【AKBG文庫】第二巻

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11 ◆./iL3IKYwg @転載は禁止
このスレは…………

【かおたん反乱】運営、もう許せん!!
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1403876918/

の第二弾として立ち上げました。

時代物中心の創作話のスレッドです。

作者も大募集中です。作者はコテトリ推奨。

基本的にはAKBGメンバーが出演する時代物としますが、
エログロ以外なら何でもOK!

短編大歓迎!

age神大歓迎!(age神とは=スレ落ち防止の為、ageて下さる
このスレでは作者より偉い存在とされる方)

感想などを頂けると、作者はとても喜びます。

現世でのアンチ行為は持ち込み禁止。あくまでも創作話のスレッドです。

以上の事を踏まえお楽しみ下さいませ。
21 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/05(火) 08:25:51.30 ID:4oFQ1Oiu0
?とりあえずage
3名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/05(火) 10:27:51.93 ID:Ti/LVkyji
保守
4名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/05(火) 11:08:47.07 ID:ClVFehAa0
(保・ω・守)
5名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/05(火) 16:37:03.81 ID:mYzcZwym0
保守
6名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/05(火) 19:07:06.48 ID:2U9sTDtt0
保守
7428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/05(火) 19:57:36.82 ID:i5JxUGyY0
あげ
81 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/05(火) 21:06:56.79 ID:4oFQ1Oiu0
さて、スレも新しくなり、気分一新、頑張りますよ。

全世界7人の読者の方も感想などを頂けると、有難いです。

428さん、隠岐さんもよろしくお願いします。

age神様もよろしくお願いします。お手数かけて申し訳ありません。

さて、今夜もポチポチやっていきますか。
よろしくお願いします。
9428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/05(火) 21:30:37.80 ID:i5JxUGyY0
>>8
了解です。

新作作成中です。しばし日にちを。。。
明日は早いので今日は寝ます。^^;
おやすみなさいです。
101 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/05(火) 21:32:17.53 ID:4oFQ1Oiu0
今までのあらすじ

地方組による栄奪還、支店統一を目指す指原軍。
難波は地方組より派遣された横山と呼応して指原軍入り。
秋葉原K軍も指原軍に入った。
博多軍は敵に回るかと思いきや、指原の策にてやはり指原軍入りした。

攻められた栄城、城の将のほとんどは指原軍に寝返り、残されたのは
珠理玲奈と、中西のみ。籠城戦を強いられていた。

しかし、その援軍に現れたのは秋葉原A、4、8の面々。

また、援軍として現れたB軍は勝ち馬に乗るため非武装地帯で様子見中。
はるごん率いるJKT軍も指原の策にて非武装地帯で様子見している。
また、非武装地帯には、強力隠居メンバーもおり、去就が注目されている。

さらにそこに秋元朝廷軍、秋葉原幕府軍が珠理玲奈の援軍に現れ
指原軍に攻撃を仕掛けるも、全て撃退されてしまった。
さて、戦の女神はどちらに微笑むのか?!

いよいよクライマックスです!
111 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/05(火) 21:33:02.17 ID:4oFQ1Oiu0
>>9さん
よろしくお願いします。
おやすみなさい〜♪
121 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/05(火) 22:47:09.09 ID:4oFQ1Oiu0
ageますね
13名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/05(火) 23:48:41.86 ID:EDjKpMZT0
ここから2時が危ないので age
14名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/06(水) 01:26:16.14 ID:X0FZL3LO0
おっと
15名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/06(水) 02:22:35.06 ID:KAGA7WEe0
保守
16名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/06(水) 08:11:02.27 ID:U1BrvLLa0
保守
171 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/06(水) 08:15:52.22 ID:lRIWnpKJ0
さて…………

そろそろ広島に原爆が落とされた時間です。

あの爆弾が良いか悪いか、
戦争は正しかったのか間違っていたかは別にして

今はただ…………

全ての被爆して亡くなった方々に

黙祷。
18名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/06(水) 08:29:34.07 ID:X0FZL3LO0
(-∧-)
19名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/06(水) 09:47:22.50 ID:9FQL5Ggv0
(黙祷・ω・保守)
20名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/06(水) 13:32:00.81 ID:X0FZL3LO0
age
21名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/06(水) 17:17:03.01 ID:fkjrw3wn0
22名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/06(水) 19:49:55.38 ID:X0FZL3LO0
あげげ
23名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/06(水) 20:45:52.05 ID:uJWhFHsz0
あげよう
24名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/06(水) 23:10:06.33 ID:4Ng7L8490
保守
25名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/06(水) 23:16:29.98 ID:GZbLsXGI0
>>10
ああ、そういう話だったのか。(^^)
261 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/06(水) 23:44:39.87 ID:lRIWnpKJ0
こんな遅くにこんばんは。
ここ数日寝込んでました。
吐き気が止まらなくて、今日受診したら、胃腸炎で、
どうやらアイスクリームとジャンクフードが原因らしい。
皆様、お気をつけあれ。

クライマックス寸前で寸止めで申し訳ありません。
でも新しいスレ立てたから、もう少し長くてもいいかな?w

さて、今夜もポチポチやっていきますか。よろしくお願いします。
27名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/06(水) 23:50:25.33 ID:vjrAB1uL0
>>26
無理せずに御自身の体調を優先してください
281 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/07(木) 01:23:56.04 ID:A3R4+MnL0
高城「おお〜い、さっし〜」
仁藤「陣中見舞いに来たぞ」
指原「おお、あきちゃと萌乃!」
高城「差し入れだぞ〜」
仁藤「新鮮なホルモンと七輪!」
北原「これで揃ったね、チームホルモン」
指原「小森もこっち来いよ」
小森「コニチハ〜」

ジュ〜

仁藤「しかしなあ、戦の最前線でホルモンとは粋だねぇ」
北原「モグモグモグ」
指原「しかしあきちゃ、Bの陣は大丈夫か?」
高城「キャプテンのもっち〜がKに行っちゃってんだから、
いいんじゃないかな〜?」
北原「モグモグモグ」
指原「小森も元気そうだな」
小森「さっし〜に仕事頼まれたから元気なのです」
仁藤「相変わらず馬鹿そうだな、小森は」
北原「モグモグモグ」
指原「さて、筆者はマジスカ新規なんだそうだ。
あの頃は楽しかったよな」
仁藤「新人だったからなぁ、みんな。上だけ見てれば良かったし」
高城「あの頃は推されでした」
小森「私も推されだったよ〜ん」
仁藤「それがさっし〜は追われる側だ」
指原「それはそれで楽しいけどね。 まあ、それなりだ」
高城「あっ!あの時、さっし〜は玲奈に鼻鉛筆されたからその恨みで?」
指原「んな訳あるか!」
北原「モグモグモグ」

松村「そんな事してる場合じゃないですよ。
総監督が攻めて来ますよ!」
指原「ホルモン中だ!なんて言ってられないか。でもな…………
総監督は攻めて来ない」
松村「!」
仁藤「!」
高城「!」
小森「!」
北原「モグモグモグ」
指原「北原、そろそろ食べるのやめれ」

北原「総監督はここに攻めて来ない事くらい分かってたよ。
気がこっち向いてなかったから。あの人、単純だから分かりやすい」
指原「北原も読めたか」
仁藤「で、どこに?」
北原「あっち」
291 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/07(木) 01:27:18.45 ID:A3R4+MnL0
今日はここまでにしましょう。
短編ですみませんね。明日も出勤前に病院行かねば。
では、おやすみなさい。
30名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/07(木) 02:47:01.49 ID:bTDWI42O0
お大事に age
31名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/07(木) 07:36:25.92 ID:bTDWI42O0
おは age
32名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/07(木) 09:37:52.63 ID:4E9MrhMui
保守
33名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/07(木) 11:09:59.37 ID:270OiPap0
(保・ω・守)
341 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/07(木) 12:45:43.56 ID:A3R4+MnL0
病院で点滴終了age
今日はお仕事お休みなり。

家帰って寝よう。
35名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/07(木) 13:04:36.11 ID:SJrlx0v00
突然ですが作者として参加してもよかですか?
3635@転載は禁止:2014/08/07(木) 13:16:51.14 ID:SJrlx0v00
序盤だけ上げてみますね
3735@転載は禁止:2014/08/07(木) 13:19:53.75 ID:SJrlx0v00
―その日、秋葉の四将にまで登り詰めた指原莉乃は切腹をも辞さぬ覚悟だった


峯岸「指原殿が参られたようです」
秋元「ん、来たか・・・フハッなんだそのゲロブス顔はw 普通に入ってまいれw」
指原「普通になど!・・・してられませぬ 飯もろくに喉を通りませんでした・・・」
秋元「う、うむ まあそうかもしれんな・・・」
前田「・・・」

まさに生き馬の目を抜く様に出世街道を驀進していた指原だが過去の問題行動を暴露され
その地位や栄光は今や風前の灯、朝廷による公開評定という異例の事態を迎えていた
幕府側からは古参の峯岸・隠居予定の前田が代表してその場に立ち会っている

(どうなるんだべ この異様な雰囲気 オラ小便ちびりそうだよ)
(くっくっく 目障りな奴だった 首切りでも島流しでも何でもござれよww)
多くの町民や武士がそれぞれの想いで固唾を呑み見守る中、采は下された

秋元「指原莉乃は博多藩に移籍します そうだな明日、明日にはもう博多に参られよ よいな」
指原「・・・え?」
3835@転載は禁止:2014/08/07(木) 13:22:17.06 ID:SJrlx0v00
前田「あはははは ねえ指原博多だって あはははは」
大島「ええ!? マジで? ねえそれマジなの? なんで笑ってんの?w」
高橋「九州は未開の地 博多に藩はあっても機能していない 流石に指原といえども一筋縄ではいくまい・・・」
峯岸「ま、まあ驚いたけどそれはそれでね 命あっての物種だしね(バレないように気をつけよう←)」
小嶋「さしはらのバーカw   ばか・・・」
北原(・・・寝てたなんて言えない マジで知らなかったorz)

指原の話題で騒乱の秋葉城で一人の武将が悩んでいた

多田(このままここで燻ぶったままでいいのだろうか)
多田(何かきっかけがほしい・・・ 朝廷にでも相談してみようか)

秋元「じゃあ多田も博多いくか?」
多田「げっ マジっすか!!!」

〜マジやけん武将九州統一編〜
39名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/07(木) 16:49:21.15 ID:bTDWI42O0
you age
40名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/07(木) 17:51:18.61 ID:FzPzQN0u0
you and me
41名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/07(木) 19:15:24.03 ID:4FsbrZil0
>>38
ワッフルワッフル
42名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/07(木) 19:23:17.08 ID:270OiPap0
(保・ω・守) 35さん、頑張ってね!
43名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/07(木) 21:01:58.72 ID:bTDWI42O0
WONDA限定に優子登場でお祭り騒ぎ
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140807-00000338-oric-ent
のため危機 age
443515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/07(木) 21:26:17.22 ID:SJrlx0v00
35です
小手鳥はこれでいきます
その名のとおりHKT九州ツアーでやった「マジやけん学園」の寸劇をベースにした
というか思いっきりパロディです
一応時代物ということで1氏や428氏の話とも
そこはかとなく繋がるような感じにはなると思いますw

時代考証とか言葉遣いとか小ネタなど細かいところのツッコミはなしでお願いしますw
(一応ある程度調べてはいますが)
なにぶん初創作なので拙い点はご了承くださいませ
短編のつもりですがある程度長くなるかもしれません
見切り発車ですが終わらせられるように頑張りたいと思います
それではよろしくお願いします
453515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/07(木) 21:33:33.24 ID:SJrlx0v00
指原「いやあ 久々だなあこの空気 故郷も近いし たまには顔見せんとなー」

多田「・・・おい指原 さ〜し〜は〜ら〜」
指原「どうした愛ちゃん 君カワウィーネー」
多田「いやマジでそういうのいいから マジメにやって」
指原「(チッ)いや多田殿 いかがなされた」
多田「博多に来たのはいいもののこれからどうする? ここは未開の地 何から手をつければいいのやら」
指原「フフッ そんな事決まっておる 九州統一 そしていづれは全国を・・・わーはっはっは」
多田(どっからくるんだろうなこの自信 でも頼もしくもある だからこそ私も遠く九州の地までやってきたのだ)
多田「何か策はあるのか?」
指原「ふむ まずはこの辺から凋落していこうと思う」
多田「どれどれ・・・ めんたいこ軍? 何それ弱そう」
指原「はっきり言うねw でもまずは数を揃えていかないとね 九州の情報にも乏しいし簡単そうなところからいこう」
多田「うむ そうと決まったら早速行くか!」
指原「・・・どうやらその必要はなさそうだよ」
463515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/07(木) 21:38:05.41 ID:SJrlx0v00
〜VSめんたいこ軍〜

村重「めんたいこー!! 我はめんたいこ軍頭領の村重! お主らが幕府から来た武将指原と多田か ここはめんたいこ軍の前張りやけんぞ!!」
指原「縄張りでしょ」
村重「うるっさーい! 露西亜の血も引いてるんじゃい! 少しくらい日本語間違えてもよかろうもん!!」
指原「へぇぇ 混血か? 確かに西洋のお人形のような美しい顔立ちしてるねえ」
村重「えっっ!? うんいやそうでしょ? マジでこの辺で一番かわいいのよ私」
多田「お、おう・・・ グイグイくるね」
村重「グイグイなら誰にも負けんとよ! めんたいこー!焼きめんたいこー!!」
若田部「もういいですからそういうの」
村重「ご、ごめんたいこ・・・」
多田・指原(弱っ)

若田部「今田代わりに説明して」
今田「あいわかった ここら一帯は我等めんたいこ軍の統治下にありまする 幕府の者とはいえ大きい顔はさせませぬぞ」
指原(ほう 部下はしっかり者がそろっているのね それで頭領には厳しいと ようしならば・・・)
多田「そんな戯言 今までは好き放題させていたがこれからはそうはいかぬぞ!」
めんたいこ軍「なにをーっ!!」
指原「まあまあ愛ちゃん ここは一歩引いてさ」
多田「なぬ!? ど、どういうことだ指原」
473515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/07(木) 21:45:26.79 ID:SJrlx0v00
指原「ちょいとお耳を(ごにょごにょごにょ)」
多田「ふんふん・・・(なるほどしかしそんな簡単に)」
指原「(いいからまかせて)いやあしかし村重 お主マジで美人で面白くて最高だのう!」
村重「んん はっはーいやあそれほどでも あるっちゃあるんだけどねー だははー」
今田「村重殿! そんな見え透いたお世辞に乗ってはなりませぬぞ!」
若田部「そうですぞ! 顔はともかく全く面白くないのに! つまらないにも程がありますぞ!」
多田(いやそれは言いすぎでしょw)
村重「ぐぬぬぬ うるさいうるさいうるさーい!」
指原「そうだよ! 超かわいいしめんたいこも使い方によっては面白くもなるよ!」
村重「ささささ さっしー!!! 好き!!!」
多田(なるほど簡単だ・・・)

今田「む、村重殿 ちょっと落ち着いて」
村重「嫌じゃ! お主らいっつもうるさい事ばっかり! 堪忍袋の袋とじも開いたぞ!」
若田部「緒も切れたでござろう! ていうかその間違いは無理がありまするぞ!」
村重「かーっぺっぺっ! うっさい! 私はさっしーに付く! さっしーは私が守る!」
指原「む、村重(ちょっと感動) よしよしいい子いい子」
村重「きゃうーん はっはっはっ」
めんたいこ軍(犬かよ・・・ しかし完全になついてるぞorz)
483515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/07(木) 21:51:12.88 ID:SJrlx0v00
多田「ゴホン えぇ〜っと どうだお主ら 頭領はご覧のとおりだ 無駄に血を流す必要もあるまい」
今田「し、しかし・・・」
多田「我等の目的は九州統一 優秀な人材を求めている この辺一帯だけで満足せずに協力してくれぬか」
若田部「わ、私達を仲間にしようと? 討伐するのではないのか?」
多田「とんでもない 幕府の人間とはいえ我等だけでは力不足 見たところお主等が実質軍を束ねていたのだろう 力を貸してほしい」
今田「う〜む・・・ まあ村重殿があれじゃあなあ」
若田部「そ、そうだな ・・・皆もそれでいいか!?」
めんたいこ軍「おおーっ!!」
多田「よし決まった これからよろしく頼むぞ!」

多田「(ボソッ)言われたとおりにやったが 流石の人心掌握術だな」
指原「(ボソッ)ふふ まあね それだけが取り柄だから」
多田(やはり我が目に狂いはなかったか これは先が楽しみだ)

さてさてそんなこんなでめんたいこ軍を仲間に付けた幕府軍
次なる敵は如何程の相手か
493515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/07(木) 22:21:01.37 ID:SJrlx0v00
とまあこんなユルい感じでいきますので・・・
また後ほどうぷします
50名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/08(金) 00:26:13.22 ID:JseGSKZG0
保守
51名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/08(金) 01:45:55.16 ID:ZLjSHX7c0
oya age
523515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 02:08:11.02 ID:02qjrd4H0
ちなみにHKT推しですけどそれほど詳しいわけでもありません
名前の出てこないメンバーもでてくるかもしれませんがご容赦くださいませ

では続きを
533515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 02:11:22.55 ID:02qjrd4H0
指原「さて村重 この辺で幅を利かせてるのはどんな奴らか?」
村重「くううう あの顔デカ鼻フック野郎!!」
多田「若田部」
若田部「はっ 中西智代梨率いるすきやき隊ですね 我々めんたいこ軍とは犬猿の仲でございます」
指原「ふ〜ん で、そいつらはどれ程の戦力なのか 村重」
村重「ぷっっ あのトンガリアゴ ぶっははは」
多田「今田」
今田「はっ 植木のことですね 不思議な妖術を扱うと自称してる変な奴ですが妙な存在感はあります」
多田(めんどくせぇ)
指原「・・・興味深いな 一戦交えるとするか」

VSすきやき隊
543515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 02:16:45.84 ID:02qjrd4H0
「朝からすきやき〜大丈夫ぅー!」

村重「来たな! ブサイク顔デッカマン!!」
多田・指原(ひどい言われようだな・・・)

「ははははは む〜ら〜し〜げ〜 お前いつから幕府の犬に成り下がりやがったんだあ あぁ!?」

村重「うるっさい! とっとと出てきやがれ 顔面鼻の穴!!」
多田・指原(ぷっ さすがにどんな顔か見たいw)

「どこかな〜 どこからでるかな〜 あそこかな〜 ここかな〜」

指原「な、なんだあ?」
多田「どこから声がしているのか」
植木「実は後ろにいました」
多田・指原「うぎゃああああああああ」

多田「おおおお脅かすなお前ええええ」
指原「び、びっくりした 少しおしっこ漏れた」
多田「うわ きったねぇ」
553515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 02:30:09.31 ID:02qjrd4H0
植木「ビックリしてくれてありがとうえき もやっとしましたか? ぱくぱく」

多田「えっと・・・ 何言ってんのこいつ」
若田部「そういう奴なんです 惑わされないようご注意くだされ」

村重「ぷっ あご〜 あごご〜」
植木「や、やめて〜 あごさわんないでぇ〜 ボンバーもやっと!」
ドォォォォン
多田「き、消えた!?」

植木「ここにいるでよ〜 ヨロレイヒ〜」

指原「ウッヒョ― おもしろ!!」
多田「すごーい」
若田部(ダメだこれ 思いっきり惑わされてる)
563515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 02:34:30.69 ID:02qjrd4H0
指原「うわー 一瞬であんなところに 速そうだもんねあのアゴ」
多田「そうだな どれほどの速度がでるのかあのアゴ」

植木「んもぉぉ〜 アゴアゴ言うな〜」

多田「でもさ 案外可愛いよね」
指原「そうだね ここに来て一番可愛いと思った」

植木「えっ・・・ ウソ マジでジマ?」

指原「マジでマジで ちょっとこっち来てみ ・・・そうそうそれで」
多田「こうやってあごを隠せば」
多田・指原「めっちゃ可愛い! あっははははwww」
植木「ひどい〜」
573515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 02:39:44.85 ID:02qjrd4H0
指原「はっはは・・・ひぃお腹痛い 気に入った! お前最高だよ!!」
村重「え!? 村重は!?」
指原「村重も最高」
村重「うれしげー!!」
多田(本当に単純だな)

指原「っと植木! 仲間になって! 一緒に戦おう!」
植木「え? で、でもアチキは・・・」
指原「うるせぇ!!! いこう!!! どん!!!」
多田(何かで見たぞこれ どんって自分で言ってるし)

植木「うう でも一番可愛いって言ってくれたから・・・ポッ」
植木「うれしいよう さっし〜」
指原「うんうん あたしも嬉しいよ よしっ 帰ろっか」
多田(めんどくさいの増えたなぁ まあいいか)

「ちょ・っ・と 待ったっっあああーーー!!!」
583515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 03:36:00.36 ID:02qjrd4H0
指原「・・・あれ? 何だっけ?」

「あれ?何だっけ?ジャネーーーヨ!! 中西ですけどぉー!? お前ら誰と戦いにきたんだこらー!!」

多田「あ、ああ(マジで忘れてたよw)」
指原「鼻の穴の人か! 見たい見たいはよでてきてw」

「な、なんか目的かわってねえか ふん!そんな簡単にでてやると思ったら大まちがオワァアアアアア」
下野「もういいからはよでてください」
中西「お、押すなよお前ぇえええ!!」

多田・指原「・・・」
中西「(鼻ピクッ)な、なんだよ・・」
多田・指原「・・・ぷっ わっははあははははははっははhひっぃwwwwwwww」
下野「登場しただけで大爆笑ですね」
中西「くっ こ、この・・・(ニヤ)」
下野(ニヤついとるやないか)
593515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 03:39:15.68 ID:02qjrd4H0
若田部「おーい 下野ー」

下野「あ 若田部 どうしてお前ら幕府の下についたのよ」
若田部「かくかくしかじかのあーだこーだって訳よ だからお前らも仲間になんない?」
下野「了解」
中西「はやっ 呑み込みはやっ!」

下野「中西殿、もういいでしょう笑いもとれたし そろそろ次行かないと短編なのに尺取過ぎです」
中西「ええ〜っ 空気読みすぎでしょ下野〜 アタシまだなんもやってないよ〜」

多田「まあまあよいではないか」
指原「なんか秋葉に登用されてウハウハになれるかもよ なりそうな気がする」
中西「了解」
下野(現金な奴)
603515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 03:42:51.16 ID:02qjrd4H0
中西「そういうわけだから! よろしく頼むわちゃんしげ!」
村重「ちゃ、ちゃんしげ!? うるっさいわ!みんなが認めてもアタシは認めねーぞこら!」
中西「お? やんのかこら おうこら」
村重「あ? やんぞこら こらおまえ たここらこらたこ」

下野「接吻するくだりですね 詳しくはDVD・BDをご覧ください」
村重・中西「いや下野ちゃんさ〜 それはさ〜・・・」

多田「(ボソッ)ウチら結局笑ってただけじゃね?」
指原「(ボソッ)まあいいっしょ あー楽しかった」
多田(結局興味あったのは笑えるかどうかってことだったのか なんか心配になってきた)

よくわからんまま2連勝 波に乗ってる?幕府軍
次なる敵は如何程の相手か
613515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 03:45:09.78 ID:02qjrd4H0
駆け足できましたが今日はこの辺で
それではまた(需要があればw)
62名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/08(金) 10:00:33.40 ID:ZLjSHX7c0
(*^◇^)_旦
63名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/08(金) 11:21:30.78 ID:E9l5m5OI0
(めんた・ω・いこ!)
64名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/08(金) 14:08:15.95 ID:HKDKnKvV0
(*^◇^)_旦~~
653515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 16:24:34.42 ID:02qjrd4H0
こんにちは 
需要はともかくアゲのつもりで頑張りますよw
今日の分も立て続けにいけたらいっちゃいます

それでは続きをどうぞ
663515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 16:25:44.57 ID:02qjrd4H0
村重「おらあ こらあ てめえ うらあ」
中西「んだよ んぜーよ んがちゅちゅ」

多田「あいつら仲間になっても相変わらずだな」
指原「・・・そうでもないみたいよ ほら」

村重・中西「わっはははははは」

多田「げっ 肩組んで笑いあってる」
指原「元々相性よかったんでしょ けんかするほど仲がいいってね」
多田「そんなもんかね・・・ まあいいか」
673515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 16:29:47.93 ID:02qjrd4H0
指原「さあて じゃあ次はどの辺を攻めればいいかねー」

若田部「そうですね 近いところからいくなら松岡菜摘ひきいるモツ串一家か」
多田「何か食べ物ばっかりだな この辺は」
指原「ウチらも元々ホルモンだの山椒だの」
多田「ケフンケフン ・・・そうだったな 忘れてたわ」

今田「詳細はわかってませんが世直しを主張して暴れまわってる謎の3人組がいるという情報もあります」
下野「異国風の格好で好き勝手してる集団がいるという情報も」
多田(こやつらがいて本当によかった 助かるわ)
植木「ありがとうえき」
多田「うわっ 心を読むな! だいたい植木お主は呼んでないぞ!」
植木「え〜 呼ばれてますって〜」

指原「私が呼んだ なぜなら面白いから」
植木「わ〜い えへへ」
多田(こういう不思議系を気に入る悪い癖か・・・ 高城や小森を思い出すわ)
植木「誰ですかそれぇ?」
多田「心を読むなっつーの!」
683515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 16:36:12.88 ID:02qjrd4H0
指原「情報不確かなのは後回しでいいね じゃあモツ串でいくか」

下野「モツ串ならめんたいこ軍はわりかし友好的だったのでは?」
若田部「てゆーかすきやき隊を目の敵にしてただけでね 肉同士で我慢ならねえって」
今田「今は肩を並べてるゆえ 友好もなにもないでしょうな」
指原「じゃあやるしかないか ・・・おーい村重中西」

村重・中西「わっははは どんなんでもかかってこいやー!」
指原「お いいねえ 松岡どう? やれる?」
村重「ま、松岡ね まあアレだな いけるけどキレるとちょっと手がつけられんというか」
中西「そ、そうだな いけるけどアレをキレさせたら大したもんになるというかなんというか」
多田「お主らほどの剛の者でも・・・ 手を焼きそうだのう」

指原「手下どもは?」
若田部「芋夢中という連中が結束も堅くなかなかのやり手と評判です」

指原「ふーむ なるほど では皆の衆 この作戦でいくぞ ごにょごにょ・・・」

皆の衆「ふんふんなるほどほえーもやっと」
多田「植木うるさい」
植木「なんでアタシだけ〜」
693515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 16:42:22.82 ID:02qjrd4H0
VSモツ串一家

松岡「これはこれは 幕府の回し者の御出ましかい」
松岡「おや めんたいこにすき焼きまでご一緒か 犬と猿が仲良くするたあ こりゃ雨か雪でも降るかねえ」
手下「へっへっへ そりゃあいいや 少しは涼しくならあ」
モツ串「あーはっはっはは わははは」

指原(強そうだな)
多田(強そうだ)

村重「ま、まあそう言うなって松岡の じっくり話してみりゃあこいつはこいつで気のいい奴でさ」
中西「お、おう松岡 ウチらも争ってばかりいるのも何だしよ ここは一緒に・・・」

松岡「ああん(ギロッ)」

村重・中西(ダメかぁ)

多田「・・・二人がめっちゃこっち見てるけど」
指原「・・・見てるねえ 下手大作戦失敗かあ」

多田「え? ま、まさかそれだけって事は・・・」
指原「うーん キレたら怖いって言うからなるべく下手にでれば何とかなるかなーと思いきや・・・ダメでしたw」
多田「はぁ? 作戦とかいうからもっと何か仕込んでるのかと・・・いやいやいや え〜マジで? どーすんのこれ?」

指原「しょうがない! 指原がいくよ! みんなはそこにいて」
703515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 17:34:41.42 ID:02qjrd4H0
多田「まともに戦うというのか!?(当たり前だけど)いやしかし大将が真っ先にというのは・・・」

若田部「大丈夫でござるか!? いくら指原殿とはいえ一人で真っ向勝負だなんて!」
下野「らしくないですね どちらかといえば武より智を得意としたお方かと思ってましたが」
多田「ううむ とはいえ秋葉の四将まで登り詰めた奴 やるのかもしれん」
今田「・・・ん? かもしれんとは?」
多田「あいつが戦ってるとこ見たことない・・・あ 昔まだペーペーだった頃に鼻鉛筆されたのは知ってるけど」

下野・若田部「ダメじゃん!?」
今田「早く止めないと!」
植木「さっしー死んじゃう〜」
多田「縁起でもないこと言うな・・・やばそうなら全員でいくぞ 準備しておけ」

「ふっふっふ そうは問屋が卸しませんよ」

多田「な、なんだと!?」
713515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 17:36:54.72 ID:02qjrd4H0
坂口「ワタクシたちがぁ」
後藤「いるからにはぁ」
駒田「どげんかせんことには前に進めやしないでぇ」
冨吉「しょう!」「いやちょっと待ってアンタ台詞言い過ぎでしょうよ」

駒田「・・・?」
冨吉「何その”え?この人なんで怒ってんの?”って顔! おかしいでしょーよ!」
坂口「ちょっと何やってんの! 大事な登場シーンなのに!」
後藤「バッチリ決めようぜって言ったじゃんよ! ・・・あ。すみませんけどもう1回やってもいいですかねぇ?」

多田「いやもういいから(まためんどくさいのが現れたなこれ)」
若田部「こいつらが芋夢中です ・・・こんなですが意外とやる連中ですよ」

芋夢中「お 知られてるジャンあたし達」「やったね」「頑張った甲斐があったね」などと言い合っている
多田(な、なんだぁ?)

坂口「ふふっ とにもかくにもぅ」
後藤「大将を助けたかったらぁ」
駒田「アタシ達を倒さなければ、どげんかせんこともできなくってよ!」
冨吉「ババーン!!(ええい!くそが!)」
723515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 17:43:48.51 ID:02qjrd4H0
多田「くっ! た、たしかにやる!」
今田「構えたらまるで隙がない!」
若田部「しかしこのままでは指原殿の周りを取り囲まれて一巻の終わりですぞ!」

「あーはっはっは ウチらにまかせときんしゃい!!」

多田「ま、またか 次はなんだ!?」
村重「どうもこんにちは グイグイ選抜です」
中西「・・・です」
多田「ってお前らかよ! ・・・なんだそのグイグイ選抜って」
中西「ねえ村重 今やんなくてもいいんじゃないかな・・・」
村重「うるさい いくよ! あ いち・にい・いちにいさんしい」
村重「右にグイグイ♪ 左にグイグイ♪ 前にグイグイ グイグイ グイグイ♪」
中西「てれてれてれてれー♪」
村重「自ー己主張 怪物♪」
中西「ぶつぶつぶつぶ・・・」
  
 しーーーーーーん

多田「・・・で?」
村重「いや 終わりですけど 凄い名曲じゃないっすかぁ!?」
今田「マジか・・・」
下野「あの そうこうしてるうちに指原殿すっかり取り囲まれてますけど」
植木「キャアアア いやぁぁぁ」
若田部「こぅのバカチンがぁぁーっっ!! アホ! マヌケ! 鼻の穴!! デブの星3つ!!」
村重「うう ひどいしげ・・・」
中西「だから言ったでしょ・・・(でも少しはウケると思ったのに くぅぅ)」

多田「くそっ わらにすがったら見事に溺れたわ! ば、万事休すか 指原・・・さしはらーっ!!」

「だいじょーぶぅーーーー!!!」
733515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 18:02:44.88 ID:02qjrd4H0
多田「えっ?」
芋夢中「い、今のはまさか・・・」

指原「あ いち・にい・いちにいさんしい」
指原「大丈夫ぅー♪ 囲まれていても♪」
指原「大丈夫ぅー♪ しなびた沢庵♪」
指原「大丈夫ぅー♪ 映画が爆死も♪」
指原「大丈夫ぅー↑♪ ゲロブス言われてもー♪」
指原「あーあぁ♪ 大丈夫ぅー♪ おー家おー家おー家ぇー♪」

多田(・・・全然大丈夫な気がしない)

坂口「ぐっ な、なぜその歌を知っている・・・!」
指原「知ってるよ! あなたはりこぴ 自称妖艶担当でこの前成人したんだよね 今度一緒に飲みに行こーね」
坂口「ぐはっ」

指原「あなたはいーちゃん 団地妻って言われてるよねw 照れくさいけど尊敬してくれてありがとね」
後藤「うぎゃ」

指原「あなたはぴーちゃん 宮崎弁可愛いよ! マンゴーって菴羅(あんら)とか菴摩羅(あんまら)って言うらしいよ これ豆ね」
駒田「ひぃぃ」

指原「あなたはぺヤング 箱の形にそっくりだよね」
冨吉「いやちょっと待って」
指原「冗談w あなたはあすか トミヨシ革命! 流行るといいね!」
冨吉「あべしっ!」
743515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 18:08:11.28 ID:02qjrd4H0
芋夢中「ぐ、ぐぅぅ」

多田「な、なんだ? 知ってるってだけで倒されとる・・・」
坂口「ぶ、武士として生まれたのであれば功成り名遂げるのが本懐」
後藤「し、しかし我々のような下級兵士にはその機会もなかなか得られずやくざ者のように過ごす日々」
駒田「そ、そのような者達が集まり成り上がりを夢見て技を磨いてきたのが我等芋夢中」
冨吉「む、無論ただ知ってもらうだけが目的ではない がしかし現状では知ってくれるだけでもありがたいのじゃあああ!!」

植木「なぶしそむ?」
多田「いらぬ縦読みをするな しかしうーん 説得力あるようなないような」

今田・下野・若田部(気持ちは痛いくらいわかるだけにツライorz)

指原「はっはー どや! 凄いっしょ! 本当はもう1人いることも知っているぞ!」
芋夢中「そ、そこまで知っているとは・・・完敗だ」
多田「そうなの? 完敗なの?」
指原「いいじゃんそう言ってるんだから けど後の1人は何で別なんだろーね? まあいいか そのうち確実にでてきそうだしね」

(それはないですよ しゃっしーしゃーん!!!)

多田「なんだ!? 今なんか聞こえたぞ!?」
指原「ブルルッ 今背筋に悪寒走った 怖い怖い 何にも聞こえないし聞いてない」
753515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 18:23:21.28 ID:02qjrd4H0
松岡「ちぃっ どいつもこいつも情けねえなぁーっ!」
芋夢中「お、親方 すまねえ・・・」

松岡「こうなったら仕方ねえ この松岡様がじきじきに指原テメーをぶちのめす!!」
多田(こ、怖ぇ)

指原「・・・」
松岡「おいこら 聞いてんのかテメー!」
指原「あ、うん ちょっと待って・・・ お 来た来た! こっちこっちーっ!」
指原「はいどーもご苦労さん! あとはやるから大丈夫ぅーよー」・・・ガラガラガラ

多田(な、なんだ?)
芋夢中(まさか・・・)
松岡「お、おい オメー・・・」

指原「ちょっと待ったーっ! 皆さん今日が何の日かご存知ですかー? 本日8月8日は松岡菜摘ちゃんの誕生日どぅえーっす!!」

多田「ええっ!?」
今田・下野・若田部「な、なんだってぇー!!」
村重「うれしげーっ!」
中西「やったぁー!!」
植木「おめでとうえきー!」
763515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 18:26:34.65 ID:02qjrd4H0
松岡「な、何を企んでやがる」
指原「フフン 企んだのは指原じゃなくて芋夢中だよ」
松岡「なんだと?」

芋夢中「お、親方 勝手な事してすいやせん しかし今日が誕生日と知って慌てて準備したものをなぜアンタが・・・?」
指原「いやーまあそれも知っちゃったんでねてへぺろ♪ 本当は居城でお祝いするつもりだったのを急遽こっちに持ってきてもらったのさ」 
指原「まーそんな事はいいからさ 生誕委員でありよき仲間でもある芋夢中に一言ご挨拶を!」

松岡「え・・・えっと お前らにはいつも辛くあたってるのに・・・まさかこんな事をしてもらえるとは・・・」
坂口「へへっ わかってますよ親方」
後藤「厳しい言葉もウチらが一人前になるために言ってくれてるって事を」
駒田「それになにより優しいときはとことん優しいお人だ」
冨吉「感謝してますぜ これからも怖くて優しい親方についていきやす!」
松岡「お、お前ら・・・」

植木「グスッ」
多田「なぜお主が泣く」
村重「だってぇ〜 感動しげ〜」
中西「いいよね〜仲間の絆って グスッ」
多田「お前らもかよ」
773515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 18:28:45.27 ID:02qjrd4H0
指原「さてさて最後にもう1つ! 指原も用意してきたものがありまーす」
指原「(ゴソゴソ)じゃーん! なっちゃん宛てにある方が手紙を書いてくれましたー!」
松岡「え・・・誰・・・?」
指原「じゃあ早速読んでみましょう」

『なっちゃんへ お誕生日おめでとう そしてはじめまして
 さっしーにお願いされてなんだかよくわからず筆をとってます ごめんね(笑)
 なんでも私の事を憧れというか尊敬というかそんな目で見てくれてるとのこと
 とても嬉しいです
 いつか秋葉城に来ることがあるなら気軽に訪ねてきて下さいね
 その時改めてお祝いしましょう
 それでは さっしーと愛ちゃんのことよろしくお願いします  峯岸みなみ』

松岡「えぇ〜 み、みぃちゃん・・・嘘・・・」
指原「ホントでーす ほらここに手形もついてるから ね」
松岡「ほ、ほんとだ・・・」
指原「指原の数少ない友達の1人だからね、みぃちゃんは これぐらいはお安い御用」

指原「じゃあこれ直筆の手紙 あとおまけで生似顔絵とか法被とかみぃちゃん商品もつけたげる ほい」
松岡「あ、ありがとう(うわー 本物だー)」
783515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 18:31:40.39 ID:02qjrd4H0
指原「さあなっちゃん どーする? 戦うんじゃなくて仲間になってほしいんだけどなぁー」
松岡「え そ、それは・・・」
指原「(ボソッ)なんだかんだ秋葉に行くこともざらにあるんだよねぇー 会わしてあげる事もできるんだけどなぁー」

思わず芋夢中のほうを見る松岡に芋夢中が力一杯頷いてみせた

松岡「じゃ、じゃあお願いします・・・色々ひどい事言ってごめんなさい・・・」
指原「はうっっ しょぼーんとしたなっちゃんキャワワワ! ってアイタタ」
多田「なにを跳び付こうとしておる」
指原「あるぅぇー? もしかして嫉妬してんの愛ちゃんんん むぉちろん君もカワウィーヨオー」
多田(ギロッ)
指原「・・・ごめんなさい」

多田「しかしよくぞこの逆境を・・・なぜあれほどに敵の情報を知りえたのだ?」
指原「ん? まあちょっとね ここじゃなんだから今度教えたげる」
多田「ううむ それにしても見事なり(結局戦わなかったけど)」

指原「はっはーっ! これぞまさしく逆転力! みんな買ってねー!!」
多田(何の話だ)

劣勢を見事跳ね返した幕府軍 この勢いは本物か!?
次なる敵は如何程の相手か
793515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/08(金) 18:40:33.00 ID:02qjrd4H0
と、まあこれまた駆け足でここまで来ましたが
もうおわかりの方もいらっしゃるかもしれません

>>75
このネタを今日中にやりたいがために
構わず見切り発車をした というのが真相ですw

もうストックも少ししかないので明日以降はペースが落ちるかもしれません
けどまあ目的の半分は達成できたので自分的には満足してますw

それではまた ごきげんよう
80名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/08(金) 19:39:15.52 ID:kz+dviPx0
>>79
81名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/08(金) 21:23:47.46 ID:Cvoscug7O
あげあげ
82名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/08(金) 23:18:36.36 ID:DjI7MGPF0
A
G
E
831 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/08(金) 23:37:17.97 ID:AWrDgF7Q0
連日お休みばかりですみません。
体調が最悪でして、洗面器を横に置いて、吐きながら寝てるという…………

主食がOS-1という状態てしていやはや何とも。

という訳で今日も休載です。
age神様、読者の方、本当にスミマセン。

って所に救世主キター!
3515さん、大歓迎します。
スレ主がこんな状態ですので、何とかよろしくお願いします。

って事でおやすみなさい。
84名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/09(土) 00:01:10.87 ID:js5r3wHY0
>>83
お大事に
853515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/09(土) 02:34:32.95 ID:a1M/ZIlj0
>>83
スレ主様のお墨付きを頂き嬉しい
と言いたいところですが

思いのほか症状がひどいようで心配です
どうぞお大事に
86名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/09(土) 07:37:29.62 ID:Vwk6vDol0
見舞い age
87名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/09(土) 10:26:13.29 ID:Vwk6vDol0
夏祭り開催中、野中ネタのため スレ落ち早し 警戒 age
88名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/09(土) 12:29:03.51 ID:js5r3wHY0
HAGE
89名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/09(土) 16:06:46.81 ID:Vwk6vDol0
そうはいかのあげ
90名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/09(土) 19:13:21.94 ID:Vwk6vDol0
you age 2
91名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/09(土) 20:28:42.08 ID:VuMjAu3x0
浮上
92名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/09(土) 20:37:16.98 ID:mxpD+bQS0
お見舞いage
933515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/09(土) 21:11:51.45 ID:a1M/ZIlj0
こんばんわ 
とりあえず少しだけあげますね

どうぞ
943515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/09(土) 21:27:12.17 ID:a1M/ZIlj0
激闘?の日々が続いた幕府軍 指原・多田もここしばらくは博多城にてのんびりと過ごしていた

多田「・・・もうそろそろ教えてくれてもいいんじゃない?」
指原「ん? 何を?」
多田「とぼけなさんな この前のモツ串との戦いのこと(戦ってないけど)」
多田「あれほどの細かなところまでどうやって調べた? 準備も用意周到だったし」
指原「それな! ふっふーん(キョロキョロ)周りには誰もいないか じゃあらぶたんにだけ特別に教えてあげよう」

指原「出あえ者ども!」
そう叫び手を2回ぱんぱんと叩くと四方八方から黒ずくめの何者かが指原の元に集まった
??「お呼びですか指原殿」
多田「うわビックリした! ・・・なるほど やはり忍びの者を使ったか」
指原「そーゆーこと まあこの前のは何とかなったってのが正直なとこだけどね」

多田「たいした奴だな 秋葉から来る際に忍びまで用意してあったのか」
指原「いやあ あの時はそんな余裕なかったよ けど必要な時がくるとは思ってたんだよね」
多田「ではどうしたの?」
指原「めんたいこもすき焼きもあれで結構な大所帯でしょ よく見りゃ目ぼしいのがチラホラといたってわけ」
多田「なるほど・・・いやはや抜け目のない奴だお前は」
953515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/09(土) 21:29:49.99 ID:a1M/ZIlj0
指原「折角だから自己紹介しとこうか じゃあ手前から順番にどうぞ」

熊沢「博多のおしゃれ番長になりたい! せりーぬこと熊沢世梨奈です。今日も1日、がんばりーぬ!」
上野「いつでもどこでもみんなの季節は〜?(はるか〜♪)14歳のはるたんこと上野遥です!」
岡田「みーんなに幸せを届ける、青い鳥になりたい。どこにおってもあなたのところに飛んでくけん! 福岡出身16歳、おかぱんこと岡田栞奈です!」
草場「あいと書いてまなみやけん、覚えてくれたらまなみの心を贈ります(ありがとう!)。どういたしまして。福岡出身18歳、まなみんこと草場愛です!」
伊藤「来い笑い 来い笑い らいらいらー!愛媛出身15歳、今日もみんなに来い笑い!らいらこと伊藤来笑です!」
宇井「わたしもあなたもみんな大好き 真白! 福岡出身14歳、干し肉が大好きなましろこと宇井真白です!」
梅本「せーの! はい『乳製品』 福岡県出身15歳、乳製品こと梅本泉です!」
深川「みなさんの前にも笑顔と幸せがまいこむ! ありがとうございます。福岡出身、14歳のまいこむこと深川舞子です!」

多田「・・・わ、わあ〜パチパチパチ よくできました〜(忍びらしからぬがあえていうまい)」
963515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/09(土) 21:33:04.43 ID:a1M/ZIlj0
指原「身体能力に長けた者もいるけどね、なにより気に入ったのは地味でいまいち目立たないところが忍者向きだなって」
忍者達(ぐ、ぐぬぬ)
多田「(はっきり言うなあ)ま、まあそなた達のおかげでこの前は助かった 私からも礼を言おう」
忍者達「ははっ ありがたき幸せ!」

指原「よしっ みんな! 頑張ってれば誰かが見ててくれるから! きっと出番ももらえるよ! らぶたんも必要ならどんどん使ってあげてね!」
多田「わ、わかった(忍びが誰かに見られてたらダメだろ・・・)」
指原「では不穏な奴らについて、何でもいいから情報を手に入れて来い! いけー!」
忍者達「ははっ!」シャシャシャシャーッ

多田「あっという間にいなくなった・・・しかしよくこの短期間でここまで仕込めたね」
指原「細かいことは言いっこなし」
多田「(ボソッ)乳製品」
指原「あーはいはい あれこれ協議した結果面白さを優先しましたが何か問題でも?」
多田「い、いや」
指原「なるべく外来語は使わないというこだわりがあるのでね その他細かいところにも気を使っていたりするのだよ」
多田(なんだか違う奴と喋ってる気がしてきた もう少し聞いてみるか)
多田「しかしさっきの忍びの者たち・・・ 頑張れば出番もらえるとか本当か?」
指原「さあそれは・・・神のみぞ知るところだねぇ・・・」
多田(ひでぇ)
973515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/09(土) 21:38:16.10 ID:a1M/ZIlj0
多田「しかしここのところ情報に乏しいのも確かだ 忍びの存在は役に立つね」
指原「うん 前に情報のあった謎の3人組やら異国風の格好した集団とかはすっかり鳴りを潜めてるみたいだし」
多田「下野や若田部らも頑張って情報集めようとしてくれてるけど、一向にはかどらないって言ってたな」
指原「村重・中西や芋夢中とかは遊んでるだけみたいだけどね」
多田「あいつら・・・(怒)」

指原「まあでも博多来てから今まで、ちょっと派手に動きすぎたかね 明らかに警戒されてるみたい」
多田「ううむ むしろこちらの動きも監視されてると考えた方がいいのか となると下手には動けない・・・」
指原「だねー まあぼちぼちいこうよ ふぁ〜眠・・・ ちょっと横になるわ」
多田「う、うむ(緊張感のない奴め こんな時こそ気を引き締めねば)ふぁ〜〜あむにゃむにゃ なんだ? 眠い・・・」
983515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/09(土) 21:44:05.93 ID:a1M/ZIlj0
と、まあ今日はこんなところで
少なくて申し訳ありませんが・・・

調子よければまた来ますが
あまり期待はしないでください

それではまた
99名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/09(土) 23:48:07.17 ID:Vwk6vDol0
それでも こうして 深夜に ageてる この場所から
|゚Д゚)))コソーリ
100名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/09(土) 23:51:30.54 ID:iuqtShMK0
>>99
佐伯美香の亡霊乙!からのage
101名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 01:09:37.39 ID:kQ553Z/90
>>100
ありがトン からの age
┗(^o^)┛よいっしょおっ
102名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 02:17:08.18 ID:PFI91mEL0
(深夜・ω・保守)
サクシャサンガフエテ ウレシイナア
>>1サンモオダイジニ!
103名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 03:19:25.81 ID:EdB8LtGA0
捕手
104名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 05:01:31.67 ID:3C3XZOpb0
1さん復活祈願age
105名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 05:40:47.47 ID:bB8N++Ix0
保守
106名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 09:19:01.42 ID:kQ553Z/90
Typhoon 見舞い age
107名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 10:43:35.27 ID:PFI91mEL0
(荒天・ω・保守)
108名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 12:55:30.21 ID:N7JjR1js0
保守
109名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 15:50:36.33 ID:EdB8LtGA0
落ちすぎ上げ
110名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 17:35:11.53 ID:XGgDi35e0
重量age
111428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/10(日) 19:17:45.72 ID:/DXtQwLA0
やっとできた〜

その頃、博多の城では・・・(栄での谷の取り合い編 1/2)

宮澤「さて、今日も茶を立てるか・・・」

松村「おい!谷!お前はどっちに付くのだ?!」
谷「え、えーと・・・」
松井珠「どっちだ?谷?」
谷「え、えーと・・・」
松井玲「谷、忘れておるまいな?、私が博多に行ったとき誰よりも先に目を掛けたのを・・・」
松村「おのれ、松井玲!ざけんじゃねーぞ! またやんのか?!」

宮澤「こらっ!騒がしいぞ!!」

松村「テメェは引っ込んどれ!」
松井珠「無関係者が何か用かー?」
松井玲「なんだ?コイツは?」
佐藤実「ゴルァーー!宮澤様の手前!静かにせーい!」
中西優「てめぇらーー!誰の前で騒いどるんや!」
松井珠「ヤベっ!」
松井玲「ひっ!」
松村「このBBAがーー!」
佐藤実「うるせー、ガキ共がぁ!」
宮澤「(小声で)超、こえーw」
112428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/10(日) 19:23:38.94 ID:/DXtQwLA0
その頃、博多の城では・・・(栄での谷の取り合い編 2/2)

宮澤「まったく、谷の取り合いとは世も末だな」
宮澤「ここに博多の指原から書状が届いとるから読むぞ」
谷「(何だろ・・・)」
中西優「指原様を呼び捨てですか?w」
宮澤「当たり前だ!4期のお前も呼び捨てで良いんだぞ!」
中西優「あ、そうだったw 指原を呼び捨てできるの宮澤様と私だ」
佐藤実「私は?」
中西優「この界隈だけなら微妙。ただ芸能界という大きな括りなら大丈夫かと」
佐藤実「微妙な立場だな」

宮澤「じゃ、そこのガキ共に対して読むぞ」
宮澤「宮澤様へ 須田と一緒に谷を頼む さしはら」
宮澤「ほれ、お前らも読めよ(書状を突き出す)」

松村「なんと!」
松井珠「わ!」
松井玲「本当だ!」
谷「(罰を与えられるかと思った・・・)」
佐藤実「汚ぇー字。毛筆を教えんとダメだなw」
中西優「仰る通り!w」

宮澤「そういうことで、しばらく谷は私と須田が預かる」
宮澤「だからと言って、毎日の訓練を免除する訳じゃないからその点は覚悟しとけ。谷」
谷「は、はい!」
宮澤「それから、通信機の使い方を教えて」
谷「は、はい!」

