1 :
名前は誰も知らない:
2 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 12:27:24.55 ID:rBW+l94e0
( ( (. )
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i ヾ:;_´・ω・`_,.ン|
>>1乙
l  ̄ ̄...:;:彡|
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} . .....:::;::;:;;;;彡{
!, . .:.::;:;;;彡j:::::::::::::::.......
ト , . ....,:;:;:=:彳:::::::::::::::::::::::::::..
ヽ、.. .......::::;;;ジ.::::::::::::::::::::::
3 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 18:15:40.64 ID:QphSD45S0
4 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 22:28:00.03 ID:4nf7DpB90
5 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 22:29:38.85 ID:n3Hj91fb0
6 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 22:33:51.40 ID:GVsaVXYL0
日本刀の本を読んだが中々面白かった
7 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 23:01:52.23 ID:oeq2+yG8i
三國志11の影響で三國志に興味出て来たんだが読みやすい本とかない?
8 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 23:24:14.33 ID:9vutxdn80
吉川英治、横山光輝といいたいところだが長いんだよな
短い三国志ものってあるのか
9 :
前975:2011/05/02(月) 00:03:58.21 ID:HAyESjdsO
>>前974
栄枯盛衰が好きなら「火星夜想曲」をおすすめ。
ファンタジーは体質的に読めないが、「ゲド戦記」は面白かった。映画は見たくないが。
>>8 やっぱ三國志は長いのしかないかなぁ
本格的に興味出てきたら読んでみるわ!
ありがとう
>>9 なんか予想してなかった方向の本だけど調べてみるわ!ありがとう
12 :
名前は誰も知らない:2011/05/02(月) 00:22:45.40 ID:84J0aO0O0
>歳取ってからは名作だけでいいけど、若いうちは質にこだわらず色んな本を読んだ方がいいよ
むしろつまらない本、駄作をある程度読むことも大事
意見としては聞くが、あまり解せないな。
「稚拙」なものも摂取することで、多角的にものが見れるようなことがあるのだろうか?
13 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/02(月) 00:36:02.90 ID:59VKbts9P
自分自身の「稚拙さ」に気付かされるかもね
14 :
名前は誰も知らない:2011/05/02(月) 00:36:25.12 ID:HAyESjdsO
>>11 後、「ノヴァ」も良いぞ。栄枯盛衰にSFであり、暗喩を盛り込んだファンタジーでもあるな。
後三國志なら「マンガ中国の歴史」をお勧め。短いし面白かった。
実用書なら「戦争概論」だったかな。クラウゼヴィッツのライバルが書いた本だが、ずっと薄くて安い。
「スパイハンドブック」はスパイでなくても楽しめるし、一部は生活に応用できるかも。
「スペンサーの料理」は駄目だな。面白いが材料がない!
「洗脳の科学」は元日教組だか共産だかの人が書いていて笑ったな。
>>12 俺も同じ事を思ってたんだが
ドヤ顔で述べた手前、引っ込みがつかなくなったんだろ
つまり知った風な口利きたいだけの奴だから、ここらで止めとこうぜ
やまだ紫って漫画家がいい
自分が傑作だと思ったものがネットでボロ叩きされてると悲しくなりますね
俺は駄作(って言ったら作家に失礼だけど)を読むことも大切なように思えるなあ
ただどの本が駄作なのか自分では判断しづらいことかままある
今さらながら「ゲルマニウムの夜」を読んでるけど、主人公が懺悔室で神父さんを試す所は読んでて恥ずかしくなったよ・・・
ネットで大絶賛されてるのも気持ち悪いが。
爆笑問題の太田が読む本を探す時に
自分が面白いと思った本のタイトルランダムに3つを1回で検索して
趣味が同じ人を探すって言ってたけどけっこう良い方法だと思った
太田にしては考えてるなw
そもそも大切な事だと考えるのはおかしいだろ
趣味なんだから、駄作と考える物読むのは意味がわからないし
勉強だとしても駄作読む時間が有れば名作選択する方がいい
読むのが無くなって戯れに読むのでもない限りね
後、駄作って評価するのならお前には書けるのか?って言う奴いるが
その理屈はおかしいと思ってないのかな?
過去の名作だから読む、誰かが名作と評したから読むっていうのもアリだとは思う
けど適当に取った知らない本が思いがけず面白かったという興奮も大事だよね
はずれを引きたくないというのもわかるけど、冒険心を無くしたら
読み手も作家も出版業界も老いていくだけだよ
まぁ音楽業界とかでもジャケ買いとか減ってるらしいし
効率化とか時間の短縮だとかそういう時代なんだろうなぁ
>効率化とか時間の短縮だとかそういう時代なんだろうなぁ
これは俺も思う、若者の態度なんかにありありと出てるよね
ぶらさがり社員とか
25 :
名前は誰も知らない:2011/05/02(月) 03:44:21.76 ID:3pB7cu5jO
で、残った時間なにしてんの?
一見無駄なことがあとあと血肉になるんだよ
本に限らず何でも同じ
なんか前スレで出たそのつまらん文章は必要なのか?って問いと同じ回答になるけどね
開高健も同じようなこと言ってたな
>>26 俺は大学に入ってからそのことに気付いたけど、早急に結果だけを求められる事が多いからそのことに気付けなくても仕方ないと思う
>>5 例えばどう変えるよ。例文挙げてみんしゃい。
>>9 推薦図書どうもね。
いい感じにこちらのツボを突いてくれててありがたい。
読ませてもらうよ。
ゾラのルーゴン=マッカール叢書のように、同じ人物と設定が別の作品に登場してくるとか、
ブラッドベリ「火星年代記」やのように、オムニバス形式で成り立ってるとか、かなり好き。
綿密に構成された作品は芸術だと思うわ。
いや、俺は嘗て駄文も幾つか読んだが血肉になったとは思えない
だからこその駄文なんだが
効率重視との軸で読む読まないは決めないよ
>>20 奇想遍歴(マルセル・ベアリュ)
イリュージョン(リチャード・バック)
翔太と猫のインサイトの夏休み(永井均)
マルセル・ベアリュがほとんどひっかからない。
清濁併せ呑むのか、石橋叩いて無駄は全てそぎ落とすのか
それすらも読者の自由な選択に委ねられている
34 :
名前は誰も知らない:2011/05/02(月) 15:30:39.03 ID:V9nvNAeCO
このスレで一番の怪力は俺で、喧嘩が強いのも俺だな。なんか見下しちゃうわ。
ケッチャムのロード・キル読了
粗筋だと特に特徴がなく全然面白くない気がするが中々面白かった
力が強いだけで喧嘩が強いとか素人はこれだから困る
柔道と空手初段の俺に勝てるわけないじゃん
もう10年近くやってないけど
当時は餓狼伝とか獅子の門好きだったなぁ
スレ違いだとと既婚者が指摘するような感じか。
39 :
名前は誰も知らない:2011/05/02(月) 18:43:04.09 ID:hgizU0MC0
>>36 スポーツ小説はあんまり読まないから殆ど知らないが、風間一輝「男たちは北へ」に
触発されて斉藤純「銀輪の覇者」、アラン・シトリー「長距離走者の孤独」、新田次郎
「孤高の人」を読んだがマイブームはあえなく終息した。
山岳小説っぽいのだと「惑星BC−8越冬隊」、「神々の山嶺」かな。「脱出記」はシベリア
からヒマラヤを越えてインドまでの逃走の話だが、いまいちだったな。山と言えば「ウェー
ルズの山」は面白い。映画化されてるがアメリカにはないセンスを感じる。映画化といえば
朝松健「邪神帝国」に入ってた「狂気山脈」が映画化されるらしいな。無理っしょと言ってみる。
クトゥルーシリーズを知らなかった頃に読んだのが「地を穿つ魔」。そこそこ面白かった。
ホラーもあんまり読まないが、「ナイト・ハンター」を古本で買ったが・・・色々あって読んでない
と言うか捨てた。きれいに読んできれいに売ってくれ・・・日本だと山田正紀「神狩り」かな。
最近2が出たらしいので文庫になったら読んでみたい。
神様がやたらと出てくるのは光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」本人は気に入らないらしいが、
面白かった。最初の方の作品は力が入ってて良いと思うんだが・・・これは萩尾望都が漫画化
してたな。そっちも良いぞ。
狂気の山脈はデルトロだけじゃなくてキャメロンも噛んでるのに驚いたな
ペーパーバック版のイラストそのままに映像化するなら普通に見てみたいね
ラヴクラフトは手記に拘泥した作家だから視点の切り替えという概念が欠落していたけど
映像なら上手い事原作なかった部分を補完できるだろうし
41 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/02(月) 19:14:14.18 ID:59VKbts9P
>ラヴクラフトは手記に拘泥した作家だから視点の切り替えという概念が欠落していたけど
同じことが昔の変格探偵小説にも言えるね
視点の合一化は「今、ここ」の主体化につながる
42 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/02(月) 19:26:29.68 ID:59VKbts9P
だたラヴクラにしろ変格派にしろ根底にあるのは「おとぎ話」の精神なんだよね
「おとぎ話」はあくまで「お話」であって、それを話す側はあくまで客観的な視点を保持している
しかしそれを聞かされる「子供」はそうではないんだよね
子供はそのお話を「自分」に置き換え、実存を投影する
「ジャングルを探検する僕」「怪物に襲われる僕」といった具合に
43 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/02(月) 19:31:02.82 ID:59VKbts9P
乱歩の短編なんかを読むとわかりやすいけれど
乱歩自身の実存(およびそれを好き好んで読む人間の実存)は明らかに「冒険者」(多くの場合で犯人)の側に投影されている
しかしそれは常に「外部」によって脅かされる
その「外部」が「探偵」なんだよね
44 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/02(月) 19:32:42.72 ID:59VKbts9P
夢Qの場合はもっと複雑で
そこには明確な「犯人」も「探偵」も存在しない
「内部」も「外部」も常に不安定で混沌としている
>>33 >清濁併せ呑むのか
だから駄文は毒にも薬にもならないんだって
もういいから好きにせえや
知った風な口利くからだろ
>歳取ってからは名作だけでいいけど、若いうちは質にこだわらず色んな本を読んだ方がいいよ
>むしろつまらない本、駄作をある程度読むことも大事
こんなこと(キリッって言ってるから叩かれる
引っぱるねえw
50 :
名前は誰も知らない:2011/05/02(月) 22:11:09.97 ID:V9nvNAeCO
ウエイトやって疲れ果ててベッドに横たわり本を読む。良いね
スクワットやデッドリフトをしたあと、なんてたまらねぇ。
たまには筋肉鍛えろよな。細いより太い腕で本を開いた方が良いに決まってる
51 :
名前は誰も知らない:2011/05/02(月) 22:15:03.88 ID:hgizU0MC0
別に本を読んだところで直接役になんか立たないよ。
就活で分かったけど、趣味で読書を挙げるのは避けた方がいい。
外国語で読めると言うのならともかく、日本語なら評価などされない。
むしろ積極性に欠け、アピールポイントがないと判断される。
本を読むのは別に役に立つとか言う理由じゃなくても良いじゃん。
所詮は自己満足のためなら興味あるものを読めばいい。詰まらない
と思えば止めればいい。
金と時間を費やす点はパチンコと何ら変わらん。理系の人間が
古典に亀甲文字の文献を読んだところで何の役に立つ
よほど逆鱗に触れたんだなw
孤男ってほんと議論好きだなあ。ユダヤ人みたいだ
54 :
名前は誰も知らない:2011/05/02(月) 22:45:16.32 ID:3pB7cu5jO
ユダヤ人はこんなウィットの無い話はしない
ユダヤ人にユーモアのセンス無いだろ。どうでもいいけど
ところで話変わるけど亀山郁夫ってはっきり言ってどうなのドストエフスキー好きから見て
>>51 就職活動のアピールになると思ってたのかwwww
そんなのアピールする奴いねーと思ってた
やたらと長文で書いてる奴って
ほとんどの人に読んでもらえてないのに気づいてないのかな?
このスレッドが伸びることがあるのに驚いた
二日に一つレスがつくかつかないレベルの時もあったんだけどな
スレ初めはいつも伸びてるじゃない
無駄な話題で
初めて乙一作品読んでみたけどすさまじい中二臭さ
こういうの駄目だ体が拒否反応起こしやがる
61 :
名前は誰も知らない:2011/05/03(火) 01:16:37.29 ID:Aix2uf0/0
うん。実際、人々の間に入って「普通に(他意はない)」働いていこうとする人間にとっては
日常の意識を根底から覆すような人文の大名著を読むようなことはむしろマイナスになると思う
人々と比べて「曲がって」物を見るようになるぶん、節々の場面で周囲の現実やなんだとの折り合いに無理が生じるようになるから
まあ一概に言えた話じゃないけどさ、ある種の哲学や思想が人を不幸にする可能性ってのは否定できないよ
またその反面、それらの古典や名著を自身の考え方の養分にすることは、「実利」を伴う場合は少ないかもしれないけど
自身の境涯や環境にとってより良い広い意味での人生観を積極的に構築していく上で非常に有用であるように思うよ
「実利」という方向からではない、より良い「幸福」をもたらすヒントがそこにあると思う
分からない人は分からないんだろうけどね。俺自身雲をつかむようなこと書いてるなーって思うし
「エコノミックアニマル」ってのは実はけっこう多くの日本人に当てはまってて、生活に「価値観」を形作る文化的要素が失われた今日、
「感動」だの「興奮」だのの分かりやすい情動も含めた「目に見えた実利」以外には、
つまり直接的なエゴでしか物事に価値を見出すことができなくなってる人間が多いと思うんだよな。
その結果がまた今の「自分のためなら何をやってもいい」とかいう日本の共同体全体のイデオロギーにつながるわけで
また
>>51の考えってのは君自身にとっては「いい考え」でも、共同体にとっては実は「マイナス」だったりするんだよな
まあ、俺はもう日本に愛想尽かしちゃってるから何でもいいけどさ
ごめん、長文になりすぎた
またドヤ顔が来たぞ
どこを縦読み?
何でもいいんだよ
マリリンモンローノーリターンってことだよ
全然自分の興味と関係ない分野の本を読むとなかなか面白いな
基本ミステリしか読まないから
文学作品読むと「オチがねぇじゃねぇか!」って思ってしまうのよ
69 :
名前は誰も知らない:2011/05/03(火) 01:57:20.69 ID:vwLFbwjOO
Thomas Fullerが良いこと言ってる
Craft must have clothes, but truth love to go naked.
