最近AKBが全部指原の夢の中の出来事のように

このエントリーをはてなブックマークに追加
1LR議論中@自治スレ
思えてきた
2LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 13:35:28.30 ID:qfIJ7KnB0
AKBなんてほんまはなかったんやー
3LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 13:35:41.03 ID:PIi12ZnX0
面白いねそのオチ
映画みたい
4LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 13:36:40.63 ID:+PYANynQ0
それじゃあ俺も指原の夢の中の登場人物ってわけだな
どうせ夢ならイケメンの金持ちに設定して欲しかったわ
5LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 13:38:38.43 ID:lzTQR0sMO
24時間テレビのCMの時にコイツ前に出てきたら
AKBは終わるな思ってたけど
それが現実になるとはw
6LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 13:38:46.35 ID:qfIJ7KnB0
大分に住むアイドルに憧れる地味でブスな女の子がトラックに轢かれ生死を彷徨っている中で見た夢
俺たちはその中に取り込まれているんだ
7LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 13:46:06.82 ID:ihbNMNhwO
またつまんねースレ
8LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 14:41:31.22 ID:nbiLkUom0
>>1
ある朝起きたら大分の実家、家族にいくら聞いてもいくらネットで検索してもAKBの痕跡すらない。もちろん携帯にもメンバーのアドレスは残ってない。
覚えている限りの情報を頼りに地方組の面々を探すがなんの手がかりもなし…
最後の手段として秋元康に突る指原。
AKB48というアイドルグループを作って下さいと、そうすればすばらしいメンバーが集まり日本のアイドル史に残る活躍をするはずだからと。
しかし秋元には今時そんなもの流行るわけない、そもそもお前の様な不細工がアイドルなんてありえないだろと一笑にふされる。
AKBとしてのきらめいていた時間、地方組、りのりえの絆、自分の全てだったものが泡のように消えてしまった…
絶望のなかに泣き崩れる指原
そんな妄想したらめっちゃ胸がギュッとなったわ
9LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 14:43:29.32 ID:PIi12ZnX0
>>8
すげー鬱END
まじで1つの作品ができそうじゃん
10LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 14:43:51.58 ID:9/jlrvpE0
ID:nbiLkUom0
11LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 15:15:27.68 ID:qfIJ7KnB0
途方に暮れて秋葉原を一人彷徨う指原
その時頭ぼさぼさのいかにも根暗そうな女の子とぶつかる
「あっ・・・、ご、ごめんなさい・・・・・」
女の子は蚊の鳴くような声でボソッと謝った
しかしながらその聞き覚えのある声にふと我に返った指原が
女の子をよく見ると根暗そうな女の子はまさしく前田敦子本人だった
驚いた指原は興奮ぎみに「ま、前田さんですよね!!私、指原です!!わかりますか!?」
と問いかけると
「あ、あの・・・すみません・・・誰だかわかりません」
と言い残しそのまま走り去ってしまった

12LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 15:19:11.10 ID:Sgb/8ydjO
指原主役で誰か書いてくれ
13LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 15:19:45.89 ID:PIi12ZnX0
地獄先生ぬーべーの枕返しの回を思い出す
14LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 15:25:29.38 ID:ncmZ48St0
ミューズの鏡?よりこっちの方がよい
15LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 15:25:59.58 ID:wKgpt1350
ぬーべーもぼろぼろのはいじんになってたな
16LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 15:31:01.86 ID:fFBl8m500
なんだろう、この懐かしいような切ないような感じは
17LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 15:44:43.33 ID:MeH4cmW70
>>8 >>11 面白いw やすすに提出してほしいw
18LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 16:05:11.32 ID:Lg/k5CWL0
夕暮れ時の教室

さしこ「私、どこかオカシクなっちゃったのかな…」

俺「心配しなくても大丈夫だよ」

さしこ「だって…」

俺「俺もよく知らないんだけど、一瞬の間に長い長い夢を見ることってあるらしいんだよ。指原、お前良い夢見たんだな」

さしこ「(落ち込んで)やっぱりそうなのかな・・・」

俺、窓際に歩み寄り、夕陽を眺める。

さしこ「○○くん・・・」

俺「(さしこの方を振り返り)俺も・・・そんなことがあったような気がする!」

さしこの顔にぱっと笑みが浮かぶ。

- 完 -
19LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 16:50:52.22 ID:OyWnMoVj0
>>8だが、>>11に乗っかってさらに妄想

指原は足早に立ち去る前田を人混みの中必死に追った。ここで前田を見失ったらもうチャンスは無いと感じていた。
前田の背中が見えてくると周りの人に聞こえてしまうほどの声で叫んだ。
「前田さん!私と一緒にアイドルになってください!」
その声で前田の足がピタリと止まる。追いついた指原は息を切らせながら更に大きな声で叫ぶ。
「アイドル、、興味ありますよね!私は知ってるんです、あなたにはもの凄い才能が有って日本のアイドルのトップに立つことを!
いきなりなに言ってんだって思うかもしれないけど、私を怪しんでるのもわかりますけど、お願いですから私の話しを聞いてください!」
前田は指原のあまりの迫力、必死さに気圧されたが、我にかえり指原を諭す。
「わ、わかったからこんなところで大声出さないでください!場所を移しましょう。
ただし少しでも怪しい話しならすぐ帰らさせてもらうから。いい?」
指原は少しホッとしながら息を整え
「ありがとうございます。改めて、私は指原莉乃と言います。私がなぜ前田さんの名前を知っていたのかも全て今からお話しますから。
ただ…私自身頭がこんがらがっていて、信じてもらえないかもですけど…
でも全て本当の話しなんです!」
とりあえず2人は近くのカフェで話すことにした。
20LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 16:52:08.78 ID:qfIJ7KnB0
最終審査にまで進んだ指原はオーディション会場に前田がいないことに気づいた
「どうしよう・・・このままでは前田敦子のいないAKBが誕生してしまう」
悩みに悩んだ指原は前田を探して連れて来ることを決意する
係員に「すぐ戻りますから」と伝え会場を飛び出した指原は記憶を辿り一度だけ遊びに
行ったことのある前田宅へ急いだ
ようやく前田宅に着いた指原が呼び鈴を鳴らすと前田のお母さんが出てきた
「あら、敦子の友達かしら?」
指原はこう答えた
「はい!友達です!!あっちゃんはいますか?」
母「あら!めずらしい!ちょっと待っててねすぐ呼んでくるから」
前田「ん・・・お母さん?誰?」
前田が出てくるとすかさずその手を強引に引っ張って連れ出した
前田「えっ!なに?なに?なに?なに?どこに行くの?」
指原「いいから!事情は後で説明するからとりあえずついてきて!」

指原が前田を連れて会場に戻った頃にはオーディションは終わりに差し掛かっていた
戸ヶ崎「おい!お前なにやってるんだ!早くしないと失格にするぞ!」
指原「すみません・・・あのちょっと秋元先生にお話が・・・」

秋元康からOKが出ると指原は前田敦子を秋元の前に連れ出した
指原「秋元先生。この子は前田敦子といいます。お願いしますこの子も一緒にオーディションに参加させてください!!」
戸賀崎「お前なに馬鹿なことを言ってるんだ?1次審査2次審査も通過してないやつを受けさせるわけないだろ」

指原は少し考えた後、決心を決めてこう答えた
指原「・・・・・・・わかりました。じゃあ私の代わりにこの子に最終審査を受けさせてください!おねがいします!」
といって自分の番号札を前田敦子の胸につけさせた
戸賀崎「はぁ?お前なに言ってるの?そんなことできるわけないだろ!!いい加減失格にするぞ!!」
すると秋元康は
秋元「ふふっ、それは面白いな・・・たしか指原だったかな?よしいいだろう君の代わりに
その子にオーディションを受けさせてやろう」
 
無事に最終審査を終えて指原は前田と一緒に会場を後にし帰路についた
指原「ごめんね・・・なんだかわけもわからず無理やり連れ出して」
前田「ううん、それはいいけど・・・あなたこそアイドルになりたかったんじゃないの?・・・・私はべつにアイドルなんか・・・・」
指原「あははは・・・私は本当は5期であそこにいないはずの子だからw」
前田「??????」


21LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 18:20:38.69 ID:3qle1bGV0
面白い、続き期待あげ
22LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 18:25:53.15 ID:sGrVs1k60
まさかこんな流れだとは思わなくて携帯ぽちぽち押して渾身の叩きを書いてしまった頭が気の毒な>>5さんには触れてやるなよ

     クスクス  ___
       /      \
      /ノ  \   u. \ !?
    / (●)  (●)    \
    |   (__人__)    u.   |
     \ u.` ⌒´      /
    ノ           \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


         ____
       /      \!??
      /  u   ノ  \
    /      u (●)  \
    |         (__人__)|
     \    u   .` ⌒/
    ノ           \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
23LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 18:35:36.40 ID:g6fCdDg8O
おまいらw
面白い 面白いぞ━━━━

もっとやれwww
24LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 19:05:24.65 ID:OyWnMoVj0
>>19だが、スレ主とストーリーが分岐してて吹いたwでも少しだけ続けてみる

お茶をグイッと飲み込み、ひとつ大きく息を吐くと指原は前田にAKBについて話し始めた。
AKB48が秋葉原で発足したこと、その初期メンバーの1人にしてAKBのセンター、不動のエースとして活躍していたのが前田である事。
最初こそ売れずに辛い時期もあったが数年後、ミリオンセラーを連発する程の人気を得ること。
自身も5期生としてAKBに加入して前田と共に忙しくも楽しい毎日を過ごしていたことなど、指原自身も過去を振り返りながら話した。
最初は疑いの目を向けて帰るタイミングを見計らっていた前田だが指原の真剣さと、何より一切面識の無い指原が自分の名前ばかりか親しい者しか知り得ないことをいくつも言い当てたので、次第に指原の話しに引き込まれていった。
「そりゃあ辛いこともあったけど、本当に毎日がキラキラしていて充実してました。
それなのに…ある朝目が覚めると大分の実家にいて私はただの不登校の中3、AKBの存在もアイドルとしての自分も全てなかった事になってたんです!
普通だったらただ長い夢を見ただけだと思うかもしれません…
でも私の中の記憶はあまりにもリアルで、メンバーにサシハラスメントした時の温もり、ステージに立った時のファンのみんなの歓声、全てが脳に焼き付いて忘れる事なんて出来ないんです!
現にこうして前田さんとまた巡り会えた、だから夢で終わらせるなんて悔しいんです…他のメンバーともきっとまた……」
いつの間にか指原の目からは大粒の涙がこぼれていた。
その涙を見た前田の目には決意の様な何かが宿っていた。
「指原さんの気持ち伝わったよ!あまりにも不思議な話でまだ実感湧かないけど、どこまでやれるかわからないけど、私も指原さんが信じてくれた自分の可能性試してみたくなった!」
その言葉を聞いて更に指原の涙が溢れ出す
「ありがとうございます…!前田さんがいてくれれば希望が持てそうです。
あと…私のことはさっしーかさしこって呼んで下さい!以前もそうだったんです。私の方が年下だし。」
ニコッと微笑む前田
「わかった、さっしーよろしくね!」
25LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 20:05:54.95 ID:qfIJ7KnB0
オーディションが終わり大分に帰った指原は元の平凡な中学生活に戻っていた
 
その数日後、一本の電話が掛かってきた

指母「りのー、戸賀崎さんとかいう人から電話よー」
「えっ!?戸賀崎さんから?」驚いた指原は大急いで電話に駆け寄り受話器をとった
指原「あっ、もしもし指原莉乃ですが・・・・」
戸賀崎「君が指原莉乃さんだね。オーディション合格の報告で電話しました。詳細は後日また連絡します。」

指原「ええーっ、本当ですか??で、でも私最終オーディション受けてないはずですけど・・・?」
戸賀崎「うん、まーなんだか知らないけど秋元先生が君も合格だって言ってるからさw合格だよ おめでとう!」
指原「あっ、ありがとうございます!!えっと、あ、あの前田さんは・・・・?」
戸賀崎「あー、君が連れてきたあの地味な子か?たしかあの子も合格だったよ」
 
「やったー!!」またあの辛くとも充実したAKBメンバーとしての生活をまた取り戻せる
チャンスが来たと指原は涙を流して大喜びしたが一つの疑念が頭を駆け巡った

「も、もしかして指原がオリメン・・・・」
26LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 20:06:25.34 ID:nbiLkUom0
>>24です、続き

指原が落ち着いたのを見て前田が口を開いた。
「ところで具体的にどうするのか、プランはあるの?アイドルのオーディション受けるにしてもそれじゃあAKBじゃなくなっちゃうし…
ただの学生である、お金も信頼も無い私達がAKBを作って運営するなんて夢のまた夢…
私にはまずどうしたらいいかも思いつかないんだけど。」
指原もその事は十分わかっていた。やはり方法は一つしか無い。
「やはりあの人に頼むしかありません…。
秋元先生に。」
前田は誰?といった表情で
「秋元先生?」
指原はもう一度深く頷く
「はい!秋元康、私の記憶の中にあるAKB発足の仕掛人にして総合プロデューサーです。AKBの曲の歌詞は全て秋元先生によって書かれてるんです!
秋元先生無くしてはAKBは成り立たないと言ってもいいと思います。」
前田は感心した顔で
「1人で全部の詩を!すごい!
じゃあその秋元先生にお願いしにいくって事?でも一般人である私達がお願いしたところで聞いてくれるとは思えないよ〜。」
ため息とともに指原の顔が曇る
「実は前田さんと会う前に私1人で秋元先生の所にいってみたんです…」
前田は驚いた表情で
「え!本当に?…で、どうだった?」
指原の眉が更にハの字に曲がる
「全然ダメでした…指原みたいな不細工がアイドルなんてあり得ないと言われちゃいました…
そもそも今はアイドルが売れる時代じゃないと…
でも、、でも前田さんと一緒なら秋元先生も気持ちが変わるかもしれない!それに私ひとつだけ秋元先生の心を動かす作戦を考えたんです!!
27LR議論中@自治スレ:2012/02/02(木) 22:18:51.09 ID:FqQKbB4c0
>>26の続き

「『夕陽を見ているか?』これは秋元先生がAKBの曲の中でも特に気に入っていた曲です。前田さん!前田さんにはこの曲を憶えてもらいます!振り付けも比較的簡単なのでできるはずです。
そして秋元先生の前で2人で歌うんです!
この歌、歌詞を聴けば先生も少なからず何か感じ取ってくれるはず。
そうすれば私達の話しを真剣に聞いてくれるかもしれません。
本当は個人的には愛しのナターシャの方が……」
ふむふむと耳を傾ける前田
「なるほどね、確かにどこの馬の骨ともわからないような私達の話しを聞いてもらうにはそれぐらいの事しないと無理かもね…
夕陽を見ているか?と、あとナターシャ?…」
いたずらな笑いを浮かべる指原
「あはは、ナターシャは嘘です忘れてください!だだの冗談ですから。
とにかく夕陽を見ているか?を教えますので明日から一緒に練習して下さい!」
少し不安そうな前田
「わかった。歌も踊りも初心者だからうまく出来るかわからないけど頑張ってみるよ!」
翌日から指原の前田への特訓が始まった。本来、大先輩でエースである前田が素人として、簡単なステップさえ踏めないでいるのを目の当たりにし、指原は吹きそうになるのを必死に堪えながら熱心に教えた。
そして決行当日。



28LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 00:33:51.55 ID:jCVTUWU1O
ふたつのストーリー展開があるようだが、微妙に時間軸を補正しながら読めてるw
期待や
29LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 01:10:40.68 ID:+vsW7G6I0
>>1
別の視点から考えてみました。
流れを切るようで申し訳ないです。

「大声ダイヤモンド〜〜〜♪

小嶋陽菜をぶっつぶす!

ナターシャ〜♪君の名前を〜♪

ダンスも下手だし、歌も下手だし、かわいく ないし…。」

なんだ夢か……。
指原莉乃 19歳 ごく普通の大学生である。
現在は、国際関係学部で留学のためにアルバイトを行い、
文化祭実行委員もしている。
本当は東京に行きたかったが、
親に反対され福岡の大学に入学した。
一人暮らしができ、自由はできたので、
今も友人に隠れてアイドルのおっかけをしている。
実は、彼女、中学時代にAKB48のオーディションを受けたこともある。
結果は書類選考で不合格であった。
正直、テレビに出て活躍する
大家志津香や北原里英がうらやましかった。

「あの時、合格してればなぁ〜。」

そんなことを、考えるときもあった。
彼氏と3ヶ月前に別れ、
今は大学生活とバイトの毎日。

「よっし、今日もがんばろぉ!」

1,2限目の講義が終わり、
家庭教師とレストランでアルバイト。
これも来年のオーストラリア留学の為である。

莉乃のごく平凡な一日の始まりである。
30LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 04:30:26.19 ID:TOoVWPWc0
最新書いた人は1話完結みたいだね
ってかスレたてた人と>>8から続けて書いた人が楽しみすぎる
両方とも面白いよ
出来たら2人とも完結するまで続けてほしいです
あと混乱しないようにコテ&トリップつけてくれるとうれしいな
31LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 06:04:01.16 ID:xWrEFZ2T0
こういうの好き
32LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 06:12:53.76 ID:q/WJU2gcO
It was all a dream
I used to read WordUp Magazine
33LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 06:18:57.70 ID:Dfj3j+Y7O
松井咲「ではさっしーにお別れの花束をあげましょう。まずはみちゃから」
野中「はい。
……指原……とは……」 指原「!」

野中「何の接点もないしわけのわからない指原プライドとか恥ずかしくないのかなって思ってて…
…まあ、今度またなんかあったりしたら気軽に飲もうや。

おごるで。
お疲れっす。」

指原「……」
市川「あ、私は別になんもないんで〜」
野中「フフッw…」
指原「……」

松井咲「まあ私は現場でしかさっしーとは会わないんで、これでさっしーとお別れになるとこの先一緒に仕事するのは…

…多分無いと思いますので……これから頑張ってください」
指原「……」
小森「まあさっしーが抜けますけどこれからさっしーが抜けた穴を埋めていこうと、

一応でも急にがらっと変わるのもあれなんで……


かたせ梨乃を……」
指原「!」

小森「入れていこうかなって現在、交渉中です。大人な魅力でね」
野中「ブフフフフw……」
指原「………」

このあと さしこ お別れのスピーチ
34LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 06:21:11.27 ID:Dfj3j+Y7O
指原「……エホッ……ハアアッ……グヒッ…
…こぉおんなっ。」

野中「w……」
指原「こんないっぱいの…花束に、誰が囲まれると思いまっかあ?」
市川「……」

指原「ハアアッ…去年やったかな…紅白歌合戦の…

去年の年末やったかな、あれはすごいたのしかたね〜て言うて…」
松井咲「……?」
指原「………」

野中「ww…」
指原「…ハアアッ…ハッハッハッハッハッハッ…」
小森「フフフフw……」

指原「すいません……思い出す……きょっねの年末のことぉまいだすっ……去年のねまんつのこと思い出すたら急に……

…ハガアアア……クーーーーーーーー!!
  ヒッ!
フンフンフンフン……」
野中「ハハハハw……」
指原「ハアアッフフンフンフフフンフンフンフンフフンフンフフンフンフンフンフンフフフンフフンフンフンフフンフンフンフンフンフフフフンフンフフフフンフフンフフフンフン



  助けてくださいw」


松井咲「…ハハハハw…」
指原「……誰か助けてくださあああい……助けてくだしゃああああい!!」
松井咲「……ヒッw」
35LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 07:03:39.57 ID:EEmzYhzw0
>>27です。コテの付け方わからんしそんなに長くもならないと思うので、このまま自己満的に続けます

秋元康はその日も忙しく、朝から仕事に追われていた。そしてひとつ仕事を終えて次の現場へ移動しようかと、その時。
目の前に2人の女の子が走り込んできた。1人はどこかで見た覚えがある、ちょっと残念な顔と更に残念な胸をした女の子だった。
もう1人の方は見覚えない…。内気そうで陰のある、クラスでも目立たなそうな子、しかしそれだけじゃない何か違う…その辺の子とはたしかに違う内に秘めた輝きを感じさせる。
長年、芸能界において数多くのスターを見てきた秋元は直感的に何かを感じ取った。
2人は秋元の前に走り込むと、間を開けずに声を合わせ言った。
「秋元先生。どうか私達の歌を聴いてください!『夕陽を見ているか?』」
2人は歌い出す、場所はスタジオを出た通路、もちろん伴奏なんか無く歌声だけが響く。特に歌が上手いわけでもなかった、しかし2人の表情は必死だった。
「ちょっと!君たち!こういうの困るかr」すぐに付き人らしき男が止めにはいる。が、それを遮るように秋元が制する
「待て!最後まで聴かせろ。」
困惑した表情でさがる付き人、時間を気にし腕時計をチラチラ見る。
2人は最後まで歌い終えるとその場で膝を付き、祈る様な格好で言う。
「秋元先生。お願いです!少しで構いません、私達の話しを聞いてください!私達にはどうしてもやりたい事があるんです!」
指原を確かめる様に見ながら秋元
「君はたしか数日前にも来たよね?エーケー何とかがどうとか、わけわからない事を言ってた子だ。
今の曲は?聞いた事の無い曲だったけど君達のオリジナル?」
指原はすがる様な目で見つめながら
「はい。私は数日前にも秋元先生にお会いしました。その時は全く取りいってもらえませんでしたが…
諦めきれずまた来ました。
この曲は…作詞をされたのは秋元先生、あなた自身です!秋元先生ならこの歌詞から何か感じてくださると信じて歌いました。」
怪訝そうな表情になる秋元
「作詞が俺?そんなわけない!俺はいままで自分の作った歌は全て覚えてるはずなんだ。それなのに今君達が歌った歌は全く覚えてない。
………しかし不思議と共感出来る歌なんだ、…とても他人が書いた歌とも思えない。何とも言えない感覚だ…。」
畳み掛けるように指原
「秋元先生が覚えてないのも当然です。そうです!この歌は今この時点では存在しないはずの歌。近い未来、秋元先生がAKB48のために書くはずだった歌だから!
私が言ってる事の意味、わからないでしょうが、お話しする時間を頂ければ全て説明いたします。そして出来る事ならもう一度チャンスを与えて欲しい…」
指原の言葉をまだ飲み込めていない様子の秋元だったが、付き人に
「おい。今日はこの後どんなスケジュールだったかな?」
時計を確認しながら付き人
「今日はあと2件取材が入ってます。そろそろ急がないと…」
フーッと息を吐く秋元
「キャンセルだ。悪いが2件とも後日に回してくれ。俺は今日はこの子達の話しを聞かなければいけない。そうしなきゃいけない気がするんだ。
お前は事務所に戻ってスケジュール調整を頼む。」
指原、前田に向き直り
「じゃあ場所を移してじっくり聞かせてもらおうか君達の願いとやらを。」
その言葉で2人は安堵の表情を浮かべる
「ありがとうございます!」


36LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 09:09:49.08 ID:iGFIJxt8O
支援
37LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 10:09:33.44 ID:Beywypf80
続き希望山脈
38LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 11:02:38.61 ID:qSB2cwIU0
>>35だが、さらに続き

3人は場所を移した。第三者に聞かれるとまずいので秋元御用達の個室の有る洒落たレストランへ。
そこで指原は前田の時と同じ様に今までのいきさつを話した。
途中、前田も初めて会った指原が自分の名前や知り合いではないと知り得ない事を言い当てたとフォローをしてくれた。
真剣な表情でひとしきり話しを黙ったまま聞いていた秋元が口を開く。
「なんとも信じ難い不思議な話しだな…。しかし、ただ指原の見た長い夢だと片付ける事も出来ないのも事実だ。指原と前田の再会、何よりさっきお前達が歌ってくれた歌も、他人が書いた曲とは思えないんだ。
俺は何か奇妙な縁をこの3人に感じてる…。」
指原も頷きながらこたえる
「指原も自分なりに考えてみたんですが、おそらくパラレルワールドの様な物ではないかと思ってるんです…。」
前田が意味不明な顔でたずねる
「パラレルワールド?なにそれ??」
前田に向き直り説明する様に指原
「指原も雑学的に知ってる程度なので詳しくはないのですが…。別の時空にある並行世界です。簡単に言えば物凄く似てるけど別の世界。
時間には色々な可能性があって様々な分岐があります。今の指原達がいる時間とはまた別の分岐先がパラレルワールドです。
つまり、別の世界でAKBとしてアイドルをやっていた指原が何らかの拍子に時空を越えてこっちの世界に来た。
もしくは元々こっちの世界の指原が一時的に別世界に飛ばされてAKBになっていたか…。
指原はこう解釈しています。」
感心した様に前田
「へ〜!さっしー難しいこと考えるね。」
再び秋元が口を開く
「会いにいけるアイドルか…。
専用の劇場を持ち、そこで毎日の様に公演が行われる。定期的に握手会も有り直接触れ合う事もできる。
確かに着眼点は面白い。しかし劇場に握手会等の多数イベント、数十人という大所帯。商業的に成功するのだろうか?
もし指原の言うように並行世界と言うものがあるのなら、違う分岐先である以上指原の知るAKBの様に成功するとは限らないと言う事だ。」
39LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 12:44:06.92 ID:tfwRUT6MO
みんなが書いている話より前の話

「そうだ…あの子なら何か知ってるかもしれない。」
指原はそう思い校内を探したが、見つからない。
クラスメイトに聞いても、そんな人は学年に居ないという。
それでも諦めきれず、指原は、職員室のクラス名簿を後ろから調べた。
「和田…吉川…山崎…武藤……」
学校中のクラスを探したが、矢方の名前はどこにも無かった。
40LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 13:11:48.09 ID:qSB2cwIU0
>>38だが続き書いた

難しい表情で黙り込む秋元に対し指原が懇願する様に語りかける
「たしかに秋元先生のおっしゃる通りこの世界でもAKBが成功する保障はどこにも有りません…
でも、根拠は無いけど…指原には絶対成功するって自信があります!だって、今指原の目の前にいる前田さんは私の知ってる前田さんと全く一緒で、秋元先生も指原の知ってる秋元先生そのままなんですから!
2人が組めば絶対凄い事になるって指原知ってるんです!」
指原の目にはいっぱいの涙が浮かんでいた
「きっと他にも個性的なメンバーが集まるはずです!
熱いキャプテンシーを持ちながら時々だだ滑りする子、
モデル並の美貌なのに中身はズボラで適当ででもおっとりした子、
ガチャピンの様な可愛い顔なのに毒吐きまくりの計算高い子、
一見やる気なさそうで大人しいけど実は誰よりも優しくて口を開けばDear Jしか言わない子、
みんなよりお姉さんなのに1番子供っぽいイタズラな部分を持った子、
そんな個性的なメンバーが集まって競い合うように輝く、そうすればAKBは無敵です!
並行世界の秋元先生がおっしゃってました。成功する為に必要なもの、努力は最低条件有って当たり前、もっとも重要なのは運だと。努力を続けながら巡ってきた運をいかに掴み取るかだと。
偉そうな事言えば、指原と前田さんだけじゃなく、秋元先生自身にとっても今この瞬間が運を掴む時、チャンスの順番なんです。
先生の黄金時代はいつですか?おニャン子の時ですか?
指原は違うと思います。AKBこそ私達と秋元先生の黄金時代なんです!
だからどうかお願いです…指原達を導いてください……。」
秋元の顔は何時の間にか紅潮していた
「指原………お前の想い受け取った!お前と前田を信じてやってみよう。どこまでいけるかわからんが、俺のできる限りの事をしよう!お前たちも俺を信じてついてきてくれ。
さっそく明日から準備に取りかかる。忙しくなりそうだ!」
指原も前田も涙を流しながら笑顔になった。
「AKBはなんでも有りです。秋元先生が面白いと思った事、なんでもチャレンジしていってください!
………あと、秋元先生…ひとつだけ指原のわがまま聞いてください…」

翌日からAKB48プロジェクトはスタートした…
41LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 13:37:15.21 ID:jCVTUWU1O
きたいあげ
42LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 13:41:14.33 ID:5cuyiIne0
何かすごい続きが楽しみです
43LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 13:55:18.60 ID:nSdesTFC0
>>40
なっちゃん忘れるな(>_<)
44LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 13:58:02.04 ID:qSB2cwIU0
>>43
すまん忘れたわけじゃないけどグレーゾーンだから触れないでおいたw
45LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 13:58:37.76 ID:OSAH3RjSO
続編早よ早よ
46LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 14:54:59.50 ID:iGFIJxt8O
サシハラスメントとか口を開けばDearJとか、いい話の中にちょいちょいぶっこんでるw

やすすと安西先生の親和性高ぇwwwい
47LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 16:42:24.45 ID:qSB2cwIU0
>>40だが続き書いてみた

〜それから数年後〜
AKB48のニューシングル『異次元からサシコ』のPV撮影の空き時間。
指原は撮影隊から少し離れた河川敷に1人ポツンと座り、夕焼けに赤く染まる街を眺めながら物思いに耽っていた。
ふと人の気配を感じ振り返ると、前田が立っていた。
「さっしー。となり座ってもいい?どうしたのこんな所で1人黄昏ちゃって。」
コクリと頷き再び遠くの街並みに視線を戻す指原
「ちょっと昔の事を思い出してました。
並行世界でのAKBの事、こっちの世界での数年間の事。いまだに不思議な気分なんです。AKBの成長を2回も体験する事になるなんて。
どっちが本来自分がいるべき世界だったのか…。
それに…実は最近、毎日眠るのが怖いんです。また目が覚めた時に全て失っていたらどうしようって…」
前田が優しくほほ笑む
「さっしー…私には並行世界のさっしーがどんな毎日を過ごしていたかわからない。でも、さっしーがこっちの世界に来てくれてあの日、出会った時に逃げる私を諦めず、さっしーは必死に追いかけて来てくれた。
あの時から私の人生は変わった。私だけじゃない、秋元先生もメンバーも全員、あの日のさっしーの頑張りがあったから出会えた!私にとってそれが唯一の真実。
私の目の前にいるさっしーはどんな困難も乗り越えられる強い子だよ!
さっしーの秘密を知ってるのは私と秋元先生だけでしょ?悩み事が有ったらいつでも相談にのるよ。秋元先生だっていつだって力になってくれる。」
大きく何度も頷く指原
「ありがとうございます!指原もあの日、秋元先生と3人でAKBの結成を誓った日から、毎日が夢のように楽しかったです。それもこれも全部、前田さんと秋元先生のおかげです。
それにしても……次のジャンケン選抜のシングルのタイトル『異次元からサシコ』って………
これ完全に秋元先生が私の状況を面白がってますよね…
しかも3人にしか本当の意味わからないし…」
前田が吹き出す
「あははは。たしかに!でも先生らしい!」
膨れっ面の指原
「あの人にはおいそれと悩み相談出来んわ」
48LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 17:14:50.77 ID:iGFIJxt8O
いーせーかいかーらーさしーこー♪
49 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/03(金) 18:48:38.76 ID:+vsW7G6I0
>>29
すいません…
まだ続きあります…
50 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/03(金) 19:01:19.59 ID:+vsW7G6I0
莉乃は7人の男性と付き合ってきたが、
いずれも長続きはしなかった。
自分に自信がなかったからだ。

彼氏は本当は自分を愛していないと思っていた。
彼氏といい雰囲気になっても、
自分でムードを壊してしまう悪い癖があった。
その上、私服もダサく、
スウェットでデートに来ることもあった。
遊園地ではお化け屋敷で絶叫し、
ジェットコースターで涙を流した。
何度も、そそのかされたバンジージャンプも
飛べずじまいだった。
周りの客に笑われてばかりだった。
そのことも、原因かもしれない。

彼氏には、いつも捨てられていた。
莉乃が逃げているだけなのか
それとも莉乃のことを心から愛してくれる男性に
巡り合えてないだけなのか。

それでも、莉乃は持ち前の心遣いで
女性の友人は多く、
充実した学生生活をおくれていた。
51 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/03(金) 19:19:23.25 ID:+vsW7G6I0
莉乃が行っているアルバイトが2つある。
一つは、家庭教師である。
現在、3人の子を受け持っている。

今日はその一人、
中学生1年生のユウナちゃんの家で
英語の時間であった。

ユウナちゃんは学校では、
いじめられていて不登校気味であった。

「I have a dream.
I want to be an actress.」
「ねぇねぇ、りのちゃん〜
これどういう意味〜?」
「『私には夢がある。
私は女優になりたい』って意味だよ。」
「へぇ〜。
りのちゃんは中学の頃どんな夢があったの?」
「えぇっとねぇ……。それはねぇ……。
ユウナちゃんは夢とかないの?」
「私はHKT48に入ってアイドルになりたい!
お母さんには内緒だよ?
今度、私オーディション受けるんだー。」
「そっか〜実は指原もね〜
アイドルになりたかったんだよね。
AKB受けたんだよ〜書類で落ちたけど、あははっ
ユウナちゃんだったら、指原の100倍可愛いから
絶対なれるよ!」

ユウナちゃんに昔の自分を重ね合わせる、
莉乃であった。
52 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/03(金) 19:34:12.56 ID:+vsW7G6I0
もう一つのアルバイトは、
カフェレストランでのホールのアルバイトであった。
この店は、老若男女訪れる、
雰囲気のいいお店だった。
高校時代の友人の親戚が経営しており、
1年生の4月からここで働いている。

そこには、莉乃の他に3人の同世代の女の子がいた。
話してみると、彼女たちは皆AKB48のファンで、
特にNot yetのファンであった。

Not yetとはAKB48のメンバー、
大島優子、北原里英、大家志津香、横山由依からなる
ユニットである。

彼女たちはバイトが終わると、
誰かの家に集まり、
夜な夜なAKB48やNot yetの振り付けを練習し、
ネット動画に投稿したり、
即席でのラップ大会やバザーを行っていた。

大学ではヲタ活動をあまり公表しておらず、
全員地方出身ということもあり、
大分から来た、莉乃の心のよりどころとなっていた。
53 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/03(金) 19:58:03.35 ID:+vsW7G6I0
ある冬の日、
今日は莉乃が楽しみにしている、
福岡でのAKB48全国握手会であった。
莉乃はAKBが無名時代から、
最低でも5枚は握手券を確保し、
参加している。

この日の格好は、白のニットと
黒のチュニック、タイツそして、
メンバーに認知される為、
いつもかぶっているベレー帽である。
デート以上に気合の入った格好だ。

まずは、柏木由紀のレーンに並んだ。
近年彼女の人気は急上昇し、
列も長くなり、握手時間も短くなった。
それでも、莉乃は必ず柏木レーンに顔を出す。
莉乃は柏木が入った頃から推し続けていて、
かなりの古参のファンである。
九州出身でアイドルヲタクなので、
何か惹かれるものがあるのかもしれない。

「あ〜さしこ〜今日も来てくれたんだ♪」
「ゆきりん、会いたかった〜♪」
「大学生活どう?」
「順調♪ゆきりんこそ、体調に気をつけてね!」

今は昔みたいに長く話すことはできなくなってしまった。
昔、莉乃は柏木と3回目の握手をするときに、
あだ名をつけてもらった。

さしこ

柏木は人気が出た、今でもその名で、
莉乃のことを呼ぶ。
54LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 19:59:46.31 ID:p2cVfUioO
指ヲタ糞スレ立てんな
55 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/03(金) 20:06:54.25 ID:+vsW7G6I0
次に莉乃が並んだのは、
多田愛佳、島崎遥香レーンであった。

莉乃は可愛い女の子が大好きである。
正統派アイドルには目がない。
特に多田愛佳には……

「ぱるる〜♪かわいいー♪」
「ありがとうございます。」
「ぱるる、応援してるからwwwww」←テンション高め
「ありがとうございます……」

「らぶたんー♪ほっぺたさわっていい?」
「えーーーーいやですよ〜」
「そんなこといわず…チューしてチュー」
(剥がし)

莉乃はただの変態になっていた。
56 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/03(金) 20:17:17.92 ID:+vsW7G6I0
最後に並んだのは
北原里英、大家志津香レーンであった。

莉乃が受けたオーディションに受かってたら、
ほぼ同じ時期に研究生だった2人。
正直悔しさもあるが、
なぜか毎回並んでしまう。
莉乃が好きな正統派アイドルとは少し違う2人に
なぜ惹かれるのかわからない。

2人との会話は基本覚えてない。
おそらく、たわいもない会話をしたのであろう。
とても気が合う。
なぜだか、昔からの友人みたいな気がする。
いつもそんな錯覚に襲われてしまう。

これが、莉乃の握手会での日常である。
57 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/03(金) 21:44:30.72 ID:+vsW7G6I0
とある日、今日はアルバイト先のカフェレストランに
テレビの取材が来るとのことだった。

その日は、莉乃はたまたまシフトに入っていた。
てっきり、福岡のローカルアナウンサーが
取材に来るものだと思っていた。
莉乃の予想はいい意味で大幅に覆された。

取材のテレビクルーが来た。
店に入ってきたのは、
AKB48の選抜メンバー、
大島優子、篠田麻里子、
小嶋陽菜、板野友美であった。
どうやら、篠田が地元の九州を紹介するという
日曜昼の特番らしい。

莉乃は驚きを隠せなかった。
しかも、店長から莉乃が皿を出すように指示された。
他のバイト仲間たちは、莉乃の横で
悔しい表情を見せていた。

テレビの収録が始まった。
おのおの感想を口にするメンバー達。
莉乃はデザートと飲み物を最後に運ぶ係であった。

莉乃がデザートを運んだそのとき、
莉乃の手は引っ張られた。
「おー!すげー脚きれーじゃん!」
声をかけたのは大島優子だった。
「ちょちょちょ、待ってくださいよーー。」
「照れてる。かわいー♪」
板野の声が聞こえた。
「ねぇ、何かやってよ?」
篠田が問いかける。
「えええええええ、指原………
何もできないですから……。」
「みたーい。」
小嶋も促す。
「では………いきますね
ハコフグッッッッッッ。」

このやり取りは、全国ネットで放送された。
反応は皆さんで考えてもらいたい。

莉乃にとってのまさかの貴重な1日であった。
今まで遠くにいて、握手会にも並びにくかった
選抜メンバーと少しだけ近づくことができた。

莉乃はこの夜興奮で、眠りにつくまで時間がかかった。
58 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/03(金) 22:00:47.42 ID:+vsW7G6I0
まだ暑さが残る2012年9月のある日、
莉乃は文化祭実行委員の部室を訪れた。
今年の企画やゲストの芸能人を考える為だ。

去年は、実行委員で
AKBのヘビーローテーションを行い、
場は軽く盛り上がった。
莉乃は大島優子のポジションである
センターを務めた。

莉乃は机の横に置いてあった、
先輩の企画書に目が行った。

莉乃は目を疑った。

東九州市立大学文化祭
出演ゲスト
AKB48 チームA


今日はここまでにします。
もし不評でしたらここでやめます。
59LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 22:16:21.76 ID:El9xrGM+0
>>58
すきだよー待ってる
60LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 23:22:44.14 ID:q4Y5lnlgO
正直もう限界
61LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 23:52:34.97 ID:EEmzYhzw0
>>47だが続き書いた

2人ひとしきり笑うと再び前田が口を開いた
「ねえ。さっしーは並行世界のAKBの事、普段あんまり話したがらないから今まで聞けずにいたけど聞いていいかな?」
笑顔で頷く指原、それを見て前田が続ける
「ありがとう。大したことじゃないし話したくない事は話さなくてもいいからね。
ただ聞きたいのは、さっしーがいた並行世界のAKBと今のAKBは全く一緒なの?って事。何か違う所あるのかなって前から気になってたんだ。」
指原は遠くを見て記憶をたぐるように目を細めながら語り始める
「そうですね…実はいくつか有りますよ。指原と前田さんが出会った時、指原は中3で前田さんは高1でしたよね?
並行世界では指原が中3の時すでにAKBはあって前田さんはすでにセンターで踊ってました。指原は5期として加入するはずだったんです。
発足が遅かった分こっちの世界のAKBは平均年齢が2〜3才程 上がってしまいました。ちまたではアイドルとして無理があるなんて声もチラホラ…。麻里子様なんてもう27才ですもんね……。」
苦笑いしながら前田
「あんまり年齢の事は考えないようにしよう…」
そうですねと指原も苦笑い
「あとはジャンケン大会の結果も。こっちの世界では第一回ははるきゃん第二回が私指原が優勝しましたが、並行世界では第一回がうっちーで第二回は麻里子様だったんです。ジャンケンは運が絡む分、結果が大きく変わったのかもしれません。
ちなみに麻里子様センターのシングルは『上からマリコ』です。どうやら秋元先生のセンスは変わらないみたいです。
それと、総選挙の順位なんですが…」
指原の表情が曇る
「今年の総選挙、指原は15位でした。
でも並行世界での第三回総選挙の指原の順位は9位だったんです。
つまりこっちの世界では指原は人気が落ちてしまったんです…」
前田は少し驚いた顔を見せて
「そうなんだ!何でだろう?逆に誰か並行世界より人気が出たメンバーでもいたの?」
指原は首を横に振る
「いえ。指原以外のメンバーの順位はほとんどそのままです。
おそらくですが…、並行世界での指原はヘタレ自虐キャラで売っていて、そのくせ先輩にも果敢に突っ込んでいける所が支持されていました。
でもこっちの世界での指原は初期メンバー。ヘタレ自虐キャラなんて言ってられませんからね、先輩もいないわけですし。
その辺が順位に影響したのかも…」
さらに深いため息をつく指原
「そしてもう一つ、指原にとって総選挙の順位なんかよりもっと深刻な違いがあるんです………」



62LR議論中@自治スレ:2012/02/03(金) 23:55:12.84 ID:q4Y5lnlgO
書きたければ地下じゃなくて別の板で書けばいい
ここじゃどうせ落ちるんだし
63LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 00:49:40.50 ID:pQVZiIW70
面白いですね
続きに期待です。
64LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 01:20:38.63 ID:/Fuwo+zkO
客もいなさそうだし残したいなら違う板の方がいいだろうな
65LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 01:34:03.27 ID:TclSP9V30
おもしろいなこれ。
66LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 02:07:59.86 ID:Uq7ibWca0
ここでいいと思うよ
今までも小説スレ地下に結構たってる
67LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 02:45:48.55 ID:eBAsnHW+0
たぶん異次元の世界の俺もさっしー推しなんだろうな
68LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 03:00:19.25 ID:jv3U4tisO
>>61
続き待ってます
69LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 03:08:03.06 ID:PTG0uxGX0
続きを求めている自分w
70LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 04:38:07.49 ID:ISVz2lhLO
続き期待
71LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 04:43:49.81 ID:wHUmvcVS0
里見八犬伝か水滸伝みたいにメンバーが集っていく展開希望
ありがちかもしれないがw
72LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 08:00:12.01 ID:5gt1wP0dO
大林宣彦で映画化決定だな
73LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 10:08:51.38 ID:sMAjT1o00
>>61だが続き書いた

前田が眉をひそめて聞きなおす
「さっしーにとって深刻な違い…?」
指原は悲しげな表情を浮かべる
「はい…。さっきも言ったように並行世界において指原は5期生でした。
そして加入してからの約一ヶ月間、指原と他に地方出身の4人のメンバーで一つの部屋で共同生活をおくっていたんです。
5人とも本当に不思議なくらい気が合って、すぐに固い絆で結ばれました…。
1人の子は程なくAKBを卒業してしまったんですが。
残った指原と北原里英、大家志津香、中西優香で地方組なんて言って、辛い時も楽しい時もいつも一緒でした。」
前田は宙を見つめながら
「北原里英…大家志津香…中西優香…か。
今のAKBにはいない名前だよね…?」
悲しそうに頷く指原
「はい……他のメンバーは並行世界と全く同じなんです。なのに、なのに地方組の3人だけがなぜかいないんです…。
実は前田さんと秋元先生と3人で話したあの日、指原は秋元先生にひとつお願いをしました。いつの日か北原、大家、中西という子がAKBに加入したら4人でユニットをやらせて欲しいって。
地方組でユニットをやるのが指原達の夢だったんです…
秋元先生もこころよく約束してくれました。
でも…その夢も叶わないかもしれません…。」
しばらく黙り込む2人
指原が無理矢理笑顔をつくる
「ごめなさい、なんかしんみりしちゃいましたね!
でも今は、指原はこっちの世界に来た事を少しも悲しい事だなんて思ってません!
こっちに来て前よりももっともっとAKBが大好きになれたし。
それに、前田さんとこんなにも仲良くなれた!指原一方的にですが、地方組に負けないくらいの絆、前田さんとの間に感じてます!」
前田も照れ臭そうに笑う
「ううん、私も。
私もさっしーとの間に強い絆、感じてるよ!だから、これからもよろしくね!」
2人が照れながら笑いあってると、遠くからスタッフの声が
「前田さーん!指原さーん!
そろそろ撮影再開しますので!スタンバイお願いしまーす。
あ!そうそう!先程、秋元先生から連絡がありまして!2人に伝言しといてくれと頼まれた事がありますー!」

