知らない:2011/11/27(日) 17:13:48.21 ID:J0jm5T380
「鏡の国のアリス」の削除された、カツラを被ったスズメバチの話を読んでみた。
大きなスズメバチが鉤爪でアリスの髪の毛を剥そうとする描写もそうなんだけど、
鏡の国には他にも三回、髪を引っ張るシーンがあるんだって(うち一回は上梓される前に女性の髪からヤギの髭へと訂正されたらしい)。
言われて初めて気付いたけど、何か意味があるのだろうか?

セイウチと大工が一緒に散歩した牡蠣の子供たちを食べてしまったりと、グリム童話の様に時折怖いなと思ってしまう。
824名前は誰も知らない:2011/11/27(日) 19:53:44.75 ID:cjF7iqWf0
哲学書とか海外小説読み出してからギリシャ語とかドイツ語覚えたくなってきた
翻訳こんにゃくがまじで欲しい
825名前は誰も知らない:2011/11/27(日) 21:03:31.67 ID:fzdF7EeS0
タガログ語やウルドゥー語を覚えたがる人はいないか
826名前は誰も知らない:2011/11/27(日) 22:09:10.27 ID:8AuAdva20
日本=ハイコンテクスト社会
欧米=ローコンテクスト社会
日本人作家の小説がつまらない理由はこれだろ
日本人同士しか通用しない非論理的で飛躍した文章。メロドラマ的な内容に流れやすい
827名前は誰も知らない:2011/11/27(日) 22:28:54.98 ID:lkmfi0VV0
高野和明「ジェノサイド」読了

何だかよくわからんが腑に落ちないような感覚がうっすらと残った
薬学関係の話は面白くてよかったけどそれ以外のとこがそんなに面白いとは思わなかったな
828名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 00:04:35.06 ID:vrCzloaI0
モンテクリスト伯にはまったと時はフランス語覚えたいと思ったな
そうすればバルザックも読めるし
829名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 02:02:29.85 ID:mkhlL4vvO
フランス語にもう少し需要があればな・・・
830名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 02:12:51.28 ID:/1XYI9oB0
現代思想やるなら仏語でしょ
831名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 02:55:14.84 ID:C4KSAxI+0
仕事から帰ってきて現代思想を学ぶ気力はさすがにないな・・・
832名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 08:19:27.13 ID:79rLpGgR0
俺は昔東欧の言語を独学しかけたことがある
数か月で挫折したけどw
833名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 11:35:07.89 ID:WEad8ZNy0
目的のはっきりしない幻想だけの未来を想うだけで終わってしまうのかい?
834名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 14:54:32.18 ID:mkhlL4vvO
公務員だったら、語学に費やせる時間も増えるかも
835名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 15:40:02.33 ID:jvtGa6w00
星の王子様挫折・・・
836名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 16:39:22.20 ID:XkjjmavI0
みんなはどうやって語学の勉強してる?
NHKの講座観たり、原書で小説楽しんだり、その国の国語の教科書で勉強したり色々方法があるよね。
テストに強くなるだけの方法じゃなくて、読書がより楽しめるような方法を知りたい。
837名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 17:49:49.59 ID:0XrCZ/wo0
読書てもやっぱり単語知らないと話になんないから
ある程度単語覚えつつ試験勉強しつつ
洋書読んでる
838名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 18:01:12.22 ID:s2yug1FOO
童貞だし、人生経験が乏しいし、読書してる場合じゃないと気づいた
いや…ふと思った
839名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 18:15:33.86 ID:qV9vgKcD0
少しずつだけど、漢文の素養を身につけようかと思ってる
そのうち漢詩を書いてみたい
840名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 18:49:41.65 ID:leIb5RBQ0
漢詩となると平仄をきちんと覚えなきゃだから大変そうだな

英語とフラ語は電子辞書を引きまくってたらある程度読めるようになったが
凝った文学作品となるとなかなかスラスラとはいかないね
841名前は誰も知らない:2011/11/28(月) 19:57:47.95 ID:XLYiCvIU0
最近、欽定訳聖書買った。和訳と引き比べながら、ちょっとずつ読む予定
842名前は誰も知らない:2011/11/29(火) 00:49:06.17 ID:GvoTVgPK0
さまよう刃読んだ。結論は自分で出すのか。東野なりの答えを読みたかったんだが。
843名前は誰も知らない:2011/11/29(火) 09:15:02.45 ID:iUTFG/QW0
辞書って紙より電子のほうが圧倒的にいいよな
紙辞書の時間のかかりっぷりは本当に無駄でしかないと思う
1つ調べてる間に電子で3つ、4つは調べられそうだ
844名前は誰も知らない:2011/11/29(火) 13:34:23.34 ID:sG6RL3Fe0
俺は紙辞書の方が好きだな
電子辞書はすぐ引ける便利性に胡坐を掻いて意味を忘れてしまう事が多い
それにその昔、万里の長城を築いた時、労働者達に建築作業が無限に続くと思わせないために狼煙台を先に作ったと言われる
辞書も終りが見えた方が読み込むやる気が出て来ると言うもの
845名前は誰も知らない:2011/11/29(火) 13:55:15.70 ID:sIlsvdVO0
辞書はかさばり感だけ好き
846名前は誰も知らない:2011/11/29(火) 14:14:38.59 ID:i0m1RNph0
紙だと該当箇所のページの他の項が自然に目に入って、おっと思う発見がしばしばある
こういう楽しい寄り道は電子辞書にはないね
847名前は誰も知らない:2011/11/29(火) 20:25:59.34 ID:RKuBE7SD0
俺は両方使ってるなあ
紙の辞書は書き込んだり塗りつぶしたり出来るのが大きい
暗記に向いてる
電子辞書はささっと引いたり、ヒストリー機能使って寝ながら暗記したり出来るのが勉強のモチベーションアップに繋がる
848名前は誰も知らない:2011/11/29(火) 21:31:39.66 ID:2CaCuKOQ0
流れをぶった切ってすまん。
今野敏のハイパーサイキックカルテットシリーズを5冊目まで読んでいたのだが、
いつの間にか奏者水滸伝に改題してたのに気づかずにいた。
で、今はシリーズの続きの「追跡者の標的」を読んでる。
このシリーズはセッション中や格闘中の描写が実に上手い。
84930:2011/11/29(火) 22:49:36.23 ID:qTasppSt0
『シャカイ系の想像力』
図書館で借りて読んだ