70 :
名前は誰も知らない:2011/05/03(火) 03:07:33.38 ID:lrZPyFPBO
小説ばっかり読んでる。エッセイもたまには読むけど、評論はまったく読まないな。
ビランディン死亡と来たので虐殺器官の続きを読み始めた
ビンラディンね
お昼ご飯食べて図書館に行こう
上下巻借りて手こずっててまだしばらく延滞するつもりだから図書館へはまだ行けんわ
ショウペンハウエル「読書について」
概要は「良書だけ読め、悪書は読むな」
>>75 もうそのネタお腹いっぱいです
借りたい本が未返却のまま2週間過ぎてる
延滞する奴は図書館利用しないでほしい
夕方までしか開いてないから
学生はなかなか返しにいけないのよ
え?返却ボックスとかないの?普通の図書館には当然あるもんだと思ってたが。
自分は出勤前か帰りにポストにストン、週末に予約本回収って感じ
通学通勤圏内に図書館無い人は不便そうだね
延滞する奴はせめて延長手続きしろ
ベストセラーを何十人も予約待ちしてる奴は本なんか読むな
最近、図書館に行かなくなった
買って読むから
図書館オンリーで本なんてほとんど勝ったことないな
読みたいのが置いてなったら諦める
そりゃ勝てはしないでしょうなぁ
俺は逆に図書館の方は殆どないなあ
つまり絶版本や異常に高い本なんて読んだことないってことだな
超メジャー級の作品じゃない限り、戯曲ってのはなかなか売れないものだと思ってるんだけど
そう考えればハヤカワ演劇文庫ってのは文化事業としての趣があるのだろうか
最近iPadで青空文庫を読んでいる…。
太宰のグッドバイって、未完なのね。
続きは読めないのか…
何かおすすめの作品あったら教えて下さい
『苦役列車』で芥川賞を受賞した西村賢太氏が、SMAPの稲垣吾郎が司会を務めるトーク番組
『ゴロウ・デラックス』(TBS系)に出演。芥川賞受賞時の「そろそろ風俗に行こうかと思っ
てました」発言で一躍時の人となった西村氏が、期待通りの大暴走を見せた。
まず、登場と同時に「僕、すっごい緊張するんで…」と、ワンカップ大関をグビグビと飲み始
めた西村氏。トークは、芥川賞の賞金について、「12日で書き上げた」「布団の中で腹這いで書
く」など受賞作品を中心にマジメモードで進行したが、話題が風俗に及ぶと西村氏は、「あー、
好きですね。(芥川賞を受賞して)最初は気にしてたんですけど、行っちゃいますね」と答え、
スタジオは一気に雰囲気が和んだ。
そして、ワンカップも2本目に進み、すっかり口も滑らかになった西村氏は、「友達はゼロ」
「父親が性犯罪で逮捕」「自らも前科2犯」など、自らの“負”の部分を明け透けに披露。自らの生
活を「家帰って、酒飲んで、せんずりして寝るだけ」と言い放った西村氏が、稲垣に向かって「稲
垣さんはどうですか?」と“せんずり”について尋ねると、稲垣は苦笑しながら「しないです。した
ことないですね」と答えた。
さらに、その後も「編集者とはものすごく仲が悪い」「高学歴の女が大嫌い」など、過激発言を続
けた西村氏。番組終了時、すっかり打ち解けた感じで、「ゴロウさん!今度飲み行きましょう!」
と立ち去る西村氏に対し、稲垣は「編集部の方とは仲良く」と声をかけた。
http://getnews.jp/archives/113927
nhkで福岡にあった炭坑をモデルにドラマにするらしいから谷川雁読むぜ
図書館は好きだったのだが
家なしおじさんが来るようになってからちょっと足運びにくくなってるのよね
梶井基次郎を読んでる
文章自体はあんまり好きな感じじゃなくて読みづらいんだけど
主人公にすごいシンパシー
良いかどうかしらないけど、俺が最初に読んだのは「桜の木の下には」だったな
私的にちょっとした衝撃を受けた作品だった
94 :
名前は誰も知らない:2011/05/05(木) 21:36:13.11 ID:RNV87RuF0
最初に読むも何も文庫本一冊でほぼ全作品が読める
へえ、そんなに寡作なんだ
アンソロジー的な本で「桜〜」と「檸檬」しか読んでないから知らなかった
俺は新潮文庫のやつ読んでるけどこれで全作品らしい
遺稿とか含めた全集でも全三巻みたい
短編ばかりだし何から読んでも良いと思う
有名なのは「檸檬」と「櫻の樹の下には」ですね
年代順に読んだら面白いかもしれない
梶井基次郎は気が滅入っていたり厭世的な気分の時に読むとしみるよ
俺も梶井基次郎の感覚好きだわ。
個人的には「ある心の風景」おすすめ。
街では自分は苦しい
「海底二万里」読了。
今日からは、スペリー「海をおそれる少年」
ローダンの最新刊が無料配布されてるが
これ全部読んでる人どれぐらいいるんだろ
宇宙英雄か
トム・クランシーのをちょっとぐらいだな
ローダンを全て読んでる人間はもう存在しないと聞いたようなw
さて「灼眼のシャナ 第4巻」読了。
作品の長期化に向けた布石が次々と打たれていくのが見て取れる。
明日からは5巻。
新保裕一の「ホワイトアウト」読んでる
なんかダイ・ハードっぽくてかなり面白い
太宰治は短編ばかりで読みやすいわ。
帰省したときに久しぶりに読んだ。
藤原正彦 数学者のアメリカ おもしろかった
二階堂黎人先生はいまだローダンシリーズ読んでらっしゃいますよ
13日までに
少なくとも7つ戯曲を読まないといけない
乾くるみの「セカンドラブ」読了
「イニシエーションラブ」も凄かったけど、これも凄いね
俺は両作とも最後の意味が分からなくてググってから分かったんだけど、鳥肌たったわ
どんでん返しありきの小説って好きになれないやい
「海をおそれる少年」読了。
ヘタレ家事手伝い男が、一人きりでわざと海に流されて成長する物語だった。
ロビンソンや15少年の漂流物をたっぷり読んだし、俺もそろそろ無人島でやっていけるような気がしてきた。
明日からは、メイスフィールド「ジム・デービスの冒険」
俺もここ最近私立探偵小説よく読んでるし、事務所構えてハードボイルドに生きてみるかな
ちょっとトレンチコート買ってくる
ステロタイプだな
まあハードボイルドってもともとそういうもんだけど
113 :
名前は誰も知らない:2011/05/08(日) 23:39:54.13 ID:wHqBOjre0
いまどきの探偵事務所なんて浮気調査とか行方不明ペットの捜索とか
ほとんどハードボイルドと関係ない世界なんじゃないか
トレンチコートというと小説より先ず泉昌之のマンガが思い出されて困る
ピンチョンのV..読み終えた
意味わかんね・・・。
登場人物とかがリンクするのはおおっ!となったし、
凄く切なくなる話もたくさんあったんだが全体がつかめない・・・
もう一度読み直すしかないのか
海野十三
筒井康隆
佐藤正午
罪と罰 読了
結局は愛かよ 寂しくなったよ
団鬼六逝去
マジだった
罪と罰より花と蛇
谷崎 VS 鬼六
122 :
名前は誰も知らない:2011/05/12(木) 23:19:20.20 ID:F2PWVeuk0
現代詩のお薦めを教えて下さい
123 :
名前は誰も知らない:2011/05/12(木) 23:39:33.66 ID:JmsXsIot0
町田康はどうでしょ
124 :
名前は誰も知らない:2011/05/12(木) 23:44:17.99 ID:xtDuET/50
中島みゆきの歌詞
125 :
名前は誰も知らない:2011/05/13(金) 00:08:36.58 ID:nUrGXU6FO
十角館の殺人おもしろすぎwwやばいな
久々に興奮したわ
恩田陸の「ドミノ」読んだ
食わず嫌いの作家だったがコメディタッチで読みやすいしかなり面白かった
その後読んだ「puzzle」は駄作だったけど
128 :
名前は誰も知らない:2011/05/14(土) 02:10:22.27 ID:CLv+RkWm0
小谷野敦が新刊出したぞ。
いかにも孤男向けタイトルww
小谷野はやめてくれw
130 :
名前は誰も知らない:2011/05/14(土) 20:16:17.86 ID:vyDjFc2U0
瀬尾まいこ『図書館の神様』読了
なぜこの本に手を出したのかが分からない
文体が受けつけない
湊かなえの『告白』は映画化前に立ち読みして気に入って、出るたび買ってるなぁ。
『告白』『少女』『贖罪』は終わって、『Nのために』を読んでるところ。
読み進めていくと登場人物の繋がりがみえる。繋がりがわかるたびそれが気持ちよい。
小谷野敦『友達がいないということ』読了。
友達がいない人がいることを社会は理解してほしい、
友達がいないのは必ずしも本人のせいではない、
友達がいないからといって性格が悪いわけではない、
友達がいない、彼女がいないというのも、結局はあきらめるしかない。
というようなことが書いてあった。
友達がいないのは器質的な問題、発達障害など色々な要因があるわな
そうはいっても小谷野は性格悪いけどな。これだけは誰にも擁護できないだろ
ああ小谷野は性格が悪くて空気読めないくせに自信過剰でやたら他人につっかる真ん中分けメガネだ
>>132 恋愛論にしてもそうなんだけど
奴の言うことはなんかわざわざ一冊出して語るほどのことじゃないんだよな。
ブログにでも書いとけみたいな。
136 :
名前は誰も知らない:2011/05/15(日) 09:05:14.37 ID:oKYOzSqL0
なんだかんだ言ってさすが孤男板・・・小谷野認知率高いなwww
137 :
名前は誰も知らない:2011/05/15(日) 16:41:31.74 ID:RoM+QKGz0
「スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則」
を読んだ
休日にスタバで一人で
>>123 きれぎれに入っているきれぎれじゃない方の短編がいい
特にちんぽの八ちゃんがいい
139 :
名前は誰も知らない:2011/05/15(日) 17:19:05.50 ID:RoM+QKGz0
>>138 する
フラペチーノとか高いやつ・フードは頼まない
あと空を見るふりをして可愛い女の子をチラチラ見てる
ワロタ
本当に読みたい本は一人じゃないと読めないな
>>139 店員の目とか気にならない?
家でじっくり読んだ方が楽しめると思うんだけど・・・
俺は可愛い女の子を見るふりして空を見ている
最近、池波 正太郎にはまっている
出てくる食い物が素朴でうまそうだな
家だと読書すらさぼる自分にはカフェの方が合ってる
145 :
名前は誰も知らない:2011/05/15(日) 23:38:00.17 ID:a1P3HQYI0
中島義道の本読んでこいつは俺かw
って思ったけど何冊か読んだら飽きてきた。
他にこういう頭のおかしい人の本でいいのある?
中島義道ってのは寡聞にしてしらんけど
戸梶 圭太の小説は登場人物がイカレてて吐き気がするよ
148 :
名前は誰も知らない:2011/05/16(月) 00:01:21.48 ID:BDyQd2yk0
戸梶圭太もすぐ飽きる
『自殺自由法』はおもしろかった
???
平山夢明作品はグロ描写に耐性がつくとそんなに面白くないね
152 :
名前は誰も知らない:2011/05/16(月) 01:00:18.59 ID:pBYBSF9j0
153 :
ε=┏(*゚▽゚)┛:2011/05/16(月) 11:23:04.59 ID:llS9dog/0
わが闘争((笑))
後藤忠政『憚りながら』読了
ヤクザこえーなーと思ったりいろいろ体験してんなーと思った
識者が見ればもっといろんなことが得られたりするんだろうけど
無学な俺じゃ文意をなぞるだけだな
>>145 中島義道なら最近文庫になった「観念的生活」は読んだ?
読んでないならオヌヌメ
156 :
名前は誰も知らない:2011/05/17(火) 19:51:43.97 ID:+xVS1P+40
小谷野とか義道の名前が出てくるとこが・・・
もうどっちもどっちですからな
158 :
名前は誰も知らない:2011/05/17(火) 20:41:38.01 ID:337VVXoJO
マルクスの「資本論」、「経済学・哲学草稿」、
「ユダヤ人問題によせて、ヘーゲル法哲学批判序説」等を読了。
俺はマルクス主義者でも、左翼でもない単なるクズだが、「資本論」ほど近代資本主義社会を緻密に分析した書物は無いのではないかとオモタ。
訃報 俳優 児玉清さん
資本論は1巻だけ読んだ
全部はちょっとなぁ
地球最後の男(アイアムレジェンド)読んだけど、この環境が羨ましい
自堕落ながら張り合いが有って楽しそう
生存者見つけた時にキョドる場面とか孤男
映画の方も観てみようかな
オチで酷評されてるが俺は映画版好きだな
>>161 ウィル・スミスのやつだっけか?
TVでやってたの見た
バイオハザードのパクリ?ってかんじだったけどな
>>162 ちょっと調べてみたけど、原作と全然違うんだな
>>163 映像的にバイオのパクリって感じなの?原作は1954年の作品だし、吸血鬼も見た目は人と変わらないらしいけど
>>164 ああ、原作となかみ違うのか
じゃあ見ないほうがいいわ。たぶんがっかりする
映像的にってか吸血鬼がバイオのゾンビ
主人公の身体能力を一般人にしたアクションシーンが少ないバイオみたいな
それってパクリかよといわれるとそーでもないのだけれども・・・
文庫本が雨でカペカペになってしまったんだが何とか直せないのか?
そればっかりはどうにもならんね
俺も本が汚れるのには耐えられん質だけど細心の注意を払って未然に防ぐよりほかない
>>167 そうか。
また読もうにもカペカペが気になって仕方がないんだ…。
窓開けて閉めなかったオカン恨む
ランボー詩集買って読んでみたけど全然わからん。
あとボードレールの詩集も読んでみたい。
文庫本の一冊くらいもう一冊買ってもいいやぐらいの気持ちでいくのも手ですよ
短編集が読みたい
日本の作家でこれだけは押さえとけって作品教えとくれ
村上春樹
古井由吉
大江健三郎
>>172 賛否両論はあるだろうけど現代日本文学の作家ではすごく妥当ではある
ゾンビを見るとバイオのパクリだと短絡的に思うような若人が増えちまったなあ
ロメロも何も知らないのだろうけど
ゾンビを復権させたカプコンは凄いが、功罪相半ばだな
>>171 個人的好みだけどやっぱり芥川
春樹の長編はあんまり好きじゃないけど短編はおもしろい
>>175 文学は好きじゃないのよ
ミステリー要素あるやつを教えてくれ
>>169 翻訳ものはなぁ…
原文の魅力を100%伝えられる訳者なんて
いないだろうな。運が悪いと30%の本とかに当たるし
もう目を当てられないカクカクした翻訳とか。
最近は基本的に漢詩の本でるな。李白とか杜甫とか・・・
漢詩の本読んでるな 訂正
海外詩は半分訳者の詩だと思って
読まないと仕方ないからなあ
まあ堀口大學とか日夏なんちゃらとかその人が訳してるだけで価値のある詩ってのもあるし、
割り切って読まないと仕方ない
>>180 翻訳文学は翻訳調で日本語が変なので世界に入りにくいのもあるし
「アパートの女主人はさぞ気難しい方でございましょうね…」
みたいに普段の会話じゃ出てこないような口調のオンパレードだったりw
>>181 まあ翻訳小説は読めりゃいいから詩よりはマシじゃね?
でも、文体に特徴があったり、言語的な実験するタイプの作家は厳しいだろうなあ・・・
ジョイス読んだってやつあんま聞かないし・・・
>>183 ジョイスか。
タイトル忘れたけど
基地外が書いたような意味不明な言葉の羅列の本があったな。
それは翻訳がうまかったのか、意味不明だけどなんか言葉の響きが
心地よいみたいな感じだったな。
パラパラと20ページぐらいしか読んでないけどw
>>171 菅弘江の「雨の檻」
高校生のとき読んで衝撃を受けた
今読んだらフツーかもしれん
フィネガンズウェイクなんて日本人が読んでも仕方ないと思うわ
その言語を母語とする読者のための作品ってあるよね
日本語だと何が該当するだろ?
北方謙三先生だな
んなわけねー
詩歌は母国語でないと苦しい部分はあるな
上でランボーやボードレールが挙がってるけど、やはり日本の詩人への理解よりは格段に落ちざるを得ないよね
191 :
名前は誰も知らない:2011/05/19(木) 15:40:55.27 ID:7qvrp8IM0
孤男なら一度は読んどけっていう恋愛小説あったら教えてください
バッドエンドのやつで
トゥーサンの「逃げる」とかもいいよ
トゥーサンなら「愛しあう」のほうが好きだな
「地下室の手記」の「一年半もそいつと戦争状態だった。」の文章で吹いたW
相談お願いします。
怪我をして長期戦線離脱しているプロスポーツ選手に
何冊か本を送りたいのですがどんな本がいいか分かりません。
お勧めのものがあったら是非教えてください。
よろしくお願いします。
十五少年漂流記
モンスターハンターポータブル3rdスタートダッシュブック
街道をゆく15北海道の諸道
図説種の起源
大菩薩峠
源氏物語
私は男より預金通帳が好きって本を密林で注文した
孤男におすすめの恋愛小説といえばまず間違いなくドストエフスキーの「白夜」だな
通勤時間と休日使って『銃・病原菌・鉄』読んでる
農耕民と狩猟採集民の衝突の歴史は楽しい
>>181 翻訳調の文体が好きな俺に謝れ
「アパートの大家のオバさんだけどさー、超変わりものなんじゃねーの、ああいう人ってホントやんなっちゃうよねー」
みたいな文章を日本人作家が書いたとして
これはちっとも変な日本語じゃないし、物語の世界にも入り込み易いけど
つまらないし、読んで得したという感じもしない
>>204 凄くわかる
固っ苦しい表現に親しんじゃってるから、たまに日本の小説読むと陳腐と言うか、物足りなく感じる
ブログでも読んでる様な感じと言うか
小説は短編じゃないと読めない
長い小説だと義務感が強くなってきて楽しめなくなってくるんで。
教養やノンフィクションだと目次を眺めて
面白そうな章だけ読んでる。
こういう感じなんでかなりの多読w
>>202 冒頭のモノローグいいよなあれ
通りとかで頻繁に見かける人に対して友人のような気分になるっていうの本当よく分かる
定番だが冒頭と言えば俺の中では草枕に勝るもの無し。
あんな簡潔に言い切れてしまう衝撃。
クラインの壺面白かったわ
岡嶋二人の作品読んでるとなぜか「かまいたちの夜」思い出す
作風が似てるのかな
あれ読んでゲームのシナリオ書きたくなった
冴えない20代男のリーマンが
主役の小説ない?
内容はなんでもいいんで
冴えない20代男のリーマンが
主役の小説ない?
内容はなんでもいいんで
鳴海 章の「痩蛙」
20代だったかは忘れた
216 :
名前は誰も知らない:2011/05/22(日) 17:33:57.73 ID:EpA3Wr/t0
カフカ「変身」のグレゴリー・ザムザも冴えないリーマン
217 :
名前は誰も知らない:2011/05/22(日) 17:38:38.53 ID:4Edxvu8/0
読書初心者にお勧めの本教えてください。和書で。
218 :
名前は誰も知らない:2011/05/22(日) 17:44:17.70 ID:EpA3Wr/t0
ラクロ「危険な関係」(岩波文庫等)
>>217 酒見賢一「後宮小説」 ・・・日本ファンタジーノベル大賞
金城一紀「GO」 ・・・直木賞
村上龍「69」
大江健三郎「M/Tと森のフシギの物語」
ありがとうございます。ちょっと買ってきます。
>>216 冴えてないか?
まぁ、特に際立ってはいないが
222げと
山本周五郎 樅の木は残った
沢木耕太郎 深夜特急
角田光代の八日目の蝉は人生ベストテンに入る
母性とはこんなにもすごいのものなのか胸がいっぱいになった
1章から2章への繋ぎ方なんて鳥肌もの
最近読書を始めようと思ってるんだけど、皆さんどういう風に読む本選んでる?
マンガだったら絵が好みとか一話読めば大体どんな感じが分かるけど本はそうはいかないよね?
ある程度読めば好きな作家さんとか出来るんだろうけど最初はどんなの読めばいいのやら
孤板とかの読書スレとか書評ブログを参考にしたり
本屋で適当に手に取って立ち読みしてみたり
そんな感じで選んでるかなあ
まずは映画化したヤツとかメジャーどころでいいんじゃないの?
子供のころから活字中毒だからうまくアドバイスできんけど。
俺の場合、ダ・ヴィンチだっけ?その手の書評雑誌なんかはまったく見ない。おのれの感性を頼りに選ぶ
すげぇ面白いに出会えた時の喜びは何者にも勝る
読書をほとんどしたことない人は
最初のうちは大人しく東野圭吾とか宮部みゆきみたいな
売れ筋作家の作品だけを読んだほうがいいんよ
どうも
やっぱり最初は有名所から始めたほうが良さそうやね
ちなみに今は屍鬼を読み始めました
ダヴィンチを書評雑誌というのはちょっと
あれは販促広告雑誌だろ。中身空っぽだし
鷺沢萠と同じ年齢になったな
小説とか全然読まないので
小説の傑作とか面白そうなのとか
そういうの見つけ出すセンスゼロだわ。
読んでる本といえばサイエンス物とか近代史とか
知識系ばっかだからな・・・orz
>>224 今度読んでみるわ
自分みたいな孤男には、母性ものは反則だ
特に狂気じみた母性には畏敬の念すら感じる
乃南アサ「幸福な朝食」とか映画の「ローズマリーの赤ちゃん」に初めて接したときは、
あまりの凄まじさに気分が悪くなった
>>232 じゃあサイエンス物の傑作教えてくれよ。
>>232 自分はサイエンス物に疎い
何か手始めにお勧めな本教えてくれ
>>233 「現代のエスプリ」定期購読者だったおかげで、「幸福な朝食」はストライクでしたw
>>234 >>235 ちくま文庫の青い背のやつ
大学の教科書みたいなタイトルばかり並んでるが、売れてるのかな?