74 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 11:24:41.17 ID:+OYkv4Vf0
>>58
の続きです

「えっ、先輩、、、そんなの指原聞いてないですよ……
うちの大学、そんなにお金ないですから……」

それもそのはず、私立大学とは違い、
莉乃の通う公立大学は、
タレントを呼ぶ為の予算が少ない。
現在、テレビで見ない日はないAKBの
ましてや前田敦子や篠田麻里子の所属するチームA。
莉乃には考えられなかった。

「まぁ、ある教授のつながりと、
今年は特別に予算がついてみたいで……
それより、さっしー?
AKB好きなんでしょ?」

「えっ?」

莉乃は友人には一部の人を除いて、
AKBファンであることを隠していた。
少し引かれるのが怖かったからだ。

「だって、男子から聞いたよ?
福岡でのAKBの公演や握手会にはいつも
さっしーがいるって……
ほら、その携帯ストラップだって…」

かしわぎっちょがついていた……。

(他の皆も苦笑い……。
みんな知ってたみたい……。)
75 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 11:40:34.97 ID:+OYkv4Vf0
「よーし、今回のAKBのライブは
さっしーをリーダーとして
企画していきましょう!
みんな異論はないよね?」

他の部員から拍手が起こった。

莉乃は返事ひとつで、
この大役を引き受けた。
莉乃は与えられたことは
必ずやってのける性格だった。

チケットの手配や
人気メンバーが来るため、
安全面の確保、
ライブ会場の設営
お弁当の手配にいたるまで
実行委員としてできることは
全て莉乃を中心に計画された。

来年から留学する、莉乃にとっては
このメンバーで企画できる最後に機会である。

莉乃はAKBチームA公演を成功させる為に
全力を尽くした。

莉乃の忙しい毎日は早く
公演まで残り3日となったある日
莉乃は打ち合わせ時間に
少し遅れて部室にやってきた。

「すいませんでした〜〜」

と扉を開けたとたん、
一人のボブヘアーの、
すごいオーラを放つ
女の子が座っていた。

「えっえっ、あっち…………
まっ、前田敦子さん?」
76名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/04(土) 12:33:04.42 ID:Qo9QPC16I
>>8>>11がかなり良い。
それで終わってしまうけどね。
AKBはまぁ、あまりにしょうもないネタで盛り上げ過ぎているけどね、確かに
指原が妄想するような

気が付いたら、夏草や兵どもが夢の跡。
はしゃぎ過ぎた夏になるか、女版ジャニーズを築けるか。

小説は秋元がAKBを否定してるから、そのままAKBを創るのは無理があるなぁ
やるとすれば、指原がどうにかしてバックアップを見つけ、メンバーを集める

じゃなければ、>>8を直して秋元康は出さず、存在が全く無いだけ、でも記憶がある
から始めないと。秋元康はまだ思いついてなかったとか
77LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 13:27:00.28 ID:sMAjT1o00
>>73だが続き書いた

秋元からの伝言はAKB13期の研究生が決定した事、指原と前田には一足先に顔合わせさせるので、PV撮影が終わり次第AKB48劇場に来いとのことだった。
公演も終わり、すっかりひと気のなくなった劇場裏口に2人は来ていた。
寒さに震えながら指原がぼやく
「こんな時間に顔合わせって、秋元先生は何考えてるんですかね?」
同じく寒そうな前田
「さあね〜?しかも私達2人ってのも怪しいし…」
2人が劇場入口に着くと扉の前には秋元が立っていた。ニヤニヤと気持ち悪い笑顔で秋元が口を開く
「おう。待ってたぞ!」
指原と前田は少し嫌味を込めて
「お疲れ様です。今夜は一段と冷え込みますね。」
まったく気にする様子もない秋元がさらにニヤニヤと笑う
「そうか?俺は脂肪を蓄えてるから暑いくらいだ!
それよりも、中で研究生が待ってる。お前らオリメンとして、AKBの精神を叩き込んでやれ。」
秋元に促され劇場の扉を開ける2人。
しかし、中の光景を目にした瞬間、指原の顔色が一瞬にして変わる。
「え!!!?…な…なん…で?」
状況が飲み込めない前田
「さっしー?どうしたの?
あれ、研究生3人だけ?」
指原の身体は小刻みに震えていた
「里英ちゃん……大家……西中……がなんでここにいるの!??」
驚きのあまり言葉を失う指原
それを見て、いたずらを成功させた子供の様に秋元が笑う
「どうだ!指原。ビックリしただろう!
俺はお前から北原達の事を聞いていたからな。13期生オーディションにこいつらがエントリーしてきて、書類審査の段階で気づいたんだ。
すぐにお前に教えてやろうかとも思ったんだが、それも面白くないと思ってな。
これは俺からお前へのサプライズだ!」
やっと状況を飲み込めた前田
「なるほど!この子達がさっしーが言ってた地方組の子達か!本当、秋元先生もサプライズ好きだなあ」
指原の驚きっぷりを見て上機嫌の秋元
「それだけじゃないんだ、まだ驚くのは早いぞ。
実はどうやら北原、大家、中西、この3人も指原、お前と同じように並行世界から飛ばされて来たみたいなんだ!
つまりは並行世界でお前と一緒にAKBとして頑張ってた3人そのままってことだ!」
嬉し涙の浮かぶ目をさらに丸くして驚く指原
「えーー!マジで?!」
78LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 14:35:51.36 ID:w/93cSDo0
ドキドキ
79LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 14:56:36.70 ID:8ZyFXfiy0
>>75>>77も面白いよW
80LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 15:36:22.45 ID:sUSID3+Z0
やっと追いついた
>>77この人のシリーズ面白い

頑張れ
81 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 16:35:48.73 ID:+OYkv4Vf0
>>75の続きです

「指原莉乃さん、はじめまして。
AKB48の前田敦子です。
明後日の公演、よろしくお願いします。」

「えっえっ!」
莉乃は状況が把握できなかった。

「指原さんにお知らせがあります。
明後日の公演、指原さんに
ヘビーローテーションのセンターを
してもらおうと思います。」

莉乃は何のことだか、
全くわからなかった。

その瞬間、扉から人が入ってきた、
文化祭実行委員の仲間、
大学の友人、
バイト仲間
地元の友人だけでなく
カメラクルーも入ってきた。

そこで、たくさんの人の中から
莉乃の幼馴染で、
幼稚園から大学まで親友の
エリが一歩前に出てきた。
82 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 16:45:17.27 ID:+OYkv4Vf0
エリは手紙を読み始めた。

「さっしーへ

今回、「みんなの夢をかなえるぜー」という
テレビ番組に応募したのは私です。
さっしーは中学校の頃からずっとアイドルに
なりたかったことを知ってました。

さっしーは昔からみんなに優しかったよね。
いじめられている子や一人になっている子
障害を抱えている子がいれば真っ先に
手を差し伸べてたよね。
私も何度もさっしーに助けられました。
今は障害者施設や老人ホームで、
ボランティアをしてることも知ってます。

私は、そんなさっしーの夢を
少しでもかなえてあげたかったんです。

そのため応募し、
今回この大学でライブが開かれること
になりました。

さっしー、悔いの残さないように
精一杯アイドルしてきてね。

エリより」

部室は拍手で一杯であった。

莉乃は状況が把握できた。
目には涙があふれていた。
83 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 17:02:06.24 ID:+OYkv4Vf0
莉乃は2日間ダンスの練習に明け暮れた。
ヘビーローテーションの振りは
去年文化祭で披露したり、
バイト仲間で踊っているものの
完全に遊びのレベルだった。

鏡の前で何度も練習した。
もしかしたら緊張でほとんど一睡もできてかったかもしれない。

ついに本番当日を迎えた。
本番4時間前メンバーが到着した。

楽屋にメンバーが集まっていたので、
莉乃は挨拶に行った。
コンコン!

「東九州市立大学 2年
指原莉乃です。
本日は1曲だけ、
一緒にやらさせていただきます。
よろしくお願いします。」

緊張したが、精一杯の声で
莉乃は言った。
84LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 17:02:44.02 ID:sMAjT1o00
>>77だがやっと書き終わった

指原のリアクションを楽しそうに眺めていた大家が興奮気味に口を開く
「そうなんよ!うちらも朝、起きたらAKBのメンバーじゃなくなってて、普通の学生に戻っとった!携帯のアドレスも全て消えてたしな!
それでAKBの事を調べた時、北原と西中の名前がなくてオリメンの中に指原の名前があるの見て飲んでた牛乳吹き出したわ!」
笑いながら中西がそれに続ける
「あははは!そうそう、んで私もちょうどその時募集してた13期生オーディションにエントリーしたの。
そのダンス審査の会場で大家と北原に再会したんだ。その時に秋元先生にも声をかけていただいたの。」
指原同様に嬉し涙を大きな瞳いっぱいに浮かべながら北原が指原の手を握る
「こっちの世界に来てからの指原の頑張り、全部秋元先生から聞いたよ!指原がいなかったらこっちの世界にAKBは無かったろうって!
ありがとう…すごく感謝してるよ。私達の居場所を、夢を守ってくれて!」
大家も中西もうんうんと頷く
涙でボロボロになりながら指原も笑う
「里英ちゃん達にまた会えて良かった!もう二度と会えないかもしれないって諦めかけてたから…。しかも、みんなちゃんと指原の事を覚えていてくれて…夢みたいだよ!
時空を越えてもりのりえはガチ!だね!」
大家がガッと指原の肩に腕を回す
「地方組はガチ!だろ?」
大きく頷く指原
「地方組はガチ!」
前田もいつの間にかもらい泣きしていた
「本当に良かったね、さっしー。私もさっしーに出会ってすごく大切な事を教えてもらったよ。
努力は必ず報われると!」
娘を見るような優しい眼差しでそのやり取りを見つめる秋元
「これでやっと指原のわがままを叶えてやれそうだな。その為にはまず北原、大家、中西、お前らは昇格を目指して必死に努力しろよ!
そして忘れてはいけない。
AKB48は夢への架け橋…。
今回俺達が体験した不思議な出来事が教えてくれた。時間には無限の可能性があり、さまざまな分岐点が待っている。
しかしどんな分岐先をたどろうと決して諦めず努力を怠るな!そうすれば最後には必ず大きな夢にたどり着くんだからな!」
少女たちはまっすぐな瞳で秋元を見つめる
「はい!!」






ある朝起きたら大分の実家。
指原の顔が一瞬にして青ざめる
「ってまたここからかよーー!!」
「…」
「……」
「………」
「…………」
「……………」
「あっ!正月休みで実家に帰ってきてたんだわ!てへぺろ」

〜翔んでもアイドル〜 終わり

あとがき

大家の口調むずかしすぎワロタ
85LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 17:10:25.40 ID:tCfpFBvY0
乙です。
面白かったです。
86 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 17:17:21.18 ID:+OYkv4Vf0
>>84さん乙です
楽しかったです


メンバーは音楽を聴くもの、
お菓子を食べるもの、
会話しているもの、
結構自由な雰囲気であった。

その中で3人が莉乃に気がつき、
近くに来た。
高橋みなみ、篠田麻里子、小嶋陽菜である。

「高橋です。今日は1日よろしくお願いします。」
篠田が莉乃に顔を近づけてきた。
「あれーどっかで見たことあるよね?」
「まりちゃん、あの時のハコフグの
カフェ店員だよ〜♪」
「あ〜!そうだ〜
今日はよろしくね♪」
篠田に頭を撫でられた。
「かわいー♪がんばってね。サッ……、りのちゃん」
小嶋はそう言い残し去っていった。

「これがAKBの衣装です。
本番はこれを着てください。
あと、島崎〜ちょっと来て〜!」

莉乃には紫のワンピースの衣装が渡された。
87 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 17:25:29.03 ID:+OYkv4Vf0
高橋に呼ばれ、
島崎遥香がやってきた。

島崎は9期研究生の中で
横山由依と同時に正規チームに昇格した、
チームAで一番の後輩である。
本来は大島優子がセンターであるこの曲は
チームAで行うときは島崎がセンターである。
莉乃が若手メンバーの中で推している一人である。

莉乃は島崎からレクチャーを受けた。
莉乃にとって公演や握手会でか弱く見える彼女も、
この日ばかりは、かっこよく見えた。

「指原さんすごいですねー!
この調子です!」

莉乃は少し自信がもてた。
88 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 17:30:46.03 ID:+OYkv4Vf0
リハーサルが始まったが、
莉乃は振りの練習に余念がなかった。

莉乃が登場するのは10曲目
ポニーテールとシュシュの後である。

リハーサルとはいえ、
莉乃は緊張していた。
莉乃の後ろには、
前田敦子、高橋みなみなど
AKBの超人気メンバーがいるからだ。

「それでは次、
ヘビーローテーションですよ〜」

スタッフさんの声が聞こえた。
莉乃はセンターポジションへ立った。
89 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 17:38:32.55 ID:+OYkv4Vf0
「わぁん、つぅぅー、わぁん、つぅうー
わぁん、つぅぅー、しゅりー、ぽー」

莉乃は声が上ずってしまった。

あっ、振りが左右逆……。
立ち居地少し前すぎ、
実際ステージでやってみると
練習とは違うところがたくさんあった。

いよいよ前田敦子と2人で
歌う場面になった。
「いつも〜………ゴン!」
莉乃の脚が前田敦子の脚にひっかかり、
2人は転倒した。

リハーサルは一旦中断された。
90 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 18:00:29.24 ID:+OYkv4Vf0
お互い軽い捻挫で大事には至らなかった。
軽いアイシング程度で済みそうである。

莉乃は少しでも前田敦子を怪我させたため、
責任を感じ涙を流していた。
舞台裏にいると高橋がやってきた。

「最初からできる人は誰もいないから……
指原さんは素人なんだからそこまで頑張らなくって
いいから。」

莉乃は負けたくなかった。
莉乃が落ちたオーディションの合格者たちである。
正直、莉乃と容姿等が差があまりないと感じるメンバーもいた。
莉乃は落とした運営を見返してやりたかった。

その後、莉乃は残りのリハーサルを客席から見ていた。
リハーサルでもメンバーの顔はプロだった。
莉乃はコンサートは場の空気で盛り上がってただけなので、
冷静にメンバーのパフォーマンスを見たことがなかった。

前田敦子、高橋、篠田、小嶋はもちろんながら
高城亜紀や松原夏海のダンススキルには目を見張るものがあった。
岩佐美咲や片山陽加、倉持明日香の歌声は想像以上に響いていた。
セレクションを受けた大家志津香もステージではアイドルだった。
おっとりしている中田ちさとや仲谷明香もパフォーマンスは熱いものがあった。
はしゃいでいる、仲川遥香や多田愛佳も舞台ではプロの顔だった。
前田亜美、島崎遥香も先輩に負けじと一生懸命ついていっていた。
全員の目が真剣で1流のアイドルであった。

莉乃はメンバーやスタッフ、そして募集してくれた友人たちに
迷惑だけはかけれないと思った。
91 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 18:16:10.83 ID:+OYkv4Vf0
いよいよ本番が始まった。
紫の衣装を着て、
普段とは違うメイクをして、
莉乃はずっとスタンバイをしていた。
覚悟が決まっていたのか、
あまり緊張はしていなかった。
9曲目が終わり、次は莉乃の登場する
ヘビーローテーションの番である。

曲間のMCの高橋から紹介があった、
「本日は「みんなの夢をかなえるぜー」
というテレビの企画でここでライブをしています!
この番組は、ある人の夢を叶えると企画で
今回は、この大学の2回生指原莉乃さんに
ヘビーローテーションのセンターをやってもらおうと思います。
みなさん、よろしいでしょうか〜〜〜」

一部否定的な顔をした者もいたが、観客は沸いた!

「それでは指原莉乃さんどうぞ〜」
92LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 18:16:55.06 ID:efkkH//n0
俺たちは指原の夢を覗いてるって事?
93 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 18:20:25.26 ID:+OYkv4Vf0
莉乃がステージ脇から登場した。

センターポジションに構える。

「1、2、1、2、3、4!」

ここから先のことを
莉乃は全く覚えていない。

ただ楽しかった記憶と
お客さんの大歓声
最後に泣き崩れて立てなくなって、
裏に運ばれたことは覚えている。

今月二十歳を迎える莉乃の
最高のプレゼントとなった。
94 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 18:37:53.19 ID:+OYkv4Vf0

「指原さん本番行きますよ〜
ハイ!3!2!1!」
「今夜も始まりました、アイドルパラダイス
MCはNテレビアナウンサー指原莉乃です!」

2018年 指原莉乃 25歳
現在は東京のキー局に入社し、
東京でアナウンサーをしている。

バンジージャンプを飛ぶレポートがNG大賞を取り話題となり、
現在はバライティでいじられ役のアナウンサーとして活躍している。
一方、報道番組で見せる真面目な顔や、
留学経験もあり通訳もできるギャップがあることも
魅力になっており、人気ナンバーワンの女子アナである。

莉乃にとって大切なしている番組がある。
古今東西の女性アイドルをゲストにMCの莉乃が
トークをしていく、深夜番組である。

アイドル好きの莉乃にとって公私混同しているが、
収録は楽しみだった。
今回のゲストはAKB48でもベテランとなった、
島崎遥香、島田晴香だった。

莉乃は島崎には、握手会に並んでいたこと。
島田には、同い年で活躍する島田がうらやましかったこと。
ゲスト以上に莉乃はしゃべってしまった。
「指原アナはAKBのセンターだった!?」
というお宝映像が流れ、莉乃はあの日の姿を見て、
自分の青春時代を思い出していた。
95LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 18:43:14.88 ID:eBAsnHW+0
>>84 すげ〜 コピペして保存しといた。
異次元のAKBにはNot yetは存在していなかった。
さっしーのわかままはセンターなんだね。

>>7 あんたが書いた時はそうだったかもしれない
正直こんな展開になるとは思わなかった。
96 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 18:47:27.43 ID:+OYkv4Vf0
「りのちゃん、おきて!」

どこからか声が聞こえてきた。
(夢か〜指原がアナウンサーなんて、ありえないでしょ)

「さしはら〜、起きろーーー」
後ろから首を絞められた。

「指原さん、寝てるやん、絶対うそやん、……起きたやん。」

目の前には、大島優子、北原里英、横山由依がいた。

「さしはら〜なに寝てるんだよ〜
もうすぐNot yetの公演だぜー」
「はい!すいませんでした!
指原、今すぐ準備します」

another sky
〜もしも、莉乃の書類が通らなかったら〜

97LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 18:52:07.37 ID:Yl6WG6NS0
夢落ちだろうなと思っていたからその通りでちと残念
98 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/04(土) 18:53:11.02 ID:+OYkv4Vf0
最後に読んでくれた皆様ありがとうございます

最後に裏話
(´□`;)指原変な夢みたんですよ〜指原がAKBにいなくて
(бвб)それ知ってるーカフェ店員が指原だったから
笑いそうになっちゃった…
Σ(´□`)
(бвб)指原が素人で、ヘビロテセンター楽しかったよ♪
ΣΣ(´□`;)
99LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 20:05:16.06 ID:R1/YMpF00
この素案短いのもったいないね。
誰かブログかなんかで本格連載してみれば?
AKB初のラノベ+全員出演のフィクション映画にできんじゃない?
しかしこれは指原でしか成り立たないよな。つくづくメタな女だ。
100LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 21:22:10.20 ID:k+e8G8HU0
100
101LR議論中@自治スレ:2012/02/04(土) 22:16:26.06 ID:52IOZYzE0
タイトルはAKB47だね。
102LR議論中@自治スレ:2012/02/05(日) 00:25:12.36 ID:RJr6T2hS0
面白かったー
ってか終わるのもったいないねー
本当に誰かこのシチュエーションで別ストーリー書いてくれないかなー
一回書いた作者さんでもいいしw
103LR議論中@自治スレ:2012/02/05(日) 00:38:39.58 ID:86io3oQK0
このスレに出てるネタの数々は「涼宮ハルヒの消失」の丸々焼き直しだな。
104LR議論中@自治スレ:2012/02/05(日) 01:28:16.32 ID:3rA6vjUO0
何だ元ネタあったのかよw
つい面白がって最後まで読んじまったわ。時間返せやゴルァ!w
105 忍法帖【Lv=26,xxxPT】 :2012/02/05(日) 08:08:05.15 ID:ueFpHyKn0
ハイスクール奇面組の最終回だな
106名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 08:36:52.10 ID:L0gvJBMn0
>>105
ハイスクール奇面組って最終回、夢オチだったの?
107名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 08:46:50.44 ID:6L0Kws/H0
>>106
夢オチだった
108名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 10:07:15.55 ID:oMPP5vmp0
おもしろいからあげとく
109名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 10:56:14.99 ID:qs/rRhYA0
何人かの作者さんが入り乱れてるけど、みんな力があって面白かった
スレ自体もパラレルってのがいい
110名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 12:18:00.40 ID:uE/2ebVS0
「(いつものようにきみは目を覚ましたら
この夢のこともあらかた忘れているだろう
だから……
その時わたしのこともいっしょに忘れてほしい
いや……きっと忘れることができる)」
「(…………………)」
「(……いいかい?朝そこにあるのは
ただのきみの右手だ……それが本来の姿なんだよ)」
「(ミギー……)」
「(いままでありがとう……シンイチ)」

「(目が覚める)ん……
ふ――…………(自分の両手を見る)
忘れるわけないだろう!!ばかやろう!!
ばか……」
111名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 15:34:08.18 ID:m2iRg+5Y0
面白くて一気に読んだ!
個人的には>>8の人のが好きだわ。
機会があればまた何か書いてくれー。
112名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 17:24:17.29 ID:+lbSncVjO
スレタイ見るとどうしてもドラえもん同人バージョン最終回を思い出す
113名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 17:26:18.86 ID:T9RPUuaw0
>>98ですが
南総里見八犬伝系の仲間探しのストーリー検討中です
需要ありますか?
114名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 17:29:35.24 ID:RJr6T2hS0
あるある
期待してまってるよー
115名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 18:11:31.53 ID:2erN/d7W0
>>113
「アイドル水滸伝」か……
なかなか大掛かりなものが
できそうだね。
116名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 18:17:10.26 ID:eEg5YicY0
もしよかったらチームホルモンのスピンオフ書いてくれるとうれしいな
出会い編とか
117名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 19:21:30.52 ID:cEBl0u3N0
パラレルワールドの秋元戸賀崎は無能で指原による女子中学生プロデュースのアイドルとして注目を浴びるが決して自分が加入できないというジレンマ系の話書こうかな
118 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/05(日) 19:31:53.41 ID:T9RPUuaw0
南総里見八犬伝系書きますね

「指原、いつまで寝てるの〜」

はっ!