なるほど、ライトノベルが人気のある理由がわかった気がした
文章は軽いのかもしれないが、その扱ってるテーマは軽くない
現代の若者の思想というか気分の代弁に、おそらくライトノベルは最適な媒体になってるのだろう

この本はアマゾンでレビューもされてないが、もっと評価されていい類の良本だ
ちょっと出だしで読みづらさを感じなくもなかったが、作品の引用が多くなるにつれて読みやすくなった
「孤独」や「生きづらさ」、「閉塞感」といった現代社会の重要なタームが扱われてる

自分はこの本で書かれてるようなことを感覚し始めた世代なので共感とはいえないが理解はできる
今の10代から20代の世代の若者には読んでおいて損はない、というかむしろ必読書として推薦したい
850黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/29(火) 22:54:50.09 ID:uDhySwKTP
「現代の若者」って気軽に使われる言葉ではあるけれども
現代においては「若者」という概念自体が問い直される必要に晒されているようにも思う
851黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/29(火) 22:58:09.61 ID:uDhySwKTP
ラノベだって別に若者の文化というわけでもない
今年51になった父親は読んでるけど、20代の自分は読んでないし
852名前は誰も知らない:2011/11/29(火) 23:00:29.00 ID:i0m1RNph0
まあそのぐらいの年齢ならラノベも読んでおくべきだろう。むしろその世代だと同時代的感覚を感じてないとマズい
でもしかるべき時期が来たら卒業しないとマズい
853名前は誰も知らない:2011/11/29(火) 23:02:35.96 ID:jVjTeMO+0
何も考えずにアントン自伝
854黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/29(火) 23:05:30.56 ID:uDhySwKTP
何かを「卒業」するとか「成熟」するとか
そういう概念自体がもはや時代遅れ(というか今の時代に則していない)んじゃないかな
855名前は誰も知らない:2011/11/29(火) 23:06:34.05 ID:i0m1RNph0
やたらレスがとんでるな
856黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/29(火) 23:06:49.34 ID:uDhySwKTP
「若者」という概念は「ガングロ」と共に消滅したんじゃないかというのが俺の持論
857名前は誰も知らない:2011/11/29(火) 23:19:16.97 ID:FJscBi/l0
自身が20代後半になって「昔持っていたエネルギーを失った」と自覚する代償に
「今の知性は若い頃には持って無かった」という弁明で自分の成長を信じたいという欲求
それこそが「若者」という概念なのだから例えば「ゆとり」に改名されることはあれ消滅することはないんじゃないか
モラトリアム期が寿命を超えるまで延長した時には消滅するかもしれないが
858黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/29(火) 23:36:29.33 ID:uDhySwKTP
なるほどね
自分の所属する社会を外部から眺めたときに見えてくるもの
それをある種の(架空の)人格に投影したのが「若者」の正体なのかもね

つまり「若者」とは厳密な「世代」や「年齢」を指すのではないということ
859黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/29(火) 23:41:50.06 ID:uDhySwKTP
かつて、例えば「年功序列」や「結婚適齢期」なんていう概念が機能していた時代には
20代後半にもなると自分の所属する社会を俯瞰する機会が増え、
「他者」としての「若者」を自然と認識するようになっていた

しかし今現在は「年功序列」「結婚適齢期」のような概念は崩壊し、
また情報のインフラ化は幼い子供にもネットを通じて情報アクセスの機会を提供するようようになったわけで
そういう時代に上記のようなモデルケースが成立しうるかは疑問ではある
860名前は誰も知らない:2011/11/30(水) 00:11:47.51 ID:APrHx73f0
>>846
例文検索ってのがある。何百件も串刺し検索してどんどん読める便利さに及ばない。そのつど例文ごとに新しい項目を見ることにもなる。
861名前は誰も知らない:2011/11/30(水) 02:18:37.74 ID:mYw6lQob0
>>852
チャーチルの左翼に関する名言めいてるな。ラノベに当て嵌めると
二十歳までにラノベに傾倒しない者は情熱が足りない
二十歳過ぎてラノベに傾倒する者は知能が足りない
みたいな感じか

