【結】AKB48バトルロワイアル2014

【起】
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1409764207/

【承】
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1410941264/

【転】
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1412163812/



感想や批評、意見交換の場としてご活用ください
AKB小説・乃木坂小説を語るスレ★3
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1413200425/l50

>>1
乙

解決したので、分裂も良い思い出に

保守

あ　ここね
了解です

>>1
サーモンさん乙です
続き楽しみにしております

>>1
乙です
ご迷惑をおかけしました

誰も来ないので２スレとも貼ったw

乙です

ほしゅ

ここかw
保守保守

ついに結かぁ
感慨深い

あげ

>>1
サーモンさん乙です！

Type-A─参加者

【チームA】小嶋菜月　　　　
【チームA】島崎遥香
【チームA】高橋みなみ
【チームK】石田晴香
【チームK】岩佐美咲
【チームK】北原里英
【チームK】島田晴香
【チームK】横山由依
【チームB】大和田南那
【チームB】柏木由紀
【チームB】田名部生来
【チームB】名取稚菜
【チーム4】岩立沙穂
【チーム4】岡田奈々
【チーム4】加藤玲奈
【チーム4】込山榛香
【チーム4】峯岸みなみ
【チーム4】佐々木優佳里
【チーム8】横山結衣

【チームS】松井珠理奈
【チームS】宮澤佐江
【チームK�U】大場美奈
【チームE】柴田阿弥
【チームE】須田亜香里
【チームE】山田澪花
【SKE48研究生】松村香織

【チームN】須藤凜々花
【チームM】川上礼奈
【チームM】藤江れいな
【チームM】山田菜々
【チームM】矢倉楓子
【チームB�U】市川美織
【チームB�U】井尻晏菜
【チームB�U】梅田彩佳
【チームB�U】渡辺美優紀

【チームH】　神志那結衣
【チームH】　指原莉乃
【チームH】　矢吹奈子
【チームK�W】植木南央
【チームK�W】朝長美桜
【チームK�W】森保まどか

以上41名　
イメージ
http://i.imgur.com/q3kNPPm.jpg
http://i.imgur.com/DPONrFL.jpg
http://i.imgur.com/J6KDBXL.jpg
http://i.imgur.com/XfZoN2y.jpg

暴走した読者ほど愚かなものはないな

サーモンさんのyyyがかわいいほうになってしまった。

イメージ曲
HKT48一同　桜の木になろう
岡田奈々　　two years later
高橋みなみ　Pioneer、目撃者
島崎遥香　　風は吹いている
北原里英　　Reset
大和田南那　残念少女
横山由依　　てもでもの涙
松井珠理奈&横山結衣
escape、大声ダイヤモンド、Darkness
山田澪花　　兆し
渡辺美優紀　絶滅黒髪少女
他、色々

主題歌

http://youtu.be/raU1z3J1vZA

>>17
AKBメンバーしかいないのにホルモンかよwww

9秒のmystery
ミニットが不安なんて思ったけど、予測されてる？
俺が考えそうなことなんて？
読んでから書いてくれた？
そんなわけないよね？

9分だ。

>>1
サーモンさん乙です

こんばんは

先生は？

【須藤凜々花パート・僕らのユリイカ byNMB48】

血だ･･････

私、死ぬんだ･････　

甘いよね、生きたいと願うなんて。

だって私は･･････人殺しだ。

これは当然の報いだ･･････

朦朧とする意識のなか、
なーにゃパイセンの声が聞こえた。
「りりちゃん！！しっかり！！」
誰かに向けて銃を撃っている。
いつのまにか地面に倒れた私を･･･
守るように胸に抱いて、誰かと戦っている。
なーにゃパイセンの顔が････よく見える。
泣いていた、
ルシフェルは泣いていたんだ。
いや、堕天使なんかじゃない･･････
私にとっては、天使なのだ。
天使に抱かれて眠れるならば、
･･････本望だ。
須藤はそっと目を閉じた。

ピシッ、須藤の頬をひっぱたく南那。
「起きて！！」
何度も叩かれ、須藤は目を開けた。

眠らせてくれなかった。

そうだ･･････
パイセンから私は何を学んだ？
私は変わったんだ。
報いなんだと、簡単に受け入れてしまうのはダメだ。

まだ、死ぬわけにはいかない。
私にもみるきーパイセンの銃がある、
戦ってやる。
死に抗ってやる。

須藤の目に、加藤の姿が映った。
加藤もまた島崎を守りながら、
見えない敵に向けて銃を撃っていた。
使っているのは、島崎のバッグに入っていたワルサーだ。

パァン──
銃撃戦のさなか、
南那の目に敵の姿が映った。
「SKEの･･････」

柴田阿弥だ。

加藤の左腕に弾丸が貫通した。
「っ･･････！」左腕を押さえる加藤。
南那がそんな加藤に冷然な声で言う。
「邪魔です、どっか行ってください」

「けど････！！」加藤はそう叫んだ。
島崎は心配そうに加藤の腕に触れている。
溢れ出る血を手で押さえている。
島崎は南那の背中に視線を送った。
目を細め、激痛が走る頭を押さえた。
同じような光景をどこかで････
島崎はふとそう思った。
それもそのはずだ。
渡辺美優紀と戦った時、仲間に守られ
た島崎は同じ経験をしている。
だが、それを思い出せない。

加藤は逃げようとせずまた銃を持って戦う。
せっかく仲間に逢えたんだ。
なーにゃもりりかちゃんも･････
絶対、生きて帰すんだ。
そう思う加藤の頭によぎったのは、
今は無き親友の小嶋菜月の姿だ。

･･･なっつんがきっと守ってくれる。

強い眼差しをする加藤だが、
腕の傷から流れる血は止まらない。
それに気付いた南那。
何を思ったか、銃口を加藤に向けた。
「早くどこかへ消えてって言ったはずですけど、
　何でまだいるんですか。
　死にたいなら私が殺してあげますよ」

「なーにゃ･････」

「もう一回言いますね･･････」
南那はそう言ってまた柴田に銃口を
向ける。パァン！と乾いた音が鳴る。
加藤に背を向けたまま、南那は言う。

───「邪魔」

加藤は須藤に視線を送る。
須藤は銀杏の木に体重を預けて地べたに座りこんでいた。
撃たれた腹を押さえ、
苦悶の表情を浮かべながらも、
敵に銃を向けて必死に戦う須藤の姿が映った。
加藤の視線に気付いた須藤は、
冷や汗を滲ませた顔で優しく微笑む。
「･･･心配なんかしなくていいです。
　私たち、人殺しなんですよ？」

「･･････りりかちゃん」
悲壮な表情の加藤は須藤を見据え、
島崎の手をギュッと握る。
須藤は銃を撃った後、だらりと腕を垂らした。
「けど、別に罪悪感なんてない･･･
　これは“そういうゲーム”だから」

須藤は顔を上げまた銃を放つ。
「今です！！走って！！」

島崎の手を握り後ろ髪を引かれる思いで走り出す加藤。
ここを去るからといって罪の意識を感じなくてもいい、
そう言いたかった須藤の想いは分かっていた。
邪魔だと言った南那の気持ちにも気付いていた。
あれが、素直になれないルシフェルの優しさなんだと。

バッグを持って走る島崎と加藤、
須藤はそんな２人の背中を見つめる。
そして震える手で地面に落ちたマッチ箱とペンを取った。
木に背をもたれながら、うっすらと目を開け
戦う南那を見つめている。
「なーにゃパイセン････」

南那はリボルバーに弾を込める。
前を向いたままこう答える。
「そのパイセンってゆーのさ、
　そろそろ止めない？
　南那でいいよ、友達じゃん」

「･････どうして･･･私を殺さなかったんですか？」

「･･････え〜、言うの？」

「いいじゃないですか･･････
　･･････お願い･･･しますよ」
そう言って微笑む須藤。
だがその笑顔を南那は見ていない。
銃で反撃する南那は敵を見ている。
照れくさいのか頬を赤らめる南那。

「なんか安心したから、かな。
　りりちゃん面白いし」

なんてことはない･･････
後輩だからとかそんな理由ではなく、
もっとシンプルな理由だったんだ。
うん、嬉しい･･････
そうだよね･････人と人とが一緒にいる
その理由は、単純でいいんだ。
さすがだなぁ･････
良かった、出逢えて･･････
泣いてばかりの私は変われたんだ。

そう･･････

君と出会って僕は変わった。

みるきー先輩にも感謝しなきゃ･･･

私、友達ができたんです。

大和田南那っていう･････

かっこよくて、可愛くて、強くて、

優しくて･･････とにかく･･････

とてもとても素敵な･･････

パァン！！───
南那は木の影に隠れる。
柴田に銃口を向けて撃ち返した。
須藤に声をかける南那。
「なんか言ってよ、恥ずかしいじゃん」
南那は須藤のほうへと振り向く。
「ねぇ、りり････」

南那の目に映ったのは、地面に横たわり
息絶えている須藤の姿だった。
おびただしいほどの血が腹部から流れ、
眼を閉じた彼女は血の海に沈んでいた。
「嘘だぁ･･････」
信じられないといった様子で南那は
口角を上げて苦笑いを浮かべる。
銃弾を潜り抜け須藤に駆け寄る南那。
南那は須藤の手からこぼれ落ちたマッチ箱に気付いた。

『ありがとう　南那』

そう書いてあった。
南那は呆然と立ち尽くしている。
「それは私のセリフだよ･････」
パァン！！───
柴田の放った弾が頬をかすめた。
血がツゥーと滴り堕ちる。
身体を屈めた南那は、須藤の日本刀を手に取る。
「りりちゃん･･････」
怒りに満ちた鋭い眼光に変える南那。
その眼から涙がこぼれ落ちた。
南那は竹藪に隠れた柴田に向けてその刀を投げる。
ビュンッ！！
竹に突き刺さった刀は柴田の右腕を貫通した。
激痛が走り、銃を落とす柴田。
「クソガキが･･････」
そう言って刀を抜き、投げ捨てる。
銃を拾おうとした柴田を南那が狙う。
パァン！！
土が跳ね、柴田は竹藪にまた身を隠す。
泣きじゃくる南那は声を震わせた。
──「絶対に、許さないから」

パァン！！隠れた柴田に向けて銃を乱射する南那。
その時だった。
「っ･････！！」
苦悶の表情を浮かべる柴田が地面に崩れ落ちた。
脚からは血が流れている。
だが、様子がおかしい。
見ているのは南那ではない。
違う方向を見ている。
南那からは、柴田が何を見ているのか
分からなかった。
柴田の声が聞こえた。
「アハッ、やっと逢えましたね････
　私･････頑張ったんですよ？
　褒めてください･･････」

誰かと話をしている。
誰･･････？
ちょうど竹に隠れて見えない。
足を止めていた南那は足を前に出す。
地面を這う柴田の声がまた聞こえた。

「私を認めてください････
　SKEには、あなたには、
　私が必要ですよね････？
　･･････そうですよね････？」

立ち上がった柴田が誰かにもたれかかっている。
南那はそこで気付いた。
柴田の脚を撃ったのは自分ではなく、
そこにいる“誰か”だと。
その誰かの名を柴田が呼んだ。

「珠理奈さん」───と。

保守？で良いのかな？

珠理奈先輩･･････

南那は動揺を隠せない様子だ。
銃口を柴田に向けたまま珠理奈に
視線を送っている。
ゴクリと息を飲んだその時だった。

珠理奈が銃口を柴田の腹部に当てた。
パァン！と乾いた音が辺りに響き、
血飛沫が珠理奈の顔に飛び散った。
顔色ひとつ変えていない。
撃たれた柴田は苦しそうに目を細め
返り血の付いた珠理奈の頬を触れる。
　
「･････寂しそうな目･･････」

そう言って血をなぞる。
柴田は立つ力を無くしたのか、
ずるずると引きずるように崩れ落ち
うつ伏せに倒れた。
彼女の目からポツリと零れ落ちた涙。
珠理奈に殺される喜びの涙なのか、
珠理奈を殺せない懺悔の涙なのか、
あるいはその両方なのか･･････
兎角、涙を流して眠るように目を閉じた。

殺した───そう悟った南那だが、
珠理奈に対する行動を一瞬、迷う。

私を助けた･･････？

眠りについた柴田を見ているのか、
俯く珠理奈の表情は髪に隠れ見えない。
南那は銃を持つ手に力を込める。

違う･･････

珠理奈が静かに南那へと顔を向け、
同時に右腕を上げていく。
時の流れがひどく長く感じた、
それが、敵だと確信するまで。

なーにゃもお疲れ様やな
残り６人か

珠理奈の拳銃が火を噴くより先に、
南那の拳銃が火を放った。
パァン！乾いた音が二回、
ほんの数秒の間を作り連続して鳴る。
珠理奈の脇腹に命中した。
何故か珠理奈は防弾チョッキをもう
着ていない。
血が溢れ出るが、表情を変えず銃口を
南那に向けて反撃する。
銃撃戦が続いた。

パァン！！───
太股を撃たれた南那が地面に崩れ堕ちる。
それでも南那は珠理奈を見据え引き金を引く。
パァン！！カチャ、カチャ。
何度も引き金を引く南那。
弾が切れたことは分かっていた。
だが、弾を取りに歩く力はもうどこにも残っていなかった。
左肩と腹を撃たれている。
笹の葉がゆらゆらと降り注ぐなか、
珠理奈がゆっくりと近づいてくる。

「もうダメかも････」
地べたに座る南那がふとそう呟いた。
拳銃を地面に落として、力を振り絞って地面を這う。
珠理奈は足を止め南那のその姿を
じっと見つめている。

須藤から離れた南那は木に寄りかかる。
歩み寄る珠理奈が銃口を向けた。
それを見て微笑む南那。

「容赦しない･･･ってわけですね。
　いいですよ、撃って。
　別に･･･死ぬことなんか怖くない」

南那は最初、ゲームに乗り気だった。
そういうゲームだから、そんな単純な理由だ。
迷いが生まれたのは須藤と会ってから。
「ママ･･･」眠っていた須藤を川端で
見つけた時、彼女はそう呟いた。

この子も死んじゃうのかな。
お母さんに会いたいと願っているのに。
そう思った南那の心に、
ゲームに対する躊躇いが生まれた。
一緒にいるうちに、須藤に居心地の良さを感じるようになった。
須藤が南那に出逢って変わったように
須藤に出会って南那は変わった。

希望を持ったのは、島崎と会った時。
もしかしたら未来を変えられるかも。
死んだはずの島崎を見てそんな希望を抱いた。
運営と戦う決意をした瞬間だった。
だが、自分はもうその道を歩くことはできない。

大和田南那は気付いていた。
優子と同様、このゲームの結末に。
それに気付いたのは、
大島涼花が殺される夢を見た時だ。
それは酷く鮮明だった───
燃えさかる炎。
地べたに座る涼花は、傷だらけの誰か
を抱きかかえて泣いていた。
涼花の膝の上で目を瞑っているのは、
卒業生の光宗薫だ。
どうして卒業生がいるのか、
南那は夢の中で疑問を抱いた。
違う衣装を着ていることから、光宗が
忍であると考えれば納得できた。
南那は涼花の名前を叫んだ。
「涼花さん！･････涼花さん！！」
近付こうとしても、まるで距離が縮まらない。
涼花の前に、瀕死の松井玲奈がいる。
玲奈は拳銃で涼花の胸を撃つ。
パァン！！───

そこで場面が切り替わった。
泣き叫ぶ南那の目に意外な光景が映った。
何故か、涼花を撃った玲奈が
頭から血を流して地面に横たわっていた。

すぐ側で誰かが玲奈を見下ろしている。
後ろ姿しか見えない。
同じ言い訳Maybeの衣装を着ている。
参加者だ、と南那は悟った。
拳銃を右手に持った彼女は倒れた涼花
の所へと歩いていく。
その時、一陣の風が吹いた。
彼女の髪が風になびく。
顔は見えなかった。
ただ、彼女は左耳を失っていた。


──それが南那が見た夢だった。
夢の中で玲奈の声が聞こえていた。
「どうせ0時には皆死ぬ」
地図と禁止エリアを見た南那は、
その言葉が真実だと確信した。
旅館にいる時、須藤が見た種に水をやる南那の後ろ姿。
あの時、南那は泣いていた。
あの夢が現実だとしたら、
涼花は死んでしまったからだ。
生きていてほしい、
南那はそう願いながら土に種を植え、
水をやっていたのだ。
このゲームの答えを察していながら。

ただ、優子とは少し答えが違う。
南那の答えは、
ここにいる自分達だけではなく、
忍を含めた全ての48メンバーの死という結末だ。
忍を使わなかった理由はそこにある。
結局はその忍も0時には死んでしまう。
忍を呼んでも悲劇が増えるだけだ。
そう思った南那は、運営に抗った。

「秋元さん････聞いてますよね？」

南那は強い眼差しで珠理奈を見る。
だがその言葉は、珠理奈ではなく
秋元康に向けられた言葉だ。

「私達は、AKB48は･･････
　あなたの思い通りにはならない」

なーにゃにはこういう役が似合うな〜

伏線凄い回収したねw

結局また薫を守れなかった涼花
サーモンさんきついわあ〜(´；ω；‘)

銃を右で持つから
右利きの参加者で現役っても多すぎて分からんな
むしろ左利きは須田　前田敦　神門とかは記憶にあるけど
大半は右利きだったような…
まあいいや

忍（卒業生）まで含めた48グループメンバー全員の抹殺か
めっちゃスケールのでかい話になってきたな

･･･ここで珠理奈先輩を止めなきゃ。
ぱるるさん達だって殺されちゃう。
やらなきゃ･･･ここで。
私にはまだ、武器がある。

南那は自分のイヤモニへと手を伸ばした。
それが最期の武器だった。
即ち、近距離での自爆。
じっと珠理奈の目を見る南那。
イヤモニを外した数秒後の
自分の死に様が頭によぎった。
･･････外せない、
ダメだ･･････できない。
別に死を恐れていたわけじゃない。
ただどんな最期を遂げるか、
その選択に迷っただけだ。
珠理奈はまだ引き金を引かない。
「･･････止めた」南那は手を下ろす。

ごめんなさい、ぱるるさん･･････
れなっちさん･･････私、やっぱり。

「最期は笑って死にたい」

そう言った南那は、吹っ切れたように
実に美しく、にこやかに笑った。

────パァン！！

血しぶきが宙を舞った。
心臓を撃ち抜かれた南那は地面へと倒れる。
須藤に手を伸ばす南那。
薄れゆく意識の中、一匹のリスが目に映った。
「･･･君か･･･おいで･･････」

なーにゃ(´；ω；｀)

──大和田南那　チームB

もしかしたら今が一番辛い時期かもしれないね。
何も分からないまま手探りで夢を探している今が。
自分が今歩んでる道が、正しいのかと迷う時もあると思う。
周りの大人達に期待されているからこそ悩む。
上手く踊れなかった時、結果を出せなかった時、
誰かに自分の存在を否定された時、
幾多の場面で俯いてその足を止めてしまう事もあると思うんだ。
私もそうだった。
そんな時はとりあえず顔を上げるんだ。
未来への光は前にしかない。
後ろを向いても、光なんてないんだ。
顔を上げたら少し休んでもいい。
もしそれでも戻りたいと思うなら、
私は別に止めはしない。
例え君が普通の女の子になっても、
私はずっと君のお姉さんでいたいと思う。
けど大丈夫、なーにゃはアイドルに向いてるよ。

だって君は、笑顔がとても似合うから。

高橋みなみが遺したこのメッセージを
南那が見ることはなかった。
リスの小さな身体に触れる南那。
あの時、南那に噛みついたそのリスは
今は逃げようともしない。
きっと、ぬくもりを与えているんだ。
嬉しそうに笑った南那は目を閉じる。

「･･･あたたかい････」

南那は美しい顔のまま天国に逝く。
彼女は須藤や島崎達を救った。
それが贖罪となったのかもしれない。
もちろん、そんなつもりは微塵もなかった。
ただ、ありのままに生き･･････
────AKB48を愛しただけだ。

珠理奈は須藤の日本刀を手にとる。
２人のバッグには見向きもしない。
刀を鞘に納める珠理奈。
苦しそうに撃たれた腹を押さえながら
彼女はゆっくりと歩き出す。

月は雲で覆われ、翳りゆく。
光なんてどこにもありはしない。
闇の中にある一定を超えた憎悪は、
鋭く尖り自分を突き刺すんだ。
痛みと苦しみを自らの身体に与え、
また向かうべきベクトルを探すだろう。


珠理奈が去ったこの場所は静けさが漂う。
血にまみれた三人の身体が残った。
一枚の笹の葉が、大地にゆらゆらと
落ちたその時だった。



ピクッ──誰かの指が動いた。




【残り7名】

おお生きてたかこれは面白いw

たかみなのメッセージが死亡宣告になっている件ｗ

なーにゃ・・・格好良かったよ

生きてるのは・・・柴田？

たかみなのりりぽん評が読みたい…

サーモン氏スレ立て＆更新乙です。

いよいよ【結】…楽しみであり寂しくもあるなぁ

>>47
3月頃期待してるとなら言われたことあり
自分も読みたい・・・

ほしゅ

個人的に
薫君を抱く涼花にジーンときました
れなひょん相手に健闘したみたいですね
保守

ピクッ！大和田の指が動いた。
いや、なーにゃの指をなんとか動かし、リスが這い出て来た。

リスは冬に備え木の実を集めるルーティンに戻っていった


ように見えた。

生き残ったのが
りりぽんであってほしい。
サーモン氏のりりぽん描写好き。

誰が生き残っても致命傷受けてるから長くはないわな
おそらく須藤が最後の日記を血で書くんだろう

ところで珠理奈も腹撃たれてるしこのままだと長くはないな
なんで防弾チョッキ脱いだんだろ

>>54
胸が大きくなってきれなくなったんだろうな

保守１１４

サーモンさんお疲れさまです
がんばってくださいね

カツ丼さん戻ってきたww

あの２つ保守してるの同一人物だよね？
何が面白いのか全く理解出来ない

ほしゅ

保守
まだ間違えてる人いるのかなー

吉田朱里は外見が派手で小生意気でよく喋るだけで
中身は単純ですぐ調子乗ってお世辞を真に受けちゃうお子ちゃまだから
他会場で隠れて泣いてるだろうな

保守１１５

ほしゅ

モンあげ

保守１１６

保守１１７

保守１１７

ピクッ！サーモンさんの指が動いた！
サーモンさんは今まで書き溜めた重い想いをdeleteした！

草原をひたすら走る加藤。
戸惑う島崎の手を握りながら走る。
後ろには決して振り向かなかった。
流れる涙が風と共に横に流れる。
その涙は、無力な自分を責める涙だ。
自分が敵の存在に気付いていれば、
こんなことにはならなかった、と。

