弧男が大好きな映画と大嫌いな映画 パート2

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1名前は誰も知らない
( ^ω^)立てたお
2名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 17:59:02 ID:v8VPqyvZO
今年映画200本以上みたが 僕は自分の趣味が映画鑑賞と胸を張っていえますかね?
3名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 18:17:52 ID:8DOCVIaS0
映画が好きなら何本見ようと別に良いんじゃね
知識ばっかりでまったく映画を愛していなくて
自分語りのアイテムとしか思ってない奴じゃなければ
4名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 18:21:47 ID:J2C8dZh0O
そりゃ200くらいは見てないと話にならんでしょ
また、今年一年で終わらずに毎年続けられるかが大事
趣味と言えるかどうかは自分で決めていいでしょう
年間10本しか見てなくてもそう言う人はいるだろうよ
5周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/13(月) 19:17:12 ID:sP31aGrNP
趣味なんてものは他人に認めてもらうもんじゃないでしょ
6名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 20:30:12 ID:iZAYwGq90
ノルウェイの森見てみたいけど、恐らくカポーばっかで鬱になるから行かない
7名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 20:37:08 ID:xWabVAia0
最近「いつか映画制作の仕事に就きたい・・・かも」とか思うようになってきた
20余年生きてきて、ようやくボンヤリと浮かんできたユメマボロシが
まさかこんな漠然としたものだとは・・・
まぁ、できるだけ早く諦めたほうが身のためだとは思う
8周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/13(月) 20:42:11 ID:sP31aGrNP
欝になるとしても上映前と上映後だけなんじゃないのかな
基本的に映画ってメディアはスクリーンと一対一で対峙するものだし
9名前は誰も知らない:2010/12/14(火) 00:20:15 ID:qAKvDALzO
まああんなもん原作も知らない馬鹿が演じてるんだから見に行かなくていいだろ
10名前は誰も知らない:2010/12/14(火) 01:56:43 ID:s1c1SB3KO
クランクインするまえに原作ぐらい普通読むだろね
11名前は誰も知らない:2010/12/14(火) 05:33:44 ID:clFFW+9hO
原作読んでないとわからない映画
ってのもどうなんだろ?とか思う
12名前は誰も知らない:2010/12/14(火) 05:50:18 ID:nSlOf/sh0
え?原作の雰囲気を忠実に再現したとしたら
それは原作読んでないと分からないのか?
違うよな
13名前は誰も知らない:2010/12/14(火) 06:39:50 ID:qAKvDALzO
監督は日本人じゃないし創価マツケンは気持ち悪いし配役に韓国系アメリカ人居るしなんなんだよこのレイプのされ方は
14名前は誰も知らない:2010/12/14(火) 19:19:12 ID:s1c1SB3KO
ハングオーバーくそワロタ
15周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/14(火) 23:18:34 ID:EktzIu7VP
ふとシナリオが頭に浮かんだ
16名前は誰も知らない:2010/12/15(水) 18:13:30 ID:Pq9ZnMncO
映画の中のメタファーとか隠喩を見つけることだけに腐心してるやつってもっと純粋に楽しめないの?
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/news/1292380772/
17周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/15(水) 18:15:01 ID:xO6+VknLP
そもそも「純粋」ってなに?
18周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/15(水) 18:18:49 ID:xO6+VknLP
人間の「主体」が「記憶」や「環境」から自由になれない以上
何か接したときにそれについて「批評」や「解釈」をしてしまうのは自然なこと
19名前は誰も知らない:2010/12/15(水) 18:31:43 ID:Ze7TMKtl0
たいていの映画はおもしろいよ
今までで酷いと思ったのは
死霊の盆踊りぐらいかなぁ
あーあと市民ケーンはわけわかんなかった
見たの25年ぐらい前で子供だったししょうがないかな
20周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/15(水) 18:43:51 ID:xO6+VknLP
「純粋に楽しみたい」のであればマスでもかいてりゃいい
21名前は誰も知らない:2010/12/15(水) 18:48:22 ID:Ze7TMKtl0
クローネンバーグは好きよ
22名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 19:25:16 ID:yTg0BzvX0
>>21
イースタン・プロミスは何回も見てしまうわ
っていうか、今から見ようと思ったらレスついててわろた
23名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 19:27:31 ID:UAe13ah5O
ヴィゴモーテンセンのちんちん
24名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 20:08:39 ID:w03wvHAZ0
メタファーに反応したと思われ
25周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/16(木) 20:43:03 ID:fIfrQvRfP
「イースタンプロミス」って確かに良く出来てることは確かなんだが
なんか守りに入っちゃったような感じも受けるんだよね
それでも続編には期待してるんだけど
26周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/16(木) 20:46:38 ID:fIfrQvRfP
メタファーといえば、「怒りのメタファー」なんて作品もあるね
観たこと無いけど
27名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 20:52:34 ID:S+7WyJnq0
ニコニコで観れるよ
28名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 20:57:52 ID:w03wvHAZ0
クローネンバーグ作品ね
29周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/16(木) 21:19:52 ID:fIfrQvRfP
ニコニコって意外とマニアックな作品が上げられてるよね
30名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 23:40:42 ID:yTg0BzvX0
また見た
クローネンバーグとかバーホーベンの映画は
筋トレしながら見るには最適だなやっぱ
31名前は誰も知らない:2010/12/17(金) 08:37:16 ID:/ii5WA6X0
ニコニコで一番驚いたのは
マイク・ザ・ウイザードが上がってた事
32名前は誰も知らない:2010/12/17(金) 09:12:54 ID:zk6GhKq2O
ニコニコでハンニバルライジングを見た
意外とまぁまぁ面白かったw
33名前は誰も知らない:2010/12/17(金) 10:49:10 ID:yHDmFdDR0
ニコニコで、デスレース2000が見れたのはうれしかった
34名前は誰も知らない:2010/12/18(土) 12:45:02 ID:mXXJcp3e0
要塞警察
片腕ドラゴン
まぼろしの市街戦
ブレインデッド
みたいなあんまレンタルされてないものが挙がってるとありがたい
35周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/18(土) 21:14:32 ID:qoKY7ZXbP
「ソラニン」

この映画について宮台真司が「この二人が本当に愛し合っているように見えない」
「幸せな未来が待っているように見えない」と言っていたけれど、そもそも男女関係ってこういうもんじゃないかね
個人的にこの映画に描かれる関係性は「腑に落ちる」ものだった
これからの時代の映画は(漫画だろうと小説だろうと同じなんだけれども)
関係性の内部での「無常観」や「ディスコミュニケーション」そのものが問題になるのではなく、そうしたものを前提とした上で
それでもなおその関係性に意義を見出すとき、どのような「あり方」を提示することが可能なのかが問題になってくるんじゃないかと思う
そういう点ではこの映画には見るものがある
36周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/18(土) 21:28:08 ID:qoKY7ZXbP
ただこの映画で繰り返し語られる「終わりなき日常」的な問題意識はハッキリ言ってもう古いよ
今の若者の多くは宮崎あおいと「終わりなき日常」を送れるのなら大喜びするんじゃないの?
37周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/18(土) 21:34:09 ID:qoKY7ZXbP
役者はみんないい演技してた
38周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/18(土) 21:42:24 ID:qoKY7ZXbP
宮台は「70年代は性愛が『繭』として機能していた」みたいなことを言うんだけど
その70年代に青春を送った当時の若者たちがその後どうなったのか、推して知るべし
39名前は誰も知らない:2010/12/19(日) 11:46:40 ID:IEsWnNBg0
個人的今年のベスト作品
劇場鑑賞は「ゾンビランド」、DVD鑑賞は「ダーティーメリー・クレイジーラリー」
個人的今年のワースト作品
劇場鑑賞は「告白」、DVD鑑賞は「ハングオーバー」
40周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/19(日) 20:07:43 ID:kM5KEksaP
「ラストデイズ」

なんか演出がタルコフスキーみたい
主人公が居候(?)してる家のダイニングに飾ってある鹿狩りの絵って
「小説家を見つけたら」のショーンコネリーの部屋に置いてあったものと同じだよね?
41周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/19(日) 20:08:40 ID:kM5KEksaP
「小説家を見つけたら」はイマイチだったな
42周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/20(月) 01:43:04 ID:h8rQOFU4P
思うに「小説家を見つけたら」ってのは実は「難病映画」なんじゃないかな
「文学病」という恐ろしい病の
43名前は誰も知らない:2010/12/20(月) 02:23:03 ID:7E/jw72k0
>>39
「ハングオーバー」滅茶苦茶笑ったけどねw
久しぶりに洋画のコメディで抱腹絶倒したわ、まぁ体質の問題なのかもね
でも本当に個人的には今年みたコメディ映画で指折りの傑作。
44名前は誰も知らない:2010/12/20(月) 02:34:42 ID:7E/jw72k0
「ラストデイズ」のあの家は
カートコバーン(本人とは言及してないが)が借り入れてる森の中の
コテージで、カートに媚びてるミュージシャンワナビーがたまり場にしてるって設定だね。
ガスヴァンサントが何をあの映画で言いたかったか本当に理解できなかったが
カートやっぱかっこよくて、ナンバーナインのグランジ風カーディガンを買ってしまった。
「パラノイドパーク」「エレファント」で若者の死に対するリアリティのなさを描写して
「カートコバーン」っていう一つのアイコンでいったい何を表現したかったのか
それとも何も表現したくなかったんじゃないのかとも思う。

45周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/20(月) 02:39:39 ID:h8rQOFU4P
昔観た「世にも奇妙な物語」で音に敏感な作曲家が
最後に自分の鼓動をうるさく感じて胸をボールペンで突くって話があったけど
「ラストデイズ」にもそれと同じようなものを感じた
あの映画では「水」や「風」が発する音が物凄く心地よく感じる反面、
「人」や「道具」の発する音が物凄くうるさく感じられる
46周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/20(月) 02:41:51 ID:h8rQOFU4P
劇中でブレイクが使用する楽器が
「エレキ」→「アコギ」に変化するんだけど
あれも「ロック的なるもの」に対する嫌悪感だったんじゃないかな
47流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2010/12/20(月) 02:46:02 ID:w73+m1u00
「ロック」=「人間(社会)の発する音」
ってね
48周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/20(月) 02:48:32 ID:h8rQOFU4P
タルコフスキーは
「人間」や「戦争」「核兵器」と「自然」を対比させる作品を多く撮ってる
49名前は誰も知らない:2010/12/20(月) 02:59:56 ID:7E/jw72k0
「サイダーハウスルール」
もっと「大草原の小さな家」とか名作劇場的なものを期待していた。
主人公の描写を淡々粛々としか描いてないし、なんかえげつないしで今いち微妙。
悪い意味でのご都合主義が本当に興ざめた。
同じ監督の「ギルバートグレイプ」は知的障害を持つ弟、太りすぎで外出できない母親っていう
不謹慎な言い回しだが、ある種のファンタジーでおとぎ話的なファクターが
田舎で、家族の為に不可抗力で働かなくてはいけなくてくすぶっている若者を演じた
ジョニーデップのかみ合わせが素晴らしく滅茶苦茶よかった。
50名前は誰も知らない:2010/12/20(月) 03:06:22 ID:ob8XcCVu0
周辺人は早くソシアリスムのレビューを書くべし
51名前は誰も知らない:2010/12/20(月) 03:35:00 ID:7E/jw72k0
ギルバートは母親の死ということで無限の可能性を得たわけであるのだけれど
これは母親の死んだおかげで選択肢が広がり、未来が開拓し
母親が死ななければこのまま旧態依然とした状況が引き続き、うっ屈な日々が続き
結果母親が死んだのがよかったんじゃないかっていう結果論の二律背反な話ではなく。
母親と弟の面倒をみるということが、ギルバートがギルパートとして生まれてきて
自分の人生を主体的に生きているエビデンスなのではないのかと思う。
このまま母親が死ななくても、ギルバートは前向きに生きて家族を献身的に養い続けただろう。
どんなに不本意な状況でも不承不承でも、やっぱ人間は宿命論じゃないが
時には逃げながら、時には勇気を出して生きていかなきゃいけないのであろうと思わされた。





52周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/20(月) 08:46:58 ID:h8rQOFU4P
>>50
今週中に金が入ったら観にいくよ
53名前は誰も知らない:2010/12/20(月) 20:52:37 ID:DkhwTw9h0
「暴力脱獄」を観ろ
孤男のための映画だ
54周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/22(水) 19:55:50 ID:7Qhy/fAYP
個人的今年度劇場鑑賞映画ランキング

1位 「春夏秋冬、そして春」
2位 「カラフル」
3位 「エルトポ」
4位 「インビクタス」
5位 「獣人雪男」
6位 「ワイルドアニマル」
7位 「第9地区」
8位 「白夫人の妖恋」
9位 「スペースバトルシップヤマト」

「ゴダール・ソシアリスム」は来年に回します
55名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 20:30:37 ID:QABLkYlN0
「オペラ座の怪人」
ミュージカル版も映画版も好きだ
孤男はファントムを応援するはず
56名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 22:22:37 ID:iQ7I9ATf0
運命のボタンようやく見たわ。

長くなってしまったせいで、奇妙な話ではなく、一つのSFになってしまったところが
残念だったが、面白かった。
ドニーダーコの監督作品らしいテイストは好きだったんだけどな。
でも、キャメロンディアスは可愛い・・・・。30過ぎでもあれは反則だわw
息子じゃなくて俺にキスし(ry
57名前は誰も知らない:2010/12/23(木) 16:11:38 ID:+OYGPg250
周辺人がベストに挙げてる「春夏秋冬、そして春」は昔、神戸のパルシネマで観たわ
確か同時上映がコーエン兄弟の「ファーゴ」だったと記憶する
俺はキム・ギドク作品では「受取人不明」が一番好きだな
ラストの救いのなさ度は映画史上トップクラスだと思う
58周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/24(金) 01:23:49 ID:zheIRCwJP
「許されざる者」や「パーフェクトワールド」、「グラントリノ」なんかを観ると感じるのは
イーストウッドの作品では
日本左翼的な「話し合えば分かり合える」的な思想も
日本右翼的な「良くないものを排除すれば良くなる」的な思想も否定されてるんだよね
そういう意味でイーストウッド映画と平成ゴジラシリーズは近いものがある
59名前は誰も知らない:2010/12/24(金) 15:05:09 ID:Q6KQ5/hK0
ゴジラが?w
60名前は誰も知らない:2010/12/25(土) 01:44:24 ID:3xyoV29P0
>>54
獣人雪男とかレアなだけで全然面白くなくね?
>>57
受取人不明はヒロインのおっぱいが何気に大きかったのが興奮したよ
61周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 04:00:34 ID:tJqu5yjHP
確かに面白くは無いね
ただ「絵力」はあったのと、当時の文化(サブカル)的文脈を読み取りながら鑑賞すると多少は楽しめるからこの順位
62周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 04:44:27 ID:tJqu5yjHP
そうは言っても「ワイルドアニマル」の方が面白かったかなあ
やっぱ

「ワイルドアニマル」は「絵作り」がとにかく安っぽくて
「うわぁ・・・」って感じだったんだけど、終盤に近づくにつれて引き込まれるものがあったのも確か
いくらなんでもベタ過ぎるような気もするんだけど
63周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 20:20:50 ID:tJqu5yjHP
「エヴァ破」

四部作の二作目だし、これ単体では特に面白いともつまらないとも思わなかったかな
気になったのは,偶然なんだろうけど話の大筋が「崖の上のポニョ」と似ていたこと
あと呼び出しアラームが昭和キングギドラの声だったこと
64周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 20:23:55 ID:tJqu5yjHP
「突撃」と「時計じかけのオレンジ」を観たんだけど
キューブリックって基本的にはコメディ専門監督なのだということを再認識した
自分が「ゼアウィルビーブラッドはコメディ」だと考えるのは、この映画がキューブリックの影響のもとに作られているから(技術面、精神面共に)
65周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 22:53:14 ID:tJqu5yjHP
キムギドクって「グエムル」のこと嫌いだったのか
66名前は誰も知らない:2010/12/25(土) 23:05:28 ID:n2fu+ASK0
へーそうなんだ。ポンジュノじゃなくてグエムルか
キューブリックがコメディ監督ってのはもう再確認するまでも無いな。ていうかその二つ初めて観たわけじゃないよな?

しかし時計仕掛けのオレンジとトレインスポッテジングがオシャレ映画として同列に語られてる事にどうしても納得できない
67周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 23:29:22 ID:tJqu5yjHP
初めてではないね
そいうえばポンジュノの作品も基本は戯画的な風刺喜劇だね
68周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 23:32:16 ID:tJqu5yjHP
トレインスポッティングのラストは原作の方の「時計じかけ」に近いと思う
69名前は誰も知らない:2010/12/25(土) 23:37:22 ID:0h5WfPD20
時計仕掛けの原作の方というと「あの頃俺も若かった」みたいなあれか。うーん…
>>67
今村や川島のいわゆる「重喜劇」に近い物は感じるね
70周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 23:44:26 ID:tJqu5yjHP
今村は「ええじゃないか」しか見たこと無いや

来年は今村、チャップリンあたりから見てこうと思う
71名前は誰も知らない:2010/12/25(土) 23:50:32 ID:0h5WfPD20
ええじゃないかなんて今村の中じゃ下の方だぞ
今村の師匠筋の川島雄三の映画は観てないのか?
72周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/26(日) 00:05:12 ID:tJqu5yjHP
見てない
近所のレンタル屋に無いしね

イマヘイの方は何かオススメある?
73名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 00:18:55 ID:E4jWkORc0
果てしなき欲望
にっぽん昆虫記
豚と軍艦
楢山節考
復讐するは我にあり
辺りが作家性と娯楽性が上手く両立してるかな

女衒
黒い雨
うなぎ
辺りはまあまあ面白いんだけど賞狙いな感じがね…
74周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/26(日) 00:38:50 ID:+ejCW/lNP
豚と軍艦
楢山節考
復讐するは我にあり

この辺はツタヤにおいてあった気がする
75名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 00:41:39 ID:E4jWkORc0
まあその三つでも十分かも
周辺人は邦画はあまり観ないのかい?
76周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/26(日) 00:47:41 ID:+ejCW/lNP
そうでもないと思う
たまたまイマヘイを手に取らなかったってだけだね
77名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 00:50:28 ID:E4jWkORc0
他に邦画で好きな監督とかはいるの?
78周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/26(日) 01:07:38 ID:+ejCW/lNP
黒沢清と伊丹十三は好きかな
黒澤明と北野武は作品によって好き嫌いが分かれる
中川信夫と石井ソウゴは作家として全体像を掴みきれてないけど多分好きになると思う

アニメも含めれば今敏と原恵一は好き
79名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 01:14:07 ID:E4jWkORc0
黒沢清と伊丹十三が好きで今村観てないのはもったいないね。両方に通じるところがあるから
全体的に最近の監督が好きなんだな
80周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/26(日) 01:19:53 ID:+ejCW/lNP
そうなのかな
あと「男はつらいよ」と「クレイジーキャッツ」シリーズは割りと好き
81周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/26(日) 01:22:14 ID:+ejCW/lNP
「神々の深き欲望」はレンタル屋探し回ったことがある
その時は監督名は意識してなかったけど
82名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 01:27:07 ID:E4jWkORc0
そういうプログラムピクチャーは何だかんだいいよね。どれ観ても正直同じような内容だけどやっぱり安定感がある
83周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/26(日) 01:30:18 ID:+ejCW/lNP
基礎部分がしっかりしているだけにより際どい部分が強調されるような気がする
それは怪獣映画や西部劇やゾンビ映画にも同じことが言えるんだけど
84名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 01:31:18 ID:gXQzqapFO
ラブアクチュアリーが大好きな俺は少数派だろうか
クリスマスには毎年ひとりで観てしまう
85名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 01:40:42 ID:E4jWkORc0
>>83
ヘドラ、エルトポ、ブレインデッド辺りがそんな感じかな
座頭市や兵隊やくざにも似たように歪な作品があるよね
86名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 01:48:11 ID:PGFQJbYE0
アマデウスは好きな映画だなあ
映画のサリエリ(実際の最絵梨はあんな人じゃなくベートーベンに教授したり、
若手の音楽家を支援したりするなかなかの人物だったらしいが、とにかく映画の話として)は、
モーツァルトの才能を理解できるゆえに、彼の才能に嫉妬し、いつもヘラヘラ笑う若造のモーツアルト
(これも実際はそうじゃないんだろうけど、映画の中ではということで)に才能を与えた神を敵と見なし
モーツァルトを破滅させることで、自分に才能を与えなかった神に復讐してやると考えるわけだが、
俺も何のとりえもない平均以下の凡才でしかないと自覚してるし、才能のある奴を密かに妬んだりしてるわけで
なんか(映画の中の)サリエリの姿が自分の姿とだぶったんだよなあ。
なんかそんなサリエリに共感しちまって・・
87周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/26(日) 01:54:44 ID:+ejCW/lNP
>>85
必ずしもそういうことじゃなくて
「型」を成り立たせつつ如何にその中で暴れるかってことなんだね
88名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 01:58:03 ID:E4jWkORc0
>>86
映画の中においてサリエリは「世間的評価も地位もモーツァルトより上」という状況なのがいい
純粋にモーツァルトの才能のみに嫉妬してるけど、誰よりも彼の才能を理解できているんだからね
ていうかあの映画観た人の大半はサリエリに感情移入すると思うぞw
8986:2010/12/26(日) 02:00:52 ID:PGFQJbYE0
×最絵梨
○サリエリ
なんでこんな間違えしたのやら・・
寝ぼけてるんだろ、もう寝よう
90名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 02:39:41 ID:PGFQJbYE0
>>88
寝る前のもう一レス
そうそう、幼い頃から神に偉大な音楽家になるように祈り、その為なら他は犠牲にしてもかまわないという
サリエリに神が与えた才能は、よりのよって若造で下品(映画ではね)なモーツァルトの音楽の素晴らしさと
彼の天分を人一倍理解できるという皮肉めいたことでしかなかった。
神に裏切られたと落胆し怒るサリエリはモーツァルトを破滅させることで、神に復讐してやると考えるわけだが
しかしモーツァルトより長生きするサリエリは、モーツァルトの音楽が世間から賞賛を受ける一方で、
自分の音楽が忘れられ廃れていくのを見なければならない、そしてその苦悩を受けなければならない。
しょせん凡人なんてこんなもんなんだってね。
いい映画だった。サリエリを演じた俳優の演技も素晴らしかった。
そんじゃおやすみ。
91名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 10:16:42 ID:Eg3xjgmt0
>>88
実在のサリエリはベートヴェンが薫陶を受けるなど才人だったのに
映画の中ではモーツァルトに嫉妬する無能人のように描かれていて
クラシックファンには結構批判されてるみたいだね
92名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 17:28:38 ID:GIQ/txJo0
サリエリの情念を際立たせるため、天才・凡人の対比を強調する狙いで
あそこまで過剰なキャラクター造形を成されてるよね
あのあたりがハリウッド映画的強引さ、誇張
あの映画のままだとむちゃくちゃ無能な奴に見えるもんなw

孤男だったりちゃねらーはサリエリにグッとくるだろ
ていうかあの映画でモーツァルト側に付くほうが知れないわw
あれはどう見ても一発殴りたい奴だろw

確かあれは実際に作品としても物語の主人公はサリエリ
(年老いた彼が回想して語るところからもそれを示唆してるよね)
だからサリエリ側で見るというのは見方としては全く正統
事実、この作品ではモーツァルト役のトム・ハルス、サリエリ役のF・マーレイ・エイブラハムの
二人が共に主演男優としてアカデミー賞にノミネートされる
そしてなんと賞の栄冠を抱いたのはサリエリだった、アカデミーの判断に拍手したい
(あのモーツァルトをキャラも含めて最優秀主演男優とするのはまずいわな、あれは軽いw)

主演男優賞受賞にてサリエリはモーツァルトに打ち勝ったことで、あの映画での設定も含めての
サリエリが受けた仕打ちは報われたのではなかろうか
93名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 17:38:56 ID:GIQ/txJo0
やっと川島雄三の話が出てきたか
だから先日のヴェーラの川島特集に行っておけと言っただろうこのタコチン
あれだけの鬼才はそういないよ

今村はシンプルに換言すると「生きる強さ」が根底を貫くテーマとなってるよね
生きることは情けなくてかっこ悪くて苦労しっぱなしなんだけど、それがいいんだろっていう
肯定のメッセージがある
おれは中でもそれが一番ストレートで色濃い『にあんちゃん』が大好きだぜ
桑田似の長門がまたいいんだ、んでみんな泥だらけできたねーのがいい
昨今、昭和が舞台だったり時代劇の新作がよく見られるが、なんであんなに小綺麗なんだw
例えば昭和と平成の一次的な違いの一つにこの汚なさ/綺麗さがある、昭和ってのはなんか汚なかった
今の新作には昔が舞台にしてもああいう汚なさがないよね
ほんの一昔前の東映の荒くれ者作品でもみんな臭そうできたねーじゃん、あれがいいのにな

『にっぽん昆虫記』は時々ケチ付けられるけどあの悲哀をバックボーンにした滑稽さ強く肯定する味わいは好きだ
ヴェーラの次回の異形・妄執特集も面白そうだな
周辺人の専門の本多猪四朗の単独作もあるじゃねえか
お前さん的には必見だろ
9473:2010/12/26(日) 18:03:17 ID:jL6boFvJ0
>>93
今村映画のセックスは「交尾」って感じだよな。色っぽさとかよりももっと滑稽で猥雑な生き物の行為というイメージ
出てくる女もたくましい。最近の「男に負けないキャリアウーマン」なんて軟弱な方向じゃなくて
川島特集なんてやってんだ…いいなあ都会の人は。ど田舎青森はこれだから困るよ。せっかく川島の故郷なのに
95周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/26(日) 21:58:02 ID:+ejCW/lNP
http://www.cinemavera.com/schedule.html

これか
観たいのがいっぱいあるね
96周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/26(日) 23:16:43 ID:+ejCW/lNP
そういえば「夜のいそぎんちゃく」は数年前に観たな
千秋実が良い感じにキモかった
97周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/28(火) 01:29:46 ID:1ag8v6fqP
「ファイブ・イージー・ピーセス」ってあの内容でアカデミー賞ノミネートされてるのか
98名前は誰も知らない:2010/12/28(火) 01:59:06 ID:Y70CfUyv0
それはパッと見が地味だからアカデミー賞の色合い的にはそぐわないって
意味で言ってるんだよね?
きみの眼力であの作品自体を低く見てるわけないよね?
あの作品は傑作だよ
99周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/28(火) 02:10:43 ID:1ag8v6fqP
「アカデミー賞ってああいう作品を受け入れるだけの度量を持ってるんだね」
ってこと
100周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/28(火) 02:12:20 ID:1ag8v6fqP
内容自体は自分が日々頭の中で反芻してるようなことだったからあまり面白くはなかった
101名前は誰も知らない:2010/12/28(火) 03:43:18 ID:BOK8Qv+50
好き バタフライエフェクト
嫌い バタフライエフェクト2

恋は恋でも、一生懸命なのは見てていい。
でもそれが気取った感じなら覚めてしまう。
やっぱ青年の心模様を描いた映画っていいよ。
逆に社会人が主役の映画はなんとなくダメ。
ただ、青年の演技には要求するものは高いけどね。可愛いだけでもかっこいいだけでもダメ。
102名前は誰も知らない:2010/12/28(火) 08:48:07 ID:/ayvklxAO
ウガンダのボクサーのやつ面白そう
103周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/28(火) 14:45:45 ID:1ag8v6fqP
2010年鑑賞映画ランキング
ベスト15

1位 紀子の食卓
2位 イン・ディス・ワールド
3位 アカルイミライ
4位 ブラックブック
5位 エリ・エリ・レマ・サバクタニ
6位 サマリア
7位 イントゥ・ザ・ワイルド
8位 春夏秋冬そして春
9位 河童のクゥと夏休み
10位 グエムル-漢江の怪物-
11位 パンズ・ラビリンス
12位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
13位 ミスト
14位 母なる証明
15位 インディアン・ランナー

104周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/28(火) 14:51:03 ID:1ag8v6fqP
改定

1位 紀子の食卓
2位 イン・ディス・ワールド
3位 アカルイミライ
4位 ブラックブック
5位 サマリア
6位 イントゥ・ザ・ワイルド
7位 エリ・エリ・レマ・サバクタニ
8位 春夏秋冬そして春
9位 河童のクゥと夏休み
10位 グエムル-漢江の怪物-
11位 パンズ・ラビリンス
12位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
13位 ミスト
14位 母なる証明
15位 インディアン・ランナー

これで決定
105名前は誰も知らない:2010/12/28(火) 15:12:48 ID:4xcQCxOf0
ワーストか
106周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/28(火) 15:16:59 ID:1ag8v6fqP
2010年鑑賞映画ランキング
ガッカリ15

1位 サマーウォーズ
2位 愛のむきだし
3位 第九地区
4位 アイズ・ワイド・シャット
5位 ヘルボーイ/ゴールデンアーミー
6位 バットマンビギンズ
7位 LOFT
8位 時をかける少女(アニメ版)
9位 フーリガン
10位 アビエイター
11位 シャーロック・ホームズ
12位 小説家を見つけたら
13位 冬のライオン
14位 クローズ・ゼロ
15位 3時10分、決断のとき
107周辺人 ◆DxgwL./BZw :2010/12/28(火) 15:17:58 ID:1ag8v6fqP
「クローズ・ゼロ」の続編の方は結構好き
108名前は誰も知らない:2010/12/29(水) 11:22:08 ID:SkBHaObj0
へぇ〜人それぞれなんだな
あんなクズ映画面白いとは思えなかったけどなぁ
109名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 09:36:15 ID:nXNaV963O
ブレードランナー観てるけど、クソつまらなくて眠い。
なんなのこの映画
110周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/04(火) 04:02:28 ID:g7w068/fP
・昔々、ある一家がおりました
・父親、長男、長男の妻、長男の子供、次男という家族構成でした
・次男は神学者でしたが、勉強のしすぎで狂ってしまいました
・長男の妻が妊娠しました
・妻は出産しましたが、それと引き換えに命を落としてしまいました
・次男が正気に戻りました

これなんて映画だっけ
111周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/04(火) 13:16:30 ID:g7w068/fP
>>106で4位に入れた「アイズ・ワイド・シャット」についての少し考えに変化があった
前スレでこの作品の「真実よりも快楽」という姿勢のことを「「けいおん!」や「ルーキーズ」のご先祖様だ」という風に書き込んだ
ただ少し考えてみると、「けいおん!」や「ルーキーズ」は「物語性がない」にもかかわらず、「物語として成立」しているんだよね
何故かというと、これら2作品には「前景化された物語」が存在しているから
「高校生が部活動を通じて仲間との絆を育む」という(ベタ)な「物語」がね
作品の受け手は当然こういう「ベタ物語」を期待しているし、発し手はそれに応えていく
故にキャラクター達の行動も物語の舞台も受け手の予想を全く裏切らないし、受け手も発し手の予想を裏切らず「感動」し「涙」する
恐らくキューブリックはこういう「ベタ物語」への没入を防ぐために「物語から(一瞬の)快楽へ」という手法を「皮肉」として利用したのではないか
112周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/04(火) 13:18:19 ID:g7w068/fP
ただあの作品には「フルメタルジャケット」までにあったような
「受け手を(一瞬で)震撼させる」ような演出のキレ、冴えはなかったよね
113周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/04(火) 13:25:25 ID:g7w068/fP
「〈物語に没入させないための〉物語」を作るのは
「〈物語に没入させるための〉物語」を作るよりはるかに難しいってこと
114名前は誰も知らない:2011/01/05(水) 16:24:53 ID:lVC0hqld0
誰に対してのレスだよw
115周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/05(水) 17:21:42 ID:aFKeYkI4P
>>114
君に届け
116名前は誰も知らない:2011/01/08(土) 09:49:38 ID:rj5ZQBSz0
けいおんに物語がないってのはアニメ関連のスレなんかでもさんざん言われてるが
果たしてそうだろうか?

