1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
さてそろそろ書くか
2 :
ジョニー ◆.8R.P8LfnQ :2011/01/30(日) 17:02:36
ブラボーwww
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 17:19:46
【最強のセンターは誰か?】
ー2009年、初夏ー
「わたしの背中を押してください」
彼女は涙を浮かべそう言った
【スポーツではなく目つき、金的なんでもありで戦った場合】
それから1年
またも彼女は目に涙を浮かべていた
だがその顔には去年にはなかったものがあった
【数あるメンバーの中で最も誰が強いのか】
「背中を押してとはいいません…わたしに付いてきて下さい」
満面の笑みが広がっていた
【最強は誰かまだ決まっていない】
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 17:40:41
「ついにこの日がきましたね」
そういった男の顔は険しかった
彼の話を聞きながら中年で小太りの男は着替えていた
ネクタイを締め、黒のスーツを羽織った
そのまま扉へと向かった
「秋元さん…?」
秋元と呼ばれた中年の男はドアノブに手を掛けつぶやいた
「予定調和を壊すんだ…」
そう言い切ると同時に扉は閉まった
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 18:48:07
「なにそれ?まじうける〜」
少女達の甲高い声が教室に響く
新曲のPV撮影ということで日本のとある離島に集合させられていた
彼女たちが集められた教室に足音が近づき扉が開いた
その音と共に先ほどまでの騒がしい教室とはいっぺんし静まり返った
メンバーの顔には疑問が広がっていた
なぜなら教室に入ってきたその男が問題だったのである
普段のPV撮影では来ることのない
AKB48総合プロデューサー秋元康だった
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 19:04:34
「え?なに?どういうこと?」
一瞬静まりかえった教室が再びざわつきだす
その様子を見た秋元は横にいた男に言った
「戸賀崎…」
そう呼ばれた男は軽くうなずくと一呼吸おいて口を開いた
「静かに!今からみんなに大事な発表があります」
メンバーは戸賀崎のほうに注目を寄せた
またなにかサプライズがあるのか…と彼女達の脳裏をよぎった
そして戸賀崎は48人入った広い教室に響きわたるように大声でいった
「今からAKB4821thシングル、バトロワ選抜を始める」
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 19:57:22
「バトロワ選抜…」
教室はまたも騒がしくなった
その状況の中戸賀崎は続けた
「君たちには次の選抜をかけて殺し合いをしてもらいます」
無表情の顔とは釣り合わない残酷な言葉だった
その言葉の意味を理解できるはずもなくざわつきは大きくなるだけだった
「ルールは簡単です、今から2日間君たちには殺し合ってもらってよりたくさん殺した人の優勝
つまりセンターが与えられます」
妙にリアリティーのある戸賀崎の話にざわつきはなくなっていた
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 22:00:32
「今から一人ずつ名前を呼びます、二日間の食料と武器を渡すので島に散らばってください
あとはみなさんの自由です」
戸賀崎が説明を終えた
数秒の沈黙がながれ各々の質問が飛び交った
メンバーの中には状況を理解できず黙っているもの
キョロキョロと挙動不審な行動をするもの
しかしそんな空気を切り裂くように一人のメンバーが戸賀崎に質問した
「殺し合い!?なんの冗談ですか?」
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 22:36:48
「高橋…」
「何の企画ですか?もっと説明してくださいよ」
チームAのキャプテンである彼女もかなり動揺している
戸賀崎の言葉が嘘だとはとうていおもえなかったからだ
「TVの企画でもなんでもない、本当に殺しあってもらう」
高橋が質問したのを皮切りに次々とメンバーが戸賀崎に問い詰める
「え?ちょ、殺し合いなんてマジ無理だって何これ?ほんといいって〜」
佐藤すみれが戸賀崎に向かってわめきだした
戸賀崎は仕方ないという顔をし、内ポケットから拳銃を取り出した
その銃口を佐藤すのほうへ向けなんの躊躇もなく引き金を引いた
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 22:47:51
発砲音は教室に響き渡りメンバーを静かにさせた
しかし、その直後悲鳴であふれ返した
キャあああああああああああああああああああああああああああああ
弾丸は佐藤すの頭部を貫いていた
血を噴出し彼女は仰向けに倒れた
白目をむき、もうその口からはなにも発せられることはなかった
戸賀崎は拳銃を懐にしまうとメンバーに向かって言った
「これでわかっただろう、私たちが言っているのは嘘でも冗談でもない
これ以上理解できないようなら君たちも彼女のようになるぞ」
不気味な表情をしその目線の先には血だらけの彼女を見ていた
「それでは名前を呼ばれたものは前に出て来い」
その瞬間だった
高橋が椅子から立ち上がり戸賀崎をにらみつけた
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 22:55:36
「なんだ…高橋」
「なぜこんなことをするのですか?大切なメンバーに今まで一緒にがんばってきたメンバーに」
彼女は強くにらみつけ言った
戸賀崎もこれまでAKBを見続け成長を見届けてきたはずだ
なのになぜこんな残忍卑劣なことをできるのか
怒りと悲しみが込みあがった
「座れ、高橋…」
戸賀崎が彼女を制する
しかし、彼女は怒りをこらえることができなかった
「秋元先生、こんなこと本当にいいとおもっているんですかっ!!!」
「高橋ッ」
戸賀崎は再び懐から拳銃を取り出し高橋に向け引き金を引いた
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 22:55:59
期待上げ
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 22:57:47
そのときピンポンベルが鳴る
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 23:02:00
SKEは排除で
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 23:08:12
駄目だ 全っ然駄目だ!
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 23:09:13
鳴り響く二度目の銃声
もう教室にはかきけす声はしていなかった
「・・・・・」
痛みはない、反射的に閉じた目を開いた
「ッッッ!!」
目を開いた先には血まみれの峯岸が倒れていた
「みぃちゃん?」
血まみれの彼女は高橋の上に崩れ落ちた
高橋はなにが起こったのか理解した
「わたしの身代わりに…?」
峯岸は高橋に当たるはずの弾丸をかばった
彼女は朦朧とする意識の中高橋に話かけた
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 23:20:42
「ごめんね、たかみな…今まで迷惑かけてばっかで…」
「なにいってるの?」
腹からは血があふれ出し高橋の体を真っ赤にする
峯岸は振り絞るように声をだした
「AKBとして活動してきて…ほんとたのしかったな…
たかみなとはいろいろあったけど…絶対忘れない…」
「何いってんの!?死んじゃうみたいじゃん!!」
高橋はわかっていた、もう彼女は死んでしまう
しかし、そんなことが受け入れられるはずがなかった
自然と涙が溢れ出し峯岸の顔にこぼれる
「大丈夫…今すぐ病院に行けばなんとかなるから」
「うん…」
「しっかりして…大丈夫、大丈夫だから」
「・・・・・」
「もっともっと一緒にいろんなことしようよ…ねえ…」
何度も何度も彼女の名前を呼んだしかし返事が返ってくることはなかった
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 23:35:45
最後まで書いてくれよ
19 :
ジョニー ◆.8R.P8LfnQ :2011/01/31(月) 02:43:36
おはよ
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 08:04:00
【最強のセンターは誰か?】
身長148cm
体重48kg
オーディション番号48
背が低く一見地味な彼女は歌手になるという夢を持っていた
【スポーツではなく目付き、金的なんでもありの場合】
その日のオーディションも彼女は落ちた
しかし決して諦めない
必ずすごい歌手になる、その気持ちは彼女を迷わせることはなかった
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
「48…」
オーディションで唯一高橋の合格を拒んだ男がふと呟いた
「彼女をこんなところで受からすにはもったいない」
この日、国民的アイドルAKB48が誕生した
【最強のセンターはまだ決まっていない】
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 08:59:49
高橋のすすり泣きだけが教室に響く
他のメンバーは恐怖と絶望で放心状態となっていた
そんな中、戸賀崎の低い声が発せられた
「秋元才加」
次々とメンバーが呼ばれていき高橋の名前が呼ばれた彼女は峯岸の亡骸を抱えその場から動こうとしない
「高橋!!」
強く怒鳴られ高橋は立ち上がり戸賀崎の元へ歩み寄った
何も言わず睨み付けたままカバンを受け取った
そして教室から出る間際、言い残した
「みぃちゃんには触らないで」
「ああ、約束は守ろう」
高橋の怒りに満ちた言葉に戸賀崎は不適な笑みで返した
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 09:16:42
全員の名前を呼び終え教室には戸賀崎と秋元の2人だけとなった
「すみません、2人も殺してしまいました…」
「仕方ない、これからもっと多くの犠牲が出る」
戸賀崎はメンバーの前で話しているのとは違いどこか不安気なしゃべり方だったそれとは裏腹に秋元は落ち着いた様子で続けた
「もう引き返すことはできない
彼女達を見届けなければいけない」
秋元は教室の明かりを消した
暗く漆黒の闇に閉ざされた教室には峯岸の血が月の光をうけ輝いていた
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 11:02:15
【最強のセンターは誰か?】
チユウ、それが彼女の代名詞
その言葉の由来には多々あるが謎のままである
【スポーツではなく目付き、金的なんでもありの場合】
「うん、うん、大丈夫だって体は丈夫なほうだから」
彼女の電話の相手は母である
多忙な彼女を心配してくれている
「ごめん、今からPV撮影なんだ
また誕生日には帰るから」
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
そう言って電話を切り、仕事の支度をする
ふと引き出しを開け小さな箱を見つめた
「喜んでくれるかな…」
笑みを浮かべ家を後にした
【最強は誰かまだ決まっていない】
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 11:25:14
カバンを受け取り学校から出た河西は森の中をさまよっていた
大きな荷物を背負い疲れ果てていた
彼女はいまだにこの状況がどういうことなのかわからないでいた
「チユウ…とりあえずメンバー探さないと」
「とも〜み!」
突然呼ばれた自分の名前に驚いた
振り返るとそこには板野友美がいた
「ともちん!!」
彼女とは同じ事務所でユニットも組んでいてとても仲がいい
よかった、と彼女は心の中で安心した
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 11:53:54
2人は木の下に座り込んでいた
「チユウ…これ本当に殺し合いなの!?」
「うーん、わかんない…でもどんな状況かはちゃんと把握しとかないとね」
そう言うと板野はカバンの中を物色しはじめた
ごそごそとたくさん入った中から丸い玉のようなものを取り出した
「チユウ…何それ?」
板野はそれが何か探ることに必死で河西の言葉が耳に入っていない
「どうしたらいいんだろ…?チユウ…」
彼女がそう言ったのと同時に板野は立ち上がった
「チユウ?」
板野はおもむろに遠ざかっていく
板野が少し小さくなった時何かをこちらへ投げたように見えた
コロコロコロコロ…
案の定こちらへ転がってきた
それは先ほど板野がいじっていた玉だった
「あっ」
理解した時にはもう遅かった
激しい爆音が森に響き渡った
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 12:16:14
大量の煙が辺りに立ち込める
板野はその中を掻き分けて行った
爆心地の真ん中には河西のカバンだけが残っていた
「チユウ、チユウうっせーんだよ」
板野は河西の残骸すらないその場に向かって怒りをぶちまけた
しかし、彼女はすぐさまその場から立ち去った
目立ちすぎてしまった
これが自分の仕業だとばれれば後々不利になる
彼女はニヤリと笑みを浮かべていた
「必ず生き残る」
強い決意を胸に秘めていた
【残り 45人】
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 16:59:18
ちゆううううぅぅぅぅぅぅ
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 17:01:08
何となく生き残ってしまう小嶋さん、に一票
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 17:05:46
みゃおが上空から核を投下するに一票
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 17:08:34
腹黒柏木が宮澤に守られながら最後は裏切る展開希望
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 17:10:45
C
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 17:31:54
河西死んだwww
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 18:26:22
すみれと河西・・・
美人薄命だ
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 18:41:42
佐藤すの亡骸は地に根を張り立派なじゃがいもが実った
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 18:52:29
この話を映画化してほしいな。
やらせドキュメント映画の方は大コケだったようだが、
こっちは本家バトルロワイアルを超えるかも。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 19:01:21
みゃおがヘリコプターから上半身裸で予備弾を斜めに背負って笑いながら機関銃を板野・河西に向け連射
「ヒャヒャヒャ、これでホリプロは、ヒャヒャヒャ」
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 19:07:46
はるきゃんのほうがなんかしそうなイメージw
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 22:10:58
【最強のセンターは誰か?】
爆発音が聞こえた
ここからは少し遠い
ピチャ…ピチャ…
右手に持っていたマシンガンをカバンの中へしまった
【スポーツではなく目付き、金的なんでもありの場合】
ピチャ…ピチャ…
歩く度液体の跳ねる音がする
水たまりがあるはずもなくそれは真っ赤な血が辺り一面に広がったものだった
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
体中に穴が空いた藤江、近野の無残な姿がそこにはあった
ピチャ…ピチャ…
血まみれの彼女は何事もなかったかのように歩きだし、その目に光は宿っていなかった
「センターになる」
平嶋夏海は空を仰ぎ呟いた
【最強は誰かまだ決まっていない】
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 23:19:11
【最強のセンターは誰か?】
松原夏海
街で彼女の名前を聞いても誰も知らない
地味で存在感がなく本当にアイドルなのかと疑いたくなる
しかし彼女にはAKBに入って以来劇場公演を休んだことがないという誇りがあった
振り付けも常に完璧に覚えていた
【スポーツではなく目付き、金的なんでもありの場合】
そんな彼女はメンバーからも信頼が高かった
誰にでも優しく、いつか選抜に入れるように努力を続けた
同期は売れ後輩にも追い抜かされた
それでも努力をし続けた
だが心のどこかでふと思う時がある
これで本当にいいのだろうか?
そしてこの日がやってきた
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
彼女は不適な笑みを浮かべ言った
「わたしはペテン師…
チームAを狩る」
【最強は誰かまだ決まっていない】
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 08:35:18
「今の爆発音なんだったんだろ…」
柏木由紀はまだこの殺し合いが本物だと思っていなかった
誰かメンバーと合流しないと…といつ撃たれてもおかしくないこの状況で歩き回っていた
しかし、元々内気な性格のためメンバーの中にも友達は少ない
途方もなく歩き回っているだけだった
「家に帰りたい…」
彼女の本心がポロッと出てしまった時だった
ガサッ、と近くで何か音がした
音のしたほうへおそるおそる近づいた
彼女の動きは完全に止まり、思考だけが駆け巡った
「はーちゃん?」
そう言った彼女の目線の先には片山と頭から血を流し倒れている岩佐美咲が映っていた
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 09:00:31
はーちゃん、そう呼び掛けてしまいそうなのを必死に抑えた
片山は彼女のメンバーの中でも数少ない仲のいい者の1人である
しかし目の前でおきている悲惨な状況に彼女は困惑していた
「だ…誰!?」
片山が突然発した言葉に柏木はびくっとした
しかし、それが自分に向けられたものではないことはすぐにわかった
「は、はーちゃん…」
柏木の隠れている茂みの反対側から仲川遥香が出てきた
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 09:26:28
「こ、これ…なに?」
仲川がおそるおそる近づきながら聞いた
「ち、違う!わたしじゃない!!
ここに来たらわさみんはもう…」
必死に訴える彼女の姿を見て柏木は内心ほっとした
やっぱりはーちゃんはそんなことしない、少しでも疑いを持った自分を戒めた
彼女達の元へ駆け寄ろうとした時
片山は突然振り上げた右手を仲川に向かってふりおろした
その手にはこん棒が握られており鈍い音が辺りに響いた
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 09:46:39
仲川の頭部から血が吹き出した
こん棒は見事なほど仲川の頭部をえぐり血で真っ赤に染まっていた
大量の血、ましてや殺人の瞬間を目の当たりにした
まだ二十歳にも満たない少女が叫んでしまうのは必然だった
「ゆきりん!?」
声の聞こえたほうを向き片山が聞いた
恐怖と動揺で何か言うことも動くこともできない
片山はそんな彼女の様子を察し柏木の元へ少しずつ近づいてくる
「来ないで!!」
精一杯の枯れてしまいそうな声で片山に訴えた
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 10:00:26
がんばれぬきりん!
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 10:02:34
自分に近づいてくる彼女の姿が悪魔に見える
血で真っ赤に染まった残忍な悪魔に…
「誤解よ、誤解!
ナイフを持ってたの!!
それでわたしに襲いかかろうと…」
彼女の言葉はすでに柏木の元に届いてはいなかった
悪魔が…悪魔がわたしを殺そうとしてる
悪魔!
悪魔!!
悪魔ッッ!!
気づいた時にはすでに片山に向かって拳銃を向けていた
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 10:24:19
【最強のセンターは誰か?】
一人が好きだった
「柏木ってなんか付き合い悪いよな」
学生時代、親友と呼べる友達はいなかった
一人のほうが楽だ
誰にも気を使わなくていい誰にも自分の邪魔をされたくない
「いっつも暗いしよくわかんねーよな」
陰でいろいろ言われているのも知っていた
【スポーツではなく目付き、金的なんでもありの場合】
アイドルになる、それが彼女の子供の頃からの夢だった
根暗な性格の自分がアイドルにむいてないことは知っていた
当然両親にも反対された
それでもアイドルになりたかった
光で輝いたステージで踊りたかった
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
こんな人生でよかったのだろうか
彼女はふと思う時がある
普通に働き普通に結婚し普通に年をとる
そんな人生が自分にはあっている
本当に…?