指原莉乃は聞き覚えのある声で、目を覚ました。

ここはどこ?

モーニング娘。、ベリーズ工房、℃-uteのポスターが貼られ、
周りに服やカップ麺のゴミが散らかっており、
お世辞にも綺麗な部屋とは言えなかった。

「指原〜、大丈夫??」

目の前に現れたのは柏木由紀であった。

しかし、指原が知っている「アイドル」柏木由紀ではなかった。
黒ぶちメガネをかけ、長い黒髪をひとつに束ね、ノーメイク。
全くアイドルオーラがなかった。
柏木であるような、ないような。

「心配したよ〜。」
「ゆきりん、指原何があったの?」

119 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/05(日) 19:52:19.32 ID:T9RPUuaw0
「何って、昨日は大学の前期試験の最終日でしょ?
その後、指原と試験後たまたま一緒に会ったから帰ってて、
指原が階段から足を踏み外して、そのまま救急車で病院に運ばれたの。
私、心配したんだからね………。
大事にはいたらなくて、そのまま私の家に一緒に帰ってきたんだけど、
指原疲れてるみたいで、すぐ寝ちゃったの。
だから指原ここに今いるの。」

指原はカレンダーを見上げた。
日にちは2011年8月1日。

「ここって?ゆきりんも指原も今日仕事オフ?」
「ここって何いってるの?わたしの下宿。
指原も何度も来たことあるでしょ?
仕事?バイトのこと?何言ってるの?
私たち大学生だし、今日は指原も休みよ。」
「大学生?」
「わたし達、福岡の大学の2年生と1年生でしょ?」

指原は何かが違うことに気がついた。
まずは、どうしても確かめたいことがあった。

「ゆきりん?AKB48って知ってる?」
「知ってるよ。乃木坂46の妹分で
今度オーディションあるんでしょ?」
120 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/05(日) 20:11:51.63 ID:T9RPUuaw0
「指原そんなことよりももうお昼だから
ファミレスいこ!」

先輩である柏木に連れて行かれ、
ファミレスに入り、
パスタのセットを2つ注文した。
学生街のファミレスの為、
地味なワンピースの柏木と
ジャージの指原でも浮いてはなかった。

「ゆきりん………」
「ちょっと、さっきからゆきりん、ゆきりんって
そんなの誰からも呼ばれたことないのに。
かわいいから、まぁいいけど……。
指原、なんか目を覚ましてからおかしくない?」
「指原、実はアイドルだったんです。」
「えっ?」
「指原の記憶は間違っているのかもしれません。
ゆきりんと指原はAKB48のメンバーだったんです。
AKB48というのは2006年2月にデビューした
アイドルグループです。
こっちではデビュー前ですが、
ゆきりんは3期で2006年に、指原は5期で2007年に
メンバーになりました。
今年第3回総選挙があり、
ゆきりんは3位、指原は9位二人とも中心メンバーだったんです。
AKB48はミリオンヒットを続け、国民的アイドルグループでした。
目を覚ます前の指原は寝る時間もないくらい仕事に終われてました。
信じてくれないかもしれませんが……」
「指原、どうしたの?頭おかしくなった?」
121 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/05(日) 20:32:40.51 ID:T9RPUuaw0
このタイミングで、パスタがでてきた。
指原はパスタを食べず、
携帯電話をいじっていた。
指原は驚くような顔をした。
それでも、柏木は食べながら話す。

「確かに、わたしは中学時代モーニング娘。の
オーディションを受けたし、
その後も何度か受けたけど不合格だった。
結果、不合格だったからこうして
福岡で大学生してるんだし、
指原、アイドルになることなんて興味なかったでしょ?」
「指原、AKB以外のアイドルのオーディションは受けていません。
でもAKBのオーディションで奇跡的に合格し、
ファンの人と握手をしたり、ブログを書いたりで
少しずつ人気が出てきました。ほら?」

指原は柏木に携帯の写メを見せた。
柏木は、目を大きく開け驚いた。
アイドルとして、公演をする柏木の写メが何枚かあった。

「えっ?指原、いつ合成写真作ったの?」
「これは合成ではありません。
おそらく指原のいた世界の現実です。
ゆきりんは、選抜メンバーの常連で
派生ユニット、フレンチキスのセンターでした。
悪いんですけど、ここにいるゆきりんとは
全然違って輝いてました。
指原もほら?」
122 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/05(日) 21:19:23.99 ID:T9RPUuaw0
「指原だってほら?」
「へ〜こんな地味なアイドルいるんだ〜
本当に9位?」
「ちょっとちょっと一応本当ですから〜」

「まぁ指原を信じてください。
指原計画があるんです。
今度AKB48のオーディションが
8月24日にあるんです。
その日は指原がいた世界では、
AKB48 22ndシングル、
「フライングゲット」の発売日です。
この選抜メンバーは6月9日に開票された
第3回選抜総選挙の上位21人なんです。
さきほどいったように、ゆきりんが3位、
指原が9位です。
でもこっちの世界では、
2年前に乃木坂46がデビューし、
「会いたかった」「言い訳maybe」
「ヘビーローテーション」などをリリースしてます。
さきほど、携帯で調べました。
これらの楽曲は全て指原のいた世界では、
全てAKB48のものでした。」
「へぇ〜」
「でも、指原こっちの世界でもアイドルしてみたいんです。
ただしAKB48のメンバーの募集条件が18歳以下。
指原のいた世界では、
AKBの選抜メンバーは2人を除いて18歳以上です。
そこで指原考えたんです。」
123名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 21:19:53.09 ID:C1lXnxZa0
このスレ面白いよ
がんばれ
124名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 21:20:47.00 ID:6L0Kws/H0
>>117
よろしく
125 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/05(日) 21:28:58.61 ID:T9RPUuaw0
「8月24日に秋葉原のオーディション会場に
指原の世界の選抜メンバー21人を集めて、
乱入するんです。
多分、秋元先生だとそういうサプライズ
受け入れてくれると思うんです。
おそらく、ゆきりんと指原以外にも、
19人のメンバーが全国各地にいるはずです。
そのメンバーを集めて、
「フライングゲット」を歌うんです。
楽曲も作りますし、振りは全員のパート動画を作り、
本人に渡します。
デビューできるかはわかりません。
でも、少ない可能性にかけてみたいんです。
ゆきりん、残り3週間、
指原に賭けてみませんか?」
「指原のこといまいち実感沸かないけど、
わたしも今でもアイドルやってみたいもの。
やってやろーじゃない!」

2人は握手を交わした。

食後のホットコーヒーが完全に冷めて
しまうまで、指原は熱く語ったのである。
126名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 21:43:16.16 ID:T9RPUuaw0
ファミレスから柏木の家に帰り、
指原は聞いた。
「こっちの世界の指原ってどんな感じ?
いつ知り合ったの?」
「うーん、正直もっと大人しかった。
引っ込み思案だけど、優しくて
アイドルが好きな子だった。
アイドルになりたいとは聞いたことないけど。
ていうか、数時間前まではね。
本当に人が変わったみたい。
話し聞いてたら、別の世界の人ってなんとなくわかったきた。
じゃなくって、知り合ったときね。
知り合ったのは、中学生のとき。
モーニング娘。のコンサートで隣通しだった。
女の子のファン少なかったしね。
それいらい、大分と鹿児島で
たまに会場で顔を合わせるくらいだったけど、
大学で一緒になって、
学年違うのにずっといるよね。」
「へぇ〜」

沈黙が少し続いた。
沈黙を断ち切る為、
柏木はテレビをつけた。

テレビから指原もよく知る
あのメンバーの名前が聞こえてきたのである。
127 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/05(日) 21:44:32.05 ID:T9RPUuaw0
一旦これまでにします。
気が向いたら深夜に書くかもしれないです。

書いててドラクエ6思い出してきました。
128名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 21:57:07.90 ID:A3trlpV2O
>>127
期待してます
129名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 23:12:35.47 ID:+DHf/wTQ0
次のドラマは「まじすか3」じゃなくてここの話がいいと思うんだ。
30分番組の中で、冊子ーがいろんな夢の中を行ったり来たりするカオスなドラマで。(^◇^)
130 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/05(日) 23:51:33.98 ID:T9RPUuaw0
「今日のゲストは
株式会社ウエカラマリコ
代表取締役
篠田麻里子社長でした。」

テレビには篠田が映っていた。
お昼のワイドショーが流れていた。

「え〜〜〜〜〜〜〜〜
麻里子さま社長〜〜〜〜〜〜
うそーーーーー!!」
「指原知らないの?
篠田麻里子社長っていったら
九州の若い女性の間では知らない人はいないのよ?
オリジナルブランドsupar marikoは若い女性に大人気で
今では店舗を九州全土だけでなく、
渋谷の109もに出店してるの。
テレビでの毒舌コメントやファッション誌に
自身がモデルにもなったりで、
ローカルを飛び出し全国のテレビにも出る
カリスマよ。」
「ひえーーーーーー、
麻里子さま、こっちの世界のほうがすごくなってる……。」

そうはいってられなかった。

「さっそく麻里子様と会いましょう!」
「う、うん」

2人は麻里子の勤める天神のオフィスへ向かった。
131 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 00:00:07.22 ID:NDYJeYjy0
天神にある麻里子の勤めるオフィスに
2人は到着した。
さきほどのテレビ番組は福岡ローカル、
テレビの仕事が終わり会社に戻ってくると見ていた。

「あいにく、社長は深夜11時まで仕事ですし、
アポイントがないと合うことができません。」

受付で止められてしまった。
身なりもファッション業界とは程遠い
ダサい2人である。

2人は近所の公園で待つことにした。
指原は携帯に残った画像から
19人一人一人のボードを作り、
小さい顔が19分割されたボードも作った。
指原は、20人分の振り付けの練習をし、
いずれメンバーに配る予定にしていた。
ダンスの素人の柏木は見よう見まねで練習した。

2人は近所のファミレスで食事を済ませ、
深夜11時の10分前に麻里子のオフィスに向かった。
132 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 00:08:39.35 ID:NDYJeYjy0
オフィスの中からSPに守られ、
麻里子が出てきた。

指原は叫んだ。
「まりっ……篠田社長!!!
少しだけお時間いいですか〜〜〜〜?」
SPに向かっていった。
指原はすぐに止められ、
篠田はベンツに乗り込んだ。

指原と柏木はすぐにタクシーを捕まえ、
篠田の乗るベンツを追いかけた。
ベンツはアイランドシティの
高級マンションの前に着いた。

篠田はSPに守られ、ベンツを降りていった。
2人もそれを追いかける。

「まりこさまぁぁぁぁぁぁぁ!!」
指原は叫んだ。

それに気がついた篠田は
「あの子達、知り合いだから入れてあげて?」
133 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 00:22:04.61 ID:NDYJeYjy0
「おじゃまします!」

高級マンションに入ったことない2人は緊張した。
8LDKの大きさとマンションの最上階の雰囲気に
2人は圧倒された。

「ところで、何なの?
2人ともだっさいわね〜」

指原の知る篠田よりも冷たい感じが漂った。

「まりっ……篠田社長、
実は篠田社長はアイドルだったんです。
25歳なんで信じられないかもしれませんが……。
私は別の世界から来た人間で、
ほら……。(篠田にアイドルの写真を見せる。)
そこで8月24日…(以下略)。」
篠田から一瞬笑みがこぼれた。
「ふ〜〜ん。
面白そうじゃないで?
でも社長よ?絶対オーディションは受けないから。
でも、その日東京だし、時間があるなら見に行ってあげてもいいよ。」
「是非見に来てください!よろしくお願いします!!」
篠田の携帯がなった。篠田は急用で呼び出された。
「ごめんね!すぐ出て行って。」
「篠田社長、最後にこの中で見たことある人いますか?」
指原さきほど作った19人のボードを見せる。
「この子○○のテレビ局でみたことある」
「ありがとうございます!」
篠田は走って外に出て行った。
どっちの世界の麻里子さまも忙しいなぁと指原は思った。
134名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 00:34:04.16 ID:0h6Z37N50
これこんな所でじゃなく、ぐぐたすにでも持って行った方がいいと思うんだが。
やすすの目に触れれば何か新しい動きのきっかけにもなるだろ。
135 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 00:54:25.70 ID:NDYJeYjy0
8月3日朝、
2人は名古屋行きの新幹線に乗っていた。
早いほうがいいと思い、
指原は篠田パートの動画を篠田の会社宛に
送付を行った。
可能性は低いが、奇跡を信じて。
お昼には現地に着き、
篠田が見たというメンバーのボードを持って、
名古屋のテレビ局へ向かい、
聞き込みをしたが収穫は得れなった。

翌日、
あるテレビ局より情報をつかむことができた。
ドラマ班のADからである。
そのメンバーは劇団に所属し、
エキストラとして短編ドラマに出ていたらしい。
篠田もその時に演技が目に留まったのかもしれない。

劇団の住所を聞き、
2人はその場所へ向かった。

松井玲奈に会う為に。
136 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 01:06:53.38 ID:NDYJeYjy0
劇団は小さなビルの3回にあった。
2人は劇団の入部希望で
見学者として劇団を見学することになった。

透き通るような白い肌と
細いからだか綺麗な声が出て、
表情の変化も美しい。
松井玲奈は看板女優であった。

指原が知っているマジスカで見た
玲奈よりも、演技力が高かった。
おそらく演技一本で集中していたからであろう。

稽古が終わり、
玲奈が話しかけてきた。
「ここの劇団どうですか?
興味もちました?
一緒にしてみません?
2人とも綺麗だから大丈夫ですよ〜」

指原はチャンスと思い、
玲奈にオーディションの話をしようと思ったそのとき、
後ろから指原も聞き覚えのある声が聞こえた。
137 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 01:21:23.56 ID:NDYJeYjy0
「れなちゃ〜〜〜〜〜ん。
今日は遅刻してごめんねーーー。」

北原里英だった。

「りえちゃーーーーーん。
会いたかったよーーーーー。」

指原は涙を流して喜んだ。
それもそのはず、
北原は指原がAKBで最も仲のよいメンバーで
りのりえはガチという言葉もあるほどである。
しかし、こちらの世界では初対面である。

「??????
失礼ですよ、いきなり!」
玲奈は苦笑いだった。

「れなりえはガチだ
もんねーー!」
「うん、私たち2人黒白コンビだもんね。」
北原は玲奈にくっついた。

指原のいた世界では、
同い年だが北原が先輩、玲奈が後輩である。
玲奈は北原に敬語を使っていた。
べったりしている2人を見て、
指原はすこし嫉妬してた。
138 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 01:30:09.51 ID:NDYJeYjy0
指原にとってはチャンスだった、
いきなり2人もメンバーが見つかったからだ。
本題を切り出した。

「れっ……松井さん、りっ……北原さん
私は実はこの世界の人間じゃないんです。
信じてもらえないかもしれませんが、
(以下略)
ということで、8月24日に
秋葉原のドンキホーテ前に来てください。」
「たのしそー!」
「その日休みだよねっ」
「東京観光がてらいってみよ〜」
「うんうん」
「れなちゃんと買い物楽しみ〜」
まるで修学旅行気分である。

フライングゲットの振りの入った動画を
2人渡した。

指原はボードを指して
「この中で見たことある人います?」
北原が言った。
「東京の音楽スクールに行ったとき、
この子見ました。」

2人は東京へ向かった。
139 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 01:38:01.06 ID:NDYJeYjy0
東京へ向かう新幹線の中で
指原はにやけてしまった。
(あのりえちゃんが音楽スクール?)

「何にやけてるの?」
柏木が聞いた。
「だって、劇団にいた色黒の子
歌すごいんです。悪い意味で。
仲良かったから、特に知ってます。」
「指原、すごいよね〜」
「えっ」
「だって、指原積極的じゃない?
わたし篠田社長のときも名古屋の劇団のときも
ほとんどしゃべれてないし……。」
「多分ですが、AKBが指原を成長させたんです。
AKBに入ってなったら、今の自分じゃない気がします。」
「ふーん」

残り16人、2人のメンバー探しは始まったばかりである。


今日はここまでにします

140名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 03:29:51.26 ID:8jc4Z+SM0
保守
141名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 07:43:46.44 ID:g+0nHCbb0
意外とのびてる!
期待保守
142名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 07:45:47.11 ID:0gOYfh6q0
ほしゅ
143名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 08:27:23.67 ID:8z+AE/2t0
まだ落とさせないぞ
144名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 09:50:42.22 ID:deZ26RePO
保守
145名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 12:30:26.66 ID:gGyolqo+O
落とさせんよ
146名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 12:57:43.25 ID:4PXseq1L0
AKB48バトルアリーナ開催!
メンバー同士が一対一の死闘を行い、相手を戦闘不能にした方を勝者とする!
勝ち残った上位16人は次のシングル曲の選抜になる権利が得られる!!

注目の一回戦、第一試合はこいつらだ!!

東・青龍の方角から現れたのはこの女!
武道館に申し訳ない!!ジャンケンリアルはこの女が完成させた!干され界の核弾頭!!『石田晴香』!!!

続いて西・白虎の方角からはこいつだーっ!
お天気お姉さんの仕事はどうしたっ!暗黒街で磨いた実戦握手!!鼻ニンニク界のデンジャラスアイドル!『柏木由紀』!!
147名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 14:13:34.95 ID:4PXseq1L0
死合・開始!!

石田「ゆきりんよ〜。やっと『この時』が来たぜぇ〜。このはるきゃん様が、この日の為に身につけたスタンド『リアル・エクスペリエンス』でてめえを地獄の底に叩き落としてやる時がよ〜!!
平嶋と米沢の様にな〜!グヘヘッ!」

柏木「まさか?よねちゃんとなっちゃんを殺ったのははるきゃん、お前だったのか!!」

石田「俺様の『リアル・エクスペリエンス』の攻撃を受けたリア充は爆発する!
あいつら、ちょっと小突いただけでTwitter個人垢・画像流出して地獄に堕ちやがったぜ!グフフ。」

藤江「「さすがはるきゃん!私達に出来ないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!!」

石田「おれは干されをやめるぞ!ゆきりんーーーーっ!!
おれは選抜を超越するッ!ゆきりん、おまえの『死』でだァーーッ!!
くらえ!!
『リアル・エクスペリエンス(リアル後の干され体験)』
ニーコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコァッ!!ニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコァーーーッ!!!!
リア充は爆発しな!」



148名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 14:55:26.50 ID:4PXseq1L0
柏木「……………たったその程度の攻撃か、はるきゃん。
口程にもないな…。
そんなねむっちまいそうな、のろい動きで
この私が倒せるかァーーーーーー!?」

石田「なにーーー!!!!??バカなーッ!たしかに数十発もの『リアル・エクスペリエンス』の拳をぶち込んだはず!
平嶋と米沢はたった一発であれだったんだ!数十発ぶち込まれりゃあ今ごろハメ撮り動画流出どころじゃ済まないはずだぜ!!
なのになぜ何も起こらねー!?理解に苦しむぜーー!」

柏木「やれやれだぜ……。
まさか私以外にもAKBでスタンド使いがいたとはな!!スタンド使いはスタンド使いに引かれ合う!ってやつかな…。
私のスタンド『ザ・ユキリンワールド』の能力。ほんの数秒間だが対象者のとろうとしていた行動、とりたい行動を『やったつもり』にさせる能力。
私はこの能力を握手会で使ってファンのみんなを『神対応の天使ゆきりんと握手したつもり』にさせて人気を得てきた。
つまり今、はるきゃんは『柏木由紀に数十発もの拳をおみまいしたつもり』になっていたにすぎん。」

149名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 15:10:30.72 ID:akVX9Ssm0
>>148
つまらん上に不快感しかないな
上の作品とは雲泥の差
150名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 15:21:46.28 ID:4PXseq1L0
石田「そ…んな…バカ…な……!そんなバカな事あってたまるかーーーっ!!
このはるきゃん様こそが最強!!AKBの頂点に立つのはこの俺様だー!!」

柏木「やれやれ…往生際の悪いやつだぜ……。
もうひとつ、お前には決定的な敗因がある…。それは私が『非リア充』だったってことだ。
さて、そろそろお仕置きの時間だ!!
いくぞ!
ふるえるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!おおおおおっ、刻むぞ血液のビート!『ザ・ユキリンワールド(寝ても覚めても鼻世界)』!
ちょいちょーーいっ!ちょいちょいちょい
ちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょーーーいっ!!!」

石田「たわばっ!!」

柏木「はるきゃん…お前なかなかロックだったぜ。」

勝負あり!!
石田晴香戦闘不能により一回戦、第一試合は勝者、柏木由紀!!!


