【定期】バトルロワイヤルで生き残りそうなメンバー

さくらたん

ゆかるん

きたりえ

高柳明音

市川愛美

山田菜々

最初に死ぬのはうるさい島田

最初にナイフ投げる先生はオカロ

二番目にボウガンで死ぬのは

いざとなったらさや姉かな
椅子取りでも体力だけじゃなく勝負師ぶりが目に付いた

無双するのはみるきー

堀

脱がされるのはみるるん

バトル・ロワイアルな

首輪がスルッと抜けるみおりん

高橋みなみ「奈々ちゃん！私は殺し合うつもりなんかないよ！武器を捨てて！」
岡田奈々「良かったです・・・たかみなさん！うっうっ・・・」
高橋「奈々ちゃん・・・そうや、安心していいんやで」
岡田「本当に良かったです・・・たかみなさん・・・あなたのナイフより私のナタのほうが大きくて強力で・・・！」

まゆゆ「私が守らなきゃ･･私が守らなきゃ････」

ルール説明のお姉さん→優子

SKEだとちゅりだな
熱血で高スペックで周りに助けられながら生き残る

ポジション的には宮澤が桐山、大場が川田、柴田が相馬かな

旧チーム４だと
最初に死ぬのはレモン
ラスト近くまで生き残るのは島田
助かるのはぱるる

ささきのりこ

ゆかるんは七原を密かに殺そうとしてカレーに薬入れちゃった奴

それを試食したのが田野ちゃん

松村香織

>>17
これいいなw
なぁちゃん演技力あるから映画で観たいな

くーみんは鎌でやりまくってそう

倉持と高城は後輩を盾にして逃げ出しそう

まなみと聖ちゃんは一緒に逃げ回ってる

一度も姿を見せないヘタレ指原の勝ち

かのん「きゃはっ」

一番おっかないのはひらりー

一番最初に消えるのは高城亜紀

行動を共にしそうなメンバー

横山、川栄、朱里、田野、こじまこ、涼花、ぱるる

阿比留と石田安奈

昔書いたなーバトロワ小説

みるきー、だーすー
この二人に見つかるとやばそう

>>35
神島氏か？

ルール説明時に「おまえうるさい」で殺されるのは西野

みきちゃんの袋の中身は「犬のおもちゃ」でした・・・

アンカで決まったメンバーでバトルロワイアルの小説書くよ
１人目
>>42
２人目
>>45
3人目
>>46
4人目
>>48
5人目
>>52

西野未姫

普段はおっとりお嬢様だが、武器を持つと戦士に覚醒するわかにゃん

１人目・【チームB】名取稚菜

ゆかるん

きたりえ

ふぅちゃん

佐藤すみれ

徳勝もなみ

朝長美桜ちゃん

田野ちゃん

みるきー

渡辺美優紀

朝長美桜ちゃん

このスレ見て板対抗バトロワまだあるか見たら閉鎖してたのか
１１年前ぐらいに最初のスクリプト作った一人だったな懐かしい

AKBバトルロワイアル2014版・出場者
【チームB】名取稚菜
【チームK】北原里英
【チームM】矢倉楓子
【チームBⅡ】渡辺美優紀
残り
>>55-61

市川美織

朝長美桜ちゃん

石田晴香

柏木由紀

期待あげ

須藤りりぽん

AKBバトルロワイアル2014版・出場者
【チームB】名取稚菜
【チームK】北原里英
【チームM】矢倉楓子
【チームBⅡ】渡辺美優紀
【チームBⅡ】市川美織
【チームKⅣ】朝長美桜
【チームK】石田晴香
【チームB】柏木由紀
【チームS】須藤凜々花

現在9名

残り
>>63-70

>>62
訂正
【チームN】須藤凜々花

じゅりな

山田菜々

水牛

B2 井尻

島田

OG参戦OKだったらえれとか大麻とかめちゃくちゃ殺しまくるだろうな

梅田彩佳

梅本

>>17
いいね

AKBバトルロワイアル2014版・出場者
【チームB】名取稚菜
【チームK】北原里英
【チームM】矢倉楓子
【チームBⅡ】渡辺美優紀
【チームBⅡ】市川美織
【チームKⅣ】朝長美桜
【チームK】石田晴香
【チームB】柏木由紀
【チームN】須藤凜々花
【チームS】松井珠理奈
【チームM】山田菜々
【チームBⅡ】井尻晏菜
【チームK】島田晴香
【チームKⅡ】山田澪花
【チームBⅡ】梅田彩佳

現在15名

残り
>>74-84

岡田奈々

高橋みなみ

ゆかるん

みるきー

小嶋菜月

加藤玲奈

かおたん

藤江れいな

高橋「まりり、このゲームからの脱出方法って何なんだよ！？いい加減教えてくれよ！」

塚本「・・・そうね。真実を告げる時が来たのかもしれない。
　　　・・・20年前、あるアイドルグループでこれと同じゲームが行われたの。」

高橋「！！！まさか・・・それも秋元先生・・・いや、秋元が主導で！？」

塚本「ええ、お察しの通りよ。しかし、あのゲーム開催の事実は表には出ていない。
　　　バブル時代の成金達によって情報は抹消されたの。」

高橋「当時はネットも無かったし、金でなんでも買えたってことか・・・
　　　あれ？でもあんたはなんでそんなことを知ってるんだ？」

塚本「・・・見ていたから・・・一番近くで・・・」

宮脇「・・・塚本さん？」

塚本「私は・・・その20年前に行われたゲームのたった一人の生き残りだからよ。」

高橋「・・・まじか・・・」宮脇「そんなことって・・・ひどすぎる・・・」

須田亜香里

わさみん

峯岸

うどん

大場美奈

ぱるる

森保まどか

横山結衣

柴田阿弥無双

宮澤

岩立沙穂

Eはいろいろ山田れはKⅡじゃなくてEな
Eは候補が沢山いるがれなひょんじゃねって思ったがやっぱ水牛でいいわ

こういうのは臆病な人間が生き残るからな
選抜メンバーなんてのは全員真っ先に死ぬ

植木君

ゆかるんは崖から一緒に自殺するカップルの役が似合う
相方はりおりん。まだ生き残りたいと叫ぶりおりんを抱き締め崖から飛ぶゆかるん

込山

よくわからないけど須藤とレモンが居るから俄然期待
こみはるも入れてほしい

今心はサバイバーに傾いてるけど・・

のびねえなこのスレ

残酷に書くけど叩かないでね(´д｀)

AKBバトルロワイアル2014版・出場者
【チームB】名取稚菜
【チームK】北原里英
【チームM】矢倉楓子
【チームBⅡ】渡辺美優紀
【チームBⅡ】市川美織
【チームKⅣ】朝長美桜
【チームK】石田晴香
【チームB】柏木由紀
【チームN】須藤凜々花
【チームS】松井珠理奈
【チームM】山田菜々
【チームBⅡ】井尻晏菜
【チームK】島田晴香
【チームE】山田澪花
【チームBⅡ】梅田彩佳
【チーム4】岡田奈々
【チームA】高橋みなみ
【チーム4】佐々木優佳里
【チームA】小嶋菜月
【チーム4】加藤玲奈
【チームM】藤江れいな
【SKE48研究生】松村香織
【チームE】須田亜香里
【チームK】岩佐美咲
【チーム4】峯岸みなみ
【チームM】川上礼奈
【チームKⅡ】大場美奈
【チームA】島崎遥香
【チームKⅣ】森保まどか
【チーム8】横山結衣
【チームE】柴田阿弥
【チームS】宮澤佐江
【チーム4】岩立沙穂
【チーム4】込山榛香
【チームKⅣ】植木南央
現在35名

残り
>>104->>109

たなみん

ゆいはん

>>103
期待してる

矢吹奈子

なーにゃ

指原

神志那結衣

犬塚あさな

>>27
お前カッコ良いな
クラスで人気者だろw

存在感の薄さで中田と森川は優勝候補

残酷に書くけど叩かないでね(´д｀)

AKBバトルロワイアル2014版・出場者
【チームA】小嶋菜月　　　　
【チームA】島崎遥香
【チームA】高橋みなみ
【チームK】石田晴香
【チームK】岩佐美咲
【チームK】北原里英
【チームK】島田晴香
【チームK】横山由依
【チームB】大和田南那
【チームB】柏木由紀
【チームB】田名部生来
【チームB】名取稚菜
【チーム4】岩立沙穂
【チーム4】岡田奈々
【チーム4】加藤玲奈
【チーム4】込山榛香
【チーム4】峯岸みなみ
【チーム4】佐々木優佳里
【チーム8】横山結衣

【チームS】松井珠理奈
【チームS】宮澤佐江
【チームKⅡ】大場美奈
【チームE】柴田阿弥
【チームE】須田亜香里
【チームE】山田澪花
【SKE48研究生】松村香織

【チームN】須藤凜々花
【チームM】川上礼奈
【チームM】藤江れいな
【チームM】山田菜々
【チームM】矢倉楓子
【チームBⅡ】市川美織
【チームBⅡ】井尻晏菜
【チームBⅡ】梅田彩佳
【チームBⅡ】渡辺美優紀

【チームH】　神志那結衣
【チームH】　指原莉乃
【チームH】矢吹奈子
【チームKⅣ】植木南央
【チームKⅣ】朝長美桜
【チームKⅣ】森保まどか

以上41名、では書かせてもらいます

期待してます

>>113
楽しみですよろしくお願いします

君の心にも川が流れる
つらい試練の川だ
上手くいかなくても時に溺れても

この曲は・・・river？

「たかみなさん、起きてください！たかみなさん！」
私を呼ぶのは誰だ？
なんだか頭がぼーっとする。
もう少し眠っていたい。

繰り返せばいいあきらめるなよ
そこに岸はあるんだ
いつか辿り着けるだろう

うるさいなぁ、寝させてくれよ。

「たかみなさん、たかみなさん！」
今度ははっきりと声が聞こえた。
まだ重い瞼をこすり、ぱちぱちと
まばたきをして目を開けた。
高橋みなみは自分の名前を呼んでいたのが、
隣に座る横山由依だと気づく。
「ここは････どこだ？」
今日は確かテレビ収録で・・・
バスの中にいたはずなのに、いつのまに降りたんだろうか。
バスにはいなかった指原や珠理奈もいる。
皆、床に座って話していた。
辺りを見渡して、自分が学校の教室くらいの部屋にいる事に気づいた。

「たかみなさん････これ」
そう言って後ろにいた島崎遥香が、
膝を抱えて不安げな目をする。
島崎は自分の左耳を指さした。
たかみなはハッとした顔をして、耳に手を当てた。
いつのまにかイヤモニが付いていた事に気付いた。
普段も仕事で付けているせいか、
何の違和感も感じなかった。
イヤモニからはRiverが流れている。
右腕には腕時計のような物もある。
「なんだよ････これ」

「たかみなさん！これ何ですか？
　奈子が泣いちゃったじゃないですか～」
声をあげたのは後ろのほうにいた
HKTの指原莉乃だった。奈子の頭を撫でながらたかみなに視線を送っている。
指原は「言い訳Maybe」の衣装を着ていた。

「皆････同じ衣装か。何の番組だろう」
高橋みなみがそう言って怪訝な顔を
した時だった。
ピッ、という音が教室の角から聞こえた。
同時にイヤモニから流れていた歌が止まった。
目を向けた先にあったのはテレビで、
ある曲が映像と共に流れていた。
踊っているのは、たったひとり。
卒業したはずの“大島優子”だった。

「あれ？優子さんだ、なんで～？」

島崎遙香は気の抜けた声でそう言って笑みを見せる。
曲は、チームBパジャマドライブ公演
『命の使い道』

ダレカニアイサレタイ

ダレカニアイサレタイ

彼女の表情はまるで操り人形のように一切の感情が消えていて、
それでいて踊る姿からは狂気のような
ものが感じられる。
部屋にいるメンバー全員が目を奪われた。

待ってるで

曲が終盤にさしかかる。
踊る優子の狂気が激しさを増していく。

ダレカニアイサレタイ
ダレカニアイサレタイ

舞台に腰をかけた優子が右手を上げる。
スッ、まるで糸が外れたマリオットのように
右手を下ろし首を右に傾けた。
その瞬間、カメラが優子に寄った。
アップになった優子が首を傾けたまま
人形のように無機質な顔で言った。

「皆の命の使い道が決まりました」

優子はにたーっと不気味に微笑む。

「今から殺し合いをしてもらいます」

！

保守

画面の中にいる優子は劇場の観覧席
へと静かに歩いていく。
その途中、優子は席に立てかけてある
長い棒のような物を手に取った。
チームBの柏木は“それ”が何か気付いたようだ。
「あれ････日本刀？え？本物？」
「まさか、偽物でしょ」
そう言って石田晴香が笑う。
だが、次に映った“男の姿”を見て、
メンバー達の顔色が青ざめた。
「ん！ん････！」と男は画面の中で、
言葉にならない声を発している。
口をガムテープで閉ざされ、椅子に
縄で身体を縛られていた。
たかみなが動揺した顔で立ち上がった。
「戸賀崎さん････！！」

画面の中にいる優子が鞘から刀を抜いた。
戸賀崎に送るその視線は、凍てつくほど鋭い。
優子は刀の切っ先を天井に向けた。
メンバー達はゴクリと息を飲む。
「みんな～よく見てなよ？
　“殺す”ってどういう事か、今から見せるから」

おっ　なかなか面白そう
レス抽出するのにトリップか
または名前欄に何か入れて欲しいな…

メンバー達はまだ信じられないといった様子だ。
「やりすぎですよ～、カメラどこですか？」
BⅡの市川がそう言っておどけてキョロキョロと辺りを見る。
その時だった。

「きゃあぁぁぁ！！！」

メンバー達が一斉に悲鳴をあげた。
市川はその悲鳴に驚き、肩をビクッと
動かしテレビに視線を戻した。

映っていたのは返り血に染まった、
不気味に笑う優子の姿だ。
優子の手には戸賀崎の首がある。
胴体と切り離された戸賀崎の苦悶に満ちた顔が、
カメラに突きつけられた。
「戸賀崎さんはね。このゲームに反対してたんだ。
　優しいよね････“笑える”くらいにさ」
画面にまた優子の姿が映った。
メンバーは泣き出す者や、
身体を寄せ合って体を震わせている者、
真剣な顔つきでただ、じっとテレビを見ている者と様々だった。
優子はまたステージへとユラユラ歩く。
その小さな背中にスポットライトが当たる。
「そう、もう逃げられないんだ。
　AKBに入った時から････
　私達の命の使い道は決まっていた」

面白いじゃん
続き楽しみにしてるぞ～

完走期待あげ

トン、ステージに上がった優子が振り返る。
「ゲームの説明をする。一度しか言わないからね」
優子の口からこのゲームの概要が告げられる。

1.開催期間は3日間、今日の午前0時から三日後の午後0時まで。
2.与えられるバッグには方位磁石、パン一袋、500mlの水、島の地図、武器、
　一枚の個別握手券が入っている。
3.握手券は1000万の価値があり、
　優勝時に現金に換金する事ができる。
4.握手券は一枚で食料、3枚で武器、
　5枚で『忍』と交換できる。
　希望の際は手首に付いている腕時計のレシーバーに伝える。
5.開催場所であるこの無人島は35区画に
　分けられている。
　二時間置きに禁止エリアが更新され、
　指定エリアにいた場合身につけているイヤーモニターが爆発する。
6.禁止エリアは午前と午後の0時と6時に
　イヤーモニターを通じて伝えられる。
7.島から出た場合、鼓膜に刺さっているイヤーモニターが爆発する。外そうとした場合も同様。
8.　3日後に生存していた者が勝者となる。

「････以上。まぁ、質問はそっちにいる人にしてよ。
　じゃ、皆頑張ってね～」
優子が笑顔で手を振ると、映像はそこで途切れた。

──「は？」
高橋が怪訝な顔をして顔をしかめる。
どんな冗談だと、「ぷっ」とすぐに
吹き出し「なんだよ、これー」と後ろを振り返り、
メンバーと一緒になって笑っていた。
だがチームKのキャプテン、横山由依は少し怒った様子だ。

「いくら番組の企画でも“殺す”なんて表現、良くないですよ」

と、目を細めていた。
その時─ドアが開く。
「さすが優子だな、素晴らしい。
　俺、鳥肌立っちゃったよ」
丸い体をした男がそう言って教室に
入ってきた。
男の後に、黒いスーツとサングラス姿の数人の男達が姿を見せた。
教室の四隅と太った男の両隣に散らばる。
その男は、メンバーがよく知っている顔だった。
──秋元康だ。
「質問はあるか？」

メンバー達は動揺した顔つきで、
すぐには手をあげようとしなかった。
その沈黙を破ったのは島田晴香だった。
島田は眉をしかめて立ち上がる。

「ちょっとこれ何なんですか！？
　泣いてる子もいるんですよ！
　戸賀崎さんはどうなったんですか！？」

「島田！止めろ！」
高橋がそう言って立ち上がった時だった。
パァン！と乾いた音が部屋に響き渡る。
高橋は反射的に耳を塞いでしゃがみこんだ。
「きゃあぁぁぁ！」というメンバー達の叫び声が聞こえ、
高橋は恐る恐る顔をあげた。
「そんな････」
床に仰向けに倒れた島田の姿があった。
眉間を撃ち抜かれ血が吹き出していた。
「島田ぁ！！」高橋と横山が島田に駆け寄る。

島田は目を開けていたままで、息がもう途絶えている。
横山が泣きながら島田の身体に顔を埋め、
高橋は涙で充血した目で秋元を睨め付ける。
何人かのメンバーが悲鳴をあげて逃げようとすると、
「皆！静かに！」と高橋が叫んだ。
それでもメンバー達は悲鳴をあげ続ける。
「静かにしろよ！！殺されるぞ！！」
高橋が秋元を睨んだまま大声で
そう叫ぶと、メンバー達はようやく声を押し殺した。
秋元が「ふっ」と不敵に笑う。

「いい判断だ。
　組閣、総選挙、じゃんけん大会････これは、それらと同じだ。
　お前達は企画の趣旨に対して、なぜ？なんて疑問は持たなくていい。
　与えられた仕事をやればいい」

秋元は眼鏡を指で上げた後、
いつものように腕を組んだ。
「ゲームのルールに関する質問だけ受け付ける」
未だに泣き続けるメンバーがいるなか、
BⅡの渡辺美優紀が手を挙げた。
いつものように微笑を浮かべる彼女は冷静な様子だ。
「“忍”ってなんですかぁ？
　戦闘中のパクリってことですかぁ？」

しまだー

>>124
頑張ります
>>126
遅い更新になりますがよろしくです
>>127
がんばるんば
>>132
島田ごめん( >_<)

どんなに遅くてもいい
完走希望

続き気になるー

「いい質問だ。戦闘中の忍者と同じだと思っていい。
　その忍者が契約者の代わりに戦ってくれる。
　もちろん、命ある人間だ。
　まぁ････あの忍者とは少し姿が違うがな」
秋元が不適な笑みを浮かべる。
渡辺は「ありがとうございま～す」と
陽気に一礼し、腰を下げた。
しばらく沈黙が流れた後、
今度はチームSの松井珠理奈が手を挙げた。
「生き残った者が勝者･･････
　優子さんは確かにそう言いました。
　映画のバトルロワイアルと違って、
　複数が生き残れる、そう解釈していいですか？」

「さすが珠理奈、冷静だな。
　その通りだ････こちらとしては殺し合ってほしいが、な？」
秋元の言葉を聞き、メンバーの中には
安堵の表情を浮かべる者が多く見られた。
「なんだ、じゃあ皆で協力して生き残ればいいんじゃん」
「良かった････」
そう言って胸をなでおろす加藤玲奈。
だが、その答えを聞いた高橋みなみは、
じっと睨むように秋元を見ていた。
「････」
何かを言い掛けるが、諦めたように
うなだれて腰をおろした。

面白い

沈黙が流れた後、秋元が口を開く。
「よし、質問はないな。
　名前を呼んだらバッグを受け取ってこの学校から出ろ。
　全員が出た30分後に、ここは禁止エリアになる。
　早く離れたほうがいいぞ」

──「チームA、小嶋菜月」

菜月もまた泣いていた１人だった。
ひどく混乱した様子で、嗚咽しながら背中を丸めている。
「小嶋菜月」と秋元が冷然な声でまた呼ぶ。
菜月はゆっくりと立ち上がり、
おぼつかない足で歩いていく。
バッグを受け取った菜月に誰かが声をかけた。
「なっつん！！私がいるから！」
そう叫んだのは加藤玲奈だ。
だが菜月が振り返ることはなかった。
「こんなのおかしいよ････」
そう言い残して去っていった。
秋元が名前を呼ぶ。
「次、チームA・高橋みなみ」

返事はしなかった。
ただ、秋元を睨みながら立ち上がる。

バッグを受け取った高橋はメンバー達がいる後ろに振り返った。
年少メンバーのチーム8の横山結衣や
HKTの矢吹奈子はもちろん、
矢倉楓子やあの松村香織でさえ泣いていた。
さっきの混乱した菜月の様子といい、
このままではダメだ、そう思った。

全員の顔を見た後、高橋はすぅーと息を吸った。

「AKB48！！SKE48！！NMB48！HKT48！！
　忘れるな！私達はひとつだ！」

メンバー達は皆、顔を上げて高橋の顔を見つめる。
涙で目を赤くする者、拳を固く握り締める者、
涙を拭いてゴクリと息を呑む者、
動じずただ真っ直ぐな目をする者。
高橋が彼女達に、そして外にいるであろう菜月にも
聞こえるように声を張り上げる。

「仲間を信じろ！！助け合え！！考えろ！！諦めるな！！生きろ！！」

「そこまでだ」
秋元が高橋の後頭部に銃を突きつける。
高橋は仲間達に背を向け、秋元を鋭い眼光で睨む。
カチャ、銃口が高橋の額に押しつけられた。
それでも彼女は動じない。

AKB48総監督・高橋みなみが叫ぶ。

──「お前ら････絶対に死ぬんじゃねーぞ！！！」

マジでやれば、サヤ姉に敵う奴はシロウトには居ない。

たかみなかっけえ
面白いな～

みおみなれなっつんきたー

たかみなのイメージ
http://pbs.twimg.com/media/BoK0IVDIIAAWxqE.jpg

ぱるる

たかみなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

保守

「おしっこちびるかと思った」
外に出た高橋は空を見上げた。
数台のヘリが飛んでいる、
音はそれほどうるさくはない。
地上をライトで照らしているわけでもなく、
ただ点滅している機体が空をグルグルとまわっている。
ふと目に入った満月に魅入る高橋。

「あっちゃん･･･私、怖い」

弱音を吐くのは一度だけだ。
AKBの総監督になってからそう決めた。
静かに目を瞑り「よし」と呟く。
開いたその目には、強く揺るぎない光が宿る。
生きて帰る、そんな強い目をしていた。

バッグから地図を取り出した。
中に入っている物を確認すると、
「武器じゃないやん」と苦笑する。
入っていたのは、文房具セットだった。
一冊のノートと赤いボールペンだ。
高橋はそれをまたバッグに入れ辺りを見渡す。
先に出たはずの小嶋菜月に呼びかけた。
「なっつん、どこ？返事をして」
だが返事はない。
「なっつん！」何度か名前を叫ぶが、
反応はまるでない。
夜中のせいか、鈴虫とカエルの鳴き声が聞こえるだけだ。
微かに海の匂いもする。
菜月が１人でどこかに行ってしまう気持ちも分かる。
ここにいたらイヤモニが爆発する、
実際に島田が死ぬところも見た、
誰がどんな武器を持っているのか分からない。

『仲間を信じろ』なんて青臭い言葉をメンバーに言ったけど、
頭の中じゃ誰が“危険”で誰が“安全”かを選別している。
偽善者だ、と自分を軽蔑した。

めちゃめちゃ面白いな

期待あげ

カンザキナオ

このゲームには必勝法がある

背後から足音が聞こえた。
同じチームの島崎遥香だ。
「たかみなさ～ん」
こんな状況でも動じていないのか、
マイペースに1個しかないパンを食べながら、テクテクと歩いている。
「ぱるるはぱるるだな～」　
「なんですか、それ」
「安心した」高橋はそう言って笑う。
「どうしますか？皆を待ちます？」
パンをまたひと噛みした島崎がそう尋ねると、
高橋は考えるように沈黙し地図を広げてじっと見つめる。
「いや･･･ここは禁止エリアになる。
　できるだけ離れよう。
　････････････あっ、そうだ」　

はっとした顔をして高橋はバッグから
ノートとペンを取り出した。
何かを書いている。
ビリッ、ノートを1枚破ると、それを
出てきたメンバーが見えるように
木の枝に突き刺した。

その紙にはこう書かれていた。

『前へ進め　立ち止まるな
　希望の道を歩け
　チームA　　　高橋みなみ』

「行くよ」
高橋は覚悟を決めた様子で島崎の手を掴む。
「え？皆を待たなくていいんですか？
　禁止エリアになるまでまだ時間ありますし････」
島崎は後から出てくる仲間を待とうと
校舎のほうに視線を送る。
妙な胸騒ぎがした、高橋は力強く島崎の手を引っ張った。

高橋がこの場を離れようとした理由は、
禁止エリア以外にもうひとつあった。

「大丈夫、後で皆と合流できる」
二人は東にある林の中を走った。
どれくらい走っただろうか、
禁止エリアからもう出ている。
島崎は何かに焦る高橋の様子に少し戸惑う。
「たかみなさん？」

「私がぱるるを守るから」
高橋が振り返らずにそう言うと、
島崎は不安をかき消すように高橋の手をしっかりと握った。

高橋みなみは知っていた。
アイドルという存在は自己顕示欲が強く、誰よりも強欲で、誰よりも････
愚かである、と。

遠くで誰かの叫び声が聞こえた。
泣き叫ぶようなその悲鳴は、
「パァン！」という乾いた音と共に
───途切れた。

ひとつの亀裂はやがて大きな亀裂となり、
強固に築き上げた絆でさえ簡単に壊してしまう。
悪には高橋の言葉は届かなかった。
高橋はそれに気付いていたのだろう。
島崎が恐怖で声を震わせる。
「たかみなさん･･！今の････！」

「大丈夫･････私が守るから」
たかみなはただ前を向いて言葉を繰り返している。
「私が守るから････」

私が守る、私が守る、私が守る････
AKB48は･･････私が守らなきゃ。

カンザキナオ

みんなが戦わなければみんな助かるじゃないですかっ

たかみなかっけー
けど信じて裏切られそうな感じがするので怖い

勝手なイメージだけど柴田さんとか
だーすーみるきーあたりは笑顔でマシンガンぶっぱなしそう…
絶対遭遇したくないわ

勝手なイメージだけど
ゆかるんが生き残るとは思えない
全員が生き残るハッピーエンドならありえるが
残虐描写ありと断ってるからなぁ…

ビール片手に待ってるからな

よこやまゆいとよこやまゆいの対戦希望

続き楽しみ上げ

美優紀のジェノサイドだけの部分じゃなくて
人間らしいところも描写されることに期待

佐江は信頼しすぎたり、正義感を出しすぎて殺られちゃいそう

校舎から少し離れた校門の近く。
BⅡの梅田彩佳が学校から出ようと歩いている。
「なんだよー。皆いないじゃん」
AKBからBⅡに移籍した梅田は、
NMBのメンバー達を心から信頼していた。
気さくに話しかけてくれるBⅡのメンバー達は、
年下だが尊敬できるほど皆が努力家だ。
梅田はAKB時代に怪我をして休養した過去がある。
だからこそ、まるでその時の時間を取り戻したかのような、
もう一度青春を過ごしているような、
そんな充実感に満たされていた。
静かな暗闇にその明るい声が響く。

「誰かいないの～？」

校門から出た時だった。
闇の中から誰かの歌声が聞こえた。

「君はどこの誰なの～♪ はっとする清純～♪ 」

梅田はその歌声の主に気付いたようだ。
ホッとした顔を浮かべ駆け寄った。
「良かった～、皆いないんだもん。
　１人だよね？一緒にいようよ」
梅田の目の前にいる女は、先程学校から出てきたばかりだ。
梅田は女が持っている物に気が付いた。
「えっ？それ拳銃？ちょっと、怖いよ～」
笑顔で冗談まじりにそう言った。
拳銃が本物だとしても、私達は仲間だ。
まさか本当に撃つわけがない、
梅田は“彼女”の事も信頼していた。

それが、間違いだった。

カチャ─銃口が梅田に向けられた。
パァン！梅田の肩から血が吹き出した。
「きゃあぁぁぁ！痛い！痛いよ！！」
地面に尻餅を付き、撃たれた肩を
押さえながら泣き叫ぶ。
撃った女はずっと歌い続けている。

「絶滅の危機～黒髪、少女よOH～♪
　守りたい～絶滅の危機～黒髪、
　少女よOH ♪ 保護したい～」

顔から笑みを消した。その“女”の名は、
────渡辺美優紀。

「なんで黒髪少女じゃないねん」

>>113からコピペ

AKBバトルロワイアル2014版・出場者
【チームA】小嶋菜月　　　　
【チームA】島崎遥香
【チームA】高橋みなみ
【チームK】石田晴香
【チームK】岩佐美咲
【チームK】北原里英
【チームK】×島田晴香
【チームK】横山由依
【チームB】大和田南那
【チームB】柏木由紀
【チームB】田名部生来
【チームB】名取稚菜
【チーム4】岩立沙穂
【チーム4】岡田奈々
【チーム4】加藤玲奈
【チーム4】込山榛香
【チーム4】峯岸みなみ
【チーム4】佐々木優佳里
【チーム8】横山結衣

【チームS】松井珠理奈
【チームS】宮澤佐江
【チームKⅡ】大場美奈
【チームE】柴田阿弥
【チームE】須田亜香里
【チームE】山田澪花
【SKE48研究生】松村香織

【チームN】須藤凜々花
【チームM】川上礼奈
【チームM】藤江れいな
【チームM】山田菜々
【チームM】矢倉楓子
【チームBⅡ】市川美織
【チームBⅡ】井尻晏菜
【チームBⅡ】×梅田彩佳
【チームBⅡ】渡辺美優紀

【チームH】　神志那結衣
【チームH】　指原莉乃
【チームH】矢吹奈子
【チームKⅣ】植木南央
【チームKⅣ】朝長美桜
【チームKⅣ】森保まどか
以上41名　生き残り　39/41

面白すぎる

期待保守

梅田は「止めて！撃たないで！」と、
必死に懇願する。

2年････････

とても長いリハビリだった。
チームKのメンバー達が私の私物を身につけて復帰を待っている、
それを知った時は涙が出るほど嬉しかった。
やっと････戻れたんだ。
まだ死ぬわけにはいかない。
BⅡのメンバー達に教えたい事がたくさんある。
もっと一緒にいたい。　

