マジすか学園 Zero

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1名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中
「ばぁーちゃん、行ってくるな」
「優子、あまり無理しちゃダメだぞ」
「わーってるて!今日から新しい学校だからよ!てっぺん取るさ」
「なにを言ってんの?!」
「ははっは、冗談だよ・・ばぁーちゃんには心配かけないよ」

「じゃあ、行ってくる!」

落書きだらけの塀の向こうには県内の不良が集まる高校があった・・
馬路須加女学園
そこにこの大島優子は転入する事になった・・
「おっーし!なんかすげぇ学校だなぁ、つえー奴いるかなぁ!」
2サド ◆AKB48.oSZE :2012/06/20(水) 01:52:15.74 ID:ts6gYVGt0
>>1
つまんない
あと二回は原作みた方がいいよ
だいたいガラケーでにちゃんってこと自体低脳丸出しだし
3名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 01:52:58.93 ID:47K5M59F0
続けたまえ
4名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 01:58:26.19 ID:U1zZNz0EO
優子が校舎を歩いていると、1人の婦人が声をかけてきた
「ユーがトゥデーからマイスクールにくる大島優子ね」
「ああ!誰だ?お前」
「そうね、ミーは校長」
「校長ったらこの学校の事教えろよ!誰が一番つえんだ?」
「そうね、ちょうどあなたの学年二年はなかなか頼もしい生徒達がいるわ」
「その子たちにますば勝ってからかしらね。 ラッパッパの事は・・・」
「ラッパッパ?」
「いえ、何でもないわ、ではYuko Oshima!good luck!」
5名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:01:33.72 ID:GSv+04qh0
ほうほうそうきたか続けよう
6名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:07:02.49 ID:U1zZNz0EO
優子が担任と2-A教室に入ると、すでに生徒同時で喧嘩をし、
中には鍋をしてる者もいた
「皆さん今日から転校してきた大島優子さんです、仲良くしてあげてください」
「大島優子だ!よろしくな!」
誰も聞いてはいなかった・・
ただ1人優子を見つめる生徒がいた
茶髪にネイル背は小さいが明らかに目つきが違っていた
その生徒が言った
「おい!ダンス!」
7サド ◆AKB48.oSZE :2012/06/20(水) 02:09:44.31 ID:ts6gYVGt0
>>6
ダンスはシブヤの二個下なんですけど、、、、
8名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:14:06.50 ID:U1zZNz0EO
「はい!シブヤさん!」
音楽にノって現れたこの生徒は明らかにシブヤの部下だった
一年だろう
「おいダンス、うちのクラスに新入りがきたからよ、ここの“ルール“ってもん教えてこい」
「わかりました!私1人でですか?」
その瞬間、ダンスの顔にシブヤの強烈な裏拳が入った
鼻血を出すダンス・・・
「お前は1人じゃ不安だ、兵隊貸してやるから何人か連れてけ」

「りょうかいです!」
9名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:15:26.40 ID:U1zZNz0EO
>>7
マジか(>_<)ミスった 確かにそうだわ
修正したい・・・
10サド ◆AKB48.oSZE :2012/06/20(水) 02:15:31.75 ID:ts6gYVGt0
>>8
はあ?ダンスはホルモンの一個下だから優子二年時はいねーつってんだろごみ死ねまじ死ね
11名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:17:49.77 ID:CSImjYGM0
飛び級して留年したってことにすればいいじゃない
12名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:19:03.44 ID:U1zZNz0EO
じゃあギャルサーの後輩で 今考えながらやってるから不備あったらすまん
13サド ◆AKB48.oSZE :2012/06/20(水) 02:20:01.86 ID:ts6gYVGt0
わろたwwwwww
やっぱり頑張れ
14名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:21:04.15 ID:AL2EvBUXO
>>1
面白そうなんで>>4の続きからやり直して続けて下さい
15名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:28:41.43 ID:U1zZNz0EO
「さてちょっと新しい学校では見てくっかな!」
席を立ち教室を出ると、そこには さっきのダンスと呼ばれていた少女がいた
そしてその後ろには十人はいるだろうか
ギャルがガンをつけてこっちを見ている
「なんだ?おまぇら、散歩したいんだからどけよ」
「シブヤさんの命でね、新入りの教育今からしなくちゃいけないの」
「新入り?あああたしの事か、いいぞ!おまえら強いんだろうなぁ!」
A「ダンスさん・・あの人やけに自信ありそうですけど大丈夫ですかね」
「シブヤさんの命令だもん・・・」
「大島優子!便所来い!」
16名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:31:38.97 ID:U1zZNz0EO
>>13
ありがとう 般若聴いてな(^O^)
>>14
今日早起きだから寝るまでにシブヤ編書き終えたいから許してくれ
17サド ◆AKB48.oSZE :2012/06/20(水) 02:31:42.18 ID:ts6gYVGt0
>>15
誤字ANDダンスのゴモリ感が表現できてない
18サド ◆AKB48.oSZE :2012/06/20(水) 02:32:15.25 ID:ts6gYVGt0
>>16
なんだよいいやつじゃねーか
はやくいえや
19名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:32:37.06 ID:U1zZNz0EO
>>17
改善してみる
20名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:39:37.93 ID:AL2EvBUXO
>>16
頑張ってね(^O^)/
21名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:44:01.22 ID:U1zZNz0EO
優子は囲まれて便所へ歩きながらもワクワクしていた
校長が言っていた「まずは二年」
それは恐らくあの茶髪のミニスカの生徒だろうと感じていた
と、その
「な、なに余裕こいてるんだよ、」
「え?おまえら制服着てないからこの学校の奴じゃないだろ?」
「よ、よくわかったじゃん、私達はシブヤが率いるギャルサーさ」 「シブヤさんはそのリーダー」
「新入りのたった1人あんたじゃか、勝ってこないんだよ!」
「やってみなきゃわかんねぇじゃねぇかそんなの・・・
マジでかかってこいよぉ?ギャルサーさん!」
22名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:44:38.79 ID:IICr0Dg80
ゼロってことは大堀とか野呂とか登場するんだよな?
23サド ◆AKB48.oSZE :2012/06/20(水) 02:53:36.48 ID:ts6gYVGt0
>>21
と、その
ダンスはいい感じ
24名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 02:57:31.46 ID:U1zZNz0EO
ダンス「いくしかないかなぁ・・ええぃおまえらやれーこのやろおー」

と言いながらダンスは後ろに隠れて事態の様子を見ていた

ダンスが目にした光景は・・・ “笑っていた”大島優子は笑っていた
10人ほどが優子に向かう中、優子は笑いながら殴り倒していた
一発、 一発である 殆どの生徒が優子の拳、蹴り、まさに瞬殺だった
「あれ〜もう終わりかよ〜なんだつまんないな、ん?」
隠れていたダンスが優子に見つかった
「おまえさーあのシブヤって奴の舎弟なんだろ?呼び出してくれよ、タイマンしたいんだ!」
「え、え〜それはちょっと無理ですよ〜」
バシッ
優子の裏拳がダンスの鼻に当たった
「わ、わかりましたよ〜伝えておきますから〜知らないですよー!バーカ!」

ダンスは鼻血を押さえながら去っていた
25サド ◆AKB48.oSZE :2012/06/20(水) 02:59:55.16 ID:ts6gYVGt0
サド「トリゴヤちょっとこい」
トリゴヤ「なぁにぃ〜サド。わたしお買い物行きたいんだけど」
サド「脱げよ。お前のおっぱいが吸いたいんだ」
トリゴヤ「もぅ!おっぱい星人なんだから〜」


〜完〜
26サド ◆AKB48.oSZE :2012/06/20(水) 03:03:25.50 ID:ts6gYVGt0
>>24
ダンスはシブヤ以外に敬語は使わない
シブヤが果たし状を届けさせた時にマジ女で学ランに会ってダンスはかなりビビったが敬語は使わなかった
27名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 03:05:55.43 ID:aFBXwxNm0
りなてぃんも出してくれ
28名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 03:07:42.47 ID:HoKX/rCe0
わっふるわっふる
29名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 03:09:21.22 ID:U1zZNz0EO
「し、シブヤさああん!」
「なんだよダンス」
シブヤは足のネイルを付けながらダンスの話を聞いた
「そ、それがみんなやられました・・・」
シブヤの手が止まった
「ああ?!兵隊揃えて負けて帰ってきたのかダンス!」
「いい!お前は立ってろ!」
「それとですね・・・伝言が・・・」
「ああ?」
「いえ、大島優子から伝言がありまして、屋上で待ってるからタイマンしようぜ!・・と」
その瞬間ダンスの鼻にシブヤの裏拳が入った 鼻血は出なかったようだ・・・
「ちっ二年抗争の忙しい時に・・まぁいいどこだ?」
「だから屋上です・・・」
「知ってるよ!」
シブヤの裏拳がダンスの鼻に入った・・
今度は鼻血が出たようだ

「にゃは〜ん・・・」
30名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 03:11:21.62 ID:U1zZNz0EO
>>22
このスレ残ってたら出したい
31名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 03:22:26.12 ID:nnSNPEekO
続きはよ
32名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 03:30:28.57 ID:q1WB1HPQ0
あけ
33名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 03:31:37.43 ID:U1zZNz0EO
---屋上---
「ちっこんなとこ呼び出しやがって」
「おー!来てくれたか!サンキューな!お前最初見た時強そうだなって思ってさ!」
「あたしはそんな暇じゃねぇんだよ・・・兵隊増やさなきゃならねぇんだよ!」
「なんでそんな焦ってんだ?喧嘩なんで2人いればできるだろ、」
ジブヤはなぜか覚悟を決めたように、グローブを付けた
「おっボクシングか?楽しみだな〜!」
ジブヤ「負けるわけにはいかねぇんだよ!おまえみたいなヘラヘラしてる奴には
何もわからないだよ!」
ジブヤの繰り出したパンチが優子の頬に当たった
「はっはー!いてぇぇ、やるなぁアハ」
「何笑ってやがる!」
ジブヤの左フックが優子に当たる
「アハハッボクシングかー」
「じゃあわたしは喧嘩をしようかな」
「あ?同じだろうが!」
ジブヤが右から繰り出そうとした時
優子はジブヤの足を踏み一瞬ジブヤの動きを止めた
その時優子の強烈なパンチがジブヤの腹部を命中した
34名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 03:37:50.12 ID:b1pBCiff0
>>16
般若・・・? ラッパー・・・?
35名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 03:41:38.03 ID:U1zZNz0EO
優子の強烈なパンチでジブヤは動けずにいた
その隙を優子は見逃さず、シブヤにタックルしマウントポジションを取った
優子「おい!今降参するならこれでタイマンは終わりにしようぜ」
「ふざけるな・・まだ終わっちゃいねぇ」
優子「そうかーじゃあ手加減しないからな!」
「きやがれ・・・」
勝ちの見えた勝負だったがそれでも優子はシブヤを殴った 何発か殴った頃、シブヤは口にした
「おまえ・・・手加減してるだろ」
「あっあーバレちゃったか・・・なんかお前の言葉がひっかかってさ!なんで兵隊っ集めてるんだ?」
36名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 03:55:27.69 ID:U1zZNz0EO
板野「なんも知らねーできたんだな・・」
「今の二年は最大派閥の篠田軍団、あたしのシブヤ軍団、
孤立してるが喧嘩が強い柏木、篠田と親友のトリゴヤ、
殆ど学校には来ないが熱狂的支持者もいる松井玲奈
これが今の2年だ・・・
そしてその上にはラッパッパ-- この学校最強の人らが集まっている
あたしらはその階段上るために今、戦ってるんだよ」
優子「そうだったのかー!すげぇ詳しくありがとな!シブヤ!」
「うるせぇ手加減されるようじゃあたしはお前に負けちまったからな・・・
それにあたしをシブヤと呼べるのは仲間だけだ、気安く呼ぶな」

優子「わかった!じゃあまた会おうぜシブヤ!」

シブヤ「なんだあいつは・・・」
37名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 03:56:39.16 ID:U1zZNz0EO
というわけで見にくかったらすみませんでした
できれが最後まで行きたいのですが
仕事なので寝ます
38名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 03:59:50.83 ID:AL2EvBUXO
>>37
乙です
39名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 04:12:36.16 ID:bMJT6hmeO
サドがいちいちうぜえ、揚げ足とってる癖に自分が書いてるのの糞さに気づいてねぇ
40名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 04:50:21.65 ID:sQPxzn6N0
コカコーラゼロを飲むとこ忘れるなよ
41名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 05:04:07.94 ID:pisnuGzE0
>>39
ああいう人間は注目されたいだけの痛いやつだからNGでOK
42名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 06:09:09.60 ID:U1zZNz0EO
>>38
おおっおはようです
読んでくれたのですね ありがとう
43名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 06:11:24.76 ID:IICr0Dg80
続きはよ
44名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 06:33:20.55 ID:4vyjgTUNO
>>43
2時間しか寝なかったのかw
大丈夫かw
45名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 07:24:30.60 ID:U1zZNz0EO
カツン・・ カツン・・・
廊下の奥から1人の生徒が歩いてくる
まっ白のファーを背負い、手にはけん玉、高いヒール
二年の廊下を歩く彼女は後ろに何人もの生徒を引き連れ歩いていた
昭和「篠田さん、シブヤの奴例の転校生にやられたらしいですね」
「ああ・・転校生にやられるとはな、おまえら教室戻ってろ」

舎弟達を帰し、篠田が向かった先は
大島、シブヤがいる2-A組だった

「おい、シブヤいるか?」
生徒達がざわつき目線が窓の方に向いた
顔にはまだ傷があったが、静かに校庭を見つめるシブヤだった
「なんだ、篠田かよ・・何の用だ?」
校庭を見つめたままだった
「ちょっと話し聴かせてくれよ、例の転校生の事についてな」
校庭を見つめていたシブヤは、篠田の方に目を向けそっと席を立った
「こっちだ」
教室を後にしたシブヤは篠田と一緒に
非常階段へ向かった
46名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 08:10:21.09 ID:U1zZNz0EO
「シブヤ、まさかあんたが負けるとはね・・・残念だよ、
二年で最後に残るのはあたしかあんたかと思っていたからね」
シブヤ「・・・・」
「強かったか?」
シブヤ「ああ・・笑ってたよ」
「笑ってた?」
シブヤ「わたしのパンチを受けても笑ってた、楽しそうに喧嘩してたよ
篠田、あいつは・・あんたと同じタイプかもな」
「おまえがそこまで言うとはな・・・あいつなら今のラッパッパ倒せると思うか?」

シブヤ「それは無理だろ、あいつはまだ1人だ、1人じゃ階段上る事すらできねーよ」

「もし、あいつが上ろうとしたら、おまえは大島優子を助けるんだろ?」

シブヤ「・・・助けねーよ、喧嘩には負けたが別にあたしはあいつの舎弟でもねぇ」

そう言ったシブヤの頭には昨日の優子の言葉がよぎった
“シブヤ!”そう優子に呼ばれた時、傷だらけになりながらも
ふと笑ってしまった自分の姿を
47サド ◆AKB48.oSZE :2012/06/20(水) 10:23:38.40 ID:ts6gYVGt0
サドは当時三年
留年してタメになった
48名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 10:33:39.56 ID:4vyjgTUNO
アンダーは前田より学年が下だっけ?
49サド ◆AKB48.oSZE :2012/06/20(水) 10:35:29.57 ID:ts6gYVGt0
>>48
イエス
50名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 10:47:00.72 ID:Q4DB2pmS0
ZEROなら間違いなく映画だな

75分くらいの
51名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 13:36:16.17 ID:4vyjgTUNO
52名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 15:49:31.45 ID:4vyjgTUNO
53名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 17:30:00.19 ID:4vyjgTUNO
落ちるぞ
54名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 18:57:26.33 ID:U1zZNz0EO
シブヤが転校生にやられたという話は学校中に広まった・・ そう ラッパッパの耳にも、
「二年のシブヤが転校生にやられたらしいな、どうする浦野?」
「階段上ってきたら潰すまでさ、それに二年には篠田がいる
あいつはつえーぞ
うちら四天王にかかってくる奴がいるとしたら篠田だろう」
「やけに篠田の肩を持つんだな、大堀」
「ああ?」
“やめろ!”
ラッパッパの部室の奥の部屋から大きな声がした瞬間
四天王達は立ち上がった
“野呂さん!”
その野呂と呼ばれた女は部室にある金色の椅子に静かに座った・・
「誰であろーと階段上ってくる奴は潰す
あの階段は“簡単”なんかじゃねぇー
そうだよな?おまえら」
「はい!」
そう四天王達は声をあげた
そう現ラッパッパ部長 野呂の声は静かに・・そして重かった
55名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 19:20:31.09 ID:U1zZNz0EO
56名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 19:23:11.69 ID:tjFhS/aW0
ラッパッパのパロ大好物
57名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 20:25:45.76 ID:AL2EvBUXO
>>1
こんばんは今日も楽しみに待ってます 頑張ってね
58名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 20:29:12.90 ID:0bdYF83K0
これからノンティー無双!
59名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 20:54:21.59 ID:U1zZNz0EO
その話題の当の本人大島優子はというと・・・教室で寝ていた・・
「シブヤさん・・この人なんなんですかね」
「知るかよっ」
シブヤは相変わらず窓の外を見ながら言った
窓に映ったシブヤの顔には少し笑みが浮かんでいた

と、 その時
「おい、大島優子って奴いるか?」
教室に入ってきた生徒はがそう言った瞬間・・ 生徒達は凍りついた
そして寝ている優子の変わりにシブヤが立ち上がった
「ラッパッパ四天王の戸島さんじゃないですか?ここは二年の教室だ、何の用ですか?」
「シブヤか・・転校生にやられた雑魚は黙ってろ」
「ああ?二年の教室で喧嘩売られちゃ黙ってられないっすよ、
雑魚かどうか試してやろうか?」
シブヤが手にグローブを付けようとした時、四天王戸島が腕を挙げた・・・
戸島の後ろにいた何十人もの生徒が姿を現した
「てめぇ・・・それでもラッパッパか」
「シブヤぁ、喧嘩は数だよなぁ
そこで寝てる大島優子に伝えとけ、屋上に来いとな」
そう言い残し、四天王の1人戸島は去っていった
シブヤは寝ている大島優子の方を見て、
「こいつには言うな、お前ら黙ってろ、あたしが行く」
60名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 21:02:15.08 ID:Q4DB2pmS0
続き
61名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 21:08:04.57 ID:U1zZNz0EO
シブヤは考えていた、なぜあいつは笑いながら自分と喧嘩をしたのか
そしてなぜ自分を“シブヤ”と呼んだのか・・・
そう考えながら、屋上の重く・・冷たいドアをゆっくりと開けた
「シブヤ・・わたしは大島優子を連れて来いと伝えたはずだけど?」
屋上にいる何十人もの敵・・
シブヤは“あいつ”と出逢う前の自分を見ている様だった
グローブをはめながらゆっくりと、シブヤは戸島だけを見つめた
「戸島さんよぉ!喧嘩はなぁ・・・
タイマンでするもんなんだよ!」
シブヤは戸島の方へと真っ直ぐ、殴りかかりに行った
「バカがっ」
戸島の声と共に周りにいた戸島の仲間が一斉にシブヤに向かっていった・・・
62名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 21:32:01.87 ID:U1zZNz0EO
次の日、教室にシブヤの姿はなかった
「いやー遅刻しちまったよ〜、ん?シブヤの奴サボリかよ〜しょうがねぇ奴だなぁ」
大島優子がそう言って自分の椅子に座ろうとすると
教室の1人が静かに囁いた
“何も知らねーくせに・・・”
“バカっやめろ”
教室のどこかから聞こえた声を、大島優子は聞き逃さなかった
「おい!何も知らねーってなんだ?教えろよ」
「シブヤさんに言うなって言われてるんだよ!」
何かを察した優子は声を上げて叫んだ
「いいから教えろって言ってんだろうが!」
いつも笑っていた優子の、見た事もない険しい顔に驚き、生徒は昨日あった事を
優子に話した・・・
その話しを聞いた優子の顔は生徒達が今まで見た事のないほど、怒りに満ちた顔だった
「ラッパッパだぁ?ぶっ飛ばしてやる!シブヤ・・・敵取ってやるからな」
教室を出て行こうとした時
優子の後ろで声がした

「あんた1人じゃ無理だよ」
その教室にいないはずの存在に、
生徒達はおろか優子さえ、背後に“誰か”が来た事を気付けなかった
誰かがこう言った・・・
“ブラック!”
63名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 21:55:15.26 ID:u1m0WOYB0
おもしろい
64名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 21:55:45.38 ID:u1m0WOYB0
ほしゅ
65名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 21:56:36.48 ID:U1zZNz0EO
その“ブラック”と呼ばれた生徒は話しを続けた
「貴様、戸島のとこに行くつもりだろ?
シブヤを倒した奴が今度はシブヤの敵討ちか・・どういう真意だ?」
優子「真意?なんだそりゃ?ダチの敵討ちに行くだけだ!
シブヤとは“マジ”で喧嘩したダチなんだよ!」

分厚い本を閉じ、ブラックは首にある十字架を握りしめた・・
「いいか、大島、戸島は常に何人も舎弟を引き連れてる・・・
喧嘩も強い、隙のないラッパッパ四天王だ
あたしが雑魚の相手してやる・・お前は戸島とタイマンで勝て」
優子「あ?何言ってんだ・・これはあたしの喧嘩なんだよ」
「もうお前1人の喧嘩じゃなくなってきたんだよ・・
けど、貴様もあたしも暗闇に生き、自分の拳だけを信じて生きてきた
それが今、何かのために初めて自分の拳を使いたいと思った」
優子「よくわかんねーけど難しい奴だな、おまえ」
優子がそう言って笑うとブラックが静かに言った
「タイマンだ・・大島優子・・・・」
66名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 22:00:57.08 ID:MB1v7O1CO
筆者はコテハン取った方がいいと思う
67名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 22:22:40.14 ID:U1zZNz0EO
いきなり始まった喧嘩に、教室の生徒達は驚きを隠せなかった・・・
が“2人”の喧嘩に生徒達は瞬きをする事すら惜しく感じた

ブラックの素早い動きに優子が苦戦していたからだ
「あははっおまえ動きがはえーなぁ!」
「シブヤを助ける前にあたしにやられるぞ貴様・・・」
そう言いながら優子の背後に回った時
「いや〜それはねぇよ!おまえ確かにすげぇけどパンチが軽い」
「何?!」
そう言った瞬間、優子の拳がブラックの腹部を捉えた
「動きがワンパターンなんだよ」
ブラックはその優子の拳で地面に手をついてしまった
「くっ・・一発でやられるとはな・・、
あたしは柏木、ブラックと呼ばれてる・・
戸島のとこにあたしも連れていけ」

「柏木か!よろしくなブラック、大丈夫かおまえ痛かったろ?本気で殴ったからな、あはっ」
「ふんっ雑魚相手ならこれで充分だ、貴様こそ負けるなよ」

「あったりめーだろ?よし行こうぜ!」

優子とブラックはたった2人で
3年の教室に続く階段へと、上っていった
68名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 22:27:08.53 ID:U1zZNz0EO
>>67
助ける→×
敵を討つ→○ すみません
69名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 22:40:06.27 ID:4vyjgTUNO
君はクローズZEROの映画の影響を結構受けてるだろw
まぁ、でも書く度に上達してる気がするから頑張っちゃえよ
70名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 22:43:42.06 ID:cdIaiGzh0
正直3プリズンよりZEROが観たい奴は大勢いる
71名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 22:48:49.12 ID:U1zZNz0EO
>>69
ニヤニヤ
72名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 22:53:14.64 ID:tjFhS/aW0
中々面白いじゃねーかこのヤロー!
73名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 23:21:55.02 ID:U1zZNz0EO
「と、戸島さん!」ラッパッパの部室に戸島の舎弟が慌てて入ってきた
「なんだ、どうした?」
「そ、それがうちのクラスに2年が乗り込んできました!」
「ああ?2年?何人だ?」
「それが・・・2人です、大島と柏木、2人だけです」
「2人だと?バカヤロー!こっちは倍以上いるだろうが、踏み潰せそんな奴ら!」
と、戸島が叫んだ時・・・
「ここにいやがったか」
3年の戸島の舎弟を引きずりながら、大島優子は戸島の前に現れた
「大島!なんでここに・・・うちのクラスのヤツらはどうした?!」
「ああ今頃全員泣いてんじゃねぇの?ブラックの奴張り切ってたからな」
戸島の顔に焦りが見えた、その時

「戸島ぁ・・・2年1人に階段上らせるとはね・・・」
ラッパッパの部室の奥から別の生徒が現れた
「ふ、副部長!」

「あんたも大島っていうんだってね、あたしはラッパッパ副部長-大島麻衣-」
優子「副部長?お前もこいつの仲間だな?」
「そうね、仲間だね・・・けどそれ以前に私達はラッパッパ、
戸島ぁ、ラッパッパ四天王の1人として、ケジメをつけな、」
戸島は意を決したように、大島優子を睨めつけた
戸島「タイマンだ大島優子、ここに来た事後悔させてやるよ」
74名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 23:58:58.83 ID:U1zZNz0EO
「おらぁっ!」
大島優子の速攻の右ストレートが戸島のアゴに入った
膝をつきそうになった戸島・・・ だったが
「大島ぁ、ラッパッパを舐めるなよ・・・世代交代はまだはえーんだよ!」
そう言って立ち上がった戸島の蹴りが優子の頭に入った
大きな音と共に優子の小さな体は壁にふっとんだ
「いててて・・・そっかそっか、あんたつえーんじゃねぇか」
そうして優子は嬉しそうに笑った
「シブヤの分は返させてもらうぜ」
戸島が優子にかかってきた瞬間、
優子は高く飛び上がり戸島の側頭部に強烈な蹴りを入れた
「ぐわっ」
今度は戸島は飛ばされ大きな音と共に壁にぶつかった
「ふぅ・・シブヤに謝っておけよこのやろー」
そう言い残し優子はラッパッパの部室を後にした

大島麻衣「あれが・・大島優子・・・」

「なんだか嬉しそうだな」

「ノンティー・・・見てたんだね、なんか昔を思い出してね」

「その呼び方辞めろ・・・今はラッパッパの部長だ・・」
75名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/20(水) 23:59:19.40 ID:4vyjgTUNO
76名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 00:05:02.54 ID:ITGHq2wc0
すごい情熱だな
77ZERO ◆4Xarj38JEQ9y :2012/06/21(木) 00:07:53.05 ID:rT2q8n5p0
>>1
見させてもらいよる!
おもしろいよ!楽しみにしとくね★
78名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 00:14:18.86 ID:iAgHWkUTO
見てくれてる人ありがとう 寝ちゃったらごめんなさい
完走したいですね
79名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 00:24:51.48 ID:DYDbuxFI0
最初はくだらんと思ってたけどだんだん面白くなってきた
80名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 00:29:52.90 ID:cmipIOmO0
>>78
面白そうだから、まだ見てないけどお気に入りスレにしてます
完走したら一気に見ようと思ってます
81名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 00:53:58.87 ID:iAgHWkUTO
-ラッパッパ四天王戸島、大島優子に敗れる-
そのニュースはマジ女中に広まった
もちろん篠田の耳にも・・・
「まさか戸島さんにまで勝つとはな」
「びっくりだね〜篠田軍団もそろそろ動く?手伝うよ?」
「トリゴヤ、お前はまだ動くな」

2人が教室で話していると、どこからか笑い声が聞こえてきた・・・

「キャハハッアハハハハハハ」

黒く長い髪、首には“ROCK”の文字のネックレス、アシンメトリーのスカート

篠田「お、お前は・・・ゲキカラ!」
冷たい目をしたその“ゲキカラ”は爪を噛みながら、首をゆっくりと回した

「篠田ぁ・・あたしの耳にも入ったよ?あんたが転校生に出し抜かれたってさ?キャハハハハ」

篠田「てめぇ・・・」
そう篠田が呟いた瞬間、教室中にいた篠田の仲間が立ち上がり、ゲキカラを睨みつけた

「キャハハハハ、いいねぇ、仲間?トモダチ?キャハハハハ殺しちゃうよ?」

篠田「お前ら・・座れ、ゲキカラお前も大島優子に逢ってこい、あたしと喧嘩したけりゃそれからだ」

「ふぅーん、びびってるんだぁ?キャハハハハ
いいよ、あんたは後のオタノシミ」
そう言って教室を去っていた

「いいんですか?篠田さん!ゲキカラの奴・・・」

篠田「いいんだよ、あいつは死ぬのが怖くないんだよ・・・
ずっと孤独だったからな
だから強い」

「え?」
82名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 01:24:11.55 ID:iAgHWkUTO
ゲキカラは大島優子のいる教室にそのまま向かっていった
「お お し ま さーん?いるかな?」

優子「ん?誰だ?」
そう言ってゲキカラの所へ向かうと
「優子!そいつに近づくな!」
シブヤがそう言った瞬間
ゲキカラは後ろに持っていた机を高く掲げ、思いっきり優子の頭に振り下ろした

「キャハハハハハ、ねぇ・・・怒ってる?」
意識が遠退く中、優子の頭にその言葉が響いた・・・
ゲキカラの冷たい目を見ながら優子は気を失った

「優子!大丈夫か?」
優子が目を覚ました時、そこにはゲキカラはもういなくシブヤの姿があった

優子「いって〜」
「大丈夫か?半日以上寝てたぞお前」
優子「ああ、大丈夫だ、わりーな心配かけちまって」

優子「それより、あいつなんだ?初めて見たぞ・・・あんな冷たい目した奴」
「ああ、あいつはゲキカラだ、松井玲奈・・・殆ど学校には来ないんだが、お前の事耳にしたんだろうな」
優子「それだけかなー?なんかあいつ“怒ってる?”って言ってたぞ」

「あいつの口グセなんだよ、入学式の時もメチャクチャだったよあいつは特に」

優子「ん〜なんかあの“冷たい目”が気になるんだよなぁ、
あっお前ギャルサーのリーダーなんだろ?調べてくれよあいつの事」

「ちっ変わった奴だな、お前は・・・
おい!ダンス!」
「は、はい〜、なんでしょう?シブヤさん」
「ちょっとゲキカラの事調べてくれ」

「え、・・・ゲ、ゲキカラァですか?わかりました・・」
83サーモン:2012/06/21(木) 01:48:59.16 ID:iAgHWkUTO
頭の怪我も治り、教室にいた優子とシブヤの所にダンスが来た
「シブヤさーん、調べてきましたよ!」
優子「おーわりーな!教えてくれ!」

ダンス「あっわたしはシブヤさんに・・・」シブヤ「いいから早く教えろ」

ダンス「それがですね、ゲキカラは施設育ちで子供の頃から“あの口グセ”があったみたいです
というのも・・・ゲキカラを棄てた親というのが実は酷い・・」

優子「ああ、わかったよ!サンキューな!」
ダンス「え、え〜〜まだ途中〜」
シブヤ「だから“怒ってる?”ってわけか」

ダンス「あっ1つだけ、ゲキカラの目の上の傷・・・あれ父親から母親を守った時に出来た傷みたいです」

優子「そっか・・・優しい奴じゃねぇか!けどあんな冷たい目してたら“ダチ”なんかできねぇぞ」

シブヤ「お前、まさか・・・」

優子「ああ!あいつとダチになるよ!
“マジ”でぶつかればあいつも変わるだろ」
84サーモン:2012/06/21(木) 01:53:50.98 ID:iAgHWkUTO
すみません また朝の通勤途中か帰りに書かせてください
85サーモン:2012/06/21(木) 01:56:00.67 ID:iAgHWkUTO
>>75
何回も保守ありがとうね
86名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 02:17:23.21 ID:cmipIOmO0
87名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 02:44:47.07 ID:HI16SpOa0
面白い保守
88名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 02:49:38.07 ID:DuRwk9FdO
優子さんが矢場久根30人ブッ飛ばしたのって1年のときじゃないっけ?
89名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 02:55:13.57 ID:n2ci9h3k0
>>88
そうだね
90名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 03:07:25.01 ID:POH5EPAL0
>>88
あ〜あ…
91名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 04:34:19.80 ID:cmipIOmO0
サーモンさんトリップもつけちゃえば?
本人であることが確実にわかるし
サーモン#password
passwordのところに好きな文字を入力すればトリップが自動的につくよ
知ってるかもしれないけど、念のため説明しとく
92サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/21(木) 06:07:24.01 ID:iAgHWkUTO
>>91
できたかな?ありがとう
93名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 06:46:44.85 ID:cmipIOmO0
>>92
できてるよb
あんま無理せず、体に気をつけてなノシ
94サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/21(木) 07:05:37.99 ID:iAgHWkUTO
優子はゲキカラが学校に来るのを待っていた
優子を襲って以来、ゲキカラは学校に姿を見せていなかった

