【マジすか学園】センターとネズミの屋上★12

・ドラマ「マジすか学園」の登場人物、
ネズミとセンターについて語るスレです。
歪んだ関係を育む二人の行く末を見守って行きましょう。
・中の人の話題は程々に、あくまでもドラマの役の中での話でお願いします。
・pixivのリンク貼り付けは止めて下さい。情報としてあげてくれるのは構いません。

前スレ
【マジすか学園】センターとネズミの屋上★11
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/akb/1327565015/

過去スレ
【マジすか学園】センターとネズミの屋上スレ
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/akb/1307839793/
【マジすか学園】センターとネズミの屋上★2
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/akb/1308238491/
【マジすか学園】センターとネズミの屋上ｽﾚ★3
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/akb/1308655777/
【マジすか学園】センターとネズミの屋上★4
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/akb/1309179113/
【マジすか学園】センターとネズミの屋上★5
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/akb/1309810711/
【マジすか学園】センターとネズミの屋上★6
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/akb/1311431910/ (容量オーバーにより947で書込不可)
【マジすか学園】センターとネズミの屋上★7
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/akb/1313753885/ (585でdat落ち)
【マジすか学園】センターとネズミの屋上★8
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/akb/1315997672/
【マジすか学園】センターとネズミの屋上★9
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/akb/1319891467/
【マジすか学園】センターとネズミの屋上★10
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/akb/1324381059/

dat落ちした幻のスレ
【マジすか学園】センターとネズミの屋上★11
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/akb/1327533068/

>>1
乙の字連合！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ﾉ′　　　 ｝ 〕　　　　,ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　　　　　 ｝ ﾞl､　　 」′
　　　　　　　　　　　　　　　.,v─ｰv_　　　　　　　　 〕　　　　　　〕 .|　　.ilﾞ
　　　　　　　　　　　　　　,i(厂　 _,,,从vy　　　　　 .,i「　　　　　　.》;ﾄ-v,|l′
　　　　　　　　　　　　　　l　　,zll^ﾞ″　 ﾞミ　　　　.ﾉ　　　　　　　.il|′ｱll!
　　　　　／ ￣｀Y ￣ ヽ　《　il|′　　　　 ﾌｰv,_ .,i″　　　　　　 ||｝ｰvrﾘ､
　　　　/　 / 　　　　　　ヽ ＼《 ヽ　　　　　.ﾞli ._¨''ｰv,,_　　　　　.》′　 ﾞﾞﾐ|　,r′
　　　 ,i　/ // / i 　　i l　ヽ　　＼　,ﾞr_　　　 lｱ'　　　 .ﾞ⌒＞-vzﾄ　　　　.ミﾉ′
　　　 |　 //　/ l | | | | ﾄ､ |　　　.ﾞ'=ミ:┐　 .「　　　　　 ./ .^〃　　　　 :､_ ﾘ
　　　 |　|| i／ .⌒　　⌒ | |　　　　　ﾞ＼ｱ'　　　.--　　,,ﾉ|　　　 ､　　　 ﾞミ｝
　　　（Ｓ|| |　 （●） （●） | 　>>1乙！ ﾞ^ｰ､,,,¨ -　　 ''¨.─　　　:!.,　　　ﾘ
　(⌒ |　|| |　　　　 .ﾉ　　）| .⌒)　　　　　　　 〔^ｰ-v､,,,_,:　　　　 iﾞ「　　　｝
　 ヽ. |　|| |ヽ､＿ ▽ _／|ﾉ　 /　　　　　　　　.l!　　　　 .´ﾞﾌ'ｰv .,y　　　　］
　　　＼ 　　 　　　　　　　 ／　　　　　　　　　|　　　　　,/ﾞ　.ミ;.´.‐　　　 .］
　　　　 ヽ　　 ・　　　・　 ./　　　　　　　　　　 |　　　　 ﾉ′　ヽ　　　　　　〔
　　　 　 | 　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　｝　　　　｝　　　　　′　　　 ｝
　　　　 /　　　 (（i）) 　　 ヽ　　　　　　　　　　 |　　　　.ﾐ　　　　 .<　　　　 〔
　　 　 （ 　　 <　　　> 　　 ）　　　　　　　　　　｛　　　　 ＼,_　　 _》､　　　 .｛
　　　　(＿＿_) 　　 (＿＿_)　　　　　　　　　　 ｛　　　　　　¨^^¨′¨'ｰ-v-r《

>>1
おつセンネズ

センネズでマジすか3をお願い致します

>>1
乙っす

落書き

http://g.pic.to/8cbt5

センネズあげ

http://stat.ameba.jp/user_images/20120122/00/ske48official/e3/8d/j/o0480048011748164422.jpg
http://25.media.tumblr.com/tumblr_lwys8p0d2b1qhfzm4o3_250.gif
http://pic.prcm.jp/gazo/c0e/9Wi5y9.gif
http://pic.prcm.jp/gazo/c0e/cWi5wa.gif
http://pic.prcm.jp/gazo/cFc/0OuC12.gif
http://pic.prcm.jp/gazo/cxg/eNqrJd.gif
http://stat.ameba.jp/user_images/20120102/22/ske48official/ae/8e/j/o0480064111711843426.jpg
http://blog-cdn.oricon.co.jp/_images/watarirouka/image/2011-12-25T23:49:44-2.jpg

http://dl10.getuploader.com/g/oxo/4/center.jpg
http://dl10.getuploader.com/g/oxo/5/nezumi.jpg
http://dl10.getuploader.com/g/oxo/6/otabe.jpg

http://dl10.getuploader.com/g/oxo/1/center.jpg
http://dl10.getuploader.com/g/oxo/2/nezumi.jpg
http://dl10.getuploader.com/g/oxo/3/otabe.jpg

>>1
乙センネズ！

>>1
乙しちゃうよセンター

>>1
乙やなぁ

ネズミ「センター〜あっしはまた暴れるっすよ」

あたしはここの>>1乙しに来たんだよ！

明日からのSSAでセンネズの絡みはあるかな

>>1
乙カレー
まゆゆがセンネズで禁じられた二人希望してたね

外人「Ki〜ss！Ki〜ss！」
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYzLCIBgw.jpg

モアスキンシップとか書いてあるのワロタwww

この外人さんはどこの国の人たちなんだろう？

そろそろ寝るッスよ、センター

ナンだ、ネズミは一人で寝られないのか
じゃあ一緒に寝るか？

うちも一緒に寝たるわ

おはセンネズ

SSAで絡みあるといいな…

絡み期待だな
何かしらあるんじゃないか

眠いよセンネズ

センセンネズネズ

初日はシュシュのセンネズくらいしか無かったね

やすすは好きなもの後で食べるタイプなんですね

>>30
シャッフルの流れ的にセンネズで禁2がくるんじゃないかとドキドキしながら待ってたｗ

明日はセンネズで禁じられた二人がくるかな

>>16
ねずみはセンターにあっしとは言わない
正確には私

ケンカすんなや！

おやセンネズ

センネズおやすみ

いい加減ビギナーのセンネズセンターを見せてくれんもんかね

ああ、センネズビギナー見たい。
ヒーローとヒロインみたいで二人並ぶとかっこいいんだよなぁ

おはセンネズ

もうすぐAKB紅白発売日だあああああ

規制解除おおおお
センネズの禁2見たい

センネズの禁2を祈ってセンネズ上げ

ところでやすすへのぐぐたすに+1活動はしていますか？
自分で文を打つのは恥ずかしいという方も、+1ならさりげなく、無責任に一票を投じられます。

なぜBではなくKなんだ・・・・・

珠理奈期間限定移籍いま知ったよおおおおおおおおおおおお

なんでBじゃないんだとかいう以前にショック
複雑な気分だよ

やすしは俺たちのこと何も分かってない
珠理奈の移籍も複雑だけどどうせならＢに入れてセンネズ見せてくれよおおおおおおおおおお

http://www.oricon.co.jp/news/music/2009050/full/
写真センネズ

新曲、曲自体はどうなんだろう
早く聴きたい

マジすか2以降あれだけセンネズの絡みをずっと期待しといて何でこんなに
複雑な気持ちになってるんだよおおおおお(´；ω；｀)

Bじゃなくていいよ
センネズがトップにたつ時は本体でのトップがいいから

Bだと嬉しかったけど珠理奈のダンスが宝の持ち腐れになってしまうしね
優子さん通じてセンネズがさらに仲良くなればそれでいいかな

>>51
自分も発作的にBがいいと思ったが、後々の展開考えればKで問題ないかな
新曲もじゅりまゆパートありそうだし

まあ今のところは珠理奈の精神が心配かな

精神的な部分もそうだけど体調が心配になるね

ケアって簡単に言ってるけどまだ１５で体は出来上がっていないし
薬漬けにしたら後が大変
SKEですらまともに管理出来なかったのに・・

兼任するという意味がよくわからないね
センネズ的にはからみが多くなって歓迎だが

珠理奈移籍するならKだろうなーとは思ってたけど
まさか期間限定とはいえ本当に移籍させるとは…珠理奈の身体がただただ心配
新曲はセンネズｦﾀ的にはおいしそうで高まったんだけどな

何かしらあるんじゃないか

センネズおやすみ

今日はスレ乱立状態なので念の為もう一回

ぬぅ…
最終日行くのに眠れないから
センネズあげ

そうか楽しんでこいよ

別にどこにも行かないけどなんか眠れないのでセンネズあげ

おやしゅみ

おはセンネズ

なんか昨日は色々あったみたいだね
自分的には移籍面白いじゃん！って思ってたけど
発表されたときのじゅりなの様子とかレポで見るとなんかいたたまれなくなる
ほんと厳しい世界だよなぁ

新曲楽しみ！

あげセンネズ

※
「お盛んやなあ」
部長室から顔を出したおたべが言った。
センターの背後で、ラッパッパ部員が動かぬ背中を晒すのを見ても、いつものはんなり調は微塵も崩れていない。
「ウチもやらなあかんのやろ？こっちきい」
センターは部屋に吸い込まれていったおたべの背中に、黙ってついて行った。
ぽつねんと壁に掛かるニローニと書かれた絵が印象的なその質素な部屋で、二人は対峙した。
事態を呑み込めないおたべが、
「いきなりなんや？仲良うなれたと思ったんやけどなあ」
センターは何も言わずに、両拳を構えた。これが答えだというように。
「はあ……ようわからんけど、やればいいんやな」
部屋の中が緊張でぴんと張り詰める。センターとおたべ、二人の闘気が綯い交ぜになって、部屋を満たしていく。
祈るように瞳を閉じたセンターは、全身でおたべの放つ気を感じている。
（おたべ、私を失望させるなよ）
気の充溢と同時に、二人は駆け出し、拳を繰り出した。

※
廊下を歩くセンターは、虚脱した気分だった。
（おたべですら私を……）
血の付いた拳を何処かへ撃ちつけたかった。しかし、そんな気力すら失われていた。
ふらふらと酩酊したような足取りで、放課後の誰もいない廊下を進んでいく。
ふと、その足が止まった。ローファーの間を冷たい空気が駆け抜け、全身を這い上がっていく。
（この感覚……）
センターの口元がゆっくりと歪んだ。
この感覚――死神の細い腕が喉元へと伸びてきた感覚。
「ゲキカラ……」
振り返った先には、ラッパッパの部室で今し方センターに敗れたゲキカラの姿があった。
不気味な笑みを浮かべ、血に染まった歯で爪を噛む様子が、本当の死神のように見えた。
「センター、私はまだ負けちゃいないよ？」
センターはゲキカラに因縁めいたものを感じていた。あの日、ゲキカラと初めて拳を交えたあの日から。こいつとはこの先何かあるという、いわれない確信が。
「あはははははは！」
狂気の弾丸となって、ゲキカラが猛進した。
（前田でもない。おたべでもない。お前がやるんだ）
この時を待っていたのだというように、センターは嬉々とした表情で言った。
「私を殺せ！ゲキカラ！」

※
人間はクズだ。幼い頃にセンターはそう確信した。
生まれ落ちた世界は地獄そのものだった。
いつも自分に降り注ぐのは、優しい掌ではなく、硬い拳だった。耳朶を打つのは温かい言葉ではなく、冷たい呪詛だった。
何度も死のうと思った。けど、そうはしなかった。逃げるのは嫌だった。
逃げずに戦おう。幼いセンターは、復讐心を燃料に、自分の全存在を燃焼させようと決めた。
ここから這い出し、この地獄を与えている人間を地獄に蹴落としてやろうと決心し、実際にそうした。
自分がされたことを、そのままやり返してやった。何度も拳を撃ちつけ、何度も罵った。
殺しはしなかった。自分が生きて苦しんだように、貴様も生きて苦しめと、三途に半身だけを叩き落としてやった。
苦しむ姿を見て、口がげらげら笑っていた。しかし、目には涙が溢れていた。
自分も人に地獄を与える人間なのだと、こいつと同じなのだと、センターは気が付いてしまった。
くそったれな人間を憎む、同じくくそったれな人間の自分。神の与えた皮肉になんども嘔吐した。
センターは余りにも強く、また、余りにも優しかった。

※
死んで償おう。センターはそう誓ったが、自殺は選択肢にはなかった。それは人間固有の行いだった。
ならば殺されよう。思考は自然とそうなった。
殺されるために強くなった。生存を賭けた一生物としての戦いの中でなら、死ねると思った。自分が本気でかかれば、相手に罪を背負わすこともないと思った。
戦いの匂いを嗅ぎつけたら、すぐに駆け付けた。間に割って入り、あえて自分の身を危険に晒した。
目立つように、記憶に留まるように、季節を問わずに目立つカーディガンを纏った。
猛者の注目を集めようと東奔西走し、常に闘争の中心――センターに身を据えた。
その繰り返しの中で、マジ女に辿り着いた。
そして今、今まで経験したことのない近距離で、死神が呼吸をしている。
甲高い笑いを発しながら、ゲキカラが暴力を振るう。
音を立てて空を切るゲキカラの拳が、死神の鎌のように思え、死と隣り合わせの状況にも関わらず、センターの表情に笑顔が灯った。
センターの拳が、ゲキカラの脇に食い込み、細長い身体がゆらりとよろめく。
「何のために教室に入ったんだ！」
叫ぶセンターに、ゲキカラが組みついた。口をあんぐりと開き、センターの鼻を噛みちぎろうとしている。
内心舌を打ったセンターは膝を浴びせてやり、薄い胸元に掌底を叩きこんだ。
呻き、床に膝をついたゲキカラの目の前に、椅子が放られた。
肩で息をするセンターは、
「使え。本気でやれ。手を抜いたお前と戦っても意味はない」
ゲキカラの白く細い腕が、椅子へと伸びた。長身がむくりと起き上がり、雪のような白い肌に赤い斑点を落とした顔が、にこりと笑った。
「うん。本気……出すね」
「ああ。ありがとう」
狐につままれたようなゲキカラが首を傾げ、
「ありがとう？変なの」
「ああ。本当に変だよ。私も、お前も」
笑顔の二人の闘志が、再びぶつかった。

※
天下のマジ女にも、センターを死へと誘う死神はいなかった。最後の希望、ゲキカラもセンターの前に敗れ去った。
では私は何処へ行けばいいのかと、呆然と彷徨っていた足は、吸い込まれるように屋上へと続く扉の前で止まっていた。
誰もいないよ。そう思いつつも、センターの手はドアノブを掴んでいた。血の付いた手に力が入り、扉が金切り声をあげてゆっくりと開いた。
そこには、いつもと変わらない屋上があった。小汚くて、自分がいて、そして、ネズミがいる屋上が。
扉を閉めることを忘れて歩み寄ったセンターが、ネズミの横顔を見ている。
ねずみは瞳を閉じて、空気の匂いを嗅ぐような仕草をしている。
そのネズミがゆっくりと、口を開いた。
「殺してくれって言っていたな」
「……」
聞かれていた。その驚きと共に、センターは万が一を期待していた。ネズミのポケットから凶器が出てくることを。友ならば、何の躊躇いもなく罪を背負ってくれるのではないかと。
「マブダチがそんなに苦しんでいるなんて知らなかった。気が付かなくて、ごめん」
鉄柵に寄りかかるネズミの顔がセンターの方を向いた。表情はわからない。溢れる涙が曖昧にしていた。
謝るべきは自分の方だった。友を見捨て、一人去っていくことを選択した自分こそが、ごめんねと言うべきだった。死の在り処を、友に見出そうとした愚かな自分こそが。
「辛かったんだな」
「……うん」
「怪我、ひどいな」
「……うん」
「じゃあ、はい」
ぼやけた表情のネズミが、両腕を広げた。
その腕が、センターに向かって伸びている。死神の冷たい腕ではない。体温を伴った、親友の腕。
センターの瞳から、大粒の涙が零れ落ちた。零れた瞬間、明瞭になった視界の中心に、ネズミの笑顔があった。
センターはネズミの諸手に包まれるように飛びつき、堪らず声を上げた。
それは、この世に生を受けた感謝の産声だった。センターは自分の殻を破り、新しく生まれ変わった。死など求めない、一人の女子高生として。
涙が滂沱として流れ、センターの十指がネズミの胸元に強く食い込んでいる。ネズミは嫌な顔一つせずに、センターの激情を受け止めた。
「私たちはマブダチだ。楽しいことも辛いことも、全部共有して私たちの大切な思い出にしよう」
ネズミの言葉に、センターはただ肩を震わせ喘ぐことしかできなかった。

感想是非頼む
他キャラ出したこと、
死がなんだって少し重い内容にしたことを詫びる
ごめん

あと、京都弁間違ってたら添削お願いｗ

なかなかいいと思うよ
でも、センターの絶望をもう少し具体的なエピソードとかと絡めて描いてくれると、もっと入りこめるかな

ssいい感じだな。こういうの好きだよ。
でも、ネズミさんがいくら天使のように優しくしても
下心があるように感じてしまうw

あとセンターさん挨拶が遅れてゴメンなさい。
色々計り知れない複雑な思いがあるでしょうが、私どもには想像もつきません。
ただただセンターさんがAKBにいらっしゃることを歓迎します。
昨日知った時から、一日中嬉しくてしょうがなかった。
多分この画像を見たからかな
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYzdaHBgw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYpoSLBgw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYzvSKBgw.jpg
マジでじゅりまゆの時代が､ｸﾙ――――(ﾟ∀ﾟ)―――― !!!!

なんかここ二三日いろいろあるなぁ
まあ、じゅりまゆ露出増えるっぽいし、マジすかでセンネズ期待感もあるし、
また明日から楽しくお気楽にセンネズライフを過ごそうっと

>>73
その文章力が羨ましい・・・
頭の中で映像として流れてる。
本当にすごい
とあるスレで似たようなことしてるんで、勉強させてもらいました

あっちゃんも好きだから寂しいけどセンネズ時代が来たな
マジスカ3で絶対出してもらわないと

>>75
個人的にすごくよかったです
おたべ、ゲキカラとの絡みも全然自然だったし最後のセンターが泣き崩れるところもぐっときた
よかったらまた書いて下さい〜！

センネズ

>>73
センターの心の闇を主題にした創作ですね
マジ２で｢殺しちゃだめだよな｣と遠くを見つめながら呟くセンターを見たときは、過去に自分や母親を虐待した父親に復讐をし続けているんだろうなと思いました
10代の頃は死に憧れたり急いだりする世代だからセンターは死を欲しているけど、一番欲しいのは似た者同士のネズミの愛なんでしょう

間違えました>>75じゃなくて>>73でした・・・

ネズミおめでとう

ネズズおめえええええ

ネズズ〜お誕生日おめでと〜
いつまでもカワイくて綺麗なネズズでいてね

ネズミさんお誕生日おめでとう
可愛いよね最近のネズミさん

確かに最近のねずずは以前に増して可愛いな

じゃおやすみセンネズ

ネズミさん誕生日おめでとう

センネズおやすみ

ネズミさん、お誕生日おめでとう
センターさん、あまり沢山の物を背負い込まないでね
二人の活躍を楽しみにしています

ネズミさんお誕生日おめでとー

(^ω^)ネズミさん誕生日おめでとう＼(^o^)／

ネズミさんお誕生日おめでとう(＾▽＾)
センネズ大躍進の1年になるといいね

昨日のSSA観に行ったけどセンター体調不良で一曲だけお願いして出てきてたね
自分の観戦サイドだったから嬉しかった
出来ればシンとき歌って欲しかったけどゆっくり休んでくだされ

おはセンネズ
センターさん体調回復してるといいね

あげセンネズ

昨日のまゆゆ「無人駅」と珠理奈「それでも好きだよ」の動画をちょびっとだけど観たよ
二人、ポテンシャル高すぎ！ちょっと笑ってしまった とにかくかわいい二人だわ

>>97
まゆゆさんにはサバ缶を歌って欲しかったなぁ

>>97
さっき動画見たが二人ともそれぞれすごくいいよね〜曲選がちょっと意外だったけど

>>99
珠理奈がソロあれば二人でシャッフルとか面白かったんだけどなー
珠理奈はセンター曲は死ぬ程あるけどソロが無いからね

>>100
お互いのソロ曲シャッフルいいね！
今は色んな事が起きすぎて無理かもしれないけど珠理奈にもソロ曲与えて貰える日がきたら是非やって欲しいな…

こっちにも貼り
　　　　　　　　　　　 ネズミちゅぅ〜
　 　　　∧ ∧　∧∧
　ﾔﾀﾞ (^▽^*) (^ε^,,)
　 　　　ﾉ つつ　| 　 ＼
　　〜（＿OO　⊂ＵＵO）〜


　　　　　　　　　　　　ちぇっ・・・
　 　　　∧ ∧　∧ ∧
.　　　 (*^▽^) (；^∀^)
　 　　　ﾉ 　.|　　|　 ＼
　　〜（＿UU ⊂ＵＵO）〜


　　　　　ﾁｭ♪
　 　　　　∧∧ ∧ ∧
　　　　　( *^ 3(；^∀^)
　 　　　ノ 　.|　　|　 ＼
　　〜（＿UU ⊂ＵＵO）〜


　 　　　∧ ∧　　∧ ∧　ネズミいいいいいいいい♪
　　　　(*^▽^)　(∀^ o)
　 　　　ﾉ つと　　|　 ＼
　　〜（＿OO　⊂ＵＵO）〜

可愛ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ！
センネズおやすみいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい！

マジスカ3来ると良いね

センネズ

センネズおはよう

AKB紅白早く届かないかな(ﾟ∀ﾟ)wktk

セ「なぁネズミ」
ネ「何だ、センター」
セ「パンはパンでも食べられないパンって知ってるか」
ネ「さぁ」
セ「答えはフライパンらしい」
ネ「フライパンはパンじゃないだろ」
セ「そうだな」
ネ「答えは腐ったパンか他人が食べてる途中のパンだ」
セ「そうか、憶えとく」

センネズうううう
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2798740.jpg

>>109
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

>>109
センネズやびゃあああ
やっぱり画になる二人だなあ

>>109
おお！！！！やはり注文してよかった！！
絡みないだろうなと思い、ここの住人さんの話を
聞いてから注文しようと思ってたが昨日きっと絡みはあるはず！
と思い、注文した。正解だったな・・。これはメイキングで見れる
のかな？

>>112
メイキングだよ！



あとこれだけうｐしとく(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2798870.jpg
うおおおおおおおおおお

>>113
ちょｗまじかよおおおおおおおおおおおおおおおお

>>113
こ、これ・・・は・・？
どういう・・・こと・・・・だ・・？

>>113
ッ!!

>>113
何だこれは！！！！これもメイキングなのか！？！？

>>113
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

>>113
こ、これは･･･

>>113
ぎゃああああああああああああああああああ
隠し方がチャラ男っぽい

>>113
ふぅ・・・

初めて萌えた

>>113
すごすぎる

>>113
凄いのｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!ｗｗｗ

>>113
ちょ！！！！？
えぇぇぇええぇええ？！？

ちょｗ今までどんだけ住民さん潜んでたんですかｗｗｗ

ネズミの中の人スレから拝借

[167]3/27(火)15:29 KkpUAIeG0(2)
ﾒｲｷﾝｸﾞさっとみた
>>138の詳細
ﾒｲｷﾝｸﾞの最初らへんでじゅりまゆが抱き合ってる
じゅりなが団扇で顔を隠し接近
てへって感じでじゅりな｢してないよ｣
まゆゆ｢したよ(ﾄﾞﾔ)｣じゅりな｢何でよふふっw｣
見たいな感じw

まゆスレで詳細レポってくれてる人がいたけど、
末っ子同士でじゃれあってたんだろうけどやってることが完全にバカップルでワロタｗ
この分だと禁2もノリノリでやってくれるだろうなこの二人

>>127
これただのバカップルじゃねえかｗ

>>129
0.42秒差でかぶりましたなｗ

>>130
考える事は一緒かｗ

スマソ…

>>127
なにこれしゅごい…
まるでセンネズ需要を理解してるかのような会話ww

これ絶対入ってるよね…

おいおいwww

ついにAKBのDVDに手を出す時がｷﾀ━━━━━(*´∀｀*)━━━━━!!!!
一般気取ってたけどセンネズの為に手を染めるぜ！

>>113
すげええええええええええ
このシーンだけで買う価値ありそうだ
ちょっとポチってくるわｗ

>>113
じゅりなの左手ｗｗまゆ選手ちっさｗ

>>113
コレは跨がってるのか？

>>139
自分もそれめっちゃ気になってたｗ
股がってとか…
まさかリアルが妄想を越える日が来るなんて思わなかったわｗ

そっか、ねずのほうが上だから跨ってる・・・？
つか、絶対入ってる(ry
じゅりなの左腕がまううの細い腰にしっかりと回されてるのがやばい
じゅりなの首後ろにまゆゆが手をまわしてるのもヤバい
なんだよこれえええええ
いつからこんな悪い事覚えたんだよおおおおお

センターの方が背が高いから
どんな体位なのか木になる

>>113
ファミ劇の放送録画したからDVD買うの迷ってたけど
メイキングの為に買う決心ついた！！！有難う！

ていうか…なんかエロいなぁｗ
隠してるからか余計エロく感じるｗ

「能書きは誰にでも言える。問題は自分の言葉に命を張れるかどうかなんですよ！」
関東秋元連合会侵略の危惧と牽制の為
名阪共友会の結成にこぎつけた三代目栄会若頭・松井珠理奈
その初代会長の座は三代目愛知栄会会長・秦佐和子VS初代大阪難波組総長・山本彩との一騎打ちと見られていた。
しかし、その流れを面白く思わない高知の桑原組組長・桑原みずき、奈良の渡辺組組長・渡辺美由紀らは、自らの利権を勝ち取るため、票の切り崩しに動き出す。
そんな内部の統制の乱れを嗅ぎ取った関東秋元連合内柏木組若頭・渡辺麻友は京都を舞台にある絵を描き・・・
名阪共友会の頂点に立つのは果たして・・

>>113
なんじゃこりゃあああああああああああああああああああああ

>>144
空気を読め馬鹿者消えろ

珠理奈がしゃがんでるだけだと思うが
まゆゆが跨がってる思うと夢が広がるなｗ

届いてたから該当箇所見てきたけどマジレスしてしまうとまゆゆが台か何かに乗ってるｗ
カメラがくる前から二人で甘え合ってるみたいにいちゃついてて全てがかわいい・・・

>>148
見たすぎて泣ける

>>148
あぁモウソウが消えていく
でもDVD欲しい

>>148
詳細ありがとう！
まぁなんだ…
いつの間にか舞台裏でもこうして二人でいちゃいちゃするまでの仲になったというだけでもセンネズファンとしては嬉しいかぎりだ

>>148
まさかの台なのかｗともあれ明日が待ちどうしい

>>113
最高なんだけどおおおお!!!

Twitterで盛り上がってるなw
カメラに映るまえからいちゃいちゃとか
http://i.imgur.com/LsYUi.jpg
http://i.imgur.com/AgaJs.jpg

>>154
イチャイチャしすぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいｗ

>>154
何だこの満面の笑みｗｗｗｗ
二人共可愛すぎるだろ・・・

なんなんだろう
いつも見る年上メンに甘えまくり抱きつきまくりのじゅり坊じゃないんだよな
フィルターか

>>154
まゆゆの首かしげてる角度が神
珠理奈がうらやまけしからん

>>154
なんか衣装がウェディングドレスに見えてきたよw

1枚目の甘い雰囲気やびゃあ

>>154
2枚目のまゆゆの笑顔が可愛すぎるｗ
なんかいつもと違う笑顔に見える
やっぱこの二人は見た目の相性がいいなぁ、絵になる

>>154
この後に珠理奈がまゆゆにしなだれかかるｗ

仲良くなって以降初めてまともに会話してるところ見たけど、
他のお姉さんメン＋珠理奈と違ってこの二人は同年代の友達っぽい雰囲気だな〜とおもた

>>154
二人の衣裳が女の子女の子してるから余計になのか、ほほえましいの通り越してエロいな…

ちゅっちゅしてるのか

たしかにエロい
どういうことなの

誰も見てないと思っていちゃいちゃしてたら
え、撮ってたのー（照
みたいな

センネズの破壊力やばいいいいいいいいいいい
うちわで隠すとかエロいいいいいいいいいいい
まゆゆの笑顔可愛いいいいいいいいいいいいい
ＤＶＤめっちゃ欲しいいいいいいいいいいいい

「ホンマにバカップルやなぁ」

マジすか３は２みたいなシリアスモードじゃなくてバカップル状態でいいなｗ

まあ総入れ替えと言ってるんだから難波や栄とチーム４あたりの抗争でいいよ
それでラスト１０分くらいになって「一方その頃…」
前12回全部つなげると2時間ものの恋愛ドラマが

二人共忙しいだろうからセーラームーンのはるかとみちるポジでいいので宜しくお願いします

センネズおやすみ

カメラが来ても手解かないのね
なんか楽しそう

てもでも前インタビューの
ま「二人で、こうして、あれ、歌うのってさー？」
じ「はじめて…かな？二人っきりは」
ま「二人っきりははじめてだよねー」
じ「だよ（頷きながら）」
の後二人とも笑顔のまま嬉しそうに少し見つめ合うところ可愛すぎるー
まゆゆは心にかかった鉄のカーテン全開だし珠理奈タメ口で嬉しい。
下で手繋いでるか組んでるかしてるように見えるんだけどどうだろうか
グイグイ攻めるだの受けるだのは狙って言ってるのかどうかが気になるｗ
あと練習の時も何気に歌のクオリティ高いね、流石

大声ダイヤモンドの時も二人並んでインタビュー受けてたなって思い出した
あの頃より二人とも随分大人になって綺麗になったし仲良くなったなー感慨深いよ

紅白、ファミリー劇場でやったの録画してあるけどメイキングすっげえ見たい！ＤＶＤ買っちゃおうか・・・

>>175
二人の組み合わせ好きなら絶対買いだよー画面から仲の良さ伝わってくるｗ

>>176
そう言われるとますます欲しくなるwええいもうポチってしまうことにするよ！

今日届いた方々〜感想よろ

珠理奈、まゆゆにタメ口になったの！？嬉しいｗ

>>174
メイキングだけの為に買うか悩んだけど買うわｗ

まさかセンネズが対面座（ry…

ＡＫＢのＤＶＤはむしろメイキングが本編ですよ安いから買うべし
じゅりながまゆゆに合わせて膝曲げてあげてるから
入っｒｙ様に見えて仕方ない

冷静に考えると「テーマが男の子と女の子なのでいちゃついてました(^∀^)ノ」ってちょっとわけわかんないよなｗ
かわいいのうかわいいのう

センネズかわいいよセンネズ

>>183
でも「てもでも」歌いモードの時は完全にネズミさんが男の子だったよね
中身も実は男前
センターは中身全力女の子
そんなギャップもバランスいい

あと身長差…

というかみんなもう紅白届いたのか…うちはまだだ その部分が待ちきれなくて、つべやらヨークやら手当たり次第探してる あるわけないんだけど、それくらい待ちきれない

>>186
俺は今日注文したから明日までお預けだｗ

紅白DVD買ってきた！
待ってろセンネズー！！！
お風呂入って体清めてから見るわｗ

なんと効果的な燃料投下www

>>188
じゃあ俺は正座待機してるお！
もちろん全裸でね！

http://dl7.getuploader.com/g/48akb/992/48akb_992.jpg
http://dl7.getuploader.com/g/48akb/993/48akb_993.jpg
可愛いんだぜ…

>>191
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

>>191
ふぅ…

>>191
こりゃ可愛すぎる・・・

攻めるとか受けるとかこういう事ですか
http://beebee2see.appspot.com/i/azuY4cGNBgw.jpg
じゅり棒が完全に挿入・・・

>>191
1枚目と2枚目を交互に1,2,1,2って見たらタイヘンなことになりました

だーすーがチラッと見てるよねｗカメラマンも笑っとるｗ
子犬と子犬がじゃれあってるようだわ…

動画…動画はどこかに無いですかぁ！！！！すぐに見たい！！！
DVD待ってられないよー！！

>>191
んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん

センネズ可愛すぎる！
ＤＶＤ買おうかなあ…
でもキャプ画だけで萌え死んでるのに動画で見たら本当に死ぬんじゃないかな自分…

>>197
私もだーすーがのチラ見が気になったｗ

あのイチャコラセンネズが突然出てきてびっくりしたよ…
てもでもの本番前のインタビューでじゅりながまゆゆに合わせて屈んでるのに萌えたｗ

かわいいなぁ二人とも
にしても昨日タワレコに注文したのにまったく発送メールが来ない！

数枚のキャプ画がだいぶ売り上げに貢献したなｗ
センネズ最高だああああああああああああああああ

他に人居ないところで
イチャイチャしてるかと思いきや
あんなところでしててワロタ

見事なバカップルぶりwww

買おっかな

http://i.imgur.com/LsYUi.jpg
http://dl7.getuploader.com/g/48akb/992/48akb_992.jpg
http://dl7.getuploader.com/g/48akb/993/48akb_993.jpg
http://i.imgur.com/AgaJs.jpg
どういう流れでこの場でこれをはじめたのか気になるな
カメラに映り込んだ時は既に他のメンバーが近寄りにくそうな空気醸し出してるし…

”珠理奈とまゆゆが抱き合ってて”って文字バレ見た時
てもでもの前にがんばろうね！のハグでもしてたのかなと思ってたけど実際見たら思いっきりいちゃついてて噴いたｗ
仲良しなのは知ってたけどここまで仲良いと思ってなかったなー

おやセンネズ

センネズおはよう

珠理奈が、曲の前も抱き合ったり終わった後も膝の上に乗っけたりして
絆が深まりました！って言ってるんだけど
そうやってイチャイチャするのってメンバーどうしの絆の問題かなw
センターさんじゃないけど君も少し何か勘違いしてるんじゃないかと

息をぴったり合わせるために身体をぴったり合わせてみたんだろ
何も問題ない。
フィギュアスケートのペアとかではよくありそうな話だ。うん・・・
これからはダブルセンターとしてもっと
合わせる必要があるね｡

http://youtu.be/Ij7Ex0KQmAM?t=6m30s

>>211
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!