ザザッ、躓いて地に膝を付ける島崎。
加藤は足を止める。
「あっ･･･」
加藤は島崎が膝を擦りむいたことに気
付いた。
だが痛覚を無くしている島崎が見ているのは加藤の腕だ。
自分の怪我には気にも止めていない。
心配そうに加藤の左腕を見つめている。

守ると言ったのに不安にさせてしまった。
加藤の中にある大きな不安。
それが島崎を不安にさせていたことに
加藤はこの時初めて気付いた。

「･･･ごめんなさい･･･」
加藤は俯いて声を震わせ、
何度もそう言っていた。

私がしっかりしなきゃ･･･

冷静にならなきゃ･･････

左腕を怪我してしまった、
この腕じゃ･･･
ぱるるさんを守りきることができない。
次、もし誰かに襲われたら････

どうしたらいいの･･････

たかみなさん･･････

どうしたらぱるるさんを救えますか？

加藤はふと島崎のバッグに視線を送る。
そうだ、握手券だ。
私は今4枚ある。
ぱるるさんが後1枚持っていれば･･･

「ちょっと、中を見ていいですか？」

柴田阿弥と戦った時には気付かなかった。
あの時は無我夢中で島崎のバッグから
ワルサーを取り出したのだから。
“それ”に今、気付いた。
一冊のノートを手に取る加藤。
裏には『高橋みなみ』の名が書かれている。
「これって･･･」
ノートを開くと、一枚の握手券が
ひらひらと零れ落ちた。
それが渡辺美優紀の握手券だとは、
加藤はもちろん知る由もない。

おー忍を呼ぶ展開？
れなっちと関係ある卒業生か…



なかまったー（小声）　

まてまて、弱いww

二人には縁もゆかりも無いし知名度もないけどクッソ強い忍が来たらいいな〜なんて

珠理奈(/ _ ; )

あっさんしかいないだろうな

篠田が出てきて珠理奈戦とかも

>>71
じゃ　ゆうこすで
おっぱいは偉大です

作中で今何日目のどれぐらいの時間か分からんようになった
基本的には禁止エリアがどんどん増えるから
生き残りメンバーは最終的にはあるエリアに集結するって事だよね
どうなるんだろうな…

ともちん

ぱるるとれなっちと言えばあのOGが忍で出てきてくれたら胸熱なのだが…

吉田朱里ちゃん

>>77
｢(ゴゴゴゴゴゴ)お、お前は！｣
｢大場美奈！(ドン！)｣

ほしゅ

まりりだな

あった･･････これで忍を呼べる。

それを手に取る加藤はふと、何かに気付いた。
握手券はしおりの様にノートに挟まれていた。
ぱるるさんが記憶を無くす前に挟んだに違いない。　

そう思った加藤は開かれているノート
へと視線を落とした。
そこには数行のメッセージが書かれている。
高橋みなみからに宛てた言葉だった。


────敦子。
私、なんとなく分かったんだ。
秋元さんのことだ。
きっと、忍は卒業生なんだって。
だとしたら、あっちゃんに逢えるのかな。
会いたいな。
あっちゃんがいればAKB48は、どんな
困難でも乗り越えていける気がする。
もしかしたら、このゲームだって、
なんとかなるのかもしれない。
分かってる、それは分かってる。
私だって、また一緒にいたいよ。
それがどんなに心強いことか。
けどね、あっちゃん。
呼ばないよ、私。
会わない。
私達は逢ったらダメなんだ。
仕事でキツい事がある度に、
あっちゃんがいればと何度思ったか
分からない。
もう、あっちゃんはいないのにさ。
だから私は１人で、時には仲間に支えられ、
何度も何度もその困難を乗り越えてきた。
今回も同じなんだ。

今のAKB48でこの現実に立ち向かわなきゃダメなんだ。
私達の後輩は強く育った、彼女達ならやれる。
私はそう信じている。
前田敦子がいなくてもAKB48は強い、
他の誰でもなく私がそう思わなくちゃいけない。
そんな姿を後輩達に見せなきゃいけないんだ。
だから私だけは絶対にあっちゃん、
いや、卒業生達にも助けを求めたらダメなんだよ。
今のAKB48の仲間達と共に、私は戦う。
やるだけやって、もしそれでもダメならば、
AKB48は滅びる運命なのかもしれない。
その時は、今の仲間達と一緒にその運命を受け入れたいと思う。
それが、AKB48総監督としてのプライドなんだ。

ただ、１人のAKBメンバーとして私は心の底からこう願う。
矛盾してるけど、自分勝手だけど、こう願うよ。
もし誰かが握手券を使って助けを求めた
その時は、どうかお願い。


あっちゃん、
私の仲間の力になってあげて。

あっちゃん、珠理奈を闇から戻してほしい

あっちゃん

大事なとこ間違えた
>高橋みなみから前田敦子に宛てた言葉だった。

魂で読んでいましたw

あっさーん(;_;)
早くみんなを助けに来て

ほしゅ

「･･････たかみなさん･････」
加藤が見たそのメッセージからは、
高橋みなみの心の葛藤が読みとれた。
AKBの在り方を思う総監督としての自分と、
同じ目線で仲間を思ういちメンバーとしての自分。
高橋はその狭間で揺れていたのだ。
どんなに辛かっただろうか。
計り知れない苦しみだっただろう。
あえて忍を呼ばなかった高橋は、
何も間違ってはいない。
それだけの理由があった。
それは、高橋みなみが今のAKBメンバー
を信じていた何よりの証拠だった。
嬉しかった。
同時に、卒業生に頼ってしまう自分
への不甲斐なさも感じていた。
加藤の目にはそんな複雑な涙があった。
その涙を拭う加藤。
泣いてる場合じゃない、
そんな強い眼差しに変えた。
これもたかみなさんの願いだった。
迷うことはない。
ぱるるさんを救うには･･････
みんなを救うには･･････
これしかないんだ。
たかみなさん･････
これが今の私にできること。

「どんな事をしてもぱるるさんは守る。
　これが私のプライドです」

加藤は腕時計を口元に寄せた。

───「忍を申請します」

60秒後、握手券が燃えた。
その光を浴びた加藤。
彼女の瞳が真紅に染まった。

保守１１８

(∵)やっほです

保守１１９

ここで時事ネタをいれてくるとは思わんかった
サーモンさんさすがや！

>>91
俺が保守で書き込んだ数書いてるだけだからマネしなくていいよ


01敦子 VS 02優子
フラゲのPVの再演になるのかな

しばらくして、足音が聞こえてきた。
丘の向こうから誰かが歩いてくる。
目を細める加藤。
たかみなさんの言い方だと、
忍は卒業生･･････
前田さんとは限らない。
誰が来るのか･･････

加藤はギュッと島崎の手を握る。
島崎もその人影をじっと見ていた。

雲に覆われていた月が顔を出す。
月の光に照らされたその姿が、
２人の目にはっきりと映った。
『Beginner』の衣装を着ている。
長い髪をシュシュで束ねた彼女は、
右肩にショットガンを乗せていた。
背中に日本刀と腰に拳銃を身につけている。

２人の姿に気付いた彼女は、
どこか懐かしそうに優しい笑みを浮かべた。

AKB48の不動のセンターは、
卒業するその日まで0番に立ち続けた。
紛れもなく、その忍は、
その0番に立っていた彼女だった。


元AKB48・『前田敦子』───


彼女は駆け寄ってきた加藤を
その細い腕でそっと抱き締める。
「････れなっち」
そう優しく囁いた前田の胸で、
加藤は泣きじゃくる。
そして加藤は前田からそっと放れる。
「ぱるるさんは記憶が･･････」

前田が島崎に視線を送る。
「･････ぽんこつエース、
　そう言われていた頃がなんか嘘みたいだね」
成長した島崎の姿を見れて嬉しかったのか、
そう言って懐かしそうに笑った。
島崎にゆっくりと歩み寄る前田。

「ぱるるは誰にも真似できない、
　素敵なエースになったんだよ。
　思い出して、AKB48の島崎遥香を」

あっさん来たか・・・！

「あっちゃん･･･？」
島崎遥香は頭を押さえ、前田を見据える。
記憶の断片に前田の姿が映った。
けどそれは、テレビで見ていた前田敦子の姿とは違う。
もっと近くでこの人を見ていた。
知っている、
私はこの人を知っている。
その背中を私はずっと見ていた。
仲間達と一緒に。

そう、仲間。

私には仲間がいた。

由依、横山由依･････

大切な9期の仲間。

たかみなさん、高橋みなみ･･････

私の大好きな先輩。

･･････AKB48。

私がいた場所。

･･････そして、この人は･･････

あっちゃん。

高橋みなみが死ぬ間際に見た光景、
前田敦子と島崎遥香の姿。
あれは、ある種の予知夢の様なものだったのかもしれない。

AKB48のあっちゃん･･････。

記憶を無くしていた島崎遥香。
彼女がゆっくりと立ち上がった。
その目から涙が零れた。
一歩、また一歩と足を前に出す。

「いや･･････」

泣きながら微笑んだ島崎。
涙を拭って前田の胸に飛び込んだ。


「“前田さん”･････！！」


そして私は･･････

AKB48・チームAの･････


─────“ぱるる”。

あっちゃん出てきただけでなんか涙でてきた

これは泣ける

前田を出すならまいまいとあゆ姉の忍での復活を願う

あっちゃんではじまりぱるるで終わるのか

49の敦子と吉永思い出した

敦子と優子とか胸熱

ほしゅ

保守１２１

なかまったーじゃなかったか…

てっきり森杏奈が出てくると思ってしまった

川田　あのやろうがくたばってるとはおもえねえなあ・・・・・

優子とあっさんの熱いバトル来るか？

あっちゃんなら珠理奈を闇から救ってくれる筈

あっちゃん

死んだ子の後処理

http://art25.photozou.jp/pub/637/1322637/photo/69991831.jpg

ぱるるが記憶取り戻す予想違ってたな

そして忍はともちんだと思ったんだけどな
性格や雰囲気が似ているといわれるエース格の継承パターンできたか
（ちなみに寿司をネタだけ先に食べて、後からシャリだけ食べるという変わった食べ方するのはAKBGでこの2人だけｗ）

これは忍同士でも争いになるのか
あっちゃんVS優子

珠理奈は腹撃たれてるんだから厳しいが、なんとか元気な間にダークサイドから戻ってきて欲しいね

Ｊさんは、
切っ掛けがあったとは言え、自分の意思で
何人も終わらせてきてしまっているから
マジでガチで羊の中に戻れなくないっすか？

まぁ、そんなのも吹き飛ばす希望が現れたんだけどw
期待せずにはいられない

誰が残るのかな？
覚醒ぱるるか忍のれなっちなこ

あと一人生きてそうな描写があったけど誰やろうね？
なーにゃあやちゃんりりぽん？

９時の保守１２２

10時半の保守

保守１１３

ほしゅ

>>111
グロ

保守１２３

保守１２５

保守１２６

ほしゅ

ウィズオーディションおわりの保守

描写的には生き残りは柴田っぽいんだが
あの場では死んだふりしてました！ってのは･･･なんだかなぁ

殺し殺されたい愛しの珠理奈を目の前にして
その場逃れの死んだふり？ちょっと熱が足りないんじゃないか

あっさんきてたー

優子と戦うのか結託するのか楽しみだ

>>124
防弾チョッキって珠理奈着てないよね？
あやちゃんが拾って着てるとか？

サーモンさんスレ立ててこっちで書いてるのに分裂してるスレを保守してる人ってなんなんだろね？
マジで頭おかしくないか
意味がわからん

保守１２８

>>126
お腹を撃たれて血飛沫が飛んだという描写から防弾チョッキはどうかな？
珠理奈は死に急いでるということなのかと思ったが

ただね、柴田が防弾チョッキを着ていたとしたら
超至近距離で撃ち合うぐらいの殺す気がないと

そうじゃなくても去っていく珠理奈を後ろから撃つぐらいじゃないと
あの独白はなんやねんと思ってしまうな

※あくまで個人の感想です

>>128
血飛沫は飛んでるけどお腹に傷を負ってる描写がないんだよね
至近距離から銃弾食らえば肋骨骨折するぐらいの衝撃あるし
それで気を失ったのでは？

なーにゃは心臓撃ち抜かれてるし
りりぽんは相当出血してるから自力で復活は難しそう

消去法でもあやちゃんかな？と思うんだ

保守１３０

>>129
正解は描写から考えても同じ予想だけどねｗ

あやちゃん、あそこまで想っていたら死ぬ気で反撃してほしかったねぇ
だって次に会うの珠理奈とは限らないし、会うまでに珠理奈が退場するかもしれないんだよ

あやちゃんの熱が足りんと感じたのはそういうとこ

ただこの3人、誰が生き残っていても今度は狩る側だね

食事中向けに>>111age

保守１３１

ほしゅ

なーにゃの心臓は常人とは逆の位置に？

ほしゅ

現在の生存者
�@ぱるる
�Aれなっち（＋あっちゃん）
�Bこみはる
�C珠理奈
�Dふぅちゃん
�Eなこ（＋優子）
�Fみお

で>>43の最後には【残り7名】とあるので
＞ピクッ──誰かの指が動いた。
これはなーにゃ柴田りりぽん以外の誰かがいたとも言える

秋元は直接ぱるるに接触しているので死亡扱いはしていないと思うが

神社を出た奈子達は島の西側にいる。
バイクは置いてきた。
優子は口数が少ない。
ショットガンを手に持ち、
険しい顔つきでただ黙って歩いている。
遠くの方で銃声が鳴っていたからだ、
警戒しているのかな･･････
そう思った奈子は優子の背中を見つめる。

優子さんが昼間に言っていた、
「私は正義のヒーローじゃない」
あれはどういうことだろう。
会話を交わした奈子は考えていた。
忍である自分はあくまで運営側の人間とでも言いたいのか、
けれどその運営と戦うとも言っている。
黒でもなく白でもなく、
グレーな存在であるという事なのか。

優子さんはゲームに反対した戸賀崎さんを殺してる。
そう考えれば黒なのかな。
運営に命じられて仕方なく････

違う････命じられたとは言ってない。
“殺すしか道はなかったから殺した”
そう言っていた。
どうにでも捉えられる。
自分の意志で殺した可能性もある。
優子さんは運営に命じられ、仕方なく
この残酷なゲームに参加した。
そう思っていた。
けれどそうじゃないのかもしれない。
自分の意志で参加した可能性もある。
だとしたら、何のために･･････

そう思った奈子は須田と優子の戦闘をふと思い出した。
須田が階段から落ちた時の事だ。

あの時、私が止めなければ、
優子さんは須田先輩を殺していた。
強制されてこのゲームに参加したのなら、
いくら自分達を守るためとはいえ、
あんな風に････
楽しそうに戦うのはおかしい。

それとも相手が須田先輩だったからかな。
私の考えすぎかな･･････

今のところあっちゃんは白い感じだけど
優子は油断ならなすぎるな

奈子はジバニャンの人形を不安そうに
片手で抱えると、隣にいる楓子の手を握り締めた。
ふと顔を横に向けると、後ろを歩いている美桜と視線が合った。
優しい笑みを浮かべる美桜。
その美桜もまた、優子の気配の違いをなんとなく感じていた。
なんでピリピリしてるのかな？
美桜はそう思った。

三人の前を歩く大島優子は、
数日前の記憶を脳裏に浮かべていた。
それは雨が降る夜だった。

──「あの映画のやつですか？」

「そう、そのバトルロワイアルと考えていい。
　こっちの正式名称は違うけどな」
優子にそう言ったのは秋元康だ。
２人は料亭の一席にいた。
秋元に呼び出された優子は、
そのゲームの簡単な説明を受けた。
本気でやろうとしている。
本気でメンバーに殺し合いをさせる気だ。

「あんた、イカレてるよ」

優子のその言葉に、秋元はこう返す。
「イカレてなきゃ何も生み出せない」

「･･･目的は？」と尋ねる優子。
「それは言えないな」
秋元はそう答えると腕を組んだ。
不敵に笑う秋元は言葉を続ける。　
「優子、忍って知ってるか？」
「なんすか、それ」
「戦闘中って番組あるだろ、あれだよ」
「ああ･･･。それが？」
「お前、やってみないか」
優子は少し困惑した様子で、
「は？」と聞き返した。
私にメンバーを殺させるってことか。
冗談じゃない、なんで私が。
何がバトルロワイアルだ。
私がそんなことはさせない。
笑顔を作りながらも優子は、そんな事を考えていた。
秋元は静かに茶をすする。
「言っておくが誰かに喋ったらダメだぞ。
　お前が親しくしてる人間を全て、
　殺すことになるからな」

箸を持った優子の手が一瞬止まる。
そしてまた料理を皿に運ぶ。
黙ったままの優子に秋元はこう言う。
「お前、今の仕事どうだ？楽しいか？」

「おかげさまで」と答える優子。
そうは答えたが、正直、
今の日々は何かが物足りなかった。
自分でもそれが何なのか分からない。
なぜ、秋元はそんな事を聞くのか。

「優子、お前は夢を掴み、その道を歩いている。
　本来ならば充実感に満ち溢れているはずだ。
　･･････AKBにいた頃と今を比べてどうだ？
　お前のいる場所が空虚に感じないか？」

「･････」優子は目線を逸らし、
静かに料理を口に運ぶ。

「なぜだか教えてやろう。
　今、お前は１人だからだよ。
　“ライバル”がいないからだ」

「相変わらず･･･回りくどいですね。
　何が言いたいんですか？」
優子が鋭い眼光で秋元を睨む。
何としてでも自分を忍にしようとしているのか。
優子は受けるつもりはなかった。
次の、秋元の言葉を聞くまでは。

「前田敦子もそのゲームに参加する」

渡辺麻友とこないだはじめて会食したのに（マネージャー同伴）
どうやって優子とサシで食事にこぎつけたんだろう

おいおい秋豚巧妙だな優子とあっさんの対立煽るとか

結局秋豚も殺されるのかな？

豚が惨殺されるハッピーエンド希望

人の死がハッピーエンドとか不謹慎
だから殺人快楽主義とか叩かれんだよ

あつゆう好きにとっては心が痛い…

ほしゅ

「･････あっちゃんが」

「また戦いたい、そうだろ？
　お前は････誰よりも争いが好きだ」
椅子に背をもたれ俯いた優子。
秋元さんが言っていたことは図星だった。
何かが欠けている日常に、
私はひどく憂鬱さを感じていた。
AKB時代のあの緊張と興奮が忘れられない。
身震いする程の高揚感を味わいたい。
煌びやか衣装を着たいわけでもなく、
ステージの上で温かい声援を浴びたいわけでもなかった。
　
そうか･････

欠けていたもんがわかったよ。

いいよ、乗ってやる。

掌の上で踊ってやる。

あっちゃんと殺し合いか。

･･････ゾクゾクするよ。

俯いたままの優子はふっと笑う。
自分を笑っているのだ。

「イカレてるのは私か」──と。

銃を持つ手に力を込める優子。
死に際の指原の言葉が頭をよぎった。

“優子さん、奈子と美桜を頼むわ”

指原のその言葉が頭にチラつき、
当初の目的より奈子達を守ることを
優先して動いていた自分がいた。
紛れもなく指原に対する情があった。

･････あんな言葉遺しやがって。

指原の言葉が、優子のブレーキと
なっていた事は否めない。
そして争いを嫌う奈子が契約者だった
ことも、優子にとっては誤算だった。
奈子以外の誰かと契約していたならば、
手段を選ばない優子は、簡単に
握手券を回収できていたことだろう。

どうにかして握手券を手に入れない
とここに来た意味がない。
早く握手券を手に入れて、ここにいる
誰かに忍を呼ばせないと。
優子は運営と戦うつもりはなかった。
とうに死ぬ覚悟はできている。
前田敦子と戦えさえすればそれで良かった。

時間だけが過ぎていく。
優子は焦っていた。
生き残ってる奴らから奪わないと。
誰でもいい、敵を探さないと。

───「後･･･3枚か」

保守

おやすみなさいの保守

ほしゅ

サーモン氏更新乙です。

保守

ほしゅ

おはよう朝のポーレチケ

保守

連載中にサーモン氏の中でなーにゃのキャラが変わっていったのかな
俺も49の舞台見てなーにゃの泣き顔見てたかみなの手紙見て印象変わったな

ほしゅ

あつゆうのキャラに引き込まれていく・・・ちっきしょう！w

>>134
サウザーかよw

>>136
前回のカウントもそうだったけど
ぱるるは入って無いんじゃないかな？
ぱるるout
あやちゃんin
だと思う

保守１３３

>>157
サーモン氏の推しのひとりに涼花がいるから、スタート時にはすでに
なーにゃの劇的な変化に注目してたと思う
執筆中にAKB49やたかみなの手紙が現実世界に登場したのはある意味奇跡

>>136

＞ピクッ──誰かの指が動いた。　　>>43

これセーラーゾンビ？
なーにゃがゾンビとなって復活なんてベタなネタ
まさか、まさかね

なんであっちゃんは参加を決めたのか気になる

>>164
それな

たかみなをだしにして呼んでそうな気がするけどな

前スレから全部読んだ保守
前スレにあって気になったんだけどちざほむさんのアメブロ検索したらなかったんだけど消えちゃったのかな？

カツ丼でも食いながら読み直すか
まだ伏線いろいろあるのよね

ぱるるからたかみなが死んだことあっちゃんが知った時の反応が気になる

保守１３５

>>168
たまには親子丼食えよ

>>169
あんま変わらんやん

保守１３６

蕎麦いっとけよw

忍達が何も情報無くスタンバイしているとは思えない。
たかみなの事はもうすでに・・・

>>171
富士そばのカツ丼セットの俺に死角はないよ

モニタールームとかでスタンバイしてるとしたらその人たちもキツいよね
むしろそこで内乱起こしそう

それにしても、優子が刺激に飢えているあちら側の人間だったとは！
性格からして、本気になりきれていない人間にフルスロットルで始めるようなヤツではないだろうけど
あっちゃん、いきなりで心配だわ