････････って。

みるきーも････BⅡじゃん。
思い出したよ。
私はNMBに移籍して、みるきーに会った時思ったんだ････

『あなたが怖い』

渡辺はニッコリと笑った後、
無情にも拳銃の引き金を引いた。

パァン！

ああ････強くなりたかった。
優子のように････
強く････強く････

頭を撃ち抜かれ意識が途切れる寸前、
梅田はそう思った──

>>169梅ちゃん…(ノ△Ｔ)

頭から血を流して倒れた梅田を、
渡辺は冷たい眼光で見下ろす。
梅田のバッグから食料、水、握手券を
抜き取り自分のバッグに入れた。
そしてもうひとつの物を手に取る。
「日本刀や････ええやん」
持っていた拳銃を腰に差し、バッグを
肩にかけた。

「おっ、じーな！待ってたんだ～」

誰かの声が聞こえたその時、
渡辺は咄嗟に林の中に身を隠し、校舎の方に視線を送った。
「指原さんや････」
指原は校舎を出たにもかかわらず、
動かずにメンバーを待っているようだ。
「HKTは6人か、相手にしてる時間はないわ」
渡辺は腕時計を見た後、茂みの奥へと
姿を消した。

【残り39名】

>>169
だらりと垂れた右手がKマークを作っていたところまで見えた！

マジすかじゃなくてこれそのままやればいいよ

ついにジーナ登場か

HKTの神志那ことじーなは、梅田の叫び声を聞いていた。
肩を震わせて、指原の胸で泣いていた。
叫び声と銃声が聞こえた事を指原に
伝えると、指原はその方角に視線を送った。　
そして視線をじーなにまた戻す。
　
「泣かない泣かない、私がいるから大丈夫」
そう言ってじーなを慰めていると、校舎から矢吹奈子が出てきた。
奈子もまた不安だったのか、
指原の姿を見るなり飛びついて腰に手を回した。
順に植木南央、朝長美桜、森保まどかが指原の所に集まった。
「よし、全員集まったね。皆、武器を確認して。
　学校から出たらいつ、誰に襲われるかわからないから」
指原は時計と地図を見た後、5人の武器に視線を送る。
じーなはダーツセット、まどかは拳銃、
植木はフライパン、美桜はダイバーズナイフ、
奈子は妖怪ウォッチのジバニャンの人形だった。
「人形かよっ」と指原は笑っていたが
奈子は嬉しそうにそれを抱いていた。

>>175植木フライパンってw

うわぁぁぁ梅ちゃん……けど、これみるきーも含め個性出てておもしろいなぁ
マジで映像化してほしいw応援してんで～

HKTは全員合流か。SKEメンの個性が強すぎるな

「あっ！･･･握手券、皆ある？」
指原がそう言うと、5人はバッグから
握手券を取り出し首を縦に振る。
指原が優しく微笑み、手の平を出した。
「6枚だね。この握手券を使って、
　“忍”を雇うから、みんないい？」
5人は互いの顔を見て、様子を伺う。
指原が頭が切れることは、
ここにいる博多のメンバーが知っている。
普段なら、迷いもなく頷いただろう。
１人だけ異を唱えた物がいた。
森安まどかだ。
「6人の握手券があれば、食料や水と交換して
　3日間なら充分生きる事ができます。
　どこかに隠れてゲームが終わるのを　待ったほうがいいんじゃないですか？」

「まどか、このゲームはそんな甘くないよ。
　戦う事を前提に考えなきゃ」
指原の顔から笑みが消え、険しい顔つきになる。
だが、まどかはまだ納得していないようだ。
高橋みなみの言葉がまどかの胸に残っているからだ。
『私達はひとつ』『仲間を信じろ』
だから指原のやり方はどこか間違っていると思った。
戦う事を前提にだなんて、おかしい。
「けど････こんな少しの食料じゃ････」

「いいの！！そんなの誰かを殺して奪････」
はっ、とした顔をして口を手で覆う指原。

悲しくて涙出たけどシバニャンで笑った

指原失言か

5人の顔色が青ざめていた。
指原が思わず口にした“殺す”という言葉に、
まどかが咄嗟に反応した。
「たかみなさんは言っていました････！
　助けあえ、仲間を信じろって！！
　出した“答え”はそれですか！？」
銃を指原に向ける。
すると、指原もすぐに武器の銃口を
まどかに向けた。
「HKTをここまで引っ張ってきたのは誰？
　たかみなさんじゃない、私でしょ？
　どっちに付いていくつもりの？
　答えなよ･･････まどか！！」

ザッ──指原とまどかが対峙する。

指原が持っていたのはウージーというサブマシンガンだった。
美桜が泣きながら「二人とも止めてよ～！」と叫ぶ。
植木、奈子、美桜、じーなの4人は
指原の後ろにいる。
だから指原の表情は分からない。
見えるのは、対峙しているまどかだけだ。
「････さっしーの事、信じてたのに」

まどかがなぜそう言ったのか。

「お願い！まどか！銃を下ろして！」
それは、そう言って悲痛に叫ぶ指原が････
───笑っていたからだ。

結構おもろい。
桐山のポジションが指原てっことでええのかなそれとも三村ポジションなのか。
俺的には三村ポジションだと思うが

なんか前にもあった気がするが今回のが面白いよなメンバーも入れかわってるし
読み直したいから過去ログないかな

いずりな

>>184
まとめんばーかなんかのまとめでまとめてあった気がする

さっしー、まどかを殺さないで…(ρ＿；)

昔書かれていたバトルロワイヤル完結もしてないし更新もされてないやん

http://akb48-matome.blog.jp/archives/51775675.html
だいぶ前のだけど完結してるのもある

「指原ぁぁぁぁぁ！！！！」
まどかが叫び、銃を両手で持ち
引き金を引こうとした。

パッパッパパパッ！！

先に撃ったのは指原だった。
暗闇の中で幾つかの光と血しぶきが重なった。
撃たれたまどかは仰向けに倒れた。
「まどか！！」指原が駆け寄る。
他の4人は恐怖で動けないようだ。
「撃つつもりなんてなかったの！！
　まどか！！････まどか！！」
指原は泣きながら手を握った。
まだ、まどかはかろうじて息をしていた。
パクパクと口を動かした後、目を閉じて眠りについた。
指原は涙を拭いた後、まどかの武器とバッグを拾った。
「････こんなつもりじゃなかった。
　私は、皆を守りたかっただけなの」
指原はそう言って肩を落とし、
学校の出口へと歩き始めた。
美桜が不安な顔つきでその背中に視線を送る。
「さっしー････待ってよぉ････」
4人はまどかの手を握り、
「ごめんね、ごめんね」と言った。
どうすることもできなかった。
混乱の中で起きた予期しえない事だった。
仕方がなかったんだ。
どちらが悪いわけでもない。
指原は撃つつもりなんてなかった。
身を守るためについ、撃ってしまったのだ。
じーな、植木、美桜はそう思った。
そして奈子を含めた4人は、指原の後を追った。

まどかは息を引き取る直前、
不敵に笑う指原にこう言った。

「ゲ」「ロ」「ブ」「ス」

それに気付いた指原は、
まどかの耳元でこう囁いていた。

──「ありがとう。その言葉が私を強くする」

【残り38名】

さすがのメンタル指原

>>190
主さんはあらすじ作って当てはめてるの？出演者決まってから考えてるの？後者ならまじスゲー

まどか…………。

みおりん死ぬなよ！
がんばれよ！

渡辺美優紀が梅田彩佳を襲う前。
農道を東へと歩く二人の少女。
２人はたいした接点もない、呼ばれた順が近かった。
チームSの松井珠理奈が学校から出た時、
１人で不安そうにおどおどしている少女がいた。
珠理奈が声をかけたその少女は、
チーム8の横山結衣だった。
珠里奈の手には、高橋が残したノートがある。
結衣は緊張した様子で珠理奈に尋ねる。
「それ、高橋先輩が書いたんですか？」
「････みたいだね」
「持ってきちゃっていいんですか？」
「これでいい、“多分”」
「どういうことですか？」
結依は首を傾げて、珠理奈を見上げる。
だが珠理奈は黙ったままだ。
地図と方位磁石を交互に見て、何かを考えているようだ。
「遠いな」と呟き足を止めた。
「どこか寝れる場所を探そう。武器は？」
珠理奈は膝を曲げ、目線を結衣と合わせる。
結衣はバッグから武器を取り出した。
「デリンジャー････」
珠理奈は結衣の武器の取扱説明書を
読んでいるようだ。
「こっちにしな、引き金が軽い。
　力が弱くても撃てるから」
珠理奈はそう言って結衣に自分の武器を渡した。
ブローニング・ハイパワーというピストルだ。
「敵が襲ってきたら迷わず撃て」
「敵って、私達は仲間じゃ････」
「････だといいけど」
珠理奈は立ち上がり、また歩き出す。
すると、一匹の子猫が結衣の足元に近付いてきた。
「わぁ、かわいい」結衣は子猫を抱きかかえた。

腹を空かしているのか、にゃーにゃー
と鳴きながら甘えてくる。
「珠理奈さん、この子も連れていっていいですか？」

珠理奈は少し困った顔をした後、
真っ直ぐ結衣の目を見据える。
「その子を守れる？」

結衣が元気よく「はい！」と答えた。
「良かったね」と言って猫を足元に放した。
そしてバッグからパンを取り出し、
全部、子猫に与えた。
珠理奈は結衣のその行動に少し戸惑った様子だ。
「それ、ひとつしかないんだよ？いいの？」
結衣は子猫の頭を撫でながら、
笑顔で「はい」と応えた後、
「お腹空いたら“これ”使います」
と言って握手券を取り出して珠理奈に見せた。

「その握手券は1000万の価値がある。
　そんな簡単に････」　
珠理奈がそう言って結衣を見つめる。
結衣は珠理奈を見上げてこう答えた。

「お金じゃお腹は満たされませんよ。
　この子も、私も････“それに”」　

「それに？なに？」
珠理奈が問いかける。

「握手券ってファンにとっては、
　何ていうか大切なものじゃないですか？
　お金に変えるっていうのも････
　なんか違う気がするんです」
結衣は屈託のない笑顔を見せた。
まだAKBになったばかりだからか、
考え方がファンに限りなく近い。
汚れていない、欲に駆られる事なく、
ただ純粋に、前を見て生きようとしている。
メンバー達と“戦う事”を考えていた珠理奈は、自分を恥じた。

「その握手券はまだ使わなくていいよ。
　お腹が減ったら私に言って」

私がこの子を守らなきゃ。
珠理奈はまだあどけないこの少女を見てそう思った。

その時、近くで誰かの叫び声が聞こえた。
驚いた結衣が困惑した表情で珠理奈に視線を送る。
そして映画やドラマで聞いたような、
パンッという音が鳴った。
それが銃声だと、目を合わせた２人は察した。
聞こえた悲鳴が途切れたからだ。

「チッ、もう始まった、くそっ！！」

珠理奈の目つきが“鋭い眼光”に変わった。
まるで腹を空かした狼のような目だ。
咄嗟にデリンジャーを手に持つ。
やってやる、そんな強い目をしていた。
その時、子猫を抱えた結衣の姿が視界に入った。
結衣が自分を見て怯えている事に気付いた。

「違うか････こうじゃないよね････」

珠理奈はそう言って
デリンジャーを懐に入れた。
優しい目つきに戻った。

「逃げよう、走るよ」
走り出した珠理奈の後を、子猫を抱えた結衣が追う。
珠理奈は自分に言い聞かせる。

････冷静になれ、考えろ、生きるために。

この子と２人で････

──どこへでもEscapeしてやる。

>>192
武器や全体的な流れは原作やAKB小説を参考にしています(￣0￣)
メンバーの組み合わせやプロットは、
出場者が決まってから考えて書いています
なので更新が遅いですが････

>>198
面白いです！

さっしーが読めないなぁ　やる気なのか…？
でもHKTメンを守りたいとも思ってそうで。
別作品だけど、なんか夜神月を想像したｗ

>>198
楽しみに待っていますゆっくりでも良いので今の調子でお願いします

まどか死んじゃった…(ρ_；)

>>198
それでも凄い
楽しみにしてます
自分のペースでやって下さい

続きが気になりすぎて...

ちょっとほしゅ

今dat落ちはどれぐらい？
4時間ならまず大丈夫かな

期待

ほしゅ

なーにゃこみはるなぁちゃんが覚醒したら怖そうやな

渡辺美優紀が放った銃声は、
それを聞いた者達の恐怖心を煽り、
まるで戦いの始まりの合図だったかのように、
悲劇という名の波紋を広げた。

闇、闇、闇、月が雲に隠れている。
少女は暗い夜道を１人で歩いていた。
茫然自失といった様子でゆらゆらと
身体をふらつかせながら前に進む。
左手で自分のバッグを引きずり、
右手に持つ血がこびりついナタがザッ、ザッと地を刻む。
少女の脚からは血が流れていた。

殺すつもりなんてなかった。
さっほーさんとわかにゃんさんが茂みの中に隠れていたから、
私は声をかけたんだ。
２人ともひどく混乱した様子だった。
「私達武器がないの」
「誰が死んだの？ねぇ？あなたが殺したの？」
「ハリセンとフォークだよ？」
「武器をちょーだい」
「真面目ななぁちゃんには必要ないでしょ」
そう言って２人が私の武器を奪おうとしたんだ。
「止めてください」何度もそう言った。
２人ともみ合いになって････
持っていたナタがさっほーさんの首に刺さった。
血がいっぱい吹き出していた。　

それから････どうなったんだっけ。

「あ、あ･･殺した････」
わかにゃんさんが叫び声をあげようとしていた。
誰かに見つかったら私はどうなる。
そんなことが頭をよぎった。
だから私がナタで彼女を切ってしまったんだ。

２人の命を切ってしまったんだ。

ふと少女は空を見上げた。
いつのまにか満月を覆っていた雲は消え、
月が顔を出している。

「痛っ････」

脚にはいつのまにかフォークが刺さっていた。
興奮していたのか、気付かなかった。
それを抜き取り投げ捨てる。
力が抜けたように膝から崩れ、
地べたにしゃがみこんだ。
人形のように無機質な表情だ。
ツゥーと少女の頬を涙が伝った。
目を開けたまま死んだ２人の姿を、
満月に重ねて“マジメな少女”が懺悔する。
「ごめんなさい、ごめんなさい」

何が正解だったの？
私が死ねば良かったの？
分からない。
真面目だから、真面目だから、真面目だから、
真面目だから真面目だから真面目だから･･････

なぁちゃんは真面目な子だから。

うるさい、黙れ。

私は真面目じゃない。
だって、人を殺してしまったから。

血のこびりついたナタを拾い、
チーム4の岡田奈々は立ち上がった。

──ごめんね神よ、私は悪い女です。

【残り36名】

>>210
さっほー「はーやーい」

これ言わせたいだけやん
死ぬの早すぎ(T.T)

おもろー

じゅりなかっけぇ
期待あげ

ほしゅ

ほっしゅ

期待保守

とりあえずほしゅ
サーモンさん頑張れ

ほしゅ

優子が出てくるってことはOGは出てくるのかな？
楽しみ

SKE48研究生・松村香織は、校舎を出てから
待ってくれていたSKEの4人と合流した。
宮澤佐江が「松村を待とう」と言っていた事を大場美奈から聞いた時、
松村は嬉しそうに笑顔を浮かべていた。
炎上キャラとしてやってきた自分は、
仲間から危険視されても無理はない、
なのに温かく手を差し伸べてくれた。
素直に嬉しかった。

「ごめん、皆先行ってて！」
と松村は拒んだ。
宮澤はチームで動こうとしていた。
直に禁止エリアになる、
すぐに離れなければならない、
あまり大人数で動くのも危険だ。
だから待てるのは“松村まで”。
それが宮澤の考えだった。
松村には気にかかっていることがあった。
自分の後に呼ばれた、チームNの須藤凜々花だ。
彼女が１人で歩いているのを見かけた。
何故だかほっとけなかった。
他のメンバーは須藤の姿に気付いていないようだ。
SKEの仲間達に面倒をかけたくない。
松村はSKEのメンバーに別れを告げ、
須藤凜々花に声をかけた。

「私、SKEの松村だよ、分かる？」
須藤は心細かったのか、
松村の姿を見るなり抱きつき泣いていた。
それから２人は禁止エリアを出ようと
人目のつかない林の中を歩いた。
たわいない話をして、
松村の冗談に須藤は笑っている。
その時、右手側の茂みの方から足音が聞こえた。

ザッ、ザッ、ザ、どんどん近付いてくる。

松村は武器を取り出し警戒する。
初めて自分の武器に気が付いたのか、
「なんだよこれ！」と地面に叩きつけた。
ビデオカメラだった。
須藤に自分の後ろに隠れるように、
と手で合図した。
松村は茂みの中から姿を現した女を
見て、顔色を変えた。
月の灯りが女の顔を照らす。

真っ赤な返り血を浴びている女は
右手に持った刀の切っ先を地面に付け
不気味に笑うんだ。
「死ねや」──と。

かおたんとりりぽんのペアかww
これは楽しみだなあ。

指原悪役のバトロワ小説って、初めてみたかも。
いつも主人公サイドか殺されてるかだったな。
悪役は、篠田、こじはる、優子、板野あたりが多かった気がする。

F5連打休止

りりかvsりりか親（？）の美優紀、楽しみ
かおたんりりかコンビがもう少しみたい
りりかとかおたんは面識あります

48ヲタだしバトロワ小説ファンだけど
サーモンさんの人柄のようなものも好きですｗ

その女の名前は渡辺美優紀。

松村が須藤に小さな声で囁く。
「逃げて････」
須藤は一歩、後ろに下がるが
振り返った松村の顔を見て首を横に振る。
「早く！！」松村が険しい顔をして
そう叫ぶと、ようやく須藤は背を向けて走り出した。
渡辺は逃げた須藤の背中に視線を送る。
「うちのドラフト生やん」

「みるきー！私、松村かお････」

り、だ、よ、と唇を動かしているが
声は出ていない。
すでに袈裟切りにされていた。
うつ伏せに倒れた松村に、
渡辺は冷然な声でこう言った。

「かおたん、炎上キャラ貫こうや。
　最期はカッコ付けるなんて･･･らしくないで」

パクパクと唇を動かしながら、
松村は投げ捨てたビデオカメラに手を伸ばす。
そして最期の力を振り絞り、
カメラを渡辺に向けて唇を動かした。

彼女が須藤に声をかけた理由。
それは須藤がドラフト生だったから。
まだ未熟で力を持たないアイドルだから。
終身名誉研究生として彼女を守りたかった。
松村はドラフト生が嫌いだ、
ネットで誰かがそんな事を言っていた。

だが、真実は違った。

松村香織はカメラを持って最期にこう言っていた。
その言葉は、彼女を終身名誉研究生にまで
駆け上らせた最強の武器。

───『イチコメダ』

【残り35名】

渡辺美優紀は松村の握手券を取り、
また闇の奥へと姿を消す。
「足りん」

サーモンさん
暴走ミルキーを止めるのは手負いのじゅりなって
ベタは止めてね(^-^)

>>223
うっ・･･( >_<)

さやねえとみるきーのバトル観たかったけどさやねえおらん(・ω・。)

さや姉がいたらさやみる対決になったろうけど
さや姉不在の今作では、誰が彼女の代わりをするのか楽しみだな
身体能力高そうなじゅりなか正義のたかみなか、策士指原か

「さっきの音なに？」
チームBの柏木由紀は、隣にいる田名部生来に顔を向ける。
「銃声？」と田名部が言うと、
柏木は「ええ！？」と身体をのけぞらして驚く。
「やだやだ、怖いよ」と警戒するように辺りを見る。
田名部は落ち着いた様子で地図を広げる。
「どこか寝れる場所･････あっ、近くに洞窟がある」
柏木がまたも「えぇ！？」と驚く。
「無理無理、虫とかいるじゃん」

「けどあまり動かないほうがいいし。
　今夜はとりあえず我慢してよ」
田名部はそう言って後ろを振り返る。
「“なーにゃ”もそれでいい？」

チームBの3人で行動している。
柏木、田名部、もう１人は････
15期のなーにゃこと大和田南那だった。

「いいですよ」と南那が笑顔で答えると、
3人は近くの洞窟へと向かった。
柏木と田名部は同じ3期生で仲も良い。
２人の会話にはなかなか入りづらい。
南那は自分から喋ろうとはしなかった。
居心地は良いとは言えないだろう。
黙って２人の後ろを歩いている。
すると突然、南那が足を止めた。

「そういえば、２人に黙っていた事があるんです」
南那がそう言った。
「え？なに？」柏木が尋ねると、
南那は神妙な顔をしてこう言った。

「実は私、先輩達と合流する前に････
　メンバーを殺したんです」

かおたん先輩がりりぽんを守ってくれた・・・(>_<)

みるきーが足りんと言ってるんだから
忍雇う気満々なんだな
手にいれたら無双状態になっちゃうぞ…

衝撃的な告白

須田とみるきー
こいつら怖いだろうな

「え？」柏木と田名部が足を止め、
南那に顔を向ける。　
柏木が怪訝な顔をして問いかける。
「それ、ホント？」

南那は柏木の目をじっと見つめる。
沈黙が流れ、緊張感した空気が漂う。
すると、南那がにこっと笑った。

「嘘で～す」

柏木と田名部はホッと安心した顔をして
互いに目を合わせる。
「ダメだよ。そんな嘘ついちゃ」
と田名部が優しい目をして諭す。
柏木もまた笑いながら南那の頭を撫でる。
「まだ中学生だもんね、
　そういう“悪戯”が楽しいんだよね」

南那は先日15歳になったばかりだ。
大人びているとはいえまだ子供、
あどけなさの残る少女だ。
悪戯が好きな年頃だろう、
柏木と田名部はそう思った。

また２人の後ろを歩く大和田南那は、
『笑顔のその下で赤いベロを出す』

柏木由紀と田名部生来はその姿をまだ
────知らない。

>>224まで

>>113からコピペ

AKBバトルロワイアル2014版・出場者
【チームA】小嶋菜月　　　　
【チームA】島崎遥香
【チームA】高橋みなみ
【チームK】石田晴香
【チームK】岩佐美咲
【チームK】北原里英
【チームK】×島田晴香
【チームK】横山由依
【チームB】大和田南那
【チームB】柏木由紀
【チームB】田名部生来
【チームB】×名取稚菜
【チーム4】×岩立沙穂
【チーム4】岡田奈々
【チーム4】加藤玲奈
【チーム4】込山榛香
【チーム4】峯岸みなみ
【チーム4】佐々木優佳里
【チーム8】横山結衣

【チームS】松井珠理奈
【チームS】宮澤佐江
【チームKⅡ】大場美奈
【チームE】柴田阿弥
【チームE】須田亜香里
【チームE】山田澪花
【SKE48研究生】×松村香織

【チームN】須藤凜々花
【チームM】川上礼奈
【チームM】藤江れいな
【チームM】山田菜々
【チームM】矢倉楓子
【チームBⅡ】市川美織
【チームBⅡ】井尻晏菜
【チームBⅡ】×梅田彩佳
【チームBⅡ】渡辺美優紀

【チームH】　神志那結衣
【チームH】　指原莉乃
【チームH】矢吹奈子
【チームKⅣ】植木南央
【チームKⅣ】朝長美桜
【チームKⅣ】×森保まどか
以上41名　生き残り　35/41

残念少女

この作者天才やね

性格出てるねw

秋元さやか　が、最強だろうな

>>236
まとめおつです
サーモンさんサイコーです

>>240
安価ミスしました
神スレ汚しすみません

面白いです

玲奈が居たら2のゲキカラで見たかった

特徴がよく出てておもしろい！
誰推しなんですか？

禁止エリアから出た指原とHKTの四人は、
階段を上った先にある神社の境内にいた。
あれから指原は一言も喋ることはなかった。
他のメンバー達も黙って階段に腰をかけている。
重苦しい空気に堪え兼ねたのか、
じーなが不安な顔をして指原に声をかける。
「これからどうするんですか？」

指原は地面に片膝を付け、地図を広げて
じっと何かを考えているようだ。
美桜が「ねぇ、さっしー････」と呼びかける。
するとようやく指原が口を開く。
「“忍”を雇う」
指原は立ち上がり空を見上げた。
ヘリの位置を確認しているようだ。
指原は膝を曲げ、手に持っていた5枚の握手券を地面に置いた。
優子が言っていたように、
腕時計に口を近づけ申請しようとする。
その時、奈子が指原の前に立った。

「さしこちゃん、これ私が持ってるよ。
　風で飛ばされちゃったら大変だから」
奈子はそう言って握手券を手に持った。
指原は「ああ、ありがとう」と言い、
手首に巻かれた腕時計を唇に寄せた。
「“忍”をください」

沈黙が流れる。
60秒後、奈子が持っていた握手券が光を放った。
「わっ」驚いた奈子が思わず手放した。
発火し徐々に燃えていく。
指原も少し驚いた様子だった。
「こんな仕掛けがあったんだ」そう囁いた。
ヘリの音が大きくなる。少し離れた距離の空に
通常より降下しているヘリの姿が見えた。
数分後、林のほうから足音が聞こえた。
ザッ、ザッ、と落ち葉を踏みしめるような音だ。
全員が一斉に武器を構え顔を向ける。

人影が見えた。
肌がうっすらと見える透けた白いシャツを羽織り、
青とピンクのストライプのスカートを穿いている。
胸元の開いたシャツからは綺麗な鎖骨が見える。
黒く細いネクタイも付けている。
どこかで見た服だ。
指原以外のメンバー達は、
驚いた表情で「あっ！！」と声をあげた。

それは『Beginner』の衣装だ。

肩にショットガンを乗せ、背中に刀を背負っている。
左の太股にはナイフホルダーも付いている。
指原は忍が“誰か”気付いたようだ。
「ラッキー、やっぱり････」

長い髪が風に揺れる。
ふっ、と微笑んだ忍は前髪を右手でかきあげた。
その忍はかつて、
AKB48の絶対的エースと呼ばれていた。
すでにAKB48から去り、ここにいるはずのない
“彼女”が「チッ」と舌打ちをする。

「よりによって指原かよ」

そう、彼女の名前は───

元AKB48・『大島優子』

優子出すぎw
強そうだ

あんまり卒業生は出してほしくはないな。
決められた41人で話を進めてほしかったな。

優子は冒頭でいきなりとがさきを虐殺してたから出ても違和感はないな

しのび　と　しのぶ　をかけて衣装担当が出てくるのかと思ってたぜ…

しかしそうなるとこじはるさや姉玲奈居ないのが不自然になるな

いやこの展開はありだな忍びがOGならあと誰がでてくるか楽しみだ

包丁を持って不敵に笑う田中美久の映像が浮かんだ

オカロとか出たらラッキーだなw
じゅりなの忍は麻里子様だろうか

ゆかるんは開始早々に騙まし討ちするのが似合う

>>249
俺も一瞬そっちを想像したｗ

>>250
そういやまゆゆもいないな。

「優子さん！」博多のメンバー達は、
嬉しそうな顔で優子に駆け寄った。
「ん？」優子は奈子の目を見て何かに気付いた。
優子は耳に付けたイヤモニに手を当てる。
「了解」と腕時計に呟く。
指原が優子に歩み寄る。
「嬉しいなぁ。優子さんが私のために命を懸けて戦うなんて」

優子が不敵に笑う。
「お前、忍が48の卒業生って知っていただろ」
「はい、秋元さんから事前にこのゲームの事を聞いていましたから」
指原のその言葉に、じーな、植木、美桜が驚く。
「やっぱり」優子はそう言って呆れた顔をする。
「相変わらずズルい奴だな、指原」

「コネですよコネ。世の中コネ。
　“マジ”なんかじゃないんですよ、優子さん」

「言ってくれるじゃん」

「優子さんに何してもらおっかな」
指原が博多の仲間達に視線を送った。
笑みを浮かべてはいるが、不気味だ。
指原とは同じチームで活動してきた。
じーな、植木、美桜、奈子にとって指原は、
先輩ではあるが近い距離にいた仲間だ。
優しくて面白くて時に厳しい････
まるで姉のような存在でもあった。
だが、目の前にいるのはそんな優しい指原ではなく、
もっと別の怖い“ナニカ”だった。

「もういらないよ、あんた達は」

みおたす逃げて～！！(>_<)

じーな…

「いらない子なの？
　さっしー････私達、もういらない子なの？」
美桜が泣き崩れ、顔を上げてそう訴える。
植木もまた泣き叫ぶ。
「邪魔しないから、さっしーの邪魔しないから殺さないで！！」
じーなは指原の身体にすがりつき、
泣きながら声をあげる。
「嘘だよね？あんなに優しかったじゃん！！
　これもいつもの冗談ですよね？
　ねぇ･･････さっしー！！！」

「どっちにしてもあんた達は死ぬんだよ！！」
指原は険しい顔でじーなを突き飛ばした。
「どういう事？」美桜が尋ねた。
指原は不敵に笑った後、答える。
「このゲームには“裏ルール”があるんだよ」
カチャ、ウージーを美桜に向ける。
その時だった。
それまで黙っていた優子が構えた。
ショットガンの銃口を指原に向けた。
優子の隣には奈子がいる。
優子の契約者であるはずの指原は、動揺の色を浮かべる。
「はぁ？何向けてんの？分かってんの？
　もし忍が死んでも、契約者には何も起こらない。
　けど私を殺したら、優子さんも死ぬんだよ？
　イヤモニが爆発しちゃうよ」

「契約を結んだら、の話だろ？
　私が契約したのはあんたじゃない」

「は？」

「指原じゃないんだよ」

「何言って････！私が申請したんじゃん！
　どうなってんのよ！秋元さん！
　見てるんでしょ！？秋元さん！！」
指原はひどく動揺した様子で喚いている。
すると、指原は“矢吹奈子”の顔を見て何かに気付いた。
「何？････その目の色････」

おっ　これはめっちゃ先が気になるｗ

なこの逆襲か

ぱるる

奈子の目は赤く染まっていた。
優子が奈子の頭にポンッと手を置いた。
「あの握手券には特殊な成分が含まれていてね。
　発火した際に放つ“光”を浴びると
　瞳孔が赤くなるんだ。
　それが“契約者の証”となる。
　秋元さんから聞いてなかった？」

「なんだよそれ････！！
　あんた、知ってたの！？
　奈子････！！」
奈子が握手券を自分から持ちにいった時の事を思い出した。
「ふざけんなよ！！」
指原と優子は互いに銃口を向けたまま
じりじりと警戒するように横に動く。

奈子が口を開く。

「全部知っていたよ。さしこちゃんが
　皆を利用としていた事も。
　私、信じてたんだよ？
　ギリギリまで信じてた。
　なのに････仲間を殺した」

「まどかのこと！？あれは事故だよ！！」
指原が叫んだ。

「どうして嘘つくの？嫌いだよ？
そんなさしこちゃん････だいっきらい！！！」
奈子が涙をこぼしながら声をあげる。
激昂した指原は銃口を奈子に向けた。
「あんた････！！」　