ゲーテの色彩について書いたのとかあるよな
ちくま文庫の背表紙は青は理系で白は文系と区別してんのかな
「π(パイ)の歴史」は良い。ちょっと古いけど、歴史と数学に興味がある人はどうぞ
>>234-235 いや俺サイエンス読むってだけで人に書物を薦められるほどではないが…
そうだな最近は脳に興味があったんで
-「私」は脳のどこにいるのか(筑摩書房)-
とか面白かったな。いろんな性格の人がいたり
人間の心のメカニズムとか凄い摩訶不思議じゃん。
人間の心を脳科学的に説明しているのでそういうのに
好奇心がある人はどうぞ。
あとはそうだな、ソーシャルサイエンス(社会科学)とかなら
小室直樹大先生の
-国民のための経済原論〈2 アメリカ併合編〉-
とか面白かったな。自由貿易の重要性を再認識できる
すばらしい一冊だったな。新書だからちょうどいい量だし。
すまん、おれ自身偉そうに書評できるほどの人物ではないw
たまには小説とかも読まなきゃな・・・
古いけどマーティン・ガードナー「自然界における左と右」はおもしろかった
マーチン・ガードナーの数学ゲーム1が復刊してる
読みやすさならサイモン・シンだな
「フェルマーの定理」しか呼んでないけど他も面白そう
there's more to life than book you know
but not much more
物理数学の定番といえばファインマンだけどもう皆は読んだことあるよね
もしドラに興味があるけど手に取りづらい
ファインマンといえば彼の自伝
「ご冗談でしょうファインマン先生」
が有名だな。今でも読まれてる
>247 俺も同じくだったんだけど、1ヶ月ぐらい前にNHKでアニメ放送あったのを見ることができたので
それで満足することにした。
>>249 俺もちょっと見たけど
なんか普通の美少女アニメっぽくてドラッカー要素皆無だったぞ
俺は泣いたよ
252 :
名前は誰も知らない:2011/05/24(火) 00:25:19.26 ID:UPZv6qfL0
洋書は原書で読みたい。
ロシア語とフランス語とドイツ語くらいは読めるようになりたいな。
中国語は勉強する気が全く起きない。
日本語を原書で読める幸せ
スペイン語も欲しいところ
スペインて面白い本あるの?
まあ余裕ができたら勉強してみるよ。10年後くらいになりそうだが。
サイエンスものといっていいのからしらんが
「無脊椎動物の驚異」
「16歳のセアラが挑んだ世界最強の暗号」
は面白かったな
上は虫嫌い、下は数学苦手、な人にはそれぞれお勧めしない
最近読んだ中では
「傷はぜったい消毒するな」かな
古典にはセルバンテスがいるしスペイン語圏のラテンアメリカ文学は懐が深いと思うよ
翻訳は高いし。まあ俺も勉強して原書で読むなんて余裕はないけど
>>256 昆虫は気持ち悪すぎるけど
どんな原理で動いてるのかとか興味あるな。
>>252 中国語って1つの音節が1つの意味に
なってるので、音の響きは結構好きだな。
ワン チャン ハン メン
みたいな感じでw
ただ文字はバカらしいな。漢字を2万も3万も覚えられるかよ。
やっぱアルファベットが合理的でシンプルで美しいな。
古本屋で100〜300円であれば、もしドラ買っても言い仮名。
もしドラは立ち読みで十分。100円の価値もなかった
>>261 同感。
表紙買いしたアニオタが部数伸ばしたって感じだよね
もしドラの作者のブログ読んでたから発売日に買ったな
200万冊も売れてると思うから文句でてくるんで、
ネタ本として読むとわかりやすくかかれてていいなと思ったよ
読み返したいとは思わんが
漢字みたいな表意文字が世界でいちばん美しいと思う
孤男特有のまわりに流されたくない精神のせいで
話題になってる本ってほとんど読んでない
>>259 漢字を覚えるかわりに、単語の綴りを覚えねばならんので、大して変わらん
>>267 それは一理あるけど
外来語まで全部漢字なんて馬鹿だろ?
日本語やアルファベットならエレベータなんて
そのまま書けばすむけど、中国人はエレベータの
漢字を思い出さないといけない。最悪当て字でも
いいけど当て字を考える時間もかかるし
無駄が多いよ。
突っ込みどころは多いけど、とりあえず、効率主義を重視して無駄を嫌う人は読書には向いてないし、
ひいては世の中や人生においても逆に損をする。
以前スレでよく話題に出たが、無駄に思えることがいちばん貴重な意味を持ってくるんだよ
もともと発音が単純で、音韻の数も少なく、文章全体の抑揚も小さく
耳で聞いただけでは意味の分らない漢語を使い
無駄で無意味で非効率な敬語ばかりが発達した日本語だが
他の諸言語と比べて、日本語は美しい言語であるという意見があるのは(お世辞半分としても)承服できない
もっと他に美しい言語があるような気がしてならない
漢字御廃止之議ですか
>とりあえず、効率主義を重視して
>無駄を嫌う人は読書には向いてないし、
君の主観を押し付けられても。。。
>>269 またそれか。君のポリシーはもう十分分かったから蒸し返さないでくれ。
「動物感覚」テンプル・グランディン
自閉症の著者が健常者にはない独特の感覚、視点によって
動物達の知られざる能力、個性といったものを紹介する。
面白いよ。自閉症についてはお前らも気になるだろ?
>>273 君のポリシーにも辟易してるから何度もこのスレで開陳しないでくれ
>>275 はぁ?俺はなんも言ってないけど?自論展開したがりの馬鹿はこれだから。
>>270 漢語は本来の日本語ではない。
やまとことばは美しいよ。
>>264 200万部も売れてんのかあれ
ちょっと読みたくなってきた
279 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/25(水) 18:09:05.17 ID:zT3btma6P
ただでさえ閉鎖的な「高校野球部」に
突然女子高生がマネージャーとして転がり込んで来て
「これから貴方がたをある特定のメソッドに従って管理します」と宣言したところで
一体誰がそんな指示に従うのだろうか
実際に団体競技、運動部を経験したわけでもなく
そういう組織を「マネジメント」したわけでもない
頭の中で、机の上で「こんな感じっしょ?」とこねくり回された妄想
読んだことないし読む気にもならないけどもしドラって作られたブームだったよね
281 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/25(水) 18:22:27.01 ID:zT3btma6P
「萌え」と「ビジネス哲学」っていう2大トレンドに乗っかったからね
282 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/25(水) 18:25:13.75 ID:zT3btma6P
日本ではサンデルですら「オバマのスピーチ」みたいなのと同じ受容のされ方をしてるわけだから
あれはドラッカーの「マネジメント」を買わせるための本だからね
逆にダイヤモンド社すげえって思ったわ
>>283 じゃあ、なにか他の本でも良いわけだな
もしアラビアンナイト、もし失われたときを求めて、もしフィネガンス・ウェイク、もしニーチェ、
もし資本論、もしファインマン、もしランダウ=リフシッツ、もし宮澤賢治、もしムーミン、
もしローマ帝国衰亡記、もしローマ皇帝伝、もしゲルマニア、もし……
>>279 そんな真剣に考えんでも、ただのラノベなんだし
286 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/25(水) 21:04:04.87 ID:zT3btma6P
>>284 もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら
ドラッカーの本って、馬の頭ににんじん吊るした竿をくくりつけて、永遠と走らせるそんな感じの本でしょ?
もしドラってのも進研ゼミの、ヤッター進学校に入学したよ(^^v<キャピキャピみたいなそんな無いようなんでしょ?
ラノベが一段低く見られるのにはそれなりの理由があるってこったね
ラノベはねえ、とにかくあの変な萌え系のイラストと小学生でも理解できる文章をどうにかせんと!
この流れは…
以下ラノベの定義うんぬんの話題禁止
さすが孤男。
偏屈な奴が多いな。
夢野久作と江戸川乱歩の本買った
またこれは香ばしい組み合わせだな
ほんと、美味しそうな匂いだね。食べちゃいたいぐらいだよ。
296 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/26(木) 17:57:42.79 ID:Odd/cIvXP
人間腸詰
闇に蠢く
江戸川乱歩好きだよ
江戸川乱歩嫌いだ
なんであんなに持て囃されるのか、分らん
「陰獣」は傑作だと思うけど
他の長編や短編はそこまですごいとは思わないな面白いけど
横溝正史のほうが偉大だと思う
300 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/26(木) 23:24:03.14 ID:Odd/cIvXP
「陰獣」ってただの凡庸な探偵小説に性的倒錯のふりかけをまぶしただけ
301 :
名前は誰も知らない:2011/05/26(木) 23:24:20.97 ID:M+xZEf28O
乱歩は駄作も多いよな
陰獣か孤島の鬼がベストだと思う
横溝は嫌いじゃないが、その亜流みたいなやつらは全部嫌いだ
横溝正史に影響受けてる文体って割とすぐ分かるよね
例挙げろと言われると思いつかないけど
今更星の王子さま買ったw
サンテグジュペリは星の王子さまもいいけど、人間の土地や、夜間飛行は数十倍いいよ。
俺はデミアンを再読したよ。この小説はところどころ気持ち悪いところが多いね。例えば、絵に異常なまで欲情したりとか、親友の母親を好きになったり、親友とキスしたりとかね。
ただ、そうした破綻したところはどうでもよくて、本質的なところ、教えはなかなか面白い小説だと思うよ。
特に、信仰を亡くした現代の日本でなかなかうってつけではあるな。
著者や造形されたキャラクターの熱烈な信仰心を感じる小説はおもろいよな
ただただ必読書150で紹介された「押し絵を旅する男」に惚れて乱歩ファンになった
307 :
名前は誰も知らない:2011/05/27(金) 03:22:41.01 ID:+/oeLA0IO
孤独ならどんな本読んだらいいの
教えて、エロいけど童貞さん。
308 :
名前は誰も知らない:2011/05/27(金) 03:24:56.41 ID:+aJS/MJp0
ブルーシート読んだ人いないか…
あんまネットとか見てもいないみたいだし。家畜の朝とか何度も読み返して
しまう
外人の誰だかの書いた蝿の王よんで自分に一番近い奴がまっさきに死んでああ、ヨノナカってそうだなって危機感募った
メガネ豚か
青空文庫最高
今は夏目漱石のそれから読んでる
現代のニートそのまんま
中学高校の時の国語の教科書が読みたいな。
物語は覚えてるけど題名が出てこないのがいくつもある。
>>312 ある女が一目惚れした男に似た木彫りを彫って出来上がり見て卒倒した
話なら覚えてる
314 :
名前は誰も知らない:2011/05/27(金) 12:30:11.63 ID:gqrISh5VO
漢文だったか、女が馬に惚れて昇天する物語が高校の教科書にあったと思うけど、
それと同じ伝承の神様奉ってる寺が近所と知った時は驚いたな
柳田國男の著作読んだ人なら分ると思うが
315 :
名前は誰も知らない:2011/05/27(金) 12:38:25.88 ID:gqrISh5VO
祭る、だったすまん
316 :
名前は誰も知らない:2011/05/27(金) 12:46:13.14 ID:ekVyZuEQO
(´∀`)<萩原朔太郎詩集買っちゃったテヘッ
星の王子様が出てきてるのでいうけど
やっぱ外国文学ってオリジナルの言語で
読まないと本当の質感がわからない気がするんだよな
たとえば日本文学の川端康成の「雪国」とかだって
日本語で読まないと100%伝わらない、みたいな。
英語訳だとなんかごっそりそげおちてる気がするんだよ。
外国文学をよむときは対訳シリーズがおすすめなんだ。
対訳なんで見比べながら読めるんでサクサク進むし
オリジナルの文体も味わえるし。
やっほー
その理屈は分かるが原文で読めるなんて一部の高知能な奴だけ。
俺は日本語すらまともに分からないこと多い。
319 :
名前は誰も知らない:2011/05/27(金) 14:53:39.88 ID:+/oeLA0IO
翻訳のありえない言い回しもおもしろいよ。
いくら英語が出来ても原書をネイティブと同じようには楽しめないし、
だったら翻訳文の珍訳を楽しむのもありかとおもひます。
関係ないかもしれんけど、俺はほぼ洋モノしか読まないや。
発想そのものが日本人と全然違うし、ちょっとした比喩から
言葉遣い、文の構造までいちいちひねくれてるから新鮮だ。
もともと婉曲的でゴテゴテした文章が好きってのもあるが。
和モノはすんなり腑に落とせすぎる文章が多くて退屈だし、
個性的なら個性的で奇をてらってる感じが透けて見えてダメだ。
逆に窮屈に感じるんだよな、自縄自縛的というか、和モノは。
心が卑屈すぎるせいで
星の王子さまの良さが分からない
>>320 関係ないかもしれんけど
ハリウッド映画は、世界を相手にしてるので、誰にでも分かるように作るということだ
日本映画は逆で、繊細にして微妙、深遠にして幽玄な日本文化を理解できるわけが
ないのでハナから理解させる気はないが、理解できない観客は無知無教養で無粋だ
上手く説明できないけど、同じ日本人同士なら分かるよな、っていう雰囲気が嫌い。言葉ではっきり説明しろ
323 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/27(金) 20:59:54.54 ID:O1RL0FWDP
日本映画は「日本限定マーケット」を前提に商売をしているだけで
「繊細にして微妙、深遠にして幽玄な日本文化」とやらを(意識的に)前提としている訳ではないよ
あとアメリカ映画や韓国映画は「馬鹿正直に写されるものを目で追っているだけでもそれなりに楽しめる」というものであって
必ずしも「共感できるように」「理解できるように」作られている訳ではないよ
日本だろうと海外だろうといいものはいい
325 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/27(金) 21:01:27.92 ID:O1RL0FWDP
「映される」ね
326 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/27(金) 21:02:40.44 ID:O1RL0FWDP
「グエムル」を楽しむのに「グエムル」を理解する必要は(必ずしも)ない
川端を英訳した人物は日本文学の天才的翻訳者らしい
それがまた川端のノーベル賞受賞を近づけたとか
>>323 韓国で思ったんだけど
韓流人気で映画やら歌手やら
どどーって押し寄せて日本文化に定着したけど
韓国文学ってほとんど日本の書店には並んでないよね?
なんでなんだ?
韓国ってマーケティングがうまいから
エンタメ文学とかすごそうなんだが
329 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/27(金) 23:41:42.82 ID:O1RL0FWDP
韓国に限らず「東洋文学」自体ほとんど出回っていないように思う
330 :
名前は誰も知らない:2011/05/27(金) 23:43:56.34 ID:+/oeLA0IO
そもそも韓国に優秀な人がいるのか?
ノーベル賞も取れない国でしょ?
定着したは言い過ぎじゃない?
韓流は作られたブームだっていう話もけっこう聞くし
でも国を挙げてやってるらしいから映画はけっこう熱いらしいね
見る機会がなかったから、俺にはなんとも言えないんだけど
333 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/27(金) 23:46:23.56 ID:O1RL0FWDP
作られていないブームなんてものが存在するのか
宮部みゆきの本は半分読むと飽きる
韓流ブーム自体が嘘だから
336 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/27(金) 23:59:20.94 ID:O1RL0FWDP
「ブーム」にウソもホントもあるの?
韓国文学は詩だけきいたことがあるな
糞氏の物語とかなんとかいうやつで、ユーモアがあってなかなか面白そうな詩だった
まあ中国文学も老舎以降あんまり入ってこない気がするし、
そんなもんなんじゃないですかね
338 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/28(土) 00:02:40.16 ID:/N9U9uyIP
我々が想定する「文学的なるもの」「文学らしさ」って概念自体が西洋的なものなのかもしれないね
339 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/28(土) 00:03:03.56 ID:/N9U9uyIP
「近代文学」なんて言うくらいだし
日本ブームもウソだろ、多分
漫画アニメブームはけっこうガチなんじゃない
エーミールと山月記しか覚えてない
鮎川信夫の詩の死んだ男は授業中に読んで痺れたな
「さよなら、太陽も海も信ずるに足りない」
Mよ、地下に眠るMよ、
きみの胸の傷口は今でもまだ傷むか。
坂口安吾と安部公房が好きなんだけど俺を痺れらせてくれるような作家を教えてくれ
中国は莫言、残雪など、日本では村上春樹などノーベル候補に挙げられる程度に現代文学でも欧米でも認知されてる作家はいるし、
東洋文学が出回ってないなんてことは特にないよ
向日葵の咲かない夏読了
中国文学だと漢詩は格好いいよな。
読み下し文の日本語にすると芋っぽくて嫌いだけど
中国語読みだと韻を踏んでる軽やかな響きでかっけーと思う
読み下し文より漢詩をそのまま音読みしたほうが
かなり本来の雰囲気味わえると思うのに、漢詩の本って
どれも読み下し文ばっかり
三島由紀夫「午後の曳航」読了。
ちょっと期待しすぎたようだ。よかったはよかったんだが
虐殺器官、読了
後半は一気に読んだ。オススメ出来るけど、凄い押井臭
ハーモニーは既に積んであるので直ぐに手をつけるつもり
さて、死に至る病でも読もうかななんて
>>350 伊藤なんとか、だっけか
たしかあの人死んじゃったんだよねぇ?
>>351 そう、伊藤計劃だよ
34で亡くなられたそうだ
大森の解説は言い過ぎだと思うけど、やっぱり惜しいなと思った
やっぱりそうか
いつか読みたいと思ってる作家の一人だ
押井は好きじゃないが、何かの縁だ。この機会に読んでみるか
「計劃」←ちなみになんて読むの?
横だけど「けいかく」
ベタだけどライ麦畑でつかまえてが好きだ
と言ってもいつも読み返すのは妹のフィービーのとこだけど
認めたくないけど人生って誰かに必要とされないと本当に辛いよね
その点においてホールデンはすごい幸せだと思う
遠い所に行くとか言ったときも妹は必死で私もついてくとか言ってたし
前読んだときはこいつひねくれてるなあぐらいにしか思わなかったけど
今読んだら結構気持ちわかって読んでて辛い
娼婦にぼったくられるとこが好き
俺はそこと3人とダンスするところはいつも飛ばしてしまう
最近は小説読むことよりも批評とか人の感想聞くのが楽しい
英語できたらもっと色んなのが読めるのに
外人とかすごいレビュー書くし適切で面白いのが多い
Amazonのレビュー見てると
まどろっこしい言い回ししすぎで感想が一切伝わってこないようなのばっかだわ
ああいうのがカッコいいとでも思ってんのかね
>>349 おれは下心から読んでしまったくちだが、最後の父殺しは手に汗握ったな
大人の偽善を暴いた点でライ麦と通じるところがあると思う
それはそうと、今映画のシスの復讐を観終わったんだがハムレット再読したくなった
新潮版の浅田さんが書いた表紙ハムレットがすっかり脳裡に定着してしまったようだ…
浅野さんでした、最近間違い大杉
草枕の冒頭が胸に沁みる
中島道義の本おもしろかった
「私の嫌いな10の言葉」
こういう行動する偏屈哲学者って面白いねぇ。
ただ奇をてらった行動じゃなくてなんか自分の信念を深く
掘り下げた上での行動みたいなの。
この人に似たような人の本ないかな?
