孤男の好きな映画パアト4

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1黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw
1、荒らし禁止だよ。
2、映画が好きなら書き込み資格あるよ。
3、自分の発言には責任持たなきゃいけないよ。

前スレが1000を越えたので立てたよ。
みんなで映画の話をしようよ。
2黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/10(水) 19:24:18 ID:EVcSlNUaP
黒沢清「LOFT」

イマイチ「中川信夫+アンドレイ・タルコフスキー」をやりたかったんだろうけど
お話にまとまりがなく完全に失敗してる
3名前は誰も知らない:2010/11/10(水) 19:32:01 ID:VV3ZcpLhO
いい加減黒沢清の作品が、理路整然と説明できないということに気付けよ。
4黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/10(水) 19:35:06 ID:EVcSlNUaP
>>3
黒沢の映画は理論的だと思うよ
ただ理屈っぽくなりすぎて映画としての魅力を減じているということもままある
5名前は誰も知らない:2010/11/10(水) 21:54:17 ID:IqeKcoVr0
いまいろんな映画観てみたいと思ってるから観てみる
6名前は誰も知らない:2010/11/10(水) 22:39:48 ID:VV3ZcpLhO
>>4
トウキョウソナタ観たがまったく理解できなかった。君が言ってた、キョンキョンが社会から世界へってのもよくわからなかった。 役所の存在って、香川が札束拾ったり、息子が留置場入れられたみたいに意味の全くないものなんじゃないの?説明してくだちい。
7名前は誰も知らない:2010/11/10(水) 23:07:05 ID:tOHAbV0oO
待つんだみんな!
忘れているぜ?


(・∀・)つ「>>1、乙」


邦画は最近疲れているから見ないようにしている。
姉に勧められて「南極料理人」見ようかなと思っているよ。久しぶりの邦画。
みんなの感想を聞きたいんだけど、どうだった?
良くても悪くても見るつもりなのでネタバレはしないで!
8黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/10(水) 23:28:31 ID:EVcSlNUaP
>>6
あの家族は「現実」だとか「社会」に打ちのめされている
それでその家族はそれぞれ「非現実」「非日常」に触れることによって、「現実」「社会」が絶対的なものではない事を知り
だからこそ「現実」をあえて生きてみることにする
ってようなこと
9黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/10(水) 23:35:22 ID:EVcSlNUaP
黒沢清の映画ってのはこういう風に
「日常(社会)に嫌気がさした人間が超常的な出来事に触れる」ってモチーフが反復的に用いられてる

それが映画として上手く行っているかどうかは色々だけど
10名前は誰も知らない:2010/11/11(木) 00:16:34 ID:nMbu6EED0
南極料理人
よく言えば、ほのぼのするかんじ
ただ、ほのぼの演出が過ぎて自分は最後まで見られなかった
11名前は誰も知らない:2010/11/11(木) 11:29:00 ID:pxLk/zIE0
>>1

マチェーテ
アクション満載、グロあり、お色気あり、出演者が豪華
12名前は誰も知らない:2010/11/11(木) 13:07:31 ID:uPr7YT/t0
刷れた手乙!

「メルキアデス」 は、主人公3人それぞれの、
女へのダメっぷりに共感できるかどうかだにゃ。

個人的には最後にメルキアデスの秘密が明らかになるところで
(具体的な説明や解明がされてないので、わかりにくいけど)
映画館で 「やめて〜、やめて〜! そんな切ない話やめて〜!」
って心の中で叫んじまったヨ。
137:2010/11/11(木) 14:35:43 ID:xEXMuYkHO
>>10
ほのぼの系かあ。最近、疲れてるから試しに見てみるわ。俺もほのぼの系は得意ではないが、まあ、良いだろう。
サンクス。
14黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/11(木) 19:10:56 ID:0e+jKc+BP
メルキアデスは童貞だよね
15名前は誰も知らない:2010/11/11(木) 22:25:53 ID:NlrBTUdCP
俺はとりあえずミストが好き
16名前は誰も知らない:2010/11/12(金) 01:35:02 ID:5i5p5VlxO
セブンでブラピが使っていたプロップガン(撮影用に作られた小道具の拳銃)を丁寧に再現したトイガンを、知り合いから「買わないか?」と、言われた。


写真で見てみたら、あら、良くできてる。ついでに映画も見たら本当に全く同じのカスタムまでされてる。
しかも、映画会社から許可が出てる保証書つき。
欲しくなってきた。
4000円かぁ・・・・。
17名前は誰も知らない:2010/11/12(金) 02:29:11 ID:dsibLsPhO
>>16
> セブン

グウィネス・パルトロウの出世作にもなったし
セブンを観た時は、この女優は伸びると思ったがな
アイアン・マンでの姿は物悲しいものがあったよ。。
アカデミー主演女優賞を取った作品は観てないが
良い映画なの?

18名前は誰も知らない:2010/11/12(金) 03:06:22 ID:lP/oswmUO
俺の中のニ強「ヴィレッジ」「ミスティックリバー」
最近、自分の好みがようやくわかってきた
俺はゆっくりと静かに心をえぐられたいみたいです
19名前は誰も知らない:2010/11/12(金) 12:48:48 ID:5i5p5VlxO
グウィネスパルトローの愛しのローズマリーが好きだ。可愛かった。恥ずかしながらドキドキしたわw
20名前は誰も知らない:2010/11/13(土) 08:04:53 ID:keebw//b0
俺もケータイが定期的に鳴るように設定しようかな。
で、リア充のふりした芝居。
21名前は誰も知らない:2010/11/13(土) 13:46:27 ID:95LYpH/9O
「愛のむきだし」見たわ
糞つまらんかった
何で評論家が誉めてるのか理由がわからんかったが
キャストを調べたら
主演の西島某はAAAというダンスグループのメンバーで
映画初主演、エイベックス所属

はいはい、そういうことな
22名前は誰も知らない:2010/11/13(土) 19:30:25 ID:5A4WspmrO
「愛のむきだし」が評価分かれてるのは、単に趣味の問題だと思うよ。
ライムスターの宇多丸とかが評価したのは、渾然一体としたあの斬新な演出。 着眼点ていうか
あえて西島使ったり満島ひかり使ったり宇多丸はミーハーだからそういう所評価してた
。あとはもう、あの圧倒的な勢いに凄い感動したって。俺はその勢いに興ざめした部類だけど、愛のむき出しに限っては単純にもの凄い好きな人と拒絶する人に二極化すると思う。
23名前は誰も知らない:2010/11/14(日) 01:03:38 ID:G0BPxyCTO
そんな話を聞いていたら「愛のむきだし」見たくなってきたw
24黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/14(日) 01:11:38 ID:+6rLXiBRP
装飾(演出)は煌びやかでも中身はスカスカ
25黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/14(日) 01:18:35 ID:+6rLXiBRP
26黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/14(日) 01:25:23 ID:+6rLXiBRP
あの演出を「渾然一体」と評するのはどうなんだろうね
俺には四散しているようにしか見えなかった
27名前は誰も知らない:2010/11/14(日) 02:06:25 ID:3rgXVA/KO
ていうか賛否が分かれるくらいが映画鑑賞や映画談義の一番おもしろいとこだっての
孤男板映画スレもやっとこのあたりまできたか
28黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/14(日) 17:48:03 ID:+6rLXiBRP
「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」

「『うつ病』と『憂鬱な人』ってどこが違うの?」
「『アスペルガー』と『世の中に馴染めない人』ってどこが違うの?」

「『精神病』って本当に病気なの?」
「自殺って本当に悪いことなの?」
「何故人は『音楽』や『映画』を求めるの?」
29黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/14(日) 17:50:04 ID:+6rLXiBRP
自分の気持ち、疑問に真正面からぶつかって来る作品に出会うことが出来た喜び
30名前は誰も知らない:2010/11/14(日) 21:25:02 ID:GddhyOxAO
「害虫」観た。
別にどうってことない作品。
31名前は誰も知らない:2010/11/14(日) 21:29:39 ID:8qamMTR6O
ルート255

多部ちゃんのパンチラ満載だし内容も好き

32名前は誰も知らない:2010/11/14(日) 21:50:18 ID:nke920Eg0
このスレで賞賛されてる時計仕掛けのオレンジ見たけど
全然面白くなかったわー
33名前は誰も知らない:2010/11/14(日) 22:07:21 ID:EV84a8bq0
今やってる最高の人生の見つけ方見てる。面白いけど最後には自分との違いに
絶望して死にたくなるんだよな。
ってことで、俺のお勧めは「マザーテレサ」。偉人の話は面白い。
34名前は誰も知らない:2010/11/14(日) 23:17:22 ID:tYianDh20
ルート225いいよな

あの頃の多部未華子にしかない魅力が切り取られている
ストーリーも良い
35名前は誰も知らない:2010/11/14(日) 23:32:17 ID:iwxef9VM0
>>32
まぁ、それが正しい感覚だと思う
あの映画にストレスを感じないって言う奴は、多分ちょっと無理してる

でも、あの映画の恐ろしいところは、初見では嫌悪感を感じても
1週間・・・1ヶ月と経過していくうちに、なぜかジワジワと思い返すようになってきて
わざわざ見返すとはいかないまでも、気づけば「嫌いじゃない映画」にランクアップしている不思議な映画だ
俺は今でもたまに無性に見たくなる
36名前は誰も知らない:2010/11/15(月) 02:15:06 ID:iznqm6GqO
>>32

> このスレで賞賛されてる時計仕掛けのオレンジ見たけど
> 全然面白くなかったわー
37名前は誰も知らない:2010/11/15(月) 02:19:14 ID:iznqm6GqO
>>32
> このスレで賞賛されてる時計仕掛けのオレンジ見たけど

そうか?
どっちかって言うと、このスレでは人気ない映画だと思うぞw
映画好きなら、最低限の知識として観ておく作品という意見が多い

> 全然面白くなかったわー

俺もだ(笑)

38黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/15(月) 02:54:50 ID:pCrfcSu/P
・アレックスの所作カッコいい
・小物のデザインが(草間弥生っぽくて?)カッコいい

これだけで十分でしょ
あとは「パスタとワイン美味しそう」とか

プロット、ロジックは単純そのもの
39黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/15(月) 02:57:04 ID:pCrfcSu/P
「愛のむきだし」とか「サマーウォーズ」とか
見世物としてすら失敗してる作品だってクソの数ほどあるんだから
40名前は誰も知らない:2010/11/15(月) 03:52:29 ID:GmwBFoWmO
>>38
そういうことだよなw
キューブリックやとりわけこの作品が語られやすいのはそのような一次的な所が
独特の魅力を備えてるてのは大きいよな
おれなんて出だしの引きのショットだけで、いい意味でうわぁだもん
きみいいね、解釈を提示するだけと思いきや、この作品では見てくれがいいだろと
言ってのける懐の広さあったんだなw
ところで今度の東京国際フィルメックスおまえなんか見てこいって
おれも行くから
今のいい作家ばかりだぞ
あとアテネでストローブ=ユイレ、日比谷でゴダール特集あるから見ようぜ
上映機会が少ない作品も多いんだ
41名前は誰も知らない:2010/11/15(月) 11:06:48 ID:GSThZNcb0
キューブリック作品ではレザボアドッグスにも影響を与えた
「現金に体を張れ」が一番好きだな
42名前は誰も知らない:2010/11/15(月) 14:45:25 ID:QDr2eEAO0
>>41
おれも初期の方が好きかな。
『スパルタカス』 とか 『非常の罠』 とか。

他の映画監督がキューブリックに影響受けたって語る作品は
初期のやつが多いよね。
43名前は誰も知らない:2010/11/15(月) 15:01:01 ID:QDr2eEAO0
しまった、『スパルタカス』は見てないや (汗
でも 『突撃』 は戦闘シーン凄かった。
44名前は誰も知らない:2010/11/15(月) 15:42:28 ID:z9o9VrN3O
>>39
正直、サマーウォーズはヒロインの前半の身勝手な行動見ていたらゲンナリした。
んで、最後は主人公に惚れてハッピーエンド。



厨房丸出しだったなw
時をかける少女のほうが好きだわ
45名前は誰も知らない:2010/11/15(月) 20:21:49 ID:s8pSE6d8O
サマーウォーズは家族の話でもまったくなく、「グーニーズ」にそっくりって言ってる人がいた。
46名前は誰も知らない:2010/11/15(月) 21:44:04 ID:s8pSE6d8O
「カポーティ」観た
村上春樹が登場人物の服装を頭の先から爪先まで事細かに描写するのって、もしかしてカポーティの影響?
47黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/15(月) 21:57:31 ID:pCrfcSu/P
>>40
シネマヴェーラ渋谷でやる韓国映画傑作選とかも面白そう
48黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/15(月) 22:01:27 ID:pCrfcSu/P
>>40
キューブリックってこの世の中の馬鹿馬鹿しさ、下らなさをシニカルに描く作家だから
「崇高なテーマ」「ドラマチックな展開」を期待するとガッカリするかもね
49黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/15(月) 22:08:03 ID:pCrfcSu/P
>>43
「突撃」はその後の(「ロリータ」で開花し、「博士の異常な愛情」で完成される)
作家性の萌芽が見えるいい作品だと思う

「スパルタカス」は戦闘シーンだけは良かった
それ以外の部分は平凡な「ハリウッド大作」だと思う
50黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/15(月) 22:10:12 ID:pCrfcSu/P
>>44
「サマーウォーズ」はストーリー、世界観、演出、テーマどれをとっても落第点
何でこれが高く評価されたんだろう
51名前は誰も知らない:2010/11/15(月) 23:25:55 ID:s8pSE6d8O
「ラストデイズ」観た。
複雑難解すぎる、マジで意味がわからない。
カート・コバーンってアイコンを使ってなにか別のベクトルの表現をしたという方法は、押井の「ビューティフルドリーマー」を彷彿させるがこっちはまったく訳が分からない。
ガスヴァンサントわけわかめ
52名前は誰も知らない:2010/11/15(月) 23:28:48 ID:s8pSE6d8O
だがカートを再現したグランジファッションはマジでかっこよすぎた、マイケルピットは全然カートに似てなくてサッカーの遠藤にしかみえんかった。
53名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 04:54:13 ID:lD2rbtEI0
>>47
情報サンクス。http://www.cinemavera.com/schedule.html

『サマーウォーズ』 は、ツッコミどころ満載のB級娯楽映画の
いろんな要素を取り込んだんだけど、リアリティ寄りの絵柄のと、
あと時かけの成功からの影響で、秀作的内容をを期待されてた、
ところとに、ギャップが生じて、中途半端になった印象。

もっともっと、馬鹿映画です、ってアピールを前半に
あれこれ入れておかないと、みんな真面目に見ちゃうからね。
54名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 09:50:44 ID:9S0+3MnKO
>>47
ウホッまさかきみから上映情報を教えられるとはね
一応その特集は知ってたよ、おれヴェーラが一番よく行くから、でもありがとう
これらの韓国人監督も好きだから何回か行こうと思ってる

変わった映画館てあるぜよ
ラピュタ阿佐ヶ谷とか神田小川町のneoneo座とか
ていうかおれは黒鳥館館主と映画館行きたい
それで見た映画の生講釈を聞いてみたいんだが
55名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 13:56:05 ID:UEydx19aO
おーとまさかのカップル誕生かぁ??
56名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 15:07:11 ID:5JGP88G30

ユキチカして生活費に充ててますけど、何か?
57名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 17:21:52 ID:zyTGjyFuO
コテの連投
馴れ合い
自作自演


やってはいけない2ちゃんの三大原則
58黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/16(火) 19:32:01 ID:VqdTxPGpP
http://www.bloc.jp/roxyboy/data/1289278356

12月からは池袋新文芸坐で円谷英二特集とかもやるみたいだね
「白夫人の妖恋」「獣人雪男」は是非観て見たい
59名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 22:20:08 ID:yYdHRepa0
アニメ映画で申し訳ないが
紅の豚が最高に好き
60黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/16(火) 22:24:31 ID:VqdTxPGpP
「紅の豚」は「けいおん!」や劇場版「ルーキーズ」のご先祖様
61名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 22:26:00 ID:UEydx19aO
なんで?
62黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/16(火) 22:34:12 ID:VqdTxPGpP
外部がことごとく排除された空間で「戦争ごっこ」という「ごっこ遊び」に興じているだけだから

ただ「けいおん!」や劇場場「ルーキーズ」が「ごっこ遊び」という構造そのものに無自覚であるのに対して、
「紅の豚」は意識的に「ごっこ遊び」に興じている(それが的確に描写されているかは別として)
63黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/16(火) 22:36:15 ID:VqdTxPGpP
「ポストセカイ系」の走りみたいな作品だね
64名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 22:44:16 ID:UEydx19aO
けいおんは実際にライブやったり練習したり、部活動やってるじゃん。
65名無し募集中。。。:2010/11/16(火) 22:44:22 ID:pkwrfmSTO
正月、母と映画を見に行くのだがお勧めある?因みにに、今年の正月は、メリル・ストリープの料理映画を見に行った。
66黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/16(火) 22:49:52 ID:VqdTxPGpP
>>64
その「音楽活動」が「外部」へと繋がっていかないってこと
「けいおん!」の「音楽」はあくまで仲間内でわいわいきゃっきゃするためだけのメディアに過ぎない
67名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 22:53:20 ID:UEydx19aO
けいおんは、野外フェス行ったり顧問の友人の結婚式にライブしに行ったりしてるよ。
つかその定義なら日常系の漫画やアニメは全部該当すんじゃないの?
68名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 22:55:38 ID:lMmXOkPaO
銭ゲバの最終回がヤバすぎ
69黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/16(火) 22:59:29 ID:VqdTxPGpP
>>67
結婚式やフェスに行くことによって一体主人公たちにどういう「変化」が起こったの?

>つかその定義なら日常系の漫画やアニメは全部該当すんじゃないの?

「日常系」=「ポストセカイ系」ってことね
ただ「けいおん!」は「日常系」としてすら破綻していると思う
70名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 23:09:11 ID:UEydx19aO
一応けいおんのメンバーも成長してんじゃないの?、ていうかポストセカイ系ってどういう意味?
ググってもでてこないんだが。
馬鹿ですまん。
71名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 23:12:34 ID:fTv1+hdAO
>>65
お母さんと一緒に映画見に行くなんて親孝行だね。
お母さんは邦画と洋画どっちが好みなの?

洋画は今良さそうなの思い浮かばないんだけど、邦画なら堺雅人主演の「武士の家計簿」役所広司主演の「最期の忠臣蔵」なんか良さげだよ。
72黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/16(火) 23:51:26 ID:VqdTxPGpP
>>70
セカイ系=登場人物達の内輪的で、中間集団等の入り込まないコミュニケーションが、中間集団を飛び越えて大規模な世界的変革に直接結びつく物語(「エヴァ」、「サマーウォーズ」とか)

ポストセカイ系=登場人物達の上記のようなコミュニケーションが世界的変革と結びつかない物語(「紅の豚」、「けいおん!」とか
73黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/16(火) 23:53:02 ID:VqdTxPGpP
>>70
年齢以外でどこが変化したと思う?
74名前は誰も知らない:2010/11/17(水) 00:04:36 ID:BfFp974fO
いやさ、セカイ系ってドラゴンボールもダークナイトもセカイ系じゃん。
けいおん云々より、その定義だとこの世界の物語全部がセカイ系とポストセカイ系に分かれるってこと?
そのポストセカイ系って誰が言ってるの?東ひろき?
75黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/17(水) 00:10:22 ID:w22+Ih8VP
「バットマン」はティムバートン版はセカイ系っぽいけど
「ダークナイト」はむしろ意識的に「社会の中のバットマン」を描いているように見える
76名前は誰も知らない:2010/11/17(水) 00:18:47 ID:BfFp974fO
難しいな。
とどのつまり、「紅の豚」も「ルーキーズ」も日常系っていうことなのね。
77黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/17(水) 00:25:09 ID:w22+Ih8VP
「ルーキーズ」はドラマ版の方は「ちゃんとしたドラマ」になってるよね
(それが良く出来ているか、面白いかは別として)
78名前は誰も知らない:2010/11/17(水) 00:37:34 ID:Rk4eICfWO
館主、円谷特集でもいいよ
やら、いや、行かないか?
あんさんの得意分野だから一番語れるだろ?
79名無し募集中。。。:2010/11/17(水) 00:44:31 ID:NnA7FnPWO
>>71
有り難う。
桜庭ななみが出てるのね。握手会に2回行ったし、サイン入りポラも持っているけど、書道ガールスは観に行ってないのだ。
還暦過ぎた母さんと見に行くにはちょうどいいテンションの映画だな。決まり。
正月見たらまた感想書くよ。ありがとう。
80名前は誰も知らない:2010/11/17(水) 00:47:09 ID:BfFp974fO
俺「書道ガールズ」観て、桜庭ななみのファンになった。 あんな妹いたら人生楽しいだろな。
81黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/17(水) 00:51:41 ID:w22+Ih8VP
まだ具体的なことは決めかねてるけど
円谷英二を中心に据えて三日から四日にかけて何本か観に行こうと思う
82名前は誰も知らない:2010/11/17(水) 01:01:24 ID:Rk4eICfWO
おk
おれも先の予定がはっきりしないけど、空いてたら行きましょ
おれは円谷、怪獣映画は初心者だから生徒役に徹するから好きなだけ偉そうに語ってくれていいよ
おれそういうノリ嫌いじゃないから
83黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/17(水) 01:11:41 ID:w22+Ih8VP
円谷以外にも何か観れたらいいね
84名前は誰も知らない:2010/11/17(水) 01:25:13 ID:xqWk9LAPO
うっとうしいなぁ
日記はチラシの裏に書いてな
自己愛性人格障害でググれカス
85名前は誰も知らない:2010/11/17(水) 10:50:17 ID:+g46O4dr0
こういう鬱陶しくて、何言ってんだお前?みたいな薀蓄もオタっぽくていいと思うけどな
86名前は誰も知らない:2010/11/17(水) 11:25:44 ID:LXXe9waE0
マルドゥック・スクランブル見たい
87名前は誰も知らない:2010/11/17(水) 13:47:29 ID:OWqMPFcdO
地雷と分かりつつも「アメリカンソルジャーズ」というイラク戦争作品を借りた。
何故だ!地雷と分かりつつもワクドキだぜw
88名前は誰も知らない:2010/11/19(金) 00:31:18 ID:BMm2BDANO
あまり有名じゃないが「EXAM-エグザム」見たわ。
8人の企業面接。合格すれば年収一億。でも、出されたテストは白紙。
どうすれば受かるのか?どうすればいいのか?果たして誰が受かるのか?

てな、話。
もう少し煮詰めてシナリオを作ってほしかった。穴があるが、面白かったよ。
ただ、この面接は受けなくないわw
89名前は誰も知らない:2010/11/19(金) 11:02:14 ID:Kv8k5e1r0
邦画なんだが『追悼のざわめき』
よくこんな映画取れたなといろんな意味で感心した
90名前は誰も知らない:2010/11/19(金) 14:40:26 ID:toWhc14C0
「カンバセーション…盗聴…」
あの映画のハックマンは至高の孤男だ。

あとハリソン・フォードは脇に回ると名優だという事が分かったw
91名前は誰も知らない:2010/11/19(金) 15:11:37 ID:ujh2CA+QO
「パラノイドパーク」「ラストデイズ」「エレファント」と観てきたが、「エレファント」が一番ストレートに響いたな。
分かりやすいとか、意図的に複雑したとかいう演出抜きに単刀直入に鳥肌立ったわ。
92黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/19(金) 19:57:42 ID:lqm9o6qJP
>>89
あれ意味わかった?

>>90
ラストについてはどう思う?
93黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/19(金) 19:59:04 ID:lqm9o6qJP
「パラノイドパーク」は是非観たい
94名前は誰も知らない:2010/11/19(金) 21:50:09 ID:AO8DN+BsO
>>90
> 「カンバセーション…盗聴…」

名作だな
上手くリメイクすれば、今でもそこそこヒットすると思う。。
ハリソン・フォードは、なかなか不気味で怖かったな(笑)
95名前は誰も知らない:2010/11/20(土) 10:23:03 ID:Q/H9fCmE0
>>91
スー…、とスローモーションになる瞬間が良かった。「エレファント」。
ときどき見たくなる。
96名前は誰も知らない:2010/11/20(土) 11:30:32 ID:UYqD4g0a0
既出ならごめん




『タクシードライバー』
97名前は誰も知らない:2010/11/20(土) 13:40:01 ID:Q/H9fCmE0
>>96
定番だから気にしない!! 孤男映画スレへようこそ!
98名前は誰も知らない:2010/11/20(土) 14:15:42 ID:ZL/NkFh3O
>>97
孤男映画スレって やっぱり
主人公が、一人で局面を打開したり
主人公の置かれている状況が、四面楚歌であったりとか
そのあたりの映画に共感するのが
普通の映画スレと違うのかな。。

今となっては恥ずかしいけど
小学生の時、「ランボー」が公開されて観に行って
カンドーした。
あのスタローン演じるランボーも孤男だった。。

99名前は誰も知らない:2010/11/20(土) 23:14:52 ID:iNKviMQQO
ランボーはガチで孤男だよな。共感するところが多すぎて感動した。
そういえば、ミニシアターで「リトルランボー」てのがあるんだが、見に行きたい。
100名前は誰も知らない:2010/11/21(日) 00:39:22 ID:C6zaAo+60
さてと、俺もイエスマンの最初の頃のように、今からツタヤで映画でも探してくるわ。
孤独の埋め合わせのために…
101名前は誰も知らない:2010/11/22(月) 01:11:04 ID:p+IReXfJO
「ライリー君を愛してる」がレンタルショップに入荷していない!スゲー見たいのに・・・・。
(´;ω;`)シクシク
102名前は誰も知らない:2010/11/22(月) 10:59:26 ID:zGj08DI/0
女の書き込みが増えたな
103名前は誰も知らない:2010/11/23(火) 11:34:33 ID:SVngIL3q0
必ず観るべき
タクシードライバー、ガタカ、月に囚われた男、ファイトクラブ
フェイク、プライベートライアン、ゴッドファザー、明日に向かって撃て
104名前は誰も知らない:2010/11/23(火) 12:16:54 ID:PIr4fMUtO
アメリカ映画ばっかりw
105名前は誰も知らない:2010/11/23(火) 12:47:42 ID:38SngHtw0
どうでもいいけど、「月に囚われた男」はイギリス映画。

この映画評判いいね。
ちょうど俺も昨日みたんだけど、設定はありきたりながら、
ちゃんとSFやりながらも人間が描かれててわりと良かった。

でも評判がちょっと良すぎる気がしたんだけど
こういう現代人の孤独を描いたSF映画ってあんまりないのかな?
106名前は誰も知らない:2010/11/23(火) 13:29:08 ID:g0JFMCjt0
『スキャナー・ダークリー』見てた。祝日の昼間から…。

ちょっとヘンテコなノリなので、
一度見ただけだと半端な印象を受けるけど、
フィリップ・K・ディック原作の映画の中でこれがいちばん
ディックのユーモアを憂鬱をうまく描けてると思う。
107名前は誰も知らない:2010/11/23(火) 16:14:43 ID:YQm5iD470
「ただ、君を愛してる」

ストーリー(特にオチ)は強引だが、
あの世界ののどかな雰囲気と
あと、宮崎あおいがめっちゃかわいい。
108黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/23(火) 17:21:36 ID:p9T1YpQNP
「アイガーサンクション」
イーストウッド映画の美点の一つに、(銃等の)道具の手入れやトレーニング等の「細部」を(ギリギリフェティッシュになるかならないかのところで)キッチリ描写する
ってのがあるんだけど、この映画もその例外ではない

舞台設定にはちょっと無理があるように思えるんだけどね
109黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/27(土) 20:17:31 ID:IYhXhSsVP
「パラノイドパーク」

家族や恋人との関係性に限界を感じる少年は自由自在に走り、跳ぶことの出来る(かのように思われる)
「スケボー」と出会うことによって、夢のような新たな世界に導かれる
しかし、自らの「罪の意識」によってその夢にも現実の足音が忍び寄ってくる
感覚的な夢の世界に生きる子供と、醜い現実社会を生きる大人の狭間の少年の心理を
〈自由自在に走り、跳ぶ〉かのように思われるが、すぐさま重力によって地上に引き戻される「スケボー」になぞらえた傑作
110名前は誰も知らない:2010/11/27(土) 21:38:44 ID:olK+1aGeO
君は評論家になりたいのかね?
111名前は誰も知らない:2010/11/27(土) 21:45:57 ID:I9Pyfk1z0
>>110
アウトプットする場所が無いのはこちらも同じことだからいいんだけど
ネタバレになるようなことは書くなといいたいな
みんなのシネマレビュー行け
112黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/27(土) 21:52:29 ID:IYhXhSsVP
>>111
明確な「種明かし」のある作品じゃないから実際に観てみて下さい

そもそも「ネタバレ」が本当に問題なのかってのも議論の余地が無いわけではないとすら思うけど
113名前は誰も知らない:2010/11/27(土) 22:02:58 ID:olK+1aGeO
内容云々より君自身が反感買ってるんだろね。
114名前は誰も知らない:2010/11/28(日) 12:00:15 ID:VqdVbxlY0
ぼくのエリ
面白かった
ちょっとNHKにようこそっぽくもあり
もっとシリアスで御伽噺
115黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/28(日) 17:04:23 ID:EuPKt6J+P
ブギーナイツ
116黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/28(日) 17:20:46 ID:EuPKt6J+P
「題材」を冷徹に分析し尽くした上で、それを好々爺のように優しい視線で「作品」として構成していく
こういう作家は嫌いになれない
PTAもそういう一人
117名前は誰も知らない:2010/11/28(日) 19:37:30 ID:g1Z4P2+j0
ペイチェック
118名前は誰も知らない:2010/11/28(日) 20:08:08 ID:wNQcwybkO
黒澤の生きるを観たけど、
役所という組織への皮肉はもう少し抑えても良かった気がするな
まあでも無骨なヒューマニズム作品て感じでよかった
トヨとかいうねーちゃんが角度によっては宮崎あおいに似てて不覚にも萌えた
しかし序〜中盤における志村喬の抜け殻っぷり&コミュ下手っぷりは自分と被りまくった…
煮え切らない態度、発散・はっちゃけ方のわからなさ、ダメすぎるアプローチの果てにトヨにドン引きされる辺りとか…


俺も余命いくばくも無くなれば情熱の注ぎ口とか見つけられるかなー…
119黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/28(日) 20:14:51 ID:EuPKt6J+P
「生きる」は今見ると「役所批判」「役人批判」の構図があまりにも単純、一面的過ぎて興ざめするところはあるね
あと柳下毅一郎がこの映画の志村喬を「気持ち悪い奴」と表していたのはちょっとショックだった
120黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/11/28(日) 20:22:15 ID:EuPKt6J+P
あとこの作品で受動的な息子を演じる金子信雄が
後に性悪なやくざを数多く演じるってのは面白いね
121名前は誰も知らない:2010/11/28(日) 20:37:00 ID:BDxo4l/ui
さらば青春の光
だっけな?観た人いる?
122名前は誰も知らない:2010/11/29(月) 00:41:59 ID:cCzvnCCnO
観たよ!
「さらば青春の光」
単純にファッション目当でみたんだけど
すげえ心に響いた。
ガチ名作。
123名前は誰も知らない:2010/11/29(月) 12:35:15 ID:+Sx+yVUb0
青い春と青の炎は面白かった
124 [―{}@{}@{}-] 黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/04(土) 01:58:46 ID:xQz/CWhpP
「春夏秋冬、そして春」

「イントゥザワイルド」が気に入った人はこれも気に入ると思う
たとえ「結論」がつまらないものであったとしても、支離滅裂であったとしても
そこに至るまでの「過程」を見せるのが「劇映画」だ
125名前は誰も知らない:2010/12/05(日) 15:08:19 ID:8vRAj4vi0
ほう。キム・ギドクですか。これは見てみよう。