モニタールーム(あるならw)、フル装備メンバーが最高で41枚分(制限あったっけ？)いるわけだからね
この悲しい戦いを観て立ち上がれ！！w

セットとか、食べ過ぎじゃね？w

>>168
たかみなノートのメッセージ読んだら運営潰しに立ち上がってくれると期待してしまう

死んだ子の処理方法　↓
http://tw.gigacircle.com/285565-1

当然、スタッフがおいしく頂きますッ！！

>>174
たかみなノートに優子のくだりもあってそれを読んだ優子が運営を倒す軍隊になるのでは

暗黒面に堕ちた珠理奈をあつゆうコンビで救って欲しいわ

保守１３９

さすがの珠理奈もあつゆうの前では子供同然だろ
このまま忍の対決が中心になるのかねぇ

>>178
最終的にそうなるから、他メンが安価で良かったとかねw

あっちゃん、最高♪
ＡＫＢＧでのあっちゃんは、神♪♪

まだ安価のことうだうだ言う奴生きてんのかw

ピクッ！

保守１４０

こないだのうっとり美乳選抜入って来ないかな？
来ないよな……まりんちゃん

カツ丼マン
そろそろうざい

こじまさんかわえいいこまちゃんは何してんだろうな？

保守１４１

>>183
どの部分のこと？

>>185
保守に番号もいらねーしカツ丼食う報告はいらねえ
黙ってたけどまた調子こいてきたようだから忠告する

>>186
わかった消えるわ
ROMるから俺の分保守よろしくな

このスレがdat落ちしたら>>186のせいな

揉めてるとサーモンさん投下しづらくなるぞ
平和にいこうぜ

バカ一匹が消えたとこで落ちないし落ちたらそれまで
寧ろ調子こいたバカが消えたことで平和な環境になりより物語を楽しめる

ほっしゅ

>>186
＞黙ってたけどまた調子こいてきたようだから忠告する

サーモン氏が文句言ってるわけじゃないのに随分と偉そうだなぁ

サーモンスタイル

http://youtu.be/9bZkp7q19f0

オッパサーモンスタイル

保守

保守してるだけなのにカリカリすんなよww
他の2スレ保守してるバカでも退治してきてくれ

忍のビギナ衣装ってのがなんか含みって言うか
伏線はってあるんかな？

言い訳メイビーの衣装は島崎のとこでちゃんと意味があった訳で
岩佐の場合はわざわざサイズを測って言い訳メイビーの衣装を作製してる描写がある
（多分だけど矢吹、横山結もサイズがあわないから作製してるはず）


光宗のビギナー衣装は似合いそうだから見てみたかったな
着た事なかったよね

まら喧嘩してんのかよw

マジすか４の時は喧嘩とか無かったのになぁw

北東にいたチーム4の込山は、
聞こえた銃声の元へと向かっていた。
身を挺して込山を守った峯岸の行動が
彼女を変えたのだ。

仲間を信じてみようと思った。
打算的な考えは棄てよう。
『仲間を信じろ』
死線の上で教えられたんだ。
峯岸さんが証明してくれたんだ。
その言葉は信じる価値があると。
何も、たかみなさんは間違っちゃいなかった。
間違えていたのは私だった。
このゲームも終盤。
やり直すには遅いのかもしれない。
けど私達は皆、手を取り合って助け合うべきだった。
戦う術を知りながら、
戦う相手を間違えていた。
仲間は･･････敵じゃないんだ。

なーにゃ･･････

私はそう思うんだ。

お願い、どうか生きていて。

ここから僕らはやり直そう。

込山は最後に仲間を信じた。
同期の大和田南那を探していた。
すでにもう息絶えてるとも知らずに。

山道に入った時だった。
ガサッ、という葉がすれる音がする。
込山は警戒して銃を構える。
茂みの中から出てきたのは、一匹の子猫だった。
子猫はそのままどこかへと消えていった。
安堵した込山は銃を下ろす。
その次の瞬間だった───

「死んでたまるか････！！」

鬼のような形相で茂みの中から、
誰かが襲いかかってきた。
右手に持った矢のようなものを振りかざす。
ソレは、化粧のように血を顔面に塗り、
異様な殺気を放っていた。

ほしゅ

子猫お帰り〜○ー○ーお帰り〜ｗ

込山は自分の胸に突き刺さった矢に
気付いた。
押し倒された込山は、仰向けになって
夜空を見上げる。
月の光に照らされてようやく、
襲ってきたのは『柴田阿弥』だと気付いた。
それは鬼気迫る顔で馬乗りになり、
何度も込山の身体に矢を突き刺す。
激痛は一定を超える。
身体中が麻痺してもはや何も感じなかった。
死に向かう自分の頭の中は思ったよりも冷静だ。
視界が翳りゆくなか、
込山は柴田の腹部が真っ赤に染まって
いることに気付いた。

きっと、この人も誰かのために、

必死に戦っているんだ。

そうじゃなきゃ、この傷じゃ･･･
とっくに死んでいる。

自分のために動いていた私より･･･

遙かにこの人のほうがカッコいい。

不思議と憎しみはなかったんだ。

ただ、後悔しかない。

初めに峯岸さんを信じていれば、

こんなことにはならな･･････

────パァンッ！！

こみちゃん＞＜。

あやちゃん復活は予想通りやね

ただ誰が撃ったのか

左手に持っていたCZ-75で、
込山の頭を撃ち抜いた柴田。
無惨なまでに鮮血に染まっている。
躯と化した込山も、
返り血を浴びた柴田もだ。
「はぁ････はぁ･･････」
息を荒げる柴田は俯いた。
静かに呼吸を整えてゆく。
「死んでたまるか･･････」
柴田は地を這うように、込山から離れ
背負っていたバッグを地に置いた。
珠理奈から奪った水と食料を取り出す。
柴田は水をゴクゴクと飲み干した。
生肉を貪り、ゆっくりと立ち上がる。
足を引きずりながら歩き出す。
撃たれた腹を押さえゆらゆらと前に進む。
「ゲホッ････」吐血した柴田は、
掌に付いた自らの血を両頬にべったりと塗る。

ニヤリと不気味に微笑んだ。

「まだ･･････終わっちゃいない････」

瀕死の彼女を突き動かしているのは、
世にありふれた、いわゆる愛だ。

ただ、彼女は桁違いの強い愛を抱いている。

それが信念となり力となり彼女の血と肉になる。

松井珠理奈への愛は本物だった。

好きなんだ、 君が好きなんだ。
ずっと好きだったんだ。
好きなんだ、 君が好きなんだ。
Finally、 君に伝えよう。

「か〜たおもい、ここ･････」

ゲホッ、血を吐いた柴田。
月を見上げ、不気味に笑う。

「あなたを殺さなきゃ･･････
　私の片思いが終わらないんですよ」

寡黙な月は嫌いだ。
真昼の空に浮かぶ優しい月よりも、
夜空に浮かぶ妖しい月が好きだ。
今宵の眩い月のように目を光らせ、
愛する者の後をついてゆくんだ。
地図なんていらない、
どこへだっていくよ。
ね、珠理奈さん。

「ああ、私って不器用だなぁ」


【残り6名】

寡黙な月はあまりにも小顔な子のイメージ
確かにこの柴ちゃんとは真逆すぎる

残り6名か…
様々な事情や色々な想いが交錯して
こんな方向へ向かってしまったか

あれ6名誰になるんだっけ？

加藤
珠理奈
柴田
矢倉
朝長
矢吹
＋
島崎

かな

ほしゅ

ほしゅ

ほしゅ

前田グループ
大島グループ
珠理奈
柴田
こんな感じでまとまったな
しかしもうSKE勢は…

ほしゅ

>>209
あー矢倉の存在をぽっかり忘れてたわ
それにプラスして優子　あっちゃんか

サンクス

ほしゅ

予想外れた。
息を潜めてた込山が握手券17枚ゲット（＋自分の1枚）で
3人忍呼ぶかと思ってた。

>>217
この作中の設定は分からないけど
フジテレビ戦闘中の忍は『同時に』二人以上の忍と契約出来ない
ただし忍Aと契約して忍Aはやられたが自分は生き残りの場合は
また新たな握手券を用意し忍Bと契約する事は出来る

松井玲奈のように握手券を使用して忍Aを呼び出して倒す
もう一度握手券を使い忍Bを倒す
と意味不明な行動をとる事は可能
忍は契約者を殺したら自らも死んでしまうので
どんなに戦闘力が高い忍であろうと
契約者には基本的に手をだせない

こうだと思うぞ

たかみなノートのこみはるの章なかったね

契約者には手を出せない・・・

この話の玲奈の怖さが伝わったｗ

シバターさんが珠理奈を道連れにするかどうかがポイントになりそう

忍に害意を持つ人に呼び出されたら殺されるか逃げるかの二択なのかな
逃げてるわけにもいかないんだろうけど

サーモンさん！！！！


サーモンさん？！！
サーモンさん？


さ、、、サーモン…さん？？？



…サーモンさん・・・・

ほっしゅ

>>186
ちゃんと保守しろよ

保守

ほっしゅ

独りで隠れて泣いてる吉田朱里を思いっきり抱きしめたい

保守

こみはるが勝ち残りならドメスチックだったが
さすがにそれはなかったか

ほっしゅ

2014年10/15発売のNot Yet ''already''
最後の曲 already
泣きながら微笑んでる
ように見える

今日も更新あるかなーの期待保守

ほしゅ

携帯を自ら破壊してしまった秋元康。
彼はもうひとつの携帯で誰かと会話している。
「･････そうだよ。珠理奈と柴田は生き残っている。
　ああ、SKEは皆頑張ってたぞ。
　Type-Bのしのぶとは連絡が取れないんだ。
　だから分からない。
　･･････そうだよ。やるんだ。
　良かったじゃないか、木崎が残ったなら。
　お前も本望だろう。じゃ、頼むよ」

秋元の電話の相手は、Type-Cを管理する
AKB劇場支配人の湯浅洋だった。
Type-Cの舞台は広大な遊園地だ。
もうすぐ三日目に入る。

ここは五つの会場の中で二番目に早く
終わりを迎えることになる。
警備室にいる湯浅は何故か誇らしげに口角を上げ笑みを浮かべている。

外からは誰かの叫び声や銃声といった
激しい銃撃戦を想像させる音が聞こえた。
つまり、運営に対する反乱だった。

Type-Cの参加者は誰もイヤモニを外すことはできなかった。
何人かは切り落とそうと試みたが失敗に終わった。
激しい痛みを伴うために皆、途中で躊躇ってしまうのだ。
起爆までに耳を切り落とせない。
成功させるほどの強い精神力と高い身体能力を
兼ね備えた者が、参加者にはいなかった。

木崎ゆりあが忍を呼ぶまでは───

ゆりあちゃんや！

ゆりあが呼んだ忍は……？

ゆりあの忍とか…
あの子しかおらんやろ！

パァンッ！！
ドアの向こうで銃声が聞こえた。
扉が開く。誰かが部屋に入ってきた。
だが、湯浅は背を向けたままだ。

「･･････感謝しろよ、“お前ら”。
　本来、忍は一般人に戻った卒業生は
　対象外だったんだよ。
　俺が秋元さんに頼んでやったんだ」

湯浅は手に持っていた写真をそっと机
に置くと、ゆっくりと腰を上げる。
振り返り、２人の顔を見て微笑む。
懐かしそうに目を細めた。

「いいぞ、殺して。憎いだろ？
　お前らに殺されるなら本望だよ」

湯浅に銃口を向けている２人の少女。
１人は片耳を切り落とした木崎。
もう１人は『Beginner』の衣装を着た
元SKE48・矢神久美だった───

「SKEを救えるのは、矢神･･･お前だけだぞ」
ゲーム開始前に湯浅に言われたその言葉が、
矢神がこのゲームの参加を決めた理由となった。
ここまで多くの悲劇を目の当たりに
したせいか矢神は涙を流し、
激しい怒りを目に宿らせている。

「何が救えるだ、最初から皆を･････
皆を殺すつもりだったんですよね！？
ここにいたSKEの子達は、皆死んだ。
私は･･･私はあの子達を救えなかった」

そう言った矢神、自分への怒りも
その目には入り混じっていた。

「残念だったな････
　だが希望は残っている。
　Type-Aにはまだ･･････」
ふと、湯浅は怪訝な顔つきに変えた。
そういえば、この２人･･････
２人だけで警備を突破したにもかかわらず、
まるで無傷じゃないか。
ここには武器を持った兵が50人以上いたんだ。
なのに、なぜ･･････

「お前ら、どうやって･･･」

くーみんｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

ゆりあとくーみん(T_T)

そっちの人か・・・
>>207の自分落胆・・・

そう湯浅が言いかけた時だった。
どこからか銃声が聞こえてきた。
銃撃戦はまだ終わっていなかった。
警備の人間がまだ誰かと戦っていることに気付いた。
「･･･どういうことだ･･･？
　もうお前達しか生き残っていないはずだ」
湯浅は驚いた様子でモニターを見る。
間違いない、
矢神の生命反応しか映っていない。
木崎と同じ方法か？
湯浅は２人に視線を戻した。
建物のどこかから聞こえていた銃声が
止んだ。誰かの足音が聞こえてきた。

誰だ･･････

木崎が湯浅に銃口を向けたまま、
静かに口を開く。忍と契約した彼女の
目は真紅に染まっている。
それは涙のせいもあるだろう。
SKE48時代から今のチーム4まで、
この男は自分を見守っていてくれた。
木崎にとって大切な人間だった。

だからこそ、許せなかった。

「湯浅さん･･････」

木崎に視線を戻した湯浅は優しく微笑む。

「撃て、早くしないと･･･俺がお前を殺すぞ」

湯浅が鋭い眼光に変え、
懐に手を入れた時だった。
───パァンッ！！
木崎は引き金を引いた。
心臓を貫かれた湯浅は地面に跪く。
懐からチュッパチャプスを取り出す湯浅。
視界がかすんでいる。

おぎちゃんと思いきや













くーさんきたぁぁぁぁああああああああああ

くーさんやー
狼たちのプライドってことなんだね

SKEヲタのワイ、激熱展開に鳥肌。

ゆりあヲタの俺歓喜

くーみん♡

ﾊｧ━━━━(*´Д`)━━━━ﾝ!!

誰が生き残るか
全然わからない

ドアの所に誰かが立っている。
誰だ･･････、湯浅は目を凝らす。
彼女は眼帯をしていた。
手にウージーを持っている。
チームBの『大島涼花』だった。

なぜ･･･涼花がここに･･････

防弾チョッキを身に付けた彼女が、
矢神と木崎を助けたのだと
死にゆく湯浅は悟った。
ここにいるはずのない人間だ、
レーダーに映らないのは当然だ。
瀕死の湯浅は必死に地を這うと、
苦悶に満ちた顔で矢神を見上げる。

「楽しかったなあ････あの頃は･･･。
　なぁ、矢神。楽にしてくれよ･････
　痛くってさぁ････」

矢神の武器はAK-47。
いわゆる、アサルトライフルだった。
矢神は泣きながら銃を構え、
睨むように湯浅を見据える。
だが、矢神が引き金を引く前に、
湯浅は地面にうつ伏せに倒れた。

俺さ、反対だったんだよ。

けど秋元さんには何も言わなかった。

別に怖いわけじゃない。

俺を使ってくれた恩があるからだ。

秋元さんと出逢うまでの俺は、

仕事も続かず本当にダメな男だった。

だけど、SKE48やAKB48で劇場支配人を
経験させてもらって俺は変われた。

自分の人生がマシだと思えるようになったんだ。

くそったれじゃなかったよ。

バッドエンドかもしれないけど、

俺の人生はくそったれじゃなかった。

秋元さんや･･････

お前達に出逢えたから･･･な。

りょんりょんｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!

なんで？w

残って活躍してるの見事に次世代メンバーばかりだなw

湯浅洋はそこで息絶えた。
矢神は銃を下ろす。
彼女は撃てなかっただろう。
彼女にとって湯浅は同期のような仲間、
あるいは父のような存在だった。
SKEを卒業する時、湯浅が自分のために
涙を流してくれたことを･･････
彼女は忘れてはいなかった。

木崎は静かに俯き、悲しそうな目で死
んだ湯浅を見ている。
ふと、何かに気付いた木崎。
机の上にある一枚の写真に気付いた。
『パレオはエメラルド』の衣装を着た
SKE48のメンバー達が映っている。

忘れもしない、
2012年12月31日の紅白出場の時に、
皆で撮った集合写真だった。

それを手に取り、涙を零す木崎。
湯浅が何を思ってこの写真を見ていたのか。
そんな事を考えると涙が溢れ出た。

「どうして･････」

そんな木崎の胸中を察してか、
矢神が木崎の肩にポンっと手を置いた。
矢神の胸で泣き崩れる木崎。
「くーちゃん･･････」

矢神と木崎を助けた涼花も、悲しそうに俯いている。
ふと涼花はドアの方へ顔を向けた。
「忍は･･････？」
誰かに話しかけているようだ。
片耳を失った女が部屋に入る。

「おらん。全員･･･外で亡くなったみたいや」

超展開すぎて動揺を隠せない

完全に予想外の展開

大阪弁きたーーーー

イヤモニで生命反応を監視してるんだよね？
耳を落とし生命反応が出ていない状態で忍を従えるのか？

玲奈が最初に忍呼んでたけど
殺したと見せかけて忍に他の人助けたのかな？

女はベネリM3を肩に背負い、
矢神と木崎に視線を送る。

「････システムは破壊したんで、
　矢神さんもこの島から出れます。
　うちらと一緒に来てくれますか？」

矢神は顔を上げる。
イヤモニに手をかけるとそれを外した。
もう彼女を縛る物はなくなった。
あるのは木崎との揺るぎない絆だ。
女に視線を送り小さく頷く。

泣いている時間はない、
そう思った木崎は涙を拭う。
強い眼差しに変えた。

「しのぶさんの話だと、ここから
　一番近いのは無人島ですよね？」
涼花がそう言うと、
彼女は「そうや」と言って鋭い眼光に変えた。

木崎と矢神を助けた人間は２人いる。
Type-Bから脱出した大島涼花。
そしてもう１人。

強い精神力と高い身体能力を誇る彼女は、
ゲーム序盤に自ら耳を切り落とし姿を消した。
奇しくも渡辺美優紀と同じ事をやってのけた。
生き残っていた“4人”と大島涼花を助けた後、
Type-Bの運営をたった１人で壊滅し、
船を使ってここまで来た。　
怪我を負っていたその4人は、船で待機している。
坂口渚沙、山本茉央、後藤泉、谷川愛梨の四人だ。
そこには縄で縛られた茅野しのぶもいる。

Type-Aにいる矢倉楓子が考えていたように、
彼女は48の仲間達を救うために動いた。
ベネリM3を持った彼女は、まだ高橋みなみの死を知らない。
僅かな望みを抱きながら戦っていた。

『山本彩』は祈る。

たかみなさん････待っててな。

──「次はType-Aや。行くで！！」

山本彩、矢神久美、木崎ゆりあ、大島涼花、
四人は部屋を飛び出した。
エースと呼ばれた者達が集うType-Aに向かった───

くーさんだ(´;ω;｀)
くーさん珠理奈も頼む

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーー！！

くーみん！くーみん！(･∀･)

ゆりあと仲良し
じゅりなの目を醒ませられるかも・・・


鰹でもよかったかも・・・ｗｗｗ
平松でも可

Jが生き残ってて闇落ち寸前だから
必然的にキーマンはくーさんだよね？
くーさんなんだよね？

【悲報】俺氏未だ亡霊である事をサーモン氏によって暴かれる

>>264
同じく亡霊であったことを思い出させてくれた
くーじゅりが好きだったんだー

うおおおお 愛梨にここで会えるなんて予想外だった！！嬉しすぎる
けいっちアカリンみるるんがどうなったのか気になるな
もう死んだのかな

>>264-265
亡霊乙ww
でも自分もSKEで誰の卒業が一番ショックだったかと言えばくーさんだ

保守☆

私以外にも亡霊がいたー
くーみん大好きだ

さや姉ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

ピクッ！ 縄で縛られた茅野しのぶ！
ピクッ！！

この展開ならそろそろこじまさんかわえいあんにんも来るな

あれ？
どっかでさくらちゃんも生き残ってたよよね

ほしゅ

スピンオフで隻眼の涼花アニメ化希望〜
そっか、涼花の最期はなーにゃの夢だったんだよな・・なーにゃもう少し生き延びてれば

そしてヨコちゃんに匹敵するいたいけキャラなぎちゃんの参戦で
またまた心がザワザワしてしまうのだｗ

>>273
Type-Eか 美桜が山本と同列に「持っている人間」と感じてるから
知能的に反乱を起こしていそう

うちのはるなはどこですかな
忍に麻里子さまを呼んで無双してるはずなんだけどな

Eちゃんとパニックさんきたー
HKTメンは一人でも多く生き残っててほしかったからうれしい
サーモン氏が直近のおでかけを見たのは間違いないなｗ

>>277
知らない子ばっか他の島残ってるしAKB本店メンぱるるしか残ってないからせめてにゃんさんは生きてて欲しいわ

今までの流れからして年長組は生き残らないと思うの…

>>276
咲良の描写はどっちともとれる
麻友を殺ったように見せかけて逃がしているのかもしれないし
やる気のある側なのかもしれない

あっちゃんと優子の対峙も近いかな？
それぞれのtypeのスピンオフも読みたい

ほっしゅ

カツ丼野郎が消えて平和平和

ちょっと展開が進みすぎて色々混乱しているんだけど

�@Type-Bにいた山本が自ら耳を切り落とし
涼花と坂口渚沙、山本茉央、後藤泉、谷川愛梨の4人を助けた
↓
�Aシステムを破壊したので、上記5人はイヤモニを外せた
↓
�Bその後この6人でType-Cに乗り込み、怪我している4人は舟で待機させ
防弾チョッキをつけた涼花と山本が、矢神を忍としてつけた耳を切り落とした木崎と合流
↓
�C湯浅を殺しシステムを破壊したので、矢神はイヤモニを外せた

大まかにこんな感じ？
いくつか疑問が

・忍は契約者が死ぬと自らも死ぬはずだけど
木崎が耳を切り落とした段階で数秒のタイムラグののち爆発するはずだから
ぱるるのときにように切った耳を遠くに投げて木崎本人は爆発回避して生き延びたとしても
イヤモニの生命反応はなくなるはずだからその時点で矢神は死亡するのでは？

それとも先に耳を切り落とした状態で忍を呼んだことになるけど、イヤモニない状態でも忍は申請できるのかな？
できたとしてもその時点で生命反応ない死人に運営は忍申請許可するものかどうか・・・
（>>257と同じ疑問）

まあ生命反応ない死人に運営が忍申請許可したからこそ
湯浅は木崎が生命反応ないのにも関わらず生存しているとわかった、ということなのかな

正直これだと別に木崎は耳を切り落とすメリットが・・・と一瞬思ったけど
イヤモニない状態じゃないと運営の場所には爆発するから近づけないんだったね

水牛ちゃんが発見したやり方なら爆破せずに助かるのでは？

山田澪がシステム解除方法を自らの死で解明したが
現状知ってるのは加藤玲だけ
佐々木優が禁断症状で苦しんだから
プレイヤー及び忍は通信機器を全く所持していないので
他のエリアへ解除方法を教える事は不可能
こうかな

>>286
それだと木崎は忍の矢神のイヤモニも外してあげるはずだよね
でもそういう描写はなく、システム破壊した後に矢神はイヤモニ外している

盛り上がるのは大いに結構だが書きすぎて完結前に埋まるなんてことにならないように考えて書けよ

矢神は忍として対象外なはずの一般人に戻った卒業生であるにも関わらず、湯浅のコネによって参加していた特殊な存在
自ら殺される事を本望といい、SKEを救えるのはお前だけという湯浅のセリフから何らかの施しを受けた可能性もうかがえる