宮澤「W松井と松村!仲良くする分には構わんが、派閥に入れたら承知しねぇからな(ギロッ)」
松井珠「は、はい!」
松井玲「はい!」
松村「はい(クソッ!)」

番外編はここまで。
次回は難波を舞台にしたものです。
113名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 21:12:07.37 ID:kQ553Z/90
かもんかもんかもん べえべー
(^-^)_日
114名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 22:15:14.52 ID:EdB8LtGA0
まったりと428さんと3515さんを待つか
1さんは大丈夫かな?心配
        ∧_∧  
     旦 (-∀- )  
     ========  \  
   /※※※※ゞノ ,_)
   ~~~~~~~~~~~~~~~~
115名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 22:18:15.39 ID:IFOXc2DU0
スレ新参ですが一部だけ投稿しても良いですか?
ちょっとだけ書いてみたのですが(^-^;
116428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/10(日) 22:22:55.97 ID:/DXtQwLA0
>>115
どうぞどうぞ
1173515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/10(日) 22:46:30.89 ID:u3aCnr3e0
こんばんわ

なかなかはかどりませんが
なんとか今日の分を・・・w

ではいきますね
1183515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/10(日) 22:49:15.72 ID:u3aCnr3e0
植木「ふんふ〜ん」

松岡「・・・ん? 奈央か ご機嫌だね 何やってるの?」
植木「あ なっちゃん アタシはなおちゃんだけどなっちゃんでもあるっちゃね〜」
松岡「ちょっと何言ってるかわかんない わりとマジで」
植木「だから〜 なおもなつも な で始まるから同じなっちゃんでしょ〜」
松岡「ああそういうことねってそんなのどうでもいいわ! 何してるか聞いてんだよ」
植木「えへへ あのですね〜 道の真ん中に生えちょった花を植えなおしてるんです〜 植木だけに」
松岡「最後は余計だ へぇ でも可愛い事するね〜 ・・・ってちょおまこれ」
植木「へ??」

ガサガサガサッ「そこまでですわよ!!」
松岡「な、なに!?」

岡本「ひと〜つ 人の世 生脚を拝み」
渕上「ふた〜つ 不埒な悪行三舞ちゃん」
穴井「みぃ〜っつ 醜い浮輪の鬼を」
三人「退治てくれよう 世直し三姉妹!!妹!! ババァ〜ン!!〜ン!!」
1193515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/10(日) 22:51:29.20 ID:u3aCnr3e0
VS世直し三姉妹

松岡「・・・へぇ アンタたちだったのかい 世直し掲げて小悪党ども相手にいい気になってる三人組ってのは」
植木「・・・ちーちゃん」

穴井「久しぶりね なつ 奈央 あなた達こそあっさり幕府に寝返るとはね」
松岡「ふんっ 台詞言い間違えたり最後あわせるところで1人遅れてたりポンコツぶりは相変わらずだな」
穴井(き、気づかれてた・・・)
松岡「それから岡本はお前が不埒な事言ってるし渕上は妙な自己主張やめろ」
岡本・渕上(触れてくれてちょっと嬉しい)
1203515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/10(日) 22:54:30.26 ID:u3aCnr3e0
松岡「それにしても城に直接乗り込んでくるとは思い切ったことをする 何が目的?」

穴井「今が好機 全てはこのときのため用意周到に準備してきたのよ」
岡本「一つは四六時中、城の動向を監視していた事 今は主だった者たちがほぼ出払っていますね」
松岡「村重や若田部たちの事か それでも城には兵士達がごまんといるんだぞ」
渕上「ふふっ それが二つ 今兵士達を呼べますか? あなた達の立場が悪くなるのではありませんか?」
松岡「な、なにを・・・ もしやこの花のこと!?」
渕上「それはケシの花 阿片の原料にもなる禁制の花 栽培はご法度です」 
岡本「それを幕府の人間がお城でとなると・・・あとはわかるでしょう」

植木「え〜〜!? そんなの知らんかった 邪魔になってもいけんしキレイな花やったけんつい・・・」
松岡「奈央・・・  そんなの今すぐ処分してしまえば済むことじゃない」
穴井「甘いわね 準備してるといったでしょ」ドサッ

松岡「な、なによそれ? ・・・瓦版?」
渕上「全てを詳細に記したこの瓦版があれば今更その花を処分したところで意味はありません」
松岡「(たった今の出来事を瓦版に?)・・・まさか!? 最初から仕組まれた罠だったの!?」
穴井「やっとわかったようね」 
松岡「奈央の優しさにつけこむなんて! ひどいことする!!」
穴井「・・・悪いと思ったけど手段を選んではいられなかったの」
植木「ち、ちーちゃん・・・」
穴井「さあこの瓦版をばら撒かれたくなかったら私達の言うとおりにしなさい」
1213515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/10(日) 23:01:20.54 ID:u3aCnr3e0
植木「ア、アタシ達に何をさせるつもり・・・?」
穴井「天守にいる指原・多田のところに案内しなさい さすがに城内を勝手に歩き回るわけにもいかないからね」 
松岡「さっしー!、そうよ さっしーと愛ちゃんがまだいるはず! あんた達の好きにさせるはずがない!」

穴井「二人は今眠っているわ これのせいでね」
松岡「・・・なにそれ? 煙玉?」
穴井「ただの煙玉ではなくてよ これは私達が発明した眠気玉」 
渕上「眠気成分を大量に含んだ煙を吸えばたちまち深い眠りについてしまいます」
岡本「もっとも、空気より軽い煙だから高い所にいる相手にしか使えないのだけど」
松岡「発明品までポンコツかよ」

穴井「ふふっ でもそのポンコツが今回は役に立ったのよ」
岡本「二人が天守の一番高いところで会話しているのを目撃しました」
渕上「それから二人が眠りに付いたところまで確認をしています」
穴井「今なら二人を始末するのも赤子の手をひねるようなもの・・・」

松岡「!? それが目的・・・?」
穴井「ちょっと違うわ 正しくはこの城を乗っ取る事 二人はその目的を果たすのに邪魔なだけ」
1223515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/10(日) 23:03:07.44 ID:u3aCnr3e0
松岡「城を乗っ取るだと・・・」
穴井「本当の世直しをするためよ 今言えるのはそれだけ さあ! さっさと案内しなさい!」

松岡「・・・嫌だといったら?」
穴井「忘れたの? この瓦版のことを 選択の余地はないはずよ」
松岡「くっ・・・(アタシはともかく奈央が・・・)」

植木「いいよなっちゃん あたしがいなくなればいいんだから 気にしないで」
松岡「!? 奈央、あんた・・・」
植木「みんなと一緒にいたいっちゃけど・・・なおがドジやったけん 仕方ないよね へへっ」
松岡「・・・いや、その時は一緒だよ 奈央、あんたにだけ寂しい思いをさせやしない!」
植木「! なっちゃん・・・ ううっ」
松岡「聞いたかい!? あたしらにそんな脅しは効かないよ! 言う事聞かせたかったら力ずくで来な!」
1233515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/10(日) 23:06:25.94 ID:u3aCnr3e0
穴井「・・・そう、それは残念だわ だったら別に人を呼んだっていいのよ?」 
松岡「逃げようったってそうはいかないよ それとも腕に自信がないのかい?」
穴井「なめないで頂戴 私達には悪党ども相手に剣術を磨き編み出した必殺の三位一体攻撃があるわ」
松岡「だったら四の五の言わずにかかってきな! こざかしい罠に嵌めようとしたその性根を叩き直してやるよ!」
穴井「相変わらず威勢のいいこと いいわ 相手してあげる」ジリッ

穴井が構えると同時に岡本・渕上も木刀を構え臨戦態勢を整えた

松岡「木刀?」
穴井「世直しに必ずしも殺生は必要ないでしょ 余程の事でないと刀は使わないわ」 
松岡「・・・ふっ(その辺はらしいままだね)それじゃあアタシも刀というわけにはいかないね」
穴井「遠慮することはないわよ そもそも三対一であなたが不利なんだからね」
植木「(・・・数に入れられてない)あ、あのなっちゃん なおは・・・?」
松岡「危ないから下がってな」
植木(ううっ)
松岡「さあっ! いざ勝負!!」
1243515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/10(日) 23:15:19.55 ID:u3aCnr3e0
と、いうわけで今日の分はここまでです
少年マンガのような展開になんとかできているでしょーか?w

タイミング的に>>115さんの邪魔をしてしまったのではないかと
少々あせっておりますが私も新参者なので気にせずお願いします
私的にも大変助かりますのでw

それではまたお会いしましょう
125名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/10(日) 23:31:30.36 ID:IFOXc2DU0
「風魔48」──第一部──

江戸城──
丑三つ時、虫の鳴く声すら聞こえない
城内の奥の部屋に男は眠る。
名を徳川家康。
小田原征伐により、豊臣から北条の旧領である関八州を与えられ、
駿府からこの江戸城に転居したばかりだ。
その家康の目の前に一瞬、涼風が吹き抜ける。
風か、と思いながらも目を瞑ったまま
身体を動かし寝返りをうった時だ。
──「起きろ」
凛然かつ冷然なその声が、家康の眼を開けさせ夢から覚ました。
声を上げようとするが、
喉元には暗闇の中で怪しく光る小刀が
突きつけられていた。
「喋るな、口を動かせば殺す」
目の前にいる人の形をした“黒い影”が
身体に跨がり空いた腕で首を抑えつけてくる。
黒い影は口当てで顔を隠し、身体を黒い装束で覆っている。
それが“忍”と察するに時間はかからなかった。
目が暗闇に慣れその忍の顔を見て驚かされた。
口を隠してはいるが、長い黒髪の
美しい少女だった。
だが、その瞳からは凄まじい殺気が 感じられた。
抑えつけられていなくとも、
微動だに動くことすらできなかっただろう。
これが憧術なるものか。

「家康よ。これ以上、我等を探すな。
 探せば江戸の街を地獄に変えるぞ」

その声色は明らかに女のものだった。
そうか、こやつは『風魔』か。
ここまで来るとはかなりの手練れよ。
そう感じた家康は抗うこともできず、
ただじっと風魔を見据える。
刹那に瞬きをした時だった、
黒い影が目の前から風と共に消えた。

「我は天下に興味はない。
 求めるのは静かな暮らし」

どこからか風魔の声が聞こえてきた。
辺りを見渡すが声の場所は検討もつかない。
四方八方、あらゆる方角から聞こえる気もする。

「もう一度言う。風魔を探せば、
 徳川に災いが降りかかるであろう」

今、自分を殺すことはない。
殺気を消した、こやつはそれほど馬鹿ではないな。
そう思った家康は、風魔に問いかける。
「おぬし、名を何と申す?」

束の間、沈黙が流れ言いようのない
緊張感があたりを包む。
風魔が答える。

「我は五代目、風魔小太郎」
126サーモン ◆pdlO7HZYuo @転載は禁止:2014/08/10(日) 23:41:32.38 ID:CEcXkAkE0
───気配が消えた。
その刹那、家康は険しい顔つきに変え
声を張り上げる。
「乱波じゃ!追え!」
乱波、とは忍のことである。
家臣が城内を慌ただしく走り回り、
城の外でも乱波を探す。

「まさか、あの風魔小太郎が女とは・・・」
呆気にとられ、家康がそう呟くのも
仕方がない。
小田原征伐で豊臣方を苦戦させたのが
北条家に仕えた風魔衆だった。
その当主である風魔小太郎の姿は
誰も知らなかった。
風魔衆を見た者は死ぬ。
だから誰も知らない、単純な理由だ。
家康は顎をしゃくり、髭を撫でる──
「とはいえ、化け物のごとき強さ。
 あの力を手にすれば、
 秀吉に変わってこの家康が天下人よ」

江戸の街を黒い影が風のこどく駆け抜ける。
壁を飛び越え、屋根を走る風魔だ。
「“栄衆”・・・なるほどね」
一瞬、後ろを振り返った風魔は、
数人の追っ手を見てそう囁いた。

栄衆─徳川に仕える尾張の忍。
裏切りはいかなる理由でも許さず、
任務ならば例え仲間でも処断する。
金銭での契約によってのみ動くが、
動けば必ず任務を果たすと言われる、
強い精神を持つ最強の忍者集団だ。
127サーモン ◆pdlO7HZYuo @転載は禁止:2014/08/10(日) 23:53:22.65 ID:CEcXkAkE0
風魔は高く飛び上がると、大木の枝を両手で掴み
半円を描くように両足を蹴り上げる。
どんどんと木の頂まで上り、木の葉の
陰に隠れようとする。
その時、風魔の顔を覆っていた布が、
線を引いたように切り裂かれた。
背後の木に突き刺さったクナイには
血が微かに付いてる。
屋根の上にいる栄衆の1人が投げた物だ。
その忍者は、そこで立ち止まったままじっとこちらを見ていた。
風魔もまた、自分に傷を付けた忍の
姿を見据える。
似ている、友に。
刹那の間に様々な思いが頭を駆け巡る。
間違いない、どうして忍なんかに。

「珠理奈・・・」

風魔はそう呟くと、他の追っ手の足跡
に気が付いたのか疾風のように北へと去った。
屋根の上にいる忍は口当てを外し、
仲間に向かって叫ぶ。
「“東”に逃げたぞ!追え!」
はっ、と返事を返した仲間の背を見送った後、
忍は風魔が去った“北”に振り向く。
彼女の長い黒髪を月の光が照らし、
どこか懐かしい香りを漂わせた夜風は
、さらさらと髪をなびかせた。

「くそ、なぜだ?あれは・・・」

栄衆、頭領“珠理奈”は、少し動揺した様子で目を細める。
幼少の記憶が脳裏をかすめ、
闇夜に幼き少女の姿を映して、
走り去った風魔の名を呼ぶ。

「真子だった」───
128サーモン ◆pdlO7HZYuo @転載は禁止:2014/08/11(月) 00:04:16.58 ID:IpGMUYNU0
時は少し前に遡り、風魔が江戸城に
侵入する前の出来事。
関東を支配していた北条家を破り、
天下統一を果たした男が酒をすする。
場所は大阪城、金の屏風などが置かれ
た絢爛な広間。
「北条亡き今、古河公方の姫はわしの物じゃ。
 “難波衆”はすぐに鴻巣御所に向かえ。
 姫を側室に迎える、と伝えよ」
秀吉のその命は、家臣からすぐに
使者に伝えられた。
命を受けたのは、難波衆──
松の木の下で家臣から任務を授かった
その女は笠を被り、手甲を付け、
背には仏龕を背負っている。
右手に鈴を持ち、左手には杖を。

─彼女の名は“彩”。

「凪咲、夕刻にここを発つで。
 柊にも伝えとき」
彩が独り言を呟いたかと思えば、
いつのまにか隣を歩く者がいた。
一見、ただの街娘のようにも見えるが
彼女もまた難波衆の忍者だった。
「どこ行くんですか?」 
「古河や」彩は歩きながら答える。
「古河!北条家の傀儡やった古河公方ですね。
 なるほど、9つで足利家当主になった姫や。
 あの姫を秀吉様は欲しがっていたんか〜。
 今はいくつやろ、14かな」
凪咲はうんうん、と頷く。
彩は何かを考えているように、
思い詰めた顔つきをしていた。
「彩さん、どうしたん?」
「16や、姫は今年で16になる」
彩が静かにそう答え、言葉を続ける。
「・・・皮肉な運命やな」
「何がですか?」凪咲が彩の顔を
覗きこんで問いかけるが、
彩はごまかして微笑する。
「そのうち分かる」
凪咲は、問い詰めようとはせず、
束の間の沈黙を作った後、陽気に笑う。
「あっ、これ見てください、これ」
髪には漆が塗られたかんざしを差している。
彩はそのかんざしを見て怪訝な顔をした。
「なんやそれ、忍のくせに」
「流行ですよ、ええやないですか」
凪咲がニコニコと笑みを浮かべ、
手であおいだ時だった。
129サーモン ◆pdlO7HZYuo @転載は禁止:2014/08/11(月) 00:11:25.29 ID:mTaQ5YW30
人気のない道を歩く2人を、
香具師の恰好をした4人の男が道を塞いだ。
「女だ、女だ」と欲にまみれた獣の
ような顔をしている。
「いい女だな」
3人の男が彩と凪咲に襲いかかろうと、足を前に出した。
だが、上半身だけ置いてかれたように
前に進まない。
ゆっくりと後ろにずり落ち、前に出した脚はバタリと横に倒れる。 
3人の男の身体は真っ二つに両断されていた。
彩の顔には返り血がこびりつき、
手には仕込み刀を持っている。
杖に見立てた鞘が地に落ちていた。

「下郎が」

そう言い捨てた凶相の彩を見て、
残った男はやっと何が起きたかを理解した。
彩から逃げようと男が「ひゃー」と声をあげた。
追いかけようとした凪咲が髪から
かんざしを抜くと突然、
「あっ」と言って地面に転んだ。
着物の裾を踏んづけたようだ。
「動きにくいわ〜」と顔を上げた時
には、すでに男は彩によって
袈裟がけに斬り捨てられていた。
彩は鮮血にまみれた骸を睨みつける。
血の付いた刀をひと振りし、払う。
すると、愛嬌のある顔をする凪咲に
呆れた目を向ける。
「何が“あっ”や」

凪咲は立ち上がり、着物に付いた
泥を手でぱっぱっと払った。
「てへっ」と笑ってごまかす。

「修行が足りん、飯抜きや」
彩は雷のような早さで林の中へと消えた。
凪咲もまた雷のごとく彩の後を追う。
林の中から凪咲の気の抜けた声が聞こえた。

───「それは嫌や〜」
130サーモン ◆pdlO7HZYuo @転載は禁止:2014/08/11(月) 00:18:42.88 ID:mTaQ5YW30
この年、豊臣秀吉の小田原征伐により北条家が滅ばされた。
北条家の庇護下にあった古河公方、
『足利氏姫』は古河城からの立ち退きを命じられ
鴻巣御所に入ることになった。
足利氏姫─この時16歳。
史実では彼女の実名は不明となっているため、
「氏」の字がつけられたとされている
   
─「まったく、姫はどこに行きよった」
髭を生やし白髪混じりの髪を結ったこの初老の男、
足利家家臣・戸賀氏久である。
鴻巣御所から出て民のいる村を歩く。
にぎやかな声が聞こえた方へと視線を送ると、
戸賀は額に手を当てハァとため息をついた。
視線の先にいたのは、薄紅の華やかな着物の裾を手で捲り、
楽しそうに笑う肌の白い少女だ。
太陽の光が額の汗を輝かせ、
か細い腕が見える着物の袖で汗を拭く。
「よ〜しっ今度こそ!えいっ!」
畑を耕す民に混じって、泥にまみれて
芋を引っこ抜く。
スポン、と畑から芋が抜けると、
尻を地に付けたまま「やったぁ!」と
芋を高く掲げ、村人達に見せる。
「姫様は元気じゃのう」
「姫様!泥を顔に付けては、綺麗な顔が台無しです!」
「未だ婿殿がおらぬのは元気すぎるせいじゃ」
村人達が姫と呼び、目の前で泥だらけ
になって笑うこの黒髪の少女こそ、
関東一面に影響力を持つ古河公方当主
・名を『足利未姫』という。
「爺!見ろ、芋が採れたぞ!」
家臣である戸賀の姿に気が付くと、
姫は胸を張り得意げに左手を腰に当てる。
「姫様、姫様、私を困らせないでください。
 当主とあろうお方がこんな姿になって」

「爺、未姫はこの地が好きなのだ。
 作物の育つ土があり、魚達が泳ぐ美しい川もある。
 村人と共にこの国を豊かにしたいのじゃ」
手で着物に付いた泥を払い、
芋を子どもに渡すと「皆、また!」
と言って手を振っていた。
姫は、男勝りの性格で行動的であり負けん気が強い。
愛嬌があり元気な姫は、先の見えぬ古河公方にとって、
まさに太陽のような存在だった。
言い方を変えれば、おてんばな姫でもあるが。
だが見た目は雪のように白い肌と細い身体で、可憐な姫だ。
「未姫は皆と、ここで暮らしたい。
 真子ともやっと会えた」
未姫の口から出た名、“真子”。
それは真子が風魔小太郎となる前の名だった。
131サーモン ◆pdlO7HZYuo @転載は禁止:2014/08/11(月) 00:27:38.86 ID:mTaQ5YW30
「未姫!」
背中から聞こえたその声が誰だか、
すぐに察した未姫は嬉しそうに
振り返り駆け寄る。
「どこ行ってたの〜?」
笑顔かと思えば、頬を膨らまして
ふてくされた顔をする。
未姫は実に表情をコロコロと変える。
「ねぇってば!」
未姫の前にいるのは、笠を被り、
薬を入れた行李を背中に背負った
──真子だった。
「薬を買いに行ってた。
 この村に住ませてもらってるんだ、
 貴重な薬まで未姫からもらうわけにはいかない」
「真子と私は幼なじみなんだから、
 気を遣わなくていいよ。
 困った事があったら言って」
未姫はそう言って「ね?爺」と振り返ると、
戸賀は「ふむ」と頷いた。
未姫が前を向くと、戸賀と真子が
目を合わせ、真子は未姫に気付かれ
ないように首を小さく縦に振る。
すると戸賀が未姫に声をかけた。
「姫様、屋敷に戻りましょう。
 暗くなってきましたぞ」
未姫はまだ遊び足りないのか、
え〜と眉をへの字に曲げ真子を見つめる。
あれ?と真子の頬を触る未姫。
「この傷、どうしたの?」

「転んだ、たいしたことない」
と、嘘をつく。この傷を付けた徳川方の忍、珠理奈の姿を思い出す。
未姫の汚れを知らぬ綺麗な瞳を見ていると、胸が痛んだ。
逃げる途中で追っ手を何人か殺した、
私は人の喉元に刀を突きつけ、
“地獄に変える”などと恐ろしい事を
口にするような女なのだ。
私の真の姿を知ったら、未姫は何を思うだろうか。
だが、そんな思案を表情には露ほどにも
出さず、真子は笑顔を作り村人を演じる。
「ドジだなぁ」未姫はそう言って
優しく微笑み、真子に背を向け
「またね!」と言って戸賀とその場から歩いて去っていく。
その2人の背中を見つめる真子に、
近づいていくひとりの少年。 
否、少年の姿をした少女だ。
「本当の事、言わなくていいのか?」
髪を縛り、頬には赤い塗料で化粧を
している。切れ長な目をした端正な顔
立ちだ。
真子は少女を「“奈々”」と呼んでいた。
132サーモン ◆pdlO7HZYuo @転載は禁止:2014/08/11(月) 00:58:51.42 ID:mTaQ5YW30
「知らないほうがいい。
 知れば、徳川と豊臣の争いに巻き込んでしまう。
 恐らく、家康は私の忠告を聞かない」
悲しそうな目をして、真子はそう言った。
行李を降ろすとカランと軽い音がした。
中には何も入っていない。
奈々は夕焼けの空を見上げる。
「徳川にこの場所を知られるのも・・・時間の問題か」
彼女もまた、風魔の忍者だ。
彼女だけではない。
この村には、住処だった足柄山から
移ってきた風魔の忍が住んでいる。
大人はもちろん、子供もいた。
小田原征伐により住む所を失った
普通の村人たち。
山中でさ迷っていたところを
偶然、古河公方の戸賀に拾われた。
未姫にはそう伝えられている。
だが真実は違う。 
先の戦での出来事だ──
小田原征伐での豊臣方の圧倒的な力を
前に、風魔衆の善戦も空しく、
北条方は次々に支城を落とされた。
北条氏直の元に戸賀の使者が姿を見せたのは、
北条家が降伏する前の出来事だった。
133サーモン ◆pdlO7HZYuo @転載は禁止:2014/08/11(月) 00:59:38.62 ID:mTaQ5YW30
氏直は使者から受け取った書状を
見てしばし沈黙した後、答える。
「承知致した。この戦い、もはや勝機は見えぬ。
 確か、頭である風魔の真子は女じゃったな。
 これまで北条家の為に、よく働いてくれたわ。
 風魔衆に伝えよ。
 ぬしらを戦から解き放つ。
 足利の姫の元で達者に暮らせよ、とな」
それから1ヶ月後、
降伏を決めた氏直は豊臣に自らの切腹の代わりに
家臣達の命を助けてほしいと願い出る。
だが、秀吉はこれを聞き入れず
北条家の家臣達に切腹を命ずる。
氏直は高野山送り、
秀吉は氏直の潔さを評価したのだった。
そして、古河公方へ行くことを命じられた
風魔衆・頭領、風魔の真子は
仲間を逃がした後、戦地にただひとり残った。
豊臣方の兵の骸が、無数にある山中。
はぁ、はぁと息を切らし、
血に染まった刀を持った真子が歩く。
「秀吉・・・」
敵の兵を見つけると、口当てを手で
上げて口を覆う。
鬼のような凶相に変え、
彼女は疾風のごとく走る───
───「貴様ら、皆殺しだ!!!」

真子は全身を敵の返り血で染めた後、
姫の待つ鴻巣御中へと向かい、現在に至る。
風魔の真子に襲われた豊臣方の兵が、
死に際にこう言っていた。
「風魔が現れた、恐ろしく強い。
 まるで・・・・鬼神」

時は戦国終期、女もまた生きるために忍となった。
これは、1人の姫を守るために戦った
強き女達の物語。

第一部完
134サーモン ◆pdlO7HZYuo @転載は禁止:2014/08/11(月) 01:02:43.48 ID:mTaQ5YW30
>>116
>>124
ありがとうございます!
お邪魔しました<(_ _)>
135名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/11(月) 01:45:07.40 ID:xo4ZTG6R0
あら サーモンさんや お夏歌詞
マジ女4は楽しく拝見させて頂きました。
そろそろ新作をお出しになる頃とお待ち申し上げております。
ところで スレ主さーん 生きてはりますかー?
136名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/11(月) 06:33:16.36 ID:3IFDAG1g0
保守
137名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/11(月) 09:16:31.46 ID:xo4ZTG6R0
oha age お盆なので朝から落ち早し
おでかけしますので あと お願いします。
138428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/11(月) 10:22:53.41 ID:YKZnz1/p0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(1話))

村重「ただいまシゲ!」
多田「お、おかえり。難波も大変だろ」
村重「いやぁ、そこそこに」
村重「ちょっと、ご相談が・・・」
多田「おまえ、まさか!」
若田部「て、てめぇー!」
村重「ちがうー!難波についての相談だー!」

多田「まぁいいw。奥で聞こう。指原も居るぞ」
村重「はい♪」

多田「指原、村重が相談だって」
指原「どした?シゲ?」
村重「実は難波に行くと必ず「奈良ーず」とか「滋賀ーず」とかを聞くのですが、あれは何ですか?」
多田「何だそれ?」
指原「あ、あれか・・・」

指原「難波は大阪、奈良、滋賀、兵庫、京都と様々な出身者が居るんだよ」
指原「その同じ出身者だけが徒党を組んで活動している」
指原「「奈良ーず」だと渡辺美を筆頭にしているはずだぞ」
村重「私は入れるの?」
指原「村重は山口だろ。無理だ」
村重「ガッカリしげ」
指原「まぁ、落ち込むな。村重には自分が立ち上げたぐいぐい選抜があるだろ。それで頑張れ」
村重「はい!」

多田「しかし、同じようなことを博多でやれないのか?」
指原「仮に「宮崎ーず」を作ったとしても冨吉と駒田だけ、「大分ーず」なら私だけだよ」
多田「「埼玉ーず」なら・・・、いやここでは止めとこう」
指原「あの括りは難波の特権だよ」
多田「そうだな・・・」

(博多では何気ない会話だが、実は難波では大きな問題に発展していた)
139名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/11(月) 12:32:04.79 ID:xZi+1qNw0
(保・ω・守)
140428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/11(月) 13:28:23.14 ID:YKZnz1/p0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(2話))

(難波の城)

金子「うーん、我が難波軍の勢いが停滞しているなぁ」
金子「特に不祥事を起こしている訳でもないし・・・」
山本彩「金子さん、どないしたん? 頭光ってないで」

金子「難波の勢いが停滞していることに悩んでいるのだ」
山本彩「せやなぁ・・・」
山本彩「難波は奈良、滋賀、兵庫、京都の派閥に分かれているから纏まってないなー」
金子「関西では三都物語や近畿二府四県でええねんけど、他の地域から見ると・・・」
山本彩「難しいなぁ・・・」

(奈良ーずの会議)

渡辺美「皆、ええか? もう難波に城は要らん。難波の城は奈良に移転やで!」
一同「はっ!おっしゃる通りでございます!」
渡辺美「ええか、奈良公園に城を移転やで!」
一同「はっ!」

(これをたまたま耳を立てて聞いてた上西が率いる滋賀ーず)

上西「ちょ、ちょっと待ってよ!」

上西「滋賀ーず、全員集合!」
内木「上西様、どうかされましたか?」
上西「渡辺美と奈良の一味が難波の城を奈良に移転させようと企てている! 阻止せねば!」
内木「阻止すると言われても、我々だけでは戦力も弱く・・・」
上西「ぐぬぬぬ、しかし、何とかせねばならん!」

近藤「では、難波の城が危機になったときに琵琶湖の竹生島に持って行く、というのはどうですか?」
近藤「竹生島は由緒あるところで難波の代わりにもなりますぞ」
上西「危機が迫った時か・・・。難波は難波だが止むを得んな」
上西「よし、難波は滋賀ーずが守るようにするか」
近藤「はっ!」
内木「はっ!」
141428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/11(月) 13:39:35.95 ID:YKZnz1/p0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(3話))

(さらに聞いてた小谷率いる京都ーず)

小谷「京都ーず、全員きて」
西村「どないしたん?」
小谷「奈良と滋賀が難波の城の移転を廻って自分のものにしようとしてるらしいで」
林萌「相変わらずやなぁ。結局は京都のものになるのに」
井尻「へっ?何それ?」
林萌「あのな、元々の都は京都や。難波の移転先なんて京都に決まっとるやん」
山尾「そういう意味では奈良とか滋賀とかは考えられんへんな」

(岸野が率いる兵庫ーず会議団)

岸野「何か変な話聞いたで」
東「なんなん?」
岸野「あんな、難波の城が奈良とか滋賀に移転するんやて?」
木下百「なんやそれ?」
城「そんなところに移転したらうちら通えへんやん」
岸野「せやろ?もう何が何だか訳分からへんねん」
三浦「こうなったら神戸に移転させた方がええんちゃうん?」

一同「神戸?!」

村上「シッ!声が大きいですよ!」
植田「たしかに神戸は国際都市やし・・・」
石田「京都や奈良みたいに辛気臭いことはあらへんし・・・」
大段「滋賀はちょっと遠いしなぁ・・・」
城「神戸なら大坂より高級感やオシャレ感もある」
森田「アイドルである以上はオシャレしないとダメ」
一同「うんうん」

岸野「向こうの出方次第だけど、あまり酷くなるようなら難波は神戸移転で協力してくれへんか?」
一同「おっー!」

木下百「しかし、何か面倒やなぁ・・・」
142428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/11(月) 15:10:44.09 ID:YKZnz1/p0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(4話))

(なぜか難波の城内に移転の話が持ち上がった)

梅田「山田菜、難波の城が移転するような噂を聞いたが誠か?」
山田菜「なんやそれ? 初めて聞くでw」
梅田「何でも、奈良とか滋賀に移転とかで話題になってるよ」
山田菜「また、アイツらか・・・」
柏木「何か怨恨でもあるのか?」

山田菜「ここ難波は大坂に城を構えているけど、家臣の出身者は大坂、京都、兵庫、奈良、滋賀と多岐に渡っている」
山田菜「だから、必ず自分の郷里に移転させて実権を握りたいのが居るのだ」
梅田「なるほど」
柏木「私で言えば薩摩の者を取り囲もうとしている博多の宮脇みたいなものか?」
山田菜「博多の宮脇殿はまだ良いほう。こっちは城そのものの移転だから厄介。。。」
柏木「運営軍も巻き込むのか?」
山田菜「そう」
柏木「すごいな」
梅田「すげー」

柏木「とりあえず本営、栄、博多から来てる者を呼ぼう」
143名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/11(月) 15:28:55.31 ID:e8ZjXIPD0
1さんカモン
144名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/11(月) 15:35:24.35 ID:jqhli1hk0
>柏木「私で言えば薩摩の者を取り囲もうとしている博多の宮脇みたいなものか?」

囲い込もうとしている?
取り込もうとしている?
145428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/11(月) 16:16:08.48 ID:YKZnz1/p0
>>144
取り込もうとしている、です。
ゴメンナサイ。
146428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/11(月) 18:35:42.15 ID:YKZnz1/p0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(5話))

(柏木の呼び掛けで他城から来た者全員が呼び出された)

柏木「みんな、済まないな」
梅田「別にいいよ」
藤江「柏木様の呼び出しは絶対ですから」
高柳「どうかされたのですか?」
村重「さっしーから怒られるの?」
市川「レモン、いかがですか?」
柏木「・・・」

柏木「難波の城内で派閥争いが発生しているようだ」
一同「え?」
柏木「その派閥争いに巻き込まれると先日の栄との決戦のようになってしまう」
柏木「そこでだ、派閥に参加要請されても必ず断るようにして欲しい」
市川「あら・・・」
高柳「確かに、派閥は栄でコリゴリです」
藤江「でも、どうやって断りますか?」
柏木「今この場で柏木派閥を作る。お前ら全員「柏木派閥」だ」
村重「えー、いやだー。さっしーに怒られるー」
柏木「(さすが、博多は指原一筋だな・・・w)」

柏木「心配無用。博多、栄、本営には私から伝える」
柏木「こう見えても本営の3期生、総選挙3位だぞ」
一同「おぉー」
柏木「副将として、先輩だけど本営の2期生、梅田を付ける」
柏木「難波に居るときは「柏木派閥」として行動を共にしてくれ」
一同「はっ!」
柏木「村重、ちょっと悪いが今からあの派手な艦隊を根城に引き上げてくれ」
柏木「各派閥は必ずお前を頼りにするから。指原には私から伝えておく」
村重「はっ!」

高柳「あのぉ、栄から宮澤様の指示で九鬼船の改良版を持って来ているのですが・・・」
柏木「目的は何だ?」
高柳「難波での不測の事態に備えて、と聞いています」
柏木「そうか。では大坂の堺港にひっそりと待機させておいて。宮澤には伝えておく」
高柳「はっ!」

(柏木は博多、栄、本営に対して難波の不穏な状況を纏めた書状を送った)
(村重の艦隊は輸送船一隻を除いて長州の根城まで退避させた)
147428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/11(月) 18:37:57.85 ID:YKZnz1/p0
今日はここまでにします。
148名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/11(月) 21:16:49.67 ID:YKZnz1/p0
あげ
149名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/11(月) 22:19:26.75 ID:wjSaLx1c0
出張先からのー ban age
150名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/12(火) 00:06:19.69 ID:DY6a0tzP0
保守
1513515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/12(火) 02:47:02.81 ID:PORK2TgO0
こんばんわ 
遅くなってしまいました
早速今日の分をいきたいと思います
1523515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/12(火) 02:54:03.65 ID:PORK2TgO0
>>123からの続きです)

松岡「さあっ! いざ勝負!!」

穴井「二人とも、いくわよ!!」
岡本・渕上「はいっ!!」
穴井「タアアアアーッ 三位一体攻撃ーっ!!!」

松岡(く、来る!!)
バシィッッッ!!!
松岡「くっ! こ、このっ!(しまった!)キ、キャアアアーッッ」ガクッ

三姉妹の三位一体攻撃をかわしきれず膝を突く松岡!

植木「いやああぁっー! なっちゃーん!」
穴井「ふふふっ どう? もう降参した方がいいんじゃないかしら?」
松岡(ちーのしなやかな攻撃から岡本の激しい攻撃は何とか防げても渕上の正確無比な攻撃にやられてしまう!?)

穴井「どうしたの? 口も利けないほどやられてしまったのかしら?」
松岡「ハアッハァッ う、うるさい(最初のちーの動きが鍵だ あの変則的な動きに惑わされて相手の流れになってしまう!)」
1533515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/12(火) 02:57:13.77 ID:PORK2TgO0
植木「なっちゃん、大丈夫!?」
松岡「し、心配かけてごめん 大丈夫だから(とはいっても・・・どうする?)」

穴井「ふふ 別に奈央が加勢したっていいのよ 結果は変わらないだろうけど」
植木「!! な、なおも戦う! 妖術使えるっちゃよ 役に立ってみせるけん!」
松岡「な、奈央(そういえばそんな事言ってたな)・・・ちなみにどんな技がつかえるの?」
植木「えっとねー 煙出してる間に逃げるのとー、鳩をだすのとー、耳がでっかくなっちゃうよ!」
松岡「やっぱいい そこにいて」

植木「好意を踏みにじられた〜〜」
松岡「(大げさな・・・)はっ ま、まてよ!?」
植木「ふぇ?」
松岡「(そうか!その手があった!!)奈央でかした! 絶対に勝ってみせるから!! 見ててね!」
植木「!? う、うん! 頑張ってね!!」

松岡「さあ来な! 今度はその技、破ってみせるよ!!
1543515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/12(火) 02:59:36.51 ID:PORK2TgO0
穴井「ふんっ 何を根拠に! いくわよ二人とも!!」
岡本・渕上「はいっ!!」

穴井「タアアアアーッ 三位一体攻撃ーっ!!!」
松岡「(落ち着いて、動きを見て・・・ここだっ!!)てやああっっー!!」

穴井「な!? わ、私を踏み台にぃぃ!? ぐぇっ」
岡本「え!? い、いきなり!? きゃああっっ」バシィッ!「ぎゃっ」
渕上「と、止まれない!? だ、だめぇっっ」バシィッ!「ぐわっ」

穴井「尚子!? 舞!? ・・・はっ」

倒れてる穴井の目前に松岡の木刀が突きつけられた!

松岡「ふっ 形勢逆転のようね」
穴井「!・・・く、くそっ!」

植木「やったぁー! なっちゃーん!」
松岡「見てた奈央ーっ!? 二人であの技破ったんだよーっ!!」
植木「え、ええ!? よ、よくわからんけど・・・ありがとう、なっちゃん(ホロッ)」
1553515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/12(火) 03:02:26.23 ID:PORK2TgO0
松岡「さあどうする? まだやるのかい?」
穴井「こ、こんなところで引き下がるわけには・・・」

「待ったーーっ! どっちもそれまでーーっっ!!」

松岡「え!? さ、さっしー!?」
穴井「な、なんですって!?」

指原「はぁっはぁっ・・・ もーなんだよー なにやってんのよー」

松岡「さっしー・・・眠らされたんじゃなかったの?」
指原「ファッ!? ちょっと待って、全く状況がわからない 奈央、一から全部説明して」

植木「え、えっとね〜 『ありがとうえき〜ぱくぱくもやっとおねげぇするっす〜』 これでわかったかな??」
指原「なるほどわかった 全部理解した」
松岡(本当かよ!?)
1563515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/12(火) 03:03:23.87 ID:PORK2TgO0
指原「なっちゃん! 怪我はない!?」
松岡「う、うん 私は大丈夫」

指原「そっちのあなたたちは!? うわ痛そう〜」
穴井「(え? 私達の心配も?)いや私は別に・・・」
岡本・渕上「わ、私達も大丈夫です・・・」

指原「そう・・・それならよかった」
1573515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/12(火) 03:06:05.90 ID:PORK2TgO0
穴井「ところで・・・眠気玉は効かなかったのですか・・・?」
指原「うーん 自分でもよくわかんないけど・・・指原蓄膿なんだよね それであまり吸えてなかったとか?」
穴井「そ、そんなことで!?」
指原「いやわからんけどさw 愛ちゃんはぐーぐー寝てたから効いてないわけでもないんじゃない?」

穴井「くっ、どのみち成功しなかったって事ね・・・なにが用意周到よ 策に溺れただけだったわ」
指原「いやあ、たった三人でここまでやれればたいしたもんだよ さすがここで一番隊の隊長さんをやってただけのことはあるね」

穴井「!! 私の事、知っているのですか!?」
指原「んん まあ名前ぐらいはね 何がどうなって今に至るのかは知らないけど」
穴井「そ、それは・・・」
1583515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/12(火) 03:17:50.69 ID:PORK2TgO0
指原「でもさ 乗っ取ろうとしたってことは城に戻ろうって意思はあるんだよねえ?」
穴井「え? ええっとそれは、戻るというかその・・・」
指原「まださー 隊長の座、空いたまんまなんだよねえ 戻ってきなよ」

岡本・渕上「!!」
穴井「い、いやそんなわけには」
岡本「た、隊長! 悪い話ではございませんよ! 私たちはともかく隊長だけでも戻るべきです!」
渕上「そうですよ! 隊長、あなたは日の当たる道を行かなければ! 今の場所にいるべきではない!」
穴井「ふ、二人とも・・・」
指原「慕われてんねー 心配しないで、隊長さんだけなんて言わないから 三人合わせて戻ってらっしゃいな」

穴井「いや・・・岡本と渕上はともかく、私にはそれはできません」
岡本「ど、どうしてですか?」
穴井「奈央にあんなひどい事をしておいて、おめおめと戻るだなんて! ・・・私にその資格はないわ」
渕上「そ、それは・・・」

植木「もういいよ、ちーちゃん なお忘れちゃってたよw だから気にせんと戻ってきてよ」
松岡「・・・だってさ  奈央がいいって言ってんだからいいんじゃない?」 
穴井「奈央・・・なつ・・・」

松岡「それにしても腕を上げたねー三人とも、また相手してよ この城の連中じゃ物足りなくってさ、修練にならないんだよねー」
穴井「うっうう・・・ ごめんね 本当にごめんなさい うううっ」
1593515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/12(火) 03:23:32.78 ID:PORK2TgO0
指原「おっし じゃあそういうことでねーって おっと これはこのままじゃまずいな・・・」

指原「ごめん奈央 この花やっぱちょっとまずいからさ(ズボッ)後でお菓子買ったげるから許して」
植木「え? お菓子? じゃあ赤ちゃんマンチョコ♪」
指原「この時代のものにして」

指原「で、えーっと ・・・あ いたいた おーいこっちこっち」
ト○サ○「ん? なんだ 今帰るところなんだが」
一同「!!!」

指原「うん これお土産 持って帰って」
○ガ○キ「なんだこの花? やばいやつじゃないのか? 最近は危険薬物だなんだって騒がしくて大変なん」
指原「合法だから! 合法合法!」
トry「うーん じゃあ まあいいか ありがとな」
指原「いいえ〜どういたしまして〜 秋元さんによろしく〜」

松岡「(おいおい持って帰っちゃったよ・・・ ていうか)な、なぜあの人がここに・・・?」
指原「ん? 時々くるのよ様子見に たまたまだけど今回はいい時に来たね」

穴井「あ、あのでも・・・合法ではないですよね?」
指原「あーあー聞こえなーい あー聞こえなーい」
一同「!?」

指原「あ、そうだ さっきの瓦版保存しとこーね いざとなったら名前書き換えてあのオッサンの弱みを・・・ いーっひっひ」
穴井(こ、怖い この人怖い!)
1603515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/12(火) 03:28:47.52 ID:PORK2TgO0
「さーしーはーらーっ!」

指原「ふぇ? おお愛ちゃん 起きれたの?」
多田「・・・起こしてくれたよ兵が 『指原殿が慌てて下にいきましたが何かあったのでは』って」

指原「あっそう いやー でももう終わっちゃった」
多田「あっそうって何だよもう! 仲間はずれかよ! いっつもお前一人でいいとこ持ってきやがって!」
指原「えええ? い、いやそんなつもりは・・・」

多田「ああんっ(ギロッ)」
指原「ひいぃっ(ぎゃ、逆ギレ!? 参ったなぁ・・・)ええ〜っと・・・あ、愛ちゃん見てほら 村重たち帰ってきたよ!」

多田「おおんっ(ギロロッ)」
指原(いいところに来た! ・・・すまん 許せ)
1613515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/12(火) 03:32:24.31 ID:PORK2TgO0
村重「あーはっはっは 楽しげ〜〜!!」
芋夢中「いや〜盛り上がりましたなぁ〜!」「また連れてって下さいよぉ〜!」
中西「なんだ〜お前ら 調子いい事いいやがってぇ〜・・・でもまた行っちゃう? 行っちゃってもいいかな?」
「「いいとも〜〜!」」 「あ〜はっはっはっはっは!!」

多田「くぅおぉらぁ〜っ! お前ら〜〜っっ!! どこほっつき歩いてやがったゴルァァァァッッ!!!」
村重ら「あ、愛ちゃん!? ひ、ひいいぃぃっっ!!」
多田「正座しろ!正座!! 小一時間ほど問い詰めてやるからな!! オラオラオラ〜ッ!!!」
重たち「ご、ご、ご、ごめんさ〜〜〜いっっ!!!」

穴井(ひぃっ あの人もこ、怖い!)

二人の怖さを知り、「ただひたすら、真面目に一生懸命頑張ろう」と心に誓う穴井であったとさ・・・


危機から一変、重要な戦力を手に入れた幕府軍の快進撃は続く
次なる敵は如何程の相手か

植木「ド〜ント・ミス・イッツ!」
指原「この時代の言葉で言って」
1623515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/12(火) 03:35:17.87 ID:PORK2TgO0
というわけで今回はここまでです
またお会いしましょう
163名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/12(火) 04:57:56.66 ID:2VIi1Ia60
自信満々で連投してるのが痛々しいな・・・
164名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/12(火) 07:17:19.02 ID:dcRxfnxa0
( ^-^)_旦 oha age
165428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/12(火) 09:27:51.61 ID:XVW9iXe00
>>146からの続きです。

その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(6話))

指原「(通信機より)村重!村重!村重!」
村重「うぉっ!、はい、村重です!」
指原「ゆきりんからの書状、見たぞ!」
村重「あ、ありがとうございますっ!」
指原「いいか?、そっちにいる時は柏木派閥だが、本来は博多軍だからな。それだけは絶対に忘れるな!」
村重「はっ!」
多田「何だったら私の名前も出して良いぞ。柏木は同期だ。渡辺麻とも結託しとくからw」
村重「はっ!ありがとうございます」
指原「さすが、キャプテン。やるねぇw」
多田「お前より先輩だからなw」
指原「チッ・・・」

宮澤「(通信機より)高柳!ちゅり!」
高柳「はい!」
宮澤「何かあったら呼んで!。私は副将の梅田と同期だ!権限は強いぞ。安心せい」
高柳「はっ!ありがとうございますっ!」
宮澤「しかしこれは便利な通信機だなw」
高柳「通信機は博多のものですが、便利っす!」

総監督「(通信機より)藤江と市川!」
藤江「そ、総監督!」
市川「レモンいかがですか?」
総監督「・・・(そう言えばあいつが居たな)」
総監督「大丈夫だ!努力は報われる!既に使者を送ってる」
藤江「(えぇっ?)わ、わかりました」
総監督「今は多くを語れないけど、がんばれ」
藤江「(何か恐いけど)ありがとうございます」
市川「はい、がんばります」
166428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/12(火) 11:28:31.56 ID:XVW9iXe00
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(7話))

(やっぱり飛び道具を持っていた村重に群がる難波の派閥たち)

渡辺美「しげちゃ〜ん、ちゃぷちゃぷしよっ」
上西「あの艦隊は琵琶湖でもお願いしたいな・・・」
小谷「京の都を守って欲しいな」

山本彩「お前らー!何さらしとんやー!!」
山田菜「ほんまやでー。村重に媚売ってて情けないわ」

村重「みなさん、私は薩摩の柏木派閥であって博多軍の村重です。京都とか奈良とかではないです」

山田菜「お、おいおい!w」
山本彩「い、いや、これでええねん」
山田菜「え?」
山本彩「(耳打ちで)柏木様や指原様から言わされてんのを気付け」
山田菜「(小声で)あっ、なるほど」
山田菜「村重、せやったな。アンタ、指原様に楯突いたらお先真っ暗やもんなw」
山本彩「せやせやw」
村重「はい・・・。さっしー恐いし・・・」
柏木「ぷっw」
梅田「正直で良い。しかし指原の統率力には頭が下がるわー」
柏木「あれぐらいになりたいわw」
167428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/12(火) 13:34:21.90 ID:XVW9iXe00
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(8話))

村重「あ、それから船は今、修理に出していますので大坂湾にはいません」
山本彩「しばらく掛かるのか?」
村重「はい。いろんなところを修理しないとダメなので大坂湾は水軍が守っています」

(突然、門脇が出る)

門脇「おー、それでか!」
門脇「大坂でよく釣りをしているが、あのびっくり艦隊が居なかったのは修理のためか?」
村重「はい」
山本彩「かなきち、誠か?」
門脇「誠も誠。いつもならあの艦隊が居て、釣りするのに一苦労なのに昨日行ったら水軍しか居らんかったで」
門脇「おかげで釣果も良く、魚には困らんようになったぞ。はははははw」
山本彩「魚も大事だが、難波の防衛には艦隊も必要だからな。忘れるな」
門脇「あ、はっ!これは失礼」

山本彩「しかし、艦船の修理とは本格的やな・・・」
山田菜「(耳打ちで)さや姉、奈良ーずだけやないけど、難波の派閥争いは全国的に知られてるで」
山本彩「せやな。。。何とかせなアカンな」

渡辺美「な〜んだ、艦隊が無ければ意味ないな・・・」
上西「でも、高柳様のところも艦隊あるのでしょ?」

高柳「いやぁ、うちのところは、今は宮澤様のものですから簡単には話が・・・」
高柳「宮澤様は本営の2期であり、自らの意思で華僑に渡り博識を得たお方」
高柳「栄に赴任した途端に第三派閥として君臨し、やってることは全て内密で我々も知らないです」
高柳「宮澤様とお話するには恐れ多いので、私みたいな雑魚なんてとてもとても・・・」
高柳「ちなみに私は宮澤様の指令により柏木派閥に入っております」

上西「(こりゃ、柏木様の策略だな)ぐぬぬぬ」
168名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/12(火) 15:34:36.36 ID:IhQya9pQ0
ゆきりんが頭がいい
ということにとてつもなく違和感あるんだけど・・・・
169428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/12(火) 15:56:12.66 ID:XVW9iXe00
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(9話))

小谷「藤江と市川のところは?」

藤江「あらぁ?、その口の聞き方はいかがなものかな?w」
小谷「えっ?」
藤江「柏木様は3期、梅田様は2期、私は4期。この序列、分かりますよねw」
小谷「げっ!」
藤江「(ギロッ)10期の市川に手出ししたらタダで済むと思うなよ!」
市川「レモンいかがですか?」
藤江「(ギロッ)もらえよな」

小谷「(絶対無理!)はっ、頂きます!」
上西「(序列が凄過ぎ)ありがたく頂きます」
岸野「(敵わんなぁ・・・)ありがたく頂きます」

梅田「おいおいw」
柏木「藤江、やりすぎだってw」
藤江「先輩としてきちんと言っておかないとダメですよ」
柏木「気持ちは分かるけど・・・w」

(序列も何のその。あの方が気勢を吐く)

木下百「ふんっ!」
木下百「あんな中途半端な茶髪軍団!、どーでもええわ!」
藤江「えっーーーーーー?」
木下百「コイツらは挙って媚売ってるが、私は総監督とのメアドも交換してなかったぞ」
木下百「私は私だ!」
木下百「ただ、これだけは言っておく。お前らの力は要らぬ!」
木下百「飛び道具だか何だか知らねーが、こっちはこっちのやり方を貫く。それだけだ!」
木下百「城!六甲山で高見の見物だ!、岸野!お前らも来い!」
城「は、はいっ!」
岸野「お、おう」

山本彩「おぉー」
山田菜「ももちゃん、ちゃうわー」
梅田「一本、筋が通ってる。あれは本営に欲しいな」
柏木「うん。欲しい」

(木下百の進言で高見の見物を決め込んだ兵庫ーず)
(派閥争いは従来の難波vs奈良ーずvs京都ーずvs滋賀ーずとなった)
170428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/12(火) 18:24:30.16 ID:XVW9iXe00
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(10話))

(奈良では・・・)

渡辺美「やっぱり城の移転先は奈良だ」
中野「仰る通りでございます」
渡辺美「まぁ、木下百はアテにせんでもええやろ」
鵜野「でも、どうやって難波を奪還しますか?」
渡辺美「見ておれ」

(ここから渡辺美が奈良の城下町衆や実力者を巧みに「釣り」で釣り上げた)

実力者「渡辺美さま〜、渡辺美さま〜、渡辺美さま〜」
渡辺美「おぉ〜、これはこれは皆の者、奈良ーずの統領、渡辺美だぞ」
実力者「渡辺美さま〜」
渡辺美「さぁ、足をお舐め」
城下町衆「うぉおおおおおおおおおおおおおお!」
中野「あ、あの、なんか違うんですけど・・・」
渡辺美「いいの、いいの」
渡辺美「ここまで手なずけるのも実力のうち。鹿も猪もたくさん付いて来て居るぞ」
太田「しかし、ここまで多くを手中に収めるとはスゴイとしか・・・」
鵜野・中野「うんうん」
渡辺美「支持者が多いほど有利なんやでぇ」
171428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/12(火) 18:26:51.05 ID:XVW9iXe00
今日はここまでにします。
>>1さんがなかなか来ませんが、マターリと待ちます。

>>168
あくまでも創作ですから。^^;
172名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/12(火) 18:28:14.12 ID:xoor6vxl0
(保・ω・守)
173名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/12(火) 20:27:21.75 ID:P6ZvPjJR0
保守
174名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/12(火) 22:01:22.91 ID:P6ZvPjJR0
保守
175名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/12(火) 22:16:38.85 ID:dcRxfnxa0
まずは皆様 (*_ _)人ゴメンナサイ
これは2ゲットズサーッε=ε=ε=c⌒っ゚Д゚)っ すべき事項
前スレ
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1403876918/

ここで作者の皆さまを勝手にご紹介
やすす! ここ 必見よ!www

神1 安定のスレ主 様(o( ̄ー ̄θ★ケリッ!)あ ヾ(゚д゚;) スッ、スマソ スレ主さん
   病気療養中なれど 悪運が誰よりも強き方
   その しぶとさwww
   前スレ完走、今スレも704まで落ちてもスレ落ちしないがごとく。
   
神2 428さん スレ主古参?のため 要望に応え 現れた助っ人 博多の詳細を知る
   (村重ッ艦隊ニアリー=バルチック艦隊?の生みの親)

神3 隠岐 ◆さん 隠岐の隠居 希代の軍師(4期が誇る天才トリックスターw)を隅々まで知る人

神4 3515さん 428さんと共に最近の主力 颯爽と現れた彗星 博多と難波の情報に強し

神(特出)サーモンさん 春先にマジすか4を完走された方、その描写力 神に等し
 特にAKB14期以降 ほか 支店の同期クラス(てんとうむCHU)が主役の作品
 多し。11期 川栄も主役クラスで登場
 
はーい 小生が勝手にまとめましたー ヾ(゚д゚;) スッ、スマソ
情報間違ってたり、俺もいるぞ!って方がいたり
俺も忘れないでくれよ!
俺も参加させてくれよ!
って方がいれば 補足ねがいまーす。 ね
176名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/12(火) 23:58:28.11 ID:xcmfcrDe0
保守
1773515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/13(水) 01:30:43.59 ID:PuHgRDWW0
こんばんわ

>>175さんが神にいれてくれて嬉しいのですが
残念ながら私は難波については詳しくありませぬ(;・∀・)

それはともかく今日の分いきますね
1783515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/13(水) 01:33:03.05 ID:PuHgRDWW0
穴井「あ〜忙しい忙しい」ドタドタドタッ
穴井「あ〜大変大変」バタバタバタッ

多田「穴井のやつ、やたら慌ただしく動きまわってるな 何をそんなにって気もするが」
指原「一生懸命って素敵さ〜♪ 頑張ってるよねー いいんじゃない ちょっとドジなときもあるけどね」
多田「ううむ、ちょっと不安もあるけどね・・・」
指原「まあね〜 でもこの前の功績からなっちゃんが副隊長に選ばれたじゃん、二人が力合わせれば何とかなるっしょ」
多田「いやそのことはいいんだ そうじゃなくって」

指原「じゃあ何?」
多田「戻ってくるのに何も聞かずに、だったんでしょう?」
指原「まあ、ね・・・やっぱまずかったかな?」
多田「普通に考えればね 乗っ取り企てた奴だよ? 内部で反乱起こすかもしれない・・・とは思わなかったの?」
指原「うーん・・・まあ、思わなかったんだよねえ、そんなに悪い奴にみえないし」
多田「だとしても、気にならない? 過去に何があったのかって?」
指原「それはまあ、そのうち話してくれればいいかなあって それよりも」
多田「それよりも?」
指原「ともかく仲間になっちゃえばなんとかなるかなあって思っちゃった」

多田「・・・あはははっ 前向きすぎでしょw いつかの指原とはまるで別人みたいw」
指原「ははっ、よく言われる 自分としてはそんなに変わってないと思うんだけどね〜」
多田「地方組の連中はみんな、面白いけどどこか暗くて後ろ向きな性格って印象だけどねw 由依ちゃん以外でw」
指原「地方組か〜 ・・・みんな何してるかな 元気でやってるかなあ」
1793515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/13(水) 01:35:17.54 ID:PuHgRDWW0
北原「大家来たよ〜 邪魔するぞー」
横山「邪魔したらあきまへんやろ」
北原「マジメか この場合の邪魔は本当に邪魔をするんじゃなくて、おじゃましますってこ」
横山「真面目か おじゃまします〜」
北原「聞けや最後まで」
大家「・・・普通に入ってこれないの?」
北原「あはは〜 ついいつものやつを」
大家「いつもやってんのかそんなこと・・・ まあいいや、どうぞ」

横山「それにしてもこうやって集まるのもひさしぶりですなあ」
大家「北原が一時的に引っ越してたからね 海近くの長屋で男女で共同生活だっけ? あれ結局なんだったの?」
北原「うーん まあ、秋元さんに言われてね 自分でもよくわかんない」
大家「ふ〜ん 変なの」

北原「そんなことより、何だかみんな大変なことになっちゃったよねえ」
横山「アタシが難波、りえちゃんが栄にそれぞれ兼任になってしまいましたなあ」
大家「ビックリしたよね」
北原「そういうしーちゃんも、他流試合があるんでしょ? 見楽流九っていったっけ? 栗衣無派の道場で 結構大きいとこだよね」
大家「そそそそーなのよ また呼んでもらえるように結果ださなきゃって思うと、ききき緊張しちゃって」
北原「夢だったもんね 他流試合に呼ばれるの ・・・しーちゃんなら大丈夫だよきっと」
1803515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/13(水) 01:41:31.25 ID:PuHgRDWW0
横山「さしこはどうしてますかね 博多でうまくやってけてるんやろか」
北原「りのちゃんは心配してない あの子はすぐにみんなと仲良くなっちゃうから 愛ちゃんもいるしね」
大家「むしろどんどん九州制圧していってるんじゃない? 野心の塊だからねあいつは」
北原「あははは 言えてるw じゃあ今度会ったら九州のいろんな美味しいものお土産でくれるかな?」ワクワクテカテカ
大家「あんたも食べることばっかりだねw」

横山「でも会いたいですねえ みんなで さしこもいれて」
北原「そうだねえ ・・・会おうよ いつかみんなで」
横山「え? いつですか 何月何日何の刻に約束します?」
大家「子供か すぐには無理でしょ 二人は栄や難波にも行かなくちゃいけないんだから」
北原「すぐには無理だけどさ 西中には私からも話しておくから」
大家「おー 西中もかあ ・・・ふふっ じゃあ楽しみにしとくよ」
横山「絶対実現させましょうね うち社交辞令とか嫌いやねん」
北原「わかったわかったw (りのちゃん・・・うちらは元気にやってるよ)」


指原「ふぁ〜〜・・・っくしょん!!てなもんだちくしょう!」ズズッ
多田「おいおい 風邪でもひいたか?」
指原「いや〜 誰かが噂してんのかなー 人気者はつらいねー」
多田(言ってろ)
1813515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/13(水) 01:48:44.58 ID:PuHgRDWW0
と少な目ですが今日はここまでです

途中
『ところ変わってここは秋葉城下 その地方組の一人、大家志津香邸である』
の一文を入れ忘れてしまいましたが
なくてもよかったっぽいw

ではまた
182名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/13(水) 08:13:30.98 ID:I97A2w9T0
asage
183428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/13(水) 09:43:13.44 ID:XQyuEwwc0
>>170からの続きです。

その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(11話))

(奈良の地盤を固めていた渡辺美。それを見ていた滋賀ーずの上西)

上西「しかし、渡辺美は相変わらずの釣りで支持者を多く集めておる」
内木「上西様も支持者を集められた方がいいかと・・・」
上西「そうは言ってもなぁ・・・、ここ滋賀では集まりにくいだろ?」
上西「それに我々には渡辺美のような実力も権力も不足している」
上西「むしろ、難波と協調して難波が危機に迫ったときに移転を、という考えが良い」
上西「奈良ーずと同じことをしていたら戦になってしまう」
近藤「はい。無用な戦は避けたいですね」

上西「まぁ、ここは近江商人に倣って諸国で商いをしながら情報収集かな?」
上西「情報収集しながら経済面で力を付ければ武器の調達もやりやすくなる」
近藤「商いしながら難波国と一緒になれば百人力かと存じます」
上西「そうだ。今は難波と戦う時期ではない」
上西「家臣共は皆、商人に扮して情報を探れ。特に奈良と京都だ」
内木「き、京都もですか?」
上西「あそこは本営との繋がりがある。今回の件は本営の横山様にも一報が入るはずだ」
近藤「横山様にも?」
上西「京都ーずはすぐに横山様を頼る。商売上としては良い相手だが敵になると厄介」
上西「余計な揉め事は避けて、先ずは正確な情報を掴んでから正しい行動に移そう」
近藤・内木「はっ!」
184428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/13(水) 11:42:44.92 ID:XQyuEwwc0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(12話))

(京都では・・・)

小谷「なんやら、変な噂が飛び交ってるで」
西村「なんやて?」
小谷「難波の城が奈良か滋賀に移転とか」
林萌「えー?」
井尻「そんなことできるん?」
小谷「すでに、奈良ーずの渡辺美が動いてる」
山尾「うわっー」
西村「滋賀は?」
小谷「特に動きなし。相変わらずの商売熱心」
井尻「滋賀は相変わらずだな。ここ京都ーずの動きも警戒して派手に動かんだろ」
林萌「横山様に報告しておいた方が良いとちがいますやろか?」
小谷「そうやな。本営には伝えた方が良い」

(滋賀ーずの上西の読み通り、京都ーずから本営にこの情報が伝わった)
(本営から横山が駆けつけた)
185428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/13(水) 13:56:53.25 ID:XQyuEwwc0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(13話))

横山「おーい、ゆいはんだぞー。開けれー」
山尾「これはこれは。横山様、どうぞどうぞ」
横山「奈良と滋賀が城の移転を策略してるとか?」
小谷「はい。本営の横山様にもお耳に入れておいた方が良いかと思い連絡しました」
横山「そうか」
横山「しかし、ここに来る際に滋賀を通ったが、全くその気配が無かったぞ」
横山「ただ、家臣が商いをしていたのは見たが・・・」
小谷「やっぱり、家臣が商いですか。。。」
横山「まぁ、あれを見ている限り、商いしながら探っているのではないかと見るのが自然だな」
小谷「そうですか?」
横山「第一、今の滋賀ーずの面々を見てみろ」
横山「渡辺美みたいに権力と「釣り」とかの実力を持った者がたくさんおるか?」
小谷「たくさん居るのかと言われて見れば・・・」

横山「ここ京の都でも私がいない今、難波の城の中では誰が実力者だ?」
横山「柏木様は他国の者が巻き添え喰わぬように早々に柏木派閥を作り、他国から来た者を纏めている」
横山「私の目は節穴ではないぞ」
小谷「ぐぬぬぬ・・・」
横山「上西のことだ。運が良ければ城を移したいが、難波は難波と考えている」
横山「上西はきちんと見ておる」

横山「それから、城の移転は一番難しい問題。これは幕府直営との戦いを意味する」
小谷「ば、幕府直営とですか・・・」
横山「そうだ。今、幕府直営と戦ができるのは博多軍ぐらいなものだ」
西村「は、博多だけですか?!」
横山「湯浅から全部聞いたぞ!お前らの失態は!」
小谷「あ、あれは、栄の奇襲で・・」
横山「言い訳は聞きたくない!」
横山「しかし、67位で化け物みたいな艦隊を持って来たら幕府直営も本営も一溜まりもないわ」
小谷「は、はい。あれは強烈でした」
186428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/13(水) 16:05:53.64 ID:XQyuEwwc0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(14話))

横山「幕府直営、本営もそうだが、今までの博多は難波や栄の子分みたいな感じで見ていた」
林萌「まだ幼かったでしたから・・・」
横山「どちらかと言えば難波は栄をライバル視していたと言っても過言ではない」
林萌「はい」
横山「でも、今は栄や本営だけを見ていると博多軍から足元をすくわれる」
横山「勢いのある博多軍を取り込んで技術を盗まないと難波は今よりも強くならない」
横山「博多の村重を取り込んだのはさや姉と難波運営の機転だぞ」
井尻「おぉ、さや姉、頭いい〜」
横山「他にも市川、梅田様、藤江様を入れたり、出張対応で柏木様、栄の高柳様も入れてるだろ」
横山「それもさや姉と難波運営の知恵だ。お前らもボーッとしてると取り残されるぞ」
一同「はい!肝に銘じます!」

横山「ちょっと難波へ行って、この件で話して来る」
小谷「はい」
横山「ところで、お前達は難波の城を京都へ移転させようとは思わないのか?」
山尾「あ、いや、そ、そのぉ〜・・・」
横山「まぁそうだな。仮にその野心があればゆくゆくは私らと戦になる」
横山「弱小の京都ーずなんて相手にならんわw」
小谷「(お、おのれ〜、言わせておけば・・・)」
横山「(ふふっ、怒ってる、怒ってる)」
187428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/13(水) 18:10:24.08 ID:XQyuEwwc0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(15話))

(横山が京の都を離れ、難波の城に到着した)
(横山と山本彩とで話がされた)

横山「渡辺美の件だが・・・」
山本彩「奈良ーずの件?」
横山「そうだ」
山本彩「何を言おうとしているのかは大体分かる。滋賀も妙だが・・・」
横山「滋賀ーずは来ないだろ」
山本彩「なぜ分かる?」
横山「家臣共が一生懸命に商いをしていた。あれは情報収集と見るのが自然」
山本彩「しかし、油断はできないかと・・・」
横山「なーに、情報操作の仕方に寄っては滋賀ーずの面々は強力な支援者になるぞ」
山本彩「そうか?」

横山「滋賀ーずはさや姉や渡辺美みたいな実力と権力を備えていないことは自覚している」
横山「今は、余計な野心を抱かず近江商人となって情報収集しながら経済力の強化を図っている」
横山「経済が強ければ資金調達や武器の調達もやりやすくなる。その財力を味方に付ければ百人力だ」
山本彩「へぇ〜、さすが本営に居るだけあって読みが深いな」
横山「ここは情報操作して滋賀ーずを味方に入れ、奈良ーずを孤立させた方が無難だと思うがいかがか?」
横山「上西には私から言っておくよ」
山本彩「うん、分かった」

山本彩「ただ、奈良ーずを孤立化させるのは良いが、村重の艦隊を使われてはこちらも歯が立たない」
山本彩「渡辺美は指原様と仲が良いから・・・」
横山「なーに、心配ない。指原様のそばには柏木様と同期の多田様が居て勝手なことはさせまい」
横山「むしろ、渡辺美みたいな雑魚衆に手を掛けるほど愚かでもない」
横山「もっと言えば、指原様と多田様の狙いは博多の全国制覇だ」
山本彩「マジかよ。規模が大きいな」
188428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/13(水) 19:42:48.83 ID:XQyuEwwc0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(16話))

横山「何を言うか。柏木様だって宮澤様、松井連合、松村連合軍だって全国制覇を企んでいるのだぞ」
横山「それぞれにはぞれぞれの思惑があって精進している。お前だってそうだろ?」
山本彩「まぁ、それは確かに・・・」
横山「ここでの他国出身者は柏木様が纏めているのだろ?」
横山「柏木様と仲良くやってれば、戦いは難波と奈良だけになる」
山本彩「まぁ、せやなぁ」

横山「柏木様だってゆくゆくは難波は私と同じくさや姉に任せたいと思ってる」
山本彩「そうなん?」
横山「そうだ」
横山「総選挙の序列でも難波ではお前が一番だが、なぜ柏木様、梅田様、藤江様が来たか分かるか?」
山本彩「そう言えば、なぜだ?」

横山「お前たちの派閥が城移転という間違った拡大解釈をして、それを実行しようとしてるからだ」
横山「城の移転なんて幕府直営、本営との戦を意味する。それだけ大きなことで冗談では済まされない」
山本彩「ひぇ〜、マジかよ。。。」

横山「以前、世話になった縁としてこれだけは私から忠告しておく」
山本彩「何だ?」

横山「柏木様は指原様と同様に幕府直営と戦える戦力保持者」
山本彩「えっ?、柏木様ってそんなにすごいの?」
横山「さや姉はずっと難波に居たから分からないと思うが、兵力の規模が違う」
横山「薩英戦争でイギリスと戦って勝つぐらいの戦力、と言えば分かりやすいかな?」
山本彩「なにそれ?! よく分からんが、九州・山口は桁外れだなw」
横山「それから、梅田様、藤江様もお前ら以上の兵力を隠し持っている」
横山「表向きはお前らを立てているが、怒らせたら知らんぞ」
横山「だから柏木様の派閥は絶対に敵に回すな。仮に戦にでもなったら私でも歯が立たないから」
山本彩「分かった(こえ〜)」
189428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/13(水) 19:46:40.28 ID:XQyuEwwc0
今日はここまでにします。
明日は出かける予定なので更新は少ないと思います。
おやすみなさいです。
190名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/13(水) 21:01:21.42 ID:XQyuEwwc0
あげます
191名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/13(水) 23:00:51.25 ID:XQyuEwwc0
あげ
192名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 00:11:32.19 ID:wQo1/dRL0
がんばってー
がんばってー
そーれそーれ!
193名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 01:00:19.52 ID:ukEFOwvP0
1さんどうしたんでしょう?
続きがとっても気になります。
早い復活期待します!
194名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 01:58:19.52 ID:sFUqWHK40
逆転力の売age
195名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 02:49:26.65 ID:fmuWxU9H0
(保・ω・守)
196名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 03:41:36.18 ID:wQo1/dRL0
souchou agege
1973515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/14(木) 04:37:05.89 ID:Nl9LoPfJ0
こんばんわ って時間でもないですね
おはようございます

今回も少しだけですがあげておきます
1983515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/14(木) 04:39:56.22 ID:Nl9LoPfJ0
トントン 
岡田「指原殿 岡田です 今よろしいですか?」

指原「ん? おかぱん? どーしたの」
岡田「はっ 異国風の格好をした連中とやらの情報と居場所をつきとめました」
多田「なに!? でかしたぞ!」

指原「お〜どれどれ ・・・ほう 薩摩の桜島にいるってか そりゃ簡単には見つからないねえ」
指原「でもよくやったね! いつか博多で選抜隊が組まれる時は推薦しとくからさ!」
多田「おお よかったなあ!」
岡田「ははっ ありがたき幸せ! ・・・かなり骨の折れる思いをしましたが、頑張った甲斐がありました!」

指原「うんうん だよねぇ ・・・っておかぱんそれ マジで腕の骨折れてるんじゃね? あらぬ方向に曲がってるけど・・・」
岡田「はえ? ・・・ぴゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁ」
多田「うおおおおおおおおおいぃぃっっ! はよ医者に見せんかい!」
岡田「ぴゃあぁぁぁ あ は、はひ 失礼いたします・・・」
1993515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/14(木) 04:41:10.31 ID:Nl9LoPfJ0
多田「ビックリしたぁ ・・・ん? どうした指原?」

指原「んー? 愛ちゃんこれ読める?」
多田「何々?・・・炉利板連合 ろりいた・れんごう かな?」

指原「こ、言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい興奮してきた!」
多田(い、嫌な予感しかしない)

指原「よし早速行こう、すぐ行こうやれ行こう」
多田「ちょ、ちょっと待て そんな簡単に行ける距離じゃないよ しっかり準備して」
指原「いってきまーす」
多田「待たんかい!」
2003515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/14(木) 04:43:19.01 ID:Nl9LoPfJ0
VS炉利板連合

指原「ひーっ ま、まだ着かないの」
多田「だから言ったでしょ、そんな簡単じゃないって・・・お、でも見えてきた」
指原「で、でもまだ船に乗らないといけないんだよね・・・酔いそう」
多田「しっかりしろよな 大将のくせに」


多田「・・・うっぷ、ぎ、ぎもち悪い・・・」
指原「ら、らぶたん(自分で言っておいて)だ、大丈夫なの?」
多田「うう・・・ダメかも うげXXXXX(自主規制)」
指原「ちょ、だ、だめ つられるオロロロロロエレレレレレ」


穴井「だ、大丈夫ですか? お二人とも」
多田「はぁはぁ・・・参った」
指原「ひどい目にあった・・・ やっと着いたのね・・・ちょっと休ませて」

村重「はいはーい、じゃあその間村重の面白ネタ100連発いきまーす」
指原「おとなしくしてろって・・・」
多田「マジで斬り殺すよ・・・」
村重「ひっ、ご、ごめんたいこ・・・」
穴井(容赦ないなあ)
2013515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/14(木) 04:45:44.89 ID:Nl9LoPfJ0
指原「ふー、やっと落ち着いた ここが桜島かぁ 城塞の跡がいくつもあるね」
多田「湾の中間地だからね 湾のむこうとこっちで争うのにここが最前線だったんだよ」
指原「へー詳しいねぇ らぶたん」
多田「ま、まあね(穴井の受け売りだけど)」

指原「それにしても、島のどこから探せばいいのやら 結構広いよ」
穴井「岡田の情報によりますと、山のふもとに洞窟がありそこを根城にしているとか」

村重「あれー!? 何かあそこにでっかいくまいるんですけどー」

(イメージ図)
             ___,. -─- 、        
          ,. '´::::::/   /⌒ヽヽ          ,..-.、― .、    
         /:::::::::::::::{     ` ̄´  ',  ____./:::::::::\  \
         ./:::::::::::::::◯:.\       人 {   /-‐─‐‐ァ:::ヽ _」__ _ _______ _
       /:::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、____/::::;У`ー<_,ニ=-‐ '"´ ̄ ̄`ヽ:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::「ヽ
      __/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/'ー┬一'               l::::|::::::::::::::::::::::::::::::::|  ',
    ,イ  \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/     |\           ノ::::|::::::::::::::::::::::::::::::::l  }
   .{:::ヽ   \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::乂___,」、 \ _       /:::;::」;_;_;_;_;_;_;_;_;_:_;_;_l  /
   '、::::`'::.. -‐ゝ::::::::::::::::::::::::::::::/ :::::::::::::::::::∧  ./ー--…<:/´...::::::::::::::::::::::/   `V
     \:::::::::::;ノ:::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::::∧/::::::::::::::::::::::;:'::::::::::::::::::::::::::::::::,′    ,
      ヘ ̄´::::::::::::::::::::::::::::::::::∧:::::::::/´  ̄`ヽ::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::|      |