ところで前スレでちょっと話が出てたかな、
「歩いても 歩いても」 を見た。

地味だけど、日常の悪意とディスコミュニケーションが
細やかに描かれてて、繰り返し見たくなる良作だと思ったよ。
登場人物が全員、自分にとってはリアルすぎて怖かったわ。
126黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/05(日) 15:26:21 ID:4MyUJZoEP
「歩いても、歩いても」は確かに良く出来てるね
観てて鳥肌立ちまくりなんだけど、特に蝶が家に入ってくるシーンは戦慄した
127名前は誰も知らない:2010/12/06(月) 17:20:04 ID:mxYcqvxQi
>>122
名作だよね!
俺はこの映画観てから、意味なくモッズコートきてる女の子見ると嫌になる病にかかったorz
128名前は誰も知らない:2010/12/08(水) 20:24:30 ID:QrkCkoft0
最近分かってきたんだが、ネタが分かりにくい映画が好きみたいだ。俺。
「ブレードランナー」「エヴァンゲリオン」「ドニーダーコ」「時計仕掛けのオレンジ」
など。
頭のいい人ならそういうことは無いのだろうけど、ネタバレサイトを見て、答え直しをして
見直すという面倒な作業が、快感になってる。
「おお!そういう意味だったのか!?」という、発見が、たまらないね。
ブレードランナーは通常版、ディレクターズカット、完全版全部見た。
こう考えると、俺って暇人だよなw
129名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 14:18:20 ID:wKxCL8W00
解説してもらって、初めて意味が分かったってのはブレアウィッチだな〜
あの最後、何者かに捕まったのは分かったが
撮影してたにーちゃんが、何で後ろ向いて突っ立ってんのか意味分からんかった
130名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 14:48:29 ID:TmNhPvTJO
ジョイ・ウォンに呪い殺されたい
ジージャーにマックスで蹴られたい
ミラジョヴォに撃ち殺されたい
131名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 16:50:38 ID:QScPDb6e0
好きな映画はかならず一年おきには観る俺はどれだけ暇人なんだw
132黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/09(木) 16:55:29 ID:cu/7cLNYP
逆に好きすぎて観る気にならない作品もある
133名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 17:05:40 ID:G2SfCrb00
ここだけの話以前俺が無線で参加したとき
皿島下手郎の接続品質が俺より下だった件について
134名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 17:06:30 ID:G2SfCrb00
すまん誤爆したw
135名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 17:08:01 ID:pM5TATeRO
デミムーアが好きすぎる 結婚したい
136黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/09(木) 17:16:05 ID:cu/7cLNYP
子持ちのオバサンでもいいの?
137名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 17:52:44 ID:t5N468Yi0
そーさなー。スワロウテイルなんかが好きだな。あの野良犬みたいに死に行く様が何ともいえん。DVD再発できねえかな・・
138名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 18:40:54 ID:u1yP5mNU0
キム・ギドクか・・・。オレは「弓」だな。何処となく死の匂いが漂ってる感がいい。
予告編に流れている曲がいい。
でも「インファナル・アフェア」が一番好き。死ぬ前に見たい映画。
ブッダの言葉がいい。「長生きは地獄。永遠の苦しみなり」
139名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 19:00:47 ID:8K5DcZUT0
「さらば青春の光」の主人公、最後死なないよね?
140名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 20:28:50 ID:9ysJ9Atj0
ウォシャウスキー兄弟の片方はいつの間に名前変えたんだ
141名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 22:52:42 ID:z4Ji/c/VO
>>139
死なないよ
ベスパ崖から落とすだけ。
142名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 23:19:27 ID:z4Ji/c/VO
>>135
今の旦那はイケメンのアシュトンカッチャーだよ。
143名前は誰も知らない:2010/12/10(金) 00:36:13 ID:moVV8abc0
>>140
名前変えたのか。まあ、マトリックスは1だけで終わっておけば
神だったんだけどなw
144名前は誰も知らない:2010/12/11(土) 01:38:56 ID:jHIJT5kX0
NFCの黒澤特集で以前見て好印象だったのをもう一度見直してる。
「七人の侍」「隠し砦の三悪人」「蜘蛛巣城」「生きる」「どん底」「白痴」
「生きる」が一番良かったな。不覚にもウルウルしてしまった。自分も歳とったのかな。
あと「酔いどれ天使」と未見の「デルスウザーラ」を観るつもり。
145黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/11(土) 01:47:06 ID:im0QMys2P
自分は「生きものの記録」が好きだな
「デルスウザーラ」は面白そうだね
146名前は誰も知らない:2010/12/11(土) 16:20:10 ID:Q0IEJvcb0
用心棒と椿三十郎はあんまりだったんだけど自分には黒澤作品合わないのかな?
147名前は誰も知らない:2010/12/11(土) 17:50:00 ID:jHIJT5kX0
>>146
合わないんだと思う。
スマン、「椿三十郎」も観ていた。「用心棒」よりこちらの方がいい。
強すぎるんだけど、入江たか子の奥方にやり込められるところなど可愛い。
自主的に押入れに入る(笑)敵方の小林桂樹の存在も面白い。
148名前は誰も知らない:2010/12/12(日) 23:01:31 ID:FdjYZNsY0
ティムバートンの「チャーリーとチョコレート工場」
 ジョニーディップが演じる変人のチョコレート工場主が泣かせる
 弧男なら見るべき
149名前は誰も知らない:2010/12/12(日) 23:04:25 ID:5vHng1FR0
それなら、シザー・ハンズの方が好きやわ
150名前は誰も知らない:2010/12/12(日) 23:58:52 ID:9/vEcQKX0
ブロークバックマウンテン好きだ
151名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 10:42:42 ID:8DOCVIaS0
ティムバートンの暗く優しい感じと
テリーギリアムの明るく残酷な感じが好きだわ
152名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 11:28:00 ID:v8VPqyvZO
リンチの知的なのに破綻した感じが嫌い
153名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 15:01:48 ID:EwHkVxaqO
見ましたイントゥ・ザ・ワイルド
予想してた以上によかった
監督が「リチャード・ニクソン暗殺〜」の主演の人なのね
しかし俺が主人公みたく旅したらあんなに行く先々で受け入れられはしないだろうな…
「ファイブ・イージー・ピーセズ」のニコルソンじゃないけど、
自分が居るとそこが段々駄目になるので逃げて転々とする、みたくなりそう
もしくは全然触れ合えないとか

あとは音楽が凄く良い!
サントラ欲しくなった
パールジャムのVoて凄くいい声だね
聴かず嫌いはいかんですね
154名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 17:21:14 ID:8lXRVCd/0
>>監督が「リチャード・ニクソン暗殺〜」の主演の人なのね
ショーンペンの主演作、監督作
  弧男にはほとんどがお勧めです
155名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 17:54:20 ID:v8VPqyvZO
イントゥザワイルド試写会行ったけど
エミールハーシュのチンコが画面にドアップされててビビった
156名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 19:15:06 ID:0RrSyCrs0
イントゥザワイルドに女性のヌードシーンが有るけど
見られることを全く恥じてないから全然えろくないんだよな
157黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/13(月) 19:20:34 ID:sP31aGrNP
ショーンペンはクリスに「キリスト」を見出そうとしたのかな
とふと思う
158名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 19:26:01 ID:v8VPqyvZO
あれ事実をモチーフにしたノンフィクションが原作だけど
159黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/13(月) 19:30:06 ID:sP31aGrNP
それ読んだよ
160名前は誰も知らない:2010/12/14(火) 19:15:42 ID:8A+026hz0
サイダーハウス・ルール見たゲソ。
凄く感動したゲソ。原作の小説も読みたくなったゲソ。
ラッセ・ハルストレム監督作品はマイライフ・アズ・ア・ドッグでおっと思って、
ギルバート・グレイプであれって思って、この三作目できたって思ったゲソ。
美しい風景が好きな人はおすすめゲソ。
161名前は誰も知らない:2010/12/14(火) 19:27:37 ID:kaGqcSbU0
「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」はだいぶ前に深夜テレビでやってるの偶然見てうああ、ってなったな
鬱映画の名作としても好きな映画だわ
162名前は誰も知らない:2010/12/14(火) 20:15:15 ID:uaXQGRUV0
>>153
サントラも良いし、スコアも良いよ。
スコアはiTunesでしか手に入らないみたいだけど。
イントゥザワイルドはぜひシネスコサイズのBDを発売して欲しい。
163名前は誰も知らない:2010/12/14(火) 20:16:13 ID:s1c1SB3KO
久しぶりに「劇場版999」みたら号泣してしまった
最後のメーテルとの別れから
鉄朗の男泣きの横顔にBGMでゴダイゴのラストは最高すぎる。
164名前は誰も知らない:2010/12/15(水) 00:46:02 ID:/yxENxNO0
>>145
デルスウザーラ観てきた。
大自然相手で、黒澤らしい人間ドラマじゃないので拍子抜けしたが、これはこれで良かった。
純粋無垢な魂が、開発の名によって消されてゆくという静かな文明批判の映画でした。
165名前は誰も知らない:2010/12/15(水) 03:26:17 ID:IBP5mHpL0
エディ・ヴェダーのファンが増えて嬉しい。

パールジャムで一番好きな曲を貼りこ。
http://www.youtube.com/watch?v=I-Sm2bFS_Ms

歌詞もいいので、適当にGoogleってみて。

166名前は誰も知らない:2010/12/15(水) 03:36:53 ID:IBP5mHpL0
「サイダーハウス・ルール」でちょっと思い出した。

「フランキー・スターライト」もいい映画だよ。
 「世界で一番素敵な恋」
なんてダサイ邦題が付いてるせいで相当に損してると思う。

内容は小人症に生まれた男の子の一代記。
流浪の人で、彼の精神的な父親になるマット・ディロンが
いい味出してるんだよ。
167名前は誰も知らない:2010/12/15(水) 06:43:01 ID:CE7cNxks0
興味引かれてイントゥーザワイルド借りて見た。
いいね、青年の思春期の難しいところとか、他色々感動した。最後は特に。
ヒッピーの極限を行った人の最後って感じがした。
エンディングは、映画としてスポットライトに当たるくらいだから、どうなるか分かってたけど、幸せになって欲しかったな。
バタフライエフェクトの特別カットみたいに、逆のエンディングも見たい。
168名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 18:33:51 ID:UAe13ah5O
イントゥザワイルドは実話だからな。
「リチャードニクソンの暗殺を企てた男」みたが
ショーンペンは「アイアムサム」で知的障害者の役やって、こっちで精神障害者の役演じてるね。
シヨーンペンはちょっとオカシイくてクレイジーな人の役似合うね。
169名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 18:35:47 ID:Xpx92pWXO
個人的にはCSIシリーズが好きなんだが
170名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 18:44:11 ID:UAe13ah5O
ドラマじゃん
ホレイショが主役の奴は好きでニート時代よく見てた
171名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 18:47:33 ID:0mbjFJiO0
デッドマンズ・ウォーキング観て欝になった
172名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 19:17:27 ID:UAe13ah5O
「タクシードライバー」と
「リチャードニクソンの暗殺を企てた男」と秋葉原事件。
トラヴィスにもサムビッグにもなれなかった男、加藤。
地獄の業火で焼かれれば良い。
173名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 20:47:38 ID:UAe13ah5O
「ドニーダーコ」
複雑にするのは良いんだが単純につまらない。
ジェイクギレンホールは相変わらずイケメンだたが。
174名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 22:07:16 ID:fNxkniM70
洋画って、イケメン俳優を見るのが楽しみの一つだよね。
男だけど、女優には全然興味ないが、男優見ていつも心躍る。
175名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 22:08:50 ID:S+7WyJnq0
それってお前まさか・・・
176名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 22:09:37 ID:utIWRrwh0
みんなマッチョだよな
177名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 22:09:54 ID:ipmhGIB00
>>141
アレは崖から落ちる絵を取りたかったけど、技術的に撮れないのと、グロくなっちゃうのを避けて綺麗にしたいので、バイクだけ映ってた。つまりあれは最後に粉々になるところまで主人公を表現してた。
って解釈してたんだけど…あれ生きてたっけ?
178名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 23:25:25 ID:0phf5JkD0
>>174
俺もw ハリウッドは女優より男優の方が好きw

もしトキめいてしまったらどうしよう(;*´∀`*)と思いつつ
「ブロークパックマンテン」 見たけど、
世評ほどにはそんなに感動しなかったな。
でもヒースの死は本当にショックだった。
「チョコレート」 での自殺しちゃう息子の役は、見ていてキュンキュンしたものだ。

イケメンだけじゃなくて、オッサンも好きだけどね。
ブレンダン・グリーソンは必ず追っかけて見てる。

全体に今一番好きなのは、マーク・ラファロかな
(*´∀`*) 胸毛ー。
179名前は誰も知らない:2010/12/17(金) 00:54:29 ID:QDzOm4iz0
きめーやつが入ってきたぞ気をつけろ
180黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/17(金) 01:00:36 ID:BDUN44NEP
映画評論化には潜在的同性愛者が多い
181名前は誰も知らない:2010/12/17(金) 02:18:54 ID:tdeZgb060
同性愛とは違うよ。
ハリウッド映画とかではいまだに女性は画一的な個性しか認められてなくて、
男優に比べて個性が発揮する場所が限られてるんだよ。

その辺の話は 「デボラ・ウィンガーを探して」 ってドキュメント映画で語られてる。

女優なら好きなのはサマンサモートン、
あと不思議なのは、欧米の監督は、
なんであんなにエミリーワトソンンが好きなんだろ???
182名前は誰も知らない:2010/12/17(金) 09:41:55 ID:C4GMFUiO0
孤独者は大まかに云って
放浪型とこもり型に分類されると思う
孤独者を描く映画もそのどちらかの範疇に入ると思うのだが
どうだろう
183名前は誰も知らない:2010/12/17(金) 11:23:36 ID:We5QN1mZ0
さいきん100万円と苦虫女みたけど面白かった。蒼井優かわええw
184名前は誰も知らない:2010/12/17(金) 12:14:37 ID:F30S5RRL0
蒼井優っていまいち好きになれんかったが、100万円と苦虫女見て好きになった。
けっこうおもしろかった。
185黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/17(金) 20:30:56 ID:BDUN44NEP
「メカゴジラの逆襲」
「ゴジラ対メカゴジラ」と比較して本編の出来がこうまで違うとはね
186名前は誰も知らない:2010/12/17(金) 20:32:22 ID:3TpIQ4zL0
あおいゆうってぶすだよな
187黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/17(金) 20:35:59 ID:BDUN44NEP
戦前の山村で一番の美少女って感じ
188黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/17(金) 20:37:15 ID:BDUN44NEP
>>182
自分自身の現状はともかく
放浪型のほうが好きだな
映画も「冒険」的要素があるものが好き
189名前は誰も知らない:2010/12/17(金) 20:41:45 ID:xxuIGZ1h0
リリィシュシュの蒼井優はよかった
190黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/18(土) 00:42:01 ID:qoKY7ZXbP
「縞模様のパジャマの少年」

驚愕のラスト
191名前は誰も知らない:2010/12/18(土) 02:06:56 ID:HeLNDbzU0
>>177
「さらば青春の光」の主人公ジミーは死んでないよ。
スティングのべスパを見つけて久しぶりの邂逅だと思ったら
スティングは真面目にベルボーイとして働いていて、
自分だけ取り残されていたことに自暴自棄なりスティングのバイクを盗んだ。
そしてスティングのべスパを崖から落として自分はとぼとぼ歩いて帰った。
応は「さらば青春の光」=モラトリアムの終焉ていう解釈。
192名前は誰も知らない:2010/12/18(土) 02:14:44 ID:HeLNDbzU0
自分も死のうとしたんだけど、死に切れなかった。
自殺することを勇気とは言えないけど、死ぬこともできないふがいない自分への自己嫌悪、自己れんぴん。
冒頭の海岸を歩いているシーンがラストとつながっている伏線だったんだよ。
俺今22歳でバリバリモラトリアムなんだけど、そういうジミーの心情にめっちゃ感情移入できるわ。
そういう意味でも当時のモッズやスキンズファッションを楽しめる側面と、現代の若者問題つうか普遍的な問題を提起してるところが
今なお名作と言われている由縁だろうね。
193名前は誰も知らない:2010/12/18(土) 02:19:44 ID:HeLNDbzU0
「南極料理人」
テンポいいし悲喜こもごものつぼをよく心得ている佳作。
これは久しぶりに邦画で当たり、本当に面白い。
堺雅人、破竹の勢いだなものすごい質実剛健な名優だよ。
すごい幸福感と余韻を味わえる作品だった。
194名前は誰も知らない:2010/12/18(土) 07:56:14 ID:ELOcPAV10
>>191-192
同意だけど、アンタ、本当に22歳?
195名前は誰も知らない:2010/12/18(土) 09:19:57 ID:3ZxWgXR20
>>193
武士の家計簿も南極料理人的な物を期待したのだがちょっと違ったな
魔人嶋田が似た配役で似たセリフだったのには笑ったが
196名前は誰も知らない:2010/12/18(土) 11:46:35 ID:CoskgUVDO
ウディ・アレンに、はまりつつある。
「マッチポイント」観て、おっ!?と思って、
「アニー・ホール」観て、1秒も退屈しなかった。
今日は「カイロの紫のバラ」をレンタルしてきた。
好きな作家が「スターダスト・メモリー」を絶賛してるんだが
近所のTSUTAYAに置いてない。
ていうか監督別コーナーつくってよ。探すのしんどい。
197名前は誰も知らない:2010/12/18(土) 12:42:03 ID:mXXJcp3e0
マッチポイントはよかったけどアニーホールなんて退屈の極みだったけどな
198黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/20(月) 08:56:46 ID:h8rQOFU4P
「サマリア」

近代社会においては「聖」と「俗」は全く別のものだと認識されているが、
この作品では「聖」に固執する者が「俗」に塗れ、「俗」のなかに「聖」が見出される
主役の二人の少女の「存在」が圧倒的だが、端々に至るまでの役者たちに味がある
そして物語の歪さからは想像がつかない感動的なラスト
本当に凄い映画だよ
199黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/20(月) 17:32:41 ID:h8rQOFU4P
「サマリア」には
「親が成すべき仕事は子供にとっての『石』を取り除いてやることではなく、
それを取り除くためのインセンティブを(それとない形で)与えることなのではないか?」
という監督なりのメッセージが込められているような気もする
200名前は誰も知らない:2010/12/20(月) 17:46:44 ID:ij3i01hyO
"若者のすべて"見たけど微妙だな

ロッコが異常に身内庇ったりする姿勢がよく分からなかった
警察への通報を止めるロッコは本当に気持ち悪かったな
ロッコはインテリじゃないしただのイケメンだから頭良くないのは分かるが…

これはイタリア人の感覚なのかな?
身内主義で家族愛でカスを救うみたいな考え方は…
201名前は誰も知らない:2010/12/21(火) 00:05:14 ID:aEVZ2UgE0
ナイロビの蜂

バッドエンドだけどいい話
202名前は誰も知らない:2010/12/21(火) 01:01:04 ID:NlvnFdib0
アフリカ繋がりで「ホテル・ルワンダ」「ダーウィンの悪夢」もオヌヌメ
あ、メイレレスの「シティ・オブ・ゴッド」も必見ね
203名前は誰も知らない:2010/12/21(火) 10:25:43 ID:dAcNXVme0
シティ・オブ・ゴッドはアフリカじゃねーぞ
204名前は誰も知らない:2010/12/21(火) 12:49:58 ID:NlvnFdib0
フェルナンド・メイレレス作品なら「シティ・オブ・ゴッド」も必見
って、意味で書いた、分かりにくくてスマン…
205名前は誰も知らない:2010/12/21(火) 23:29:45 ID:K2mKNqxX0
午前十時の映画祭はいい企画だったな
来年からの第二回でやるヤング・ゼネレーションとM★A★S★Hはお勧めです
206名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 00:37:32 ID:hVBvpktK0
「ナイロビの蜂」 か…。

おっぱいの出しどころがマニアックなんだよな。あの映画。
フェルナンド・メイレレスはド変体に違いない。
207名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 01:45:55 ID:TXbzjEX60
アレ妊娠してる時のシーンだったっけか

それはそうと『家に帰るよ』のシーンは
この映画の名場面だよな
208名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 04:16:23 ID:S0WWfjot0
ツインピークス(ドラマ版こめて)って面白い?
209名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 10:15:12 ID:yf4tPPL10
>>208
TV版最終回を見ての感想
「なんじゃこりゃ?」
210名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 15:56:35 ID:LVLG4TjG0
インセプション借りてきた。
もうレンタルあるのにびっくり、年末に実家に帰ってみんなで見るわ。
211名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 17:22:56 ID:VGqSCZ7C0
タイタニックしか知らなかった頃は正直ディカプリオを甘く見ていた
あと何気にブラッド・ピットプロデュースは外れが少ない気がする
212名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 17:28:50 ID:VGqSCZ7C0
まあ2本しか知らないけど
213名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 19:22:06 ID:S0WWfjot0
『東のエデン 劇場版I The King of Eden 』
『東のエデン 劇場版II Paradise Lost 』 観賞

この映画とTV放送したアニメが何を言いたいのかというと
応は新自由主義批判と既得権益批判。
だが落ちは新自由主義を肯定する形で終わり二項対立ではなく二律背反になっている。
でもこの作品は斬新奇抜なアイディアと着眼点に関しては本当に素晴らしい
セレソンゲームや東のエデンシステムなどの発想はは良かった。
あとなんといっても疾走感、後味の良さ余韻その要因すべては羽海野チカのキャラデザ
キャラクターがまんまハチクロのキャラから反映されててハチクロが大好きな草食系の俺はすごい垂涎ものだった。
なぜ竜頭蛇尾になったかというと、安易に社会問題などを我田引水に織り込んで結局なし崩しになるしかなかったんだろう。
だがこの作品自体前向きに生きる気になれるよね、やっぱ羽海野チカのキャラデザがよいからだ。
後、非常に興味深いのが「東のエデン」っていう作品と「コードギアス」という作品この二つの構図が物凄い似ているということだ。
滝沢朗(左翼)=朱雀(左翼)
物部 大樹(優生思想)=ブリタニア(優生思想)
辻 仁太郎(アナーキー)=ルルーシュ(アナーキー)
この三組の三つ巴で物語は進行してくのだけど、取る行動パターンがかなりリンクしてるのだ
ネタばれになるから具には言えないのだけど、これは「東のエデン」で2ちゃんねらー批判を暗にしているのだけど
それと結末が非常に因果関係があるのだ。




214黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/22(水) 19:43:26 ID:7Qhy/fAYP
「東のエデン」は内容はともかく見せ方がつまらなかったな
劇場版はレンタル屋のポップで「ノブレスオブリージュがどうたら〜」とか書いてある時点で観る気を無くした
215名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 19:44:54 ID:S0WWfjot0
見せ方は確かにつまらない
つっこみ所満載だし
216名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 20:19:14 ID:SJekaLck0
テレンス・マリックの新作が楽しみすぎる
217名前は誰も知らない:2010/12/22(水) 22:15:17 ID:iQ7I9ATf0
この銃を見て、ピンとこない人は多いと思う。でも、俺は感涙ものだった。
http://www.wa-gunnet.co.jp/product_info.php?products_id=588


映画、「LEON(レオン)」でジャンレノが使っていて、中二病全快の俺が脳内レオンになってたw
ジャンレノに惚れたな・・・・。ナタリーポートマンも可愛くて、愛くるしくて、
でも、二人とも孤独で。でも、一緒に生きる姿に胸が熱くなった。
突っ込みどころ満載とか言われるが、今でもジャンレノがすごい好きだわ・・・・。
ああいう、おっさんになりたい。無理だが。今でも俺の名作の一つ。BD出てるのかな。欲しい。

偶然画像拾って、懐かしくて貼ってしまった。スマソ。
218名前は誰も知らない:2010/12/23(木) 16:29:33 ID:/y8zP3Os0
219名前は誰も知らない:2010/12/23(木) 21:15:43 ID:+jJRFosw0
久し振りに「レクイエムフォードリーム」観た。
この映画よく鬱映画の筆頭格に挙げられてるけど、まったくそう思わないんだよね。
ていうのはこの映画の主要人物4人を売人、ジャンキーとそれぞれを多角的に麻薬に携わる者としてのの視点を描いてるわけなんだけど
誰もかれも平平凡凡の一般人として個々をクローズアップしてるわけではなく、麻薬というものを主体にして物語は進んでいくわけ。
人間関係を主体にしているわけではなく、麻薬を主体的にそれに描いてるから人間関係の描写は淡白で
この四人の存在は、俺らがどんな平凡に過ごしていてもドラッグは直そばにあるっていうメタファーで
主要人物のバックボーンをまったく書いてないから感情移入ってものがまったく出来ない。
この監督独特のギミックや個性的な演出満載で雰囲気も陰々滅滅としてない。
だからこの映画は、中高で警察の少年課の人とかが講義してドラック絶対だめみたいな啓蒙活動するより
百聞は一見にしかずでこの映画見せた方がよっぽど効果てきめんだと思う。
でもこの映画は人間関係にかかわる麻薬問題を割愛してて
自我が形成できてない10代の子達が陥りやすい共依存的なキメトモなど、人間関係をコミットする上での
麻薬問題を描いてないんだよね、日本における若者のドラッグ問題はそこが一番重要だと思うがね。
このダーレン・アロノフスキーて監督、今敏に目茶苦茶影響受けててこの映画のあるシーンでジェフにーコネリーが
今敏の「パーフェクトワールド」のあるシーンとすごい似てて、そのシーンを引用するために「パーフェクトブルー」のリメイク権を買い取ったらしい。
ナタリーポートマンのオナニーシーンで話題の、この監督の新作「ブラックスワン」なんかまんまプロットが「パーフェクトブルー」だって町山が指摘していた。


220黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/23(木) 22:50:55 ID:st/TxTTrP
平沢進はユングに影響されてるんだけど
平沢と親しかった今敏の作品にもその影響が色濃く反映されているね
221名前は誰も知らない:2010/12/24(金) 00:19:59 ID:4OPOExRZO
田園に死す
222名前は誰もしらない:2010/12/24(金) 00:41:54 ID:K2PYNtMwO
正月に母と映画見に行くんだ。母のセンスで、武士の家計簿見に行くことにした。
映画館行くの1年ぶりだから楽しみ。去年は、母とジュリー&ジュリア見に行ったよ。
223名前は誰も知らない:2010/12/24(金) 02:11:14 ID:topin22/0
「イエスマン」観賞
つうかジムキャリー最強すぎる、マジくそワロタwwwwwwwwwwwwwwwwww
最初この映画は自己啓発サークルかなんかをアイロニーしてるのかと思ったんだけど
最後らへんは大分横道にずれたね。
テレンススタンプがテレンスって名まえで自己啓発サークルの教祖してるのには笑った。
この映画って社交性皆無だった孤独男の話なんだけど。
ある種「涼宮ハルヒ」や古谷実作品と相通じるところがあって
主人公カールは他人との人間関係を拒絶して生きていたんだけど
紆余曲折あって人生を受けいれるのではなく人生に流されながらも、大切な人とか
友達とかの存在を再認識して人生を主体的に他人とコミットして生きていこうと決意したわけなのだ。
やっぱ前向きなコメディ映画って最高だよね。
224名前は誰も知らない:2010/12/24(金) 02:38:00 ID:topin22/0
「マイライフアズアドッグ」観賞
「ギルバートグレイプ」とか「サイダーハウスルール」と同じ監督の作品。
だれもが幼少体験にしたジュブナイルやノスタルジーを体現したような佳作。
秘密基地作ったりとか飼い犬の死とか女の子といちゃいちゃしたり、誰もが幼少で体験したようなギミックがこれでもかというぐらいてんこ盛り。
本当に純粋無垢な子供から少し大人が顔を見せる境目を、けっこう綿密に情緒豊かに描写して良い作品だと思う。
恩田陸の「夜のピクニック」に「ナルニア国物語」を高校生の時読んだ登場人物が「なんでもっと子どもの時に読んでいなかったんだろう、
読んでいたらもしかしたら人生変わっていたかもしれないのに。
、今だからできることがたくさんあるのにって思う。後で後悔したって遅いんだ」てセリフがあるんだが
ってこれはかなりデフォルメして表現だけど、小学生ぐらいの時観てたら本当に何回も繰り返し見続けただろうなって作品。
つうかこれってかなりロリコン垂涎ものの作品で、ロリ僕美少女娘が発育途中のおっぱい出しての乳首も見えてた
この同じ監督の別の作品「やかまし村の子供たち」もロリ娘の裸満載でロリコンは狂喜乱舞するだろう。
つうかこの監督、映画の要所要所から趣味趣向が推測できるんだけど、もしかしてロリコンなんじゃないだろうか。
225名前は誰も知らない:2010/12/24(金) 02:38:55 ID:topin22/0
失敬、僕っ娘ね
226名前は誰も知らない:2010/12/24(金) 05:22:45 ID:ya85kx0N0
黒く濁る村 ニヤリ
227名前は誰も知らない:2010/12/24(金) 09:27:40 ID:HTbEgH0pP
殺人考察(後)を見たけどそれまでのストーリーをほとんど失念していた
228名前は誰も知らない:2010/12/25(土) 00:17:07 ID:grfwF7RS0
「ソルト」観賞
こういう予定調和で時代錯誤な、ジャックライアンシリーズみたいなアクション映画ってまだ需要あったんだねw
やっぱアンジー効果かな、つうかこれ国際問題にならねえのかよw
とくに言いたいこともないかな。
229名前は誰も知らない:2010/12/25(土) 01:20:44 ID:grfwF7RS0
「ソラニン」観賞
なんていうか宮台真司が批評してたみたいに、宮崎あおい演じる芽衣子との倦怠期で惰性の同棲で性愛が欠如して
ルーティンな日常を拒絶した種田は平平凡凡な人生を享受するために、自暴自棄な賭けにでて賭けに負けて死ぬ。
その出来ごとにより、ある種妥協し平平凡凡にしか生きれてなかった共同体を再構築して、非凡に生きさすという皮肉な結末になったわけだが。
応は精神衛生を保つために宮台さんは昔はセックスしまっくて繭を作っていった、しかし現在はセックスによって自分を保護することは困難だと語ってる。
最後の方に毎日の出来ことを報告するために、死んでしまった妻の為に自分の家に宛てた手紙を投函するというおじいさんが出てくるわけだが。
それは「性愛が不可能」であるということのメタファーであって、「性愛が不可能」じゃなくてもそれは不幸ではなくということを表していたわけ。
でも浅野いにおの漫画ってものすごい絶望の淵、千辛万苦な状況から苦しみ悩みそれでも蜘蛛の糸を探し出し落されながらもある種セカイ系的にでも生きていこうぜ
ってのが根源にあると思うわけだが、この宮台さんの主張が浅野いにおが意図したものをコミットしたとしたらそれは二律背反になるわけであって、本当に種田は死ななければいけなかったのかってのは疑問符がつく。
確かに種田が死ななければ物語としては成立しないわけではあるのだけれど。
性愛に依存する時代と性愛を不要とする時代、その二項対立の土俵にそもそも上がれないものはどうするのか、
「めぞん一刻」であったり「ハチクロ」であったりそもそも性愛から乖離されたものであっても生きていかなければいけないわけであって
ある宿命の中で生きていかなくてはいけなくなった主人公が
その宿命を受け入れるのではなく、宿命の中でも這いつくばっても生きていこうと決意する古谷実の「わにとかげきす」であったり
浅野いにおの「ひかりのまち」であったり、当時性愛の代替品になるものはサブカルであったり文学であったり、性愛という一本調子なものだけではなかったのでは?
宮台さんはセックスしまっくて、漠然としたモラトリアムを感じ現実逃避して繭を作っていた自分をメタ的に見れたからのであってそれが自我になってたのではないのか
それを無意識にやっていたものはその後どうなったのか?




230黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 03:49:53 ID:tJqu5yjHP
非凡な経験をした登場人物が<であるがゆえに>平凡を生きる決断をする
ってのはこの作品に限らず映画にありがちなパターンではある
ただあの映画では宮崎あおいが〈他人にギターを持って歌うことを期待する〉のを止め
〈自分自身ギターを持って歌う〉という変化が起きるんだけど

自分がこの映画で問題だと思うのは
現代の感覚として「平凡に生きるしかない」という意識の他に「平凡にすら生きられないかもしれない」という意識があって
今は段々後者が強くなってきていると思うんだけどそういう二項対立というか、二重苦のような意識の葛藤が
(描かれているように見えて)描かれていないということ
231黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 03:51:56 ID:tJqu5yjHP
それとこの映画で称揚されるのは
「セカイ系」的な態度でではなく、どちらかと言えば宇野ツネヒロ的な「中間共同体」を重視する態度だと思ったけど
232黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 04:12:34 ID:tJqu5yjHP
「とりあえずバンドやろうぜ」

こういうこと
233黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 04:22:02 ID:tJqu5yjHP
宮台は「絆があるから何かが出来る」っていう物語観を持っているんだろうけど
ソラニンとか最近の映画(特に邦画)で描かれるのは「何かが出来たから絆が生まれる」という物語観に基いているよね
234黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/25(土) 04:23:04 ID:tJqu5yjHP
という物語観だよね

235名前は誰も知らない:2010/12/25(土) 05:33:24 ID:s8AnZrtu0
ヴィムベンダース監督の「さすらい」

特に、感動や盛り上がりは無いんだが、一番好きな映画。

約3時間の長い映画なんだが、最初の1時間を持ち堪えれば、ハマると思う。
236名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 00:53:32 ID:ZWtrpOrl0
>235
あ、見たいな。
ツタヤディスカスにつっこんでおいた。

ちなみにヴェンダースでは 「夢の果てまでも」 が一番好きなはずなんだが、
DVD化されてないんだっけ? 確認してないままwww
237名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 12:50:00 ID:IoK1Twvh0
ダブルタップ
ラストのCGは失笑もんだけどガンアクションや心理描写が生々し過ぎるので中和剤として作用してる感じ
238名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 21:12:47 ID:DVnBOwMYP
キック・アスとスコットピルグリムの世界見たいな
239黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/26(日) 21:52:18 ID:+ejCW/lNP
両方とも賛否分かれてるね
240名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 22:12:26 ID:Yr2W9GZI0
キックアスは俺の中ではここ数年で最高
241名前は誰も知らない:2010/12/26(日) 23:25:06 ID:ZP2oapnZ0
いまさらだが「アンタッチャブル」面白かった...良い映画は良いな。
242名前は誰も知らない:2010/12/27(月) 00:12:18 ID:zCzPmRyH0
「コラテラル」

トム・クルーズが悪役にチャレンジ、という封切り時の謳い文句で
それのみが見所の映画かと決め付けて最近まで見てなかったけど
大きな間違いだった。
トム・クルーズ演じるビンセントがジェイミ・ーフォックス演じるマックスに投げかける言葉が
この板の住人には耳が痛いかも知れないが(自分はそう感じた)一見の価値ありです。
243名前は誰も知らない:2010/12/27(月) 00:13:29 ID:TPG5kDsT0
アモーレス・ペロスは傑作
244名前は誰も知らない:2010/12/27(月) 00:25:00 ID:mGCK5k0r0
>トム・クルーズ演じるビンセントがジェイミ・ーフォックス演じるマックスに投げかける言葉が
この板の住人には耳が痛いかも知れないが

気になるな。明日にでも観てみるか
245名前は誰も知らない:2010/12/27(月) 11:25:08 ID:tZ1IzdPH0
今年見た映画は
レスラー、ザ・ロード、第9地区がベスト3だった
246名前は誰も知らない:2010/12/27(月) 11:49:38 ID:Rsp3rSiV0
「イレイザーヘッド」観賞
これだから、リンチは嫌いなんだよ。
247名前は誰も知らない:2010/12/27(月) 18:03:34 ID:CR69ERuE0
今年観た映画のベスト10教えろよ
248名前は誰も知らない:2010/12/28(火) 15:29:46 ID:4xcQCxOf0
1、タクシードライバー
2、キッズリターン
3、ソナチネ
4、七人の侍
5、ハリーとトント
6、スケアクロウ
7、真夜中のカウボーイ
8、セントラルステーション
9、ストレイトストーリー
10、プレデターズ
249黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/28(火) 15:31:46 ID:1ag8v6fqP
今年度ベスト15

1位 紀子の食卓
2位 イン・ディス・ワールド
3位 アカルイミライ
4位 ブラックブック
5位 サマリア
6位 イントゥ・ザ・ワイルド
7位 エリ・エリ・レマ・サバクタニ
8位 春夏秋冬そして春
9位 河童のクゥと夏休み
10位 グエムル-漢江の怪物-
11位 パンズ・ラビリンス
12位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
13位 ミスト
14位 母なる証明
15位 インディアン・ランナー
250名前は誰も知らない:2010/12/28(火) 16:58:23 ID:qfwLDRPY0
ハートロッカー
マイレージ・マイライフ
マチェーテ
251名前は誰も知らない:2010/12/28(火) 17:33:45 ID:va3fBu/f0
『反恋愛主義』
珍しく見たハンガリー映画が面白かった
252名前は誰も知らない:2010/12/28(火) 21:00:34 ID:pl3zW3cD0
1位 脳内ニューヨーク
2位 第9地区
3位 カラフル
4位 パレード
5位 川の底からこんにちは
6位 悪人
7位 涼宮ハルヒの消失
8位 ボーイズオンザラン
9位 インセプション
10位 ビルマVJ消された革命
253名前は誰も知らない:2010/12/29(水) 00:09:14 ID:nRX8OIIj0
「守護神」
ケビンコスナー出演というだけで敬遠してたが
実際内容は「海猿」や「愛と青春の旅立ち」みたいに青春群像劇と熱血ドラマの王道で
地味に面白かった。
地味にだけど。
254名前は誰も知らない:2010/12/29(水) 00:29:17 ID:QPs7NsTo0
何見たかってあんまり憶えてないなぁ。