同時に優子が引き金を引いた。
「皆、逃げて！！」
SPAS-12の銃声が鳴った。
咄嗟に横に飛び出して避けようとした
指原の左腕が吹き飛んでいた。
「いってぇな！！ちくしょう！！」
ウージーを再び奈子に向けた。
奈子は涙をこぼしながらじっと指原を見ていた。
優子が奈子の身体を抱きかかえ、地面に転がった。　
優子が銃口を指原に向けた。　
そして引き金を引く。　　　
「さっしーを殺さないで！！」
指原の前に誰かが立った。
しまった──優子は焦りの色を見せて一瞬目を逸らす。
次に視線を戻した時には、もうすでに
“じーな”の体が血で染まっていた。

指原は呆然としている。
「なんで私を庇ったの？」
じーなに呼びかけるが、答える事はできない。
もう死んでいるのだから。
「はは････ははっ、バカじゃん？
　なんで私のために死んでんの？」
──「なんでだよ！！」
指原は銃口を優子に向け、放った。
“植木南央”が優子の前に立つ。
血しぶきが闇の中を舞った。
植木は膝から崩れ落ちうつ伏せに倒れた。
「目を醒まして････さっしー････」
そう言って植木は目を閉じた。
指原はゆっくりと立ち上がる。
腕から大量の血が流れているせいか、
冷や汗をポタポタとこぼしている。
顔も青ざめている。
「南央････私はこういう奴なんだよ････
　自分の事しか考えていない････
　冷たい人間なんだよ････」

「違う、さっしーは優しいよ」
背後から震えた声が聞こえた。
指原は振り向く。
泣いている美桜が立っていた。
「いつも相談に乗ってくれた」

美桜が何かを握ってゆっくりと身体を寄せ合わせてきた。
ツゥーと指原の腹部から血が流れた。
苦痛で顔を歪めた指原は俯く。
「美桜････痛いよ････」

「頑張ったね、って････
　いつも褒めてくれた。
　いつも一緒にいてくれた。
　だから････私も一緒に逝くよ？
　もう止めよう？」

「はぁ、はぁ････」指原は美桜を突き飛ばした。
刺された腹を押さえ後ずさりする。
一歩、また一歩。
矢吹奈子が溢れ出る涙を何度も拭って
指原に声をかける。
「覚えてる？生誕祭の時に私にくれたお手紙････
　あれ、奈子の宝物なんだよ？
　嬉しかった、もっと頑張ろうって思ったの。
　さしこちゃんに褒めてもらいたいから」

指原は泣きじゃくる奈子に視線を送る。
覚えているよ････奈子。
あれは本心だった････

『あなたにとてもとても感謝しています。
幸せな一年を来年もこうやって祝えるといいな』　

最初は、ただアイドルになれただけで満足だった。
劇場で踊れるだけで幸せだった。
いつからだろう？
上に、もっと上にと、高みを目指すようになったのは。
どこで間違えたのだろう？
もっと期待に応えなければとがむしゃらに走っていたはずなのに。

おもれーw

ああ、そうだ。

聞こえるよ、まゆゆを呼ぶ声が。

まゆゆ、まゆゆ、まゆゆ。

私はあの時から････
人を信じられなくなったんだ。

2014年の総選挙か。

懐かしい。
会場がまゆゆコールに包まれるなか、
聞こえた１人のファンの声。

「さっしー！！」

うん。聞こえていたよ、あなたの声。
ごめんね、こんな私で。
欲が出ちゃった････
何位だっていいんだよね。
応援してくれる人が１人でもいるならさ。
今頃気付いちゃったよ････　

私、やっぱりヘタレだわ。

意識が朦朧としているのか、
指原はもうろくに立っている事すらできず、
膝から崩れ落ち、地に両膝を付けた。
指原は腹部に刺さっているナイフを
抜き取り投げ捨てる。
「美桜････あんた、生きな。
　死んだら許さないよ･･････」
そして優子のほうに視線を送る。
「優子さ～ん･･････
　また会えて嬉しかったわ、
　奈子と美桜を････頼むわ････」

優子が静かに小さく頷いた。
指原は安心したように笑顔を浮かべた。
HKTの指原莉乃のいつもの優しい顔だ。
「美桜････あんたを････
　人殺しなんかにはさせない････」

秋元康の言葉がふと頭をよぎった。
AKBからHKTに移籍した直後に言われた言葉だ。

『“ヒール”になれ、指原』

うるせーバカ、もう疲れたわ。
疲れちゃった････私。
最期くらい、愛されるアイドルになりたい。
子供の頃に夢見たアイドルのように････

「さっしー！！！」
「さしこちゃん！」
美桜と奈子が叫んだその時──

指原は２人を見てにこっと微笑んだ。
まどかから奪った拳銃を顎に突きつけ
「ごめんね」と唇を動かした。

パンッ！

HKT48・指原莉乃──自害。

【残り32名】

まさか退場パターンとは驚いた

さっしー実はいいやつじゃん
クズだけど

優子の存在がチート過ぎるｗｗｗ

火力もハンパないし

まさか指原関連で泣かされる日が来るとは思わなかった…
読みやすいしキャラ立ってて面白いっす
このスレが毎日の楽しみになってるんで応援してます！

作者さんうまいなぁ
全グループの情報色々知ってないとここまで書けないよね

すごい！

>>274
ですよねぇ
歌詞もさりげなく入ってたり細かいし
地下にこんな良スレがあるとは…

面白い！さっしーの最期いいな。ゆっくりでいいんで完走までよろしくです

なんで奈子が指原も知らないことを知っていたのかが気になる

味スタのまゆゆコールがさしはらのトラウマになってたんだ
なんかぐっとくるな

でも現実では悔しかったろうが
なんも思ってないだろな
なにしろ鉄のメンタルを持ってるからな

ほしゅ

>>279
そんなわけあるか。元推しの俺でさえ傷ついたのに・・・。
でも現実には、握手会で話す最近のさっしーはやさっしー。

続きが気になる

保守
なこが最後まで残るか

矢吹奈子可愛い

サーモンさんも日産スタジアムに行ったの？
泣いた

握手券の設定…万華鏡写輪眼かよw

保守

>>281元まゆゆ推しだけどあの時はまゆゆコールしながら酷すぎて、指原って叫びたくなったよ。
なんか負けてる方を応援したくなるのよね。
とりあえずまゆゆコールしてなんだけどねw

今日は誰のストーリーかな～♪

みんな優しいなあ

ほしゆ

楽しみ

ほしゅありがとうこざいますm(_ _)m
>>244
DDですがマイブームメンのスレにはたまに顔を出しています

鳥の鳴き声が聞こえる。
ようやく1日目の朝を迎えた。
チームKの横山由依が目を覚ます。
古い民家にいるにもかかわらず、少し肌寒い。
それに、掛けていた毛布もいつのまにか
北原に取られている。
「なんやねん、もう！」
横山は北原里央と学校の出口で合流した。
さらに前を歩いてた同じチームの石田晴香、岩佐美咲と鉢合わせた。
チーム順に名前を呼ばれたのは不幸中の幸いだった。
“不幸”というのは、昨夜の出来事だ。

横山と北原は２人で歩いている所を誰かに襲われた。
正確には、襲われたのは北原だけだが。
一本の矢が暗闇から飛んできて、
北原の左足に突き刺さった。
横山が北原の名前を叫び、
それに気付いた石田と岩佐が助けに入った。
撃った“誰か”はそのまま姿を消した。
北原の脚には包帯が巻かれている。
石田と岩佐はまだ寝ているようだ。
すやすやとした寝息が聞こえる。
横山はクローゼットを開け、４人分の上着を探す。
「すみません、借ります」
いない家の主に一礼し、上着を拝借した。
寝ている石田、岩佐、北原にそれぞれ上着をそっとかけた。
「まだ薄暗いな」カーテンの隙間から外を見てそう呟いた。
すると、北原が「ん～」と瞼をこすり
目を覚ました。
「あ～、横山起きてたんだ」

「北原さん、おはようございます」
横山がそう言った。
北原は「ぷっ」と吹き出して笑う。
「何で敬語？いいよ、こんな時に」
「ですよね～、りえちゃんそう言うと思ったわ」
そう言って横山は笑った後、
椅子に腰をかけ地図を広げた。
「うちらこの先どうなるんかな？」
「わかんないよ、そんなの。
　お～、さむっ」
北原は男物の上着に袖を通すが、ブカブカだ。
横山も同じような上着を着ていることに気付き、
探してくれたんだと察した。
「さんきゅっ」北原がそう言うと、
横山はニコッと微笑んだ。
「そういえば、たかみなさんが書いたあのメッセージ･･････
　あれ、何やと思います？」

「何って、“River”の歌詞でしょ。
　そのままじゃないの？要は頑張れ、的な」

「何か引っかかるんや」
横山は首を傾げて考えているようだ。
すると北原が水道の蛇口をひねり、
「出ないんか～い」と自らツッコミを入れた後、
ボソッとこう呟いた。
「あ～あれ、歌詞が抜けてたからね」

「え？」横山が北原に視線を送る。
「ダメだな～横山は、ちゃんと歌詞覚えなきゃ。
　前へ進めゴーイッ、立ち止まるなゴーイッ、
　はいっ、次なんだ？」
北原が問いかけると、横山は目を大きく見開き答える。

「目指すは日が昇る場所！！」

基本的には何人かのグループで動くんだな

完全単独行動で好戦的なのはみるきー
岡田も単独行動か

>>295
うまいなー

キターーー
マジすかよりこっちを映像化希望
エンディングテーマは「なんて素敵な世界に生まれたんだろう」で

「せいか～い」
冷蔵庫を開けた北原がそう言った。
食べ物は何もないようだ。
がっかりした表情で肩を落としている。　
怪我した脚を引きずりながら椅子の背もたれに手をかけた。
横山は地図を真剣な目で見ている。
そして、顔を上げた。
「そうや、間違いないわ。
　なんでもっと早く言ってくれなかったんですか！！」
「え？間違いないって何が？」
「これ見てください」
横山がそう言うと、北原は椅子に腰をかける。
横山が言葉を続けた。
「あのたかみなさんが歌詞を間違えるなんて有り得ないんですよ。
　“わざと”書かなかったんです。
　抜いた歌詞の部分は、
　目指すは日が昇る場所････
　つまり“東”です。そっちに向かえって事なんです」

「え～、“コナン”の読み過ぎだよそれ」
漫画が好きな北原は、深読みをする横山を笑っていた。
だが、次の横山の言葉で北原は真剣な表情に変える。
「東に何があると思います？
　“川”ですよ」

「Riverの歌詞だ････なるほど」

「そうです。そして････
　川を渡った向こう岸にあるこの建物」
横山が指をさしたのは教会だ。
希望の道を行け───
たかみなのメッセージを読みとった横山が微笑む。
「“ここで待ってる”、
　たかみなさんは････
　皆にそう言いたかったんですよ」

何この自己満ゴミ小説

>>300
だったらこのスレ無視しろよ、バカか？

この糞つまんないＳＳのせいで落ちる応援スレもあるのになんでブログとかでやらないんだろう

>>302
落ちるくらい人気が無いんだったら、ローカルアイドル版に立てるといいよ

>>302
誰も保守しないようなゴミメンスレよりはこのスレのほうが価値あるわ

このスレに出会えたことに感謝する
知らんメンバー多いのに気になる
面白い！

俺のリクエストしたきたりえ活躍してて
うれしい

>>303
>>304

スルーしようぜ

おもしろい！

ちゅり肌立ったぜ

>>309
一瞬ちゅり出てたっけ！てメンバー一覧みてもーたわw

高柳はいないからK2（SKE）はバラバラぽいんだよな
宮澤がまとめるってのも難しいものがある
須田とか野心家だし
柴田はぼっちだし

「おぉ！？おぉ！！」
北原が席を立ち両手を差し伸べると、
横山もまた両手を出し２人は手を繋ぐ。
「うちら頭いい！」と笑顔になる。
「はるきゃんさんとわさみんさんを起こして行きましょう」
横山が寝ている２人に視線を送った時だった。
ピーという信号音がイヤホンから聞こえた。
そして『UZA』が流れる。
「なんやなんや」と横山が眉間に皺を寄せる。
寝ていた石田と岩佐が飛び起きた。
「なになに！！うるさい！」
寝起きの石田は機嫌が悪い。
結構な音の大きさだ、これで起きない者は
こじはるとぱるるくらいだろう。
曲が終わると、今度は女性の声がした。
時報の音声のような喋り方だ。
『おはようございます。
　朝6時になりました。
　これまでの死亡者の名前を読み上げます。
　岩立沙穂、梅田彩佳、植木南央、神志那結衣、
　指原莉乃、島田晴香、名取稚菜、松村香織、森保まどか、
　以上9名です。
　心から悔やみ申し上げます。
　次に禁止エリアを発表致します。
　8時からB-2、10時からA-1、12時からN-1となります。
　次に忍獲得者を発表致します。
　チームH、矢吹奈子。
　それでは皆様、今日も１日頑張りましょう』
プツ─音声が途切れた。
「････嘘やろ････指原さんが････」
横山は今にも泣きそうな表情で俯く。
皆が死んだ者達の姿を思い出していた。
特に北原は、友である指原の死に嘆き悲しみ
子供のように声を出して泣き崩れていた。

「何が起きてるの？忍獲得者って････
　奈子ちゃんが？」
岩佐は困惑している。
俯いていた横山が顔を上げた。
涙を堪えたようだ。
泣くまいか、そんな強い眼差しだった。
その時、またイヤホンから信号音が聞こえた。
喋り始めたのは秋元康だった。
「すまんすまん、こちらの手違いで
　禁止エリアを昨夜言い忘れた。
　本当は6時にK-4を禁止エリアにする予定だったんだ。
　まぁこちらが悪いからな、
　30分だけ時間をやる。
　つまり6時30分からK-4は禁止エリアだ。
　じゃ、そういうことだ」
通信が切れた。
やはり運営はこんな時でも運営だ。
場当たり的でミスが多い。
そんな運営に横山が怒った。
「なんやねん！！」
地図を見ていた岩佐がふと呟いた。
「あれ？さっきK-4って言ったよね？」

「うん」と石田が頷き、横山と北原も
岩佐に顔を向ける。
岩佐の顔に焦りの色が浮かんでくる。

「ヤバいよ････“ここ”がK-4だよ！！！」

「････！」四人は同時に腕時計を見る。
時計の針は6時12分をさしていた。
禁止エリアになるまで残り──

18分、時間がない。

「走るんや･･･」
4人は慌てて自分のバッグを手に持った。
横山が叫ぶ。

────「走れ！！！」

RUNRUNRUNってか

運営にミスが多いってワロタw

りのりえ……(´；ω；`)ｳｯ

今あがってるの全部読んだけど、指原のくだり感動したw
個人的に珠理奈のポジションが松本氏の才加っぽくて高まった

ジョー・リノイエって知ってるか？

指原がもういないのが意外だったw
横山組も今後気になるし、みるきーが初期から一緒だった難波メンバーにどう接するか気になる
SKEもメンツ濃すぎて気になるw

石田と岩佐、そしてそう叫んだ横山自身も、
ハッとした顔で北原を見つめる。
北原は苦笑いして3人にこう言った。
「････ごめん、先行っていいよ」

そうだ、北原は脚を怪我している。
走れない。
だが時間がない。
横山は足を止めたままの石田と岩佐に
視線を送り、微笑む。
「２人は先行ってください。
　北原さん連れて必ず行きますから」

石田と岩佐は互いに顔を合わせる。
そして石田は横山を見据える。
「何言ってんの？置いていけるわけないじゃん。
　ほら、一緒に･････」
北原に肩を貸そうとしているのか、
石田が歩み寄ろうとした。
だが、横山が険しい顔つきで言う。
「チームKのキャプテンとして言います････
　先、行ってください･･･早く････
　時間がないねん！！
　皆で残ったってしゃーないやろ！！」

悲しい予感

「また逢おうね････絶対」
岩佐は横山と北原に背を向け、
迷う石田の手を握り強く引っ張った。
２人がその場から走り去ってゆく。

横山はバッグを置き、北原を背におぶって、
ゆっくりと歩き出した。
「いいよ････横山、もういいよ」
北原はそう言って俯く。
横山は「よくないです」と言葉を返す。
「よくないですよ、そんなん････
　ありえへんわ････」

外に出た２人を朝日が照らした。
横山は前を真っ直ぐ見据え、歩き続ける。
「チームK、みんないい人や」
「････うん」
「AKBとXX、２人でまた出たいな」
「･････うん」
「帰ったら何する？うちは皆で鍋パーティーしたい」
「･････うん」
「りえちゃんと会えてほんま良かった」
「横山のバカ･････」
「うちらニコイチや。死ぬ時は一緒やで」
「････ほんっとに、バカなんだから」

いつのまにか、２人は泣いていた。
頑なに拒む横山の背中を、
北原が「放して！横山！！」と叫びながら何度も叩く。
北原が暴れ、２人は態勢を崩して
地べたに膝を付けた。
「ねぇ、横山、聞いて」
北原は涙を流す横山の右手を両手で握りしめる。
「あんたはチームKのキャプテンなの。
　たかみなさんと一緒にAKBを引っ張らなきゃいけない。
　こんなところで死んじゃダメ。
　生きるの、生きて生きて生きるの」

「嫌や････嫌や････一緒じゃなきゃ嫌や」
声を震わせ、横山は溢れ出る涙を何度も左手で拭う。
涙を止めた北原は厳しい表情に変えた。
「これは、私が先輩として最後に、
　あんたにしてあげられる事だからね」

パチッ！北原は横山の頬を手の平で叩いた。

─「しっかりしろ！！横山由依！！」

ここで颯爽と大家が漁船で登場し北原と横山を連れて帰ったとさ
めでたしめでたし

>>323
イヤモニ爆発するで！

パチッ！北原は横山の頬を手の平で叩いた。

イヤモニ「パーン！」

横山の耳から鼻から目から血が吹き出た。

──横山由依、脂肪。

きたりえかっけぇ

なんでサウンドノベルのバッドエンド発表会になってんだよｗ

これは二人とももうダメかもわからんね

鼓膜に刺さってる？イヤモニ爆発すると・・・どうなるんやろ

俯いていた横山は、嗚咽しながら
ゆっくりと立ち上がる。
北原がニッコリと微笑んだ。
「そう、それでいいの。走れ！！」
横山は北原に背を向けて、
一歩、また一歩と足を前に出した。
そして、走り出した。
２人の絆はぶつかった分だけ磨かれてゆく。
横山、振り返る暇なんてないよ。
夢はいつも未来にあるのだから。

ピッ、ピッ、ピッ････
北原のイヤモニは、一定間隔の信号音が鳴っている。
横山がこの場を走り去る前から、
すでに爆破装置は起動していた。
北原はあえて顔には出さなかった。
死に畏れる無様な姿を、
大切な後輩に見せたくなかったから。

ピッピッピッピッ、次第に音の間隔が
狭まり音も大きくなっていく。

北原は気にする様子もなく、
走り去る後輩の背中をただ嬉しそうに見ていた。
「強くなったね････」

あんたはわたしの誇りだよ。

しばらくして大きな爆発音が、横山の耳に届いた。
だが、横山は振り返らない。
涙を拭いて、走り続ける。

北原さん････あなたはうちの誇りです。

【残り31名】

何とか連れて行けなかったの（号泣

運営のせいで犠牲者が･･･
多分わざと禁止エリアにしたんだろうけど

運営はきたりえに何か恨みでもあったの？；＿；

きたりえはたまたま運悪くだろ

そこがまた悲劇的

それがゆいはんのスイッチを入れるッ

NMB48の藤江れいなは学校から出て、
自分を誰も待っていなかったことにショックを受けた。
先に出たはずのNMBの川上礼奈や須藤凜々花がいない。
SKEはもちろん、AKBのメンバーもいない。
私は、NMBの子から嫌われてるのかな、
そんな事を考えた藤江はメンバーを待たずに
１人であてもなく歩き始めた。
禁止エリアから出てすぐにある土手を下り、
橋の下に身を隠した。
いつのまにか眠ってしまい、
6時に流れた『UZA』で起きた。
寝て疲れが取れたせいか、
ゲームへの恐怖心が薄れ落ち着きを取り戻したようだ。
「みんなどこにいるんだろう」
ふいに仲間と逢いたくなった。
もしかしたら、皆は戦っていないかもしれない。
NMBの皆が、私の事を探しているかもしれない！
藤江はそんな風に前向きに考えてみた。
「ななたんとか心配してるかなぁ」
橋の下から出て川の水で顔を洗っている。
その時だった。

「あれ～？れいにゃんさんじゃないですかぁ？？
　奇遇ですね～！キャハハァッ！」

藤江は後ろに振り返った。
土手の上に誰かが立っている。
ちょうど太陽が逆光してよく見えない。
左腕で太陽の光を隠して、目を細めた。
藤江はその女が誰か気付いたようだ。

「だーすーじゃん」

れいにゃん逃げろ…！

あー…

恐いよー(´；ω；`)

ついにみるきーと並ぶアブナイ奴が動き出したか…

まぁ俺の推しなんだが…

こんな状況で笑ってるだーすーｗ
トリガーハッピーにしか見えないｗ

れいにゃん退場か

木下がいれば助けてくれた上で下僕にしてくれたかもだがｗ

ついにだーすーがきたか
盛り上がってきたぞ

こわすぎる

藤江の前に姿を見せたのは、
SKE48・だーすーこと須田亜香里だ。
須田はゆっくりと土手をくだる。
「聞いてくださいよ～。
　他にも何人か見かけたんですけどねぇ。
　皆ぁ、あかりを見ると逃げるんですよぉ？
　酷いと思いませんかぁ？？」

藤江は「う、うん。酷いね」と戸惑いながら答えた。
どうしてこの状況でこんなに明るいのか、逆に怖い。
笑顔の裏で何を考えているのかわからない、
藤江の苦手なタイプだ。
須田が藤江の前に立った。
「あかりぃ、れいにゃんさんとお話ししたかったんですよぉ。
　ねーれいにゃんさんは？？」
藤江は「うん、私も」と遠慮がちに答える。
須田は言葉を続ける。
「れいにゃんさんの武器って何ですかぁ？
　私のはね、見てくださいよこれ～！
　凄いんですよぉ！！」

はぁ、うざい。

藤江はふとそう思った。
それが顔に出てしまったのだろう。
藤江の顔を覗き見ていた須田の顔から
──笑顔が消えた。
「チッ」と舌打ちをする。
真顔になった須田はこう言った。

「“オマエ”も私が怖いのかよ」
　

こわいよ～((((；゜Д゜)))

いやぁぁぁ

オマエ“も”が怖い

他の子は・・・逃げ切れたのかな

笑顔だーすーのあの喋りが脳内でしっかり再生されるのがすごい…

あああ怖いなw
だーすーとみるきーの対決は見れるんだろうか…

すごい武器とか(´；ω；`)藤江さんにげて

佐江ちゃんがかおたんまで待ってたんじゃなかったん・・・

今読み途中だけど

>>123
＞「戸賀崎さん････！！」

ここで吹いたw
面白いから期待

>>348
今かおたんの所を読み返してみたら、ちゃんとSKEの４人になってたｗ
さえ、みなるん、あやちゃん、れいかつんが待ってたと

>>350
わああああ

じゅりなもいないし
それならその4人と松村と須藤で行動できたのにな・・・

“ゾクッ”─
藤江の背筋に冷たい何かが走った。
藤江は即座に否定する。
「え？違うよ！私疲れちゃって！」

「なぁ～んだ」
須田の顔に笑顔が戻った。
その手には武器がある。
もちろん藤江はその武器に驚いた。
だが顔には出さず、ずっと作り笑いをする。
須田に感じた“恐怖”を隠し、笑顔を見せる。
後輩の須田の機嫌を伺っている自分に少し嫌気がさした。
目の前にいる須田亜香里という女は、
いったい何者なんだろう。
なんでこんなに笑っているの？
「アハハッ！あかりねぇ････」
須田は１人で喋っている。

なんなの？こいつ。
頭おかしいの？
総選挙のスピーチも長いし。
バカなんじゃないの？
須田への言いようのない恐怖と苛立ちが増幅する。
須田が話しかける度に相づちを打っていた藤江は、
いつのまにか笑顔がひきつっていた。
須田は満面の笑みで藤江に言う。
「れいにゃんさんってぇ････」

「え？？」

「“下手”ですよね！笑うの！！」
カチャ、
須田が武器の銃口を向けた。
「この武器の名前ぇ～教えてあげますね！」

「誰か････だれかぁぁ！！助け････」
藤江は須田に背中を向けて走りだした。
怖い、怖い、怖い、怖い。
いったいあの子は“ナニモノ”なの？

パッパパパパッ！！
藤江の身体は銃声と共に踊った。
血しぶきが宙を舞う。

「イングラムM10って名前なんですよぉ～」
須田は蜂の巣になった藤江に歩み寄り、
藤江のバッグの中身を自分のバッグに移した。
「････って聞こえてませんよねぇ～」
須田亜香里は返り血の付いた顔を川の水で洗う。
そして乾いた喉をゴクゴクと潤した。
「あははっ、キャハハッ」と笑い、
彼女は颯爽とその場を去っていく。

「あ～楽しかった」

【残り30名】

れいにゃん(´・ω・`)

まあ須田は予想通りではあるか
誰かをかばうとか自殺するようなキャラじゃないもんな

あかりんもみるきーも想像はしていたが、やばい。
推しとして、あかりんの今後には期待！

やっと追いついたけどこれまじで面白いわ
指原のところで泣いた

確かに48GでBRネタをやるとかなりの確率で

みるきーとだーすーの役回りは固定化されちゃってるよなｗｗｗ

毎回すごいなぁと思わされる文章だわ
だーすーは予想してたものの、光景を想像したら鳥肌立った
キャラの活かし方もうまいなぁ

ほんと凄すぎるわ。
サーモンさんてガチの小説家か脚本家では？

須田やべぇな
面白え

>>359
AKBのエピソードに詳しすぎるぞ
梅田がケガで休んだとか
珠理奈がEscapeとか
riverの歌詞使ったりとか
松村は武器がカメラだし
よく読むと小ネタが山ほど入ってる

普通のヲタだけど文才があるって事じゃないの？
まあ本職の人でも別に問題ないが

>>352まで

>>113からコピペ

AKBバトルロワイアル2014版・出場者
【チームA】小嶋菜月　　　　
【チームA】島崎遥香
【チームA】高橋みなみ
【チームK】石田晴香
【チームK】岩佐美咲
【チームK】×北原里英
【チームK】×島田晴香
【チームK】横山由依
【チームB】大和田南那
【チームB】柏木由紀
【チームB】田名部生来
【チームB】×名取稚菜
【チーム4】×岩立沙穂
【チーム4】岡田奈々
【チーム4】加藤玲奈
【チーム4】込山榛香
【チーム4】峯岸みなみ
【チーム4】佐々木優佳里
【チーム8】横山結衣

【チームS】松井珠理奈
【チームS】宮澤佐江
【チームKⅡ】大場美奈
【チームE】柴田阿弥
【チームE】須田亜香里
【チームE】山田澪花
【SKE48研究生】×松村香織

【チームN】須藤凜々花
【チームM】川上礼奈
【チームM】×藤江れいな
【チームM】山田菜々
【チームM】矢倉楓子
【チームBⅡ】市川美織
【チームBⅡ】井尻晏菜
【チームBⅡ】×梅田彩佳
【チームBⅡ】渡辺美優紀

【チームH】　×神志那結衣
【チームH】　×指原莉乃
【チームH】矢吹奈子
【チームKⅣ】×植木南央
【チームKⅣ】朝長美桜
【チームKⅣ】×森保まどか
生き残り　30/41

※矢吹は忍（大島優子）と契約している

ほしゅ

だーすーとみるきーが戦ったらどっちが勝つんやろ

保守

あげ

おはよー
ほしゅ！

>>362
助かります(´Д｀)

おもろ～
推しに早く登場してほしいが
出てほしくない気もする

W横山のどちらかはまた運営の手違いで死にそうw

これ本気で映像化してほしいな
自分も推しがまだ出てきてないけどみるきーかだーすーにヤラレそうな予感ww

あげ

一日目夜のベストプレーヤー候補は
みるきーか奈子ちゃんかな。
（奈子は忍召喚のくだりで）

ここからはだーすーにも期待。

>>361
>珠理奈がEscapeとか
エピソードでもあるけど曲名やぞ

ほしゅ

だーすーつえええええええ

秋吉

保守

>>190
身を守るためについ、撃ってしまったのだ。
じーな、植木、美桜はそう思った。
そして奈子を含めた4人は、指原の後を追った。

ここすごいね。
最初読んだ時には気づかなかったけど。

ほしゅ

保守

※ウザイと思う人用に名前いれてNGしやすいようにしときます
>>352まで

AKBバトルロワイアル2014版自分用まとめ
★日時　2014年9月上旬（推定、第6回総選挙後は確定）
★場所　無人島
山　海　川　橋　民家　学校　教会がある
★グループ
・島崎遥香　高橋みなみ（武器はノートとボールペン）
・石田晴香　岩佐美咲　横山由依
（武器不明
横山は北原を担いで逃げたためリュックを所持していないはず
石田　岩佐はリュックを所持している）
・大和田南那　柏木由紀　田名部生来
（三人で行動しているが大和田は二人に心を許していないようである）
・岡田奈々（単独行動　武器はナタ
名取　岩立を殺してしまったが二人の握手券を回収したかは不明）
・横山結衣　松井珠理奈
（武器は銃を二丁
横山は猫を連れている）
・宮澤佐江　大場美奈　柴田阿弥　山田澪花（SKE組で4人）
・須田亜香里（単独行動　武器は銃
好戦的で全員が接触を避けているようである）
・須藤凜々花（単独行動
松村香と行動をともにしたが松村香が殺されたため一人に）
・渡辺美優紀（単独行動　武器は銃と刀
梅田彩　松村香の握手券も回収して3枚所持
足りんと言っている事から忍を雇う予定？）
・矢吹奈子　朝長美桜　（大島優子）
（武器は銃を二丁、フライパン、ジバニャン人形、ダーツセット、ナイフ
矢吹は忍（優子）と契約している
握手券は忍に使用したため現在グループで1枚所持）
・行動不明なメンバー
小嶋菜月　加藤玲奈　込山榛香　峯岸みなみ　佐々木優佳里
川上礼奈　山田菜々　矢倉楓子　市川美織　井尻晏菜
・死亡したメンバー
北原里英　島田晴香　名取稚菜　岩立沙穂
松村香織
藤江れいな　梅田彩佳
神志那結衣　指原莉乃　植木南央　森保まどか
（戸賀崎智信）