つべはてもでものメイキング無いのが悲しいな
やっぱり買うかな

買おうぜ！
二人ともずっとにこにこ嬉しそうにしてて仲良くてめちゃくちゃかわいいよー
まゆゆの表情テンション喋り方がすっかり対仲良い子モードになってる

>>214
いま金ないけど、貯まったら買うことに決めた

珠理奈のぐぐたすサークル初期メンに麻里子とかまさなとかガチメンに混じってまゆゆ入ってたの見て
そんなに仲良いの？って思ってたけど納得の仲良し具合だったｗ

>>216
後は珠理奈が復活して、まゆゆが登録してくれたら「ネズミィィーーー」「センタァーーー」
の、やり取りのみでまた登録者数増えそうだね
ただでさえ部屋っ子抜け出し組の中でトップの二人だから

メイキングをセンネズフィルターにかけて妄想・・

センター「勝手に撮るんじゃねーよ」(^3^)
ネズミ　「ッ！？」
センター「してねーよ」
ネズミ　「されたッス」
センター「してねーだろ」
ネズミ　「されたッス」
センター「してない」
ネズミ　「さーれーたー」

おたべ　「どっちでもええわ！！(あーええもん撮れたわー)」

まだ先のことだが、まゆじゅりスレが立のかなぁ

>>219
そうなるといいね

おっおおん

まあ、マジすか3にセンネズが出なかったら、もうまゆじゅりスレ立てて、そっちに移動したほうがいいかもわからん

紅白メイキング見た！
画像を先に見て妄想しすぎたせいか
思ってたよりあっさりしてた

おやセンネズ

まゆゆが何かに乗ってるかと思ってたけど珠理奈が膝ついてるか屈んでるかっぽいな
珠理奈の「あ〜撮られたー撮らないで」もまゆゆのわざとらしい「ひゃあ〜」も可愛すぎｗ

センター、学ラン
「マ・ジ・す・か」

おたべ、歌舞伎シスターズ、ゲキカラ、
ヲタ、バンジー、アキチャ、ウナギ＆ムクチ
「学園！」

尺、アニメ、ジャンボ、昭和＆ライス
「スピンオフっ！」

レモン、ツリ、どっち、年増、寒ブリ＆だるま
「真夏に咲く徒花ぁ！」

ダンス、苗畑ゆめ（？）、木崎ゆりあ
「このあと、すぐ！！！」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十話その１

マジ女のガンタ連合に対する宣戦布告は、一夜の内に関東のヤンキー連中に知れ渡る事となった。
ヤンキー達はそれぞれで話し込む。
『聞いたか？マジ女が・・・』
『聞いた、聞いた。宣戦布告。ガンタ連合にだろ？
　それって、最近、ウワサになってた各ヤンキー高校の“てっぺん”を襲ってたのが・・・』
『ガンタ連合だと、決めつけたって事だよな？』
『マジ女とガンタ連合だけでやりあうのか？』
『いや、マジ女の“てっぺん”が通達を出したんだって』
『どんな？』
『ガンタ連合に味方する場合、マジ女の敵とみなす。ってさ』
『マジか？』
『あぁ、それでどうやら、あちこちのヤンキー校も呼応して動くみたいだぜ。
　ツレからのメールでそう書いてあった』
『それって、前のマジ女とヤバクネより大規模になるんじゃ・・・』
『かもな・・・。お前のトコ、どう動くんだ？』
『ウチも“てっぺん”襲われたからなぁ。参戦すんじゃねーかなぁ』
『おっ、アレ見ろよ。あいつらガンタ連合だぜ。ヤっちまうか？』
『悪い事は言わねぇ。止めとけ、あれ、幹部のミムラだ。
　こっちがボコられて終わり・・』
『おい。やべ、にらまれた。逃げんぞ・・・』

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十話その2

うっすらと明けてゆく夏の日の早朝、センターは自身の部屋で真っさらな下着に身を包む。
肌から湯気が上がっているのは、風呂に浸かっていたからだ。
足元では、学ランが鼾(いびき)をかいて寝ている。
昨夜の宣戦布告の後、どこで見つけたのが学ランが日本酒を調子に乗って飲んでしまい、
ベロベロに酔っぱらってしまったからだ。
他ラッパッパ達は、学ランをセンターの家に泊める事で襲撃される事は無いだろうと、
飯の片付けして適度な時間で帰ってしまった。
センターは幸せそうに鼾をかく学ランを見て、
《宣戦布告する。とは言いはしたが、他のラッパッパ達は巻き込む訳にはいかない・・・》
スカートを履き、マジ女の制服に袖を通す。
椅子に座ると、手に持ったニーハイをゆっくり左足首から上げながら、
《私がああ言った以上、ガンタ連合もマジ女を襲うだろう。
　だから、ネズミが調べ上げたガンタ連合のアジトに乗り込み。フジサキを・・・、潰す！》
センターの眼に迷いは無い。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十一話その1

ニーハイを履き終えると、真っ赤なスカーフをセーラー服に通す。
そっと制服の校章を触り、
《優子さん、護ってくれ・・・》
センターは目を閉じた。
光が当たったのだろうか、校章の桜がキラキラと輝く。
センターは、壁に掛けてあるいつものカーディガンを羽織り、まだ鼾をかいている学ランに、
「留守、頼みます。学ラン・・・さん」
軽く頭を下げ、自身の部屋を出た。
玄関でブラックから貰った鉛入りのブーツではなく、愛用のローファーを選ぶ。
理由は最初から全力でいく為だ。
履いて、少し跳んでみる。
心なしか翼が生えているかのように足が軽かった。
《さぁ、行くか・・・》
玄関を開けると、眩しい日差しが目に入る。
《夏ってこんなに眩しかったっけ？片付いたら、海も悪くは無いな・・・》
家の敷地から出た時だった。
センターに声が掛かる。
勿論、聞き覚えのある声だ。
「センター、抜け駆けはあかんで。あんたの行動なんてぜーんぶお見通しやねんから」
涼しげな面持ちでおたべが立っていた。
「おたべ・・・」
刹那、背後からも声が掛かる。
「センター、下着姿色っぽかったぜ」
寝てたはずの学ランだ。
爽やかにニカっと笑い、
「だがよ、学ラン“さん”は良くない。お前が“てっぺん”だからな。
　オレの事は呼び捨てでかまやしねぇ。」
「そうそう、一人で闘いはよくないねぇ」
「姐き、本当っすよ」
歌舞伎シスターズも姿を現す。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十一話その2

刹那、笑い声が聞こえ、
「アハハハハ。センターちゃん、見ぃーつけた。アタシがぜーんぶ、ヤっつけたげるからね。アハハ」
「ゲキカラ・・・」
気付けばセンターの横にゲキカラが立っていた。
チームホルモンも影から出てくると、
「てかさ、朝早いのオレ苦手なんだよ・・・」
眠そうにヲタは嘆くが、同じく欠伸(あくび)をしたバンジーが、
「いいじゃねぇか。おかげで駅前のネカフェで大草原の小さな家たっぷり見れたし」
「モーニング、タダだったしな。ホルモン無いのはさびしかったけどよ・・・。
　モーニング・ホルモンは基本なのによぉ・・・」
アキチャは口を尖らせる。
「アタシ、朝までこのマンガ読んでたから。強くなった気がする」
ムクチの手には“修羅の門”第12巻が握られていた。
ウナギは焦って、
「ムクチ、それネカフェのマンガ・・・。持って来ちゃダメだろ！出禁になるぜ、後で返してこい」
「お前ら、朝から賑やかだな。緊張感ってものが全く無いのか」
センターは何気に目を細め笑う。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十二話その１

センターがラッパッパ達を引き連れ、駅へ向かう。
途中、待ち構えていた尺が、
「何だ、ほとんど集まってるのか。何か遠足行くみたいだな」
センターは軽くため息を付き、
「尺。お前まで・・・」
「こんな美味しい尺、アタシが見逃すわけないだろ？な、お前ら？」
尺がニヤリと笑うと、背後からチーム尺も現れ、
「そーだ。オレ達もいるぜ、センター！尺は均等にな」
ジャンボが文句を言う。
「いくら弱っちいウチらでも、木っ端ぐらいは倒せるんだよ」
「この木っ端しか相手できない気持が理解(わか)るか？」
アニメとライスが吠えた。
「ま、そーゆー訳だからよ。安心してフジサキぶっ潰せ！」
昭和もまた自身の胸を叩いて、勇気を鼓舞した。
「分かった。木っ端はお前らに任せる。頼んだぜ」
頼んだせの一言が余程嬉しいのか、チーム尺のメンバーはポーズを取り喜びを露わした。
《さすがにフォンデュ達は居ないか・・・》
センターの思いは駅前で覆る事となる。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十二話その2

「センター、遅せえよ」
センター達の姿を見付けたレモンが真っ先に零す。
「余りに暇だからチーズマフィン３つも食べちまったじゃねぇか」
ツリは満腹なのか、怒ってはいるが何か嬉しげだ。
「そうそう、お腹いっぱいだから、余り働きは期待はすんなよ」
どっちが不敵に笑う。
密かに喧嘩をして実力を付けているのだろうか。
年増は眠そうに、
「電車の中でウチらで寝ても文句言うなよ」
「てか、ウチら金無かったから、マックでオールだったんだぜ」
寒ブリが嘆いた。
刹那、怒鳴り声が聞こえる。
「コラぁー、センター。また、ウチを仲間はずれかいな。たいがいにせえや」
駅前の吉野家から丼を持ったままだるまが出てきたのだ。
センターはフッと笑い、
「だるま、仲間外れにした訳じゃない。皆んな自分の意思で集まってくれただけだ。ありがたい事にな」
だるまはガッと牛丼をかっ喰らい、
「ほな、ウチも一緒に行かしてもらうわ。かまへんな、センター？
　ウチは敦姐のピンチヒッターやさかいな」
センターは頷き、周りのラッパッパ達を見渡すと、
「好きにしろ。お前ら行くぞ！」
『おぉっ！』
センターの掛け声に、ラッパッパ達は気合いを入れた。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十三話その1

その日、渋谷は朝から異様な空気に包まれた。
理由は簡単である。
東京都郊外にある有名ヤンキー校・馬路須加女学園、しかも、そのマジ女の最強集団“ラッパッパ”が乗り込んできたからだ。
勿論、少し前まではマジ女の旧四天王の一人“シブヤ”が、その名の通り渋谷を根城にしてギャルズ・サークル“ギャルソー”を率いてたので、
マジ女の生徒が出入りする事もあったのだが・・・。
今は、ギャルソーは解散しており、行き場を無くした少女たちは、
渋谷だけでなく新宿、池袋、六本木など東京の各地に手広く活動の場を持つ“ガンタ連合”に入るしか無かった。
元々、ガンタ連合は新宿を活動の場にしていたのだが、シブヤ引退と共に活動の場を新宿から渋谷に移している。
これもガンタ連合のマジ女に対する牽制の一つなのだろうか？
K王電鉄・渋谷駅を一歩出て、センターは軽く首を回し、
「お前ら、目的のビルに着くまで、道中こっちからは喧嘩吹っ掛けんじゃねぇぞ」
「向うから因縁付けてきたら、そん時は？ヤっちまってもいいんだな？」
学ランがニヤリと笑い、センターに尋ねる。
「あぁ、ガンタ連合だったらな。それ以外のヤンキーは無視しろ」
センターはゆっくり髪を掻き上げて呟くと、渋谷の街へ繰り出した。
ふと、心の中で思う。
《ネズミ、もうすぐ会える・・・》

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十三話その2

時間が早い事もあってか、目的のビルに着くまでセンター達に因縁を吹っ掛ける奴らは居なかった。
時間は判らなかったが、今日ラッパッパが襲来する事はヤンキー達は知っていたので、
関東中に名の轟くマジ女のラッパッパを一目見ようとする輩は多くいたのである。
勿論、その知らせはガンタ連合総長・フジサキの元にも届く。
携帯の着信音に起こされたフジサキは、不機嫌なまま通話をオンにし、
「ったく、何だ？ヨツヤか。え？もう、マジ女が？？」
慌てて目を擦り、
「大至急、ガンタ連合本部支部の全員集合させろ！アタシを守れ。いいな」
携帯を切ってベッドに投げ捨てると、シャワーも浴びずに服を着た。
ベッドの枕元から、ヨツヤを通じて手に入れた拳銃を取り出し、
《最悪、マジ女の“てっぺん”殺(や)っちゃえばいいか。身代わりは沢山いるしな・・・》
フジサキは妖しく笑うと、
《しかし、皮肉なもんだね。アタシがはぐれヤンキーになったのは、昔マジ女で“てっぺん”争いに負けてマジ女を辞めたから・・・。
　そのマジ女の“てっぺん”とまた闘うなんてね》
フジサキは顔をパーンと叩いて気合いを入れると、拳銃を腰に挿す。
ラッパッパの足音がそこまで来ていた。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十四話その１

ゆめが、“クイーンホテル・TOKYO”のレストランで優雅にモーニング・ビュッフェを食べていると、慌てたダンスが掛け込んで来て、
「ゆめ、アンタ、何優雅に朝ごはん食べてんの？フジサキさんからの緊急招集知らない訳じゃないだろ？」
ゆめは口を紙ナプキンでゆっくり拭き、にっこり微笑んで、
「知ってますよ、勿論。私にも連絡有りましたから。でも、ダンスさん。言うじゃありませんか。
　腹が減っては何とやら・・・。私達が遅れて潰れる様な組織なら、それまでの組織だって事です。
　それよりダンスさんも、食べませんか？おいしいんですよ。ここのオムレツ。ゆりあ、持ってきて」
ゆめが指をパチンと鳴らすと、隅に居た集団から一人のヤンキー少女が立ち上がる。
昨日ダンスが上納金を融資した木�ｱゆりあだ。
ゆりあは、機嫌よく『はーい』と返事してオムレツを取りに行く。
驚いたのはダンスで、
「え？何でゆりあがここに？」
ゆめはダンスに座るように促し、
「ダンスさん、ゆりあだけじゃないですよ。そうですね、主だった処では平松加奈子、石田安奈、
　小木曽汐莉、向田茉夏、上野圭澄、金子栞、原望奈美、それに古川愛李・・・。もっといますよ」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十四話その2

訳が解らないダンスは椅子を引いて座ると、ゆめに顔を近付け、
「だから、何で？アタシが金を貸したコ達がいるのよ？」」
刹那、ゆりあがダンスの前にオムレツの乗った皿を置き、にっこり笑うと、
「矢が・・・、いや、ダンスさん。昨日はありがとうございました。ゆめさんから聞きました。
　ダンスさん、伝説のギャルソーのメンバーだったんですね。
　それでガンタ連合でも仲がいい汐莉にダンスさんの話をしまして・・・。
　そしたら、汐莉もダンスさんに助けてもらったって。びっくりしました。
　それで、昨日の夜、ゆめさんに相談して・・・、それでアタシたち決めたんです。
　ダンス一派を立ち上げようって。ねっ、みんな！」
　隅に居た一段が立ち上がり、深々と頭を下げながら、
『ダンスさん、よろしくお願いします！』
ダンスは目を見開き、
《え”ーーー。本当にーーーーー！？》
更にゆめは追い打ちを掛ける。
とても楽しそうに、
「もっと増えますよ、ダンスさん。今や伝説の人ですから」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十五話その1

センターは雑居ビルの前に立っている。
背後には勿論ネズミ以外のラッパッパが全員揃っていた。
途中、気になったのはパトカーがよく巡回していた事だろうか。
街のヤンキー達は、じっと息を潜め囁くだけで何もしない。
センターはそっと目を閉じ、耳を澄ます。
《ビルの中は、恐らく100前後といった処か・・・》
目を開けると、
「おたべ、どう読む？」
センターの右後ろに控えていたおたべが、
「そやな、ざっと見積もって100。150は居(お)らへんのちゃうかなぁ。
せやけど、仮に木っ端が150居(お)っても、ウチらには関係あれへんやろ。木っ端は、所詮木っ端」
あくまでも冷静に言い放つ。
センターはフッと笑い、
「そうだな、数じゃねぇ。どれだけマジになれるかだ」
センターはクルリと振り返り、
「尺、歌舞伎シスターズ、だるま、チームホルモン、そして、チーム尺。片が着くまで、ここに残れ。
このビルに入ろうとする奴ら全員止めろ。無理矢理入ろうとする奴は、かまわないからぶっ潰せ」
尺は不満があるのか、
「おい、センター。何でアタシが残るんだよ」
センターは尺を諭すように、
「お前じゃなきゃ、ここを仕切れないからさ。残る奴は尺に従え、喧嘩になったら、そうだな、歌舞伎シスターズ、頼んだぜ」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十五話その2

歌舞伎シスターズはお安い御用だとでも言いたげに頷く。
仕切っていいと言われて嬉しい尺は、
「尺取っていいのか？」
「あぁ、見せ場だからな」
センターは頷いた。
「てか、尺が仕切るのかよ」
ヲタは不満気に嘆くと、ぽんぽんとバンジーが肩を叩いて、
「まぁ、ぼちぼちやっとこうぜ、ヲタ」
「ケガしちゃ意味ねーからな」
アキチャの呟きに、ムクチが何を思ったのか、
「アタシ、ヒマな時マンガ読んでる」
ポケットから、今度は“修羅の刻”第5巻を取り出した。
「オメー、それもネカフェから持って来たのか・・・。緊張感が無いってゆーか・・・」
ウナギは頭をまた抱えた。
センターは尺をじっと見詰め、
「それから、尺。ダンス一味と苗畑ゆめが来たら、そいつらは入れろ」
「センター、そこが訳分からないんだよ。何でなんだよ？」
センターは仕方ないと言った面持ちで、尺の耳元で何か囁いた。
尺は驚きを隠せない。
「え？マジでかよ！？」
「まだ、直接、ゆめと言う人物に会ってないが、おそらくそいつは・・・。宿題だ、尺。何故そうなのか、考えてみろ。おたべ、学ラン、ゲキカラ、そして、チームフォンデュ、行くぞ」
センター達はビルの中に消えて行った。

以上です。

お楽しみ頂いたら幸いです。

PCのHDDがクラッシュしたので、以前この前までアップしてたとおもうのですが、
もし既公開していたら、ごめんなさい。
スレも新しくなってるし・・・。

いつもいつも長いやつ乙

センネズあげとく

2人揃って消息不明気味なのは
温泉にでも行ってるのでは
と無理やりモウソウしてみる

作品ｲｲﾖｰ

ネズミさんがセンターのカーディガン着てるかと思ったｗ
http://twitpic.com/9365e9/full

乙乙

>>243
まゆゆだけ違う衣装？誰のきてるんだろ？

センターのカーデを羽織ってるとか胸が熱くなるな

今日、朝、駅で目の前を歩いてる女の子の靴がティンバーランド。
その靴から伸びる黒っぽい細身のパンツの脚。
目線をあげて見たらリュック。
更にパーカーという格好。
リュックもパーカーも柄ものでネズミさんとは違ったけど
一発でネズミ推しとわかったw

前にも新宿でグレーのパーカーのフードを被ってる女の子を見かけた
普通はパーカーのフードって被って歩かないよね？？
ただの新宿優等生かもしれんけど

>>246
ネズミは実在したんだな

ルパン→センター
クラリス→ネズミ

伯爵→おた(ry

ネズミの心です

バカなこと言ってないでANNかんがえよ

ann待ってるよー！

マジすか学園／マジすか学園２【テレ東・AKB48】
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1311242899/

の板では 糞偽善者とか下ネタ等で人に嫌がらせをしてる荒しが今もいるので、どなたか何とかして下さい、お願いします。

おやセンネズ

出勤前にあげセンネズ

昼センネズ

そろそろ上げセンネズするか。

今日東京風強くない？

これからじゅりまゆセンターになったら、PVであつみなの如く
じゅりまゆドラマが繰り広げられたらどうなるよ？
自転車でまゆゆを待つ珠理奈、
バスの中で目覚めて珠理奈の手紙を広げるまゆゆ、
珠理奈の喧嘩を止めに行くまゆゆ
洗脳から目覚めた珠理奈を抱きしめるまゆゆ
そうなったら新曲の度に萌えられるんだぜ・・・
最近はあつゆうになって来てるけど・・・
だからこそ順位は大事だ、頑張ろう！

センネズ

おやすみねずみ(∵)

>>258
そうなったら胸熱だなぁ

より深く萌えられるように、是非マジすか3はセンネズ出して欲しい
次世代センター構想がもしあるのなら、そうやって盛り上げて欲しい
まゆゆも珠理奈も、センネズはほんとにはまり役だと思うから

おはセンネズ
センターさん回復祈願

昼前あげ

センターさん、ゆっく待っています
二人がならんだ新曲楽しみにしてるよ

あげせんねず(∵)

センネズセンター祈願age

センター心配だよ

センターさん結構深刻そうだよね…
多感な時期だしもともとメンタルもそんな強くなさそうだから心配だ

強いてツッコムとメンタル弱くはない

ブラックボードの放映っていつつつつつつつ？

センターさん早くよくなるといいね。
今年はしつこい風邪も流行ったみたいだし。
ネズミさんも今日は寒い中
沢山の人の脈をとったらしいが体調崩してないだろうか？
人の血脈を感じる事で、
ネズミ拳法の回復術を取得して帰ったのかもしれん。
今頃白いパーカー羽織ってセンターに回復魔法を打ってるはず。

>>270
4/5に優子さん
4/7にセンター
が出るよ

ＳＫＥを引っ張っていかなきゃという責任感やセンターの重圧、誹謗中傷に11歳からこれまで耐えてきたんだからメンタルは十分強いよ。
ただすごく真面目で責任感が強い分、必要以上に沢山考えて一人で抱え込んでしまいがちなんだと思う
これまで命がけで頑張ってきた事が一瞬で粉々になるかもって思ったら、いくら強くてもこうなるよ…

自分はまゆヲタで、先日まで紅白のメイキングでニヤニヤしてたけど今はそんな気になれないです…
早く珠理奈が元気になりますように。

センネズおやすみ

ベッドに横たわるセンターの側にネズミの図
セ「ごめん　ネズミ　　こんな大事なときに」
ネ『気にするな　今はゆっくり休め』
セ「でも　せっかく前田がいなくなってテッペン獲る絶好のチャンスなのに」
ネ『大丈夫だ　慌てなくていい　ボチボチいくさ』
セ「……なんならお前だけでも……」
ネ『バカか　お前のいないテッペンに何の意味がある　余計なこと考えるな』
セ「…　ネズミ　…」
ネ『その代わりお前が元気になったら一気に獲りに行くぞ』
セ「…あっ　あぁ…」
ネ『だから今は休め　お前は闘いすぎだ少々休んでも罰は当たらないよ』
セ「…うん　　　ありがとう…　　　　ネズミ…　」
ネ『ずっと　一緒だ　俺とお前は　これからも　ずっと…　』
セ「　…　　うん　…　」


間の表現が難しい　ごめんなさい　上手い人書いて。

センネズおはよう

>>274
日当たりのいい保健室だな

センター大丈夫かな

上げセンネズ

センターさんが珠理奈みたいな状態になったら、ネズミさんは>>274みたいに慰めたあと、敵を刺しにいくな

>>279
ネズミさんかっけえええ

センター待ってるよ

ネズミさんならやりかねない

おやすみセンネズ

センターさんの回復祈願

(^ω^)人(^∀^)ﾉ

>>285
このAA可愛い

センターさん頑張れ！
ブラックボード見るからね

(^ω^)人(^∀^)ﾉ これ流行らせようずwww

まゆゆきりんスレみたいになればいいね
(^ω^)人(^∀^)ﾉ

あげげ

まゆゆきりんスレ素晴らしいＡＡ職人がいるんだよなｗ
(^ω^)人(^∀^)ﾉで紅白メイキングのやりとりＡＡとか見てみたいわ〜

(^∀^)ﾉの体調大丈夫かな・・・
早く(^ω^)人(^∀^)ﾉの活躍がみたいよ

http://i.imgur.com/vmmr5.jpg

夏にセンターが倒れたとき器用な方が描いてくれたやつ

>>292
かなり上手ですね
二人の(^ω^)人(^∀^)ﾉな関係がよく出てて、見てて幸せな気持ちになります

すまん、空気読まないで言ってしまうけど
センネズは大好きなんだけど中の人の体調不良までセンネズのネタにするのはちょっと…

>>294
考えたこともなかったわ

じゅりヲタです　こんばんは
色々意見はあるだろうけど・・・
本気で心配してくれてるのは分かるから自分は純粋に嬉しかったよ
特に>>272のまゆヲタさん　珠理奈のことそんなに理解してくれてるなんて凄く嬉しい

珠理奈にとっての精神的負担の一つは休養中に自分の存在が忘れられる＆関心を持ってもらえなくなる恐怖
ここの人達は憶えていて励ましてくれて珠理奈が死に物狂いで頑張ったセンターと珠理奈を愛してくれてる味方

情報が錯綜していてヲタでも本当の状態は分からないんだ
ただネットで想像されているよりは深刻度が低い可能性のある情報も出てきつつある
だからニヤニヤする気になれないなんて委縮せずに楽しむことは楽しんで待っていて欲しいな
じゅりスレだって「じゅりなあああああ」って叫んで遊びつつ明るく待ってるからねw
紅白DVDニヤニヤ見つつ「また仲良いところ見せて欲しいから絶対帰って来てね」ってお祈りしてくれる方が嬉しい

じゅりヲタも心配し過ぎてストレス溜まってるから
つい八つ当たりチックな人が出てくる可能性もあるけどやんわりやり過ごしてくれるとありがたい
穏やかに和やかに楽しみつつスレを守ってゆっくり待っていて下さると嬉しいです

じゅりヲタさんさあ心配なのは分かるし色々言いたいんだろうけど
そういうのはここに長文で持ち込まないでくれないかな

>>296
了解です
紅白ＤＶＤは結局買ってにやにや観てます

>>296
長いよwww

>>296
長いwwけど思いは伝わった
早く二人(^ω^)人(^∀^)ﾉの活躍がみたい

自分はぜんぜん長くていいけどね
別に内容も変じゃないし

ま、まったり行きたい

じゅりヲタさんこちらこそ、
交流スレでないとわからない事もありますしね。
見た目とのギャップも色々と誤解されやすい子だから、
つい15歳だということを忘れてしまうけど
珠理奈の事を他メンヲタにも理解して貰える場が必要だと思います。

>>296
長いよ
そういうノリは応援スレの中でやってて

>>296、>>302
全く交流するなとは言わないけどさそういう個人の話は各々の応援スレでやってくれない？
ここを見てるのは2人のヲタだけじゃないんだぜ

(^ω^)人(^∀^)ﾉまぁまぁそう熱くならずにマターリいきましょう

>>292
布団の柄のネズミが目つき悪くて、なんかいいなw

>>296
了解、早く元気な姿見せてくれるといいよね
性格上すごく焦ってそうだけど焦らずゆっくり休んで欲しい

というか二人のヲタ以外でもセンネズ好きな人って結構いるんだな！嬉しい
真夏のMVと期待薄かもしれないけどマジすか3が楽しみだなー
忘れた頃に燃料投下してくれるから飽きないわ

おはセンネズ
サプライズのせいで新曲の影が薄いけどMV楽しみ
センネズ分補給できるといいなー

マジすか３の制作が決まった今、珠理奈の復調はセンネズヲタにとっても重大関心事だと思ってたけど…
無理は絶対にして欲しくないけど珠理奈が重症じゃなくて出れる事を祈ってる。何より一番は珠理奈の回復だけどね
それを教えに来てくれて、自粛ムードに沈むスレが明るくなるように丁寧に書いてくれたから長い…違うの？

ここに書くに適した話題だと思うけどな。３出演に無関心なセンネズヲタなんていないだろうし
まゆスレでも話題になってた「じゅりヲタさんになんと声をかけていいか分からない…」
個スレに尋ねに行きにくかったしROMっても分からないから、出向いて来てもらえて助かった。ありがとう

(^ω^)人(^∀^)ﾉ回復を祈りましょう

新曲は腕を組む振り付けがあるとかじゅりスレで見たなー
攻める側と守る側に別れてて攻める側の中心が二人（とぱるるもかな？）みたいだからMV楽しみだね
しかしマジすかの構図すぎるなｗ
>>309
春休みだからねｗとんがりたい子もいるんだろう

