面白い!
煽る奴はシカトでいいですから
ゆっくり続けてください!
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 01:35:34.05 ID:ldMsdk9UO
捕手
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 01:41:19.61 ID:8z2Um4O50
ここで保守とだけ入れてたら保守荒らしで水遁されたw
お前らも気をつけて感想くらい書いてやれ
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 04:23:20.73 ID:OgWfzZXcO
毎日これを楽しみにしてたら1週間過ぎてたw
今週も期待。
というわけで、保守
366 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 05:31:48.49 ID:NnFsu7ajO
ほ
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 06:43:37.57 ID:Xdfoe7qC0
>>352 おつかれー
続き待ってるよー
自分のペースでいいからねー
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 10:11:03.07 ID:Ac/QJZGR0
今日も期待の保守
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 10:37:10.99 ID:dkr+ANyd0
370 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 10:49:56.27 ID:yocaT6WiO
保守は会話系じゃないと保守荒らし扱いされる事があるみたいだね
371 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 13:02:32.99 ID:Ac/QJZGR0
夜じゃないと進展はないかな?
とりあえず保守しときます
372 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 13:09:53.10 ID:uviAwZ8R0
現世は夢
夜の夢こそまこと
のびだくんかよw
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 14:25:19.46 ID:dXqYY86AO
375 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 14:35:32.12 ID:wkUi+gyB0
前敦はどうなるんでしょうか?
楽しみです
376 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 15:35:01.91 ID:KL6Kqp/e0
面白い
377 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 16:59:44.74 ID:fK8VcXwW0
>>352 今日中に終わらせたいので
少しずつ書いていきます
8月23日、オーディションの1日前である。
2人は合流し、
指原は自分の世界の前田敦子を思い出した。
性格は内向的なので、
案外芸能関係にはいないじゃないのか。
あと、あまり勉強できるほうではなかったので、
どこかで就職して地味に生活しているような気がした。
いるなら、東京ではなく地元の千葉。
完全に指原の直感である。
2人は千葉県内の会社をあたっていくことにした。
それでも、前田敦子という人物は見当たらなかった。
たまたま行った化学工場で、前田敦子という人物を発見したが、
50代女性、同姓同名だった。
途方にくれ、化学工場から帰るとき、
1台のワゴンの助手席に
指原のみたことある横顔を発見した。
前田敦子である。
378 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 17:08:36.70 ID:fK8VcXwW0
2人は前田敦子の乗るワゴンを追いかけたが、
すぐに見失った。
おそらく、今2人のいる京葉臨海工業地域内にいる。
2人はくまなく探してみたが、
まだ見つからない。
もう夕日が落ちてきていたので、
焦りを感じていた。
タイムリミットは数時間。
その時、前田の乗るワゴンを再び見つけ、
走って追いかけた。
そこは小さなロボット製造の下請け工場。
そこで前田を乗せたワゴンが止まり、
会社の中に入っていった。
おそらく雰囲気からして、
ここが前田の職場なのであろう。
2人は前田を訪ねて、
事務所の中に入っていった。
379 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 17:22:58.37 ID:fK8VcXwW0
「すいません、前田敦子さんいますか?」
指原は受付の女性に話しかけた。
「えっと、あぁはい。」
事務所の奥から下を向いた女性が出てきた。
「経理部の前田ですが……。」
小さな声で答えた。
前田敦子 派遣社員
現在はロボットの下請工場で
派遣社員として経理の仕事をしている。
高校卒業後、就職活動で全ての会社に落ち、
家事手伝いやフリーターという響きが嫌だったので、
派遣社員をしている。
正直言えば、代えは誰でもいる。
単純作業をする事務員だった。
「まっ、前田さん、一緒にアイドルしてみませんか?
