【小説】ロスタイムライフ〜指原莉乃編〜

国民的アイドルAKB48、そのメンバーの１人に悲劇が起きた。

事務所にて

指原「おはようございまーす」

スタッフ「指原ちょっとこい！！大変な事が起きた」

指原「大変な事？？まさかまた新しいドラマの主演が決まったんですか？いや〜売れちゃったな〜私」

スタッフ「これ見てみろ…」

スタッフはうれしそうにしている指原に雑誌のある１ページを開けて見せた

指原「ん？」

指原は食い入るようにそのページの記事を読んだ

指原「………えっ……………」

スタッフ「とりあえず今から対応をみんなで検討するからお前はブログもぐぐたすも許可がでるまで更新するな」

指原「…………………………」

指原は目に涙をためながら震えていた

スタッフ「大丈夫だから…お前はとりあえず家に戻れ」

指原「…………………わかりました………」

指原は泣きながら事務所を出てタクシーに乗って自宅へと戻った。

fin

自宅に戻ると指原はすぐベットに寝ころんだ

指原「私………どうなるんだろう……」

指原の目からまた涙が流れた

指原「せっかく仕事たくさん増えたのにせっかく選挙で4位になれたのに…………」

指原は泣きつづけた

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

その時携帯が鳴った

指原「……誰………優子さん？」

電話の相手はAKB48の先輩で同じ事務所の大島優子だった

（優子）「おい大丈夫か？？」

指原「優子さん………………私どうすればいいの？？」

（優子）「大丈夫だからぜったい大丈夫。だからあんま心配すんなよ」

指原「でも………私……………」

（優子）「どうにかなるって！弱音吐くなよ！」

指原「はい………わかりました………心配かけてすいません」

（優子）「とりあえず事務所の人から連絡来るまではなにもするなよわかったな」

指原「ふあい…」

fin

最後までみてやるから書き溜めろ

これは期待

優子との電話を終えると指原はパソコンに向かった。

指原「ぜったい私の事で荒れてる…」

指原はパソコンで２ちゃんねるを調べた。

指原「う〜…やっぱり荒れてる…う〜…」

２ちゃんねるでは雑誌に書かれてたニュースでいろいろなスレが立っていた。

指原「どうしよう…やばいよやばいよ…」

指原はパソコンの前で泣きはじめた

指原「AKB辞めたくないよ…辞めたくないよ…やだよやだよ」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙ

また電話が鳴った

指原「はい…もしもし」

（スタッフ）「あっ指原？秋元さんが直接話したいらしいから劇場に行ってくれる？」

指原「直接？秋元さん今劇場に居るんですか？今からですか？」

（スタッフ）「うんそうそう今すぐ行って」

指原「わかりました…」

指原は涙を手で拭き急いでAKB劇場に向かった。

長くなるなら酉でも

AKB劇場に着くと顔なじみの劇場スタッフが暗い顔をして指原に声をかけた

劇場スタッフ「さっしー秋元さんはスタッフルームに居るよ」

指原「あっ…ありがとうございます…あの…迷惑かけてすいません」

指原は劇場スタッフに申し訳なさそうにしてスタッフルームに急いで行った。

指原「あっ…秋元さん…」

スタッフルームに入ると秋元康と劇場支配人の戸賀崎が話しをしていた。

戸賀崎「おっ…指原。とりあえずここに座れ」

戸賀崎は空いてるパイプ椅子に指を差し指原を座らせた。

指原「あっあの……本当に本当にすいませんでした！！」

指原は無我夢中で頭を下げ秋元と戸賀崎に謝った。

秋元「指原、頭を上げろ」

指原「本当に本当にAKBのルールを破ってすいませんでした！！」

秋元「いいから頭を上げろ…」

秋元はやさしそうな顔をして言った。

指原「私…このまま終わりたくないんです！！AKB48を続けさせてください！！」

秋元「安心しろ……お前は今日限りでクビだ…」

指原「……えっ………」

予期せぬ言葉に指原は固まった。

創作だとわかっていても優子に失望したw

指原「えっ………う…う…嘘ですよね…あははは……」

秋元「本当だ。ルールを破ったんだからしょうがない…今までありがとな指原…」

指原「そんな…そんな…そんな…戸賀崎さん嘘ですよね？」

戸賀崎はなにも喋らず頭を横に振った。

指原「ささ…さしはら4位ですよ？4位ですよ？」

秋元「それがどうかしたか？？お前の事務所には後からお前をクビにしたこと伝えとくから。まあ長い付き合いだったけど今日でお別れだ、じゃあな」

そう言うと秋元は立ちスタッフルームを出た。

指原「……………………」

戸賀崎「第２の人生がんばれよ。お前なら大丈夫だって」

指原「……………………」

戸賀崎が声をかけるも指原はただ、うつろ目になり涙を流しているだけだった。

戸賀崎「さしはら……」

戸賀崎は指原を心配するも無言でスタッフルームを出た。

指原「……あはは……私クビになっちゃった………あはは…」

指原はスタッフルームで１人涙を流していた。

市川「戸賀崎さんいますか〜？？」

その時、リハーサル終わりの市川がスタッフルームに入ってきた

市川「あれれ〜？指原さんなんでこんなとこに居るんですか？今日はチーム4の公演ですよ？？」

指原「…あっ…レモン……実は…今さっきAKBクビになっちゃって…」

市川「えっー！！なんでですか？？本当ですか？？」

指原「………本当………」

市川「えーっ…理由はわかんないんですけど指原さん頑張ってください！！じゃ公演始まるんで失礼します！！」

指原「………えっ……………」

市川はスタッフルームを出て舞台裏に向かった。

指原「………帰ろう…もう私はここに居てはいけない人間だから…」

AKB劇場を出た指原は秋葉原をうろうろしていた。

指原「私はもうAKBじゃないんだ……」

指原はどんどん自己嫌悪になっていた

指原「私は不細工だしネガティブだから元々アイドルなんて向いてなかったんだ……」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙ
ﾌﾟﾂｯ

指原は事務所からの着信とわかると電源を切った。

指原「………もういいよ私は……」

秋葉原を歩いてる人達が全員自分を見て笑っているかのように見えた。

指原「そうだ………もう死のう…そうしよう……」

指原は持っていた携帯を地面に叩きつきて拾わずに秋葉原を後にした。

ほ

>>13
バットエンドじゃん

自宅マンションに戻った指原は自分の部屋のある二階ではなくマンションの最上階に行った。

指原「…………後悔はしてない後悔はしてない後悔はしてない」

指原は何度も同じ言葉を繰り返した。

指原「みんな今まで迷惑をかけてごめん…」

泣きながら最上階のコンクリートの分厚い手すりに立った。

指原「ありがとう…」

指原はそう言うと足を踏み外し下に落下した。



数分後。。。



指原は目を開けた。

指原「………あれ？？……え？？……あれ？？生きてる？？」

指原の目の前には自宅のマンションがあり、体には傷１つ付いていなかった。

指原「なんで…なんで…どういうこと…さっき確かに自分は飛び降りたはず…」

指原が驚いていると、そこにサッカーの審判みたいな服装をした怪しい男性が話しかけてきた。

あのドラマかw

保守すべき？

保守

続きはよ

あのドラマ面白かったなｗ

とりあえずプロローグが終わったようだが
果たして続きの構想はあるのか

期待

審判「気分はどうですか？？」

指原「誰？？」

審判「あなたはロスタイムに突入しました」

指原「ロスタイム？？」

審判「そうです。人生のロスタイムです。」

指原「どういう事？？」

審判「あなたが人生を無駄に過ごした時間の事です。あなたは残り16時間30分生きれます。」

そういうと審判はポケットの中からデジタル時計を取りだし指原に見せた

指原「………という事は結局、16時間30分後に死ぬって事？？」

審判「そうです。16時間30分は殺人や自殺以外ならなにをやってもかまいません。ちゃんと時間内にここに戻らないとダメですよ。後、自分が死ぬ事を他人に言う事も禁止です」

指原「もしそのルールを守らなかったら私はどうなるの？」

審判「それは後のお楽しみって事で…」

指原「ふぅ……なんかわけわかんないや……でもそんなロスタイムなんて今の私には必要なんいだけどな…」

審判「それと私はあなたにしか見えてないのでご注意を」

指原「………ふぅ…………」

（さしはら！！）

その時、遠くから大島の声が聞こえた。

指原「あっ…優子さん……」

タクシーを降りた優子が指原のほうに近づいてきた

優子「お前携帯でろよ！！事務所の人が心配してたぞ！！」

指原「あっすいません……携帯なくしちゃって…」

優子「なくしただと？？……お前AKBクビになったらしいな…」

指原「はい……クビになりました…だから今さっき自殺して……」

審判「言うのは禁止ですよ」

指原「あっ…じゃなくて…落ち込んでました…」

優子「AKBクビになっても事務所はクビになってないだろ？お前ならぜったいAKBじゃなくてもやっていけるから落ち込むなよ」

指原「あぁ………はい……」

大島「とりあえずみんな心配してるから事務所に戻るぞ指原！！」

大島は指原の腕を掴んで乗ってきたタクシーに強引に乗せようとした

指原「ちょっちょっと待ってください優子さん、事務所には後から行きますんで待ってください」

大島「………ん？……わかった…ぜったい来いよ」

大島は指原を置いてタクシーに乗り事務所へと戻った。

つまんねーよ

>>26
てめえの方がよっぽどつまんねえよ。
才能ない奴はコテ付けないと目立てないから大変だな。

もしかしてリアルタイムか？

アリエール

エリエール

サシエールキエール

指原「あぁ…どうしよう……どうしよう…なんで自殺なんかしちゃったんだ私…」

審判「後悔してるんですか？？」

指原「してる……」

審判「でも今さら後悔しても仕方ありません、残りの時間を有意義に使ってください」

指原「うぅ…どうしようどうしよう…」

指原は頭が混乱してパニックになっていた

指原「あ……そうだ……部屋にあるエッチな同人誌を処分しとかないと…」

審判「えっ…」

指原は慌てて部屋まで戻った。

>>27
お前はすげーさいのーあふれてるな！すげー(棒読み)

支援

指原「えっーと、どこに置いたっけな…」

指原は同人誌を置いた場所を忘れていた

指原「あれ…どこだっけ……」

審判「あなた、こんな事に時間使ってていいんですか？？」

指原「いいの！！……てかなんでかってに部屋まで入ってきてんですか！？」

審判「私はあなたが不正をしないかを見るのが仕事なんで」

指原「……ったく。…あっ…あった……」

指原は棚と棚の隙間にあった大量の同人誌をビニール袋に入れた

指原「さっ…コンビニ行こう」

審判「まさかコンビニのゴミ箱に捨てる気ですか？」

指原「うるさいっ！！」

指原は同人誌が入ったビニール袋を持って自宅を出た。

支援

支援

保守

ほす

コンビニに向かうゆび原の前に突如お笑いコンビのココリコの田中に似た怪しい男が現れた！

謎の男「ゆび原さん、人生をリセットしてやり直してみたいとは思いませんか？」

ゆび原「うわっ…なっ、…あんた、誰や！…あんたも審判なんか？」

謎の男は先刻ゆび原が投げ捨てた携帯をゆび原に渡して説明を始めた

謎の男｢いいですかゆび原さん、リセットポイントはあなたが元彼さんと出会った握手会の朝からです｣
ゆび原「えっ…何を言うてはるんですか…ていうかあなたココリコの遠藤さん？｣

謎の男は天を仰いで飽きれたように説明を続けた

｢ココリコの遠藤は阪神タイガースのピッチャー岩田に似てる男前のほうでしょうが、そんなことよりあなた人生をリセットしたくはないのですか？｣

ゆび原｢えっ…いえ、リセットしたいです！やり直したいです！こんなゴミみたいな人生の終わりは絶対にノーサンキューですわ！」

謎の男はニヤリと笑うとゆび原に渡した携帯を指差して説明を続けた。

謎の男「携帯の画面を見て下さい、イエスとノーのボタンが表示されてるでしょ？」

ゆび原「あっ…あります…これはリセットするかどうかの決定ボタンですか？」
ココリコ田中に似た怪しい男は静かに微笑むと優しく説明を続けた。

謎の男｢やっと理解していただけたようですね、その通りです。人生をリセットしてやり直す決意が固まったらその決意ボタンを押して下さい｣
ゆび原「こっ…これを押したらこんなクソみたいな人生の幕切れを回避できるんやな…リセットしたる！迷うことなんかないわ！」

謎の男｢よく見て間違えないで押して下さいね、リセットをすると決めたら左側のイエスのボタンを押すのですよ｣

ゆび原「よっ…よし！あの男と出会ってもうた日の朝やな！あそこからやり直したら絶対こんなことにはならんかったんや！」

ゆび原は震えるゆび原のその指で今まさにボタンを押そうとしていた。

謎の男｢どうやら決意は固いようですね、もう私からは何も言いません、人生をリセットして思う存分にやり直して下さいね｣

指原「あっ……ありがとうございますココリコ遠藤さん！よし、やり直したるで！！」

ゆび原はゆび原のその指に力を入れて携帯の画面のリセット決定ボタンを押して叫んだ！

ゆび原「スタープラチナ・ザ・ワールド！！！時は巻き戻るっ！！！」

ゆび原の全身がまばゆい光に包まれてリセットされたもう一つの時が動き出すのであった。

�C

>>40
>>41
は偽物だけどそのまま続けてくれｗｗ

眩しい光が消えてゆび原が目を開けると、どうやらそこはうっすらと記憶に残っているあの日の握手会会場の控室のようであった。

ゆび原「こっ…ここは…そうか…間違いない！あの男と出会った握手会の会場やで！」

指原満面の笑みを浮かべガッツポーズをしていた。

ゆび原「とっ…とりあえず一旦ここまでのことを頭を整理して考えてみよか…」

ゆび原は控室のあの解雇宣告を受けた時と同じようなパイプイスに腰掛けてここまでのことを整理した。

ゆび原「えっと…週刊誌にAKB在籍中の恋愛をすっぱ抜かれて､あの豚オヤジから呼び出しをくらって･･･なんやかんやで屋上から飛び降りたんやったな」

ゆび原は思い出したようにふと頭を上げて周りを見渡した。

指原「あれ？…そういや最初におったあのサッカーの審判みたいなんはどこに消えたんやろか…」

指原は同人誌を処分することに夢中でコンビニに急いでいたこと、その途中ココリコの片方に似た怪しい男に出会ったことなどを思い出した。

ゆび原「最初は･･･何やロスタイムなんたらとかいう、温水なんたらとかいうハゲ散らかした俳優が出てたドラマみたいな展開やったよな」

ゆび原は途中から展開がよく似た違うドラマのものに変わっていたことに今更ながら気づいた。

ゆび原「まっ･･･細かいことはええか、局は違ったような気はするがどうせ似たようなドラマやったし、ハゲ散らかした温水洋一の出てたほうのドラマやと結局あのまま死ぬことは変わらんのやからな｣

ゆび原はココリコの片方の出ていたドラマに似た展開のほうがはるかに都合がいいことを理解してとりあえず自分を納得させたのであった。

>>43
しんどいのでそろそろパスしたいです。
もともとの続きを投下して下さい

それかこの続きでもよかったら書いて下さい
実は地下板で見た情報しか頭にないので週刊誌の記事の内容を知らない上に、指オタでもないし握手会とかイベントのディティールもよくわからないのでそろそろ限界なんです実際

�C

まさかとは思いますが、この「DQN」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。
もしそうだとすれば、あなた自身が統合失調症であることにほぼ間違いないと思います。

あるいは、「DQN」は実在して、しかしここに書かれているような異常な行動は全く取っておらず、
すべてはあなたの妄想という可能性も読み取れます。
この場合も、あなた自身が統合失調症であることにほぼ間違いないということになります。

ほし

リセットか

ロスタイムライフはあのハイテンションな解説が欲しい。

ほす

面白そう
期待あげ

保守

いよいよ運命の握手会がスタートした。ゆび原は緊張しながら自分のレーンで客が来るのを待ちながら色々なことを考えていた。

ゆび原「ついにあの握手会が始まるんやな、落ち着け、とりあえず落ち着くんや私！」

ゆび原は他のメンバーのレーンをチラチラと横目で眺めながら思った。

ゆび原「あ〜、今日もキモヲタどもがようさん列んどるな〜、うわっ、やっぱり特にゆきりんとか松井Ｒ奈んとこはアホほど列んどるがな」

ゆび原は握手会においては突出して人気の高いメンバーのレーンを見て自分なりに分析などを始めた。

ゆび原「やっぱりヲタどもの間ではあの馬鹿丁寧な対応が神対応とか言われて支持されとるんやな」

AKBファンの間では心のこもった感じの丁寧な対応を「神対応」といってもてはやすようである。

「確かにゆきりんは握手会での人気を足掛かりにして３位まで上り詰めたわけやが、ゆきりんにしろＲ奈にしろまゆゆやらＪ理奈にまくられとるんやからな〜、
やっぱり運営サイドに気に入られてなんぼや、取り分けあのメガネ豚オヤジにハマらな話になんわな〜」

ゆび原は自分の中で勝手に納得してとりあえず握手会をこなすことに決めた。
なにせこの握手会だけは人生をやり直すためには避けて通ることのできない重要なイベントなのだから。

ゆび原「しっかしどのレーン見ても、もっさいヲタどもばっかりやで、たまには私好みのイケメンがこおへんもんかいなぁ………ハッ！いかんいかん！こういう発想があの地獄のような展開をまねくきっかけになったんやがなっ！！！」

さすがのゆび原もそこに気づいかないほどトボケた女ではなかった。何せそれこそ、このあと待ち受ける酷い運命のきっかけとなった重要なポイントであるのだから。

ゆび原はいつも通りのゆる〜い感じで淡々と、しかしそれなりに客とコミュニケーションもとりながら握手会をこなしていった。

ゆび原「今日もキモヲタだらけやけど、まぁいつも通りといえばいつも通りの握手会やなぁ」

一般的に握手会というのは地道にファンを増やせるチャンスであるイベントなのだが、
ゆび原は淡々とこなせはするが握手会が得意というほどではなく、むしろ苦手に感じていた

ゆび原「しかしほんま神対応とか私には無理ゲーやとつくづく思うわ、
なんせ私はあいつらヲタと３秒以上目を合わすのが無理やねん、サブイボが出てきよるからな！」

どうやら、ゆび原はファンと目を見つめ合ったり握手やハイタッチで直接肌を接触することはハッキリいって好きではないらしい。

ゆび原「たとえ握手会で１番とか２番になられへんくても、私かて頑張って４位まで上り詰めたんや！
あっ、あんな事件さえ起こらんかったら、二年もあればセッ･･･センターかて狙えるポジションを掴んでたのに！･･････ん？･･･」

ふと、ゆび原は自分のレーンの中のある一人の男に目を奪われて体を硬直させた

ゆび原「あっ…あのボケがっ…どっ…どの面下げて私の前に顔を出しさらしとんねん！！！」

ゆび原はある男を見つめながら顔面を紅潮させて、とてつもない怒りで体を震わせるのであった！

なぜ指原関西弁？

ロスタイムライフ編→リセット編→何か変

ほす

ほ

騒がしいはずの握手会会場の中にありながら、ゆび原には何も聞こえない、ただある男の姿しか見えない･･･
そんな映画のワンシーンのような瞬間がついにおとずれたのであった。

ゆび原「あっ…あれは忘れもせん…わっ…私を地獄のズンドコに落とし込んだ張本人やないかっ！」

自分の列の先頭から数人ほど後ろに立って順番を待つその男こそ、
ゆび原の元彼(この時点では彼氏となる予定の男)にしてゆび原との交際の事実を週刊誌に売ったあの運命の男なのであった。

ゆび原「こっ･･･こ･の･う･ら･み･･･はっ･･･は･ら･さ･で･お･くべ･き･か･･･」

完全に冷静さを失って、今にもその男のもとへ走っていって飛び掛かってしまいそうなゆび原であった！

先頭の客「ゆび原さん、ねぇ、聞いてる？それでね〜♪･･････」

ゆび原は我を忘れるところであったが、目の前の客に呼び戻されてなんとかギリギリ自分を取り戻すことができた。

ゆび原「そっ･･･そうや、落ち着け、ゆび原落ち着け！今、ここはリセットされた過去の世界やないか！」

そうである。今ゆび原がいるのはリセットポイントであるあの男と出会った握手会の当日であり、本来ならゆび原はまだあの男の顔すら知らないはずなのであった。

ゆび原「あっ、あいつとはまだ何の関係もあれへん、当然肉体関係もない赤の他人･･･まだあいつはただのイチゆび原ヲタやないか！」

少し冷静さを取り戻して、もう一度頭と状況を整理しようと
「心を整える」ゆび原なのであった。

事実は小説よりも奇なりというか･･･

現実の処分と掛け離れすぎて設定の大前提が崩れたから書いていく気力が･･･
まあ実際に厳しく処分して飛び降りみたいなことされたらヤバイってのもあったのかもしれないなｗ

ほ

し

ゆび原「あの時はなぜかあの男が素敵なイケメンに見えて付き合ってみたいとか思ってしまったんやが･･･
あれは、ほんまはとんでもない悪党なんやと、今の私にはまるっとぬるっとお見通しなんやで！」

そう、今この瞬間のゆび原は色欲・性欲の抜けた賢者モードとでもいうか、
とりあえずこの先々に起こる出来事くらいは情報として頭に入っているのである。

ゆび原「ありがとうございま〜す、またね〜♪」

一人、また一人と自分のレーンの客が握手タイムを終えていくことで、
少しずつあの男の順番が近づいてくる。

ゆび原「あっ･･･あと二人か、」

体を小刻みに震わせながらもなんとか顔だけは笑顔を作りながら目の前の客の握手タイムをこなしてはいたのだが･･･

ゆび原「あっ、アカン！･･･やっぱり殴りたい、めっちゃ殴りたい！
たとえ拳が壊れてしまっても、割れた手の甲の骨が手の皮膚を突き破ってしまっても、拳の感覚が無くなるまで一心不乱に殴り続けたいんや〜！！！」

そして、ついにあの男の1人前の客の握手タイムが終わり、まさに運命の瞬間をむかえるゆび原なのであった！

とりあえず元のスレ主が来るまでは落とせない

★史上最悪のキチガイ杉上左京悪行集

・自分の立てたスレッドで自作自演
・調子に乗って6作連載と豪語するも史上最悪の劣化作に終わる
・連載作品を途中投げ出し
・スレで叩くとすぐに迷走
・自分の気に入らないコメントは即削除して排除
・ID変換を繰り返して他作者（四谷・ぱーぷる等）を誹謗中傷
・自作自演がバレると素早く迷走
・放置の後勝手に連載終了
・ジャック・テイラーになりすまして何食わぬ顔でスレで執筆
・バレると相変わらず迷走
・叩いてる連中に突然逆ギレ
・ジェームズ・ラングストンになりすまして懲りもせず復帰
・他人のIDを不正利用して誹謗中傷したとして不正アクセス禁止法違反で逮捕

ほ

し

ゆ

ゆび原「ま･･･間違いあれへん･･･てか、間違うはずあれへん、やっぱり来よったんやな！」

そう、壮大なドッキリでない以上やはりこれはリセットされた世界であり、
この男と初めて出会ったその日なのである。

例の男「ゆっ･･･ゆび原さん、こっ･･･こんにちは〜♪、オレ会えてめっちゃ感激っス！」

ゆび原(私も、会いたかった〜〜〜♪･･････
なんて思うわけないやろ！キィイイイイイーーー！ボッ、ボケがぁあああああああ！･････････)

激しく混乱するゆび原であった。

例の男「ほんと、ほ本当に感激っす、夢みたい、というかやっとゆび原さんと会うって夢が叶いました！！！」

ゆび原「えっ？･･･あっ･･･ありがとうごさいますぅ･･･そんなに感激してもらえたら･･･ゆび原も、う･･･嬉しいですよ♪」

ゆび原は、目が笑っていない完全に引きつった営業スマイルで
震える気持ちと体を必死に押さえつけるのであった。

例の男「えっ…そんなっ、嬉しいだなんて････････････
あっ、あのっ、ゆび原さん…実は、あの…オレ･･･昔っからゆび原さんのことが本気で大好きなんです、ていうか愛してるんっス！」

ゆび原「は？･････････はっ、波ぁああああああああああ（怒）！？」

予定通りの当然の行動というか、この男の方はこの先の未来に待つドロッドロの愛憎劇の結末などはまったく知らないのである
よってあくまで本気で、真剣にゆび原と交際したいと願い、本来の歴史通りにゆび原に愛の告白をしているだけなのであった。

続いてたか
保守しとこう

ほ

実際に下された処分を見た上でラストまでの構想はなんとなくできた
んで、この後また握手会が終わって控室に戻ることになるが、しかしそのシーンが鬼門
控室でどのメンバーとどういう風にからませたらいいかがまったく思い浮かばない
元々書き始めたスレ主みたいに他のメンバーとのからみをうまく書ける気がしない

ほす

さっしー小説半分書いたのに
HKT移籍だと発表できないや…

みんな大変だな

例の男「ほっほんとなんっス、マジなんです！悪ふざけとか冗談で言ってるんじゃないんっス！！」

ゆび原「まっ･･･またまたぁ〜、こ･･･こんなところで、そ、そんなこと言ってぇ(ピキピキピキピキピキ怒)」

その男はゆび原の怒りのオーラに気圧されて、少しもじもじしながらだが、しかし本気でゆび原に甘い、甘ぁ〜い愛の告白を続けるのであった。

例の男「本当に大好きなんです、愛してるんです！月８万のバイト代も全部ゆび原さんにつぎこ込んでます、人生かけてるんっす！」

男は澄み切ってキラキラと光る目で真っすぐにゆび原を見つめて思いの丈をぶつけてきたのだった！

ゆび原(あ･･･なっ、なんてキレイな瞳なんやろか･･･
そっ、そうか･･･この時のこの子は本気で私のことが大好きで、本気で付き合いたいって思ってたんやなぁ･･･)