>>860
スクロールや例文検索する切っ掛けが中々無いんだよなぁ、自分の知りたい単語だけ理解して、それでディスプレイを閉じちゃう
ピンポイントで突くには申し分ないんだけどね
辞書を道具と認識するか、読書の一つと捉えるかで意見は変わってくると思う
参考↓
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2324653.jpg
862黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/11/30(水) 02:29:44.95 ID:YHnNSokIP
二十歳までにネトウヨに傾倒しない者は知能が足りない
二十歳過ぎてネトウヨに傾倒する者も知能が足りない
863名前は誰も知らない:2011/11/30(水) 17:49:18.89 ID:tdOaCaG0O
非Aの世界読了
864名前は誰も知らない:2011/11/30(水) 20:41:07.24 ID:FAnW/4y00
時の娘読了。1960年代頃の忘れられたタイムトラベル短編ばかり集めた本。これはこれでひとつの時間遡航かな。
865名前は誰も知らない:2011/11/30(水) 20:48:21.94 ID:O3tsg9Qd0
ジョゼフィン・テイかと思った
866名前は誰も知らない:2011/11/30(水) 21:30:19.04 ID:PYxPplFb0
俺は先に『時の娘』を読み、次に『成吉思汗の秘密』を読んだわけだが
前者は歴史ミステリで、後者はトンデモ本
867名前は誰も知らない:2011/12/01(木) 00:38:17.91 ID:V+7+FWJt0
>>861
いや参考とかいいから
868名前は誰も知らない:2011/12/01(木) 00:43:30.16 ID:4OUfXVdRO
洋書で「ティファニーで朝食を」読もうと思うんだけど、けっこう古いんだな、書かれたの。
869名前は誰も知らない:2011/12/01(木) 08:01:23.68 ID:7E0KBOzh0
だって映画自体相当古いじゃん。
870名前は誰も知らない:2011/12/01(木) 11:28:55.82 ID:FFWODFSk0
ティファニーで朝食を
ティファニーで昼食も
夕食もティファニーかよ
の三部作
871名前は誰も知らない:2011/12/01(木) 12:19:26.10 ID:8xHmcwM00
不覚にも
872名前は誰も知らない:2011/12/01(木) 13:01:12.17 ID:mS+BvHwf0
ワロタw
873名前は誰も知らない:2011/12/01(木) 21:20:44.09 ID:QWJocTLG0
ワロタ
874名前は誰も知らない:2011/12/02(金) 07:57:00.68 ID:cVyxw+Y+0
ティファニーは食堂じゃないんだぜ
875名前は誰も知らない:2011/12/02(金) 08:31:44.23 ID:qZ3qEfYD0
まじで
876名前は誰も知らない:2011/12/02(金) 10:51:24.85 ID:KfMyPk+v0
http://www.youtube.com/watch?v=utAGOxLMFlY

↑朝食ってこれ(0:08)のことなのかw 
ティファニーのショウウィンドウを見ながら立ったままデニッシュパンとコヒー。
877名前は誰も知らない:2011/12/02(金) 10:57:47.66 ID:7OL3aa4w0
チャンピオンたちの朝食
878名前は誰も知らない:2011/12/02(金) 16:37:09.07 ID:lxe1fg0fO
ティファニーのアクセサリーってそんな高くないよね。彼女できたら買ってあげられる
879名前は誰も知らない:2011/12/02(金) 16:53:32.76 ID:r+DtjVgv0
>>874
食堂のおばちゃんがヘプバーンとか素敵
880名前は誰も知らない:2011/12/02(金) 18:42:29.12 ID:rg5ghDYh0
ティファニーの村上春樹訳があった
読んでみるか
881名前は誰も知らない:2011/12/02(金) 21:03:49.11 ID:I7WsiYeI0
今日の帰りにローマ人の物語を全巻買い込んできた。
12月〜正月休み明けの間に読破する予定。
882名前は誰も知らない:2011/12/03(土) 00:27:28.68 ID:xSTLsO3S0
海外の訳本って厚いのが多くて読むの疲れる
ハリポタとか。

日本語に訳すと2割まし位ページ数加算されるんだろうか
883名前は誰も知らない:2011/12/03(土) 02:04:57.93 ID:04wsPuBr0
原書は安いペーパーバックなのに、邦訳されるとハードカバー2分冊で値段も二倍とか
884名前は誰も知らない:2011/12/03(土) 02:10:00.53 ID:qSveTbTq0
読書ブログはじめました。
http://02462688.at.webry.info/
885名前は誰も知らない:2011/12/03(土) 13:53:06.22 ID:BzUThVUU0
アラバマ物語の面白さが理解できない
886名前は誰も知らない:2011/12/03(土) 14:30:52.30 ID:g3uCWFBnO
アラバマ号事件の方が面白い。ノンフィクションだけど
887名前は誰も知らない:2011/12/03(土) 15:20:01.68 ID:GOvteDGP0
久々に熊楠読み直すけ
888名前は誰も知らない:2011/12/03(土) 15:35:51.45 ID:6KbZG2Rj0
アラバマ物語は映画を観てからだとより愉しめるのでは
889名前は誰も知らない:2011/12/04(日) 07:01:17.20 ID:uCazixk60
>>883
あれはひどい
2冊込みで4000円はぼったくり
子供には買えん
890名前は誰も知らない:2011/12/04(日) 08:46:49.59 ID:q6XvZdSP0
初めてのライトノヴェル
松山剛『雨の日のアイリス』
まあこんなものかという印象
891名前は誰も知らない:2011/12/04(日) 09:45:06.20 ID:QgVJ5yoY0
大澤真幸の世界史教科書T・Uを買ってきた
楽しみだわ〜