★疑問点、伏線など
・裏ルール
指原の発言から裏ルールがあり全員は生き残れないらしい
矢吹は裏ルールの存在、忍の契約条件をなぜか知っている
松井珠も裏ルールについて何か感付いているようだ

・握手券について
場にある握手券はスタート時点で40枚
島田はスタート時点ですでにいないためマイナス1枚
忍と契約したためマイナス5枚
なので現在は場に35枚の握手券がある
ただ名取　岩立　横山（チームK）　北原の所持していた握手券は不明
北原の握手券は燃えてしまった可能性もある

・北原が矢に射たれた問題
北原は足に怪我を負ったため逃げられず死亡したが
原因となった矢を誰が放ったのか？
これまでの描写では矢が武器のメンバーはいないため
行動不明メンバーの中に矢が武器かつ好戦的なメンバーがいる？

保守

カイジ

この島から脱出するにはアレ(耳をそぎ落とす)ができるかどうか・・・

>>383
お！わかりやすくて自分はありがたいサンクス！
あげ

同じチームの『三人』は動物園跡地にいる。
とは言っても今は動物達はいないようだ。
この三人は、ゲーム開始からずっと一緒だ。
開始直後に１人抜けて三人になってしまったのだ。

「ごめんなさい！！私、やっぱり、
　なっつんを探しに行きます！！」

チーム4・加藤玲奈はそう言ってどこかへ消えた。
残った三人は、禁止エリアを出て
たまたまこの場にたどり着いた。
独特な臭いがしてろくに眠ることすら
できなかったようだ。
峯岸みなみは地図を広げる。
「たかみながいる所まで行くよ。
　こんなとこにいられないよ」
峯岸は高橋の暗号を解読し、教会を目指している。
やはり頭が切れる。

「それにしても凄いですねっ。
　峯岸さんはやっぱり頼りになる」
そう言って笑顔で手と手を合わせて、
峯岸を持ち上げているのは、
チーム4のこみはること込山榛香だ。

そしてもう１人。
「はぁ」とため息をついたのが
同じくチーム4の佐々木優佳里だ。
憂鬱な顔をしている佐々木に苛立ったのか、
峯岸が目つきを鋭くする。
「ゆかるんさぁ、そうやってため息ばかりつくの止めてよ！」

待ってました！

そういやハピネス様も狂気の臭いが…

みんな相討ちになって死んでしまいそうな組み合わせｗ

いよいよ地下板のヒロインゆかるん登場
さあどうなる

「え？あ････ごめんなさい」
佐々木はため息をついていた事を、
自覚していなかったのだろう。
申し訳無さそうに謝っていた。
それを見ていた込山は不敵に微笑している。
面白かったのだろう。

峯岸が怒るのも無理はない、
いつどこで襲われるかわからない。
常に気を張ってなければ殺される。
昨夜の銃声と悲鳴を聞いて、
高橋の『仲間を信じろ』という言葉は
ただの甘ったるい幻想だと気付いた。

けど、この２人も私の盾くらいにはなるかなっ。

──込山はそう思った。

峯岸は伸びた髪に手をかけて、
何かを考えているように険しい顔をする。
あぁ、れなっちを引き止めれば良かった。
頼りになりそうななぁちゃんはいないし。
こみはるは何考えてるかわかんないし。
ゆかるんはぶつぶつ何かを言ってるだけ。
いつ殺されるかわからないってのに、
まるで危機感がありゃしない。

けどまぁ････いないよりはマシか。
何かの役には立つだろう。
──峯岸はそう思った。

ふと峯岸は佐々木の手もとに視線を送った。
佐々木の手が震えていた。
「どうしたの？寒い？」
峯岸は心配した様子でそう尋ねる。
佐々木は苦笑いをして、
「いえ、大丈夫です」と答えた。

以前は公演中に訳もなく泣いてばかりだった佐々木。
だが後輩も増えた今の佐々木は違う。
力強いパフォーマンスを魅せ、
自己発信力も優れている。
峯岸はそんな佐々木に一目置いていた。

なのに、この状況になったらこのザマか。
負けず嫌いとは言っても所詮はこの程度。
血と肉にまみれた本当の戦いには
恐怖してしまうのだろう。
私は、違うけどね。
叩かれて、叩かれて、叩かれたこの私に、
怖いものなんか何もない。
峯岸はそんな事を考えていた。

だが、峯岸は少し勘違いをしていた。
佐々木は別に戦いに恐怖して、
手を震わせていたわけではない。

佐々木の後ろを歩いていた込山に、
彼女の呟きが聞こえた。

「はぁ、ぐぐたすがしたい」

──ただの禁断症状だ。

禁断症状ワロタw

飯食いながら読んでて吹いたじゃないかｗ

「はぁ、続きが読みたい」

>>393
ワロタ
狂気のキャラで武者震いかと思えばググタスかよw

──「奈子は大丈夫ですか？」
美桜が不安げな目をして、
優子の背中を視線を送る。
「寝てる、疲れが出たのかな」
神社のなかで寝かせたようだ。
優子は立ち上がり、美桜のほうへと歩み寄る。
指原の武器であるサブマシンガンを置いた。
「これ、美桜ちゃんが使いな。
　指原もきっとそれを望んでる」

「さっしー････」
美桜は血が付いたその武器にそっと手を置いた。
ぬくもりを感じるように目を閉じる。
『生きな、死んだら許さないよ』
指原の遺した言葉が脳裏をよぎった。

「寝な、私が見張ってるから」
優子がそう言って声をかけるが、
美桜は目を開けた後、首を横に振る。
「優子さんは？」
優子が困ったように苦笑いをして、
「私は寝なくても大丈夫」と隣に腰をかけた。
美桜と優子は、境内にある地面が盛り上がった３つの墓を見つめる。

美桜と奈子、そして優子の三人は、
指原が自害した後お墓を作った。
最初に手で土を掘り始めたのは、奈子だった。
次に美桜、２人は何も喋らずただ黙って土を掘った。
亡き仲間達の事を思い出しているのだろう、
泣きながら土を掘った。

空が明るくなり始めていた事に２人は気づいていなかった。
ずっと俯いているのだから。
優子が三人の亡骸を１人ずつ抱きかかえ、同じ場所にそっと亡骸を並べた。
「私にも弔わせて」

美桜が静かに頷いた。
奈子は聞こえていないのか、優子に背中を向けたまま、
仲間達の身体に土をかけていた。
墓を作った後、奈子は泣き疲れたのか、
いつのまにか隣にいる美桜の肩に頭をかけて、眠っていた。

それから美桜と優子は寝ていない。
優子はここが禁止エリア外である事を
美桜に確認して、今に至る。
指原が自害した時の事を思い出したのだろう。
美桜は目を潤ませて優子に問いかけた。
「さっしーはどうして最後、自分で死んだの････？」

優子は少し沈黙を作った後、
指原が眠る墓を見つめて答える。
「気付いたんじゃないかな。
　指原莉乃というアイドルは、
　ただ秋元康に光らされていただけだった、って。　
　だから最後に････自分の力で輝きたかったんだ。
　アイドル指原莉乃として、ね」

優子がやられない限り奈子が勝ち残る可能性が高いような気がするけど、逆に優子に勝てるのは誰だろうと考えると、たかみなか忍としてオカロか敦子が出てくるしかないか

大和田、込山の15期が二人とも先輩に物怖じしてない所が
現実とリンクしてていいですね。
この戦いで番狂わせみたいのを起こすとしたらこの二人かな。

けど、二人ともまだ「人間の怖さ」を知らないだけって
感じもするんで、悲惨な最期になりそう。

矢吹が
忍つき、強力な武器あり、ゲームのシステムを知っていると
チートキャラなんだが
戦闘力は皆無だろうからバランスとれてるのか

NMBが5人集まったら一応忍呼べるんだけどね
48グループOGだから福本がくるんかね？

みるきーは知らんがだーすーは仲間を守るほうでもいいのにな
ゆりあでも居たら良かったのに

>>402
最後にリーダーの自覚に目覚めてみるきーからSKEメンを守って死んでいくんだよ

たぶん

>>403
須田、今のところSKEメンには手出ししてないから、あり得るかも。
柴田の方が危なそう。

やっぱりBRは派手に殺されるか、殺しまくるほうが印象に残るわ

推しも参加しているが、最後まで生き残れそうもないし
主役になるような立ち位置ではないからな

せっかくなので派手に散ってくれることを期待してるｗ

会う奴に逃げられまくってるらしいだーすーがそれはないわ…と思うけどな

俺が最後に書き込んだじーながもう逝ってたorz

HKTの代表としてなこにダークホースとして決戦まで残ってほしいな

「さっしーは････幸せになれたの？」

「わかんない。けど････アイツは最後にあんた達を見て、
　嬉しそうに笑っていたよ」
優子はそう答えた。
美桜はじーな、次に植木、そして指原、
彼女達の墓に順に視線を送った。
「これから、どうするんですか？
　優子さん･･･皆を殺しちゃうの？」

「奈子ちゃんの意志次第かな」

優子はそう言って振り返った。
神社の中で眠り続ける矢吹奈子。
彼女は夢を見ていた。
HKT48劇場にいる、誰もいない。
張り出し舞台に立って観客席に見渡すがやはり誰もいない。
ふと天井から桜の花びらがひらひらと落ちてきた。

奈子が不安そうに振り向いた。
ステージにはじーな、植木、指原の姿があった。
桜の花びらが彼女達にも降りそそぐ。
指原は心配そうに奈子を見ている。
「私は大丈夫」そう言わんばかりに、
奈子が無理に微笑んだ。
ポツリと涙が頬に落ちる。

赤い瞳の少女、
矢吹奈子はジバニャンの人形をぎゅっと抱きしめている。
閉じた瞳から大人になるためのピリオドがツゥーと流れた。
───少女はまだ眠っている。

松村の敵討ちパターンは
今後あるかもなあ。
そうなるとりりぽんが鍵かも。

>>404
いやいや、むしろ現時点のキャラ設定だと

「みんな笑顔が下手だよねぇ」と笑顔で振り向くだーすー
土手の上に転がっているSKEメンの骸
だーすー回想シーンでSKEメンとの遭遇・相手逃亡→殺戮

って可能性が高いだろｗ

まだ推しメンが出てきてない奴は回想で殺されてないことを祈っとけ

6時の時点では須田は誰も殺してないはずだけどね

りりぽんと関係が深いのは
元同じチームで同じ関東出身のレモン
同じ寮住まいのうどん
そして会議で事前に決まってた候補を蹴ってまでりりぽんを強く推した超本人の・・・みるきーくらいか
他は一度話したくらい以下しか接点ない

まずこのSKEの人選に凄い悪意を感じるな
ちゅりでも居れば

>>412
安価で決めただけだよ

めいめいバラバラに上げた割には所属が偏ってないな
チームＮが新入りの須藤しかいないくらいで

矢吹奈子は指原が出るならあげなかったんだが

れなっち、2推しなんで頑張ってほしいが・・・・・
今の所の描写だとすごく普通の娘っぽいんで、すぐ負けそうだけど(笑)

推しではないが古柳がいたらどうなっていただろうと思う
ちゅりは人を信じすぎて騙される道を選んじゃって
あいりんがちゅりかばって死ぬんかなぁとかいろいろ妄想してもーたw

>>412
作者が選択したなら作者を叩けるけど
安価で決めたんだぜ

因みにSKE生き残り
宮澤　大場　柴田　山田澪　須田
（渡辺美　山田菜）

見事なまでに接点が分かりにくいメンバーばっかだなｗ

れなっちはかなり勇敢に描かれてると思う

今古柳に代わる存在と言ったら大場
それと一応山田くらいか

だから安価した人たちに悪意を感じると
まあこじはるまゆゆさや姉玲奈居ないのは新鮮で面白いけど

サーモンさんの事だから、「何故このメンバーなのか」の
落とし所も考えてくれてそう。

>>419
お前さんがその時に居なかったのだから仕方がないし
安価した人は自分の推しを推薦しただけだろ、普通に考えれば

そこに悪意を感じるというのは穿ち過ぎじゃね？

博多はビジュアルの印象だけで死に際に指原にゲロブスって言って性格が悪い女のように書かれた森保がちょっと気の毒な気がした

実際は指原を尊敬してる控えめな子なんだけどな・・・・

禁止エリアを避けて珠理奈と朝方まで
歩き続けたチーム8の横山結衣。
彼女は熱を出して倒れた。
珠理奈は一度、結衣と自分のバッグを茂みの中に隠した。
そして近くにあった集会所まで、
結衣を背におぶって歩いた。
畳の部屋に結衣を寝かし、珠理奈は窓を開け空気を入れ換える。
「警戒しなきゃ」
急いで茂みまで走り、バッグを拾い
また集会所に戻った。
その時、結衣が目を覚ました。
「珠理奈さん････」

「寝てて大丈夫だよ。私が見張ってるから」

「けど」そう言って結衣は起きあがろうとする。
珠理奈は自分のバッグから水を取り出す。
「飲みな」彼女の肩にそっと手を置き、
水を飲ませると優しく寝かしつける。
結衣は苦しそうに「はぁ、はぁ」と息を乱していた。
少ししか飲んでいない。
ダメだ、水だけじゃ。
食料もこんなパンしかない。
珠理奈は結衣のおでこに手を当てた。
「熱い････」
子猫は結衣の隣にちょこんと座る。
まるで見守っているようだ。

台所に行き食料を探した。
冷蔵庫を開けるが何もない。
床下を開ける。
「あっ！」米を見つけた。
だが電気はもちろんガスも付いていない。
引き出しを開け、ライターを見つけた。
ネ申テレビはよく見ていた。
記憶を辿り13期がやっていたキャンプを思い出した。
余った水で米を研ぎ、落ちていた缶詰めの空き缶をよく洗った後、
外に落ちていた松ぼっくりの皮を着火材にして
ライターで火をつけて米を炊いた。
「出来た！」
珠理奈はお粥を結衣に与える。
結衣は「おいしい」と言いながら、
それを嬉しそうに食べていた。
「そっか、良かった」
後は、水だ。熱を冷ます水がほしい。
どうする･･････
地図を広げるが近くに川はない。
来る時もなかった。
しばらく考えた後、決意する。
結衣の水をバッグから取り出し、枕元に置いた。
「これ結衣ちゃんのだから、
　喉が乾いたらこれを飲みな」
そう言って珠理奈は立ち上がる。
結衣はいつのまにか眠ったようだ。
珠理奈は子猫に声をかける。

「ここで結衣ちゃんを守ってね」

森保は聡明な印象が強いから指の口車に乗らなかったのには納得した

>>422
まゆゆ一位の総選挙から、かなり時がたってるみたいだから
あれから指原が壊れていったのを何となく森保は気づいていたって
感じじゃないですかね。

デリンジャーを手に取り、外に出た。
握手券は一枚。
交換できるのは食料か････
この握手券は1000万の価値がある。
食料の中にはおそらく水も含まれているはず。
いや、無くちゃ困る。
これに賭けるしかない。
もしくは、誰かから奪うか････。
珠理奈は空を見上げ数台のヘリの位置を確かめた。
取引方法はあのヘリか？
居場所が他のメンバーにバレるリスクがある。
そう思った珠理奈は集会所から離れた。
そして腕時計を通じて食料を申請した。
60秒後、イヤモニから女性のアナウンスが聞こえた。
『松井珠理奈様、
　まゆゆ特選秋の味覚コースをご購入
　いただき誠にありがとうございます。
　商品がお手元に到着致しましたら、
　個別握手券のバーコード部分を当て
　鍵を解除してください。
　ご使用になった個別握手券は、失効となりますので破棄してください。
　なお、このご案内はお客様にだけ発信しています。
　ご安心くださいませ』
ピッ─通信が切れた。
まゆゆ特選？つっこむ所が多々あるが
今はそんな悠長なことをしてる時ではない。
珠理奈は周りを警戒しながら、空を見上げた。
パラシュートにぶらさがった箱が
空から降ってきた。
言われたとおりに握手券を液晶部分に当てる。
ピッという音がして箱が空いた。
持っていた握手券のバーコードが消えている。
これはもう使えない。
珠理奈はそれをくしゃっと握り締め、
ポケットに閉まった。
箱を開ける。
──「ビンゴ」珠理奈は思わず笑みをこぼした。
最高級純天然水と書かれた1.5のペットボトル。
三日間過ごすには充分な様々な食料。
何よりも嬉しかった誤算、
食料を冷やす『氷』が入っていた事。
これで結衣を助けられる。
珠理奈が箱を持とうと屈んだ時だった。

「あれれ？珠理奈さんや」

背後から聞こえたその声。
くそ、珠理奈は思わず顔をしかめる。
浮かれて気配に気付かなかった。
一番、見つかってはならない奴に････
珠理奈はゆっくりと振り返る。

こいつにだけは会いたくなかった。

───『渡辺美優紀』だけには。

>>424 >>425
確かに森保は実際に頭いいし慎重派なようだからそこの部分は納得だね

あー　これはヤバイ展開に…

珠理奈vsみるきーか
まぁ珠理奈が勝つだろうな

この手のは必ずたかみなが最後まで残るのが嫌い
たまには早々に殺られろよ

あかん……

ネ申すをよく見る珠理奈が想像したらなんかシュールw

しかし面白い展開だ

ここでみるきーかよぉぉぉ
どっちもまだ見ていたいお…

>>55
チーム8は中野郁美で

珠理奈が握手券持ってないことをみるきーが気づけば展開が変わりそう

>>429
今はもう読めないけど、ペア戦のバトルロワイヤル小説では、
参加拒否してゲーム開始前に殺されてたよ。

渡辺は笑顔を作っているが、
その身体から殺気を放っている。
服にこびりついた乾いた血が何よりの証だ。
人を殺した証。
「黒髪少女やなぁ、珠理奈さんは。
　困りましたわ。殺す理由がひとつ消えたやん」

どうする････
ここでやるか････？
ダメだ、この状況じゃ勝てない。
相手はあの渡辺美優紀だ。
いつでも冷静に周りを見ている。
こいつの目にはブレがない。
くそっ････

迷ってる時点で、私はすでに負けてる。

「みるきー････見逃してほしい」
珠理奈は武器を地面に落とし、両手を挙げた。
つまり、降参。
渡辺は「ウケる」と言って銃を突きつけた。
渡辺の顔から笑みが消えた。
「意外ですね。うちとタイプは違いますけど、
　珠理奈さんも“狩る側”かと思ってましたわ。
　戦えるの楽しみにしてたのに、
　なんだかつまらんわ」

「･････頼む。私はまだ、死ぬわけにはいかないんだ」
あの子は私が守らなきゃ。
どんな事をしてもこの場を切り抜けないと。
どうすれば、助かる？
珠理奈は真っ直ぐな目で渡辺を見据える。
渡辺は食料が入った箱に視線を送った。
「握手券、使っちゃったんや。
　残念や････やっぱり殺すわ」

プライドを捨てろ。

あの子を助けるためなら････

>>429
確かにその傾向はあるが、秋Pを言葉で刺せるキャラが少ないから仕方ない

>>422
それまで心底尊敬してたからこその言動だったと思うけどな
そういう人間に裏切られて、死ぬ間際だったら絶望してそういうこと言う可能性も多いにありうる
もりぽだけじゃなく誰でも

ゆきりんがいい人で終わる小説が多いので、今回は悪役になる
のを希望。

珠理奈はゆっくりと膝を曲げ、
地面に両膝を付けた。
両手を付け、静かに頭を下げる。
「頼む、見逃してくれ」
土下座をする珠理奈に渡辺が問う。
渡辺は少し動揺したようだ。
真剣な目をしている。
「なんでですか？なんでそこまですんねん？」

珠理奈は答える。

「守りたい奴がいる」──と。

「誰ですか？」

「チーム8の横山結衣だ」

「････････これまた意外や」
渡辺はそう言って微笑んだ。
顔を上げた珠理奈。
２人は視線を合わせる。
沈黙が流れ、ピリピリとした緊張感が漂う。
渡辺が銃を下ろした。
「うちな、子供は好きなんや」

そして背中を向けた。

「次会ったら、殺しますよ」

助かった………のか？

「･･･その時は、望みどおり戦ってやる」
珠理奈の中に眠る“闘争本能”を、
渡辺は知っている。
同じチームSであり共に選抜として時を過ごした彼女は、
珠理奈をよく知っているのだ。
あの松井珠理奈が、今は“少女”のために本能を必死に抑えている。
それが滑稽だった。
「あっ、見逃してあげる理由････もうひとつあんねん」

渡辺は振り返り、ニコッと笑った。
右手で銃の形を作り、人差し指を向ける。

──「黒髪少女だからや」

「ばぁん！」と言って笑った後、
渡辺は去っていった。
珠理奈はゆっくりと立ち上がり、
渡辺の背中に視線を送る。

「･･･やっぱり分からないな。
　アイツの考えてる事は････」

胸をなでおろし、珠理奈は箱を持って
結衣が眠る集会所へと戻った。
子猫は珠理奈を待っていたのか、
玄関で「にゃー」と鳴いて出迎えた。

「ただいま」と珠理奈は返す。
氷を袋に詰め、眠る結衣の額にそっと置く。
珠理奈は結衣の寝顔を見て微笑んだ。

目を閉じて、息を潜めて、私は堕ちていく。

───「結衣････」

甘過ぎる
土下座したJの後頭部を踏みにじりながら
何のためらいもなく引き金を引く
こうしないと生きてこないぜ、ここまでの設定がw

気まぐれな、みるきーらしくていいと思う。
珠理奈が少し大人すぎる気がするが・・・・・
多分、2016年頃の設定で彼女も20歳ぐらいになって大人に
なったのかなと、勝手に脳内保管しときます(笑)

梅ちゃんの時の絶滅黒髪少女は
意味あったみたいだな

>>443
だーすーは誰でも頃す設定だとしたら
みるきーは黒髪基準がある方がサイコっぽいけどな

みるきーは独自の価値観で動いていることを示唆するエピソードやったね

冷酷なだけではない指原と同様、彼女なりに戦う理由があるんだろうな

>>446
サイコパスってそういうとこあるもんな
殺せれば何でもいいわけじゃなく美学を持ってる

>>447
ライバルのさや姉が参加していない所に何か要因がありそう。
「参加は安価で決めたんだよ」ってのは無しね(笑)

これ茶髪メン死んでまうやんww

かとれなにフラグ…

土手沿いを歩く4人。
彼女達はこんな状況でも明るかった。
「とりあえずたかみなさんやな。
　あの人だけはほんまに信頼できる、
　みんな、探すで！」
そう言ってこのグループの舵をとるのは、
NMB48・1期生の山田菜々だ。
山田は高橋を尊敬してる。
後輩が増えた山田は、高橋から先輩としての在り方を学んだ。
厳しさだけではなく、親しみやすさもある高橋の人となり。
それを学んだ。
そんな山田を彼女達もまた信頼していた。
チームMのエース・矢倉楓子は、
遠くを見るように目を細める。
「“絶対に死ぬんじゃねーぞ！”
　たかみなさんのあの言葉を聞いてたのに
　･･････なんで皆戦うん、悲しいわ」

矢倉がそう言った事で、
明るい空気が一瞬にして重くなった。
シーンとして静まり返る一同。
すると、AKBからNMBに移籍してきた市川美織が
「大丈夫ですよ～」と明るく振る舞う。
何が大丈夫なのかは言わなかったが、
とりあえず言ってみたのだろう。
市川は意外に空気を読める。

１人だけ嬉しそうに武器を手に持ち、
歩いているのが、BⅡの井尻晏菜だ。
武器は中世ヨーロッパの映画に出てくるような
ロングソードだった。
昨夜、一度木の枝を斬ってみた。
スパッと切れる。
それを見ていた山田は慌てふためいた。
「なんや、急にどうしたんや、頭おかしくなったん？」

違う。
漫画の主人公のように、強くなれた気がした。
井尻はこの剣を手に入れ、そう思った。
山田が地図を見ている。
「この道真っ直ぐ行ったら、
　禁止エリアは避けられるで」

ザッ、ザッ、ザザッ、
土手の下のほうから足音が聞こえる。
誰かが上ってきている。
４人は足を止めた。
山田は嬉しそうに微笑んだ。
「お、やっと誰かに会えたわ。
　誰ですか～？？？」と声をあげた。

下から返事が返ってきた。

「あかりだよぉ～！！」

ヤバ

悲劇は加速していく

こわ。

けど、あー見えて山田も気が強そうだから一矢報いそうな気がする。

うわ
こだわりのない須田さんかよ…

川上うどんは単独行動みたいね

あとみるきーは
絶滅黒髪少女
・黒髪は好き
・少女も好き
こうみたいだな
そういや殺したのは梅田彩と松村香
年上かつ茶髪がターゲットみたいだ
かとれなは後回しじゃないのかな？

安価で決めたときは結構過疎ってたから連投しちゃっててさや姉とかめるがいないの気づかんかったわ
こんな適当なメンバー選考でちゃんとエピソードを混ぜて展開できる主さんすげーな

出てないメンバーは既に卒業してるって事でいいんじゃないかな(笑)

BR的にはロングソードでヒーロー願望を刺激された子の末路は・・・無残であったが
今回はどうなる？！

>>452
ついにみおりんきたー(･∀･)と思ったらすでにヤバそうやんけw

松村は薄い黒髪だったのに・・・

須藤はブログで柏木に弟子入り中
後裏ルールに気づいてるっぽいのはじゅりなよりたかみな

うどんは・・・

>>461
黒でもハゲは許さんということか…

須田の声脳内で再生されるから恐怖感増す

かおたんはもう少女じゃないから（ry

>>463
分かるwあの笑顔と声は脳内再生されるわ

須田さんは存在が恐怖だからな

>>190
「ありがとうその言葉が私を強くする」

これってオリジナルですか？
なんか引用があるんですか？
どこか聞いたことあるような
悲しい強い言葉ですね
素敵やん

続き気になる

安価ではるきゃんを入れたのは俺だがとりあえずヒール側ではない雰囲気で安心した

はるきゃん、わさみんは戦闘強そう。
仲いいし、コンビネーションもよさそう。

ついにみおりんｷﾀ━━━━━━ヽ(ﾟωﾟ)ﾉ━━━━━━!!!!
と思ったらいきなりだーすー！！
逃げてー

バトルロワイヤルツーても、平成生まれはピンとこないかもな

はるきゃんはあれで長いこと柔道やってたからな
案外根性はあるよ

絶滅黒髪少女(処女)とか岩佐完璧OUTやんw

ほしゅ

後半でじゅりなとみるきーが戦うのは確定っぽくて胸熱

ほしゅ

最後はたかみなと優子が刺し違えてなこが残る

と期待

川上礼奈はああ見えて
みるきーや須田並みに残酷だぞ

センター
VS
ネズミ

>>478
まゆゆはいねーぞ

ほしゅありがとうございます
>>466
あるのかも、けど実際に好きな人が言ってた言葉を使いました(T^T)

昨日一気見して興奮して寝不足だ・・・
続きが楽しみ

はるきゃんの武器が鉄パイプだと良いなぁ。

>>477
キャラ的にも絶対そっち側だと思ってたけど
柴田さんもそっち寄りと予想すれば（まだ確定じゃないが）
似たようなの多くなるなw

あやちゃんはビーム兵器持ってるからくそ強い

ほしゅ

応援ほしゅ

>>484
ぱるるのATフィールドを貫けるかな？

あげ

保守

続き気になるし出てきたメン皆に愛着が湧く！
対みるきーなら髪色戻しか黒髪ウィッグでもあれば助かるかもしれんけどw、
「あかりだよぉ～！！」には為す術がなさそう (´･ω･`)

須田が握手券2枚
渡辺美は握手券3枚
だから
二人が対峙したら勝ったほうが
忍を契約して全員虐殺しちゃうね

まあ優子いるからわからんけど

めっちゃ面白いな
続き楽しみにしてます

もう一度最初から読み直したけどやっぱ面白いわ
きたりえに矢で攻撃したの誰か気になる
まだ出てきてなくて単独っぽいうどんかな？
それとも遠くから覗いてうつのが似合いそうな柴田か…？w

他の忍は誰なんだろう
戦闘力ありそうなのはオカロかな？
個人的には「珠理奈はみぃが守るき！」って出てくる鰹が見たいwww

>>494
涙涙アンド涙だわ

SKEの大物OGだと
矢神　秦　小木曽　向田　金子　菅　かな
まあ出すなら桑原だが
珠理奈絡みの大物OGだと真っ先に篠田な気がする

面白すぎて驚く
小説家になればいいのに

すとうちゃんの忍は憧れのあみなだろうと勝手に思い込んでいます。
…役に立つかは別として。

>>494
それもまた良いなー

忍は契約者に対してランダムなのかな
誰が出てくるかわからないけど場合によっては縁深いもの対決？
さや姉vsみるきー、玲奈vs珠理奈、オカロvs佐江、敦子vs高みな…

>>499
優子が「なんだ指原か」って言ってるからランダムなんじゃないかな？
あと玲奈とさや姉は参加してないよ

安価で決めたから選抜に偏らず知らないメンもいてなかなか楽しい
サーモンはakbに詳しすぎてすごいw
出てくるメンがなんだか好きになるわ

>>499
ちんともさんVSぱるるもあり？

(´；ω；`)

>>500
参加してない現役メンも忍ならありかなと思って
姉妹G2トップの片方がいないのが劇的すぎて

須田だ････！

四人は互いに顔を合わせる。
須田さんだ、どうする････？
そんなアイコンタクトをしている。
いきなり逃げるのも変だ。

危険な香りがする、
ただそれだけの理由で仲間を疑うのはおかしい。
山田の脳裏に高橋の言葉が頭をよぎった。
『仲間を信じろ』
そうだ。
人を見た目で判断してはいけない。
もしかしたら１人で孤独に怯えていたのかもしれない。
いや、あの明るい声だ。
それはない。
いや、ただの空元気かも。
たかみなさんはああ言ってたしなぁ。
山田はそんなことを考えながら、
「そやな」と小さく頷き笑顔を作った。
「あっ、須田さんですか？
　会えて良かったわぁ～、皆おらへんから･･････」
山田は須田の姿を見て愕然とした。
矢倉が「きゃあぁぁぁ！！」と悲鳴を
あげてその場から走り去った。
市川は口を開けてぽか～んとしている。

･･････あぁ。

･･････逃げれば良かったわ。
山田は後悔した。
須田が着る言い訳Maybeの衣装に血が付いてる。
手には武器がある、誰かを殺したんだと察した。
須田は矢倉の姿を目で追い、不満げな顔をする。
「なんで逃げるのぉ？失礼しちゃうなぁ！もぉ～！」

山田は思った。
そりゃ逃げるわ、と。
ふと須田の手元の武器を見て気付いた。
あっ武器があったんや！
菜々が慌ててバッグに手を入れた時、
須田が笑顔で銃を突きつけた。
「何してるのぉ？？？いいから握手券ちょ～だい！
　そして･･････死んじゃえ！！」