そう、確かに目の前のその男は心の底からゆび原を愛していて、真実の愛の告白をしているのだが･･････
一応、賢者モードっぽい感じになっていたゆび原の脳裏に、この後に起こるありえないような彼の豹変ぶりが、チラっとよぎってくれた。

ゆび原(ハッ、いかん！いかんでぇ〜！今はこんなキラキラとした美しい瞳で私を見つめとるけど、
後々はあの塩谷なんたらとかいう俳優みたいに平気で女の心を裏切るような酷いことをしよるんやでぇ！)

持ち直した！一瞬男の純心にほだされそうになったが、ゆび原少し持ち直した！

例の男「じょ･･･冗談とかじゃないんです、月８万のバイト代も全部ゆび原さんにつぎ込んでるんです！
ちょっとやそっとの覚悟で告ったりしないっスよ！」

やはり男は真っすぐな目でやけにバイト代月８万を強調しながらも、自らの真剣さを必死にアピールする。

ゆび原「あっ･･･知ってる、私、知ってる！これはあの頃の、私がよく知ってる彼の目やわぁ･･･」

ゆび原の脳裏に今度はこの男と交際していた頃の甘く楽しい日々の記憶、未来の思い出がよぎるのであった。

ゆび原(「そっ･･･それっでもっ･･･好っきだよぉ･････････」
って、オイオイオイっ！アカン、アカンぞ！何を言うとるんや私！！！)

色欲・性欲の抜け切った賢者タイム中であると思われたゆび原であったが
今、目の前に立つこの男の純心と、しかし、この先に待ち受けている悲惨すぎる愛の結末の記憶とに板挟みになり
完全に頭が混乱してプチパニックにおちいってしまっていたのだった！

>>76
なんで？
>>1の人？

関西弁なのはノイエで京都出身のバイブはんとごっちゃになってないか？

悪いやつはだいたい関西弁みたいな風潮か

例の男「え･･･？なんすか？ぼくの目を知ってるんすか？」

ゆび原「いやっ･･･知ってる人でよく似た目元の人がいて･･･えへっ♪･･･」

思わず口に出して喋ってしまったが、まさか未来で付き合っていたとも言えないので、
ゆび原は口から出まかせを言ってごまかした。
すると、男は少し顔を近づけて周りに聞こえないように小声で囁いた

例の男「実はオレ、ゆび原さん宛てのプレゼントを預けてるんですが、
その中にオレの携帯番号とメアドを書いた写真を忍ばせてるんっス！」

男はあらかじめ、プレゼントに自分の連絡先を仕込むというありがちな方法でゆび原と繋がる気満々なのであった！

例の男「プレゼントは10cmくらいのピンクのハート型の箱のわかりやすいやつです。
中の写真でオレのプレゼントかどうか確認できるっしょ、オレってちょっと頭いいっス（笑）」

男はタイムアップを促しに来る係員を気にしながら、ゆび原に自分との連絡方法についてこっそり告げた。

ゆび原「あっ･･･あの、そういうの、ちょっと困るんですけど･･･(オイオイオイ！どんだけ肉食系なウテウテくんやねん！)」

例の男「ＴＥＬでもメールでもいいんで絶対連絡下さいね！」

係員「はい、時間ですので次の方と交代ですよ･･･」

係員が来るのとほとんど同時に、男は最後の言葉を告げて握手タイムを終了して足速に去って行った。
やりたいことは全部やりきってスッキリした顔で去った男とは対象的に
なかば放心状態で呆然としたまま次の客を迎えるゆび原なのであった。

ほ

し

あっけにとられたようにポカンと口を開けて絶句するゆび原であったが、
客は次々にやってくるので握手会はそのまま続けるしかない。

ゆび原「こっ･･･こんにちは〜♪」「あ･･･ありがとうございま〜す、またねぇ〜♪」

まったく気持ちが整理できずにプチパニックを引きずったままであったが、なんとか機械的に、作業的こなすしかなかった。

客「ゆび原ちゃん、なんかすごく疲れてない？大丈夫なの〜？」

ゆび原「いっ、い〜え･･･だ･･･大丈夫！ゆび元気いっぱいですよ〜、えへっ♪･･･
(うっさいねんっ、ボケ！キモヲタどもが空気読めや！しんどそうに見えたら空気読んでさっさと終わらせろやぁ！！！)」
ゆび原はいつも以上に疲れる握手会を身も心もボロボロになりながらも最後までやりとげるしかないのであった。

ゆび原(な、なんやろか･･････リセットして人生をやり直すつもりやったのに、
なんかここまでは何ひとつやり直せないまま無駄に疲れただけやないか･････････)

男がとてもバカっぽいぞ

>>76　指ヲタ的にはこういう文春指祭り題材の小説ってどうなの？

握手会は大盛況のうちに幕を閉じた。
ゆび原も疲れ果ててボロ雑巾のようになりながらも、
なんとか無事？握手会を終えることができたのであった。

ゆび原「はぁ〜･･･つ･･･疲れた･･･本気で疲れたでぇ〜こんなにしんどい握手会は生まれて初めてやったわぁ･･････」

まさに満身創痍といった様子で、ゆび原は重たい足を引きずるようにとりあえず控室に向かう。
控室への通路を他のメンバーも同じように疲れた様子で歩いているのだが･･････

ゆび原「今日の握手会に関しては絶対私がNo.1に疲れてるわぁ･･･
あの神対応やってた連中かて絶対ここまで疲れてへんやろ、なんせ私は同じ握手会を二回やっとるわけやから二倍･･･
いや、なんやかんやで五倍は疲れたいうても過言ではないわ！！」

よくわからない理屈と計算ではあるが、確かに今日のゆび原は誰よりも心身ともに疲弊しているようである。

ゆび原「ん･･･？ちょっ、ちょっと待てよ、人生をやり直すってことは･･････」

ただでさえ疲れ果てたゆび原の顔色がさらに青白く変わっていく。

ゆび原「今日の握手会どころか、リセットポイントからあのスキャンダル記事が出てまうまでの数年間をやり直すってことやないか！！」

今更ながら人生をリセットしてやり直すことの重大さを感じて気が遠くなっていくゆび原であった。

>>76
>>1の作者じゃないです
ヲタ的にはほとぼりが冷めて
さっしーが自分でネタにするくらいなら
文春ネタもありかもです
考えてたのはさっしーのタイムスリップ小説でした

>>88　タイムスリップ小説ってまんまこれとかぶってね？ｗ
せっかく半分まで書いたなら完成させて発表したらいいのに

ID変わってしまったかな？
前に書いたようにこの後に握手会の控室と、控室に行く途中でも他のメンバーとの会話を入れないと雰囲気出ないと思うが
年下の元彼がバイトできる年齢を考えたらだいたい第一回総選挙前後くらいの時期だろうけど、
その時期にすでにいたメンバーすらあやふやだ
前田とかノイエメンバーあたりの事務所が同じメンバーとからませるのが無難なのか

誰を出したらいいかわからないので、いっそ個人名出さずに会話させようか･･･
どのあたりのメンバーを出すべきだろう？仲のいいメンバーって誰だろうか

>>90
てきとーでいいんじゃないかな

>>90
てきとーでいいんじゃない？
その時なら7期より前のメンとか？

その程度の知識で書いてたのかよｗよくここまで書いたな

この時期にいたメンバーだとほとんどが先輩になると思うけど
お互いタメ口で話せるメンバーと、敬語を使ってくる後輩メンバーを何人か挙げてもらえると嬉しいです

北原→指原-タメ口
横山→指原-敬語でいいんですかね？

とりあえず、もうちょっとだけ答えを待ってみて
答えが返ってきてもこなくても寝る前に一回分だけ投下しよう

第一回総選挙前後ならゆいはんはいない

■2009年12月 第9期研究生セレクション合格
■2010年10月 チームＫ正規メンバー昇格
■2011年06月 第3回選抜総選挙19位
■2012年06月 第4回選抜総選挙15位

きた原「ゆびこちゃん、どうしたの？超顔色悪いんだけど、大丈夫？気分悪いの？」

色々なダメージが重なって顔面蒼白になっているゆび原を心配して、近しいメンバーの一人が声をかけてくれた。

ゆび原「だ･･･大丈夫だよ、ちょっと頑張りすぎて疲れちゃっただけだから（笑）･･･
(だっ、大丈夫なわけあるかいっ！ほんまの理由なんか言えるわけないやろ！ほっといてくれや･･････)」

きた原「そうなの？体調悪くなったら言ってね･･･」

ゆび原「あっありがと、ほんとに大丈夫だから･･･
(大丈夫いうてんのやからマジでほっといてくれや！私はこれからの事とか考えなあかんから大変やねん！)」

近しいメンバーの好意すら鬱陶しく思えるほどに、すさんできたゆび原であったが･･･
とりあえず、まずはあの男をどうしたものかがもっかの懸案である。

ゆび原「あ･･･あの男が私を裏切って週刊誌にスキャンダルネタを売ったりしたからこんなことになったわけやが･･･
とりあえずは、あの男が私を裏切らんように、週刊誌にもネタを売らんようにさせんとあかんか･････････？」

頭をフル回転させて考えているのだろうが、何か根本的に間違っているゆび原である。

ゆび原「あんな最低な人生の終わりはまっぴらやからな、
人生をやり直すにはあんなスキャンダル記事が出てしまうことだけは絶対に防がなあかんねん！」

果たしてゆび原は迷走を止めて未来を変えることができるのだろうか！

>>96
助かりました。

危なかった、出す気満々だったｗ
この時点ではまだ出せなかったか。
ゆきりんとかＲ奈も名前だけ出したけど結構ギリギリの時期かな
あの「研究生時代とはいえ」って言い訳はかなり怪しいからな
交際してたのがそこまで前だと色々と不自然だし･･･
なんにせよややこしい時期の話だな。

ほ

し

ぶ

ど

なんとか事態を打開しなければ･･･ゆび原は控室に向かう通路を歩きながらも、
どうすればあの男による情報漏洩を防げるかなどを必死に考えていた。

(例の男「プレゼントは10cmくらいのピンクのハート型の箱のわかりやすいやつです。
中の写真でオレのプレゼントかどうか確認できるっしょ、オレってちょっと頭いいっス（笑）」)

ゆび原「あいつ･･･ピンクのハート型の箱がどうとか言うとったな、
そうや、プレゼントの箱に携帯番号・メアド付きの写真を仕込んでたんやったな！」

ゆび原はあの男が言っていたことを思い出した。

ゆび原「とりあえずは、あいつの言うてたあのプレゼントを特定せなあかんか･･･」

あの男の連絡先をつかむことができれば突破口になるかもしれない、
などと、またしても的外れな思いつきで行動しようとするゆび原であった。

ゆび原「しかし、連絡がとれたとして、未来を変えるにはあいつが週刊誌にネタを売らんように誘導せなあかんわけか？
しかも今から何年も先にかいな！？」

ゆび原は気づかない、何が根本的な元凶であるのかにはなかなか気づかない！

ゆび原「あぁあああああ〜鬱陶しいわぁっ！なんで私がこんなに悩まなあかんねん！私のせいやないやんけ！
そもそもあいつが私を裏切ったからこんなことになったんやないかあああああーいっ！！！」

とりあえず、ゆび原には「自分がファンを裏切って恋愛禁止のルールを破ったから」
こんなことになったのだという発想はないようである･･･。

保守

ゆび原「くそっ！あほらしっ！もうなぁ、あんな面倒臭い男のことを考えるんは嫌や！！
ほんま金輪際あいつとは係わり合いになりたくなくなってきたわっ･･･ん？････････」

何かに気づいたゆび原は思わず足を止めて、よくよく考えてみた。

ゆび原「ハッ！･･･もしかしたら･･･ずっとあいつと連絡とらんでいたら、
付き合うようなことにはならんやんけ！深い関係にも発展せんから週刊誌に
スキャンダルネタを売られることもないんとちゃうか！？」

やっと、ようやく、ゆび原は最も単純かつ根本的な解決法にたどり着いた！

ゆび「は･･･はは･･･あはは･･･あはははは････････そうや、そうなんや！
なんでこんな簡単なことに今の今まで気づかへんかったんや私！」

控室へ向かう途中の通路に立ち止まって
一人で静かに笑うゆび原は完全に壊れた人にしか見えない。

ゆび原「あいつ、あの調子やとこれからもちょくちょく握手会とか来て何回も私のこと口説くかもしれんけど･･････
まぁそこはプロらしく上手い感じにあしらうか、あんまり酷いようならスタッフ〜っ！って呼んで
つまみ出してもうて出禁にでもしてもらうか･･････うん、そうしよっ！！」

ゆび原は疲れもあってかテンションが少しおかしなことになっていた。

ほ

心身ともに極度に疲労している状態で、普段あまりないくらい頭を高速回転して使ったためか、
ゆび原は異常なテンションの、ナチュラルハイに近い状態になっていた。

ゆび原「良かった、ほんまに良かったわとりあえずこれで週刊誌のスキャンダル記事に関しては
対策はバッチリやから心配いらんわけやなｗ」

ナチュラルハイ状態のせいか、いつになくゆび原の頭がスッキリとして冴えてきているようだか、
まさかそのせいで、後々事態がよりややこしいほうへと展開していくことになろうとは･･････
この時のゆび原には全く知るよしもなかったのである。

ゆび原「あぁ〜〜〜っ、なんやろなぁ、未来に何が起こるかさえわかってたら
何か悪いことが待っててもその原因を取り除けば悪い運命を回避できるってことやからな！
人生をやり直すんはえらいしんどいことかと思ってたけど、なんやもう、むしろ余裕やなぁ〜ほんま･･･
･･･えっ？･･････ということは･････････」

「ﾋﾟｺﾋﾟｺﾋﾟｯｺーーーーーﾝ！！！」

ゆび原「･･･ちょっ･･･ちょっと待てよ･･････わっ、私ひょっとして」

目から鱗が落ちたような、雷に撃たれたショックで覚醒したかのようなそんな感覚であった！

ゆび原「もしかして、この先の未来に何が起きるかだいたいわかってる今の私ってばよ、
サイ○バもビックリの超スーパー預言者なんじゃねぇええ〜！？」

人生をリセットしてやり直す人なら、だいたいの人が気づくであろうこの重大な事実に、
幸か不孝かやっぱりゆび原も気づいてしまった瞬間なのであった･･･！！

続いてるな
保守しよ

指原「…こんないっ…ぃの…」
有吉「聞こえてねぇし…」

指原「こんないっぱいの、花束に誰が囲まれると思うんですか…」
有吉「ﾊﾊﾊ…」
指原「…いっつもひとりでやってきたんですうぅ…」
有吉「ﾌﾊﾊﾊ…ｗ」
指原「…有吉さんが応援してくれて…頑張ってきたのに…ココ、小嶋さんはいつも私のこと…

おはようございますってよ…


呼ばれてます」
小嶋「ﾌﾌﾌ…ｗ」
指原「ｸﾞﾌｰｰｰ………


　　…ｯﾃﾞｱｱｯ!!」
小嶋「ﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌ…ｗ」

指原「……ち、ちょっと


ちょっとすいませんｗ」

有吉「ﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊｗｗ…」
指原「ちょっとすいませ〜ん…ﾌﾞﾊﾊｯ…私…


涙はあかんて、

言ったのに〜」

小嶋「ﾌﾊﾊﾊﾊｗ…」

ほ

し

し

ゆ

ほ

ゆび原「これはほんまにすごいことやねんで！
ハッキリいうて無敵、無双状態というてもええかもしれんで！！」

人生をリセットしてやり直す上での最大のメリットを自覚したゆび原は、
先程までとは違い希望が見えてきたからか、ポジティブシンキングになるというレベルを通り越して、
無駄に強気な発言までもが増えてくる。

ゆび原「今の私はまるで映画や漫画の主人公みたいなもんやな、
ヒーローや！いや、スーパーヒロインやでっ！ｗ」

身体はまだ疲れきってボロボロではあったが、ある種の万能感ようなものを感じているというか、
ハッキリ言うと、とても調子にのっていた！

ゆび原「これは、あれやな！例えるならタイムスリップして江戸時代に舞い降りたJIN先生みたいなもやからなぁ！
まぁ、私はペニシリンの作り方は知らんのやけどなｗｗｗ」

やや有頂天になっていて、より鬱陶しい感じのキャラになっているのだが･･･
控室の扉の前まで着いたゆび原は、この先は行動も強気でやっていくことを宣言する。

ゆび原「さっきまではいかにして失敗・マイナス点を取り返すかばっかりを考えとったけど、
むしろ前の人生よりもよりも成功するように、
この未来予知能力を利用したらええんやで！」

控室に入ると、すでに握手会に参加したメンバーのほとんどが戻ってきていた。
その中にはいわゆる神７や神８などと呼ばれるメンバーもいるのだが、
今のゆび原には、当時とはまったく違う目線で他のメンバーのことを見ることができるのであった！！

大江とか中西とかまだいたかな

ほ

し

ゆび原「うん、未来の情報を知ってる強みに気づいた私にはさっきまでとは世界が違って見えるわ！
その上でメンバー達を見たら実に興味深いな」

今のゆび原は、他人から見ると体はボロボロで顔色も相当悪いのに、
表情はニヤニヤと薄笑いを浮かべて目だけはやけにギラギラと輝いていて、
どう考えても普通ではない雰囲気を漂わせているので何人かがゆび原に目を向けてきた

かしわ木「ゆびこ、どうしたの？なんか顔色悪いよ･･･」

しの田「ほんと、なんかおかしいよあんた･･･大丈夫なの？」

近くにいたメンバーの二人が心配して声を掛けてきた。
二人は、ゆび原とは出身地が近いこともあってか何かと気にかけてくれているようだ。

きた原「そうなんです･･･さっきからちょっと体調悪そうなんですよ、
なんかちょっとさっきより不気味で気持ち悪い感じになってるし･･･」

ゆび原「いや･･･大丈夫なんすよほんとに、ちょっと疲れただけで･･･
(くそっ、ていうかこいつ、無敵の預言者の私に向かって何を言うとんねん！
事務所とか未来でのユニット活動とかが同じやなかったらシバきまわしたるのにな！)」

ゆび原は彼女たちをまじまじと見て、感慨深げに未来の姿と重ね合わせていた。

ゆび原(しかし、この頃の知名度やら力関係からしたら、
第四回総選挙で私やらゆきりんが、人気・ルックス・スタイルなんかがずば抜けてて、強気で高飛車なこの
まりこ様より上の順位の4位とか3位に立つなんてことは誰も想像できへんかったんやろなぁ･･･)

だが、まさかそのたった一週間後に、
その4位になった人気メンバーが恋愛スキャンダルで失脚して、
こんなことになっていることのほうが、よっぽど誰も想像できない衝撃の展開であった。

保守

ほ

し

ゅ

１とは別人だが、ロスタイムライフの粗筋、最後まで思いついた。
しかしパソコンアク禁で書けない。

>>124
つ お試し●

>>125
まずは書き上がってから考えます。

落ちちゃう

ほ

未来の出来事がわかるゆび原には、当然いずれ行われる総選挙の結果なども
彼女の覚えている範囲では把握できていた。

ゆび原「ほんま世はまさに下剋上やな！悔しい力をどんどん先輩にぶつけて潰すつもりでいけば、
実際すごい人気の先輩でも超えていけるんやからなぁ〜ｗ」

しかし実際は、週刊誌に潰すつもりでぶつかってこられたほうがひとたまりもなかったというわけである。

ゆび原「でも、なんや、こうやってあらためてメンバーたちのことを見とったら、
昔のDVDとかテレビ番組の過去の映像見てるみたいでおもろいわｗ」

未来の情報を持っていることにより、客観視ができるというか、自分や自分を取り巻く他のメンバーの
状況や立ち位置などを余裕をもって観察できるのだった。

ゆび原「ずっと変わらず人気をキープしてるメンバーもいれば、卒業やら他のグループへの移籍やら、
解雇処分にされたりなんかもして･････････新人もどんどん入るから、けっこう入れ代わりも多いよなぁ･･･

グループ関連の未来情報だけでも、総選挙の上位とかのだいたいの順位や、難波・博多どころか
ジャカルタにまで支店ができることや、移籍・卒業、あげくのはてはAVの世界に転向する卒業生まで出てくることなどなど･･･
色々と熱い情報が頭にインプットされているのだ。

ゆび原「ほんまこの頃は誰も知らん、思いつきもせん驚きの連続が待ってる
アドベンチャーなんやで！！」

誰に向かって言っているんだゆび原。

ほ

メンバーの動向をチェックして、未来の彼女たちと比べる楽しさを知ったゆび原は、
またニヤニヤと笑い、控室の様子をウォッチしながら歩きまわっていた。

しの田「今日あいつ、絶対変だよね･･･」

きた原「わたし、前々から怪しくて変なとこがあるな〜って思ってたんですけどね･･･
一緒に集団生活してたことがあって、近くで見ていて･･･」

かしわ木「そういえば、確かに地元でアイヲタしてた時代も、ちょっと私とか
周りの他のヲタとかとは異質な感じはあったかなぁ･･･」

結構言いたい放題にに言われている。

ゆび原「う〜ん･･･今日見た限りでも、やっぱりレーンにあほみたいに行列ができてたメンバーは
何人かいてたわけやけども･･･」

今日の握手会の様子を思い出して、特に人気のあったメンバーたちを横目に見ながら･･･
思わずニタリと笑い、したり顔で呟いた。

ゆび原「ふっ、どうせ握手会にアホみたいに列を作るヲタどもは、ここぞと言う時に役に立たんねん！」

強気になっているゆび原から歯に衣着せぬ辛口コメントが次々と飛び出した！

ゆび原「あいつらは、ダイレクトに楽しめる握手券にばっかり金を使いよってからに、
肝心の総選挙の投票には金を使いよれへんのやからな！！ｗｗｗ」

当事者であるアイドルが、心の中ではちょっとは思っていても、まず口にはしないコメントを
今は怖いもの無しのゆび原さんクラスになると、独り言とはいえ悪い顔をしながら、
吐き捨てるように呟けるのであった！

ほ

ほしゅー

ほ

し

つか、面白いAKB小説スレ無くなったな
残念だ

つか、ここでは今小説ってこれしかないじゃん
無料にしては面白いよ

つか、すまん。そもそも小説なんて高尚なものを書いてるつもりはないんだｗ

ゆび原「まぁ、握手会に特化した人気では、やっぱり限界があるわ、
直接触れ合えるという目先の快楽だけに夢中なヲタは頼りにならんねんて」

辛口コメントを通り越して、けっこう、たちの悪い自己チュー激辛コメントである･･･

ゆび原「確かに、握手会である程度のし上がれるパターンもあることは認めるが、
結局は握手会限定の人気にすぎず、総選挙の順位の方は伸び悩んでライバルにまくられるパターンの、
いかれこれな結果が待ってたりもするからなぁｗ」

松井Ｒとか、Ｒ奈とか、Ｊ理奈じゃないほうの松井のことなのか！？

ゆび原「神7だの神8だの言うたかてやで、ともちん？たかみな？こじはる？
そのあたりは、まりこ超えする時にごぼう抜きしたったしなぁ！ｗ」

一回くらい総選挙で上に行ったからってけっこう偉そうである。

ゆび原「まぁ、まゆゆは運営の人間、特にメガネ豚オヤジからの寵愛を受けてのし上がってるあたり、
ちょっと私とキャラかぶってて迷惑やけど、それだけに要注意ではあるな！」

これを聞いたまゆヲタたちは、いったいどんな反応をするだろうか･･･？

ゆび原「まぁしかし、今の私にとって本当に意識すべきターゲットは、
もう一段上のレベルにいるあの二人なんかな･･･？ｗｗ」

イケイケ暴走ぎみなゆび原のたわ言はいったいどこまで行ってしまうのであろうか！！

ゆび原「このグループにおける二大巨頭であり、ついでに同じ事務所の先輩にして、
私の良き競争相手とも言えるビッグネームのあの二人･･･」

頭の中だけは総選挙で4位になった自信に満ちあふれているゆび原は、この時はまだまだペーペーであるにも
かかわらず、どえらい二人をターゲットに見据え出した！

ゆび原「おっ、ちょうどそのお二人さんが仲良く一緒にいてはるやないか！」

控室の奥の方で談笑していた二人だが、やはり、疲れて果てた体を引きずりながら
薄笑いを浮かべる怪しい女が近づいてきたので、嫌でも気づいて声を掛けてきた。

おー島「おい大丈夫か？お前、なんか顔色悪いしボロボロじゃんか！」

まえ田「ほんと、なんでそんなにボロボロなの？なんか髪の毛もボサボサになってるし･･･
いったいどんな握手会したらそんなことになるの？ｗｗｗ」

ゆび原「あぁ･･･そういえば優子さんは、私が解雇になった時も大丈夫かって心配してくれとったな･･･

さすがのゆび原でも、少しは他人からの情を感じて感傷的になったりもするのだろうか。

ゆび原「しかし･･･あっちゃんの方は、マイペースというか楽観的というか鈍感というか、
たぶん、私がスキャンダルで処分されたって聞いても、大爆笑しながら事務所は
クビにならんくて良かったじゃんｗとか言いかねんな･････････」

ともに数年間変わらずトップに君臨する二人ではあるが、そのキャラクターも、
ゆび原に対しての思い入れや接し方なども結構違うようである。

>>137
マジすか学園Zeroっていうのがあるよ

ほ

小説スレと言うか、テンプレが欲しいんだよね

このスレが最近の楽しみ
投下してくれてる人ありがとう面白いわ

>>141
マジすか？

おー島「何ブツブツ言ってんだ･･･ほんと大丈夫なのかお前？」

ゆび原「え･･･？あっ、大丈夫ですよ･･･えへへっ･････」

先程の握手会中や帰って来る時の通路で一人で自問自答して暴れまくっていたので、
確かに髪の毛はボサボサで、体の方も結構汗だくで、衣装の着こなしも乱れておかしくなっていた。

