まなつがあっちゃんに話しかける奇跡

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27名無しさん@お腹いっぱい。
向田茉夏というメンバーが自分に話しかけたがっているが、
人見知りのため二の足を踏んでいるという話を聞きつけたあっちゃん。

自分がAKBを卒業するまでのあいだ、少しでもAKBのために何か恩返しをしたい…
そんな気持ちに駆られたあっちゃんは、自分の方から向田にアタックすることにした。
しかし中々一緒になる機会もなく、ただ時間だけが過ぎていく…

そしてとうとうやってきた東京ドームコンサート、そしてあっちゃんの卒業日。
コンサートが終わって、みんながあっちゃんの卒業を祝福しに駆け寄ってくるが、
そんなメンバーたちには目も暮れず、ひたすら向田の姿を探しまわるあっちゃん。
しかし中々見つからず、諦めて事務所のバスに乗り込もうとしたその時、向田らしき人の姿を見つけた。

バスに乗り込むのをやめ、急いで駆け寄ってポンポンと肩を叩き、
「ねぇ、ずっと私に話しかけたかったんだって?んもー、気軽に話しかけてくれればよかったのに」
と、はにかみながら話しかけた。
「このあと、事務所の打ち上げがあるから、あんまり長く話せなくてごめんね…」
「い、いえ、そ、そんなことないです…」
「そんなに固くならないでよぉー。…がんばってね。そして、いつかまた一緒にお仕事しよ、絶対」

そう言い残してあっちゃんは事務所のバスに乗り込み、
自分が話しかけたのは向田茉夏ではなく後藤理沙子であることに気づかぬまま東京ドームを後にした。