例えば元ネタをまったく知らない人間がTMAの「けいおんぶ!」を観たら、たいてい
「余計な話はいいからとっとと脱げや!」とツッコムと思う

その「余計な話」の部分は、もちろん元ネタであるけいおんのほぼ丸パクリな訳で
つまりけいおんにも(AVの余計なドラマ部分的意味での)物語は存在するという証左に他ならない
117周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/08(土) 20:47:41 ID:RHdZGB0HP
>>116
「コボちゃん」にだってドラマはあるしね
俺の言っているのは相対論
118周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/08(土) 20:49:27 ID:RHdZGB0HP
2年ぶりくらいに「ゾディアック」を見たんだけど、2年前と全く違う見方をしている自分に驚く
119周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/08(土) 23:59:36 ID:RHdZGB0HP
「容疑者X」ってこんな酷い映画なのに2ch界隈では評価高いんだな
120名前は誰も知らない:2011/01/09(日) 00:12:50 ID:GlP7PU5i0
そういえば、ピート・ポスルスウェイトがお亡くなりになったようですね

安らかに眠れ…
121名前は誰も知らない:2011/01/09(日) 01:44:41 ID:1Wk1rjcn0
容疑者Xの献身は人生に絶望云々の描写が弱すぎるんだよな
122周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/09(日) 01:48:40 ID:mWEPDblOP
それもあるし、ラストのやり取りでブチ切れそうになる
あと雪山のくだりとか、何がしたかったんだろう(キム・ギドク的な「何か?」)
123周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/09(日) 01:50:39 ID:mWEPDblOP
誰かにとっての「慈悲」は誰かにとっての「無慈悲」になり得る

イーストウッドならそこまで踏み込むだろう
124周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/09(日) 02:04:57 ID:mWEPDblOP
町山って「ゴジラ1984」の良さがわかってないんだな
あれは「見せ所をつくらない」ということによって「見所」が生まれてる
(新幹線のシーンとかは保育園のとき見てマジでビビッたんだけど)
125周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/09(日) 02:07:28 ID:mWEPDblOP
「ガメラ」ってのは逆に「アングル」だけの映画
126名前は誰も知らない:2011/01/09(日) 03:09:02 ID:hK/dgO2r0
周辺人はよソシアリスム見てこい
現在東京では日比谷シャンテTOHOのみの上映
TOHOは毎月14日が1000円だからおすすめ
一応19日までの上映は確認してるが、たぶんもうすぐ終わるぞ
その内とか言ってる間に終わるんだから早く行けって
あと恵比寿ガーデンシネマでやってるウディ・アレンの『人生万歳』も傑作だぞ
おまえはいつもテーマと思想性しか見ないけどこの作品はそれだけで見るなよ
その点はめちゃくちゃだから
この作品はとにかく台詞が面白い
英語やニューヨークの文脈が分かれば倍楽しめるんだろうが
それでも台詞の質、間、掛け合いが絶妙
ガーデンシネマはもうすぐ閉館だから記念のためにも行っておけ
127周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/09(日) 03:13:59 ID:mWEPDblOP
「テーマ」がなければそもそも「映画」として成立しないんだよね
「「テーマ」に没入しない」というテーマを描いた作品はいっぱいあるし
そういう作品は好きなんだけど

ソシアリスムは絶対に観にいきたいんだけどね
128周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/09(日) 03:14:57 ID:mWEPDblOP
エジソンとかの時代だと「テーマ」なんて存在しないんだろうけど
129周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/09(日) 03:19:55 ID:mWEPDblOP
むしろ「テーマ」を一生懸命説明する映画は嫌いだったりする
130名前は誰も知らない:2011/01/09(日) 08:46:57 ID:bPypoApC0
ヒトラー最期の12日間が好きです
131名前は誰も知らない:2011/01/09(日) 09:49:53 ID:TKctt4+B0
映画自体、自分から見に行ったことがない。
ああいうのって、習慣づいてないと行かなくね?
132名前は誰も知らない:2011/01/09(日) 12:51:54 ID:R8JZ04Ei0
黒鳥もそうだけどなんで細切れにレスすんの?
133周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/09(日) 20:29:44 ID:mWEPDblOP
レスすることによって考えが整理されたり
考えが深まったり、また別の考えが浮かんだりする
そしてそれをまた書き込む
この繰り返し

「2ちゃんねる思考法」ってやつ
134周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/09(日) 20:31:51 ID:mWEPDblOP
「復讐するは我にあり」観た
日本を舞台としてるだけに「ダークナイト」とか「ゼアウィルビーブラッド」より生々しく、
真に迫っているように感ぜられる
135名前は誰も知らない:2011/01/09(日) 20:42:48 ID:R8JZ04Ei0
他の今村映画もぜひ観ようぜ。川島雄三も
136周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/09(日) 20:46:12 ID:mWEPDblOP
明日は「豚と軍艦」観ます
137名前は誰も知らない:2011/01/09(日) 20:48:48 ID:R8JZ04Ei0
豚と軍艦、いいね。復讐するは〜とは全く違うアプローチだけど傑作
138名前は誰も知らない:2011/01/09(日) 20:55:34 ID:mB0HPBpG0
みんなレンタルで観てるの?うち田舎だから品が少なくてこまる。ダウンロードだと安いのかな?
139周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/09(日) 20:59:58 ID:mWEPDblOP
9割9分くらいレンタルだね
140周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/10(月) 21:28:29 ID:p5M9rNaLP
「パブリックエネミーズ」

幼稚そのもの
ツマンネ
141名前は誰も知らない:2011/01/10(月) 21:56:08 ID:tBBC6zra0
>>140
デリンジャーを扱ったものでは最初のものが白眉。
142名前は誰も知らない:2011/01/11(火) 17:30:51 ID:3LhzI0tU0
グエムルは評価が散々だったが実際のところはどうなんだ
韓国映画ってことでネトウヨがケチ付け放題だったんで真実が気になる
143名前は誰も知らない:2011/01/11(火) 18:28:01 ID:gx2ZM0pS0
大分期待し過ぎたのかガッカリした
前半半分ぐらいまでは良い感じだったのになぁ
144名前は誰も知らない:2011/01/11(火) 18:37:21 ID:3LhzI0tU0
なんかCGがすごいみたいな触れ込みだったような。話しで見せてほしいよね。
スティーブン・スポルバーグの3Dめがねで見るのも、内容的には詰まらなかったらしい
脚本があってこその映画なのにねとオモタ
145名前は誰も知らない:2011/01/11(火) 18:38:17 ID:3LhzI0tU0
スピルバーグです。恥ずかしい;
146名前は誰も知らない:2011/01/11(火) 18:54:16 ID:gx2ZM0pS0
いやまぁ別にそういう方向性も有って良いと思うけどなぁ
ジュラシックパークとか話の内容はアレだけどスクリーン見てるだけで涎垂れそうで
映画の可能性ってスゴイと思ったもんだよ
147周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/11(火) 19:21:16 ID:nl3x4+GeP
うちの弟も「グエムル」嫌ってたな
「正統派モンスター映画」を期待した人にはウケなかったか
148周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/11(火) 19:29:00 ID:nl3x4+GeP
「(貧富の格差や米軍駐留等問題を抱えつつも)漢江を拠点とした経済発展を遂げた」ことが「自明」となった「韓国社会」
「儒教的に振舞うこと」が「自明」となった「父親」
「出来が良いこと」が「自明」となった「弟、妹、娘」
「ダメ人間であること」が「自明」となった「主人公」
全ての物事は「自明」であり、ありきたりな毎日の繰り返しが続くように思われた
「怪物」が現れるまでは

「怪物」は「自明性」を悉く破壊したが、
そのことによって主人公の「ダメ人間」という「自明性」も破壊され、彼は一転「ヒーロー」になる
そして「ヒーロー」によって「怪物」は倒される

しかしそれによって「自明性」が復活し、「ヒーロー」は「ダメ人間」に戻り、
ありきたりな日常は繰り返されるのであった
149周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/11(火) 19:38:28 ID:nl3x4+GeP
映画を「成長」や「通過儀礼」を描くものとして見る方法論があるが
「グエムル」はそれを否定している
150周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/11(火) 19:55:32 ID:nl3x4+GeP
>>104では10位にランクインしてるね
151名前は誰も知らない:2011/01/11(火) 20:16:33 ID:3LhzI0tU0
CGのだいご味は、ターミネータ2みたいに液体の警官が鉄格子をすり抜けるシーンのような、
日常的な「非現実さ」を表現するところにあるとおもう。
存在しない怪物を、あたかもいるように見せたいなら、日本のゴジラみたいな特撮を駆使すべきだとおもう。
エイリアンもディープブルーの凶暴サメはCGじゃないよね確か
152名前は誰も知らない:2011/01/11(火) 20:17:36 ID:3LhzI0tU0
×エイリアンもディープブルーの凶暴サメはCGじゃないよね確か

○エイリアンもディープブルーの凶暴サメもCGじゃないよね確か
153周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/11(火) 20:21:06 ID:nl3x4+GeP
エイリアンは3以降はCGでしょ
アップショットは気ぐるみだけど
154名前は誰も知らない:2011/01/12(水) 08:29:30 ID:eZB2AcpE0
ジュラシックパークとかスターシップトゥルーパーズはCGだけど素敵モンスターだぞ
155名前は誰も知らない:2011/01/12(水) 10:51:05 ID:opXI4RWj0
>>142
パトレイバーであった話丸パクリな内容だった
156名前は誰も知らない:2011/01/12(水) 11:02:21 ID:eZB2AcpE0
丸パクりと言う程では無いだろ別に
似た設定とかは確かに有ったがそんな事言い出したら怪獣映画見れなくなる
157周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/12(水) 17:11:47 ID:esAMNCcGP
>>154
ジュラシックパークは実際のところは着ぐるみやサイボットも多用されているんだけどね

>>155
映画作品のほとんどは何かしらの「パクリ」によって成り立っている
158周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/12(水) 17:12:43 ID:esAMNCcGP
ポンジュノは絵コンテなんか見るとアニメっぽい感じがするのは確か
159名前は誰も知らない:2011/01/12(水) 17:52:33 ID:eZB2AcpE0
たしかにジュラシックパークはキグルミやサイボットも使ってるけど
それよりもフィルティペットを使ってる事の方が重要だと思うけどね
160周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/12(水) 17:57:37 ID:esAMNCcGP
「スターシップトゥルーパーズ2」はイマイチだった
161名前は誰も知らない:2011/01/12(水) 18:02:37 ID:eZB2AcpE0
特撮マンが本編監督やっちゃダメ
162周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/14(金) 21:14:21 ID:CkfkeHqoP
柳沢きみおの「市民ポリス69」が映画化されるそうです
原作は中高生のころ読んで好きだったんだけど、果たして映画版は・・・
163名前は誰も知らない:2011/01/15(土) 11:41:43 ID:Fdl+0nml0
中高生の頃に読んでたって…周辺人って勝手にいい歳したオッサンだと思ってたが若いんだな
柳沢きみおの作品だったら「極悪貧乏人」を映画化してほしいな
昨日アカデミー賞受賞作「ハートロッカー」をレンタル鑑賞したけどイマイチだった
デ・パルマ監督の「リダクテッド」の方が俺は好き
164名前は誰も知らない:2011/01/15(土) 11:49:30 ID:v//js1GA0
周辺人は普通に大学生くらいだと思ってた。趣味趣向が最近のものだし
リダクテッドって同テーマのカジュアリティーズより劣化してないか?
165名前は誰も知らない:2011/01/15(土) 13:36:21 ID:G07Lkrk90
・好きな映画

「ランボー・1」だな
ランボーの森でのサバイバルは勉強になる
それにランボーの孤独さがよく伝わってくるし
最後に思いをぶちまけるシーンは泣けてくる
166名前は誰も知らない:2011/01/15(土) 17:06:00 ID:Fdl+0nml0
>>164
確かに「リダクテッド」と「カジュアリティーズ」は同テーマだけど
前者の方はモキュメンタリー作品なので余り比較対象は出来ないと思うんだが。
それと齢70歳近くの巨匠が米国では間違いなく賛否両論巻き起こすであろう
あんな作品を撮った事が単純に「デ・パルマ監督、カッコイイ」思っってしまった。
あと「ハートロッカー」のキャスリン・ビグロー監督の作品だったら「ブルースティール」が好き。
167周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/15(土) 22:03:10 ID:+iHRv5iWP
「エレクション 死の報復」は置いてあるのに
「黒社会」は置いてない近所のビデオ屋
168周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/16(日) 20:06:29 ID:EQbBul4vP
「サッド・ヴァケイション」

ラストのオダギリジョーのくだりで台無しになってる
それまでは良かった

本当は「ユリイカ」を見たかったのだけど、3部作の真ん中だけ見つからなかった
169名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 23:32:58 ID:y+39TSQkO
借りられてたんじゃなくて置いてなかったの?
あんたの近くのレンタル屋微妙だな
東京住まいならちょっと出かけてでかいレンタル屋で借りるほうが無難に見つかるな
170周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/16(日) 23:38:13 ID:EQbBul4vP
置いてなかった

渋谷のツタヤ行ったら品揃え豊富でびっくりした
「憲兵とバラバラ死美人」とか置いてあったよ
171名前は誰も知らない:2011/01/17(月) 00:20:25 ID:vKnJLznl0
機動警察パトレイバ−2
ハリウッド映画とは違う重厚なテーマや
登場人物がほとんど孤独でネクラなのがいい
172名前は誰も知らない:2011/01/17(月) 03:05:06 ID:jyaLDTTHO
ユリイカGYAOで観れるよ
173名前は誰も知らない:2011/01/17(月) 13:33:18 ID:itA52T+G0
2ch 全板縦断勢いランキング(RSS生成可)http://2ch-ranking.net/

掲示板の書き込みを読んで時の話題や最新ニュースを一発理解。
ニュースのみを取り扱う姉妹サイト、「2NN (RSS生成可)」 もどうぞ。
174名前は誰も知らない:2011/01/17(月) 14:46:31 ID:Q4e6v3zM0
アンソニーホプキンスの「マジック」見たよ。
今ではよくあるシナリオだけど、当時は新鮮だったのだろうか?
TSUTAYA独占とか書いてあったけど、
他にもあの年代には名作はあるから、埋もれていた佳作というところか。

しかし、35歳くらいのアンソニーホプキンスはビビったわw
あんなに若い頃の作品は見たことがなかった。エレファントマンも借りるかな。
175名前は誰も知らない:2011/01/17(月) 15:38:10 ID:jyaLDTTHO
エレファントマンって
ジョン・メリックという余りに理不尽な星の元に生まれて、堅忍不抜な人生を生きてきた青年と
アンソニーホプキンス演じる医者との交流から
文化的な生活と環境を与えられて初めて人間としての承認を与えられる過程を描いた
リンチらしくない一見感動ドラマに仕上がってるが、要所要所にリンチの異形に対する屈折した愛情が垣間みえるんだよね。
176周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/19(水) 01:30:27 ID:Rr82Szw1P
>>175
リンチって「本筋とは別の何か」を表現したがる人なんだね
「ブルーベルベット」や「砂の惑星」もそうだったけど

>>172
ありがたい
明日あたりに見てみます
177名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 08:11:43 ID:Chm9n/2S0
「何か」のほうが本筋で
本筋と思われてるのはそれを見せるための道具
178周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/19(水) 17:51:27 ID:Rr82Szw1P
>>177
そうとも言えるね
179名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 23:27:38 ID:568N/uvQ0
フランシス・F・コッポラ監督の「浦安鉄筋家族」
まあ評価は分かれると思うけど俺は好きだな。
180名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 01:51:59 ID:0RRzRUyTO
ゴ―ストとか恋愛物は嫌いデス!
海外オリジナルを日本リメイクした奴は更に嫌い嫌い大嫌い♪
181名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 10:57:09 ID:1rweRuoG0
ゴーストは恋愛もの云々関係なく面白かったよもちろんオリジナルの方だけど

大嫌い大嫌い大嫌い大好き♪
182名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 11:01:08 ID:1rweRuoG0
そういやフッと思い出したが
ゴーストの出演者の中にマイク・ジトロフの名が有ったんだがどいつだ?
183名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 12:54:48 ID:TevSfK080
>>181
ハーン
184周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/20(木) 21:33:21 ID:t73Abb7GP
「ドグラ・マグラ」

確かに面白いんだけど、それは単に原作が素晴らしいから
「よくまとまっている」けれど、それが却って作品の魅力を殺いでいる
もっと「遊び」や「畸形性」に走ってもよかった
せっかく松本俊夫が監督してるんだしね

本作の良く言えば「ウェルメイド感」悪く言い換えれば「凡庸さ」が
逆説的に夢野久作の「凄さ」を証明している
185名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 21:36:46 ID:j4SFRAEvO
変態小説か
186名前は誰も知らない:2011/01/21(金) 08:47:31 ID:CBjUvfiT0
「せっかく松本俊夫が監督してるんだしね」
       ↑
この部分には同意せざるをえないけどさ
うまくまとめても原作の方が良かったと言われ
監督の独自の解釈で撮っても原作レイプ言われて叩かれまくる
原作モノはムツカシーよ
187周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/21(金) 17:33:54 ID:ttc58bPuP
夢野の文体って「舞踏」的だと思うんだけど
いっそのことミュージカルにしても良かったかもしれない
188周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/21(金) 18:35:01 ID:ttc58bPuP
189名前は誰も知らない:2011/01/21(金) 21:10:14 ID:4Ci9cWkt0
>>188
まるで生クリーム乗せられたカツ丼出された気分だなww
190名前は誰も知らない:2011/01/21(金) 22:20:57 ID:T9tXPZpi0
マジかよw
191名前は誰も知らない:2011/01/23(日) 01:17:51 ID:txwjHLTL0
リメイクリメイクって・・・・。

>>189の例えが的確でワロタw
192名前は誰も知らない:2011/01/23(日) 17:15:05 ID:tEjkgKUA0
映画は基本的にどれもつまらない。
ただ、たま〜に見るのには良い。
193名前は誰も知らない:2011/01/24(月) 00:02:13 ID:uGZb5lO80
確かに、映画を見すぎると、ちょっと、飽きるんだよな。

しばらくブラブラして別のことをすると、また見たくなってくる。
194周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/24(月) 20:08:54 ID:j+9+Gk1JP
今週はソシネト観にいくか
フィンチャー作品って好き嫌い分かれるけど今回はどうだろう
195名前は誰も知らない:2011/01/24(月) 20:26:33 ID:voInmIDDO
ソシアリスムはどうした
もうすぐ上映終わるぞ
196周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/24(月) 20:46:54 ID:j+9+Gk1JP
お金が無いから行けない
197周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/24(月) 20:51:57 ID:j+9+Gk1JP
「メイド・イン・USA」観たけど面白くなかった
198周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 00:14:42 ID:B2QMeK3TP
「ソーシャルネットワーク」
これが評価されてるのって、作品そのものの面白さというよりは
題材の取り方なんじゃないかな
やろうとしていることは「ゾディアック」(「ロードオブドッグタウン」)とほぼ同じで
「動物」を描いてるわけだけど、この二つが「個人の力」と「それをはるかに上回る大いなる存在」との間の関係性を
ドラマツルギーを利用していて、「個人」が「動物化」「脱コード化」すればするほど
「大いなるもの」の「存在」がより迫力をもって描かれているのに比べて、この作品ではそういうものはそれ程描かれていない
「劇映画」としてはやや力不足のようにも感じられた

「早回し」するのはいいんだけど、その手法によって「何を強調するのか」、「何を破壊するのか」をもう少し考えた方が良い
(「ゴジラの逆襲」とか見てみるといいかもね)
199周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 00:16:06 ID:B2QMeK3TP
関連作品として「ゾディアック」「ロードオブドッグタウン」「ゼアウィルビーブラッド」も見ると良いかも
200周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 00:23:57 ID:B2QMeK3TP
吹き替えで観た方が面白いって話も聞くけど
201周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 00:32:35 ID:B2QMeK3TP
ザッカバーグの「存在」「身体性」の描き方に比べて、
「親友」エドゥアルドや「ボート兄弟」の「存在」「身体性」はぞんざいにしか描かれないんだよね
だから「対立」も「摩擦」もそれほど盛り上がらない
202名前は誰も知らない:2011/01/28(金) 14:40:12 ID:LIyzxrRk0
自分と会話してどうすんだ
203名前は誰も知らない:2011/01/28(金) 15:55:06 ID:ZnH9BqE00
そっとしといてやれ
204周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 20:49:46 ID:B2QMeK3TP
「ボーイズオンザラン」

終始「おまいらこういうの好きなんだろ?」って耳元で囁かれてる感じ
受け手の想像力を超えるものが全く無い
そもそも青山って何か悪いことしたの?
でもこういうので感動しちゃう人も結構いるんだよなあ・・・
205名前は誰も知らない:2011/01/28(金) 21:47:06 ID:G7OlL3Ph0
エクスペンダブルズを劇場で見て泣いた俺
他の観客の冷たい目が痛い
206周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 21:47:22 ID:B2QMeK3TP
>>202
してないよ
「2ちゃんねる思考法」ってやつ
207周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 21:49:26 ID:B2QMeK3TP
「エクスペンダブルズ」は見るからにネタ映画っぽいから「いい」んだけど
「ボーイズ〜」の方はマジっぽいからな・・・
208周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 22:55:26 ID:B2QMeK3TP
「ボーイズ〜」について考えててふと思い出したけど
「ソーシャルネットワーク」のラストシーンはハッキリ言って駄目だと思う

日米問わずして何か分かりやすい「童貞もの」「アスペもの」みたいな
ある種の型にはまった表現が出てきているってのは憂慮せねばならない事態だと思う
209名前は誰も知らない:2011/01/28(金) 22:57:46 ID:i7CnshYH0
大した知識も無いのによく言うわ
210周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 23:03:44 ID:B2QMeK3TP
>>209
じゃあどう思うの?
211周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 23:10:19 ID:B2QMeK3TP
「ソーシャルネットワーク」は演出の「技法」そのものは優れてると思うよ
ただ良くも悪くもそれだけだって話

「それだけ」であるが故にラストでベタな落とし方がなされることによってつまらなくなっていた
212周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 23:15:51 ID:B2QMeK3TP
ザッカーバーグって「主観」と「客観」の差異が大きい人で(少なくとも劇中ではそう描かれる)
そこにある種の「狂気」や「可笑しみ」「題材としての芸術性」があると思うんだけど
ラストではその「主観」と「客観」の合一化がなされているんだよね
213周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 23:17:55 ID:B2QMeK3TP
ただその「狂気」や「芸術性」でさえも
予定調和的に「演出」されている以上のものにはなり得ているとは言い難いんだけど
214周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 23:26:23 ID:B2QMeK3TP
映画「ソーシャルネットワーク」をザッカーバーグ本人はあまり肯定的に考えていないんだってね
215周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 23:30:08 ID:B2QMeK3TP
216流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 23:38:56 ID:wwXit74z0
「ソーシャル〜」も「ボーイズ〜」も
(悪い意味で)漫画的と言えるかもしれない
217名前は誰も知らない:2011/01/29(土) 00:54:22 ID:dPBgNvMQO
ザタウン見たいお
218周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/30(日) 01:38:36 ID:g9nyQsW4P
「レイチェルの結婚」

「歩いても、歩いても」に似てると思ったら
みんな同じことを思っていたという
219名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 04:12:24 ID:s5rn8hF9O
映画観ても忘れるし、あんま何も思わない('A`)
220周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/30(日) 20:16:55 ID:g9nyQsW4P
「日本の夜と霧」

物凄い長回しのせいで、とにかく役者が台詞を噛む、間違える
こんな映画初めて見た
こんな手法を用いたのは、製作者がこの時代の「熱気」をフィルムに封印しようとしたためであろうか
魯迅のくだりや演説シーンなんかは図らずも爆笑してしまった
221名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 21:12:06 ID:/C/5ADZ1O
あー、やっと周辺人が大島あたりに手を出したか
津川雅彦が初々しくていいよな(『狂った果実』の津川は尚いいが)

おれは前々から周辺人と大島は相性いいと思ってたんだが
作品毎にテーマ性が強くはっきりしてる、メタファーなど駆使し計算して作ってるからね
『儀式』『絞首刑』なんてまさにお勧め
『天草四郎時貞』も一見実録時代劇に見えるが、現代や当時の安保の風刺にしていたりするところが
大島監督らしい
『日本の夜と霧』はサスペンス的にも面白いね
222名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 21:18:18 ID:aP22RRtZ0
別に今まで大島渚観てなかったわけじゃないだろうw多分
223周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/30(日) 21:27:27 ID:g9nyQsW4P
あんま見てない
所謂日本的な「反権力」的作家かと思って敬遠してたフシがある
224名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 21:44:55 ID:/C/5ADZ1O
レス読んでれば、このへんの監督は見てるな、このへんは見てないなって大体わかるじゃん
月食領主くんの場合は特にw

確か先日『愛と希望の街』のレビューを書いてた気がするんだけど、もし大島をいろいろ見てたら
特に彼なら他タイトル名に触れつつ比較しつつなどやってるだろう
レビューの書き方で大体わかる
あと基本古いのはそこまで見てないもんだしな
225名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 21:46:41 ID:aP22RRtZ0
周辺人はあまり古い邦画観てないなと感じる時がある。特撮は別だが
大島も川島も今村もあんま観て無いんでしょ?のわりに松本俊夫を知ってたりするのもアンバランスだがw
松本俊夫作品だと何が好きなの?
226周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/30(日) 21:53:30 ID:g9nyQsW4P
>>224
「愛と希望の街」って観たこと無いよ

>>225
自分が今生きているこの状況の中で
「冷戦」とか「学生運動」とかの作品を進んで手に取ろうとは中々思いにくいかもしれない

松本俊夫もそこまで特別な思い入れがある訳ではないんだね
「バラの葬列」と短編いくつかは見たけど
227周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/30(日) 21:55:11 ID:g9nyQsW4P
大島がいくら真剣に「日本の夜と霧」を撮ったところで
今の自分にはそれはお笑いの対象になってしまう訳です
埋めがたい「断絶」がある
228周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/01/30(日) 22:14:10 ID:g9nyQsW4P
大島が撮らなくなっちゃったのもそういう「断絶」を意識してのことなんじゃないかな
だとしたらその決断自体は間違ったことではないと思う
ジ○リみたいに時代遅れなものを作り続けるよりは
229名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 22:14:57 ID:aIoU33Pn0
なんだ映画スレかと思ったらコテ雑談か
230名前は誰も知らない:2011/01/31(月) 09:34:54 ID:QOz3qfEnO
新文芸座の喜八特集楽しみだわ
レンタルに置いてないレアなのも結構上映予定あるな
231周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/01(火) 00:31:59 ID:TAsambBlP
町山が「ソシャネト」について「製作者たちは古い枠組みで物語を作ってる」って言ってたけど
俺がくどくどと書き込んでたのもそういうこと
232周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/01(火) 01:04:19 ID:TAsambBlP
>>226->>228を補足すると
この一連の書き込みってのは
「古い映画なんて観ない」「観ても仕方ない」っていう意味ではなくて
「(古典に絶対性を見出すような教条主義を排し、時間的限界を弁えつつも)これからは古い映画もどんどん観て行きたい」という意味の書き込みだよ
233名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 01:05:57 ID:iuLEUVHg0
誰も読んでなかったんじゃないかな
234周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/01(火) 01:39:42 ID:TAsambBlP
なるほど
235名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 10:52:15 ID:u49UXGgK0
キックアス鑑賞しました。
各媒体で絶賛されてるし、日本での公開が危ぶまれていた頃から、映画秘宝とかの雑誌読み込んで超楽しみにしてたんだが…。
自分的には正直イマイチだった。
期待値が上がりすぎてたかな?
前知識全くなしで鑑賞してたら随分違った感想になってたと思う。
236名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 12:12:38 ID:2WFdhh530
キックアスに対するその感想もう聞き飽きたよ
237名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 16:05:24 ID:o/H4bUJ10
「乾き」レンタル鑑賞したけどイマイチだった
パク・チャヌク監督〜、「オールドボーイ」は超まぐれ大当たりだったのかい?
以降の「クムジャさん」、「サイボーグ」、「乾き」、皆凡作じゃんかよ〜
238名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 16:07:53 ID:o/H4bUJ10
すみません、×「乾き」→○「渇き」でした
239周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/03(木) 18:09:33 ID:aEhIHSqbP
>>237
同意
240周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/03(木) 18:10:29 ID:aEhIHSqbP
「復讐者に憐れみを」ですらそこまで大した作品ではないんだけどね
241名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 18:02:54 ID:e6f88zpx0

キムタク
Space Battle Ship
ヤマト
を既に4回
見に逝っている
漏れって
アフォ
ですか????
242名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 19:09:03 ID:bLniv6+9O
アホだな
243α三世 ◆2bmoujqRHk :2011/02/05(土) 06:36:19 ID:cecxjxAHO
電車男の映画が好きだ

劇場で見てみたい気分だ
244周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/05(土) 21:08:05 ID:HclwQShgP
「電車男」って「普通厨物語」でしょ
245名前は誰も知らない:2011/02/05(土) 23:54:21 ID:5wXblUI+0
アンストッパブル予想以上によかった
男向けの映画だね
246名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 00:28:02 ID:4Ru0UY6CO
アンストッパブルは良かった
邦画じゃまず作れないね
凄いと思ったのが、これは始まって危機突入までが10分もかかってないのね(映画の尺の時間)
トラブル系やアクションものって、時間見ると「うおお」って危機が前面に出てくるのは映画の開始30分後〜
1時間後くらいからだったりする(それまではその過程の説明や起・承の部分を見せる)
この作品が凄いのはそれを冒頭10分で済ませ、それから最後までフルスロットルのテンションを
見せるのに成功した点
247名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 00:38:32 ID:4Ru0UY6CO
何より、最近はひねった題材、すき間産業的な題材、ひねった設定の作品ばかりの中
超が付くほどのドシンプルな話w
で解決へ向けてもごちゃごちゃしてない、トラブルは一点のみ
暴走電車を止めるw、これだけで90分以上見せる演出があっぱれだった(だれないのがすごい)
これだけ真っ向勝負な映画は久しぶりだ
248名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 17:21:55 ID:GDWgLpPW0
ヤマト公開終了と思ったら次は明日のジョーか…
まったく興味ないなぁ
銀河鉄道999も映画化が噂されてるけどなんでもかんでも映画化すりゃいいってもんでもないだろうに
249名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 20:05:44 ID:Fc4MofXX0
>>246
ストーリーは「地上版アルマゲドン」っていう風に思ってるけど、そんな感じはしなかった?
250周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/10(木) 21:42:46 ID:OcCAqTR5P
明日の黒沢イベ行く人いる?
僕は行けませんが
251名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 19:21:46 ID:K3/P4ngL0
ガンツ観てきた。そこまで期待せずに観に行ったけど、予想以上にがっかり。
ただの戦隊物みたいになってるじゃねえか。
漫画も後半になるにつれてそんな感じだけど。
星人のデザインとかスーツとか武器なんかは良い感じに出来てんのにもったいない。

漫画のイメージで観ちゃうからかなぁ、BGMも邪魔くさいだけだったし。
マンガでは田中星人編が一番好きなんだけど、映画ではおいしい部分削ぎ落しちゃってるし。
田中星人は初めは襲ってこないところがおもしろいのに、
すぐ「コォォー」(口から光線)とか駄目だろう。
252周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/11(金) 19:46:37 ID:VBXwgEEfP
ガンツのマンガ自体も見なくなったな
253名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 19:59:55 ID:5RN8w3AGO
イベント当日にこんな天気になったのが黒沢映画ぽいよなw
レポは映画板の黒沢スレでたくさん上がるだろう
黒沢作品に関しての周辺人の見方はわりと監督の意識と相性が良いように見えたから
周辺人にはイベントに行って欲しかったよ
監督本人と結構話せるイベントだから
254周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/11(金) 20:31:09 ID:VBXwgEEfP
是非とも行きたかったんだけどね
次の機会があれば行きたい
彼の映画は「映画」という枠を超えて何か「風穴」(「異次元の扉」)のようなものになるんじゃないかと思う
255周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/13(日) 18:58:57 ID:ne8JBXbdP
来週ついに「ヒアアフター」公開
256名前は誰も知らない:2011/02/14(月) 18:37:35 ID:n282+CEi0
世間では「悪魔のいけにえ」は超名作、「悪魔のいけにえ2」はギャグ映画に成り下がった駄作扱いだけど
俺は2の方も超大好き。
故デニス・ホッパー演じるレフティのレザーフェイスの上を行く狂いっぷりが最高!
257名前は誰も知らない:2011/02/14(月) 20:40:38 ID:zQR7BJYmO
基地外をやらせたらデニスホッパーは天下一品。
「ブルーベルベット」もよい
258周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/15(火) 05:56:14 ID:mqaJ6y2pP
ソダーバーグ引退するのか
259名前は誰も知らない:2011/02/16(水) 16:59:48 ID:qPPS2QEJ0
公開が待ち遠しいのはイ・ビョンホンとチェ・ミンシク共演の「悪魔を見た」かな
チェ・ミンシクが極悪非道の殺人鬼を演じてるってだけでワクワクする
オールドボーイ大好きだし
260名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 22:13:18 ID:Z7Hqqbte0
2011/02/21(月) 開場:20:50 開演:21:00
ttp://live.nicovideo.jp/watch/lv40803099

ここがヘンだよ日本映画アカデミー賞!
2010年日本映画ベストテン&ワーストテンをお届けします。

2008年日本映画アカデミー賞受賞作品『おくりびと』をワースト1位に選出し、
賛否両論を巻き起こした老舗映画評論雑誌『映画芸術』。

いま本当におもしろい日本映画は何なのか?
さまざまな映画賞やベストテンはどれぐらいアテになるものなのか?