終わった──山田の脳裏にこれまでの
思い出が走馬灯のようによぎった。
目を瞑り、悟りの境地に入る。

お父さん、お母さん、そして弟よ。
先立つ不幸をお許しください。
菜々は幸せ･･････

「菜々さん、はよ！逃げてください！」

誰かの声が聞こえ目を開けた山田。
その瞳に信じられない光景が映った。
須田がひざまずいて、武器で何かを受け止めている。
長い剣だ。
それを持っているのは、
────井尻晏菜だ。
井尻が剣を持つ両手に力を込める。
ググッと押し込み須田をねじ伏せようとする。
井尻は叫ぶ。

「私は強い！」

須田が見上げるように睨めつける。
そしてまた不敵に笑う。

「････あはっ、アハハハッ！！
　このスリル･･･やっばぁい！！」

井尻晏菜。
彼女はまるで進撃の巨人のミカサの
ごとく勇敢に立ち向かう。
何度も自分に言い聞かせる。

私は強い───と。
「うおぉぉぉぉ！！！」

サーモンよく飽きずに書けるな
感心するよ

>>506
ラストシーンの反応がみたいんです(´д｀)

>>507
ラストまで決まってるのか(･∀･)wktk

ゼロ距離ならば！

白兵戦であっさり凌がれたら
徒手空拳で対抗するのは無理ゲーやな

>>507
あんたすごいわ

みおりーーーーん
参戦しろーーー！！

>>507
おもしろいです！

あんたん勇ましいな

乃木坂バージョン書いてください

>>507
期待してるよ

晏菜の雄叫びと変わりように驚き
唖然としていたNMBのメンバー達、
だが彼女の気迫に次第に乗せられ始めた。
「やったれ！あんたん！！」
山田が拳を突き上げる。
「あんたんっ頑張れ～」と市川も声援を送る。
井尻はそんな２人に向かって声をあげる。
「早く！逃げてくださいよ！！」

その時、須田が井尻の脚を払った。
井尻は尻餅をつく。
山田は「あ～！あかん～！」と頭を抱えた。
山田は再び思い出した。
自分も武器を持っていることに。
コルト・パイソン357マグナム。
もちろん山田はその銃の名を知らない。
山田は銃口を須田に向けた。
「そこまでや！！」

須田はサブマシンガンの銃口を井尻の
向けて見下ろしている。
スッと山田に視線を送る。
にやっと笑った後、再び井尻に顔を向けた。
撃つ気だ。
そう思った山田は引き金を引いた。
「あれ？弾でぇへん」
何度もカチャ、カチャ、と引くが出ない。
それはそうだ。
山田は銃に弾を入れてない。
「なんやねんこれ！不良品やないか！」
山田が愚痴をこぼしたその刹那、
「菜々ちゃんは逃げて」
そんな言葉を遺して、
市川が須田に向かっていった。
「ダメ～」と言いながら須田の頭に
“ドガッ”──
頭突きをかます。
「うっ！」須田は頭を押さえて後ずさりをする。

昔自分が書いたやつ手直し入れつつ貼ってみるわ
時代考証とかは結構いい加減ですがよかったら暇つぶしにでも

～安政某年～

今日もお江戸は日本晴れ女だてらに悠々と町を闊歩する女針医師渡辺麻友

「どうも、女将さん腰の按配は如何ですか?」
行きつけの蕎麦屋の暖簾をくぐり麻友は案内も請わずにずけずけと店内の一番奥の座りなれた席に座る。

「これはこれは渡辺先生、おかげさまですっかりとよくなりましたよ」
五十年配の人の好さそうな女将が茶を持ち現れる。

「いやいや、簡単に安心して治療を疎かにするとすぐにまた腰が悲鳴をあげるんですからちゃんと通院はしてもらわないと困りますよ」

麻友は温和な微笑みを浮かべているが女将はすっかりと恐縮してしまっている。
それもそのはず以前女将は麻友の忠告を聞かず治療を疎かにして腰を悪化させてしまいその笑顔を豹変させてしまったのが五十年以上生きてきた中で最も恐怖を感じた時であったのだ。

蕎麦を食べ終わり満足気な顔で勘定をすませ麻友は自宅兼診療所のある浅草へと帰っていく。

一見ドコにでも居る面倒見のいい町医者、しかし彼女にはもう一つの顔があった

すまん小説スレに貼ろうとして誤爆した申し訳ない

どっちに転ぶか分からない書き方
まさに天性のセンスやね

だがすぐに銃口を市川に向けて、
容赦なく弾を放った。
パッパパパパッ！！
市川の身体が血で染まった。
まだ立っている市川は俯き、自分の身体を見つめる。

「あ～っ、あれ～？」

そう言った後、力無く膝を崩し地面に倒れた。
市川は鮮血の果汁にまみれ、
その最期はまるでレモンのように、
───フレッシュだった。

まだ悲劇は終わらない。
「みおりん！！」
市川とは仲が良かった。
山田は感情が高ぶり声を張り上げた。
「あんた････何してんねん！！」
足を前に出したその時、
須田に飛びかかっていた井尻が叫ぶ。
「はよ！逃げて････！
　うちのバッグから握手券持っていってください！！」
両手で須田の腕を掴み、銃を奪おうとする。
「それから･･みおりんさんの分も！
　須田さんに渡したらあかん！！」
須田の身体能力の高さは、
AKBグループにいる者なら誰もが知っている。
須田には勝てない。
せめて山田だけでも逃がそう。
そう思った。
だが、そんな井尻の配慮を無視して、
山田は「チャンスや！」と須田に
向かって走り出した。
ドロップキックだ。
地面に転がった須田が、咄嗟に
落ちていた銃を拾いそれを乱射した。　
パパパッ！
乾いた音が連続なり、山田の腕から
血が流れた。
苦痛で顔を歪め俯いて腕を抑える。
顔を上げると、井尻がまた須田と
戦っていた。
井尻は山田に声をかける。
「うちらじゃ勝てないんです！
　分かってください････！！」

山田はレモンのバッグまで走り、
握手券を手に掴む。同様に井尻の分も。
後ろ髪をひかれる思いで振り返る。
「あんたん････」

ザザッ、地面に背中を付けた井尻。
「うちはいいんです････
　まるでヒーローになれた気分や」
立ち上がりまた剣を持って、
果敢に立ち向かう。
須田が高らかに笑いながらサブマシンガンを放つ。
「ふぅっ！！きもっちい～！！」

須田の声が脳内再生されるのがこえーよ

たんなな…orz

う～ん、銃は剣より強しは基本だが
それなら須田は剣のほうが映えたかもな

ま、そっちで魅せるのはみるきーか

BR的なんで言えば
クレイモア４８でサーモンさん書いて欲しいな
これ終わったら
覚醒したメンバーとか想像したらおもろそう

で他スレで見てきたけど
サーモンさん風魔の方は止まってるの？
仕事人のパロ書いてる人もそうだけど
隆　慶一郎　の世界観に影響受けてる気がするんやけど
気のせいかな

みおりん…( ´;ω;` )

パパパパパパッ！と連続する乾いた音
と共に土が跳ね上がる。
井尻は横に飛び出して転げながら避けようとする。
だが避けきれるわけもなくその身体は傷つき、血が流れていた。
山田は「嫌や････こんなん････」と呟き、
「い～や～や～！！」
そう言って走り去っていった。

山田の声が聞こえた井尻は笑みをこぼす。
「リミッター解除！！」
もちろん、そんなリミッターはない。
一度言ってみたかっただけだ。
いや、もしかしたら須田を抑えた彼女には、
そんな見えない力があったのかもしれない。
剣を両手で持ち、振りかざす。
「うわあぁぁぁぁ！！！」

パッパパパパ！！

須田のイングラムM10が火を放った。
井尻の身体に無数の穴があいた。
振りかざした剣がカランと地面に落ちる。
身体がバタリと後ろに倒れ、空を見上げた。
井尻は幸せそうに笑っている。

綺麗な空に向かって手を伸ばす井尻。
掴もうとしているのだろう。
アーモンドクロワッサンの形をした白い雲を。

グサッ、
須田が井尻の身体に剣を突き刺した。
「あなたの墓標だよ？なんちゃってぇ！！」

チームBⅡ・井尻晏奈は最期にこう思った。

そうだ、この世界は残酷なんだ。

【残り28名】

だーすー無双…
バトロワってこういうものだよなって分かってはいても切ねぇ
NMB詳しくないけど、井尻晏菜って子ぐぐったら確かにうっすらミカサっぽいな
顔っつーか凛とした雰囲気が

進撃もかけてきたか
ＢＲといえばやっぱイングラムM10だな

>>526まで
AKBバトルロワイアル2014版自分用まとめ

★グループ
・島崎遥香　高橋みなみ

・石田晴香　岩佐美咲　横山由依（横山はリュックを所持していないはず）

・大和田南那　柏木由紀　田名部生来

・岡田奈々

・込山榛香　峯岸みなみ　佐々木優佳里

・横山結衣　松井珠理奈（＋子猫、握手券1枚所持、握手券を1枚使用し充分な食料あり）

・宮澤佐江　大場美奈　柴田阿弥　山田澪花

・須田亜香里（握手券2枚所持）

・須藤凜々花

・山田菜々　矢倉楓子（山田は握手券3枚所持）

・渡辺美優紀（握手券3枚所持）

・矢吹奈子　朝長美桜　（忍：大島優子）
（握手券は1枚所持）

・行動不明なメンバー
小嶋菜月　加藤玲奈（小嶋菜を探す）　川上礼奈

・死亡したメンバー
北原里英　島田晴香　名取稚菜　岩立沙穂
松村香織
藤江れいな　梅田彩佳　市川美織　井尻晏菜
神志那結衣　指原莉乃　植木南央　森保まどか
（戸賀崎智信）

※場にある握手券　34枚
島田－1枚、忍－5枚、食料－1枚

あれ　矢倉ってどうなった？

まとめさんくす！
ところで弾ってそれぞれどんくらい持ってるんだろうね？
だーすー結構使ってるし気になるところだ

>>530
この手の話では弾は基本的には無限
ただしここ一番でストーリーの必要性に応じて弾切れするものという認識でOK

バトロワ系はもう飽きたよ

>>529
ふぅちゃんはだーすー見た瞬間走って逃げたから無事だと思う

しかし安価で適当に決めたのにもかかわらず、選抜、干され、新人、さらには各グループのバランスもなかなかいいよな

>>531
なるへそ
ありがとう！

サーモンさん今夜は何時くらいまであげる？まとめて読みたいから後から来ようかとww

>>536
すみません、今日は難しいかも( >_<)
明日49を見にいくので明日ももしかしたら( >_<)
本当にすみません
ちゃんと自ら保守します

>>537
乙！
保守手伝うから安心して49見ておいで～

おおまたこれ新しく書き始めたのね　
著者以外の意見が効きたいけど客観的に見てだれがファイナリスト（残り７人とする）になりそうなストーリー？

>>538
ありがとうございます( >_<)

>>539
カギを握るのは奈子。これが桐山的立ち位置なのか川田的立ち位置なのか？
これによって顔ぶれが変わってくると思う

そっかー
新たなネタ収集のためにも49楽しんできてね

忍持ってるなこは残りそうだね
あとはみるきーとじゅりながまた出くわした時どっちが勝つかだな～
まだ詳しく登場してないさえ、柴田ら辺も気になる

49見に行って宮澤と須田の設定が変わることに期待しとこう

いまさらバトロワ見たことないなんて言えない…

バトロワ2の設定で書いた人って居るのかな？
まあ相手が居ないし難しいか。運営に攻め込むみたいものでどうか

おやすみ前の保守

>>546
アンチ運営気味なメンバーの粛清に超選抜と戦わせておいて
じつは超選抜も運営を倒そうとしていたので共闘とかで良いんじゃない？
終盤の敵のおっさん達をキャラ立たせないといけないが、RIKIYAはハーブとかになるのか？

バトロワは1しかわからん
2も見たかもしれんがすっかり忘れた
オレは面白ければ題材は何でもいいけどね

ほしゅ

保守

たんなな3枚持ちってだーすーにバレてるし、今後めんどうに思われてそう
みるきーがたんななにどう接するか楽しみだ（その前に違う人に殺されてるかもだけど）

みるきーは絶滅黒髪少女でセンターだったことに拘ってるみたいだから
菜々だけには感情が複雑で人間らしい反応を見せそうだな
絶滅は実質旧Nの曲だし

そろそろレーダー持ちのやつとか出てくるのかな？敵から逃げまくってる

>>116
１話、ここから読んでみてください(´Д｀)

AKB小説・乃木坂小説を語るスレ★1
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1410478541/

保守

うんまだ推し生きてる
逃げきれ！

ひるほしゆ

昨日ミュージカル49見てきたが須田がもうキレキレで圧巻の迫力だった
このスレの今後でも期待してるぞw

>>560
見たのか～いいな～
ここでも現実でもキレキレなだーすーさすがw

>>534
（終身名誉）研究生1人、ドラフト1人、チーム8から1名ってのがもう奇跡的
期で見ても
AKB1、2、3、4、5、9、10、11、12、14、15期
SKE1、2、3、4、移籍組
NMB1、2、3、移籍組
HKT2、3、移籍組
相当ばらけてる

出演者で1、2を争うくらいマイナーなあんたんがかっこよくて嬉しかった

あ、ありがと植木はHKTオリメンだったわ・・・orz

ほっしゅ

>>562
ここでも不遇の13期か……
涼花いれときゃよかったな

忍でまさかのミッツか北しおり？

>>565
さっほー｢やっほー………｣

宮澤さん素晴らしかった；；
こっちの設定が申し訳ない( >_<)

>>566

スマン>>562を鵜呑みにして確認してなかったorz

こんどさっほーにちゅっくんされてくるわ

珠理奈が裏ルールを知ってるっぽいって描写あったっけ？
たかみなの暗号は最初に気づいてたみたいだけど。

>>569
あ　それはオレのまとめが間違い
指原　矢吹は裏ルールを知ってる
朝長も雰囲気から感付いている
高橋みは最初に気付いたからメッセージを残した

珠理奈はチーム8横山を守るって感じで集まろうとする描写がない

「私、やっぱり１人で動きますね。
　こんな時まで気を使いたくないんで」
柴田阿弥はそう言ってこのグループから離脱した。
SKE48の宮澤佐江、大場美奈、山田澪花がいた組だ。
彼女達はゲーム開始から今まで、危険な人物との接触を避ける事ができた。
逃れられた理由は澪花に支給された武器にある。
メンバー達の現在地が分かる探知機、
それが澪花の武器だった。
ただ、１人だけ接触したメンバーがいる。
『チーム4の加藤玲奈』。
彼女は小嶋菜月を探している様子だった。
宮澤達も小嶋と会っていない事を伝えると、
加藤は彼女達に別れを告げた。　　
その去り際、加藤は宮澤にある事を伝えた。

たかみなが残した暗号、の事だ。

加藤もまたたかみなのメッセージに
気付いた者の内の１人だった。
「そんなメッセージあったんだ。
　それ、間違いないよ！
　たかみなはその教会にいる！」
メッセージを知らなかった宮澤は、
その事に驚き、そして喜んでいた。
宮澤達はたかみなの待つ場所へと向かっている。

柴田が去った事を気にしてか、
宮澤はやけに気丈に振る舞っている。
3人は山道を下っているところだ。
宮澤が地図を見ながら先導する。
「たかみなのいるところまでまだ距離があるね。
　山を下りた先にある公園まで歩こうか」

「え～まだ歩くんすか～？疲れちゃいましたよ」
うなだれているのはSKEに移籍した大場だ。
手をだらりとたらしながら歩いている。
その時、探知機を見ていた澪花が
「あっ！」と声をあげた。
「南東から１人、こっちに向かって来ます、近いです！」

>>570
レスありがと。「どこが伏線なんだろう…」ってすごい読み返してたw

柴田覚醒するかな？
みなるんいたら気を使わなそうだけどね
ぼっちキャラでいくのか

宮澤が即座に反応し武器を取り出した。
宮澤の武器は鎌だ。
「もしかしたら仲間かもしれない。
　２人は茂みの中に隠れて。
　私が様子を見る」
仲間、というのは好戦的ではない者を指している。
加藤や島崎、横山といった信頼できるメンバーならば、
１人でも多く合流したい。
宮澤はそう考え、木の影に隠れ息を潜める。
山道を挟んだ向こう側の林から足音が聞こえてきた。

近付いてくる。
“女”は道に出てキョロキョロと周囲を見ている。
宮澤はその女を“危険”だと判断した。
アイツと接触してはダメだ──
衣装にこびり付いた血、何よりその手
にある拳銃がそう思わせた。
宮澤は女に気付かれないように、気配を殺す。
息を潜めて“恐怖”が過ぎるのを待つ。
微動だにしていない。
──はずだった。　

「そこにいるのは誰や！！」

パァン！宮澤が危険と判断した者・
渡辺美優紀が拳銃を撃ってきた。
宮澤の隣にある木に穴が空いた。
呆然とする大場と澪花の所へ走る。
「走れ！！」２人の横を横切り叫ぶ。
大場と澪花も慌てて背中を向け走り出す。
「待たんかいっ！！卑怯者！！」
渡辺が追ってくる。

みるきーこわい

みるきー(((( ;ﾟдﾟ)))

みるきー容赦ないなw
いきなり撃って黒髪の年下ちゃんだったらどうするんだ…

支援

パンッ！パンッ！パァン！
乾いた音が連続して山に響きわたる。
「っ････！」
その内の一発が大場の背を貫いた。
ザザッ、前のめりに倒れる。
前を走っていた宮澤が振り返った。
「みなるん！！」
──パンッ！パンッ！
渡辺が倒れた大場に何度も弾を撃ち込んでいる。
すでに息絶えていた大場の身体が、
衝撃で動いているだけだ。
渡辺はその身体を蹴り飛ばし仰向けにして顔を確認する。
「あっ、みなるんや。ごめんな」

そして渡辺は宮澤に銃口を向けた。
くそっ、宮澤は前を向いてまた走り出す。
パンッ！パンッ！パンッ！
乾いた音と共に、宮澤の足下の土が飛び散る。
渡辺が執拗に追いかけくる。
パンッ！カチャ、カチャ、
宮澤が倒れた。
脚から血が流れている。
澪花が立ち止まり振り返る。
「宮澤さん！！」
「行け！！」宮澤が地面の土を握りしめて叫んだ。
渡辺が澪花に銃口を向ける。
カチャカチャ
「なんや、弾切れか」
渡辺は“チッ”と舌打ちをする。
澪花は前を向いて走り出しその場から去った。

「うわぁぁぁ！」
宮澤は声をあげて立ち上がり、鎌を振り下ろした。
ピッ、渡辺の頬に赤い線が付く。
ツゥーと真っ赤な血が流れる。
渡辺はその血を指で拭いペロッと舐める。
「痛いじゃないですか････宮澤さん」

一発で仕留めろよ佐江、、、
優しいなw

マジすかいらんからこれ見たいわww

サーモンさん戻ってきてたあああ
佐江ちゃんに申し訳ないって…つまりそういうことね

みなるん（´・ω・｀）
これであやちゃんがキレてスーパーサイヤ人になるんかな

渡辺は持っていた刀を鞘から抜き、
鞘を宮澤に投げつける。
宮澤はその鞘を右腕で払った。
その隙を狙って渡辺が刀を振り下ろした。
「････！！」間一髪のけぞって避けたが、
態勢を崩して尻もちを付いた。
渡辺は宮澤を真上から真っ二つにするように、
刀を両手で握り締めて振り下ろす。

ガチッ、右手に持った鎌の刃で受け止めた。
宮澤は左手で刃の峰を支え必死に防ぐ。
ググッ、刀を押し込んでくる渡辺。
宮澤の顔が苦悶に満ちている。
峰が左手に食い込み血が流れていた。
宮澤が不敵に笑う。
「さすが宮澤さん。簡単には死んでくれへんな」

「どうしてこんな････！」
全てを言い切る前に、渡辺が宮澤の頭を蹴りつけた。
衝撃で鎌を手放してしまった宮澤。
起きあがろうとした刹那、
渡辺が刀を振りかざした。
ザッ、
宮澤の上半身に斜めの真っ赤な線が付いた。
耳を裂くような叫び声が山に響き渡った。
うつ伏せに倒れた宮澤は立ち上がろうと、
両手を地に付けて肘を伸ばしていく。

だが渡辺がそうはさせない。
宮澤の腹部を思いきり蹴りつけた。
ドカッ、
宮澤がのた打ちまわる。
仰向けになった宮澤を渡辺が刀で突き刺そうとした。
ザッ、宮澤は必死に避ける。
刀が地面に突き刺さっていた。
「はぁ、はぁ････」
宮澤は地を這って木に手をかける。
まるで猫が鼠を爪で弄ぶように、
渡辺は宮澤を追いつめていく。

渡辺のほうへと振り向いた宮澤。
その体が震えている。
怯えているんだ。
渡辺美優紀という恐怖に。

「止めて････」

渡辺は突き刺さった刀を地面から抜いた。
不気味に笑っている。
「はい？」

宮澤さん死亡フラグか…
これはみるきーをとめれんかもわからんね
握手券5枚集まりそう

忍でさや姉くるか

奈良ーずで身体能力も知能も高いあいにゃんで

須田みるきー戦が１番の山場になるんかね

だーすー今茶髪だからなあ…
みるきーが見逃す理由がないしな

>>586
忍は全員OGじゃないかな？
それに現役メンは安価で決めたメンだけにしないと不公平になっちゃうしね

>>590
じゃああいにゃんかな？

>>591
あいにゃんありそう
OGメンは誰が来るか楽しみだな～

オカロのろさんは単純に強そうだ
あっちゃんちんともまりこ様は特殊能力が強そうだ
ゆこりとシンディは呼ばれてなくても来そうだw

忍であいにゃん来たらNMBメンと対峙したときどんな人間模様になるのか楽しみすぎるわww

「殺さないで･･･････」

「答えはノーです」
渡辺は笑みを浮かべながら刀を振りかざした。
そして振り下ろす。

──「いい事教えるから！！」

ピタッ、渡辺は刀を止めた。
「いいこと？」

助かった─宮澤は地面を這い、
渡辺の脚にすがる。
笑顔を作って渡辺を見上げた。
「そう、私達、助かるの････」
生への執着が剥き出しになり、
死が迫ってくる実感を拒絶する。
勇敢な彼女でも。
激痛のせいか言葉は途切れ途切れだ。

「助かる？何言うてんねん」

「たかみなが････たかみながその方法をきっと知ってる････」

「たかみなさんが？」
渡辺は怪訝な顔つきに変えた。
助かる、そう思った宮澤は言葉を続ける。
「この先の教会で私達を待ってるの。
　････ね？一緒に行こう？？」

「興味ないわ」

「え？」

ズブッ─刀が宮澤の心臓を貫いた。
スッ──と抜きとる渡辺。
宮澤の胸から血が吹き出した。
宮澤は最期の力を振り絞って、渡辺の脚にしがみつく。

「殺してやる････殺してやる････」

凄まじい形相で渡辺を見上げて睨めつける宮澤。
ズルズルと引きずり堕ちていく。
そして彼女は動かなくなった。

>>595
アスカかよ

返り血を顔に浴びた渡辺は、宮澤のバッグを漁った。
ない。
バッグを逆さにして中身を落とす。
ない。
少し動揺した様子で大場のバッグを
逆さにしてみるが、やはり握手券はない。
「どこやったんや････使ったんか？」
大場と宮澤の服の中にも見あたらない。
武器と交換したわけでもなさそうだ。
焦りの色を浮かべる渡辺は、
壊れた人形のようになった宮澤の胸ぐらを掴み、叫んだ。
「どこや････どこに隠したんや！！」

はっとした顔をして澪花が逃げた方向に顔を向ける。
「チッ、アイツか」
宮澤の亡骸から手を放し立ち上がる。
顔にべったりと付いた返り血。
渡辺は何かを考えるように空を見上げた。
「まぁええわ」

身体をかがめて地図を拾い、じっと見つめる。
そして渡辺は高橋みなみのいる東へと顔を向けた。
ビュッ！
刀が空を切り、付いていた血が宙を舞う。

──「総監督狙いといこか」

見つからなかった大場と宮澤の握手券。
それを持っているのは、
渡辺の推測どおりSKEの山田澪花だ。
これは宮澤の機転だった。

「もし敵に襲われた場合････
　最初に狙われるのは恐らく私になる。
　ガツガツしたイメージがあるだろうから。
　私じゃなければみなるんを狙ってくる。
　好戦的な奴なら、最初に厄介な敵から潰そうとするはず。
　この先、もし何かあったら、
　探知機を持っている澪花ちゃんが一番生存率が高い。
　だからこれ、預けておくね。
　“そういう敵にだけは、絶対に渡しちゃダメだ”」

山田澪花は宮澤の言葉を胸に、
─────走り続ける。

【残り26名】

>>596
アスカ(´Д｀)ﾊｧﾊｧ

みるきーはますます人間味というか感情がなくなってきたな…
これからどうなっていくのか…

握手券集めるのはみるきーでも難しいんだね
更なる忍（=OG?）の登場はあるのかな

山田澪が探知機持ち握手券3枚持ちだから
比較的安全に5枚集めれそうなんだがな
プレイヤーの位置が分かるだけで
敵味方の区別がつかないからそれでも難しいか

みるきーは握手券に拘るね
もはや忍の助けは必要なさそうだけど

ただ逢いたいだけなのか
それとも・・・

探知機持ってたらとりあえず人避けまくって
禁止区域から出てれば残れそうだけど
裏ルールがなにかだよね

みるきーの忍に茶髪の申し子のともちんがきたら面白そうw

ああ・・・
佐江ちゃんそこまで考えてたら
みるきーに総監督の居場所教えたらあかんやん

とりあえず睡眠不足になって体力削られそうだから大変そうだよな
とマジレス

教会にどれほど合流してるのか、みるきーやだーすーの襲撃に耐えうる戦力なのか…
本家の西の廃墟みたいな展開になるのかな・・・？

かとれなはレーダーを持たない杉村か…

あれ？そういえば・・・どうして佐江は見つかったんだ？

キーマンのれいかつん探知機でだーすー探し出すんじゃないのか。あと知らん人だらけだろうし

探知機はメンバーが誰なのかは識別出来ないし
いくら知り合いがいなくても須田に近寄るのは危険すぎる
と思うけど

リアルの付き合いはおいといて
この状況ならたかみなか珠理奈にコンタクトとりたいんじゃないか？

予想が当たって作者さんが話出しにくくなると悪いから予想はよそう

>>611
じゅり寝

佐江ちゃん逝ったかぁー
49の舞台じゃ圧倒的なスタミナだったし格闘でみるきーに遅れとるとは思えんけど
銃で足をやられたらしょうがないね
でも肉体派がだーすーぐらいしか居なくなったなあ

おやほしゅ

>>607
れなっちは戦闘力なさそうだから杉村のイメージは全くないけどねｗ
やってることは杉村だけど
ということはなっつんが琴弾か。なんか萌えるな

みおりんもみなるんも脱落してしまったか
ぁ

サーモンはマジすかしかないと思ったらバトロワまで手を出したか
しかしバトロワ、マジすかはもうありきたりなんだよな

>>612
(^∀^;)ノﾊﾞﾚﾀｶ

ほしゅ～
続き楽しみにしてます

某スレから拾ってきた

井尻晏菜三期生「だから頑張る!!」
http://ameblo.jp/nmb48/entry-11896314753.html

進撃の巨人は元ネタがあったんだ
うまい事ストーリーに入れるもんだと感心したわ

サーモンさんの過去作ってどこでみれますか？

マジすかは検索で簡単に見つけた
他は自分も知りたい

ほのぼのグループのチームKとM＆BⅡがなくなって切ない

>>402
確かにゆりあいたら面白かったかもな。
みんなが恐るだーすーに唯一純粋な気持ちでぶつかってあげてゆりあだけは守っちゃう展開とか有りかも
なぜ安価のときいなかったんだ俺わ

ゆりあ自身も格闘派だから組んだらチートじゃないかw

保守

実はぱるるみたいのが意外とかなり強い
（マジすか3のことだけじゃなくてね）

AKBGここまで詳しいサーモン氏ならわかっていると思うけどｗ

楽しみ♪

>>419
自分の好きなメンがいないから悪意ってw
だからSKEヲタは嫌われるんだよ

まあまあ決まったことにグチクチ言うのはやめようぜ
安価のやってる時は内容がよくわかってなかったから過疎ってたしね
個人的にはまゆを何故入れなかったのか後悔してる

こうやっていろんなメンの新しい部分をサーモンさんが料理してくれるの見てるのも楽しいから
これはこれでこうなる運命だったんだよきっと

他のメンバーは、別ブロックで
戦ってるって事にすれば、いいん
じゃないのかな。

安価の時、見てたけど、推しは生き残れるタイプじゃないから書かなかったんだよな。
でも、サーモンさんの小説が予想以上に面白くて、書くべきだっただろうか？
いや、でもやっぱり殺されるのはなぁ……と今でも葛藤してる。

自演くっさ

プロとしても食っていけるだろう
サーモンさんがうちらの為に無料提供してくれるのは感謝しかないね

>>632
四谷信者みたいなこと書くな
作者潰す気か？

途中まで人殺す気ないけど何かの拍子に狂って叫びながら銃を乱射するも後ろからナイフで一突きされてドバッと吐血してグロい死に方しそうなメンバーと言えば？

一体このスレは何なんだ？

>>634
たまたま登場するメンバーにもいるがゆかるんだね
作中の設定なら大和田も怪しいが

>>636
佐々木wしっくりきたw
レモンとかもいいんじゃないかと

普通に面白いけど、何かこのスレの作者持ち上げっぷりが気持ち悪い
プロとしてやっていけるは言い過ぎ

プロと言ってもいろいろあるんだから、カリカリしなさんな
アドベンチャーゲームアプリのシナリオくらいのレベルはあると思うよ？

携帯小説で書籍化されるくらいの面白さはあるよ

AKB小説久しぶりだ
ちょこちょこ伏線が張ってあるのも面白いです

今までで一番損傷が激しい死に方したのって誰になるんだろ？

AKB小説の感想などは以下のスレで

AKB小説・乃木坂小説を語るスレ★1
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1410478541/