「優子!きたぞ!」
シブヤがそう優子に伝え、教室の窓から外を見ると、
爪を噛みながら学校に入ってくるゲキカラの姿があった
シブヤ「あいつは教室には行かない、
戦うとしたら2年の階段の所だ、
2年の所に来る1年を片っ端しから潰すんだ、
あいつが学校に来るとな」

優子「階段だな?よし!行くか〜!」
シブヤ「1人で行くのか?」
「物好きなやつだ本当に」

優子「ん?ブラックか、いつのまにいたんだよ」

ブラック「優子が教室の窓の外見てたあたりからだ」

優子「ははっいたなら喋れよ、じゃあ行くからよ!
あいつは1人だ・・・これはタイマンだから
お前らここで待っててくれよ」

そう言って大島優子は勢い良く教室を飛び出して行った・・・
95サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/21(木) 07:43:23.22 ID:iAgHWkUTO
「お〜いたいた、おい!ゲキカラ!」

「へぇ〜もう頭治ったんだぁ〜、今からあんたの友達潰しに行こうと思ってたんだ〜」

優子「そんな事させねーぞ」

「キャハハハハ、ねぇ怒ってる?」

優子「怒ってなんかねーよ、お前と“マジ”で喧嘩がしたいだけだ」

「“マジ”?なにそれ?キャハハハハ・・・大島ぁ、今度は目ぇ覚めない様にしてあげる!」
そう言ってゲキカラが優子の顔面に拳を入れた
「いって〜、お前のパンチ重いなぁ」
すると優子はすかさずゲキカラに猛攻撃をしかけた
崩れ落ちるゲキカラ・・・
「キャハハハハ、あんた強いねぇ、
けどそんなんじゃ効かないよ?私には」
そう言ってゲキカラは近くにあった消火器を振り回し、優子の頭を狙った
優子はそれを間一髪でガードしたが、腕に鈍い音がした・・・

「あ〜あ、イッちゃったかな?素直に頭に喰らってれば良かったのにね!」

優子「ハハッ、めちゃくちゃな奴だなおまえ」

左腕が動かなくなった優子をたたみかけるように
ゲキカラは襲いかかった
ゲキカラのパンチを避けた優子だが
今度はゲキカラの蹴りが優子の腹部に直撃した
“ウッ・・!”
ゲキカラの蹴りで飛ばされた優子は腹を抑えた

「キャハハハハ、怒ってるぅ?」

優子「だから怒ってねーって言ってんだろ、楽しいよ、ゲキカラ!」
そう言って優子は笑っていた・・・

ゲキカラ「なんであんたが笑ってんの?・・・タノシイ?・・」

優子「ああ!おまえとの喧嘩、面白いよ、」
ゲキカラの顔から不適な笑みが消えた・・・
ゲキカラ「大島あぁぁ!」
96名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 07:57:16.36 ID:qyhCZdgR0
60ふんものなら1日スケジュールみんな開ければ何とか撮影できそう
97名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 09:37:53.74 ID:VXjWKh22O
98名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 09:50:23.10 ID:uPcf+FiV0
面白い!続き楽しみ
99名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 11:13:48.86 ID:qyhCZdgR0
保守
100名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 12:13:23.87 ID:iAgHWkUTO
101名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 12:51:26.26 ID:PBRlSOMu0
102名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 14:49:54.77 ID:VXjWKh22O
103名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 14:52:15.34 ID:LKKGXIp5O
あげ
104名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 15:21:50.76 ID:eflbDQRv0
文章は稚拙な点がやや多いが面白い
ガラケーから書き込んでる根性が凄い
105名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 15:54:27.38 ID:QOQs6uTo0
期待アゲ
106名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 16:25:53.21 ID:iAgHWkUTO
皆さんありがとう お待ちを
107名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 18:03:09.81 ID:hKeVruHlO
楽しみにしてます。m(__)m
108名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 19:05:54.19 ID:vFlqzIKO0
保守
109サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/21(木) 19:09:34.06 ID:iAgHWkUTO
向かってきた“笑みを消したゲキカラ”を、
優子は強く握り締めた右の拳で殴った
殴り飛ばされたゲキカラは無言で立ち上がり
血だらけの顔になりながらも、首を回した・・

ゲキカラ「・・・・壊れちゃえばいいんだ・・」

優子「おまえ、すげぇ奴だな」

“うわぁぁっ!!”
ゲキカラの大振りの拳を、優子は右手で受け止めた、強く、しっかりと

「ゲキカラ、お前がこの拳で何度あたしを殴っても
あたしは壊れないしお前を怒ったりなんかしないぜ?
ハハッ嫌いにもなんねーよ」

「・・・大島!あんたとワタシは違う!
ずっと1人で生きてきたんだ、
死ぬのなんかコワくない、皆壊れちゃえばいいんだ・・・!、」
ゲキカラは優子に掴まれた拳を外そうと
何度も優子を攻め続けた・・・
優子はゲキカラに殴られ続けても、
その目はしっかりとゲキカラの目を見続けた
110名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 19:12:39.40 ID:xUzlAndQI
トリゴヤかわええ
111名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 19:27:37.76 ID:vFlqzIKO0
篠田落としたら終わりか?
112名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 19:57:22.42 ID:iAgHWkUTO
殴っても、殴っても、自分を真っ直ぐ見る優子に気圧され
ゲキカラはその拳をついに止めた・・・
優子はゲキカラの“自分を見るその目”を見ながらこう言った

「なぁ?おまえはなんで“怒ってる?”なんて言うんだ?
お前は、ずっと誰かに助けてほしかったんじゃねぇのか?」

ゲキカラの拳を掴んでいた優子はさらにその力を強くした

ゲキカラ“うっ・・・・”
「お前は孤独なんかじゃねぇ・・ゲキカラ!!」
“・・・・!”
その言葉と同時に掴んでいた右手を離し、
動かないはずの左腕を上げ、優子はゲキカラを思いっきり殴った

優子の左のパンチを受けたゲキカラは、廊下に膝をつき手をついた
“ゲホッ・・はぁはぁ・・・”

優子「今日からダチだ、ヨロシクなゲキカラ!あたしは大島優子だ」
そう言って優子はゲキカラに手を差し伸べた

ゲキカラ「大島・・優子・・・、優子・・・さん」
ゲキカラはいつものように笑みを浮かべた
“キャハハハハ・・”

ゲキカラ「優子さん・・・おトモダチ、キャハハ」

優子「もう1人じゃねぇんだ・・・
死ぬのが怖くないなんて言うなよ、ゲキカラ」

ゲキカラ「キャハハハハ、ワタシねぇ・・・
優子さんのためなら、死ぬのなんか怖くないよ」
113サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/21(木) 19:59:57.63 ID:iAgHWkUTO
>>112
トリップ?付け忘れた
114名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 20:05:47.68 ID:A1AKFc78O
サーモンさん誰推し?
115名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 20:45:19.92 ID:VXjWKh22O
116名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 21:03:36.92 ID:cmipIOmO0
>>113
付け忘れてるねw
でも、気にしなくていいよ
携帯だから忘れても仕方ない
117サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/21(木) 21:19:18.25 ID:iAgHWkUTO
あの日、2年の階段で繰り広げられた
大島優子とゲキカラのタイマンを見ていた者がいた
2年の篠田とトリゴヤ
そして戸島がいなくなった残りのラッパッパ四天王
浦野、大堀、川崎だった
-大島優子とゲキカラのタイマンから数日後-

篠田「あいつは・・“ホンモノ”だ、
おそらく四天王の3人もそう思っただろうな」

トリゴヤ「えーそうかな?まりこの方が強いよ〜」

篠田「・・・当たり前だ、ここまで来て負けてたまるか」

トリゴヤ「わたしは、まりこにラッパッパの部長になってほしいな〜」

篠田「・・・・トリゴヤ、お前には一番に見せてやるよ、
テッペンからの景色ってやつを」

意を決したように篠田は立ち上がり、
椅子にかけていた真っ白いファーのジャケットに袖を通した

トリゴヤ「違うよ、一緒に見るんだよ〜まりこと2人で、
だから大島優子はわたしに任せて」

そう言って背中を向けたトリゴヤの後ろ姿は、
どこか“何か”に怯えているように見えた

篠田「おまえ・・・まさか」

篠田の言葉はトリゴヤに聞こえていただろう・・・
だがトリゴヤは言葉を返す事なく、そのまま教室を出ていった
118名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 21:31:03.60 ID:qtM3Eaa90
にゃんにゃん逃げてー
119名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 22:07:48.20 ID:gVn4MEHq0
とりあえずマジすかの1見たくなってきた
120サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/21(木) 23:08:59.07 ID:iAgHWkUTO
「あ〜ねみ〜なぁ」学校が終わり優子はあくびをして、少しだるそうに帰り道を歩いていた

「た〜だ〜い〜ま」

“ん?”
背後から声がした瞬間、後ろを振り返ると

片目を隠した赤い髪、両耳に羽の付いたイヤリングをしたマジ女の生徒が立っていた
「おまえ・・・篠田って奴と一緒にいる奴じゃねぇか」

トリゴヤ「へぇー、まりこの事知ってたんだ」

「ああ、ゲキカラと喧嘩してた時見てたろ、あいつ強いだろ?」

トリゴヤ「ふふっ話が早いね、良かった」
すかさずトリゴヤは優子の頭を掴んだ
と同時に顔を上げ、目を閉じた

“見えた!”

トリゴヤは目を開き、顔に笑みを浮かべた

優子「離せ!」

頭を掴まれた手を振り払った瞬間、トリゴヤが優子の耳に囁いた

“おとうさーん・・・おかあさーん・・・”

その時、優子の頭の中に小さい頃の記憶が蘇った


泣きじゃくる幼い優子を残し、優子のもとを離れる両親の後ろ姿だった・・・
121サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/21(木) 23:15:55.36 ID:iAgHWkUTO
>>114
ヒントつ わりといつも地下にいます
一推しはまだ出てきてないかな
>>116
ありがとう そう言ってくれると助かります
122名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/21(木) 23:22:23.87 ID:Uz7Pzje80
ほしゅ
123サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/21(木) 23:47:10.76 ID:iAgHWkUTO
トリゴヤ「ふふっ・・ゲキカラの事、気にかけるわけだね」

優子は下を向いたまま頭を抱えていた

優子「く、くそ・・・そんな理由じゃねぇ・・」

足元がおぼつかないまま、優子は殴りかかるが
トリゴヤは優子の背後に回り、また耳元で囁いた

“本当のおばあちゃんはどこ〜?”

トリゴヤ「ふふふっ・・・天外孤独なのはあ・な・た」

優子「て、てめぇ・・・」

トリゴヤ「もっとあんたの頭の中、見てあ・げ・る」

そうして優子の頭を、トリゴヤは掴んだ
・・が、

“・・・!”

トリゴヤは思わず手を自ら離し、後ずさった
-今まで見た事のない思念だった-
124サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/22(金) 00:48:21.73 ID:I8r7wLZlO
----見知らぬ天井を見つめる優子の姿、

そして・・・人工呼吸器を付け、真っ白いベッドに横たわる大島優子の姿、

医者と話す優子の隣には、
一緒に暮らす“おばあちゃん”が堰を切ったように泣き出していた

医者の話を聞き、下を向いていた優子だったが
その止まらない泣き声を聞いて
大島優子はゆっくりと顔あげながら、髪をかきあげ・・・
そしていつもの様に笑った----

トリゴヤ「あんた・・・なんで笑ってられるの?」
トリゴヤは戸惑いの表情を隠せなかった

優子「決めたんだよ、“マジ”に生きるってな」

トリゴヤ「だってあんた・・・」

優子「あぁ?死んでたまるかよ、
育ててくれたばぁちゃん1人にするわけにいかねーだろ?
おもしれーダチもできたしな!」

しかしトリゴヤには見えていた

---死を覚悟した人間の“マジ”が---
125名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 01:30:05.04 ID:t1pwunSp0
支援age
126サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/22(金) 01:41:00.14 ID:I8r7wLZlO
その“覚悟”を見たトリゴヤは背を向け、優子に言った

「・・・ラッパッパは、まりことわたしの夢だった、
けど、やっぱりわたしじゃあんたに勝てない・・」

優子「ラッパッパか・・・じゃあ、あたしがおまえらを連れてってやる!
階段・・・上るところ見せてやるよ」

トリゴヤ「ふふっまだでしょ、まりこに勝ってから言ってね、まりこは強いよ・・
どっちが勝つかなぁー楽しみっ」

そう言ってトリゴヤは去っていった


優子「ラッパッパか、で・・・何人いるんだろ?」



優子はよく分かっていなかった
127名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 01:43:30.56 ID:NRvvMl7o0
最後の行ワロウタw
128名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 01:47:14.97 ID:NRvvMl7o0
一気に読んでみたけど、面白かったよ
マジすか学園1の優子バージョンみたいだった
文字でキャラが見えるから、マジすか好きなんだなぁって伝わってきた
完走楽しみにしてます
129サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/22(金) 02:11:32.26 ID:I8r7wLZlO
篠田「そうか・・・やっぱり大島のところに行ったのか、なんか見えたか?」

トリゴヤ「ん〜、えーとね、ん〜忘れちゃった!」

あの日、自分が見た事をトリゴヤは言えなかった、いや・・言わなかった
優子の“マジ”に少なからず
影響されていた自分が分かっていた
それに、あれを言ったらきっと
“まりこは全力で大島優子と闘えない”
そう思ったからだ

篠田「さて、そろそろ決着付けないとな、2年の最強を・・
それが終わったら、世代交代さ、ラッパッパはな」

そして篠田は、大島優子のいる教室へ向かった

篠田「大島優子!!!」
教室のドアを開け叫んだ先に優子はいた

シブヤ「とうとう篠田が来たか・・・」

大島「ああ、来ると思ってたよ・・なぁ?篠田?」

そう言って立ち上がり篠田の方を見て、嬉しそうに優子は笑った

篠田「勝負だ・・大島優子、
今日の放課後・・・裏の神社に来い
待ってるぞ」


優子「ああ、行くさ・・・・必ず」
130名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 02:17:35.27 ID:I8r7wLZlO
>>128
本当に嬉しいです ありがとう 本当好きですよ
では、すみません、寝ます
131名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 02:26:33.86 ID:NRvvMl7o0
>>130
132名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 04:25:39.62 ID:1MXTJ3iA0
期待age
133名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 06:39:19.40 ID:5g9ZASZp0
あげ
134サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/22(金) 08:02:47.22 ID:I8r7wLZlO
約束の時間が近づいてきた頃、篠田と優子の
事実上の“2年頂上決戦”の噂を耳にした
生徒達が教室前の廊下に集まってきていた
その中には、2年の最強と言われた者達
-ブラック、トリゴヤ、ゲキカラ、シブヤもいた-

教室で寝ていた大島優子だが、廊下にいる者達の声で目を覚まし
「ふぁ〜あ・・」と口をあけ、あくびをして席を立ち
「ん〜っん!」と大きく背伸びをした

優子「よし!行くか!」

シブヤ「1人で行くつもりなのかあいつ、多分篠田は仲間を連れているぞ」

トリゴヤ「負けられないんだよ〜
中学の時から喧嘩で負けた事なかったからね〜
あの頃からずっとラッパッパに憧れてたし〜
タイマンしたいと思ってるだろうけどね、まりこ自身は」

ブラック「どっちが勝っても、ラッパッパが動くだろうな」

ゲキカラ「キャハハハハ、優子さんの邪魔する奴は殺しちゃうよ〜」

と教室前にいる“群れてるヤンキー達”をぐるりと睨みつけた
135名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 11:16:53.72 ID:HEqFoq2VO
ほしゆ
136名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 12:27:03.09 ID:v5dUBNqK0
期待してるよ
137名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 14:51:35.90 ID:UWb1TEOYO
138名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 16:18:42.96 ID:v5dUBNqK0
しゅ
139名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 18:19:21.85 ID:OONQU95A0
来いよコラぁ
140名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 18:32:18.90 ID:UWb1TEOYO
マジだよ!
141サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/22(金) 18:56:19.99 ID:I8r7wLZlO
廊下にいたマジ女の生徒達は、
そのゲキカラへの恐怖と
トリゴヤ、シブヤ、ブラックの威圧を感じ、後退りしながら道を開けた

優子「おっ!なんか静かになったな!あははっ
じゃあ行くからよ!
・・・・

優子「で、神社ってどこだっけ?」
優子はとぼけた顔をして笑った

ブラック“・・・・
シブヤ「学校の裏の高台にある」

優子 「サンキュー!」
そういって優子は校舎を出ていった

シブヤやトリゴヤが言っていたように、
篠田は仲間を連れて待ち構えているだろう
負けられない喧嘩だからこそ
万全の体制で優子を迎え討つ

誰もがそう考えていた

--大島優子以外は-

“あいつは1人で待ってんじゃねぇかなぁ”
そう優子は思っていた
142名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 19:43:15.41 ID:UWb1TEOYO
143名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 21:00:44.96 ID:v5dUBNqK0
しゅ
144名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 21:49:53.43 ID:UWb1TEOYO
145名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 22:17:56.02 ID:UWb1TEOYO
また指原祭りになってるから、マメに保守しないと落ちるな
146名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 22:24:20.93 ID:bj5eP/Uy0
続きまだー
147名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 22:43:29.73 ID:OONQU95A0
148名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 22:46:14.06 ID:xwmni5D90
保守
149名無しさん@忍法帖レベル3解除議論中:2012/06/22(金) 23:12:23.27 ID:xa4EKNc80
150名無しさん@実況は禁止です:2012/06/22(金) 23:50:59.94 ID:UWb1TEOYO
しゅ
151名無しさん@実況は禁止です:2012/06/22(金) 23:51:03.49 ID:xa4EKNc80
152名無しさん@実況は禁止です:2012/06/22(金) 23:57:29.95 ID:NRvvMl7o0
保守age乙
153名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 00:25:21.04 ID:79Ynz15R0
ホス
154名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 00:25:24.62 ID:nZ1vTSfM0
レイアップ
155名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 00:32:23.17 ID:KlHOUw8sO
優子のオマンコ ペロペロ
156サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 00:42:19.63 ID:YAAU/EbEO
157ZERO ◆ojTEyVSqCg :2012/06/23(土) 01:05:48.01 ID:c/XRxGqv0
しゅ
158名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 01:34:49.16 ID:79Ynz15R0
しゅ
159名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 01:45:32.17 ID:fM5RUvuD0
今初めてこのスレ来たけどコテサドまじ糞だな
サドさん見習えよw
160サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 01:46:05.31 ID:YAAU/EbEO
優子「あれ?誰もいねぇじゃねぇか、早すぎたかなー」

約束の場所であるはずの神社には、
静けさが漂っていた

優子「あっ!せっかくだから、なんかお願いしていくか」

ポケットに手を入れ、小銭を探したが

「あれ〜ねーなぁ・・・」

すると
“チャリーン”

賽銭箱から音が聞こえ、
優子が顔を上げた時、後ろから声が聞こえた

“貸しといてやるよ”

隣に並んだ篠田が優子に五円玉を渡した
篠田「・・・おまえの分だ」

優子「おおっサンキュ〜」

賽銭箱にその五円玉を投げ、
優子は手を合わせ、静かに目を閉じた
そして、隣にいる篠田もまた、同じく目を閉じた・・・

優子「おまえ、1人で来たんだな」

篠田「舐めんな、タイマンでおまえに勝たなきゃ、意味ねーんだよ」

優子「手加減しねーぞ」


篠田「潰すつもりで来い」

2人は同時に目を開け、先に攻撃を仕掛けたのは、優子だった
161名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 02:09:58.04 ID:BZes615T0
ホシュ
162名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 02:10:35.99 ID:oqIhWrJ4O
マジすか学園if
『ネズミvsおたべ』
ネズミ「ネズミの繁殖力。舐めたらいけませんよ?」
ネズミは、おたべの顔に、かするように松葉杖を振り回した後にそう凄んだ
おたべ「そうか。なら、これ以上繁殖されても厄介やし。ここいらでネズミ退治と行こか!」
おたべがそう言った瞬間
廊下にダンッ!という音が響いた
おたべが右足を跳ね上げて鋭いハイキックを繰り出したのだ
ネズミはとっさに松葉杖で自分の顔をガードしたが、おたべの強烈なハイキックを受けた松葉杖はネズミの手から弾かれて教室の壁にぶつかって廊下に落ちた
ネズミ「つっ・・。あんたは平和主義者だと思ってたっス」
おたべ「平和主義者も、自分の国を守る為には戦うんや!」
ネズミ「ふっ。いいでしょう。ラッパッパ部長の実力。見せてもらいましょうか」
そう言ってネズミも臨戦体勢をとる
おたべ「おらぁ!」
おたべが雄叫びを上げながらまたハイキックを繰り出す
しかし、二度目のハイキックは虚しく空を切った
ネズミが華麗なスウェイでおたべのキックを交わしたのだ
ネズミの顔には、うっすらと笑みさえ浮かんでいた
おたべ「らぁ!」
おたべは、空振りに終わったキックの回転を利用して間髪入れずに後ろ回し蹴りを放つ
ネズミ「バカの一つ覚え」
ネズミはおたべの回し蹴りを掻い潜って、おたべの懐に潜り込んだ
そして、素早く立ち上がると、おたべの顔面目掛けてパンチを繰り出した
ネズミ「!」
しかし、おたべは左腕をL字に曲げてネズミのパンチをガードしていた
おたべ「そんなパンチ効かへんで!」
おたべが不敵な笑みを浮かべながらネズミを睨む
次の瞬間、ネズミがニヤリと笑ったかと思うと口からガムを吐き出した
おたべ「うっ・・。うぁっ!」
ネズミの吐き出したガムが顔に当たって、おたべが怯んだ一瞬のスキをついてネズミがおたべの腹に前蹴りをお見舞いした
ネズミ「喧嘩は力じゃねぇ。頭だ」
163名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 02:45:32.01 ID:wM+pH3FS0
>>160
篠田「潰すつもりで来い」

ワロウタw
164サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 02:47:14.87 ID:YAAU/EbEO
“おりゃああっ!!”
篠田の顔面に優子の右のパンチが入った

唇が切れ、血を拭い優子を睨みつけた

篠田「どうした?そんなもんか、あ?」

制服の襟を掴み、力ずくで優子を引き寄せた瞬間
篠田は右の拳を優子の頭上に向かって振り下ろした

“・・・・!”

優子は間一髪でのけぞり直撃を避けた
・・・が、優子の額には赤く、血が滲み出た

優子「あぶね〜、殺す気かよ、ははっ」

篠田「あたしはいつだってマジだ、おまえもマジで来い」

優子「ははっ、だよな!」

優子は高く飛び上がり、篠田の顔に拳を振り下ろした

“くっ・・・!”

まともに優子の拳を喰らったが、着地した瞬間を狙い
すぐさま篠田の裏拳が優子の顔面に入った、

“ぺっ・・!”

優子は口の中を切り、血を吐き出した

篠田の目を見て優子は嬉しそうに笑った

優子「やっぱりつえーなお前、思った通りだよ」

篠田も優子の拳を受け、強い痛みが残っていたが
顔色を変えなかった

篠田「来いよ、大島優子」
165名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 02:50:06.31 ID:BZes615T0
保守
166名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 02:56:58.88 ID:2rs9BhLV0
展開色々急だけど、映画化希望
167名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 03:04:25.94 ID:wM+pH3FS0
>>164
なんか読みやすくなってる
普通の小説だったらよっぽど意味がないと改行で空けたらダメなんだろうけど、改行入れてて読みやすいわ
ただ↓ここを改行した意味がわからん

篠田の顔面に優子の右のパンチが入った

唇が切れ、血を拭い優子を睨みつけた

どっちも篠田の地の文だから空けなくてもいい気がする
まぁ、商用小説じゃないからフリーダムで全然問題ないんだけど、ちょっと意見してみた
168名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 03:06:38.60 ID:wM+pH3FS0
>>162
マジすか学園2の続き?
続きは?
169名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 03:07:32.70 ID:wM+pH3FS0
サーモンさんの人気に嫉妬
170 ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 03:33:48.94 ID:YAAU/EbEO
優子「行くぞおらぁ!」
優子が構え、右の拳を振りかざした時、

どこからか“足音”が一瞬聞こえ、
優子は拳を止めた

優子「ん?」

篠田「なんだ?」

その足音は、どんどん増えていき、2人の耳にはっきりと聞こえるまでなった

周りを見渡すと、2人の周囲にはマジ女の制服を着た生徒達が立っていた

“この2人潰せば有名になれるな”

“早くやっちまおーぜ”

20人はいるであろう、その中のマジ女の生徒が言った

優子「なんだこいつら?」

篠田「知るか、邪魔しやがって」

優子「早くタイマンの続きやりてーから、
コイツらぶっ飛ばすの手伝えよ篠田」

篠田「ああ・・そうだな」

そして・・・2人は背中を合わせた

優子「背中、おめぇに任せたぞ」

篠田「お前こそ、こんな雑魚相手にくたばるなよ」
171サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 03:37:37.45 ID:YAAU/EbEO
名前入れ忘れた
>>167
ありがとう 意識してみるよ
ほしゅしてくれてた人らもありがとう
172名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 04:03:14.91 ID:bs3ViBL/0
面白いね
期待してます
173名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 04:52:23.69 ID:oqIhWrJ4O
マジすか学園if
『シブヤvs前田』
シブヤ「やっと現れたか。前田」
マジ女とヤバクネの全面戦争
その乱戦の中で前田の姿を見つけたシブヤがつぶやいた
前田は、怒号と悲鳴が響き渡る中にあっても顔色一つ変えずに真っ直ぐシブヤの元に向かって歩いて来る
おたべ「前田」
学ラン「敦子」
サド「前田」
ゲキカラ「マエダ」
優香「・・前田」
優希「バカ野郎。なぜ逃げなかった」
前田の姿に気付いたマジ女メンバーも次々に前田の名前をつぶやく
いつしか、怒号と悲鳴にまみれていた現場には静寂が訪れていた
マジ女もヤバクネも喧嘩を中断し前田とシブヤの二人に注目する
シブヤ「前田。タイマンだ」
前田「シブヤ。いつまでこんな事を続ける」
シブヤ「お前とケリを着けるまでだ」
前田「なら、もう終わりにしよう」
前田が静かにファイティングポーズを取る
シブヤ「そうだな。ここで終わりにしよう。全てを」
シブヤが拳に着けたグローブを嵌め直す
シブヤ「あぁ!」
シブヤが先に動いた
前田との距離を一気に詰めて左のフックから右のストレート
そして左のボディーとパンチのコンビネーションを繰り出す
しかし、前田は、そのシブヤの攻撃を全て交わしてシブヤの渾身の右ストレートを左の掌で受け止めて見せた
シブヤ「くっ・・」
シブヤは前田に受け止められてもお構い無しといった具合に力任せに右手を押し込んでくる
シブヤの顔には前田への強い憎悪が滲んでいた
と、次の瞬間
シブヤ「うっ・・」
シブヤが突然、腹を押さえてよろよろと後退りした
前田のパンチがシブヤの腹部にヒットしたのだ
しかも、それはただのパンチではなかった
学ラン「ワンインチパンチ・・」
前田とシブヤの戦いを見ていた学ランは、そうつぶやくとそっと自分の腹部を撫でた
シブヤ「うっ・・くっ・・」
しかし、さすがは元ラッパッパ四天王のシブヤ
あの学ランを葬ったワンインチパンチを喰らっても倒れない
シブヤ「・・かねぇ。効かねぇぞ。前田ぁ!」
体勢を立て直したシブヤが雄叫びを上げながら前田に襲いかかる
しかし、さすがのシブヤもまだダメージが残っているのか前田へのシブヤのパンチはかなり大振りになってしまった
174名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 05:22:44.94 ID:oqIhWrJ4O
>>173
前田はそんなシブヤのパンチをあっさりと交わすと、またもシブヤの腹部に強烈な掌底を叩き込んだ
しかも、前田はその掌底を先ほどワンインチパンチを決めた場所と寸分違わずに決めていた
大歌舞伎「うぅ。効いたぁ〜」
それを見ていた大歌舞伎はあたかも、自分が掌底を喰らったかのように痛そうな表現をしてみせた
小歌舞伎「凄い。先ほどワンインチパンチを決めた場所に寸分違わずに決めた。なんて恐ろしい奴なんだ。前田・・」
シブヤ「うっ・・。ゲホッ・・」
先ほどのワンインチパンチは、なんとか耐えたシブヤだったが、この攻撃には堪らずに地面に片膝を付いてしまった
ダンス「シブヤさん!」
その様子を見ていたダンスが思わずシブヤの元に駆け寄ろうとしたが、レモンと寒ブリに両腕を捕まれてしまった
ダンス「離せ!離せよ!てめえら!くそっ!」
レモン「これはタイマンだ!」
寒ブリ「それも、お前がマジ女を裏切るほどに惚れ込んだシブヤのタイマンだ。そんなタイマンにお前は水を差そうってのか?」
レモンと寒ブリが暴れるダンスを諭す
ダンス「・・シブヤさん。もういいよ。もう立たないで。シブヤさぁ〜ん」
ダンスが泣きながら叫ぶ
シブヤ「前田ぁ・・」
シブヤは立ち上がった
しかし、その足はもうふらついている
前田「シブヤ」
前田がシブヤを労るような憐れむような
何とも言えない表情で見つめる
シブヤ「まだだ。まだ・・終わってねぇぞ。アタシはまだ終われねぇんだ。アタシは、お前に借りを返す為に過去も未来も全てを捨てた。こんな所じゃ終われねぇんだぁ!」
シブヤが拳を握り締めて前田に向かう
しかし、シブヤはもう足を引きずって歩いている状態だった
それでもシブヤは、一歩また一歩と確実に前田に近付いて来る
シブヤ「あああぁぁ!」
そしてシブヤは前田目掛けて右の拳を振り抜いた
しかし、そのシブヤの拳が前田を捉える事はなかった
何者かが凄まじいスピードで一瞬のうちにシブヤの前に現れたのだ
シブヤ「てめえ・・。ブラック」
ブラック「シブヤ」
ブラックはシブヤの拳を自分の胸で受け止めていた