2月18日に発表される日本アカデミー賞を俎上に上げて、
2010年の日本映画を徹底討論。
映画評論の名手が選ぶ真のアカデミー賞が今夜決定!?

【出演者】
司会:寺脇研(映画評論家)
出演:大高宏雄(映画ジャーナリスト)
森直人(映画批評家)
荒井晴彦(「映画芸術」編集長)
稲川方人(映画監督・映画評論家)
261周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/18(金) 22:20:44 ID:TeIQhyPCP
2010年のキネ旬と映芸のランキングってどうだったの?
262周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/18(金) 22:25:49 ID:TeIQhyPCP
「第9地区」ってどうしてこんなに評価高いんだろうね
263名前は誰も知らない:2011/02/20(日) 00:23:31.46 ID:17qL86610
面白いから
264名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 17:56:08.83 ID:WLDrGdwx0
そもそも大真面目に観る映画じゃないしw
265名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 18:55:29.15 ID:f/UiqMb30
一時期はタルコフスキーだのホドロフスキーだの見て面白いと思ってたけど
いつからかジャッキーやスタローンや怪獣映画とかばっかり見るようになった
今ではウルトラマンとか見て号泣してます
266周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 21:05:41.80 ID:t+CqUuilP
「大真面目に観るような作品じゃないしw」とか言って最初から逃げ道を作る観客にはウケたのかな
267周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 21:07:51.93 ID:t+CqUuilP
タルコフスキーの作品は「怪獣的」映画と言えるだろうね
268周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 21:42:51.72 ID:t+CqUuilP
そういえば「生きものの記録」と「サクリファイス」ってそっくりだよね
269周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 22:02:03.96 ID:t+CqUuilP
あと黒沢清の「カリスマ」は「サクリファイス」に似てる
270名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 22:31:29.18 ID:uyS2Nrp/0
映画詳しいのは知ってるから
似てる事がどうおもしろいのか、というところを言及してくれ
271名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 22:33:16.79 ID:nzQJ2W8l0
とりあえず何でも黒沢清に結びつけるところがいいんじゃないか
272周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 22:42:48.71 ID:t+CqUuilP
タルコフスキーの作品って
「救世主(?)=狂人」ってモチーフの反復なんだよね
「世界を救済しよう」とか高邁な台詞を吐く人間が本当に高邁な人間なのかは甚だ疑わしい
しかしその「疑わしい人間」の「疑わしい行為」によって、(当人にとっても)思いもよらぬ形で「何か」が起こる(それを「奇跡」と呼ぶ人間もいるのかもしれない)
その「何か」は決して現状を可視的に変化させるわけではないかもしれない
しかし「何か」は起きたのだ(それを「異次元の扉が開いた」と表現する人間もいるのかもしれない)
273周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 22:47:41.97 ID:t+CqUuilP
「サクリファイス」でも「カリスマ」でも
「高邁な台詞を吐く人間」の「行為」は悉く空回りして終わるんだけれど
その「空回りした人間」の「人知」や「人倫」に基く「希望」や「意志」は
「人知」とか「人倫」とは無縁の存在である「植物」に託されるんだよね
274周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 22:50:33.86 ID:t+CqUuilP
しかし「植物」に対して「希望」を見て取るのもあくまで人間の「人知」「人倫」に過ぎない

人間の「人知」「人倫」に基く「希望」や「意志」を託されるのは
「人知」や「人倫」とは無縁の(「カリスマ」に至ってはそれを破壊しかねない)「植物」であるということ
275周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 22:54:26.61 ID:t+CqUuilP
もう気付いた人もいるだろうけど、ここで言う「植物」は「怪獣」と言い換えることが出来る
276周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 22:57:41.38 ID:t+CqUuilP
「平成ゴジラシリーズ」でも「人類文明」へのオルタナティブとして「怪獣」の「存在」があるわけだけれど
ここでも怪獣たちは「世界の法則を回復する」かのごとく破壊の限りを尽くす
277周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 23:00:01.84 ID:t+CqUuilP
ところが「GMK」や「平成ガメラシリーズ」では
怪獣たちはあくまで(劇中での)人類の認識可能な「人知」「人倫」の範囲内で行動する
278名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 23:06:34.66 ID:JEYzVNHcO
周辺人は年齢的に今年卒業だけど
因みに就職は決まってるの?
279周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 23:08:49.79 ID:t+CqUuilP
来年です(予定)
280名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 23:12:19.42 ID:07et0tpgO
ソラリスやサクリファイスはあんたの文章でよく出てくるけど他のタルコフスキー作品は見てない?
寡作な人だから全部見ちゃおうよ
ストーカーとか鏡の感想を聞きたいよ、また怪獣が出てきそうだけど
281周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 23:13:43.65 ID:t+CqUuilP
「ストーカー」「ノスタルジア」「僕の村は〜」も見たことあるよ
282周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 23:17:16.61 ID:t+CqUuilP
「ストーカー」も基本的には上記のモチーフの反復だよね
283名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 23:26:04.99 ID:No7s4UkKO
私物化しててワロタ
284名前は誰も知らない:2011/02/22(火) 01:18:09.93 ID:6tE0MGAOO
今日からこまばアゴラ映画祭
無声映画やトークイベントなんかもある、通うべし
285名前は誰も知らない:2011/02/22(火) 12:02:02.65 ID:dqW6uP90O
東大かよ(´;ω;`)
286名前は誰も知らない:2011/02/22(火) 12:20:18.73 ID:GvrWiQD3O
>>282
> 「ストーカー」も基本的には上記のモチーフの反復だよね
287名前は誰も知らない:2011/02/22(火) 12:25:13.04 ID:GvrWiQD3O
>>282
映画好きなのは良いことだけどただの感想日記にするのはどうかと思うよ
友達いない同士で映画について語り合いたいのにネットの意味もないよね
日記に書いちゃダメなの?
そんなに見てもらわなきゃならない理由があるなら教えてほしい
288名前は誰も知らない:2011/02/22(火) 13:52:09.82 ID:9/Mxfx3l0
>>287
俺も同じことを他スレで言ったけど

>どうでも良いが、黒鳥館(周辺人)がいるからこのスレは良くも悪くも盛り上がってるわけじゃん?
嫌ならこなければ良いし(スレ立てたのも黒鳥だし) この板で黒鳥は自己啓発的に
映画を消費するだけじゃなく、映画の「大きな物語」のバックボーンみたいな所から社会にコミットしようとしてるように見えるがね。自己完結っていうより、わざと複雑にして自分の殻に籠もってる感じはあるが。


だそうです
289名前は誰も知らない:2011/02/22(火) 14:13:15.50 ID:koHYm9qw0
自分の感性はワンランク上ですよアピールしたいんだろう。
そのアピールの仕方が下手だから鼻につく。

おもしろい理屈とつまらない理屈。この嗅ぎわけが出来てない。
「理屈は通ってるけどだからどうした」レベルの事まで得意気に語ってる。

どの映画も同じようなスタンスで観てる感じだし。
味覚の狭さに対する負い目もなくドヤ感を垂れ流す。
いっつも同じ服。汗くさい。
290周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/23(水) 00:31:23.47 ID:2lajBH8NP
>>287
批評に終わりはないから
それがどんなものであろうと「人に見せる」ことによって波及するものがある
「映画作品」を中心とする同心円状の「運動」のごく一部が自分の「批評」だと思って欲しい

>>289
「ワンランク上」ってのがどういうものなのかよく分からないし
「特別でない感性」ってのが存在するとしたらそれはどういうものなのか教えて欲しい

面白い映画、つまらない映画を簡潔かつ乱暴に仕分けるとしたら「閉じているか、開いているか」が軸になると思う
これは映画のみならずアニメ、小説、絵画、音楽等も同じでね
何がどう「閉じているか、開いているか」については個別の作品ごとに論じるしかない
291名前は誰も知らない:2011/02/23(水) 15:19:38.60 ID:jQtY9Oph0
しかし周辺人に限らずここの住人の文章は分かりにくい・・・
292名前は誰も知らない:2011/02/23(水) 20:01:11.01 ID:L9+Ui9a50
閉じてる開いてるってのも見る人によって全く違う見え方するじゃん
イケメンには股開きまくりでガバガバマンコの女が
喪男には対しては笑顔の一つも見せないってな感じでさ
293周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/23(水) 21:45:42.17 ID:2lajBH8NP
作品を「批評すること」と
作品の「解を求めること」は違う

「批評」は明快な「結論」を求めるものでなく
「結論」(と思われているもの)を絶えず問い直す「運動」であり
また「芸術」「作品」を作る者(クリエイター)は
自身の作ろうとしているものを絶えず「結論」から遊離させることに努めなければならない
(勿論この文章も「問い直」されねばならない)
294周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/23(水) 21:50:44.44 ID:2lajBH8NP
「ある女」を「愛想がいい」と見る人間と「愛想が悪い」と見る人間がいるのは当然として
その二人が論争して、どちらかがどちらかを徹底的に論破した場合であっても、
そのどちらの言説も永久に問い直され続けねばならない
295周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/23(水) 22:00:19.81 ID:2lajBH8NP
言語による「表現」の不可避性と
言語による「表現」の不可能性(圧倒的制約)を共に意識するしかない
296周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/23(水) 22:03:11.38 ID:2lajBH8NP
「映画」には「テーマ」が必要不可欠であるけれど
クリエイターや観客がその「テーマ」に追従するのみであってはならない
297名前は誰も知らない:2011/02/23(水) 22:09:00.06 ID:r8jMKIRSO
そうだね
説教臭い映画に何の疑問も感じずにいつも頷き跪いてたよ
これからはそれに反抗する
298名前は誰も知らない:2011/02/24(木) 16:15:01.58 ID:LJC6wA9Z0
説教臭くてもいいが、それが押し付けがましい映画が多い
特に山田洋二の映画
299周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 16:27:22.64 ID:5hr3z1x+P
山田洋二はいい監督だと思うけどね
「母べえ」は最悪だったが
300名前は誰も知らない:2011/02/25(金) 00:13:51.75 ID:Yl3UeDda0
「ショーシャンクの空に」見たことある奴いる?
301名前は誰も知らない:2011/02/25(金) 11:03:38.97 ID:JNUtff4S0
あるよ
良い映画ではあるけど、囚人が美化されてるのがどうもな
302名前は誰も知らない:2011/02/26(土) 19:14:38.36 ID:5DBDMoo30
脱獄映画って
囚人=善
看守=悪だよね
303周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 19:40:20.74 ID:LVLOHiXDP
「カナリア」

役者の演技やカットやその繋ぎには面白いものがあったけれど
作品全体ではそれ程でもない
304周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 19:42:41.78 ID:LVLOHiXDP
「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」

これ「エンドレスエイト」の元ネタだよね
それはそうとしてこの映画を観て当時のオタク達は
「羨ましい」「こんな夢に生きたい」と本気で考えたそうだ
305周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 19:50:28.91 ID:LVLOHiXDP
この映画はある種の「共有前提」があることによって成立しているってのはあると思う
ここで描かれる「共有前提」ってのは「(学生自治の)文化祭」であり、「サブカル的連帯意識」であり「特撮コンテンツ、キャラクター」であった
そういう「前提」を「共有」出来ていたからこそ、「羨望」や「憧憬」が成り立つ
自分はこの作品を観ても「羨ましい」とは思わなかったんだけど、それはその「共有前提」が崩壊してしまったからであろう

「ビューティフルドリーマー」はウケたが、「エンドレスエイト」はウケなかった
この二つの反応の違いは、「共有前提」が「成立可能であった時代」と「成立しえぬ時代」の違いだろう
306周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 19:58:11.66 ID:LVLOHiXDP
「ヒーローショー」

嫌いではないけど、それ程良いとも思えなかった
(方々で評されているように)前半は非常に怖く、後半は少し間延びしているように感じたが、終わらせ方には好感が持てた
ただ、日常から遊離し、不条理にまみれた主人公が、最後には日常以前に巻き戻されてしまうってのはちょっと「閉じた」感がしてしまう
監督は「若者の閉鎖的状況を描こうとした」って言ってるらしいけど、そういう意味では成功している(のかな?)
307周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 20:00:25.87 ID:LVLOHiXDP
「カナリア」に関して付け足すと
「カルト教団」ってものの「在り様」の描写が(小学生がケータイを操る)「ゼロ年代」と「90年代」で全く変わっていないってのはどうかと思った
308名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 23:40:07.27 ID:GoB8mt840
>>305
うる星やつら本編はどれくらい観てたんだ?
309周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 23:46:39.88 ID:LVLOHiXDP
小学生のころ再放送でちょっと観てたくらい
310名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 23:56:42.02 ID:GoB8mt840
共有前提というなら上で挙げたような要素より何よりも「うる星やつらの世界」そのものだろう
TVシリーズや原作でそこにどっぷり浸かっていればいるほどあのカメの上が羨望の対象になる
あの都合のいいカメの上は高橋留美子が築いた世界そのものだから。だから押井と仲違いもした
311周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 00:00:12.81 ID:uHp96GpnP
高橋は「オタク願望」を肯定してて押井はそれに対してやや客観的な見方をしてたってことかね
312周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 00:03:51.49 ID:uHp96GpnP
大島渚は60年代インテリ学生的文脈で「日本の夜と霧」を
「ビューティフル〜」は80年代オタク(サブカル)的文脈を共有しているかどうかで見方が変わるんだね
313名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 00:06:43.89 ID:WXgbaIba0
>>311
高橋の作風を「オタク願望」と切り捨てるならそういうことだね
80年代オタク(サブカル)的文脈をどこから感じ取ったのかイマイチ分からないけど
314周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 00:06:54.62 ID:uHp96GpnP
大島渚「日本の夜と霧」は60年代インテリ学生的文脈を





TVシリーズや原作に浸かっているかってことだけれども
「エンドレスエイト」なんかは原作やアニメ一期に浸った人達からも反発を食らったんだよね
315名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 00:09:37.92 ID:WXgbaIba0
エンドレスエイトってハルヒ?観てないからわからないけどどんな感じで踏襲してるの?
316周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 00:10:41.62 ID:uHp96GpnP
>>313
「80年代オタク(サブカル)的文脈」ってのは
前述の「(学生自治の)文化祭」「サブカル的連帯意識(共通の振る舞い)」「特撮コンテンツ、キャラクター」

「ビューティフル〜」は「おたくのビデオ」と同じ臭いがするんだよ
317名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 00:12:46.85 ID:WXgbaIba0
>>316
もしかして「メガネ」その周辺の振る舞いに着目して言ってる?
318周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 00:12:52.90 ID:uHp96GpnP
>>315
理想化された「終わりなき日常」が本当に繰り返されるってこと
「ビューティフル〜」においてそれは「文化祭前夜」であり
「エンドレスエイト」においては「夏休み終盤」だった
319周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 00:14:52.17 ID:uHp96GpnP
>>317
それもあるし
「オタク的小道具」(特撮、アニメキャラとか)にまみれた日常風景とか
320名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 00:29:20.01 ID:WXgbaIba0
知ってるかもしれないけどあの「メガネ、ラム親衛隊」というキャラや特撮ネタは原作にはほぼ存在しない
あれらはTVシリーズから無理矢理入れてた押井自身の投影。高橋の構築する世界には本来無いもの
「高橋のオタク的閉鎖感」を揶揄したいであろう押井が揶揄したい対象では無いから、あの辺を共有してるかどうかはあんま関係ないんじゃ
>>318
エンドレスエイトってTVシリーズだよね。だのに全く同じ話を何話も放送したの?だとしたら同列に語れないと思うけど
321周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 00:39:29.21 ID:uHp96GpnP
じゃあ高橋は押井の何が気に食わなかったの?
322名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 01:04:09.97 ID:WXgbaIba0
諸説あるけど、単純に自分が作品として世に出したものを公の場で思いっきり上からコケにされたからじゃないかね

うる星やつらは一話完結型、主人公たちがドタバタして収拾つかないオチになっても次の週には元通り
女好きのあたるがいくら浮気やセクハラしようとそれで周囲の人間関係が壊れるような事はない
いつまでたってもあたるとラムは全く進展しない(BD製作段階では)。全ての人間関係が友引町で完結する。読者は安心して楽しく読める
これを若干悪意をこめて「閉鎖的空間で同じことしてるだけやん」と捉えた押井がまんまビジュアル化したのがあのカメ
>>321は「オタク的小道具」に最も気持ち悪さを感じたみたいだけど、それは多分押井が意図した部分じゃない
押井が一番いいたいのは「高橋の世界は閉鎖的空間で同じことしてるだけ」だから

この世界はひたすらラム(読者)に都合の良い夢の世界で、望ましい人間関係を壊すような人物は排斥
向上することも成長する事も無く、そんな世界をお前らはシコシコ作ってるんだ、楽しんでるんだ
極めつけに主人公のあたるに「それは所詮夢なんだよ」なんて言われたら原作者としては完全に腹立つでしょ

他には「あたるのラムへの好意を明確に言語化してしまったから」って説もあるけど、これも根幹は上と同じだし
323周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 01:16:13.51 ID:uHp96GpnP
「気持ち悪い」とは言ってないよ
個人的には「特撮モノ」(と一括りにするのもどうかと思うが)は嫌いではないし
ただ「ノレない」ってだけ
324周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 01:20:48.01 ID:uHp96GpnP
「所詮夢なんだよ」と言っても
作り手も受け手も「所詮夢」程度にしか捉えてないんじゃないのかね
むしろ「夢じゃなく現実を生きよう」と言うときの「現実」が「夢」と変わりない「オタク的日常」でしかない
(にもかかわらず「現実を生きよ」と背中を押される)事の方に違和感を感じる
325名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 01:25:20.57 ID:WXgbaIba0
>>323
どちらにしてもBDの視聴に「80年代オタク(サブカル)的文脈の共有」は大して重要でない
>>324
そうだよ、だから個人的にはBDは全く評価できない。脱却もできてないのに野暮な事指摘してるドヤ顔押井映画
326名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 02:06:43.86 ID:WXgbaIba0
全然関係ないけど、ここの住人に鈴木清順好きな人いる?
327周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 02:14:05.47 ID:uHp96GpnP
昨日「東京流れ者」観たわ
328名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 02:22:53.60 ID:WXgbaIba0
>>327
ツィゴイネルワイゼン、関東無宿、けんかえれじい、殺しの烙印、肉体の門を観たんだがいまいちピンとこない
プログラムピクチャーなどの「定型」からのずらしを楽しむべしとかよく言うけど、意外とずれてなくて30分くらいで飽きる
それでも、もう少しで他の楽しみ方が見つかりそうな気がするんだが、あれが好きだという人はどんな楽しみ方をしてるんだ?
東京流れ者はどうだった?
329周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 02:29:22.86 ID:uHp96GpnP
基本的には渡哲也のアイドル映画
カット割りやカメラワークには面白い部分はあったけどね
印象としてはゴダールの「メイドインUSA」っぽい感じ
330名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 02:36:36.31 ID:WXgbaIba0
上記の映画の感想も概して「面白い部分はあった」なんだよな。奇抜な映像表現やカメラワークは確かに面白い時もある
でもその面白いポイントが点在してて線として繋がらないから退屈になってエロサイトいったりしちゃう

チラ裏すまん。卒論が終わらんからつい
331周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 02:44:40.01 ID:uHp96GpnP
今日書いたのは「部分的には面白いところもあった」ってのばっかだね
「ビューティフルドリーマー」もそう
332周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 02:45:43.94 ID:uHp96GpnP
「ヒーローショー」は(それなりには)良かったよ
333名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 09:34:01.97 ID:9Yx4Vod90
>>305
今の萌えアニメってのはシュミラークル(オリジナルなきコピー)によって成り立っている
つまりキャラクターのデータベース化全盛ってのがオタク同士の「共有前提」、これを言ったのは東浩紀であるが
今現在のアニメ産業の繁栄は「共有前提」によってなりたってるのは自明の理。
オタク同士のタームとしての「共有前提」が「成立可能である時代」だからこそ萌えアニメが有象無象に乱立してるわけだ。
当時のおたく達があの友引町の亀の上で終わりなき日常を「島宇宙」的に生きるって事を希望したとしたなら
それは押井が提起したテーマってのとはかなり二律背反なことになるわけだな。
今BDを観てあの世界へ生きたいって人はいないでしょ、そんなメンタリティでBD見るのはちょっと違和感あるし、世代間格差はあるでしょ。
あとエンドレスエイトが受けなかったのはタダの力量不足だろう、あんだけ大風呂敷広げてそんなことやってたら興ざめでしょうね。
BDとエンドレスエイトを同じベクトルで語ること自体ナンセンスだと思うよ。

334名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 09:37:41.69 ID:9Yx4Vod90
BD以降押井はうる星から離れるわけなんだけれど
結局高橋留美子が提示した最終回は他愛のないものであったわけだ。
335名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 15:26:24.71 ID:K+kLsxQr0
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」ってどう?
ホームセンターのトイレで偶然ポスター見掛けたんだけど、
絵柄から察すると2012のような天変地異とかパニック映画っぽいのかなあ?
誰か観たことある人いる?
336名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 17:04:37.59 ID:tpR0hHnDO
アメリカの児童書
337周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 18:09:50.14 ID:uHp96GpnP
「おろち」

まず谷村美月がミスキャスト
嫌いじゃないんだけど
楳図の漫画ってある種の「過剰性」を描くものだと思うんだけれども
映画という技法で「過剰性」の描写をするならばスタンリーキューブリック的な「ハイパーリアリズム」を志向せざるを得ない訳で
実際にキューブリック的なカットも散見されはするのだけれども、全体を通しての画面の「密度」が全然足りない
赤点にならない程度に作劇を「こなした」印象
338名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 18:10:48.88 ID:H8bulg5z0
カリオストロの城
ビューティフルドリーマー
クレヨンしんちゃん大人帝国の野望
ここらへん共通点が多いな
339周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 18:17:40.16 ID:uHp96GpnP
>>333
シュミラークル云々の話は分かるんだけれども
それは「萌え以降」の世代のオタクの話だよね?
340周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 18:20:48.94 ID:uHp96GpnP
東も言ってることだけれども
「SF・特撮」が中核を占めていた世代の「オタク」と
「萌え」が中核を占めている(「BD」に描かれていたような)世代の「オタク」ってのは
同じ「オタク」でも性質を異にしてるんだよね
341周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 18:22:07.36 ID:uHp96GpnP
訂正

「SF・特撮」が中核を占めていた(「BD」に描かれていたような)世代の「オタク」と
「萌え」が中核を占めている世代の「オタク」

342周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 18:27:38.08 ID:uHp96GpnP
「SF・特撮世代」のオタクってのは知識、情報量の多寡を競い合い、誇り合っていて
それはある種の閉鎖的環境を生みだしていたんだけど
それに対する「反動」として立ち上がって来たのが(共通感覚的な)「萌え」なんだよね

「sf・特撮世代」のオタクにとっての「共通前提」(情報量を競い合い、カウンターカルチャーとしてのサブカルに対して自覚的である)と
「萌え」以降の世代のオタクにとっての「共通前提」(「共感覚」的なもの)は全く違う
343周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 18:31:08.99 ID:uHp96GpnP
俺自身は自分のことをオタクだとは思わないんだけれども
キャラクターのデータベース化全盛ってのがオタク同士の「共有前提」
だとするならば(自分自身を含めて)多くの日本人は「オタク」だということになるだろうね
344名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 18:33:45.35 ID:eBHFB8us0
ヤッベー、「デビルズリジェクト・マーダー・ライド・ショー2」、超名作じゃんか!!
345周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 18:35:27.31 ID:uHp96GpnP
「動物化」っていうのは「オタク」がその前景にあった「物語」を消失したということを指すのであるし
そして「物語」が消失して(共感覚的)「萌え」が「オタク性」の中核を占めるようになるということは
「間口が際限なく広がった」ということであり
旧来の「オタク」が持っていた「特権意識」も「引け目」も消失したということなんだよね
346周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 18:55:07.38 ID:uHp96GpnP
ここで言う「共感覚」ってのは「共通感覚」のことね
347名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 23:33:45.51 ID:tpR0hHnDO
ハルヒとBDの相違は単純に物語のクオリティだと思うよ。
348名前は誰も知らない:2011/03/01(火) 11:43:37.50 ID:7WwTYlvf0
前提である世界観の視聴者への浸透度の差でしょ
349名前は誰も知らない:2011/03/01(火) 12:53:31.37 ID:BWvGSKhTO
2ちゃんってほんとアニメ好きだな
アニメ板でやってくれ
350名前は誰も知らない:2011/03/01(火) 15:33:46.19 ID:UMlvOWg6O
>>344
名作だよなぁ
351259&344:2011/03/01(火) 16:36:54.01 ID:u3fwNPSH0
映画の日に「悪魔を見た」鑑賞。
凄かった!!!
映画と言う商業分野においてまた日本は突き放されたんじゃないかな、韓国の圧勝!!!!
>>350
おぉー、わかってくれる人がいて嬉しいぜ!
352周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/01(火) 22:19:33.47 ID:LJXEYrylP
日本人の見てる「韓国映画」はほんの上澄みに過ぎない
本当に問題とすべきなのは韓国映画の「質」そのものではなく
あらゆるものを受け止めることが出来る業界の「勢い」「力」
353名前は誰も知らない:2011/03/01(火) 23:26:21.23 ID:PaDJQ3ZAO
スタンドバイミーを見たら、DVDかBDが欲しくなった
354名前は誰も知らない:2011/03/02(水) 00:16:34.53 ID:WM/lyfyB0
>>351
チョンは死んでくださいね
355名前は誰も知らない:2011/03/02(水) 15:23:59.14 ID:EB4gN5Pf0
周辺人に質問!
「ウォッチメン」観たことある?
もしも未見なら、いつでもいいのでDVDレンタル鑑賞して欲しい。
強制はしないが個人的に周辺人のレヴューが聞きたい作品なんだ。
356名前は誰も知らない:2011/03/02(水) 20:57:36.56 ID:GusYAuI70
あんま映画観ない人と詳しい人の二極化が激しいスレだな
357周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/02(水) 21:01:39.09 ID:y6fJHfMBP
その映画、観た当初は凄く面白かったけど
その後原作読んだら映画が単なるダイジェスト版でしかないことに気付いた
358名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 09:33:23.12 ID:1yJGCBze0
別にいいだろ面白けりゃそれで
359周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/03(木) 13:15:04.45 ID:q/vG1I8xP
「世界のどこにでもある、場所」ってどうなんだろう
360周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/03(木) 18:06:21.70 ID:q/vG1I8xP
黒沢清って「ハート・ロッカー」を批判してるんだね
361周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/03(木) 18:09:08.73 ID:q/vG1I8xP
自分は「ハート・ロッカー」は好きだけどね
あれは非常に(「好戦的」ではなく)「破壊的」な映画
362名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 18:18:36.24 ID:p8D0gRX00
「ハートロッカー」よりも「リダクテッド真実の価値」の方を圧倒的に支持する
363周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/03(木) 18:35:16.46 ID:q/vG1I8xP
「リラクテッド」って観てないんだけど
要は「カジュアリティーズ」みたいに
「日常」「平和」の側から「戦争」の狂気を非難してる映画でしょ
364周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/03(木) 18:36:33.88 ID:q/vG1I8xP
「ハート・ロッカー」は戦争の「狂気」を「狂気」として「日常」から「隔離」することを批判してる
365周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/03(木) 18:46:34.86 ID:q/vG1I8xP
自分自身を「正気」の側に置いて「狂気」について言及する作品なんて、その程度のものでしかないわな
最近の「サイコサスペンス」ドラマの量産についても同じことが言える
366名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 19:00:27.60 ID:U/4qq9AY0
>>362
リダクテッドは事件が起きるまでちょっとダラダラしすぎてんだよな
同じデパルマならカジュアリティーズの方がテンポもいい上に、テーマも全く同じ

