児童ポルノ問題などに詳しい奥村徹弁護士(49)は問題となった写真について「アウトです」と言い、
「児童ポルノ」に抵触すると指摘した。「一見して18歳未満の男の子が女性の乳首を触っているように写っている。
『2号ポルノ』に該当する行為です」とした。2号ポルノとは「児童が他人の性器などを触る行為に関わる姿で
性欲を興奮させたり刺激するもの」。この「性器など」に該当するのは性器、肛門、乳首なのだという。
「写真では明らかに乳首を触っているように見える。法律上は、男の子が乳首を触らず、
乳房だけを触っていればセーフでした。乳首があらわになっていてもセーフでした」。
さらに「形式上、男の子が18歳以上だった、CGだった、実は遠近法で乳首は触っていなかったなどと
主張することもできますが、今回の場合は厳しいでしょう。このまま写真を差し替えて、関係各所に謝罪をしたほうがいい」
と話した。また「発行を自粛せず、その後、警察に注意を受けても発行や販売を続けてしまった場合には、
執行猶予は付くと思いますが、懲役5年の刑を受ける可能性もあった」という。
今回の講談社の対応について「迅速だったので賢明な判断だったと言えます」とした。
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