(しかし、孤独なのに社会学なんてやってるのはおれぐらいだろうな(自嘲))
892黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/12/04(日) 11:48:56.95 ID:6AMETGAbP
大澤は散歩中に出くわしたことがある
あと姜尚中と又吉イエスも
893名前は誰も知らない:2011/12/04(日) 12:11:38.62 ID:V2LTfiFL0
恋愛の不可能性について はよかった

ただ大澤は数理社会学出身ということもあり、
文系の自分には理解できない論理が多々あった
894名前は誰も知らない:2011/12/05(月) 11:46:13.08 ID:fhWvyerx0
矢作直樹(東大医学部教授)『人は死なない』読了
895名前は誰も知らない:2011/12/05(月) 11:50:15.51 ID:GynVtXxG0

92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/09(月) 19:34:29.06 ID:HsUpbwWO0

普段は友人として普通に接している連中相手でも、みんなで飯を食いに行く時とか
特に壁を感じる
俺が「そろそろ行こうぜ」って言っても、みんな「うんそうだねー」って感じで
全然動き出さないけど、他の誰かが「行くか」って言うと動き出す
俺がいなくても何事も無いかのように進むけど、他の誰かが欠けてると
そいつに連絡取ったり待ったりする
俺以外の奴が財布を取りに行ったり便所行ったりするとみんなそれを待つけど、
俺が靴ひも結んでたりしてても完全無視でみんな先に行く
どの食堂に行くかという話で俺の案は採用されない
食べ始めるのはみんなが席につくまで待つのが基本だけど、俺が最後のときは
みんな既に食べ始めている
食後、普通は食器を全員が片付けるのを待ってから食堂を出るのだが、
俺が最後のときはみんな先に帰り始めている
横に並んで歩いている時、俺の両隣りが徐々に迫ってきて遂には俺は後ろへ
追いやられて、みんなの後ろをトボトボ歩く羽目になる
誰かが購買に寄るとみんなついていくが、俺が行くときは誰もついてこない
これらの行為は作為的なものではなく、無意識なものだと思う
みんなが特に俺への接し方に差をつけてるのではなく、ただ俺の存在や影響力が
薄すぎるだけなのだろう
たぶん、俺だけこんな空気な扱いになってることにも気付いてない気がする
みんなのことは憎くないけど、自分の不甲斐無さが憎い

こういうことが続くと、一人が楽だなーって思う

896名前は誰も知らない:2011/12/05(月) 14:54:37.92 ID:r4eXSmjn0
「アミエルの日記」 これは孤男のバイブルと呼んでも大袈裟ではない
897名前は誰も知らない:2011/12/05(月) 21:31:08.62 ID:90pdwZwA0
『出世をしない秘訣 でくのぼう考』 ジャン=ポール・ラクロワ著
>「個々の人」。これを、しっかり呑みこむことだ。
>「歯車」とか「網の目」とか(略)あらゆる手段方法をつくして諸君を、否応なしに一つの組織、
>彼らの思いのままな組織、製造ラインのような成功の組織に組み入れて、その集団の一片にしようとする、
>いたるところに張りめぐらされた陰謀に対し、諸君は断然「否(ノン)」と言うべきである
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20111114-OYT8T00171.htm
898名前は誰も知らない:2011/12/05(月) 23:28:58.32 ID:ydSM/DP00
>>894
同じく
899名前は誰も知らない:2011/12/06(火) 06:02:21.50 ID:tq8IMoueO
視力落ちたから止めるわ
900名前は誰も知らない:2011/12/06(火) 07:28:50.02 ID:HfSbuvtK0
>>868
本屋でパラっと見たけど、そんなに難しい英語じゃないよ
ストーリー頭に入ってるなら尚更
901名前は誰も知らない:2011/12/06(火) 15:23:36.73 ID:yfWHXvqz0
>>898
奇遇だね
あの本売れてるらしいね
902名前は誰も知らない:2011/12/07(水) 08:15:03.98 ID:03WtJuRu0
>>885
あれ主人公のモデルがカポーティなんだってね
映画しか見てないけど、差別問題というよりノスタルジー映画のように思った記憶がある
903名前は誰も知らない:2011/12/09(金) 09:49:25.07 ID:u41J6mlQ0
映画はカポーティのイメージとは別物らしい
904名前は誰も知らない:2011/12/10(土) 01:34:25.75 ID:XWzt3MFM0
おまいら電子書籍ってどう?
905名前は誰も知らない:2011/12/10(土) 05:46:05.72 ID:GrWevso60
大歓迎だけど以前店頭でSONYの触った限りでは実用するにはまだちょっと
906名前は誰も知らない:2011/12/10(土) 09:02:25.81 ID:+HtlKU3o0
>>904
全く食指が動かない。
書き込めないし、折れないし、ティッシュがないときに破って鼻をかむことすらできない。

