1 :
名前は誰も知らない:
>1乙です
3 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 06:05:12 ID:5ci0IRkZO
天童荒太
「孤独の歌声」読んだ
俺から見たら全く孤独じゃないと思った
4 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 06:25:43 ID:6Sk1VeVG0
みんな本は買ってるの?
それとも図書館で借りてる?
>3かなり前に一度読んだな…こないだ永遠の孤再読したけど、うーん…
最近の作家の本は繰り返し読めんな。あ、流星ワゴンと半落ち書いた人
(名前失念orz)が最近の人ではいいとオモタ。
明日から連休だからまた志賀直哉の暗夜行路読むお。
涼宮ハルヒの○○シリーズ読んでる。
先にアニメの方でハルヒを知ったから、想像しやすい。
8 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 09:27:30 ID:Tu1apO7T0
今キムニューマンのドラキュラ紀元を読んでる。
この本滅茶苦茶オモシロイ!
3部作の第一作でドラキュラが近代化社会によみがえり英国の社会・社交界を
支配しようとする設定。 ジキルとハイド、DR.モロー、切り裂きジャック
400歳ぐらいの美少女バンパイやのヒロイン、など等続々出てくる。
娯楽作品としては一級品。
9 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 12:54:46 ID:7KIUWV050
最近、本読んでなかったから、冬休みは基本に戻った読書
・漱石3部作(岩波)
・カラマーゾフ(新古典文庫)
買ってきた
10 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 16:11:40 ID:oVACy/sO0
正月は養老訓でも読むか・・・
11 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 16:22:30 ID:x6sA21EZ0
前スレで春樹出てたけど
ノルウェイの森読んでもエロゲの脚本みたいだなとしか思えなかった俺は文学的センスが致命的なんだろうか
12 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 16:27:07 ID:5ci0IRkZO
百人が百人とも絶賛する本なんてないから気にしなくていいよ
13 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 16:58:44 ID:C5KnyHD+0
漱石「こころ」を読破
今日は開港健の「風に聞け」を買ってきたのである
14 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 17:01:22 ID:QoljQiLXO
ドストエフスキー「白夜」
ロシアの超妄想ヒッキーがあるとき現実で美女と出会い、二人の仲は急速に発展していくが…
短編ですぐに読み終わってしまうあっけなさが惜しいが読んでて楽しかったよ。
ドスト読むのに気が重い人にはおすすめ
>>11 ああ!成る程!エロゲね!すげー上手い表現だとオモタ。同感。
十年位前か?バイト先の女子から薦められて(当時は今程偏屈でもなかったので周囲とはそこ
そこ上手くやってたから女子とも同世代の男とも少しは交流があった)読んだんだけどさ、
何つーか貸した子もその子の友達も『泣けるよね!』『感動した!』て大絶賛だったんだけど
俺にはさっぱりでしたよ。つかセクースは駄目だけどフェラチオ(だっけ?)おKて…。アボガド(ry
16 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 18:18:31 ID:ZlxWNvHs0
春樹の新しいエッセイ、なんかもう聞いたような話ばっかでつまらん。
1/4くらい立ち読みしたけど。
18 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 18:22:32 ID:ZlxWNvHs0
ちなみに私の管理の仕方は、スレに出てきた本の著者とタイトルを間違いがないか
amazonで確認して登録する、コメントは3秒考えたら思いつくようなもの以外を
登録する、3回以上登場している本はトップページに記録する、というやり方を
していた。
19 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 18:29:42 ID:ZlxWNvHs0
一応、前スレの未登録分を保存した。
これで前スレが消えても問題ない。
誰か更新してくれる人が現れたとき、前スレが消えていたら保存した分を
自分のページで公開して更新を頼もうかな。
20 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 19:25:23 ID:J0lrDKHV0
ガッツが出そうな小説ありませんか?
伊坂幸太郎「ラッシュライフ」
22 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 19:36:09 ID:kdEa62vI0
若い頃,筒井康隆の小説に,はまってたな。
24 :
名前は誰も知らない:2007/12/29(土) 22:40:27 ID:5yGrPyPH0
>>4 小説好きだけど、図書館で借りてる。
日に一冊ペースだから、買うなんて無理だし。
コーエン兄弟映画化と言うことでコーマック・マッカーシー「血と暴力の国」を読んでみた
麻薬組織の資金を持ち逃げした退役軍人と彼を狙う暗殺者とその事件を追う保安官の逃亡劇
不条理の象徴としての暗殺者が印象的だったけどあまりに荒廃的で鬱になった
単なる犯罪小説じゃなくて文学的な要素も含まれてて面白かったな
26 :
名前は誰も知らない:2007/12/30(日) 18:47:02 ID:nUmVfduZ0
リサ・ランドールの「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」を読んでいるが
難しい・・・いちおう理系卒なのに、頭があほになってるのか俺
春琴抄読了。
正直萌えた。なにこのツンデレ小説
でも読んでて目が痛くなってきた。
28 :
名前は誰も知らない:2007/12/31(月) 18:32:24 ID:2ukdJ1Ks0
筒井康隆ってパプリカの人だっけ?
旅のラゴスが面白そうだがちょっと古いな
29 :
名前は誰も知らない:2007/12/31(月) 18:34:20 ID:3HLLqOnuO
筒井康隆の邪眼鳥が好き
30 :
名前は誰も知らない:2007/12/31(月) 18:42:33 ID:hVYdDUBe0
ノストラダムスの、
あの、よくわからない意味不明であいまいな予言詩が、
実際に人類の破局を意味していたかどうかは疑問だ。
彼は直接的な表現としては滅亡とも破滅ともいってない。
そんなことはひとことも書かれてはいない。
要するに、
あとづけで当時の日本人が勝手に解釈して、
それを日本中で老若男女が騒いで楽しんでいただけだ。
私は、心霊現象や超能力は信じていない。
UFOも宇宙人も地底人も海底人もいないと思っている。
ただこれでは、
ずいぶんとロマンのない生き方かな、とも感じる。
これからここで、
1999年に起こるかもしれなかった人類の壊滅的破局を、
誰にも知られずにこっそりと回避させた人たちがいた...
という設定で、
荒唐無稽なストーリーを描いてみたい。
無論、100%完全なフィクションである。
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=532063&log=200705
丸山健二『ぶっぽうそうの夜』読んだ
この本もそうだけど
マルケンの描く人物って孤独でいて
極端に突っ走っていくから好きだわ
春樹のノルウェイ読んでるよ〜ノシ
面白いじゃん。
面白いけど少々憂鬱になる。
短編の蛍読んでたがノルウェイの森の元かこれ。
34 :
名前は誰も知らない:2008/01/01(火) 17:59:45 ID:bSa0q36S0
春樹なら
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドが好きだ
あと羊をめぐる冒険かな
35 :
名前は誰も知らない:2008/01/01(火) 18:15:47 ID:Wpw7WzQTO
世界の終わりは私も好き。あとねじまき鳥とカフカ。春樹はファンでも好きな作品が別れるよね。
36 :
名前は誰も知らない:2008/01/01(火) 18:27:13 ID:bSa0q36S0
ねじまき鳥の間宮中尉の話がおもしろかった
37 :
名前は誰も知らない:2008/01/01(火) 18:40:15 ID:Wpw7WzQTO
間宮中尉も孤ですね…。最近の作品には、絶望的なほどの孤独な人が多い感じがして共感するのです
年末は安部公房の「笑う月」と森鴎外の「雁」とPコーンウェルの「サザンクロス」と、
ラノベの「とある魔術の禁書目録」読んだ。
今年は苦手なSFもの(神林さんとか)にチャレンジしたい
39 :
名前は誰も知らない:2008/01/01(火) 21:39:03 ID:Wpw7WzQTO
安部公房の飛ぶ男(だっけ?)が好きです。なんかここの人達とは趣味が合う…
ブルーバックスの
『謎解き・海洋と大気の物理』
知ったような内容が多かったが、所々でためになる。題名には物理とあるが、ベクトルと中学理科の知識で大丈夫。
41 :
名前は誰も知らない:2008/01/01(火) 22:12:08 ID:73kUkZAt0
三日で一冊の割合で本を読み倒すのが今年の目標。
「百年の孤独」から始めるのさ
42 :
名前は誰も知らない:2008/01/01(火) 22:19:49 ID:Wpw7WzQTO
百年の孤独を3日で読んだらもったいない。
こんなにしてかけるなら、もう世界じゅうだってかけれると、ジョバンニは思いました。
泣ける
地元の中古本屋の100円コーナーで適当に物色
経済学の基礎知識
エンドゲーム
川の深さは
恩田陸て有名だけど急展開すぎたり終盤やっつけ仕事っぽかったりして
好きになれん
46 :
名前は誰も知らない:2008/01/04(金) 18:14:49 ID:j7ILoTJ50
中島敦「山月記」
高校のとき授業でならったが
いま読み返してみると李徴の気持ちがよくわかる
ライ麦畑読んでると賢そうに見える?
あの「隣の家の少女」っていう読後感最悪らしい本を読んでるんだが
いつ虐待シーンがくるかとwktkしながら読んでたけど
いざ読み進むと…辛い…
>>48 俺も買ったけど、
コンディション整ってる状態で読まないと鬱状態に入りそうな予感がするから
未だに手を付けてない。
海外文学を読むと日本文学が読みたくなる。それも古典。
今ドストエフスキーを読んでるんだけど芥川とかめっちゃ読みたいわ。
51 :
名前は誰も知らない:2008/01/05(土) 11:44:00 ID:tKQF+t8h0
>>47 ライ麦畑だけ読んでサリンジャーが好きとか言ってるとバカっぽく見える。
52 :
名前は誰も知らない:2008/01/05(土) 11:57:10 ID:cTa7Vx0bO
ナインストーリーズも読めばいいんじゃね?
あと、フラニーとゾーイも。
53 :
名前は誰も知らない:2008/01/05(土) 11:57:24 ID:ggWdP+CNO
誰かトマス・ピンチョンが好きな人いない?
ケッチャムおもしろいよケッチャム
55 :
名前は誰も知らない:2008/01/05(土) 17:42:41 ID:Ier3fiIH0
ライ麦畑でつかまえててタイトルが好かん
56 :
名前は誰も知らない:2008/01/05(土) 17:50:41 ID:D2n7fswE0
タイトル最高だろ
攻殻で使われてたな>ライ麦
59 :
名前は誰も知らない:2008/01/05(土) 23:15:08 ID:tnKZEYalO
>>20 チャールズ・ブコウスキー
『町でいちばんの美女』(新潮文庫)
フランツ・カフカ
「変身」
この話しって家族ちょっと酷くないか?
弧男ならわかるだろ
あんなもんだよ
随分いい家庭環境なんだな
色川武大「うらおもて人生録」
阿佐田哲也の別名義(というか本名)のエッセイ
博徒っていうもんだから殺伐としてる人かと思ったら
やさしいおじさんでした。特に弱者に対しての優しさが染みた…
「変身」は主人公が優しすぎて泣けた
「高学歴ワーキングプア」
おれのことだ・・・
67 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 14:03:57 ID:ZRHLwBhgO
図書館通ってる奴いる?
68 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 14:16:13 ID:97vgx1KiO
孤独なら図書館は行かないと
69 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 14:21:43 ID:ZRHLwBhgO
>>69俺は大学生なんだけどいつも孤独だから図書館で本読んだり、勉強したりしてる。同類はいないのかorz
70 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 15:14:50 ID:97vgx1KiO
図書館の半分は孤独でできています
71 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 15:16:52 ID:ObsIT0PrO
やっと、野坂昭如コレクションとリターンズ
さらに稲垣足穂全集を読破
図書館よ、ありがとう
72 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 15:23:36 ID:ZRHLwBhgO
>>72 俺は大学中退してから図書館のおもろさに目覚めた
CDも借りれるしな
特にパディ・スミスのCDが充実してるのが嬉しい
74 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 16:24:53 ID:ZRHLwBhgO
>>73 そうなのか、図書館はCDもDVDも借りれるしいいよな。
まだそれらは借りた事ないんだが・・・今度そのCD探してみるよ。
読書してるといろんな考えが身について楽しい
孤男が主人公の小説や漫画ってありませんか?
知ってたら教えてください。
>>75 「連城訣」金庸
「星の階段」遠藤淑子(文庫マダムとミスター1巻収録読切)
77 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 16:55:27 ID:lW1iEMbg0
>>67 図書館でよく小説借りてるよ。
日に一冊は読むから、買うなんて無理だし。
今日も予約してた10冊を借りてきた。
>>73 渋いの聴くんだね。
俺もジャズ好きでよく聴いてるよ。
今は、惜しくも先月亡くなった、オスカー・ピーターソン聴いてる。
読書よりセックスがしたい。読書なんかいつでもできる。
79 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 18:29:25 ID:ZRHLwBhgO
>>77 ペース早いな、見習いたい・・・俺そんなに早く読めないよorz
十代のころはそれくら読めたなぁ・・・これが若さか
>>75 乙一のGOTHとか学生ならなおさら良いよ
北方謙三とか船戸与一の主人公もある意味孤男
83 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 19:05:44 ID:ahV0IRvQO
孤独と孤高は違うのでは
孤独とはハードボイルド…そんな風に思っていた時期もありました
85 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 22:33:29 ID:CU+CH8VwO
『フィネガンズ・ウェイク』
『存在と時間』
『ナジャ』
86 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 22:41:04 ID:CBtA2DnbO
トマスピンチョン、競売ナンバー49の叫び。
少し読んだけど、なかなか入り込めず…
87 :
名前は誰も知らない:2008/01/06(日) 23:05:13 ID:hFu9qBOS0
梶井基次郎「檸檬」
中学の頃に現代文の教科書に載ってたのを何故だか思い出して買ってきた。
古い小説は読めない漢字や、わからん言葉が多くて大変だ。
>>76>>81 乙一はZOOなら読んだことあります。
ありがとう。
参考にします。
いまは机と椅子の勉強机なんだけど、
座布団とローテーブル、さらに座椅子にしたほうが落ち着くかなって思い始めた・・・
それならそのまま読書できそうだし・・・
90 :
名前は誰も知らない:2008/01/07(月) 00:17:35 ID:dS8ftj040
>>59 タイトルに惹かれて前に手に取ったけど
表紙の女がブスだったんで買わなかった
あれ面白いんだ?
91 :
名前は誰も知らない:2008/01/07(月) 00:21:35 ID:dS8ftj040
チャールズブコウスキーといえば
最近映画やってたよよね
酔いどれ詩人になる前に・・とかなんとかいうタイトルの
孤男ならブコウスキーの くそったれ少年時代は読んでおいたほうがいい
夢野久作『ドグラ・マグラ』読んだことあるヤシいる?
>>87 本屋に檸檬置いてきたからそれがどーした?と思ったな
意味不明だった
>>93 青空にもあるし結構読んでる人いるんじゃないの。一般に言われるほどには俺は感じなかった。
>>94 『檸檬』は描写の美しさが素晴らしいと思う
97 :
名前は誰も知らない:2008/01/07(月) 14:30:09 ID:dS8ftj040
レモンのいれもん
「檸檬」に似た感じの短編で
横光利一「街の底」に一票
蹴りたい背中/綿矢りさ
これ読んでたら死にたくなった
パレアナという少女は非常に貧乏な牧師の子供で、何も買ってもらえ
ないのですが、少女がいかに人を喜ばすかということを目標にして、偏
屈なおばさんの性格を変えたり、人の人生観まで変えていくという話で、
最初の出だしは、こうなっています。
貧しくて、お父さんにお人形が買ってもらえないので、慈善団体に人形
が欲しいという手紙を出した。ある日のこと、大きな箱が着いた。てっきり
お人形が着いたと期待をして箱を開けてみたら、中から一通の手紙と
松葉杖が出てきた。その手紙には、「人形がないので、この松葉杖で
我慢してほしい」と書いてあった。
パレアナががっかりすると、お父さんが「何かこの松葉杖でうれしいこと
がないか考えてみよう」と言うんです。何もうれしいことはないと思った
のに、お父さんの指示ですから、よく考えてみたら、とてつもなくうれしい
ことがあった。それは、「私はこの松葉杖を使わなくてすむ」ということでした。
ブコウスキーは最高だよ
もっと翻訳でないかな〜
「ぼっ起、射精、露出、日常の狂気にまつわるもろもろの物語」
104 :
名前は誰も知らない:2008/01/08(火) 02:42:10 ID:+e/JROtVO
>>71 稲垣足穂「一千一秒物語」面白かった!
>>90 面白いよ。短編集なんだが、「ファックマシーン」てのが最高!
>>93 ドグラマグラは長いから読む気がおきない。面白かった?
個人的には 人間腸詰 氷の涯 シナ米の袋 あたりが好きです。
105 :
名前は誰も知らない:2008/01/08(火) 06:14:50 ID:b7DrjpkH0
q
宮沢賢治のよだかの星を読んだ。
幼いころに読んだことのあるようなないような。
涙が止まらない。
宮沢賢治の落ち着いた文章とは対照的に凄惨な話。
よだかが燃える様子が目に浮かんできて泣けてくる。
よだかは星になれて良かったかもしれないが、こんな形では不本意だろう。
「最後にはお星様になれてよかったね☆」なんて言えるほどいい話では全然ない。残酷な話。
107 :
名前は誰も知らない:2008/01/09(水) 16:11:41 ID:YMA4X1xOO
ダンスダンスダンス借りてきたお
108 :
名前は誰も知らない:2008/01/09(水) 16:29:00 ID:NMO1TL6qO
241 学生さんは名前がない 2008/01/09(水) 15:07:26 O
他分野には素人根性丸出しで、やたらと口を出しておいて、それが正当みたいな面しながら、
いざ他分野から自分達の仕事について突っ込まれると、
「これは微妙な問題で、素人にはわかりにくい」
「きちんと勉強しないと的外れになりがち」
とか言い出すのが哲学。
109 :
名前は誰も知らない:2008/01/09(水) 17:47:41 ID:ZHDBUzYcO
最近は禅と良寛が好き。
良寛は弧男にとって共感出来る部分が多いと思う。
宮沢賢治は詩が好きだな
天才すぎる
>>109 少し前に水上勉の良寛の足跡を辿る
みたいな本を読んだけど、さすがに渋すぎて途中で投げ出したな
テレビのドキュメンタリーだったら面白く見れたかもしれん
こんなにしてかけるなら、もう世界じゅうだってかけれると、ジョバンニは思いました。
113 :
名前は誰も知らない:2008/01/10(木) 23:44:23 ID:E2qBHP/l0
中沢新一でお勧めある?
大江健三郎の『万年元年のフットボール』は何度読んでも面白いな
主人公の虚無っぷりがすごい
そういえば今日ラジオでドストの『カラマーゾフ』が紹介されていた
新訳が30万部も売れたそうな
カラマーゾフも何度も読んでも面白いスルメ本だな
>>113 やっぱり「悪党的思考」とか「森のバロック」かな
この頃の中沢新一はホント面白かった。
バタイユ読んでる人とかいる?
