1 :
名無しさん@実況は禁止です:
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・
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ゴォォ―――…
高速道路を進む、ニ台のバス。
その車中には、夏の全国ツアーの最終公演を終えたAKB48の公式ライバルグループ
『乃木坂46』のメンバー達の姿がある。
彼女達は公演直後の打ち上げも感慨に浸ることも程々に、その疲弊しきった体を一刻も早く休めるためバスに揺られていた。
「ほんっとに、すごかったね…!」
「うん、超楽しかった…!」
二台のバスのそこかしこで興奮冷めやらぬメンバー達の声が聞こえる。
最終公演は大成功の内に幕を閉じたのだ。
しかししばらく進む内に、やがてそんな話し声も聞こえなくなった。
その時ふいに、前方のバスが道を曲がり…
ゴォォ―――…
海岸線をバスは進む。
バスの中には…乃木坂46の一期生達の姿が見える。
先ほど前方を走っていたバスのようだ。
後続には…二台目のバスの姿はない。
なにかがおかしい。
しかしそのことに、すっかり眠り込んでいるメンバー達が気付くことはない…。
そして港が見えてきた、
その時、
シュゥゥ――…
煙りが車内に充満し……
2 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 08:48:50.27 ID:9NK330d60
次に目を覚ましたメンバー達が見たものは、教室のような場所であった。
高々と太陽が昇る窓の外には…自然の景色が見える。
教室のようであるが、それは山にあるらしかった。
次々に目を覚ましだしたメンバー達の口から驚きの声がもれる。
番組のドッキリなのか…キャンプの企画か…。
なにひとつ状況を把握することの出来ないメンバー達は、まだ眠りの覚めやらないぼんやりとした頭を振るしかなかった。
これが、想像を絶する冒険の始まりであるとも知らずに―――。
その時、
教室のドアが開きストールを巻いた一人の男が入って来た。
3 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 08:54:03.35 ID:9NK330d60
「おはようございます。」
乃木坂46を統括している、ソニーミュージックの今野氏だ。
「えー、乃木坂46全国ツアー、みなさん、本当にお疲れさまでした。みなさんの頑張りのおかげで今回のツアーも大成功を収めました。
ここは疲れも溜まっていることと思いますので、ゆっくり休んで下さい。
…と、言いたい所なのですが。」
今野氏は大きく息を吐いた。
「みなさんにはこれから、戦いをして頂きます。」
誰も言葉を発しない。
それどころか、息の音もしない程の沈黙が張りつめている。
「…はい、大変みなさんらしい反応だと思います。普通なら怒るなり笑うなり、何らかの反応を示すものなのですが…。
言っておきますが、この話は本当です。今からみなさんには、紛れもなく生死を賭けた戦いをしていただくのです。」
今野氏はメンバー達を見回した。
「誰もが納得し得るセンター…本当のセンター…。それを決めることは、乃木坂46の今後の飛躍のためには必要不可欠です。
ですから、正真正銘、生きるか死ぬかの力の比べ合いによってセンターを決めます。これなら誰からも文句は出ないでしょう。」
今野氏は続けた。
「…異存はないですね?では、ルール説明に移りたいと思います。」
4 :
名無しさん@実況は禁止です:2013/12/09(月) 08:55:10.50 ID:+7x2pfaE0
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5 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 08:57:08.89 ID:9NK330d60
「みなさんの机には一人に一つリュックサックが置いてありますね?
