指原嫌いのHKTファンという立場・・・ Part.2

このエントリーをはてなブックマークに追加
22◇◇◇
指原とAKB選抜総選挙2013

1ヶ月前のイベントだが、今年は例年にない展開と雰囲気が生じて関係各位に様々な戸惑いを与えたようである。
このイベントについて若干思うところがあったので記しておく。
こうしたイベントでは人間の本音・願望が態度・言葉に出やすくなる。
人間観察的にはそこが面白い。

指原莉乃(*1)の1位はある意味で順当な評価である。
1年前の逆境を乗り越えて博多の地で逞しく自分を磨いた結果、多くの人が納得する1位であり、
それは彼女を支持する人たち(多くのファン、博多や大分の人々、等々)の
応援する姿を見れば明らかである。

一方、この指原の1位を不当だと考えて憤りを感じている人々がいる。
そうした人たちは「アイドルとはこういうもの」という固定観念を抱いており、
その凝り固まったイメージの世界から抜け出せない保守的で変化を好まないタイプと言える。
確かに指原は従来の伝統的なアイドル像とは異なるタイプではある。
しかし今の社会や時代が求める何かを彼女はその個性や生き様を通して与えたのであろう。
その結果としての1位なのだと考える。

今回の総選挙結果は御大である秋元康ですら保守的姿勢にさせてしまうほど
革命的だったようで、指原に依れば「総選挙結果を受けて秋元先生に挨拶に行ったが
露骨に嫌な顔をされた」ということである。

これが事実なら秋元康は自語相違の矛盾を露呈したことになる。
秋元は普段から口癖のように「予定調和の打破」(*4)を周囲に説いていることでよく知られている。
指原の1位は正に手垢がついたような古いアイドル像を超越する予定調和の打破そのものであり、
実に面白い事、である筈なのだが・・・。
指原の1位を納得出来ない秋元の態度は一般のアイドルファンと変わらない
予定調和を求める保守的で皮相的な態度そのもののように思える。
彼はこの先、そうした自己矛盾に気がつくことがあるのだろうか。
23◇◇◇:2013/08/20(火) 12:42:45.94 ID:jIYcvYT80
大島優子の態度と言葉にも矛盾が含まれていた。

大島は3位が渡辺麻友だと判明した時点で不服そうに眉をひそめて「えーっ?」という顔をした。
さらに2位が自分(大島)だと判明した時点で彼女は呆れたように吹き出した。(*5)
そして2位を受けてのスピーチでは「涙の一つも出ない。
おなか抱えて笑ってしまう総選挙は初めてです」
「(指原センターで)どんなコミカルグループになるのか」などと発言して会場の笑いを誘っていた。

これは一見すると大島が抱く悔しさを大人の態度に昇華させたものとして
一部で高く評価されているようだが、しかしここには大きな矛盾がある。

大島は2011年の総選挙でのスピーチでは「私たちにとって票数は皆さんの愛です」と宣っているのである。
この言葉に嘘がないなら、真心の言葉であるなら、今年の大島の態度と言葉は
指原に15万超の票を与えたファンの人々に対して失礼極まりないことであり、
侮辱的な態度と言えるだろう。
何より大島自身が自語相違であり矛盾を露呈している事に気づくべきであろう。
残念なことである。

大島と言えど結局は自分に都合の良いことは美化し、都合の悪いことは
見下して笑い飛ばして否定する、ということである。
たとえそこに自己矛盾が含まれていても、だ。
これは秋元康も含めて思い上がった人間にありがちな態度であり見苦しいものである。

大島のスピーチや態度から見えたことは、そもそも大島が指原を見下していることであり、
指原の1位が何を表しているのか理解できない内側の苦悶である。
その苦悶を悟られないように笑いに転化したスピーチであの場を乗り切った、とも考えられる。
大島は芸歴が長く、それくらいを取り繕うのは余裕なのであろう。

大島と指原は仲が良く、大島も指原に種々のアドバイスを与えているということだが、
しかしあの会場のあの瞬間に大島は無意識に本音を態度と言葉に出してしまったように思える。

大島のモットーは「初心忘れず」というのをどこかで読んだことがある。
彼女は仕事の経験も豊富であり有能な人物であることは間違いないが、しかし昨今の姿を見ていると、
いささか初心を忘れて慢心を抱いているのではないか、という疑念も感じられる。
24◇◇◇:2013/08/20(火) 12:44:48.80 ID:jIYcvYT80
問題はステージ上だけではない。無名の一般大衆もこれに該当する。

あの日、指原の1位が確定的となった時点で会場の日産スタジアムから帰途につく客の姿が目立った。
彼らは彼らなりに総選挙のイメージというものを持っており、出てきた結果があまりにも
彼らが抱くイメージと乖離していてその場に居続けることが耐えられなくなって退出した…