教師に「バタイユ読む人なんて人間として終わってるよ。まぁ、俺も若い頃読んだけどね、ハッハッハ」
なんて言われたんだが……
眼球譚で抜いたのは俺だけじゃないはず
118 :
名前は誰も知らない:2008/01/12(土) 19:19:25 ID:w4JXCH1+0
119 :
名前は誰も知らない:2008/01/12(土) 19:23:11 ID:w4JXCH1+0
195 名前:名盤さん[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 23:57:13 ID:a9ViQIMX
京極夏彦、バタイユ、澁澤龍彦、ドグラマグラあたりとかうれしそうに名前あげる連中は死んだほうがいい。
哲学でポモ関連とか精神分析(特にラカンw)とかあげるやつも死んだほうがいい。
科学関係ならやたらと不完全性定理や量子力学(多世界解釈とか言いたがるやつ)とかてんかん病の脳分割実験とか
の話題を出したがるやつも99%厨房なんで死んだほうがいい。
数学なら高木貞治の解析概論とか読んでるやつのが遥かに「わかってる」と思えるし、
東浩紀とか斉藤環とか宮台よんで平気で象徴界がどうとか言うやつよりデカルトの「省察」とか読んでるやつのがまとも。
物理学なら朝永振一郎とかいるわけじゃん。絶対読まないだろ。
文学ならシェイクスピア、ホメロス、ゲーテ、トルストイあたりの古典から始めろよ。わざわざアングラっぽい
ネーミングだけ引っ張ってこないで(笑)お前らにヘンリーミラーだのセリーヌだの早いんだよw
村上春樹だの町田だのラノベだの論外。
洋楽板の程度が低いと思われるからやめてね。以下、まともにインテリな趣味の陳列お願いします。
>>119 このコピペ自体が「”洋楽板の程度の低さ”を逆説的に表してる」って事は分かった
>>117 山本六三の挿絵はエロいよね。金子版で抜けたらある意味凄いかもw
>>118 あんな不道徳な世界にのめり込んだらまともな社会生活は送れないから
>>121 まぁ、学生。
基本的に僕の学校の教師は社会性無いし異常な人間だ。
僕の好きな先生か・・・
中島らも「僕に踏まれた町 僕が踏まれた町」は良かった
中島らもは好きだけど、らものファンは気持ち悪い・・・この心理はいったい・・・
わかった、愛だ愛だ
自己愛だ
人生は一冊の書物に似ている。
馬鹿者たちはそれはパラパラとめくっているが、賢い人間はそれを念入りに読む。
なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているから。
byジョン・パウル
126 :
名前は誰も知らない:2008/01/14(月) 16:37:13 ID:NDjrk9ap0
>>123 「まともな社会生活は送れない」人は「人間として終わってる」って教師が言ったのか。
恐らく自分で考えた想像上の教師、もしくは「自分は教師でありたい」という願望から
作り出したそんな発言をわざわざここで言う理由は、バタイユを読んでいる人に
見下している人がいて痛めつけたいからか。
127 :
名前は誰も知らない:2008/01/14(月) 16:59:56 ID:kb6NRNWwO
一昨日、筒井康隆「虚航船団」借りてきた
たまに意味わかんない語句や読めない漢字がでてきて
調べるのがな面倒だけど面白い
曽野綾子「貧困の光景」
「筋肉バカの壁」水道橋博士
う〜ん、育毛剤が効いたって話は信じがたいなぁ
130 :
名前は誰も知らない:2008/01/14(月) 21:18:51 ID:ML8FiExj0
一応書いとくと
ドストエフスキー先生の
「地下室の手記」は孤男のバイブルな
地下室は面白いね
会食のシーンがいかにも孤男ぽかった
俺も地下室は面白かった。
偉大なドスト先生といえど21世紀の極東の島国の
孤男達にこんなに支持されるなんて予知できなかっただろう
地下室はシェストフの「悲劇の哲学」読めば
どんなに執筆当時のドストエフスキーの精神状態が孤独でキツかったか理解できるかも
あれぞ孤独の極みだよ
ドスト作品は特に長編を読むと達成感・征服感がある。
とうとう自分もこれが読めるまでの域に達したか、と自惚れる。
お前らが勧めるから地下室ポチっちゃったじゃまいか
このスレ来てから買う量が倍近くに増えた気がするわ
地下室はオレも好き。定期的に読んでる。
「悪童日記」
また読んじゃったけど、やっぱりこのアイデアは面白い。
137 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 01:44:26 ID:Hy21oxQJ0
三島由紀夫の金閣寺かな 弧男を理解してるよ
138 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 01:52:36 ID:OmPcRA4UO
俺は罪と罰読んでるが難しいな
桐野夏生とか読むとなんだか凹むなあ
140 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 02:53:32 ID:FoNI5bAyO
DSの文学大全集買いたいんやけど誰かもってます?
電車の中寂しすぎて…
>>140 青空文庫で何冊か読んでみたけど、ヤッパリ俺は本が良いと改めて思った。
まぁ人それぞれなんだし、関係ない事言ってスマン。
142 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 03:04:19 ID:CWMg5P280
分るよ
本ってのは作品の創り出す世界観=雰囲気が大切だから
それに酔いたいんだよね
だから、そういった意味では
紙のペラペラした文庫だから、その雰囲気が助長されるって要素は大きいと思う
でも昔はオナニーはエロ本が一番と思ってたけど、今じゃ、PCだからな
DSで読むのが当たり前の時代も近いかも知れないね
143 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 04:49:39 ID:yHrvElWeO
ブコウスキー好きな奴やっぱ多いな〜
読みやすいし面白いよな
144 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 05:06:49 ID:CWMg5P280
あれ、何だったけ?
太陽の光が強すぎたから人を殺しましたって小説
あれなんか、ある意味シュールだと思ったけどね。。
天気の良い連休とかに、どこも予定もなく他人と遊ぶ約束のない
孤男って全く同じ感想じゃ?
って思った。。
145 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 05:59:28 ID:l5rl64ZwO
カフカの異邦人
カフカじゃない、カミュだ
「太陽がまぶしかったから」
>>140 100作品+α(ダウンロード)をあれひとつで持ち歩けるのはでかい。
けっこう読みやすいし、普段は興味の湧かない作品を読んだり王道・古典を読み返して改めて感じ入ったり
おれはけっこう気に入ってる。
みんなはミステリーとか読まない?
149 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 16:34:00 ID:0LWM0wFZ0
乱歩を読もうと思ってる
150 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 16:40:10 ID:UPO7E2CFO
じゃあ俺はポーを読む
最近これはやられたっていうミステリに出会ってないな
図書館派で日本の作家しか読まないんだけど
152 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 17:22:38 ID:GbMJUNBwO
カフカ「城」、ゲーテ「ファウスト上下」、
三冊買った。
153 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 17:46:56 ID:25fbzMnr0
「心にナイフをしのばせて」奥野修司
154 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 17:49:13 ID:V2JFI5GMO
>>152 ゲーテ買おうか迷っているので、後で感想聴きたいです。
155 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 18:12:48 ID:GbMJUNBwO
>>136 かあちゃんが爆死したところ、かあちゃんウザイから殺したのか
何となく爆弾埋めたらかあちゃん爆死しちゃった。。。
なのかよく解らんかった
158 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 19:28:02 ID:l5rl64ZwO
159 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 20:14:01 ID:AxZkkAK30
>>153 俺もそれ読もうかと思ってるけど、どうだった?
160 :
名前は誰も知らない:2008/01/15(火) 20:45:20 ID:UPO7E2CFO
>>158 タイトルに惹かれた
「舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵」
いや、これは冗談だが、他の面白げなタイトルの本を読んでみるわ
そういえば、ジル・チャーチルのグレイス&フェイヴァーってシリーズになんとなくはまっているのを思い出した
ミステリーとしては、それに不慣れな自分でもわりと簡単に犯人が想像できてしまうようなものだけど
貧乏兄妹の探偵物語で始まり、巻を追うにつれて彼らの住む町や人の様子がありありと描写されていって
ミステリとしてよりも、暗い世相ながらも明るい人情小説的な趣の方が強くなってくるという話だわ
でも、主人公達の住む屋敷は殺人事件だらけだがw 普通住む気なんかなくなるってな
世界文学全集の『オン・ザ・ロード』買ったけど微妙……
けっこう高かったのに
ちなみに好きがこうじて『地下室の手記』のペーパーバック買ったけどジャケが糞かっこいいよ
なにより"notes from underground"ってタイトルが痺れる
そうかな、新訳になって断然よくなったと感じたんだけど
ミステリーは平山 夢明とかおもしろい
「殺しの双曲線」 西村京太郎
「ハサミ男」 殊能将之
今までに読んだミステリーのなかで頭から離れないのがこの2冊です。
どっちもじわじわと怖くなってくる。
165 :
名前は誰も知らない:2008/01/16(水) 17:06:16 ID:qUt3DkeJO
貫井徳郎−慟哭。
あの救われない感じが良かった。
166 :
名前は誰も知らない:2008/01/17(木) 18:45:18 ID:12ZkrT900
カンパネッラ「太陽の都」
167 :
名前は誰も知らない:2008/01/17(木) 18:49:40 ID:kkVzoegN0
相原コージ
「コージ宛」
168 :
名前は誰も知らない:2008/01/17(木) 20:32:49 ID:ldUbaGu50
本を読んで心を豊かにしようってよく聞くフレーズだけど、作家ってなんで自殺
する人が多いのかね。有名人の中では作家がダントツで多い気がする。
最近古本屋で買った「日本の自殺」
それに載ってた言葉
君が笑えばみんなが笑う
君が泣けば、君独りで泣くのだ
おまえらは一行一行ちゃんと読んでる?
ちなみに俺は読んでる、眺め読みで
平野のスローリーディングってのをやってたら
ラノベですら4時間程度掛かるようになってどうしたものかと
「騙されるニッポン」ベンジャミン・フルフォード
電波ゆんゆんってイメージがあったけど
まともな事書いてるなって印象
173 :
名前は誰も知らない:2008/01/19(土) 01:24:24 ID:4OEGeOmPO
イプセン「人形の家」
この本は台本形式だから、読みやすい。
妻であり、母であり、子である前に、
自分は一人の人間なんだ、とノーラが気づくんだよ。
私を一人の人間として扱えと。人格を尊重しろと。
生涯、難しく考えずに、ただ周りに合わせて流されて、
世間体で物事を決めて、一生を終えようという人は、それでいい。
だけど、それは勘弁という人は一度読む価値があると思う。若いうちに。
「自分って何なのか」と考えて初めて、
自分の人生の幕が上がる。
174 :
名前は誰も知らない:2008/01/19(土) 19:39:13 ID:4OEGeOmPO
カフカ「審判」「アメリカ」、
ニーチェ「ツァラティストラはかく語りき」、
トマス・モア「ユートピア」、
ルソー「エミール」「孤独な散歩者の夢想」、
ホッブス「哲学者と法学徒との対話」、
マルクス、エンゲルス「共産党宣言」、
スタンダール「赤と黒」、
ゲーテ「イタリア紀行」、
とりあえず、こんだけ買ってみた。
175 :
名前は誰も知らない:2008/01/19(土) 20:13:29 ID:jvaE2rdz0
最初ちょっと読んだだけで積み確定
「地下室の手記」
ココでの意見を参考に借りてきた。
ちなみに俺の好きなのは「老人と海」
177 :
名前は誰も知らない:2008/01/19(土) 21:24:12 ID:HxlRDxSx0
ダンヌンツィオ「死の勝利」買った。
>>174 そういう古典を楽しめるようになりたいけど
最初のうちは忍耐がいるのかな・・・長く読めない
『地下室の手記』に対する評価がいいこのスレの傾向に合うかどうかわからないが、
フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』は去年読んだ中で一番良かった
海外の文学作品は翻訳が重要なので、強制はしないが訳は村上春樹の方がいいと思う
野崎訳も悪くはないが、なにせギャツビーに対する呼び方が「あんた」だからな
孤男にはロシア文学が合う気がする
ゴーゴリの「外套」とかいいんじゃないかな
人口10万人あたりの自殺者数が多い国の文学は、孤男にとってある意味危険な気がしませんか?
思考の迷路にはまりそうな気がして…
確かに、おもしろそうではあります。ロシア文学。
ということで、ギリシャ、イギリス、イタリアあたりが、今の私には適当かなー
すいません、へんなこと言っちゃいまして。
俺の好みはドイツかな。文学・哲学・音楽いずれからも影響を受けてる。
本っていつから読んでた?
俺は学生時代まではぜんぜん読んでなくて(読んでも理解できない)、
ちゃんと読めるようになったのは大学卒業してから。
高2くらいかな。それ以前は読書感想文のためとラノベくらいしか読んでなかった
大4の今では小説は普通に読めるけど、詩と近現代の哲学書は読めない
あと自分の守備範囲でない学術書ももちろん読めない(新書は除く)
基礎もなしに学術書なんて無理があるじゃん。
でも、面白そうだなこれ。読みてーよ、どうすりゃいいんだろ?
とか思って、今更ながら中高レベルの勉強を必死でやってるFラン大の俺がいる。
最近は読解力も知識量も上がって、守備範囲もそれなりに広がり始めてる……気がするw
本をどのレベルの本を指すのかわからないが、宮沢賢治のような小説なら小学校から
読んでいて、ここで挙げられている小説なら高校入ってから読み出したと思う
哲学書に代表される学術書は受験生時代に少し読んだけれどあまり良く理解できず
大学2年当たりになって少しは言っていることが理解できるようになったし、
自分なりのその意見に対する批判や論点も見つけられるようになった
中高生でドストとか読んでる奴ってちゃんと理解しながら読んでるんだろうか?
わずが生誕して15年程度でドストの思想や論理を理解できるならかなりすごいけど。
188 :
名前は誰も知らない:2008/01/24(木) 05:20:27 ID:CbHyhQtHO
わかろうがわかるまいが、頭の中をその文章が一度通ってるということ自体は
全く損にはならないと思うけどな
将来、再読する機会があったときに理解しやすいと思う
191 :
名前は誰も知らない:2008/01/24(木) 13:14:10 ID:S9rNV9Lh0
志賀直哉を読むと寂しさが倍増する
そもそもちゃんと理解するの定義がわからない
他人の思想を100%完全に理解しようなんておこがましい話
訳にもよるだろw
光文社と岩波で比較したら雲泥の差
ひぐらし
195 :
名前は誰も知らない:2008/01/24(木) 22:09:30 ID:SqBusJII0
十年ぶりぐらいに火車と氷点を読み返してる。
両方ともすげえ面白い。氷点は3回目ぐらいだと思うけど
啓造のキチガイ変質者っぷりに爆笑しながら読んでる。
196 :
名前は誰も知らない:2008/01/24(木) 22:29:36 ID:a27at2oeO
真に理解することは、ひとりよがりかもしれませんが、私らのように頭の良い人種にしかできませんね
これは真実です
漱石の「それから」読了
スーパーニートの話だとは知らなんだ
高等遊民(笑)
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」がラノベのくせに素晴らしかった
このスレだと読まれてなさそうだが
DSの文学全集買って読み始めてみる。
無理に理解しようとせずに
きしゆうすけの新世界よりを買ってきた!
今日図書館で宮部みゆきのレベル7、半分読んできた。
205 :
名前は誰も知らない:2008/01/28(月) 13:53:40 ID:Z1Zg+WBY0
漱石の「こころ」もスーパーニートの話だよね
違うんだよ。働かないのは反資本主義なの。
オイラも高等遊民!やったー!
ものは言い様
元々、週一冊ペースで読んでたのに、仕事が減って、2日一冊ペースになってしまった。
話せなくなるかもorz
209 :
名前は誰も知らない:2008/01/28(月) 23:28:07 ID:lSzUIH6R0
ダンテ『神曲』読了
地獄編より浄火編のほうが面白かった。天堂編はいまいち。
尾崎放哉の詩集四j
なかなかの孤独風味
世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す
を高等遊民が読んでみた。
幸福論を色々と読んでみたから大ざっぱで主観に満ちた感想。
ラッセル:なんかあんまり印象に残らなかった。へえーって感じ。
ヒルティ:ラッセルと共通する部分がある。一番実用的だった。
アラン:幸不幸なんて考え方次第でどうにもなる、って言いたいのか。ほんとかよ?
アランの幸福論は今でも俺の心の支えなんだが
ヒルティってのは読んだことないな
214 :
名前は誰も知らない:2008/01/30(水) 00:41:22 ID:QWgvfx7b0
ヒルティは「眠られぬ夜のために」だったっけ?ってのもある。
>>212 アランの考え方って
階段を転げ落ちたとき、
階段を落ちて傷を得たことを不幸に思うか
頭を打たず死ななかったことを幸に思うかってこと?
なんかドM発想な気が・・・・。
考え方を変えるのが難しい件
タモリ療法でも受ければ
218 :
名前は誰も知らない:2008/01/31(木) 00:07:31 ID:P5FRn8Mz0
読む価値のある面白い本を教えてくれ
219 :
名前は誰も知らない:2008/01/31(木) 00:10:01 ID:i6bYUW2x0
>>218 自分で探せよ
探究心の無いものは馬鹿だ
>>218 とりあえず尊敬する人とかを追いかけては如何か
221 :
名前は誰も知らない:2008/01/31(木) 01:17:20 ID:i6bYUW2x0
>>218 世界文学全集の一覧を見て気に入ったものを手にとってみてはいかがだろう?
どれも読む価値のあるものだと思います
>>218 価値のある本だけ読める筈がない
色んな本を読んで、どれが自分にとって
価値ある本なのかを探究していくべき
お前らかっこいいな
225 :
名前は誰も知らない:2008/01/31(木) 14:36:33 ID:w1cNG8Ku0
>>224 恥ずかしいな そんなに言わなくても ヘケケ
「罪と罰」新潮社
「インド三国志」講談社
「よこしまな貴公子」新書
最近1ヶ月の間に読んだ本です
いまごろんなってクンデラの「存在の耐えられない軽さ」
世界文学全集で出るよね今度
「日本封じ込め」の時代 原田武夫
最近この手の国際陰謀論的な本を読むのが楽しい
ひとかけらの真理がある
佐藤優に異常にハマっている俺がいる
本を沢山読んでると大学まで行く意味ないような気がしてくる
しかも高い授業料まで出して
>>231 まあ、ちょっと極端だけど、読書量よっぽど多いと
そう思う人もいるかもしれないですね
本を沢山読んだのちに大学、専門課程に行きたかった。
教養課程重視の海外大学とか羨ましいよ。
リベラルアーツカレッジっていうのか?学費高いみたいだけど
18歳からの経営学、蓮と刀、飛ぶ教室、ジャン・クリストフを読んだ。
>>232 もちろん有意義な講義もあるんだけど、
それにしては代価が高いと思うんですよね。
一回の講義を受講する金で良質の本を何冊も買えるわけですから。
もう独学でやってしまいたいとも思えてくる
まあぼったくりみたいなもんだからな
単純な比較はイカンが、昔に比べて学費はエラク高くなったとはいうね
権威あるしな、、、
大学ってのは人との触れ合いを通して学ぶ場なんですよ。
だからボッタクリってことも無い。活用出来る人は出来る。
しかし孤男にとっては正に「何の」意味も無い。
就職活動のツールとしてのみかろうじて意味がある。
>>230 俺も分厚い「獄中記」まで買って読んだ
あの人の思想とかにはあまり興味ないが、コツコツと
学問を続けている姿勢にひかれる。
孤独な男性なら独学がベストですね。
リョサの楽園への道読了
「山月記」最高!作者夭逝すぎ;;
もっと名作を書いて欲しかったなあ
トルストイ「戦争と平和」は昔、ハードカバーのものを1回読んだが、
トルストイの世界観の長い論文の部分はすべてとばして読んだ。
また「戦争と平和」を読もうと思い
岩波文庫版(2006年発行の新訳。全6冊)を公立図書館から借りてきて
数日前に読了。
トルストイは軍隊の動きは兵士の士気によって左右され、
各戦闘での行為は最高指揮官の命令や意志によるものではない、と言っているように読めた。
青空文庫で小説タダ読み。
やっぱ読書は楽しい。
243 :
名前は誰も知らない:2008/02/02(土) 18:43:41 ID:DXxJRu7m0
>>236 >大学ってのは人との触れ合いを通して学ぶ場なんですよ。
だからボッタクリってことも無い。活用出来る人は出来る。
これについては俺も同じ事を思った
244 :
241:2008/02/02(土) 18:43:55 ID:KL0qCn/k0
>>241 書き忘れ。
今回は論文の部分も飛ばさず全部読んだ。
キュルケゴールさんの『死に至る病』に再トライ中
去年の夏頃から児島襄の「天皇」「日本占領」「朝鮮戦争」を読み続けている。
今後は戸川猪佐武の「小説吉田学校」を読むつもり。
…古い本ばっかし。。
247 :
名前は誰も知らない:2008/02/03(日) 21:23:24 ID:Fx3dVHNF0
今日からとうとう三島由紀夫の金閣寺を読む
読もう読もうと思っていて早一年 ようやくこの日が来ました
セブンに出てきたダンテの神曲とカンタベリー物語でも読んでみようかな
ミルトンの失楽園を忘れんなよ
天路歴程は出たっけ?
>>233 学内で、良い師匠が(いろんな意味で高いレベルの教授とか、、)見つかれば
いいんだろうけど。
昨日の弁tさんのブログにそういう話題あったよ、、おまいかw
弁tって誰だよww
今日NHK教育でドストエフスキー先生の「罪と罰」が!