おはセンネズ

(^ω^)人(^∀^)ﾉ

まあ俺もみなヲタにゃんヲタじゃないけどビュルみなスレ覗いてるしなw
推しは痩せてるけどチームどすこいスレ好きだったし
しかしじゅりまゆヲタじゃない人がこのスレ見て楽しいのかね

新曲ほんと楽しみ過ぎる。ようやく歌でじゅりまゆが見れるなんて
MVの内容にも期待したい。

　 　 高城　 　 宮澤　 　 倉持　 　 高柳　 　 松玲　 　 山本　 　 横山　 　 北原　 　 河西　　　【守る側】
峯岸　 　 板野　 　 柏木　 　 高橋　 　 前田　 　 大島　 　 篠田　 　 小嶋　 　 指原

　 　 高朱　 　 木崎　 　 竹内　 　 城恵　 　 兒玉　 　 川栄　 　 島田　 　 市川　 　 阿部　　　【攻め側】
山内　 　 入山　 　 岩田　 　 渡美　 　 渡辺 　 　松珠　 　 島崎　 　 加藤　 　 木本

サビ1〜守る側　　　 http://rino.net63.net/upl/u/JKud0d.jpg
サビ2〜攻める側　　http://rino.net63.net/upl/u/mb6i60.jpg

これ見ると新世代頼りねえw
今んとこ勝てる気がしねえわ
さっしーは攻め側に欲しかったなぁ
19歳組。
薫くんも入ってくれれば頼り甲斐あったのに

>>315
攻め側でCD出してほしい

ひる(^ω^)人(^∀^)ﾉ センネズ

焼きそば食うよ

>>315
おいおたべそっちかよｗ

>>317
うちもやきそば(^ω^)人(^∀^)ﾉ

>>318
マジか！私もなんだ(^ω^)人(^∀^)ﾉ

>>315
(^ω^)人(^∀^)ﾉ
凄いあからさまにわけるんだね、確かにおたべがあっちなのはさみしいな
関係無いけどちゅりって初選抜で「守る側」なのか

あげ(^ω^)人(^∀^)ノ センネズ

焼きそば民多いなw

>>321
(^ω^)人(^∀^)ﾉ
ソースの匂いが残ってるww

攻める側はセンネズ率いる期待の新人組って感じだよね
さや姉さっしーゆいはんは攻める側に居た方が自然な気がしないでもないが
秋Pはほんとに珠理奈とまゆゆセットにするの好きだなｗ
自分得なのでいいぞもっとやれだけど

よる(^ω^)人(^∀^)ノ センネズ

(^ω^)人(^∀^)ﾉあげせんねず

やすすの7月からマジすか3をやる予定っていうのは７月から撮影が始まる
というより７月から放送が始まるということなんだろね
てことは5月中には撮り始めるのかウ〜ンびみょーだ

おや(^ω^)人(^∀^)ﾉすみ

>>326
それはまゆじゅりのスケジュールが厳しそうってことかい？

>>328
センターさんの体調面じゃない？

どこぞに１，２ヶ月は入院が必要なんて書かれてるから
じゃないの
自分は２，３日入院してガイシではピンピンしたセンターが観れる
もんだと願って止みませぬ

自称精神科医が大量発生してでたらめ言ってるだけだから鵜呑みにしない方がいいよねｗ
ようやくゆっくり休めるみたいだし、早く元気になるといいね〜新曲のMVやダンスが楽しみ！

センネズおやすみ

センター、ゲキカラ＆学ラン
「マ・ジ・す・か」

おたべ、どっち、ツリ、寒ブリ、年増＆レモン
「学園！」

高橋警部補
「スピンオフ」

ダンス、苗畑ゆめ（正体不明）、ゆりあ＆汐莉
「真夏に咲く徒花！」

ヲタ＆尺
「この後、直ぐ！」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十六話その1

「ここにガンタ連合・フジサキが居るだろ？馬路須加女学園の“てっぺん”がお前を潰しに来たと伝えろ」
ガンタ連合のアジトの前に立ち、センターは門番のヤンキー少女二人を睨み付ける。
「はぁ？何・・・。うぐっ・・・」
問答無用で、ゲキカラが一人のヤンキー少女の顔面を殴りつけた。
「アハハハハ、ダメだよぉ。せっかく、センターちゃんが優しく言ってくれてるのにさぁ。アハハ」
鼻を押さえる少女の頭をゲキカラは両手で掴み、更に膝蹴りを入れた。
鈍い音が辺りに響く。
恐らく歯が折れたのだろう。
崩れ落ちる少女の髪を掴み、ゲキカラは何度も何度も拳を振り下ろした。
ゲキカラの手がみるみる紅く染まる。
もう一人の少女が顔を真っ青にして、
「理解(わか)った。だから、もう止めてやってくれ」
センターはちらりとゲキカラを見て、
「その辺にしとけ、ゲキカラ。おもちゃは中にまだまだ沢山ある」
ゲキカラは掴んだ髪の毛ごと少女を投げ捨て、
「分かった。センターちゃんが、そう言うなら、止めておく。アハハ」
かわいい笑顔で爪を噛んだ。
もう一人の門番が中に入り、直ぐに出て来る。
顔が腫れているのは、フジサキに殴られたからだろうか？
「入れってよ。どうなっても知らねえぞ」
門番は扉を開けた。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十六話その2

「よく来たな、センター！」
趣味の良くない服を着たフジサキがソファーに座り、センター達を見詰めている。
やはり中にいるガンタ連合のヤンキー達は100名程居り、それぞれ手に得物を持っていた。
センター達はアジトの真ん中までゆっくり進み、
《あれがフジサキ、その後ろに居るのが幹部。ミムラ、ヨツヤ、イツキ、そして、ムグルマ。やはり、ダンスや苗畑ゆめはまだ居ないか・・・》
ミムラがセンターを睨み付け、
「こらガキっ！ウチの総長が、『よく来た』って言ってんだよ。返事しろ。殺すぞ、コラっ！」
「フッ、弱い犬程よく吠える・・・」
センターは視線をミムラからフジサキに移し、髪の毛を掻き上げると、
「フジサキ、今日はお前に引導を渡しに来た。潰す前に一度だけ尋ねる。潔く引退しろ」
「はぁ？お前、この状況でそんな事よく言えんな。頭悪りぃだろ？返事はこうさ！」
フジサキは親指を立て、首を掻き切るマネをする。
刹那、アジト内のガンタ連合傘下のヤンキー達が咆哮し、一斉にセンター達に襲いかかった。

>>333-335
乙(^ω^)人(^∀^)ﾉ乙

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十七話その1

おたべが吠える。
「木っ端はウチとフォンデュが引き受ける。ゲキカラ、学ラン、あの幹部達を！そして、センター、フジサキを闘(や)ったり！！」
「まかせた、おたべ。そして、フォンデュ！」
センター達は、フジサキとガンタ連合幹部に向け走りだした。
残されたフォンデュ達に、おたべが言い聞かせる。
「ええ機会や。ウチが喧嘩のイロハ、きっちり教えたる。見ときや、蹴りはこう！オラァ！」
綺麗な右ミドルキックがガンタ連合のヤンキーに決まった。
ヤンキーは崩れ落ちる。
フォンデュ達は素直に感心し、
「すげえ、一撃だぜ」
どっちが感心していると、ツリが叫ぶ、
「あぶない、どっち！」
振り下ろされるバットをギリギリで交わし、
「怖いじゃねーか！オラァ！」
左ミドルキックをヤンキーに放った。
完全に決まらなかったのか、ヤンキーは腹を押さえる。
「外した時は、きっちり止めを刺す！」
おたべはふわっと跳ぶと、ローリング・ソバットをヤンキーの側頭に決めた。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十七話その2

声にならない声を上げ、ヤンキーは白目を？く。
レモンは感動して、
「昨日、センターの家で見た初代タイガーマスクみたいな蹴り・・・。うぐっ」
レモンは殴られたのだ。
「レモン、殴られる時は、相手の腕が伸びきる前に！」
敢えておたべはヤンキーに殴られる。
「ほら、音の割に痛く無いわ」
おたべは唾をぺっと吐き、ヤンキーを睨み付け、
「ようも殴ってくれたな。アンタ、シバくで！」
たじろぐヤンキーを目一杯殴り付けた。
鈍い音がして、ヤンキーは壁に吹っ飛ぶ。
「ええか、年増。殴る時は当てるんやない、打(ぶ)ち抜くんや。それと、寒ブリ、睨み殺すぐらいの覚悟でメンチ切り！」
闘いながらチラ見している年増と寒ブリは、
「はいっ！」
「分かりました。おたべさん！」
素直なフォンデュ達が嬉しいのか、おたべは少し笑い、
「ほんで、多人数の時は一人一人にならず、背中合わせでペアになって闘うんや。とりあえず、木っ端一人15名はノルマな。いくで、フォンデュ！」
『おぉ！』
どっちはツリと、寒ブリはレモンと、そして年増はおたべとペアを組み、ガンタ連合の木っ端を屠っていった。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十八話その1

センター達が襲撃を掛けているビルのすぐ傍に、その黒いレクサスは停まっていた。
中には一組の男女がビルの様子を窺っている。
「しかし、いいんですか？主任？管轄外でこんなに派手に動いて。またボスや署長に怒られますよ」
岩田刑事が心配そうに高橋警部補に尋ねる。
高橋はそんな岩田の言葉を無視するかの様に、後部座席からコンビニの袋を取り、中からアンパンとパックの牛乳を取り出す。
一つを岩田に渡し、
「食っておけ、刑事は体力が基本だからな」
フッと笑うと、
「かまやしないさ。昨夜のホストクラブの件、渋谷南署の連中には迷惑掛けたかもしれないが、
　私に言わせればずっと動かなかった渋谷南署の連中も悪い」
高橋はネズミの連絡の情報通り、“たまたま”行ったホストクラブ“ハウス・オブ・タブー”で
薬物及び未成年に対する飲酒強要を目撃し、現行犯逮捕を行ったのだ。
「そりゃ、主任はキャリアだから、本庁に電話一本入れてどうにか出来る立場ですからね。
　聞きましたよ、来月本庁戻られるんでしょ？」
「あぁ、もう聞いたのか？ホントは所轄の刑事が好きなんだがな」
高橋は寂しそうに笑った。
「正直驚きましたよ。そんなキャリアの人がベタな捜査をされるんですから」
岩田は心の何処かで高橋を尊敬しているようだ。
年齢は岩田の方が年上ではあるのだが・・・。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十八話その2

高橋は少し遠い目をして、
「大家のおやっさんに教わったんだ。昔、刑事になりたての頃、色々とな・・・」
「大家のおやっさんて、殉職された大家刑事の事ですか？新宿北署の？」
岩田は大家刑事の事を知っていたようだ。
高橋は驚きを隠せず、
「岩田、何で大家のおやっさんの事を？」
「だって大家のおやっさん、俺ら所轄の刑事の間で有名でしたから。新宿北署の大家。
　ヤクザもビビる“鬼の大家”って。確か仲間をかばって撃たれ、亡くなられたんすよね。
　でも、まさか、主任が大家刑事の教え子だったとは・・・。それで、アンパンに牛乳ですか。
　納得いきましたよ」
岩田はあっけらかんと答えた。
高橋は窓の外を見て、ぼそりと呟く、
「あの時、私にもっと力があったら・・・」
刹那、岩田がグッと身を起こし、社内のモニターに映し出されている地図に注目する。
「主任、動きありました。例の盗聴器を渡している渡辺議員のお嬢さん、クィーンズホテルTOKYO出ます」
「ついに山が動くか・・・。岩田、渋谷南署に連絡、こちらからの依頼でいつでも出れる準備してもらってくれ」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十九話その1

センターは、ガンタ連合の幹部を護ろうとするヤンキー達の少し前で立ち止まると、ゆっくりと見回し、
「私は無駄な拳は振り上げたくない。そこを退いてくれ」
「うっせぇ、死ね！コラァ！」
鉄パイプを持ったヤンキーがセンターに襲い掛かる。
振り下ろされる鉄パイプを、ゲキカラが間に入って受け止めると、
「アハハ、センターちゃん、優しいんだね。でも、アタシは優しくないから・・・。オマエら、ぶっ殺す！」
ぐいっと鉄パイプを持ったヤンキーを引き寄せ、強烈な膝蹴りを鳩尾に放った。
ヤンキーは白目を剥き、倒れる。
ゲキカラは足元の鉄パイプを拾い、
「アハハハハ、いーもん拾っちゃった。アハハ」
ゲキカラは鉄パイプを振り回し、ヤンキーの群れに突っ込んでいく。
センターはそっと学ランに目配せし、
「ゲキカラをサポートしてやってくれ。私は一人で充分だ」
「しょーがねぇなぁ。センター、ケガすんなよ」
学ランは言い放ち、ゲキカラの元に向かう。
ゲキカラは鉄パイプを力任せに振り回しながら、
「アハハ、学ラン。アタシのジャマすんじゃないよ。アハハ」
「へっ、この前のヤバクネん時の借り、返すだけだ。
背中はオレが見ててやっから、思いっきり暴れろゲキカラ！幹部までの道作んだよ！」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百十九話その2

学ランはぴたっと背中をゲキカラにくっ付け構えると、吠えた。
「アハハハハ、言われなくても、ヤってるよ。アハハ」
ゲキカラは容赦無く鉄パイプを振り回し、ガンタ連合の木っ端をなぎ倒していく。

片やセンターは、神業的ディフェンスでヤンキー達の攻撃を数ミリの範囲でかわしながら、
「そんな攻撃じゃ、いつまで経っても私に当てる事は出来やしない。お前らマジで来い」
ファイティング・ポーズを取ると、人差し指と中指でヤンキー達を誘った。
「クソがぁ、死ねっ！」
顏を真っ赤にしたヤンキーが木刀でセンターに打ち掛かる。
センターは木っ端達が偶然一直線に並んだのを見逃さず、
《ここだ！》
ゆらっと動くと、木刀を持ったヤンキーの顔面を殴り付けた。
渾身の力で顔面を殴られたヤンキーは鼻の骨を折り、そのまま気絶して吹っ飛ぶ。
当然、後ろに居たヤンキー達数人も巻きぞいにして。
センターは拳を握り直すと、吐き捨てる。
「お前ら、弱すぎんぞ。私の遊びの相手にもならない」
数では圧倒的にガンタ連合の方が有利の筈なのに、明らかに空間はラッパッパが支配していた。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十話その1

乱闘が起こっているビルに向かう集団があった。
ダンス、ゆめ、それにダンスを慕うヤンキー少女の集団だ。
数にして20数名。
ダンスは不安気に漏らす。
「正直、アタシ、マジ女とは闘(や)りたくないんだよね」
ゆめは妖しく笑って、
「そうなんですか？ダンスさん。それだったら、こうしたら如何です」
「どうすんの？」
「こうするんです」
ゆめはくるりと振り返り、
「みんなに質問。もし、もしもだよ。
　ダンスさんがガンタ連合を抜け、チームを立ち上げるとしたら、みんなはどうする？」
真っ先にゆりあが、
「それって、“ギャルソー”の復活ですか？だったら、アタシ、着いて行きます」
隣の汐莉も、
「もちろん。わたしも」
皆、口火を切ったかの様に賛同した。
ダンスはあんぐりとして、
「おいおい、ゆめ、事が大きくなりすぎだよ・・・」
「違いますよ、ダンスさん。政治でいう処のこれが“民意”ってヤツですよ。
　ガンタ連合の中に居ても、外に居ても着いて来てくれる。ありがたいじゃないですか。
　ほら、アジト見えてきましたよ。あらら、あの怖そうなのはマジ女ですか。
　手前に転がされてるのは、ガンタ連合のヤンキーですね。
　ヤられちゃったみたいですね。はぁ・・・」
ゆめは深いため息を付いた。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十話その2

ヲタがダンス達を見付け、
「尺、ダンス達が来たぜ」
階段に座っていた尺が、ゆっくりと立ち上がり、
「アタシが話をする。皆んな、休んでていいよ」
ダンス達に向かって歩き出した。
「久しぶりだな、ダンス。それに・・・」
尺はダンス、そして、ゆめに顔を向ける。
「はじめまして、マジ女四天王の“尺”さん。私はゆめ。苗畑ゆめです」
ゆめは深々と頭を下げた。
ダンスはキッと尺を睨み、拳を握って、
「悪いが通してもらいますよ。行かなきゃならないんで。場合によっては、実力を行使しても」
「ぷっ。ダンス、そんなに頑なになるなよ。センターから言われてるんだよ、ダンス一派と苗畑ゆめは通せって。だから、早く行け」
尺は笑ってビルを指差す。
「え？」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十話その3

ダンスは尺の行動が意外だったようで、不思議な顔をした。
尺はゆめの耳元に近付くと小声で囁き、
「ゆめ、あんた、本当は・・・だろ？」
ゆめはだまって頷く。
「しっかし、理解(わか)んないんだよね。何故そうなるのか？理解(わか)ったのは、センターとおたべだけで・・・」
ゆめはニッコリ笑い、
「尺さん、通してくれる代わりに、ヒントを差し上げましょう。アナグラムですよ。ローマ字での。それでは、ダンスさん、行きましょう」
ゆめはダンスの袖を引っ張り、ラッパッパ達の横をすり抜けていく。
ゆりあ達も、初めて見るラッパッパに威圧されながら、ダンスの後を追った。

数分後、アナグラムの意味を知った尺が、
「なるほど！だから、“苗畑ゆめ？なのか！」
大声で叫んだ。
他のラッパッパ達が詰め寄り、尺に聞いたのは言うまでも無い・・・。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十一話その1

ギィっと重い扉が開けられ、アジトのドアが開く。
乱闘中にも関わらず、全員が扉を注視した。
ダンスにゆめ、それにダンス一派達の登場である。
フジサキが顔を真っ赤にして立ち上がり、
「矢神、お前、幹部だろうが！何やってんだ！ゆめ、お前も！早く、このマジ女の連中ぶっ潰せ！」
そんな中、フジサキの前で構えるヨツヤは、じいーっと光景を見詰め、
《やはり、何か変だ・・・。昨日の事といい、今日のこの事といい・・・。
　まるで誰かの書いたシナリオの上を歩かされてるような・・・。いつからこの違和感が？思い出せ・・・。
　昨日、一昨日？いや、もっと前か・・。そ、そうだ、組織の違和感はあのゆめが現れてから。何事も全てアイツのペースで。
　それに・・・、何故、昨日アタシ達に宣戦布告したラッパッパの副部長はここに居ない？ん？あれは・・・》
ヨツヤはゆめの胸元で輝くアクセサリーを見て、はっとする。
《昨日のラッパッパの副部長もアレと似たようなペンダントをしていた気が・・・。ネズミと名乗っていたが・・・。
　もしかして、ゆめとネズミは同一・・・。まさか・・・》
目の前に木っ端達を倒したセンターが近付きつつあった。

「ゆめ、この状況どうする？マジ女と闘うのか？ゲキカラに学ラン、それにセンター。勝てる訳無い」
ダンスが焦って尋ねると、ゆめはクスクス笑い、
「ダンスさん、ご安心を。何も、フジサキさんが怒ってはいますが、静観でいいですよ。もうすぐ状況がハッキリしますから」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十一話その2

センターはガンタ連合幹部連の前に立つ。
勿論、ファイティング・ポーズのままだ。
入ってきたダンス達を眼の隅で確認すると、ニヤリと笑い、
「ネズミ、遅いぞ。私をいつまで待たせる気だ」
刹那、ゆめは指をパチンと鳴らし、
「ゆりあ、パーカー」
神託の様に囁く。
頷いたゆりあが、肩に掛けたバッグの中から真っ白いGILFYのパーカーを取り出し、ゆめに差し出た。
ゆめはブロンドのウィッグを棄て、キャミの上からパーカーをさらりと着る。
フードを深々と被り、
「くすっ。世の中には準備ってものがあるのさ、センター。こんな、フジサキみたいな下衆(げす)野郎を退治するにはね」
ゆっくりセンターに向けて歩き出す。
ダンスはポカーンとして、
「えっ？えっ？ゆめがネズミ？えーーー？どうして？」
ネズミはクルリと振り返り、
「ここからは、これを聞いて自分の意思で決めて下さい。ダンス“さん”」
ネズミはフジサキの方に向き直るとポケットからスイッチを取り出し、ゆっくり押した。

以上です。
ありがとうございました。
やっとネズミが正体をバラしてくれました。

お楽しみ頂けると幸いです。

>>348
乙(^ω^)人(^∀^)ﾉ乙
スイッチが気になるお！

おはセンエズ

http://i.imgur.com/kyATU.gif

>>351
(^ω^)人(^∀^)ﾉ

>>348
乙センネズ

センネズ人気は放送時の一過性のものじゃなく、
一年以上もじゅりまゆ人気を保ち続けたね。
やっぱマジすか学園の影響力半端ない。
次世代センネズWセンターもすんなり受け入れられるんじゃないか？
一般受けはどうだか知らんけど

>>354
二人は(^ω^)人(^∀^)ﾉ永遠

二人が実際にも仲良くなったというのも大きいだろうね

こちらの燃料切れ寸前を見計らったように新たなネタ投下してくれるからね
2人が仲良くなって＆秋Pがじゅりまゆ好きで良かったｗ

ビギナーみたいなWセンターまた見たいな
2人で対になって天を指差す振り付けがかっこいい

よる(^ω^)人(^∀^)ノ センネズ

>>357
センネズビギナーって、秋祭りの時だけしかないよね、確か

>>359
うん、秋祭りのみだね…もったいない

Mステで真夏披露するときに真夏+初めてミリオン行った曲ビギナーって感じでメドレーしてくんないかな
真夏は次世代意識してる選抜だし、
真夏披露した後ビギナーを公式次世代エースコンビセンターでやったらすごく盛り上がりそう
このスレと自分がｗ

何も知らなくて(^ω^)人(^∀^)ﾉいいビギナー

>>351
悶える。

センター＆ネズミ
「マジすか学園！」

ダンス＆シブヤ
「スピンオフ」

ゲキカラ
「真夏に咲く徒花ぁ！」

尺、ヲタ、バンジー、アキチャ、ウナギ、
ムクチ、大歌舞伎、小歌舞伎、アニメ、
ライス、ジャンボ、昭和＆だるま
「このあと、すぐっ！！！」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十二話その1

アジトの中が暗くなり、密かに設置されたモニターからフジサキ達の昨日のホストクラブでの写真、そして、雑音混じりの会話が流れ出す。

ザッ、ザザーーーァ
『今月、上納金は大丈夫なんすけど、仕事するのにイマイチ人が足りません・・・』
『ハァ？ヨツヤ、お前、何言ってる。木っ端なんて所詮使い捨て、幾らでも替えがきくだろが。
　金さえ溜まれば、こんなシケた東京とおサラバさ。
　その為の木っ端であり、木っ端を集め易くするためのヤンキー校の“てっぺん”襲撃なんだから。
　世の中、所詮、金なんだよ』
『そうは言いますが・・・』
『言うコト聞かない連中は、腕に物を言わすか、クスリ使って借金漬けで固めちまえ。
　最悪、売り飛ばすか殺(ヤ)っちまってもいいさ。そんな事より、酒だ酒。
　ヨツヤ、お前、しけたツラだなぁ。だから、モテねぇんだよ。
　翔くん、もっとこっちおいでよ、ピンドン入れるからさぁ・・・。今日、お泊りいいんでしょ？
　お金なら、たくさんあるんだから・・・』
ザッ、ザザーーーァ

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十二話その2

『今のフジサキさんの声だよな』
『マジでオレら棄てられるのか』
『もう、やってらんないぜ・・・』
『利用されてただけじゃん。オレ、ガンタ連合抜けるわ』
『おれも・・・』
アジトの中がザワつきだし、結果、カランカランとガンタ連合のヤンキー達が手に持った得物を床に落とす。
完全に戦意を喪失していた。
ガンタ連合のヤンキー達は、フジサキ達を睨み付けるとアジトを出て行こうとするが、
「逃げんな！そんなんだから、お前達は負け犬なんだ。信用しようが、信用しまいがフジサキはお前らの頭だろう。最後まで見ろ」
センターが吠えた。
ガンタ連合の木っ端達は、雷に打たれたかの様に固まる。
刹那、ネズミがセンターに背中を合わせ、真顔のまま、
「センター、待たせて悪かった。だけど、『一人にはしない』って言っただろ」
「あぁ、ネズミ。私は信じてた。お前が来るのを。さっさと幹部をやっつけ、フジサキを倒すぞ」
ネズミは背中越しに、センターの気力が通常の2倍にも3倍にも膨れ上がるのを感じた。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十三話その1

「おい、何をやってる。マジ女ぶっ潰せ！」
フジサキはどなり散らすが、ガンタ連合の木っ端達は動こうとしなかった。
わなわなとフジサキは唇を震わせ、
「ミムラ、ヨツヤ、イツキ、ムグルマ、お前らでラッパッパ、ヤっちまえ！殺してもかまわねぇ。行けや！」
幹部達は日ごろからフジサキに美味しい思いをさせてもらっている義理があるのだろうか、
それとも、ガンタ連合の幹部というプライドがあるのか、怖いオーラを放つと雄叫びをあげセンター達に向かってきた。
ゲキカラとイツキ、学ランとムグルマ、ネズミとミムラが向かい合う。
しかし、ヨツヤだけが意外な行動にでる。
センターではなく、目標をダンスと定めたのだ。
ヨツヤは一気に走り抜け、ダンスの前に立った。
くくっと笑うと、刺すような目付きでダンスを睨み、
「矢神、よくも騙してくれた。まさか、ゆめがマジ女のネズミだったとわね。
　最初からガンタ連合乗っ取るつもりだったんだろ？この裏切り者がぁ！」
「へっ？」
ダンスは状況がまだ掴めてなく、躊躇するしかない。
ヨツヤは手に持った木刀でダンスに斬り付けようとするが、急に横から出てきたハイキックに木刀を弾かれた。
ヨツヤに焦りの色が見え、
「お前は・・・」
ダンスは目を疑う。
目の前にサマンサ・タバサの制服に、黒ではなくマジ女四天王時代のピンクのスカジャンを着こんだシブヤが立っていたのだ。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十三話その2

「ダンス、お前、何をやってる。命令だ。こんなカス、ぶっ潰せ！」
「シブヤさん、何で・・・？」
ダンスは驚きを隠せない。
シブヤはゆっくり腕を組み、
「んな事(こた)ぁ、どうでもいい。ダンス、アタシを怒らせるな。さっさとこのブスどうにかしろ、目障りだ」
ダンスはピンと背を伸ばし、
「は、はい。シブヤさん」
ダンスはシブヤの前に出ると、軽く二度三度跳びステップを取り出す。
《そう、目の前にいるヨツヤは敵。シブヤさんがそう言うのだから、絶対的な敵》
ダンスは自身に言い聞かせた。
迷いは無い。
素手になったヨツヤはダンスに殴り掛かるが、全ての拳を蹴りで弾かれる。
ビッとポーズを決め、構えなおしたダンスは、
「ヨツヤ、反撃させてもらう。アチャ！」
鮮やかな蹴りを繰り出して反撃を始めた。
安心したシブヤは、フッと笑い、
「ヨツヤぁ、一つ教えてやろう。なぜ矢神がダンスと呼ばれているかを。
　こいつの攻撃は美しいんだよ。舞を踊ってるみたいにね。
　だから、ダンスなのさ」
後ろに控えていたゆりあ達は、この圧倒的なシブヤの貫録とダンスの華麗な攻撃に、只々目を奪われていた。
誰かが呟いた。
『やっぱり、ダンスさん、スゴいっす・・・』

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十四話その1

シブヤは少し下がると、ソファーに腰を下ろした。
チラリとネズミを見て少し頷く。
ネズミもまた頷いた。
そう、シブヤがネズミに出した依頼は、ダンスの捜索と身辺保護だったのだ。
《ようござんしたね、ダンス。シブヤはアンタが思っている以上に、アンタの事を大事に思ってるんすよ。
　さて、あっしもこいつをやっつけやすか》
相手がいないセンターは、ネズミを気にして、
「ネズミ、そいつ俺が相手しようか？」
「センター、大丈夫。“てっぺん”は、私達が幹部を倒してから、最後にフジサキを食えばいいのさ。卵焼きの様にね」
ネズミは落ち着いた口調で応えた。
「じゃあ、任せた。ネズミ」
センターはネズミの背中から外れ、腕を組むとじいっとフジサキを睨み付ける。
「裏切り者がごちゃごちゃ言ってんじゃねー」
ミムラは怒りにまかせてネズミに殴り掛かった。
ネズミはフワリと右に避ける。
パーカーのポケットからスタンガン機能の着いたグローブと取り出すが、
クスっと笑い、
「クズ相手に、これはいらないっすね」
ポイっとミムラの足元に投げ捨てた。
「誰がクズやっ！」
ミムラは力任せに拳を振り回すが、ネズミはコミカルにかわしながら反撃の機会を待つ。
刹那、タイミング良くミムラの左足を引っ掛ける。
ミムラが後ろ向きに倒れる処に、ネズミは肘を合わせた。
鈍い音がしてミムラの口が紅く染まる。
歯が折れたのだ。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十四話その2

「あーあ、どうしてくれるんすか？ミムラさん。パーカー、汚れちゃったじゃないっすか。コレ、高いんすよ」
ネズミは肘に着いた血を、ふざけながらミムラに見せた。
ブチんとミムラの中で何かがキレる音がして、足元にあったグローブを手に取る。
ネズミが先程捨てたスタンガン付きのやつだ。
ネズミの顔色が変わり、
「まさか、それ使わないっすよね？素人が触るとヤバいんすよ。
　間違ってもMAXなんかした日にゃあ、殺してしまいやすから。返して下さい、ミムラさん」
ミムラはイヤラしく笑い、
「う゛っぜぇ゛。お゛ま゛え゛、ごろじてやる゛・・・」
グローブを嵌めると、メモリをMAXに回した。
ネズミは深―くため息を付き、残念そうに、
「一つ言うの忘れてやしたが、最近、そのグローブ調子が悪くって。
　メモリをMAXにして3秒経つと、自身に対して最大放電するんすよ。
　だから、あっしは使わなかったんすけど・・・。あっ、もう3秒経ちやすか。
　すいやせん、言うの遅くって」
「え゛、え゛、う゛ぞ・・・。ぎゃ・・・」
ミムラは口から煙を吐くと、失神してその場に崩れた。
ネズミはペロッと舌を出し、
「人の言う事は、最後までちゃんと聞くもんすよ、ミムラさん。それに、あっしが意味も無く捨てる訳ありやせん。くすっ」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十五話その1

センターがちらりとゲキカラを見た。
ゲキカラはガンタ連合幹部のイツキと対峙している。
イツキの手には日本刀が握られており、その太刀筋からイツキが剣道の有段者である事はセンターの目にも判明(わか)った。
勿論、ゲキカラも鉄パイプを持ってはいたのだが・・・。
数度の鍔迫り合いで、どう攻め込むか決めあぐねていた。
《ポン刀はさすがに拙い。あの切っ先の速度、私なら掻い潜れるか》
センターはゲキカラに声を掛ける。
「ゲキカラ、イツキは私が・・・」
ゲキカラはセンターに目をやり、無邪気に笑うと、
「アハハ。ダメだよ、センターちゃん。こいつはアタシのエモノだよ。アハハハハ。オラァ！」
鉄パイプでイツキに殴りかかった。
イツキはふわりとゲキカラの攻撃をかわしながら、
「そんなムチャクチャな攻撃では、ウチは倒せん」
イツキは改めて日本刀を正眼に構えると、深呼吸をし、
「キエエエェェェッ！」
鋭い突きを数度繰り出した。
ゲキカラのスカジャンが切り裂かれ、そのままゲキカラは吹っ飛ぶ。
いや、正確には自ら後ろに飛んで、剣先をかわしたのだ。
でなければ、致命傷を負っていた・・・。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十五話その1