カジュアリティーズとプラトーン比べたらデパルマと実際兵士だったストーンの違いが明確
ストーンは単に戦争や狂気を非難してるわけじゃない
367周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/03(木) 19:10:36.98 ID:q/vG1I8xP
「プラトーン」も「日常」に対する疑念が主人公を「戦争」に向かわせてたよね
368周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/03(木) 19:48:26.14 ID:q/vG1I8xP
その「プラトーン」よりも「地獄の黙示録」の方が評価できる
「マリファナ十字軍」の映画
369名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 19:57:03.46 ID:U/4qq9AY0
地獄の黙示録か…歪の塊みたいな映画だな
地獄の黙示録の特別版は蛇足だと思う。前にも言ったけど
370周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/03(木) 20:34:39.82 ID:q/vG1I8xP
自分も最近そうも思えてきた
371335:2011/03/03(木) 22:30:11.27 ID:owqbqnPM0
>>336
やっぱり、ハリーポッターの主人公を高校生にしたって感じの児童書だったw
内容は敢えて浅く作ってるので、やや物足りなかったが、
ファンタジーと現実世界が、不自然にミックスされてるのが変だった。
372名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 22:34:08.26 ID:o/IiQAEXO
>>326
バビロンの黄金伝説が地味に面白かった
373名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 22:37:05.23 ID:OU0sWjeu0
今日、パラノーマル見た。何あの駄作。映画にする意味が分からん
まっちゃんのしんぼる以来の衝撃だった。
374名前は誰も知らない:2011/03/04(金) 00:02:53.51 ID:JSg/Ddhs0
>>372
ルパンは複製人間が一番
そういやゴエモンの剣術スタイルってやっぱ勝新座頭市からインスパイアされてるのかね
375周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/04(金) 00:04:17.37 ID:ywwVUuHPP
「複製人間」は嫌いじゃないな
「カリオストロ」は嫌い
376名前は誰も知らない:2011/03/04(金) 00:11:12.48 ID:DKz+MrjWO
大嫌いな人間が作った金儲けのための映画で感動なんかできない
377周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/04(金) 00:33:03.85 ID:ywwVUuHPP
>>376
何の話?
378周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/06(日) 03:25:33.61 ID:GHDufCXqP
「NANA」
ここまで陳腐な物を作れるって本当に凄いと思う
379名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 09:28:10.01 ID:MYW1fGKz0
原作のネームバリュー“だけ”を頼りにして作った映画の典型かな。
380名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 09:53:44.67 ID:N54T/ZH+O
逆に今なんでNANAを見ようと思ったのか気になる
381名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 10:20:18.64 ID:EW2bGMW60
NANAの宮崎あおいはウザキャラだったね
それでも俺は蹴られたい踏まれたい罵られたい
382名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 16:55:33.08 ID:kMiyYsS/0
「ブラックレイン」
松田優作初体験だったが松田優作という役者のどこが凄いのかまったく解らなかった
「探偵物語」とか未見だしそれ観たら凄さ解るのかもしれんけど
世界に認められてこれからって時に急逝したから余計に伝説化されて評価が高くなってるような機がしないでもない
信者の方ごめん、でも初心者の俺の感想としてはそんなもん
383周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/06(日) 19:27:10.90 ID:GHDufCXqP
「ブラックレイン」はラストががっかりだったな
384周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/06(日) 19:28:33.35 ID:GHDufCXqP
「復活の日」
映像、演技、音楽全てが過剰
必ずしも嫌いではないんだけど

>>380
昨日テレビでやってたよ
385名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 20:00:22.77 ID:ZVAjVvlb0
松田優作は世代的なものもあるのでは
386名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 20:40:46.34 ID:wLP3C3i4O
いや、単純に見てないだけだろw世代で片付けんな
ベタベタなとこでいいから遊戯シリーズ、蘇る金狼、野獣死すべしあたりを見てから言及してくれよ
松田優作がその早い死によって一部神格化されてる面はおれも思うけど、
いるだけで画面が不穏な空気を帯びるヤバい存在感を放ってるのは見ればわかることなんだが

また彼の神格化伝説化の要因はこのような才能の他に、プライベートも含めた彼の過激な人間性から
起因してるだろ
その辺別個で考えてほしいんだよな

おれはしょっぱい舘ひろしとの絡みが見れる暴力教室が好き
今日は川崎アルテリオでオリヴェイラとアントニオ・レイスを見てきた
387周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/06(日) 21:02:17.08 ID:GHDufCXqP
松田優作が凄いってのはわかるんだけど
だからこそ「ブラックレイン」のラストにはガッカリした
続編でも作るつもりだったのかな
388名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 21:03:24.99 ID:ZVAjVvlb0
>>386
そこに挙がってる映画全部観たけど、ブラックレインの優作の演技や存在感にそんなに大きな違いがあるか?
>>382がブラックレインの優作を観ても「どこが凄いのかまったく解らなかった」なら他の出演作観たところで一緒だろ
389周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/06(日) 21:08:34.60 ID:GHDufCXqP
松田優作は(初期の)北野武かキューブリックの作品に出て欲しかった
390周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/06(日) 21:10:53.11 ID:GHDufCXqP
あと黒沢清とかポンジュノとかキムギドクとか
391周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/06(日) 21:22:00.83 ID:GHDufCXqP
ギドクはちょっと違うかな
392名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 21:24:06.45 ID:ZVAjVvlb0
ただ好きな監督並べてるだけじゃないのw
393周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/06(日) 21:26:55.20 ID:GHDufCXqP
俺好みの演技をする俳優ってことかもね
394周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/06(日) 21:36:20.09 ID:GHDufCXqP
あとクローネンバーグの下でもいい仕事をしたかもしれない
395名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 21:37:25.61 ID:wLP3C3i4O
>>388
魅力的と思わなかったというのも正直な感想ならかまわないけど、
単純に代表作を複数見てから言ってほしいというのと
(何本か見てく内にいいかもってなるのもあるじゃん)、
またブラックレインとその他に関してはいろいろ違うよ
ブラックレインの優作は極力しゃべらない役
僅かにしゃべるけど、基本はシャーってうなる悪魔みたいな造形じゃないですか
つまりこの作品では彼はしゃべり無しで悪魔的な怖い奴を演じるというのに挑戦してる
(語学的な都合もあったろうが)

ところが同じく暴力的な作品でも邦画での彼はよくしゃべるw
よく物真似されるようにこのべしゃりが独特の優作節となって、見所
また金狼や野獣死すべしの狂気の一人芝居なども注目点

ブラックレインは健さん、優作、若山のとっつぁん、米の二人をまんべんなく見せるから優作は
ハイライト的にシャーってビビらすのがほとんどで邦画の優作作品に比べると物足りない
圧巻の登場シーンや終盤のバイク疾走は千両役者ぶりだったが
396名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 21:45:31.44 ID:ZVAjVvlb0
サトーは基本的には伊達や朝倉と同じタイプの悪役だと思うけど
ていうかもうちょっと文章推敲してよ
397名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 21:48:32.36 ID:wLP3C3i4O
周辺人がラストがダメって言ってるのはおそらくワーッと盛り上がったところで
警察署に切り替わって…(ネタばれ自粛)て演出かと推察するが
違ったらごめん、おれはさらにもっとラストの健さんとマイケル・ダグラスの空港での別れのシーンが
ベタベタだけど滅茶苦茶好きよ
あの健さん十八番の背中の演技、あれがたまらない
この作品健さんがいつもじゃあり得ないくらい情けなかったから余計に
グッとくる
398周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/06(日) 21:56:48.93 ID:GHDufCXqP
>>397
そう、そういうこと
399名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 22:03:20.06 ID:gTf2t6q7O
松田優作とマーティン・スコセッシの組み合わせが
見たかったよ!
400名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 23:00:16.91 ID:XR+d8Xsw0
理解と対比と昇華
401名前は誰も知らない:2011/03/07(月) 09:41:49.49 ID:gL90gQ9v0
「ゼロの焦点」
昨日テレビでやってたの観たけどツマンネー
中谷美紀という女優が広末涼子や木村多江よりも演技力という点で遥かに勝ってるのはわかりましたが
402名前は誰も知らない:2011/03/07(月) 18:49:47.98 ID:x8dROYv+O
柴田ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
403名前は誰も知らない:2011/03/07(月) 19:51:53.50 ID:9T9htDeDO
呼んだ?
404名前は誰も知らない:2011/03/07(月) 20:02:11.34 ID:x8dROYv+O
くせーよ、お前。
405名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 10:33:36.58 ID:KPy2WbABO
青い柿ピーが僕を責める
406名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 17:22:23.48 ID:2TlYifqEO
ん、ジャ・ジャンクー?
ところでブンミおじさん見に行った人はいないかね
407名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 22:57:00.38 ID:AXheBwR4O
「ベルリン天使の詩」鑑賞 ヴェンダースの作品はもう観ないことに決めたでござる
408周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 23:06:03.38 ID:7573sD/oP
「ランドオブプレンティ」っての観てみて
409周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 23:12:37.37 ID:7573sD/oP
「ベルリン天使の詩」は「感覚」の「観念」に対する優位を「観念的」に描いている
410周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 23:14:47.78 ID:7573sD/oP
天使たちは人の心の声を聞き、空を飛ぶことが出来るけれども
そうすることによって「分かる」世界が、実は「分からない」ものであるということが分かるようになる
411名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 23:25:40.28 ID:AXheBwR4O
哲学的な話じゃなく
単純につまらない。
よく分からないじゃなく、つまらない。
パリテキサスもつまらなかった、知的水準的な問題じゃなく好みの問題だね。
412周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 23:27:15.10 ID:7573sD/oP
「面白い映画」とは何なのか
413周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 23:28:20.12 ID:7573sD/oP
まあ確かに「天使の詩」は「大傑作」とまでは言えないけれど
414周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 23:29:15.50 ID:7573sD/oP
「ヒアアフター」の方がずっとよく出来てると思う
415周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 23:32:03.68 ID:7573sD/oP
「天使の詩」にしろ「ヒアアフター」にしろ「ソーシャルネットワーク」とは対極にある作品
416名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 23:33:02.53 ID:AXheBwR4O
「面白い映画」ってのは批評したくなる映画だと思う。批評ってのは自分が鑑賞した作品のすばらしさを
自分のキャパシティに収めるだけに至らず
脊髄反射で語ってしまう行為だと思う。
417周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 23:37:35.28 ID:7573sD/oP
それはあるかもしれない
418名前は誰も知らない:2011/03/09(水) 11:57:59.78 ID:t5Mwx/bVO
「クロッシング」鑑賞
おもしろかったお(´;ω;`)
419名前は誰も知らない:2011/03/09(水) 12:27:51.32 ID:LypqUOqa0
ブラザーフロムアナザープラネットをポチったった
届くのが楽しみだ
420名前は誰も知らない:2011/03/09(水) 13:38:28.78 ID:plUmV2PHO
時代遅れのおいらは「誰も知らない」今さら見たがおもろかったぞ

あと「息もできない」って韓国映画もよかった。
ふたつとも弧男に合ってるきがす
421名前は誰も知らない:2011/03/09(水) 13:43:47.76 ID:t5Mwx/bVO
「誰も知らない」は本当にきにくわない映画だった
422名前は誰も知らない:2011/03/09(水) 15:42:01.42 ID:vwgsITuw0
「冷たい熱帯魚」
評価の高い話題作だが突っ込みどころ満載の映画だった
でんでんの演技は神がかっていたが
423名前は誰も知らない:2011/03/10(木) 13:52:21.07 ID:lmGYPHGZO
ノーランバットマンのキャットウーマンは俺の愛するアン・ハサウェイらしいな楽しみだ。
424周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/10(木) 17:34:19.72 ID:UUgcsPTHP
「サンクタム」ってどうなんだろう
「アビス」は途中までは良かった
425名前は誰も知らない:2011/03/10(木) 18:24:05.37 ID:GtBvEkf70
NHKBSの国会中継をどうにかせい。
426名前は誰も知らない:2011/03/10(木) 23:51:14.56 ID:lmGYPHGZO
427名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 10:17:45.15 ID:8+UD2dgbO
ホドロフスキーのdvdのモザイクって海外版にもかかってるの?
428名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 15:33:16.84 ID:3qAfXR/hO
東京震度5の中「ホーリーマウンテン」鑑賞
酷い酷い言われてるオチが一番監督が言いたい本質に近いと思うし。
アバンギャルドなドラッグムービーなんだけど
これを理解できるセンシティブな感性と宗教に関する予備知識があれば苦労しない。
Wikiにあるようなジョン・レノンやウォーホールが絶賛したって触れ込みがなく、今日本でこの映画を堪能できた人は凄いと思うよ。個人的にはまったく興味ないカテゴリーの映画だった。
ある種この映画を褒めるコメントが新興宗教的だったのがワロタ
結局自意識を満足させるための映画だね。
429周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 17:21:32.20 ID:1IXXou4xP
良い映画を見ることと地震に遭うことは似ている
430名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 17:22:01.25 ID:vzwgq17h0
不謹慎
431名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 17:23:53.57 ID:FT5BM4gtO
さすがに神経うたがうね
432周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 17:24:40.00 ID:1IXXou4xP
ごめんなさい
433周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 18:04:21.77 ID:1IXXou4xP
明日は黒沢清作品オールナイト上映です
434名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 18:46:29.15 ID:vzwgq17h0
ドレミファ娘とかやるんかいね
435周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 18:51:56.08 ID:1IXXou4xP
明日やるのは
「回路」「ドッペルゲンガー」「LOFT」「叫」だね
436周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 18:54:29.46 ID:1IXXou4xP
「神田川淫乱戦争」とかどうなんだろうね
437名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 19:14:45.14 ID:feoeRiyVO
どうなんだろうねってそのへんも全部黒沢はソフトがレンタルされてるから借りてみればいいじゃん
おれは神田川〜やらドレミファ娘やら初期のほうが好きだな
438周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 19:19:46.41 ID:1IXXou4xP
近所のビデオ屋には置いてないのよ
439周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 19:28:44.38 ID:1IXXou4xP
「叫」では地震による液状化現象が描かれるわけだけれど
映画(等の芸術)による強烈な「体験」というものは自己の足場を「液状化」させ
自らの「存在」やそれを成り立たせるための「枠組み」自体への問い直しを反芻させる
440周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 19:37:28.79 ID:1IXXou4xP
「妄想代理人」の最終話では「黒い津波」が描かれるんだけど
これは人々が日々の生活の中で感じる「存在」や「枠組み」に対する違和感が
「津波」という形で噴出する
まあこれは「マグノリア」や「士魂魔道 大竜巻」と同じだね
441周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 19:42:50.91 ID:1IXXou4xP
「ヒアアフター」では「津波」という災害に遭った女が
「存在」や「枠組み」を問い直した末に、「別の世界」へ行き、そこで(一応の)「着地」をする
というかなり変わった映画になっている
442周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 19:44:53.12 ID:1IXXou4xP
ここで挙げた作品の中では「ヒアアフター」が一番よく出来てる
443名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 20:33:25.97 ID:fbAnvhE20
色んな災害の中でも津波って非日常的な感じが一番強いかも
文明とか丸ごと飲み込んでいくというか。仙台の映像見てたら
ぞくぞくしたわ
444周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 20:44:12.36 ID:1IXXou4xP
無意識的に「生活」「文明」「社会」と「海」を対比させてしまうんだろうね
445名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 21:00:16.30 ID:89QbLLFA0
エクスペンダブルス観た
ドンパチドンパチ特攻野郎スタローンチーム
シュワちゃんも皮肉が効いててワロタ
446周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 21:01:06.22 ID:1IXXou4xP
「ヒアアフター」(とそのモデルであろうスマトラ)の津波に比べて
春先の東北のそれは寒そう、冷たそうだね
447名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 21:05:43.08 ID:feoeRiyVO
んなもんあたりめえだろ馬鹿
448周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 21:08:43.47 ID:1IXXou4xP
>>447
無意識に共有されるイメージの表現が「映画」を成立させる
449名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 22:03:29.54 ID:UnlBo8PUO
お前が津波に流されりゃ良かったんだけどなぁ
450周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 22:05:16.89 ID:1IXXou4xP
スーパーX3って元々は過熱した原発を冷やすためのもだったよね
451名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 23:07:40.73 ID:fbAnvhE20
ネットの色んなとこで不謹慎とされる発言が噴出してるがそれって
どこかの被害者に対してってより、何か畏怖するものに対してって
感じだな
452周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 23:12:12.98 ID:1IXXou4xP
ν速なんかでは「あえて」やってる感じもある

地震みたいな天災から「人知」「人倫」を超えた「世界」の「存在」を感じ取るってのは
世界中どこにでもあることでしょ
453周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 23:17:42.88 ID:1IXXou4xP
前近代的な未開社会では「社会」は「世界」と一体のもので
人々が「社会」を生きることは即ち「世界」を生きることに通じていたんだけど
近代知に覆われた「社会」に生きる人々はその「喪失」を何かしらの「ツール」によって埋め合わせようとする

問題なのはその「ツール」によって提示される「世界」がいつの間にか「社会」の論理に組み込まれてしまうということ
454名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 23:36:47.42 ID:fbAnvhE20
すごく自分が矮小化される感じがするわ。で、俺も何かに対して
不謹慎だ不謹慎だって繰り返しつぶやいて、明日は会社に行く
455周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 23:41:12.04 ID:1IXXou4xP
地震に遭遇したとき誰しもまず感じるのが「凄い」という感覚でしょ
それに対する「不謹慎だ」等の掛け声はそれがどんなに「正しい」(政治的妥当性を有する)としても圧倒的に「脆弱」
456名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 23:46:58.73 ID:3qAfXR/hO
当事者になんないと対岸の火事。
高見の見物でかたるそんな言説はマジで笑止千万、ちゃんちらおかしいわ。
457周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 23:48:55.99 ID:1IXXou4xP
「良い映画を見ることと地震に遭うことは似ている」と言うときの
「良い映画」というのは決して「楽しい映画」でもなければ「正しい映画」でもない
458周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/11(金) 23:50:39.27 ID:1IXXou4xP
>>456
何故「当事者(被災者)」という一視点が絶対視されねばならないの?
459名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 23:58:50.39 ID:3qAfXR/hO
いや実際に被災者になったらそんな悠長な事、絶対に言えないから。
460周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 00:07:45.81 ID:G0pvdgbvP
もちろんそうかもしれないし
そうであるなら「悠長なことを言えない自分」を受け入れるしかない
461周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 00:09:09.55 ID:G0pvdgbvP
そして「被災者という自分」の誕生を受け入れるわけだね
462周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 00:10:53.85 ID:G0pvdgbvP
しかしだからといって「被災者としての自分」が他者にとっても「同じ自分」ということは無い
463名前は誰も知らない:2011/03/12(土) 00:14:39.24 ID:aVAOu21L0
ネットで見る露悪的じゃないうっかりした不謹慎さって俺らの中に
だってあるんだよな。てかそれを越えるものってない。不謹慎さを
控えるくらいしかない。その事ってもっと考えるべきかもな
464周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 00:20:14.13 ID:G0pvdgbvP
でも坂口安吾によれば(彼自身を含めた)多くの人間は空襲を楽しんでいたらしいね
465周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 00:21:19.57 ID:G0pvdgbvP
もちろんそれも絶対的ではない「一視点」に過ぎないんだけど
466名前は誰も知らない:2011/03/12(土) 00:28:00.14 ID:s0T8nAyMO
震災に対する発言が対岸の震災の場合、発言がなにかつけて
槍玉に上がるのはいわばシニシズム(皆が言ってるからそれが正しい)って観点はあるだろ。
でも今回の地震は自分自身が恐怖感を感じた、危急存亡じゃないかと
周辺人も恐怖感を感じただろ、だが安心だとわかった瞬間アドバンテージを持ちスノビズムなまったく根拠のない言説を語りだした。震災に会わないかぎりその時の自分の一挙一動なんてわからない、そんなの砂上の楼閣に他でもない。
467周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 00:37:00.21 ID:G0pvdgbvP
勿論恐怖は感じたけど同時にワクワクもしてた
そして食欲が猛烈に湧き出した

仮に自分の言説がスノビズム的なものだったとしても
それは紛れもなく「自分自身の言説」であるし、同時にその程度のものでしかない
468周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 00:40:07.91 ID:G0pvdgbvP
そして街の人たちが建物から飛び出してきたり、顔を見合わせて心配し合ったり、怖がったり
どこかに急いで電話をかけたりしているを見るのが楽しかった
469名前は誰も知らない:2011/03/12(土) 00:42:28.74 ID:s0T8nAyMO
だからそれがガッカリしたってるんだよ(#゚Д゚)ゴラァ
470周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 01:11:58.31 ID:G0pvdgbvP
もし自分が大地震に遭って九死に一生を得るような体験をしたとしたら
「怖かった」とそれしか言えないかも知れない
でもそれは「大地震に遭って九死に一生を得るような体験をした自分」が言えばいいのであって
そこまでの体験をせず「怖かった、でもワクワクした」と言う自分がいることは否定できない
471周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 01:15:44.34 ID:G0pvdgbvP
もし坂口安吾に対して「俺の母ちゃんは焼け死んだんだ!」みたいなことを言う人間がいたとしても
それは仕方が無い
472名前は誰も知らない:2011/03/12(土) 01:20:14.48 ID:yV+A1pUQ0
好き:レイヤーケーキ 過去を振り切れない渋い男の運命
嫌い:ポケモン(全般)昔は俺も無邪気だった事を思い出させる映画
473周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 01:23:14.09 ID:G0pvdgbvP
「ミュウツーの逆襲」は観にいったよ
474名前は誰も知らない:2011/03/12(土) 06:38:04.22 ID:KjDUTNzA0
部屋の隅っこで一生懸命考えましたって感じの文章だな。上澄みだけで全く中身が感じられない
映画の話だけにしとけよさすがに
475名前は誰も知らない:2011/03/12(土) 11:08:39.25 ID:NwSrFDRS0
クソ周辺人、>>429発言を>>432で謝った後に何ダラダラと蒸し返してんだよ
気分悪いんだよ!
476周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 17:47:46.24 ID:G0pvdgbvP
黒沢オールナイトどうしようかね
放射能漏れてるらしいけど
477周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 18:36:13.28 ID:G0pvdgbvP
やっぱ行きます
「ソシアリスム」も見てきます
478周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 19:08:37.98 ID:G0pvdgbvP
オールナイト中止
479周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 19:09:47.76 ID:G0pvdgbvP
仕方ないからビデオと食料買い込むか・・・
480周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 19:10:15.63 ID:G0pvdgbvP
ビデオは「借りる」ね
481名前は誰も知らない:2011/03/12(土) 22:52:53.42 ID:Km9ir26a0
いつのまにか周辺人の日記になってるしw
482名前は誰も知らない:2011/03/12(土) 22:55:52.06 ID:il3Dr8LP0
オレは今まで黒鳥館の映画レスを楽しみにしてたけど、
今日5時間も配給の行列に並んできて、このスレを見たら、
あまりの糞っぷりに吐き気がする。
483周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 23:05:34.86 ID:G0pvdgbvP
実際に被災した人はお気の毒としか言いようが無い
「被災した人」は「その人なり」の思いや考えを書き込んで欲しい
484周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 23:07:43.85 ID:G0pvdgbvP
「被災した人」が「これだけ怖かったか」「どれだけ辛かったか」を書き込むことは非常に意味がある
また「「被災」とまでは行かない体験をした人」はその人なりのこと書き込めばいい
485周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 23:09:10.50 ID:G0pvdgbvP
様々な目線が複合的に提示されるというところに
オルタナティブな「ネットメディア」の存在意義があるのではないか
486名前は誰も知らない:2011/03/12(土) 23:11:08.53 ID:KjDUTNzA0
成人してるんだったらもう少しわきまえようぜ。観念遊びはちょっと後でいいだろ
487周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 23:13:36.23 ID:G0pvdgbvP
>>486
それは確かにそうかもしれない
488名前は誰も知らない:2011/03/12(土) 23:20:30.22 ID:KjDUTNzA0
>>487
わかってくれてよかった。どこ在住か知らないけど最早どこであろうと何が起こるかわからん。お互い気をつけようぜ
489周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/12(土) 23:23:58.02 ID:G0pvdgbvP
はい
490名前は誰も知らない:2011/03/13(日) 02:10:59.82 ID:zGBug3+c0
周辺人謙虚だなw
491周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 03:13:20.84 ID:E1rVTHo5P
しばらくのうちは冷静な(批評という)「運動」は期待出来ない
仕方ないことなんだけど
492名前は誰も知らない:2011/03/13(日) 03:25:28.06 ID:cqiRQdYY0
お前になんかなんも期待してねえし、自分のブログでやれ。
もうお前いらないからマジで消えろ。
ここ映画スレなんで、マジでうざいから消えて。
493名前は誰も知らない:2011/03/13(日) 09:11:10.18 ID:KCHM3/tl0
>>483
阪神大震災経験した身から言わせてもらうけど
お前の被災を切に願うよ、このタコが
494名前は誰も知らない:2011/03/13(日) 10:05:25.45 ID:6nuJ9JaFO
なんでクソコテが死ななかったの?なんで?
495名前は誰も知らない:2011/03/13(日) 11:54:40.48 ID:ry1PEypj0
黒鳥さんは早く社会に出て痛い目にあってほしい。
言葉遊びをする余裕もないくらいに打ちのめされてくれ。

サービス精神の無いつまらない感想文はうんざり。
だいたい読み飛ばしてるけど、こんだけ書き込み多いと目につく。
496周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 16:21:37.24 ID:E1rVTHo5P
自分が黙ろうと思ってもイナゴは黙ってくれないらしい
497周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 16:25:47.71 ID:E1rVTHo5P
ここでモラリストぶって人を非難している連中は
その「非難」の半ば定型句化された文句を使って日ごろ「ネット言論」という環境に悪罵をぶつけている訳で
それがたまたま今回のように不幸な災害が起きると「モラリスト」という仮面を被り、その「悪罵」のための文句を「正義」のために用い始める
498周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 16:30:22.53 ID:E1rVTHo5P
実際に被災したわけでもなく、ボランティアに行くわけでもなく
「怖かった」「部屋が散らかった」「(百円から千円程度だけど)募金した」等々
その程度の「体験」を以ってしてメディアや世間が提示する「物語」に没入し
「モラリスト」の仮面を被り、何の生産性も批評性もない「正義」の言説を吐き始める
499周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 16:32:10.84 ID:E1rVTHo5P
ふかふかの椅子に座り、ジュースやジャンクフードを貪りながらの「正義」の言論

500周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 16:36:28.19 ID:E1rVTHo5P
それに(大変言い難いことではあるが)ここに書き込んでいる「被災者」の人たちだって
過去日本や世界で起きた事件、事故、災害等をメディアを通じて「ざまあw」とまでは行かなくとも「すげえ」などと
第三者的なお客様視点で見ていたんでしょうが
501周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 16:38:16.88 ID:E1rVTHo5P
この地震列島で今回たまたま自分が「当事者」としての立場になってしまったからと言って
その視点を「絶対」などと思っていいのかね?
502周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 16:39:54.47 ID:E1rVTHo5P
今回「当事者」になってしまった方々にはお気の毒としか言いようが無い
503周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 16:49:12.45 ID:E1rVTHo5P
また、前回「当事者」になってしまった人も次回「当事者」になる人もお気の毒としか言いようが無い
504名前は誰も知らない:2011/03/13(日) 17:25:28.73 ID:VG0eX0JV0
もう黙っとけって
505周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 17:27:56.72 ID:E1rVTHo5P
>>504
(今のところは)これ以上語ることはありません
506名前は誰も知らない:2011/03/13(日) 19:21:02.41 ID:ZgTvRgKD0
>>503
おまえの頭悪いなりの自己満レスの言いたい事は大体掴めたよ
そんで、次回おまえがその当事者になりえるかもしれないって事も肝に命じておけよな
おまえのレス見ると、自分はその当事者に絶対にならないっていう根拠の無い自信に溢れすぎなんだよ
507周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 19:24:30.59 ID:E1rVTHo5P
「自分が当事者になるかも知れない」って
そんなこと言うまでも無い
当たり前でしょ
508周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 19:25:40.63 ID:E1rVTHo5P
だから何度も言ってるでしょ「自分が被災したら「怖かった」としか言えないかもしれない」と
509名前は誰も知らない:2011/03/13(日) 19:34:57.55 ID:0DMr6ZANO
おまえもうレスするな
自板だけでやれ
510周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 19:39:14.83 ID:E1rVTHo5P
>>509
そんな書き込みしか出来ないようなら
あなたが引っ込んだ方がいいんじゃない?
511偽チャイナ:2011/03/13(日) 19:41:06.79 ID:vZyzGFxi0
もうやめて!!
わたしのために争わないで!!
512名前は誰も知らない:2011/03/13(日) 20:08:54.92 ID:PNTKdK+AO
お前もそろそろ靴を履けよ。
なにかしらの靴を履いて瓦礫の山を乗り越えてゆく人びとを
どこでもない場所から野次るなんて真似はもうやめたほうがいい。
そんなことは、現実を生きるかぎり、誰にもできやしない。
そりゃあ完璧な靴なんてないぜ。
全員を納得させる靴なんて世界中探しても見つかりっこない。
それでも人間はなにかしらの靴を履いて歩いていくんだ。
ときには偽善者と呼ばれようが冷血漢となじられようが、
馬鹿と笑われようが理想主義者の烙印を押されようが、
自分で選んだ靴を履き、そのメリットもデメリットも引き受け、
自分なりのやり方で瓦礫の山を乗り越えていくんだよ。
お前はたくさんの靴を目の前にして怖じ気づいてるだけだ。
513482:2011/03/13(日) 20:22:04.66 ID:KZMu0SJg0
黒鳥館よ、おまえの主義を曲げろとまでは言わないから、
しばらくの間だけでも、被災者の心を傷つけるレスを控えてくれ。
平穏な日常に見るおまえのレスは、独特の視点による面白さを味わえるのだが、
ここしばらくの非日常時においては、どうしても心を逆なでされてしまう。

今日1日で行列に並んだ時間は、全部で11時間。
その間、孤男のオレは当然ながら誰とも口をきいていない。
オレにとって、この板だけが疲れをときほぐせる場所なんだ。
514周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 20:22:23.01 ID:E1rVTHo5P
>>512
もし俺に対して言っているのであれば
俺の書き込みのどこが「野次り」なのか指摘して欲しい
515周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 20:23:56.81 ID:E1rVTHo5P
>>513
それならこのスレでの地震関連の書き込みは一先ず自粛します
516名前は誰も知らない:2011/03/13(日) 20:25:37.97 ID:VG0eX0JV0
>>513
どこ在住?
517周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/13(日) 20:28:15.91 ID:E1rVTHo5P
意見がある人はこっちに書き込んでね
http://jbbs.livedoor.jp/internet/1546/
518名前は誰も知らない:2011/03/13(日) 20:32:11.00 ID:KZMu0SJg0
>>513
ありがとう。
>>516
茨城県北。
519名前は誰も知らない:2011/03/13(日) 20:40:07.16 ID:VG0eX0JV0
>>518
茨城はまだ電気も水道も通ってないところがあるらしいな
俺は東北なんだが、余震がこわい。自分の鼓動なのか揺れなのかわからないくらいヘタってる
いまいるアパートもなんか常にグラグラしてる気がして怖いけど、お互い気をつけよう
520名前は誰も知らない:2011/03/14(月) 16:29:02.93 ID:Vt48Rq9g0
そういや周辺人て就活しないん?
521周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/14(月) 17:55:19.66 ID:dovRyeSbP
全くやる気が起きない
522名前は誰も知らない:2011/03/14(月) 18:07:06.62 ID:Vt48Rq9g0
大丈夫かよw映画観てる場合じゃないんじゃないの。それとも映画関係の仕事に就くとか?