175名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 05:48:50.96 ID:oqIhWrJ4O
>>174
シブヤ「どけ!」
シブヤはブラックの肩を力任せに押す
ブラックもそれ以上は抵抗する事なくシブヤに道を開ける
ふと、見ると
まだ前田の所までは、かなりの距離があった
シブヤは既に目が霞み始めて正常な距離感を失いつつあった
シブヤ「前田・・。前田。前田。前田!前田ぁ!」
シブヤが再び前田に殴りかかる
しかし、次にシブヤの拳を受け止めたのはサドだった
シブヤ「・・邪魔すんじゃねぇよ。サド。アタシの邪魔をするならいくらあんたでも容赦はしねぇ」
サド「・・もう止めろ。シブヤ。死ぬぞ」
シブヤ「うるせぇ!」
シブヤはサドも突飛ばして更に前田に迫る
シブヤ「前田。お前のせいだ。何もかもお前が悪いんだぁ!」
シブヤが三度目の拳を振るう
今度はゲキカラがその拳を受け止めた
ゲキカラ「ねぇ?怒ってる?シブヤ」
シブヤ「あぁ、怒ってるよ。アタシの怒りは誰にも止められねぇ。ゲキカラ。お前にもな」
ゲキカラ「シブヤ。お前は戦う理由を見つけたんだな。戦う理由のない喧嘩は勝っても負けても虚しい」
ゲキカラがシブヤの拳を両手で包み込んで言った
シブヤ「優子さんか。優子さんはもういねぇんだ。アタシたちを導いてくれる人はもういねぇんだよ」
シブヤは遠くから自分を見つめている優香と優希に一瞬、視線を泳がせてから言った
シブヤ「どけ!ゲキカラ」
シブヤがゲキカラの体を突飛ばした次の瞬間
シブヤの前にトリゴヤが現れた
シブヤ「トリゴ・・。うっ・・」
トリゴヤは素早くシブヤの頭に自分の掌を当てた
現場にしばしの沈黙が流れる
トリゴヤ「見えた・・」
トリゴヤの声は涙声になっていた
シブヤ「てめえ。トリゴヤ・・」
トリゴヤ「シブヤぁ!辛かったね。全部自分で抱え込んで。ごめんね。あんたを助けてやれなくて。ごめんね!」
トリゴヤはシブヤの体を力一杯抱き締めて叫んだ
シブヤ「うぜぇんだよ。離せ」
トリゴヤ「シブヤ・・」
シブヤはトリゴヤの体も押し退けてさらに歩みを進める
176名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 06:13:14.90 ID:oqIhWrJ4O
>>175
シブヤ「前田・・」
ついにシブヤは前田の元に辿り着いた
前田は真っ直ぐな瞳でシブヤを見つめたまま動こうとしない
シブヤ「前田・・。隙だらけだな・・。くっ・・。これで、終わりだあぁ!」
シブヤが渾身の力を込めて前田の顔にパンチを打ち込む
シブヤのパンチは前田にヒットしたが既にシブヤの拳は無力だった
シブヤ「どうだ・・。効いたか?前田」
前田「あぁ。効いたよ。シブヤ」
シブヤ「アタシは一度負けた相手に二度は負けねぇ。アタシはラッパッパのお豆じゃねぇんだ・・」
前田「あぁ。お前はラッパッパ四天王のシブヤだ」
シブヤ「ふっ。アタシがラッパッパ?マジすか?」
前田「あぁ。マジだよ」
シブヤ「前田・・。アタシはお前が・・」
シブヤは、その言葉を最後まで言えなかった
それは不器用なシブヤが、どうしても前田に言いたかったはずの言葉だった
思えば、シブヤは、そのたった一言の為にこんな事を起こしたのだ
マジ女とヤバクネを巻き込んだ一大戦争を
シブヤは、気を失って膝から地面に崩れ落ちた
ダンス「シブヤさん!」
ダンスがレモンと寒ブリを振り切ってシブヤの元に駆け寄る
ダンス「シブヤさん!しっかりして!シブヤさぁん!」
ダンスがシブヤの体を抱き起こして泣きわめく
部下「警部。今がチャンスです。踏み込んで奴らを一網打尽にしましょう」
たかみな警部の部下が勢い込んでたかみなに叫ぶ
たかみな警部「いや、もう用は済んだ。帰るぞ」
部下「はっ?何言ってるんですか!こんなチャンスはもう・・」
たかみな警部「ここにヤンキーはいなかった。ここにいたのは、全員ただの女子高生だ」
部下「はぁ?」
たかみなの言葉を聞いた部下は呆れたような表情でたかみなを見た後、1人で現場に踏み込もうとした
しかし、たかみな警部が部下の腕を掴む
部下「何するんですか!」
部下はとっさに、たかみなの手を振りほどこうとしたが、たかみなの今にも殴りかかって来そうな厳しい表情を見た途端に毒気を抜かれたように大人しくなった
177名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 07:47:38.75 ID:oqIhWrJ4O
すまんかった
スレの勢いを止めてしまったな(笑)
178名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 07:58:29.17 ID:ISwa7U2S0
>>177
もう終わりですか?
179名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 08:07:16.80 ID:oqIhWrJ4O
>>178
いや、まだ全然あるけど
マジすか学園2・5まで考えてる
センターとネズミ世代のラッパッパとハブ、ミソのヤバクネとナンバ高校との三つ巴の戦いまでプロットは出来てる(笑)
180名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 08:41:21.61 ID:ISwa7U2S0
面白いんで続けて欲しいんだけどここでやると色々言われそうですよね(´Д` )
181名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 09:05:39.83 ID:pvYhhHjgO

うん、長いからすっ飛ばしw
182名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 09:30:05.45 ID:ISwa7U2S0
まぁここは一応サーモンさんを待ちましょう。
183名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 10:40:25.39 ID:siqoi8PO0
2種類あると混乱するからねー
マジスカ2.5も読みたいし新スレたてるか、HPで書いてみたら?
184名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 10:58:40.24 ID:oqIhWrJ4O
自力ではスレ立て出来ませんでしたorz
185名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 11:24:41.37 ID:MDqlm/0p0
2.5も中々面白いが、
Zeroがクライマックスに近づいているから、
それが終わるまでは待てよ。
186名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 11:37:51.10 ID:lIRSrnN70
ゼロはアニメでもいいからやってほしいわ
187名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 12:53:38.09 ID:oqIhWrJ4O
では俺はまた保守の作業に戻ります(笑)
188名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 13:16:10.95 ID:dmQyuv630
どーでもいいんだけど掌底ならグローブいらなくね?w
189名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 13:18:24.14 ID:dmQyuv630
ごめん、掌底は前田だな
190名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 13:39:35.05 ID:5/1tO/vk0
保守
191サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 14:00:20.58 ID:YAAU/EbEO
ほしゅありがとう
2.5さんの方も早く見れるように
なるべく早く書き終えます
まだ最終回だけしか書いてないですがW
192名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 14:49:13.77 ID:wM+pH3FS0
いや、クライマックスはできるだけ丁寧に書いてほしい
ここは1番重要で盛り上がるところ
ゆっくりでいいよ
でも、こういうのは好みによるから、サーモンさんにまかせます
193サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 14:50:03.25 ID:YAAU/EbEO
「な、なんなんだよこいつら・・」

優子と篠田の強さは圧倒的だった
すでに半分以上を返り討ちにしていた

篠田「それでもマジ女の生徒か?根性見せろよ」

“うわぁぁぁ!”

木刀を持った生徒が篠田に襲いかかるが、
篠田は木刀を片手で掴み、殴り倒した
篠田「そうじゃねーだろ?拳で来い」

優子「ははっどんどんこいやー!」
優子もまた、楽しそうに次々と相手を倒していった
優子「おっしゃー!次!!」

篠田“あいつ、なんであんなに楽しそうに喧嘩するんだ・・・”
優子の方を見た篠田は、ふとそんな事を思っていた
その篠田の顔もまた、
少し笑っているように見えた
篠田「おらぁ!どーした?もう終わりか?」

敵はすでに残り2人となっていた
“これが・・・大島優子と篠田麻里子・・”
マジ女の生徒は2人とも持っていた鉄パイプを捨て、
覚悟を決めたように拳で篠田と優子にそれぞれ殴りかかっていった
“うわぁぁぁ!”

篠田「それが“マジ”だよ」

優子「・・・そうだな!」
篠田は向かってきたきた相手を裏拳で殴り倒し
優子は長いスカートから繰り出した
ハイキックで相手を倒した
194名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 14:56:52.67 ID:wM+pH3FS0
>>177
みんなが寝てる時間だから、レス少なかっただけだと思うよ
195サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 15:28:54.54 ID:YAAU/EbEO
篠田「終わったか、はぁ・・はぁ・・・」
少し息を切らせながら篠田は優子の方を振り返った

両膝に手をつき、前屈みになっていた優子は
“フゥー”と息を吐き出し
篠田の方を振り返り、右手で前髪をかきあげた
優子「さぁ続きやろうぜ?」

篠田「・・・・ああ」
息を切らしながら篠田は言った

優子「ははっ疲れてんじゃねぇのか?今度にするか?」

篠田「・・バカ言え、半端に終われるかよ」

優子「そうだな、もう“マジ”になっちまったもんな」

篠田「ふっ、そういう事だ・・」

“おらぁぁぁ!!”
篠田は優子に向かっていった
196サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 16:00:10.74 ID:YAAU/EbEO
向かってきた篠田の拳が優子の顔面に入った
“バシッ!”
優子は唇の血を拭い、手に付いた血を見て笑った
優子「ははっ!」
今度は優子が篠田を殴る、“バシッ!”

篠田「・・・くっ」
そしてまた殴り返す篠田・・・

お互い拳を避けようとせず殴り合いが続いた
避ける力が残っていなかったのか、
それとも、お互い“避けなかった”のか
それは闘っている2人にしかわからなかった

優子「・・はぁ・・はぁ・・、おもしれーなぁ・・
“マジ”の奴と喧嘩するのはさ」

篠田「・・ああ、こんな喧嘩してみたかったんだよ」
197名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 17:18:53.38 ID:+K3umQHS0
>>184
スレ立て代行お願いしたら?
198サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 17:27:58.59 ID:YAAU/EbEO
優子も息を切らし始め、
篠田はさらに呼吸をする間隔が短くなっていった
“はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・“
足がふらつき始めながらも、
篠田は優子に向かっていき、優子の肩を掴んだ

篠田“くっ・・”
が、その瞬間篠田の腹部に優子が膝蹴りを喰らわせた
優子“おらぁ!”

後ずさりし、前屈みになった篠田に追い討ちをかけるように、
優子は殴りかかりに行った、
篠田は優子の右の拳を左腕でガードし、優子の体を掴んだ

“おらぁっ!”裏拳で殴り返す篠田

“・・うっ!”まともに喰らった優子もまた、
その力に後ずさりし少しよろめいた

裏拳が入った口を抑え、顔に笑みを浮かべる優子だった
199名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 17:57:22.70 ID:wM+pH3FS0
よく漫画とかである後一発くらったら倒れる的な状況だな
エンディングが見えてきたぜ…
200サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 18:54:06.78 ID:YAAU/EbEO
“あはは!”
優子は髪をかきあげ、拳を硬く握りしめて
篠田を殴り返した、“バシッ!!”

“うっ・・・!”崩れ落ちた篠田は、地面に手につき
すぐさま優子の方を振り向いた、
睨みつけたその篠田の右の目の上には
深く傷がつき、血が滲み出していた・・・

息を切らし、顔に笑みを浮かべ、
こっちを見ている小さな優子の姿が
篠田にはなぜか自分より大きく見えた・・・

篠田「・・負けだ・・・」
篠田は仰向けになり、空を見つめた

優子「おめぇSだろ?こんな喧嘩の仕方する奴は初めてだ」

倒れた篠田に、優子は手を差し伸べた

優子「今日からおめぇは、サドだ」

そう言った優子の笑顔に、サドは応えた

サドは優子の手をがっしりと掴み、
優子はサドの手をひっぱった

---その2人の姿を綺麗な夕陽が照らしていた---
201名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 19:00:19.21 ID:wM+pH3FS0
名言
優子「おめぇSだろ?こんな喧嘩の仕方する奴は初めてだ」
202名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 19:50:25.59 ID:79Ynz15R0
203名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 19:56:16.07 ID:MDqlm/0p0
完、かと思ったが、
まだ、ラッパッパのてっぺん盗りストーリーが残っていたな。
サーモンさん、ガンバ!
204名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 19:59:28.76 ID:CfU4a+zI0
ノーンティー
205サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 20:16:28.03 ID:YAAU/EbEO
はい もうちょびっと付き合ってください
206名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 20:48:47.48 ID:KlHOUw8sO
優子のオマンコ
207サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/23(土) 21:11:03.71 ID:YAAU/EbEO
優子とサドのタイマンから数日後、マジ女では・・・

シブヤ「2人とも今日も学校に来てないか・・・
おいトリゴヤ、篠田と電話で話したんだろ?あの日の事詳しく教えろよ」

トリゴヤ「よくは知らないよ・・ただ、まりこが“わたしの負けだ”って言ってた」

シブヤ「そうか、大島優子が勝ったか・・」

トリゴヤ「うん、怪我が治ったら学校に来るんじゃないかな?」

シブヤ「・・・・ラッパッパへの階段、あいつなら上るだろうな」

トリゴヤ「あんたも一緒に行くんでしょ?」

シブヤ「ああ、そのつもりだ・・四天王もまだ残ってる、あいつ1人じゃ無理だ」

トリゴヤ「副部長の大島麻衣もいるもんね・・
わたしも一緒に行くよ」

“副部長はわたしがやる”

トリゴヤ「まりこ!」
教室のドアを開け、サドが入ってきた

サド「あいつは、優子はまだ来てないのか?」

シブヤ「ああ、・・・けどタイマンにもってくにはまだ足りねー」
その時、教室のどこからか、声が聞こえてきた

“熱き血潮の柔肌よ・・・・明日はもうない”
208名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 21:37:20.22 ID:KlHOUw8sO
優子とサドのタイマンは
マンコのマン!
どちらも舐めていじりたい
209名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 22:19:47.06 ID:oqIhWrJ4O
210名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 23:12:36.36 ID:MXEeHzwX0
しゅ
211名無しさん@実況は禁止です:2012/06/23(土) 23:51:39.00 ID:MXEeHzwX0
212名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 00:03:48.70 ID:UW7+Yq13O
優子のアナルを舐めながらゲキカラにチンポしゃぶられながら両手でシブヤの、オマンコとサドのオマンコに手マンしたい
213サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/24(日) 00:59:30.56 ID:o9YXv5JIO
214名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 01:02:45.84 ID:5EUYHkwd0
>>213
楽しみにしてる
頑張ってー
215名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 01:15:07.59 ID:R/RoXV6g0
ホス
216名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 01:47:51.11 ID:IlakmSip0
ホスホス
217サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/24(日) 02:42:42.16 ID:o9YXv5JIO
トリゴヤ「この声は・・・ブラック?」

ブラック「シの宣告ってやつだ、ラッパッパへのな・・・」
姿を現したブラックは腕を組ながらそう応えた

シブヤ「これでなんとか闘えるか?」

サド「優子が倒した四天王の戸島も今は帰ってきてるはずだ、
わたしが2人やってやる、
優子と部長の野呂のタイマンにもっていくぞ」

トリゴヤ「まりこが“誰かのために”喧嘩するなんてね〜
ちょっと嫉妬しちゃうなー」

サド「あいつとタイマンはったお前らも気づいてるはずだ
喧嘩がただ強いだけじゃない、あいつは・・・・」

そうサドが言いかけた時、

“おっはー!!”

優子が勢いよく教室に入ってきた
218名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 02:52:27.77 ID:IlakmSip0
>>184
代わりにスレ立てようか?
219名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 04:25:59.10 ID:IlakmSip0
優子登場
220名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 05:57:46.17 ID:IlakmSip0
サドかっこいい
221名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 06:37:07.74 ID:ph8TlTSMO
>>218
お願いします
222サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/24(日) 08:45:21.97 ID:o9YXv5JIO
ブラック「“おっはー”って・・・もう昼過ぎてるぞ」

優子「まぁいいじゃねぇか、細かい事気にすんなよ!」
優子は笑いながらブラックの肩を叩いた

優子「おーサド、その傷、残っちまったか・・わりぃ」
そう言って優子は申し訳なさそうな顔をした

サド「謝んな、結構気に入ってんだ」
目の上の傷に触れながら、サドは少し微笑んだかのように見えた


シブヤ「サドってなんだ?」

優子「ああ、サドって呼ぶ事にしたんだ、なんかカッコイイだろ?」

トリゴヤ「サドか〜いいね、まりこにピッタリだよー私もサドって呼ぼう〜!」

サド「・・・好きにしろ」

教室の隅で話しを聞いていたブラックがそっと呟いた
ブラック「・・・サド・・・・」

その姿を見て優子は、はにかんだ笑顔を魅せた

そして持っていた潰れたカバンを机に置き、
“ん〜!”と背を伸ばし、ゆっくりと首を回した

優子「さ〜て、行くかな、テッペン取りに」
223名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 08:45:41.45 ID:R/RoXV6g0
おっはー
224サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/24(日) 10:27:14.95 ID:o9YXv5JIO
“・・・!!”
教室にいた者達が一斉に驚いた顔で優子の方を見た

シブヤ「行くって・・・今からか?」

優子「ああ、早い方がいいだろ、怪我治ったし」

トリゴヤ「ちょっと、冗談でしょ?学校来たばっかりじゃん」

優子「マジだよ」

サド「あはは、そうでなくっちゃな、一緒に連れてけ
お前は部長の野呂とタイマンだ、他は任せろ」

トリゴヤ「わたしもね、約束でしょ?」

ブラック「時は来た・・・」
首に下げた十字架を握りしめたブラック

シブヤ「木っ端はわたしが倒してやるよ」
グローブを付けて席を立つシブヤ

優子「おまえらも来てくれんのか、なんかワクワクすんなこういうの」

その時どこからか笑い声が聞こえてきた・・・

“キャハハハハ”
教室のドアに手をかけて立っているその声の主は・・・

サド「ゲキカラか・・お前も行くのか?」

ゲキカラ「あははっ、勘違いしないでね〜わたしは優子さんに付いていくんだよ」
不適な笑みを浮かべながら首を回すゲキカラ

優子「・・・“マジ”に生きてるって感じがしてきたよ」
そして優子は髪をかきあげた

優子「よしっ行くか!!」
225名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 11:13:22.00 ID:LEl53FjT0
髪をかきage
226名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 11:38:38.92 ID:ph8TlTSMO
227名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 12:54:52.10 ID:5EUYHkwd0
しゅ
228名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 13:41:38.08 ID:dPaK4h230
期待age
229名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 14:53:43.66 ID:IlakmSip0
>>221
ごめん、寝てた…
タイトルとテンプレどうしましょうか?
230名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 16:09:17.36 ID:ph8TlTSMO
>>229
タイトルはマジすか学園2.5みたいな感じでテンプレは、マジすか2から3までのストーリーを妄想するみたいな感じで、みんなでワイワイ出来ればいいかなと思います

231名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 16:09:47.76 ID:tVZAVq660
ほしゅ
232名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 16:27:58.39 ID:cXwsSqrj0
>>230
了解
それで立ててくる
233名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 16:30:40.07 ID:cXwsSqrj0
立ててきたよ
234名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 16:33:15.43 ID:uHSAuJIP0
誘導

マジすか学園2.5
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/akb/1340523006/
235名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 16:34:05.79 ID:cXwsSqrj0
>>234
ごめん、忘れてた…
サンクス
236サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/24(日) 16:59:00.00 ID:o9YXv5JIO
ラッパッパの部室へと続く階段に向けて、優子達は歩き出した

優子を先頭に、サド、シブヤ、ブラック、ゲキカラ、トリゴヤが後に続いた

2年の強者達が歩くその姿に、
廊下にいたマジ女の生徒達は気圧され、
次々と道を開けた

---大島優子、動く---

その話はすぐにマジ女中に広まった
もちろん“階段の上にいる者達”にも

大島麻衣「やっぱりきたね、どうする部長?」

野呂「受けてたつに決まってんだろ、それがマジ女だ」

大島麻衣「あいつとタイマンだね、じゃあ部長はここで・・・
私達は迎えにいくよ」

野呂「教えてやろうぜ、世代交代はまだはえーってな」

大島麻衣「はい・・・行くぞ!浦野、大堀、川崎、戸島!」

四天王“はい”
237名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 17:01:14.54 ID:cXwsSqrj0
まいまい
238名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 17:02:09.36 ID:tVZAVq660
wktk
239名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 17:46:10.44 ID:IAIMG16v0
>>236
ここまで読んだ面白いから続き期待してます
240サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/24(日) 18:29:34.18 ID:o9YXv5JIO
優子「この階段の上にマジ女で一番つえー奴がいるんだな・・・」

階段の前に立った優子達は上を見上げた

サド「ああ」
サドは着ていた真っ白いファーのジャケットを脱ぎ、
そのジャケットをしばらく見つめた
サド「副部長の大島麻衣は私にやらせてくれ」

シブヤ「いよいよだな、正直ちょっとこえーよ」

ブラック「ああ・・」

トリゴヤ「どうしよ〜」

ゲキカラ「キャハハハッアハハハ」

優子「ははっ大丈夫だって!ぜってー勝つさ!」
そう言って優子は無邪気に笑った

“・・・!”

その時、階段の上からついにラッパッパが姿を現した
そしてその姿は、それぞれ“ラッパッパの証”を身に纏っていた
黒のファージャケットを着た大島麻衣、
薄いピンク、ダークグリーン、赤、そして黒、
それぞれ別色のスカジャンを着た四天王だった
241サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/24(日) 18:34:03.03 ID:o9YXv5JIO
大島麻衣「迎えにきたよ大島優子、奥で部長が待っている・・・」

優子「ああ、階段・・・上らせてもらうぜ」
優子は階段を勢いよくかけあがり、
途中、後ろを振り返った
優子「ちょっとぶっ飛ばしてくるからよ!お前らここ頼んだぞ!」
そして優子は奥へと消えていった

サド「負けんなよ・・」
そうサドが呟いた時、副部長の大島麻衣がゆっくりとサド達の所へ降りてきた

大島麻衣「久しぶりだね、篠田・・知ってたよ、あんたがそのファーのジャケット着てた事」

サド「あんたのその強さ・・憧れてたよ、一年の時負けて以来、あんたみたいになりたくてずっと着てたんだよ
色は替えさせてもらったけどな」

大島麻衣「ふふっ嬉しいね、今は・・サドだったかな?
サド、あんたはわたしとタイマンだ」

サド「あの頃とは違うぞ」
持っていたファージャケットを投げ、大島麻衣を睨みつけた

そして、その様子を見ていた四天王達も動きだし、階段を下り始めた
242名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 19:03:36.63 ID:cXwsSqrj0
ゲキカラ「キャハハハッアハハハ」
ゲキカラはいつも変わらないな、そんなとこが好きだよゲキカラ
あ、2で変わるか…
243名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 19:09:09.27 ID:748o/W9A0
保守
244サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/24(日) 19:10:23.21 ID:o9YXv5JIO
“お前達はわたしら四天王が相手だ”

シブヤ「戸島ぁ、てめぇはわたしが相手だ」

戸島「タイマンなら勝てる気か?やってみろよ、こっちに来い」
薄いピンクのスカジャンを着た戸島の後をシブヤは付いていった
浦野「戸島とシブヤか・・わたしは誰にしようかな」

ブラック「その黒のスカジャン・・・頂こう」

浦野「ん?柏木か・・生意気だね、礼儀ってもん教えてやるよ」
そして浦野とブラックも教室の方へ消えていった

大堀「ゲキカラとトリゴヤだね、あんたのが強そうだねゲキカラ
そのクレイジーな所見せてよ、ふふっ」

ゲキカラ「キャハハハ・・・見せる前に終わちゃうんじゃないかな〜」
首を回し、ダークグリーンのスカジャンを着た大堀の後へと付いていった

川崎「ちぇっ、一番弱そうな奴が残ったなぁ、ハズレかよ」

トリゴヤ「ハズレか〜、あんたはジョーカーひいたんだよ
まぁ赤好きだし〜ちょうどいいかな?」


それぞれがそれぞれの場所で、
ラッパッパの椅子をかけてタイマンが始まった・・・
245名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 20:40:37.19 ID:5EUYHkwd0
246名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 21:24:23.18 ID:748o/W9A0
しゅ
247名無しさん@実況は禁止です:2012/06/24(日) 22:49:40.80 ID:R/RoXV6g0
保護
248サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/24(日) 22:50:26.14 ID:o9YXv5JIO
優子「さぁて派手にいこうかな」
ラッパッパの部室の前にたった優子は勢いよくドアを蹴破った
“おらぁぁっ!”
ドアが開いたその奥には、金色の椅子に座るラッパッパ部長、野呂佳代が座っていた

野呂「ようこそ、ラッパッパへ・・私が部長の野呂佳代だ」

優子「お前がこの学校のテッペンか、」

野呂「まぁそういう事になるかな、どうだ?マジ女は」

優子「最高だ、つえー奴もたくさんいるしな、ダチもできたし」

野呂「そう、だからこの学校は強いんだ、上を目指す奴らが集まり、“マジ”でぶつかる
そんなヤツらがダチになったら無敵だろ」

大島「ははっ確かにそうだな」

野呂「このマジ女は最強で在り続けなきゃならねーんだ
せっかくここに来てもらったのに悪いが、
お前を“マジ”で潰させてもらうぞ
ここからの景色・・まだあいつらと見ていたいしな」

優子「もうとっくにマジだよ、こっちも負けるわけには行かねーんだ
約束したからよ」

野呂「ふっ・・こっちだ」
野呂は立ち上がりさらに奥の部屋へと続くドアを開けた
その部屋は暗く、マジ女の校旗が飾ってあった

野呂「さて始めようか、来いよ大島優子」

優子「行くぞおらぁぁっ!」
249名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 00:02:51.97 ID:O5o7qNbi0
期待age
250サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/25(月) 00:38:55.08 ID:ityvrXfQO
優子の右の拳と、野呂の拳がクロスしたその時
野呂は優子の拳をギリギリで交わしていた
“うっ・・!”
野呂の重い拳が優子の顔面にヒットした
ふっ飛ばされた優子の小さな体は壁にぶつかり
“ガシャーン”という音とともに置いてあった楽器が地に落ちた

優子「いってぇ〜」
そう言って鼻を押さえた優子は、制服に付いた埃を払い髪をかきあげた

優子「ラッパッパの部長か・・ははっ!」
優子はいつもように嬉しそうに笑い、
野呂佳代に向かっていった・・・

---そして、ラッパッパ四天王、そして副部長と戦っているサド達は---

シブヤ「う・・・っ!」
戸島のパンチがシブヤの腹にきまった
その戸島もまた、シブヤからのダメージを受け足元は揺らいでいた

戸島「いい加減くたばれこのヤロウ・・・」
シブヤ「てめぇ・・強いくせになんであの時タイマンしなかった?・・」

戸島「ラッパッパはな、他の学校からも・・・下のヤツらからも常に狙われる存在だ
誰かが汚れ役やらなきゃならねーんだよ
上に立ち続けるにはな」

シブヤ「ちっそういう事かよ・・」
シブヤはグローブを外し、指に付けていたネイルを取った

戸島「おまえ・・?今までそんなもん付けてたのかよ、舐めやがって
ボクシングかじってたくらいで調子にのるなよ!」

シブヤ「舐めてねーよ、その汚れ役変わってやるって言ってんだよ・・・それに、」
シブヤが拳を固く握りしめ、戸島に殴りかかった
戸島はシブヤの拳を避けたが、

“うぅ・・・!”

その瞬間、シブヤのハイキックが戸島の頭を直撃した

シブヤ「ボクシングじゃねー、蹴りの方が得意なんだよ」

倒れる四天王、戸島花・・・
シブヤ「そのスカジャンもらってくぜ?
ラッパッパはこれからあたしが守る」
薄いピンクのスカジャンを着て、シブヤはその茶色い髪をなびかせた
251名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 00:53:03.91 ID:oLGlodnV0
渋いぜシブヤ
252名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 01:16:43.34 ID:e8swHH1p0
wktk
253サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/25(月) 01:43:00.89 ID:ityvrXfQO
そして、同じ頃・・

ゲキカラ「キャハハハハ」
爪を噛み、椅子を引きずりながら大堀に歩み寄るゲキカラ

大堀「こ、こいつなんてバケモノなの・・・」

ゲキカラ「バケモノ?まだ全力じゃないよ〜ラッパッパもたいした事ないんだね〜」

大堀「ラッパッパの名前・・・気安く口にするな!」
大堀は立ち上がり、ゲキカラに殴りかかるが
ゲキカラは持っていた椅子を大堀に投げつけた
“くっ・・!”少し体制を崩したが、すぐに立て直した
大堀の右ストレートがゲキカラの顔に当たった
“バシッ!”ゲキカラの左のまぶたが血に染まった
流れ落ちる血に左目が見えなくなっていくゲキカラ、

ゲキカラ「あははっふふふっ」
不適に笑いながら目をぱちぱちとするゲキカラの姿に
大堀は恐怖を感じた

大堀「く、狂ってる・・・」

ゲキカラ「そうだね〜今はゲキカラかなぁ〜怒ってないよ、怒ってない・・・キャハハ」

ゲキカラはゆらりと大堀に歩み寄った
ゲキカラ「これな〜んだ?」
落ちていた鉛筆を拾って“バキッ”と2つに折り、大堀に見せた

大堀「や、やめろ!」
大堀は何度もゲキカラを殴るが、ゲキカラはどんどん近づいてきた

“きゃあぁぁ!!”
その瞬間教室に大堀の悲鳴が響きわたった


ゲキカラ「あっ、ズレちゃった」

左目が見えなくなっていたおかげで、
鼻に鉛筆は刺さっていなく、鼻に傷が付いたくらいだった
しかし大堀はすでに恐怖からか失神していた

ゲキカラ「まぁいっか〜優子さん喜んでくれるかな〜」

ゲキカラはふと思いついたように
大堀のダークグリーンのスカジャンを剥ぎ取った

ゲキカラ「龍か〜優子さんに見せてあげよ〜きゃはは」

---四天王大堀恵、ゲキカラに敗れる---
254名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 02:57:35.00 ID:K8rVpAyo0
ゲキカラが大堀を殺すんじゃないかと思いヒヤヒヤした
255名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 03:11:53.94 ID:XBPypMjp0
手元が狂って目に刺したのかと思った
256名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 04:35:59.51 ID:50mBlai+0
257名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 06:11:39.29 ID:50mBlai+0
258名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 09:03:05.85 ID:CNCzhx6A0
259名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 12:07:42.93 ID:4Acor3Uw0
260名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 13:07:33.21 ID:L+aT+Nx+O
ほしゆ
261名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 14:18:06.50 ID:e8swHH1p0
262名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 16:48:28.07 ID:e8swHH1p0
しゅ
263名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 18:28:09.37 ID:4Acor3Uw0
264名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 18:31:11.39 ID:ityvrXfQO
ほしゅありがとう
265名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 19:13:15.25 ID:vutd6HDr0
捕手
266名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 19:38:54.60 ID:GMiF/hKr0
ほしゅ
267名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 19:38:59.06 ID:+o6k5ZhR0
シブヤさんの頭突きが出なかったな?
268名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 20:00:51.36 ID:e8swHH1p0
269名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 20:41:11.87 ID:e8swHH1p0
270名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 21:29:18.68 ID:ityvrXfQO
残業してますた・・
271名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 21:37:29.28 ID:e8swHH1p0
>>270
お疲れ!
無理しないで
272サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/25(月) 22:47:23.83 ID:ityvrXfQO
そして・・トリゴヤと四天王川崎希は・・・

川崎「なんだ〜やっぱりハズレじゃん、
なんであんたが大島優子達と一緒にいるんだか」
地面に膝をついているトリゴヤを、川崎は思いっきり蹴りとばした
“きゃぁっ!”
トリゴヤは地面に手をつき、こぼれ落ちる自分の血を見ていた
トリゴヤ「お願い・・・見えて!見えて・・見えて見えて」

川崎「何ぶつぶつ言ってんだよ!」
川崎がトリゴヤの背中を蹴るが、
それでもトリゴヤは地面に滴り落ちる自分の血を見ていた

川崎「ダメだ、こいつ戦意喪失かよ
部長のタイマン邪魔しちゃぶっころされるから
他のヤツらでも助けに行くか〜」

トリゴヤ“・・・サドのタイマンの邪魔はさせない!”
その時
“ザザッ”
トリゴヤの中で何かが変わった
姿こそ変わらなかったがそれはまったく別の“ナニカ”だった
スッと立ち上がったトリゴヤ
川崎「ん?」

トリゴヤ「どうしてヤンキーになったの?・・・」
トリゴヤが川崎の耳元でそっと囁いた
川崎“て、てめぇ・・!”
そう言ってトリゴヤからすぐに離れた

トリゴヤ「ふふっ居場所がほしいよ〜」

川崎「な、なんの事だ!」

トリゴヤ「あんたにも見せてあげる」
トリゴヤは川崎の頭を掴み、まるで何かを伝えるかの様に自分の額を当てた
273名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 23:06:16.05 ID:noDYHQE20
ほしゆ
274サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/25(月) 23:06:32.61 ID:ityvrXfQO
川崎「うぅ・・・!!」
そのビジョンとは
---裕福な家庭に生まれ、お嬢様として育ちながらも、
両親の期待を裏切りヤンキーとしての道を選んだ
川崎希とその両親の苦しみの声だった
子供の頃、家では“いい子”を演じていた川崎は、
学校では教室の隅にいるような目立たない子どもだった・・・
その姿は、イジメの標的となった---

川崎「や、やめろ!!」
---映像が川崎の頭の中に流れ込んでくる---

そこから抜け出すには、自分の力だけを信じるしかなかった
それ以外なにも、両親さえも・・・憎しみの目で川崎は見るようになった
ヤンキーになり、荒れる事で自分を守るしかなかった

川崎「うわぁぁぁ!」
トリゴヤは掴んでいた川崎の頭を離し、見せていたビジョンは止まった

川崎は頭を抱えその場にしゃがみこんだ・・

トリゴヤ「憎しみだけで四天王になったあんたは凄いよ、
けど過去は過去、この学校に来てあんたは変わったみたいだね」

川崎「・・・・・ごめん・・お父さん、お母さん・・・うぅ」
四天王川崎希の目から涙が零れ落ちた
戦意喪失した川崎は、赤いスカジャンをトリゴヤに渡した
川崎「もうわたしには“それ”を着る資格がねぇ、負けだ・・・」

トリゴヤ「だから言ったでしょ?ジョーカーひいた時点であんたの負けなんだよ」
275名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 23:15:24.05 ID:noDYHQE20
にゃんにゃんww
276名無しさん@実況は禁止です:2012/06/25(月) 23:41:23.84 ID:vutd6HDr0
>>272
ハンハン好き?w
277名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 00:36:13.04 ID:B4ylXE920
278名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 01:09:50.86 ID:rNnX2959O
>>276
ハンハン? ほしゅありがとう
279サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/26(火) 01:16:41.81 ID:rNnX2959O
シブヤ、ゲキカラ、トリゴヤが四天王を倒した頃

ブラックは四天王浦野に苦戦を強いられた

ブラック「くっ・・・どうしてだ?はぁはぁ・・・」
攻撃はあまり受けていなかったが、
自分よりダメージを受けているはずの
浦野の“余裕”にブラックは焦りを隠せなかった

浦野「確かにお前は強い、けどお前には足りないものがある」

ブラック「足りないもの?」

浦野「ああ、ただ強い程度くらいの敵なら今まで簡単に倒せただろうお前なら、
その素早さは普通の奴なら見ただけでビビるはずだからな」
“だが・・・”
浦野はブラックの位置を捉えた、“バシッ”
浦野の拳が深くブラックの腹部に命中した
“ぐっ・・!うぅ・・・”命中した腹を押さえ苦しむブラック

浦野「“マジ”で強い奴には、そんな芸当どうって事ないんだよ
“足りないもの”この喧嘩で見つけてみろ」

ブラック“確かに、大島優子にわたしは勝てなかった・・・優子はなんであんなに強いんだ”

浦野「何か思いついたか?差を埋めるには・・・マジの喧嘩が一番なんだよ!
来い、柏木!」
まるで浦野はブラックを、成長させているかのように見えた

ブラックは首に下げたロザリオを握りしめ再び立ち上がった
ブラック「くそっ・・・」
280名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 01:46:29.78 ID:VUoLAMxr0
>>278
ハンターハンターに“ナニカ”って言う別人格があるキャラがいるから聞いてみたんだ
わからないみたいだね、ごめん
281名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 01:55:05.29 ID:rNnX2959O
>>280
ハンターハンターですね まさしくそこからですw
282サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/26(火) 02:06:46.30 ID:rNnX2959O
再び素早い動きで、浦野の背後に回り、攻撃を加えるが
浦野はそれを避けようともせず、殴りかかった
“おらぁ!”
間一髪、ブラックは浦野の攻撃を避けた

ブラック“これじゃ・・・倒せない”
ブラックは考えていた・・・自分に足りないものを

ブラック“優子にあってわたしにないもの、・・・そういえば最初のタイマンの時笑ってたっけ”
動きが止まっていたブラックに浦野の拳が容赦なく入った
“・・・っ!”飛ばされ倒れるブラック

浦野「見込み違いか?本当にとどめをさすぞ」

ブラックは優子とのタイマンを思い出していた・・・
ブラック“笑いながらマジで喧嘩する奴がいるなんてな”
ブラック“・・・!”