装丁とか手触り、著者近影、何年の何刷なのかも書籍の重要な要素なんだと再認識できた
点でのみ価値はあったと思ってる。
俺は一生アナログ派だと思う。
907名前は誰も知らない:2011/12/10(土) 09:59:55.49 ID:Xrh+zoO30
>>904
本の数がえらいことになってる俺としてはとても魅力的だが
電子化されてるタイトル数が少なすぎて自炊前提なのがきつい
今後の動向次第で本格的に導入するかもしれんが、現時点ではスマホ+青空文庫程度で満足しちゃってる
とはいえ、結局のところ広い部屋に住める経済力があればそれで解決する問題な気もする
908名前は誰も知らない:2011/12/10(土) 10:27:03.07 ID:ZItcZOGw0
今のところは全く関心が向かん
後5年10年経てば多分それ一色だろうけど
909名前は誰も知らない:2011/12/10(土) 10:51:50.42 ID:jeqSmNoM0
書き込みができて
それをテキスト上で他人と共有できたりすると便利そうだが
いらん情報もたくさん書き込まれて収拾がつかなくなりそうな気もする
910名前は誰も知らない:2011/12/10(土) 11:40:40.75 ID:egc8j+tn0
ハードウェアとネット環境と電源が無ければ読めないようなものはダメだ
本代のほかにも金と手間がかかりすぎる
デジタルディバイドみたいなことが読書でも発生するだろう
911名前は誰も知らない:2011/12/10(土) 18:39:46.33 ID:vKcxaT7V0
俺は自炊しとるで
やってるうちに補正にこりはじめて
プロ並みになってきた
912名前は誰も知らない:2011/12/10(土) 18:49:00.70 ID:RmCjjAjQ0
電子書籍が主流になったら俺はたぶん本買わなくなると思う
理由は>>906>>910と同じ
まあもう一生分の積読があるからいいけど
それでも古書を毎月買っちゃうんだろうな
913名前は誰も知らない:2011/12/10(土) 22:14:12.24 ID:B7TSu3MT0
>>910
同意
kindle持ってるけど、いざ読もうとした時にバッテリーが足りなくてすぐ読めなかった事があった
端末が無いと読めず、電気が無いと読めないってのは最大の欠陥だと思う
あらためて考えると、紙の本ってそれ自体で完結してて、他に一切依存しないという理想的な商品だよね
914名前は誰も知らない:2011/12/12(月) 02:41:51.71 ID:F/FOOU7hO
便利さなんてどうでもいいや。
俺は紙の本の趣が好き。
読書に熱中してページをサラッ…サラッ…と捲りたい。
ハードカバーの分厚さと重みで読んだ充実感を堪能したいんだ。
915名前は誰も知らない:2011/12/12(月) 07:08:37.09 ID:eHuv4ujN0
おっさんスレか
916名前は誰も知らない:2011/12/12(月) 15:08:07.62 ID:KEj8npBN0
孤男が実年齢以上の加齢臭を放っていないはずがないだろうが。

おっさん!!
じいさんn!!


917名前は誰も知らない:2011/12/12(月) 15:43:45.99 ID:3Vz5DVl+0
森の中に丸太小屋建てて自給自足生活してたソローこそが孤男のロールモデルだからな
電子書籍などというロマン主義的感傷のないものは、ジョブスやドラッカーをありがたがるような
はてな界隈のプチブル的都市生活者どもにあてがっとけばよいのだ
918名前は誰も知らない:2011/12/12(月) 17:08:13.78 ID:dhItD0ER0
電子書籍か書き込みは簡単にできるぞ。
資料類は全部PDFにしてデバイスに突っ込んで上からアノテーションやらコメントで加工している。その方が修正が楽だし、検索も一瞬でできる。

小説なんかは紙でいいかなと思う。あとは新聞も積もるだけだからKindleストアからダウンロードしている。
919名前は誰も知らない:2011/12/12(月) 18:33:57.68 ID:5wXsWcgn0
今年の漢字はどう考えても「絆」じゃなく「震」だろうなあ・・・・・・
920名前は誰も知らない:2011/12/12(月) 19:07:08.59 ID:6SpiW/Rn0
『うまい日本酒はどこにある?』増田晶文(草思社文庫)を読んだ。
プロジェクトXを文字で表現した感じの文章で、
「美味い酒を造る人」を書いてるルポなんだなぁと、最初は興味深く読んでいたが、
「美味い酒を造る人を追い求める自分」をアピールしてるのが、次第にウザくなってきた。
921名前は誰も知らない:2011/12/13(火) 14:08:54.16 ID:YomylfUK0
よくあるよくある。純文だって作者のナルシシズムに共感できるかどうかなとこあるし。
922名前は誰も知らない:2011/12/13(火) 19:46:57.30 ID:tPolzOIH0
夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を読んだ。
キャラ設定がまさに「陰陽師」そのものw
  空海=安倍晴明
  橘逸勢=源博雅
923名前は誰も知らない:2011/12/13(火) 20:04:10.33 ID:PJOLcZrY0
>>922
それは言わない約束w
924名前は誰も知らない:2011/12/13(火) 23:45:53.24 ID:VPguErb10
本多勝一『新装版 日本語の作文技術』
感想文どころか数行の文章もろくに書けないので読んでみた。
句読点の打ち方や修飾の順序などの項目があって、どれも例文を用いて
説明されていて分かりやすかったが、学者・作家批判が散見される点が玉に瑕。