         '.、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::/        ∨:::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::',      ,′
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   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2023515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/14(木) 04:49:55.11 ID:Nl9LoPfJ0
多田「な、なんだあれ・・・?」
指原「山のふもとだな よし、あそこを目指そう」


指原「ほうらやっぱり、洞窟あった」
多田「こ、こんな目立つもの置いちゃダメだろ・・・ん?なんか書いてあるな・・・『ブラウニー君(大)』??」

穴井「・・・特に罠や仕掛けがあるわけでもなさそうですね 洞窟の中に入ってみますか?」
指原「うん 行ってみよう!」ワクワク
多田「ん? 妙にそわそわしてるな?」
指原「何だか血湧き肉躍ってきたよ!!」
多田「そ、そうか(なんなの今回のこのハリキリ様は)」


穴井「足元に気をつけて・・・ ん? 広い空間にでますぞ」
村重「うひゃー 何これ! お人形さんがいっぱい! かわいいー!」
多田「(むしろ異様な雰囲気だけど)南蛮渡来のものが多いな・・・」

??「ようこそ 夢の楽園へ」

多田「うぎゃぎゃーっ! に、人形が喋った!?」

??「ウフフ、お人形さんと間違われるなんて、光栄ですわ ね、みんな」
2033515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/14(木) 04:53:54.83 ID:Nl9LoPfJ0
はい というわけで今回はここまでです

ではまた
204名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 08:38:53.10 ID:wQo1/dRL0
otto age
205名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 09:28:48.77 ID:fmuWxU9H0
(保・ω・守)
206428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/14(木) 10:52:43.87 ID:uXGRNUzq0
おでかけ前に・・・
>>188の続きです。

その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(17話))

(帰路につこうとした横山。偶然にも上西と会った)

横山「おぉ、けいっち!」
上西「あ、横山様」
横山「ちょっと話がある」
上西「あ、はい」

横山「単刀直入に聞くが、お前ら滋賀ーずは難波の城を滋賀に移転したいのか?」
上西「運が良ければ、というところです」
上西「でも、今はそういう時期ではないですね」
横山「時期が来たら移すつもりか?」
上西「実力が備わり、権力も頂いたときに判断します」
上西「ただ、今はごらんの通り弱いですよ」
上西「むしろ、今は難波と協調し難波に危機が迫ったときに移設がよろしいかと」
横山「うーん・・・(野心があるのかないのか分からんな)」
横山「では聞くが、お主らの家臣が商売熱心だが。商売も大事だが日頃の武術も大事では?」

上西「(来たな・・・)」

上西「ここ難波ではいろんな派閥争いがあることは横山様もお知りでしょう」
横山「うむ」
上西「今、奈良ーずの渡辺美が派手に城の移転を叫んでいますが、兵庫も京都も地味に企んでいます」
横山「なんと!京都もか!」
上西「はい」
上西「ただ、京都は横山様の手前、城の移転なんて簡単に口には出さないでしょうね」
横山「京都は私の根城でもあるから勝手なマネはさせんようにするが・・・」

上西「第一、城の移転は幕府直営や本営との戦いを意味します」
上西「そもそも、今の滋賀ーずにそんな力なんてないですよ」
上西「桁外れに戦力不足であり武力不足」
上西「日頃の武術も抜かりなくやっていますが、経済力も付けないと武器すらも揃えられません」
横山「(よく分かってるやん!。さや姉の副将には良いな)」
横山「分かった。今は難波を頼む。さや姉も運営もお前を頼りにしているから」
上西「えぇ、分かっております」
207428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/14(木) 10:54:39.72 ID:uXGRNUzq0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(18話))

横山「ところで、その荷物は何だ?」
上西「あぁ、これは富山の薬です」
上西「最近、難波の家臣や運営がいろいろと体調不良を起こしていて富山から薬を仕入れたんです」
横山「ほぉ〜」
上西「これは腹痛、これは下痢止め、こっちは二日酔い。これは毛生え薬w」
横山「プッw 商売上手やのぉw」
上西「武術も大事ですが、三方良しの商いをして力を付けたいですから」
横山「さすが近江商人!。では私は帰るわ」
上西「お疲れ様です」

(後日、上西との会話の内容は山本彩に伝えられた)
(山本彩は安心したものの、他陣営の動きが気になっていた)
208名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 13:35:00.19 ID:MciQu/ksO
ひるあげ
209名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 16:22:32.40 ID:MciQu/ksO
omake age
210428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/14(木) 16:30:06.46 ID:uXGRNUzq0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(19話))

(難波の城内で会議が開かれた)

山本彩「今、城内で城の移転の噂が出ているが、それは絶対にない、ということを伝えたい」
一同「えっ?」
山本彩「いろいろと噂では聞いて居るのだが、難波は難波。近畿二府四県の中心」
上西「いやぁ、それは違うんじゃないかなぁ?」
渡辺美「(宣戦布告か?w)」
梅田「何?(ギロッ)」
山田菜「近畿二府四県の中心でなければ何だ?返答の仕方によっては斬るぞ!」
上西「まあまあ、怒りなさんなってw おばさんはw」
山田菜「お、おのれ〜」
上西「近畿二府四県だと規模が小さいだろ?」
上西「世界の中心!、となぜ言わぬか!」

一同「・・・」

柏木「お、おいおいw」
梅田「(ズルッ!)そ、それは規模が大きすぎかと・・・w」

上西「もう一回言う!難波は世界の中心!、となぜ言わぬか!さや姉!」

山本彩「ご、こめん。そうやったな(ちょっと大きすぎじゃね?w)」
山本彩「難波は世界の中心だ!城の移転はない!」
山本彩「城の移転を企んでおる者はそれなりの処罰を下す!良いな!」

一同「はっ!」
211名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 18:09:33.13 ID:sFUqWHK40
現場からの叩きage
212428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/14(木) 18:34:34.40 ID:uXGRNUzq0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(20話))

(難波城 柏木派閥内)

柏木「しかし、上西殿の進言には笑ってしまった」
梅田「若気の至りですかね」
藤江「しかし、気を引き締めるには良いかと思いますよ」
市川「夢あって良いんじゃないでしょうか」
高柳「アンタの場合は夢がすごいしな・・・」
柏木「村重は何か思わなかったのか?」
村重「話に付いていけなかった・・・」
梅田「ははははは、分かるわw」
藤江「でも、あの進言を本営でやったら間違いなく干されますね」
一同「うんうん」

(神戸ーずと京都ーずの会話)

城「ちょっと気になるなぁ」
木下百「何がだ?」
城「みるきーさん、マジらしいですよ」
木下百「ほっとけ!」
小谷「木下百殿、万が一、奈良ーずが兵庫に攻め込んだらどうする?」
木下百「そのときはそのとき。状況によっては一緒に京都を攻め込むかもなw」
小谷「え?、いやしかし、こちらには横山様が・・・」
木下百「それだから京都ーずはパッとしなんや。ゆいはんに頼ってばかりでは道も切り開けん」

木下百「城、三ノ宮に旨そうパンがあるからちょっと付き合えや」
城「は、はい」

小谷「木下百殿の動きは読めんな・・・」
岸野「読めたら天才やでw」
213428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/14(木) 18:36:17.05 ID:uXGRNUzq0
今日はここまでにします。
また明日書き込みます。
214名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 20:54:52.31 ID:uXGRNUzq0
あげ
215名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 22:17:31.65 ID:uXGRNUzq0
あげる
216名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/14(木) 23:45:24.95 ID:h1U7jpir0
ポニーテールと保守
217名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/15(金) 01:42:40.50 ID:FMirMWlX0
1さん生きてる?
218名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/15(金) 03:32:43.93 ID:7ExqiDUf0
おやすみage
219名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/15(金) 07:57:52.72 ID:qVERvILA0
0843 あげ
220428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/15(金) 10:23:30.24 ID:xfpsu1Ya0
>>212の続きです。

(難波の城内 奈良ーず)

鵜野「いやぁ、難波が世界の中心とは(笑)」
渡辺美「全くだ。笑止千万。上西も何を考えているのやら・・・」
中野「そうですね」
渡辺美「奈良の地盤は既に固めた。これからは諸国を固めるぞ」
太田「どこから固めましょうか」
渡辺美「滋賀だ」
太田「上西ですか。しかし強い信念を持っていそうですよ」
渡辺美「なーに、チョロイチョロイ。ヒヒヒッw」

一同「な、何かいつものみるきーと違う・・・」
221428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/15(金) 12:17:15.16 ID:xfpsu1Ya0
>>220のタイトルが抜けていました。スミマセン。

その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(21話))
222428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/15(金) 12:21:08.52 ID:xfpsu1Ya0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(22話))

(数日後、奈良ーずが動く)
(近江の国にて)

城下町衆「なんだ、この看板は?」

「これからの時代は奈良の渡辺美が仕切る」
「渡辺美に付いて来た者は難波国より金銀財宝を付与する」

城下町衆「ほんまかいな?」
近藤「何だこの看板は?」
内木「マズイな。民を誘導している。上西様に!」
近藤「上西様!」
上西「看板だろ?!」
内木「はっ!民を誘導しようとしています」
上西「今、こっちも看板と瓦版ができたところだ。すぐに準備してくれ!」
上西「それから、いつでも動けるように兵の準備もしろ!」
内木・近藤「はっ!」

「奈良の看板に民は惑わされぬように注意されたし 上西」

近藤「これでよし!っと」
223名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/15(金) 14:57:30.61 ID:xfpsu1Ya0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(23話))

上西「(通信機より)さや姉!さや姉!さや姉!」
山本彩「けいっちか? そんなに慌ててどうした?」
上西「みるきーが謀反を起こしたぞ!」
山本彩「なに?」
上西「落ち着いて聞けよ!。今言う文言の看板が近江中に立てられていた」
上西「これからの時代は奈良の渡辺美が仕切る。渡辺美に付いて来た者は難波国より金銀財宝を付与する」

山本彩「なんやてぇーーーーーーーー!」
金子「ちょっ、ちょっとーーーーーー!」

上西「近江の民には私から瓦版や看板は出したが、みるきーは本気だぞ!」
山本彩「上西、落ち着け。これは前哨戦かも知れぬ」
山本彩「今、連絡が来ているのは近江だけ。本来なら京都や兵庫から来ても良い筈だ」
上西「どうするつもりだ?」
山本彩「少し泳がそう。こっちからは滋賀に援軍を出す。心配するな」
上西「わ、分かった」
224428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/15(金) 17:03:59.43 ID:xfpsu1Ya0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(24話))

(難波の城内 奈良ーず)

渡辺美「ふふっ、上西が慌てふためいとるようだw」
渡辺美「しつこく看板の設置と噂を広げよう」

(しかし、近江に立てた看板がなぜかお隣の美濃の国にも建っていた)

城下町衆「何だこれは?」

「これからの時代は奈良の渡辺美が仕切る」
「渡辺美に付いて来た者は難波国より金銀財宝を付与する」

加藤る「何だこれは?、お前が立てたのか?」
城下町衆「とんでもございません。字書けないです」
城下町衆「これは先ほど配られていた瓦版です」
加藤る「な、なんと。栄の管轄内で瓦版と看板とは! 許せん!!」
加藤る「皆の者!ここは栄の管轄!」
加藤る「この看板と瓦版は私が預かる!他にもあったら私の城へ持って来い!」
城下町衆「はいっ!」

(城下町衆の協力で看板と瓦版が集まり、加藤るは栄の城へ向かった)
225428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/15(金) 18:47:02.71 ID:xfpsu1Ya0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(25話))

(栄の城にて)

加藤る「松井珠さま、この様な看板が美濃に立っておりました」
松井珠「難波のことだ。ホットケ」
加藤る「しかし・・・、松井玲様!」
松井玲「何かあればまた連絡しろ。こっちは別件で忙しい」
加藤る「相変わらず多忙だな・・・。宮澤様にも伝えるか」

加藤る「宮澤様、この様な看板が美濃に立っておりました」
宮澤「ん?、誠か?」
加藤る「はっ!」
宮澤「分かった。松井、松村は別件で大変だからこの件は私と高柳が預かる」
宮澤「他にもあったら私か高柳に連絡して」
宮澤「お主以外の美濃の家臣にも伝えておくように、頼むぞ」
加藤る「はっ!」

(すぐさまに栄の宮澤から柏木、指原、総監督へと伝わった)

(博多では・・・)

指原「渡辺美が動いたそうだ」
多田「村重を退避させねば。あの艦隊を使われたら大変じゃ!」
指原「柏木が何とかするだろ。何かあったら柏木の指示に従えと言っておいて」
多田「分かった。同期だからガツンと言っとく!」
226428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/15(金) 18:50:06.96 ID:xfpsu1Ya0
今日はここまでにします。
また明日書きます。
227名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/15(金) 20:33:40.02 ID:T1yaybwj0
228名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/15(金) 20:59:50.18 ID:xMgeF4fa0
お盆age
2293515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/15(金) 22:03:14.31 ID:I5q+WlID0
こんばんわ 

それでは今回もageの精神でいきます

続きです
2303515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/15(金) 22:05:51.11 ID:I5q+WlID0
>>202の続きです)

穴井「何者だ! 貴様らが炉利板連合か!」
本村「そのとおり 久しぶりだね ちーちゃん、村重もいるんだ?」

穴井「あ、あおい!? す、すごい格好をしているのね・・・あなたがここの首謀者なの?」
本村「ふふっ、お人形さんみたいでしょ でも首謀者だなんてかわいくないなあ 違うよ、ここはミヤワキー様の理想を叶えるところだから」
村重「ミ、ミヤワキーってもしかして!?・・・ん? その後ろの人?」
本村「そう、この方がミヤワキー様 アタシ達を夢のかわいい世界へいざなってくれるお方よ」

村重「ね、ねえちーちゃん あの人どうかな?」
穴井「そ、そうねえ 蝋燭の火だけでは暗くて顔がよく見えなくて・・・ちょっと違うような気も・・・」

多田「どういう事だ? お主等の知っている者たちか?」

穴井「多田殿・・・あれ?指原殿は?」
多田「ああ、あのあおいって子を見て『キャワワワ』って言いながら泡吹いて倒れた」
穴井「ええ!? そ、それは!?」
2313515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/15(金) 22:08:30.98 ID:I5q+WlID0
多田「いや、いい そのうち目覚ますだろ、ほっとけ それよりも知っている連中なのか?」
穴井「(い、いいのかよ)・・・はい、あそこにいる4名、本村碧唯・岩花詩乃・田中優香・山田麻莉奈は元々我々の仲間でした」

多田「あのミヤワキーというのは?」
穴井「それが・・・思い当たる節はあるのですが、髪型も違うし・・・ねぇ村重?」
村重「う、うーん それになんだか大きくて・・・昔はもっと背が小さくてかわいかったんですよぅ」

ミヤワキー「・・・黙って聞いてりゃなんなのよ、もう! 今でも充分かわいいですけど!!」

村重「さ、さくらたん!!!」
穴井「やっぱり・・・宮脇咲良、あなただったのね・・・」


本村「お、落ち着いてミヤワキー様」
宮脇「(ブツブツ)私はかわいい私はかわいい私はかわいい・・・」

村重「な、何? さくらたんどうしちゃったの?」
2323515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/15(金) 22:11:43.37 ID:I5q+WlID0
山田「宮脇様は心を痛めてしまいました、幕府を離れる際のいざこざによって・・・ちょっと肩組むのやめてもらっていいですか?」
指原「ああ、ごめんね 続きをどうぞ」
多田(あいつ、いつの間に!?)

岩花「それで故郷に帰ってから、自分の理想のかわいい世界だけに生き続けようと・・・あ、あの手繋がないで」
指原「あは、ついかわいくって それから?」

田中「それで私達もその理念に賛同し、一緒にこの炉利板連合を立ち上げたのです・・・キャア、抱きつかないで〜」
指原「ふは ゆうたんのゆうたんが、あまりにもゆうたんだっただけに! そんで次は!?」

本村「そ、そして過去と決別するためミヤワキーを名乗るようになったの、昔を思い出すと辛くなってしまうから・・・ってイヤ〜〜やめて〜〜」
指原「はぁはぁ あおた〜〜〜〜〜ん!!」
多田「い、いかん!」ダダッ


多田「てめぇいい加減にしろよ 次やったら首刎ねるぞ」
指原「は、はひ ずびばぜんでじた」
穴井(ボッコボコにされとる・・・)

多田「しかし・・・ううむ・・・ なあ穴井よ」
穴井「は、はい!?」
多田「お前も知ってるのではないか? その辺の事情を・・・お前達自身の事も含めてそろそろ話してはくれぬか? 本当の事を」

穴井「多田殿・・・そうですね・・・いづれは話さねばならぬ事 今ここで、全てをお話しましょう」
2333515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/15(金) 22:18:27.85 ID:I5q+WlID0
穴井「元々私や宮脇、村重・松岡などは博多に藩ができたときに登用された若き侍で、いわば一期生とでも申しましょうか」
穴井「いつかは難波や栄を、そして秋葉に追いつき追い越せるようになる事を夢見て日々鍛錬をしていました」
穴井「しかし、私達はあまりにも幼かった・・・」

穴井「そして回りの大人達も経験不足だったのかもしれません そんな私たちを頭ごなしに押さえつけるしか術がなかったのでしょう」
穴井「先行きの見えぬ不安や押さえつけられる事への不満、それらが蓄積していく中で・・・一つの光明がさしたのです」
穴井「宮脇でした 彼女は秋葉で行われる全国総序列選抜で47位に見事選ばれたのです 当時の我々にしてみれば快挙とも呼べる出来事でした」

指原「・・・思い出した そういやいつかの秋葉選抜隊で一緒になったことあったわ 確かにその時はもっと幼かったような」

穴井「ええ そんな事もありました しかしそれもつかの間の事、すぐに二期生・三期生と登用されていったのですが・・・」
穴井「その中に逸材がいると、大人達はその者たちをまだ幼いにも関わらず重用しはじめたのです 宮脇ほか、そのとき最前線で戦っていた者たちを押しのけて」

穴井「一期生は当然面白くありません、二期・三期生たちの中にもその扱いの格差に疑問を持つ者が少なくなかった」
穴井「とうとう納得できない一部の者達が強く抗議を申し出たのですが・・・結果、その者達は理不尽な理由で辞めさせられてしまいました」

穴井「それをきっかけに充満していた不安や不満が爆発してしまい、皆の藩への忠誠心はあっという間に地に落ちてしまったのです」
穴井「宮脇の様に絶望し辞めてくもの、馬鹿馬鹿しさに呆れて辞めていくもの・・・気がつけば誰も残っていない有り様に・・・」

穴井「私も隊長という身でありながら、その流れを食い止めることができず責任を感じ・・・いや、私自身嫌気がさしていたのも事実でした」
穴井「城乗っ取りを企てたのも自らの手で運営できればあの悲劇はおきないだろうと」
穴井「成功した暁には皆を呼び寄せてまた一から始めようと思っての事でした・・・今ではそれも間違っていたと思いますが」
2343515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/15(金) 22:26:47.30 ID:I5q+WlID0
多田「そういう事だったの・・・(その内紛後、しばらくして私と指原が来ることになったということか・・・)」
指原「・・・」

宮脇「・・・そう、努力も報われず、内部が敵で内部でいがみ合うという状況に私は絶望したの だから争いのない世界を作ろうと、かわいいが正義の世界を」
村重「さくらたん・・・」
宮脇「私達はあなた達とも争うつもりはないわ ただそっとしておいてほしいだけ」

村重「さくらたん、戻ってきてよ また一緒に頑張ろうよ」
宮脇「村重・・・無理よ、もうあの頃には戻りたくないし、戻れない・・・」 
村重「違うよ 変わったんだよ さっしーも愛ちゃんもいるし、当時の大人達も殆ど入れ替わってる あの頃とは違うの!」
宮脇「で、でも」
穴井「そうね・・・それに残念だけど今の世の中で自分達だけの自由な世界なんてきっと認められない 幕府が許すはずもないわ」
宮脇「そんな!? もうほっといてよ!! ・・・え? な、何?」
2353515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/15(金) 22:31:56.62 ID:I5q+WlID0
はい というわけで今回はここまでです

またお会いしましょう
236名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/15(金) 22:42:36.58 ID:uTzgT4Dl0
>>235
良いところで・・・続きwktkしながら待ってます
237名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/16(土) 00:18:13.88 ID:asy7XFp30
あげ
238名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/16(土) 00:19:42.82 ID:tpe/IuYW0
Go Go Ibiza! Ibiza girl! age!
239名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/16(土) 01:16:03.09 ID:EszT4+ga0
おやすみage
240名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/16(土) 03:00:06.83 ID:tpe/IuYW0
よっしゃ いくぞー!
fire
age
241名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/16(土) 06:05:07.78 ID:tpe/IuYW0
tiger
cyber
おは
hage
242428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/16(土) 08:30:50.89 ID:inJ4pR1Z0
>>225からの続きです。

その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(26話))

(難波では・・・)

柏木「柏木派閥の皆さん」
一同「はっ」
柏木「全員一旦、難波を離れるぞ」
一同「ええっ?」

柏木「渡辺美が謀反を起こしたそうだ」
一同「おぉ〜?(騒然)」

梅田「それなら、我々が難波と協力して・・・」
柏木「今、その必要性はない。我々は我々だ」
梅田「どういう意味だ?」
柏木「それぞれの城にはそれぞれの派閥がある」
柏木「しかし、今の難波みたいな派手な派閥争いは組織運営としても長くは持たない」
柏木「自滅するのがオチ」
一同「おぉ〜」

柏木「そこで、我々はこの派閥争いには一切荷担せず、それぞれの根城か栄に篭って待機とする」
梅田「栄に待機?」
柏木「そうだ。宮澤様には既に伝えてある。快諾してくれた」

柏木「派閥争いが終わる頃、ここ難波に戻り再生する」
藤江「難波を救済ですか?」
柏木「表向きは救済だが、実質私らで主導権握るからちょっとした乗っ取りだなw」
市川「こ、こわ〜」
柏木「レモン、お前は私らより難波は長いから再生のときはよろしく頼むぞ。知恵が必要だ」
市川「は、はい」

柏木「高柳、宮澤様から聞いているかも知れんが、別行動だから」
高柳「はっ!」
藤江「別行動?」
高柳「宮澤様からの厳命で。詳細は他言無用と言われまして・・・」
高柳「同じ派閥内で秘密があるのは申し訳ないですが、皆様は宮澤様の指示に従ってください」
藤江「事情ありそうだな。分かった」

柏木「万が一のために私も別行動を取る。悪いけど栄行きは梅田が纏めてくれ」
柏木「待機場所に到着したら連絡する」
梅田「分かった」

柏木「では、皆の者!一時帰宅だ!」
一同「はっ!」
243428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/16(土) 10:20:08.56 ID:inJ4pR1Z0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(27話))

(博多の城では・・・)

村重「ただいまシゲ。。。」
穴井「おぉ、おかえり!。あれ?後ろの方は、ってちょっとアンタ!誰と一緒よ!」
村重「どうしても一緒にということで・・・。」
穴井「指原さま!多田さま!宮脇殿!」
多田「どうした?」
宮脇「どうかした・・、え?なんで?!!!」
多田「おいおいおい。ここは私の出番だ。こっちだ入れ!」

(そこに柏木がいた)

柏木「邪魔するでぇ〜」
指原「邪魔するなら帰って〜」
柏木「ほな帰らしてもらうわ〜、っておい!」

指原「ごぶさた。ゆきりん」
柏木「久しぶりだな」
指原「村重から聞いたよ。難波の派閥争いには一切荷担しないと」
柏木「うん。どうも根が深そうでな。他の城から来た者に余計な戦力を消耗させたくないしな」
指原「そうか。こっちとしては戦力維持で有り難いが、他は大丈夫か?」
柏木「大丈夫だ。宮澤様のところに協力してもらって一部の本営は栄で待機させている」
指原「何かあったら奇襲攻撃で主導権奪取かw」
柏木「バレたかw」
指原「あたりまえだw」
多田「ゆきりんも策士じゃのーw」
244428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/16(土) 13:23:29.24 ID:inJ4pR1Z0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(28話))

柏木「しかし、船は早いわ。一晩で博多とは便利だ」
指原「それは村重たちに言え。こっちも助かっているんだ」
柏木「しばらく、博多に厄介になって良いか?」
指原「そのつもりで来たんだろ? 別に良いよ。宮脇には気を付けろ。若いから勢いがある」
柏木「あぁ、大丈夫だ。同じ薩摩同士で選抜メン。城は違えど心強いよ」

指原「さくらたーん!」
宮脇「はっ!」
指原「しばらくの間、柏木様と村重が難波の用件で博多に居るから適度に相手してやって」
宮脇「はっ!」
指原「刀で刺し違えるなよ」
宮脇「はっ!」
柏木「勝負事は囲碁か将棋でお願いしたい」
宮脇「はっ!喜んで!」
245428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/16(土) 15:03:38.17 ID:inJ4pR1Z0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(29話))

指原「(通信機より)宮澤様、宮澤様、居られましたら至急、職員室までお越しください」
宮澤「こらぁー指原!、この時代に職員室なんてあるわけねーだろ!」
宮澤「で、なんだよ?!」
指原「柏木様が到着したよ。それだけ」
宮澤「そ、そうか。分かった。こっちは高柳以外は全員到着したぞ」
指原「高柳は?」
宮澤「あいつは大坂の堺で九鬼船と一緒に潜んでいる。何かあったときは難波を攻撃だ!」
指原「あ、あのコガタセンで?」
宮澤「ちゃんとした改良版だ!。今度来た時に見せてやる!」
宮澤「だからと言って一緒に難波を攻めるとき間違えて撃つなよな!」
指原「いやぁ、うちの若いもんは敵味方関係なく派手に攻撃するからなぁ・・・w」
宮澤「こらこらこら!、そういうところはちゃんと指導しなさいよ!」
指原「今回の主役は難波の柏木様だから、博多は村重に何かが無い限り動かないよ」
宮澤「それを信じておるぞ!」
指原「はいはい」
宮澤「はいは一回で良い!」
指原「はーい」
246428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/16(土) 17:27:56.23 ID:inJ4pR1Z0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(30話))

(難波の城)
(一通の書置きがあった)
(それは渡辺美の謀反に対して柏木派閥一同が元の城や根城に戻った書置きであった)

山本彩「なんやこれは?!揃いも揃って!」
山田菜「やっぱり、皆知ってたんやな。ここの派閥争いの根の深さが・・・」
金子「こればっかりは我々で対処しましょう」
上枝「とにかく今は渡辺美を泳がしましょう」
上枝「敵はまだ、奈良だけですよ」
山本彩「しかし・・・(味方にしたかったな・・・)」

輸送人「高野様にお荷物でーす」
高野「ん?荷物?」
輸送人「ここに置いときますね。良い匂いがしますよ」
高野「ありがとう。。。誰だろ?」
高野「これは?市川さま? 中身はレモン? アイツは何を考えているのだ?」
山田菜「どないしたん?」
高野「市川様からレモンの差し入れが届きました」
山田菜「何やそれ?」
高野「あ、ここに文が。。。「鹿さんが襲って来たらレモン汁を掛けてね」って・・・」
山田菜「何やそれ?」
高野「ま、まぁ柑橘攻撃は分かるが・・・」
山田菜「がんばれ、という意味じゃないのか?」
高野「それなら援軍で来た方が良いのに・・・」
山田菜「今あいつは柏木派閥だから動けんのだろ。分かってやれ」
高野「はぁ。。。」

(市川から送られたレモンが後の戦のヒントになることは誰も気付かなかった)
247428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/16(土) 17:32:32.09 ID:inJ4pR1Z0
今日はここまでにします。
また明日書きます。
ちょっと修正もあったりして・・^^;
2483515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/16(土) 18:35:01.25 ID:mkMHFKIb0
こんばんわ 

ageますね
2493515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/16(土) 18:38:03.87 ID:mkMHFKIb0
>>234の続きです)

・・・ゴゴゴ、ゴゴゴゴゴッ

穴井「地震!? で、でかい!!」
多田「く、崩れる!? 皆、避難するぞ、生き埋めになってしまう!」

宮脇「そ、そんな・・・ 楽園が 私の理想が・・・」

村重「何やってるの、さくらたん!? ・・・ええ〜っとこれを持ってと、よいしょっと!!」ヒョイッ
宮脇「ひゃっ む、村重、何するの!?」
村重「その格好じゃ動きにくいでしょ! アタシが抱えていくから! あ、あとゴメンこれしか持ってけないけど」
宮脇「! ブラウニー君・・・」
村重「大事にしてたやつだよね、それ じゃあ行くよ、つかまってて!!」
宮脇「(お、覚えててくれてたの・・・)・・・ありがとう」

指原「残りの四人はまかせなさ〜い! おしゃあああああああ!!!」
四人「ひ、ひぃぃ」
多田「よ、四人かついでる!? マ、マジかよ・・・」
指原「うおおおおお 火事場のクソ力〜〜〜!!!」

多田「・・・はっ 固まってる場合じゃない 残りの者も行くぞ!!
2503515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/16(土) 18:40:28.52 ID:mkMHFKIb0
ッゴゴゴゴ ゴゴ・・・ゴ・・・

穴井「ふぅ・・・どうやらおさまりましたね 逃げ遅れた者も怪我人もいません」
多田「うん まずはよかった」

宮脇「・・・」
指原(ん? 暗くてよくわからなったけどこの子、よく見りゃ超かわいいままでねえの! しかも・・・)

村重「さ、さくらたん・・・洞窟崩れちゃったのは残念だけど・・・」
宮脇「・・・んーん、それはもういいの あーにゃがこの子を、ブラウニー君を助けてくれたから」
村重「! あーにゃってまた呼んでくれた・・・じゃあ戻ってきてくれるの!?」
宮脇「そ、それは・・・今更私が戻っても何の役にも立てないよ・・・」

指原「いや、そんなことはないんじゃないかな〜」

宮脇「で、でも私は幼くてかわいいのを評価されてたのに、だけど今は背も大きくなってそれで」
指原「だったら幼くないかわいさで勝負すればいいんだよ」

宮脇「!?」

指原「そんなに難しいことじゃないよ、そのままでいいってこと」
宮脇「そのまま・・・」
指原「そうそのまま、年相応にね 成長しても素材はいいんだから、さくらたんは 過去を引きずっちゃだめ」
2513515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/16(土) 18:46:36.71 ID:mkMHFKIb0
指原「それに思ったんだけどさ 髪切ってるよね それって実は今を変えたいからなんじゃないの?」
宮脇「わ、私が・・・今を変えたい・・・」

指原「変わるって悪いことばっかりじゃないよ ねぇらぶたん」
多田「へ? あ、ああ・・・私もね、昔はそうだったの 幼くてかわいいのが売りだった」

宮脇「え・・・」

多田「でもね なかなかそこから脱却できなかった 秋葉は逆に居心地がよすぎたのよね」
多田「年齢が上がるたびに、序列が下がっていくの 何もできずにいた あせったわ そんな時に博多行きを打診された」
多田「だいぶ悩んだけど、これが最後の勝負のつもりで思い切って環境を変えたの」
多田「今は博多に来て本当によかったと思ってる 充実してるし、やりがいもある ・・・そう思えるようになるまで私は時間がかかってしまったけど」
多田「あなたはまだまだこれからじゃない・・・私達と一緒に来ない? 私はあなたと共に戦いたい いや、みんながそう思ってるよ」 

指原「脱却ね いいじゃん 脱炉利板だよ 脱炉利 ・・・あと、一つさくらたんにお願い 抱きしめてもいい?」

多田「いいこと言ってたのに邪魔すんな!!」
2523515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/16(土) 18:51:05.09 ID:mkMHFKIb0
宮脇「・・・たしかに変わったんだね 前はこんな風に言ってくれる人はいなかった」

本村「さくらゴメンね 本当はアタシ達がそういう事言ってあげたかったんだけど、ささえることしか出来なかったの」
宮脇「! あおい、みんなも・・・私のために今まで付き合ってくれてたの?」
本村「アタシ達も嫌でやめちゃったのは一緒だよー でもいつかみんなで戻れる日が来たらいいなってずっと思ってたの」
宮脇「そっか・・・私の方こそごめんなさいだね・・・」
本村「んー、そんな事ないよー ・・・あれ? そういえば アタシ達も戻っていいんですかあ?」

指原「あったり前じゃないの! 嫌だといっても連れてくわよ〜 ひぃーひっひっひ」
本村「か、顔近い〜〜」
多田「次やったら首刎ねるっつったよな」
指原「い、いや 離れます 離れますよぉー いやだなあもう あはは(チィィッ)」

村重「やったーー! じゃあみんなまた一緒だねー!」
穴井「ふふっ よろしくね咲良、他のみんなも」
宮脇「あーにゃ、ちーちゃんも・・・今までごめんね、またよろしくお願いします」
2533515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/16(土) 18:53:25.72 ID:mkMHFKIb0
指原「よーっし、じゃあ帰りますか博多に」

多田「そうだな って船乗り切れるかな・・・」
宮脇「あ 私たちの船もあるので」
多田「そっか じゃあ大丈夫だね」

宮脇「あ、あの・・・この子連れてったらダメですか? このブラウニー君(大)」
多田「こ、このデカイの!? い、いや船に積めないんじゃないかなー・・・」
宮脇「やっぱ無理ですよね・・・ 大きいブラウニー君ゴメンね また会いに来るから、私、頑張ってくるね」
多田「・・・(ふふっ)」


(船の上にて)
多田「そういえばさ、気になってて結局聞けずじまいだったけど、炉利板ってどういう意味?」
宮脇「炉利板は当て字なんです ロリータって私達の空想上での西洋の女の子の名前で、かわいいの理想形っていうか象徴なんです」
多田「ふーん(別に当て字でなくてもいいような) う・・・またぎもち悪く・・・んん?」
2543515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/16(土) 18:54:56.44 ID:mkMHFKIb0
(もう一艘の船では・・・)
山田「きゃー」
岩花「やめてー」
田中「だれかー」
本村「たすけてー」
指原「ひゃーひゃっひゃっ これぞ酒池肉林! 夢の世界はここにあった!! ひゃーひゃっひゃっ」

多田「・・・」
穴井「お、多田殿・・・?」
多田「あ、ちょっとこの弓矢借りるね」
穴井「い、いけませぬ! 多田殿 多田殿ーーっ!!」


とうとう事の真相を知った指原・多田 だが九州統一を果たすその日まで、幕府軍の戦い?は終わらない
次なる敵は如何程の相手か
2553515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/16(土) 18:57:24.64 ID:mkMHFKIb0
と、今回はここまでです

また会いましょう
256名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/16(土) 20:52:01.14 ID:inJ4pR1Z0
あげ
257名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/16(土) 21:37:17.29 ID:siYHuMcIO
>>1
前スレでのあゆ姉ありがとうございました
レスした翌日に入院かましててお礼おくれました
258名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/16(土) 21:40:48.97 ID:tpe/IuYW0
428◆ 3515◆ さん たのしく拝見しております。
ありがとうございます。

それにしても皆さんの創作の中で ラブたんの成長度合の著しさよ
ジャカルタの 元はるごん と 共に
誰が その成長を 予想したでしょう。
現1位さまと共に 元祖クソガキ達

願わくば、ksgk が この先のAKBを担えることを願うばかりですwww。
259名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/16(土) 22:43:45.61 ID:inJ4pR1Z0
ほしゅしゅ

>>258
ありがとうございます。
らぶたんの成長はすごいですよ。
ksgkは>>1さんが詳しいかも知れないですね。
>>1さんを気長に待ちましょう。
260428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/16(土) 22:44:29.99 ID:inJ4pR1Z0
>>259は私です。スンマセン。orz..
261名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/16(土) 23:31:34.76 ID:inJ4pR1Z0
あげ
262名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/17(日) 01:16:34.87 ID:0Py2LSP90
保守
263名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/17(日) 03:32:42.75 ID:kTxVbVAf0
深夜 age
264名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/17(日) 07:45:52.94 ID:f4Shms1b0
(保・ω・守)
265428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/17(日) 09:27:51.89 ID:ro0jwix60
>>246からの続きです。

その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(31話))

(近江に建てられた看板は京都や兵庫にも建てられて騒然となった)

小谷「とうとう、京の都や兵庫にも来たか」
岸野「私らは高見の見物をしているが、城下町衆の一部は奈良に支援しているようだぞ」
小谷「うーん・・・」

(数日後の夜の生駒山上)
(奈良ーずの面々は渡辺美を筆頭に城の奪還を目指すべく支持者と鹿と猪を連れて集会を開いていた)

渡辺美「難波の城を攻める!」
一同「おっー!」

太田「しかし、難攻不落の城をどうやって?」
鵜野「兵も不足気味ですが・・・」
渡辺美「難攻不落の城と言われたのは太閤さんの時代まで」
渡辺美「今は簡単に城に入られ、攻めることも可能」
中野「ええっ?」
渡辺美「難波の城は正門から入れるでしょ」
一同「はい!」

渡辺美「今、我々を敵視しているのは難波運営と大坂と滋賀ーず」
渡辺美「ここだけを押えれば京都は和睦で簡単」
太田「兵庫は?」
渡辺美「六甲山で高見の見物中。条件が整えれば我々の味方。考える必要はない」
中野「おぉ〜」
266428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/17(日) 11:32:44.96 ID:ro0jwix60
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(32話))

(生駒山上 奈良ーずの作戦会議が始まった)

渡辺美「では攻め方について」
渡辺美「先ず、城門は4箇所。普通に先遣隊が突入してはダメ」
渡辺美「城門が開いたら一気に大量の鹿と猪を突進させて城内を荒らす」
太田「ぷっw、鹿と猪なんてすぐに撃ち止められますよw」
渡辺美「ふふっw」
渡辺美「では聞くが、真正面から百頭以上の集団が突進して来たら全て仕留められるのか?」
鵜野「えっ、そ、それは・・・」
渡辺美「狩りでも一頭仕留めるのがやっとだ。そこに何百頭と襲わせるのだ」
一同「おぉ〜」
渡辺美「山には山のやり方がある」
中野「はっ!」

渡辺美「そこで怯んだ隙に我々が一気に突入して攻撃」
渡辺美「あくまでも、敵は難波運営と大坂と滋賀ーずだけだ」
渡辺美「他は閉じ込めろ」
一同「はっ!」

(同じ頃の難波城)

山本彩「渡辺美が来るかも知れん!。皆、悪いが徹夜で交代で見張ってくれ!」
一同「はっ!」
白間「ご報告!奈良ーずが生駒山上で集会している模様!」
白間「それと獣の臭いが充満しているとのこと!」
山本彩「獣の臭い?」

高野「はっ!、あれだ!」

(高野が何か勘付いた)
267428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/17(日) 13:10:05.88 ID:ro0jwix60
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(33話))

高野「鹿だ!」
山本彩「ん?、鹿なんて奈良にたくさん居るやないか・・・」
高野「なぜか市川様から私宛にレモンが届いて「鹿さんが襲ってきたら使え」と文がありました!」

沖田「(!)なに?!」
河野「(!)誠か?!」
高野「はっ!」

沖田「宮島の鹿も手強いが奈良も手強い!」
沖田「高野、送られたレモンを全て持って来い!」
高野「はっ!」
沖田「河野!代用になるがあれを作るぞ!手伝え!」
河野「はっ!」

山本彩「あいつら何を始める気だ?」
山田菜「鹿除けちゃう?宮島には鹿がたくさん居るで」
山本彩「あ、そうか・・・。しかし効き目あるんかな〜?」

(高野の言葉ですぐに気が付いた沖田と河野)
(宮島の鹿に慣れ親しんでいたため、レモンを使った鹿除けを作った)
(※実際には「レモンエゴマ」というしそ科の植物(レモンの香りがする)を鹿除けとして使われています)
(※今回は代用という設定です)

山本彩「しかし、奈良ーずが攻めて来るのか。。。」

(しかし、なかなか奈良ーず陣営は来ない)
(実は戦闘訓練を受けた大量の鹿と猪の輸送に一苦労していた)
(奈良ーず陣営が各陣地に到着したのは集会から7日後だった)
268名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/17(日) 15:00:33.24 ID:0Py2LSP90
保守
269428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/17(日) 15:25:06.49 ID:ro0jwix60
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(34話))

(難波と奈良ーずが膠着している間、タイミング良く柏木派閥が動いた)
(実は難波の城の状況が聞こえるように村重用の通信機を密かにONにしたままにしていた)
(難波の城の状況は博多、栄、本営には筒抜けであったため、容易に戦の予想ができていた)

柏木「村重、参るぞ」
村重「はっ!」
指原「ご武運を祈る」
柏木「おぅ!」
指原「村重、ゆきりんとしっかりと頼むぞ」
村重「はっ!」

柏木「指原、宮澤様に連絡したいから通信機貸して」
指原「おぅ!」

柏木「宮澤様、宮澤様、居られましたら至急、保健室までお越しください」
宮澤「こらぁー柏木!、この時代に保健室なんてあるわけねーだろ!」
柏木「これ、おもしろーい!w」

柏木「これから難波に向かうから皆に伝えておいて」
宮澤「こっちも聞いてた!どこで待機だ?」
柏木「ドラフトの松本の根城で待機。私らは堺の高柳と合流してから根城へ向かう」
宮澤「分かった。松本とは同じチームだから話が早いぞ」
柏木「よろしく」
宮澤「おぅ!」
270名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/17(日) 16:35:56.40 ID:bxXOr2MK0
ドラフトの松本・・・? いたっけ・・・?
と考えて検索してしまった。

SKE48 チームS ドラフト生 松本慈子 (出身地:大阪府)
http://www.ske48.co.jp/profile/?id=matsumoto_chikako

SKEのドラフト生はチームKIIが濃すぎて・・・。
271428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/17(日) 16:53:20.71 ID:ro0jwix60
>>270
お気持ち、よく分かります。KUは確かにすごいですね。
今回は大阪を舞台にしていて、
SKE全体で見ると大阪府出身の方は何名か居られますが
宮澤さんと同じチームの方にしました。
272428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/17(日) 17:23:32.12 ID:ro0jwix60
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(35話))

(翌日、堺沖)

ロシア兵「ア、コガタセン!」
ロシア兵「対水上戦闘用意!」
ロシア兵「対水上戦闘用意! 目標!コガタセン!」

村重「こらー!撃つなー!」

ロシア兵「テキ ジャナイノ?」
村重「敵じゃない。でも威嚇で向ける分には構わないw」
ロシア兵「ラジャー!」

高柳「おわっ!艦砲を向けるなー!(白旗と博多軍の証である黒旗を揚げる)」

柏木「朝っぱらからお前らは何をやっているのだ? 紛らわしいことは慎め!」
村重「ゴメンナサイ」
ロシア兵「ゴメンナサイ」

(堺港)

柏木「よぉ、ちゅり。ご苦労さん」
高柳「お疲れ様です。まったく、村重の艦隊は噂通りのびっくり艦隊ですね」
高柳「あんなものから攻撃されたら一溜りもないですわ」
柏木「村重とロシア兵には私から怒っといたから。許してやれ」
高柳「あそこでショゲていますねw」

高柳「でも、松村連合軍が敗退するのも無理ないですよ」
柏木「そうか?」
高柳「この改良版でも無理かと・・・」
柏木「そこまであのびっくり艦隊を褒めるか?w」
高柳「噂ではあのテの船が約40隻あるらしいですよ」
柏木「えっ〜?! 一隻だけじゃないの〜? 総選挙67位で〜?」
高柳「しかも、あれは村重殿だけ」
高柳「他にも指原様、多田様、宮脇殿、穴井殿たちのことを考えたら・・・」

高柳「栄では博多から谷が赴任したとき、谷の破壊力に派閥を超えて驚きでした」
高柳「しかも、谷は総選挙圏外ですから・・・」
柏木「博多は想像以上にレベルが高いな」
高柳「この改良版もそうですが、栄では皆がレベルアップに邁進中です」
柏木「そ、そうか・・・(本営にも連絡しておいた方が良いかな?)」
273428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/17(日) 19:29:03.64 ID:ro0jwix60
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(36話))

柏木「おーい、村重!行くぞ!」
村重「は、はい」
高柳「その者は?」
村重「私の護衛です♪」
柏木「えー?」
ロシア兵「ムラシゲサン ヲ オマモリシテイマス」
高柳「すごい待遇だな・・・」

村重「護衛用の武器もあるよ。これが自動小銃でこっちがロケットランチャー」
柏木「ち、ちょっと待て!w」
高柳「更に時代が飛びすぎだって!アンタはw」

村重「あ、私から言えば皆さんも守ってくれますよ」
ロシア兵「ムラシゲサン コノカタタチハ ミカタ?」
村重「味方だから守って!」
ロシア兵「ワカリマシタ」
柏木・高柳「ぜ、ぜひ、守ってください!(敵に回せないよ!)」
ロシア兵「ワカリマシタ。ヨロシクオネガイシマス」

(柏木、高柳は村重のロシア兵を護衛に付けて栄ドラフト松本の根城へ向かった)
274428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/17(日) 19:33:59.88 ID:ro0jwix60
今日はここまでにします。
明日から会社なので書き込みは夜になります。
昼間帯の保守のご協力をお願いします。
275名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/17(日) 20:48:40.53 ID:ro0jwix60
あげ
276名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/17(日) 22:13:38.35 ID:ro0jwix60
あげよう
277名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/17(日) 23:50:28.76 ID:kTxVbVAf0
明日からドーム age
278名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 01:20:48.92 ID:5gRtA4/h0
刈りage
279名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 07:16:11.34 ID:s5S7MAC90
保守
280名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 09:22:12.38 ID:RUTa4ItI0
(保・ω・守)
281名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 13:16:56.25 ID:Wqt4EKO70
┗(oωo)┛agenyan
282名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 14:23:02.61 ID:yi2Y85g20
保守
2833515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/18(月) 15:04:08.87 ID:AD0wLYqQ0
こんにちは 

昼の保守にやってまいりました
それではいきますね
2843515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/18(月) 15:06:54.51 ID:AD0wLYqQ0
>>254からの続きです)

指原「はぁ・・・」
多田「しかしまあ、この城で内紛があったとはなあ 結局仲間にしてきたみんなが旧知の仲だったんだね」
指原「・・・そーねぇ・・・」
多田「という事はこれからの相手もそうなるのかな」
指原「・・・どーだかねぇ・・・」

多田「なんだ? どうしたの、抜け殻みたいになっちゃって」
指原「んー・・・この前の炉利板のみんな、かわいかったなあって・・・」
多田「まだ言ってるのかよ みんな仲間になったんだし、いいじゃんかよ」
指原「愛ちゃん、指原はね 幼女に囲まれながら一生を過ごしたいってわりと本気で思ってるんだよ」
多田「真顔でなにキモイ事言ってんだてめぇ」
指原「ああ、炉利板って本当に素晴らしいわぁ・・・」
多田「お前が脱炉利しろや」

宮脇「あの、よろしいですか?」
指原「ん? 指原に抱きしめられにきたの?」
宮脇「い、いや 違います・・・」
2853515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/18(月) 15:09:29.33 ID:AD0wLYqQ0
多田「ごめん後で殴っとくから で、どうした?」
宮脇「は、はい 私が知っている情報を伝えに」
多田「ほう 情報とな?」

宮脇「ええ、森保まどか率いる発情誘発隊という集団の事で」
多田「は、発・・・す、すごい名前だな・・・」
宮脇「この集団も元博多藩の者たちによるものです」
多田「(大丈夫なのか、博多・・・)そ、そうか、しかしなぜ知ってるのだ?」
宮脇「私たちが炉利板として活動していた時、それとは相反する理念の集団だったので邪魔をしてくるというか、よくちょっかいをだされまして」

多田「居場所は知っているのか?」
宮脇「各地を転々としていたようですが、最近は長崎を拠点としているようです」
多田「ふうむ、長崎ねぇ・・・ どうする指原、そんなに遠くはないけど」

指原「んー・・・あまり気は乗らないんだけど・・・」
多田「まだ炉利炉利しいこと考えてんのかよ?」
指原「そうじゃなくて・・・どうにも悪寒がすごくて、なんなんだろこれ」
多田(・・・こんな反応は初めてだな よほどの強敵なのか 一筋縄ではいかなそうだ)

指原「まあそうも言ってられないか・・・長崎、行ってみようじゃないの」
2863515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/18(月) 15:11:39.11 ID:AD0wLYqQ0
VS発情誘発隊

指原「しかしなんだね、桜島だの長崎だの、ようやく九州統一っぽくなってきたねぇ」
多田「のん気な事を・・・そもそも、ほとんど戦ってねぇし」
指原「ふふん、戦わなければ負けない、だよ らぶたん」
多田(それっぽい事をドヤ顔で言われた)

宮脇「見えてきました あそこに発情誘発隊がいるはずです」
多田「まるで遊郭のようだな・・・」

森保「あら、咲良じゃない ようやく私達の仲間になる決心がついたのかしら?」
多田「まるで遊女のような格好だな・・・」

森保「おや、失礼な事をいうのね このおばさん」
多田「お、おば!?」
森保「私達は崇高な理念の下に女としてどう戦うかを追求し、日々研究していているの そんな安っぽく見ないでほしいわね」
多田「くっ、こ、この・・・ 騎馬隊で踏み潰してやる!」

指原「ははっ らぶたん 見た目でどうこう言っちゃあいけないよ」
森保「へぇ、そこのお婆さんは物分かりがよろしいのね」
指原「お、お婆!?・・・ おーい、鉄砲隊の用意してー」
2873515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/18(月) 15:15:31.37 ID:AD0wLYqQ0
中西「ま、まあまあ さっしーも愛ちゃんも落ち着いて」
森保「あらら 智代梨までいたの・・・ふーん、昔の仲間がどんどん幕府に取り込まれてるって噂は本当みたいね」
中西「うん、もう、ほぼ戻りつつあるよ」

谷 「やっほーーー! ちよっさーーーん! 谷真理佳ちゃんだよーーー!」
中西「真理佳!? やっぱりここにいたんだー 久しぶりーー!」
指原「(ブルッ)お、悪寒が・・・」

多田「悪寒? それって、あの谷ってやつに感じてたの?」
谷 「えーーー? その悪寒って、谷があまりにもかわいすぎて、ですかーー? あはっ♪ いやーーー参っちゃうなーーもうーーーー」
多田「・・・なるほど・・・よくわかったわ・・・」
谷 「えーーー? わかったって 谷がかわいいって事をですかーー? あはっ♪ いやーーー参っちゃフゴフゴ」シュバババッ
谷 「んー? んーーんーー」

指原「ふぅ 悪いけど縛り上げて猿ぐつわ噛まさせてもらったわ 話が先に進まないんで」
多田「で、でかした! マジで!!」

中西「ま、まりか!? そんなーー!!(わ、私の出番が)」
多田(芋夢中は連れて来ないで正解だったようだな 随分と粘られたが)
2883515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/18(月) 15:18:34.96 ID:AD0wLYqQ0
森保「ま、まりか!・・・まりかまいっか」
多田「え? 今のってもしかして駄洒落?」
森保「ち、違うわよ まだ仲間はいるって事」

井上「そうですわ 私、 井上由莉耶と」
栗原「私、栗原紗英と」
神志那「そしてワタクシ、神志那結衣がいるんでございますわよけん」

指原「うーん 谷が強すぎたのか、どうも・・・ 最後は胡散臭かったけど」
栗原・井上「くっ!」
神志那(喜んでいいのかな?)

井上「わ、私達はともかくまどか様には凄い能力があるんですわよ!」
栗原「そうです まどか様には絶対音感が備わっているのですわ」
指原「絶対音感! な、何か強そうだね」

神志那「わたくしが説明いたしますっちゃけん 絶対音感とは・・・」
2893515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/18(月) 15:20:00.34 ID:AD0wLYqQ0
と、まずはここまでにします
また後で来ますので・・・
290名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 15:33:08.95 ID:FnI3VqSD0
決めゼリフ言いたくてウズウズする(>_<)
291名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 18:57:30.68 ID:RUTa4ItI0
(保・ω・守)
292名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 19:18:42.91 ID:Wqt4EKO70
ドーム単独中 20分で 600落ちた!Σ(・ω・ノ)ノ!ひょえ! age
293428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/18(月) 19:37:36.41 ID:ZaRIuxxa0
>>273からの続きです。

その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(37話))

(栄ドラフト松本の根城にて)

柏木「柏木だ。開けてくれー」
高柳「ちゅりだぞー」
松本「こ、これはどうも。皆さんお待ちしています」
松本「あれ?この外国の方は?」
村重「私は博多の村重です。こちらは護衛の者です。ヨロシク」
松本「は、はぁ・・・」
高柳「こやつがあのびっくり艦隊の村重だw」
松本「ひ、ひぇ〜」
高柳「恐がるなw。味方だww」
松本「は、はい・・・。ど、どうぞ。」

梅田「おぉ、待ってたよ。ゆきりん」
柏木「いやいやいや、遅くなって済まなかったな」
柏木「今、どういう状況だ?」
藤江「まだお互いが睨み合っているところです」
柏木「そうか。まだ出番はないな」
梅田「いつ出るよ」
柏木「奈良ーずが城に入ってからだな」
294428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/18(月) 20:42:25.13 ID:ZaRIuxxa0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(38話))

(ここで柏木組の作戦会議が始まった)

梅田「どうやって入るよ?」
柏木「難攻不落と言われた難波の城だが、今は誰でも簡単に入れる」
梅田「どう攻めるよ?」
柏木「奈良ーずのことだ。山賊風の戦をすると予想」
藤江「しかし、山の戦いなら崖から石や木を落とすとかになるのでは?」
市川「私もそう思ったのですが、鹿さんを使うんじゃないかと思います」
一同「鹿?、何を戯けたことを。ははははは(大爆笑)」

市川「こら!話を聞け!」
市川「奈良には鹿がたくさん居てるのはご存知の通り。宮島にも鹿はたくさん居る」
藤江「そう言えば市川は安芸にも縁あって出入していたな」
市川「一頭や二頭なら簡単に仕留められますが、何十頭、何百頭が一気に突進して来たらどうしますか?」
梅田「一気に何十頭、何百頭なら危険。あの角も危ないな・・・」
市川「その通り!」
柏木「(!)確かにそれは有り得るぞ」
一同「ええっ?」
295名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 21:01:42.01 ID:UhPlv4Sb0
age支援
296428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/18(月) 21:27:37.02 ID:ZaRIuxxa0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(39話))

高柳「ここに到着する前、気性の荒い鹿や猪を大量に輸送していた集団を見かけた」
柏木「うむ」
藤江「まさか、先遣隊で投入して城内を混乱、という手筈か?」
市川「念のため、鹿除けとして難波へレモンを送ったが鹿の数が多ければ効果は殆どない」
柏木「ちょっと厄介だなぁ・・・」

高柳「村重、ロシア兵が持っていた武器で使えそうなのはあるか?」
村重「難波の城を吹き飛ばすならロケットランチャー」
一同「・・・」

梅田「城を吹き飛ばすと指原から怒られちゃうんじゃないかな〜?w」

村重「じゃあ、自動小銃かなー?」
梅田「なんだそれは?」
ロシア兵「コレハ ヒキガネ ヲ ヒクト タマガ ジドウテキニ タクサンデマス」
ロシア兵「キケンナノデ イマ タマヲ ヌキマスネ」

(自動小銃から銃弾を抜き、カラになった)

ロシア兵「コンナカンジデス」

(引き金を引く。「タタタタタタッ」と軽い音がする)

ロシア兵「オオクノ テキヲ コレヒトツデ ヤッツケラレマス」
梅田「ほぉ・・・」
ロシア兵「イマハ 3つしか アリマセンガ フネニイケバ タクサンアリマース」
藤江「一体、博多の戦力はどういう規模なんだ?w」

梅田「それで大量の鹿や猪は簡単なのか?」
ロシア兵「ハハハ、カンタン!カンタン! コッパミジンデース」
梅田「木っ端微塵とは・・・」
柏木「我々に貸してもらっても良いか?」
ロシア兵「ドウゾ、ドウゾ。タマ ハ コチラデス」
ロシア兵「タマガ タクサンデマスノデ ムダヅカイ シナイヨウニ オネガイシマース」
柏木「わ、分かった」
297名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 22:14:24.47 ID:2a9U/C4u0
>>1さんが戻ってくるまで落とす訳にはいかん。
とにかくage続けるしかない!
298428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/18(月) 22:23:56.95 ID:ZaRIuxxa0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(40話))

(3日後、ついに奈良ーずが攻めた!)

渡辺美「突撃ー!」
奈良ーず「おー」

(山本彩は4つある城門の内、3つを守り1つを罠としてそこで押さえ込む作戦に出ていた)
(また、沖田と河野で作った鹿除けも作られていた)
(1つ目の城門が簡単に開いた!)

渡辺美「鹿さん、猪さん投入!」

(開いた城門から戦闘訓練を受けた大量の鹿と猪を投入し城内は瞬く間に混乱)
(残りの2つの城門の守りも弱くなり呆気なく開城、こちらにも大量の鹿と猪が投入された)
(鹿、猪は容赦なく城内を縦横無尽に駆け巡り、斬り合いどころではなくなった)

山田菜「なんやこれー?!退避やー!」
河野「何これー!鹿除けの効き目ありませーん!」
沖田「いくらなんでも鹿と猪の数が多すぎー!」

(そうこうしている内に山本彩率いる難波軍、滋賀ーず、運営軍が追い詰められた)

渡辺美「もはやこれまで!」
山本彩「お、おのれ〜!」
上西「このままで済まされると思っているのか?!」
渡辺美「負け犬の遠吠えにしか聞こえぬわ!」
渡辺美「さぁ、大人しく城の明け渡しと奈良移転に承認して頂こうか!」

金子「もはやここまで・・・か?」
山本彩「?」
上西「城門付近?」

(城の近くから何かが向かって来る騒々しい音が・・・)
299名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 22:25:20.83 ID:WLYUqdHO0
>>297
今日は維持できても明日は無理かもしれない。
久しぶりに地下板にビッグウエーブがきてやがる。
とりあえず筆者の為にage続けるんだ!
それが読者の心意気!
購読料金代わりのage支援、受け取りやがれ!
300428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/18(月) 22:30:59.49 ID:ZaRIuxxa0
今日はここまでにします。
明日も早朝から仕事です。。。
何だか久々のビックウェーブとかで大変かと思いますが
>>1さんが戻るまでage支援をよろしくお願いします。

私の物語も最終局面なので新作を考えます。
本当にありがとうございます。
301名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 22:36:56.76 ID:FnI3VqSD0
今日はそこまでビッグウェーブが起きるような内容でもなかったから大丈夫そう。
302名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 22:47:09.06 ID:P+aE6ShM0
>>1さん大丈夫かね?
物語の続きはいいからなんか書き込み欲しいね
303名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/18(月) 23:45:11.52 ID:P+aE6ShM0
上げとく
304名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 00:32:39.73 ID:oord5Ng40
寝る前あげ
3053515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/19(火) 00:47:46.77 ID:A6kvYmgv0
こんばんわ 

深夜あげ 
お昼の続きといきましょう では
3063515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/19(火) 00:51:46.93 ID:A6kvYmgv0
>>288からの続きです)

多田「・・・とはなんだよ? なに止まってんだよ」
神志那「有名なアレで調べた物をそのまま貼り付けようと思ったけど色々めんどくさい事もあるかもしれないので止めといたのでございますちゃん」
多田「なんだそれは! 本当に胡散臭いなお前!」

森保「もういいわ、私が説明するから 簡単に言えば、音を聞いただけで音名を当てる事ができる・・・って感じかしら」
指原「ふーん、そうなんだ 凄いね・・・で、それでどう戦うの?」
森保「別に、それで戦うとか、そういうのではないわ」
多田「ないのかよ!」
指原(あれ、さっきから愛ちゃんがなんか・・・)

森保「・・・それで、結局あなた達はここに何しに来たのかしら?」
指原「え? えーっと、それは・・・まあ仲間になってくれないかなあって思って」
森保「いいわよ」
多田「いいのかよ! 今までなんだったんだよ!」
指原(やっぱり、誰かに似てるような・・・)

森保「ほとんどの人が戻ってるというなら、別に私達だけ反発する理由なんて特にないもの ただし、一つだけ条件があるわ」
3073515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/19(火) 00:56:19.83 ID:A6kvYmgv0
指原「へ? 条件?」
森保「せっかく理念を掲げ追求し研究してきたものを捨てるのは忍びないわ 研究だけは続けさせてほしいの」
指原「はぁ 研究ねぇ・・・まあいいんじゃないの」
森保「さっしーやさっしー」
多田「最後駄洒落かよ! もういいよ!」


指原「はは・・・じゃあ折角なんで眼鏡橋でも観光して、お土産にかすていらでも買って帰りますか」
森保「あら、じゃあ私達が案内しますわ ここ長崎は私の故郷でもありますのよ 観光ならお任せあれ」
多田「はぁ、どっと疲れた・・・もう何でもいいよ」

中西「ほ、ほとんど出番がなかったorz」
宮脇「私なんてここに案内しただけ・・・なんて日だ!今日はいったいなんて日だ!!」
指原「それだーーっ!!」


特にどうということもなく長崎観光を楽しんだ幕府軍 九州統一まであと少しだ!
次なる敵は如何程の相手か


谷「んーーー! んーーーんーーー!!」
3083515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/19(火) 00:59:51.22 ID:A6kvYmgv0
(きりのいいところですが、もう少しだけ続けます)
3093515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/19(火) 01:03:26.17 ID:A6kvYmgv0
本村「はい あーん」

指原「あーーーん(パクッ モグモグ)えへへへへ」
本村「うふふふ」
指原「あ〜〜 あおたんに食べさせて貰うかすていらはおいちいな〜〜」

本村「えー、味なんて一緒でしょ〜〜」
指原「違うよー!・・・じゃあ、あおたんもあーーん」
本村「あーん」
指原「あ〜〜ん・・・と見せかけて(パクッ モグモグモグ)」
本村「あーー! んもう、イジワルしないで〜」


多田(なんだこれ・・・あたしは何を見せられているの・・・)
3103515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/19(火) 01:05:23.02 ID:A6kvYmgv0
指原「えへへ ごめんごめん じゃあもう一度あーーん」

本村「あ〜ん」
指原「あ〜・・・っと見せかけてこっちーっ」
本村「もう、またー 遠くにしないで〜」
指原「へへーっ 今度はこっちーーっ」バタバタ
本村「あーーん もう あっ、キャア!」こけっ
指原「へ? うわわわわ」ドンガラバッシャーーン

多田「あーあー・・・ バタバタやってっから・・・」

本村「も〜痛い〜 お茶こぼれた〜 服びしょびしょ〜」
指原「あらら・・・指原もびしょびしょだ・・・」

多田「二人ともすぐに着替えなよ ここには今あたしら以外誰もいないし」

指原「そ、そうだね・・・(愛ちゃんがツッコんで止めてくれるの待ってたんだけどな)」
本村「これお気に入りだったのに〜」
3113515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/19(火) 01:08:49.25 ID:A6kvYmgv0
ドタドタドタ シャッ
尾崎「はっはっは 指原はいるかーー?」

本村「キャーーーッ!」
指原「ちょちょちょっと尾崎さん! 覗かないでくださいよー!」

多田「尾崎城主! ふ、二人は今着替え中ですので!」

尾崎「おっと はっはっは でも大丈夫だ 見ても一寸も変な気持ちにならんからな」

指原「そっちがよくてもこっちがダメなの!!」
本村「やだーー! さっしーと一緒にしないでぇーー!」
多田(何気にひどいな あおいちゃん)
3123515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/19(火) 01:13:30.99 ID:A6kvYmgv0
指原「・・・もう、なんなんすか尾崎さん あおいちゃん着替えてすぐ出てっちゃったじゃないすか」

尾崎「はっはっは 後で謝っておくよ それより指原、朝廷からお前に出向くよう通達があってな」
指原「ええ!? あ、あたしあれ以外にご法度な事なんて何にもしてないですよ!?」
尾崎「はっはっは 心配するな、そういう事ではない 何でも大事な話があるとかでな 新任早々、私も一緒に出向くよう言われてるんだよ」

多田「え? 二人とも城を空けるのですか?」
尾崎「まあそういう事になるな、その間の事は多田と穴井に任せるからな 頼むぞ はっはっは」
多田「は、はい・・・(だ、大丈夫かな?)」

尾崎「じゃあ先に下で待ってるから 指原が準備出来たらすぐに行くからな はっはっは」ピシャッ ドタドタドタ

指原「はぁ〜・・・マジか 面倒くせぇ ・・・じゃあ愛ちゃん、悪いけど後よろしくー」
多田「う、うんわかった 気をつけて(大事な話ってなんだろ・・・?)」
3133515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/19(火) 01:15:29.87 ID:A6kvYmgv0
はい、じゃあ今回はここまでです

またお会いしましょう
314名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 02:11:21.47 ID:kiTdlPjP0
いつもの いきまあーっす!
いつも 感謝 冷静に 丁寧に 正確に
皆さんが暑さに負けませんように。 age
315名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 02:53:17.34 ID:ys0iFpKE0
あげ
316名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 05:03:29.67 ID:82oLAp/b0
起床age
今日のドームの波を無事越える事できるかな〜?
317名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 06:19:03.46 ID:82oLAp/b0
早朝age
318名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 07:04:20.29 ID:ys0iFpKE0
おはあげ
319名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 07:27:40.46 ID:82oLAp/b0
出勤の電車age
320名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 09:31:03.52 ID:TxhB58kb0
かちage
321名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 10:37:20.87 ID:2Irz/w8f0
(保・ω・守)
322名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 11:13:58.50 ID:RSt5QpSj0
保守
323名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 12:16:37.00 ID:kiTdlPjP0
(*'-')_旦~
ドーム2日目 何かあるとすれば最終日
と見せかけて 本日発表 とかありそう。
なんか 事務所がらみがありそうな気がす。
からの age
324名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 16:15:33.49 ID:82oLAp/b0
ageとくで
325名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 18:09:59.35 ID:2Irz/w8f0
(保・ω・守)  540まで落ちてました
326名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 18:48:41.92 ID:sfK4u3Kt0
支援age
327428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/19(火) 19:49:27.54 ID:tz7QTx3p0
>>298からの続きです。

その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(41話))

(奈良ーずの動きを察知した柏木派閥)
(すぐに難波の城へ向かった)

(城門付近から自動小銃の発砲音)
(ダダダダダダダダッ!)
(ダダダダダダダダッ!)
(ダダダダダダダダッ!)

梅田「ひゃあ、自動小銃もそうだが鹿と猪の勢いが凄過ぎる!」
藤江「こりゃ、鹿鍋、獅子鍋が何杯食えるのだ?!」
梅田「知るか?!、しかし退治させないと前に進めん!」
高柳「人は撃つなよ!」
梅田「おぅ!」
藤江「おぅ!」

柏木「柏木が入るぞー!」
梅田「梅田が入るぞー!」
柏木「一同!進めー!」
一同「おっー!」

京都ーず「なんなん、これ?」
滋賀ーず「お主らは敵か味方かどっちだ?!」
京都ーず「敵か味方かどっちだ?!」
328名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 19:57:09.80 ID:sfK4u3Kt0
今夜も読者の心意気見せたんで〜!ageや〜!
329名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 20:13:17.16 ID:sfK4u3Kt0
ドームは今日も特にサプライズはなさそうやね
でも気を抜かずにageとく
1さん、早く復帰したってや
330428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/19(火) 20:34:31.20 ID:tz7QTx3p0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(42話))

村重「(隠し持っていた護身用小銃を構えながら)」
村重「博多の村重だぁー!どけー!(上空に向けて数発発砲!)」

滋賀ーず「ひっ!」
京都ーず「ひっ!」