その中には食料や地図などが入っていますが武器は入っていません。中身を開けて確認してみて下さい。」
恐る恐るメンバー達がリュックサックを手に取る。
「…では、みなさんはどのようにして戦うのか。
これを、」
今野氏は教卓の上に紫色の錠剤の入ったビンを置いた。
「飲んで頂きます。」
「これは、飲むと各々それぞれに見合った特殊能力が表れるという、我が社をあげて特別に開発した薬です。」
ここで初めて、どこかで小さく息を飲む声があがった。
「1時間後からその効果が表れますので、名前を呼ばれた順にここを出る前にまず隣室でジャージに着替え、そしてこれを飲んで頂きます。」
そして今野氏は教卓の下から冊子の束を取り出した。
「自分の能力についての説明書を配布するので、必ず1時間経ってから読んで下さい。なお、付属品のある方はその用途についてもしっかり理解して下さい。
そしてその力を使って、戦いをして頂きます。」
「…ただし。」
6 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 08:58:37.52 ID:9NK330d60
「強い力と弱い力。みなさんの能力には間違いなく、差があります。」
続く今野氏の言葉に、教室のあちこちから小さく声がもれた。
「…ですので今回はそのことに対する特別措置として、強いメンバーに対して不可避の攻撃を与える事が出来る『権利』を有するメンバーがこの中にいます。
多少の制約は伴うものの、それはかなり強い力です。
つまり、もし強い力を持ったとしても、自分に対して死の一撃を与えられるメンバーはいるかも知れないということです。」
今野氏はその言葉が充分にメンバー達にしみ込むのを待ってから言った。
「…君たちがいるのは格差社会なんだ。
だからこそ、戦い合わなくてはならない…そして勝ち残らなくてはならない…。では――」
「――ゲームの始まりです。秋元真夏、来て下さい。次の人は前の人が出発して5分後に出発します。」
7 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 09:05:15.88 ID:9NK330d60
・
・
・
…数時間後――――
PM 14:50
小屋からそれほど離れていない林の中。
その林からすすり泣く声が聞こえる。
見ると、一人のメンバーが林に入ってすぐにある斜面の木にひっかかっている。
秋元真夏だ。
彼女は名前の順で一番に名前を呼ばれて小屋を出たあとすぐ、この林の斜面で足を踏み外してしまったのだ。
「なにがなんだか分からない…戦いなんて…そんなの私には出来ないよ…。」
彼女は怯えきっていた。
「私はドジだし力も運動神経もないから…どうせすぐやられちゃうに決まってるよ…だったらいっそ…。」
彼女が運良く木にひっかかっていたリュックサックから腕を抜こうとした…
その時、
「なにやってるの?」
背後で突然声が響いた。
???「…それ、もしかして断崖絶壁から落っこちそうとか思ってる?下まで2メートルもないよ。」
8 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 09:07:37.96 ID:9NK330d60
…秋元真夏が斜面で足を踏み外した直後、ゲーム開始序盤――――
PM 12:30
伊藤万理華に支給されたのは一台のノートパソコンだった。
彼女は小屋を出て逃げ始めてすぐにそのことに気づいた。
(重い…!重いよこのリュック!でも止まっちゃだめだ…止まったら誰かに…どこか隠れる場所!)
彼女は辺りを見回し、山小屋の裏手に古びた井戸を見つけた。
そしてその中に入りみふたを閉め、息を殺しリュックサックを開けると…
(ノートパソコン…!?どういうこと!?)
彼女は訳が分からぬまま、隙間からもれる明かりに付属品の説明書をかざし読んだ。
(このパソコンは…メンバー間で攻撃がなされた時…その実況を読むことが出来る…また…メンバーそれぞれの能力を知ることが出来る…!
待って、これってさっき薬飲んだ意味あるの…!?もしかして今すぐ…!)
彼女が震える指でキーを叩くと、
(電源ついた!!!…よし、まずはみんなの能力を見なくちゃ!!!)
9 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 09:09:24.80 ID:9NK330d60
「…花奈!?花奈の声!?ねえ助けて!降りられないの!」
「…しかも下は落ち葉の山だから着地に失敗したとしてもクッションになってくれるはずだし。まあ、いいや。ちょっと待ってて。」
突然現れた中田花奈が何ごとかを唱える声が聞こえたとたん、秋元真夏は自分がつかまっていた木が大きくしなるのが見えた。
「怖かったよ…!」
地面に降りた秋元は腰が抜けたようにその場にへたりこみ、堰を切ったように泣き出した。
10 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 09:11:00.20 ID:9NK330d60
―――同じ頃…
PM 15:00
畠中清羅。大和里菜。
普段から仲の良い彼女達二人は、どちらからともなく山小屋を出たそばで待ち合わせをして当然の如く行動を共にしていた。
畠中「うーん…なんか結構歩いたような気するけど、うちら一体どこ向かってんだろw」
大和「えーっとね、ちょっと待ってね今地図見てあげる…。なんか、小屋のあった山?をどんどん下山してるっぽい。」
畠中「下山してたとかw全然気づかんかったw結構緩やかな山なんかなぁ…?まぁ適当にこのまま進み続けよwってかさぁ…。」