俺にはできんから普通に凄いと思う
あとはバトロワの設定とかメンのキャラ付けとかは創作じゃない部分は楽だけど縛りがあって難しい

なんにせよ凄いと思うわ

持ち上げてるのは作者本人

これだけ才能ある人は素直に評価しないと。

書こうと思っても書けるもんじゃないしな
継続できてるのもすごいと思う
俺なら2日くらいで飽きるもん

バレバレな自演してもすぐ分かるぞ

前に四谷という古畑任三郎パロ書いた人気作者がいたが活躍してた時も過剰な持ち上げでアンチがついていた

過剰な作者ageは作者には迷惑なだけだから控えるように

今日のNGはKOgY+0jEiか

ID:ta5d8xu90＝作者

末尾iをNGにすればいいな

ID:ta5d8xu90
小説スレで必ずいるキチガイ

まあ落ち着けよ

サーモンさんは乃木坂には興味ないん？

乃木ヲタは失せろよ

にゃんにゃんかな？
敵意なさそうにしながらごめんねーとかいって淡々と殺しそう
島田はパニックになって真っ先に死にそう

頭大丈夫かお前ら
梅田みたいなことやんなよ

みるきー須田で組んで
たかみな正規軍と戦う事は想像できるな

メンバーが殺し合いする話読んで面白いとかヤバイだろ

珠理奈だろ
１人だけインチキで武器使い放題だし

安価のとき吉田アカリン入れればよかった…

>>656
>>660
お前がうせろ

>>663
怖いな
さすが殺し合いが大好きなみなさんだ

そんな事言ったら映画が大ヒットした方がやばいだろ
政治家が余計な事したために余計注目されてしまったし

これは実在する人間の話だぞ

スレのびてるから続きが来たのかと思ったら…
バトロワだけにスレも殺伐としてきたなw
まったり行こうぜ

こんな話でまったりしてる方がおかしいわ

本家の映画やら小説が話題になった時みたいな反応だなｗ

作り話とリアルを混同してる奴のほうが怖い

普通の作り話と違いキャラが実在する人間だからな
推しが惨殺されて面白おかしく書かれたら気分悪い奴が出ても不思議はない

賞賛も批判も読むも読まないも自由だけど
自分は続き楽しみにしてるよ

別にいいんじゃない、楽しんで読んでいる人もいるんだし

不快に感じるんだったら無視したらいいじゃん！

自分はサーモンが続き載せてくれるのゆっくり待つよ
見て気分悪くなる人はこのスレ見ない方がいいと思う
けんか売って言ってるんじゃなくてね

続きが読めなくなるのはかんべんだから荒れるのはやめロッテ

これスレタイが悪いんだよ
初めから小説スレならよかった

心配しなくてもサーモンはこれ以上の荒れや叩きを見ているからこんなくらいではやめない

奴は特にマンネリとしたマジすかパロ、バトロワに挑戦してるから並大抵の作者ではない

うちの推しはどうなるのかしら
二人入ってんだけど

「柏木さん達に逢えて少しホッとしましたわ」
そう言って笑ったのは、
須田から逃げ延びた山田菜々だった。
山田の隣を歩いているのは、
柏木と田名部、そして大和田南那だ。
寝ずに禁止エリアを避けて歩く柏木達と山田は鉢合わせになった。
柏木、田名部は最初山田を警戒していたが、
酷く何かに怯えた様子の山田の姿に気が付き優しく声をかけた。
声をかけたのはNMBを兼任している柏木だ。
山田は須田に襲われた事を話した後、
仲間に加わった。
山田が市川と井尻の握手券も持っていることを聞いた南那は、
「いいなぁ～」と呟いていた。
その時柏木は怪訝な顔をしていた。

この四人は身体を休める場所を探している。
すると突然、ピーという信号音がイヤモニから聞こえた。
そして『ウッホウッホホ』が流れる。
4人は足を止め同時に眉間に皺を寄せる。
曲が終わると、朝と同様に女性の声がした。
『お昼になりました。
　これまでの死亡者の名前を読み上げます。
　井尻晏奈、市川美織、大場美奈、
　北原里英、藤江れいな、宮澤佐江、
　以上6名です。
　心から悔やみ申し上げます。
　次に禁止エリアを発表致します。
　14時からK-2、16時からS-1、18時からM-1となります。
　次に食料獲得者を発表します。
　チームS・松井珠理奈。
　それでは皆様、午後も頑張りましょう』
プツ─音声が途切れた。

ウッホはフルバージョンなんだろうか

「須田さんや････あんなん勝てるわけないわ」
山田は肩を落としている。
柏木と田名部もまた仲間の死に悔やんでいる。
「珠理奈さん････お腹空いてたんやろか」
山田はふとそう呟いた。
すると、南那がトントンと柏木の肩を叩いた。
「あそこで休みませんか？」
古ぼけた小屋があった。
柏木達3人は朝、イヤモニから流れた『UZA』のせいで、
ろくに眠ることすらできなかった。
だが禁止エリアではないここなら今度は眠れる。
小屋へと歩き、山田菜々を含めた4人で話し合い、
１人ずつ順番に休みをとることになった。
残りの3人は見張り役だ。
南那も田名部のその提案に、
「それいいですね」と乗っていた。

確かにUZAかかってると寝られんわな選曲もセンスを感じる

もう今日来ないかと思ったがね
よかったわ～

サーモンきたー

「なんだか疲れちゃった」
最初に寝る柏木が横たわって目を閉じた。　
しばらくして、温厚な柏木が少し苛立ちを見せる。
南那が勝手にバッグを開け、
柏木の武器を取り出していた。
バチ、バチバチッ！
「これ凄い、痛そ～」
南那はそう言ってスタンガンで遊んでいる。
とは言っても退屈そうだ。
その表情には笑みがない。
柏木はそんな南那に声を荒げた。
「ちょっと静かにしてよ！眠れないじゃん！」

「あっすみません」
南那は悪びれる様子もなくそう答える。
その言葉が柏木の勘に障った。
特に「あっ」という部分だ。
「あのさ、なーにゃ。昨日も変なこと言うしなんなの？
　かまってほしいの？」

誰がなんと言おうが今生活でこのスレが一番楽しみだ！！
推しは退場したけど

田名部が柏木をなだめる。
「止めなって。こんな状況じゃ仕方ないよ」
南那はしょんぼりとした様子で俯く。
柏木が睨むように南那を見ている。
南那はてくてくと自分のバッグの所へ
歩いていった。
腰を屈める。
バッグを開けてカチャ、カチャと音を立てながら何かをやっている。
柏木がそんな南那にまた声をかける。
「さっきも“いいな～”なんて言うしさ。
　菜々ちゃんの気持ち考えなよ。
　ねぇ、なーにゃ、聞いてる？」
見かねた山田が南那の所へ歩いていき
覗き見るように立ち、声をかけた。
「ちゃんと言いたいことは言わなあかんで。
　気持ち伝わらへんよ」
優しく諭すようにそう言った時だった。
山田は南那の手にある物に気が付いた。
「そんな危ないもん触ったらあかんで」

黙っていた南那が呟く。
「大丈夫です。使った事あるんで」

「“それ”？」

南那は振り返り「はい」と答える。
無邪気な笑みを浮かべている。
田名部と柏木からは南那が何を持っているのか見えない。
田名部が興味津々な様子で、
「なになに、どんな武器？」
と南那に歩み寄る。
南那はその武器を田名部に向けた。

彼女の中に棲みつくルシフェルが赤いベロを出す。
あどけないふりをすれば、何だって隠してるんだ。
にっこりと笑いながら、残念少女はこう答える。

「ボウガンです♪」

──“ビュンッ！！”

えっもしかしてうなちゃんの足撃ったのって…

なーにゃ！

なるほど試し撃ちだったのか

誰でも良かったなんて

うなちゃん・・・

新旧「腹黒キャラ」対決！

なーにゃ怖すぎ

なーにゃ総取りか
こりゃ面白いな

サーモン様の自演ショータイムか

保守☆彡

たなみん逃げて～

佐江、ゆきりんOUTになったらチョウコクの出番はないのかな…

ふうちゃんはななとはぐれてしまったんだな
あとはいまだに描写が無い川上うどんが気になる

作者はDDだけどNMBに特に詳しいとみた
渋谷のスレに書き込みしてたしな…
どんな展開にするつもりなのか

ホント、面白いわぁ
どうか推しが最後まで生き残ってくれますように・・・

>>697
忍は48グループOGの描写があるだけで
契約者とのつながりは関係ない

だが優子はBegginner衣装着てるからOGだと　前田敦　篠田　板野　河西
16人選抜だから秋元おらんか

田名部の額に矢が刺さった。
山田と柏木は驚いて腰を抜かす。
田名部は「あれ？」と言って柏木に顔を向けた。
「どしたの？」と尋ねる田名部。
平然とした様子で柏木に歩み寄る。
「ん？なんか付いてる？」
田名部は額に刺さった矢に触れた。
「なにこれ」
鼻をなぞり、自分の手の平を見て呟いた。
「血じゃん」
そう言って地面にバタリと倒れた。
目を開けたまま死んでいる。
柏木は腰を抜かしたまま呆然とその亡骸を見ている。
すると、菜々が自分のバッグの所へ走り出した。
須田との戦いで恐怖に多少慣れたのか
その顔にはもう迷いがない。
拳銃を取り出し南那に銃口を向ける。
そして引き金を引いた。　
何も出ない。　
「あっ、壊れてるんや」

ビュンッ！
南那が放った矢が山田の胸を貫いた。
バッグを覆い被さるように倒れた。
薄れゆく意識の中、山田の目に銃の取扱説明書がふと映った。
そこで初めて拳銃に弾丸を装填する事に気付いた。
山田は死に際にこう呟く。
「早く言えや」

柏木が地を這うように自分のバッグに向かっている。
南那はその動きを追うようにボウガンを向けている。
「須田先輩ってバカですよね」

柏木がバッグからスタンガンを取り出した。
南那はその様子を微笑しながら見ている。
「こうすれば握手券がすぐ集まるのに」
南那はボウガンを向けながら、
柏木に近付いていく。
「一度に5枚、ゲットです」

柏木は慌てふためいた様子でスタンガンのスイッチを探している。
「スイッチどこ！どこ！？」

ビュンッ！！
柏木の首に矢が刺さった。
血が吹き出し、その返り血を浴びる南那。
「武器はちゃんと試さなきゃダメですよ。私みたいに」
南那はそう言って微笑んだ。
横山と北原の後ろ姿が脳裏をよぎった。
そして柏木のスタンガンを手に取る南那。
次に3人のバッグを漁り握手券を取る。
全員の食料と水を自分のバッグに入れている。
田名部の武器であるサンダルも手に取るが
それをポイッと投げ捨てた。
南那の手には計8枚の握手券がある。
内2枚は──
名取と岩立のバッグから取った物だ。

南那もまた疲れていたのか、
柏木のバッグを枕にして横になった。
「ねむっ」と言って目を瞑り囁く。

「次は誰とオトモダチになろうかな････」

【残り23名】

たなみんの武器サンダルにはうんち付いてるで。

黒髪少女のなーにゃに対してみるきーはどう出るんだろう

寝る前にほしゅ

ほしゅ

菜々ちゃん・・・死ぬときまでボケなくても(´・ω・｀)

ふーむこれでキラー3人か
岡田は微妙なキラーとして4人
ただキラーの相手できそうなのは珠理奈と優子の二人ぐらいだし白組は劣勢になってきたな
こうなるとたかみなの統率力に期待だな

大変なことになってしまった
柴田川上も怪しすぎるし

>>675
千葉ロッテ

AKBKKプロジェクトとは

『公演の新セットリスト曲を
プロ素人問わず広く公募し
メンバー自身が構成するプロジェクト』

です
(KK=公演公募)

公募の中からチーム毎にメンバーが選曲。
セットリストを構成、作詞、自主制作し
秋元康氏にはその統括アドバイザーになってもらいます

★署名方法

②今回はメンバーも投票権を持っています
ググタスや755、握手会などにて
メンバーから賛成の表明があった時に
投票されたとみなします
★なおメンバーの賛同票は1人あたり1000票扱いといたします。
(なのでメンバーには遠慮なく質問しちゃいましょう)

推しメンの夢のオリジナルユニット曲のためにも

来年、再来年は組閣祭りを楽しむのではなく
できれば推しメンとともに新公演祭りを皆で楽しみたいと思っております

引用元
AKBKKプロジェクト本スレ

なーにゃ握手券めっちゃまとめ出しできるなw
どのタイミングで使うのかそれとも使わないのか

バトルロワイヤルマジすか学園
夢の対決！？

センターVS優子先輩

ネズミVS前田

ノブナガVSゲキカラ

わかにゃんさっほーのも持ってたのか
次は誰が主役かのお

れいかつんの3枚奪ったら完全無双だな

支援

たんななの「珠理奈さんお腹空いてたんやろか」がじわじわ来るw
物語の中ではノブナガモードのクール珠理奈なのに、たんななの中では「お腹空いたー、ごはん召還ー！」だったんだろうか。

たんななのアホさが泣けるわw
弾さえ入れとけばだーすーもなーにゃも2人とも阻止できたかもだもんな…

戸賀崎金発「さあゲームの始まりです」

ゆかるん

あげ

たんななは最期までたんななだった

ほしゅー

そろそろ力技じゃなくコミュニケーション能力で勝ち抜くキャラが見たいな
相馬光子みたいに

>>702まで
AKBバトルロワイアル2014版自分用まとめ

★グループ
・島崎遥香　高橋みなみ（握手券2枚）

・石田晴香　岩佐美咲　横山由依（握手券2枚、横山北原分は不明）

・大和田南那（ボーガン、握手券8枚）

・岡田奈々（握手券1枚）

・込山榛香　峯岸みなみ　佐々木優佳里（握手券3枚）

・横山結衣　松井珠理奈（＋子猫、握手券1枚、充分な食料あり）

・柴田阿弥（握手券1枚）

・山田澪花（探知機、握手券3枚）

・須田亜香里（握手券2枚）

・須藤凜々花（握手券1枚）

・矢倉楓子（握手券1枚）

・渡辺美優紀（握手券3枚）

・矢吹奈子　朝長美桜　（忍：大島優子）
（握手券1枚）

・行動不明なメンバー
小嶋菜月　加藤玲奈（小嶋菜を探す）　川上礼奈

・死亡したメンバー
北原里英　島田晴香　名取稚菜　岩立沙穂　柏木由紀　田名部生来
松村香織　宮澤佐江　大場美奈
藤江れいな　梅田彩佳　市川美織　井尻晏菜　山田菜々
神志那結衣　指原莉乃　植木南央　森保まどか
（戸賀崎智信）

※場にある握手券　34枚
島田－1枚、忍－5枚、食料－1枚
（横山、北原分が禁止エリアにある？）

アカメが斬るくらいあっけなく死んでるな笑

山田澪花を誰が仕留めるかだよなあ

たんなな…( ´;ω;` )
なーにゃは忍と交換しないのかな

梅田予備軍だらけだな

菜々ちゃんあっさり死んじゃったな
個人的にみるきーに会ってほしかった

ふぅちゃん出番こいっ！

大和田と合流したのがふうちゃんじゃなく菜々ちゃんだったから
健闘してくれることを期待
みるきーがマーダーになった以上、可能性があるのが難波勢ではふうちゃんとりりぽんしか居ないからな…

(川上礼奈は分からん。あれで案外心が弱いところがあるから一人で泣いてるかもしれんし…)

意外と佐々木

鮭さん来ないね

NMBに超絶詳しいから
川上礼奈ちゃん生き残りも十分あるな

>>731
うどんは超あざといから生き残るだろ
１人で泣いてるとかはあんま想像できないな

>>734
ならばりりぽんがかよわいだけのドラフト生で終わらないはず

今日49ＬＶで観てきた
原作ファンだが宮澤も吉永も似合いすぎてていい意味で裏切られた
だーすーもあれもあれでとてもよかった
ここ見てたから苦手だった大和田さんバージョンもみといたらよかったと後悔

ドラフト生はある意味ゲームの直前に加入したメンバーだからな

BRの原作から考えると・・・いろいろ妄想してしまう

サーモンさん来ないね
とりあえず保守

今日は来ないのかな

>>700
指原改め奈子だもんな優子呼んだの
美久だったら優子リスペクトが考えられるけど

保守

>>723
なーにゃじゃね

今日はもう来ないかな
寝る前に保守

読むほうはすぐだけど書くのは大変だからな

ほしゅ

>>744
なんかさらっとあげてるけど
書くのは大変だよね
俺には無理だ凄い

辺りをキョロキョロと見渡しながら、
少女は歩いている。
彼女の左ふとももには黒いナイフホルダーが付いている。
そこにアーミーナイフが下がっている。

少女の名はチーム4・『加藤玲奈』

加藤は小嶋菜月を探している。
だがその名を叫ぶわけでもなく、
黙って目でその姿を探しているようだ。
殺し合いが始まっていると悟った彼女は、
息を潜めて警戒しながら動いている。
宮澤達が彼女を見つける事ができたのは、
澪花の探知機のおかげだった。

加藤は今、商店街を抜けた所にある信号を渡っている。
反対側に渡ろうとしているようだ。
真面目に歩行者専用道路を歩いている。
しばらく歩いていると、歩道橋が見えた。

人影が見える。

加藤は震えた手でナイフを取る。
歩道と連なる茂みの中に姿を隠し、慎重に近付いていく。
その人影は、虚ろな顔で歩道橋から下を眺めていた。
加藤は「あっ････」と驚く。
誰なのか気付いたようだ。
咄嗟に茂みから飛び出し“彼女”の元へと走り出す。
ひどく焦った様子で階段を上っていく。
「ダメ･････」
加藤はその人影の名前を叫ぶ。

──「奈々ちゃん！！ダメ！！」

加藤が着いた時には、
『岡田奈々』は柵の上にすでに上っていた。
岡田が静かに振り向く。
「れなっち････」

加藤は一歩、また一歩と慎重に、
岡田に歩み寄ろうとする。
「なにしてるの？まさか変なこと考えてないよね？」

岡田はまた前を向き、じっと遠くを見ている。
「私････殺しちゃったんです。
　さっほーさんとわかにゃんさんを。
　殺すつもりなんてなかった」

「････奈々ちゃん」
加藤は足を止め驚いた様子だったが、
また足を前に出し歩み寄る。
同じチーム4だ。
岡田の事はよく分かっている。
責任を感じて自殺しようとしている、
そう思った加藤は優しく声をかける。
「私さ、奈々ちゃんには本当に感謝してるの。
　奈々ちゃんが“れなっち”って、
　私を呼んでくれたから････
　チーム4にとけ込めたんだ。
　だから私も････助けてあげたいの」

岡田は加藤に背を向けて、遠ざけるようにゆらゆらと柵の上を歩く。
「楽しかったですね････。
　あの頃は本当に毎日が輝いていた」

近くまで来た加藤は足を止める。
必死に岡田を説得する。
「また戻れるよ････生きて帰ろう？
　皆、待ってる････。
　未姫ちゃんもみーおんも皆待ってるよ？
　だから････」

「未姫は泣いてそうだなぁ。
　もう････叱ってあげられないや」

「奈々ちゃん････」
加藤がそう呟くと岡田が足を止めた。
岡田は加藤の方へと振り向き両腕を広げた。
まるで翼を広げる鳥のように。
今しかない──
加藤は飛び出すように駆けより、岡田の前で足を止めた。
「ダメ！！奈々ちゃん！！」
手を掴もうとすぐに手を伸ばした。
岡田はにっこりと微笑み、ゆっくりと後ろに倒れていく。
まるで飛び方を忘れた小さな鳥のように、
何かを見失いさまよい、そして堕ちていく。

加藤は柵に両手をかけて下を見る。
ドンッ！という音が聞こえた。
岡田の無惨な姿がそこにはあった。
柵から放れ、地面に崩れ落ちるように
しゃがみこむ加藤。
いつのまにか涙がこぼれていた。
すぐ近くに岡田のバッグが遺されている。
それに目もくれず加藤はずっと泣いていた。

岡田は飛び降りてから地面に叩きつけられるまでの刹那、
これまでの記憶を辿っていた。
大切な仲間に出会えた14期オーディション、
緊張した初めての公演、
皆で泣いたリクエストアワー、
夢を見つけたAKB49の舞台、
ホテルで小嶋真子と喧嘩をした時の事。
死の直前、岡田奈々はふと思った。

真子なら、こんな時どうしたのかなぁ････

バイバイ、真子。

真子なら絶対センターに････

───“ドンッ！”

【残り22名】

なぁちゃん．．．

あああ・・・

保守

うああああああああああああ
こんなときだけどれなっちにはなぁちゃんの券受け継ぐの忘れないでほしい

ぱるる

よいしょ

保守

次のバトロワは
ケンシロウ・ゴン・ナルト・カカシ・白哉・ラオウ・サウザー・ヒソカ・メルエム
ルフィ・ドフラミンゴ・ロビン・亀仙人プラスAKBメンバーでお願いします

そしてなんとかAKBメンバー勝たせてください

NMB48・川上礼奈は公園のブランコを
小さく漕いでいる。
「そんな事があったんや････。
　みるきーさん････どしたんや」
川上が話している相手は、
偶然ここにたどり着いた須藤凜々花だ。
川上は禁止エリアを避け、この公園に
ある土管の中で息を潜めていた。
誰かがブランコを漕いでいる音に気付き、
そっと顔を出してみた。
同じNMBの須藤だと分かり飛び出すように駆け寄った。
２人は同じ寮に住み、気心の知れた仲だ。
川上にとって須藤は妹。
須藤にとっては川上は姉のような存在だった。
川上はブランコを漕ぎながらふと呟いた。
「けどみるきーさんの気持ちも分かるわ。
　あのまま１人やったら、うちもそうなってたかもしれん」

「え？」

「うち、土管の中で考えてたんや。
　戦うのもありかもしれへん。
　これはチャンスなんやないかって」
川上はそう言って遠くを見る。
その言葉から、これまでの孤独の中で
彼女なりに葛藤があった事が感じ取れた。
言葉を続ける川上。
「仕分けの番組に出たけど、
　あれっきりオファーはない。
　全国区になるにはハンパしてたらダメなんや････。
　有名になるには、みるきーさんみたいにどこかぶっとんでないとね。
　だから、このバトルロワイアルで
　名ぁ上げたろかなぁ～なんて思った」

須藤は言葉を返せなかった。
それは須藤も痛いほど分かるからだ。
ダンスができるわけでもない。
特別、歌が上手いわけでもない。
ハンパなことをやっていては、
アイドルとして全国区にはなれない。
だが、できない。
渡辺美優紀のようにはできない。
即座に環境に適応し、
昨日までの仲間だった相手を
すぐに“敵”と割り切る事など、
私にはできない。

「例外は無しや」

───“ズブッ”

･･････？

キー、ドカッ、キー、ドカッ、

前を見ていた須藤は川上のほうへと顔を向けた。
「先輩････？」

皆の予想通りそっち側なんだね
りりぽん乙

りりぽんが刺されたのか

それとも隣でれなぴょんが血塗れなのか

れなぴょん死んだら悲しいよー

サーモンさんさすがです

りりぽーーーん

やはり主役の一人かうどんちゃん
これで１順目終わりかな

みるきーさんに違和感

回想的なんでけいっち出してほしいくらい笑

上西恵や吉田朱里が別会場で闘ってるとこを想像すると胸が熱くなるな

妄想てか空想とはいえ実在する人間が殺し合うのを楽しんで書いてそんなもんを絶賛している奴らの気がしれない
こういう奴がまた握手会でとんでもないことをやらかすんだろうな

>>762→>>768
この1時間で何があった
こわい

>>769
キチガイはスルーかあぼーん

>>770
おま自分のことキチガイってw

こっちで小説書いてるIDと一緒だけど被ってるだけ？

【AKBG文庫】第二巻
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1407188184/

キチガイキチガイ言う奴ほどキチガイ

ID:jQjnMmSV0
http://hissi.org/read.php/akb/20140915/alFqbk1tU1Yw.html

末尾iの自演ワロタ

>>772
うん？
俺はあなたの発言を書いただけで
あなたをキチガイとは言ってないぞ

変なのが来た
みんなスルーね

ゆかるんを仕留めたら仕留めた奴もすぐに呪い殺される

末尾iがまたIDとキャラを変えたのかｗ

>>776
お前呪い殺すとか軽々しく使うなよ

>>776
キョンホ・ジョンリョと契約でもしてるのかよｗｗｗ

あ、なんか荒れちゃったね
次からスルーするわ、すまん

>>780
あなたのせいじゃないよ

一応は一巡したけど小嶋菜の描写がないね

あまり予想書いちゃうのもあれだが…
たかみなのメッセージは峯岸、みるきー、大和田等は分かっている
が小嶋菜はたかみなより先に学校から出てるから
メッセージを見る機会がなかった
こうじゃないかな
誰かと合流出来ないとヤバイ感じがするな

たかみなのメモは珠理奈が持っていっちゃってなかったっけ？(だーすーを警戒？)

だから珠理奈以降は誰かから聞かないと知らないんじゃないかな？
佐江チームはかとれなから聞いたし。

違ったらスマン。

ごめんなさい、勘違いした
無視して下さい

>>783
あっ　すまん
それであってる

ちょっと読みなおしてくるわ…

感想ばかり書いてたら埋まるから感想は以下スレでやらないか？

AKB小説・乃木坂小説を語るスレ★1
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1410478541/

荒らされてるね

余計なこと書かずに保守だけしてればいい

ここに感想書くと保守になるし今のままでよくね
埋まったら次スレ立てたらいいんだし

>>788
何様だよw

>>790
そんなんだから荒れるんだろ？

なんだよそりゃ
延々とほしゅほしゅほしゅ
感想等は一切なし
そんな味気ないスレがいいのかよ…
作者だって普通は反応見たいんじゃねーの？

いちいち反応するなよ
好きなようにやればいいし変なやつはスルーしろ

りりぽんまだ無事に一票

ふぅちゃん逃げてどこいったんやろ

>>782
珠理奈がメッセージを持ち去ったから少なくともみるきーは見てない

>>796
・たかみなのメッセージを峯岸が解読
・行動をともにしていた加藤玲に伝わる
・その後単独行動した加藤玲は宮澤に伝える
・宮澤はみるきーに襲撃された際に
たかみなのメッセージをもらしてしまう

みるきーは確実に知ってるはず

もしやふうちゃん？

川上礼奈とりりぽんのどっちかが死んだっぽいのでもう矢倉だけが唯一の希望

期待保守

>>781ありがとう＆保守

雑談で伸びすぎw

次スレ必要だなタイトルかえるか？

>>797
そら総監督狙いと言ってるんやから知ってるやろ
保守

できれば作者にスレタイとかタイミングは指定してほしいね

これを機にまとめれるもんなら、まとめてもいいし

まゆゆ、こじはる、れな、さや姉
未出のてんとうむちゅ、川栄、入山
本店移籍組
西中、古柳、花音、古畑、難波のランカー、さくらあたりはじめとして
アナザーストーリーも書いてほしくて仕方ねえ

アナザーストーリーあれば
バイオ好きなりぃちゃん
ムカデ人間鑑賞済みなつみんも追加で

後忘れちゃいけない
生駒里奈

>>807
HKTのおかぱんもスプラッタ好きだった気がする

アナザーっつうか違う話を書いてもらえばいいんでないかいww

岡田奈々ちゃんのエピにさっそく49ネタやこじまこネタを入れてくる所がなかなか
リアルタイムでじゃんけんネタも入ってきそうw

期待あげ

夕べはサーモンさん来なかったね

れなっつんの話がいいね

いる。
後ろに誰かいる。

キー、ドカッ、キー、ドカッ、

胸から血を流した川上が壊れた人形のように地面に倒れている。
主を無くしたブランコが、
弧を描くように何度も音を立てて川上の骸に当たっていた。
“女”は川上のバッグから握手券を抜き取る。
「これええな」手に取ったのは、手榴弾2個。
そして須藤に視線を送る。

──「よく会うなぁ、りりぽん」

須藤は地面を這うように川上に身体を寄せ、
いたぶるブランコから守るように、抱きかかえた。
そして涙を流しながら“女”を睨む。

「どうして仲間を････
　人はそんな簡単に変われるものなんですか････？」　

天使のような悪魔が笑う。
渡辺美優紀はにっこりと笑うんだ。
変わらない。
NMBにいる時と変わらない。
私にできない事はない、
そう言わんばかりの自信に満ちている。
ダンスでもそうだ。
スピード感のある曲でも、
彼女の踊りは別世界にいるように
緩やかに、なのに狂いがなく美しい。
渡辺の凜としたその姿に、
須藤は憧れていた。

「青春のラップタイム～自己ベストだよ～」

渡辺はNMBの国歌と評される
『青春のラップタイム』を口ずさんでいる。
涙をこぼしながら俯いた須藤に渡辺は背を向けた。
歌い続ける渡辺の声が聞こえてくる。

「脇目ふらず～
　君が待つあの場所まで～
　一生懸命に走ることさ」

須藤は声を震わせる。
「どうして････私は殺さないんですか？」
渡辺は背を向けたままだ。
須藤が何度も「何で、何で」と言葉を続ける。
束の間沈黙していた渡辺は振り返り、
にっこりと笑う。

「たったひとつの理由は････？」

優しい顔をしている。
だが俯いている須藤には見えない。
渡辺は血の付いた刀で空を斬るように
振り、血を払って鞘に収める。

「好きだから～！！」

そう言って渡辺はその場を去っていった。
なぜ、渡辺があの曲を歌っていたのか、
深い悲しみの中にいる須藤には分からなかった。
須藤は血に染まった川上の身体に顔を埋める。
「先輩･･････」

うどん！つるつるぴか～ん。

うどん先輩のそんな声が聞こえた気がした。

【残り21名】

きたあああああああああああああああああああああ

れなぴょーーーーーーーーーーーん
りりぽーーーーーーーーーーーーん

みるきー→りりぽん
というか難波ドラフト以外ほとんどのメンバーは『りりかちゃん』呼びだけど

期待ほしゅ

うどんあっけなく散って行ったな
りりぽんはナルトで言うサスケみたいな感じになってきたな

朝来てたああああああああ
でも殺さなかった理由が好きだからって、今まで殺ったメンは好きじゃないんかいww

ぱるる、結衣、奈子？
（みおりん、たんなな？）
は多分みるきーに殺されないんだな

人が死ぬのが楽しいか？

空想の物語とはいえ実在する人物が殺しあう話を書く神経を疑うね
ましてやそれで次は誰が死ぬんだの殺されるだのを考えて楽しんでる連中も異常だ
ましてや現実に2人のメンバーが殺されかけたばかりなのにこういうものを書ける無神経ぶりは愚かすぎる
これに触発されたキチガイが本当にメンバーを殺害に及んだらどう責任を取るんだ？

物語やストーリーは否定しない
架空の人物でやれば何ら問題ない
ただ実際推しのメンバーが惨殺される描写やそれを嘲笑う奴らを見ると虫唾が走るんでね

金輪際こんな話はやめてもらいたい

確かに握手会襲撃事件からまだ半年も経ってないからな
まあここにいる奴らは誰かの命が犠牲にならないと分からないかもな

ゲームのやりすぎ
現実にリセットボタンはないんだぞ

うどんはみるきーと同期だから｢さん｣はいらないと思う

ここにいる連中は川栄と入山が襲撃された時何を思ったのだろう？
推しじゃなくってよかったとか凶器はこれにしろとかこうやって殺せよとか書いてたんだろう

人の命をなんだと思ってんだよ？

お前らいくら文章でも自分の名前で刺されたとか串刺しにされたとか書かれて気持ちいいか？面白いか？
少しはメンバーの気持ちも考えろよ
空想の話でも度が過ぎているわ
やるんなら架空の人物を使ってやれ