柏木「プッw。あいつまた飛び道具を持ってるw」
梅田「威嚇はOK!、返しはナイスボケ!w」

柏木「我らの派閥に指一本触れたらそれぞれの城主さんが来るでぇ〜!」
高柳「また栄から奇襲攻撃されたいか!」
藤江「我らを敵に回したくなければ大人しく道を開けぇい!」

滋賀ーず「はいっ!」
京都ーず「はいっ!」

梅田「上枝!さや姉たちはどこだ?!」
上枝「今、探しています! 城の奥かも知れません!」
梅田「城の奥まで探しきれて居ないのか?!」
上枝「鹿と猪の大群でそれどころではありません!」
梅田「分かった!。とにかく探そう!」
上枝「はっ!」
上枝「BUとドラフト!探すぞ!」
BU、ドラフト「はっ!」
331名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 21:22:39.51 ID:pvMb8k9B0
今日のスレ落ち見るとドーム最終日の明日は大丈夫なんやろか?と心配になる
332428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/19(火) 21:25:22.17 ID:tz7QTx3p0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(43話))

(難波の城の奥にある一室だけがどうしても開かない)
(そこから怒号のような話し声が聞こえる)
(柏木派閥とBU・ドラフトが意を決して扉を壊す!)

ド、ドドーン!

渡辺美「何やつ!」
柏木「柏木だぁ!」
梅田「梅田だぁ!」
藤江「藤江だぁ!」
金子「ここはお主らの来るところではない!」
柏木「やかましいわ!」
柏木「それが総選挙3位に向かっての言葉か!!」
山本彩「しかし、ここは!」
柏木「ゆいはんと私ら、幕府直営を敵に回す気か?!」
山本彩「・・・(横山との会話(敵に回したらアカンで〜)を回想中)」

高柳「柏木様、こわい〜w」
村重「アタシも〜w」
高柳「いやいやいや、アンタ達の方が戦力的に恐いよw」

柏木「渡辺美!、難波の城の権利、勝手に奈良に移転したらどうなるのか分かっておるのか?!」
渡辺美「しらなーい(はーと)」
柏木「お、おのれー!」
渡辺美「なん〜て、うそ〜。お前らとは戦になるのぉ」
柏木「奈良ーずだけで勝てると思っておるのか?!」
渡辺美「難波でこれですからね。他所は知らないけどそれなりに策略を立てれば、ですよ」
柏木「では仕方な・・・」

**「柏木さまー!、梅田さまー!、大変です!!」

(誰かか大声で叫びながら走って来る)
333428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/19(火) 22:19:05.46 ID:tz7QTx3p0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(44話))

(現れたのは大坂の白間。血相を変えて現る!)

白間「柏木様!お取り込み中のところスミマセン!!」
白間「柏木様に(ゴホッ、ゴホッ!)」

柏木「だ、大丈夫か?」

白間「秋元康様としのぶ様、総監督様の連名での書状が届きました!!」

柏木「なに?」
渡辺美「ん?」
柏木「秋元先生としのぶ様と総監督の連名だと?」
白間「はいっ!これですっ!(豪華な書状を突き出す)」
柏木「おぉ。これは幕府からの正式な書状」
柏木「渡辺美、ちょっと待て」
渡辺美「わかった」

(パラパラと書状を読む柏木)
(突然、柏木の表情が変わる!)

柏木「村重!、その小銃の銃口を渡辺美に向けろ!」
村重「えっ?」
柏木「指原に連絡されたいのか?!」
村重「は、はいっ!(しかし何で?)」

(柏木の命令で突然、村重から渡辺美に対して小銃の銃口を向けられた)
(書状には一体、何が書かれていたのか?)
334428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/19(火) 22:22:19.14 ID:tz7QTx3p0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(45話))

(書状を一通り読み終えた柏木。書状を運営の金子に渡す)

柏木「金子さん、これ読んで」
金子「はい」

(突然、金子が震え出す!)

金子「お、おのれ〜、しくじったな!」
金子「渡辺美!これを読め!」
渡辺美「ん?」

(そこには極秘で行われていた難波の一部の者による本営乗っ取り計画が書き込まれていた)
(計画を進めていたのは難波運営と本営に出入していた一部の者だけの極秘事項であった)
(そのときの行動が事細かく記されており、特に渡辺美の行動の脇の甘さが露呈していた)

渡辺美「なんや、バレてたやん」
金子「バレてたやん、とちゃう!。それ以上や!」
山本彩「???」
金子「どないすんねん。。。」
335428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/19(火) 22:25:01.65 ID:tz7QTx3p0
今日はここまでにします。
明日は更新できるかな・・・?
明日も書き込みます。
あげ支援のご協力をよろしくお願いします。
336名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 22:52:23.35 ID:pvMb8k9B0
またまたage支援
337名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/19(火) 23:40:48.81 ID:pvMb8k9B0
ageとくで
338428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/19(火) 23:50:46.63 ID:tz7QTx3p0
おやすみ前のあげ
339名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 00:00:25.68 ID:EPHsnhh70
age
340名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 01:23:05.71 ID:84hL5Omt0
保守
341名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 02:06:03.12 ID:N/S7RXoN0
ぽんちゃん 惜しかった age
342名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 04:07:52.25 ID:KQGkAGzI0
age
343名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 06:06:54.39 ID:xrFlqBso0
保守
344名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 08:48:47.36 ID:N/S7RXoN0
( ´・ω・`)_且~~ あげ
345名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 10:02:00.80 ID:PenjLy/Wi
保守
346名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 11:08:28.56 ID:+Vu8Kzto0
(保・ω・守)
347名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 13:28:30.85 ID:E0Q135rV0
ホーシュの白い馬
348名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 15:23:56.63 ID:K0O/59SM0
支援
349名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 18:03:33.48 ID:N/S7RXoN0
ドーム最終日\(^o^)/ハジマタ age
350名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 18:18:20.72 ID:K0O/59SM0
支援
3513515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/20(水) 19:02:11.92 ID:hnmARmLu0
こんばんわ

ドームで盛り上がってる中
ひっそりとageていきます
3523515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/20(水) 19:03:57.32 ID:hnmARmLu0
>>312の続きです)

 〜数日後〜

多田「首尾はどう? 穴井隊長」
穴井「はっ 城の警備だけでなく城下町の見回りなども強化してます」
多田「よし、そのまま気を抜かずにな」
穴井「ははっ」

多田「城主も大将もいない間に何かあってもいけないからね・・・しかし、町の見回りか うーむ」
穴井「な、なにか問題でも?」
多田「いや・・・遊んでる奴いるんじゃねぇかなって、ちょっとね・・・」
穴井「う・・・(は、反論できない)」
3533515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/20(水) 19:05:50.37 ID:hnmARmLu0
 〜城下町にて〜

中西「泣ぐ子はいねぇがーっ!」

子供達「きゃーっ」
村重「みんな逃げてー ちよりナマハゲに食べられちゃうー」

中西「(ボソッ)お、おい村重 なんであたしがナマハゲなんだよ」
村重「(ボソッ)しょうがないでしょ みんな普通の鬼ごっこに飽きちゃったんだから ほら早く、お得意の低音声で言えよ」
中西「な、泣ぐ子はいねぇがーっ!(そもそも遊んでていいのだろーか・・・)」

子供達「・・・」
村重「あれ? み、みんなどうしたの・・・?」
中西「な、なに? なんなの?・・・ちょ、待っ」

村重・中西「キャアアアーーッ」
3543515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/20(水) 19:08:12.75 ID:hnmARmLu0
 一方、別の場所では

駒田「・・・二百十六」
坂口「・・・三百二十九」
冨吉「・・・五百七十六! よっしゃ勝ったーっ!」
後藤「討論板の書き込み数で争うのやめなよ なんかむなしくなるわ」

谷 「・・・はぁ」

駒田「まりか、どうしたの? ため息なんてついて」
冨吉「この前の初登場で失敗したの引きずってるみたいよ 出しゃばり過ぎて、すぐ縛られたんだって」
谷 「ちよっさんに申し訳なくて・・・幼馴染ネタとか合作ネタとか色々あったのに・・・」

後藤「そんなん言ったらウチらだって、指原様に全部もってかれたけどね・・・」
坂口「そうだよ あんまり考えすぎるとまた反省巻物が増えるぞ 『辛い坂道、谷真理佳なら大丈夫』だっけw」
谷 「ちょ、ちょっと止めてよ恥ずかしい・・・ってうわ、何この坂道!?」
3553515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/20(水) 19:10:43.06 ID:hnmARmLu0
駒田「こ、これまたキツい上り坂だね・・・」
後藤「はぁ、行くしかないでしょ、見回りなんだからさ」
冨吉「ひぃ、歩きながら駄弁ってただけですけどw」
坂口「ふぅ、それを言うなw・・・ってなんか聞こえる?」

子供達「わぁ〜〜〜〜」

駒田「な、なに!? す、凄い人数の子供が!?」
後藤「こっちに押し寄せてくる!?」

子供達「わぁ〜〜〜」

冨吉「し、下からも来てる!」
坂口「ど、どういうこと!?・・・ちょ、待っ」

芋夢中「キャアアアーーッ」


谷「縄!? し、縛られるのはいや、猿ぐつわも止めンガングンゴーーー」
3563515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/20(水) 19:13:28.26 ID:hnmARmLu0
 〜その翌日〜

穴井「た、た、大変です!」
多田「どうした? そんなに慌てて」

穴井「き、昨日、町で見回りしていた者達が、ゆ、行方不明です!」
多田「なんだと! だ、誰だ!?」
穴井「村重・中西・芋夢中です!」
多田「お、おおん・・・あいつらか・・・」

穴井「何か?」
多田「いや、面子がな・・・どっかに遊びに行っちゃってたりしてないか?」
穴井「そ、それは何ともいえませんが・・・しかし一晩たっても帰ってこないというのは・・・」

多田「(何ともいえないのか)・・・まあでもたしかにな よし、全力で捜索するぞ もしそれで遊んでるだけだとしたら・・・」
穴井「だ、だとしたら・・・?」
多田「渡り廊下で、ぐぅの音でないくらいにぶちのめす」
穴井(な、何かがあった方がよかったりして・・・)
3573515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/20(水) 19:15:56.40 ID:hnmARmLu0
若田部「はぁはぁ・・・どうだ、そっちは」
今田「いや、ダメだな 見つかってない」
下野「・・・」

若田部「どうした? 下野」
下野「・・・髪切ったのに誰にも気づかれない」
若田部「あ、言われてみれば」
今田「全然気づかなかったw」
下野「笑ってる場合か 個性的な奴らに押されてどんどん影が薄くなってるのはお前らも一緒だぞ」

若田部「(ギクッ)た、たしかに・・・最初の頃に比べ確実に出番が減ってる・・・」
今田「みなまで言うな・・・」
下野「美奈まで言うな? はっ、駄洒落とか ねーわ」
今田「はぁ? ちげーし、そんなんじゃねーし」
若田部「(荒んでるな・・・い、いざとなったら親の七光りでも何でも使って)・・・ん?」

子供達「わぁ〜〜〜」

今田「な、なに!? 取り囲まれてる!?」
下野「わ、私達がこんなに子供達に人気があるはずが!?(自分で言ってて悲しくなるわ)」
若田部「え!? ち、違うみたい・・・ちょ、待っ」


三人「イヤアアァァーーッッ」
3583515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/20(水) 19:22:26.92 ID:hnmARmLu0
はい 今回はここまでです

なんかサプライズあんのかな・・・
では、また会いましょう
359428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/20(水) 19:30:37.92 ID:ab+bV50O0
>>334からの続きです。

その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(46話))

(真打登場!)

総監督「そこまでだ!」
総監督「今日は幕府直営の立場で来た!」
指原「博多からこんにちは〜」
宮澤「栄からどうも〜」

総監督「柏木、お疲れ」
柏木「お、おぉ・・・」
指原「村重〜、その物騒なものは元に戻してね〜」
村重「あ!さっしー!はっ、はい」
藤江「あれ、使者は?」
総監督「私だw 多くを語れないと言っただろw」
藤江「おぉ、栄の大場か山内かと思ってた・・・」
総監督「ゆいはんが事前調査に来てたけどなw」

宮澤「柏木、総監督と指原から聞いたよ」
宮澤「城の移転もそうだけど本営の乗っ取りはマズイ。松村もそこまでは考えてなかったぞ」
柏木「私も初めて書状を見て驚いた。ここが本営乗っ取りとはけしからんことだ!」
柏木「危うく巻き込まれるところだったぞ!皆を退避させて正解だった!」
宮澤「まぁ、落ち着けって。全国制覇は誰もが考えていること」
宮澤「要はやり方の問題だ」

指原「さ〜て、どうするか。博多の運営としても考えないとな(ニヤリ)」
指原「初期の博多は難波にもお世話になっていたが、私は元々、本営に居た身」
指原「本営乗っ取りを企んでいたとなると・・・」

(異様な雰囲気を醸し出す指原)

総監督「な、なんか、恐いよ〜。指原〜」
梅田「また飛び道具使うの〜?w」
360名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 20:02:11.93 ID:K0O/59SM0
支援
361428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/20(水) 20:27:56.86 ID:ab+bV50O0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(47話))

指原「村重!ロシア兵から借りてるロケットランチャーあるよな?w」
村重「はい!ここにあります!」
指原「準備が良いな(さすが指導した甲斐があった)」
指原「城を根こそぎ吹き飛ばそうか?w」
村重「はっ!」

総監督「こらこらこら!ダメダメ!私が許さないぞ!」
総監督「ったく、指原は博多で力を付け過ぎだってw」
指原「チッ!なんだよぉ〜」

総監督「村重、そのロケット何とか?は仕舞え。このパーカーあげるからw」
村重「やったー!♪ ありがとうございます!」
指原「パーカーで釣られるな!w」
総監督「余裕、余裕w」
村重「お礼にムラシゲスメントしても良いですか?(はーと)」
総監督「ダメッ!」
指原「プッw」
村重「がっかりシゲ。。。」

総監督「(気を取り直して)実はその書状以外にもいろんな疑惑もあるんだな〜w」
総監督「ここに、ちゃ〜んと預かっているんだなぁ(分厚い豪華な書状を見せる)」
指原「おいおいおい、それは知らぬぞ?」
宮澤「あちゃー、私も手に負えんぞ」
柏木「マジかよ・・・」

総監督「さ〜て、恒例の大人の話し合いだw」
指原「はぁ、気が重いな・・・」
宮澤「運営のさっしーたん がんばってw 高見の見物するからw」
指原「み、みーやーざーわーw」
362名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 20:44:12.93 ID:K0O/59SM0
支援
363428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/20(水) 20:57:10.51 ID:ab+bV50O0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(48話))

(恒例の大人の話し合いが行われた)
(難波による本営乗っ取り計画についてはいろいろと問い詰められた)
(ただ、計画は実行されていたものの、詳細な情報収集にまで至って居らず実力行使もまだであった)
(また、城の移転騒動、その他の疑惑も難波だけの問題のため難波運営預りとなった)
(その上で総括的に吟味され、家臣の配置換え、渡辺美の本営出入から栄出入に変更となった)
(他城出身者は柏木の機転で影響が出なかったため、全員が選抜メンとして活躍となった)
364名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 20:58:33.11 ID:K0O/59SM0
至急
365428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/20(水) 21:19:19.83 ID:ab+bV50O0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(49話))

≪その後の難波は・・・≫
相変わらず、各県毎の派閥は存在するものの、冗談でも城の移転まで叫ぶ者は居なくなった。
松村軍と同様に全国制覇を目指す者は派閥に関係なく存在しているが、
柏木派閥の圧倒的な強さに驚愕してか、各県毎の派閥に属する者も柏木派閥と仲良くし始めた。

(神戸港界隈・・・)

木下百「何やら、戦争が終わったらしいな」
城「そろそろ城に行きませんか?」
岸野「兵庫ーずはアンタの言う通り、城へは最小限しか行ってないで」
木下百「せやな〜。仕方ない。城へ行こか?」
一同「うん」
木下百「ちょっと待て。留守が長かったから差し入れを追加しよう」
一同「おっー!」

(兵庫ーずは三ノ宮で差し入れ用のパンを追加購入して難波の城へ向かった)
366428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/20(水) 21:22:31.21 ID:ab+bV50O0
今日はここまでにします。
明日、また書きます。

コンサートはサプライズ無しで終わりましたが、
ANNもあるのであげ支援のご協力をよろしくお願いします。
367名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 21:41:19.02 ID:K0O/59SM0
>>366
了解。支援
368名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 23:16:18.62 ID:QyiVvVaI0
ほっ
369名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 23:31:09.16 ID:ab+bV50O0
ほしゅしゅ
370名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/20(水) 23:51:25.90 ID:K0O/59SM0
支援age
371名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 00:06:44.18 ID:m9BSyb6w0
捕手して寝る
372名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 00:43:51.21 ID:ZfltbsIQ0
goodnight
373名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 01:04:44.47 ID:uM8ilZGm0
ANN始まりましたage
374名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 03:11:05.67 ID:veDHQ2vX0
あげ
375名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 03:31:41.95 ID:4PCu83tF0
支援
376名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 06:21:48.99 ID:veDHQ2vX0
あげ
377名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 06:32:52.12 ID:4PCu83tF0
支援age
378名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 08:13:17.43 ID:4PCu83tF0
age
379名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 10:20:31.35 ID:tiQ0cbD80
(保・ω・守)
380名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 11:54:09.10 ID:XyPlOTJn0
ageマリア
381名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 13:20:23.54 ID:LiQnwx8zi
保守
382名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 16:58:36.50 ID:oce1+jYR0
保守
383名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 18:18:41.52 ID:m9BSyb6w0
あげ
384428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/21(木) 20:10:19.00 ID:/LWFVnOJ0
>>365の続きです。

その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(50話))

(難波の城に兵庫ーずが戻ってきた)

山本彩「あら、ももちゃん」
木下百「よぉ」
山田菜「あんたたち、どこへ行っててん?」
城「三ノ宮でパン買って食べてた」
岸野「神戸港でな」
城「うん」
山田菜「城が大変やったのに・・・」
山本彩「まぁええわ。案外、兵庫ーずの行動も正しかったんや」
山本彩「派閥は作っても、正しい行動していれば無駄な戦力を消耗しない」
山本彩「実際に兵庫ーずは無傷やで」
山田菜「せやなぁ・・・」
城「あの、これ食べます?」
山田菜「おぉ、パンか?」
山本彩「食べる、食べる」

木下百「(小声で)それ、昨日の特売品だけどなw」
山田菜「ももちゃん?w」
木下百「あ、いや。チームMで全国制覇したいな、なんて・・・。ははは(汗)」
山田菜「チームMで全国制覇か・・・(狙ったろか?)」
385名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 20:40:51.80 ID:4PCu83tF0
支援
386名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 21:01:25.73 ID:4PCu83tF0
支援age
387428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/21(木) 21:12:20.99 ID:/LWFVnOJ0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(51話))

(大人の話し合いが終わり、総監督と柏木派閥が大坂湾に集まっていた)
(目的はもちろん噂の艦隊視察)
(大坂湾には難波の護衛として戦艦とイージス艦が一隻ずつ停泊していた)

総監督「これが噂の村重の戦艦か」
宮澤「ひゃ〜、これか・・・」
藤江「すげー」
市川「大きいー」
梅田「洒落にならんわー」
高柳「噂では約40隻あるとかで・・・」

総監督「40も?!」

柏木「(頷きながら)瀬戸内海のあちこちに停泊していました」
梅田「な、なんと!」
高柳「噂は本当だったのか!」

柏木「先日、村重と一緒にこれで博多へ行きました」
柏木「時折、村重が旗を持って他の船にも合図を送り交信してました」
総監督「おいおいおい、どういう戦力だ?」
総監督「しかも、時代飛んでるけど手旗信号とは本格的だな」
柏木「東京湾に一気に来襲されたら一溜まりもないですよ」
総監督「想像以上だな・・・」
388名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 21:51:31.47 ID:xgEOR9/D0
東京湾w
389428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/21(木) 21:57:33.60 ID:/LWFVnOJ0
>>388
あ・・・^^;
390428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/21(木) 21:58:56.66 ID:/LWFVnOJ0
その頃、博多の城では・・・ (難波兼任も大変だヨ!(52話))

(指原登場!)

指原「おやおや、皆さん揃いも揃って」
指原「博多軍の企業秘密を勝手に覗いてもらっては困るなぁw」

総監督「こら、指原!少しでも良いからこの艦隊を本営にもよこせよw」
指原「嫌なこったw」
指原「これからは海外ツアーもあるんだ。家臣の輸送や護衛も必要」

高柳「海外だとー? 栄では聞いたことないぞ!」

指原「博多だけで香港と台湾なw」
梅田「何それー?!」
宮澤「上海へは来ないのか?」
指原「家臣の都合もあって・・・。スマナイ」
宮澤「それは仕方ないな・・・」

総監督「しかしなぁ・・・」
総監督「博多は指原に任せていたが、ここまで大きくなるとは・・・」
総監督「これも指原と多田の指導力の賜物かも知れんな」

総監督「柏木と梅田、お前ら難波で試されるぞ!」
柏木「え〜」
梅田「マジですか〜」
総監督「指原、多田みたいに家臣からの求心力が大きくないと勝てないぞ」
総監督「藤江、市川、お前らもだ」
藤江「私もですかー?」
市川「レモン、いかがですか?」
総監督「・・・」
総監督「先輩格がしっかりとしないとダメだ!」

総監督「まぁ、戦闘力強化も大事だが、普段の活動も大事だ」
総監督「皆も難波のことで大変だろうけど、普段の活動にも勤しんで欲しい」
一同「はっ!」

≪おわり≫
391428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/21(木) 22:10:46.26 ID:/LWFVnOJ0
このシリーズは終わりです。
長らくお付き合い頂き、ありがとうございました。
>>1さんがまだ来ないようですが、気長に待ちたいと思います。

今は>>258さんから出ていたJKTを絡めた短編モノを作っています。
JKTは殆ど分かりませんが、出来上がりましたら更新します。

age支援のご協力をよろしくお願いします。
392名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 22:37:45.45 ID:/LWFVnOJ0
あげ
393名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/21(木) 22:58:16.20 ID:0VZjSvDqO
おつあげ
394名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 00:47:39.90 ID:Jm+/PAaw0
保守
395175 258@転載は禁止:2014/08/22(金) 00:48:58.61 ID:pwpv+U3F0
428さん
おつかれさまです&ありがとうございます。
これで3515さんが頼みの綱となりました。
新しい方 出てこーいwww
自分の推しを主役にできますよー
(ほんとけ?www)

JKT
センターのメロディーちゃん
田野ちゃんとあんにんに似てる

岡山のフルーツ大使を昨年に続き
今年もやってる。

パジャドラのリバイバル公演
ユニットのメンバーをファン投票で決めたが
つい先日結果発表

ちなみに元はるごんは
本人の希望通り
てもでもの涙 にご当選
どっちポジやるんだろう。
(確か今まではどちらもやってないはず)

ぐらいしかわかりません。
396名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 01:26:30.32 ID:Pj/mEFRK0
age
3973515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 02:38:36.84 ID:Tpg1mmVr0
こんばんわ

>>391
428さん お疲れ様でした
新作を楽しみにしていますね
1さんも心配ですが、同じく気長に待ちたいと思います

では深夜ageを始めたいと思います
3983515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 02:41:00.44 ID:Tpg1mmVr0
>>357の続きです)

 〜そのまた翌日〜

多田「お、おい・・・どういう事だ・・・」
穴井「わかりません・・・捜索してた者達までいなくなるなんて・・・」

多田「・・・ちなみに今残っているのは誰だ?」
穴井「我々と、体調を崩して休んでいた宮脇だけです・・・」
多田「ほぼ全滅じゃん!? ちょっとやられすぎじゃね!?」 
穴井「ま、まだ誰かにやられたと決まったわけでは・・・」
多田「い、いや、ここまでくると敵の仕業と考えた方が自然かもしれんぞ・・・」

穴井「・・・も、もしかしてだけど・・・」
多田「も、もしかしてだけど?」
穴井「皆殺しとかにあってるんじゃないの・・・」
多田「怖っ!! そ、そんなアレじゃないじゃんコレ! そーゆーのじゃないじゃん!」

 バァアアーーーンッッ!!!

多田「ひっ! な、何事!?」
穴井「城門の方ですね 行ってみましょう!」
3993515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 02:46:55.98 ID:Tpg1mmVr0
多田「・・・城門が開いてる! うわ、な、なんだ凄い人数の子供達が」
穴井「先頭にいるのは三期生のようですが・・・」

穴井「やはりそうです 荒巻美咲・坂本愛玲菜・筒井莉子・外薗葉月・山内祐奈・山下エミリーの六人です」
三期生・子供達「・・・」
多田「これどういう状況!? でもなんか、様子が・・・?」

三期生「君に会わなきゃー」
多田「うわ、急に何!?」

三期生「君に会わなきゃー 何も始まらなーい」
穴井「ど、どうしたっていうの・・・?」

三期生「雲の上ー 歩き出すー 夢の世界へーー」

めろっぴ「あなたにあげたい〜 めろっぴーーー!!」

多田(なんだろう、この気持ち悪さ・・・なぜだか「そっちかよ!」って言いたい)
穴井「はるっぴ!・・・え?め、めろっぴ?」

めろっぴ「ふふ、私達はめろっぴ教、そして私が教祖のめろっぴでしゅ!」

多田(なんかヤバイ奴キタ――――!!)
4003515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 02:51:03.63 ID:Tpg1mmVr0
VSめろっぴ教

多田「(ボソッ)お、おい、あれって兒玉・・・兒玉遥だよな?」
穴井「(ボソッ)ええ、間違いありません 滑舌悪いですし・・・」 


兒玉「ふっふっふ 幕府軍といってもたいした事ないんでしゅね 簡単にぶっちゅぶせましたよ」
穴井「な、なにを・・・まさか・・・」
兒玉「そのまさかよ! 連れてきなしゃい!」

後ろ手に縛られ猿ぐつわをされ、縄でつながれた仲間が子供達に連れてこられた

穴井「み、みんな!!・・・はるっぴの仕業だったのね」
谷 「んーーんーー」

多田(谷、また同じ目に・・・ちょっと同情するわ)
4013515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 03:03:59.95 ID:Tpg1mmVr0
多田「それにしても、一人でこれだけの人数を捕まえたというのか・・・?」

兒玉「ふふ、みんな私の信者達にやられたのでしゅ」
穴井「信者ってまさか、この子供達のこと?」
兒玉「そうでしゅ」

多田「す、凄いな、そんなに子供に人気あるんだ・・・」
兒玉「それは催眠術とか色々で・・・あっ! ち、違いましゅ みんなめろっぴにめろめろなんしゅ!」
穴井(なんてわかりやすい・・・色々って気になるけど触れないでおこう)

多田「しかしそれでは尚の事信じられない・・・子供達相手にこんな事になるなんて・・・」

穴井「・・・いや、おそらく皆、まさか子供達に襲われるとは思ってなかったのでしょう」
穴井「相手が子供なら、こちらからは手が出しづらいし、反撃もままならない」
穴井「しかもこれだけの数、それが一斉に襲ってきたとしたら・・・訳も分からぬうちに捕まってしまったとしても無理はありません」
穴井「反則手のようなものですが・・・理にかなってるというか効果的な攻め手と言えるのかもしれませんね・・・」

多田「な、なるほど・・・流石かつて博多で零番やってただけの事はあるか・・・」
 
 説明しよう! 零番(ぜろばん)とは陣の先頭に位置取る軍の花形で、要するにセンターのことである!
4023515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 03:10:06.63 ID:Tpg1mmVr0
兒玉「・・・そんなの昔の事でしゅ それに結局、私は零番としてひちゅよう(必要)とされてなかった・・・」
宮脇「待ってー!・・・はぁはぁ」
兒玉「! らっち・・・」

穴井「さ、さくら 休んでなくていいの?」
宮脇「うん、もう大丈夫だから・・・はるっぴ、それは違うわ 少なくとも私には・・・」
宮脇「正直言うとね、最初は悔しかった でもみんなが休憩してる中、はるっぴが独りで鍛錬してるのを見て、こういう人が零番になるんだって思ったの」
宮脇「私は一生懸命なはるっぴが前に、零番にいたから負けないようにって頑張れたの 頑張れたから序列で47位にも入れたんだとも思う」

兒玉「・・・あの時は零番なのに序列に入れなかった、しぇきにん(責任)も感じたし辛かったな」 
兒玉「あれ以来、ううんその前からも、らっちは私にとって奮い立たせてくれるしょんざい(存在)だった らっちとなら戦えるって思えたの なのに」
兒玉「結局私もらっちもその後、零番に立つ事はできなかったじゃない! らっちのじぇろびゃん(零番)なら私も納得できたかもしれないのに・・・」

宮脇「そ、それは・・・でもあの時、二人で泣いたとき、悔しくて泣きながらもはるっぴがそう言ってくれたのは嬉しかったよ・・・ね、覚えてる?」
兒玉「忘れるはずないじゃない・・・でもね、やっぱり私は必要としゃれて(されて)ないの 今だってみんなが軍に戻っていく中、私だけぼっちで・・・」
4033515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 03:15:17.49 ID:Tpg1mmVr0
多田「あ、いや、それは順番というか色々と事情があっただけで、必要じゃないって事ではないんだけど・・・」

穴井「そ、そうよ はるっぴに会えずにいたから、ずっと気になっていたのに・・・」 
宮脇「今すぐにでもはるっぴに はるっぴに会いたい って思ってたよ!」
兒玉「そんな言い訳聞きたくないでしゅ せちゅ(切)なくてどうすることもできなくて、わらし(私)は苦しかった」

多田「・・・ん? でもそれって、もしかしてだけど、軍に戻ってきたいと思ってるんじゃないの?」
兒玉(ギクッ)
穴井「そ、そうなの? はるっぴ・・・勇気を出して言おうよ 黙ってたらそのままだよ 恥ずかしくなんてないんだから・・・」
宮脇「感情を吐き出して、今すぐ素直になって!」

兒玉「う、うう・・う〜 う〜〜う〜〜」

宮脇「はるっぴ・・・」
穴井「(ボソッ)悪そうな顔して地団駄踏んでますね・・・」
多田「(ボソッ)なんだかかわいいな・・・しかし、あと少しってところなんだけどな・・・もう一押しできれば・・・」

指原「たっだいまーー ってえええええ!? 何この修羅場!?」

多田「さしはら!!」
兒玉「!! ・・・しゃ、しゃし原さん・・・」
4043515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 03:24:09.21 ID:Tpg1mmVr0
はい、というわけで今回はここまでです
またお会いしましょう
405名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 03:51:11.09 ID:Pj/mEFRK0
age
406名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 08:46:34.18 ID:pwpv+U3F0
oha age
407名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 11:51:35.68 ID:ZRUegam1O
唐揚げ
408名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 11:52:21.75 ID:8aczjUGJ0
ホッシュ! ぃゃ違った(保・ω・守)
409名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 12:23:53.05 ID:TDl3lakEO
らんち保守
410名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 17:19:40.70 ID:GRv2Je570
保守
411名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 18:11:38.48 ID:dYkDulra0
あげるぞー
__
|九|
|州| /\
|統|/__\
|一|(`・ω・)
.` ̄|/-∪━⊃━━<>
  ( ⌒)′
 (_/し′
412名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 20:05:52.70 ID:dYkDulra0
危ない
もういっちょあげるぞー
__
|九|
|州| /\
|統|/__\
|一|(`・ω・)
.` ̄|/-∪━⊃━━<>
  ( ⌒)′
 (_/し′
4133515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 20:34:32.20 ID:Tpg1mmVr0
こんばんわ

早速ですが
前回の続き、いってみましょう
4143515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 20:40:47.53 ID:Tpg1mmVr0
>>403の続きです)

 〜兒玉の回想〜
  
  兒玉(うう・・・博多で初めて秋葉選抜に選ばれたのは嬉しいけど・・・右も左もわからない・・・どうしよう・・・)
   トントン
  兒玉『はううっ(びっくぅ)』
  指原『大丈夫? 博多の兒玉ちゃんだよね どーしたのこんなところで? 何かわからない事あるなら聞いてね』
  兒玉『しゃ、しゃしはらしゃん・・・ううっ ひっく えーんえーーん」
  指原『ええっ!? な、泣かないでよ、私が悪いみたいになっちゃうじゃんw』
      ・・・・・・・・・・・
  指原『少しは落ち着いたかな』
  兒玉『はい、しゅいませんでした・・・わらし博多では零番やってるんでしゅけど、ここに来たら何も出来なくて、しゅっかり自信をなくしちゃって・・・」
  指原『はるっぴ・・・最後まで希望を捨てちゃダメ あきらめたらそこで試合終了だよ」
  兒玉『!! しゃし原さん・・・』


指原「どーなってるのよ、これ・・・あら、はるっぴじゃん! 久しぶりだね 元気してた?」


兒玉「しゃし原しぇんしぇい・・・!!」

兒玉「・・・軍に・・・ 戻りたいでしゅ・・・orz」


指原「先生??・・・あ、それアタシの好きなやつだ」
多田(よくわからんけど、もう一押し乙!)
4153515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 20:43:50.00 ID:Tpg1mmVr0
指原「・・・なるほどねぇ それはまた随分と大胆な事をしたもんだね」
兒玉「も、申し訳ございましぇん・・・」
多田「と、とりあえずあの大勢の子供達、何とかならない?」
兒玉「あ、そうでしゅね・・・さんのーがーはい! これで・・・」

子供い「あ、あれ? なんでこんなところにいるの?」
子供ろ「・・・わ! もうすぐ日が暮れるよ!」
子供は「はやく帰らないとかーちゃんにしかられるぞ!」
子供達「わ〜〜〜〜〜〜〜」

多田「行ったか・・・」
指原「すごいなあ、壮大なガキ大将って感じだね 剛田武もビックリだわw」
多田「(誰だよ)ん? 三期生の子達は?」
兒玉「そうだ! ・・・みんな、変な事に巻き込んじゃって・・・ごめんね」

山下「いえ、いいんです ね、みんな」
外園「あの時、先輩達がバラバラになってしまい私達は路頭に迷ってしまいました」
荒巻「そんな私達に声をかけてくれたのは兒玉さんだけでした」
坂本「だから、むしろ感謝しているんです」
筒井「えへ、結構楽しかったしねw」
山内「だよねw・・・今までありがとうございました 改めて今後もよろしくお願いします」

指原「みんな、いい子だね!かわいいね! こちらこそよろしく〜!」
多田「・・・お前に言ったんじゃないと思うぞ まあいいけど」
4163515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 20:46:28.80 ID:Tpg1mmVr0
多田「はっ! そ、そういや尾崎城主は・・・?」
指原「ああ、尾崎さんならちょっと寄る所あるからって、指原だけ先に帰ってきたの」
多田「そ、そうか・・・(ほっ)」

指原「ん? どったの?」
多田「この状況を城主に見られるのはさすがに不味いだろ・・・まかされた私や穴井の責任問題にもなりかねん」
指原「ふ〜ん 特に被害があったわけでもないし、大丈夫だと思うけど・・・」
  と、言いつつ指原は縄を解かれた仲間達の方を見た

松岡「まいった・・・こんな目にあうとは・・・」
植木「なんで? なんで、なおだけあごまで縛られてたの??」
本村「え〜〜〜ん 腕痛い〜〜」
森保「これだからションベンくさい餓鬼は・・・(かくれんぼなんてするんじゃなかった)」
兒玉「み、みんな・・・ごめんね、本当にごめんなしゃい・・・」

指原(はるっぴ・・・折角戻って来れたのに、このままだと気まずい思いをするかね・・・ようし、じゃあ)
4173515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 20:50:06.17 ID:Tpg1mmVr0
指原「はるっぴ、ちょっと!」
兒玉「は、はい!・・・なんでしょうか・・・」

指原「え〜っと、戻ってきてくれたのは嬉しい、歓迎もしたいところなんだけどー」
指原「さすがにこの騒動でお咎めなしというのも、ちょっとね そこでー」
指原「一つ試練を与えようと思うんだけど・・・みんなもそれで、はるっぴの事許してくれるかなー??」

一同「いいともーーー!!」

松岡「まあ私達は別に・・・ねえ?」
森保「ええ、そもそも許すも許さないもないですわ」
穴井「仲間だもんね・・・はるっぴがそれでみんなに遠慮がなくなるのなら、いいと思います」

兒玉「みんな・・・わ、私なんでもやりましゅ 一から出直ししたいでしゅ!」

指原「よく言ったわはるっぴ じゃあしばらくの間、皆の朝食にでる卵をおでこで割る係に任命します!」
多田(地味にキツイなそれ・・・結構な人数だし)

兒玉「はい! 私、頑張りましゅ!!」
多田(! もう、いい笑顔しちゃって・・・ふふっ)
4183515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 20:51:32.15 ID:Tpg1mmVr0
中西「やったぁ〜〜 これで朝からすき焼きでも大丈夫〜!」
村重「は? 朝は明太子やろうもん!」
中西「ああ?」村重「おお?」・・・以下略

本村「はるっぴ〜 おかえり〜〜」
植木「はるっぴ、頑張りまっちょ!」
宮脇「よかった・・・はるっぴ、これからもよろしくね 二人でまた・・・」

兒玉「みんなありがとう らっち、二人でまた博多のために頑張ろうね! もう私、逃げないよ!」

指原「よかよか! これにて一件落着! だね!」
4193515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 20:53:19.49 ID:Tpg1mmVr0
谷 「ん〜〜ん〜〜」

兒玉「あっ!? 谷しゃんだけ縛られたまま!? ほ、解かなきゃ」
指原「いいのはるっぴ、谷はあれでいいの あれが『おいしい』っていう事なのよ」
兒玉「しぇんしぇい・・・はい、わかりました!」
指原「先生はやめて・・・しゃっしーでいいから・・・」

谷 「ん〜〜〜! ん〜〜ん〜〜〜!!」


後藤「喋れない動けないのにオチとか」
駒田「オイシイよね 実際」
冨吉「売れるわ あれは売れるわ!」
坂口「まあまぁ 私らも頑張っていこーよ・・・」


とうとう元零番も戻ってきて活気づく幕府軍 だがそれは最大にして最後の戦いの幕開けにすぎなかった
君は、生き延びることができるか・・・
4203515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 20:59:40.22 ID:Tpg1mmVr0
はい 今回はここまでです

もう少しでこの話も終わってしまうので
新たな書き手さんが現れるのを心待ちにしていますが・・・
まずは自分がちゃんと終わらせられるように頑張りたいと思います

それではまた
421名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 21:04:56.29 ID:dYkDulra0
>>420
終わっちゃうのいただけど
取り合えず今日はお疲れ様でした
お茶でもどーぞ
∧_∧
( ´・ω・)
( つ旦O
と_)_) 旦
4223515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/22(金) 21:21:04.72 ID:Tpg1mmVr0
>>421
どもw 
423名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 21:23:53.28 ID:dYkDulra0
>>1さんどうしちゃったんでしょうね?
∧_∧
( ´・ω・)
( つ旦O
と_)_) 旦
424名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 22:37:42.94 ID:KuugTPW+0
あげ
425名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/22(金) 23:42:35.80 ID:KuugTPW+0
あげ
426名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 00:08:55.67 ID:K3VFNd8G0
あげて寝るぞー
__
|全|
|国| /\
|制|/__\
|覇|(`・ω・)
.` ̄|/-∪━⊃━━<>
  ( ⌒)′
 (_/し′
427名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 01:32:31.11 ID:VGeqGn8G0
あげー
428名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 01:34:07.76 ID:YZjiI0Xn0
あ 足軽だ! age
429名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 05:01:34.32 ID:gKaOXDRTO
俺も書いてみようかな保守
幕末か一層のことガンダムにするかw
430名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 06:38:29.28 ID:ZOThTrTyO
OHAGE あっ
431名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 08:57:35.20 ID:Y4wO6CmMO
ポニーテール
432名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 09:03:45.17 ID:DrS/pgrc0
脳内だと作家なんだろうなぁ・・・
433名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 11:02:09.93 ID:VGeqGn8G0
あげだおらー
434名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 14:11:52.72 ID:ZOThTrTyO
a girl ageru
435名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 16:48:28.44 ID:K3VFNd8G0
∧_∧
( ´・ω・) 落ちちゃうよ
( つ旦O はぁお茶旨い
と_)_)
436名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 18:14:12.49 ID:RCCSK2/O0
(保・ω・守)
437名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 20:07:33.63 ID:a1h6hHsx0
保守
438名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 21:57:37.79 ID:YZjiI0Xn0
ツインテール
4391 ◆./iL3IKYwg @転載は禁止:2014/08/23(土) 22:21:06.61 ID:t1Z3uX8U0
え〜、1です。
残念ながら生きていますw
呼吸不全ってやつで入院していた次第です。
まあ、簡単に言えば、胃腸炎でゲ●吐きながら寝ていたのですが、
なんと喉にゲ●が詰まってしまい、死にかけていたのを看病に来た、
彼女に発見され救急車で搬送。チアノーゼ状態で、マジほとんど
死んでいたらしいっす。確かに脳細胞がかなりやられて頭痛が酷かったんで
かなり馬鹿になってるらしいw

いや、笑い話じゃなく、一時は親まで来てたんだから。

でもね、そんな状態になるの、かなりの高齢者しかならないって事は秘密。
30代なんだがなぁ…………。

って事で、日付が変わる頃更新予定です。

スレを維持してくれた読者の皆さん、age神様、本当にありがとう!
428さん、3515さんには苦労をお掛けしました。お疲れ様!

って事で復帰宣言!
またよろしくお願いします。

筆者
440名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 22:23:25.39 ID:7giAPYpL0
>>439
おお、そんな波乱万丈なことになっていたとは。
お体お大事に。無理しないでくださいね。(^^)/
441名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/23(土) 23:22:02.00 ID:K3VFNd8G0
>>439
大変でしたね
とにかく無事で良かったです
彼女に感謝ですね
442名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 00:47:46.43 ID:nDbzcuww0
保守
443名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 00:48:06.85 ID:1f/1cK+V0
∧_∧
( ´・ω・) >>1さんお大事に
( つ旦O 
と_)_)
444名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 01:22:58.92 ID:G661qml40
あげ
445名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 03:19:11.87 ID:PX5wHQTH0
(保・ω・守)  >>1さんお大事にね!
446名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 08:32:38.11 ID:qY+7vsKai
保守
447名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 10:57:10.80 ID:h9AzC+Mx0
agege
448名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 12:17:32.29 ID:1f/1cK+V0
補習・・・
449名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 14:23:55.46 ID:h9AzC+Mx0
宿題…
450名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 15:30:25.30 ID:29aF5B0Ni
保守
451名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 16:51:26.53 ID:E05cSY9rO
シュシュ
4523515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/24(日) 18:15:23.02 ID:hEr4rhxN0
こんにちは

1さん!復帰おめであります!
これは入院でもしてるのでは、とは思ってましたが
それ以上の修羅場だったようで・・・復活できてなによりです
取り急ぎご挨拶まで

そして続きを・・・と、いきたいところですが
ちょっと苦戦しておりまして(^_^;)
もうちょっとだけお時間下さい すんません
(あまり期待されてないとは思いますがw)
453名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 19:08:38.00 ID:1f/1cK+V0
>>452
∧_∧
( ´・ω・) 期待してますよ
( つ旦O お茶飲みながら待機してますね
と_)_)
454428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/24(日) 20:11:17.61 ID:PbVm7F2c0
>>439
復帰おめでとうございます。
彼女さんには頭が上がらないですね。^^;
まだ治療は続くかも知れませんが、ゆっくりと治療してくださいね。

JKTの新作、もうすぐ出来上がりそうです。
短編だったのが長編になりそうです。^^;
455名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 20:44:54.22 ID:1f/1cK+V0
>>454
∧_∧
( ´・ω・) wktk
( つ旦O 
と_)_)
456名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 21:27:43.48 ID:h9AzC+Mx0
>>1
やっぱりね
あの世に召される人って
天国で必要とされてるからだって
だから佳人は薄命なのだと。

先日の豪雨の時の行いといい
神様は見ているんです。

だけど
恐らくスレ主 リアル フォーククルセダーズ
やったでしょ。www

天国良いとこ一度はおいで

なあーおまえー 天国っちゅーとこは
そんな 甘いもんとおまへんにゃ

ttps://www.youtube.com/watch?v=1OSp9ykj0HE

神に修行が足らぬと
いわれちゃったwww

大作家にいずれか必要な条件

投獄、闘病、臨死

経験されたからには、やすすを超える大殺界
あ 間違ごたwww
大作家 目指してもらいます。

なんといっても
自分で物語を書きたい
でも披露する機会が無い。
披露して批判されるのが怖い。
って人 一杯いると思うんです。

それを払拭してくれたのが
スレ主さんですから。

少しでも書きたいって
思っている人は
ここで ぶっちゃけて下さい。

そして 尖兵になってくれている
>>428 さん >>3515 さん
いつも おおきにやで。
457名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 22:29:32.79 ID:h9AzC+Mx0
かがーやきー 続けるー AKBよー
age
458428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/24(日) 22:31:13.43 ID:PbVm7F2c0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(1話)

(本営)

秋元康「たかみな、お疲れ。博多はどうだった?」
総監督「お疲れ様です。あの艦隊は噂以上でした」
湯浅「間違えてここを襲って来たら勝てそうか?」
総監督「あの化け物艦隊では200%無理です」
湯浅「化け物?」
総監督「化け物です」
総監督「栄を壊されたんでしょ?」
湯浅「あ、あれか・・・」
しのぶ「うーん・・・」
秋元康「成長して嬉しい反面、ちょっと任せすぎたかな?」

(博多の城)

指原「難波のトラブルも終わり、先ずは一安心」
多田「は〜、やっと平穏な日が送れる」
指原「まったくだ」
尾崎「お疲れ様でした」

(休みを貰って日向国に戻った駒田と冨吉)

駒田「いやぁ、久々の日向は気持ちいい〜」
冨吉「のんびりできるな〜」
駒田「しかし、村重様の戦艦、いつまで日向に置いとく気っちゃろか?」
冨吉「わからん・・・」

(駒田の兵士が望遠鏡で覗きながら何かに気付く)

兵士「ん?」
駒田「どうした?」
兵士「沖合いに不審な船があるような?」
駒田「なになに?」
冨吉「本当だ!あれは帆船だが帆柱が無いな」
兵士「漂流船でしょうか?」
駒田「誰か手を振ってるぞ」
冨吉「本当だ! 博多の城に連絡しよう」
459428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/24(日) 22:34:10.38 ID:PbVm7F2c0
今日はここまで。
やっと出来上がりました。
明日からボチボチと更新します。
昼間帯のあげ支援をよろしくお願いします。m(_ _)m
460名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/24(日) 23:26:31.67 ID:PbVm7F2c0
age
461名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/25(月) 00:08:24.09 ID:1f/1cK+V0
寝る前のあげ
462名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/25(月) 01:46:15.13 ID:avxYAzV80
kokode ippatsu ageeeeeeee
463名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/25(月) 06:10:09.73 ID:+w2ygHvv0
(保・ω・守)
もう一つ保守していたスレが落ちたけれど、新規にスレが建てられない状態で悲しい・・
こちらは頑張って保守しないと
464名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/25(月) 10:33:55.94 ID:kALf/ltWO
あげげ
465名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/25(月) 13:38:54.65 ID:BdTDYnLai
保守
466名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/25(月) 15:43:48.35 ID:IT6VOl8J0
あげとく
467名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/25(月) 16:55:13.00 ID:BdTDYnLai
保守
468名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/25(月) 19:15:59.94 ID:avxYAzV80
ちょい あげ
469428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/25(月) 20:03:55.60 ID:rFh/xRtI0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(2話)

冨吉「冨吉です。冨吉です。冨吉です。誰か居ませんか?」
多田「おぉ、私だ。多田だ。どうした?」
冨吉「日向の沖合いに不審な漂流船、帆船を発見!」
冨吉「船より誰かが手を振っています」
多田「分かった。村重に話してロシアの船に手伝ってもらうように伝えるから待ってなさい」
冨吉「はっ!」

(冨吉から連絡を元に多田から村重に連絡された)
(村重から博多湾に停泊していたロシア船から日向沖に停泊していたロシア船に連絡が入った)
(日向沖に停泊していたロシア船から兵士が近付いてくる)

ロシア兵「トミヨシサン ト コマダサン ハ イマセンカ?」
冨吉、駒田「おー、私達だ」
ロシア兵「ムラシゲサンカラ キキマシタ」
ロシア兵「フネニアル ボウエンキョウガ ヨクミエマスノデ フネニ ノッテクダサイ」
冨吉、駒田「分かった」

(日向沖の巡洋艦に乗った冨吉と駒田)
(さっそく、不審船らしき船を望遠鏡で見る)

冨吉「何だあの旗は?」
駒田「赤色の旗がある!」
ロシア兵「ドレドレ?」
ロシア兵「アカイロノハタ デスネ」
ロシア兵「トミヨシサン ト コマダサン ハ クロイロ ノ ハタ・・・」
冨吉「ちょ、ちょっと待ってよ!」
駒田「ひょっとしたら、ひょっとするかも?」
冨吉「警戒は必要だけど、あの船に近付いて確認しよう」
駒田「うん」
冨吉「あの船に近付くことできませんか?」
ロシア兵「OK!ユックリト チカヅイテ ミマスネ」
470428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/25(月) 21:18:26.35 ID:rFh/xRtI0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(3話)

(巡洋艦出航)

**「おーい」
**「おーい」
**「助けてくれー」
**「ヘルプー」

駒田「日本語が聞こえたぞ! 冨吉!日本人が乗ってるぞ!」
冨吉「おーい!お前達はどこから来たのかー?」
**「インドネシアだー」
冨吉「???(ジャカルタじゃないの?)」
駒田「私は博多の駒田だー。お主らの名前を聞かせてくれー」

**「は、博多?」
**「まさか、指原と多田のところか?!」

**「おーい!博多の者かー?」
駒田「そうだー! 博多の指原様のところだー!」

**「よっしゃあ!皆、助かったぞ!」
一同「おぉ!」
仲川「ジャカルタの仲川だー! 博多の多田殿と同期だー! 助けてくれー」

駒田「えぇ!何だって〜!」
冨吉「多田様と同期って、ちょっと恐いよ〜・・・」
駒田「今、そちらに向かうからちょっと待って〜」

仲川「分かった〜!」

駒田「船を向けてください」
ロシア兵「ワカリマシタ。ネンノタメ カイゾクタイサクトシテ ゴエイモ ツケマス」
471名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/25(月) 22:54:57.37 ID:IT6VOl8J0
落ちちゃうよ
472428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/25(月) 23:10:07.63 ID:rFh/xRtI0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(4話)

(船を横付けした)
(船にはジャカルタから乗船していた家臣が居たが、皆、病とケガを負っていた)

冨吉「皆の衆、大丈夫か?」
仲川「大丈夫ではない。悪天候で船が壊れ、皆もこの通りケガや病気になってる」
仲川「みんなを助けて欲しい」
冨吉「わかった。とにかく我らの日向へ行こう!近くだ!」

冨吉「日向へ頼む」
ロシア兵「ワカリマシタ。エイコウシマス」

(ジャカルタからの船を曳航して日向へ向かった)

駒田「さ、港だ。上陸して」
駒田「近くに私達の城があるから」
仲川「ありがとう」
473428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/25(月) 23:11:49.04 ID:rFh/xRtI0
今日はここまでにします。
今、別件対応中なもので・・^^;
あげ支援、よろしくお願いします。

>>471
ありがとうございます。
474名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/25(月) 23:30:18.17 ID:AF4yD9eii
保守
4751 ◆./iL3IKYwg @転載は禁止:2014/08/26(火) 00:11:12.31 ID:UeIrCQCL0
age
4761 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/26(火) 00:19:22.68 ID:UeIrCQCL0
こんばんは。
トリこれかな?

退院って、物凄く忙しい。
お見舞いのお返ししなくちゃだし、あちこちから知り合い来るし。
って事で、お見舞いの宛名書きしてたらこんな時間!

ちっと生活が落ち着くまで書けないかも〜?
さ〜せん。

しかも今日2推しのゆっこ卒業だし…………うぅぅ…。
とりあえずやけ酒も飲めないのでもう寝ます…………。
4771 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/26(火) 00:32:15.87 ID:UeIrCQCL0
オクでリクアワの投票券買い増しして寝る事にしました。
478名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/26(火) 01:04:50.83 ID:yqbTtnZp0
>>477
お大事にあげ
479名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/26(火) 01:05:36.93 ID:BOgSdM8N0
スレ主さんの“〆(^∇゜*)カキコ♪があると
それだけで安心しますわ。
日常が戻って来たなとwww
そっか 今年は8月27日の大物卒業無いと思ったら
SKEでありましたね。(TдT) 最後は笑顔で o(^◇^)/~
しかし あっちゃんから2年 ともちんからまだ1年しか経ってないんですな。
AKB いろんなことありすぎですわwww
480名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/26(火) 01:09:59.09 ID:BOgSdM8N0
こんなスレ 立ってた! \(^o^)/
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1408971968/l50
( ̄▽ ̄)
4811 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/08/26(火) 03:00:55.07 ID:b++hDSwp0
>>479
ありがと。
ageて寝るとするか…………
482名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/26(火) 06:10:45.57 ID:Vj1UlW8/i
揚げ
483名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/26(火) 07:23:30.10 ID:iTxX6n5Y0
(保・ω・守)
484名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/26(火) 11:18:17.51 ID:m1/EJyL0i
保守
485名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/26(火) 15:56:19.09 ID:BrtcetT40
あげ
486名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/26(火) 17:04:27.72 ID:Vj1UlW8/i
揚げ揚げ
487名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/26(火) 18:54:44.18 ID:BOgSdM8N0
油断大敵 雨あられ あげ
488名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/26(火) 20:01:59.38 ID:vhZyFdn/0
保守
489名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/26(火) 21:04:00.41 ID:yqbTtnZp0
あげ
__
|全|
|国| /\
|制|/__\
|覇|(`・ω・)
.` ̄|/-∪━⊃━━<>
  ( ⌒)′
 (_/し′
4903515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/26(火) 21:21:46.04 ID:ZmlG2BMe0
こんばんわ

・・・何とかなりそうですw
最後までがんばりマッチョしていきますね

それでは続きを
4913515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/26(火) 21:24:47.04 ID:ZmlG2BMe0
>>419からの続きです)

 話は前回の終わりの場面からそのまま続く・・・


多田「そういえばさ、朝廷の大事な話ってなんだったの?」

指原「・・・それな! ちょっと先の話なんだけど、みんなもいる事だし発表しちゃいますか」
指原「じゃじゃーん! なんと我等が博多に一番隊に続き新しく二番隊ができまーす!!」

一同「えええーーー!?」

指原「『は組』の次だから、『か組』! あ、栄に『か組』あるから、『かの二組』になるのか」
多田「あれ? ジャカルタにも『カ組』なかったっけ?」
指原「ジャカルタは、『ジャ組』『カル組』『タ組』だね」
多田「あ、そっか・・・『かの二』・・・なんかわかりにくいね」
指原「難波の二番隊『ん組』よりはいいんじゃねw 三番隊も『ばの二』だしね」
4923515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/26(火) 21:28:31.27 ID:ZmlG2BMe0
穴井「そ、それで肝心の組み分けは・・・?」

指原「ああ、それはまだこれから、隊長はらぶたんになると思うけど・・・あ、やべ、言っちゃった」
多田「ああああああたしが隊長!?・・・え?ちょっと待って、言っちゃったって何?」
指原「いやさー、何でも近々大編成ってのが行われるらしいって朝廷のあちこちで噂になっててさー」
多田「大編成?」
指原「うん、私らも秋葉で経験してるじゃん『ば組』から『あ組』に あれの大掛かりなやつで、本城支城ごちゃまぜでやるとかなんとか」

多田「へぇ そうなんだ・・・って隊長になったのにーー!?」
指原「ああうん、そうなっちゃうだろうから言わないでおこうと思ったんだけどさ・・・」


指原「ともかく二番隊ができる事は決まったから! 詳しい内容はそのうち通達されるから待ってて」
多田「う、うん、わかった・・・(なんか釈然としないが)」

指原「あ、でも大編成は正式に決定した話じゃないから、みんなもまだ内緒にしといてねー」
一同「はーーい」
指原「じゃあお城に戻ろうねー ちゃんと手洗ってうがいするんだよー」
一同「はーーい」
多田(ここは寺子屋かよ・・・)


指原「・・・」
4933515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/26(火) 21:30:00.60 ID:ZmlG2BMe0
 
 それからわずか数日後の事だった、それは突然やって来た・・・

兵 「秋元様のおなーーりーー」
 「ええ!? な、なに急に!?」
 「と、とにかく行かなきゃ!」

 城の者全てが慌てて出揃い、秋元康を城門にて出迎えた

尾崎「こ、これはこれは秋元様 急なお越しで・・・」
秋元「うむ、不意打ちというやつだ ほっほっほ」
尾崎「いや驚きましたよ・・・それでどのようなご用件で・・・」
秋元「うん この子達なんだけどさ」

宮脇「! あ、ああ・・・」
兒玉「あなた達は・・・!」
4943515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/26(火) 21:31:33.32 ID:ZmlG2BMe0
秋元「博多のみんなはもちろん知ってるだろ うしろ指推され組の四人だ」

穴井「芽瑠、美桜、奈子、美久・・・」
推され組「・・・」

秋元「そろそろいいかなと思ってな 後はまかせたぞ じゃ」
尾崎「ええ? も、もうお帰りですか?」
秋元「まあ、俺も忙しい身だからさ (ボソッ)おい、水炊き食ってこうぜ」
尾崎「え? 何か?」
秋元「いやこっちの話だ じゃあよろしく (ボソッ)豚骨中華蕎麦も捨てがたいけどな」ザッザッザッ・・・

尾崎「(あれは両方食べるな)・・・行ってしまわれたか・・・」
尾崎「ええっと、この子達については、みんなが知ってるならみんなにまかせるよ 指原、多田、あとは頼んだぞ」ザッザッザッ・・・

一同(えええーーっ い、行っちゃうのーー!?)
4953515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/26(火) 21:34:23.44 ID:ZmlG2BMe0
VSうしろ指推され組

幕府軍「・・・」
推され組「・・・」

多田(き、気まずい・・・な、何か言わなきゃ)
多田「・・・話には聞いてたけど、この子達があの時の・・・(内紛の張本人、なのよね)」

穴井「ええ、あの時最後まで軍に残ってたはずなのに、いつからか消息不明だったのですが」
松岡「まさか朝廷が絡んでたとはね 思いもよらなかったわ・・・」

宮脇「・・・でも本来はこの子達が悪いわけじゃないんです 真面目だし、一生懸命やってただけで」
森保「そうよね、私達の不満は基本的には大人達に向けてのものだったし」
兒玉「私達も未熟だったから・・・でも、今ならまたみんなで」

田島「ふぅ、黙って聞いてりゃ・・・キレイゴトばっかり言わないでほしいわ」
4963515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/26(火) 21:41:47.64 ID:ZmlG2BMe0
はい というわけで今回はここまでです

また会いましょう
497名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/26(火) 21:42:53.88 ID:yqbTtnZp0
>>496
乙です
続きwktk
498428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/26(火) 22:30:54.36 ID:nX/RJn5T0
>>472からの続きです。

その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(5話)

(日向の城)

冨吉「多田様、多田様、多田様、冨吉です。大変です!」
多田「おぉ、冨吉か。不審船はどうだった?」
冨吉「インドネシアからの船で日本人が乗ってました!」

多田「何じゃと?! ひょっとして赤色の旗を持って無かったか?!」

冨吉「はい!持ってます。今変わります!」
駒田「(仲川に向けて)ここに向けて話してください」

仲川「仲川だ。はるごんだよ」
多田「私だ!多田だ!仲川なのか?」
仲川「はい。久しぶりですぅ(泣)」
多田「久しぶりじゃの〜(泣)」
仲川「実は江戸に向かう途中に悪天候に見舞われて、家臣の多くがケガや病気になって・・・」
多田「何じゃと?! ちょっと待ってろ!」
499428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/26(火) 22:54:56.36 ID:nX/RJn5T0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(6話)

(博多の城)

多田「村重!村重!村重は居らぬか?!」
村重「お呼びでしょうか」
多田「ジャカルタの同期の多くが病気とケガで大変なことになっておる」
多田「お前の病院船を借りたい。今すぐに日向へ出航を命ずる!」
村重「さ、さっしーからは何も聞い・・・」
多田「うるさーい!、今はアイツのことはどーでもいい!」
多田「とにかく急いで日向だ!そして私も行く!!」
村重「は、はいっ!」
多田「穴井!今のやりとりはあとで指原に報告!頼んだぞ!!」
穴井「は、はいっ!(恐いよ〜)」

(再びはるごんとの会話に戻る)
(しかし、この博多の会話は仲川には筒抜けであった)

仲川「・・・(すげーw)」
多田「いやぁ、待たせてスマナイ」
仲川「あんた、博多に行って成長したねぇw」
多田「なにが?」
仲川「募る話は会ってからにしようw」
多田「こっちから病院船を出す。ケガも病気もすぐに治るぞ。明日には到着するから待ってて」
仲川「ありがとう」
多田「ちょっとうちの者と変わって」
仲川「うん」
500428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/26(火) 22:58:30.92 ID:nX/RJn5T0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(7話)

駒田「駒田でーす」
多田「村重に言って病院船を出すことにした」
多田「明日到着するからそれまでの間は応急処置しといて」
駒田「分かりました。あとジャカルタからの船の修理も必要です」
多田「なんと?!」

駒田「帆船の帆柱が折れていて航行不能です」
駒田「日向でも手配しますが、指原様か伊藤の家来に多く居る、熟練の船大工の支援をお願いします」
駒田「船のことなら豊後や伊予がプロですから」
多田「分かった」

駒田「また、船の修理はしばらく掛かると思います」
駒田「皆さんが江戸に向かわれるのは相当の日数は遅れるかと・・・」
多田「分かった。こっちで調整する!」
多田「到着するまでの間、頼むぞ」
駒田「分かりました」
501428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/26(火) 23:01:17.58 ID:nX/RJn5T0
今日はここまでにします。
おやすみなさいです。
あげ支援のご協力をよろしくお願いします。
502名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 00:50:16.00 ID:IIVQR/vN0
ここぷら 発売日記念 あげ
503名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 01:58:10.28 ID:hCS5ps2yi
揚げ揚げ
504名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 03:52:12.73 ID:D3b77u4M0
ホシュジャナカッタ (保・ω・守)
505名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 06:47:41.87 ID:cLOGYwSY0
あげ
506名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 11:44:42.11 ID:IIVQR/vN0