ある日のインタビューで聞かれた
将来の目標は?と
躊躇することなく返した
「一生アイドルをやり続けることです」
【最強は誰かまだ決まっていない】
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 11:50:56
片山からは柏木の構えた拳銃が見えていない
どんどん柏木に近づいてくる
この悪魔を倒さないと…
引き金に指を掛けた
これは悪魔、殺しても構わない
指に力が入った
『ゆきりん、今日家に遊びに行ってもいい?』
誰も家にあげたくはない
わたしだけの場所だから
1人になれる大切な…
『ねぇ、いいよね!?』
なんて図々しいんだ
嫌がっていることなど表情を見ればわかるであろう
『ちょっとだけ、ちょっとだけでいいから行ってみたいんだゆきりん家』
もういい断わろう、はっきり嫌だと
『友達じゃん、わたしたち』
『…ともだち?』
『うん、友達!』
「…だめだ」
引き金に掛けた彼女の指の力が緩まった
「だめだ、わたし撃てないよ…」
顔を歪め涙を流し拳銃を下ろした
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 13:02:49
撃てない…
わたしのことを友達と言ってくれた人を
構えていたその手は小刻みに震えていた
「うぅ…ぅう…」
涙が止まらない
目の前で人を殺した彼女を本当に信じてもいいのか
とうとう片山が自分の隠れた茂みの前に来た
ドンッ
空気を切り裂くように発砲音が響いた
こだまする発砲音が鳴り止むのと同じく片山はその場に倒れこんだ
その姿は壊れたブリキ人形のように柏木の目には映った
頭で考える前に体が動いていた
茂みから抜け出し片山の元へ駆け寄る
ドンッ
また銃声がした
左?右?どこからしたのだろう
そう考える間に彼女はその場に倒れた
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 13:21:00
お腹の辺りに激しい痛みを感じる
手が真っ赤に染まっていた
「はー…ちゃん…」
体を引きずりながら片山に寄り添う
「やっぱりゆきりんだったんだ…よかった…」
片山は遠のく意識の中、柏木に優しく微笑みかけた
柏木は安堵の笑みを浮かべ目を閉じた
わたしが欲しかったのは1人になれる場所なんかじゃなかった
将来の目標は何ですか?
『一生アイドルです』
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 13:37:44
2人が動かなくなったのを見計らい松原夏海が銃を構え現れた
「ん…うぅ…」
仲川はまだ意識を失っていただけらしく目を覚ましかけていた
松原は彼女のほうへ銃口を向けると何の躊躇いもなく引き金を引いた
そして、3人の体から武器を抜き取り、自分のカバンの中へ入れた
仕事を終えた彼女は思い残すことなくすぐさまその場から立ち去った
【残り 39人】
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 13:44:35
ん?誰が参加してるんだ?
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 14:29:13
48人じゃないのか!?
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 14:45:17
48人だから、最近昇格した島田や大場とかはいなくて横山までかな?
れいなとちかりなが見せ場もなく死んだw
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 16:53:41
佐藤す、峯岸、河西、藤江、近野、岩佐、片山、柏木、仲川
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 20:16:52
さて
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 20:27:34
推しが死んだら面白くもなんともねーな
糞スレだわ
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 21:50:12
「そろそろ休みましょうよ」
大きなカバンを背負った指原莉乃はだだをこねるように言った
「もう少しだけ歩こう」
だだをこねる子供をあやすように大島優子は返した
二人は学校の近くで会ってから行動を共にしていた
「少しでも早くしないと…」
大島の頭の中には不安でいっぱいだった
AKBは二十歳にも満たしていないメンバーがほとんどで中学のメンバーもざらではない
そんな少女達がこの極限状況の中通常の心理状況を保っていられるはずがない
だからこそ少しでも多くのメンバーと会い落ち着かせる
それが年長者の役目だと彼女は思っていた
が、しかし彼女の考えとは裏腹にすでにこの島のいたるところで
現実とはかけ離れた殺し合いが行われていることなど想像もしなかった
「どうするんすか?ずっと歩いてますけど誰とも会いませんよ」
指原が不満げな口調で大島に問う
「…ゆうこさん?」
「指原、見ろ」
大島の指差した先には古い民家がたくさん並ぶ集落が広がっていた
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 22:05:00
「すげー、ほんとにここ無人島なんすね」
集落に入った二人はあたりを物色していた
確かに誰かが住んでいた痕跡はあるもののどれもが古いものだった
「ここなら誰かいるかもしれない、手分けして探すぞ」
「えー1人なんてこわいですよ〜」
「いいから、わたしはまずあの丘の建物を見てくる」
元々指原はびびりだ、早く行動するなら1人のほうがやりやすい
そう判断し大島は協会らしき建物に向かった
だが、その判断を後に後悔するのである
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 22:19:51
「ああ〜どうしよう、誰か探せって言われてもな…」
指原は集落に一人残され途方にくれていた
びびりの彼女は何気ない風の音や少しの物音も気になり
目的を達成する以前の問題だった
それでもただ突っ立っているわけにもいかず近くの民家から探し始めた
その頃、大島は教会に到着していた
扉はずいぶん古く軋む音が激しい
あけるにも一苦労するほど噛みあわせが悪くなってしまっている
こんなところにはだれもいないか…、と内心諦め気味で扉に手を掛けた
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 23:02:52
大島は教会の扉を押した、古く痛んでいるためとても重い
彼女はもう一度踏ん張り力いっぱいに押した
少し開き中から風が吹き抜けてくる
「!?」
風に乗って異臭が運ばれてくる
今までかいだことのない体が自然と拒絶する臭いが
異変に気付いた彼女は扉の中へ入った
「ッッ!!」
目の前に広がった光景に彼女は驚愕した
そこには血まみれで横たわる小林香奈、鈴木まりやの姿だった
彼女の頭の中であらゆる憶測が飛び交った
「まずい…指原…」
そうつぶやくとあわてて教会から飛び出した
「あ〜もう何件あるんだよ…絶対優子さん損な役回り回してきた」
先輩大島への不満をぼやきながら
指原は十数件目の民家の扉に入ろうとしていた
そのとき、中から何やら物音が聞こえた
「えっ…嘘…」
彼女はおそるおそるドアノブに手を掛けた
「お願いします、お願いします、おばけでませんように」
そう祈りながら勢いよく扉を開いた
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 23:54:45
頼むあと一回更新してくれ!!!
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 23:58:53
ここでとめんなよ
楽しみだなー。
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 09:57:40
いつ更新されるんだ
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 09:58:54
【最強のセンターは誰か?】
指原莉乃 改め さしこ
大々的に流されたそのCMはたちまち巷に広がり
世間に知れ渡った
「すごいねこのCM
これで人気者じゃんwww」
「さしこ(笑)」
普段から仲のいい北原と高城が彼女をちゃかす
「ちょ、まじかよやべぇ」
【スポーツではなく目付き、金的なんでもありの場合】
ヘタレクイーン
それが彼女についたあだ名だ
バンジーは飛べない何もできない
それでもいつの日かさしはらクオリティーが覚醒することを彼女は信じていた
「ねぇ、もしさ…」
「ん?」
「わたしがどんなに売れても友達でいてね」
真剣な口調でうつむきながら言った
「…なに言ってんの」
「さしこのくせに」
【数あるメンバーの中で誰か一番強いのか】
夢はでっかくセンター
どーん
【最強はまだ決まっていない】
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 10:00:05
あ
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 10:24:58
「おばけじゃ…ない」
彼女の目に飛び込んで来たものは
おばけよりももっと怖いものだった
扉を開けたその先には野中美郷と松井咲子が拳銃を構えて立っていた
その奥に倉持明日香、佐藤亜美菜がいるのが見えた
「はひぃ…わ、わたしは敵じゃない」
敵も味方も関係ない
しかしそれが彼女の必死の説得だった
それでも信じてもらえるはずもなく
自分に向けられた銃口はそのままだった
死と隣合わせの恐怖に足が震える
引き金にかかった松井の指に力が入った
それを見た彼女ははんべそになりながら言った
「優子さん…わたし、死ぬかも」
撃たれるそう感じ目をつぶった
その瞬間、何かが空気を裂く音がしガラスを割った
「指原!!」
大島の救援だった
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 11:25:37
突然ガラスが割れたことに拳銃を構えた二人は
そちらのほうへ意識がそれた
その隙に大島は指原の盾となるように彼女達の前に立ちはだかった
「ごめんな、指原こわい思いさせた」
「うぅ…優子さ〜ん…」
大島の背中がとても大きく見える
自然と震えが止まっていた彼女が来ただけでこの状況を打開できる
そんな気がした
「おまえら銃をおろせ」
自分に向け再び構えた二人に向かいそう言った
一向におろす気配はない
「こんなことをして何になる
わたし達は仲間だろ」
「そ、そんなの信じられない…
いつ殺されたっておかしくない!」
松井がくいかかるように答えた
誰が自分の命を狙っているのかわからない
疑心暗鬼になるのも当然である
「わかった、そんなに信じられないならわたしを撃て」
そう言うと両手を大きく開き完全に無防備な状態になった
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 11:57:14
「優子さん!?」
指原は突然の彼女の行動に驚いた
信じさせるならなにもそこまでする必要はない
もし撃ったら…、指原の頭の中では最悪の事態しか想像できなかった
「どうした?早く撃てよ
足でも腕でも当然…ここでもな」
彼女は自分の心臓を指したその眼はまっすぐ四人に向けられていた
時間がただただ流れる
緊張がはりつめていた
「もういい!ほんとに撃ちますよ!!」
野中がこの空気に耐えられなくなり指に力が入った
撃たれる、指原は顔を伏せた
しかし、大島の眼はまだじっと彼女達を見据えたままだった
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 13:58:06
指原は目を閉じたままだった
聞こえてきたその音は予想していたものとは違っていた
手を叩いている
おそるおそる目を開けると野中、松井は拳銃をおろしていた
そしてその音は二人よりも奥から聞こえてくる
「素晴らしい」
倉持明日香が手を叩きながら中出てきた
「さすがは優子さん、肝が座っている」
先ほどまでの険しい表情とは違い笑顔がこぼれていた
大島と指原は何が起こっているのか全く理解できなかった
困惑している二人に佐藤が説明した
「明日香様はあなた方を試したのです
それに合格した認められたのです」
「明日香様は私達を争いからお守りくださっている」
「明日香様は我々の希望の光です」
野中と松井が続けて言ったしかし大島には疑問でいっぱいだった
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 18:05:14
【最強のセンターは誰か?】
「やめてっ!!」
佐藤亜美菜が懸命に訴えていた
「いやああああぁぁぁぁ」
叫び声と共に激しい銃声が飛び交う
野中、松井の二人が拳銃を強く握りしめ
お互いに向かって発砲していた
【スポーツではなく目付き、金的なんでもありの場合】
二人の争いに佐藤は傍観していることしかできなかった
このまま二人とも相討ちになれば…、少しも思っていなかったといえば嘘になる
当たった者勝ちのように乱射されている
離れている佐藤でさえ何の拍子に流れ弾が飛んでくるのかわからない
「えっ!?」
そんな中、二人争う向こう側何者かがこちらへ近づいてくるのが見えた
【数あるメンバーの中で誰か一番強いのか】
その人物は少しも歩みを止めることはなかった
そしてとうとう二人が撃ち合うど真ん中へと入った
しかし数十発の弾丸が入り交じる中、一発も当たることはなかった
まるで弾のほうが彼女を避けているようだった
その様子に圧倒され二人の手は自然に止まっていた
その人物は佐藤の元まで歩み寄り呟いた
「何もしなければ何も変わらない」
なぜか涙が溢れ出した
佐藤は涙を拭いその人物に尋ねた
「あなたのお名前は?」
「倉持…
倉持明日香」
【最強は誰かまだ決まっていない】
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 18:39:30
そこは麻里子様にしてほしかった
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 19:27:59
なぜに倉持www
先が全く読めないな。どう展開してくるのか楽しみ
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 21:55:17
まさか今日はもう終わりか?
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 23:08:34
「それで三人はもっちぃと一緒に」
「何か神秘的なものを感じました
この人といれば生き残ることができる
自然とそう感じました」
佐藤の嘘偽りのない純粋な気持ちを受け止め
大島は彼女達を信じてもいいと決心した
「あっ…」
指原がふいに呟いた
彼女の目線の先には陽が水平線のかなたへ沈もうとしていた
「まだ半日…」
非日常の心理状況
人が殺し合う
とてつもなく長く彼女には感じた
それでも諦めてはいけない
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 23:09:34
>>1 とても楽しく読ませてもらってますありがとう
続き期待大
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 23:11:25
「この近くに人がいそうな場所ってある?」
「あの夕日の方向へずっと行けば埠頭がある
あそこなら誰かいてもおかしくない」
陽が沈みきるまで時間はある、自分には動き続けることしかできない
それで少しでも無意味な争いが消えるなら
「ありがとう、行ってくる」
「無理と無茶はしないで」
「大丈夫」
笑顔で倉持に返した
「行くぞ指原!」
「ええ!!わたしも〜…」
しぶしぶといった表情で指原は大島の後を追った
この時大島は忘れていた
教会にあった無残なしたいがなんだったのかを
そして、それがいったい誰の仕業であったのかを
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/02(水) 23:46:34
>>1 楽しくなってきたww
頑張って続き書いてください
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 01:15:31
C
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 07:21:44
早朝あげ
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 07:25:32
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 09:48:33
前のスレ、ガンツじゃなかったっけ?