もうそのネタお腹いっぱいです
ライ麦の主人公のグズっぷりは共感できる
あと妹かわいい
366 :
名前は誰も知らない:2011/05/29(日) 14:23:27.19 ID:vTHtM18Q0
俺は妹が出てくるあたりから気持ちが悪くなってきた
「ライ麦」は大丈夫だった。
調子に乗って読んだ「フラニーとゾーイー」は苦痛だった。
あれはあれでああいうジャンルとしてはすごいんだろうけど。
なに言ってんの
苦痛であればある程、あとで大好きになるんじゃない
初読で良かった、或は何も感じなかったは村上訳を読んでも同じ感想を述べるんだろう
そんなん人それぞれだろう。
決め付けはよくないよ。
ソローの森の生活読もうと思ったが分厚すぎて買うの辞める
岩波だしどうせ難解なんだろ
数ヶ月前にでた名言集みたいなのがあるからそれにする
「しろばんば」読了
井上靖は描写が淡々としていて好きだな。
こねこね文章が装飾してあったり
押し付けがましい文体の人は嫌いだ。
しろばんば懐かしいなあ
小学時代国語の教科書で読んだ記憶がよみがえる
>>345 安吾路線なら三島いいんじゃね
絹と明寮とか難解だけど面白いよ
安部公房は独特すぎるけど「アンドロイドは電気羊のうんたらかんたら」は面白かった
しろばんばは起伏に富むような話ではないのに
なぜか定期的に読み返したくなる
澁澤 龍彦の快楽主義の哲学ってどうよ?
買おうかどうか悩んでんだが。
>>370 俺は講談社しか読んだことがないが難解ではないぞ
あの名言集からソローを考えるより森の生活でじっくり味わうのもありだと思うが
まあお任せ
俺は北上次郎=目黒孝二とは全然読書傾向は異なるけど、
目黒が日本の作家で一番好きなのは井上靖だって言ってたな
そうそう。北の海とかも好き。
井上靖の自伝的小説は何度も読み返したくなるけど
歴史小説のほうはさっぱり駄目だ。漢字が難しいし
読み返すどころか読破すら無理だったw
天童荒太の永遠の仔を読んでるんだけど、終盤の手前で好きな登場人物が死んで読む気なくした
381 :
名前は誰も知らない:2011/05/30(月) 06:49:27.19 ID:3jQHv92F0
ソローの『森の生活』って、田舎暮らしの様子が延々と描かれているの?
>>381 村の生活ではないな。一人暮らしだから。自分が見てる森の様子だけ。でも、そこは今じゃ高速道路が走ってるらしいけど。
マイ仏教 みうらじゅん著
氏ならではの自由な観点が面白い仏像、仏教、般若心経の解説とそれにまつわるエピソードなどを収録
仏教に興味は特にないものの、みうら氏の仏像スライドショーは好きだったんで買ってみたがなかなか楽しい一冊だった
仏教で言う一切皆苦・四苦八苦の思想に囚われていたところへ生きる為のヒントをもらった気がする
またよく言われる自分さがしではなく、執着や固執を捨てる自分なくしという考え方も好き
俺もこれからの人生のファクター一つ一つを修業と思って取り組んでみようと思った
読解力や思考力付けたいのですが読書初心者な自分に何かオススメの本はありますか?
とりあえず短編小説はどう?
別にジャンルは問わない
386 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/30(月) 17:19:38.16 ID:E8W8vcWEP
宮台と西部読めば「それなりに」「それっぽく」なれるよ
>>384 読解力思考力とかは数こなさないと身につかないと思う
本屋に行って自分の読みたい本を選んで買って読むのが一番いい
という前置きをしといて、
本当に読みたい本もなく興味のある分野もなければ、
大学受験の国語の参考書・過去問オススメ
俺は阪大の過去門が好きだがセンターも面白いよ。安いし
あと宝島社からでてる文庫の『読むだけですっきりわかる国語読解力』とかいうのがあるが
これはお勉強だから興味がなかったらつまらんくて挫折すると思うな
アドラーの本を読む本はいいよ
僕はこういうハウツー本ってのは嫌いなんだが、読んでみてなかなか親切に書かれていて良い作品だな、とは思った。
ただ結局こういうのは身につけなければ意味が無いから、進められた本を丹念に読み下していくことをおすすめする。
読解力はともかく思考力は読書だけじゃ身につかんだろう
とくにだらーっと読んでるだけじゃ
論理的思考を身に着けたいのなら数学だろ
俺の読み方変かな?
なんか分厚い本を最初から最後まで
読まないといけないと考えると楽しみより
義務感みたいな気持ちがつよくなってぜんぜん楽しめないので
面白そうな章だけを読んであとはポイしてる。
知識系の本なのでこういう読み方もできるわけなんだが
読書家ってタイプではないよな・・・
俺と似たタイプの
「30代孤男」
「30代以上の中高年フリーター」
そして、俺とはまったく異質の
「リア充」、ではあるが実は人生に深く悩んでいる、疑問を抱いている。
この3者のタイプを主人公にした小説でオススメあったら、それぞれ教えて。
>「リア充」、ではあるが実は人生に深く悩んでいる、疑問を抱いている。
グレートギャッツビーかな?
華麗なる一族とか
394 :
名前は誰も知らない:2011/05/31(火) 23:57:15.67 ID:GyCzwdvc0
お釈迦さんの生涯を書いた本
乾 くるみの「イニシエーションラブ」
書いてた人いたけど
この本面白いってのは
同時進行(二股)だったってとこ?
そんだけ・・?
ミス板じゃないからネタバレOKなのか?
カフカの変身を読み終えた。
これ、変身という題名がなかなか曲者だよね。
おそらく、主人公ははじめから虫だったんだろうな
深く意識していなかっただけで。
長編があまり好きではない俺には読み易くてよかった。
>>395 初読で全部は拾えない小さい伏線が多く散りばめられてるのが評価されているじゃなかろうか
それと男女7人〜を見てリアルタイムで青春していた世代には響くトリックなのかもね
英語の古典はどの訳者どのレーベルにするかで迷うから敬遠してしまう
一度読んで好きになってしまえばそれが楽しみになるんだろうが
以前たんぽぽ娘のオクの価格が異常に吊り上がったけど、万単位で買うぐらいなら原文で読めよって思った
ネットで公開されてて平易な文なのに、あの人たちは別の何かを求めてた
>>397 虫に変身というのは比喩で、
人によって色々な読み方がありそうだが、俺の読み方としては、
きのうまで健康でそこそこの仕事の能力があって、家族を養っていた男が、
交通事故などで突然に身体機能を失って、容姿も醜くなり、
最初は献身的に介護していた家族も次第に疲れ果てて、最後には見捨てられた、
というように受け取った。
変身したのは家族だと習った
バガヴァッド・ギーターはいい
ふと我に返れば読者自身が虫だった事に気付く
どーせ、俺は社会の虫ですよーだ
いやいや、社会に無視されてますよ。
変身したのは家族だってなかなか気の効いたこと言うな
一見、主人公を含め周囲の人間が変化(変身)していっているわけだけど
でもそれはあくまでも表面的なものに過ぎないのであって
実は根本的なところは殆ど変わっていないんじゃないかと思えた。
むしろ、逆に個々の不変的な変えようのない本質が照らし出されているような気がした。
だから、誰でもが虫になる可能性は有り得そうで実は有り得ないのかもしれない。
あと、作者は敢えて描かなかったのかもしれないけど
主人公の友人等が訪ねて来なかったのが俺には気になったw
安倍公房のデンドロカカリヤ・水中都市読んだ。これも変身モノが満載の短編集。
変身は不条理の象徴だろうが、それを粛々と受け入れる展開が多い。
やっぱ生きるってそういうことか。
自らが変身する話には若干の救いや諦観があるのに、
他人から強いられる話はひたすらむごいだけで終わるというのも身につまされる。
>>395 ネタバレふざけんなよ
読書人失格だ二度とこのスレに来るな馬鹿やろう
乾くるみ作品はどんでん返しばかり売りにするからあまり読む気がしない
道尾秀介も
本が溜まっていくばかり
カフカの変身読んで思った事
他人の為に生きるべからず
誠は天の道なり人の道に非ず、ってか
>>403 クリシュナが神になるシーンはいいよなあ
あれは古典にもなるわ
じゃあ俺はカーマ・スートラ読んで体位の勉強でもするか
俺はコレクションのAVでも見返すわ
みんな元気だな、おれは風と共に去りぬで
カフカの変身は、ひきこもり小説だと思った
420 :
名前は誰も知らない:2011/06/05(日) 14:50:05.94 ID:XsObbsac0
虫は死ぬべし…
ニーチェ「ツァラトゥストラ」
学生の頃に読んだはずなのに、別物のように新鮮。
自分が何を経験して生きてきたか復習してる気分になる。
2ちゃんで知った流水院流水の「コズミック」ようやく読み終わった
糞長い上に半分も読まないうちにオチ分かってなんかもう
423 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/05(日) 18:20:44.94 ID:uI3ZaZfkP
p・k・ディックの短編集を読んでる
森博嗣のスカイクロラシリーズを読んでるんだが
いまいち面白さがわからん
「博士号」の使い方 って本を読んだ@院生
博士って一言で言っても研究者志望以外にも色々いるんだなとオモタ
森博嗣はどうにも文章がおっさん臭くて合わなかった
どうしてあれが女に人気なんだろう・・・
tes
酔いどれの誇り、読了。
>>426 スカイ・クロラシリーズで言うと
1文1文が極端に短いから読みやすいってことかね?
読みやすかったら女受けするのかどうかは知らんが。
他には「すべてがFになる」を昔読んだが女受けする要素はなかった希ガス
Unixのオタ話っぽいのがでてたと思うし
女はそういうところは読んでるそばから忘れていくから
森は男にうけてるイメージしかない
ツゥラトストラはこう言った
何度も出てくるフレーズ
SF小説だからな
ボードレールに心酔しはじめた
ガルシアの百年の孤独を読め!
もう読んだ。
>>435 早いな。まだ2時間20分しかたってないぞ
大学生を2万人集めてまともな小説を書ける才覚があるのは一人だけらしい
大学生の数を考えると毎年30人以上の文才が産まれるわけか
20年以上前に読んだ。受験期の一番大変な時に熱読してたよw
文才があっても発揮出来ない人も多いので300人くらいいても良さそうだね
文才などなくても小説は書ける・出せる・売れる
なぜか章まで取れる
442 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/08(水) 19:26:59.70 ID:OQoqEGGhP
斎藤ナントカさんとか山田ナントカさんとか夏海ナントカさんとか西尾ナントカさんとか
>>441 まぁ、タレントとか本出すものな
ゴーストってのもあるが
話題性で売るってのは面白さとは無関係
「ある閉ざされた雪の山荘で」読了
東野圭吾を読まず嫌いしてたこと後悔しました
面白かったです!
夏目漱石のこころがいい。
静かな独白に共感する。
積読してあった本を本棚に整理したら部屋が綺麗になった
その辺ぶらぶらしている小学生くらい算数、数学ができないから
最近は簡潔な数学入門やら数学の解法を読んでる
くらい、じゃないな「より」だな
図書館で借りた本見ると中公新書多いな
俺もそろそろ数学のリハビリをしようかと思っていたところだ
Amazonで「夜間飛行」のページ見てたら283pって書いてあった
俺が昔読んだやつは130pぐらいだったけど
100p以上カットされてるとはびっくり
他に南方郵便機が入ってたはず
しかし星の王子さまの文体に親しんだ後、堀口大學訳の夜間飛行を読むとその説明口調にちょっとうんざりしたな
数学と言えばカオス理論とフラクタルの入門書ってなにかないかな?
不確定性原理と群論と位相幾何学とゲーム理論も読みたいけどきっかけがない・・・
星の王子さまの解説本が良かった。
岩波だったかなぁ?、うすーーーい本。
オリジナルより好き
>452 その辺の語句から ブルーバックスシリーズ を連想した。
入門書としての評価は知らないけど、面白かった記憶はある。
星の王子さまのマンガが出てた
456 :
名前は誰も知らない:2011/06/11(土) 19:53:51.85 ID:dHn5bLMfO
ジャガーさん?
>>51 よくわからないけど、無意識という領域に色々ぶち込んで見るんだよ。
それと理系の学術が融合するとだな、ふいに何かが立ち現れる日が来るかもしれない。
まあ、来ないかもしれないけど。
>>454サンクス
やっぱブルーバックスが定番か
しかし俺の理解力では中盤から分からなくなる事が多いんだよな・・・
読書好きの友に伝えたいんだが
ヒッキータイプなら博物館とか美術館巡りを
趣味に加えるのを薦める。
おれ30過ぎるまで行動範囲が図書館、吉野家ぐらいまでで
止まっていて、あまりにもつまらない人間すぐるので
なんとかせねばと思ってた。
で、博物館とか美術館なら基本キモ系、地味系が多いので
俺みたいなガラスのハートな人間でもすんなり入れた。
静かだし、展示物の説明を読んだり活字好きにはおぬぬめ。
地味そうな一人女性とかいるし、声かけてみようと思う。
30過ぎていろいろ焦ってきた。
似たようなニート孤独駄目がいたら参考にしてくれ
半ニートだが、でもお高いんでしょ?お金ない
最近小説の文章が間延びしているように感じられる
詩を読んでからは一層強くそう
んで実用書をってことで、今は洋書のgrammar in useシリーズを読んで解いてる
intermediateから初めて3ヶ月目にしてadvanceの半分辺りまで来た
現実逃避と言う負のエネルギーってここまで活かせるんだなって、ちょっと感動。。。
461 :
名前は誰も知らない:2011/06/12(日) 05:18:55.41 ID:z2cDHBdPO
博物館や美術館の入場料なんて高くても1000円くらいだったかな
昔よく行ったな
田舎だけど近隣の市にいい美術館があるんで久々に行ってみるか
>>459 女なんて基本しょーもないよ。性欲に振り回されてるだけ。
そんな邪念は消して達観した後の方がよほど趣味に充実できる。
まぁ達観する為に一定の時期必死こいて人付き合いしてみるのも通過儀礼かもしれないが。
読書と関係ない話だろ
まぁ、多少の脱線ならいいが全く本に因んでない
じゃ長谷川夫妻の話でもしよう
そう言えば夜間飛行去年初めて読んだな
グレートギャッツビーも
夜間飛行は良かったがグレートギャッツビーはな
>>464 ごもっともッス。
最近は去年話題になったはやぶさの本をいっぱい読んだ。
よくもまぁ1年でこんだけ出てるもんだと呆れるくらい出ててビビった。
萌衛星図鑑なら見た
気まぐれ美術館シリーズ全部文庫で読みたいお
>>460 いや1500円前後だよ。外食一回我慢すればおk
>>463 いいたいことはわかるよ。ただなにも起きずになにも無くて
老けていくのは最大の屈辱だと思うんだ。玉砕しまくりのほうが
後々ぜったいに笑い話になるんだ。
あと博物館好きだしw
>>464 脱線すまぬ、読書に絡めるなら博物館や美術館を出た後の
おみやげコーナーに図録とか並んでるよ。
おれ結構図録とかめくるのも好きだな。
難しい本ばっかりだと読書がいやになるから
左脳使う本と右脳使う本両方楽しんでるぜ
俺も荒木経惟の写真展行って本買って帰ったことあるよ。一人でそういうの見て写真集とか買って帰るのはいつもとは違った感覚が得られていいものだね
>>471 そうそう。
あとは大きな公園とかで本読むのも好きだな。
俺活字好きだけど部屋での読書が
どうも苦手らしいw
あとは、家の庭にちょっとした倉庫があって
そこに本を置いてるんだけど、倉庫で本読むと
なんか落ち着く・・・
部屋だとついついパソコンをたちあげてしまう
美術本を予習で読んだりするようになったりね
>>470 そうなんだ、本二冊買うぐらいの感覚ね
おれはアパート暮らしなんだが、ゆっくり本読む時はブレーカー落してる
冷蔵庫の音やテレビのキーンって音がどうも気になって、そうすればパソコン起動する気もなくなるし
「大学時代しなければならない50のこと」中谷彰宏読んだ
やってない1割をどうにかして潰す
477 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/12(日) 22:01:23.76 ID:9MD0cGwbP
中谷彰宏ってまだ大学生とかに影響力あるんだ
>>475 >本二冊買うぐらいの感覚ね
ぐぬぬ・・・
こんな発想出てこなかったな。
俺は食うことがまず思い浮かんだw
まぁ博物館とか歩き回るのが好きなら楽しいお^^
うざいキャラですいません・・
素がこんな感じなもんでorz
とりあえずロム戻ります。
>>471 アラーキーはエロい写真撮影する人ってイメージしかなかったが
あるスチール写真見て凄いと思って撮影した人みてみたらアラーキーのサインがあった
凄い人なんだってそこで知った
ちょいと脱線だが
>>475 >ゆっくり本読む時はブレーカー落してる
明かりはどうしてるの?
両目から光線
四畳半神話大系面白いよ。おまえらにもオススメ。
>>477 タイトルで買っただけなので著者のことはよく知りませんでしたw
影響力はどうでしょうねー私が無知なだけ?w
でも経歴華やかな人だというのは分かりました
漫画だろ
尼でレビューしてる奴らって評論家にでもなったつもり?
そういう人は豊崎由美の「ニッポンの書評」読むと楽しいんじゃないかな
公園で本読むとか、不審者にならない?
どんなとこだよ
>>488 読めるけど周りが気になって仕方ない
若い女性が文庫本片手になんて画になるんだけどな
周りの目や雑音が気になる&
程よい日陰か曇りじゃないと読みづらい
等々でなんだかんだで自宅が一番
ガルシアの、百年の孤独、は読んだ?
どう?
面白いが難解でもある。
あるていど文学的素養が求められるかもね。
そうかなあ
あれはストーリーテリングが巧みな「物語」で、難解な部分はちっともないと個人的には思った
マジックリアリズムを受け入れられるかどうかについては難解さのハードルがまずあると思われ。
難解だとは思わないけど、好きでもない。
本屋でぱらぱらと読んだだけだが
女性作家の本を軽く立ち読み
なんとなく星新一の臭いを感じたらあとがきに星新一を最近読んでると作者が
なるほどね
>>491 桜庭一樹が絶賛しとる!
最新作にもタイトル出しとる!