見忘れた!再放送するかな?
255 :
名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 11:24:02 ID:4kM36tof0
孤独な人間としてはどの作品を読みたい?
1 主人公が孤独で結局最後まで孤独
2 主人公が孤独だったけどかけがえのない仲間ができる
3 主人公が最初から友達仲間だらけ
256 :
名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 11:33:06 ID:er/HyKkt0
まず絶対3はねーな 読む前に感情移入できねーし
1は悲しすぎる オレを連想しそうで読む前からガクブルだ
やっぱ2かな〜 せめて夢をみさせてくれよ
4 最初は友達や仲間がいたが徐々に孤独に
「3」みたいな内容のって逆に売れなさそう。
ていうか感情移入なんていらね
「4」は辛過ぎ...ていうか、もろ今の自分だ...。
何がいけなかったんだろう?と日々自分を問いつめる今日この頃
名作と呼ばれる海外の近代小説の多くも3のような気がするんだけど
263 :
名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 12:50:17 ID:zCd5XZFa0
5 仲間が死ぬ
264 :
名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 12:58:28 ID:TeytATz8O
「10.主人公が自殺する事で全てから解放されて幸福に」
私小説は1が多いような気がする
ただ、私小説って面白くないけど
266 :
名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 14:58:46 ID:qZeDz5pu0
>>266 わかる。遠慮なく、なんでも本の話をできる友達欲しいな。
先輩とかでもいいや。
>>266 リンク貼ってるけど一応訂正
夕方じゃなくて早朝だね。午後と午前を間違えるなんて(´・ω・`)
さんくす!
270 :
名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 23:10:25 ID:LmWw8o0M0
読みたいなら2.3.4
2. この孤独な男がどういうプロセスでかけがえの無い友人を手に入れるのか
3. どんな個性を持った集団なんだろうか?
4. 何故この主人公は孤独なってしまったのだろうか?
という処でどれも読んでみたいと思う
例え孤独でも人の温かさを実感できる作品を読みたいぜ
1かな
社会的には孤立しながらも孤独感を乗り越える術が知りたい
孤独を題材にした名作って存外多くはない気がする。
地下室の手記、孤独な散歩者の夢想、これくらいしか思いつかない。
何かおすすめない?
275 :
名前は誰も知らない:2008/02/06(水) 17:51:04 ID:di5cTwqM0
村上春樹かな 女に媚びすぎてて俺は嫌いだけど
小説より詩の方が、孤独を描き出すのに向いてるんじゃないか
オススメは戦死した竹内浩三の詩
咳をしても一人
278 :
名前は誰も知らない:2008/02/06(水) 21:47:39 ID:YoJfp/ov0
詩人やったら、
大手拓次とか
279 :
名前は誰も知らない:2008/02/06(水) 22:20:52 ID:TFei8XSn0
尾崎豊の詩集は好きだ
>>274 孤独そのものをテーマにしたのとは違うが、
主人公1人しか登場せず、孤独であることが当然となっている作品なら
ハワード・フィリップ・ラヴクラフトが多く書いている。
我はもと虚無のカラス
かの高き冬至の屋根に口を開けて
風見の如くに咆号せむ。
季節に認識ありやなしや
我の持たざるものは一切なり。
無能でダメな人間で、悲観的だけど
読書することだけが楽しい それが希望
いまさらだけど、「利己的な遺伝子」読みました
「利己的な遺伝子」が読めるなんて十分有能だよ。
俺途中でギブしてしまった。
最近本読み始めたんだけど感想とかそういうのが出てこない…
もっと読めば自分の知識にできるようになるのかな
>>284 感想無くてもとにかく書いてみ
少しずつ変わってくるから
感想…紙に書くだけで良いのか?
恥しいな…誰に見せるわけでも無いが
俺と同じことを考えてる人が書いた本が読みたい。
共感を感じたい。
288 :
名前は誰も知らない:2008/02/07(木) 22:38:09 ID:2phQtsrR0
俺もそうだ。
いろいろな本に手をつけたけど「これだ」というのが無い
290 :
名前は誰も知らない:2008/02/07(木) 23:48:10 ID:TRfd+IS20
民間防衛読んでる。
もう漏れは最低限の社会ルールしか守らないが
この本読むと、日本が駄目になっている現実に
鬱になってくる。
>>290 いつの時代も全ての国が「駄目になってる」部分を沢山持ってる。
でなきゃ革命や維新や戦争が頻繁に起きたりする筈無いしね
悪い部分だけを極端にピックアップして読者の興味を惹こうとしてるような
大衆メディア(書籍もメディアだよ)に踊らされて情報操作されないようにね。
292 :
名前は誰も知らない:2008/02/08(金) 00:23:17 ID:hluydEa90
>>291
漏れの場合、2chが情報源。TVや1部雑誌はまったく信用していないなぁ。
だからなおさら民間防衛に書いてある「情報操作」は恐怖する。ほんと
日本の状況に近いんだもん。
293 :
名前は誰も知らない:2008/02/08(金) 00:26:02 ID:hluydEa90
まぁなんだ、現実を忘れさせてくれる本読んだ方が良いな。特に孤男はな。
フロイト『自我論集』ちくま学芸文庫を再読中
フロイトがなんでやたらと精神の発展プロセスや構造と人類史、進化史や生物の構造を重ね合わせようとするのかわからん
アニヲタ大学生の俺が正月休みから今日まで読んだ本
ヘッセ「デミアン」
ディック「電気羊」
ル・グィン「闇の左手」
ベイリー「時間衝突」
オールディス「地球の長い午後」
カミュ「ペスト」
アトキンス「エントロピーと秩序」
フロム「自由からの逃走」
漱石「それから」
苅谷剛彦「知的複眼思考法」
竹宮ゆゆこ「とらドラ!」「わたしたちの田村君」
和智正喜「ぴぴっと!!」
支倉凍砂「狼と香辛料」
テキストを読むということで、エロゲではさくらッセ、FA
SFは1日で読破してしまうほどに没入してしまう…
296 :
名前は誰も知らない:2008/02/08(金) 02:15:24 ID:OgLWQyUd0
「老人と海」は何か心惹かれるものがある
あれは将来絶対読むことにする
298 :
名前は誰も知らない:2008/02/08(金) 18:34:58 ID:fXKxf6nG0
伝記の類って、
なんであんなに人がいっぱい出てくるのか
友達、仲間、女、援助者アリアリで、
もうお手上げだ
299 :
名前は誰も知らない:2008/02/08(金) 19:03:18 ID:Et0PSVNF0
リヤカーマンアンデスを越える―アタカマ砂漠、アンデス山脈越え1000キロ徒歩横断
ビジョルドの影の棲む城買ってきた
読んだら感想書いてみる
大沢在昌面白いよね
302 :
名前は誰も知らない:2008/02/08(金) 19:20:43 ID:SPs2CuBg0
小説吉田学校面白いよ。評論家のタネ本だから損はないよ
なんか共感できる話じゃないと嫌なやつ多いな
逆に自分とは境遇も考えも全く違うものを読みたいとは思わないの?
304 :
名前は誰も知らない:2008/02/08(金) 21:09:50 ID:5TdshfZq0
あまりにかけ離れた話だと入り込めないよね
サマー・オブ・パールズ/斉藤洋
違う意味で鬱になれる・・・
耳すまは嫌いだけどその系統の鬱。
306 :
名前は誰も知らない:2008/02/08(金) 23:59:17 ID:OgLWQyUd0
耳すまは強烈だな あれはもはや伝説の領域だ
逆行
「ウォール街のランダムウォーカー」
インデックス投資家の教科書的な著作
読んでなるほど!と思ったがこんな時期に株式市場に参加する気はない
310 :
名前は誰も知らない:2008/02/09(土) 19:52:54 ID:FjweoEB/0
ペトラルカ『凱旋』
シェイクスピア『リチャード三世』
『ニーベルンゲンの歌』
死神の精度ってのがヒラ積みですごい売れてた(減ってた)けど
伊坂という人まだ呼んだことないな・・
エンタメ読む気起きない
伊坂読むなら「アヒルと鴨のコインロッカー」読め
「アルコール依存社会-治療・回復の手引き-」
もうアル中手前の俺にとっては耳が痛すぎる内容
アルコールは肝臓だけじゃなく脳にも悪い(脳の萎縮が起きたり、認知力が低下する)
断酒すれば肝臓への影響はすぐ良くなるらしいが
脳の回復には半年以上かかるらしい
とりあえず半年間の断酒をここに宣言する
>>305 価格 コンディション 販売/出品 お決まりですか?
¥ 11,259
最安値
!?
316 :
名前は誰も知らない:2008/02/12(火) 04:38:04 ID:TA877JVsO
>>307 おれは
>>295じゃないけど、最高。しかも最後すげぇ孤独。個人的には、カミュは異邦人よりもペストをプッシュする。しかも激しく
今日から避けてきた長編に挑戦したい
レ・ミゼラブル
モンテ・クリスト伯
ジャン・クリストフ
戦争と平和
失われたときを求めて
オウエンシテネ
ちょwそれ読みきるのに一年かかるんじゃね?
俺も積んどいた光文社の赤と黒でも読むかな
>>317 上のフランス三作は今月中に読み終える、はず
下二作は春休み終了までにはかならず、の予定
今日はまだ度胸がわかないから「女の一生」読むけど許せ
>>317 上のフランス三作は今月中に読み終える、はず
下二作は春休み終了までにはかならず、の予定
今日はまだ度胸がわかないから「女の一生」読むけど許せ
320 :
名前は誰も知らない:2008/02/12(火) 15:30:00 ID:NMy7MvRB0
何故二度言った?
321 :
名前は誰も知らない:2008/02/12(火) 15:33:41 ID:CUWDHzTv0
カミュは「シーシュポスの神話」も好きだな
ちょっとわからんとこも多いけど
このスレっぽい本だ
何故二度言った?
よくある連投だろ
323 :
名前は誰も知らない:2008/02/12(火) 18:03:35 ID:j563xMZW0
>>274 いわずと知れた名作ですが、「変身」「人間失格」なんかが僕は好きです。
あと、よく分からない箇所が多かったんですけど、「ツァラトゥストラはかく語りき」
の雰囲気もすごくいいですよ。
このスレいいなぁ。。
人間も生きてりゃ、虫くらいなるわな
気付くか、気付か無いかの違いだけで
前wikiなかったっけ?
もうなくなった?
326 :
319:2008/02/13(水) 03:10:10 ID:kChwwk/E0
いやー連投してしまってもうしわけない
モーパッサン「女の一生」読了
傑作というのはまさにこういう作品をいうのではなかろうか
とか、そういう文句をいってしまいたくなるような小説でした
最高。マジ孤独。人生なんてやはり唾棄すべきものだ、と思わせる
苛立ちと目を背けたくなるような不幸の連続に何度も放り投げようかと思ったけど、おもしろすぎて338ページ一気にいきました
プチ「百年の孤独」みたいな印象を受けた
孤独なら読め。主人公女だけどね。いや、男だったらダメだった気がする。やはり妊娠とかが絡んでこないと究極的なところは描けないかなーと思う
しかし、なんとも居心地のいいスレだな
ニュー即とか文学板とかとは大違い
今年入ってから毎日一冊のペースで飛ばしてるからまた書きに来てもいい?
女の一生のAmazonのレビューで
こんなのが女の一生だったらイヤだ!!
ってあったな
319
待ってるよ・・・
329 :
名前は誰も知らない:2008/02/13(水) 23:03:06 ID:hJqOTAQ0O
age
遠藤周作の女の一生はなかなか良かった
331 :
名前は誰も知らない:2008/02/14(木) 13:51:43 ID:1T7Fq7nO0
塩狩峠は泣けたなぁ
ドストエフスキー『罪と罰』読了
電車の中だったのに、不覚にも最後の30ページ涙が止まらなかった
333 :
名前は誰も知らない:2008/02/14(木) 22:32:22 ID:3ekYKJWd0
ウェルギリウス『アエネーイス』
英雄叙事詩なんだが、ラストの虚無感がすごい。
334 :
名前は誰も知らない:2008/02/14(木) 23:55:57 ID:seEp5f6b0
お前…孤独なんだったら虚無感覚えるような本読むなよ
俺だったら耐えられない
それとも虚無感が好きなのかお前等は
レ・ミゼラブル読みはじめた
2400ページぐらいある。でも、おもしろすぎるから時を忘れて読んでいけそうです
さっき200ページぐらい読んでみんたけど、すでに二回泣いた
僕は神父に弱いんだと思う。ゾシマ長老にもやられたし…
こんな神父がいれば孤独なんて忘れられるのに…
つーか主人公?のジャン・バルジャンが100ページ経っても出てこない
「アンナ・カレーニナ」もアンナが出てくるの遅かったような気がしたけど、まぁ別にどうでもいいけど
今日
>>316に書いたヤツ全部買ってやろうと早稲田の古書街にいってきたんだけど、失われた〜長すぎ&高すぎワロタ
戦争と平和の米川訳ゲットできてよかった
>レ・ミゼラブル
>アンナ・カレーニナ
映画もいいみたいだぜ
俺はゾシマ長老よりも、フェラポント神父の方が好きだ
フェラポント神父の方がいかにもドスト的な人物って感じがしてよ
悪臭を放つゾシマ長老の遺体を見下して、罵声を浴びせかける場面がグっとくる
連投ごめんね
恐るべき子供たち読破
なんというか耳に痛い
カポーティてホモだったのね
中原昌也の新刊購入
342 :
名前は誰も知らない:2008/02/18(月) 00:22:34 ID:ka5TuxgZO
あげ
月に10冊ペースって、ここの住人からしたら遅い?
そんなの本の種類によるだろ
単に冊数だけなら何の基準にもならん
ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(岩波文庫)読了。
ウルフの小説の登場人物たちはみな孤独だけど
そのことに対して変に絶望したり拗ねたりしないところが素晴らしいと思う。
347 :
名前は誰も知らない:2008/02/18(月) 13:08:23 ID:ka5TuxgZO
ウルフは技巧的な印象が先行しがちだけど、登場人物が素敵だよね
>>347 『灯台へ』のリリーは特に良かった。
でもよく考えたら『ダロウェイ夫人』のセプティマスも自殺してるし、ウルフ自身も自殺してるんだよね・・・。
最近勢いないね
350 :
名前は誰も知らない:2008/02/19(火) 19:01:28 ID:r/QhhGNqO
レ・ミゼラブル読んでるぜ
二巻と半分読み終ったけど、ワーテルローとか修道院とかの話がちょっと長すぎます。が、余りある本編の面白さと、突っ込みどころ満載の展開でどんどん読める
俺も今レ・ミゼラブル読もうとしてるんだけどどこの訳がいい?
新潮文庫でおk?
少年少女 世界の名作文学 で読んだ。
カーチャンありがとう
353 :
名前は誰も知らない:2008/02/19(火) 22:00:15 ID:r/QhhGNqO
レ・ミゼ、おれは古本屋で安かったから岩波にした。挿絵があるから楽しめるよ。ところどころシュールだしw
「みんなで生きよう」
アル中の社会復帰施設で働く女性がつづった12年間の出来事
いずれおれもこんな施設に収容されるのかもしれない
まだ身体がうごく内に金をためとこう
本を読むかぎり施設の中での活動は単調ですぐに飽きそうな感じ
自分に集団生活は無理だなあと思った。
355 :
名前は誰も知らない:2008/02/19(火) 22:18:47 ID:r/QhhGNqO
>>354 おれ、精神病院のアル中病棟見学したことあるけど、学校みたいな印象を受けた。しかも義務教育以降のね
「断酒を厳守できなきゃ出てってもらいます」的なスタンスが堅くて、患者もがんばってるって言う感じ
アル意味で、現代社会の最果をみた
吾妻先生の失踪日記みたいな
357 :
名前は誰も知らない:2008/02/19(火) 23:02:51 ID:4RdwVx4c0
ピラグリオス「フィロゲロス」
テオクリトス「牧歌」
358 :
名前は誰も知らない:2008/02/19(火) 23:24:42 ID:ffD0qy7K0
マイケル・カニンガム 世界の果ての家
なんともいえない孤独感がすごくよいよ
ジェイムズ・ジョイス『若い芸術家の肖像』(講談社文庫)読了。
『ダブリン市民』は面白かったんだけど、こちらは表面的に読み通して終わった感じ(部分々々では面白いとこもあったけど。少しゆっくり読めば良かったかも)。
引用や詩的表現が多くて、ヨーロッパ的教養も詩的感性もないおれにはちょっときつかった。
360 :
名前は誰も知らない:2008/02/20(水) 21:18:41 ID:Oj3oXtxbO
志賀直哉『暗夜行路』
山陰地方の地理がわかると更に楽しめると思
坂口安吾を初めて読んだ時は「これだ!」
と思ったけど、読み込んでいけばいくほど難解になっていくのは何故!?
てな訳で、角川文庫の「堕落論」は、俺の愛読書になってしまった
少なくとも、小林秀雄よりも安吾に肩入れしたいな
連投ごめんね
坂口安吾、そして堕落論。いいねいいね
他に何読むか聞いてみたい
竹本健治なんかお好きだと嬉しいんだけど
>>364 いや、別に読書家って訳でも無いから、その竹本って人も知らないんだ(メッキが剥がれた!)
坂口安吾は俺が中退した大学が一緒。さらに誕生日も一緒って事で親近感があるんだよ
小林秀雄との対談で、「ドストはアリョーシャを書かなければ、たいしたこと無かった」
とか言ってるの読んで勝手に感動したのよ
坂口安吾って、良作と駄作の差が禿しくない?
日本人と中国人 イザヤ・ベンダサン著 山本七平訳
知らないことが多く面白かった。
ロジックを追いかけていくのは仕事で凝り固まった頭をほぐすのに良い感じ。
368 :
名前は誰も知らない:2008/02/23(土) 15:46:39 ID:TZtpfmA50
ボードレール「巴里の憂鬱」
ホントは"読書"が好きなんじゃなくて"読書してる自分"が好きだったんだ。
www
読書くらいしかすることが無い、の方が近いな
上のほうに書いたもんだが、レ・ミゼラブル読み終えました
一週間かかったけど、まぁ速いほうかなぁ
>>371の言うとおり、読書しかすることないからねw
超泣いた
超泣いた
超泣いた
読書してる自分が好きなのは否定できないし、それについて弁解する必要もないんだけど、僕はこうして読書して得られる何かを期待して本を読んでいます
とか言う感想を持たざるを得ないでしたすいませんすいません
次は「戦争と平和」いってみます。今月中には読み終えたい
講談社現代新書の「宗教vs国家」読了
フランス革命から20世紀初頭に政教分離法が成立するまでの、
フランス社会における宗教と共和主義をめぐるもろもろの葛藤が、
ユゴー、フロベールの作品や、当時の政治家の演説を引用しつつ、生き生きとした形で描かれている
フランスでの男子参政権の導入から女性参政権の導入までになぜ100年もの歳月がかかったのか、
19世紀当時のフランスの修道院が担っていた役割や、その役割の国家による強制的な剥奪など、
面白いテーマがわりと読みやすく説明されている(ちょっと話があっちに行ったりこっちに行ったりというところはあるけど)
こういうのは19世紀ごろのフランス小説を読むための基礎知識なんだろうなあとあらためて思った
そういえばドストエフスキーの罪と罰に出てきた発狂した婦人(名前忘れた)が、
女性のための教育機関を作ってソーニャをそこの監督官にするとか死ぬ間際に言ってた気がするが、
あれも二月革命ごろのフランスの社会情勢に影響を受けて言ってるんだろうなあと今思った
374 :
名前は誰も知らない:2008/02/23(土) 20:03:15 ID:grEb9usKO
俺もぼっち半ヒキ非リアキモヲタの自分が人生の貴重な時間無駄に使わないためにって事で本読みだした
読書のおもしろさがわかってなんとなく幸せ感じてる
376 :
名前は誰も知らない:2008/02/23(土) 23:23:17 ID:Qad6P5vd0
読書の習慣のない弧男は時間持て余すだろうな
読書好きでよかった
「老人と宇宙」面白かった
377 :
名前は誰も知らない:2008/02/24(日) 08:26:41 ID:2Tro82eh0
青空文庫でダウンロードしてPCで読むのと、
文庫本で読むのだとやっぱ違うなぁ。
PCだと集中できず途中で他の事はじめちゃったりして全然進まん。
無料で手軽に読めるから便利だけどね。
著者に対しての自分なりの誠意として本は必ず買うことにしている
ダイソーの文学シリーズは便利
図書館は神
古本屋でバイトしてるけどペンダサンを日本文学海外文学どちらの棚に置くかで悩む
何か面白いホラーないか?