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 09:49:56
なかやんが生き延びてくれればそれでいい
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 10:43:45
神7がほとんど出ていないどこで出てくるのか期待
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 14:27:48
咲子さーん
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 14:58:51
高校生
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 16:35:30
今日は更新ないのか
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 16:37:48
なんか倉持のキャラ設定がイミフだけどこの後の展開考えてあんのかな
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 18:00:26
倉持のモデルはカンナだろ
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 18:22:25
島は夕日で真っ赤に染まり深い闇を迎えようとしていた
そんな中、中塚智美はひとり怯えていた
一人で迎える夜が怖かったのである
いつどこから襲われてもおかしくない状況
寝ることはおろか一時も緊張を緩めることができなかった
すると突然茂みの奥から板野が出てきた
「助けて!!」
何かから逃げているようだった
さらに彼女の腕からは血が流れていた
「な、何?どうしたんですか!?」
あまりに突然の出来事に中塚は困惑していた
すると彼女の逃げてきた方向から何者かが近づいてくる音がした
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 18:23:35
茂みをかき分ける音が聞こえる
まずい逃げないと…
「!!」
中塚は板野の異変に気付いた
腕の痛みでその場から動けないでいた
彼女の元へと駆け寄った
肩に手を回し一緒に逃げようとした
「わたしのことはいいから…」
自分のことは置いて行け、というように板野は言ったしかしそんなことできるはずはない
共にチームKとして活動してきた
たった一年しか知らないでも…
中塚は板野の肩に手を回したまま立ち上がった
「一緒に生き残りましょう」
その瞬間、じわっと熱い感覚が背中に感じた
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 18:24:42
血が滲み出る感じ
背中に何か刺さっている
と共に激しい痛みに襲われた
痛みに耐え兼ねその場に倒れた
「ともちんさん、早く逃げて…」
虚ろな瞳に映ったのは彼女の冷たく笑った姿だった
え…?、と彼女の思考が止まった
それと同時に板野は冷笑を浮かべたまま話した
「こんな簡単に釣れちゃうなんて、なんか楽勝〜」
そう言うと中塚に刺さった物を抜いた
「ぬぐぅぅぅ…」
体の内側から抉り出されるそんな感覚に顔を歪め思わず声がこぼれた
彼女の体から抜き出されたそれは槍のように研ぎ澄まされた木の枝であった
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 18:25:40
尖った先を中塚に向けた
振り上げられた槍の如き凶器は再び彼女の体へと刺しこまれた
もう二度と彼女が動きだすことはなかった
そして木の枝をみたび抜き取るとガサガサと音のする茂みの方へと行った
「こんなので騙せるもんなんだ」
彼女は茂みの中からサンタが踊り続けている人形を取り出した
それは板野の背丈の半分はあるほどの大きな物だった
「とも〜みもたまには役にたつじゃん」
サンタの人形は河西のカバンの中に入っていた
「さて、もう少し武器が欲しいな〜」
枝を腰にさし板野は夕闇の中へと消えていった
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 19:51:46
板野策士だなw
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 20:00:40
板野、怖ぇ〜〜〜。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 20:37:56
板野強し
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 21:50:54
まだおれの推しでてないから期待だな
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 21:55:06
おもしろい
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/03(木) 23:11:32
佐藤す 峯岸 河西 藤江
近野 岩佐 片山 仲川
柏木 小林 鈴木
残り37人
ほ
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 09:22:32
ぬ
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 10:37:56
む
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 13:19:22
な
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 14:42:43
あ
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 15:20:32
ま
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 17:45:57
だ
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 17:50:50
に
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 18:00:20
と
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 18:13:59
う
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 19:03:06
大島がマジすかの優子さんになってるぞww
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 21:31:21
辺りは一面暗くなり夜が深まっていた
島は昼間よりも静かになり少しの音でも敏感に反応してしまう
不気味さはより一層増していた
暗闇で視界も制限される、相手に襲われる危険性も高まる
ほとんどのメンバーは夜を越すため頃合いのいい場所を見つけていた
「ねえ〜こわいよ〜、真っ暗になっちゃったよ?」
「や、やびゃあ…」
そんな中、渡辺麻友・多田愛佳の二人はいまだに彷徨い続けていた
「もう、らぶたんが草の上で寝るなんか嫌っていうからなんだからね」
森を抜け海辺の海岸沿いに来ていた
「すご〜い、すご〜い海がきれいだ〜」
「わあ、ほんとだあ」
先ほどまでとは打って変わりあっけらかんとした様子だ
とてもこの戦いに参加しているとは思えない
いや、そこまで考えるほど大人ではないのか…
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 21:56:02
ベテランの兵士は夜間に単独で奇襲を仕掛けるという
夜という悪条件の中、戦いを左右するのは経験だからである
夜、行動する者それは戦闘狂かそれとも…
多田の目は夜にも関わらずキラキラと輝いていた
「ど、洞窟〜〜〜〜〜〜」
海岸沿いゴツゴツとした岩場にまぎれそれはあった
それを見つけると二人はすぐさま駆け出した
まるで遊び道具を見つけた子供のようだった
バチバチ…バチバチ…
炎に炙られ木が弾ける音が響く
照らされた洞窟の中、数人のメンバーがそれを囲んでいた
「外で音がした…だれか来るぞ…」
そう言うと仁藤萌乃は立ち上がった
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 22:13:37
萌乃は相当な強者だと思う
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 22:17:49
北原里英、高城亜樹、小森美果も彼女に続けて立ち上がった
仁藤が火を足で払い消した
そして四人は入り口からは見えない場所へと隠れた
「わたしの後ろに隠れていて」
マシンガンという最も装備のいい仁藤が最前列で構えていた
こんなにも頼もしいものかと3人は思った
「ん?明かりが消えた〜」
多田と渡辺はすでに洞窟の入り口の手前まで来ていた
「暗いよ?大丈夫?」
「こんなときでも安心〜」
多田はカバンの中から懐中電灯を取りだした
「えいっ」
明かりをつけ中を照らした
そして二人は洞窟の中へと足を踏み入れた
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 22:18:28
まゆゆがゲームに乗ってなくてほっとした
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 22:32:09
「入ってきたよ…」
北原が不安げに聞いた
「しっ、静かに…大丈夫わたしに任せて」
少しずつ足音が近づいてくる
仁藤は神経を研ぎ澄ました
みんなの命がかかっている、彼女はそう言い聞かし自分を奮起させた
恐怖がないわけではないみんなと同じくらい怖い
でも、いつまでもうじうじしてはいられない
それならわたしが守らなければ…
そう思うことそれが彼女のポリシーだ
足音がもうすぐそばまで来ている
手の汗を拭いた
明かりがこちらへ向けられた瞬間、彼女もそのほうへ銃口を向けた
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 22:45:38
二人はおそるおそる洞窟を進む
焦げ臭い臭いが残っている、誰かがさっきまでいた証拠だ
「らぶたん、戻ろうよぉ…こわいよぉ…」
「だっいじょうぶ、ついてきなさい!!」
彼女は妙に自信ありげだった、どこからその自信がわいてくるのか謎であった
ワクワクとこみ上げてくる感覚
多田は今まで感じたことのない感覚にとらわれていた
今の自分ならばなんでもできる
「やびゃぁ…」
渡辺の発したその言葉と同時に多田の自信は崩れ去った
明かりを照らしたその先には光に反射し光る銃口が
こちらに向けられているのが見えた
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 23:00:24
仁藤のマシンガンと多田の懐中電灯が互いに向けられあう
二人はぴたりとも動かない
「きゃあああああああああああああああああああ」
均衡をうちやぶっやたのは渡辺の悲鳴だった
彼女はペタンとその場に座り込んでしまった
その声に反応し氷ついていた多田も慌て暴れだした
「やめて!動かないで!!」
その一言で二人の奇行をぴしゃりと止めた
この二人からは敵意を感じない、いやそう思いたかった
もしここに来たのが彼女たちでなかったら3人を守れただろうか…
迷わず撃つことができたのだろうか…
マシンガンに添えられた彼女の指は小刻みに震えていた
ベテランの兵士は夜間に単独で奇襲を仕掛けるという
夜という悪条件の中、戦いを左右するのは経験だからである
夜、行動する者それは戦闘狂かそれとも…
海岸沿い、平嶋夏海が洞窟に迫っていた
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 23:07:06
良いぞ良いぞ
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 23:08:27
wktk
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 23:14:07
正直文章力が・・・
なっちゃん、かわいい顔していったい何人殺すんだよw
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 00:13:52
なっちゃんは現時点で優勝候補の一人ですよw
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 09:05:59
あげ
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 12:08:18
がんばりなっちゃん
文章下手すぎだろ
ゆきりん復活ってシナリオにしろや糞が
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 13:45:28
柏木イラネ
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 15:28:22
ゆきりんは死んで3日後に復活する
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 17:30:02
「また火起こさないと…」
洞窟の中は余計に暗く、明かりがなければなにも見えない状況だった
多田の懐中電灯で手元を照らしながら火をおこしていた
「あ、そういえば二人とも外でしーちゃん見かけなかった?」
北原が二人に向かっていった
「だれもいなかったよ〜」
「え?まさかしーちゃん居眠りしてるんじゃ…」
実は彼女達は元々5人いたようだ
交代で外の見張りをしていたらしい
「もぉ、連絡してみる」
北原はトランシーバーを手に取った
「もしもし、もしも〜し」
・・・・・
「やっぱり寝ちゃってる、私起こしてくるね」
その瞬間だった、外から銃声が聞こえてきた
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 18:18:09
【最強のセンターは誰か?】
「父さん、いってくるけん」
「・・・・・」
大きな荷物を背負い彼女は家を出た
東京の景色は自分の故郷とまるで違っていた
高層のビルが立ち並ぶそんな街で自分はスターになる、心躍らせていた
【スポーツではなく目つき、金的なんでもありの場合】
しかし、彼女が思っていたほど生易しくはなかった
AKBのオーディションにはうかったもののなかなか正式メンバーに昇格することができないでいた
同期には先に行かれ、気がつけば後輩にすら抜かれていた
「なにが足りんとや…」
苦悩する日々
彼女はとにかく踊り続けた
いつか必ず報われる日を夢見て…
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
872日、AKB史上最も遅い昇格だった
それから数日後家に帰ると一通の郵便が届いていた
『しずか、お元気ですか?』
「ッ!!」
それは故郷にいる両親からの手紙だった
『お体お変わりないでしょうか?こちらは変わりありません』
AKBに必死でまったく連絡を取っていなかった
自然と笑顔がこぼれていた
「ん…?」
封筒の中からもう一枚手紙がでてきた
「・・・・・」
彼女は気付かぬ間に涙であふれていた
顔をくしゃくしゃにするほど泣いていた
『昇格おめでとう、父より』
たった七文字、でもそれは彼女のがんばりを最も知らせたかった人からの七文字
【最強はまだ決まっていない】
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 18:24:09
神島さんのでもクリスは板野に殺されてたな・・
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 18:38:55
「何者や…?」
大きな岩が入り組んだ岩場
大家はその岩に隠れている人物を察した
「その声は…しーちゃん!?」
平嶋夏海が姿を現した
不安定な足場を進み大家の近くに寄った
「よかった、しーちゃんだったんだ…
誰かいると思って隠れちゃったごめんねおどかして」
「もしかして一人?」
「うん…」
「それならよかった、他にもメンバーがおるけん洞窟ん中行きィ」
洞窟を指差し言った
平嶋はその場所を確認し
「ありがとう…さようなら」
上着の中に右手を忍ばせた
そのまま大家に向かい上着越しで発砲した
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 20:47:26
逃げて!萌乃!!!!
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 20:49:47
やはりなっちゃんは一期メンだな。したたかさがある
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 20:56:18
「もしもし、もしも〜し」
トランシーバーから聞こえてきたその音に一瞬意識が逸れた
空気を切り裂く弾丸
それは大家の肩へと吸い込まれるように命中した
「痛ッ」
激しい痛みに襲われる
それを放ったのが目の前の彼女だということはすぐに理解した
平嶋は上着から銃を出した
『パームピストル』小型の手のひらサイズ、発砲音はきわめて小さく
不意打ちなど奇襲の際に多用される
「威力はそれほどなかったはずよ」
確かに通常のピストルなどの銃器と比べれば威力は圧倒的に落ちる
しかし、それでもピストル
確実に大家の体には痛みと傷が刻みこまれていた
「これでおしまい…」
カバンからピストルを取り出した
しかし、足場の悪い岩場
平嶋の驕りか大家の強運か…彼女は足を滑らせバランスを崩した
その隙を逃さず大家は岩陰に隠れた
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 20:59:04
わざわざ威力の齢銃で撃つ理由って何だ?
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 21:11:27
平嶋はすぐさま追おうとはしなかった
地の利は向こうにある
それに武器を隠し持っている可能性もある
焦る必要はない相手は手負いだ、そう判断した
「はぁ…はぁ…」
大家は相当ダメージを負っていた
なにより出血が激しかった
「どうするんやが…」
平嶋の予想とは違い大家は武器を持っていなかった
完全な丸腰である
諦めたらそこで試合終了やけん
「父ちゃん、よぉいうとったなぁ〜…」
深く息を吸い込んだ
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 21:46:21
丸腰で見張り番?萌乃のマシンガンは?もう少し頭を使って書いてくれよ
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 21:47:23
まれに見るクオリティの低さだなw
状況分かりにくいし文章下手w
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 21:49:03
144 :
あ:2011/02/05(土) 22:09:50
状況が分かりにくいのは読解力がないからだろう
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 22:12:57
ダメだって、しーちゃん!
そいつもう2人殺っちゃってんだって!
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 22:58:34
コツン
大家の隠れた場所から離れた所で音がした
「そっちか」
平嶋は手負いの子羊を逃がさぬように追いかけた
「と見せかけてそのまま」
平嶋は振り返り銃を向けた案の定そこには大家の姿があった
ニヤリと笑いかけた時だった
大家が急に間合いを詰め二人の差は数pという距離まで近づいた
「飛び道具は近くで使うもんじゃなか」
銃を持つ右手を押さえ平嶋の腹に左手を添えた
『無寸剄』
平嶋の体にかつてないほどの衝撃が走った
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/05(土) 23:00:52
父は八極拳の達人だった
「うぇ〜ん…」
幼い頃彼女はよくいじめられていた
毎日のように泣きながら帰っていた
「父ちゃん、教えてよ…」
「…八極拳をか?」
「もう嫌や、いじめられるんわ」
しかし、父が教えてくれることはなかった
父の姿を見よう見まねで練習した
自然と強くなりいじめられることもなくなった
すると、いつしか父と一緒に稽古をするようになった
「この道場わたしが継ぐけん」
父からも一人前と認められた頃だった
AKBのオーディションに受かったという知らせが彼女の元に届いた
バカにしてるやついるがうっとしいから
黙っていてくれ
おれは最後まで読みたいから、1の機嫌を
悪くさせるな、
1、面白いよ!最後までたのんます
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 00:11:06
うわ、しーちゃんつええ!
俺も楽しく読んでますよ!
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 02:19:54
本当に面白い
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 02:33:00
うん俺も好き
>>141 (^-^) パーン
⊂彡☆))Д´
お前が書いてよ
>>142 (^-^) パーン
⊂彡☆))Д´
お前の読解力がたりてねーんだよバカ
C
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 08:24:47
D
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 09:26:29
早朝あげ
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 10:09:43
むすいけん、とか完全にバキの烈海王
更新マダ〜
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 12:41:55
ほ
け
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 13:39:05
ん
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 13:41:14
マジすかで前田がやってたのもむすいけん?
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 14:10:35
「ごふっ…」
体を駆け巡る激痛
平嶋は口から血を吐き出した
痛みに耐え兼ね地面に膝をついた
その瞬間だった、パンッと小さな音がした
「痛ッッ!!」
大家の足にもう一つ穴が空いていた
「パームピストルはモーションが少なくてすむの
だからこういう不意討ちには最適」
目の前には平嶋が悠然と立っていた
「銃を前に技が鈍ったかああぁ!」
大家の悲痛な叫びだった
「あなたの間合いよ」
平嶋は笑みを浮かべ大家の額に銃口を向けた
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 14:25:58
突き付けられた銃口
反撃を試みようとした
しかし足に踏ん張りが利かずその場に膝をついてしまった
ほんの数秒前とは逆の状況、しかし彼女には逆転の切り札は残されていなかった
おもむろにトランシーバーを取り出した
「聞こえとると…みんな
はよ逃げぇ、こいつは化け物たい」
そう言うと平嶋を見上げ不適に笑った
すまんみんな、わたしはここでリタイアや…
絶対生き残るんよ
ドンッ
潮の音しかしない夜の海辺
一つの命の終わりを告げる銃声が響いた
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 15:01:45
突き付けられた銃口
反撃を試みようとした
しかし足に踏ん張りが利かずその場に膝をついてしまった
ほんの数秒前とは逆の状況、しかし彼女には逆転の切り札は残されていなかった
おもむろにトランシーバーを取り出した
「聞こえとると…みんな
はよ逃げぇ、こいつは化け物たい」
そう言うと平嶋を見上げ不適に笑った
すまんみんな、わたしはここでリタイアや…
絶対生き残るんよ
ドンッ
潮の音しかしない夜の海辺
一つの命の終わりを告げる銃声が響い
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 15:05:04
「しずか!!」
その言葉で彼女は我に帰った
「どないしたと?最近稽古に集中できてなか」
その通りだった、彼女は迷っていた
父の後を継ぎ道場の師範となるのか
AKBとして東京へと上京するのか
「どうすればよかと…」
彼女の心は大きく揺れ動いていた
幼い頃から男の子同然に育ててくれた
そんな父がアイドルになるなどと聞いてどう思うのだろうか…
「やっぱり諦めんと仕方なかと…」
オーディションの合格通知をくしゃくしゃに丸めゴミ箱に捨てた
割りきっていたつもりだったしかし涙が溢れだし止まらなかった
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 15:06:31
ある日、父に道場へ呼び出された
そこには真剣な面持ちで父が立っていた
「さあ、こいっ…」
両手を大きく広げた
いきなり訳が分からなかった、が彼女は父と組み手を交わした
何か父からただならぬ空気を感じたからだ
「どうした!」
今まで組み手で父に勝ったことなど一度もない
この日も当然負けていた
「お前の全力はこんなもんかぁ!!」
父が声をあらげることなど珍しい
それに応えようとがむしゃらに向かっていった
しかし、結局彼女は父に一度も勝てなかった
「つよかぁ〜」
ぼろぼろになり倒れこんでいた
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 15:08:07
すみません
同じの二回貼ってしまいました
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 15:08:09
しーちゃんは死んだの?なんなの?回想多すぎじゃね?
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 15:54:10
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 16:15:40
劣化神島
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 16:19:17
「しずか…」
「…?」
「お前のやりたいことをしろ、全力でな…」
そういうと父は道場から去った
彼女には父の言っている意味がわからなかった
風呂に入り汗を流し部屋に戻った
「!!」
彼女は机の上を見て驚いた
そこにはくしゃくしゃのオーディション通知が置かれていた
捨てたはず…彼女の脳裏にあの言葉がよぎった
『お前のやりたいことをしろ、全力でな…』
「父ちゃん…」
オーディション通知の上にポツポツと涙がこぼれた
厳しい父からの言葉、背中を押してくれた
彼女の気持ちは固まった
「父ちゃん、いってくるけん」
「・・・・・」
父からの返事はなかった
それがなぜか彼女にはわかっていた、だからそのまま家を出た
「大きくなって帰って来い」
ぼそりと小さくつぶやいた
その目には涙が浮かんでいた
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 16:20:43
構成が目茶苦茶 普通死ぬ前に回想だろ
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 16:46:51
「こいつ…」
平嶋は彼女を見下ろしながら歯軋りした
彼女がパームピストルを使う理由、それは敗者の歪んだ顔を見たいがためだった
少しずつ相手を削り絶望の淵に立たされる
そのときに見せる顔、それが彼女のサディズムを駆り立てていた
こいつもそう、今までのように少しずつ追い詰めた
そして最悪の状況で止めをさした
なのにこいつは…
「おまえに勝てる余地はなかった」
彼女は上着を脱ぎ捨てた
そこには防弾チョッキが装着されていた
平嶋は銃を構え洞窟へと向かった
ザア…ザア…
波の音だけが響く
平嶋の去ったその場には頭から血を流す無残な死体
しかし、彼女の顔は微笑んでいた
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 17:25:59
『聞こえとると…みんなはよ逃げぇ、こいつは化け物たい』
トランシーバーから聞こえた大家の声に6人は凍りついた
外で何が起こっているのか、彼女達には想像もできなかったのである
「ど、どうしよう…しーちゃん、助けにいかなきゃ…」
北原が心配そうに言った
「いや、わたしが行くよ」
やはり仁藤だった
「みんなは洞窟の中を抜けて」
彼女達のいる洞窟は別の入り口へとつながっている
奥へと進めばそちら側へ抜けられるようになっていた
「それなら萌乃ちゃんも…」
渡辺が不安げに尋ねた
しかし、彼女はすでに決心していた
洞窟を抜けられるとはいえこの人数で逃げれば追いつかれる
誰かが足止めをしなければいけないと分かっていた
「大丈夫、あとで追いつくから」
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 17:37:42
そういうと彼女は北原にマシンガンを渡した
なにかいいたげな北原を見て仁藤は言った
「わたしにはとっておきがあるから」
やさしい笑顔だった
「はやく!行って!!」
これ以上みんなといると自分も一緒に行きたくなる
強い口調で彼女達を送り出した
「間に合ったみたいね…」
銃声が止んでいる
何者かが洞窟へと近づく足音が聞こえる
「しーちゃん…」
ジャリ…
洞窟に入ってきた
構造は把握している、こちらのほうが有利だ
彼女はそう言い聞かせた
「弔い合戦って柄でもないんだけどな」
彼女の手には爆弾がもたれていた
178 :
あ:2011/02/06(日) 18:01:06
萌乃かっけー
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 18:01:24
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 18:29:32
センターの虜、殺人鬼と化してしまった平嶋の前に現れたのは峯岸みなみ。
かつての盟友を前に平嶋は・・・!?