・脳内ニューヨーク
・コララインとボタンの魔女
・第9地区

しか名前出てこんわww
255名前は誰も知らない:2010/12/29(水) 01:44:44 ID:ZuWKI/at0
ここまでトイストーリー3なし
256名前は誰も知らない:2010/12/29(水) 02:34:55 ID:nRX8OIIj0
「ア二ーホール」観賞
冗長だけど理知的
メタ演出の元祖なのかな?
257名前は誰も知らない:2010/12/29(水) 03:24:57 ID:PoYfjKxeO
毎年見てるけどランボー
258名前は誰も知らない:2010/12/29(水) 03:30:12 ID:uZpPEU1P0
映画館に行かなかったな。Gyaoでばっか見てた
あ、The Hangoverはおもしろかった。
259名前は誰も知らない:2010/12/29(水) 11:19:05 ID:SkBHaObj0
ギャオって屑映画しか流さんけど、たまーに凄く良いのやってるから侮れん
260名前は誰も知らない:2010/12/30(木) 02:27:46 ID:DqQJkYP4O
1位・第9地区

2位・ゴールデンスランバー
3位・カールじいさんと空とぶ家

4位・アウトレイジ

こんな感じかな?第9地区は個人的にワクワクしてぶっ飛んでて好きだ。
ゴールデンスランバーは本当に面白かった。
カールじいさんは暖かくなったな。
椎名桔平が好きなので、悪な椎名桔平とどろどろ感が好きだったので4位はアウトレイジ。異論は認める。
トイストーリー3は見逃したので、次に回す。
261名前は誰も知らない:2010/12/30(木) 03:15:00 ID:DFMl0rv50
ハングオーバー!
カラフル
クロッシング 脱北者のほう
おとうと
運命のボタン
シングルマン
カケラ
ゴールデンスランバー
アイガー北壁
私の優しくない先輩
エクスペンダブルズ

ハルヒ消失と第9地区とボーイズオンザランと告白、いわゆる映画ED時だったためか
評判ほどよくは無かった・・・
262黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/30(木) 03:29:15 ID:+cSKiWSmP
死ぬ前にこれだけでも観ろ!映画ベスト10


1位「ゴジラ」(54)&平成VSシリーズ
2位「2001年宇宙の旅」
3位「ファイトクラブ」
4位「羊たちの沈黙」シリーズ(ライジングは除く)
5位「時計じかけのオレンジ」
6位「ノスタルジア」
7位「狂い咲きサンダーロード」
8位「地獄の黙示録」(特別完全版)
9位「ノーカントリー」
10位「ザ・ミッション-非常の掟-」
263名前は誰も知らない:2010/12/30(木) 04:17:11 ID:DFMl0rv50
マルタの鷹
戦国野郎
ドラゴン怒りの鉄拳
狂い咲きサンダーロード
レポマン
エスケープフロムLA
ファイトクラブ

やっぱ反骨精神にはいつだって憧れるぜ・・・まあ現実じゃせいぜいが
タクシードライバーか3-4x10月かエレファントの犯人にしかならんのが悲しいが
264名前は誰も知らない:2010/12/30(木) 09:35:41 ID:WjtD9E3z0
「少年メリケンサック」観賞
結構面白かった、クドカンって、有名俳優を使って荒唐無稽な設定をやるのが専売特許なんだけど
今回も宮崎あおいに牛の糞まみれにしたり、佐藤浩一をゲろまみれにしたりハチャメチャだったw
カウンタカルチャーであったパンクがメインカルチャー寄りになることを暗に批判してたけど、
銀南の峯田使ったり、でもスターリンの遠藤ミチろうもチョイ役ででてた。
真夜中のヤジキタもメインカルチャー寄りの俳優を使って奇抜な事をやったんだけど
クドカン映画って応はメインカルチャーの人間を使って荒唐無稽なことやらせるそのギャップの一本調子なだけなんだよね。
まぁ観てるこっちもそのギャップは面白いし
演じてる俳優も自分はトレンディしか出来ない狭量な人間じゃないよってそのニッチな題材を享受してハチャメチャなギャップを楽しむ。
でなおかつ田口トモロヲとかピエール瀧とか遠藤ミチロウとか出しちゃう。
でもそれってクドカンって付加価値があって、主役も有名人じゃないかって付加価値がないと楽しめないよね
それは「池袋」も「木更津キャッツアイ」から変わってない気がする、商才があるんだろうね
痒い所に手が届くみたいな、別名三木聡商法とも言う。
265名前は誰も知らない:2010/12/30(木) 10:43:31 ID:gFslTHFV0
「今年観た映画」だから新作でなくてもいいんじゃね?
そのかわり全て劇場で鑑賞(順不同)

海の沈黙      (メルヴィル)
抵抗        (ブレッソン)
バリエラ      (スコリモフスキー)
ハロルドとモード  (ハル・アシュビー)
神曲        (オリヴェイラ)
コロンブス 永遠の海(オリヴェイラ)
黄色い家の秘密   (モンテイロ)
神の結婚      (モンテイロ)
HANAMI      (ドリス・デリエ)
     あと1本思いつかず
266黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/30(木) 15:52:55 ID:+cSKiWSmP
「少年メリケンサック」はあまりの出来の悪さに鑑賞後頭を抱えた
ってかクドカンって「何故今の時代のパンクが必要とされるのか」というテーマ性についても
「音楽業界にありがちなこと」的なパロディギャグについても
全く頭を使って考えてもいないし、知識教養がある訳でもないし、勉強(体感)しようという熱意がある訳でもないんだね
石井ソーゴの「爆裂都市」の百万分の一の価値も無い作品
267黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/12/30(木) 15:55:27 ID:+cSKiWSmP
クドカンとか三谷コーキの「あの」感じ
早く終わらないかな
268名前は誰も知らない:2010/12/30(木) 16:16:36 ID:DL26kzbR0
邦画でシュール狙ったのはもれなく糞
269名前は誰も知らない:2010/12/30(木) 17:32:18 ID:lR1ApLhi0
>>265
この板でもそのあたり見てる人いるんだね
確かに今年はメルヴィルの『海の沈黙』上映に伴うメルヴィル特集、また渋谷でスコリモフスキーの特集があったな
海の沈黙は下高井戸で見たよ
あれは映像作家の域だな、また見たい
スコリモフスキーは去年だったかの『アンナと過ごした四日間』はロケーションも含めて良かったね
この作品を好きとリアルで言いにくいのが残念だよ
モンテイロはフィルセンでのポルトガル特集ですな
このへんは予定があって見れなかった
また上映してほしいが何年後になるんだろう
オリヴェイラも今年は先日の新作も含め何本か見たなw
まさか日本未公開の新作を連続で見るとは思ってなかったよ
アニキボボも寓話的且つシリアスで良かったね
270名前は誰も知らない:2010/12/30(木) 22:54:32 ID:gFslTHFV0
>>269
ポルトガル映画祭は今、各地を回ってる筈。
来年またアテネフランセと新百合ヶ丘でやると思いますよ。全作やるかどうかわからないけど。
  邦画(順不同)
土           (内田吐夢)
鯉名の銀平 雪の渡り鳥 (宮田十三一) 
剣           (三隅研次) 
女ばかりの夜      (田中絹代) 
私たちの結婚      (篠田正浩)
サムライの子      (若杉光夫)
東京おにぎり娘     (田中重雄)
からみあい       (小林正樹)
雪の喪章        (三隅研次)
空想天国        (杉森健) 
271名前は誰も知らない:2010/12/31(金) 08:01:23 ID:KaopZrHi0
早稲田松竹でトリュフォー特集観てきた。
272名前は誰も知らない:2010/12/31(金) 23:19:48 ID:Z7cKIOwl0
「スクラップ・ヘブン」観賞
なんていうか、大みそかこんな映画みるんじゃなかったよ
かなり絶望的で陰々滅滅な映画。
本当に夢も希望もない未来を役者が淡々粛々と演じている。
だがこの映画が主張してるみたいに大人はそんなに脆弱ではないのでは?
273名前は誰も知らない:2010/12/31(金) 23:44:13 ID:Z7cKIOwl0
「狂い咲きサンダーロード」観賞
面白かったよ、確かに面白かった。
当時こんな残新な事日本でも出来たんだって驚いたし
あきらかに、廃退的でなおかつ近未来的な都市群など「AKIRA」とかに影響あたえてるんだろうし。
でも時代背景とか、当時の映画事情の予備知識もないと十二分に楽しめないと思うのよね
今の若者(俺は22)が観てもあこがれって感情は湧かないと思うがね
当時ある種暴走族とかアウトローにルサンチマンとかリビドー抱えてフラストレーションたまった
ふがいない若者が自己投影してたんじゃねえの?
ただの厨2病っていうか、ヒロイックで一匹オオカミだけどなおかつ慕ってる取り巻きはいる
劇中歌に使われていたTHE MODSとか泉谷って当時どの層が聴いてたんだろ。
おっさんの思い出補正で美化されてるだけとしか思えないね。
274名前は誰も知らない:2011/01/01(土) 01:27:43 ID:ev8nfoG/0
シャッターアイランドのラストのセリフが凄い
サスペンスなんだけど結果はどうでもいい
ラストのセリフのために観るべき映画だと思った
275黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/01(土) 01:33:18 ID:0pOX6kqWP
>>273
「どこかへ行きたい」的な願望は近代以降の全ての人間(若者だけでなく)に共通してあるものだと思うけどね
「どこか」がどこであるのかは人それぞれだろうけど
276黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/01(土) 01:35:47 ID:0pOX6kqWP
「慕ってくれる取り巻きなどいない」ってのはあの作品において一貫していると思うんだけれども
277名前は誰も知らない:2011/01/01(土) 02:27:16 ID:QTuGA6Bw0
ごめん祖語があった、裏切もあるが
常にどの状況でも助けてくれる人がいる、最後だと少年。
この時代の映画ってニヒリズム的に犯罪を犯すが善悪に関係なく助けてくれる人が現れるものが多いよね。
「蘇る金狼」とか「太陽を盗んだ男」とか「復讐するは我にあり」もそうなのかな・・・
最近だと「JOKER」ってドラマもそうだった。
少年漫画的っていうかご都合主義なんだよね、そこら辺が厨2っぽい。
「スクラップ・ヘブン」ていうのは厨2的には生きれないからどうやって正しく生きていけばよいかって話なんだけどね。


278黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/01(土) 02:32:16 ID:0pOX6kqWP
あれは同じく「取り巻きがいない」状況でシャブや武器を売買している少年だからこそ
ジンの境遇に「共鳴」した訳だね
279名前は誰も知らない:2011/01/01(土) 02:36:14 ID:QTuGA6Bw0
なんで黒鳥館はあの映画を死ぬまでに必ず観ろランキングに入れたの?
個人的な趣味?
280黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/01(土) 02:37:23 ID:0pOX6kqWP
ただあの少年にもジンを救うことは出来ない
ただ「死」を与えること
それだけです
281黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/01(土) 02:42:58 ID:0pOX6kqWP
>>279
「あるべき論」ではなく「存在」そのものを描いている
またそれの描かれ方(熱量)
282黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/01(土) 02:55:08 ID:0pOX6kqWP
「平成ゴジラシリーズ」は「怪獣退治の英雄伝」では勿論無いが、
「人間と怪獣の共存」を甘ったるく描いた話でもない

「ファイトクラブ」は「消費社会批判」ではあるが
小児病的「革命賛歌」ではない

「ノスタルジア」は「人類の救済」を描いているが
それは狂気とも病的とも写る「意味の無い儀式」として描かれる

「地獄の黙示録」は教育的「反戦映画」ではないが「英雄譚」では勿論無い

「非常の掟」は「友情物語」「人助け話」ではあるが
(同じ監督の「エグザイル」のように)絶対的な「絆」を描いてはいない
283黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/01(土) 02:58:35 ID:0pOX6kqWP
ただこれらの作品に共通するのは
不可能性、未確定性に対して<あえて>コミットする「態度」なんだよね
284名前は誰も知らない:2011/01/01(土) 03:04:30 ID:rdg3CTIgO
>>274
俺も思った。
あれは他の作品の焼き増しでしかないと批判されるが十分人を騙した。
内容のトラップは古くさいが、最後の一言で全てがトラップであることでもあるような気がする。
そして最後の一言も罠。
気がつかなければ古くさい焼き増しのサスペンス。
気がつけば、あまりにも悲しい悲劇。

まあ、批判するならしてくれ。俺は最後の一言で満足したわ。
285名前は誰も知らない:2011/01/01(土) 03:06:31 ID:QTuGA6Bw0
俺なんか視野が狭くて的外れでこんな意味不明な意見しか出来ないんだけど。
劇中にPOPEYって帽子被った青年が仁に絡まれてるシーンがあるわけなんだけど
暴走族も画一的で協調性がある社会を構成しようとしている。
どんな経緯があって仁が暴走族に入ったかは描写してなかったかわからないが。
この映画を見て率直に思ったのは、一連の愛子さまのイジメ問題なわけよ。
愛子をさまをからかってた少年は結局自主退学という形になったのだけど、
なんでこの少年は寄りによって愛子様も虐めたんだろう、なにか倶楽部活動に
熱中してなかったのか勉強や他の友達と遊びに精出せばよかったのではないか。
なんでわざわざ別のクラスの愛子さまを虐めたんだろう。
シュチュエーションはまったく違うんだけど、なんで仁は他の街へ行くという選択肢を選ばなかったんだろうか。
いろんな人種がゾーニングしてて、いろんな選択肢があったはずなのに。
なんであえてサンダーロードでもがいていたのだろうか。
実際に暴走族が抗争起こしたら文句言うのになんで映画のヒロイックな主人公なら許容してしまうのだろう、俺には分からない。
286黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/01(土) 03:16:48 ID:0pOX6kqWP
>>285
それはサンダーロードがあの社会の中で例外的に「無秩序」だったからだろうね
ジンは「無秩序という秩序」を回復するために戦って死ぬわけ

「大草原の小さな家」の最終回でお父さんが「秩序化された大草原」をダイナマイトで破壊する
ってのに似てる
287黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/01(土) 03:21:11 ID:0pOX6kqWP
江戸川乱歩の「押絵と旅する男」に近いものがある
288黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/01(土) 03:24:30 ID:0pOX6kqWP
映画なら黒沢清の「カリスマ」とか
289黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/01(土) 03:54:23 ID:0pOX6kqWP
逆に嫌いな映画を10本挙げるなら

1位「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」
2位「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」
3位「平成ガメラシリーズ」
4位「ゴジラ×メガギラス」
5位「ALWAYS 三丁目の夕日シリーズ」
6位「紅の豚」
7位「世界の中心で、愛をさけぶ」
8位「サマーウォーズ」
9位「レオン」
10位「GODZILLA」

になるだろうね
これらの作品は皆「閉じて」いる上に、それに無自覚であったり
ともすればそれを肯定してしまっていたりする
290名前は誰も知らない:2011/01/01(土) 09:41:27 ID:QEcLbtoO0
1位「真性包茎」
2位「カントン包茎」
3位「仮性包茎」

になるだろうね
これらの作品は皆「かぶっている」いる上に、それに無自覚であったり
ともすればそれを肯定してしまっていたりする
291名前は誰も知らない:2011/01/01(土) 13:25:53 ID:LdhtHAeV0
>>274
シャッターアイランドのその台詞。
俺は 「アルノージャンに花束を」(小説の方。映画は未見)
のラストを思い出した。

あと俺は映像が良くて、それで満足。
やっぱスコ爺は、広大な絵よりも、狭い狭い個人の強迫観念を
絵にする時こそ最高だなーと思ったよ。
292名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 08:10:31 ID:jNAdC0vUO
3時10分、決断のとき
リメイクみたいだけど久しぶりに映画見てあつくなってしまった・・・
凄くかっこいい男の生きざまと美学西部劇のこういう雰囲気を久しぶりに味わったよ・・・かっこいいなぁあんな男たちの精神に近づきたいものだ
わかるやつには理解されるっていう男の信念みたいな展開にやっぱり弱いのかもしれない
それに西部劇ってあの音楽がいいよね詳しくないけどギターとあとなんかわからないけど・・・
寂しさと広大さがあって
293名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 15:43:53 ID:cpEp5xxy0
クリント・イーストウッドの
「ミリオンダラーベイビー」
「グラン・トリノ」
「許されざる者」
を今年になって観た。どれも素晴らしかった。

ミリオンダラー〜は感動を通り越して複雑な気分に…
フランキーはあのあとどう生きてゆくのだろう。途方も無い気分。
294名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 16:11:59 ID:T3rpokS50
>>263
地獄の黙示録の特別版とか完全なる蛇足だと思うけど、特別版でなければならない理由はなんだい?
>>289
俺も東京SOSはゴジラ映画屈指の駄作だとは思うけどなぜGMKも「閉じてる」と思うんだ?

295黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/02(日) 21:51:56 ID:1awIYEeYP
>>290
「包茎的」って言葉
今後使っていこうかな

>>292
(それぞれに理解可能な)何かと何かの概念の相克を描くときに
明快な「正解」を提示して安易に「感動」させるってのは芸術ではないよね

>>293
イーストウッドの作品では決して明快な「正解」は描かれないよね
296黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/02(日) 22:06:34 ID:1awIYEeYP
>>294
特別版でなければ絶対にダメってことはないけどね
むしろ特別版の方は「観賞用劇映画」としては歪になってしまっている
ただそのことによって「存在」、「体験」をよりアレゴリカルに表現することに成功してると思う

GMKが駄目なのは、第一に「ゴジラ」「怪獣」という「未確定性」の象徴を
<たかが>「人倫」の矮小な世界に収めてしまっているということ
第二にあの映画の物語が単純な「父娘の、防衛軍の怪物退治の英雄譚」になっていること
297黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/02(日) 22:10:40 ID:1awIYEeYP
ゴジラってのは「アメリカの水爆実験によって生まれた怪獣が日本を襲う」
という(人間的な観点からすれば)「不条理」そのものなんだよね
298黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/02(日) 22:11:51 ID:1awIYEeYP
もっと言えばゴジラは「襲って」すらいないんだよね
299名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 22:13:15 ID:MA1uOqVXO
>>295
ああ、俺の好きな「レオン」も閉じてますか・・・・。って、自覚はしていたが。
レオンもマチルダも、その二人の希望ある未来の方向への見いだしかたも確かに「閉じてる」。
でも、なにかね、あの二人が、本当に孤独だったことで、互いに埋め合う姿を見て、何か悲しくて美しかったんだよね。
それはありふれた悲劇だが、年の離れた二人が恋人や友人ではない「何か」の絆が生まれて(マチルダは恋かも知れなかったが)、それを少しずつ埋め合い、
共に生きようとするときに降りかかった悲劇。
ラストに、「ここを逃げ切れたら、二人で生きよう。やり直すんだ。」
その台詞で、「閉じてた」ものが光ある希望を垣間見せる。
でも、それすらも叩き壊され、魂の片割れは死ぬ。
残った一人は、多分、死ぬことや殺すことでしか見いだせなかった答えを、最後に胸にかかえ、生き残る。
絶対に、二人が出会わなかったら、出てこなかった希望、選択肢、答えを見つけて。
(ネタバレ注意して抽象的にしたが、ネタバレ気を付ける必要なかったなorz)
あ、あれ?これ、閉じていなくない?
すまん、>>295さん、説明キボンヌ・・・・・・。
300名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 22:21:14 ID:T3rpokS50
>「存在」、「体験」をよりアレゴリカルに表現することに成功
まあその効果もあるかもしれないけど冗長さがそれを上回ってると思うな
終盤の追加シーンは本来物語後半の推進力となるカーツのカリスマを損なってるような

>「人倫」の矮小な世界に収めてしまっている
これはよくわからないからよければ詳細を。英霊がどうとかの設定のことかな?

それと「閉じている」は閉鎖的、あるいはオタク内輪的というニュアンスでいいの?
301名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 22:27:50 ID:T3rpokS50
レオンはストーリー展開がどうのより全体の雰囲気やディティール
ただのロリコン趣味とジャンレノの童貞くさいあざといキャラとベンソンの自己満センスが炸裂してるところ
こういうのが閉じてるんじゃないかな。横からスマソ
302名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 22:40:54 ID:nwvfRUoX0
閉じてるの意味がよくわからんくなってきた
303黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/02(日) 22:52:34 ID:1awIYEeYP
>>299
そういう「絶対的な愛」みたいなのを無条件に肯定するのが嫌なんだよね

>>300
確かにそれはあるかもしれないね
ただカーツも所詮は「世界の一部」に過ぎないんだよね

大東亜戦争の傷を忘れかけた<から><人間の魂に操られた>ゴジラが現れる
怪獣達が〈DQN〉等の人間達を〈わざわざ〉殺す
とかね
304黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/02(日) 22:53:46 ID:1awIYEeYP
>>301
ぶっちゃければそういうことですかね
305黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/02(日) 22:59:04 ID:1awIYEeYP
>>302
「異界」への扉が開いているか、閉じているかってことね
306名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 23:20:00 ID:T3rpokS50
>>303
あのゴジラは操られてるんじゃなくて怨念の集合体そのものなんじゃないか?もっと主体的な存在だと思う
30年ほど前から「ゴジラは戦場で散った日本兵たちの霊が具現化した怪物なのでは」「ゴジラ1954という映画は彼らへの鎮魂歌」
という指摘はもともとあった。これがおそらくGMKコンセプトの元ネタだろう
一作目がこういう物語である以上、ゴジラという存在とあなたの言う「人倫」が絡んでいるのはむしろ回帰では

そういう意味でGMKゴジラは初代と最も近いゴジラだと思うが。あるいは1954版も「閉じている」と思ってる?
307名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 23:23:42 ID:2uu7sisV0
レオンの悪役の人の演技好きだ!
ゲイリーオールドマンの
308黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/02(日) 23:26:38 ID:1awIYEeYP
それはライターとかが勝手に解釈してるだけでしょ
ゴジラが日本兵の集合体なら「お父ちゃんのことに〜」みたいなことを劇中で言わすかね
309黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/02(日) 23:28:42 ID:1awIYEeYP
ゴジラってのは沖縄で言う「ちゅらかさ」に近いと思うんだけれども
310名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 23:36:52 ID:e4mM36WNO
それ言ったらお前のゴジラ観も勝手な解釈だろw
まあ日本兵云々を除外して考えても初代ゴジラが反戦・厭戦映画なのは確かだしそういう要素と切り離せないでしょって
あとさっきから「閉じている」理由が抽象的過ぎてわからないんで簡潔に頼む
311名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 23:43:27 ID:pxSFrW0m0
ザ・ロード、レポセッションメン、ソルトが最近では面白かった
312黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/02(日) 23:50:28 ID:1awIYEeYP
それにしたって「日本兵の魂云々」なんてある訳がないと思うんだけれども
あの映画の「反戦」は左翼運動的な文脈での「反戦」とは違うでしょうね

「閉じている」については追々説明します
313黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/02(日) 23:53:25 ID:1awIYEeYP
当時の(今もかもしれないけれど)一人一人の末端の人間(達)にとっては
戦争も水害も疫病も対して変わらない
314黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/03(月) 00:06:06 ID:wMyA3/j6P
批評だとか解釈だとかは
ある人物が「これ」と言うことで完結するものではないからね
315黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/03(月) 00:14:01 ID:wMyA3/j6P
「インランド・エンパイア」監督の意図通り「「女優」賛歌」として見れば完全な失敗作でしょう
316黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/03(月) 00:18:27 ID:wMyA3/j6P


317名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 00:23:09 ID:+UWaZgfs0
クレイマークレイマーとバックドラフト
フォレストガンプもTVでやってるとつい観ちゃうが
318名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 00:24:46 ID:XDb5JNJd0
さらば青春の光
319名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 00:28:12 ID:3zFNVJ450
クレイマー・クレイマーは、高校の時に学校で見せられた。
いい映画だったが、すっぽんぽんの女を見せる先公の気がしれんかったわ。
320名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 00:40:36 ID:+UWaZgfs0
レインマンも悪くない
321黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/03(月) 00:57:55 ID:wMyA3/j6P
「閉じている」ってのはいろんな意味があるんだよね
「外部に対して」「社会に対して」「世界に対して」「空間に対して」
「異界に対して」
322黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/03(月) 01:01:21 ID:wMyA3/j6P
例えば「三丁目の夕日」は
「時代」「身体性」に対して閉じている
323名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 09:31:04 ID:ZShl9VR20
具体性なさ過ぎて全然わからん
324名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 17:29:32 ID:7ZSlDgHR0
2月にやる「英国王のスピーチ」
これジョージ六世が吃音症を治して歴史的演説をする話なんだが、マジ面白そう。
アカデミー賞候補らしいが、もし作品賞とったらNHKをはじめ日本のテレビ局はどう紹介するだろう。
吃音症(漏れも)はテレビ的にもタブーなのか、まったく取り上げられていないからなー。
「この作品は、内気で【話し下手な】ジョージ六世が〜」とか、巧みに伏せられるのかどうか。
フジの小倉さんは「僕も吃るんですよ」とか言うかも。
想像の話でごめんなさいね(^^)

今夜はアビエイターか。楽しみ。
325名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 17:41:27 ID:7ZSlDgHR0
ゴメん、まだ候補にはなってなかった。
326299:2011/01/03(月) 17:58:25 ID:Qh8pu3f50
>>304
なるほど・・・・。そういうことか。
でも、ディティールや雰囲気はあのリュックベッソンのスタイルの味が
かなり好きだったんだがなぁ。
ゲイリーオールドマンの悪役も好きだし。そこが「味」だったんだけどね。
俺の好きな。
ロリコン趣味なのは、よく分からん・・・・。子供が出てくる作品もあるけど、
俺としてはそんなにロリコンロリコンしてなかったような気もするんだよね。

ただ、ダニーザドックはレオンの二番煎じで
「ああ、こういうのがリュックベッソン好きなのか。」と思い、痛感した。
そういう意味ではレオンは当時は新鮮でガンエフェクト、シナリオは良かった。
フランス人で孤独で童貞臭いのも良かったしね。

要するに、俺が好きだったから批判されてつらかっただけかもしれない。だめだな、俺。
なんか、書いてて頭が痛くなってきたわ・・・。
327名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 18:07:49 ID:+GT4mOE20
レオン好きな人ってたいていカサヴェテスのグロリア見てないんだよなあ
328名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 18:12:10 ID:y0rpAL3L0
あまり映画観ない人が絶賛するタイプの映画だしな(駄作というわけではない)。カサヴェテスは敷居が高いかも
329326:2011/01/03(月) 18:13:13 ID:Qh8pu3f50
>>327
原作、リメイク両方観てるよ。
確かに、見てない人いるよね。それはそれでもったいないと思う。
330名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 18:22:36 ID:y0rpAL3L0
上で話題がでてるGMKだけど、新シリーズにもなって代わり映えしないことをウダウダやってたミレニアムシリーズの中では突出してると思った
ゴジラの設定なんて残虐ゴジラを見せたいがためのギミックにすぎないでしょ。話の枝葉に過ぎない
GMKは印象に残るシーンがいっぱいだった。全体的には佳作かもしれないがこういうシーンが観たかったってのが多い映画だった
それより東京SOSの自己満足の寒さやあまつさえそれをファンサービスと勘違いしている救えなさの方が害悪
331黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/03(月) 18:29:42 ID:wMyA3/j6P
ミレニアムシリーズでよかったのは「2000」だけ
他のは「平成ガメラシリーズ」(これも好きじゃないけど)の残りカス
332黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/03(月) 18:34:09 ID:wMyA3/j6P
「戦うヒロイン」って単なる物語の矮小化じゃねえか
333名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 18:38:11 ID:e9zbB3xY0
マクロス+
334黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/03(月) 18:38:52 ID:wMyA3/j6P
「残虐ゴジラ」ってのも同じく矮小化の産物
「セカイ系」の影響なのか「自慰識」の話が多くなった
335名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 18:40:31 ID:vPqBBT1a0
GMK見てないけど「閉じてる」ってことについて言ってる意味はなんとなくわかるよ。

まず「ちゅらかさ」ググったけど自分もそういう解釈だな。
もちろん水爆実験云々のエピソードは知ってる上で言うけど、ゴジラは元々、好き勝手に暴れて
人間の命を大きく脅かす恐ろしい存在として描かれてて、それ以上でも以下でもないんだよな。
そういう意味でゴジラは自然災害でもあり、理不尽にぶち込まれた異国からの爆弾でもある。

ところがGMKの場合はゴジラの存在そのものが人間の歴史の中に組み込まれてて、ゴジラが暴れる理由も人間によって明確に解釈されてしまっている。
もちろん映画の中では、その皆の間で一致した解釈通りにゴジラが暴れるし、ゴジラの造形自体もそれに合わせて凶悪なものになっている。

これは元々のゴジラの姿じゃないし、この映画の中だけで完結した物語になってしまうから「閉じて」いるといえる。これで合ってるかな?
336黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/03(月) 18:46:55 ID:wMyA3/j6P
>>335
そういうことだね
ミレニアムシリーズは上映時間も短くなったし
ゴジラも小さくなったし
「人知を超えた存在」から「人知」「人倫」「自慰識」ってことでもそうだし
とことん「ちっちゃな」話に見えるんだよね
337名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 18:53:19 ID:y0rpAL3L0
GMKよりも東京SOSに置いてのカメーバの使い方の方が俺は腹が立つな
噛ませ犬以下だもんあれ。引き立て役としての効果すら無い監督の自己満足
ファンはこういうのニヤニヤしちゃうでしょと言うとこだろうがその認識がズレすぎ

戦うヒロインについては同感かな。ゴジラとの親和性が悪すぎる
338名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 21:18:37 ID:vX5MT10Z0
ゴジラ人気だなww
ゴジラ54のリメイク版が今だにないのが不思議
俺の中であれをこえる怪獣映画はクローバーフィールドしか思いつかないんだが

ゴジ逆襲以降がすべて同じに見えてしまう。子供うけ狙いのせいだろうけど

339名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 21:19:54 ID:8P9FeHZl0
>>338
どのくらい怪獣映画観たの?
340名前は誰も知らない:2011/01/03(月) 22:47:01 ID:84jMLjm5P
新宿鮫まじおすすめ
341名前は誰も知らない:2011/01/05(水) 20:59:15 ID:hiXhwKAQ0
>>324
「英国王のスピーチ」 調べたら主演コリン・ファースなのね。
ゴールデングローブ最多ノミネートとか。のりのりだなー。
アカデミー賞は同性愛と実在人物と障害者ものは俳優賞取りやすいから、
「シングルマン」のなごりもあって、これは主演男優賞とるかもね。
342黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/05(水) 21:09:04 ID:aFKeYkI4P
「ソシアリスム」
「ソーシャルネットワーク」
「スプリングフィーバー」

今月はこの辺を観れたらいいな
343名前は誰も知らない:2011/01/06(木) 02:52:44 ID:j9sSJTV00
加瀬亮が出てる映画全般

つまり、加瀬亮が好き
344名前は誰も知らない:2011/01/06(木) 15:11:41 ID:wm3/43100
「血と骨」観賞
崔洋一ってあんまり良い印象持ってなかったんだけど、この作品は鑑賞して鳥肌立った。
日露戦争終了後、日本は朝鮮総督府を朝鮮に置いて世に言う日韓併合を成し遂げようとしていた
この程度の教科書程度の知識しかなかった。
この物語はいわゆる在日朝鮮人を主題にしてるんだけど、別に反日物語というわけではない。
この物語の主人公は「闇の子供たち」などの
原作者梁石日の父親をモチーフにした金俊平という男で、この作品自体ある種作者の私小説なのだ
この当時日本に統治されていて今でいう済州島から日本の猪飼野(いかいの)地域という所へ移住してくるんだけど
この猪飼野は「小さな済州島」と呼ばれていわゆるコリアタウンだったらしい、当時済州島は日本の生活様式に似ていて
つまり金俊平という男は故郷に錦を飾って一旗あげるために日本に移住するわけである。
この金俊平という男は歩く生殖器みたいな男で、鈴木京香をレイプして無理やり妻にしたりあちらこちらで種ばらまいて
妾の子であるオダジョーが突然現れたり、本家である自分の家の隣に家立ててそこで愛人作って愛人病気になるんだが
そのヘルパーを妾にして子供を産みまくる。この男は一代で蒲鉾工場を作り財をなしその金で高利貸しを始める。
つまり人間の生殖本能であるとか、闘争本能をむきだしにしたような男なのである。
なんでこんな傍若無人であるとか私利私欲の塊な人間になってしまったかは、バックボーンが描かれていないから推測はできないのだけれど
自分の生まれ育った地域の周りに、 被差別地域であるとかコリアンタウンであるとかはなかったからそういう地域の空気感ていうものがまったく創造できないのであるが
桐野夏生の小説とかにも出てきたんだけど、あまりに豪放磊落というか型破りで人間性に欠如しながらどこか憎めない、そんな人間でも許容してしまうような当時の空気感であるとか
その地域の無秩序状態であったり、そのなかで家制度というあまりに日本人では想像できない複雑難解なシステムも入り混じりである種リアリズムをもった映画なのである。
作品は終戦から近代までの激動を時々刻々と描いているのだけど、この時代の中でも金俊平という男は鉄塔鉄扉まるで「狂い咲きサンダーロード」の仁のように、「無秩序な秩序」を保つためにそのスタンスを変えないで人生を全うする。
「俺の妹がこんなに可愛いはずがない」というメディアミックスしたラノベの最近ちょっと話題になった「俺と妹の200日戦争」という同人誌を読んだのだけれど、この同人誌自体にはただただ嫌悪感しか湧かなかったのだけれど。
ある種この同人誌を読んで思ったのは人間が生きるって「平常」と「狂気」は紙一重であってそれが混在している
臭いものには蓋で「狂気」を見て見ぬふりして普通に生きっていってある日その自分の潜在的なものと「狂気」が突然変異を起こすって可能性はなきにしもあらずなわけであって、この映画を見ても思ったんだが
応は人間が人間の決めた規範で生きるって物凄い難しいことで、人間の「狂気」と「平常」を清濁併せ飲みそれで初めて普通に生きていくということを理解するのではないかとオモタ。
後田畑智子がかわいかった。

345名前は誰も知らない:2011/01/06(木) 15:14:20 ID:hHSDFL+m0
>>341
作品賞は「ソーシャルネットワーク」が獲るのが濃厚らしい。
>>343
ヤクザ良かったな。あの役をクサナギが狙ってたとかww(お塩も)
346名前は誰も知らない:2011/01/06(木) 15:38:10 ID:wm3/43100
後主人公は最後朝鮮に帰るのだけど、それって帰巣性みたいなもので。
「GO」とか「パッチギ」みたいなアイディんティティみたいな在日って感じではなかったな。
347名前は誰も知らない:2011/01/06(木) 21:45:40 ID:FVP1+Mxc0
>>344
チョンが狂っているのは単純に先天的脳障害のため。
原因は近親相姦ばかり繰り返して繁殖してきたから。