畠中「りなの能力ってなんなん?w」
大和「うん、里菜の能力はね…《トマト》…トマトが栽培出来るの…。」
畠中「トマト栽培!w何それうけるw全然役に立たないやん!w」
大和「そうなの!りなもショックだったの!だから続きも全然読んでない…。せいらの能力はなんなの?」
畠中「うーんとうちの能力はね…これなんだけどさぁ実は読めないんだよねw」
畠中は説明書の能力名を指し示した。
大和「ええっ何これ!私も読めないよ…《ダイトキバケ》???説明文はえぇと…その名の通り《ダイトキバケ》を起こすことが出来る能力…。
これじゃどんなことが起きるか、いまいちよく分かんないよ。これ、あんまり使わないでいた方がいいんじゃない?」
畠中「うん、うちもそう思う。だからとりま、うちらは歩き続けよw」
―――その時二人の歩いている遥か後方には、同様に行動を共にしている二人組の姿があった…
11 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 09:12:57.84 ID:9NK330d60
しばらくして秋元真夏が泣き止むのを見て中田花奈は言った。
中田「ここ、最初の小屋のすぐ近くなんだけど…まさか真夏今まで、ずっとここでぶらさがってたわけじゃないよね?」
秋元「うん…ぐすん…最初に呼ばれて小屋を出たあとすぐに転んじゃって…。」
中田「もう3時間経ってるけど…。」
秋元「だって…ぐすん…花奈はずっとこの近くにいたの…?」
中田「うん。みんなの様子をうかがおうと思って。」
秋元「ぐすん…どうしてそんなに冷静でいられるの?」
中田「正直、そろそろこれくらいのサプライズはあるんじゃないかなって思ってた。だからそんなに驚かないよ。
それに、思う所は色々あっても泣いたって始まらないし。アイドルはただ踊らさられるだけじゃなくてもっとメタな視点を持たなきゃ。」
淡々と語る中田の横顔を見ながら、取り乱していた秋元は自らも落ち着きを取り戻していくのを感じた。
中田「ところで…真夏は『権利』持ってる?」
秋元「あ…まだ説明書もなんにも読んでなかった…ずっとぶらさがってたから。うん、ちょっと待って、見てみるね。」
涙を拭った秋元が自身の説明書を読み上げた。
秋元「私の能力は…《釣りったん》だって。ズッキュンした相手を一時的に麻痺させることが出来る…。そして『権利』は、持ってないみたい。」
中田(そう…。真夏なら推されてる方だしもしかしたら『権利』持ってるかなって思ったんだけど…。)
中田は唇を噛み締めた。
秋元「…ねえ、さっきどうやって私を助けてくれたの?花奈の能力は?」
中田「あぁ、うん。分かった。じゃあ少し離れた所に立って。」
12 :
名無しさん@実況は禁止です:2013/12/09(月) 09:13:42.35 ID:nFPx4uw50
殺しあうのにセンターもクソもないだろっていうツッコミは野暮だよな
13 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 09:15:06.87 ID:9NK330d60
…畠中清羅、大和里菜がまだ山小屋を出発すらもしていない頃――――
PM 13:30
鬱蒼と広がる森の木々の中、ひときわ高く巨大な木の上に、何か動くものがいる。
生駒里奈だ。
「ふーっ。しばらくはここでしのげそうだってばよ…。」
彼女は《少年漫画》の能力で、少年漫画の登場人物並みの身体能力を手に入れていた。
「特にうちは忍者ものが好きだから…こうやって木に登るくらいおちゃのこさいさいだってばよ。…ん?気づくとなんだか口調も。」
彼女は比較的最初に山小屋を出たあと、あまり力がないため森の中で立ち往生していた。
そんな時一時間が経過し能力が覚醒したため、とりあえず腰を落ち着けようと見渡す限りで一番高いこの巨木に登ったのだった…。
「ここまで登れば誰にも見つからないだろうしね…。さて。こうやって落ち着いたからには考えなきゃ。
うちの大好きな乃木坂のメンバー達が、戦い合わなきゃいけないこの現状を…。」
,! \
,!\ ! \ こういうスレ、マジでもういいから・・・
i \ l \,,..__
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15 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 09:28:52.78 ID:9NK330d60
―――生駒里奈が巨木に腰を据えたと同じ頃…
この戦いに、最も乗り気なメンバーがいた。
井上小百合だ。
彼女は最初こそ怯えはしたものの、山小屋で今野氏から説明を聞く内にある考えが胸に芽生えたのだ。
これはもしかして…!
彼女は息を飲んだ。
順番待ちをしている最中も、彼女は唯一、他のメンバーとは違う意味で震えていた。
早く小屋を出て、早急にそれを確かめたい一心でジリジリとしていたのだ…。
そして前半に名前を呼ばれた彼女ははやる心を抑え、誰にも邪魔されそうもない場所を求めて必死にさまよった。
その結果森を越え、誰よりも早く島の北西部、滝つぼの洞窟まで辿り着いていたのだった。
そして今まさに、震える手で説明書を開いた。
「そんな…。」
16 :
もぅ限界。 ◆KB/88TZr6c :2013/12/09(月) 09:35:46.63 ID:e53ytr890
/\___/\
/ ⌒ ⌒ ::: \
| (●), 、(●)、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, | < AKB 版書いてた人かな?