ブラック「ははっ」
ブラックは倒れたまま上を見上げ、ふと笑った、そう・・大島優子のように

浦野「・・・」

ブラック「恐れも そして苦しみも天空高く舞いさった・・・」
ゆっくりと立ち上がるブラック
そしていつもの様に、その浦野の目の前から消えた

浦野「またか・・残念だよ、終わりだ!」
その瞬間ブラックが目の前に現れた
ブラック「おらぁぁぁぁ!!」
その固く握られた拳が、浦野の拳より一瞬早く浦野の、みぞおちに命中した

浦野「うぅ・・・!」
膝から崩れ、倒れ込む浦野

浦野「くっ・・・嬉しいぜ、柏木、お前が“マジ”で向かってきてくれてよ」

ブラック「あんたのおかげだよ、浦野さん」

浦野「これは今日からお前のもんだ、ブラック」
そして四天王、浦野一美は着ていた黒いスカジャンを
自らブラックに渡した
283名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 06:52:56.86 ID:rNnX2959O
284名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 08:06:50.13 ID:fUfEtqDQO
ほしゆ
285名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 09:26:19.60 ID:LDUVLDH10
286名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 10:14:51.72 ID:9819ZXsP0
ゼロ作るにしても、のぞふぃすだけは出演する可能性はない件
287名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 12:57:06.76 ID:rNnX2959O
288名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 13:31:17.97 ID:LDUVLDH10
289名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 14:26:23.12 ID:4oQm9paT0
>>281
やっぱりw
290名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 16:08:12.90 ID:B4ylXE920
巻きage
291名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 19:57:42.17 ID:rNnX2959O
ほしゅ
292サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/26(火) 20:53:11.21 ID:rNnX2959O
ラッパッパ副部長---大島麻衣---
かつて階段に上がる資格をかけて
唯一、現ラッパッパ部長の野呂をひざまずかせた生徒
黒のファージャケットにロンスカ、黒のヒール、両耳に黒いピアスを身につけ
廊下を歩く大島麻衣の姿はマジ女の中でも憧れた生徒は多かった
何よりその綺麗な外見からは想像もつかないほど喧嘩が強かった
中学で負け知らずだった篠田は
1年の時に、大島麻衣にタイマンを挑み、負けた・・・圧倒的に
そしてその大島麻衣の圧倒的な強さに、篠田は憧れた
---そして今、もう一度戦いを挑んだ篠田、今度は“サド”として---

サド「はぁ・・・はぁ・・」

大島麻衣「くっ・・うっ・・篠田、ずいぶん強くなったじゃない」
2人とも傷だらけで血を流し、力は拮抗していた

サド「あんたは、わたしが超えなきゃならねー壁なんだよ
あんた倒さなきゃ前に進めねぇ・・・それに」
“バシッ”という音が廊下に響きわたる
サドのパンチが顔面に当たったが、微動だにせず、すぐサドを睨めつける

サド「今はダチと一緒に“サド”として来てんだよ」

大島麻衣「ふふっまったく・・・追われる者は辛いね、ホント」

サド「どうだい?狩られる気分は・・・・」

293名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 22:15:25.19 ID:acOo99S50
ほしゅ
294名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 23:19:16.58 ID:QIISijCw0
指原スレが乱立してマジすか学園2.5がdata落ちした
ここも注意した方がいいかも
295名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 23:20:16.45 ID:LDUVLDH10
age
296名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 23:30:44.84 ID:qGvwiAm50
揚げ豆腐
297名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 23:34:10.88 ID:Ko8t+jIE0
保守
298名無しさん@実況は禁止です:2012/06/26(火) 23:43:05.67 ID:XwUsPQX60
さらに保守
299名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 00:07:20.59 ID:rNnX2959O
今までほしゅしてくれた人ありがとう
300名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 00:16:35.58 ID:rCjYoQpb0
ほしゅ
301名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 00:24:59.38 ID:VY/PRW+QO
すべてのほしゅに ありがとう
302サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/27(水) 00:29:28.58 ID:VY/PRW+QO
大島麻衣「・・・最高だね、」
大島麻衣が裏拳で殴り返す
“うっ!”そしてすぐサドが殴り返す
“くっ・・・!”その攻防を繰り返す
それでも2人とも倒れなかった

大島麻衣「はぁ・・はぁ・・・世代交代か・・・もうその時なのかもな」

サド「あぁ?そういうセリフは倒れてから言ってくれよ
最後までかっこつけろよ」

大島麻衣「ふふっだよね・・・おらぁぁぁぁ!」
サドは大島麻衣の最後の攻撃を避けずに、しっかりと目を見たまま攻撃を受けた
“・・・っ!”
その攻撃に耐えたサドは・・・
サド「沈め、このやろう!」
サドの拳が大島麻衣の顎を捉え
大島麻衣はそのまま後ろに倒れ階段から転げ落ちた
大島麻衣“ぅう・・・くそっ”
倒れたまま上にいるサドを見上げる大島麻衣
その大島麻衣を上から見る篠田麻里子

サド「逆になったな・・・・気持ちいいぜ、
今日からあたしがラッパッパ副部長だ」
そしてサドは地面に置いてあった白のファージャケットに袖を通した

サド「ん?血が付いちまったか、白で良かったぜ
血が目立つからな、あんたの」

そしてラッパッパ副部長、大島麻衣を倒したサドのもとに
それぞれスカジャンを手にした、傷だらけの仲間達が戻ってきた
303サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/27(水) 00:35:44.33 ID:VY/PRW+QO
ラッパッパの部室から激しい殴り合いの音が聞こえてくる

サド「優子・・・」

“ガタッ!!”大きな音が聞こえて
思わず2人が闘う部屋へのドアを開ける
“ガチャッ”

“優子!!”

優子「お、おーお前らおかえり・・ははっ」
壁にもたれ、血を流し倒れている優子
そしてまた、ふらふらになりながら
顔から血を流し苦しそうに立つ野呂

シブヤ「て、てめぇ・・」
思わず2人の間にわって入り優子を助けようとするシブヤ

優子「邪魔・・・すんなよ、今すっげーいいとこなんだからさ」
そう言いながらゆっくりと立ち上がる優子

野呂「はぁ・・はぁ・・あいつら負けたのか・・」

優子「漫画とかでよくあるよな、こーゆう場面・・負けらんねーなぁ・・・」
血が付き、痛そうな拳、その手で大島優子は髪をかきあげた

サド達が息を飲んだその時
優子「うぉりゃあぁぁぁぁ!!」
走り出し、高く飛びあがった
野呂の頭にめがけて蹴りを入れる
野呂「くっ!」
それをガードした野呂の拳が優子の顔面を狙った
“・・・っ!”

優子は両腕で野呂の拳をガードした、そして・・・
優子「あいつらとテッペンとるんだよ!」

その瞬間、優子の全力の拳が野呂に直撃した
野呂“うっ・・・!”

苦しそうに胸を押さえ、野呂はその場に倒れた

野呂「・・・負けだ、今日からおまえがラッパッパの部長だ・・・」
優子「はぁ・・はぁ・・・勝ったぜ、おまえら」

“優子!”
サド達は、力尽き仰向けに倒れた優子に駆け寄った

野呂「・・・おい2年、そいつはもう、部長だ・・・今日から“優子さん”だろ?」
野呂は苦しそうに、ところどころ言葉を止めながら言った
サド達は野呂の方を見て静かに頷いた

304サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/27(水) 00:45:23.95 ID:VY/PRW+QO
サド「優子さん・・・マジ女のテッペンとりましたね、」

トリゴヤ「私達も頑張ったんだよ〜」

ブラック「優子さん・・・優子さんのおかげで私達も勝ったよ」

ゲキカラ「見て〜このスカジャン凄いでしょ?きゃははっ」

シブヤ「明日から楽しみだぜ・・・優子さん」

優子は“ダチ”の声に耳を傾けながら嬉しそうに笑っていた
そして・・・額に手を当て
優子はなぜか、少し涙を隠しているかのように見えた
優子「・・・ホントにわりぃな・・おまえら・・・」

“・・・?”

優子「ちょっとあの金色の椅子まで連れてってくれ・・・」
サドの肩を借りて、椅子のある部室まで来た優子

ラッパッパの部室から外を見つめる優子・・・
そして同じようにサド達もその景色を見つめた

そして優子は静かに話し始めた
優子「ホントにすまねぇ・・・明日からもう学校には来れねぇんだ・・・・」

“・・・!!!”
305サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/27(水) 00:56:18.40 ID:VY/PRW+QO
驚きの顔を隠せないサド達
サド「ど・・どーして?なんでだよ!」
サドは戸惑った

優子「病気・・でな、入院しなくちゃならなくなっちまった・・・もう、ホントは喧嘩できない体なんだとさ、笑っちまうよな・・・ははっ」

その優子の告白を聞き、全てを知っていたトリゴヤは号泣し
そしてまた、他の者も目に涙を浮かべた

“そ、そんな・・・”

優子「今日のこっからの景色、ぜってぇー忘れねぇ」

ゲキカラ「優子さん!優子さんのいない学校なんて嫌だよっ!」

シブヤ「ゲキカラ・・・優子さんをあんまり困らせんじゃねーよ」
そう言ったシブヤの目から涙が零れた

ブラック「なんでよりによって優子さんが・・・」

トリゴヤ「優子さん・・・絶対帰ってきてね」

優子「ああ、帰ってくるさ、サド・・・ラッパッパ、任せたぞ」

サド「はい・・・必ず」サドは泣きながら優子に応えた
306名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 00:57:34.93 ID:DN+LnxDR0
優子ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
死ぬなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
307サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/27(水) 00:58:23.29 ID:VY/PRW+QO
優子「あっ・・・ちょっと紙とペン貸してくれよ」
優子は紙に何か書き出した


『部長専用』


そう書かれた紙を優子は椅子に貼った

優子「あっはは、なんてな」

サド「優子さん・・・わたしにもペン貸してください」

優子「え?ああ」

そしてサドも何かを書いていた
サド「抜けてますよ」

優子「あははっ“部長様”ってなんだよ」

そして四天王達もそれぞれペンを持ち、それぞれ書き始めた

優子「ははっ書いた奴誰だよ、ハートマークなんてガラじゃねぇぞ」

そう言って優子は照れくさそうに笑った

その紙をしばらく見ていた優子は、真面目な顔でこう言った

優子「マジ女を頼んだぞ、
マジ女はいつだって・・・“マジ”だ」


“おまえら、マジに生きろよ”


---その一年後、また別の転校生がこの学校を変える事になる---



308名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 00:59:00.11 ID:DN+LnxDR0
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
309名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 00:59:33.77 ID:DN+LnxDR0
サーモンさん完走おめでとう
310名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 01:01:05.32 ID:Xe5sxCYC0
311名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 01:03:06.98 ID:DN+LnxDR0
>>310
ヒント アフィブログ
312名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 01:08:03.94 ID:z1GDaxG30
乙!!
めっちゃ面白かった!
313名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 01:12:19.08 ID:hUarNaXu0
とうとう終ってしまったか
314サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/27(水) 01:14:21.93 ID:VY/PRW+QO
>>309
ありがとう ほしゅに勇気づけられました

読んでくれた人もありがとう 初めて書いたんで
なんかそういう声が嬉しかったです
315名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 01:17:06.09 ID:DN+LnxDR0
>>314
こちらこそありがとう
お疲れ様〜
316名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 01:21:36.67 ID:VY/PRW+QO
>>312

そう言ってもらえてホント嬉しいです
ありがとう 良かった
317名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 01:22:55.04 ID:z1GDaxG30
初めてとかwww

文才ありすぎ裏山
318名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 02:21:57.73 ID:DN+LnxDR0
マジすか学園2.5立ててきた

マジすか学園2.5 part2
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/akb/1340731048/
319名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 06:40:47.93 ID:YxEeM68D0
めっちゃおもしろかったよー
320名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 06:43:22.86 ID:VY/PRW+QO
>>317
考えながらやってたんで最初の方色々書き方変でしたねw
321名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 07:04:37.56 ID:y5SL9fGX0
乙です。面白かったよ。
322名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 07:08:01.40 ID:NAeLyugu0
終わったんだ!
まとめにとりあげられるかな?
終わってから読もうと思ってたから、今から読んできますね
323名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 07:17:24.36 ID:51PJxZWF0

面白かったぜ
324名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 07:39:45.65 ID:G0g/TESU0
ほほー
たいしたもんだ

完走するってのは難しいもんなんだよ
たいがいは途中でポシャるもんだ
88888
325名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 07:42:00.83 ID:Lk9N65jB0
特番化希望
326名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 08:32:20.50 ID:NAeLyugu0
今ちょうど真ん中くらいまで読みましたー
凄く面白いですね!最初と比べると上手くなってるし!
ZEROさんも見てたのが驚きですな・・・
また続き読ませていただきます!
327サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/27(水) 08:39:21.09 ID:VY/PRW+QO
おおっこんなにたくさんの人が読んでくれてたとは本当に感謝
>>326
お気に入りに入れてくれてた人かな?
ありがとうね
またなんか書きたいですね
328ゆきこ ◆DLkuQGloxcBr :2012/06/27(水) 08:41:55.86 ID:NAeLyugu0
>>327
私もお気に入りに入れたけど、その人じゃないですよ〜
次、また何か書いたら必ず読みますね!
329サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/27(水) 08:45:05.57 ID:VY/PRW+QO
>>328
なんと!コテの人もありがとう 嬉しい
ではまたどこかで
330ゆきこ ◆DLkuQGloxcBr :2012/06/27(水) 08:55:26.48 ID:NAeLyugu0
>>329
oh!コテついてたΣ(´Д`;)w名無しでやってきた意味w
サーモンさん!期待してますね!
では、また(・∀・)ノシ
331ゆきこ ◆DLkuQGloxcBr :2012/06/27(水) 11:21:56.52 ID:NAeLyugu0
サーモンさん!たった今読み終わりました
めっちゃ良かった!すげぇ面白かったよ!!
お仕事とか忙しい中、お疲れ様でした^^
次も期待してるけど、無理しないでくださいね( ・∀・)=b
332名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 11:50:19.49 ID:Jf3x5fZn0
読み終わりました〜
おもしろかった
サーモンさん乙です
333名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 12:01:27.06 ID:EnngxCzfO
あの老け顔でもう高校生役なんか公開処刑のレベル
334名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 12:21:31.24 ID:TCi6uVa90
新世代よりこのエピソードを映像化してほしいなぁ
335名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 19:12:11.32 ID:y5SL9fGX0
>>334
それは面白そうだが、演じ手がセーラー服に耐えられないぞ。
シブヤ、ゲキカラ、ブラック、このあたりがギリギリセーフだろ。
あとは、見るに耐えないぞw
336名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 20:53:28.50 ID:ZJYdN73h0
サーモンさん、お疲れさま。
面白かったです!

>>334
同意。

>>335
俺は全く関係なく見れるよw サド・優子のセーラー服もおっけー。
337名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 21:00:59.30 ID:TCi6uVa90
>>335
アダルトリオはスカート長めだったし問題ないぜ

やすすがここ見てくれたらいいなぁ
338サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/27(水) 21:06:49.77 ID:VY/PRW+QO
感想ありがとう つい気になってみちゃいますねw
読み返すと個人的にはタイマン編はシブヤvs戸島のとこ良かったかなーって
板野さんが髪を手でバサッってやる感じで最後決めたかった
文字で伝えるのって難しいですねw
339名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 21:18:12.87 ID:DN+LnxDR0
>>327
お気に入りの人ですw
>>128
で一気に読んであとは更新されるたびに読んでました
340サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/27(水) 21:42:54.05 ID:VY/PRW+QO
>>339
あれ凄く勇気づけられましたよ ちょいちょい折れそうになってたんでw

ゆきこさんも気遣ってくれてありがとう
昼間や夜中もほしゅしてくれていた皆さんのおかげです
341名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 21:53:56.59 ID:DN+LnxDR0
>>340
そかそか、俺のレスが少しでも役に立ったんなら嬉しいです
342名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 21:59:40.72 ID:7ECznVzk0
読ませていただきました。
呼び方はしっかり統一
主語述語が一致してない
日本語自体がおかしい
句点の位置がおかしい

などに気をつけるともっと読みやすくなるかと

次回作に期待してます。
343名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 22:13:35.45 ID:z1GDaxG30
まとめんばーきてたのか
344名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 22:21:34.74 ID:DN+LnxDR0
wwwww
サーモンさん一気に有名人になったなw
コメント読んだけど、基本好評だったみたいだよb
345名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 22:22:34.55 ID:DN+LnxDR0
346サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/27(水) 22:26:40.70 ID:VY/PRW+QO
>>342
ありがとう 本当に難しかった、小説たくさん読んでおけばなぁって書いてて思いました


って!!まとめんばあぁぁぁぁ
最初のジブヤになってるのがバレるぅぅ
恥ずかしいww
けど嬉しい みんなありがとう 本当に何回も言うけど皆のおかげです
347名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 22:28:23.19 ID:DN+LnxDR0
>>346
348名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 22:29:49.95 ID:vej5RvAc0
まとめんばーにあがってたので一気に読ませていただきました
感想としては3よりこっちの方が見たいです
出演が無理そうな人もいますが
ほんと見たいです
面白かったです
349名無しさん@実況は禁止です:2012/06/27(水) 23:36:39.52 ID:fSQo3or/0
めっちゃおもしろかったので一気に読めたw
はっきり言ってマジすか3より断然こっちの方がドラマで見たいと思った
350サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/28(木) 01:35:35.63 ID:AYhAtlV3O
誤字脱字多いのに本当ありがとう!まとめんばーのコメント見たけどみなみとあっちゃんのとこか〜
あそこの設定いつか書いてみたいですね
351名無しさん@実況は禁止です:2012/06/28(木) 02:07:42.80 ID:4CckLz8bO
これが実現することはこの先もないだろうなーと思ったらやっぱりAKBの一つの時代が終わったんだなーと切なくなったわ

ジブヤにずっこけたけどおもしろかったよー

352TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/28(木) 06:27:56.22 ID:j0d3kFLlO
優子「ここがマジ女かぁ」
県内最強最悪のヤンキー校マジすか女学園の校庭から校舎を見上げながら優子はそう呟いた
県内最強のヤンキー校の噂に違わずマジ女の校舎は、落書きだらけで窓ガラスも割られていたりと、かなりの荒れ具合だった
しかし、そんな悲惨な有り様の校舎を見つめる優子の目は希望に耀いていた
大島優子17歳
彼女は茨木にある小夜苦高校から、このマジすか女学園。通称、マジ女の2年B組に編入して来たのだ
優子「よし!テッペン奪るぞ」
優子がそう気合いを入れて校舎に足を踏み入れた瞬間
生徒「うわああぁぁ!」
二階のベランダから断末魔の悲鳴と共に一人の生徒が地面に落下してドンッ!という嫌な音が校庭に響いた
喧嘩に負けた生徒がベランダから校庭に投げ落とされたのだ
「なんだ!てめえ!やんのかぁ?」
「上等だ!こらぁ!」
マジ女の校内も予想通り・・いや、それ以上の荒れ様だった
廊下のいたる所で生徒が喧嘩をしており激しい怒号や罵声が飛び交っている
中には竹刀や木刀といった凶器を振り回している者もいる
しかし、優子はそんな荒れた校内を涼しい顔をして歩きながら2年B組の教室に向かう
しばらくすると、見慣れない優子の存在に気付いた生徒が一人、また一人と喧嘩を中断して優子に舐める様な視線を送り、またある者はガンを飛ばして来る
と、次の瞬間
そんな生徒たちの中でも一際体の大きな生徒が不敵な笑みを浮かべながら正面から優子に近付いて来た
次の瞬間、その生徒と優子の肩がぶつかった
生徒「いてぇ!」
優子「あっ!悪ぃ」
生徒「おい!待てよ」
優子「ん?」
生徒「わりぃ。じゃねぇんだよ。慰謝料出せよ」
優子「慰謝料?」
生徒「金だよ。金。持ってんだろ?あっ?」
優子「いや、いまちょっと持ち合わせが・・」
優子の言葉が終わらない内に大きな体の生徒が優子の胸ぐらを掴んで引き寄せる
生徒「てめぇの御託なんて聞いてねぇんだよ。いいから出せよ。金」
生徒が大きな顔を優子の顔に近付けてくる
生徒の臭い息が優子の鼻を突く
優子「・・せぇよ」
生徒「あっ?なんだって?うっ・・」
優子が何事かを呟いた途端、優子の胸ぐらを掴んでいた生徒の顔が苦痛に歪む
『マジすか2.5』もよろしく
http://c.2ch.net/test/-/akb/1340731048/
353TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/28(木) 06:36:34.42 ID:rd2CI9g80
思い切って、AKB48サイトに応募してみたら?
もちろん企画・原作は秋元康なんだろうけど、一部採用されるかもしれないし
AKB48公式サイトの問い合わせにまとめんばーのURLと自分の気持ちを送ればいいんじゃないかな
俺ならダメ元でやってみるけど…
トリップのパス知ってるのサーモンさんだけだから、本人確認もできるし
354サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/28(木) 06:44:39.11 ID:AYhAtlV3O
おはよう まとめんばーにもそう書いてくれてた人いたね
原稿送りなよって

わたしの原稿は携帯のメモ機能さ
355TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/28(木) 07:03:27.45 ID:rd2CI9g80
www
そっかぁ、サーモンさんがいいなら、それでいいや
もしかしたらドラマはなくてもアニメ化ならあるかもしれないと思ったから
356サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/28(木) 07:26:46.04 ID:AYhAtlV3O
いやありがとう
そ、そういうものなのかな
出してみようかな・・・
357TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/28(木) 13:32:59.69 ID:jqA10QOgO
358TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/28(木) 20:39:30.42 ID:QBS4khNy0
359TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/28(木) 20:46:43.66 ID:AYhAtlV3O
マジすか学園-reborn-
360TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/28(木) 20:57:44.21 ID:JhIXrxWpO
おもしろかった
361TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/28(木) 21:10:26.13 ID:rd2CI9g80
出さなかったら実現しないと思う
まとめんばーに載せられて、ある程度有名になったから
仮にzeroを公式が創ることになったとしても、「チラシの裏のパクリじゃん」と言われないように創る
つまり、この小説が実現することはないと思う
でも、サーモンさんが提供したという事実があれば、公式が似たようなものを創って文句を言う人はいないだろうし、むしろ感激する人さえいると思う
2chのネタにもなるし
ただ出すなら、あまり期待しないほうがいい
秋元康の目にとまるかどうかは、秋元康にしかわからない
秋元康だって、せんだみつおを主人公とした平家物語のパロディををニッポン放送へ送ったことがスタートだったんだし
俺は出してみる価値はあると思うよ
362TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/28(木) 22:42:02.00 ID:0S6xon5x0
結構おもしろかった
けどマジすかの優子ってもっと圧倒的に強いイメージがあったので
サドはおろかトリゴヤやシブヤとかにも苦戦するのがちょっと気になった
あくまで個人的に
363361:2012/06/29(金) 00:47:42.12 ID:M6MO1d0o0
ごめん、俺チラシの裏って2chの小説全般のことと思ってた…
364TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/29(金) 01:14:49.45 ID:lfu3CbjXO
ありがとう そんな真剣に考えてもらえて嬉しいです

というわけでさっき立てたスレ落としてこっちで

マジすか3〜再生〜
365TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/29(金) 01:17:44.04 ID:+/vFI8nD0
おわたのか
366サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/29(金) 01:30:28.37 ID:lfu3CbjXO
---大島優子、前田敦子、そしてマジ女に名を残した強者達、
あの日、マジ女と矢場久根の抗争に現れた前田が警察に連行され、
当時の3年生も卒業しそれぞれの道を歩み、1つの時代が終わりを告げた---
しかし、終わりがあれば、また別の始まりがあった

校長「ユーはとってもクレバーな生徒です、“あの事件”の時部長だったかといって
何も責任取って3年をリピートするなんて、ベリー、ベリー、愚かですよ」

おたべ「別にかまへん、けどラッパッパの部長はもう辞めさせてもらうわ


校長「仕方ないですね、生徒のフリーダムこそがこの学校のモットーですからね」

おたべ「あの日、結局前田に頼ってしまったわたしのケジメなんや
ほんまにすまへん」

校長「不器用な子が多いですね、うちのハイスクールは・・・」

そしておたべは校長室を出ていった
ラッパッパの部室へと入っていったおたべ
ラッパッパの部室にはチーズの匂いが充満していた

おたべ「ほんまに臭いわ!あんたら他でやり!」

レモン、そのままレモン「べ、別にいいじゃないですか〜一緒に戦った仲間じゃないですか〜、なぁ?」

ツリ、改めゴルフ「そうだよなぁ〜あれでうちらも立派なヤンキーだぜ」

どっち、改め島田「四天王不在になった今、うちらがラッパッパ守るしかないかな」
367サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/29(金) 01:32:50.73 ID:lfu3CbjXO
おたべ「うるさいわ、島田、今のあんたらじゃラッパッパなんて無理や」

年増、改めカムバック大場「酷いな〜部長、3年生も卒業したんだし、うちらに任せてくださいよー」

島田「あれ?お前カムバックって矢場久根にもいなかったか?」

カムバック大場「うるせぇよ、島田」

おたべ「部長はさっき辞めてきたわ、ここはもうただの吹奏楽部や
わたしとゲキカラはただの部員や」

寒ブリ改めぽんこつ「そういえば、あの人が・・・もうマジ女唯一の四天王だね」

ゴルフ「ああ、最狂のあの人が、今じゃまた留年して東大目指してるらしいぜ
なんでも医者になるって・・・」

レモン「医者?!東大って頭いい奴が行くとこだろ?なんでそんなとこ」

ぽんこつ「あのミソって奴に刺されて、生死の境さ迷ったからかなぁ」

おたべ「違うわ、先代の優子さんみたいな人を治したいらしいわ」

“へ〜すげ〜なぁ”
チームフォンデュは感心した顔で鍋をつついた

---その頃マジ女の屋上では---
368サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/29(金) 01:38:12.49 ID:lfu3CbjXO
センター「ここにはもうわたしが目指した“あの”マジ女はないのかもな」
屋上から街の景色を見ながら
そう静かに言ったセンターの背中を見つめるネズミ

ネズミ「そんな事言うなよセンター!
どうしてラッパッパに入らないんだ?
部長のおたべも誘ってくれてたのに・・・
わたしはセンターと一緒にやりたかったよ」

センター「ネズミ、あの矢場久根との喧嘩にいたようなつえーヤツらは
もうマジ女にはいないんだ、惨めな音を鳴らすラッパなら吹かない方がいい
ゲキカラもおたべもそう思ってるはずだ
それにおまえと創ったつの字だって私にはある」

ネズミ「センター・・・つの字連合はいつでもセンターのために動くさ
センターがラッパッパに入れば、つの字の皆だって・・・それにゲキカラだって」

センター「ありがとうな、ネズミ・・・
けどゲキカラはもうあの頃とは違うんだ、
たった1人の四天王かもしれないが、あいつ自身はもう新しい道を歩もうとしてる
邪魔はしたくねぇ」 ラッパッパに憧れ、マジ女に入学し、強い者を求め“あの階段”を目指していたセンター
そのラッパッパが今となっては
ゲキカラとおたべしかいなくなった今のマジ女にどこか寂しさを感じていた
2人が話しているその時、後ろから声が聞こえてきた

“随分と黄昏ちゃってますねぇ”

369サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/29(金) 01:40:56.88 ID:lfu3CbjXO
ネズミ「おまえら・・・川栄、メッシ」

川栄「勝負してくださいよセンターさん、約束通り2年制覇してきましたよ」

メッシ「強いんですよね?
1年の時よくセンターさんの噂耳にしてましたよ
危ない2年がいるって」

センター「ああ・・悪い悪いすっかりおまえらの事忘れてたよ
相手してやるよ」
そう言ってセンターは後ろを振り向き、以前より短くなった髪をかきあげた

その姿を見たネズミも久しぶりの
センターのギラギラした目つきに胸を踊らせた

ネズミ「タイマンじゃ1人余るねぇ・・あっしが相手してやるよ」
と、その時屋上のドアが突然開いた
“ガチャッ”

“センター大変だ!!