単発が沸いてるな

保守してくれるから助かるわ

>>828
人の命を軽々しく考えてる奴は失せろよ

人命軽視も甚だしいな

サイコパス予備軍だらけwww

一回だけマジレス

虫酸が走る人、見たくない人は
わざわざ見にこなきゃいい

見に来るのを強制されたり
ヤフートップみたいに目につくとこではなく地下の１スレを選んでわざわざ来ているなら
見にこなけりゃいいだろ

これを見て犯罪に走ったやつが出たら責任取れるかとあるが
これを見て犯罪に走るやつはそもそも他に原因があると思うぞ

コレよりはるかに影響力のあるバトロワが公開されて犯罪が出たのか？

人命軽視という言葉は叩くのには言いやすいだろうが日本には表現の自由もあれば見る自由も見ない自由もある

それこそセーラーゾンビやマジすか学園の他のホラーや残虐な描写のある映画や小説も全部禁止なら言い分もわかるよ
現実そんなこともない
これだけがダメな理由はあるのか？

ただ作者さん次第だが
次のスレタイかテンプレに「残虐な描写があります」とかR指定的なものは入れるなど
嫌な人に対しての配慮はしてもいいとは思います

スレ汚しスミマセン

つーか虚構の物語と現実ごっちゃにしてる奴の知的レベルの低さに引くわ

現実と作り話を混同するほど精神病んでないし
現実の性格と背景をちょっと拝借しただけと割り切って
楽しませてもらってるよ

さぁここで
残虐なゲームやマンガ、小説が犯罪に影響するか、という質問に対する
津川雅彦さんの回答をお聞きください
「影響はあるけど、影響を受ける奴は救いようのないバカ」

作者さんが書いた脚本でBRのSSにメンバー出演中ってだけ

だから最後まで生き残れなくても印象に残ったほうが嬉しいよ

自演してまでこんな悪質な作品を擁護するとは流石サイコパス予備軍
救いようのないクズなりに考えたようだけどそんなの納得しないよ

うわあ
精神異常者ばかり

自分は面白いと思うので断固支持する

>>839
殺人を支持するんか？

こういう類のは今までたくさんあったがやはり握手会襲撃事件が影響してるんやな

この話については意見が二分するのは仕方ないな
どっちが正しいわけでもなければ間違っているわけでもない
ただ一般的な文学や小説と違うのは登場するキャラクターが実在する人物ということかな
やはり実在している人間が惨く殺されたり殺しあう様はやはり本人や関係する人間が見たらいい気分はしないだろう
だからこれはフィクションなんだから、空想の話なんだからという理由で正当化するのは難しい
もし自分がこのようなキャラとして描かれたらどういう気持ちになるか考えてみたほうがいい

ではだからこれを書く人間や支持する人間がサイコパス予備軍だったり殺人を美化しているというのも疑問だ
別にこれを読んだから殺人したいとか誰かを襲いたいという衝動には駆られないだろう
世の中にはきっかけを作るようなものは幾多にも存在し、仮にこれが架空のキャラでやっても同じこと

やはり現実にAKBメンバーが襲撃されて負傷して間もない時期だからナーバスになるのも理解できる
作者に対してはその点の配慮を欠いていると言ってもいい
ただこれを止めればメンバーへの襲撃リスクが減ることもなくなることもない
嫌なら読まなければいいというのが最終的な結論になるが作者に求めたいのは自分が書いているのは実在する人間のことであり、
それを見て不快になったり悲しい気持ちになる者も存在するということだ
その点をきちんと配慮しておかなければ今後もこのようなことで不毛な争いを招くことになるのでその点を改善してもらいたい

襲撃の時は酷くショックを受けたしこの話では既に推しは惨殺されてるけど
個人的に嫌な印象を受けない理由のひとつに作者さんの各メンへの愛情を感じるのもある

どこもかしこもこの小説の話題で持ち切りやね

バカじゃねーのw
ノコギリ事件の何年も前から小説スレなんかゴロゴロあったわ
くだらない難癖つけてＰＴＡのババアかよ

まぁ文句言う奴は何言っても言うだろうし
賑わってるのが気に喰わないだけだろ
現実とフィクションの区別もつかない馬鹿はネットなんかやらない方がいいんじゃね？

結局末尾iがID変えながら文句行ってるだけw
iPhoneは機内モードONOFFだけで簡単にID変えれるからなw
ID変えた後は変える前のIDで他のスレにも書き込みないからわかりやすいw

確かにID見るとサイコパスサイコパス言ってるの末尾iばっかりだなｗ

お　ま　え　ら　マ　ジ　で　バ　カ　か　こ　れ　は　「　フ　ィ　ク　シ　ョ　ン　」　だ

>>848
すげーそれどうやるの！？

なんとなくだけどサイコパスって言葉を使いたがるのはきんもー☆って感じのアニオタのイメージ。

アニメに影響されて最近よく聞くようになったカタカナ語を使いたがる。

簡単に影響受けるのお前らじゃんw

荒らしの正体は安価で糞メンしか選ばれなかったことに腹を立てたSKEオタな悪寒

>>850
安価で決めたのにメンバーに悪意がある！とか発狂してたもんなw

>>850
ばっきゃろースレの最初の方からいるけど俺もSKEヲタだw

だーすーあやちゃん、もう退場したけどかおたんもいるからSKEヲタは好きなはず…

SKEヲタがわりとブス好きなのは否定しない。

＞今後もこのようなことで不毛な争いを招くことになるのでその点を改善してもらいたい
今週一番ワロタ

>>850
SKEヲタっていうか、自分の推しが選ばれなかったから発狂してる馬鹿だろうね
絶対SKE全体が好きなわけじゃないよ

うわあ酷い
さすが殺人小説を好んでる奴らだ

とりあえずココイチ行ってくるでその間にサーモン降臨期待

ほらまた末尾i
しかもid変えたばっかりw

本当にクズだな
どうせ働いてもいないクズニートなんだろう
だからゲームの区別もつかない

お前は現実と作り話の区別もつかずにわざわざスレ荒らして楽しんでるニート以下のゴミだね

>>859
自己紹介乙

http://youtu.be/Cydm7DUfa7w

否定派はアホだろ
じゃあこの作品もNGにするつもりなのか？

http://ja.wikipedia.org/wiki/AKB48%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

http://youtu.be/46dftEyPg2k

>>862
アホはお前だ
プロと素人は違うんだよ
何でも一緒くたにすんなカス

こっちまで荒れてやがる

はい、ここから論点が変わりましたよｗｗｗ

他人への影響を考えたらプロのほうが悪質だろ、少年誌だぞ？
しかも、営利

>>864
アホはお前だよww
プロだから許されるくらいの薄っぺらい倫理を述べるんじゃねえ

キチガイに構いまくって荒れてるから異常者扱いされんだぞ

>>860
またID変えてるw
どうせばれてるのになんで変えるの？w

頭涌いてる奴らばかりだな

お話が進んでるかとおもったら…

これが場外乱闘だな
話が話だけに

>>870
末尾iはさんざん指摘されてるのだから、今さら無駄に変える必要はない

末尾iだからと一緒くたにされてもな

>>874
すまんｗｗｗ

だが末尾iは今めちゃくちゃアウェーだぞ

>>875
お前らいちいち構うから荒れんだよ
庇ってるつもりだろうが同レベルで語ったら異常者にしか見えん
勝手な論争で迷惑するのは作者なんだからおかしいと思ったらスルーしとけ

進んでないやんけ

夏休み終わったんじゃないのかよ

書きづらいわな
殺人賞賛作品だのメンバーの気持ち考えろよとか書かれたら

>>878
ここには毎日夏休みな奴がたくさんいるんだよ

ttp://say-move.org/a/comeplay.php?comeid=408159

ひでえな

みんな新着たくさんあるから開いたら
全部喧嘩だとは思わへんだろうなw

>>883
70更新されてたから期待して開いたらサーモンは1レスだけでがっくし来たw

どうも読まなくていいみたいだからバーと飛ばした…

みるきーって今握手券4枚かな
須藤に握手券ちょうだいって言えば素直に差し出すと思うんだが…
握手券集めて忍が欲しい訳でもなさそうな感じだな
みるきーが気まぐれすぎて先が読めん

　||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||
　|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
　|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。
　|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
　||　　ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
　|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを
　||　　与えないで下さい。　　　　　　　　　　　　　　　　 Λ_Λ
　|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて　　＼　(ﾟーﾟ*)　ｷﾎﾝ。
　||　　ゴミが溜まったら削除が一番です。　　　　　　⊂⊂ |
　||＿＿＿ ∧ ∧＿＿∧ ∧＿＿　∧ ∧＿　　　　　 |￣￣￣￣|
　　　　　　(　 ∧ ∧__ (　　 ∧ ∧__(　　 ∧ ∧　　　　￣￣￣
　　　　～（＿(　　∧ ∧＿ (　 ∧ ∧＿ (　　∧ ∧ 　は～い、先生。
　　　　　　～（＿(　　,,)～（＿(　　,,)～（＿(　　,,)
　　　　　　　　～（＿__ﾉ　　～（＿__ﾉ　　～（＿__ﾉ

荒らしに反応する者も荒らしです

一緒くたって何語ですか？くた？？

>>886
は～い、先生。すみませんでした。
ココイチうまかったです。

サーモンさんまだかな～

>>885
なーにゃも大量の握手券どうするんだろ。
まとめ出しか…。

負の感情で冷静なメンバーはいるが正の感情で冷静なメンバーがいない

>>887
小学生？
無知は恥ずかしいことだよ

いっしょ‐くた【一緒くた】
雑多な物事が秩序なく一つになっていること。ごちゃまぜ。「何もかも―に扱う」「―に煮込む」

さや姉は井戸に毒入れるタイプ

>>890
じゅりなは？

後なっつんが出て第一章とこのスレが幕を閉じるか

まだ集会所にいる２人は地図を見て何かを話している。
松井珠理奈と横山結衣だ。
結衣の熱は下がり、その顔に笑顔が戻った。
珠理奈はずっと寝ていない。
時折、眠そうに瞼をパチパチとする。
結衣が何かを尋ねている。
すると珠理奈は畳の上に広げた地図のある部分を指さした。
「多分たかみなさんはここにいる」
珠理奈が指しているのは教会だ。
珠理奈は結衣にあの暗号の事を話した。
「ほぇ～」と言って結衣は驚いている。
「そんな大事な物持ってきちゃって良かったと？」
思わず青森弁が出てしまった結衣。
慌てて口をおさえる。
そんな結衣の姿を見て珠理奈は笑っている。
可愛いと思ったのだろうか、
その眼差しは温かい。
そしてまた地図に視線を戻した。
真剣な目に変えた。
「だけどこれはリスクもあるんだ。
　もしゲームに乗り気の奴らに見られたら、
　真っ先に狙われる。
　持ち去ったのは“そういう奴ら”に見せないため。
　そして多分････
　たかみなさんは、私か佐江ちゃんがそうすると読んでいた。
　だからあの貼り紙を残したんだ」

結衣は目を丸くしている。
「高橋先輩って凄いですね。
　あの状況でこれを思い付くなんて」

「たかみなさんはいつだってそう。
　私達メンバーが迷っている時、
　あの人が必ず光りを照らしてくれるんだ。
　そして、道を教えてくれる」

「分かる気がします」
結衣はそう言ってにこっと微笑んだ。
珠理奈は地図を見て言葉を続ける。
「“太陽”みたいな人ってよくいうでしょ？
　例えば優子さんだったり、さや姉、麻友ちゃん、
　こじまこ、前田さんもそうだった。
　だけど、48にとっての太陽は･･･
　本当はたかみなさんなんだ。
　私はそう思っている」

横山結衣を入れた人神だわあw
これは面白い

それを聞いた結衣はニコニコと
微笑みながら珠理奈の横顔を見つめている。
珠理奈が視線に気付いた。
「え？なに？」

「なんでもないです」
結衣は笑って背筋をピンっと伸ばした。
なぜだか嬉しそうだ。
気のせいか頬も少し赤い。
だけどそれは風邪のせいじゃない。

私にとっての太陽は珠理奈さんです。

そう言おうとしたけれど、
なんだか照れくさくて言うのを止めた。
こんな状況で不謹慎なことなのかもしれない。
もし、今のこの気持ちをパパやママに話したら、
馬鹿な子ねと呆れられるかもしれない。
今はいいんだ。
この想いは胸の奥にそっと閉まっておこう。
結衣は珠理奈の横顔をまた見つめる。
「珠理奈さん、寝て大丈夫ですよ。
　私が見張ってますから」

「子猫もいるし？」
珠理奈が笑ってそう言うと、_
結衣は子猫を抱え「はい！」と答えた。
珠理奈が子猫の頭を撫でた。
その時だった。
ふと窓の外に視線を送る珠理奈。
──誰かいる。
結衣の頭を咄嗟に手で下げる。
「気付かれたか････？誰だ？」
そしてそっと外を覗き見る。

見ている。

ジーッとこっちを見ている。

目を異常なほど大きく見開いて、
にやっと不敵に笑っている。

───柴田阿弥だ。　

ゾワッときた

柴田の内面って未だに見えてこないんだよな
須田とかみるきーはわりと人間臭いとこがあるんだが

中盤のハイライトかねここは

(((( ;ﾟдﾟ)))

二人共逃げてえええええ

今回はあちら側の人間が多過ぎる
こちら側の人間はただただそれに翻弄される運命か

>>818
確かに万華鏡写輪眼の開眼条件は満たしたなｗｗｗ

珠理奈は即座にバッグからデリンジャーを取り出した。
壁に背を付けて警戒する。
「結衣、押し入れに隠れて」

結衣はコクリと頷き、
慌てて子猫と押し入れに身を隠れた。
珠理奈は複雑な顔つきをしている。
相手は同じSKEのメンバー。
“どっち”なのかわからない。
柴田は悪い子ではない。
向上心も高く積極性もある。
だから、警戒しなきゃならない。
柴田ならゲームで勝ちに行くほうを選ぶはず。
「････！！」
窓ガラスに穴が空いた。
案の定、柴田が撃ってきた。
次々に弾丸が窓ガラスを突き破る。
ガラスの破片が飛び散るなか、
珠理奈は顔をしかめ、銃を強く握りしめる。

私はただ結衣と一緒にいたいだけなんだ。
邪魔するな････

　　　　ジャマヲスルナ

珠理奈の目つきが次第に鋭くなっていく。
窓に幾つかの穴が空き割れている。
柴田が両腕で頭を守るように飛び込んできた。
部屋の中にガラスの破片が散らばった。
珠理奈は銃口を柴田に向ける。
だが撃たない。
必死に本能を抑えている。
渡辺美優紀の言葉が頭をよぎった。

『珠理奈さんも“狩る側”かと思ってましたわ』

違う････私は違う。

ゆかるんの武器はダーツ

まさかの珠理奈闇落ちもあるのか

そりゃ結衣を殺したらほぼ間違いない

柴田は自分の武器であるcz75の銃口を
珠理奈に向ける。
「探しましたよ、珠理奈さん。
　水と食料ください、私お腹減っちゃて」

「････食料かよ」
狙われる危険性は分かっていた。
だが迂闊に動くほうが危険だ。
このゲームは握手券も使わず、
誰とも接触せず、ただじっと１人で
息を潜める事、本当はそれが正解だ、
珠理奈はそう思っていた。

珠理奈は柴田に銃を向けながら、
自分のバッグから幾つかの食料と水を
取り出し投げ渡す。
柴田が一瞬襖に視線を送り笑みをこぼした。
「やっぱり」

「････何だ？」

「私は知ってるんですよ。
　珠理奈さんはとても繊細な人です。
　普段は周りに気を使う優しい人。
　SKEの時は負けず嫌いキャラですけど」

「････何が言いたい？」
珠理奈が怪訝な顔を尋ねると、
柴田は銃口を珠理奈に向けたまま、
ゆっくりと押し入れのほうに歩み寄っていく。
「お昼の通信を聞いて思ったんです。
　握手券、誰かのために使ったんだなって」
“ザッ”襖を開けにやっと笑う柴田。
「さっき見ちゃったんですよ。
　“２人”の姿を･･････」

子猫を抱きかかえながら俯いて
怯える結衣の姿が珠理奈の目に映る。
鋭い眼光で柴田を睨む。
「止めろ････、握手券は渡す」　
「後で襲ってくる可能性もある」
「そんな事はしない････！！」
「誰かに私の事を話されたら動きにくい」
「誰にも喋らない！！」
珠理奈はそう叫ぶ。
柴田は銃口を結衣に向けた。
「その言葉を信じろと？
　この“バトルロワイアル”で」

柴田は結衣に顔を向けた。
引き金を引こうとしたその刹那、
珠理奈の声が聞こえた。
───「殺すぞ」

魔弾の射手か・・・流れ弾は誰に当たる？

ここが序盤の山場とみた柴田が残るならダークホースとみられる奴ら対たかみなの決勝まで展開できる

珠理奈・・・

おいおい、意味分からね～よ

柴田、どうして結衣から狙うんだｗ

挑発とか
子どもUZAとか

珠理奈とみるきーの再戦までどう繋ぐかか

BLEACHの引きににてる笑
終わり方とか

柴田はSKE3人ときっちり別れた事考えるとどう扱うか楽しみだ

サーモンは荒れても書くとはな
さすがだ

創作家として正しい姿勢。
文章力もさることながらますます感心するわ

柴田は珠理奈を「超えたい」だろうから、倒しにいくだろうね。

結局騒ぐのはカスな読者だけ
意外に肯定派がサーモンの足枷になってる

サーモンサーモンフォー

須藤をみるきーが強く推して取った経緯や有吉反省会ネタをリアルタイムで入れてくる力量
ヲタとしてのセンスもなかなかのもんだ

過度なageはキチガイアンチを呼ぶから注意

あ・・・珠理奈から標準外した柴田の意図がさっぱりだったが

今これ珠理奈と柴田と結衣の位置はどうなってる？

今までバトロワスレはよく見たがここまで荒れてるの見たの初めてやわ

それだけできがいいのだよ

出来がいいなら寧ろ荒れない

お客さんを盛大にもてなしちゃったのがよくなかったね

なんか気になって横山結衣ちゃん色々調べちゃったよ…

青森県でも津軽の出身
好きな先輩は小嶋陽菜となってるがにゃんさん作中いないか…
一通りのプロフィールなら探したらあるけど
キャラクターについてはよく分からない
応援スレでも眺めるか

チーム8の個スレってあるの？

保守

ほしゅ

くぅ～疲れましたw これにて完結です！
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw

http://youtu.be/nBf-5MX0Sgo

サーモンさんを待つ間こちらでお楽しみください

東京ビッグサイト

「それではメンバーの皆さん。そろそろブースへ移動お願いします！」
スタッフがそう言うとSKE48のメンバーが控え室を出てブースへ移動する。

今日はSKE48の個別握手会の日。
移動の時間もメンバー同士がおしゃべりをしたり、
スマートフォンで写真を撮ったりしている。

東京ビッグサイトの会場は既にメンバーがいるブースが設置されており、
外では多数のファンが並んで待機している。全員の気持ちは高揚していた。

ドォン！

「きゃあああああ!!」
突然ひとつのブースが爆発した。
白煙が上がり、非常ベルと少女たちの悲鳴が響く。

「中止だ中止！」
「すぐにファンとメンバーを避難させろ！」

「それと警察にも連絡をお願いします」
現場前にメガネを掛けた一人のスーツ姿の中年男性が現れる。
「ちょっとあんた勝手に入ってこないで！」

スタッフが怒鳴ると男性は胸ポケットに左手を入れる。
「おっと申し遅れました。警視庁特命係の杉下と申します」

殺人を楽しむ異常者の集まりはここですか？

今日は殺人快楽主義者たちは不在か

またID変えて荒らしまくる末尾iがきたw

なんか不都合でも？

>>937
自己紹介乙

俺がお前でお前が俺で

キチガイ同士の不毛な争い

さっさと埋めて終わりにしようぜ

>>942
次スレ立てるから大丈夫！

トリップで検索すりゃすむんだが
次スレたててもらってバーと読めると楽ではあるな

スレタイとか決ったか？

http://i.imgur.com/TwPBrXn.jpg

>>945
これは切り裂きたい腹をしてるな

>>944
【小説】サーモンのバトルロワイアル【BR】

>>946
出たぞ殺人快楽主義者

>>948
何か悪いかね？
俺は女の解剖動画でしか抜けないから
それを想像させてくれるサーモソには感謝してるぜ

>>949
犯罪者予備軍を曝け出すとはな

実在する人間を空想上とはいえ殺し合いをさせるなんてクズ極まりない

>>950
ねえなんでいちいちID変えるの？

次スレ立てるならテンプレには
これは48Gメンバーの名前を使ったフィクションです
残酷な描写等もありますので、見るのは自己責任で

とか書いといた方がいいのかね
こんなの書くまでもない当然の事だと思うんだが
>>886も載せるとかな

スレタイはシンプルに
【定期】バトルロワイヤルで生き残りそうなメンバー2
で良いんじゃない、その方が分かりやすい

>>954
賛成

>>954
それだと小説スレだって分かり難くないか？
元々ここ小説スレにする心算で立てたわけじゃなさそうだし
雑談だと思って覗いてみたのに…って意見もあったしなあ
スレタイは>>947でもいいような気がする

>>956
スレタイにコテハン入れるのは禁止だニワカのドアホｗｗｗ

【小説】バトルロワイヤルで生き残りそうなメンバー2

でいいやろ

>>957
過去にはこういうスレもあったんだよ

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/akb/1390921503/

このスレの続きってわかりやすいから俺も>>954に1票

ここは小説スレなんか雑談スレなんかどっちやねん

じゃあ小説スレと雑談スレで分けたらいいんじゃないのか？

賛成だな
小説スレは小説スレと分かるように表示すべきだ

じゃあ小説スレ立てるわ

じゃんけん始まってしまう…
叩き台書くから適宜直してくれ

★スレッドタイトル
【定期】バトルロワイヤルで生き残りそうなメンバー2

★本文
※このスレは48Gメンバーの名前を使って創作したフィクションです
残酷な描写等もありますので、見るのは自己責任で
※作中に登場するメンバーについては
前スレの安価にて決めました
その他は>>2以降に

前スレ【定期】バトルロワイヤルで生き残りそうなメンバー
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1409764207/

ほい

【小説】サーモンのバトルロワイアル【BR】
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1410941264/

雑談スレね

バトルロワイヤルで生き残りそうなメンバー2
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1410941654/

これを>>2で

AKBバトルロワイアル2014版・出場者
※　×は死亡
【チームA】小嶋菜月　　　　
【チームA】島崎遥香
【チームA】高橋みなみ
【チームK】石田晴香
【チームK】岩佐美咲
【チームK】×北原里英
【チームK】×島田晴香
【チームK】横山由依
【チームB】大和田南那
【チームB】×柏木由紀
【チームB】×田名部生来
【チームB】×名取稚菜
【チーム4】×岩立沙穂
【チーム4】×岡田奈々
【チーム4】加藤玲奈
【チーム4】込山榛香
【チーム4】峯岸みなみ
【チーム4】佐々木優佳里
【チーム8】横山結衣

【チームS】松井珠理奈
【チームS】×宮澤佐江
【チームKⅡ】×大場美奈
【チームE】柴田阿弥
【チームE】須田亜香里
【チームE】山田澪花
【SKE48研究生】×松村香織

【チームN】須藤凜々花
【チームM】×川上礼奈
【チームM】×藤江れいな
【チームM】×山田菜々
【チームM】矢倉楓子
【チームBⅡ】×市川美織
【チームBⅡ】×井尻晏菜
【チームBⅡ】×梅田彩佳
【チームBⅡ】渡辺美優紀

【チームH】　×神志那結衣
【チームH】　×指原莉乃
【チームH】矢吹奈子
【チームKⅣ】×植木南央
【チームKⅣ】朝長美桜
【チームKⅣ】×森保まどか

以上41名　生き残り21名

↓一部ネタバレ

※フジテレビ戦闘中の忍システムが作中にあり
矢吹と契約した忍として大島優子も出ます
※秋元康も作中に出ます
戸賀先智信も出てきますが死亡してます

ローカルルール違反のスレと小説と分からないスレが立っていたので立て直しました
サーモンさん好きなの選んでください

【小説】バトルロワイヤルで生き残りそうなメン2
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1410941733/

>>968
重複スレだから削除依頼出しとけよ

東京ビッグサイトは爆破事件により、周囲はパトカーのサイレンが鳴り響き、
厳重な警備が敷かれた。

ファンはこれで握手会も出来なくなるだろうと思いつつも様子を伺っていた。

「まさかこのような形で来られるとは･･･。」
警視庁鑑識課の米沢守が破壊されたブースの残骸を調べている。
その隣で右京が周囲を見渡している。

「このブースは確か研究生の松村香織さんのブースでしたね。」
右京が米沢に尋ねる。
「えぇ。でも何故かおたんのブースを狙ったのでしょうか？」
「それは皆目見当がつきません。でも、何か嫌な気がしますね。」
「何しろあの選抜メンバーのバス爆破事件からそう月日も経っていませんからな。」
「確かバスが時速80キロ以下で走行すると爆破する仕掛けがあったというあの事件ですか？」
「えぇ。あっちゃんが飛び乗り、優子が運転手の代わりにバスを運転し、
ゆきりんが無理に降りようと試みて重傷を負い、最後は羽田で無事に降ろしたのです。」

「そして、犯人は自爆死で解決。その後前田さんが乃木坂46へ。
代わりに生田さんと生駒さんがAKBへ移籍することが発表されましたね。」
「それが先週のことです。まさかまた爆破事件とは･･･。これで当分公演も厳しくなるでしょうな。」
「でもこのような行為で彼女たちの夢の場所を潰すようなことを僕は到底容認できません。」

右京は厳しい眼差しで現場を見渡した。

東京ビッグサイト　特設救護室

「失礼。松村香織さんですね？警視庁捜査一課の伊丹と申します。」
「三浦です。」
「芹沢です。」

警視庁捜査一課の伊丹憲一、三浦信輔、芹沢慶二の3名が
爆破による転倒で怪我をした松村香織に事情聴取を行うために訪ねていた。

「松村です。今じゃないとダメですか･･･？」
「ショックを受けておられることは察しておりますが、
一刻も早く犯人を逮捕すべくご協力をお願いします。」

伊丹がそう返答すると松村は小さく頷いた。

「では、まずお伺いしますが最近何か変わったことはありませんでしたか？
何か脅迫文が送られてきたとか･･･。」
「いえ、ファンレターやブログのコメントも運営で管理されているので･･･。」
松村が小さな声で答える。相当ショックが大きいのは誰が見ても歴然としている。

「では、爆発のある直前は何をしていましたか？」
「動画を撮っていました･･･。」
「動画？一体何故ですか？」
伊丹が尋ねる。

「恐らく1コメダに掲載するためではありませんか？」

伊丹らが振り返ると右京が立っていた。

「おや～。特命係の杉下警部殿。お呼びした覚えはありませんけど･･･？」

伊丹が鬼の形相のごとく右京を睨みつける。

「僕はたまたま握手会に参加する為にここに居合わせた。ただそれだけのことです。」
「えっ!?警部殿もAKBのファンだったのですか？」
「えぇ。AKBは勿論SKE、NMB、HKT、JKTの全メンバー全てを把握しております。
本日は初めての個別握手会ということで楽しみにしておりましたが、
誠に残念でなりません。」

「あの･･･？」
「失礼。松村香織さんですね。警視庁特命係の杉下です。
この度は大変災難な目に遭われてしまい心からお見舞い申し上げます。
あと、いつも1コメダを楽しく拝見させていただいております。」

「本当ですか？わーありがとうございます。」

「いえ。では、大変恐縮ですが事件前後の行動についてお教え願えませんか？」
「あの時は確か今夜載せるコメダの動画を撮っていたんです。」
「それは、ぐぐたす用に配布されたスマートフォンで撮影したのですか？」
「いえ、この自分のビデオカメラで撮りました。」
松村はそう言うとベッドの上に置いてあったバッグから
ビデオカメラをケースから取り出して右京に渡す。

「特に壊れてはいないようですねぇ。
申し訳ありませんが証拠品として預からせて頂けないでしょうか？」
「え～。でも仕方ないですよね･･･。」
「申し訳ありません。早急にお返しできるようにしますので。」
「刑事さん。犯人を絶対に捕まえてくださいね。」
「もちろん。全力を尽くします。では、僕はこれで。」

右京はそう言うと一礼してその場を去っていった。

警視庁鑑識課

「現場から採取した残骸から爆発物が特定されました。
タイマー付きの時限装置で火薬の量は少量でした。
でも、ブースにいたら死に至ったと思われます。」
右京は机の上に並べられた爆発物の破片をじっと見ながら米沢の説明を聞き入っている。

「でも、爆弾はメンバーがブースに入る前に爆発していますが。」
「えぇ。どうやら設営に時間がかかって時間が押していたようですな。
ということは最初からかおたんを狙っていたという方が妥当でしょう。」

「確かに開場時間が2分ほど遅れていましたね。その直後に爆発音がしました。
つまり、偶然にも時間が遅れたことで難を逃れたということですね。」

「しかし、何故かおたんなのでしょうか？」
「米沢さん。ビデオカメラの方に不審な点はありませんでしたか？」
「いえ。録画されていた映像から特にこれといった不審な点はありませんでした。」
右京はパソコンに映し出された爆破前に撮影された映像を見つめる。

「特に変わった様子はありませんね。」
「そうなるとこの爆弾の破片から割り出すほかないようですな。」

「そうですねぇ。」
右京はじっと現場写真を見つめていた。

うわ　ごちゃごちゃしちゃった
なんかみんなゴメンね

じゃんけん終わったらまたきます

「また君ですか。」
右京が呆れた様子で見つめる。

「昨日の爆破事件で何故かおたんが狙われたのか。
その動機が分かったんですよ！ちょっとパソコンをお借ります！」

陣川はそう言うと右京のデスクのパソコンにUSBメモリを挿入し、ファイルを開いた。
ファイルにあったのは主に大衆掲示板の書き込みをまとめたまとめサイトのものであった。

「これはまとめるぜーですね。」
「杉下警部もご存知だったのですか？」
「えぇ。確か数あるAKB関連のまとめサイトでは最も人気のウェブサイトですね。」
「そうです。それで、全ての記事を見ていたらこれを見つけたんです。」

陣川が見せたのは3ヶ月前の爆破事件当日の早朝に掲載された
『BBQのスッピンワロタww』と書かれた一見何も関係のない記事であった。

「これが事件と何の関係があるんだよ？」
角田が首を傾げながら尋ねる。

「この動画の5分43秒あたりを見てください。」
陣川が動画をクリックして再生させた。

これは前日に投稿された1コメダであった。
1コメダはほとんど途中で事前に撮影された映像が使用される。
この映像は外で同じメンバーの金子栞と騒がしく話をする映像であった。