と思ったら、みぃちゃんもう死んでたぁああああ!
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 18:34:49
>大丈夫、あとで追いつくから
はい、死亡フラグ
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 18:52:54
爆弾で平嶋と一緒にしんじまうかな
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 20:48:12
マジすかの前田のはワンインチパンチ むすいけんとは別で距離がある
てかガンツに出て来る風サンのコメントと大家同じ事言ってりww
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 21:02:16
これは酷い
いきなりtgskがすーめろ撃ち殺したのに
最高にワロタ
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 21:21:04
>>182 平嶋が原作の桐山ポジションだとすると平嶋無傷の萌乃無駄死にフラグ
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 21:25:36
こんなゲームあったよね
多重できなくなって辞めたんだけどまだやってる人いるんかなw
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 21:25:39
パームピストルって嘘食いにでてきたりでてこなかったり
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/06(日) 22:24:30
萌乃、健闘を祈る、、、
敦子は?
俺の敦子は安全か?
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 00:53:27
俺のすーめろは
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 01:04:41
推しでは無かったが、しーちゃんには幸せに生きて欲しかった…
しーちゃん( ; _ ; )/~~~
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 02:50:45
ギョーン(c)
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 07:09:16
なっちゃんがんばれ
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 08:41:53
なんか喧嘩商売っぽいな
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 08:47:24
ってか喧嘩商売だもんね
煽り文が
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 08:53:14
なんだ知ってたのか
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 11:13:39
優子は才加と合流するだろうな
主人公サイドの最大派閥
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 13:24:51
マダ〜
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 15:23:50
支援
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 15:51:56
萌乃はどーなっちゃうんだ!?続き頼む
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 16:54:27
続きを頼む!アゲ
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 17:29:26
ゆきりんそろそろ腐敗してんじゃないか…
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 20:20:01
すーめろそろそろ蘇生してんじゃないか…
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/07(月) 20:50:50
選抜どころか2〜3人しか生き残らなそうな勢いだなw
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 21:11:58
神7はたぶん誰も死なない感じぽいが今の所ヤバそうなのはまゆゆか?
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 21:44:54
漆黒の暗闇
彼女は慎重に進んだ
何か罠が仕掛けられているかもしれない
待ち伏せをしている可能性もある
十分に理解していた
ありとあらゆる思考を張り巡らした
もう不覚は取らない
今の彼女に一瞬の隙もなかった
いや、逆に獲物を見つければ狩る
彼女からは尋常ではない気が放たれていた
数人の足音がかすかに聞こえる
やはり何人かいた
しかし、慌てて追うことはなかった
必ずここに残って待ち伏せている者がいる
彼女の勘がそう言っていた
マシンガンを右手にもちかえた
その瞬間、仁藤が背後から飛び掛かった
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 21:46:43
スッ…
人の気配を感じ平嶋はすぐさま反応した
そこには自分に飛び掛かかる仁藤の姿だった
無謀!!
迷うことなくマシンガンを連射した
全ての弾が仁藤に命中し彼女の体からは血があふれだす
しかし、彼女の勢いは変わらなかった
違う、彼女の狙いは…
彼女は発見した、仁藤の手に握られた爆弾を
自爆するつもりだ私もろとも…彼女がそう悟った時だった
ニヤリと不適な笑みを浮かべたのが視界に入った
一瞬の光が闇に照らされた瞬間、小さな弾は破裂した
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 21:48:44
笑みが重なる、あの女と同じ…
死の間際笑みを浮かべた仁藤の姿が大家と重なった
なぜ笑う
なぜ?
「煙の匂い?」
洞窟の逆側へと走る6人は異常に気づいた
一方通行の洞窟は入り口から出口へと風が吹き抜ける
その風に乗って煙が運ばれてくる
「萌乃ちゃん…」
「信じるしか…ないよ…」
彼女達はわかっていた
マシンガンを渡したのも、爆弾を持っていたことも
激しく砂煙が立ち込めていた
その場には跡形もなく、なにも残っては…
「ゴホッ…ゴホッ…」
仁藤の姿がそこにはあった
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 21:50:12
体中、ぼろぼろになっている
しかし彼女は確かに生きていた
「生き…てる…」
決死の覚悟で平嶋に特攻を仕掛けた
それしか自分に倒す方法はない
彼女の最善を尽くした選択だった
しかし、それが結果として最高の形になった
「…っっ」
自然と涙がこぼれる
覚悟はしていた
みんなを逃がす方法はこれしかない
それでも自分の命を投げ出すことは簡単なことではなかった
「生ぎでで…よかっだ」
心の底から、心の底から叫んだ
「最善が最良とは限らない」
歓喜を簡単に打ち崩すほど冷徹な声だった
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 21:51:29
【最強のセンターは誰か?】
誰かが言った
「萌乃は元ヤン」
「あのメンチは本物」
マジすか学園での彼女の演技は
他のメンバーとは常軌を逸していた
【スポーツではなく目付き、金的なんでもありの場合】
「元ヤンなんて全然違いますよ」
その言葉どうり実際の彼女は全く違う
どちらかといえば真逆
誰にでも気を使い、とてもやさしい
勘違いされがちなのは彼女のプロフェッショナルな面にあった
ただ彼女は一つ一つの仕事に全力を尽くす
自分の最大限のパフォーマンスを
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 21:53:02
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
「ヘタレ奪還…」
指原の書き初めを見て仁藤は失笑した
「笑うなぁ〜」
「だって奪還だったら自分のとこに戻ってきちゃうよwww」
「なん…だと…」
仁藤は筆に手を伸ばし気持ちを落ち着かせた
まわりの音が聞こえなくなるまで集中する
筆を滑らせ流れるよう一気に書いていく
「お、おぉ〜…」
あまりの上手さに言葉がでてこなかった
満足気な表情で筆を置いたそこにはこう書かれてあった
『みんなが元気』
【最強は誰かまだ決まっていない】
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 21:53:14
>>1 文章下手だしストーリーつまんねーし
もうやめろよ
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 21:54:51
描写が下手すぎるのがきついな
217 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 21:54:56
仁藤はただ呆然と見上げた、その声のほうを
彼女はこの時になってようやく理解した
爆発の瞬間、平嶋が自分の手を蹴り上げた
その衝撃でこぼしてしまっていたのだ
どうりで自分は生きているわけだ
最大の場面で迷いがでてしまっていた
死に物狂いでも死守しなければいけなかった
「最善が最良とは限らない…あなたは仲間の為に命を懸けられなかった」
皮肉に笑う彼女を仁藤はさげずんだ眼で見返した
「あなたの負け」
仁藤に放たれた弾丸は
虚しく響き渡るだけだった
しかし彼女のその眼は最後の最期まで逸らされることはなかった
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 22:04:55
文句いってるやつは初めから読め
そりゃ途中からじゃつまらんわな
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 22:11:25
なっちゃん強すぎw
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 22:18:55
僕は在宅妄想厨だから手にとる様に描写が判ります(´`)
>>1さん頑張って
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 22:26:56
アンチはなんで黙ってられんのかね
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 22:30:26
自分に無いモノを持つ人には劣等感か憧れが発生して、アンチは前者です(´`)なので皆さんスルーが一番です
1さん、期待してますよ!
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 23:05:40
良いね
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 23:35:34
別にマンセーしなくてもいいだろ
話はともかく確かに読みにくいよ
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 23:47:44
推しが死んでしまった、、、
誰か萌乃の仇をとってくれ!!!!
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 23:50:12
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 23:55:10
指原のくだりでちょっと泣いた
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 23:59:35
ストーリーはいまのところ上手いし回想がいちいち泣かせる
それだけ力あるのに日本語が変なのは不思議で仕方ない
かんばって下さい
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 00:02:01
ストーリーはいいけど
主語と述語がごちゃごちゃで何がどうなったのかが分かりにくいのが残念だな
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 00:05:08
先生に添削してもらってから上げろよ
読みにくすぎるわ
235 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 00:05:59
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 00:07:51
指原は激怒した。
という夢を見た。
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 01:20:23
1さん好きよ
239 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 02:30:33
仁藤推しになりそうだ
が、親友に「あなたの名前は」とはいかに
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 06:11:36
____
+ + /⌒ ⌒\+ 。
・ 。/( ●) (●)\ + +
/::::::⌒(__人__)⌒::: \ これはおもしろい!
| |r┬-| |
+\ `ー‐′ /・ ゚. +
/ |
(_⌒) ・ ・ ||
l⌒ヽ _ノ |
| r `(;;U;) )__)
(_ノ  ̄ / /
(__^)
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 07:22:34
細かいことはいいんだよ
242 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 09:56:58
指原が殺されるのは甘んじて受け入れよう
しかし指原に人を傷つけるようなことだけはさせないでほしい
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 11:07:30
01/48 佐藤す(戸ヶ崎・銃殺)
02/48 峯 岸(戸ヶ崎・銃殺)
03/48 河 西(板 野・爆殺)
04/48 藤 江(平 嶋・銃殺)
05/48 近 野(平 嶋・銃殺)
06/48 岩 佐(片 山・撲殺)
07/48 片 山(松 原・銃殺)
08/48 柏 木(松 原・銃殺)
09/48 仲 川(松 原・銃殺)
10/48 小 林( ・ )
11/48 鈴 木( ・ )
12/48 中 塚(板 野・刺殺)
13/48 大 家(平 嶋・銃殺)
14/48 仁 藤(平 嶋・銃殺)
【残34名】
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 11:17:03
AAまで出てきたよ(゚∀゚)
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 11:50:06
まとめ乙
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 12:25:13
指原が優子と一緒だからなんとなくキーパーソンな気がする
>>243 平嶋殺し過ぎw
二人も多分平嶋にやられた
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 14:55:22
W夏海がヤバい
そして同じ名前の2人から排除した板野△
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 15:09:30
さっしーは皮肉にも前田亜季的な役なのかな
あと倉持の教祖的なキャラはこの先の展開にどう絡んでくるのか
未登場の強者キャラ秋元・篠田・石田らはいつ登場するのか
それでは皆さん後半をお楽しみください
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 17:01:51
はたして何人が起き上がるのか
それでは皆さん後半をお楽しみください
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 17:28:46
佐江ちゃんには見せ場をつくってあげてください
それでは皆さん後半をお楽しみください
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 19:30:14
がんばりなっちゃん!
それでは皆さん後半をお楽しみください
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 19:31:48
ちざほむのところは叩きがないのに
ここは叩きで溢れてるって時点でクオリティの低さが証明されてるな
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 19:41:27
他との優劣はわからん
ひとつ言えることは見たい奴だけ見ればいい
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 19:50:19
マダ〜
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 20:04:04
旅は道連れ世は情け
二人は倉持に教えられたとおり埠頭へとたどり着いていた
夜の暗闇にそびえ立つ一本の灯台
真っ白なそれは不気味さを際立たせていた
「怖かったらここで待ってろ」
「えぇ!!逆に恐いですよ」
指原だけをその場に残そうとした訳ではない
一度中に入ればもう逃げ道は存在しない
そんな危険性を大島は考えていた
「逃げ場ないぞ?」
「あああぁ〜、もうどうなってもいいですよ〜…」
二人は扉を開き中へと入った
旅は道連れ世は情け
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 20:15:03
さしはらにげてー
258 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 20:33:46
「誰か入ってきた…」
灯台の上、望遠鏡から覗きながら梅田は言った
「誰!?」
「…指原と…優子」
「優…子…!!」
複雑な面持ちで宮澤は答えた
まさか優子が…
疑心が彼女を襲った
「ど、どないするんですか?」
「優子だよ!信じれるに決まってるじゃん!!」
増田の言葉に梅田が強く言い返す
「そんなんいうたって本間かどうか…」
「言い争うのはやめよ」
宮澤は二人を制した
「・・・・・ガクガク」
隅で横山が震えていた
4人は灯台の屋上六畳ほどのスペースに身を隠していた
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 20:51:15
主へ
いつも楽しみにしてる
ひとつだけお願いできるなら、その日最後の話には最後に(続く)とか入れてくれると嬉しい
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 21:33:23
梅田と増田逆だったりしない?
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 21:33:25
kkのことはオカロが命をかけて守るはずだろ
知らねーのか
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 21:49:17
灯台の中は螺旋階段が張り巡らされていた
それは永遠と続くかのように上へと延びている
「え…これ昇るの」
指原はすでにノックダウン寸前だった
しかし、大島は彼女を置いてのぼり始めた
「ちょっと待ってくださいよ〜」
結局、すぐさまその後を追った
「の、のぼって…きた…」
横山が階段を昇る足音を聞き呟いた
4人の緊張が高まる
二人を信じていいのか、まだ彼女達は決めかねていた
「ちょっと外の空気吸って落ち着いてくる」
増田は外に出て扉を閉めた
ニヤリ…
悪意に満ちた笑みを浮かべた
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 21:50:13
懐に隠してあった銃を取り出す
弾がこめられているのを確かめた
生き残らなければ意味がない
彼女は心に誓った
再び懐にしまい中へ戻った
「落ち着いた…」
増田は冷静な口調で言った
「ごめんなさい、わたしがどうかしてた…
やっぱり優子さんを信じる」
「ゆったん…」
「そうだよね、優子を信じれないわけない」
増田が理解してくれたことに宮澤と梅田は安堵した
彼女達はわかっていなかった
増田の内に秘めた真意を
その時、大島・指原の二人は螺旋階段を昇り終えた
264 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 21:51:15
屋上に入るための扉
その前に二人は立っていた
「ハア…ハア…ちょ、まじきつい…」
やっとの思いでたどり着いた
砂漠を横断した、そんな気持ちだった
この先にメンバーがいるかもしれない…
いきなり入ってはいけない、困惑させては意味がない
どう対応するか慎重に考えた
「優子…?」
扉の奥から聞き慣れた声が聞こえてきた
「佐江?」
旧B、新Bともに同じチームの宮澤佐江の声だった
扉が開き彼女の姿を見た瞬間、大島の目から涙がこぼれた
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 21:52:48
同期として共に苦難を乗り越えてきた仲間
その中でも特に仲が良く心を許しあえる仲間との再会
涙が流れるのは当然のことだった
大島・指原の二人は中へと入る
少しの間、感慨に浸っていた
そして、今までの出来事を話し争わぬように注意を促した
「そうか…そんなことが…」
4人はゲーム開始から日が暮れだす前にはここで合流していたらしい
「優子」
宮澤の奥からまたも懐かしい声がした
「梅!!」
笑顔が飛び交う
束の間の安息を彼女達は味わっていた
その喜びが絶望となることも知らずに
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 21:53:55
「そうだ」
大島が思い付いたように話しだした
「教会で二人、メンバーが殺されてた…」
「えっ…」
空気が一瞬で凍りついた
「もしかして真犯人がこの辺りをうろついているかもしれない」
なに…!?
まさか…
わたしが犯人とばれているのか?
それならばここに来たのも納得がいく
ここで始末しなければ
それは突然の出来事だった
「一体誰が…」
大島がそう言いかけた時、増田は指原を後ろから捕えた
拳銃を向け動くなと周りを静止させた
267 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 22:01:44
宮澤 大島がいつBにいたんだ? 増田が大島に敬語なんか使わない
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 22:05:56
BはKの誤りだな
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 22:11:35
さしこ…生きろ!
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 22:13:51
増田の敬語は知識不足
B→Kです、すいません
271 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 22:15:15
これは酷い・・・
273 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 22:19:19
細かいけど2期メンはゆかって呼ぶんじゃない
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 22:19:37
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 22:21:52
ゆったんなら殺しかねん…
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 22:32:06
あっ、終わりです
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/08(火) 22:35:13
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 00:29:50
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 00:53:32
主さん、佐江ちゃんは殺さないで!
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 02:37:03
>>281 さえちゃん=よゐこ=仲間由紀恵=死亡遊戯
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 02:48:40
01/48 佐藤す(戸ヶ崎・銃殺)
02/48 峯 岸(戸ヶ崎・銃殺)
03/48 河 西(板 野・爆殺)
04/48 藤 江(平 嶋・銃殺)
05/48 近 野(平 嶋・銃殺)
06/48 岩 佐(片 山・撲殺)
07/48 片 山(松 原・銃殺)
08/48 柏 木(松 原・銃殺)
09/48 仲 川(松 原・銃殺)
10/48 小 林( ・ )
11/48 鈴 木( ・ )
12/48 中 塚(板 野・刺殺)
13/48 大 家(平 嶋・銃殺)
14/48 仁 藤(平 嶋・銃殺)
【残34名】
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 03:22:03
>>283 >01/48 佐藤す(根っこが生えてきた
>02/48 峯 岸(ガチャピンがお迎え
>03/48 河 西(ねずみがたかってきた
>04/48 藤 江(マザー牧場と契約取り消
>05/48 近 野(同じくry
>06/48 岩 佐(いなかったことにされる
>07/48 片 山(昭和の女は怖い
>08/48 柏 木(お天気お姉さん殉職
>09/48 仲 川(家族思いな娘でした
>10/48 小 林(愉快な娘だったけど … >11/48 鈴 木(まりあんぬ?はあ?