※この作品はフィクションです各メンバーのヲタの皆さん怒らないでください…
151名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 17:11:37.97 ID:bMI3TreF0
>>146-150
保守アゲの時は余計なことをしないほうがいいな。
152名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 18:30:45.07 ID:8jc4Z+SM0
さぁ・・・保守の時間だ!
153名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 19:00:04.26 ID:8z+AE/2t0
だんだんクオリティが落ちてきたな
154名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 19:39:12.12 ID:lis91zEO0
>>139
続きまだかな…
155 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 19:44:47.22 ID:NDYJeYjy0
>>139
続きいきますね。

2人は東京に着き、池袋にある、
音楽スクールへと向かった。
体験入学をさせてもらったが、
目当てのメンバーの姿は見えなかった。
そこの先生らしき人に聞くと、
そのメンバーは先月辞めたらしい。
どうやら、代々木公園で
ストリートミュージシャンをしているらしい。

指原にとってもなつかしい場所だった。
NHKが近くにあり、
紅白歌合戦やMJの収録でよく見た景色だった。

この日、全てのミュージシャンを確認したが、
収穫はなかった。
次の日も探してみたが、
夕方まで、いなかった。

その時、2人の前に笑い声が聞こえてきた。
「ちょーっとまてーい!」
爆笑の渦に包まれていた。

指原にとって聞き覚えのある声だった。
156 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 19:56:38.17 ID:NDYJeYjy0
声の主は高橋みなみ。
北原が見たという
メンバーである。

外見はよく見てみると、
金髪ショートカットでピアス。
黒のタイトTシャツ、黒のパンツ。
メンドルのカイのような風貌だった。
指原の知っている高橋ではなかった。
見た目はちょっぴりではなく、かなりヤンキーだった。
なにより、MCで受けているのは
指原がはじめてみる光景だった。

「あの人もメンバー?
アイドルっぽくないんだけど?」

柏木は疑問に思った。
篠田は年齢は上だったが、
ルックスはアイドル系である。
玲奈や北原も、綺麗な可愛い感じで納得できた。

「はい!でも指原の知っている外見とは大きく違います…。
本来は、ポニーテールにリボンがトレードマークでした。」

どうやら、今日の演奏とMCはここまで見たいで、
片付ける準備をしていた。

「特別に1曲聴いてく?」
高橋は2人に声をかけた。

高橋には相方がいた。
その相方もよく見れば、指原のよく知る人物だった。
157 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 20:09:04.10 ID:NDYJeYjy0
相方の名は増田有華。

赤茶色のロングヘアと濃い目のメイクに、
MARIAのようなゴスロリファッションだった。

一瞬見ただけでは、指原も気がつかなかった。

「はい!聴いていきます。」
「特別やで〜」

指原と柏木は耳を傾けてみた。

高橋、増田は楽器も持たずにアカペラ。
外見とは違い、バラードのような曲調だった。
birdのたかみな、MARIAのゆったん。
AKBの歌唱力を支える2人である。

2人の歌声は代々木の夜空に響いていった。
東京の夜空が綺麗に見えた。

指原と柏木は思わず拍手をしてしまった。

「どうだった〜!初めての人?」
「わたしらすごいやろ?
今度ライブあるからきてな〜」

ビラを渡されたが、
ライブの日は8月24日だった。
158 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 20:24:49.50 ID:NDYJeYjy0
指原は言い出しにくかった。
AKBオーディションの日は
8月24日である。
指原は申し訳なさそうに言った。

「実は……私たち…
(以下略)…………なので、
申し上げづらいんですが……
8月24日に秋葉原の
ドンキホーテに来てください………。」

指原はいじめにあっていた経験があるため、
そのようなタイプが苦手だった。
ここにいる高橋と増田は指原が知っている2人とは
全く違って見えた。

「おい!私たちがどれだけこのライブのために
やってきたか知らないでしょ!?
そんなままごとみたいなことに付き合ってられねーよ」
高橋の気性は荒れていた。
音楽スクールも高橋の喧嘩で辞めたようである。
「そうやで!私たちこのライブにかけてんねんで!」

その時、ついに柏木が重い口を開けた。
159 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 20:36:44.51 ID:NDYJeYjy0
「高橋さん……増田さん……
2人が24日のライブの為、
がんばってきたことはよくわかります。
すごい感動しました。
でも、ここにいる子は信じてくれないかもしれないですけど、
別の世界からやってきて、
限られた時間の中でアイドルを目指しています。
このアイドルグループには
2人の力がないと成り立たないんです。
この歌声を聴いて確信しました。
是非24日来てください。
待ってます。」

2人は言葉を失った。
柏木は動画の入ったUSBを2人に渡した。

「信じてますからね。」
最後に柏木は一言付け加えた。

指原、柏木が帰ろうとし、
10メートルほど歩いたとき、後ろから増田が追いかけてきた。
「あんたらには、感動したわ。絶対24日行くから。
みなみも説得するから。」
「ありがとう。」
柏木は答えた。

「ゆきりん〜〜〜!ありがと〜!!!」
指原は泣いていた。
柏木は久しぶりにヘタレな指原を見た。
160名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 20:39:53.67 ID:TZRaXIuR0
夢オチネタバレまだかよ
161名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 20:42:50.92 ID:i1LzHjMT0
長いよw
162 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 20:48:01.20 ID:NDYJeYjy0
あの後、柏木は増田に
ボードを見せ、見たことあるメンバーは
いないか聞いた。

「この子と高校時代対戦したことあるわ。
今は大学にいってるわ。」

高橋、増田と会った翌日2人は
M大学にいた。
東京六大学のひとつであり
文武両道が盛んな私立大学である。
そこの体育館を2人は訪れた。

体育館の扉を開けると
一人のメンバーがシュートをしていた。
2人が探していたメンバーである。

M大学 3回生 宮澤佐江である。
163 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 20:49:56.64 ID:NDYJeYjy0
結構長編になりそうなので、
不評なら打ち切ります。
しばらく休憩します。
164名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 20:52:33.36 ID:8yeUv1QW0
期待保守
165名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 20:56:30.82 ID:lis91zEO0
おもしろいよ。
166名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 20:56:57.16 ID:1jktf9Y/0
パラレルワールドと言うか自分の勝手な想像で…
つまらなかったらやめますね。

マジすか2・5
ヲタとゲキカラの物語

「うぉぉぉ」
血塗れのヲタがゲキカラに向かって突進した。

「ウゼェよ…」
突進を軽くかわし、そう呟いた

ゲキカラは血一滴どころか汗一つかいてない。
ゲキカラではなくアマクチのままだ。

「もうやめなよ」
「勝てないよ」
「死んじゃうよ」
「…」

ホルモンの仲間が見守る中ヲタが絶叫した
「オレだってマジ女の…
ラッパッパのメンバーなんだよぉぉぉ!!」
そのままヲタは意識を失った。
「根性は認めるよ
でも根性だけじゃダメなんだよ。」
そう呟いたゲキカラの表情は少し満足気だった。

かつて最強と言われたマジ女だったが
前田の自首によりバランスを崩していた。
部長おたべは前田の力になりたいと部長の座をセンターに任せ休学し
前田の収監されてる少年院の近くに引越した。

実力でテッペンを勝ちとるつもりだったのに戦わずしてテッペンになったセンターは納得がいかないと部長の座を拒否
ネズミはセンターの頭脳となるべくいつも一緒だが
肝心のセンターが行動を起こさないので静観中

四天王も矢場久根との戦いで燃え尽きてた。

前田の居ないマジ女
おたべの居ないマジ女

不安材料は多かったが抗争は終わったので平和な日々のはずだった。

マジすかはスレチですかね?ここまでが不評だったらやめます。
つまんなかったって人いましたらごめんなさいでした。
167名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 21:16:07.67 ID:deZ26RePO
>>163
自分はすごくおもしろいと思っている。
ある程度溜まったらぜひまた投稿しにきて欲しい。
168 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 21:49:11.32 ID:NDYJeYjy0
>>162です
みなさん、ありがとうございます
続きいきますね

体育館には一人しかいなかった
それもそのはず、
まだ朝8時である。
宮澤は練習熱心であった。
AKBでは身長が高いほうであったが、
大学バスケ界ではやや低め、ガードをつとめている。

2人に気がついたみたいである。

「おはよ〜見学の子?」
「あっ、はい!」
「私、柏木由紀っていいます。」

柏木は宮澤のプレーに一目ぼれしていた。

「バスケやったことあるの?」

「いえ、ないです。」
「はい!一緒にしたいです。」
柏木は舞い上がっていた。

「おぉ!佐江今日もやってるな〜。」
169名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 21:52:51.41 ID:BQN8mgyw0
>>168
冷やかすやつもいるだろうが、しょせんにちゃんなんだから気楽に続けてくれ
170 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 21:59:35.47 ID:NDYJeYjy0
声の主は秋元才加だった。

「才加先輩おはようございます。」
「もうすぐ新チームだしな。
佐江にはがんばってもらいたいよ。」

秋元は4回生、高校時代は故障しており、
宮澤のような推薦ではなく、一浪で入った為、
宮澤とは2歳違いの1年先輩である。
体育会系特有の上下関係があった。

その光景が指原には可笑しかった。
AKBでは同じ2期生。
親友であり、上下関係はない。
北原、玲奈の逆パターンである。

「あれ、新入生?見学?」

「はい、マネージャーしたいです。」
「ちょっと、ゆきりん!違うから……」
171名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 22:04:02.60 ID:eVLqd8FR0
AKBは全部夢だった…!











という夢を指原が見たというオチ
172 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 22:10:07.52 ID:NDYJeYjy0
「ではなくて、私たち、
この大学の学生じゃないんです。
アイドル目指してるんです。
実は…………
(以下略)…………。
その為には、秋元さん、宮澤さん
お二人の力が必要なんです!」

「お〜楽しそうじゃん。」
「佐江〜行ってみるか〜
私たちみたいなのがアイドルだって!」
「行きますよ〜先輩〜」

「ありがとうございます。
8月24日に秋葉原のドンキホーテの前で待ってます。」
動画の入ったUSBを渡す。

柏木は舞い上がっていた。
あのイケメンも来てくれるなんて……。
(おいおい!女なのに………)

指原はボードを見せた。
「この中で見たことある人いますか?」
秋元が答えた。
「この子なら、うちの大学のグラウンドで
部活してるよ?」
173名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 22:10:57.66 ID:deZ26RePO
自分の推しはいつ出て来るんだ…と見守っている人がけっこういるはず。
自分もその一人。
174 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 22:21:10.65 ID:NDYJeYjy0
部員たちがやってきたため、
2人は逃げるように外へ出た。

「ゆきりん〜舞い上がりすぎだよ〜。」
「いいの〜宝塚みたいだし♪
AKBっていろんな人がいるのね。」
「はい!ヘタレの指原もいますから。」

秋元から指示された部活に行ってみると、
そこにメンバーの姿はなかった。

指原は先輩らしき人物に聞いてみた。
「あの子なら、1ヶ月前骨折して
病院に入院してるよ。」

病院の場所を教えてもらい、
向かった。

目当ての人物は
M大学 テニス部 2回生
高城亜樹である
175 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 22:35:17.99 ID:NDYJeYjy0
2人は病院の病室に向かった。
病室の前には先に見舞い客がいた。

「亜樹さ〜〜〜ん
早くも戻ってきてくださーーい!
またダブルスしたいですよ〜」
どうやらテニス部の後輩らしい。
「大丈夫!後3日で退院できるから。」
「はやく戻ってきてくださいね〜」
ショートカットの後輩は泣きながら部屋を出て行った。

その時、指原の肩とぶつかり、
後輩は会釈をした。
指原は少し驚いた顔をした。
実はその後輩、指原もよく知る人物である。
島田晴香、メンバーではあるが選抜21人ではない為、
今回探している人物ではない。
柏木には黙って、見てみぬふりをした。

2人は病室に入った。
高城は見たことない顔に驚いた。
「誰?(知り合いだったっけ?)」
176 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 22:49:16.56 ID:NDYJeYjy0
柏木は言った。
「高城さん、覚えてません?
どこかで見た記憶ありませんか?」
「えっ?うーーん」
「そうそうそう、どこかで!」
「えーーっ、う〜〜〜ん」
不思議な会話が続いた。
指原は言った。
「私たち、高城さんの大ファンなんです!
高城さんのテニスのプレー応援してます!!」
「あ〜〜あきのこと応援してくれてたの〜〜!
ありがと〜〜〜」
柏木が早速話しに割って入った。
「今度、アイドルのオーディションを
受けるんです。
高城さんと同じグループになりたいんです。
今度の24日に来てください。
これがテープです。」
「いいよ〜怪我も治ってるし」
「高城さん、ありがとうございますー」
2人は人によるかもしれないが、
素性を明かさなくても、
説得できる方法も見つけたようだ。

「お昼の時間ですよ〜。」
後ろから指原が聞きなれた声がまた響いた。」
177 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 22:58:40.33 ID:NDYJeYjy0
高城の昼食を置いて、
一瞬で逃げるように声の主は去っていった。

指原は全力で探した。
病院内は広くなかなか
見つからなかった。

声には特徴がある。
すぐ見つかると思ったが
見失ってしまった。

途方にくれていたその時、
年配患者と親しげに話をする、
甘い声の看護学生がいた。

声の主は、河西智美。
選抜メンバーである。
178 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 23:10:48.22 ID:NDYJeYjy0
研修中であった河西に指原は一言、
「仕事終わりの6時に病院の入口前に来てください。
悪い話じゃないですから。」
河西は戸惑いながら
「えぇ……はい〜」

指原は柏木を高城の部屋まで迎えに行った。
2人は親しげに話していた。

「じゃあね、あきちゃ……。」
「えっ……!?」
柏木は自然と柏木の口から出た。

「はじめてあったばかりじゃないみたい。」
「ゆきりん?そうなの?
「うん、高城さんに会ったとき最初素だったの。
どこかでみたことあるなーって
たぶん気のせいだけど……。
そのあと、指原が話変えたでしょ?」
「うっ、うん」

2人は病院の出口を出て、
仕事が終わるまで河西を待とうとした
その時、柏木が何かに気づいた。
179 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/06(月) 23:11:33.79 ID:NDYJeYjy0
中途半端ですが今日はこの辺で切ります。
読んでいただいた方、ありがとうございました。
180名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 23:23:49.11 ID:lis91zEO0
お疲れさま。
明日も楽しみにしてる。
181名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 00:37:13.79 ID:P8KJ+fKG0
追いついた〜w
面白いよw
182名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 02:00:05.53 ID:Ct6GgpdyO
保守
183名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 02:00:48.18 ID:QgkRMVYgO
>>166
いいと思います
続きもお願いします
184名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 02:44:33.67 ID:fCSaLe2c0
>>163
面白いよ
時間あったら書いて下さい
185名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 04:01:16.06 ID:Ct6GgpdyO
保守
186名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 07:09:47.77 ID:jxwrlBiD0
>>179
おつかれー続き楽しみなり
ということで保守
187名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 09:31:33.53 ID:yB2Y0p6t0
捕手
188名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 10:33:21.32 ID:fCSaLe2c0
ほしゅ
189名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 13:07:31.51 ID:8baagIsbO
保守
190名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 13:47:57.79 ID:9X04Aryy0
時をかける少女 AKB47〜わたしのなくしたワタシ〜
191名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 15:12:24.70 ID:P8KJ+fKG0
保守
192名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 16:41:57.14 ID:sWUpbRzG0
保守
193名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 18:59:38.03 ID:CDyDzX+F0
期待保守
194 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/07(火) 19:49:11.22 ID:l7KbIQDj0
>>178
続きです〜

柏木は何かを感じ取り、
病院の中に戻った。
「指原、すぐ帰ってくるからね!」
病院の中は騒がしかった。
医師、看護士、患者の声、
救急車の音、さまざまな音が
柏木の耳に聞こえてきた。

その中から、柏木は一つの声を聞き取り、
その方向へ向かった。
場所は歯科の前であった。

「次の患者さん、どうぞ〜」

歯科衛生士の声が聞こえた。
白衣を着たスレンダーな女性がそこにはいた。

柏木は、指原の携帯にあった写真の人物を見つけた。
195 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/07(火) 20:05:40.56 ID:l7KbIQDj0
柏木は名札を見た。

歯科衛生士 倉持明日香

「患者さんですか?うちは予約制なんです。
予約とってからきてくださいね。」

「すいません、わたし患者じゃないんです。
でも倉持さんとお話がしたいんです。」
「ごめんなさい。5時には仕事が片付くので
それからでお願いします。」

1時間近く柏木は待ち、5時を迎えた。

「倉持さん?
私、柏木由紀っていいます。
見覚えありませんか?」
「えっ……特にはないですよ」
「気のせいかもしれませんが…
ううん、なんでもないです。
倉持さん、アイドルに興味ありません?」
「社会人ですし……特には……。」
「私、倉持さんのこと探してたんです。
正直言います!私倉持さんとアイドルになりたいんです!」
「ちょっと、急に大きい声上げてどうしたの?
私、このまま病院で仕事しているだけでいいから……。」

柏木は何かひらめいた。
柏木は倉持の手を引っ張って、
ある場所へと向かった。
196 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/07(火) 20:15:58.19 ID:l7KbIQDj0
柏木は倉持の手を引っ張り、
高城の病室に向かった。

高城は何事が起きたのか、
驚いていた。

3人が会ったとき、夜風が病室に吹いていた。
3人の耳に何か風の音のようなものが聞こえた。
メロディーがついていたような気がする。

「Ifを考えずに やりたいようにやろう
本当の自分 出せばいい
Ifを考えずに 素直になれた時
そう もしも以上に 強くなれる
失敗なんか すぐに忘れる
大切なこととは 逃げないこと〜♪」

メロディーは気のせいかもしれない。
3人は何故だか不思議な気持ちに襲われた。

「柏木さん!私もアイドルしてみます!」
倉持が張り切って答えた。
「倉持さん、ここにいる高城さんも受けるんです。
これ動画です。8月24日秋葉原のドンキ前に来てくださいね。」

「ふぅ」
疲れた柏木はベッドの横にあるパイプ椅子に座り転寝をしてしまった。
197名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 20:17:23.29 ID:PhetSrzB0
>>196
いいね
198名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 20:19:15.75 ID:/UlAo9et0
そろそろ風俗嬢をしてるメンがでてくるな
199 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/07(火) 20:35:34.94 ID:l7KbIQDj0
一方、指原は柏木の帰りを待っていた。
ちょっと待っても柏木は帰ってこなかった。

河西との待ち合わせ時間の6時になった。
河西はやってきた。

実習服から私服に着替えた河西は雰囲気が違っていた。
ファッションモデル顔負けのセンスでありセクシー、
綺麗なワンピースとヒール靴は、
緑Tシャツとジーンズの指原とは、
対照的に見えた。

2人は近くの喫茶店に向かった。
「河西さん………(以下略)
っていうことで、一緒にオーディション受けてください。」
「チユウ?」
「信じてもらえないと思うんですが、
指原この世界の人間じゃないけど
一緒にがんばってみたいんです。」
「チユウ?」
「河西さん、どうかお願いします。」
「ふざけんなよ!そんな遊びつきあえるかっ!」
指原は顔に水をかけられ、
河西は店を後にした。

このメンバー探し始まって以来の惨敗である。
指原の目には涙あふれていた。
200 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/07(火) 20:51:36.24 ID:l7KbIQDj0
「大丈夫ですか〜」

柏木は目を覚ました。
「えっ!私何してたの?」
「ずっと寝てましたよ。
疲れてたんですね〜。
倉持さん?帰ったみたい。」

時計は夜8時だった。

「じゃあね、あきちゃ、今度こそまたね。」

柏木は歩いて外へ出た。
外には半泣きの指原が待っていた。
柏木は指原の存在を忘れていた。

「指原〜、病院に倉持さんがいて、
一緒にやってくれるって〜」
「えっ。もっちーですか。
この病院にいたんですか。」
「指原は?」
「こっちは惨敗でした……。」
201 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/07(火) 20:59:40.90 ID:l7KbIQDj0
2人は電車を乗り継ぎ、東京駅を目指した。
夜行バスで福岡に帰る予定である。

「指原〜私ね。
高城さんと倉持さんとはどこかであった
気がするんだよね……。
気のせいかな?」
指原はショックを引きずっていたため、
けだるく答えた。
「気のせいじゃないと思いますよ。
指原の世界のゆきりんは
フレンチキスというユニットを組んでいました。
モーニング娘。でいうタンポポみたいなユニットです。
そのメンバーがゆきりん、あきちゃこと高城さん
もっちーこと倉持さんの3人組ですね…。」
「やっぱりね〜。
なんだかつながりってあるのね〜。」
「実は……指原、重大な事実に気づいちゃいました……。」
202 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/07(火) 21:12:24.78 ID:l7KbIQDj0
夜行バス乗り場の待合で2人は話していた。

「今まで、指原この世界の、
麻里子さま、りえちゃん、れなちゃん、
たかみなさん、ゆったんさん、さえちゃん、
秋元さん、あきちゃと話をして、
来てくれる可能性のある回答をしてもらいました。」
「う〜ん、そうね!」
「振り返ってみて気がついたんです。
みんな、指原が話しているときでも、
ゆきりんの方を見ていました。
おそらくなんですが……
こっちの世界のAKBのメンバー同士
何か惹かれあうものがあると思うんです。
特に付き合いのあったメンバーとくに……
ゆきりんとあきちゃのようにね。
でも、指原の一番仲のよかった北原りえちゃんに
指原が抱きついたとき、
りえちゃんは指原が見たこともないような
冷たい目をしていました。
とも〜みさんに対して指原が駄目だったように
おそらく、ゆきりんに対して何かを感じて
この誘いについてきている気がするんです。」
203名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 21:19:45.24 ID:MGIRHK2KO
支援
204 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/07(火) 21:24:39.81 ID:l7KbIQDj0
指原は続けた。
「もし21人揃っても、20人はこの世界の人たち。
指原だけ異物扱いされるような気がするんです。
この世界で集めてアイドルしようなんて
無謀だったんです。
指原、この世界に来ちゃいけない人間だったんです。
指原なんか消えてしまえばいいんです…。」

パーーン!!