百年の孤独にはどんな思想みたいなものがあるの?
>>498 僕はまだ読んでないけど桜庭一樹ファンなのでいつか読みたいな。
あま、あまり当てにならないかもしれないけど、
Amazonのレビューを見ると面白いよ。
桜庭一樹の自宅の本棚好きだなぁ
思想なんて考えなくていい
ただマコンドの村の盛衰を楽しめば吉
小説で思想ばっか読み解いてたらバフチンさんに殴られるぞ
いま、でけえオナラをした。
ところが、匂いがリアルなんだよな。
で、パンツの中を見たら、うんちが飛び出てた。
どう思うね?
俺も歳かな・・・。
浅田次郎も同じ過ちを犯してたと勇気凛々のエッセイで書いてたな
どっちのことか判断に迷う書き込みはやめろ
ちょっと笑ったw
507 :
504:2011/06/17(金) 19:03:10.08 ID:DuCjTpvr0
桜庭一樹はアジェンデ好きなんだから精霊たちの家の文庫化叫んでほしい
国書や河出もいいけどまあ高くてね
日常の意識を根底から覆すような書物はある
だけどその存在を知らないほうが幸せなんだろうなと思う
殉教カテリナ車輪読了
>>509 あなたにとって日常が覆された書物は何ですか?
孤高の人読破。
登山してみたくなったわ。
513 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/19(日) 00:23:54.64 ID:1Q2JUjbIP
精神科医・高岡建の本を読んでる
この人は俺と近い思考をしている
横溝正史に今更ながら嵌った
こんな世界に生まれたかった
515 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/19(日) 01:43:17.39 ID:1Q2JUjbIP
裏日本の田舎って今もあんな感じなんじゃないの?
八ツ墓村が一番好きだな
次点で悪魔が来たりて笛を吹く
横溝正史はたぶん一番好きな小説家
517 :
名前は誰も知らない:2011/06/19(日) 02:15:03.85 ID:amVePQCc0
夏目漱石のそれから読んだ。
100年前のまんまニートがそこにいた。
なんでも三四郎、それから、門と三部作らしく、
次は三四郎読むわ
>>516 八ツ墓村いいねえ。
冒頭の部分で主人公が無事に生き延びたことはわかるんだけど
あれだけハラハラさせながら読ませてしまうって凄いと思う。
春代姉さん大好きだ。
春代の激情の章がいいな。
三四郎、それからと門は三部作なのにも関わらず、人物の名前と他の設定が全く違っているな
正史は草双紙趣味炸裂の「鬼火・蔵の中」なんてのもいいよ
ハゲタカ原作読んだー
ドラマとぜんぜん違え、外国人組がキャラ立ちまくり
仕事の時の鷲津の凄味が文章からビシビシ伝わってくる
524 :
名前は誰も知らない:2011/06/19(日) 11:46:50.97 ID:8pdxLM580
加藤文元『ガロア』(中公新書)読了
疲れているとき、頭を使わずに読める本は有難い
横溝正史が一番好きだなんて言ってしまったけど
よく考えたら金田一シリーズ以外読んだことなかったわ
で、君たちは小説、書かないの?
「三四郎」夏目漱石読んだ
明治時代も時代の変化はすごかったんだなってのを実感
探偵で好きなのは
1位ポアロで2位が金田一だな
ホームズの良さは全然分からん
530 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/20(月) 00:27:16.72 ID:OjCnoaeTP
「彼岸過迄」は最初に読んだ時(18くらい)
俺のこと書いてるのかと思った
531 :
名前は誰も知らない:2011/06/20(月) 00:31:39.07 ID:yVR9GpcoO
今、色川武大読んでる。なかなかイイよ。
532 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/20(月) 00:32:59.73 ID:OjCnoaeTP
自意識や劣等感が強い一人目の「自分」がいて
そいつをメタ的な視点で見つめるひたすらに退屈なもう一人の「自分」がいる
>>532的なことが彼岸過迄に書かれているのか?
だとしたら読みたくなった
534 :
名前は誰も知らない:2011/06/20(月) 00:57:21.01 ID:Qz5VCKJlI
ゴールズワージーの林檎の樹を読んだわ
三回目だけど普通に楽しめた
中一のころとはまた違った印象
ゴールズワージーはいいな
短いんだけど物凄く滋養がある
536 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/20(月) 01:11:30.57 ID:OjCnoaeTP
>>533 まあそんな感じ
主人公が狂言回しになって周りの人間から体験談を聞いていく
というような話
漱石といえばいまだに吾輩は〜が傑作扱いされてるのが分からない
一つ一つの章は傑作だけどいくらなんでも長すぎる
自分が本に求めてるものや、読書ペースが合わないってだけかな
538 :
名前は誰も知らない:2011/06/20(月) 02:11:30.79 ID:Qz5VCKJlI
>>535 わかってくれるか
丁寧だよね何もかもが
すいませんアドバイスください。
一話が30ページぐらいの短編集が性格にあってるんで
短編集の名手的なお勧めがありましたら教えてください。
希望としては日本人作家かアメリカ人作家で。
星新一とか結構好きですがSF以外もお願いします。
>>527 くだらねえこと聞きやがってよ!
読書が出来なくなっただろ!
責任取れ、タコ!
志賀直哉は
やっぱアメリカの短編作家といえばポーやオー・ヘンリーじゃない?
>>540 日本人ならこのスレでもお馴染みの町田康かな。特に「権現の踊り子」がよかった。
読みやすく、可笑しく、やるせなく。落伍者の哀愁を書かせたらほんとに名手だと思う。
>>538 俺も十代の頃旅行中に読んだんで、ものすごく鮮烈に刻み込まれてるよ林檎の樹
デヴォンシャーの娘だっけ?その子との交情、そして運命のいたずらによる別離の切なさ、それを取り巻くイングランド南部の自然描写が美しい
映画も良かったな
>>543 近代文学ですね。参考にします。
>>544 推理小説でしょうか。図書館で見かけたら一度手にとってみます。
>>545 町田康。よく見かける名前ですが今までぬるーしてました。参考にします。
>>540 菅弘江の「雨の檻」。SF短編。
メジャーすぎるが池波正太郎の「鬼平犯科帳」と「剣客商売」
----気に入った本のコマーシャルコーナー-----
「閉ざされた言語空間ー占領軍の検閲と戦後日本」著者・江藤淳
さきの大戦の終結後、日本はアメリカの軍隊によって占領された。
そしてアメリカは、占領下日本での検閲を周到に準備し、実行した。
それは日本の思想と文化とを殲滅するためだった。
検閲がもたらしたものは、日本人の自己破壊による新しいタブーの自己増殖である。
膨大な一次資料によって跡づけられる、秘匿された検閲の全貌。
>>540 ホーソーン短篇小説集 (岩波文庫、坂下 昇訳)
漱石さん人気っすねw
三部作コンプしたら
>>530の彼岸過迄に挑戦してみようかな
まずはそれからと門よまないと ちなみに
>>517とは別人
扶桑社からルパン三世の小説が出たね。
読みたい。
大沢在昌とか有名作家がオリジナル書いてる。
どんなルパン三世になってるのか知りたい。
554 :
540:2011/06/22(水) 00:08:07.81 ID:JCMDoogB0
>>548>>550 レスありがとです。
参考になりました。
どうも本1冊読むとなると残り200ページだ
とか義務感が強くなってしまうんですよね。
丸々1冊楽しめる人はすごいと思う。
なんでたいていは科学とか歴史の本とかで目次を開いて
面白そうな章を読むってかんじ。
で、小説も読まないといかんなーって思って短編なら
義務感じゃなく楽しめるって気づいたわけです。
555Φ
557 :
名前は誰も知らない:2011/06/22(水) 06:55:56.20 ID:oXqgemgI0
ネット上での表現の匿名/実名について語っている本ってある?
「匿名はけしからん!なぜなら発言に責任とモラルが欠如しがちで内容も低質になりがちだからだ」
とか
「実名だと気安く書き込めなくてよくない!」
とか、そういう事に関する論点が整理されているようなの。
558 :
名前は誰も知らない:2011/06/22(水) 07:01:05.53 ID:oXqgemgI0
559 :
名前は誰も知らない:2011/06/22(水) 09:14:58.48 ID:Ee3+usUv0
>>557 ちょっと趣旨ずれるかもだが、最近刊行されたところで。
豊崎由美『ニッポンの書評』(光文社新書) 。
荻上チキの「ウェブ炎上」ってのもあるな
というかネットの実名/匿名性に関する議論ならネット上を探したほうが実り多いんでない?
562 :
名前は誰も知らない:2011/06/22(水) 22:06:49.92 ID:XrnKGi+O0
東野圭吾の「秘密」読んだ
ラスト見て少し呆然となった
すげえ小説だなあ
「西南シルクロードは密林に消える」もまだ途中だがなかなか
「都市伝説セピア」もよかった
>>527 20行くらい書いた事あるけど、あまりの支離滅裂な文と意味不明な幼稚なストーリーで、恥ずかしさに卒倒して、
PCの椅子から転げ落ちて床に3回転くらい回ったあげく、立ち上がった瞬間にワードに書いた文章を速攻で削除した。
もう2度と書かん。
俺は小説家になるつもりだ
565 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/23(木) 00:16:00.40 ID:U4EBqA73P
小説を書く時に困るのが
細部をリズミカルに描写するテクニック
チャールズ・ディケンズのHARD TIMESおすすめ。
すこしだけ救いが見えてくる。
>>563 それはいきなりまったくの創作から
はじめたからでない?
だって完全な創作は人生経験とか豊富じゃないと
おもしろい話かけないと思う。俺なんて女と付き合ったこともないし
図書館と吉野家がホームグラウンドな男だし。
なんで、書くとしたらまずは歴史小説とか伝記小説みたいに
ストーリーの大枠は決まってていて自分なりに味付けしていく?
みたいなのがやりやすいと思う。
俺は小説1冊は書いてみるぜ!
マジレスするとプロット考えてから書けばええやん
プロット考えずに書いてる作家もいるけど、そういう人はもう次元が違うし
こんなデカいオナラなら火を付ければ飛べるかもしれん。
アパートの住人全員にオナラは聞こえてる。
その自信はある。
それほどのデカいオナラだ。
でも、そのうち実が出るよ、絶対。
そのときは叫ぶ。
「実が出た!」ってね。
精神分析、心理学、心の病の本が良いぞ。
俺たちなら少なからず思い当たる節があるはず。
あとはナチスドイツ、ヒトラーに関する資料を集めたような奴とか、
「自己啓発」の本。やはりこれ無しでは、
俺たちは読書してると言えないかもな
具体的に書名を挙げろやks
しかし、アパート全体に響きわたるくらいのオナラばかり出る。
人間ってこんなにデカいオナラが出るんだな、正直、驚いてる。
でも、そのうち実が出る。
そのときは、諦めるよ。
その報告はいらないです
574 :
名前は誰も知らない:2011/06/23(木) 21:04:11.96 ID:11CSk1Aq0
ネット上の匿名/実名について、2ちゃんねる上の韓国人差別やZ武ネタやAA(警察アート)
と関連して書いているような人っている?
575 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/23(木) 21:35:02.63 ID:U4EBqA73P
押入れから噂の真相と共に長距離走者の孤独が出てきた。高校生の時、薄手の本だからと白夜と一緒に買ってきた。
くだらないですが真剣に悩んでます。マジレスお願いします。
昨日、独り暮らしの知り合いのアパートで晩ごはん食べたのですが、炊いたごはんを茶碗に入れる時、とても怪しかったんです。
台所で知り合いが炊いたごはんを茶碗に入れてる時、僕がいる部屋とつながるドアをバタンと閉めました。何か見せられないような事をしてるのでは?と思いました。
そして知り合いが茶碗に盛ったごはんを持ってきました。別の知り合いが持ってきた唐揚げをおかずにしました。その問題のごはんなんですが、食べ進んでいくと
中に赤っぽくなってる部分がありました。これはもしや独り暮らしの知り合いはエイズで茶碗に入れる時僕に感染させるためにごはんに血を混ぜたのでは?と思いました。
ですが、ごはんをご馳走してもらってるのにそんな事を言ったらものすごく失礼なので何も言わず残さず食べましたがやはり心配です。
知り合いはそんな悪い奴には見えませんが僕を殺そうとしてるのでしょうか?
薬袋とかいてミナイと読む事を知った
英語の薬袋ならお世話になった
582 :
名前は誰も知らない:2011/06/25(土) 19:13:24.64 ID:EDlLNPZV0
梶井基次郎の「檸檬」からほとばしる孤男臭
あれは孤男っていうより、そういう年齢なんだろ
近所の本屋で、明後日くらいまで10%のポイントがつくんで、
とりあえず昨日文庫本2冊買った。でも1割引って微妙だな。
漫画雑誌中心に買い物カゴ一杯買ってる人とかいたけど。
「それから」夏目漱石よんだ
>>517さんの言う通りニートっちゃニートなんだけど
道徳と我欲の葛藤が面白かったかな
100年前から不倫は文化だったんですかねw
>>585 ノンフィクションなら三菱銀行立て籠り事件。
幻冬舎文庫本より晩聲社版の方が、犯人の自室写真など資料が充実している。
犯人も弧男だよな。
588 :
名前は誰も知らない:2011/06/26(日) 09:17:56.88 ID:4VhtCgez0
夏目漱石は俺からすると結構難しい言葉が出てくるんだが
なんか美しいというかかっちょいい文章書くなぁ。
「暗窖の裡」なんて言葉ググっても「それから」以外出てこんわ。
ノンフィクションなら「閉された言語空間ー占領下の検閲と戦後日本」
漱石読みながら横には広辞苑おいてますw
>>588 ありがとうございます
今読んでみましたけれども平岡が最後手紙を送った理由はそういう解釈だったんですねえ
私は理解できてませんでしたw
592 :
名前は誰も知らない:2011/06/26(日) 19:48:05.14 ID:bOur41QqI
カポーティの草の竪琴
二周目に入った
最近新しい本読んでないな
593 :
名前は誰も知らない:2011/06/26(日) 20:38:42.04 ID:553kurVV0
紀行文はかなり読んでるな
東南アジア、インド、アフリカものはおもろいのが多い
>>460 まあ原稿料とか色々あるんだろうけど、今の作家は、キーボードでタイピングして書くから
文章が長くなると、何かで読んだ。 何で読んだかは覚えてないけど。
>>593 昔読んだアフリカで寝るってのが面白かった
インドなんて二度と行くかボケ
日本人には水が合わないらしいですね
おしいけど・・さくら剛かな
ガンジャはやった?
601 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/27(月) 21:36:09.28 ID:m2nc2rtfP
ゴア行ってみたい
星新一を読んでる
和む
「躍進する新興国の科学技術」読んだ
他の国と比べることで日本の科学がいかに良い環境にあるのか分かった
土井隆義さんの
「「個性」を煽られる子供たち」「キャラ化する/される子供たち」「友だち地獄」は
ゆとり世代論における名著
DQNネームに関する論考って読んでみたいなw
606 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/27(月) 23:34:54.94 ID:m2nc2rtfP
「個性化」「キャラ化」ってのは第二次産業から第三次産業への構造のシフトチェンジに起因するものであって
教育ってのはそういう変化の後追いをしているだけなんじゃないかと思うけどね
607 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/27(月) 23:38:29.19 ID:m2nc2rtfP
>>605 そもそも「命名」なんてもの自体が
その当時の社会風俗の状況に影響されている
例えば男の子に「大地」なんていう名前をつける親なんてのは30年前には今よりずっと少なかった訳だね
そんな当たり前のことは別にどうでもいいんだけどね
609 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/27(月) 23:44:30.75 ID:m2nc2rtfP
「個性化ということに関して付け加えれば
そういうものに対抗して「「らしく」しろ」なんて言う風に教育することにも(全く無意味とは言わないまでも)限界がある
所詮「〜らしく」というのも功利主義的に社会から要請される「キャラ」の形態の一つに過ぎないのだから
勿論同時に「自分らしく」という教育にも限界はある
なぜならそこで奨励される「自分らしさ」や「個性は」はあくまで「それをライフスタイル、キャリア形成、社会貢献にどう活かすか」という
また一つの社会からの功利主義的要請に過ぎないのだから
うーん、頭でっかちにならずに土井さんの著作読んでみてよ
最初2つの本は岩波ブックレットで500円くらいで売ってるから
両方とも70pぐらいの小さな本だけど内容はそこらの新書なんかより断然濃いよ
小説や思想書を読んでもあまり役に立たない事に気付いた。
>>611 それはその通りだが、じゃあ逆にどんなものだったら役に立つの?
>>612 サザエさん。
道徳心が養われる。
素晴らしい作品だよ。
文学なんざ糞の役にもたたんよ
ただの娯楽
615 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/28(火) 00:29:14.94 ID:FDOt2wZYP
役に立つから読むのではなく
読むよいう行為自体に快を感じるから読むということを忘却してはならない
なんで普通に「忘れてはならない」って言えないのかな
価値多元化を背景として自分にとって都合のいい意見でしかないものを是とする風潮が
少なくともこの国の中では蔓延ってきたな
618 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/28(火) 02:01:35.49 ID:FDOt2wZYP
まあそんなものは圧倒的な現実の前に容易く吹き飛んでしまうんだけどね
619 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/28(火) 02:15:59.97 ID:FDOt2wZYP
30年代の社会主義者
40年代の軍国主義者
60年代の大学生
90年代の日本的経営者
620 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/28(火) 02:16:55.08 ID:FDOt2wZYP
80年代のプログレ・ミュージシャン
と言ってもいい
621 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/06/28(火) 02:26:11.56 ID:FDOt2wZYP
もし「価値観」というものが普遍的であるとするならば、
そこに「価値観」などというものは存在しない
「価値」とは「現実」の派生物に過ぎない
要するに構造主義の弱点は構造を解釈してしまってることね
>>613 いじわるばあさんは?
長谷川町子絵上手いよね
ペダンチック野郎はもうちょい自重してくれんかね。少しくらいならいいが。
八つ墓村読んだ
ブスのヒロインが美少女になってたのは八つ墓村だっけか
初めて読んだ時は興奮した
第一印象が醜い娘だったのにまさか結婚するとは
典ちゃんかわいいぜ
まぁ、 自分との対話でしかなかいらな。 吉野家氏の言うとおりそこそこの
リアルな体験がなければ面白くもなんともないかもな。 人それぞれ違うわけ
だし役に立つなんて愚問でござるよ。
まさかこの中に、すごく弱ってる時に加藤諦三のこころの休め方読んで、具合悪くなった奴はいないよな?