それはそうと最近の事態は「日本沈没」または「ノストラダムスの大予言」を嫌でも想起させる
523周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/14(月) 18:09:50.69 ID:dovRyeSbP
「ヒアアフター」上映中止だって

>>522
海外でも行こうかな、なんてね
524名前は誰も知らない:2011/03/14(月) 18:17:01.22 ID:Vt48Rq9g0
「ノストラダムスの大予言」には原発爆発シーンがあった。ほぼネタ映画だったが今観ると感じ方が確実に変わるだろう

>>523
そんなに外国語できるの?
525周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/14(月) 18:26:17.15 ID:dovRyeSbP
幸福の科学製作の「ノストラダムス大予言」も気味の悪い映画だったな

>>524
出来ないから行く
526周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/14(月) 18:33:03.67 ID:dovRyeSbP
527名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 00:19:09.73 ID:H0e/KVhI0
計画停電で劇場の上映回数の減少はあるだろうな。配給される作品数にも
影響はあるんだろうなあ。ヒアアフター中止は残念だね。DVD化もずっと
先になるんじゃないか?
528周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 00:21:05.55 ID:cFrCmX0GP
今日はソシアリスム観にいく予定だった
あとシュルレアリスム展
529名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 02:08:49.78 ID:lhJKR0ts0
新卒切符の価値わかってんのか?
フリーターなっちゃうよ
530周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 02:22:01.95 ID:cFrCmX0GP
まあどうあれ30か31くらいまでしか生きる気は無いからね
勿論大金が転がり込んだり自明性のある目標が見つかったりした場合には考えを改める可能性もあるけど
531名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 03:19:01.15 ID:ob3bQVE+0
弧男らしいな
532名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 04:23:09.57 ID:VZ4ejHX9O
>>530
今死ぬって選択肢はないの?
533周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 04:34:25.95 ID:cFrCmX0GP
>>532
まだ見たいもの、聞きたいことがあるからね
534名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 11:01:50.06 ID:v22HU5GP0
なんかただの世間知らずなだけの気がしてきたぞ
535名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 15:00:02.15 ID:AJTsvkBJ0
どうせ30か31くらいになったらなったで
「まだ見たいもの、聞きたいことがあるからね」とか
言ってダラダラ生き続けるんだろ
536周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 15:16:30.63 ID:cFrCmX0GP
>>535
それが「自明性のある目標」足り得るならばね
537周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 15:20:16.42 ID:cFrCmX0GP
>>534
私が「世間知らず」なのは事実なのかもしれない
あなたが「世間知らず」という「定型句」を発することしか出来ず、「自分自身の言語」を持ち合わせていないというのも事実なのかもしれない
538名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 15:25:19.70 ID:v22HU5GP0
>>537
なぜ>>534だけの短い文章のみから「自分自身の言語」を持ち合わせていないとまで判断できたの?
539名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 15:27:30.20 ID:AJTsvkBJ0
535だけど俺も震災関連のあんたの書き込みはガマンならんが
普段の映画論は興味深く読んでるよ
気を害したならスマン
540周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 15:30:28.63 ID:cFrCmX0GP
>>538
その「短い文章」しか書けていなかったから
それしか判断する基準が無い

>>539
今のこのやりとりは地震とは関係ないよ
541名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 15:31:33.62 ID:v22HU5GP0
>>540
だからその短い文章のどこから「自分自身の言語を持ち合わせていないなこいつは」と判断したんだ?
542周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 15:37:08.06 ID:cFrCmX0GP
批判しようと思えばもっと具体的に自分の考えをぶつけられたはずでしょ?
それなのに「その短い文章」しかかけていない(いなかった)のだから
543名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 15:51:32.46 ID:v22HU5GP0
その言葉そっくりそのまま今のお前に返せるけどな

あまりにも先の展望が曖昧
何か明確なビジョンがあるわけでもなく厭世きどりで海外に逃避
就活もしてない。理由は「やる気が起きないから」
その間にも自分が部屋で考えたご高説を「どうだ俺はこんな事を考えているんだぞ」と周り(2ch)に顕示したい様子
ツイッターや自板では不足。なぜなら誰も見にきてくれないから。幼稚な自己顕示欲だけ

俺としてもお前の抽象的で地に足の着いてない文章からはこんな事しか判断できなかったんだ。ごめんね
>「自分自身の言語」を持ち合わせていないっていう発言や普段の言動からどうも
「大衆は類型的な概念や道徳に流されてばかりで自分と違い多様な視点を持ち合わせてない」という意識が働いてるようだけど
ずっと家にいてマンガだの映画だの概念遊び以外何もしてなかったら(つまり世間しらず)そりゃ根拠も無い、神の視点のような全能感も生まれるよな
544周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 16:00:49.63 ID:cFrCmX0GP
他者の論理に反駁したいときに「論旨」そのものに言及するのではなく
それを吐く人間の「実存」に言及し、その「論旨」を貶めようとする
という心理

>「大衆は類型的な概念や道徳に流されてばかりで自分と違い多様な視点を持ち合わせてない」という意識が働いてるようだけど

そんなことは言ってない
「大衆は類型的な概念や道徳に流されてばかりで自分と違い多様な視点を持ち合わせてない」のは「大衆」ではなく「あなた自身」
545名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 16:05:10.38 ID:v22HU5GP0
だからお前の言説も具体性欠きすぎてて「論旨」そのものに言及も何もできないって
「過去の事とか引っ張り出してんじゃねえよ」と言いたいのなら、これはお前の映画評含めてずっと前から感じてたことだからごめん

文章後半はもう説明不足すぎて意味不明
546周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 16:08:59.11 ID:cFrCmX0GP
こちらこそごめんなさい

意味不明なら仕方ないね
それ以上の意味は無いです
547名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 16:17:00.90 ID:v22HU5GP0
映画スレだし映画の話をさせてもらうと、あまりにも観てる幅が狭すぎる(狭いのが悪いといってるんじゃないよ)
だから自分好みの解釈に強引に押し込めて肯定も否定も結局パターン化してる(具体的に言うと、すぐ黒沢、怪獣、畏敬、人倫)
BDやGMKなんかについてそれを良く感じる

映画の感想垂れ流しを「評論」と言い張って憚らないけど
大島も川島も今村も最近までろくに観てなかったのにも関わらずその胆力には一目置くところがある
中平は?増村は?石井は?岡本は?

「大衆は類型的な概念や道徳に流されてばかりで自分と違い多様な視点を持ち合わせてない」ってのが違うなら
「映画に限らず物事を観る上で一つの視点を絶対視しないように努めてる」よね?
548周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 16:28:25.31 ID:cFrCmX0GP
「昔の映画」を観ることを絶対視するなよ
前も言ったけれど「昔の作品」ってのはその時代、背景等のコンテクストを「体感」「肉感」することでしか理解出来ない物がある
それが出来ない以上その作品を「今の自分自身」に引き寄せて批評するしかない訳だけれど
それを「あえて」「今」「優先的に」する必要があるのか?

「多様な視点」を認めたうえで「自分の視点」を語ってるわけ
549周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 16:32:31.32 ID:cFrCmX0GP
俺は「恋空」のコンテクストは「理解」できても
「日本の夜と霧」のコンテクストは「理解」出来ないの
550周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 16:34:06.86 ID:cFrCmX0GP
勿論「理解出来る/出来ない」ってのも程度問題だし
本当に「すごい」作品ってのは時代を超越するけど
551周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 16:47:19.83 ID:cFrCmX0GP
前にも書いたけど
自分は「映画史」を辿る気は無いからね
552名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 16:49:46.08 ID:xgTxmQLxO
「」「」「」…「」…
553周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 16:54:01.92 ID:cFrCmX0GP
>>552
視覚的に強調したかったんです
554534:2011/03/15(火) 16:59:32.51 ID:v22HU5GP0
今の映画も映画の変遷、監督の思想、過去からの影響等のコンテクストを踏まえていることでしか理解出来ない物があるよね?
優先しろなんて言ってないし、ましてや絶対視なんてしてないけど、ちょっと狭すぎなんじゃねーのと思ったんだ
評論という表現に凄く拘っているのは、そういった知識や観ている量が磐石となってるからなのかな思ったけど、そうではなかったし

あと大島を「日本の夜と霧」のイメージで捕らえてるけど、それ系(当時ならではの左翼運動的な)以外の映画もいっぱい取ってるよ
でも今確実に大島映画を「左翼映画」と括ってるよね?そういうところが非常に近視眼的だと感じる
555周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 17:02:01.39 ID:cFrCmX0GP
何度も言うけど「批評」に明快な正解を求めてはならない
それが「芸術批評」であるなら尚更

「批評」ってのはあくまで「運動」であり
その中で「自分自身」やその「視点」も変化する
間違いがあればそれを認める
556周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 17:03:46.71 ID:cFrCmX0GP
>今の映画も映画の変遷、監督の思想、過去からの影響等のコンテクストを踏まえていることでしか理解出来ない物があるよね?

その通りだけど
それならばそれを理解している(と考えている)あなた自身が書けばいい
557周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 17:07:12.11 ID:cFrCmX0GP
念のために付記すると
僕は「昔の映画を観ること」を否定していない
558名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 17:09:44.61 ID:v22HU5GP0
>>555
だからそれがもう自分ルールでしょ?そういう主観を客観的事実としてる場合が多すぎるの

>>556
うん、だからビューティフルドリーマーの時とかGMKの時に反論してたのは俺

ごちゃごちゃ書いたけど要するに
>>548みたいな考えなのによく「映画のストーリーには三つパターンしかない」みたいなこと堂々と言い切れるよなあ
と思ったの
559周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 17:18:51.61 ID:cFrCmX0GP
>>558
人間が真に客観的になれるとは思わないけど
もし「客観」を「主観」と取り違えていると思うのなら、それを指摘すればいい
それが「運動」

「昔の映画」について書いてよ

>「映画のストーリーには三つパターンしかない」
こんなこと言ったっけ?
560名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 17:29:48.81 ID:v22HU5GP0
>>559
厳密には
>アニメにしても小説にしても映画にしても「物語」には大体三つの型しか存在しない
とツイッターで言ってるね
やべー違う人だったっけ、とちょっと焦っちゃったw

まあ構造論だの総括だのをするにはちょっといろいろ足りないんじゃねーのかと
映画を体系的に観ないなら尚更ね
561周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 17:30:31.75 ID:cFrCmX0GP
映画に明快な「正解」なんて無いし
「正解」があったとしてもそれは非常に曖昧でぼんやりとしたものだろうね
562周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 17:34:49.84 ID:cFrCmX0GP
>>560
それは「物語のパターンは36通り」みたいなもので
あってないような理論だね

自分は「成熟」をキーワードに
「成熟の物語」
「成熟拒否の物語」
「「成熟」の物語」
の3つに分けた記憶がある
563周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 17:36:23.68 ID:cFrCmX0GP
ツイッターまで見てるんだね
564名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 17:40:53.63 ID:v22HU5GP0
>>562
いや別に熟読してないから知らんけどあってないような理論なの?w
>>563
俺も自分でまるで追っかけじゃねーかと思ったwまあ言い訳すると
地震論争の時に誘導したでしょ自板に。そっからツイッター適当に流し読みして上記のセリフが目に入っただけ
ろくに読んでないし、揚げ足取り目的のヲチじゃないから安心して
565周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 17:43:51.69 ID:cFrCmX0GP
世に言う「36通り」だってツッコミどころは満載でしょ
「論点」を浮かび上がらせるためにあえて極論することもある
566周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 17:45:06.04 ID:cFrCmX0GP
ツイッターも今は全く書いてないね
たまに読む程度
567名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 17:47:59.18 ID:v22HU5GP0
しかし>ツイッターや自板では不足。なぜなら誰も見にきてくれないから
とまで書いといて自分は流し読みとはいえ見に行ってるのはピエロだなと、突っ込まれる前に言っておくわw
568周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 17:50:34.95 ID:cFrCmX0GP
「最も目に付きやすいところに書く」ってのは
「ネット」が「マスメディア」である以上当然の話だね
569名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 19:04:11.01 ID:v22HU5GP0
確かに大島みたいなのは「時代色が強い」「理屈っぽい」ってパブリックイメージがあるから敬遠されるのは若干しょうがない部分もある
でもそんなこと無関係に普遍的なものを扱ってる映画も多い。例えば「太陽の墓場」
これは当時の政治的思想なんて関係なく、釜ヶ崎ドヤ街の底辺の人々のガツガツギラギラかつ陰惨なエネルギーを切り取った映画
これは「色情めす市場」「追悼のざわめき」などの同じ釜ヶ崎を描いた伝説的カルト映画に継がれているように時代的な色は薄い
上記二つよりも、今村昌平の猥雑さよりも、さらに濃く攻撃的暴力的なエネルギーを感じる秀作

昔の映画は「時代を考慮しながら頑張って観る」物もあるけど、扱うテーマや思想、実験要素が普遍的なら昔の映画だって今と比べて全く遜色はない(むしろ差が大きいのは特撮映画)
たとえば増村の「巨人と玩具」のテンポやテーマは今観ても全く劣る事がない。大島に関してはむしろ時代色が強い物ばかりが切り取られすぎな気がする
勝新の「顔役」なんかは「仁義なき戦い」「その男凶暴につき」「グッドフェローズ」などの突発的暴力のリアリズムや、極端なまでの説明省略を既にやっている

>>554で言ったような事を抜きにしても、体系だの時代色だの「お勉強」的な楽しみは二の次に、
歴史的前情報など取っ払って純粋に今の映画と同じ土壌で観れる映画は少なくないからイメージで「時代作家」と切り捨てるのはもったいないなと
570名前は誰も知らない:2011/03/15(火) 19:29:14.93 ID:ymPnZnmEO
レスラー見て泣いた。本当に良い映画だった。この映画はミッキーローク自身だよな。
571名前は誰も知らない:2011/03/16(水) 00:46:26.88 ID:LVIzrJBw0
これまで感じてた不満が代弁されているようでスッキリする


英国王のスピーチ観てきた
スピーチを終えた後の本当の意味で国王になったんだなあって瞬間が最高
572名前は誰も知らない:2011/03/16(水) 11:54:09.55 ID:C3eTWwEk0
>>570
最近はそういう俳優自身の人生を映画に還元したような作品が増えてきたね
レスラー、ランボー4、グラントリノ、その男ヴァンダム…
573名前は誰も知らない:2011/03/16(水) 13:16:21.88 ID:zwJLRVfk0
ランボーとグラントリノは違うだろw
574名前は誰も知らない:2011/03/16(水) 13:19:35.94 ID:RXfxITZm0
エクスペンダブルズはどうですか
575名前は誰も知らない:2011/03/16(水) 13:34:38.50 ID:LVIzrJBw0
レスラーと監督同じだけど、ブラックスワン
576名前は誰も知らない:2011/03/16(水) 13:51:22.91 ID:/Zqa489P0
〜ボーイズ、〜ガールズ
577名前は誰も知らない:2011/03/16(水) 13:52:02.77 ID:adza1zWPO
ブラックスワン観たがなんであれが評価されてるのか分からん。
578名前は誰も知らない:2011/03/16(水) 16:15:58.62 ID:S3elWYy60
「レスラー」に感動したのなら「ビヨンド・ザ・マット」も観るべき
ミッキー・ロークが演じたラムの実在のモデルでもあるレスラーのジェイク・ロバーツも登場する映画
プロレス界の裏側の光と影を映し出しているドキュメンタリー映画
579名前は誰も知らない:2011/03/16(水) 19:08:39.64 ID:tigkUiOuO
分かりました
見ます
580名前は誰も知らない:2011/03/16(水) 20:08:14.66 ID:V/eSmBO2O
レスラーの曲ってブルーススプリングスティーンが書き下ろしたんだね。いいはずだわ。
581名前は誰も知らない:2011/03/16(水) 20:16:54.33 ID:C3eTWwEk0
ヒロイン?のマリサトメイはもう46なんだな。あんな役やってるのに
「その土曜日、7時58分」でも豪快な騎乗位をさらしていたけど
582名前は誰も知らない:2011/03/16(水) 20:48:43.74 ID:wNmQEZVBO
悪人って映画主人公が孤男みたいだけど面白い?
583名前は誰も知らない:2011/03/17(木) 01:31:07.85 ID:pom5n4Em0
うん。弧男がみても弧女がみても面白いと思う
584名前は誰も知らない:2011/03/17(木) 10:38:50.86 ID:08dgfVDTO
あの糞コテが書き込まないとこんな良い流れになるんだな
585名前は誰も知らない:2011/03/17(木) 10:38:55.54 ID:jKcJJLH70
面白かったけど、イケメンが不幸な役やっても「不幸な俺、カッコイイ」みたいなのが鼻に付く
586名前は誰も知らない:2011/03/17(木) 11:51:50.43 ID:BL26IE/q0
そんなあなたに「祭りの準備」「19歳の地図」「裸の19歳」
587周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/17(木) 12:29:30.97 ID:nJT+cOhpP
僕のやろうとしていることってのは
「人知、人倫を超える存在」と「それに魅せられ、そしてコミットしようとする人間の好奇心、想像力、狂気」についての「記録」と「考察」
そしてその「情報の共有」とそれに伴う「相互浸透」という「運動」なんだよね
そういう意味で純粋な「映画批評」とは若干離れているかもしれない
588名前は誰も知らない:2011/03/17(木) 14:29:33.85 ID:kQq8HF8rO
中2病
589周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/17(木) 14:36:14.28 ID:nJT+cOhpP
便利な言葉だよね
590名前は誰も知らない:2011/03/17(木) 14:39:57.63 ID:iejLJNwP0
結局世間知らずの穀潰しが何言ったって、ただの戯言にしかなんねえんだよな
591周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/17(木) 14:43:58.93 ID:nJT+cOhpP
>>590
まあ「批評」ってのは最も純粋な言語ゲームであるわけだから「戯言」ってのは間違いではないね
あなたの書き込みはどうやら「戯言」であることを免れているようだけれど
592周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/17(木) 14:49:27.80 ID:nJT+cOhpP
確かにこういうやりとりを続けていくと「悪い流れ」が出来てしまうことは間違いないようだね
これからはこのスレでは「映画」に関する書き込みのみするようにします
593名前は誰も知らない:2011/03/17(木) 14:51:26.97 ID:BL26IE/q0
映画スレなんだからそりゃそうでしょw
594名前は誰も知らない:2011/03/17(木) 18:05:10.78 ID:oGDP6ZZR0
ブラザーフロムアナザープラネットが届かない
こんな時だからしょうがないか
いつまでも待ってます
595周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 00:24:58.51 ID:7Xhij795P
「トゥルーグリッド」が公開されるね
映画館の都合がつけば来週中に観にいこうかな
596名前は誰も知らない:2011/03/19(土) 02:07:15.54 ID:UvXGTfTz0
コーエン兄弟って観たことないからトゥルーグリッド観てみたいんだけど
他にコーエン兄弟の作品でおすすめって何?
597周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 02:19:53.55 ID:7Xhij795P
「ノーカントリー」
コーエン兄弟の作品ってアメリカ的コメディの感じがしてレンタル屋でどうしても手に取るのを躊躇してしまうんだけど
なんか面白いのあるのかね

「ファーゴ」は眠くなった
598周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 02:26:12.90 ID:7Xhij795P
「ノーカントリー」は前スレで誰かが言ってたけど
それぞれの登場人物が「自分のすること」をひたすらシステマティックにこなしていくという感じが良いね
しかしそのそれぞれの登場「人物」が作り出した「システム」は
次第にその「人物」から離れて一人歩きするようになる
そしてその「システム」も所詮は「人知、人倫」が作り出したものに過ぎない訳で・・・
599名前は誰も知らない:2011/03/19(土) 02:32:38.87 ID:UvXGTfTz0
ありがとう
探してみる
600周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 02:36:57.95 ID:7Xhij795P
「食べること」「物を買うこと」「寝ること」「オナニーすること」なんてのは
本来はそれをすることが快楽に結びついていて、だからこそそういう行為をする訳で
しかし、時にそれを「気持ちいいからする」のか「そうすることが習慣付けられ自明化してしまったからする」のか分からなくなるときがある
601周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 02:40:14.63 ID:7Xhij795P
しかしその「快楽の追求」も「習慣の履行」も圧倒的な「不条理」によって断念させられてしまうときがある
その「不条理」で最も分かりやすく、身近なのは「死」だろうね
602周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 02:55:02.19 ID:7Xhij795P
「砂漠」「殺し屋」「保安官」「マフィア」「カウボーイ」「追うもの追われるもの」「争奪戦」「ガンアクション」等々
この映画には「物語」を成立させるための記号が(あざといまでに)詰め込まれているし
ストーリーは分かりやすい「物語」として展開する
しかし時たま介入する「不条理」がこの映画が「物語」であることを阻んでしまう
603周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 03:06:14.75 ID:7Xhij795P
「システマティック」であることは「フェティッシュ」であることと似ている
604名前は誰も知らない:2011/03/19(土) 09:55:15.56 ID:k9sVGeAU0
コーエン兄弟の作品の中では「バートンフィンク」が一番好き
605名前は誰も知らない:2011/03/19(土) 10:47:39.54 ID:YKUJ/CAH0
ノーカントリーと同じくらいの時期?にあった
ゼアウィルビーブラッドも印象深い作品だったな
606名前は誰も知らない:2011/03/19(土) 12:58:41.78 ID:C+1nyQbFO
トリアーのアンチクライスト観た
ますます救いが無くなってた
なんか音、映像、話といい全てが「鬱」それ自体というような
まあ色んな解釈が出来るのだろうし、
独り身かつ童貞かつ宗教的なバックボーンとか無い自分には汲みきれない部分もあるけど、
自分の心の中の憂鬱さと共振する感じがして
(あと露骨に痛い描写のインパクトも相まって)
観た直後は異様に気持ちが高ぶってた
当時鬱病だった監督のセラピー映画てのも納得だわ
なんか泣きまくるエシディシやゲロ吐きまくるカオナシを思い出した
毎日心が晴れない&気が滅入ってしょうがない人にはオススメできそう
607周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 22:16:58.95 ID:7Xhij795P
ワンピース観てたらタルコフスキーが観たくなってきた
608周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 22:17:47.48 ID:7Xhij795P
タルコフスキーの驚くべき「平板さ」
609周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 23:05:24.30 ID:7Xhij795P
我々は皆絶え間なく流れ続ける「時間」を生きているわけだけれど
「劇」というものはその時間を切り取ったり、並べ替えたりすることによって観客に登場人物と「体験」を共有させる
610周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 23:08:54.44 ID:7Xhij795P
しかしそれは切り貼りや並べ替えをされた後の「加工された体験」を「共有」している
611周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 23:12:27.31 ID:7Xhij795P
そこで得られる「感動」や「感激」はあくまで製作者たちによって「設定された」物に過ぎない
612周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 23:17:47.03 ID:7Xhij795P
タルコフスキーの「長回し」は
その「設定者」たるタルコフスキーがその「設定」を脱して「体験」「存在」そのものに開かれるためのものだった
その「挑戦的」な技法によって生み出される「平板」な映像を象徴する「面」を流れる「水」だった
613周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 23:27:15.11 ID:7Xhij795P
「象徴するものが「面」を流れる「水」だった」





タルコフスキーの映像に感じられる「陰鬱さ」と「緊張感」というのは
鑑賞者が登場人物の(あらかじめ設定された)「体験」や「考え」の「共有」を超えて
登場人物の「世界」や「自然」に対する「遭遇」を「共有」させる
614周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 23:30:56.44 ID:7Xhij795P
「エピソード・チョッパー」では長々と続く「回想シーン」によって
チョッパーと鑑賞者は設定された「体験」を「共有」するわけだけれど
コロコロ目まぐるしく切り替わる映像は鑑賞者に自らが製作者によって「体験」を「共有させられている」ということを気付かせてしまう
615名前は誰も知らない:2011/03/19(土) 23:31:57.09 ID:aVnqJ9UVO
周辺人さんは「東京原発」っていう映画を知ってるかい?
616周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 23:35:04.91 ID:7Xhij795P
夢を見ている途中で「これは夢なんだ」と気付いてしまうと
その「夢」に恐怖も喜びも感じなくなってしまうように
この映画の中でいくらチョッパーやその他登場人物が泣こうが叫ぼうが鑑賞者たちはその体験を「共有」することが出来ない
617周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 23:37:06.76 ID:7Xhij795P
>>615
役所浩司がでてるやつだっけ?
この前レンタル屋行ったら全部借りられてた
618周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 23:38:42.45 ID:7Xhij795P
しかもルフィはその「劇中」ですら「体験」を共有していないんだよね
にもかかわらずあたかも「共有」しているかのように振舞う
619名前は誰も知らない:2011/03/19(土) 23:42:22.60 ID:aVnqJ9UVO
>>617
そうか。
まあまあおもしろかった。
620周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/19(土) 23:43:15.79 ID:7Xhij795P
製作者の「騙し方」が稚拙だと鑑賞者は「騙されている」と気付いてしまう
しかしこの「気付き」こそが「開かれる」きっかけとなる場合もある
だから個人的には「エピソードチョッパー」は評価したい
621名前は誰も知らない:2011/03/20(日) 00:01:02.06 ID:lWwiWJ6PO
このスレがお前の日記になってて映画好きの孤男が映画について語れない現状についてどう思う?
お前は荒らしだよ
622周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/20(日) 00:17:34.24 ID:kqgr/Q9zP
>>621
語ればいいじゃん
あなたが
623周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/20(日) 02:27:27.34 ID:kqgr/Q9zP
ユーロスペースでテオ・アンゲロプロス特集だって
噂を伝え聞いて関心があった人だけど、面白いかな
624名前は誰も知らない:2011/03/20(日) 08:59:42.71 ID:DHkerIB00
タルコフスキーが好きなら合うんじゃねーの。俺にはどっちも催眠誘導材だったけど
625名前は誰も知らない:2011/03/20(日) 15:58:25.14 ID:smhQoOSp0
俺にはどうもタルコフスキーはまだ早かったみたいだ・・・
626周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/20(日) 17:02:30.11 ID:kqgr/Q9zP
明日「ソシアリスム」観に行くよ
627周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/20(日) 17:19:23.28 ID:kqgr/Q9zP
火曜は「トゥルー・グリット」観に行きます
628名前は誰も知らない:2011/03/20(日) 17:23:08.09 ID:+WOT2Lz3O
最近映画館自体が少なくなってる、って聞いたんだけど
やっぱり需要が無いのかね…映画を劇場公開しても
数ヶ月後にはDVDを出してるし、このままだと映画館自体無くなるのでは?
629名前は誰も知らない:2011/03/20(日) 17:27:29.30 ID:smhQoOSp0
シネコンばっかになるのは嫌だな
630周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/20(日) 17:28:08.11 ID:kqgr/Q9zP
「劇場映画」が無くなってもそれに代替する「何か」が出てくれば全然構わない
今のつまらんアニメやドラマみたいなものしか無いとなるとさすが困るけど
631周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/20(日) 17:29:34.61 ID:kqgr/Q9zP
「冬のサクラ」とか「STAR DRIVER」みたいなものばかりになったら困る
632名前は誰も知らない:2011/03/20(日) 17:47:50.94 ID:smhQoOSp0
>>630
>今のつまらんアニメやドラマみたいなものしか無いとなるとさすが困るけど
毎年言ってるっていうか、10年前も10年後も同じこと言ってそう
633周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/20(日) 18:14:29.83 ID:kqgr/Q9zP
>>632
そうなんだけど
時たま面白いのに遭遇することもあるんだよね
634周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/20(日) 19:43:03.92 ID:kqgr/Q9zP
明日雨か・・・
635周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/21(月) 18:56:44.09 ID:JkIx+xcaP
アンゲロプロス特集は去年のものだった
ああつまらない
636名前は誰も知らない:2011/03/21(月) 20:15:46.16 ID:evzvM//W0
大好きなのは必殺仕事人シリーズ。
自分の気に食わないやつ(ex:感じの悪いリア充)を悪人にたとえて
脳内で主人のように影で誰にもみられず処分できるから。
いまでもああなりたいと思うよ・・・
637周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/21(月) 23:16:45.81 ID:JkIx+xcaP
「正しさ」という「人知、人倫」に還元されるものによってしか心を動かすことの出来ないという「閉塞」
「個人」と「社会」を切り離し、「実存」の回復を絶対視し、その背景にある「闇」から目を逸らす「欺瞞」

個人的には「英国王のスピーチ」を「これから戦争が始まるんだぞ!」と非難する人を批評的に支持したい
638周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/21(月) 23:19:15.41 ID:JkIx+xcaP
出来の良し悪しに関わらず「見る必要の無い作品」ってのは存在するね
639周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/21(月) 23:23:49.92 ID:JkIx+xcaP
お前の実存的回復のために兵士は死ぬ(死んだ)んじゃないんだけど
640周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/21(月) 23:27:58.56 ID:JkIx+xcaP
これ観るくらいだったら「世界大戦争」でも観たほうがマシだろうね
641名前は誰も知らない:2011/03/21(月) 23:51:23.58 ID:Dj0QNyIa0
シルビアのいる街で 果てしないストーカー。孤男のための映画。
主人公がイケメンなのが玉に瑕。

百万円と苦虫女 女に生まれたかったな。
蒼井優はいい。童貞孤男。

サマーウォーズ ジブリが好きだから行けるかなと思ったけど、
一寸たりとも感情移入できなかった。
オタクにも凡人にもなれない孤男。
642周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/21(月) 23:53:42.25 ID:JkIx+xcaP
最後に「サー」を付けるってのは「愛と青春の旅立ち」と同じだね
あれもクソつまらなかった

>>641
「サマーウォーズ」はいろんな点で駄目な作品だったね
昨年度ガッカリランキング1位
643名前は誰も知らない:2011/03/22(火) 00:11:59.75 ID:4CauDFwK0
英国王〜でジョージ6世は嬉々として戦意高揚の演説をしてるわけでも
ないけどね。彼が戦争起こしてるわけでもない。劇中父のジョージ5世は
国民に声を届けてご機嫌を伺わなきゃいけない自分達の立場をピエロだと
皮肉ってたしな
644名前は誰も知らない:2011/03/22(火) 00:14:14.36 ID:XZYS0UIU0
>>642
おまえさあ、語るのはいいけど、ちゃんとまとめて書き込めよ。
スレの消費が激しいだろ。そんな事言ったら、

「じゃあ、俺が立てるよ。」

とか言いそうだけど、スレの私物化は不快に感じる。
やめてくれ。
共有してみんなで語り合うのがスレの存在意義だろ?
他人の痛みがわからないのか?>>621の意見も
考えて書き込みなよ。
645周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/22(火) 00:16:42.10 ID:8TU4AYBuP
ラジオにしても映画にしてもそれは大衆に向けられた伝達装置であるわけで
だからこそ「政治的映画」か「政治的に撮られた映画」かが重要な論点になる

>>644
「俺がスレを立てること」と「俺のスレを立てること」は違うわけです
646周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/22(火) 00:19:18.81 ID:8TU4AYBuP
>>643
「意志」と「結果」は必ずしも結びつくものではない
これも「世界大戦争」が描いていたこと
647周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/22(火) 02:08:51.84 ID:8TU4AYBuP
佐々木中の「ルワンダの写真集」の話は映画批評についての参考にもなるね
圧倒的な「存在」そのものを提示すること
648周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/22(火) 02:10:26.73 ID:8TU4AYBuP
「正しさ」という「人知、人倫」に還元されるもの(「理解」出来るもの)によってしか心を動かすことの出来ないという「閉塞」
649周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/22(火) 02:27:02.97 ID:8TU4AYBuP
オタク的な「映画論」ないし「特撮、怪獣論」
及びそれらの影響下に作られた諸作品が何故駄目なのか?
それは「存在」を貶めているからだろうね
650周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/22(火) 02:29:33.71 ID:8TU4AYBuP
「わかる」からこそ「わからない」
「わからない」からこそ「わかる」
651周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/22(火) 02:34:57.81 ID:8TU4AYBuP
その「写真」や「文章」のコンテクストを「わかる」からこそ「わからない」
「わからない」からこそ「写真」や「文章」が「存在」が「わかる」
652周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/22(火) 02:43:43.05 ID:8TU4AYBuP
そういう「わからない」中でそれでも「何か」をやろうとするときに
その動機付けとなるのは「意味」ではなく「ノリ」なんだよね
そして「ノリ」というのは見方によっては不条理にも見える
653周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/22(火) 02:44:43.88 ID:8TU4AYBuP
「「不条理」にも映る」とでも言ったほうが良かったか
654周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/22(火) 03:04:47.04 ID:8TU4AYBuP
まあ自分は「人間舐めんな」とは口が裂けても言えないけれど
655名前は誰も知らない:2011/03/22(火) 04:01:22.15 ID:oVaO5Caz0
せめてタマフルを聞いての感想って一言添えろよ
なんの話してんだかさっぱりわからんぞ
656周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/22(火) 04:27:10.33 ID:8TU4AYBuP
今後気をつけます
657名前は誰も知らない:2011/03/22(火) 09:45:53.36 ID:ip2kSPsZ0
こーいうところが独りよがりなんだよなあ…他者を全く鑑みてないというか
658名前は誰も知らない:2011/03/22(火) 11:06:36.57 ID:xyvjs+Vs0
誰も必要としてないのに、自分の中では「オレ大人気!」とか思い込んでんだろう
タチが悪いな
659名前は誰も知らない:2011/03/22(火) 19:24:56.63 ID:uvkuKMm60
「その街のこども 劇場版」
なんか涙腺のリミッターが外れた。映画は月1程度しか観ないけど、こんな経験初めてだ
660名前は誰も知らない:2011/03/22(火) 22:58:52.74 ID:oVaO5Caz0
こんなときだからマッドマックスを観ようとレンタルショップへ行ったけど借りられてた
まさか同じことを考えている人間が他にいたとは…シンクロニシティ
661644:2011/03/23(水) 00:55:58.67 ID:AS0F/VO5O
>>645
じゃあ、お前が立てた訳でもないのにオナニー評論ずっとここでしてるわけか。まあ、立てても私物化はできないんだよ。
他のスレで「映画が好きな孤男」も、同じような私物化で消えたんだよ。
映画が好きなやつはお前以外にもいっぱいいるんだよ。語り合って、共有したいんだよ。
お前のやってることは自分の理論で間違っていないと確信してオナニー評論してるわけ。こっちはずっと白けてるのにさ。
頼むからこれ以上、映画好きの居場所を無くさないでくれ。
以上。
662周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 01:57:26.71 ID:MHL2gFozP
甘えるな
663周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 02:19:20.79 ID:MHL2gFozP
あなた自身が有無を言わさず共有せざるを得ないような圧倒的な「批評の視座」を打ち立てればいいだけ
以上
664周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 02:32:35.81 ID:MHL2gFozP
何かに反応する自己がまずあって
それが何に対する、どういう反応なのかを思考を整理し
自分の言葉で吐き出す
まず「表出」があってそれをどうにかして「表現」として成り立たせる
665周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 02:43:32.49 ID:MHL2gFozP
始まりから終わりまでの「時間」というものを前提にしている点で映画と音楽は並んで語られることが多いけれど
そうであるならば映画批評も音楽的であって欲しい
というのが俺の持論
666名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 05:16:24.09 ID:N2eUKWiEO
>>665
何が言いたいのかサッパリ伝わらん。そういう病気か?