ゆび原「握手会でちょっと張り切っちゃって、ちょっと疲れちゃったかな･･･ぁははっ･･････♪」

ゆび原は近くにある鏡を見ながら、とりあえず髪形や身嗜みだけは少し整えた･･･

まえ田「なぁ〜んだ、そうなのか･･･ゆびこのくせにハッスルしちゃったんだ？
握手会は苦手だったのにねｗ」

ゆび原「そっ･･･そうなんすよ〜♪(くそっ！･･･なっ、なんかイラっとするぞ！
確かに握手会は苦手やけど･･･言い方が、何か言い方がっ！！)」

おー島「頑張るのはいいけどさ･･･あんまり、こ汚くしてるのは駄目だぞ！アイドルらしく身嗜みくらいは
ちゃんとしてないと、せっかく来てくれたファンにも失礼になるぞ！」

ゆび原「はっ･･･はいっ･･･すいませんっ！(･･･え･･･ていうか、私なんで怒られてんの？
4位やのに！超預言者やのに！なんかめっちゃ凹むわ･･･)」

この場合、4位でも超預言者でもあんまり関係はないが、やはりこの二人からは少し威圧感なども
感じてしまうのだろうか、強気になっていたゆび原のペースも少し狂わされていた。

>>144
ありがとうございます。
嬉しいな。なんとなく書き始めたので>>1の人に悪いことしたけど、それだけに
中途半端にせずに構想のできてる最後まで書き上げないとな･･･

>>1の人の書いた続きもどうなるのか見てみたいけど。

保守するか

>>145
優子さんとかサドが出会った時の話
こっちもあっちもおもしろい

>>143
昔のテンプレならまとめんばーに残ってた
http://akb48matome.com/archives/51775675.html
マジすか系なら大島優子1年生編から読むと面白かったよ

他にもこのテンプレにのってないけど
脚本系の小説はまとめんばーで小説で検索したら結構残ってた

ほ

し

ゅ

ゆび原「なっ、なんやこのプレッシャーは！･･･なんか･･･調子狂わされたなぁ、
宣戦布告や！くらいの気持ちやったのに･･･」

やはり、もともとメンタルが弱くてヘタレな部分があるためか、
相手にそのつもりは無くても勝手に気圧されているゆび原だった。

ゆび原「じゃ、じゃあ･･･そろそろ帰る支度をしないといけないので、失礼しますね♪･･･
(まっ･･･まあええわ、今日はこのくらいにしといたるわ！)」

吉本の新喜劇でも、もっと丁寧な対応をしそうなものである。

おー島「おうっ、それじゃあな！」

まえ田「じゃあ〜ねぇ〜」

ゆび原「はいっ･･･失礼しま〜す♪･･････」

1位センターの座を二度ずつ分け合うほどの絶対的なセンターパワーに圧倒されだしたので、
たまらず逃げ出したゆび原であった。

ゆび原「う〜ん、やっぱりトップに同じ事務所の先輩がおるんわなぁ･･･
色々と有利に働いて頼もしかったりもするんやけども･･･」

こういう打算的な発想をするところは、いかにもゆび原らしいと言えそうか？

ゆび原「でも事務所内ランキング的な関係で、この二人を出し抜いて大きい仕事ゲットするっちゅうんも
なかなか難しいという難点もあるんやなこれが！」

ゆび原は腕組みをして小難しい顔をしながら、なんだか、ややリアルで生々しい内情を赤裸々に吐露しだした。

ゆび原「まっ、でも･･･あっつぁんの方は卒業してまうんは私にはわかってるねん！
今からやとけっこう先の話なんやけど･･･」

少し自分にとって都合の良い情報を思い出して、なんとか気持ちを立て直そうとするのだった。

ほ

ゆび原「前もって卒業する時期がわかってるんやからやな･････････」

まるで悪巧みをしている時のような悪そうな顔をしたゆび原が、また頭をフル回転させ始めた。

ゆび原「あっちゃん不在で波乱が待ってる第四回総選挙までに色々と手を打っといてやな･･･
そこで一気に勝負をかけたらええんやんかいさ！」

確かに不動のセンターの卒業時期という、グループ内においては究極に近い情報を利用しない手はない。

ゆび原「うん！･･･そうやで、これで私がクビになるどころか一気に形成逆転できるやん！」

先輩二人を前にしていた時とは大違いで、ゆび原に先程の強気が少し戻ってきた！

ゆび原「だいたいどんな仕事が待ってるんかもわかってるんやし、
前の人生の時より上手いこと仕事をこなして活動していけば
何年か前倒しで4位になることも可能やで！」

先程まで同じ握手会をやり直して二回やると五倍疲れるなどと、意味不明なことを言っていた人間と、
同一人物とは思えない、実に前向きな発想である。

ゆび原「せっかく未来の情報をもって人生をやり直せるっちゅうアドバンテージがあるわけやからやな、
前よりええ結果を残せるようにせな損ってもんやな！」

こっ･･･これは、ゆび原らしからぬ、少しは心を入れ替えてより自分を磨いていくという宣言なのだろうか！？

ゆび原「もうこの先は、歌詞とか振り付けは知ってるんやから覚える必要なくてだいぶ楽やし･･･」

楽とかではなく、より上のパフォーマンスは目指さないのか･･･？

ゆび原「そうやっ！バラエティ番組とかで他のメンバーがやってウケてたリアクションとかコメントをやな、
私がパクって先にやったったらいいんじゃね！？ｗｗｗｗｗ」

結局、こういう細かい悪知恵を働かせるほうに頭を使ってしまうあたりが、
やっぱりゆび原らしいといえるのであろうか。

>>150サンキュー！助かったわ！

ほしゅ

ん

ゆび原の成り上がり作戦考案タイムはまだまだ続く。

ゆび原「未来の情報を利用した小技をなんやかんや駆使していけばやな･･･第四回といわずもっと
早いめの総選挙で4位になってそれなりの地位を築き上げることは可能やろなぁ･･･」

果して、他人のネタをパクるような小技なんかで大丈夫なのか？

ゆび原「いや、それどころか･･･トップ3･･･いや、2位･･･いや、･･････1位センター獲得も夢やないんや！」

いったいどういう道筋をたどってセンターまで上りつめる計画なのだろうか？

ゆび原「未来の情報なんか知らん状態でも4位まではいけたわけやし、
3位とか2位やったらたぶんなんとかなるねん！」

あっちゃんの卒業を前提にしているにしても、ゆきりんや、まゆゆに
勝てるという根拠すらなんかすでに怪しい･･･

ゆび原「優子さんかてやな、個人の活動が忙しなるんやし、いざ、あっつぁんが卒業してもうたら、
自分にかて卒業プレッシャーがかかってくるんやで！」

あまりにも自分に都合のいいように考えすぎてはいないのか？

ゆび原「優子さんが卒業・棄権する総選挙までに悪くても3位までにつけとけばやな、
十分狙えるでセンターポジション！！」

そもそも2位や3位にならなれるという根拠すら怪しいのに、果してそんなに上手くいくものだろうか？･･････

ゆび原「かっ･･･完璧やで！こんな完璧なシミュレーションができる自分が怖いわ！！」

手強い先輩に真正面から向かっていって、潰すつもりでぶつかる気概などはないのだろうか？
自ら棚ぼたを期待している時点でセンターに相応しい資質に欠けてはいないか、どうなんだ、ゆび原！！

ほ

ゆび原「よし、センター獲得作戦は完璧やし、まずは家に帰って
握手会であほみたいに疲れた身体を癒そかな〜♪」

帰り支度をするために自分の荷物がどこにあったか探していたゆび原に、
また先程のメンバーたちが声を掛けてきた。

しの田「ゆびこ帰るのか？今日は早く帰ってゆっくり休んだほうがいいよ」

かしわ木「体調悪そうだから、みんな心配してたんだよ、たぶん、あっちゃん達にも
同じこと言われてたんだと思うけど･･･」
ゆび原「二人ともありがとう、なんかみんなに心配かけちゃったかなぁ･･･
一晩ゆっくり休んだら大丈夫だと思うから･･･♪
(ふっ･･･ｗこちらのご両人さんも、首を洗って待っといてや！)」

そして、表向きには一番仲が良いと公言している近しいメンバーもきた。

きた原「ゆびこちゃんお大事にね、今はお母さんと暮らしてるから大丈夫だと思うけど」

ゆび原「ありがとう、じゃあね♪(うっさいねんボケ！しつこいわ！疲れとるんやからはよ帰らせろや！
それと･･･私も前々からお前のことうなぎ犬みたいな顔しさらしよってって思ってたわ！！！)」

先程の話が聞こえてたのだろうか･･･しかし、なんだかやけにゆび原は
この子にだけは当たりがキツイようだが気のせいだろうか･･･
事務所内ランキングとやらを意識してのことなのか、ライバル意識もあるようだ。

そして、帰り支度をしながらゆび原はふと考えてしまった。

ゆび原「まっ･･･待てよ･････未来のことがわかってて、なんか問題が待ってても
前もって色々と上手いこと細かく手は打てるんやったな･･･」

またまた良からぬことを考えだしたようである･･･

ゆび原「さっきは金輪際あいつとは関わりたくないとか言うてもうたけど、
必要以上に親しくならんかったら、友達としてくらいなら付き合っても大丈夫そうかな･･･」

ヤバイよ、そういうのは、ちょっとヤバイよゆび原！

ゆび原「一応、例のプレゼントは特定して回収しとこかな･･････」

未来の情報を使ってトラブルを回避する能力を過信し始めたのだろうか･･･
ゆび原の、この何げない一つの判断が、この後に起こる非常にややこしい展開のきっかけとなろうとは･････････

なんにせよ、長かった運命の一日の、運命の握手会がやっと終わったのだった。

ほ

し

帰宅したゆび原は疲れていたので、食事や風呂を手短に終わらせて、早めに寝ようとしていたのだが、
机の上に置かれたピンクのハート型の箱を見て考えこんでいた。

ゆひ原「う〜ん･･･とりあえず、これをどないしたもんかいなぁ･････？」

結局、握手会の会場からあの男が言っていた例のプレゼントを回収していたのである。

ゆび原「どうせほっといても、あいつはこの先も握手会とかのイベントには来るやろからなぁ･･･
付き合い出してから握手会とかには来ないように言うたら来なかったんやが･･･」

そもそも最初は一切プライベートで接触したり、連絡を取り合ったりしないのが
最善策とか言ってたんじゃなかったのか･･････

ゆび原「友達として付き合うにしても、やっぱりいきなりメールするんはなぁ･･･」

箱から写真を取り出して、写真の裏に書いてある内容を確認してみた。

「え〜っと･･･これは携帯番号で、これがメアドで･･････ん？･･･
あと、これは何や？HPかなんかか･･･？･･･あ〜、あれか、これはSNSのやつか！」

男は携帯番号とメールアドレス以外にもSNSの自分のHPのURLも書き添えていたのだった。

ゆび原「これはええかもな･･････直接メールのやり取りするよりは距離がおけるしな･･･
必要以上に親しくならんですむかもな･･･」

必要以下でも親しくなるのは危険だぞ！

ゆび原「しかし、やっぱりもっと慎重にせんとなぁ･･････けっこう相手のあのペースに
巻き込まれてまう可能性かてあるからなぁ･････････」

そうだ！ゆび原やめとけよ、接触を試みるのはやめとけよ、絶対にやめとけよ！絶対だぞ！

ゆび原「そうや！ええこと考えたで！SNSで私やなくて他人のふりして接触したったらええんとちゃうか！！」

ある意味、最悪すぎる方法を思いついてしまったゆび原であった･･････。

ゆび原「わたしの友達ってことにしとこか、名前は･･･そやな〜･･･『みほ』とかでええかな♪」

自重してずっと友達のふりを続けていられるのか？おかしなことにならなければ良いのだが、
まぁ、たぶん無理なのであろう･･････

ここから物語は加速していく。

期待保守

>>165
ゆび原、同じことしようとしとるやん！((^◇^)) ←いや笑いごとではないな

ほしゅ

あげ

>>165>>167
悪い予感しかしないｗ

あの運命の握手会の日から数ヶ月の時が流れていた･･･
意外や意外、未来の情報を使った小技を駆使した、ゆび原の快進撃が始まっていたのだ！

ゆび原「カーッカッカッカ〜ｗちょろいな、ほんまちょろいわ！」

仕事を終えた楽屋裏で、ゆび原は上機嫌であった。

ゆび原「やっぱり人生を『やり直せる』ってアドバンテージは凄いわ、確かに同じこと繰り返すんは
面倒臭いこともあるけど、失敗を取り返したり、前よりええ結果を残せるのはデカイで！」

なんだか、そこそこ上手くやっているようである

ゆび原「特にあれやな、やっぱりバラエティ番組の収録は楽勝やな、
どんなリアクションやコメントが使われるんか、逆にカットされるんかは、
いっぺんやってたらだいたいわかることやしな！」

やっぱりそこなのか、ゆび原！

ゆび原「事前に準備万端で、メンバーの誰が言うてもええコメントとかリアクションなら
私が先にやるから、ほんま私ばっかりウケる、ウケるｗｗｗ」

やはり他人の手柄を先取りでパクっているようである･･･

ゆび原「まぁ･･･歌や振り付けかてあれやな･･･、一から覚える必要はないから、だいぶ間違えることは減ったな、うん･･･」

そこはやっぱりトーンダウンした。特にもともと歌唱力に関しては、
発声の仕方などからしてアレなので･･･バラエティ番組のようにはいかないようだ。

ゆび原は楽屋にいる他のメンバーを見回して、さらに自信を深めた。

ゆび原「目先の仕事だけの問題とちゃうで！私はもうすぐ行われる第一回総選挙に対しても、
この中の誰よりも早く準備・対策してたんやで！」

これは、ゆび原にしては良い心掛けのようではあるが･･･

ゆび原「特に得意分野であるインターネッツでの選挙活動はバッチリや！
大型掲示板やらSNSでも、私の知名度やら評判が上がるように
色々上手いこと立ち回ったったしな！ｗｗｗ」

どうやらゆび原は2ちゃんなどでの、ネット工作にまで手を染めているようであった･･･。

ほ

し

ゆ

ほ

なんにせよ、ゆび原はバラエティ番組での活躍を足掛かりにして、さらに加えてネットでの暗躍もあってか、
ファンからも、他のメンバーからも注目されだすようになっていたのは事実であった。

きた原「ゆびこちゃんスゴイね、最近バラエティ番組ではスベリ知らずで絶好調だよね！」

みね岸「ほんとだよね〜、でも、私も同じコメントしようとしてることも結構あるのに、
いつも先に言われちゃうからｗ(･･･ウザいわ･･･マジで邪魔だわコイツ)」

同じくバラエティやトークで目立っていたメンバーの中からは、
早くもお株を奪われ出した被害者も出ているようである。

きた原「どうして最近になって急に、そんなに面白くやれるようになったの？
私は二人とは違って、バラエティとかはあんまり上手くやれないからなぁ･･･」

ゆび原「まぁ、あれね･･･先の展開を読んで準備しとくのが大事よね･･･
先の先を読んでいくくらいの感じでね！」

きた原「なんかすごいねそれ、まるで予知能力だよ（笑）」

ゆび原「(ギクッ)、あ･･･あのね･･･ほらっ、バラエティとかお笑いとかってパターンみたいなのがあるじゃない！」

きた原「ふむふむ･･･」

ゆび原「あとは空気を読んだりとかさ、司会の人が今こういうリアクションとかコメントとかを欲しがってるな、みたいなね！」

きた原「そうか〜、先を読むってそういうことなのね！」

ゆび原「そ、そういうこと･･･！（笑）･･･(くそっ、ドキッとさせよってからに、
ウナギみたいな顔やのに変にするどいとこあるよな･･････)」

ウナギみたいなのはほとんど関係ないし、デビューしてすぐの頃は顔が似てると言われて、
よく間違われていたのによく言えたものである。

ゆび原「まぁ、本格的な『お笑い』ってことになると難しいもんだけどねぇ･･･
(どんなもんでもパクったらええってもんでもないからな！誰が言うてもウケる場合もあれば、
その人のキャラでないと成立せん場合もあるから、パクったかてアカンもんもあるしな！)

まるで大御所芸人のような口ぶりである。もはや王道のアイドルからは掛け離れてバラドルに、
その中でもだいぶ芸人の側に寄っていて、さらにその中でもヨゴレの部類の
バラドルキャラが確立されつつあるのかもしれない･･･。

ほ

峯岸は指原のことどう思ってんだろうな

し

ゅ

きた原「わたしはバラエティとかお笑いとかぜんぜんダメみたいだし、やっぱり将来は、
女優の仕事もしたいからお芝居の勉強のほうを頑張ろうかなぁ･･･」

ゆび原「ま･･･まぁ、人間、向き不向きはあるよね（笑）･･････(そんなうなぎ犬みたいな顔の女優がどこにおるんじゃい！ｗ)」

顔のことは、間違われるくらい似てるんだからとやかく言えないだろ！

みね岸「まぁ、アイドルだから歌とかお芝居のことばっかり注目しがちだけど、これからの時代はバラエティで
頑張ってお茶の間に顔を売って他の仕事にも繋げていかないと生き残ってくのは難しいけどね！」

この人も何者だよという感じではあるが･･･

ゆび原「それはあるよね･･･♪(ええこと言うやん、みね岸先生ｗ･･･でもな、
バラエティクイーンはグループに一人しかいらんしな！！)」

なんだか二人ともすごくバラエティとかお笑いができる人みたいな口ぶりだが、

ことわっておくが、実際にはこの頃はまだ、特にデビューして間もないゆび原は先輩のダチョウ倶楽部師匠
よりもはるかに知名度が低くてまだまだ無名のペーペーなのであしからず。

ゆび原「まぁ、うちのグループは今けっこうキテるんで、みんなで頑張って
どんどん盛り上げていこっ！(･･･みたいな？･･･こと言うときゃええか･･･)」

確かにこの頃はグループ自体が売れ始めたくらいで、まだブレイクするには至っていないので、
その中の新人であることを考えたら、ゆび原のやり直し人生はなかなかの大健闘と言えるのかもしれない。

すると、またダチョウ倶楽部兄さんの後輩たちが来た！

まえ田「ゆびこ最近絶好調だし、元気いいよね〜、なんかいいことでもあったんじゃないの〜♪･･･？」

おー島「お前、まさかとは思うが、恋愛禁止のルールは破ってないだろうなぁ･･･？」

ゆび原「(ギクッ･･･なんかこの二人も鋭いなぁ)･･･あははっ･･･まっ、まさかぁ･･･
ゆっ･･･ゆび原、男性恐怖症なんで恋愛なんかしたことないっすよぉ〜･･･（棒）」

しかし実際には仕事のほうだけではなく、どうやらプライベートのほうも充実して絶好調のようなのである。

保守してくれてる人達、いつもありがとうございます。
この祭の最中はいつ他のスレが乱立したり加速したりするかわからないのですごく助かってます。

でも内容がタイムリーな内容なだけに、この祭がおさまるまでには仕上げたい、
分量的にはどうなるかわからないけど、ストーリー的には半分を超えてクライマックスに近づきつつあって
実際書いてみないとわからないけど、たぶんこれからは一つの場面が握手会・控室編みたいに長くなることはないと思います。

総選挙とか組閣とかの実際のイベント年表みたいなのを調べながらな書いているので、
なかなかペースが上がらないけど、毎日投下してスレを落とさないように頑張って書き上げてみます。

>>182
乙

ほす

沈ん･･･で･･･いく･･･暗くて、深い水の底に、ゆっくりと･･･静かに･･･身体が沈んでいく･･････

ゆび原「かっ･･･身体が･･･動かない･･･た････助けてっ！･･･誰か･･･助けてぇ････････」


ゆび原「ハッ！･･･夢か？･･･夢･･･なんか･･････？」

･･･目を醒ましたゆび原の目からは涙が流れていた･････

例の男「どっ、どうしたの〜？何か、怖い夢でも見たのぉ･･･？」

ここは、ゆび原の自宅の、自室のベッドの上･･････
隣にはなぜか？例のあの男がいる。

例の男「もぉ〜ビックリしたよぉ･･･ピロートーク中に眠っちゃったかと思ったらさぁ、
またいきなり起きて泣いちゃってるんだモン！」

あれだけ、あれだけ接触しないように注意したのに･･･逆に接触しろという前フリだと思ってしまったのか、
どうやら、ゆび原はこの男と、前の人生の時と同じような関係になってしまっているようである！
(詳しくは例の週刊誌などを見よう！)

ゆび原「ゆっ･･･夢か･･････(たまにやけど、こんな感じの夢を何回か見てる気がするなぁ･･･
やっぱり、一回死にかけてるからかなぁ･･････)」

今日は一緒に暮らしている母親は留守で、この男と二人きりのようだ。

例の男「でもさぁ〜、りのって、泣いてる顔も超可愛い〜んだよねぇ〜･･･
年下なのにさぁ、自分から太ももにオレの手をおいちゃったりするくらい積極的なとこもあるのにさぁ♪
超ギャップ萌えだよネ〜♪」

気持ち悪い･･･この男とても気持ちが悪い･･････

ゆび原「でも･･･もうすぐ勝負の、最初の総選挙なんや！弱気になんかなってられんで、ゆびこよ！」

そう、さらに月日は流れて、もうすぐ第一回の総選挙が近づいていた頃なのであった。

例の男「でもねぇ、心配なんかしなくていいんだヨ！いつだって、僕がついているんだからネッ！
心配ないさ〜♪」

ゆび原「絶対に勝つよ！(絶対に、この運命に、人生に負けたりせえへんで！今度こそ絶対に、
夢も、仕事も、恋も！全部掴んで、すべてに勝ちまくったるんやさかいな〜っ！！！)」

気合いは充分すぎるくらいだが･･･ちょっとくらいは男の話も聞いてやろうな、ゆび原！

とにもかくにも勝負の第一回総選挙の日が迫る。

超展開で以下エロ小説
じゃなかったのか

ほ

ちょ！！！ゆび原！同じことやっちまったら意味ないじゃん！

トガ崎「第16位、エーケーベーフォーティーエイツッ、ティームB･････････『ゆび原りのっ』！！」

客「ウォオオオオオオオーーー！！！」

ゆび原「あ･･･ありがとうございます･･････
(や･･･やった･･･やった･･･ヤッタ･･･ヤッタぁーよぉーーー！！
つ、ついに未来を変えたったデえええええーーー)！！！」

最初の勝負だった第一回総選挙、なんと、ゆび原は本来の順位であった27位から大躍進して16位・選抜入りという
大健闘で、大逆転の運命改ざんをやってのけたのであった！！

ゆび原(ありがとう、ヲタのみんな！、ありがとう、お母さん、家族のみんな！、
あと、ありがとう、ココリコ遠藤さんみたいな人！
ヤッタデー！サイコーヤデェーーー！！･････････)

まだココリコ田中と遠藤は区別できないらしいが、とにかく人生をリセットしてやり直す第一歩は、
キッチリと総選挙の順位急上昇という形となって現れたのだった。


総選挙終了直後の舞台裏の控室では、まだまだ興奮冷めやらずで、喜び、悲しみ、嬉しさ、悔しさ、笑い、涙･･････
様々な感情や表情が渦を巻いていたが、

時間がたつとともに、ゆっくりと落ち着きを取り戻しつつあった･･････

ゆび原「やったわ、やりましたわ、やってやりましたわ！、16位ってマジですごくねｗｗ」

きた原「ゆびこちゃん、やったね！揃って選抜入りだよ、
でもまさかゆびこちゃんも16位に入るなんてねぇ〜、私は『13位』だけどねっ♪」

ゆび原「ほ･･･ほんと、良かったよね〜♪(こ･･･こいつっ･･･喜びに水を差しやがって！･･･
ほんま総選挙の当日までうなぎ犬みたいな顔しよってからに･･････)」

別に総選挙当日だからって顔が変わるわけないだろ、いい加減に許してやれ。

そして、トップ3の面々もゆび原たちを祝福しに来てくれた。

2位・おー島「よぉ、ゆびこ、きたりえ、お前らも選抜入りだな、おめでとうな！」

1位・まえ田「二人ともおめでと〜！良かったよねぇ〜♪」

3位・しの田「ほんと、おめでとうね！あんたらも頑張ってたもんね」

トップ3や、きた原の順位に変化は無く、どうやら17位以降がズレたらしい。

きた原「みなさん、ありがとうございま〜す♪みなさんもおめでとうごさいますっ！」

ゆび原「ありがとうございます！でもやっぱり皆さんはすごいな〜！、おめでとうごさいます！！
(まぁ、イキナリここらへんには勝てるわけあれへんわなぁ･･･ウナりえに負けたんはアレやけども･･････)」

やはり、改めてこの三人の凄さを実感してしまった。

ゆび原「でも、やっぱり嬉しいなぁ〜♪」

まぁ、「今日はこの結果を素直に喜んでおこう」、と思うゆび原なのであった。


まだ最終回じゃないぞよ あとちっとだけ続くんじゃ

いつも乙です

ええと、181→189→190が本流なのかな？

あ、ごめん185も同じ作者さんですね。…やっちゃったのか、ゆび原。(-_-)

>>193
希望を持つんだ！

どうやら、ゆび原はこの男と、前の人生の時と同じような関係になってしまっているようである！←文章は断言してない！
(詳しくは例の週刊誌などを見よう！) ←文春とは書いてない！添い寝とピロートークしかしてないかもしれない！

>>193
>>194
確かにｗｗｗ創作なんで、読む人の解釈にお任せします。

実際もハメ撮りが出てくることはないだろうし、「えっちだってしたのに」についてもよくわからないし、
地下アイドル板にもそうやってまだ信じているオタ人たちもいるらしいので、
別にどう読んで、どう解釈してもらっても構わないです。