507名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 12:36:40.21 ID:y1ul2wXDi
保守
508名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 14:25:12.34 ID:0y6NyQof0
保守
509名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 17:56:05.03 ID:jRhPiW5gO
あげ
510名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 19:13:34.16 ID:/XAkNg9Q0
保守
511名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 20:33:38.92 ID:y1ul2wXDi
保守
5123515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/27(水) 21:06:12.88 ID:N5c7FnRL0
こんばんわ

続きいきまーす
5133515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/27(水) 21:09:15.45 ID:N5c7FnRL0
>>495の続きです)

兒玉「め、めるちゃん・・・!?」

朝長「そうよそうよ まったくバッカみた〜い(震え声)」
多田(!?)
宮脇「みおまで・・・ど、どうしちゃったの?」

多田「(ボソッ)お、おい、なんだあの棒読みと震え声 本当にどうかしちゃったのか?」
穴井「(ボソッ)あ、いえ、あれは昔からああいう感じなので・・・」
多田「(ボソッ)マジか・・・なんかすげぇな」

田島「あの時、皆が疑心暗鬼で皆が敵だったはずよ 今さらそんな事言われてもね」
朝長「そうだよ〜 敵だったよ〜(震え声)」
多田(き、緊張感が・・・はるっぴですら空気読んで何とか噛まずにやってんのに)

田島「・・・うん、大丈夫、私が話すから みおは見守ってて、お願い」

多田(空気読んだ! 賢い子だわ・・・推されには推されの理由があるのね)
5143515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/27(水) 21:11:29.64 ID:N5c7FnRL0
田島「あなた達はただ、大人のせいにして、私達のせいにして、互いを信じられなくなって・・・」
田島「そのあげくに結局は逃げただけじゃない! 私達は最後まで残ったわ 最後まで戦った」

一同「!!・・・」
宮脇「そ、それは・・・」

田島「それに、なこみくはまだこんな幼いのにそんな状況の中、必死で戦ってたの・・・それが!」
田島「それが・・・一人また一人と仲間がいなくなるごとに、言葉数が減り、感情を表に出すことも少なくなって・・・」
田島「とうとう今では完全に心を閉ざして、喋る事も出来なくなってしまったのよ!!」

一同「!!!」

兒玉「そ、そんな・・・なこちゃん! みくちゃん!」
なこみく「・・・」
本村「い、いやだぁ・・・そんなのいやぁああーーっっ」

田島「だから! 私達はあなた達を許さない・・・仲間だなんて認めない!!」


多田(なんてことなの・・・なんて声をかけたらいいの・・・わからない・・・)
5153515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/27(水) 21:13:49.05 ID:N5c7FnRL0
 衝撃の事実に軍の者は皆うなだれ、その場は一旦静まり返ったが・・・その静けさををつんざく声がした

??「ふーん 許さないだの認めないだの 上から物を言うねぇ」
??「まったく、自分達にはまるで非がないとでも思ってるのが痛いですね」

多田「な、なんだ・・・誰!?」
松岡「みかん姉妹!! 田中菜津美と秋吉優花・・・また話をややこしくする気!?」
多田「!! こいつらか・・・周囲をたきつけ内紛を扇動・激化させた、もう一組の張本人!」           
穴井「ええ あの内紛以来『悪の親玉』と揶揄されてきた二人です いま、こんな時に現れるなんてね・・・」

田中菜「みんな、お久しぶり・・・なのに、まあ随分な言われようだね」
秋吉「話をややこしくしようなんて思ってませんよ むしろ助けにきてあげたというのに」

多田「ど、どういう事よ・・・?」

秋吉「さっきから陰で見てたけど言われっぱなしじゃないですか、あなた達」
田中菜「だから代わりに言ってやるってんだよ あたし達がさ
5163515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/27(水) 21:16:43.44 ID:N5c7FnRL0
みかん姉妹参戦!

田島「・・・何か言い返せる事があるの? 私は間違った事は言ってないわ」

秋吉「ふふ 自分達だけかっこつけようとしたってダメだよ めるちゃん」
田中菜「互いを信じなかったのは一緒でしょ あんたらはただ言われたとおりにしてただけじゃん 大人に守られながらね」
田島「! な、なんですって!」
田中菜「だからー お前らだって、周りの仲間を顧みず自分達のことしか考えてなかっただろっつってんの」

秋吉「なこみくちゃんの事だってそう、仲間がいなくなる事で心を閉ざしたのなら、仲間を引き止めるなりなんなり努力すればよかったのに」
田島「こんな小さな子たちにそんな事!」
秋吉「違うよ めるちゃんにみおちゃん あなた達がやればよかったの でしょ?」
田島「!? そ、それは・・・」

秋吉「ほら反論できない 偉そうな事言ってたけどー、結局は自分達の事しか考えてませんでしたー あはは あはははは」
田島「くっ・・・!!」
5173515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/27(水) 21:20:07.98 ID:N5c7FnRL0
 「ちょっと、まずくない・・・?」
 「これじゃ、あの時と同じじゃない・・・」

穴井(だ、誰? 今言ったの・・・軍の中にも動揺が広がっている・・・?)

多田「お、おい、指原 さっきからずっと黙ってるけど、どうするのよこの状況・・・」
指原「そうだね・・・これでやっと、追放された人以外は全員揃ったんだからさ 思いっきりやりあうのもいいんじゃないかな」

多田「え? やり合う? お、お前らしくない事を言う・・・」

指原「そうかな? そろそろわからせないとダメみたいだしね・・・指原は推され組の方に付くよ 元々こっち側の人間なんで」

多田「・・・え?」


幕府軍「えええええーーーーー!?」
5183515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/27(水) 21:22:00.03 ID:N5c7FnRL0
田島「さしこちゃん・・・」
指原「よく頑張ったね、める 後は指原にまかせな」

田中菜「・・・ふん、やっぱりね 最初からずっと監視してたけど、怪しいと思ってたんだ」
秋吉「そもそも朝廷の裁定でここに来てるのに、何も知らずにだなんてありうるのかと疑問に感じてたんです」

指原「へぇ そうなんだ やるね さすが悪の親玉だわw」 

田中菜「けっ よく言うぜ」
秋吉「それはあなたの事でしょ? みんなを騙していたのだから」

指原「ふっ・・・そう、私は最初から全てを知っていた・・・全ては推され組、この子達のためにやってきた事なのよ」

多田「そ、そんな・・・そんな、馬鹿な!?」
 

 事態は風雲急を告げる! 博多の運命は何処へと向かうのか・・・
5193515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/27(水) 21:23:11.42 ID:N5c7FnRL0
はい 今回はここまでです

またお会いしましょう
520名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 21:46:05.45 ID:h12djRvt0
乙です
指原はなこみくにサシハラスメントしながら話に入ってくるものとばかり・・・
521名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 21:52:43.06 ID:/XAkNg9Q0
>>520
自分もw
522428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/27(水) 22:19:55.59 ID:OQIonlsz0
>>500からの続きです。

その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(8話)

(博多の城)

多田「さーしーはーらー!、さーしーはーらー!、さーしーはーらー!」
多田「らいらー!、らいらー!、らいらー!」
指原「どうした、血相を変えて?」
多田「一大事だぁ!」
指原「はるごんのことなら、さっきキャップと村重に聞いたよ」
伊藤「お呼びでしょうか・・・」
多田「では、話が早い!」
多田「ジャカルタの船、帆船が航行不能になってる!」
多田「お前らの家来衆に居る船大工を今すぐよこせ!」
多田「今すぐ私と一緒に日向だ!!」

指原「わかったから、落ち着いてw」
指原「はるごんの行先はどこ?」
多田「江戸!」
指原「分かった。秋元先生には私から言っておくね」

指原「伊藤、伊予から熟練の船大工を呼べそう?」
伊藤「損傷状況を確認しないと何とも言えないので、先ずは先遣隊を派遣します」
伊藤「伊予から日向なので先遣隊到着まで3日ほど、本隊を呼ぶと最低7日ほど掛かります」
指原「そうだな。豊後からも熟練の船大工を出すが、まずは損傷状況を確認しないとダメだよね」
伊藤「はい、仰る通りです」

指原「多田、方角も同じだから私と伊藤も途中まで同行しよう」
指原「それぞれの根城で船大工を手配して日向に向かわせる」
指原「私も同期の近野に会いたいぞ」
多田「分かった。では今すぐ参るぞ!」
指原「はえーよw」

(多田はなりふり構わず日向へ出発)
(指原、伊藤、村重も同行した)
523428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/27(水) 22:34:03.98 ID:OQIonlsz0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(9話)

(病院船内にて)

多田「村重!もっと早く進めないのか!」
村重「これ以上は無茶ですよぉ!」
多田「おのれぇ〜!!」
村重「うわぁ〜!!!」
指原「落ち着いて!! らぶた〜ん!!!」

伊藤「指原様より恐いよ〜(驚)」

(同期の絆の強さを改めて見せられた指原、村重、伊藤)
(伊藤は門司港で船を乗り換えて伊予へ向かい船大工の手配に向かった)
(指原は臼杵で一旦下船して船大工を手配し、船に乗り込ませた)
(その間、多田は仲川達のことを案じていたが、船内では相変わらず大暴れしていた)
524428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/27(水) 22:35:38.39 ID:OQIonlsz0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(10話)

(日向の港にて)

多田「日向に着いた〜!、馬を貸せ!!」
駒田の兵士「ど、どうぞ・・・」
多田「よっしゃあ! 行くぞ!! はるごーん!!!」

指原「はぁ、やっと行った・・・。疲れた。。。」
指原「じゃあ、船大工の皆さんも一旦、日向の城に参るぞ」
船大工「はいっ!。でも、船はまだ見なくて良いですか?」
指原「3日後に伊予からも応援に来るから、そのときに皆で一緒に見よう」
指原「壊れた箇所を皆で一緒に確認してから一気に直した方が早いだろ」
船大工「そうですね。伊予からの応援も待ちましょう」

(日向の城にて)

多田「はるごーん!!! 多田だぁ!!!」
仲川「おぉ!!! らぶたーん!!!」
多田「皆、無事か? すぐに治療だ!!」
仲川「容態が優れないのが居る! すぐに治療を!!」
多田「村重とロシア兵!!すぐに病人とケガ人の治療だ!」
村重「はっ!」
ロシア兵「ハッ!」

(すぐに病気に罹った者とケガ人の治療が始まった)
(何人かの家臣が重症であったが治療の甲斐あって命に別状は無かった)
(しかし、1名だけしばらく入院治療の者が出た)
525428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/27(水) 22:38:16.11 ID:OQIonlsz0
スミマセン。明日早いので今日はここまでにします。
また明日書き込みます。おやすみなさいです。
あげ支援のご協力をよろしくお願いします。
526名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/27(水) 23:27:54.80 ID:/XAkNg9Q0
あげ
527名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/28(木) 00:55:14.53 ID:Xi3Wi9LM0
おっとっと
528名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/28(木) 01:27:00.36 ID:judX227pi
揚げ揚げ
529名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/28(木) 03:56:38.41 ID:judX227pi
揚げ揚げ

寝るーノシ
530名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/28(木) 07:14:41.71 ID:XD45l7I8i
保守
531名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/28(木) 11:54:13.82 ID:pivSQwncO
あげ
532名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/28(木) 12:19:54.88 ID:lPyE2zUg0
(保・ω・守)
533名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/28(木) 14:29:20.45 ID:8sjCRA7t0
保守
534名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/28(木) 17:59:44.98 ID:a1NUd8Ks0
保守
535名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/28(木) 19:17:31.40 ID:lPyE2zUg0
(保・ω・守)
536名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/28(木) 20:10:06.44 ID:60e98LVf0
(ノ-_-)ノ~うりゃあげ
5373515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/28(木) 20:12:27.62 ID:+jizMheX0
こんばんわ

それでは前回の続きです
5383515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/28(木) 20:14:32.67 ID:+jizMheX0
>>518の続きです)

穴井「なんで・・・嘘ですよね・・・」
松岡「どういうこと・・・全然わかんないよ・・・」

指原「・・・いいわ、混乱してるみたいだから全部説明してあげる 真実を話してあげるわ」
指原「指原はね 元々朝廷から推され組の為の博多藩を作り上げるよう命じられてここに来たの」
指原「まあ、私の過去の問題行動に対する懲罰的な意味合いももちろんあったけれど」

指原「本来ならみんなは邪魔な存在 討伐すべき相手よ でもそれは現実的に難しかった」
指原「金も米も人材もほとんど用意してくれなかったからね なんせ懲罰でもあるから 自分で何とかするしかなかったのよ」
指原「そこで考えたの 仲間にしてしまう方が手っ取り早いってね」

指原「人手不足も解消できて一石二鳥でしょ? 我ながら素晴らしい案だと思ったわ しかもみんな単純だから」
指原「ほいほい仲間になってくれちゃうもんだからさ、楽ったらありゃしなかったわw」
指原「そんでまあ、人手も足りてきたしもういい頃合かなと思って、満を持して推され組を再び呼びよせた、というわけ」
 
 あまりに突然の告白に、誰しもが言葉も出せずにいた、ただ信じられないといった様子で・・・
5393515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/28(木) 20:16:46.54 ID:+jizMheX0
指原「・・・そろそろわかったかしら 私はみんなが最も忌み嫌う大人側の人間だったって事よ」
指原「でも安心して めるはああ言ったけど、私は推され組さえ前に置ければ後はどうでもいいからさ 今までどおり好き勝手に遊んでていいよ」
指原「私が以前の大人と違うのは押さえつけたりはしないってところね 言う事さえ聞いてくれればそれでいいから あっはははは」

指原「ま〜こんなところかしらね 何か文句があるのならば聞いてあげるよ ほれ 言うてみい わはは」 

 「騙されてたの?・・・あたし達」
 「あんな言い方しなくたって・・・」
宮脇「・・・どうでもいいって・・・好き勝手に遊んでろって・・・」
兒玉「そんなの・・・前よりもひどい・・・そんなの、おかしいよ・・・」

指原「じゃあまた逃げんの? 前みたいに」

幕府軍「!!」
5403515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/28(木) 20:19:18.63 ID:+jizMheX0
田中菜「うぜーっ 結局元の木阿弥かよっ!」
秋吉「どうするんですか? みなさん 逃げるんですか?、それとも・・・」

 「どうするって・・・どうする?」
 「逃げる?・・・それともいっその事・・・」
兒玉「・・・私は、逃げない! だって、そう決めたんだから! 一からやり直すって決めたんだから!!」
宮脇「私も・・・私には逃げる場所なんてもうないの、それに大きいブラウニー君と約束したんだから 私、頑張るって!!」
穴井「逃げてしまった事は事実 責められても仕方ないわ これからは何て思われようとみんなで推され組を精一杯支えるだけ・・・なこみくのためにも・・・」
松岡「いつの日か、めるにも認めさせてみせるから だから嫌でもやってもらうわよ 私達の零番なんだからね」

田島「み、みんな・・・」

指原「へー 少しは成長できたみたいね まあそれも、私のお蔭だよねぇ あーはっはっは」
5413515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/28(木) 20:20:58.79 ID:+jizMheX0
多田「(ボソッ)そっか・・・みんなの気持ち、聞けてよかった 本気なんだね・・・」

 「・・・愛ちゃん?」
松岡「(はっ)そ、そうだ 愛ちゃんは・・・どうなの?・・・さっしーの事、知っていたの・・・?」

多田「・・・私も・・・知らなかった・・・なんで!?・・・それならそれで、どうして言ってくれなかったのよ!」  
多田「博多に二人で来て、ここまで一緒にやってきて、わ、私はずっと・・・親友だと思っていたのに!!」

松岡「愛ちゃん・・・」

指原「・・・らぶたんには悪かったと思ってるよ」   
指原「でももう子供じゃないんだから、わかってくれるでしょ 私の言ってること」

多田「わかるわけないでしょ! みんなの本気の言葉を聞いてもヘラヘラと笑ったりして・・・何も思わなかったの!?」
多田「私は確信したわ! みんなはもう大丈夫 推され組の子達も、いつかわかってくれる日が来る でもね」
多田「その推され組にとっても、みんなにとっても、アンタのような大人は邪魔で迷惑でしかない! 退治されるべき存在よ!!」
5423515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/28(木) 20:24:22.39 ID:+jizMheX0
穴井「ま、待ってください! 二人が争うなんて、そんな・・・さっしーも何か考えがあってのことかもしれないし・・・」
多田「・・・ちーちゃん、ゴメン 私と指原がいなくなったとしても、隊長としてみんなの事よろしくね」
穴井「そ、そんな! ダ、ダメ・・・やめてーーー!!」

指原「退治だなんて酷いなぁ、仲間でもあるのに・・・仲間内でそんな事したら、らぶたんもただじゃ済まないよ」
多田「わかってるわよ 責任は取るわ 二人して博多にとっての踏み台になろうじゃないの・・・抜きな!!」
 
  刀を構える多田の殺気は凄まじく、止めたいはずの者も近寄るどころか声をかけることすら出来なかった

指原「・・・そう じゃあ仕方ないか・・・けどそんな簡単に退治される私じゃないよ!!」
 
  一方の指原も今までに見せたことのない真剣な姿に、その構えに、周りの者は気圧されただ立ち尽くすのみであった
 
  
  今、決着の時が迫る!
5433515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/28(木) 20:26:09.71 ID:+jizMheX0
はい 今回はここまでです

また明日お会いしましょう
544428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/28(木) 21:00:31.66 ID:iKuVTYme0
>>524からの続きです。

その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(11話)

ロシア兵「ヒトリダケ イッシュウカンホド ニュウインノ ヒツヨウガ アリマス」
ロシア兵「デモ イッシュウカンデ ゲンキニ ナレマス」
ロシア兵「サシハラサンヘ レンラクヲ オネガイシマス」
村重「分かった」

村重「ヒトリダケ イッシュウカンホド ニュウインノ ヒツヨウガ アリマス」
指原「ロシア語で言うなよw」
村重「一名が一週間ほど入院治療が必要だそうです」
村重「一週間あれば元気になれると言われています」
指原「分かった。ありがとう」

指原「冨吉、通信機借りるね」
冨吉「はっ!」
指原「やすす、やすす、やすす、聞こえますか?」
湯浅「湯浅です。今日は秋元先生は居ないよ。どうしたの?」

指原「(ニヤリ)」
指原「JKT48の船と家臣を全員預かった。解放したければ本営の運営権を博多に移して頂きたい」
湯浅「ブッw。またまたご冗談をーw」
総監督「こらぁー!(怒)」
総監督「冗談も休み休みにしろー(怒)」
指原「ったく、総監督は冗談が通じないなぁ・・・」
545428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/28(木) 21:59:21.25 ID:iKuVTYme0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(12話)

指原「じゃあ、【業務連絡】」

指原「JKT48の船が日向沖に漂流して博多軍が確保」
指原「船は途中で悪天候に遭い損傷。航行不能で修理が必要」
指原「日向にて修理を行うが破損箇所多数のため、豊後、伊予の両国から熟練の船大工を応援手配済み」
指原「修理期間は相当日数が掛かる模様!」
指原「乗員は悪天候の影響により、ケガまたは病気を発症し、現在治療中」
指原「内、1名については一週間の入院治療が必要。江戸への到着が大幅に遅れる! 以上だ!」

湯浅「マジですか?!」
指原「マジです。どうしても、というなら一週間後にこっちから別の船で向かわすけど・・・」
湯浅「ちょっとこちらで調整してから連絡します」
湯浅「JKTで誰か出られる人はいませんか?」
指原「近野ー!ひげ」
近野「近野です」
湯浅「おぉー、近野か。元気か?」
近野「私は大丈夫です。皆は治療中ですが一週間あれば元気になります」
湯浅「分かった。こっちで調整するからしばらくはそっちで休んでて」
近野「ありがとうございます」
湯浅「また連絡します」

(数日後の日向の城)

湯浅「(通信機から)指原か多田、居る?」
多田「多田でーす」
湯浅「JKTの状況はどう?」
多田「半分ぐらい元気になりましたが、あとの半分はまだ治療中です」
湯浅「そうか。まだしばらく掛かりそうだね」
多田「はい。。。」
湯浅「またあとから連絡するね」
546428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/28(木) 23:07:37.05 ID:iKuVTYme0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(13話)

(はるごんとらぶたんの会話)

仲川「多田、噂で聞いたけど栄と難波が全国制覇狙っているって本当?」
多田「あぁ、本当。ジャカルタにもその話が行ってるの?」
仲川「まあね。ときどき江戸に行ってるから話はそれとなく聞いてるよ」
多田「じゃあ、栄と難波を博多が押さえ込んだ話も?」
仲川「うん」
多田「そこまで行ってるか・・・」

仲川「多田は全国制覇を狙ってるの?」
多田「私だけじゃないけど皆、狙ってるよ」
多田「ただ、狙い方が違うけどね」
仲川「どういうこと?」
多田「栄のときは松村軍が前の栄運営軍とトラブルを起こしたのが発端で大戦争」
多田「難波は難波の中での派閥争いと本営乗っ取り画策が発端で大戦争」
多田「どれも、発端となるところがズレてるのよね」
仲川「ふーん、なるほど」
仲川「多田のところは?」
多田「私らのところは指原が仕切ってる」

多田「最初は九州統一を図るためにツアー組んでやってたよ」
仲川「へー」
多田「今は調子こいて全国ツアーに発展して海外進出に成長した」
仲川「おぉー、すごいね。海外ってジャカルタに来るの?」
多田「学生メンバーも多いから台湾と香港だけ」
仲川「へー」

多田「私達の場合は全国を回ることで全国制覇をしている」
多田「そっちの方が本営にとっても良いライバル関係になるでしょ」
仲川「それはたしかに。下手な画策よりかは良いよね」
仲川「でも、博多ってコンサートできるほどの曲の数はあるの?」
多田「ないよ。だから指原が先陣切ってハロプロの歌を取り入れたりしてる」
多田「あいつのハロヲタっぷりは狂信的でもう何が何だか・・・」
仲川「支配人になったらそうなるかw」
多田「まぁ、成功してるから良いけどw」
547428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/28(木) 23:10:29.24 ID:iKuVTYme0
今日はここまでにします。
また明日書き込みます。おやすみなさいです。
あげ支援のご協力をよろしくお願いします。
548名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/28(木) 23:12:45.84 ID:60e98LVf0
>>543 >>547
乙でした
549名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 00:14:21.69 ID:PDNn8BlJ0
あげて寝る
550名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 01:33:05.36 ID:ZRUrye5K0
あげー
551名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 02:54:53.47 ID:/EsLoNGLi
揚げ
552名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 05:06:41.72 ID:/EsLoNGLi
揚げ揚げ
553名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 07:11:36.87 ID:ZRUrye5K0
あげ
554名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 10:00:19.93 ID:W6aUUgqw0
(保・ω・守)
555名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 12:16:34.35 ID:0+rOXG9W0
揚げます
556名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 14:59:22.12 ID:bwbIykOk0
保守
557名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 18:27:45.16 ID:PDNn8BlJ0
落ちてしまうあげ
5583515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 18:54:09.58 ID:G7IYpKUE0
こんばんわ 

今日はちょい多めでいきます
それでは続きを
5593515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 18:56:42.81 ID:G7IYpKUE0
>>542の続きです)

らぶたんVSヲタ

多田「・・・」
指原「・・・」
 
 両者隙がなく、じりじりと近づいていった後、ピタリと動かなくなった 動けなかったのだ

多田「・・・」
指原「・・・」 
 
 緊張感が場を包む 見ている者の思わずつばを飲み込む音ですら聞こえそうな程の静寂だった

多田「・・・!!」ザッ!
 
 突然、多田が構えていた刀を大地に突き刺した!

指原「な、何・・・?」
多田「ふっ やめた」
指原「・・・どういうこと?」

多田「いつの間にか忘れてしまっていたのかもしれない・・・物分りがよくてズル賢い大人になりつつあったんだね アンタも・・・私も」
多田「あの頃の青くさくてアツイ気持ち・・・本気(マジ)ってやつを思い出させてやるよ! 拳でな! かかってきな、ヲタァッ!!」

指原「・・・ふっ その名前でよばれるのは随分と久しぶりだね・・・見せてやるよ、私の本気(マジ)を! らぶたんっ!!」

多田「オラアアァァッッーーー!!」
指原「ウワアアァァッッーーー!!」
 
  バキイイィィッッ!!!
5603515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 19:04:33.05 ID:G7IYpKUE0
 バキィッ! ドカァッ! ・・・拳をぶつける音だけが響くが、それは一方的なものだった

多田「はぁはぁ・・・ううっ」
指原「はぁ・・・ふぅ・・・なんで・・・泣いてるのよ・・・」
多田「どうして・・・なんで殴り返してこないのよ!」
指原「へへっ・・・カワウィー愛ちゃんの顔を殴れるわけないじゃん・・・それが、指原の本気(マジ)だよ・・・」
多田「バ、バカァッ! こんな時まで・・・何言ってるのよ・・・」
 
 「ダ メ −−−っっ!!」
  「や め て −−−っっ!!」


指原「な、なこ!! みく!! あんた達今・・・!!」


矢吹「さしこちゃんイジメちゃダメーーっっ!」

指原「い、いいのよ、なこ、さしこちゃんは退治されてたんだから・・・う、ううっ・・・よかったね、喋れたね、うううっ(泣)」


田中美「愛ちゃんも泣いてて辛そう・・・もうやめようよ・・・」

多田「みくちゃん・・・優しいんだね ごめんね、もうしないから・・・嬉しいよ、声が聞けて・・・ううっ(泣)」
5613515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 19:10:46.10 ID:G7IYpKUE0
兒玉「なこちゃん・・・みくちゃん・・・」


長「め、めるちゃん!・・・なこちゃんが〜 みくちゃんが〜 ひ〜〜〜ん(震え声泣き)」
田島「うん・・・うん・・・喋ったね・・・久しぶりに、声、聞けたね・・・(泣)」

宮脇「みお、める・・・」


田中菜「う・・・うおお・・うおおおおおぉぉーーーん うおおおおおぉぉーーーん」
秋吉「あ、相変わらず凄い泣き声ですね・・・でもよかった、本当に・・・ぐすっ」

穴井「み、みかん姉妹も・・・泣いてる・・・?」
5623515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 19:14:21.90 ID:G7IYpKUE0
指原「ううー よかったよー 本当によかったよー おーいおいおい・・・ん?」 
指原「・・・なにこの温度差 みんな何ポカーンってしてるの?」

松岡「だ、だって・・・ねぇ?」
森保「あまりに色々な事が目の前で起こったものだから・・・」
中西「付いていけなくって・・・状況がいまいち・・・」
村重「せ、説明してもらっても、いいですかね・・・?」

指原「説明〜? いや、色々あったけどなこみくちゃんが喋れるようになってよかったねーって、それでいいんじゃないの?」

朝長「ぐすっ・・・いいよ〜、じゃあわたし 説明するよ〜(震え声)」
田島「・・・うん、嬉しいよ、その気持ち でも私が頑張るから みおは応援してて、お願い」
朝長「わかった〜 がんばれ〜(震え声)」

多田(・・・める・・・今まで大変だったんだろうなぁ(遠い目))
5633515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 19:19:41.11 ID:G7IYpKUE0
指原「あ、いやちょっと待って・・・」

田島「・・・ごめんなさい! 今までのほとんど、実は私達の芝居だったんです・・・」


幕府軍「・・・は? え、え、えええ〜〜〜!?」


秋吉「ついでに言えば私達もその仲間でした・・・すみません」
田中菜「ははっ びっくりしたっしょ!」

村重「・・・よ、余計わかんなくなっちゃったんですけど・・・??」

指原「だよねぇ、だから言ったのに・・・」
穴井「い、いや、ちゃんと説明してくださいよ 何が本当で何が芝居なのか、全然わかんないですよ」

指原「ふぅ〜・・・仕方ない じゃあ説明するよ 長くなるけどごめんしてね」
5643515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 19:25:47.80 ID:G7IYpKUE0
指原「まずは指原がこの前、朝廷に呼ばれたところから始まるんだけど・・・」

指原「その行き道で急にみかん姉妹が現れたのよ・・・話があるって」
指原「聞けば、まあ軍に戻りたいけど誤解されてるだろうからどうしたらいいかって・・・ねぇ?」

秋吉「あ・・・いや、あの内紛の時は、私達も皆さんと一緒に愚痴ってただけのつもりだったんですけど・・・ただちょっと」
田中菜「人より口が悪いっつーか、弁が立つっつーか・・・気がつきゃ『悪の親玉』扱いされちゃってたもんだからさ・・・ははは・・・」

秋吉「結局、居場所がなくなって軍を離れたのですが、私達にとってもそれは不本意な事で・・・」
田中菜「みんなが戻ってんの見てていいなーって思ってたんだけどさ、ウチらはなんせ『悪の親玉』じゃん? 戻りにくくってさ」

秋吉「皆さんにはもちろん、幕府にも目の敵というか、お尋ね者のように見られてるんじゃないかって不安だったもので・・・それで」
秋吉「何とか指原さんに話を聞いてもらえないかと機会をうかがってて、朝廷に出向かれるその時が好機と・・・」
5653515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 19:28:14.89 ID:G7IYpKUE0
穴井「そうだったの・・・言ってくれればよかったのに・・・」
指原「ね まあそんな不安なら一緒に朝廷に行こうよって誘ったのよ 秋元さんに話し通しときゃ後は簡単じゃん? あと尾崎さんと二人でヒマだったし」
秋吉「(そ、そんな理由でもあったのか・・・)それで・・・ちょっと怖かったんですけど、付いて行く事にしたんです」

指原「で、朝廷についたらビックリされたけどねw 何連れて来てんだお前ってw まあ話したらわかってもらえたけど」
指原「でも、実はそんな簡単な話でもなくってさ・・・」

指原「朝廷では・・・大事な話ってのは、主に推され組の事についてだったんだけど・・・」
指原「あ 指原が推され組に会ったのはその時が初めてだよ マジで何にも聞かされてなかったんよ 信じられんよねー全く」

村重「え? じゃあ『最初から知ってた』とか『推され組のために』とかは芝居だったのー!? なんだぁーもー 焦ったぁー」

指原「はは・・・ごめんごめん・・・まあちゃんと話すから、聞いてちょうだいよ」
5663515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 19:30:59.10 ID:G7IYpKUE0
指原「そもそも何で推され組が朝廷にいたのかって言うと・・・」

田島「それは私が説明します・・・私達は最後まで軍に残ってたんですけど・・・」
田島「なこみくが喋れなくなってしまったのは本当なんです それでそんな状態では軍の最前線には置けないって判断されちゃって・・・」
田島「わ、私やみおは、残りたかったんです みんながいつか、私達を認めてくれれば戻ってきてくれるんじゃないかって」
田島「そうすれば、なこみくも声が戻るって信じて・・・私達が・・・未熟だったから・・・ううっ」

指原「本当はみんなを認めないどころか、みんなに認められたかったんだよね・・・それ聞いたときは辛かったわ・・・」
兒玉「めるちゃん・・・」

指原「それに、なこみくの件でしょ・・・さすがに泣いちゃったよ・・・抱きついた後にね・・・」
多田(やる事はしっかりやってたのね・・・)

矢吹「さしこちゃん、泣いてくれたの」
田中美「私がなんとかするからって言ってくれたの」

指原「あ、あはは・・・言っちゃったんだよねぇ、つい・・・」
幕府軍(ついって・・・)

指原「でもね、実際どうにかしなきゃいけない状況でもあったのよ・・・」
5673515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 19:34:24.65 ID:G7IYpKUE0
指原「朝廷もね 推され組の処遇には困ってたの 本来なら秋葉かどっかに移籍させるところなんだろうけど」
指原「とはいえ本人達の意向もあるし、なこみくの事もあるしね・・・そうもできない 折を見て博多に戻すしかないって思ってたらしいんだけど」

指原「指原とらぶたんはそれまでの場つなぎくらいにしか考えてなかったみたいでさ、失礼な話だけど・・・それがあれよあれよとみんなを仲間にしていっちゃったでしょ」
指原「そうなると、朝廷としては戻すにも戻せない また同じことが起きるかも・・・ってまあ仕方ないけどね そう思っちゃうのも」
指原「下手したら『反乱起こすつもりか』ぐらいに思われてたっぽくてさ・・・で、実際どうなんだお前らと 呼び出しくらっちゃったってわけ」

穴井「そ、そうだったんですか・・・でも反乱なんてそんな・・・(考えた事はあったけど・・・)」
指原「だよねー でもその辺はさ みかん姉妹連れてったのが幸いしてね まあ誤解は解けたわけよ その場で推され組と仲直りしたしね」

田中菜「まあ、ね・・・それが目的だったし、なこみくの事知ったら余計ね・・・」
朝長「うれしかったよ〜(震え声)」

松岡「そう・・・よかった・・・ん?、じゃああの、芝居なんてする必要あったの?」
指原「それなんだけどさ・・・」
5683515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 19:37:35.97 ID:G7IYpKUE0
指原「みんな覚えてるかな あたしが朝廷から帰ってきたときに大編成の話したの」
森保「覚えてますわ、でもまだ正式な話じゃないとかって」
指原「うん・・・本当はね、決まってはいたのよ ただその内容がね・・・」

指原「当初はね、博多はみんなバラバラにされる予定だったの その上で推され組中心に編成する方針だったみたいでね」
宮脇「ええっ!? そんな・・・」
指原「先に手を打たれてたってわけ・・・でも誤解は解けたし、さあどうしようかってなってね」

指原「本来なら文句を言う筋合いはないんだけど、でもなこみくの事があるし・・・自分達が戻ってみんながバラバラ、それってどうなんですか?ってね」
指原「向こうもそれは理解してくれてね だったらなんとかしてみろと なこみくが喋れるようになれば考え直してやるって事になったんだけど・・・」
指原「普通にみんなと合流してもいづれ喋れるようになったかもしれないけど、時間をかける余裕はなかったの 一か八かやるしかなかったのよ」

村重「なるほど〜そういう事かー でもそれならあたしの面白ネタでなこみく大爆笑って方法も」
中西「いやそれはないわ 絶対にないわ だったらまだあたしの方がいける自信あるわ」
村重「ああ?」中西「おお?」以下略
5693515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 19:44:17.37 ID:G7IYpKUE0
指原「まあ色々考えたよ、でもとにかくこう感情を揺さぶるような、心の底から声がでてしまうような・・・そういう状況を作らないかんと」

田島「そこで、皆が揃うわけだし昔の、あの揉めていた頃を再現してみようってなったんです もちろんなこみくには内緒で・・・ちょっと怖かったんですけど」
指原「逆効果になる可能性もあったからね そこは賭けだったけど・・・でもバラバラになる事で声が出なくなったのなら、それが一番いいんじゃないかって」
指原「またバラバラになっちゃう、それを止めよう止めなきゃって気持ちになってくれれば・・・ってね」

秋吉「それで指原さんが悪者をかってでてくれたので、皆を煽って反感が高まったところで私達みかん姉妹が代表して対決するって筋書きだったんですけど・・・」
指原「実際にみんなを一遍に相手したら速攻でやられちゃうからね・・・でも、みんなは煽りに乗ってこなかった、嬉しかったけど・・・誤算でもあったのよ」

指原「さあどうしようかと思ってたら・・・らぶたんがいたんだよね〜 いい感じにでてきてくれてさ〜」
多田「へ? あ、ああ・・・」

田中菜「で、でもあの時はあせったよ・・・本来ならウチらがでてかなきゃいけないのに・・・動けなかった・・・」
田島「わ、わたしも・・・ダメ!って思ったけど止められなかった・・・」
朝長「怖かったよ〜(震え声)」

穴井「じゃ、じゃあ愛ちゃんは芝居じゃなくて本気だったんですか?」
多田「ま、まあ・・・ね」

指原「いや〜 刀で来られたら流石にどうしようもなかったけど、拳でなら何とかなるしねー よかったよかったー」
多田「あ、あんまり言わないでくれる・・・ものすごく恥ずかしいんですけど・・・」

指原「ははっ まあいいじゃない おかげでなこみくは声が出せるようになったわけだし・・・やっぱ本気(マジ)じゃないと通じなかったんだね きっと」
570名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 20:45:21.49 ID:PDNn8BlJ0
続きwktkあげ
5713515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 20:51:06.20 ID:G7IYpKUE0
指原「・・・と、まあこんなところなんだけど、わかってもらえたかな?」

村重「んー・・・ ようするに、色々あったけどなこみくちゃんが喋ってよかったねーってことですよね!」
指原「ああうん・・・それ最初にあたしが言ったやつだけどね・・・まあそういう事よ」

指原「あ ちなみに尾崎さんももちろん知ってて協力してもらってるから、だからさっきあっさりいなくなったんだよ」 
松岡「そうなんだ・・・どうりで、おかしいと思った」

指原「きっとどこかでハラハラしながら見てたんじゃないかなw でもなこみくが喋ったからね 今頃朝廷に知らせを走らせてると思う」
指原「それで朝廷がどういう判断をするかはまだわかんないけど・・・少なくともバラバラにされるような事にはならないんじゃないかなー」

穴井「じゃあ・・・じゃあ、全部が丸く収まったって事ですよね・・・」
多田「っていう事は・・・わ、わたしたちの・・・念願の!」


指原「ふふふ・・・九州統一!! 今ここに果たしたり!! どやっ!!!」


幕府軍「やったーーーっっ!!!」


  グ〜〜〜キュルルル
5723515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 20:53:43.31 ID:G7IYpKUE0
兒玉「ん? 何の音でしゅか?」

朝長「めるちゃん、すごいお腹の音だね〜(震え声)」
田島「ダ、ダメ!みお!・・・安心したらつい、今日何にも食べてないし・・・やだぁーもうー(恥)」

矢吹「・・・あはは あはははははは」
田中美「めるちゃんおもしろーい あはは」

宮脇「なこみくが笑った・・・本当に子供みたいに笑うのね ぷっ あっははは」

幕府軍「あっはっは〜〜〜」

多田「あはは・・・じゃあ城に戻ろっか みんなでごぼ天うどんでも食べましょ」
村重「よっしゃー じゃあ競争ね! 村重が一番〜」ダダッ
中西「ふん そんな子供みたいな・・・あたしが負けるわけないでしょーが!」ダダッ

指原「元気いいね・・・少しはボコボコにされた指原の心配もしてもらいたいもんだけどってあらーーー」ツルッ ゴチンッ

松岡「さっしー!? す、すべって転んで思いっきり頭打ったよ!!」
森保「ピクリとも動かないんですけど・・・」
穴井「た、大変! 早く城内に運んで! あ、あと医者も呼んでー!」

多田「一体何が・・・ん?・・・もしかしてこれ??・・・そこで犬のウンチ踏んじゃうかね!?」


 長い道のりだった幕府軍の九州統一も遂に達成! これにて大団円! なんだけど・・・

植木「もうちっとだけ続くんじゃ」
5733515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/29(金) 21:03:22.17 ID:G7IYpKUE0
はい というわけで・・・途中で規制食らいましたw 
お恥ずかしいorz 

しょうがないのでおとなしくMステ見てましたよ
そしたら来週の出演者の名前に.HKT48の名前が!!

と、まあそれはいいかw

いよいよ次回が最終回となります
ではまた、お会いしましょう
574名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 21:04:58.73 ID:PDNn8BlJ0
>>573
乙でした
来週のHKT楽しみですね
575名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 21:06:09.41 ID:2DazMVb40
うおーん。泣けるたん;_;
576名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 21:53:52.51 ID:PDNn8BlJ0
あげるたん
577428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/29(金) 22:42:08.69 ID:i82gtGs30
>>546からの続きです。

その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(14話)

多田「ところで、はるごんのところは全国制覇を狙っているのか?」
仲川「狙っているけど、まずはインドネシア全体だよね」
仲川「ジャカルタに居る以上、地元を押えないと江戸へ行ったときに恥かくよ」
仲川「ただ、江戸の本営までは狙わないw」
多田「本営を狙わないとは?」
仲川「インドネシアの場合、日本文化が流行していて感謝してる」
仲川「仮に江戸を自分達のものにしたら国際問題に繋がりかねないし」
多田「なんかレベルが違うね」
仲川「うん。日本国内で競争する分には良いけど
仲川「私達や宮澤様のところは江戸に対しての考え方が違うから」
多田「そっかー。何か栄や難波の戦が小さく感じるなぁ・・・」
仲川「私達は私達だから気にしないで」
多田「やっぱ、はるごんはジャカルタに行って成長したねぇw」
仲川「褒めても何も出ないぞw」

仲川「でも、日本はアイドル同士の競争が激しいよね」
多田「うん」
仲川「博多も激しいんじゃないの?」
多田「うん。博多は私らだけではなく地元のアイドル集団もいて競合が激しいよ」
多田「あの、橋本環奈ちゃんが率いるグループも博多」
仲川「そうなの?!」
多田「他にも指原が出てる朝のローカル番組でも曜日が変わると別の地元アイドルグループが出てるし」
多田「私が以前出てたソロのラジオ番組の後任も別の地元アイドルグループが出てる」
多田「競争が激しいよ」
仲川「ひゃあ。。。難波や栄の方が競争相手が少なそうに見えるw」
多田「難波や栄みたいに内部紛争なんかしてたら置いてけぼりになるから、みんな必死だよ」
578428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/29(金) 23:00:58.21 ID:i82gtGs30
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(15話)

(伊予からの船大工が日向にやって来た)

伊藤「おーい、ぴーちゃんか冨吉!開けてくれー」
冨吉「おぉ、お疲れー」
指原「おぉ、待ってたぞ」
伊藤「熟練の船大工を連れて参りました」
伊藤「皆が心配してくれたので先遣隊だけでなく本隊も一緒に連れて参りました」
伊藤「伊予は造船の町でもありますから腕は確かですぞ」
指原「おぉ、言うねぇ」
(伊予)船大工「よろしくお願いします」
指原「おぉ。こちらもな」
指原「では早速、と言いたいが今日はもう遅いから明日、皆で港へ行こう」
伊藤「はい」
船大工「はい」

(翌朝、船大工衆と共に日向の港へ参る)

指原「船はこちらです」
(日向)船大工「これはヒドイなぁ」
(伊予)船大工「帆柱が根元からやられとる」
(豊後)船大工「船体部分も凹んだり穴が開いたりしている。浸水してるはずだな」
指原「直りそうですか?」
(伊予)船大工「杉の木が必要ですね」

(伊予)船大工「杉の木は、日向で準備できるか?」
(日向)船大工「お任せあれ。飫肥杉(おびすぎ)を使おう」
(伊予)船大工「飫肥杉(おびすぎ)か?!」
(豊後)船大工「おぉ!それは良い!」

(伊予)船大工「指原様、杉の木を調達すれば修理は可能です」
(日向)船大工「ただ、杉の木は南部の日南にあるので運搬に時間が掛かります」
指原「じゃあ、あのロシア船を使って運んでよ」
(日向)船大工「あれを使って良いのですか?」
指原「いいよ」
(日向)船大工「助かります。早速使わせていただきます」
(日向)船大工「皆も手伝って」
一同「おー!」

指原「村重、ロシア船の案内で船大工と行動を共にして」
指原「ロシア兵を動かすことができるのは村重しかいないから」
村重「分かりました」

(船大工達は村重と一緒に巡洋艦に乗船し、日南へ向かった)
(日南で飫肥杉(おびすぎ)を数本入手してその日の内に日向へ戻った)
(船の修理は翌日から始まった)
579428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/29(金) 23:06:02.43 ID:i82gtGs30
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(16話)

(JKTの対応で博多を留守にした指原と多田について他の家臣が心配し出した)

兒玉「指原様、大丈夫かな?」
穴井「そうだね」
兒玉「そう言えば、この通信機ってJKTは持っているのかな?」
穴井「そう言えば日本国内はあるけど・・・?」
穴井「後藤、この通信機はジャカルタにあるの?」
後藤「ないですよ」
穴井「はるっぴ、ないって」
兒玉「えっ?」

(兒玉がここで閃く)

兒玉「この通信機をジャカルタに置けない?」
後藤「えぇっ?!」
後藤「中継所、どうやって確保するのですか?!」
兒玉「孫さんに聞こう」
後藤「その前に冨吉、駒田、指原様に許可を得ないと・・・」
兒玉「多田様は?」
穴井「やめとけ。同期の仲川様の安否確認だけでも興奮してたから、また興奮する」
兒玉「分かった。じゃあ私から指原様に直接相談しゅる」
穴井「分かった(大丈夫かな?)」

兒玉「(通信機より)しゃしはらしゃま、しゃしはらしゃま、しゃしはらしゃま、兒玉でしゅ」
指原「はるっぴ、どうしたの?」
兒玉「ジャカルタに通信機が置けないでしゅか?」
指原「ちょ、ちょっと。いきなり・・・。小声で話すけどどうしたの?」
兒玉「ジャカルタの人も仲間なので通信機を置いた方が良いかな、と思いまして。。。」
指原「そりゃそうだけど・・・」
兒玉「船とジャカルタの城にあると連絡が取れて良いと思いましゅ」
指原「中継所はどうするの?」
兒玉「孫さんに相談してみたいでしゅ」
指原「うーん・・・」
指原「此度の漂流も一歩間違えば大事故に繋がりかねないし・・・」
指原「本営にも通信機置いてるから連絡する分には良いかも・・・」
兒玉「はい」
指原「じゃあ、尾崎さんと一緒にダメ元で孫さんに相談だけでもして見たら?」
兒玉「はいっ!ありがとうございましゅ」

兒玉「尾崎しゃん、指原様とお話したのですが、通信機をジャカルタに置く話を孫さんのところでしたいのでしゅが」
尾崎「ジャカルタにですか?」
兒玉「はい。今回みたいな事故のときや普段の業務連絡には良いかと思いましゅが・・・」
尾崎「できるかどうかは別として、それとなく相談して見ましょう」
尾崎「本営にも私から相談して見ます」
兒玉「はいっ!ありがとうございましゅ」
580428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/29(金) 23:08:00.79 ID:i82gtGs30
今日はここまでにします。
明日、また書き込みます。
私のはしばらく続きます。^^;
では、おやすみなさいです。
581名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/29(金) 23:37:08.78 ID:PDNn8BlJ0
>>580
乙です
はるっぴのかつぜちゅ可愛いw
582名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 01:08:24.33 ID:gAhg8Pd50
寝る前あげ
583名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 03:11:26.33 ID:TaZRYWICi
揚げ揚げ
584名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 05:18:52.52 ID:TaZRYWICi
揚げ揚げ
585名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 06:56:24.94 ID:TaZRYWICi
揚げ揚げ3連発あとは任せた寝る
586名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 07:37:07.85 ID:JthdqYfX0
保守
587名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 10:05:49.92 ID:QLTpC0eX0
(保・ω・守)
588428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/30(土) 11:26:58.95 ID:AsojLWVj0
>>579からの続きです。

その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(17話)

(ドーム球場の連絡所に向かう兒玉と尾崎さん)

兒玉「あの〜、この通信機をジャカルタに置いて使いたいのでしゅが・・・」
孫「おぉ〜、皆さんも国際進出ですか!」
孫「グループのグローバル化に向けてのイノベーション!」
孫「グローバル化こそがグループ活性化にもなります!嬉しいなぁ!ワクワクしますよ!」
兒玉「いや、そ、そこまでは考えていましぇんが・・・」
兒玉「中継所の建設って可能でしょうか?」
孫「まずは可能かどうかを検討して見ましょう」
孫「回答結果は尾崎さんに連絡すれば良いですか?」
尾崎「こちらで纏めますので私でお願いします」
孫「ところで、通信機は何個置きますか?」
兒玉「ジャカルタの城と今、日向に泊まっている船の1個ずつでしゅ」
孫「分かりました」

(孫さんのところでジャカルタまでの中継所建設について検討され建設可能と回答が出た)
(尾崎さんは本営へ出向き、ジャカルタへの通信機設置についての提案がされた)

湯浅「ジャカルタに通信機ですか?」
尾崎「はい。此度のジャカルタ船の事故を受けまして
尾崎「連絡手段があった方が良いと私共の家臣からの提案です」
尾崎「ただ、工事費用がこの通りかなり・・・」
しのぶ「うーん・・・」
秋元康「別にいいんじゃないの?」
秋元康「沖縄経由で中継所立てれば沖縄の宮里(チーム8)とも連絡は取れるし」
秋元康「今回の事故だって一歩間違えば全員行方不明でもあったし」
尾崎「では、孫さんのところに行って話を進めますが良いですか?」
秋元康「いいよ」
一同「うん」

(話が一気に進んだ)
589428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/30(土) 13:30:19.77 ID:AsojLWVj0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(18話)

(日向の城)

湯浅「(通信機より)湯浅です。誰かいませんかー?」
指原「指原です」
湯浅「おぉ、指原か。JKTの様子はどうだ?」
指原「お陰さまで皆さん元気になりました。船の修理はまだ2週間ぐらい掛かります」
湯浅「そうか。スマナイが博多の船でJKTの全メンバーを江戸に移動させてくれないか?」
湯浅「一週間ほど仕事があるんだ。終わったら日向に戻して帰国だ」
指原「そうですか。分かりました。日向からだと2〜3日あれば江戸へ辿り付けますよ」
湯浅「そうか。頼む」
湯浅「それから、他言無用だけどジャカルタの通信機の件、OK出たよ」
湯浅「詳しい話は尾崎さんに聞いて」
指原「ありがとうございます」

指原「JKT48全員集合!」
指原「湯浅さんから連絡が入り、これから皆さんは江戸に行ってもらいます」
一同「はい!」
多田「でも、船の修理が終わってないぞ?」
指原「船は博多のものを使う」
一同「おぉ」

指原「村重、JKTを戦艦一隻、装甲巡洋艦一隻に分乗して江戸へ向かって」
村重「せ、戦艦ですか?」
村重「敵は居ないですよ?!」
多田「居らんぞ?!」
指原「敵はもういないと思うけど、どうも胸騒ぎがしてな・・・」
指原「ひょっとすると攻撃されることもあるかも知れない」
村重「は、はぁ〜」

指原「それから、JKTの仕事中はロシア兵と一緒に船は沖合いに出しておいて」
村重「え〜、江戸で遊べないのー?」
指原「江戸は人が多く、博多の戦艦をあまり人に見せたくない」
指原「何を勘繰られるか分からんぞ」
村重「わ、分かりました」

指原「ではJKT48全員、出発だ」
一同「はっ!」

(日向から江戸へ向かった)
590名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 15:33:10.60 ID:HCPY2fXPO
死守
591名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 15:45:30.28 ID:AsojLWVj0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(19話)

(江戸の沖合い)

ロシア兵「ウワァ、エンガンニ ヒトガ タクサン」
村重「さっしーの言う通りだ・・・」
ロシア兵「タイホウヲ ムケテイマスネ」
村重「威嚇で向けておいて」
ロシア兵「ワカリマシタ」

(港の兵士)「うわぁ!こっちを攻撃する気か?」
(港の兵士)「ちょっと待て!」
(港の兵士)「あの旗は・・・」
(港の兵士)「黒色と赤色の旗だ!」
(港の兵士)「博多とジャカルタ!友軍だ!発砲するな!」
(港の兵士)「博多とジャカルタの連合軍かよ?!」
(港の兵士)「博多はマズイって!」
(港の兵士)「噂に聞いてたが、あれが博多かよ?」
(港の兵士)「何なんだあれは・・・」

ロシア兵「アソコニ クロト アカノハタヲ フッテルヒトガ イマス」
村重「あ、湯浅さんだ。あそこに船を着けて」
ロシア兵「ワカリマシタ」

村重「JKT48の皆さんを連れて参りました」
湯浅「お疲れさん。JKTの皆さんのことはこちらでします」
湯浅「村重は指原さんの言う通りに従って下さい」
村重「はい。(やっぱり遊べないのか・・・orz..)」

(船に缶詰めとなった村重。船内で自主練に励んでいた)
(やっぱり、気になった本営の人たち)
(コソッと、いろんなメンバーが遠見で見学にやって来た)
592名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 17:10:13.04 ID:gAhg8Pd50
あげげ
593名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 17:27:29.62 ID:AsojLWVj0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(20話)

(移籍組の会話)

中西智「おぉ、あれが噂の・・・」
木崎「規模が大きい・・・」
小笠原「アンタのところ、スゴイな」
中西智「谷から聞いてたけど想像以上だよ」
小笠原「博多に帰った方がええんちゃう?」
中西智「いや、それは違うでしょ」
木崎「なんで?」
中西智「博多に居た者として、江戸は憧れの地でもある」
小笠原「うん」
中西智「江戸で一花咲かせてから博多に戻った方が良いかと思う」
小笠原「せやなぁ。私も江戸で一花咲かせたときに難波やなぁ」
木崎「私も同感。江戸で一花咲かせたら栄です」
中西智「そう。一花咲かせてからの方が良いですよ」
小笠原「しかし、あの船はスゲー」
中西智「どうやって手に入れたんやろ?」
木崎「確かに、それは知りたい・・・」
594名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 18:22:53.95 ID:wqHI6tUF0
>>591>>593
コテハンお忘れですよ。>>428
595428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/30(土) 19:19:30.88 ID:AsojLWVj0
>>594
スミマセン。ありがとうございます。
>>591>>593は私です。^^;
596428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/30(土) 19:21:55.28 ID:AsojLWVj0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(21話)

(三銃士+α)

田野「あれが噂の博多の船?」
岡田「恐いなぁ」
小嶋「まともに戦えん・・・」
西野「私達だけではダメだよ」
田野「朝長殿もあのぐらいあるのかな?」
岡田「分からないね。。。」
田野「噂では宮脇様は柏木様と匹敵するぐらいの戦力の持ち主に成長したとか・・・」
小嶋「えっー?!」
西野「私たちも博多に移籍した方が良いのかな?」

岩田「それは違うと思うぞ?」
西野「えっ?」
田野「これは陸奥の岩田殿。どのようなお考えで」
岩田「今までの混乱ぶりを見ていたが、どれもが内部紛争で博多が押さえ込んで圧勝している」
岩田「あの艦隊のお陰もあるかも知れぬが、それ以前に博多は全体的に力を付けている」
岩田「指原様と多田様の統率力、家臣の団結力と城への忠誠心、家来の多さ」
一同「・・・」
岩田「我々も諸先輩方が江戸で頑張ってるお陰で江戸で花を咲かせているがまだまだ非力だ」
岩田「団結力と城への忠誠心、家来の数・・・」
一同「・・・」
岩田「今、仮に我々若手だけで蜂起して博多と戦った場合、勝負は目に見えている」
小嶋「では、どのようにすれば博多に勝てるのだ?」
岩田「我々若手が今以上に日々の活動を確りとやり、団結力を付ける」
岩田「また、私を含めた各々方の地元でも力を付けて家来を多くすることだ」
岩田「実際、博多の家臣は地元で力を付けた一昨年から今年に掛けて家来が急激に増えて総選挙も多くが出た」
岡田「確かに。今年の総選挙には驚いたぞ」
岩田「各々方もいろんな考え方があると思うが、日々の活動は抜かりなく、家臣との団結力強化も図り、家来も多く集めるのだ」
一同「はい」

岩田「しかし、あの艦船はどこの国の船だろうか?」
岡田「分からないですね」
岩田「陸奥国でも聞いて見るか・・・」
597428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/30(土) 19:28:45.80 ID:AsojLWVj0
今日はここまでにします。
明日も書き込みます。
あげ支援のご協力をよろしくお願いします。
598名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 19:54:35.95 ID:AsojLWVj0
あげ
599名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 21:05:50.84 ID:9Is4KKog0
浮揚
6003515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/30(土) 22:29:22.11 ID:If5j9Xim0
こんばんわ

さて、今回が最後になるわけですが
世間は今24時間TVに盛り上がっているのかいないのか
はたまたワンピースなのか

まあひっそりといきますw
最後にまたご挨拶いたしますね・・・
6013515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/30(土) 22:32:19.49 ID:If5j9Xim0
>>572からの続きです)

 〜数日後〜

指原「・・・やめ、やめて・・・はっ!!」ガバッ
多田「!! 気づいたの! はぁ〜 よかった・・・」
指原「あれ・・・? 今、数人の子供達が指原の上を駆け抜けていかなかった・・・?」
多田「なによそれ・・・えっ! も、もしかして霊的なやつ!? ちょっと! やめてよ!!」

指原「あれ〜? 夢だったのかな・・・まあいっかってイタタタ! 何このでっかいたんこぶ!?」
多田「すべって転んだのよ 犬のウンチ踏んで」
指原「マジか・・・主人公なのにこの仕打ちはないわ・・・」
多田「頭の打ち所が悪かったらやばかったんだって みんなも心配して大変だったんだから 無理矢理持ち場につかせたんだからね」
指原「そ、そうなんだ・・・ゴメンね・・・」

尾崎「はっはっは でもさすがに博多のアカマタだな 凄い生命力だ」
指原「もう、それ言ってんの尾崎さんだけですよ・・・あ 尾崎さん! どうなったんですか? 大編成の行方は」
尾崎「ああ お前が寝てる間にもう発令されてな ここに博多だけまとめた書状があるから見るといい」
6023515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/30(土) 22:39:38.63 ID:If5j9Xim0
指原「どれどれ〜・・・お 愛ちゃん隊長は変わらずか よかったね」
多田「はは・・・ありがと 精一杯頑張って『は組』よりいい隊にしてみせるよ」
指原「おお いいねいいね〜 ・・・ん? この山本さんってのは誰? そんな人いたっけ?」
多田「それねw 尾崎さんの行きつけの小料理屋の看板娘さんなんだってさw もしかしたらもしかするよね〜」

指原「えええ〜!? ちょっと尾崎さん! 職権乱用じゃないの!? はっ、この前寄ったのもそこに?・・・まさかいかがわしい関係とかじゃ・・・」
尾崎「ジト目で見るの止めてくれるか・・・ 多田も多田だ 面白がって誤解されるような言い方しおってからに・・・」
尾崎「そこの主人とおかみさんとは昔からの親交があってな 夫婦共々娘を是非にとお願いされてだな」 
指原「へぇ・・・怪しいもんですなぁ・・・」
尾崎「白目で見るの止めてくれるか・・・秋元様も知ってる方で博多で頼むと言われたんだぞ 私の一存ではないんだよ」

多田「あはは もうその辺で勘弁してあげなさいな ・・・ちょっと〜 茉央ちゃ〜ん」
山本「は はい! 山本や茉央ですっっ よろ、よろしくお願いします・・・」
指原「もりやまゆきお??」
多田「どんな聞き間違いよ・・・『やまもと・まお』ちゃんだよ」
尾崎「はっはっは ガチガチだな 指原に憧れてるんだそうだ 入ってすぐの仕事が指原の看病だからな 感謝しろよ」
指原「ほえ〜〜 それはそれは どうもありがとう! よく見たらすごくかわいいね! よろしくね〜」
山本「ははははいぃぃ ししし失礼しますっっ」

指原「行っちゃった・・・ でも面白そうな子だね 期待できそう!」
多田「あはは かわいいよね 時間はかかるかもしれないけど いい戦力になるかもね」
6033515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/30(土) 22:42:07.81 ID:If5j9Xim0
指原「それから他には〜・・・でも結局みんなバラバラにはされなくてよか ん? あらら? 谷とちよりの名前がないけど・・・」
多田「あぁ・・・うん・・・ちよりは秋葉に、谷は栄に それぞれ移籍になっちゃったんだよね」
指原「えええええええ!? あの秋豚野郎!! 約束破りやがったなぁ!!」

尾崎「お、おいおい・・・まあ落ち着きなさい・・・他は結構ぐちゃぐちゃにされてしまっててな 博多だけ全くの無傷というわけにもいかなかったんだろう」
多田「それに二人は実力を買われて向こうから是非にって話なんだって 悪い話でもないみたい 二人ともやる気まんまんだしね(谷はちょっと心配だけど)」
指原「フーーッ フーーッ そうは言ってもねー! 怒りが収まらんのよー!」

尾崎「(やはりアカマタだな・・・なんとも気が荒い・・・)お 悪い話じゃないといえばもう一つあったな」
尾崎「すごいぞ指原、九州統一の功績が評価されてな お前が兼任城主に任命されたんだぞ」
指原「フーー・・・はい? けけけけけ兼任城主!? 何それ!? どういう事??・・・尾崎さんはどうなっちゃうのよ!?」
尾崎「はっはっは 私は私で変わらず城主だよ 博多は城主二人体制になるって事だな」
多田「あはは よろしく頼みますよ 指原城主♪」

指原「いやいやいや・・・えー?・・・なにさせようっていうのよ・・・」
尾崎「はっはっは そんなに考えすぎなくてもいいんだよ 御上に物申しやすくなった ぐらいに思えばいいさ」
指原「御上に物申す・・・おお、じゃあ早速ちよりと谷の件で噛み付いてやろうかしらね」
尾崎「そ、そこに戻るのか・・・程々にしとけよ、頼むから・・・」
指原「いやー、ただじゃ済まさないよ・・・二つ三つは文句言わな気が済まん」
多田(七つ八つは言うんだろうな・・・)
6043515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/30(土) 22:44:23.16 ID:If5j9Xim0
尾崎「あとな、そこには書いてないけど、宮脇・兒玉・朝長が秋葉に、田中菜が栄に、村重が難波に、それぞれ兼任になったからな」 
尾崎「それから栄から木本花音が兼任で博多に来る事になったよ・・・大編成についてはそんなところだな」

指原「へぇ、花音ちゃんが・・・しかしこっちから行く兼任多いんだねぇ、まあ期待されてるんだか、本人の修業にはいいのかもしれないけど・・・」
多田「・・・けど?」
指原「こっちとしてはなんだか足枷を付けられたというか、人質にとられたような感もするね・・・出る杭は打たれるみたいな?」
多田「やっぱりそう思う?・・・もしかしたらさ、そもそも最初にバラバラにされそうになったのも、推され組のことだけじゃなくって・・・」
指原「うん、博多を脅威に感じての事ってのもあったんじゃないかな・・・でも考えようによっちゃこの兼任は使えるかもしれないねぇ」
多田「と、言うと?」
指原「各陣営の情報を探る事もできるって事 もちろん向こうも同じ事考えてるだろうけど、こっちは堂々と内部に入り込めるんだからね 有利だよ」
多田「なるほどね 上手く立ち回る必要があるけど、兼任の子達にはその辺ちゃんと言い含めておかないとね」

指原「・・・ふふっ 愛ちゃんもだいぶ指原に毒されてきたねーw」
多田「な、なによ・・・」
指原「裏の裏を読んだり、先を見て手を施そうとしたり、随分と考え方が似てきたなってw やっぱあの芝居も愛ちゃんに頼んで正解だったなー」
6053515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/30(土) 22:50:07.88 ID:If5j9Xim0
多田「や、やめてよ・・・それに芝居の件はちょっと・・・みんなを騙してるみたいで気が重いの・・・」
多田「本気(マジ)だなんだとか言った手前、引っ込みがつかなくなっちゃって・・・実は私も芝居してましたとは言えずじまいなのよ・・・」

指原「ははっ そうなんだ まあしょうがないよ めるみおとみかん姉妹がビックリしてるんだもんw みんなもそれ見たら本気だって思うよね」
多田「こっちもビックリだったけどね・・・朝廷での話の真相もそうだし、その上に芝居まで頼まれるんだからさ」
指原「正直もうひと仕掛け必要だなとは感じてたの、めるみお達でさえ驚くような何かが 実際筋書き通りにはいかなかったしね みんなの気持ちはマジで嬉しかったけどさ」

指原「だから朝廷から帰ったら真っ先に愛ちゃんに相談しようと思ってたんだけど・・・丁度はるっぴの件で大騒ぎだったのよね それどころじゃなかったw」     
多田「そうだったねw・・・最初に聞いたときはおかしいと思ったのよ 組み分けも決まってない二番隊の事だけで朝廷が大事な話だなんて呼ぶのかしら?って」
多田「大編成の噂もあったというなら尚更変だなって・・・みんなは何も思わなかったのか逆に不思議なくらい 釈然としなかったのよね」

指原「みんなのいる所で聞かれる事想定してなかったもん あの場で言える事ってそれぐらいしかなくてさ でもみんなには初めての事だしそれで充分驚きだったみたいね」 
指原「大編成については・・・芝居の成否で内容が変わるかもって段階だったから噂って事にしたけど、やる事は決まってたからさ」
指原「万が一上手くいかなかったとしても、みんなに心構えぐらいはしといてほしいかなって思ったんだよね・・・まあ、でもさ」
指原「何にせよ、最後は丸く収まったんだからよかったわw 茶番とはいえ上手くいっちゃえばこっちのもんだよねー」
6063515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/30(土) 22:53:47.69 ID:If5j9Xim0
多田「・・・そうよね・・・結局は壮大な茶番だったのよね、最後までそれってどうなのかな・・・」
指原「いいじゃん茶番 あたしららしくってさ・・・地方組やみぃちゃん・みゃおなんかと遊んでたのが役に立ったわーw」

指原「そういやさ、最初は刀で斬られて血がドバーッってでたと思いきや『実は明太子でしたー』ってオチでなこみく大爆笑って筋書きだったのに」
多田「いや、あの空気でそれをやる勇気は私にはなかったよ・・・大爆笑どころか大顰蹙だったと思うけどね・・・」
指原「そ、そうかな・・・あ、空気といえば影の立役者は忍びの子達だね」 
指原「誰が言ったかはわからないようにして上手く流れを誘導して空気を作ってくれたもんね おでかけMVPはあの子達にあげよう」
多田「(なんなのよそれ?)・・・それも茶番だったのよね・・・とはいえ、おかげであたしもその空気に乗せられちゃったんだけど」

多田「・・・いくら芝居とはいえさ・・・殴らなくちゃいけなくなったのは結構辛かったんだからね・・・」
指原「お・・・そ、そういや愛ちゃんの『親友だと思ってたのにー』はヤバかったわ・・・芝居なのにマジで泣きそうになっちゃったもん指原」

多田「あれは・・・芝居だけどさ・・・でも本当に親友だって思ってるんだよ・・・」

指原「あ、愛ちゃん・・・それは・・・凄く嬉しいよ・・・愛ちゃんと一緒に博多に来れて・・・本当によかった・・・」
多田「あたしも・・・さっしーと一緒だったから・・・ここまで来れたんだよ・・・今まで本当に・・・ありがとね・・・」

指原「あ・・・あは」
多田「はは・・ははは」
指原・多田「あっはははははは」


尾崎(青春だなぁ・・・ぐすっ)
6073515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/30(土) 22:58:56.13 ID:If5j9Xim0
尾崎「・・・ようし! 指原が目覚めたら教えるって皆と約束してたから知らせてやらないとな どれちょっと呼んでくるよ」ドタドタドタ・・・

指原「あ、わざわざ尾崎さんが行かなくても・・・って行っちゃったか、騒がしくなりそうだね・・・」
多田「ふふ、いいじゃない賑やかなのも・・・ねぇ、覚えてる? 博多に来てすぐにあたしが聞いた事にさっしーが何て言ったか」

指原「ん?・・・『これからどうする?』って聞かれて『九州統一! いづれは全国へ・・・』って答えたんだっけ?」
多田「そう! よく覚えてたね・・・どうなの? 九州統一は果たしたよ 次は・・・」
指原「うーん そう簡単にはいかないけどさ・・・でも花音ちゃんが来るなら栄は狙い目かも あそこは色々ごたごたあるみたいだしね 西中を焚き付けられれば・・・」

多田「あはは やっぱり考えてはいるんだねw  九州統一はしたけど、まだまだ忙しくなりそう・・・これからが本番だね」
指原「ふふっ そうだね!  まあその前にこのたんこぶを何とかしたいところだけど・・・」
 
 「さっしーーーー」
 「指原さーーーん」
 「さしこちゃーーーん」
 「しゃっしーーー」「しゃーーん」

多田「あら 来たみたいね この人気者〜 このこの」
指原「い、いやちょっと待って・・・ その勢いで来られたら・・・ヤバイって!!」
 
 憐れ指原 一斉に入ってきた仲間達に勢いよく押し倒され、たんこぶがさらに大きくなってしまいましたとさ・・・

   
   九州統一を見事に成し遂げた博多軍、その勢いはとどまるところを知らず 
   やがて博多しゃんぷーを巻き起こし、全国をせっけんして行く事になるのですが
   それはまた、別の話・・・


   お し ま い
6083515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/08/30(土) 23:01:22.20 ID:If5j9Xim0
〜あとがき のようなもの〜

と、いうわけでこの話は完結です
以後ちょっとした感想をば・・・

最初はメンバー全員だすつもりはなかったのですが折角なのでチャレンジしてみようと頑張ってみました
実際のマジやけんでは出番のなかったドラフト生の茉央ちゃんを出したのもかなり強引でしたが、その所為です
(それに尾崎さんまでだしておいて、ださないというのも・・・ねぇw)
他のメンバーも、最低でも一言はセリフを言えるようにできたので自分的には満足しております
(妙な改変をした自己紹介しかできない子もいましたがね・・・)
それとやっぱり、どうにか終わらせられたというのが何よりでしたねw
初めてにしてはよくやったよと自画自賛しておりますw

不満点としましては
やはりメンバーによっては上手く活かせなかったり実際のキャラとは違った言動をさせてしまったり・・・ですかね
キャップは役どころ上、説明や解説担当みたいになってしまってポンコツっぽくできなかったり
みおちゃんをああするしかなく物語の展開上なこみくには重い設定を課してしまったので、めるちゃんが空気読むキャラになってしまいましたw
ちょりまりコンビももっと見せ場を作ってあげたかったんだけどなぁ・・・結果あんな感じだったし・・・w
あと、なんといっても自分の描写力のなさには全く辟易しております
なっちゃんとキャップ率いる三姉妹との対決シーンはもろにそれがでてしまい、お恥ずかしい限りでございました


短編のつもりがまぁまぁ長々とやってしまって恐縮です
今までお付き合い頂きありがとうございました
何より、いつも保守に努めてくれた住人の皆さんに感謝いたします

自分的には次も何も考えておりませんので、名無しの住人に戻ろうと思いますが
何かひらめいて形に出来れば、また姿を現すかもしれませんw
その時はまたよろしくおねがいします

ではでは これにて失礼つかまつり候
609名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 23:08:39.50 ID:ZIta+2/p0
お疲れさまです
610名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 23:09:59.42 ID:Q5M1OvLd0
乙たん!
感動したたん1
611428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/30(土) 23:17:53.75 ID:AsojLWVj0
>>608
お疲れ様でした。
またひらめいたら書き込んでくださいね。
お待ちしております。^^
612名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 23:23:28.58 ID:JthdqYfX0
乙です
613名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/30(土) 23:29:48.54 ID:gAhg8Pd50
>>608
お疲れ様でした
大変楽しく読ませていただきました
ありがとうえき
614名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/31(日) 00:17:41.45 ID:fnxrf4qB0
あげげ
615名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/31(日) 01:45:47.16 ID:2O1Z0cDf0
作品を挙げることは勇気いること
特にこの場ではそうだと思います
とてつもないパワーも必要
それを踏まえて
先生方 次 マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
読者とは残酷なものだ…
616名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/31(日) 03:03:00.30 ID:TonvS8YZ0
ほしゆ じゃなかった(保・ω・守)
617名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/31(日) 07:37:07.27 ID:lq4UVAOH0
保守