契約者木崎の生体反応と忍矢神の生命がリンクしなかった理由はこのあたりかね

アナザーストーリーで登場人物を増やし、裏技を使って勝者にしたいものを増やす
サーモンが糞DDゆえの展開であり完結が難しくなっておりますな

菅なな子が忍で登場したなら水牛ちゃんと同等ぐらいの知識はあるはず

なんてね以下自重ｗ

断言するわ
完結前に埋まる
こいつらはサーモンさんの意思なんか尊重しないクズな自己中だからな

他の会場のスピンオフも是非読みたいな
次、メンバー募集することあったら
今度こそ推しの子入れたい

>>284
ゆりあとくーさんは正規で勝ち残ってるんじゃない？
秋元も勝ち残りが木崎ならって言ってるし

そんでシステム破壊したからくーさんはイヤモニ外せたんでしょ

サーモンさんは次スレのタイトルもう考えてるのかな？

>>295
【天使の】*サーモンの肛門＊【快楽】

とかじゃね

悪ふざけか？
失せろカス

>>294
俺が言ってるのは忍申請のときの話

>>280
まゆがさくらを守るために自ら耳を落として生き残ってると信じたい

>>298
ほんとだおかしいね

さや姉の監視人であるしのぶは、さや姉の耳落としに気付かなかったけど
木崎の監視人である湯浅は、木崎の耳落としに気付いていたが黙認。さらに特別扱いで忍の使用許可
忍のイヤモニは禁止地区はスルーだが、type脱けは許されていない
とか

ほっしゅ

サーモン氏には失礼だがこのまま敦子と優子の一騎打ちっていうベタベタなつまらない展開かと思ったら面白い超展開になってきた

そっかゆりあは湯浅のいるとこまでいくにはイヤモニ外さないといけないのか
でもイヤモニ外したら矢神が死ぬはずなのに生きてる

やっと追い付いた

矢神がイヤモニを耳ごと落とす裏技で爆弾強制解除
その後で木崎が裏技で爆弾解除
これなら大丈夫か？

まあそんな描写はなかった気がするけど
一応それで脳内補完しとこう

>>304
そこらへんの疑問を>>284-285で言ってる

>>305
矢神に関しては普通にシステム破壊したからもう大丈夫、ということで
イヤモニ外してると描写されてるよ

面白すぎる
愛梨結構好きだから出てきて楽しみ！
ふぅちゃんも見せ場多いといいな
第二弾是非やってほしい！！

展開はや

(∩ ・(ｴ)・)∩

>>307
あっ　そうか
オレが理解してなかったわ

(∩ ・(ｴ)・)∩

あげげ

生き残りはこんな感じ？

AKB
加藤(忍 前田)
島崎 イヤモニ無
大島涼花(忍 光宗？)

SKE
珠理奈
柴田
木崎(忍 矢神) イヤモニ無

NMB
矢倉
谷川
山本彩 イヤモニ無

HKT
朝長
矢吹(忍 大島優子)
山本ぱ
後藤泉
宮脇

矢神もイヤモニ無
山本ま谷川後藤もおそらくイヤモニ無

typeA 続行中
typeB 終了
typeC 終了
typeD 不明
typeE 宮脇勝ち残り

>>314
そんな感じかね

あとちょっと表記を統一しよう
HKTドラ1の山本は　ぱ　なのか　ま　なのかｗ

他のエリアは結構不明なとこ多いから何とも言えないな

>>314
type-Eに宮脇がいるのは確定してるけど、勝ち残りかどうかは不明
というか、生きてるかどうかも不明

批判している人や細かい事を指摘してる人もいるが要は面白かったらいいやん
サ−モン気にせんと頑張って我々を楽しましてや
処女作からずっと楽しみに拝見させて貰ってるで
もう一度昔の最高のバトルやったゲキカラｖｓみるき-のちゃぷちゃぷするかが見たかったが

あれはマジすか学園が始まった頃だった。
あの頃の私達は、AKBが有名になっていく事に
喜びを感じる反面････動揺も感じていたんだ。
大人達が私達に期待し、私達はそれに
応えようと必死だった。

握手会、公演、撮影、１日１日があっという間に終わっていった。

皆が時間に追われ、皆が自分の事で精一杯だった。

誰も気付かなかったんだ。

たかみなが重圧に押しつぶされそうになっていたことに。

お前はキャプテンなんだからと、
何度も何度も大人達に言われ、
チームを引っ張れと、
重圧を必要以上に与えられ、
そのやり方もわからずに追い込まれていった。
抑えていた感情があふれ出してしまったのだろう。

私はそんなできた人間じゃない。
わからないよ、わからない。

たかみながそう言って泣いたんだ。
私はあの時、それまで何も気付かなかった自分に心底嫌気がさした。

どうしてもっと早く･･････
「大丈夫」と言ってあげられなかったのか。
そんな後悔に駆られながら、
たかみなが泣き止むまで、私はずっと隣にいたんだ。

もう、後悔はしたくなかった。

たかみなを助けたかった。

救いたかった。

抱き締めてあげたかった。

涙を拭ってあげたかった。

「大丈夫」と声をかけたかった･･････

───「たかみな････」

更新キター

にゃんさん？？ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!


>>315
ごめんマオパニが混じったんだと思う
山本ま だね

あっさん、あっさんなのか！？

ちがうなあっちゃんやな

あっちゃんか？

>>317
その通り
こまけーこたーいいんだお（ＡＡ略
頭のおかしい奴ほど重箱の隅突きたがる
ドキュメンタリーでもノンフィクションでもなんでもないんだから
ご都合主義だろうと辻褄が多少あってなくても
そんなんど〜でもいい
面白いが正義

個室に隔離されていた忍はゲームで
起こった事を知らなかった。
高橋みなみの死を知った前田は、
彼女が遺したノートを見た後、それを抱き締めた。

ずっと泣いていたんだ。

その姿を見ていた加藤もまた涙する。
高橋みなみと行動していた島崎から、
前田は彼女の最後を聞いた。
「たかみならしいよね･･････」
そう言って不器用なまでの笑顔を作った。
その目からポツリと涙が零れ落ちた。

私が代わりになる。

たかみなの代わりに私がAKBを守る。

この命に変えても･････････

それが私のプライドだよ、たかみな。

前田は加藤と島崎に視線を送る。
涙を拭った後、地図を取り出した。
ノートに書かれた高橋のメッセージ
が頭をよぎった。
『私の仲間の力になってあげて』
たかみなの最期の願いだ。
私がやるべきことは、彼女達を守ること。
ここにいる２人だけじゃない。
皆を救わなければ、48の皆を。
前田は胸にそう決心した。
親友、高橋みなみの想いを背負う。

だが、殺し合いを望むメンバーがいる事も事実。
少し前に銃声を耳にしていた前田はそれを分かっている。

探知機を見つめる加藤。
自分達がさっきまでいた場所には生命反応がない。
そこから少し離れた場所に生命反応がひとつある。
大和田か須藤のどちらかが生きている
可能性も考えられた。
戻るべきなのか、加藤は迷った。
さっきの銃声も、どちらかが誰かと戦闘になったのかもしれない。
それとも生き残ったのは、自分達を襲った柴田阿弥なのか。
悩む加藤はその事を前田に話した。
加藤の探知機を手に取る前田。
レーダーに映った生命反応は、
ここから少し離れた場所に１人。
さらに離れたところにまた１人。
この２人は単独行動だ。
「少しでも危険な可能性があるなら　
　戻ったらダメだよ。そこへは行かせない」
前田は強い口調でそう言った後、
言葉を続ける。
「それに･･･２人を逃がしたその子達の　決意が無駄になっちゃうよ？
　･･････ここで戻ったらさ」

記憶を失っていた島崎は、その間に
起きた事を覚えていなかった。
そこで初めて、自分が南那と須藤に
助けられた事を知った。
島崎はワルサーを握り締める。
“なーにゃ････りりかちゃん････”
２人の名前を心の中で呟いた。
もう誰にも守られない、
今度は自分が皆を助けるんだ、
そう心に誓った。

あっちゃんとぱるるが一緒にいる
たかみなが一番見たかったんだろな

くーみんって今はほんとに普通にカフェで働いてる一般人なんだよ
こんなのに出さないでよ
迷惑すぎる
しかもゆりあなら普通くーみんじゃなくておぎちゃんでしょ

おぎちゃんよりくーみんの方が戦闘力高そう

実際にゆりあと一番仲がいいのは東京来て常にべったりのもきゅだと思う
なんでブラックホールいち大好きな子じゃないんだと思ったけど
じゅりなと相性いいと言えないからな・・

SKEヲタうるせーなあ
グダグダ文句書いてんじゃねーよサーモンさんがあげづらいだろ？

ほしゅ

>>331
だからSKEメンわちゃわちゃ出てくるの苦手なんだよね
好きなメンバーはたくさんいるからストーリーに出てくるのは歓迎だけど
自分が何でも知ってて正しいみたいなSKEオタが土足で踏み込んでくるからさ

こういうめんどくせーのがいるから普通のSKEヲタまで厄介者扱いされるんだよ
迷惑極まりない

＞実際にゆりあと一番仲がいいのは東京来て常にべったりのもきゅだと思う
＞なんでブラックホールいち大好きな子じゃないんだと思ったけど
思ってるだけで書くなゴミ

ほしゅ

昔はAKBメンとJRくらいしかでなかったからよかったけど支店メンバー増えたね
厄介ヲタもw

>>324頭おかしいのはお前だお（AA略

カツ丼さんいないと結構落ちるな
叩いたやつらは保守しろよ

保守

>>334
ほんこれ
サーモンさん気にせず続きお願いします
楽しみ保守

保守

SKEリクアワLV惨敗記念保守

保守

荒らしフェスティバル開催中

頼むから展開予想や作品の評価は小説スレでやってくれないかな？サーモンさんが迷惑してんだよ

AKB小説・乃木坂小説を語るスレ★4
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1414038379/

love you love you 控えめに♪

>>346
サーモンさん本人なの？

>>348
違うのはすぐわかる
ただ確かにこのスレの空気はサーモンさんにとっていいとは言えないな
保守目的で書いてるんだろうがつまらん小競り合いしたりしてまた前のスレ分裂騒動みないなことになってはな
それなら小説スレを活用してうまく住み分けたほうがいいだろう
誰かは保守してくれるから落ちることもないし

>>349
同意だな
同じ読者同士が喧嘩したりしてはサーモンさんもいい気持ちしないだろうし
大事なのはサーモンさんが気持ちよく書ける環境作りだよ

保守

保守

サーモン氏楽しみに待ってます

サーモン＝肛門

保守

サーモンさんが書きやすい環境ってのは同意

出来れば本人の意見聞きたいな

荒れるのは論外として感想とか予想もいやなのかな？
反応が返ってきた方がいいという場合もある？
昔本人が言ってたとか知ってる人いたら教えて下さい

>>346さんのスレ見てきたけど荒れてるしこの小説見て感想書いてる人いなさそうだったけど

本人がイヤなら私は保守だけにしますけどどうなんでしょ？
>>1

>>356
ちょっとおかしなのもいるが普段からこうじゃない
感想は書いていいと思うけど展開予想とかは小説スレでやるといいと思う
意外にみんな語ってるよ

このままでいいじゃん
こまけえ事はいいんだよって主張してる人が一番こまかいよ

誤字脱字、あまりにひどい間違い等は作者が訂正かけるけど
複雑なストーリーでなんだか分からなくなる時あるし
マイナーメンの小ネタが分からない時あるよ
そんな時はいちいち違うスレにいかずこのスレで話したいな
行き過ぎた予想や願望をだらだら書くのはやめようって話なだけだろ

みーんなにあまーいサーモンあげ

晩御飯後の保守

>>360
晩御飯早えーーな、おいｗ

>>358
予想やら願望書くなとは言わない
だが盛り上がり過ぎて変に対立して荒れることがあまりに多すぎる
しっかりその為の場所もあるし住み分けしてねって話よ

みなさん盛り上がっていただけたでしょうかー！？
それでは読んでください。

保守

バトロワスレなんだから喧嘩上等でいいんじゃねえの

落とさないのが何より大切なこと

探知機のスイッチを押した前田は、
広域になった画面を見つめる。
島の西側には4人の生命反応がある。
それを見て神妙な顔つきをする前田。

左耳を失ったぱるるの生命反応は映らない。
ぱるる以外の生存者は6人。
レーダーに映るのは私含めて7人のはず。
なのに･･････8人いる。
そう思った前田に加藤が声をかけた。

「奈子ちゃんが“忍”を呼んだんです。
　･････だから１人多いんです。
　誰かは分からないんですけど･･･」

前田は少し驚いた様子で振り向く。
「え･･････」
忍が自分以外にもいることは予想していた。
自分より先に、ここに呼ばれた忍がい
たことが意外だった。
手首に巻かれたブレスレットに視線を送る。
『No.0001』と刻まれている。
順番じゃないなら、これはなんだろう････
深い意味はないのかな。

もう１人の忍･･････

私を使うって事は、忍は恐らく卒業生だ。
たかみなのノートにもそう書いてあった。
0時に皆を殺そうとしていることも･･･
秋元さんがこの舞台に立たせたいと思う卒業生････　

ともちんでもまりちゃんでもない。

秋元さんが選ぶのなら･･････

もう１人は多分････

──────優子。

ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!

優子が味方になってくれたら心強い。

今、誰かと一緒に動いてる。

きっと守っているんだ。

そうだ････優子なら協力してくれる。

優子がいれば･････････

この悲劇を終わらせることができる。

この子達の手を汚すわけにはいかない。

優子、私達の手で秋元さんを･･････

前田はSPAS-12を持つ手に力を込めた。
遙か広がる丘の上で瞳を閉じる。
束の間、微かな風を頬に感じた後、瞳を静かに開いた。
その瞳には悲壮な殺意が込められている。

「行ってみよう、“西”に」

前田はそう言って西に顔を向ける。
小さく首を縦に振ったと加藤は、
島崎に肩を貸した。

島崎の太股に巻かれている包帯、
加藤が街で手に入れたものだ。
衣装に隠れ包帯は見えない。
島崎の顔を心配そうに見つめる加藤。
私がさっき走らせてしまったからだ。
顔が青ざめている、もしかして出血が････
「ぱるるさん、傷を見せてください」

「大丈夫、たいした事ないよ」
島崎は加藤に微笑みかけた後、
前田のほうへと顔を向ける。
「私は大丈夫です、行きましょう」

「････」前田は傷を負った２人の
姿を見て悲しそうに目を細めた。
島崎に肩を貸した加藤も腕を怪我している。
どうしてこんなに傷付かなければいけないのかと、
胸が締め付けられる思いだった。
「れなっち、大丈夫だよ」
前田は腕を怪我している加藤の代わり
に島崎に肩を貸す。
「ぱるる･･･私の肩に･･･」
そう言って島崎の腕を自分の肩にかけた。
「行こう」と言って顔を上げた。

>>361
今日初めてのごはんだから…

あつゆうきたー！

下がるの早いモンあげ

優子は運営よりあっちゃんと戦いたいんだよね
なんかフラゲのPVの再現みたいになってきたね

島崎はワルサーを握り締めながら、
松井珠理奈の姿を思い出していた。
記憶を無くす前に最後に会った珠理奈のことを気にかけていた。

私の声は届かなかった。
だけど前田さんがいればきっと･･････
珠理奈さんも目を覚ましてくれるはずだ。
またいつものように笑ってくれる。
優しくて、明るくて、一緒にいると
ぽかぽかと心があたたかくなる、
そんな太陽のような珠理奈さんに･･････
きっと戻ってくれるはずだ。

痛みを感じることができない島崎。
この時、彼女は気付いていなかった。
彼女の太股に巻かれた包帯が、
血で真っ赤に染まっていることに。
自分のことは見えていなかった。
島崎遥香が見ているのは、
最後に救いを求める目をした珠理奈の姿だ。

一歩、また一歩と西に往く。

────悲劇が待つ西に逝く。

ぱるるしんじゃうのかな

このタイミングで珠理奈からあっちゃんに会ったという報告がw

(∵)じゅりこ〜

>>374
あっちゃんのじゅりこ呼び初めて見たけどほのぼのするねー

>>356
全然嫌じゃないですよ　
感想で気付かされることも多々ありますし

>>376
サーモンさんは小説スレについてどう思われていますか？

ぱるる頑張れ。

俺も菊花賞頑張る。

あつじゅり投下で珠理奈がダークサイドから帰還する可能性が出てきた
ぱるるも頑張れ

(∩ ・(ｴ)・)∩

珠理奈とあっちゃんと優子が全面対決する展開になる可能性もあるのかな…
ダークサイドから戻って運営と戦ってはほしいけどどうなることだろうか

ほしゅ

後藤まおぱにあたりをなぜ出したのかも気になるな
バトロア向きなの他にいるのに
まあ単にサーモン氏の好みなんかも知らんけどw

Eちゃんはガタイの良さ
パニックさんはミラクルを起こす能力
この辺りが買われたのでは？

HKT一期生は咲良以外退場してしまったのだろうか…

若ちゃんVSしゅうちゃんまんがtypeDで行われてるとかいないとか
日シリの結果次第で展開が変わるらしいよw

おはようの保守

足撃たれたぱるるより
腹撃たれた珠理奈柴田のほうがよっぽど重症
通常手術でもしない限りまず助からない

保守

>>376
解答ありがとうございます
これからも楽しみにしてます

腹の方が重傷だけど、太もも出血も出血多量で死ぬ可能性大。
ﾔﾝｳｪﾝﾘｰの死因だった気がする。

足は止血すれば大丈夫だけど、腹はそうもいかないからな

それはそうと矢倉はどうなってんだろ？

>>390
ヤンは暗殺者にピンポイントで動脈をやられたからなあ
ぱるるは負傷から時間経っても持ちこたえてるから急所は逸れてるはず

でも止血できてないまま動いてると致命傷になりかねないよね

止血は出来てるんじゃないかな
まあもうこの辺でｗ

原作だと負傷したら高確率で敗血症になってたよな

まあ既に原作と色々違うからねｗ
忍もそうだし
島から出る縛りはイヤモニだけじゃなくて機関銃で撃つとかもあったし
原作どおりなら舟で脱出とかもありえない

残り600レスでどのような結末になるか楽しみだ

今日は全国ツアーあげ

40枚あるとしたらtypeAには忍要員が５人は待機させとかいけないけどまだ待機部屋にいるのかな？

なっつみい？

保守

最強の忍は大島でも前田でもなくあの人でしょ

ぱるる専用走れペンギン衣装を着て待機している最強OGが、暇を持て余して腹筋しているよ保守。

まだ忍でてくるかなー？

そりゃあ、ラストバトルの時は秋元Pの目も真っ赤だろうからな

そういえばミッツって死んだの？

>>401
超期待

「綺麗だな」

月を見てそう呟いたのは秋元康だ。
彼は廃校の屋上で１人、物思いにふけている様子だ。
ついさっき、Type-Eにいる尾崎充から
連絡を受けた。

生き残っている者達の名を聞いても特
に驚きはなかった。
ある程度の予想はついていたからだ。
選抜の誰かが最終日まで生き残るだろうと。
選抜として活躍するメンバー達は、
総じて強い運と自ら道を切り開く力がある。
強い生命力がある、だから魅力的なの
だ。だから選抜なのだ。
俺の目に狂いはなかった、
それがこのゲームで証明されたんだ。

自分を称賛した秋元は、ふと腕時計に視線を送る。
ただ、どんなメンバーにもドラマはある。
他の会場でも悲劇が悲劇を生んだ。
誰かが友を守り、その友が何者かに殺されれば、
誰かがその何者かを殺す。
同じような悲劇かもしれないが、
役者が違えばそれはまた別のドラマだ。
尾崎が管理するType-Eにもそれはあった。
会場は美しい島だ。Type-Aとは違い、
ここリゾート地だったのか外観の美し
い建物が立ち並んでいた。
今は至る所から煙が上がっているという。
激しい戦闘が続いている。

尾崎から話を訊いた秋元の頭の中では、
ウージーを持つ宮脇咲良や、
友を抱えて泣き叫ぶ北川綾巴の姿が
容易に思い浮かべることができた。

「後はType-Dか。あそこは乃木坂が何人かいたな････」

そう呟いた秋元は腕時計に視線を送る。
時計の針が0時をさした。

「ハッピーバースデー、AKB48」

おいおい乃木坂が何人かいたなとか言ってるぞ
何人かだから松井玲奈、生駒以外もいるって事かな？

乃木坂も来るのか！

何人かってことは全員参加してるわけじゃないのか？

これは松村来るな
時事ネタ好きなサーモンさんがスルーするはずない

楽しみ

てんとうむChu♪期待age

アカリンの生死だけでも知りたい

冬か
ぱるる寒そう

尾崎たんも出てきたか

忍候補にいそうなOGって誰やろうね
くーさんと湯浅の会話だと
ちゃんと卒業して芸能活動してる人なのかな

1期
板野、篠田、大島、折井、川崎、浦野、佐藤由、平嶋
2期
秋元、河西、増田、野呂、大堀
3期
仲谷、片山
4期
佐藤亜
5期以降
仁藤、菊池、塚本

正規だとこんなもん？
研究生とか他グループまでいくと多すぎるな
ミッツもいるから元研究生もありなんだよな

オカロ見たい

秋元は持っていたワイングラスを月に掲げる。
今頃、あいつ達のイヤモニからは
『涙サプライズ』が流れている頃だな、
そんな事を考えながら秋元はワインを口にする。
赤ワインは記憶力を良くする、と聞き
健康のためにも毎日飲んでいた。
もうその必要はないのか、と自分で自分を笑った。
赤ワインを柵に置き、煙草に火をつける。
吐いた煙が白く残ってすぐ消えた。
秋元は切なそうに目を細め、
咥え煙草で涙サプライズを口ずさむ。

「Happy、Happy〜 birthday〜
　グッドラックを君に〜　
　声を揃えておめでとうっ
　愛情込めておめでとうっ」

両手を前に出したままピタリと振りを止めた。
脳裏に当時の彼女達の姿がよぎった。
ふいに懐かしさがこみ上げてくる。
持っていた煙草が指からこぼれ落ち、
暗闇の底へと消えていく。
「お前はいつも頑張ってたな」
切ない声でそう囁く秋元。
彼は崩れ落ちるように両膝を地面に付けた。