概ねこんな理由であろうと推測される。

心理的に耐えられないと言っても実態はアイドルの人気投票である。
彼らが期待していた結果と違うからと言って何も途中退出する必要もないと思うのだが。
途中退出はそもそも指原と指原を支持した人たちに対して失礼なことである。
誰が1位になろうが素直に祝福することができないのだろうか。
誰もが予想しなかった想定外の展開を「サプライズ」「予定調和の破壊」として
エキサイティングに面白いこととして受け止めることはできないのだろうか。
不思議である。

途中退出された人々はこれほどまでに未熟で幼い精神性しか持ち合わせて
いなかったのであろうか…と寂しい気持ちにもなる。
25◇◇◇:2013/08/20(火) 12:49:26.01 ID:jIYcvYT80
もう一つ。
漫画家・小林よしのりである。

このもうすぐ還暦を迎える傲慢な漫画家は指原に対してありとあらゆる悪口雑言罵詈讒謗を投げつける。
この人物もまた「アイドルかくあるべし」という主観的で凝り固まったイメージの虜囚なのである。
こうした精神的・心理的に柔軟性を失った老人には指原の魅力と価値は
一生理解できず、それ以前に気付きもしないのであろう。
日産スタジアムでの回線を通した指原とのやりとりで小林は指原に対して
大声で「バカヤロウ!」と暴言を吐いている。
これだけとっても小林の人間としての程度が知れる、というものである。

さらに・・・
総選挙以後、指原を批判・否定する小林の元には批判コメントや罵詈雑言が多数届いているという。
小林はそれらを「指原ヲタの実態はこれだ!憎悪に凝り固まっている」としてブログ上で公開している。
それらは確かに強烈な言葉の攻撃と言えるものであるが、しかしちょっと待て。
そもそも、そうした汚い言葉で指原を攻撃しているのは小林よしのり自身なのである。
指原を「悪魔」呼ばわりする小林は他人の批判をする資格があるのか?
そもそも「憎悪に凝り固まっている」のは小林自身なのだ。
総選挙会場での「バカヤロウ」もそうだし、「指原が1位になると日本は駄目になる」
「日本経済が滅茶苦茶になる」などの妄言としか言いようのない幼稚で意味不明な言葉の数々。

小林が受けている攻撃とやらは小林自身がやっていることが
ブーメラン的に返ってきているだけ…とは言えないだろうか。

フジテレビで7月16日深夜に放送された評論家達に依る総選挙の感想戦とやらでも小林は
相変わらず浅はかで皮相的な発言ばかりで呆れ果てた。
ひとことで言うなら子供のようであった。

彼の発言は普遍的妥当性を持たない戯言でしかない。
個人の主観の域を出ない内容であり、自分の個人的願望が世界で唯一
正しいと思い込んでいる姿はひたすら醜悪であった。
主観や願望を公の場で語り訴えるということは本来難しく、慎重にやらなければならないことだが、
小林にはそうした大人の分別や配慮は皆無である。
そして相変わらず「バカヤロウ」発言も繰り返していた。
つくづく無礼で幼稚な人物である。

小林は同じ漫画家の大先達である赤塚不二夫先生の「これでいいのだ」
という言葉をよく噛みしめて考えることだ。
これにはとても深い意味が込められているのだが、小林にそれが理解できるであろうか。
26◇◇◇:2013/08/20(火) 12:53:12.35 ID:jIYcvYT80
・・・さて、こうした諸現象を逆から見てみるならば、
指原の1位はそれほどまでに多くの人を無意識裡に大きく動かし得た…ということである。

これは真に凄いことであり、その多大な影響力がもたらした諸事実・
諸現象は実に面白く見事というほか無い。
これほど予定調和を超越する面白いことはなかなかないだろう。

<文中敬称略>

------------------------------------

(*1)
昔、バンジージャンプがどうしても飛べなくて(*2)ヘタレぶりが全開だった指原だが、
実際はここ数年で彼女は人間的に大きく成長し人間的な魅力を持つようになった。

総選挙に於ける指原の順位は年を追う毎に着実に上がっている。
初回の2009年は27位。2010年は19位。2011年は9位。2012年は4位。
そして今年、2013年はついに1位を勝ち取った。順位は一貫して上昇し続けたのだ。
2012年の逆境(*3)をものともせずに着実に順位を上げ得た事は驚異的ですらある。

そして、非常に若いHKT48のメンバーの成長に大きく寄与した手腕はもっと高く評価されるべきであろう。
そうした作業・仕事を通して指原は確実に人として成長している。
実際、運営と秋元康はそこを評価したからこそ指原をHKT48劇場の支配人に任命したのであろう。
支配人と言うポジションは名誉職ではなく、れっきとした責任職であり、決して
ジョークではなく指原の能力と本気に対する正当な評価の一つなのである。
劇場には元々の専任の支配人が居るが、指原の支配人はいわゆるプレイングマネージャーに相当するものだと思われる。
秋元康は早くから指原のプロデューサー的才能を見ぬいて、彼女をそちら方面に
緩やかに誘導しているように見える。現在、SKE48の終身名誉研究生・
松村香織の曲をプロデュースする任務をこなしている指原だが、こうした才能・センスも含めて
我々は新しいアイドル像を今、目の前にしているのだと思う。
27◇◇◇:2013/08/20(火) 12:57:35.82 ID:jIYcvYT80
(*2)
バンジージャンプに挑戦する機会は期間をおいて2度あったが、指原はその2度とも飛べなかった。
ちなみに最初の時、板野友美は若干の躊躇はあったが、恐怖心に打ち勝ってバンジーを飛んだ。
良い意味で見た目とのギャップを感じた瞬間であった。