つまんねーなあ。
お花畑な頭だってのはよくわかったけど。
チラシの裏レベルだよ。

ほしゅ
めんどくさい指ヲタだな
指原いじられる小説がいやならマジすかの同人小説でも読んでおちつけよな

40 ：名無しさん＠実況は禁止です：2012/06/25(月) 02:06:32.88 ID:TFPueD400

一般的なバラエティ番組で笑い取れるのが居ない。
AKB48指原以外、どいつもこいつも面白く無いな。

660 ：指原乃莉：2012/06/25(月) 03:46:02.73 ID:TFPueD400

【AKBの新ルール】
AKBは恋愛&SEX禁止 AKBオタはオナニー禁止
オナ禁できてるやつだけが真のファン。

ほ

し

の

あ

き

第一回総選挙のあとも、ゆび原の好調は続いていた。
ゆび原だけではなく、話題になった総選挙をさかいにグループ自体もどんどん売れ出してきていたので、
ゆび原も他のメンバーたちも忙しい日々をおくっていた。

ゆび原「あぁ〜･･･最近忙しくなってきたなぁ〜、公演とかイベントに加えて、
歌番組とかバラエティとかのテレビの仕事も増えてきたしなぁ･･････」

たか橋「まだまだうちら急上昇してる途中なんだから、これからもっともっと忙しくなるんだよ！」

こ嶋「え〜まだまだ忙しくなるのぉ？個人の活動とかももっと増えて欲しいけど
ユニットの活動もあるし、あんまり忙しいと体がもつかなぁ〜･･･」

この頃になると神7をはじめとした総選挙上位メンバーは、グループの活動以外にも
ユニット活動や個人の活動なども増え始めていたのだ。

みね岸「わたしは頑張りますよ･･･！来年もあるかもしれない総選挙では
絶対今年より順位を上げるんだから･･････」

みね岸は本来16位であったのに、歴史が変わり、ゆび原より下位になるという屈辱まで味わうことに
なってしまった17位以降では最も不遇なメンバーなのかもしれない･･･

ゆび原(そういや前は、ノースリが結成された時はめっちゃうらやましいとか、自分がメンバーに
なりたかったとか思ってたけど、今はノイエが結成されるってわかってるから
絶対、トップの優子さんのいてるノイエのメンバーのほうがおいしいって思うわｗ)

たか橋・こ嶋・みね岸の三人はこの頃すでに、いち早くユニットを結成して活動していたのである。
ユニットは基本的には同じ事務所のメンバーで組むため、ゆび原が割り込むのは
結構な無理ゲーだったであろうが。

ゆび原(しかし、前倒しで早目にノイエが結成されるように未来を変えられへんもんなんかなぁ？まぁ、
よこ山が入ってくるまでは無理なんやろなぁ･･･先に三人グループでスタートとかも･･････)

ここでも未来の情報をもとにどうにかできないか色々と考えてしまうが、
さすがに、ゆび原個人だけの力では限界もあるのである。

ゆび原「ユニット活動かぁ･･･(え〜っと･･･ゆいは今は･･･オーディション落ちまくってるか、
やっと研究生になった頃か･･･？あいつ、ほんまドンクサイなぁ〜、まぁしょせん、
ルックスかて柴咲コウの出来損ないみたいな感じやしなぁｗ)」

先輩というだけで相当上からユビコ目線だが、一般的にはゆび原よりは
美形扱いされているのではないのだろうか･･･？

きた原「うん、ユニット活動っていいよね！グループとは別にメディア露出だってできるしね･･･」

ゆび原「えっ･･･！あぁ、うん･･･(この女！いきなり、どこから出て来てん！･･･ビックリさせんなや！！)」

きた原「あぁ〜私も優子さんとか、あっちゃんとユニット組めたらなぁ･･･」

ゆび原「ははっ･･･、ぁはは･･･(こっ･･･こいつ、まだおらんゆいはしゃあないが、この私を無視かよっ！、
わざとか！？、わざと言うとんのかよ！！お前、ほんまウナギみたいな顔(ry」

きた原「同じ事務所だし、『三人』で並んだら絶対バランスいいだろうなぁ〜♪･･･」

お前ら同期で事務所も同じなんだし、公言してる通りちょっとは仲良くやれよ。

ゆび原「ま･･･まぁしかし、ユニットとかソロの活動とか、ドラマ出演やらのテレビの大きい仕事が入ってて
忙しいんならええんやけど、小さい公演とかイベントみたいな細かい仕事で忙しいんはしんどいねんな〜」

まったく売れてない地下アイドルなどが聞いたら、なんて贅沢な悩みだ！思い上がるな！
などと叩かれそうである。

ゆび原「でも、ほんま最近ぜんぜん遊ぶ暇無くなってきたなぁ･･･」

仕事が忙しく順調なのはたいへん結構なことなのだが･･･それにより充実していた（？）プライベートのほうに
しわ寄せがいってしまい、あの男の行動により、さらにややこしい運命の流れに引きずり込まれる
ことになろうとは･･････この時のゆび原は想像もしていなかったのである。

ほ

導入部書いた最初の人はもう居ないのか？

んんんんんん？

>>206
うむ。
そっちの続きも読みたいものだ。

ほっ

し

の監督

ほ

し

未来が変わり総選挙で16位になったこともあり、ゆび原個人も多忙をきわめていた。

ゆび原「とにかく今日の仕事は終わった〜･･･(は〜しんど、やっと帰れるわ！)」

しかし、人気メンバーたちは、ゆび原よりもまださらに忙しい。今から別の現場で、まだまだ
さらなる仕事にのぞむ者も多いのだ。

ゆび原「まだ仕事かぁ、大変だな･･･(この頃はまだ小さい仕事ばっかりが多いんやろに、ようやるわ･･･)」

きた原「わたしたちも、まだまだだよね･･･もっと頑張らないと！」

ゆび原「うわっ、いたんだ！？そっ、そうだね･･･(だから、お前はイキナリどっから出てくんねん！
ニョロっと出てきやがって･･･神出鬼没のウナギか！)」

きた原「もっと色んな仕事を頑張って、一般の人たちにも知られるくらい有名にならないと！
じゃあまたねっ♪、ゆびこちゃん」

ゆび原「う、うん･･･またねぇ･･･(ふんっｗ、未来の私は人気バラエティ番組のレギュラーやら
ソロデビューやら女優の仕事やら、大きい仕事バンバンやっとんねんど！)」

しかし、もっと売れてて忙しい人もいる。ちょうど声を掛けてきた。

おー島「ゆびこ帰りか？気をつけてな！」

ゆび原「あっ、優子さん！はいっ、お先に失礼しま〜す♪
優子さんはまだお仕事ですか？」

おー島「おぅ、まぁな！･･････なぁ、ゆびこ･･･お前、ほんとに男とかいないのか？
なんか最近怪しいんぞ！」

ゆび原「(ギクッ、やっ、ヤバっ･･･)やっ、やだな〜優子さん･･･ゆび原は
男性恐怖症のヘタレなんで大丈夫ですよ〜！･･････」

「そうか･･･でも、もし男友達相手でも、『写真』だけは気をつけろな！写メやプリクラの類いも全部だ！」

ゆび原「写真･･･？･･･ですか･･････わかりました！ゆび原、肝に銘じます！！」

この人もこの先、なんか色々とスキャンダルが出てくるはずだが･･････確かにゆび原や、スキャンダルが
出た他のメンバーとは違い、証拠となる決定的な『写真』の類いがないので、
いつも乗り切っているようなイメージがあるので説得力はある。

ほし

ほ

先輩のおー島からのありがたいアドバイスを胸に家路につくゆび原だが、この時点では、まだ
そのアドバイスに、あまりリアリティは感じていなかったのだが･･････

ゆび原「そうや、メールチェックでもするかぁ･･････」

仕事が忙しかったので数時間ぶりのメール・着信チェックになってしまった。

ゆび原「うわっ･･･、めっちゃ着信あるやん、メールも来てるし･･･
そういや、しばらくチェックしてなかったか･･････」

ゆび原は着信履歴を見て呆れ果てた。

ゆび原「全部あいつからの着信やんけ！･･･メールもか？･･････」

(例の男「もうダメかもしれない、心の肉離れだね。」)

ゆび原「･･･？」

(例の男「もう、終わりかもしれない、君が小さく見える。」)

ゆび原「･････････」

(例の男「もう限界です、別れよう。」)

ゆび原「はっ？･･･はぁあああああああーーー！？」

イキナリのお別れ宣言メールのようだ。

(例の男「サヨナラ」)

ゆび原「･･････あっ･･･あのボケがっ･･････上等やないか！･･････もう、仕事もめっちゃ忙しいねん！
望み通り別れたらぁあああああーーー！！！」

しかし、先程のおー島先輩のアドバイスが頭をよぎって、重要なことに気づいた。

ゆび原「ハッ！まずいで･･･！こっ、これは･･･あかんやないか！･･････別れるのはまずい、非常にまずいで！」

そうだ！週刊誌にタレこまれたらどうする気だ、ゆび原！

ゆび原「あっ、あかん･･･あかんぞ！･･･このままやと前の人生の二の舞になってまう！
とっ、とりあえず、電話や！･･････」

「ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ〜ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ〜･･････ｶﾁｬｯ･･･」

例の男「･･･り･･･の･･･か？･･････」

ゆび原「メール見たよ！なっ･･･なんなのよ、あれは！･･････」

例の男「もう、限界だよ･･･もう、無理だよ･･････」

ゆび原「何言ってんのよ！･･･とにかく･･･今から会うよ！今日は、今から家は無理だから･･･
待ち合わせ場所は･･･そうね、じゃあ･･････
(あほか、あいつ！
･･･ふざけんな！ほんまふざけんなよ！･･････)」

とりあえずなんとか、今から自宅以外の二人が知っている場所で、
なおかつ一番人目がなさそうな場所で会う約束だけはとりつけた。

今指原がHKTメンバーと手を取り合って頑張る系の小説書いたら荒れるかな？

>>218
読んでくれる人はいるけど雑音は入るよ

ほ

し

ひ

ゅ

う

ま

ご

谷

？

ほ

ゆび原「くそっ･･･なっ、なんでや！なんで、イキナリこんなことにっ･･････」

ゆび原は待ち合わせの場所に急いだ！

ゆび原「え〜っとぉ･･･どこや！？確かここらへんのはずやな？」

指定した待ち合わせ場所に超特急で駆け付けたゆび原は、あたりを見回して男を探した。

ゆび原「･･････あっ、あれや！･･･もう先に着いとったんか！？」

男を発見したゆび原は彼のもとへと急いだ。

ゆび原「ねぇっ、ちょっと！あのメール、別れようって、いったいどういうことなのよっ！？」

ゆび原は男の前に立ち、いきなり問い詰めた！男は少し驚いたような顔をしたが、
憔悴しきった生気のない顔で答えた。

例の男「もう嫌なんだヨ〜･･･ずっと誰にも秘密で付き合うとか嫌なんだヨ〜っ･･･」

ゆび原「そ･･･そんなこといったって･･･！恋愛禁止ルールがあるんだから、
バレたらクビになっちゃうでしょっ！･･･」

例の男「あーそうだよぉ！それはわかってるけど･･･もう、疲れたんだよぉ、秘密とか辛いヨ〜！！･･････」

ゆび原「疲れたって･･･、(えなり風に)そんなこといったてしょうがないじゃないかぁ〜！
(意味わからん･･･なんでお前が疲れるねん！)」

例の男「それにぃ〜･･････りののママにだって、ちゃんと紹介だってしてくれなかったしぃ〜！」

ゆび原「あっ･･･あれは、だってさぁ･･････まだ、あんなこと根に持ってたの？
(あーウザイ！めっちゃウザイ、マジでウザイ！！)」

例の男「なにより･･･！最近、仕事、仕事って言って･･･仕事ばっかりで、忙しいから
ぜんぜん会ってくれてなかったじゃないかぁっ！･･････」

なんか、どっちが男でどっちが女か分からないような感じの別れ話だ･･･

ゆび原「だって･･･私はアイドルなんだから･･･それこそ一番しょうがないじゃん･･････」

例の男「さよなら･･････」

男は話を一方的に打ち切るようにそう告げると、ゆび原に背を向けて走り去る。

ゆび原「あっ！待てよっ！逃げんなぁっ、話はまだ終わってないやろぉおおお！！」

不意をつかれて少々出遅れたが、ゆび原も必死に走って追いすがるのだった。

これ面白いｗ

ゆび原は走った！、一生懸命走った！しかし、なかなか追いつかなかった。

ゆび原「ハァ、ハァッ、ハァ･･･くそ･･･なんで逃げるねん！･･･アホかぁああっ！･･････」

男が交差点に差し掛かった時、ちょうど横断歩道の歩行者用信号が全部赤になった。

ゆび原「ハァ、ハァ、ハァッ･･･しっ、しめた！･･････」

しかし、男はそばにあった高くて階段も急な歩道橋を駆け上がって逃げた！

ゆび原「くそっ、待てや･･･逃げんなやっ！」

歩道橋の上からゆび原のことを見下ろしている革ジャンを着た男に、息をきらせて駆け寄っていく、
信号待ちの人ごみをかきわけてあの男以外、他には誰も渡っていない歩道橋の階段を、ゆび原も全速力で駆け上がる。

ゆび原「ハァ、ハァッ、まっ･･･待てやぁああー！コラぁあああーーー！！」

例の男「しっ、しつこいよぉ〜！」

ゆび原「つっ、捕まえたぞコラぁああっ！！」

反対側の階段を下りようとしていた男にやっと追いついたゆび原は、男の腕を掴んでしがみつく。

ゆび原「待ってよ！まだ話は終わってないでしょ！ちゃんと聞いてよ！！
(いきなり逃げんな！あほやろ？お前絶対あほやろ！！)」

例の男「もぉーっ！なんだよぉ！、今さらなんだよぉっ！･･･」

ゆび原「別れるなんて･･･やだ！諦めたくない･･････」

ゆび原の方も、一回目の人生の時の思い出と、今のやり直し人生の思い出とがごっちゃになったり、
二回分の思い出によって気持ちも二倍に、いや！、なんだかんだで五倍にも膨れ上がっていて、
けっこう混乱状態にあるのかもしれない

ゆび原「くそっ、エッチだってしたのにふざけんなよ！！」

こんな街中で何を口走ってるんだ、ゆび原！
相当錯乱していて、もはや、ゆび原本人も自分が何を言っているのか、
よく分かっていないのかもしれない。

例の男「もういいよっ！･･･はなせよぉっ！はなせーっ！！」

男がゆび原の手を振りほどいたはずみで、ゆび原は体のバランスを大きく崩した！！

例の男「あぁーっ！!」

ゆび原「えっ･･･！？･･････」


「ｽﾄｰｰｰｰｰｰｰﾝｯ･････････」


ゆび原は歩道橋の長くて急な下り階段を真っ逆さまに頭から落ちていく･････････


「え･･･はっ、はぐれ死･･･？･････････」

ほ

沈ん･･･で･･･いく･･･暗くて、深い水の底に、ゆっくりと･･･静かに･･･身体が沈んでいく･･････

ゆび原「かっ･･･身体が･･･動かない･･･た････助けてっ！･･･誰か･･･助けてぇ････････」

誰も･･･助けには来ない･･････ゆび原の身体は、ゆっくりと沈み続ける･･････

ゆび原「な･･･なんでこんなことに･･････結局こうなる運命なの？･････････」

ゆび原の脳裏に、これまでのさまざまな出来事・思い出が、走馬灯のように駆け巡る･･････

ゆび原「せっかく･･･頑張ってきたのに･･････実際4位にもなってたのに･･････
もう、上には、あと、たった三人しかいなかったのに･････････」

そう･･･もう、あとたったの三人だった･････････

ゆび原「九州にいた頃から･･･可愛いって噂で知ってた･･･
私のニックネームとか･･･ブログのタイトルもつけてくれた･･･ゆきりんの背中も･････････」

ゆび原は思わず手を伸ばしていた･･････

ゆび原「ずっと･･･次期エースって言われてて･･･私と同じ頃にソロデビューもして･･････
同じように、あの第四回総選挙までの日々を競っていた･･･まゆゆの後ろ髪も･････････」

手を伸ばしても光は遠くなるばかりで･･･

ゆび原「メンバーになった時から･･･ずっと、ずっと憧れてた･･･いつも私や後輩たちのことを
気づかってくれて･･･優しくしてくれた･･･いちばん、大好きだった先輩の優子さんの手も･････････」

光は･･･ますます遠くなり･･･消えてしまいそうだった･･････

ゆび原「あと、もうちょっとだけ･･･あと、ほんの少しだけ手を伸ばせば･･･届きそうな･･･
掴めそうなところまで･･･頑張って辿り着けてたのに･････････」

光は･･･もう見えない･･････

ゆび原「こんなの･･･いやだ･･･こんな･･･こんな終わり方･･･いや･･･だよぉ･････････」

深くて、真っ暗な水の底に、ゆっくりと･･･静かに･･･身体が沈んでいく････････

ほ

し

の

お
　　　　　　　　　　なんか泣きそうなんだが

あげ

ぽよ

ほ

ゆび原「･･･ん･･･？･･････」

ゆび原はうっすらと光を感じて、ゆっくりと目を開けた。

ゆび原「ハッ！･･･ここは･･･どこや？･･････あれ？･･･さっきのは？･･･夢か？･･･
階段から落ちたんも･･･夢･･･やったんか･･････？」

･･･目を覚ましたゆび原の目からは涙が流れていた･･･さぞかし無念だったのだろうが･･････

ゆび原「･･･えっ･･･？･･･ほんまに、ここは･･･どこなんや？･･････」
家のベッドの上じゃない･･････夢ではないん･･･か？･･････」

涙で目が曇っているのでよくわからない･･･

ゆび原「ま･･･まさか･･･これが･･･ここが、あの世ってやつなんか？･･････」

しかし、下は固く平らで、両側に柵のようなものがある･･････

ゆび原「あっ･･･ここは･･･あの歩道橋やないか･･････えっ？･･･でも、私は確かに、あいつに振り払われて
階段を落ちたはずやのに･･･ここ、歩道橋の上やな･･････」

まだ少し、寝ぼけているような感じであるのと、目が涙でにじんでいるのとで、周りがぼやけてよく分からない。

ゆび原「･･･ん？･･･あれ？･･･なんか向こうに人影が見える･･･あれは･･･あいつなんやろか？･･････」

しかし、人影は二つ見える。ゆび原は上半身を起こして、よく目を凝らして見た。

ゆび原「あ･･･あれ？？･･･あれは･･･もしかして、あの二人は･･･！？･･････」

どうやら、ゆび原には見覚えのある二人のようだ･･･。

「なんだよコラ、お前がどっか行けよ！！」

「ハァ！？お前こそ消えろよ、このウスラトンカチがっ！！！」

ゆび原「･･･えっ？･･･えっ？･･･あの二人、何をやっとんのや！？･･････」

ゆび原は、やっとその二人が誰なのかは分かったが、何が起きているのかは、
まだよく理解できていなかった。

審判「もともと、おれが先に見つけたんだから、お前は消えろよボケがっ！」

謎の男「お前は、途中で姿見失って、放置してたんだろ！お前こそどっかに消えろよ、
このバカチンがぁー！！」

ゆび原「な･･･なんや、あの二人？･･･なんか喧嘩しとるんか？･･････」

そう、あれは、かつてゆび原が出会った、サッカーの審判のような格好をした男と、
ココリコの田中に似た怪しい男ではないか･･･！！
どうやら二人は何かモメているようだ。

ゆび原「･･･え？･･･で？、結局どういうことなんや？･･･今、私どういう状態なん？･･････」

しかし、二人はもう、ゆび原の存在など忘れてしまっているようで･･･
顔が引っ付いてしまいそうな距離まで近づいて睨み合い、今にもつかみ合いの喧嘩を
始めてしまいそうだ！

ゆび原「いやいやいやいや、そんなことより私はどうなんのよ？･････」

とりあえず、いったい自分はどういう状況におかれているのだろうか？
それを二人から聞き出したいゆび原なのだが、
二人は、ついに取っ組み合いの争いを始めてしまった！

ゆび原「え？･･･もしかして･･･あの二人、私のことで喧嘩してるんか？････････」

そして、二人の争いは、激しい殴り合いの喧嘩にまで発展してしまった！

ゆび原「喧嘩をやめてや！二人を止めて！私のために争わんといてや！もう、これ以上は！」

男二人が自分を取り合って争う物語のヒロインにでもなったつもりか、ゆび原よ！

ゆび原「うわぁ･･･でも、なんか･･･オッサン同士がマジになってポカスカと、
どんくさい殴り合いしてるしぃ･･････」

いい大人同士があまりキレのないみっともない動きで、しかし、
けっこうな本気で殴り合うのを見てしまい、
正直、ドン引きしてしまったゆび原だった･･････
しかし、その時！

審判「トァタァアアアアアーーーーー！！」

謎の男「ホァチッャアアアアアーーーーー！！」

二人が同時にパンチを繰り出した！！

ゆび原「あぁっ･･･あぁあああああっーーー！！！」

俺の涙を返してくれｗ

これは…

ホモスレだったとは

１の人が居なくなってから見てなかったら違う話になってるｗ
でも面白い
指原の心理描写に突っ込み入れる作者に惚れたｗ

続き期待します

ほ

ごめん・・・みんなこれの何が面白いのかおしえてくれ

ほ

し

の

せ

ん

い

ち

が

サッカーの審判風の男とココリコ田中風の男は、お互い最後の力を込めたパンチを放った！！

ゆび原「こっ、これは！！･･････」

右と左のパンチが同時に繰り出されたために、ちょうど『クロスカウンター』のような状態になっていた！

審判「うっ･･･ぅううう･････････」

謎の男「くぅっ･･･ぅううう･････････」

ゆび原「あ･･･相打ち？･･･愛内里菜･･･？･･･なんか？･･････」

いや、相打ちなどではない！･･･ましてや、愛内里菜などとは･･･論外である。

ゆび原「あっ･･･違う！･･････」

体格とリーチで勝るココリコ田中に似た男のパンチが、わずかにだが、先に
審判の男の顔面をとらえていたのだ！！

審判「ぐげぇごぉっ･････」

審判の男は膝から崩れ落ちるように、ゆっくりと倒れた。

謎の男「あんた･･･強かったゼ･･････」

ゆび原「て･･･ていうか･･････あんたがたは、二人ともいったい何をしてはるんですか？･･････」

ゆび原は男たちのもとに駆け付けた。

謎の男「男にはねぇ･･･拳と拳で語り合わなくてはいけない時が、
そういう瞬間ってのがあるんですよ･･･！」

ゆび原「そっ、そうなんですか？･･････
あ･･･そんなことより、いったい私はどうなってもうたんでしょうか！？」

謎の男「ゆび原さん･･･あなた、もう一度だけですが、人生をリセットして
やり直してみたいと思いますか？」

ゆび原「えっ！･･･そ･･･そんなことできるんですか！？」

謎の男「(川平慈英風に)できるんデスっ！くぅ〜！！あなたはとてもラッキーな人だ！
もし私の方が負けてたら十数時間のロスタイムライフを送るだけでしたよ･･･」

ゆび原「ほ･･･ほんまでっか？･･･まさか、私にとってそんなに重要な戦いやったなんて･･････」

よかったなゆび原、お前ついてるよ。

ゆび原「そういえば、私を階段から落とした男って、どうなりました？」

謎の男「ん？、ソッコーで逃げましたが、何か？･･････」

ゆび原「そ･･･そう、でっか･･････(最悪や、最後の最後までほんまに最悪な男やったな････････)」

運は、まあまあ良いゆび原だが、どうやら男を見る目はないようである。

ココリコ田中風の男は、今回もまたリセットについての説明を始めた。

謎の男｢ただし、いいですか？ゆび原さん、今回のリセットポイントは第一回総選挙の少し前の
あなたが、怖い夢を見たが、人生に負けないと誓った>>185の次の日の朝からです｣

ゆび原「･･･え？･･･前と同じリセットポイントとちゃうんですか？･･････」

謎の男「おや？･･･何かご不満ですか？」

ゆび原「あぁ･･･いえねぇ･･･どうせなら、今度こそ、あの男との関係を完全に断ち切って、
真っさらな清い身体に戻れたらなぁ･･･なんて、てへぺろっ！･･･♪」

『てへぺろっ！』とか、まったくキャラとあってないぞ。

謎の男「真っさらな清い身体に戻ろうと思ったら、小学生くらいまで戻らないと
無理なんじゃないんですか･･･？」

ゆび原「ギクッ！･･･ぐぬぬぅうっ･･･そっ･･･それは･･････」

ヤブヘビなのかい？ゆび原その反応はヤブヘビなのかい！？

謎の男「まぁ、とにかく･･･また携帯の画面にイエスとノーの選択ボタンが出てるでしょ？」

ゆび原「あらほんとだ･･･！」

謎の男「もし、今回のリセットポイントが気に入らないのなら、ノーを押して
人生のロスタイムに突入するという選択肢もありますがねぇ･･･」

ゆび原「そっ･･･それは･･････」

謎の男｢では、よく見て間違えないで押して下さいね、リセットをすると決めたら
左側のイエスのボタンを押すのですよ｣

ゆび原「まっ･･･まあしゃあないか･･･このまま死んでまうよりかはマシか･･････」

ゆび原は震えるゆび原のその指で今まさにボタンを押そうとしていた。

謎の男｢どうやら決意は固いようですね、もう私からは何も言いません、人生をリセットして、
今度こそ思う存分に、ちゃんとやり直して下さいね｣

指原「あっ･･･ありがとうございます！私のために勝ってくれて、ほんとに感謝ですわ、
ココリコ遠藤さん！！よし、やり直したるで！！」

謎の男「いや･･･だから、遠藤は阪神の岩田に似てる男前なほうで･･････」

「動けぇ、左手ぇえええええーーーのぉ、親指ぃいいいいいーーーーーっ！！」

ゆび原はゆび原のその指に力を入れて携帯の画面のリセット決定ボタンを押して叫んだ！

ゆび原「時は再び巻き戻るっ！！！」

ゆび原の全身がまばゆい光に包まれて、再びリセットされたもう一つの時が動き出すのであった。

ほ

ＳＰＥＣか

すべり笑いを狙ってすべってる

し

の

>>262　　うむ、実に高度なワザだな！

「なっ･･･なんでや、いったい･･･どういうことなんや？･････････」

ゆび原は･･･とても焦っていた･･････

ゆび原「こ･･･こんなはずでは･･･なんでなんやっ！･･････」

ゆび原が二回目のリセットポイントに戻ってから数年、実に3回もの総選挙が、
すでに行われてきたのだが･･････


トガ崎「第27位、エーケーベーフォーティーエイツッ、ティームB･････････『ゆび原りのっ』！！」

客「ウォオオオオオオオーーー！！！」

ゆび原「･･･え･･･？･･････(･･･なんでやねん･･････)