つまりはじめからマトモな人間では無い
(動物ですら親子や兄妹での交配は本能的に避けるというのに)
だから常人の中に潜む狂気が発現してる訳では無いんだよ。



348名前は誰も知らない:2011/01/07(金) 16:19:46 ID:51j/UiS20
>>344
血と骨は当時の在日半島人をリアルに書きすぎて、在日からものすごい反感食らったんだよな
「日本人に無理やり連れて来られたかわいそうな朝鮮人」って言う嘘がバレたから

小説読んだ俺の金俊平のイメージは、前田日明なイメージだったが、
どこと無くユーモラスを感じさせるたけしも結構合ってたな
349名前は誰も知らない:2011/01/09(日) 19:23:59 ID:OAAI3AX00
押井守の映画が好き
350名前は誰も知らない:2011/01/10(月) 17:39:24 ID:tBBC6zra0
グラントリノが素晴らしすぎて、感動の中で死んでしまいたくなる。
351黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/10(月) 21:18:56 ID:p5M9rNaLP
「ランドオブプレンティ」

どことなく「メルキアデスエストラーダ」と似ていると思った
どちらの作品も「登場人物達は救われず」「提示される問題は解決されない」
ただ「存在」があるのみ
しかしだからこそこれらの作品は示唆に富み、「物語はまだ終わらない」という感を強くさせる
こういう映画が好きだ
352黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/10(月) 21:26:14 ID:p5M9rNaLP
「DOOR3」

「黒沢色」「黒沢節」は炸裂しているし、その後の黒沢作品に連なるモチーフを数多く見受けることが出来る
しかし彼の作品の多くが超常現象を経た「その後」に重点を置いているのに対して、この作品は「超常現象」そのものを描いているように見える
間違いなく面白い作品ではあるのだが、少し物足りなさを感じるのも確か
353名前は誰も知らない:2011/01/10(月) 21:51:21 ID:tBBC6zra0
ワイダの「カティンの森」
「灰とダイヤモンド」がネ申だったんで期待したが、ぜんぜん面白くなかった。
まあ灰ダイヤが映画史に残る傑作だから、無能化しててもいいんだが。

そーいやーアランドロンってもう映画出ないのか。数年前スマスマで目撃して以来見てない。
354名前は誰も知らない:2011/01/10(月) 22:10:45 ID:tBBC6zra0
ヒッチコックの鳥おもしろい。
古い技術ながら今のCGより迫力ある。
ラストでこっそり無事に抜け出してワロタ
355名前は誰も知らない:2011/01/10(月) 23:31:53 ID:P6HmZT+R0
クライムアクションとかサスペンスが好きだ。
今リクルート見ているが、こういうサスペンス系って、
一言一言が意味があることばかりだと2回目以降に気づきまくるから面白い。
内容も、冷静に考えてみたら、職業等が違うだけで、ありきたりなものばかりだけど、
見ているときはなかなか気づきにくいしね。
黒幕の会話とかでニヤニヤできるし。
356名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 01:40:46 ID:ceitWb2J0
「機動警察パトレイバー the Movie」観賞
黒澤清もそうなんだけれど、押井守は埋め立てに対して生理的嫌悪感をもってるらしい。
当時の閑さんとした景観からは今は面影がないぐらい複合施設や再開発で雨後のタケノコjのごとく急成長し種しゅ雑多となった
お台場周辺の地域を舞台にしている本作は、そんな押井監督の心情を郷愁やバブルという狂乱にてんてこ舞いになった埋め立て理というものををアイロニカルに代弁させている。
さすがに今となっては感があるがメディアミックスとして大成功していたパトレイバーと当時のインフラになる前のインターネットであったりを相互作用して
を先見の明で懸念してるってのはやっぱり押井守は天才なんだろ、今はどうだか分からないだろうが。
押井作品のテーマにあるのはインフラの危険性なんだろう、レイバーっていう近未来精密機器としてインフラ化して
必要不可欠になったものの一長一短さ、当時は未知数であってインフラになる前のインターネットというものの得も知れぬ恐怖感を提起している。
これはその後一連の甲殻機動隊シリーズでもっと綿密に描いている、結局「踊る大捜査線」はパトレイバーをやりたかったのだろうかと振り返ってみて思う。
「交渉人 真下正義」は本作の言いえて妙なオマージュとして要所要所の類似点を挙げられていたが、「踊る大捜査線he movie3 奴らを解放せよ」観て本作を観ると
「踊る大捜査線」のドラマは現場主導で、上層部の机上の空論では駄目で現場の徒手空拳でマンパワーでやっていく底力みたいなものが
既存のの刑事ドラマとは一線を画し好評であったし観てて面白かった、だが「踊る大捜査線he movie3 奴らを解放せよ」を観ると我田引水にインフラになったインターネットというものの恐怖感を提起して一体今更
何をしたかったのかと思う。ディティールも、モブの観衆のリアリティのなさやあまりに見当違いなネット住民の解釈(アノミー的なという意味では同列だと思うが)なかなかチープであるも甚だしかった、興ざめである。
結局ネットというインフラになって今じゃ生活必需となったのにも関わらず、もろ刃の剣であるその畏怖であるとかは、実体験であるとか今タイムリーな女子大生のツイッター炎上であるとかもそうなんだけれどリアリティはある
無理やりそれをテーマにしなくてもよかったのでは?昔ながらのファンはそんなこと期待してなかったのでは?
パトレイバーは漫画よりアニメの方が面白いよね。
357黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 01:58:22 ID:HOEAA8O/P
「叫」?
358名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 02:05:22 ID:ZhznNdmt0
インセプション面白かった
359黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 02:06:41 ID:HOEAA8O/P
「LOFT」って凡庸でつまらなかったんだけど
改めて考えるとあの作品を消化し切った結果が「叫」だったのかな
360名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 02:16:59 ID:ceitWb2J0
そうそう「LOFT」は観てないから分からないけど、「叫び」は埋め立て地が舞台だったじゃん。
埋め立て地っていう人間の私利私欲のメタファーみたいなものの嫌悪は両人ともあると思う。
361黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 02:23:33 ID:HOEAA8O/P
「LOFT」ってのは古典的な因果物の怪談話なんだけど、
その「過去の因果から逃れられない」というテーマを消化して
「叫」では「埋め立てられた『過去』に襲われる」という風に表現してたんじゃないかって
362名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 02:26:44 ID:ceitWb2J0
それすげえ言いえて妙かもしれないね。
だけど確認したいけど単純に物語的に面白くなかったからもう観たくねえ。。。。
「LOFT」は観てみようかな。
363黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 02:31:46 ID:HOEAA8O/P
自分は「叫」はそれなりに好きだった
「LOFT」はイマイチ
364名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 02:38:20 ID:ceitWb2J0
俺は中学生の時「回路」を観て単純になんだこれと思って
「アカルイミライ」「ドッペるゲンガー」「叫」「トウキョウソナタ」しか観てないニワカだけど、物語的に面白かった作品が一つもない・・・・
もっかい一通り観てみようかな、「アカルイミライ」が若者が物凄い感銘を与えてるってのもよくわからない。。。。
俺が馬鹿なのだろうか・・・
365黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 02:56:47 ID:HOEAA8O/P
「回路」って見たことない
物凄く見たいんだけど

「アカルイミライ」は物凄く感動した
「どうやってこのどうしようもない、つまらない社会を生きようか?」という話
366名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 03:02:00 ID:ceitWb2J0
そうか、今年は黒沢清作品見直して観るかね・・・・
ありがとう
367黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 03:02:20 ID:HOEAA8O/P
なぜ人々は「怪獣」や「妖怪」を求めるのか
なぜ「映画」「芸術」に「異界への扉」を求めるのか
368黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 03:03:38 ID:HOEAA8O/P
そういう根源的なものを表現した作品だと思った
369名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 04:53:37 ID:ceitWb2J0
「機動警察パトレイバー2 theMovie」観賞
問答無用の名作、本当に、本当に素晴らしい。
何度観ても鳥肌止まらないやばいね。
自分たちがこの日本という風光明美な国を愛すること、生まれ育った故郷を愛するということとナショナリスティックな感情はまったく乖離されたものである
戦後民主主義的教育で確かに今現在日本人の気質は平和ボケそのものである、その自覚症状は誰にでもあるのだろう
専守防衛であり、集団的自衛権しか持ってなく先制攻撃が不可能な憲法9条の制約の中、朝鮮有事に端を発し第三次世界大戦が今そこにある危機である現在
「戦争」というものにどう向かっていけばよいのか。
2ちゃんねるにおける特定アジアに対するナショナリスティックな感情って個人間の感情と国家に対する感情ってのはまったく別なわけだと思うんだよ、
有事の時マッチョに先陣を切って戦いに参加する憂国の士がいるのに対して、大体数は叩くための大義名分なだけじゃないのかという気もする。
東京という都市は関東大震災、東京大空襲はてまたゴジラ、破壊と再生を繰り返し成熟されてきた。
その破壊と再生というのがこの映画だと廃墟がキーアイテムになってくるわけだけど、黒沢清の「叫」のようにうめ立てられた『過去』への無関心。
紆余曲折あっての現在なのに「秩序」と「混乱」の「混乱」を無視し続けてるきらいはないか
「蛍の墓」であったり「はだしのゲン」であったり辛く地獄のような戦争だから戦争反対、戦争は罪だったという『戦争』の形骸化。
この都市は平和という大きな枠組みの中で「混乱」をきたし、時々刻々時を刻んでいく。
リアリティというものは当事者にならない限り確実に存在しないと思う、戦争なんて本当に馬鹿らしいと思う
だけどこの世界は不均衡で理不尽で本当にアンバランスなのである、リアリティのない現在でどうリアリティと向き合わなきゃいけないのか、
本当に難しい。

370名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 06:17:35 ID:vpcqR4nz0
おれも黒沢は一通り見てるけど、作りが頭でっかちで楽しめないよ
計算がガチガチすぎるんだよ

埋め立て地やらも彼はガキのころからこだわりがあったのかね
こういうの疑問
メタファ的に使ってるけど常々抱いていたこだわりには見えないな
やらしい話を言うと、こういうロケ地なんかもシネフィル的な流行りみたいなのあるんだよな
おれはシネフィル的なの嫌いじゃないしむしろ好きだが、黒沢は作りにそれがガチガチに見えてしまうのが
苦手なんだよ
「はい、埋め立て地、やってみましたー」みたいな

黒鳥館は『大いなる幻影』(黒沢のほう)見たことある?
これがはまると黒沢の作品鑑賞に向いてるんだろうな
少なくとも『トウキョウソナタ』は穴が多くて駄作としたい

ところでソシアリスム、明日14日が日比谷シャンテ1000円の日だから行っておけ
あんまり長くやらない、もうすぐ上映期間終わるぞ
371名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 11:05:19 ID:h7d2jVXD0
周辺人より黒鳥のほうがちゃんと考えて書き込んでるな
372名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 11:30:07 ID:hKSkD9Uw0
同一人物だよ
373名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 12:22:35 ID:mx3bR9Jr0
えっそうなの
374名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 13:34:55 ID:hBh4CDrE0
両者のトリップに注目してみなされ
375名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 15:57:22 ID:ceitWb2J0
「うる星やつら ビューティフル・ドリーマー」観賞
本当に素晴らしい、圧倒的才能。
押井守は本当に本当に天才である、少なくともこの当時は。
1984年この当時この感覚というか、今現在の若者の心情をうまく描写してるってのがまず凄い。
自分は大学に入る前、浪人生という名前の錦の御旗をかがけニート生活を満喫していた。
その間、いわゆる「島宇宙」状態という社会不適合に他人とコミットせずディスコミニュケーション状態であったのだけれど
家族なんかとは食事に行ったり買い物に行ったりしていた、つまり自分のご都合主義的な自分を肯定してくれる居心地の良さで「島宇宙」を体現していた。
今は大学に入って、バイトもしていて社会に適合しようとしているのだけれど飲み会とか集団でなにかをするという事に拒絶反応を感じる、対人恐怖というよりこのスレの人なら分かると思うが
そういう事に対する居心地の悪さがあるのである、自分の狭量なコミニティに一種の依存をするという事に対する「島宇宙」的状態の居心地の良さ。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国」なんかもそうなのかもしれないけど、そのご都合主義を劇中では、あたるとラムの関係が回帰させる。
「インセプション」が本作の影響を受けてるのだとすれば、あのラストは良心的に解釈してよいのだと思うのだけれど、つまり宮台信司いわく「終わりなき日常」にどう蹴りを付けるかを本作では
原作とは違った押井監督の「後悔しない選択肢」ということで「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国」ではしんのすけの「オラはお姉さんのような綺麗な人と沢山お付き合いしたいんだ」で
提示してるのだけれど、自分に都合のよい「島宇宙」をパージさせて不承不承でも他者とコミットしていかなければいけない。
「けいおん」や「あずまんが大王」が素晴らしかったのは「終わりなき日常」の終わりを描いていたからであろう、本当に素晴らしい作品である。




376名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 16:55:35 ID:T6EF4eZt0
すまん。押井信者うざい。本当にすまんが。

俺はパト2は、全共闘世代のノスタルジーで塗り固めた
映画内戦争への言及にすぎないと思っている。
377黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 17:22:26 ID:HOEAA8O/P
>>370
「トウキョウソナタ」が穴だらけで褒められた出来では無いのは確かだと思う
ただ「駄作」として切り捨てて良い作品だとも思わないけど

黒沢清には「国家」「社会」「近代」「物語」等の「閉塞感」に対する
「不安」とか「苛立ち」が根底にあるんだろうね
だからこそそういったものに対して「『超常』が裂け目を作る」という作品を作り続けているのではないか
黒沢映画の中では「恐怖」や「危険」と「癒し」や「解放」は分離しがたい物として描かれる
「埋め立て」ってのはそれを表現する為の舞台装置に過ぎないかもしれない

もっと言えば黒沢は自分の作品が「ホラー」とか「心霊モノ」みたいな「枠組み」に組み込まれることも拒否してるんだろうね
378黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 17:24:42 ID:HOEAA8O/P
「大いなる幻影」は見たこと無いです
是非見たいけど
戸川昌子の小説とは関係あんのかな?

「ソシアリスム」
14日は無理だけど出来たら行きたい
379黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 17:30:09 ID:HOEAA8O/P
「CURE」を「日本版「セブン」」とか
「アカルイミライ」を「キレる若者たちが〜」とか「大人からの承認が〜」とか
そういう批評を度々見かけるけど
実際はそうじゃないんだよな
380黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 17:31:51 ID:HOEAA8O/P
勿論そういうのが一つの「要素」としてある可能性は認めるけれど
「主眼」はそこにはないんだよね
381黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 17:36:24 ID:HOEAA8O/P
ジブリなんかも「国家」「社会」「近代」の「閉塞感」を批判することがあるんだけど
それが「物語」になってしまっている
382名前は誰も知らない:2011/01/13(木) 17:51:59 ID:YJZfJYut0
黒沢清が今スレで流行ってるが2月11日(金)に千駄ヶ谷で黒沢清のトークショー&参加者との
質疑応答イベントがあるよ先着60名の予約制だから急いで応募しる
383名前は誰も知らない:2011/01/14(金) 16:40:34 ID:Papx3t0P0
これのことね
黒鳥館や>>364は参加したらどうか
監督本人に直接質問をぶつけられるなど、これ以上の機会はあるまい
http://www.boid-s.com/archives/1906511.html
384黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/14(金) 20:47:37 ID:CkfkeHqoP
>>383
「お金が入れば」ね
385黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/14(金) 20:48:33 ID:CkfkeHqoP
今日深夜3:15からテレ朝で「ホワイトハンター・ブラックハート」が放送されます
386黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/14(金) 20:51:18 ID:CkfkeHqoP
所謂「イーストウッド的映画」ってのは「許されざるもの」で完成されたと思われがちだけれども
俺は「ホワイトハンター・ブラックハート」がそうじゃないかと思ってる
387名前は誰も知らない:2011/01/14(金) 23:38:39 ID:oKIiQN7/0
地方住まいの俺涙目だな
388名前は誰も知らない:2011/01/15(土) 01:08:38 ID:Xx0jp0Jd0
トゥモローワールドって映画がもうずっと好きだ
この作品のテーマ性ほど惹かれたモノは他にない
389名前は誰も知らない:2011/01/15(土) 11:32:30 ID:/yMF3A840
「白い肌の異常な夜」観て勃起しない男はいるのか?
390名前は誰も知らない:2011/01/15(土) 20:07:37 ID:sUeflMB30
>>388
俺も大好き。
ゲットーの風景が、主人公の世話を見てくれる人たちの
雰囲気を含めてすんげーいい。

スニーカーくれた兄さんがあっさり殺される様が悲しい。
391黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/15(土) 22:19:17 ID:+iHRv5iWP
「白昼の通り魔」

かつて、恋愛が政治性を帯びていた時代があった
その時代の終焉
392名前は誰も知らない:2011/01/15(土) 23:43:41 ID:pPSrUmk20
ポビーとディンガンを観て俺も妄想上の彼女と友達の葬式をした。
393黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/16(日) 01:51:04 ID:EQbBul4vP
「2ちゃんねる」

監督 実相寺昭雄
主演 向井理
394名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 16:14:43 ID:U6XEuzZp0
>>388
子供が生まれない原因が不明って所も、少し怖いよな。
最後までわからないし。俺も好き。
395黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/16(日) 20:03:03 ID:EQbBul4vP
「ブリキの太鼓」
社会の「周辺」にいるものはそれゆえに「批評性」を有する
とにかく凄い映画、見て欲しい

「ブレス」
キムギドクが「観察する」愛の形
窒息死、雪合戦
396名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 20:08:49 ID:bLsQTMFM0
ブリキの太鼓なんて皆とっくに観てんじゃないの
397黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/16(日) 20:13:12 ID:EQbBul4vP
そうなの?
398名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 20:19:49 ID:bLsQTMFM0
映画好きならとりあえず押さえとく結構初歩の映画じゃない?カルト映画としては有名だしさ
399名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 21:32:04 ID:COr9YzMO0
ブリキの太鼓、調べたら面白そう。
館主は「スリ」っていうフランス映画観てるか?
400黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/16(日) 21:37:00 ID:EQbBul4vP
見てない
ロベール・ブレッソンは「シネマトグラフ覚書」を読んで共感する部分もあったりしたんだけどね
まず作品を見ないと話にならないし、作品がレンタル屋に置いてない
401名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 21:54:07 ID:COr9YzMO0
スリはアマゾンで一万出して買った。
京橋フィルムセンターでは「バルタザールどこへゆく」という、ロバ視点の作品観たけど、途中で帰った。
俺の中で「スリ」と「穴」は白黒フランス映画の二大巨頭。
>>400
ベルイマンどう?第七の封印とか好きそうじゃん。
402黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/16(日) 22:02:00 ID:EQbBul4vP
>>401
「処女の泉」ってのだけ見たことがある
あれは非常に良かった
403名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 22:12:14 ID:bLsQTMFM0
処女の泉といえば鮮血の美学
あの作為的な不快感は中々のものだった。最近リメイクされたらしいけど観た人いる?
404名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 22:14:58 ID:COr9YzMO0
「処女の泉」はいいよな。
重厚すぎてちょっと嫌になるが、あのラストは美しい。
レイプ犯への復讐っつーことで、グラン・トリノ観てるときに思いだした。
まあ神父は直接手を下したが。そしてなぎ倒された木は信仰心を象徴してる感がある。
ぜひ「第七の封印」も見てくれ。
ファニーで不気味、且つリアルなファンタジー。チェスの強い死神さん登場。
405黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/16(日) 22:19:27 ID:EQbBul4vP
「処女の泉」を見たときは「誰々の作品で〜」とか「何を描こうとして〜」とか全く考えてなかったんだけど
「本能的」にああいう作品を好んでるんだろうね
406名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 22:50:17 ID:COr9YzMO0
そういやアインシュタインが演じられた映画って無いな。あるか?
つまらなそうだしね、なんか。
407黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/16(日) 23:09:40 ID:EQbBul4vP
「救い」は「解決」を意味しない
「人知」よりも「人倫」よりも、何よりも「事象」を描くこと
408黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/16(日) 23:11:17 ID:EQbBul4vP
>>406
アインシュタインが「演じた」ってやつなら
テレビで淀川さんが宣伝してるけどね
409名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 23:12:26 ID:OTo4PX290
レスだったかな。ただ森の中を車で走るホラー。
面白かった。
410名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 23:24:49 ID:y+39TSQkO
黒鳥館は言うほど見てないからな
怪獣ものやら特定の専門領域は持ってるみたいだが、映画好きとして
世界の有名監督、古典を一通り見てるってクチではない
蓮実をあまり読んでなくてブレッソンのシネマトグラフ覚書の名前を挙げるあたり、渋いねw

例えばイラン映画とか中国映画、台湾映画は見てるかい?
キアロスタミ、ジャ・ジャンクー、ホウ・シャオシェンとか

上にスリと穴が挙がってるが、抵抗(ブレッソン)、大いなる幻影(ルノワール)は見た?
非情に関連が強くまた名作だよ
大いなる幻影はタイトルだけ黒沢清がオマージュして同名タイトルの作品があるね(内容は全く違う)
ブレッソンはタイトル失念の修道院のものが良かったな
ヴェーラで異形・妄執特集始まったぜ
前回の溝口特集はなんか見に行った?愛怨峡などマニアックな作品も何本か上映されてたぜ
411黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/16(日) 23:34:43 ID:EQbBul4vP
「映画史」を意識したり
意図的に体系的に観たりはしていないのは確かだね
そういうことはしたくないってのもある

ハスミは「表層批評宣言」をチョビチョビ読んでる(一気に読む気にはなれない)
良いこと言ってるような、言ってないような
412黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/16(日) 23:35:54 ID:EQbBul4vP
ヴェーラは機会があればいくらでも通いたいね
立地的にも良いところだ
413名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 23:45:30 ID:y+39TSQkO
ベルイマンは個人的には晩年期の、人間関係に焦点を当てた『叫びとささやき』『秋のソナタ』が好きだな
ヒリヒリして胸が締め付けられる
孤男的にも家族だったり自分の不和な人間関係とダブって共感も沸き起こるなどの
普遍性も多少ある作品なんでなおさらだ
『第七の封印』は3回は見たけどわけわからなかったな、死神は笑えるよな
『魔術師』なんかもなかなかお馬鹿で面白い
414名前は誰も知らない:2011/01/17(月) 01:41:25 ID:28UrEY6I0
415名前は誰も知らない:2011/01/17(月) 03:10:00 ID:jyaLDTTHO
このスレ知的水準高杉ワロタ
416名前は誰も知らない:2011/01/17(月) 03:13:11 ID:jyaLDTTHO
>>393
なにこれ、実相寺さんこんな作品撮ってないよね
417名前は誰も知らない:2011/01/17(月) 13:13:36 ID:WqEbNT4q0
2ch 全板縦断勢いランキング(RSS生成可)http://2ch-ranking.net/

掲示板の書き込みを読んで難解ニュースでも一発理解。
2ちゃんねるニュース速報+ナビ「2NN (RSS生成可)」 もどうぞ。
418名前は誰も知らない:2011/01/17(月) 14:40:45 ID:Q4e6v3zM0
ぜんぜん軽く映画を語れない状態になっていることにワロタw
ついていけないw
419名前は誰も知らない:2011/01/17(月) 22:58:44 ID:jyaLDTTHO
スパイダーマン3の黒ピーターくそワラタ
420名前は誰も知らない:2011/01/17(月) 23:02:34 ID:QmvNcHGR0
ディズニーのボルトって面白いね。まるっきりピクサーっぽい作品
なんだけどミトンズって猫のキャラがディズニーぽい気がする
421名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 00:30:45 ID:L2XahfjV0
ディズニーの「塔の上のラプンチェル」が欧米で爆発的に流行ってるらしいな。
中学時代ラジオで「映画会社としてのディズニーは貧弱」
という女映画評論家の発言を聞いてからなぜか陰ながら応援していたおれには朗報。

しかしジブリみたいなタイトルだww
422名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 00:36:03 ID:sYUjXf2dO
ジブリとディズニーは業務提携してるしね。
アメリカでのジブリの映像ソフトの権利はディズニーが持ってる。
423名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 00:45:51 ID:sYUjXf2dO
すまんアメリカだけじゃなく日本を含む世界中のか。
424名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 01:29:51 ID:Zi3KLj9S0
塔の上のラプンチェルってまたCGなんだね
手描きとCG両路線でやっていくのかな
425名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 11:15:42 ID:sYUjXf2dO
ラプンツェルだろ
426名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 16:57:40 ID:hAkWdtbU0
>>421
アメリカといえどそんなもん見てるのはド田舎の頭の弱いガキだけだろ
いわば底辺の娯楽
427名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 17:11:09 ID:shErCdsW0
あなたはさぞかし高尚なんでしょうねぇ
えらいえらい
428ゴホンゾン:2011/01/18(火) 17:12:20 ID:L2XahfjV0
レクターシリーズはハンニバルで終わるべきだった。ライジングとかひど過ぎる。
429名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 17:39:21 ID:sYUjXf2dO
原作ではクラリスもカニバリズムに傾倒するんだよな。それに嫌悪感を感じたジョディフォスターは降板する。
430名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 17:52:02 ID:L2XahfjV0
救急車で運ばれてたのがレクター博士だった瞬間20・5%。
431黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/18(火) 19:35:30 ID:kXg4e5DDP
「ライジング」のやろうとしていたことってのは
結局のところ「物語化」なんだよね

本当につまらん
432黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/18(火) 19:37:26 ID:kXg4e5DDP
>>429
「ハンニバル」がジョディへの間接的ラブレターになっていたから
それがキモく感ぜられて降板したんじゃなかったっけ?
433名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 20:13:10 ID:sYUjXf2dO
調べたらそういう噂もあるみたいだね。
でもピンボールの台でレイプされてたジョディも「ブレイブワン」でおっぱい出してたジョディも全く色気ないよね
ジュリアンムーアは熟女になってもムチムチしててエロいよね。
434名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 20:19:50 ID:Jmzz9+Pc0
タクドラの頃が全盛期
435名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 21:46:35 ID:+0q9PqKH0
アリスの恋のボーイッシュ不良もいいけど白い家の少女のジョディが一番だよ。あれはロリコンを量産するよ
436名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 23:26:36 ID:L2XahfjV0
今度久々に「U Boat」を観るぞー。
(でもまた寝るだろうな…)
437名前は誰も知らない:2011/01/18(火) 23:58:33 ID:sYUjXf2dO
Uボートは良い映画だよな 最後は欝だけど
438名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 00:25:43 ID:BGmuGR0FO
異形・妄執特集面白いわ
『第三次世界大戦、四十一時間の恐怖』
良かったぞ
今見ると教訓的作品で、これは製作が1960年だから、当時では反戦や教訓はもちろん、
リアリティーを持って見た作品だったのだろうというのが、今日見る人と違う感覚だろう
(つまり当時の人はこれを見て恐怖しただろうな)
若い辰ぁん(鑑賞後に調べるまで気づかなかった)の粗い演技、三田佳子は麗しい
今日も上映するから見るべし
439黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/19(水) 00:51:13 ID:Rr82Szw1P
「2月18日まで」なら行けるかも
吸血鬼岸田森見たい

「第3次世界大戦モノ」では「世界大戦争」って映画史に残るであろう大傑作があるね
440名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 01:05:42 ID:BGmuGR0FO
おや、孤板のハスミこと黒鳥館先生が来てくれた
サイトとかリーフレットでプログラム見てないかい?
『第三次世界大戦〜』は今日で最後だ
予算的要因なんだろうが、戦争の経過をひたすらラジオ放送からの説明で済ませる演出は逆に良かったよ
これでこの作品が「音の映画」になり得た
当時の情報母体であるラジオという環境を映画で共有した
疎開のシーンはものすごいエキストラの人数を使ってて、演出に手の込んでるところと捨ててるところと
メリハリがあったのが面白かった
アメリカ人、イギリス人の軍人なんて素人丸出しのやつだし
先生が勧めるのも見てみるよ
441名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 01:13:51 ID:e8vFs8wtO
孤板の蓮見(笑)
こんな矮小なSNSでベタベタした馴れ合い求めるとかどんだけコミュニケーションに欲求不満なんだよ
そんな媚びへつらってるから相手から拒絶されるんだよ。
442黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/19(水) 01:27:22 ID:Rr82Szw1P
「世界大戦争」の監督の松林宗恵って本職は僧侶らしいんだけど
そういう世界観が作品にも反映されていると思う
「潜水艦イ-57降伏せず」とかも素晴らしい

「世界大戦争」のカットは「ゴジラVSデストロイア」でも流用されてるらしい
443名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 03:06:12 ID:jAqpYeFd0
ザ・ウォーカー楽しかった
あんな雰囲気の映画好きだ
444名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 08:51:19 ID:PnPhr0jM0
孤板のミニミニ宮台くんだよ
445名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 10:24:23 ID:RfN9FIo90
孤板の蓮見はないわ…
446名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 19:26:25 ID:568N/uvQ0
「男はつらいよ」とか、わけわからん。
寅次郎ウザすぎ。昔はいたのか、ああいう人間が。
「寅次郎VSプレデター」でも通用する。厄介すぎ。
447黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/19(水) 19:31:59 ID:Rr82Szw1P
「男はつらいよ」は「やくざ者」の寅次郎が「分不相応なことをゴチャゴチャ言う」のが面白い(とされている)の
しかもそれが「まともな人」に対する批評として成立しているのが面白い(とされている)
448菊千代△:2011/01/19(水) 20:18:17 ID:568N/uvQ0
「網走番外地」もつまらねーし、邦画はやっぱりクロさんだな。
「七人の侍」は長すぎるって、知り合いが言ってたけど、俺はそうは思わない。
いや、思う。でもそのマイナス要素なんて屁みたいなもの。
むしろ劇として簡潔すぎないことがかえってリアリティを深めている。あれは遺産。
449黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/19(水) 20:32:11 ID:Rr82Szw1P
「仁義なき戦い」もつまらん
絵遊び、カメラワークだけの作品
450名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 21:03:39 ID:EG4CZL710
>>448
そんなに古い邦画観てないだろ
451名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 21:18:16 ID:568N/uvQ0
>>450
いや、勢いでね、つい・・・
高倉健が「おら、撃ってみろ、なんだ、撃たねえのか。キンタマついてんのか?」
と篭城した犯人に凄むシーンがあって、撃たれるんだけど服の下に鉄板が隠されてて…
「昭和残侠伝」は3つ見た。全部話が同じだった。
池部良の手に撃ち込まれた銃弾を高倉が取り出すシーン、ホモ臭かった。
452名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 21:19:16 ID:a8zdRzRK0
エリザベスタウン

ただし池面に限る映画だったけど良かった
453黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/19(水) 21:33:09 ID:Rr82Szw1P
黒沢明の映画ってのは時代的制約とかもあるんだろうけど
どうしても「階級闘争」とか「唯物史観」みたいな「物語」に閉じ込められてしまってるんだよな
454黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/19(水) 21:36:19 ID:Rr82Szw1P
「生きものの記録」とか例外的にそういうものを突破した作品もあるんだけど
455名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 21:50:35 ID:EG4CZL710
>>451
とはいえ俺も網走番外地は正直面白くなかったwというより予定調和を見せられている感じで驚きが何も無い
石井輝男自体は割と好きなんだけどね。任侠物の話が全部同じなのはしょうがない。異常に乱発してたし
異常性愛路線や実録やくざ路線は嫌い?東映は60年代より後半から70年代位の作品の方が今観ても楽しいと思う
456名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 22:10:23 ID:568N/uvQ0
>>455
異常性愛路線や実録やくざ路線・・・わりぃワカンネw
俺は任侠物自体にはあんまり興味ない。
でもこのまえBSで「極妻」(高島礼子)見て面白かった。それと中尾彬が偉大な演技者であることを知った。
バラエティ出すぎて本業が無くなっちゃったね。
「アウトレイジ」がリアルなヤクザものなのかどうか、判断できない。あそこまでやらんでしょう、っていう。

ちなみに石田一成の父(名前度忘れ)って、七人の侍見て俳優になろうと決心したらしい。
想像できない。
457名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 22:30:32 ID:EG4CZL710
>>456
実録やくざ路線ってのは「仁義なき戦い」とか「日本の首領」とかだよ。任侠物とはちょっと違う
鶴田浩二や高倉健がやってたような「弱気を助け強きくじく」みたいな義理人情物が任侠物
それがマンネリ化してきた時に「やくざを美化しやがって、仁義なんて嘘っぱちだろが」と出て来たのが
仁義なき戦いシリーズ(人斬り与太とかもあったけど)。暴力描写は陰惨、簡単に仲間を裏切ったり、恋人を盾にしたり、どいつもこいつも陰謀家で野望家
従来の任侠物とは違って定型にとらわれてなくて面白いよ。アウトレイジも明らかに仁義なき戦いを基盤に置いてるしさ

異常性愛路線は「網走番外地」を撮った石井輝男が撮ってたエログロ映画
「徳川女刑罰史」とか「徳川いれずみ責め地獄」とか「恐怖奇形人間」などタイトルでわかるようにエログロのキワモノ
これらも網走番外地とは逆で定型にとらわれないハチャメチャな映画だから面白いと思うよ

その中の一つ「忘八武士道」ではウルトラセブンのアンヌ隊員の乳が拝めるよ
458名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 22:43:53 ID:568N/uvQ0
>>457
アウトレイジ見て怖かったんだよ、もう見たく無いわああいうのww
俺の中でヤクザ映画の金字塔は「竜二」。
あれこそがリアルだと思う。
カタギには結局なれずに…なんかもの悲しい感じが好き。
主演の人あの一作で死んじゃったんだよな、映画が封切られる前に。
459名前は誰も知らない:2011/01/19(水) 23:34:36 ID:q7Ext0AT0
>>436
俺も火曜日にUボート借りてきたぜ!
正確には、Uボート最後の決断 だけどw
460名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 00:02:48 ID:KfKGVukT0
ヤクザ映画はあの時代のそういう筋っぽく見える俳優さんを切り取って
遺してるから意義があるな。その男、凶暴につきとかあの時代のたけし
含めてキレキレだった頃の人らが見れて楽しい
461名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 00:18:21 ID:j4SFRAEvO
「スカイクロラ」鑑賞
やってることは「ビューティフル・ドリーマー」と変わらない。
物語に魅力がわかない
森ひろしって西尾維新と同じ匂いがする。
462名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 01:02:14 ID:xHuqrGq6O
昔のプログラムピクチャー系は浅草の2つの名画座に行けば死ぬほど見れる
また今日のデオドラントなミニシアター、画一化されたシネコンのスタイルに反して昭和の香りを
残した東京で唯一の映画館
昔の邦画が好きな人はあそこの映画館は感動するよ
タイムスリップする
463名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 11:13:44 ID:1rweRuoG0
森ひろしはSMシリーズとかVシリーズのが面白いのになぁ
464名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 18:43:03 ID:WAixW89a0
「If もしも・・・」って映画がある。タモリは出てこないぞ。
これまた見たいんだけどビデオ屋が在庫整理で売り飛ばしやがった。
マクダウェルさんあんな役ばっかりw
465名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 20:09:23 ID:lVppA1110
シャーロックホームズ見たけどトレイラー詐欺だった
コナンでも見といたほうがまし
466名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 21:23:06 ID:WAixW89a0
高校の時担任が、授業中にチャップリンの「黄金狂時代」を見せてくれた。
正直面白かったので笑ってしまったが、周りの連中は「古っ!」ぐらいの視点しか持っていないようだった。
鑑賞が終わった後仲の良いクラスメイトから「なに笑ってんだよ、あの程度のもんでw」と言われた。
別の教師は三船敏郎が主演した川中島の合戦の映画を見せてくれた。
この映画がまたクセモノで、姫様とのラブシーンが「小休止」というテロップで覆われるという「事件」が発生。クスクス笑う女子生徒の声。
ラストで三船の眼球に矢が刺さり、「ッキャ!」という悲鳴も漏れたな。