センターがちらりとゲキカラを見た。
ゲキカラはガンタ連合幹部のイツキと対峙している。
イツキの手には日本刀が握られており、その太刀筋からイツキが剣道の有段者である事はセンターの目にも判明(わか)った。
勿論、ゲキカラも鉄パイプを持ってはいたのだが・・・。
数度の鍔迫り合いで、どう攻め込むか決めあぐねていた。
《ポン刀はさすがに拙い。あの切っ先の速度、私なら掻い潜れるか》
センターはゲキカラに声を掛ける。
「ゲキカラ、イツキは私が・・・」
ゲキカラはセンターに目をやり、無邪気に笑うと、
「アハハ。ダメだよ、センターちゃん。こいつはアタシのエモノだよ。アハハハハ。オラァ！」
鉄パイプでイツキに殴りかかった。
イツキはふわりとゲキカラの攻撃をかわしながら、
「そんなムチャクチャな攻撃では、ウチは倒せん」
イツキは改めて日本刀を正眼に構えると、深呼吸をし、
「キエエエェェェッ！」
鋭い突きを数度繰り出した。
ゲキカラのスカジャンが切り裂かれ、そのままゲキカラは吹っ飛ぶ。
いや、正確には自ら後ろに飛んで、剣先をかわしたのだ。
でなければ、致命傷を負っていた・・・。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十五話その2

フジサキはニターっと笑って、
「コラ、センター、ウチのイツキは強（つえ）えぞ。このままだとゲキカラは、本当に死んじまうかもな。ひゃひゃひゃ」
センターはフジサキを睨んだまま、
「フジサキ、お前はまだゲキカラの本当の恐ろしさを知らない。ゲキカラ、構わん、リミッター外してやれ！」
ゲキカラはゆらりと立ち上がり、爪を噛みながら、
「アハハハハ、いいの？センターちゃん？アハハ、怒って・・・る？」
「あぁ、許可する。その為にお前にやったネックレスだ。イツキごときに負けることは、私が許さん。
　私は怒ってるぞ、ゲキカラ。さっさとカタを着けろ」
センターは呟く。
刹那、ゲキカラの首ががくんと落ち、
「アハハ、アハハハハ。壊れる・・・。壊れるよ・・・。アハハ。ゼンブ、壊れてしまえ・・・。アハハハハ」
ゲキカラの頭の中にノイズが走り、身体を黒いオーラが包む。
頭を上げた時には首元に“PUNK”と“METAL”の二つのネックレスが輝き、じぃーっとイツキを睨み付けると、
「ぶっ殺す！」
覚醒したゲキカラがそこに居た。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十六話その1

「てか、何でシブヤがココに来んだよ」
突然襲来したシブヤにヲタ達チームホルモンは、戸惑いを隠せなかった。
「てか、尺、何で通したんだ？」
バンジーの問い掛けに、尺は首を軽く横に振り、
「しょうがねぇだろ。あのピンクのスカジャン着てこられちゃ・・・」
「確かに、ピンクのシブヤは旧四天王のシブヤだもんな。黒ならヤバクネで潰すけど・・・」
軽くため息を着いてアキチャは納得する。
「てか、ダレが呼んだんだ？」
ウナギが疑問を口にして、ムクチが首を傾げた刹那、
「あ゛−−−。やっと、理解出来た！なるほどね」
尺は何かの答えを見付けたようだ。
「何が理解できたんや？」
だるまは問い掛ける。
「“苗畑ゆめ”の正体だよ。“ネズミ”を並べ替えると、“苗畑ゆめ”になる！」
尺は頭のモヤモヤが取れたのか、妙にすっきりした面持ちで答えた。
「はぁ？どうゆう意味だ？“ネズミ”の3文字を並べ替えても、文字は増えるわけない。“苗畑ゆめ”にはならないよ」
大歌舞伎は分からなくて少しイライラしている、小歌舞伎も同じく・・・。
尺は深くため息を付き、
「しょうが無(ね)えなぁ。ゆっくり説明してやるよ。ライス、ネズミの本名は？」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十六話その2

いきなり話を振られたライスはテンパって、
「え？ネズミの本名・・・？アニメ、何だっけ？？」
アニメは知っていたのか、
「渡辺だよ、渡辺。ライス、知らねぇのかよ。アレでも、一応、ウチらの副部長だぜ」
「だったら、ネズミの下の名前は？」
尺は冷ややかな視線で尋ねた。
「うっ・・・。渡辺・・・、何だっけ？ジャンボ？」
「オレが知るワケ無いだろ」
ジャンボは最初から白旗を上げている。
アニメは昭和に視線を向けるが、知らないと首を横に振る。
尺は再びため息を付き、
「はぁー。いいか、お前ら、知らないのに知ってる振りすんじゃないよ。
　恥かくだけだからね」
『尺姐、すいませんでした』
チーム尺は深々と頭を下げた。
どうやら、チーム尺にとって尺の存在は絶対的なモノらしい・・・。
「いいかい。ネズミの本名は、渡辺麻友（わたなべまゆ）」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十七話その1

まだラッパッパの中では頭の回転が早い歌舞伎シスターズが、直ぐさま、
「尺、“わたなべまゆ”を並べ替えようにも、“なわばたゆめ”にはならないけど？」
「そうそう、がんばっても、“なわべたゆま”が限界っす。姐き」
「だよねぇ・・」
「普通はそうだよね。腹立つけど、ネズミはたまに言うだろ。
　『ネズミさんは、ココが違うって』。それもヒントになってんだよ。
　普通じゃ理解(わか)らない。潜入してスグに正体がバレちゃ仕方ないからね。
　それでも、ウチらラッパッパに“ネズミはココにいます。”ってのを発信しなくちゃいけない。
　喧嘩売られちゃ、どうしようもないからね」
アキチャが呆れ気味に、
「尺、ここぞとばかりに尺取ってるだろ？」
尺はにぃっと笑って、
「いいんだよ。許可もらったから」
「おいおい、誰の許可だよ・・・」
ヲタが突っ込むが、尺は全く相手にせずに、
「答えは、ローマ字並べ替えのアナグラムなの。つまり、書くとこうなる」
尺はビルの壁に貼ってある防災ポスターの白い部分にペンで書いた。

WaTaNaBe MaYu

「これを並べ替える」
尺はそのまま矢印で、きゅーっと入れ替える表示を書く。
そして、もう一度その下に書いて見せた。

NaWaBaTa YuMe

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十七話その2

尺は自信満々に、
「ほら、苗畑ゆめになったろ？」
他のラッパッパたちは、目からウロコの様子だ。
ウナギがはっとして、
「でも、これ、センターとおたべは即時に理解したんだよな・・・」
「だからセンターは、苗畑ゆめには手出し無用と・・・」
「なるほど・・・」
ラッパッパ達は感慨深く頷いた。
暫くして、ライスがビルの中が少し静かになったのに気付き、
「尺姐、もうガンタ連合のヤンキー来そうにもありませんし、ウチらも中に！」
尺は周りを見回し、
「そうだな。ウチらも入るか。とは言っても、全員入るのは・・・。
そうだ、ライス、ジャンボ、アニメ、それに昭和。お前ら、ジャンケンしろ。
負けた奴二人残れ。一人はココ。もう一人は渋谷の駅に様子見に行ってこい。
何かあったら、アタシの携帯に電話。いいね？」
結果、昭和とアニメが負けて、昭和がビル前にアニメが駅に身に行く事となる。
かくして尺達はエレベーターに乗り、ガンタ連合のアジトに向かうのであった。

以上です。
ありがとうございました。

お楽しみ頂けると幸いです。
残り15話で完全終了。
それまで今しばらくお付き合いください。m(__)m

>>377
朝乙！楽しみにしておりまする(^∀^)ノ

>>377
乙(^ω^)人(^∀^)ﾉ乙

んまなつうううううううううう
TVで披露するまでに回復するといいね
念願のセンネズセンター！

おはセンネズ

ひる(^ω^)人(^∀^)ノ センネズ

午後(^ω^)人(^∀^)ﾉせんねず

あげるよセンネズ

あげ(^ω^)人(^∀^)ﾉせんねず

あげセンネズ

あげ(^ω^)人(^∀^)ﾉます

(^ω^)人(^∀^)ﾉ

おやセンネズ

土曜日(^ω^)人(^∀^)ノ センネズ

保守(^ω^)人(^∀^)ﾉ保守

まゆゆは珠理奈が入院してるの知っているのか気になる木

>>392
何とも不思議な(^ω^)人(^∀^)ﾉ木ですから

まゆゆはそりゃ知っているだろな。

世間であんま知られてないのが問題な気がする木

あげ(^ω^)人(^∀^)ﾉセンネズ

今日0時15分からNHKBSプレミアムでAKBの西武ドームの二日目をやるんだけど、伝説のセンネズの抱擁は放送されるかな

映るといいね

IPPONみてたらブラックボード忘れてたよセンネズ(´・ω・｀)

あっさんが卒業した後のビギナーはまゆゆと珠理奈のWセンターの時代となるか

>>399
熱烈希望

ちらっと映ったセンネズ

画面に見切れるようにイチャつくセンネズ発見www

抱擁シーンカットされてたー

おやセンネズ

(^ω^)人(^∀^)ノ
センネズおはよう

Good(^ω^)人(^∀^)ﾉMorning
Nezumi. Center.

二人は(^ω^)人(^∀^)ﾉ永遠

ゲキカラ、センター＆学ラン
「マ・ジ・す・か」

年増、おたべ、ダンス、シブヤ
「学園！」

バンジー、ウナギ、アキチャ、ムクチ、
大歌舞伎、小歌舞伎、尺、ライス＆ジャンボ
「スピンオフ」

ネズミ、
「真夏に咲く〜！」

アニメ、仲俣＆竹内美宥
「徒花！！！」

チハル、カムバック、まゆげ、３色、まりやぎ＆藤江れいな
「この後、すぐ！」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十八話その1

「アハハ、楽しいね。ガチのケンカは。アハハ」
覚醒したゲキカラの無茶な攻撃に、イツキは恐怖を覚える。
《こいつ、ポン刀相手に命が惜しないんか？せやけど、ウチも負ける訳にはいかんのや》
イツキは、手にした日本刀で、ゲキカラの鉄パイプを薙ぎ払う。
キンと高い金属音がして、鉄パイプが両断された。
数センチずれていれば、指ごと切断されていただろう。
ゲキカラは手にしていたクズとなった鉄パイプを投げ捨てた。
さすがにゲキカラでも、無策のままイツキに突っ込んでいくのは自殺行為だと思ったのか、急いで周りを見回し、
「アハハハハ。いーもん、あるじゃん。アハハ」
呆然と闘いを見ているガンタ連合の木っ端を殴り倒し、手に持っていた鎖を奪った。
長さは1m50cmくらいだろうか。
素早く左手で鎖の端を握ると、手の甲と腕にぐるぐるっと鎖を巻き付ける。
ゲキカラは妖しく笑い、
「でーきた。アハハハハ」
「何が出来たや！」
イツキは切り付けるが、寸前の処でゲキカラの鎖の拳にガンと弾かれる。
勿論、この鎖の拳でさえタイミングを見誤れば簡単に腕を切断する様な惨事なのだが、ゲキカラの格闘センスがそれを防いでいた。
何度も何度も切りつけては弾かれるので、埒が明かないと思ったイツキは、
「次で決めたるわ。往生せいや！」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十八話その2

すっと目を細め、狙いをゲキカラの心臓に定めると、
「死ねぇーーーーっ！」
かなりの速度で突きを繰り出した。
刹那、ゲキカラは腰を落とし、カウンターで左腕を突き出す。
甲高い金属のぶつかる音がして、二人の影が固まった。
イツキは信じられないといった顔をする。
ゲキカラの腕と鎖の間に、イツキの日本刀が挟まっており、
「何？アンタ、もしかして狙ろてたんか？」
「アハハ、そんなの知らないよ。オラァ！！！」
右の拳で真剣を殴り付ける。
ピキーーーンと綺麗な金属の割れる音がして、イツキの愛刀は根元から折れた。
イツキの負けだった。
ゲキカラは、折れた刀身を鎖からゆっくり引き抜くと、ゆっくりイツキに近付き、
「これなーんだ？アハハハハ」
綺麗な宝物を見るように一通り眺めた後、
「アハハ。もういらない」
壁に向かって刃を投げる。
折れた刀は、壁に深々と突き刺さった。
剣を折られたイツキはじりじりと下がり、
「ウチの負けや。もう勝負は着いたやろ・・・」
折れた剣を盾に、首を横に振る。
ゲキカラは右の爪を噛むと、首を横に振り、
「ううん。まだだよ、アハハハハ」
ぶらんとさせた鎖の左拳で、イツキの顎を思い切り殴り付けた。
骨が粉々に砕ける嫌な音がして、イツキがフジサキの脇にぶっ飛んで落ちる。
ゲキカラが追い打ちを掛けようとするが、センターが手を出して止め、
「そこまでだ、ゲキカラ。勝負は着いた。お前の勝ちだ」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十九話その1

「ちぇっ。でも、センターちゃんが『止めろ』って言(ゆ)−から、止める。アハハ」
ゲキカラは、腕に巻いた鎖を解きながら、学ランに目をやり、
「アハハハハ。学ラン、手伝ってあげよーか？アハハ」
「うっせえ、ゲキカラ。今からがいいトコなんだよ！」
学ランは、ムグルマを睨んだまま吠える。
事実、ゲキカラが手伝おうかと言ったのは冗談では無く、学ランはムグルマに苦戦していた。
昨日、センターと闘った時に痛めた右拳のせいで、全力で殴れないからだ。
しかも、ムグルマは素早い動きで、殴っては離れるヒット・アンド・ウェイを繰り返す。
フジサキは、傍らに転がるイツキを踏みつけ、
「学ラン、ウチのムグルマは強(つえ)えだろ。元、オリンピック候補だからな。やっちまえ、ムグルマ！」
ムグルマはコクンと頷き、ステップの速度を上げる。
学ランは殴られながら、
《それで・・・。見たことあるはずだぜ。でも、どうする・・・。うっ》
ズキンと右拳がまた痛んだ。
学ランは、チラリと右手を見て、
《どうせ痛めた拳だ。だったら・・・》
学ランは腹を括った様で、一度蹴りを繰り出してムグルマと距離を取ると、
「ムグルマぁ、ほら打ってこいよ。オレの面(ツラ)ぁ、ここだぜ。それとも、お前のボクシング・テクニック程度じゃ、正確に殴るのは無理か？」
両手をだらりと下げ、ムグルマを誘った。
マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十九話その1

「ちぇっ。でも、センターちゃんが『止めろ』って言(ゆ)−から、止める。アハハ」
ゲキカラは、腕に巻いた鎖を解きながら、学ランに目をやり、
「アハハハハ。学ラン、手伝ってあげよーか？アハハ」
「うっせえ、ゲキカラ。今からがいいトコなんだよ！」
学ランは、ムグルマを睨んだまま吠える。
事実、ゲキカラが手伝おうかと言ったのは冗談では無く、学ランはムグルマに苦戦していた。
昨日、センターと闘った時に痛めた右拳のせいで、全力で殴れないからだ。
しかも、ムグルマは素早い動きで、殴っては離れるヒット・アンド・ウェイを繰り返す。
フジサキは、傍らに転がるイツキを踏みつけ、
「学ラン、ウチのムグルマは強(つえ)えだろ。元、オリンピック候補だからな。やっちまえ、ムグルマ！」
ムグルマはコクンと頷き、ステップの速度を上げる。
学ランは殴られながら、
《それで・・・。見たことあるはずだぜ。でも、どうする・・・。うっ》
ズキンと右拳がまた痛んだ。
学ランは、チラリと右手を見て、
《どうせ痛めた拳だ。だったら・・・》
学ランは腹を括った様で、一度蹴りを繰り出してムグルマと距離を取ると、
「ムグルマぁ、ほら打ってこいよ。オレの面(ツラ)ぁ、ここだぜ。それとも、お前のボクシング・テクニック程度じゃ、正確に殴るのは無理か？」
両手をだらりと下げ、ムグルマを誘った。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百二十九話その2

ムグルマは、バカにされた事に腹を立て、
「そんなに殴られてぇなら、殴ってやんよ！」
ムグルマは踏み込み、左右のストレートで学ランの頬を殴る。
反動で、学ランがよろめいて少し後ろに下がった。
ムグルマがフィニッシュ・ブローを出そうと、更に踏み込んで左ストレートを放った刹那、
《へっ、待ってたぜ。このタイミングをよ！》
学ランは痛めている右拳を固く握り、正確に飛んでくるムグルマの拳を力の限り殴り付けた。
激しい衝突音、そして・・・。
「うわぁぁぁああ！あたしの拳が、拳がぁ！」
ムグルマは左手を押さえ、踞っていた。
骨が砕けた様だ。
勿論、学ランの右拳も無事では無い。
学ランは歯を食いしばり、痛みを堪えると、
「ムグルマ。オメーよぉ、拳一つでガタガタ言ってんじゃねぇーよ！」
フワリと舞い、綺麗なローリング・ソバットをムグルマの頭に放つ。
ムグルマはぎゃっと短い悲鳴を上げ、その場に倒れ込んで失神してしまった。
学ランは痩せ我慢の面持ちで、それでも、左手で髪の毛に櫛を入れるとニヤリと笑い、
「すまねぇ、センター。時間かかっちまった。オレも、まだまだマジがたんねぇな」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十話その1

「おたべさん、ダンスのアレって・・・」
ダンスの舞うような攻撃に魅了されている年増が、おたべに尋ねる。
「綺麗やな。アレは恐らく、白鶴拳(はっかくけん)ちゃうかな」
『ハッカクケン？』
フォンデュ達はそろって首を傾げた。
「白い鶴の拳法と書いて、白鶴拳。カンフーの一種で・・・」
おたべの言葉をシブヤが遮り、
「正確には、“百華式白鶴拳”って言うのさ・・・」

ダンスは舞いながら、正確に蹴りや拳をヨツヤに撃ちこんでいく。
ヨツヤも負けずに拳を振るうが、こちらはことごとくダンスに弾かれた。
《こいつ・・・、強い》
ダンスは構えると、
「桔梗（じぃぇげぇん）！」
綺麗な軌道を描く上段蹴りをヨツヤに撃ちこむ。
「うっ・・・」
「次、薔薇（くぃあうぇい）！」
両方の手の平で花の形を造り、気を込めてヨツヤの身体を貫いた。
かなりのダメージを受けているヨツヤは、吹っ飛ぶがよろよろと何とか立ち上がる。
シブヤはソファーから身を少し乗り出し、
「ダンス、次で決めろ。いいな」
「はい、シブヤさん！」
ダンスは走り込みながら、跳び上がり、
「最後、紫陽花（しぅくぅふぁ）！」
袈裟掛けに踵を落とす。
着地するとそのまま無数の拳でヨツヤを殴り付けた。
「タァ、タァ、タァ、タァ、タァ、タァ、タァ、タァ、ホワタァ！」
「ぐっはっ・・・」
ヨツヤが血を吐き、後ろに吹っ飛んだ。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十話その2

刹那、アジトのドアが開き、
「どんな・・・、うわっ！」
扉を開けたヲタが避ける。
悲劇だったのは後ろにいたバンジーで、飛んできたヨツヤの頭が顔に当たった。
「痛ったぁ・・・。げっ、最悪・・・」
たらりと鼻血が出ていたのである。
「バンジー、これ」
ウナギがポケット・ティッシュを差し出した。
「おめー、だれに当たってんのか、理解(わか)ってんのか、コラっ！」
バンジーはティッシュを鼻に詰めながら、ヨツヤの腹を蹴る。
全く反応が無いので面白くないバンジーは、もう一度ヨツヤの腹を蹴りアジトの中に入っていった。
残りのアキチャやムクチ、歌舞伎シスターズ、尺、そしてライスとジャンボも続く。

「シブヤさん、ヨツヤ倒しました」
嬉しそうにダンスがシブヤに報告した。
しかし、シブヤは険しい表情のまま、
「まぁまぁだな。あんなブス、次からは瞬殺しろ。いいな、ダンス」
「はい！」
ダンスはピンと背筋を伸ばすと、深々と頭を下げる。
シブヤはクスッと笑い、着ているピンクのスカジャンを脱ぐと、
「ダンス、お前にコレをやる。今日からはお前が着ろ」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十一話その1

「えっ！いいんですか？シブヤさん」
ダンスは驚きを隠せない。
シブヤはすっくと立ち上がり、
「ネズミ、それにセンター。ダンスはマジ女に復学させる。いいな」
センターはフジサキを睨んだまま、
「好きにしろ。ダンス、戻ってくるなら、お前もラッパッパに入れ。ネズミ、文句は無いな」
センターはアジトの壁に掛かっている鏡越しに、ダンスの闘いを見ていたのだ。
ネズミはにいっと笑い、
「勿論。センターが決めた事なら」
ダンスの耳元でシブヤは囁く。
「ダンス、マジ女を卒業したら、ウチの店で働け。店長にはアタシから話を付けておくから。理解(わか)ったな」
ダンスの瞳から涙がこぼれ、
「は、はい。シブヤさん。アタシ、マジ女に戻ります。そして、卒業します」
「待ってるからな、ダンス」
シブヤはダンスにそう告げ、ガンタ連合のアジトから出て行こうとする。
ふと立ち止まり、振り返ると、
「センター、フジサキごときに負けんじゃねぇぞ。優子さんが守ってきた最強伝説途切れさせんな！」
センターはゆっくり髪を掻き上げ、
「シブヤ、誰に対して言ってる。私は“てっぺん”だぞ」
シブヤは、センターの言葉に安心したのかフッと笑い、ガンタ連合のアジトを出て行った。
恐らくはセンターの、いや、ラッパッパの勝利を確信しているのだろう。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十一話その2

ネズミは軽く首を回し、
《さて、これで残るはフジサキ只一人。これがガンタ連合の最期・・・》
ネズミはポケットの中にあるリモコンのスイッチを入れる。
先程、フジサキのホストクラブでの写真が映し出されたモニターに、今のフジサキの画像が映った。
焦りの表情が濃い。
センターは一歩進み出ると、
「フジサキ、もうガンタ連合は終わりだ。潔く隠退しろ」
「気に入らない、気に入らない、全く気に入らないね！何でマジ女の“てっぺん”は、いつもいつも真っ直ぐで・・・。そんな処がアタシはムカつくんだよ」
フジサキは苦虫を噛み潰した面持ちで吐き捨てる。
ネズミはゆっくりとセンターの横に並ぶと、呟く。
「フジサキさん、気になったんで、アンタの事調べさせてもらいやした。藤咲薫（ふじさき かおる）。
　八年前にマジ女の“てっぺん”争いに負け、自主退学した私達の先輩・・・。
　いや、正確には、ラッパッパの先輩と言ったほうが良かったでしょうか。でも、どうして・・・」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十二その1

「えーーーっ、一体どうなってんだよ、コレ？」
アニメが驚くのも無理は無い。
K急渋谷駅は仲俣率いる捨照護路(ステゴロ)高校のよって、監視下に置かれいた。
全ての改札近くにステゴロの生徒が立ち、一目でヤンキーと判明(わか)る少女たちは尋問され、駅から出る事を禁じられていた。
《もしかして、K急以外も・・・？》
アニメの予想は当たり、T急渋谷駅やJ鉄渋谷駅もステゴロによって占拠されている。
アニメは少し焦って、携帯を取り出すと尺に掛け、
「尺姐―っ、アニメっす。今、K急の渋谷駅なんすけど、駅がヤバいんすよ。
　え？ヤバクネじゃなくって、単にヤバいんす。
　ステゴロの連中がガンタ連合のヤンキーを駅から出れないように、K急、T急、J鉄の駅の改札で見張りしてくれてんす。
　え？メトロですか？まだっす。はい、分かりました。確認して、また電話します」
　アニメはパタンと携帯を閉じ、T京メトロの出入口に向かう。
数分後、アニメは全ての出入口で向月(ムカツキ)工業や簿子簿子(ボコボコ)女子の生徒達がガンタ連合のヤンキーを監視しているのを目撃する事となる。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十二その2

黒いステゴロの制服の中に一人だけ純白のジャケットを着た生徒が居た。
ステゴロ総長の仲俣だ。
まだ傷が痛むらしく、腕には包帯を巻いていた。
自分の手下達がテキパキとガンタ連合のヤンキーを締め上げているのを見て、満足した仲俣が、
「美宥、他はどうなってる？」
「はい、仲俣さん。さっきマリアからの報告ではJ鉄も完璧だそうです」
冷たい目をした竹内美宥が答えた。
疑問があったのか、
「一つ質問していいですか？仲俣さん」
「どうした？美宥」
仲俣は少しクスりとして尋ねる。
「どうして、ウチだけでガンタ連合シメてしまわないんです？ウチらだったら、ガンタ連合くらいツブせると思うんですが・・・」
どうやら美宥は実力を示したいらしく、渋谷駅占拠だけでは物足りないらしい。
仲俣は溜め息を付き、
「フッ・・・。今回の一連の犯人が、ガンタ連合だと掴んだのはネズミだ。ウチは犯人を突き止めれなかった。
　それに、先にマジ女がガンタ連合に宣戦布告した以上、ここで参戦するのは単に勝ち馬に乗ったと言われかねない。
　それじゃあ、ステゴロの格が下がる。美宥、お前が言う様に、確かに結束力はウチが一番だ。
　だけど、それだけじゃあダメだ。ステゴロ全体が強くなる為には、個人ももっと強くならないとな」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十三話その2

ステゴロが渋谷駅を占拠していた頃、矢場久根女子商業では一つの事件が勃発していた。
2年の藤江れいなが、選挙によって選ばれた総長チハルに噛みついていたのだ。
「チハルさん、何でウチは渋谷に向かわないんすか？マジ女やステゴロ、ムカツキやボコ女まで動いているのに！」
チハルはれいなを落ち着かせ様と、
「そ、そうは言うがな、アタシはガンタ連合に襲われちゃいないんだ。ここで行ってみろ。周りのヤンキー校から何て言われるか」
必死に諭すが、れいなはチハルに何を言ってっも無駄だと思ったのか、少し悲しげに首を横に振ると、
「もういいです、チハルさん・・・」
れいなは深々と頭を下げ、総長の部屋を出て行こうとする。
刹那、何を思ったのか、扉の脇の壁を思いっきり殴り付けた。
痛めたのは拳、それともプライドだろうか・・・。
「チハルさん、これからアタシは好きにさせてもらいます。このままじゃあ、周りのヤンキー校に舐められるんで」
背中越しにチハルに告げた。
チハルは立ち上がり、
「おい、それ、どういう意味だよ。れいな、お前、OB連が認めた総長のアタシに唾吐こうってのか？」
「どう取ってもらっても、結構！」
れいなは怒りを背負い、ヤバクネ総長の部屋から出て行った。
部屋の隅で光景を見ていたハブ4のカムバック、まゆげ、３色、そして、まりやぎ達も黙って部屋を出て行く。
残されたチハルは青ざめ、冷や汗をかきながら、
「もしかして、クーデター・・・、か？」

本日は以上です。
第百二十九話その1を重複して申し訳ありませんでした。
お楽しみ頂けると幸いです。

それでは失礼します。

>>420
おつセンネズ


http://stat.ameba.jp/user_images/20120326/22/akihabara48/bf/a0/j/o0800053211876542446.jpg

>>420
乙(^ω^)人(^∀^)ﾉ乙

　　　　☆乙つの字連合☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　∧__,∧　　　　　∧__∧　
⊂(o^∀^o)　　　⊂(^▽^)　
　 ヽ　⊂ ）　　　　 ヽ　⊂ ）　
　　( (￣) ) 　　　　 ( (￣) ) 　　
　　￣　 ￣ 　　　　￣　 ￣

>>423
うまい！(^ω^)人(^∀^)ﾉ□座布団もってけ！

過去スレのやつパクっただけすから
サーセンwww

新参だと(^ω^)人(^∀^)ﾉバレた予感
でもせんねず(^ω^)人(^∀^)ﾉ大好きだ

あげるよセンネズ

>>421
二人ともかなりの色白だからリバーとかビギナーでの暗いライトで異様に映える
二人共端正なのもあってちょっとこの世のものではないような雰囲気が出てた

あげるお(^ω^)人(^∀^)ﾉあげるぜ

支部の神絵師のセンネズ四月馬鹿期間限定エロ絵が保存する前に下げられてしまった…
あー凹むわー

垢も消されちゃった？
残念。
もっと増えないかなぁ裏センネズ
でもきっと裏書く人はセンネズで検索してもわからないようにしてるだろうから
あげられても気付かなかったりするんだろうなw

>>431
垢ごと消されてた
まじでネ申絵師のエロでハァハァしてたから悲しい
通常垢はあるからそっちでハァハァするか

おや(^ω^)人(^∀^)ノ すみ

おはせんねず(^ω^)人(^∀^)ノ

ひるセンネズ

グッド(^ω^)人(^∀^)ﾉアフタヌーン

快復(v人v) 祈願

こんばんわ、センネズスレの皆さま
“徒花”作者です。
珠理奈ちゃん回復祈願ＳＰ
特別編“祈り 〜全てを敵に回す事になっても〜”を書き上げました。（本宅では今日の昼間にあげたのですが・・・。汗）
20時半ごろからアップしますので、お楽しみ頂けると幸いです。

>>438
あと少しで(^ω^)人(^∀^)ﾉ始まるぜ

マジすか学園・特別編“祈り 〜全てを敵に回す事になっても〜”その1

《うっ・・・、頭が痛い・・・》
センターは布団の中で目を覚まし、枕元の目覚まし時計に手を伸ばす。
ズキンと筋肉や関節に痛みが走る。
修行による痛くも心地良い筋肉痛の痛みとは違う別の痛み。
風邪の熱によるものだとセンターは瞬時に理解した。
《情けない・・・。風邪を引いてしまったか・・・》
何とか目覚まし時計を取って、時間を確認すると既に午前9時を回っている。
センターは軽く溜め息を付くと、
《今日は寝るか・・・。薬は・・・》
立ち上がろうとするが、よろけて崩れ落ちる。
《！！！》
自身で想像していたよりは、病状は悪い・・・。
《これじゃ、薬を取りに行くなんて無理だ・・・。諦めて、とりあえず今は寝よう・・・》
じっと目を閉じた。
何故だろう。
こんな時に限って、時計が針を刻む音がやたら頭に響き。
生活音がしない分、家の中が広く改めて自身が一人だと感じさせられる。
《ネズミ・・・、どうしてる・・・かな？会いたい・・・な》
そう思いはするが、ネズミに心配は掛けさせたくない。
《我慢か・・・。仕方ない・・・》
目を閉じると、
『センター』
『センター・・・』
『センター！』
そうセンターを呼び掛ける色んな情景(シーン)のネズミの姿が、笑顔が、浮かぶ・・・。
虚ろの中でもネズミの笑顔を見たセンターは、静かに夢の中へ落ちていった。
無意識のうち、頬を一筋の涙が零れたのをセンターは知らない。