毒光「第19位、エーケーベーフォーティーエイトゥッ、ティームA･････････『ゆび原りのっ』！！」

客「ウォオオオオオオオーーー！！！」

ゆび原「･･･だからぁ･･････(･･･なんでやねん、このキモヲタどもがっ！･････････)」

毒光「第9位、エーケーベーフォーティーエイトゥッ、ティームA･････････『ゆび原りのっ』！！」

客「ウォオオオオオオオーーー！！！」

ゆび原「･･･(川平慈英風に)･･･むむっ？･･･むむっ！･･･むむむむむっ！？･･････
(･･･ど･･･どないなっとんねん、世の中ぁあっ！！･････････)」


そう･･･ゆび原の頑張り、未来の情報を利用した小技、ネットでの工作活動と･･････
運命を変えるために、さまざまなテクニックを駆使してきたにもかかわらず、
ここまでの総選挙の順位は、一回目の人生の時と変わらず、

ゆび原「これって･･･意味なくねぇえええええーーー！？」

第1回総選挙にいたっては、一回目にリセットしたやり直し人生の時の躍進が
幻となってしまっていたのである。

ゆび原「･･･こんなの･･･絶対おかしいよぉおおおおぉーっ！！･･････」

いったい、どういうことなのだろうか？そして、ゆび原は･･･
はたして、この先どのように戦っていくつもりなのだろうか！？

ＥＮＤ

この土日に頑張って進めてみよう
そして、来週中には完結したらいいなぁ。

ゆび原「ほんま･･･なんでやねん･･･原因は･･･なんなんや？･･････」

ゆび原は仕事場の控室で、一人パイプ椅子に座ってうなだれながら考え込んでいた。

ゆび原「二回目のリセットポイントからリスタートして、今度こそ生き延びて
成功しようとしたわけやが･･･」

とりあえず、あの第1回総選挙前後のことを思い出してみる。

ゆび原「一回目のリセットの時と一番変えたことは･･･あの男への対応かなぁ？･･････」

ゆび原は歩道橋から落ちた悲劇を回避するために、あの男との関係を
どうにかする必要があったのだが･･･

ゆび原「あの男はマジで、ガチの疫病神やで！！」

ゆび原は、あの歩道橋からの落下がトラウマになっていた。極力、歩道橋や落下の危険性がある
ものは回避したかったのだが。

ゆび原「もともと高いとこは苦手で、バンジージャンプとかは無理ゲーやったけど･･･
あの事件以来、ますます高所恐怖症に磨きがかかってもうたわ！･･････」

若干、日本語の使い方がおかしいが･･･確かにゆび原の高所恐怖症やヘタレっぷりは、
より激しくなっていた。

バラエティ番組などで、バンジージャンプを飛ぶことなんかは勿論不可能になっていたし、

ゆび原「もう、高いとこはマジであかんねや･･････」

アトラクション系の演出があるクイズバラエティなどで、失敗すると高所から落下するゲームで、
やむなく落下するしかない時などは、正直、少し漏らしてしまうくらいになっていた。

ゆび原「あいつへの対応は、変えるしかなかったもんなぁ･･･付き合い続けるのは
いろんな意味で不可能やったからなぁ･･････歩道橋とか高い所だけやなくて、
あいつと会うこと自体も恐怖になっとったしな･･････」

もはや、ゆび原の中では『あの男と会う＝死亡フラグ』ぐらいの感覚になっていたのだ。

ロスタイムライフあった
http://www.youtube.com/watch?v=zW_TK8-VVkw

脱出ゲームDEROの指原はほんと役立たずだったな

あげ

ゆび原「リセットポイントが交際を始めてもうた後やったしなぁ･･･
正直もう別れたかったけど、週刊誌へのリークも防がなあかんかったし･･････」

結局、あの男との関係はどうしたのかというと･･･

ゆび原「死亡フラグが怖いから、直接は会わんと電話とメールで粘ったんやけども･･･
結局は会えないとなると、別れるしかなかったわなぁ･･･」

別れたいという気持ちと、しかし週刊誌にはリークされたくないという計算との板ばさみで、
手をこまねいていたが、結局は自然と別れるしかなくて･･･

ゆび原「とりあえず遺恨も禍根も残さんように、うまいこと別れたら週刊誌にチクられる
こともないかなぁ･･･と思ったんやけども･･････」

あの男と別れるにしても、関係をできるだけキレイに清算するくらいしか、
手の打ちようがなかったのだ。

ゆび原「できるだけ、電話にしてもメールにしても『誠意』をもって対応したつもりやったが、
やっぱりあの別れからちょっと調子が狂ってきて、おかしなことになってきたんかなぁ･･･？」

ゆび原よ、『誠意』って何かね･･･？

あの男と別れてからというもの、握手会や直接ファンと触れ合うイベントまでもが、あの男の
ことを思い出すという理由からプチトラウマとなってしまっていて『神対応』とは程遠い、
ヲタに対して腰がひけぎみの対応しかできないようになってしまっていたのは確かだ。

ゆび原「やっぱりあの男とのことが多少は総選挙の順位に影響しとるんやろけどなぁ･･････」

上手くいかない原因は何となく分かってきているようだが、どうやればいいかという
解決策までは、なかなか見つけられないゆび原であった。

きた原「どうしたの？ゆびこちゃん･･･似合わない難しいことでも
考えてるみたいな顔しちゃってさ〜♪」

よこ山「なんか元気なさそうですね･･･しんどいんですか？」

うなだれているゆび原を心配して、近しいメンバーたちが声を掛けてきた。

ゆび原(うわぁ･･･なんかまたややこしいタイミングで、面倒臭いやつらが来よったなぁ〜･･････)

あげ

ぽ

よん

ゆび原は本来の歴史通り、第3回総選挙の少し前から、この二人と、先輩のおー島と四人で
ユニットを結成して活動していた。

ゆび原「え･･･？･･･別に、大丈夫だょ･･･♪(はぁ〜『腐れ縁のうなぎ犬』と、『遅れてきた柴咲コウの出来損ない』かぁ･･････)」

あいかわらず、自分のことは棚に上げて他人のルックスには厳しい。

ゆび原(優子さんはええとして、こんな･･･、歳かて中心メンバーと比べてたいして若いわけ
でもないのに、いまだに10位以下でくすぶってる同期とか後輩みたいな、
『お荷物』とユニットやってもなぁ･･････)

第3回総選挙でやっと、ギリギリ一桁台の順位になったとたんに随分とえらそうである。

ゆび原(二年くらい前ならともかく、今更こういうやつらと組むメリットもなぁ･･････)

二人の顔をまじまじと眺めながら、心の中では毒舌を炸裂させるゆび原であった。

きた原「こないだの総選挙で一気に順位を上げて『やっと』私より上の順位になったんだから
もっと絶好調で元気にしてても良さそうなのにぃ〜♪」

ゆび原「そうだねぇ〜♪(よほど悔しいんやな、ザマーｗ、でも結局、いまんとこ総選挙は
三回とも本来の順位やから、こないだの第3回までずっとこのウナりえに、上から目線で
接してこられてウザかったわぁ！･･････)」

この二人には、ほぼ同期・同じ地方組で共同生活・同じ事務所・歳も一つ違い等々、
いろいろ因縁的なものがあったりするのだ。他人にはわかりにくいかもしれない独特の、
まさに『腐れ縁』の友人・ライバル関係であり、お互いに譲れない『何か』があるのだろう･･･

よこ山「お二人はいつもすごい仲良しですよね〜ｗ」

笑顔で睨み合う二人を見ながら、わかってるのか、よくわかってないのか
横でニコニコしているよこ山がいるという、この感じは･･･この三人にとっては
よくある日常風景なのだろうか

なんなんだこのユニット。

ほ

し

し

中津川昴先生(アカシックレコーダー)による
2012年のナットイエットの運勢？

莉乃
・前世？はE.U圏の未来人時間地理学者
　アンドリュー・ニコル・メレトリエ(2148年没）
・その為指原は未来のことを知っている
・ドラマ｢ルルイエ｣に魔女役として出演
・11月17日自宅近くで金の指輪を拾い出会いに繋がる
　落とし主はA.Hさん(アイダさん)
・「さしこ伝説」が生まれる

きた原「でも、なんか今回の総選挙は神7が崩れるとか、そこそこ波乱があったもんねぇ･･･」

第4回ではもっと波乱があるかもしれない。

きた原「速報の段階で、ゆびちゃんとかゆきりんとかが一気に上位にきてたけど、あれって
ネット呼びかけがあって、あえて速報に合わせたタイミングで一気に投票したらしいね！」

ゆび原「･･･ファンの人たちが考えてくれたのかなぁ？あれはびっくりだったよ･･･
(びっくりどころか当然やろ！あれは速報で爆上げするように、
私自らがネットで仕込んだんやからな！ｗｗｗ)」

あれは、お前の仕業だったのか･･･

ゆび原(あれはゆきりんヲタの作戦に便乗したというか、むしろ私のヲタもゆきりんヲタも
両方とも巻き込むように、私がネットで煽って、たきつけて起こした
一大ムーブメントなんやからな〜！ｗｗ)

よこ山「でもお二人ともすごいですよね〜、わたしなんてまだまだやわぁｗ」

きた原「まっ、まあねぇ〜♪『第1回総選挙からずっと』選抜入りを維持するのも大変だよ」

ゆび原「選抜落ちは凹むもんねぇ♪(ふんっ、嫌味ウナギか！でも悔しかったら、
お前も、お前も時には起こせよ『ムーブメント』をよぉ〜！！)」

よこ山「わたしなんて前回はぜんぜんやったし、今回かてちょっとパニックで過呼吸みたいに
なってしまって大変やったのに、みんなからは笑われてまうし、
ダメダメでしたわぁｗ」

確かにあれは、ある意味すごい『芸』の見せ物だった。

ゆび原「まぁ初めての経験だろうしねぇ〜ｗ(くそっ、あの『バイブ芸』はテレビとかでも
結構取り上げられてたし、かなりおいしかったよな！)」

そんなことで悔しがるんじゃない。

ゆび原(私が先にパクッてあのおいしいバイブ芸やってやりたかったけど、第1回と2回の時は
いろいろあってちょっと無我夢中で忘れとったし、第3回は、こいつがおったから思い出したけど、)

ちょっとパクる気はあったのかよ！

ゆび原(順位発表は順位が下のこいつの方が早いわけやから、先にオリジナルやられた直後に
私がパクッて同じことやったら、私がめっちゃアホみたいですごいサブかったやろうしなっ！！)

相変わらず、考えることがセコイぞゆび原！

きた原「まっ、まぁ･･･あれよね、私たちみんな、次の総選挙までには同じ事務所の先輩でもある
あっちゃんとか優子さんとかに少しでも追いつけるように頑張っていくしかないわよねっ！」

後輩の前だからなのだろうか、いきなり優等生な発言をしてきた。

よこ山「そうですよね！でもあのお二人も、すごいですよね〜、わたしなんてまだまだやわぁｗ」

ゆび原「それはそうよねぇ♪(でもな、中途半端な順位をウロチョロしとるあんたらとちごうて
上を狙える私からしたらあの二人かてライバルなんや！)」

おっ、ゆび原の闘志・心の炎はまだまだ消えていないようだ！

ゆび原(ましてや私には、第4回総選挙はあっちゃんが棄権するって分かってるし、
とにかくほんまにこっからは勝負の一年なんやで！！)」

噂をすればなんとやらで、話題の二人がきた。

おー島「オッス、お前ら！みんな調子はどうだ、元気か？」

まえ田「おはよ〜♪、みんな元気〜？」

ゆび原・きた原・よこ山「おはようございますっ優子さん！あっちゃんさん！元気にやってます♪
お二人ともお元気そうですね！」

三人とも直立不動で挨拶をしている。もはや、社長か組長といった貫禄である。

おー島「そうか、そういや、総選挙ではみんな選抜入りできたんだよな、めでたいな！ｗ」

まえ田「ほんと、良かったよね〜♪」

よこ山「でもお二人とも1位と2位なんてすごいですよね〜、わたしなんてまだまだやわぁｗ」

ゆび原・きた原(こいつ･･･結構テキトーだろ･･･、さっきから同じようなコメントしかしてねぇし･･････)

こんな、けっこう無茶苦茶な三人を貫禄十分すぎる先輩が仕切っているのだから
ノイエはある意味すごいユニットなのかもしれない。

まえ田「そういえば、ノイエが勢揃いだよね、なんかユニットっていいよね♪、
私はユニットやることはないんだろうなぁ･･････」

ゆび原(この頃からちょっと卒業とか考えてたんやろなぁ･･･でも、私からしたら
手強いライバルが一人減るんは好都合やねん、次の総選挙こそ、
本来の順位よりさらに上を狙うでぇ！！)

とりあえず、仲間たちのおかげなのだろうか･･･？
なんにせよ、よく分からないうちにだが、再びやる気スイッチがONになったゆび原なのであった！

ほしゅ
土日で頑張るつもりだったのにあんまり進まない･･･
総選挙ネタとかノイエネタに脱線しすぎてるから当然か
だいぶゴールが見えてきてるのに･･･

とっとと終われよ

読者の立場としては、変に焦って中途半端なラストになるとフラストレーションが貯まります
焦らずに作者の方の納得のいく様に仕上げて下さい

>>286
了解です。今書いてる部分もけっこう脱線はあるので今まで通り書きます。
でもまぁ今まで通りのペースで書いてもあと一週間くらいで、
指祭りが完全収束するまでには完結できるのではないかと。

一気に読んだけどなかなか面白いね

>>286に同意です
いつも楽しませてもらってます

ほ

むしろ脱線部分こそ本編だな

ほ

し

の

あ

その日の夜、帰宅したゆび原はあらためて、総選挙の順位を変えられなかった原因や
今後の作戦などについて考えていた。

ゆび原「やっぱり、あの歩道橋落下事件みたいな悲劇を恐れて、前にやり直した時よりは
だいぶ消極的になってたってのはあるんやろなぁ･･････」

確かに、ココリコ田中風の男は『もう一度だけ』と言っていたので、もう次のリセットは
ないのであろうから、二度とあのような失敗はできない。

ゆび原「しかし、今日もだいぶ悩んでたのに、なんやかんやいうてみんなと話しとったら
気分が晴れたというか、ちょっとやる気も出てきたなぁ･･･」

珍しく仲間に感謝でもしているのだろうか？

ゆび原「ウナりえにしたってなぁ･･･ほぼ初対面の時に、食に関しては心が狭いという
食いしん坊万歳なあいつに、食べ残しを恵んでやったのがきっかけで、
それ以来の腐れ縁やからなぁ･･･」

美しいのかなんなのかよくわからない思い出と友情だ。

ゆび原「まぁ、なんやかんやいうてりっちゃんとはええコンビよｗ」

しかし、『りのりえはガチ』と言われた蜜月の時期もあったのであろうが、
今はそう思ってるのはゆび原だけで、当のきた原の方は後輩のよこ山の方を
可愛がって親密にしてるふしもある。

ゆび原よ、お前、孤立しかけてないか？

ゆび原「よこ山のやつも今はあんなにトボケた感じやけど、本来私で企画されるべきな、
バラエティ番組での総選挙当日の母親まで巻き込んだ密着企画まで組まれてたらしいからなぁ･･･
いつまでも後輩やいうてあなどれん素材かもな！」

やはりバラエティ番組に活路を見出だしたいゆび原には気になるところなのか。
とにもかくにもやる気スイッチは完全にONになっているようだ。

ゆび原「これからの参考にするために、タイムスリップとかリセットみたいにして歴史を変える
漫画やら映画やら小説なんかのSF作品は色々と見てきたけどなぁ･･･」

以外と研究熱心なのか･･･？

ゆび原「JIN先生なんかにしても、歴史の修正力？みたいなもんにだいぶ邪魔されてたからなぁ･･･
前に総選挙の結果を変えられた私って、絶対センスはあるほうやねん！」

なにかにつけてJIN先生を持ち出してくるあたり、相当お気に入りなのだろうが、
その程度の根拠で自信を持てる才能のほうが、ある意味すごいかもしれない･･････

>>1が書いてるのはどこまでなんだ？

乗っ取られるまで面白かった
続きが読みたかったな

そのうち、これが終わったあとにでも発表するだろ

いかにもこれよりおもしろい小説になるだろうみたいに
ハードル上げてプレッシャーかけてやるなってｗ

まさか>>298が>>1の自演じゃないだろうけどなｗ
>>1の続きも読みたいとは思うぜ

とにかく、第4回総選挙までに、やれることはやりきろうと思うゆび原であったが･･･

ゆび原「ヲタだけやなくて世間一般にもアピールするために、ひたすら
色んなことやってきたんやけどなぁ･･･」

確かに、ここ一年くらいは仕事でも色々と動きがあったのだ。

ゆび原「まぁ、ほとんど本来の歴史通りなんやけど、めちゃイケ新レギュラー募集企画とかにも
挑戦したなぁ･･･まぁあれは最初っから、年齢的に不合格なんは分かってて受けたから
ぶっちゃけヤラセみたいなもんなんやがｗ」

そんなことぶっちゃけてしまっていいのか･･････

ゆび原「しかしあれは、ほんまに合格してレギュラーになったところで、
ポジション的にイマイチおいしなかったやろけどな〜ｗ」

なら受けるなよ、お前は『とにかくテレビに出たい病』の若手芸人かよ！

ゆび原「あと、第3回総選挙前やとユニット結成やら単独冠番組スタートでだいぶメディア露出も
したのに、さらに、やり直す前の人生の経験も踏まえて色々とアレンジかてしてきたのに、
それでもやっぱり本来の順位の9位のままやったしなぁ･･･」

まぁ、ゆび原のやることだから･･･そのアレンジの内容がどうだったのかという問題はあるのだが、
それなりに試行錯誤して工夫も重ねてきたらしい。

ゆび原「しかし、さらにこっからも、デカイ仕事やらイベントやらが目白押しなんや！
ここからがほんまの勝負なんやから前の人生以上の結果が得られるように
ガンガン攻めていったるでぇ〜！！」

そう、正念場となる第4回総選挙に向かって、ここからゆび原は具体的な作戦を展開していく！！･･･
･･･ことになるのだが･････････

ほ

めちゃイケ新レギュラーのやつ懐かしいな
めちゃイケはにゃんがすげーバカだった印象しかないけど

指の人間性洞察力が素晴らしい

ほ

し

の

フ

み

み

ほ

ゆび原の言うとおり、この先は人気番組であるいいとものレギュラーに抜擢されたり、
深夜ドラマではあるが主演のドラマも始まり、それの映画化も決定して、さらにそのドラマの
主題歌でソロデビューまでするという、これでもかというくらいの至れり尽くせりな
いわゆるゴリ推し展開が始まってしまうわけなのだが･･･

ゆび原「あとは･･･私のソロデビューに絡めて、公式ライバルの乃木坂やら、ライバルである
他のアイドル何組かを表向きにはコラボという言い方で巻き込んで、実際には完全に、徹底的に
『利用』して、骨までしゃぶり尽くしたるわけなんやけどな！ｗｗｗ」

たちが悪い･･･あまりにもたちが悪いぞゆび原よ･･････

ゆび原「他のアイドルを利用して集客するという作戦の、私、ゆびこプロデュースのイベント
『指祭り』を開催するわけやが、私のCDにだけ前のほうのええ席で観覧できる応募券をつけて、
後ろのほうのしょうもない席でしか見られん他の応募方法と差別化したるしなっ！！ｗｗｗ」

ゆび原･･･お前、それめっちゃ叩かれるぞ･･････
ていうか、世の中のアイドルファンや関係者までが全員ドン引きするレベルの手口だぞ！

ゆび原「まぁ、たぶんドラマは最終回まで終始、高視聴率で、私がプロデュースするイベントも
『アイドルがいっぱい見られてサイコー！！』とか言われてヲタどもにも大好評やろな！」

はたしてそんなに何もかもが都合よくいくのだろうか･･････

ゆび原「本来の歴史通りの、これらのプロモーションだけでも確かに強烈なんやが、
まだ足りんな〜･･･もっと私だけが優遇されて、デビューシングルもオリコン1位になるように
ゴリゴリ推してもらうための裏工作もせんとな！」

底なしとも思えるくらい貪欲な出世欲・上昇志向であり、
ある意味感心すらできてしまうが、
もっと、アイドル・タレントとしての本質的な魅力を磨いたりはできないものであろうか･･･？

ゆび原「本来の展開に加えてさらに何かプラスアルファがないとリセット前の人生の時より
ええ結果は得られんやろからなぁ･･････」

そのプラスアルファは何なのであろうか？久しぶりに頭をフル回転させて、知恵を振り絞ってみた。

ゆび原「ここはひとつ、攻めに転じていかなあかんところやが、同じようにソロ活動してるメンバー
でいえば、1位のあっちゃんは別格やからしゃあないとして、先行でソロ活動してるともちんや
まゆゆよりも優遇されるようにするためには、どうしたもんかいなぁ･･･？」


あくまで『優遇されること』にこだわるというポリシーみたいなのは、いったいなんなんだ･･･？

ゆび原「そらやっぱりあれやな、運営というか、あのメガネ豚オヤジに今まで以上に気に入られて
ハマらなあかんわな〜･･････あいつにエコ贔屓してもらうんが、一番手っ取り早くて確実な方法やな
うん、間違いないわ！」

確かに他のメンバーに一歩抜きん出て売れるためには、そういうことも必要なのかもしれないが･･･
それを最重要かつ最優先事項にしてしまうのはどうなのだろう･･････

ゆび原「メガネ豚オヤジのご機嫌をとるためにはどうしたらええかなんやが、ああいう
脂ぎったオッサンを手のひらで転がす技術をもってそうなんは･･･あれやな、水商売の女の人らやな！」

まぁ、なんかいかにもそういうことが上手い人が多そうなイメージはあるが･･････

ゆび原「よしっ！じゃあこれからは、キャバ嬢の人らのスキルを研究していったんねん！！」

なんか、どうもゆび原の導き出す解決策や戦略、そして努力の傾け方は本質とズレている気がしてならない。

ゆび原「権力者のオッサンどものハートをわしづかみにして、うまいこと操縦する作戦、
名づけて『キャバ嬢テクでオッサンメロメロ作戦』の開始やで！！」

そんな作戦でいいのか！？名前もベタベタではないか･･････

ゆび原「タイムスリップとかして歴史を変える 漫画やら映画やら小説なんかのSF作品の次は、
キャバ嬢が出てくる作品を見たり、キャバ嬢関連の情報をネットやら雑誌からかきあさっていかなあかんな！」

研究熱心なのは結構だがもっと、違うことに労力や情熱を傾けるという発想をもってくれ。

ほ

ほ

し

の

http://upload.fam.cx/cgi-bin/img-box/3zt120704155615.jpg

星

野

思い込みの激しいゆび原は、プロデューサーのアキ元((豚)攻略のために、けっこう本気で
キャバ嬢のオッサン転がしテクをいろいろと研究していたのであった。

ゆび原「今日はキャバ嬢テク研究の成果を試せる絶好のチャンスや！」

そう、今日の現場では久しぶりに多忙なプロデューサーのアキ元 と顔をあわせて、
しかも少しの時間なら直接話せるチャンスがありそうなのだ。

ゆび原「あのメガネ豚オヤジを手のひらで転がすことが出来たら、相当有利に事が運ぶからな
研究の成果を発揮して、メロメロにしたるで〜！」

しかし、はたしてゆび原にキャバ嬢の才能などあるのだろうか？
もしもゆび原がアイドルになっていなくて、キャバ嬢やホステスになっていたとしたら、
ゆび原のルックスとキャラでNo.1に上り詰めることなど可能なのであろうか･･････

ゆび原「この世にキャバ嬢のことが嫌いなオッサンなど存在せんやろからな、
これは究極の作戦やな！！」

ゆび原はそう言うが･･･、そもそもプロデューサーのアキ元は、ほんとにキャバ嬢などの
水商売の女性が好きなのであろうか･･･？

かつてアキ元は自分がプロデュースしたアイドルに手をつけて、嫁にまで
してしまったほどの、根っからのアイドル好きなのである。
アイドルであるゆび原がわざわざキャバ嬢を参考にする意味などあるのだろうか･･･


ゆび原「アキ元さん、おはようございます！お久しぶりです♪ 」

現場でアキ元の姿を見つけたゆび原は、満面の営業スマイルでアキ元に
駆け寄って行った。

アキ元「おぅ、おはようゆび原 、お前最近頑張ってるみたいだな」


はたして、『キャバ嬢テクでオッサンメロメロ作戦』は吉と出るのか、凶と出るのか？
本当に、この世にキャバ嬢のことが嫌いなオッサンなど存在しないのであろうか！？

脱線か新展開か

ほ

つまんね
早く終われよ

ごめん本当につまらないしわけわからないから早く終わって

おもしろいからむしろちゃんと最後までかいてくれよ

こういう小説スレにわざわざつまらんとか書くだけじゃなくて終われとか書くのは指原アンチ総合スレを支援上げするような特別な意図があるやつだから気にせず続けてくれ
ほんとにつまらんと思ってるやつは読まずにスルーするだけだからな