| ト‐=‐ァ' .::::| \_____
\ `ニニ´ .:::/
17 :
名無しさん@実況は禁止です:2013/12/09(月) 09:37:16.20 ID:PYmrGnDf0
____,....
,. ‐';ニ"´ニイ:i!:、ヽ:.:`ヽ、_
/.:///:.イ:.|:|:|i:.:ヽ:.、ヽ:、ヽ、
:.:/:/./://:|:.:|:!:|:|i:.:.:゙,:.:.:.リ:.ヽ\
./:.:/:/:.:.//ハ:.:i:.:l:.:.i:.:.:i:.ヽ`:|:!:.:ヽヽ
:.:/.:/:.:./:.l!::.:.ハ:.V:.;、:i:.:.|:.:.ヽ|:.i:.i:.:.',:.゙:,
/l!:/.:.:/|!.|:.:./ハ:',:|:ヽ:、|!:.:.:.ハ:.||:.',:.i:、:',
!|l,:!:.:.:.:|.| |レ/∧:l:メ!:.ヽ:.:|:.|/:.i:.リ:、',:|:.i:.i
:|l.|:.:.:.:|!.:|:.//¬i:.{‐、.:|.ト、:l:|、:.!:.:.i:ヽ|:.|:|
i:.:| |:.:.|l:.:.l/ィ示ヽミ !.メ| 〉ヽ!:|_!:.|:i.:N:.|
:.:.l!:l、.:.:l、:l`ヽ::ノ_, ' リ |i |.,.ィl、.|::!||:.メ:リ
、:.l!.N、:い!. !く:::ソ } |:.:|/:/
!:i、.i!リ ヽ! , `~ /|:ノ:/
:.i|:iN ` .: ノ /:!レ/′ ニヤニヤ
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小| ヽ `''ー‐`'' /|/l
:.:トヽ \ / r‐-、r‐-、r‐-、r‐-、
N|`ヽ ヽ、 , '´ ┌───────┤ || || ||_..._|‐───────┐
``'''‐- ..,_ iT"´ | ー──────‐ |_...._|| ||_...._|ヽ_,ノ. ─────── |
、_ ``''‐N、 | DEATH NOTE .ヽ_,.ノ|.-‐.|ヽ_,ノ |
`ヽ、 i | ─────────. `ー' ー‐─────────‐ |
、 `ヽ、 | |
>>1 : |
、`ヽ、 \ | | ──────────‐ :. ──────────‐ |
\ \ ヽ.|ヽ | : |
ヽ ヽ | \ | ──────────‐ :. ──────────‐ |
18 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 09:40:01.41 ID:9NK330d60
???「あれは…。」
井上小百合が滝つぼの洞窟に辿りついてから1時間ほどが経った頃。
生駒里奈のいる巨木の先、河川敷の茂みに何者かの姿があった。
どうやら身を隠しているようだ。
その視線の先には、危なっかしげに歩く小さな人影がある…。
???「よし…。あとをつけてみよう。あ、一応。能力発動…」
19 :
◆Rc4ts01HOM :2013/12/09(月) 09:50:25.82 ID:9NK330d60
「じゃあ、いくよ。」
そう言うと中田花奈は手を高く掲げ早口で言葉を唱えた。
「なかだかなかだかなかだかな!…これくらいいでいいカナ?」
秋元真夏には中田が掲げた手を自分に向けるのが見えた。
その瞬間、
「!?」
彼女は体の周りに得体の知れない何かが出現したのを感じた。
「ちょっと痛いかも知れないけど。」
そう言いながら中田が広げた手のひらを閉じると…秋元はぎゅっと体がきつくしばられるのを感じた。
20 :
名無しさん@実況は禁止です:2013/12/09(月) 10:12:24.62 ID:cUHWqqu00
なかなかおもろい
続き頑張れ
21 :
名無しさん@実況は禁止です:2013/12/09(月) 10:13:25.99 ID:uOscZn/u0
セリフの前に名前が書いてないと読む気にならん
小説っぽくていけない
説明文はなるべく省いたほうがよい
22 :
名無しさん@実況は禁止です:2013/12/09(月) 10:18:54.78 ID:9NK330d60
結構面白い筋書きあるんだけどな…ちょっと文章やり直して立て直す
こっちは落としてくれてかまわない
ありがとう!
23 :
名無しさん@実況は禁止です:2013/12/09(月) 10:20:22.26 ID:xL8pm5Sv0
25 :
ルナ:2013/12/09(月) 10:52:32.58 ID:VPbEZ/8zi
今更バトロワかよwwwwwwww
チラ裏にでも書いてろカス
26 :
ルナ:2013/12/09(月) 10:53:48.81 ID:VPbEZ/8zi
>>21 ついでに台詞も省いてスレ自体落としてくれた方が良い
27 :
名無しさん@実況は禁止です:2013/12/09(月) 10:58:47.22 ID:kM5NmfjO0
お前ルナじゃねーだろ
勝手に他人になりすますなカス
28 :
◆Rc4ts01HOM :