618名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/31(日) 09:32:39.98 ID:Sli+F1E60
あげ
619428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/31(日) 09:32:53.60 ID:z03RIbL00
>>596からの続きです。

その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(22話)

(船が到着した5日後)
(湯浅さんの目を盗んで小嶋陽菜率いる歩兵部隊が動いた!)

小嶋陽「やっぱり指原はウザイ!!」
小嶋陽「あんなブス、消えればいいのに!」
兵士「仰る通りです!」
小嶋陽「今から見せしめとしてあの船を沈める!」
兵士「えぇっ?!」
兵士「それって可能ですか?」
小嶋陽「可能だ!」
小嶋陽「皆の者!ありったけの大砲を準備しろ!そして江戸へ向かうぞ!」
兵士「はっ!」

(某番組のコーナーで(参考:指原PRIDE)で指原と対決していた小嶋陽)
(なぜか闘志を燃やしていた)

ロシア兵「ミナトニ ヘイシト タイホウガ タクサン」
ロシア兵「錨を上げろー!」
ロシア兵「退避ー!」

村重「(自主練から戻った)どうしたの?」
ロシア兵「ムラシゲサン ナカニハイッテテ クダサイ!!」
ロシア兵「対戦闘用意!」
ロシア兵「対戦闘用意! 目標! 港!」
村重「えぇ〜!」

(ロシア兵がガチの戦闘モードに入って慌てる村重。港を見ると大軍と大砲)
(村重たちは相手が誰かまだ分からない。どうする村重?)
620428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/31(日) 12:01:42.74 ID:z03RIbL00
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(23話)

(即座に通信機で博多へ連絡)

村重「指原様!誰かが港からこの船に攻撃して来る〜!」
指原「落ち着け!村重!何が起こっているのだ!」
村重「港に大勢の兵士と大砲があって、こちらに向けて発砲準備しています!」
指原「(冷静な口調で)誰だ?歯向おうとしている者は・・・?」

多田「ははは、お前は昔から敵が多いからのぉw」
指原「まぁそれは別に良いでしょw」
指原「でも本営や幕府が撃つか?」
多田「それは確かに疑問じゃ。本営や幕府が撃つとは考えにくい」

指原「村重!今は逃げろ!」
村重「はっ!」

(ロシア船内)

村重「逃げて〜!」
ロシア兵「ダイジョウブデス! オキアイニ イドウシテイマス!」

ロシア兵「退避完了!」

(江戸の港)

小嶋陽「準備はいいかー!」
兵士「はいっ!」
小嶋陽「撃てっー!」

(港に仕掛けられていた大砲から一斉に砲弾が打ち込まれた)
(船は退避していたため、砲弾は届かなかった)
621428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/31(日) 14:04:20.73 ID:z03RIbL00
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(24話)

(放たれる大砲の着弾点を確認していたロシア船)
(よく見ると退避前の位置でも僅かに届いていなかった)
(それを確認したロシア兵は戦艦を少しずつ港に近づけた)

村重「ちょっと、あまり近づけないで!」
ロシア兵「ワカリマシタ」

村重「(望遠鏡を覗きながら)しかしあの砲弾は誰だろ? 何か目印は無いかな?」
ロシア兵「(望遠鏡を覗きながら)ウーン・・・」
ロシア兵「(望遠鏡を覗きながら)ア、ナニカ カイテ イマス」
村重「(望遠鏡を覗きながら)どこどこ?」
ロシア兵「(望遠鏡を覗きながら)アノ タイホウノ ワキニ ハタガ・・・」
村重「(望遠鏡を覗きながら)チームドラゴン?」
ロシア兵「チームドラゴンッテ ナンデスカ?」
村重「さぁ、そんなのあったかな?」

(ご参考:チームドラゴン from AKB48)
622名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/31(日) 15:39:57.67 ID:dy3Wm96a0
保守
623428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/31(日) 16:08:41.57 ID:z03RIbL00
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(25話)

(再び通信機)

村重「指原様、指原様、指原様」
指原「何か分かったか?」
村重「チームドラゴンと書いた旗があります」

指原「な〜に〜!!!」
多田「おわぁ!!!そっちか!!!」

指原「あの面子で残っているのは渡辺麻、柏木、小嶋陽、総監督のみ!」
指原「しかし、総監督は考えにくい。残りは渡辺麻、柏木、小嶋陽!」
多田「渡辺麻は無い!昨日通信機で話していたが今日は蝦夷だ!」
指原「また長電話してたのか?!w」
多田「うるさいっ!w」

指原「残りは柏木と小嶋陽!難波と組みやがったなぁ〜!」
多田「落ち着け!指原!」
多田「柏木は先日の戦で難波建て直し中!」
多田「まずは確認じゃ!」

(多田の並々ならぬ剣幕に驚愕した冨吉と駒田)
(冨吉は怖気付いて固まっていた)

多田「駒田!博多の宮脇に柏木のことを知らぬか聞いてみれ!」
駒田「はっ!」
624428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/31(日) 17:06:49.94 ID:z03RIbL00
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(26話)

駒田「(通信機より)宮脇様、宮脇様、宮脇様ー!」
宮脇「ぴーちゃん、どうしたの? 声が震えてるよ」
駒田「お、多田様から伝言です」
宮脇「はい」
駒田「か、柏木様が今どこに居るのかご存知ないでしょうか」
宮脇「ここに居るよ。私と将棋で勝負中w 強いよー」
駒田「へ?、博多に?、誠ですか?」
宮脇「誠だ。何だか尋常じゃ無さそうだね。じゃあ本人を出すよ」
宮脇「柏木さま〜、多田様が探しているようです」
柏木「なんだなんだ?w」

柏木「柏木だw。いかがした?」
駒田「わっ、本物だ。駒田です。少々お待ちください」
柏木「おぅ!」

駒田「お、多田様!柏木様がなぜか博多に居ます!」
多田「何じゃと?誠か?」
駒田「誠です!今、通信機に出られています!お代わりください!」
多田「分かった。冨吉と一緒に指原を見張っといてくれ」
駒田「はっ!」
625428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/31(日) 19:09:57.81 ID:z03RIbL00
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(27話)

多田「多田だ。ゆきりんスマナイ。博多なのか?」
柏木「おぉ、らぶたん。休暇を取って博多に遊びに来た」
柏木「今、宮脇と将棋を楽しんでいるところだ」
柏木「何やら日向で大変らしいな。博多の家臣からは聞いているぞ」
多田「まあね」
柏木「私が博多にいるとマズイか?」
多田「いや、そうじゃないんだ」
多田「実はJKTを博多の船で江戸まで向かわせたんだが
多田「江戸で何者かが博多の戦艦に対して攻撃している者が居ってそれの対応中なのだ」
柏木「おやおや、それは尋常ではないな」
柏木「心当たりはあるのか?」
多田「チームドラゴンの旗を持ってるらしい、というところまで分かってる」
柏木「それじゃあ、小嶋陽しか居らんわ」
多田「何か知っておるのか」
柏木「JKTが博多の船で来ることを告げられたとき、一番嫌な顔してたよ」
柏木「絶対に潰してやる、と私の傍でぶつぶつ言ってたな」
柏木「私からは冷静になるように言って聞かせていたんだが・・・」
多田「そうか、ありがとう」
柏木「少なくとも難波からは攻撃していない、ということは指原に伝えておいて」
柏木「あいつと指原はライバル心むき出しだしな・・・w」
柏木「難波は私ら移籍・兼任と山本彩で統制を取っているから大丈夫だ」
多田「分かった。ありがとう」
626428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/08/31(日) 19:15:38.71 ID:z03RIbL00
今日はここまでにします。
明日からまた夜に書き込みます。
あげ支援のご協力をよろしくお願いします。
627名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/31(日) 20:50:54.57 ID:z03RIbL00
あげ
628名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/31(日) 20:51:27.30 ID:fnxrf4qB0
あげ
629名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/31(日) 22:03:27.27 ID:z03RIbL00
あげ
630名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/31(日) 22:38:45.18 ID:z03RIbL00
念のためのあげ
631名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/08/31(日) 23:46:25.06 ID:z03RIbL00
あげ
632名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 00:42:33.30 ID:LOnVXY+T0
保守
633名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 00:47:11.29 ID:hHY1duBw0
ちょっと前からのAKBを支えている
マジの絆 素晴らしいです。
次は
ガチの誓い 交した者達の物語
現実にどんなストーリーがあるのか
これから楽しみです。
634名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 02:28:36.03 ID:VVSTJ9JW0
(保・ω・守)
635名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 05:12:13.07 ID:cOeuVTZui
∈(保◎守)∋
636名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 08:19:43.29 ID:LOnVXY+T0
保守
637名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 10:14:03.23 ID:LOnVXY+T0
保守
638名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 11:32:38.05 ID:6G5JMIIJ0
そういや何年か前にあったAKBプロレススレって今どうなったんだろう?
当時の4期3人が6人タッグでタイトル取ったあたりでとまっちゃったけど
639名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 12:23:28.17 ID:F7BdsPmci
保守
640名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 13:35:15.64 ID:dowoS/+B0
控えめ age love you
641名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 15:47:28.81 ID:LOnVXY+T0
保守
642名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 18:04:36.06 ID:L0ZS9QMii
保守
643名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 19:32:45.26 ID:LOnVXY+T0
保守
644428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/01(月) 19:46:08.33 ID:nEZXXKO10
>>625からの続きです。

その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(28話)

多田「指原、柏木と話したぞ」
多田「柏木は今、博多だw」
指原「博多だと?」
多田「あぁ。休暇を取って城に立ち寄り、宮脇と将棋の真っ最中w」
多田「難波は移籍・兼任と山本彩で統制を取っているから博多には攻撃をしない」
多田「小嶋陽がJKTが博多の船で向かわせることに対してぶつぶつ文句言ってたと」
多田「恐らくだが、本艦隊に攻撃しているのは小嶋陽だろう、というのが柏木の見解」
指原「やっぱりあの野郎か〜!」
指原「戦艦向かわせて正解だったのかよ!」

多田「因縁の対決再びか・・・」

多田「指原、まずは落ち着けよ」
指原「落ち着けるか?! あの野郎〜!」
645428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/01(月) 20:50:48.67 ID:nEZXXKO10
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(29話)

(指原の闘志に火が点き、通信機を通して村重へ連絡)

指原「村重、落ち着いて聞けよ!」
村重「はっ!」
指原「お前らを狙っているのは小嶋陽だ」
村重「えぇっ〜?!!!(何で?)」
指原「恐らく、奇襲攻撃のはず」
指原「少しイタぶらせよう」
村重「どうするのですか? 艦砲射撃すると江戸は大火ですが・・・」
指原「大砲での攻撃だよな?」
村重「はい」
指原「では、おびき寄せながら相手の弾を使い果たさせるのだ!」
指原「弾が切れたところで艦砲射撃しろ!」
村重「え、江戸が大火・・・」
指原「いいから攻撃だ!」
村重「分かりました。狙いを定めながらやって見ます」
指原「任せたぞ!」

指原「あの野郎〜!豊後からも戦艦を向かわせるぞ!!」
指原「江戸へ攻撃仕掛けるぞ!」

多田「落ち着けよ〜、と言っても無駄か・・・」

(指原が激怒。見兼ねた多田)
(どうする多田?)
646名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 20:56:38.99 ID:m25ZsYue0
wktk
647名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 21:39:23.46 ID:dPM5mPdQO
にゃんにゃんいるじゃん
もうだめだ
648名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 21:42:22.73 ID:m25ZsYue0
江戸大火か・・・
これは抜刀斎が助太刀に来るかもw
649428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/01(月) 21:51:31.65 ID:nEZXXKO10
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(30話)

多田「冨吉と駒田!」
冨吉「は、はっ!」
駒田「はっ!」
多田「ちょっと手伝って欲しい。耳を貸せ」
駒田「何でございましょうか?」
多田「実はな・・・(ゴニョゴニョ)」
冨吉「えぇー?!、し、しかしそれは?!」
多田「やらぬなら斬る!」
冨吉、駒田「わ、分かりました(超、恐ぇ〜!)」

(多田は冨吉、駒田と結託して指原を取押えて縛り上げ、日向の城の片隅に閉じ込めた)
(多田は冷静になって通信機で本営に連絡)

多田「湯浅さん、やすす、総監督、誰か居ませんか?」
総監督「どうした、らぶたん」
多田「こじはるが村重の船に攻撃してると、村重から連絡が入りました」
多田「こちらでは指原がキレてます!」
総監督「またー?、ったく、あの二人は・・・」
総監督「分かった、こっちで止めるように言っておく」
多田「あの船がないと、はるごん達が帰れないので必ずお願いします!」
総監督「そうだったね。分かった!」

総監督「お願いがあるけど、私が軍配を上げたら威嚇発砲してくれるように村重に伝えてくれるかな?」
総監督「当てちゃダメだけど」
多田「良いですけど、強烈ですよ」
総監督「あくまでもどうしようもないときに限るけどね」
総監督「こっちにも考えはあるから」
多田「分かりました。伝えておきます」

(総監督が湯浅さんに事情を説明。二人で沿岸に向かう)
(沿岸には小嶋陽の歩兵隊と大砲で埋め尽くされていた)
650名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 21:59:55.22 ID:/baI/hJT0
指原にそんなことしたら選抜から干されるよ・・・(>_<)
651428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/01(月) 22:02:34.53 ID:nEZXXKO10
明日早いんで今日はここまでにします。
明日また書き込みます。
あげ支援のご協力をよろしくお願いします。
652428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/01(月) 22:07:43.07 ID:nEZXXKO10
>>650
江戸を爆撃するともっとマズイかと思いまして・・^^;
653名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/01(月) 23:05:56.95 ID:m25ZsYue0
あげちゃる
654名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 00:21:21.98 ID:afDPa4xb0
寝る前あげ
655名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 01:05:34.41 ID:U60jZBvSi
保守
656名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 01:30:38.39 ID:4uGOd9XY0
ジャックナイフ にゃんさん 発動
総ちゃんでダメな時は
本営も
ネオksgk 西野、向井地 投入し 抑えるか
657名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 03:11:55.23 ID:zH8TKM6x0
あげ
6583515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 04:20:14.35 ID:V5qVfXGO0
こんばんわ いや、おはようございますかな

もう復活w ちょっと恥ずかしいのですが
昨晩のアレで衝動的にやっちゃいましたもので・・・w

一応この前の「マジやけん武将」のスピンオフ的な感じです
短編ですので今日だけの復活です 

朝だけで終われるとおもいますが
規制くらわないように落ち着いていきたいと思いますw

それではまた後ほど・・・
6593515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 04:23:13.10 ID:V5qVfXGO0
 〜博多四陣選抜隊発表の夜〜

 
尾崎『今回の零番は・・・兒玉遥 ようやく君の出番だ! 頑張れよ・・・ぐすっ』

兒玉『!!・・・はい! ありがとうございましゅ!』


兒玉(私が・・・選抜の・・・零番・・・)

松岡「やったね!はるっぴ! おめでと〜〜! 念願の零番だね!」
穴井「はるっぴ・・・よかった・・・本当によかったね・・・ぐすっ」
兒玉「なっちゃん、ちーちゃん・・・うん ありがとね」
兒玉「ようっし、ましゅましゅ頑張らなくっちゃね みんなでさ・・・じゃ、またね おやしゅみ」

松岡「う、うん・・・おやすみ」
穴井「ぐすっ おやすみなさい・・・頑張ろうね 十五人で あ 違う 十六人で」

松岡「(おいおい・・・)何か、でも・・・もっと喜ぶと思ったんだけど、そうでもないような」
穴井「そんなことないわよ・・・でも、そんなに喜ばない今のはるっぴだからこそ選ばれたんじゃないかな・・・ぐすっ」
松岡「そっか・・・そうかもしれないね・・・で、足踏まれてるんだけどそろそろどけてくれる?」
穴井「へ?・・・ああっ! ごめん ごめんね・・・」
松岡「もう、しっかりしてよ隊長・・・まあ泣くほど嬉しい気持ちはわかるけどさw」 
松岡「ずっと傍で見てきたもんね、あたし達は・・・はるっぴの事を、誰よりも明るく元気に頑張るその姿をね」
穴井「そ、そうだよね〜〜 え〜〜〜ん ずび〜っ」
松岡「ちょ! おま! あたしの袖で鼻かまないでよ!! やだもう〜 あたしが泣きたいわよ・・・」
6603515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 04:28:12.51 ID:V5qVfXGO0
宮脇「はるっぴー!」
兒玉「らっち・・・」

宮脇「はぁはぁ・・・おめでとう! やっと・・・やっと掴んだんだね・・・」
兒玉「う、うん・・・ありがとう・・・」
宮脇「? どうしたの? 嬉しくないの?」
兒玉「う、ううん しょんな事ないよ! 嬉しい 嬉しいけどさ・・・」
宮脇「けど?」

兒玉「・・・らっちは悔しくないの? この前の序列で11位に 秋葉の序列しぇん抜(選抜)に入れるほどになったのに・・・」
宮脇「悔しいよー そんなの当たり前じゃんw でもそれ以上に嬉しいよ だって・・・」
宮脇「あたしの11位を誰よりも悔しい、でも誰よりも嬉しいって言ってくれたのは、はるっぴじゃないの・・・」

兒玉「そっか・・・うん、そうだったね・・・でもさ、秋葉選抜と博多の零番、比べるようなもんじゃないけど」
兒玉「らっちが、博多の零番になれなくて悔しいって思ってくれた事の方が嬉しいかな・・・わらしは」
6613515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 04:38:39.67 ID:V5qVfXGO0
宮脇「はるっぴ・・・なんだろ、すっごく大きく見えるよ、今のはるっぴ・・・」
兒玉「しょんな事ないよ・・・らっちだってそうだよ いつもわらしの前を、ずっと前を行ってるのにw」

兒玉「・・・一度は逃げだしてしまったけど、戻ってからは出来る限りめるちゃんみおちゃんを支えようって思ってやってきたじゃん」
兒玉「そしたら、場所が変わったことで、見えるものや感じることがたくさんあって・・・いつしかあんなにこだわってた零番への気持ちが」
兒玉「なくなったわけじゃないけど・・・博多藩へのものに変わってた 不思議なくらい今の博多が好き 博多の皆で叶えたい夢がたくしゃんあるの」

兒玉「しょんな風に思えたのも、しゃっしーや愛ちゃんのおかげだし、らっちのおかげだし・・・何より応援してくれる人たちのおかげなんだけどさ」
兒玉「だからわらしは、嬉しいけど零番で喜ぶよりも、もっと博多のために出来ることをしぇい(精)一杯したいの たくさんの恩返しを」

宮脇「くぅん・・・もう、やだ・・・なんで私が泣かされてるのよー(泣) 今のはるっぴなら出来るよ絶対〜(泣)」
兒玉「らっちぃ・・・(泣)・・・えへへ・・・あの時のわらし達の悔し涙・・・今度は嬉し涙に変えることができたのかな・・・ぐすっ」
6623515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 04:44:14.30 ID:V5qVfXGO0
田島「はるっぴさん! 零番おめでとうございます! 今度は私が、私達が精一杯支えますから・・・」
兒玉「め、めるちゃん!・・・ありがとう あなたにそう言ってもらえるのが何より嬉しい! わらしも頑張るけど、みんなで頑張ろうね!」
田島「はい! ・・・あれ、みお?」

朝長「ううう〜(泣)はるっぴさ〜ん おめでとうございます〜 さ、支えますから〜 頑張るから〜 ひ〜〜ん(泣)」
兒玉「ああっ み、みおちゃん 無理しなくていいんだよ・・・」
宮脇「みお・・・そうだよね、悔しいよね・・・よしよし・・・」

田島「み、みお! ごめんなさい・・・あ、あの私達はこれで失礼しますね、おやすみなさい・・・」

兒玉「ああっ、気にしないでね、めるちゃん! みおちゃん! おやすみー!・・・行っちゃった・・・大丈夫かな・・・」
宮脇「今はまだ辛いと思うけど・・・でも大丈夫だよきっと・・・きっとあの二人にも新たな物語が始まるはずだから、私達みたいに ね」
兒玉「・・・ふふっ そうだね 先輩としては恥ずかしい姿見せられないな・・・ねぇ、らっち・・・らっちはわらしの事、支えてくれる・・・?」
宮脇「もう!(肩、バーーンッ!) あったり前でしょう! 何言ってんのよ〜〜」
兒玉「痛っ! アイタタタタ・・・ははっ あははは ごめんね! ありがとう!! あはははは」
宮脇「あははは はるっぴ! 本当に本当におめでとう!!」
6633515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 04:52:43.93 ID:V5qVfXGO0
田島「もう、みおったら・・・逆に気ぃ使わせちゃったじゃない・・・ 」
朝長「だってぇ〜(泣)・・・ごめんね あたし本当にダメだね・・・ひ〜〜ん(泣)」

田島「みお・・・ううん 私の方こそごめん・・・みおの気持ち考えなさすぎだったね・・・」
田島「もう今日は休むね・・・おやすみ、本当にごめん・・・」

朝長「めるちゃん・・・うう〜(泣)」


多田「・・・みおちゃんやっほ 見てたよ よく頑張ったね・・・震え声と棒読み忘れるほどにねw」

朝長「あ、愛ちゃん〜(泣) わたし全然ダメで〜 めるちゃんにまで呆れられて・・・嫌われちゃったかな〜(泣)」
多田「そんなことないってw 悔しいよね それが普通だよ むしろ・・・」
朝長「・・・?」

多田「あ、いや何でもない でも悔しいのはみおだけじゃないよ 私も実は悔しいんだ」
朝長「愛ちゃんも・・・?」
664名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 04:57:49.95 ID:tCqf7Vvy0
支援
6653515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 05:47:24.85 ID:V5qVfXGO0
多田「うん 選抜には研究生の紗英ちゃんと『は組』から9人・・・『かの二組』からは兼任の花音ちゃん入れて6人・・・」
多田「特別隊もりこぴやぴーちゃんとか『は組』と研究生の組み合わせでウチからは一人も・・・まあ、そういう意図なのかもしれないけど」
多田「隊長としてはさ 隊で比べれば絶対に負けてないと思うけど、この差はね・・・やっぱ悔しいよ」

多田「まあ、そうは言っても、実際に選抜に入れなかった子達に比べたら全然だろうけどさ」

朝長「愛ちゃん・・・ ぐすっ そうですよね・・・選抜に入れなかった人たちが一番悔しいはずですよね・・・」
朝長「わたし・・・何を勘違いしてたんだろ・・・一番辛いのは自分とめるちゃんだ、なんて顔して・・・恥ずかしい・・・」

多田「・・・ふふっ しょうがないって でももう・・・大丈夫そうだね」
朝長「はい〜 わたしまた一から頑張る〜〜(震え声)」
多田「お、おう・・・震え声に戻ったw あははは」

多田「じゃあね、おやすみ」
朝長「おやすみなさ〜〜い(震え声)」


多田(さてと、本当に心配なのは・・・ちょっと見に行ってみるか)
6663515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 05:49:08.21 ID:V5qVfXGO0
田島(・・・みお・・・みおは・・・いいよね・・・)

指原「トントン・・・める、ちょっといいかな〜」
田島「あ・・・さ、さしこちゃん・・・うふふ トントンって自分で言ったw いいですよ なんですか?」
指原「うーん なんていうかさ・・・大丈夫かなって」

田島「あ、あたし?・・・ふふっ 私は大丈夫ですよ さっきもはるっぴさんにご挨拶してきたし・・・ただ」
田島「ただ、みおにはちょっとひどい事しちゃったかなって・・・反省中だったの」

指原「ふ〜ん そう? ならいいんだけどさ・・・」
田島「は、はい・・・」

   「・・・・・・」

指原「・・・あ! いっけね! そうだ 忘れてたわ〜」
田島「え!? な、なんですか急に・・・?」
6673515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 05:53:34.91 ID:V5qVfXGO0
指原「あはぁ いやこっちの話なんだけどさ お婆ちゃんに手紙の返事書くの忘れてたの思い出してさ やっばー」
田島「て、手紙・・・ですか・・・?」

指原「うん 指原こう見えてもさ 文章書くの結構得意だし嫌いじゃないんだよねー あんま続かないから日記みたいのは向いてないんだけどさw」
田島「は、はぁ・・・手紙・・・」

指原「手紙っていいよねー なんか普段言えない様なことも素直に言えちゃうみたいなとこあるよね」
田島「・・・そうですね・・・手紙か・・・書いてみようかな・・・いつも応援してくれる人たちに・・・」
指原「お いいんじゃな〜い めるの正直な気持ちを聞けたら、きっとその人たちも嬉しいと思うよ もっと応援してくれるかもw」

指原「そっか だとすると指原邪魔だよね じゃあ退散するわ 自分も書かなきゃいけないしw ・・・じゃね おやすみ」
田島「あ、ありがとうございました おやすみなさい」

田島(正直な気持ち・・・か)


田島「・・・私は・・・泣きませんでした・・・」
  (・・・悔しい! 悔しい!悔しい!悔しい!)

田島「・・・みなさんが・・・いれば・・・怖くない・・・です・・・」
  (・・・前を向いて歩いてく・・・上を目指して登っていく!! 変わってみせるんだから!!)


指原(ふぅ・・・もうちょっとわかりやすいといいんだけどな・・・さて次は・・・)
6683515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 05:57:43.01 ID:V5qVfXGO0
指原(・・・ん?)

村重「・・・う〜〜〜 悔しげ〜〜! 悔しい!悔しい! う〜・・・」
村重「でもな・・・なんとなく、わかってたんだけどな・・・うう、悲しげ・・・」

指原(でけぇ独り言だな・・・こっちはこっちでなんとまあわかりやすいこと・・・)

兵 「村重殿 秋葉の中西様から便りが届いております」
村重「え?・・・ちよりが・・・?」
兵 「こちらです・・・では、失礼します」

村重「な、なんだろ・・・」

  『  がんばれ!  村重!    中西智代梨 』

村重「ち、ちよりぃぃいいいいいい うわわわわ〜〜〜〜ん」

指原(・・・)


 トントン
指原「(ビックゥ!)おおっふうう!! ・・・なんだ愛ちゃんか・・・」
多田「あはは ビックリした?w お疲れ様 さっしー」
指原「そりゃビックリしたよ、もう・・・どうしたの? こんなところで」
6693515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 06:00:48.15 ID:V5qVfXGO0
多田「ぜ〜んぶ見てたよ さすが支配人 めるへの対応は見事だったね 村重には何も声かけないの?」
指原「あはは・・・見られたか・・・村重にはなぁ、表立って何もしてあげられないってのがあるから・・・」
指原「こっちからは声かけづらくってさ・・・指原には『さっしーは私が守る!』って言ってくれたのにね・・・」

多田「そっか・・・まあ村重は隊で一緒の私にまかせて 難波でも優しくしてもらってるみたいだし、大丈夫大丈夫」
指原「愛ちゃん・・・ほんと、立派に隊長してるよね すごいよ 偉いよ さっきもみおに優しく声かけてあげてたしね」

多田「・・・なんだ、さっしーも見てたんじゃない・・・あたしは別に・・・全然さっしーの方が凄いじゃん」
多田「初選抜の子には『おめでとー よかったねー』って真っ先に声かけてさ」
多田「選ばれなくて泣いてる子たちにも一人一人に声かけてたじゃん・・・あ、あと」
多田「おかぱんにも・・・おかぱんには快気祝いって耳飾りあげたんでしょ? すっごく喜んでたよ」

指原「そう? じゃあよかった・・・でも、あれあげたのはちょっと前だけどね 今回の件とは関係ないよ」
多田「まあ、なんにせよ凄く頑張ってやってるよね・・・ちょっと頑張りすぎに思えるくらいにさ」
6703515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 06:05:07.75 ID:V5qVfXGO0
指原「そんなこともないけどね 頑張ってるのは頑張ってるけど そこは否定しないw」
多田「でも秋葉の序列で去年は一位・今年が二位・・・博多で支配人までやってて、それってすごい重荷なんじゃないの?」

指原「一位になっちゃった瞬間はね、どうなるんだろうって思ったけど、いざやってみれば楽しいことばっかりでさ」
指原「博多のためにも自分のためにも、今年は是非とも二連覇したかったんだけどなぁ・・・本当に退治されちゃったね あはは」
多田「・・・」

指原「ねぇ、愛ちゃんはどう思った? 指原が二位ってわかったとき」
多田「まゆが一位で嬉しかった」
指原「そ、そっか・・・まあ同期で親友だもんね、そりゃあそうかw 指原もまゆの一位に異論はないよ」

多田「本当言えば複雑だったよ・・・さっしーに一位取って欲しかったなってのももちろんあったし、でも二位でよかったのかもって思ったりもしてね」
指原「二位でよかった、か・・・それ聞いたらなんかそうなのかもって思えた ははっ・・・聞けてよかったよ」
多田「うん・・・(少しは重荷を・・・私が背負えたらいいんだけどな・・・)」


葦原「さて、と・・・こんな夜はちょっと感傷的になっちゃうね 部屋で一人酒でもしよっかなw」
多田「・・・もうちょっと待っててね もうすぐあたしも解禁だから、そしたら一緒に飲も なにか悩みがあれば聞いてあげるから」
指原「おお 飲もう飲もう 指原すぐ泣くし凄い絡むし、なんなら小判せびったりするけど、それでもよければ」
多田「や、やっぱ遠慮しとこうかしら・・・」
指原「えええ〜〜 そんな〜〜〜」
多田「冗談w ・・・でもお手柔らかにお願いね・・・」

 
 ・・・そんな博多の夜の出来事・・・すぐに夜明けはやってくる・・・


  お し ま い
6713515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/02(火) 06:09:28.40 ID:V5qVfXGO0
やっちまった・・・葦原って誰だよ・・・orz
葦原→指原に訂正いたしますです・・・すみません 

・・・はい、というわけでこれにて終了です

創作とも呼べぬ感傷たっぷりの妄想話ですが
自分の感情に任せてそのまんま出来上がった代物ですので(^_^;)
一応断っておきますが実際のメンバーの言動にあれこれ脚色してますので
そのへんはご了承くださいませ

ではでは またいつの日か・・・会えるかどうかはわかりませんがw
672名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 10:00:51.13 ID:aWWUOFRc0
3515殿
一筆啓上仕候
小生文語理解不致候書中口語以失礼仕候

 タダで読ませていただいたので、せめて保守代わりに読書感想文くらいは
お寄せしなければ仏罰が当たります。
まずは、執筆お疲れ様でした。大変楽しく読ませていただきました。
スピンオフもリアルタイムで本当にそうやってそうで微笑ましかったです。

 私は知識がある方ではないのですが、知ってる限りのメンバーの人物像と重ね合わせて楽しみました。
 もちろん人物像はとらえ方が人それぞれ違うのですが、違った視点でメンバーを見ることができて、
小説を書店で買って読むよりはるかに楽しかったです。

 さまざまな史実?のエピソードがちりばめられていて、このエピソード知ってる!と嬉しくなることもあれば、
知らないと調べてみたり…と楽しみ方のアプローチが複数あり、次号がアップされるまではそうやって楽しんでいました。
スピンオフのエピソードはごぼてんかなぁ…とか。違うか。

 青空文庫にしておくには勿体なさすぎますが、読者としてはいつかアップされるであろう
続編なのか外伝なのかわかりませんが、楽しみに待つ次第でございます。

 右保守候得共読書感想文御座候
恐惶謹言
673名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 11:59:21.95 ID:bf1wQ/lo0
(定期・ω・保守)
674名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 14:43:25.14 ID:aWWUOFRc0
保守
675名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 16:47:33.53 ID:aWWUOFRc0
保守
676428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/02(火) 18:57:58.44 ID:YhgvOk410
>>649からの続きです。

その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(31話)

(江戸の沿岸)

総監督「あちゃー、こじはるは何を考えてここまで大砲を集めたのだ?」

総監督「おいお前ら!誰の命令でここに居るのだ!」
兵士「こじはる様の命でございます!」
総監督「幕府命令だ!とっとと、退却しろー!!ボケッ!!!」
湯浅「あの船はジャカルタ行きの輸送船だ!!国際問題を起こすな!」
湯浅「退けっー!」
兵士「えぇっ?! は、はっ!」
兵士「皆、幕府の勅命だ!退けっー!」
兵士「おっー!」

総監督「おい!他にも居るだろ!居るところに案内しろ!」
兵士「は、はっ!左右の海岸沿いに取り囲むように居ます!」
湯浅「じゃあ、私はこちら側を行きますから総監督は反対側をお願いします」
総監督「分かりました」

(沿岸に居た大砲隊は瞬く間に退却し、最後に小嶋陽の本体だけが残った)

総監督「こら!こじはる!何をやっているんだ!」
小嶋陽「え〜、だって指原の船なんてウザイもん」
総監督「そういう問題じゃねーよ」
総監督「あれはJKTの輸送船だぞ!」
小嶋陽「え〜、だってあの艦砲で攻撃できるじゃん」
総監督「あのなぁ、あれは海賊からの護衛なの」
小嶋陽「え〜、でもやっぱり指原の船なんてウザイもん」

小嶋陽「皆の者、撃てっ〜!」

(何発か撃った)
(見兼ねたロシア艦隊)

ロシア兵「ウチマショウカ?」
村重「ちょっと待って!(望遠鏡を覗きながら)あれは総監督かな?」
ロシア兵「(望遠鏡を覗きながら)ドレドレ?」
ロシア兵「(望遠鏡を覗きながら)ダレカト ハナシヲ シテイマスネ」
ロシア兵「(望遠鏡を覗きながら)タイホウハ ヒトガ イルトコロ ダケデスヨ」

村重「博多に連絡するからちょっと待って」
ロシア兵「ハイ」
677428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/02(火) 20:16:46.16 ID:YhgvOk410
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(32話)

村重「村重でーす」
多田「おぉ、多田だ。どうだ?退却したか?」
村重「退却??」
多田「指原がキレてるから、私から本営に退却するように頼んだ」
多田「私もこう見えて、本営には力が強いんじゃよw」
村重「えっ?、ありがとうございます!」
村重「今、総監督らしき方が大砲の近くにいる方と話をしています」
村重「他からの大砲攻撃は止みました」
多田「そうかそうか。じゃあ、残っているのは小嶋陽の本体だけだな」
多田「油断するなよ。小嶋陽の弾を使い果たすまで待機だ」
多田「それから、総監督が軍配を上げたら一発だけ威嚇射撃をしなさい。それで十分だ」
多田「指原から言われてた攻撃は控えて、私と総監督と湯浅さんの指示に従いなさい」
村重「分かりました」

村重「艦砲をあそこの手前の海に落ちるように向けておいて」
村重「ただし、射撃は一発だけ! 射撃の合図は私がやる!」
ロシア兵「ラジャー!」
ロシア兵「対戦闘用意!」
ロシア兵「対戦闘用意! 目標! 大砲前の海上!」
ロシア兵「イツデモ ハッシャ カノウデス!」
村重「ありがとう」
678428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/02(火) 21:36:29.82 ID:YhgvOk410
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(33話)

総監督「お前もいい加減に人の話を聞けよ〜」
小嶋陽「え〜、だって〜」
小嶋陽「皆の者、撃てっ〜!」

(更に何発か撃った)
(見兼ねた総監督)

総監督「では仕方ない」

(軍配を高々に上げた)

村重「撃ち方はじめっー!」
ロシア兵「撃ち方はじめっー!」

(ドドッーン)
(地鳴りのような轟音と共に砲弾は狙い通り海上に落下)
(巨大な水柱を上げ、水しぶきが飛んで来た)

総監督「おわっ!」
小嶋陽「ぎゃあ!」
兵士「ひえ〜!」

(たまたま遠見で見学してた伊豆田、島崎、島田)

伊豆田「うおっ!」
島崎「わぁ!」
島田「こんなの無理ー!」

総監督「ほら見てみろ。威力が半端ないだろ!」
兵士「ま、マジですか?!ヤバイですよ!」
小嶋陽「ふっ、脅しだな。全ての弾を使って撃て!」
兵士「はっ!」
総監督「ダメだこりゃ・・・」
679428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/02(火) 22:14:13.25 ID:YhgvOk410
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(34話)

(対岸から小船で湯浅さんがやって来た)

湯浅「小嶋陽の暴走が止まらないみたいだね」
総監督「スミマセン」
湯浅「小嶋陽は何て言ってた?」
総監督「全ての大砲の弾を使ってでも沈没させる気です」
湯浅「でも、よく見るとあの船に届いていないんだよね」
総監督「そうですけど・・・」
湯浅「気が済むまでやらせましょうか?」
総監督「良いんですか?」
湯浅「だって博多の船からの攻撃を見てましたが、レベルが違いすぎますよ」
湯浅「あれで総選挙67位ですよ。規模が違う」
総監督「わざと外してくれたとは言え、確かにそうですよね」
湯浅「わざと?!」
総監督「はい」
総監督「あれがまともに当たったら一溜まりもない」
湯浅「うん」
湯浅「ちょっと私はあの船に乗り込みますよ。中の様子も見たいしw」
湯浅「弾が切れたら狼煙を上げてください。暴走するようなら軍配を上げてください」
総監督「分かりました」

(湯浅さんが小船に乗りロシア船に近づいた)

ロシア兵「ダレダ!」
湯浅「湯浅です。村重さんに会いたい!味方でーす(黒と赤の旗を振る)」
ロシア兵「ムラシゲサン オキャクサン デス」
村重「ん?誰だろ?」
村重「あ、湯浅さんだ! タラップを降ろして! ミカタデス!」
ロシア兵「ラジャー!」
680428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/02(火) 22:15:28.78 ID:YhgvOk410
今日はここまでにします。
また明日書き込みます。
あげ支援のご協力をよろしくお願いします。
681名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 22:53:36.92 ID:YhgvOk410
あげ
682名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 23:26:06.87 ID:PHEjsqj6i
支援上げ
683名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 23:28:10.84 ID:ihlHK89s0
684名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/02(火) 23:38:41.39 ID:YhgvOk410
若ちゃん6勝1分け 保守
685名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/03(水) 01:32:55.03 ID:qZzgVANc0
よっしゃ! あげっぞー さいばー
686名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/03(水) 02:01:58.03 ID:dOX38aHuO
このこじはるはビッテンフィルトみたいでいいわw
艦隊の一斉砲撃の号令は男のロマンだなぁ
687名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/03(水) 07:41:07.42 ID:JZiU3AgO0
保守
688名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/03(水) 11:32:29.55 ID:eLS04AX10
保守
689名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/03(水) 13:14:56.26 ID:A3miHIMU0
保守
690名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/03(水) 14:17:18.43 ID:VSz7e0qOi
保守
691名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/03(水) 16:48:01.10 ID:e3WhmjAn0
保守
692名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/03(水) 18:34:38.90 ID:sl/ZChLz0
帰宅あげ
693名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/03(水) 20:31:05.19 ID:1qAtYLwb0
保守
694428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/03(水) 20:37:41.15 ID:xL305mlr0
>>679からの続きです。

その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(35話)

村重「お疲れ様です」
湯浅「やぁ、お疲れさま」
湯浅「いろいろとゴメンね。」
村重「あ、いや・・・」
湯浅「総監督からも事情は聞いているから。ここで待機させてくれるかな?」
村重「良いですけど、指原様か多田様に許可を得ないと・・・」
湯浅「あぁ、そうだね。ここから連絡取れるの?」
村重「これでお願いします」
湯浅「すごいね。ここにも通信機か・・・」

湯浅「(通信機より)湯浅です。指原か多田は居ませんか?」
多田「多田です。今どちらからですか?」
湯浅「村重の船です。こじはるがキレて私と総監督で説得しています」
多田「こちらも指原がキレて家臣に手伝ってもらって縛り上げて閉じ込めています」
湯浅「さすが三期生。やることが違いますね」
多田「博多で指原を止められるのは私しかいないので・・・w」
湯浅「(確かになぁ・・・w)」
695428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/03(水) 20:49:22.44 ID:xL305mlr0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(36話)

湯浅「じゃあ、こちらの状況を話しますね」
多田「はい」
湯浅「こじはるは大砲で船に攻撃しているけど弾は届いていません」
多田「プッw」
湯浅「でも、こじはるは指原に対して嫌悪感を抱いているので今持っている弾を全て使う気です」
多田「それ、モッタイナイですよw」
湯浅「私も同感です」
湯浅「ただ、JKTが帰国するまで時間もあるし、弾も切れそうなのでこのままにします」
湯浅「弾が切れて退却するまでは私と総監督が見張ります」
多田「弾が切れたらこちらから威嚇しますが・・・」
湯浅「威嚇は先ほど総監督から指示が出てやりました」
多田「え、そうなんですか?」
湯浅「はい。ただ、こじはるが意地になっているようです」
多田「あらら・・・」
湯浅「ひょっとしたらもう一回やってもらうかも知れません」
多田「分かりました。こじはるの見張りを引き続きお願いします」
湯浅「分かりました。村重の船から見張ってて良いですか?」
多田「ぜひ、お願いします」
696428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/03(水) 21:26:38.09 ID:xL305mlr0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(37話)

湯浅「通信機、ありがとう」
村重「いえいえ」
湯浅「指原は今、多田から縛られて閉じ込められてるってw 多田すごいねw」
村重「えーーーーーーー?!(驚)」
湯浅「まぁ、指原とこじはるは某番組がキッカケで昔からライバルになったからね。仕方ないよ」
村重「過去のことは分かりませんか、私達が入る前からいろいろあったんですね」
湯浅「あぁ、そうだw」

湯浅「話は戻すけど、まだ撃ってはダメですよ」
湯浅「総監督と打ち合わせ済みなので」
村重「分かりました。ここでは私が許可しない限りは発砲はしないというルールでやっています」
湯浅「えー?!マジ?!」
村重「はい。この船内では私が絶対であって他の人が命令しても動かないことにしています!」
湯浅「わ、分かりました。(何この独裁力。ちょっと恐いな・・・)」
697428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/03(水) 22:23:37.39 ID:xL305mlr0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(38話)

(歩兵部隊の弾の残りが少なくなり、小嶋陽は焦り始めた)

小嶋陽「全く当たらないじゃないか!」
兵士「今のままでは届きません!」
小嶋陽「船に乗れるなら船に乗って撃て!」
兵士「はっ!」

ロシア兵「(望遠鏡を覗きながら)ムラシゲサン マズイデスヨ!」
村重「(望遠鏡を覗きながら)あ、大砲と一緒に船に乗り込もうとしてる!」

(総監督が軍配を上げる!)

村重「仕方ない!船に向けて撃て!」
ロシア兵「ラジャー」
ロシア兵「撃ち方はじめっー!」

(ドドッーン)
(地鳴りのような轟音と共に砲弾は船の脇に着弾!)
(巨大な水柱を上げた)

小嶋陽「脅しだ!構うな!」
兵士「はっ!」

村重「まだ船に乗り込もうとしている!仕方ない!」
村重「ロケットランチャー貸して!本艦防衛のため軍配抜きで行くよ!!」
ロシア兵「ハイ! ボウエイノタメ! ワタシタチモ テツダイマス!!」

(危険を感じた村重とロシア兵)
(ガチの戦闘モードにスイッチが入った!)
698428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/03(水) 22:25:51.67 ID:xL305mlr0
スミマセン。今日はここまでにします。
明日も書き込みます。
あげ支援のご協力をよろしくお願いします。
699名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/03(水) 23:20:40.09 ID:sl/ZChLz0
乙あげ
700名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 00:03:43.06 ID:xxK1psFZ0
寝る前あげ
701名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 00:40:55.88 ID:xxK1psFZ0
あげちゃる
702名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 02:37:00.28 ID:KmfK6xLI0
あげ
703名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 06:38:28.60 ID:ukZqmcOn0
保守
704名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 07:37:11.09 ID:dmv2lBsn0
保守
705名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 09:46:36.92 ID:ukZqmcOn0
保守
706名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 10:44:22.33 ID:HEyYoR2ii
保守
707名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 12:00:35.73 ID:oG72S9Wx0
(保・ω・守)
708名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 14:15:31.49 ID:ukZqmcOn0
保守
709名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 15:45:59.76 ID:ukZqmcOn0
保守
710名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 17:34:47.71 ID:+a/JuS1n0
保守
711428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/04(木) 19:05:31.96 ID:H4rKnPvw0
>>697からの続きです。

その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(39話)

村重「湯浅さん、小嶋陽が攻撃して来ます!キケンです!」
湯浅「困ったな。仕方ない。もし攻撃するなら船だけに狙いを定めてください」
村重「はいっ!もちろんですっ!!」

村重「大砲持った船に目掛けて、全員一斉に撃てっ〜!!」
ロシア兵「ラジャー!!」

(ロケット砲が一斉に放たれた!)

(ドドッーン)
(轟音と共に全ての砲弾は船底と船上の大砲に命中!)
(船は浸水し、沈みだした)

湯浅「(驚愕した表情で)ナニコレ・・・」

小嶋陽「大丈夫かー?」
兵士「船がやられて沈みます!」
兵士「船底の損傷が激しく沈んでいます!」

総監督「おいおいおい、軍配上げずに来たよ!」
総監督「村重がキレたか?w アイツの方が恐いよ・・・orz..」
712428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/04(木) 19:45:56.03 ID:H4rKnPvw0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(40話)

兵士「退避しましょう!弾がありません!」
小嶋陽「弾切れか?」
兵士「この通り、弾切れです!」
小嶋陽「止むを得ん!退けぇ!」

総監督「ならばもう一度・・・」

(なぜか総監督が再度、軍配を上げる!)

湯浅「えっ?また?」
村重「退いてますよね?」
村重「(!)あ、そうだ!」
村重「前進最大戦速!」
ロシア兵「ラジャー! 前進最大戦速!」
ロシア兵「前進最大戦速!」

村重「狙いを定めて!威嚇射撃はじめー!」
ロシア兵「ラジャー」

(ドドッーン)
(地鳴りのような轟音と共に砲弾は海上に落下)
(巨大な水柱を上げた)
713428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/04(木) 21:08:29.23 ID:H4rKnPvw0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(41話)

兵士「ひぇ〜、まだ撃って来る!」
兵士「しかもこちらに接近してます!」
小嶋陽「ナニソレ〜」

村重「さて、アレをやるか(ニヤリ)」
村重「ちょっと手伝って!。アレやるからw」
ロシア兵「アレデスネw ワカリマシタ!!」
湯浅「何をするの?」
村重「まぁ、見ててくださいw」

(射撃ができないため、村重達は打ち上げ花火を準備していた)
(打ち上げ花火に着火。花火が上がった)

(ドドッーン)

小嶋陽「また攻撃なの〜?」
兵士「退避!退避!逃げろ〜!」

総監督「花火かよw アイツ考えたなw」
湯浅「ププッw。考えますねw しかしキレイな打ち上げ花火だ」

村重「攻撃は出来ませんが、花火なら音が出て誤魔化せますからw」
村重「それに無駄にこっちの弾を使いたくないし」
湯浅「そうだね。戦艦の弾は威力が大きすぎるから大変だよね」
湯浅「さっきのロケット砲でも簡単に破壊するし」
村重「はい」

村重「あ!もうすぐ港だから定位置に停泊して!」
ロシア兵「ラジャー」

(小嶋陽菜の歩兵部隊は弾切れのため退却した)
(小嶋陽菜の件は本営預かりとなった)
(船は所定の沖合いに停泊しJKTの帰りを待つことになった)
714428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/04(木) 21:12:15.54 ID:H4rKnPvw0
早いですが今日はここまでにします。
明日でこのシリーズはクライマックスになります。(あと4話)
あげ支援のご協力をよろしくお願いします。

あと・・・
誰か新作をおながいします。m(_ _)m
715名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 22:31:43.42 ID:ukZqmcOn0
保守
716名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 22:32:52.14 ID:nAKKYxJw0
717名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 22:47:18.91 ID:QESucpt30
あげです
718名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/04(木) 23:58:42.66 ID:ukZqmcOn0
保守
719名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 01:20:21.73 ID:iZ6eAUK/0
新作…
やすすー 新公演マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
しんさく と言えば 来年の大河は 長州の物語だったような…
720名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 04:43:14.59 ID:nBwGh/7A0
保守
721名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 07:00:29.00 ID:quDGUr3m0
あげ
722名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 08:37:19.64 ID:nf34YZ9Q0
保守
723名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 10:04:31.71 ID:nf34YZ9Q0
保守
724名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 12:33:38.85 ID:QJyG9tR/i
保守
725名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 14:08:57.03 ID:nf34YZ9Q0
保守
726名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 16:16:49.77 ID:OkXXhmy3O
たつた あげ
727名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 18:30:14.24 ID:jiPiSJfx0
から あげ
728名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 21:22:22.93 ID:Tgqo76Ea0
保守
729428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/05(金) 21:43:11.14 ID:2J4aSqmm0
>>713からの続きです。

その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(42話)

湯浅「(通信機より)多田、多田、多田」
多田「多田です」
湯浅「今、こじはるが退却しました。船は無事です」
湯浅「私たちも持ち場に戻ります」
多田「分かりました」
湯浅「村重も沖合いで待機していますから大丈夫ですよ」
多田「分かりました」
湯浅「いろいろと迷惑かけてゴメンね」
多田「無事で何よりです」
湯浅「じゃあ、また」
多田「はい」

(10日後、仕事を終えたJKT48が戻り、船に乗り込んだ)

村重「皆さま、お疲れ様でした」
近野「お疲れ」
村重「船は出航しまーす」
メロディー「ハデニ ナニカ ヤッテイタケド ナニカアッタノ?」
村重「ちょっとね。。。」
仲川「らぶたんから聞いたよ。こじはるが仕掛けたって」
村重「ちょっと大変でした」
仲川「指原も敵が多いからねぇ〜」
近野「若いモンは知らないと思いますよ」
仲川「まあね。。。」
近野「あんた達は指原と多田様には歯向わず付いて行きなさいよ」
村重「はい」
村重「今回は指原様より多田様主導で湯浅様、総監督様と対応してました」
仲川「それで正解」
近野「うんうん」
730428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/05(金) 21:51:37.51 ID:2J4aSqmm0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(43話)

(3日後、船は日向に到着した)
(JKTの船の修理も後半戦に入り、あと数日で修理完了までになっていた)

メロディー「オォ、フネガ キレイニ ナッテル」
近野「おぉ、本当だ」
仲川「修復完了まで近いな」
(伊予)船大工「あと、一週間ぐらいあれば大丈夫です」
(日向)船大工「船体に穴や隙間がたくさんありましたので、今はそれを直しています」
(豊後)船大工「我々に任せてください」
仲川「よろしく頼む」

(日向の城)

村重「ただいま戻りました」
多田「おかえり。ご苦労じゃった」
仲川「ただいま」
多田「おぉ、はるごん! 船はもうすぐ修理完了だ!」
仲川「ありがとう」
村重「あのぉ、さっしーは?」
多田「あ・・・。閉じ込めたままじゃったなw」

指原「フゴー、フゴー、フゴー」

村重「指原様、ただいま戻りました」
指原「フゴー、フゴー、フゴー」
村重「プッw」
指原「フゴー!!、フゴー!!、フゴー!!(怒)」
村重「今から縄を解きますねw」
731名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 21:59:19.87 ID:A0B/EP/x0
13日間も飲まず食わずでも生きてる指原の生命力(驚愕)
732名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 22:04:34.72 ID:HDXX9goM0
>>731
wwwゴキブリなみw
733428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/05(金) 22:22:08.03 ID:2J4aSqmm0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(44話)

(指原の縄を解く村重)

指原「あ゛〜、まったく多田達の仕打ちには参ったぞ!!」
村重「だ、大丈夫ですか?」

指原「多田!駒田!冨吉!」
駒田「お、多田さま〜(こ、こわい〜)」
冨吉「お、多田さま〜(こ、こわい〜)」

多田「なんだよ、指原!!」
指原「てめぇ〜!よくも私を縛り上げたな!」
多田「それが3期生に向かっての言葉か?!(怒)」
多田「えー、根性しとるやんけ!!(河内弁Ver)」

冨吉「・・・(恐怖のあまり唖然(しかしなぜ河内弁?))」
駒田「・・・(恐怖のあまり唖然(しかしなぜ河内弁?))」

(ジャカルタの同期が吠える)

仲川「こらっ!お前ら!若いもんが怖気付いとるやろ!」
近野「少しは周りの空気を読みなさいよ!ったく・・・」

駒田「(何か安心するわ〜)」
冨吉「(ほ・・・)」
村重「・・・」

指原「ふんっ!」
734428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/05(金) 23:14:21.43 ID:2J4aSqmm0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(45話)

村重「あ、あの〜、小嶋陽菜様の件は本営預かりになりました」
村重「ただ、指原様が戦艦を出してくれたお陰で小嶋陽菜様が率いる歩兵隊は退却させられました」
村重「あれが、巡洋艦だけだったらどうなってたかは分かりませんでした」
指原「やっぱりか?」
村重「はい」
村重「過去のことは分かりませんが、あれだけ多くの大砲に囲まれたら江戸の街中まで爆撃するしかありませんでした」
指原「読み通りか・・・」

村重「今はジャカルタの皆さんも無事に日向に戻りました」
村重「今夜は宴でもしませんか?」

仲川「お、若いのに良いこと言うねぇ〜」
近野「そうだそうだ!指原!同期で宴をしたいぞ!」
多田「やろうやろう!」
指原「チッ!」

仲川「若いモンは準備を頼むぞ!」
村重、駒田、冨吉「はっ!」

指原「おい!ここは博多の縄張りだぞ!」
仲川「今日の主役は私らと多田だw」
仲川「多田のお陰で江戸の大火が免れ、私らも仕事ができたのだぞ!」
多田「そうだそうだ!ww」
指原「ったくよぉ〜・・・」
近野「こじはるとは別で戦ってくれ。頼むわ」
指原「同期の頼みなら仕方ないが・・・」

(日向では船の修理が終わる間での3日間、宴が続いた)
735428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/05(金) 23:25:43.48 ID:2J4aSqmm0
その頃、博多の城では・・・(JKT48来日&ライバルとの戦い)(46話)

(3日後・・・)

(伊予)船大工「船の修理が終わりました」
多田「おぉ、そうか。ご苦労じゃった」
(日向)船大工「船体の穴や隙間も埋めてます。多少の悪天候も大丈夫です」
(豊後)船大工「帆柱も新調しました」
多田「うんうん」
指原「では、帰国させよう」

指原「JKT48の皆さん、集合!」
指原「船の修理が完了しましたので帰国です」
一同「おぉ!」
指原「ここで大事な話があります」
一同「おぉ?」
指原「今すぐじゃないけど、ここで使っているのと同じ通信機をジャカルタと船に設置します」
一同「おぉ!」
多田「なんと!誠か! はるごーん!」
仲川「おぉーーー、らぶたーーーん!」
多田「指原、でかしたぞ!」
指原「いや、今回の言い出しっぺは私じゃないんだよね。。。」
多田「なんだと?、じゃ誰が言い出しっぺか?」
指原「兒玉だ」
多田「へ?何で?」
指原「キッカケはよく分からないけど、ジャカルタにもあった方が連絡が取れる、ということらしい」
指原「あとは今回の漂流事故についてもすごく心配していた」
多田「ほぉ・・・」
指原「だから、お礼ははるっぴに言って」
多田「分かった。はるっぴにお礼を言ったら次のセンターははるっぴにしろ」
指原「・・・」
多田「何を黙っておるのじゃ!」
指原「・・・」
仲川「まあまあ、らぶたん落ち着け」
仲川「指原も頑張っておるのだ。そこまでにしとけ」
多田「しかし・・・」

仲川「何か、博多軍に対していろいろと心配をさせてしまったようだな」
指原「いや、良いよ」
指原「こっちもいろいろと勉強になってるし」
指原「今は近日中としか言えないけど、通信機を設置するときはよろしく頼むね」
仲川「分かった」
指原「じゃあ、帰国だ。準備してくれ」
一同「おぉ!」

指原「我々も博多に戻るぞ!」
多田「おぉ!」
村重、駒田、冨吉「はい!」

≪終わり≫
736428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/05(金) 23:31:49.59 ID:2J4aSqmm0
このシリーズは終わりです。
お付き合い頂きありがとうございました。
いろいろと無茶な設定もありましたが、まあそこは笑って頂ければと思っています。

>>1さんがまだ戻って来てないようですが、気長に待ちたいと思います。
それまでの間は私も皆さんと一緒にあげ支援したいと思います。
私の方も短編とかで新作ができましたらアップします。

では、あげ支援のご協力をよろしくお願いします。
737名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 23:44:17.89 ID:HDXX9goM0
>>736
お疲れ様でした

別シリーズの次回作もお待ちしております
738名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/06(土) 00:55:57.99 ID:8ZE54oMo0
保守

楽しい作品をありがとうございました。
次回JKTが登場するときはキナルキャップも入れてあげて下さいませ。
続編楽しみにしております。
739名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/06(土) 03:52:52.07 ID:ixZsVroI0
あげ
740名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/06(土) 06:14:20.02 ID:8ZE54oMo0
保守
741名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/06(土) 10:04:51.34 ID:8ZE54oMo0
保守
742名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/06(土) 12:11:29.61 ID:sBkw9IZH0
補修
743名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/06(土) 14:39:46.46 ID:WumpRmC60
あげ
744名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/06(土) 17:37:28.92 ID:8ZE54oMo0
保守
745名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/06(土) 19:08:18.01 ID:g0sMbeqs0
保守
746名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/06(土) 20:25:05.46 ID:sBkw9IZH0
保守
747名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/06(土) 22:10:52.00 ID:uBNfzMKAO
ポニーテールと
748名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/06(土) 22:14:09.02 ID:iajmTNCS0
(保・ω・守)
749名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 00:08:35.99 ID:CXgDJPRe0
ちょおっとまったー あげ
750428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/07(日) 00:56:18.43 ID:eJ1tMgs30
>>738
了解しました。
751428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/07(日) 01:03:23.55 ID:eJ1tMgs30
その頃、博多の城では・・・(マジメな梅本(HKT)の悩み)(1/4話)

梅本「うーん、うーん、うーん」
穴井「どうした?梅本?」
梅本「うーん、やっぱり何かが違うよなぁ・・・」

多田「穴井、どうした?」
穴井「先ほどから梅本が唸っているのですが・・・」

多田「梅本、どうした?」
梅本「あ、これは多田さま」
多田「おぉ、気付いたかw」

梅本「実は総選挙後のことで思うところがありまして・・・」
多田「決して八百長はないぞw」
多田「ネットの書き込みなんて信じるなよw」
梅本「そういうことではなくてw」
多田「じゃあ、なんじゃ?」

梅本「はい、昨年指原様が1位になったときは博多は元より全国的に騒いでいたのですが」
多田「ふんふん」
梅本「今年は指原様が2位。博多は元より全国的に静かになった様な気がしているのですが・・・」

多田「(同期の渡辺麻が1位とは言え、ここはキレていいかどうか悩むな・・・)」
752428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/07(日) 01:04:07.98 ID:eJ1tMgs30
続きはお昼以降にします。
おやすみなさいです。
753名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 02:44:20.12 ID:Ddpw4F5z0
保守
754名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 03:54:46.35 ID:0Dk9K6Wpi
揚げ
755名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 08:52:02.47 ID:NkjmxMVN0
>>751
ちーず編きたああああ
756名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 10:43:16.31 ID:spyFVYeV0
>>751
ちーず、そこに触れては・・・
757428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/07(日) 12:12:16.75 ID:eJ1tMgs30
その頃、博多の城では・・・(マジメな梅本(HKT)の悩み)(2/4話)

多田「ま、まぁな・・・」
多田「どう説明して良いか分からんが、それぞれにキャラがあるからのー」
梅本「キャラですか?」
多田「あぁ、キャラだ」

多田「例えば指原の場合はバラエティ班でヘタレキャラ、バカ騒ぎだな」
梅本「はい」
多田「何をやらせても楽しく騒いでお茶の間の皆を楽しませている」
梅本「はい、仰る通りです。スゴイです!」

多田「では、渡辺麻の場合はどうじゃ?」
梅本「え、えっーと、可愛くて、綺麗で、物静かな・・・」
多田「そうじゃ。指原と違って物静かで上品、お嬢様みたいなキャラだな」
多田「私と事務所も同じだw」
梅本「お、おぉ・・・」
多田「総選挙で1位になればその人を中心に推す」
多田「だからどうしてもその人のキャラに合せることになるんじゃ」
梅本「では、今は物静かで上品、お嬢様みたいなキャラを出すと良いのですか?」
多田「単純考えればそうかも知れんが、それはまた違うぞ」
梅本「えっ?、でも合せた方が・・・」
多田「人それぞれには個性があり、将来の目標もある」
多田「渡辺麻のようになりたい、というなら別だが、必ずしも皆が皆そうではないはずだ」
梅本「はい・・・」
758名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 13:48:31.52 ID:HwHLQyJ6i
保守
759名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 13:55:29.78 ID:ALda52tGO
かわいいよ
760428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/07(日) 13:57:48.94 ID:eJ1tMgs30
その頃、博多の城では・・・(マジメな梅本(HKT)の悩み)(3/4話)

多田「例えば博多の中でも指原の様な路線とは違う方向で頑張っている者もおる」
多田「若田部とかな」
梅本「あ、若田部様はプロ野球の実況レポーターが話題ですね」
多田「そう。アイツの真似なんてそうそう出来ん。出る試合の度に勝っておる」
梅本「はい」

多田「推されるからという理由で他人に合せるのではなく、自分に合ったキャラで勝負すれば良い」
多田「梅本の場合は「まじめキャラ」が付いている」
梅本「はぁ・・・マジメかなぁ?」
多田「もし仮に梅本が総選挙で1位になったら、まじめキャラに合せて推される」
梅本「えー、本当ですか?w」
多田「本当じゃw」
761名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 14:35:53.12 ID:wjYYz3G20
737 :名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/05(金) 23:44:17.89 ID:HDXX9goM0
>>736
お疲れ様でした

別シリーズの次回作もお待ちしております

738 :名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/06(土) 00:55:57.99 ID:8ZE54oMo0
保守

楽しい作品をありがとうございました。
次回JKTが登場するときはキナルキャップも入れてあげて下さいませ。
続編楽しみにしております。


755 :名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 08:52:02.47 ID:NkjmxMVN0
>>751
ちーず編きたああああ

756 :名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 10:43:16.31 ID:spyFVYeV0
>>751
ちーず、そこに触れては・・・
762428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/07(日) 16:02:09.37 ID:eJ1tMgs30
その頃、博多の城では・・・(マジメな梅本(HKT)の悩み)(4/4話)

多田「今年の総選挙は1位が渡辺麻、2位が指原、3位が柏木、4位が松井珠、5位が松井玲、6位が山本彩」
多田「言い換えると1位がお嬢様、2位がバカ騒ぎ、3位がバラエティ、4位が寒い駄洒落、5位が女優?、6位がお笑いかな?」
梅本「ププッw」
梅本「では、もし6位の山本彩様が1位なら関西のお笑いが推されるのですか?w」
多田「山本彩はバンド出身でもあるからソロ活動とお笑いとセットで吉本さんが総力を上げて来るじゃろ」
多田「難波の面子も数をこなしているからウケも良くて忙しくなる」
梅本「うぉー、すげー」
多田「ここも指原が1位になったときは凄かったろ?」
梅本「そうですね。研究生も総出で皆がバラエティを中心に必死でした」
多田「そういうことだ」

多田「今は11位に宮脇が居るぞ。それは忘れるな」
梅本「はいっ!」
多田「私もそうじゃが、梅本も1位になれるように頑張りなさい」
梅本「はいっ!」

(脇で聞いてた指原が・・・)

指原「だーれーがー、バカ騒ぎだー?w」
多田「おーまーえーじゃーw」
尾崎「まぁまぁ・・・(汗)」

指原「では聞くが、多田が1位になったらどうなる?」
多田「妹キャラ全開でツンツンデレデレ疾風かお姉さんキャラじゃな」
多田「渡辺麻の次は私が1位だ!。ははははは!」
指原「絶対に返り咲いてやるっ!」
穴井「やれやれ・・・」

≪終わり≫
763428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/07(日) 16:03:27.93 ID:eJ1tMgs30
短編終わりです。
ではまた、でございます。
764名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 16:05:23.78 ID:NkjmxMVN0
>>763
乙です
765名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 16:07:48.40 ID:FjyN78Cj0
乙です
766名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 18:59:26.28 ID:CXgDJPRe0
乙ですあげ
767名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 20:09:24.09 ID:eJ1tMgs30
あげ
768名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 22:24:02.24 ID:eJ1tMgs30
あげ
769名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/07(日) 23:14:00.39 ID:d7jLGSyl0
(保・ω・守)
770名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/08(月) 01:11:50.09 ID:zCjZYQZi0
さういえば じゃんけん大会が近かったような…
771名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/08(月) 01:24:12.05 ID:mCK+ZZfJ0
保守