あれ以来、心理学者の本は読まなくなったわ。
ってか、村上春樹をいまだに読んだことが無いので、そろそろ読もうかと思う。
まあ、俺も例の組織の一員なんで、買いたいのはやまやまなんだが、図書館で借りる事にするわ。
けど、田舎の図書館でやばいくらい品揃えが悪いんだよな。
村上春樹なんてブックオフで100円で売っているだろう
『世界の終わり〜』がオススメ
>>630 斉藤茂太はよく読むけど、加藤諦三は読んだことないなぁ・・・
弱ってる18だけどオススメあれば教えてください
今はツァラトゥストラを再読していますが遠いです
横溝正史作品大好きだけど
獄門島は過大評価されすぎだ
>>633 カーネギーの『道は開ける』は読むべき
自己啓発の古典的名著
実例と共に解りやすく書かれていて、繰り返し読む度に気付く事がある
繰り返し読んでボロボロになったんで二冊目を購入したよ
欧米純白
まだ下巻の途中だけど、タイトルの由来を知って戦慄したわ。
>>633 文学だけど遠藤周作の沈黙と悲しみの歌
後者は海と毒薬を併せて読むと良し
辛くて重いが、日陰者のより善き在り方の話、だと俺は思ってる
トルコのもう一つの顔、読了
親日国トルコの言語、宗教を基礎にした民族統制の実情をこれでもかと抉った本
著者は言語学者の方で、ただの学者の旅行記として読んでも面白いのだろうがいささか刺激的過ぎる
日本が平和ボケしすぎているだけなんだろうなあ
>>635 読んでみようと思います
ありがとうございます
>>637 沈黙と侍は読みました
今の僕の神や隣人への志向は逃避的である自覚を持っていますので
後者二冊を読みながら考え直してみようと思います
ありがとうございます
639 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/07/01(金) 20:57:07.92 ID:vsKwHuImP
伊藤計劃「虐殺器官」
決して駄作ではないが、まだまだ物足りない
640 :
名前は誰も知らない:2011/07/01(金) 21:02:24.58 ID:Wg+joZx8O
>>630 マドモアゼル愛、加藤諦三は高校生の頃によく読んでいた。
642 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/07/01(金) 21:16:43.04 ID:vsKwHuImP
2009年だね
哲学者ディオゲネス世界市民の原像読み終わった。
通貨変造によりシノペを追放された彼が何故アテネの人々から「犬」と呼ばれるに至ったか
そして彼の活動目的、自足すること、上下逆転、とはどういうものか
彼の構想する世界市民とはいったい如何なるものなのか
様々な逸話が残るディオゲネスの現像と思想を徹底究明していこうという本
644 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/07/01(金) 22:27:40.17 ID:vsKwHuImP
「虐殺器官」はジョン・ポールの動悸が「核爆発によって妻と子を殺されたから」ってのがショボいよなあ
「些細な音やリズムが人々を虐殺に駆り立てる」のなら、ジョンポールも「そういう音やリズムを偶然感知してしまった一人」ってことでいいじゃんか
この物語の理屈で言うと「配偶者も子もいなくて社会に特に関心も無い孤独な奴は虐殺者にはならない」ってこと?
645 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/07/01(金) 22:28:15.09 ID:vsKwHuImP
「動機」ね
646 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/07/01(金) 22:44:46.50 ID:vsKwHuImP
「そこいらの人間」が「些細なリズムや音で人を殺す」のに対して
「主人公やジョンポール」は「ドラマチックな悲しみや喪失感から人を殺す」ってのは
作者自身が「人は理解可能なものにしか共感し得ない」という事実に対して無自覚になっているからじゃないか?
これじゃ黒沢清の「CURE」にはちょっと及ばない
だまれ気違い
モーパッサン初めて読んだんだけどけっこうきついもの書くね
「女の平和」アリストパーネス読んだ
戦争を止めるためにこんな手段があったとはw
>633じゃないけど、カーネギーの道は開ける読んだ。
読みやすいし悪くはないけど、
前に読んだ小さいことにくよくよするな とか
チーズはどこえきえた? などの一時期売れてた
自己啓発本と被ってたかな。こっちがはやいんだろうし、
こっちを先に読んでたら衝撃的だったかも。
デール・カーネギーとナポレオン・ヒルを読むと、他の自己啓発本がほぼ亜流(と言うかリライト)に思える。
資格の勉強しないといけないのに
その辺で買ってきた文庫本読んでるわ
勉強で読む参考書は全然ページが進まなくて苛立ってくるね
一緒だw
同じく
スラムドッグミリオネアの原作本なかなか面白い
656 :
名前は誰も知らない:2011/07/04(月) 03:33:02.52 ID:TD+AkP/z0
あげ
国家債務危機/ジャック・アタリ
半分ほどまで読んだ
文明、国家の歴史は貸した金返せよな歴史なんだということが判りすぎるほど判る
(借金する>戦争する>略奪する>借金返す) ×n > 踏み倒す
の連続技が世界各国至る所で繰り返される、歴史はクソゲーのリプレイなのか
暴力的に図体がでかい国は概ね照らされて拡がった影でしかないという悲劇
そしてデフォルトはスペインのお家芸だった
>>655 インド人が書いたやつだっけか?
あの人大阪の領事館の総領事やってたころに会ったことあるけど
いまも総領事なのかな?
映画では制作費出すインド側の要望であの踊りまくるシーンがあるらしいね。
どんな意味があるんだろうね。何かのプロパガンダなんだろうか?
>>655 原作でも踊りまくってんの?
「門」夏目漱石読んだ
心の救いを求めても結局は自分で道を切り開くしかないってことですかね
これで三部作コンプリートですので
>>551の宣言通り彼岸過迄に進んでみます
>>652 同じく
ちなみにみんな何の資格?
こっちは宅建
662 :
名前は誰も知らない:2011/07/06(水) 13:37:29.69 ID:C4kj0OSnO
663 :
名前は誰も知らない:2011/07/06(水) 15:16:26.28 ID:C4kj0OSnO
>>660 それから を読もうと思うんだけど三四郎から読まないと話が分からない?
>>661 うわ、俺も宅建受けるわ
去年落ちてるから今年はがんばんべぇー
666 :
名前は誰も知らない:2011/07/06(水) 21:42:10.11 ID:NbFC2SWX0
>>664 大丈夫だと思いますよ
基本的には三部作どれもそれぞれ一つの話になっているのでどれから読んでもいいかと思います
主人公の名前も全部違いますしね
俺もやらなきゃ行けない事あるんだけどなあ。
ここでぶちぶち何か時間潰してしまう…
今日借りてきた本は、高次脳機能障害とADHDのと現代思想と無名っぽい作家の人の本
アスペルガーとかADDとか何が何だか、区別がついてないのでとりあえず片っ端から読んでみることにする。
このスレに「餓狼伝」愛読者はいないのか?
671 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/07/06(水) 23:23:39.89 ID:XC8YaC4KP
板垣版は読んでた
672 :
sage:2011/07/06(水) 23:32:45.87 ID:OoC5U1nt0
ノルウェーの森読んで勃起した。
学年の頃に使っていた、材料工学と物理の本を読んでみたら、細かい字で予備知識やら試験範囲の書き込みがしてあった。
ノートを持たずに授業に行ってたな。
今さら池上彰の伝える力買ってきた
主張主義はともかくとして、分かりやすいなこの人の本
良くも悪くもNHKらしい人
夜歩く読んだ
カーと横溝のどっちの夜歩くだよ
横溝
今の時代にカー読んでる人はそんなにいないし。まあ物好きな古い本格ミステリ愛好家だけだろ
一応書いておかなきゃと思ったが、俺はカー大好き。どっちかといったら露骨な怪奇趣味よりドタバタ喜劇っぽいところが笑えていい。
横溝ももちろん好きだが
カーやらポーやらヴァンやらも読んでみたいな
カーの黄色い部屋の謎のトリックのどこがすごいのか未だに不明
突っ込みどころが複数あるが釣りなのか本気なのか分からない
カーじゃなかったな間違えた
>>681 ポーはぶっちゃけつまらんからやめといたほうがいい
古典ミステリーはアガサクリスティとエラリィクイーンだけ
読んどけば別にいい気がする
普通の人ならそれでOK
面白い小説に出会うと幸せな気分になれるから
そういえば時間を忘れて活字をむさぼるほどの
本に最近出会ってない
時間を忘れて読んだといえば
真保裕一の「ホワイトアウト」
十角館の殺人読んだ
と見せかけて読んでない
のは嘘で読んだ
池井戸潤おもしれえ
真保裕一の本ははずれがない
はつかねずみと人間買ったわ
真保裕一か・・・
奇跡の人だっけか?アレぐらいしか覚えてない
696 :
名前は誰も知らない:2011/07/09(土) 15:44:46.44 ID:omoWKplf0
日本三大奇書の一つ「ドグラマグラ」ww やべえw頭おかしくなりそうww
697 :
名前は誰も知らない:2011/07/09(土) 16:28:24.67 ID:/BIDTV6wO
悪人
698 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/07/09(土) 16:31:20.68 ID:rIkqPCGEP
「ドグラ・マグラ」ってそんなにおかしな話だっけ?
自分にとっては「生きるヒント」「発想のヒント」を与えてくれた作品
699 :
名前は誰も知らない:2011/07/09(土) 16:35:47.57 ID:MpuslZIhO
夏への扉がおもしろかった
悪人まだ読んでないや
流行り物嫌いをどうにかせんと
>>699 ハインラインか・・・
あのオッサン顔に似合わずろまんちすとだよなぁ
○○が面白かった(小学生並の感想)
夢野久作『瓶詰の地獄』(角川文庫)読了
地獄はいつも人間自身の内部に見出される
表題作は20頁程度の短編ながら強い心象を残す傑作
ルソオの孤独な散歩者の夢想ってどう?
開高健の『日本三文オペラ』今さらながら読み終えた
エネルギッシュというか文章も油でギトギトした感じ
ホルモンで焼酎飲みたくなったw
世界史(現代史?)の勉強をしないとやってられなくなってきた
大学入試の本とかざっと見てみたが、あんな細かくなくていいんだよなぁ
人物名見て大体他人との関係と何したかがわかればいい
世界史は必修だろ
授業中何やってたの
708 :
名前は誰も知らない:2011/07/11(月) 20:12:13.70 ID:p95oOF1/O
本読んでたんだろ
709 :
名前は誰も知らない:2011/07/11(月) 20:55:53.21 ID:ce2/MRi3O
中卒なんだろ
710 :
名前は誰も知らない:2011/07/11(月) 20:59:06.89 ID:8w3bKeDeO
711 :
名前は誰も知らない:2011/07/11(月) 21:08:52.53 ID:DR+MadWl0
山川出版詳説世界史研究全暗記の刑
ちょうど世界史が必修じゃなかった(学校側が誤魔化してた)世代で知識が薄い
高校中退してんだよ。今は大学生だけどな
ノンフィクション読んでたら世界史用語みたいなんよくでてくるじゃん]
やっぱ用語集座右において教科書読み解くしかないかー
腰が重い
心配するな
俺は日本史履修しなかったが、それほど不都合はない
世界史の中に日本史も入ってるし
715 :
名前は誰も知らない:2011/07/12(火) 23:40:54.54 ID:sHCkD4ZDO
北野勇作のかめくんとか空漠とかなんで何処にも売ってねぇんだよ…
かめくんなら我が家にあるが・・・
古本屋はめぐったか?
あの夏目漱石の…とかあの伊藤博文の…とか普通に
読書する上での前提知識としてある場合が多いから
学校の勉強は大事だったと今更後悔してる俺
工学の本読んでもまず専門用語が分からないから苦行の時間が長い
そんなの大人になって勉強し直した時の方がよほど身に付くよ。
やらされるんじゃなくて自分から興味もって勉強する方が。
教科書レベルの概要ならネットで簡単に調べがつく時代だし。
だね。受験みたいに一字一句暗記する必要なんてないし
自分のペースで楽しくやればいい。最高の娯楽だ
720 :
名前は誰も知らない:2011/07/13(水) 03:24:35.73 ID:eDwoepzu0
酒見賢一の後宮小説って面白そうだ
721 :
名前は誰も知らない:2011/07/13(水) 04:04:43.75 ID:AmYW1cUi0
世界史も日本史も政治経済も社会に出てから勉強したが
やって本当によかったと思ってる
723 :
名前は誰も知らない:2011/07/13(水) 06:18:09.82 ID:Tc68VmfuO
心弱きときの活性の糧 光人社NF文庫
721ではないんだけど、会社の同年代がはまってるものに比べて良かったと思ってる。
実生活の役に立った訳でなく金銭面において
最近小説を読む気がしなくなった
それからと異邦人借りてきたがどうも読む気がしない
726 :
名前は誰も知らない:2011/07/13(水) 22:50:24.52 ID:AmYW1cUi0
>>722 あらたまって訊かれると具体的にどうとは答えにくいのだけど、
全てにおいてものを見る目に厚みが増したような気がする。
歴史の知識がないからと敬遠していたものにも挑戦できるようになった。
それとどうでもいいことだけど、クイズ番組の社会系の問題には
高校レベルの知識で大部分答えられることを発見した。
>>725 インターネットしてたら、活字読む量が半端ないからな。
一人2行か2行だけど、読んでたら膨大な数だし。
あと小説は、活字から自分なりにイマジネーションしなきゃならないから
結構疲れるんだよな。
生まれた時から、テレビがあるから、映像を受動的に見るのは慣れてるんだけど、
小説は慣れるまで疲れるな。
ネットとか全部遮断したら、読めるようになるかも。
>>726 あの手のクイズ番組だけど、本当にどうでもいい
どうせなら大学生や研究者レベルのクイズを出してくれ
芸能人は誰も正答できないだろうけど、回答者にも専門家を揃えればいい
ああいうクイズよりも歴史上の人物を追ったドキュメンタリーみたいな方が好き
>>725 おれも少し前に小説読む気しない状態になった
そのかわり日本や海外の歴史書、宗教、神話、ノンフィクション系に限って貪るように読めた
ジャンルを変えるのもおすすめよ
神話とかきめえ
えっおもしろいだろ・・・
歴史と宗教と神話の知識は、ちょっとした文学を理解するための必須要件だろう?
ポンコツ小説しか読まない人には不要だけどね。
うわぁ・・・
735 :
名前は誰も知らない:2011/07/14(木) 02:26:07.00 ID:rywkJVfWO
ギリシア神話がきもいってヨーロッパ文学を否定してるに等しい
こいつはアホ
神曲とかは宗教の知識が無いと難しいのかもしれん 半分くらいまでしか読んでないが
どっちも極端すぎだろ。なんで他人を見下したがるかね。
738 :
名前は誰も知らない:2011/07/14(木) 05:10:50.53 ID:DWnLJ6z8O
今日我生きてあり
自称読書家ってのはどいつもこいつも偏屈だな
740 :
名前は誰も知らない:2011/07/14(木) 14:47:36.69 ID:s7vV+cLoO
>>716 神保町探してから本の案内所とかいうの見つけてそこで検索かけたら何処にもなくて受けて力尽きた。
亀探偵とどーなつとどろんころんことメイドのやつ以外見当たらねぇ。
かめくん昔読んだけどどうってことなかったけどな。もちろんそういうのは俺の個人的なものでしかないけど
Amazonの中古ならごく普通の値段で買えるぞ
水車館の殺人読んだ
743 :
名前は誰も知らない:2011/07/14(木) 22:05:58.86 ID:9UXZ5TbK0
日本文学振興会は14日、「第145回芥川賞・直木賞(平成23年度上半期)」の選考会を都内で開いた。
芥川賞は第142回(2009年下半期)以来、1年半ぶりに該当者なし、直木賞は過去2回ノミネートされた池井戸潤氏『下町ロケット』が選出された。
贈呈式は8月中旬、都内で行われる予定。
池井戸氏は1963年岐阜県生まれ。慶大文学部・法学部卒業後、88年に旧三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
95年に独立したのちコンサルタント業などと並行して執筆活動に入り、98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞。
直木賞はこれまでに『空飛ぶタイヤ』と『鉄の骨』で、第136回、第142回の候補になっており、今回の受賞は“3度目の正直”となった。
芥川賞・直木賞は昭和10年に制定。芥川賞は新聞・雑誌に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌、単行本で発表された短編および長編の大衆文芸作品が対象となる。
芥川賞には宮本輝氏、村上龍氏ら10名、直木賞は浅田次郎氏や伊集院静氏ら9名が選考委員を務めた。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw87243
高野和明はいけなかったか
まだ読んでないけど
殺人鬼読んだ
「蟹工船」小林多喜二よんだ
派遣が現代の蟹工船とか言われてたよなって思ったが元ネタを知らなかったのでこのたび読んでみました
3Kを地で行く労働環境に同情を禁じ得なかった
就職先がこんなんだったら嫌すぎる
ちょっと前に流行ったよね。
俺も読んだけど、現代の資本主義に嫌気がさして
共産主義の台頭でブームかと思ったら、
現代の派遣とかフリーターのやつに
昔の蟹工船より労働条件はましだろ、
って納得させるための造られたブームな気がしたわ
そんな深い意図は無いだろうよ。そもそもブーム作ったのは左連中だし。
弱者ぶりたい人は本心から現代の蟹工船なんてフレーズに乗っかってたよ。
昔よりマシと思える奴はそもそもこういうのに嵌らない。
小林多喜二はそうやって内容を無理に現代になぞらえて評価をすべきじゃないと思う。
あの時代の世情や筆力自体を味わうので十分なんじゃないか。
漱石のこころ読んだが内面描写が恐ろしいくらい生々しいな
いい題名付けやがる
あの時代にまで遡って比較しないとマシだと思えない現代というのはやはり問題だな
これからクーラーで冷やした部屋に蟄居して読書三昧
プロレタリア文学は嫌いだ
負け犬臭がする
読解力を高めるにはどうしたら良いですか?