簡単な例
×美しい水車小屋の娘→美しいのは水車小屋?娘?(恐らく娘だが不明確)
◯水車小屋の美しい娘→美しいのは娘(明確)
925名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 00:15:52.24 ID:eZcxz0Pi0
水車小屋が美しい場合は、どう書けば明確な文になるのか?
926名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 00:20:22.16 ID:QEhnw2Ae0
美しい水車小屋に住んでいる娘

まぁ上の文が綺麗かどうかはさておき、
動詞や形容詞で述べられることを「の」や」で」の連発で済ませてしまう文章は
わかり辛い上に見苦しい
927926:2011/12/14(水) 00:30:44.22 ID:QEhnw2Ae0
>美しい水車小屋に住んでいる娘

自己レス。では明確とは言えないな。
体言止めをやめるか、読点を挟むか、回りくどい言い方にするかしか俺にはわからないわ
928名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 00:43:53.52 ID:nWq6TP9C0
美しい水車小屋には娘が住んでいる
929名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 00:46:12.04 ID:VvbwhldH0
実はまだ美しい水車小屋には娘がいるのです
930名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 00:57:36.64 ID:l/dl6iKH0
娘が住んでいる水車小屋は美しい
931名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 00:59:16.90 ID:OVl7v1A90
文章を二つに分ければいい
美しい水車小屋があった、そこには娘が住んでいた
932名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 02:46:10.27 ID:QONHHiUF0
美しい水車小屋の娘をどうすればいいかなんて
翻訳するときにしか悩まない問題じゃないだろうか
日本語で似たようなことをいう時には
ごく自然に頭でっかちな修飾語を避けつつ文を組み立てると思う
933名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 02:56:20.31 ID:MgbLjOuk0
文章には文脈ってものがあるからな
934名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 10:58:10.56 ID:iUzDnTZd0
それはそれは美しい水車小屋に
それはそれは美しい娘が住んでいた
初めは遠慮気味に訪ねるだけだった僕だが
重ねる星霜の中でいつしか恐れは暖かさへ変わり
さらに期待と劣情に取って代わられ
ついに膨れ上がるリビドーに耐えかねる日がやってきた
「ごめん、もう我慢できないんだ」
震える声でなんとかそう発した僕は
解き放たれたようにその淫靡な回転軸にむしゃぶりついた
935名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 15:18:21.90 ID:es0UxhsY0
美しい水車小屋というのがいまひとつイメージできない
936名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 19:38:38.35 ID:eZcxz0Pi0
横幅1対高さ1・618の形状の水車小屋を想像してみたまえ
937名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 19:41:56.19 ID:w5HcGQf60
水車小屋という字面だけで比類なく美しい
938名前は誰も知らない:2011/12/14(水) 21:55:56.46 ID:jVDziIEB0
ついつい、ハケ車を思い浮かべてしまったw
939名前は誰も知らない:2011/12/15(木) 09:26:23.05 ID:m4deudo30
チャールズブコウスキー「死をポケットに入れて」読了
感じ方が自分と同じすぎて逆に何の手応えもなかった。
こんなことってあるんだな。
940名前は誰も知らない:2011/12/16(金) 00:44:14.82 ID:9BJzhwbO0
最近新書ばっかり読んでる
中公と岩波の古いのを古本屋で買ってる
岩波はかなり古いのがあっていい。
941名前は誰も知らない:2011/12/16(金) 23:50:53.85 ID:zm6jVLqC0
エアロのタイラーの自伝読み終わった。どうせドラッグやりまくり自慢本だろな、
と予想していたらまさにその通りだったww
が、キースの自伝同様、アッと驚く裏話も満載なのでファンでなくてもロック好きには
絶対お勧め。
今は海外で話題になっているので村上春樹の1Q84英語版読んでいる。
942名前は誰も知らない:2011/12/16(金) 23:59:01.94 ID:ZsIm7G870
現実には小説のような救いが無いのでノンフィクションしか読まなくなった
943名前は誰も知らない:2011/12/17(土) 00:40:02.91 ID:FNKQufsI0
小説を読めない時期が長く続いたが
中年になって哲学とか思想とか読むのが面倒くさくなって
というか全然リアリティーを感じなくなって
中学の頃みたいに小説ばかり読むようになった
944名前は誰も知らない:2011/12/17(土) 00:50:27.35 ID:uUiPTwP20
>>941
US版の尼で確認してみたけど、1Q84の評価って日本と似たようなもんなんだね