ケッチャムとかおもしろいよ
ケッチャムはホラーじゃねぇ
キングのセルはわりと面白かったよ
訳者がアレだからところどころ
脳内で修正しながら読む必要があるけど
あれホラーじゃないのか
でもまあキングも絶賛してるし
ドストエフスキーの地下室の手記を読んでる。
土日に仕事を持ち帰ってろくに外にもでずに、これを読んでると盛り上がるわ。
>>377 プリントアウトすれば?
>>378 著者(やその身内)への見入りにならない場合は、ちょっと複雑な意見かと。
>>379 「青空文庫」を使った産物だろ。
388 :
名前は誰も知らない:2008/02/24(日) 22:21:19 ID:0p4kvuhM0
ナボコフ「ロリータ」
ハンバートはどうしようもない野郎だが、大好きだ。
389 :
名前は誰も知らない:2008/02/24(日) 22:26:22 ID:7iYE3t9d0
五木寛之がすきだなぁ
390 :
名前は誰も知らない:2008/02/24(日) 22:32:01 ID:GXEx9Mv0O
奇遇だな
いま五木寛之の日記は素晴らしいと書こうとしたところだよ
青春の門なんて上京してから孤独でもやもやした人間街道まっしぐらだからなあ
といいつつ「預言者ムハンマド」PHP新書を途中まで読んだ
392 :
名前は誰も知らない:2008/02/24(日) 22:39:36 ID:7KVFfLpL0
エドガー・アラン・ポーは好き?
登場人物の異常心理、不健康さがたまらなく好きだ。
393 :
名前は誰も知らない:2008/02/24(日) 22:47:23 ID:7KVFfLpL0
ティークの『金髪のエクベルト』という幻想的な作品も好きだ。
主人公の騎士エクベルトも孤男で、ここの住民なら気に入るんじゃないだろうか。
394 :
名前は誰も知らない:2008/02/24(日) 23:52:05 ID:BdJoMDgZ0
コリン・ウィルソン「賢者の石」
なにそれロードオブザリングみたいなやつ?
>>382 貴志祐介「黒い家」
>>394 懐かしいな
『アウトサイダー』もわるれるな
397 :
名前は誰も知らない:2008/02/25(月) 00:00:13 ID:yBtSAJCX0
ブックオフで105円で買った「誰も死なない世界」ジェイムズ・H・ハルベリン
なんで望んでいない不老不死の物語を読んでいるんだろう・・・・
孤男が、辛いこともあるけど自分なりに頑張っていく内容の
希望が持てるような本ないかな?
399 :
名前は誰も知らない:2008/02/25(月) 00:10:51 ID:msuNdKNp0
いまプラトンのパイドン途中まで読んでるけど
ソクラテスの言説がちょっと怖い
死んだら無でいいんですけど・・・
パイドン、クリトン、弁明、ゴルギアスあたりははじめて読んだときは衝撃的だったな
>>396 アウトサイダーいいよね。河出で出てるのは全部持ってるわ。
老いは恥ではないって内容のいい本ないですか?
いつまでネットできるかわからないから記憶に留めておいて
年を取ってから読もうと思う
古典哲学は理解しやすく、読みやすい。
現代哲学は難解すぎて骨が折れるわ…。
404 :
名前は誰も知らない:2008/02/25(月) 09:22:12 ID:rolnsWnJ0
バタイユの「マダム=エドワルダ」。高校で読んだが衝撃だった。
地下室絶賛してる人多いけど、俺はダメだった。
「あー、俺も落ちてるときはこんな文章書きそう」と思って自己嫌悪。
最後まで読めない。
スレ読んだら少し本読みたくなってきたな…最近はほんと読む気にならん
地下室の手記は一時期はまった
本読んでもすぐに内容忘れるの俺だけ?
406
俺も。読んでいても、なにか実になってるのかと尋ねられると
道楽としかいーようがない気がする ノートとったりしてるけど
一昔前の学生みてーなことやってるよ
3回読んでようやく本の内容が頭に入ってくる
俺もすぐ忘れる。
暇つぶしに、小説読んでるだけだから。
410 :
名前は誰も知らない:2008/02/25(月) 22:33:30 ID:0ypqy2oy0
ここだから言えるが、いい歳して赤毛のアンや黒い兄弟が好きだ。
辛いことがあってもこれ読めば癒される。
病んでる俺の一番好きな恋愛小説は「雪は汚れていた」だ。
一般的には違うかもしれないがあれは恋愛小説で。むしろ官能小説で。
飯嶋和一の「黄金旅風」読んでるんだけど全然頭に入ってかない。老いたんだな……('A`)
>>412 よくこんな面白そうな事思いつくな。しかも実行してしまう所が凄い。
415 :
名前は誰も知らない:2008/02/27(水) 01:01:45 ID:6yers61ZO
みんな案外メジャーな本読んでるな。
もっとマニアックなの読んでると思った。
416 :
名前は誰も知らない:2008/02/27(水) 03:54:41 ID:Tm72kE+ZO
たとえば?
『アウトサイダー』好きが多いのがこの板らしいな。
俺はサルトルの『嘔吐』を再読中。
ここ数日は佐伯一麦なぞ読んでます
419 :
名前は誰も知らない:2008/02/27(水) 12:29:45 ID:WB8dIP9/O
中原昌也ニートピア2010読了
いやなんか一皮剥けたというか凄いことになってるんじゃないか
420 :
名前は誰も知らない:2008/02/27(水) 15:00:58 ID:7G2nQ4JwO
食糧棚がどこにも売って無いとか・・・
421 :
名前は誰も知らない:2008/02/27(水) 16:55:33 ID:fIKXPZZY0
芥川の「河童」
自分も、胎児の時に生まれてきたいかどうか確認とって欲しかった。
>>418 佐伯一麦いいよな!
「ア・ルースボーイ」は俺のベストだ。「ノルゲ」も素晴らしかった。
「少年詩篇」の復刊には泣いた。でもあの改題はねーわ・・・・
423 :
名前は誰も知らない:2008/02/27(水) 18:18:23 ID:0NjvqlWaO
孫子、呉子、六トウとか兵法書読んでます。
昔の中国人はすごいよ。
きっと中国人は現代になるに従って退化しているんだと思う。
>>422 ね!ア・ルース・ボーイは一麦で最初に読んだ本。
これと一輪がmy bestです この2冊頁薄いのにすごく余韻が続く・・
兵法書もいいけど、老子とかは孤男向きだと思う。
老子2冊読んだけどしっくり来ない。
オススメが有れば教えて欲しいです。
427 :
名前は誰も知らない:2008/02/27(水) 22:28:57 ID:lcRImt/S0
老子は訳す人の解釈しだいで質が変わってくるからなぁ。
荘子も訳してる金谷治の講談社学術文庫のやつが無難じゃないかな。
428 :
名前は誰も知らない:2008/02/28(木) 00:25:17 ID:WCU+oj610
>>420 食料棚は大きめの図書館で借りることができるはずだよ
岩波の中島敦面白かった
いいなあ
作家のバックボーンはあまり興味ないんだけど
中島敦のリズミカルな文体や狂悖へのこだわりなんかは
家庭環境と無関係じゃないよなぁ
日本が世界に誇れる作家だとおもう
これから蒸気駆動の少年と乳と卵読む
433 :
名前は誰も知らない:2008/02/28(木) 21:10:33 ID:/+MRW5Dn0
>>423 本当にそう思う。
昔の「中国」は偉大で、日本人が学ぶべきことが多かった。
しかし共産党一党独裁政治になってからは、
自らの非は一切認めないという「痴呆国家」になってしまった。
老子、荘子もあの世で嘆いているんじゃないか。
>>424 俺「一輪」読んだことないんだよねぇ。「無事の日」とか「散歩歳時記」
とかは持ってるのに。マジで一番復刊して欲しい作品だなぁ。
俺は佐伯が一番好きで、次に吉田修一が好きなんだけど、誰かオススメある?
>>434の嗜好がホントはどうかわからないけど
一麦、吉田修一ときたなら
パークライフ好きな僕が花村萬月の幸荘物語を強くPUSHする。
もし萬月嫌いでも読んでみて欲しいずら
血と暴力の国
を読了
運命論者になれば少しは楽になるな。
437 :
434:2008/02/29(金) 00:22:54 ID:foFrbwTe0
>嗜好がホントはどうかわからないけど
ホントですよ?吉田は「熱帯魚」や「パレード」「悪人」とか
ほぼ全作好き。もちろん「パークライフ」もね。
ただ「ア・ルース・ボーイ」や「ノルゲ」の方が思い入れもあって好きなんだけどね。
萬月か。「ゲルマニウムの夜」しか読んだことないが、嫌いじゃないよ。
「幸荘物語」、明日買って来ます!ノシ
438 :
名前は誰も知らない:2008/02/29(金) 03:42:57 ID:AqKbsQ3fO
「戦争と平和」、半分読み終えた。おもしろい。今のところ、「アンナ・カレーニナ」と同じような面白さ。何組かの恋愛模様が入り乱れてっていう感じで、戦争っていう感じじゃないんだが…
ところで、みんな並読する派?ひとつ読み終るまで脇目もふらずってほう?
僕は気が付いたら並読してる…今は四冊並読中…戦争と平和に打ち込んだ方がいいのか…?
併読するよ
>>437 『嗜好が近い気がする。ホントに合うかどうかわからないけど〜』
って意味のことを言いたくて気がついたら
>>435になってたor2=3
読んで気に入ったらそれに免じてお許しを
通勤&昼食時用1冊、自宅用1冊という併読派です
441 :
名前は誰も知らない:2008/02/29(金) 12:09:10 ID:ps7Duz4dO
アガサ・クリスティ
「そして誰もいなくなった」
孤独が好きな俺の愛読書
おまえらハッピーエンドが好きか?
花村萬月は結局、「ブルース」
が、一番面白いという結論に至った今日このごろ
なんか感動できてじーんとする本ない?
虚無への供物
>>445 哂われたっていい。っMADE IN HEAVEN全2冊
ラブ・レター
449 :
名前は誰も知らない:2008/02/29(金) 22:32:03 ID:PuSx4KqI0
森見登美彦
「夜は短し歩けよ乙女」
少しラノベはいっているけど、なんか孤男として共感出来る部分があった。
あと文章が立っている。
いまさらだが文庫になったので、禅とオートバイ修理技術(上巻)を買ってみたが、
なんだかいまいちだな・・・訳もなんか違和感ある
>>433 文化大革命が原因なのかな?
俺は中国思想では陽明学に興味を持っているけど
いい入門書がなかなか見つからない
>450
英語のペーパーバックで昔読んだな。
自分の理解にちょっと自信がないので翻訳の文庫に興味あるんだけど
ビミョーなのか・・・
本田透 なぜケータイ小説は売れるのか
山形浩生 要するに
併読中
山形 浩生って最近、本をだしてたんだね
本田透とともに好きな論者です
オイラも今日本屋で探してみます
山形は今回初めて読んだ(まだまえがきだけだが、まえがきが長い)んだが
もっと攻撃的な性格だと思っていたら、文章だけ読むと凄い優しそうw
山形浩生と本田透を同列に語るとは、泣けてくる
本田透って本のテーマは興味深いんだけど、内容が伴っていないものが多い感じがする
ショーペンハウアー『存在と苦悩』 読了。
この人いいこと言うよ、ほんとに
家に筑摩の日本文学全集がある
ガキの時からちょこちょこ読んではいた、、、
いまさらだけど、全部読むべきだろうか
二葉亭四迷などから読んだほうが
文学理解を助けるのでしょうか?
偉い人、文学の読み方教えてください
中島義道って知ってる?
彼の本は孤男のために書かれている。
東大卒・妻子持ち・国立大学教授じゃなかったらいいんだけどね
山椒大夫
俺は嫌いだ。
>460
俺は大好きで、学術書も含めて著書を殆ど持ってるよ。
夏目漱石の「こころ」を読んだ。「先生」も「K」も弧男だった。
女にもてるけどな。
468 :
名前は誰も知らない:2008/03/01(土) 23:01:37 ID:LkrAGjn70
漫画、小説、アニメのなかの孤男 → 美人がたくさんかまってくれる
現実の孤男 → だれからも相手にされない
469 :
名前は誰も知らない:2008/03/01(土) 23:31:01 ID:0Pgh6/K0O
孤高な男の冒険もの教えてください
孤独な主人公って、冒険もの、ファンタジーものとか、定番じゃないか?
完全に一人ぼっちで、ほんとに仲間も何もいないとなると、少ないかもしれないが。
とりあえずエルリック・サーガとかどうよ。大事な人を殺していく事でしか生きられない主人公。
イン・ザ・プールというか奥田英朗を
読まず嫌いしてたけどとても愉快。
なにか得たかわからないけど読んでとても愉快。
>>471 吸収もしないのに大切な人から奪ってばかり
俺ストームブリンガー不全症候群。
473 :
名前は誰も知らない:2008/03/02(日) 00:47:33 ID:68QsRa7s0
>>402 神林長平 『魂の駆動体』
>>469 ブライアン・ガーフィールド 『ポップ・スコッチ』
ブライアン・キャスリン 『早すぎた救難信号』
グレイグ・トーマス 『ファイアフォックス』
フレデリック・フォースサイス 『ジャッカルの日』
ギャビン・ライアル 『深夜プラス1』
マイクル・クライトン 『サンディエゴの12時間』
クリス・ライアン 『暗殺工作員ウォッチマン』
>>471 それと似たような書名で『永遠の戦士』っての知らない?
創元かハヤカワだと思うんだが、イエス・キリストを槍で
刺した男が呪い?により、再びイエスが復活し、また会う
その日まで戦士として生き続ける事を定められた男の話。
結構古い本だと記憶している
>>469 「ねずみ男の冒険」
ネタじゃないよ マジでおすすめ
生まれ変われるならあいつみたいになりたい
本当は人と繋がりたいのに、誰からも相手にされず、
自意識だけ歪んで肥大しちゃった男の話があったら教えて下さい。
新旧洋邦不問です。
476 :
名前は誰も知らない:2008/03/02(日) 01:29:36 ID:TBLocKuy0
>>421 はじめてこのスレきたがそのレスの存在はなぜか確信してた
ここ一ヶ月くらいで読んだ本
人類の足跡10万年全史
われら以外の人類
解剖男
昆虫にとってコンビニとはなにか
愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎
大江戸死体考
水滸伝1〜3巻
脈絡がない
478 :
名前は誰も知らない:2008/03/02(日) 02:06:15 ID:kKIwj08l0
「昆虫にとってコンビニとはなにか 」
ってどういう本だよ。w
真面目な学術書なの?
479 :
名前は誰も知らない:2008/03/02(日) 02:09:35 ID:jJsI7/reO
なんでそんな本買おうと思ったんだろうか?
480 :
名前は誰も知らない:2008/03/02(日) 02:09:55 ID:gBBsR0YY0
意外と真面目ッぽいぞww
内容真面目で、タイトルがインパクトあるとやっぱ売れるんですかねw
↓内容
闇に輝く深夜のコンビニには、明かりに引き寄せられて昆虫が集まり、昆虫に引き寄せられた昆虫マニアも集まる。
多くの昆虫がコンビニの電撃殺虫器で殺され、昆虫マニアもなにがしかの獲物を手にコンビニを去る。
コンビニだけではない、車、飛行機、建築物、ゴルフ場、公園…人間の便利で心地よい生活を支える装置のために、多くの昆虫が生きる場を失ってきた。
でもそれは、「いたしかたないこと」とは言えないだろうか。人間が同じ生き物である昆虫が滅びていくのに不安を覚え、なんとか保護したいと考えるのは当然だ。
しかし、本当に昆虫を守ろうというのなら、人間はいま手にしている快適を、かなりの部分手放さなければならない。それができるのだろうか。
時に対立し、時に思いがけず協調する「昆虫と文明」の関係を、28の事例で紹介する。
481 :
名前は誰も知らない:2008/03/02(日) 02:18:38 ID:C0XvwctO0
「昆虫にとってコンビには何か?」は、図書館でたまたま見かけて面白そうだったから
借りて読んでみたよ。学術書とは違ってエッセイみたいな感じ
スラデックの蒸気駆動の少年読み終わったら
奇想コレクション全部読もうかな
今日はショック!残酷!切株映画の世界買った
木下是雄「理科系の作文技術」を再読中。
物語を併読すると気持ちが混乱するので
通勤は啓蒙書や実用書、落ち着いて読みたい本は家、
と使い分けてます。
482
柳下ファン?
ファンというか
まあ確かにブログは読んでるし著作も幾つか持ってます
>>459 二葉亭四迷は普通に面白い。
平凡なんかは孤男向けだし、泣けるよw
487 :
名前は誰も知らない:2008/03/03(月) 20:01:45 ID:R9EtBcqoO
「戦争と平和」読了
さして長く感じなかった
イリアスとオデュッセイアとアンナ・カレーニナを足して3で割ったような感じ?
>>469 夢枕獏 神々の山嶺(いただき)
読書好きの方は、名前で偏見をもたれないように
489 :
名前は誰も知らない:2008/03/04(火) 23:11:43 ID:47QW3TFC0
490 :
名前は誰も知らない:2008/03/05(水) 02:21:33 ID:G1FXL/TZ0
小説とか読んで面白いか?特に外国のやつとか。
面白いよ、特に外国の奴とか>
>>490 お前がもっと沢山読書すれば面白くなる日が来る
493 :
名前は誰も知らない:2008/03/05(水) 18:22:59 ID:5uVjnUxXO
アゴタ・クリストフ
「悪童日記」
「ふたりの証拠」
「第三の嘘」
三冊ぶっ続けで夜通し読んだ
これ、すごい
こんな衝撃的な最高水準のおもしろさは百年の孤独以来でした
494 :
名前は誰も知らない:2008/03/05(水) 20:43:19 ID:E7N2rNB20
図書館で日本書紀読んでる。
495 :
名前は誰も知らない:2008/03/05(水) 20:57:59 ID:/lpKpoM70
496 :
名前は誰も知らない:2008/03/05(水) 23:11:34 ID:dfBjkNWNO
とりあえず、
『快楽殺人の心理』
というのを読んでいる。
497 :
名前は誰も知らない:2008/03/05(水) 23:26:55 ID:FVMvd6i90
吸血鬼ハンターDと金原ひとみのアッシュベイビー読んどります
人間失格
カフカ短編集
「変身」、「城」、「審判」と読んできたがカフカの作品は不思議な感じだ。
500 :
名前は誰も知らない:2008/03/06(木) 00:35:30 ID:pDluok+J0
>>496 引越しの準備をしていたら『洗脳の科学』と言う本が出てきた。
サキの短編集読んでるんだが、いいね。
現代日本文学では生田紗代とか藤野千夜とか読んでる。
藤野千夜は「書きすぎない」感じがいい。
503 :
名前は誰も知らない:2008/03/07(金) 00:22:15 ID:2QMK5hFT0
ジャック・ヒギンズの『鷲は舞い降りた』が良かった。
主人公のシュタイナー中佐やテロリストのデブリンのような
孤独をかかえながらも信念を貫きとおす男たちの生きざまに感動した。
俺もこのような男になってみたいと思わせる冒険小説だった。
ヘッセが読めない。昔は「デミアン」とか読んで影響されたのに、
借りてきた「知と愛」とか「荒野のおおかみ」なんかが全然読めなくてショック。
「シッダールタ」なんて薄い本なのにページが進まない。
読もうと思えば読めるんだけど読む気がしない。ひどく退屈。
何かが俺の中で変わってしまったんだろうか…
おまいらがおすすめするから光文社版の地下室の手記買って来たよ(=ω=.)
おすすめは新潮文庫じゃないの?
光文社 新訳?