前田さん、、って信じてもらえないですけど、
別の世界では、アイドルでセンターポジションだったんです。
お願いします!明日、秋葉原に来てください!」
指原は訴えた。
「あと、一人で全員揃うんです。
そのために前田さんが必要なんです!」
柏木も熱心に誘った。
「ふぅーん。」
前田の返事はそっけなかった。
空はもう真っ暗になっていた。
その時、後ろでバイクの音がした。
バイクの主が中へと入ってきた。
「ちょっとまて〜い!」
380 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 17:35:33.37 ID:fK8VcXwW0
「たかみなさん……?!」
高橋みなみだった。
2人が前会ったときは金髪だったが、
今日は黒く染められていた。
高橋はたまたまバイクで千葉をツーリング中、
2人の存在をみつけ、
明日行くという意思を伝える為、
2人の後をつけていた。
「どこの誰だかわかんねーけど、
今あんた、自分に不満を持っている。
顔にそう書いてあるから………。
なぜだかわかんないけど、
人生このままだと悔しいだけじゃねーのか!
このままでいいのかよ、おい!
本当にいいのかよぉ!
明日、あんたが変わるチャンスがある。
こいつらの目を見てみろ、マジだろ?
今、わたしらはあんたのことが必要だし、
あんたもこのチャンス逃すんじゃねーぞ!」
「ふぅーん!」
前田はそっけなさそうに机へと帰っていった。
「お願いします!」
2人は深く頭を下げ、工場を後にした。
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 17:43:42.26 ID:TuABrcRj0
>「ふぅーん!」
どういうことだよww
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 17:47:37.92 ID:KxxzKQQ30
今までのってほとんど会話劇だよね?趣向を変えて俺もちょっとやってみようかな。
383 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 18:01:31.95 ID:fK8VcXwW0
いよいよオーディションは翌日に迫っていた。
2人はホテルに戻っていた。
「前田さん、本当にあの暗い人がセンター?なんか心配なんだけど……。」
「はい、前田さんは絶対的センター、こっちの世界で言うと乃木坂の生駒ちゃんのようなポジションですが、
生駒ちゃんより存在感があって、AKBには欠かせない人です。」
「本当に、来てくれるかな?」
「前田さんなら大丈夫です!
なんとなくですが……。大丈夫、うん!」
「でも指原、やったね!一応19人全員に声をかけることができたね!」
「はいー、これもゆきりんのおかげです。指原何もしてませんから……。」
「なぁにいってんの〜さしはら〜
指原がこうやって一人ずつ説得して、無理だと思うアイドルへ
近づけたんでしょ?
でもでも、今いる指原と出会えて本当によかった。
普段出来ない経験やいろんな人と会うことが出来たもん。
今まで、私内向的で九州からで出るのも怖かったし……。
自分から見知らぬ人に話しかけることも出来なかった。
あとね、指原ってすごく優しいのね。
私が困っているときは助けてくれるし、
私知ってるよ?
私の知らないところで、増田さんや宮澤さんにフリ教えてたでしょ?
気遣いがすごいって言うか、
なんか指原の世界で、9位っていうのもわかってきた。」
384 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 18:19:50.39 ID:fK8VcXwW0
「ゆきりんの方こそ、最初会ったとき正直不安でした……。
でも、積極的に話しかけてくれて、指原何回も助けられました。
今は、総選挙3位のアイドル柏木由紀の顔に見えます。
指原もこの世界のゆきりんから学ぶことたくさんありました。
指原も指原の世界では、優しい先輩たちがいて、
いつも甘えっぱなしだけど、この世界では先輩はいない。
これからはアイドルの指原は後輩も入ってきて、
もっと積極的にいろんなことをして、先輩たちがしてくれたことを
後輩にしなきゃいけない立場になってきたんです。
一応9位でヘタレなんていってられませんからね。」
「フフフフッ、
あとね……指原……私たちもうすぐお別れな気がするんだけど……。」
「指原もそんな気がします。もともと指原こっちの世界の人間じゃないですから…。
おそらく、この世界の指原がひょっこり戻ってくると思います。」
「私もそう思うの。」
「もしこっちの世界の指原が戻ってきたら、可愛がってやってください。
どんな奴かわからないですけど、この指原よりも
歌も上手くて、ダンスもきれてて、演技も天才で、顔もかわいくって、
何より美少女です!」
「あはは、じゃぁ指原の世界の柏木へ
アイドルしてるってまだ信じられないけど、体に気をつけてがんばってください。
指原、本当にありがとうね!楽しかったよっ!