英語で思い出したけど、この前とある海外オタクサイトで読書スレが立って、
森見登美彦の四畳半、夜は短しを初め、京極夏彦の姑獲鳥の夏、漱石の坊ちゃん等々熱く議論している知識欲凄まじい並々ならぬオタク達がそこに居た
日本語でチャレンジしてるしてる人も居てとても驚いたな
日本人も混じっていたんじゃないかしら
945名前は誰も知らない:2011/12/17(土) 10:47:59.31 ID:14uyYwGY0
>>944
夏目漱石以外はどうでもいいようなラインナップだな、特に日本人自身にとってはね
いつも思うんだが、ハラキリ、ニンジャ、ゲイシャの国ジャパンの小説だからというので
本来の評価よりも嵩上げされてる部分があるのではないか?
946名前は誰も知らない:2011/12/17(土) 11:23:16.64 ID:s52VywlL0
〜以外はどうでもいいとか、そういう安直に作品を貶すようなことを言うべきでない
Yoshiとか山田とかならまだしも
947名前は誰も知らない:2011/12/17(土) 19:16:21.16 ID:KahuRSaDO
>>944
森見は面白い。きつねの話は京都独特の薄気味悪さが伝わり良かった。
太陽の塔はつまらなかった。

最近は、楡家の人々読んでる。仕事の資格勉強で本読む時間がなかなか取れなかった
948名前は誰も知らない:2011/12/17(土) 20:27:53.26 ID:rCNAjiox0
>>945
>>本来の評価よりも嵩上げされてる部分があるのではないか?

それは確かにあるねww
確かNYタイムスかどこかで1Q84の批評読んだけど「一見訳の分からない小説だが
とにかくノーベル賞候補のあのムラカミなんだからそう単純にダメ作と決めつけては
いけない」とか書いてあった。ダメ作と思うなら素直にダメ作と言えばいいのにね。
949名前は誰も知らない:2011/12/17(土) 20:31:57.01 ID:19sfDd2I0
今現在の世の中で、底上げ嵩上げされてない作品なんてものは一つもない
過小評価されている作品でさえ、それは「過小評価」という価値時点で底上げされている
950名前は誰も知らない:2011/12/18(日) 09:40:02.43 ID:6vtbj6OQ0
自分が読んで感じるものがあれば、
他人の評価なんかどうでもいい

マリヴォー『贋の侍女/愛の勝利』(岩波文庫)読了
951名前は誰も知らない:2011/12/18(日) 17:43:06.28 ID:woDVh2gp0
「オンリーチャイルド」読了。
正直後半の怒涛の展開には度肝を抜かれた。
最後まで一気に読んだのは久しぶり。
この後味の悪さ、最高だ。ババア怖いよ!
しばらくはケッチャム縛りで読んで行こうと思う。
952名前は誰も知らない:2011/12/18(日) 20:54:10.73 ID:o1r5cZf30
>とにかくノーベル賞候補のあのムラカミなんだから

なんか、日本人みたい
953黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/12/18(日) 21:02:34.18 ID:V/4/++1QP
「絶対的存在」か「世間様の目」か
その程度の違い

欧米人は「ノーベル賞」という権威そのものに価値を見出すのに対して
日本人は「ノーベル賞ってすごいよね」という隣近所の人たちに価値を見出す
954黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/12/18(日) 21:11:49.06 ID:V/4/++1QP
まあ「ロキノン系戦後民主主義トッツァン坊や」なんてどうでもいいんだけどね
955名前は誰も知らない:2011/12/19(月) 01:24:47.78 ID:RK31IYBkO
お前が一番どうでもいい
956名前は誰も知らない:2011/12/19(月) 01:45:53.08 ID:QGl/62RX0
メーリケ『旅の日のモーツァルト』(岩波文庫)読了
ドン・ジュアンを改めて読み直したくなった
萬屋直人『旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで』(電撃文庫)読了
ライトノヴェルは読んだことがなかったが、これは好きな作品
957名前は誰も知らない:2011/12/19(月) 21:36:59.04 ID:VstE0CZM0
村上春樹ってとにかく変態セックス描写が多いよな。
958名前は誰も知らない:2011/12/19(月) 23:55:07.17 ID:so7i6e/F0
サイモンシンの本読んでる。「宇宙創成」ってやつ。
一生を科学に捧げて真理探究に燃える人々を知ると俺も何か人生の意義を見いだしたくなるな。
そんなことを帰宅の電車のなかで思ったクリスマス前であった。
959名前は誰も知らない:2011/12/20(火) 15:29:24.28 ID:KMnhoc2b0
「生きる意味」
上田 なんとかって人の
960名前は誰も知らない:2011/12/23(金) 01:44:40.69 ID:CISsKJkk0
電子書籍だと仕事してる振りをしながら読書ができるのかな
961名前は誰も知らない:2011/12/23(金) 09:29:59.17 ID:7WEgAxOo0
オー・ヘンリーの短編集
いたるところに伏線が張り巡らされていて楽しい
そして短いけど味わい深い
さすが短編の名手
962名前は誰も知らない:2011/12/23(金) 15:53:04.42 ID:tnjkpOXa0
>>960
仕事しているふりして遊んでいると勘違いされるからオススメしない。
963名前は誰も知らない:2011/12/23(金) 18:51:18.93 ID:5pvQKbkN0
ロードオブザリングって小説も面白いかな
964名前は誰も知らない:2011/12/24(土) 10:18:47.61 ID:sRQbp+r60
いまの自分なら読めそうな気がする『百年の孤独』
965名前は誰も知らない:2011/12/24(土) 10:40:58.38 ID:vJXwA5BJ0
大籔春彦にハマった
966名前は誰も知らない:2011/12/24(土) 17:01:16.80 ID:OGRb/kn0O
チェーホフの『黒衣の僧』読了
こういう悲劇と幸福がない交ぜになったラストはゾクゾクするな