508 :
名前は誰も知らない:2008/03/09(日) 21:15:55 ID:QHgCdBLM0
盗作で有名な平野啓一郎の本を読んだがつまらなかった
お勧め無いかな?
一冊で完結のもので
最近、吉行淳之介を読み始めたが
適度にエロくて読みやすい上に、語り口から作者が透けて見えるのが気に入った
誰かえろいの教えてくだしあ><
ヴォネガット面白い
うふふ
>>505-506 オレ今新潮の読んでるよ。
今友人の壮行会に首突っ込もうとしてる所。
外人の名前はタダでさえ苦手なのに、ロシア人の名前覚えらんね…
秒速10センチの越冬
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂは何度読んでも泣ける。
自殺する前にDQNにやつ当たりする能登が格好よすぎる。
蟹工船
ヘッセ色々持ってるんだけどどれお勧め?
車輪の下だけは読んだ
色々つってもデミアン、青春は美わし、クヌルプ、シッダールタ、幸福論なんだけど
東野圭吾の本を読んだが、男性差別が酷かった
519 :
名前は誰も知らない:2008/03/11(火) 21:47:26 ID:zs9fyApV0
421 名前:学生さんは名前がない[] 投稿日:2008/03/11(火) 21:28:04 0
>>402 男性差別主義者東野圭吾は異様に金に汚いな
761 名前:('A`)[sage] 投稿日:2008/03/11(火) 21:32:26 0
>>750 ミス板で執拗に森を叩いてる東野ヲタ乙!
東野圭吾こそ男性差別が酷いだろ
西鶴『好色一代男』
最高に楽しい。
>>520 西鶴は面白いねぇ
江戸時代の古文はさほど難しくないしね
>>522 俺が持ってるのには収録されてなかったんだけどなにに入ってる?
世界文学全集にあったな
黒いハードカバーで表紙は金文字
乙一のZOOを読んでいる
短編集はいいね
皆、この本は一度は読んでおくべき!…っていう本教えてくれない?
春休み、どんな本を読もうか迷ってるんだ。
ジャンルは何でも良い。
このスレのログでも読んでろ
福井晴敏
6ステインは短編連作で通勤時に良かった。
解説があれじゃなきゃもっとよかったが
徳田秋声「あらくれ」
らんぼう
532 :
名前は誰も知らない:2008/03/13(木) 08:27:43 ID:8NZf6n7DO
>>532 むしろそれらの本をどうすれば理解できるか教えてほしい
理解‥
資本論は読み物として普通に面白いからそれでいいじゃないか
理解したければ理解するために努力すればいい
ただ読み流すだけでも充分な娯楽になる
学術的な本だからって必ず理解しなくちゃならないなんてことはないんだぜ
>>536 堅いもんもやわいもんも読むのが読書好きなのであって
すぐそういうこと言うのはどうかと
539 :
名前は誰も知らない:2008/03/13(木) 17:51:45 ID:srpX1YBO0
立てよ 飢えたる者よ 今ぞ日は近し
醒めよ 我が同胞(はらから) 暁は来(き)ぬ
暴虐の鎖絶つ日 旗は血に燃えて
海を隔てし我ら 腕(かいな)結びゆく
いざ戦わん いざ奮い起て いざ
嗚呼 インターナショナル 我らがもの
いざ戦わん いざ奮い起て いざ
嗚呼 インターナショナル 我らがもの
541 :
名前は誰も知らない:2008/03/13(木) 22:14:48 ID:CMzWYAeU0
543 :
名前は誰も知らない:2008/03/14(金) 00:35:01 ID:Fqz1vT7N0
購買派の人は読み終わったあとの本どうしてるの?
たまっていく一方だけど、なかなか捨てたり売ったりできない
本棚に収めてある
入りきらなくなったものは床に積んでる
日常消費本→古本行き
気に入った本→しばらく所蔵して姉や友人へ
愛着のわいちゃった本→ダンボールへ詰めて書庫へ
座右の本→サイドボードや本棚へ
文庫が殆どだからまだ5年くらいは大丈夫。
546 :
名前は誰も知らない:2008/03/14(金) 16:12:34 ID:mj3gqBxU0
大江健三郎の死者の奢りは結構おもしろかったよ
最近は活字を追う気力がわかない
若いうちはがっーと読めるんだけどね
>326
孤男なら黙ってドストエフスキーだろ。
『罪と罰』(ラスコーリニコフ萌え)
『悪霊』(キリーロフ萌え)
『白痴』(ナスターシャ萌え)
『賭博者』(寝取られオヤジ萌え)
『地下室の手記』(孤男のバイブル)
『未成年』はこれから読むつもり。
間違えた。オヤジ萌えは『永遠の亭主』だった。
『賭博者』はルーレットにはまりすぎて人生オワタになる話。
こういう読書スレって圧倒的に小説の話題が多いよね。新書ばかり読む俺は異端だろうか
最近では講談社新書の「モンゴル帝国の興亡(上)」「同(下)」が凄く面白かった
ハートランドを制すれば世界を制する、っていうマッキンダーの言葉をずーっと
不思議に思ってたんだけど、この本を読んで何か納得できた気がする
仕事でしか人と交流がないから・・
ものがたりの中で擬似的にでも
恋したり熱血したり悪党やったりしたいのかもしれない。
俺は。
>549
俺は基本的に中公新書、講談社現代新書、後は昔の岩波新書が多いな。最近は自由と規律を買ったよ。
後は講談社学術文庫、ちくま学芸文庫ばっかり。
フィクションはあまり読まないんだよね。
俺も。今「汚染される地下水」読んでる。
先月は「下水道のバランスシート」読んでた。
仕事になんの関係もないけど楽しい。
>>551 新書の仲でも堅い部類に属するね。最近新書は半分エッセーみたいな本も出てたりする
俺はそういう新しいタイプの新書が好きかな。PHP新書とか光文社新書とか
さおだけーとか○○の品格とかああいうベストセラーは嫌いだけど
新書がすっかりジャンク化しちまったよな
その中でも良書はあるんだろうけどさ
新書ではないが、僕らは星のかけらって科学の本が読みやすくて面白かった。
新書では日本人の遺書を読んでる。
フィクションは最近のものはほとんど読まないな。新書は新旧問わず。
自分にとって必要な部分だけをぱっと読めて教養になる分、新書の方が好き。
558 :
名前は誰も知らない:2008/03/16(日) 09:30:18 ID:SZoG9iL2O
新書w
俺は岩波文庫かな。
岩波文庫って本人もよく理解してないけどとりあえず読んだ気になってるイメージだな
>>559 そうそう。俺も中高生の頃、わからないのに哲学書の翻訳を
一生懸命読んでたよ。アイデンティティの拠り所がそのくらい
しかなかったんだ。
561 :
名前は誰も知らない:2008/03/16(日) 19:56:16 ID:pE80Xztc0
>>552 なんか解るわそういうのw
俺は高度成長期に出版された食品汚染批判本を読むのが幸せだ。
何の役にも立たんが何故かすごく面白い。
「読書百遍、義自ずから現る」
意味がまったくわからなくても読みまくればいいと思うよ!
素読は大切だと昔から言われてるしな。
特に文語文は訳わからなくても音読すると、そのリズムに惚れ惚れする。
仮想戦記もの
大菩薩峠、まだ読みオワラネ〜。_| ̄|○
566 :
名前は誰も知らない:2008/03/18(火) 05:04:05 ID:70Jgxmk70
影をなくした男
王道ファンタジー、ソフトSF→スペースオペラ、サイバーパンク→ハードSF
と辿ってきた俺・・・
ハードまで来ると、作者それぞれのアイデアが斬新かつ物理理論が巧妙に用いられていることに驚嘆する
俺は、並行して相対論の入門から、量子力学、熱力学の勉強までし始めたよw
568 :
名前は誰も知らない:2008/03/18(火) 14:01:05 ID:LVxaPxDG0
筒井康隆の若い頃の短編が面白い
先ほど、帰りに「人間失格」を買ってきた。
最初表紙を向けて置かれてた集英社文庫のを手に取ったけど、何か恥ずかしくて新潮文庫の方にした。
>>567 SF読みたかったのですが、いきなりジーン・ウルフとかグレッグ・イーガンもな〜、よく雑誌で
目にするけど って感じだったので、参考になります。その順番がいいのでしょうか?
>人間失格
あの表紙は恥ずかしい、確かに 「拷問者の影」も・・・
僕の小規模な失敗
572 :
名前は誰も知らない:2008/03/18(火) 19:26:22 ID:hzyWvBkJ0
「不思議な少年」
「不思議な少年 第44号」
漱石の初期3部作読んだ
それからが一番よかったな
>漱石
草枕はダルくなる・・・ 明暗を読んでみたい
森?外読んでいる 雁、阿部一族、ヰタ・セクスアリス 次は山椒大夫
お薦めある?
>>570 SFならジェイムズ・P・ホーガンおすすめ
>>567 熱力学は現代の物理学の中でも分かってない事が多くて凄く重要な分野らしい、とばっちゃが言ってた
577 :
名前は誰も知らない:2008/03/19(水) 03:33:59 ID:9831C97dO
異邦人読んだ
とてもすばらしいじゃないか
拷問者の影あれどうにかしろよ
笑いごとじゃないよ
580 :
名前は誰も知らない:2008/03/19(水) 11:11:36 ID:xEHh6OR5O
超人計画を読んだ。
面白かった。
「チャラチャラした奴より孤独な思索生活をしている俺の方が格好いい!」
などのルサンチマンを抱いていた作者に残ったのはもはや虚無感だけで、そこから這い上がるエッセイ。ルサンチマンを乗り越え、虚無感を乗り越え、立派な超人になる過程を書いたもの
孤独で苦しみぬいてるのでここの住人が読んでも面白いかも
八月の路上に捨てる
この板の住人、滝本滝彦とかオーケンが好きって人多そう
超人計画は面白いね
特に脳内彼女とのやりとりは癒されるものがある
文学的なものが好きな奴多いな
所詮娯楽としてしか読書してねえからなんか羨ましいわ
ホラーとかSFとか好む性質
>>579 サンキュ 全集に入ってるみたいだ 「高瀬舟」って演歌があるよなw
>>583 所詮娯楽とかクールなこと言うな!真剣に読んでる俺が駄目な子ってことじゃねーかw
>>584 俺は結局「娯楽物の書物」を読んでるわけであって
真剣に文学的なものを読めるのは凄いと思うぜ
夏目漱石とかそういうのは難解すぎて読む気にならん
586 :
名前は誰も知らない:2008/03/19(水) 22:18:17 ID:RaLp5UaF0
「スミヤキストQの冒険」
↑これ以上ないほど文学的にして難解
レミゼラブルがいいな。
26歳まで弧で喪。
そこから16年投獄。
そこから真人間になれた主人公は俺の理想だ。
42歳で出所?
読んでみたくなった
589 :
名前は誰も知らない:2008/03/20(木) 00:13:36 ID:05bgXHbAO
みんなに聞きたいんだが、本を読んで感動や衝撃や絶望や共感やら色々感じた後、何をどうしたらいいのかわからなくならない?自分の生き方というか考え方というか。
フィクションの小説でも、著者が自己を投影した小説でもさ。
あまりに俺は考え無しのアホだから、読了した後にその感情をどうやって自分の中に落ち着かせればいいのかわからない。(そもそも落ち着かせる必要があるのかさえもわからない)
そこで日記ですよ
すまん。
19年の間違いだ。
ネタバレもあるから、ネタバレが嫌なら読まないでくれ。
ところで最近アニメ化して、娘がすげー萌えキャラらしい。
家族は姉とその7人の子供。
無口で考え込むタイプでグータラと誤解されてた。
主人公の皿からおかずをとって息子にわけるのを、気づかない振りして黙々と食事をすます弧時代。
姉の子供たちを養うためにパン盗んでつかまる。
コソコソやってた密猟もバレて、懲役。
何度か脱獄しそこなって、刑期が長引いて19年刑務所。
出所するところまでがプロローグな。
人の温かさに触れ、真人間になると決意。
素性を偽り大成功するも、素性がバレて(人違いで自分と間違われて罪を着せられそうになった人を助けるため自らばらして)お縄。
成功していた時代に、従業員の一人に「娘のことをよろしく」と頼まれてて、その約束を果たすためにまた脱獄。
その娘を悪人一家から救い出し、警察に追われながら娘を育てる話。
主人公は激動の人生を送るのに、娘(養女だけど)は普通に美しく育って、普通に恋をしたりする。
チンピラから逃げたり、娘の恋人を助けるために命張ったりと主人公大活躍。
基本は誤解されて疎まれるか怪しまれるか鴨にされそうになるかばかりなんだが。
娘が結婚して家を出た後、娘に最初に買ってやった服に顔を沈めて泣くんだ。
俺としては、主人公が恋愛を知らずに一生を終えたのに、娘が愛する人と幸せになったことが複雑な気分だ。
春樹はアブナイな。
無愛想にしてれば、いい女がよってくるものかと勘違いしてしまう。
仕事とか学校とかサボってビール飲んで本でも読んでれば女が近寄ってきて、
意味不明のことを言って適当にあしらったら「あなたって面白い人ね」でセックスできると勘違いしたら本当に困ったことになる。
っていうか、困ったことになった俺がいうんだから間違いない。
>>589 俺はノートに考えたことを色々書くよ で、疑問が出るから、一般向けの科学本とか
啓蒙書など諸々読む、、、、無闇に範囲が拡大するけど
>>592 危ないなー、オイw
595 :
名前は誰も知らない:2008/03/20(木) 00:53:30 ID:htKCBqp4O
596 :
名前は誰も知らない:2008/03/20(木) 01:01:18 ID:NaHA/w5IO
流川とか飛影に憧れたあの時の、道を誤った気がする。
やっぱポジ男だよ。
あの頃桜木や桑原に憧れていたら。
597 :
名前は誰も知らない:2008/03/20(木) 02:10:47 ID:l87S+V+NO
たしかにジャン・バルジャンほどの孤男はなかなかいないな
それじゃなしにしても、レ・ミゼラブルは読まれるべき
ワーテルローとか修道院の話とか脱線が多いけど、とにかく面白い。しかも泣ける
個人的にはエポニーヌの最期なんか何度読んでも泣ける
リセット・ボタン
プリズムの夏
600 :
名前は誰も知らない:2008/03/20(木) 19:01:42 ID:X5/++mwM0
アーサー・C・クラーク氏が死去
602 :
名前は誰も知らない:2008/03/20(木) 22:58:47 ID:F71wRv+90
ニコニコ動画にエポニーヌ主役に編集したビデオがあったよ。
でも、やっぱ乙女心はよくわからん。
わかったようで、それほど感情移入できない。
ジャンやマリウス、ジャベール刑事も、今風に言えばKYっていうの?どこか「イタイ」部分があって、それが魅力だ。
コゼットもエポニーヌも「少女漫画を地でいきやがって」と嫉妬しちゃうよ。
ミリエル司教も若いときはリア充だったというだけで好きになれない。
おなじ神父さんなら、カラマーソフ兄弟のゾシマ長老。
彼はスターチャイルドになったんだね
女性作家の本を読んでみようと思って
川上弘美の『溺レる』読んでみたんだが
男と女の価値観の違いなのかよく理解できなかった
結局は森博嗣が一番落ち着く
“孤島の研究所で殺人が起きる” っていうストーリーの小説は
『すべてがFになる』でいいの?
森博嗣って読んだこと無いんだ
606 :
名前は誰も知らない:2008/03/21(金) 12:25:57 ID:nBl74lXeO
谷崎潤一郎の痴人の愛を読んだ
谷崎にハマリそうだ
クトゥルー神話はおもしれえな…
滝本滝彦は超人伝説読んだ後に電波男の本田透との対談を読むのが一番面白い
善悪の彼岸
「マネーはこう動く」藤巻健史
経済アナリストの本だが、5年前から予想をはずしまくってて凄い
業界の中で肩身の狭い思いをしているんだろうなと・・・
人間失格並に鬱になれる小説ってある?
地下室の書記は微妙だった
615 :
名前は誰も知らない:2008/03/22(土) 01:33:34 ID:lbq7esw9O
中原昌也の新刊読了。
もう独走態勢だな。文句なく最高傑作。
誰が見ても人でなし凄かったな
スレチだが今夜の聴力破壊は行かせてもらうよ
>614
地下室の手記は弧男への応援歌だからな。
あれで俺は自分を肯定できた。ドストエフスキーの「二重人格」も同様。
他の太宰でも読んでみたらいいんじゃないか。あと三島とか。
マルドゥック・スクランブル
619 :
名前は誰も知らない:2008/03/22(土) 19:27:12 ID:cqbh4jgj0
ギリシャ神話は最高だ。
620 :
名前は誰も知らない:2008/03/22(土) 19:40:13 ID:lbq7esw9O
621 :
名前は誰も知らない:2008/03/22(土) 19:41:25 ID:SNtiG2rHO
622 :
名前は誰も知らない:2008/03/22(土) 20:38:33 ID:wP0GeAhvO
>>614 三島の金閣寺は?
地下室と人間失格の方が俺は好きだけど
ソール・ベローの「その日をつかめ」が鬱。
「この日をつかめ」でした。
不遇の人生を送る男トミー・ウィルヘルム。
どん詰まりに追い詰められた彼はいかなる道を辿るのか?
一人の男が迎えた危機的な一日を通して、
自分以外に頼るもののない状況に置かれた人間存在の意味を問う一作。
エコノミカル・パレス
ララピポ
>>620今、作業日誌読んでる
ミーハーだなあと思いながらちゃっかりサイン貰ったw
627 :
620:2008/03/24(月) 21:05:14 ID:JddG/SdjO
俺も
イリヤの空、UFOの夏
半分の月がのぼる空
629 :
名前は誰も知らない:2008/03/24(月) 23:10:56 ID:LJTqCTFK0
スティルライフ 池澤夏樹
四畳半神話大系の文庫版が出たよー
道徳の系譜
太平記
おいどんにとって四畳半とは松本零士
スレチな質問ですが、谷崎潤一郎の痴人の愛の中で
教養の無い育ちも悪いが美しい容姿を持っている「ナオミ」という設定の女子が登場します
その女の台詞に「何々〜してくれろ」という台詞が色々な場面で多く出てきます
この「くれろ」というのは正しい日本語なのでしょうか?
東京帝大に23歳で入学して、学費が払えずに除籍になった谷崎が書くのだから
正しいということにしてくれろ
>>634 お婆さんがたまに使う
近代を題材にした物語でも若い女性が使ったりする
メタボラ
638 :
名前は誰も知らない:2008/03/25(火) 23:50:08 ID:ApFGdEy1O
639 :
名前は誰も知らない:2008/03/25(火) 23:57:21 ID:w5oefc3w0
「名月をとってくれろと泣く子かな」とか、最近は習わないのか?
するめのように擦り切れるまで読めて、日本語がきれいな作家は?
やっぱ漱石?
641 :
名前は誰も知らない:2008/03/26(水) 00:29:36 ID:U9i5jKh+O
うん、漱石。
よし、岩波の箱入りで買おうかな・・
日本語がきれいなのは、
志賀直哉、森鴎外
谷崎とか読むと、わからない漢字が出てくるけど、みんなどうしてる?
ストーリーに直結してくるであろう事ならメモしておいて辞書で引く
『マンガ嫌韓流』のここがデタラメ
クラッシュ文庫購入
筒井康隆ダンシング・ヴァニティ購入
大西巨人「神聖喜劇」第3巻購入
おまいらも読んどけ
水木しげるの『ほんまにオレはアホやろか』
本人の自伝的エッセイ。最悪の状況に陥っても、どっしり構えていれば案外何とかなるものかも知れない
自分はもう終わりだと感じている方どうぞ
マクロ経営学から見た太平洋戦争
>>648 神聖喜劇、通読7回が自慢の俺は友達ゼロですよ、と。
>>652 7回はすげー
やっと3巻だが引用部分など、とばして読んでる所とか結構あるw
>>653 引用部分は仕方ないさwあの量だもん。
ただ俺は作中に出てくる詩作や著作(「破戒」など)なんかは、
読書中にメモって後刻図書館とかで読み漁ったりしたのは、いい思い出だ。
何度読んでも味わい深いし、新たな発見があって手放せない本の一つ。
まあ俺は大西巨人のはこれと深淵くらいしか読んだことない似非ファンだけれどw
とりあえず読了めざしてがんがれ!