形相を変え息をきらせて走ってきたのは、つの字連合の1人だった

あんにん「マリアが病院に運ばれた!一緒いた奴から連絡があった・・」

“・・・・!”センターとネズミは驚き、

センター「悪いな川栄、メッシ・・別の喧嘩が入った
相手はどこだ?矢場久根か?」

あんにん「それが・・わからないんだ、見た事もねぇ制服だったって」

ネズミ「どういう事だ?あの事件以来、
うちに喧嘩売ってくる学校なんていないはずだが」

センター「まぁいい、少しは面白くなってきたぜ、いくぞネズミ」

---その頃矢場久根もまた---

370サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/29(金) 01:45:45.21 ID:lfu3CbjXO

“総長!大変です”

ダンス「え?ああ私の事か、なに?なんかあったか?」

---矢場久根2年まなつとユリアが血相を変えて話し始めた--

まなつ「さっきユリアとごまと3人で学校行こうと歩いてたんですけど、そしたら」

ユリア「いきなり知らない学校の奴らに囲まれて・・・
すみません、私がいながら・・・応戦したんですけど
あまりに数が多くて
ごまが“お前達だけでも逃げろ、総長に伝えろ”って・・・うぅ」
ユリアとまなつは悔しそうに泣き出した

ダンス「泣くな泣くな、ハブのヤツらにも伝えてくよ、なんかそいつらの事覚えてないか?」

まなつ「紺のブレザーでした、そういえば関西弁だったような・・・」

ダンス「関西弁?よそ者かよ〜
よーしすぐに探し出して二度とこの街来れないようにしてやれお前ら!」

矢場久根の連中達は、ちょっぴり躊躇した後
“は、はーい”
少し面倒くさそうに返事した

ダンス「な、なんだよその間は〜」
“ポンポン”ダンスの肩を叩くユリア

ユリア「安心してください、私達はダンスさん好きっす」
“うんうん”と頷くまなつ

そしてユリアとまなつも“そのよそ者”を探しに行った

マジ女と矢場久根、この2校に狙われた高校とは・・・


371TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/29(金) 01:46:07.15 ID:zVulYRDj0
あんにんってずいぶんとかわいらしい名前だな
372サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/29(金) 01:52:46.04 ID:lfu3CbjXO

「あ〜しかしつまらん街やなぁ」

「ほんまやで、なんでこんなとこ修学旅行に来なあかんねん」

「下のヤツら無理矢理連れて来て正解やったわ、なぁ?ジョー」

ジョー「はい!センコー脅してはったさや姉さん最高っす」

さや姉「そやろ〜?2年のお前らを修学旅行に連れてくの大変やったわ〜
なぁ、わるきー?」

わるきー「今はみるきーやで、さや姉〜」

さや姉「どっちでもええわ!」
1人は黒いストレートのロングにロンスカ、もう1人は巻き髪にミニスカートをはいた可愛らしい生徒だった

ナナ「そういやさっきシバいたヤツらめっちゃ弱かったなぁ」

わるきー「暇潰しにもならへんかったわ
あれがこの辺りの“レベル”なんじゃない?ふふっウケた〜」

さや姉「あっバスが来たわ、おまえら行くで」
さや姉がそう呟くと5、60人はいる生徒達が次々とバスに乗り込んでいった
さや姉「もう眠いわ」
そう言って一番先に乗り込み
さやねぇとわるきーはバスの一番後ろの席に座った
その時・・・


!!アイツらだ!

“おらぁぁぁ!!”

わるきー「なんや、騒がしいなぁ」
わるきーは振り返りバスの窓から外の覗いた

わるきー「さや姉、見てみぃあれ」

さや姉「ん?なんやアイツら、うちの奴らやられてるやないか」
アイシャドウをした鋭い目つきで窓の外を睨んだ

さや姉「ちょっと行ってくるわ、待っといてや」
バスを降りるさや姉

“おらぁっ!”“ バシッ”
セーラー服を着た生徒が数人、“紺のスカートをはいた”生徒を何人か殴り倒していた
373サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/29(金) 01:58:48.37 ID:lfu3CbjXO
さや姉「なにもんや?あんたら」

センター「それはこっちのセリフだ、うちらの仲間殴っといて
ただで帰れると思ったか?どこのどいつだてめぇら」

さや姉「あ〜、それもそうやな、私は難波高校3年、山本彩だ、さや姉って呼ばれてる
あんたは?」

センター「わたしはセンター、松井珠里奈、マジ女だ」

センターの後ろにはネズミ、川栄、メッシ、あんにんがいた

メッシ「付いてきてよかったな〜川栄」
川栄「なんかこいつも強そうだぜ、面白くなってきたなメッシ」

さや姉「後ろのチビっ子らは後輩か?人の事こいつ呼ばわりして
どんな教育してんねんセンター」

“あぁ?!”
川栄とメッシはさや姉を睨んだ

そして2人はさや姉に一斉に飛び出した
川栄「誰が子供だコラぁぁ!」

メッシ「誰が目が死んでるだコノヤロウ!」

さや姉「そんな事言ってないわっ」

向かってきた川栄に対し、
さや姉は素早くしゃがみこみ左手を地面につかせ、
“サッ”っと右脚で走り寄ってきた川栄に足払いをした
地面に手を付き倒れ込んだ川栄の背中に
“ううっ・・!!
さや姉は体重をかけエルボーを加えた

その様子に驚き足が止まったメッシにすかさず駆け寄り、
さや姉の跳び膝蹴りがメッシの顎に命中した

374TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/29(金) 16:39:08.03 ID:icnvKqlM0
なんか新シリーズ始まってるね
375TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/29(金) 16:50:52.38 ID:cFK/svHSO
そうみたい。
メッシって菜月? これだけ分からん。
376TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/29(金) 18:00:03.91 ID:PVFr4vw50
>>375
高橋朱里たぶん
377TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/29(金) 18:54:32.07 ID:c7Lh7+S00
ほしゅ
378TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/29(金) 19:26:42.88 ID:VIMOuNCJ0
目が死んでる→メッシ
379TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/29(金) 19:29:22.05 ID:h4Ss7jMx0
65ふんくらいでいいから映画化期待
380TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/29(金) 20:16:39.01 ID:K4vK//Bq0
なんか新しいの始まってた〜
381サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/29(金) 21:03:58.09 ID:lfu3CbjXO
一瞬だった

そのさや姉の動きにセンター達は驚きを隠せなかった

さや姉「ふふっ面白い後輩達やなぁ」
センター達の方を見るさや姉
その時
“ピピー!”笛の音がした
難波高校の先生だ

先生「お、おまえら何してる!早くバスに乗れ!」
あたふたとしながらさや姉を背中を押す先生

さや姉「わかっとるわ!押すなハゲ」
怯えた顔でさや姉から離れる先生

さや姉「ほな、さようなら〜これでチャラで許したるわ」
笑ってそう言うさや姉の言葉にセンターは怒りを隠せなかった

センター「チャラにするわけねーだろうがぁぁ!」

飛び出したセンターはさや姉の襟を掴み
センターはさや姉を殴り飛ばした

「くっ・・・」

さやが地面に手を付いた
それをバスの中から見ていた難波の生徒が一斉に立ち上がった
“さや姉!!”
バスの中から次々と駆け降りてきた生徒達
“なにしとんやワレェ!!”
“殺すぞコラ!”
難波の生徒達は殴られたさや姉を見て怒り狂った
一瞬にして大勢に囲まれたセンターとネズミ、あんにん

そしてさや姉はゆっくりと立ちがり微笑んだ
“サッ”と腕を上げた瞬間

さや姉「ここまでや、帰るでおまえら」
意外な言葉にざわつく難波の生徒達

さや姉「いいからはよバスに乗らんかい!!」

“は、はい”さや姉のあまりの迫力に生徒達は急いで皆バスに戻っていた

さや姉「センターとかいったな、この一発覚えとくで
またすぐ来たる」

そう言ってさや姉がバスに乗ると、すぐに難波高校の生徒を乗せたバスはホテルへと帰っていった

ネズミ「な、なんだよあいつら・・・
センター・・・はっきり言うぞ、あいつら相手にするの今のマジ女じゃ・・・」

センター「・・・ああ、わかってる、けど・・・もう止まれねぇ」
382TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/29(金) 21:31:29.33 ID:VIMOuNCJ0
ええでええでええでー
383サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/29(金) 22:50:49.68 ID:lfu3CbjXO
そのマジ女と難波高校の一部始終を見ていた者がいた

まなつ「ヤバいよ・・あれ」

ユリア「マジ女が絡んできたとなると話がややこしくなるね
とりあえずダンスさんに報告に行くよ!」
矢場久根に戻ったまなつとユリアから話を聞いたダンスは

ダンス「え、え〜?またマジ女〜?(せっかく落ち着いたと思ったのにぃぃ)」

まりやぎ「ふぅ〜ん、マジ女より早くそいつら見つけて潰しちまおうぜ」

三色「そりゃいいや、あの時の喧嘩、中途半端になったままだもんな」

まゆげ「面白いじゃねぇか、やるよな?ダンス」

カムバック「うちらが先に潰しちまったらマジ女の面目丸つぶれだな、はは
やるよな?」

ダンス「・・あったりまえだよ!その紺のスカートはいたヤツらは矢場久根で潰せー!」

“あ・・・”

ユリア「鼻血出てますよダンスさん」

スッとポケットからティッシュを出し、ダンスにあげるまなつ

ダンス「あ、ありがとう」
ダンスはティッシュで鼻を押さえた

ダンス「おまえ達はあんまり無茶しなくていいからな」

ユリア「大丈夫ですよ、知ってるでしょ?これでも2年のトップですよ私は」

まなつ「けど・・・私たちに勝てるかなぁ」
まなつは少し不安げな顔をした

一方、宿泊先のホテルに戻ったさや姉達は・・・

384サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/29(金) 23:00:09.19 ID:lfu3CbjXO

ナナ「なんであん時あいつら潰しとかなかったんや?さや姉」

さや姉「まだ大阪帰るまで時間はたっぷりあるんや
あいつらで遊ぼうやないか」

ジョー「さすがさや姉さん最高や!」

福本「マジ女・・とか言ってたな、明日からマジ女狩りやな」

わるきー「えーそんなのやるのー?だるいわー」
ベッドの上に乗って足をパタパタするわるきー

さや姉「すぐ終わるわ、あのセンターって奴だけやろ、強いの
全員に伝えろ、うちらの修学旅行は明日から、“マジ女狩り”や」

ジョー「わかりました、伝えてきます」
ジョーが部屋から出て行き、難波高校の生徒をホールに集めた

ジョー「さや姉さんからの命令や!
明日からマジ女狩りや!楽しくなるで〜難波の力見せたれや!」

“おー!!!”
難波高校の生徒達が拳をあげ、大声で叫ぶと

“バシッ”

ジョーが後ろから頭から叩かれた

わるきー「大声で叫んでどうすんねん、先生にバレるわ」

ジョー「あっ・・、すみません・・
わるきーさんどこに行きはるんですか?」

わるきー「ちょっとちゃぷちゃぷしてくる」

---そう言ってわるきーは浴場の方へと歩いていった---
385TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/29(金) 23:36:17.38 ID:icnvKqlM0
ちゃぷちゃぷはここでも出るんだねw
386TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 00:54:26.36 ID:Iu8ibmhz0
ホス
387TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 02:22:03.05 ID:Ur3QLmLy0
388TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 02:25:37.30 ID:6R6AEIXg0
ほしゅ
389TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 05:14:43.19 ID:Faj4ZjCO0
390名無しさん@実況は禁止です:2012/06/30(土) 05:17:52.44 ID:jh9FRZ5Q0
ライトノベルみたいだな
もちろん悪い意味で

保守
391TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 10:18:54.32 ID:Faj4ZjCO0

392サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/30(土) 10:34:58.24 ID:MvRhhzUwO
次の日
---ラッパッパが無くなり“四天王”と呼ばれる者がゲキカラ1人となったマジ女では---

ネズミ「センター、あいつらはうちらだけじゃ無理だ!ゲキカラやおたべの力なしじゃ勝てっこない
あの時みたいに“マジ女が1つ”にならないと・・・」

センター「言っただろうが・・・ゲキカラはもうマジで新しい道に進んでんだ
いつまでも頼るわけにはいかねー」

ネズミ「矢場久根の時みたいにまた勝手に1人で動く気なのか?!
それじゃダメだ!ラッパッパではないにしても、マジ女の3年であるうちらがもし負けたら
それは“マジ女の負け”を意味するんだよ!」
センターは焦っていた、前田、四天王や先代四天王
“あの時”の様に彼女達が助けてくれる事なんてもうないだろう
無論、センター自身も“先輩達”に手を借りるつもりはなかった

“話は聞いたぜ!”

その時黄色のジャンパーにラッパのマークを勝手に入れた
チームフォンデュが入ってきた

そのまま話を続けるネズミ
ネズミ「だからせめておたべには話をしておこうよセンター
元ラッパッパ部長のおたべの力は、おまえもわかってるだろう?」

センター「・・・・忘れたのか?前田は私達にあの時言ったんだ“テッペンはおまえ達だ”って」

聞こえていたのか、聞こえていなかったのか
チームフォンデュの登場にセンターとネズミは気づいていなかった

島田「ちょっちょっちょっスルーするなおまえら」

ネズミ「ああ・・いつのまにいたんだ、何か?」
ネズミは怪訝な顔をしてフォンデュ達を見た

ゴルフ「お前ら、変な奴らと揉めてるんだって?手貸すぜ」

センター「いらねぇよ、喧嘩の仕方もわからねーお前らがどうにかできる相手じゃねぇんだ」

ぽんこつ「そんな事ねぇよ!変わったんだ・・・
矢場久根との喧嘩で、うちらは・・・マジになれたんだ!」

ネズミ「ぽんこつの言う事も一理あるよセンター、
変わったのは私達だけじゃない・・・マジ女の3年として、“マジ女”を守らなきゃいけないんだ
“テッペン”ってのはそういう存在だろ?」

センター「・・・そうだな、ネズミの言う通りだ
けどお前ら気をつけろよ、あいつら“ハンパ”じゃねぇ」

センターがフォンデュにそう忠告すると
フォンデュの面々は覚悟を決めた様に頷いた
393TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 11:28:45.20 ID:d2o1qd510
あとで、ケキカラ東大進学ドラゴン桜編も期待したい。
394サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/30(土) 11:31:04.78 ID:MvRhhzUwO
その日の午後、街ではすでに難波高校の生徒によるマジ女狩りが始まっていた
“バシッ!”
福本「ははっ弱いな〜関東の奴ってこんな弱いんか」

“うっ・・!”
ジョー「ホンマですね、1日あれば充分ですね」
次々と倒れるマジ女の生徒達
その姿は街中の至る所で見つかった

わるきー「福本〜早く終わりにして買い物行こうよ〜」
その時・・・

“見つけたぞ!!”

そう叫んだ声が同時に重なった
マジ女のフォンデュと矢場久根のハブ4だった

福本「なんや、敵さんから来てくれたで
知らん制服の奴らもいるけど」
掴んでいたマジ女の生徒の襟から手を離し殴り飛ばした福本

島田「て、てめぇらが難波か!このやろう!」
殴りかかろう一歩踏み出したその時

まりやぎ「待てコラ!」

島田「あぁ?」

まゆげ「そいつらやるのは私達矢場久根だ、マジ女はひっこんでろ」

レモン「ど、どういう事だよ?うちらは仲間がやられてんだよ」

3色「それはうちらも同じなんだよ、とにかく邪魔だからどっか行ってろよ」

カムバック大場「なんだとこら!?」
ハブ4の方を睨めつけるフォンデュ達

カムバック「おい!お前カムバックとか名乗ってるらしいじゃねぇか」

カムバック大場「なんか文句あるのかよ、オリジナルだからって調子にのんな!」

カムバック「大有りだ!そう何度もカムバックされちゃ立場ねぇんだよ!」
そう言って殴りつけた

“う!”
カムバック大場「いてぇな・・キャラ被ってんじゃねーよ!」
殴り返すカムバック大場
“くっ・・!”
カムバック「カムバックのバーゲンセールじゃねぇんだよ!」
そしてまた殴り返す矢場久根のカムバック

他のフォンデュの面々とハブ4も殴り合いが始まった
395サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/30(土) 11:48:40.67 ID:MvRhhzUwO
>>393
それ 面白そうですね
そしてほしゅありがとう
396TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 12:25:25.15 ID:B4Qe5tSl0
ネズミのセリフ長すぎだし「!」を使うようなしゃべり方はしない
397TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 13:57:06.56 ID:HnE38SHo0
zeroと言えばサムライソルジャーだろイケメン


秋葉原12鬼衆とか面白いと思うんだよね
398サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/30(土) 15:54:36.25 ID:MvRhhzUwO
その様子を黙って見ていた難波高校
ジョー「なんか勝手に喧嘩が始まったで」

わるきー「いつまで見てればいいのこれ?」
少し苛ついた様子を見せたわるきーを見て、
福本は慌てたように声を荒げた

福本「おまえら!さっさと終わりにするで!あいつら全員やったれ!!」
福本の声を号令に、難波高校の生徒十数人がフォンデュとハブ4を囲んだ

カムバック大場「はぁ・・はぁ・・・、
あっ!いつのまにか囲まれてるぞ!」

カムバック「お前らのせいだろうがバカ!」

難波A「いつまでごちゃごちゃやってんねん、お前らまとめて死ねや!」

一斉にフォンデュとハブ4に殴りかかった難波

“バシッ!” “バチッ!”

大場の後ろにいた敵をカムバックが倒し、
それと同時に、カムバックの後ろにいた敵を大場が倒した

カムバック大場「あ・・・助けられたな、サンキュー」

カムバック「目の前にきたから殴っただけだ」

まりやぎ「とりあえずマジ女は後だ!こいつらが先だ!」

ゴルフ「はぁ・・はぁ・・乗ったぜ!」
フォンデュとハブ4は共闘して向かってくる難波に応戦した
一斉にフォンデュとハブ4に殴りかかった難波

“バシッ!” “バチッ!”

大場の後ろにいた敵をカムバックが倒し、
それと同時に、カムバックの後ろにいた敵を大場が倒した

カムバック大場「あ・・・助けられたな、サンキュー」

カムバック「目の前にきたから殴っただけだ」

まりやぎ「とりあえずマジ女は後だ!こいつらが先だ!」

ゴルフ「はぁ・・はぁ・・乗ったぜ!」
フォンデュとハブ4は共闘して向かってくる難波に応戦した
399TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 15:56:03.12 ID:MvRhhzUwO
ミスった(>_<) ダメだ・・・
400TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 17:25:27.48 ID:d2o1qd510
ドンマイ!
401TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 18:21:11.30 ID:Iu8ibmhz0
402TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 21:08:40.32 ID:Ur3QLmLy0
403TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 21:30:02.83 ID:rFs6YnMr0
404TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 22:06:31.03 ID:zofYcKps0
何でも知ってる人は出てこないかなー?
楽しみだ
405サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/30(土) 22:22:48.84 ID:MvRhhzUwO
>>398
は無しでお願いします(>_<)
406サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/30(土) 22:27:35.55 ID:MvRhhzUwO
その様子を黙って見ていた難波高校
ジョー「なんか勝手に喧嘩が始まったで」

わるきー「いつまで見てればいいのこれ?」
少し苛ついた様子を見せたわるきーを見て、
福本は慌てたように声を荒げた

福本「おまえら!さっさと終わりにするで!あいつら全員やったれ!!」
福本の声を号令に、難波高校の生徒十数人がフォンデュとハブ4を囲んだ

カムバック大場「はぁ・・はぁ・・・、
あっ!いつのまにか囲まれてるぞ!」

カムバック「お前らのせいだろうがバカ!」

難波A「いつまでごちゃごちゃやってんねん、お前らまとめて死ねや!」

一斉にフォンデュとハブ4に殴りかかった難波

“バシッ!” “バチッ!”

大場の後ろにいた敵をカムバックが倒し、
それと同時に、カムバックの後ろにいた敵を大場が倒した

カムバック大場「あ・・・助けられたな、サンキュー」

カムバック「目の前にきたから殴っただけだ」

まりやぎ「とりあえずマジ女は後だ!こいつらが先だ!」

ゴルフ「はぁ・・はぁ・・乗ったぜ!」
フォンデュとハブ4は共闘し、向かってくる難波に応戦した
407サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/06/30(土) 22:34:13.93 ID:MvRhhzUwO
福本「なんかうちのヤツら圧されとるで」
するとジョーが怯えた様子でそっと福本を呼びかけた

ジョー「福本さん・・・あれ・・」
そう言ってチラッとわるきーの方を見ると

わるきー「あ〜いらいらするなぁもう」

わるきーがハブ4とフォンデュの方へ、スタスタと歩いていった

わるきー「ねぇねぇ」
3色の肩を“ポンポンッ”と叩くと・・・

3色「あぁ?!」
振り返った3色は、乱闘の興奮によって
その勢いのままわるきーの顔を殴った
“バチッ!”

福本「あっ・・・!」
ジョー「ヤバい・・・」
わるきー「・・・いってぇ」

3色「あ?なんだって?」

わるきー「痛いわワレ!!」

わるきーは怒りに満ちた顔で3色のこめかみへ目掛けて拳を繰り出した
“・・・・っ!”
3色は横に吹っ飛び、苦しそうに頭を押さえた
3色「ぅぁぁ・・・うぅ」
痛そうに転げ回る3色を見てフォンデュとハブ4は動きを止めた
まゆげ「3色!!」

あまりに苦しそうな3色の姿を見たフォンデュとハブ4は、
恐怖とも驚きともとれる顔でわるきーを見た

わるきー「わたしの顔に傷つけた罰や」

そう言ってわるきーはYシャツのボタンを胸元まで開け、髪をかきあげた

わるきー「あんたら全員、ちゃぷちゃぷさせたるわ」


“どんな意味だろう”
脅えながらもぽんこつはふと思った
408TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 22:54:17.50 ID:Iu8ibmhz0
ちゃぷちゃぷ早よ
409TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 23:36:09.40 ID:Ur3QLmLy0
ちゃぷちゃぷってどんな事すんのさwww
410TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/06/30(土) 23:55:13.69 ID:Faj4ZjCO0
411TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/01(日) 00:03:20.27 ID:LabP9mxwO
やっぱり過去篇の方がみたいな
412TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/01(日) 04:12:51.21 ID:nMNX8e6E0
413TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/01(日) 08:18:45.04 ID:77unDvO80
414TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/01(日) 09:42:45.68 ID:75D10kHV0
ほう
415TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/01(日) 13:01:15.34 ID:SBf5O795O
困った・・・
416TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/01(日) 13:56:59.93 ID:oslXZMN/0
>>409
コーラいっぱい突っ込まれて溺れさせるとか?

>>411
過去篇面白かった
個人的には八木女時代のみなみ、敦子、おたべの話がみてみたい
417サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/01(日) 14:42:07.90 ID:SBf5O795O
難波B「わるきーさんの喧嘩が見られるで」
難波C「こいつら終わったわ・・・」
フォンデュとハブ4を囲んでいた難波の生徒達は後ろに退いた

島田「はぁ・・はぁ・・なんだよ、逃げんのかよ!」

ニヤニヤと笑う難波高校の生徒は言った
「違うわボケ、“巻き添え”喰らいたくないんじゃ」

そう聞こえた瞬間、島田の懐にわるきーが飛び込んできた
島田「あっ・・!」

気付いた時にはもう遅かった
わるきーの拳が島田のみぞおちに入り、
島田の体は一瞬宙に浮いた
“ぐっ・・ゲホッ!”

わるきー「あんたうるさいわ」
地面に膝をつき苦しむ島田の頭に、
わるきーのミニスカートから華麗な蹴りが繰り出された
“ガッ”
島田は横に倒れそのまま気を失った・・

が、わるきーはすでに気を失った島田を、
不適な笑みを浮かべながら蹴り続けた
わるきー「ふふっ・・・えいっ!えいっ!」

レモン「て、てめぇ・・・」
止めようとしたレモンの脚は震えていた

まゆげ「なにビビってんだ!やるぞ!」
敵であるはずのまゆげの一言に、
レモンは震えを抑えながらわるきーに向かって行った

“おらぁぁぁ!”
気合いを入れるように叫びながら、レモンとまゆげは殴りかかった
418サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/01(日) 14:47:02.60 ID:SBf5O795O
わるきー「なんやワレ、邪魔すんな」

殴りかかってきたレモンの右腕と襟を掴み、わるきーはレモンを投げ飛ばした
“うっ!”
地面に叩きつけられたレモンを蹴るわるきーに、
後ろからまゆげが襲いかかった
まゆげ「てめぇ!」

わるきーは振り返り“にこっ”と微笑むと
“バシッ・・”
回し蹴りがまゆげに頭に命中し、
まゆげは無言のまま膝から崩れ落ちた
そのまゆげの髪を掴み、わるきーは地面向かってまゆげを叩きつけた
“ガッ!!”
まゆげの顔から血から流れた

福本「・・・止めるでジョー」

ジョー「止めるって・・・“あれ”をですか?無理ですよ・・・」

福本「いいから行くで!わるきーがまた警察に引っ張られたら、さや姉にどやされるわ!」

ジョー「どっちも怖いですよ〜」

福本「乱闘にすればあそこまでできんわ!行くで!」

それまで喧嘩を見守っていた福本とジョーが動き出した

福本「あんたら何黙って見てるんや!さっさと終わりにせんかい!」

“あっ・・!は、はい!”
それまで見ていた難波の生徒達も
残ったフォンデュとハブ4を囲み、再び襲った
その場は乱闘へと変わった・・・
419サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/01(日) 14:54:02.27 ID:SBf5O795O
わるきー「福本!何邪魔しとるんや!ちゃぷちゃぷされたいんか?!」

福本「やりすぎや、わるきー!
それに・・・ちゃぷちゃぷって何やねん!」
目の前にいたぽんこつを殴る福本、

ぽんこつ「きゃっ!!」

ジョー“・・・お風呂ちゃうんかな”

わるきー「“沈めたる”って意味だわボケ!」

ジョー“意味あったんだ・・・”
難波の生徒達“意味あったんだ・・・”

倒れたぽんこつの襟を掴み福本は言った
福本「あんたは逃がしたるわ、あんたらの負けや、大将にそう伝えろや」

わるきー「なに勝手に仕切っとんねん!」

ぽんこつ「・・・・やだよ!」
ぽんこつは目に涙を溜め福本を睨みながら言った

ゴルフ「はぁ・・・はぁ・・、センターに伝えるんだ・・・・
“マジ女に負けはねぇ”って」

ぽんこつ「・・・で、でも」

カムバック「行け!全員倒れたら意味ねーだろ!ここは私達だけでいい!」

まりやぎ「はぁ・・はぁ・・矢場久根の奴にも伝えてくれよ・・
“マジ女を倒すのは矢場久根だけだ”ってな」

それでも動こうとしないぽんこつに福本はそっと囁いた
福本“もう終わりにするんや、うちらはもう少しで大阪へ帰る、この喧嘩はそれで終わりや”

ぽんこつ「・・・・」

福本「わからん奴やな」
福本は襟を掴んだままぽんこつを立ち上がせ、そして殴りつけた
“バシッ!!”

福本「逃がしたる言うてんのがわからんのか!
黙ってここにいるだけで“仲間”のためになると思ってたら大間違いや!」

福本のその言葉に、ぽんこつはゆっくりと足を動かし、
そして後ろ髪をひかれる思いで走り去った

まりやぎ「はぁ・・・はぁ・・お前、いい奴じゃねぇか」

福本「ちゃうわ、あいつはヤンキーに向いてないわ
あんたらは逃がさへんで」

“おらぁぁぁ!!”

難波の猛攻に、フォンデュとハブ4は次々と倒れていった・・・
420TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/01(日) 17:05:58.55 ID:m8vOUhRO0
ほしゅ
421TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/01(日) 18:07:36.92 ID:oZV2R0x+O
優子さんの後ろからアナルとオマンコを舐めてあげたい
422TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/01(日) 18:11:37.53 ID:FK+sAASL0
このスレを ちゃぷちゃぷ させるわけにはいかへんで! アゲや!
423TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/01(日) 18:38:30.77 ID:gkn9TYw90
ちゃぷちゃぷはGTOみたいのを想像している
424サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/01(日) 18:58:26.69 ID:SBf5O795O
敵に“逃がされた”ぽんこつは仲間がやられていく姿を思い出しながら、
そして自分の無力さに悔しさを感じ、目に涙を浮かべながら矢場久根の門をくぐった

“て、てめぇマジ女じゃねぇか!”
たった1人で現れたマジ女の“ぽんこつ”を
矢場久根の生徒達が囲んだ

“止めろ!”

奥から声が聞こえ、矢場久根の生徒達は道を開けた

ダンス「あ、お前フォンデュの奴じゃん、なにその傷?」
片耳にヘッドホンを当てながらダンスは言った

ぽんこつ「・・・みんなやられた」
下を向きながらぽんこつは後ろめたそうに言った

ダンス「え?なになに?」
ヘッドホンからの音でよく聞こえなかったダンスはヘッドホンを外した

ぽんこつ「フォンデュと、・・・ハブ4の人達が難波にやられた・・・」

“ガチャッ”
ヘッドホンを地面に思わず落としたダンス

ダンス「・・・・で、なんでお前は“ここ”にいるんだよ?」
ダンスの顔がみるみる強張っていった

ぽんこつ「わたしは・・・、逃げてきた・・・」
その瞬間、ダンスは思いっきり裏拳でぽんこつの頬を殴り飛ばした

ダンス「て、てめぇ・・・!仲間やられる姿見て、黙って帰ってきたのかよ!」

ぽんこつは“その言葉”には何もいい返せなかった
ただ、今の自分にできる事は、“頼まれた伝言”を伝える事だけだった

ぽんこつ「・・・・“マジ女を倒すのは矢場久根だけだ”ってまりやぎが・・・」
涙で声を震わせながらぽんこつは言った

ダンス「・・そう言ってたんだな?」
コクリと頷くぽんこつ

ダンス「行けよ、もういいからさっさとマジ女に帰れよ」

ぽんこつはゆっくりと立ち上がり、そして歩き始め、矢場久根から去っていった・・・

ダンス「ハブ4が・・・ち、ちくしょう、どうすりゃいいんだ」
落としていたヘッドホンを“ガチャッ”と蹴り飛ばしたその時

“アハハハッ”

425TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/01(日) 19:52:48.56 ID:nMNX8e6E0
晩飯くったから、ちゃぷちゃぷする。
426TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/01(日) 20:05:16.89 ID:l60pIl1B0
アハハハッは誰ですか?
427サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/01(日) 21:45:16.29 ID:SBf5O795O
声のする方へ振り向くとそこには・・・

ミソ「お困りの様ですね、ダンスさん」

去年ゲキカラを刺し、鑑別に入ったはずのミソがそこには立っていた

ダンス「ミソ!出てきたのか!」

ミソ「はい、まだ若いんで〜ちゃんと自首しましたし、アハハッ」

ダンス「よ、良かったな!あの時は本当に心配したぞ」
と、ミソが矢場久根に帰ってきた事にダンスは心から喜んだ

ミソ「これ〜、2つに増えちゃいました〜」
そう言って嬉しそうに、チラッチラッと手錠型のネックレスを見せ、ミソは無邪気に笑った

ダンス「お、おーおめでとう〜!ところでミソ・・・」
ダンスは急に神妙な顔をして話を切り出した

ミソ「わかってますよ、学校来る途中何人か倒れてましたからウチの生徒と・・・マジ女が」

ダンス「え、・・・他もやられたのか・・くそっ難波の奴ら」

ミソ「あ〜そうそう難波でしたね、
近くにいたから殴ってあげたら難波がどうか言ってましたね〜」

ダンス「た、たおしたのか?!」

ミソ「はい、数人ですけど、アハハッ
鉄パイプで頭殴ってやりましたよ」

ダンス「え?あははっ・・・・そ、そこまでやるなよ」
無邪気に喧嘩の話をするミソを見て、ダンスは少し困った顔をした
ミソ「それにしてもマジ女って〜本当に弱くなりましたね、今なら勝てるんじゃないんですか?」

ダンス「簡単に言うなよ〜、おたべはまだいるしセンターは強いし・・」
ダンスの言葉にミソは少し驚いた表情を見せた
“・・・・・!”

ミソ「センターって・・・、もしかしてあの松井珠理奈ですか?」
ダンス「“あの”って・・・どの??そうだよ、松井珠理奈がセンターだよ」
ミソが“なにか”知ってる様な言い方に、ダンスは少し戸惑いながら聞いた
ダンス「あ、あれ?会った事あったか?」

ミソ「アハハッまぁちょっと、・・・そうなんだ〜“あの”センターがマジ女か〜」
話をはぐらかしたミソだったが、
ダンスはあえてそれ以上聞く事を止めた

ミソ「“運命”ってあるんですね、きゃははっ」
428サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/01(日) 23:23:59.20 ID:SBf5O795O
ダンス「ま、まぁよくわからないけど、お前が戻ってきてくれて助かったよ」

ミソ「ありがとうございます、じゃ行きましょうよダンスさん」

ダンス「行くってどこへ?」

ミソ「もちろん、難波のいるホテルに殴り込みに行くんですよ」

ダンス「え、え〜!!」
ダンスがミソの突拍子もない発言に大声で驚いた時、
校門の影から、2人の矢場久根の生徒が見えた
その姿は、ボロボロになり足を引きずりながら、ダンス達の方へゆっくりと歩いてきた

ミソ「あれ?どうやらまたやられちゃった見たいですね」

ダンスが“え?”と振り返ると

ダンス「ん?・・・まなつぅぅぅ!」
ユリアの肩を借りていたまなつは、力尽きたようにダンスの胸へ倒れこんだ

ダンス「しっかりしろ!まなつぅぅ!」

傷だらけのまなつを抱きかかえ呼びかけるが、
まなつは小さな声で
“ごめんなさい・・・”と言うのが精一杯だった
そしてダンスの胸に安心したのか、静かに目を閉じた
429サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/02(月) 00:05:45.53 ID:SBf5O795O
ミソ「大丈夫ですよ、気を失ってるだけですよ」

ユリア「すみません・・・乱闘になって何人か倒したんですけど、最後に“ナナ”って奴が出てきて・・・
まなつを連れて帰るのに精一杯でした・・・」
ユリアもまた、血を流しボロボロの姿だったが
まなつを見ながら悔しそうに目に涙を溜めた

ダンス「ごめん・・・わたしが“行け”なんて言ったばっかりに」

ユリア「矢場久根が“攻め”を忘れたらオシマイですよ・・ダンスさん」

ミソ「そうですよ、勝てばいいんですよ」

ダンス「そうだな・・・まだ終わってない」

“この喧嘩、絶対負けられない!”