「これのどこに動機があるのですか？」
「まぁ見ていてください。あっここです！」
陣川は映像を停止し、画面を指した。右京と角田が覗き込む。

「こ、これは･･･。」

お台場ロイヤルホテル

ロビーのソファに腰掛ける右京。

そして、松村と金子、それに劇場支配人でもある湯浅洋がやってきた。

「どうもお呼び立てして申し訳ございません。警視庁特命係の杉下と申します。」
「湯浅です。今日はどのような御用で･･･。」

「では、単刀直入にお伺いします。松村さん、金子さん。
こちらの映像はどこで撮影なされたのですか？」

右京はそう言うとタブレットPCを取り出して1コメダの映像を見せる。

「あ～。確かこれは品川埠頭で撮影したものです。」
松村が答える。

「何故埠頭にいらしたのですか？」
右京が松村に尋ねる。

「テレビ番組の収録で来ていてたまたま空き時間があったので一緒にロケに参加していた
うんちゃ･･･いや、金子と動画を撮ったんです。」
「金子さん。間違いありませんか？」
「はぁい。確か撮っている最中にかおたんがカモメに襲われて
大騒ぎになったのでよ～く覚えてますぅ。」

「おい！金子！余計なこと言わないで！」
松村が金子の右肩を押した。

「いえ。とても参考になりました。」
右京がそう言った瞬間携帯電話のバイブが鳴る。

「ちょっと、失礼。」
右京は席を立ち、ポケットから携帯電話を取り出して通話ボタンを押した。

「杉下です。はいぃ？」

警視庁鑑識課

「警部殿に頼まれてこの映像を解析しました。
まず品地家野次雄に間違いありませんな。」

米沢がモニターに映る解析画面を右京に見せる。

「やはりそうでしたか。」
「映像を解析していましたら違和感を覚えましてな･･･。」
「おや、どういうことでしょう？」
「まずは最初に映ったのを見てください。」
米沢はそう言うと映像の始まりの部分のキャプチャ画像見せる。
「ほら、品地家はこの時大きなアタッシュケースを持っています。
ですが、次の画像をご覧ください。」
米沢は次に最後に写った部分のキャプチャ画像を表示する。

「見てください。ここではそれを持っていません。
つまりこの埠頭のどこかに置いたものだと推測されます。」

「そうですか。では一体を捜索してみる必要がありそうですね。」
「いえ。それが品地家は品川埠頭のとある倉庫を借りていました。
どうやらサバイバルゲームに使用していたようですな。それがここです。」

「なるほど。では、行ってみましょう。」

「あっ!杉下警部。やはりこちらにいましたか!?」
陣川が突然入ってきた。

「今度は何ですか？」
右京がまたかと言わんばかりの顔で陣川を見る。

「いや。またまたすごい情報を手に入れたんです！」

警視庁特命係

「実はあれから色々と調べていましてそうしたら出たんですよ。」
「僕は君に本来の仕事に戻れと言ったはずですがねぇ。」
「ですからこうして情報を仕入れたわけですよ！」

右京はただただ呆れるほかなかった。

「見てください。これは乃木坂46。AKB48の公式ライバルのまとめサイトです。」
「君に言われなくても乃木坂46のことは把握しております。」

「で、その乃木坂46なんですが、あのバス事件の当日は全員がフリーだったそうです。」
「別に彼女たちの規模のグループならば
全員がまとめて休日なのも不思議ではありませんがね。」

「いえ、それが事件当日にファンの目撃情報だとメンバーたちが
この品川埠頭付近のココで目撃されています。」

陣川が指す場所は、松村の映像で品地家が写っていた場所に近い場所であった。

「陣川君。お手柄です。」
右京はそう言うと上着を着て足早に部屋を出ていった。

「っしゃぁ！」
陣川は大きくガッツポーズをするのであった。

東京ビッグサイト

「おや米沢さん。」
右京は道具を持って床下を調べる米沢を見つけ、声を掛ける。

「これはこれは杉下警部殿。えっ!?」
「どうかなさいましたか？」
「あ、あ、あ、あっちゃんではありませんか･･･？」
米沢は激しく動揺した。無理もない。あの前田敦子が何故か右京と共にいるのだ。

「初めまして。前田敦子です。杉下さん。この方は？」
「鑑識の米沢守さんです。
実に優秀な鑑識官でいつも事件解決に貢献なされています。」
「へぇ～。凄いんですね米沢さん。」
「い、いえ私はそれほどの者ではありません。」
米沢は照れていた。
だが、その姿を見られるのは恥ずかしいので
正常に振舞おうとするが余計に空回りしてしまっている。

「それで、米沢さん。ここで何をしているのですか？」

「それが残骸を解析した結果ですね。
爆弾は携帯電話端末を使用していたことが判明しまして、
それで携帯電話に使用されるSIMカードが
どこかに落ちてはいないか探しているところです。」
「なるほど。それが無傷であれば誰が爆弾のタイマーを起動させたのか
特定することができますからねえ。」
「恐らくこの程度であれば復元可能な形で残っているものと推測されます。」

「じゃあそれを探しましょう。」

こうして前田、右京、米沢の3人はビッグサイト内を捜索し始めた。

お台場ロイヤルホテル

「大変お待たせしました。」
「いえ。こちらこそわざわざお呼び立てして申し訳ありません。」

ロビーに再び湯浅、松村、金子の3人を呼んだ右京と前田。
松村と金子は前田がいることに驚いている。

「松村香織ちゃんと金子栞ちゃんね。」
「ちょ･･･。ほ、本物の前田さんや～。」
「ちょっと金ちゃん。落ち着いてよ。」

「まぁどうぞお掛けください。」
3人はソファに腰掛ける。

そして右京は胸ポケットから証拠保全袋に入れられたSIMカードを置いた。

「これは携帯電話のSIMカードですか？」
湯浅が下を向いて尋ねる。

「ええ。これは爆破のあった東京ビッグサイトの溝から発見されたものです。
残骸から犯人は携帯電話で発信してタイマーを作動させたことが既に分かっています。」

「じゃあ犯人の動機はやはりあの1コメダの･･･。」
「確かにあの動画にはバス爆弾事件の決定的証拠が映っていたのです。
事件は品地家の単独犯として終えていた事件がこの動画により捜査を見直される。
それを恐れたのでしょう。しかし、僕は全く違うのではないかと推測します。」

「え？じゃあ何故？」
前田が尋ねる。

「今回の事件。実は逆の発想ではないかと思います。」

「逆の発想？」
前田はさっぱり分からない。逆とはどういうことなのか。
今までのことを振り返ってみた。

すると何かが繋がったような、まるで電流が全身に走ったような衝動を感じた。

「まさか、この動画に注目してもらうため･･･？」

「そうです。この事件はこの1コメダの動画を捜査関係者が注目してもらうように
注目してもらうために起こしたのです。
タイマーもあらかじめ誰もいない時をあえて狙って爆破するようにセットされていました。」

3人は気まずい様子でお互いの顔色を伺っている。

「今回バス爆弾事件の真犯人の立場で考えると不自然です。
既に事件は品地家による単独犯行ということで書類送検されて終わっています。
このままでいれば終わるはずなのに何故わざわざブースを爆破する必要があるのでしょうか？
松村さんを殺害する目的であればほかの方法もありますし、
第一、殺害しなくても動画を抹消すれば済む話です。
このような騒ぎを起こせば騒動になり、再捜査に及ぶ。一番危険な手法です。
つまり真犯人にとって都合のいいことが何一つないのですよ。」

「確かに。この事件が起きて私は不安になり事件のことを思い出して、
様々な違和感に気づいた。
そして調べていくうちに品地家の単独犯行とは思えないものが出てきています。
つまりこの事件が起きたことで事件の真実の突破口を開いたわけですか？」

「前田さん。その通りです。
つまり真犯人を追い詰める証拠を出すために起きたのがこの爆破事件だったのです。」

「一体誰がこんなことを･･･？」

「それを今日は伺おうと思って来たのです。
恐らくその真相を知っているのは松村さん、金子さん、湯浅さんの
3人ですからねえ。」

「ご、ごめんなさい･･･。」
金子が突然立ち上がって頭を下げた。

「金子！」
「金子ちゃん。やっぱり･･･。」

「申し訳ありません。今回の事件を企てたのは全て私です･･･。」
「湯浅さん！」

「やはりそうでしたか。」
「でも何故こんなことを･･･。」

「じ、実は私宛にこんなものが届きまして･･･。」
「拝見します。」
右京は湯浅が出した封筒の中身の手紙を開いた。
そこにはワープロでこのように書かれていた。

『ユアササマ。イツモゴクロウサマデス。
コノアイダノバスジケンノコトデショウゲキテキナジジツヲミツケマシタ。
ジケンゼンジツノイチコメダヲミテクダサイ。』

「なるほど。それで見たのですね？」
「えぇ。それで映像を松村たちと見て品地家という爆弾犯が
不自然な行動を取っていたので地元警察にも言ったのですが取り合ってもらえませんでした。
ウチは松井珠理奈と松井玲奈があのバスに乗っていて未だにカウンセリングを受けています。
バスに乗るだけで気持ち悪くなるそうです。だからあの映像を見たときは驚きました。」

「確かに湯浅さん。あの事件以来AKB支配人も代行してメンバーのケアを
第一に思っていたから･･･。」

前田はバス事件直後の湯浅の行動を思い出していた。
そして、この騒ぎを起こした湯浅に同情の気持ちが芽生えているのに気づく。

「もし、このまま放っておいていたら次はどのメンバーが狙われるか分かったものではありません。
品地家がいなくなったからといって事件は終わらない。そう思ったのです。
だからこの手紙と一緒に送られてきた品地家が作った爆弾を使ってこれを調べてもらおうと思ったのです。」

「それを松村ちゃんと金子ちゃんにも伝えたんですね？」
前田が尋ねる。

「湯浅さんがコメダの話をして私も協力しようと思いました。
私のブースを爆破したらこの動画を見た犯人が復讐すると思わせる。
そう感じたからです。」

松村が涙を堪えながら話をする。その姿を見て前田は胸が痛い。

「じゃあ金子ちゃんは･･･？」
「金子を巻き込むつもりはありませんでした。偶然話を聞かれてしまった。
ただそれだけです。本当に申し訳ないことをしたと思っています。」
「ほ、本当に･･･すみません･･･。」

前田は事件の真相を聞いてすごく胸が痛い。
確かに湯浅たちのした行為は許されることではない。
自作自演とはいえメンバーの不安や恐怖心をさらに招いた罪は大きい。
しかし、直に事件の傷に苦しむメンバーと接してどうしようもなく時間のかかるケアに
尽力した時にまだ真犯人がいると知り、目の前に爆弾を置かれたら使ってしまうのも無理がないような気もする。

「杉下さん･･･。」

右京は黙って座っていた。目の前では松村と金子が涙をしている。
湯浅も眼鏡を外し、目頭を抑えている。

それを見ながら表情を変えずに話し始める。

「あなた方がやったことは間違っています。」

「まず湯浅さん。
あなたの訴えを聞かなかった警察に対しては警察官の一人として心からお詫びします。
しっかり聞いていればこんなことにはならなかったでしょう。
しかし、だからといってあのような爆弾騒ぎを起こしたことは決して許されるべきではありません。
あなたは支配人ではありませんか。
メンバーのことを一番に思わなければならないあなたがさらに皆さんを怖がらせる。
いえ、何より憎むべき爆弾を作動させて騒ぎを起こしたことで
あなたは品地家やこの事件を引き起こした真犯人と同じではありませんか？」

「杉下さん。湯浅さんはメンバーを思ったんです。
私があんなことを言わなければ･･･。」
「松村･･･。」

右京の言葉に反論した松村に対し、湯浅は松村の右肩に手を置いた。そして首を振る。

「松村さんも何故誰かに相談をされなかったのですか？
あなたが止めることもできたはずです。
それなのにあなたは湯浅さんの背中を押すように
自分の身を危険に晒してまでこのような暴挙に出たのです。
それは絶対にやってはいけないことです。」

「でも杉下さん。彼女たちがやらなければ事件はこのままだったんですよ。
それに手紙と爆弾を贈った人がそもそも悪いじゃないですか！」

前田は右京に反論した。自分が間違っていることは百も承知している。
だが、このまま彼女たちを見過ごすことは出来なかった。

もし、何もなければ事件は永遠の闇に葬られ、ま
た新たな事件が起きていたかもしれないのだ。
そう考えるとどうしても言っておきたかった。

「確かにこの事件がきっかけでバス事件の新たな重要事実が見えてきました。
しかし、どんな事情であっても許されない行為があります。
僕はそれを見過ごすわけにはいきません。間違いを犯せば罰せられる。
例え誰かを思った行為であっても罰を受けなくても良い理由にはなりません。」

右京は顔色を変えずにこう言い返してきた。
流石に前田もこれ以上何も言う事は出来なかった。

そして、ぐったりとする湯浅、松村、金子の姿を見て
ただ胸が締め付けられるような思いで見ているしかできなかった。

「まさか自作自演だったとはね。」

伊丹が睨みつけるように3人を見る。

「湯浅洋さん、松村香織さん、金子栞さん。警視庁までご同行願います。」

三浦がそう言うと3人は小さく頷いて玄関前に停車してあった
日産エルグランドの覆面パトカーに乗り込む。
そして、伊丹たちが乗り込むとパトカーはサイレンを鳴らしてホテルを後にしたのであった。

「おい前田ぁ。また会ったな！」
「木島さん！」
現れたのは木島であった。

「おい何で特命の杉下警部がいるんだよ！」
「あなたはSITの木島係長ですね。あの時は大変なお手柄でした。
もし、あなたが機転を利かせていなければ大惨事になっていたでしょうからねえ。」
「それよりまた刑事部長に怒られますぜ！」
「別に気にしていません。一課の皆さんにお渡ししておりますから。」

「ところでどうしてここへ？」
前田が木島に尋ねる。

「それがよ。品川埠頭の品地家が持っていた倉庫を独自に調べてたんだよ。
そうしたらな。あの事件の時間帯にあの周辺から異常な電波が出ていたという証言が出たんだよ。」
「異常な電波って･･･。」

「とにかく、その倉庫へ行ってみましょう。」
右京がそう言うと足早にホテルを後にするのであった。

住み分けるようにするのか

品川埠頭　品地家の倉庫

「うっわ！結構派手に荒れてるな。」
「仕方がないじゃないですか。ここはサバイバルゲームやってた場所なんだから。」
木島は倉庫の様子に驚いている。
前田もその雰囲気に気持ちが悪くなりそうだ。

しかし、右京だけは何くわぬ顔で歩いていく。

「こちらだけ綺麗に整理されていますねえ。」
階段を上った右京は事務室に入るなりそう呟く。
木島と前田も事務室に入ると異様に綺麗な空間に違和感をおぼえた。

「ここ最近誰かが出入したようですね。」
「確かに埃が少ないです。」
「てことはここがアジトみてぇだな。」

前田は奥の倉庫の扉を開ける。そして、ひとつのソファに目をやる。
すると何やら身に覚えのあるモノが見えた。

「杉下さん！木島さん！」
前田が二人の名を叫ぶ。二人は前田のもとへ駆けつけた。

「おい何だ！」
「コレを見てください。」

「前田さん。お手柄です。」
右京は笑みを浮かべてソファを見つめる。前田も笑みを浮かべた。

>>986
そうみたいだね

「お疲れ様。今日もよかったよ。」
「生ちゃん凄いよね。ファンの人もすごい声援だったし。」
「いえ。まだまだ私は前田さんには及びません。」

「見逃した君たちへ」のチームA公演が終わり、
反省会を開こうとした時外からパトカーのサイレン音が聞こえた。
その音はどんどん大きくなり、ホールの前でサイレンは消えた。

外を見ると多数のパトカーが停車しているのが見えた。

「え？何で警察が？」
「ドンキで何かあったのかな？」

突然のことでメンバーはざわついていた。
そして、控室からノックの音が聞こえて岩佐美咲がドアを開けると
立っていたのは右京と前田であった。

「あっちゃん！」
「前田さん！」

突然刑事や警察官を伴ってやってきた前田に全員が戸惑いを見せる。
すると他のメンバーたち控室に入ってきた。

「え？何これ？」
「前田さん。どうして･･･？」

「みんな聞いて。これからあのバス爆破事件の真相を明らかにする。
この事件はまだ終わっていないの。」

「ちょっと終わってないって犯人は品地家っていうヲタじゃないの？」
「もう解決したって言ったじゃない！」

「確かに。爆弾を作り、仕掛けたのは品地家よ。
でも、この爆弾事件を起こしたのは全く別の人物なの。」

前田の発言に全員がざわついた。あの事件の犯人が別にいる。
既に忘れようとしていたメンバーの記憶が蘇る。

「みんな嫌な記憶を呼び起こしてごめん。
でも、この真実を明らかにしなければ終わらない
。だから辛いし嫌だろうけど聞いて。」

「みんな。あっちゃんの話を最後まで聞こう。
確かに忘れたい記憶だけどこれを乗り越えなければ私たちは変われない。
あの事件の真相を知ること。今の私たちが大事なのはこのことだよ。」
高橋の一言で全員が黙り込む。そして、全員が前田の方を向いた。

「ここじゃ辛いだろうからみんなホールへ行こう。」

前田がそう言うと静かに外へ出た。

「じゃあまずはこれを見て。」
前田はそう言うとスクリーンに1コメダの映像が流れる。そして、例の品地家の写った部分で映像を停止させた。

「これは？」
「そう。品地家が前日にこの品川埠頭にいた証拠映像よ。この映像によりある矛盾が生じてきたわ。」
「矛盾？」
「これを見て。
品地家は前日に大きなケースを持っているけどその後には何もない。
つまりこの時に何かを運んでいたことになるわ。」

前田の話に右京がさらに入っていく。

「補足しますと品地家は当日自宅にいました。
そこで色々なことをやっていた。それならば何故前日にこの場で目撃されているのでしょうか？
そう、これは第三者の関与も疑われるような映像です。」

「でも、それだけじゃ分からないじゃない？」
小嶋が疑問を投げかける。それに皆同調する。

「確かに。しかし、この後調べてみましたらしっかりと証拠が出てきました。
あの爆弾事件で前田さんを誘導する電話をしていたのは恐らく品地家が
サバイバルゲームを主催するために借りていた品川埠頭の倉庫です。
事件当日周辺の工場や倉庫からGPSシステムや無線が傍受できない通信障害が発生していました。
調べてみますとあの倉庫付近から相当強い電波が流れていたそうです。
さすがに短時間であったことから通報されるには至らなかったようですがね。」

「でも一体誰がそんなことを･･･？」
「犯人はこの中にいる。そして、爆弾事件を起こした真犯人は･･･。」

前田は人呼吸おいた後に右手でその人物を指した。

「あなたよね。生田ちゃん。」
前田は生田を指すと全員が驚きを見せる。

「うそ、何で･･･。」
「生ちゃんが真犯人!?」

「みんな静かにして！」
前田はざわついた雰囲気のなか声を荒げる。

そして再びホール内は静寂に包まれる。

「私が？前田さん。冗談がキツすぎますよ。何ですか？
乃木坂でうまくできないから八つ当たりですか？」
生田は笑みを浮かべながら前田を見つめる。

「八つ当たりならこんなことしないわ。
ちゃんと立派な証拠を持って言ってるの。
そして、犯行はあなただけじゃない。乃木坂メンバーもよ。
そうよね、みんな。」

前田がそう言うとステージ上に乃木坂メンバーが出てきた。
それを見た生田はその光景に動揺した。

「ちょっと、みんな！」

「ごめん。生ちゃん。」
「もういいよ。これ以上は隠せないよ。」

乃木坂メンバーは既に自白をしたようだ。
それを見た生田はすぐに笑みを浮かべてこう言い放った。

「あなた達には残念ね。私は止めたのに。
それで、私に罪をなすりつけようっていうの？」

「いいえ。生田さん。ちゃんと証拠があるのですよ。」
右京は生田の前に立って言った。

「へぇ～。それは何ですか？」
生田が笑みを浮かべながら席に座り、足と腕を組む。

右京は胸ポケットから証拠保全袋を取り出して見せた。

「コレです。」
右京が見せたのは毛髪であった。それを見た生田は愕然とした。

「そうです。これは、品地家が借りていた倉庫の事務所の倉庫にあったソファから採取したものです。
あの場所が特定されないと思ったのかそのままにしたのでしょうが迂闊でしたねえ。」
「それが私のだという証拠がどこにあるのよ！」
「確かに。まだDNAを照合しておりませんからね。
しかし、髪から微かな臭いがしました。調べてみたら特殊なトリートメントでした。
これは主に頭皮湿疹を防ぐ成分が含まれており、
乃木坂メンバーではあなたしか使っていないことが判明しました。
成分値も一致しております。」

「だったら何よ。あいつらが私に罪を着せるために置いたものじゃないの？」
全く悪びれる様子もない生田についに前田は生田のもとへ行くと頬を叩く。

「ちょっと！何するのよ！」
生田は激高して立ち上がる。

「いい加減にして！」
前田は生田を睨みつけた。

「乃木坂のメンバーがどんな思いであなたの罪を告白したと思ってるの？
最初はあなたを庇ったのよ。でもね。あなたがこのままじゃいけない。
そう思って泣きながら話してくれたの。それなのにあなたは何なの！
自分の罪から逃げてメンバーたちが自分に罪をなすりつけてるって！
本気でそう思っているの？あなたは何の為に乃木坂にいたの？
メンバーたちを信じていたからこんな事件を起こしたんじゃないの？」

前田が真剣に怒っている。それを見たメンバーたちは驚きを隠せなかった。

「私は決して仲間を自分の為に売ったりしない。
それはAKBだって乃木坂だって変わらない。確かに乃木坂では辛かった。
メンバーから厳しい言葉を言われ、世間ではあることないことを言われたわ。
前田は地に堕ちたってね。だからといって私は逃げない。
地に堕ちたならまた這い上がるわ。AKBだって最初はどん底よ。
寒い街中で怪しまれたり罵声を浴びせられながらチラシを配ったし、
誰もいない時もステージで踊った。
売れてからもゴリ推しとか色々なことを言われた。
でもそれを乗り越えてやってきたつもり。
あなたみたいに世間のせいにしてこんな爆弾を仕掛けて何かを変えようなんて思わない。
だって、こんなことでは何も変わらないもの。
大きな敵を消しても生まれるのは新たな敵だけ。
自分たちが変わらなければ結局敵に怯えるだけで本当のアイドルになんかなれないの。
あなたは負けたのよ。自分自身の弱さに。
あなたは本当の敵を見失っていたのよ。」

前田の言葉に誰もが胸を痛める。
普段人見知りで自分を出さない前田がそんなことを思っていたのか。
前田の本音を聞けたメンバーは次々に涙を流す。

「もう生ちゃん。正直に話そうよ。」
「そうだよ。私たちは仲間じゃなかったの？」

乃木坂のメンバーも涙を流しながら生田の方を向く。

すると生田は立ち上がり、全員を見渡した。

「ウフフ･･･。アハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」

生田が突然高笑いをはじめた。

「何がおかしいの！」
前田が生田に怒鳴る。だが、生田は笑みを浮かべて話す。

「メンバーの為？チームの為？そんなわけないじゃん。
私はトップアイドルになりたい。それが乃木坂では不足だって思ったの。
それでまずはあの爆弾でAKBの主力を欠かせればチャンスはあると思った。
それは最終的に失敗したけどでも、私はAKBのチームAのセンター。
そう、あなたのポジションに立つことができた。
そこから飛躍するつもりだったのに･･･。何よコレ。
乃木坂だって私のおかげで残れたんじゃない！でなきゃとっくにお払い箱よ！
それなのに私を売りやがって！」

「そんなことで爆弾を？」
「そう。全て品地家のせいにしておけば全て解決だったのに･･･。
もう全て終わりよ。」

生田はそう言うと隠し持ったナイフを出そうとした。
そこへ右京が右手を抑えてナイフは生田の手から落ちた。

「何なのよ！やめて！」

「そうやってまたお逃げになるつもりですか？」
「は？」

「あなたは結局ご自分で何も努力をしていないではありませんか。
トップに立つためにあなたは卑劣にも爆弾を用いて排除しようとなさった。
そして、それが明るみに出たら死を持って責任から逃れようとする。
まさに卑劣そのものではありませんか！」

右京の一言で生田は抵抗を止める。

右京が手を放した瞬間に生田は制止を振り切って外へ出て逃亡を図った。

ホール内の倉庫へ逃げてきた生田はスマートフォンを取り出してどこかに電話を掛ける。

「もしもし。すみません。いえ。私ではありません。私は何も。ただ少々邪魔が入ってしまったのです。
何とかしてくださいませんか？

そ、そんな！私はあなたの為にこれまでやって来たんですよ。それを今更･･･。
ちょっ･･･ちょっと待ってください！」

電話が切れると生田は怒りのあまり置いてあったパイプ椅子を蹴り上げた。

何故？

自分はここまで尽くしてきたのに。

全てはセンターになる為、日本一のアイドルになる為。

その為のステップアップとしてやってきたはずだった。
それなのにこうなればいとも簡単に捨てられてしまうのか。
生田は頭がグチャグチャで冷静に立ち振舞うことができない。

「生田ちゃん。」
倉庫にやって来たのは渡辺であった。
「渡辺さん。どういうことですか？」
「まぁあのお方も大変苦労なされたけどこればっかりは･･･。」
「そんな。どうにかしてください！私がどれだけのリスクを背負ってこれをやったと思ってるんですか!?」

生田は涙を流しながら渡辺の両肩を持ち、助けを懇願していた。
そんな生田を冷たい視線で見つめる。

「生田ちゃん。今までありがとう。」
渡辺はそう言うと生田の首筋に注射を刺した。
薬剤が体内に入り込むと同時に生田は意識を失っていった。

それを確認した渡辺はスマートフォンを取り出して電話を掛ける。

「もしもし。えぇ、全て完了しました。あとはよろしくお願いします。」

渡辺は笑みを浮かべてその場を後にした。

1ヶ月後

あの日すぐに生田絵梨花は発見され、検挙された。
しかし、その時の記憶が全くなく、心神喪失で不起訴処分となった。
現在生田は国立精神疾患特別保養所に収容されているそうだ。
それに配慮してか運営は、生田のことは精神的障害を抱えたことによる卒業という形で発表した。

乃木坂メンバーも結局証拠不十分により不起訴となった。
バス事件は結局生田と品地家による犯行と報じられ、
それを明らかにするために湯浅支配人とSKEメンバー2人が逮捕されるという形で幕を閉じた。

前田は生田の代わりに復帰するよう秋元康から求められたが拒否した。
前田はAKBのメンバーではなく、乃木坂のメンバーであるとして
これからも乃木坂46で頑張っていく決意を示した。
それには誰もが驚いていたが、前田の意思は固かった。

あれから新生乃木坂46のライブは延期された。
いよいよ初日を迎える。

このような事件に関与したことは遺憾でメンバー全員は卒業も考えたが
止めたのは前田であった。

その責任はステージの上で踊ること、

ファンの前で最高のパフォーマンスをすることで償うべきであると。

メンバーは前田についていくと決心した。

生田の後任としてチームAのセンターに生駒が就くことになった。
生駒のチームA公演はまた新たなAKBの歴史を刻むに相応しいものであった。

その一方で突然発表されたのは渡辺麻友の卒業であった。
突然のことでこれはファンのみならず関係者までが驚く事態であった。
そして発表した公演の直後、渡辺は姿を消してしまい、
それ以降は何事もなかったかのように報道されなくなった。

代々木第一体育館前

「みんな。どんなことを言われても絶対に笑顔を絶やさないこと。
誠心誠意で謝って来てくださるファンが納得する最高のパフォーマンスにしましょう。」

前田が円陣を組んでメンバーに伝える。
メンバーの皆は「はいっ！」と言って目を光らせている。

AKBのときは円陣中に携帯電話をいじった時期もあった。
でも、乃木坂にやってきて円陣の大事さに気づいた。

そして一度は殺そうと思っていたはずの少女たちが今では自分の言うことに
耳を傾けてくれる。それだけで嬉しかった。

「おやおや。皆さんとても素敵な笑顔ですね。」
「杉下さん！木島さん！」

目の前に現れたのは右京と木島だった。

「あの時は本当にありがとうございました。そしてすみませんでした！」
前田と乃木坂メンバーは2人に頭を下げる。

「お、おい俺らに頭下げてどーすんだよ！」
「木島さんの言う通りです。
謝罪はステージでファンのみなさんに言うべきです。」

「そうですよね。」

「ところでぐるぐるカーテンの衣装ですか。
まるで生田さんを思い浮かべますね。」
右京は前田の衣装を見てそう言った。

「ええ。でも生田ちゃんの分までしっかりやらないといけない。
彼女も乃木坂にいたのですから。」

「AKBに戻れって言われたんだろ？何で戻らなかったんだよ？」
木島が前田に尋ねる。

「一度乃木坂のメンバーとして入ったからには彼女たちを栄光の道へ導きたい。
それが私に出来ることだと思ったからです。
それに彼女たちを見捨てて戻るなんて私には出来ません。
もし私が戻れば乃木坂は解散だったんです。
そんなこと絶対させたくなかった。だから私はここにいるんです。」

「やはりそうでしたか。
僕もあなたが一度持った仲間を簡単に見捨てるようなことは絶対になさらない。
そんな方だと思っていましたよ。」

「さすが杉下さん。やっぱり凄いなぁ。」

「いえ。僕こそあなたを尊敬します。
人の為に体を張って危険に挑み、あえて茨の道へ突き進む。
僕には到底真似できそうにありません。」
右京の一言に前田は笑みを浮かべる。

「終わったんですね。」
「ええ。事件は終わりました。」

「だがな。まだ終わっちゃいねーんだよ！」

「え？」

「ここから始まるんだろ？新生前田敦子のな！」

「木島さんに先に言われてしまいましたねえ。」
「細かいこと気にしなくていいじゃないっすか警部！」
「細かいところまで気になってしまう。僕の悪い癖。」

「確かに･･･。」

乃木坂メンバーと右京、木島は思わず笑いが出た。
それはまるで快晴の空の如く澄んだ雰囲気を漂わせていた。

「乃木坂メンバーのみなさんそろそろお願いします。」
スタッフが声を掛ける。

「そろそろ行きましょうか。」
右京がそう言うと体育館の方へ歩き出す。

「こんにちは！乃木坂46です！」

ステージに笑顔で立つ前田敦子。

ここで事件の終わりと新たな人生の始まりの幕開けである。

相棒劇場版サウンドトラック『auf Wiedersehen』(さようなら)

Fin（完）

1001 ：１００１：Over 1000 Thread

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