658 :
名前は誰も知らない:2008/03/29(土) 05:41:56 ID:eEw2q8UHO
東北出身なら寺山修司
亜玖夢博士の経済学入門
660 :
名前は誰も知らない:2008/03/30(日) 13:56:43 ID:ruekoEfg0
このスレを参考に
三島由紀夫「金閣寺」
森鴎外「山椒大夫・高瀬舟」
志賀直哉「暗夜行路」
を購入。
山本周五郎「青べか物語」
酒見賢一「陋巷に在り」
も購入。
さてどれからいこうか
661 :
名前は誰も知らない:2008/03/30(日) 14:00:12 ID:Xi5HOXkw0
今日も文学読んで孤独な俺かっこいいって勘違いして自分に酔う作業が始まるお・・・
ヘルマンヘッセの荒野のおおかみ読んでる
面白いんだけど難しい、編集者序文読むのに四時間以上はかかったw
663 :
名前は誰も知らない:2008/03/30(日) 19:02:28 ID:/O77AJn30
単行本が文庫化されるのっていつぐらい?
664 :
名前は誰も知らない:2008/03/30(日) 19:08:10 ID:HkTEsLV40
今日ドストエフスキーの罪罰の上中下巻がamazonから届いたぜ。
人物紹介のところでもう読むの諦めた。
まあ人生あと70年くらいは残ってるし、気長に読むわ。
ずいぶん若いなお前
まだ10歳くらいか?
666 :
名前は誰も知らない:2008/03/30(日) 21:53:43 ID:6pSJmkME0
ガンダムユニコーン読みオワタ
ラノベはいい加減卒業すべきと思いつつ
ラノベどころか活字離れし始めている事に危機感
667 :
名前は誰も知らない:2008/03/30(日) 22:15:25 ID:RyWqieGb0
何度も出てきてるけど、レ・ミゼラブルは神がかってるな。
たとえ弧でも、前のめりに倒れて死ぬ覚悟をもって生きれば…と奮い立ったよ。
灰とダイヤモンド(岩波文庫アンジェイフスキー)から引用しよう。
「あのね。変えてみたいものがある。生き方を変えたい。うまく言えないけど」
「いいわ。大体わかる」
668 :
名前は誰も知らない:2008/03/30(日) 23:04:26 ID:LMw6CeM5O
ん?
ここに感化されて図書館に行ったら、あまりの長さに断念した>レ・ミゼラブル
671 :
名前は誰も知らない:2008/03/30(日) 23:50:01 ID:k0xnZ6fu0
このスレの人はすきじゃなさそうだが、浅田次郎のきんぴか。
声に出して笑ってしまった。
長さに尻込みしたなら、講談社青い鳥文庫の子供向けの縮約版を読むと良いよ。
あらすじに関係ないシーンや社会情勢の説明はすっぱり削ってある。
原作はフランス革命や社会情勢について延々と私見が書かれていて、当時の人には熱い議題だったんだろうけど、
フランス革命と時代も国も離れた我々にとっては冗長すぎて読んでて疲れる。
やっぱり現代人と100年以上前の人間だと視点が違いすぎて、
向こうが伝えたいことは俺にとってどうでもいいことだったりするし、
向こうは説明なんて不要だろうと思って書かないことも、俺には説明不足だったりする。
総裁政府とか国民議会とか国民公会とか、読者が当然知ってるものとして書いてるからかなわんところがある。
まずは子供向けのほうで読んだほうがいいのではないかな?
あとはアニメでw
コゼットの抱き枕ほしいぜ
映画もあるぜ!
歎異抄を読んでます
俺は「自死という生き方」現代の葉隠・・らしい
このスレで勧められてたショーペンハウアーの「孤独と人生」を買うとき、レジでなんか恥ずかしかった。
678 :
名前は誰も知らない:2008/03/31(月) 19:20:59 ID:FSvgFiNS0
>>671 俺は好きだよ。
プリズンホテルとか最高!
珍妃の井戸が良かったので
蒼穹の昴を購入したらがっかりして
壬生義士伝で見直して
憑神にこりごりしたんです。
プリズンホテル未読って損してるかな。
悪い評価聞かんし読もうかなぁ
恋愛要素がない本教えて
>>680 梨木香歩「家守綺譚」
サルスベリに惚れられる以外には殆ど恋愛なし
漢詩は恋愛がすくないよ。
人間関係だと友情が多い。
徳田秋声の「爛」を読んだ。
684 :
ソゾロ ◆tUDNjUDfr2 :2008/03/31(月) 20:42:49 ID:Sy7jpZ7d0
ここって勧められる本のレベルが高いですね
すごいところだなあ
アシモフの科学と発見の年表
年度と発見された事物の説明が延々と書いてある。
770 蹄鉄 ・・・・
850 コーヒー ・・・・
説明がウィットに富んでいて面白い。
四大悲劇ってどれから読むのが入りやすいですか?
できたらおすすめの訳出も教えてください・・・。
サイモン・シン「フェルマーの最終定理」
面白すぎる
688 :
名前は誰も知らない:2008/04/01(火) 17:39:27 ID:8g00yMmkO
689 :
名前は誰も知らない:2008/04/01(火) 19:14:49 ID:tWeTlhCT0
>>686 読み易さで選べば、河合祥一郎訳かな。
『ハムレット』(角川文庫)
690 :
名前は誰も知らない:2008/04/01(火) 20:40:46 ID:zWpO4Su+O
カント 永遠の平和のために
読みたかった本だが、装丁が…
渋く真面目に決めて欲しかった…。
Ugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeッ
菜根譚
692 :
名前は誰も知らない:2008/04/02(水) 00:51:16 ID:jdY97hWJ0
田中芳樹はすごい。
思想は嫌いだけどあのハゲの表現力と知識の幅広さはかなりのもの。
693 :
名前は誰も知らない:2008/04/02(水) 00:54:10 ID:jdY97hWJ0
ところで、孤男がどんどん仲間増やしていくような作品ないかな?
できればメジャーな作家で。
それ弧男じゃない
>>693 ドラクエWのストーリーくらいしか思いつかん
696 :
名前は誰も知らない:2008/04/02(水) 01:10:15 ID:jdY97hWJ0
>>695 ドラクエWの主人公は序盤が一番悲惨だったね
裏切りの洞窟とかのイベントはちょっとトラウマだ
697 :
名前は誰も知らない:2008/04/02(水) 01:12:02 ID:BVpAiiCJO
方舟さくら丸って高校のとき読んだな
たしか主人公がきもいピザで引きこもるんだよな
山本文緒おもしろい
わだかまりや虚しさを抱えながらも普通に生きる女
いつの間にか足元が崩れ落ち転落が始まる
でも読んだ後「何も無いなら生きるしかないや」的な活力が出てくる
普通はつらいよ ・・・おもしろくて、楽しくて、すずやかに生きるコツ
701 :
名前は誰も知らない:2008/04/02(水) 23:28:20 ID:I4CY7yHB0
二葉亭四迷「平凡」
面白いんだが、読んでて辛い。
陋巷に在りとガダラの豚どっちがすきー?
田中芳樹は旌旗流転以来読んでない。待ちきれねーよw
703 :
名前は誰も知らない:2008/04/03(木) 14:33:45 ID:v/kITIaE0
田中芳樹は本人はブサイクなのに何故かイケメンマンセーなのが謎
主要キャラはほぼ100%イケメンで高学歴
大江健三郎
我らの時代
大江の売国思想は嫌いだがこの短編集は面白い
長編と違って勢いで読み切れるよ
新潮文庫から出てる
ド田舎在住の無職弧男なのだが。
今度近所に大型ショッピングセンターが進出してくるのだが、
そこのテナントに入る書店の面接受けてきた(一応正社員)。
応募者が殺到して面接1分で終了テラワロス。
ほとんど書類選考みてえなもんだわ。
アンケートに「純文学・古典文学が中心で、好きな作家は三島由紀夫」
とか書いてる俺も相当痛いが・・・。
ウランバーナの森
ソロー「森の生活」
おちつく。
10代で読んでいないと恥ずかしい必読書
深沢豊『2nd LOVE』『書淫、或いは失われた夢の物語。』 王雀孫『それは舞い散る桜のように』
foca『ロケットの夏』 山田一『加奈』『家族計画』 藤崎竜太『ゆきうた』 板東えみし『月陽炎』
菅沼恭司『奴隷市場』 門司『雨に歌う譚詩曲』 屑美たけゆき『ピュアメール』
三峰奈緒『夢幻夜想曲』『カナン』 柏木るざりん『鈴がうたう日』 草壁祭『ゴアスクリーミングショウ』
藤木隻『ELYSION』 烏童マリヤ『百舌鳥の贄』 橋野次郎『虹をみつけたら教えて』
早狩武志『僕と、僕らの夏』『群青の空を越えて』 タシロハヤト『螺旋回廊』『君が望む永遠』
原田宇陀児『WHITE ALBUM』 菅宗光『ビ・ヨンド』 連悠太『らくえん』 とり『DiaboLiQuE』
田中ロミオ『CROSS†CHANNEL』『最果てのイマ』 瀬戸口廉也『CARNIVAL』『SWAN SONG』
星空めてお『腐り姫』『Forest』 秋津環『てのひらを、たいように』 片岡とも『銀色』
呉一郎『水夏』『あした出逢った少女』 TAMAMI『好き好き大好き!』 SCA-自『終ノ空』
長岡建蔵『さよならを教えて』 山田おろち『ジサツのための101の方法』 麻枝准『ONE』『AIR』
蓮海才太『蒼色輪廻』 大槻涼樹『黒の断章』『終末の過ごし方』 高橋龍也『雫』『痕』
鷹取兵馬『果てしなく青い、この空の下で…。』 丸谷秀人『ゆのはな』『遥かに仰ぎ、麗しの』
虚淵玄『Phantom』『沙耶の唄』 三宅章介『天使のいない12月』 トノイケダイスケ『水月』
蛭田昌人『同級生2』『臭作』『野々村病院の人々』 たっちー『永遠となった留守番』
剣乃ゆきひろ『EVE burst error』『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』 竹井10日『秋桜の空に』
都築真紀『とらいあんぐるハート2・3』 ふみゃ『アトラク=ナクア』 和泉時彦『パンドラの夢』
水無神知宏『Crescendo』 井上啓二『あしたの雪之丞1・2』 東出祐一郎『あやかしびと』
岩井七生『神語』『世界ノ全テ』 聖少女『Bible Black』 るーすぼーい『車輪の国、向日葵の少女』
本間要『肢体を洗う』 健速『こなたよりかなたまで』 北側寒囲『雪桜』
元長正木『フロレアール』『未来にキスを』 丸戸史明『この青空に約束を―』 久弥直樹『Kanon』
朱門優『黒と黒と黒の祭壇』『いつか、届く、あの空に。』 宙形安九里『ヤミと帽子と本の旅人』
全部読んでないや
読みたいとも思わん
710 :
名前は誰も知らない:2008/04/04(金) 20:32:04 ID:DhfrSVZf0
ラノベか?
「○○は文学」もここまで発展すると世も末だな
632 名前:名無しさんだよもん :04/05/11 04:28 ID:2QZa76VU
>630
心底同意。麻枝は天才芸術家だと思ふ。エロゲに対する偏見をはねのけて芥川賞・ノーベル賞と勝ちとってほしい・・・
それが俺の夢。実現したときにはだーまえとともに涙したい・・・
>631
褒め足りないぐらいだよ。俺にはトルストイ・ドストエフスキー以上の才能に感じられる
その天才はつまらない常識に囚われた奴等には決して理解されないだろうけど、俺たちはわかってるからな、だーまえ・・・
スロー・イズ・ビューティフル
プラトン『饗宴』岩波文庫
アリストテレス『詩学』岩波文庫
アウグスティヌス『告白』岩波文庫
レオナルド・ダ・ヴィンチ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫
マキァベッリ『君主論』中公文庫BIBLO, 岩波文庫
モア『ユートピア』岩波文庫
デカルト『方法序説』岩波文庫
ホッブズ『リヴァイアサン』岩波文庫
パスカル『パンセ』中公文庫
スピノザ『エチカ』岩波文庫
ルソー『社会契約論』岩波文庫
カント『純粋理性批判』岩波文庫
ヘーゲル『精神現象学』平凡社ライブラリー, 作品社
キルケゴール『死に至る病』岩波文庫
マルクス『資本論』岩波文庫
ニーチェ『道徳の系譜』岩波文庫
ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫
ソシュール『一般言語学講義』岩波書店
ヴァレリー『精神の危機』
フロイト『快感原則の彼岸』ちくま文庫
シュミット『政治神学』未来社
ブルトン『シュルレアリスム宣言』岩波文庫
ハイデッガー『存在と時間』ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシックス
ガンジー『ガンジー自伝』中公文庫
ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシックス
これだったか10代で読んでないと恥しい必読書
上から読んでみるかな…
ちょっと背伸びしすぎかなぁとは思うな
別に気取るなと叩くつもりはないけど大学生になってからでも十分かな
ここは固い本が多いからね〜
もっとやわらかいおすすめ本も書いていって欲しいな
硬質な本も好きだけどね
カレル・チャペックの小品集「困った人たち」がいい。
同じような路線でサキの短編集も。
チャペックはエッセイ「いろいろな人たち」もよかった。
719 :
名前は誰も知らない:2008/04/04(金) 22:28:19 ID:Q6Lx0VW30
マルケスとか俺らに向いてる?
720 :
名前は誰も知らない:2008/04/04(金) 22:28:57 ID:Q6Lx0VW30
ねこぢるの作品はおもしろいです。
チャペックはなに読んでも本当に全部おもしろいから困る
「クラカチット」は印象に残ってるな
724 :
名前は誰も知らない:2008/04/04(金) 23:14:41 ID:CJm+SrU30
パラレルて本読んでる 内容がどうしようもなくつまらない
早く読み終えたい
725 :
名前は誰も知らない:2008/04/04(金) 23:20:11 ID:JonuZjBPO
E.H.カー 『歴史とは何か』
726 :
名前は誰も知らない:2008/04/04(金) 23:24:07 ID:B4aDZQuQ0
さて、絶望先生を呼んで絶望してくるか
チャペックはいいよね
面白くて教訓がある
空を飛ぶ男の話とか好き
海外の文学ってなんか入っていけないんだよなー
結局、訳してる人がすべてだと思ってしまう。
読みにくいものも多いし。
訳(直訳に近いもの)したものを日本の作家に読ませて
多少その作家の色が出てもいいから書き直す形で出してほしい。
一番いいのは原本を読める語学力があればいいんですが、それは無理ww
729 :
名前は誰も知らない:2008/04/05(土) 02:10:36 ID:MJWDZi8QO
>>728はそんなに叩かれること言うた?
訳者で台無しな作品は多いし、ただ翻訳しましたって
本を何冊かつかんじゃったら手が出なくもなるとおもう。
>>727 空を飛ぶ男の話読んでみたいです
ググれと言わずにタイトルを教えてください
>>731 そうなんだよ。はじめて読んだ訳がヘタすぎて
その世界にまったく入っていけなかった。。
日本語で思考して書かれた作品と、そうでない作品はやっぱりぜんぜん違うよ。
訳とは別に○○解釈って感じで誰かが書き直せば、俺はその本買ってみるよ。
村上春樹の訳した本は読んだことありませんが、読みやすいんですかね?
翻訳の気持ち悪さに気付くと、延々と気になり続けるよな。
「私は直感的にそれを感じると共に、そこから逃げようかという考えを持った」
みたいな感じで裏の英語が透けて見えるような翻訳はイヤだな。
訳者による解釈と日本語の二重のフィルターを通して読んでるんだしw
腑に落ちないなら語学学んで原書で読むしかないだろw
736 :
名前は誰も知らない:2008/04/05(土) 15:52:55 ID:MJWDZi8QO
翻訳嫌いに限って語学ができない件
結局ネトウヨなだけ
おまネトウヨ言いたいだけちゃうんかとw
異文化嫌いなら端から手ぇ出したりしないって
好きな作家が愛読書に挙げてたり
ストーリーを聞いて興味持ったり
それでも訳者次第だよなやっぱりってそういうお話。
幼いころ読んだハヤカワは本当によかった。
ムアコックとかローレンスブロックとか
>>732 本が手元にないのですがおそらく『こまった人たち』(平凡社ライブラリー)
所収の「空を翔べた男」。短編です。
靴屋と子守の娘の話「空想について」も良かった。
リプレイ
『神々の沈黙』ってのを買ってきた
カレル・チャペック俺も好き。
なら、イターロ・カルビーノどうよ?
園芸家12ヶ月?だっけ、あれは好きだったな
チャペックは最近新しいの出たよね
赤ちゃん盗難事件かな?
セリーヌの全集欲しい、虫けらどもをひねりつぶせ、とか
しかし高い。。。
俺はかっこつけてセリーヌとか読んでしまうな(揶揄じゃねーぞ)タイトルかっこいいとか、厭世観に酔うとかだ
「虫けら〜」「夜の果てへの旅」「なしくずしの死」「またの日の夢物語」翻訳がいいのか知らんけど
「夜の果てへの旅」は汚い言葉が多くて笑えてくるwあれだけ罵れるのはすごいと思った そしてホロっとするよな
チャペックは「山椒魚戦争」しか読んだことないけど、面白かった
夜の果てって生田訳のやつか?
あの翻訳はかなり不評らしいがwwww
へえ〜 俺のは国書から出てるほう 高坂って人の訳だ まあ仏語ワカランで
いい訳かどうかはわからんけど 俺は好き でも、まあ面白く読んだよ
良し悪しは、読み比べてみればわかるのかもな 生田耕作ってマイナー系仏文の権威じゃないの?
俺は生田訳のほうが良いってことを聞いたことがあるなw 仏文の人教えてくれ
前に仏文の教授が、セリーヌの翻訳者は誰が一番いいかっていう論争がネットであるのは知ってるが、
別にどの翻訳者でも大して変わらないって言ってた
749 :
名前は誰も知らない:2008/04/07(月) 05:06:29 ID:Wi1vjVO5O
古井由吉を何冊か読んだが、来世紀まで残す価値がある名作ばかりだ。
750 :
名前は誰も知らない:2008/04/07(月) 08:35:33 ID:/OFfNoBX0
森鴎外っていいな
ファンはこのスレにいるかね
>>749 読んでみようと思うんだけど、特にお勧めできる一冊ある?
752 :
名前は誰も知らない:2008/04/07(月) 08:58:32 ID:Wi1vjVO5O
>>751 最初に読むなら「杳子」かな。「槿」も傑作。
ガリバー旅行記読んでます
>>752 ありがとう、さっそく杳子を買ってきたので読んでみる。
756 :
名前は誰も知らない:2008/04/07(月) 20:06:30 ID:T1lcgqguO
はやっ
759 :
名前は誰も知らない:2008/04/08(火) 00:00:48 ID:Wi1vjVO5O
>>755 どういたしまして。
かなり意識の奧深いところまで描く作家だから、読むのたいへんかもしれないけど、濃厚な読書体験になると思うよ。
760 :
名前は誰も知らない:2008/04/08(火) 06:56:58 ID:/j6TlfP6O
町田康「告白」再々読。
やっぱり作家がヤクザもんの心情を描くのは難しいんだな。
これの主人公、糞真面目の、どインテリ男だしね。
町田康は「くっすん大黒」が面白かったな
思想が見えすぎた時から読まなくなった
762 :
名前は誰も知らない:2008/04/08(火) 15:34:55 ID:/j6TlfP6O
でも「告白」はかなりオススメできるよ。
主人公、現代に生きてたら確実に優等生だし、それゆえに2ちゃんねるで言うところの「リア充」に馴染めず引きこもりになるような、つまりはこの板の人間の典型タイプだから、
共感するところも多いだろうし、感情移入して読めると思う。
それにしても、アマゾンのレビュー、みんな誤読しすぎ。
まあ小説の読み方なんて自由だから、誤読も何もないか…
763 :
名前は誰も知らない:2008/04/08(火) 15:51:15 ID:SEUcAqrRO
桐野夏生の本は気分が悪くなるな。悪くなるけどまた読みたくなる。
俺は「あるから読む」程度だな
厚さの割りに読書欲があまり満たされない
酒見賢一好きだなー
陋巷に在りはもうすぐ全巻読み終わる。
次は孔明いきたいが文庫が出ない
三島由紀夫の金閣寺を借りてきた。けど難しくて全然読めない。
日本語なのに知らない言葉が多すぎてショック。
幸田露伴も漢字が難しい
辞書にも載ってない漢字が多いし
>>766 注解みてもわからんか?