みんなは教師に見せられた映画とかあるか?
467名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 21:39:37 ID:j4SFRAEvO
音楽の授業で
「アマデウス」「リトルダンサー」「ドラムライン」「カルテット」みた
468黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/20(木) 21:48:49 ID:t73Abb7GP
>>465
10年度ガッカリランキング11位
469名前は誰も知らない:2011/01/20(木) 22:38:28 ID:WAixW89a0
「地球に落ちてきた男」
ボウイ先生の格好良さが人間とは思えん。
まあ、ファンでない限り退屈な前衛映画なんだろうな。
究極のコーカソイド的美貌。
470名前は誰も知らない:2011/01/21(金) 01:14:45 ID:x/02rFkU0
英語の授業でローマの休日観たなあ
471名前は誰も知らない:2011/01/21(金) 11:02:25 ID:PQimvfiy0
何の授業だったか忘れたが、山田洋二の『学校』だったな
感想文で、あんな夜間中学はありえないって書いたの覚えてる
472名前は誰も知らない:2011/01/21(金) 14:20:14 ID:CeoQzj5k0
見たまんまの作品ばっかりだな
ストローブ=ユイレ、ペドロ・コスタあたりを見たとかはないのか
473名前は誰も知らない:2011/01/21(金) 15:11:11 ID:VtyfkP7mO
>>466
チャップリン、キートンなどは本当に面白い
アクション性もかなり激しいよな
グリフィスの短編あたりもいいし、サイレント好きだわ
後半のほうは稲垣浩の『風林火山』かな
間違ってたらごめん
474466:2011/01/21(金) 16:35:44 ID:4Ci9cWkt0
>>473
仕事昼で終わったんで、さっきまで「モダンタイムス」見てた。
クッソワロタww回転とうもろこしww
「黄金狂」はニワトリのところが笑える。チャップリンいなかったら、現代のコント番組も存在していなかったな(ついでにフェ○チオも)。
三船の映画は稲垣浩の「風林火山」で間違いないっす。ラストで裕次郎出てくるやつね。
「姫様あ、勘助は勝ちましたぞー!」
BSで観た時は目玉に矢が刺さるシーンに黒いボカシ入ってたな。無粋なことを、台無しじゃて。
475名前は誰も知らない:2011/01/22(土) 02:50:11 ID:3YOXydxm0
岡本喜八監督の斬るを見た
痛快活劇と岡本監督のコメディががっちり嵌ってるし
時代劇というよりも西部劇に近いドライな感じも良かった

当時のプログラムピクチャーなんだろうけど
だとしても、昔の東宝時代劇、喜劇は外れないんだよな
全然色褪せない面白さがある
476名前は誰も知らない:2011/01/22(土) 05:56:39 ID:fF/mEtYoO
岡本喜八はいい意味でカラッと仕上げるよな
濃厚な味なんだがカラッとしてる
岡本、川島は軽妙、俯瞰の鬼才
477名前は誰も知らない:2011/01/22(土) 09:48:11 ID:mSSJURR10
斬るがプログラムピクチャー?
478名前は誰も知らない:2011/01/24(月) 18:49:53 ID:HbdDPWwb0
>>410
「大いなる幻影」
池袋の中古DVD屋で売ってたんで買った。これから見る。
(300円www)
479名前は誰も知らない:2011/01/24(月) 19:08:24 ID:voInmIDDO
敢えて予言すると、わけわからないと思う
この作品をそれなりに解釈できる人は黒沢作品の鑑賞に向いてるだろう
黒鳥館は、それが正しいか否かは別としてこのぼんやりとした映像からでも意味や意図を汲み取りそうだが
480名前は誰も知らない:2011/01/24(月) 20:03:37 ID:g/9J4DPvO
おれはミッキーロークのホームボーイだな。
481黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/24(月) 21:36:36 ID:j+9+Gk1JP
自分としては
「意識」に語りかける「意味」や「意図」よりも
「無意識」に語りかける「意味」や「意図」を重視したい
482黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/24(月) 21:43:04 ID:j+9+Gk1JP
「ゴジラ」を「キノコ雲がモチーフだ」とか「戦没者の残留想念だ」とか言うのではなく
「ゴジラ」そのものがもつ「畏怖」「恐怖」や「力」「衝撃」「未確定性」を表現したい
483黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/24(月) 21:45:55 ID:j+9+Gk1JP
「映画」(芸術、表現全般に言えることだが)が人の「人生」や「脳」に影響を与えるときってのは
「キノコ雲」や「残留想念」ではなく「おそれ」や「あこがれ」が作用する
484黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/24(月) 21:48:08 ID:j+9+Gk1JP
日本における「特撮」や「怪獣映画」の衰退ってのも
本質的な問題はそこにあるんだよね
485名前は誰も知らない:2011/01/24(月) 21:52:15 ID:HbdDPWwb0
自分としては
「意識」に語りかける「意味」や「意図」よりも
「無意識」に語りかける「意味」や「意図」を重視したい
            ↓
自分としては
意識に語りかける意味や意図よりも
無意識に語りかける意味や意図を重視したい

言外の意味も無いのに「」をつけたがる男性心理。
486名前は誰も知らない:2011/01/24(月) 21:55:42 ID:ugPSu/uJO
文章が鬱陶しいのはいつものこと
見逃してやっとくれ
487黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/24(月) 22:14:14 ID:j+9+Gk1JP
「トウキョウソナタ」における役所広司や
「カラフル」における廃線めぐりが重要なのはそういうこと

>>485
「男性心理」が働いているとして、
それを否定したり忌避したりするつもりは毛頭御座いません
488黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/24(月) 22:17:11 ID:j+9+Gk1JP
逆に「ガメラ」の「憲法九条が〜」とか「ガメラに敬礼」とかのシーンは何の蓋然性無い
単なる監督の程度の低い「あるべき論」
489名前は誰も知らない:2011/01/24(月) 22:57:37 ID:HbdDPWwb0
>>479
マジつまらなかった。途中でやめた。

「血とバラ」の英語版観たことあって、傑作だと思ったがDVD出てない。
でも誰かがYoutubeに吹き替え版をupしたようだ。
知名度の低い映画ではあるが、根強いファンがいるようだ。世間は広いな。
490名前は誰も知らない:2011/01/25(火) 14:09:10 ID:96qRHeay0
さすが孤男の映画スレ
片寄ってるし浅い
491名前は誰も知らない:2011/01/25(火) 14:31:05 ID:vgD70TafO
ギャスパー・ノエのエンター・ザ・ボイドを見た
ドラッグやセックスなんて俺にとって何処か遠い世界が
舞台が東京で何となく間近に感じられ少しワクワクした
死後の魂が空間を浮遊する感じのカメラワークも楽しく
セックスをしている人間の身体に入り込み
感覚を共有するみたいな描写があってクスリとくる
俺もこうなったら絶対やる、薬はやらないけどね
最後、生まれ変わった赤子の視点からおっぱいが映りTHE 無(VOID)おしまいだ
おっぱいで無、スゲェ
492名前は誰も知らない:2011/01/25(火) 14:45:54 ID:Ge42PWYwO
>>490
そうやって文句つけんのはすごく簡単にできる
ぜひ深い書き込みを見せてくれ
493名前は誰も知らない:2011/01/25(火) 15:39:28 ID:96qRHeay0
オレは浅いから無理だよ
浅い知識で好きな映画を持ち上げるために他の映画を貶すような事は書きたく無いからね
494名前は誰も知らない:2011/01/25(火) 19:06:33 ID:jFvXNbBH0
>>480
懐かしいな。『ホームボーイ』。
劇場に見に行ったぞ。
猫パンチで笑いものになったとはいえ、
あの頃までのミッキーロークの存在感は、ブラピなんか目じゃねぇ。
495名前は誰も知らない:2011/01/25(火) 20:32:18 ID:JY6ly7qU0
他人を貶すのは平気なんですね(微笑)
496名前は誰も知らない:2011/01/25(火) 22:18:13 ID:L7v+zvQY0
2ちゃん内で相対的に見たら深いと思うが・・・
497黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/25(火) 23:42:17 ID:3zUlTqsuP
「7-9X11月」

監督、脚本 北野武

市橋達也(柳ユーレイ)
498黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/25(火) 23:43:26 ID:3zUlTqsuP
知識の浅い者は批評をしてはならないのか
「偏って」いる者は批評をしてはならないのか
499黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/25(火) 23:47:37 ID:3zUlTqsuP
「批評家」の意見を絶対視しがちな人は「そうだ」と言うかもしれない
しかし本来批評とはある絶対の解を求めることの「不可能性」を認識しつつも
言葉を紡ぐことの「不可避性」から逃げず、それにコミットすることである
500黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/25(火) 23:48:43 ID:3zUlTqsuP
批評に絶対性を求めるのは「傲慢」であり
批評から逃げることは「怠惰」である
501黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/26(水) 00:00:28 ID:u0onV13OP
「批評」から逃げるために発した言葉が
他者への「批評」となってしまっているというのは実に皮肉だ
502名前は誰も知らない:2011/01/26(水) 10:00:24 ID:6GAvrAFc0
嫌いな映画を批判したいならスレタイ変えたほうが良いな
503名前は誰も知らない:2011/01/26(水) 11:29:14 ID:WClSy/Fj0
批判するだけなら誰だって言えるからな〜
504名前は誰も知らない:2011/01/26(水) 14:21:00 ID:R13pbRRJ0
セントオブウーマンが好き。
っていうか、最後アルパチーノが主人公を弁護してるシーンが好き。
やっぱ、いわれなき非難と孤立から救ってくれる存在を希求しているのかな。
まぁ、俺の孤立は自分に責任があるけど、それでも主人公と自分を重ね合わせて熱くなる。
アルパチーノの上質な演技あってこその映画で、内容には期待しない方が良いけど、未見なら一見ぐらいの価値はあるかと思う。
505黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/26(水) 17:34:04 ID:u0onV13OP
その作品単体を語る場合においては「嫌いな作品」は挙げないってことね
506名前は誰も知らない:2011/01/26(水) 21:49:50 ID:vLVPKGBsO
ウォーターボーイズ

青春、仲間…いいな
507名前は誰も知らない:2011/01/26(水) 22:49:14 ID:wipzMNS/0
スウィングガールズも、な。
508名前は誰も知らない:2011/01/27(木) 02:30:58 ID:T0BpdBFPO
サマータイムマシーンブルースの方が好きだな。
509黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/27(木) 02:35:32 ID:FEcKv3BcP
サマータイムマシンブルースって粗筋読むだけで腹が立つ
ああいうのを「イケてる」と考える感性はどうかしてる
510名前は誰も知らない:2011/01/27(木) 02:47:10 ID:T0BpdBFPO
俺は日常系のアニメが好きだからサマータイムマシンブルースも楽しめるんだよ。
和気あいあいとした雰囲気にタイムマシンって舞台装置があって
ちゃんと物語が成立してるなかなか良作だと思うが。
511名前は誰も知らない:2011/01/27(木) 08:39:03 ID:yLFC7nDg0
サマータイムマシンブルースはSFとしてはBTTFより断然良くできてる
このジャンルの邦画では一番好きだな
512名前は誰も知らない:2011/01/27(木) 20:55:17 ID:jDvy9Eko0
ソードフィッシュ見て、ハッカーってかっこいいなあと思った高2の頃。
あの映画のトラボルタ怖い。
513名前は誰も知らない:2011/01/27(木) 21:10:23 ID:jDvy9Eko0
アサンジが死んだら絶対に映画化されるだろうな。
タイトルは「the state assassin 」なんちて。
514黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/27(木) 23:47:41 ID:FEcKv3BcP
ザッカバーグよりはアサンジの方が面白いだろうね
515黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 21:08:27 ID:B2QMeK3TP
「ハートロッカー」

間違いなく大傑作
彼はシニシストであるが、その根底には「不条理」に対する怒りや苛立ちが渦巻いている
その姿勢はまさに彼が好きなミニストリーの楽曲そのもののようだ
任務を遂行する中で一旦は「無力感」「後悔」に苛まれ帰国するが
日常に回帰することによって得られる「安堵」「救済」は彼の怒りや苛立ちを「解決」するものではなかった
彼は再び戦場に戻る(まるでコンラッドの「闇の奥」のようだ)
彼は「戦争」や「不条理」に対する怒りを、「戦場」においてしか発散することが出来ない
「血」や「火薬」を覆い隠すことによって成り立つ「平穏な日常」など彼にとっては欺瞞でしかない

「戦争」に対する苛立ちは「戦場」においてしか解消できず
その欲求解消行為は社会のフィルターを通すことによって「正義」「大義」に還元されてしまう
そしてそれによってさらに高まる「シニカルな怒り」
これが「戦争中毒」の姿なのだ
516黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 21:11:53 ID:B2QMeK3TP
主人公は「爆弾フェチ」なんだよね
要するに
517黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 21:16:46 ID:B2QMeK3TP
「国歌のために、愛する家族のため、大義、正義のために戦う」と言うことも
「ラブアンドピース、ベッドインしよう」と言うことも
出鱈目で、不条理で、あり得ないものでしかない
真実は「血」「火薬」「砂煙」という「存在」に触れることでしか得られない(少なくとも彼にとっては)
518黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/28(金) 21:33:49 ID:B2QMeK3TP
映画版の「二十四の瞳」をこの前観たんだけど
劇中で大石先生が喜び勇んで戦場に赴こうとする教え子たちを諌めようとするシーンがあったんだけど
それが物凄く腹立たしかった
519名前は誰も知らない:2011/01/28(金) 21:52:21 ID:XIvUsWvN0
俺も映画じゃないけど同人エロボイス聴いてて
シチュはわかりやすく言うとナースのハーレム、聴いてる側は患者
その中に出来るナースと出来ないナース「あわわ…!」みたいのが居て
出来るのが出来ないのに対して「違うでしょ」みたいなのがすげーいらなかった
520名前は誰も知らない:2011/01/29(土) 20:22:09 ID:y9cdDeAi0
二十四の瞳は泣けたなあ
ハズイから劇場では観れんわ
521名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 06:14:37 ID:oKgpgijy0
清水宏監督、都会の横顔(53年)を見た。
52年から53年ごろの銀座4丁目周辺が舞台がになってる
画面の7割ほどがオールロケ、戦後10年経たない当時の町並みやデパートの中などで撮影されてるので
貴重な資料映像とも言える訳だが、映画の内容が路上で人捜しをするシーンが多いから銀座の路上がよく写ってる
大通りの真ん中に路面電車が走っていたり
交通量が少ないから早歩きすれば大通りを横断できたり、看板や店舗の様子とか興味深いことが
一番驚いたのが画面にほとんど高齢者が写ってない事だった
銀座の路上も、デパートの中も通行人は若い人で占められていて、45歳以上と思われる人間が画面に入ってなかった

デパートの中のシーンは貸し切り撮影だから、若いエキストラばかりになったという見方もできるが
頻繁に出てくる銀座の路上はエキストラだけじゃなく、一般人も写ってたろうに
そこにも中高年や老人は画面に登場しなかった
(例外として、台詞つきの役者や主演の池部良、森繁久彌など中高年が写ってるぐらい)

戦後10年未満という特殊事情があったとしても、2011年の銀座の風景と比べたら
今の日本が老人過剰な国だということがよくわかった
もう恐ろしいほど全然違う、老人だらけなのだから経済が回る訳ないよな
522名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 15:48:26 ID:0hZXKMSG0
「理由なき反抗」
チキンレースでディーンが転落死して終わるべきだった。
それだと60分代の映画になっちゃうけど。
523黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/30(日) 19:57:22 ID:g9nyQsW4P
「ベルリン 天使の詩」

その二人は飛ぶことが出来た
一人は天使(聖)
一人は空中ブランコ乗り(俗)

近代社会では「聖」と「俗」はいとも簡単に2分割されるが
「俗」なる者たちは「聖」を渇望し、そうなろうと努めるが
一方「聖」なる者たちは俗世界のけばけばしい色使い、強烈な味や臭い、跳躍する身体を意識せずにはいられない
「俗」なるブランコ乗りを愛してしまった「聖」なる天使は天使であることを辞め、俗世界に降りてきて女と結ばれようとする
しかし「俗」に降りるということは観念的な「愛」を放棄し、直截的な情動の下にお互いを求め合うことであった
そしてそれが成就された瞬間、その二項対立は意味を成さなくなるのであった
524名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 20:43:13 ID:0hZXKMSG0
「わらの犬」のダスティン・ホフマンがなぜ襲われてるのか分からんが、
とにかく村人怖ぇ…ついでにスーザンジョージ萌えwレイプシーンで勃ちました。
525名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 20:47:47 ID:e3+3xwdkO
鉄塔武蔵野線
少年の頃の冒険を追体験してる気分になる
526名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 20:49:05 ID:aP22RRtZ0
>>524
わらの犬は真夜中のカーボーイとセットで観ると絶望感が増す
田舎にも都会にも逃げ場は無いぞって感じで追い立てられる

スーザンジョージはダーティメリークレイジーラリーもいいぞ
527名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 20:59:41 ID:0hZXKMSG0
>>526
田舎にも都会にも逃げ場は無いぞっていうのは、映画の話じゃなくて現実だよね。
田舎暮らしは生き地獄っていうSPAの記事怖かった。

あの映画はなぜ襲われてるか分からないから怖い、ってことが分かった。
他に女優で好きなのはミアファローだな。ローズマリー〜しか見てないが。髪カット前萌えw
528名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 21:08:40 ID:aP22RRtZ0
>>527
ローズマリー〜にもたしかレイプシーンがあったな
自分の腹に宿った子供が別の何かに思えてしまう気持ち悪さ。童貞の俺には関係ないがこれも怖かった
529名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 21:37:29 ID:0hZXKMSG0
>>528
(どこぞのクソコテ風に)
ミアファローが隣人に騙されているか騙されていないかへの「解」がラスト(付近)まで完全には解らないように撮られている。
彼女は幸福な出産をするのだ、という「安心」と、隣人からの何かしらの策略に陥れられているのだという「疑念」を見る者は交互に抱く。
作品は「出題者」であり、見る者は「回答者」という「関係」が次第に形作られてゆく。
その縞模様の感情がラストに近づくにつれ崩壊してゆき、「疑念」が「安心」を、いわば「黒」が「白」を侵食してゆく。
そして完全に「黒」だったということが「解」として出されてしまう。
530名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 21:42:36 ID:0hZXKMSG0
しっかしまあ、あんな悪趣味な映画のサントラよく買ったと思うわww
「キャリー」と「ローズマリー〜」は不思議な求心力を持っているが、あれは音楽の力でもある。
両作品とも若いゴスロリ女とかもハマりそう。
531名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 21:51:02 ID:aP22RRtZ0
キャリーは名作だし、デパルマ映画の中でも上位だけど弧男的にはやはりデビルスピークだろう
キャリーのパクリと切り捨てるには惜しい作品。こっちは絶対女のファンなどつきそうにないけど
532名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 22:03:58 ID:0hZXKMSG0
>>531
デビルスピーク…調べたがひでぇww
だがしかし見たい…ストーリーは確かに「キャリー」っぽいな。
「キャリー」は原作だと女教師が生き残るんだってね。
音楽に不思議な美しさがあって好きなんで、こちらもサントラを持ってます。

「ウィッカーマン」はどう思う?見て勃っただろ?
まあしかし、エロの官能と同時に生理的に受け付けないような映像も随所に…
533名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 22:25:13 ID:aP22RRtZ0
>>532
あの女教師とキャリーと踊ったイケメンだけは助かってほしかった
ウィッカーマンはこないだTVでやったリメイク版しか観てないんだ(途中までゾンゲリアをリメイクしたのかと思ったw)
オリジナルも観たいけど田舎のツタヤの品揃えの悪さは異常

エロといえば、映画で抜く事ってある?
534名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 22:32:46 ID:QuQT0FQw0
ない、映画独特の緊迫感っていうか、そういうのが邪魔してさ

いやーしかし暴力映画って本来ビクビクしながら観るもんだと思ってた俺だけど、「アウトレイジ」
後ろから指でつつかれてわっ!って脅かすのが映画として暴力になっただけと考えると怖くないんだね
それどころかたけしが作ったってだけでまるで小学生みたいに笑える
それとそうやって見れる事の嬉しさっていうもあって二倍の楽しさって感じ
罵詈雑言もヤクザも大嫌いな俺だけど、それが飛び出す程に笑える
「アキレスと亀」にもそういうシーンあったけど怪我して包帯巻きになる度に笑える
535名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 22:50:34 ID:/C/5ADZ1O
あれはキャスティングが見事だったけど一番は石橋漣司だよなw
536名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 23:07:47 ID:n8zaoikH0
映画館ではないけど家でDVDなら余裕で抜いちゃいますねフヒヒ
537ε=┏(*゚▽゚)┛:2011/01/31(月) 03:33:24 ID:GBKpAVyT0
イタリア映画ソドムの市((笑))
538名前は誰も知らない:2011/01/31(月) 04:30:44 ID:YSER3xMX0
ドニーダーコ
結構がよくわからなかたので青春映画として楽しんだことにした
539名前は誰も知らない:2011/01/31(月) 09:08:17 ID:8AihS2Mw0
>>537
あれが鬼才パゾリーニの遺作だと・・・・orz
540名前は誰も知らない:2011/01/31(月) 16:02:41 ID:2rBvGFsAO
>>524
あのヒロイン、地肌にセーターはいかんと両親に教わらなかったのでしょうかね
あと地肌にスケスケレインコートとかもいかん
いかんです
541名前は誰も知らない:2011/01/31(月) 19:03:55 ID:uCicwYZt0
>>533
「白い肌の異常な夜」っていう、イーストウッド主演映画で抜いた。
そのつもりで見始めたんじゃなくて、押さえ切れなくなった。
だって負傷兵をいろんな女が誘惑しながら看病してるんだもん。中には年端もいかぬ少女まで…
542名前は誰も知らない:2011/01/31(月) 20:43:49 ID:y1YUHv3P0
実在する本人はどうだかわからないけれど、ソーシャル・ネットワークでのザッカーバーグは孤男だと思う
ああいう下手くそな人付き合いしかできない人って孤男って言っちゃダメなのかな
543名前は誰も知らない:2011/01/31(月) 21:12:30 ID:uCicwYZt0
ザッカーバーグはアスペと健常のボーダーなんだとよ。
544黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/31(月) 21:19:17 ID:2ENUum5ZP
ザッカーバーグは実際は彼女いる(いた)んだけどね
映画では物語の軸に沿わせるため意図的に削除してる
545名前は誰も知らない:2011/01/31(月) 21:39:50 ID:uwR8vSQlO
周辺人さんはピカソトリガーって知ってる?
546黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/31(月) 21:42:18 ID:2ENUum5ZP
知らないよ
547名前は誰も知らない:2011/01/31(月) 22:34:29 ID:hAGCv2h10
タクシードライバーよかったお
スカーフェイス見たけど、胸糞悪くなった。風邪が余計悪化したw
548黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/31(月) 22:41:06 ID:2ENUum5ZP
「スカーフェイス」の作品そのものというより
その作品全体を覆う雲のような「80年代感」が苦手
549名前は誰も知らない:2011/01/31(月) 23:32:41 ID:3JD7e5Xn0
俺も最鬱映画レクイエムフォードリームで鬱が悪化した
そしたらこの人>>219全然だって、誰か助けてよ
でも悲しいかなラストの目も当てられないマリオンは綺麗すぎる
550名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 02:10:01 ID:iuLEUVHg0
タクシードライバーといえば弧男映画の代表だが
裸の十九歳
十九歳の地図
も観るべき
551名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 13:34:58 ID:MOw50ZggO
>>549
欝だったら「この町で天使はバスを降りた」って作品がうってつけ
タイトル通りもの凄い癒される作品だからおすすめ。
552名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 17:53:35 ID:NnNQ8Y/xP
この板的には「バッファロー'66」とかいいんじゃないか?
553名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 18:40:02 ID:MOw50ZggO
すまんこの森だった
「この森で天使はバスを降りた」
554名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 19:03:54 ID:MOw50ZggO
「ソーシャルネットワーク」鑑賞
アメリカのスクールカースト、ジョグスとナード、ギーグなどのヒエラルキーなんか日本人には分からないよな、しかもアイビーで。冴えないナードでも新たにフロンティアすれば旧態依然としたスクールカーストも一発逆転できる
なんてすげえ典型的なアメリカの「物語」が根源にあるよね。アイビーでラグビーやって証券会社に就職してアッパーウエストサイドでハイソに暮らして、バー二ーズで買い物してフォーシーズンズで食事する。
「アメリカンサイコ」や「SATC」のような「物語」じゃなく、冴えないナードでも最年少億万長者になれるそんな「物語」がITベンチャーの出現で可能になった、それは凄いパラダイムシフトだよね。
後実際のザッカーバーグはどうだか知らんが、映画のザッカーバーグは友達付き合いが下手な孤男だとはまったく思えない。
いくら親友でも仕事というフィルターがかかった瞬間友情に亀裂が入るのはよくある話、映画では割愛してたがフェイスブックを設立するのも人間関係作るのが下手だったら不可能だったんじゃない?
ザッカーバーグが人間関係作るのが下手と感じるのは共同幻想に惑わされすぎ。ザッカーバーグは孤男の側面があると思うがベクトルの違うアンビバレンツな側面だな。
後、ナップスターの創始者の役をジャスティンティンバーレイクが演じてるのはもの凄いアイロニカルだと思った。
555黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/01(火) 19:13:15 ID:TAsambBlP
「ザッカーバーグは孤男か否か?」みたいな意見の分裂は
製作者たちが作り上げた「ザッカーバーグ像」と
現実の「ザッカーバーグ」がそもそも分裂しているというところに起因するのだと思うよ
いくら製作者たちが物語をつくろうとしても
それが実際の人物、出来事に基づいている以上
後者の優位性は揺らがないわけだね

「スクールカースト」描写がこの映画を駄目にしているとも思う
556名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 19:21:34 ID:MOw50ZggO
だろうね。
でもSNSもやらないしフェイスブックも興味ないから後追いで自伝みたいなの読もうとも思わないし
フィクション織り交ぜてる自伝でそこが焦点とも思えない。
起伏ある演出とかはクラブのダンスフロアの音響とかは素晴らしくさすがにフィンチャーすげえと思ったけど結局この映画って「ナードの逆襲」なんだよね。
でも才能も何にもないナードはどうすれば良いんだよ。
「エレファント」や秋葉原事件みたいに見えない敵を作って自己擁護するしかななくなるのかよ。
557黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/01(火) 19:30:07 ID:TAsambBlP
「何かを作り上げる」「育てる」みたいなことの動機付けって
それがガムシャラであればあるほど根源にあるのは動物的な欲求とかフェチシズムであって
「ジョックスへの復讐」みたいな社会的なものではないんだよね
SNSってものの本来的な性質だって「人を繋げる」というものであって「人を分断する」ものではないんだよね
558黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/01(火) 19:34:42 ID:TAsambBlP
以前NHKでアスペを取り扱った特集を見たんだけど
そこに出てくるアスペってのはみんな社会に認められる特殊な技能を持った人達だったんだよね
そういう「アスペ神話」みたいなのに安易に乗っかってる感じがしてあまり好感がもてなかったってのも勿論ある
559黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/01(火) 19:37:53 ID:TAsambBlP
自分の着ている服はショボイのにホームページのデザインにはこだわるってのも
親が「自分の子供には良い服を着せてあげたい」って思うのと同じじゃないのかね
560黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/01(火) 19:58:48 ID:TAsambBlP
自分がこの映画を作り直すとしたら
「親の子に対する(偏執的とも表現できるような)愛情」の話にするね

ひろゆきが訴訟問題から2ちゃんの管理人を降りたのだって
「母なる証明」のラストで母親が息子の元を去るのと似てるし
561名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 21:18:22 ID:V7levQJ/O
酔いどれ詩人になる前にの主人公のダメさ
レスラーのまともになりたいのにいつもヘマをしてしまう辛さ
イエスマンの人生がボーッとすぎていく寂しさ

孤男にはよくわかる、痛みと自分のおろかさなんだけど
どの作品も形は違えど、救いの要素があるんだよね
だから、見ていて共感から現実に直面させられる
バッドエンドよりこういう作品たちの方が、深く心にくるし、現実を考えさせられる・・・
あぁ主人公たちは希望を見つけたんだ、一歩踏み出したんだなぁ自分は・・・
562ε=┏(*゚▽゚)┛:2011/02/01(火) 21:24:28 ID:Efe0d8+K0
アンチキリスト((笑))
563名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 22:12:16 ID:8I1jsU160
>>466
音楽の授業でサウンドオブミュージックとアマデウスを、
保体の授業でフィラデルフィアを、
英会話の授業でモンテ・クリスト伯を、
見たことを覚えてるわ。懐かしい。
遅レスですまねえ
564名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 23:11:00 ID:MOw50ZggO
「アカルイミライ」鑑賞
二度目の鑑賞だが前回は流し観でみて今回はじっくり観た。
押井守が「スカイクロラ」で終わりなき日常をどう生きるかソリューションした。この「アカルイミライ」は黒澤清がポストモダン的な閉塞感のソリューションを提案してるのだと思う。
つうか暗い本当に暗い。 だけど辛いのは分かる、本当に生きてるのが辛い。 じくじたる思いで鑑賞した。
だけど浅野忠信は許せないだろどう考えてもオダギリジョーも許せない
被害者感情も考えろよ罪を憎んで人憎まずは駄目だろ。性善説を俺は信じたい。つうか難しいわやっぱ、黒鳥館解説と補足頼む。
少なくとも希望は見いだせなかった、よけい辛くなったわ。
565名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 23:15:31 ID:ikEtiOX20
>黒澤清がポストモダン的な閉塞感のソリューションを提案
なんだこれw
566名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 23:20:30 ID:aMnUMwcU0
ゆれる
トマスHクックの小説をしょぼくした感じ
面白かった
567名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 23:20:48 ID:MOw50ZggO
ポストモダンって、応は都市機能や技術はもの凄い充実したんだが精神はそれに追い付いてない、その喪失感をどうすれば良いのかってことだよな。
黒澤清はクラゲってガジェットでそれを表して、意味なく人を殺すだがそれをも共存しながら生きていかなきゃ行けないって映画だと思ったンだが
頭悪すぎて全然違うかも試練が。
568黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/01(火) 23:29:39 ID:TAsambBlP
映画(芸術)ってのは現実社会(近代)における「人知」とか「人倫」のようなパラダイムから鑑賞者を離脱させて
異空間での冒険に誘う

オダギリは(この映画に感動した者がそうであるように)現実社会を生きるための動機付けを欠いた存在
ところが笹野高史はオダギリに介入して現実社会を生きるように仕向ける
オダギリは笹野に対して殺意を抱く
しかしオダギリが現実社会を生きる動機付けを欠いている「だけ」なのに対して
現実社会を生きる動機付けを「欠く」ということに対する「苛立ち」や「苦しみ」すら欠いている男がいて、
それが浅野忠信であった
浅野はオダギリより「深遠な」ところで生きている為、オダギリの意識を見抜き
自分が失った「希望」をオダギリに託し、オダギリが殺人を犯さぬように笹野を一足先に殺す
569黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/01(火) 23:35:58 ID:TAsambBlP
現実社会を生きる動機付けを現実社会に見出せないオダギリは
超常的な存在である「クラゲ」(怪獣)を育て、彼らの人知、人倫を超越した行動を目の当たりにすることによって
これまで絶対であるかのように見えた「社会」の裂け目(「異世界」への扉)の存在を感知し、
だからこそあえて社会を生きてみようと考える

「クラゲ」は「怪獣」であり、また「映画」そのものでもあるんだよね
570黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/01(火) 23:38:36 ID:TAsambBlP
「紀子の食卓」のオーコメで園子温が「家族を生きるのを止め、家族を演じた方が良い」ってようなことを言ってるんだけど
「アカルイミライ」は「社会を生きるのを止め、社会を演じたほうが良い」という映画
571名前は誰も知らない:2011/02/01(火) 23:44:31 ID:MOw50ZggO
解説ありがとう。
読んでるだけで辛くなってきたわ、笹野さんは本当に死ななきゃいけなかったの?
シネフィルとか芸術ってのは分かるんだが、人を殺してまで生きる人生ってなんだよ、辛いわ本当に・・・・・
あと良ければ高校生集団と最後のメタフィクションの演出の理由も教えて欲しい、これはあくまで映画って言い訳?
572黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/01(火) 23:57:33 ID:TAsambBlP
笠野さんってのは「悪意の人」ではないんだけど、そういう人を殺しかねないほどにオダギリは追い詰められていたってことなんだね
そして「殺させない」ために浅野は殺し、死ぬ