柏木は指原の頬をきつくビンタした。
「指原、何いってんの!!
指原がアイドルになりたいから
私だってついてきてるんでしょー!
正直ね、会ってきた人たちや
前いた指原と今の指原では感じる何かが違うのは
私にもわかるわ。
でも、私の前でこの世界でアイドルを集めようとした指原
本気だった……。みたことない指原だったけど、
私ついていこうと思ったの。
もしここであきらめるなら、私の今までの時間返してよ!
この世界にいる間、本気でがんばりなさいよ!」
「ゆきり〜〜ん、そうだよねぇぇぇ〜
さしはらがんばるからぁぁぁ〜〜」
指原は柏木の優しさに涙した。
2人はバスに乗り込んだ。
外から聞こえる花火は、
2人の真の友情が芽生えたことを祝っているようであった。
205名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 21:35:42.77 ID:ZymIER2C0
AKBの小説のゆきりんって 大概泣くメンを慰めてるなw

206 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/07(火) 21:47:28.39 ID:l7KbIQDj0
数日、世間では盆休み。
2人は地元に帰省した。
指原は大分の街で
家族や地元の友人に会い、
ショッピングや遊びを楽しんだ。
特に大分では、アイドル指原莉乃は有名人。
今では街にいると気づかれてしまう。
一般人に戻った指原は、
誰に気を遣うことなく、貴重な時間を楽しんだ。

後日、2人は柏木の家の近くの
いつものファミレスに集まり、
いつもの店員にケーキセットを注文した。

2人はまだ会ってない、残りのメンバーを書き出してみた。
前田敦子、大島優子、渡辺麻友、
小嶋陽菜、板野友美、松井珠理奈、
峯岸みなみ、佐藤亜美菜、横山由依、(河西智美)

残り半分である。
この中で1人だけ、この世界のインターネットで検索して特定できる名前があった。
「指原、ここに来たときから気がついてました!」
「私も指原の携帯の写真見て驚いたもん!
倉持さんも知ってたみたい。」
「次の人は決まりですね、せーのっ」

2人の後半戦のスタートである。
207 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/07(火) 21:49:11.79 ID:l7KbIQDj0
本日はここまでですー

個人的には指原がおにゃん子時代に
タイムスリップ系を見てみたいです
世代的に書けないので
208名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 21:53:44.04 ID:MGIRHK2KO
>>207
乙でしたー
ゆきりんがただの付き人じゃないってところがいいですね。
209名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 21:56:58.41 ID:BFcuLCRE0
まだ自己満小説やってたのかw
210名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 22:08:54.80 ID:qfk/0US50
このスレは何人もの作者が書いてるんだなw
>>8からのパラレルワールドの話しやつ面白かった。
個人的に>>146-150みたいなバカなやつも嫌いじゃないわw
211名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 22:16:43.71 ID:v2SxRhjs0
>>207
面白いです
映画「宇宙からのメッセージ」を思い出しました
つづき楽しみです!
212名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 00:08:13.93 ID:M+VRlSIV0
保守
213名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 02:09:56.74 ID:M+VRlSIV0
hoshu
214名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 02:14:28.59 ID:K6clm88PO
保守しようとするといつも既にされている…
待ってる人多いんだな
215名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 02:17:10.02 ID:X/lftTkx0
>>207
おつかれー楽しませてもらってます
うっくり頑張ってー
216名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 02:40:44.67 ID:RSLBaIMu0
このスレがやすすの目に触れる事を切に望んでいる。
海外にも姉妹グループが出来た「国境を越えた」今、次は当然「次元を超えたアイドル」だろうw
217名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 02:52:08.27 ID:jfNBXdx80
指原のスキャンダルまだ?
218名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 04:55:17.81 ID:RB7dTf2Y0
Perfumeにもこういう妄想あるんだよね
この成功も実は夢破れ、地元広島に帰る新幹線でののっちの夢の中の話っていう
219名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 05:07:22.00 ID:X/lftTkx0
>>218
おもしろそうだなー
ユニットやグループで成立してるアイドルならではのたのしみだね
220名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 07:25:32.25 ID:hYSVfntM0
ほしゅ
221名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 09:30:56.96 ID:K6clm88PO
保守
222名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 12:06:22.14 ID:jfci3Y+nO
保守
223名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 13:34:24.55 ID:qnmZ9ncvO
224名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 15:47:01.39 ID:isyMouqM0
保守
225名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 16:55:05.50 ID:tkrpcDFo0
保守しとく…
226名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 17:01:36.49 ID:/nHW/5K80
捕手
227名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 17:12:47.77 ID:QQ5xMcfLO
お主、亀でも助けたか?
228名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 18:39:09.92 ID:MK8wnobi0
ちょっと筒井読んで勉強してくるわ
229名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 18:42:12.25 ID:Y0ZcZ8KiO
そんなに保守いうなら女性アイドル板でも移動しろよw
あそこなら落ちる心配ないから
230名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 18:45:42.28 ID:bPxO4u/z0
あげ
231名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 18:48:06.39 ID:SSkDAWNJ0
期待保守
232 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/08(水) 19:26:42.27 ID:8G/Ll1bD0
>>206
続きです〜

「峯岸みなみっ!」
2人は声を揃えて言った。

「指原、最初合成かと思ったんです。
ベリーズ工房にみぃちゃんがいたから……。」
「私も指原が写真を見せてくれたとき、
1人だけ現役のアイドルがいたからね。」

今度会うメンバーは峯岸みなみ。
意外かもしれないが、
どちらの世界でも、職業「アイドル」

明日、8月14日
ベリーズ工房のライブ&握手会が
福岡ドームで開催予定だった。
2人はチケットと握手権を10枚ずつ持っていた。

この世界ではAKB48がないため、
モー娘。、ベリーズ工房、C-ute、
アイドリング!、ももいろクローバー、
そして乃木坂46のアイドルの戦国時代である。

「みぃちゃんてどんなメンバー?」
「指原知ってるでしょ?あっ………そっか。
えっと、バラエティ担当で最初はテレビに出てたけど
今はももち(嗣永)にポジションを奪われて、
下から数えて方が早いくらいの人気なの。」
「そうなんですね。指原、作戦があります。ゴニョゴニョ……」
233 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/08(水) 19:40:20.85 ID:8G/Ll1bD0
翌日、2人は福岡ドームに行った。
広い福岡ドームは
ベリーズ工房のファンで一杯だった。

2人はチケットを持って場内に入った。
指原は鉢巻を巻き、
実家から持ってきたはっぴを着た。
裏には、「熊井ちゃん、可愛すぎwww」
少し痛い女ヲタだった。
(こっちの指原もここは一緒なのね……)

ライブが始まった。
ベリーズ工房9人のメンバーがステージに現れた。
指原は峯岸がいることに違和感を感じながらも、
久しぶりに見るライブを楽しんだ。

「くまいちゃ〜〜ん、だいすきぃぃぃぃぃ
あーーーー、こっちみてくれたぁぁ」
指原は興奮していた。

次は握手会である。
2人の本番はここからである。
234 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/08(水) 20:00:12.60 ID:8G/Ll1bD0
ライブが終わり
指原ははっぴを脱いだ。

「指原的にはすこし勿体無いですけど、
この握手券を全部みーちゃんに使います。」
「そうね。梨沙子ちゃんいきたかったけど……」

峯岸レーンは比較的すいていた。
まずは指原からである。
「こんにちわ〜」
「はじめまして〜
みぃちゃんかわいすぎw」
「ありがと〜」
「こんなに可愛くておもしろくて頭の回転が早いみぃちゃんが、
テレビに出ないってどうしてなんですか〜?」
指原は握手会で自分が言われたくないことを言った。
峯岸は少しいらだっていた。
「それは大人の事情があるからねぇ…」
「それってつんくさんが悪いんです!
みぃちゃんの魅力を生かしきれてないだけなんです!」
指原ははがされていった。
次は柏木である。
「こんにちわ〜」
「さっきの友達失礼だったよね。ごめんなさいね。」
「いいですよ〜」
「私とさっきの友達は2人ともアイドル目指してるの。
みぃちゃんと3人で一緒のステージに立つのが夢なんです。
今度乃木坂の妹分のAKBのオーディション受けるんですけど、
3人で受けてみませんか?アイドルの人に言うことじゃないですよね…」
柏木もはがされていった。

「私もこのままじゃ終われないよねっ。ベリーズ工房見返さなきゃ!」峯岸が言った。
「みぃちゃんも、負けず嫌いやんなー」横にいたメンバーが答えた。

握手が終わり、指原は柏木を見送ったが、柏木の背中が見えなくなるとすぐに、
隠し持っていた握手券を手に、熊井ちゃんレーンに並んだのである。
235 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/08(水) 20:14:38.71 ID:8G/Ll1bD0
次の日、2人は新幹線で京都に向かった。
2人は峯岸に動画付きでファンレター送った。

指原ははがされる前に
峯岸に知っているメンバーの写真を見せ、
「この子、京都駅のところのパン………」
手がかりはこれだけだった。
難航するかと思いきやすぐに見つかった。

京都駅前を歩いていると
一軒のパン屋があった。

おいしいパンの店
ニローニ(・o・)ノ

小さいお店であったが、
行列ができていた。

外から店の中を見渡すと
パンを袋に詰める。
横山由依の姿があった。
236 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/08(水) 20:39:22.01 ID:8G/Ll1bD0
2人は列に並んだ。
入り口では地味な女性が
お客さんの整理をしていた。
人気パン屋の為、
横山と話せる時間は一瞬である。
峯岸との握手会のように
決められた時間はなかった。

パンを買い込み2人は
横山のいるレジへと並んだ。

「AKBのオーディション受けます?」
「19歳だから受けれないんです。」
「でも来てくださいね。」
「いったらいいんですねー。」
いつもの動画を渡し、
会話は一瞬で終わってしまった。

それもそのはず、
横山は歌手やアイドルになりたいがために、
今まで200以上の受け、全て不合格である。
最近では歌手、アイドルにとどまらず、
ダンサー、女優、演歌歌手、芸人まで
幅広く受験している。

「この人のオーディションも受けましたー。」
次のメンバーの待つ、東京へと2人は向かった。
このメンバー探し2回目の東京である。

237 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/08(水) 20:39:57.95 ID:8G/Ll1bD0
一旦この辺で閉めます。
時間があれば深夜すこし書きます。
238名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 23:13:20.44 ID:yd34Gnw+0
保守
239名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 00:00:42.36 ID:8G/Ll1bD0
新幹線の中で2人は
買ってきたパンを食べながら話していた。

「指原、この世界のAKBのメンバーの絆ってすごいって思いました!」
「どういうこと?」
「ゆきりんと指原みたいにメンバー同士がいつも近くにいるってことです。」
「あぁ…そうね。名古屋の劇団員も、ストリートミュージシャンも、バスケ部の人たちも。
あっそうそう、高城さんと倉持さんも仲良くなると思うの。
みんな、絆を作り上げてたもんね。」
「それだけじゃないんです。
ゆきりんには言ってなかったですが、
AKB48の選抜は21人ですが、
AKBのメンバーだけでも60人以上
名古屋のSKEや大阪のNMBを合わせると150人以上になります。
ちなみに劇団員の白いほう、れなちゃんはSKEです。」
「そんなにたくさんいるのね!」
「今回は選抜21人を集めることが目的なので、
あえて話しかけませんでしたが、選抜に入れなかったメンバーとはたくさんあってきました。
麻里子さまの会社の受付嬢は梅田彩佳さん、名古屋の劇団員の中にはSKE中西優香ちゃん、
音楽スクールには片山陽加さん、あきちゃの部活の後輩には島田晴香、
ベリーズ工房にNMB山田菜々ちゃん、パン屋にはSKE秦佐和子さん
おそらく指原が知る限り、メンバーの誰かが近くにいました。
実は指原たちの近くにももう一人…」
「えっ?!」
「あっ!ううん。なんでもないから…」
「その人たちがメンバーじゃだめなの?」
「その人たちもそれなりのパフォーマンスはしてくれると思うんです。
でも秋元先生は納得してくれない…。
先生の求める完全な形じゃないから…。
だからメンバー探しでは、あえて無視してきたんです。」
「ふーん」

東京駅に着き、2人は一泊した。
次の日はあるオーディションの最終試験会場だったが、
2人は中に入る方法がみつからなかった。
240 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/09(木) 00:02:04.48 ID:8G/Ll1bD0
今日はここまでにします〜

後半は大物メンとネタバレ、
複線回収、クライマックスがあるので
前半より長くなりそうです
241名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 00:07:26.02 ID:RIERe4aq0
こういうのは>>11とか>>18みたいなのが良いな
君の自由帳じゃないんだから長編は他所で書いてくれよ
もういいよ
レス止まってるじゃん
242名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 00:11:00.93 ID:AZkhi3wQ0
確かに長編の割には掲示板に投稿という形では展開が性急になるし、何か良い方法は無いだろうか。原稿にまとめてやすすに送ってみては?
243名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 00:12:07.53 ID:UH/Y7eeD0
大して面白くもないのに勘違いさせちゃうから・・・
最初に書いていたうちのつまんないほうだから仕方ないか
244名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 00:34:10.47 ID:0qz7Xfbz0
>>240
期待
245名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 00:56:23.74 ID:qbiXYH7GO
246名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 00:59:41.80 ID:52D2hlgRO
ナイトメア
247名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 01:28:16.81 ID:CTiFzKmP0
期待
248名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 01:44:10.79 ID:ANfWiM600
>>240
おつかれー
たのしみにしてるよー
249名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 03:29:42.20 ID:0qz7Xfbz0
保守
250名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 04:21:25.55 ID:FCPvWcd10
ほしゅ
251名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 07:56:38.03 ID:ANfWiM600
保守
252名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 09:19:49.62 ID:CTiFzKmP0
253名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 11:14:25.89 ID:jmkX1t4BO
保守
254名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 11:57:10.47 ID:bYUc3kPH0
期待の保守
255名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 14:46:20.85 ID:9qyXj9dZO
256名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 15:55:13.89 ID:CuAXROis0
保守
257名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 16:08:18.25 ID:CTiFzKmP0
期待機
258名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 16:36:54.15 ID:DZNqUFAr0
期待
259名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 19:39:28.58 ID:gC83cFiy0
期待ほしゅ
260 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/09(木) 20:28:06.22 ID:DVZaaohs0
>>239
続きです〜

2人は横山が不合格になったという
女版EXILE「FLOWER」の最終オーディション会場に行った。

FLOWERとは、2010年結成のダンスユニットであり、
今年2月には新メンバーを迎えた10人組である。
今回は新メンバーの敗者復活オーディションである。

この世界でのセンターヴォーカルは
TOMO、本名は非公開である。
指原の世界では、板野友美。
今回はEXILEのメンバーだけでなく、
FLOWERのメンバーも審査員として参加するようである。

指原達がついたとき、
ダンス系の少女達が外で練習をしていた。
その中の一人の少女が転倒した。
足をひねったようである。
2人は心配し、少女のもとへと
駆け寄った。

「あ〜、もう無理やわ〜。」
261 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/09(木) 20:42:05.13 ID:DVZaaohs0
段差に座る少女の顔を見た。
指原の見たことある顔だった。
指原の世界では、NMB48渡辺美優紀
今回探しているメンバーではなかった。
指原は話しかけるのに躊躇したが思い切った。

美優紀は指原より可愛かったが、
比較的背格好や顔立ちが似ているため、
指原はあることを思いついた。
「オーディション受けられへんわ〜。」
「私、一生のお願いがあるの。
一度でいいからEXILEさんにあいたいの!
よかったら、私に代わり受けさせて!
ダンス経験あるから、受かったらかわりにデビューしていいから。」
非常識なお願いだったが、
指原の後ろにいる黒髪の女性に何かを感じ、受け入れた。
「わかったわ。服交換しますか?」

指原は服を交換し、オーディション会場へ入った。
ニットキャップに大き目のシャツとパンツ、
決して、似合ってはいなかった。

オーディションは進み、
指原の前の少女の番となった。
262 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/09(木) 21:02:10.78 ID:DVZaaohs0
「48番、松井珠理奈 14歳です!」

指原は驚いた。
珠理奈も選抜メンバーの一人である。
全く今回はノーマークだった。

珠理奈のパフォーマンスは高く、
中学生とは思えないようなキレで、
EXILEのメンバーや板野の目にも止まった。
確かに表情、オーラ、表現力、
何をとっても一級品だった。

「49番、渡辺です…」
次は指原の番だったが、
初めての曲、ダンスをするだけで精一杯だった。

いよいよ合格発表、
結果は全員不合格だった。

板野は立ち上がり、
こちらの方へ向かってきた。
おそらく、高いパフォーマンスをした
珠理奈の方へ向かうものだと思っていた。
しかし、板野は指原を手招きし、
隅のほうへ呼び寄せた。

「指原、久しぶり!
AKB48板野友美だよ。」
263名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 21:04:17.06 ID:/Z2AJKgRO
なんですとー
264名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 21:06:56.22 ID:DZNqUFAr0
ナンデストー
265名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 21:18:26.44 ID:bYUc3kPH0
なんですかー
266 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/09(木) 21:19:44.12 ID:DVZaaohs0
指原はオーディション中から
板野に対し違和感を感じていた。
この世界で知り合うAKBメンバーとは違う何かを。
なつかしいような何かを。

「指原、チユウにあったんでしょ?
いろいろ聞いたから。
チユウは来てくれるから。大丈夫、私の「仲間」だもん。
私も必ず行くから。」
「えっ?」
「24日、話があるから1時間早めに来て!
1人でね。
あと、これ渡しておく。」

「TOMOさん、時間ですよ〜」
「あっ、ごめんね!呼ばれたみたい。」

指原は確信した。
「ともちんさん……。」
なんだか懐かしかった。

外でると、柏木と珠理奈が話していた。
267名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 21:26:45.33 ID:G0XK+P53O
メンバー羅列してるだけ?
268 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/09(木) 21:32:19.85 ID:DVZaaohs0
珠理奈は泣いていた。
おそらくこのオーディションにかけていたのだろう。
その顔は大人びたスーパー中学生ではなく、
小学生のように幼く見えた。
柏木はほっとけなかった。

「大丈夫?つらかったよね?」
「はいっ……。悔しいです!
何で私が受からないのか
わかんないです……。」
柏木は初対面だったのに、
珠理奈を抱きしめた。
何かに惹かれあうように。
「いろんなことがあって、
少女たちは成長し、夢をみていくの!
まだまだいろんなことあるし
挫折もいい経験になるの!
まだこれからよ♪」
「そうですねっ!」
すかさず、ブラックゆきりんは切り替えした。
「今度はこれよっ!」
柏木は、例のオーディションの案内を見せ勧誘した。
269名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 21:34:27.93 ID:DZNqUFAr0
こんどはこれよっ!
が脳内再生余裕
270名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 21:38:14.68 ID:0qz7Xfbz0
nanndesutoー
271 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/09(木) 21:42:32.99 ID:DVZaaohs0
柏木と珠理奈を見ながら、
美優紀は考えていた。

おそらく、2人は今後どこかで会うような気がしていた。
自分も行きたかったが、
自分には足りない何かを2人は持っていた。
何かわからないが、
いずれはあの人達に追いつき、
追い越したかった。
珠理奈が柏木から聞いたことを
聞きたかったがあえて聞かなかった。
いずれは自分が選ばれたかった。

柏木と指原が目の前から去った後、
「ねぇ?一緒にかえらへん?
名古屋やろ?うちな、来るとき新幹線でみたんよ。」
珠理奈に声をかけた。

この世界の、2人の支店ダンスメンは
これから切磋琢磨することになる。
272 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/09(木) 21:43:39.88 ID:DVZaaohs0
一旦おちます〜

気が向けば深夜書きます
273名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 21:47:35.03 ID:/Z2AJKgRO
>>272
次のご到来を楽しみにしています。
274名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 21:51:04.63 ID:23DPz9az0
>>272
最初、メンバーがホイホイ集まるのが気になったが、SF要素の理由に納得した。
275名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 21:54:08.28 ID:bYUc3kPH0
期待して保守
276名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 22:07:39.42 ID:gC83cFiy0
確かに面白いけどサクサク進みすぎてもったいない感じはあるねー
説得するとこもうちょっと書いてほしいけど人数多すぎるし難しいんだろうねー
277名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 22:19:46.31 ID:G0XK+P53O
正直まとまりがない
278名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 23:30:08.91 ID:AZkhi3wQ0
一人一人の話を分けて書いて後からみると一つの物語になる的なのがAKBには向いてそう
279名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 23:31:56.51 ID:Vs3iWqJt0
メンバー集めが終わった後が本編なんじゃないか?
280名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 23:58:08.27 ID:DZNqUFAr0
期待保守
281名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 00:18:03.09 ID:1S0xp7LVO
地下でダラダラ長編書かれてもなぁ…
282名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 00:37:47.33 ID:eTDQgOzsO
283名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 00:40:27.86 ID:G7DViqhS0
保守
284名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 03:02:39.43 ID:GVN3ffvZO
保守
285名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 03:44:05.26 ID:HECuchSrO
性犯罪者の子宮にちむこ擦って出たのがたかみな
性犯罪者の子宮の中で育ったのがたかみな
性犯罪者の子宮口を通って出てきたのがたかみな
性犯罪者の子宮口をまた通って出てきたのがたかみな弟
そのたかみなと弟が育った性犯罪者の子宮にちむこ擦ったのがたかみなの弟の先輩DQN
たかみなの居た子宮にちむこ擦って我慢汁垂らしたDQN
そんな性犯罪者の遺伝子を持ったたかみなと握手するおまいら
そんな性犯罪者と間接握手するおまいら
そんな性犯罪者の遺伝子を持ったたかみなに金を貢ぐおまいら
汗水垂らして働いた大金が性犯罪者の遺伝子を持ったたかみなと性犯罪者本人に渡る
そのお金で美味しいご飯食べる性犯罪者とその性犯罪の子宮で育ったたかみなと弟
その儲けた金でイケメンと結婚して幸せな日々を送る性犯罪者の子宮で育ったたかみな
そんな性犯罪者の子宮で育ったたかみなの子宮にイケメンのちむこ擦られまた性犯罪者の遺伝子を持った赤ん坊が生まれる

そんな一方、なんの楽しみもなく大金だけが消えていくおまいら
時間さえも消えていくおまいら
286名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 06:20:46.12 ID:tLAJuKqOO
お前は叩く事が楽しみか
長文きもすぎ
287名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 08:54:05.62 ID:cqF8uEjz0
保守
288名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 09:22:40.64 ID:IcXBvTYG0
保守してまで続編期待するほどでもないな
ストーリーが薄すぎてつまらない
289名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 09:32:03.42 ID:1S0xp7LVO
誰かりのりえラジオの変態侍の続きを考えてくれないか?
290名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 09:49:13.19 ID:IcXBvTYG0
変態侍w
本人達がはまってレギュラー化したそうだったな
291名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 12:10:59.17 ID:cqF8uEjz0
ほしゅ
292名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 12:20:05.19 ID:cXAGH4v60
なんだこれ
ビジネスチャンスあるな
GANTZっぽいじゃねえか