けっこう読みやすいほうだと思うが
769 :
名前は誰も知らない:2008/04/08(火) 23:18:57 ID:SEUcAqrRO
昔は純文学やら哲学書を読んで気取っていたな。
最近は現代文学やらライトノベルの方が読みやすくて、楽しんでいる自分に気が付いた。
パヴェーゼ「故郷」「美しい夏」(どっちも岩波文庫)読了
近代のイタリア文学といったらカルヴィーノなんだろうけどパヴェーゼもすごくいいと思う
知名度が高くなさそうなのが残念
771 :
名前は誰も知らない:2008/04/09(水) 01:09:50 ID:4YlUOYUqO
村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が良かった。
孤男なら村上さんの本を毛嫌いする人多いかもしれないけど、出てくる主人公が孤独な男が多いんだな。
772 :
名前は誰も知らない:2008/04/09(水) 07:10:46 ID:pPQDWPvP0
村上は文章が日本離れしてて面白みがあるのは分かるけど
女キャラの台詞がギャグみたいに臭すぎて吹きそうになる
書いた本人はああいうのが女だと思ってるんだろうな
「ノルウェイの森」は確かに読んでてムカついた。
でも不眠症の女が眠れない夜にチョコレートかじりながらひたすら
古い小説を読みまくる短編はおもしろかった。タイトル忘れたけど
ミステリーおもすれー
775 :
名前は誰も知らない:2008/04/09(水) 16:13:12 ID:/ciRhPVjO
北野武「全思考」読了。
武の文明批判、教育論には深く共感できる。
776 :
名前は誰も知らない:2008/04/09(水) 20:13:38 ID:/ciRhPVjO
山田詠美を何冊か読んだ。
福田和也の言葉で言うなら「倫理的な作家」ということになるのだろうが、
俺の思う倫理と何一つ合致するところがないので、何も共感できない。
俺と対極の倫理であるなら、反発しながら読む、というポーズをとることが出来るが、
対極どころか、「別の惑星の倫理」ぐらいの距離を感じるので、それも出来ない。
だが、俺を抑圧する「マジョリティーの価値観」を勉強できたから、読んだことは無意味ではなかった。
孤男なら草の花
778 :
名前は誰も知らない:2008/04/09(水) 21:32:36 ID:ssdZINAE0
宮城谷昌光だいたい集めたがやっぱ「晏子」が一番いいな
金庸って「連城訣」から入っても読める?
>>776 わかる。
あの人の話って結局は
勉強なんかよりも騒いで遊んでステキな恋愛することがずっと重要で、
それに気づけないマジメ君はかわいそう
ってやつだろ?
順に読むとつながりがわかりやすいだけで問題はない。
古いものほどシリアスなシーンが多くて好きですけどね
>>775 けど武って「そのバカがとまらない」って本で
戸塚ヨットスクールを支持してたなぁ…
あれはいただけない
安価忘れ
>>780は
>>778へのレスでした
晏子はシメまで清涼感があっていいですよね。
呂不韋の終わりの悪さといったらもう・・
ここの住人で小説をしたためている人間はいる?
784 :
名前は誰も知らない:2008/04/10(木) 04:34:47 ID:6WN4RzRXO
>>779 それもやたら筆力がある。
あの才能は嫌味だ。
>>781 「ビートたけし」名義の本は、芸人の立場で書かれてるから、そんなにシリアスに受けとめることもないと思う。
俺はどちらかというと「北野武」の著書の方が人間臭くて好き。
「ビートたけし」の歯切れの良さも心地いいけど。
785 :
名前は誰も知らない:2008/04/10(木) 04:47:02 ID:6WN4RzRXO
中原昌也「名もなき孤児たちの墓」再読。
もし自分の才能を超えて何かが書けるなら、誰の欲望も絶対にみたすことのない小説を書きたい…という箇所は何度読んでも泣きそうになる。
こんなに「書くこと」に誠実な作家、今の文学界にどれだけいる? オビに「ふざけているのか?天才か?」とあるが、どっちでもないよ。
真面目にやってる凡人だよ。
さて、これから島尾敏雄「死の棘」小島信夫「抱擁家族」を続けて読むぞ。
「死の棘」での夫婦のやりとりの反復は苦痛としか言いようがなかった。でもその苦痛の中から夫婦について見えてくるものがあるんだろうな。
再読しようかな。
藤原伊織さんの「ダナエ」面白かった
ああ、好きな作家だったのに何故亡くなってしまったんだ
>>783 星新一のようなショートショートは一作書いたが、
どこに送って評価してもらえばいいかわからないww
ショート作品募集みたいなのどっかにないかな?
「死の棘」も名作だよな。
サラリーマンになって仕事の本ばっかりになってきた。
文学も読みてぇ。
791 :
名前は誰も知らない:2008/04/10(木) 12:01:33 ID:6WN4RzRXO
>>783 少しずつだが書いてる。
中原昌也を古典的な文体にしたような作風。
でも巧く書けない…
792 :
名前は誰も知らない:2008/04/10(木) 16:46:20 ID:QseUMmH4O
中原昌也よく挙がるけど、孤男的にいいんだ?
中原文学は、高度資本主義社会の見えない抑圧下でのたうちまわる男のドキュメントであり、その誠実さは時に笑ってしまうほどで…だの、バロウズ的カットアップ云々など、知った風な野暮な解説などしたくない。
中原文学を理解出来ない人間なんて全員死んじまえクソがっ!
そうすれば世の中がすっきりして俺たちは生きやすくなる。とだけ、(笑)付きで言っておく。
794 :
名前は誰も知らない:2008/04/10(木) 20:24:11 ID:ikfArAet0
中原の作業日誌っていう日記本めちゃくちゃ面白いよ。
小林泰三「モザイク事件帳」読了
まあ自分の趣味なんだけどね
>>794 短篇集のタイトルを「石原慎太郎を殺すために記す」とつけて、ボツにされるとこ読んで、爆笑してしまった。ヒットラー万歳!も笑った。
斎藤考の本を立ち読み
こいつの本は中島義道と対極にあるな
コミュニケーションこそ人生の目的ですか、そうですか・・・
>>797 その人、本を乱発し始めて質がはげしく低下してる・・・
小島信夫「抱擁家族」読了。
テーマは重く悲痛だが、コミカルに描かれてる。
さあ次は「死の棘」だ。気が重いな。
中原のドキュメント授乳の人物の名前を石田衣良に変換したら笑えた
作業日誌せっかくサインまで貰ったのに全然読めてない
今は平山夢明のいま、殺りにゆきますと市川拓司のいま、会いにゆきますを併読中
斉藤孝と川島隆太と和田秀樹と中谷彰宏が一直線に並んだ瞬間に俺のマグナムが火を噴くぜ
802 :
名前は誰も知らない:2008/04/11(金) 08:40:27 ID:JYbFlFwJ0
過激なことを言うようだが、ここで名前が挙がってるような物書きたちなんて
100年後には全く評価されてないザコしかいない。
ゲーテやダンテを読みなさい。あれらは一文一文が後世に語り継がれるほどすごいよ。
803 :
名前は誰も知らない:2008/04/11(金) 09:29:18 ID:PLjUg6Au0
人の評価より、自分がどう思うかが重要でしょ。
安部公房って弧男向き?本屋で少し読んだら面白そうだった。
804 :
名前は誰も知らない:2008/04/11(金) 10:52:51 ID:Y3a0l+cIO
>>802 そんなことはない。
吉行淳之介の「暗室」は残るし、古井由吉のいくつかの作品も残るし、富岡多恵子も残る。
つうか文学界に「良心」があるなら、残さなくてはいけない。
ゲーテやダンテを読んで100年後に評価される作品しか価値が無いと思うなら、
真正の文盲としかいい様がないね。
まぁまぁ。
俺も古典、というか死んだ人間の本を読むことが多いけど、
中原という人は面白そうなんで読んでみよう。
807 :
名前は誰も知らない:2008/04/11(金) 13:27:49 ID:6TZJ/q8z0
>>804 100年後残るかは分からないが、その3人の水準は確かにかなり高い。
俺は向田邦子と色川武大も可能性はあると思う。
>>802はきっと知的コンプレックスの塊なんだろうな・・・
808 :
名前は誰も知らない:2008/04/11(金) 14:01:10 ID:l5zDdSg5O
比較して罵りあっても無意味だろ
屍鬼読んでるけどひたすら長いな
>>807 向田は小説も良いけどやっぱりエッセイかな。
「父の詫び状」は、100年後の日本人が昭和を回想する為の記録として、残す価値がある。
>>806 読んでみてくれ。
811 :
名前は誰も知らない:2008/04/11(金) 17:24:24 ID:17DKBCQ+O
中原が才能あるとも思わないが非凡だとも思わない
だが他のどの作家よりも誠実なのは確かだと思う
神話や古典文学に興味もって、いくつか購入してきた。
だめだ。古文の知識なんか高校出てからもうすっかり忘れちまってる。
文法から勉強しなおしてます。
813 :
名前は誰も知らない:2008/04/11(金) 18:03:32 ID:SXQM69C4O
>>812 俺も知的好奇心やらで、一から古文の文法を勉強しようとしたが、挫折して開き直りました。結局、好きではないのだろうと。そして俺に忍耐力がないのだろうと。
現代語訳で満足しています。
814 :
名前は誰も知らない:2008/04/11(金) 18:18:40 ID:WJ6/xwyC0
原典?にこだわらず、橋本治のやつでも読んでおけばいいんじゃねーの?
あの人はそのために仕事しているんだろーし
野崎孝訳のライ麦畑でつかまえてを読んだことあったから
古本屋で買った村上春樹訳のキャッチャー・イン・ザ・ライを読んでみたら・・・
なんか妙に甘ったるい文章になってたんで1章だけで読むの止めた
ちなみに村上春樹は今まで読んだことない、俺の波長には合わないみたいだ
箱男を読んだ
なんか不思議な気分。どういう作品なんだこれは…
角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックスから選んだらいいんじゃないか。
立川談春「赤めだか」読了。
落語家として出世するまでの青春期を綴ったエッセイ。
ここ数年に読んだ本の中でいちばん感動した。
さすが一流の噺家は文章も上手い。
弟弟子立川志らくが「談春兄さんが書いてることはほとんど嘘ばっかり」と言っていたが、そんなこと構いやしない。
素直に泣き笑いさせてもらった。
最近、精神的に荒みまくってたのだが、少しいい気分になれた。
>>818 最後の一行でちょっとそそられた。
明日ジュンク堂にあれば買ってみるよ
法と企業行動の経済分析
>>816 続けて「他人の顔」を読んで一ヶ月外に出られなくなったことがある。
小説ってあとどれくらいで終わるとか終盤にきてる
というのがどうしてもページ数でわかってしまう。
だから短編集とか読んで、えっ終わり?って感覚を味わうと新鮮
没入すると気づかないこともある
むしろ問題なのは
「まだ3分の1以上残ってるのに大丈夫なのか?」
って時。中には大丈夫じゃないのもあるから怖い
年をとってきたからか、ギリシャ時代とか2000年以上も前の人が
考えたことを読めるってことに素直に感動して、ちょこちょこと岩波を読み始めた
>>823 それもあるな
まだこんなに残ってるのか・・・
と途方に暮れることもあるww
でも「リアル鬼ごっこ」意外は途中で投げ出したことはない
826 :
名前は誰も知らない:2008/04/12(土) 05:14:33 ID:FOP7iWe+0
華麗なる一族読み終わった。手に取ってから半年以上掛かったな。
ずっと読んでたわけじゃけど。
不本意ながらドラマを見た後の方が楽しめてしまった。でもあれは
実際の万表家(岡崎家)ではないんだよな。
といっても見たのは下巻の半分読み終わってからだが。
ここじゃ異端だろうけど、「ばいばいアース」読んでる最中。面白い!
赤めだか見つけられなかった。
かわりといってはなんだがスレで挙がってた
チャペック先生買ってきました。
ミンダ可愛いw
もうあたらしく動物は飼わないって決めたのに><
830 :
名前は誰も知らない:2008/04/13(日) 07:06:07 ID:hcBzuQDK0
欧米の古典を読んでると日本の現代作家なんて読む気しないな
ダ・ヴィンチ(笑) 直木賞(笑)
東野圭吾「手紙」
まだ読みかけだけど面白い
少々地味だけど
832 :
名前は誰も知らない:2008/04/13(日) 09:42:13 ID:Rq8+u3U5O
おまえら荻原浩を忘れるな
834 :
名前は誰も知らない:2008/04/13(日) 11:33:23 ID:sYAk7toB0
ブックオフで見つけた「ラスト・ブレス 死ぬための技術」
タイトルに惹かれたが前向きな内容なので買うのやめた
>>830 ダ・ヴィンチの「オーイ!メメントモリ」は、おもろいぞ
836 :
名前は誰も知らない:2008/04/13(日) 13:03:25 ID:dCJl4xvCO
穂村弘好きな人はいる?
>>802みたいなのを見てると
読書で心が豊かになるどころか貧しくなる人間もいるんだなとつくづく思う
本当はちがうんだ日記 穂村弘
内容(「BOOK」データベースより)
今はまだ人生のリハーサルだ。本番じゃない。そう思うことで、私は「今」のみじめさに耐えていた。これはほんの下書きなんだ。
いつか本番が始まる。そうしたら物凄い鮮やかな色を塗ってやる。塗って塗って塗りまくる。
でも、本番っていつ始まるんだ?43歳・歌人の真剣エッセイ。
ショーペンハウエルの
「悪書は、心を曇らす精神的毒物である」
「良書を読むための条件は、悪書を読まないことである。人生は短く、時間と力には限りがあるからである」
「1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく」
これについてどう思う?
はいはいKYKY。
済んだ話題いつまでも引きずってるから孤独なんだろーよ。
で、ショーペンハウアー個人の主観がなんだって?
すんだ話題ぶっ生きかえーす
残り頁数で展開予測しちゃうって言ってたやつ、
天に昇った男とか読んでみないか。
相当おもしろいぞ
「太平記」読了
ものすごく中途半端な終わり方だった
843 :
名前は誰も知らない:2008/04/13(日) 18:10:48 ID:/XdinFXRO
マイナスゼロが面白すぎた
闇金ウシジマくん
わにとかげきす
村上龍を読んでると、
知識を増やして行くことは、
頭を硬くして行くことでもあるような気がする。。。
村上龍の変化は早熟の天才の悲しさというか、ミイラ取りがミイラになるというか、切ないものがあるな。
迷走しながらも、文に力があるのは流石だが。
才能の無駄遣い、無駄遣いしても枯渇しない才能、役に立たない才能なんて害悪でしかない。
だれか導いてやれよと思うんだが、村上龍を導けるような小説家や評論家はなかなかいない。
経済や医学の専門化は村上龍に知識は与えられても、作家評論家としては迷走させるばかり。
848 :
名前は誰も知らない:2008/04/13(日) 19:24:30 ID:5fWtVPUJ0
>>821
わかる
「砂の女」はどう?
抜いた
セネカ『人生の短さについて』
853 :
名前は誰も知らない:2008/04/13(日) 20:32:08 ID:+5gh/9CO0
砂の女は生臭くて気持ち悪かったな
村上龍は作家という名刺をもつ文化人タレントでしょ?既に
アクティブな意味での残された道は政治家になるとか?ぐらいしか思いつかない
その道に進まないのなら、今のまま停滞して終わるか、このまま隠居生活に入るか
のどれかだろう、今後も作家として作品を残す人じゃないと思う
855 :
名前は誰も知らない:2008/04/13(日) 21:14:27 ID:hcBzuQDK0
ダヴィンチという雑誌を読んでみたけど
俺の心をひくような作品や記事はひとつもなかったよ
どれもこれも恋愛がどうとかスイーツ系ばかりが寄り集まった感じ。
オナコーラだっけ?
格調高いと勝手に思ってた新潮45とかも
実際に読んでみるとセックスがどうのこうのとかばかり
昔と違って猫も杓子も読書を強制されるようになった結果なんだろうな
活字離れだなんだと大人がやたらとさわぐから
作品全体の質を低下させる結果になってしまった
小説っていうのは難しくても読みたい人間だけが読むものだったのにね。
エロ小説から文学批評まで読んでるが別に小難しいことは考えてない
誰だったか
読書に即効性を求めるのが一番賤しい読み方だ
と述べておった。
そして
読書がなければ俺は生きてるのがもっと辛かった
まちがいない。
ただ読んでりゃいいんだよ読んでりゃ
桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」
ゴーゴリ「死せる魂」
この二冊をいま同時に読んでるよ。
自分のアンテナに引っかかったやつなら何でも読んでやるぜ
859 :
名前は誰も知らない:2008/04/13(日) 23:14:52 ID:bp1eBkVVO
嘉村磯多「業苦・崖の下」再読。
私小説家を目指すなら、絶対避けては通れない重要作。
ここまで己を晒す覚悟のある作家は、現代では車谷くらいだろうな。
今は坪内祐三・福田和也の「正義はどこにも売ってない」という世相放談集読んでる。
かなりオススメ。
何に対しても距離を置いた、斜に構えた態度がいい。
テンポ良く読める。
860 :
名前は誰も知らない:2008/04/13(日) 23:16:33 ID:iOq1NMT60
読書の問題ではないと思う。
昔の小説は、一人の人物の台詞がながかった。
きちんと練られた意見を、起承転結がある形で喋り、それを喋り終えたら次の人物が喋る。
今の時代は、どんなことであろうと即効性が求められすぎてる。
映画は始まって5分で見せ場があって、お笑いは前振り不要なショートネタ、
新商品は直ぐに売れるもの、求人は即戦力。
人間は外見、学歴、第一声で判断されざるを得ないし、人間が作るもの、人間と人間のコミュニケーションだってそうだ。
そんな時代の小説は、やっぱりこういう形にならざるを得ないんだろう。
そして、こういう長文レスも時代遅れだ。
時代じゃないかも知れんが、おれは昔のほうが好きだね。
読んでて2ちゃんのことも書こうと思ったが860の最後の行に書いてあったな。
一昔前の2ちゃんは基本が数行〜10行、またはそれ以上というレスの
いかにも掲示板という様相だったよね。
その文章の上手い下手は別として読み物として楽しかった。
今は基本が一行レスになって白ける白ける。チャットな、もう完全に。
このスレ、この板なんかは性質上まだましなほう。
カルヴィーノ「冬の夜ひとりの旅人が」(ちくま文庫 脇巧訳)
アホみたいな展開に笑いながら読んだけど、
読んでるうちに物語における人称とか文体について考えさせられてしまう小説だった
こんな巧みな小説を考えつくカルヴィーノは天才だと思ったよ
岡田斗司夫の「いつまでもデブと思うなよ」をコンビニの書棚で見つけて、ちょい立ち読みしてみた。
ダイエットのハウツー本としては否定しない、売れている本なので一定の効果があるのかもしれない・・・
が、しかし、酷すぎる内容に絶望した!
二章目だったか、現在は見た目が最重要視される社会だ・・・とかの理論展開で
・・・であるから体重を減らさなければならない。という論、だが
それってデブじゃないキモメンとか、痩せてもキモメンの人達の存在をバッサリ切り捨てている訳だが
あんな酷いことが書いてる本が売れてる社会にも絶望した!