最後の高校生はビニール袋を蹴って遊ぶんだけれども
オダギリはクラゲを育てないと「異世界」にアクセス出来なかったが
より若い高校生はビニール袋から「異世界」に接触できる
その彼らの存在こそ「アカルイミライ」なんだね
573黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/02(水) 00:11:01 ID:n94WySesP
クラゲが増殖して、波紋を起こす
その「意味の無い」カタルシス
574流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/02/02(水) 00:14:39 ID:yLyoHvBR0
ただこの映画は2003年のもので
現在はその当時より明らかに閉塞してるわけで
黒沢には早く新作を撮って欲しい
575黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/02(水) 00:27:08 ID:n94WySesP
「テリーのワンダーランド」ってゲームがあって
その主人公であるテリーが「生きて」いるのは
「自分の生まれ育った世界」なのか「タイジュのくに」なのか「異世界の扉の外」なのか
と考えたことがある
576名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 00:34:02 ID:hydPVFYo0
黒鳥館ってリア充なん?
577黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/02(水) 00:35:38 ID:n94WySesP
「リアルが充実している人」って現実にはほとんどいないと思う
578名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 00:36:26 ID:hydPVFYo0
彼女いて就職決まって友達もたくさんいるん?(・ω・ )
579黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/02(水) 00:38:21 ID:n94WySesP
それはないね
そうであることが本当に良いことなのかにも疑問を感じないでもない
580名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 00:38:50 ID:MyDl47xqO
こいつの書き込み見てリア充に思えるか?
レス見りゃわかるだろw
581名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 00:39:44 ID:hydPVFYo0
なんのバイトしてるんよ?(・ω・)
582黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/02(水) 00:40:25 ID:n94WySesP
「仙人」になるのが将来の夢
583黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/02(水) 00:44:09 ID:n94WySesP
>>581
週一くらいで服の仕分け
あとは毎日近所の古本屋回ってせどり
584名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 00:47:36 ID:hydPVFYo0
服の仕分けって何?
585黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/02(水) 01:05:41 ID:n94WySesP
配送先ごとに服を分けるの
586名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 01:10:27 ID:hydPVFYo0
中井英夫がすきなん
587黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/02(水) 01:13:57 ID:n94WySesP
高校のとき「悪夢の骨牌」に感激して、それ以来
ってクチ
588名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 01:17:40 ID:hydPVFYo0
(^ν^)もっと知りたいな黒鳥館の事
589黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/02(水) 01:23:34 ID:n94WySesP
なんでニュッ君なの?
590名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 01:25:41 ID:hydPVFYo0
(^ν^)大学どこなの?
旧艇?
591黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/02(水) 01:26:20 ID:n94WySesP
ひみつ
592名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 01:27:32 ID:hydPVFYo0
(^ν^)部活何やってた?童貞?
593名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 01:31:20 ID:e5CaAEOy0
秋葉でトラックで突っ込んで殺傷された映画
594黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/02(水) 01:34:23 ID:n94WySesP
>>592
陸上、弓道、童貞
595名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 04:03:47 ID:PDQfu+Xo0
アカルイミライだ、バックホーンが好きだった旧友が観ろ観ろ言うから観たっけ
オダギリの白痴の感じが可愛かった、浅野も狂ってて面白かった
着ている洋服とか俺がやっといたぞオダギリみたいな所とか
あと肝心な所で居ないんだよなもう、何でCDがなくなったか
何で自分だけからあげが小さいのかちゃんと説明してくれよって
596名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 04:54:58 ID:PDQfu+Xo0
…でもよくよく考えたらからあげが小さいと思ってるのはオダギリだけじゃないかもしれない
もしあの場に居る全員がみんな「小さいです」って口を揃えてオバちゃんに楯突いたとしたら
なんかハッピーで楽しい展開かもしれない、それと危険な白痴美を持つのは
オダギリだけじゃなく浅野の方もだったのかもしれない
597名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 08:58:44 ID:31m78YyE0
オダギリと浅野で仮面ライダーVSウルトラマンでもやんねーかな
実相寺亡き今監督が想像できないけど
ってオレ頭狂ってるな
598名前は誰も知らない:2011/02/02(水) 09:06:49 ID:SOjgBF6r0
実相寺昭雄監督の「無常」は傑作。観るべし。
599名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 00:26:06 ID:dQcThQDU0
「キック・アス」観賞
まじでええええええええええええええええええええええ本当に面白かった、ヒットガール確かに可愛いわwwwwwwww
最初は単純に「ソーシャルネットワーク」と同じ「ギークの逆襲」なのかと思ったんだけど、全然違った。
アメリカのヒーロー観って日本と違ってパーソナリティがあるわけなんだよね、日本のヒーローは毎週敵と戦い最終回を迎えて終わる
自分がヒーローであることのアイディティティがなくて目的(敵を倒す事)に猪突猛進になんの疑問もなく淡々と行う。
対してアメリカのヒーローは敵が現れて戦うこと以外に、「ウォッチメン」「X-MEN」みたいに自分にパーソナリティがあって
その場所にコミットして、そこのホモソーシャルな関係と共存しなければいけなく承認を得る必要があるわけだ。
つまり承認さえ得られれば、器質的な突然変異で力を得た「ウォッチメン」「スパイダーマン」「X-MEN」から
「バットマン」「アイアンマン」「キック・アス」のようにテクノロジーやデバイスを使った普通の人間のヒーロー像の存在へコンバート可能なわけである。
で「キック・アス」の何が面白いかって、デイヴ・リゼウス=キック・アスものすごい脆弱な存在なのだが
そのアイコンが一人歩きして(youtubeやマイスペースの力で)ヒーロー像が確立する。
そこでもうひとつのヒーロー像、ビッグダディ、ヒットガールの存在である。
ビッグダディは元警官で妻を自殺に追い込んだフランク・ダミコ率いる犯罪組織を壊滅させるため
娘をありとあらゆる殺人技術を習得させるためパターナリズムというべき英才教育をする。
600名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 01:07:23 ID:dQcThQDU0
このヒットガールっていうのは「ニキータ」「ガンすリンガーガール」のように殺人技術の手練手管を習得して
悪人をこれでもかと殺しまくるのである、そのガンタカアクションシーンは目茶苦茶スタイリッシュでかわいいいいいいいいいいんだよね。
でこのビッグダディとヒットガールってのは悪人を倒しまくってるんだけど、その行為自体を
理解者のビッグダディが警官時代の相棒を除いてこの二人の存在を誰も知らないわけだ。(後にフランク・ダミコは知られることになるが。)
誰に承認されることもなく淡々粛々と悪人を成敗する、つまり日本の「プリキュア」とか「スーパーヒーロータイム」とか「ドラゴンボール」
みたいなヒロイックだけど承認されない存在自体が認められてない存在として描写されるわけである。
だけどヒットガールっての11歳の少女にして、超人的な身体能力ももってるわけで、従来の特殊能力をもったヒーローのメタファー的な側面があるわけである。
キックアスとヒットガールの関係性はバットマンとロビンの存在のようであって全然違う、まったく無力な少年とスーパヒーローの少女のコントラスト
最初は物凄い平凡に過ごしている少年デイヴ・リゼウスは、テクノロジーもまったく関係なく内省的な成長を得てある種セカイ系的に本物の無力なスーパーヒーローになるわけである
そのコントラスト、その二つのコントラストの相乗効果がカタルシスになるわけである。
この映画はヒットガールの華麗なるガン・タカアクションが物凄いクローズアップされているが、ヒットガール自体は引き立て役で
ラノベ的に、ある運命があってその運命を受け入れるのではなく大切な人ができて、その運命に主体的にコミットしていくことを決意するそれはセカイ系的なのだけれど
さえない本当に何処でも要るギークの少年が、勘違いで承認されつつも本当に無力なのだがスーパーヒーローになる、その新しいスーパーヒーロー像の提案が素晴らしかった。
本当に面白かった、町山がベスト1に選ぶのも肯ける作品であることは間違いないと思う。






601名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 01:12:47 ID:dQcThQDU0
町山じゃなくて映画秘宝ね
602名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 07:33:50 ID:cnZR8fA60
どうでもいいけどデイヴ・リズウスキーね
603名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 11:35:43 ID:ZIMNj8siO
wikiだとリゼウスキだよ
604名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 15:10:38 ID:X0AB2EwzO
月に囚われた男 面白い
605名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 17:50:01 ID:WC/JYXIa0
「長距離走者の孤独」(イギリスの感化院のマラソン大会を扱った映画)でのやり取り。

院長「名前は?」
不良「スミス」
院長「Serをつけろ」
不良「サースミス」

カッコイイ。
606名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 17:51:49 ID:WC/JYXIa0
Sirでしたww
607名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 20:57:18 ID:WC/JYXIa0
誰も見ていない映画を挙げてしまったようだな…寝る。
608黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/03(木) 21:20:01 ID:aEhIHSqbP
「幕末太陽傳」

「終わりが見えている」からこその滑稽な振る舞いなのか
「終わりが見えていない」からこその滑稽な振る舞いなのか
609黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/03(木) 21:40:07 ID:aEhIHSqbP
「バリーリンドン」ってのはリンドンをはじめとする登場人物達を
引いた視点から観客が鑑賞し、笑う訳だけれど
「幕末太陽傳」ではフランキー堺が引いた視点から登場人物達を観察し、笑う
何故フランキーは「笑」えるのか?
それは彼が頭が良いということでもあるんだけど、重要なのは彼は「死が差し迫った」であるのだということ
そしてこの「幕末太陽傳」を鑑賞する者は、この映画によって笑わされる度に「死」を想起せねばならなくなる
そこで描かれる「死に行く存在」鑑賞者や登場人物といった「人間」であり、
幕藩体制、赤線といった「時代」でもある
「バリーリンドン」のラストのナレーション
「今となっては、全ての者は全ての者が墓の中」

この映画には「幻のラストシーン」があって
それは昭和30年(現代)の品川を江戸時代の格好をしたフランキーが笑いながら駆けていくというものだったらしい
なるほど、確かにあらゆるものは死ぬのかもしれない
しかし、このラストシーンが表すように「笑う」「駆ける」といった「身体的」な衝動
そしてそれを焼き付けたフィルムの「存在」は時を突き抜けるのだ
そしてその「突き抜け」こそが「異世界への扉」たる映画(芸術)の可能性そのものなのだ
610名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 22:04:40 ID:orVsCde/0
>>605
いやコレ観たいと思ってたんだ。淀川先生も絶賛してたよな
DVDとかってあるの?
611名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 22:06:09 ID:WJoMPx6p0
川島ならしとやかな獣だろ
612名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 22:07:55 ID:cnZR8fA60
wiki()
613黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/03(木) 22:09:52 ID:aEhIHSqbP
「エヴァ」も「幕末太陽傳」を参考にしてるらしい
確かに(テレビ版〜旧劇までの)「エヴァ」は傑作だった
614名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 22:28:47 ID:orVsCde/0
リアルタイムでエヴァやってた時いくつだったの
俺ちょうど厨房だったからハマったなあ
615黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/03(木) 22:30:18 ID:aEhIHSqbP
小学校2,3年のとき再放送で見た
616名前は誰も知らない:2011/02/03(木) 22:45:35 ID:ZIMNj8siO
再放送って深夜の?
617黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/03(木) 22:49:22 ID:aEhIHSqbP
地方放送局が明け方に放送してたの
618名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 00:29:14 ID:MhLJsaSuO
長距離走者の孤独は(イギリス映画だから当然だが)イギリス人向けの作品
どういうことかと言うと、この作品はイギリスの階級社会を背景とした青春映画だから
主人公の忸怩たる行動、暴走、メンタリティーはイギリス社会を知ってるとよりわかるんだろうな
ケン・ローチも社会を描くけど、彼は問題、テーマをまず観客に提示して(階級だったり人種だったり雇用だったり)
それにもがく人たちを描くが
長距離走者の孤独は、不器用な主人公の行動やメンタリティーを通してイギリス社会も見えてくるような感じ

また>>605にあるようなアメリカのジョークとは違うイギリスの笑いっていいよね

川島雄三は幕末太陽伝もいいけど、これは川島の中では凡だな
まあ川島は全ていいんだが『貸間あり』『人も歩けば』『須崎パラダイス 赤信号』などは
特に彼らしい浮薄軽妙な味わいを感じる
619名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 07:39:28 ID:Xq50RfwL0
そういや新潮文庫の「長距離〜」にはユニオンジャックが
どんと描かれてるね
620名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 17:26:23 ID:M0um5oLE0
>>610
DVDは未発売。気に入りすぎた俺はアマでビデオを購入済み(当時は安かった)。
>>619
あれ池田満寿夫作なんだぜ。
621名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 21:42:30 ID:M0um5oLE0
中学時代、「ロミオ&ジュリエット」のディカプリオ様が大好きー!好き好きぃー!みたいな同級生の女子がいたなぁ。
今頃「トワイライト」でも観てるのだろか…

恋愛映画ってジャンルは孤男には要らん。
「ひまわり」には感動したけど。あと「島の女」も両方ソフィアローレンでしかも古い。
なぜかニッポンの皇室からの文化賞(笑)を受賞している。
622名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 21:43:28 ID:M0um5oLE0
あと「島の女」も。〜
623名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 21:46:36 ID:xGbghzJ40
えー清作の妻とか赤い天使とか面白いじゃん
624名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 21:55:30 ID:M0um5oLE0
>>623
なんかその後者が面白そうなんで見てみるわ。

ヒロインに恋したことならある。それは「羅生門」の京マチ子じゃ!
登場シーンが素晴らしい。
作品としては完全に過大評価だがな。
嘘が、嘘を言っている人間の利益になってないので話として成立してない。
625名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 22:05:59 ID:1d0M9Lqb0
確かに恋愛映画も恋愛小説も見たり読んだりしたことないわ。完全なエンタメ寄りのやつは。
でもディカプリオ自体はいい俳優だ
626黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/04(金) 22:13:20 ID:as8tfnQJP
「ワイルド・アット・ハート」は素晴らしい恋愛映画
627名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 22:22:25 ID:SOrQwvLz0
俺、恋愛映画好きだけどなぁ。
いかにも!なカップル向けムービーじゃないやつ。

「イングリッシュ・ペイシェント」
「アメリ」
「華様年花」
「恋する惑星」
「エイジ・オブ・イノセンス」

あと色々。

特にスコの 「エイジ・オブ・イノセンス」は
ダニエル・デイ・ルイスもミシェル・ファイファーも大好きなのでマスト。
628名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 22:26:19 ID:1d0M9Lqb0
いっぱいあるんだな。孤男おすすめの恋愛映画見てみるか
629名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 22:27:58 ID:M0um5oLE0
>>625
初めの頃はチャらい俳優と思ってたけど、アビエイターで認識が一転した。
今度フーバー長官で出るらしいね。イーストウッド監督で。

「俺たちに明日はない」は間違っても恋愛映画にカテゴライズされないけど、
男女愛が描かれている映画の中ではかなり好き。
「欲望という名の電車」は冒頭の痴話喧嘩で観る気失せた。

My姉は「ノッティングヒルの恋人」が大好きで、やっぱりああいう映画は女のためにあるんだなと思う。

映画じゃないが、高校時代教室で「I's」読んでる奴がいた。度胸あるなーと思った。
630名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 22:33:50 ID:LA3S40Kw0
恋愛映画か、御法度なんてどうだ?だめか
青い春はどうだ?スクイズ系だ、だめか
しかたない、百歩譲って恋愛寫眞にしとくか
631名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 22:33:51 ID:M0um5oLE0
恋愛はその映画の「一部」であってほしい。
632名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 22:36:09 ID:qO5/GP6jO
バズラーマンの「ロミジュリ」はコメディだよ
633黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/04(金) 22:51:05 ID:as8tfnQJP
「I's」くらいみんな読んでるよ
俺も読んだけど胸糞悪かった
634名前は誰も知らない:2011/02/04(金) 23:57:58 ID:mBmjQ4Yz0
>>624
集客重視の恋愛映画なんて観たってそりゃつまらんよ。最大公約数的なものにしかならないし
赤い天使も清作の妻も凄く面白いからぜひ観てくれ。他にも
ハロルドとモード 少年は虹を渡る
アリスの恋
痴人の愛
とかも一応恋愛ものだけど弧でも楽しいはず。あと石井隆のナミものとか
比較的新しめのものだと、ベティブルーやリービングラスベガスもそこそこだったかな
635名前は誰も知らない:2011/02/05(土) 11:02:31 ID:d9B56RlL0
「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」
「レスラー」
「デッドマン」

俺の三強
636名前は誰も知らない:2011/02/05(土) 11:17:12 ID:qvbcwwoL0
>>634
ハロルドとモード 少年は虹を渡る
これ調べたけど少年と老婆の恋愛ってw
でも「冬のカモメ」の監督なんで興味湧いた。
637名前は誰も知らない:2011/02/05(土) 15:19:55 ID:qvbcwwoL0
>>634
レンタルしに行ったら置いてなかった。
しかたないんでラーメンズ借りた。
638名前は誰も知らない:2011/02/05(土) 16:32:22 ID:0WQX0GJt0
>>637
ハロルドとモードってDVD出てないんじゃなかったっけ?
たしかVHSだけだったような・・・
639名前は誰も知らない:2011/02/05(土) 16:42:30 ID:eKsOmOxcO
赤い天使、清作の妻、増岡×若尾文子だな
なかなかドラスティックなのが好きみたいだな、ベティ・ブルーとか流行ったな
おれは増岡×若尾と言うと青空娘、最高殊勲夫人あたりか
増岡作品も全部好きだな

2月26日の劇的3時間SHOWは映画好きなら行くよな
周辺人も応募しろい今度はタダだからw
640名前は誰も知らない:2011/02/05(土) 18:07:09 ID:b40+rgQFO
増村だけどな
641黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/05(土) 20:53:49 ID:HclwQShgP
>>639
その中だと是枝の映画しか観たことないんだよね
ちょっと考える
642名前は誰も知らない:2011/02/05(土) 20:56:55 ID:5Rvc1Yhk0
ノンケなんだけど最近ゲイの恋愛映画の方が純粋に感動
できるようになってきた。ブロークバックマウンテンよかった
643名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 01:06:04 ID:4Ru0UY6CO
>>641
たぶんこの日はホウシャオシェンだけなんじゃないかな
644名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 03:25:37 ID:VgvTN5D/0
>>324 だが、
どうやらアカデミー賞は「英国王のスピーチ」が戴くようだ。
たぶん作品賞も。
アカデミー賞には8割方興味ないけど、残りの2割で「まあ、楽しみながら予想してみっかw」
とか思ってる。

…これまで吃音に触れたがらなかったテレビ(NHK)が一昨日、吃音の男性の生活を紹介していた。
「英国王〜」と何か関係が…(無いかw)
645名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 04:40:23 ID:LbnpKg3q0
スカーフェイスいいよね
646名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 14:33:06 ID:wYpGP7qFO
パリ、テキサスつまらなさすぎる、死ね
647黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 19:22:27 ID:S3IHonEAP
「ジェリー」

とにかく画面が美しい
その画面を二人の男たちがひたすら歩く
この映画の前半のみを見た人の中には、彼らが「遭難している」ということにすら気付かない人もいるだろう
だが、それでいいのだ
圧倒的な画面(世界)の前では、彼らの置かれた「遭難」という状況や、「生」や「死」ですらも矮小化されてしまう

ガス・ヴァン・サントって「グッド・ウィル・ハンティング」とか「小説家を見つけたら」「ミルク」とかはダメダメなんだけど
この手の「「世界」との視点の共有」を志向した作品は素晴らしい
648名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 20:11:52 ID:V/mp98+PO
>>647
いや、グッドウィルハンティングやミルクと同じ土俵にのせて
ああだこうだ言っても仕方ない映画だと思ったな、個人的には。
美術館で絵画を見てすごす1日も、自室で小説を読んですごす1日も、
同じように有意義で楽しいわけでさ。楽しさの質が違うだけで。
649黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 20:29:43 ID:S3IHonEAP
>>647で挙げた三つの作品はどれも「はじめに結論ありき」で「取って付けたような」テーマを描くという
どれも「面白い」とも「有意義」とも思えなかった
650名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 21:24:33 ID:V/mp98+PO
>>649
なるほど。わかるよ。
ただ、俺としては「作家性は細部にこそ宿る」と考えてるから、
「結論ありきだから」とか「テーマがありきたりだから」といって
それだけでマイナス査定にはならないな。
ふたつの点を結ぶ線は無限に存在するはずだと思うから。
たしかに「小説家を〜」はいまいちだったけど。
651黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 21:35:24 ID:S3IHonEAP
「テーマがありきたり」ってのと「取って付けたようなテーマ」ってのは
似ているようで厳密には違うんだよね
「ありきたりでないテーマ」ってのを見つけるのは不可能に近いくらい至難の業であるわけだし
652黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 21:40:31 ID:S3IHonEAP
映画ってのは必然的に「テーマ」に沿って物語を構築し、映像(あるいは音楽も)構成しなければならないんだけど
そういう「制約」がある中で「取って付けたような」ようなものを作らないためには
「自分」という「ちっぽけな存在」が「テーマ(およびそれによって形作られる映画)」を作るということを
徹底して意識化するしかないと思うんだよね
653黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 21:42:55 ID:S3IHonEAP
つまりそれは「圧倒的な不可能性(虚無)の中に身を置く」ということ
654135:2011/02/06(日) 21:47:16 ID:Z7Yo7PG20
館主ってグッドウィルハンティングの主人公っぽくないか?
ロビンウィリアムズに一回説教してもらったらいいのに。
655名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 21:48:10 ID:Z7Yo7PG20
ああ、名前の135はよその書き込みのやつね。ごめん
656名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 21:55:42 ID:RU99S/iUP
アマデウスおすすめ
657黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 21:56:55 ID:S3IHonEAP
>>654
自分は「単なる一介の馬鹿」に過ぎないからかね
658名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 22:10:58 ID:V/mp98+PO
>>653
つっかかるようで申し訳ない。
あなたの書き込みを読むと、某文芸評論家の顔がちらつくよ。
もちろん、それも映画のひとつのありようだろうね。
映画というか表現すべての。
あとはもう「人それぞれ」って結論しか残ってないわけだけど。
659名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 22:16:57 ID:Jl1mFoN40
正直いつもいつも抽象的過ぎるし主観的過ぎるし何言ってるかわかんないよ
660黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 22:18:11 ID:S3IHonEAP
「人それぞれ」って結論を「否定」することは勿論出来ないんだけど
「言葉」ってもの自体が何らかの形での「絶対性」を志向してしまうんだよね
あり得ない「絶対性」に向かって言葉を紡ぐということ
それは「映画を作る」ということでもあるし「出来上がった作品を批評する」ということでもある
661名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 22:30:57 ID:Z7Yo7PG20
>>657
「君は悪くない」
甘やかしではなくそう言ってくれる人が身近にいるって幸せだろうな。
あの映画は弧男的には恋愛映画観るより胸痛いものがあった。
662ロビンウィリアムズ:2011/02/06(日) 22:34:53 ID:VgvTN5D/0
『ウザ芸』とでも呼びたくなるわw
「気付いたこと」をあたかも己しか気付いていないと信じているらしい。俺にはそう見える。
もちろん成長の過程でそういう時期があってもいいけどね。
「仙人」になりたいならガンジス付近行って死体が焼かれてるのでも見てくればいいのに。

663名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 22:35:07 ID:Jl1mFoN40
本当に映画が好きなのか?
664名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 22:36:19 ID:nlR6HICQ0
このスレに映画撮ったことある人っている?
665黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 22:39:46 ID:S3IHonEAP
>>661
あれは「子供」に読み聞かせる「おとぎ話」みたいなもんだから

>>662
「俺が気付いたんだ!」と思うからこそ書き込むのは確かだけれども
「そんなもんみんな知ってるよ」という意見があってもまた良い
「表現」「批評」ってのはそれ自体によって完結するものではないのだから

インドには行ってみたい
666名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 22:44:49 ID:TfsvUsjJO
オーメンかな
667名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 22:45:57 ID:VgvTN5D/0
ラーメンズのコント見たが、ある意味映画より面白く感じた。
短くて、細かいところで何度も笑えて、構成も素晴らしく技巧的。で、先が読みにくい。
「スポンジ・ボブ」もそんな感じ。シュールで笑える。何より短くて良い。
あのアニメは海外のアーティストでリスペクトしてる人多いらしい。
ラーメンズもそうだけど、予定調和型の長ったらしい映画よりよっぽど良いわ。

>>664
フツーにいないでしょ。
668名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 23:00:19 ID:Z7Yo7PG20
>>661
孤独な人間にあそこまで付き合ってくれるって部分はおとぎ話だと思うけど
ちゃんと人と繋がりを持って生きてる人間の周りにはいるでしょ。
わかってくれる人。そういう存在が羨ましい。
669名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 23:00:35 ID:nlR6HICQ0
撮影技術がどうこう編集がどうこうみたく技術面から映画を楽しめたらなって思うことがある。
それは音楽をそういう聴き方してて、それで感動することがあるからなんだけど。
映画でも同じような感動が味わえたらなあ。
やっぱり実際に映画を撮ってみないとわからないのかな、そういうのは。
670黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 23:05:37 ID:S3IHonEAP
>>668
あの映画に出てくるような「人間」はこの世に(少なくとも普通には)存在しないと思うよ
671黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 23:07:32 ID:S3IHonEAP
「桃太郎」「金太郎」と同じ
教科書的な物語
672名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 23:23:27 ID:VgvTN5D/0
>>665
「批評」を完結させてどうしてぇんだよwwそれって美味いのか??

作品への批評や評論自体を批評するならば、その目的は人生・世界のヴァーチャル化だろ。
実際に交通事故に遭うのと、交通事故被害者に感情移入するように作られた映画を見、
何かを思い感じてぶつくさ零すこととの間にあるのは何だろうか。
言葉を通じて世界を捉えて、「人生や世界はこういうもの」と半ば一方的に決めかかることで、
存在していることの「訳のわからなさ」を紛らわす。
これこそが、世界観・人生観と絡められた作品への批評の正体に違いないと思う。
要するに閑人の寝言、逃避に過ぎんと思うわ。それがどれだけ辛辣であってもね。

それからガンジス付近のツアーはバカ高い。カンボジアが今ちょっと安い。
673黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 23:31:57 ID:S3IHonEAP
それを言うのならば
映画を作る(その他小説を書くでも何でもいい)というもの自体が
言葉を通じて世界を捉えて、「人生や世界はこういうもの」と半ば一方的に決めかかることで、
存在していることの「訳のわからなさ」を紛らわすという「逃避」に過ぎない訳だね。

もっと言えば物を食って「美味しかった」と言うことも
言葉を通じて世界を捉えて、「人生や世界はこういうもの」と半ば一方的に決めかかることで、
存在していることの「訳のわからなさ」を紛らわすという「逃避」に過ぎない訳だね。
674黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 23:33:57 ID:S3IHonEAP
「自分は閑人ではない」と言える確信はあるのか
675黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 23:48:06 ID:S3IHonEAP
我々は「言葉」によって「訳の分からなさ」に触れるしかない
という倒錯的な行為から逃れるために倒錯的な行為を重ねるしかない

「訳の分からないもの」を「訳の分からないもの」として規定してしまうこともまた
寝言、逃避に過ぎないんだよね
676黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/06(日) 23:53:20 ID:S3IHonEAP
人間の思考自体が言語的なものであることは言うまでもないことで
それを絶えず意識しつつ、言葉によって表現する
それが「虚無に身を置くこと」なんだよね
677名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 23:56:56 ID:Jl1mFoN40
レス数が多い割に自己完結しすぎてて邪魔臭いんだよ
毎日スレの流れも話題も全く無視で突然自分の感想を垂れ流す。それこそブログでやるべき
自分の中で2chでなければならない動機付け(屁理屈)もあるんだろうけど、知った事じゃない

「映画を語るふりして自己演出に夢中」とはよく言ったもんだよ。本当に映画が好きなのか?
678名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 00:01:21 ID:Fc4MofXX0
>>676
簡単に言うとそこまで「批評」に熱を入れられません。
言葉尻を捉えて悦に入るのは本当は好きでないんで、
そういう事を書き込んだ自分自身嫌な気になった。
ただ「週1あるかないか」の仕事ではないんで、あなたよりは閑人ではないとは他人にも分ってもらえると思う。
679黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/07(月) 00:02:29 ID:c5fpMvMiP
「映画が好き」なのかは分からない(「好き」であって欲しいとは思う)が
「好きな映画」はある(勿論「嫌いな映画」もある)

「美しい花がある。花の美しさなどというものは無い」(と「断言」すべきでは無いと思うが)
って感じ
680名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 00:03:20 ID:Fc4MofXX0
>>666
チバユウスケってガキの頃「ダミアン」って呼ばれてたらしいね(あくまで自称)
681黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/07(月) 00:05:17 ID:c5fpMvMiP
>>678
僕は「言語的に思考する」ということ、それ自体が「批評」なのだと言ってるわけだけれど
682名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 00:18:03 ID:Fc4MofXX0
>>656
アマデウスは偉人伝映画で一番成功してると思う。
題材がよかった。イカれたファニーな天才という。
「ガンジー」つまんね「ピカソ」つまんね「ゴッホ」つまんね

まあ西部劇の主人公なんて活躍的にはみんな「偉人」なわけで、
しかも脚色の力でわざわざ実在の偉人を登場させるより面白い。
683名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 00:26:41 ID:fKQunHpo0
バーンアフターリーディング
くだらな過ぎて吹いたw
684黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/07(月) 00:27:02 ID:c5fpMvMiP
西部劇の主人公ってのはもはや「人間」ではないんだよね
そういうものをメタ的に表現したのが「荒野のストレンジャー」
685名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 00:29:12 ID:W1fm/UfcO
どうでも良いが、黒鳥館がいるからこのスレは良くも悪くも盛り上がってるわけじゃん?
嫌ならこなければ良いし(スレ立てたのも黒鳥だし) この板で黒鳥は自己啓発的に
映画を消費するだけじゃなく、映画の「大きな物語」のバックボーンみたいな所から社会にコミットしようとしてるように見えるがね。自己完結っていうより、わざと複雑にして自分の殻に籠もってる感じはあるが。
686黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/07(月) 00:31:43 ID:c5fpMvMiP
だから「アカルイミライ」を見るべきって話
687名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 00:33:32 ID:BKM5uubN0
>>679
(小林秀雄)といれろ
688名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 00:34:01 ID:W1fm/UfcO
前黒鳥が批評した「アカルイミライ」の解釈は賛同できないけどね。
689名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 00:44:26 ID:Fc4MofXX0
偉人伝映画が難しいのは
「そんなの知ってるよ」をわざわざ見せられるという点。
「ふぅ〜ん、耳きり事件をこうやって撮ったか。」と、
出来事をあらかじめ知ってしまっているから難しい。
これはリメイク作品同様に言える。
俺が企画するなら「最低!偉人伝(仮)」という映画。
6人くらいの偉人の最悪の一面ばかりをブラックコメディー調で描く短編オムニバス。
「盗掘」をするシュリーマン、「カネくれよぉ」とテオに迫るゴッホ、犬を虐めるガンジー(ガキの頃の話だが)、
バイアグラ代わりにコカインを服用しまくるフロイト、など。
690名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 00:48:32 ID:v9oiWMW90
MISHIMAでは三島由紀夫の諸作品をつなぎ合わせて三島本人の人生を再構築するつくりになってたな
691名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 00:50:05 ID:HVRsI9ipO
恋愛ジャンルは生々しかったり、雰囲気匂わせるようなものよりは
ラブコメディが好きだな
アニメでも実写でも

見てる時だけでも、楽しい気分になるしコメディ要素充実しているから
経験ないからともやもやしたり落ち込んだりしないし
692ε=┏(*゚▽゚)┛:2011/02/07(月) 05:51:08 ID:wxIrTDnU0
モンスター((笑))
693名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 19:06:36 ID:c5crAcRO0
日活ロマンポルノで感動したというと笑われるかも知れないが、
大学時代に見た「ラブホテル」にはジーンと来た。
すべてを失って人生を終わりにしようとする寺田農の演技が良かったのは勿論だが、
何と言っても速水典子の癒し感が半端じゃなく胸に染みた。
694名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 19:25:18 ID:Fc4MofXX0
>>693
あのシリーズ、youtubeで予告編しか観たこと無いけど、
かなりリアルなものを感じる。
野卑で日本的で剥き出しの現実って感じ。
進藤兼人ってそんな感じっぽいけど、彼の作品はまったく観る気がしない。
695名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 20:57:52 ID:c5crAcRO0
あーたぶん違う映画じゃね?
696名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 21:05:38 ID:Fc4MofXX0
>>695
説明不足で悪かった。日活ロマンポルノシリーズの違うやつ。
697名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 21:26:03 ID:lRMC5siJO
ザ・ドライバー
698名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 22:25:28 ID:Fc4MofXX0
ジョンミリアスで「デリンジャー」以外の面白い作品はあるのか?
ジョニデのデンジャーは観ることすらできない。山下のジョー同様。
699名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 22:28:15 ID:Fc4MofXX0
デリンジャーね。まあデンジャーな存在だけど
700名前は誰も知らない:2011/02/07(月) 23:01:07 ID:W1fm/UfcO
コナンザグレード(笑)でも観とけば
701名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 00:38:26 ID:XzSViiWh0
風とライオン
702黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/08(火) 00:45:07 ID:ffA2kpQMP
「風とライオン」は嫌いだなあ
703黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/08(火) 00:50:34 ID:ffA2kpQMP
西洋人が勝手に夢想するオリエンタリズム(男の世界)
704黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/08(火) 00:52:08 ID:ffA2kpQMP
あのババアがムカつくんだよ
「マッチョイズム」の上澄みだけを掠め取ろうとする女(西洋人)
705名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 09:55:06 ID:XzSViiWh0
ビッグウエンズデイ
706名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 11:31:08 ID:y1GkdCCuO
「クラッシュ」観てるんだがこれを大真面目に撮ったクローネンバーグはマジキチだな
そりゃ「イースタンプロミス」「ヒストリーオブバイレンス」みたいな映画撮ったら驚かれる罠
707名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 14:29:20 ID:BEyAk/p50
サスペクトゼロ
目新しさもゼロだった
708名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 14:46:02 ID:4Jc7SKMHO
早春物語
ちょっとおぼこい頃の原田知世が見れる
話は生々しいからまたいい
なかなかセリフが長かったり長廻しあったり、浮かれた演技や大人ぶったりとか原田知世のこの時点での
等身大全てを見せている
また画面がいい
坂のショット、鎌倉、神田、アテネフランセw
DVD特典のメイキングシーンなどはその延長にも思え、原田知世の当時の素の姿が満載
本人もここまで舐めるように当時の姿をまとめられたのは特に今の彼女からしたら
嫌じゃないかなw
709黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/08(火) 16:49:16 ID:ffA2kpQMP
クローネンバーグは紛うことなきキチガイでしょ
だから病み付きになる
だから「イースタンプロミス」は物足りなかった(駄作とは言わないが)
「裸のランチ」「少年は蜘蛛にキスをする」「クラッシュ」の三作が特に良い
710名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 16:52:03 ID:rDGwCmMY0
当時ファンだったが早春はいまいちと思ってたな
天国に一番近い島のカジノのシーンが映像的にはベストだと思った
映画の内容はまぁアレなんだけど
711名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 16:55:42 ID:rDGwCmMY0
クローネンバーグはビデオドロームが衝撃的だったな
25年ぐらい前だったかブレードランナーと同時上映で見たのだが
当時ドはまったわ
712黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/08(火) 16:57:58 ID:ffA2kpQMP
たとえ作品全体としては「大傑作」とまではいかなくとも
必ず「記憶に焼きつくシーン、要素」がある
713黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/08(火) 17:02:14 ID:ffA2kpQMP
>>711
マクルーハンはメッセージの「内容」そのものとは関係無しに
「メッセージを送る/送られる」ということそのものに意味が生じるというようなことを言ってたんだけど
まさに「ビデオドローム」はそういう作品だった
714名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 18:00:43 ID:C5cK2CGo0
このスレに上がってくる映画って、知らない作品多くて
興味感じたやつは借りてみようと思うんだけど、ビデオ屋いっても見つからない事が結構ある。
うちの近所の店の品揃えが悪いだけなんだけど。

