NMB48★1084

笑顔は確かに抜群に盛れているが、
ダンスのスキルも、表情や仕草などの表現力も
他にもっとすごい子がたくさんいると思うのに、
なぜ彼女たちがこのチームでは蚊帳の外なのか理解出来ない。

小木曽さんも秦さんも表現力という点では、
高柳さんと大差ない印象を持った。

特に秦さんセンターの『孤独なバレリーナ』の
何とも盛り上がらない感じは、
やはり主役が決定的に駄目なのだと思う。

もともとパワフルだったり
強い生命力だったりとは無縁の人だとは思うが、
それにしても今日の『孤独なバレリーナ』には
美しさや可憐さなどの表現の深みがまったく見えてこなかった。
もしかしたら体調が優れなかったのかもしれないが、
やはり主役と呼ぶには少々物足りないお嬢さんだと思う。
脇にいてこそ抜群に映えるお嬢さんだと感じる。

私は向田さんを中心に据えた方がいいと思うが、
やっぱりわかっている人にとってはそれでは駄目なのだろうか　笑？

MCもチーム4と大差はない感じで、一言で言うと非常に寒かった。
特に酷かったのはユニット明けの「東京が似合う人格付けランキング」
それに続いた「TDC頭文字作文」

「東京が似合う人格付けランキング」では、
小木曽さんがなぜか2位のところに理由もなくずっといて
あまりにもおかしかった。

「TDC頭文字作文」では司会の古川さんをはじめ、
高柳さん、赤枝さん、秦さんらが見事にどスベリ。

打ち合わせてあのレベルでは、何とも寂しいお粗末な展開だった。

衣装も振り付けもあまりパっとしないなというか、
なぜ一糸乱れぬパフォーマンスが出来るチームに、
16人それぞれ思い思いの振り付けを授けたのかも
甚だ疑問な全体曲があったり、
このセットリストの設計自体に大いに疑問がわく公演だった。

高柳さんの熱いスピーチの時に、
人目もはばからず目に涙を溜める佐藤実絵子さんだったり、
凄く人間力のあるメンバーが16人揃っていて、
キャリアもチームワークも申し分ないのに、
適材適所が出来ていないため、
非常に風通しの悪いどうにも締まりの悪い公演になっていると思う。

今日のMVPは矢方美紀さん。
本当に凄い。とてつもない才能の塊のような人だと思う。
この子がチームK�Uで中位に甘んじているとは俄かに信じがたい。

もしアイドルにこだわらず、
表現を生業として生きていきたいと思うなら、
今すぐSKEを辞めて、
東京でありとあらゆるオーディションを受けた方がいいと思う。

大分から名古屋まで出て来れたのだから、東京までは近い。
調べたらもう19歳。正直言ってラストチャンス