本をたくさん読むしかないんでしょうか…
作者の意図を理解できているのか、イマイチ自信がないのです。
どうせ作者の意図なんて読めないと諦めがつくくらいに
多読または精読すればいいんじゃないかな
作者の意図なんて
本人に聞かない限りわかんないんだし
べついいだろ
結局自分の持っている以上のものは読めない
作者の意図より自分が読み取ったものの方が遙かに大事だよ
758 :
名前は誰も知らない:2011/07/17(日) 17:18:17.16 ID:R5Tjh0oG0
多様に解釈される
あるいは誤読されることを作者も願っているのでは
759 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/07/17(日) 18:00:40.10 ID:Mj3lbybhP
>>758 少なくとも俺が作者であるならそう思うだろうね
「どういう意図があるんですか?」なんてきかれても素直には答えない
>>754 同じ作家の本を10冊ぐらい読んで、
その作家のパターンがつかめたら、それがその作者の意図だよ。
一冊一冊の本に対する読解力なら現代文の勉強すればいいし、
小説のテクニックを勉強したいなら初心者向けの批評本を読めばいい。
762 :
753:2011/07/17(日) 18:42:29.92 ID:tDsR9Li70
皆さんレスどうもありがとうございます。
個人的には
>>760のご意見に納得しましたので、現代文の勉強をもう一度してみます。
十年ぶり以上ですけどw
あまり意味はないのかもしれないがまたしても東野圭吾よんだったw
ただしやつもは古本で買えば十分だなと思った。
近藤史恵「サヴァイヴ」
よくマラソンとかを人生になぞらえている人がいるけど、
自転車レースもそうだよなぁ…。
サクリファイス面白かったよ
「20歳の原点」読んだ。死にたくなってきたなー
一番死にたくなった本を教えてください
自分の死を想像するに相応しい季節だしw
>>765 サクリファイス、エデンは勿論読んだ。
そして別シリーズのタルトタタンの夢、ヴァン・ショーをあなたに、も面白いよ。
サクリファイスよく話題に出るからいつか読んでみようと思いつつ…
>>767 一番なんて決めらんねー、な俺がいくつか
世界拷問刑罰史/監修 晨永光彦
命は平等、なんて煌いた幻想を磨り潰して風に乗せて消し去ってくれるある種の歴史書
人間ってつくづくクズだよね、死にたい と思える一冊
楽園/著 エルヴェ・ギベール
アッー!してたらポジッちゃったフランス人作家の架空の旅行記
女の子とバカンスしてたらその子が凄惨な死に方で死んで、自分もだんだん心身がおかしく冒されていくお話
快楽殺人の心理―FBI心理分析官のノートより/著 ロバート・K. レスラー
人間って気持ち悪いなあ、人類は滅ぶべき、と改めて思う本
そしてこんな仕事やってたロバートさんはすごい
ぱらぱら読み返そうと本棚漁ってたら買おうかな?と思ってた原発ジプシーが出てきた、超ありがとう
>>767 「35歳からのリアル」
30代孤男必殺の書
>>750見て今まで何となく敬遠してたこころ読んでるけど開始30Pにして抉ってくるなあ
明日大学行けるかしら
774 :
名前は誰も知らない:2011/07/18(月) 14:31:55.11 ID:KFQWQygfO
青空文庫よありがとう。俺も こころを読んでみよう
谷崎 卍 20Pくらいで読むの辞めた
もう小説が読めない
綺麗な文章ってなんだろう? 三島由紀夫とかだろうか
ところで文系の大学生って本をどれくらい読むの?
そうですね。基本ロコ組みなんで履帯はわっかにしてます。
ですから転輪を外そうとしてこんなおおげさなことやってるんですね。w
だまれ気違い
779 :
名前は誰も知らない:2011/07/18(月) 17:33:55.29 ID:wxS6FyEHO
>>776 Fラン私文で月5冊前後
摘まんでは積んでるから購入数、ページ数はもう少しあるけど
ちなみに大学内で本を読んでる人間を見たことがない(苦笑)
村上 春樹 雑文集 初めて村上春樹の本買った。
ちょっとキザな比喩があるけど、静寂を感じるさらさらした綺麗な文章だな。
>>779 ウチも大学の中では大きいほうだけどまったく読んでる人は見ないなw
むしろ理系の生徒のほうが読んでる
ここって学生ばかりだったのか
生きてる家とか八百万の神とか物に魂が宿る
みたいなストーリーで何か良い本ありませんか?
>>769 1時間ちょっとあれば読めるから
暇なら読んで欲しいね名作だし
おっさんばかりという印象だが。
学生の内から孤独板の読書スレに入り浸るとは将来有望だな
月1〜2冊だわ。もう読むのが遅くて遅くて。
788 :
名前は誰も知らない:2011/07/19(火) 18:48:25.30 ID:Cu0sfL/U0
最近本を読み出した底辺学生なんだが、お前らってわからない漢字とかを丁寧に辞書で調べて読みのか?
それと、飛ばし読みとかせずに、一文字一文字を全部読んでいるのか?
789 :
名前は誰も知らない:2011/07/19(火) 18:51:04.72 ID:/tr84pCg0
通常分からない漢字が無い
790 :
名前は誰も知らない:2011/07/19(火) 19:11:04.06 ID:kSF7WpBZ0
雰囲気で読んでる
話の流れが分かれば良いし
子供のころから本読んでれば読めない漢字なんてまずない、ととりあえず言っておくけど、
漢字は日本人にとっても難しいもんだからなあ。
普段読みなれてない人はリズムでさっと読んで、これは調べないと!と思ったものだけは必ず調べればいいんじゃね
792 :
名前は誰も知らない:2011/07/19(火) 20:08:31.96 ID:o6Mszaz+0
『虚無への供物』読了
『黒死館』と一括りにされてはもったいない
大江の作品とかはけっこう見慣れない漢字見かけるけどね
それや言文一致前後10〜20年間の作品とか
学生時代もう少し本読んでおけば良かったな
残業終わって吐きそうな状態で本読んでも何にも身に入りやしない
>>794 休日は本読む気もおきず茫然と過ぎていくんだよな
それでも本が好きなんだけど
>>788 だいたい前後の文脈から推測する。 あと漢字の組み合わせから推測したり。
調べるまではしないわ。 俯瞰するってのはさすがに調べた。
俯瞰が読めないような人はちゃんと辞書引くべきだろとは思う
学生がこのスレに多いっての腑に落ちた
漢文勉強すれば漢字を覚えられるんじゃん、と、一時期、漢文を読んだが
ふつうの日本人は使わない漢字か、特殊な読み方をする漢字ばかりで
現代の小説を読むのには役に立たんかった
昭和初期以前の小説とかけっこう読めなかったり意味わからんかったりするが
現代小説で読めない漢字ってほとんどないな
でも書けない漢字はすげぇたくさんありそうだ
岩波文庫の復刊の旧字体のやつだとただでさえ読みにくいうえに
当て字やなじみのない言葉がたくさん出てきていらっとする
たとえば最近では「破落戸」が分からなかった
漢詩なんか読んでると引いてばかりだ
803 :
名前は誰も知らない:2011/07/19(火) 22:36:45.91 ID:fiBsQlu80
今webで検索したら「破落戸」は「ごろつき」や「ならずもの」の当て字らしい
旧字は読みづらい
未来のイヴや、今読み終わった綺譚集の赤仮面傳はそうで、
んな技巧に凝ってないで正面から勝負しろ!と言いたくなる
この短編集、幻想文学言うから買ったのに初めの「天使解体」がただ、死体損壊という内容で出端を挫かれた
けれど「ドービニィの庭で」でのゴッホの絵を中心に、現実に引き摺り降ろそうとする登場人物たちの狂っていく描写は美しかった
旧字は、文庫を一冊読み通すうちに慣れちゃったな
却って旧字のほうがテンポよく読めることもあるくらい
積み本が溜まっていく
1ページずつ真面目に読んでるから遅いんだろうなあ
>>805 またエンターで書き込みになってた^^:
まあそうなんだけど、あまりにも難しい漢字を多用されたら、せっかくの読んでるリズムを
崩される事になると思うんだけど、どうなんだろうな、あれ。
いちいち調べてたら苛々くるって言うか。 映画 ネット ゲームがあるなかわざわざ読書するのに、
別に漢字の勉強するために読んでるわけじゃないんだから、
まあ表現上、絶対にこの漢字じゃなきゃ駄目だってのなら分かるけど。
ふつうの現代小説なんだけど、気取って旧字体使ってたりするのはイラッとくる
さりげなく平野啓一郎ディスりですか・・
平野啓一郎のおもしろさがわからんのは俺の修行が足りんのだと思っている
でもやっぱおもしろくねぇ・・・
三島由紀夫はすきなんだけどな
確かにメモ取るなり辞書引くなりしてると意識がそがれるというのはあるな
電子書籍リーダーでは単語にカーソル合わせてタップしたら横に読みと意味が出る、とかの機能があったりするのかな?
紙の本と違って読書も調べ物も同じ画面上で全部済ませられるってのはすごく楽そうなんだが
あと思いついたけど登場人物まとめてくれる機能とかブックリーダーに付いたら便利かも
そういう機能は期待してる
それから俺のような付箋貼ってる人のためにチェック機能キボン
東野圭吾の「宿命」つまらなかったな。やっぱその時期に読んで無いと微妙だわ。
>>811 俺もダメだったわ。一冊しか読んでないけど。
何か書く上での強烈な動機というか、魂のようなものを感じない。
いや、そう感じる作家は多いし、軽いエンタメならその方がいいくらいなんだけど、
一見純文っぽい硬派な体裁なだけになんだかなぁと肩透かしを食らう感じ。
>>808 わかるわー
言葉の本来の用途は「情報の伝達」なんだから、
簡単で短い言葉でより多くの情報を、的確に伝えて、強い情動を湧かせてくれるのが一番
まあ言葉は蒐集したり弄ったりして遊びに使えるものだけどもね
翻訳本の変な訳とかは面白いと思う
瓶詰め地獄読みたいが最初の文語文だけで断念するわ
露伴ちゃんの五重塔積んで以来トラウマ
818 :
名前は誰も知らない:2011/07/20(水) 13:38:13.48 ID:vlyLlWCpO
古文サボってた奴がここで泣きを見る
819 :
名前は誰も知らない:2011/07/20(水) 15:28:19.72 ID:Uk4QQlF00
あれは古文というより候文だけど、短いしそんなに難しくない
柳美里って良くも悪くも面白い人だな
作品は読んだことないからなんともいえんが
821 :
名前は誰も知らない:2011/07/20(水) 23:37:01.95 ID:xzhWVHhM0
百頭の羊のうちの一頭が群れを離れて、どこかにいなくなってしまったら、
多くの羊飼いは九十九頭の為に一頭を捨てる。
迷っている一頭は誰からも声をかけられず、本の世界に助言を求める。
なんぢらの中たれか百匹の羊を有たんに、若その一匹を失はば、
九十九匹を野におき、往きて失せたる者を見出すまでは尋ねざらんや。
ルカ15:4
羊は羊飼いへの服従している事に耐え切れず、群れから飛び出し、
本当の自由を手に入れ、日増しに野生化し、なんとその羊は皮を被っていた事に気づき
羊の皮を脱ぎ捨て、狼になりましたとさ。 おわり。
やっぱり ぼくは タイヤキさ
すこし こげある タイヤキさ
おじさん つばを のみこんで ぼくを うまそに たべたのさ
825 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/07/21(木) 20:18:34.61 ID:oxVDajtlP
「政治」とは「99匹の羊の為に一匹を捨てる」思考であって
それに対して「芸術」や「文学」は「その一匹の行く末」についての思考なのだ
功利主義でしか政治を語れてないじゃん
また芸術家を「マイノリティ」の一言でしか語れてないじゃん
違うから
827 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/07/21(木) 21:15:43.29 ID:oxVDajtlP
政治ってのは本質的に功利主義的なもんですよ
ローティですらそこからは逃れられない
芸術については違うな。最初から大衆受けを狙うのもあるから。
829 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/07/21(木) 21:46:53.18 ID:oxVDajtlP
まあ「芸術」ってのは後付けでどうとでもなる面があるからね
「「女を楽しませる」ことが男の最高の仕事」中谷彰宏よんだ
モテ本ってのに興味がわいてきたから読んだんだけどまあまあ面白かった
まあ「男」の仕事はそうなるかな。
「人」としての仕事は別にあるのかもね。
羊飼いの言うことをきかない一頭の羊は、
九十九頭の羊と羊飼いによって辱められ群れから追放され、
傷ついた羊は書庫にひきこもり、大量の本のテクストの断片の組み合わせで、
自分のモノガタリを書き記す。
盗賊に攫われた1匹の羊は
勝手にはぐれたと思われそのまま放置される
恥の多い生涯を送ってきました。
自分は真っ白な羊の群れの中に、ぽつんと生まれた黒い羊のようでした。
仲間たちと同じものを喜べず、同じものを悲しめず、同じものを食せず、
仲間たちが心地よいと感じるもの――愛や優しさや思いやりを理解できない
を理解できない惨めな黒羊にできることは、黒い毛皮に白い粉をまぶし、
白い羊のフリをすることだけでした。
そうして、自分は今も、仮面をかぶり、道化を演じ続けています。
野村美月「“文学少女”と死にたがりの道化」から
羊一頭いれば一週間
羊十頭いれば十週間
羊九十九頭いれば九十九週間、神の御加護が受けられる
あー素晴らしや羊
フリをするって演戯だけど、誰でもやってるよね
それを白い眼で見るのは、ただ演じるのが下手なだけだ
かく言う僕は演戯過剰過ぎて、それに心が追い付けず身を破滅させた身ですが
人が読書するのも、死なずして自分の演戯を夢想出来るからだ
人は演戯する生き物である
恥の多い生涯を送ってきました。
自分は真っ白な羊の群れの中に、ぽつんと入りこんだ黒い羊のようでした。
他の羊たちと同じものをこなす事ができず、
同じように友達をつくる事ができず、
同じ羊飼いに従う事ができず、
他の羊たちが常に感じるもの――場の空気や距離感や孤独のきまずさ
を感じることができない惨めな黒羊にできることは、
黒い毛皮に白い粉をまぶし、白い羊のフリをすることだけでした。
そうして、自分は今も、仮面をかぶり、白い羊を演じ続けています。
>>836 いやぁ俺はほぼ無いな。子供の頃ならともかく。
裏表や社交辞令とかを極力ゼロに抑えようと思ったら自然と
全ての人間関係を断って最低限の会話しかしない弧男人生に。
そんなこんなで、こんなの奴隷だろと、羊飼いに反発してみたりもしたのですが、
羊飼いが言うには、そしたらおまえが起業して羊飼いになればいいじゃん。
何て生意気な事言うものですから、黒い羊として生きて行くには、
起業しか無いと思い、企業したわけです。
黒い羊がやってる会社だからか、ブラック起業などと呼ばれています。
それ☆わた
でもこの人の薦める読書法は(つまり、俺の読み方なんだけど)
人文的な人間が物書きを志向するときに用いる方法というか、
ある部分普遍的でない、時代限定的または一面的なスタンスのものであるような気もしたな
他の視座にたって本を読むということもあまりなかったし(記憶も薄れたし)
俺がどう考えてもこのことについては出ないというか、やる気もないけど
でも消費社会の影響を受けた本は速ければいい多く読めばいいという風潮には
けっこう批判的だったんで、実際そういう読み方してますよーって人にはオススメ
それが悪いというわけじゃないけど、まあ自分の読み方を一度批判的に吟味することで
本の読み方について何か考えさせられ得るものもあると思う
ただ芸術作品である文学を速読ってのはほんと戴けんと思うね、テレビで漱石の「こころ」を異様な速さで読んでる
(しかも、速読法として実演してる)変なおっさんを見たときは何やってんだこいつは、と呆れてしまったわ
久しぶりにミステリーでも読もうかな
最近のでなんか面白いのある?
道尾秀介の本が売れてるらしいから読んでるけど
「シャドウ」以外はどいつも微妙すぎる
道尾は「ラットマン」が面白かったなぁ〜
ああいうの好きだ
『匣の中の失楽』復刊希望
一昨日ハリポタやってたからにアマゾンで賢者の石衝動買いしてもうた
ハリーポッターは不死鳥の騎士団途中で挫折してから
完全に興味なくなったな
炎のゴブレットも相当なつまらなさだったけどまだ読めた
塩狩峠と砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない買ったわ。
>>850 こっちは謎のプリンス止まり
最後に読んだのが5年前だから、それならUK版で読みなおそうと決意した次第で
>>852 日本版の翻訳って相当酷いらしいな
英語できたらUK版で読もうとも思えるんだが
854 :
名前は誰も知らない:2011/07/24(日) 17:33:37.21 ID:aHGFvPKl0
あれは翻訳経験のない人間がいきなり訳したんだったよね
夫の残した出版社をつぶさないために
付箋とか書き込みとかいっぱいした本を持って原作者と直接交渉したら
熱意が認められて日本での翻訳を認められたとかテレビでやってた
>>853 勉強がてら読んでみるのも良いかもね
自分も洋書はGrammar in useとPhillips' book of great thoughts & funny saying、それとThe little princeしか通しで読んだことがない
なので小説、特に長編は今回が初めて
お、やっと発送されたみたいだ。届く前に大学から借りてきた福田恆在の演劇入門を読み終えにゃ
桜庭一樹は赤朽葉家の伝説が好きだな。
荒野とかファミリーポートレートはビミョー
858 :
名無しさん@実況は実況板で:2011/07/24(日) 21:38:49.74 ID:dNFXWhFr0
砂の女を読み終わった
普通かな
前もって面白い!って聞いてると無意識に期待しすぎてしまうから難しい
俺は砂の女読んでゾクッとしたけど
高校のときだったからなあ
宮台真司はなかなか信頼のおける学者かもしれない
俺も10年前はそう思ってたw
「こころ」の朗読CDを聞いたがけっこう良かった
>>860 宮台が震災とまどかマギカ結びつけてる話。検索すればすぐ出てくるけど、的外れこの上ないよ。
小説の批評なら読んだことない本の話でも内容が面白けりゃ読めるけど
アニメの場合、ネタ元のアニメを見てないと何を言ってるのかさっぱりわからない
M2とか当時読みたかったけど読まなかった
今読んでも内容が古くて興味もてないんだろうな
修士2年のことかと思った
870 :
名前は誰も知らない:2011/07/25(月) 23:34:57.37 ID:UYbCRu4t0
このまえ、異邦人を20年ぶりに再読した。
私の忠二秒のはじまりの本だっていうのに
正直退屈だった。やっぱりオサーンになってしまった
んだとひとりで酒を飲んだ。。。
今は南木圭士を再読している。これもやっぱり退屈だ、、、
871 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/07/26(火) 05:32:37.90 ID:QrI994HF0
>>870 意外とそういう時期なだけかもよ
数ヶ月後とかに読んだらすごく面白く感じるかもしれないし
872 :
名前は誰も知らない:2011/07/26(火) 09:19:21.84 ID:3RRMks7BO
「今日、ホームレスになった」って本読んだ
怖くなった
873 :
名前は誰も知らない:2011/07/26(火) 20:54:55.27 ID:q7QUngdGO
加藤諦三の、だれにでも「いい顔」をしてしまう人 嫌われたくない症候群
ってのを100円で買ったが内容が自分に当てはまりすぎる。
おそらく筒井康隆の小説って漫画や今に続くラノベなんかに
なかなか大きな影響を与えてると思うな
筒井康孝は初めて見たとき
こんな胡散臭そうなジジイなのか、と思った
俺は割りとイメージ通りで安心した
877 :
名前は誰も知らない:2011/07/27(水) 01:07:29.96 ID:XGMnEv/m0
気持ちが落ちてるときにお勧めの本ありますか?