16 TATESUGI値調整議論中＠自治スレ 2012/07/04(水) 19:25:42.47 ID:tlJ5O6Cy0
支援上げ

ほ

ほ

つまらんものはつまらん

ゆび原「ハイッ、ゆび原、頑張ってまぁ〜す！」

アキ元「そっ･･･そうか･･･？･･･まぁ、お前も総選挙では9位になったし
これからはドンドン大きい仕事が決まっていくぞ！」

ゆび原「うわぁ〜嬉しいなぁっ♪よろしくお願いしますね！それにしてもアキ元さんって
いつ見てもシブくて素敵だなぁ〜♪今日のメガネもすっごい似合ってるしぃ〜
(とりあえず、何でもええからテキトーにホメときゃええよな･･･)」

アキ元「ゆび原･･･お前、今日なんかちょっとおかしくないか？熱でもあるんじゃないのか？」

ゆび原の様子があまりにもいつもと違いすぎるので、さすがに戸惑っているようだ。

ゆび原「ヤダぁ、もぉ〜、熱なんてありませんよぉｗゆび原、今日も元気いっぱいですよぉ！」

それにしても、いったいどんなキャバ嬢を参考にしてるんだ･･･？

ゆび原「ゆび原はずっとアキ元先生のことを尊敬してるんです！これからも先生に
ついていけば間違いないって思ってルンですよ！」

アキ元「そんなに他人のことを無条件に信用するのもあまり良くないがな･･･しかし、
お前はよくそんなに楽しそうに俺と喋れるもんだな･･･」

ゆび原「え？･･･だってぇ、アキ元さんとお話するのって楽しいですよ、てへぺろっ♪」

だから、それは似合わないからやめろ！

アキ元「俺のことを怖がったり、過剰に気を使っている感じのメンバーもいるからな、
そこまでのテンションで楽しそうに俺と喋れるのは珍しいほうだぞｗ」

ゆび原「そうなんですかぁ？ゆび原は普通にしてるけど自然と楽しくなっちゃうだけですよ♪
(おっ、なかなかの好感触やないか！ｗｗ)」

アキ元「あぁ、もう時間がきたな･･･打ち合わせのほうに行かないと･･･じゃあな、ゆび原」

ゆび原「ハ〜イ、失礼しまぁ〜す♪」

非常に短い時間ではあったが、とりあえずアキ元とコンタクトをとることはできた。
反応のほうは･･･？悪くはなかったようだが･･････

ゆび原「ちょろいな〜やっぱりキャバ嬢テクを駆使したったら、オッサンなんてイチコロやで！」

そこまでの反応でもなかったような気もするが、勝手に一人で手応えを感じているようだ･･････。

保守
おもしろいもんはおもしろい
粘着はキモイ

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/akb/1341326852/
50 ：TATESUGI値調整議論中＠自治スレ：2012/07/05(木) 00:26:43.13 ID:d8YJC+8y0
このスレいらね

時間の無駄だぞ

約束通り後3日で完結なら問題ない

「突然地球が滅びて終了」なんて暴挙に出られてもw

ほ

し

の

せ

ばすちゃん

ほ

あ

ゆび原「ほんま、キャバ嬢を研究してきて大正解やったわ、作戦はうまくいきそうやな、
頑張ってやってみてよかったで！」

吉とも凶とも言い難い微妙な結果だったが･･･まぁ、ゆび原本人は満足そうなのでよしとしておこう･･････

ゆび原「あ〜･･･とりあえずミッションコンプリートやな！･･･しっかし、あんな心にもないこと
言わなあかんのも気持ち悪いし面倒臭いわ〜」

やっぱりそうなのか。

ゆび原「前にドヤ顔で言うてた『2.5秒の女』みたいな表現とか、うまいこと言うてるつもりかよ！
そんなんええから、はなから長いこと映せっちゅうねん！！」

プロデューサーの話題作り戦略まで全否定かよ！

ゆび原「だいたい、あんなオッサン、男としてはぜんぜん好みちゃうしなぁ、
相当おまけしてやって、やっと15点てとこやなｗｗ」

さすがに、センターになって売れるためならアキ元の愛人にだってなってやる、
というまでの覚悟はないようだ。
まぁ、アキ元のほうがそれを望むかも怪しいところだ。他にもっと器量の良いメンバーが
いるのにわざわざゆび原を選ぶのかというハナシで･･････

ゆび原「ほんまに、あのこぶ平みたいな汚い笑顔は生理的に受け付けへんわ〜
あんな感じの客を何人も相手してるキャバ嬢に感心するわ！」

それは、なんかさすがに色んな意味で言いすぎじゃないのかゆび原･･････


とりあえずアキ元との面会を済ましたゆび原は他のメンバーたちもいる控室でひと休みしていた。

きた原「ゆびこちゃん、なんか最近攻めてるよね〜、さすが総選挙順位が
一桁台の人は違うよね〜」

先程のアキ元との会話を聞いていたわけではないだろうが、やけにイヤミっぽい言い方である。
しかし、まぁ無理もない。この時期のゆび原は本来の歴史でもかなり勢いが出てきていた頃なのだから。

よこ山「アキ元先生と何を喋ってたんですか？また今度、会食でもしよかとか言うてたんですか〜？ｗ」

ゆび原「え？･･･プ、プロデューサーは忙しいんだからそんな暇ないって･･･(おい、今それを言うか･･････)」

なんだろう･･･普通に聞き流してもいいような、特になんてことないやりとりなのだが･･･
何かタイミング的に･･････週刊誌の記事とかが･･････

思ったらこの話イザナミだな

きた原「ちょっと、それってなんかヤバくない？そんな裏でコソコソしてたら評判悪くなって
身内にいっぱい敵を作っちゃうんじゃないの〜ｗ」

よこ山「そんなんなってまうことってあるんですか？こわいわ〜･･･」

ゆび原「べっ･･･別に･･･裏でコソコソなんかしてないんだからねっ！･･･イヤラシイ言い方しないでよっ！･･･

なんでツンデレ風に言ったし･･･

ゆび原(なっ、なんやねん、くそっ！今日はヤケにからみよるな、うなぎ犬め！)」

ちょっと話題の風向きが怪しい感じになってきた時に、何かを嗅ぎ付けたのだろうか、
たまたま近くにいた普段あまりからむ機会のないメンバーまで会話に入ってきた。

か西「イヤラシイ？･･･そういえば、確かになんか最近のゆびこはエロイよねぇ〜･･･
わたしから見てもエロイなぁ〜ｗ」

ゆび原「エ･･･エロイ･･･かなぁ･･･？ｗ(そっ･･･それはどういう意味の『エロイ』やねん！
言うとくけどな、自分こそエロと競馬のイメージしかもたれてないような女やぞ！！)」

お前こそ、せっかく未来の記憶をもったまま人生をやり直しできたんだから、リセット前に
ちゃんと競馬を研究して詳しくなっていたら大儲けのチャンスだったかもしれないのにな･･･

まぁ･･･エロのほうはゆび原には何も期待しないが･･････

よこ山「え〜、ゆびこさんはどっちかいうたら男性から見てセックスアピールはゼロなんと
ちゃいますか〜？キャラ的にも、恋愛に対してもヘタレのイメージやろしｗ」

ゆび原「は･･･ははっ、そっ、そうだよね〜(こっ･･･こいつ･･･めっちゃシバきたいぞ！
･･･まあ、ここは話の流れを切ったから、フォローになったと解釈して我慢やが･･････)」

そんなゆび原にゾッコンだった男もいたのにな･･･まぁ、ゆび原がグループのセックスシンボル
的な存在になることは、あまり考えられないし、考えたくもないのだが･･････

か西「まだまだ甘いなぁ〜よこ山は、こういう恋愛に対してヘタレアピールしてる子にかぎって
実は『肉食系』だったっていうのは、よくある話なんだよ〜ｗ」

まさか･･･、ここにも預言者がいたのか･･･？

ゆび原「ちょっ、･･･何言ってんですか〜、ゆび原は超草食系の恋愛ヘタレですよ〜（棒）･･･
(『肉食系』ってフレーズをピンポイントで出してくるあたり、恋愛とかエロに関しては
恐ろしく鋭い感性をもっとる女やで･･････)」

この後もみんなでｷｬｯｷｬといいながらガールズトークが繰り広げられたのだが、
そのおかげでゆび原に対する疑惑はどこかに飛んでいってくれたのだった。


ゆび原「ハァ〜･･･ほんま･･･キャバ嬢テクでオッサンを手玉に取るってだけの作戦やのに
変に邪推しよってからに･･･ほんま下衆の勘ぐりやで！」

口が悪いのはあいかわらずのようだ。

ゆび原「まぁ、メガネ豚オヤジを手玉に取る作戦は続行やけどな･･･あとは、まぁ今まで通り
他人のおいしかったネタを思い出して積極的に先取りでパクっていくことやな」

やっぱりまだそのセコイパクリもやるのか･･･

ゆび原「今日話してて思ったけど、私が誕生日きてて成人してたら総選挙前にあるガチ馬
とかいう、なんか競馬を当てる企画のやつにも参加できて、チユウの当てた7万馬券っていうの
と同じやつを買ってたら、私のことも話題になったのになぁ･･･まぁ誕生日なんかは
どうにもならんしな･･･」

競馬に詳しければもっとストレートに儲けることもできたんだが･･･

ゆび原「それに、ぶっちゃけあんま興味なかったからチユウがその7万馬券を当てたレースとか
馬の名前とかも覚えてないしなぁ･･･前の、ゆいのバイブ芸にいたっては、単純に忘れてて
パクリ損ねてもうたケアレスミスやったしな･･･、まだまだ取りこぼしとるネタもけっこうあるよな〜」

セコいくせに詰めが甘いのだな･･････


運命を変えて新たな人生を切り開くために、色々と手を尽くすゆび原であるが、
ここから物語はついに、運命の第4回総選挙までの
ラストスパートの数ヶ月へとなだれ込んでいく！

ほ

し

ひ

ゆ

う

ま

プロデューサーアキ元(豚)に取り入って贔屓してもらう作戦を始めてから数ヶ月の時が流れた。
ゆび原は人気番組のレギュラーやドラマの主演、その主題歌でのソロデビューなどの
大きな仕事が立て続けに決まっていた。

そんなある日の仕事現場の控室で、たまたまゆび原より先にソロデビューを
果たしたメンバーたちと同席することになった。

わた辺「ソロの活動って楽しいけど、プレッシャーもあってけっこう大変だなぁ･･･
お二人はソロデビューした時とかどうでした？」

わた辺はゆび原よりほんの少し前にソロデビューを果たしていた。

いた野「そうだねぇ･･･グループとかユニットの活動とはまた違って、
責任が全部自分に降りかかってくるもんねぇ･･･
だけど、すごくやりがいはあるよね」

ゆび原「私もソロデビューを控えてて、もう今から緊張しちゃってますよｗ」

まえ田「まぁ、あんまりイレ込みすぎずに楽しんじゃえばいいんじゃないかなぁ〜･･････」

ゆび原「歌番組とか一人で出たら、めっちゃ緊張しちゃいませんか･･･？」

いた野「まぁ、それはちょっとあるよねぇ･･･でも、それもなんか新鮮でちょっと楽しいけどね♪」

まえ田「でも、一人で心細い思いをしたおかげで、普段は気づかない他のメンバーの存在の
ありがたさを感じたりもしたし、いい経験になるのは間違いないよねぇ〜♪」

ゆび原・わた辺「へぇ〜･･････すごく参考になります、ありがとうございます♪」

あき元(アニキ)「あと、いかに『歌の心』を理解して表現するのかも重要だよ･･･まわりの
他の歌手の人はベテランばっかりだし、お客さんもかなり年配の人が多いから、
普段の活動とはだいぶ違うからね〜･･････」

「･･････････････････」

ゆび原・まえ田・いた野・わた辺(･･････あんたは･･･ちょっと違うくね？･･････なんか、カテゴリー的に･････････)

お前ら、そんなこというなよ！演歌は日本人の魂なんだぞ！

ついに主演ドラマも始まり、そのドラマの主題歌でデビューするという、ゆび原自身にとっても
非常に大きなプロジェクトに関連した活動を次々とこなしていく日々が続き、
ゆび原は多忙をきわめていた･･･

ゆび原「あ〜忙しいなぁ〜、でも確かに楽しいし充実した毎日やで！」

この時期はその毎日が、総選挙へ向けた個人的なプロモーション・選挙活動としても
大変重要な意味をもつ仕事の連続であった。

ゆび原「しかし、こんな忙しかったかなぁ･･･？」

一度経験しているとはいえ、いざ始まってしまうと、それらを一つ一つこなしていくだけで
必死である。前にやった時よりうまくやれているかは、甚だ疑問であるのだが･･････

ゆび原「ドラマ撮影も歌番組の収録もリセット前にもやってて二回目やから、緊張のほうは
だいぶマシやし、そこそこええ感じでのぞめてはいるんかなぁ･･･？」

ゆび原本人もいまいち手応えが微妙だと感じているようだ。

ゆび原「でも一回目の人生で経験した時から三年くらいたってもうてるから
今回は、前回あかんかったあそこはもっとこうしてみよう、みたいに細かい部分とかは
覚えてなくて結局、また初めての経験をしてるみたいなもんやねんなぁ･･･」

やはり、歌や演技の基礎を一から勉強し直したわけではないので、大きく進歩すると
いうよりは、もうワンテイク撮りなおせた程度のアドバンテージしかないようだ。
まぁ、確かにあまり印象に残っていない細かい部分は、当然記憶もあいまいになるので
仕方ない部分ではあるのだが･･･

ゆび原「まぁ、世間的には女優としても演技力に定評のある感じの若手女優的な存在に
なってきてはいるんやろけどなぁ･･･」

え？･･･どこの誰にそんな定評があるんだ･･･？すっかり女優きどりだが･･･気は確かなのか･･･？

ゆび原「しかし、色んな仕事の現場を経験して気づいたこともある･･･結局どの仕事でも、
オッサンどものご機嫌をとっていけば、けっこうプッシュしてもらえるってことや！！ｗｗｗ」

どうやらアキ元だけでなく、バラエティ番組やドラマのプロデューサーやディレクターなど
テレビ局や番組制作会社の実力者のオッサンたちに対してもキャバ嬢テクを駆使して
ご機嫌をとり擦り寄ることを始めたらしい･･･

精神的には数年間分ほど多めに経験を重ねてきたので少しは変わったのかと思ったが、
やっぱり、ゆび原はゆび原のようだ･･･。

END

ソロデビューシングルの発売を目前に控えて、プロモーション活動に忙しいゆび原であったが、
同時に、この頃になるともう総選挙も目の前に迫っているので、ゆび原も他のメンバーたちも
まさに臨戦態勢といった感じになり、頭は総選挙のことでいっぱいになっていた。

ゆび原「ついに、ここまで戻ってきたんやな･･････長かったようで、短かったようで･･･
やっぱり色々あって長かった数年やったなぁ･･･」

さすがに、ここまでくるとゆび原も感慨深げである。

この頃には、絶対的なエース・不動のセンターこと、まえ田の卒業と総選挙辞退もすでに発表
されていたために、行き場を失った票の行方などにも注目が集まっていた。

ゆび原「私はあっちゃんの卒業とか総選挙辞退なんかとっくに知ってたからな、むしろ
違う票の流れに注目しとるわ」

まぁ、その情報を事前に知っていても、結局それはほとんど生かせなかったわけだが･･･
別の視点からも色々と票読みできるらしい。

ゆび原「去年も浮動票はあったが、その多くはゆきりんの神7崩しの期待票に流れたんや」

ほうほう、それでそれで？

ゆび原「今年はその浮動票が私の神8崩し期待票に流れてくるんや！」

なんか、それなりにもっともらしい分析なのか･･･？

ゆび原「さらに、色んな仕事をこなしてきた私は、ライトヲタや一般にもアピールできて
だいぶ名前も売れたからその分の票の上積みも期待できるんや！」

なるほど、2ちゃんねるでも第4回総選挙の結果を受けて、結構そんな感じの分析もされていたから
おそらく、そういうのを見たんだな･･･。ただ、それだけだとやっぱり今回も本来の結果の
4位どまりになってしまわないのだろうか？

ゆび「もちろん、そういう票の流れになるように、今年も私自らネット工作もするし･･･」

それもまたやる気なのかよ！

ゆび原「アキ元をはじめとした権力者のオッサンどもに取り入る作戦かてだいぶ成功したから･･･
今回はまだ優子さんが強すぎて1位は厳しいかもやが･･･2位、3位ならぜんぜん狙える･･･はずやと･･･
思ってるわけで･･･とにかく、私の中での･･･予想としては･･･バッチリ･･･なんやからなぁ！･･････」

何なんだその尻すぼみな分析と決意表明は！

総選挙に関しては、三年連続で順位が本来の結果と変わらなかったこともあり、
やはりここにきて、ゆび原の中では自信よりもむしろ不安のほうが頭をもたげていた。

そして、その不安の一つが的中して、ゆび原は華々しくソロデビューを飾ったにもかかわらず、
公式ライバル乃木坂とのシングルオリコン順位対決企画にもやはり本来の結果のとおり
敗北を喫してしまったのだ･･････

ゆび原「くそ･･･、『指祭り』の良席の応募券をつけたのに、やっぱりあかんかったか･･････」

そして案の定、他のアイドルグループの人気までをも利用したその応募券の手口なども
ネットなどを中心としたアイドルファンの発言の場でめちゃくちゃに叩かれてしまった。

ゆび原「あぁああああーーーっ、もう、なんやねぇえええーーーん！別に法律に違反とかは
してへんやろがぁっ！法律ギリギリが一番儲かるとかっていうやないかぁあああああーーーいっ！！」

なんだその明らかにカタギじゃない人の言い分みたいなフレーズは･･･

しかし、それだけではない。
「ゆび原は打ち合わせの時に居眠りをしたり、撮影衣装が可愛くないと
言ったりして天狗になっている！」
などという噂まで業界に広まったりもしていた。

ゆび原「ケッ！･･･どうせ私なんて･･･嫌われ者のアウトローアイドルですわ〜！･･････」

まぁ若いとはいえ忙しさや不安・プレッシャーなどからくる睡眠不足や心労もあるので
居眠りくらいは仕方ないのだろうが、開き直ってみたり腐ってみたりなんだか大変である。

ゆび原「くそっ、こうなったら逆になんの遠慮もせんとますますガツガツとガッツいて
よりいっそうアグレッシブに攻めたるからなぁ！！」

最終的にはまた開き直って、その怒りなどを燃料として頑張っていくことにしたようだ。

そうこうしているうちに、第4回総選挙まであと数日というところまできてしまっていた。
いよいよ、ゆび原も他のメンバーたちも完全に総選挙モードに入り
物語も終盤のクライマックスへと差し掛かっていく。

ペース上げて書いてみても、脱線部分も増えていくから進行ペース自体は変わらない･･･
今書いてる部分もちょっと脱線してるから、完結は来週の頭にずれ込む可能性が大きくなってきた。

話しがごちゃごちゃしすぎでわけわからん

もうほとんどストーリー終わりかけまできてんじゃね

こんな現実のＡＫＢなぞってるような小説がごちゃごちゃしすぎでわけわからんやつはもっとごちゃごちゃしてるマジすか学園 Zeroとかどう読んでんだｗ

ゆとりすぎて漢字の多い小説読むのにむいてないんだろなｗ

ほしゅ

総選挙話に期待

総選挙を数日後に控えたとある現場の控室には、ピリピリとした空気が漂っていた。

ゆび原「さすがに総選挙間近になるとちょっと空気が重いなぁ･･･珍しくウナりえも
いつもみたいイヤミの一つも言うてこおへんもんなぁ･･･」

普段よく喋っているきた原やよこ山といった近しいメンバーたちとの関係も
ちょっとギクシャクしてきているのだろうか･･･？

ゆび原「･･･中間順位速報も･･･細かいとこまでは覚えてへんが、私が4位やったからたぶん
本来の歴史のままのはずやし･･･ウナりえのやつ、後輩のよこ山よりも下やったから
それを気にしてけっこう凹んどるんやろか･･･」

きた原「･･･チッ、･･････(腹減ったなぁ･･･総選挙も控えて緊張してるのに空腹で余計に、
めっちゃイライラしてきたよ･･･こんな時にいつもみたいにゆびこの相手なんか
してたら、さらにもっとイライラしそうなんだよね･･･！)」

どうもピリピリしている理由は･･･人それぞれのようだが･･･。

重い空気をなんとかしようと、あえて明るく振る舞ったり、わざと楽しげな
会話をしようとするメンバーもいる。

たか橋「よこ山はさぁ、今年も泣く予定あるの？･･･あれって本気なの･･･？」

よこ山「本気じゃなかったら何なんですか〜ｗ今年は毒光さんの手は
借りんようにするつもりですけどねｗ」

まるでCMのワンシーンのようなやりとりだ。

ゆび原「ははっ･･･よこ山は今年も絶対泣いちゃうと思うけどねｗ(こいつ･･･絶対今年もあの
バイブ芸やるつもりなんやろなぁ･･･あれはほんま、なかなかおいしい芸やからなぁ･･･)」

自分も何かオリジナルのネタとか芸風を編み出したらどうなんだ。

ゆび原「やっぱり、あちこちで総選挙の話をしとるなぁ･･･気にしないようにしてても、
どうしても話題に出てまうよなぁ」

やはり、中間順位速報まで出てしまうと、それは致し方ない。

かしわ木「去年一気に順位上がっちゃったから、今年落ちちゃわないか心配だょ･･････」

わた辺「ゆきりんは中間速報で2位だったじゃん、もっと自信持ちなよ〜！」

ゆび原「うゎぁ〜･･･あそこの二人はたぶん中間速報と順位ひっくり返るやろからなぁ･･･
後でめっちゃ気まずそうやなぁ〜･･･ｗ」

ゆび原「しかし、もうここまで来たら中間速報なんか気にしてたらあかんねん！やったるしかないんやでっ！！」

第５回総選挙はチームＡの１位よりチームＨの１位のほうが総合順位上になっちゃうのかな(-_-)

ほ

ここまでくると、もうゆび原に迷いはなく完全に開き直って頑張る気になっているようだ。

ゆび原「しかし、やっぱり総選挙って残酷な面もあるよな〜さっきのまゆゆきりん
だけやなくて、中間速報やとゆいのほうが順位は上やったが、結局はウナ〜が意地を見せて
逆転してまうんやからな〜」

確かに今や中間速報は各メンバーのヲタの思惑も色々あってあてにならない部分もあるが、
それって、お前がネットで裏工作とかをしてきた影響もあるんじゃないのかよ！

ゆび原「まぁ、その最終順位かて私が歴史変えたらなんか影響出たりして、どうなるか
わからんけどな！ほんま残酷やで、残酷な天使のてげてげ音頭やでっ！！」

それはお前の地元大分じゃなくて宮崎の元知事がプッシュしてた音頭じゃなかったか･･･

おー島「オッスおまえら、調子はどうだ？」

まえ田「おはよ〜、なんか今日はちょっと静かだね･･･」

前回1位の人と、今回1位確実といわれてる人も来た。

ゆび・きた・よこ「あっ、おはようございま〜す！」

おー島「あ〜、これ『うなぎパイ』な。お土産っつうか差し入れだから誰でもみんな
早い者勝ちで食べてくれよ！」

ゆび・きた・よこ「うわぁ〜ありがとうございま〜す、いただきま〜す♪」

きた原「おいし〜♪わたしちょうどお腹減ってたんですよっ！」

ゆび原(なんで『うなぎパイ』？･･･そしてウナ〜は共食い？いやいや、今日の空気では
そんなんよう言わんけどなｗ)

よこ山「ぁははっｗきたりえさん共食いやないですか〜！ｗｗ」

きた原「ははっ･･･絶対、誰か言うと思ったけどねｗ･････」

ゆび原(ブふッ、･･･こっ･･･こいつサラッと普通に言いよった･･･天然かわざとか知らんが
なかなか恐ろしい女やで･･･)

まえ田「私は今回不参加だけど、やっぱりみんな総選挙のことが
気になってる感じなんだろうね〜･･･」

おー島「まあな･･･毎年のことだが、こればっかりは仕方ないよ」

ゆび原「ゆび原も最近精神的にヤバすぎて･･･吐きそうになる時ありますよ･･･ｗ」

まえ田「みんな大変だよね〜･･･」

おー島「まあな〜･･･」

ゆび原(もうこの二人の中では今回は優子さんの1位は揺るがないし、あっちゃんもそれを
望んでる感じか･･･でもな･･･私かて、まだまだ1位もあきらめてへんのやで〜！！！)

がんばれ、めっちゃがんばれゆび原！もう勝負の総選挙は目の前だ！

結構まとめんの難しそうだから腕の見せ所

てげてげほしゅせんといかん

ようやく追いついて保守
書き上がり楽しみだ

ほ

（まとめさん 赤で）
おい、こんな複雑なレスをまとめきれんのかよ

ついに運命の第4回総選挙の日がきた。もう、ゆび原に近しいメンバーたちの順位も次々と発表されていた。

「それでは、発表いたします！･･････」

毒光「第15位、エーケーベーフォーティーエイトゥッ、ティームK･････････『よこ山ゆいっ』！！」

客「ウォオオオオオオオーーー！！！」

よこ山「･･･はぁ･･･もぉ･･･はぁ〜･･･ほんとにぃ、ほんとにぃ･･･嬉しくてぇ･･･はぁん･･･
はぁっ、はぁ〜ん･･･ほんとにぃ･･･ほんとにぃ･･･はぁ、はぁん･･･
ぁっ･･･ありがとうごさいましたぁ〜ん！･･････」