「随分と･･･頑張らせてしまったな。
　痛いだろ、苦しいだろ･････」

秋元の頬に一筋の涙が伝っていた。
俯きながら手で顔を覆い、むせび泣いている。

「････早く、誰か早く･････
　･･････楽にしてやってくれ････」

「ごめんな、ごめんな」と声を詰まら
せて何度も何度もそう呟く。
秋元康の偽りのない心の叫びだった。

「珠理奈････もう戦わなくていい･･･」

それが彼の本音だった。
──松井珠理奈に限らず、AKB48に
対して誰よりも深い愛情を持っている
のは、この秋元康なのかもしれない。

じゅりな(´;ω;｀)ぶわっ

珠理奈とくーみんって仲良かったっけ？

結構仲良い部類じゃないか　
長いことくーみんを彼氏にしたメンバーと言っていた

>>420
かなり仲良し

珠理奈　くーみんで検索した時の一番最初に出るサイトで絡みがまとめてある　参考にどうぞ

>>421
>>422
>>423
ありがとう！
くーみんの卒業間際にオタになったからあんまり詳しくないんだ
サイトも見てみる

秋元、気持ち悪い(笑)
けど、面白いな。

個人的にれなっち2推しなんで、こういう戦闘が苦手そうな
彼女をここまで生き残らせてくれたサーモンさんに感謝。

>>401
あの人は体力と運動神経はグループ1だろうけど、情にもろくて
実は気弱なとこもあるから、こういうのは苦手なような。

ほしゅ

乃木坂も入るのか
運動能力高いのは白石衛藤若月あたりだけどあんがい真夏あたりが生き残りそう

この話いつ終わんねん

>>429
なんかそれはいっちゃダメな気がしてたが…
リアルの12月8日に完結する予定な気がしてきた

>>429
終わるのは１週間後か２週間後、もしくは1ヶ月後か１年後には終わっている可能性が高い

忍でバイトAKBの佐伯美香来るかな？
ゆきりん死んじゃってるけど

>>432
バイトAKB？

>>433
なんかバイトAKBで復活するらしいよ
新聞に出てたみたい
スレ立ってた

は〜珠理奈どうなるんだろ…

秋元の珠理奈愛がキモい

保守

悪質なキチガイにご注意ください

★史上最悪のキチガイ杉上左京(千葉昇太郎)悪行集
・自分の立てたスレッドで自作自演
・調子に乗って6作連載と豪語するも史上最悪の劣化作に終わる
・連載作品を途中投げ出し
・スレで叩くとすぐに迷走
・自分の気に入らないコメントは即削除して排除
・ID変換を繰り返して他作者（四谷・ぱーぷる等）を誹謗中傷
・自作自演がバレると素早く迷走
・放置の後勝手に連載終了
・ジャック・テイラーになりすまして何食わぬ顔でスレで執筆
・バレると相変わらず迷走
・叩いてる連中に突然逆ギレ
・ジェームズ・ラングストンになりすまして懲りもせず復帰
・他人のIDを不正利用して誹謗中傷したとして不正アクセス禁止法違反で逮捕
・ギブスとして懲りもせず駄文を執筆し小説スレで誰も話題にしてないのに空気を読まずに自演して宣伝
・四谷のブログに迷惑コメするもスルーされる
・自作自演がバレて変な詫び文書いてブログ閉鎖
・ギブスのまま何食わぬ顔で復帰。自作自演で更新報告するもスルーされ叩かれる
・結局体調不良と嘘をついて再び投げ出し
・スレに現れて四谷叩きや自己擁護に必死で反省も謝罪もなし
・松本氏の名を騙りパクリ小説を執筆するもバレて新年早々閉鎖、逆ギレと2014年のスタートを汚す
・ゴードンで何食わぬ顔で復帰。相変わらずの自作自演や作者潰し
・バレるとデータ消失と嘘をついて逃走
・杉上本人として文庫スレに過去の駄作をコピペして荒らす
・千葉昇太郎に成りすまし復活するも早々に投げ出し小説スレで懲りもせず自作自演
・昼神太陽を名乗り地下に悪質なパロ作をあげる
・自分を下げて壱氏を叩いて潰そうとする
・賢者になりすまし壱氏潰しと自分あげの書き込みをする
・ブログでスレに書いてないと嘘をつく

ほし

みるきーハロウィンのコスプレが
セーラー服に拳銃だったから
このスレ見てるのかもしれない

みゆー！好きやでー(⌒▽⌒)

今度は乃木坂まで・・・ｗ
おもろいからいいけどなんかみんなで出演者決めたのがなし崩しになってるようなｗ

>>429
このスレで完結でしょ

乃木坂出すんだったら吉田朱里ちゃん出してほしい(;_;)

>>441
アンカのメンは其れなりに見せ場あったからいいんじゃない？
まゆとか宮脇に殺された一行だけだし
水牛ちゃんなんかめっちゃクローズされてたしね

hosyu

岩立は、はーやーいーを言わせたいために
速攻で消えてしまった
島田はまともに参加も出来ず消えた
一応言い訳メイビーの衣装は着れたのか？

>>445
起きたら衣装着てたって書いてあった希ガス

やすすを看取るのは、ぱるるなのかあっちゃんなのか珠理奈なのか保守

できれば忍は元々メインである現メンバーの契約者を守る立場なんだから
サブ的な立場でいて欲しいな

しかしサーモン氏は乃木坂まで網羅しているのか
どこまでDDなんだｗ

まるで四谷みたいだな
しかし話を広げる前にまずは安価で決めてやったBRを終わらせてからでもよかったのでは

まぁ、サーモンさんも何度もBRネタで書けるわけじゃないだろうから
現時点で詰め込めるネタは全部使い切って完全燃焼したいんじゃないかな？

アンカの島田がゲーム前に殺されたのに
今じゃ一般人のくーみんの方が、尺が多いとかねえ
くーみん好きだっただけに雰囲気悪いわ
あと、さや姉も……アンカで答えた意味なし

最後の１日が始まったんだ。
涙サプライズを聞いてそう思ったのは
優子達といる朝長美桜だ。
曲が流れたあの時、皆が足を止めて、
それぞれの思いを胸に耳を傾けていた。
いつからか、定期通信で流れるこの
AKB48の音楽が彼女達の心に安らぎを与えていた。
目を背けたくなるこの現実の中で、
自分がアイドルだということを思い出させてくれる瞬間だった。
島のどこかで曲を聞いていた生存者達
も皆、何かを思っているだろう。
そしてまた死亡者の名を耳にして、
現実を突きつけられるのだ。

大和田南那、込山榛香、須藤凜々花、
彼女達の名前を聞き胸を痛める美桜。
死亡者と禁止エリアが発表された後、
忍獲得者の名前が発表された。
契約者は加藤玲奈。
美桜はその時、優子の顔を見ていた。
優子は何故か、不敵に笑っていた。
協力し合える可能性のある仲間が現れ
た喜び、という笑みじゃない。
美桜はその笑みを見たことがある。
そうだ、あの時だ･･････
戸賀崎さんを殺した時と同じ顔なんだ。
奈子も変に思ったのか、
じっと鋭い目で優子を見据えていた。
仲間の死に胸を痛めてる様子の矢倉は
何も気付いていない。
優子が振り返った。

「れなっちを探そう、忍がいれば運営と戦えるよ」

笑ってそう言った優子。
仲間が死ぬことに慣れてしまったのか
な、と美桜は悲しそうに俯いた。
美桜は歩き出した仲間達の背中を見つめている。
忍が現れたことはとても心強いだろう。
だが死んでいった仲間が生き返るわけではない。
悲しみは消えやしない。
切なそうに目を細めた美桜は思う。

涙サプライズ･･････
そうだよ。
このゲームは秋元さんが企画した
ただのサプライズで、
死んでいった皆も実は生きていて、
最後に皆が私達を脅かそうとするんだ。
そこにはさっしー達もいて、
クラッカーを鳴らして笑っているんだ。
何かのお祝いでケーキも出てきて、
「美桜、頑張ったね」って言うんだ。
「博多に帰ろう」って言うんだ。

全部嘘だよって、

さっしーが頭を撫でてくれて･･････

皆がいるHKT48に帰ろうって、

言ってくれたらいいのに･･････

足を止めていた美桜の目から、
ツゥーと涙が流れ頬に伝ってゆく。
自分の両手を見つめる美桜。
指原を刺したあの時の感覚が、
まだその手には鮮明に残っている。
『人殺しなんかにはさせない』
指原はそう言って自ら命を絶ったが、
美桜は自らを責めている。
自分がさっしーを殺したんだ、と。
サプライズでも夢でもない。
まぎれもなく現実だ。
私が、この手で殺したのだから。

美桜ちゃん(´；ω；`)

ただで読ましてもらってるんです
どうしようがサーモンさんの自由と思っておけば腹もたたんよ

>>452
ぜひ君が次に理想のやつを実現してくれよ
期待してるよ

たまたま開いたこのスレから読んでるんだけど
珠理奈が腹撃たれて先が長くなさそうで、推しメンだからちょい悲しい…

てか耳切り落としてる人もいるけど止血剤とか鎮痛剤とかどうなってんだろ
みんな根性で耐えてるって設定？
過去スレ分で言及されてるなら誰か教えてくれたら嬉しい

>>458
基本根性だね
ぱるるは痛み感じなくなってるみたいだけど

とりあえず最初から読むことをオススメする

>>458
そんな珠里奈ヲタのあなたは
読み切ったらヨコちゃんを推し増ししてると思う

まあ上にもあったけどまず読んでみな

>>459
う〜ん、根性かぁｗｗ
まぁそこはツッコミ禁止なのか
脳内補完するしかないな

>>460
ヨコちゃんって同姓同名の青森出身の子か
奇遇にもチーム8でほぼ唯一名前と顔が一致するｗ
かわいいよね

ま、とりあえず今序盤をちょっと読んでる

『美桜、あんた生きな････。
　死んだら許さないよ････』

さっしー。
私、頑張ったよ？
今、生きてるの。
優子さん達と一緒に運営と戦うの。
それが終わったら帰れるんだよ。
そう、帰るんだ･･････

･････どこに？

どこに帰ればいいの？
さっしーがいないHKTに帰るの？
めるちゃん達は無事なの？
このまま生きて返って･･････
元の幸せな日常に戻れるの？
もし、さくちゃんや、めるちゃん達がいなかったとしたら、
私はきっとその悲しみに耐えられない。
ねぇ、さっしー。
それならば、私は･･････
さっしー達が眠るこの場所で･････

美桜はまどか、植木、じーな、指原の事を想い胸に手を置く。
矢倉が足を止めた美桜に気付いた。
矢倉と奈子が振り返ると、
美桜は切なそうに微笑んだ。
まだ自分には彼女達がいる、
死にたいなんて思ったらダメだ。
美桜はそう思った。
「ごめん、今行く」と言って足を前に出した。
ふと、奈子が美桜の背後に視線を送った。
美桜の声が聞こえたのか、
一番前を歩いていた優子が足を止める。
ゆっくりと振り返る優子。
その時、何かに気付いた奈子が叫んだ。

「ダメ･･･止めて････撃たないで！！」

────パァンッ！！

美桜の胸が真っ赤に染まってゆく。
草原に冷たい風が吹いた。

うわああああああああああああああああああああああああああああああ

えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ！！！！

珠理奈か？

さや姉がNMBの為に戦っているのに対して闇堕ちした珠理奈…。
だーすー…阿弥ちゃん…どう考えても出くわした自軍メンがどうかしすぎていた…。

撃たれた美桜は地面へと前のめりに倒れていく。
矢倉と奈子が同時に飛び出した。
「美桜ちゃん･･････！！」
うつ伏せに倒れる美桜。
地面がジワジワと真っ赤に染まっていく。
奈子が泣きながら声をかける。
「美桜ちゃん！美桜ちゃん！」
何度も何度も彼女の名前を呼んでいる。
矢倉が美桜を抱きかかえた。
美桜はうっすらと目を開け、微笑んだ。
「････天国で･･･さしこちゃんに･･･
　逢えるかなぁ･･････？」
美桜はそう言って、奈子の頬を
震える手でそっと触れている。
美桜のその手を左手で包む奈子。
「ダメ、死んじゃ嫌だ･･･やだよ！！」

「楓子さん･･････なこを･･･」
力を無くした美桜の手が、
奈子の手の中から静かに零れ落ちた。
美桜は仲間達に逢える喜びからか、
とても安らかな笑みを浮かべ、
────永遠の眠りについた。
泣きじゃくる奈子。

殺してやる────！！

「うわあぁぁぁぁぁぁ！！」
美桜のウージーを手に取り、闇雲に銃を放つ奈子。
だが敵の姿は暗闇に紛れて見えない。
このままでは自分達が危ない。
そう思った矢倉が奈子を止める。
「なこちゃん！！あかん！！」
奈子を守るように、矢倉がその小さな体を抱きしめる。
そんな矢倉の目に、優子の姿が映った。
誰かに銃口を向けていた。
この間に優子が敵の気配を感じとって
いた事を矢倉は悟った。

辺りは暗い、月の光しかない。
人影は闇の中から静かに姿を見せた。
優子は美桜を撃ったその敵が、
まだ誰だか気付いていなかった。
足を前に進めた優子はようやく気付く。
“少女”が誰なのかを───

今誰が残ってるっけ？

血で染まった少女の身体に気付いた
優子は、悲しそうに目を細める。
少女がバッグから須田のイングラムを取り出した。
銃口を優子に向ける。
優子はそこで全てを悟った。
須田を殺したのが誰なのか、
なぜチーム8の横山結衣が後半まで
生き延びることができたのか、
なぜ、彼女が心を無くしたのか、
その答えを知った時、優子は涙した。

「その苦しみから解放してやる」

ショットガンを構えたまま、
ゆっくりと矢倉から離れる優子。
“敵”はまだ俯いたままだ。
銃を下ろしたまま微動だにしない。
少女の綺麗な髪が風に揺れる。
まるで涙を隠すように俯いていた。
優子は思う。

チームKにいた頃、私は何もキャプテン
らしいことをしてやれなかった。
私はたかみなみたいに、
何でも相談される様な優しい先輩には
なれなかった。
それでも付いてきてくれたね。
こんな私が憧れだと言ってくれた。
チームKで良かったと言ってくれた。
･･････嬉しかった。
今、苦しみもがいているのならば、
あんたを救うのは他の誰でもない。
一番近くにいた･･････
同じチームにいた･･････

この私だ。

私がその苦痛を止めてやる。

私が殺してやる。


────「来いよ、珠理奈」

やはり珠理奈だったか

ついに珠理奈が消えるのか
しかし、優子に珠理奈が殺されたら、生き残った柴田の立場は・・・

　ヽ('A`)ﾉ　じゅりなを殺すなら俺を殺せ〜
　　(　 )
　　ﾉω|

(､´･ω･)▄︻┻┳═一　　　　　　　　　　('A`)･∵. ﾀｰﾝ

悪ふざけは他所でやれ

あっさん助けに来てくれ…

書き込みしてから直後に自分で感想を書き込む自演

優子と珠理奈かぁ。現実だと珠理奈は優子大好きを散々アピールしてた
けど、優子は案外冷たかったような。
一期生からも可愛がれてる珠理奈を少し警戒してたのかな。
この小説も現実を投影したような複雑な感じになりそうですね。

>>477
それなー地下では特に珠理奈嫌いなやつとか珠理奈以外のポスト優子と言われたメンのヲタが思うけど
嫌ってるっていうことにしたいみたいで言ってたやついたけど迷惑
珠理奈のヲタもそう思ってるのかね？

優子には優子の考えと想いがあった可能性があるから、嫌ってると思われてたら悲しい
嫌いなら表向きだけでも甘えさせて良い人ぶる方が得なのに、そうしなかった考えがある気がしてる

あんま語るとスレチだから、このへんにするけど
自分の推しメンを持ち上げるために、優子利用するの本当に勘弁です

>>478
そういう愚痴は小説スレで
そのせいで幾度荒れたのよ

>>479
すまん
でも嫌ってる工作してる>>477にも反省してほしい

>>480
構ったらあんたの負け
こういう輩はあんたみたいなのが食いついて欲しいから書いてる
まともな人間はみんな分かってるしこれ以上はサーモンさんに迷惑をかける

ほしゅ

��

珠理奈VS優子の大島チームKの頂上対決だね
さや姉は間に合うのかな？

>>477
あっちゃんや麻里子が珠理奈をめちゃくちゃ可愛がってたのもあるかもね

>>477
曹操
うちらは誰もが最後まで２人に距離があったのを知ってるからね

>>477
わかるわ
珠理奈は麻里子さまやあっちゃんに充分可愛いがられてた
大声のポジションのこともあった
しかも超推されでこども過ぎて運営を信じきってる
優子は自分でも誰か最初から育てたい気持ちがあったんじゃないかな
少なくとも自分の後継者を人から押し付けられたことはイヤだったと思う
珠理奈が一途に優子の背中を追い続けたことに優子は戸惑いも感じた筈
優子は珠理奈には複雑な気持ちを持っていたと思う
単純に嫌いではなかったと

麻里子さまも卒業間近にゆいはんを後継者として押し付けられたのもすごく違和感あった

>>487
だなだな
横山は優子が押しつけられた方がストーリー性があったな
まあ篠田が横山に振りを教わってたと言う話は感動的にはならんかったな

昨日の涼花生誕祭でも色々ドラマあったな、特に涼花となーにゃの絆がオタの想像を超えてるのに驚かされるｗ
こっちの世界の戦士涼花がなーにゃの最期を知ってどうなるのか怖い

ここで珠理奈語り…これもアンチの新たな工作なのかww

「博多へ帰ろう」って下りが何度読んでも泣ける…。芽瑠の安否って出てたっけ？

美桜ちゃん…
フィクションとはいえつらたん

あーいいとこで更新がとまってるか
とりあえずほしゅ

>>491
博多はどちらですか？？

>>491
名前、初登場
てんとうむchu!メンは、あとなぎさ？

細かいようだけど美桜ちゃんはさっしーではなく指原さん呼びだったキガス

hosyu

美桜ちゃんを安価とった俺、今まで楽しめましたありがとう

続き気になるな〜

アカリンを安価で取れなかった過去の俺を
マシンガンで殺したいわ…

>>499
アカリン推しさん
安否がわかるといいね

たかみな
ぱるる
なっつん
ゆかるん
植木くん

をアンカしたけど残るはぱるるのみ生き残るかなぁ

>>500
ありがとうございます(⌒▽⌒)
こみはるとなっつんとぱるるは
すごい活躍しましたね。彼女たちのセンテンスは読んでてすごくハラハラさせられました。
ぱるるに見せ場がもっと多くなるといいですね

保守

ほっしゆ

ほ

保守

寝る前の保守

>>506
寝るのはーやーい

>>506
６時くらいに晩飯喰ってた子か？
子」っつーても、ご老人の可能性が高いなｗ失礼

ブラックだから朝6時から仕事だったりするんだよ
まあそれはオレか
寝よ

保守

保守

(∩ ・(ｴ)・)∩

ほしゅ(つ￣^￣)う

ほ

しかし分裂スレを保守している人は落としそうで落とさないな
どうせならこのスレの保守をたのみたいよw

ゆいはんは夜すごいのか・・・

誤爆した

ひ

>>517
おいおいw
気になるわ
ナニが凄いんや！

ここで無関係な話すんな

自らほしゅ

>>521
乙です
>>458だけど、さっきようやく過去スレ分を最初から読み終わった
うるっとくる場面はあったけど横山結衣と珠理奈の最後のシーンで初めてボロボロ泣いた
すばらしい物語をありがとう
結末楽しみです

サーモン氏乙です

完結したらあなたが一番泣いた名場面やりたいね

ほしゅ

ほしゅ

おはようの保守

現実でもOGたちが動き出したな
来年は節目となる10年目だ

>>521
乙です

もう結末まで構想とか大体できてるんですか？

保守

自らこのスレを結としたわけだからね

>>520
こういう攻撃的なやつがいるせいで空気悪くなるんだよな
過敏すぎる

作品の登場人物としての
好きなメンも聞いてみたい。

>>522
読んでくれてありがとう、うれぴよすです
>>528
おおまかにはできてます
>>524
終わったらそれ聞きたいです

>>521 これはスラムダンク風に語ってらっしゃるのですか？

移動中の保守

ほしゅ

ほしゅ

ほしゅ

待機時間は暇なんだよなー

お昼の保守

>>532
たかみなノートはほんとに書いてそうで完成度高いし毎回うるうるきますね

感動したのは
もりぽの最後に指原がいった ゲロブス→ありがとうその言葉が私を強くする
北原の横山への最後の言葉
りりぽんとなーにゃの絡み
たかみなの最後からのぱるる復活してノート見るくだり
水牛ちゃんはSKEの人気ない人としてしか知らなかった
珠理奈とよこちゃんの絡み

あたりですかね

保守age

おやつ前の保守

おやつ前の保守

ほしほし

晩御飯後の保守

>>544
ひょっとしてカツ丼さんですか？

保守

>>544
晩御飯だんだん早くなってるじゃねーーーかよ！！━━━⊂⌒~⊃｡Д｡)⊃━━━!!

>>546
吹いたw

モンさん更新全裸待機ちゆう

寝る前の保守

保守

>>549
年寄りかい！！！(　 ﾟ ▽ ﾟ ;)ｴｯ!!