そう胸に誓ったダンスの目はいつになく強い眼差しだった

そして覚悟を決めたように、ダンスは急いで屋上に向かった
そのドアを開けると

“チュンチュン”

と鳥の鳴き声がし、ダンスの目線の先にいる者の指に止まった・・・
430TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 01:00:30.25 ID:xRiYI4820
431サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/02(月) 02:53:01.49 ID:GOVRutLyO
ダンス「協力してくれるか?ちゅり・・」
その“ちゅり”と呼ばれた者の指から、
止まっていた鳥がそっとまたどこかへ飛んでいった

ちゅり「逃げちゃったじゃん」

ダンス「今、難波と喧嘩してるの知ってるだろ?お前の力が必要なんだよ」

ちゅり「どうしよっかな〜喧嘩とかもう興味ないんだよね」

ダンス「まなつが・・・やられたんだよ、お前も可愛がってた後輩だろ?」

“・・・・!”
ちゅりは血相を変えてダンスの襟を掴んだ
ちゅり「て、てめぇ!まなつをそんな喧嘩に巻き込んでんしゃねぇよ!」

--矢場久根の総長として、退けない喧嘩だった--
しかしダンスは、まなつの“ごめんなさい”という声に胸を締め付けられ、
そのちゅりの言葉に何も言い返せなかった

“ちくしょう!”とダンスの襟から手を離したちゅりは
首をポキポキッと鳴らし、髪を束ね始めた

ちゅり「難波だぁ?まなつの仇、とってやるよ!!」

久しぶりに“マジ”になったちゅりの姿を見て
ダンスは嬉しそうに、ふっと少し微笑んだ

--そして、マジ女にたどり着いたぽんこつは---
432サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/02(月) 02:54:55.12 ID:GOVRutLyO
ネズミのいる部屋へと向かったぽんこつが、そのドアを開けると
ネズミは部屋中に書かれた数式を、腕を組みながらじっと眺めていた

ネズミ「・・・もう聞いたよ、なんで勝手に動いた?」
ぴょんっと机から降り、カツッ カツッ と重いブーツの音を慣らしながら
ネズミはゆっくりとぽんこつに近づいた

ネズミ「ラッパッパのマーク付けて、強くなれた気でもしたのか?」

ぽんこつ「・・・・」

ネズミ「期待したわたしがバカだったよ」

ぽんこつ「・・“マジ女に負けはねぇ”っ」
ぽんこつの言葉を遮りネズミは言った

ネズミ「伝えてくれ、とでも頼まれたのか?めでたい奴だ・・・あんたが一番舐められたんだよ」

ぽんこつ「でも・・・

ネズミ「ぽんこつ・・・あんたは結局“ポンコツ”なんだよ」

ネズミの眼差しに耐えられなくなったぽんこつは、部屋から出ていこうとドアを開けると・・・
そこにはおたべが立っていた
しかし、ぽんこつはそのままどこかへ走り去っていった
433サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/02(月) 03:00:10.48 ID:GOVRutLyO
おたべ「ネズミ、いい過ぎちゃうんか?」

ネズミ「バカはああ言わないとわからないんすよ」

おたべ「ちゃうやろ、あんたなりの“優しさ”なんやろ?」

ネズミ「何の事でしょう?」
そう言って振り返り、ネズミは片足で立ち飛び跳ねた
タッ・・タッ・・そして三回目で大きく両手両足を広げた
“パッ”

おたべ「私には、あんたがぽんこつを“マジ”にさせようとしてる様に見えたけどなぁ、
気のせいか?」

ネズミ「気のせいでしょう」

後ろを振り返ったまま答えるネズミの姿を見て、おたべは話を続けた

おたべ「ならかまへんわ、わたしも用があってきたんや」

ネズミ「用?ラッパッパじゃなくなったおたべが何の用でしょう?」

おたべ「ラッパッパじゃなくなっても、私はまだマジ女の生徒や
難波相手してんのやろ?」

ネズミ「さすがよくご存知で」

おたべ「難波高校はなぁ・・・大阪のマジ女みたいなとこなんや
京都の学校にいた頃よく耳にしたわ」

ネズミ「“上を目指す者”が集まった学校って事ですか」

おたべ「一回勝負したいと思ってたんや、力になったるわ」

ネズミは、おたべの目を見ながらにやりと少し微笑ませ

ネズミ「相変わらず、命知らずの“バカ”ばかりっすね」

そしておたべを顔に笑みを浮かべながら言った
おたべ「ネズミ、あんたもや」
434TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 03:54:50.22 ID:DG/QwSteO
435TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 07:14:46.23 ID:GOVRutLyO
ほしゅありがとう
436TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 08:21:45.61 ID:gkK0adwP0
んんんほしゅしゅぅぅぅ
437TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 11:08:49.34 ID:czzXU5CD0
んんんんん
438TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 14:05:01.76 ID:rNZKbDtQ0
ほしゅ

ダンスも頼もしくなったねー
439TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 15:53:47.82 ID:gkK0adwP0
保守須加女学園
440TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 18:10:24.19 ID:gXXyzfzB0
秦さんも出るのかな
441TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 18:16:59.37 ID:GOVRutLyO
ほしゅありがとうございます
442TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 19:51:51.44 ID:xRiYI4820
443TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 20:30:42.22 ID:e/KFvIII0
ちゃぷちゃぷ
444サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/02(月) 20:31:05.80 ID:GOVRutLyO
ネズミの部屋から出て行ったぽんこつは、
仲間を助けるどころか、敵に助けられた自分に、苛立ちを隠せなかった
“強く、もっと強く・・・”
そう思ったぽんこつの足は無意識に“ある人物”の所へと向かっていった

階段を上ると、“彼女”はいた

ぽんこつ「ゲキカラさん、・・・・お願いします、助けてください」

ゲキカラ「・・・誰かと思えば、センターにくっついてた“ポンコツ”だったかな」
メガネを付け、“東大受験対策本”を読むゲキカラ、
机の上には“東京大学”と書かれた赤い分厚い本もあった

ぽんこつ「強く、強くなりたいんです・・
次は、私が“ダチ”を助けたいんです!だから・・・」
ぽんこつは目に涙を溜めながらも必死に訴える

ぽんこつ「私とタイマンしてください!」
その目は“マジ”だった

ゲキカラ「・・・・へぇ〜、ラッパッパ四天王だった私と“ポンコツ”がタイマン、ねぇふふっ」
ゲキカラは、以前優子さんに言われた
“喧嘩には理由がなきゃいけない”
その言葉を思い出していた

ぽんこつ「ラッパッパが無くなった今でも、
皆から“たった1人の四天王”と言われる、その強さの秘密が知りたいんです」

ゲキカラは“東大受験対策本”をそっと閉じた、

ゲキカラ「秘密?キャハハッそんなもんないよ」
そして、“最狂”と呼ばれた頃の様に笑い始め、
眼鏡を外し・・・“バキッ!”っと握り潰した
立ち上がり、ゆっくりと首を回しながら
ゲキカラは言った

ゲキカラ「わたしも子供の頃、今のあんたみたいに弱かった
弱かった自分にムカついてた、だから壊した・・・」
そう言いながら、ゲキカラは“ROCK”の文字の入ったネックレスを付けた

ぽんこつ「・・・壊す?」

ゲキカラ「キャハハッ、そうだよ・・・
私を壊してみろ、“ぽんこつ”!」

445TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 22:21:24.12 ID:xRiYI4820
446サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/02(月) 22:54:46.44 ID:GOVRutLyO
そう言ってゲキカラは机を持ち上げ、
ぽんこつに投げつけた

“ドンッ”体に当たり、思わず目を閉じたぽんこつは、
その場にしゃがみこんだ
そして、ぽんこつが目を開いた時には
すでに“ゲキカラ”がすぐ目の前にいた

ゲキカラ「そうやって、目を閉じて“ダチ”を見捨ててきたのか?」

ぽんこつ「・・・!な、なんで・・」
難波との乱闘から逃げだした事を
ゲキカラが知っている様な言い方に、ぽんこつは驚いた

ゲキカラ「どうでもいいだろ、私からは逃げるなよ」
ぽんこつを睨め付け、拳を握り締めた

“キャハハハッ”

ゲキカラの笑い声が響いたと同時に
“バシッ!!”ゲキカラの重い拳がぽんこつの体をふっ飛ばした
階段から転げ落ちるぽんこつの体が、
“ドンッ”と壁にぶつかり止まった

ぽんこつ「う・・うぅ・・・」

ゲキカラ「・・・登れよ、ぽんこつ、その階段を登るんだよ」

“ラッパッパ”の拳は、今までのどんな拳よりも、痛く・・重かった
ぽんこつ「うぅ・・これが、ゲキカラ・・・」上を見上げたぽんこつは、ゲキカラが自分を待っているかのようになぜか思えた

ゲキカラ「“強く”なりたいんだろ?登るしかねぇーんだよ!」
447TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/02(月) 23:16:44.69 ID:e/KFvIII0
ゲキカラ登場したな。
でも、怒ってる?が出てこないぞ?
448サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/02(月) 23:29:54.99 ID:GOVRutLyO
“うわぁぁぁぁ!!”
ゲキカラの声がぽんこつに届いた時、
ぽんこつは力を振り絞って立ち上がった
そして、ゆっくりと一歩一歩階段を上っていった
ゲキカラ「・・・・」

フラフラになりながら最後の一段を踏みしめたぽんこつは、
ゲキカラの襟を掴み叫んだ
“ゲキカラァァァァ!”
フッとゲキカラが少し笑みを浮かべた瞬間、
“バシッ”ぽんこつの拳は、そのゲキカラの顔から笑みを消した

ゲキカラ「おらぁぁ!」
“バシッ!”
廊下に手をつき倒れるが、またゆっくりと立ち上がるぽんこつ

ゲキカラ「少しはマシな目をするようになったね」

ゲキカラを睨むそのぽんこつの目は、怒りや憎しみではなかった
目の前にいる“ゲキカラを倒したい”
本気でそう思っている様な目だった

ゲキカラ「いいね〜その目、ゾクゾクするよ、キャハハハッ」
ゲキカラもまた“その目”に昔を思い出したのか、
完全に全盛期のゲキカラに戻ってしまった
ゲキカラ「キャハハハッ、ねぇ・・・怒ってる?」

“おらぁっ!!!”
449サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/03(火) 00:20:54.51 ID:LMT8Z08rO
ぽんこつの顔面へ目掛けて思いきり拳を振り切った
“ドンッ!”と飛ばされるが、またゆっくりと立ち上がるぽんこつ
“はぁ・・・はぁ・・倒す、絶対に”

ゲキカラ「アハハッ、ぽんこつ、ぽんこつか〜」
爪を噛みながら、ゆらゆらと近づき
ゲキカラがぽんこつの体を掴んだ瞬間

“バシッ”

近づいてくるのを待っていたかの様に、拳を強く握り締めたぽんこつの拳が、ゲキカラの顔面に当たった

ゲキカラ「・・・あんた“ポンコツ”なんかじゃないよ〜」
口から血を流し、ゲキカラは不適な笑みを浮かべ
拳を握り締めた・・・・


“止めや!”

450サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/03(火) 00:49:56.19 ID:LMT8Z08rO
おたべ「やり過ぎやで、ゲキカラ・・・」

ゲキカラ「あははっつい“マジ”になっちゃったよ〜」
おたべの声で我に帰ったゲキカラは
すでに力尽き、倒れたぽんこつの方を振り返り言った

ゲキカラ「話が違うよ〜おたべ、こいつ・・・・根性あるよ」
と言いながら“ガリッ”と口の中から、
ぽんこつの拳で取れた歯を吐き出した

おたべ「すまへんなゲキカラ、損な役回りさせてしもうて」

ゲキカラ「いいよ、別に〜」
ゲキカラは散らばった教科書を拾いながら笑った

おたべ「ぽんこつと同じ、“自分の弱さを知ってる”あんたしかおらへんかったんや、
ぽんこつを変えられるのは」

ゲキカラ「“本当の恐怖”も教えてやったからね〜
そいつが起きたらこれ、渡しといて」
ゲキカラは首から下げた“ROCK”のネックレスをおたべに渡した

おたべ「渡しとくわ、ありがとなゲキカラ」

ゲキカラは教科書を持って廊下の奥へと歩き出した

おたべ「ゲキカラ!・・・一緒に卒業しよな!」

ゲキカラは、おたべに背を向けながら手を振り去っていった

451TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 02:16:05.29 ID:LfsvpkH50
捕手
452TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 02:22:04.41 ID:Y3lbBKa20
キャッチャー。
マジすか2再放送も楽しみ
453TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 05:19:42.77 ID:osBvDZ9g0
ねぇ、保守ってる?
454TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 06:40:12.86 ID:LMT8Z08rO
ほしゅありがとう
455TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 08:28:27.58 ID:LMT8Z08rO
すみません ほしゅしていただいて これもまたラストだけは考えてあるんで
そこまでなんとか繋げたいです
456TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 09:29:44.05 ID:3ZCDP3HX0
やばくねはいつから栄の巣窟になったんだ
457TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 09:38:19.83 ID:3ZCDP3HX0
>>432
なせか「バスケットの国アメリカのー」を思い出した
458TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 10:33:06.42 ID:8hwMfQVj0
ゲキカラがミソに刺された後に、病院に見舞いに行くセンターに「刺された先輩として」と言ったおたべの伏線を回収してくれるんだろうか・・・
テレビでは放置されたが。
459TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 12:44:13.63 ID:osBvDZ9g0
>>455
それを聞いてホッとしました。

兄弟スレ(?)の 2.5は未完で落ちたんですかね? 残念です。
落ちる度にスレを立て直すのは抵抗がありますが・・・。

またメンバーが不祥事でもやらかすと、深夜でも糞スレを乱立されそうで。
そうならないよう祈りつつ、皆さんも保守をお願いします。
460TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 13:07:28.20 ID:LMT8Z08rO
>>459
最終回だけで次のネタ以降はできてないのですが
通勤電車の中で考えます
ありがとう
レスしてくれる人もありがとう
461TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 14:13:09.14 ID:GOqSUflBO
夏休みは補習
462TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 14:22:02.24 ID:KVCBjuYU0
463TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 16:52:26.12 ID:BqqD29h20
464TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 18:06:49.56 ID:sDyrij7z0
465TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 18:09:45.34 ID:Y3lbBKa20
466TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 19:35:41.56 ID:osBvDZ9g0
また留年
467TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 19:58:03.93 ID:BqqD29h20
ゲキカラさんも卒業させてやれよ。
何年留年させるんだよw
468TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 21:39:36.74 ID:dwkWNtpd0
ホス
469サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/03(火) 21:43:20.05 ID:LMT8Z08rO
おたべ「ネズミ見てたんやろ?」

ネズミ「・・・ええ」
おたべが振り返るといつのまにかネズミが立っていた

おたべ「あんたが思ってた通りになったんちゃうか?」

ネズミ「そんな事ないっすよ、ゲキカラかセンターの所へ行くとは思ってましたけどね」

おたべ「まさかゲキカラ相手に、ここまでやるとは思わんかったか?」

ネズミ「さぁ、けど“もと”は寒ブリですから」

おたべ「冷たい場所で、泳げば泳ぐほど・・・ってやつやな」

ネズミ「ぬるい場所にいたから“ぽんこつ”なんて名前になっちまうんすよ」

おたべ「その“ほんこつ”も暗く冷たい場所で、
もがけばもがく程・・・強くなれるんや」

ネズミはパッと後ろに振り向きポケットに手を突っ込んだ

ネズミ「・・・その様ですね」
歩き出そうと一歩踏み出したその時
おたべの言葉が、その足を止めた

おたべ「センターの古傷、疼き始めたんちゃうか?」

ネズミ「何の事だ?」

おたべ「知らんのか、ゲキカラ刺した奴矢場久根に戻ってきたんや」

ネズミ「それが・・・センターに何の関係がある?」

おたべ「センターに直接聞いてみたらどうや」

おたべの言葉が気になったネズミは、
センターのいる屋上へと向かった
470TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/03(火) 22:56:00.35 ID:BqqD29h20
八つ橋食べながら、続きを待つ
471サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/03(火) 23:18:01.24 ID:LMT8Z08rO
センター「フォンデュがやられたんだってな」
屋上のドアの音で、ネズミに気づくセンター

ネズミ「ああ、お前の耳にも入っていたのか・・・」

センター「難波の奴から直接な」

ネズミ「直接?」

センター「ああ、すまないネズミ、勝手に動いて、やっぱり私は・・・」

“誰かをぶっ飛ばさずにはいられねー”

センターの声に、ネズミが声を重ねた
センターとネズミは互いに笑みをこぼしあった

ネズミ「わかってるよ・・・センター、
けど今回の喧嘩は少し厄介な事になってきた」

センター「どういう事だ?」

ネズミ「この喧嘩、矢場久根も絡んでくる」

センター「ああ、知ってるよ、ハブ4がやられたんだろ?」

ネズミはセンターの目をじっと見ながら
少し間をおいた

ネズミ「じゃあ、これも知ってるか?
・・・ゲキカラを刺した奴が帰ってきた」

“・・・!”

472サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/03(火) 23:25:42.31 ID:LMT8Z08rO
センターは驚き、“ガンッ”と屋上の囲いを殴った

センター「“あいつ”が・・・!」

そう言ってその場から走り出し、ネズミの横を通り過ぎようとした時
とっさにネズミはセンターの手を掴んだ

ネズミ「待て、センター、私に何を隠してる?」

センター「・・・!離せ!」

ネズミを見ずに今にも“そこへ”行こうとするセンターに
ネズミは哀しげな顔をした

ネズミ「この・・・傷の事か?」
ネズミがセンターの制服を掴み、捲ると
脇腹には何かに刺された様な傷跡があった

センター「・・・傷が、疼くんだ・・・私は“あいつ”に会わなきゃなんねーんだ」

その表情は、怒りでこれから喧嘩をしに行く顔いうよりも、
自分と戦いながら苦しんでいる・・・
どこか助けを求めているように“ネズミには”見えた

ネズミ「私も、行くから・・・・1人で何でも背負いこもうとするな」

センター「ネズミ・・・」

ネズミ「その痛み、私にも背負わせろ・・・一緒に矢場久根に行こう」
473サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/04(水) 00:24:43.89 ID:TMNvVaxYO
--矢場久根への道の途中--
センター「ネズミ、この傷は・・・」

ネズミ「言わなくていい」
言葉を遮る様にネズミは言った

センター「お前には、助けられてばっかりだ」

ネズミ「逆だろ?いつも、センターが助けに来てくれた」
歩きながら話を続けるネズミ

ネズミ「お前と出逢うまで、金だけが他人との絆だった・・薄っぺらいものさ」

センター「私もお前と出逢うまで、ずっと1人だった・・・親でさえ私を見捨てた」

大物政治家を父に持つネズミと、幼き頃母に見捨てられたセンターは
周りから特別な目で見られ続けた・・・
「孤独」があの時の2人を引き合わせた

ネズミ「・・・あの時、私が飛ばした紙ヒコーキを、お前は拾ってくれたな」

センター「いつでも“拾う”さ、お前のためなら」

ネズミ「もうあの時の目じゃないな、お前も私も」

センター「ああ、もう“1人”じゃない」

話を交わしながら歩くうちに、いつのまにか目の前には
“矢場久根高校”の看板が付いた校門があった

センター「“ケリ”、つけるよ」

ネズミ「ああ」
474サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/04(水) 00:27:23.42 ID:TMNvVaxYO
“マ、マジ女だ!”
“またマジ女がきたぞ”
矢場久根の生徒はそう騒ぎ立てるが、
マジ女の「センター」と「ネズミ」の名前は、
矢場久根の生徒すら自ら道を開けた
そして2人は校舎の中へと進んでいった

ダンス「げ!セ、センター!ネズミ!難波の事か?」

センター「久しぶりだなダンス、難波の前に“ケリ”を付けたい事があってきた」

ダンス「“ケリ”?」

ダンスが疑問符を投げかけた時、

“私の事ですよ、ダンスさん”

教室からミソが出てきた

センター「ミソ!てめぇ・・・!」

ミソ「あははっ久しぶりだね、“一個目”」
そう言ってミソは首元にある手錠型のネックレスを自慢気に見せた
475TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 02:02:46.61 ID:BO0EMxB5O
476TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 05:52:22.71 ID:tAVDY8nM0
716スレ中464番目あげ
477TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 06:31:13.44 ID:qTcyOK/80
478サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/04(水) 07:40:01.22 ID:TMNvVaxYO
センター「そのネックレス・・・2つ目はゲキカラってわけか」
今にも飛びかかっていきそうな怒りに満ちた目をするセンター

ミソ「そうだよ、これ〜私のコレクションなんで」
その顔は無邪気とも不気味とも言える表情だった

センター「お前はなんであんな事をする!?」

ミソ「理由?ん〜、邪魔だったから?あははっ」

センター「喧嘩にあんなもん使う必要ないだろ?!」

ミソ「シブヤさんもそんな甘い事言ってたな〜、
“素手でするもんなんだよタイマンは”
なんて私にかっこいい事言って、結局マジ女に負けたらしいじゃん、あははっ」

センター「シブヤは間違っちゃいない、タイマンにあんなもんいらねーんだよ!」

ミソ「センター、お前は中学の時から本当強くてさ〜有名だったよ、“私と違って”
あの時私達が束になってかかっても、追い詰められてたのはこっちの気分だった
勝つにはお前を“刺して”止めるしかなかったんだよね」

センター「そんなんで勝った気分はどうだ?」

ミソ「最高だったよ、はは、お前のいない中学なんてすぐに潰せたし、私も有名になれた」

センター「・・・やっぱり変わってなかったな、お前だけは」

ミソ「で、私と“口喧嘩”がしたくてわざわざここに来たのかな?」

センター「まさか、“喧嘩”でケリをつけに来た」
あの傷がまたズキズキと痛め始め、
睨めつけるセンター

ミソ「だよね、ふふっいいよ、敵地でタイマンか〜相変わらずバカだね」
ミソがそう言った時、話を聞いていたダンスが口を開いた

ダンス「ミソ、もうナイフなんか使うな・・・“ヤンキー”ならあれだけは使っちゃ駄目なんだ」

それまで静観していたネズミも動き出し
センターの背後に回った

ネズミ「矢場久根の皆さん、この喧嘩手ぇだしたら・・・
難波だけじゃなく、その瞬間から
“マジ女”を相手にする事をお忘れなく」

ミソ「いいですよ、わかりましたよ、“素手”ですね」

“はい”と言って両手を見せ、何も持っていないかの様な
ミソの振る舞いはどこかセンターを茶化しているように見えた

センター「この傷の疼き、止めてやる・・・そして、ゲキカラの分もお前をぶっ飛ばす!!」
479TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 09:46:25.76 ID:ep8i222M0
ほしゅほしゅ
480TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 12:14:54.41 ID:TMNvVaxYO
481TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 15:19:21.82 ID:ehENIS1f0
>>444
ゲキカラ「眼鏡、弁償してネ」
482TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 15:47:58.89 ID:qTcyOK/80
だけと、ゲキカラ自身が壊しているから、
弁償の必要はないだろう?
483TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 19:43:30.66 ID:gOTJQbV30
ポス
484TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 19:45:46.78 ID:ehENIS1f0
485TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 19:50:04.01 ID:TMNvVaxYO
満員電車に揺られながら、ほしゅありがとう
486TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 19:51:43.80 ID:cOS0HULE0
書き溜めしようか
487TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 20:28:00.69 ID:qTcyOK/80
ほしゅ
488サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/04(水) 20:45:11.01 ID:TMNvVaxYO
ゲキカラが病院のベッドの上で眠る姿、
そして中学の時、ミソに刺された瞬間が
センターの脳裏をよぎった

“おらぁ!”センターはミソを殴るが、
口から血を流し、こっちを見て笑っている
ミソの姿はあの頃のままだった

センター「ゲキカラは・・・死にかけたんだぞ!」

ミソ「あははっだって、そのつもりで刺したから」
不気味な笑みをこぼした後、スッとその表情を変え
センターを鋭い目つきで睨んだ

ミソ「もちろん、お前の時もね」

ミソを睨み、センターは全力の拳を繰り出した

“バシッ” ガガガッ! センターがミソを殴り、ミソの体は
机にぶつかり教室の風景を崩した

そして、血まみれになりながらも平然とミソは立ち上がる

ミソ「無駄だよ、センター、ゲキカラみたいに私も改心するとでも思った?」

センター「お前・・・なんで・・・」

ミソ「なんで?あははっ何でも“特別な理由”があると思っちゃうんだ?」
笑いながら話を続けた
ミソ「笑える〜、私は普通の家庭に育ったし、何も憎んでない、
ただ・・“面白いから”」

センター「そんな理由で・・・」
悲しそうな顔をしながらミソを見つめた

ミソ「だから〜、そんな顔しても私は変わらないって、“3個目”は誰かな〜」
そう言って手錠型のネックレスをセンターに見せつけた

センター「うわぁぁぁ!」
“バシッ”記憶がフラッシュバックしたセンターは、
怒りに任せてミソを殴るが・・・・

それでもミソはまた立ち上がった
その姿を不思議に思ったセンターは聞いた

センター「どうしてお前は殴り返して来ない?」

ミソ「あははっ“殺される”気分てどんな感じかな〜って思って」

“・・・・!”

センターはその時気づいた、今の自分の姿に・・・
489サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/04(水) 22:02:06.78 ID:TMNvVaxYO
ミソ「そうだよ、その“お前の怒りに満ちた目”が見たかったんだ」

“センター・・・!!”
自分の名を呼ぶ声がする方へ振り返ると
ネズミの姿がセンターの目に映った

ネズミ「もういい、センター、そっちに“行って”はダメだ・・・」

ミソ「邪魔、するなよ、“ネズミ”」

ミソが椅子を引きずり、ネズミの前で高く掲げ
“それ”を振り下ろした

“バキッ”

「うっ・・・うぅ・・・」

ネズミを庇ったその姿は、
ダンスだった

ダンス「もう止めろ・・・ミソ、センターも・・・これで終わりにしてくれ」

センター「ダンス、お前なんで・・・」

ダンス「ミソは・・私みたいなダメな先輩を慕ってくれる、大切な存在なんだ」

そのダンスの言葉を聞き、ミソは椅子を 投げ捨てた

ミソ「矢場久根総長の命令なら仕方ないですね」
その声に感情はこもっていなかったが、
ミソはなぜかダンスをとても気に入っていった

“う・・・・・”
バタっと倒れた込んだダンスは
背中にダメージを受けたのに、なぜか鼻血を出していた

490TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 22:12:34.69 ID:gOTJQbV30
いや〜マジでオモロイわ
491TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/04(水) 22:38:55.84 ID:qTcyOK/80
ほしゅ
492サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/04(水) 23:48:12.19 ID:TMNvVaxYO
ネズミ「・・・」

センター「ははっ、確かにもういい・・・私の“ケリ”はついた」
ダンスの鼻血姿を見て自然と笑みがこぼれたセンターだった

ミソ「ま、私も、元々どうでもいい事だったんで、
ダンスさん、大丈夫ですか〜?」
そう言って体を揺するミソ

ダンス「あ、ああ・・大丈夫だ」

“過去”にケリを付けようとしたセンターを救ったのは
“今”のダチであるネズミの言葉だった

センター「邪魔したな、ダンス・・・借りができた」

ネズミ「ああ、いずれこの借りを返すよダンス」

そう言ってその場から去ろうとするセンターとネズミを
ダンスは止めた

ダンス「その借り、できれば今返してほしいかな」

“は?”

センターとネズミは声を合わせ、同時に振り返った

ダンス「難波、倒すのに力貸してやるよ」

ネズミ「貸してやる?ちょっと待てマジ女がなんで矢場久根に」

ダンス「“借り”、早く返せよ」
そう言ってチラッとセンターとネズミを見上げた

センター「ば、ばか言うな、矢場久根と組むくらいなら
負けた方がマシだ!」

ネズミ「いや・・・それはダメだセンター、余所者に負けたなんて事、
お前“前田”に言えるか?」

センターは、最後に会った時の前田の言葉を思い出した

“テッペンはお前達だ”

センター「ああ、言えねーな・・・そんな事」

ネズミ「ただし条件がある、2校が組んで
数の多さで喧嘩に勝つ様なダサい真似はしたくない」

ダンス「というと?」

ネズミ「マジ女と矢場久根から数人、その少数精鋭で難波を叩く」
493ゆきこ ◆DLkuQGloxcBr :2012/07/04(水) 23:57:56.49 ID:UxDFzHry0
ぬああああ!
またやってたんですか!嬉し!
また読ませていただきます♪楽しみやー( ´ ▽ ` )
忙しいだろうけど頑張ってください!期待しております(`・ω・´)
494TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 01:08:17.34 ID:1k07Nq5gO
最終回全部できたぁぁぁぁ
けどその前まだ考えてないやぁぁ


ゆきこさんありがとう、賛否両論あると思いますが
素直な感想、後で聞かせてください
読んでくださってる皆さんも
495TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 01:24:15.63 ID:jK8rzCJf0
そんなに急いで終わらせようとしなくてもええやんかぁ
496TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 03:31:23.79 ID:Tv7ZY/+e0
せやせや
497TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 05:54:21.95 ID:l0HbEAdv0
面白いですね!
今後の展開期待してます!
498TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 06:44:32.56 ID:1k07Nq5gO
ありがとう
499サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/05(木) 07:07:14.89 ID:1k07Nq5gO
一方、“自由行動”を終えホテルに戻っていた難波は

さや姉「なんやこれ?随分とまぁやられたな」
ホールに集められた生徒達の顔を見て、
さや姉は呆れた顔をした

さや姉「おまえら、難波高校の名前に泥塗る気なんか?こら?」

“バキッ!”と立ち上つくしていた仲間を殴るさや姉

“そのツラ私がもっと変えたろか?!あぁ?”

