【乃木坂】鑑識官まりっかの事件簿【妄想】

【乃木坂】嫁の真夏さんと愛人のなーちゃん【妄想】
に登場した鑑識官まりっかが証拠を基に事件を解決するお話です

いわゆるスピンオフ妄想です


基となった妄想はコチラで
【乃木坂】嫁の真夏さんと愛人のなーちゃん【妄想】
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/akb/1393502511/



※一部基となった妄想とはキャラ設定を変えています
あらかじめご了承ください

高層ビルの立ち並ぶ東京都心。
その摩天楼の間からパトカーのサイレンがけたたましく鳴り響く。

網の目のようにある道路は多くの車が行き交う。
その中で一台の黒い軽自動車が猛スピードで車をかき分けて走っている。
その後ろを何台ものパトカーが追う。
いわゆるカーチェイスが繰り広げているということだ。


しばらくすると一台の赤い日産シルフィの覆面パトカーが右側の道路から一気に先頭に立つ。

「そこの黒いワゴンR！左に寄せて止まりなさい！」
覆面パトカーからマイク越しに女性の怒鳴り声が響く。
しかしワゴンRは停車するそぶりも見せずに暴走を続ける。

「止まれって言っても止まるわけないわね」
「ちょっとそれ言っちゃおしまいでしょ？」
「そうだけどさ」

車内で話をする二人の女性刑事。
彼女たちは警視庁捜査一課の衛藤実彩、若月佑美である。
雑談をしていてもターゲットは逃さない。
前にいるのは紛れもない強盗殺人犯なのだから尚更だ。


「こらぁ止まれ！ぶつかったらどうするんだよぉ！」
甲高い怒号が街中に響くも追われる暴れ馬はさらに暴れだす。
まさに負のスパイラル現象に陥っているところだ。





「あーあ。こんな必死に追っちゃってさ。刑事ってのは追っかけっこが好きなんだね〜」
タブレットでカーチェイスの様相を眺めている一人の丸顔で童顔の女性。
彼女はタブレットを助手席に置くとエンジンをかけて白く赤色灯が上に付いた日産キャラバンを走らせる。

警察の追跡を逃れたワゴンRは使われていない倉庫に止める。そして黒い服を着た二人の男が降りる。

「あー危なかったな」
「お前がハンバーガーなんか食いてぇなんてくだらねぇこと言うからだろ！危うくパクられるところだ」
「うるせぇな。こうやって無事なんだからそれで構わねぇだろうよ」
「まぁサツもさすがにここは分からねぇよ」
「それよりもあの一億をどう使うかだよな」
「まずは南の方へ逃げてだな。そこでだな〜」

二人が警備員を殺害してまでして奪った一億もの大金の使い道について楽しく妄想する中で急に倉庫に明るい光が灯る。
次に赤いライトが光り二人は目の前に赤色灯とヘッドライトが見える。
それを見てただただ現状を呑み込めない二人は呆然と立ち尽くす。



「まりっか、まりっか、まりっか…」
「な、何だ？」
「て、てめぇここで何やってんだ!?」
二人は赤色灯が灯されたバンから降りてきてよく分からない鼻歌を口ずさむ帽子を被った女性に声を荒げる。


「うわ〜。これが一億円が入った袋かぁ。重いねぇ。私毎回宝くじ買うけど当たるのはいつも300円一枚だけ」
「おいそれに触るんじゃねぇ！」
二人の男はその場にあった拳銃を持って女性に向ける。だが、彼女は動じずに話を続ける。

「あんたら多分何で私がここにいるのか気になるだろうから教えてあげようか？」
「はぁ？」
「そうだ。何でてめぇここにいやがるんだ？」
二人は拳銃持つ右手を上下に揺らしては脅しをかける。だが、その表情には同時に動揺すら伺える。

「簡単。それはコレ」
彼女は床に手を触れて落ちていた砂を見せる。

「そんな砂が何だっていうんだよ！」
「てめぇふざけてんのかコラァ」

「あんたたちね。砂って物凄い情報屋なんだよ。これを調べたら色んな成分が含まれてるわけ」
「はぁバカかお前？」
「バカはあんたら。あんたら現場にここの砂を残しってったっしょ？それを調べて同じ土壌がどこか調べたら簡単にヒットしたってわけ」
「くそぉそんなもんで今までの苦労が水の泡になってたまるかよ！」
「苦労？楽して一億手に入れようとか考える時点で既に間違ってるとか思わない？」
「うるせぇ！警備員をヤッちまったのもあいつが飛びかかってくるからで事故なんだよ！」
「どこまでもお気の毒だねぇあんたたち」
「う、うるせぇ！てめぇも死ねぇぇぇぇぇぇ!!」
二人が発狂して銃を彼女に向けた瞬間。サイレンが鳴り響き男らが振り向くとパトカーが次々に倉庫に入ってきた。