確かヨーロッパにはデブが水着きると罰金くらう国があるんだぜ
865 :
名前は誰も知らない:2008/04/14(月) 05:59:04 ID:ze67vLwE0
オライリーの「マインド・ハック」買ってみた。
少し読んだだけですぐに漫画に切り替えた
>>860 お前がしょーもない小説や映画しかみてないだけじゃん。
大体、登場人物の台詞=よく錬られた意見=長い=良いって考え方からして下らない。
ドストエフスキーならともかく、今の時代にそんな風に書いても作者の幼稚なオナニー小説にしかならない
(ドストエフスキーのすごさは、登場人物たちの凄まじく圧縮された誇大妄想的な思考に読者(時代や地域の違う者ですら)が強引に乗せられてしまうことで、
それは途轍もないことだけど、だからと言って他の作家がドストエフスキー的でないからって非難されるべきいわれはない)。
ある作家は、小説において意見なり思想なりはディスクール全体に埋め込まれるものであって、台詞や地の文に直接書かれるべきではないって言ってるけど、
直接意見や思想を述べたいならブログにでも書いとけば良いわけで、そもそも小説という装置は必要ない。
社会を叩いて悦に入るのは勝手だけど、そのために自分の貧しい経験から小説や映画を貶めるのはみっともないから止めとけよ。
>>861 2ちゃんで長文レスが減ったのは、単に他の場所に移っただけ。自己語りや主義主張はそれこそブログやSNSにいくらでも書かれてる。
酒見賢一は
小説は嘘っぱちだろうが、どんな高尚な思想があろうが
面白くなきゃ意味がないし、誰も読まない。
誰も読まなきゃ小説家としてプロとはいえない。
みたいなこと言ってたな。
著者がどんな思想を持って書いているかなんて読み手にとっちゃ関係ない。
読み手によって感じ方が違うし、思想なんて伝わってくるわけない思ったほうがいいな。
小説は単純に面白いか面白くないかで分けなくてはならん。
868 :
名前は誰も知らない:2008/04/14(月) 11:00:14 ID:f4AlL/XuO
昨日は嘉村磯多読んで疲れたから、今日は力抜いて「ビートたけしのオールナイトニッポン傑作選」読む。
こんな本が出るのを待ってた。
楽しみだ。
869 :
名前は誰も知らない:2008/04/14(月) 16:37:31 ID:f4AlL/XuO
ここに荷風ファンいる?
俺これから本格的に荷風研究しようと思ってるんだけど。
870 :
名前は誰も知らない:2008/04/14(月) 19:47:03 ID:Kyp6PD5xO
村上龍の絶頂期は凄かったよ。
愛と幻想のファシズム、コインロッカーベイビーズ。
知識が増えた分、今の作品のほうがストーリー話しは練られ現実味もあるけれど、いかんせんほとばしるエネルギーがない。
セリフも長かったな。
見開き2ページくらいにわたって相手を罵倒し続けたりしてたな。
>>867 どう考えても酒見さんの本を読んでる人が多いとは思えません
しかし、孔明は面白いんだが時事ネタやパロネタが邪魔だ
将棋の子
酒見といえばすばるに連載していたマンガたたき台だな。
楽しみにしてるんだが一向に本にまとまらない。
ていうか、エッセイ集すら出てないんだから困る。
さすがに1万冊読んだら人生感変るかな?
39歳、いまさらないか。
阿部工房滅茶苦茶おもろいよ
お勧めは壁や砂の女かな
理系出身の作家だけあって理知的で変な情緒が入ってないから好き
寓話ぽい短編が味わい深いよ
877 :
名前は誰も知らない:2008/04/15(火) 02:24:32 ID:IfwcB5mpO
吉本隆明「真贋」
ここ数年鈍ってる感があったけど、やっぱり粘り強いな。
凄く大事なことが書いてある。
>>874 そんなんじゃ変わらんよ
虚空蔵菩薩求聞持法(お経を100万回唱える)
は達成すると人格が変わるらしいから
チャレンジしてみては?
ここいらで、リリー・フランキー「誰も知らない名言集」と
みうらじゅん「正しい保健体育」を挙げておこうかな
880 :
名前は誰も知らない:2008/04/15(火) 14:13:46 ID:IfwcB5mpO
江戸川乱歩の、すれてカビ臭い世界が好き。
ガリヴァー旅行記読んでるんだけど「ラピュータ」という天空に浮かぶ島の話が出てくる
宮崎ハヤオの「ラピュタ」はここインスパイアされたんだな
世間とは何か
遠藤周作の「沈黙」
三島由紀夫の豊饒の海シリーズ全4巻と「仮面の告白」
買ってきた
全部100円だったww
洗脳原論を読んで洗脳されてる。
お、まだこのネタは出てないな。
独書
ヘミングウェイ「老人と海」
欲望に振り回されるのはむなしいという寓話かと思った。
amazonの感想を読むと、多くの人は不屈な精神に感動している。
老人と海は2回読んだな。あれは変化があまりなくて飽きる。
889 :
名前は誰も知らない:2008/04/15(火) 22:11:06 ID:57AkjavK0
福田恆存。
890 :
名前は誰も知らない:2008/04/15(火) 22:17:13 ID:EAD+MSMRO
「ユダヤ人問題によせて ヘーゲル法哲学批判序説」
著:マルクス 訳:城塚登
岩波
「きつねのはなし」 森美登美彦
短編4つ収録されてて、表題作はまぁ良かったけど、あとは普通。
もう少し面白と期待してただけになんだかなぁって感じだわ
「太陽の塔」さえ読んでおけばいい、そんな作家。
マネキンがでてくる
寺山修司の本ってなんだったっけ
三毛猫ホームズすごく読みやすいよ
895 :
名前は誰も知らない:2008/04/16(水) 15:06:33 ID:Sehfo2K80
ふたり は名作。
896 :
名前は誰も知らない:2008/04/16(水) 15:34:52 ID:6hYuL+zJ0
君空とか良かった
1.読む→2.内容を理解する→3.自分の身につける
なかなか3までたどり着けない。特に哲学書とかは。
食べ物の栄養が全く吸収されずにそのままウンコになってる感じ
哲学なんか役に立たないよ。たぶん。
その根拠は?
木下是雄、理系の作文技術
松岡正剛、フラジャイル
岸田秀、日本がアメリカを赦す日
呉智英、言葉の常備薬
最近読んだどれも読み物としておもしろい本。
役に立つのは結果であって目的ではないんです
「働く過剰」
所謂、格差社会やらニートやらを題材にした本で
普段は興味がないんだが、タイトルが面白かったので読んでみた
基本的に各種データを分析して社会を読む内容で
まあまあ上手く分析できているように思えたが、結論というか対策的な意見は、いかにも理想論的でいまいちだった
903 :
名前は誰も知らない:2008/04/17(木) 01:55:13 ID:ocMH+QdzO
立川談春のサイン会行ってきた。
サイン入り「赤めだか」、一生大事にしよう。
そして、何度も再読しよう。
二十歳の誕生日プレゼントとして巨匠とマルガリータ買ってもらった
サンキューおかん!!
下川 裕治 日本を降りる若者がどうたら言う奴、もうタイトルうろ覚え
かつては旅する若者だった著者が旅してるようで旅してない若者について
ダラダラ書いた本。なんでもレッテル貼ればいいと思うなよ
そとこもり、ってやつね。
そとこもり、いい本だったと思うけどな
なににそんなに腹を立てているのかわからんな
908 :
名前は誰も知らない:2008/04/17(木) 15:38:51 ID:ocMH+QdzO
>>898 役に立たないことを学ぶのってすごく贅沢なことだ。
よほどの金持ちか貧乏人にしかできない。
俺は一生出世出来ない貧乏体質なので、とことん贅沢して死んでやろうと思ってる。
学問の意味とか目的とか、そんな小さなことにこだわるのは止めようぜ。
とりあえずフーコー再読しよう。
まぁ読みたいならいいと思うんだけど、俺は哲学には興味ないし、
読みたいとも思わないし読んでも面白くないと思うし、さらに読んでも
役に立ちそうにないとなると、俺にとっては必要ないと言える。
>>900 新しい刺激っていうのはいいな。
苫米地英人「洗脳原論」を読んだ。期待してたほど面白くなかった。
それにこの人の本や文章ってなんか自分を自慢してるような感じなんだよなぁ。
>>887 俺はあの老人の自分に酔ってる感じが嫌で仕方なかった。
「ラッシュライフ」読んだ
伊坂幸太郎いいねぇ
僕もラッシュライフが最初だったんだ。
たのしいよね
島田荘司に出会ったときのような感動を覚えたよ
なんだかんだいって重松清は最強
何読んでもはずれないんじゃね?
東野圭吾「手紙」読了
まあまあ面白かったけど終始地味な気がした。そこが良いところでもあるんだろけど。
久しぶりに小説読んだな
連レス失礼
重松清「疾走」しか読んでないけどちょっと気になってるんだよなあ。オススメはなんだろう?
きよしこ
流星ワゴンはよかったな。
きよしこ読んで『こんなのも書くんだ』
と思ってたらほかも『そんなの』ばっかりだった。
です。
>>917 確かに似たようなのは多いかも
でも小説を読んで涙流したのは重松清だけだな
>>915だけど似たようなの多いんだ。それもなんだかなあW
情報ありがとう。
伊坂幸太郎、何かあの洒落っ気が鼻につくんだけど…
人物描写とかも薄っぺらく感じる。でもストーリーは面白いと思う。
伊坂は作家の悪ノリを楽しむ読み方になる
922 :
920:2008/04/19(土) 23:58:29 ID:apUB8ZUg0
>>921 あぁー、そういう事か!
何か、目から鱗かも…。未熟でした。
もっかい読み直してみる。
伊坂はちょっと押し付けがましいと時があるな
登場人物を使って妙にいいこと言おうとするww
面白いっちゃ面白いんだが
924 :
名前は誰も知らない:2008/04/20(日) 23:41:57 ID:A6JaKq6u0
久しぶりに筒井康隆を読む。
「母子像」読んだ後の虚無感は異常。
日本の童貞
927 :
名前は誰も知らない:2008/04/21(月) 16:09:46 ID:iho4xZC60
あう 格差社会アメリカの真実怖いよ〜 誰か読んだ?
ゴールデンスランバー500ページもあったのに徹夜で読んでしまった
伊坂氏の作品のなかでも群を抜いておもしろいとおもう
929 :
名前は誰も知らない:2008/04/21(月) 20:21:14 ID:8yjyAPo+0
死神の精度の評価はどう?
930 :
名前は誰も知らない:2008/04/21(月) 20:44:50 ID:Wzcdvo46O
書を捨てよ、町に出よう 読んだ人いない?今読んでてかなり気に入ってる
出ようじゃなくて出よだろ
寺山が撮った映画はもっとおもしろいよ
「田園に死す」は今思い返すと、新宿のど真ん中で飯食ってるエンドロールしか思い出せん
村上春樹のアンダーグラウンドを電車の中で読んだ。
なんとも言えない気持ちになるね。
>>929 俺は好き。
すごい面白っていうよりは、じんわりと余韻を味わう感じかな。
伊坂作品が好きなら読んでみたら。
935 :
名前は誰も知らない:2008/04/22(火) 01:20:51 ID:iarVtKh0O
>931
いや 出ようだよ
ヨブ記
なんかもう宗教とかウザいわ
>>934はネタばれせずによくがんばった!感動した!
グラスホッパーは何か見落としてるんじゃないかってくらい
手ごたえを感じなかったけど他はみな好きだなー伊坂
GWは、分厚い古典作品を読破する
安部公房の「砂の女」、伊坂の「死神の精度」買ってきた
安部の作品読むの初めてなんだが、期待値は高いぜ〜w
砂の女は真夏に読むのが良い
炎天下で仕事してから読むと格別
ちょうど砂の女読み終えたとこだ
なかなか良かった
今ユリシーズに挑戦中
無茶しやがって・・・
フィネガンズウェイクは1ページも読めんでしょ・
柳瀬訳もねぇ。
劇団ひとりの陰日向に咲く読んだやついる?
次回作にめっちゃ期待してるんだがw
今は読書熱がないなあ一時期に比べ…時間はあるのに
スレ汚しみたいだなスマソ
時間がある時は映画見たり外に遊びにいったりで本読まないね。
時間がない時、本を読むことが多いよ。
小説以外の活字…(例えばインタビュー)とかはまだ読む気するんだが…
ロキノンとかなら読む気するかも…(スマソ昔読んでたもので)
文系臭が嫌になって購入しなくなたが
951 :
名前は誰も知らない:2008/04/26(土) 23:07:42 ID:qnktG+PAO
理系w
ドストの『悪霊』は孤男向きかも。
主人公からして文学史上もっとも深刻な人間像らしいし。
他の登場人物も狂いまくってる。
953 :
名前は誰も知らない:2008/04/27(日) 01:15:10 ID:tZYcUOFS0
徒然草
954 :
名前は誰も知らない:2008/04/27(日) 02:20:03 ID:grZIxdQPO
福田恆存面白いな。
坪内のお師匠さんということで興味を持ったのだが、いわゆる「保守」と呼ばれる人の中でいちばん好きかも。
そいつ翻訳しか知らないな
956 :
名前は誰も知らない:2008/04/27(日) 02:31:12 ID:iPI7AuXSO
ドグラ・マグラ借りてきました。休日中に読んでみます。読んだ事ある人いるかな?
>>956俺はダメでした・・・
カフカの城やP.K.ディック好きな人に向いてるかなぁと思った。
まったくの主観だけどね。
俺も途中で投げ出した・・
959 :
名前は誰も知らない:2008/04/27(日) 11:06:40 ID:O8rSm6300
鴨志田穣、駄文ちゃあ駄文だが、典型的なダメ&弧だと思う
こころは普通に面白い
こころ…漱石?
漱石ついこないだ三四郎読んだがところどころしかぐっとこなかったな。主人公の内面描写とか
孤男向きではないな三四郎は
962 :
名前は誰も知らない:2008/04/27(日) 12:37:34 ID:nbtbrdZjO
漱石の小説って学校=東大、学生=東大生=エリートなのがねえ。
主人公が悩んだりするものの、そこそこ裕福な生まれで成績優秀だし。
「僕はダメな人間なので、(中央のエリートは諦めて)地方公務員にでもなってマッタリします」なんて自虐されても、「なにその余裕は?」となってしまうな。
こころは普通よりかなり面白いと思うけど
964 :
名前は誰も知らない:2008/04/27(日) 13:21:06 ID:AoiRDtVH0
>>954 おれも福田恆存大好き。って、読みやすいのしか読めないけど。
人間外見なんて関係ないとかそんな言葉にうさんくささを感じる人は読んだら楽しいと思うけどね。
ほんとうは俺みたいな弱者孤独は左傾の人を好まなくちゃいけんのだろうけど。
鏡の中の鏡読了
あたまがいたいー
つか、漱石の学生時代って大学は東大しかなかっただろww
夏目 漱石の出生が1867年2月9日 - 大正5年(1916年)12月9日なんだからwww
1886年〜1897年:日本唯一の大学であった東京大学(1877年設立)が帝国大学令に基いてつけられた名称。
1897年〜:帝国大学令に基いて設置された複数の大学群の総称。最終的に、内地に7校、外地に2校設置された。
967 :
名前は誰も知らない:2008/04/27(日) 16:49:46 ID:NDjl9brO0
968 :
名前は誰も知らない:2008/04/27(日) 19:40:07 ID:gMz5GkUJ0
「荒野へ」ジョン・クラカワー著
アラスカの荒野で餓死しよう
969 :
名前は誰も知らない:2008/04/27(日) 19:55:11 ID:4ptA1wsUO
中島義道を読む。
瀬戸内寂聴も。
孤独についての本。
石田衣良の作品を読んでる人なんているかい?
読んでると、人に心を開くことなんてたやすく思えてくる。
でも、実際はとても難しくて、結局一人。
読み続けていたら、いつか登場人物達のようになれるのかなあ。
>>970 3年くらい前に愛想つかしたけどそれ以前なら。
でもむしろ心を開くとリスクを背負う
って印象があるんだけど。
歩み寄ればうまくいく、みたいな話あったっけ?
今昔物語オモシロス
孤独がテーマの作者の本読んでみると、ほとんど妻子がいるんだよな
孤独じゃねーよ
孤向き小説乱発の乙一も結婚しちまったしな
くだらねえその伝で行くと宇宙にも行ってないのにSF書くなってのか
976 :
名前は誰も知らない:2008/04/28(月) 02:15:47 ID:0q3imn8uO
>>975 全然ちげーよ
孤独じゃない奴が孤独な作品書いて孤独な俺たちはそれに共感できますか?
その作品自体が興ざめなんだよ
977 :
名前は誰も知らない:2008/04/28(月) 02:39:31 ID:5qMB5/8K0
10年くらい前は、ものスゴイ量読んでた
一日に3冊くらい
まったく読まなくなったのに今は書店で働いてる
テレビと同じなんだよなぁ、表現はどうあれ、結局のところどれも似通ったモノでしかない
本なら活字、テレビならブラウン管を通していて、そこから排出される作品は突き詰めると総じて一緒
テレビもしない趣味もない、そのうえ本まで読めなくなったんじゃ、俺もそれまでの人生ってことか
>>976 小説ってのは、今この瞬間だけで書けるものじゃない
経験で書くものなんだよ
だから妻子持ちであろうと孤独を経験しているのなら孤独な作品も書けるだろ
むしろ俺は、孤独を経験しなかった故の、想像上の孤独が書かれている作品のが面白そうだと考えてる
まぁ、たいていは経験してねーと書けないんだけどな
979 :
名前は誰も知らない:2008/04/28(月) 04:15:01 ID:K3Gf9ubeO
人はみんな孤独ですよ。
980 :
名前は誰も知らない:2008/04/28(月) 07:30:56 ID:iq45goIT0
>>972 詳しく。俺も読みたい。出来れば現代語で。
古文の現代語訳など甚だ意味のないことであるって昔太宰が言ってた
俺もそう思う。しょせん日本語だし。
982 :
名前は誰も知らない:2008/04/28(月) 08:09:00 ID:meJrzfroO
乙一の野郎のGOTHオモセーけど漫画版は最悪だったな
原作をオススメする
983 :
名前は誰も知らない:2008/04/28(月) 12:23:01 ID:FLh75TUE0
主人公は卑屈で線が細くて友達ぜんぜん居ないような、そんな小説知らない?
最近、村上龍の小説読んだんだけど全然感情移入できなくて
>>946 最近読んだよ 面白くて一気に読破した
ホームレスの話が特に好きだった
985 :
名前は誰も知らない:2008/04/28(月) 13:08:31 ID:K3Gf9ubeO
986 :
名前は誰も知らない:2008/04/28(月) 13:16:39 ID:dmFNwztg0
おれは貧乏話が好きなんだよなぁ。
同じ30代のライターが書いた、荻原魚雷の古本暮し はよかった。
989 :
名前は誰も知らない:2008/04/28(月) 22:52:15 ID:GJvceySLO
皆が薦める「地下室の手記」をよみはじめた。
最初の段落から既に毒電波がトップギアなんですけど…
第二部までいくとどうなるやら
>>986 ホームレス作家を昔読んだが
意外と面白かった記憶がある
>>980 つ『ビギナーズ・クラシックス 今昔物語』
古文と現代語訳が併記されていて、それにプラスで当時の世上などの小ネタも。
代表的なのだけ抜き出してて分量は少ないから、古典の知識に明るい人には物足りないかも。
俺の様に高校卒業以来、古文から離れている人間にとってはいいリハビリ。
ただ
>>981の太宰の言にもあるように、原典に当たれるのが一番なんだろうけど。
992 :
名前は誰も知らない:2008/04/29(火) 01:33:36 ID:4ys9LLvf0
過去レス読んでて思い出した
青い鳥文庫の『大家さんはねこ』三木卓
面白くて悲しかったなあ
あと『おおどろぼうブラブラ氏』角野栄子も
GWに実家に帰って読むかな
ひさしぶりに本屋の絵本コーナーにいって
小さい頃読んだ絵本を探してみた
なつかしかったなあ・・
本だけが友達☆
996 :
名前は誰も知らない:2008/04/29(火) 07:57:35 ID:1V14wGjR0
>>991 サンクス。読んでみるわ。古文は無理。何言ってるかさっぱり分からんw。
997 :
名前は誰も知らない:2008/04/29(火) 11:15:46 ID:cfmtrrP90
>>990 ホームレス作家は、なんか読んでいてイライラしてダメだったなぁ。
おれも続編まで読んだけど。
古本暮しは、普通の生活が載っていたのがよかった。
埋め
銀河鉄道999
碁ワールド
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