大至急作品化しろ
ロードショーいけるだろ
293名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 14:14:49.05 ID:s+9mo/Nt0
保守
294名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 14:17:01.42 ID:GljgieAR0
塾の先生「おい指原!起きろ!」
中3指原「あれ?先生?何でグアムに?」
塾の先生「何寝ぼけてるんだ?そんなんじゃ留学できんぞ!」
中3指原「、、、全部夢だったのか、、、
先生!!私アイドルになりたい!!!」
295名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 16:35:27.93 ID:s+9mo/Nt0
保守
296名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 17:17:03.18 ID:0heY/Q7Z0
保守
297名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 18:16:04.23 ID:G7DViqhS0
マダカナー期待保守
298名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 19:09:17.63 ID:hcKybvBO0
期待保守
299 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/10(金) 20:12:11.08 ID:WpY8ibkC0
>>271
続きです〜

flower新メンバー
オーディションの翌朝、
ニュースの芸能コーナーで、
衝撃のニュースを目にした。

ベリーズ工房 峯岸みなみ 脱退

指原は小さく笑みを浮かべた。
神のように崇める、
大好きなベリーズ工房のメンバーの中に
峯岸がいることは悔しかった。
7人じゃないとベリーズ工房ではなかった。

一方、柏木は少しうつむいていた。
自分の手で、オリメン峯岸を脱退させ、
昔から応援してきたベリーズ工房を
分裂させたことに、罪悪感を感じていた。
でも、仕方ないこと!柏木は顔をあげた。

2人は、珠理奈が雑誌で見たことあるメンバーを
探すため、古本屋に入った。
300 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/10(金) 20:25:09.03 ID:WpY8ibkC0
このメンバー、顔は本屋で見かける
雑誌に出ていたが、
現在の居場所に関する手がかりはなかった。

職業 声優兼モデル
生年月日 994年3月26日
出身 中世フランス

そして、名前は

フランシス・マユマユ

いつも金髪のウイッグと
青いカラーコンタクトをし、
声優やコスプレ雑誌の表紙を飾る
謎の人気声優である。
最近では、ギャル風にアレンジし、
ティーン誌にも出ていた。
珠理奈はそこで見たのだろう。

最近のマユマユが出ている雑誌を
買ってみてみたが手がかりがなかったため、
2人は古本屋で、過去の情報がないか探していた。

手がかりはつかめないまま、
店は閉店時間を迎えようとしていたが、
そのとき、探すのに飽きたロリコン指原が見ていた、
2年前の「美少女制服図鑑」の中にマユマユはいた。

埼玉県私立S高校1年 渡辺麻友
301 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/10(金) 20:37:40.21 ID:WpY8ibkC0
コスプレ雑誌の写真とは違い、
一見わかりにくかったが、
指原が知る2年前の麻友の写真であった。

「ほんとに、この子?」
「そうねですね…確実にね!」
「ちょっとまってくださいね、
あるもの買ってきます!」
数分後指原は帰ってきた。
紙袋を開けた柏木は驚いた。
「ちょっと、おっかしーでしょ!」

「でわ、まゆゆはゆきりんに
お願いします。
指原一人で探したい人がいるんです。」
「一人って……。大丈夫なの?」

「指原、絶対来てもらうようにしてみせますから!」
「そうね。指原を信じてみる。」

2人はここで別れ、
別行動をした。
302名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 20:41:10.19 ID:cqF8uEjz0
待ってました。
続きに期待
303 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/10(金) 20:51:15.20 ID:WpY8ibkC0
「やっぱり、おっかしーでしょ!」
柏木は指原が買ってきた。
ブレザーの夏服に袖を通していた。
2年前まで、高校生だったはずなのに、
なぜだか都会の空気のせいか、
黒ぶちメガネのせいか全く似合ってなかった。
実は柏木、このメンバー探し中
黒ぶちメガネだけは必ずかけていた。

今日は夏季特別授業の日、
進学コースに通う麻友は授業中であった。
授業が終わり、校門へと出てきた。
柏木は麻友に声をかけた。
「フラン……」
麻友は柏木をにらみつけた。
麻友は学校では声優である事実を隠していた。
雰囲気で事情を察した柏木は、
「渡辺さん?
怪しい人じゃないですから?
1年生の柏木っていいます。」
麻友は柏木をにらんだ。
明らかに怪しい人である。

柏木は麻友の後を尾行した。
304名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 20:58:18.68 ID:Akk7zvVHO
>>1
この世界が現実世界であるよりシミュレーション世界である確率の方が高いっていう物理数学者の論文思いだしたわ
305 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/10(金) 21:01:07.24 ID:WpY8ibkC0
麻友の後を柏木はつけていった。

どうやら、カフェに入ったようである。
込み合ったカフェでアイスティーを注文し、
携帯をいじったり、台本を読んでいるようである。
おそらく誰かを待っているようである。
麻友は4人席に座っていた。

柏木はチャンスと思い、
中に入っていった。
「お客様ー相席になりますがよろしいですか?」
「はいっ!」
「すいません、相席していただけませんでしょうか?」
麻友は眉間に皺を寄せたが断ることはできなかった。
「よろしくお願いしますー、さきほどお会いしましたよねっ」
柏木は麻友との相席に成功した。
「ちょっとやめてくれませんか?」
「ごめんね、わけあってやめれないの。」
「実はね……」
柏木が説得をしようとしたとき、
後ろから麻友の待ち人がやってきた。
306名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 21:14:37.37 ID:G7DViqhS0
wktk
307 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/10(金) 21:15:16.11 ID:WpY8ibkC0
「ごめーん、まゆ待った〜。」

声の主は、佐藤亜美菜。
選抜メンバーの一人である。

亜美菜は中学時代から声優であり、
芸暦はもうすぐ10年になるが、
一向に主役級の仕事は巡ってこなかった。
2人は声優事務所の先輩後輩である。
麻友は主役を与えられたアニメの相手役の
練習台に付き合ってもらう予定だったが、
同じ制服を着た柏木が横におり、
練習は出来なくなっていた。

2人は仕方なく、無言で
クッキーをつまんでいた。

柏木はタイミングをうかがっていた。

「お二人、声優さんなんですか?」
「そうですよ〜」
亜美菜は答えた。麻友は怪訝な顔をしていた。
「私今度、アイドルのオーディション受けるんです。
声優ではないけど、綺麗な声で綺麗な歌を歌いたいんです。」

「いいと思う。おもしろそ〜」
亜美菜が答えた。
308名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 21:25:14.54 ID:IcXBvTYG0
いつまで八犬伝続けるんだよw
309名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 21:28:01.72 ID:G7DViqhS0
亜美菜!亜美菜!
310 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/10(金) 21:32:00.58 ID:WpY8ibkC0
誘ってもいなかったのに
亜美菜が答えた。

「私もいってみた!まゆもいかない?」
「私はいいよ……。」

亜美菜は声優として目が出ない自分を変えてみたかった。
可能性はわからないが、
柏木に惹かれるものがあり、なぜだかついていきたかった。

「24日、秋葉原のドンキホーテで、
これが振りの入った動画です。」

「一緒にいこ〜。」
「いやですよ。」
麻友は声優として築いてきた自分が崩れることが嫌だった。

柏木は覚えたてのあのアニメのセリフを言った。
「東中出身、柏木由紀。
ただの 人間には興味ありません。 この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、
オーディションを受けなさい!」
「はい!受けます!」
なぜだか麻友は即答してしまった。
ちなみにこの中ではないが、異世界人は本当にいる。
麻友は別の世界の人間に憧れていたのかもしれない。

「あっ、先生!」
麻友は思わず柏木と背中合わせの後ろの席に座る
女性に話かけた。
311 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/10(金) 21:46:50.05 ID:WpY8ibkC0
小嶋陽菜。
おそらく、先生になっていると聞いたら
指原も驚くだろう。
指原の世界では、決して学力が高いとは言えなかったが、
時折天才的回答をみせ、天才の片鱗はあった。

この世界の小嶋は、
進学校卒業後、地元国立S大学に入学し、
国語の教員免許を取得し、
今年から麻友のクラスの副担任を務めていた。

「あっ、まゆちゃん」
と一言言い、小嶋は携帯に電話をかけながら外へと出て行った。

「柏木さん……。ひとつだけお願いがあります。」
「なぁに?」
麻友は言った。
「あなたがこの学校の生徒でないことはわかっています。
その制服、2度と着ないでください。
あなたが着ると学校の伝統に傷が付き、
穢れてしまいます。」
柏木はショックを受けた…。

チームBの絆なのか3人はこの後2時間ほど雑談を楽しんだ。
312 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/10(金) 21:47:13.10 ID:WpY8ibkC0
一旦これまでにします〜
313名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 21:55:04.04 ID:G7DViqhS0
(бвб)すげえ
314名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 22:16:12.59 ID:YlQ/6kvW0
俺も書きてーな。
315名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 23:09:11.02 ID:itttLn2x0
>>8からしばらく書いてた者だが。
旅行から帰ってきて久々に見たら、まだこのスレが残っててちょっと感動したw
今書いてる作者さん頑張って下さい。
316名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 00:12:32.45 ID:R40Xwahm0
保守
317名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 00:13:05.99 ID:klorEymNO
どこが面白いのかさっぱりわからん
318名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 00:19:47.49 ID:OtS1/4zXO
319名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 00:22:14.47 ID:YtpCwAwz0
320名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 00:24:55.55 ID:C0tvBnTLO
321名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 00:40:15.95 ID:Qy9OD0PP0
埼玉の私立S高っていうから
栄か?埼玉栄なのか!ってwktkしたけど
伝統…とかは違うか、と冷静になれた(淑徳与野もあるか)

ま、小島さんが埼大なんだからそれもありか
ただきっとこの世界は太陽が西から登っているに違いない
322名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 02:54:20.58 ID:M/7qwsxjO
保守
323名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 06:42:44.07 ID:fvFZugce0
w(゜o゜)w保守
324名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 06:50:40.20 ID:yHV6HA7s0
でAV女優はまだでてこないのはなぜか
325名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 12:21:00.50 ID:M/7qwsxjO
保守
326名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 15:07:40.59 ID:bVvNmZCs0
保守
327名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 15:39:43.48 ID:C0tvBnTLO
ほしゅ
328名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 16:45:26.11 ID:M/7qwsxjO
保守
329名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 18:02:13.27 ID:M/7qwsxjO
保守
330 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/11(土) 18:08:32.44 ID:ZWUyQht/0
>>311
続きです〜。

小嶋は3人の会話を後ろで聞いていた。
アイドルかぁ…。
若いっていいね〜。
心の片隅に閉まっておいた。

小嶋陽菜はある生徒に電話した。
「まだ頑張ってるの〜。」
「はい!まだやってます!」

小嶋は彼女たちの為に、
差し入れのシュークリームを持ち学校へと帰った。

彼女たちとは、S高校吹奏楽部員たち。
小嶋が顧問をする部活動である。
夜7時になろうとしていたが、
3年生の卒業公演の為に練習していた。

小嶋が部室に入ると
キャプテンの市川美織がやってきた。
331 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/11(土) 18:17:36.09 ID:ZWUyQht/0
市川は童顔ながら3年生。
リーダーシップを発揮し、
トランペットを担当していた。
小嶋も信頼を寄せていた。

「それでは、一曲いきますね〜。」
「チャララーチャラララララー、チャラララララー
チャラララチャーラチャ〜♪」

吹奏楽部員たちは小嶋の前で演奏し、
新任できて短い期間であったが、
小嶋は彼女たちの努力の結晶を感じた。

「先生〜、私たち先生のおかげで、
フレッシュレモンになることができましたぁ〜。」
「???」
「あっ、5ヶ月間だけでしたけど、
先生の指導で青春できましたぁ。
私たち青春ガールズです!」

小嶋は彼女たちがうらやましかった。
容姿端麗、才色兼備、
他人から見るとうらやましがられるような人生だったが、
自分は学生時代特に何かに打ち込んできたということはなかった。

小嶋の心には、
ステージに立つ自分や
バラエティ番組に出てる自分を想像した。

「もう1教師だもんね。」
小嶋は想像をかき消した。

卒業公演は8月24日に迫っていた。
332名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 18:24:40.36 ID:+e+lTblQ0
このスレ
まだ続いてたのか
333 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/11(土) 18:30:09.54 ID:ZWUyQht/0
2011年8月19日。

一方その頃指原は、
栃木県宇都宮市にいた。

板野からもらったメモに書いてある
メンバーを探す為である。
そのメンバーとは、
指原の世界では指原の所属するNotyetリーダー
大島優子である。

メモにはラフにメンバーの現在の居場所の
地図が書かれていた。
その場所やその付近で
大島優子の名前を出し、現地で聞き込み調査をしてみるも
誰も名前を知るものはいなかった。

なんで?ともちんさん嘘ついたの……。
そんなことないよね……。

指原は途方に暮れていた。
334名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 18:31:53.78 ID:eQqkfWrE0
ほしゅ
335 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/11(土) 18:42:00.45 ID:ZWUyQht/0
翌日も大島探しは続いた。

「ティッシュいかがですか〜。」
指原の聞き覚えのある声だった。
大島優子であり、
気がついたが、
そのときには姿が見えなくなっていた。
数時間後、
「あ〜今日たまご3パック100円だ〜」
スーパーに自転車で急ぐ大島優子を見たが、
すぐに姿が見えなくなった。
その後、
パチンコ屋の窓から大島が見えた。
どうやら、当たりは来ていないようであった。
指原は追いかけたが、
大島のいた席に人はいなかった。
また、ピザをマンションに配達するピザ屋店員大島を見て、
追いかけたが、また見失った。

変幻自在のエンターテーナーに振り回され、
1日が終わっていた。

指原は2日間の失敗を振り返り、
1つの可能性がわかった。

この世界にいるのは「大島優子」であって、
「大島優子」ではないということである。
336 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/11(土) 18:53:35.78 ID:ZWUyQht/0
指原は1日目にいった、
板野の渡された地図の場所に
最も近い一軒屋のピンポンを押した。
表札は大島ではなかった。

大島優子の名前を誰も知らない。
自転車はママチャリで後ろに籠がついていた。
おそらく、大島優子は既婚者で子供持ち?
指原はそう予想した。

中から小さい子供がまず出てきて、
後から赤ちゃんを抱える大島が出てきた。

大島優子 主婦
旦那と4歳の女の子と6ヶ月の男の子と暮らしていた。
日々子育てに追われていたが、
土曜日は子育てを旦那に任せ、
アルバイト等で小遣いを稼いでいた。

「はい〜!」
大島は玄関から顔を出した。
前には大島にとって見知らぬ少女が立っていた。
「優子ち…!あっあっあっ、奥さんはじめまして
指原莉乃っていいます。」
「あの〜アイドルに興味ありませんか?」
指原は早急に切り出した。
「結構です!変な勧誘やめてください!」
大島はドアを強く締め、中へと入っていった。
337名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 18:54:16.74 ID:R40Xwahm0
わくてか
338名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 19:13:24.81 ID:fIwqkzp30
新展開だな。(^^)
339 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/11(土) 19:18:58.92 ID:ZWUyQht/0
大島と会ったのは午前10時であったが、
指原は玄関でひたすら待ち続けた。
午後1時ごろには雨も降り出してきたが、
それでも傘をさしながら指原は諦めなかった。

大島も子役経験者で、
決してアイドルに興味がないわけではなかったが、
2児の母。
もう過去の話である。

「ねぇママ〜おねぇちゃんずっと待ってるよ〜。」
娘に言われ大島は窓から外を見たが、
指原の姿はあった。
心配になった大島は、
「ココア上げるから、帰ってね。
ここにいてもらっても迷惑だから。ごめんね……。」
それでも指原は諦めなかった。
夕方になっても指原は諦めないので、
さすがの大島も頭にきていた。
玄関を開けた。
涙目の指原が立っていた。
「もう帰って!いいかげんにしなさい!」
「お願いです!優子ちゃんとアイドルしたいんです。」
指原は土下座した。
「指原本気です!別の世界で優子ちゃんにはいつも迷惑かけてばっかりだったけど、
優子ちゃんに会えて成長できたし、その世界は夢かもしれないけど、
優子ちゃんともう一度アイドルしたいんです!」
大島には意味がわからなかった。
娘は心配そうに見ていた。
娘は指原に駆け寄り、
「おねーちゃんを泣かせちゃダメーっ!」
大島の心に響くものがあった。

「ヘタレ女!アイドルやってやりゃいんだろぉ」

指原は何度も泣きながら土下座した。
大島の娘が指原に駆け寄り、頭をなでた。

たまたま、指原は黒のTシャツグレーのパンツだったので
じゃんけん大会で指原が大島に勝ったときのような
光景だった。
340名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 19:29:34.73 ID:fIwqkzp30
意外にあっさり決着。(^^)
341名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 19:33:37.64 ID:eQqkfWrE0
期待の保守
342 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/11(土) 19:46:39.94 ID:ZWUyQht/0
>>340
ただでさえ長編なのに、メンバー多い為説得は割愛気味です。

8月21日夜8時、小嶋は結婚する大学の友人の
仲間内のお祝いパーティーに向かう為、
さいたま新都心駅に来ていた。

本当はもう少し早く行きたかったが、
吹奏楽部の練習に付き合っていたために遅れた。
会場の赤羽に向かう為、京浜東北線に乗った。

小嶋は席に着いた。
横には泥だらけの黒のTシャツグレーのパンツを着た少女が、
気持ちよさそうに寝ていた。

バッグから出ている携帯電話のストラップを見てみると、
ワンピースのチョッパー、目が少し釣りあがったぷっちょ
そして、AKB48のロゴの入ったものであった。

「(この子もまゆちゃんがいってた分受けるのかなぁ…。
かわいいなぁ……。)」

その時電車が揺れ、
小嶋の肩に少女の頭がのっかかった。
なんだか幸せだった。
自然と小嶋は指原の頭をなでていた。

「(わたしもまゆちゃんに言って、
アイドル受けてみよっ。
美織ちゃん、吹奏楽部のみんな…ごめんね…。」

その時、指原のよだれが小嶋のブラウスについた。
「……バーカッ。」

電車は赤羽へ到着した。
343名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 20:05:22.83 ID:YhzV0ypG0
にゃんさし!
344 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/11(土) 20:08:45.85 ID:ZWUyQht/0
翌日2人は合流した。
「指原!やりました〜
優子ちゃん成功しましたー。
すごくないですか?」
「よくやったわね。
やっぱり同じ人間、
気持ちって通じるのね!
まゆちゃんも亜美菜ちゃんも大丈夫そう!」
「あとは前田さんとこじはるさんですね。」
その時、柏木のメールが着信した。

かしわげさん、わたしもアイドル受けます♪
よろしくね(бвб)

小嶋が麻友にキスをするようなシャメも添付されていた。

「よくわからないけど、
こじはるさんも来てくれるみたいですね。
指原も会ったような、会ってないような……。
あとは前田さんだけですね!」
「そうね!」

2人は渋谷に来ていた。
SHIBUYA109の前には、
社長兼モデルの篠田麻里子の巨大ポスターが張ってあった。
Tシャツのロゴには小さく「AKB」と書いてあった。

どうやら2人に風は吹いているようである。
345 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/11(土) 20:10:16.95 ID:ZWUyQht/0
一旦ここまでにします
本当は説得や背景を書きたいけど、
地下でやるには長すぎるんで…
346名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 20:27:03.73 ID:p0lXaZ53O
有吉「では、最後に指原莉乃のほうから、ファンの皆様にお別れの挨拶をお願いします」

指原「グスッグスッ(涙)…ハアア…エヘヘッ…ハッ…

ハアアアアアッ…」
渡辺「……w」
指原「…こんないっぱいの、花束に囲まうぇ…か…だ、誰が、囲まれると思いますか…」
小嶋「ハハハw…」

指原「私は…

……さしプラ…」
小嶋「!?」
指原「でっ…ずとやっでぎで…」
渡辺「フフフw…」
指原「ハアアッ…フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン」
小嶋「イヒヒヒw…」

指原「19年やっで…19年生ぎてき…でえええっ…」
小嶋「フフッw」
指原「あ、有吉さんとかきと、友達以上の関係に…なれたのにっ…」

有吉「……w」
指原「……ググフッ、ブハハハハハ…
エエッ…ノアアアアアア〜……」
有吉「ハハハハw…」
指原「ち、ちょっと、

ちょっとすいませんw」
有吉「ハハハハハハハハハハハハwwww…」
指原「ちょっとすいません…ブワアハッ…涙はアカンて言ったのにぃ…」
347名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 20:30:10.74 ID:IQl15pJbO
>>345
ブログでリライトしたらどうだ?

アイデアは悪くないから。
348名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 20:46:36.31 ID:XrsiGEzb0
◆lXtw3GpmDE
違うところでやるのがいいよ
何もかもがここでは中途半端だ
349 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/11(土) 21:26:17.25 ID:ZWUyQht/0
8月22日、残りあと2日であった。
実は、柏木は指原が栃木言っている間、
芸能事務所や劇団などを回り、
前田を探していたが手がかりはなかった。

指原は最後にわがままを言った。
「ゆきりん、前田さんを探しておいてください。
指原、行きたい場所があるんです。」
指原は飛行機で福岡に戻った。
指原はもうすぐこの世界からいなくなる事に
うすうす気がついた為に、
どうしても見ておきたい場所があった。
まず、指原が最初に来た柏木のボロアパート
今までのいろんな出来事を最初から振り返り、
なつかしい気持ちになった。

あと、近所のファミレスである。
指原は最初から気づいていたが、
いつもの店員は大家志津香である。
1人で入り、いつものケーキセットを頼んだ。
後ろで、子供がジュースのコップを落とす音がした。
「泣いちゃだめ、おねーちゃんがふいてやるけん。」
指原はこの世界の指原が、このファミレスでバイトをするような気がした。
ペラペラペラオの衣装に似ているからだけかもしれない。
指原は大家に何か伝えたかったが、黙っていた。
店を出るとき、指原は大家にへたっぴウインクをして、東京にすぐに戻った。

指原は気がついた。髪の毛がショートの少し伸びたくらいのこと。
2011年8月の指原はロングヘアだった。
おそらく元がロングヘアだと、気がついたときに違和感を感じるはずである。
ペラペラペラオも企画段階。いったい現実のいつの時代から来たのか…。

この世界では、名古屋では玲奈、北原、中西が共同生活による地方組を結成していた。
一方、少し遅れて、柏木の家にガス電気を止められた大家が転がり込み、
いつもいる指原としばらく共同生活をし、地方組は分裂しメンバーを変えて、
存在することになる。
350名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 21:28:53.77 ID:klorEymNO
まだやるのかよw
別のとこでやれよ
351 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/11(土) 21:33:00.00 ID:ZWUyQht/0
前田敦子は1人夜の東京湾を眺めていた。

就職活動では、全社不合格。
自分の望んでいる人生ではなかった。

自分では何がしたいのかわからなかった。
毎日が退屈だった。

人生を変える刺激がほしかった。

夜空には星が輝いていた。

いつかは自分も輝ける星になりたかった。

352 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/11(土) 21:33:21.23 ID:ZWUyQht/0
今日はこれまでにします〜
353名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 21:52:57.04 ID:EfO6J5e00
しかしAKBはAKB辛酸を舐めた時代無くして果たしてAKBたりえるのか
期待
354名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 22:02:04.26 ID:fZPX6kagO
グダグダ抜かす気違いがいるようですが、結末まで頑張って下さい。楽しみにしてます。
355名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 22:04:50.88 ID:oxdPhOod0
やっと追いついた〜
俺はこういうの好きだぞ
期待してる
356名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 22:07:14.83 ID:eQqkfWrE0
面白いから期待の保守です。
357名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 22:09:07.24 ID:gn9NGIE40
358名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 22:10:55.40 ID:1pHRKX8cO
やっと追いついた〜凄い面白い!

