というかあれ。
>>941=
>>944がバカにしてんのは、
多分、印象でモノを語るたぐいの書評とか、
文芸に対する解釈学のなかでもかなり限られた部分、
しかも一番ウンコな部分を指してきてるっぽいよね。
うーん。頭いいな。おまいら。
954 :
名前は誰も知らない:2008/07/23(水) 01:04:04 ID:tTlVfyMmO
不思議の国のアリスを読み始めた。
児童文学面白過ぎる。
鏡の国のアリスも面白いよ。アリス以外にも書いてるし。
ルイス・キャロルって大人になってから読むとシュール。
理系君
文系が何を語っても、所詮それは主観的な思い込みを適当に喋っているだけにすぎない。
何故なら、それらが正しいのか間違っているかを客観的に検証可能な定量化ができない(または、することを放棄している)からだ
文系様
「全ての学問の祖は哲学なんだけどな…」
だから柄谷は読み物として単純に面白いって言ったのに・・・
批評家が他人の本ダシにして自分が言いたいこと言ってるだけなのは常識だけど
作者も意図を表現に包みながら今書かねばならぬと思って書いてるのも常識
上で出てた三島が何言ってるか聞こえない状況とかもそう
それを嫌味っぽさとか言っちゃうのは馬鹿丸出し
その意図から離れて面白い面白くないだけを言ってるのは高卒
958 :
名前は誰も知らない:2008/07/23(水) 02:19:12 ID:XPhGl9+xO
吉本隆明と坪内祐三の新刊出てたから買ってきたが、
気分が悪すぎてなかなか読み進められない。
みんな難しいこと考えすぎ…もうラノベ読む。
大槻ケンヂ「グミ・チョコレート・パイン」
学校のクラスは3タイプの人間に分けられる。
リア充タイプ、平凡タイプ、そして孤立タイプだ。
孤立タイプは往々にして、他者からの承認の代わりに
他者との差異化によって自尊心を保とうとする。
つまり「俺はお前らとは違うんだ!」と思い、
それを証明するために、勉強に打ち込む、あるいは
マニアックな映画や音楽に傾倒するのだ。
この小説はこんなやつらの話だ。
俺はこれを読んで、自分と同じだと思った。
何者かになろうと足掻いていた頃を思い出させてくれる。
この板の住人ならば、多くの人が共感できるだろう。
映画版もオヌヌメだ。
小説は現在進行形で描かれているが、映画版の方は、
結局何者にもなれなかった中年の主人公が、何者かになろうとした
あの頃を思い出す形式になっている。
この形式ゆえ、小説よりも映画版の方が共感させる力がある。
962 :
名前は誰も知らない:2008/07/23(水) 08:49:00 ID:/llH6Yp2O
批評の方が文学より格上
上も下もないよ
ただ、対象が先に存在してなければ批評はない
ルイスキャロルは難しいと思う
面白いというより、落としどころがわからなくて気味が悪い
当時の文化についても相当詳しくないと理解できないところが多いと思う
スナーク狩りはわりと好き
柄谷行人を読みながら「作者の意図」とか言っちゃう人はさすがに低脳だろう
それこそ、どういう”意図”で読んでるんだ
ネットだからか知らんが、せっかく本を読んでるっていうのに、他人の人格攻撃するか如きレスするのって、あわれに映る。
品性を疑われるというか。
あんたらリアルじゃ大人なんだろ?ネットだからって精神年齢低くする必要なんてどこにもないんだぜ?
知識の切れ端振り回すのは本人の勝手だけれど、わざわざ煽る必要はないよってこと。
読書家が集うと思われる場所なんで、あえて苦言を呈してみましたよ?他のスレならしないよ、だって無駄だもん。
966 :
名前は誰も知らない:2008/07/23(水) 15:44:42 ID:/llH6Yp2O
確かに。権威化する者がいなければ権威は生まれないからね。
別に生まれなくてもよかったと思うけど。
968 :
名前は誰も知らない:2008/07/23(水) 21:23:00 ID:siuxYmY40
>>967 権威だとか正統だとかがあって初めて異端、鬼才が価値を持つんだろ。
もういいって
文学板か哲学板にいけば?