マジすか学園・特別編“祈り 〜全てを敵に回す事になっても〜”その2

どれくらい時間が経ったのだろう。
センターは右手に温もりを感じる。
《？？？》
ゆっくり目を開けると、ネズミが心配そうな面持ちでセンターを見詰めていた。
目を覚ました事に安心したのか、破顔すると、
「バカ・・・、風邪引いて休むなら連絡くらいしてこい。心配したじゃないか」
「ごめん・・・」
センターは謝ろうとするが、扁桃腺をやられているのか声が出なかった。
「何だ、センター、喉やられてるのか？熱は？」
ネズミはフードを脱ぐとセンターの額に自身の額をぴったり当てる。
《！？》
瞬間的に熱が上がる。
それは風邪のせい？それとも・・・。
「微熱がまだあるか・・・。ご飯はその様子だとまだ何も食べてないみたいだし。って事は薬も・・・」
ネズミはやれやれといった感で、握りしめているセンターの手を解き、
「ちょっと待ってろ、何か作ってくる」
立ち上がるが、思い出したかのようにリュックサックからゴソゴソ何かを取り出す。
一個の飴だ。
袋を開けるとセンターの口に入れた。
蜂蜜の優しい甘さが口に広がる。
「はちみつのど飴だ。これで少しだが楽になるはず」
ネズミはそっとセンターの頬に触れ、センターの部屋を後にした。

マジすか学園・特別編“祈り 〜全てを敵に回す事になっても〜”その3

暫くすると、お盆に玉子雑炊が入った小さな雪平鍋と茶碗を載せた四角いお盆をネズミが持ってきて、
センターの寝る布団の横に置く。
「さっ、これ食べて元気になってくれ、センター」
呟くと、センターの上半身を起こした。
そっとパジャマの上からいつものカーディガンを掛けてやる。
ネズミが茶碗に玉子雑炊をよそうと、センターは受け取ろうと手を伸ばすが、
「ダメダメ。その熱だと、力入らないから茶碗落とすだけ。私が食べさせてやる。
　それから、レンゲが見付からなかったから、スプーンで我慢しろ、センター」
ネズミは茶碗から一口分玉子雑炊をスプーンに掬い、フーフーして冷ますと、
「はい、あーんして」
センターは照れながら口を開ける。
《あーん、なんて何年ぶりだろう・・・》
ゆっくり大事に味わって一口を食べる。
玉子雑炊は、センターが今まで食べたどんな料理よりも優しい味がした。
またセンターの目に涙が溢れる。
ネズミは驚き、少しおろおろして、
「何だ？そんな泣くくらい不味かったか？味付けは完璧だったはずなんだが・・・」
センターは首を横に振り、頭をネズミの胸にもたれさせると、声にならない声で、
「違うんだ・・・。ネズミ、お前の優しさが嬉しい・・・」

マジすか学園・特別編“祈り 〜全てを敵に回す事になっても〜”その4

ネズミは茶碗をお盆に置き、そっとセンターを抱き締める。
耳元で囁いた。
「バカ・・・。一人にはしないって言っただろ、私はお前の、お前だけの・・・」
そう、お前だけのモノだと言いたかった。
でも言ってしまうと、安心したセンターが何だか消えてしまいそうな気がして・・・。
ネズミは優しくセンターの身体を離すと、
「とりあえず、玉子雑炊食べてしまおう。なっ？」
センターは素直にコクンと頷く。
それからネズミはあまり語る事もなく、只々、玉子雑炊をセンターの口に運んだ。
二人だけの時間が穏やかに流れる。
センターとネズミはそれぞれに思う。
《時が止まればいいのに・・・》

一通りセンターに食べさせ終えると、ネズミはリュックサックから風邪薬を取り出し、
「市販の風邪薬だけど、とりあえず、飲んでおこう。無いよりはマシだ。それでも、体調が良くならない様なら、明日病院に・・・。その時は私も付いていくから」
ポツリとセンターが漏らす。
「注射、嫌(や)だ・・・」
ネズミは少し驚くが、センターに言い聞かせるように、
「だったら、治さなきゃ。はい、薬飲んで」
またセンターに、あーんとさせて、風邪薬を口に入れる。
そして、グラスに注いだ水をゆっくり飲ませた。

マジすか学園・特別編“祈り 〜全てを敵に回す事になっても〜”その5

ネズミは安心して、
「うん。これでいい。後は着替えて寝るだけだ。センター、着替えの下着や替えのパジャマは？あっ、その前に・・・、ちょっと待ってろ」
ネズミは空いた茶碗や鍋の載った盆を持って、センターの部屋から消えた。
直ぐに、洗面器にひと肌よりやや暖かいお湯とタオルを数枚もって戻ってくる。
ネズミは真顔で、
「着替えるんだったら、ちゃんと身体も拭かなきゃな」
センターの熱が更に上がったのはいうまでもない・・・。

ネズミはセンターの脱いだ下着やパジャマを片すと、
「センター、今日は私が傍にいるから、安心して寝ろ」
センターは少し寂しそうに、ポツリと、
「でも、夜には帰っちゃうんだろ？」
ネズミは安心させるように最高の作り笑顔で、センターの手を握り、
「そんな事はしない。今日は泊まるさ。センターが構わないなら、横に布団を敷いて・・・」
センターは黙ってコクンと頷いた。
二人っきりの夜が静かに更けていく・・・。

マジすか学園・特別編“祈り 〜全てを敵に回す事になっても〜”その6

次の日の朝。
センターが目を覚ますと、ネズミがセンターの右手をギュッと握ったまま眠っている。
《ネズミ・・・、ありがと・・・》
ネズミの看病の甲斐もあってか、風邪は一日で治っていた。
そっとネズミの手を離し、いつもの様に玄関に新聞を取りに行く。
玄関の扉を開けた時、そこにいたのは・・・。
「お前ら・・・、どうして？」
思わずセンターは声を出す。
玄関先で早朝にも関わらず、チームホルモンが七輪でホルモンを焼き、
チームフォンデュがカセットコンロでチーズフォンデュを作って食べていた。
「元気になったか？センター」
「てか、別にここでホルモンを焼いても構わなかったよな？」
「おしかったな、センター。昨日なら特上のミノもあったのに」
「ほんと、ほんと。深夜のホルモン、最高だぜ」
「・・・」
「熱は？」
「お前に倒れられると、学校がしまらないんだよ」
「今日から来れんだろ？」
「これ、昨日配られたプリントな」
「フレッシュな風邪引きさんは、嫌いなのー」
おたべがにやにやしながら現れ、
「どうやら、ネズミの看病が効いたようやな。安心したわ。
　こいつらも、アンタの事が心配でずっと寝ずの番してたんや。ウチも、ほんで・・・」
「オレたちもな、センター。もう大丈夫そうだな」
学ランを筆頭に四天王が次々と姿を現す。

マジすか学園・特別編“祈り 〜全てを敵に回す事になっても〜”その7

「アハハ、よかった。センターちゃん、元気になって、アタシ安心した。アハハハハ」
「あれあれ？せっかく“てっぺん”狙うチャンスだったのに、元気になっちゃった」
「ホントっすよ、姐き」
「てか、センター。元気になったのはいいけど。でも、いくら主演作だからといって、尺の取り過ぎはいくない！」
「ほんとだよ、センター」
「ウチらみたいに、最後だけ出演って・・・」
「この切ない気持ちが分かるか？」
「でも、元気になって良かったぜ」
「ホンマやで、アンタに倒れられたら、ウチ、何て敦姐に言い訳したらエエか。
　とりあえず、センター、元気になったお祝いの手羽先や」
ダルマまで現れ、その場でガブリと手羽先を頬張る。
起きてきたネズミが後ろからそっとこの光景を見て、
《良かったね、センター。お前はこんなにも皆んなに愛されている。
　お前が笑顔で居られるんだったら、私は何だってするよ。
　もし、世界の全てを敵に回わす事になっても。センター・・・》
ネズミの視線に気付いたセンターがにっこり笑い、
「ネズミ、お前も起きたのか」
ぐるっとラッパッパを見回し、
「折角だ。お前ら、ウチで朝飯食べろ。おたべ、尺、それにネズミ。作るの手伝ってくれ」
センターは、楽しげに踵を返すとネズミと頷き合い、家に入っていく。
また賑やかで喧しい一日が始まろうとしてた。


−ＥＮＤ−

乙(^ω^)人(^∀^)ﾉ乙
まゆゆさんが可愛すぎるお！

以上です。
ありがとうございました。
お楽しみ頂けると幸いです。

一日でも早く松井珠理奈ちゃんが、
元気になられますようお祈り申し上げます。

>>448乙
心暖まりました
センネズスレの住人は驚かないけど、知らない人達はネズミの変わりように驚くだろうね

センター元気になって下さい

>>448さん、すごくいいです！
注射いやなセンター可愛ゆい。
気弱なセンターさん好き。

たしかにネズミのデレ化はこのスレでは当然のことになってるなw
是非マジすか3で現実化してほしい。

(^ω^)人(^∀^)ノ

おやセンネズ(^ω^)人(^∀^)ノ

おはセンネズ(^ω^)人(^∀^)ノ

Good(^ω^)人(^∀^)ﾉMirning

昼センネズ(^ω^)人(^∀^)ノ

あげ(^ω^)人(^∀^)ﾉるぜ！

センター、空腹だと病も治らないぞ。
おでんを作ってみた。
(^ω^)つ-Oﾛ|>-
ネズミ・・・その気持ちで胸がいっぱいだ
(^∀^)ﾉ-Oﾛ|>-

(^ω^)人(^∀^)ノ

(^ω^)人(^∀^)ﾉ

センネズ回復祈願

ネズミさんまでダウンしてもうた…

まゆじゅりの回復を祈ります

ネズミさんもなにかあったの？

>>462
急性胃腸炎と咽頭周囲炎でドクターストップ

ネズミ良くなりますように

マジ女の(^ω^)人(^∀^)ﾉ危機だ！

　||
　||^∀^)　ﾀﾞﾚﾓｲﾅｲ
　||^▽^)　　　　ｹｯｺﾝｽﾙﾅﾗｲﾏﾉｳﾁ
　||⊂ﾉ
　||∪


　　　　　　　　　 　 　 　 　 　
　　　　　　　　　　　 　 　　　(^∀^o)
　　　　　　　　　　　　(,,^▽^) |∞と)ヽ
　　　　　　　　　　　　,,へ ∞ .|　/ /　|
　　　　　　　　　　　 〈　　｡二二ソ'⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　（_,)、 " "〆 ヾ　＼
　　　　　　　　　　　　　 　ヽ､__＿ノハﾉ ハヽ
　　　　　　　　　　　　　　　|＿∧_ん ﾉ ハ.ハヽ
　　　　　　　　　　　　　　　| 　T　レん ｿんんノゝ
　　　　　　　　　　　　　　　| 　 |　 ん んｿん ゞ
　　　　　　　　　　　　　　 （＿）＿）

>>466
(^ω^)阻止だお！

センネズ(^ω^)人(^∀^)ノ おはよう


昨日のマジラジ珠理奈でてなかったけど面白かったな。
復活してまた活躍してるとこみたいよ、ふたりとも。

現在(^ω^)人(^∀^)ﾉ療養中

ネズミの看病話見た矢先ネズミダウン…

センターのうつったのか
話の続きできるな

センターに尽くした末、自分の体調を考えることを忘れたネズミ・・・
そんなネズミをセンターはどういうかな？
(^ω^)人(^∀^)ﾉ

と〜なりどおし
(( *^ω^爻^∀^* ))ﾉ
あ〜な〜た〜と〜
(^ω^)σ \(^∀^)
わ〜た〜し
σ(^ω^) (^∀^)ﾉ
さくらんぼ〜
(^ω^)人(^∀^)ﾉ
もう一回！
＼(^ω^)／＼(^∀^)／

おはようございます。
“徒花”作者です。
看護話の続き、リクエストあったので書きます。
今日中にはアップ予定なので、今しばらくお待ちください。

まゆゆが早く良くなりますように！

>>473
楽しみ(^ω^)人(^∀^)ﾉ楽しみ

　　　　|┃≡
　　　　|┃≡
　ｶﾞﾗｯ.|┃∧∧　 　　
.＿_____|┃´･∀･）　センター大丈夫か？
　　　　| と　　 l,)
＿_____.|┃ノｰＪ＿



　　　　　　　　　 ネズミがチューしてくれたら治る
　 　　　∧ ∧　∧∧
　ｲﾔﾝ (ﾟーﾟ*) (ﾟεﾟ,,)
　 　　　ﾉ つつ　| 　 ＼
　　〜（＿OO　⊂ＵＵO）〜


　　　　∧___∧　　　　/ / / /
　　⊂（　・∀・）　 ､,Jし //　 調子に乗るな
　　　（几と　ノ　 　）　 イテ.
　　／/'|ヽソ 彡 　Y⌒Y　｀Д´）
／ノ / ｜ ＼ 彡
ヽ/､/ヽ/ ヽ/ 　　　　

　　　　|┃≡
　　　　|┃≡
　ｶﾞﾗｯ.|┃∧∧　 　　
.＿_____|┃´･∀･）　そろそろ治ったか？
　　　　| と　　 l,)
＿_____.|┃ノｰＪ＿


　　　　　　　　　 チューしてくれるまで治らない
　 　　　∧ ∧　∧∧
　ｲﾔﾝ (ﾟーﾟ*) (ﾟεﾟ,,)
　 　　　ﾉ つつ　| 　 ＼
　　〜（＿OO　⊂ＵＵO）〜


　　／) 　／)
　　/ 　⌒　 ヽ　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 | ●_　●　 |　＜　チュー
　(〇 〜　 〇 |　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　/　　　　　　 |
　|　　　　 |_/　|


(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ

(!￣д￣)えぇぇぇ

　　　　|┃≡
　　　　|┃≡
　ｶﾞﾗｯ.|┃∧∧　 　　
.＿_____|┃´･∀･）　そろそろ治ったか？
　　　　| と　　 l,)
＿_____.|┃ノｰＪ＿


　　　　　　　　　　 ちゅぅしてくれるまで治らない
　 　　　∧ ∧　∧∧
　ｲﾔﾝ (ﾟーﾟ*) (ﾟεﾟ　,,)
　 　　　ﾉ つつ　| 　 ＼
　　〜（＿OO　⊂ＵＵO）〜


　しょうがないな
　 　　　∧ ∧　∧∧
.　　　　(*ﾟーﾟ) (,, ﾟДﾟ)
　 　　　ﾉ 　.|　　|　 ＼
　　〜（＿UU ⊂ＵＵO）〜


　　　　　ﾁｭ♪
　 　　　　∧∧ ∧∧
　　　　　( *^ 3(； ﾟДﾟ)
　 　　　ノ 　.|　　|　 ＼
　　〜（＿UU ⊂ＵＵO）〜


::::::::::::::::::::::::::γ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　ずっといっしょだ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::γ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　ずっとおまえの傍にいるよ。
:::::::::::::::::::.___::::::___::::::::::: __::::::::::::::::::::::::::::::: ___:::::::::::::::::.___:::::::::::::::___:::::::::::::::::::::
:::::::.__:::::::|;;;;|:::::|;;;;|:::::::__|;;;|:::::::::γ'⌒'ヽ____|;;;;|:::::::::::::::|;;;;|┐::::::::|;;;;|:::::::::__::::::::
:::::::|;;|:::::::|;;;;|:|￣|;|:::::::|;;;;;;|:::::::::（　　 　 |;;;;;;;;;;;|::::::::::‡::|;;;;|;;|::::::::::|;;;;|::::::::|;;|::::::::
'''''''' .'''''''''　　　　　'''''''　　 ''''''''''　　　　　　　 '''''''''' ''''　　 ''''''''''''　 '''''''''　''''''''
,,,... ...,,, ,,....,,,... ...,,, ,,....,,,... ...,,, ,,....,,,... ...,,, ,,....,,,... ...,,, ,,....,,,... ...,,, ,,....,,,... ...,,, ,,....,,,...
　;;: : 　;;::　　::; ; 　　::; ;:;　　∧_∧:::; ;∧∧::　:; ;　 ;:; :;　　:::; ;;: 　; :::　; ;: 　::
　:::　;: 　　:; ;;:　　:;::　　;;: ; ;(*ﾟーﾟ)　(ﾟДﾟ#)　:::　;: 　　:; ;;　:::　;: 　　:; ;;　:::
,,,,,,〜-,,,- _,,,.....___...-...〜--/　 つ-,⊂　 ヽ--,,......〜,,,..--.,..,.........--,,,,,.-......
;;;;;;;;;;;;;;;;i!wwl.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〜（,,＿,,）;;;;;;（,,＿,,）〜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;wwvvi;;;;;;;;;;;;;;;;;
''''"~""~"~"~"~"''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''''"~""~"''~
　　;;;;;;;...,;;;,,,;;;;;　　　;;...,,;;;,,,,;;;;;;;　　wwｖ;;　　;;;　　;;;;;;.,,,.,;;,,,..　　　;...,;;;,,,;;;;;
　　　wvv;;;　　　※　　　　;;;;;;;;;.....''''':::;;;;　wwv　　　　;;;;.,.,..,;;;;:;;

センネズ回復祈願の３部作でした

かわええええええええええええ！

センネズ快復祈願(v人v)

すげぇ！可愛い！
おれたちは♪”(o^ω^人^∀^o)ﾉ♪” ずっと一緒だ！

可愛いけど
そろそろ治ったか？って入ってくるのは誰？w

>>481
二人とも入院中だしわかりにくかったかな
3パターンともネズミがセンターのお見舞いに来てるとこですｗ

(^ω^)人(^∀^)ﾉ

入ってくるネズミのまゆげがなんかいいなw

こんばんは　かわいいね

おは(^ω^)人(^∀^)ノ センネズ

GoodMorning！SENNEZU！
(^ω^)人(^∀^)ﾉ
NEZUMI and SENTER

おはセンネズ

センネズ早くよくなれ〜(*´･ω･)(･ω･｀*)ﾈｰ

現在仲良く療養中(^ω^)人(^∀^)ﾉもう少し待っててね☆

あげるよセンネズ(^ω^)人(^∀^)ノ

こんにちは、徒花作者です。
マジすか学園・特別編“祈り 〜全てを敵に回す事になっても〜”の続き書き上がりました。
思ったよりも長くなっちゃって・・・。
タイトルはマジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”です。
文字にして、13000文字あまり。400字詰め原稿用紙で44枚。
しかも、マジすか学園×ブラックボード第三夜のコラボになってます。
ですので、明日の朝6時よりスタートで、
8回アップ×３日間の対応とさせて下さい。
早く読みたい方は、本宅にて明日の日付が変わってから
1時間ごとのアップ１２本（完結）までをお楽しみ頂けると幸いです。

それでは、失礼します。

493ならセンネズ快復

>>492
本宅がどこか知らないんだけど
他所でもかいてるの？

>>492

アメブロ上で曝してから、こちらに記載しています。
お話パクッたと言われるのが嫌なので。
本宅は下記です。

ttp://ameblo.jp/joker-xxx/

センネズ話以外に、外伝、未来話なども書いています。
よろしければどうぞ。(^^;)

>>495
センネズスレが好きなのでここで待ってます。

>>492
楽しみ(^ω^)人(^∀^)ﾉだぜ！

センター退院おめ〜＾＾

センター退院したのかおめ！
じゅりスレは雰囲気いいからたまに覗いてるけど、
基本見ないから
このスレで退院を知る事になるw
ねずずも早く元気になるといいな

受験前から覗いてたんですが、無事終わったんで始めまして(^o^)

(^∀^)ノ

(^ω^)人(^∀^)

センターさん退院オメ！

快復祝賀(^ω^)人(^∀^) センネズおやすみ

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第一話その1

「ごほっ、ごほっ・・・」
ネズミが咳き込みながら、学校に向かっている。
足元は危うく、ふらついていた。
一昨日、センターの看病を徹夜でしたのが、障ったのだろうか。
《でも、センターにお前の風邪がうつったなんて言えない・・・。言えやしない・・・。何とか今日だけ乗り切って・・・。明日から二・三日何処かに潜るとでも言って・・・。しかし、今回の風邪はキツいな・・・。さすが、センターを寝込ませただけの事はあ・・・》
我慢の限界だったのか、それとも緊張が途切れたのか、ネズミはそのまま意識を失って路上で倒れてしまう。
刹那、ネズミが倒れる姿を見かけた自転車に乗った少女が、急に止まる。
バタンと自転車から飛び降り、ネズミに駆け寄ると、
「大丈夫ですか？大丈夫ですか？」
少女は心配そうな声でネズミに呼び掛けた。
ネズミはうっすらと目を開け、作り笑顔をすると、
「センター・・・、何でここに・・・？」
そう呟くと、意識を失ってしまった。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第一話その2

ネズミが少女に膝枕をされ、木陰で眠っている。
額には水に浸したハンカチが置かれていた。
少女は優しい眼差しで、ネズミを見詰め、
「少し休めば楽になります。大丈夫ですよ」
そっと手を取り、静かに語り掛けた。
休んだ事もあってネズミは静かに目を開ける。
「ん・・・？センター・・・」
思わず呟いた。
少女は微笑んだまま首を横に振り、
「ごめんなさい・・・、私、センターという人じゃ・・・」
ネズミがびっくりして上半身を起こし、
「！？、お前は誰だ？」
「わ、私ですか・・・？都中学の広河・・・。広河まなみと言います」
「都中？広河？？？」
広河と名乗った少女は、確かにセンターと良く似ていた。
違うのは、眼鏡を掛けてて、少し華奢な処だろうか。
珍しくネズミは動揺して、
「そ、その広河がどうして、私に膝枕を？」
「えっ、だって・・・。そこで倒れられたから」
まなみはネズミが倒れた場所を指差した。
ネズミははっきりしない頭で思い出す。
《そうか、私はあそこで・・・》
顔をまなみに向けると、
「世話を掛けた」
ネズミは立ち上がろうとするが、やはり振ら付いたので、直ぐにまなみが支えた。
「危ない！大丈夫ですか？」
「この程度の風邪・・・、一晩寝れば治るさ」
まなみを振り切って、一人で歩こうとする。
まなみは心配な顔をすると、溜め息を一つ。
強引にネズミのリュックサックを取り上げ、ネズミの腕を組む。
タクシーを止めると、ネズミと一緒に自身もタクシーに乗り込み、
「お家どちらですか？送ります」
ネズミはしぶしぶ自宅の住所を言うしかなかった。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第二話その1

タクシーの中、ぼーっとした頭でネズミは思う・・・。
《この広河まなみとかいう中坊・・・、ほんとにセンターに似ている・・・。
　もしかして、この手の顔って、融通の利かない真っ直ぐな性格が多いのか・・・？》
思わず口に出した。
「お前・・・、私が怖くないのか・・・？私は、マジ女だぞ？」
まなみはほんの少しだけ驚くと、
「マジ女？都内で有名な不良が集ま・・・、あっ、ごめんなさい・・・。私、失礼な事言っちゃって・・・」
失言を気にしてぺこりと頭を下げた。
ネズミは気にしないといった面持ちで、
「ふっ、いいさ。世間じゃ、マジ女は関東に名の轟く有名なヤンキー校・・・。だのに、なぜ？」
「だって、で病気に掛かってる人に、不良もそうでない人も関係ありません。
　それに、そんな程度にビビってちゃ医者なんてなれませんから」
まなみは強い意志を持って答えた。
ネズミは首を傾げ、
「医者？」
「はい、お医者さんです。でも、その話はまたの機会に・・・。今は少し休んで下さい」
まなみは話を切ると、ネズミに目を閉じる様に促した。
《強引な女だな・・・。でも、センターに似てるせいか、文句を言う気にはなれない・・・》
ネズミは、隣に座るまなみの肩の温もりで、ウトウトと眠りの淵に落ちていく・・・。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第二話その2

「着きましたよ、起きてください。お名前、渡辺さんで良かったですか？こちらのお家で良かったですよね？」
まなみがネズミを揺さぶり起こす。
少し焦っているように見える。
ネズミの家がかなりの豪邸だからだ。
勿論、まなみの家も裕福ではあるが、ネズミの家はその家が何件も入るくらいの敷地に建っていた。
「あっ、ああ。ここが私の家だ・・・」
ネズミは自宅を確認し、ゆっくりタクシーを降りた。
まなみは、ネズミのリュックサックと自身の鞄を持ち、後から降りると、
「すっごーい豪邸。いるんですね？こんな家に住んでる人・・・」
「ふん・・・。こんなデカいだけの古びた家、掃除が大変なだけだ」
ネズミは悪態を付き、檜で出来た大きな門を潜(くぐ)る。
まなみは安心したのか、ネズミを引き止めるとリュックサックを押し付け、
「とりあえず、ここからは一人でも大丈夫そうですね。私、安心しました。それでは」
ペコリと頭を下げ、鞄を抱え直すとネズミの家から走り去った。
ネズミは、まなみの後ろ姿を見送りながら、
《お節介な中坊だ。そんな処もそっくりか・・・ん？これは・・・？》
ネズミがパーカーのポケットに手を入れると、違和感が・・・。
取り出すと、可愛い花柄のハンカチだった。
ネズミの頭を冷やしていたハンカチだ。
《あの中坊のやつか・・・。返してやらなくっちゃな・・・。でも、面倒くさいっすね》
ネズミはクスッと笑い、家の中に消えた。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第三話その1

翌日の夕方、都中学の正門前。
ピンクのパーカーを着たネズミが、ガムを噛みながら佇んでいた。
傍には豪華なリムジンが停まっている。
都中学の男子生徒の間では、早速噂になり、
『おい、あのキレいなおねーさん、ダレなんだよ？』
『つか、スゲー高級車。ぜってー金持ちだぜ、金持ち』
『転校生かな？』
『バカ、ちげーよ。どうみても中学生には見えねーだろ？』
『やっぱ、彼氏待ち？まさか、先コーって事は無いよな？』
『おい、あれ、見ろ！2組の広河？ガリ勉の学級委員の？何で？』
男子生徒が驚く中、帰り支度姿のまなみがネズミに近付く。
まなみがにっこり笑い掛け、
「お体、もう大丈夫ですか？渡辺さん」
ネズミはぶっきらぼうに、
「あぁ、お陰さまで。今日はお前に礼を言いに来た。今から時間あるか？」
まなみはチラリと腕時計を見て、
《今日も塾があるんだけど・・・。ま、いっか》
そして、頷くと、
「遅くならないんだったら・・・」
「だったら、一緒に行くっすよ」
ネズミは強引にまなみの手を引っ張り、リムジンの中に乗り込んだ。
ドライバーに告げる。
「渋谷のプリンセスホテル・TOKYOまで」
まなみは驚き、
「へ？ホテル？？何で？？？」
「さぁ、いい事が待ってるんじゃないっすかね？」
ネズミは悪戯に笑った。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第三話その2

ネズミ達が向かったのは、最近出来た渋谷郊外にあるヨーロッパ資本のホテル“プリンセスホテル・TOKYO”。
ホテルの地下駐車場から専用エレベータに乗り、その最上階にあるインペリアル・スィートに向かう。
まなみは、ネズミの手際の良さ、その豪華さに驚いた。
《うわっ、なんか凄い・・・。この人って、何もの・・・？》
ネズミは、インペリアル・スィートの扉を開け、まなみの背中を押す。
「さっ、入るっす」
まなみが戸惑いながら入ると、部屋の中がぱあっと明るくなり、
「うわぁあ！」
まなみは驚きの声を上げる。
テーブルの上に、数十種類のケーキが所狭しと並べられていた。
「広河、昨日のお礼っす。さっ、好きなだけ好きなケーキ食べるっすよ。飲み物は？何がいいっすか？」
「えっ・・・、じゃあ、紅茶で」
「茶葉は、ルフナ・ルムデニー・クォリティーシーズン・ゴールデンティップスでもいいっすよね？」
「へ？」
まなみは首を傾げるが、ネズミは紅茶の種類が分からないまなみが面白いらしく、
「まあ、気にしなくてもいい。とにかく、美味しいお茶っす」
直々に入れると、まなみに差し出した。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第四話その1

まなみがミルクを入れようとしたので、ネズミは首を横に振ると、
「広河、紅茶は香りを楽しんで、まずはそのまま飲むもんすよ」
真似する様に促す。
紅茶は、まなみが人生で飲んだどの紅茶よりも味わい深く、それでいてすっきりとして・・・。
「渡辺さん、めちゃくちゃ美味しいです。このお茶！」
まなみが素直に感動すると、ネズミはにっこり笑い、
「気に入ったなら、持って帰るといいっすよ、広河」
「えーーー。でも、悪いです・・・。高そうだし・・・」
まなみが軽く断ると、ネズミは気にしなくていいといった素振りで、
「広河、甘えていい時は、甘えておくもんすよ。それから、これ・・・、ありがとうっす」
綺麗に洗濯された花柄のハンカチを差し出した。
「言っとくけど、これはめったに洗濯なんかしない私が洗った物だから。
　もし、シミとかあったら・・・。買って弁償するから、必ず言うっすよ」
まなみは嬉しそうに笑うと、首を横に振り、
「ううん。全然綺麗です。それにこれは亡くなったおばあちゃんから貰ったハンカチだから・・・」
「そんな大切な物、私になんか貸して良かったのか？もし、返さなかったら」
まなみはケーキを一口食べると、目を細め、
「それは、それだけ私が人を見る目が無かったって事です。何ものも、人の命には代えられません。
　この言葉、そのおばあちゃんの受け売りなんですけどね。でも、このショコラも、ほんと美味しいですね。渡辺さん」

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第四話その2

ネズミは屈託なく笑い、色々な事を話すこのまなみを気に入ったようで、
「広河は高校は何処に？まぁ、マジ女は無いと思うんすけど。医者になりたいって言ってたっすよね？」
まなみは可愛くフォークを咥えると、眼鏡の奥で瞳をキラキラさせ、
「高校ですか？母は松岡女子に行けと言うんですけど。
　将来、帝都大学の医学部に入りたいんで、もう少しレベルの高い聖慧の方が・・・」
ネズミは少し遠い目をして、
「聖慧ね・・・。私もいい学校だと思うっすよ。
　あそこなら、確かに普通に勉強してりゃ、現役でも帝都には入れるっすよ」
まなみは何かに気付いたようで、
「渡辺さん、聖慧の事詳しいですよね・・・？」
ネズミはドキッとして、思わずポロリと、
「えっ？だって、私は中学が聖慧だったから・・・」
聖慧の名前にまなみは、目をさらに輝かせ、
「すっごーい！聖慧って、中学からでも入るのかなり難しいんですよ。
　渡辺さんが、もしそのまま進学されていたら、私、渡辺さんの後輩になってたんだ・・・。
　でも、どうしてマジ女に？あっ、ごめんなさい・・・、出しゃばってしまって・・・」

6時と言ってましたが、起きてたのでアップしました。
本日分は以上です。
あれ？センターは？
と思われた方もいらっしゃると思いますが、ちゃんと出てきます。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ネタバレを・・・。
松岡女子は、大声ダイアモンドのPV。
聖慧は、言い訳maybeのPVに登場する学校です。

また、この広河まなみは、ドラマ“ブラックボード”で、
松井珠理奈ちゃんが演じていた中学生です。

それでは、また明日。

ありがとうございました。m(__)m

>>513
乙(^ω^)人(^∀^)ﾉ乙

センネズあげるよ

規制解除されたー
でもおそらくまた規制。
いつも保守してくれる方ありがとう！
センネズセンターの新曲はやく聞きたいよ

>>516
規制解除(^ω^)人(^∀^)ﾉおめでとう！

(^ω^)人(^∀^)

敦子が卒業したらセンネズビギナーをMステでやってくれ

　 　　　(⌒'⌒)
　　　　　＼／
　　　∧_∧∧_∧
　＿(o^∀^)^▽^)＿
　|≡（o _　)(　_ o)≡|
　｀┳ ∪∪ ∪∪━┳
,..,..┴,...,...,...,....,....,....., ┴

(^ω^)人(^∀^)