ゆび原「･･････やっぱり今年もバイブ芸炸裂やないか！･･･しかし、･･･ほんま破壊力抜群やなぁ･･･」

確かに、文字に起こしてみても、なかなか恥ずかしいくらいに酷い･･･

ゆび原「ていうか、過呼吸はともかく、なんで体勢もちょっと前かがみやねん！ほんまに
バイブが入ってるみたいな感じを出しとるやないか！ぜったい、でったい
確信犯やろあいつはっ･･･！！」

そんなことを言ってるうちに発表はどんどん進んでいた。

毒光「第13位、エーケーベーフォーティーエイトゥッ、ティームB･････････『きた原りえっ』！！」

客「ウォオオオオオオオーーー！！！」

きた原「えっと、みなさん、投票して下さった･･･みなさん、本当にありがとうございますっ！
･･････(耐えたっ！･･･なんとか、ゆいよりは上の順位になれた･･･ぶっちゃけ中間速報の時の
16位ギリギリだったらどうしようかと焦っちゃったよ･･････)」

ゆび原「りっちゃんもなんとか先輩の面目は保ったかぁｗ･･･」

そして、ゆび原の順位にも関係する上位の発表が続けられていた。

毒光「第5位、エーケーベーフォーティーエイトゥッ、ティームA･････････『しの田まりこっ』！！」

客「ウォオオオオオオオーーー！！！」

しの田「悔しい力をどんどん先輩、私たちにぶつけてきて下さい！」

ゆび原「ぶつけたったがな！」

しの田「潰すつもりできて下さい、私はいつでも待ってます！」

ゆび原「実は卒業する気ないんとちゃいますの･･･？ほんまに潰すつもりでいったら
何されるかわからんから怖いし･･････」

そして･･･ついに、次は第4位の発表である！

いったん保守

ほ

保守

ゆび原「大丈夫やっ！･･･まだ･･･呼ばれるわけあれへんねん！」

祈るように、自分に言い聞かせるように･･･ゆび原は呟いていた･･。

ゆび原「レギュラーになったバラエティ番組を放送してるテレビ局も選挙前からずっと
私を猛プッシュするキャンペーンをはってくれたりもしてるし･･･今回こそ大丈夫や･･･！
かつてのようにもう一度、歴史を変えてやるんやぁっ！！」

注目の第4位のメンバーの名前が読み上げられる･････････


毒光「第4位、エーケーベーフォーティーエイトゥッ、ティームA･････････『ゆび原りのっ』！！」

客「ウォオオオオオオオーーー！！！」

ゆび原「･･･えっ･･･マジでかぁあああーーーっ！･･･」

マジのようだ･･･

ゆび原(ヽ(`Д´)ﾉなんでやね〜ん！こっ、こんなん絶対、･ﾟ･(つД`)･ﾟ･｡あかんやろ！
きょっ、今日までの努力が･･･全部無駄やったっていうんかぁあああーーーーいっ！！｡･ﾟ･(ノД`)･ﾟ･｡)

思わず顔文字AAで表現してしまうくらいショックだったようだ･･････

ゆび原「な･･･なんでやねん･･･あんなに色々頑張ったのになんでこうなるんや･･･！」

前回生きた人生の時よりも、今回のほうが大きな成功をおさめられるようにと、リセット前の
人生で得た情報・経験・知識を駆使してあらゆる努力をしてきたのに･･･

ゆび原「これって･･･意味なくねぇえええええーーー！？」

前回の失敗や足りなかった部分をやり直すというまっとうな努力から、裏工作的なことまで
やった･･････さらには、他のメンバーのヲタなどからめちゃくちゃに叩かれる
のに耐えながらもけっこうあくどい手口にまで手を染めてきたのに･･････

ゆび原「結局、4回とも、総選挙の順位はぜんぜん変えられへんかった･･･
みんなからあんなに叩かれたのも、意味なかったんかよ･･･」

むしろ、叩かれるようなことしたからじゃないのか･･･

ゆび原「･･･こんなの･･･絶対おかしいよぉおおおおぉーっ！！･･････」

なんか、以前にも聞いたようなセリフだ･･････

ゆび原「なんやろ･･･前に4位になった時は、あんなに嬉しかったのにぃ･･････」

今度ばかりは、真っ白に燃え尽きてしまったのか･･･？
大きな目標を失ってしまったゆび原は･･･はたして、この先どうするつもりなのだろうか！？

５回目いつ〜

結局、総選挙はその後、1･2･3位も本来の歴史そのままで、全順位変化なしで幕を下ろした。

総選挙終了後の舞台裏の控室は、例のごとく興奮冷めやらぬ雰囲気であったが･･･、
本来なら大躍進でハイテンションなはずのゆび原は、一人で力無くパイプ椅子に座り茫然自失としていた。

ゆび原「あかんわ･･･もう、凹むんを通り越して、まったく体に力が入らへん･･･
さすがに今回ばっかりは･･･立ち直られへんかも知れん･･･」

ゆび原は、この結果を受けて色々考えなければならないことがあるにもかかわらず、
体だけでなく頭もまったく働かなかった･･････

そんなゆび原とは対照的に、まだ総選挙本番の興奮が抜けていない
ハイテンションなメンバーたちが話し掛けてくる。

きた原「ゆびちゃ〜ん！、すごいじゃな〜い！4位だよ、4位！神8入りだよ、神8！！」

ゆび原「うん･･･」

よこ山「ほんま、すごいですよ、ゆびこさん！大躍進ですよ！大健闘で大金星で
大勝利やないですか！！」

テンション高っ！･･･

ゆび原「うん･･･」

きた原「･･･そっ･･･そりゃさぁ･･･、中間速報の時点で4位だったから･･･ゆびこちゃん本人的には
ちょっと感動が薄いのかもしれないけどさぁ･･････」

ゆび原「うん･･･」

きた原「なによ、あ
んた！さっきからさぁ〜、わたし達と喋るのが面倒臭いの！？」

ゆび原「うん･･･」

おいおい･･･

きた原「はぁーっ！？、なによあんた、マジめっちゃムカつくんだけど！
天狗なの？調子に乗ってんの！？」

よこ山「まぁまぁ、きたえりさん、なんかちょっと様子が変とちゃいますか？」

きた原「えっ？･･･まぁ、確かに･･そうねぇ･･･なんか疲れ果てて元気がないのかな･･･？」

ゆび原「････････････」

よこ山「ゆびこさん、なんかめっちゃしんどそうですねぇ･･･？」

ゆび原「うん･･･」

ハイテンションな二人にグイグイこられて、余計に疲れがドッと出てきたゆび原なのであった。

星

ゆび原たちの様子を見ていて気になったのだろうか？、1位になった先輩と
不参加だった先輩がやってきた。

おー島「おいおい、どうしたんだ？何かモメてんのか･･･？」

まえ田「どうしたのぉ〜？何かあった〜･･･？」

ゆび原「あぁ、･･･優子さんにあっちゃんさん･･･お疲れ様です･･･」

きた原「いっ･･･いえ･･･、なんか、ゆびこの様子がちょっと変なんですよぉ･･･」

よこ山「わたし達が何を言っても、ゆびこさん心ここにあらずって感じで･･･それで、
きたりえさんがちょっと大きい声を出してしまっただけなんですよ･･･」

放心状態で、抜け殻のようになってるゆび原を見て、すぐに二人も確かに何か様子がおかしいと
理解して、ゆび原を気遣かって声を掛けた。

おー島「おい、大丈夫かゆびこ？疲れて体調崩してしまったのか？」

まえ田「顔色もちょっと悪いかな･･･？、ゆびこ･･･もしかして、4位って順位に納得できなかった
っていうのもあるのかな･･･？」

ゆび原「い･･･いえ、そういうわけじゃ･･･体調のほうも大丈夫なんですけど、ちょっと･･･
精神的にも肉体的にも疲れちゃっただけで･･････
(確かに納得できんかったんやけど･･･いくらこの二人でも、ほんまの理由なんか言えんからなぁ･･･)」

おー島「まぁ、順位も一気に上がったけど、その分ものすごく強烈なプレッシャーも
同時にあったんだよな･･･そこから一気に解放された反動で疲れも
一気に出てしまうことはあるからな･･･」

まえ田「あぁ〜、それあるかもね･･･けっこう、そういう子いるもんねぇ･･･」

近からずも遠からずか･･･ゆび原の事情は誰も知らないので、若干違うのだが
的外れなわけでもない。

ゆび原「みんな、心配かけちゃって、ごめんなさい･･･ほんとに、ちょっと休めば大丈夫ですから♪
･･･(あぁ･･･私の事情を知らんみんなに心配かけるのはあかんな･･･とりあえず反省とか
今後について考えるんも家に帰ってからにするか･･･)」

そうだ、みんな心配してしまうだろ、しっかりしろよゆび原！それに･･･、お前がそんな調子だと
シリアスすぎて笑いがまったくない話になってしまうじゃないか･･･！

ほしゅ
脱線しすぎなければあと10回くらい投下したら完結すると思うけどどうなるか

捕手

総選挙終了後の打ち上げなどもそれなりになんとかやり過ごして、ゆび原は帰宅して休んだ。

そして総選挙翌日もまだ忙しく、すぐにはゆっくりできずにいたのだが、
やっと落ち着いて考える時間ができた。

ゆび原「はぁ･･･リセットして人生をやり直しても、結局4位止まりやったかぁ･･･
これからどうしていったらええんやろなぁ･･･」

ここはひとつ、今回の総選挙の結果について冷静になって分析してみようと思った。

ゆび原「考えてみたら、総選挙直前に私のソロシングルだけやなくて、ノイエのシングルまで
リリースされてもうたからなぁ･･･」

え･･･？まさかのユニット活動批判なのか･･･？

ゆび原「ソロやユニットのシングルリリースは、プロモーション活動でメディア露出も増えて、
存在感をアピールできたという意味では良かったんやけど、それらのCDを購入したヲタが
経済的に消耗してもうて結局、総選挙の投票のほうにまでは金がまわらんかったんかもなぁ･･･」

まぁ、それはちょっとあったかもしれないな。

ゆび原「基本あのヲタどもは、貧乏ったれのキモヲタが多いしなぁ･･･」

おいおい、そうやって自分のヲタを叩くのは、自分自身を叩いてるのに等しくないか･･･？

ゆび原「もしかして、原因がそういうヲタの経済力とかの問題なら、そもそも私個人だけ
の力やったらどないもならんかったんとちゃうんかよ･･･！？」

かもな。

ゆび原「そんなん･･･、結局どうにもできんのなら、リセットなんてせんほうが良かったというんかぁ〜！？･･･

･･･いや待てよ、あかんあかん！、リセットせんかったら死んでるとこやんけ、しかも二回も･･･やで！
そんなんあかんやんけ！、命があっただけでもぜんぜんマシちゅうもんやでっ！」

そらそうよ。

ゆび原「そうや、『い･ま･る』や！、いきてる･だけで･まる儲けなんやで！」

そらそうよ。

ゆび原「そうかぁ･･･逆に考えたらヲタの経済力みたいなもんは
どないもできんのやから割り切りも必要かぁ･･･
リセットして人生をやり直してみても、そうそう上手くいかんもんやねんなぁ･･･結局は･･･」

･･･え？･･･何年間も色々とやってきたのに、結局そういう結論でいいのか･･･？･･･ゆび原よ･･････

がんば

この後例の男がどう出るか(o^o^o)

ほ

し

ょ

く

作者さん
慌てず急いで正確にな(斉藤始)

ほ

し

い

保守

ほ

へ

↑

人生をやり直すことが、いまいちうまくいかなかったことを
ゆび原としては、なんとか理由をつけて無理にでも
納得しようとするモードに入っているようだが･･･
まぁ、落ち込んで抜け殻のようになったままでいるよりは、まだよかったのだろうか･･･？

ゆび原「いや〜、そういうたらタイムスリップとかリセットで歴史とか人生を変えるストーリー
の作品は参考にするためにけっこう意識していろいろ見るようにしてきたんやが･･･」

リセットは、記憶や情報だけの時間移動のようなものなので、SF作品などでは
『タイムリープ』などと表現されたりもするのだが、このゆび原のリセットの場合、
回数とか移動できるポイントが自由ではなく制限があるので言わば
『条件つきタイムリープ』なのであろうか。

ゆび原「やっぱり、前に読んだことのあるあの、時をかける少女の話を書いてた作者の人は
天才やなぁ･･･ほんま、ようわかってはるわあの人は！」

感心してるんだか、ちょっこっと上からユビコ目線なんだか、よくわからない発言だ。

ゆび原「実際やってみてわかったけど、人生をリセットしてやり直しても、そんなすごい
大成功をおさめるなんてことは、そうそうはないねん、だいたいこんな感じに
なってまうもんやねんて！」

まぁ、実際にやった人が言うんだから、そういうもんなんだろうな。

ゆび原「とりあえず4位にはなれたんやから、前の人生より悪くはなってないんやし、
途中で死ぬこともなく、こうしてちゃんと生きてるしな！」

まぁ、それは何よりだとは思うが･･･目標はだいぶ下方修正されてしまったものだな･･･

それでも、確かに命あっての物種で、生きていればこそやりとげられることもあるのだ。

ゆび原「私にはまだ結果を見届けていないことがあったわ！主演ドラマ最終回の放送も
見てないし、一大イベントの『指祭り』かてそうや、まだまだ
やり残してたことがあったやんけ！！」

そう、あれだけ応募券商法で物議をかもした、アイドルイベントのほうの
『指祭り』もまだ見届けていないのだ。

ネット上の指祭りのほうは、開催されるのかどうかはこの時点ではまだわからないのだが･･･

保守

ゆび原「そもそも、ほんまはあの時かて、そんな死を選ばなあかんような
追い詰められた状況でもなかったんやで･･･」

ゆび原はあまり思い出したくはない前回の人生の最後のことを回想した･･･

ゆび原「前回の人生では、週刊誌にスキャンダル記事が出されたせいで解雇されてしまって、
それで完全にパニックになってほとんど精神が崩壊したような状態になってたから･･･
思い余って飛び降りてもうたんやが、あの時の私は完全におかしかったんや･･･」

確かにあの時はそんな雰囲気はあった。

ゆび原「だいだいがやで、普通の精神状態やったら、昔っから高恐怖症やった私が、
高いとこから飛び降りるなんてぜったいにでったいに無理やねんからな！」

高所恐怖症なのに二回も高い所から落ちて死にかけたのだから、
むしろ高い所にけっこう縁がある人なのではなかろうか･･･

ゆび原「まぁ、今はこうしてちゃんと生きてるんやから、先のことを考えたらええねん･･･
結局、総選挙は4位止まりやったわけやが、総選挙の順位だけがすべてとちゃうし、
生きてさえいればチャンスの順番はまわってくる･･･
いや！、時をかける超預言者の私なら自分の手でチャンスを掴み取れるんやでぇっ！」

いや、また前向きな考えになったのはいいことだが･･･ちょっと待て、
なにか忘れてやしないか･･･？

ゆび原「私プロデュースの一大イベントかて待ってるし、
私には未来の情報という強みもあるんやし･･･、

まだまだ、ゆびちゃんやめへんでぇ〜〜！！
最強ゆびこ伝説はまだまだこれからなんやでぇ〜〜！！」

いや、はたしてそうだろうか･･･

ゆび原「じゃあ、さっそくやがこの先、私が成り上がっていくための作戦に使えそうな情報を
思い出してやな･････････ハッ！･･････ちょっと待てよ･･･あかんやないか！･･･未来の情報いうたかて、
あと約一週間分くらしか、先取りお得情報はあれへんやないか！」

やっと気づいたか。

ゆび原「超預言者ゆびちゃんは･･･あと一週間くらいで･･･終了･･･？」

そう、時をかけるゆび原の物語は、あと一週間ほどで未来情報がネタ切れして終幕してしまう。
以前と同じ知識しかない普通のゆび原の人生が始まってしまうのだ！

もしかして…、支援が必要なのか？

時かけよりマドカマギカに近いかな

ゆび原「うわぁ〜！あかんあかん、もう時間があれへんやないか！･･･
あと一週間くらい限定の預言者ゆびちゃんになってもうとるんやから、
急いで何か先取りお得情報を思い出して、それを利用して何かしらせんとな･･･！」

しかし、ここからあの最初にリセットをした時までの一週間くらいの間で、何か特別にお得情報
などあっただろうか･･･？、むしろ、不吉なカウントダウンの時計の針の音すら
聞こえてきそうな雰囲気ではないのだろか･･･？

ゆび原「思い出してみても、利用できそうな情報なんかぜんぜんあれへんわ･･･ていうか、
むしろなんか悪い予感がすると思ったら･･････とてもとても嫌なことを思い出してもうたで･･････」

そうなのだ、ゆび原のアイドル生命を完全におしまいにしてしまうくらい破壊力のある
爆弾のような懸念材料がまだ息を潜めているのかもしれないということに、
ゆび原もとうとう気づいてしまったのだ。

ゆび原「いや、しかし･･･それはないはずや･･････メールや電話だけのやり取りとはいえ、
色々と相手の感情にも気づかって、なんやったらちょっとご機嫌までとるという
『誠意』まで見せて･･･前回の人生とは違ってキレイに別れといたんやからな･････」

だから･･･、誠意って何かね･･･？

ゆび原「悪い予感は･･･きっと思い過ごしなんや･･･別れた相手とはいえ、今思えばなんか
痛い感じの男やったとはいえ･･･今回こそはおかしなことはせんやろと信じてるで･･･」

ずっと気掛かりにはなっていたようだが･･･前回とはまったく違う別れ方をしたから大丈夫という
確信めいたものが･･･ゆび原の中にはあるのかもしれない･･･いや、
むしろ、今回はきっと何も起こらないでくれるだろう、という願望に近いのかもしれないが･･･

そして、ここから物語は、ほんとのほんとに、ほんとにほんとの最終局面が待つ
最終章へと入っていく！

♪

ほ

捕手

歩

帆

穂

補

ほ

がんがれ

捕

そして、それから数日後･･･先取りお得情報を利用した活動などは特に何もできぬまま、時間だけが
過ぎていってしまっていて･･･残りの一週間も半分以上過ぎていたある日のことである･･･

「ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ〜ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ〜･････････」

ゆび原「電話か･･･どっからやろ？･･･まさか･･････」

まさか･･･、不発弾と思われていた爆弾が爆発してしまったのだろうか･･･？

ゆび原「マネージャー･･･ジャーマネやないか、なんやろ？･･･とりあえず出るしかないが･･････」

なんで、わざわざ業界用語風に言い直したし･･･

「ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ〜ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ〜･･････ｶﾁｬｯ･･･」

ゆび原「もっし〜、おはようございます、ゆび原ですけれど･･･」

もしもし、くらいちゃんと言おうぜ。

ジャーマネ「ゆび原か？あのな･･･ちょっと問題が発生してしまってな･･･
今からすぐ事務所のほうまで来てくれ･･･」

ゆび原「問題ですか？･･･なっ･･･何事ですか？いったい何があったんですか？･･･」

ジャーマネ「いや、ちょっと電話では･･･重要な話なので、直接話したいんだ･･･とにかく、
すぐに来てくれ！」

どうやら、ただ事ではなさそうである･･･

ゆび原「わ･･･わかりました･･･、すぐに向かいます･･････」

ゆび原はとにかく事務所まで急いだ。

ゆび原「このタイミングやからな･･･どう考えてみても悪い予感しかせえへんぞ･･･」

事務所に着いたゆび原であったが、扉の前で立ち往生していた。

ゆび原「うわぁ〜･･･嫌やわぁ･･･帰りたいわぁ･･･」

すっかりヘタレモードになってしまい、不安いっぱいのゆび原であったが、
本当に帰るわけにもいかないので、意を決して、扉を開けて中に入った。

ゆび原「おはようございま〜す･･･ゆび原、ただいま到着しました〜･･･」

中に入ってみると･･･若干萎縮しているゆび原の前には、なんとマネージャーだけではなく、
事務所のちょっとした偉いさんまでいるではないか！

ゆび原「おはようございます･･･あっ･･･あの･･･今日はどういったお話なんでしょうか･･･？
(･･･なっ、なんで、ジャーマネだけやなくて、ハゲ散らかしたちょっと偉いさんの
オッサンまでいてるんや･･･！？)」

はたして、ここから風雲急を告げるような、サシ迫った展開になるのであろうか！？

ほ

佳境

ジャーマネ「おぅ、ゆび原、まぁ、とりあえず座れ･･･」

ゆび原「はっ･･･はい･･････」

ゆび原は促されるままに二人の前の椅子に腰を下ろした。

ジャーマネ「まぁ、そんなに緊張せずに、落ち着いて聞いてくれ･･･
ちょっとやっかいなことになってなぁ･･･、とりあえずこれ見てくれ･･･」

マネージャーは書類のコピーのようなものをゆび原の前に差し出して見せた。

ゆび原「はい･･････」

もう内容はだいだい予想できていたゆび原は、身を乗り出してそのコピーを覗き込んだ。
やはりそれは、例の週刊誌の記事であった･･･

ゆび原「あっ･･･これは･･････(ｱｲﾀﾀﾀ〜ｯ･･･やっぱりこれなんかよ･･････)」

偉いさん「少し前にある週刊誌から、今度その記事を掲載するという連絡があってね･･･
もちろん、こんなものが出されては色々と大変なので、四方八方手を尽くしてギリギリまで
止めようとしたが･･･結論としては、止めきれなくて次に発売される号に
掲載されることになってしまってね･･･」

ジャーマネ「だけどほら･･･、時期的に総選挙とかもあって、お前も他のメンバーもみんな
ナーバスになっていた時期だしグループ全体のためにもデリケートな扱いが要求されたから･･･
お前にも今日まで伏せておいたんだ･･･」

ゆび原「そ･･･そうだったんですか･･････」

偉いさん「ここからはもう、記事が出るという前提で対応を検討する段階になった･･･
ウチの会社としては、プロデューサーのアキ元氏やグループサイドとの話し合いに
重点をおくことになる･･･うまく事を穏便に収めて、お前に下される処分も出来るだけ
軽くしてもらえるよう、すでに交渉中でな･･･」

ゆび原「････････････」

言えやしない、言えやしないよ。おそらく、本来の歴史通りならあっさり解雇になるなんて･･･
･･･言えやしないよ･････

当然、知ってるけどしらんぷりを貫くしかないゆび原だった･･････

うわー、やっぱりそうなるんかぁぁぁ。

ほげーーーー

ぴやーーーー

ジャーマネ「だから、この先お前は絶対に会社の指示に従えよ！、いいな！ブログもぐぐたすも
許可がでるまで更新するなよ！」

偉いさん「まぁ、そういうことだ･･･、しばらくは、おとなしくしててくれよな･･･」

ゆび原は、もう泣きたい気持ちでいっぱいであり、リセット前だったら泣いているところ
なのだが･･････しかし、それ以上にもっと大きな怒りの感情で震えていた･･･

ゆび原(くっ･･･くそっ！･･･あ･･･あんにゃろめがぁっ！！･･････)

沈黙するしかないゆび原を見かねてか、マネージャーが励ましの声を掛けた。

ジャーマネ「あんまり気を落とすなよ･･･大丈夫だから、心配しなくていいからな･･･
悪いようにはしないし、まだ週刊誌の方とも掲載を見送ってくれるように、
ギリギリまで交渉は続けるしな･･･」

ゆび原「あっありがとうございます、すいません、ほんとにすいませんでした･･･

(･･･そんなん無理やねん･･･わかってんねん･･･記事も出てまうし、あのメガネ豚オヤジにも
冷たい態度であっさり解雇を宣告されてまうねん･･･もう、そんなんは
私的にはまるっとぬるっとネタバレ済みでお見通しやねん･･･！)」

だいぶヤケになっているようだ。

ジャーマネ「とりあえず今日の時点では話はここまでだ･･･また何か進展が
あれば連絡するから今日のとこは帰って休め･･･」

ゆび原「はい･･･失礼します･･･ほんとにすいませんでした･･････」

ジャーマネ「じゃあな、気をつけて帰れよ･･･」

家に帰る途中も、ゆび原は目に悔し涙を浮かべながら、同時に怒りで震えていた。

ゆび原「くそっ、結局スキャンダル記事が出る件も、また最初の人生と同じ展開になるんかよ･･･
記事が出る前に呼び出されたのはちょっと違っとるけど･･･今までのパターンから考えるに、
そんな程度の違いは歴史の修正力の前には意味なくて･･･結局、結果は変わらへんねん！･･････」

なんか、本来のゆび原のネガティブさやヘタレさなどの、あまりよろしくない面が
また顔を出してきてやしないだろうか･･･

ゆび原「でもなぁ･･･、ゆびちゃんあきらめへんでぇ〜！、最後の最後まであがいてやるし、
あの痛い男かて許さへんど！このままでは気が済まんしなっ･･･！！」

おい･･･、ハゲ散らかした事務所の偉いさんにもおとなしくしてろと言われたばかりだろ･･････

ありゃ

ほ

し
ゅ

ほ

浦
その後現在の状況に続く
かな？

ほ

し

し

ほ

り

ゆび原「くっそぉ〜っ！、それにしても･･･キレイに別れたはずやったのに･･･
あの痛いイッタイ、ボケ野郎めがっ！！」

はたして、向こうはキレイに別れたと思ってたのだろうか･･･？

ゆび原「週刊誌にあんなタレ込みをして･･･メールの内容を教えて、写メまで渡しやがってからに･･･
いったいどこまでクズやねん！」

確かに人間性を疑われるような行為ではあるが･･･

ゆび原「しかし･･･、あいつと直接会ったら死亡するフラグになるかもしれんからと･･･
それを回避するために電話とメールだけで粘って交際続けなあかんかったからなぁ･･･」

どう考えても交際続けるのなんて不可能だったから、そもそも粘る意味なかっただろ･･･

ゆび原「しまったなぁ･･･あの時の優子さんの忠告を忘れずに、ちゃんと守っとけばなぁ･･･」

あぁ、そういや前になんか忠告されてたよね。

ゆび原「メールだけのやり取りでも『付き合ってる感』を出すためにセクシーなメールや写メまで
送って、ご機嫌とりなんかしたんが失敗やったな･･･」

そらそうよ･･･。

たとえ、仮に最初から最後までメールだけの関係の『メル彼』だったとしても、『写真』だけは、
証拠みたいにされてしまうから絶対送ったら駄目なのだよ。実際に交際してたならなおさらで･･･
これ豆な。