よく分からんが
続けたまえ

赤いシルフィから衛藤と若月が降りて銃を向ける。

「さっさと銃を下しなさい！」
「そそくさと逃げやがって！」

四方八方から銃を向けられた二人は急に体を震わせてその震えで拳銃を落とす。
その瞬間一気に警官らが男たちめがけて走り出し男たちは地面に押し倒される。
そして衛藤と若月が二人の手首に手錠をはめる。

「散々コケにしてくれたわね。その分は返してもらうから！」
「くそぉ1億が…1億がああああああああああああ!!!!」
「うるさい！黙って乗れ」
男らは若月にパトカーの後部座席に無理矢理押し込まれ、ドアを閉められて走り去っていった。




「まったく相変わらず刑事みたいに無茶をする」
「こんな無茶苦茶な鑑識官見たことないわぁ」
「だってあんたらが言っても分かんないでしょ？私が言うのが一番だと思わない？」
「まーた上から睨まれるわよ」
「上が怖くてこんな仕事できる？」
「相変わらずまりっかは突拍子もないことをするからなぁ」
「もういいから帰ろうよ。こんなとこいたら体がおかしくなる」


鼻歌を歌い、銃を向けられても冷静に犯人に科学的証拠に語る女性。
彼女の名は伊藤万理華。警視庁鑑識課に所属する鑑識官である。

この物語は普通の鑑識官とは少しいやかなり違う異色の鑑識官である彼女が鑑識で得た証拠をもとに凶悪事件を解決するお話である。

>>1
この前のと一緒じゃねぇかよなめてんのか？
明日休みなんだから今からでも続きはよ！

鑑識まりっかキター

>>6
以前も出したのですが落ちてしまいました
おーぷんで色々ありましてもう一度やり直そうと決めました
すみません続きは少しお待ちください

>>8
わかりました
実は楽しみにしています

なんだオープンで少し叩かれただけで逃げた屑かよ

>>8
とりあえず色々ってのは何なんだよ
一応おーぷんで待ってたんだぞ屑
正直まだそんなにおもしろいと思っていなかったが
途中だからと何も言わず待ってたんだぞ！！
おーぷん専の待っている人に対して説明責任ぐらい果たせよ！！！
叩かれても続けて完成させるのがマナーだろ！！！！
お前、前もオープンでこんなことしてただろ！！

>>11
お前ドラえもんの作者だろ？
まだここの作者にこき下ろされたのを根に持ってんのかよ

お前みたいなのがいるから帰ってきたんだろうよ

>>9
ありがとうございます
色々変えたり待たせたりしていたのに本当にありがたいです
期待を裏切らないよう頑張りますのでどうぞよろしくお願いします

>>12
誰だよお前、ドラえもんって何だよ知らねーよ！！
俺は途中で消えたことに怒ってるんだよ！！！！

>>14
はいはい分かったから消えなさい
スレ汚しは要らないの

>>15
おーぷん民に対して何の説明もないだろって言うのが
そんなにおかしいのかよ！！！
2chなんて来たくないやつもいるんだよ！！
読まなきゃいいって言うんだろうが
勝手に引越しするのは別の話だ！！！

てか元々2ちゃんでやってたんだから文句ねーだろ

途中でおかしくもなったしいちいちうるさい読む気ないなら失せろ

作者さん
今回も期待しとるよん

>>17
2chの作品なんて読んでないわ！！！
まりっかのやつがおーぷんで始まってからしか
読んでないんだよ！！！

おーぷん民に対して何故途中でやめて2chに移るか
説明すべきだと言ってるんだよ！！
おーぷん民はカスなんか！！
本来ならありえないぞ！！途中でやめるなんて！！
マナーの問題だ、こんなの！！！

ダンマリっすか？どこかおかしいところがあったら言ってもらえませんか？

作者さん気にせず続きお願いします

本当に何の説明もおーぷんに残さず消えてどういうつもりなんだよ

叩かれてこれ以上続けることができなくなったとすらも残せないのかよ

まりっか大人気だな
これはまりっか推しには堪らん

おーぷんは2chさんの格下だから勝手に消えますか

おーぷんに行ったのは単にあの時はここがよく分からないことになっていたからです
なるべく落ち着く環境でやりたかったのが一番の理由です
そしてだいぶこちらが落ち着いてきたので改めてやろうと決意した次第です