>>520
きゃわああああ

(^∀^)ノ　　　　　　

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第五話その１

「気にしなくていいっすよ。丁度、中三・・・、そう、広河の年っすね。
　家の事情がややこしくなって、全てが嫌になって・・・。
　高校も行く気が無くなって。まあ、手っ取り早く言うと、グレたんすけどね。クスッ。
　そんな時に、あっしに手を差し伸べてくれた人が居てね。
　最初は中坊ながら、あっしはその人に喧嘩売ったりしてたんすけど。
　その人は正面からあっしを受け止めて、あっしの頬を引っ叩いて、言ってくれたんすよ。
　『親が汚職？はぁ？小せぇよ。それが何だってんだ？親がどうであれ、お前はお前。
　一人の渡辺麻友だろーが？まだ、わかんねー？ホント、クソみたいなヤツだな。
　よーし、理解(わか)った。お前の根性、俺が叩き直してやる。お前、マジ女に来い』って」
「渡辺さんに影響を与えた人って・・・、凄い人なんですね。その人は、今も？学校に？」
ネズミは寂しそうに首を横に振り、
「今年の三月の末。卒業と同時に、病で亡くなったっす・・・」
まなみは驚きのあまり口を押さえ、
「ご、ごめんなさい・・・。私、知らなくって・・・」
「気にする事は無いっすよ。あっしが勝手に喋った事。
　でも、その人のおかげで、マブダチと呼べる奴とも出会えたんすけどね・・・」
ネズミが安心させる台詞を言ったので、まなみはほっとして、
「そうなんですか。そのマブダチさんも、きっと渡辺さんの事を大事に思う人なんでしょうね。
　あーあ、私もそんな友達に出会えるかなぁ」

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第五話その2

ネズミは優しく微笑み、
「大丈夫、まなみならきっと出会えるっすよ」
初めてネズミは、まなみの事を広河ではなく、まなみと呼んだ。
心をまなみに許したのだろうか？
まなみは照れ、
「あっ、渡辺さん。今、私の事、広河じゃなく、まなみと呼びましたね？もう、仕方ありません。
　私も渡辺さん・・・、違う、麻友さんのお友達になってあげます」
驚いたのはネズミで、
《何だ、この予想外の展開は？強引な処も似てると思いはしたが・・・》

その後、ネズミはまなみと再び会話とお茶を楽しんだ。
ネズミはまなみと携帯のアドレスを交換し、まなみを家までリムジンで送り届ける。
まなみの家に着くと、まなみの母が心配して出てきた。
帰宅が遅くなったまなみに文句を言おうとしたが、乗って帰って来たリムジンと
衆議院議員の娘と名乗ったネズミの為に、まなみは怒られる事は無かったのである。
別れ際に、ネズミは紙袋を渡した。
「！？」
驚くまなみに、ネズミは微笑み、
「まなみ、あっしのお気に入りのブランドのパーカーっすよ。
　そんなに高いもんじゃありやせんから、まぁ、ダチのアカシって事で」
「そうですか？高いものじゃなければ、いただきます。麻友さん、ありがとうございます」
まなみは手を振り、母親と家の中に入って行った。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第六話その1

そして、数日後の日曜日の昼。
まなみは渋谷のモヤイ像の前でネズミを待っていた。
パーカーのお礼がしたいと、ネズミを呼び出したのだ。
薄いブルーのキャミに、ネズミに貰った白いパーカー。
グリーンのタータンチェックのミニスカート。
それに黒のニーハイを合わせ、そして、ニューバランスのバッシュを履いていた。
手に持っている袋は、ネズミへのプレゼントだろうか。
《へへっ。早く着いちゃったな。麻友さん、気に入ってくれるかな？
　マイメロちゃんの付いたキーホルダー・・・、子供っぽいって笑われるかな？
　私、意外と好きなんだけど・・・》
刹那、まなみの肩が叩かれる。
「麻友さ・・・」
まなみの瞳が恐怖で固まる。
厳めしい顔をしたヤンキー少女達がぐるっと、まなみを取り囲み、
「あれっ？アンタ、マジ女のセンターさんっすよね？どしたんすか？
　えらくカワいいカッコなんかしちゃって。まさか、デート？」
「そんなワケないっすよね？」
「ちょっと付き合って下さいよ。楽しみましょうや」
「あんた倒したら、ウチらのカブ上がんだからさ」
まなみの肩に腕を回し、臭い息を吹き掛けた。
まなみとセンターを間違える処を見ると、どうやら渋谷に元々いるヤンキーでは無さそうだ。
ヤンキー少女達は、口答え出来ないまなみの腹を殴って意識を失わせると、
黒塗りのワンボックス・カーに連れ込む。
そして、ワンボックス・カーは走り出した。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第六話その2

五分後、機嫌良くモヤイ像の前に、けんけんぱをしながらやって来たネズミが、
《なんだ、折角ぴったりの時間に来てやったのに、まなみのやつ遅刻か・・・？ん？アレは？》
中身の入った綺麗な袋が踏まれているのが目に入った。
何気に拾い、中身を見た。
マイメロディの小さいぬいぐるみが付いたキーホルダーと、ねずみ宛の手紙が入っていた。
刹那、ねずみは直ぐさま理解する。
《まさか、拉致？だとしたら？》
ねずみはモヤイ像の近くでたむろするヤンキー少女達に近付き、一人の襟首をグイッと掴み上げ、
「おい、あそこにいた少女は何処にいった？」
「へっ？知るかよ？」
ネズミは態度の悪いヤンキー少女を問答無用で殴り付ける。
ネズミにしては珍しく感情的だ。
「お前、私がマジ女のネズミだと知っても、この態度か？あぁン？」
隣にいた別のヤンキー少女が、
「ひっ、マジ女のラッパッパ副部長・・・」
「ネズミさん、ちーっす。こいつ、バカだから、態度悪いんすよ。
ウチらからも、いい聞かせますから、勘弁してやってください」
ネズミはヤンキー少女の襟首を離すと、モヤイ像のある場所を指差し、
「あそこにいた少女は何処に行った？」

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第七話その1

一人のヤンキー少女が、少し頭を傾げ、
「ネズミさん、その少女って。なんとなくセンターさんに似た？」
「あぁ、お前、見たのか？」
「えぇ、黒いハイエースに連れ込まれてました。この辺じゃ見かけない数人のヤンキーの女達で。
　ナンバープレートは、確か・・・、大宮ナンバーの3Xふ・X-90だったと・・・。
　道玄坂の方に向かって行きました」
「大宮？埼玉のヤンキーかっ。大宮3Xふ・X-90だな、助かった。お前、名前は？」
ネズミに名前を聞かれたヤンキーは少し照れ、
「お、オレっすか？阿比留、阿比留李帆っす」
「アビルリホか。覚えた。後日、礼をさせてもらう」

ネズミは呟き、道玄坂に向かい走り出した。
《くっそお！まなみ、無事でいるっすよ！》
刹那、ネズミの背後からクラクションが鳴り、
「ネズミさん、これ乗って下さい」
振りかえると、派手なビックスクーターを操るさっきの阿比留が居た。
「すまん・・・」
阿比留はウィンクすると、
「ナカマにいっせいメールしたら、あの黒いハイエース、ハイキョになったラブホに入るの見たって。
　さぁ、早く乗って！」
ネズミは躊躇わず阿比留の後ろに飛び乗った。
センターに電話しようとするも、携帯の電池が無くなっており・・・。
《こんな時に限って・・・。私は、私は・・・。まなみ・・・》

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第七話その2

廃墟となったラブホテルの入り口に黒いハイエースは停まっていた。
ネズミは阿比留の後ろから降りると、
「アビル、ここからは私一人で行く。手を煩わせて申し訳ないけど、これをマジ女のセンターに直ぐに渡して欲しいっす・・・」
ネズミは自身のパーカーを脱いで阿比留に渡した。
「センターさんすね？了解っす！直ぐに！！！」
「頼んだっすよ・・・、アビル」
ネズミは背後で走り去る阿比留のビッグスクーターの音を聞くと、
「さて、悪者退治に向かいやすか。たまには王子様も悪く無いっすね」
軽―く首を回すと、廃墟のホテルに入っていった。

ネズミは静かに廃墟の中で様子を窺う。
恐らくロビーであったと思われる場所で、まなみは手足を縛られていた。
顔が腫れているのは殴られたからだろうか。
ヤンキー達は全部で四人。
《こいつらが、まなみを・・・。ラッパッパに関係無い中坊巻き込みやがって・・・。許さない・・・》
ネズミは唇を噛み締めた。
つぅーっと血が口の端から零れる。
ヤンキーの一人が、集団からトイレに行く為に離れたのをネズミは見逃さず。
背後からそっと近付き、トントンと肩を叩き、
「おい、ちょっと・・・」
ヤンキーが振り返った瞬間を狙い、顔面を右のパンチで殴り付けた。
ぐしゃりとヤンキーの鼻の骨が折れる。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第八話その1

ネズミは続け様に、よろめくヤンキーの足首を狙って足払いを掛けた
《今！》
ネズミは飛び付くと、マウントポジションで乗り掛かる。
相手が懇願するにも関わらず、左右の拳でヤンキー少女の顔面をひたすら殴り付けた。
両手が血で真っ赤に染まる。
ヤンキーは更に上下の前歯全部を折って意識を失った。
《後、三人・・・っすね》
怒りのよってネズミは、真っ白でかわいいハツカネズミから、凶暴で繁華街を生き抜く巨大なドブネズミ・・・、
いや、アフリカの砂漠を生き抜いて時には人や家畜も喰い殺す事もあるアフリカオニネズミの如く、
自身の狂気と暴力のオーラを身に纏っていたのである。
そこにいつものクールなネズミはいなかった。

帽子を被ったヤンキー少女が、仲間があまりに遅いと感じてトイレに向かう。
ボコられ倒れている仲間を見付け、
「おい、誰にやられた？」
屈み込み、必死に起こそうとするが、仲間の意識は無い・・・。
「ひっ、こりゃ、マジやばい・・・」
思わず呟く。
刹那、背後から声がする。
「そう、この状況を理解したお前は正しい。だって、お前は私に殺(や)られちゃうんだから」
振り向いた先に、両手を血で真っ赤に染めたネズミを見付け、
「お前か、コラっ！ぶっ殺す！！！」
殴り掛かってくるヤンキーの拳をさらりとかわしながら足を払った。
同時に宙に浮いたヤンキーの顎を狙い、右の正掌で思い切り振り抜く。
ヤンキー少女は後頭部からコンクリートの床に落ちると、泡を吹き意識を失った。
《残るは二人・・・。あまり時間も掛けたくないっすね・・・。だったら・・・》

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第八話その2

まなみの前でヤンキー少女達二人が、
「おい、コイツヤっちまったら、ウチらが関東のトップ」
「関東のトップってコトは、もしかして、オレら、ニッポンとっちゃった？ギャハハ」
「しっかし、あいつら、ションベン長げーよな。どんだけ出してんだ」
「ほんと、ほんと。ビビってんじゃねーよ。ギャハハ」
下品に笑い合った。
「しっかし、マジ女のセンターもたいしたコトねーな。ワンパンでノックアウトって、どんだけ弱いんだ？」
ヤンキー少女が、またまなみを殴ろうとする。
まなみは脅えた目で、
「や、止めてください。人違いです。わ、私、センターという人では・・・」
まなみの返答にイラつくのか、
「うっせえんだよ！このブスがっ！！！」
拳を振り降ろそうとするが、帽子を深々と被ったヤンキー少女が遮る。
急にまなみを殴りだし、
「むかつくんだよ、おまえはっ！」
直ぐに小声で囁く。
「まなみ、もう大丈夫っす。あと少しだけ、あっしが扉の方へ吹っ飛ぶように殴るので、そのまま逃げるっすよ」

今日の分は以上です。
ありがとうございました。

明日で完結です。
お楽しみ頂けると幸いです。m(__)m

おはせんねず(^ω^)人(^∀^)

>>532 イケメン乙

おはようセンネズ

続き待ってるよ

pixivのセンネズの絵師さんにもみんなでコメントして盛り上げていきたい

>>535
いいね

絵は興味なかったんだけど、さいきんセンネズ不足が過ぎて支部みるようになったよ
基本的にはセンネズで検索すればいいんだよね？

センネズ、つの字で検索。
センター、ネズミ単体はマジすか学園で検索

http://beebee2see.appspot.com/i/azuYl-2VBgw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYhfeaBgw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYmO2VBgw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYprSeBgw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuY4oSZBgw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYme2VBgw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuY3ryXBgw.jpg

センネズ

>>538
つの字の発想なかった。
ありがとう。

マジすかで検索すると中国人の絵描きの絵もヒットするけどセンネズはあんまりないね。
センネズは中国語で松鼠かな？

嘘、松鼠で原作したら栗鼠みたいな絵が出て来たw
これは違うな

>>541
つの字タグで神絵師いるから

くま

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第九話その1

まなみは驚く、
「麻友さん・・・、助けに！？」
帽子のヤンキー少女はネズミだった。
ネズミはまなみの口を塞ぎ、
「ダメっすよ。今はギャーとかワーとか言わないと、まなみ」
また、音だけやけに大きく響く様に、拳を入れた。
まなみは覚悟をしたのか、
「やめてください・・・、やめてーーーーっ！」
本気で叫ぶ。
ネズミは小声で再び、
「それでいい。次のタイミングっすよ」
そして、振り被り、
「死ねや、センター！」
まなみの顔を殴り付けた。
まなみは扉の方に吹っ飛び、起き上がると扉の向こうに走り去る。
「逃げやがった！」
「おい、追うぞ！」
追い掛け様とするヤンキー少女二人をネズミが塞ぎ、
「行かせられないっすよ、お前らの相手は私が・・・」
ヤンキー少女達は驚き、
「おめー、だれだ？チヒロじゃねーな？」
「チヒロ、どこにやった？まさか、ノッコも・・・？」
ねずみはゆっくり帽子を取り、妖しく笑うと、
「ふーん、あの潰した二人はそんな名前だったんすね？まぁ、あっしにとっちゃどうでもいい事。
　所詮、下衆(げす)。まぁ、一つ言える事は、お前らはあっしならともかく。
　あっしの大事なモノに手を出してしまったって事っす。それだけはやっちゃいけなかった。
　だから、お前らに死刑宣告してやる」

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第九話その2

ギロリと更に睨み付け、
「でも、私にぶっ殺される前に、折角だから教えてやるよ。私はネズミ。
　馬路須加女学園ラッパッパの副部長だっ！」
言い終わるなりネズミは、雄叫びを上げてヤンキー少女二人に殴り掛かった。
ラッパッパ副部長の肩書を出され、ヤンキー少女達はビビる。
ネズミの圧倒的なオーラに負け、一人は抵抗する間もなくネズミのハイキック一発で瞬殺された。
くるりと踵を返すと残るヤンキーに、ネズミは顔を向け、
「お前で最後だ。実力も無いくせに、卑怯な手使いやがって」
じりっじりっと詰め寄ろうとした時だ。
「そこまでだ」
扉の方から声がした。
振り返ると大柄な明らかに格の違うヤンキー少女が、まなみの口を押さえ立っていた。
《ちっ・・・。もう一人いたか。おそらく、こいつ・・・、強い》
「おとなしく捕まった方がいいんじゃねーかな？ラッパッパの副部長さんよ。じゃないと・・・」
イヤラシく笑って今度はナイフを取り出しすと、まなみの顔に当てた。
ネズミは拳を下ろすと、
「くっ・・・。私の事は好きにしろ・・・。でも、その中坊はラッパッパには無関係、逃がしてやってはくれないか？」
「考えてもいいぜ。まぁ、お前の出方しだいだがな。ヒャヒャヒャ」

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第十話その1

「金か？金ならくれてやる。トイレの傍にリュックに私の財布・・・。それと、その中にクレジットカードが入ってる暗証番号はXX48だ」
「ヒトミ、この副部長さんシバったら、取ってこい」
「へい、アネキ」
残った下っ端ヤンキー少女が、ネズミの手を縄で縛るとその場から走り去る。
すぐにネズミのリュックサックを持って戻ってきて、ごそごそと中を探った。
「アネキ、ありました。すげぇ、現金で20万、それに、色の黒いアメックス。こんなの使えるんすか？」
「それ一番金が引き出せるやつだ」
アネキと呼ばれた大柄なヤンキー少女は、知ったかをして言う。
「もういいだろ。その中坊放してやれ」
ネズミは懇願するが、アネキは残念そうに首を横に振り、
「ヤだよ。チクられたら、ウチらが困るじゃないか。お前と一緒にハイジンになってもらうのが一番だねぇ」
刹那、まなみがアネキの手に噛み付き、アネキはナイフを落とす。
直ぐさま、まなみはナイフを拾おうとするが、アネキに腹を蹴られうずくまる。
「うっ・・・」
「このガキ、しょーもないコトしやがって！」
アネキがまなみを蹴ろうとしたので、ねずみが駆け寄り身を挺して庇う。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第十話その2

「まなみっ！」
痛みがネズミの身体を走り抜ける。
ネズミはアネキとヒトミから何度も何度も蹴られていた。
それでも、ネズミはまなみから離れない。
まなみはネズミに護られながら、涙を流して叫ぶ、
「やめてください・・・。やめてください・・・、やめてよっ・・・。うっ・・・、うっ。
　じゃないと、麻友さんが・・・、麻友さんが死んじゃう・・・。助けて・・・、誰か助けてーーーーー」
圧倒的な絶望が空間を支配しようとした時だった。
まなみは自分に良く似た声を聞く。
「私が助けてやる。お前、それにネズミ、よくがんばったな」
驚いたまなみが声の方に目をやる。
マジ女の制服にキャメルカラーのカーディガンを羽織った、確かに自分と良く似た少女が立っていた。
ゆっくりと優雅に髪の毛を掻き上げ、アネキとヒトミを睨み付けると、
「間違えるな。私がマジ女の“てっぺん”、センターだ。ウチの副部長が世話になったな。借りは返させてもらう」
ゆらっとセンターの姿が揺らいだかと思った刹那、ヒトミは正確に鳩尾を殴られる。
殴られた勢いのまま吹っ飛び、背中から壁に身体をぶつけ失神してしまった。
センターはアネキに顔を向けると、すっとファイティング・ポーズを取り、
「残るはお前だけだ。私とタイマンしたけりゃ、マジ女まで来ればいいものを・・・」
「うるせえ、ウチらみたいな弱小チームはなぁ、こんなコトでもしないと天下取れねぇんだよ」
圧倒的な力の差を感じたアネキは叫んだ。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第十一話その1

ネズミはまなみに支えられ、ヨロヨロっと立ち上がると、
「そんな下らないプライドの為に、このまなみを拉致ったんすね。ざけんなっ。
　天下欲しけりゃ、正面から真っ直ぐ来いよ。
　センター、この下衆(げす)野郎は“てっぺん”が殴る価値も無い・・・。私が相手してやるよ」
まなみは泣きそうな顔で、
「麻友さん、無茶です・・・。その身体で喧嘩しちゃったら、本当に死んじゃいます」
ネズミは肩で息をしながら、作り笑顔でまなみを安心させ
「まなみ、ヤンキーには、それでも闘わなくちゃいけない時があるっすよ。護るべきモノの為にね。
大丈夫、あっしは勝ちやすから」
センターは腹を括ったのか、
「ネズミ、任せた」
ゆっくりとアネキの前に進む。
代わりに直ぐさまセンターがまなみの横に立ち、チラリと見て、
《なるほど、確かに私に似てる・・・。ネズミが護りたくなる訳だ・・・》
強い意志を持った声で、まなみに諭す。
「ネズミの・・・、アイツの闘い、見てやってもらえないか。頼む・・・」
まなみはぐっと泣くのを堪え、
「麻友さん、大丈夫ですよね？」
センターはそっとまなみの手を握り、
「あぁ、心配しなくていい。ああ見えて、アイツは副部長だからな」

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第十一話その2

「掛かってこなけりゃ、私から行くぞ！うおおぉぉぉおおお！」
ネズミは吠えるとアネキに殴り掛かった。
ネズミとアネキの殴り合いの応酬が始まる。
最初は五分だと思われたが、徐々に形勢はアネキに傾いていく。
それでも、ネズミは倒れなかった。
「なぜ、倒れない？」
ネズミは殴り返すと、
「教えてやるよ。ヤンキーソウルが籠って無い拳なんざ、全く効かないのさ。オラッ」
再び殴ると、ネズミの拳は綺麗にアネキの顎に決まった。
アネキの足元がふらつく。
すかさずセンターが、
「次で決めろ、ネズミ！」
「うおおおおおおっ！」
渾身のパンチをアネキの顔面に叩き込んだ。
アネキはかわす事も出来ず、そのままその場に倒れむ。
ネズミの勝利だ。

まなみが近寄ろうとするが、ネズミは冷たい視線を放ち、
「来るな！お前、何勘違いしてるんすか？こうなったのも全てお前のせい。
　ああ、小便臭いガキとつるむからこんな目に・・・。エライ目に合ったっす。
　おっと、こんなキーホルダー、あっしの趣味じゃないっすよ。全く」
ポケットに入れて持っていたマイメロディのキーホルダーを足元に捨て、踏み付けた。
まなみは凍り付き、
「酷い・・・。嘘ですよね？ね？ね？麻友さん？」
それでもまなみはネズミを信じようとするが、ねずみはウザったい面持ちで、
「その言葉、顔つき、全部ムカつくんだよ！」
吐き捨てると、まなみの頬をビンタで叩いた。
まなみは雷に打たれたかのように、一瞬黙りこくると堰を切ったかのように、
「・・・・・。うわぁああああああんんんん」
ポロポロ涙を流し、廃墟から走り去った。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第十二話 その1

センターは、ネズミの足元のキーホルダーを拾い、そっと汚れを拭く。
ネズミに差し出して、
「ネズミ、お前は嘘が下手だな」
「こうでもしなきゃ、あいつの、まなみの人生がおかしくなる・・・。あいつは、ヤンキーじゃない。
　只の、只の勉強が出来る中坊だ」
ネズミはキーホルダーを受け取り、大事そうに抱き締めた。
センターはそんなネズミを愛おしく思い、携帯を取り出すと、
「ネズミ、あの中坊の名前と学校は？」
「広河まなみ、都中学の3年だ」
ネズミはポツリと漏らす。
センターは頷き、ある番号に掛ける。
相手は直ぐに出た。
「寒ブリか？私だ。周辺ヤンキー校、及び、周辺ヤンキーグループに通達。
都中学3年、広河まなみとその周辺に手を出せば、マジ女の敵とみなす。と。急ですまんが、頼む」
ネズミは驚き、
「センター・・・」
「今、私がお前にしてやれるのは、これくらいだからな・・・。さ、帰ろう」
センターの眼差しはどこまでも優しい。
センターはネズミに肩を貸すと、ゆっくり歩き出した。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第十二話その2

翌年の春。
有名進学校、私立聖慧女子高の制服に身を包んだまなみが、学校の友人と渋谷の街を歩く。
あの事件以来、ネズミと連絡は取れなくなり、受験勉強が忙しくなったので渋谷に来ることも無かったのだ。
不思議なことに用事があって池袋や新宿、他の繁華街に行っても、ヤンキー達が自分を避けているように何故か思えた。
只、まなみにしてみれば、元々自分とあまり関わりの薄い人種なので、意識もしなくなっていったのではあるが・・・。
刹那、近くを見知った人が通り過ぎた気がした。
振り向くが、人が多すぎて見付けるコトなど到底出来ない。
新しいクラスメイトの朋子が、まなみに聞く、
「ねぇ、まなみってば、どうしたの？それよかさー。アタシね、気になってるコトがあってね。まなみは、制服の上に白いパーカー着てるよね？どうして？入学式でも目立ってたから、気になったんだ」
まなみは少し遠い目をして、
「だって、これは・・・、私を護ってくれた友達にもらった大事なものだから。これを着てるといつもその人が近くで見守っている気がして・・・」
「へぇーーー、そーなんだ？何？その人、彼氏？カッコイイの？」
朋子は無邪気に尋ねる。
まなみは首を横に振り、
「ううん。私よりも小柄なお姉さん。もしかすると、私たちの先輩だったかもしれない人」
「何それ？意味わかんないよー」
「いいの、それで・・・。ねえ、お腹好かない？私、ケーキ食べたい」
まなみは朋子の腕を引っ張るとケーキ屋を目指して走り出した。

マジすか学園・特別編“祈り�U 〜夢護りしモノ〜”　第十二話 その3

同時刻、渋谷。
「聖慧か・・・。いい高校入ったんだな、あの中坊。ん？中坊という言い方は正しく無いか」
センターがネズミに尋ねる。
ネズミは全く興味が無いといった面持ちで、
「へぇ？気付かなかった。それよりセンター、今年の新1年は選りすぐりのヤンキーが沢山いるって話だ。
　マジ女は明日が入学式・・・。悩みの種が増えなきゃいいが・・・」
そう言いながらチラリとだけ、まなみが走り去った方角を見て、
《まなみ、勉強して医学部入って、医者になる夢叶えるっすよ。努力すれば、誰かがちゃんと見ててくれる・・・。
　あっしも、その見守ってる一人なんすから・・・》
ネズミはセンターの手を握り、
「気分が良くなったから、私のお茶に付き合え」
「それは構わないが、また急に何だ？」
センターは驚いて首を傾げた。
「まぁ、いいから。クスッ」
ネズミはまなみが立ち去った方向とは逆に、センターの手を引っ張って走り出す。
リュックサックに付けてあるマイメロディの小さなぬいぐるみが楽しげに揺れた。
四月の風だけがネズミの心を理解(わか)ってるのか、祝福する様に桜の花びらを散らす・・・。


−THE END-

以上です。
お付き合いくださり、ありがとうございました。
お楽しみ頂けたら、幸いです。

渡辺麻友ちゃんも、早く良くなりますように・・・。

>>555
おつ(^∀^)ノ

おはセンネズ

昼センネズ

>>544
まじだった

>>555乙です
ネズミも乙
センターがネズミを好きになるわけだ

ネズミさん復活？

こんどはネズミのお見舞いをするセンターの話があったらいいな

ネズミさん無理するな。
次世代のてっぺんはつの字が居ないと話にならん

(^ω^)人(^∀^)センネズ快復祝賀

まだとりあえずの段階みたいだけど

>>559
神を見つけられて良かった
その神のエロ絵が四月馬鹿限定で上がってたけど保存する前に垢ごと消えちまったんたぜ

>>565
おれ>>541じゃないけど、エロ絵みたかった・・
ここにいるやつ、うｐするなよ！

そうやって他の掲示板で話題になったりするから、ビビって消しちゃうんだろうなw

こういうところでうｐする人が居ると絵描きさんが描くのやめちゃうからねｗ
ピクシブのリンク貼らないでっていうのもそもそも絵師さん達から出たお願いだし。
末長く楽しみたいなら見たくても我慢するかメッセージ機能からご本人に問い合わせるかだな

おやすみ(^ω^)人(^∀^)センネズ

おは(^ω^)人(^∀^)せんねず

>>555
超乙

センネズあげるよ

http://ux.getuploader.com/48akb/download/997/48akb_997.gif
http://ux.getuploader.com/48akb/download/998/48akb_998.gif
可愛いのでgifアニメにしてみた
まゆゆが珠理奈に肩ぶつけるのと二人顔見合わせてにこっとするとこ可愛い

http://dl10.getuploader.com/g/48akb/997/48akb_997.gif
http://dl10.getuploader.com/g/48akb/997/48akb_998.gif
ＵＲＬ間違えた、こっちだ

http://dl7.getuploader.com/g/48akb/999/48akb_999.gif
http://dl7.getuploader.com/g/48akb/1000/48akb_1000.gif

業界人にも人気のセンネズ
https://twitter.com/#!/nakazawatakeshi/status/190469706849857536

せんねずは(^ω^)人(^∀^)ﾉ永遠だぜ！

>>576
業界の人にもこういう風に言ってくれる人がいるのは嬉しいね

(^ω^)人(^∀^)ﾉ

おや(^ω^)人(^∀^)ﾉすみ

>>574
サーバーが混み合ってるとかで全然見れないよ・・・

みれた

センター、ネズミ＆高橋警部補
「マジすか学園！」

ダンス＆ゆりあ
「スピンオフ！」

昭和、尺＆おたべ
「真夏に咲く徒花〜」

ヲタ、バンジー、寒ブリ、
大歌舞伎、小歌舞伎、レモン＆アニメ
「このあと、すぐ！」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十四話その1

「はぁ？何でお前みたいな奴に話す道理がある？裏切り者がぁ！」
フジサキが背中に手を回したかと思われた瞬間(とき)、ヒュンと風を切る音が聞こえ何かがネズミに向け飛ぶ。
「！！！」
刹那、センターが動いて左手を伸ばし、飛んでくるモノを捕まえた。
ネズミの目の前で血の花が咲く。
数センチ手前でイバラ鞭の先が止まっていた。
「大丈夫か？ネズミ」
センターが自身の手も気にせずネズミに問う。
「ば、バカ。私の事よりお前の手の事を気にしろ・・・」
ネズミは珍しく動揺した。
「カッコつけてんじゃねぇ！」
フジサキはイバラ鞭を引くと、センターの左手の肉が裂け血が滴り落ちた。
センターは苦悶の表情を浮かべるが、それでもフッと笑い、
「私はお前が大丈夫なら、それでいい」
再びフジサキを睨み、右手だけでファイティング・ポーズを取ると、
「フジサキ、アンタが私達の先輩で、どんな理由があってマジ女を辞めたなんてどうでもいい。
　アンタが作ったガンタ連合、私が終わらせる」
ギリッと奥歯を噛み、右拳を握りしめた。
そして、ゆっくりフジサキに向け歩き出す。
「はぁ、ざけんな！先にお前から切り刻んでやるよ、センター！」
激怒しているフジサキは、床にイバラ鞭の先を叩きつけ、センターを狙う。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十四話その2

ヒュンとイバラ鞭が風を切る。
「オラァ！」
センターが超高速で左ハイキックを繰り出し、イバラ鞭を弾いた。
「なめんじゃねぇ！」
フジサキはイバラ鞭を引き戻し、続けざまに攻撃を繰り出す。
しかし、その度毎にセンターのハイキックに弾かれた。
センターとフジサキの距離は確実に縮まっていき、あと1mになった時、
「もう、鞭は使えない。どうする、フジサキ？」
センターは右人差し指と中指を立て、フジサキを誘う。
「このクソがぁ！」
フジサキはイバラ鞭を投げ捨て、センターに殴りかかった。
フジサキの右ストレートが綺麗にセンターの頬に入る。
口の中を切ったのだろうか、センターは舌に広がる鉄の味を感じながら、
「ガンタ連合総長の拳は、そんなモンか？この程度なら、サドさんの拳の方がまだ強かったぜ。
　オラ、もっと掛かってこいよ、フジサキ」
センターはガードを下し、フジサキを誘った。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十五話その1

「うわぁぁあああ！」
フジサキは何度も何度も拳を繰り出した。
その度毎に、センターは苦悶の表情すら浮かべずに、正面からフジサキの拳を受ける。
焦ったフジサキは薄っすらと汗をかき、
「センター、何でお前は倒れない・・・」
「フジサキ、お前はそんな事も理解(わか)らないのか？お前の拳では私は倒せない。
　教えてやるよ、歯ぁくいしばれ」
センターは残念そうに呟き、踏み込むと体重を乗せフジサキを打ち抜いた。
フジサキは一瞬固まり、そして、壁に吹っ飛ぶ。
壁に頭を打ち付けた時、フジサキの中で何かが甦った。
《イヤだ！イヤだ！！イヤだ！！！もう負け犬はイヤだ》
刹那、左手に鉄の冷たい感触が当たる。
腰に挿して隠し持っていた拳銃が、手元に落ちていたのだ。
咄嗟に拾い、座ったままセンターに向け構える。
さすがにセンターも拳銃を構えるフジサキには驚くが、冷静に諭し、
「おい、フジサキ。何の冗談だ？」
「うるせぇ！もうアタシは、負け犬はイヤなんだよっ！」
がたがた震えながら、フジサキは引き金を引く。
引き金は思ったより軽く、そして、呆気無かった。
乾いた音がアジト中に響き、あちこちから叫び声が上がる。
『キャァーーーーー！』
センターの前にネズミが倒れていた。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十五話その2