>12/48 中 塚(パッとせんかった
>13/48 大 家(泣けた
>14/48 仁 藤(よう頑張ったのお
>【残34名】
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 04:54:28
推しメンが死んだら普通に泣くと思う
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 05:33:28
さえちゃん死なないでくれ・・・
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 07:08:38
指原死んで大島覚醒フラグ
288 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 08:24:47
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 10:09:27
みんな死んでゆきりん蘇生
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 12:43:33
昼食あげ
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 13:52:36
夜まで我慢
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 16:30:25
面白い。緊迫感が伝わってくる。
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 16:39:43
マダ〜
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 18:06:10
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 18:25:08
「動けば撃つ…」
銃口を指原の米かみに当てる
引き金に力が入る
「うぅぅぅ…」
いきなりの事態に指原は混乱していた
ただわかっているのは自分が人質になっている、それだけだった
「優子さ〜ん…」
今にも泣き出しそうな顔で大島を呼んだ
しかし、迂闊に動くことはできない
落ち着かせることが先決だと大島は判断した
「待て、増田…はやまるな…落ち着け!」
「うるさい!わたしは…わたしは…生き残る!!」
大島の言葉を聞こうとはせず増田の決意は固いものだった
その場は一変し緊迫の空気が流れていた
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 18:26:24
【最強のセンターは誰か?】
それでも私は夢の為
二歳の時、彼女は癌を患った
その時の記憶は今でも忘れないという
苦しい闘病生活
幼い体には相当な負担がかかっていた
そんな彼女の支えとなったのは『歌』だった
【スポーツではなく目付き、金的なんでもありの場合】
「かっこええなぁ〜」
歌番組になると画面に釘付けになる
華やかな舞台で歌う歌手達に憧れていた
わたしも同じ舞台で歌いたい
あの人達のように輝きたい
その想いはやがて大きくなり
ついにAKB48のオーディションに受かったのである
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 18:41:05
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
歌には力がある
勇気を元気を与える
人を再び立ち上がらせる
言葉は違えど歌に乗せた心は伝わる
そんな歌手になるのが彼女の夢
「ラララララ〜ラララ〜」
幼き日、無邪気に歌手の真似事をする彼女の姿があった
何度も何度も飽きるまで歌い続ける
その声は天高くまで響いていく
「ほんと歌うの好きやね」
「うん、大好きや
だってな歌にはすごい力があるんやもん」
満面の笑みを浮かべその目はキラキラと輝いていた
【最強は誰かまだ決まっていない】
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 18:45:37
これでええ…
これでええんや…
彼女は自分にそういい聞かせた
自分が何をしているのかわかっている
大切なメンバーを人質にとり生き残ろうとしている
どんなに卑劣なことなのか充分承知していた
「有華、やめろ!
おまえはそんなことするような奴じゃない
私達がよくわかってる」
「信じられん…信じられるか!!」
その声は震えていた
「信じ…られるか…」
ぼそりと呟いた彼女の言葉には力がなかった
これでええ
これでええんや
なにがなんでも生き残る
自分の夢を叶える為なら
ほんとにそれが私の夢?
299 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 18:48:13
「!?」
指原は首に冷たいものを感じた
「うぐっ…ぐすっ…」
すすり泣く声が後ろで聞こえる
「有華…」
大島が呟いた
いつからだ、いつからだろう
私はどこで道を誤っていたのだろう
このゲームのせいではない、ずっと…ずっと前から
なぜピストルを握っているの?
「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーー」
増田は泣き叫び膝から崩れ落ちた
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
ひたすらその言葉を繰り返した
「優子…」
「…?」
「ありがと ドンッ
銃声がその言葉をかきけした
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 18:49:26
ごめんなさい
謝りたいと感じている
だから感謝
ありがとう
人殺しから踏みとどまらせてくれた
人という道から外れぬように
この思いを素直に伝えようありったけの感謝を言葉に乗せて
「優子…ありがと ドンッ」
それはあまりにも不思議な光景だった
かきけされた彼女の言葉
その彼女がゆっくりと倒れる
血潮を吹き出しながら
大島はわかっていた
誰が引き金を引いたのか
静かに振り返る
「クイズ、梅ダービー〜全員不正か〜〜〜〜〜い」
狂ったように叫ぶ彼女を大島は見た
その目に映ったのは梅田の姿だった
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 18:52:03
梅田お前もか!
おもしろいなぁ
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 19:05:29
やっぱり今日は終わり
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 19:25:39
01/48 佐藤す(戸ヶ崎・銃殺)
02/48 峯 岸(戸ヶ崎・銃殺)
03/48 河 西(板 野・爆殺)
04/48 藤 江(平 嶋・銃殺)
05/48 近 野(平 嶋・銃殺)
06/48 岩 佐(片 山・撲殺)
07/48 片 山(松 原・銃殺)
08/48 柏 木(松 原・銃殺)
09/48 仲 川(松 原・銃殺)
10/48 小 林( ・ )
11/48 鈴 木( ・ )
12/48 中 塚(板 野・刺殺)
13/48 大 家(平 嶋・銃殺)
14/48 仁 藤(平 嶋・銃殺)
15/48 増 田(梅 田・銃殺)
【残33名】
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 19:27:38
小林と鈴木は誰が殺したの?
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 19:37:22
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 19:58:18
梅田〜やっぱKメンってくそや
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 20:23:22
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 21:00:40
書き込もうとしたら梅田で風俗アルバイト探しの広告がでててワロタ
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 21:37:58
>>305 最後ので勝手に梅田だと判断したんだが違うのか?
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 00:22:48
バトルロワイヤルってよく聞くけど、
映画のバトロワ発祥の言葉なの?
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 03:13:07
うめだぁぁぁぁ!!
有華・・・
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 05:05:29
>>312 ちなみに、「バトル・ロワイアル」はフランス語読み。
執筆段階では「バトル・ロイヤル」と言う英語の題名だったが、作者が友人に見せて感想を求めた所、
フランス語好きだったその友人による「フランス語で読むと『バトル・ロワイアル』だな」との返事から、
語感がよかったので題名を変更したという逸話がある。正しく仏訳すると「La Bataille Royale」(ラ・バタイユ・ロワヤル)になる。
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 08:25:20
早朝あげ
ネタバレすると優勝は内田
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 11:13:08
317 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 11:59:32
「梅…」
まっすぐに彼女を見つめる大島
怒りとも困惑ともとれる表情をしていた
「ハハハハハハ!!
残念、増田さんはここでゲームオーバーwwwww」
狂人、狂い笑う彼女の姿はそのものだった
「教会の二人を殺したのはわたし」
彼女が発したその言葉に大島は驚愕した
惨殺な殺人現場、あれを彼女がやったというのか
「本当に…あんたがやったの…?」
「本当も本当、ぜーんぶわたしがやった
逃げ回り怯える彼女達をすこしずつ追い詰めてやった」
彼女の口から語られる話にはそのときの映像を想像できるほどリアルだった
「それでね泣き叫ぶ彼女達はこう言ったの『助けて、助けて』って
ほんとゾクゾクした、興奮が収まらなかったもん」
罪悪感はおろか悪意すら感じない
彼女の言葉からは自分の犯した行為に対する感情は伝わってこなかった
きゃあああああああああああああああああああああ!!!
横山が悲鳴をあげる、自分の気持ちをコントロールできなくなったかのように
「うっせーんだよっっ!!」
梅田は横山に銃を向ける
ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!…
何度も何度も執拗に彼女に向け発砲された
発砲音で消された彼女の悲鳴は本当に消え去っていた
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 12:13:37
さては主は高校生か?
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 12:14:49
ゆいちゃん( ; _ ; )/~~~
320 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 13:00:25
【最強のセンターは誰か?】
「・・・・・」
駅のホーム横山は一人うつむき座っていた
夢に胸を膨らませ東京に上京するとは思えぬほど暗い顔をしていた
トゥルルルルルルルルルル…
電車のアナウンスが鳴る
彼女は立ち上がり乗り込み口へと並んだ
「・・・・・」
大きな荷物を背負う彼女の背中はより小さく見えた
【スポーツではなく目つき、金的なんでもありの場合】
「東京なんか、あんた一人で暮らせる思てんの!?」
怒声が飛んだ、東京に上京すると両親に相談したのだ
「アイドルでお金稼いで食べていけるおもてんのか!」
「お金やない!!夢を追いかけたいんや!!!」
父や母のいっていることは十分わかっていた
夢を追いかける、長い将来を考えればもっと堅実な選択があるかもしれない
それでも今しかできないこと…アイドルになりたい
結局、両親には納得してもらえなかった
出発の日が訪れ、喧嘩半ば家を飛び出した
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
到着した電車に乗り込む、その顔はまだうつむいたままだった
ほんまにこれでよかったんかな…
扉が閉まるその瞬間だった
「由依っっ」
その声に反応しホームを向いた
そこには父と母、二人の姿があった
彼女は必死に涙をこらえた
見送りなど来てくれないとおもっていた、勝手に旅立つわたしなど…
動き出す電車、母の姿が見えなくなるその時母の口が動いた
「…!!」
彼女は座席に座り人目も気にせず泣いた
『が・ん・ば・れ』
その言葉を胸に彼女は日々、上を目指し続ける
【最強はだれかまだ決まっていない】
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 13:26:36
弾切れになった拳銃を捨て
懐からもう一丁、拳銃を取り出した
再び大島達のほうへ振り向き銃を構えた
「なんで…なんでこんなことするの…?」
大島の純粋な疑問だった
「ふっ、ははははははははははははは…そりゃあんたにはわからないよ
優子、あんたみたいに総選挙1位でセンターで踊る
そんなあんたには私の気持ちなんてわからないっ!!!!!」
彼女は叫んだ、今までとは違い怒りがこめられていた
「そんな…そんなことない!わたしにはわかる、あんたの気持ち!!」
梅田も一人の仲間、彼女のことも当然わかっているつもりだった
「常にぎりぎりの総選挙、テレビの仕事もごくわずか!!
あんたにあんたに何がわかるの!!!!!」
大島の言葉は逆効果だった
今の彼女に届くような言葉などないのである
「あんたのその慣れ慣れしい態度がずっと嫌いなのよ!!!!!」
ダンッ!!
彼女は怒りをこめ引き金を引いた
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 13:55:31
さえ逃げろーー
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 14:00:16
ダンッ!!
発射されたその弾丸は一直線で大島に向かう
避けきれない否、避けるつもりなど彼女には始めからなかった
もしも彼女の怒りが自分にあるのなら受け止めよう
それが仲間だ、それが友だ
大島は強い目で見据えた、力強くまっすぐに
え…?
目の前に宮澤が現れた
彼女は大島の盾になるように立ち塞がった
肉を引き裂く音が響く、血が辺りに一面に飛び散る
崩れ落ちる宮澤を大島は抱えた
「さえ!…どうして!!」
「だって優子…逃げないって…わかってた…こうするしかないじゃん」
切れ切れの言葉をなんとかつないだ
血が次々とあふれ出し大島の手はすでに真っ赤に染まっていた
「優子…生き残って…」
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 14:08:28
>>323 かっこいい散り際……
さすがは女傑ですね。
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 14:27:05
神島のが読みたいな
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 14:39:06
【最強のセンターは誰か?】
『イケメン』
一般的に美形でカッコいい男性のことをさす
ショートヘアに女性としては背の高い164cm
さばさばした性格で情に厚い
男のような彼女を人は『イケメン』と呼んだ
【スポーツではなく目つき、金的なんでもありの場合】
「周囲への気配りがだれよりも早い」
と倉持は語る
さらに仁藤は
「佐江ちゃんを好きになるのは誰もが通る道」
などといわせるほどメンバーからの支持も絶大である
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
「キャプテンを辞めさせていただきます…」
秋元才加が不祥事を起こしラジオにてキャプテン辞退を発表した
泣きながら話す彼女に周りは言葉をかけられなかった
ラジオ収録真っ最中、スタジオの扉が開く
「…!!…どうして!?」
秋元は再び涙ぐむ、宮澤の姿がそこにはあった
「オカロ…よくがんばったね、よく…がんばった…」
泣きじゃくる秋元を彼女は抱きしめた
彼女の顔にも涙が流れていた
人は彼女のことを『イケメン』と呼ぶ
【最強は誰かまだ決まっていない】
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 15:58:26
やだやだやだ!
佐江ちゃんは殺さないでって言ったじゃん!
主さん、酷いよ!
お願いだから佐江ちゃんを生き返らせてよ!
こんなの耐えられない!
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 16:04:19
主wwwニコ厨は巣に帰れ
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 16:10:46
梅田嫌いになった
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 16:11:03
さえちゃあああああああん
でもちゃんと才加って書いて欲しかった
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 16:46:35
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 17:09:48
さえ逝ったーーーーーーー
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 18:11:10
さえちゃん=いい娘=仲間思い=死亡
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 18:24:12
もう見る気失せた
バイバイ
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 19:30:09
01/48 佐藤す(戸ヶ崎・銃殺)
02/48 峯 岸(戸ヶ崎・銃殺)
03/48 河 西(板 野・爆殺)
04/48 藤 江(平 嶋・銃殺)
05/48 近 野(平 嶋・銃殺)
06/48 岩 佐(片 山・撲殺)
07/48 片 山(松 原・銃殺)
08/48 柏 木(松 原・銃殺)
09/48 仲 川(松 原・銃殺)
10/48 小 林(梅 田・ )
11/48 鈴 木(梅 田・ )
12/48 中 塚(板 野・刺殺)
13/48 大 家(平 嶋・銃殺)
14/48 仁 藤(平 嶋・銃殺)
15/48 増 田(梅 田・銃殺)
16/48 横 山(梅 田・銃殺)
17/48 宮 澤(梅 田・銃殺)
【残31名】
撃墜スコアTOP3
1位 梅 田5
★★★★★
2位 平 嶋4
★★★★
3位 松 原3
★★★
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 19:36:35
結局名前一度しか登場せずに若き命を散らしたかなとまりやんぬに哀悼の意を込めて総員黙祷!
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 19:37:52
選抜常連じゃなく、ゲームに乗ってるのが全員地味メンというのが斬新w
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 19:39:18
あっ、板野がいたから殺害スコア多い者に訂正
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 19:54:53
『優子…生き残って…』
言葉にできない悲しみが彼女を襲う
宮澤の体を抱えただ呆然としていた
「あぁ…あぁ…さ………………え………………」
再び大島に向け焦点があてられる
「優子さん!!」
我を失った彼女の姿を見て指原は叫んだ
梅田は見下した表情で彼女を見つめる
ニヤリ、と笑い引き金を引こうとした
「ンXzぶいおがヴhしぼぬjvhずrghつえひおうhbfjbvjf」
言葉とは思えぬ悲痛な叫びを大島は発した
その声に動揺し梅田の指が止まる
「bヴぃあうbぐあいbヴjbんdヴあbふおあ」
獣のような言葉を発した瞬間だった、大島は梅田に向かい突っ込んだ
慌てて拳銃を発砲する
しかし、それよりも速く大島は彼女の懐へと飛び込んでいた
きれいに膝へとタックルが入り梅田はその場に倒れる
すぐさま銃口を大島に向けようとする
しかしその腕を大島は足で止める
大島は梅田に馬乗りになった状態だった
「おまえだけは………許さない」
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 20:11:06
指原は今自分が見ている光景に驚愕していた
大島がひたすら梅田を殴り続けている
何度も何度も執拗に、梅田が横山を撃ったように
「ごめっ…んっ…なさいっ…」
梅田は殴られながら大島に言った
しかし大島の拳が止まることはなかった
右、左、右、また左…機械のように繰り返される
「お願いっ…ゆるっ…してっ…」
彼女の顔はすでにパンパンに膨れ上がっていた
「優子…優……子……ゆ………う………こ………」
次第に言葉に力がなくなる
必死にもがいていた体も止まっていた
彼女の手に持たれていた拳銃もポトリと落ちる
神様、どうか願わくば…
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 20:26:25
「ンXzぶいおがヴhしぼぬjvhずrghつえひおうhbfjbvjf」
「bヴぃあうbぐあいbヴjbんdヴあbふおあ」
流石に無理があるだろw
342 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 21:09:24
今日は終わりです
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 21:27:06
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 21:43:00
345 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 21:57:35
乙、小説というより漫画的なおもしろさだな
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 22:21:49
全部読んできた、期待あげ
347 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 22:23:27
「佐江のことかぁーーーーーーーー」
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 22:25:37
優子もっとやれ優子!
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 22:58:47
止めたげて指原!