浮上したいのかとことん沈み込みたいのかどっちだ?
879 :
名前は誰も知らない:2011/07/27(水) 01:22:37.39 ID:XGMnEv/m0
浮上です。沈んだら危ないです。
880 :
名前は誰も知らない:2011/07/27(水) 02:43:59.74 ID:kMiVhheo0
個人的には
「坊ちゃん」
「ハックルベリー・フィンの冒険」
「白鯨」
「赤と黒」
「カラマーゾフの兄弟」
夏への扉
筒井の初めては間違って取ったアホの壁だった、何やねん…
>>877 ヘッセの車輪の下はどうでしょ
おれは好きだね、風邪を引いた時にとことんまで熱を出し切って治すやり方が
883 :
名前は誰も知らない:2011/07/27(水) 03:06:11.02 ID:kMiVhheo0
ヘッセなら「クヌルプ(漂泊の魂)」もおすすめ
個人的には春の嵐
俺も春の嵐かな
886 :
877:2011/07/27(水) 17:50:57.24 ID:XGMnEv/m0
いろいろ良さげなものがあるんですね。
ありがとう。助かります。
漱石ってくっきり二重でマジイケメンだな
こころ読み始めたけどおもしろすぎるZE
Kの遺書はスタイリッシュで憧れる
>>872 読んだことあるw
今日、派遣になったってのもある
Kのことも先生のこともよく分かる
久しぶりに一気に読んだ小説だったな
確かにこころはいっき読みが止まらんかったわ
二週目読んだらだいぶん景色が違うかもと思いながら読んでない
アゴタ・クリストフと小松左京死去
どっちも好きだった
うわあああああアゴタ死んだのか!
小松左京も驚いたがどんどん人が死ぬな・・・・・・二人とも安らかに
左京の御大が亡くなったな
南無南無
>>846 あいつの作品はさ、作中の人物が異様な物分りのよさや勘のよさで動いていくから、読者はいまいち納得できないまま置いてきぼりになるんだよな
そういう力技を、ラストのとんでも展開で煙に巻いちまうんだ
キャラが良いから真備シリーズは好きだ
ミステリの風上にもおけない展開だがな
片目の猿のラスト1行はすごいイラッとした
大したどんでん返しでも無いのにドヤ顔すんなと
アゴタ・クリストフも死んだのか
なんかどんどん死んでいくな
アゴタに左京に伊良部に高岡に平野に
こう立て続けに死なれてもいちいち覚えてられんわな
本関係なしに伊良部の死はショックだわ
あと地味に多島斗志之の失踪が気になるんだが
多島さんも多分もう死んじゃってるよ。
樹海かどこか簡単に見つからないとこで首括ったと思う。
そういえばライトノベルで滝川羊というやつがいたな
生きてるんだろうか?
「彼岸過迄」夏目漱石ようやく読んだ
なにこの須永って人俺じゃないwのというのが最初の感想
でこのスレのレスを振り返って
>>532を読んだらなるほど敬太郎も俺じゃないのwという感想
結論としては面白かったー 流薔園園長さんに感謝
五一五事件を勉強したいんだが、いい本あるかね?
人間の土地を読んだ。
何か知らんが凄い読みづらかったので飛ばし読みしてしまった。
もう一度読むかは分からない
剣客商売全16巻
30代だけどオレももう隠居してぇ
もっとも誰1人として面倒見てくれる家族が居ないので
野垂れ死にするだけだが・・・
「理系白書」毎日新聞科学環境部よんだ
具体的な事例が豊富で話のネタ作りによさそうな本でした
もうそのネタお腹いっぱいです
きゅっぷい
「党員生活」小林多喜二よんだ
結婚相手には経済力を求めるべきか価値観の一致を求めるべきかという問題について考えさせられた
>>909 大丈夫だ。そんなこと考えなくても
俺たちは一生独身だ
価値観なんて一致するわけないのに
許容できるかどうかだろう
石田衣良、奥田英朗、池井戸潤 読了
次は誰を読んだらいいかな?
913 :
名前は誰も知らない:2011/07/31(日) 22:57:19.50 ID:GwRx7Z1A0
密林で検索したりすれば
同傾向のおすすめも出てくる
914 :
名前は誰も知らない:2011/08/02(火) 09:48:15.73 ID:GqsDuIJdI
最近本屋にやたらおいてあるライトノベルって
面白いの?チラミしたらあまりに痛くってページ閉じた
向いてなさそうなレスだな(苦笑)
このスレはラノベもおkなの?
>>912 樋口有介はどう?
中途半端な文才と妙な雰囲気がはまればはまる
ちょっと前のレスに出ていた
「虐殺器官」「ハーモニー」読書終了。どちらも、後半にゆくにつれて、加速するスピード感がたまらない。この作者の次回作が読めないのが残念だ。
919 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/08/02(火) 23:21:29.96 ID:rm62uWsJP
「虐殺器官」は犯人の動機の浅薄さと
ナルシスティックな主人公の語りが残念
920 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/08/02(火) 23:36:53.33 ID:rm62uWsJP
主人公たちに「ドラマチックな殺し合い」をさせておきながら、
その他名も無き端役たちに「ドラマチックでも何でもない殺し合い」をさせるってのは、
(少なくともあの物語の要旨から見て)おかしいと思う
辻村深月の僕のメジャースプーン読んだ。
割と今まで彼女の小説好きで読んでたんだけど、
今回、文章が文体として退屈すぎてつまらなかった。
自分は話の筋よりも文体重視なんだと思った
虐殺器官は俺もちょっとガックリきた口なんだけど、
ハーモニーはもっと面白いというレビューを見て読もうかどうしようか迷ってる。
藤沢周平の文章が上手すぎる
無駄がなく、日常や情景の一瞬を切り取り、機微をこめる一文一文がため息が出るほど巧み
処女短編であれってすげえよな
>>916 OKです
自分は「マリみて」のファンです
フリーソフトのサウンドノベルでもやろうと思って
色々調べてたけど数多すぎてどれにするか決められん
なかなかしっかり作ってあるっぽいし
サウンドノベルは読書なのか?
認めん!なんていうつもりは無いが
「かまいたちの夜」だけは認める、っていうか凄いと思う
てかネットって耳学問のやつが多い気がするな
知に対してある種の能動性がないんだろうな
文章量半端ないからある意味読書だろ
「かまいたちの夜」は昔ファンだったなぁ
フリーのサウンドノベルでファンが勝手に作った続編があるけど
完成度高くてなかなか面白かった
消火栓とか氷雨とか1999クリスマスイヴとか面白いのいっぱいあるな
問題の「悪魔の詩」買った
ラシュディだったら他の作品の方がずっと良かったな
932 :
名前は誰も知らない:2011/08/07(日) 14:44:10.59 ID:PlY+7Bpz0
おすすめの詩論があったら教えてほしい
>>932 ポーの『詩作の哲学』はどうよ。
「大鴉」の作詩法の解説なんだけど、その理詰めっぷりがおもしろい。
後付けのハッタリって説もあるらしいけどね。
詩論って他の批評ジャンルに比べて探しづらいからおれもいい本教えてほしいわ。
読んでるかもしれないけどオクタヴィオ・パスの弓と竪琴は良い詩論
でもたまにスペインの文学史とか韻文と散文の話が出てきて、日本や日本語と関わりがなさすぎてちょっと辛かったな・・・
まあそれでも、俳句の話も出るしおもしろかったよ
司馬遼太郎は読むのやめた。
好きな人物は褒めまくり、嫌いな人物は叩きまくる。
読んでて不愉快。
フィクションならいいけど、実在の人物たちだからね。
936 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/08/09(火) 00:00:24.37 ID:gUCBfO6/P
司馬が日本を代表する知識人みたいに言われるのは違和感があるね
でも、司馬遼太郎は人気あるぜ。それってつまりは優れた作家だってことだろ
司馬の文章は学校の教科書にも載ってる。日本を代表する知識人だからだろ
お前の価値観で語れよw
知識はあるだろうよ
品性はまた別
たった一人の作家の作品で歴史上の人物の評価が
定まってしまう現実って怖いと思うよ
特に幕末から敗戦までの期間
中途半端なところで死んだ
坂本竜馬を英雄視するのがデフォみたいなもんか?
それを書く作家の評価も時代によって変わるけどな
>司馬が日本を代表する知識人
こんな言われ方してるのは、
>>937以外に見たことも聴いたこともない
人文的教養の無い人間は「詩」とか「ポエム」だとか聞くと
条件反射的に小馬鹿にするようになってるけど、はっきり言って
それらを否定してたら、その大衆が好きな「ジャズ」なんかも聞けたもんじゃないよ
fly me to the moon(私を月に連れてって)
訳詞・
< ねえ、この詞と曲を聞いてみて あなたのために創ったのよ
私の気持ちを知ってもらいたくて 歌いながら説明しましょう
私を月に連れてって 星の間で遊ばせて 木星や火星の春が見たい
それは 手をつなぐということ それは キスしてということ
私の心を歌で一杯にして いつまでも歌っていたいの
あなただけを 求めて あなただけを愛し尊敬してるの
それはね 誠実でいてということ それはつまり 愛してるということ>
これ以外に、あなたと出会って電撃が走ったとか、恋愛至上的な言葉をうんたらかんたら流す曲は大量にあって
はっきり言って大衆の嫌いな「ポエム」的なもの=(ある種の純真さ)を歌い上げるのがジャズだから
「オシャレ」で聞いてるだけだと、そのあたり勘違いが起こりやすいんだよな
元来ジャズってのはもっと泥臭いものだから、まあどうでもいい話なんだろうけど
誰もジャズをバカにはしてないわけだが・・・
ここ読書スレだし
946 :
名前は誰も知らない:2011/08/10(水) 01:36:13.52 ID:+tPP4XO2O
空の蒼いうちに白く昇っている月は良いもんだね
空がそこまで続いているような、月が落ちそうな程綺麗だったよ、今日は
本当にfly me to the moonって言葉がぴったりな夕方だった
947 :
名前は誰も知らない:2011/08/10(水) 04:30:28.06 ID:O+LWhVrr0
Fly Me to the Moon名曲過ぎる
なんか勝手に仮想敵つくりだして勝手に怒る奴っているよな
金子みすずの童謡集よんだ。
この人の文は可愛い。ACのCMで一瞬ヘンなブームになったのが嫌だったけど
囲碁の武宮正樹の「一生懸命ふまじめ」を読んだ。
「他人を批判する暇があったら自分の好きなことをやれ」を
人生のモットーにしていると書いてあった。
自分もマネして実践してみたけど結構むずかしい。でもいい言葉。
宇宙流すきだったなあ
吉村達也の『秋葉原耳かき小町殺人事件』を読んだ
2009年に実際に起こった事件に関する本
小町(耳かき嬢のこと)のブログでの書き込みや裁判での証言を元に悲劇へといたる過程をつづってる。
ネット時代の実在の事件についての本だからすごくリアリティがあった。しかも被害者と加害者の写真がネットに普通にあがってるので
読みながらいろいろと想像してしまった。
>>949 この人地元の囲碁の集会に来たことがあって、そこでお会いしたことがある
囲碁の講座してるのに、人生観みたいな話になって
「脚本 コクリコ坂から」宮崎駿・丹羽圭子よんだ
俺もこんな青春時代を送りたかったぜという感想
現実はただの弧男
孤独な散歩者の夢想
が、どうした?
2世紀以上前の哲学者が書いた本だから難しくて意味不明かなと思って読んだら
著者が割と多感で人間嫌いで、その辺り凄く共感できたな
感情的な理由で隠遁するなんて、そんな生き方今の時代誰も肯定してくれないし
むしろ迫害の対象になりがちだから…、そういう生き方を真直ぐ突き進む人の話を聞くことで
なんか癒されたし、勇気が出たな
まぁ時代も境遇も違うし、実際隠遁するわけじゃないけどさー
957 :
名前は誰も知らない:2011/08/13(土) 16:09:44.86 ID:6ujOU4vu0
モラヴィア『無関心な人びと』読了
気が滅入る
958 :
名前は誰も知らない:2011/08/13(土) 16:29:40.83 ID:2WHgHVSw0
最近、マスコミで取り上げられてる詩人のお婆さん、
なんて名前だった?
ぐぐれん。
959 :
名前は誰も知らない:2011/08/13(土) 16:33:08.23 ID:Jdpxdgtq0
柴田トヨ
グレート ギャツビー 教養と文学センスなさすぎな俺にはこくな話で途中で断念。
いったい何の話が展開されてるのか掴めず。惨敗。
ゴールデンスランバー いま途中。
962 :
名前は誰も知らない:2011/08/13(土) 18:46:49.60 ID:suu5goU70
ギャツビーは俺もくそつまらん話だとしか思わなかった。
一部の人間が持ち上げすぎなんじゃないか。
原文だとまた印象が違うのかもしれないけど。
ルソーってあの女たらしで若いころリア充だった人?
フィッツジェラルド俺は大好きだよ
その後被害妄想みたくなっていって
周りに誰もいなくなっちゃったんだっけ
966 :
名前は誰も知らない:2011/08/14(日) 12:17:39.97 ID:RbZgamlEO
色川武大にはまってる。 狂人日記、うらおもて人生録 オススメです。
『山頭火随筆集』行乞記を読んでると
昔は小さな町にも必ず宿屋があったんだよなぁ
一日中歩いて疲れ果ててボクチンの臭い布団にもぐり眠るって
いったいどんな気持ちなんだろう?
968 :
名前は誰も知らない:2011/08/15(月) 19:52:48.19 ID:0IZYpsNVI
フィッツジェラルドは短編は中々だった
ハリポタ賢者の石やっとこさ読了。
文章はそこまで難しくなかったんだけど、ハグリットの言葉遣いには手を焼いた(Mighta bin a dragon dealer, mightn' he?←これ一発で分ったら凄い)。
高校で教えられた知識しかなくて、他にもter, o', yeh等々発音してみなきゃ分らない字が(特にハグリットに)多かった。べらんめえ口調なのかな。
小学校の初恋の相手が誕生日のプレゼントだかで賢者の石を買って貰って、しきりに喜んでいた頃が思い出されて涙が出たよ。
映画が出て爆発的ヒットを飛ばす前だったから、先見性あったんだよなぁ…。
「理系白書2」よんだ
あいかわらず断片的な情報が多い気がする おかげでサクサク読めるけれどw
博士問題に一章割いてたのが印象に残った
マネーボールは野球が好きなら読んで損がない
川崎長太郎「ふっつ・とみうら」
じじいになってから30も若い嫁さんもらって小旅行
最近聞いたような話だ
そんでたしか抹香町は爺さんが女買う話だったよな
975 :
タイガー:2011/08/16(火) 09:10:05.99 ID:QLz8rlE70
良スレ発見
また本借りてくるかな
積み本処理はモチベがな
大沢在昌「やぶへび」
女で苦労するゴローちゃんの話
最近本読み始めて、とりあえず目に付いた自己啓発本を頑張って読んでいる
「体を動かして意識改善していた」ってコラムが良く出てくるけど
ほとんど「ヨガ」なんだよな
バレエでも合気道でもジョギングでも良さそうなのにそんなにヨガってのは良いのかな
自己啓発と謳う本はその読者層もあってかどうしても読む気になれん
980 :
名前は誰も知らない:2011/08/21(日) 14:12:11.27 ID:Te+4ZjiG0
自己啓発本を読んで続いてるのは掃除ぐらい
6年毎日続けてる
あとカレンの本で部屋がかなりさっぱりした
982 :
名前は誰も知らない:2011/08/21(日) 22:02:51.88 ID:y2b6y5un0
高校時代の同級生に自己啓発セミナーに通って別人みたいになった人がいて
誘われて断ってから付き合いが全くなくなった。
あれは宗教みたいなものなんかな、で幹部たちは金儲けしてんのかな?
数少ない知人だったのにな。
983 :
名前は誰も知らない:2011/08/21(日) 22:05:18.27 ID:y2b6y5un0
そういや断捨離もなんか宗教っぽい感じがするな
罪と罰読んでるけど
今の日本に住んでると
物語の世界観が分からん
断捨離の本って全文の半分近くスピリチュアルな考え方とか物を捨てたら彼氏が出来ました体験談とか
そんな記載が多い気がするんだ 俺数冊しか読んだことないけど
最近は文学も宗教と言う気がしてきた
どっちも、あたし綺麗でしょ、この考え方素敵よね、ってフェロモン振りまいている
そしてそれを解さない人間を蹴落としている
決して今の貴方で十分素敵よって、自分の存在を肯定してくれない
987 :
名前は誰も知らない:2011/08/22(月) 01:13:07.37 ID:KR9SfQB+0
海辺のカフカってどうなの?面白い?
自分の存在を肯定って・・・
それこそ宗教やらどこぞやの自己啓発書そのものな気がするが・・・
そろそろ次スレを・・・
991 :
ε=┏(*゚▽゚)┛:2011/08/22(月) 07:38:09.45 ID:bE5acKat0
ドグラマグラ
ドグマグか、一度読んだら精神に異常をきたすとか書いてるから怖いんだよな。
けどもう異常をきたしてるから、逆に治ったりしてな。
あはは
どんなテクストでもそれを完全に理解するってことは、それはもう気が狂っているってことだ
っていうことを佐々木中が書いてたな
996 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/08/22(月) 20:46:06.96 ID:fzWzhRNmP
>>995 「狂っている」というのは社会において可視的、顕在的な存在になることによって
初めて「狂っている」という風に認められるのであり、
「テクストを完全に理解する」ってこと自体は「狂っている」ということの証左にはならない
もっとも「テクストを完全に理解し得る」人間がこの世に存在すること自体が疑問ではあるが
書いてる本人も良くわからんことがあるのに
完全な理解なんてありえんのか?
まぁ、どーでもいいか
オレにとって本ってのは面白いか面白くないかどどちらかにしか過ぎない
メーテルー
せんげと
1001 :
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