弾丸(たま)が発射される寸前にネズミがセンターの前に飛び出し、代わりに撃たれたのだ、
センターの顔から血の気が引いていき、
「ネズミーーーーーっ！」
センターは慌ててネズミに駆け寄る。
抱き起こすと、
「お前、何で・・・」
ネズミにはまだ息があり、苦しそうに、
「馬鹿野郎・・・、何をしてる？センター・・・。私に構わずフジサキを倒せ・・・」
ネズミの声をフジサキが遮る。
「あはははは。もう戻れない。もう何でもいい、どうなってもいい。
　アタシの人生って何だったんだろうね、センター？教えておくれよ。ねぇ、センター！！！」
フジサキはふらふらっと立ち上がり、再び拳銃を構えた。
今度は確実にセンターを狙って。
センターはネズミを寝かせると、
「ちょっとだけ待ってろ、ネズミ。一緒に帰ろうな」
ネズミに優しく囁いた。
ゆっくり立ち上がり、左手のひらの肉が裂けているのも構わずにファイティング・ポーズを取り、
「フジサキ、次で決める。次で最後だ」
フジサキは足元をガタガタ震えさせながら、
「一人殺すも、二人殺すも同じコト。死ね、センター！」
フジサキが引き金を引いた瞬間、センターの姿がゆらっと動く。
その時、センターは懐かしい声を聞いた気がした。
《珠理奈、俺が護ってやる。右に少しだけずれろ》

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十六話その1

金属と金属がぶつかる甲高い音がして、それでもセンターは突き進み、
「フジサキ、覚悟！うおぉぉぉぉおおおおお！」
センターは、信じられないといった面持ちのフジサキを力の限り打ち抜いた。
殴られたフジサキは、その場で一回転して崩れ落ちる。
完全にフジサキの負けだった。
センターは、フジサキから何かもやもやしたモノが離れてゆくのを感じ、
「教えてやるよ、フジサキさん。アンタがなぜマジ女で“てっぺん”取れなかったかを」
「ど、どういう意味だ？センター？」
すっかり戦意を喪失したフジサキが尋ねる。
センターは軽く髪を掻き上げ、
「いくら強くても得物使ってちゃ、誰も認めてくれない。
己の熱い拳で語りあわなきゃ、マジ女の“てっぺん”とは言えない。それだけの事だ」
刹那、センターは何処かで聞いた声を聞く。
「そこまでだ。ガンタ連合総長・藤咲薫、銃刀法違反及び連続少女暴行事件容疑で逮捕する」
センターが振り向くと、小柄だが強い意志を持った女性刑事が部下を引き連れ立っていた。
高橋警部補である。
「岩田、藤咲を確保」
「はい、主任」
部下の岩田刑事がフジサキに近付き、無慈悲に手錠を掛ける。
フジサキは抵抗する事も無く、手錠はガチャリと冷たく重たい音がした。
それはガンタ連合終焉の音。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十六話その2

連行される前にフジサキは、少しでいいから時間をくれと岩田刑事に頼み、センターに顔を向けると、
「こんな事、今更言える義理じゃねぇが・・・、センター、コイツらを頼む」
辺りを見回し、センターに頭を下げる。
返事をしようとしたセンターを、背中越しの声が遮る。
「安心して下せぇ、フジサキさん。ガンタ連合の構成員は、あっしらが責任持って面倒見やすから」
「えっ？まさか、ネズミ・・・？」
驚いたセンターが振り返ると、撃たれた筈のネズミが立っていて、
「安心しろ、センター。私は撃たれたが、死んじゃあいない」
ネズミは、ごそごそとパーカーに空いた穴から弾丸を取り出した。
どうやら、ネズミはパーカーに防弾素材を仕込んでいた様である。
「まぁ、思いの外、衝撃があって痛かったけどね・・・。クスッ」
ネズミは悪戯に笑った。
フジサキは安心したのか、
「もう充分だ、刑事さん」
フジサキは岩田刑事にそう告げ、連行に従う。
フジサキの背後にガンタ連合の構成員から声が掛かるが、フジサキは振り返る事無く、
「悪かったな、みんな・・・」
ポツリと漏らし、アジトから岩田刑事に連れられ出て行った。
ネズミはセンターに呟く。
「センター、勝ち名乗りを上げろ。そして、此処に居るこいつらを救ってやれ。出来るのはお前だけだ」
センターはネズミをじっと見て頷き、辺りに聞こえる様に高らかと、
「私、マジ女“てっぺん”、松井珠理奈は宣言する。マジ女とガンタ連合の戦争は終わった。
　この時を持ってガンタ連合は解散し、今後渋谷や他の街の構成員は、マジ女・・・・、いや・・・」
センターはダンスに顔を向け、真剣な眼差しのまま、
「ダンス、お前に任せた。ギャルソー復活させて、お前がこいつらを仕切れ。
　この決定に文句がある奴は、私がいつでも相手になる。以上だ」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十八話その1

暫くして、センターは旧ガンタ連合の構成員達が全て連行されたのを確認すると、
事態を見守っていたラッパッパ達に対して、
「お前ら、帰るぞ」
一言だけ告げ、ガンタ連合のアジトを出ようとする。
残っていたゆりあ達が申し訳なさげに、
「あのぉ、センターさん・・・」
センターはギロリとゆりあ達を睨み、
「何をしている？お前らも早く行って、ダンスをサポートしてやれ」
「は、はい！」
ゆりあ達は直立して頭を深々と下げると、そのまま走って出て行った。
センターはフッと笑い、
「ネズミ、今日の処はまだ“苗畑ゆめ”でいいから、あいつら手伝ってやれ。弁護士も来るんだろ？」
「あぁ、そうだけど・・・」
「明日、屋上で待ってる。その時、全て話してくれ、ネズミ」
「でも、センター・・・。お前、その手の怪我は・・・」
ネズミは少し動揺して答えた。
「気にするな。少し肉を切っただけだ。学校近くの病院に寄って、ラッパッパの部室に戻るさ」
「安心しー、ネズミ。その為に、ウチらもおるんやから」
見ていたおたべが、微笑んでネズミを諭す。
ラッパッパ達、全員が頷いた。
「了解(わか)った。じゃあ、センター。明日、屋上で・・・」
ネズミはそう言い残すと、駆け出してゆりあ達を追う。
センターは深く息を吸い込むと、
「ラッパッパ、撤収！」
『おう！』
ラッパッパ達全員が呼応した。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十八話その2

ビルの出口まで来た時、センター達は妙な光景を見る。
昭和がアニメに介抱されていたのだ。
尺が驚いて、昭和の傍に屈み込むと、
「昭和、何があった？」
「尺姐、申し訳ねぇ・・・。オレ、金髪のヤツに殴られて・・・」
「金髪？それってネズミの事か？」
尺の問いかけに、昭和は首を横に振り、
「全く別人で・・・。情けない話、瞬殺されました」
「それで、オレが戻ってきたら、コイツがいないんで昭和の携帯にかけたんすよ。
　そしたら、階段の裏から音が鳴るんで・・・」
アニメは付け加える。
おたべは難しい顔をして、
「ほんで、アニメが見てみたら、昭和が倒れてたって事やねんな・・・」
「つまり、ここから逃げた奴が居る。って事だろ？おたべ」
センターの問い掛けに、おたべは頷き、
「そやな、センター。逃げる必要性が在った奴・・・。
　捕まったら、えらい事になるのが理解(わか)ってる奴が逃げた」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十九話その1

「でも、あの場所から出て行った奴なんていたか？」
尺が疑問を口にすると、ヲタが思い出したかの様に、
「出て行った訳じゃねぇけど、ウチらが扉を開けたら飛んできた奴いたよな」
「あぁ、オレが蹴りくれてやったヤツだろ？あれ、木っ端だろ？弱っちそうだし」
バンジーが呟く。
「違いますよ。バンジーさんが木っ端だと思っているの、ダンスに負けたガンタ連合の幹部っすよ」
寒ブリが説明した。
センターはおたべに顔を向け、確かめる様に呟く。
「おたべ・・・」
「せやな、センター。負けたのはわざとかも知れへんな。ここから逃げるために。
　やとすると、実はかなりの大物・・・。しかも、頭もかなり切れる」
おたべは険しい面持ちで答えた。
「センター、捕まえるんだったら、アタシらが動くよ」
大歌舞伎が申し出る。
すぐさま小歌舞伎も頷いた。
センターは、残念そうに首を横に振り、
「いや、止めておけ。恐らくそいつは、もう渋谷にはいない。
尺からさっき聞いたが、駅は他のヤンキー校が監視しているんだろ。となると、タクシーを拾って・・・」
「逃げた・・・、か。でも、何処に逃げたんやろな？センター」
おたべは見えない相手を想像している様だ。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百三十九話その2

「さぁな、出てきたら出てきたで潰すだけさ。痛ぅ・・・」
思わす左手を庇った。
驚いたおたべは、センターの肉が裂けた左手を見て、
「あんた、何て事を・・・」
センターは苦悶の表情を表すも、
「かまやしない。ネズミを守る為なら安いものさ」
きっぱりと言い切った。
「レモン、タクシー捕まえてきて」
おたべはレモンに命令するが、センターが直ぐに、
「呼ばなくていい、レモン。逃げ帰るような真似が出来るか、おたべ。私達は勝利した。
　堂々と帰らなきゃ意味がない。それに・・・」
「それに、何や？」
「捨照護路(ステゴロ)の仲俣や他のヤンキー校の“てっぺん”が、ガンタ連合の木っ端を駅に張り付けてくれてたんだろ？
　礼の一言ぐらい言わないと、マジ女の格が下がる。
　それこそ、ラッパッパ最強伝説を作ってきた先輩方に、恥をかかす事になりはしないか？
　私はそんな事は出来ない」
おたべはクスッと笑い、
「ほんま、センターは真っ直ぐやな」
そして、アニメと昭和に顔を向け、
「アニメ、昭和に肩貸したり。ほな、センター、行こか？」
「あぁ・・」
センターとラッパッパ達は、マジ女に帰る為にK急渋谷駅目指して歩き出す。
かくして日差しがキツくなり始める真夏の昼下がり、
後に“渋谷一日戦争”と語られる事となるマジ女最強集団ラッパッパとガンタ連合の戦争は終結した。
そして・・・。

本日分、以上です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
残り後、３話で完結。

では、失礼します。

>>594
乙(^ω^)人(^∀^)ﾉ乙

乙あげセンネズ

　　　　　　　　　　　　　(⌒)
　　　　　　　　　　　　 (_　__）
　　　　　　　　　　　　 　|/　
　 γ⌒ ､　　___o___　　__　　　　　∬　　∫
　　ゝ､　 ＼/~~~~~~ヽ//　　　＿＿＿＿__＿
　　　　＼ ,'. (^ω^)/　　　 ｀ｉ　　　　　 　ｉ´
　　　　　　ｉ　(/　　 　ｉつ　 　　ゝ (^∀^)ノ　お茶にしませんか？
　　　　　　ヽ､＿＿_ノ　　　 　 　бｉ二二ｉっ
　　　　　　　　∪∪　　　　　　　　　∪∪

>>597
きゃあああかわゆ

センターは、夕陽が照らす校庭のベンチに腰掛け、ヘッセの「車輪の下」を読んでいた。
ヘッセを読むと、ネズミと出会った時のことを思い出す。その頃から高圧的で人を見下していたネズミに、なぜか心惹かれていた。
それはただ単に境遇が似ているとか、お互い一匹狼だったとか、そんな軽い理由ではない。言葉にはできない、心の奥底のもっともっと深い気持ち・・・
センターは本を閉じるとネズミのいる部室へ向かった。ネズミにどうしても会いたくなったのだ。

壊れたままの扉を抜けると、パーカーを着て、フードをかぶった女の子が座っている。ネズミだ。暖かい夕陽に包まれたネズミは、椅子に腰掛けてスースーと寝息を立てて眠っていた。
ネズミの無防備な姿に、センターの笑みがこぼれる。ゆっくりと近づき、起こさないようにそっとフードを脱がせると、可愛らしい寝顔が見えた。
(マブダチに殴られる気持ちはどうだ！)
体育館でネズミに殴られた時に吐きかけられた言葉だ。おそらく嫌味のつもりで言ったのだろうが、センターにはそれが嬉しかった。どんな形だとしても、初めて心からマブダチだと認めてくれたのだから。あれから幾日も過ぎ、今こうしてネズミの隣にいる。
(ネズミ、お前は今でも私のマブダチなのか・・・？)
センターは、なぜか悲しい気持ちになり、ネズミをぎゅっと抱きしめた。
ネズミが驚いて目を覚ます。
「センター！？・・・どうしたんだ急に」
「分からない・・・なぜかネズミをだきしめたくなった」
「そうか・・・」
ネズミもセンターを抱きしめる。
「ネズミ、これからも側にいてくれ」
「分かってるさ、センター。お前は私のマブダチだ」
沈んでいく夕陽が二人を優しく包んでいた。

>>599
乙カレ〜
なんかいいね、シーンが浮かんでくる＾＾

夕暮れ時に読んでうっとり。

久々にマジすか2観たけどやっぱり11話で涙腺崩壊あげ(^ω^)人(^∀^)ﾉ

そして11話が最終回と脳内補完されるパータンw

センネズ

最終回の背中が合わさるシーンもいいシーンだけどね
やっぱり１１話が神回ｗ

個人的にそこと勝利の女神しかいいと思えるシーンが無いのが困りもの
9話と11話は展開も演出も神

最終回背中合わせるシーンと勝利の女神シーンだけ繰り返し見て他は流し見だったらかぶっちゃけ内容あんまり覚えてないｗ
11話をリアルタイムで見たときの興奮は今でも鮮明に思い出せる…9話もいいけど10話も好きだよ
ネズミの悪口言った人を片っ端からぶっ飛ばすセンターとかセンターがネズミの腕を掴んで2回引き寄せるところとか大好き

あ、すまんさげちゃったあげ

10話もいいね
センターがネズミに声を荒げたのは多分そこだけだったよね？
「逃げるな！裏切ろうとした事は事実だ　誹りを受ける事くらい我慢しろ！」ってやつ
久々に観たらかっこよすぎてしびれたｗ

それと同時に、知らない間にしっぽ振って「ネズミィ〜」って言ってるセンター像が
自分の中に出来てた事に気付かされたｗｗ

あそこは、ふつーに
「ネズミ、お前は俺のものだ。だから私が守る」みたいな心の声が聞こえて来たw

どの発言もネズミを想っての事だしな(^ω^)人(^∀^)ﾉ

１話でバンジーが双眼鏡で覗いてるカットあの画の中で二人がキスをしてる描写
あくまでも描写でいいんでそれがあったら面白い展開になるのにって当時は思ってた
でも11話が神回になったんで結果オーライ

11話と言えば伝説のモニタールーム…

センターをうまいこと言いくるめようとしたネズミが、自分から手を握るシーンが好き。
でも、けっきょくセンターはネズミの思惑を見抜いてる感じで、誘い受けしようとしたネズミがセンターにたしなめられてる感じで、なんか萌える。
何話だったかは忘れた。

>>614
確か6話！センターにペース崩されまくりなネズミいいよね

ワロタの曲が高校生クイズ大会の応援ソングに決まったね
ネズミとセンター、オタベがいたら優勝だろうなぁ

(^ω^)人(^∀^)ﾉ

Sen(^∀^)ﾉ(^ω^)Nezu

真夏のジャケ写、センネズでくっついてますように

>>619
胸熱

んんんのSGは多分まゆゆ、珠理奈、ぱるるは同じジャケだろうね
公開いつなんだろうね
早くMVを見せて欲しいよ

大好き(^ω^)人(^∀^)ﾉセンネズ

待ちきれない、そんな人にお勧めｗ

http://ime.nu/www.dailymotion.com/video/xq5n67

ＭＶはどうかわからないけど、歌詞割的にはほぼずっと隣っぽい
新世代はセンネズセンターってことだねｗ

>>623
イントロいいな。
センネズ関係ないけど。

こんな嬉しい事って今まであった？
センネズが明らかに観れるなんて

歌披露のフォーメーションで

センネズあげ

PVどうなることやら

PV凄い楽しみで腹いたくなってきた
ネズミが攻め軍の大将らしいけど

ＰＶでセンネズが見れることを願う！

PVでセンネズがケンケンパしてたら胸厚

真夏のジャケ写だけどセンネズは向き合っていないけど、センターが後ろからネズミにくっついてるよ

おやすみ(^ω^)人(^∀^)センネズ

おやセンネズ

まゆゆの向きを逆にすべきだったな
それだったらぴったりくっついたのに運営の見識を疑う

>>635
おれは、ぴったりくっつこうとしたらネズミが照れたというふうに脳内補完した

確かにまゆゆの向きが惜しいって思ったｗぱるさんと向き合ってしまったか…。
寒ブリドラマではセンター推しだけど現実では超ネズミ推しなんだよね

>>636

　 ｀¨ −　､　　　　　＿_　　　　　 _,. -‐' ¨´
　　　　　　| ｀Tｰて＿,＿｀　`ー<^ヽ
　　　　　　|　 !　　　　　　｀ヽ　　 ヽ ヽ
　　　　　 r　/　　　　　　ヽ　 ヽ　　_Lj
　､　　　 /´ ＼　　　　 ＼　＼_j／ヽ
　　｀ ー　　　ヽｲ⌒r-､ヽ ヽ__j´　　　｀¨´
　　　　　　　　　 ￣ー┴'^´

通常盤はいいな
http://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20120419/2010382_201204190496734001334775634c.jpg

http://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20120419/2010382_201204190496734001334775634c.jpg

さりげなく手が触れ合ってる二人
マジすか3宜しくお願い致します！

　　　　　。☆*+.　。。　　　　 ★。*。* 。
　　　　ｏ　。ﾟ.　,ﾟ　☆。　　☆　*　。ﾟ.　☆o。
　　　+★。☆　　　　☆　+*ﾟ　　　　　 　。*。
　　　*．　。　　　　　　*　。,　　　　　　＋★。
　　　 ﾟ　　　　 ヽ(^ω^)人(^∀^)ﾉ　　　。.o
　　　☆。ﾟ。　 ∧/ 　/　　ヽ 　ヽ∧　　。ﾟ　+.
　　　　＊ﾟ 。。　　￣|　　　 　|￣　　　*。☆
　　　　　+。,☆+.　　　　　　　　,　+　＊。
　　　　　　　　ﾟ　*．　　　　　。*☆。
　　　　　　　　 　,★+　。　．☆。,
　　 　　* 。　。,☆☆　ﾟ.　＋ *．＊。　　。*
　　　　 *☆　＋。ﾟ 　センネズ 　*．★。☆

>>640
おおおおおおおおおおおおおおおお
これはいい

珠理奈もまゆゆもどんどん子供っぽさが抜けて美人化してるね。

>>640
センネズ最高や！　芝生デートだとこんな感じになるのかなぁ

ひる(^ω^)人(^∀^)センネズ

やっつけだけど２人きりに加工した
http://iup.2ch-library.com/i/i0614071-1334815391.png

>>646
海辺で二人きりな感じがいいな

真夏の太陽が射すある夏の日、センターとネズミは小さな電車にゆられていた。
センターは何だか嬉しそうに周りの景色を眺め、ネズミは文庫本に目を落としていた。
「電車、あんまり人が乗ってないな」
「ああ、休みの日じゃないからな」
「そうか。それにしてもネズミ、真夏でもパーカーを着てるんだな。暑くないのか？」
「夏仕様だから暑くない。それに直射日光がきついからこれぐらいで調度いい」
「そうか。で、これから海に行くわけだが」
センターは、ネズミを上から下まで一通り眺める。
「なんで手ぶらなんだ？水着も持ってきてないぞ？」
「せっかく海に来たから老人と海でも読もうかと思って本は持ってきた。泳ぐつもりはないから水着は持ってない」
「あぁ、そう言うと思ってネズミの分の水着も持ってきたんだ」
「・・・そうか」
「白で良かったよな？」
「うん」
子供のようにはしゃぐ、少し強引なセンターに半ば呆れながらも、ネズミはとても嬉しかった。センターのキラキラした横顔を眺めながら、そっと手を重ねる。それは、二人が繋がっている証。
「ネズミ、向こうについたらビーチバレーするぞ！」
「いいぞ。でも負けないからな、センター」
「のぞむところだ」
楽しそうな笑顔の二人を、白い砂浜が待っていた。

夏ですねー

>>646
いいねえ
もう一つのやつもいっそ二人きりに加工してくれ

http://beebee2see.appspot.com/i/azuY_aKhBgw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuY96qhBgw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYwo6UBgw.jpg

二人とも細いな…

センネズ(^ω^)人(^∀^)ノあげ

徐々に高まってきたなぁ

>>650
もう一つってこれ？
http://uproda.2ch-library.com/515554bOn/lib515554.png

>>654
おいおい、いい仕事してるじゃんかよう
その技術が裏山Cぜ

>>654
か、下半身も入れてお願いします…

PVやジャケ写でどんだけ絡んでもあの紅白メイキングにゃ勝てないな
なんせプライベートであのノリだもの
あの場面カメラマンが来る前の二人の会話を妄想中
珠「ネエー　チュウーしてよー」
麻「ダーメ」
珠「なんでよー」
麻「ネエ　今度二人でどっかいこっか」
珠「あぁーいくいく」
麻「温泉なんてどぉ」
珠「あぁーいいそれ」
麻「そん時いっぱいチューしたげる」
珠「いやーんまゆさん好きー」
ここでカメラマン登場
珠「あー撮られた撮らないでよー」
センターさんの威厳どこえやら

真面目な話どういう流れでいちゃつき始めたんだろうね、他メンバーが近寄りがたかったのか2人を中心に完全にモーゼ状態になってるし
まゆさんもあれではしゃぐ人だから末っ子2人で悪ノリし始めるともうどうにも止まらないんだろうなと西武ドームとかGMFメイキングを見て思ったｗ
可愛すぎるわ

>>657
センターの威厳ｗｗｗｗｗ

あれは、ふたりだけの世界に入っちゃってる感じあったね。こっちも見ちゃいけないもの見た感じ。
心理とか詳しく妄想しだすと、ちょっとここで書けない領域になるなw

おたべ、学ラン、尺、ゲキカラ、大歌舞伎、小歌舞伎、
ヲタ、バンジー、アキチャ、ウナギ、ムクチ、
どっち、ツリ、寒ブリ、年増、レモン、
昭和、アニメ、ジャンボ、ライス、高柳＆大家
「マジすか学園、スピンオフ！真夏に咲く徒花！！最終回！！！」

センター＆ネズミ
「この後、すぐっ！」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百四十話その1

帝国タクシーの運転手小出は浮かない顔をして、首都高速1号線を羽田空港に向け走らせていた。
無理もない。
渋谷の外れで拾ったキャリーバッグを持った金髪の女性客が、
不機嫌で陰気な顔のままポツリと羽田までと漏らしただけで、
黙りこくって隠れるようにシートに座りこんだからだ。
その後は、何を言っても無言のまま。
非常にやりにくい・・・。
客は何を思ったのか、携帯を取り出して掛ける。
相手はなかなか出ない・・・。
苛立つ金髪の客は運転席のシートを蹴った。
小出が文句を言おうとすると、相手が出たようで、
「お忙しいところ、すいません。ガンギレ高校のヨツヤです。昨日の今日で申し訳ないんですが・・・。
　ええ、そうなんです。ガンタ連合が解散させられまして。ええ、違います。ポリじゃありません。
　前に話した事ありませんでしたっけ？半年程前に、ガンタ連合が中に入って手打ちにした・・・。
　そうです、そのマジ女ですよ。そこが乗り込んできて・・・。ええ、だから今から・・・。
　そう言ってくれると助かります、ワタナベさん。では、大阪で・・・」
小出は話のきっかけが掴めたかと思ったのか、
「お客さん、関西にご旅行ですか？関西はいいですよ。食いもんは美味いし。それに・・・」
金髪のヨツヤと名乗った少女は、黙れと漏らし小出の話を遮った。

空港のターミナルが見えてくると金髪のヨツヤは、
タクシーをターミナルではなくパーキングに入れる様に指示して、
「さっきはごめんなさい。ちょっとイライラしてたから・・・。そのお詫びに・・・」
急に甘い声を出して、妖しく小出の頬を撫でた。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百四十話その2

誘っているのだろうか。
「い、いや、いいんですよ・・・」
小出が人気の無いパーキングに車を止めて、
「ここでいいですか？料金8,990円になりま・・・。ぐふっ」
振り向いた刹那。
ヨツヤの左拳がまともに小出の顔にヒットした。
鼻の骨が折れ、血が小出の服を汚す。
「あわわわわっうう」
小出は逃げようとするも、ヨツヤが突き付けた拳銃を見て動けなかった。
キャリーバッグに隠し持っていたのだろうか。
脅える小出の口にヨツヤは強引に拳銃を捻じ込むと、ゆっくり撃鉄を引く。
嫌な音を小出は聞いた気がした。
「う゛わ゛ぁ゛ぁ゛ぁ・・・。だの゛む・・・、だずげで・・・」
「アタシを乗せたのが、お前の不幸だよ。死ね・・・」
ヨツヤは無慈悲に引き金と引いた。
カツンと撃鉄が振り下ろされた瞬間、小出は意識を失った。
ヨツヤは拳銃に着いた指紋を拭き、投げ捨てる。
キャリーバックからピルケースを取り出し、意識を失っている小出に一粒飲ませた。
《これで、こいつの記憶は消せた・・・。後は・・・》
数時間後、小出は警備員によって発見されるが、今日一日の記憶を失っており暴行された事実も覚えていない。
勿論、金品の奪われた事実も無かったので、自身で錯乱して怪我をしたという事で処理されたのであった。
只言えるのは、どうやら人知れず一人の少女が、密かに大阪に向かったかもしれないという事だけである・・・。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百四十一話その1

「ちょっと、センター。アナタ、どんな事したらこんな怪我になるの？」
高柳会記念病院の処置室で、高柳明音は呆れ果てながらセンターに包帯を巻いていた。
高柳会記念病院、マジ女現生徒会長である高柳明音の父親が院長を務める病院である。
マジ女から二十分程歩いた所にその病院は在り、マジ女の生徒が怪我をする度に運び込まれていた。
「さぁな？私は転んで手を切っただけだ。しかし、この病院がお前んちとは思わなかったぜ、高柳」
看護婦が足りないので、自室で勉強していた高柳までもが狩りだされ、手伝わされている。
センターは、真顔でこれは転んで出来た傷だと言い張り、それ以外は何も高柳に説明しなかった。
勿論、一緒にやって来た他のラッパッパの連中もである。
傷は学ランが一番酷く、左手複雑骨折。
次にセンターで左手に多数の裂傷。
後はそれぞれに打撲や擦り傷等々。
左手をギプスで固められた学ランが、トイレにでも行っていたのだろうか処置室に戻って来て、
「そうそう、俺も転んだだけだぜ」
高柳はキッと学ランを睨み付けると、軽く溜め息を付き、
「はぁ・・・。アナタもねぇ、宮澤先輩。どう転んだら、左手の骨がぐしゃぐしゃなんて・・・」
「そんな事より、高柳、お前良く見ると可愛いな。どうだ？テスト終わったら、俺とデートでも・・・」
チャラけてみせる学ランが殺気を感じて振り返ると、
近くのコンビニにチーム尺を引き連れ買い出しに行っていた尺が、
袋一杯に入った缶コーヒーやらペットボトルのジュースを持ったままワナワナ震えて立っており・・・。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百四十一話その2

「こっのぉ〜浮気者がぁぁあああ！！！」
尺は袋ごと学ランに投げ付ける。
袋は綺麗に学ランの顔にヒットして、処置室のあちこちに飲み物は散乱した。
入院していた大家志津香が騒ぎを聞きつけ降りてきて、
「何ね、明音？何があった・・・、うわっ！？」
覗きこんだ刹那、コーラの缶がまともに大家の頭に当たった。
カコーンと心地良い音が診察室に響く。
「痛ったぁ・・・。おっまえらーーーー、ゆるさんと！」
大家は足元に転がるコーヒー缶をおたべに向け投げるが、おたべはにやにや笑ってひょいと避ける。
コーヒー缶は何故か高柳に当たり、
「ちょっと、志津香。何でアタシに当てんのよ！」
すぐさま診療室はジュースを投げ合う乱闘になった。
センターはジュースを避けながら、クスクス笑い。
《もしかしたら、優子さんはこうゆうのが楽しくて、ラッパッパの“てっぺん”だったのかもな・・・》
その時、ほんの少しだけセンターの気が緩んだ。
「センター、覚悟！」
ムクチが叫びながら、思い切り振ったコーラのプルタブを開けた。
センターの顔目掛けコーラが飛ぶ。
コーラはセンターの顔を直撃して、結果ムクチは喜んでガッツポーズをし、
「やったぁ、コーラだけど一発センターに入れた。アタシ、これでダブったら四天王だ」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百四十一話その3

センターはカーディガンでコーラを拭うと、
「な訳無えだろ、ムクチ！拳で語れや！」
センターはキレるが、何やら楽しそうだ。
そして、ラッパッパ達に殴り込んでいく。
今度はジュースの中身がブチ撒かれる大乱闘となった。
暫くして、高柳の父・高柳明彦が入って来る。
診察室の中を見るなり、顔を真っ赤にしてワナワナ震え、
「コラァ！何をしている、この大馬鹿モンがぁ！お前ら、全員そこに正座せぇ！」
センターを筆頭にラッパッパ全員、高柳明音、それに大家志津香までもが2時間程説教を受ける事になるのであった。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百四十二話−最終話−その1

センターが真夏の日差しを楽しみながら、屋上からの景色を眺めている。
一人で寂しいのか、敢えてあれこれと考えていた。
《宣戦布告したものの、一日で片が付いて良かった・・・。
　思えばフジサキも、此処からの景色を眺めたのだろうか・・・？それに・・・》
センターはチラリと制服に着けた校章を見る。
《あの時聞いたのは、確かに優子さんの声・・・。
　声の通り動いたから、弾丸が校章に当って俺は無事だった。
　だったら、俺は優子さんに感謝しなければいけないな・・・》
そっと校章を握り、
「ありがとう、優子さん・・・」
刹那、センターの背後から声が掛かる。
「センター、その・・・、手の傷大丈夫か・・・？」
振り返るとネズミがピンクのパーカーを着て立っていた。
「ネズミぃ！」
センターから思わず笑みが零れる。
ネズミはセンターに近付き、センターの包帯でぐるぐる巻きにされた左手をそっと取り、
「ごめん、センター・・・。私の為に・・・」
その表情は申し訳無さそうだ。
センターは首を横に振り、
「気にするな。俺が好きでやった事だ。じゃなきゃ、お前の顔が傷付いていた。俺はそのほうが哀しい」
そっとネズミの頬を撫でた。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百四十二話−最終話−その2