970 :
名前は誰も知らない:2008/07/24(木) 00:53:13 ID:bOUyM7L3O
文学も生きた現実の批評という意味で言った
971 :
名前は誰も知らない:2008/07/24(木) 00:54:57 ID:3gvWsl15O
坪内祐三「東京」を途中まで読んだ。
東京論ではなく回想録。
東京についての知識を得る為のものでも、考察を目的としたものでもない。
資料はあまり使わず記憶で書いているが、それは意図的にそうしたのであって、
その分著者が体験した東京の感触がリアルに伝わって楽しめる。
北島敬三という写真家の写真が挿入されていて、何枚か気に入った。
著者の東京育ちのボンボンぶり、映画も芝居もスポーツも常に身近にあり親の金で高等遊民的に遊ぶ若者時代、を読んでいると、田舎育ちの自分が野暮ったくかっこ悪く思えた。
972 :
名前は誰も知らない:2008/07/24(木) 04:17:07 ID:F4YfOhuY0
高等遊民なんて俺には絶対許されない生き方なんだろうな・・・はあ・・・
>>961 興味あるから読んでみようとは思うが、なんかその表現だとまず差異化ありきみたいだな。
わざわざ人と違うことをして自己満足に浸るなんてのは一部の目立ちたがりだけで、
たまたま自分の好みや意見が多数派と合わないので
自然と差異化され孤立していく、というのが孤立タイプのスタンダードじゃなかろうか。
意識的な差異化が話の核にあるのならば共感できなさそうだ。
974 :
名前は誰も知らない:2008/07/24(木) 07:32:28 ID:3gvWsl15O
吉本隆明のCD付きの本(逆か?)「吉本隆明の声と言葉。」
講演CDが楽しみだったのだが、たくさんの講演をコラージュしたもので、問題提起だけだったりその話題の導入だけだったりで聞いていて欲求不満になる。
「考えだけでなく人柄から伝わってくるものまでつきあってもらいたい」という構成者糸井重里の意図は分かるのだが…。
CD聞くとなんとも形容しがたいなまりがあって、アクセント、強弱も変だし、つっかえまくるし、息継ぎのタイミングもおかしいし、喋るの下手すぎて驚いた。
本を目で追いながら聞くしかない。
975 :
名前は誰も知らない:2008/07/24(木) 08:13:40 ID:3gvWsl15O
>>961 学生の頃夢中で読んだ。
大槻の過剰なサービス精神を楽しめた。
映画は俺の世代よりも演出が一世代前だったかな。
>>974 余命短いし、ほとんど闘病中みたいなもんだからリューメイちゃんは
978 :
名前は誰も知らない:2008/07/24(木) 15:17:51 ID:QbDE59TN0
誰か本棚うpして
あいつ無視な
「精神科医は信用できるか」和田秀樹
現代日本はアメリカの20年くらい前、という言葉があるけど
精神医学の分野においてもそれは例外ではないみたい。
この本のスタンスは「精神科医はあんまり信用できないぞ! 患者各自が気をつけて医者を選ぼう!」という警告がメインになっている。
・医学博士は「動物実験博士」
・学会は論文の数が重要なので、書きづらい分野である「カウンセリング」の人材は、教える側も含めロクに育っていない。
・国外には老人医療の概念があまり無いらしい。全身に管をつないだスパゲティ状態で無理やり延命させたりしない。
・アメリカでさんざ叩かれた薬が、払い下げのカタチで日本に出回ることがたまにある。今も続いてる。
>>980 医学分野においては日本は世界最高レベルだと思う
著者の人が日本の医療叩いてるだけだろ
医療費も日本のほうがはるかに安いし
歯学分野はまぎれもなく世界トップ(レベル、治療費の安さ)
孤男ってどこまでも悲観的だよな
ヽ人__人/
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> そ <
,.へ <. | >
‐────┬┐ \ _,,.. - ''''"" ̄`"'''7:::∠__ > な <
___,,,...-‐''"| | \ ,. '" !ヘ/::/<. の >
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>>980 いい歳こいて青チャートの使い方とかほざいてる受験研究家が
都合いい時だけ医者面してんじゃねぇよって思う
>>982 全然反論になってないけど
なんで必死なの?