説明不足だったのはお詫び申し上げますが以上が全てです
これでご理解いただく存じます

ID:Pa5cpXem0

しつこいのでNG登録な

FILE.1「刑事みたいな鑑識官」



東京都千代田区霞が関にある警視庁本部。通称桜田門。
そこは狭くも権力や凶悪犯罪と闘う戦士たちが集っている場所だ。

その上層階にある木の匂いが漂い、赤い廊下がある場所。
ここには権力闘争に打ち勝った者が集うところだ。
その一角にある刑事部長執務室に万理華と男性二名が立っている。
そして木目調のいかにも高そうな机、革張りの高級な椅子に腰かける制服姿の女性。
机には金色の机上札があり、そこには『刑事部長　生田絵梨花』と記されていた。


「早速だけど昨日の話を聞かせて欲しいんだけど」
生田は腕を組んで少し笑みを見せながら尋ねる。

「あれは自分が彼女に命令して現場に行かせただけです。彼女は偶然犯人に遭遇したわけです」
そう話すのは万理華と同じ鑑識用の制服を着た初老だがダンディな雰囲気を持つ男性。
彼は警視庁鑑識課課長の渡瀬恒彦である。

「渡瀬課長。私は伊藤巡査長に尋ねているのです。口を慎んでいてください」
「生田部長。責任は全て捜査一課長の私にあります。なのでお二人の処分は勘弁してください」
次に発言したのは捜査一課長の三上博史だ。
三上は現場重視。だが家庭での事情の為にあえて出世したのだ。
なおかつ万理華の能力を高く判断しこれまでの暴走も守ってきた一人だ。

「三上課長。またあなたですか？何度規律を乱せば気が済むんです？」
「でも最終的に犯人は逮捕できました。もしあのまま深追いしていたら一般人に被害が及んでいたでしょう」
三上は生田に限らずこれまで幾度となく刑事部長や参事官などの上司に盾を突いてきた。
無理もない。三上はずっと現場重視で今でも事務処理など課長業務そっちのけで捜査にあたるほどだ。
一方生田は順調にエリート街道を進み、異例の出世を遂げて女性でも最年少で刑事部長に抜擢された。
そんな歩みが全く違う二人が意見が噛み合うはずもない。
ただ共通点があるとすればお互い自分の主義主張を決して曲げないところだろう。

警官の制服着たいくちゃん萌える

>>26
よし、わかった
自分も少し感情的になったことは申し訳なく思う
しかし、ここで説明することよりおーぷんに説明を残すことをお願いしたいのと
「落ち着く環境」というのがわからんが
それはスレが落ちる恐れが2chでもなくなったことを言ってるのか
いわゆる叩きがなくなることを言ってるのかがわからんのでそれを教えて欲しい

「お〜い。何かあったのか？廊下にまで響いてきたぞ」
そこへ扉を開けて入ってきたのは制服姿の中年男性だ。

「生駒総監！」
生田がすっと立ち上がる。入ってきたのは警視庁のトップである警視総監の生駒敏郎だ。
彼こそ周囲の反対をも押し切って三上を一課長に、生田を刑事部長に抜擢した張本人。
警察組織の中でも異彩で突拍子もないことをするが自分の駒にない人間は容赦なく切り捨てる。
組織運営能力が非常に高い人物だ。

「外にまで漏れていたから大体の事情は分かった」
「では処分は私に一任していただけますね？」
生田がそう言うと敏郎は腕を組んで机の前に立って一息つく。

「三上一課長が渡瀬鑑識課長に現場の土のサンプル採取を依頼して伊藤巡査長が採取に向かうと偶然犯人に出くわした。そうだね？」
「え？あ、は、はい…」
万理華は敏郎が突然質問してきて驚きのあまり取り乱した返事をした。

「じゃあ仕方ない。偶然はある。処分の必要はない。もういいから通常業務に戻ってくれぇ。これは総監命令だ」
「ちょっと総監！」
「失礼します」
万理華、三上、渡瀬は一礼して部屋を出て行った。



「ちょっと総監。どういうつもりですか？彼女は完全に服務規定に違反してるんですよ!?」
生田は納得がいかない様子で敏郎に詰め寄る。
敏郎は笑いながらソファに腰かける。