というわけでここでうんちしよかな



ぶりっちょ
359名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 23:35:32.66 ID:TnLwL1Md0
最後までお願いします
360名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 23:42:02.96 ID:yHV6HA7s0
これ読んでジャニーズになれる気がしてきたお前ら
361名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 00:47:36.46 ID:o4KBgwTK0
保守
362名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 01:19:53.02 ID:vg9kNEK10
面白い!
煽る奴はシカトでいいですから
ゆっくり続けてください!
363名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 01:35:34.05 ID:ldMsdk9UO
捕手
364名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 01:41:19.61 ID:8z2Um4O50
ここで保守とだけ入れてたら保守荒らしで水遁されたw
お前らも気をつけて感想くらい書いてやれ
365名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 04:23:20.73 ID:OgWfzZXcO
毎日これを楽しみにしてたら1週間過ぎてたw
今週も期待。

というわけで、保守
366名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 05:31:48.49 ID:NnFsu7ajO
367名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 06:43:37.57 ID:Xdfoe7qC0
>>352
おつかれー
続き待ってるよー
自分のペースでいいからねー
368名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 10:11:03.07 ID:Ac/QJZGR0
今日も期待の保守
369名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 10:37:10.99 ID:dkr+ANyd0
>>364
俺もだ
370名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 10:49:56.27 ID:yocaT6WiO
保守は会話系じゃないと保守荒らし扱いされる事があるみたいだね
371名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 13:02:32.99 ID:Ac/QJZGR0
夜じゃないと進展はないかな?
とりあえず保守しときます
372名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 13:09:53.10 ID:uviAwZ8R0
現世は夢

夜の夢こそまこと
373名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 13:12:28.41 ID:OWuzVzXy0
のびだくんかよw
374名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 14:25:19.46 ID:dXqYY86AO
>>372
黄色い狛犬さん乙
375名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 14:35:32.12 ID:wkUi+gyB0
前敦はどうなるんでしょうか?
楽しみです
376名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 15:35:01.91 ID:KL6Kqp/e0
面白い
377 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 16:59:44.74 ID:fK8VcXwW0
>>352
今日中に終わらせたいので
少しずつ書いていきます

8月23日、オーディションの1日前である。
2人は合流し、
指原は自分の世界の前田敦子を思い出した。
性格は内向的なので、
案外芸能関係にはいないじゃないのか。
あと、あまり勉強できるほうではなかったので、
どこかで就職して地味に生活しているような気がした。
いるなら、東京ではなく地元の千葉。
完全に指原の直感である。

2人は千葉県内の会社をあたっていくことにした。
それでも、前田敦子という人物は見当たらなかった。
たまたま行った化学工場で、前田敦子という人物を発見したが、
50代女性、同姓同名だった。
途方にくれ、化学工場から帰るとき、
1台のワゴンの助手席に
指原のみたことある横顔を発見した。

前田敦子である。
378 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 17:08:36.70 ID:fK8VcXwW0
2人は前田敦子の乗るワゴンを追いかけたが、
すぐに見失った。

おそらく、今2人のいる京葉臨海工業地域内にいる。
2人はくまなく探してみたが、
まだ見つからない。
もう夕日が落ちてきていたので、
焦りを感じていた。
タイムリミットは数時間。

その時、前田の乗るワゴンを再び見つけ、
走って追いかけた。

そこは小さなロボット製造の下請け工場。
そこで前田を乗せたワゴンが止まり、
会社の中に入っていった。
おそらく雰囲気からして、
ここが前田の職場なのであろう。

2人は前田を訪ねて、
事務所の中に入っていった。
379 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 17:22:58.37 ID:fK8VcXwW0
「すいません、前田敦子さんいますか?」
指原は受付の女性に話しかけた。
「えっと、あぁはい。」
事務所の奥から下を向いた女性が出てきた。
「経理部の前田ですが……。」
小さな声で答えた。

前田敦子 派遣社員
現在はロボットの下請工場で
派遣社員として経理の仕事をしている。
高校卒業後、就職活動で全ての会社に落ち、
家事手伝いやフリーターという響きが嫌だったので、
派遣社員をしている。
正直言えば、代えは誰でもいる。
単純作業をする事務員だった。

「まっ、前田さん、一緒にアイドルしてみませんか?
前田さん、、って信じてもらえないですけど、
別の世界では、アイドルでセンターポジションだったんです。
お願いします!明日、秋葉原に来てください!」
指原は訴えた。
「あと、一人で全員揃うんです。
そのために前田さんが必要なんです!」
柏木も熱心に誘った。
「ふぅーん。」
前田の返事はそっけなかった。
空はもう真っ暗になっていた。

その時、後ろでバイクの音がした。
バイクの主が中へと入ってきた。
「ちょっとまて〜い!」
380 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 17:35:33.37 ID:fK8VcXwW0
「たかみなさん……?!」

高橋みなみだった。
2人が前会ったときは金髪だったが、
今日は黒く染められていた。
高橋はたまたまバイクで千葉をツーリング中、
2人の存在をみつけ、
明日行くという意思を伝える為、
2人の後をつけていた。

「どこの誰だかわかんねーけど、
今あんた、自分に不満を持っている。
顔にそう書いてあるから………。
なぜだかわかんないけど、
人生このままだと悔しいだけじゃねーのか!
このままでいいのかよ、おい!
本当にいいのかよぉ!
明日、あんたが変わるチャンスがある。
こいつらの目を見てみろ、マジだろ?
今、わたしらはあんたのことが必要だし、
あんたもこのチャンス逃すんじゃねーぞ!」

「ふぅーん!」
前田はそっけなさそうに机へと帰っていった。
「お願いします!」
2人は深く頭を下げ、工場を後にした。
381名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 17:43:42.26 ID:TuABrcRj0
>「ふぅーん!」
どういうことだよww
382名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 17:47:37.92 ID:KxxzKQQ30
今までのってほとんど会話劇だよね?趣向を変えて俺もちょっとやってみようかな。
383 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 18:01:31.95 ID:fK8VcXwW0
いよいよオーディションは翌日に迫っていた。
2人はホテルに戻っていた。

「前田さん、本当にあの暗い人がセンター?なんか心配なんだけど……。」
「はい、前田さんは絶対的センター、こっちの世界で言うと乃木坂の生駒ちゃんのようなポジションですが、
生駒ちゃんより存在感があって、AKBには欠かせない人です。」
「本当に、来てくれるかな?」
「前田さんなら大丈夫です!
なんとなくですが……。大丈夫、うん!」
「でも指原、やったね!一応19人全員に声をかけることができたね!」
「はいー、これもゆきりんのおかげです。指原何もしてませんから……。」
「なぁにいってんの〜さしはら〜
指原がこうやって一人ずつ説得して、無理だと思うアイドルへ
近づけたんでしょ?
でもでも、今いる指原と出会えて本当によかった。
普段出来ない経験やいろんな人と会うことが出来たもん。
今まで、私内向的で九州からで出るのも怖かったし……。
自分から見知らぬ人に話しかけることも出来なかった。
あとね、指原ってすごく優しいのね。
私が困っているときは助けてくれるし、
私知ってるよ?
私の知らないところで、増田さんや宮澤さんにフリ教えてたでしょ?
気遣いがすごいって言うか、
なんか指原の世界で、9位っていうのもわかってきた。」
384 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 18:19:50.39 ID:fK8VcXwW0
「ゆきりんの方こそ、最初会ったとき正直不安でした……。
でも、積極的に話しかけてくれて、指原何回も助けられました。
今は、総選挙3位のアイドル柏木由紀の顔に見えます。
指原もこの世界のゆきりんから学ぶことたくさんありました。
指原も指原の世界では、優しい先輩たちがいて、
いつも甘えっぱなしだけど、この世界では先輩はいない。
これからはアイドルの指原は後輩も入ってきて、
もっと積極的にいろんなことをして、先輩たちがしてくれたことを
後輩にしなきゃいけない立場になってきたんです。
一応9位でヘタレなんていってられませんからね。」
「フフフフッ、
あとね……指原……私たちもうすぐお別れな気がするんだけど……。」
「指原もそんな気がします。もともと指原こっちの世界の人間じゃないですから…。
おそらく、この世界の指原がひょっこり戻ってくると思います。」
「私もそう思うの。」
「もしこっちの世界の指原が戻ってきたら、可愛がってやってください。
どんな奴かわからないですけど、この指原よりも
歌も上手くて、ダンスもきれてて、演技も天才で、顔もかわいくって、
何より美少女です!」
「あはは、じゃぁ指原の世界の柏木へ
アイドルしてるってまだ信じられないけど、体に気をつけてがんばってください。
指原、本当にありがとうね!楽しかったよっ!
…ってちょいちょいちょい寝てるし。」

この物語の主役、小さな胸のプリンセスは深い眠りについていた。
この夜が2人で語り合う最後の夜となった。
いよいよ明日本番である。
385 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 18:26:53.04 ID:fK8VcXwW0
食事後かきます〜
386 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 19:59:20.05 ID:fK8VcXwW0
ついに8月24日、オーディション本番となった。
指原は一人で板野と約束をした1時間前に集合し、
喫茶店へと向かった。

「指原〜元気〜?」
「あーはいっ。ともーみさんは大丈夫です?」
「チユウのことは心配しないで、どうやらこの世界
わたしたち2人みたいね。今回は私の完敗、指原おめでと!」
「あっ、そうですね。指原もともちんさん見たとき、びっくりしました。えっ完敗…??」
「実はね……。トモね……。去年もこの世界に来たの!」
「えーーーーっ!」
「わたし2回目なの。たしか、、、去年の今くらい。
去年も今年もチユウの家からスタートだったの。
そのときはトモとある子でマジすかみたいな対決形式で
メンバー探しをして、私が勝ったの。」
「へぇ〜」
「おそらく、今回もそうなると思ってね、チユウには他の人が声をかけてきたら
断っておいてねって、前もって言ってたの。
でも〜〜、トモ、今回はサボっちゃったの!
あとね、2回目だから、誰がどこにいるか何人か知ってたの。
たとえば、佐江ちゃんはバスケ部で、優子はお母さんたしか子供1人だったような……。
あと、知ってる人連れてきても秋元先生は認めてくれないしね。」
「ちなみに優子ちゃん、子供2人いました。」
「そっかぁ、この世界も時間は進んでいるのね。
そういえば、去年この世界の指原見たとき、高校生だったもんね。」
「えっ、どんなんでした??」
「矢方ちゃんの後ろで、キョロキョロしてた。」
「そっかぁー指原らしい……。」
「あとね……指原………
この世界はね…秋元先生の夢の中なの!」
387名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 20:03:47.41 ID:vg9kNEK10
期待してたのに夢オチか
388 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 20:13:22.96 ID:fK8VcXwW0
「私たちはAKBに今全てを捧げているけど、
秋元先生は私たち一人一人に対して責任を負ってるのね。
だから、時々秋元先生もAKBが存在しなかったり、
あのメンバーをオーディションで
落としておいたほうがよかったのかなぁって
頭の片隅で考えることもあるみたい。
その思いがこの世界を作り上げてるみたい。
だからifの世界がうまれてるみたい。
今秋元先生の中では、
私と指原で天秤にかけてて、迷ってるから
この世界に連れ込んだみたい。
おそらく、勝ったほうに褒美をね。去年私はディ………。
ううん、なんでもない。
本来は対決にしたかったみたいだけど、そうはいかなかったけどねー。
あとね、今日のオーディションが終われば、
私たちの記憶は消され、
この世界の住人たちの時計の針は8月1日の午後12時、
私たちが来たときに戻されるの。
現に、去年私がともに行動したれいにゃんと今年もあったけど、
私のことは記憶からなかった…。
でもね、何かを成し遂げた経験は住人たちの
心のどこかに残るみたいで、
去年私は、ダンスの専門学校生で、
今年はflowerのメンバー。
おそらく、成長したみたい…。
まぁ私が普段のAKBとは違う世界で満足して楽しんじゃったんだけどねw
指原はメンバー揃えたの?」

「はい!選抜メンバー全員!
前田さんは自信ないですけど……。」

「すごい、おもしろそうねっ!」
389名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 20:16:40.30 ID:K3ea4EpnO
設定としてすごくおもしろい
390名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 20:21:34.81 ID:KxxzKQQ30
夢オチか・・・
391 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 20:28:43.29 ID:fK8VcXwW0
喫茶店のガラス越しに、
河西が手を振っていた。
そろそろ時間が迫っていた。

「指原行く?」
「はいっ!!」

喫茶店を出て、
河西と合流した。
河西は指原を見るやいなや、
「指原さん、あの時は、ごめんなさい!」
「いいです!いいです!
指原気にしてませんからぁ。」
3人は会場へと向かった。

オーディション終了の10分前、
秋葉原のドンキホーテの前には
17人のメンバーが揃っていた。

指原がまだ会ってなかった。
小嶋、麻友、亜美菜、倉持の姿もあった。
峯岸は小嶋や高橋にフリを教えていた。
珠理奈はヘッドホンをつけ踊っていた。
玲奈、北原は買い物袋を提げていた。
篠田にはSPがついていた。
増田は秋元や宮澤と最終チェックをしていた。
大島は横山とメルアド交換をしていた。
柏木は高城と何か話をしていた。

しかし、まだ前田敦子の姿はなかった…。
392 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 20:39:20.02 ID:fK8VcXwW0
乃木坂46劇場では、
オーディションが佳境を迎えていた。

おそらくこの世界の乃木坂46劇場は秋葉原にあったが、
東京ディズニーランドが東京にはないように
乃木坂ではなく、秋葉原に存在していた。

「47番、高橋朱里です!」
「48番、佐々木優佳里です!」

扉の向こうから、オーディションの声が聞こえてきていた。
指原たちはドンキで買った乃木坂衣装をアレンジした
赤い衣装を着ていた。

前田敦子はまだ来なかった。

「49番、川栄李奈です!」
「50番、岩田華怜です!」

オーディションは終了した。

指原がドアを開こうとしたとき、
前田敦子がやってきた。
指原は大きな笑みを浮かべた。

「ちょっとまったー!」
指原はドアを開けた。
393名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 20:47:21.36 ID:K3ea4EpnO
>>387
>>390
スレタイに書いてあんだろw
394名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 20:52:10.25 ID:vg9kNEK10
>>393
まず最初から読もうな
395 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 20:55:49.72 ID:fK8VcXwW0
「なんだね、君たちは!」
乃木坂46支配人戸賀崎の声が響いた。
オーディション受験者たちも驚いていた。
それでも、秋元康は不気味な笑みを浮かべ、

「入りたまえ!」

21人の少女たちは中へと入っていった。
指原たちはステージに立ち、
音楽をかけた。

「NaNaNaNaNa..♪.
NaNaNaNaNa..♪」
指原はこのメンバー探しを振り返り、一人一人思いながら目で追った。
麻里子さまは社長かぁ…麻里子さまらしいや
れなちゃん、りえちゃん…なんかれなちゃんにりえちゃんとられたみたいだけど仲良くやってね!

「ギラギラ容赦ない太陽が♪
強日で照りつけるon the beach♪
自惚れ温度は急上昇♪
落ち着かないのは真夏の性だね♪」
たかみなさん、ゆったんさん…綺麗な歌声だから絶対デビューできるから!
才加さん、佐江ちゃん…2人とも指原の知ってる以上にイケメンでかっこよかったよ!

「二人 目が合えば♪
なぜか逸らすのに♪
僕をまたすぐに見る♪
君って もしかしてもしかして♪」
あきちゃ…テニス見たかったよ、頑張ってね!
もっちー、ともーみさん…優しいから患者さんに好かれるいい職員になれるよっ!
396 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 21:07:32.64 ID:fK8VcXwW0
「フライングゲット♪
僕は一足先に♪
君の気持ち♪
今すぐ手に入れようか♪」
みぃちゃん…指原悔しかったけど、みぃちゃんはどこの世界でもアイドルだよ!
ゆいちゃん、じゅりなちゃん…オーディションがんばってね!絶対受かるから!

「フライングゲット♪
何か言われる前に♪
心の内ビビッと♪
感じるままに♪」
まゆゆ、亜美菜ちゃん…声優なんだよね?こっちの世界でも、夢に近いづいてるよ!
小嶋さん…ゆきりんから聞いたよ。先生って、指原ありえないから、指原のバーカが冗談に聞こえないですよ!

「誰といても(誰といても)♪
微笑み方で(微笑み方で)♪
君が僕に恋を恋をしてるのは鉄板♪」
優子ちゃん…優子ちゃんの子供を見たとき、指原驚きましたから!幸せな家庭作ってくださいね!
前田さん…最後まで振り回されちゃいましたね。一人だけOL服ですし……。でもダンス完璧ってさすが!

「フライングゲット♪
だから 誰より早く♪
君のハートの全て僕のモノ♪
好きだからラブ・フラゲ!」
最後に……ゆきりん……今までありがとう……
この世界のAKBはなくなるみたいだからデビューできないみたいだけど、
一生の思い出にするからね!

指原が見たどのフライングゲットよりも不器用なダンスだったが、
気持ちがはいっており、
指原は目から大粒の涙が溢れていた。
397 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 21:22:46.50 ID:fK8VcXwW0
秋元はいきなり立ち上がった。
「指原、よくやった。合格だ!
お前は俺が思う以上のことをやってのけてくれた!」

その瞬間、乃木坂46のカラーである
紫にカラーリングされた劇場に雷が落ちた。

雷は指原、板野そして秋元康以外の
全ての人間を巻き込んで電流が体に流れた。

指原が見渡すと、見慣れたAKB48劇場に戻っていた。
指原、板野以外のメンバーたち、支配人の戸賀崎、
オーディションを受けていた研究生たちはあたりを見回していた。

「指原、お前のAKBを思う気持ちや仲間を大切にする気持ちはすごいものがあった。
感動したよ。
あと、柏木!お前もよく指原をサポートしてくれた。
ありがとう。」
柏木は何のことだかわからず首をかしげていた。
「お前には、
○○○○○○○○○○と
××××××××××をやろう。」
指原は大事なところを聞き逃してしまった。

「おめでと〜!」
「指原すげーじゃん!」
「りのちゃ〜ん!」
大島、高橋、北原が3方向から抱きついてきた。

指原は秋元康から割烹着と森高千里風アイドル衣装を渡された。
なんのことだか意味がわからなかった。

指原は柏木を見た。大きく目を見開いて驚く、よくみる柏木だった。
嬉しかったけど、少し寂しかった。
398 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 21:26:14.66 ID:fK8VcXwW0
2011年12月25日 朝4時
指原は目を覚ました。
19歳になった今、
母親からのクリスマスプレゼントは置いてなかった。

今日は柏木たちと被災地訪問の日である。
なんだか、旧チームBからお世話になっている
柏木にお礼が言いたくなった。

指原は後日、秋元康より遅れてきたクリスマスプレゼントと
さらに遅れたお年玉をもらうことになる。
それは、贈り物なのか「ご褒美」なのか。
399 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 21:30:40.00 ID:fK8VcXwW0
「指原、いつまで寝てるの〜」

はっ!

「ああ由紀さん!指原、助かってますよ〜!
あの時階段から落ちたんですよね〜
よかったーーーーーー!
怖かったですよ〜〜〜〜〜!
ウェーーーーーン(涙)!!!」

柏木はいつもいる指原を見て、少しはにかんだ。
ほっとしたけど、少し寂しかった。

「指原そんなことよりももうお昼だから
ファミレスいこ!」



指原とゆきりんの長くて短い夏休み


400 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 21:32:01.39 ID:fK8VcXwW0
終わりました〜
読んでいただいた皆様ありがとございます

スレ立て主さんに感謝いたします
長編を書いてしまい申し訳ありませんでした
401名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 21:33:47.49 ID:yocaT6WiO
また夢落ちの時点で興味は失ったが完結したのは大したもの
402 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/02/12(日) 21:35:39.81 ID:eeZJ4Mrd0
「先生、俺、時々思うんだ…今までのことはすべて夢なんじゃないかって…」
「御子柴…」
403名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 21:37:01.01 ID:qk+NbfHR0
ええと?
夢の中の指原を通じて、秋元センセイは全員が必要なメンバーだと再認識した、と。
というのが福岡で女子大生をしている指原の夢だった、と。
そういう解釈でよい?(^^)
404名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 21:42:32.81 ID:6NDBI3z90
最後のフラゲのとこでめっちゃ感動しました。
面白い作品ありがとうございました。
405名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 21:54:50.93 ID:Q1XLHtlf0
おもしろかったです
欲を言えば全部を夢で落とさずに、一部分だけでも現実世界につなげて欲しかった
で、それが指原キャンペーン前後の話とかだったら気持ちいい
406 ◆lXtw3GpmDE :2012/02/12(日) 22:00:34.95 ID:fK8VcXwW0
>>403
一応現実の指原の夢です
それで、福岡の女子大生指原は、秋元先生の心の中にいて暮らしている
という設定です

>>404
ありがとうございます^^

>>405
「さしこ」のシャメでつなげるのも検討したんですけど、
いいショットがなかったんで却下しました


407名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 22:32:16.36 ID:wE+CrBUGO
お疲れさまでした
楽しめました
408名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 23:21:28.46 ID:9a+UmxNW0
また夢オチかいw
409名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 23:24:18.35 ID:dkr+ANyd0
楽しめました!
おつかれさまです
410名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 00:29:50.08 ID:C2HOf9EB0
補修
411名無しさん@お腹いっぱい。
面白かった
またこの設定で誰か書いてくれるの期待