【小説】古畑任三郎vsAKB48

このエントリーをはてなブックマークに追加
417「古畑任三郎vsAKB48」
引き続き、代行からです。ご迷惑おかけします。
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/accuse/1318739742/

Scene28−12

古畑は先程までの鋭さのない、柔らかい笑みを返した。
「えー。私が最も気になっていたのは、前田さんとストーカーとの接点でも、殺害した人
物が誰かということでもありません。あなた方は犯罪を行うには若すぎます。今まで私が
話したことは、事件から三日後の時点でわかっていました」
「じゃあ、何が?」
「はい。協力者の数です。えー。たとえ、同じグループのメンバーでも、一人の人物のた
めにこれほど大勢が動くということが、私には信じられませんでした」
「そんなことですか」
「いいえ。滅多にないことです。そこで、私はみなさんに挑戦をしました」