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 23:00:17
主もうちょい気をつけてよ、さえがオカロって…
ストーリーは面白いから頑張って下さい
351 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/10(木) 23:12:01
板野を協力して倒した後、最後は大島派閥と高橋前田派閥に別れて戦うと予想。
352 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 01:02:49
>>350 主は新規なのに一生懸命ググって書いてるんだから温かく見守ってあげて
353 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 02:19:12
宮澤を死なすの早すぎだよ。
キャラ的にもっと最後の方まで生き残ってた方が
ストーリー的には面白くなったはず。
354 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 05:04:10
保守
355 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 08:15:41
早朝あげ
今ある程度書いてるんだが今の人終わったら次書きたい
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 11:22:51
保守
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 12:15:05
終わったらお前こてアリで書いてくれ!読みにくいから!
保守
あげ
360 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 13:15:35
ちゃんとあげ
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 13:41:36
休日なのにマダー
362 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 13:47:16
>>356 今の人が終わったら頼みます!
待ちきれないようだったら別スレ立ててもいいけど。
AKBは人数多いからバトロワにハマってるねえ。
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 14:07:30
てか、実写化してもらいたい
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 14:12:42
実写化したら選抜メンだけがおいしくなるから嫌だ
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 16:57:14
【最強のセンターは誰か?】
神様、どうか願わくば…私をセンターにしてください
「自分でできるから大丈夫やけん」
梅田は気を使う母を止めた
彼女は足を怪我し帰郷していた
振り付けを完璧に覚えるまでは居残り練習
そんな毎日を繰り返し、体を酷使し続けていた
知らず知らずの内、体にはがたがきていたのである
【スポーツではなく目つき、金的なんでもありの場合】
自分のせいで迷惑をかけた…
彼女は責任と挫折の念にとらわれていた
小春日和のある日、母が郵便物を届けに来た
「あやか、東京のお友達からたくさん届いとるたい」
それはメンバーからの励ましの手紙だった
それも一人一人別々に
『元気があればなんでもできる、いくぞ〜1・2・3・ダァ〜〜〜』
「さえ…」
『梅がいないとチームがまとまらないぞ、早く治して帰って来い!!』
「優…子…」
一通一通大切に隅から隅まで読みつくした
彼女は窓の外を眺めた
東京の景色を重ね合わせていた
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
約1年の長期休養を経て彼女は復帰した
チームBの結成、CDリリース、彼女のいない間にAKBは大きく変化をとげていた
自分の居場所なんかもうここにはない…
彼女はそう思っていた
『おかえり』
そこにあったのはあの時と同じ笑顔だった
神様、どうか願わくば…ずっとこれから先もこの笑顔を
【最強は誰かまだ決まっていない】
366 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 17:17:22
「…優子…さん…?」
梅田が全く動かなくなった
しかし、大島は絶えず彼女の顔を殴り続けていた
「だめだよ…死んじゃうよ…」
指原は止めに入ることができなかった
あまりの気迫に彼女の体は小刻みに震えていた
「指原…」
大島がつぶやいた
「消えろ…早く消え去れ…」
「えっ」
「早く消えろ!!今の私におまえを殺さない保障なんかない!!!」
その声は怒り、憎しみ、あらゆる負の感情のこもったものだった
殺気、確かに彼女からはそれが感じる
指原は扉へとあとずさった
そして彼女は階段を駆け下りていった
「うぐっ…うぐっ…」
彼女は泣いていた
大島には何度も助けられたなのに自分は助けてあげられない
助けるだけの力がない
あてもなく必死に走り続けた
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 17:31:24
「梅田…」
動かない彼女に向かい大島は言った
「私の気が済んだわけじゃない、ただ有華や佐江の痛みは少しでもわからせたつもりだ」
大島は冷たい目を送る
先ほどまでの梅田の目そのものだった
灯台から指原が出て行ったのを確認した
「次、私の仲間を傷つけてみろ…今度は必ず殺す」
静かにしかし重たい、大島は彼女に浴びせた
そして大島は階段を下りていく
佐江、有華…
決してこの死、無駄にはしない
必ず…必ず…私は生き残ってみせる
絶対にこんなものぶち壊してやる
大島は心に強く誓った
死んでいった彼女たちの思いも乗せて
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 18:04:00
梅ちゃん死んだんじゃね?
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 18:15:10
優子ありがとう。
天国で佐江ちゃんも喜んでるよ。
370 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 18:35:15
優子壊れた
371 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 18:42:53
派閥ができてきてるけど、なっちゃんが
どれほどのものか…
372 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 19:09:41
【最強のセンターは誰か?】
ザアアアアアアアアアア…
滝の音が激しく鳴り響く
「佐江…」
秋元才加は目を開いた
激しい水流を掻き分け彼女は現れた
「逝ったか…佐江」
宮澤と並び称され秋元はツインタワーと呼ばれる
一角の死に彼女はなにか感じたのだろう
【スポーツではなく目つき、金的なんでもありの場合】
腰に刀を携え水中からあがった
「仇は討つ」
彼女の目には静かな炎が灯っていた
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
後頭部に金属があたった感覚がした
「ん?」
手で払うも再び当てられる
一体なんなのかといらつきを覚え後ろを振り向いた
「チャオッ」
そこには天使のように微笑む板野の姿があった
しかし、その手には拳銃が握られていた
「え?」
その瞬間、彼女の額を弾丸は貫いた
ぽっかりと空いたその額からは血が吹き出し真っ赤に染まっていた
「おまえは寝てろ」
刀を奪い板野は再び闇夜へと消えていった
【最強は誰かまだ決まっていない】
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 19:25:25
さらばオカロ
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 19:46:54
ちょw
これから刀でゴリラのように大暴れすると思いきや…
375 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 20:15:25
誰かまとめ出して
376 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 20:15:32
板野VS大島
377 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 20:47:23
ともちん「チャオッ」だって♪
かわえぇえええええええええ!!!!!
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 20:55:33
ともちん可愛い杉www
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 21:21:13
優勝候補の一人のオカロがあっさり・・・
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 21:31:05
大島がいなくなって間もなく、梅田は意識を取り戻した
激痛が走る、おそらく鼻の骨は折れている
他にも数ヵ所ヒビは入っているだろう
彼女は周りに散らばるメンバーの死体を見た、そしてその元へと寄る
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
そういいながら3人の遺体を動かし始めた
「わたしを呪って」
並んだ3人の死体に彼女は手を合わせた
自分が許されざることをしたのは充分わかっている
どれだけ祈ったところで彼女達がかえってくることはない
彼女の心は決まっていた
自分が何をすべきか、大島に生かされたこの命の使い道を
「赦されることは決してない、ならば…」
拳銃に弾を詰め懐にしまいこんだ
屋上から見える月に決意の眼差しを注いだ
神様、どうか願わくば…わたしに最後のチャンスをください
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 21:31:29
01/48 佐藤す(戸ヶ崎・銃殺)
02/48 峯 岸(戸ヶ崎・銃殺)
03/48 河 西(板 野・爆殺)
04/48 藤 江(平 嶋・銃殺)
05/48 近 野(平 嶋・銃殺)
06/48 岩 佐(片 山・撲殺)
07/48 片 山(松 原・銃殺)
08/48 柏 木(松 原・銃殺)
09/48 仲 川(松 原・銃殺)
10/48 小 林(梅 田・ )
11/48 鈴 木(梅 田・ )
12/48 中 塚(板 野・刺殺)
13/48 大 家(平 嶋・銃殺)
14/48 仁 藤(平 嶋・銃殺)
15/48 増 田(梅 田・銃殺)
16/48 横 山(梅 田・銃殺)
17/48 宮 澤(梅 田・銃殺)
18/48 秋 元(板 野・銃殺)
【残30名】
撃墜スコアTOP3
1位 梅 田5
★★★★★
2位 平 嶋4
★★★★
3位 松 原3
★★★
3位 板 野3
★★★
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 21:36:05
まだ30人もいるのか…
読みごたえある。
大人数でいい事もたまにはある
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 21:39:21
>>382 主が疲れて来たら爆弾かなんかで10人くらい一気に殺ると俺が思っていることは内緒ね
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 21:41:14
梅ちゃんにはぜひ優子の首をとって欲しい
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 21:43:39
うむ、50人いるからバトロワにはもってこいだ
逆に多すぎてキャラがわからないメンはあっさり処理されそうだけど
他のアイドルグループだと少人数だからすぐ終わってしまうw
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 21:46:09
秋Pが自分の娘から嫌われてた
とかいうオチ?
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 21:50:42
てか首輪ないなら何故運営と闘おうとしないの?
388 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 21:53:05
ああ、言っちゃった
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 22:19:17
人生は分かれ道の連続である
もしも間違った道に進んでも、もう後には引き返せない
その先に残酷な運命が待ち構えているとわかっていても
高橋みなみ、彼女は島唯一の神社にいた
学校の裏山、一見しては決して見つからない場所にそれはあった
彼女は社の裏手に隠れ夜をしのいでいた
「みぃちゃん…」
昼の出来事を思い出す
目の前で殺された親友、死の間際に残した言葉
それらは彼女の頭から離れようとはしなかった
『助けて…助けて…』
悲痛な叫びが彼女には聞こえていた
幻聴すら聞こえるほど彼女は自分自身を追い込んでいた
その時だった
「そこにいるのは誰?」
社の表側で声がし、高橋はハッとした
その声の主が何者かすぐにわかったからである
「たかみな!!」
昔と変わらない健気な声でそう呼ばれた
「あっちゃん…」
古くからの友との再会に彼女は涙が溢れた
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 22:33:08
頼むぞ前田
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 22:33:33
「よかった、無事だったんだね」
高橋は前田の元へ駆け寄り抱きしめた
彼女は感動のあまり泣きじゃくっていた
「わたしもたかみなが無事でよかった」
互いに心を癒し合う
この数十時間の精神状態は相当困憊していたはずだ
そんな極限状態の中、再び出会うことができた、それだけで彼女達の喜びは大きかった
「あれ〜?ここどこなんだろ?やば〜い」
途方もなく森をさまよう可憐な女性が1人
「ヤバい、さっきいたのってどこだったっけ?
いいや、オカリナ吹いてみよう…ピュ〜ピュピュピュ〜」
いや2人いた
392 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 22:36:39
篠田さんktkr
393 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 22:42:42
今日は終わりです
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 22:48:02
395 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 22:52:13
396 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 23:01:20
乙乙乙、篠田ともう一人は小嶋か?
397 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 23:04:32
>>387 首輪のことは忘れてましたすいませんm(__)m
398 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 23:08:12
399 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 23:11:14
>>397 いいよ特に差し障りなく進行されてるから
最後までがんばれよ
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/11(金) 23:21:31
篠田さん怖いよお
>>397乙
\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
(`・ω・´)ここから超濃厚な中盤戦になります!ご期待下さい!
/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\
オカリナで麻里子とわかるのが面白い
403 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 00:22:18
おもろい
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 01:43:08
麻里子様はやはりゲームに乗ってしまうのか?!
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 01:52:37
麻里子様どんだけ強心臓w
みぃちゃん殺されたのに、どうしてそんなお気楽w
406 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 01:55:23
みいちゃんには頭脳戦を期待してたのに…
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 03:51:04
ブラック柏木がブリっ子して仲間を盾に利用して、
終盤に本性を見せて裏切るのを期待してたのにw
峯岸といい柏木といい、したたかなキャラが序盤でいなくなったのは悲しい・・・
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 03:53:40
峯岸は漫画バトロワならジャニオタメガネ役かな
beginnerの時ならまんまだし
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 03:58:43
頭脳プレイもできるから織田かな
ある部分も織田と似てるしw
おっかけメガネはすみれか指原あたり?
極限状態で錯乱するイメージ
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 05:21:50
411 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 10:09:32
おかろにはちょっと暴れさせてあげる
べきじゃない?
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 11:12:32
暴れると見せかけての裏切り感がおもしろい
413 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 11:55:02
オカロは風貌敵に柴咲コウ的な暴れ方を期待してた
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 13:06:26
>>413 むしろ板野の方が相馬光子(柴咲コウ)に近いかも。
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 13:10:58
桐谷はなっちゃんで決まり
416 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 13:31:25
そこら辺のポジションはいるというだけで原作とは話の構成が全然違う
比べることになんの意味もない
417 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 13:37:23
佐江が消えたのも惜しい
418 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 13:55:10
10番撃ェ次々と消されてるな
419 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 14:00:09
果たして今後、教祖化した倉持の活躍はあるのだろうか
420 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 14:09:13
休日だと人多いなw
更新マダー
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 15:04:23
>>414 七原みなみ
中川敦子
川田才加
桐山玲奈
相馬友美
三村優子
杉村佐江
千草有華
422 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 15:24:00
主はけっこう忙しいお方なのかもね
423 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 15:48:21
ピュ〜ピュピュピュ〜
「一人寂しいな〜」
ピュ〜ピュピュピュ〜
「埼玉どっちなんだろ?」
ピュ〜ピュピュピュ〜
「ちょっとうるさい」
ピュ〜ピュピュピュ〜
「うるさい〜〜〜」
「あれ?ニャロ?」
もう一度言う、人生は分かれ道の連続である
もしも間違った道に進んでも、もう後には引き返せない
その先に残酷な運命が待ち構えているとわかっていても
磁石のように引き合うように四人は神社に集結していた
424 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 16:00:02
「たかみな、それにあっちゃ〜ん?」
陽気な声で小嶋は社にいた二人に駆け寄った
「にゃんにゃん!?それに麻里子ぉ!!」
さらなる旧友達との再会に高橋は感激した
ここまでよく生き残ってくれたその思いでいっぱいだった
「にゃんにゃん〜、生きてたんだ〜どんくさいから絶対死ぬと思ってた」
冗談まじりで前田は言った
「わたしのオカリナどうだった?」
「も〜うあっちゃんひどい〜」
「でもよかったよ、みんな無事で」
「うん、よかった」
冗談をまじえ話す彼女達は昔の姿そのものだった
この極限の状況の中、変わらぬものがここにはあった
「ねえ?わたしのオカリナは?」
425 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 16:16:22
上位メンが集結してきた
426 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 16:17:00
前田敦子、高橋みなみ、篠田麻里子、小嶋陽菜
彼女達を擁する花形軍団チームA
その人気は他のチームとは群を抜いている
ピュ〜ピュピュピュ〜
光が強ければより大きな闇が生まれる
ピュ〜ピュピュピュ〜
華麗に踊る彼女達の姿
その影に隠れてしまう者も少なくはない
ピュ〜ピュピュピュ〜
圧倒的な人気を持つ彼女達を尊敬し日々、切磋琢磨し精進する
その逆もまた然り
妬み、嫉妬する者もいないとは言い切れない
ピュ〜ピュピュピュ〜
そんなメンバーが一人、エアーオカリナの音色に導かれていた
ニヤリ、闇よりもどす黒い笑みを松原は浮かべた
427 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 16:22:08
松原キターヽ(;▽;)ノ
428 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 16:39:28
「よくここまで何もなかったね」
重いという理由でカバンを捨てた小嶋に高橋は言った
当然、武器もなにももっていない
「お腹空いて大変だったの〜」
小嶋は高橋の非常食にがっついていた
「・・・・・」
「たかみな、このままここで過ごすの?」
前田は聞いた、篠田はスルーされたことから立ち直れずにいた
「夜間はここでね、でも昼になったら考えがあるの」
「考えってなに?」
「本部に突入しようと思う」
高橋が話した作戦は彼女達が思いもよらぬものだった
秋元たちのいる学校へと突入するというのだ
そこをおさえてしまえばこのゲームも終わる、彼女はそう考えていた
「すごい…」
生き残ることしか考えていなかった
しかし高橋はみんなが生き残る方法を考えている
前田は改めて彼女を見直した
「詳しい作戦は夜のうちに考える、休んでる暇はないわ」
高橋の目は真剣な面持ちだった
429 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 16:59:43
正直自信がなかった
自分の考えている作戦も本当に実現可能なのかと
しかし彼女達がいてくれることで心にゆとりが生まれた
少し、ほんの少しだが高橋には希望が芽生えていた
「まりこ、そろそろ元気だしなって〜」
満腹になり申し分なさそうな小嶋がようやく篠田をなだめた
「・・・・・オカリナ聞きたい?」
「いやいい」
その瞬間、激しい銃声が鳴り響く
嵐のように銃弾が降り注ぐ
「きゃぁーーー」
小嶋は悲鳴をあげた
そんな彼女を高橋は社の裏へと引きずり込む
なんとか四人は銃弾を浴びない場所へと逃げた
「いったいなに?」
前田は困惑の色を隠しきれなかった
430 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 17:19:17
「痛ッッ」
篠田が右腕をかばい喘いでいた
「まりこ!!」
先ほどの乱射がかすっていたのだろう
その腕からは血が流れていた
高橋はすぐさま止血をほどこし、状況を整理した
「今はこれで我慢して…」
篠田は痛みをこらえもう大丈夫、と高橋をせいした
止血している場合ではないと彼女はわかっていた
四人ともはじめての戦闘に混乱と恐怖が渦巻いていた
「どこから狙われてるのかわからない、気をつけて」
高橋は平常心を保とうとした
決して自分は取り乱してはいけない
神経を集中させた
「うん、わかった」
そう答えた前田の姿が峯岸と重なった
431 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 17:21:04
菊地は不死鳥
432 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 17:23:54
選抜メンバーキタ
433 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 17:25:23
篠田さん傷つけた松原ゼッテー許さない
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 17:45:12
今一番期待してるのはみゃおがどこでくるか
435 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 18:31:01
鳴り止まぬ銃撃の嵐
それは古びた社を簡単に破壊していく
「このままだと恰好の的になる」
しかし、彼女達はその場から動くことができなかった
荒れ狂う銃撃の中、ど真ん中を渡りきる勇気も希望もなかったからだ
が、そのとき嵐のような銃撃が止んだ
チャンスがやってきた、高橋はそう感じた
あれだけの銃撃弾切れになるのは当たり前だ
彼女は3人に合図を送った
四人は一斉に社から飛び出した
「っっ!!」
彼女達の目に映ったのは松原の姿だった
436 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 18:39:47
悠然と立ち塞がる女
その手にはピストルが握られていた
彼女達はこの瞬間理解した
わたしたちを狙っていたのは彼女だと
彼女は仲間ではない、敵なのだと
「夜分遅くにこんばんわ」
松原は釣り針にかかった獲物に挨拶をした
銃撃がやんだと思い自分から姿を現す
リスクを犯す必要もないその瞬間を彼女は狙っていた
そう彼女達はまんまと彼女の罠にかかったのである
「なっつみぃ…」
高橋が落胆の声をもらした
437 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 18:51:43
罠にかかった、高橋は状況を理解していた
だからこそ落胆は大きい
絶望だけが彼女を襲っていた
「なっつみぃ、よく見てわたしたちだよ」
突然発したのはやはり小嶋だった
この状況に不釣合いな質問
なにかの冗談と彼女はいまだ理解していなかった
「動かないでね、こじはる
まああなたのことだからそれが本性なのだろうけど」
ピストルをむけ彼女を諭す
少しも気を許してはいけない、松原は徹した
「仲間に撃たれる気持ちはどう?たかみな」
仲間、その言葉に高橋は反応した
今目の前でピストルを突きつけられている、それが仲間?
