スギ人工林は花粉症を引き起こす悪者ではありません [転載禁止]©2ch.net

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1名前アレルギー
花粉症の原因がスギであるという説によれば,各地のスギの人工林比率とスギ花粉症の有症率をグラフにすると逆の相関関係が見られるのは不思議です。
患者が多いのは,山梨県、高知県、埼玉県、栃木県、静岡県の順です。山梨県、埼玉県、栃木県は人口が集中し、平野周辺にスギ人工林が多いためなのか。
スギ花粉が原因なら、人工林比率が高い北陸や九州地方にはなぜ患者は少ないのか。スギ花粉以外の様々な環境要因の関与についても同時に検討すべきでしょう。

スギの研究者 平英彰氏によれば、スギ花粉の大量飛散は前年7月の気温と新葉生産量により決まるといいます。
新葉は前年の針葉先端から伸び始め、6月下旬から先端の液芽に雄花が出来ます。11月下旬までに成熟するため7月の平均気温が高いと雄花生産量が増え、
翌年大量の花粉が飛散。雄花生産は多くのエネルギーが消費されるため、翌年は新葉生産量が減少します。したがって、大量飛散年は雄花生産が減少し、
次年度の花粉飛散は減少。これがスギ花粉の大飛散年がほぼ隔年ごとに発生する仕組みであると述べています。

現在、無花粉スギ品種の開発や花粉が出ないスギの人工林に変える計画が進められていると聞きますが、このような単視眼的なスギ対策でよいのでしょうか。

第2次世界大戦後の住宅建設のため急激な木材需要が発生し、対応できる国産材が不足したため外国から木材を輸入。
林野庁は森林材積量を回復する必要に迫られ、1950年代後半から拡大造林政策を実施。補助金で全国の森林を伐採し、
代わりに最も生育が早い針葉樹であるスギやヒノキを植栽しました。国を挙げての造林運動の結果、
今や一千万ヘクタールもの人工林が育った。まさかこのスギ・ヒノキが30年後に大量の花粉を生産し国民を悩ませるとは、
当時は想定外でしょう。

スギ花粉症患者は栃木県で発見され、1980年代から都市を中心に増えています。最近は子どもにまで見られ、
スギ・ヒノキを退治せよと大騒ぎしているのです。

数年前、林齢二百年生を超える秋田・岩手県の屈指のスギ人工林である千葉家家伝林を訪ずれた。
九代目当主千葉茂樹氏によれば、江戸時代の享保二年(1714)から文化十三年(1816)に至る百年間で、
佐竹藩では藩内の七割近くの天然スギを切り尽くしてしまい財政難に陥った。
そこで植林を奨励する藩政に従い、二代目千葉重蔵がスギ苗木を村人にも配り植林を勧めたという。
人々の長年の努力により、秋田は吉野と並び良質な建材を生産することが出来たのです。いうまでもなく、
林業生産には長い時間がかかります。

我が国に生育するスギ・ヒノキ人工林は、花粉症を引き起こす悪者では決してありません。
来日したドイツ森林官をうならせた世界にも例がない広大な人工林は、
これからの持続可能な地域社会と我が国の経済発展のための貴重なバイオマス資源であり、
適切な利用が期待されます。
http://www.m-sugi.com/89/m-sugi_89_takakuwa.htm
2名前アレルギー:2015/02/27(金) 16:44:46.45 ID:lKHWLOCy
うるせー全部燃やせ
3名前アレルギー:2015/02/28(土) 19:43:29.79 ID:/AD97zUd
死ねよ!悪者に決まってんだろ
アトピーとか喘息の人は自殺してるぞ
4名前アレルギー
放置してるせいだろ屑