ビデオ屋にも図書館みたいな検索システムあったらいいのになぁ。
都会だったら普通にあんのかな。
見つからないなぁ、と思ったら自分の予想とは違うジャンルのとこにあったりするし。
探すだけで疲れる。
715名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 18:35:01 ID:cOC19S8Q0
>>714
俺の地元もロクなの置いてない。在庫整理したせいで。

人から勧められて行動を起こすこと自体珍しいのに、
「赤い天使」がどこにも無かったのにはガッカリだった。

「この石原裕次郎のコーナー、少し減らさんかいっ!」(心の中)

全作揃ってないと意味無いわけか。
716黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/08(火) 18:37:48 ID:ffA2kpQMP
上の方で「映画が好き」と「好きな映画がある」ということについて書いたけど
自分はそうは言っても「映画」という「表現技法」そのものにある種の「期待」をしているのも確かなんだよね
その「期待」とは「闇」のなかで「異次元」と接触するという「体験」だと考えてるんだけど

水木しげるが言う「現代は「闇」が無くなって、妖怪が棲み難くなった」
という言葉の意味を考えるべき
717名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 18:44:50 ID:XzSViiWh0
俺的には
風邪とライオン>ビッグ・ウェンズデイ>>>デリンジャー

赤い天使はけっこうグロイよ
718名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 18:50:31 ID:cOC19S8Q0
デリンジャーが最下位…これは驚き。
風とライオンとビッグ・ウェンズデイ、両方観たこと無いけど、
デリンジャーをクズと感じるのか、残り二つにより面白さを感じるのか、
ニュアンス的にはどっちなんだろ。

とりあえず借りられないという悲しみ…
719名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 20:06:18 ID:rDGwCmMY0
フィルムのコマとコマの間にあった暗闇が
デジタル化によって無くなった
720名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 20:08:02 ID:rDGwCmMY0
って20年ぐらい前に大林が言ってたが
721名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 22:52:27 ID:cOC19S8Q0
暗闇といえば「八甲田山」は何にも見えない時間が長すぎる。
722名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 00:34:22 ID:/17Uj4mXO
>>716
それってドラッグや頭に電極流すことで変換可能なの?
723名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 01:01:50 ID:D875Cw8y0
ワケがわからないものナンセンスなモノはどんどん排除されてるとは
思うな。安易な感動笑い、そのくせベタは見下すからタチが悪い
724黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 01:08:37 ID:1gya3W7gP
>>722
不可能ではないだろうね
クローネンバーグの「イグジステンス」はそういう話だったね
「ドラッグ」や「電極」の使用を絶対に否定するということはしたくない

ただ黒沢清の諸作品にあるように
ドラッグを使って一時的に「幸せ」になることよりも
(一先ず)社会に留まってその「地獄」を「意識」すること
<外側から>「社会」を「意識」すること

そしてその(常に「意識」する)ことによって別の「可能性」の「存在」を感じることが大事なんだね

725黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 01:22:28 ID:1gya3W7gP
この世の中を安易に肯定することは出来ない
しかしそれに対する単なる対抗措置として「映画」や「ドラッグ」を想定するということは
「悪いの反対は良い」みたいな安易な発想に過ぎない
「救いは無い」という前提から「救い」を見出そうとすることしか出来ない

しかしそれすらも意識化した上で(ありもしないと分かっている)救いを
何かに求めてしまうということは一概に否定できない

726黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 01:29:55 ID:1gya3W7gP
「幸せになる」ことと「地獄を意識する」ことってのは
「平成ガメラ」と「平成ゴジラ」を見比べるとよく分かると思う
727名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 01:29:57 ID:/17Uj4mXO
ギリアムの「未来世紀ブラジル」は「電極」で現実逃避した話だね。
「エウレカセブン」ってのはスカブコーラル=情報統合思念体になる幸せより
ボーイミーツガールなレントンとエウレカの関係性が勝った話で、「エヴァ」の人類保管計画もそうだし「コードギアス」も骨子はそういう話で
観てないがハルヒもそんな話だよね。
で共通点は「コードギアス」を除いて、セカイ系ってジャンルなんだよね。
君と僕の関係性が、ドーパミンドパドパの「理想郷」より、辛く苦しくて堅忍不抜な現実を生きよう君がいるからってことで。
可能性の存在ってやっぱり、彼女や奥さんみたいな愛する存在ってことなのかね。
728黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 01:36:50 ID:1gya3W7gP
「ブラジル」にしても「エヴァ」にしても
「幸せになること」の「地獄」(あるいは「幸せ」が「地獄」からの脱出を意味しない)ということを描いてるよね

「彼女」や「奥さん」を手に入れたところで「地獄」の「存在」は変わらない
だから「怪獣」が現れる
729黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 01:38:03 ID:1gya3W7gP
「ハルヒ」はキャラが受け付けなくて見れない
「エウレカ」は父親がハマりまくってた
730黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 01:39:52 ID:1gya3W7gP
アニメといえば「けいおん!」は一期に限っては(それなりに)評価してた
731黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 01:52:22 ID:1gya3W7gP
「ゴジラVSメカゴジラ」のラストで
「彼らは遠い未来の恐竜時代を待ち続ける」という台詞があるんだけど
この台詞は非常に象徴的だね
732名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 01:55:40 ID:/17Uj4mXO
「けいおん」って宮台が言ってた「まったり革命」を顕著に実行していたんだとおもうが
「日常系」ってジャンルも、ある種のオタク達の現実逃避=(ドラッグ)に見えるわな、「日常系」を消費することで快楽を得るが成長できない思考停止してしまう。まぁ俺も十緑茶買ってあずにゃんストラップ手に入れたんだけどね、あずにゃんペロペロ(^ω^)
733黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 01:58:46 ID:1gya3W7gP
しかし二期はその「まったり革命」のあり得なさを
(ある意味)見事に描いてしまっていたよね
734名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 02:00:03 ID:/17Uj4mXO
>>733
kwsk
735黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 02:06:11 ID:1gya3W7gP
一期はただ単に「爛れた日常」に存在する「街」「女子高生の身体」「風」「光」
をひたすらフェティッシュに描いていたのが
二期(の後半)では「バンド活動の達成」「別れ」「旅立ち」
をひたすら表層的で雑に描いていたよね
736黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 02:08:11 ID:1gya3W7gP
一期が「学生生活」や「バンド活動」という「物語」をひたすら相対化していたのに対し
二期はそういう「物語」に回収された挙句、その「描写」にすら失敗(?)していた
737名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 02:25:54 ID:/17Uj4mXO
それは原作と京兄の力量のギャップじゃない?
738黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 02:31:27 ID:1gya3W7gP
原作は新聞に載ってるような人畜無害な四コママンガなんでしょ?
それでは「街」「女子高生の身体」「風」「光」を描くことは出来ないだろうね

京兄はがんばったと思う(作画陣に限っては)
739名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 02:34:48 ID:/17Uj4mXO
「リンダリンダリンダ」って映画があるんだけど
けいおんと正反対でもの凄い武骨な話で、偶然会った韓国人をメンバーに入れて文化祭でブルーハーツのリンダリンダリンダを歌うって話なんだけど
俺はけいおん最後の文化祭の演奏もリンダリンダリンダどっちにも感動したんだよね。
740名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 02:40:12 ID:/17Uj4mXO
当然文化祭でバンドなんて高校時代は馬鹿らしいと思ってたんだけど、感動したんだよ。
人生を幸せに生きるって、自分が置かれてる環境に何のてらいもなく努力できるってことだと思うんだけどそんな事をできないから辛いんだよね、ましてや高校でバンドなんて。
あまのじゃくのルサンチマンなんだよね。
741名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 02:43:32 ID:/17Uj4mXO
「ブラックスワン」鑑賞
町山の指摘した通り「パーフェクトブルー」そっくり、それだけ。
742名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 03:12:16 ID:/17Uj4mXO
「母なる証明」みたいな、五反田のTSUTAYA行ってこようかな。
743名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 03:18:52 ID:uvRaq9eqO
ヤン・イクチュンの『息もできない』も良かったよ
韓流ファンじゃないけど映画はここ数年韓国に押されてるな
744名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 09:36:47 ID:Nntov/Vt0
けいおんって見た事無いけどようするに
青春でんでけでけでけだろ?
だとしたらうけるのもわかる気がする
745名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 14:36:24 ID:XsWmdgnA0
全然違うww
746名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 15:09:48 ID:D875Cw8y0
二次元のアイドルって考えた時に学校で軽音部やってますって
いうのはしっくりくるもんがあったという事なのかな。そういや
映画化するんだってな
747名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 15:27:57 ID:uvRaq9eqO
アニメはどうでもいいよ
ここ映画スレだよな、なんでアニメの話になるんだろ
2ちゃんとかネットてアニメ馬鹿多すぎなんだよなあ
アニメ好きって実写映画極端に見ないし

青春デンデケの主人公の彼は今俳優辞めたのかな
対して浅野がビッグになったなあ

園子温の新作がかなり評判いいがどうだろう
アモス・ギタイ特集は行けなかったなあ
748名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 16:10:29 ID:uvRaq9eqO
ダメ元で応募した劇的3時間SHOWが当選したw
他に誰か行く人いないか?第二次の応募がこれから受け付けるらしいから応募してみるよろし
749名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 16:28:55 ID:/17Uj4mXO
蓮見さんのトークイベントかすごいね
750黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 16:32:24 ID:1gya3W7gP
園子温は(彼だけに限らないのだろうが)
綺麗に落とそうとすると失敗するよね(「愛のむきだし」はそれ以前の問題だったが)
「冷たい熱帯魚」もそのあたりが肝になりそう
751名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 17:01:09 ID:/17Uj4mXO
「蝿の王」鑑賞
「リリィ・シュシュ」とか「誰も知らない」もそうだけど
大人のいない世界、子供の世界に大人が内政干渉できない世界。
子供はそこで「島宇宙」を作りアノミーに生を享受する。
川上みえこの「ヘブン」で描かれてたみたいな
あっちとこっちのボーダーライン、イニシアチブを持つ者と持たぬ者のボーダーラインが余計明白になる。「けいおん」や「みなみけ」みたいなアニメも大人のいない世界を生きているが
それは登場人物が子供らしからぬ、大人と子供のハイブリッドつまりメタ的な大人が不要不休のメタファーであると思う。
ドラえもんは近所の博識な兄貴のメタファーであり、ドラえもんを象徴するドカンは消えた。
JKが自身の「性」をアピールすることで、大人が群がるニコ生。
大人と子供のボーダーラインが消えフラットな世界になった時、そこは混沌しかないんじゃない?
752名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 18:13:02 ID:VCrYke1J0
ヤングガンがくそつまんねーけど
超かいっこいい
753黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 18:19:01 ID:1gya3W7gP
むしろ本質的「混沌」を「意識」すべきだと思うけどね
「紀子の食卓」はそういう映画だった
754名前は誰も知らない:2011/02/09(水) 19:14:01 ID:/17Uj4mXO
「紀子の食卓」は価値観が多様になりあらゆる選択肢が生まれた。
だけど風俗で擬似恋愛をすることと、実際に恋愛をすることはまったく違い。
その喪失感は埋まらない。コメンタリー見てないから、監督がどんなスタンスであの映画を撮ったかは分からないが水木しげるが言う現代に妖怪が住む闇がなくなったっていうのは
単純に知識が充実したからだと思う、昔の妖怪は柳田国男が言うように知識のなさから障害児を妖怪というレッテルで貼ったという一説があった。
ネットなどで情報がフラットになり根拠のない自己万能感を持った我々は
その拠り所がスポイルされたときそのオルタナティブが「死」しかなくなってるんじゃないか?
「自殺サークル」見てないから分からないんだが、「ソラニン」の種田であり「紀子の食卓」の少女達。
周りがフラットになり、自由になったつもりが実は周りは四角四面だった。
755黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 19:38:22 ID:1gya3W7gP
「四面四角」であることを「意識」することが重要なんだよね
問題なのは「四面四角」をあたかも「解放されている」かのように感じ
それが一面的に肯定されること
756黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 19:42:38 ID:1gya3W7gP
近代社会、近代知は確かに「妖怪」という不条理なレッテル貼りを脱したかもしれない
しかしその後現れたのは「ソーシャルネットワーク」に見られるような
「ある人物」を「アスペ」「ナード」「オタク」のような枠に嵌め、普遍的な「物語」の中に収めようとする
新たな(相も変らぬ)不条理だった

そしてその「不条理」をあたかも「条理」であるかのように装う「語り部」達がいる
757黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 19:51:30 ID:1gya3W7gP
「紀子の食卓」における「死」ってのは
<システムの中で意味づけられた自分自身の「生」に対する象徴的な>「死」なんだよね
758黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/09(水) 19:54:54 ID:1gya3W7gP
そして「死」んだあと「ゾンビ」として紀子は蘇り
(ありうるかも知れない)「可能性」を感じつつ「地獄」を「生き続ける」(「演じ続ける」)
そして妹はどこへ行くのか・・・
759名前は誰も知らない:2011/02/10(木) 02:10:00 ID:65VlKAIBO
ヴィデオドローム面白い
760名前は誰も知らない:2011/02/10(木) 11:02:21 ID:xtZJf2WfO
孤独だからか好きな映画がチームもので犯罪系が多いのに最近気づいた
オーシャンズ11が大好きだし新しいのだと十三人の刺客とかかな
761名前は誰も知らない:2011/02/10(木) 13:17:59 ID:mihzwL7f0
林秦文(青春デンデケの主人公)は普通に今でも役者やってるよ
主役は少ないけど脇役としては話題の映画やドラマに結構いろいろ出てるよ
762黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/10(木) 16:44:50 ID:OcCAqTR5P
林秦文って「ゴジラVSデストロイア」で山根家の末っ子(第一作に出てきた新吉少年の息子)の大学生を演じてたね
763黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/10(木) 16:54:17 ID:OcCAqTR5P
印象に残ってる
764名前は誰も知らない:2011/02/10(木) 20:42:17 ID:gbhpJWYI0
「ウール100%」観た人居る?孤男ならあれを観て何かを感じるはず。言葉に出来ないけど。
765名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 14:05:04 ID:Fr3GjEpJ0
あたらしい映画のアイデア出し合おうぜ!
まずは俺からっ

温泉に「背中に絵が描いてある人たち」が来るのを、
徹底的に防ごうとする温泉街住民の奮闘とかいいと思う。
監視カメラで顔認証、全国にネットワークを張り認証データを共有しあい、
店舗入り口前のセンサーで徹底的に入ってくるのを防ごうとする。
そうこうしているうちに温泉街が何者かに荒されてゆき…

表現の仕方次第で化けそうなストーリーと一人合点してる。
766黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/11(金) 14:22:47 ID:VBXwgEEfP
夢野久作の「狂人は笑う」と「キチガイ地獄」を原案にサスペンスアドベンチャー映画を作りたい
767名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 14:26:07 ID:+qg7/IB70
盲と唖のラブストーリー
768名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 14:31:14 ID:+qg7/IB70
コミュニケーションの手段はもちろんネットでありコンピュータ
769黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/11(金) 14:32:36 ID:VBXwgEEfP
自分の記憶を操作する女子高生とキチガイで殺傷能力に秀でた高校生のラブコメ
とか考えてたことがある
770名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 14:37:30 ID:Fr3GjEpJ0
>>765
だけど、
タイトルは『本気でやれば』。
誰もが「どうしたらあの人たちを入浴不可能に出来るのだろう…」と考えたことがあるはず。
こういういわばVIPPERがネタを出し合うようなレベルの映画が増えてく気がする。
あくまで「気がするレベル」だけど。
771名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 14:37:54 ID:+qg7/IB70
萌え系女子校生が主人公の熱血ボクシング映画(もちろん上半身裸)
772名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 14:39:51 ID:Fr3GjEpJ0
それを何とドキュメンタリー調で撮ってしまうという、
半ギャグ半マジ感がウケるのではないかと一人合点してる。
773名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 14:44:27 ID:+qg7/IB70
ギャルが甲子園
皇族イレブン
釣りキチおばぁちゃん
774名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 14:47:42 ID:+qg7/IB70
釣りキチおばぁちゃん
1.ブラックバス世界記録編:琵琶湖
2.アマゾン巨大魚編
3.幻の赤目編
775黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/11(金) 14:51:52 ID:VBXwgEEfP
キムギドクに「恋空」をリメイクさせる
776黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/11(金) 15:00:07 ID:VBXwgEEfP
ジョージ・A・ロメロ、ジョン・カーペンター、デヴィッド・クローネンバーグ、ポール・バーホーベンの四人が
「ガンツ」をミッションごとに映画化
777黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/11(金) 15:10:26 ID:VBXwgEEfP
スタンリー・キューブリック監督作品「花より男子」
主演井上真央、松本潤
778名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 15:11:11 ID:Fr3GjEpJ0
20世紀初頭、アフリカのどこかの国の話
窃盗で投獄されてた男の鉄格子が噴火した火山から降ってきた岩により破壊され、
男は脱獄に成功。これは凄い話だ。でも2時間の話には出来ないかな。

これからの監督には「技法」で頑張ってもらいたくなるわけよ。前にあげた「スリ」とか「穴」とか。
武は「映画はサイレントが基本」って言ってるけど、素晴らしい考えだと思う。
台詞が軸で展開してゆく映画についていけない。白ける。
意外性とか、まさかの展開とか、誰も予想できなかった結末とか、そっちもネタギレ感あるなー。
最近(でもないか)では「プレステージ」が結構好き。

武が高倉健で映画撮る話マジなのかなぁ。あれは楽しみ。
779黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/11(金) 15:19:56 ID:VBXwgEEfP
北野武も「キッズリターン」以降どんどん
「言語的」になって、それと共に駄目になってるけどね(「キッズ〜」の時点でその崩壊の予兆が見て取れる)

「アウトレイジ」はまだ見てないけど
780黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/11(金) 15:24:10 ID:VBXwgEEfP
もちろん前提として「劇映画」ってのは(台詞の多寡に関わらず)「言語」からは逃れられないんだけどね
781名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 15:27:39 ID:Fr3GjEpJ0
クルマ社会に対し強固な嫌悪感を抱く主人公(花屋のバイトで当然無免許)
一見優男である彼は、世界をモーターリゼーション以前へと戻そうと目論み始める。
始めはタイヤをパンクさせることだった。これに味を占めエスカレート。
道路にマキビシ(ネットで購入)を撒いたり、駐車場のパーキングメーターを破壊したり、挙句の果てにはクルマに放火、爆発炎上させる。
なかなか尻尾を掴めなかった警察もいよいよ目星が付き始める。操作が始まり、主人公を追い詰める。
主人公の自宅玄関前に警察が押し寄せる。主人公はパニックになりながらも裏口から出、なんと、そこに駐車中の親の車に乗る(手にはすでにキーが)
そして脱出。満面の笑みでハンドルを操る彼の口から最後に出た台詞が、
「クルマって最高だねっ!!」
(ここでレディオヘッドの「Wolf At The Door」とともにエンドロール)
 
 主演オダギリジョー
782名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 16:19:27 ID:Fr3GjEpJ0
>>779
そう。
で、その使われてる台詞も説明臭くなってきてる。
役者の演技力で誤魔化そうとすればするほど説明臭さが増している(アウトレイジ)。
ただそれでも、静止時間の長い、あのオリジナリティーは好きだが。
783名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 22:29:47 ID:sep5MeAv0
アウトレイジって予告からして怒号の応酬って感じだったけど、実際観たらなんか物足りなかった。
狂い咲きサンダーロードみたいな汚い言葉の交わしあいを期待してたのになあ。
暴力シーンの惨たらしさには満足したけど。
784名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 23:51:43 ID:Fr3GjEpJ0
アウトレイジは加瀬亮の演技を観る映画。
785名前は誰も知らない:2011/02/12(土) 00:39:16 ID:T4dpmuRBO
スワロウテイルみたいんだけど、レンタルしてないんよね。
786名前は誰も知らない:2011/02/12(土) 01:39:24 ID:LdyDlq8a0
アキレスと亀の評価ってどうなの
俺はいまいち良さがわからなかった
787名前は誰も知らない:2011/02/13(日) 05:59:22 ID:nqP0lGj1O
スキャナーズ観る
788名前は誰も知らない:2011/02/13(日) 06:32:08 ID:nqP0lGj1O
「惑星ソラリス」鑑賞
非常に面白かった
「エウレカセブン」がこの映画にインスピレーションを得てるってのは明明白白だね、あとミクスチャーされた演出(地球パートとコロニーパートのコントラスト)も良かった。
恥ずかしながらタルコフスキーの作品を観るのは初めてなんだが、他の作品も観てみたくなったわ。
肝心の中身なんだけど、哲学的な映画ってのは分かるんだけど中々合点のいかない部分もあった。
最初これは「ブレードランナー」的な「身体性」も「精神性」も兼ね備えた、恣意的に生み出された存在のアイデンティティー・クライシス的な話だと思ったら
どうやらまったく違ったみたいである。
ネタバレになるが、ソラリスが投影した過去の妻は主人公クリスが自分を「自己救済」した後あっさり消えるのである。
欺瞞的な態度から妻を亡くし、妻を投影した物質が現れアイデンティティーも持つようになる
だが「自己救済」した後あっさり消えるのである 。
「ソラリス」という知的生命体によるある種ディストピアで
アイデンティティーをもった偽物妻と生きる事も可能だったはずである、だがあっさり消える妻。
自家撞着してるわけである、物語的にはとても面白かったのは否めない
789名前は誰も知らない:2011/02/13(日) 06:58:50 ID:nqP0lGj1O
つまり、過去の幻影の妻はガジェットとして都合の良い女として物語の演出上利用されたのである。
で挙げ句の果てにあの落ちである(映画的にはとても面白かった、だがこの落ちのせいでB級的になった側面は否めない)
結局、この話は「未来世紀ブラジル」のみたく哲学や思想みたいな頭でっかちな理想論で賑やかして「島宇宙」で生きる方が楽なんじゃない?って提案にしか見えないのである。
「エウレカセブン」は、コーラリアンという知的生命体が「ソラリス」の過去の妻みたく
「エウレカ」という人型コーラリアンを人類との「対話」のために、地球に送り込んだわけだ
でコーラリアンは我利我利な人間達に辟易しながらも、「エウレカとレントンの君と僕の関係」に可能性を見いだし希望を紡いだ。 圧倒的な全知全能の存在であるコーラリアンが矮小な存在の人間に希望を見いだしたわけだ。
だが「惑星ソラリス」の圧倒的全知全能の「ソラリス」は「自己救済」したクリスから圧倒的な立ちいちで
妻を上位下達に奪いとったわけだ、そこにコミニケーショはまったくないそれに加えあのオチである。
精神的な満足がないまま、欲求だけ満たす事ができるイノベーションが整った現代で、ただだまって与えられた快楽を享受してろそこに可能性や未来はないけどとこの映画は言ってるように見える。
大仰な哲学思想を織り込んで二ヒリズム的に意図的にしたのかもしれんが、そこには閉塞感しか見いだせなかった。
790名前は誰も知らない:2011/02/13(日) 10:58:06 ID:qGv8kpQC0
このスレ、知的ぶってる奴の割合が多くね?w
791名前は誰も知らない:2011/02/13(日) 11:34:11 ID:VCLWRz4LO
まだ難しいことを難しいまま言いたい年頃なんじゃね?
難しいことをいかに噛み砕いて易しく言うか、うまく伝えるか、
これを考えるところに表現の面白さがあるんだぜ?
792名前は誰も知らない:2011/02/13(日) 12:57:37 ID:GSOnNY3XP
じゃあお手本などをお願いします
793名前は誰も知らない:2011/02/13(日) 13:05:59 ID:u2Zf3ebLO
ただでさえ難しい映画の感想を難しい言葉で綴るやつは映画より自分を紹介したいだけ
ブログならそれでもいいけど一応語り合う場所なんだから、下らない自己完結レスされても困る
794名前は誰も知らない:2011/02/13(日) 13:18:00 ID:fVzGHc750
別に難しい話してる横で俺らがわかりやすい話を続けたっていいんだから、好きにさせてやれよ
795名前は誰も知らない:2011/02/13(日) 13:22:30 ID:o2+lhWrl0
最近やっと監督で映画を見るようになったよ
796黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/13(日) 14:26:21 ID:ne8JBXbdP
「ソラリス」はタルコフスキー自身あまり評価していない
797名前は誰も知らない:2011/02/13(日) 17:30:20 ID:GSOnNY3XP
>>794
その通りですな
798名前は誰も知らない:2011/02/13(日) 22:18:20 ID:++h8c2CJ0
>>796
監督が自身の作品を評価してないからって何?
だから駄作だって言いたいの?
そんなの観る側が決めることじゃん。
観た人がいいなって思えば、それはその人の中では良かったし
これは良くないな、わからなかったなって思ったんなら、その人の中ではそうなんでしょうよ。
監督自身が評価してないなんていうと、観てるこっちがその作品を良いって言っちゃいけないみたいじゃんか。
799黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/13(日) 22:45:42 ID:ne8JBXbdP
>>798
あなたの言う通りなんだけど
>>789はあまりこの作品を評価していないようだったから
「監督本人もあまりよく思ってないよ」と言っただけ
それだけの話
800黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/13(日) 22:49:30 ID:ne8JBXbdP
ただ自分は映画(アニメでも何でもそうなんだけど)という「芸術」が
社会的な「感動」や「解決策」を受け手に押し付けるということ自体にやや懐疑的で
>>789の言う事にも納得はしていないんだけど
801名前は誰も知らない:2011/02/14(月) 00:44:07 ID:3uDI831IO
罪と罰を観たくなった、でもどれがおすすめ?
802名前は誰も知らない:2011/02/14(月) 13:50:48 ID:QP2BZySYO
やはり69年のロシア製作のものがいいだろう
それか全部見ればいい
映画化されてるのは2、3本ほどしかないでしょ

ヴェーラの異形盲執特集面白いぞ、予定の都合で10本ほどしか見てないがどれも良かった
『日本悪人伝』は絶対見ておけ
803名前は誰も知らない:2011/02/14(月) 16:00:57 ID:QP2BZySYO
以前このスレで誰かが言ってた通り、ポルトガル映画祭がアルテリオに戻ってきた
モンテイロやアントニオ・レイス作品は見たい
804名前は誰も知らない:2011/02/14(月) 17:55:29 ID:zQR7BJYmO
「母なる証明」鑑賞
「殺人の追憶」の方が面白かったね
805黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/14(月) 18:04:36 ID:eha9SvEtP
「殺人の追憶」「グエムル」を大傑作とするなら
「母なる証明」は佳作といったところ
806名前は誰も知らない:2011/02/14(月) 19:08:56 ID:jKt00s0Y0
演出の巧さにはうなった
807名前は誰も知らない:2011/02/14(月) 19:10:55 ID:QP2BZySYO
母なる証明のウォン・ビンがしんぼるの松ちゃんに見えてしょうがなかった
808名前は誰も知らない:2011/02/16(水) 01:23:44 ID:2F5OxRGYP
アウトブレイクエクスプレス
それは見事なプロパガンダ映画でした
809名前は誰も知らない:2011/02/17(木) 04:46:55 ID:P0VSzmNT0
>>604
チョンの工作乙
810名前は誰も知らない:2011/02/17(木) 22:32:56 ID:mJKbr3nD0
寺山修司の「ボクサー」を観た
あしたのジョーのテーマ曲書いてたのは知ってたけど、もうほとんど寺山版あしたのジョーだった
ドヤ街の住人がアングラ集団になってて可笑しかったが、寺山映画と思えぬほど娯楽的な映画だったな
高い金出して山ピー版を観に行くより、こっちをレンタルしたほうが得かも
811名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 11:39:34 ID:9urickG80
812黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/18(金) 19:02:25 ID:TeIQhyPCP
>>809
韓国人はむしろ怒るんじゃないの?
813名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 22:14:13 ID:Z7Hqqbte0
2011/02/21(月) 開場:20:50 開演:21:00
ttp://live.nicovideo.jp/watch/lv40803099

ここがヘンだよ日本映画アカデミー賞!
2010年日本映画ベストテン&ワーストテンをお届けします。

2008年日本映画アカデミー賞受賞作品『おくりびと』をワースト1位に選出し、
賛否両論を巻き起こした老舗映画評論雑誌『映画芸術』。

いま本当におもしろい日本映画は何なのか?
さまざまな映画賞やベストテンはどれぐらいアテになるものなのか?

2月18日に発表される日本アカデミー賞を俎上に上げて、
2010年の日本映画を徹底討論。
映画評論の名手が選ぶ真のアカデミー賞が今夜決定!?

【出演者】
司会:寺脇研(映画評論家)
出演:大高宏雄(映画ジャーナリスト)
森直人(映画批評家)
荒井晴彦(「映画芸術」編集長)
稲川方人(映画監督・映画評論家)
814名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 22:25:11 ID:W2EL46f+O
冷たい熱帯魚見てきた
救いの要素がないんだけど人間なんて一皮剥がせばこんなもんだろと
突き付けるような作品
凄惨であるが、エログロスプラッターの基調をしっかり踏襲した
娯楽性を備えているのもさることながら、残忍でありつつもとても人間臭い主要人物たちの
キャラクター造形が深く描かれており、でんでんのキチガイな説教は吹越満を通じ
観客にも向けられるが、筋を通して生きている現代人などいるわけのない我々は
吹越満と共にそのキチガイおじさんの問いかけに答えられず黙るしかない

でんでんの一人芝居的立ち振舞いや、吹越満はもちろんだが
おれはこの作品のファムファタール的スパイスとなっている黒沢あすか、神楽坂恵の二人の
女優の好演に言及したい
神楽坂も悪くはなかったが特に黒沢あすかの熱演がこの作品の魅力の幅を広げている
815名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 23:48:22 ID:QIsf/cfG0
>>813
寺脇研ってゆとり教育を提唱したあの寺脇か?w
816黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/18(金) 23:55:38 ID:TeIQhyPCP
「ゆとり教育」自体は間違ってはいないと思うけどね
「力持ち」の優位性が薄らいだように
これからの情報(共有)社会では「物知り」「博学」の優位性も薄らぐことは目に見えてる
817黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/18(金) 23:57:50 ID:TeIQhyPCP
今までの社会では「知識」「情報」というものを「如何にインプットするか」が問題とされてきたけれど
これからの社会では「知識」「情報」というものを「如何にアウトプットするか」が問題とされるだろうし
現にそうなりつつある
818黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/18(金) 23:59:25 ID:TeIQhyPCP
僕が「映画批評」なんて馬鹿馬鹿しいお笑いに興じているということも
そういう前提を踏まえてという意味合いも「ないでもない」
819名前は誰も知らない:2011/02/19(土) 00:27:07 ID:hoHJDSa70
先週観た「その街のこども 劇場版」がずっと心に残ってる

毎年新作100本は観るが早くも今年のベスト1が出てしまったかもしれない
820名前は誰も知らない:2011/02/19(土) 00:42:11 ID:pYYiqgv1O
およよ
おれは名画座中心で新作は年に10くらいしか見ていないが、なかなかの手応えのようですな
キャスト見たけど津田寛治っていろんな作品に出てくるねw
821名前は誰も知らない:2011/02/19(土) 07:35:57 ID:xsMMwbSq0
職場の50代2人が休憩時間に映画について雑談してるのを、近くで聞いていた。
「アメリカが作る宇宙物や恐怖物はどれも糞w」
「2001年宇宙の旅は何を言いたいのか意味わかんねw」
「エイリアンも糞。完全生命体だなんて言ってるけど、ただの怪獣w」

年配者の雑談に口を挟めなかったけど、オレもいろいろ言いたかった。
特にエイリアンに関しては、
  ・宇宙船を大きな密室という視点で捉えたのが実に斬新。
  ・密室の中で強敵から逃げながら戦うという作品が増えたのはエイリアン以降。
  ・マッチョな男よりも強い女というキャラが増えたのもエイリアン以降。
という3点を主張したかった。
822黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/19(土) 18:26:41 ID:c0CQK8SsP
もう一つ「エイリアン」が画期的だったのは
「宇宙を旅するのが(エリートではなく)労働者だった」という点だね
823名前は誰も知らない:2011/02/19(土) 23:52:05.44 ID:tyfQJuBB0
エイリアン1の静かな感じが不気味で好き
824名前は誰も知らない:2011/02/20(日) 07:59:43.19 ID:pbJzFQyb0
  ・宇宙船を大きな密室という視点で捉えた
     ↑
幼生の酸がしたたり落ちて床を溶かしていくのを、
クルーたちがハシゴを駆け下りながら確認する描写が、
いかにも密室らしさを観客に植え付けていたな。

  ・強敵から逃げながら戦う
  ・マッチョな男よりも強い女
     ↑
バイオハザード、トゥームレイダー、その他たくさんの作品が
たしかにエイリアン1作目の影響を受けていると言えるな。
825名前は誰も知らない:2011/02/20(日) 12:30:01.73 ID:C+15tR/h0
エイリアンって卵しか記憶に残ってない
今度ビデオ屋いったら借りてくるか
826名前は誰も知らない:2011/02/20(日) 12:45:38.91 ID:7zAHVwAIO
何となく一緒に借りた「髪結いの亭主」と「列車に乗った男」
帰宅して同じ監督だと知った
感想は…決して悪かないけど、どちらも個人的ツボにはまるあと一歩のところで届かなかったり次行っちゃったり、みたいな
寸止めや焦らしが狙いじゃないのにそうなっちゃってる様な
もうこればかりは国籍や文化とか血とかの、バックグラウンド辺りに由来する壁みたいに思えて、まあいいかと割り切れる感じ
見ながら、「AVだって未だに自分にドンピシャなのに巡り会えてないしなー」
とかどうでもいい事考えてた
827名前は誰も知らない:2011/02/20(日) 21:57:56.64 ID:e85atSPw0
女の子がよく髪結いの亭主とか仕立て屋の恋を好きだとか言ってるの
聞くがマジかよって思った。あの内容で
828名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 00:05:15.08 ID:07et0tpgO
ルコントはブ男や中年に優しい
829名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 00:55:42.28 ID:5M1s3Q2q0
映画撮りてえな〜
どうすりゃいいんだろ
俺は高卒だけど、スピルバーグも高卒だったしなんとかなりそうだけどなー
でも、映画撮影ほど他人の協力が必要なことも中々無いだろうな
まいったなー
830黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 00:57:23.02 ID:t+CqUuilP
スピルバーグは時期が良かったからね
今は時期が悪すぎる
831名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 01:01:24.62 ID:07et0tpgO
まずは映画の専門学校に入るしかないよ
映画美学校とか
832名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 01:01:25.66 ID:4qxouh41O
>>829
一番早いのは映画学校行くことかなぁ・・・
脚本かいて、役者そろえて、撮影して、編集作業してあとは発表する場かなぁ
まず完成させるのが大変だよね
833名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 01:01:31.01 ID:h3vesXNZO
アニメはコスパ高い様な気がする
834黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/21(月) 01:08:02.92 ID:t+CqUuilP
「映画専門学校が映画を駄目にしてる」って意見もあるけどね
835名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 01:19:24.71 ID:h3vesXNZO
>>834
学歴高い大学の映画愛好会とか映画サークル、芸大の方がレベル高かったりするかもね

専門学校には機材はあっても中身や質が悪そうなイメージだわ
836名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 01:24:23.64 ID:07et0tpgO
その手の意見も至極凡庸だなあ
一本でも作ってから言おうな
映画の場合だと機材が専門的すぎて、どう扱っていいかわからないっていう
初歩的な技術的な壁がある
上の人が手っ取り早いと言ったのはその点の意識と思われるが、
細かい理論や審美性、ものの見方などはともかくこのへんの技術的なノウハウを
一通り学べるっていうのが効率いいと思う

まあこだわらないなら今はHDカメラ一台あれば、あとは人を集めればできないことはないんで
その意味では単に製作するだけなら壁は低くなったかな
837名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 01:47:54.55 ID:ocxc87b90
最近だとオープン・ウォーターやパラノーマル・アクティビティなんかはほぼ素人が低予算で作ってヒットしたんだよな
838名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 03:03:28.21 ID:0PQGRd880
アメリカへ行け
839名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 14:11:02.89 ID:f/UiqMb30
映画撮りたきゃデジカメでも何でも買ってきて今すぐ撮りゃいいだろ
8mmぐらいしか撮影の選択肢がなくて発表の場も限定されてた頃に比べたら
今がどれだけ恵まれてると思ってんだよ
ついでに言わせてもらえばアメリカはもっと厳しいだろ
840名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 17:28:34.03 ID:JEYzVNHcO
「127時間」鑑賞
これは傑作、演出方法のクオリティが高い。
841名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 17:33:48.64 ID:wqKC6ePD0
『プレイタイム』(Play Time)は、1967年公開のフランス映画
842名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 19:55:59.45 ID:h3vesXNZO
馬鹿がいるな
843名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 20:01:52.03 ID:ajewcuel0
「クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ大魔王」
もうひとつの世界とかハイグレ人間とか頭がどうにかなりそうだった
今思えば、ハイレグやTバックへの警鐘のようなものだったんだろうか
でもこの作品からふたばとかでマニアによっていろんなキャラがハイグレ化されてるよな
844名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 20:04:11.90 ID:ajewcuel0
ハイグレ「魔王」だったかな、ごめんね
845名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 20:27:33.13 ID:JEYzVNHcO
しんちゃんの去年の映画の舞台の景観がブレードランナーの混沌した感じでよかった。
846名前は誰も知らない:2011/02/21(月) 21:43:52.91 ID:nOUrMsYJ0
『桜桃の味』(アッバース・キアーロスタミー監督)
『永遠と一日』(テオ・アンゲロプロス監督)

このへん好きな人いる?