「あなた誰?わたしは知らない」
彼女の口から出た精一杯の言葉だった
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 19:03:02
松原の目が変わった
高橋の言葉に完全に激怒していた
殺される、四人は同時にそう感じた
「逃げて、みんな!!ひたすらまっすぐ振り向かないで!!」
高橋は叫んだ
このままでは四人が共倒れになる
一斉に逃げれば生き残る可能性もある
その声に他の三人は咄嗟に動き出した
頭ではなく体が反応していた
「逃がすか!!」
松原は逃げ出す彼女達に向かいピストルを発砲した
439 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 20:13:25
オイ!!!
ここで終わらすなよ!!!
440 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 20:18:24
みゃおきくち石田奥は怖いね〜
441 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 20:51:23
え?まじに今日終わり?
まじか 終わりな の?か?
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 22:26:40
続き早くううう
444 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 22:33:47
荒れ狂う銃弾
散らばる彼女達を今にも捕らえようと放たれる
「痛ッ!!」
篠田が悲鳴をあげた
足に弾を受けその場に倒れこんだ
「まりこ!!」
高橋が叫んだ、松原が彼女に照準を合わせ引き金を引いた
しかしその瞬間、小嶋が篠田を抱えぎりぎりかわした
勢い余り二人は茂みを落ちていった
「こじはる、まりこーーーーーーーー!!」
高橋は落ちてゆく彼女達に向かい必死に叫んだ
一瞬の隙だった銃口は彼女に向けられていた
しまった…死ぬ…
>
>>444て
なんという偶然((((;゚Д゚)))))))
446 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 22:58:30
しまった…死ぬ…
高橋が死を覚悟した瞬間だった
がしかし、放たれた銃弾は彼女の真横を逸れていった
「貴様ぁーーー!!」
松原の怒号が飛んだ、彼女の顔からは血が出ている
引き金を引く瞬間、前田が彼女に向け石を投げつけていたのだ
それは松原の顔面をとらえていた
今しかない…
高橋は松原に向かって突進した
彼女の体当たりは松原をとらえ突き飛ばした
「ぐえっ…」
倒れこんだ彼女の手からはピストルがこぼれた
勝った、高橋はそう確信した…はすだった
松原の手にはもう一丁のピストルが握られていた
前田にむけられた銃口
何度も引き金が引かれ放たれる銃弾
気付けば高橋は前田の背中を押していた
高橋には全てがスローモーションのように見えていた
447 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 23:28:02
おわりです
448 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 23:29:22
449 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 23:38:58
なんだよーーーたかみな死ぬのかよーーー
450 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 23:47:33
そろそろ盛り上がってきたから主はトリつけてほしいな
なんか荒らす奴が出てきそうだから
451 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/12(土) 23:58:20
グッバイ高橋、そしておれのあきちゃは活躍するのですか?
452 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 00:28:30
453 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 00:33:32
ラケットを振り回し死人の山を築くあきちゃだが、
同じくラケットを持った伏兵島田の奇襲により脱落。
454 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 00:43:24
盛り上がってきたな
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 00:44:53
M
まとめて
456 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 02:42:23
最初大島中心だったのがコロコロ主人公変わっていいね、つぎ前田かな?
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 07:00:48
プロローグの女性が誰なのか気になる
458 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 07:07:11
たかみな逝ったか・・・
ザマァ(・ω・)
459 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 07:19:21
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 07:22:56
バカリボン逝ったか・・・
ザマァ○(^▽^)○
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 07:42:20
今のままでは戸ヶ崎が選抜入りしてしまう
462 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 10:02:03
01/48 佐藤す(戸ヶ崎・銃殺)
02/48 峯 岸(戸ヶ崎・銃殺)
03/48 河 西(板 野・爆殺)
04/48 藤 江(平 嶋・銃殺)
05/48 近 野(平 嶋・銃殺)
06/48 岩 佐(片 山・撲殺)
07/48 片 山(松 原・銃殺)
08/48 柏 木(松 原・銃殺)
09/48 仲 川(松 原・銃殺)
10/48 小 林(梅 田・ )
11/48 鈴 木(梅 田・ )
12/48 中 塚(板 野・刺殺)
13/48 大 家(平 嶋・銃殺)
14/48 仁 藤(平 嶋・銃殺)
15/48 増 田(梅 田・銃殺)
16/48 横 山(梅 田・銃殺)
17/48 宮 澤(梅 田・銃殺)
18/48 秋 元(板 野・銃殺)
【残30名】
撃墜スコアTOP3
1位 梅 田5
★★★★★
2位 平 嶋4
★★★★
3位 松 原3
★★★
3位 板 野3
★★★
463 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 10:25:57
あきちゃガンバp(^^)q
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 10:33:55
なかやん…活躍するかな…いや、そんななかやんも見たくないが
((((;゚Д゚)))))))
戸ヶ崎じゃなくて戸賀崎な
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 11:52:46
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 12:58:37
更新マダー
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 13:09:56
くっそー、4人仕留めてりゃ、単独首位だったのにー
だいたい、マシンガン乱射で4人もいて、かすっただけとか・・・
原作もそうだけど、当たらんもんなのか。
470 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 13:58:29
そんなほいほい当たってちゃおもしろくないだろ
471 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 13:58:43
マダ〜
472 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 14:38:40
これ一番多く殺しても自分が殺されたらセンターになれないよね
473 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 14:39:36
もうすぐだもうすぐきっとくる
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 15:05:22
475 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 16:32:00
「どうしよう…」
人と話すことが苦手な彼女、根暗で地味だった
そんな自分を変えたくて彼女はオーディション会場にいた
やっぱり帰ろう…と思ったときだった
「あなたもオーディションうけるの?」
背の低い女の子が話しかけてきた
「えっ…いや…まあ…」
「そっか、じゃあわたしとおんなじ」
気さくな彼女に少し戸惑っていた
「わたしの名前は高橋みなみ、あなたの名前は?」
「ま、前田敦子…」
「敦子かふーん、よろしくね!!」
それがたかみなこと高橋みなみとの初めての出会いだった
476 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 16:42:09
「うかった…」
歌もダンスもうまくない、そんな自分の名前が呼ばれた
前田は驚きを隠せずにいた
「でも…やっぱり…」
今さっきまで帰ろうとしていた
そんな自分がうかってもいいのだろうか
「前田さん!!」
またあの声だ
「前田さんの名前呼ばれてたね、おめでとう」
「あ、ありがとう…」
またこの子だ…自分のペースを崩してくる
前田にとって彼女は苦手なタイプだった
「これからは仲間として一緒にがんばろうね!!」
「…うん」
前田はうつむきながら答えた
477 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 16:57:01
それから始まった公演に向けてのレッスン
それは地獄のような日々のはじまりだった
「もう…無理…」
レッスンが始まってわずか2週間
すでに彼女達の肉体は限界に達していた
もう無理だ…元々わたしにはむいてなかった…
前田は挫けそうになっていた
ダンスの初心者の彼女にとって全てが初めてのことばかりだった
「みんながんばろ!!わたしたちはみんなで一つなんだからできるよ!!」
またも彼女だった
「みんなで一つ…」
その言葉は前田の心に響いた
いやメンバー全員の心に響いていた
478 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 17:12:03
レッスンを始めて35日
ついに初公演の日がやってきた
「全力を出してこい」
ダンス指導の夏まゆみはそれだけ言った
夢と希望を胸に抱き前田は舞台に駆け上がった
しかし、現実はそう甘くなかった
一般客わずか7名、狭い劇場が広く感じた
「うぐっ…うぐっ…」
公演が終わり前田は泣いていた
わずか7人、ここまでの疲労が一気にのしかかってくる
こんなとき彼女はどんな顔をしてるんだろう…
前田は高橋を見た
彼女も泣いていた、ただその顔は前田のものとは違っていた
「よがっだ…よがっだ…」
高橋の顔には笑顔と満足感が広がっていた
479 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 17:23:36
前田は大ブレイクした今でも思いだす、初公演のことを
決して忘れてはいけない
あのときの気持ちをバネにしてどこまでも大きくなる
「たかみな…」
「ん?」
「今までAKBを支えてくれてありがとう」
「え?なに!?いきなり…」
「なんでもない…これからもがんばろうね」
「何なに?なんか気味悪いな〜」
たかみなは太陽
みんなを照らし続け、見守り続ける太陽
これから先もずっと私達を照らし続けてくれるだろう
きっとこの先もずっと…
480 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 17:37:51
ヤバい泣きそう( ; _ ; )
481 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 17:39:13
突然背中を押された
前田はそのほうへ振り向いた
「たかみな…」
茂みへと落ち行く最中、前田には彼女の姿だけが映っていた
銃弾が彼女の体を抉り、鈍い音が響く
崩れおちようとする体を必死でたえる高橋の姿
前田は分かっていた、高橋は自分に流れ弾が当たらぬよう壁になっているのだと
前田は手を伸ばした、一緒に逃げようと
だが高橋は拒んだ
やさしくほほえみかけて
「いや、いや!!いやあああああああああああああああああああああ!!!!!」
彼女の姿が見えなくなるまで前田は叫んだ
それはもう決して届くことのない悲痛な叫びだった
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 17:52:28
「高橋の生態反応が消えました…」
戸賀崎は静かに言った
「そうか…」
秋元は表情をなに一つ変えず答えた
それ以上のことは決して言わなかった
秋元、戸賀崎を中心とし十数名の軍服を着た者が学校を占拠していた
島中に仕掛けられた監視カメラと盗聴器
さらに彼女たちの着ている衣装に体温を感知し生死を判断する装置が設置されていた
彼らはこの場でメンバー全員の状態を確認していた
「残り30人…いいペースですね」
「・・・・・」
「まだいらっしゃらないのですか?」
「ああ、少し遅れるそうだ…」
秋元は何者かの到着にいらだちを感じていた
483 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 17:58:50
オカロが優勝だろ
484 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 18:01:23
たかみな出てるとこなんかマジで泣きそうになる
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 18:02:57
486 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 18:03:44
珠理奈きそう
487 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 18:04:11
あっちゃんがQ10になったら誰も勝てない
488 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 18:11:45
「遅れるのですか…」
「まったく困ったものだ」
秋元はあきれたように言った、戸賀崎は時計を気にし落ち着きがない
「言葉巧みに人を欺き手段を選ばぬ悪女 板野友美」
秋元が独り言のようにつぶやく
「戦闘においては群を抜き頭脳も兼ね備えたペテン師 松原夏海
そして、磐石の強さを誇る最もセンターに近い女 平嶋夏海
不可思議な能力とそのカリスマ性を発揮する 倉持明日香
目の前で友を殺され鬼と化した 大島優子
彼女と同じく最愛の友を失った 前田敦子」
秋元は現時点での有力者の名前を並べた
画面に映る彼女達の姿を見て秋元は意味深に発した
「彼女達を信じるしかない…」
【第1部 完】
1部終了おつかれさんです!
490 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 18:16:23
二部からはトリつけよーな
491 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 18:22:45
おもしろい!!!!!!
492 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 18:43:28
れなじゅりが助けるのかね
493 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 18:45:32
首輪じゃなくて衣装…
それなら複数生還の可能性がある!
494 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:01:09
p(^^)q
495 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:10:34
01/48 佐藤す(戸ヶ崎・銃殺)
02/48 峯 岸(戸ヶ崎・銃殺)
03/48 河 西(板 野・爆殺)
04/48 藤 江(平 嶋・銃殺)
05/48 近 野(平 嶋・銃殺)
06/48 岩 佐(片 山・撲殺)
07/48 片 山(松 原・銃殺)
08/48 柏 木(松 原・銃殺)
09/48 仲 川(松 原・銃殺)
10/48 小 林(梅 田・ )
11/48 鈴 木(梅 田・ )
12/48 中 塚(板 野・刺殺)
13/48 大 家(平 嶋・銃殺)
14/48 仁 藤(平 嶋・銃殺)
15/48 増 田(梅 田・銃殺)
16/48 横 山(梅 田・銃殺)
17/48 宮 澤(梅 田・銃殺)
18/48 秋 元(板 野・銃殺)
19/48 高 橋(松 原・銃殺)
【残29名】
※誰が1人死んでないかも
撃墜スコア上位
1位 梅 田5
★★★★★
2位 平 嶋4
★★★★
2位 松 原4
★★★★
3位 板 野3
★★★
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:13:59
48人だからJRは入ってないんじゃない?
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:21:28
そういや48人とは言ってなくね?
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:23:00
499 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:26:32
>>498 48人入った教室とは言ってるけど
48人でやるとは言ってなくね?
500 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:30:38
W松井はくるな絶対に
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:34:31
2部まだー?
502 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:34:43
と見せかけて、高田純次
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:42:22
本家の北野たけし
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:43:26
>>499 現時点では48人で進行してると思う
秋元が待ってる奴が今後追加されるんだろうけど
505 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:44:49
たのしんご希望
506 :
442:2011/02/13(日) 19:48:57
秋元が待ってる奴は参加者なのか
りなてぃん登場か?
507 :
506:2011/02/13(日) 19:50:02
442じゃねえや
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:55:39
そもそも一人だけ生き残ったらセンターもくそもないじゃん
ソロじゃん
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 19:56:41
>>508 SKE、NMB、SDNでもバトロワって撃墜数が多い奴がセンターということだろ。
511 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 20:00:57
平嶋=桐山
板野=相馬
大家=杉村
峰岸=国信
512 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 20:13:06
倉持は?
513 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 20:13:49
おれのまゆゆが安全ならそれでいい
514 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 20:30:45
倉持は救世主川田
松原はコンプレックス織田
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 20:55:12
三村は誰だ
516 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 20:58:39
一部のベストバウトはゆきりんだな
517 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 21:04:38
なっちゃんだろ
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 21:21:35
どう見ても大家Δ
519 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 21:53:25
残り29か30かはっきりしてよ
秋元が待ってる奴入れて残り30
520 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 22:35:20
>>519 殺されたと思われた19人のうち誰か生きてたということじゃないかな
521 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 22:37:12
何気残ってる中田さんに期待
>>残っている
ではなく正解は忘れられているでした
523 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 23:06:45
そんなことない、中田さんはきっと最後の最後であっちゃんかばって死んじゃう役なんだ
524 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 23:21:31
いつちぃちゃんに気づくかドキドキしてたら
1部終わっちゃったよw
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 23:23:56
中田と田名部はあらすじで済まされそうでこわい
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/13(日) 23:43:09
ずっと隠れてた中田や田名部が棚ぼた優勝すると思う
そして作中の運営も読者もトトカルチョ全滅というオチw
527 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 00:01:29
中田とか田名部とか小林鈴木コースだろw
ショボーン
∧_∧-=-∧_∧
(・ω・`;三´・ω・)
キョロ ( つ旦○
し`J キョロ
すいません
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
(´Д`)。
―=≡/ ヽ゚。
/| | | |ショボーン
/ \ヽ/、∧_∧
-=/ (⌒)(´・ω・)
| /⌒`‖(つ旦○
-=| / ‖と__))
`// |二二二二|
し" (_)) ̄(_))
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 01:50:52
あげ
530 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 07:32:09
早朝あげ
531 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 07:41:32
喧嘩商売嫌いじゃないけど木多にはやっぱギャグ漫画書いてほしいな
533 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 10:21:00
CGの使い方下手
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 13:37:30
昼あげ
535 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 14:09:51
雪あげ
536 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 15:01:28
>>1さん、ゆきりんと佐江ちゃんを復活させてあげてきださい。
よろしくお願いしますm(_ _)m
537 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 16:26:13
538 :
あ:2011/02/14(月) 16:59:52
誰々を殺さないでとか誰々を復活させてとか言うのはやめようぜ
539 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 18:38:56
夕食あげ
540 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 19:48:44
カツアゲ
541 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 20:02:23
主は逃げたな
あまりの無知っぷりに恥ずかしくなって
542 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 20:18:27
運営に突撃する計画は前田が引き継ぐのかな?