『スティング』特別凄い映像を使ってる訳でも無いのに最後まで目が離せない。スマートな男って憧れる。

ランウェイビートとかああいうのは嫌いだ。子供がやかましい映画は嫌。
667名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 09:11:54.43 ID:IniULcNP0
>>666
スティングは「今観ると先が読める」「当時は新鮮などんでん返しも今では見え見え」「期待した割りにたいした事ない」
とか言われがちだけど、俺が考えなさすぎなのか、テンポも音楽も非常に良くて、そんなことは全く感じさせなかったけどな
同じ監督の、「明日に向かって撃て」も色あせない。「ガープの世界」もロビンウィリアムス主演だしヌルい映画だろと思ってたら強烈だった

ポールニューマンには「暴力脱獄」って言う名作があるけど、マックイーンの「パピヨン」も全く同じテーマだよね。実存主義
668名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 11:21:13.57 ID:y7vTVHD60
暴力脱獄とパピヨンは最初見た時「あれ?リメイク?」とか思ったわ
669夕映青年:2011/03/23(水) 11:48:35.20 ID:5nUYvTCU0
暴力脱獄といえばジャッカス
670夕映青年:2011/03/23(水) 11:51:42.36 ID:5nUYvTCU0
ジャッカスザムービーはさらに過激だった
671夕映青年:2011/03/23(水) 11:52:06.94 ID:5nUYvTCU0
とてもではないが画面を凝視できない描写もいくつかあった
672夕映青年:2011/03/23(水) 11:53:37.28 ID:5nUYvTCU0
個人的には楽しめたつもりだけど、日本人とアメリカ人では笑いのツボが違うのではないかと思ったりもした
腹の底からは笑えなかった。
673夕映青年:2011/03/23(水) 11:55:08.26 ID:5nUYvTCU0
でも今となってはジャッカスの真似をして、youtubeなんかに載せたら2ちゃんねるで炎上するんだろうな
674名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 12:40:42.53 ID:/U9DCXLq0
被災地に刑務所はあったんだろうか?
675名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 14:07:03.64 ID:pPX2yeZj0
インセプション
苦行すぎた
676周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 18:07:06.93 ID:MHL2gFozP
「バレット・バレエ」
宮台真司が「ファイトクラブより良かった」ってなことを言っていたので気になっていた作品
確かにつまらなくは無いのだけれど、これは結局は(98年という時代もあるだろうが)「大人社会と子供社会」という二項図式を前提とした映画なんだよね
夜に「オヤジ狩り」(この単語も時代を感じさせるが)に興じる若者は、昼間はスーツを身に付け就活に勤しむ

昔からヤンキー等の世界では「18になったら引退して大人社会に参入する」という掟があった
しかし「大人社会」の成員たる大人たちの「惨状」を見るにつけ失望し、「大人社会に参入する」という動機付けを失う
そして苛立ち、「子供社会」に耽溺し、グループ間の抗争やオヤジ狩りに興じる

しかし現代においては「大人社会」に対するオルタナティブとして「子供社会」を提示することは可能であろうか
「子供社会」の「大人社会」に対する「反抗」や「暴走」は自明性を失いつつある(暴走族の衰退、恋愛離れ等の現象はこの現れであろう)
それと同時に「大人社会」の「働く」「家庭を築く」といった自明性も崩壊しつつある
しかし「心のケア」「就活」「婚活」等々、メディア、世間は(恐らくその成員すら信じていないであろう)
「社会への参与」をアナウンスし、人々は「楽しくも無く、ルールに対する信頼も無いゲーム」に(とりあえず)参加している(もしくは参加しようとしている)

劇中でも若者たちは「大人社会」に自明性を見出すことが出来ず
「子供社会」の半ばマニュアル化された「反抗」や「暴走」の中で恐怖に戦き、苦しみながら死に向かっていく

「大人社会」では生きられず「子供社会」でも生きられない
これからどんな形であれ、「表現」をする人間たちはこの前提を踏まえなければならないだろう
677周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 18:10:09.90 ID:MHL2gFozP
訂正
しかし「大人社会」の成員たる大人たちの「惨状」を見るにつけ失望し

しかし子供たちは「大人社会」の成員たる大人たちの「惨状」を見るにつけ失望し
678周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 18:13:19.97 ID:MHL2gFozP
ヤンキー等を扱った作品全般に言えるんだけど
結局ヤンキー(子供)達だって「大人社会」という「前提ありき」で反抗し
そして「ヤンキー社会」という「閉塞」から抜け出せずにいるじゃねえかという
679周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 18:21:14.71 ID:MHL2gFozP
「明治天皇と日露大戦争」

「右翼映画」の代表格としてよく叩かれたり、ネタにされたりする作品なんだけれど
劇中では「軍人が開戦の是非を問うてはならん」見たいな台詞があったりして
明らかに昭和の敗戦を経た上で戦後的なバイアスのなかで「栄光の明治」を描いた作品なのだということが分かる
680周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 18:27:14.55 ID:MHL2gFozP
「少子化」で「没落先進国」の日本において
「子供社会」の「熱気」や「狂気」を単純に描くことは難しくなるだろうね

「明治天皇と日露大戦争」に描かれた「明治」
そしてこの映画が作られた「昭和32年」というのは日本はまだまだ子供であった
だから「熱気」や「狂気」に駆られて「反抗」することが可能だった
681名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 18:31:10.58 ID:b49pz1U0O
ヤンキーは閉塞を楽しんでるアホの吹きだまり、つまり本気で閉塞を打開する気のない連中なんだよ
抜け出せないじゃなくて抜け出したくないの

つまりヤンキー自体が体制に甘えきったどうしようもない存在

ただこれを生み出した大人の社会が第一の問題で責められるべき存在
ただヤンキーにこれを批判する権利は全くない
682周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 18:36:22.88 ID:MHL2gFozP
それはあるんだろうけど
現代ではヤンキー自体がかなり数を減らしているらしい
683周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 18:48:59.47 ID:MHL2gFozP
「ゴジラVSデストロイア」
この映画観ると「人間舐めんな」なんて言えなくなるね
684名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 18:55:27.82 ID:yJB6i0BI0
女子力なめんなよ!
685名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 18:58:35.94 ID:KtDibeqi0
周辺人は山下敦弘はどう?
686周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 19:03:45.82 ID:MHL2gFozP
「天然コケッコー」しか観たこと無い、あんまり印象に残ってない
夏帆(全盛期)は良かった
687名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 20:43:45.33 ID:IniULcNP0
>>668
ネットレビューとかで「脱獄のモチベーションがわからない」みたいな感想が多いことに驚愕するわ
688周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 20:52:06.75 ID:MHL2gFozP
「ムショもの」映画には名作が多いね
689名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 20:55:54.52 ID:IniULcNP0
脱獄が目的になってるタイプのものと手段にすぎないタイプのものとあるね
アルカトラズ、大脱走、ミッドナイトエクスプレスは前者、暴力脱獄やパピヨンは後者
690周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 21:10:46.95 ID:MHL2gFozP
>>689
いずれにせよ根底にあるのは
監獄にという「自分が今置かれた環境」によって与えられる「痛み」や「苦しみ」という「感覚」
そしてシステマティックかつフェティッシュな脱獄という「行為」そのもののプロセスを通じ
「外」という「未確定性」に開かれるということなんだよね
前者は「今の環境(内)」によって与えられる「感覚」に焦点を当てていて
後者は「外」にある「何か」に対してどちからというと焦点を当てている
691名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 21:10:58.52 ID:KtDibeqi0
ホラーは観る?
692周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 21:14:38.61 ID:MHL2gFozP
一般的に「通過儀礼」というと「少年が大人になって〜」的な「型」を想起してしまうが
「脱獄」という「通過儀礼」を描く作品はその「型」を相対化し、「未確定」な可能性の存在をほのめかす
693名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 21:37:33.94 ID:wCn2955s0
ツーリストくそつまらんかった。期待してたのに
694名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 21:37:54.09 ID:IniULcNP0
うーん何か違うなあ…>>689に挙げてる映画ホントに全部観た?
695周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 21:45:33.59 ID:MHL2gFozP
「ミッドナイトエクスプレス」は観てないよ
696周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 21:48:13.49 ID:MHL2gFozP
「パピヨン」とか「暴力脱獄」こそ脱獄を目的化してるような感じもするけど
697名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 21:49:35.88 ID:1DPWRnMk0
潮吹き動画テク半端ねぇw
めちゃ興奮してきた(;´Д`)ハァハァ
http://king-perfect.info/kenzaki.html
698周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 21:59:03.10 ID:MHL2gFozP
とすると>>690で書いた
「前者は「今の環境(内)」によって与えられる「感覚」に焦点を当てていて
後者は「外」にある「何か」に対してどちからというと焦点を当てている」
ってのは正確でないかもしれない
699周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 22:02:44.48 ID:MHL2gFozP
前者は「刑務所」という「あるべきでない場所」に対比する形で「外」という「あるべき場所」への「期待」や「実像」がある程度ハッキリしているのに対し
後者は「刑務所」が「あるべきでない場所」であるのは前者と同じであるが、開かれるべき「外」が本当に「あるべき場所」であるかは明示されない
700名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 22:10:24.81 ID:IniULcNP0
「パピヨン」や「暴力脱獄」において脱獄は飼い殺しの奴隷状態から脱却、実存するための手段
ここでの脱獄描写のディテールやアクションは重要じゃない。もっと抽象的で象徴的なものが描いているから、極端な話、脱獄の話じゃなくても良い
刑務所の囚人という状況が「飼い殺しの奴隷状態」を表現しやすく、視覚的に伝わりやすいから脱獄ものの体をなしているだけだと思う
その奴隷状態は決して過酷で不幸な状況ではない。しかし主人公は脱獄しなければならない。それでは真の意味で生きているとはいえないから
その対比のために一見幸福そうなホフマン、ケネディがいる。彼らは幸福だけれど奴隷である

対して>>689前者の映画では脱獄描写やそれに伴うアクションそのものがメインで、脱獄ありきの映画になっている
緊張感のあるアクション、まさかの裏切り、奇想天外で凝った脱獄法など、脱獄それ自体が物語の推進力になってる
701周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 22:19:59.70 ID:MHL2gFozP
「大脱走」では「脱獄」がある種の「大義」を背負っていた
「パピヨン」や「暴力脱獄」では「脱獄」は「実存」のためのものであった
そして「アルカトラズ」ではもはや「脱獄」は「命をかけた娯楽」だった
同じ「脱獄アクション映画」だとしても「大脱走」と「アルカトラズ」はその内実異にしているのだと思う
「アルカトラズ」はポストモダン的だよね
702644:2011/03/23(水) 22:30:16.82 ID:AS0F/VO5O
その的確な理論や批評が出来ればここに居ていいってことだよね?





馬鹿かお前?笑わせるなよ。




批評こなしてこそ映画人ていう堅苦しい枠の中以外でで映画を見るのは愚行かね?
その偶像崇拝的な映画への歪んだ価値観にヘドが出る。
娯楽。それが何故理解できない?他の価値観を否定し、自分の理屈を正当化する。分かりにくい言葉をあえて使って、自分に酔っているんだよ。
頭が良くて仕方がない自分を主張してるのさ。それすら幻想だがね。


あんたは頭が良くて洞察力がいい、そう言ってもらいたいただのワガママな幼稚園児だ。
理解しな。
洞察力が良くて頭の良いお前の言葉に賛同してついてくる人間、現実に存在したか?
ネットという個人の存在力を大きく見せる幻影に頼り、そして演説紛いの映画評論。
何故、映画板でやらないんだ?頭がいいんだろう?その批評できる賢い頭で映画板のやつらと戯れなよ。





協調性ゼロのオナニスト。




それが本当のお前だ。

ずっとオナニーしてな。ずっとずっとな。
703周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 22:31:52.29 ID:MHL2gFozP
「大脱走」(大きな物語)→「パピヨン」「暴力脱獄」(実存主義)→「アルカトラズ」((ゲーム的)決断主義)
704周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 22:35:01.52 ID:MHL2gFozP
個人的に一番好きなのは「パピヨン」なんだけど
705名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 22:47:46.68 ID:CfTf1jZiO
まぁこの糞コテは映画について語らせないのが仕事だからな
今すぐ被爆すべき
706周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 22:49:33.75 ID:MHL2gFozP
この四作品を比較すると
「パピヨン」ってのは一番「冒険」的で、色彩的にも鮮やかなんだよね
「パピヨン(蝶)」様々は様々「花」を渡り歩く(飛ぶ)わけだけれど
彼の脱獄の動機付けもそういうところにあるように思えてならない
707名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 22:51:01.02 ID:IniULcNP0
「パピヨン」での忘れられないセリフ。マックイーンが脳内で作り出した人物と自問自答し、こう言われる
「お前は殺人よりも重い罪を犯した。それは人生を無駄に過ごした事だ」

このセリフだけでマックイーンの脱獄のモチベーションから何から全て表現している
矛盾しているようだけど、マックイーンは脱獄する事で贖罪しようとしてたのかも

俺は「暴力脱獄」のが好きだけど。パピヨンはちょっと長いのとラストのダイバーの足でほんの僅かに落ちる
708周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 23:17:34.37 ID:MHL2gFozP
「暴力脱獄」も好きだけどね

自分の場合は「映画は退屈を厭んではならない」と思ってるんで
長いことは必ずしも減点にはならない
709名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 23:25:54.72 ID:s7IKbVfWO
周辺人さん、やっぱブログとかでやった方がいいと思いますよ
細切れで出しまくられるとすぐ埋まっちゃうし、
獣道みたく自然にスレの空気が固まってきちゃうし
もっと気安い感じで書き込みたいけど、どうにもこの中に突っ込むのは…
周辺人さん専用映画スレとか建てたらそっち行ってくれたりとかは…やっぱない?
710周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 23:28:47.20 ID:MHL2gFozP
今スレ立てできないから誰か専用スレ立てて
711周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/23(水) 23:30:51.78 ID:MHL2gFozP
【長文】孤男板映画レビューすれっど【細切れ歓迎】

こんな感じでどうです
712名前は誰も知らない:2011/03/24(木) 03:28:04.42 ID:Xs2/I1uj0
自分の尻を自分で拭うこともしないのか
頼まれもしない批評は延々とするのに
いかにも頭でっかちで人を顧みないとっちゃん坊やって感じだ
713名前は誰も知らない:2011/03/24(木) 03:34:11.12 ID:IbvWUjNY0
自分に都合の良い価値観で覆われた強固な城にひきこもり、世界を見下してる人。

他人の価値観の中でバランスをとりながらやっていくっていう経験が乏しいから
遠慮が無いんだろうね。

逃げてないで就活すればいいと思う。
理不尽に乱暴に他人の価値観に裁かれる。
批評される側の気持ちを体感できる。
大好きな批評にもその経験は活かせるだろう。

>>711
【評論家になりたい】映画を語ろう【コテ歓迎】
714名前は誰も知らない:2011/03/24(木) 11:14:35.82 ID:ntk4DTNo0
要するに、仕事すらしてない奴が偉そうに映画語るなと。
しかも臆病なこいつは、自分が疎まれているという現実を認めようとしないから、
自分にとって都合の悪いレスには絶対レス返さない
715名前は誰も知らない:2011/03/24(木) 17:39:10.34 ID:WfZKHXgC0
周辺人さんの批評は嫌いじゃないぜ
あと、他スレでは結構鋭い論客だと思う
個人的にはおもしろい人だと思っている
だから映画評もここよりもブログでしたほうがさらに充実できると思う
読者もつくと思うよ
716名前は誰も知らない:2011/03/25(金) 21:14:04.13 ID:mWcK03iP0
ブラックホークダウン久しぶりに見た。
で、今調べたらアイディード将軍って1993年当時は59歳と結構高齢だった。
映画の中で出てくる短いAKを持ったヤツが将軍だと思ってたからもっと若いのかと思ってた
717名前は誰も知らない:2011/03/25(金) 22:07:01.16 ID:tq3ix7M8O
アンジェラ見た
良かった
718周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/26(土) 15:11:20.93 ID:ldmp223uP
「機動警察パトレイバー」第一作に出てくる「鳥たち」って劇中においてはどういう存在なの?
719周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/26(土) 15:12:31.87 ID:ldmp223uP
「トマト」は「夏」であり「サイレン」でありそれが警告する「危険」「危機」だよね
720周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/26(土) 15:24:31.04 ID:ldmp223uP
ある人物が思案に思案を重ね、その結果として生み出された「犯罪行為」およびそれに込めた「メッセージ」は
巡り巡って末端の警官の手に委ねられたときには単純な「武勇伝」に変質してしまう
それは「伝言ゲーム」のようなもので当然と言えば当然の話ではあるが、
滑稽でもあり不条理でもある
そしてそれが「物語」として形作られたという事実そのものが持つ不思議さ

褒めてるんだよ
721周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/26(土) 15:28:23.08 ID:ldmp223uP
とにかく「不思議な映画」
722周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/26(土) 15:36:04.28 ID:ldmp223uP
加藤智大の事件がおきたときに
言論界では「恋愛格差が〜」「非正規労働が〜」「親への復讐が〜」などの言説が飛び交った
だが加藤本人が供述した動機は「掲示板が荒らされてムシャクシャして〜」というものだった

(犯罪に限らず)人が何か行動を起こすときの動機というのは
得てして他人には完全には理解不能なものであるのだろうし
行動を起こす本人すらそれを完全に把握はしていないのであろう

そしてそれを完全に把握できるかのように錯覚した「批評」は傲慢の産物であるのかもしれない
723周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/26(土) 15:51:56.74 ID:ldmp223uP
「鳥たちはどういう存在なの?」と問うこと自体が実は無駄で野暮なことなのかも知れない
なぜならそれは押井守という無意識が作り出した「シニフィアン的な何か」なのだろうから
724名前は誰も知らない:2011/03/26(土) 18:19:04.11 ID:alLyeVky0
>>718
たしかアニメ夜話のパトレイバーの回で見たと思うんだけど
そこで天使のたまごの話になって
誰かが押井監督の家に行って見つけた本に
それはキリスト教系の本らしいんだけど
鳥は命の象徴、魚は言葉の象徴って書いてあったらしく
天使のたまごにあった魚を銛だか何かで捕まえようとして捕まえられない描写は
言葉で説明できないことがあるってことを表現しているんだとかで

押井作品によくでてくる三大要素の犬、鳥、魚のうち鳥と魚は命と言葉の象徴らしいですよ
自分で本を読んで調べたわけじゃないですし、記憶を頼りに書いてるだけなので間違ってるかもしれませんけど
725周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/26(土) 18:40:42.17 ID:ldmp223uP
そういう「裏側」があって、そこを掘り下げようと思えばいくらでも出来たはずなのに
結局は思慮の浅い警官たちの手柄話になってしまう
そのアンバランスさの中にこそある種の「世界の摂理」があるように感じる
726周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/26(土) 18:50:18.34 ID:ldmp223uP
「闇」の奥底に入り込むわけでもなく
「闇」に光を当てるわけでもなく
ただただその「存在」を放置し続ける
727名前は誰も知らない:2011/03/26(土) 19:12:45.30 ID:P2pmipFlO
お前も強情なやつだな
728名前は誰も知らない:2011/03/26(土) 19:13:23.63 ID:bbVxHsoZ0
一作目に関してはいつもエンターテイメントとのバランスを
取る(取らされる?)んだよ。問題は二作目以降
729名前は誰も知らない:2011/03/26(土) 19:41:22.72 ID:alLyeVky0
もしかして無視された?
730周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/26(土) 19:49:31.51 ID:ldmp223uP
>>729
>>725

犯人の深層心理や思想に主人公たちが入り込むことによって
「闇」に「光」を当てることは可能だった
しかし冒頭で犯人を死なせてしまうことによってその余地は無くなってしまった
恐らく製作者は意図的に「闇」を「闇」として放置することを選択したのであろう
そして単純な「答え」をとりあえず提示し、観客を感情移入させることによって
その「観客」という傍観者を嘲笑っている
下手なホラーより余程怖いわ
731周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/26(土) 19:53:24.27 ID:ldmp223uP
そして主人公たちや観客が「犯人からのメッセージ」を忘却し「ありふれたお手柄話」に歓喜するということ自体が
ある意味では犯人の敗北を意味しているんだね

主人公たちを嘲笑い、犯人を嘲笑い、観客を嘲笑う映画
732名前は誰も知らない:2011/03/26(土) 19:59:02.44 ID:alLyeVky0
>>730
うわぁ、なんつーか…今日も絶好調っすね
733周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/26(土) 20:20:17.52 ID:ldmp223uP
古い街を捨て去り、埋め立てるという「忘却」
システムそのものの信頼性を問わず、何の疑いも無く受け入れるという「忘却」
ついさっき垣間見た「闇」の存在を忘れ、映画という「物語」が与える快楽に無自覚に酔う「忘却」
734名前は誰も知らない:2011/03/26(土) 20:26:19.07 ID:alLyeVky0
>>733
そして自分に酔ってる周辺人www
735周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/26(土) 20:30:57.64 ID:ldmp223uP
「酔ってる」というより「ノってる」

明日は「僕のエリ」「闇の列車 光の旅」を観にいきます
736名前は誰も知らない:2011/03/26(土) 20:33:39.93 ID:alLyeVky0
>>735
予定なんて書いてんじゃねーよ
観てから批評(笑)書けよ
737名前は誰も知らない:2011/03/27(日) 06:32:41.40 ID:HJlvneDJO
やる気のある馬鹿ほど手に負えないとはこのことだな
738周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/27(日) 14:04:00.49 ID:ouSumTcgP
今日行けなくなってしまった
金曜に行けたら行ってレビュー書きます
739名前は誰も知らない:2011/03/27(日) 14:15:41.05 ID:H5zw72St0
「映画の話」をしてくれ。「自分の話」じゃなくて
740名前は誰も知らない:2011/03/27(日) 14:37:33.85 ID:XqpWvXZ30
周辺人アスペだから話通じねえんだな
これだから池沼は困る
741名前は誰も知らない:2011/03/27(日) 15:14:22.29 ID:HJlvneDJO
>>738
そのまま線路に飛び込んでくれない?
742名前は誰も知らない:2011/03/27(日) 16:31:25.41 ID:KQkvQFGZO
映画板でやれよ糞コテ
743周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/27(日) 22:43:29.17 ID:ouSumTcgP
「パリ・テキサス」
昔やってた「週間ストーリーランド」の最後のほうにある所謂「いい話」を2時間半に引き伸ばした感じ
映像的にもその程度の「濃さ」「深さ」しかないように感じる
744周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/27(日) 22:51:57.49 ID:ouSumTcgP
子供を弟夫婦から引き離してメンヘル(元)妻の元に戻すのが果たして本当に「いいこと」だったのか
それを「いい話」として描くことに無理は無かったか
745名前は誰も知らない:2011/03/27(日) 22:53:15.65 ID:YNXsVJL3O
ランボーだろ
746名前は誰も知らない:2011/03/28(月) 01:24:15.36 ID:0CZvPmb10
ランボーだな
747名前は誰も知らない:2011/03/28(月) 10:54:24.52 ID:Bf9bGb3f0
「ジャージの二人」
ストーリーも何もないんだけど、もう10回近く観ている
ビッチに浮気されて傷を抱えた主人公に共感。
キャベツ畑で、ビッチ妻が腕をからめようとして「何?」って言って振りほどくシーンが良い。
748名前は誰も知らない:2011/03/28(月) 10:55:46.63 ID:DmEfo8hC0
へえ、それ面白そうだ
749名前は誰も知らない:2011/03/28(月) 11:19:23.55 ID:Bf9bGb3f0
>>748
まぁ、合う人と合わない人がいると思うからあまり期待しないでよかったら観てください。(ニコ動でも途中までは見れるので)主人公と
そのお父さんが軽井沢の別荘に行ってまったりするってだけの話なんだけど
この二人と一緒に別荘で過ごしている気分になる不思議。
「スーパー行くけどなんか欲しいお菓子ある?」と聞かれて、父「なんかこぉ〜・・・・・パフパフしたやつ」
息子「ジャイアントカプリコ的な?」といった、ゆるやかな会話が良い。
750名前は誰も知らない:2011/03/28(月) 22:32:14.17 ID:mBAdARQY0
あんな男ちょっといない
751名前は誰も知らない:2011/03/29(火) 17:48:50.18 ID:k5L5Krsr0
テレ朝で「ジャンパー」をやってた。
すでに映画館で見ていた作品だけど、
震災関連で知らず知らずのうちにストレスが溜まっていたので、
テレビで見直すことにした。
洋画の吹き替えって大変だなぁと思った。
752周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/29(火) 19:17:35.16 ID:hNWzY3X9P
「ゴールデンスランバー」

何らかの陰謀に巻き込まれ、総理暗殺事件の犯人に仕立て上げられ、逃げる男のお話

こう書くと「謎解き」を主題とした作品のように思えるが
特に謎解きがなされるわけでもない
お話の作り自体も目茶苦茶で突っ込みを入れ出したら切りが無い
「総理暗殺事件の犯人に仕立て上げられた男の話」にしては
登場人物達の言動はなんとなく「もっさり」していて、今ひとつ緊迫感に欠ける
753周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/29(火) 19:25:49.67 ID:hNWzY3X9P
自分はよく何かから逃げる夢を見るんだけどその感覚に近い
目茶苦茶で、ぼんやりしているにも拘らず、何となく「蓋然性」があるように感じられる

この奇妙な作品を生み出したのは原作者の「まどろみ」なのかもしれない
754周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/29(火) 19:40:22.21 ID:hNWzY3X9P
「何かから逃げる」も「過去の楽しい思い出」も
よく夢に出るシチュエーションではあるよね

しかしこの程度の夢であるのなら、普段自分(やみんな)が見ている夢の方が
もっと荒唐無稽で表象不可能だよね
映画において「夢」を描くのであればその「夢」に「現実」を侵食する
それだけの「力」を持つものであって欲しいと思うのだけど
この映画に描かれる(お行儀の良い)「夢」にはそこまでの「力」は無かったように思う
755周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/29(火) 19:44:41.24 ID:hNWzY3X9P
「過去に知り合ったみんなが自分に好意を寄せてくれる夢」は
確かに「いい夢」なのかもしれないけれど、自分(やみんな)が普段見ている夢は
「いい夢」などと言う様に単純化出来る物では無いはずです
756名前は誰も知らない:2011/03/29(火) 21:00:51.48 ID:xesNw9pOO
『アイアムレジェンド』
の前半部分。
あの世界に行きたいといつも思っている。
後半はクソ、主人公みたいには俺はならない。
757名前は誰も知らない:2011/03/29(火) 22:17:11.84 ID:t3YbOqBn0
>>752
オレは単純にこの映画好きだな。伏線もうまく回収してるし。

758周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/29(火) 22:54:35.82 ID:hNWzY3X9P
複線の回収の仕方もわざとらしいんだよね
勿論「わざとらしい」ということが必ずしも悪いとは限らないんだけど
759名前は誰も知らない:2011/03/30(水) 00:57:49.77 ID:NJ1UwWBf0
伊坂好きだけどゴールデンスランバーは正直微妙だな
だが伊坂ぽくはある作品
760名前は誰も知らない:2011/03/30(水) 09:39:48.45 ID:l5NYS9eX0
>>758
わざとらしいか・・確かに「どや?」ってドヤ顔されてる気がしないでもない(笑)
ラストはハッピーエンドなんだけど、どことなく切ない感じがオレは好きだな。