…ってちょいちょいちょい寝てるし。」
この物語の主役、小さな胸のプリンセスは深い眠りについていた。
この夜が2人で語り合う最後の夜となった。
いよいよ明日本番である。
385 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 18:26:53.04 ID:fK8VcXwW0
食事後かきます〜
386 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 19:59:20.05 ID:fK8VcXwW0
ついに8月24日、オーディション本番となった。
指原は一人で板野と約束をした1時間前に集合し、
喫茶店へと向かった。
「指原〜元気〜?」
「あーはいっ。ともーみさんは大丈夫です?」
「チユウのことは心配しないで、どうやらこの世界
わたしたち2人みたいね。今回は私の完敗、指原おめでと!」
「あっ、そうですね。指原もともちんさん見たとき、びっくりしました。えっ完敗…??」
「実はね……。トモね……。去年もこの世界に来たの!」
「えーーーーっ!」
「わたし2回目なの。たしか、、、去年の今くらい。
去年も今年もチユウの家からスタートだったの。
そのときはトモとある子でマジすかみたいな対決形式で
メンバー探しをして、私が勝ったの。」
「へぇ〜」
「おそらく、今回もそうなると思ってね、チユウには他の人が声をかけてきたら
断っておいてねって、前もって言ってたの。
でも〜〜、トモ、今回はサボっちゃったの!
あとね、2回目だから、誰がどこにいるか何人か知ってたの。
たとえば、佐江ちゃんはバスケ部で、優子はお母さんたしか子供1人だったような……。
あと、知ってる人連れてきても秋元先生は認めてくれないしね。」
「ちなみに優子ちゃん、子供2人いました。」
「そっかぁ、この世界も時間は進んでいるのね。
そういえば、去年この世界の指原見たとき、高校生だったもんね。」
「えっ、どんなんでした??」
「矢方ちゃんの後ろで、キョロキョロしてた。」
「そっかぁー指原らしい……。」
「あとね……指原………
この世界はね…秋元先生の夢の中なの!」
期待してたのに夢オチか
388 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 20:13:22.96 ID:fK8VcXwW0
「私たちはAKBに今全てを捧げているけど、
秋元先生は私たち一人一人に対して責任を負ってるのね。
だから、時々秋元先生もAKBが存在しなかったり、
あのメンバーをオーディションで
落としておいたほうがよかったのかなぁって
頭の片隅で考えることもあるみたい。
その思いがこの世界を作り上げてるみたい。
だからifの世界がうまれてるみたい。
今秋元先生の中では、
私と指原で天秤にかけてて、迷ってるから
この世界に連れ込んだみたい。
おそらく、勝ったほうに褒美をね。去年私はディ………。
ううん、なんでもない。
本来は対決にしたかったみたいだけど、そうはいかなかったけどねー。
あとね、今日のオーディションが終われば、
私たちの記憶は消され、
この世界の住人たちの時計の針は8月1日の午後12時、
私たちが来たときに戻されるの。
現に、去年私がともに行動したれいにゃんと今年もあったけど、
私のことは記憶からなかった…。
でもね、何かを成し遂げた経験は住人たちの
心のどこかに残るみたいで、
去年私は、ダンスの専門学校生で、
今年はflowerのメンバー。
おそらく、成長したみたい…。
まぁ私が普段のAKBとは違う世界で満足して楽しんじゃったんだけどねw
指原はメンバー揃えたの?」
「はい!選抜メンバー全員!
前田さんは自信ないですけど……。」
「すごい、おもしろそうねっ!」
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 20:16:40.30 ID:K3ea4EpnO
設定としてすごくおもしろい
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 20:21:34.81 ID:KxxzKQQ30
夢オチか・・・
391 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 20:28:43.29 ID:fK8VcXwW0
喫茶店のガラス越しに、
河西が手を振っていた。
そろそろ時間が迫っていた。
「指原行く?」
「はいっ!!」
喫茶店を出て、
河西と合流した。
河西は指原を見るやいなや、
「指原さん、あの時は、ごめんなさい!」
「いいです!いいです!