772名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/08(月) 01:37:30.55 ID:HeDFLXdY0
(女優希望・ω・兼ヲタ?)
773名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/08(月) 03:51:44.85 ID:xJbYE9Iji
揚げ揚げ
774名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/08(月) 07:31:06.12 ID:4N0J8rn40
あげ
775名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/08(月) 10:44:37.99 ID:mCK+ZZfJ0
保守
776名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/08(月) 13:13:33.39 ID:tVy2tUai0
あげぇ
777名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/08(月) 17:14:21.57 ID:QRsHc2bF0
保守
778名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/08(月) 19:03:57.27 ID:zCjZYQZi0
あげるんば
779名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/08(月) 21:05:27.91 ID:sPxlmYsm0
あげ
780428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/08(月) 23:26:39.12 ID:sPxlmYsm0
今日は1話だけアップします。続きは明日以降です。

その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(1話)

(難波の城)

藪下「うーん・・・、はぁ・・・」
梅田「柊ちゃん、どうしたの?」
薮下「あ、何でもないです・・・」
梅田「いや、何か深刻そうな顔してるけど・・・」
上枝「柊、何か悩みがあるんやったら話したら?」
上枝「せっかく、大先輩の梅田様も心配してくれてるんやで」
梅田「いや、そ、そこまで大げさに言われると・・・」
上枝「良いんです。この子ら先輩の皆さんにも挨拶も よーできん子ですから・・・」

薮下「実は・・・、阪神が・・・」
上枝「そっちかい!w」
薮下「私にとっては重大なことでござる!」
梅田「阪神って?」
上枝「柊は熱狂的な阪神ファンです」
梅田「あ、なるほど」
梅田「ただ、あちらさんも勝負の世界だし、こればかりは応援するしかないよね」
薮下「そうですが、私が見に行くと必ず負けてしまって・・・」
上枝「うーん・・・」
梅田「総監督に相談して見ようか? 顔利くぞw」
薮下「有り難いですが、勘弁してください!」
薮下「巨人を応援している方にお世話になりたくありません!」
梅田「しかし・・・」

上枝「梅田様、阪神にとって巨人軍は天敵でございます」
上枝「難波で巨人の話はご法度でもありますっ!」
梅田「あらら、困ったな・・・」
上枝「うーん・・・」
梅田「うーん・・・」

梅田「総監督がダメじゃ、指原に聞いて見るか・・・」
上枝「指原様ですか?」
梅田「アイツは確かホークスのはずだから」
781名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/09(火) 01:13:51.67 ID:7swx3ADo0
ぽんちゃーん 出番だよー!
あ! しもた! 本人はあんまり野球知らなかったんだ。
782名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/09(火) 03:08:58.80 ID:cNpItE2ai
揚げ揚げ
783名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/09(火) 09:57:48.53 ID:5X6grUCgO
かきあげ
784名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/09(火) 10:55:12.67 ID:m4OhFdoM0
(保・ω・守)
785名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/09(火) 12:33:49.47 ID:DPZZltuIi
保守
786名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/09(火) 15:31:01.27 ID:7swx3ADo0
おいしょっと
787名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/09(火) 17:59:30.92 ID:7swx3ADo0
よっと
788428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/09(火) 19:35:05.78 ID:tTUAkCrM0
>>780からの続きです。今日は阪神勝つかな?

その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(2話)

梅田「村重、通信機貸せや」
村重「ど、どうぞ」

梅田「(通信機より)さーしーはーらー!」
指原「はい、指原です」
梅田「梅田だ」
梅田「ちょっと相談がある」
指原「はい」
梅田「うちの薮下が阪神が負けているから悩んでいる」
指原「はい?」
梅田「何か解決方法ないか?」
指原「それを言われましても野球の話でしょ? 私たちではどうしようもないですよ」
梅田「まぁ、そうだな」
指原「ステージでパフォーマンスができない、という悩みならいくらでも聞きますが・・・」
梅田「何か、験を担げるものは無いか?」
指原「今すぐ思い当たるフシはないですが、こちらはホークスファンが多いので聞いて見ます」
梅田「おぉ、やっぱりホークスだったな。悪いが験担ぎを聞いて見てくれ」
指原「分かりました」
789428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/09(火) 20:36:32.81 ID:tTUAkCrM0
その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(3話)

(博多の城)

多田「どうした?」
指原「難波の梅田様から「薮下が阪神が負けているから悩んでいる」と連絡が入った」
多田「何だそれ?」
宮脇「あらら・・・」
多田「野球ごときに熱を上げるとは難波も情けないのぉw」
宮脇「多田様(ピキピキッ)」
穴井「多田様(ピキピキッ)応援歌の歌詞と振りは勉強していますか?」
多田「(!)あ・・・、スマン!」

松岡「薮下様が悩まれるのは分かりますが、私たちではどうにも出来ないですよ」
指原「それは言ってある」
指原「そこでお前達がホークスを応援するとき何か験担ぎをしておらぬか?」
指原「梅田様はその験担ぎを知りたがっている」
松岡「うーん・・・」
790428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/09(火) 21:20:09.35 ID:tTUAkCrM0
その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(4話)

(穴井が突然、家臣を呼び出す)

穴井「草葉殿!、深川殿!どちらか居らぬか?!」
草葉「はい。お呼びでしょうか・・・」
穴井「ホークスが勝ってくれるように何か験担ぎをしておらぬか?」
草葉「へ?験担ぎですか?、またなぜですか?」
穴井「廻り廻って、応援しているプロ野球の球団が勝つようにするにはどうすれば良いかを指原様から聞かれているのだ」
草葉「そうですか・・・」
草葉「ホークスの場合は「鷹神社」や「筥崎宮」がございますが・・・」
穴井「あ、あれか・・・」

草葉「どちらの球団ですか?」
穴井「笑うなよw」
草葉「はい。(もしや?)」
穴井「阪神だ。しかも薮下殿から・・・」
草葉「ププッw(やっぱりw)」
穴井「こら!笑うな!向こうは必死だ!」
草葉「すみません」
791428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/09(火) 21:56:51.01 ID:tTUAkCrM0
その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(5話)

穴井「ところで、若田部に相談できぬか?」
草葉「私がですか?」
穴井「お主とは仲が良いだろ?」
草葉「それを言われましても・・・」
穴井「このテの話は私や指原様から話すと大げさになる」
草葉「そうですが・・・。うーん・・・」

穴井「ましてや、今の若田部はホークス勝利の女神様になっておる」
穴井「特別な存在だ」
草葉「そうですが・・・」
指原「えっ、女神様?!どういうこと?」
多田「どういうことじゃ?!」
木本「(!)ひょっとして?」

穴井「若田部が父上様と一緒にドームで仕事していることはご存知だと思います」
指原「おぉ!」
多田「知っておる!」
穴井「今まで8回仕事に行って、7勝1分」
穴井「若田部がドームで仕事するとホークスは必ず勝つ!という神話があり、女神様になっているのです!」
木本「それはスゴイ! 予てから噂で聞いておったが誠だったのか!」
穴井「はい。尾張までその話が届いているのですか?」
木本「尾張どころではない!本営の武蔵野国も知ってるはずだ!」
木本「こちらとしてはグランパスやドラゴンズ戦でもリポートして欲しいぐらいだ!」
792428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/09(火) 22:03:05.12 ID:tTUAkCrM0
明日早いので今日はここまでにします。
また明日書き込みます。
昼間のあげ支援のご協力をよろしくお願いします。
おやすみなさいです。
793名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/09(火) 22:09:16.38 ID:kMC1kw3l0
>>792
乙です

若ちゃんの活躍くるううううう
794名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/09(火) 22:51:56.35 ID:tTUAkCrM0
あげ
795名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 00:40:23.17 ID:cpe3D/T00
保守
796名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 02:09:14.00 ID:/4n71paa0
あげついでのつぶやき
小説を書ける人は ほんま すごいと思います。
自分 数行のやり取りは思いつくんやけど
長文は書けんのです。
797名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 03:54:05.79 ID:4JZ21oooi
>>796
確かにそれは尊敬するわ
こういう類のは必ずキチガイが妨害したり評論家気取りが叩いたりするがそれもないのはいいな
798名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 05:17:34.98 ID:ZW4CZKpci
揚げ揚げ
799名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 07:54:05.24 ID:/4n71paa0
oha age
800名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 10:33:20.25 ID:lmrdpIUM0
(保・ω・守)
801名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 11:42:51.24 ID:ErGyQeEk0
<<1氏、大丈夫かな……。
復活祈願あげ
802名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 15:13:42.79 ID:/4n71paa0
oyatsu age
803名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 17:35:29.38 ID:1KU7oNTS0
あげの〜ままの〜♪
804428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/10(水) 19:06:13.16 ID:KRhx9YF10
>>791からの続きです。

その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(6話)

穴井「しかし、薮下殿の場合は観戦する試合の殆どが負け試合。。。」
穴井「我々も気の毒に思っています」
穴井「ただ、勝利の女神様と化している若田部と引き合わせるとホークス側の勝運に影響しないかと・・・」
指原「くぅー、むずかしいなぁ・・・」

穴井「草葉、お主から若田部へそれとなく言ってくれぬか?」
草葉「あ、いや、それは・・・」
草葉「博多には鷹神社や筥崎宮がありますが、阪神には無いのでしょうか?」
指原「それは聞かないと分からないな・・・」
村重「西宮でお参りしている、という話は聞いてますよ」
指原「知ってんのかよ?!」
村重「薮下様から呼び出されて早馬で駆けつけたことは何回かありますので・・・」
多田「それでも負けが多いんじゃろ?」
村重「はい、負けが多いから私も難儀しておるのじゃ」
多田「なぜ、私と口癖が一緒じゃ?」
村重「え?、多田様の言葉は山口弁ですよw。私の言葉から感化されたと思いますがw」
指原「ププッw」
村重「九州では、〜じゃ、という言葉はあまり使わないかと・・・」
多田「しまった。九州の方言じゃなかったのか・・・」
村重「へへへっ。それだけ村重のことが好きなのね♪」
多田「こらぁっー!」

指原「話を戻すぞ」
指原「験担ぎについては皆を集めて聞いて梅田様に進言しよう」
一同「はいっ!」
指原「若田部は私から話そう」
指原「女神様だもんな・・・。何だか腫れ物を扱うような感じだが同じチームだし」
指原「あくまでも雑談で全員をここに集めてからにしよう」
一同「はいっ!」
805名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 19:29:46.70 ID:TonVaH55i
すまない
何が面白いのか分からない
806名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 19:50:34.52 ID:MWNVxbCL0
公演・コンサート・DVD・TV色々見てい無いとネタ元が解らないかも
807428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/10(水) 20:32:55.18 ID:KRhx9YF10
その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(7話)

指原「博多の家臣、全員集合!」
全員「何だろう?」

指原「皆、集まってくれたか」
指原「集まって早々済まないが、難波の梅田様から直々に相談を持ちかけられた」
一同「おぉ〜、梅田様から・・・」
熊沢「梅田様からとはどんなご相談でしょうか?」
岡田「何か大きなことでしょうか?」

指原「いや、それがな・・・」
岩花「それが?」
下野「それが?」
山本茉「まおまおパニックー!」
指原「なんでやねん!お前じゃねーよw」
山本茉「まおまおパニックー!」
指原「パニックにならなくて良いよw」

指原「難波の薮下が阪神球団の成績に悩んでいるのだ」
上野「えぇ?」
指原「そこで、何か良い験担ぎはないかと思い、皆に集まって知恵を出したい」

秋吉「腹が減っては戦はできぬ、という意味ではおにぎりを持たせるのはいかがでしょうか」
指原「なるほど」
井上「ネコを飼うのも良いかと。招き猫で勝利を呼び込むとか・・・」
指原「それも良いねぇ」
深川「しかし、神社や寺とかに願掛けはしないのですか?」
指原「西宮詣をしているらしいという話は村重から聞いたが・・・」
一同「うーん・・・」
808428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/10(水) 21:24:03.24 ID:KRhx9YF10
その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(8話)

若田部「あ、あのぉ、席を外しても良いでしょうか」
木本「どうした?浮かない顔をして?」
多田「顔色悪いぞ・・・」
若田部「なんか体調不良っぽくて・・・」

指原「(やっぱり気を悪くしたかなぁ?)」
多田「(おい、マズイぞ)」
宮脇「(何か、私たちとは別のモノを持ってる・・・)」
深川「(やっぱり、DNA持ってるなぁ)」
木本「(ドラゴンズ応援で来てくれないかなー?)」
草葉「(さすが若田部様。鋭い!)」
穴井「(あとでフォローするか・・・)」
松岡「(これはバラエティじゃないよー)」
村重「(何この空気・・・)」
熊沢「(どうしましょうか指原様?!)」

指原「あ、良いよ。回復したら戻って来て。話あるから」
若田部「はい。(目を据わらせながら)二人で話したいです」
指原「え?、はい分かりました(こ、恐い・・・)」
809428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/10(水) 22:15:27.44 ID:KRhx9YF10
その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(9話)

(しばらくして・・・)

若田部「若田部です。失礼します」
指原「おぉ、若田部か。大丈夫か?」
若田部「はい、お陰さまで大丈夫です」
指原「さっそくだが・・・」
若田部「それ以上は話さないでください」
指原「へ?」
若田部「難波の梅田様からのご相談の件ですよね?」
指原「あぁそうだ」
若田部「その上での回答を今申し上げます」
指原「何か上から目線で恐いけど、回答はなんだ?」

若田部「(コップに入った麦茶を一気に飲み、目を見開いて)」
若田部「私を頼らないで頂きたい!」
指原「お、おい!、いきなり誰に向かって言ってるのだ!」
若田部「(一息付いて)指原さま・・・」

(突然、若田部から神がかった気迫が出て来た!)

指原「う、うわっ! な、何!この気迫は?!」

若田部「此度の難波のお尋ねは普段の活動とは異なるものです」
若田部「その上でお答えします」
若田部「球団の応援についてはご自身の心情に寄るところが大きくあります」
若田部「例え負け続きでも辛抱強く応援してあげるのが真のファンでもあります」
若田部「負けが多いと辛いことも多く、験担ぎに走る方も多くお見受けします」
若田部「世の中にはいろいろな験担ぎがありますが
若田部「自分が信念を持って応援して行けば勝数も自然と多くなります」
若田部「今、私は勝利の女神様と言われていますが、これは偶然です」

指原「ぐ、偶然じゃないと思うぞ。既に女神様だ!気付いているか?」
指原「この気迫スゴイぞ!!」

若田部「その上で私を頼りたいお気持ちは分かりますが、今の私はホークス側の一リポーター」
若田部「薮下殿とは敵となります」
若田部「敵に塩を送ることが必要なときもありますが、今はその時期ではありません」
若田部「今はご自身が強い信念を持って応援して頂ければ阪神は勝ち続けると思います」
若田部「ですから、応援を続けてくだい。以上です」

指原「(な、何!この気迫!スゲー恐い・・・)」
指原「わ、分かった」

(指原の返答で若田部から神がかった気迫が抜け、いつもの表情に戻った)

若田部「では、今言ったことはこの書状に纏めていますので、これを梅田様にお渡しください」
指原「わ、分かった。か、必ず渡す。つ、次の公演は頼むよ」
若田部「はい。では失礼しまーす」
指原「(初めて感じた若田部の気迫)何、あの力・・・」
810名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 22:30:25.87 ID:IAb+xX/sO
和田のせいや
811428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/10(水) 22:46:39.82 ID:KRhx9YF10
その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(10話)

尾崎「ちょ、ちょっとスゴイ気迫でしたね。隣の部屋でも感じましたよ」
多田「本営の大森や倉持を同席させた方が良かったのではなかったか?」
木本「普通ではない。グランパスやドラゴンズのリポーターとしても来て欲しい」
深川「さすが本物・・・」
草葉「DNAだ・・・」
村重「こ、恐い・・・」

指原「いやはや、すごかった・・・」
指原「と、とにかく書状もらったから梅田様に連絡だ」
尾崎「そうですね」

指原「(通信機より)梅田様、梅田様・・」
梅田「居られましたら職員室ですか?」
指原「あ、居るじゃん」
梅田「そのテには乗らないよ。どうしたの?」
指原「先日、梅田様からのご相談の件ですが」
梅田「おぉ、なにか良い験担ぎは分かったか?」
指原「それが・・・」
梅田「なんだ、博多の者ではダメか?」
指原「そうじゃなくて。。。心して聞いてください」
梅田「なになに?」
812428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/10(水) 22:56:38.10 ID:KRhx9YF10
今日はここまでにします。
明日また書き込みます。

私が言うのもおこがましいのですが、
皆さんも良かったら創作作品をアップして見てください。

この場はプロが審査するような公式の場ではなく、あくまでも同好の場ですから、
>>1に記載されていることを守りながら作るとおもしろい話ができあがると思います。
私のこの創作話はもう少しで終わりますので、どなたかアップして頂けると助かります。
本当のところは>>1さんが復活してくれるのが嬉しいのですが・・・。

では、お昼のあげ支援のご協力をよろしくお願いします。
おやすみなさいです。
813名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/10(水) 23:34:27.42 ID:KRhx9YF10
あげ
814名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 00:56:33.11 ID:o50IMv0p0
428さん いつも おおきにやで
1さんがお休みの間
3315さんと共に支えてくれはった。

小説を書くことがどんだけ大変でしかも
この場で発表することがどんだけ勇気いることか。
少なくともわしらは解っとります。
感謝です。
815名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 00:58:10.13 ID:Huj2LrB3i
これを小説というのは少し疑問だがな
でも書いているのは尊敬する
816名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 02:03:31.84 ID:RnKre7bZi
揚げ揚げ
817名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 05:05:25.75 ID:RnKre7bZi
揚げ揚げ揚げ
818名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 07:27:37.66 ID:O+avj53I0
あげ
819名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 09:15:20.48 ID:cdnyO/jPi
保守
820名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 11:12:52.39 ID:7QyGmXOR0
保守
821名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 13:59:53.93 ID:o50IMv0p0
ara yotto
822名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 15:05:56.51 ID:E7maoYAQi
保守
823名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 18:08:24.93 ID:2BbDl7NE0
あげるお
824名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 20:08:21.15 ID:YqKM72830
保守
825名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 21:13:24.46 ID:2n+gPkFo0
遅くなってスミマセン。会社の付き合いで飲んでました。
>>811からの続きです。

その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(11話)

(指原が若田部を真似てコップに入った麦茶を一気に飲み、目を見開いた)
(しかし、気迫は出なかったw)

指原「此度の難波のお尋ねは普段の活動とは異なるものです」
指原「その上でお答えします」
指原「球団の応援についてはご自身の心情に寄るところが大きくあります」
指原「例え負け続きでも辛抱強く応援してあげるのが真のファンでもあります」
指原「負けが多いと辛いことも多く、験担ぎに走る方も多くお見受けします」
指原「世の中にはいろいろな験担ぎがありますが
指原「自分が信念を持って応援して行けば勝数も自然と多くなります」
指原「今、私は勝利の女神様と言われていますが、これは偶然です」

指原「その上で私を頼りたいお気持ちは分かりますが、今の私はホークス側の一リポーター」
指原「薮下殿とは敵となります」
指原「敵に塩を送ることが必要なときもありますが、今はその時期ではありません」
指原「今はご自身が強い信念を持って応援して頂ければ阪神は勝ち続けると思います」
指原「ですから、応援を続けてくだい。以上です」

梅田「・・・・・・」
梅田「お前、いつから女神様になったんだ?w」
梅田「一リポーターって、博多でそんな仕事やってんのか?w」
指原「梅田様、これは私からの言葉ではないですよw」
指原「博多には神様が居られることをお忘れでしょうか?」
梅田「誰だよ?!神様って?!」

指原「若田部ですよ」
梅田「?」

梅田「(!)あ゛っーーーーーーーーーーー!」

指原「父上とのお仕事で8回球場へ行って7勝1分」
指原「今、私から言った言葉は若田部が私に放った有り難いお言葉です」
指原「もう、オーラとか気迫が凄過ぎて・・・」
指原「本人は気付いてないですが、勝利の女神様になってました」

梅田「わ、私もホークスファン!それ以上言うなぁーーーーーー!」
指原「書状を預かっていますから村重に届けさせます!」
梅田「マジでーーーーーー?!」
指原「女神様からの有り難い書状です。届けないと私や尾崎さんの立場も・・・」
梅田「わ、分かった。薮下には必ず手渡す!」
梅田「め、女神様からとなれば村重の護衛も手厚くしておく!」
指原「よろしくおねげぇするっす!」
植木「(それ私のネタw)」
826428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/11(木) 21:49:44.24 ID:2n+gPkFo0
>>825は私です。スミマセン。
827428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/11(木) 21:50:53.42 ID:2n+gPkFo0
その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(12話)

(指原は若田部の書状を確認し、補足した形で別に挨拶に近い書状を作成した)

指原「こっちは私から、こっちは若田部からの書状」
指原「無くさないように、梅田様に届けてくれ」
村重「分かりました。でも・・・」
指原「でも?」
村重「若ちゃんからの書状が指原様と違う・・・」
指原「あぁ、これはホークス球団公式のものだな・・・」
指原「これを出された以上はこちらも手直しができないからそのまま持って行け」
村重「はい」
村重「あと・・・、戦艦に大量の難波と博多 若鷹軍からの護衛が・・・(汗)」
指原「ま、まぁ、それも今回だけは仕方ない」
指原「いつもは船内で自主練に励んでいるのだろうけど今回は大人しくしときなさい」
指原「若田部は今や女神様だからな」
村重「は、はぁ・・・」

(普段は輸送船一隻での移動が今回だけは特別に戦艦)
(しかも難波からは梅田の計らいで水軍や他の家臣からの独自の若虎軍が総出で護衛)
(それを取り囲むかの様に博多から若田部やその他の家臣の家来衆が率いる若鷹軍から護衛艦が出た)
(そのため数百隻以上での移動となり、瀬戸内海は大渋滞を引き起こしながら大坂城沖へ移動した)

(瀬戸内海上)

村重「いつになったら着くのよ・・・」
ロシア兵「ワカリマセン・・・」
ロシア兵「ネンリョウ タリルカナ?」
828428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/11(木) 22:45:00.98 ID:2n+gPkFo0
その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(13話)

(難波の城にて)

村重「村重でーす。開城をお願いします」
金子「おぉ、村重さんお待ちしてました」
村重「あ、金子さん、これ・・・」
金子「あの部屋で梅田さんが待っていますから、直接手渡してください」
村重「はい。」

村重「村重です。失礼しまーす」
梅田「おぉ、待ってたぞ」
村重「これ・・・」
梅田「おぉ、これが神様仏様若田部様からの書状!」
梅田「金子さん、これ!」
金子「おぉ、これがあの女神様である若田部殿からのものですか!」
金子「さっそく薮下を呼びましょう」
829428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/11(木) 22:47:38.03 ID:2n+gPkFo0
今日はここまでにします。
明日また書き込みます。
明日でこのシリーズは終わりです。
昼間のあげ支援のご協力をよろしくお願いします。
おやすみなさいです。

>>814-815
ありがとうございます。
830名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 22:51:45.26 ID:7+VphWaIi
★史上最悪のキチガイ杉上左京悪行集
・自分の立てたスレッドで自作自演
・調子に乗って6作連載と豪語するも史上最悪の劣化作に終わる
・連載作品を途中投げ出し
・スレで叩くとすぐに迷走
・自分の気に入らないコメントは即削除して排除
・ID変換を繰り返して他作者(四谷・ぱーぷる等)を誹謗中傷
・自作自演がバレると素早く迷走
・放置の後勝手に連載終了
・ジャック・テイラーになりすまして何食わぬ顔でスレで執筆
・バレると相変わらず迷走
・叩いてる連中に突然逆ギレ
・ジェームズ・ラングストンになりすまして懲りもせず復帰
・他人のIDを不正利用して誹謗中傷したとして不正アクセス禁止法違反で逮捕
・ギブスとして懲りもせず駄文を執筆し小説スレで誰も話題にしてないのに空気を読まずに自演して宣伝
・四谷のブログに迷惑コメするもスルーされる
・自作自演がバレて変な詫び文書いてブログ閉鎖
・ギブスのまま何食わぬ顔で復帰。自作自演で更新報告するもスルーされ叩かれる
・結局体調不良と嘘をついて再び投げ出し
・スレに現れて四谷叩きや自己擁護に必死で反省も謝罪もなし
・松本氏の名を騙りパクリ小説を執筆するもバレて新年早々閉鎖と2014年のスタートを汚す
831名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/11(木) 23:23:53.68 ID:7+EfV3Q6O
和田と新井のせいや
832名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 01:21:19.57 ID:BjIa7kMo0
保守
833名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 02:45:45.68 ID:Ovx7cq6zi
揚げ揚げ
834名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 04:43:05.91 ID:Ovx7cq6zi
揚げ揚げ
835名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 07:32:13.46 ID:5uYGQwP90
あげ
836名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 09:47:15.05 ID:wbPt1sFri
AKB小説・乃木坂小説を語るスレ★1
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1410478541/
837名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 12:15:48.00 ID:vG0r0n0h0
(保・ω・守)
838名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 14:24:23.28 ID:AAGhJZYV0
保守
839名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 18:44:18.08 ID:78fhk53n0
保守
840名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 21:12:19.29 ID:78fhk53n0
保守
8411 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/09/12(金) 21:15:33.99 ID:PTx8L4NW0
1です。皆様お久しぶりです。

復帰と書いてしまったのですが、その後深刻な後遺症が出てしまいました。
脳に酸素が行かない状態があった為、右手の痺れ、そして困ったのが、
パソコンやスマホをスクロールすると、
いわゆる 酔った 状態になってしまうのです。

状態は少しずつ改善していますので、無理しない程度で書いていきます。

428さん、3515さん、本当にありがとう。このスレは貴方達のスレですね。
感謝します。
そしてage神様達。書き手がいても、
age神様がいなければこの弱小スレは落ちていたでしょう。
本当にありがとうございました。

さて、久々にポチポチやっていきますか。
よろしくお願いします。
8421 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/09/12(金) 21:23:04.21 ID:PTx8L4NW0
>>28
からの続きになりますね。
ずいぶんサボったなぁ…w

つか、このスレに収まらないと3に突入するぞw
843428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/12(金) 21:26:04.33 ID:LgbYrNwx0
>>841
428です。ちょうど今、帰宅です。
ご無理をなされない程度に書き込んでくださいね。
私の創作話は一先ず今日で終わりです。
新作ができ上がればアップということです。
>>1さんの創作をお待ちしています。
844428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/12(金) 21:29:50.77 ID:LgbYrNwx0
>>828からの続きです。

その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(14話)

金子「薮下!薮下!薮下!」
薮下「何でしょうか?」
梅田「お前から言われていた悩みの件だが・・・」
薮下「悩み?」
梅田「阪神が勝たないという悩みだ!」
薮下「あ!はい!」
梅田「私から指原に験担ぎとかを聞いたんだがな・・・」
梅田「(書状を見せながら)この名前、分かるか?」

薮下「え?、わ、若田部?」

村重「分からないですか?」
薮下「(!)ま、まさか、あのお方?」
村重「うん。今ではホークス勝利の女神様」
村重「博多ではさっしーや尾崎さんもビビらせる女神様ですよ」
梅田「え?、やっぱり誠なのか?」
村重「誠も何も私たちの身にもなってください。気迫がスゴいんですっ!」
金子「何だか、すごく恐ろしそうですが・・・(汗)」
金子「とにかく、書状に何が書かれているか読んで差し上げなさい」
845428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/12(金) 21:43:57.58 ID:LgbYrNwx0
その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(15話)

梅田「では、私が読むぞ!」

梅田「拝啓 薮下柊さま」
梅田「指原さまより貴殿のお悩みを伺いました」
梅田「応援している球団が負け続けることは私にとっても辛いことであります」
梅田「しかし、試合をしている以上はどちらかが勝ち、負けます」
梅田「球団の応援についてはご自身の心情に寄るところが大きく
梅田「例え負け続きでも辛抱強く応援してあげるのが真のファンでもあります」
梅田「負けが多いと辛いことも多く、験担ぎに走る方も多くお見受けします」
梅田「世の中にはいろいろな験担ぎがありますが
梅田「自分が強い信念を持って応援して行けば勝数も自然と多くなります」
梅田「私を頼りたいお気持ちは分かりますが、日本シリーズや交流戦では敵です」
梅田「私に頼らず自分が強い信念を持って応援して頂ければ嬉しく存知ます」
梅田「日本シリーズでお会いできる日を楽しみにしています。わかたべはるか。」

梅田「以上だ。あとは指原から私宛に挨拶状があるだけだ」
薮下「・・・」
梅田「ほれ、挨拶状だ。こっちも読んでいいぞ」
薮下「・・・(;_;)」
梅田「どうした?薮下?」
薮下「(;_;)」
薮下「(泣きながら)いや、感動しました。まさかあの女神様から書状とは・・・」
薮下「しかもこの書状、公式のものじゃないですか!」
薮下「梅田様の力もそうですが、それ以上にズシリと響くものがあります」
梅田「まぁそうだな。私も驚いてるよ。今や女神様だもんな・・・」

薮下「これから西宮詣に参ります」
梅田「それは良いけど、返事は書かないのか?」
薮下「書きたいのヤマヤマですが、負け続きの私が勝利の女神様へ書くのは勝運にも影響するでしょう」
薮下「村重、済まないが、ありがとうと女神様へお礼を伝えてくれないか?」
村重「通信機あるけど?」
薮下「いや、向こうさんの勝運に関わるから遠慮しとくよ」
薮下「噂で聞いたけどこの書状を持って来るとき、物凄い数の船が出たらしいじゃないか?」
薮下「ここにいる皆は分からんかも知れん」
薮下「秋元先生からの書状も神聖なものだが、若田部様からの書状も我々にとっては神聖なる書状だ」
薮下「神聖なる書状への返事を書くような大それたことは・・・」

金子「まぁまぁ、落ち着きましょう」
金子「博多も大変でしょうから、村重さん、薮下の言う通り村重さんからお礼を言って貰えませんか」
金子「私からも頼みますよ」
村重「分かりました」
梅田「じゃあ、験担ぎは西宮詣、ということで良いな?」
薮下「はい!ありがとうございました!」

(もう1話あります)
846428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/12(金) 22:02:06.81 ID:LgbYrNwx0
その頃、博多の城では・・・
(柊ちゃんと女神様からの有り難いお言葉)(16話)

(しばらくして村重が博多へ戻った)

村重「ただいまシゲ」
宮脇「おぉ、おかえり!」
村重「若ちゃんは?」
宮脇「指原様の部屋だ」
村重「ありがとう」

村重「失礼しまーす」
指原「おぉ、シゲ。ご苦労」
若田部「おかえり。じゃあ、席外すわ」
村重「待って!若ちゃんに話が」
若田部「私に?」
指原「薮下から言付かっているのか?」
村重「はい」
若田部「私になんと?」
村重「しゅうから「ありがとう、とお礼を言ってくれ」と」
若田部「うん、分かった。それ以上は申すな。向こうも大変だから」
若田部「では失礼します」

指原「野球関係の話になると気迫がすごいな〜」
指原「私でも太刀打ちできない・・・」
多田「仮に若田部が総選挙で1位になったらどうなるんじゃ?」
深川「普段の公演場所がドーム球場へ変更とか?」
尾崎「毎日がコンサート状態ですか?」
草葉「それ以前に女神様の銅像が建ちますよ」
指原「それは大人の事情的にちょっと・・・、どうなの?」
尾崎「う、うーん・・・」

指原「村重、他に何か言ってなかったか?」
村重「感動して泣いてました」
指原「おぉ〜、そうか。書状だけで感動して泣くか・・・」
指原「何か通じるものがあるのだろうなぁー」

福岡ソフトバンクホークスはCSへ出場が決定
阪神タイガースのCSは?
日本シリーズはどうなる?

≪終わり≫
847428 ◆UA4e7g2Fsk @転載は禁止:2014/09/12(金) 22:07:14.68 ID:LgbYrNwx0
このシリーズの創作話は終了です。
野球の話しか思いつかずスミマセンです。

>>1さんが元気になられているようなので、気長に>>1さんの作品を待ちたいと思います。
私はこれから新作を考えます。

では、あげ支援のご協力をよろしくお願いします。
848名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 22:19:57.24 ID:HtTaM1glO
>>1さんが万全な時でいいですよ
8491 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/09/12(金) 22:27:30.50 ID:PTx8L4NW0
総監督「Aと4の軍は進軍。8軍はにゃんにゃんを守りこの場に留まれ」
こじはる「え〜なんで〜」
総監督「8軍は経験不足の為、実戦は危険。
それににゃんにゃんは姫衣装で輿に乗ってたら戦えないでしょうが」
こじはる「え〜戦いたい〜」
峯岸「ここに敦子からの書状がある『え〜にゃんにゃんいんじゃん。もうダメだ〜』
って事でにゃんにゃんはここでおとなしくしてなさい」
こじはる「しょうがないな〜分かった〜」
総監督「さて、行くか。全軍進撃。目標は、しのぶの軍!」

全員「!!!」

峯岸「ま、マジっすか」
8501 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/09/12(金) 22:31:11.54 ID:PTx8L4NW0
ぐっ!あるスレに誤爆した!
見なかった事にして欲しい!
でもここの読者は絶対見るな……wまぁ、しゃ〜ないw
8511 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/09/12(金) 22:35:14.26 ID:PTx8L4NW0
428さん、お疲れ様。
また気軽に書きに来て下さいませ。
文章も随分洗練されてよみやすくなりましたね。
できればまた一緒に長編やりましょう!
852名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 22:42:22.19 ID:AAGhJZYV0
すんません。見ちゃった。
8531 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/09/12(金) 22:45:34.68 ID:PTx8L4NW0
>>852
ヌッコロスw

あんなん貼られたらさ〜見ちゃうじゃん?

勘弁してくれw
しかし反省はしていない。
854名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 22:49:55.19 ID:AAGhJZYV0
>>853
いいじゃないですか。
まさかの文庫テロ。
8551 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/09/12(金) 22:54:51.03 ID:PTx8L4NW0
指原「松村!至急伝令頼む。ゆきりんとまゆゆともっち〜にこの書状を!
返信不要!!」
松村「分かりました!馬引けい!」
指原「北原はもう一人の軍師を説得して連れて来て!軍師はいくらいても足りんのよ」
北原「亜美菜ちゃんね。りょ〜か〜い。馬お願いね〜」

指原「総監督、そう動くか…………」
8561 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/09/12(金) 22:56:10.57 ID:PTx8L4NW0
>>854
新作をここより先に披露とかw
まさにテロw
8571 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/09/12(金) 22:58:46.24 ID:PTx8L4NW0
さて、今夜はここまでにしましょう。
短文すみませんね。
体調次第で明日!と約束できないのが辛い所ですが。
では又!
858名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 23:06:21.06 ID:sDHbwAn50
>>841
日常の文章作成もお困りでしたら、
vi,emacsなどのような
ターミナルから発展したスクロールしないで表示できる
エディタもお勧めですよ。
手数や眼球の運動が小さくて済みます。

体調がよくなりますように。
8591 ◆S3BRe/LRxw @転載は禁止:2014/09/12(金) 23:11:37.24 ID:PTx8L4NW0
>>858
ありがとうございます。

だけと私生活や仕事では電話で住んでるんです。
仕事は職人仕事だからスクロールなんてないし。
右手の痺れも左利きだからあまり問題ないし。

つか、言っている事の半分も理解できていないw

すみませんね。
8603515 ◆mUodc5/GL. @転載は禁止:2014/09/12(金) 23:17:39.34 ID:8jjx9Dlk0
>>857
お疲れ様です 復活おめですね!
そして文庫テロ笑いましたw

428さんもお疲れ様です
次々と新作うぷされるのは本当に凄いことです


ちょいと挨拶のために復活w
それではまたお会いしましょう
861名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/12(金) 23:21:23.46 ID:V04hQOPR0
おー>>1さん来てたあああああああ
おかえりなさいませご主人様
862名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 00:46:58.23 ID:c2/hd4zS0
(祝>>1さん・ω・復活!保守)
どうかご無理をなさいませんように、身体機能の本復をお祈りいたします!
863名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 01:03:35.18 ID:7rV9/vbQ0
おかえりなさい
1さんの状況について わしの見解
入山川栄小笠原のユニット名と解く
そのこころは
あんりまあ



 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 | いぢめないで!   |
 |__________|
   ∧_∧ ||
   (*・ω・)|| 心のプラカードねぇ出してみようよ
   /  づΦ  思ってること正直に♪
  
1さん
リハビリは、あせらず気長に
途中なかなか進まなくて
不安になるけど
それでも続ける
ある日 突然 回復が進みます。
必ず治るから

このスレの好きなところは
どの方の小説でも
死んだ人が誰もいない事
(あれ? 運営は人ぢゃないよねwww)
更に メンバー同士の対決も
決して相手を貶める事無く
正々堂々戦うがゆえ
終わった後も一服の清涼感が残る。

綺麗事だけ書いていても
心には刺さらないかもしれない
だけど
せめて
創作上は良いんじゃないかなー

>>852 ★がついているスレで…
ε=ε=ε=ε=ε=ヾ(;゜ロ゜)ノ ニゲロォー!!
864名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 01:30:37.02 ID:TKHzOdTp0
保守

>>863
ははは。そうです。ここしかないと思って。
見てはいけないものを見てしまいました。
865名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 04:11:07.36 ID:U+evVeIoi
何かここは好きになれん
866名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 05:28:07.72 ID:m7ongsFmi
揚げ揚げ
867名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 08:52:37.18 ID:TnKsFJVs0
あげ
868名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 10:24:30.28 ID:TKHzOdTp0
保守
869名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 12:22:38.41 ID:0KflO2NBO
お昼の保守
870名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 15:08:32.18 ID:6cS7inAyi
終了
871名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 17:00:14.38 ID:7rV9/vbQ0
そうはさせじ age
872名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 18:14:42.97 ID:hzT95qNY0
あげ
873名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 18:24:22.28 ID:lf8Bmb4Ei
もういいわ飽きたよ
874名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 19:12:39.02 ID:TnKsFJVs0
あげ
875名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 19:58:16.44 ID:c2/hd4zS0
(保・ω・守)
876名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 21:23:56.38 ID:TnKsFJVs0
あげ
877名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/13(土) 23:29:08.54 ID:TKHzOdTp0
保守
878名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 00:31:20.21 ID:R3hZuJKT0
あげ
879名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 01:55:48.08 ID:5XrbxVsE0
あげ
880名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 03:25:45.21 ID:Ogt1G4NN0
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 | マイペースで!     |
 |__________|
   ∧_∧ ||
   (*・ω・)|| 心のプラカードねぇ出してみようよ
   /  づΦ  思ってること正直に♪
881名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 04:53:45.42 ID:Dzfwt92+i
揚げ
882名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 06:42:18.35 ID:03rY8SGBi
AKBKKプロジェクトとは

『公演の新セットリスト曲を
プロ素人問わず広く公募し
メンバー自身が構成するプロジェクト』
です
(KK=公演公募)


公募の中からチーム毎にメンバーが選曲。
セットリストを構成、作詞、自主制作し
秋元康氏にはその統括アドバイザーになってもらいます


★署名方法

A今回はメンバーも投票権を持っています
ググタスや755、握手会などにて
メンバーから賛成の表明があった時に
投票されたとみなします
★なおメンバーの賛同票は1人あたり1000票扱いといたします。

(遠慮せずメンバーにはがんがん質問しちゃいましょう)


自身でセットリストを構成することにより
チームカラーはさらに強まる
むやみやたらな組閣にも悩まされなくなる

メンバーの個性を最大限に活かした夢のオリジナルユニット曲も可能


来年、再来年は組閣祭りを楽しむのではなく
できれば推しメンとともに新公演祭りを皆で楽しみたいと思っております

引用元
AKBKKプロジェクト本スレ
883名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 10:09:21.65 ID:vj297VjR0
保守
884名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 12:55:57.09 ID:Ogt1G4NN0
お昼あげ
885名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 14:15:28.73 ID:U6k5hy1i0
保守
886名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 16:02:04.98 ID:U6k5hy1i0
保守
887名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 17:08:35.28 ID:WYrQGprMO
あべきゅん保守
888名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 18:57:29.99 ID:Ogt1G4NN0
┗(o-o)┛ よいしょお!
889名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 20:53:40.11 ID:R3hZuJKT0
あげ
890名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 21:30:08.22 ID:U6k5hy1i0
保守
891名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/14(日) 23:11:53.20 ID:U6k5hy1i0
保守
892名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 00:36:13.48 ID:k+rxxmpli
杉下右京vs.乃木坂46「消えた八福神」


11月1日 午後23時15分

「あれ?ここどこ…?」
目を開けた白石麻衣が起き上がる。見えたのは天井にぶら下がるライトの光。そして、倒れているメンバーの姿だった。

「ちょっと。さゆりん起きて!ねぇ起きてって!!」
白石は隣で倒れていた松村沙友理の肩を持ち、揺らしながら起こす。しばらくして気がついたのか松村の目が開く。

「まいやん。ここどこや?」
松村が目を擦りながら起き上がる。

「分かんない。見回しても何にもないし狭いし…」
「ホンマや。窓も何もないやん!!閉じ込められたんか?」
松村は混乱し壁を拳で叩きつけた。ドンドンと響く音に倒れていたメンバーが次々に起きだした。

「え?ここは一体…」
「何か狭いし気持ち悪い」
「もしかして私たち監禁されてるの!?」
メンバーらが次々に驚いた表情をしている。全員が周囲を見渡すも出口らしいものは何も見えなかった。

「私たちどうやら閉じ込められたみたいだね」
白石がそう呟くと誰もが青ざめた表情になった。
893名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 00:37:58.00 ID:DC2TvbP+0
AKB 本15日 氣志團万博に出演予定
894名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 00:42:52.62 ID:k+rxxmpli
11月2日 午前8時38分 警視庁特命係

「おはようございます」
警視庁特命係の甲斐享が部屋に入ると札を裏返す。もう特命係に入って一年以上が経過してきてすっかりこの環境にも慣れてきた。

「おはようございます」
特命係係長で唯一の上司、同僚である杉下右京は自分の席で紅茶を飲んでいた。毎朝必ず見る光景である。

「暇か?」
警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課長の角田六郎がそう言って入ってくるなり自分のカップを持ってコーヒーメーカーからコーヒーを注ぐ。

これも日常の光景である。
特命係は組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課内の端にある一室を間借りしているような状態である。

角田は暇を持て余すのにこの場を上手に活用している。

「そういや昨夜晴海で殺しがあってしかも巻き込まれた何とかというアイドルが数人行方不明になっているらしい」
「そりゃ結構ヤバイっすね」
甲斐と角田が話をしていると右京がカップを机に置いて立ち上がる。

「カイト君。行きましょう」
右京はそう言うと早歩きで部屋を出た。

甲斐もその後を追った。
895名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 00:57:04.40 ID:DC2TvbP+0
新人さん キタ─wヘ√レv〜(゚∀゚)─wヘ√レv〜─!!!!
おおきにー
できれば メンは殺さんといてねーwww
896名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 01:01:30.80 ID:w+OLcFrUi
11月2日 午前8時56分 警視庁鑑識課

「被害者は赤坂直之34歳。東京ドライビングサービスの社員です。業務は主にバスの運転でこの日は乃木坂46のメンバーの送迎を請け負っていました」
鑑識課の米沢守が情報を書き込んだホワイトボードを前に被害者の遺留品を右京に見せて説明している。

右京は被害者である赤坂の血染めのカッターシャツを見ている。

「ところで気になってたんですけど何すか乃木坂46って…?」
甲斐がホワイトボードを見て尋ねる。

「おやおやカイト君。君は乃木坂46も知らないのですか?」

「じゃあ杉下さんは知っているんすか?」

「もちろんです。カイト君はAKB48ぐらいご存じですよね」

「当然ですよ。まあ全員の顔と名前までは一致しませんけど」

「そのAKB48の公式ライバルとして誕生したのが乃木坂46です。
何故このようなネーミングになったのかと申しますと乃木坂というのは彼女たちを運営する大本であるソニーミュージックの本社ビルの所在地にちなんで。
46とは48より少なくても彼女たちより上であるということを込めてその名になったのですよ」

右京が冷静に乃木坂46の経緯を説明する。


それを聞く甲斐は少し引いていた。

「いやぁ警部殿がそこまで詳しいとは思ってもいませんでした」
「いえ。彼女たちは今とても勢いのあるグループですからねえ」
右京と米沢は乃木坂46について少し語り合っていた。
897名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 01:08:02.18 ID:w+OLcFrUi
「ところで行方不明となったメンバーの情報は?」
甲斐が話題を変えたい一心で米沢に尋ねる。

米沢はハッとして机にあった写真を手に持つ。

「そうでした。現在行方不明になっているのは
秋元真夏さん、生田絵梨花さん、生駒里奈さん、桜井玲香さん、白石麻衣さん、橋本奈々未さん、星野みなみさん、松村沙友理さんの八名です。
彼女たちは昨日バラエティ番組の収録で晴海のスタジオにおり、それを終えてレッスン場へ戻る途中で襲撃されたものと思われます」
米沢がそう言うと彼女たちの写真を一枚ずつホワイトボードに貼る。

「つまり目的は彼女たちの拉致。だったら何故運転手を殺害したのか?」
「恐らく突発的だったのでしょう。赤坂は元柔道部で以前は警備員の職に就いていましたから抵抗したのでしょう。それで殺害した。犯人にとっても計算外だったに違いありません」
甲斐の疑問に右京が答える。

「いずれにせよ目的のほどは私にも分かりかねます」
「ええ。まずは何故彼女たちが消えた理由を見つけなければいけませんね」
右京はホワイトボードに貼られた写真を見つめる。
898名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 01:10:04.08 ID:w+OLcFrUi
11月2日 午前9時23分

「ちょっと何コレ?」
生駒里奈が一台のノートパソコンが置かれているのに気づく。

生駒は恐る恐るパソコンを開くとパソコンは起動した。

しばらくすると画面が明るくなった。

「乃木坂46ノミナサン。オハヨウゴザイマス。ヨウヤクキガツイタヨウデスネ」
いきなり電子加工された声が聞こえた。それを聞いた8人全員がパソコンの前に集まる。

「ちょっと!ここはどこなの!?」
生田絵梨花がパソコンの画面に向かって声を荒げる。

「生田サン。マアソウ興奮シナイデクダサイ。大丈夫デス。ヒトツゲームヲシテイタダケレバカナラズタスカリマス」
「え?何で…」
誰もが唖然とした。まさか見られている?誰もが周囲を見渡す。

「皆サンガワカラナイ場所カラ監視シテイマス。探スノハ無駄デス。ソレヨリモ皆サン。今カラココカラ出ル為ノゲームニツイテ説明シマス。一度シカ言イマセンカラヨク聞イテクダサイ」
犯人の声に全員が画面の前に集まった。
899名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 01:21:40.37 ID:YS1FgkZxi
「デハルールヲ説明シマス。今カラ皆サンノ中カラオ一人犠牲ニナル方ヲ選ンデクダサイ。
期限ハ今カラ46時間後。ツマリ11月4日午前7時30分マデデス。モシ決メラレナカッタリ下手ナコトヲスレバ全員死ンデモライマス」




犯人の言葉に誰もが驚く。到底受け入れられるものではない。

「ふざけないでよ!誰かを生贄にしろって言うの!!」
桜井玲香が怒鳴りつける。


「ソウデス。デキナケレバミナサンノ命ハアリマセン」
犯人は淡々と答える。それが余計にメンバーの怒りを増幅させる。

「イイデスカ。ミナサンハ人質デス。ミナサンヲ生カスモ殺スモ私次第デス。ミナサンガココカラ出ルニハ私ノ言ウコトヲ聞クシカアリマセン。
分カリマシタカ?サテ、私ニ刃向カウ暇ガアッタラ一刻モ早ク一人ヲ選バレタ方ガヨロシイノデハアリマセンカ?デハ、マタオ会イシマショウ。アト、食事ハ奥ノ箱ニ缶詰ガアルノデオ好キナトキニドウゾ」

「ちょっと待ちなさいよ」
白石が呼びかける。

「何デショウカ?」
「あんた一体何者なの?何でこんなことを…」
「目的ハ今教エラレマセン。デスガ私ハ事情通トイイマス。ソレデハ…」
事情通はそう言うと回線を切断した。

メンバーは未だに事情通の要求を理解できないでいた。
900名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 01:22:45.45 ID:YS1FgkZxi
11月2日 午前10時0分 警視庁特命係

「警部殿、大変です!」
米沢が慌てて部屋に入ってきた。

「どうしたんすか?そんなに慌てて」
甲斐が笑いながら米沢を見る。

「は、犯行声明が来たんですよ!!パソコンをお借りしますよ」
米沢がそう言うとUSBメモリを取り出してそれを右京のデスクに置いてあるパソコンに挿した。

メモリから掲示板のサイトを開き、URLの書かれたのをクリックすると自由に投稿できる動画サイトのページが開いた。

『ファンノ皆様。私ハ事情通トイイマス。コノ度私ハ乃木坂46ノメンバー8名ヲ拉致シマシタ。
コノ8名ノナカカラ一人不必要ナメンバーヲ皆様デ決メテイタダキタイノデス。
下記URLノ投票サイトデ不必要デアルト思ッタメンバーノ名前ヲクリックシテ投票シテクダサイ。
多ク選バレタメンバーニハ死ンデモライマス。サア皆様デ乃木坂46ヲ変エマショウ』

動画は最後に閉じ込められているメンバーの様子を写して終わった。


それを見た誰もが怒りを覚える。

「一体こいつ何がしたいんだよ!!」
甲斐が怒りのあまり拳を机に叩く。

「ファンを使って人の死をゲームのように楽しんでいるようであるならそれは到底許されるべきではありません。カイト君行きますよ」
右京はそう言うと部屋を出ていった。
901名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 01:30:00.30 ID:YS1FgkZxi
11月2日 午前11時42分 警視庁中会議室

「まだそのサイトは削除できないのか!!」
警視庁刑事部長の内村完爾が中央に設置されたテーブルに置かれたマイクで怒鳴りつける。
それを隣にいる刑事部参事官の中園照生が耳を塞いでいる。

「も、申し訳ありません。只今削除を要請しているのですが…」
「うるさい。とっとと消して犯人を見つけ出せ!」
捜査員の言い訳にすら耳を貸さないほど立腹している。
こっちの気も知らないでただ怒鳴りつけるだけで本当に管理職というのはめでたい立場だ。
捜査員の誰もがそう思いつつも自分の与えられた職務を遂行している。

「こっちは殺しのヤマを追っているのに何で俺たちが乃木雑魚だっけ?そんなアイドルのネーチャンたちの搜索なんかやらなきゃならねぇんだよ」
「仕方ないじゃないっすか先輩。ホシが彼女たちを拉致しているのは事実なんですから。あっあとそれに乃木坂。何ですか乃木雑魚って?」
警視庁捜査一課の芹沢慶二が笑うと同僚である伊丹憲一が平手で芹沢の後頭部を叩く。

「うるせぇんだよ。全く今回のホシは何考えてやがる」
伊丹はイライラした表情で拉致された乃木坂メンバーのデータが書かれた書類を机に叩きつけた。

13 :アキババクシンオー:2013/10/28(月) 21:18:16.74 ID:Y8EFxrbE0
902名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 01:32:31.46 ID:YS1FgkZxi
とりあえず本日はここまでですみません
903名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 01:47:52.51 ID:fiP1Iul3i
保守だらけだったのがよくなった
904名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 03:39:11.46 ID:RU/+0gk00
右京さん 彼女らを救ってください。
お願いします。
905名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 03:40:37.55 ID:Zu4nR3kt0
(保・ω・守)
906名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 08:14:15.21 ID:7k0XlmR7i
保守
907名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 10:16:27.13 ID:/UkoOHvji
これ去年未完のまま消えたやつやん
908名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 12:02:25.87 ID:GdlHRzDE0
保守
909名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 13:29:29.89 ID:RU/+0gk00
昼ですあげ
910名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 14:26:55.91 ID:RU/+0gk00
なべしほ 結婚 おめっとさん あげ
911名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 14:31:10.10 ID:qA5vOWgqi
「随分田舎だね…」
「ちょっとここ電波入らないよ〜」


山肌がむき出し、反対側を見れば奥深き谷底。
そんな峠道を颯爽と走る一台の大型観光バス。

そこに乗っている42人の少女たち。
全員が同じ制服を身に纏っているが年齢層が異なっている。
つまり彼女たちは同じ学校の生徒たちというわけではなさそうだ。

制服には『乃木坂46』という刺繍が施されている。
そう。彼女たちはアイドルグループなのである。



今や全国的に人気を集め始めている彼女たちが何故このような峠道を走るバスに乗っているのだろう。
その理由は彼女たちの会話を聞けば分かるだろう。


「ていうか何だろ?全員で撮影って…」
「さぁね。いきなり集めてバスに乗れって言われてもう4時間も揺られてる」
「うぅ〜…」
「いくちゃんバス苦手だし峠道でクネクネ走ってるから酔っちゃってるよ」
「早く着かないと体がおかしくなりそう…」


どうやらこの会話だけでは分からない。
当然だ。彼女らですら目的が分かってはいないのだから。


そんなことを言っているうちにバスは目的地に着いた。
912名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 14:32:06.96 ID:qA5vOWgqi
ここは関鳥居地区という市街地から1時間以上も離れた山の麓の集落。
バスは地区の公民館の前で停車する。

「いやいや乃木坂46の皆様。遠いところわざわざありがとうございます」
現れたのは『旅館 市村』と書かれた法被を着た白髪交じりの男性だった。

「あ、あの…」
「あぁ失敬。私はすぐそこで旅館を営む市村と申します。皆様のお世話をさせていただきます」
「それは失礼しました。乃木坂46です。よろしくお願いします」
「よろしくお願いします!!」
キャプテン桜井玲香が挨拶をすると全員が口を揃えて挨拶して一礼する。

「いやぁ噂には伺っておりましたが素晴らしいお嬢様方だ。どうぞこちらへ…」
市村は公民館の正面に見える年季が入った白いビルへ案内する。
お世辞にも立派な旅館とは言い難い。
いかにも経営難で繁盛していない潰れかけの旅館という感じだ。

「うわぁお化けが出そう…」
「ちょっとそんなこと言っちゃ失礼だよ」
建物に入った渡辺みり愛がつい発した言葉を耳にした堀未央奈が注意する。

「アハハハハ。いいんですよ。実際インターネットには心霊スポットみたいな扱いを受けているそうですからな」
「え?まさか…。で、出るんですか…?」
「いえいえ。旅館を始めて100年余りですが死者は一人も出してはおりません」
「よかった…。いい迷惑ですよね」
「まぁこんな雰囲気じゃ噂されても仕方ないですし実際それで来るお客様のおかげでやっていけてますからねぇ」
心霊スポットの噂でやってくる心霊好きの連中のおかげで生活している。
確かにそういうのでもなければ時間をかけてまでこんなところには来ない。
誰もがそう感じた。


「ではこちらが皆様の宿泊するお部屋になります。では何かあればそちらの内線電話で…」
旅館の主人市村はそう言うと一礼してフロントの方へ戻っていった。



「あ〜もう疲れたぁ」
「わっもう布団があるぅ!!」

こうして長い道のりで疲れた少女たちはそのまま眠りについた。
913名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 14:34:18.62 ID:qA5vOWgqi
「乃木坂46の皆様。おはようございます」
いきなり部屋に入ってきた市村が笑顔であいさつする。

「きゃあっ!」
誰もが驚いた様子で飛び上がる。
無理もない。いきなり見知らぬ者が目の前に現れたのだから。


「あぁ驚かせてすみません。お食事の準備が整いましたので呼びに参った次第です。内線を何度も鳴らしたのですが出てこないもので…」
「そうだったんですか…。すぐ行きます」
「お願いします。マネージャーの方は既に待っておられますよ」
「ヤバッ!みんな早く支度して!!」
桜井が寝ぼけたメンバーらに声を掛けて支度を急がせる。
914名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 14:38:27.34 ID:qA5vOWgqi
「遅いぞお前ら何してたんだ!?」
チーフマネージャーの菊池が怒鳴る。

「すみません。つい…」
「ついじゃない!毎回誰かが寝坊して遅れる。やる気あんのかお前らは?」
菊池はその後もメンバーを前に延々と説教を始めた。

「まぁそのぐらいにして食事をどうぞ。冷めてしまったらマズイですよ」
「そうですな。じゃあ話の続きは食事の後だ」

こうして静かな雰囲気のなかで朝食をとるメンバー一同。
みんなが食べ終わり始めた頃に菊池がプリントを一人一人に配布する。

「今配った紙に書いてある通りに今日は動いてくれ。以上解散」
菊池が配ったのは今日の行程表だった。
それぞれメンバーが指定されてこの関鳥居地区にある場所が書かれている。

「私、駐在所だって」
「え?私もだよ」
「私は関鳥居教会だって」
「こんなとこに教会なんてあるの?」

全員がぶつぶつ言いながら大広間を出ていく。
915名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 14:43:49.42 ID:qA5vOWgqi
「まいやんはどこなん?」
松村沙友理が尋ねてくる。白石麻衣は松村を見ながら神妙な表情をする。

「それが私だけ牧場跡地って書いてあるの…」
「え?ホンマやん。何でなんよ?」
「分かんないけど何か怖い…」
「さゆりーん!早くしてよ置いてくよー!!」
「今いくわー!!ゴメンなまいやん。また後で…」

松村はそう言うとそのまま玄関前に止まっていたワゴン車に乗り込んで走っていった。
916名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 14:50:01.23 ID:qA5vOWgqi
「あの…?」
白石が玄関前の庭木の剪定をしている市村に話しかける。

「何でしょうか?」
「この牧場跡地ってどうやって行けば?」
「牧場跡地ってあの関鳥居牧場跡地のことですか…?」
「ええ。多分…」
「いやあそこは我々関鳥居地区の人間でもあまり立ち寄らないのですよ」
「え?何でですか?」
「まぁ色々良からぬことがありましてね。でも何故そんなところへ?」
「行けって言われているので仕方なく」
「そうですか。いやぁアイドルというのも大変なお仕事なのですね」
市村は牧場の話題を避けたがっているようだ。
どうしよう。
でも行かないと話にならないしなぁ。

「白石さんって君?牧場まで乗せてけって言われれるんだけど」
917名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 15:17:47.34 ID:qA5vOWgqi
そこへ現れたのは全身ユニクロの服に身を纏った小太りな男だった。
どうやら映像制作会社の人のようだ。

「あなたはスタッフか何か?」
「まぁそういうことかな。とりあえずディレクターが先に待ってるからバンに乗って」
男はそう言うと機材運搬を主としているハイエースバンに乗り込む。
白石も慌てて助手席に乗り込んだ。









「待てよ。あいつどこかで見覚えが…」
市村は首を傾げている。

ふとフロントの前にある古い指名手配ポスターにあの小太り男の写真があったのだ。
918名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:04:55.62 ID:E5hsLPtj0
保守
919名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:08:02.00 ID:qA5vOWgqi
「いやいや乃木坂46の皆様。ようこそおいで下さいました」

ここは関鳥居地区に唯一ある建設会社。
ここの社長笹野高史はこの地区選出の市会議員でもある。
今回乃木坂46を呼び込むのに尽力した人物の一人でもあった。

「今回はお招きいただいてありがとうございます」
衛藤が代表して一礼する。

「いやいやお噂通りかわいい子たちばかりだなあ」
「父さんよせよ」
笹野の前に現れたのは一人息子の翔太であった。
翔太はふと衛藤の方を見る。


「何か?」
「あっいえ…」
「すみません。こいつ先日街の大学を出て戻ったばかりでしてね。さぁ皆さんを鍾乳洞へお連れしろ」
「あぁ…ついてきて」
翔太は渋々自宅裏にある鍾乳洞へ案内する。

それ以降も翔太はチラチラ衛藤の方を見ている。
衛藤は気味が悪いと感じていた。
920名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:09:53.28 ID:qA5vOWgqi
「あんたたちここで何をやってるんだね?」
突然杖を持った老人男性がやってくる。
そこにいたのは生田、中元、斎藤ちはるのいわゆる中3トリオだった。

「いや。仕事でここに…」
「仕事ってあんたらどう見ても高校生だろ?仕事ってなんだい?」
「あぁ私たちアイドルなんです。乃木坂46っていうグループで…」
「乃木坂?あぁ笹野の野郎が大はしゃぎしとったなぁ」
老人はじろじろと生田らを見る。

「ところでおじいさんは何をしてるんです?」
「ん?ワシか?いやぁあそこが気になっとってなぁ」
老人は目の前にある採石場みたいなところを杖で指した。
921名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:10:21.85 ID:jQjnMmSV0
つまらん
922名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:11:11.34 ID:qA5vOWgqi
>>921
じゃあお前が面白い小説あげろや
923名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:12:20.25 ID:qA5vOWgqi
「何ですあれ…」
「あれか?昔はあの山でとてもいい石炭がとれたもんだが今じゃただの廃墟さ」
「廃墟にしては何か新しい機材とかがあるように見えますけど」
「あぁ最近あのトンネルにやたらタンクローリーが行き来しておる」
「タンクローリー?」
「何か知らんが白くて丸いもんをトラックに積んで運んでおるわ」
「へぇ…誰かにこのことは?」
「一応駐在の中村には話したんだけど煮え切らん返事をしよった。あんなのは初めてだ」
「そうなんですかぁ」
老人の話に聞き入る3人。

「そろそろ行かなきゃね。おじいさんどうも」
「おじいさんねぇ。一応俺は津川って言うんだ。何かあったらまた来なさい」
「ありがとうございます」

謎の老人津川。そして採石場跡地に持ち込まれたもの。
これが後に運命を左右するものであるとはまだ誰も知ることはなかった。
924名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:16:46.35 ID:qA5vOWgqi
「着きました」
バンに揺られて15分ほどで着いた全く人気のない草原。
目の前には朽ちた牛舎とサイロが見える。


「何もないのね」

心地よい風が吹く。
周囲に何もなく聞こえるは鳥の鳴き声と牧草が揺られる音だけ。
白石は無意識に手を広げて風を感じていた。
925名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:19:27.30 ID:qA5vOWgqi
「ぐぅえへへへへ…」

静寂を感じていた白石の耳に何か嫌な声が聞こえる。
振り返るとそこにはナイフを持って男が立っていた。

「ちょっと何ですか…?」
「やっと会えたねぇ〜。一緒に遊ぼうよ〜」
完全に目は虚ろになっていてやたらニヤニヤとしている。
その姿を一目しただけで正常な精神状態ではないことが容易に想像できる。


「よぉ〜し!!お兄ちゃんとかけっこだぁ〜!!!」
「誰か助けてぇ!!」
白石は大声で叫ぶ。
しかし、ここは地元の住人すら立ち入らない場所。
いくら叫んでも誰の耳にも届くはずない。
926名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:27:28.50 ID:qA5vOWgqi
「何だ今の悲鳴は…?」
小さな小屋から出る謎の男。


彼の正体が明らかになるのはまだ先の話だ。
927名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:31:29.44 ID:qA5vOWgqi
ガタガタガタガタガタ…

「え!?何?」
「地震!?」

それぞれの場所にいるメンバーは突然の揺れに動揺している。

抱擁して身を守ろうとする者がいる。
机の下に潜る典型的な避難訓練でのことを実践する者もいる。
ただ呆然と立っている者もいる。
928名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:40:01.45 ID:qA5vOWgqi
「きゃあ助けてぇ!!」
白石が叫んでいる。

「ぐぅえへへへへへ!!!!」
狂気に満ちた表情をした男が白石の後を追っている。
大地が揺れているなか必死に走る白石とそれを追う男。

やがて大地の揺れが収まる。

「あれ…?」
白石が足を止める。

「みいいぃぃぃつけたぁぁぁ!!!」
「きゃあああああああああああああ!!!!」