>>963
面白いけど、訳にクセがあるから好き嫌い分かれる
あと、指輪物語はそれ自体で完結している小説というより神話体系のごく一部の抜粋みたいな性格の強い作品だから、未知の固有名詞が沢山出てきて少し疲れるかも知れない
でも面白いよ!
967名前は誰も知らない:2011/12/25(日) 01:25:04.28 ID:kS1z8MryO
おまえら何読んでんの?
968名前は誰も知らない:2011/12/25(日) 05:58:13.57 ID:4MoRyxeXO
小銭をかぞえる読んだら凄まじいクズっぷりにびっくりした
969名前は誰も知らない:2011/12/25(日) 08:54:11.07 ID:Jbwzh3wJ0
>>968
すさまじいクズっぷりに引き込まれてほぼ全部買い揃えてしまった。
エンターテインメントに昇華できる視点を持ったクズは強いですね。
しかも未だに本人がまともじゃない感じがなんとも面白い。
キャラ作りじゃない気がするんですよねあれ。
970名前は誰も知らない:2011/12/25(日) 09:28:07.37 ID:tHmbQvUMO
星新一さんの気まぐれ指数を読んだ
面白かった
あぁいう癖のある言葉遊びというのだろうか人物たちが発する会話好き

次はフランツカフカの変身読む
俺もこれから読書家目指す
971名前は誰も知らない:2011/12/25(日) 17:40:07.50 ID:fm56AB7Q0
>>969
でも西村賢太は戦略は立ててると思うな
純文学作家でしかも私小説なんて普通は絶対売れないし、
テレビ出まくってるのとかは稼ぎたいみたいな意思は感じる

野坂昭如みたくはなってほしくないな
あれはあれで良いけども
972名前は誰も知らない:2011/12/25(日) 19:20:02.93 ID:Jbwzh3wJ0
>>971
まあ、全くの素でメディアに露出するってことはいくら西村氏でもないとは思いますけどね。
自分のダメさを上手いことリサイクルして、活用して生活してやれ、って感じですかね。
エンターテイナーですね、そこが他の私小説家ほどうっとうしくないというか。
ある意味ギャグ漫画家に近いかもしれないですね。
973名前は誰も知らない:2011/12/25(日) 20:48:27.25 ID:4MoRyxeXO
西村賢太テレビ出演してたのか
受賞時のインタビューでソープに行こうとしてたくらいしか本人の印象がない
974名前は誰も知らない:2011/12/26(月) 13:33:51.77 ID:+rHC2vMM0
SMAPの稲垣吾郎と対談したりしてたなあw
975名前は誰も知らない:2011/12/26(月) 21:19:14.80 ID:5wcoYizB0
シュニッツラー『夢小説・闇への逃走 他一篇』(岩波文庫)読了
次はフロイトを読もう
976名前は誰も知らない:2011/12/26(月) 22:47:16.31 ID:oZrNZj6wO
北方謙三の三国志のような信念もつ男たちの話しはいいね
孤なのになぜかひかれるいやあるいは孤だからこそなのか
977名前は誰も知らない:2011/12/26(月) 23:16:00.41 ID:rCE7fnd4O
>>973
スタジオパークからこんにちは にも録画では無く生放送で出演していたゆ。
978名前は誰も知らない:2011/12/26(月) 23:43:43.18 ID:uPjtELFh0
みんなで読書メーターしようぜ
979名前は誰も知らない:2011/12/27(火) 01:28:03.89 ID:hrYJQM4+0
俺はブクログの方が使いやすくて移しちゃった
980名前は誰も知らない:2011/12/27(火) 15:29:09.74 ID:CxAiPmVQ0
登録はしたけど結局使ってないんだよなあ
981名前は誰も知らない:2011/12/27(火) 15:52:26.04 ID:ATNpopxo0
トム・クランシーの「デッドオアアライブ」

ジャック・ライアン シリーズが好き
982名前は誰も知らない:2011/12/27(火) 16:29:54.85 ID:sWM3rB3SO
>>976
あれはいい、10年近く前に買ったけど今でも読み直す
いちいち肉が美味そうなんだよな、一巻の羊肉や張飛の野戦料理が特に
983名前は誰も知らない:2011/12/27(火) 22:34:43.65 ID:1TbZyTPT0
ブクログの方が俺の読む傾向の本が多いから移行したわ
しかし読書メーターはエクスポート機能がない上に、今後もつける気配がない
この一点でもブクログに軍配が上がる(ブクログはインポート・エクスポートできる)
984名前は誰も知らない:2011/12/28(水) 02:11:36.92 ID:MPUfTpqPO
>>962
評価したい
985名前は誰も知らない
このスレは読んでると凄く落ち着く