指原気にしてませんからぁ。」
3人は会場へと向かった。
オーディション終了の10分前、
秋葉原のドンキホーテの前には
17人のメンバーが揃っていた。
指原がまだ会ってなかった。
小嶋、麻友、亜美菜、倉持の姿もあった。
峯岸は小嶋や高橋にフリを教えていた。
珠理奈はヘッドホンをつけ踊っていた。
玲奈、北原は買い物袋を提げていた。
篠田にはSPがついていた。
増田は秋元や宮澤と最終チェックをしていた。
大島は横山とメルアド交換をしていた。
柏木は高城と何か話をしていた。
しかし、まだ前田敦子の姿はなかった…。
392 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 20:39:20.02 ID:fK8VcXwW0
乃木坂46劇場では、
オーディションが佳境を迎えていた。
おそらくこの世界の乃木坂46劇場は秋葉原にあったが、
東京ディズニーランドが東京にはないように
乃木坂ではなく、秋葉原に存在していた。
「47番、高橋朱里です!」
「48番、佐々木優佳里です!」
扉の向こうから、オーディションの声が聞こえてきていた。
指原たちはドンキで買った乃木坂衣装をアレンジした
赤い衣装を着ていた。
前田敦子はまだ来なかった。
「49番、川栄李奈です!」
「50番、岩田華怜です!」
オーディションは終了した。
指原がドアを開こうとしたとき、
前田敦子がやってきた。
指原は大きな笑みを浮かべた。
「ちょっとまったー!」
指原はドアを開けた。
393 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 20:47:21.36 ID:K3ea4EpnO
395 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 20:55:49.72 ID:fK8VcXwW0
「なんだね、君たちは!」
乃木坂46支配人戸賀崎の声が響いた。
オーディション受験者たちも驚いていた。
それでも、秋元康は不気味な笑みを浮かべ、
「入りたまえ!」
21人の少女たちは中へと入っていった。
指原たちはステージに立ち、
音楽をかけた。
「NaNaNaNaNa..♪.
NaNaNaNaNa..♪」
指原はこのメンバー探しを振り返り、一人一人思いながら目で追った。
麻里子さまは社長かぁ…麻里子さまらしいや
れなちゃん、りえちゃん…なんかれなちゃんにりえちゃんとられたみたいだけど仲良くやってね!
「ギラギラ容赦ない太陽が♪
強日で照りつけるon the beach♪
自惚れ温度は急上昇♪
落ち着かないのは真夏の性だね♪」
たかみなさん、ゆったんさん…綺麗な歌声だから絶対デビューできるから!
才加さん、佐江ちゃん…2人とも指原の知ってる以上にイケメンでかっこよかったよ!
「二人 目が合えば♪
なぜか逸らすのに♪
僕をまたすぐに見る♪
君って もしかしてもしかして♪」
あきちゃ…テニス見たかったよ、頑張ってね!
もっちー、ともーみさん…優しいから患者さんに好かれるいい職員になれるよっ!
396 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 21:07:32.64 ID:fK8VcXwW0
「フライングゲット♪
僕は一足先に♪
君の気持ち♪
今すぐ手に入れようか♪」
みぃちゃん…指原悔しかったけど、みぃちゃんはどこの世界でもアイドルだよ!
ゆいちゃん、じゅりなちゃん…オーディションがんばってね!絶対受かるから!
「フライングゲット♪
何か言われる前に♪
心の内ビビッと♪
感じるままに♪」
まゆゆ、亜美菜ちゃん…声優なんだよね?こっちの世界でも、夢に近いづいてるよ!
小嶋さん…ゆきりんから聞いたよ。先生って、指原ありえないから、指原のバーカが冗談に聞こえないですよ!
「誰といても(誰といても)♪
微笑み方で(微笑み方で)♪
君が僕に恋を恋をしてるのは鉄板♪」
優子ちゃん…優子ちゃんの子供を見たとき、指原驚きましたから!幸せな家庭作ってくださいね!
前田さん…最後まで振り回されちゃいましたね。一人だけOL服ですし……。でもダンス完璧ってさすが!
「フライングゲット♪
だから 誰より早く♪
君のハートの全て僕のモノ♪
好きだからラブ・フラゲ!」
最後に……ゆきりん……今までありがとう……
この世界のAKBはなくなるみたいだからデビューできないみたいだけど、
一生の思い出にするからね!
指原が見たどのフライングゲットよりも不器用なダンスだったが、
気持ちがはいっており、
指原は目から大粒の涙が溢れていた。
397 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 21:22:46.50 ID:fK8VcXwW0
秋元はいきなり立ち上がった。
「指原、よくやった。合格だ!