ネズミは真っ赤になり、センターの手を振り払うと、
「ば、馬鹿・・・。そんな事言うな。私は私の顔の事よりも、センター、お前の手の傷の方が・・・」
「ネズミ、気を使ってくれているのか？すまん・・・」
センターは軽く頭を下げた。
ネズミは話題を切り換えようと、
「それで、昨日の事なんだが・・・」
「あぁ、ガンタ連合の奴ら、どうなりそうだ？」
ネズミは肩を竦めながら、
「弁護士の話だと、おおよその木っ端の連中はなんとか不起訴。
　薬ヤってる奴はそのまま逮捕みたいだけどね。
　それに、フジサキは勿論、ミムラ、イツキ、ムグルマの幹部達は、
　銃刀法違反、薬物、暴行、それに恐喝と、まぁ実刑は免れないだろうな」
「消えたヨツヤは何処に行ったんだろうな？まだ見つからないのか？」
「あぁ、私もその点は気にはなった。
　寒ブリからメールを貰って、その後、私なりに調べてみた。
　これが今朝届いた報告書だ」
ネズミは背中のリュックサックから数枚の紙を取り出すと、センターに差し出す。
センターは一目見て、少し驚く。
「これって・・・」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百四十二話−最終話−その3

「あぁ、私も想定外で驚いた。そもそもヨツヤという人物はいなかったんだから・・・。
　いや、正確じゃない。ヨツヤはいた。
　報告書にある通り、元ガンギレ高校のヨツヤという人物は存在した。
　しかし、在学中に既に事故で亡くなっており・・・。ガンタ連合でヨツヤを名乗っていたのは・・・」
「全くの別人・・・？」
ポツリと漏らす。
センターとネズミは照り付ける日差しで暑い筈なのに、一瞬寒気を感じ、
「まだ何かありそうだな、ネズミ」
無意識の意識というのだろうか、それとも本能がそう思わせたのか、センターは何故か西の方角を睨んだ。
ネズミは深く溜め息を付くと、
「まぁ、フジサキに面会に行って、又、色々聞きだしてみるよ。
　センターに倒された後、何だか憑(つ)きものが落ちたみたいなっててね」
「そうなのか？」
「あぁ、昨日、高橋警部補の・・・」
センターが言葉を遮り、
「高橋警部補？昨日の女刑事か？確か、前田を連行した奴だよな？」
ネズミはフッと笑い、
「その高橋警部補と私の弁護士の立ち合いで特別にフジサキに会わせてもらったんだが・・・。
　どうやら、フジサキ率いるガンタ連合が拝金集団になり、ヤバい事まで手を出したのは、
　そのヨツヤが加入してからさ。
　それまでは、単なる逸(はぐ)れヤンキー集団だったみたいでね」

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百四十二話−最終話−その4

「そうなのか？ネズミ」
センターの問い掛けに、ネズミは頷き、
「そう。ガンタ連合は八年前にマジ女の“てっぺん”争いに敗れて自主退学した藤咲薫と、
　同じくヤバクネの“てっぺん”争いに負けて辞めた瀬路眞夏(せろ まなつ)が始めた組織でね」
「セロ・マナツ？初めて聞く名前だな、ネズミ」
センターは首を軽く傾げ、尋ねる。
「そりゃそうさ、その瀬路はガンタ連合に居る時にフジサキと男を取り合いになって、
　結局、男と駆け落ちしたそうだ。それが三年前。ヨツヤが入る前の話だからな。
　だから、瀬路の話は、ガンタ連合の中で禁じられた話題となった・・・」
「なるほど・・・」
センターは何か思い深か気に、
「なぁ、ネズミ。俺達も、いつか男を巡って争ったりするのかな？」
ネズミはムキになって怒り、
「なっ、何を言う、センター。馬鹿を言うな。私は・・・、私は・・・」
お前が一番好きだと言いたかった・・・。
センターはネズミに背を向けると、遠くを見詰め、
「もし、そんな時が来たとしても、俺は・・・、いや、私は言うだろうよ。『私はお前が好きだ』と」
「センター・・・」
何故かネズミの瞳から涙がこぼれた。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百四十二話−最終話−その5

振り向いたセンターがネズミの涙に気付き、
「なんだ、ネズミ。泣いているのか？」
センターが気遣ってハンカチを取り出そうとするも、ネズミはパーカーの袖でささっと涙を拭き、
「何で私が泣かなきゃいけない。雨だよ、雨。ほら見ろ、あの山の方に雨雲が在るだろ」
センターは目を細め、クスっと無邪気に笑い、
「あぁ、雨だな。お前がそう言うんだから、雨なんだろう」
「うっ、馬鹿にしたな、センター」
ネズミはまた顔を真っ赤にした。
「馬鹿になんかしてない、する訳が無いじゃないか、ネズミ。
　あっ、そう言えば、今日のテストはどうだったんだ？」
センターはテスト前に休んでいたネズミを気にするが、ネズミは全くといった感で、
「特に意識はしていないが、問題は無い。お前もだろ？センター」
「さすがネズミだな」
センターは爽やかに微笑む。
ネズミは少しふて腐れ、
「何か上手く誤魔化された気もするが・・・。まぁ、いいだろ」
そして、思い出した様に、
「そうだ、センター。テストが終わったら、葉山に行かないか？ウチの別荘が在って・・・」
「三浦の海か・・・、それもいいな」
「だっ、だろ？静かだし、足を延ばして箱根の温泉に行ってもいい。手の傷を治すには丁度いい・・・」
「そうだな、ネズミ。箱根も・・・」
センターは素直だ。

マジすか学園・スピンオフ作品“真夏に咲く徒花”　第百四十二話−最終話−その6

今日は無言の間が好きじゃないのか、ネズミは直ぐに言葉を探し、
「そういやセンター、校長室に行ってなかったか？いつの間に、校長と仲良くなったんだ？」
センターは不敵に笑うと、
「あぁ、あれか？校長に直談判してたんだ」
「直談判？何を・・・？まさか、ガンタ連合の木っ端達か？」
「そう、そのガンタ連合の木っ端達だ。希望者はマジ女に編入できる様に話付けてきた。
　放課後、ダンスの所に言いに行くから、お前も付き合え、ネズミ」
「渋谷に二人っきりでか？センター」
「あぁ、駄目か？」
「駄目じゃないけど・・・」
ネズミは少し恥じらいがちに答えた。
「じゃぁ、決まりだな。じゃぁ、午後のテストが終わったら、ラッパッパの部室で待ち合わせだ」
センターは景色を楽しみながら深呼吸した。
風が優しく髪を撫でる。
《やっぱり何度見ても、ここからの景色が一番だ・・・。
　特にこれといった特徴は無いが、この景色に強く引付けられるのは何故なんだろう・・・？》
センターはその理由が、青春故にだという事を今はまだ知らない・・・。

−完−

おはせん(^ω^)人(^∀^)ノ ねず
>>672 乙

以上で完全完結です。
長きに渡りお付き合い、本当にありがとうございました。
お楽しみ頂けたら幸いです。

それでは、失礼します。m(__)m

>>674
乙！(^ω^)人(^∀^)ﾉ乙！

まさか現実で抱き合うなんて…

昼センネズあげ

ほんと長かったなw
おつかれ！

>>674

>>674
長い間ありがとうございました
真夏の徒花を読みたくて保守してきたかいがありました
もしまたセンネズ関係の新作ができましたらお願いします

へったぴでごめん
つの字の新曲
http://uproda.2ch-library.com/515889guA/lib515889.png

>>681
ジャケ写サンクス！
こっちが本物だよね？

>>681
スイカでけえええええええええええ
邪魔な人達が居ないのはいいな！

>>683
邪魔な人達ってwww素直過ぎww

>>681
グッジョブ！
でも西瓜になんか笑ってしもうたw

ネズミがなんかもちたそうだったからスイカもたせてみた
おそらくセンターがはしゃいで持ってきたんだろうな

なんかストーリーができそう
おや(^ω^)人(^∀^)ﾉすみ

ネズミは怪力だなぁ

このスイカはビーチボールじゃないの？
二人で浜辺で遊ぶのですねｗ

おやすみ(^ω^)人(^∀^)センネズ

おはよう(^ω^)人(^∀^)ﾉセンネズ

なるほどビーチボールかw

昼(^ω^)人(^∀^)センネズ

あげるよセンネズ

センネズは(^ω^)人(^∀^)ﾉ不滅だぜ！

http://beebee2see.appspot.com/i/azuYhP2jBgw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYkdGiBgw.jpg

限定Bのセンネズの写りは神々しいな
他メンには悪いが輝きが1000倍違う.....

二人とも笑顔が似てるよね。
息ピッタリ

>>696
よぉ(^ω^)人(^∀^)ﾉ神

なかなか二人きりにさせてもらえないところがもどかしいけどな(TωT)人(T∀T)ﾉ

二人きりの時はいつも紅白のメイキングみたいなんだろうか
もっと見たいぜー

(^ω^)人(^∀^)ﾉ

共演してもらうのはすごくうれしいんだが、たしかにふたりっきりのとこを見たいな

グアムのホテルをセンネズ相部屋にして隠しカメラで…
いやいや駄目だわこれ十中八九お蔵入りだ
翌日テープを確認したスタッフ内に緘口令がしかれる
五年後ぐらいにネット流出

五年も情報をよく守ったなおたべ

犯人はおたべさんかwwwwwwww

珠理奈も年下な上に後輩だけど、
主導権はまゆゆにあると思ったらそうでもなさそうな感じが萌え〜
http://beebee2see.appspot.com/i/azuY2bKiBgw.jpg

>>707
すごい所でいちゃついたねまたｗ

>>707
この時のふたりは、どっちもチャラそうでいい
もっとふたりだけの絡みみたいよ〜

>>707
こういうのをもっと魅せてくれセンネズ

おやすみ(^ω^)人(^∀^)センネズ

おはセンネズ
>>707
何度見てもコレはイイ！

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2889522.jpg
ちょっと前までこの距離感だったと思ったら>>707は奇跡だな

>>707
これまゆゆのうちわの持ち方と首のかしげ方が最高すぎる！

>>713
ポニシュの時はこうだったんだw

>>713
じゅりたん；；

今はこんな事しても怒られません
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYhLOiBgw.jpg

>>713
この時期には二人が仲良くなるなんて考えられなかったなー
でもポニシュの時期の二人も際立って美少女だなと思ってた

てかいちゃついてだーすーに気を遣わせるなw

紅白はてもでも前の二人のインタビューも良い

まゆゆ 「じゅりな……ちゃんが本番グイグイくると思うので、それにちゃんと答えられるように受けようと思います」
じゅりな「わたしはグイグイいって攻めようと思います」
まゆゆ 「任せます」
じゅりな「受け止めてもらって」


何の話をしてるんだか

まゆゆが「じゅりな……」でちょっと溜めたから、ついに呼び捨てになったのか！と思った

>>719
ちょ…こ、これは何をいってるんだ

インタビュー良いよね、親しさが伝わってくる
上の方でも言われてるけど珠理奈はまゆゆには対先輩じゃなくて対友達っぽい対応だな
>>713
これを見たとき人見知りは時に罪だと思ったなー
インタビュー見る限りマジすか2の時にはじめてまともに話したっぽいしｗ
長い事間に誰か挟んでしかコミュニケーション取ってなかったんだろうね

>>720
ブログでじゅりなって言ったりじゅりなちゃんって言ったりしてるからどっちも使ってそう
ＡＫＢお姉さんメンがまゆ呼びまゆちゃん呼びを固定しないで両方使ってるのと同じ感じで

昨日の王様のブランチで中居さんが女の子同士でデキちゃったこと
ないのって質問した後の二人の表情をコマ送りにして見比べてる
のは自分だけじゃないはず
いろいろ都合のいいように妄想しちゃうよね

>>719
(^ω^)これは・・・！

>>696これ見ると
珠理奈 まゆゆ 誰か
このフォーメーションも悪くないけど理想はまゆじゅりのWセンター
身長差を考えてまゆゆが半歩前に出ると、美少女で華奢なまゆゆとイケメンで身長のある珠理奈のコントラストが上手く調和するんじゃないかな

個人的には並んで身長差があるのが逆に好きかも
あと珠理奈もかなり華奢な美少女だと思うなー

まゆじゅりはプリキュアみたいにして売り出せば子供にも人気出て安泰

やっぱこれだね〜
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYg4elBgw.jpg
ネズミを見るセンターと何故か江角を見るネズミ
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYzO-kBgw.jpg

>>727
珠理奈も細いけどまゆゆと比べると身長も高く肩幅も広いという意味
でもそれがセンネズの持ち味であり安定感なんだけどね

二人とも華奢でかわいいっていうことだな
そして身長差もよいと

>>726の自分の言い方が悪かったみたいですがそのとおりです

珠理奈は実際見てみると細いんだろうけど、
いつもまゆゆのことばかりじーっと見てるヲタからすれば
珠理奈は相対的に体格が大きい子に見えるからなぁ
フレッシュレモンヲタとかは周りのメンバーを見て「みんな大きいなあ」と思ってるはず

不快なレスが続いてるな

何で珠理奈が華奢な美少女というのを否定しないと気が済まないのかねこいつら

ID:IYxJWJyoi
は今日まゆスレでも荒れのもとのレスしてたやつだからスルーで

センネズはセンターもネズミもどっちも華奢な美少女なのがいいんじゃないか
一人じゃ頼りない感じの子が2人で寄り添って、
表では偉そうにしてるのに裏ではお互いにだけ弱み曝け出してるところが萌える
体格差じゃなくて身長差がいいんだよなー

>>737
身長差良いよねw
センターさん成長期だし、まだ伸びそうな感じもするけど

次世代センター！

二人で(^ω^)人(^∀^)ﾉ一人

マジすか３、センネズ出てくれると信じてるけど２人とも忙しいよね
楽しみでもあり不安でもある

(^ω^)人(^∀^)ﾉ

リアルでてっぺんとった二人が見れるなんて胸熱

秘密の部屋、容量オーバー？
早いなw800番台でオーバーかい

秘密の部屋、新スレたてました。
スレッド名をわかりにくく変更したので、
該当の板で「秘密の部屋」で検索して下さい。

おやすみ(^ω^)人(^∀^)センネズ

おやセンネズ

おは(^ω^)人(^∀^)ﾉセンネズ

>>722
いつのか分からないけど、仲良くなる前っぽい頃の絡み
何気に萌えるｗ
http://www.youtube.com/watch?v=AZBVZyGrLiQ#t=04m25s

>>749
ちょっと珠理奈のほうが引いてないかw

>>749
これめっちゃかわええわ

>>749
可愛ええええええええ！

>>749
手持ちのファイルを見てみたら作成日時が2010年2月20日だった

>>749
センターさんってやっぱり背が高いね。
でも肩の華奢な感じがたまらん。

>>749
うん、センターは高いね
後ろのネズズに気付いて、最後少し屈むんだね
センターさんのこういう気配り好きだな

でも珠理奈この頃って162cmとかだから言うほど高くないんだよね
まゆゆも154cmだからそんなに小さくもない
今珠理奈は165cm近くあるのかな？まゆゆは156cmらしい
実物見たときは二人ともほそっ！ちっちゃ！って思ったｗ
そしてどっちも中々お目にかかれないような美少女だわ

そういえば紅白のインタ中もネズミに合わせて少し屈んでたよね
いい身長差だなぁ

センターは若い頃は控え目だな
今は腰に手を回すチャラ男になってしまったがw

(^ω^)人(^∀^)ﾉ

汚い画像ですまん
二人はどんな会話をしてるんだろうな
http://i.imgur.com/LpKZz.jpg

>>760
（まゆゆの肩甲骨かたいな・・・）

（くちばしまゆさんも可愛いな）

くちばしw
確かにぴよぴよしてそうな口してる

っていうか珠理奈の背中に(；´Д｀)ﾊｧﾊｧ
大人になるまえの体いい！




すまん

珠理奈スレから

マナサン立ちトークでまゆゆが頑張りまゆゆやってる時に珠理奈も横で頑張じゅりなp(^∀^)q

>>760肌と肌がふれあっとるがな！

>>764
おいw
珠理スレが紳士的で言えないからってここでかw

じゅりにゃといちゃいちゃしてええええ

マジすか学園3の情報がまったく入ってこないなー
まだ時期的に早いけどセンネズがどうなるのか気になって気になって

珠理奈が髪を伸ばしはじめてはいるね
それがセンター役に繋がるかはわからないけど

おやすみ(^ω^)人(^∀^)センネズ

珠理奈の髪はロングになるのか
個人的には今くらいが好き

今年は伸ばすと
ニギニギ会で言ってたよ

　　　　　　　　　　　 ∧,,∧　,_
　　　　　　　　　　　（ ・ω（`　　）　ｲｲｼﾞｬﾝｲｲｼﾞｬﾝ
　　　　　　　　　　　　(　つ⊂　 ヽ
　　　　　ｾ､ｾﾝﾀｰ ・・　ヽ∩ヽ　_ つ
　　　　　　　　　　　　　　　 　∪

>>773
続きは秘密の部屋で！

>>773
こら！朝から

新婚旅行は北国へ・・・

　　　(~)　　　　　 (~)
　γ´⌒｀ヽ　 γ´⌒｀ヽ
　 {i:i:i:i:i:i:i:i:}　 {i:i:i:i:i:i:i:}
　(*^ω^*)　 （ ^∀^ ）
　 （:::：::::::.r:)　（=：===r:)　　　　
　　 じ--Ｊ　　　し--Ｊ
　
　　　ﾊﾟｼｬ　
　∧_∧
　(　　 )】
　/　 /┘
ノ￣ゝ

>>776
かわいいｗ

そういや最近ANNないな(´・ω・`)

>>765
あああ２人の絡みがもっと見たい！と思ったｗ

いつかこういうポストカードが送られてくるよ
http://i.imgur.com/0ykeO.jpg

>>780
ええなw

あげ(^ω^)人(^∀^)ﾉあげ

あげセンネズ

ここで聞くのもどうかと思うがリクエストアワーDVDって
通常のBOXにしかコメンタリーないの？

頑張りまゆ湯ー＼(^o^)／

センネズあげ

>>780

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:'ﾉ∧　 ∧＿∧
　　　　結婚しました！　　　　　　　　　　　　　 ﾉ(*^▽^)(^∀^o )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾑ(つ∠�E'∞/￣〉
　　　 (*^▽^)人(^∀^ )　　　　　　　　　　　　 ,:'"　 ﾉﾊ, レ|：〈__」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.,,;;'___,,,,ノﾉハ （_（＿ﾉ

>>780
>>787
かわえええええええええええ

おやすみ(^ω^)人(^∀^)センネズ

おはよう(^ω^)人(^∀^)ﾉせんねず

>>787
きゃわわわ

おはセンネズ

リクエストアワーのコメンタリー担当メンバー
◆100位〜89位：小嶋陽菜・高橋みなみ・前田敦子
◆88位〜76位：倉持明日香・藤江れいな・宮澤佐江
◆75位〜62位：多田愛佳・宮崎美穂・渡辺麻友
◆63位〜51位：秋元才加・板野友美・梅田彩佳

75〜62位にはSKEありわがままコレクションありヤンキーソウルあり
ネズミさんがセンターにどんなコメントするか楽しみ
メンバー的におふざけでギャグばっかの可能性もあるけどｗ

うんw

>>793
まゆゆは前回「おもちだよ」って謎の言葉連呼してるだけだったからなｗ
SBDでセンネズに「同性愛！」って言ってたらぶたんがぶっこんでくれないかな

>>793
確かになぁ
暴走まゆゆ「お、お、お、おーーー」みたいにしか言ってない時あったりするもんなw
フリーダムぜー
（でも少し期待してしまう）

そうか！らぶたんに期待したい

強化四天王とかでてこないかな

あげ(^ω^)人(^∀^)センネズ

あげ(^ω^)人(^∀^)ﾉます

age

センネズ

おやせん(^ω^)人(^∀^)ノ ねず

おやセンネズ

おやすみ(^ω^)人(^∀^)センネズ

ネズミをアイシテラブル(^ω^)人(^∀^)ノ

センネズ

もうすぐマジすか3の撮影始まるかね

>>808
センネズが崩れなきゃいいけど

>>809
以前はかおる君登場にセンター嫉妬展開を妄想してたりしたけど、なんかみるきーかもしれない気がしてきたw
二人が出演するなら、の話だけど

センターを誘惑するみるきー
薫くんに心が揺れるネズミ

わるきーの誘惑は敵の策略っぽい
薫くんは普通にいい人っぽい

うーん、センネズ二人の世界観が好きだから他の人は入ってきてほしくないな

>>812
センターなら策略に直ぐに気づきそうだがな
薫君に嫉妬して、やけに優しくて積極的になるセンターもみたいな

>>813
いろいろ考えてることはあるけど、結局はそこに落ち着くな
あの二人は永遠(^ω^)人(^∀^)ﾉ

薫君の存在に焦ってネズミを押し倒しちゃうセンターが見れるんですね

１話〜12話までずっとラブラブなセンネズもいいけど
多少の波風があったほうがより愛も深まるんじゃないかと
あとわるきーに下着姿で迫られてもそっと自分のカーディガンを
かけてあげて「わりぃ俺には好きな奴がいるんだ」とかドヤ顔で
言って欲しい　わるきーの下着姿も見たいし　うそホント

>>813
うんうん他の人は介入してきてほしくないよね、っていうか介入できる余地がないｗ
センネズふたりぼっちが好き

というか前提として別に二人とも恋愛対象が女というわけではないからなｗ

>>816
その妄想を持ったまま秘密の部屋へ

>>819
そこは脳内補完でw

>>817
わかるよ。喧嘩するほど仲がいいっていうからね。

センネズの絆を裂くための刺客わるきーに誘惑されちゃうセンターと、それをみて嫉妬のあまり薫くんに近づいてセンターを振り向かせようとするネズミ
なんやかんやあって、お互い誤解だとわかって和解
とかね。ベタな展開が好き。
もちろんふたりだけでイチャイチャしてるのも好き。

まあ各人いろんな思い入れ(妄想)があるからね。それだけ懐の広いキャラクターだよセンネズは。

またやるのか

センネズ(^ω^)人(^∀^)ﾉ独占！

センネズはキャラや家庭環境の背景がしっかりしているから妄想しやすい
それに二人は美少女だからなおさらね

非常に残念だけどマジすか３はメンバー総入れ換えになるらしいからセンネズは出ない確率が高い

まだまだわからんよ！

やすすの言葉を真に受けちゃいかんよ
ＳＳＡのコンサートは大きなサプライズはないと思うなんてぐぐたすに書いてた
たぬきおやじだからね
期待しすぎてはいけないがセンネズが出ずしてどうよってことですよ

>>827
嘘そんな事言ってたのかw

確かに新曲とぐぐたす選抜くらいみたいに言ってたようなwww

モア スキンシップ

センネズ

869 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。[] 投稿日：2012/04/27(金) 02:09:30.88 ID:z6trbG3p0
コンビニからただじゅり(^∀^)ノ
FLASHスペシャル立ち読みのつもりだったが買ってしまった
だって・・・じゅりまゆが水着で抱きついてるからああああああああああああああああ



じゅりスレより…う、うおおおおおおおおおおお！！！！！！！

えええええええええ！？

>>830
ワロタw
海外のセンネズファンのリアルコメントですね

じゅりまゆは実は以前からグラビアでの絡みは案外多い

確かに昔はよく組まされてたけど今回はグラビアはグラビアでもオフショットの一部らしいぞｗ
釣るねえていうか最近仲良しだなまじで

センネズ(^ω^)人(^∀^)おやすみ

FLASH明日買えるのかな？
楽しみ！

>>825
あの発言はテレビ局に人気メン出演を強要されないための牽制だと思ってる
実際かなり入れ換えはあるだろうけど全部ってのは無理だと思う


そもそもセンネズはこれからだってのに
今年のAKB紅白で禁２も期待してるし

今日は絆の日なんだって
二人の(^ω^)人(^∀^)ﾉ絆は永遠

I'm sureを歌えるようになるには珠理奈が１８にならなきゃいかんのか
まゆゆ21歳・・・

21のまゆゆは想像できんな・・・

ヒルセンネズ(^ω^)人(^∀^)ノ？
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYgqeqBgw.jpg

「おーい、ネズミー！」
センターの元気な声でネズミは目が覚めた。風邪気味で寝込んでいた時のことだ。
「ああ、センター・・・」
「ネズミ・・・大丈夫じゃなさそうだな」
「それ程でもない。こんな風邪すぐに直して見せるさ」
「いや、じっくり休んだ方がいい。長引くと大変だ。熱もありそうだな」
センターがネズミのおでこに手を当てようと顔を近づけると、ネズミは慌てて身を引いた。
「せ、センター！」
「どうした？」
「ち、近寄るとうつるぞっ！」
「・・・？そうか、分かった。でもかなりの高熱みたいだな。顔が真っ赤だ」
「・・・そうみたいだ・・・それより、その袋は？」
ネズミはセンターが持ってきたスーパーの袋を指差した。
「ああ、これか。ネズミにお粥でも作ってやろうと思ってな」
「センター、料理できたのか？」
「いや、できないから人に聞いた。元気がでるお粥を作ってやるから待ってろ！」
「元気がでるお粥？」
「ああ！こういう事は主婦に聞いた方がいいと思って、スーパーの昼休みを狙ってブラックに聞いたんだ」
「ブラック・・・？それ、大丈夫なのか？」
「大丈夫だから気にするな！台所使うぞ。あ、それとネズミ」
センターは台所に行こうとする足を止めて、振り返ってネズミを見た。
「バナナとマヨネーズは食べられるか？」
「・・・食べるけど・・・」
「それならいいんだ」
そういうとセンターは不安な表情のネズミを残し、台所へ行った。

30分後、ネズミの部屋には、ベットに座って火傷の治療をしてもらうセンターがいた。
「ごめんな、ネズミ・・・看病しに来たのにこんなことまでさせちまって・・・」
「別にいい、気にするな」
ネズミは包帯を巻きながら答える。
「熱くなった鍋を素手で触るなんて、センターぐらいだよ」
「だって、うちの鍋は持つところが木でできてるから・・・大体、鍋がなんであんなにあるんだよ」
「用途に合わせてシェフが使うんだ。ちなみにセンターがお粥を作ってた鍋はパスタを茹でるための鍋だ」
「知らなかった・・・よし、今度はちゃんとバナマヨ粥作るぞ！」
「そ、それはもういい！それより」
包帯を巻き終わったネズミはセンターの手を握った。
「こうやって、私の手を握っててほしいんだ」
「そんな事でいいのか？」
「そんな事でいいんだ」
センターは包帯が巻かれた手でネズミの華奢な右手を包み込んだ。
「これでいいか？」
「ああ、ありがとう」
ネズミはセンターにもたれかかると、小さな寝息を立てた。
「おやすみ、ネズミ」
そういうと、センターはネズミにそっとキスして目をつむった。
ゆっくりとした時間だけが流れていた。

ＦＬＡＳＨ買ってきたーまゆゆのウエストに珠理奈が手を回して顔くっつけてにこっとしてる感じだな
二人とも綺麗に撮れてるけどカメラ意識してるポーズだから紅白メイキングの後だとぶっちゃけ破壊力が弱いｗ

>>845
マジで？

>>846
ん？内容と感想はマジだよｗ

見つけてきた
でも良いねぇ
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYzIqkBgw.jpg

転載されてたｗ
期待させすぎてしまって申し訳ない
でも高まってしまったのだ

相変わらずお似合いだねぇ

>>849
おおごめん！もちろん高まったとも！立ち読みだけで済まそうかと思ったけど開いてすぐレジ行ったしｗ

まゆゆ可愛い！じゅりなイケメン！
やっぱりセンネズはお似合いカップルだな〜

>>844
なかなかよひ文章乙

>>844
ブラックさんwバナマヨ粥w未知の領域すぐるwwwwwwwwww
ネズミさんの「私の手を握っててほしいんだ」に萌えたw

さてフラッシュ買ってくるか

http://beebee2see.appspot.com/i/azuYnZiqBgw.jpg
やっつけでスマソｗ

うちわになんか変な生き物が住んでるww

栄デート乙ww

おたべwwくっそwwwwwwwwwwwwwww

バナマヨ粥って体調悪い時に食わされたらリバースしそう

センネズ(^ω^)人(^∀^)おやすみ

おやセンネズ

おはせん(^ω^)人(^∀^)ノ ねず

真夏はMVもいいけどメイキング見たいなあ

メイキングみたいね〜

階段昇ら

せて

もら

oh

か″？″

か

あっごめんw

センネズ

(^ω^)前田軍団対

さいきょうの まえだを ネズミさんが討ち取ったりっす！！
http://beebee2see.appspot.com/i/azuY1OinBgw.jpg

センネズ(^ω^)人(^∀^)あげ

センネズ(^ω^)人(^∀^)おやすみ

おはよう(^ω^)人(^∀^)ﾉせんねず

おはセンネズ

スレタイ変わりました(直リンはしません)
【馬路須加学園】中央×鼠の秘密の部屋★3

あげセンネズ

秘密の部屋前スレ容量オーバーで終了っすw
いつもありがとうございやす

ほしゅセンネズ

おっすセンネズ

ワッショイセンネズ

アニメもいいけどドラマもよろしくセンネズ！

センネズ(^ω^)人(^∀^)おやすみ

センネズ(^ω^)人(^∀^)おやすみ2

おはよっす

おはセンネズ(^ω^)人(^∀^)ノ
さっきまで過去スレ読み返してたけど改めてみると面白いな
特に11話放送後w
マジすか3が決まったらまたみんな戻ってくるのかな(^ω^)人(^∀^)ノ

そもそも出演するかどうか不明だからなあ
でもぐぐたすへの突撃力は流石センネズヲタw
圧倒的であった
あれでやすすもセンネズ人気を思い知ったであろう

やすすがぐぐたすで「あるドラマのプロットをかいています」
って書いてるけどこれって「マジすか３」だよな
頼みますよやすすセンネズお願いしますよ

やすす楽しみにしてるよ

まゆゆも珠理奈もこの一年でかなり大人になった印象があるよ
大人になったセンネズみせてくれ
サバドルでネズミさんはみれたけど、やっぱりふたり並んでガンつけてるところが見たいんだよ！

確かに色気が・・・是非ラブシーンを

やすすはセンネズ人気をどれほど把握しているのかな
これからのＡＫＢを考えればこの二人をはずしたり後方に置く理由はないのだがな

というか、七月ごろに放映なんだよね
いつキャストとか発表なんだろ

マジ２は２ヶ月前から撮影が始まっていたからマジ３もそろそろなんだけど、センネズに対抗できる下級生は薫くんとさや姉とみるきーぐらいしか思い付かない

まゆゆがいる尾木と珠理奈が移籍する予定の事務所で深夜枠を買い取って、センネズドラマでも作ってくれないものだろうか

シンディが新入生として登場

せっかく盛り上がってる所悪いが
現実的にみて
まゆゆは時間ないと思うよ
少なくとも主演とか無理

せいぜいマジすか２のあっちゃんみたく
初回と最終話だけそこそこ出て途中は毎回ちょろっと出るみたいな
そんな出演しか無理だと思うな

センネズ(^ω^)人(^∀^)900！

ネズミは1からずっと出番が多いし
今回は恐らく削られてしまうのは薄々思ってるよ
あっちゃんくらい出られたら嬉しい。

ネズヲタ的には(個人的にいらんユニットのせいで)忙しくて出られないのは悔しいけど

少しでもふたり並んでるとこみれたら、それだけでウマウマですよ

そだね３はセンネズの夏服が拝めればよしとしよう
それに来春あたりに４も普通にやるんじゃないの
３でセンネズやマジ女に対抗する勢力を若手や支店や乃木坂で作って
４で対決　単純すぎるか

>>899
それ言いはじめたらきりが無いってば
珠理奈も握手会だけでさえAKBのにも参加してたのに、正式に兼任決まったし、学生さんだよ？
みんな二人の出演を少しだけでもって望んでるだけだよ

学生同士の戦いではなく大人との戦いにすれば卒業しちゃったメンも出れるかなｗ
攻める者と守る者の戦い！もちろん攻める側はセンネズ軍団

http://www.xblogserver.com/user/akb/files002/20120309160409_1568862515.jpg
http://img823.imageshack.us/img823/628/1331168350486487755.jpg
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