その迫力に難波の一同は“ビクッ”と怯え震えた

ナナ「やめぇや、さや姉・・皆がさや姉みたいに強いわけやないんや」

わるきー「そうだよ、それに私らが弱いんやない、敵さんが強いんや」

さや姉「センターだけやないっちゅう事か」

「“しょゆこと”」

と言って醤油をさや姉に見せるわるきー
その場の空気が、一瞬凍りついた時

ジョー「さや姉さぁぁん!こ、こんなものがフロントに!」

さや姉「なんや、これ、たこ焼きやないか」
ジョーがさや姉に渡した物は、ただの6個入りのたこ焼きだった

ジョー「ちゃうんです、中身見はってください!」

さや姉「なんや」
と言って、たこ焼きが入った蓋を開けると・・・

さや姉「やっぱりたこ焼きやないか!」

ジョー「だからちゃうんですって!蓋、見てください!」

さや姉「ホンマしばくでジョー」
そう言って蓋の方を見ると、
たこ焼きが入った蓋の内側には何か文字が書かれていた

「たこ焼きは好きか?返事は明日、馬路須加女学園にて聞く byマジ女&矢場久根」

さや姉「なんやこれ、果たし状のつもりか?」

福本「なかなか面白いヤツらやな」

ナナ「明後日帰った時、大阪で土産話ができるわ」

ジョー「それ食べていいですか?」

ジョーが聞いた時には、すでにさや姉が食べていた

さや姉「旨いやないか、・・・返事聞かせに行こか」

---次の日、マジ女の校庭は、難波高校の生徒で埋め尽くされた---
500TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 10:50:27.39 ID:HI8DOJDU0
ほ・
501TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 12:38:42.20 ID:1k07Nq5gO
のちのマジヤバ連合
502TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 14:42:24.70 ID:mU4gc44W0
503TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 18:10:48.00 ID:1k07Nq5gO
生きる
504TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 18:56:08.48 ID:jK8rzCJf0
浪速の火の玉ガール木下春ちゃんの登場はまだか!
505TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 20:09:24.92 ID:ryUN3sxc0
ほしゅ
506TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 21:33:05.72 ID:KghBe9q60
507サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/05(木) 22:22:53.39 ID:1k07Nq5gO
さや姉「やけに静かやな、ホンマにここなんか?」

ジョー「間違いないです、この学校はこの辺りじゃ有名らしいんですぐ分かりましたわ」

ナナ「あいつらバックレたんちゃうんか?誰もいそうにないで」

わるきー「こんな大勢引き連れて、誰もいないなんてうちらアホ過ぎるわ」

静まり返ったマジ女だが、
もちろんこの喧嘩を見に来たマジ女の生徒がいた

“見ろよ、あれがうちの三年と揉めてる奴らだぜ、すげぇ数だな・・・涼花”

涼花「ああ、あ〜めっちゃ参加したいな、相笠」

相笠「校内放送でネズミが昨日言ってたろ、
“誰も学校来るな”って、1年の私らが邪魔したらぶっ飛ばされるぞ」

涼花「そんなの、マジ女に入った時から“上等”でしょ〜」

“おっ、あいつら校舎の方入ってくぞ・・・”
好奇心に満ちた目で見ていたマジ女の1年、涼花と相笠は
ササッと物影に体を潜めた

さや姉「まぁ、とりあえずお邪魔させてもらおうか」
さや姉率いる難波高校が、校舎の入口へと足を進めた時

校舎の中から人影が見え、その姿は難波の前に姿を現した

センター「ようこそマジ女へ、わざわざすまねぇな」

さや姉「センター、逃げずにいてくれて
嬉しいわ」

センター「私も、こんな大人数で“遊び”に来てくれて嬉しいよ」

さや姉「まさか、お前1人で相手する気やあらへんやろうな?」
その質問に対し、センターは髪をサッっとかきあげ、笑みをこぼした

センター「そんな馬鹿じゃないさ、ちゃんといるよ、お前らを倒す、“仲間”が」

“ザザッ”

その音に気付いたさや姉がふと横を見ると・・・・
センターとは違う制服を来た“ヤンキー”がそこには立っていた
508TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 22:52:02.19 ID:KghBe9q60
だんだん盛り上がってきたな。
ダンス総長の活躍はまだか?
509TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/05(木) 23:16:07.32 ID:lPxFDPOz0
大島涼花ちゃん優子先輩の妹設定なら濡れる
510サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/05(木) 23:25:41.78 ID:1k07Nq5gO
ミソ「いつからマジ女の仲間になったんですか?ダンスさん」

ダンス「え?べ、別に仲間じゃないんだけどなぁ」

ちゅり「私はまなつの仇とりに来ただけだから」

さや姉「なんやこいつら・・・?」

“同盟っすよ、難波の皆さん”

声のした方へ振り返るさや姉

ネズミ「この街で、好き勝手されちゃ困るんすよ」

ぽんこつ「ぽんこつ選抜なんてもう言わせない・・・」首元に付けた“ROCK”のネックレスを握る締めるぽんこつ

おたべ「あんたらが難波か?この街舐めたらあきまへんで」

双方に現れた違う制服を着た者達の姿を見て
さや姉はため息混じりに言った

さや姉「何の冗談や?たった7人で私ら相手にするんか?」

センター「冗談じゃないさ、“マジ”だよ」

さや姉「・・・関西でここまでウチらを舐める奴はいないで
意味わかるか?ウチら“最強”掲げてるんや」

センター「“関西”では、・・・だろ?」

さや姉は、笑みを見せながらそう言ったセンターを
鋭い目つきで睨みつけた

さや姉「ああ、忘れとったわ・・・・たこ焼きの返事聞かせたるわ」


“くっそマズかったわ!!”
511TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/06(金) 00:12:30.20 ID:+5ql/cea0
かかって来んかいコラぁ
512TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/06(金) 01:13:18.76 ID:NHyYkX0tO
513アダ:2012/07/06(金) 03:29:43.75 ID:cwVE1Nr60
しゅ
514TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/06(金) 05:12:52.74 ID:SUFbJQeW0
515サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/06(金) 07:10:48.94 ID:YSlx+0lOO
さや姉が大声で叫んだ瞬間、難波の生徒達が一斉にセンター達に向かっていった

“オラァァ!!”

50人近くはいる難波が次々に彼女達を襲いかかった

“バシッ” “うぉりゃあぁ!”

一瞬にして乱闘になったその場では
“自分”の周りに来る者をひたすら殴った
ミソ「楽しいですね〜ダンスさん」

ダンス「わわっ、おらぁ!」
殴りかかってきた難波に
無我夢中で拳を振り回したダンスの裏拳が命中した

ダンス「おおっ!“シブヤさん”譲りの裏拳効いたか!」

“おわっ!”後ろからすぐにダンスを襲う難波の生徒

“バシッ!”ちゅりの回し蹴りで助けられるダンス

ちゅり「ダンスしっかりしてよ、私はまなつをやった奴を探したいんだから」

ダンス「わかってるよ!マジ女のヤツらはどこだ?」
乱闘の中、辺りを見回すが、その姿を見つけられなかった

そのマジ女はというと、二階へ続く階段へと難波の足を誘った

ネズミ「ダンス達はどこだ?早速計算が狂ったじゃないか」
“バチッ”
倒しながら後退りし、追ってくる難波を狭い階段へと誘い込むネズミ

おたべ「ネズミ!4人だけじゃ敵の尻尾しか掴めへんで!」

ネズミ「ちっ、これじゃ頭掴む前に私達が先に・・・」

“あっ・・・”
難波にフードを掴まれ、体制を崩し殴られそうになったネズミ

“バシッ”

その難波の生徒を後ろから掴み、殴り倒したのは・・・

ミソ「マジ女の奴らいましたよ〜ダンスさん」
ネズミを助けた事を、全く意識してない様子のミソだった

ネズミ「あ、ありがとう・・・」

ミソ「え?何の事?」

ネズミ“助けてくれたんじゃないのか”
ミソを怪訝そうな顔で見るネズミは、心の中でそう思った
516TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/06(金) 07:11:27.41 ID:SUFbJQeW0
やすす「ほしゅ」



・・・だったらいいねw
517TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/06(金) 08:16:39.67 ID:XRP1IUc30
ほしゅ
518TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/06(金) 08:37:58.37 ID:YSlx+0lOO
昨日はあまり更新できずすみません
ほしゅありがとう
519アダ:2012/07/06(金) 10:31:40.61 ID:cwVE1Nr60
520TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/06(金) 11:28:26.79 ID:HG9Cmg1i0
マジ映画化希望
521TATESUGI値調整議論中@自治スレ:2012/07/06(金) 12:45:01.45 ID:x0vbPwyC0
ホース
522名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 15:16:03.08 ID:X2P999A/0
523名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 17:14:10.04 ID:SUFbJQeW0
3放送前の2再放送効果でこのスレ読者が増えますように
524名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 18:43:03.49 ID:+5ql/cea0
ただいま
525名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 19:35:23.97 ID:YSlx+0lOO
ほしゅありがとう
526名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 20:38:40.03 ID:YSlx+0lOO
設定の別れ道
527名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 20:48:48.98 ID:3jZhydYf0
何パターンか有るなら全部見たいなぁ
それだと邪道だと怒る人もいるか...
528名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 21:01:31.88 ID:+5ql/cea0
浪速の火の玉ガール木下春ちゃんは一年生だから修学旅行来てないのか、無念!
529サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/06(金) 21:20:40.00 ID:YSlx+0lOO
センター「きやがれ!」
そう言いながらセンターが階段を駆け上がると、
難波の生徒達もセンターの後を追った
“逃げんなこのやろう!”

難波がそう叫んだ瞬間、センターは振り向きざまに高く飛び、回し蹴りを浴びせた
“ダダッダダダッ”
階段から将棋倒しで崩れ落ちる難波高校の生徒達

少しずつだが難波の数を減らしていくマジ女と矢場久根の選抜達は
倒れていく難波の姿を見て手応えを感じ始めた

だが・・・

“いつまで寝てんねん!それでも難波のヤンキーか!!”

さや姉が後ろから叫ぶと、倒れていた難波の者達は次々に立ち上がった

さや姉「そうや、それでこそ“最強”の難波のモンや」

おたべ「さすがに簡単にはいかへんな・・・」
“おらぁ!”“バシッ”
再び立ちがった難波は、さや姉の喝により
倒れる前よりも勢いを増して襲いかかった

“くっ・・・”
ダンス「ちょっと、やばくね・・・?」

ミソ「“その他”扱いの奴らも、だてに最強の看板背負ってことですよ」

ぽんこつ「“あいつ”にまで拳が届かないなんて・・・」

“バシッ!!”“うりゃああ!”
センター「くそっ!」
ネズミを庇いながら闘うセンターもまた
少しずつ難波の攻撃を受け始めた

ネズミ「私の事は気にするな・・・、お前はさや姉を狙うんだ、」

センター「そんな事言っても、こいつら・・・ちくしょう!!」

センターがそう叫んだ時、
“マジ女の制服”を着た生徒が
センターの前にいた難波へ跳び蹴りを浴びせた
“スタッ”と着地したその生徒は叫んだ
530名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 21:25:11.54 ID:SUFbJQeW0
誰よ誰よ!?
531名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 22:57:38.99 ID:OpL+CZ4G0
だれですかねえ!!ほしゅ!!
532名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 22:59:15.74 ID:lSaLLqdP0
たったひとりでも四天王、ゲキカラさんしかいないだろ。
4人分の戦力だな。
533名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 23:35:52.64 ID:OpL+CZ4G0
ゲキカラさんが叫ぶってイメージがわかないなあ
534名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 23:40:53.23 ID:iGIfLFOM0
受験勉強を邪魔されて怒ってるんだろ。
こんなザコ相手に何手間取ってるんだよと。
535名無しさん@実況は禁止です:2012/07/06(金) 23:59:24.02 ID:iGIfLFOM0
昔、優子さん、一人で30人を倒したんだろ。
マジ女、ヤバクネ、7人で難波50人が倒せないなら、
ヘタレ杉だな。
なんて気もする。
536名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 00:07:46.38 ID:EJp5JW+d0
秦さんはいないのか?
537サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/07(土) 00:16:18.19 ID:PuuQqxVNO
“先輩方のピンチに助っ人参上!!”

そしてもう1人、見知らぬマジ女の生徒が
難波を殴り道を開けた
相笠「だから登場が派手過ぎるって・・・」
涼花「あははっ、いいじゃん目立った方が」
小さな体で髪をかきあげながらそう言った涼花の姿に
マジ女の面々は驚きを隠せなかった

“大島優子・・・!”

涼花「え?涼花です、大島りょ〜か」

そのキョトンとした表情は
“大島優子”の名前を知ってる様子ではなかった

ぽんこつ「あの写真の人に、本当そっくり・・・」

おたべ「ホンマびっくりしたわ・・・四姉妹かと思ったわ」

“バシッ”“う・・!”
周りに居る敵を倒しながらネズミは言った
ネズミ「くっ・・、1年が邪魔をするな、これは“私達”の喧嘩だ」

相笠は“サッ”と前にステップを入れ勢いをつけ、
ネズミの横にいた難波に蹴りを入れた

相笠「けどこれ、“マジ女”の喧嘩でもあるんじゃないですか?」

ネズミ「・・・」

周りを見渡し、難波に圧されているセンター達、そして矢場久根の姿を見て
前髪をかきあげながら、涼花は言った

涼花「黒星のついたマジ女を後輩に“託す”つもりですか?」

センター「・・くっ・・おらぁ!!」
周りの敵と戦いながら、涼花の言葉に耳を傾けるマジ女と矢場久根の選抜達・・・

涼花「ざけんじゃねぇぞ・・・“マジ”になれよ!!」

“・・・・!”

そう叫ぶ涼花の姿が・・・・一瞬、あのラッパッパ部長“大島優子”と重なった

“おらぁぁぁ!!”

皆が叫び、難波に向かっていった

センター「“前田”にも、笑われちまうよな・・・こんなんじゃよ!!」
“バシッ”

ダンス「“シブヤさん”に会わす顔が・・・、無くなるだろうが!」
襟を掴み、殴り倒すダンス

マジ女にも、矢場久根にも、その名を轟かせていた大島優子の面影は
それぞれの”ラッパッパ”を思い出させた
そして彼女達は息を吹き返した様に、難波を圧倒した
538名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 00:37:10.09 ID:YRt9zotMO
HO
539名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 00:42:46.94 ID:oSz9pS240
ダンスの必殺技はなんだろう?
540名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 00:49:38.04 ID:EJp5JW+d0
面影があるって事は優子さんのいとこかなんかか・・・
541名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 00:54:01.70 ID:PuuQqxVNO
>>539
シブヤさん譲りの裏拳です
542名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 02:17:39.50 ID:EJp5JW+d0
あげよう
543名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 05:27:42.05 ID:wO4TNomj0
544名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 07:54:54.28 ID:wO4TNomj0
うわむっちゃさがってんじゃんもうだめだあげ
545名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 07:55:05.54 ID:bUct0uMv0
546名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 07:59:08.55 ID:oSz9pS240
547名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 08:08:23.67 ID:oSz9pS240
548名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 09:37:55.32 ID:nEHtAZdW0
549名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 09:56:39.64 ID:oSz9pS240
優子、サド、四天王の6人なら、あっという間に、難波50人なんか全滅なのにな。

なんて昔を懐かしみながら、保守
550サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/07(土) 10:13:31.18 ID:PuuQqxVNO
涼花「あははっ!そうこなくっちゃ!」

“行くぞコラァ!”
マジになった“先輩達”の姿を見て
涼花と相笠は楽しそうに難波の群れへと飛び込んで行った

ナナ「もう限界やで・・・さや姉、“ウチら”無しじゃこいつら潰せんわ」

さや姉「ああいうのちょっとウザいわ」 眉間に皺を寄せ、涼花達を見ていたさや姉は、ポケットから手を出した

わるきー「え?さや姉はまだ止めときなよ」

さや姉「“ガキ”泣かしてくるだけや」

わるきーに背を向けながら、さや姉は乱闘の中へゆっくりと歩いていった

“こっち見ぃや”
涼花の肩を掴み、強引に振り向かせ瞬間
さや姉の拳が涼花の動きを止めた
“バシッ”涼花は地面に手をつきながら、血が滴る鼻を押さえた
“・・・っ!”
そして相笠が涼花の名前を叫ぶより先に
さや姉の拳は相笠の顔面に向かっていた
“バンッ!”
相笠は力が抜けたように、その場に膝から崩れ、気を失った

さや姉「あんたら1年か?“遊ぶ”場所、間違えたんちゃうか」

涼花「くっ・・、てめぇ!」
拳を握り締め、立ち上がろうとした瞬間
“うぅっ!”
立ち上がる事すら許さずに、さや姉の蹴りが涼花のこめかみに直撃した
“ち、ちくしょう・・・”
薄れゆく意識の中ので見たのは、
自分を冷たい目で見下すさや姉の姿だった

さや姉「もうちょっと“修羅場”くぐってから来いや、ボケ」

そのさや姉の一番近くにいた者がいた

--ネズミだった--
551名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 12:16:00.55 ID:EJp5JW+d0
次はまだかな〜
552名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 13:13:10.09 ID:OdL1SEzH0
次回、ネズミさん、大活躍の巻。
553サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/07(土) 14:38:49.72 ID:PuuQqxVNO
さや姉「ん?お前、センターといた奴やな」

ネズミ「ああ、そうだよ、センターは私の“マブダチ”だ」
倒れた後輩達の姿を見て一瞬強張った表情を見せたネズミだったが、
すぐにさや姉の方を向き直したネズミは、
いつもの“余裕”の表情を、無理に作った・・・

さや姉「“マブダチ”か〜
・・・お前殴ったら、センター、どんな顔するやろな?」

ネズミ「・・・やってみろよ」

その目は、マジ女の“上に立つ者達”の1人として、
ケンカが強いわけではなかったネズミなりの“覚悟”を決めた目だった

“バシッ”躊躇なくネズミを殴るさや姉
“うっ!”膝をつくネズミだが、倒れずにさや姉を睨む
ネズミ「・・・お前は必ず・・・」

“バシッ”また殴るさや姉

さや姉「必ず、なんや?」

ネズミ「ぅ・・・、ゲホッ・・・必ず」
倒れずこっちを睨め続けるネズミにさや姉は苛立ち始め・・・
“バシッ!”
さや姉は殴り続けた

猫が鋭い爪で、鼠を玩ぶ様に

そして、ネズミは血だらけになりながら言った

ネズミ「・・・必ず、私の“マブダチ”が倒すさ・・・」

“おらぁぁぁぁ!!”
さや姉は即座に振り返り、向かってきた拳を掴んだ
“ガシッ!!”

センター「やっと、届いたぜ・・・」

さや姉「遅かったんちゃうか・・・“色々”と」
554名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 16:51:35.63 ID:nEHtAZdW0
555名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 17:12:10.25 ID:oSz9pS240
556名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 18:31:03.92 ID:cYPfOHOh0
557名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 18:45:28.88 ID:oSz9pS240
なんかネズミさんが弱すぎのような?
俊敏な動きで防御力は高かったような。

とかいいながら、保守。
558名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 19:25:14.31 ID:PuuQqxVNO
ほしゅありがとう
559名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 21:21:32.66 ID:wO4TNomj0
560名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 22:13:56.12 ID:cYPfOHOh0
ほー
561名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 22:23:14.54 ID:oSz9pS240
ホケキョ
562名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 22:49:41.42 ID:MKZdNnen0
確かにネズミさんの設定、ちょっと弱い気が・・・
こんな一方的にやられたりはしないかな。
563名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 22:55:10.28 ID:XftpZVCh0
ケキョケキョ
564名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 23:32:56.73 ID:X8pLhxc40
ほしゅ

565名無しさん@実況は禁止です:2012/07/07(土) 23:49:45.41 ID:ng57G/xi0
別にネズミは強いイメージは無い
566名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 00:14:38.51 ID:5+cHlj+40
567名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 01:04:43.53 ID:POqgzmIHO
お待ちを ありがとう
568名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 01:33:48.31 ID:Vl5nlpHMO
569サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/08(日) 02:31:40.38 ID:POqgzmIHO
--さや姉の横には、血だらけで倒れるネズミの姿があった--

センター「ネズミ!・・・・さや姉、てめぇぇっ!」
怒りに満ちた表情でさや姉を睨むセンターは、
掴まれた拳をさらにググッと押し込んだ

さや姉「・・・っ!」
思わず手を離したさや姉

“ネズミ・・・”
センターはそっとネズミ見た後、
怒りを押し殺す様に、目の前に立つさや姉を見て言った

センター「この学校に、わざわざお前ら呼んだのには“理由”があってな」

さや姉「理由?なんや?」

センター「“いい”場所がある、そこでタイマンだ・・・付いて来い」

さや姉「へぇ、案内してもらおか」
さや姉は、センターの後へと付いていった

わるきー「さや姉どっか行きよるで・・」
“ドンッ”
その時、わるきーの体に、血を流した難波の生徒がぶつかった

おたべ「残りはあんたらだけや!」

ミソ「あ〜楽しかったですね、ダンスさん」
敵の髪を掴み、引きずりながら歩いてくるミソ
そしてダンス、ちゅり、ぽんこつもわるきー達の前に対峙した

廊下には、マジ女と矢場久根に倒された
難波の生徒達が横たわっていた
ジョー「なんやこいつら、こっちは4人なんや、・・・1人多いわ!ボケ!」

わるきー「あっちは7人だけで、ウチの奴ら相手にしたんや
今度はこっち1人でこいつら全員倒さな、格好つかんで・・・
誰が行く?」

わるきーが話しをしていると、それを割って入る様にちゅりが前に出た
ちゅり「まなつをやった“ナナ”って奴はどいつだ?」

ナナ「ナナは私だけど、“まなつ”って誰や?ジョー」

ジョー「あれやないですか、ナナさんが泣かしとった奴、
“まなつぅぅぅ”とか呼ばれてましたね」

ナナ「あ〜いたなぁ、あの2人なかなかやったもんな〜
ついやり過ぎてしもうたわ」

そのやりとりを聞いたちゅりは、真っ先に飛び出した
“・・・!”
ナナの襟首を掴み上げ、大きく目を見開いて叫んだ

ちゅり「てめぇかコラ!」

“ガシッ”
そのちゅりの手を掴んだ者がいた
570サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/08(日) 02:42:46.04 ID:POqgzmIHO
わるきー「なにいきなり始めてんねん、まだ“順番”決まってないんよ」

ちゅり「知るかっ!」
ナナから手を離し、“バシッ”っとわるきーを殴りつけた

ジョー「あ・・・」

わるきー「・・・“ちゃぷ”れやワレ・・・」
ちゅりに顔を殴られたわるきーは、
ボタンを胸元まで開け髪をかきあげた

わるきー「ちゃぷちゃぷさせたるわワレ!!」
わるきーの拳がちゅりの顔面を捉えようとした時、

“ドカッ”

ちゅりの体を突き飛ばし、変わりに拳を受けたのはダンスだった

ダンス「・・・くっ、こいつはまなつの仇を取りにきたんだよ、
誰も邪魔はさせない!」

わるきー「邪魔はお前や!沈めや!」
“オラァ!”

ちゅり「ダンス・・・!」
ダンスを助けようと踏み込むが、その肩が誰かに掴まれた

ナナ「人の襟首掴んどいてそっち行くんか?」
ちゅりはキリッと睨めつけ
肩に置かれた手を振り払い、殴りかかった

“・・・・!”

--そして同じ頃、どこかへ歩いていったセンターとさや姉は---

571サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/08(日) 03:12:37.39 ID:POqgzmIHO
とある部屋の前に着いたセンターとさや姉
さや姉「こんだけ歩かせたんや、さぞおもろいんやろな?」

センターが“ガチャ”っとそのドアを開けると
今も変わらず、金色の椅子とマジ女の校旗が飾ってある
ラッパッパの部室だった

さや姉「なんやここ?」

センター「この吹奏楽部の部室はな・・
私とネズミが1年の頃からずっと目指した場所でな・・・
この学校の“テッペン”なんだ」

さや姉「センター、お前がここの“テッペン”ちゃうんか?」

センター「さぁな・・・・、けど“ここ”に居たヤツらは本当に皆強かったよ
私も結局、“そいつ”とタイマンできないままになっちまった」

さや姉「今はもう“いない”っちゅうことか」

センター「ああ、はっきりしねーまま“テッペン”なんて胸張って言えねー
だからこの場所で私の“マジ”、見届けてもらおうと思ってな」

そしてセンターは、もう1つの部屋のドアを開けた

“ガチャッ”

その部屋には今も変わらずラッパッパ元部長の大島優子の写真が飾ってあった
そしてその横には・・・
“桜の花びらたち”と一緒に、
前田敦子の写真も飾ってあった

その部屋を見渡したさや姉は、笑みをこぼしながら言った

さや姉「・・・おもろいわ、私には最高の“観光スポット”やわ」

センター「お前らがこの街に来てくれたおかげで
“ケジメ”がつきそうだよ」

さや姉「センター、初めて会った時のお前の拳・・・
あれ痛かったで、返させてもらおか」

センター「来いよさや姉・・・
お前倒して、私とネズミはこの吹奏楽部に入部する」

“オラァ!!”

マジ女と矢場久根、そして関西から来た難波高校、
“マジ”なヤツらの拳が今、交わった
572名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 03:57:43.04 ID:if/L6WjP0
おもしろすぎ保守
573名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 05:55:07.11 ID:jJ8MuExE0
マジすかの乱闘シーンといえば、
背中合わせに構えて闘うシーン。
背中、頼むぜ。
この設定を入れ忘れてるな。
574名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 08:45:29.58 ID:5WXlKEwV0
575名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 11:42:34.93 ID:5WXlKEwV0
576名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 12:04:56.23 ID:XXCCvHYe0
577名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 12:56:56.03 ID:5+cHlj+40
578名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 15:15:41.62 ID:XXCCvHYe0
579名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 16:17:11.57 ID:5WXlKEwV0
光宇宙と書いてピカチュウと読ませる名前を思い出したw
580名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 17:40:37.78 ID:XXCCvHYe0
581名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 18:28:26.34 ID:ijjUCOEz0
582名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 19:10:00.23 ID:cSxyiMTh0
583名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 20:34:46.36 ID:POqgzmIHO
ありがとう
584名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 21:19:41.59 ID:NePx410gi
ラジオオワタ捕手
585名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 21:59:38.24 ID:jJ8MuExE0
586名無しさん@実況は禁止です:2012/07/08(日) 23:03:11.55 ID:5+cHlj+40
587サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/08(日) 23:36:40.60 ID:POqgzmIHO
“カツッ、カツッ”
ネズミの方へと真っ直ぐ廊下を歩いてくる者がいた
“邪魔だよ”
と道を妨げる倒れた難波の生徒を蹴り、
横たわっているネズミに歩み寄りそっと話しかけた

“ネズミ、起きろ”
ネズミから返事は聞こえなかった・・・

“鼻エンピツするぞ”

ネズミ「や、やめろ」
とっさに体を起こし、両手を使って止めようとするネズミ

ゲキカラ「やっぱりな・・・」

ネズミ「・・・よく見えるみたいっすね、その眼鏡」

ゲキカラ「相変わらず立ち回るのが上手だな、お前は」

ネズミ「立ち回る?これは、私の想定外さ」
そう言って顔の傷を触った

ゲキカラ「センターを“マジ”にさせたかったんだろ?
お前が、やられ役になって」

ネズミ「別に計算じゃないっすよ
・・・けどこれで、センターが復活させるよ、あんたのいた“ラッパッパ”」

ゲキカラ「こいつらに勝って、それを土産にか?」

ネズミ「ええ・・、ようやくいい“手土産”見つけたんでね・・勝ちますよ、私達は」

ゲキカラ「前田がいなくなった後のお前達は、本当に寂しそうだったよ」

ネズミ「寂しい?冗談を・・・・喧嘩相手がいなくなって、つまらなかっただけっすよ」

ゲキカラ「まぁ、確かにコイツらは強い・・・
お前も見届けたいだろう?センターの所まで肩貸してやる」

少しゲキカラを見て微笑んだ後、
ネズミは大きく両手を広げながら、バタッと体を後ろに倒した

ネズミ「大丈夫っすよ、しばらく・・・・こうしていたい」
横になりながらネズミは、心地良さそうに天井を見つめた

ネズミ「・・・・あんたも、入れてやってもいいですよ、私達のラッパッパ」

ゲキカラ「ふっ、生意気な・・・」

ネズミ「洒落が利いていて悪くないんでね、“受験生のラッパッパ四天王”ってのも」

ゲキカラ「・・・悪くないな、“たった一人の四天王”なんてつまらないからな」

ネズミがゲキカラの方を向くと、
一瞬目を合わせた2人は、互いに少し恥ずかしそうに笑った

ネズミ「まぁ、あいつら次第ですけどね」
そう言って、ネズミは喧騒が聞こえてくるへと顔を向いた
588ゆきこ@ZERO推し ◆DLkuQGloxcBr :2012/07/09(月) 01:02:46.09 ID:5byX42EE0
まだ読んでないけど保守!
589サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/09(月) 01:36:59.56 ID:V5T/erJOO
“うらぁぁぁ!!”

“バシッ”

ダンス「っ・・・!ちくしょう!」
何度、わるきーの拳を受けただろうか
ボロボロになりながらも、ダンスはわるきーに立ち向かっていった・・・

おたべ「あんたのとこの総長・・・助けなくてええんか?」

ミソ「なんでですか?」

おたべ「ゲキカラ刺したあんたが、黙って見てるなんて意外や思うてな」

ミソ「ダンスさんのタイマンって・・・結構レアで面白いから、見ていたいだけですよ」

おたべ「素直やないな」
そのミソの拳は固く握られていた
今すぐにでも、ダンスを助けに行きたそうに・・・

“バシッ”膝を着くが、それでもわるきーを睨みつけるダンス

わるきー「しぶといな、ワレ」

ダンス「はぁ・・はぁ・・これでも一応、総長なんで」

そのすぐ後ろでは、ちゅりとナナの怒号が飛び交い、互いを殴る生々しい音が
ダンスの耳に入ってきた

“さすが・・ちゅりだなぁ、・・・どうして、私が総長なんだろう・・・・・”

ふとダンスがそんな事を考えた時
戦いを見ていた“仲間”の声が聞こえてきた

おたべ「ずっとシブヤの側で何を見てきたんや!あんたは何を受け継いだんや!」

“・・・・!シブヤさん・・・・!”

590サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/09(月) 01:38:19.26 ID:V5T/erJOO
ダンス「私は・・・ダンス、あの“ラッパッパ四天王”の一番近くにいたんだよ!」

わるきー「なんやソレ?はよ沈めや!」

“おらぁぁぁ!”

ダンスが立ちがろうとした時、わるきーの拳がダンスの顔面へと向かった

“ガシッ”

ダンス「・・・・そして今は、矢場久根総長のダンスなんだよ!」
左腕でガードしたダンスはそれを振り払い、右手ですぐに裏拳をくり出した

“バシッ”
顔にダンスの裏拳が入ったわるきーは、
そのままくるりと回転させた

“ドカッ!”