「こういうデカイ組織でイエスマンばっかりじゃつまらんだろう」
「ですが彼女はこれまでも…」
「なぁ生田部長。上に上がりたければイエスマンを作るよりもああいう型破りな奴らをいかに利用するかが大事だぞ」
「はぁ？」
「大体君をここに入れるのを大多数は反対した。でも俺が押し切ったから今君はこうしてここにいられるわけだ」
「それはそうですけど…」
「それにいいじゃないか。一人ぐらい刑事みたいな鑑識官がいても。もっと柔軟に行こうじゃないか」
敏郎は笑みを浮かべながらテーブルにあった和菓子を持って部屋を出て行った。
生田は首を傾げながら椅子に腰かけるのであった。

作者が説明したんだからもういいだろ
見にくくなるから失せろ

>>32
知らん

作者さんこいつただ荒らしたいだけだから相手しちゃダメだよ

>>34
どこが荒らしだよ
具体的に説明しろ

あぼーんしてスッキリ
さあさあ続き早よ

そうかよかったな

嫁の真夏はマジ面白かった
今回はまりっか主役ということで期待しとるよ

刑事部長のところのBGMは帝国軍マーチが合うな

米沢さんは出てきますか？

俺のとは違うなー

>>41
何が違うんだ？

続きまだー？

早よ

こいつ書くのおせーな

まあ気長に待とうよ

すみませんあとひとつほどあげて終わりにしようと思います

警視庁鑑識課

「課長。すみませんいつも…」
「その件はもういいよ。それよりこないだ頼んだ血液分析の結果は？」
「はい届いてますよ。データ送りましたけど？」
「え？どこ？ごめん僕機械音痴だからさ…」

「またですか課長。先日教えたばかりっすよ〜」
渡瀬がパソコンの前で四苦八苦してる時に現れたのは万理華と同じ鑑識4係の溝端淳平だ。
溝端は主に指紋や足跡の採取が専門だが現場に残ったあらゆる跡に目を付ける。
観察眼に優れた鑑識官であるが、刑事志望で捜査一課に憧れている。

「まぁ昔はそんなハイテクなものはありませんでしたからねぇ」
笑いながら写真を分析しているのは4係の係長で写真分析のスペシャリストのベテラン鑑識官の小野武彦だ。
鑑識一筋で鑑識課の事情もよく知っていて万理華らにとっては父親的存在だ。


「それにしてもまりっか君が何で刑事みたいに現場や犯人のところへ行って説明するのか理解できませんね。僕は嫌ですよ」
そう言うのは同じ4係で主に微生物など生物学的なところからの分析を得意とする鑑識官田中直樹である。
彼は生粋の科学ヲタクであり何度も科捜研への異動を願い出ているが未だに叶えられてはいない。

万理華は証拠物分析のプロで知られる。
小さなものから大きなものまで細かな証拠を分析して真実を聞く。それをモットーにしている。


「警視庁より臨場要請。台東区上野の不忍池にて男性が浮いているとの通報あり。直ちに現場へ出動せよ」
臨場要請を伝えるベルとアナウンスが入る。
全員が支給されているジュラルミンケースを肩にかけて足早に出ていった。

すみません今日はこの辺で

また明日更新します
では、おやすみなさい

>>49
乙

また明日よろしく

また個性的な同僚だな
メンは鑑識にいないの？

つまんねえ

なら読むな

つまらないならそのまま読まなきゃいいのにいちいち書いてくる奴は何なんだろ？

こういう類のスレは大体作品の善し悪しじゃなく読者が暴走して荒れる
2ちゃん初心者も多いから構ってキチガイ刺激して更に悪化するケースがほとんど

まあこの作者は前は本スレによくいたから分かってるしそう荒れないだろう

今日も期待

誰が出てくるか期待だがメンが犯人や被害者はマジやめて

保守

丹羽多聞アンドリウのプロデュースでまりっか主演の
事件解決ドラマを本当に作って欲しい
こんなに女優向きのアイドルなんてそうめったにいるもんじゃないよ

>>59
俺は相棒スタッフで作って欲しいな
まあ誰でもいいからまりっか主演のサスペンスドラマ期待

嫁の真夏さん含めてドラマ化希望

さゆりんご妄想は最初は素晴らしい出来だったが途中で無理な設定や作者の本スレでの言動が明るみになり途中で投げ出してしまったからな

嫁の真夏さんも凄い話だったがとてもよく書けてた

おーぷんにドラえもんとかいうのあったけどあれは作品の善し悪し以前に作者がここの作者から低評価されたの恨んで読者とつるんで荒らしたりしてるからな

2ちゃんがどういうとこか分からないらしい

ん？

期待

まりっかりっかもんとりーぼ