お前は俺が思う以上のことをやってのけてくれた!」
その瞬間、乃木坂46のカラーである
紫にカラーリングされた劇場に雷が落ちた。
雷は指原、板野そして秋元康以外の
全ての人間を巻き込んで電流が体に流れた。
指原が見渡すと、見慣れたAKB48劇場に戻っていた。
指原、板野以外のメンバーたち、支配人の戸賀崎、
オーディションを受けていた研究生たちはあたりを見回していた。
「指原、お前のAKBを思う気持ちや仲間を大切にする気持ちはすごいものがあった。
感動したよ。
あと、柏木!お前もよく指原をサポートしてくれた。
ありがとう。」
柏木は何のことだかわからず首をかしげていた。
「お前には、
○○○○○○○○○○と
××××××××××をやろう。」
指原は大事なところを聞き逃してしまった。
「おめでと〜!」
「指原すげーじゃん!」
「りのちゃ〜ん!」
大島、高橋、北原が3方向から抱きついてきた。
指原は秋元康から割烹着と森高千里風アイドル衣装を渡された。
なんのことだか意味がわからなかった。
指原は柏木を見た。大きく目を見開いて驚く、よくみる柏木だった。
嬉しかったけど、少し寂しかった。
398 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 21:26:14.66 ID:fK8VcXwW0
2011年12月25日 朝4時
指原は目を覚ました。
19歳になった今、
母親からのクリスマスプレゼントは置いてなかった。
今日は柏木たちと被災地訪問の日である。
なんだか、旧チームBからお世話になっている
柏木にお礼が言いたくなった。
指原は後日、秋元康より遅れてきたクリスマスプレゼントと
さらに遅れたお年玉をもらうことになる。
それは、贈り物なのか「ご褒美」なのか。
399 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 21:30:40.00 ID:fK8VcXwW0
「指原、いつまで寝てるの〜」
はっ!
「ああ由紀さん!指原、助かってますよ〜!
あの時階段から落ちたんですよね〜
よかったーーーーーー!
怖かったですよ〜〜〜〜〜!
ウェーーーーーン(涙)!!!」
柏木はいつもいる指原を見て、少しはにかんだ。
ほっとしたけど、少し寂しかった。
「指原そんなことよりももうお昼だから
ファミレスいこ!」
指原とゆきりんの長くて短い夏休み
完
400 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 21:32:01.39 ID:fK8VcXwW0
終わりました〜
読んでいただいた皆様ありがとございます
スレ立て主さんに感謝いたします
長編を書いてしまい申し訳ありませんでした
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 21:33:47.49 ID:yocaT6WiO
また夢落ちの時点で興味は失ったが完結したのは大したもの
402 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/02/12(日) 21:35:39.81 ID:eeZJ4Mrd0
「先生、俺、時々思うんだ…今までのことはすべて夢なんじゃないかって…」
「御子柴…」
ええと?
夢の中の指原を通じて、秋元センセイは全員が必要なメンバーだと再認識した、と。
というのが福岡で女子大生をしている指原の夢だった、と。
そういう解釈でよい?(^^)
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 21:42:32.81 ID:6NDBI3z90
最後のフラゲのとこでめっちゃ感動しました。
面白い作品ありがとうございました。
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 21:54:50.93 ID:Q1XLHtlf0
おもしろかったです
欲を言えば全部を夢で落とさずに、一部分だけでも現実世界につなげて欲しかった
で、それが指原キャンペーン前後の話とかだったら気持ちいい
406 :
◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 22:00:34.95 ID:fK8VcXwW0
>>403 一応現実の指原の夢です
それで、福岡の女子大生指原は、秋元先生の心の中にいて暮らしている
という設定です
>>404 ありがとうございます^^
>>405 「さしこ」のシャメでつなげるのも検討したんですけど、
いいショットがなかったんで却下しました
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 22:32:16.36 ID:wE+CrBUGO
お疲れさまでした
楽しめました
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 23:21:28.46 ID:9a+UmxNW0
また夢オチかいw
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 23:24:18.35 ID:dkr+ANyd0
楽しめました!
おつかれさまです
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 00:29:50.08 ID:C2HOf9EB0
補修
411 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
面白かった
またこの設定で誰か書いてくれるの期待