後ろ回し蹴りが、ダンスの体制を崩した

ダンス「うっ・・・・」
重い一発を喰らったダンスは、ふらふらと体をよろめかせ
その場に、崩れ落ちそうになった

“ガシッ”
倒れそうになったダンスの体を、抱えた者がいた

ミソ「カッコ良かったですよ、ダンスさん・・・」
ボロボロになったダンスを抱えながら、ミソはそう囁いた
591名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 01:53:08.88 ID:V5T/erJOO
ほしゅありがとう 完走できたら是非読んでください
いない時間もほしゅしてくれる人ありがとう
592名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 04:16:21.48 ID:QZ7z3Oh1O
お疲れ様です

ラストには、エンドロール流して欲しいです

ネズミ:渡辺麻友
センター:松井珠理奈
ゲキカラ:松井玲奈
シブヤ:板野友美




593名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 05:09:47.46 ID:4pERMhVq0
保守
594名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 08:30:20.17 ID:5l0hR7rV0
>>592
エキストラ:ヲタ
595名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 09:58:10.24 ID:LCZvK4KN0
エキストラと言えば、古参なのに1、2共に端役でしか
使って貰えなかったメンバーを、せめてこのスレで
使って貰うわけにはいかないかな?
それとも彼女達のコアなファンは、かませで使われるくらいなら
って思うかな?w
596名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 13:35:48.77 ID:tcLFC3/si
597名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 16:18:54.82 ID:ItXG+QeN0
あげ
598名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 17:47:59.13 ID:jyrFTfGQO
あげ
599名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 18:50:37.44 ID:AyX8n9ex0
600名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 19:13:26.85 ID:Z+XSiEIS0
ほげ
601名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 19:47:44.68 ID:cXHXq8RY0
グダグダやっていると、ゲキカラさんが怒るぞ。
602名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 20:58:16.57 ID:V5T/erJOO
す、すみません
603名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 22:02:11.44 ID:qHbvrk+10
はよ
604名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 22:08:29.64 ID:V5T/erJOO
巻きでいきますかね
605サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/09(月) 22:11:42.22 ID:V5T/erJOO
ダンス「・・うっ、ちくしょう・・勝てなかったよ」
悔しさのあまりにダンスは涙を零した
ミソに抱えられながら・・・

ミソは、わるきーを鋭い目つきで睨みつけた
ミソ「おまえ、ちょっと待ってろよ」

わるきー「はよしろや」
そして、ミソはダンスに肩を貸して、おたべの所まで連れて行った

おたべ「優しいとこ、あるやないか」

ダンス「・・・・ごめんな、いつもお前に頼っちゃって」
壁に寄りかかりながらそう言ったダンスに、
ミソが魅せた笑顔は、やけに幼く見えた

ミソ「お互様ですよ」

紫の裏地が付いたジャンパーを脱ぎ、手に持ちながら、
わるきーの方へと振り返った

ミソ「私はダンスさんみたいに、“マジメ”じゃないよ」

わるきー「気が合うやんけ、私もや」

”ザザッ!“

わるきーがミソのところへ飛び出して行くと
“サッ”
っと持っていたジャンパーをわるきーの頭に被せた

わるきー「・・・・!」

“ドカッ!”視界が途切れたわるきーに躊躇なく、
ミソは思い切り拳をぶち当てた
被せたジャンパーをわるきーに押し付けながら、
“ドカッ”膝蹴りをかました
一発、二発・・・三発、と何度も
“バシッ!”最後に高く蹴り上げた時、
被せたジャンパーが地面にサッっと落ちた
その瞬間あらわになったわるきーの姿は
顔面が血に染まっていた

わるきー「・・・くっ、痛いやんけ、やる事エグいで・・」

ミソ「それが私の“喧嘩”なんで」

わるきー「ちゃぷちゃぷなんかじゃ済まさへん・・・ぶっ殺したるわ!」

ミソ「あははっ、“殺す”だって・・・・てめぇ、上等だよ!!」
ダンスをやられたミソは初めて、“怒り”の感情を見せ、
手錠のネックレスが不気味に光った
606名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 23:05:26.82 ID:Z+XSiEIS0
かましたれミソ!
607名無しさん@実況は禁止です:2012/07/09(月) 23:06:39.08 ID:cXHXq8RY0
ゲキカラさんの怒りが少しおさまったかなw
608サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/10(火) 00:16:08.68 ID:mszZy53OO
“おらぁぁぁ!!”
わるきーは落ちていたミソのジャンパーを蹴り上げ
そのままミソの頭へと持っていた

“バサッ”
ジャンパーを振り払ったミソに、すかさず後ろ回し蹴りを繰り出したわるきー

“バシッ!!”
わるきーの踵が顔に当たったミソは
まぶたの上を切り、その傷からは血が滴り落ちた

ミソ「あははっ、痛いな〜、ちょっとだけ」

わるきー「何がちょっとや!!」
拳を繰り出したわるきー

“バシッ”
まともに受けたミソの体は、吹っ飛ばされた
しかし、すぐに何もなかったかのようにミソは立ち上がる

ミソ「それじゃ、人は“殺せ”ないよ」

血を流しながらそう言ったミソに
わるきーはゾクッと、一瞬恐怖を覚えた

わるきー「・・・さや姉とのタイマン以来やな・・・この感じ、おもろいでワレ」

---わるきーもまた、ミソと“同じタイプ”の“喧嘩屋”だった---
609サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/10(火) 00:23:05.36 ID:mszZy53OO
わるきーとミソが対峙していたその近くで、
熾烈なタイマンとなっていたちゅりとナナ

2人は力は拮抗していた
福本「なんなんや・・・こいつ」

ジョー「ナナさん、どしたんや!はよ、そんな奴やっつけぇや!」

おたべ「うるさい子供やな、少し黙らんかい」

ジョー「あぁ?!誰が子供や!」
そう言ってジョーは飛び出し、高く飛び上がった

おたべ「なんや、私は子供の相手かいな」
“バシッ”
飛び蹴りをしてきたジョーの足を両腕でガードしたおたべ

ジョー「甘いわっ!」

着地したジョーはすぐにおたべの顔面に
目掛けて拳を繰り出した

“うっ・・!”
拳を顔に受けたおたべは、少し後退りした後
切った唇から流れる血を拭った

おたべ「子供・・・ちゃうみたいやな」

ジョー「当たり前やボケ!」

おたべ「ほんまに“いてまう”で、あんた」

ジョー「2年のトップ舐めんなや!」
そして、ジョーが拳を握り締め、おたべに向けた時

“ビシッ!!”
っという音と共におたべのハイキックが
ジョーのこめかみに命中した
“ガクッ”と膝を崩し、その場にジョーは倒れた

おたべ「知っとるか?上には上がいるんやで」

そしてサッっと振り返り、
ダンスとぽんこつの所へとまた戻っていった
610名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 01:14:15.28 ID:1/KbPlBN0
ぶっちゃけおたべはどの位強いのかわからんね
2でもタイマンとかなかったし 
前田以下はわかるけど、誰レベルなんだろうね
611名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 06:02:20.46 ID:D5bW79Wp0
センターと同じくらいじゃね?
612名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 09:11:02.92 ID:xHLnpADp0
ドラマ化してくれ
613名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 11:06:55.18 ID:aPy1z3SVi
ほしゅ
614名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 11:44:39.76 ID:WRABRphpO
あげ
615名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 12:26:00.91 ID:CxcZG3Vu0
616名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 13:00:50.15 ID:jrm+q9zP0
2の初回だっけ? センターとおたべが互角のところに前田登場とか。
617名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 13:49:01.85 ID:sJ/wGKBq0
おたべ強そうだったけど最終回の乱闘では意外と苦しそうにしてたな
旧四天王はみんな余裕な感じだったし
旧四天王>おたべ
なのかな
618名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 17:12:27.81 ID:mszZy53OO
619名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 17:17:58.91 ID:Jh9byo7Pi
620名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 17:58:41.27 ID:qRnqyi6di
621名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 19:01:37.24 ID:l03239vZ0
マジすかのストーリーの前提条件として、
前田、優子、サド、ゲキカラ、ブラック、トリゴヤ、シブヤ、の7人は、
他の登場人物と比べて1ランク以上強いという設定があると思う。
前田と優子2ランクぐらい強いけど。
おたべは前田の副部長だったけど、旧四天王であったゲキカラより強いとは限らない。
前田はおたべの強さ以外の部分を認めて副部長にしているだろう。

なんて勝手に思った。

さてクライマックスに向けて、サーモンさん、ガンバ!!
622サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/10(火) 19:23:26.56 ID:mszZy53OO
ぽんこつ「さすが・・・・元ラッパッパ部長ですね」

おたべ「肩書きなんか関係ない、一瞬でも“マジ”になれるかや」

皆の喧嘩を心配そうに見ていたぽんこつの心を
おたべは見抜いていた

皆の凄まじい喧嘩を見れば見るほど、
自分が皆の様に“マジ”な喧嘩ができるのか、
ぽんこつには不安だった

おたべ「大丈夫や、今のあんたなら、きっとできる」

ぽんこつ「そうですね・・・このネックレスを付けてたら、負けられないですね」

おたべ「あのゲキカラが認めたんや、自分に自信を持ち」

“・・・・・”
おたべ「そろそろ、あいつらも決着つきそうやで」

殴り合いが続いていたナナとちゅりは
共に、傷だらけで立っているのもやっとだった
ナナ「はぁ・・はぁ・・、舐めとったわ、あんたらは強いわ
あのジョーが一発やで・・・」

ちゅり「・・・くっ、マジ女にばっかり華持たせる訳いかない」

ナナ「私も、あんたに華持たせる気はないで・・・」

ちゅり「はぁ・・・はぁ・・・、最後に教えてやるよ」

ナナ「あぁ?何をや?」

ちゅり「あんたがボコった私の後輩な・・・・
“向田 茉夏”っていうんだよ!!!」

ちゅりがそう叫び、拳を繰り出すと、ナナもそれに反応し、
同じく拳をちゅりへと向けた

“バシッ!”
ナナは“それ”をまともに受けたが・・・
ちゅりもまた、ナナの拳を受けた

ナナ「・・・うぅ、今言われて覚えられるか・・・・、アホッ」

そう言ってナナはその場に倒れた

ちゅり「やっと・・・・“マジすか”出れたよ」

ナナ「・・・何の事や?」
ナナは仰向けになりながら、ちゅりを見て言った

ちゅり「ふっ・・・独り言だよ」

そう言って、力が抜けた様にちゅりはその場に座り込んだ

ちゅり「後は・・・ミソと、あのマジ女の奴か・・・・」

ジョーとナナが倒された難波、今その場所に立つ者は
わるきーと福本だけになった
623名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 19:50:01.76 ID:Zcajr6im0
>>622
ちゅりw
そのアドリブはどうなの?w
624名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 20:02:03.39 ID:WRABRphpO
保守
625名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 20:02:25.49 ID:l03239vZ0
おたべって、マジすか2では部長だったな。
存在感無かったから忘れてたわw
626名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 20:33:38.09 ID:aPy1z3SVi
ちゅりw
627名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 20:57:04.49 ID:l03239vZ0
けが人のために呼んだ救急車にサドが乗っていて、
戦いに巻き込まれて、
サドのパンチ一撃で決着するとか・・・
受験勉強しているゲキカラに差し入れを持ってきた前田が
戦いに巻き込まれて、
前田のパンチ一撃で決着するとか・・・

そういうオチじゃ無いことを祈るw
628名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 21:24:32.46 ID:SXET5tlz0
>>627
それはそれでおもしろいよw
629名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 22:52:52.96 ID:he5JRio80
お前から来いよコラぁ
630名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 22:59:39.36 ID:G2hsCd8x0
コレ見てゲキカラ最強を再任底しよーーーぉw^^
ねぇーーおこってるぅ!?

http://www.youtube.com/watch?v=fpnQcHGUOWg&feature=fvwrel
631名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 23:01:17.42 ID:G2hsCd8x0
あ”
再任底×
再認識○
632名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 23:10:26.66 ID:SXET5tlz0
>>630
これみるとサドより強いんじゃないかって思ってしまう
633名無しさん@実況は禁止です:2012/07/10(火) 23:23:04.68 ID:l03239vZ0
そうとう強いことは確かだ。
お前らうるさい。勉強のジャマだ。
と怒ったゲキカラさんが難波の奴らを一発で倒して完。
そんなストーリーもあるな。
634サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/10(火) 23:28:47.74 ID:mszZy53OO
福本「・・・ホンマ何が起こるかわからんもんやな、なぁ?おまえ」
難波の福本が、そう言って睨んだ先は、
“ぽんこつ”だった

ぽんこつ「おまえ、じゃない、“ぽんこつ”って呼ばれてる」

福本「ぽんこつ?なんやそれ、あの時のお前にピッタリやったな」

ぽんこつ「今は・・・違う」

福本「“ここ”にいるっちゅうことは、そうなんやろな、本当の名前教えろや」

ぽんこつ「・・・島崎遥香だよ」

福本「私は、福本や・・・・福本愛菜」

ぽんこつ「借り、返すよ」
ぽんこつは、“あの人”の様にゆっくりと首を回しした、そして
“おらぁあぁぁぁ!!”
自分を奮い立たせる様に叫び、福本に殴りかかった

“バシッ!
わざとぽんこつの拳を受けた福本は
ペッっと口から血の混じった唾を吐き出した

福本「逃がした魚はなんとやら・・・やな」
そして、ぽんこつを睨めつけた

福本「気合いだけで喧嘩に勝てると思うとったか?
くぐってきた修羅場の数が違うんや!」
一瞬気圧されてしまったぽんこつを
福本は思いきり殴りつけた
“バシッ!!”
福本「おらぁぁぁぁ!!」
息つく間もなくすぐに福本は、ぽんこつの腹部に蹴りを入れた
“ドカッ!”
ぽんこつ「うぅ!・・・・!」
お腹を押さえながら思わず後ずさりしたその時、
“ドン”
誰かの背中に当たった
ぽんこつが振り向くと、その“誰か”もまた、
ぽんこつに気が付き、振り返った

ミソ「・・くっ・・はぁはぁ・・・あははっ、なんだ、マジ女じゃん」

ぽんこつ“あのミソが、ここまでやられるなんて・・・・”

ミソ「私の邪魔しないでね」
そう言ってミソは、戦っているわるきーの方へと向いた

そしてミソは、ぽんこつに背を向けながら言った

ミソ「・・・・もし負けたら、私がお前を殺すよ」

ぽんこつ「その姿でよく言うね」

ミソ「あははっ、バ〜カ」

“おらぁぁぁぁ!”
背中を合わせた2人は、同時に飛び出していった
635サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/10(火) 23:37:04.67 ID:mszZy53OO
“バシッ”

飛び出したミソは、わるきーのみぞおちを殴り、
その体が前屈みになったのを狙い
両手を組み高く上げた
そしてわるきーの頭に目掛けてそれを振り下ろした
“・・・・!”
ドカッ!っという音とともにその場にわるきーは倒れた

ミソ「はぁ・・・はぁ・・・3個目になってもらおうかな」

そう言ってさらに痛めつけようと、わるきーの髪を掴もうとした

そして、ミソがしゃがみ込んだその時、わるきーの腕がピクッと動いた

“ガシッ”
その瞬間、髪を掴まれたのは、ミソだった

うつ伏せになったままミソの髪を掴んだわるきーは
ミソの方を見て、にやりと不気味に微笑んだ
そして、“それ”を思いきり地面に叩きつけた
“ドカッ!!”

わるきー「・・・はぁ、はぁ・・・何が“3個目”や、難波舐めんなや!」
立ちがったわるきーは倒れたミソを見ながらそう叫んだ

その時・・・・

“あははっ、ひひひっ・・・”

倒れたミソが不気味に笑った
636名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 00:16:38.34 ID:kJfqSCgm0
スレ乱立!
637サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/11(水) 00:49:09.44 ID:50IF63ZtO
そしてミソはゆっくりと立ち上がった

ミソ「・・・いいね、ゲホッ、お前、本当に私を殺してくれそうだね」

わるきー「・・・ははっ、だから“殺す”言うたやろ」

ふらつきながら、ゆらゆらとわるきーに近づいていくミソ

わるきー「はよ、くたばらんかい!」
“バシッ”

わるきーの拳は確かにミソに直撃した

少し体制を崩したが、ふらふらと足をよろめかせながら
わるきーに顔を近づけて、ミソは言った

ミソ「“本気”で殺そうと思った事、ないだろ?」

わるきー「え?」

その瞬間、両手でわるきーの髪を掴み

“バキッ!!”

思いきり顔面へ頭突きを加えた

わるきーは足をふらつかせ、後ずさりしながら、
その場に倒れた

そして倒れたわるきーの所へ近づいていくミソ
ポケットから“何か”を取り出そうとしていた

おたべ「もう止めんかい!同じ事繰り返してどうするんや!」

するとミソは、ポケットから手を出した

“パッ”と開いた手には“何も”無かった

ミソ「冗談ですよ、・・・しばらく、ダンスさんと一緒にいたいんで」

ミソは血だらけになりながら無邪気な笑顔を見せた

おたべ「あんたが言うと冗談にならんわ」
ミソ「ははっ・・・けど、ちょっと・・・疲れましたね・・・」

そう言ってミソはゆっくりとダンスの隣に座り、壁に寄りかかった

おたべ「後は、ぽんこつとセンターやな」
そのおたべの目には、
ぽんこつと福本の殴り合いが映った
638名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 01:12:59.43 ID:2gu3uCiD0
ぽんこしゅ
639サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/11(水) 01:39:23.88 ID:50IF63ZtO
福本「はぁ、はぁ・・・わるきーもやられよったんかい」

ぽんこつ「はぁ・・・、はぁ、あんたも倒れるんだよ福本」

福本「言うようになったやんけ、それだけ足ふらつかせてるくせに」

ぽんこつ「・・・ゲキカラさんの拳に比べたら、あんたのパンチなんか・・・」

福本「ゲキカラ?なんやそれ?」

ぽんこつ「この学校の、・・・“たった1人の四天王”だよ」

福本「四天王?そんなんいるんか、なら尚更あんたなんか負けられへんわ」

ぽんこつ「こっちも・・・・負けられないんだよ!」

“バシッ”
ぽんこつが殴ると、福本も睨みつけ、
“バシッ”
と殴り返した
膝を着いても、ぽんこつは立ちがった

福本「・・・・ほんまに、あん時あんたを逃がして正解やったわ」

ぽんこつ「はぁ・・はぁ、どういう意味だよ」

福本「誉めてんねん、気付けアホ」
集団で囲み、フォンデュやハブ4を潰した難波のやり方に、
疑問を抱いた福本は
せめて、“一番弱そうな奴”を逃がしてやりたかったのだ

その“一番弱そうな奴”が今こうして自分の目の前で、
何度も立ち上がる事が、なぜか嬉しく感じた

福本「何があったかは知らんけど、お前は私が倒さなあかんって事やな」

ぽんこつ「はぁ、はぁ・・・同じ事を、ずっと私は思ってたよ」

“おらぁぁぁあ!”

“バシ!!”
両者は拳を互いに繰り出した

福本「よく頑張ったわ、“島崎遥香”」

福本はギリギリで避けていた

ガクッと膝から崩れ落ちたぽんこつは、その場に倒れた

福本「・・・私の、勝ちや」
640名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 03:00:27.90 ID:3i9YnQTRi
ぽんこつー
641名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 04:16:31.19 ID:W816ENl60
642サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/11(水) 07:12:07.20 ID:50IF63ZtO
福本は振り返り、倒れた仲間のとこへ行こうとした時

おたべ「・・・まだ、終わってないんちゃうか?」

福本「なに?」

そう言ってぽんこつの方を振り向くと、
彼女は立ち上がっていた
ふらふらにながら、懸命に意識を保とうとしているのがよくわかった

福本「・・・もう限界やろ、そいつはよく頑張ったわ、仲間なら止めてやったらどうや」

おたべ「それはちゃうな・・・仲間なら、最後までそいつの“マジ”見届けるもんや」

“おらぁぁ!”
ぽんこつは、最後の力を振り絞り
拳を上げ、福本へ殴りかかった

しかしその足下はもはや、真っ直ぐに歩けないほどだった

“バシッ”
力が無くなった、ぽんこつの拳が、福本の顔に当たった・・・

福本「・・・ほんま、たいした気力やわ」

最後の拳を当て、そのまま気を失ったぽんこつを、福本は抱えた

おたべ「よくやったで、ゲキカラもきっとあんたを誉めるわ」

福本の所へ行き、ぽんこつに肩を貸したおたべは、
気を失ったぽんこつにそう囁いた

福本「ちっ・・・勝った気せぇへんわ・・・」

おたべ「そんな事ないわ、このタイマンはあんたの勝ちや」

そしておたべは仲間の所へぽんこつを連れて行き、寝かせた

ミソ「負けたら・・・・」
何かを言いかけたミソは、ぽんこつの傷つき、眠る姿を見て、言うのを止めた
ミソ「・・・まぁ、いいや」

おたべ「後はセンターだけやな、皆で待とうか、誰が“あの階段”下りてくるか」

倒れた難波の者達も意識を取り戻していた

わるきー「・・・さや姉」
643名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 08:38:56.10 ID:ww4PxmpAi
全滅させなくていいのか?
644名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 08:48:42.59 ID:Yq+j7Alli
博多に転校したヲタが活躍する、マジすか4はまだ?
645名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 09:13:56.76 ID:wkuspbApi
いいんですっ!
くぅ〜

646名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 11:43:12.02 ID:AvubHAJT0


保守
647名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 12:06:58.04 ID:rvguuBOXi
648名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 12:48:18.37 ID:ZN2eqfC1O
毎日の日課、保守
649名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 13:05:56.39 ID:ZN2eqfC1O
つかポンコツ負けたのかよー(T T)
650名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 14:45:29.21 ID:4RK4rX9Ci
しょせん、ポンコツだぞw
651名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 15:56:40.81 ID:37bsNvM4i
センターが負けて、さや姉が勝ち誇ったところに、
ゲキカラが登場、圧倒的な力の差を見せつけて、一発でKO。
マジ女の伝統は守られた。

でもいいよ。
652名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 17:16:18.81 ID:1kTqgj0yi
難波の最終兵器血みどろ百花まだ?
653名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 18:36:36.34 ID:507LxIQm0
AGE
654名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 18:57:44.65 ID:50IF63ZtO
ジェットコースターちゃん
655名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 20:16:01.44 ID:50IF63ZtO
ほしゅありがとうみなさん
656サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/11(水) 20:21:00.33 ID:50IF63ZtO
---そして、大島優子と前田敦子の写真が飾ってある、ラッパッパの部室では---

センター「おらぁぁ!」

“ドンッ!”

センターの蹴りを受けたさや姉は、体をよろめかせ、壁に手をかけた

さや姉「はぁ、はぁっ・・・、つ、強いなワレ」

センター「はぁ、はぁ・・・お前こそ」

“・・・・”
ふと、さや姉は隣にあった写真に視線を送った

さや姉「こいつが、お前の言ってた奴か?」

センター「ああ、優子さんと、前田だよ」

さや姉「・・・・その前田って奴は、あんたより強いんか?」

センター「さぁな、けど・・・アイツには勝てない気がするよ」

さや姉「ちっ、・・よく言うわ」

センター「お前も会えばわかるさ、
ただ強いだけじゃない“何か”がある、そんな奴なんだ」

さや姉「一回、戦ってみたかったな」

センター「私も、また会いたいさ」

さや姉「そいつらと“同じ時代”に生まれてたら、
“ウチら”どうなってたやろうな・・・」

センター「もちろん、何度でも挑戦するさ・・・お前もだろ?」
さや姉「そやな、まぁ今は・・・・
うちらの時代の“テッペン”決めよか!」

“オラァ!!”
センターに向かって駆け出したさや姉は高く飛び上がった

“バシッ!!”
センターの頭を狙ったさや姉の蹴りだったが
左腕でセンターは“それ”をガードした

が、さや姉のその重い一発は、
センターの左腕に強い衝撃を与えた
“・・・・っ”
その瞬間、次の攻撃に繋げる事ができなくなったセンターを、
再びさや姉のハイキックが襲った

“バキッ”
さっきとは、逆方向からきたさや姉の蹴りは、
センターを地に着かせた

センター「・・・はぁ、はぁ、ちくしょうっ!」
地面に手を着きながらさや姉を睨みつけるが、
“難波の頂点”もまた、鋭い目つきでセンターを睨んでいた
657サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/11(水) 20:24:59.82 ID:50IF63ZtO
センター「はぁ、はぁ、・・・喧嘩はこうでなくっちゃな」

さや姉「わかるわ、同じ“レベル”に会えて嬉しいわ」

センター「・・・お前に勝てば、きっと前田も、少しは認めてくれるかな」
そしてセンターは立ち上がった

さや姉「・・・・・あんたはホンモンやで」

センター「・・私は、“私達”は・・・階段上るしかねーんだよ!!」

“オラァァ!!”

センターは、さや姉の頭に目掛けて、全力でハイキックを繰り出した

“サッ”
っとそのハイキックを前屈みになってかわしたさや姉
その瞬間・・・・

“バシッ!!”
下から突き上げられたセンターのその拳は、
さや姉の顎を貫いた

一歩一歩、ゆっくりと後ずさりしながら、
“バタッ”
さや姉は倒れた・・・

センター「はぁ、はぁ・・・やっと、ラッパッパに・・・」

--センターの目には涙が浮かんでいた--

658名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 20:34:23.38 ID:W816ENl60
そろそろ感動のフィナーレが近づいてきたね。
659名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 20:56:29.87 ID:50IF63ZtO
すべてのほしゅに ありがとう
660名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 21:40:24.23 ID:2hYqZfoi0
マジでおもしろいね
サーモンさんありがとう
文章も上手いしサイコーっす
661名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 21:44:30.81 ID:kJfqSCgm0
次回作あるの?
662名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 22:42:13.32 ID:50IF63ZtO
すべてのほしゅに ありがとう
663サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/11(水) 22:49:03.81 ID:50IF63ZtO
カツッ、カツッ、
階段の上からこっちへと、誰かが降りてくる足音が響いてきた

わるきー「・・どっちや、どっちが勝ったんや」
“・・・・・!”
“待つ者達”の前に現れたのは
センターと、その肩に腕をかけたさや姉だった

そして、2人の所へ仲間達は駆け寄った
ネズミ「センター、・・・・・長かったな、ここまで来るのに」

センター「ああ、けど今日から・・・“ラッパッパ”は復活だ」
そう言葉を交わしたネズミの目には涙が溢れていた
屋上で、“テッペン”の景色をずっと夢見ていた2人は
本当の、“テッペンからの景色”を叶えた

ゲキカラ「お前達がラッパッパなら、優子さんも・・・前田も、
きっと安心するよ」

おたべ「そやな、けどお前も入るんやろ?ゲキカラ、
ぽんこつ・・・あんたもや」

ぽんこつ「え?だって私は・・・」

センター「最初から決めてたんだ、このメンバーで“新しいラッパッパ”を始めようって」

ネズミ「最高の喧嘩だったよ、ぽんこつ
ゲキカラも・・・確か、この話“悪くない”でしたよね?」

ゲキカラ「そうだったな、もちろん私も入るさ、けど・・・」
そう言うとゲキカラは着ていたスカジャンを脱ぎ、
“サッ”っとぽんこつへ投げた

ゲキカラ「今回私はこの喧嘩に参加しちゃいない、
だからやるよ、お前に」

ぽんこつ「ゲキカラさん・・・だってこれ、」

ゲキカラ「あの最後の一発、凄かったよ、負けはしたけどな」

おたべ「決まりやな、もちろん私も入れさせてもらうで、
部長はもちろん・・・“あんた”やろ?」
そう言ってセンターの方を見たおたべに続いて
皆もセンターを見て笑みを浮かべた
664サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/11(水) 23:23:12.18 ID:50IF63ZtO
そして、センターを迎えたマジ女の姿を見ていた矢場久根の者達は

ダンス「じゃあ、私も“ラッパッパ”に・・・・」
“ドスッ”
ダンスはミソに背中を殴られた

ミソ「マジ女に行ったら、刺しますよ」

ダンス「じょ、冗談に決まってるだろ!矢場久根の総長だぞ私は」

ミソ「あはは、私も冗談ですよ」

ちゅり「早く帰ろうよ、皆のところに」

ダンス「そうだな、帰るか!・・・私達の学校に」

ダンス達がその場から去ろうとすると、
センターは大声で叫んだ

センター「ダンス!・・・・ありがとな」

ダンス「バ〜カ、次はお前達だよ」
センター達に背を向けたまま、そう言ってマジ女を去っていた・・・・

センターと激闘を繰り広げたさや姉にもまた、傷ついた仲間達が駆け寄っていた

さや姉「ははっ皆ボロボロやないか、私も人の事言えんけどな」

わるきー「ごめん、さや姉・・・」

さや姉「ええんや、よくやったわ」

ジョー「さや姉さん・・・すんません、私一発で・・」

さや姉「一発?!シバくで、ジョー!」

いつものさや姉の言葉に、難波の皆は笑いあった

さや姉「さて、帰るか〜おもろい修学旅行やったな」

センター「また、いつでも遊びに来いよ、さや姉」
さや姉に歩み寄り笑顔でセンターは言った

さや姉「センター、ほんまはな、あのたこ焼き・・・めっちゃ旨かったで」

センター「お前が来る時は、いつでも買っておくよ」

少し笑みをこぼしたさや姉はサッと振り返った

さや姉「お前ら帰るで!立てん奴には肩貸してやれや!」

“行くで!”

---そして関西から来た、“最強”の者達は翌朝、大阪へと帰っていった---
665サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/11(水) 23:38:29.68 ID:50IF63ZtO
---難波との戦いから数ヶ月後---
マジ女の体育館からは、AKB48の「桜の花びらたち」が聞こえてきた・・・

例年、卒業式には生徒が参加しないマジ女だが
今日は違った、ほぼ全てのマジ女の生徒が体育館に集まった

校長「卒業生代表!松井玲奈!こと・・・・“ゲキカラ”!!」

ゲキカラ「はい」

“パチパチパチパチ”
ゲキカラの返事と共に多くの拍手が鳴った
壇上に上がるとゲキカラは、拍手を送る生徒達に照れくさそうな顔を魅せた

ゲキカラ「キャハハハハ」

“ゲキカラ”がいきなり笑い出すとその拍手はピタリと鳴り止んだ
そして、ゲキカラは最後のスピーチを始めた

ゲキカラ「マジ女は・・・たくさんの事を教えてくれた、
この学校から去っていく者、そして新しく入ってくる者、
色んな奴の“マジ”を私は見てきた・・・
ある人は私に教えてた
“喧嘩には理由がなきゃいけない”
そして、またある人は
“本当の悲しみを知る目”で私に向かってきた・・・
2人には、ずっと“ありがとう”を言いたかった
私に居場所をくれたから・・・
だから、こんな私にも、今はたくさんの“ダチ”ができた
“マジ”でバカばっかりだけど・・・
“マジ”で最高な奴らなんだ
今、もしこの場に孤独を感じてる奴がいても
きっと私の様に、ダチができる
不器用かも知れないけど、拳で分かち合える事が、この学校にはある
“マジ女”は、本当に・・・、本当に楽しかった・・・」
ゲキカラが涙を見せると、体育館にいる生徒達も、目を潤わせた

“卒業生代表、ゲキカラ”
666名無しさん@実況は禁止です:2012/07/11(水) 23:46:28.97 ID:xAdvUMVS0
お疲れ面白かったで

次はあーにゃ(露)ひらり−(米)参加でティ−ム・ホルモン
復活頼むわ
667サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/11(水) 23:59:12.01 ID:50IF63ZtO
壇上から降り“仲間達”の元へ戻ると

センター「カッコ良かったぜ、ゲキカラ・・・私達はずっと“ダチ”だ」

ネズミ「あんたには負けないっすよ、センターと会社興して、いつか雇ってあげますよ」

おたべ「一緒に卒業できて嬉しいわ、東大でも一緒に卒業しよな」


“ゲキカラ、おめぇ約束守るのおせぇぞ!”

仲間達の声の中、どこからか懐かしい声が聞こえた
その声が誰だか、一緒で理解したゲキカラは、
涙と共に笑みを浮かべた

“ゲキカラ、卒業おめでとう”
体育館の入口には・・・
サドやシブヤ、ブラック、トリゴヤ、学ラン・・・

他にもたくさんの仲間達がいた
そして・・・

車椅子に誰かを乗せ、ゆっくりと押しながらこっちに来る者がいた


“・・・・・・・前田!!”

再会を祝う様に、新しい門出を祝う様に
桜の花びらたちが、彼女達の周りを舞った

---“みなみとの約束、叶えたよ”---


--完--
668名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 00:05:08.16 ID:52ujhSJ70
サーモンさんお疲れ様
とても面白かったです
次回作楽しみにしてます

てか前田さん車いすって・・・・なるほど

と、【一緒で理解した】ってもしかして一瞬の間違いですか?
669名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 00:05:15.45 ID:2xSYXs2J0
乙でした!
670サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/12(木) 00:05:44.06 ID:50IF63ZtO
>>660
本当読んでくれてありがとう感謝
>>661
ないけど、みなみ編書いてみたいです
>>666
嬉しいです またいつか
671名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 00:07:04.12 ID:50IF63ZtO
>>668
うわああああ 大事なところを間違えた・・・
“一瞬”です あああああ
672名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 00:23:10.95 ID:PmQnhMq40
乙!
転載禁止宣言忘れずに
673サーモン ◆mEsg6ywAvw :2012/07/12(木) 00:23:48.56 ID:rTIczne8O
>>667
一緒→×
一瞬→○

脳内変換お願いします(>_<)
674名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 00:33:20.86 ID:PmQnhMq40
サーモンさん、アフィの餌になる前に早く転載禁止宣言して!
675名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 00:53:59.06 ID:55/3JpFl0
乙!!
すごく良かったです
676名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 03:01:12.88 ID:Rl5AvEvO0
ちょw最後の
あっちゃんが車椅子押してくるとか
演出考えるの天才だわ
まじ感動!


677名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 06:55:32.13 ID:O3LHbMl20
乙です。
よかったなぁ。
678名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 10:42:36.93 ID:b1RKL7fT0
679名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 11:45:43.35 ID:rTIczne8O
よかったです ありがとう 他にも何人か出したい子いたのですが
バランス的にこうなりました すみません(>_<)
アフィ?
680名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 15:36:24.11 ID:XtdJsvpq0
良いんじゃないかな
681名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 17:56:44.37 ID:0O42flT3i
昨日のまじすか2見たけど
ネズミがゲキカラに初期四天王って言ってたw
682名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 20:19:53.72 ID:ewEige9pi
サーモンさん乙
よかーたyo 8888

転載禁止宣言は?アフィってなんぞ?
683名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 20:31:55.58 ID:tO6SpBFJi
アフィブログのことだろう
2ちゃんの書き込みを自分のアフィブログに転載して
儲けてるやつらのことだよ
まとめんばーもそうだろ
684名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 21:02:30.04 ID:ewEige9pi
>>683
さんどうもです!

サーモンさん早くぅ〜
685名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 21:11:34.46 ID:rTIczne8O
そういう事ですか〜 ツイみるとまとめんばーから
zeroを見てくれた人いるみたいだからなぁ
色んな人に見てもらいたいから正直複雑です
今回zeroスレだからまとめんばーはないだろうけどね
686名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 21:27:33.55 ID:ewEige9pi
サーモンさん
お節介m(_ _)m

次回作も期待しています!
687名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 21:33:26.15 ID:rTIczne8O
>>686
いやいや!そんな事ないですよ
お気遣い本当に嬉しいです
そんなに大切に思ってなんて書いて良かったです
688名無しさん@実況は禁止です:2012/07/12(木) 23:09:03.19 ID:KbOz+DTr0
転載禁止を押し付けようとしてる奴とか何なのw
お前関係無いじゃんってww
689 忍法帖【Lv=19,xxxPT】
2chでここまで胸熱になったのは初めてだった。

サーモンさん、次回作期待してますと言ってしまったらプレッシャーになるかもしれないので、お暇があれば書きためておいて、数個ずつ投下する形でお願いします