プロだな
「無理」センター発表から1カ月半…宮脇咲良に別人の自信と自覚
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/11/02/kiji/K20141102009212570.html 2014年11月2日 12:00
――AKBのセンターをやっていける感触を得ましたか?
「雑誌の撮影とかだと先輩方がいらっしゃるので、何をしゃべったらいいのか分からなくなりますけど、パフォーマンスをすると、どこかで別のスイッチが入るのか、凄く楽しいです」
――緊張しない?
「“センターだ!緊張する…”と気負っていても、曲が始まった瞬間、はじけられる自分がいるので“私は本当に、踊ること、歌うことが好きなんだな”と思います(笑い)」
――この夏、「心のプラカード」の選抜メンバーとして活動していた頃は「自分の実力のなさに自己嫌悪します」と落ち込んでいましたが、あの頃と比べると自信もつきましたか?
「自信をなくしてオドオドしている自分の姿を後で見て“何のために選抜に入ったんだ。オドオドしている場合じゃない。最初からうまくできる人なんていない。
HKTにいる時と同じようにやればいい”と気づきました。今でも時々“まだまだだな”と思うことはあるんですけど、自信をなくして落ち込むことはもうなくなりました」
――宮脇さんに対する周囲の評価に、ようやく自己評価が追いついてきたのでは?
「まだ追いついていないところはあります。今年は全てにおいて“自分への期待度”が先に行っていました。凄くうれしいことではあるんですけど、
やはり期待されている分、応えなくちゃいけないと思うと重圧になります。今年は“自分への期待度”に自分自身が追いつくことに必死でした」
――この夏のインタビューでは「2、3年後くらいにはAKBを背負う人になりたい」とおっしゃっていましたが、
こうやってセンターになってしまうと、もう「2、3年後」と悠長なことは言っていられなくなったのでは?
「どうなんでしょうか…。でも“AKBの歴史を語る上で欠かせない人”にはなりたいと思っています。私は性格的に“私がAKBを!”と考えると気負い過ぎちゃうので…(苦笑い)。
“AKBと言えば誰々”という先輩方の中に私も加われたらいい」
――次の新曲もセンターをやりたい?
「まだ次のことは考えられません。まずはこの曲をたくさんの方に聴いていただいて、私の存在を知ってもらいたいです」
――HKTで一般的に知名度があるのは、まだ指原莉乃さんだけですからね。
「一般の方はそうですよね。その壁はあまりにも厚すぎるんですけど、私がその壁を最初に突き破って、さっしーと同じところまで行きたいと思います」
――宮脇さんは今年の選抜総選挙で「ライバルはさっしー」と公言しましたからね。
「さっしーは“こんな人に人生で一度出会えたらラッキー”と思うくらい影響力のある人です。その人に認められたいという意味でのライバルです」
――指原さんと宮脇さんでは、アイドルとしてのタイプが違いますからね。
「きっと私がいい所までたどり着いても、そこは、さっしーと同じ所ではないと思うんです。私はどういう基準で認められればいいのか、難しいところはあるんですけど、
やはり、さっしーの次に私のことを多くの方に知っていただけたら、それは大きな一歩になるんじゃないかと思います」