花粉症に効く薬理成分の性質ってこんな感じか?
・ステロイド(副腎皮質ホルモン、グルココルチコイドなど)
・遊離抑制剤(クロモグリク酸ナトリウムなど)
・抗ヒスタミン剤(マレイン酸クロルフェニラミン、マレイン酸カルビノキサミンなど)
・血管収縮剤(塩酸プソイドエフェドリン、塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドロゾリンなど)
肥満細胞がヒスタミンを遊離する←これを抑えるのが遊離抑制剤
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ヒスタミンが粘膜のヒスタミン受容体と結合する←これを抑えるのが抗ヒスタミン剤
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鼻水や涙が出たり、粘膜が炎症したりする←これを抑えるのが血管収縮剤
※ステロイドは、抗体産生の抑制、ヒスタミン遊離の抑制、炎症した粘膜を治癒と複合的な効果有り。
即効性
血管収縮剤 >> 抗ヒスタミン剤 >> ステロイド > 遊離抑制剤
長期的な効果
ステロイド >> 遊離抑制剤 > 抗ヒスタミン剤 > 血管収縮剤
副作用の強さ
血管収縮剤 >> ステロイド >> 抗ヒスタミン剤 > 遊離抑制剤
もしも副作用が出た時の危険さ
ステロイド >>> 血管収縮剤 >> 抗ヒスタミン剤 = 遊離抑制剤
※ステロイドの副作用は摂取量によって大きく変わる。