対峙する松井珠理奈と大島優子。
二人は互いに銃口を向け合う。
珠理奈は依然として俯いたままだ。
左手に持つ刀の切っ先を地面に付ける珠理奈。
優子の足音だけで位置を把握している。
左へとゆっくり足を進める優子を
イングラムの銃口が追う。
優子はSPAS12に付いたU字型のフックを右腕にかける。
イングラムの速さに対応するため、
片手撃ちに変えたようだ。
優子は矢倉と奈子に声をかける。
「隠れて」
奈子が殺されたら優子も死ぬ、
それを思い出した矢倉は、泣きわめく
奈子を連れて丘の下まで降りる。
小屋に身を隠した。

何故か２人が去るのを待っていた
かように、珠理奈が顔を上げた。
同時に優子が走り出す。
イングラムが火を吹いた。
駆ける優子を追うように土が跳ねていく。
優子が狙いを定めた瞬間、珠理奈が動いた。
２人は同時に引き金を引く。

─────銃撃戦が始まった。

乾いた音が何度も辺りに鳴り響く。
小屋にいる矢倉はドアに背をつけて
しゃがみ込んでいる。
ジバニャンの人形を抱きかかえ、
泣き続ける奈子を見つめる矢倉。
彼女自身も不安でたまらなかった。
怖くてたまらなかった。
美桜を失った悲しみで今にも泣きだし
てしまいそうだった。
泣かん、絶対泣かん、と何度も自分に
言い聞かせていた。
こんな時さやかさんなら絶対泣かん、
そう思った矢倉は奈子を抱きしめる。
何も言わず、ただ抱き締めた。

なんでや────珠理奈さん･･････

暗闇に目が慣れていたとはいえ、
対象を狙い定めるのは困難だった。
優子の持つSPAS12は、ショットガンの
中では確かに速射性に優れている。
だが、イングラムM10程ではない。
珠理奈の持つサブマシンガン、
イングラムM10のほうが暗闇で有効な武器だった。
何よりショットガンは装填できる弾数が少ない。
これじゃ勝てない。
そう判断した優子は戦闘中、拳銃に持ち替える。
森保まどかの銃、グロッグ17に。
撃った時の跳ね上がりも少なく、
弾数も多いため連射ができる。
この銃を使ってようやく、
珠理奈に弾を命中させることができた。
珠理奈の左腕からは血が流れる。
動いたためか、腹部からもまた血が
滲みだしポタポタと零れていた。
月明かりがそんな彼女を照らす。
珠理奈はイングラムの空になったマガ
ジンを取り出し、地面に落とした。
銃を持っていた腕がだらりと垂れる。
ザッ、珠理奈の手からイングラムが落ちた。
片膝を曲げて身体をふらつかせ、
───地面へと崩れ落ちる。
地面に両膝を付け、俯いている。
か細い息遣いが聞こえてきた。

「珠理奈･････」

優子は珠理奈の姿を見て悲壮な表情を浮かべる。
戦いの途中に彼女の顔がハッキリと見えた。
左瞼に生々しい傷跡が残っている。
焼けてしまったのか左目は白い瞳と変わっていた。
優子は俯く珠理奈を見据える。
珠理奈はとっくに限界を超えている。
ここまで立っていられたことが不思議だった。
皮肉にもその強い殺意が彼女の命を
繋ぎ止めていたのだろう。
愛情に最も近い感情は憎しみだ。
AKBへの強い愛は、ある事をきっかけに
強い憎しみに変わってしまった。
憎悪はその形を変えて強い殺意に生まれ変わる。
鋭く尖った殺意の矛先は全ての者に向
けられ、見境なく傷つけてゆく。
そして最後は自分にその矛先を向けるだろう。
最も憎むべき対象である、自分へと。
大切な人間を守る事ができなかった自分へと。
優子は苦しむ珠理奈の姿を見てそう想った。

「あの子の痛みを知ろうとしてる････
　そうだよね、珠理奈」

銃を持つ手に力を込める優子。
悲しそうに目を細め、銃を下ろした。
珠理奈へと歩み寄る。
拳銃を地面に捨て、鞘から刀を抜く優子。
この手で殺す前に珠理奈をアイドルに
戻してやりたかった。
できることならば、人として死なせてやりたかった。

「･･･もう、自分を許してやりなよ。
　結衣ちゃんもそれを望んでる･･･」

足を引きずりながら、
一歩、また一歩と足を前に進める。
優子が歩いた跡には血が零れ落ちている。
優子は左肩と左脚を撃たれていた。
動脈が傷ついた脚からは、おびただしいほどの血が流れる。
珠理奈の前に立った優子は足を止めた。
珠理奈は俯いたままだ。
優子は悲しそうな声で語りかける。

「･･････珠理奈、なんか言ってよ、
　頼むから、声を聴かせてよ････」

その時だった。
珠理奈の指が僅かに動いた。
ゆっくりと顔を上げる珠理奈。
苦悶に満ちた顔で優子を見据える。

「ダメだよ･･････」───

優子は珠理奈の声を聞き嬉しそうに
微笑んだ。
だが、何かに気付いた優子は笑顔を消す。
珠理奈が刀を手に取ったことに気付いた。
彼女の目から殺意は消えなかった。
「私はもっと苦しまなきゃ」

「珠理奈･･････！！」
優子は刀を振りかざした────

死んでしまうか珠理奈
更新age

珠理奈の名を叫んだその声からは、
彼女を救えなかった哀しさが感じられた。
────「･･････！！」
優子は苦痛に満ちた表情を浮かべる。
彼女の手から刀が零れ落ちた。
左脚に走る激痛、
叫び声を上げた優子は地面に崩れ落ちる。
立ち上がった珠理奈は優子の左脚から
刀を抜いた。
そしてゆらゆらとまた歩き出す。
向かう先は──奈子と矢倉がいる小屋だ。
草原に横たわった優子は珠理奈の背中に視線を送る。
「････皆殺しにする気か･･･」
優子は必死に地を這う。
だが、血が流れすぎてそんな力は
もうどこにも残っていなかった。
意識が朦朧としてゆく。

あたしは、ここまでか･･････

「ちくしょう、あっちゃんと戦いたかったなぁ･･････」

優子は力を振り絞って仰向けに身体を
返し、綺麗な空を見上げた。
両手を広げた優子は苦しそうに顔を
しかめた後、ふっと笑みを浮かべた。

「･･････まぁ、いいや･･････
　───珠理奈と戦えたから･･････」

おいマジかい

足を引きずりながらゆっくりと前に進んでゆく珠理奈。
彼女は須田を殺す決心を固めた時、
涙を流しながらこう思った。
痛みを味わえ、
私が与えてやる。
死にたくないと許しを乞え、
私が殺してやる。
これは他ならぬ自分への言葉だ。
簡単に死んで結依の元へ逝く事など、
私には許されない。
死にたくないと無様に喚きちらしなが
ら死んでいかなければならない。
痛みを味わなければならない。
愛する仲間から憎まれ、その返り血で
この身を汚し、孤独に怯えながら死んでゆく。
１人で地獄へ逝こう。
それが珠理奈が自分に与えた罪だ。
けれども、死への恐怖なんて微塵もなかった。
孤独になることも怖くなかった。
違う、こんなはずじゃない。
結衣はもっと苦しかったはずだ、
珠理奈は自分に相応しい罰を探している。

小屋の戸を開ける珠理奈。
矢倉が両手を広げて立っている。
その脚は震え、怯えている。
「珠理奈さん･･････あかん･･･
　この子はまだ13才なんよ････？
　楽しいことがたくさんが待ってんねん。
　殺したらダメや、ダメや！！」

珠理奈の背中に月の光が差している。
矢倉は真っ直ぐ珠理奈の目を見据える。
届いていない、何も聞こえていない、
そう思った時だった。
──パァン！！矢倉の胸から血飛沫が
飛び散り、地面へと崩れ落ちた。
「あかん･････殺したらダメや」
うつ伏せに倒れた矢倉は珠理奈の
足首に手を伸ばし掴む。
足を止めた珠理奈が振り返る。
力を無くした矢倉は珠理奈の足首から
手を放し頬を地面に付けた。
「さやかさん････････」
意識が途切れる寸前、遠くを見た
矢倉の目に人影が映った。
───優子に駆け寄る三人の姿が。

三人ってだれだっけー

アカン
続き読みたいが寝ないと＞＜

敦子・ぱる・れなっち遅かったか・・・

その少し前───

夜空を見上げる優子。ここは空気が
澄んでいるせいか数多の星が見えた。
だが、それももうぼんやりとしか見えない。
自分はもう長くはないと悟る。
あっちゃんと戦うために奈子達を利用
していたつもりが、
結局は情に流され、目的を見失った。
自分の無様さに笑える。
そんな風に優子は自分を嘲笑った。
珠理奈を救えなかったこと、
矢吹奈子と矢倉楓子を救えなかったこと、
それだけが心残りだった。
優子の脳裏に指原莉乃の姿がよぎった。
『優子さん、奈子と美桜を頼むわ』

守れなかった･･････。

「わりぃ･･････指原･･････」

優子はそう言って目を閉じた。
遙か広がる丘の上で、微かな風を
その頬に感じることができた。
───優子は気付く。

誰かが近くにいることを･･････

「優子･･･！優子！！」

この声は･･････

彼女に起こった奇跡、それは偶然の仕業じゃない。

･･････あっちゃん。

────草原の奇跡だった。

元AKB48・大島優子。
彼女の最期は、求め続けた友の腕の中だった。

おおぉ…ぎりぎり間に合わなかったパターン…
本家映画版でいうところの西の廃墟ってとこか

ふぅちゃん…

ふぅちゃん死んじゃいやや！

予想よりずっとバットな展開だった

珠理奈も優子も刀を持ってるってこと？
ごめんこんがらがった

>>566
自分も思った
二人とも刀持ってたんだっけ？

すげぇシリアス・・
こんなに残酷なら、いっそ「これはゲームでした」ってオチの方がマシだ・・

>>566
忍はショットガンと刀を持って登場してる
珠理奈は途中で誰かの拾ったと思う

>>569
もともとみるきーのだったっけ？
りりぽんが持って来てたやつ
なーにゃのとこらで拾ってる
みるきーも誰かから奪ったのだったかな？

>>566-567
優子とミッツはSPAS12と刀を装備して登場
あっちゃんはさらに拳銃も装備している

珠理奈の刀は
梅ちゃん→みるきー→りりぽん→珠理奈
一番血を吸ってきた武器かも

珠理奈は動かなくなった矢倉を、
氷のように冷たい眼で見下ろす。
顔は青白く、全身が血まみれだった。
もはや返り血なのか自分の血なのかも分からない。
ドアに手をかけて身体を支える。

「楓子さん･･････！！」
珠理奈の眼に矢吹奈子の姿が映った。
矢倉に駆け寄った奈子は、
楓子の名前を叫びながら彼女の身体を揺する。
「死んじゃやだよ･･･！！楓子さん･･･！！」

そんな奈子に銃口を向ける珠理奈。
泣きじゃくる奈子が顔を上げた。
死を覚悟したのか、強い眼差しで
珠理奈をじっと見据えている。
落ちていたジバニャンの人形を拾い、
奈子はそれをギュッと抱き締める。

奈子を見据える珠理奈。

その時、奈子は気付いた。
珠理奈の右眼から涙が流れたことに。
涙がツゥーと頬を伝う。
彼女の脳裏には結衣の姿がよぎっていた。
子猫を抱いて笑う結衣の姿だ。
珠理奈の唇が静かに開き、
涙で声を震わせてこう囁いた。

「結衣･･････？」────と。

>>569-571
おお、そうだったか
ありがとう

>>571
妖刀みたいだ

566です
皆さん教えてくれてありがとう
忍が最初から刀持ってたのすっかり忘れてたよ

涙不可避

妖刀ムラシゲ

続きが気になって寝れないw

>>577
妖剣ミツムネ

ジバニャンのぬいぐるみはそういう使い方か

推しがぁあああ

すっげぇいいとこで終わってるぅぅぅ

優子が死んだら奈子ちゃんは爆死？珠理奈も巻き添えになるよね

>>582
忍が死んでも雇った方は死なないんじゃ

>>582
逆でしょ？
忍を呼んだ人が死んだら忍が死ぬ
奈子ちゃんが死んだら優子が死ぬ

NMB全滅…
ふぅちゃん最期に見せ場もらえてよかった

ほしゅ

ほしゅ

万全の優子に珠理奈が勝つとはな
これは予想外

ほしゅ

保守

ほしゅ

ＡＫＢの優子は死に場所を探していたのか

>>583-584
そうだった…イヤモニ爆死は悲惨すぎると思って焦った

ううう
ジバニャンは妖怪ウォッチのキャラクターとは聞いたことあるが猫のキャラなの？
ちょっとぐぐってこよ

>>585
まださや姉がいるからいいやん
typeA組は全滅やな

珠理奈いなくなったらSKEは瀕死のあやちゃんだけ？

>>585
まださや姉がいるからいいやん
typeA組は全滅やな

珠理奈いなくなったらSKEは瀕死のあやちゃんだけ？

ほしゅ

さてあと400レスでこの物語が完結するけど
どうなるか楽しみだ

��

>>598
ゾンビ展開とかありじゃね？

バイオハザードかよｗ

>>601
ゾンビ展開があればあと３周くらいできるだろ('-^*)ok

>>602
やかましいだったらてめえが書け

ほしゅ代わりの他愛ない雑談なのに
なぜそんなに喧嘩腰なのか？
本気で延々と続けて欲しいって思って書いてないだろうに…

>>604
あんたの何気ないその書き込みもアンチの餌になってるよ

>>603
冬の風が走り抜ける午前２時
欠けた月が薄っすらと周囲を照らす中、矢倉の亡骸はすでに地面と同じ温度になって
横たわっていた。
そう、矢倉の亡骸に流れる時間はすでに矢倉を土に還す時間となっていた…


そこに月のごくわずかの明かりの中、ゆっくりと一筋の陰が伸びた
なんと息絶えたはずの矢倉が起き上がっているのだ!!!

仮死状態だったのが蘇生したのか…。いや、その動きは明らかに生きた人間のものとは違う
硬直した筋肉は、ｷﾞｨｷﾞｨとかすかに鈍い音をしてそれでも矢倉の亡骸は立ち上がろうとしている……明らかに意思をもって
矢倉：「ぅぅ……あ…ぁ」
矢倉の亡骸、いや矢倉の亡骸に宿った「何か」は声にならない
もはや「音」ともいうべきうめき声を発している


月は傾きを増し、雲に覆われて来た。矢倉の亡骸は立ち上がり、しばらく佇んでいる…
しかし、擦りガラスのように曇った瞳は明らかにある方を向いていた

そう、珠理奈がいる方向だッ！！
不意にたたずんでいた矢倉の亡骸が歩き始めた。珠理奈の方向へと向かって！


珠理奈危うし！どうなる珠理奈〜〜〜

>>606
続けろ

荒らすなバカ

>>608
お前こそ引っ込んでろボケ

やめよーよ
ここはサーモンさんのスレ
違うの書くならスレたてよう

もう少しなんだから仲良くしましょーよ

小説スレ荒らしに来るな


91 名前:名無しさん＠実況は禁止です＠転載は禁止 :2014/10/30(木) 15:39:33.88 ID:bvaC78bD0
読めなくなるのは勘弁なので止めてもらえませんか
この人ってスレ分裂させた末尾iですよね

608 ：名無しさん＠実況は禁止です＠転載は禁止：2014/10/30(木) 15:06:38.58 ID:bvaC78bD0
荒らすなバカ

609 ：名無しさん＠実況は禁止です＠転載は禁止：2014/10/30(木) 15:11:41.36 ID:XwB/zCre0
>>608
お前こそ引っ込んでろボケ

>>610
このスレを荒らしてるのは千葉昇太郎という乃木坂の駄作書いてる作者だよ
奴はサーモンさんに嫉妬してわざと荒らしている
文句ある奴は小説スレじゃなくこちらへ

◆千葉昇太郎　「乃木坂46で妄想作文」 http://chibashotaro.blog.fc2.com/

サーモンくそつまんねー
俺様の小説の方が何千倍もおもしれーわwww

保守

>>613 こらっ！

>>615
文句あるならブログにコメントしなよ本人だから

>>613
ｺﾗｯﾀ!!

あーなるほど
末尾0の人がなんかごちゃごちゃ書いてんのね
（他に普通の末尾0の人もいるかもしれんが）

>>618
それが千葉昇太郎という作者だよ

>>618
やんのかコラ？

>>618＆>>620
よそでやれｗ残り少ない貴重なスレだ(^。^)y-.。o○

ほしゅ

>>572
妖怪ウォッチと野良子猫がそうつながるか、上手いな
阿修羅と化した珠理奈に人の心が戻るのか

てか珠理奈は結局、子猫撃ち殺したんだっけ…？

>>623
その後、単独で子猫出てきている
やだ、件の子猫だったかどうかは不明

ほっしゅ

保守

嘘だろ？notyetが全滅？

>>627
No,not yet!!

重複スレようやく落ちたか

>>623
ついてこないように威嚇して撃っただけで当ててないと思う

ふぅちゃんが呆気なさ過ぎ‥

>>629
俺が不甲斐ないばかりに…

>>627
狙ったかは分からないが
2014年12月8日は月曜日
週末はみんないたんだけど週明けにはみんないなくなったね

あら
今作中で12月8日になったんだっけ？
まあそのうち分かるか

ほしゅ

おやすみなさい

おやすみなさい

おやすみなさい

>>631
確かにたかみなノートもなかったしね
これから？

今日は来ないか

保守

ほしゅ

保守

ほしゅ

矢吹奈子に横山結衣の姿を重ね、
泣きながら拳銃を下ろす珠理奈。
結衣を失った彼女はずっと太陽のない夜を歩いた。
それは、とてもとても深い闇。
その手を血で汚し、罪を犯した彼女は
二度とそこから出られないだろう。
永遠に深い闇のある夜を歩く。
ただ────
太陽に似たものを見た珠理奈は、
最後に夜を昼だと思えた。
まるで、白夜のなかにいるように。

「結衣････私を殺してくれ････」

「珠理奈さん･･････」
奈子は気付いた。珠理奈の目から殺意が消えたことに。
その目は死にゆく恐怖に怯えているような目だ。
結衣････チーム8の横山結衣ちゃんだ。
珠理奈さんはその子のことを･･･
きっと悲しい出来事があったんだ。
珠理奈さんを憎んだらダメだ。
悪いのは、珠理奈さんを変えたこのゲーム、運営の人達だ。
大事な人を失った私達は同じなんだ。
不安だったのは私だけじゃない。
そう思った奈子は死を悟った珠理奈に
手を差し伸べる。
せめて、ぬくもりを。

「珠理奈さん、大丈夫です。
　私の手に掴まってください････」

奈子の手を見つめる珠理奈。
腹の傷を左手で押さえ、苦痛で顔を歪
ませている。
そして傷から手を離した珠理奈は、
奈子を見据えるように視線を送った。
奈子はそんな珠理奈に微笑みかける。
珠理奈が泣きながら微笑んだ──
その時だった、誰かの声が聞こえた。

「珠理奈さん！！」

奈子は丘のほうへと振り向く。
２人の姿が見えた。
両手で銃を構えて、銃口を珠理奈に向けている。

───前田敦子と島崎遥香だ。

こんな時間にｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!
なこちゃん大丈夫だよね

その２人からは、珠理奈が奈子を
殺そうとしているようにしか見えなかった。
島崎は悲しそうな顔をして拳銃を構えている。
前田は朝長美桜と矢倉楓子の亡骸に視線を送る。
信じたくはなかった。珠理奈が彼女達
を殺しただなんて。
妹のような存在だった珠理奈に銃口を
向ける前田は、胸が締め付けられる思いだっただろう。
珠理奈は何も言わず、俯いたままだ。
奈子が２人に向けて叫ぶ。

「止めてください･･････！！
　珠理奈さんは･･････！！」

奈子がそう言い掛けた時だった。
顔を上げた珠理奈が優しく微笑む。
「ごめんね･･･なこちゃん」

「私のことが････」奈子は悟った。
珠理奈が我に返っていたことに。
珠理奈は銃を持った腕をゆっくりと
上げ、銃口を２人に向ける。
前田と島崎に顔を向ける珠理奈。
彼女は奈子に囁く。

「いいんだ、これで･･････」

珠理奈 (´；ω；｀)

微笑む珠理奈の横顔が奈子の瞳に映る。
珠理奈は撃つ気がない。
奈子はそれ悟っていた。
だが、前田と島崎には珠理奈が今、
どんな顔をしているかは見えなかった。
奈子は２人に顔を向け、泣きながら叫ぶ。

「止めて･･････！！」

その叫びと同時に銃声が鳴った。
────パァン！！
ワルサーとSPAS12が火を放つ。
珠理奈の身体が鮮血にまみれ、
奈子の顔に彼女の血が飛び散った。
“ピチャ”──視界が真っ赤に染まった。
奈子は茫然とする。
「珠理奈さん････？」
まるで糸が切れた操り人形のように、
珠理奈は膝から崩れ落ち地面に横たわった。
奈子はもう動くことのない彼女の手を握る。
撃たれた上半身からは血が流れている。
その顔が安らかだったことだけが救いだった。
掴めなかったその手をぎゅっと握り、
手をつなぎながら─────
奈子は泣き叫ぶ。
彼女の傍らにあるジバニャンの人形が
まるで血の涙を流しているように、
真っ赤に染まっている。
奈子の慟哭が草原に響き渡った。


一匹の子猫が駆け寄ってくる。
珠理奈に寄り添うようにしゃがみ、
血に染まった彼女の頬を舐める。
珠理奈を探していたその子猫は、
それからずっと珠理奈の側にいた。
海で一緒に、結衣の亡骸を見送った
─────あの時のように。

じゅりなー！

じゅりなあああああああああああああああ

最後は手つなか。そして子猫…
朝からボロ泣き

しまった！これから会社入るのに目が腫れたｗ

今日りりかがＭステに出なかったら立ち直り不可

じゅりな(´;ω;｀)ぶわっ

残り何人ってやらないの？

じゅりなあああああああああああああああああああああ。・゜・(ノД`)・゜・。

ほしゅ

自分主体で動かなかった分、いちばん苦しんじゃったね…珠理奈。
しかしこれで阿弥ちゃんどうする。

>>655
あ…珠理奈まだ息があるのか？
続きが気になる

バーサーカーと化したあやちゃんはあっちゃん含め主要メンバーを道連れにしていくな
真夏のPVみたいになるんじゃね？

珠理奈は大量殺人したけど最後は心取り戻して亡くなったのが救いだな

最後のダークサイドにいる柴田は誰を標的にするのやら
彼女も腹撃たれてるから長くはないけど

あかんあかんあかん泣ける

もうtypeAには（ぱるる）、柴田、なこ、加藤（と前田）しかいないのでは？

typeAはそうだねあっちゃんとぱるるがあやちゃんからなことれなっちを守れるか

他会場で確認できてるのは
大島涼
木崎(忍 矢神)
谷川
山本彩
山本ま
後藤泉
宮脇
かな？

>>664
博多の坂口いなかったっけ？
記憶あやふや

>>664
チーム8のなぎちゃんがいる
なぜサーモン氏が彼女を参戦させたのかが気になる(多分推しになったんだろうけどｗ)

Ｊ、本当に死んだのかな・・・

あやちゃん、自殺しちゃわないかな

形はどうであれあやちゃんがここまで残るとは

忍もっと出ないかなぁ、OG好きだ

ぱるるのワルサーの命中率は、のび太君の天才的な射撃を彷彿とさせる

>>665
>>666
すまんチーム８の坂口がいたね

他会場のさや姉が救った人は動きがないから印象に残ってなかった

>>664 なんでや？
柴田さんがその人たちやっちゃうのべつに悪いことじゃないって、
大和田先輩も仰ってたじゃないですか！

>>665
あー自己レスだけど
HKTの坂口理子じゃなくて
チーム8にも坂口さんいるんか
なぎちゃんゴメンね

つうかチーム8まで覚えきれねーよ＞＜

やかましいつまんねえ話するな
終わる前に埋まるだろボケ

究極に進化した柴田と残り全員が最後のバトルかな

>>671
俺は悪いなんて一言も言ってないけど？

どっちに思い入れがあるかってだけだしこんなん個人の感じ方や見方の問題やろ

書き方としては好戦的なあやちゃんの方が悪く見られやすいやろね

>>675 今録画してたおせちの番組見てるんだけど、
かとれながパン2個持ってた！
最後パン、何だったの？てつっこまれてた！

いい加減にしろ
完結前に埋まるやろわざとかコラ

>>677
おまえもわざとやってるな

>>677
別に埋まったら次のスレ立てればいいだけじゃん
サーモンさんも感想聞きたいっていってくれたし

雰囲気悪くなるし怒り口調はやめてくださいな
仲良くワイワイいこうよ

>>676
誤爆？(@_@;)