日本の夏らしい青春的な作品が読みたくて
川端裕人「川の名前」高橋三千綱「九月の空」を借りてきたが
退屈すぎて挫折してしまった。
前者はストーリーが平凡で後者は団塊世代の人の作品からかあまり肌に合わなかった。
孤独だから本で寂しさを紛らわそうと思ったのに…
>>986 青春って何だろうな
とりあえず「青春群像」的な読み物で
オレの読書メモに記された最新の記録は
「おぱんちゅ先生〜下着男の半生〜」だった。
>>987 具体的な作品で言うと漫画のキャプテンみたいなのを青春と定義してる。
読書メモって読んだ感想を書くの?
本を読んだだけじゃあんまり記憶に定着しないから書いた方が良いのかな。
>>988 友情とか青春とかそういったジャンルに関しては、餅は餅屋、とでもいうか
児童文学・ラノベをあたった方が良いのではないでしょうか。いやあてずっぽうですけど。
今思い出した児童文学「ルドルフとイッパイアッテナ」は面白かった覚えがある。
読書メモは、このスレでいうと
194 621 980 がオレの書き込み。感想っていうほどのご大層なもんじゃない。
本当に走り書きのまとめ程度。
>>982 精神科医に限定すると…詳しくないんで技術の差とかは知らないが
アメリカよりも日本の方が医療保険は遙かに優れているよな。
そもそもアメリカには国民健康保険がないし
アメリカは優れた医療技術をもっているのかもしれないが
その恩恵に預かれるのはごく限られた一部の金持ちだけ
話は変わるが、手持ちの本を整理して古本屋に売りに出している最中だが
最近はカビの浸食が激しい本は買い取ってくれないんだ・・・
みんな、蔵書はカビ対策しとけよ
医療保険が優れてる、ってのも油断してたら過去の産物になるかもしれないけどな。
村上春樹 アフターダーク を読んだ
いつもと違うふいんきにどぎまぎ
実験作って感じかね
図書館で借りたのでふところが痛まなかったけど、定価で買ってたらちょっと腹が立ったかも
話が変わるけど
植垣康博『連合赤軍27年目の証言』のなかで、投獄されてる間に物理をちょっとずつ勉強して
相対性理論などを理解していくというエピソードがあった
おれ数学からきしダメなのでハナからあきらめてたけど、勉強してみたくなったな
993 :
名前は誰も知らない:2008/07/27(日) 20:19:23 ID:bHpr1K6gO
福田恆存「人間・この劇的なるもの」は
同調抑圧に苦しむ10代が読むと良いと思う。
『「個性」や「自由」をうたう若者達の「みんな一緒でなければならないファシズム」』(この言い方は矛盾してない)から自由になるために、読むと良いと思う。
994 :
名前は誰も知らない:2008/07/27(日) 20:26:30 ID:PXzP6J6xO
今夜すべてのバーで
新スレたのむ
996 :
名前は誰も知らない:2008/07/27(日) 20:45:43 ID:YLHQFZKX0
梅
997 :
名前は誰も知らない:2008/07/27(日) 20:50:14 ID:xOIK+GfyO
勢古浩爾
『まれに見るバカ』
998 :
名前は誰も知らない:2008/07/27(日) 21:09:31 ID:bHpr1K6gO
勢古は好きだ。
著書はほとんど読んでる。
面白いが、批判というよりバリ雑言だ。
S.シンの「フェルマーの最終定理」買った
買ったはいいがこれホントに数学苦手でも読める本なのか?
1001 :
1001:
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/冫、 )::: 1000だ
__| ` /:::: スレ立てろ
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