白石が叫んで尻もちをついた瞬間男が手を伸ばす。


ドオオオオオオオンンン!!!


再び大きな揺れが起きた。
929名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:45:28.96 ID:2/SAELqti
「うぐぅ…」

白石が目を開けると男は首と右腕のみが切れて落ちていた。
目の前には真っ赤な血の塊と血しぶきがある。
しかし、何故か血しぶきは彼女についていない。
何故か目の前で血が滴り落ちる。
不思議に思った彼女はその血の方に右手を差し出す。

「きゃっ!!」
突然静電気のような衝撃が白石の右手に走る。

「何なのコレ…」
血がついた掌がすっと消えていく。
透明な壁のようだ。
930名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:47:58.64 ID:2/SAELqti
「おい大丈夫かい!?」
黒いコートを着た男が駆け寄る。
「はい。何とか…」
白石はそう答えると差し出していた男の右手を握り起き上がった。


「一体何なんだこれは?」
「分かりません。何か壁みたいな…」
男は壁の方に手を置く。

「ぐわっ!」
「大丈夫ですか?」
「あぁ心配しないでくれ」
男は再び壁に手を当てる。今度は静電気のような衝撃はなさそうだ。

「ますます分からない…」
白石がそう呟いた時ヘリの音が聞こえる。

「木材運搬用のヘリか…」
ヘリが二人の真上を通り過ぎた瞬間突然爆発を起こした。

「危ない!!」
男は白石を抱きかかえて落ちてくるヘリの機体の破片を避けた。

「一体どうして?」
周囲に散らばって燃え上がるヘリの機体の破片を前に白石はただ呆然としていた。
931名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 16:49:26.53 ID:2/SAELqti
しばらくして旅館市村のマイクロバスに駐在所のパトカー、笹野の乗るベンツがやってきた。

「何てことだ…」
「石田のヘリだ。残念だが…」
「しかし何でヘリがこんなところで突然爆発するんだ?」
誰もが疑問を抱いているようだ。


「こいつのせいだ」
男は透明の壁を叩いて見せる。
誰もがそれを見て唖然としている。

「これはこれは成宮様。こちらにいらしたのですか?」
市村がそう尋ねると成宮は舌打ちをする。

「成宮さんって言うのですね」
「まぁ一応ね。それよりもまずは航空局に連絡してこの周囲の航空機の侵入を止めるのが専決では?」
「といっても今電話が不通なんだ」
「不通?ケータイもですか?」
「ああ圏外だ。まるで繋がらない」

その時道の向こうから何台もの消防車が走ってくるのが見えた。
このままじゃ激突する。

白石は黙っていられずに道路の真ん中に立つ。
932名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:00:38.62 ID:jQjnMmSV0
>>922
AKB Gってスレタイだろう
乃木坂関係ないじゃん
ライバルなら寄生してくんなよ
933名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:08:35.66 ID:2/SAELqti
>>932
だから文句があるならお前があげろや
934名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:09:34.08 ID:2/SAELqti
白石は必死に壁の向こう側からやってくる消防車に手を振る。
先頭を走っていた消防車は慌ててハンドルを切り何とか衝突を免れた。


「何でサイレンも声も聞こえないの?」
「この壁は完全に向こう側の音は聞こえないみたいだ。ならばこのメモを見せろ」
成宮は白石にメモを渡す。
白石はメモを向こう側の消防隊員に見せる。
それを見た隊員たちは慌てていた。



「え?何だって!?」
パトカーの無線を聞いた駐在所の中村雅俊巡査部長が耳を疑った。

「どうしたんだ?」
「いや乃木谷の道でタクシーの単独事故だそうだがどうやらその壁にぶつかったようだ…」
「おい乃木谷ってここから12キロも離れた反対側だぞ!そんなとこにもあるのか?」
「説明は後だ。何だっけ?乃木坂とかいう女の子たちが怪我をしてるらしい」
「嘘…。乃木谷は確かかずみんたちが…」
「とにかく人手が足りない。あちこちで混乱が起きてるようだ。手伝ってくれ!」

白石はメンバーの安否が気になって気が気ではない。
一瞬で見えない壁のことも成宮のことも気にならなくなった。
935名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:12:10.74 ID:2/SAELqti
その頃。防衛省には緊急の連絡が入った。

「ドーム?」
「あぁ。これはウチの偵察衛星が。そしてこれがアメリカの衛星が捉えた関鳥居地区周辺の写真だ」
「もしかして広範囲に靄があるのが…」
「そうだ。消防隊員の話では壁の向こうの会話は一切届かないそうだ。ケータイも電話も不通だ」
「じゃあ連絡手段はないということですか?」
「そういうことだ。それでだ仲村。お前を現地対策本部の本部長を任せたいんだ」
「どうせそうだろうと思いましたよ」
「そうか。だったら話は早い。早速準備をしてくれ」

まったくこういう問題になると真っ先に俺が現場の最前線の責任を持たされる。
そう感じながら彼は迷彩服を身に纏い会議室を出る。
936名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:15:06.09 ID:jQjnMmSV0
>>933
乃木坂ヲタってこんなのばっかやな
AKB Gのアンチしてるのハロヲタか乃木坂ヲタだもんな

もうここ来ないから好きに書いて下さい
937名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:20:46.25 ID:2/SAELqti
>>936
元々来てないだろ?
お前みたいなクズはAKBGヲタも迷惑してるから消えたまえ
938名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:21:51.18 ID:2/SAELqti
地区の中心部。公民館と消防署の近くにある唯一の診療所。
唯一ある救急車が診療所の前にやってきた。
先に着いていた白石らは救急車に駆け寄る。

「おい徳井!みんなは無事か?」
笹野が救急隊員の徳井義実に問いかける。

「いや。運転手のやっさんはダメだった。幸いワゴンだったから乃木坂の子たちは無事なんだが…」
「だがって?」
「一人さゆりんとかいう子が搬送途中に発作を起こしたんだ」
「さ、さゆりんが発作?」
「幸いすぐ落ち着いたんだがその間妙なこと言ってて」
「妙なこと?」
「『紫色の雲が空を覆う』ということをずっと…」
「紫色の雲?」
「一体どういうこと?」
「さぁ?とにかく陣内先生に診てもらわいと」

『紫色の雲が空を覆う』
白石はその言葉がどうも引っ掛かった。
どこかで聞き覚えがあるような。
でもどこで聞いたのかはまるで覚えがない。
白石はひとまずそれを頭の隅に置いて診療所の中へ入っていく。
939名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:23:40.52 ID:2/SAELqti
「一体どうなってんだよ!!」
普段は閑散としているか地区に住む老人の適当な愚痴と診察しかしない診療所。
しかしドームの出現によりそれにぶつかる事故が多発。
医療施設はここにしかないのでけが人は多くここに運ばれる。
診療所の医師陣内孝則は慣れない修羅場に憤りを覚えていた。

診療所にはドームの出現により壁にぶつかって負傷した人間が多数やってきていた。
しかも電話は終始鳴りっぱなし。
松村らを乗せた救急車もすぐに出動して既に診療所を後にしていた。


「くそっ!ダメだ」
「どいてくれ!」
成宮が突然コートを脱いで患者のもとへ駆け寄る。
成宮の手さばきはまるで医療ドラマで見るERのドクターのようだ。
瞬時の判断で的確に対応している。

「おい何だよお前!勝手なことするなよ」
「今そんなことを言ってられる状態なんですか?応援なんか来ませんよ。今いる人材でどうにかしないと…」
「どうなってんだよ!」
「恐らく俺たちは閉じ込められたんだよ。目に見えない何かにな」

目には見えない何かがこの地区を覆っている。
それを未だに誰もが受け入れられないでいる。
940名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:26:49.69 ID:2/SAELqti
キチガイは博多ヲタか
博多はロクな奴がいないな

http://hissi.org/read.php/akb/20140915/alFqbk1tU1Yw.html
941名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:34:16.68 ID:2/SAELqti
「うう…」
「大丈夫いくちゃん…」
「私は平気だけどさ」
「それよりも何あれ…?」

生田ら3人は密かに探りを入れていた採石場跡地にいた。
そして目の前にある何か透明なものを見つめていた。

「きゃっ!」
思わず手を触れた中元が叫ぶ。そう、例の壁だ。
「ひめたん。どうしたの?」
「コレ何か変だよ…電気が通ってるみたいな」
「わっ本当だ!」
中元とちはるが興味を持って壁を触っているなか生田は目の前にある大量のガスタンクを見つめる。


「それよりもこれは何?」
「プロパンガスみたいね」
「何でそんなもんがこんなにあるの?」
「もしかしておじいさんが言ってたのはこれね。まだ新しいものだし」

3人は隣の古家に住む老人津川の言うことを思い出していた。
そして疑問を抱く。
何故こんな使ってもいない場所にこんなにプロパンガスがあるのか。
誰が。何の為に。
そう考えつつ3人は跡地の地下から地上へ戻る。


「だ、誰か…た、助けてくれぇ…」
微かな声が聞こえる。
3人は声の聞こえる方に駆け寄ると井戸が見える。
そこには井戸の淵のところに手を掴んで耐えている津川の姿があった。
942名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:39:12.84 ID:2/SAELqti
「おじいさん大丈夫ですか?」
「おぉ君たちか…。すまんが誰か助けを呼んできてくれんか?」
「何でこんなところに?」
「いや。ちょっと井戸の様子を見ようとしとったら揺れが起きてな…」

目に見えない謎の壁。大量のプロパンガス。繋がらないケータイ。そして井戸。
何かが起きたのは間違いない。

「分かりました。すぐ呼んでくるので頑張ってください」
「あぁ。すまんね…」
生田は津川にそう呟くと外の方へ向かっていった。




「あっいくちゃん」
「ななみん。どうしたの?」
「大変だよ。あちこちで電話も何もかも繋がらないしワケ分かんない壁みたいなのがあるみたい」
「え?ななみんたちって反対側にいたんじゃ…?」
「そう。関鳥居神社にいたんだけどそっちも壁とかで大変でさ。そしたらさゆりんらが事故に遭ったっていうから慌てて…」
「ぶつかった?」
「どうやら壁にぶつかったみたい。タクシー無線で聞いて…」
「私がいるところにななみんのいた神社、さゆりんらがいたところ。完全に壁は覆っているわけだ」
「いくちゃん…」

生田は慌てて古家の方へ向かって駆けて行った。

「おや君ひとりかい?た、助けはどこだ?」
「……」
「おいどうしたんだい?」
「私が何とかやってみます!」
「おいどういうことだい?ちょっと!おい何だそれは?や、やめてくれ!」
「あっ」
「うわあああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ……」

老人津川は悲鳴をあげながら井戸の底へ落ちていった。


「これを使わない手はないわね」
生田は採石場跡地と井戸を見つめた。
943名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:40:55.06 ID:2/SAELqti
「どうやら神社の方も壁があるらしいぞ」
笹野が無線で仲間らと連絡を取り合っている。
市議で会社も営む笹野は仲間らに常に無線のレシーバーを携帯させていたのだ。

「つまりこの地区のほぼ全域を円形状に覆っているわけか…」
「円形状?」
地図を見ながら成宮が持っていたボールペンで地図に丸を描く。
それをじっと見つめる白石。

「さっき治療したおばあさんの家はここ。話を聞いたら家が右斜めに割れたそうだ」
「それがここ…」
「そう。つまりこの壁は円柱状に覆っていると思う」
「じゃあここからは…」
「残念ながら今ここの外から出る方法は分からない。閉じ込められたということだ」
「じゃあみんなも…」
白石はまだいない他のメンバーのことが気になった。
診療所にはドームで手足を切断された者もいた。
電話が繋がらず連絡手段もない。

白石は思わず診療所の外へ出た。
944名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:47:05.32 ID:DDBift4Pi
「はぁはぁ…」
久々に全速力で走ったから少し息切れがする。

診療所から1キロほど離れた橋の前に立つ白石。
この真ん中にあの壁がありここで分断されている。

「一体何なのよ。何でこんなものを…」
白石は壁に触れる。そして叩くも壁はビクともしない。
何回同じことを繰り返しても結果は同じ。

もしやこれは夢ではないのか。
そう思って今度は自分の頬をつねる。

痛い。

痛みを感じる。つまりこれは現実であるということだ。
どうすることもできない。
どうやってもそっち側には行けない。
白石は壁に右手を当ててその場に座り込んだ。
白石の目から涙がこぼれ落ちている。


「おい大丈夫か?」
そこへ成宮が駆けてきた。

「えぇまぁ…」
白石が起き上がろうと壁に手をついた瞬間だった。

「うっ!!」
白石の体に電流が走ったような衝撃が襲う。
そしてその場に倒れこんだ白石は体を小刻みに揺らす。

「紫色の雲が空を覆う…紫色の雲が空を覆う…」
「おいどうした?大丈夫か?誰か!早く来てくれ!」
成宮が震えを抑えようとするも白石はずっと同じ言葉を言い続けていた。

それはまさしく松村と同じ発作症状だった。
945名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 17:55:26.56 ID:DDBift4Pi
以上
946名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 18:12:28.67 ID:LTNYS3bji
これ他の作者の作品の丸パクリやん
947名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 18:50:40.54 ID:e2mHBusQi
Ep.1「トラムでの再会」

http://www.lovely-newyork.com/images/63_1.jpg

ルーズヴェルト・アイランド・トラムウェイ マンハッタンエントランス

マンハッタンとルーズヴェルト島を結ぶロープウェイ。
それがルーズヴェルト・アイランド・トラムウェイである。

近年治安の良さからルーズヴェルト島に住む者は多くこのトラムはまさに通勤の足でもある。
今日もまた大勢の通勤客や観光客でエントランスは賑わいを見せていた。
そんな中乗り場に向かって全速力で駆けてくる女性の姿が見える。


「待って!乗ります乗ります!!」
彼女は慌てて駆けて何とか出発時間に間に合ったようだ。

「マイ。相変わらずだなぁ。ここは日本じゃないんだぞ」
「トム。いちいちうるさいなぁ」

彼女の名は白石麻衣。かつて乃木坂のエースとして活躍していた。
白石は解散後はモデルとしてニューヨークの地を中心に活躍している。
地下鉄、バスなどの広告や大衆紙に載ることもあって顔は知られていた。

白石の唯一の癒しはこのトラムから見えるニューヨークの景色を見ることだ。
乗る度に少し違う街の風景を見るのが何よりも好きだった。

「この景色見ながらのホットドッグ食べるんとやっぱ違うわぁ」

白石は耳を疑った。
それは普段あまり聞かない日本語でかつどこかで聞き覚えのある声だったからだ。
白石は恐る恐る声が聞こえた方に足を運ぶ。


「あれ?まいやん。まいやんやん!」
「え?嘘。もしかしてさゆりん!?」
「わぁ本当にまいやんやぁ!!」

彼女の名前は松村沙友理。彼女も主力メンバーであった。
しかし、松村は日本に帰国したはずだった。白石もそれ以来会っていなかった。
数年ぶりの再会をまさかニューヨークの地で果たすことになるとはお互い夢にも思わなかった。

白石は再会を感動すると同時にひとつの疑問が生じる。
「何故彼女はこのニューヨークにいるのか」だ。
しかし、松村が泣きながら喜ぶ姿にその疑問を投げかけることは出来なかった。
948名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 18:55:13.87 ID:e2mHBusQi
ルーズヴェルト島

トラムのエントランス近くにあるメインストリート沿いのコンドミディアム。
白石は最上階のフロアに住んでいた。

「うわぁ〜メッチャええ景色やん。ええとこ住んでるなぁ」
「そうかなぁ。そうでもないよ」

自宅に松村を招待した白石。松村は窓から見えるニューヨークの景色に驚いてるようだ。
確かにここから見えるニューヨークの夜景は格別だ。
それを見るために購入したのだから。

無邪気に部屋を見渡す松村に白石はただ笑みを浮かべるしかなかった。

「あーお腹空いたわぁ」
「え?さっきケーキ食べたばかりじゃない?」
「甘いもんは別腹なんよ。ええやんこの辺美味しそうなお店ありそうやし」
「そ、そりゃあ知らないことはないけど…」

松村が笑顔で食事へ行く支度をする。
白石はこれを機に疑問を投げかけようと心に誓った。
949名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 18:56:28.30 ID:e2mHBusQi
ルーズヴェルト・ダイナー

「おぉマイいらっしゃい。おや今日はお連れさんがいるとは珍しいね」
「ラッセルさん。こちらはさゆりん。日本にいる親友なの」
「ほぉ。日本の親友か。こりゃあ明日は早めに店を閉めないとな」
「もう冗談はいいから。いつものヤツ2人前ね」
「あいよ。いつもより腕を振るわなきゃな」

このダイナーはいきつけで主人とも仲が良い。
ここなら気兼ねなく松村に疑問をぶつけられる。
白石は早く喉の奥に引っ掛かったような違和感を払いたかった。


「まいやんやっぱ英語ペラペラやなぁ」
「そりゃずっと英語の世界で生きてるからね。自然にそうなるわよ」
「せやな。ここニューヨークやしな」

少し他愛もない談笑をしているうちにラッセルがいつも頼むハンバーグステーキセットを運んできた。

「さぁ食べよう。ここのハンバーグステーキ最高なんだからね」
「うっわぁめちゃ大きいやん。食べ切れるんかな?いっただきま〜す」

松村は馴染み客でさえ30分はかかるハンバーグステーキセットを15分で食べてしまった。
年月は経ったが食欲は衰えていないようだ。
白石はもちろん主人のラッセルや他の客もその食べっぷりに唖然としていた。
皆「小林尊の再来だ」と「Tsunami Girl(ツナミ・ガール)」だと口にしている。

「あー美味しかったわぁ。さすがはまいやんの行きつけのお店や」
「え、ええ…」
「マイ。君は凄くユニークな友を持っているね…」

誰もが松村に注目していてとてもではないが疑問を投げかける環境ではないと悟った。
950名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 18:57:20.33 ID:e2mHBusQi
クイーンズボロ橋の下にあるところのベンチに腰かけた白石と松村。
ダイナーで見事な食べっぷりを見せて料金を半額にしてもらった。
松村はそのことでかなりご機嫌な様子だ。

しかし白石は聞かねばならないことがあった。
そう。何故ニューヨークに来たのかということ。
ただ興味本位で聞くのならいいがどうも何か裏がありそうだ。
何か理由があってここに来たに違いない。
白石は一呼吸置いて投げかける。

「ねぇ、さゆりん」
「何や?」
「会った時から聞こうと思ったんだけどさ」
「何なん?もう少しでホテルへ帰らなあかんし」
「そんな大した話じゃないけどさ…」

白石は唾を飲み込んでついにその質問をぶつける。

「何でニューヨークに来たの?」
白石がそう尋ねた瞬間松村の顔が曇った。
やはり何かあるようだ。

「べ、別にただの観光で来ただけやで」
「嘘。さゆりん嘘つくときいつも表情で分かるもん」
「そんなまいやんに嘘つくわけないやんか〜」
「さゆりん。私たち何年も会わなかったけどそういうのは分かるよ。何年一緒にいたと思うの?」
「……」

松村は黙ってしまった。白石は更に話を続けた。

「ねぇ。何か困ってることがあったら言ってよ。力になるからさ」
「何も困ってへんよ」
「でもさ…」
「もうどうしたん?この数年でまいやん変わったわ!もうウチホテルへ戻るわ」
「ねぇちょっと待ってさゆりん!さゆり…」

白石はトラム乗り場に駆けていく松村を途中で追うのを止めた。
少し聞きすぎた。
自分が気になるからと松村の気持ちを考えずにガンガン問いただしてしまった。
その悔いの気持ちが残った。

白石は溜息をついて自宅へと戻っていった。
951名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 18:59:34.60 ID:e2mHBusQi
翌日。撮影を終えた白石がスタジオを後にしセカンドアベニューを歩いていた。
もし昨日に戻れるなら戻りたい。
もう一度松村に会って謝りたい。
白石は一日中そのことだけしか頭になかった。
おかげでコンディションも悪く納得いく仕事が出来なかった。
そのこともあって悔恨の念が容赦なく襲ってくる。

だが、神は存在しているのだろうか。
トラムの待合所に入った白石の目に飛び込んだのは大きなスーツケースを持った松村の姿だ。

「さゆりん…」
白石は松村に声を掛けるとまるで昨日何事もなかったように笑顔で振り向いてきた。

「まいやん!やっぱこの時間に来たわ」
「さゆりん、ごめんね昨日は…」
「ええんよ。昨日はウチもちょっと行き過ぎてしまったし気にしなくてええで」

白石は今まで思い悩んでいたことを後悔した。
一体何を悩んでいたんだろうか。一気に肩の力が抜けていった。


「それよりもまいやんにお願いがあって行こうと思ったんよ」
「お願い?」
「実はまいやんの家にしばらく泊りたいんよー」
「えぇ!?」
「そんな驚くん?昨日は部屋あるからいつでも泊りに来てええ言うたやんかー」
「確かに言ったけど…まさか…」

白石は松村の突然の申し出にただ唖然とするばかり。
突然突拍子もないことを言う大胆さは昔も変わらないが数年ぶりの再会のすぐでさすがに免疫もなくなっていた。
白石は戸惑うも昨日のことや未だ解明してない疑問もあったことから松村の申し出を受けた。

「ありがとー!さすがまいやん様やぁ〜」
松村は突然白石に抱き着く。
久々に体を合わせたことで楽しかったあの頃を思い出した。


こうしてトラムで再会した二人のニューヨークでの謎めいた同居生活が始まった。
952名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 19:01:16.96 ID:e2mHBusQi
Ep.2「ブロードウェイを目指して」

ウエスト・ヴィレッジ

ウエスト・ヴィレッジの一角は多くの演劇専門の学校がある。
ここにはブロードウェイの舞台に立つべく多くの未来のスターが必死に学んでいる。

中元日芽香もまたその一人である。

「はい、ストップ。ヒメカまた遅れてるわよ」
「すみません…」
「何故遅れるの?こんなの初歩的なステップじゃない!」
「分かってます!でも…」
「あんた日本でアイドルやってたんでしょ?だったらこれぐらい出来ないの?」

日本とは違いここの指導者は容赦なく本音をぶつけてくる。
痛いところも言ってくるし表現を和らげることもない。
中元自身も覚悟で入ったがやはり叱られるのは辛い。

「このままじゃこの役をあんたには任せられないわ!」
「そ、そんな…」
「まあいいわ。明日までに完璧に覚えてきなさい。出来なければこの役降りてもらうから」
「うぅ…」


ここは実力社会。そんなことは乃木坂で嫌というほど思い知らされたはずだ。
だからこそここでもやっていける。そう思ってやってきたニューヨーク。
しかし、やはり現実は厳しかった。
どこが足りないのか。何がいけないのか。
自分を責めても答えは出てこない。

中元の心は少し折れかかっているようだ。

http://blog.looktour.net/wp-content/uploads/2010/01/R10109272-625x468.jpg
953名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 19:02:49.69 ID:e2mHBusQi
ハドソン・ストリート沿い 和風カフェ「カフェ・ニンジャ」

ウエスト・ヴィレッジにあるハドソン・ストリート。
そこには多様な飲食店が点在している。
その一角にある日本風のカフェがある。
中元は学校終わりになるといつもここに立ち寄る。
何故かと言うとここには腹を割って話せる親友がいるからである。


「はぁ〜。私何がダメなんだろ…」
「今日はいつも以上にヘコんでるねぇひめたん」

そう声を掛けるカフェの店員の名は斎藤ちはる。
乃木坂46時代から中元と特に仲が良かった。
ちはるも元々は演劇を学びにニューヨークを訪れた。
しかし現在は自分のカフェをオープンさせるべくここで修業をしている。

「アメリカ人はストレートすぎるよ。乃木坂の振付師より厳しい」
「当たり前じゃん。ブロードウェイは世界でも有名なところなんだし生半可なわけないし」
「そりゃそうだけど理由も自分で考えろって言うし…」
「ひめたんは真面目すぎるんだよ。だからじゃない?もっと個性出さないとさ」
「個性ねぇ…」
「とりあえずあと少しで上がりだし一緒にブロードウェイ行かない?」
「ブロードウェイに?」
「実際に舞台見て学ぶのも大事だよ。部屋こもって考えても答えは出ないって」

ちはるの提案により中元は久々にブロードウェイの舞台を鑑賞することとなった。
954名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 19:32:06.48 ID:e2mHBusQi
ブロードウェイ

ブロードウェイには多数の劇場が軒を連ねる。
ブロードウェイは本来マンハッタンを南北に走る目抜き通りの通称だ。
だが、ミュージカルの最高峰の地とされ俳優を志す者にとってはまさに憧れの地だ。


中元とちはるはシアターの前で何を観劇しようか悩んでいた。
どれも有名なショーばかりだ。
ポスターをジロジロ見ているうちに二人の目に衝撃的な光景が飛び込んできた。

「え…?」
「ウソ!?何で?」

唖然とする二人の目線の先にある一枚のポスター。
ミュージカルの代名詞であるオペラ座の怪人。
ヒロインであるクリスティーン・チャールズ役の女優は見たことのある顔だった。

「こ、これ、いくちゃんだよね…?」
ちはるが言葉を詰まらせて尋ねる。

「うん。間違いなくいくちゃんだよ。でもいくちゃんはフランスに留学したはずじゃ…」

二人が唖然となるのも無理はない。
ヒロイン役の女優の名は生田絵梨花。二人とは同学年でいつも一緒にいた仲だった。
しかし、生田は解散後に誘いを受けパリ国立高等音楽院へピアノ留学したはずだった。
二人とも学びの妨げになってはとの配慮から連絡を避けてきた。
まさかニューヨークの。それもブロードウェイで舞台女優になっているなんて想像すらしていなかった。

「と、とにかく…見るものは決まったよね…」
「う、うん…。チ、チケット買いにいこか…」

二人はチケットセンターへ足早に駆けて行った。
955名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 19:39:08.14 ID:e2mHBusQi
ブロードウェイ マジェスティック劇場

間近の席を取った二人は緊張の面持ちで座席に腰かける。
そしてしばらくして舞台の幕が上がった。


「うわぁ…」
「やっぱいくちゃんは違うなぁ」

2時間ほどの上映時間中、中元とちはるは生田の演技に魅了された。
やはりこの舞台で見る演劇は違う。
学校やその辺の小劇場でやれるものではない。
これぞ本格的なミュージカル。
まさか数年前までくだらないことで笑いあった仲間があの舞台の上にいるなんて想像もつかなかった。
中元は生田の演技を見て改めて差を見せつけられた思いになった。




「いやぁ。これまでもオペラ座の怪人は何回も見たけど今日は特別違ったね」
「はぁ。やっぱりいくちゃんは天才だ…。それに比べて私なんか…」
「もうだからダメなんだよひめたんは。そうやってすぐ天才とかで諦めちゃう」
「でもちはるだってそうやって演劇の道を諦めたじゃん」
「それは違うね。私は途中で今の夢を見つけた。諦めたわけじゃない」

二人がそんな言い争いをしていると後ろからタキシード姿の初老の男性がこちらへ向かって歩いてくる。
そして二人の前で立ち止まった。

「失礼ですがヒメカとチハルですか?」
「はい、そうですけど…」
突然男性が尋ねてきて中元は意味が分からないまま答えた。

「そうですか。エリカがあなた方を是非楽屋に招待したいとのことです。どうぞこちらへ…」
男性がそう言うと舞台裏の方へ歩き出した。

「いくちゃん。こんなに広いところで私たちに気づいてたんだね…」
中元とちはるは何とも言えぬ複雑な気持ちで男性の後をついていった。
956名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 19:44:36.83 ID:e2mHBusQi
疲れたわ
957名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 19:47:49.53 ID:bZ7tW6asi
随分見ないうちに乃木坂スレになってるやん
958名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 19:54:04.18 ID:SnvSXNnqi
またパクリやんか
959名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:05:06.81 ID:0EQgR4+Ki
さっさと埋めちまおうぜ
960名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:09:22.16 ID:faTWu7xmi
Ep1「会いたかったかもしれない」

「営業第二部半沢次長が参りました!」
秘書の男がそう言うと「通せ!」という頭取の中野渡が返ってきた。半沢は頭取室のドアを開けて正面に座る中野渡に一礼した。

「早速だが君にはある会社に出向してもらいたい」
前置きなどは一切ない中野渡らしく本題を口にした。半沢は戸惑いを隠せない。

「何故私が出向なんですか?私には全く身に覚えはありませんが…」
「いや、出向とはいっても一時的なもので実際は債権回収が君の役目だ」
「債権回収?」
「半沢君。君は乃木坂46って知っているかね?」
「いえ。初耳ですね」
「ならばAKB48ぐらいは知っているな」
「ええ。国民的アイドルグループで運営するAKSは当行の主要取引先ですから」

AKB48や一部姉妹グループの運営やイベントを統括するのがAKSで東京中央銀行はメインバンクである。
今回中野渡が半沢に命じたのはソニーミュージック等が投資して作ったアイドルグループ乃木坂46の運営会社である乃木坂46合同会社の解散に伴う債権回収と処理である。

乃木坂46は音楽プロデューサー秋元康とソニーミュージックが主体で立ち上げたAKB48の公式ライバルグループとして誕生した。
絶対的人気を博していたAKBの名のもとに成長を遂げていたが人気に陰りが見え始め、さらなるテコ入れを図るべく所属するメンバーをAKB系の各グループに配置するために行うものである。
東京中央銀行でも設立のために100億の融資を行っており、度重なる交渉の末に銀行主導で行われることになった。

半沢は代表取締役と同等の立場にある代表社員として出向することとなった。
961名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:10:10.78 ID:faTWu7xmi
東京都港区赤坂。都営大江戸線乃木坂駅2番出口を出たところにあるSME乃木坂ビル。
ここが乃木坂46の名前の由来になった場所で彼女たちの拠点である。半沢はビルを見上げた。そしてそのままビルの入口から中へ入る。

エレベーターで5階へ向かい、正面のレッスン場に着くと目の前に乃木坂46運営委員会委員長の今野義雄が立っており半沢を見るや一礼した。
「どうも今野です」
今野が半沢に名刺を手渡す。
「本日より代表社員となった半沢です」
「あなたが半沢さんですか。確か伊勢島ホテルの再建に携わった優秀な方とお聞きしましたが。」
「いえ、それほどでもありません」
「しかしメンバーに会う必要は特段ありませんよ。半沢さんはただ会社の解散処理に専念して頂ければいいんですから」
「いや、代表社員として同じ社員であるメンバーの皆さんに挨拶をするのは当然のことです。
ましてや彼女たちの運命を決める大事な仕事だ。どこの誰だか分からない人間にやられるとなれば彼女たちも気分が悪いでしょうしね」
「しかし、彼女たちの中には今回の事に不満を抱いている子もいます。あなたが悪者になってしまいますよ」
「ええ。そんなのは覚悟しています。実際もっとひどいケースも経験していますから」
半沢は澄ました顔でそう答えると今野は圧倒された様子だった。

「今まで色々な銀行員を見てきましたけどあなたみたいな人は初めでですよ。債権回収の人間がメンバーに挨拶だなんて」
「むしろ債権回収を担当するからこそ私はメンバーと顔を合わせ思っていることを聞いて実行する。不満があるなら聞き出す。
私に出来ることなら何でもします。確かに作業をするだけなら簡単でしょう。でもそれではメンバーである彼女らが抱える問題の解決にもなりません。
そういうのはやがて大きな問題に発展しかねませんから」

「凄いなあ半沢さんは」
今野は深くため息をつく。

「ではメンバーが待っているようですから行きましょう」
半沢はそう言うとメンバーの待つ部屋の扉を開けた。
962名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:11:03.73 ID:faTWu7xmi
「みんな聞いてくれ。今日から君たちのトップになる半沢直樹さんだ。」
今野が隣に立つ半沢を紹介する。案の定メンバーたちの反応は冷ややかでほとんどが半沢に冷たい視線を送る。

「今日から代表社員となった半沢です。どうぞよろしくお願いします。」
半沢が一礼するもメンバーは拍手すらしなかった。

「あれが例の銀行から来た人?」
小声で斉藤優里が畠中清羅に声をかける。
「そうみたい。ていうか何で私たちに挨拶なんてするのかな?嫌味のつもり?」畠中が目を合わせながら答える。

「おい斉藤優里と畠中。言いたいことがあるならもっと聞こえるように言え」
聞こえぬように声を押し殺して話をしていた二人が顔を見上げると半沢が睨みつけるような形相で見ていた。二人は即座に目を逸らした。

「いいか。他のメンバーも言いたいことがあるなら今この場ではっきり言え。遠慮はいらない。お前らが不満や疑念を抱いていることぐらい分かる。
言ったからといって俺は処分をしたりはしない。黙っていたって何の解決にもならないぞ!」
半沢の声が部屋中に響く。それを聞いたメンバーは下を向き考え始めた。彼女たちは今まで大人の敷いたレールに沿って言われるがままやってきた。
それを今日会ったばかりで普段見かけることもない代表社員からいきなり怒鳴り込まれれば萎縮しても無理はない。
もし話してしまったら処分されるかもしれない、芸能界にはいられないかもしれない、僅かな一言で今後の人生を大きく左右しかねない世界なのは銀行業も芸能界も差して変わりはない。

「あの、じゃあ言わせてもらいますけど…」
長い沈黙の後に生駒里奈が手を挙げて立ち上がった。彼女は全身を震わせて今にも泣き出しそうな表情をしていた。
「落ち着いて話せばいい」
半沢の言葉を聞いた生駒が深呼吸をした。全員が生駒に視線を向けた。
963名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:12:16.03 ID:faTWu7xmi
「私はこのグループを解散させるのは反対です」
緊張で震えるような声で言った生駒に全員が拍手を送る。よく言った。メンバーからそのような思いが伝わる。

「なるほど。理由を聞かせてもらおう」
半沢は生駒を見る。
「だってこのままじゃみんな離れ離れになってしまう。なかには居場所すら決まっていないメンバーもいるわけだしそれに…」
「それに?」
「やっと売上も安定してファンの数も増えてきていよいよこれからだという時にいきなり解散なんて納得できません。私たちが2年間かけて築いてきたモノを否定されてしまったように思えてならない」
生駒の思いは本気のようだ。生駒はついに抑えていた涙が一気に溢れ出た。
隣にいた井上小百合が持っていたハンカチを生駒に差し出す。
生駒は「ありがとう」と言ってハンカチで目を拭った。

「よく分かった。桜井はどうなんだ?お前の意見が聞きたい」
半沢はキャプテンの桜井玲香を名指しして意見を求める。いきなり意見を求められた桜井は場の状況が未だに把握できていないようだ。しばらくしてゆっくりと立ち上がった。

「確かに解散に反対するメンバーはほとんどです。ですが、秋元先生や上が決めたことなので今更どうしようも…」
「秋元先生や上やメンバーのことなんかどうでもいい。俺はお前の意見が聞きたいだけだ」
半沢に言われた桜井はさらに考え込む。桜井はキャプテンとしてメンバーと運営の意向の違いに悩んでいた。

桜井はメンバーから出る不満を何とか抑えて運営の意向に従うように命じられていた。桜井の立場は上司と部下の主張に挟まれて苦闘する中間管理職そのものだった。

「私はまだやり足りないことがあるので続けられるなら続けたいです」
桜井は下を向いたまま言うと何人かのメンバーが拍手する。半沢は冷静にメンバーを見渡していた。

中には生駒や桜井の意見に賛同しているとは思えぬ表情をしたメンバーがいたからだ。
964名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:13:18.48 ID:faTWu7xmi
「私はちょっと違うな」
そう言って立ち上がったのは衛藤美彩であった。

「衛藤はみんなとやりたくないのか?」
衛藤の表情を見ながら半沢は尋ねる。
「いや。みんなのことは大好きなんです。今でもかけがえのない仲間だと思っています。ですが、私はこの2年間で選抜には一度も選ばれずアンダーとして頑張ってきました。
ですが、選抜とアンダーが段々固定化されてきてチャンスを全くもらえず差が出てきているのは事実です。このままじゃ特定のメンバーだけが優遇されて意味がないというか。
そんな中で解散と48Gに行けるというのは私にとってはいやアンダーメンバーにとっては大きなチャンスなんです。
確かに向こうの方が遥かにハードルは高いかもしれないけどそれでも私は賭けてみたいんです。新たな環境でチャレンジしてみたい」

衛藤の主張に一部アンダーメンバーが拍手を送る。確かに乃木坂46の選抜メンバーは固定されておりその活躍の格差は大きい。
冠番組も呼ばれるのは主に選抜メンバーが中心であり当然歌番組やバラエティ番組も選抜メンバーが主体で出て行く。
アンダーメンバーに貰えるチャンスといえば握手会、不定期で更新されるインターネット動画と滅多にないイベント出演ぐらいだ。ファンからもこの格差に対する不満の声は少なくない。

「みさみさ!そんなのあんまりだよ!」生駒が立ち上がった。
「そりゃああんたはずっと選抜だし48Gに行ったら自分が霞むのが目に見えているからそれが不安なんでしょ?こっちはチャンスが欲しいだけ」衛藤が反論する。
「どうせAKBだろうがHKTだろうが行っても私たちは余所者扱いでチャンスは簡単に回ってこない。こっちの方がまだチャンスあるよ」桜井が言うと部屋にはメンバーらが言いたい放題に論争を始めた。
今野が宥めようとするがもはやスイッチの入った彼女たちを制御するのは至難であった。
965名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:14:46.48 ID:faTWu7xmi
「静かにしろお!!!!!!!!!」
半沢が怒鳴るとそれまで騒いでいた彼女たちが一気に黙り込んだ。まるで昔の証券取引所や築地市場のような大声が飛び交う環境は一気に静寂に包まれた。

「今お前らがこうして騒いで解決するならいくらでも騒げばいい。だがそんなことをしていても時間の無駄だ。
明日の夕方に俺はこの会社の解散決定を告げてあとは処理するだけになる。そうなればお前らの主張や思いなんか何の意味もなくなる。
お互いそれぞれ言い分や思いがあるのは分かった。だが時間はないぞ。明日までに結論を出すしかない。
もしお前らがこのまま続けたいのならそれなりの覚悟が必要だ。その覚悟をお前らにできるかどうかだ。決めたら教えてくれ。俺はいつでも待っている」

そう言った半沢はそのまま部屋を後にした。


「ねえ半沢さんならあの事信じてもらえるかも」
伊藤寧々が伊藤万理華にそう言うと万理華は渋い表情をする。
「でも2ちゃんの情報だし…」
「でもこのままにしておいたら明日には解散で私たちはバラバラになるのが決まってしまうんだし言うだけ言って損はないと思うけど」
「でも全く証拠がないしこんなの調べてくれなんて言ったら怒られるだけかも」
「でも言ってみなきゃ分かんないじゃん」
寧々の言葉に万理華も少しずつ考えが傾き始めた。

「まだいるかな?」
万理華が言う。
「多分まだどこかにいると思う」
寧々はそう言うと万理華の右手を握って引っ張って駆け出した。
それを見た他のメンバーも何事かと不思議に思って後を追った。
966名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:16:06.44 ID:faTWu7xmi
「これでよし。あとは家でやるか」
一息ついた半沢は机の上にある缶コーヒーを一気に飲み干して資料を鞄に入れて部屋の電気を消してエレベーターへ向かって歩き始めた。
するとドタドタと大きな足音がフロア内に響き渡っていた。半沢はどんどん大きくなっているのを感じた。

「半沢さん!!」
寧々の叫び声に半沢が後ろを振り向くとメンバーらが駆けてきた。半沢はただ圧倒されるしかなかった。
「何だお前らいきなり」
半沢は未だに状況が飲み込めないでいた。
「半沢さんに是非見ていただきたいものがあるんです」
万理華がそう言うと自分のスマートフォンを取り出してみせる。

万理華が見せたのは巨大掲示板『2ちゃんねる』の乃木坂関連のスレッドに2日前に投稿されていた書き込みである。
そこには乃木坂46が近々解散することになりその理由はAKB48の人気の陰りでサプライズとして主要メンバーを入れたいのと
大掛かりなコンサートツアーやイベントで蓄積したAKSの赤字を補填するために行われるという具体的な内容の書き込みだった。
だが、2ちゃんねるではこのような内部情報に似せたデマ書き込みをする事情通と呼ばれる書き込みは珍しくなく実際にスレッドでも相手にされてはいなかった。

しかし、半沢はこの書き込みが単なる悪戯だとは思えなかった。

「乃木坂の解散は銀行でもごく一部の人間しか知らないはずだ。AKB側も知っている人間は限られている。ただAKSは9月期の試算は1億円の黒字のはずだが…」
半沢はオフィスに向かって駆け出した。それをメンバーらが後を追う。

半沢はパソコンのスイッチを入れてスマートフォンを取り出して電話を掛けた。相手は半沢の同期で本店融資部の渡真利忍だった。
「もしもし渡真利か?まだ行内にいる?よかった。至急調べてほしいことがあるんだが」
半沢は渡真利にAKSの財務状況について聞き出していた。
967名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:17:15.87 ID:faTWu7xmi
翌日。乃木坂ビルの会議室にAKSや関係先の主要幹部が続々と入ってきた。

室内にはテーブルを囲い、ペットボトルのお茶に資料を一部ずつ置かれている。

「秋元康先生がご到着されました!」

女性スタッフがそう言うと全員が立ち上がり一礼する。
半沢も合わせて一礼するとスーツ姿で眼鏡を掛けて右手を挙げて上座にある革製の椅子に座った。

「それではこれより乃木坂46の解散並びに今後のことについての会議を執り行います」
AKB48総支配人の戸賀崎智信がそう言うと会議が始まった。
「それでは東京中央銀行からいらっしゃった半沢直樹さんに乃木坂46合同会社の現在の財務状況等について説明していただきます」
戸賀崎が紹介すると半沢は立ち上がって一礼し「半沢です。どうぞよろしくお願いします」と言って財務状況を説明した。

「なるほど。結構いい感じじゃないか。じゃあいいんじゃないの?」
秋元が資料に目を通して机に置いた。
戸賀崎も「そうですね。では、次にメンバーの振り分けについてですが…」と会議を進めようとした時に半沢が立ち上がった。

「お待ちください。まだお話があります」
「え?な、何でしょうか?」
戸賀崎が予想外のことで少し慌てている様子だ。
「実は乃木坂46合同会社の解散について大事なお話があります」
半沢の発言に周囲が騒然となった。
秋元も予想外のことらしくAKS代表取締役社長の窪田康志に何やら耳打ちをしている。

「大事な話って?」
戸賀崎が尋ねた。

「はい。実は乃木坂46は解散しないことを決意いたしました!」

半沢がそう言うと会議室内はどよめいた。
968名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:20:09.74 ID:faTWu7xmi
「な、何を言うんですか半沢さん!冗談はやめてください!!」

「冗談じゃありません。これは本気です」
半沢は力強く言った。
「しかしこれは決定事項だぞ!昨日来たばかりの銀行員が何をふざけたこと言っているんだ!」
窪田が怒鳴りつける。

「あなた方は会社法をご存知ないのですか?」
半沢がそう言うと鞄から乃木坂46合同会社の定款を出した。

「この会社はメンバーも出資を求める業務執行社員に定められています。つまり意思決定をする際にはメンバーの承認も必要になるわけです。
どうせあなた方はメンバーの給料から出資金を取ることで安く使おうと考えていたようですが随分と間抜けなことをしたものだ」

「半沢さん。いい加減にしないか!!」
戸賀崎が怒鳴る。

「いい加減なのは会社を設立する際に十分な知識もなく適当に自己の利益のことしか考えずに作られたあなた方のほうじゃありませんか?
今までは何の抵抗もなくやりたい放題できたのでしょうがそうはいきませんよ。彼女たちはロボットではありません。立派な感情を持った人間です。
私は彼女たちの意向に応えたい。それだけのことです」

半沢の言葉に集まった幹部らは誰もが下を向いたままだ。秋元は黙って資料に目を通していた。

「おいそこのカメラ。止めるな!今から言うことをしっかり録画しておけ!!」
密着ドキュメントの取材なのかテレビカメラが入っており、半沢はカメラマンを指して止めようとしていたのを制止した。カメラマンは驚き、半沢にカメラを向ける。

「私は必ず乃木坂46をこの1年でAKB48を超えてみせる。二度と邪魔しないで頂きたい!!!」
969名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:21:29.23 ID:faTWu7xmi
半沢の言葉に誰もが絶句した。

ただ、秋元だけは違った。

資料を置き、置いてあったペットボトルのお茶を一口飲むと急に「フフフ」と笑い出した。

「いや実に有意義だったよ。さすがは半沢さんだ。しかもなかなか挑戦的なことを言ってくるとはさぞかし自信があるんでしょうな」
秋元はまるで見下すかのような言い方で半沢を見る。他の幹部らは動揺しきっているのにも関わらず秋元だけは冷静かつむしろ自信に溢れているような様子であった。
さすがは百戦錬磨を乗り切り、今までにないことを仕掛けてきて成功させてきた敏腕プロデューサーだ。

「秋元先生こそ反逆されているのに随分自信があるようなご様子ですね?」
「ええ。流石に1年で乃木坂がAKBを抜かすのは難しいでしょう。何しろ継続するなら私らの協力は一切得ることはできない。いずれにせよ彼女たちが可哀相だ」
不敵な笑みを浮かべて腕を組む秋元のまるで勝ち誇ったような言い草に少々原是さを感じた半沢だが屈することはなかった。

「抜けるか否かそれはやってみなければ分からないでしょう?今まで散々慣例や常識を打ち破ってきた方とは思えない発言ですね」
あえて嫌味を込めて言ってみるが秋元の表情は変わらない。

「半沢さん。私は善意で申し上げているわけですよ。彼女たちは解散で気が動転しているだけ。今までAKBも組閣や卒業など様々な変化があっても乗り越え成長してきた。
彼女たちはただ変化が怖いだけだ。それから逃げちゃ成長はしないしましてやAKBを抜くなんて出来るわけがない。だから無駄な抵抗に付き合うことはないのだよ」

「ご心配頂いているようで感謝します。ですが、これだけは言わせてください。人の善意は信じますが、やられたらやり返す。倍返しだ!それが私の流儀なんでね」

「ほう。是非期待していますよ。半沢さん」
秋元は終始ニヤニヤし続けており、半沢は睨みつけてから資料と鞄を持って会議室を後にした。
970名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:29:10.54 ID:9PtEWTjNi
「秋元先生。指原が来ました」戸賀崎がそう言うと秋元は小さく頷いた。そして、HKT48のメンバー兼支配人を務める指原莉乃が一礼してソファに腰掛けた。

「先生。今日は何ですか?私何かまた撮られたとかないですよね?」
指原は不安そうな表情で秋元を見た。秋元は笑みを浮かべていた。
「いや、今日はお前に頼みがあって呼んだのだ」
「頼み…ですか?」
指原が首をかしげていると秋元はティーカップに入った紅茶を一気に飲み干して戸賀崎の方を見た。
「お前も乃木坂の一件のことは知っているだろう?」
「ええ。確か銀行から来た人が乃木坂の解散を止めて続けるとかいうやつですね」
「そうだ。半沢という銀行から来た奴が突然会社法を盾に解散しないと言ったばかりかAKBを1年で追い越してやるという戯言まで言い放った。先生もかなり憤慨されている」
「で、私は何を?」
指原が尋ねる。

「実はお前に半沢対策を一任したいと先生は仰っている」
「え?指原が半沢を追い出せってことですか?」
指原は気が動転していた。

「そうだ。もしそれが出来れば先生はお前をAKBに復帰。さらには総監督に就任させたいと言ってみえる。更には最新のペントハウスまで用意している」

「え?ウ、ウソですよね。いやまさかそんな…」
指原は笑いながらも戸賀崎が言った好条件に少し興奮していた。

「嘘じゃないぞ。これはチャンスだ指原。お前を信用しているからな。まあ有り得ないだろうが万が一失敗したら分かっているな」
「はい。先生のご期待に沿えるよう指原。精一杯頑張ります」
「いや。僕の為じゃなくAKBの為に頑張ってくれ。AKBの運命はお前にかかっているからな。期待しているぞ。指原」
「は、はい」

極度の緊張と重圧からかまるで生まれたての子牛のように足が震えている指原を余所に秋元は笑いながら紅茶を飲んだ。
971名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:30:40.87 ID:9PtEWTjNi
「先生!どういうことですか!?」

指原が部屋を出てものの数分後に突然SKE48チームS兼AKB48チームBメンバーでAKBでも期待株の松井珠理奈が声を荒げて秋元のもとへやってきた。

「おい珠理奈。落ち着かないか!」

戸賀崎が宥めようとするも珠理奈の怒りは収まっていない様子だ。秋元も笑顔が消えた。

「何故半沢の一件をさっしーさんなんかに託したんですか!?」
珠理奈は大声でそう言うと秋元のデスクを両手で強く叩きつけた。

「半沢のことはお前が出てくるような問題じゃない!」
「どういうことですか戸賀崎さん。私じゃ解決できないとでも?」
「そうは言っていない。ただあんな小さな問題で大事なお前が出てくるほどでもない問題だということだ。
先生はお前のことを大事に思っているからな。こんなくだらないことでお前のキャリアに傷がつくことがあってはならないからという先生の親心だ」

戸賀崎は発汗してタオルで汗を拭いながら説明する。

だが、珠理奈にとってAKBの今後を大きく左右しかねない問題について自分を除け者にされたような気持ちで一杯だった。
自分は無力なのか、自分は信頼されていないのか、自分はチームにとって大事な存在なのか。
そういったところまで考えていた。

「珠理奈。お前の気持ちはよく分かった。お前を信頼していないわけじゃない。だがいきなりお前が出ていってもダメだ。
相手はそんじょそこらの銀行員とはワケが違う。東京中央銀行営業第二部というエリート集団で何百億の問題を乗り越えた稀な男だ。
お前はとにかく見守っていてくれ。もし何か力が必要な時が来たら必ず一番にお前に知らせる」

「先生。分かりました。その時は必ず呼んでください」
「ああ。出来ればそうならないように迅速に解決したいけどな」
珠理奈は納得して一礼して部屋を後にした。


秋元は笑みを浮かべて腕を組んだ。
972名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:31:38.99 ID:9PtEWTjNi
「さっしー。新しい一発ギャグ思いついたんだけど見たい?」
HKT48チームHに所属しHKTでは指原を一番に慕う村重杏奈が笑顔で指原に擦り寄ってきて趣味である一発ギャグを披露しようとしていた。

「いやいい。てか今はそんなことどうでもいいしまず話を聞け」
指原はそう言うと村重の額に手を当てる。

「いいか。今までお前のメンタイコなんか何も役に立たないギャグだと思い込んでいたがようやくそれが役に立つ時が来た。お前のそれで乃木坂に対抗して半沢を潰す」
「は?」
村重は状況を全く飲み込めていなかった。指原はひとつため息をついて説明する。

「今度乃木坂と特番をやることになったんだがそこでお前のメンタイコと乃木坂の高山のギャグを戦わせる。
相手はとある幼稚園の園児たちでどちらが一番面白かったかを競わせる。心配いらない。こんなものはヤラセで既にお前が勝つように向こうのプロデューサーには話をつけておいたから」
「そんなヤラセで勝ったって面白くないじゃん」
「どうでもいい。とにかく普段通りやればいいんだよ。いい。これは秋元先生からの厳命なの。何としてでも乃木坂にダメージを与えなければいけないの。だからお願い」
指原の渾身の頼みに村重は少し感動を覚えた。これまで色々言われてきたが自分は必要とされる存在だ。とても期待されているのだ。それだけで十分嬉しかった。

「分かった。頑張る」
村重の顔を見た指原は勝利を確信し笑みがこぼれたのであった。
973名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:33:28.36 ID:9PtEWTjNi
翌日

半沢はパソコンを開いてメールボックスをチェックする。すると日本テレビからメールが届いていた。
半沢はそれを開くとかつてHKT48と共演した「HKT48vs乃木坂46冠番組バトル」の特番のオファーが届いていた。

半沢はメールの内容を読み、プリントアウトするとメンバーのもとへ向かう。

「みんな聞いてくれ。仕事のオファーが来た」
「え?秋元に妨害されているはずじゃ…」

秋元はあれ以来乃木坂46への仕事を妨害していた。ドラマ、バラエティ、歌番組はもちろん雑誌や新聞などの取材やCM等も一切消えた。
全て秋元が圧力をかけたからだ。

今の乃木坂46は秋元、ソニーからの援護もないために今では秋葉原などで活躍する地下アイドルと全く変わらない立ち位置にある。
そんな中でやってきたオファーだがHKT48の共演というところでメンバーも半沢も何か意図があるとしか思えなかった。

「どうするこのオファー?」
「何でそんなことを?半沢さんが決めたらいいじゃないですか」
「いや。お前たちに来た仕事だ。俺はお前らの意見を尊重したい。確かにこれはチャンスだ。
もし秋元が何か仕組んだとしたらここで見返すチャンスになるかもしれない。俺の意見はやるべきだと思うがもしお前らが嫌なら断るが…」

「いえ、受けてください。半沢さんの言う通りこの仕事で何かが変わるかもしれない」
桜井がそう言うと半沢は小さく頷いた。
974名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:34:53.89 ID:9PtEWTjNi
「指原。半沢の件は進んでいるか?」
戸賀崎が缶コーヒーの蓋を開けて一口飲んだ

。隣で抹茶ラテを飲んでいる指原は足を組んで座っていた。

「はい。奴ら簡単にこっちの罠に引っかかってきました」
「そうか。お前はプロデューサーとも顔が利くからな。番組を使ってお茶の間で恥を晒して潰す計画を立てるとは見事な計画だ」
「いやいやいや。戸賀崎さんの方がもっとエグイことしてたじゃないですかぁ」
「それも全てお前たちのためにやったことだ。この世界性善説は通用しないのだよ」
劇場の中にある薄暗く狭い自販機コーナーで話す二人の姿はまるで時代劇に登場する殿様と越後屋の悪巧みの話をしている姿を彷彿とさせる。

「しかしちゃんと根回しは済んであるだろうな?こういうのは僅かな油断やミスが命取りになる。噂じゃ半沢は回収不可能とまで言われた隠し金を見つけて差し押さえたぐらいの男だ。どんな粗でも探り当てるぞ」
「大丈夫ですよ。プロデューサー任せじゃなく指原も独自に幼稚園に圧力かけといたので心配ありません。準備万端。余裕っすよ」
指原は親指を立てている余裕だが戸賀崎はどうも不安感が拭えない。

「信じていいんだな指原」
「はい。お任せてください」
持っていた缶コーヒーの空き缶を缶入れで捨てた戸賀崎は指原を横目で見て自販機コーナーを後にした。

「待ってろよ半沢。必ず潰してやるから」
指原は抹茶ラテの入っていた紙コップを拳で握りつぶしてくず入れに投げた。そして高笑いをしながら自販機コーナーを出た。
975名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:35:48.67 ID:9PtEWTjNi
「高山。自信はあるか?」

半沢は半笑いをしている高山一実に尋ねる。
「もちろんですよぉ〜。私子供大好きだし」
「そうか。だが、対策を行うに越したことはない。相手は幼稚園児だから正直だと思う。いかに気に入ってもらえるか考えよう」
半沢は高山の為に幼稚園の資料や気に入ってもらえるような仕草や動きなどについての資料まで取り揃えていた。
半沢もこの番組で名誉挽回できるチャンスだと思った。仮にここでアピール出来たなら乃木坂46にかかる秋元の圧力も払拭できるかもしれない。
メディア関係者に使いたいと思われるアイドルグループであることを印象づけたいと半沢は思い描いていた。その一方でメンバーの中には今回のオファーを疑問視する声が出ていた。
半沢自身も何か意図があるのではないかと感じてはいた。

「でもおかしくない?」
そう切り出したのは現在センターを務める白石麻衣であった。

「どうした白石」
半沢は尋ねる。
「この番組ってHKT48との共演が売りの番組で私の個人仕事まで潰してきた秋元が何で急に共演をOKしたのか分からないしそれに…」
白石が下を向く。何か言いにくそうな様子だ。半沢はさりげなく言う。
「白石。言いにくそうだな。恐らく推測なのだろうが構わない。言いたいことは言え」
半沢の言葉に白石は顔を上げた。
「実は噂ですけど秋元は私たちを潰すために指原を使っているみたいなんです。それを知った途端に今回のHKT48との共演オファーなんて偶然にしては出来過ぎで」
半沢は白石の推測は正しい気がしてならなかった。

そしてスマートフォンを取り出してあるところに電話を掛けた。
976名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:36:30.61 ID:QrSn9NJm0
半沢直樹?
977名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:37:06.18 ID:9PtEWTjNi
「指原。いよいよ明日だな」
秋元が指原に声をかけた。

「先生にはご迷惑をおかけしてすみません」
「いやいや礼には及ばん。お前の考えた策はなかなかいいものだった」
ニッコリと笑みを浮かべる秋元の表情を見て指原は勝利を確信した。優秀なエリート銀行員の割には全然大したことはない。
所詮お金の計算しか出来ない奴で芸能界ではただの負け犬でしかない。それを明日十分に思い知らせることが出来る。
指原は半沢の地団駄を踏む姿を想像して笑を浮かばずにいられなかった。

「随分余裕そうだな指原。だが、世の中そんな甘くはないぞ」
「分かってますよ。でもこの作戦は成功です」
「幼稚園の園長の弱みを握ってそれで村重のネタを勝たせるというのだろ?大丈夫なんだろうな?万が一向こうに手の内がバレていたらエラいことだぞ」
百戦錬磨、色々な業界の人間を相手に騙し騙されの繰り返しでここまで這い上がってきた秋元にとって指原の考えはとても甘いと考えていた。

「指原。私は本当にお前を信頼していいんだな?」
「もちろんです」
「そうか。そこまで言うなら万が一のことがあった時の覚悟は出来ているな。最後にこれだけは言っておくぞ。失敗したら今度は博多移籍ぐらいじゃ済まないぞ」
「そんなの分かってますよぉ〜。先生は心配性だな〜」
「ハハハ。そうだな」
秋元は笑みを浮かべて腕を組んで部屋を後にした。
978名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:38:12.44 ID:9PtEWTjNi
Ep3「偶然を言い訳にして」

都内の閑静な住宅地の一角にある平屋建ての小さな幼稚園「秋桜幼稚園」。

駐車場に2台のハイエースワゴンが乗り付けた。

「やれやれ。せっかくの休日の朝から何の呼び出しかと思ったらまさか運転手をさせられるとは」
運転席から降りた渡真利は呆れた顔でドアを閉めた。
「すまないな。ロケバスを借りる金がないから仕方ない」
ドアを閉めた半沢は渡真利の肩を叩く。

「まぁ数少ない同期で親友のお前の頼みじゃ断るに断れんよ」
渡真利はそう言うと持っていた栄養ドリンクを飲み干した。

メンバーも後部座席から降りて撮影スタッフやプロデューサーに挨拶をする。
半沢も初めて挨拶をするがとても態度が横柄で銀行員時代でもこんなに無礼な返事を返す顧客はいなかった。

半沢は腹の底にある怒りを抑えつつ関係者に挨拶に回った。

するとそこへ一台の大型バスがやってきた。見るからに豪華なバスであり誰もが圧倒された。
バスは停車するとドアが開いてそこからHKT48のメンバーが降りてきた。
この格差を見せつけるのも指原の作戦のうちなのだろう。

見え透いた意図を乃木坂のメンバーたちも察知しており誰も羨ましがる声を出す者はいなかった。
979名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:40:40.74 ID:9PtEWTjNi
「半沢直樹さんは?乃木坂の社長の」

指原はプロデューサーに尋ねると引き連れてメンバーと打ち合わせをする半沢のもとへやってきた。

「あなたが社長の半沢さん?」
指原がいかにも上から目線な言い方で尋ねる。

「いや。正式には乃木坂46合同会社代表社員の半沢です」
「どうも。HKT48支配人の指原です。今日はどうかお手柔らかにお願いしますよ」
「そうですね。お互いにフェアにいきましょう」
「ええ。フェアに」

半沢のフェアという言葉に指原は思わず吹き出しそうになった。
何がフェアだ。
今日ですべてが終わるというのに何を澄ました顔をしているのかこいつは。
指原は半沢が哀れだと思っていた。

「何あの態度は」
「マジで私たちを見下してるとしか思えない」
「かずみん。絶対負けないで」
メンバーの声援を受けるなかで高山は極度の緊張に襲われた。

これほどの緊張はあのバンジージャンプのジャンプ台に立って以来だろう。
そこにもし負ければ乃木坂が終わる。
みんなの夢が潰えるという不安まで伸し掛かり高山の重圧は限界寸前だった。

「高山。何も気にすることはない。いつものお前らしくアメイジングをやってこい」
震えていた高山に半沢は声を掛けた。

高山は半沢の顔を見て少し緊張感が和らいだ。

「いいんですか…?もし私が…」
「気にするな。お前なら出来る。きっと子どもたちの心に響くさ」
半沢は澄ました顔で指原の方を見ていた。
980名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:41:39.17 ID:9PtEWTjNi
「めんたいこ!」
「アメイジング!!」

実際に自分がやれと言われたら赤面になることが確実な一発ギャグを簡単にやってのける村重と高山。

二人とも色々な思いを抱えて必死に幼稚園児にアピールしていた。
園児たちは笑っていてどれが一番いいのかは今の状況からは判断がつかない。

しかし、指原は既に園長に圧力をかけていた為に絶対的自信を持って見ていた。
時々欠伸をするほどの余裕だ。

「さぁ二人のアピールは終わりました!果たして結果はどうなることか?運命のジャッジはCMのあと!」
MCのイジリー岡田が笑顔でカメラの前でそう叫ぶ。

CM入りの時間に入った。

「高山よくやった。お疲れ」
半沢は高山にジュースを手渡す。
「ああ何か不安だ〜。勝てるかな?」
不安で頭に手を置く高山に半沢は言う。

「大丈夫だ。お前の姿を見て子どもたちは常に笑っていた。今まで色々な人間を見てきた俺の勘だがあれなら大丈夫だ」
半沢の言葉に高山の笑顔が戻った。

「楽しみですねぇ30秒が」
指原が余裕の笑みを浮かべて半沢に言う。

「そうですね。期待しています」
半沢も余裕の表情を浮かべる。

指原は半沢のこの表情に少し恐怖を感じるのだった。
981名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:50:01.91 ID:Fbk/wWCji
「さぁいよいよ運命の結果発表です。果たして秋桜幼稚園の幼稚園児30人のみんなの心に響いたギャグはどっちなんでしょうか!?」
運命の結果発表にメンバーたちは祈りを捧げるように手を組んだ。

半沢は腕を組んで見守った。

「さぁみんな気に入ったギャグを大きな声で言ってみよう!!せーの!!」
イジリーがそう叫んだ瞬間園児たちは全員口を揃えて言った。
























アメイジング
982名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:50:55.56 ID:Fbk/wWCji
「嘘だ!!そ、そんなバカな!!」
指原が立ち上がって唖然とした。

一方で乃木坂メンバーは一斉に喜びを爆発させ高山のもとへ駆け寄った。
このメンバーの一体感と共に喜びを分かち合う瞬間に感動を覚える者すらいた。

「というわけで見事高山のアメイジングが認められました。いやぁ生放送は何があるか分かりませんね。以上。HKTと乃木坂一発ギャグナンバーワン決定戦でしたぁ!!」
イジリーがそう締めて撮影は終了した。



終了するや否や指原は全速力でプロデューサーのもとへ駆け寄った。

「おいどうゆうことだよ。シナリオと違うじゃねーか!!」
「俺に言われても分かりません…。園長には確認したし何の問題もないはずですが…」
「だったら何でこうなるんだよぉ!!」
胸倉を掴まれたプロデューサーは震えながら話す。

「あれれ?おかしいな。自分たちが勝つはずなのに。そう言いたいのかな?指原さんよ」
「は…は…半沢!!」
突然現れた半沢の姿に驚く指原。
プロデューサーは一目散に走って去っていった。

指原はただ呆然としていた。
983名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:51:57.94 ID:Fbk/wWCji
「お、お前インチキしただろ!幼稚園側に金を渡したろ?どうやって買収した!?こんなコーナーは無効だ。卑怯なことしてんじゃねーよお前!!」
指原は震えながら右手人差し指で半沢を指差して怒鳴る。

「は?インチキ?買収?何のことですか?ウチは仕事も全くなくてバスを借りるお金もなくて激安のレンタカー使って自分たちでここまで来たぐらいですよ。
どこかのグループのように大型バスを借りられるほどであれば買収もインチキもできるでしょうが」

指原は計算が狂ってもはや現況すら見えていなかった。

こんなはずではなかった。

根回しは完璧なはずだ。

それなのにどうして。

指原は考えれば考えるほど理解が出来なくなってしまっていた。

「指原。お前はどこからか秋桜幼稚園が経営難になっているのを聞きつけて利用しようと考えた。
番組からの謝礼金の他に独自に資金援助を約束して子どもたちを買収しようとしたわけだ」

ズバズバ言う半沢に指原は反論する言葉が出てこない

「お前はどうせ何故このような結果になったのか気になっているようだから教えてやる。まず幼稚園の資金難については解決した。
東京中央銀行から保育施設拡充における融資を取り付けた。園長がどちらを選ぶかは分かるだろ」

東京中央銀行では合併前の東京第一銀行が目玉として保育、幼稚施設への融資を行ってきた。
渡真利から聞いた半沢は園長を説得して指原の願望は聞き入れないようにした。
半沢は逆のようなことはせず子どもたちに純粋に決めてもらおうということを約束した。

園長もまた資金難のせいで子どもたちを大人の道具にせずに済んだことに胸を撫で下ろしていた。
984名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:53:48.97 ID:Fbk/wWCji
「そ、そんな…」
指原は崩れ落ちた。

「お前は金さえ与えればどうにかなると思っているだろ?だがそれは大間違いだ。
お前が調子に乗っている間に高山はどうすれば好かれるか子どもたちがどうしたら喜んでもらえるのだろうか必死になって考えていたぞ。
それも連日徹夜で。そんな努力もしないでただ大人の方しか向いていない村重のギャグは子どもたちに響くはずもない」

決めるのは子どもたちで実際に村重のギャグが勝つ可能性も十分に有り得た。
しかし、半沢は子どもたちの判断に委ねようと決めていた。

高山には努力は決して無駄にならない。

しっかりやれば勝てると言い続けた。

高山は今になって半沢の言葉の意味を理解できたと思った。

「何か弁明したいことはあるか?」
指原は震えながらスマートフォンを取り出してみている。

「こっちを見ろおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」

半沢が叫ぶと指原ははっとして半沢の方を向く。
985名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:54:56.94 ID:Fbk/wWCji
「お前を信頼した僕がバカだったのだろうねぇ」
椅子に腰掛けている秋元は来生が送ってきたヤラセ疑惑の記事のコピーを見ながらそう呟いた。

後ろにはすっかり生気も余裕も何もない悲哀な表情をした指原が立っていた。

「申し訳ありません。先生には重ね重ねご迷惑をおかけしてしまって…」
指原は深く頭を下げる。

「指原。この記事を差し止めるだけで100万、幼稚園への口止め料に200万、その他色々な経費などで計500万かかった。
ただでさえ資金集めが大変な時に痛い出費だということはよく分かっているな?」
今回の後始末にかかった代償について説明する戸賀崎。

指原は先日秋元が心配してくれた言葉に何故素直に従わなかったのか。

何故もう一度チェックしなかったのか。

後悔の念ばかりが頭に浮かぶ。

しかし時すでに遅しだ。今は現状を受け入れるしか選択肢はない。

「指原。分かっているようだがそれ相応の処分をしないといけない」
「ク…クビ…ですか…?」
指原は恐る恐る尋ねた。

「いや、お前はしばらく体調不良で休養ということにしておく。その間にお前のせいで被った代償を返済してもらう」
「え?」




「指原…。お前、蟹は好きか?」


秋元はそう言って部屋を後にした。
986名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:55:57.48 ID:Fbk/wWCji
深夜の千葉県内のとある漁港に一台のハイエースバンが停車した。

後部座席から降りてきた指原は周囲を見渡す。

「あ、あの〜…。ここは?」
指原は恐怖感に震えながら尋ねる。

「あれだ指原。お前の第二の人生の船出に相応しい船だ」
戸賀崎が指すのは大型の漁船だった。大きいがいかにも古臭くて錆が目立っておりまるで密航船みたいな雰囲気だった。

「おう。そのネーチャンか?」
厚い革のジャケットに長靴を履き、無精髭が目立つ男が船から降りてきた。

「ああ。よろしく頼みますね。東田さん」
「おう任せとけや」
挨拶を交わした戸賀崎は全速力でバンに戻りその場を後にした。

「おいお前何やらかしたんだよ?」
東田が指原の肩に手を置いて尋ねた。

「どうもこうも。半沢という銀行から来た奴に嵌められたんですよぉ」
指原が半沢という名を出しただけで東田の表情は一変した。

「何やお前。半沢知ってんのか?」
「ええ。あなたも半沢を?」
「ああ。死んでも忘れねぇ。あいつは俺のビジネスの邪魔をして金取り上げて借金まみれになっちまった。今は借金返すためにベーリング海で蟹を捕ってるんや。くそぉ!」
「半沢絶対許さない」

東田と指原は半沢の悪口を言い合いつつ船に乗り込んでいった。

そして船はベーリング海へ向けて船出航した。



一方、村重は田島芽瑠と交代する形で研究生に降格。選抜からも外れた。
指原が休養してHKT48の人気は下がると思われていたが指原、村重不在のHKT48の3rdシングルは50万枚を売り上げた。

皮肉にも指原がいなくなったことでHKT人気はさらに上昇するという皮肉な形となってしまった。
987名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:57:46.57 ID:Fbk/wWCji
「お前らちょっといいか?」
レッスン場に入るや半沢はメンバーを集めた。

全員が体操座りをして半沢の方を向いた。

「実はあるプロジェクトの草案が出来上がった。これが成功すれば乃木坂の知名度も上がり、AKBから一線を画したグループになれるだろう」
半沢の突然の発表にレッスン場はどよめいた。

「静かに。今からプロジェクトを発表する。テーマは「会いに出向くアイドル」だ」

半沢が考案したのは『乃木坂46全国出向くアイドルプロジェクト』である
。専用劇場を持たない乃木坂46は楽曲を披露する機会が今までは握手会かコンサートに限られていた。

しかし、それでは知名度を浸透させることもできないし専用の場所を作ればAKBと何ら変わりない。
そこで、ホームページでファンから来て欲しい場所を募集してそれぞれのメンバーを派遣して楽曲を披露しようというものだ。

半沢のプレゼンも功を奏してかメンバー全員がやる気になった。
彼女たちもまた独自のアイドルとしてやっていきたいという願いがあったのだ。

「みんな集合!」
桜井が声を掛けると全員が円陣を組む。
「半沢さん!何やってるんですか?」
生駒が半沢の方を向いて手招きしている。

「何だオレもやるのか?仕方ないなぁ」
半沢は笑いながらも円陣の輪に入る。

「出向くアイドル。絶対成功させるぞ!!」
「オー!!!!」
一体感のある掛け声が室内に響く。

半沢は彼女たちを守る姿勢に転じたことを改めて間違っていなかったと思った。
988名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 20:59:35.83 ID:Fbk/wWCji
「いやぁまさかここまでうまくいくとはね」
「最近指原も天狗でしたからこれで少し学んだことでしょう」
神楽坂にある高級料亭で酒を酌み交わして談笑する秋元と戸賀崎

。二人は笑いながら高級な日本酒を飲む。

「しかし、乃木坂を解散しないなんて言いだしたのは予想外だった。
それを逆手に指原を粛清させて相手を調子に乗らせてから奇襲を仕掛けるとは。東郷平八郎ですら思いつかないような作戦だ」
「それも全てあのお方のおかげですな」
「いやいや。銀行員というのは非常に優秀だな」

そこへ女将が静かに戸を開いて一礼した。

「お連れ様がお見えになられました」

「どうもお待たせして申し訳ありません」
「いえいえ。我々もまだ始めたばかりですから気にしないでいただきたい」
秋元はコップを置き日本酒を注ぐ。

「いやぁ。うまくいったようですねぇ」
「ええ。あなたの言う通り。半沢というのはとんでもない奴ですね。でもその彼を利用して我々のシナリオを完成させて最後には失脚させるとか随分残酷なことを考えますな」
「いやぁあなたの方が一枚上手でしょ。何しろまだ道半ばで人生先の長い少女たちを平然と切り捨て犠牲にするとか私には到底できませんな」
「ところで次の作戦はかんがえてありますかね?」
「もちろんです。私の懐刀の松井珠理奈というまだ16歳の子がいましてね。彼女は優秀で将来我がAKBを背負う大切な逸材です。彼女は自ら半沢を対峙すると希望したのです」
「ほぉ〜。それは頼もしいですな。いい部下に恵まれて秋元先生は幸せ者ですな」
「いえ。あなたのおかげですよ。大和田さん」

秋元が笑みを浮かべると、笑みを浮かべコップを右手に持って一礼する大和田暁元常務で現取締役が一気に日本酒を飲み干した。
989名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 21:02:49.16 ID:RcgytT0+0
とりあえず次スレだけ用意しておくので

【AKBG文庫】第三巻
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1410782520/
990名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 21:03:12.35 ID:Fbk/wWCji
>>989
いらねーし
991名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 21:04:16.10 ID:Fbk/wWCji
「おい、芝!!」
珠理奈が芝を呼び出した。

「一体何だい?」
芝が恐る恐る尋ねる。

珠理奈の表情はまるでマジすか学園で見せたセンターの顔そのものであった。

余程朝ドラヒロイン落選を根に持っているのか。

芝は支配人に就任して以来の緊張感に包まれた。

「早速乃木坂にひとつ仕掛けるから」
「おい正気か?」
「こっちはいつでもマジだよ」
「それはそうだがさすがに…」
「くだらない口答えする余裕があるなら体動かせや」
珠理奈が怒鳴りつける。芝は震えながら去ろうとする。

「おい珠理奈。何でそこまで半沢にこだわるんだ?」
震わせながら芝は尋ねた。

「私は銀行が大嫌いなんだよ。特に東京中央銀行がな」
珠理奈はそう言うと窓から見える東京中央銀行の看板を睨みつけた。
992名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 21:05:38.33 ID:Fbk/wWCji
「芝さん。話ってなんですか?」
木本は芝から呼び出され、芝のいる部屋に入って尋ねる。

芝は椅子に腰掛けてタブレット端末を置いた。

「実はこれは内密の話だから誰にも口外しないで欲しい。当然酒井にも」
耳元に近づいた芝は小声でそっと囁くように言う。

「以前指原が失敗した乃木坂の一件は知っているだろ?」
「はい」
「実はその乃木坂潰しの一件を珠理奈が秋元先生から託された」
「えっ?じゅ、珠理奈さんが?」
「そうだ。それでお前に頼みがある。ここに今度出す乃木坂のシングルの選抜メンバーが書かれている。ここに漏れている星野みなみがいるだろ?」
「星野?あぁ確か名古屋の握手会の時に写メ撮ってって頼んできた子だっけ?」
「ああ。彼女はずっと選抜でフロントメンバーだったが今回は漏れた。仲間から聞いた情報だと星野は多分今回相当落ち込むだろうと言っていた」
「それで私にどうしろと?」
「簡単だ。星野をこっちへ引き込め。そして情報を得て潰しの材料を作るのだ。星野にはSKE入りと選抜の保証を付ける。
これは珠理奈からの指示だ。やってくれるな?もし成功すればお前をAKBの選抜に入れたいそうだ」
「え?私が選抜に」
「どうだ。悪い話じゃないだろ?いいか。今後のSKEは全てお前にかかっているからな」
「分かりました。頑張るのんでやりますよ」

芝と木本はそれぞれ笑みを浮かべながら野望を抱いたのであった。
993名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止:2014/09/15(月) 21:07:23.59 ID:Fbk/wWCji
「今日も星野は来ていないのか?」
星野は個人面談以来全く顔を見せなくなった。
親しい和田などが連絡をしても全く返事もない状態で完全に音信普通な状態だった。

半沢は少し不安を覚えた。

「やっぱり選抜落ちが効いたんじゃないかなぁ。みなみはこういうのに弱いし」
斎藤飛鳥が言う。
「でもこんなこと初めてだよね。嫌なことがあっても翌日にはまるで何もなかったかのように笑顔でレッスンに来ていたし」
川後がタオルで汗を拭った。

「飛鳥。星野がよく行く場所を知らないか?」
半沢が尋ねる。
「よく原宿とかには行くみたいだけど…」
「確かみなみって竹下通りのあのパフェが有名な店に行ってるって言ってなかった?」
樋口日奈がそう言うと半沢はスマートフォンで調べだした。

「樋口。ここか?」
半沢はスマートフォンを見せて竹下通りにあるカフェを紹介するサイトを見せた。

「あっここです!ここのパフェが美味しいって言ってました」
「そうか!お前ら今日はもう終わりだ。気をつけて帰れ」
半沢はそう言うと鞄を持って足早にレッスン場を出た。
994名無しさん@実況は禁止です@転載は禁止
「ねぇみなみちゃん」
山手線の車内で座席に腰掛けている星野と木本。木本は肩を叩き話しかける。

「何?」
「単刀直入に言うね。みなみちゃん。私たちと一緒にやらない?」
「え?一緒って…?」
木本の突然の誘いに星野は唖然とした。

「ごめん。急に驚かせちゃったね。実は支配人の芝さんが是非みなみちゃんをSKEに入れたいって言ってるの。しかも次のシングルの選抜とチームKU入りも約束してくれるって」
木本が笑顔でそう言うと星野の心は揺れた。

乃木坂ではあっさりと選抜から外された。
一方で全国的人気もあって勢いもあるSKE48が自分を認めてくれている。

星野は感動を覚えた。

「そ、そんな。私なんか結果出せてないし」
「そんなことない。みなみちゃんは将来性ある大切な存在よ。
大体あの半沢って奴は人をデータや実績とかでしかみない銀行員。
でもアイドルは結果だけじゃダメなの。素質なのよ。そんな奴のいるチームなんか見限って私たちとやろうよ」
木本の言葉に星野の心は揺れる。何故か嬉しいけど乃木坂の仲間たちの顔が走馬灯のように浮かんでくる。

「花音ちゃん。少し考えさせて」
「そうだよね。すぐには決められないもんね。でも時間がないの。明後日までには返事が欲しいな」
「うん。分かった」
木本は座席から立ち上がって手を振って電車を降りた。

木本は歩きながら笑みを浮かべた。