寝る前の保守

>>680 違うよ。素直になれなくて。
ただ、かとれなが持ってたパンがバターロールぐらいの大きさで、
俺が好きなゆいはんはいいセリフもらったなあとか、
まだ残ってるかとれなだとか、
ぱるるのパンとか、あったなあと思って。

>>682
そんなんわからんわw
君がツンデレのかとれな好きなのはわかった
たかみなのかとれな評を見てみたいね

雑談すんなって埋まるから

>>683 ゆいはん好きって書いてあるよw

保守

おやすみ

ほしゅ

>>669
ワルサーはPPKだっけ
原作の漫画版ではP99だったらしいけど…

磁石のS極N極の可愛いの登場期待あげ

前田と島崎、そして加藤が奈子の元へと歩み寄る。
奈子は珠理奈の手を握ったまま俯いている。
彼女のすすり泣く声が聞こえた。

仕方のなかったことかもしれない。
撃つしかなかったのかもしれない。
奈子はそう自分に言い聞かせる。
自分よりもこの三人のほうが、
珠理奈さんといた時間は長いんだ。
きっと、とてもとても悲しいはずだ。
望んでこんな事をしたわけじゃない。
分かってる、それは分かってる。

けれども、責めずにはいられなかった。

「なんで撃ったんですか･･･」

泣きながらそう訴える奈子。
前田の元へゆっくりと歩む。
ギュッと拳を握りしめ、前田の身体を叩く。
「なんで･･････なんで！！」
何度もそう言いながら、
奈子は前田に怒りをぶつける。
「どうして･･････」
前田の身体にしがみつき、俯く。
奈子は涙を零しながら叫ぶ。

──「どうして殺したんですか！！」

分かってる、分かってる。
私よりも２人のほうが悲しいってことくらい。
だって、前田さんもぱるるさんも･････
俯いて泣いていたのだから。

奈子は珠理奈が正気に戻っていたこと
、撃つ気はなかったことを、
彼女達に言うことはなかった。
自分を責めてしまうと思ったからだ。
血に染まったジバニャンと、
珠理奈が最期に使っていたブローニング・ハイパワーを手に取る奈子。
強い眼差しをする彼女の目からは、
運営への激しい怒りが感じられた。
そんな奈子を見つめる前田。
優子ももういない。
ここにいる4人だけで運営と戦うこと
になる、前田はそう思った。
前田、そして島崎は加藤が持つ探知機
に視線を送る。
松井珠理奈、矢倉楓子、朝長美桜、大島優子。
彼女達の生命反応は消えていた。

今、映っているのは島崎を抜かした
ここにいる三人の生命反応だけだ。

彼女達は思い込んでいた。

生き残っているのは自分達だけだと。

もう１人の“生存者”も死んでしまったのだと。

彼女達はまだ気付いていない。

生命反応を“消した”人間がいることを。

“狂気”は少しずつ近付いていく。
耳にした銃声の元へと。
自らの手で左耳を引きちぎった彼女は
ゆらゆらと足をふらつかせ、
倒れれば地を這ってでも前に進む。
歌を口ずさみながら逢いにゆく。

「好〜きなんだ〜、君が好きなんだ〜
　初めて会った瞬間から･･････」

珠理奈さん、待っててね。
私が、私が･･････殺してあげる。

キタキタ
珠理奈最後正気に戻った後に誰かを助けて死ぬパターンかと思ったがあっさりだな

毎回タイミングよく現れる奴は自演？

ほしゅ

本物の銃を撃てるスナイパ−まりやぎはどこにいる？

ほしゅ

ほしゅ

ほ

ほしゅ

一緒にいた優子や美桜や楓子より、奈子は珠理奈の死を嘆くのか？
優子や美桜や、自分を庇って殺された矢倉楓子のことも悲しんでくれないのかなぁ？

ほしゅ

なんか優子が死んだ気がしない
ひょっこり出てきそう
わんたーれん的な人いないかなぁ
ご都合主義でいいからハッピーエンドにしてほしいわ

保守

ご都合主義ハッピーエンド賛成ｗ

この状況で武器を持たない横山には''それ''が手榴弾に見えていたのだ！
「一緒に逝こうやみるきー」
そう吐き捨てピンと錯覚したものを口で引き抜いた。
みるきー「あん」







そこへ倉持さんがやって来てゆいはんの耳を噛み切ってしまった。
めでたしめでたし。

やっぱ何回読んでもこの人が明確に死んだ描写が無いこの人の狂気系もみてみたいな残ってるとしたら運営側ってことになるが

そもそもこのバトロワはなんで行われてるとか運営の目的が書いてないね
秋元は消極的賛成みたいだけど

>>707
そうなんだよ♪
現在いるメンバーが横一線でスタートした場合に、人を押しのけてまで上に上がるために必要なものを持っているか、今後の運営推しを決めるためのシミュレーション・・・プログラム・・・
つまりＶｉｒ・・・

ご都合主義ハッピーエンド賛成ｗ

(∩ ・(ｴ)・)∩

珠理奈死亡を知った玲奈の反応が見たい気もする

ゾンビ展開にも期待したい…

ていうか、ペース遅くてもいいのでmixiブログの会員専用とかで細々と続けるってのはどうだろうか

全てはたかみなの夢のオチに一票

イデが発動して終了に１票。

>>710
れなはもうしんどるやろとマジレス

>>712
たかみなはメンの細かいとこしらんやろ
でもそうだったらいいと思うね

ほしゅ

バルス

>>716
まさかＪの血を吸ったじばニャン人形が！w

みんなガブニャンになったりしてなw

黒幕は誰になるんだろ？
秋P殺しても終わらないよな

秋豚殺すだけで３スレ必要やろうｗ

本人がこのスレに結と付けたと言うことは、もちろんこのスレで完結させるという事だよね。
完走を目指してレス数で投下してるなら、
スレスピ上げれば、先を読めるということかもと思う今日この頃

余や続になっても気にしないがw

保守

>>721
創竜伝を思い出したw
次スレなら余でいんじゃね？

サーモンさんこないかな？

こないかなー？

此のスレで完結させるならあと二百数十スレしかないが大丈夫か？

二百数十スレ！？

それを知らない四人。
加藤は山田澪花が発見した解除方法
を三人に教えると、小さな鋏を使って
最初に奈子のイヤモニを外した。
廃校があるエリアに入るには、イヤモ
ニを外さなければならないからだ 。
「契約者の生命反応が消えると、
　忍のイヤモニが自動的に起爆する」
それを前田から聞いた加藤は、
同時に解除することを提案した。
解除は成功、２人はイヤモニを外す。
耳を失っていた島崎を含め、
これで全員が秋元康のいる廃校に行ける。
･･････はずだった。
太ももを撃たれていた島崎遥香は、
もう動けないほど体力が弱まっていた。
顔が青ざめ、唇が紫に変色している。
小屋の壁にもたれ、しゃがみこむ。
島崎自身、自分がもう長くないことを
悟ったのか、力なくこう囁いた。
「あたし、ここに残ります･･････
　皆を･･････待ってます」
その時、島崎は何かに気付いた。
闇に蠢く“ナニカ”を見た。
月の光に照らされたその女が、
ゆらゆらとこっちに向かって歩いてくる。

「あれ･･･珠理奈さん･･･死んでる？
　死んでるねぇ･････････
　いったい、何のためにここまで･･･
　ああ･･････そうだ。お前たちに、
　天罰をくれてやろう････」

まぁ足りなかったら【結の結】で次スレ立てよう

ってｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

女は銃口を加藤に向けた。
島崎が叫ぶ。「逃げて！！ 」
───パァン！！乾いた音が三発鳴り響く。
加藤の背中が真っ赤に染まる。
加藤はうつ伏せに倒れた。
「れなちゃん！！」
加藤に駆けよる前田と奈子。
加藤は薄れゆく意識のなか、
自分を撃った女の姿を目にした。
風が吹き、彼女の髪が風で揺れる。
不気味に微笑み、その瞳を見開く。
狂気に満ちた大きな瞳から涙を零し、
愛しい人の死に嘆き悲しむ。

ああ、珠理奈さん･･････

可哀想な珠理奈さん･･････

きっと同じSKEの私の腕の中で、
死んでいきたかったでしょう。

ごめんなさい、私が、私が、ワタシが、

ワタシが仇をとるから、

どうか泣かないで。

「死ねよ？」

────柴田阿弥だ。

うむ
大変嬉しいが11時30分から12時まではたぶん更新はないと思うぞ

柴田が銃口を奈子に向ける。
パァン！！───
前田は咄嗟に奈子にとびかかり、
彼女を守るように抱き締め地面に転がる。

島崎遥香は茫然と血に染まった加藤を
見据え、彼女の死を悟ったのか、
島崎の頬に涙が伝っていた。
もう、島崎は立ち上がる力さえ残っていない。

ほら、どこからか
拳を振り上げるような
声が聞こえて来たよ。
叫びは心のドアを叩くよ。
今立つここに何かが突き上げるような
地鳴りを感じたんだ。
誰かが闘う瞬間を迎える。
体を駆け巡る熱いこの血潮よ。
未来を切り開け。
そんな詩が島崎を奮い立たせた。
高橋みなみの姿が瞼の裏に映った。
叫んでいたのは自分だ。
「うわあああぁぁ！！」

瀕死だった島崎は最後の力を振り絞り
立ち上がると、柴田に銃口を向ける。
パァン！！腹を撃たれた柴田。
地面に片膝を付け、撃ち返す。
パァン！！パァン！！
柴田と島崎は動くこともできず、
どちらかが息を途絶えるまで撃ち合った。
身体中を撃たれた柴田は、
不気味に笑いながら吐血する。
銃口を島崎に向けたまま笑っている。
弾が切れた銃の引き金を引く柴田。
「ゲホッ･･･なめんな･･････」
銃を握る力さえ無くした彼女の手から
拳銃が零れ落ちる。
ゆっくりと前のめりに倒れていく。
土に頬を付けた柴田。
地面にジワジワと血が広がっていく。

「･･･SKEを･･････なめんな」

僕は不器用太陽。
出逢った時からここで燃えるだけ。
じっと動けない。
臆病太陽、近くにいったら、
大事な君まで消えちゃいそうでダメだ。

珠理奈さん･･････私を、見て。

地面に横たわった柴田は、
遠くにいる珠理奈の亡骸に手を伸ばし、
目を見開いたまま死んでいった。

あとはあっちゃんと奈子だけなのか

銃撃戦は一瞬で終わった。
奈子を守っていた前田は島崎に視線を送る。
柴田に銃口を向けたまま、
地面に両膝を付けている島崎。
俯いていた彼女の腕がダラリと垂れた。
「ぱるる･････！！」
島崎の元へと飛び出した前田。
同時に奈子も島崎に駆け寄る。
後ろへ倒れそうになった島崎、
彼女の身体を支えるように前田が抱きかかえた。
島崎の身体が真っ赤に染まっている。
その痛々しい姿に、奈子はたまらず涙
を流し、島崎の手を握り締めた。
まだ、かろうじて息をしている。
島崎がうっすらと目を開けた。

「･･････どこ･････ですか････
　２人とも、無事ですか････？」

目の焦点が合っていない。
もう島崎は目が見えていない、
それを察した前田の目から涙が零れた。
声を震わせて語りかける。
「ここだよ、ぱるる。
　私もなこちゃんも無事だよ？」

島崎は安心したかのように、
静かにその瞳を閉じてゆく。

「･･････良かったぁ･･･」

島崎は薄れゆく意識のなか、自分の名
を呼び続ける前田と奈子の声を耳にした。
その声が遠ざかっていく。

すると、どこからか歌声が聞こえた。

結局あっさんとか今のakbを物語ってるな

アンカーであやちゃん書いたオレからするとこんな長く出番があってうれしいっす。

(´；ω；`)SKE なめんな

アンカーで奈子書いた自分
美久書いたらどうだっただろうと思う

ぱるちゃん(´；ω；`)

その歌声を辿り、光の中を進む。
眩い光に包まれた後目を開けた島崎。
彼女が立っている場所。
そこは、慣れ親しんだ劇場のステージだった。
だが、真っ暗だ、誰もいない。
島崎は不安そうに辺りを見渡した、
───その時だった。
スポットライトが付いた。
死んだはずの渡辺美優紀が立っている。
「なんや死んだん？しょーもない。
　せっかくうちが助けてやったのに」

もうひとつ、スポットライトが付く。
指原莉乃が立っている。
「奈子を守ってくれたんだ！
　ぱるる、やる〜！優子さんはダメだなぁ」
またスポットライトが付いた。
今度は大島優子だ。
「ったくうるせぇーな、指原は」

またひとつ光が増えた。
松井珠理奈が少女と手を繋いでいる。
「ぱるる、一緒に踊ろう！！」

その隣に光が差した。
横山由衣が微笑みかける。

「おかえり、ぱるる」

パッパッパッと劇場のスポットライトが次々に付いてゆく。
死んでいった仲間達の姿があった。
最後の赤いスポットライトが付いた。
高橋みなみが立っている。
いつものように、優しさで包んでくれ
そうな微笑みを見せる高橋。
「ぱるる、頑張ったね」
「たかみなさん････」　　　
泣きながら微笑んだ島崎は、
涙を拭いた後観客席へと顔を向けた。
自分がポジション0に立っていたことに気付く。
ここにずっといたい、皆がいるこの場所にいたい。
そう思った時、overtureが始まった。

全部、夢だったことにしよう。
長い、とても長い悪夢はもう終わったんだ。
何もかも夢だったんだ。
私、頑張る。皆を守るんだ。
あんな悲しい夢はもう見たくない。

私がAKBのセンターになって皆を守る。
　
島崎遥香は死ぬ直前まで、
────そんな夢を見ていた。
眠った彼女の顔は清らかでとても美しい。
仲間達が待つ天に逝く。

わい涙腺崩壊

俺氏、涙腺決壊

結局生き残ったのはなこだけか・・・

泣ける

ほ、ほ、ほしゅ…(T_T)

ここは奈子生き残りか
流石に誰も思わなかったなw
それにしても柴田がいる事でストーリーは書きやすかったかな

>>706
誰？

かとれなは良心の塊だったね

ベタだけど泣かされた
ぱるるはAKBを守ったんだな

ぱるるあんかしてよかった( ノД`)…

残るは運営を倒す軍隊隊長奈子ちゃんと各エリアから集まってくる正義の戦士たちのみ
・・・なのだろうか

なんで奈子に秋元がルール教えたのか、こうなるとますます気になる
ただ面白そうだからなのか

ＳＫＥ、すごかったよ、あやちゃん

ほしゅ

正直、ぱるるが耳落としたメリット何もなかったなｗ
あとここのレスの影響で大分ストーリーが変更してる気がする

ぱるる…

闇落ち珠理奈と夢の中のいつもの子供っぽい珠理奈との落差w

先に逝った仲間が、生前のしがらみも水に流して
あたたかく迎えてくれるというシーンが泣けるのは
きっと我々が「そうあってほしい」と願っているからなんだろうなぁ…
タイタニックのラストシーンしかり

ラストスパート期待保守

保守
ぱるるの出迎えに島田がいないのねw

出迎えは皆んなしてるんじゃない？
名前があがってるのは仏7てとこか？ぱるるセンターで。

保守するけん

ぱるる(´;ω;`)

保守

はるぅが早死にしなかったら、柴田さんに狩られてたのかな

ほしゅ

全員活躍は無理なのはわかってるけど植木くんの死に際があっさりしすぎてかなしー

ほしゅ

最後に秋元のいる島に全員集合したところで、島ごと大爆発

>>768
なんちゅー雑な終わり方やｗ
此のスレ民の怒りが爆発しそう

>>768
バルスw

ほしゅ

あやちゃんのＳＫＥなめんな発言のあとの、この祭り♪

ほしゅ

なんか各種ヤジと保守で此のスレ終わりそうだな
どっちも必要やが

各種ヤジってw

SKE関連の話題がある時は下がるの早いage

ほっしゅ

乃木坂のまとめサイト見てたらサーモン氏のレスがまとめられてて吹いたｗ
この小説読んでる人しか意味がわからないレスなのに

SKEリクアワ1位が2年連続AKBの曲…
そういうルールでやってるから今更結果に対して文句は無いが
来年以降もやるならSKE48オリジナル曲のみ投票対象にしてほしい

・2014年（第5回）
「虫のバラード」／山下ゆかり
オリジナル：AKB48 Team K 5th Stage「逆上がり」／秋元才加
・2013年（第4回）
「あなたとクリスマスイブ」／佐藤実絵子、出口 陽
オリジナル：AKB48 Team A 1st Stage「PARTYが始まるよ」／折井あゆみ、星野みちる

誤爆失礼

廃校にいる秋元康は深々とソファに
腰をかけ、涙を流しながら、
ぱるるのパンを食べている。
音声は途中で途切れたが、
秋元だけは状況を把握する手段を持っていた。
上空を飛び回るヘリだ。
エリアがある程度絞られていたこと、
メンバーがひとつの場所に集まったこと、
それだけ分かればヘリから彼女達を探し、
その動きを知るのは容易な事だった。
大島優子が感づいたように、
あのヘリはただのヘリではない。
高性能カメラを搭載した救助用ヘリだからだ。

袋に手を入れる秋元。
中身は空だ、ぱるるのパンは尽きた。
「そろそろカーテルコールだな」
そう言って秋元は腰を上げる。
テーブルに置いてあったグロッグ17を手に取る。
「全員、戦闘準備だ」

「え？まだ生存者の確認が･･････」
動揺したスタッフがそう言った瞬間、
パァン！！銃声が教室に響きわたる。
頭を撃ち抜かれたスタッフは床に
倒れ、彼の頭は潰れたトマトの様にグ
チャグチャになっていた。
兵士やスタッフの間に緊張が走る。
殺した秋元は紅茶を啜っている。
「確認は取れた。
　生存者は矢吹奈子、1名だ。
　忍はただのオマケだからな」

紅茶をテーブルに置く秋元。
「矢吹と忍が俺達を殺しに来る。
　全員武装して、校庭に集まれ」

秋元がそう言うと校内は慌ただしく
異様な雰囲気に包まれた。
誰もいなくなった教室を出た秋元。
彼は放送室に足を運んだ。
CDを取り出し、セットする。
スイッチを入れた。
校庭には大音量である曲が流れた。
グロッグのマガジンに新たに弾を詰める秋元。

「最後の鐘を鳴らすか」

秋元が向かう先の校庭には────
『桜の花びらたち』が流れていた。

サーモン氏ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

「そうだよな、来るしかないよな。
　･･･お前達はもう行く所がない」
校庭に佇む秋元康は２人を見てそう呟いた。
前田敦子と矢吹奈子だ。
２人は秋元のいる校庭の中心まで歩む。
秋元の背後にズラリと並ぶ武器を持った兵士達。
だが前田も奈子も、今更そんな光景を
目にしても恐怖は感じなかった。
手を繋いでいた２人は手を放すと、
銃をその手を持つ。
奈子は珠理奈の拳銃を、前田はSPAS-12を。
怒りに満ちた目で秋元を真っ直ぐ見据えている。
秋元の前に立った２人は足を止めた。
同時に兵士達が２人を囲む。
それでも動じることのない彼女達。
秋元はパチパチと拍手を贈る。
「勇敢だな、素晴らしいよ」
じっと秋元を見据える前田は思う。
この男がいなければ、AKB48・前田敦子
は存在していなかった。
ここまで育ててくれたことに感謝してる。
尊敬だってしていた。
いつだって、秋元さんの言葉からは
メンバーへの愛が感じられた。
総選挙にしても、組閣にしても、
最初は皆が疑問を持っていた。
どうしてこんな事をするのか、と。
けれども、そこには私達が納得するだ
けの意味が必ずあった。
秋元さんは真剣にAKBの事を考えてい
る、本当にAKBが好きなんだ。
少なくとも、私はそう思っていた。
けれどそれは勝手な思いこみだった。
私達に対する愛なんてなかった。
怒りを込めるように拳を固く握った。
そんな前田に秋元が声をかける。
「なんでこんなゲームをやらせたんだ、
　そう言いたそうな顔だな」

「教えてください･････
　このゲームの目的は何ですか？」
前田がそう問いかけると、
秋元はいつものように腕を組み、
淡々とその質問に答える。
「矢吹達には最初に言ったはずだ。
　これは組閣やじゃんけん大会と同じだと。
　ある種のサプライズさ。
　新しい法律だとか、政治家が関与しているだとか、
　そんな壮大なオチはないよ。
　そんなものはない」

「サプライズ････」

「そう、ラストサプライズだ。
　あのヘリはただ監視していたわけじゃない。
　お前達を撮影していた。
　ファンに見てもらおうと思ってな。
　メンバー達の最後の姿を･･････
　AKBが終わっていく様を」

いよいよ大詰めか

前田はそれに薄々感づいてはいた。
こんな事が起きてしまったら、
もう今までのように活動はできない。
秋元康はAKBを終わらせる気なんだ、と。
『桜の花びらたち』に耳をすました
秋元は冷然な声で言葉を続ける。

「AKB48解散プログラム。
　それがこのゲームの正式名称だ」

前田は銃を持つ手に力を込めた。
どこか切なそうに目を細め、秋元に問いかける。
「どうしてですか･･････
　次世代の子達だっているじゃないですか･･･
　今終わったら、たかみなは･･････
　皆は･･･いったい･･････
　何のために頑張ってきたんですか」

「そうだな、確かに頑張ったよ。
　たかみなも、その次世代も。
　けどな･･･それでも枯れていく。
　現場にいたメンバー達こそ、
　それを一番肌で感じていたはずだ。
　AKBが衰退していく様を。
　もう時代に求められていないことを。
　無惨に花が散る前に摘み取るべきなんだよ」

何もここまでする必要はなかった。
何故、死ななければいけないのか。
前田の目に怒りと悲しみが宿る。
すると、それまで黙っていた矢吹奈子が口を開く。
「･････ みんな、ずっと頑張ってきたんです。
　公演も握手会も頑張ってきた。
　私達は歌に込められた意味を本気で
　考えて、ファンの人達に伝えてきました。
　秋元さんの詩を信じていたからです。
　この詩は誰かに夢を与えるんだって。
　なのに･･････秋元さんは皆を裏切った。
　メンバーだけじゃない。
　ファンの人達も裏切ったんです」