761周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/30(水) 21:39:18.13 ID:N7WzXZ5JP
ストーリーの流れを遮断するように唐突に「それ」が登場して
案の定しばらくすると「それ」が「伏線」として利用される
762周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/30(水) 21:49:33.22 ID:N7WzXZ5JP
「アウトレイジ」

「社会」がその限界を露呈したとき
その「社会」のコードを「自明」とした者たちは「過剰適応」によって滅びていく
そしてその「社会」を「あり得ないもの」として認知していた者たちが生き延び、新たな「社会」を構築する

役者に対する演技の付け方が若干下手になっているような気がする
おすぎが言っていた「有名俳優によるやくざごっこ」というのは必ずしも的外れでは無い(特に序盤は)
あと黒人関連の描写は全く駄目だったね(特に蛇のところ)
全体としては手堅く(悪く言えば無難に)作っている
763周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/30(水) 21:59:49.64 ID:N7WzXZ5JP
そして「アウトレイジ2」なんだけど
この作品が「ダーウィニズム的」「階級闘争的」な「繁栄と滅亡の繰り返し」を描くのか
その果てにある「未確定」な「何か」を描くのか
もっと別の「何か」のか
非常に興味がある
764周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/30(水) 22:02:32.94 ID:N7WzXZ5JP
もっと別の「何か」を描くのか

765周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/30(水) 22:14:29.13 ID:N7WzXZ5JP
北村総一郎は金正日のイメージだったのかな
766名前は誰も知らない:2011/03/30(水) 23:12:07.47 ID:///GU14T0
当時の風貌のたけし含めて「その男凶暴につき」の方が役者
怖かったね。細くて怖かった。オチも同じような感じだしなあ
767周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/30(水) 23:30:42.72 ID:N7WzXZ5JP
怖そうなことを喋れば喋るほど怖くなくなる
オチは「その男〜」と全く同じだったよね
768周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/30(水) 23:46:47.32 ID:N7WzXZ5JP
一見するとショボそうな人間が何かの拍子に突然想定外な言動を取りはじめる

みたいな「外面と内実の不一致」的な怖さは全く無くなってしまった
(想定内の)怖い外見をした人が(想定内の)怖い言動を取る
769名前は誰も知らない:2011/03/31(木) 11:32:05.70 ID:d+A92PNm0
無職が偉そうに能書きたれてんじゃねーよ
770周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/31(木) 13:11:02.89 ID:B5ldQPT/P
「機動警察パトレイバー the movie 2」

「普遍」的な(近似値的)「事実」は存在するとするとしても
「普遍」的な「体験」は存在しない
「体験」とは(近似値的)「事実」に対して、個々人の「感覚」という照明を当てることによって浮かび上がる
「特殊」な「像」(イメージ)に過ぎない
そのことに鈍感であるままに「お前たちは戦争『体験』をしていない」なんて説教をされても困る

もう一つ、(国民の信任を得ていない)役人の超法規的「行為」に対して
「悪党」「正義の味方」などという峻別を行う「行為」もまた個々人の「体験」から導かれるものに過ぎず
そこで導かれる結論は普遍的「事実」足り得はしない
771周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/31(木) 13:57:54.06 ID:B5ldQPT/P
今話題の福島原発を題材に取った「バリゾーゴン」って映画があるけど観た人いる?
772名前は誰も知らない:2011/03/31(木) 13:58:01.85 ID:hvElzUYc0
へっくしょん
773名前は誰も知らない:2011/03/31(木) 17:19:28.50 ID:hvElzUYc0
ぶえっくしょん
774名前は誰も知らない:2011/03/31(木) 17:20:10.62 ID:hvElzUYc0
ずずず・・・
775名前は誰も知らない:2011/03/31(木) 17:40:59.58 ID:zpDpPaK/O
>>771
周辺人君は東京原発を見たかい?
776周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/31(木) 18:03:56.98 ID:B5ldQPT/P
観たよ
つまらなくは無いけど演出のセンスが全体的にオジサンっぽい
「週刊現代」とかに載ってる漫画を読んでいるような感じ
777周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/03/31(木) 18:07:45.68 ID:B5ldQPT/P
あと役所都知事の行動はいくらなんでも整合性が無さ過ぎると思う
778名前は誰も知らない:2011/04/01(金) 00:28:02.02 ID:LnHfHhFE0
バリゾーゴン観た事あるぞw渡辺文樹監督だろ。便槽で死んだ人が
原発推進派の陰謀で殺されたと疑惑が出たので渡辺監督が関係者に
突撃インタビューしていくという何とも迷惑な内容だよ。ちなみに当時の
渡辺監督は長州小力みたいな風貌だった
779周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/01(金) 07:57:07.90 ID:aG6PjEv2P
ようつべにあった
http://www.youtube.com/watch?v=gBGchYG5EV0&feature=related

マルパソプロダクション
780名前は誰も知らない:2011/04/01(金) 10:26:12.78 ID:194SwOiC0
つまらんな
781名前は誰も知らない:2011/04/01(金) 10:34:41.21 ID:Cz9f+9Hg0
バッカじゃない
782名前は誰も知らない:2011/04/01(金) 18:56:06.59 ID:iq4saBSj0
どうしてもベルベッドゴールドマインが観たいが、ビデオ屋に置いてない、アマゾンで中古でも5000円。
ボウイオタの俺としては残念すぎる。
リアルタイムでグラムやボウイがどう受け入れられていたかよく解る映画なんだろうと。
783名前は誰も知らない:2011/04/01(金) 23:45:22.84 ID:kw7DO/mCO
ドラゴン・キングダム。これ映画自体も面白いが、
サウンドトラックも素晴らしいな。
カンフーやりたくなってきたわw
784名前は誰も知らない:2011/04/01(金) 23:49:04.58 ID:iq4saBSj0
ジャッキーチェンのノースタントはもはや偉業。
785 [―{}@{}@{}-] 周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/02(土) 02:15:41.93 ID:8LP/mMcsP
「闇の列車、光の旅」

我々の「今、ここ」の人間観、死生観は「普遍」的なものではなく、あくまで「特殊」な一形態である
今この一瞬においてもホンジュラス等中南米では「生」の薄氷のすぐ下に「死」が佇んでいる
この映画では「人知、人倫」からかけ離れたところで「一生物」としての「生」を求める人間たちがいともたやすく「死」に追いやられてしまう
ドラマチックでも何でもない、ただ、ひたすらに、偶発的で、簡便な「死」
しかしそのありふれた「死」の偶然が重なることによって、偶然にも「生き」てしまう少女がいる
彼女は言った「私は生きてアメリカに渡る、神の手ではなく、悪魔の手によって」
彼女は悪魔の手によってアメリカへと導かれ、その一方でギャング達は死んでゆく
ギャング達もまた悪魔に取り付かれていた
彼らは悪魔の入れ墨を彫り、メロイックサインで自分自身の「今、ここ」を表現する
しかし「偶然」という「悪魔」は彼等を選ばず、彼女を選んだ
どこまでもどこまでも「偶発」的な物語
しかしそれこそが不条理な「世界」が「今、ここ」に「存在」しているということを明示している
786 [―{}@{}@{}-] 周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/02(土) 02:40:40.86 ID:8LP/mMcsP
「ぼくのエリ 200歳の少女」はネタバレの可能性があるのでこっちに

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/1546/1299776548/258/
787 [―{}@{}@{}-] 周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/02(土) 03:00:43.24 ID:8LP/mMcsP
「トゥルー・グリット」もネタバレの可能性があるのでこっちに

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/1546/1299776548/259

しかし一日に三本、都内を歩き回り映画館で鑑賞するのは疲れた
788名前は誰も知らない:2011/04/02(土) 05:00:22.68 ID:Z9xtD8ai0
キックアス観たが萌えアニメみたいな構図だな〜
クロエちゃんの厚ぼったい唇は良かったね
789名前は誰も知らない:2011/04/02(土) 10:39:24.36 ID:U7kRask10
>>788
原作がアメコミってことと関係してんのかな
790名前は誰も知らない:2011/04/02(土) 17:05:09.93 ID:jAnq3+gU0
「狩人の夜」
好き。オールドスクールな怖さ。
791名前は誰も知らない:2011/04/02(土) 20:31:28.95 ID:tZygy4SNO
レオンに出てくるゲイリーオールドマン基地外過ぎる。
792名前は誰も知らない:2011/04/02(土) 21:47:07.21 ID:uE3vp32+0
クスリをやってるという設定だしな。
音楽家について語ってるシーンや、エヴリワン!と怒鳴ってるシーンは特に来てる。
793周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/02(土) 23:26:45.39 ID:8LP/mMcsP
俳優の演技についてどうこう言うのは映画の最低の褒め方/貶し方
794周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/02(土) 23:36:41.17 ID:8LP/mMcsP
「アンチクライスト」

この映画について「女性嫌悪だ」みたいなほとんど批判にすらなってないような批判があったらしいけど
仮に「女性性」なるものが存在しているとして、この映画で描かれていたのは
その「女性性」なるものによって育まれ、同時にそれを内包する「人間的なるもの」への懐疑ではなかろうか(この映画と直接関係はしないのかもしれないけど「母性のファシズム」なんて言葉もあるよね)

それはそれとしてこの映画は凄かった、大傑作だった
情交の最中に息子を死なせてしまった夫婦がいた
妻は精神を病んだ
セラピストである夫は妻を彼女と息子の思い出の地であり、同時にトラウマの元凶でもある「森」へ連れて行き、そこで治療をしようとする
というお話
795周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/03(日) 00:02:58.85 ID:8LP/mMcsP
夫は「未確定性」の象徴である「森」を治療のための「手段」として用いようとするが
それによって「未確定性」による「混沌」が引き起こされてしまう(このあたりは「ゴジラ2000ミレニアム」を想起させた)
そしてその「混沌」は夫の「森」という「未確定性」を「人知・人倫」の「秩序」の中に組み込み、妻を治療しようとする思惑をあざ笑うかのように
二人の「人間的なるもの」を徹底的に引き裂き、結果的に「人知・人倫」の底に眠る「闇」を露呈させていく

そして「闇」に目覚めた二人は互いの身体を激しく求め合い、妻は夫の身体を極限まで痛めつける
痛み、錯乱、そして全てが終わる
全てが終わったのその後、夫の目に「森」の「存在」はどの様に映っていたであろうか

人間(的なるもの)はその限界の向こう側にある「未確定」な「世界」を予感し、
だからこそそこに「癒し」や「救い」を求める
しかしその「未確定性」はそのような「目的」に対し「手段」として奉仕するものでは断じてない
796周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/03(日) 00:05:09.99 ID:au1nQ6YzP
タルコフスキーもこんなもんを捧げられても困っただろうな
個人的にはタルコフスキーよりもキム・ギドクの映画に近い印象を持った
797周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/03(日) 00:07:22.80 ID:au1nQ6YzP
「アンチクライスト」は「真に映画らしい映画」として映画史にその名を残すであろう
798名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 00:33:40.25 ID:CspB7OWn0
>>792
嘘ついてないかクンクン匂い嗅ぐシーンも好き
799名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 01:00:39.76 ID:VOo6xV+G0
ボブディラン関係

ノーディレクションホームかなり好き。
オムニバスの方はイマイチ。
本人出演のビリーザキッドは最悪。
800名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 05:57:17.53 ID:8CARuPwa0
今まで映画を1000本くらい観たが、好きな映画は2作しかない。
ロバートデニーロ タクシードライバー
マイケルダグラス フォーリングダウン
孤独でさらにアウトサイダーの俺にとってこの2作しか共感できなかった。
ショーンペンのリチャードニクソン暗殺を企てた男もある程度は共感できたが、
主人公が気弱なタイプなため、観ててうんざりした。
タクシードライバーとフォーリングダウンは孤独だが芯が強い孤男だ。
まだ観ていない人がいたら、ぜひ鑑賞したほしいな。
801名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 06:02:35.21 ID:8CARuPwa0
すまん、ぜひ鑑賞したほしいな、じゃなくしてほしい!
リチャードニクソン暗殺を企てた男はむしろ鑑賞しても虚しくなるだけ。
あとはブラッドピットのカリフォルニアなんかもいいな。女がいるから
彼女いない歴年齢の俺にはその点はムカつく作品だが。
802名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 08:15:06.99 ID:6WjqkcHkO
気持ちは分かるけど、それはそれで偏狭過ぎなんじゃ…

ソナチネとかの初期北野バイオレンスは?
803名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 08:55:27.51 ID:ZsrSfQk50
黒鳥館はあいかわらず他人にケチつけてばかりだなw
804名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 10:29:22.79 ID:VOo6xV+G0
HANA-BIは好きだな。
もうああいう路線へは行かないのかな。
どういう路線か説明できんがww
久石と組んでよ、また。

あの映画のエンドロールは「葬式」を想わせる。
805名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 10:48:31.61 ID:6y/bugTx0
ボーイズオンザラン見たけどトラウマになったw
弧男に好きな子ができて脈ありでも
ハッピーエンドにはならないっていう典型例みたいな映画だったよ
806名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 10:50:39.08 ID:VOo6xV+G0
>>797
「真に映画らしい映画」

スリ

5連コンボで褒めちぎると思う。

映画はこういうもの、という今ある考えまでも覆させるだろうね。
たくさん観てたくさん書いてる黒鳥でも。

「灰とダイヤモンド」は観てる?
807周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/03(日) 12:19:00.40 ID:au1nQ6YzP
>>806
観てない
近所のレンタル屋にも置いてないからどっかの名画座がかけてくれることに期待したい

>>805
「好きな子に向かって突っ走る俺!」みたいな自意識が先立っているような感じがして良くなかったね
サブカルメディアによって作られた「童貞男子的自意識」というか

>>802
「HANA-BI」も初期作品と比べると大分甘ったるく、説明的になってしまっていた
808周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/03(日) 12:24:15.43 ID:au1nQ6YzP
「スリ」ってブレッソンのやつかな
「シネマトグラフ覚書」は方法論的には共感するところがあっただけに今最も「観たい」作家ではあるね
809周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/03(日) 12:46:53.85 ID:au1nQ6YzP
パクチャヌク監督、ウェントワースミラー脚本で映画が作られるそうな
810おせっかい:2011/04/03(日) 12:58:14.50 ID:VOo6xV+G0
>>808
「灰とダイヤモンド」観てないのは惜しいな。ザ・傑作よ。

スリもいいぞー。「映像って、カメラってここまでできるの?」と仰天までさせる。
ブレッソンね。
「スリ」「穴」「灰とダイヤモンド」「血とバラ」が俺の中での映画四天王(w)。
これらを10代後半(スリだけ22歳)に観て、いわば「原体験」になっちゃったんだよね。
HANA-BIはやさしさと暴力が交互にやってくる感じが好き。
「クランキーチョコレートww」のシーンとか、中3で観たけど上手いなーとオモタ。

周辺人は地方スレでどうやら同県人だと思えてきたww
スリはDVD持ってるから貸してもいいけどね。
811名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 13:03:30.61 ID:YbLPTv8MO
浅い知識でよく喋る
812名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 13:40:17.44 ID:+mCUCVSt0
灰とダイヤモンドってニコ動にあがってるな
813名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 13:45:23.97 ID:LLY7hBHjO
アンジェイワンダdvdbox
三作で12000円とかふざけやがって
だが夏までには買うぞ!
814名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 13:56:55.80 ID:VOo6xV+G0
「カティンの森」は酷かった。
あれは本当にワイダの作品だったのだろうか…退屈なだけだった。
虐殺をニュース映像として映すとは思ってもいなかった。
「聖週間」はよかったのに。
昔ベルイマンのdvdbox買ったな。あれは売って損した。
815名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 14:04:31.62 ID:ZsrSfQk50
>>792
>俳優の演技についてどうこう言うのは映画の最低の褒め方/貶し方

歌手の歌唱力についてどうこう言うのは歌の最低の褒め方/貶し方なのか?
選手の技術についてどうこう言うのはスポーツの最低の褒め方/貶し方なのか?
映画も歌もスポーツも、いろんな味わい方があるはず。
黒鳥館のレスからは
「自分だけが唯一無二の真理を知っている」
というカルト臭さがプンプン漂ってくるよ。
816名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 14:07:26.85 ID:ZsrSfQk50
あ、間違った。
オレが>>792で、>>793のレスについて言ってるわけだが。
817802:2011/04/03(日) 14:31:15.67 ID:6WjqkcHkO
>>804
自分は逆にハナビはややメロドラマ的でピンと来ませんでした
あの夏〜で涙目になっときながら言うのもなんだが
「孤男」な感じで見ていくと
その男〜、3-4X10月、ソナチネがやっぱ凄い
あとタケシズも個人的にはかなり好き
初期の、あの無表情であらぬ方向を凝視する武がカッコ良すぎて、
いつも真似して不審者扱いされてます
818周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/03(日) 14:38:17.62 ID:au1nQ6YzP
>俳優の演技についてどうこう言うのは映画の最低の褒め方/貶し方

この言葉自体は蓮實だか淀川だかが誰か言ってた言葉なんだけど
自分なりに解釈するならば
「歌謡曲」は「歌手」の存在、歌の上手さ無しには成り立たず
「スポーツ」は「選手」の存在、行為無しには成り立たない

しかし「映画」の場合は「演技の上手い」「役者」を使う必要は必ずしも無い
「素人」を使ってもいいし、「演技の下手な役者」を使ったとしても演出や編集でいくらでも無かったことにだって出来る
日本のテレビドラマなんかでも視聴率が悪かったりすると「戦犯は○○」みたいに言及されたりする訳だけれど
「作劇」においてまず第一に問われなければならないのは「役者」(道具)の質ではなく、それを使う側の質だと言うこと
819周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/03(日) 14:41:43.44 ID:au1nQ6YzP
勿論「ロックバンド」「アイドルポップス」等の場合は歌の上手さは問題とされない場合も多いし
「唱歌」やジャズ定番ナンバーの場合は歌い手の「存在」は問題とされぬ場合も多い
820名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 14:50:07.29 ID:VOo6xV+G0
>>817
HANA-BIは「乾いたメロドラマ」って言えるかも。
俺は感性がウェット寄り(そしてドライにあこがれてる)なんで、ちょうど良かった。
今離れたところにいる友達が、数学マニアの超クールな(というより冷たい)奴なんだけど、
俺が貸した「菊次郎の夏」で泣いてた。映画で泣いたのは初めてだって言ってた。
あれ俺も結構好きだな。ラストで少年を見つめるたけしの顔、忘れられない。

なんにせよたけしのオリジナリティーは好きだな。細かいところに仕掛けがいっぱいあって。
映画を数学で説明してたのを見たことがある。詳細は省くけど、因数分解なんだってさ。
高校の友達も数学好きだったから、因果関係あるかも(HANA-BIも好きだった)。
「Dolls」はガチでメロドラマだね。見る気も起きないので見てない。

ソナチネは大好きです!文句なし。
あっけなく人が死ぬ、そしてその後もドライな空気がひたすら流れ続ける。
821周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/03(日) 14:52:59.93 ID:au1nQ6YzP
映画においては「役者」は入れ替え可能であっても
「演出家」、「ストーリーテラー」は入れ替え不可能なんだね
822名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 14:54:46.07 ID:VOo6xV+G0
>>816
大体のコテからは通気性ゼロ、みたいなものを感じる。
気が弱い俺としては、断定を多く使えて羨ましいけど。
でもそれは不健全でもあるからなー。関わらないのが一番かもね。
物知りすぎててちょっと怖い。

「人は頭のいい人より楽しい人の方に寄って行く」
という堀之内九一郎さんの言葉が好きだ。
…まあ薬にもしたくないのかもだけど。
823名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 14:59:46.25 ID:VOo6xV+G0
>>817
追記

俺もたけしの真似してた!
チックまでやってたら母親に「治らなくなるわよ」って言われたw
824周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/03(日) 15:01:51.72 ID:au1nQ6YzP
「3-4x」「ソナチネ」「あの夏」の順で好きだな
825名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 15:10:21.35 ID:YbLPTv8MO
よかったな周辺人。信者ができたぞ
826周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/03(日) 15:18:53.60 ID:au1nQ6YzP
やったね、たえちゃん!

今の話と直接関係するのかは分からないけど
つい最近「バレンタインデー・キッス」という曲がカバーされた訳だけれども
自分はつい最近まで(アイドルという「存在」を前提とした)「アイドルポップス」であるということを知らず
「おかあさんといっしょ」か何かの曲だと思ってたんだよね

「アイドルポップス」も「アイドル」という「前提の存在」を離れて「唱歌」化することがある
827名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 15:26:44.54 ID:VOo6xV+G0
昔は文学板で周辺人みたいな書き込みをしてた。
で、この頃ちょっと批評っぽいことをしてみたけど、疲れるわ。

>>825
…信者じゃないよ。
828名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 15:38:08.64 ID:VOo6xV+G0
>>825
でも書いてもらって感謝してる。
端から見れば、っていうのが在るから…所詮2chなんだけど。
最近人交わりが増えたせいだ。調子に乗ってた。
829名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 17:28:08.65 ID:YbLPTv8MO
なんかごめん
830名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 18:38:48.75 ID:/2tLuXOW0
>>828
孤男なのに人なんかと関わるから…
831名前は誰も知らない:2011/04/04(月) 02:18:39.49 ID:DwaGs2M50
周辺さんはツイッターやればいいんじゃない
832周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/04(月) 05:03:28.21 ID:vnNjYMbXP
twitterは観辛いんだよね
そうは言ってもそのうち活用しようと思ってるけど
833周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/04(月) 05:06:40.86 ID:vnNjYMbXP
あとやたら重いときがある
834名前は誰も知らない:2011/04/04(月) 11:12:46.46 ID:wJD+i1kW0
おまえ、連投せずまとめて書け
鬱陶しい
835名前は誰も知らない:2011/04/04(月) 12:22:34.11 ID:5dAAZTM8O
母なる証明見た
はじめ息子が知恵遅れだと気付くのに少し時間かかったので、
予告編と違って実はコメディー系?とか戸惑った

内容に関しては、要するに昔見たごっつの「オカンとマー君」だと思う
こっちはかなり重たくてシリアスだけど
見応えあって良かったです
836周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/04(月) 15:59:22.85 ID:vnNjYMbXP
ポンジュノは基本コメディノリだよ
837周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/04(月) 18:07:50.90 ID:vnNjYMbXP
最新作には蒼井優が出演するそうな
838周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/04(月) 18:10:11.90 ID:vnNjYMbXP

はまちがい
839名前は誰も知らない:2011/04/04(月) 18:39:32.57 ID:W6Z/YomM0
>>838
確認してから書け糞ゲロ野郎
840名前は誰も知らない:2011/04/04(月) 18:50:01.07 ID:Pu9HPNkz0
正常者は、声や文字として外に出す前に、頭の中で整理する。
統失は、整理できずに駄々漏れ状態になるから、連投になる。
841名前は誰も知らない:2011/04/04(月) 20:33:33.06 ID:ld12Ob7X0
リアル統失ではないだろうけど、かなりの分裂質ではあるな。
クラリス「その分析力をご自身に向けたらどうです?」
まあ、行動も。ブログ、ツイッターへ。
842名前は誰も知らない:2011/04/04(月) 23:17:52.90 ID:MWur936lO
今羊達の沈黙みてたから上のレス見てビックリ!
DVD3枚で3000だったからレオン、羊達の沈黙、セブンを買った。
843周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 01:09:25.46 ID:Ny02RsZ3P
医者にしても何にしても「自分自身」(やそれに準ずるもの)を冷静に分析するのは難しい(「アンチクライスト」でも描かれていたけど)
しかし「他者」や「対象」に向けられる「言葉」そのものは自ずと「自分自身」へも向かってきてしまうわけだね

人間は純粋に「自己分析」することは難しいが、「他者」「対象」に対する分析の「言葉」を以ってして自己へ「言及」することは可能だ
844周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 01:18:17.60 ID:Ny02RsZ3P
「CURE」の中でも登場人物の間宮を「分析」しようとする人間たちが
間宮に向けられた「分析」を自ずと自分自身に向けてしまい、結果的に間宮に征服(癒)されてしまうということが描かれていたね

「ハンニバル」シリーズでもクラリスのレクターに対する分析は必然的に自分自身に向けられていき
レクターのクラリスに対するそれも自ずと同じ軌跡を辿る
しかし「レッド・ドラゴン」では捜査官(名前忘れた)とレクターの分析合戦は
互いに交わらず、空疎な「言葉」として消え去ってしまう


個人的にはだから「ハンニバル」シリーズでは「レッド・ドラゴン」が一番好き
845周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 01:25:14.87 ID:Ny02RsZ3P
「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」にあるほんの少しの「叙情性」ですらも
「レッド・ドラゴン」や「CURE」では放棄されている
846名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 04:28:27.57 ID:TI1uCqhX0
思考回路が反省できないようになってんだな
さすがです
847名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 06:29:03.65 ID:GuM4BpID0
>>841
ホントに分裂してる。いろんな意味で。
848周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 16:24:00.37 ID:Ny02RsZ3P
>>847
本当は映画以外の話題を膨らませるのは憚られるんだけれども
「いろんな意味」とは具体的にどういう意味で分裂しているのか教えていただけませんか
849名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 18:56:07.01 ID:GuM4BpID0
まずは自分のレスを振り返ってみるとよい。
自分のレスが他人から見てなぜ不快なのか気づけないなら、
いくら教えても無駄。
もし本当に気づけない奴ならな。
850周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 19:03:30.07 ID:Ny02RsZ3P
だからどこが「分裂」しているのか聞いてるんだけど

自分自身の人格が「分裂」しているのであれば(まあ)いいんだけど
批評が「分裂」しているのであれば補足、訂正したいと思う
851名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 19:18:17.95 ID:GuM4BpID0
だから自分のレスが他人から見てなぜ不快なのか気づけないなら、
いくら教えても無駄だってば。
ちなみに、“批評”が分裂しているとは一言も言ってない。
852周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 19:21:37.94 ID:Ny02RsZ3P
あなたが不快に思おうが何だろうがどうでもいいんだけど
何故「分裂」していると考えるのか?その根拠を教えて欲しいという話
853名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 19:24:39.35 ID:GuM4BpID0
>あなたが不快に思おうが何だろうがどうでもいい

あ〜あ、やはり無駄か。
しかも不快に思ってるのがオレ一人だけだと思いたがってるし。
あ〜笑える。
854周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 21:53:14.48 ID:Ny02RsZ3P
要は「答えられない」というふうに見做してもよいということですね
855名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 22:04:00.13 ID:GuM4BpID0
オレは「オマエの批評が分裂している」とは一言も言ってない。
ということは、何が分裂してるかはわかるよな。
オマエは「自分自身の人格が分裂しているのであればいい」わけだし。
856周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 22:09:02.51 ID:Ny02RsZ3P
だからその人格のどこがどう「分裂」しているのか具体的に指摘して欲しいのですが
理解できましたか?
857名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 22:11:51.02 ID:GuM4BpID0
「足し算引き算」がわからない幼児に
どうやれば「微分積分」を教えることができるものやら。
「自分のレスが他人から見てなぜ不快なのか」がわからない黒鳥館に
どうやれば「どういう意味で分裂しているか」を教えることができるものやら。
858周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 22:16:27.05 ID:Ny02RsZ3P
出来る、出来ないではなく
まずやってみて下さい

勿論あなたにそれが可能ならの話ですが
859周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 22:18:03.31 ID:Ny02RsZ3P
「ここのこの書き込みは分裂症の症状を示している」と
それを指摘すればいいだけの話なのに

中々理解してもらえないものなんだなあ
860名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 22:18:58.90 ID:GuM4BpID0
どうだ?何度も教えてほしいと言ってるのに相手が噛み合った答えを言ってくれない心境は。
オマエのレスを見ている多くの者が、今のオマエと同じ不快を感じさせられてきてるんだよ。
861周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 22:25:25.11 ID:Ny02RsZ3P
「ここのこの書き込みは分裂症の症状を示している」という形で示してください
と、ここまで言っているのにそれが出来ない

これと僕の映画評との間にどの様な関連があるのでしょう
僕の映画評があなたにとって理解しがたいものであったとしても
あなたは(今のところ)その「評」すらも示せていないんですよ
862周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 22:26:44.82 ID:Ny02RsZ3P
まずあなたが「ここのこの書き込みは分裂症の症状を示している」と言う形で具体的な指摘をして下さい
ボールはあなたの側にある
863名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 22:26:48.36 ID:GuM4BpID0
>>859
大量に出血している重症患者が
「ばんそうこを貼ってくれればいいだけの話なのに」
と言ってるようなもんだな。
864周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 22:28:29.34 ID:Ny02RsZ3P
絆創膏でも貼らないよりはマシなんじゃないんですかね
865名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 22:32:25.73 ID:GuM4BpID0
だんだんいつものオマエになってきたな。
こっちの一つのレスに対し、オマエが複数のレスを書いてくれば、
こっちには投げ返すボールが溜まる一方だwww
866周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 22:34:54.18 ID:Ny02RsZ3P
あなたは今まで「いつもの周辺人とは何かが違う・・・」とでも考えていたんですか?
867名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 22:40:05.73 ID:GuM4BpID0
>貼ってくれればいいだけ
   ↑
>貼らないよりはマシ

軽傷じゃないぞ。重傷、しかも出血多量だぞ。
やはり噛み合ってないんだよな。
868周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 22:43:12.75 ID:Ny02RsZ3P
これ以上やっても無駄なようですね
あなたの勝ちです
「具体例を挙げるまでも無い」ということでしょうか
869名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 22:43:33.67 ID:GuM4BpID0
オマエのレスが他人から見てなぜ不快なのか気づかせるために
わざとやってるんだよ。
870名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 23:44:28.31 ID:gMFfHBue0
こっちが下手に出ればシカトしたり上からものを言うくせ
言葉を汚くしたら「〜です。〜ます。」調で相手にしないようにする
そしてまた自分の言いたいことばかりならべてはスレを私物化する

自分じゃ批評なんて言ってるけれど
日記のような感想文のようなそれに間違いを指摘されるなり批判なりがあっても無視して自分語りを続ける
またはこうして衝突しても相手を勝たせればいいんでしょ、こっちが折れればいいんでしょ的な振る舞い
それからその場限りの謝罪
その後また同じことを繰り返す

周辺人が分裂症かどうか
医者じゃねえからそんなこと知らねえけど
手前は手前でアスペだって言ってんだろ
アスペスレに居んのは知ってんだよ

これだから池沼の脳足りんは困る
その上いつだって上から目線
どうせこれが納まってもまた繰り返すんだろ?
871周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/06(水) 00:47:40.17 ID:f0MrkeiPP
だからその具体例を示せってw
872周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/06(水) 00:49:56.93 ID:f0MrkeiPP
まあID:GuM4BpID0さんの書き込みを見て何も感じないようならそれはそれで仕方が無い
君は間違ってない、よく頑張ったね、不快な思いをさせてごめんね
873名前は誰も知らない:2011/04/06(水) 01:04:48.89 ID:XRGCuvWz0
映画のこと書け糞共
874名前は誰も知らない:2011/04/06(水) 03:03:08.94 ID:nRM99KBz0
批判されたら対抗したくなる気持ちもわかるが、今まで何度も似たような指摘受けてんだから
ちょっとは自分を疑えよ。

そもそも不快に思われてるって事実はあるわけだから、そこらへんちょっと気をつければいいだけのことなのに。
傲慢というか野蛮というか。
小林よしのりみたい。
反省する気ないなら、せめて野蛮人に改名しろ。