あと、今日深夜 BS2 で『真夜中のカーボーイ』放映らしい。
847名前は誰も知らない:2011/02/22(火) 00:04:57.66 ID:07et0tpgO
キアロスタミもメジャーになってしまったな
アンゲロプロスはシテール島への船出が好き
848名前は誰も知らない:2011/02/22(火) 05:56:41.37 ID:5Y95NGDd0
ディパーテッド観た
リメイクだと知らずに観たけど面白いな
849名前は誰も知らない:2011/02/22(火) 23:17:02.65 ID:dqW6uP90O
「真夜中のカーボーイ」最高!
ダスティンホフマンがとても良い!
850名前は誰も知らない:2011/02/23(水) 00:27:09.10 ID:vPOAHpuU0
ふーむ、ハートロッカー面白いのか・・・・

戦争系スキだから見ようかなぁ・・・・
851黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/23(水) 00:42:03.97 ID:2lajBH8NP
「ハートロッカー」はマジでおすすめ
「フルメタルジャケット」に匹敵する出来だと思う
852名前は誰も知らない:2011/02/23(水) 05:20:19.97 ID:QKEh20aBO
「キッズリターン」鑑賞
こんなに素晴らしい青春映画を今まで観たことない、多分これからもあらわれないだろう。
853名前は誰も知らない:2011/02/23(水) 23:37:45.61 ID:MIHjJ61bO
なんだかんだでソナチネが一番好きだ
小学生だった公開当時、一度きり目撃した
「会社、学校、夫婦 やめたい人に」
って売り文句のTVCMや、
頭撃ってるあのシーンを粗いモノクロ写真にした看板が鮮烈な印象&軽いトラウマだった
以来ずっと怖いながらも気になってて約十年、
意を決して借りて見た時の衝撃ったらなかった
CMの売り文句は言い得て妙だと思った
854名前は誰も知らない:2011/02/24(木) 16:21:18.26 ID:LJC6wA9Z0
俺は、3-4x10月の方がインパクトあったなぁ
あの頃のたけし映画は、音楽も凄くいいんだよね
855黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 16:24:55.65 ID:5hr3z1x+P
「3-4x10月」は劇中曲は一切使われてないよ
自分も「3-4x10月」が一番好き、大好き
次点で「ソナチネ」
856名前は誰も知らない:2011/02/24(木) 16:27:53.90 ID:OMK25aOg0
たけし映画っつうと久石譲のイメージだけど
最近の鈴木慶一(座頭市とアウトレイジ)の方が俺は好きだなぁ
857名前は誰も知らない:2011/02/24(木) 16:56:08.65 ID:pck73TVSO
アウトレイジの音楽は良かったよな
久石の音楽はおれも全然ダメ
絵がはっきりしすぎていて作風と合ってない
でも久石はだいたいあんな音楽だから、音楽に関しては久石に頼む武のセンスが悪いと思ってた
858黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 17:03:11.26 ID:5hr3z1x+P
「ソナチネ」とか「あの夏〜」とかは台詞が少ない代わりに
久石の音楽が登場人物の心情や置かれた状況を代弁してくれていたわけ

だが「キッズ・リターン」や「HANA−BI」、「菊次郎〜」「BROTHER」なんかは
それが過剰になってしまった(それでも「キッズ・リターン」は好きだけど)
859黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 17:05:06.71 ID:5hr3z1x+P
「「キッズ・リターン」は好き」ってのは音楽も含めてね
860黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 17:09:41.22 ID:5hr3z1x+P
「殺人の追憶」の岩代太郎の音楽は久石ぽかったよね
「殺人の追憶」は画面の色使いが茶色とか灰色で地味だった分
音楽が非常に色鮮やかで良かった
861名前は誰も知らない:2011/02/24(木) 17:24:22.52 ID:pck73TVSO
子猫にお願い、息もできない、も見ようよ
息もできないはアウトレイジより良かったな
まあ先日ヴェーラで見た日本悪人伝が忘れられない
862名前は誰も知らない:2011/02/24(木) 17:28:14.14 ID:NhdNrDN/0
アウトレイジは完全に仁義なき戦いだったなあ
863黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 17:37:18.15 ID:5hr3z1x+P
今日は「ヒアアフター」観に行きます
賛否分かれてる様だがどんなもんだろう
864名前は誰も知らない:2011/02/24(木) 17:51:12.65 ID:Hd6oeQQo0
ディアドクターて面白いの?
865名前は誰も知らない:2011/02/24(木) 18:33:47.00 ID:ZHqEKu4cO
トーキョー・ジョーって見てみたい
実在した日系マフィアの話らしい
866黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 19:25:13.35 ID:5hr3z1x+P
「その男、〜」から「キッズリターン」までの北野作品は
「映画」という芸術手法の王道を行くものだった
867黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 19:28:46.84 ID:5hr3z1x+P
「3-4x〜」>「ソナチネ」>「あの夏〜」≧「キッズ・リターン」>「その男〜」>「みんな〜」

「みんな〜」は前半は非常に良かった
868名前は誰も知らない:2011/02/24(木) 19:33:30.23 ID:RS66Z+SB0
3-4x10月の魅力ってどこらへんですか?
869黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 19:40:57.28 ID:5hr3z1x+P
「遊ぶこと」「キレること」それ自体の破壊力を描ききったとこ
870黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 19:45:32.51 ID:5hr3z1x+P
「ソナチネ」には根底に「無常感」「切なさ」みたいなものがあったと思うんだけど
「3-4x〜」に至ってはそれすらない
ひたすらに「無」
ここまで何も無くて、さらにその「無」に説得力を持たせた作品はないと思う
作り手が「有」を生み出そうとしたけれど、鑑賞者には「無」しか伝わってこない(「有」が上滑りしてしまっている)作品ならいくらでもあるけれど
871黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 19:51:08.78 ID:5hr3z1x+P
「愛のむきだし」(アニメ版)「時かけ」とかね
872黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 19:57:13.11 ID:5hr3z1x+P
「キタノブルー」とかよく言われるんだけど
青ってのは「海」なんだよね
そして海は「開いている」
873黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 23:21:55.61 ID:5hr3z1x+P
「ヒアアフター」

「真夜中のサバナ」以来の珍作キタコレ
874黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 23:27:05.32 ID:5hr3z1x+P
前作とは打って変わって
イーストウッドは「ドラマツルギー」を徹底的に解体している
いい意味で二重三重に期待を裏切られた
875黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 23:27:58.41 ID:5hr3z1x+P
「ポスト日常系」と言っていいかも
876黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 23:29:09.59 ID:5hr3z1x+P
ドラマ的に「意外」であるからこそ「腑に落ちる」
877名前は誰も知らない:2011/02/24(木) 23:29:15.71 ID:rS0P467K0
『ミスティック・リバー』観たよ
昔はイーストウッド監督映画は画面が暗くて
彼はなにか視力に問題があるのかなと思っていたけれど
あの落ち着いた質感が好きになってきた
878黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 23:31:46.48 ID:5hr3z1x+P
イーストウッドは「闇」の演出に定評があるね
879黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 23:44:25.43 ID:5hr3z1x+P
「ヒアアフター」と「カラフル」は全く対照的な物語だね
自分としては前者に軍配を挙げたい
880名前は誰も知らない:2011/02/24(木) 23:45:04.17 ID:RS66Z+SB0
マットデイモンは嘘と言うかアドリブかますよね最後
881黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/24(木) 23:50:47.31 ID:5hr3z1x+P
アドリブなんてあったっけ?
882名前は誰も知らない:2011/02/24(木) 23:56:13.31 ID:RS66Z+SB0
兄貴の言葉に自分の言葉を加えた。
そう思えたんだけどどうだろうかね?
883黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/25(金) 00:04:56.48 ID:Y8bEHgJtP
どんな言葉だっけ?
884名前は誰も知らない:2011/02/25(金) 00:06:39.19 ID:eeGRXio30
あ、待って兄貴やっぱ帰ってきたわ...って以降のヤツ
どこまで語っていいんだ、こういうのは
885黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/25(金) 00:09:46.68 ID:Y8bEHgJtP
あれは「嘘かどうかわからない」って言う風に意図的にやってるんじゃないの?
886名前は誰も知らない:2011/02/25(金) 00:15:05.07 ID:eeGRXio30
意図的なのか。でもあのシーンはひとつ転機になるよな
なぜボカすんだろう
887名前は誰も知らない:2011/02/25(金) 00:15:51.31 ID:Yl3UeDda0
「ショーシャンクの空に」
888黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/25(金) 00:27:36.90 ID:Y8bEHgJtP
>>886
そこがイーストウッド作品において圧倒的な「闇」なんだと思うよ
一面的な「希望」「光」によって作品を「まとめ」たりしない
889黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/25(金) 00:30:57.32 ID:Y8bEHgJtP
「カラフル」と「ヒアアフター」

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/1546/1295005518/909-918
890黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/25(金) 00:31:36.65 ID:Y8bEHgJtP
>>889
ネタバレ注意
891名前は誰も知らない:2011/02/25(金) 00:37:48.90 ID:+8umrxomO
お、ありがとう
そんなふうにしてくれたら問題ない
ヒアアフター近日中に見る予定だから見た後にそっちのレスも読まさせてもらうよ
892黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/25(金) 01:02:06.45 ID:Y8bEHgJtP
893黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/25(金) 19:07:45.19 ID:Y8bEHgJtP
しかし料理教室のシーンはベッタベタだったね
パンフで青山真治も言ってたけど
894名前は誰も知らない:2011/02/25(金) 20:22:39.67 ID:Ova1rdKm0
以前にエイリアンを語った者です。

今日は年輩2人が
「アルマゲドンとディープインパクトのどちらが好きかで、その人の人間性がわかる」
と語っていた。
オレが思わず「ディープインパクトの方が好きです」と口を挟んだら
なぜか鼻で笑われた。
ちなみに同じ部署9人中7人はアルマゲドンを支持していた。
895名前は誰も知らない:2011/02/25(金) 21:41:57.79 ID:eeGRXio30
どちらを選んでも笑われる仕組みじゃないのかい
896名前は誰も知らない:2011/02/26(土) 15:26:09.51 ID:gqrvjk4b0
トランスポーターシリーズ
でも3はあんまり
897名前は誰も知らない:2011/02/26(土) 15:39:00.24 ID:9l+zIjQ20
運転技術だけで渡り歩いて欲しいのに、
余計な能力を後付けしてしまったせいかな。
898名前は誰も知らない:2011/02/26(土) 19:15:39.81 ID:5DBDMoo30
3はヒロインがな・・・
シミだらけでグロ過ぎる
899名前は誰も知らない:2011/02/26(土) 21:05:54.66 ID:uNnk5RgUO
>>848
ディパーテッド面白かったなら、元ネタのインファナル・アフェア薦めてみる。
三部作でだらけ気味だけど、こっちの方が作りがシッカリしてる。
興味なかったら、すまん。
900黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/26(土) 23:32:52.60 ID:YSdoEoXHP
インファナル・アフェアの三作目は衝撃的だった
901黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/26(土) 23:36:30.06 ID:YSdoEoXHP
「夕陽のギャングたち」

レオーネの作品はやっぱいいね
それはそうと「西部劇」って何時くらいまでの年代の物語を指すんだろう
902名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 00:21:21.35 ID:ESZAForpO
今日法政の市ヶ谷キャンパスで14時からジャン=クロード・ルソーの上映やるよ
お金もあまり取らないだろうし見に行こう、黒鳥も
903名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 00:22:01.90 ID:VReSgxyr0
開拓時代の範疇じゃないかしら?
904黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 00:24:30.02 ID:LVLOHiXDP
レンタルの期限が迫ってるから明日は無理

3月12日の黒沢オールナイトには行きます
905黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 00:31:47.66 ID:LVLOHiXDP
http://homepage1.nifty.com/widewestweb/AmHistry.html

こんなのあった?

「夕陽のギャングたち」は西部劇じゃないのかね
906名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 04:34:36.53 ID:VReSgxyr0
その映画は観た事ないから知らないけど西部開拓時代に関わってなくても
「西部劇」と規定するもんは多くあるのかもね。「時代劇」みたいに
907名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 14:06:05.24 ID:g+JbBmyDO
くるりのハイウェイを聴くたびにジョゼを思い出し どこか遠くに走りだしたくなる。
主題歌と映画本編の親和性があるこの作品は他の追随を許さないな。
908黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 20:57:29.13 ID:LVLOHiXDP
日本版「エミリーローズ」
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/news/1298671299/
909黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 21:05:04.75 ID:LVLOHiXDP
「エクソシスト」より「エミリーローズ」の方がずっと良く出来てるよね
910名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 22:12:55.38 ID:6vPaSL7nO
ヒアアフター見たけどこれはイーストウッドが自分自身のために作ったようなカンジだな。
911黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 22:39:48.68 ID:LVLOHiXDP
それは「死に行く者」の目線から?
それとも「生き残った者」の目線から?
912名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 22:45:07.15 ID:6vPaSL7nO
死期が近いことを悟っているんだろう、スピリチュアルな映画だからな。
最近はイギリス映画みたいな作風だな。
913黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 22:45:24.18 ID:LVLOHiXDP
メディアなんかでは「「グラントリノ」以降イーストウッドが「死」を意識するようになって〜」
みたいな批評を散見するんだけど
私見によればこの作品は全く逆の意図を以って作られているように思われた
914黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 22:51:13.81 ID:LVLOHiXDP
これは「生きている人間」に向けた映画だと思う
イーストウッド自身「後40本撮る」みたいなことを言ってるらしいけれど
死んだ人間のことを偲ぶより今生きている人間に着目すること
「死後の世界」より「現世」が大事だと言っているように思う
915名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 22:55:02.64 ID:6vPaSL7nO
人間ドラマが主体だけど、この映画は死後の世界があるのかという話じゃなく「救済」だろう。
「死後の生の有無に関わらずそれを信じることは生の救済になる」ってことなんじゃないか。
916黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 23:03:56.01 ID:LVLOHiXDP
マットデイモンの子役への霊視シーンとかラストの邂逅シーンとか見る限り
「生きている内が花なのよ」的というか
「生きること」(「人間」としても生物としても)それ自体を肯定する内容になっていたと思う
917黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 23:07:41.92 ID:LVLOHiXDP
「死者と繋がれる」とか「死後には救われる」というような言説は「幻想」である

というような感じはしたね
918名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 23:20:47.08 ID:NwgTla6u0
ブロークバックマウンテン
男の心情をうまく描いてるな。原作者が女と知ってびっくり。
919名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 23:23:52.70 ID:kOjwumta0
イーストウッドは一日1時間も無駄にせず
永遠に生きるつもりで勉強し続けてるように見えるよ
死を意識してるようには見えない

西部劇の範疇かどうか判らんけど民放で深夜にやってた
『群盗荒野を裂く』はこんな熱い映画あったのかーと驚いた
『夕陽のギャングたち』と双璧
920黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 23:31:42.77 ID:LVLOHiXDP
ヒアアフター>グラントリノ>インビクタス
って感じ
その位素晴らしかった

921黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/27(日) 23:45:04.08 ID:LVLOHiXDP
マカロニから「ウエスタン」「夕陽のギャングたち」ときて
最後に「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」とくる
この一連のフィルモグラフィーには有無を言わせぬ「説得力」があるように感じる

熱い「友情」や「闘争」とそしてその背景にある「虚無感」
その全ての集約が「ワンス〜」だった
922名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 00:43:10.47 ID:9FwS3vQSO
頭をからっぽにして楽しめる映画を…と思い、
「チョコレート・ファイター」見ました…

わはははははははははは
923名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 07:54:25.07 ID:WGjaZ8ab0
>>918
ブロークバックのラストシーン?二人で語り合うとこはすごい
美しいとすら感じたなw
924名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 08:02:39.71 ID:WGjaZ8ab0
英国王のスピーチ観た
昔からよくある王様が道化を身近に置いていたって事の心情が
ありありとわかる作品だった。あと主人公の敵側の将がスピーチ
王のヒットラーっていうのも面白かったw
925名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 09:40:52.50 ID:9Yx4Vod90
アンリーきらいだけど、ブロークバックマウンテンは素晴らしかった。
おれのアンハサウェイがおっぱいだしてたのもよろしかった。
926名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 09:52:50.81 ID:9Yx4Vod90
英国王のスピーチ観に行ってこようかな17からバイトだがまだ間に合うよな
927名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 09:54:18.54 ID:9Yx4Vod90
はっきり言うが「ブラックスワン」は「パーフェクトブルー」の二番煎じでしかないからな。
なんとも期待外れの作品だった。
オスカーはソーシャルに一票
928名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 11:30:53.17 ID:0YDTco8C0
>>900
アンディ・ラウは素晴らしい
929名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 13:40:50.69 ID:tpR0hHnDO
作品賞、英国王のスピーチ
930名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 14:31:17.90 ID:MqSdiAh/O
当初の噂通りだったな
映画館で予告編何回か見たけどそれだけで大体どんな話か
どう展開するか丸わかりな、その意味ではコテコテだったな
まあある種のプログラムピクチャー的に見るべきなんだろう

法政で上映したジャン=クロード・ルソーを見た人はいない?
日曜上映のものは一人の初老のおじさんが部屋で詩を読んだり妄想しながら
日常を過ごす風景を映しただけの作品なんだけど、徹底したフィックスショットのフレームに意識的で、
常に対象の位置が極端にずれて撮られる
そんな中、部屋から廊下に出ただけでフレーム外からぬっと画面に現れる躍動性、
また洗面器の固い蛇口をペンチでひねる(修理してる?)際、というどうでもいいほどの情景で
ペンチが誤って器に落ちると、耳を塞ぎたいくらいの金切り音が鳴る
クリーナーをかけたりコーヒーを落としても同様
映画製作や表現の幅や縁をかすめ揺らすような作品だった
他の作品も激しく見たいがこれから上映増えないかな
931黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 18:40:47.94 ID:uHp96GpnP
ヒトラーが「演説」によって大衆を動員したように
感動的な王様の「スピーチ」もまた大衆を動員するわけで
そして「動員」された人々は戦場でゴミクズのように死んでゆく

「映画」ってものが「芸術」である以上
それは「政治的妥当性」や「正しさ」を描いて満足するのではなく
そういうものに還元しえぬ「不条理」や「痛み」を描くべきなんじゃないかと思うし
もっと言えば「「政治的妥当性」よりも「不条理」を描く」ということにも自覚的であるべきだよね
932黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/02/28(月) 18:41:25.99 ID:uHp96GpnP
だから全く食指が動かないのよ
933名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 19:41:20.77 ID:WGjaZ8ab0
いや、これはそこまで立派な話ではなかったな。一人の人間の成長物語
なだけで。そういった側面には否定的なとこすらあったと思う。もっと言えば
彼は望む望まないに関わらずゴミクズの様に死ぬなんて思ってもない人々の
要請を受けてやらねばならないんだよな
934名前は誰も知らない:2011/02/28(月) 23:52:19.64 ID:v2toxVQ20
『もしもゴッホが精神病を克服して生前に評価されていたら』

なぜか精神病が完治し新しい画風に向かう。
なんとカラヴァッジオの要素まで取り入れ、
「カラス飛び交う麦畑での拳銃自殺未遂事件」という大作を描きあげる。
そして批評家たちから大絶賛を受け、大金持ちに。健康状態はあくまでピンピン。
かつて自分をフッた女が言い寄ってくるシーン
「おっと、僕に手を触れないでくれるかな。
できればその手、蝋燭にかざしてくれたまえ。なーんつってな〜♪ww」
耳きり事件以後ゴッホをキ○チガイ扱いしていた連中には
「僕の好きなニホンには、ミミガーっていう食べ物があるらしい。
ま、高級すぎて諸君らの口にはおさまらないけど♪ww」と言い放つ。

テオは言う。
「兄さんは別の病気になることで前の病気を克服したんだ…」
935名前は誰も知らない:2011/03/01(火) 01:04:48.07 ID:MEaZMTC40
批評家達のその作品のレビューはどんなものだったの?
936名前は誰も知らない:2011/03/02(水) 19:47:35.83 ID:n/sc6HYgO
黒鳥館、内田樹の「映画は死んだ」読んだことある?
937名前は誰も知らない:2011/03/02(水) 20:28:08.06 ID:AOC2OWUIO
黒鳥は宮台やら東とかだろ
内田樹の映画に関する文章は読んだことないけど手を広げまくってて
少なくとも映画に関してはおれは不信だよ
938黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/02(水) 20:54:41.44 ID:y6fJHfMBP
>>936
どんな本?
939名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 16:08:54.36 ID:gsGsQw2f0
ディアドクター観賞
ドクハリウッドぽい
940名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 19:09:11.31 ID:Y895cYnfO
ゆれるは傑作だった
941名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 19:14:52.37 ID:hgJvsBK70
そういえば、大学時代に
『映画のどこをどう読むか』という本が教科書の講義を受けてた。
942名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 19:31:04.32 ID:lAVOUSRH0
「アルマゲドン」とかに単純に感動していた頃が懐かしい。「灰とダイヤモンド」とかは観るべきじゃなかった。
だが、まあ観る運命だったんだな。何につけてもガキじゃいられないっていうか。
943名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 19:40:24.97 ID:U/4qq9AY0
そのレスだとガキのままに見えるよ
944名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 20:16:30.19 ID:lAVOUSRH0
確かにそうだね。
のめりこむのは避けられない、って訂正しておくわ。
945名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 20:48:44.64 ID:o/IiQAEXO
映画ってのは観てるうちに予備知識やデータベースが出来ることになる。
これはどの媒体もそうで、こういう状況でどういう事が起こるってのは予測可能で
観た本数のナレッジでパターン傾向のデータベースが出来上がってくるわけである。
プリミティブに映画自体を楽しむことが、データベースが出来上がり
既視観が起こることにより惰性や食傷というものが起こるわけだ。
そのシネフィル的な感覚があるから
絢爛豪華なエンタメ映画だけではなく、「市民ケーン」が観れるようになるわけだ。
これは「市民ケーン」が高尚な映画というわけではなく、この撮影技法はこの映画で見たとか
ここはあの映画がオマージュとしてつかったなど物語としては確実に時代錯誤な「市民ケーン」をシネフィル的なタームで理解できるようになるということである。
946名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 21:07:36.55 ID:hgJvsBK70
「戦艦ポチョムキン」の、オデッサの階段の乳母車シーンについても
同じようなことが言えるよな。
947名前は誰も知らない:2011/03/03(木) 23:54:49.77 ID:VDyR9f6Q0
>>946
アンタッチャブルだっけな
乳母車が階段を転がってきてアンディ・ガルシアが下に滑り込むやつ
948名前は誰も知らない:2011/03/04(金) 09:37:31.98 ID:UbLt+kzlO
吉祥寺バウスシアターでゴダール特集やる
ソシアリスムもやるから黒鳥館行け
言い訳すんな
月曜日はこの劇場千円
949黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/04(金) 14:08:20.69 ID:ywwVUuHPP
12日か13日に行くかも
950名前は誰も知らない:2011/03/04(金) 20:53:26.14 ID:U1kqC1oP0
たけしの映画の象徴的色彩が青なら、ゴダールは赤。
951名前は誰も知らない:2011/03/05(土) 01:47:48.44 ID:MTgCeFcRO
「ラスベガスをやっつけろ」鑑賞
「裸のランチ」と「トレスポ」を足して2で割った感じ。
952名前は誰も知らない:2011/03/05(土) 03:24:39.23 ID:AA7H9JzJ0
カート・ラッセルの「ソルジャー」

戦うことしか能が無いコミュ力ゼロの主人公が敵を皆殺しにして英雄になる映画。
953名前は誰も知らない:2011/03/05(土) 03:45:04.92 ID:tMOcQQnDO
ゴミ捨て場に捨てられるヤツだっけ?
あのシーンが俺には辛い
954名前は誰も知らない:2011/03/05(土) 16:59:17.90 ID:Xg7VxmR1P
市民ケーンの良さって何?
955名前は誰も知らない:2011/03/05(土) 18:00:13.52 ID:cdVlYaDp0
ミザリー
録画したのを観たんだが面白かった
おばちゃんの基地外っぷりがよく表現できてて、
しょっぱなから表情見ただけであぶない人だと思わせる演技が凄い
主演女優賞取るのも頷ける
956名前は誰も知らない:2011/03/05(土) 19:51:03.29 ID:pgPIdARb0
>>954
もう戻れない、楽しかったあの頃
957名前は誰も知らない:2011/03/05(土) 20:30:53.94 ID:k2b7lZu60
映画の宣伝を見ると、スクリーンを見ながら泣いている人が映し出されるが、
オレが映画を観て泣いたのは、いつが最後だっただろうか…。
ここ数年、仕事がらみで感情を抑えなければならないことが続いて、
何かに感動する心を失ってしまったような気がする。
心のストレッチをするためにも、久々に映画で泣いてみたい。
958名前は誰も知らない:2011/03/05(土) 23:01:01.39 ID:YsH2xWlF0
告白思った通りの内容でなかなかよかった。
原作と同じくテンポ良いし、ミズホのキャスティングとか良かった。
959名前は誰も知らない:2011/03/05(土) 23:13:02.92 ID:MTgCeFcRO
告白でカタルシス得たって奴はマジでZEIZYAKU
960黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/05(土) 23:15:53.67 ID:nS8ne0g3P
「ラスベガスをやっつけろ」と「裸のランチ」は良く似てるけれど
画面全体の熱量が全然違う
961黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/05(土) 23:19:34.46 ID:nS8ne0g3P
「裸のランチ」の「暑いような、寒いような」「乾いているような、湿っているような」感覚
熱にうなされ悪夢を見てるよう
962名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 01:08:29.65 ID:Ia2y1ibIO
ストレイトストーリー
963名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 08:17:59.65 ID:MYW1fGKz0
「ストレイトストーリー」はいいね。
「世界最速のインディアン」も好きだ。
964名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 08:26:01.57 ID://bnquL90
ジェロニモ
965名前は誰も知らない:2011/03/06(日) 18:17:48.76 ID:muf/TbHNO
ガタカがすごく良かった。
966黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/07(月) 23:09:44.09 ID:eUZ2JjNkP
「ヒアアフター」は「死後の世界を描いた映画」なのではなくて
「死後の世界」との対比によって「生」「現世」を描いた映画なんだよね
967名前は誰も知らない:2011/03/07(月) 23:11:39.74 ID:eDRcN+Ct0
>>963
お前は俺かw
ロードムービーならほかにモーターサイクルダイアリーズが好き
968黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/07(月) 23:33:41.23 ID:eUZ2JjNkP
「蓋然性などない」ということの蓋然性
969黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/07(月) 23:40:40.12 ID:eUZ2JjNkP
「わからない」という台詞は
自分自身を「特殊」という枠に嵌めて無意識のうちに(自分自身によって)壁を作っていた人間が
実は壁は脆い物であるということを意識し、そのことによって枠を飛び越えるということを表している

世界について「分からない」ということが「分かる」ことによって「開かれる」
970名前は誰も知らない:2011/03/07(月) 23:50:01.34 ID:AUBQl0yN0
個男の似合う映画といったら
遊星からの物体Xだろ
DVDジャッケッとがクソダサくなってるが
971黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/07(月) 23:54:12.68 ID:eUZ2JjNkP
イーストウッドの作品が観客を「宙吊り」にしているっていうのは
彼が常に「不条理」や「未確定性」を意識して映画を作っているからだろうね
「人知」「人倫」の及ばぬ領域の「存在」

「作品」そのものの「不条理」「未確定性」によって「宙吊り」にされる観客達
「劇中」での「不条理」「未確定性」によって「宙吊り」にされる登場人物達
972黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 00:01:15.84 ID:7573sD/oP
自称リバタリアンであるイーストウッドが「不条理」の存在に敏感であるということは
必然的誠実さなんじゃないかな
973黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 00:01:50.71 ID:7573sD/oP
「必然」的誠実さ

974名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 00:18:52.63 ID:AXheBwR4O
つたえたいなー
叫びたいなー
この世に一つだけの存在である私
975名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 00:29:38.68 ID:AyoTAzdc0
宇多丸はヒアアフターを交換不可能な存在としての自分に
気付かせてくれる相手と出会うまでの話だっつってたよ
976黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 00:35:31.69 ID:7573sD/oP
それすらも次の瞬間崩壊しかねないとも
977黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 00:39:34.38 ID:7573sD/oP
「チェンジリング」のラストとコインの裏表みたいに関連してるよね
978名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 01:36:52.92 ID:EIa5IcOZ0

1.子連れ狼

2.シザーハンズ

3.キングコング

4.フォレスト・ガンプ




孤独と偏見と理不尽、そして現実。これらを綺麗事で片づけていない映画が好き。
979黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 01:44:57.17 ID:7573sD/oP
「シザーハンズ」って最初に観た小学校低学年くらいのときにはそれなりに感動したんだけど
一年か二年くらい前観たときは全く良いと思わなかった
980名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 01:46:36.69 ID:AXheBwR4O
若い頃のブリジッドフォンダとキーラナイトレイがすき家
981黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 01:53:31.90 ID:7573sD/oP
「汚れた社会に犯される純粋な主体(自分)」という構図が信じられなくなったというか
社会の「汚れ」を糾弾する自己の実存に対する言及が始まってしまったというか
982黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 01:59:44.32 ID:7573sD/oP
「映画」という「表現」を「子供への御伽噺」と割り切って成り立たせることが出来るのか
983黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 02:07:48.93 ID:7573sD/oP
それがどんな形であっても「感慨」「感動」みたいなものに浸ることを許さない映画
今求められてるのはそういう作品
984名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 02:08:09.59 ID:AXheBwR4O
「刑務所の中」鑑賞
985名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 02:08:53.41 ID:EIa5IcOZ0
いい歳こいた大人の恋愛映画は絶対みないけど

騙してヤリまくっては捨てる男や、ヤリマン女の映画は好き

なぜなら↑は現実味がなくて、↓は現実味があるから

あくまでも俺にとっての現実
986名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 02:10:58.52 ID:AXheBwR4O
アルフィーか
987黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 02:48:27.43 ID:7573sD/oP
自分は「表現の可能性」という一点においては佐々木中に同意するんだよね
988名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 03:17:08.99 ID:AXheBwR4O
東大のハゲか
989黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 17:15:36.11 ID:7573sD/oP
「海底2万マイル」

意外にも良かった
「表層的」で
990名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 18:14:27.32 ID:AXheBwR4O
スレ埋め
991名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 20:06:26.28 ID:RKX/H/OX0
スレチだけど、埋め始まってるから
黒鳥館にちょっと質問。
複数のHNをどういう基準で使い分けてるの?
やはりそのスレの内容によってなのかな?
992黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 20:10:48.72 ID:7573sD/oP
ランダム
993名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 20:22:08.25 ID:AXheBwR4O
スレチだけど黒鳥館に質問、なんで童貞なん?
994名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 20:22:46.98 ID:RKX/H/OX0
ランダムだったのか。
読書スレで絡んでるレスがあったから、何となく気になってたんだ。
教えてくれてありがとう。
995名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 20:23:18.98 ID:0hco+X+20
次スレ立てるんだろ?
996黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 20:23:54.99 ID:7573sD/oP
色んな要因が重なって
まあ今の時代「童貞」なんて概念そのものに大した意味は無い
997黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 20:26:07.02 ID:7573sD/oP
「童貞」はサブカル的記号以上の意味は無いよ
998黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/08(火) 20:27:03.48 ID:7573sD/oP
「ボーイズオンザラン」なんかが嫌いなのもそういうこと
999名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 21:48:09.13 ID:AXheBwR4O
卒業できないから嫌いなんだろ
1000名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 21:52:24.88 ID:U6j3KVkq0
1000年
10011001
                    /⌒彡:::
                   /冫、 ):::  1000だ
                  __| `  /::::  スレ立てろ
                 / 丶'  ヽ:::
                / ヽ    / /:::
               / /へ ヘ/ /:::
               / \ ヾミ  /|:::      孤独な男性
              (__/| \___ノ/:::  http://that4.2ch.net/alone/
                 /    /:::