(*3)
逆境の発端は週刊誌の記事である。
先日(7月2日)、指原が「さんま御殿」(NTV)に出演した際に指原自身が
「週刊文春に感謝している」と皮肉なユーモアを述べたが、これを文字通りに受け取って
「(文春に感謝するなんて)けしからん」と憤るファンがいるようだ。
だがその憤りはいささか単純過ぎると共に的はずれであると言わざるを得ない。

指原は決して本気で感謝しているのではなく、逆境が引き起こした一連の経緯を
人生(運命)の不思議と捉えた上で皮肉ユーモアも含めてそう言ったのである。
きっかけが何であれ、指原の人生が大きく動き、人間性を磨くことになり、
その結果として多くの人々の支持を得るようになったのは厳然たる事実である。
そして一連の経緯を俯瞰した時、最初のきっかけとなったのは紛れもない週刊文春の記事なのである。

すなわち指原に対して悪意をもって記事を掲載した週刊文春ですら
結果的に指原の人生を成功へ導く橋渡しをしてしまった訳で、これは正に痛快な出来事と言えるだろう。
28◇◇◇:2013/08/20(火) 13:00:00.69 ID:jIYcvYT80
(*4)
秋元は予定調和を嫌うことで有名だが、しかし十年一日のように予定調和をやり続けている一面もある。
それは音楽面(曲の純音楽的側面)だ。

彼が送り出す曲はいかにもヒットチャートの音楽そのものであり「音楽的には
予定調和そのもの」の世界である。
音楽的な切り口(詞ではなく)で見た場合、それは退屈極まるほど
芸術性とは無縁の音楽である場合がほとんどだ。(数曲の例外はある)
しかも洋楽の過去のヒット作品の旋律や和音進行を明らかにそのまま引用したものも少なくなく、
創作という観点からは失笑が漏れるほどの体たらくである。
それはCDを買ってくれるお客さんに対して失礼でもある。

秋元は音楽を理解してはいないし、音楽を語る言葉も持たない。
従って音楽を作る事もできない。
彼にとって音楽はよく分からない分野であり、曲は彼の作品を構成する部品(パーツ)の一つでしかない。だから外部へ「発注」するのだ。

こうした人物が音楽をプロデュースしている(実権を持つ)のだから、
予定調和に堕してしまうのもある意味で仕方ないのかもしれない。
自分が得意な世界(歌詞等の言葉、映像、商品の売り方)ではドヤ顔で「予定調和の打破」を語る。
インタビューでは「新しいことをやると必ず批判される」などとドヤ顔で語っているが、
こと音楽面に限っては何一つ新しいことなどやっていない。
ヒットチャート音楽の枠内で予定調和的な極めて希薄化した音楽しか提供し得ていない。
それは厳然たる事実。

それに気が付かないのは正に彼が音楽の素人であるからにほかならない。
しかし秋元にとってはそれは恐らくどうでもいいことで、彼の最大の関心は
純音楽的な価値よりも予定調和よりもAKBを商売のシステムとして効率良く稼動させていくことであるはずなので、
そもそも予定調和の矛盾を指摘したり音楽性云々を言うこと自体が野暮というものであろう。

権力者は自己矛盾など気にしないのだ。
29◇◇◇:2013/08/20(火) 13:04:04.88 ID:jIYcvYT80
(*5)
3位発表時に大島が不服そうな表情になったのは、
指原が2位以上の順位を取ることに納得出来ないからである。
その背景には指原を見下している大島の思い上がった姿勢がある。
さらに指原が1位の理由、彼女の何が優れているのか理解できない焦りの心理がある。(*6)

そして2位が自分(=大島、つまり指原が1位)だと判明した時点で吹き出したのは、
この事態が完全に納得できず受け入れがたいからである。
だから大島はこれを笑いに転化してこの総選挙自体を感動とは無縁で
無価値なものに変えてしまおう(総選挙の全否定)と考えたからあのような態度と言動になったのだ。
これは現場における大島の無意識的な思考と判断を示すものである。

(*6)
これは秘かに会場を訪れていた前田敦子にもそのまま当てはまる。
前田は指原1位に対して無感動で「涙も出なかった」とインタビューに答えている。
ここにも大島の場合と近似した心理状態が見て取れる。

‐‐‐‐‐‐‐‐

関連スレ

なぜ前田敦子は指原莉乃を認めないのか
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/akb/1376910939/