ゆび原「メールだけでもサービスしといたろかって『誠意』が裏目に出たか･･･
ほんま、世知辛い世の中やでぇ･･･」

いや･･･、はたしてそれは『誠意』などと呼べるのかね？

誠意って･･･何かね？

ゆび原「こうなったら･･･記事掲載を止められる可能性があるとしたら、ソース元の本人が
あれは嘘やったと否定して掲載を差し止めるくらいしかないんかな･･･」

おい、変な気をおこしたらいかんぞゆび原よ･･･

ゆび原「もうあんなやつに容赦する必要なんかあれへんわなぁ･･･あんなことしたからには、
命に変えてでも償わせなあかんやろ･･･」

おいおい、暗黒面にでも落ちてしまったのか、ゆび原･･････

ゆび原「ほんまなら、拉致って監禁して自白剤的なものを使って洗脳してでも
記事の掲載を差し止めさせたいとこやがな！･･･」

ゆび原こわいお。

ほ

ゆび原「でも、ちょっと待てよ･･･死亡フラグは、まだ有効かもしれんからな･･･会って直接手を下す
んは、むしろ危険なんかもしれんのか･･･」

いや･･･、余計なことは何もせずに、おとなしくしてたほうがよくないか･･･？

ゆび原「なんせ相手は、あの男というよりむしろ歴史の修正力による『お約束』みたいな
もんなんやからな･･･そっちのほうが、はるかに恐ろしい見えざる敵やわ！」

さすがに色々とタイムスリップSF作品を研究してきただけのことはある･･･

ゆび原「しかしなぁ･･･私が直接できへんからっちゅうて、私の代わりに
ジャーマネとか会社の人間に手を下してもらうわけにもいかんやろなぁ･･･
もしくは、よく噂話に出てくる、芸能事務所とかとも関係が深いらしい
『裏社会の組織に属する人間』的な人らの手を借りるとかも難しいんやろなぁ･･･」

そんな展開になったら･･･ここからは、SFでもギャグでもなくサスペンスな小説に
ジャンルが変わってしまうだろ･･･

ゆび原「しゃあないな･･･こらもう、本人に電凸しかないやろ！」

え？･･･そんな簡単にそんな地味な手段で妥協しまうのか･･･？ゆび原･････

ゆび原「こうなったら、もう直接文句言うて掲載をやめさせるように説得するしかないからな！
問題は･･･向こうがそんな簡単に電話に出よるかやな･･･番号かて変わってるかもしれんし･･･」

しかし、とりあえずゆび原が電話をかけてみると･･･

「ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ〜ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ〜･･････ｶﾁｬｯ･･･」

例の男「･･･りの？･･･りのなんだね、ヤッター！♪･･････」

わりとあっさりと、ソッコーで出た。

ゆび原「も･･･もしもし･･･？、あのっ･･･私、わかるよねぇ･･･？(な、なんやねん
このテンションは･･･どういうつもりやねん！？)」

例の男「やっぱり電話してくれたんだねっ！、絶対連絡してくることになると思ってたヨ〜♪」

ゆび原「やっ･･･やっぱり･･･？･･･じゃっ、じゃあ･･･なんで電話したのかは･･･
だいだい分かってるってこと？･･･
(ピキッ、ピキピキピキピキッ（怒）こいつ･･･な･め･と･ん･か！？)」

どうやら、この男はなんだかあいかわらずな感じで、痛い奴なままのようである･･････

>>433
おぃｗ

ゆび原「あっ、あのね･･･週刊誌のほうからね･･･私のスキャンダル記事を出すって連絡が
あってね･･･その記事の内容も見たんだけど･･･なんなのよあれは！？･･････」

ゆび原の怒りはほとんどMAX状態で･･･声も震えまくっている･･･

例の男「もう記事の内容まで見てくれたんだね･･･あの記事が出るって知ったら、りのは絶対
こうやって僕ともう一度話をしたくなるだろうって思ってたんだ〜♪･･･大成功だヨネ〜！」

ゆび原「あっ、あんた、何言ってんのかわかってんの！？･･･週刊誌にあんな記事が出て
しまったら･･･私の立場がどんなことになっちゃうか分かるよねぇ･･･？(あっ、あかん･･･
こいつに対しては･･･もう殺意以外の感情はあれへん！･･･)

マジで裏社会の組織の人に頼みたい気分になったゆび原だが･･･そういう人たちと密接に関わると
それはそれで、バレたら芸能界から強制引退させられるぞ･･･

例の男「だってさぁ･･･週刊誌の人が結構お金くれるっていうから、いい小遣い稼ぎにも
なったしさぁ･･･こうしてまた、りのとも話せたしネ〜♪･･･」

これは･･･、想像以上にクズなのかもしれない･･････

ゆび原(もう、ええやろ･･･いなくなったかてかまへんやん、こんな･･･
色んな意味で弱い者で、哀れな者で、愚かな者で、意気地無しで、弱虫で、泣き虫で、
どないもならんやつ･･･)

ちょっとそれは、言い過ぎじゃないのか･･･

ゆび原(こんな、どもならんやつ･･･世の中にとっておるんもおらんのも同じことやんけ･･･もし、
おらんくなれば、むしろさっぱりとした、2倍、いや5倍はみんなが生きていきやすい世の中に
変わることになる、やろ･･･？（怒）（怒）（怒）（怒）（怒）･･･)

(ドラえもん風に)いや、そのりくつはおかしい･･･。

ていうか、確かに酷すぎるクズなんだが･･･だからといって、こんな奴でも･･･
リアルに人生を強制終了させてしまうのはさすがにまずいだろ･･･
おちつけよ･･･、超もちつけ、ゆび原よ･･････

例の男「それにね･･･なにより、オレね･･････とっても美しい二人思い出を永遠にするためにも
週刊誌の記事として世の中に出してやらなくちゃって･･･思っちゃったんだヨネ〜･･･♪」

ゆび原「は･･･はぁ？･･･」

今度は、痛〜い男のトンデモ理論が展開されてしまうのだろうか･･･？

ほ

も

さ

と

匍

萄

薔

野

ほ

よしこ

さしこ

ゆび原「あ･･･あのねぇ･･･わけわかんないこと言ってないで･･･よく聞いてよ！･･･
(こいつのペースに乗せられたらあかんねん！･･･とりあえずこっちの要求を突き付けたらな･･･)」

ゆび原は間髪入れずに自分の言いたいことだけをまくし立てることにした。

ゆび原「あんなスキャンダル記事が出たら、私は解雇されちゃうかもしれないの、だから･･･
私のことを恨んだり憎んだりしてるわけじゃないのなら、週刊誌の人たちに、あれは
全部嘘でしたって言って、記事の掲載を見送るように頼んでよ！」

例の男「･･･チッチッチッ、残念だけど･･･いくらりのの頼みでも、
それはできない相談だナ〜♪･･････」

ゆび原「･･･な、なんでよ？･･･やっぱり私のことが憎いからなの？･･･(おいコラ、てめー
ふざけんなよ･･･マジで東京湾の底で魚と戯れたりシャコの栄養にでもなっとくか･･･？
おぅ、！？このクソガキがよぉおおおー！？)」

とてもアイドルの言葉というか･･･19歳の女の子の発想じゃないよね、もはや･･･

例の男「そういうわけじゃないヨ〜･･･オレが、りののこと嫌うわけないじゃ〜ん♪」

ゆび原「じゃあ、いったいどうしてなのよ！？･･･あっ、もし、週刊誌側との契約違反とかで、
違約金が発生するとかなら･･･そこはウチの事務所が話をつけるなり、肩代わりするなりで、
なんとでもなるから･･･！(･･･ほんまにそんな金払えるかは知らんけどな･･･むしろ、お前を
ボコボコにしてもらった上で、踏み倒したるけどな！･･･)」

･･･息詰まるような駆け引き･･･という表現ていいのだろうか、これは･･･？

例の男「違うんダナ〜･･･そこは、ちょっと･･･お金だけの問題じゃあないんだよネ〜♪･･････」

ゆび原「･･･ほんとに、私のことが憎いわけでも･･･お金の問題でもないの･･･？？(はぁ？･･･
小遣い稼ぎ言うてたやんけ！、本格的にわけわからんぞ･･･このボケナスめ！･･･)」


だから、どういうことなんだってばよ･･･！？

ｵﾁﾊｱﾙﾝﾀﾞﾖﾈ

誤爆

なぜ、この男が週刊誌に二人の関係をタレ込むなどという、ゆび原をを裏切るような行為を
したのか･･･その理由が今、明らかになるのか？

例の男「さっきも言ったよね･･･、なにより、美しい二人の思い出を永遠にするために
週刊誌の記事として世の中に出してやらなくちゃって･･･」

ゆび原「だから･･･、それが意味わかんないんだって･･･！(わからんし、わかりたくもないし、
できることなら、会ってシバまわしたいし･･････)」

例の男「二人の関係は･･･、誰にも言えない秘密の関係だったし･･･、りのが売れてきて
忙しくなると、なかなか会ってくれなくもなったよネ･･･」

ゆび原「だから･･･そんなのはしょうがないことだって最初からわかってたじゃない！
私、アイドルなんだよ！！(おまえ、あほやろ、本格的なあほやろ！、関係を公表して
付き合えるとでも思ってたんか！？このボケが！)」

例の男「それに･･･りののママにだって･･･ちゃんと彼氏だって紹介してくれなかったし･･････」

ゆび原「ま･･･まだ、それを根に持ってたの･･･？(･･･マジしつこいし、ウザいし、
キモいわ〜こいつ･･･)」

確かに、いろんな意味でなかなか執念深い性格ではあるようだが･･･
そもそも、ヤバそうな雰囲気はプンプン漂わせてたんだから、
付き合う前からわかりそうなもんだったろ。

例の男「それで、りのがもっとすごく売れてきちゃったから･･･結局、二人の気持ちには関係なく
別れるより他に仕方なかったんだよネぇ･･･」

ゆび原(･･･い･･･いやいやいや、売れたんが原因っちゅうか･･････私を『はぐれ死』させかけたり･･･
一番の原因はおまえのその気色悪い性格にあるんやないかいっ！！
それに･･･『二人の気持ちには関係なく』とか･･･、重大な事実誤認があるぞ！！)

なんだか･･･、この男ときたら、どんな状況にあっても、とってもとっても自分に都合のいい
ように解釈できるという、『特殊能力』に近いものをもっているらしいな。

しかし、あらためて思うが･･･よくもまぁこんな男と付き合えたものだな、ゆび原よ･･････

捕手

ほ

し

の

え、何ここｗ
中途半端だけど続くの？

普通に毎日更新されてるじゃん

>>456
書き出してから今日までの情勢の変化により着地点の修正をしているのではないか？
と思う

保

田

か

ゆび原「とにかく、別れるしかなかったけど、私のことは恨んでも憎んでもいないんでしょ？･･･
だったら、なんで私のアイドル生命の危機になるようなことをしたのよ！？･･････
(くそっ、めっちゃシバきたい･･･シバきまわしてやりたい･･････)」

例の男「だってぇ･･･このまま、誰にも知られることなく、二人の関係を秘密にしたまま
別れてしまったら･･･二人が付き合ってたことも、何もかも
無かったことになっちゃうじゃないかぁ〜〜〜！！」

いや、そのりくつはおかしい。

ゆび原「な･･･何わけわかんないこと言ってんのよっ！、なんでそうなるの！？
(むしろ無かったことになればどんだけええことやろかっちゅう話やがなぁっ！！･･････)」

例の男「だから有名な週刊誌に二人の記事を掲載してもらってさぁ、日本中、いや、世界中に
二人の関係を知ってもらって、祝福してもらうんダヨ〜♪」

ゆび原「そんなっ･･･祝福されるどころか、他のファンから大ブーイングで袋だたきに
あっちゃうよ！、そんなこともわからないの！？(こいつ･･･あほを通り越して、
完全にマジ○チやんけ･･･)」

例の男「こればっかりは、りのに頼まれても譲れないヨ･･･絶対に、
オレの思う通りにさせてもらうヨ〜･･･！！」

どうやら、これに関しては相当に決意が固いらしい･･･なかなかの歪んだ感情だとは思うが･･･

ゆび原「じゃあ･･･私が何を言おうが、どうなっちゃおうが、あの週刊誌の記事を
取下げさしたりしないのね･･････」

例の男(ローラ風に)「うん！そうだヨ〜♪あはっ、オッケ〜！」

ゆび原「ぐぬぅっ、ぐぬぬぬぬ･･･うぐぐぐぐっ･･･！！」

確かにめちゃくちゃ憎たらしいだろうが、あんまり強く握ると携帯が壊れちゃうぞ、ゆび原･･････

ほ

ゆび原「あ･･･あんたってやつは、ほっ･･･、ほんとに･･････」

本当に、自己チューで、KYで、変なところだけメンタルが強そうだが･･･それは全部、ゆび原にも
当てはまるような･･･？もしかして、けっこう似た者同士だったのか･･･？

例の男「とにかく、これでもう･･･誰もオレたち二人の愛に割り込んだり、
邪魔することはできなくなったんだヨ〜〜！！」

ゆび原「なっ･･･なによ、その･･･わけのわからない無茶苦茶な考え方は･･･！
(気持ち悪い･･･本気で気持ちが悪いわボケがぁっ！！)」

例の男「二人の愛は永遠さぁ〜！あは、あはっ、あはあはあはっ
あははははははははっはぁ〜〜〜〜♪」

ゆび原「こ、こいつ狂ってやがる･･･(こんなクレイジーなやつに何を言うても、
何を頼んでも無駄やったか･･･)」

例の男「オレたち、結婚する約束までしたのにネ･･･現世では無理矢理に別れさせられる運命
になったけど･･･来世で生まれ変わったら、約束通り絶対一緒になろうネ〜♪」

ゆび原「･････････(なるかボケぇ！！お前は来世はミジンコにでも
生まれ変わっとけやカスがぁっ！！)」

例の男「あっ･･･でも、現世でも･･･何かあったら今日みたいに電話してくれていいし･･･
なんなら、こっそり会うのもオッケーだヨ〜♪」

ゆび原「もう貴様とは･･･二度と話をすることはない！･･････絶対にだぁっ！」

そう言うと、ゆび原は静かに電話を切った･･･

ゆび原「前からずっと着信拒否にしてるし、週刊誌にタレ込むなんてことをした以上、
握手会なんかのイベントも出入り禁止になるやろしな」

そういう風に会わないって決意を最初のリセットの時にしておけば･･･

ゆび原「まぁ･･･あんな調子の奴やから･･･あいつの言うことなんか全部、妄想・妄言やと
思われるかもしれんけど･･･優子さんの言うてた通り写メがなぁ･･･」

『覆水盆に返らず』というやつか･･･

ゆび原「くそっ･･･マジでムカつくわ！！直接、私の手を汚すわけにはいかんが･･･
いつか、そのうちにジョーカー許されざる堺雅人みたいな裏社会の人間にヤッてもらうか･･･
もしくは、呪術師にでも祝って･･･いや、呪ってもらうからなっ！！」

ゆび原怖いお･･･色んな意味で。


そして、数日後･･･、ついに運命の日が･･･例の号にあたる週刊誌の発売日がやって来てしまった･･･！

保守してくれている方々、本当にありがとうございます。
助かってます。
本当にちゃんと完結できるのかと思われてるかもしれませんが、
もう話自体は、ほとんど全部出来てて、あとはそれを文章にするだけです。
ただ、もともと文章を作るのが遅いのと脱線が多いのとで完結が
ズルズル延びてしまってるだけです･･･。
さらに、今日・明日にでも指祭りに何か進展があれば影響受けるかもしれませんが…

ちゃんと数えたわけではないですが、だいたいの計算で、たぶん完結したら
(当然>>1の人の分も含めて)文字数は6〜7万文字くらいになりそうで
、(文庫本の長編小説一冊分で10〜20万文字くらいらしいです)
当初の予定よりかなり長くなってしまっているのに、ずっと付き合って読んで下さっている方々
本当にありがとうございます。もう場面的にもあと二つくらいになると思うので、
遅くてもなんとか連休中には完結させられるよう頑張ります。

ほんとに一気読みするとなると結構な長さだ

保守

読んでみたけどくだらねーヲナニー小説だなw

ほしゅ
じゃあ読むなよｗ

リアルタイムの状況を加味した展開にしようとしているのが
良くわかるから大変だけどガンガレ

ゆび原「ついに･･･、この日が来てもうたか･･････」

今日は、例のゆび原のスキャンダル記事が掲載される週刊誌の発売日なのであるが･･･

ゆび原「こないだ呼び出しをくらった日から、今日まで会社の方からは特に何も指示は
無かったけど･･･今日は事務所には寄らずに直接仕事の現場に行くようにとだけは言われたな･･･」

おそらくスキャンダル記事は出ているのであろうが･･･まだ直接見て確認はしていないし、
なぜか事務所の方からも、まだ週刊誌に関しての連絡は何もないのだ。

ゆび原「なんやろ？･･･仕事に支障が出んようにあえて週刊誌の件は何も言うてこんのやろか･･･？」

確かに、事前に記事が出ることはわかっていたのに、そのことに関する指示がないのは
ちょっと不自然かもしれない･･･かといって、あの男の様子からすれば記事の掲載が
見送られたとは、もっと考えにくいが･･･。

ゆび原「自分からはよう聞かんしなぁ･･･、ネットで調べたら一発なんやろけど･･･
2ちゃんみたいなもん今すぐには怖くて見られへんわ･･･
あんなもん見て精神的にダメージ受けたら、それこそ仕事にすごい影響してまうもんなぁ･･････」

2ちゃんってそんなに怖いものなのか･･･？なら、極力近づかないようにしよう･･････

ゆび原「家におっても落ち着かんし、ちょっと早いけどもう出掛けるかな･･･」

とりあえず、家でじっとしているほうが不安になってくるので･･･、
すぐ出発して現場に向かうことにした･･･。

ゆび原「やっぱり気になるなぁ･･･記事を確認せんまま仕事場に入るほうが不安やわ･･･
いろいろと困ることになるやろからなぁ･･･」

早めに到着できて時間があったので、仕事の現場に入る前に一番近くのコンビニに
立ち寄って先に例の週刊誌をチェックしておくことにした。

ゆび原「あぁ･･･嫌やなぁ･･･記事を確認するん怖いわぁ･･･でも、現場に入って、まわりの人間は
全員知ってるのに、自分だけが記事の内容とかをちゃんと知らんとか、
もっとキツイし困るよなぁ･･･」

やはり、最近になってまたゆび原本来のヘタレキャラが、全開になってきているのだろうか･･･

保守

捕手

堡
予定より延びてるとゆうことですが
ﾘｱﾙの状況に合わせて手直しする必要があるのだろうと想像しています
脱線がまた結構楽しいので進行を優先しても詰まらなくなる気もするし・・

進行ﾍﾟｰｽの事気にしないでﾏｲﾍﾟｰｽでやって下さい

ほ

し

しかし･･･、いつまでも店の前をうろうろして悩んでいてもしょうがないので、
意を決して店内に入り、雑誌コーナーにある例の週刊誌を確認してみた。

ゆび原「え〜っとぉ･･･あっ、これやな･･･まぁなぁ〜･･･表紙にデカデカと写真が載るような
雑誌やないだけマシなんやろけどなぁ･･･」

もし、この雑誌にスキャンダル記事が載ってれば、続けてそういう雑誌や、もっと下世話な雑誌に
もっとエグい記事が出ることになっちゃいます･･･。

ゆび原「それで･･･結局、記事は載ってるんか･･･？･･･」

ゆっくりとページをめくってみると･･･

『元彼が告白「ゆび原りのは超肉食系でしたヨ〜♪」』

ゆび原「･･･うわぁああ･･･やっぱり、めっちゃ出てるしぃ･････」

記事の見出しの文章を見て、あの男の顔を思い出したら頭がクラクラして、
なんだかちょっと気が遠くなってきた･･･。

ゆび原「で･･･、記事の中身はどんなかなぁ〜？･･･どうせ、ろくな内容やなかったはずやが･･････」

やはり、記事の中身は･･･二人が交際を始めたいきさつなどから詳しく書かれていて･･･
二人の生々しいやりとりから、例の、母親と会った時に他人のフリをされて、ちゃんと紹介して
もらえなかった件までも執念深く書かれていた･･････

ゆび原「こっ･･･こんなん、ほんとのことも、ほんとじゃないこともあって、
めちゃくちゃな記事やがな･･･！」

そうなのか･･･？どこらへんが本当でどこらへんが嘘かが問題だが･･･まぁ、そこを追及しても
仕方ないのであろう･･････

ゆび原「あかん、これはあかんやつや･･･やっぱり、こんなん他のメンバーに見られたら
ヤバイわ･･･とりあえずこんな、現場から目と鼻の先にあるような店･･･
普通に他のメンバーも来てまうがな！！」

たまらず、店にあったその週刊誌を全部買い占めてしまったゆび原であった･･･。

>>473
そういっていただけると大変ありがたいです。
ただ、このリセットをするストーリー自体はいったん完結させないとキリがなくなるので
リアルの状況でいえば、一ヶ月前にスキャンダル記事が出た時の舞台裏の詳細情報とか
それに関係した新たな週刊誌の記事あたりが出てこないと反映させようがないかもしれないですね。

指原でも他のメンバーでもいいけど、また指祭り級の大事件でもあれば
私を含めいろんな人があらためてその祭を題材にした話を書きたくなるかもしれませんがｗ

ほ

圃
>>477
指原事件自体がウヤムヤに成った感じですからねぇ
小説スレの中には最後がやっつけ仕事に成ってしまったり尻切れﾄﾝﾎﾞになったりということがあるので
ちょっとした短編小説並の作品なのでそんな風になると勿体ないなと思っているだけです

あ

むかしむかし、あるところに、柏木と片山が住んでいました。
柏木は山へしばかりに行ったら遭難して遺体で発見され、柏木は川へせんたくに行く途中ぎっくり腰になり、足を滑らせ川になだれこみ溺死。


桃だけながれてきました


「おや、これは良いおみやげになるわ」
死んだはずの片山はぎっくり腰のくせに大きな桃をひろいあげて、家に持ち帰りました。
そして、死んだはずの柏木と片山が桃を食べようと桃を切ってみると、なんと中から死にかけの赤ちゃんの目が飛び出てました。

「これはきっと、桃を切ったときにざっくり体にいっちゃったのね」

片山は爆笑です。

桃から生まれたさしこを、ももちと名付けました。
ももちはスクスク育って、えげつないさしこになりました。

そしてある日、ももちが言いました。
「りんごももか姫になるんだぷー」

片山は爆笑しました。
ももちは旅に出ました。途中でオカロに遭遇しました。

「ももちさん、どこへ行くのですか？」
「千葉県」
「船橋高校に入るのですか？」
オカロから教科書をもらい、ももちの先生になりました。


「かけ算…できないんで…すか？」
「ももちわかんなーい」

ももちはわからなすぎて失禁しました。
「もうむりぽ」
オカロはゴリラになりました

「それでは、千葉県いくんだぷー」
こうして、ゴウカザルになったオカロを手に入れたももちは、ついに千葉県へやってきました。


「私の名前は指原莉乃。千葉県には一歩足りとも入れさせない」

ももちはスルーしました。
こうして指原はあっさり出オチとなりＨＫＴに飛ばされました。

ほ

同じ週刊誌を何冊も買うので店員にも変な顔をされたが、ゆび原はできるだけ顔を下げて
必死にバレないようにしてレジを後にした･･･。

ゆび原「私ってバレへんかったやろか？･･･ほんま、バレたら最悪やからなぁ･･･」

例の週刊誌が何冊も入ったコンビニ袋を手にさげて、ゆび原は仕事の現場に入っていった。

ゆび原「くそっ、無駄に重いし･･･、普段読むような雑誌ならともかく･･･こんな週刊誌なんか、本来
絶対に、一生買わんような雑誌やのに･･･めっちゃ金の無駄やで、ほんま･･･」

こんな週刊誌に載っちゃうようなことしなきゃよかったのにね･･･

ゆび原「私、今日はかなり早く、一番乗りくらいで来たやろうから･･･他のメンバーは誰もまだ
あのコンビニには行ってへんやろし、とりあえず、あそこでこの雑誌を目にすることはないやろ･･･」

ところが、仕事現場に入ってあたりを見回すと、すでに何人かのメンバーが先に入っていた。

ゆび原「なんで今日に限ってこんなに早く入ってる子らがおるんや･･･？」

明らかに何か空気がおかしい･･･、どうやら何かあったらしいが･･･

ゆび原「でもまぁ、メンバーの子らはもしあの記事のこと知ってても、あえて触れずに
スルーしてくれるやろ･･･」

ちょうど、そんなことを考えていたゆび原にも、うっすらと聞こえるくらいの声で
ヒソヒソ話のような雑談や電話をしていたメンバーもいたのだが･･･

人気のあるTメンバー「熱愛だってさｗどうなるのかな〜？」

Kメンバー「ゆび原、あの週刊誌何冊も買ってたよｗザマーだねｗｗ」

ゆび原「･･･バレバレやないか･･････」

バレバレな上に例の週刊誌を買い占めるところまで目撃されてるじゃないか･･･
どうやら、このスキャンダル情報を知ったことによりわざわざ噂話をするためや、興味本位で
早目に来ていたメンバーもいたようなのだ･･･。

何か、以前から身内に多くの敵を作ってしまうようなことでも
やらかしてしまっていたのだろうか･･･？やはり･･･、オンナ社会って怖いものなのだろうか･･･？

保守

くだらね

ほ

し 誰か加勢せい 普通に落ちるぞ

ほ