奈子のその言葉に、秋元は少しだけ
口角を上げて微笑する。
そしてまた淡々と彼は答える。

「それは違うな。
　むしろ俺はファンの期待に応えた。
　矢吹･･････
　死と隣り合わせに生きる少女たちに
　はドラマがあったと思わないか？
　信じていた仲間の裏切り、死線の上で芽生えた友情と愛、　
　大切な人間を失う悲しみ、
　愛する者を奪われた激しい怒り、
　美しいよ。本当に美しかった。
　このプログラムの映像を見たファン達は涙するだろう。
　薄っぺらい脚本で作られたテレビドラマとはわけが違う。
　リアルな死がある、リアルな生がある。
　これを見た誰かのファンは残酷だ、
　なんて言うかもしれないな。だが、涙する。
　死を超えるサプライズはないんだ。
　愛するメンバーの最期は決して記憶から消えない。
　涙をこぼしながら心の中で拍手をしている姿が目に浮かぶよ。
　凄いサプライズだ、これがAKBだ、
　ここにはAKBの全てが詰まっている、
　そう言っているファンの姿がね。
　AKBは歴史に残るぞ。
　メンバーの死で幕を閉じるのだから」

悔しそうに涙をこぼしながら奈子は思う。
おかしい、そんなの間違ってる。
ファンの人達はそんな事を望んじゃいない。
アイドルの魅力は笑顔なんだ。
メンバーの笑顔を見たいはず。
例え解散となっても、最後は笑顔のま
ま普通の女の子に戻ってほしい、
私たちを応援してくれた人達はそう願うはずだ。
元気でいてくれればそれでいいと願うはずだ。
私たちを応援してくれたファンは、
そういう心優しい人達でいっぱいだった。

何も見えてなかったんだ。
握手会でファンと接してきた私たちと
現場にいなかった秋元さんは違う。
ファンの皆が見えてなかったんだ。
どれだけ大がかりで凄いサプライズで
もメンバーが悲しむのならファンはそれを拒絶する。
このバトルロワイアルだって拒絶される。
48のファン以外から賞賛を浴びたとしても、48のファンはこれを見て嘆き悲しむだろう。

奈子は悔しかった。
応援してくれていたファンが、
こんなサプライズを望む残酷な人間だと、秋元に思われていた事が。
隣にいる前田も同じことを思ったのか
彼女の悲しそうな顔が目に映った。
前田は秋元に視線を送り睨みつけた。
「ここにいないメンバー達は？」

笑みをこぼした秋元が答える。

「205名、忍を抜かしてそれだけの
　メンバーがこのゲームに参加した。
　皆、別の会場で戦って死んだよ。
　麻友も玲奈も宮脇も、みんな。
　彼女達はDVDに出られるんだから幸運だよな。
　それ以外は戦うこともできずただ、
　殺されるのだから」

････まだ生きているメンバーもいる。
前田がそんな僅かな希望を胸に抱いた
時だった。秋元が言葉を続ける。
「そうそう、ここに来る前な。
　残った忍がいたからお前達を
　殺すように指示したんだ。
　けど、その“三人”は拒むんだよ。
　『あっちゃんは殺せない』って。
　そいつら、どうなったと思う？」

前田の目つきが変わった。
鋭い眼孔で秋元を睨み、叫ぶ。
───「誰を殺した！？」
ショットガンの銃口を向ける前田。
彼女達を囲んでいた兵が一斉に構えた。
奈子が前田と背中合わせになり拳銃を
構える。緊張が走った。
秋元は懐からグロッグ17を取り出し、
その銃口を前田に向けた。
冷然な声でその問いに答える。

「お前をそう呼ぶのは誰だろうな」

前田は銃を持つ手に力を込める。
銃を持った兵が30人はいる。
撃ち合いになったらまず助からない。
そう思った前田は後ろにいた奈子を
咄嗟に抱きしめた。
左腕を上げた前田は秋元に狙いを
定め、ショットガンの引き金を引く。
────パァン！！
その銃声と同時に、２人を囲んでいた
兵士達の銃が一斉に火を放った。

撃たれた前田は地面に跪く。
それでも奈子を離さない。
「うわあああぁ！！」
自らを奮い立たせるように叫び、
周りにいる敵に銃口を向けて戦う。

『あっちゃん、私の仲間の力になってあげて』　

たかみな、分かってるよ。

奈子を守るという決死の覚悟が、
前田の顔から感じられた。
彼女の腕の中に抱かれる奈子、
顔を上げて前田を見据える。

私を戦わせないために･･･

前田は最初、奈子を連れて行くつもりはなかった
だが奈子は頑なにそれを拒んだ。
ここに来る途中、防弾チョッキを見つけた。
それは、珠理奈が捨てたものだった。
前田はそれを奈子に着せた。
「優子に怒られるから」
前田はそう言って笑っていた。
その言葉には、奈子を守る、という
そんな秘めた思いが込められていた。
パァン！！───
銃声が飛び交う中、前田の身体が
真っ赤に染まってゆくのが分かった。
奈子を抱き締めていた前田の力は、
その細い腕からは考えられないほど
力強いものだった。
その力が少しずつ弱っていく。

「ごめん･･････」

前田のか細い声が聞こえた。
銃を持っていた腕がダラリと垂れた。
奈子にもたれかかれるように、
前田は奈子に身を預ける。
死んでいる─────

支援

最後のひとりは助かるんじゃないの？

　
「止めろ、撃つな」

秋元の声が聞こえた。
銃声が鳴り止むが、奈子は前田の亡骸
を見つめたまま俯いている。
前田が放った弾丸は確かに秋元の身体に当たっていた。
秋元が不敵に微笑む。
「俺も防弾チョッキを着ているんだ。
　残念だったな。島崎か珠理奈になら
　殺されてやっても良かったんだが
　･･････前田じゃな。
　前田は正式な参加者じゃないだろ。
　それじゃあ、ダメなんだよ」

俯いていた奈子は立ち上がる。
その目からはもう涙は流れていない。
人形のように無機質な顔をしていた。
返り血を浴びた彼女の目にあるのは、
酷く悲しい───殺意だけだ。

パァン！！
奈子の拳銃が火を放った。
秋元の脚から血が吹き出した。
崩れ落ちる秋元。
その瞬間、生き残っていた僅かな兵が
一斉に銃口を奈子に向ける。
だが、倒れた秋元が手を挙げる。
「だから撃つなって」
秋元の一言で銃口を向けていた兵士達が銃を下ろす。
ゆっくりと立ち上がり、
身体をふらつかせる秋元。
「酷い事するなぁ、矢吹･･････
　歩けなくなったらどうするんだ」

パァン！──奈子が引き金を引いた。
秋元の左腕に穴が開く。
血が流れた左腕を抑え、また身体を
よろめかせて奈子を見据える。

「そうだな･････矢吹･･････
　島崎も珠理奈も死んじゃったし。
　･･････お前でもいいかもな。
　お前に指原の事を教えて正解だったよ。
　驚いてたな、アイツ。
　･････お前に裏切られてさ」


パァン！！──

秋元の首から血が吹き出した。
口をパクパクと動かしている。
膝から崩れ落ち地面に横たわる秋元。
彼の耳に幾多もの銃声が届いた。
寂しそうな少女の背中が目に映った。
兵士達に銃を向ける矢吹奈子の姿だ。
秋元の顔から割れた眼鏡が落ちる。
奮える手で内ポケットに手を入れた。
彼は思う。
このプログラムは･･････
メンバーの死だけでは未完だ。
これは俺が死んでようやく完成するんだ。

なぁ、高橋･･････。

俺は･･････何も間違っちゃいない。
ファンがサプライズを求めるんだ。
仕方ないと思わないか。
俺は期待に応えただけなんだよ。
AKB48のプロデューサーとして、
最高のラストサプライズを届けたかったんだ。
別に理解しなくていい･･････
誰も俺の気持ちなんて分からない。
センターの前田が孤独だったように、
俺だって孤独だった。
あれからずっと独りだった。

『秋葉原にアイドルグループを作る？
　いいね、やろう。
　コンセプトは会いにいけるアイドルだ。
　劇場を作って公演をやるんだ。
　48は俺の最後の仕事になる。
　ファンに愛されるグループを作ろう』

記憶の足跡を辿っていた秋元は、
ふとポケットから何かを取り出した。
一切れのぱるるのパンだ。
口の中に溜まった血を吐き出し、
ぱるるのパンを噛みしめる秋元。


ああ･･････しょっぱいな。


───秋元康は最期にそう思った。

スタッフが秋元に協力するメリットが何もない希ガス

山本彩、大島涼花、木崎ゆりあ、矢神久美、
Type-Aの島に着いたこの4人は血相を変えて森の中を駆け抜ける。
しのぶから渡された地図を頼りに、
秋元康のいる廃校を目指していた。
いつのまにか夜は開け、朝日が顔を出している。

誰か生きていて、
そんな切なる願いを胸に抱き、
木々をかき分けてひたすら走り続けた。
彼女達の目に廃校が映る。
校門の前に出るとその足を止めた。
目を細めた山本彩が呟く。

「･････あかん」

飛び出すように校庭の中心へと向かった4人。
彼女達の目に映ったのは、
血の海に佇む矢吹奈子の姿だった。
彼女の周りに転がる無数の死体。
彼女がやったのだと4人は悟った。
皆、死んでいるからだ。

奈子と目が合った山本彩は叫ぶ。

「なこちゃん！！あかん･･････！！」

なこが生き残りか( ノД`)…

ラストスパート
お疲れ様です

あっちゃんを殺せないっていった三人の忍は誰だろう？
まり子様とともちん＋誰か？
野呂さんかなっちゃん？

全身に返り血を浴びた矢吹奈子は、
涙を流しながら笑みを浮かべている。
左手でボロボロになった人形をダラリ
と垂らし、佇んでいる。
右手に持った拳銃を、
自らのこめかみに突きつけていた。

さしこちゃん、全部終わったよ？

今、そっちに行くね。

だって、ここではもう夢は見れないもん。

さしこちゃんが死んだあの時、

あたしのHKTは死んだから。

きっと、それでも生きなさいって言うよね。

分かってるよ。

これは、あたしのわがまま。

身体を張って守ってくれた優子さん。

笑顔にしてくれた楓子さん。

ずっと一緒にいてくれた美桜ちゃん。

抱き締めてくれた前田さん。

ごめんなさい･･････

･･････怒られるの、少し怖いや。

さしこちゃん。

それでも、好きだよ。

きっと、そう言ってくれるよね？


パァン！！


HKT48・矢吹奈子────自害。
「なんで死ぬんや･･････。
　生きなきゃあかんよ･･･」
奈子の亡骸を抱きかかえる山本彩。
救えなかったその小さな命に、
涙を流しながら身体を震わせる。
顔を上げた彼女の慟哭が空まで届く。
綺麗な朝日が惨劇の終わりを告げていた。


【AKB48解散プログラム・Type-A 終了】



─────生存者・0

マジかっ！！

oh...

あれから一年が経った。
他の会場に助けに行った私達を待って
いたのは、残酷な現実だった。
生存者は僅かしかいなかった。
五つの会場で行われたプログラムの生き残りは、たった13人。
Type-A・0
Type-B・山本彩、坂口渚沙、山本茉央、大島涼花 、後藤泉、谷川愛梨、
Type-C・木崎ゆりあ、矢神久美、
Type-D・田島芽瑠、高柳明音、本田仁美、川本紗矢、北野日奈子
Type-E・0

205名が参加し残ったのは13人だけだ。
AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、乃木坂46、卒業生、
この中からランダムに選ばれた205名。
しのぶさんの話では、ランダムとは
言っても選抜は強制参加だったらしい。

忍は結局、各会場合わせても十数名しかいなかった。
48在籍時に各グループで活躍していた彼女達は、
忍として参加し矢神さん以外は全員死んだ。

生き残った私達は警察に保護された。
いや、捕まると言ったほうが正しい。
人を殺したのだから償うのは当たり前だ。
責任をとらなきゃいけない。
罰を受けなければならない。
だが、記録された映像を押収した警察
は、少女たちが殺し合いをしたという
事実を隠し、
運営側がメンバー達を殺したと世間に公表したんだ。
ならば、その運営の人間を殺したのは
誰なのか、という問題に当然なる。
証拠なんてものはどうでも良かった。
すぐにでも事態の収束を図りたい
政府は、これで納得した。
１人がその罰を受ける、ということだ。

私は秋元康、今村悦郎、尾崎充、湯浅洋、
計4名を殺害したとして殺人罪に問われた。

あのゲームが記録された
【ラストサプライズ】と表された
DVDは裏のルートで世に出回った。
皮肉にもそのDVDは飛ぶように売れた。
批判と賞賛の声が世界中から聞こえ、
私の裁判に多くの注目が集まった。
むしろ私達は被害者だ、と言ってくれる人達もいた。

彼らはAKB48の存続を世に訴えた。
48を愛したファン達が動いてくれたんだ。
その動きは瞬く間に世界中に広がった。

テレビや雑誌からは消えてしまったけれど、
彼女達はいつもどこかで歌っている。
世界中を飛び回りアイドルをやってる。
紛争地域の子供達に夢を与えているんだ。
「戦争を止めるんだ」なんて、
ゆりあちゃんは本気で言っていた。

うちも、それを本気で信じとる。

AKB48は、すぐ側にいる。
そう、今もその歌声が聞こえてくる。
彼女達の歌を聞きながら、
13階段を登っていく心境は悪くはなかった。
死んでいった皆に会えるのだから。
今になって、自ら命を絶ったなこちゃんの気持ちが分かる。
こんな心境だったのか、と。

外には、死刑を止めようと大勢のファン達が集まってくれたそうだ。
その混乱を止めるかのように、
この建物の屋上で彼女達は歌っている。

聞こえてくる････････････

「なんや、レクイエムのつもりかい」

たかみなさん･ ･････
AKB48は続いてますよ。
劇場にもテレビにも雑誌にも出れなく
なっても、何も問題はない。
公演を続けてきた私達には･･････
歌って踊れる力がある。

ファンがいる。

笑顔がある。

仲間がいる。

うち、１人の命でAKBを救えるのなら･･･

「この命、くれたるわ」

その日は2015年12月8日だった。
彼女は支配人は１人も殺していない。
仲間を守るために自ら罪を被った。
彼女の死を以て悪夢は終わる。
これが最期の悲劇だった。
仲間達の歌声が聞こえてくる。
『10年桜』だ。
ふっと笑みを浮かべたその時、
彼女の足下にある冷たい床が開いた。



NMB48・山本彩───絞首刑。





【完】

お疲れ様です―

いや〜ついに完結か
お疲れ様でした

完結
お疲れ様でした

感想などは後程という事で
番外編としてたかみなノートが見てみたいです

全てのほしゅにありがとう。
感想お待ちしてます(´д｀)

サーモンさん乙です
なんだかんだ上手く纏めたんですね
細かい感想はまた後ほど
今感想言えるのはサーモンさんの好みがわかったって事かな（笑

おつかれさまでした
ずっと楽しみにしてました

自分の中で整理してから感想書きます

お疲れ様でした
楽しませてもらいました
次回作にも期待する意味で超辛口にツッコミさせてもらいます

�@たかみなノートのメンバー評がもっと読みたかったが後半なくなった
オチにひと噛みさせる展開もあったのではないか
�A他会場の意味はあったのか。可能性と展開はすごく広がったがまとめきれず脱線しただけの印象が強い
�B残り人数、死亡者の文末での確定がないメンバーがいた。生死を惑わせる存在がいた為の所もあるが、どこかで確定を入れた方がスッキリする。キャストの主と脇に関わらず死という結果だけは平等に扱ってほしいという意味でも
�C矢吹が残りの兵士たちをいかに殺したのか。生々しい生死が散々繰り広げられたのにそこが欠落しているのはラストとして物足りない
�D全体的に中盤までは濃かったが、後半は駆け足で薄すぎた印象。最初から刺激が強い題材だけに後半その刺激を上回れるサプライズ、オチをつけないと流れとして右肩下がり感が強く長編としての評価はあがらない

毎日楽しみにスレを開き、最後まで真剣に読んできたからこそ直球で書かせて頂きました。ご勘弁ください。
最後にサーモンさん、ありがとう！

AKBGって実際残酷ショーをサプライズとして売って来たよなあ
それを改めて感じたわ

お疲れ様でした
みるきー編までは究極の出来でしたね
次回作楽しみにしております

とりあえずお疲れさまサーモンさんありがとう
感想はまた書きます

さや姉はAKBの再建の要になるかと思ってた

スピンオフで後日談もお願いします涼花とゆりあに期待！

一番好きだったのはなんといっても指原編のどんでん返しの連続、鳥肌もんで読んでたなァ
この作品で奈子ちゃんがさらに好きになった、現実の彼女も何か底知れない感じがするんだよね

残念だったのは涼花やなぎちゃんが活躍出来ないまま終わったことかな
やっぱりサーモン氏に彼女たちは殺せないｗ
昨日のチーム8、5時間スペシャルの余韻で10年桜が頭の中で流れ続けてる中での
ラストシーンは妙に感慨深くて・・本当にお疲れ様でした

お疲れ様でした
なるほど落ちはラストサプライズか
また改めて読み直して感想書きますわ
面白かったよ

サーモン氏乙でした
個人的にはハッピーエンドの話が好きなので切ないラストでしたが
安価がついたメンは誰も生き残らないというある意味平等な結果ですね
何ヵ所か直接的な説明を避けて読者に想像させる部分がありますが
そういった手法は好きですよｗ
他の会場で生き残ったメンバーがサーモン氏のお気に入りですかね？
ちゅりが残っているのがまたいろんな想像を掻き立てますなｗ

さーて、そろそろゾンビ篇の件、真剣に考えて頂きましょうか？

サーモンさん。

サーモンさんお疲れ様でした
1推しぱるる2推し珠理奈の自分には切ない場面も多かったですが、
最後まで本当に楽しませてもらいました
よく知らなかったメンにもいつの間にか感情移入して涙することも…
語られない部分を残すことで読み手のこちらは想像力を掻き立てられます
そのバランスも好みでした
やすすが最後までぱるるのパンに執着していた姿に
幽かな戦慄を覚えましたがw
また最初から読みなおしてみます！

面白かった！
ラストはちょっと切ないけど後日談の妄想膨らむのが本家バトロワの踏襲って感じかな
ラストサプライズ生き残りの１３人は体にどんな醜い傷痕が残っていようとも永遠の神１３と扱われそう
ツッコミ所としては前田＆奈子が銃器だけで３０人からの兵士殲滅ははっちゃけすぎな気が(笑)
とにかくサーモンさん乙です！

・たかみなノートの開示希望
・参加忍の名前情報開示希望

「あっちゃんは殺せない」と言った三人、気になる
ちんともは「敦子」呼びだから多分除外、オカロは「あっちゃんは殺せない」とは言わなそう
AKB一期二期神7とか考えても、麻里子様くらいしか思い浮かばない
あとは、大島麻衣とか……

お疲れ様でした！
選抜も、MVも、組閣も、センターも、何でもかんでも「サプライズ、サプライズ」とやっている
最近の運営を見ると、本当に行き着くところまで行ってこうなっちゃうというんじゃないかという怖さも感じますね。
奈子ちゃんや美桜ちゃんがあれほど帰りたかった「博多」、芽瑠が生き残ったことに最後の希望を見ました。

あれ、ID被ってるかな。
>809さんとは別人です、念のため。

>>806
お疲れさまでした
面白かったし、泣いたシーンもあって心に残る作品になった
物理的なリアリティ・描写につっこみたくなる粗はあったし、物語の収束をやや急いだ印象もある
何はともあれ、完結おめでとうございます

>>820
>選抜も、MVも、組閣も、センターも、何でもかんでも「サプライズ、サプライズ」
本当にね…
最後の康 対 敦子の対話で浮き彫りになったけど
サプライズに頼るしかない現実の運営とそれを求めるファンへの痛烈な風刺というテーマも感じた

>>806
質問とか答えれる範囲でお願いします

�@他の人も言ってますがたかみなノートの未公開分は公開予定ありますか？もう書いてあったりする？
�A待機してた忍(他のtypeも含め)を教えて下さい
�Bスピンオフをやる可能性はありますか？

好きなシーンは北原が横山へ檄を飛ばしたところ
切羽詰まったらほんとにありそう

完結おつかれさまでした
推しが推しらしく最期を迎えられて胸が熱くなりました
今まで知らなかったメンや印象が薄かったメンのことがこの小説を読んで気になってきました
次回作にも期待！

まずは完結おめでとうございます
色々あったけど本当にメンバーへの愛とか想いとか友情、絆が反映されている作品だったと思います
この魅力を存分に発揮できていたと思いますね
当初マジすかパロの時は読んでいませんでした
なので当初はどうなんだろうという興味で読み始めたら作品の世界に引きずり込まれるような感じがしたんです
まさかここまで素晴らしい作者だとは思いませんでしたね
本当に申し訳ないと思います
しかし、ここからが本番です
次回作はどういうものになるかは分かりませんがこれからも書き続ければまた素晴らしい名作が生まれそうな気がします
今後も応援しておりますのでスレかブログかは分かりませんがまた良き作品に出会えるのを心待ちにしております

秋元康が孤独だったように、サーモンさんも孤独だったのかな？

そうそう、次回作でもアンカ募集する時はサーモンさんの推しメンスレとかで
わからないように予告こっそり下さいｗ
今回バトロワスレの存在は知ってたのにサーモン氏の暗躍に気付かなかった自分を呪ったｗ

山本彩の豊満な身体が吊るされると思うと抜ける…

前半はかなり面白いと思いました。
お疲れ様でした。。

水牛ちゃんが過去最高にクローズアップされてたね

最期が…

みぃちゃんこみはるゆかるんのバトルも面白かった

>>806
サーモン氏乙

別会場は最初から構想にあったんですかね？

晩節を汚すアイドルを見ていると、こうなるのも狂っているが愛情なのかもと思えて草

でもアイドルは商品ではなく、一人の人間だから将

サーモン氏お疲れ様でした！
知らなかったメンの事も知れて、ここに出てきたメンは好きになってる自分がw
また次回作があれば楽しみにしてます

死ぬ直前まで見ている夢
それが人生
あーあー川の流れのようにー♪

キャメロンは？w

サーモン氏お疲れ様でした
私はミステリが大好物でバトロワも既読でした
でもパロディ小説はまともに読んだの初めてだったのであまり期待はしていませんでしたが
導入からテンポ良くとても面白かったです
誰が残るかと何故殺し合いをするのか、所謂フーダニットとホワイダニットの両軸が
しっかりと描かれていて下手なミステリ作家よりうまく引っ張られました
次回作期待しております
蛇足ですが使えそうな小説パッと挙げてみました
・クリスティ「そして誰もいなくなった」
・湊かなえ「告白」
・貴志祐介「ダークゾーン」

完結お疲れ様でした

主題歌に相応しい曲を

http://youtu.be/b8Wd7uXIuMQ

この小説のやすすみたいに晩節を考えて、愛するが故の自己満足でぶっ壊す位なら
10年で、一旦解散させて、オーディションをやり直す位にしてくれ・・・

と、フィクションにハマりすぎて変な妄想で楽しんだw