>>873
寝る時、蚊が枕元を飛んでたら叩きたくなるだろ?
あの感じ。
ほっといたら血吸いまくってブクブクに太りやがる。かゆいし。
875周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/06(水) 03:14:55.42 ID:f0MrkeiPP
俺はただ「分裂」しているというその具体的根拠が知りたかっただけだからね
答えてもらえなかったのは残念ではあるが、それ以上でもそれ以下でも無い
876名前は誰も知らない:2011/04/06(水) 03:38:19.22 ID:NlyyUYbv0
久々にレオン見たいな
877分裂人 ◇DxgwL./BZw:2011/04/06(水) 17:24:27.57 ID:wJxtvf8P0
レオンいいね。
レオンに出てくるゲイリーオールドマン基地外過ぎる。
以下、ループ。
878名前は誰も知らない:2011/04/06(水) 17:34:05.79 ID:POVw1URfO
ノーカントリーは良かったね
879名前は誰も知らない:2011/04/07(木) 14:28:57.56 ID:BoTAM4T5O
>>876
ホテル支配人に「愛人なの」発言するシーンのマチルダの色気にヤラれた
違う違う俺はロリコンじゃないぞちきしょう
880周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/07(木) 18:55:45.68 ID:9FhJFlIGP
連続テレビ小説「おひさま」の形式的な「戦前」描写にも
「劇場版パトレイバー2」と同じような「普遍的な体験」という錯覚が見て取れる
881名前は誰も知らない:2011/04/07(木) 19:11:13.99 ID:3NLL3z700
あ〜あ、せっかくいい流れだったのに
出て来ちゃった
882分裂館館主 ◇DxgwL./BZw:2011/04/07(木) 19:18:18.90 ID:SyDbsmzy0
洋楽にはあ分裂まり縁がなか分裂ったんだけ分裂ど、
レ分裂オンを見て分裂スティングのCD分裂を買った。
883名前は誰も知らない:2011/04/08(金) 00:31:32.95 ID:oO98nl000
つまんねーよ消えろ
884名前は誰も知らない:2011/04/08(金) 00:38:59.56 ID:hRu5PZTXO
○だらけのIDですね
885名前は誰も知らない:2011/04/09(土) 16:58:40.24 ID:66G5Xw8pO
冷たい熱帯魚見ました
おもしろかったよ
なんの救いもない話だけど、
トリアーのアンチクライストみたいにずっしりどんよりしていない
愛のむきだし同様、程よく緩急つけながらも基本は勢いで一気にテンポよくかっ飛ばす感じで、二時間半をそれ程だれずに見られた
げらげら笑いつつ爆走するようなアッパー感がある
個人的にはなぜか藤原紀香の物まねをするガリットチュウを思い出した
18禁も納得のエログロ描写とブラックユーモアなのでその手のがダメな人にはオススメできませんが、
予備知識少なめで見に来てドン引きする夫婦/カップル客の反応も含め楽しめたよ
886名前は誰も知らない:2011/04/09(土) 18:39:57.74 ID:+/s2EVh60
やればできるじゃん。
887周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/09(土) 19:19:44.48 ID:EwQev2r4P
「八月の狂詩曲」

リチャードギアに「スミマセンデシタ」を言わせて溜飲を下げるための映画
何故彼を起用せねばならなかったのか?普通に日系人使えばよかったのに

演出は確かに凄いんだけど、それも時としてあざとく見えてしまう
全く淀みの無い結論ありきの映画
888周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/09(土) 19:29:10.64 ID:EwQev2r4P
「ヒックとドラゴン」

良くは出来ているのかもしれないけれど、到底好きにはなれない
自分たちが理解可能なものを「善」とし、理解不可能なものを「悪」とする
ネオコン的楽観主義に基く「解放」の神話を疑いすらしない
何よりもあの能天気なラストに腹が立った
「未確定な何か」を自分たちの制御下に置き、「人知、人倫」の無謬性を疑いすらしない

一見すると寛容に見えるが、実は偏狭な「「人間」主義」に満ち満ちた作品
「自然と文明の共生」を考えるポーズを取るものの全く切実さがない
889周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/09(土) 19:34:14.47 ID:EwQev2r4P
「ドラゴン」の何が人を惹き付けるのか考えると
それは「無骨な爬虫類感」じゃないかと思うんだけど
それを最も体現したデザインのキャラクターを殺して、「怖さ」「無気味さ」を適度に排除してカルカチュアライズされたものたちを「ペット」とすることによって「ハッピーエンド」を迎える
欺瞞としか言いようが無い
890周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/09(土) 19:40:51.94 ID:EwQev2r4P
世の中にある「答え」と言うのはすべからく「欺瞞」になってしまう訳だけれど
「映画」という「手段」を手に入れた人間がそれに対して無自覚であるばかりか
結果としてその「欺瞞」を高らかに称揚してしまうということ

これは「政治映画」だ
891周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/09(土) 19:50:41.37 ID:EwQev2r4P
>>885
「愛のむきだし」ってテンポよかった?
892名前は誰も知らない:2011/04/09(土) 19:54:33.09 ID:eamJchbo0
>>885
うちのとこは再来週公開だ。楽しみ
893名前は誰も知らない:2011/04/09(土) 19:56:57.66 ID:CEn309mG0
ヒックとドラゴンは3Dで観たけど、飛行シーンの爽快感が最高だった
そもそも原題は「How to Train Your Dragon」だしね〜
894周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/09(土) 20:11:08.96 ID:EwQev2r4P
3D映像見ると頭痛くならない?

それにしても「3D映画」ってなんで今頃騒がれてるんだろう
昔からある技法なのに(「死霊のはらわた」とか)
895Emotionless ◆XzQQgkPzlg :2011/04/09(土) 20:26:50.73 ID:LEPhpu9WO
死霊のはらわたは懐かしいな(笑)

3D映画は、映画じゃない。
896名前は誰も知らない:2011/04/09(土) 21:44:28.20 ID:AkWkm0JeO
死霊のはらわたの話はよせよ。

キャプテンスーパーマーケットの何から何まで馬鹿馬鹿しい面白ホラーぶりを思い出しちまうだろw
897周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/09(土) 21:54:48.62 ID:EwQev2r4P
898名前は誰も知らない:2011/04/09(土) 22:11:35.82 ID:sVzTkXYf0
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師面白かった
899名前は誰も知らない:2011/04/10(日) 18:51:00.78 ID:qWi6+cTI0
>>898
ヘレナ・カーターって普通にしてれば美人だし
育ちもよくて教養もあり、親戚には王室クラスの人間がウヨウヨいるのに
好き好んでイロモノばっか演じてて
公の場で笑顔ふりまくのがあまり好きではなくて
しまいにはティム・バートンみたいな変なオッサンと付き合っちゃうなんて
最高の女だよな
900名前は誰も知らない:2011/04/10(日) 22:58:43.56 ID:wJauQGXtO
アンナと過ごした四日間を見た…
主役のダメな孤男演技がとにかくハンパない!
単純に描写だけ見ればタクドラのトラビス以上にこれなんて俺?状態…
アパート隣部屋のねーちゃんのギシアンに耳をそばだてて、事後ヘコんだりしてる自分と被りまくり
場面ごとの時系列が凝ってたり、ドンパチな見せ場も無い地味な造りだったりで、エンタメ的なカタルシスが控え目な分、
孤男の冴えなさやキモさやヤバさ、くすみや澱みがひたすら臭って「おいやめろ」となる
その一方で全編を覆う雰囲気や絶妙な音響がたまらない
一歩違えば俺もこんなんになっちゃいそう…
901周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/11(月) 01:38:15.25 ID:+FGTXLp1P
イーストウッドが「許されざるもの」を撮ったときってのは
まだハリウッドやアメリカ社会に「西部劇」というものの「精神」や「神話」にかろうじてリアリティを持てていた
そしてそれが風化し、消え去っていくということに「郷愁」を感じることが出来ていたし、それを表現できるだけの人材(イーストウッド)という存在があった

「トゥルーグリット」の撮られた時代(今)ってのは
もはやそういう「神話」「郷愁」の共通感覚が存在しない
観た人は分かるだろうけど、この作品ってのは「ワイルドウエスト」「開拓時代」というものを
ひたすら俯瞰して(メタ的に)描いているんだよね
そこに「許されざるもの」のような寓話性は全く無い
そしてその俯瞰的に描かれたスクリーンに映し出された「環境」そのものが観客に提示される
「許されざるもの」では観客は「登場人物」にコミットさせられるわけだけれど
「トゥルーグリット」では観客は「ワイルドウエスト」という「環境」そのものにコミットさせられる

そしてその「環境」に浸ることによって観客は古き良き、しかし実は新しい「西部劇」を知るわけです
902周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/11(月) 01:39:36.43 ID:+FGTXLp1P
「許されざる者」が「失う映画」だとしたら
「トゥルーグリット」は「発見する映画」と言えるだろう
903周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/11(月) 01:51:48.77 ID:+FGTXLp1P
「3時10分、決断のとき」が駄目だったのは
途中まで「西部的リアリティ」を描いていたはずが
最後の最後で「現代的「ヒューマニズム」」に屈してしまっているところだね
904名前は誰も知らない:2011/04/11(月) 03:19:53.20 ID:ppEH+z+CO
バタフライエフェクトが好きだな
続編はちょっとアレだが
905名前は誰も知らない:2011/04/11(月) 09:12:58.21 ID:bObaFCRe0
ザファイター誰か観に行った人いないだろか
906周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/11(月) 23:04:28.82 ID:+FGTXLp1P
>>675
面白くなかった?
907周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/11(月) 23:42:43.59 ID:+FGTXLp1P
「インセプション」について「押井作品っぽい」という意見があるけど
「劇場版パトレイバー1」にしろ「インセプション」にしろ
「映画」の中に「映画を観る私」「映画という「物語」に没入する私」という視点が盛り込まれてるんだよね
908周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/11(月) 23:48:55.01 ID:+FGTXLp1P
これらの作品は「映画」という「物語」に没入すればするほど「映画」という「物語」をメタ的に認識し
その自明性を疑うようになっている
そしてそれは「映画」(物語)の中で感情移入(自分と置き換えること)の対象としての登場人物の「あり方」をメタ的に認知することに繋がり
最終的にそれは(登場人物と置き換えられる存在としての)「自分自身」やそれを取り巻く「共通認識」「社会」「環境」等の自明性を崩壊させる
909周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/11(月) 23:53:41.48 ID:+FGTXLp1P
「映画」「物語」「自分自身」の自明性を疑う作品として「インセプション」「パトレイバー1」が存在するとしたら
それに対して(意図的に?)非常に鈍感に作られているのが「ヒックとドラゴン」だ
910黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/04/12(火) 00:06:14.68 ID:zf7e2Ekl0
個人的には「ダークナイト」より「インセプション」の方が好き
911Emotionless ◆XzQQgkPzlg :2011/04/12(火) 00:10:58.31 ID:WFNqFfh+O
俺はセブンよりファイトクラブが好き
912周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/12(火) 00:14:06.13 ID:JqzdR3yoP
「セブン」はせいぜい秀作ってところだね
「ファイトクラブ」は傑作
913名前は誰も知らない:2011/04/12(火) 00:35:54.68 ID:RTu/bYjWO
トゥルーマンショーは好きだったな
発想が凄い
914名前は誰も知らない:2011/04/14(木) 15:55:02.11 ID:NVk1yqRuO
>>904
1は素直に良くて、
2はなんか悪評だらけだから見てなくて、
3は割とマシだと聞いたのでDVD見たら、確かに開き直りに近いB級感でまあまあ良かった
でもそれはバーでの「バターニップル」直後のお色気シーンにおける満足感だけな気がしないでもない…
と、賢者タイムな頭で考えたものです
915周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/15(金) 02:22:06.77 ID:gsX1UygmP
NHKで「みんなのうたセレクション」とかいう番組がやってるけど
町山の「トラウマ映画館」みたいな感じで「トラウマみんなのうた」とか誰かやってくれないかね
916周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/15(金) 02:31:04.59 ID:gsX1UygmP
昔の「みんなのうた」とか教育テレビの短編アニメーションって、表象不可能で人知、人倫に還元不可能な映像がバンバン放送されてたもんなんだけど
最近はそういうものは少なくなってしまった
自分が映画に求めるものってのはまさに「表象不可能」であり「還元不可能」」な「カオス」なんだよね
917周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/15(金) 02:46:59.70 ID:gsX1UygmP
「闇の列車、光の旅」のパンフを見ていたら
大場正明とかいう評論家が「この映画はホモソーシャル的な呪縛を乗り越え、家族の絆に目覚める物語」みたいなことを書いてて「アホか」と思ったよ
「今」を生きなければすぐそこには「死」が待っている
どんなに醜悪な藁であっても、つかまねば「死」が待っている
そこで発せられる「絆」と言う言葉がいかに脆弱で、いかに欺瞞的か

少女はその身を「悪魔」に委ね、青年との「絆」を捨て去り、家族と言う「実利」を生きるんだよ
918周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/15(金) 03:22:07.80 ID:gsX1UygmP
「「絆」などという叙情的産物を求めて「家族」(やそれを含めた共同体)を生きる」
なんてのは贅沢に過ぎない
懐かし昭和代系作品を見て「あのころは貧しかった。だが温かかった」などとほざく低脳と変わらん
919周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/15(金) 03:47:06.77 ID:gsX1UygmP
http://twitter.com/#!/TAEK0/status/25503554408
「ヒックとドラゴン」についてはこんな感想もあった

昔「公園池にワニが」みたいな騒動のニュースを見聞きするたびに「嫌な感じ」がしたもんだけど
「ペット」や「動物園の飼育動物」として水槽や檻に入っているときにはちやほやするくせに
「野」や「池」に放たれたとたん「駆除」の対象になってしまう

人間に懐かず、いかにも「爬虫類然」としたキャラのドラゴンを殺し
人間に懐き、なんとなく愛嬌のある姿形をしたドラゴンを「ペット」とすることで得られる「共生」
920名前は誰も知らない:2011/04/15(金) 13:14:29.74 ID:LJjGBd330
「潜水服は蝶の夢を見る」が良かった。

921周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/15(金) 22:44:29.58 ID:gsX1UygmP
「天空の難破船」観てるけどなんとなく「パトレイバー2」っぽいな
922名前は誰も知らない:2011/04/15(金) 23:50:14.14 ID:YAk0itPIO
邦画だが「ジョゼと虎と魚たち」を見た。
ストーリーはリアルな恋愛、今時の若者の恋愛だった。スイーツ(笑)とは違う、弧な俺はヒロインの身障者の結末に泣いた。
映像が綺麗だったな。
923名前は誰も知らない:2011/04/16(土) 01:10:59.19 ID:ue3uudgP0
>>920
淡々として色彩の美しい映画だよな。好きだ。
>>922
00年代の空気があるよな。好きだな。

「白バラの祈り」。
ナチスに抵抗した学生地下組織の紅一点、ゾフィー・ショルの映画。
重々しい映像もストーリーも美しい。
924名前は誰も知らない:2011/04/16(土) 12:12:43.48 ID:F1r7tk7s0
>>919
その作品は観てないけど、ある意味リアルだな。
ただ体毛がツートンカラーなだけの熊を可愛い可愛いと誉めそやすが
一度それが熊としての本性をむき出しにして人間に襲い掛かれば、評価は一変するだろう
925周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/17(日) 01:29:12.67 ID:KQl0SdjwP
「夢」
評価は低いらしいけど個人的には割りとよかったな
シュールで
926周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/17(日) 01:30:25.24 ID:KQl0SdjwP
後期黒澤の作品って、シーンによっては「B班」という名前で本多猪四郎が監督してたらしいけど
「赤富士」のモブシーンとかもそうなのかな
927周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/17(日) 01:31:34.72 ID:KQl0SdjwP
勿論根本的には褒められた作品では無いんだけど
928周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/17(日) 01:38:52.73 ID:KQl0SdjwP
「八月の狂詩曲」も根本的には駄作なんだけど
ラストのおばあちゃんが錯乱するシーンと「でかい目」のシーンは好きなんだよね
そこだけなんだけど
929周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/17(日) 01:42:50.17 ID:KQl0SdjwP
「トンネル」「赤富士」なんかは本多猪四郎がかなり根本的に関与してるんじゃないかと睨んでいるんだけど
930名前は誰も知らない:2011/04/17(日) 19:42:17.66 ID:99a9t1vfO
食わず嫌いしてた時計じかけのオレンジおもしれええ!
昔フルメタルとアイズにはまれなくて今日まで見ずにいた俺の馬鹿!
確かに作品全体のビジュアルイメージや雰囲気とか、手塚治虫へのオファー云々も言われれば理解できる気がしないでもないかな
それともこの感じはあの時代特有のものなのかな?
まあ大満足だった!次はとりあえずシャイニングかな
931名前は誰も知らない:2011/04/17(日) 19:44:25.80 ID:R3UToCAU0
3行目何言ってるかまったくわからん
932周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/17(日) 21:34:32.14 ID:KQl0SdjwP
「2001年〜」の絵コンテだかを手塚治虫に依頼したという説がある

「アイズ〜」は面白くなかったね
「フルメタ〜」はかなり好き
933周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/17(日) 21:35:28.10 ID:KQl0SdjwP
「けんかえれじい」観た
鈴木清順のよさがわからないんだけど
どういうとこが評価されてんの?
934周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/17(日) 21:42:54.58 ID:KQl0SdjwP
「フルメタ〜」にしろ「ハートロッカー」にしろ
その根底にあるのは「現実社会」に対する「苛立ち」と「諦念」なんだよね

「死霊伝説」
長すぎ、ダラダラしすぎ
最近めっきり見かけなくなったノスフェラトゥ型吸血鬼の演技、演出はよかった
935周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/17(日) 21:47:04.56 ID:KQl0SdjwP
「時計じかけ」のビジュアルイメージは最初観たとき「草間彌生っぽいな」と思った
936名前は誰も知らない:2011/04/17(日) 21:53:40.85 ID:R3UToCAU0
>>932
それは知ってるわw文章がおかしいって言ってるだけ
>>935
薔薇の葬列は観たんだっけ?
937周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/17(日) 21:59:03.91 ID:KQl0SdjwP
うん
「薔薇の葬列」は中井英夫っぽいと思った
938周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/17(日) 22:04:35.06 ID:KQl0SdjwP
あと園子温の「奇妙なサーカス」を観たとき「薔薇の葬列」っぽいな
と思った
939名前は誰も知らない:2011/04/17(日) 23:05:45.13 ID:g8MsqJSK0
地震で忘れてたけど、SP革命編を観ておかなくちゃ。
940名前は誰も知らない:2011/04/17(日) 23:08:55.86 ID:ONQjzYms0
トゥルーグリッド観てきた。「オジサンと少女」の関係性の作品だったな
映画でのオジサンと少女の組み合わせって結構あるよな
941周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/17(日) 23:13:13.24 ID:KQl0SdjwP
>>940
町山の解説聴く前から「オジサンと少女の関係性」の話だと思えた?
942名前は誰も知らない:2011/04/18(月) 00:01:55.37 ID:8lk3m3MW0
>>941
あーまだ聴いてないな、でも言いそうだなぁ。コレちょっとレオンぽい内容でもあったしな。
でもレオンは相互依存だったけど、こっちは少女が無法のオッサンの世界に飛び込んで
いってるんだよなー助けはするけど女の感傷的なとこは無視よ?ってとこが良かった
943周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 00:18:35.31 ID:DGS1ykPQP
俺は「ワイルドウエスト」という「風景」をメインに描いて
そのその「背景」として平々凡々とした抑揚の無い「人間ドラマ」を描いてるもんだと思った
944周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 02:14:12.15 ID:DGS1ykPQP
有名な「ハートロッカー論争」のなかで町山は
「映画の序盤においては主人公は戦争について考えていない」とい言ってたけれど
実際は「狙撃戦」シーンの前から主人公が上官に対して食って掛かったり皮肉ったりするシーンがあるよね
945周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 02:31:46.38 ID:DGS1ykPQP
序盤で戦争に対する「諦念」から「シニカルに戦争を楽しむ」主人公は
次第に過酷な戦争の過酷な現実を認識(体感)し、「平和」な「日常」を求めるようになる
しかしいざ帰還した「平和」な「日常」は「戦争」の過酷な「現実」を隠匿し、隔絶した「嘘いつわり」だった
そして「嘘」の「平和」ではなく、「真実」の「戦争」へ主人公は帰還する

この作品はこういう物語だよね
946周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 02:40:00.15 ID:DGS1ykPQP
「フルメタルジャケット」では主人公は「諦念」から「ひたすら生き延びる」ことを目的とするようになり
「ハートロッカー」では主人公は「諦念」から「「諦念」すら生ぬるい極限」を体験し、一旦は「日常」に「希望」を託すものの
それすら「断念」し、再び「諦念」に巻き戻る
947周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 02:47:32.59 ID:DGS1ykPQP
「フルメタ」において「Born To Kill」を掲げながらピースマークのワッペンを身に付ける主人公は
「ハートロッカー」においてミニストリーを聴きながら戦争を「主体化」する主人公の姿に符合する
948周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 02:51:59.39 ID:DGS1ykPQP
イーストウッドは「ミスティック・リバー」において
「原罪」の存在を自覚することを推奨するのと同時に
それを主体として引き受けること(主体化)も推奨したわけだけれど
「ハートロッカー」も同じことをやってるわけだ
949名前は誰も知らない:2011/04/18(月) 03:25:42.85 ID:+TLN+yOCO
もう一つのスタンドバイミーを見るためにあなたは大人になった
950周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 03:38:19.82 ID:DGS1ykPQP
「使命としての爆弾処理」を言うのなら「まず劣化ウラン弾どうにかしろよ」って思えるよね
951周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 04:00:30.84 ID:DGS1ykPQP
ちなみにブライアン・デ・パルマの戦争映画が浅薄なのは
「戦争」の反対側に「平和」「日常」を二項図式的に配置して
後者の「欺瞞」から目をそむけているから
952名前は誰も知らない:2011/04/18(月) 11:21:48.96 ID:S0wcfjEM0
語れる俺カッコイイと思ってんだろうが、無職が言ってもねぇ…^^;
953周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 11:35:36.28 ID:DGS1ykPQP
「「平和」「日常」こそ「真実」なんだ」という願望、思い込み
「あいつは無職なんだ」という願望、思い込み
954名前は誰も知らない:2011/04/18(月) 14:34:18.13 ID:4Hp4XtRA0
「周辺人の今とこれから」駄目人間ルートの先輩による思いこみと願望

大学生活になじめずサボりがちな学生。
留年。就活は会社説明会の時点でリタイア。
何とか卒業。卒業後数ヶ月はニート生活を満喫。

バイトくらいしなさい、と親に言われたので、コミュ力無しでもできそうな作業系のバイトをはじめる。
黙々と作業をこなすが、コミュ無し人間のため職場で孤立。
「あいつ、さかなくんに似てね?w」「似てるwwでも、テンション低いさかなくんはキモイだけだなw」陰口を耳にする。
(底辺労働の職場、こんなところで働くような奴はバカばかり)と自分に言い聞かせ自尊心を保つ。

一方、結局そんな職場でしか働けない自分は何なんだという疑問。
日に日に膨らむ劣等感。削られていく自尊心。後悔、後悔…。
あぁ、小学生からやり直したい。
955周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 18:03:52.57 ID:DGS1ykPQP
>>954
あなたの未来に幸多からんことを
956周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 18:05:12.81 ID:DGS1ykPQP
「テンションの低いさかなクン」なら映画ライターでもある中沢健あたりを目指せばいいんじゃないかな
957名前は誰も知らない:2011/04/18(月) 23:23:44.93 ID:Dpw/dq5b0
デパルマにしろストーンにしろ
映画そのものが面白いかどうかは別として
反戦思想をはじめとする「ハリウッドリベラル」ってのは日本人には安心感与えてくれるよな
「あ、こういう考え方の人が成功してるなら、まだ大丈夫かも」って
でも、リダクテッドは総スカン食らったし、そう簡単でもないんだろうけど
958周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 23:39:58.90 ID:DGS1ykPQP
自分は黒沢清にそういうものを一番感じるかもしれない
「こういう考え方の人間もいるんだ」って
あとキューブリック、イーストウッド、バーホーベンなんかも
959周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/18(月) 23:41:02.65 ID:DGS1ykPQP
宮台は「黒沢作品はリア充批判」みたいなことを言ってる
960名前は誰も知らない:2011/04/18(月) 23:46:37.38 ID:Dpw/dq5b0
>>958
その中でも、反戦を「主張」してる人と「テーマ」にしてる人に分かれてて
イーストウッドにはそういう主張を感じるけど、他二人はあくまでテーマだと思う

近いところだとコーエン兄弟やクローネンバーグもだね、あくまでテーマだ
911のテロ以降は社会的な映画がより一層好まれるようになったから
暴力的で陰鬱な作風だと、その手のテーマを扱いやすいんだろう
映画そのものは、みんなむちゃくちゃ面白いけどなw
961周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 00:01:31.05 ID:DGS1ykPQP
「戦争」の対極に「平和」「日常」があると考える作品ってのは、所詮その程度でしかないんだよね
上に挙げた人たちの作品は、観終わった後に何の爽快感も感じ無いんだよね
ただただ「ズブズブ」とした感覚だけ残る
962周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 00:07:00.06 ID:flnETJdkP
「反戦」というより、もっと広い枠組みで「反リア充映画」「反自明性映画」と考える方が個人的にはしっくりくるかな
ただ、「反リア充」といっても「非リア充」からの「リア充批判」では全く無いんだけど

コーエン兄弟の作品もとりあえず一通り観てみるかね
963周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 01:47:55.53 ID:flnETJdkP
自分は「陰惨な暴力」という表現に対しても疑問が無いわけではなくて
「暴力」には「爽快さ」も無いし「陰惨さ」も無いと思うんだよね
あくまでも「動物的」な「表出」でしかない
「動物さ」とはエモーショナルというよりむしろシステマティックなものだよね
「ノーカントリー」にしても「時計じかけのオレンジ」にしてもそうだよね

964周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 01:51:47.61 ID:flnETJdkP
自分としては「エモーショナル」な「表出」の表現よりも
「システマティック」な「表出」の表現の方がよほど「表出の表現」として真に迫っていると思うんだよね
登場人物がやたら泣き叫んだり怒鳴ったりする映画はどうしても嘘臭い
965周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 01:53:02.95 ID:flnETJdkP
俺が「世界の中心で愛を叫ぶ」とか「平成ガメラ」とかが嫌いなのはそういう理由もある
966名前は誰も知らない:2011/04/19(火) 01:54:01.62 ID:q+eKUGrRO
「涼宮ハルヒの消失」
涼宮ハルヒってセカイ系って言われるジャンルと日常系って言われるジャンルのハイブリットで
ある種エポックメイキング的作品ではあると思うんだけど
この作品は単純にクオリティが高い、面白い。
ハルヒは本当に面白いね。セカイを滅亡させないために終わりなき日常を生きるってパラダイムシフトだよね。
967周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 01:57:21.76 ID:flnETJdkP
「ガメラはレギオンを許さないから」とかは最悪
「世界」に起こっている事象と自己の内面を同一化して
それをそのまま「事実」として映し出す画面
968周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 02:04:45.30 ID:flnETJdkP
「平成ガメラ」(ゴジラミレニアムシリーズ(2000、GFWは除く)なんかもそうなんだけれど)
「事象」と「内面」の間の齟齬が全く無いんだよね
969周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 02:06:03.47 ID:flnETJdkP
「傲慢」そのもののような映画
970周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 02:39:45.62 ID:flnETJdkP
「GMK」について「怪獣が人間の解釈という「人知、人倫」のなかに封じ込められてしまっている」
みたいな批判をしたことがあったけど
これらの映画ってのはまさに「事象」を「内面」(によって行われる「解釈」)に封じ込めてしまっているんだよね
そしてただただ「画面」はその「解釈」に追従するだけ
971周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 02:43:42.72 ID:flnETJdkP
泣く、怒る、決め台詞を吐くという分かりやすい行為によって「映画」そのものを封じ込めてしまう
黒沢清、タルコフスキー、(初期)北野武が「無駄な台詞を排除し、役者の演技に依存しない」映画作りを志向したのとは対極にある
972名前は誰も知らない:2011/04/19(火) 03:04:17.36 ID:paazeadD0
俺もコーエン兄弟いろいろ観たいな。オススメありますか
ビッグ・リボウスキとか面白そう
973名前は誰も知らない:2011/04/19(火) 10:52:28.48 ID:WyYJjxTO0
>>972
コーエン兄弟の映画は3種類くらいに分かれてて
リボウスキやオーブラザー、未来は今みたいな、普通の明るい映画
ブラッド・シンプルやファーゴみたいな一見するとシュールなスリラー映画
バートン・フィンク、ノーカントリー、シリアスマンみたいな哲学的な映画
はっきり分けられてるわけじゃないけど、こんな感じ

明るいのは何見てもそこそこ面白い
スリラー物は人を選ぶからファーゴくらい観ておけば良いと思う
哲学的なのはとりあえずノーカントリー観てればいい、傑作だから

ちなみに、ディポーズ・ショウはオススメできない
974周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 19:33:37.70 ID:flnETJdkP
「のび太と鉄人兵団」が何故あれだけ評価されているのか
わからない
975周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 19:44:27.03 ID:flnETJdkP
日本映画「何故評価されているのかわからない」3大ミステリー

鈴木清順
鉄人兵団
新エヴァ
976名前は誰も知らない:2011/04/19(火) 19:48:17.70 ID:paazeadD0
>>973
詳しくありがとう
977名前は誰も知らない:2011/04/19(火) 20:43:29.20 ID:u1yL5hWK0
俺も鈴木清順の良さはよくわからん。ってこの話は前もしたな
978周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/19(火) 20:53:12.81 ID:flnETJdkP
「告白」って映画に対して
「映像テクニックが物語に絡んでいない」みたいに批判する向きがあったんだけど
それって鈴木清順も同じじゃないの?
「告白」観てないから断定は出来ないけど
979名前は誰も知らない:2011/04/19(火) 21:00:33.26 ID:u1yL5hWK0
主体をどちらにおいてるかで違うだろ。清順は映像テクニックそのものが映画の目的、推進力になっているからストーリーは正直どうでもいい
対して告白はストーリー、人間ドラマがメイン。映像テクは本来ならいらない、むしろ邪魔

あとは「告白はミーハー臭がするが清順だとしない」。正直これが大きいんじゃないの
980名前は誰も知らない:2011/04/20(水) 01:49:24.35 ID:8J5ZAszq0
何か殴り合いとか爆発の時にスローモーション使う演出あるけど
あれやられると途端にアニメチックになるんだよなぁ
981周辺人 ◆DxgwL./BZw :2011/04/20(水) 01:59:38.46 ID:jPHbBsYjP
それ最初にやったのは黒澤明だよね
その後ペキンパーによって技法として定着
982名前は誰も知らない:2011/04/20(水) 02:26:40.47 ID:8J5ZAszq0
何か最近は過剰というか、アメコミヒーローモノとかならわかるが
一般人の喧嘩みたいなのもグァシミチッベキィみたいなんはどうなん
って思うわ...
983名前は誰も知らない:2011/04/20(水) 02:30:19.81 ID:6Au6oRwo0
コーエン兄弟で一番面白いのはミラーズクロッシング
984名前は誰も知らない
ツィゴイネルワイゼンは衝撃だった。