543 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 20:38:55
こういうのって、ある程度書いてから区切るでしょ。今は二部書いてるんじゃない?
544 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 20:44:27
ということは今日中に完結?
545 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 21:00:21
先生の次回作にご期待ください
546 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 21:11:18
更新マダー
547 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 21:56:11
>>544 内容と進捗からすると5部構成位になるんじゃない?
548 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 21:57:24
ネタバレするとさしはらは生き残るよ
549 :
一話 暁の決意 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/14(月) 22:27:50
【最強のセンターは誰か?】
『わたしの名前は高橋みなみ、あなたの名前は?』
『これからは一緒にがんばろ』
『みんなで1つ』
前田は夢の中にいた
高橋の言葉ひとつひとつが頭に思い浮かぶ
これまでの思い出全てが遠い昔のことのように前田には思えた
【スポーツではなく目付き、金的なんでもありの場合】
眩しい光が目に飛び込んでくる
前田はその光に目を覚ました
「たかみな…」
体が痛い、落下する際にぶつけたらしい
やはり昨夜の出来事は夢ではなかった
高橋はもういない…
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
前田は立ち上がり茂みから出てきた
彼女の瞳には輝きがなく、本当に人間であるのかというほどその目に力はなかった
一点をただひたすら見つめ心がそこにないかのようだった
前田は突然うつむいた
「マジだ…」
ふと呟いた
「マジだよ…
マジで生きなきゃみなみに申し訳ねぇ…」
前田は水平線から顔を出そうとしている太陽に向かいそう言った
【最強は誰かまだ決まっていない】
550 :
二話 覚悟の日の出 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/14(月) 22:30:55
洞窟の中に射し込む朝日
その光で平嶋は目を覚ました
無意識の内に眠りについてしまっていた、彼女は安堵のため息をもらす
大家、仁藤、彼女達から受けたダメージはまだ癒えない
度重なる戦闘で彼女の体には知らず知らず疲労が蓄積されていた
「これがわたしの最後の隙…」
彼女は自分を恥じた、センターになるためならどこまでも非道になる
なのにまさか眠りについてしまうとは…
彼女は心に誓った、残り1日戦い続けると
「センターの座は譲らない」
仁藤の死体には目もくれず銃を手にとり動きだした
551 :
三話 予知夢 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/14(月) 22:33:46
「どうしましたか明日香様!!」
佐藤は寝ていたはずの倉持が泣いていることに気がついた
「たくさんの命が…失われた」
「争いが起こっているのですね…」
「ああ…だが、今わたしは止めることができない…」
彼女は険しく悲しい表情で言った
「夢を見た…」
倉持がそう言った瞬間、佐藤ははっと驚いた様子を見せた
そしてすぐさま彼女に問い詰めた
「どんな…どんな夢だったのですか!?」
「血が流れ悲しみが溢れる戦場に一人佇む女」
「それはいったい誰ですか?」
「わからない、だが彼女は救世主にも破滅に導く悪魔にもなりうる存在」
「救世主にも悪魔にも…」
佐藤は不安げにそう呟いた
「そう気負いするな、悪魔に堕ちぬようわたしはここにいるのだ
必ずその者はやってくる、その時を待つしかない」
倉持は佐藤の不安を拭いさるように自信気に言った
いや、もしかすると彼女自身の不安も和らげたかったのかもしれない
その時だった、外の監視をしていた松井が突如叫んだ
「まさか…」
もうその者が現れたのか、と倉持の脳裏をよぎった
552 :
◆Wrj/778Rh2 :2011/02/14(月) 22:37:30
第一部お付き合いくださった皆さまありがとうございます
第二部も最後までお付き合いください
そして今日は終わります。
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 22:39:59
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 22:41:39
俺のさしこをタヒなしたやつは
嫌いになる(´・ω・`)
555 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 22:41:40
556 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 22:53:09
二部キター
557 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 22:55:08
おつでつ
558 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 23:06:52
もっちぃなんで教祖様になってんの?
559 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 23:11:03
560 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 23:21:51
561 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/14(月) 23:35:42
結局トリは付けたがコテはなしでいくのか呼びにくい
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 01:28:06
もっちぃ死ぬなよ(´;ω;`)
563 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 02:54:24
深夜あげ
564 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 04:32:55
やっぱり、もっちぃのキャラ笑ってしまうw
565 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 07:04:13
早朝あげ
566 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 08:43:06
がんばれp(^^)q
567 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 10:27:57
え?前田まさかのマジスカ展開
568 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 12:45:37
ここでマジすかロックンロールが流れる
トゥルトゥルトゥルルル〜
たのし〜こ〜とばかりじゃね〜
避けては通れねえ道〜
一発ここでやるしかね〜じゃん?
ブチッ、と何か切れる音がした〜
569 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 13:03:11
マジすかロックンロール♪
570 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 15:12:37
続きはまだカ?
571 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 16:07:20
あげ
572 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 19:10:35
あげ豆腐
573 :
四話 目覚めたそこは ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/15(火) 20:30:45
「はっ…」
篠田は目を覚まし起き上がった
「痛っ」
腕、足いや体全身に激痛が走る
彼女は昨夜のことを思い出した、松原に襲われ茂みを落下したのだと
「ここはどこ…?」
見知らぬ家の中、篠田はそこに寝かされていた
少し荒いが包帯が巻かれ、傷口は処理されていた
「目を覚ましましたか」
別の部屋から声が聞こえ、顔をだした
「無事でよかった…」
奥が胸を撫で下ろすように安心して言った
「おくたま…無事だったのか」
「なんとか…」
「これをやってくれたのも…」
篠田は腕と足に巻かれた包帯を見て言った
「はじめてだったので大分手こずったんですけど…
でもわたしはそれだけで、麻里ちゃんをここまで運んできたのは…」
奧がそういいかけた時だった
「そうだ!はるなは?…小嶋は?」
松原から撃たれる瞬間、自分の身をなげうって助けてくれた
命の恩人ともいえるその人の姿が見えない
「まさか…」
篠田は嫌な予感がした
574 :
五話 今日だけは ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/15(火) 20:34:15
「まさか陽菜…わたしを庇って…」
「いや、大丈夫ですよ。
怪我はしてますけど大事に至るほどのものはなかったので」
篠田は胸を撫で下ろした
「隣の部屋でまだ眠ってます、そりゃ小嶋さんすごかったですから…」
奧は昨夜のことを語りだした
まだ朝日の出ない真夜中、奧は突然外で物音がしたため様子を伺った
そこには小嶋が篠田を背負い倒れこんでいた
『ど、どうしたんですか?』
『麻里子…麻里子の手当てを…』
そう言うと彼女は力尽き気絶した
「わたしが家の中に運んでる最中もずっと麻里子、麻里子って」
篠田は涙を流していた
自分のことも省みずわたしをここへ連れてきてくれた
感謝しても仕切れぬ思いでいっぱいだった
「ふわぁ〜よく寝た〜」
いつもの気の抜けた声が聞こえてきた
「あれ〜?なんで麻里子泣いてんの〜」
「うるさい…」
篠田は涙を拭った
いつもなら毒舌を吐いて言い返してやるところだが
今日だけはその気持ちを心の中にしまっておこう
今日だけは…
575 :
六話 帰還 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/15(火) 20:39:08
松井の悲鳴が聞こえ、野中は家から飛び出した
「!!」
するとそこには松井が仰向けに倒れ気絶していた
「敵は!?敵はどこ!」
姿の見えない敵に野中は焦りながら辺りを見回した
その時だった
野中の目の前に上から人が降ってきた
あまりに突然の出来事に動きが停止した
しかし、即座に我を取り戻し野中はその者を威嚇し静止させるため銃を構えた
…瞬間だった
その者の繰り出した上段廻し蹴りが野中の顔、側面に炸裂した
きれいに入ったその蹴りは野中の脳を激しく揺らした
当然立っていることなどできず野中はペシャンとその場に崩れ落ちた
その者が振り返ると
「動くな!!」
銃をその者に向ける佐藤とその奧に倉持が駆けつけていた
がしかし、その者は銃に臆することなく佐藤に突っ込んだ
あまりの勢いに佐藤は引き金を引いた
しかし先にその者は銃口を蹴り上げ銃弾は空を切っていた
そして残ったもう一方の足で佐藤の銃を弾いた
あまりの速業に呆然とする佐藤、そして倉持が口を開いた
「戻ってきたか…
大島 優子」
576 :
七話 怒りの拳 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/15(火) 20:42:16
そう言った倉持の目線の先には確かに大島の姿があった
大島は倉持を睨み付けていた
しかしその目には敵意はなく怒り、憎しみの念が込められているようだった
「埠頭に行ったのか…?」
倉持がそう発した瞬間だった
大島は倉持に駆け寄り、胸ぐらを掴み怒声を飛ばした
「知ってたのか!!梅田が真犯人だってこと!!」
「すまない…わたしには見えていた」
「じゃあなぜ言わなかった!」
「仕方がないだろう!
梅田が真犯人と知ればお前は1人で向かう、そうすればお前は死んでいたんだ!!」
倉持も感情がこもり口調が強くなる
「指原がいなければ増田が暴動を起こさなかった
そうしなければ梅田はいつでもお前を撃つチャンスがあった」
「それでも仲間に危険な目に遭わせる訳にはいかない!」
大島の瞳は真っ直ぐに倉持を見据えていた
その目に彼女はもう言い返すことができなかった
大島は静かに拳を握りしめた
「もしもわたしが犠牲になる道を選んでいれば、さえ達は死ななくて済んだ!!」
怒りに満ちた顔に涙が流れていた
拳を振り上げ倉持に向かって放った
577 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 20:52:25
主、残り29じゃない?
578 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 21:16:01
まだ登場してないの誰?
579 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 21:25:55
りなてぃん
580 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 21:28:22
前田あ 宮崎 田名部 中田 石田 米沢くらい?
581 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 21:29:36
宮崎ってどっちもまだ出て来てないのかw
582 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 21:31:03
583 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 21:39:56
怖いよー怖いよー
584 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 21:41:33
どの宮崎がいるんだよwww
585 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 21:41:59
バトル選抜の方
586 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 21:57:49
内田は無惨な死になると予想
587 :
◆Wrj/778Rh2 :2011/02/15(火) 21:58:57
今日はおわりです。
30人です。間違いじゃありません。誰か生きてます。
588 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 22:01:35
そうくるかー
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 22:09:32
>>587 そういえば一人だけ死亡が確認されてない人物がいたような・・・・
590 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 22:12:18
591 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 22:15:43
何気なく伏線張りやがったか…
他にも伏線っぽいのあるし期待だな
592 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 22:26:45
残りの地味メンがどう処理されるのか楽しみだW
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 22:30:35
01/48 佐藤す(戸ヶ崎・銃殺)
02/48 峯 岸(戸ヶ崎・銃殺)
03/48 河 西(板 野・爆殺)
04/48 藤 江(平 嶋・銃殺)
05/48 近 野(平 嶋・銃殺)
06/48 岩 佐(片 山・撲殺)
07/48 片 山(松 原・銃殺)
08/48 柏 木(松 原・銃殺)
09/48 仲 川(松 原・銃殺)
※↑ここまでは確定
>>50の主カウントと一致
10/48 小 林(梅 田・ )
11/48 鈴 木(梅 田・ )
12/48 中 塚(板 野・刺殺)
13/48 大 家(平 嶋・銃殺)
14/48 仁 藤(平 嶋・銃殺)
15/48 増 田(梅 田・銃殺)
16/48 横 山(梅 田・銃殺)
17/48 宮 澤(梅 田・銃殺)
18/48 秋 元(板 野・銃殺)
19/48 高 橋(松 原・銃殺)
【残29名】
誰か生きており→30名
撃墜スコア上位
1位 梅 田5
★★★★★
2位 平 嶋4
★★★★
2位 松 原4
★★★★
3位 板 野3
★★★
【生存者】
(★)4名
平嶋、梅田、松原、板野
(既出)15名
小森、北原、高城、渡辺、多田、大島、指原、野中、松井咲、倉持、佐藤亜、前田敦、篠田、小嶋、奥
(未出)10名
前田亜、宮崎、田名部、中田、石田、米沢、佐藤N、内田、仲谷、菊地
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 22:31:43
ちざほむすきだあああああああああああああ
595 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 22:34:00
596 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 22:34:56
まちがえた・・
598 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 22:47:50
太文、稼乍委羽息弟瑠
599 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 22:48:02
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 23:03:39
>>599 そうかな?
>>50以降一部完了まで主カウント出さなくなったのはそこに死亡してない人がいるからではないかい?
601 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 23:05:37
漢文に早漏このスレは国際性豊かだな
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 23:20:28
誰だ生きてる奴ううう
ひとまず高橋は生体反応消えたんだよな
603 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 23:25:01
ゆったんとさえは?
撃たれて動かなくなったけど
604 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 23:27:55
>>602 荷物があっただけで死体も何も確認されてない人が一人だけいるみたいだけど
605 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 00:44:13
生き残ってるのは河西じゃね?
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 00:47:32
>>605 でも【残り45名】って??
釣りってこと?
607 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 00:53:26
608 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 01:00:44
>>607 ↓これでも生還かな?
「え?」
その瞬間、彼女の額を弾丸は貫いた
ぽっかりと空いたその額からは血が吹き出し真っ赤に染まっていた
609 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 01:25:44
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 02:04:14
増田か小林か鈴木しかなくね?
611 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 06:00:05
誰かこれ読んでるメンバーいたりするのかな…
612 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 06:23:48
48人中ひとりは2ちゃんみててもおかしくない
613 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 07:07:44
早朝あげ
614 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 07:51:52
615 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 08:17:44
指原は見てた
616 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 08:23:09
ちざほむはもっとメンバーの性格を捉えて
617 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 08:36:37
だからここで言うな
618 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 09:51:26
619 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 09:52:42
実は元AKBがこれを書いている
とかは?
620 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 10:01:16
だから?
621 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 10:12:55
血まみれの身体としか描かれてないから小林か鈴木のどちらか一方は生きていたんだろう
優子も死亡を確認したわけじゃないし、梅田がとどめを刺し忘れたか死んだ振りをしたか
これが推理小説なら二つの死体と地の文で書くとアンフェアになるかも
622 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 11:43:25
死んでない奴わかった
ネタバレになりそうだから書かないけど
623 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 11:55:57
おれもわかってるけど言わないでおくよ
624 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 12:04:29
昼食あげ
625 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 12:06:13
間をとってSKE秦。
626 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 12:19:18
死んでないと言われても違和感ない奴一人いるな
627 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 13:00:12
町田奈苗が、まだ生きている。
あの、したたか女め〜!
628 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 13:00:41
間を取って、藤江ちゃん
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 15:49:01
おまえだったのか…
630 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 15:59:17
犯人は…
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 16:00:52
この中にいる!!
632 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 16:24:39
ここ見てたら実写で見たくなってきたw
マジでAKBバトロワを映画化してくれ!
633 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 17:06:54
前田の優勝になるからイラネ
634 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 17:29:58
小嶋は遠くを見て言った
「優子、大丈夫かな?」
「大丈夫、あれは殺しても死なないようなやつだから」
「もう言い過ぎ〜」
二人は冗談を交えながら笑っていた
しかし、彼女達の心の中ではやはり大島の安否を心配していた
突然、篠田が真面目な顔に戻った
「優子は責任感強いから…」
篠田、小嶋、大島、彼女達は同期ではないにしろ苦楽を共にしてきた仲間
お互いの考えることはわかっていた
「背負い込みすぎるところあるから…」
「あぁ…あぁ…」
佐藤はあまりの迫力に腰を抜かし、言葉にできていなかった
拳は倉持のわずか横を通過し壁を叩いていた
そこには少しひびがはいっていた
「わたしは…」
拳を突き出したまま大島はうつむいた
「わたしは…わたしは…守れなかった…みんなを…佐江を…」
その声は震え次々と涙が地面に零れ落ちる
倉持のせいではない、だれのせいでもない
怖かった、銃弾に恐れ体が動かなかった…悔しいのではない情けなかった
ただ…自分の力がたりなかった
「倉持…わだじは…つよくなりだいッッ!!」
635 :
八話 守るのではなく護る ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/16(水) 17:38:22
小嶋は遠くを見て言った
「優子、大丈夫かな?」
「大丈夫、あれは殺しても死なないようなやつだから」
「もう言い過ぎ〜」
二人は冗談を交えながら笑っていた
しかし、彼女達の心の中ではやはり大島の安否を心配していた
突然、篠田が真面目な顔に戻った
「優子は責任感強いから…」
篠田、小嶋、大島、彼女達は同期ではないにしろ苦楽を共にしてきた仲間
お互いの考えることはわかっていた
「背負い込みすぎるところあるから…」
「あぁ…あぁ…」
佐藤はあまりの迫力に腰を抜かし、言葉にできていなかった
拳は倉持のわずか横を通過し壁を叩いていた
そこには少しひびがはいっていた
「わたしは…」
拳を突き出したまま大島はうつむいた
「わたしは…わたしは…守れなかった…みんなを…佐江を…」
その声は震え次々と涙が地面に零れ落ちる
倉持のせいではない、だれのせいでもない
怖かった、銃弾に恐れ体が動かなかった…悔しいのではない情けなかった
ただ…自分の力がたりなかった
「倉持…わだじは…つよくなりだいッッ!!」
636 :
◆Wrj/778Rh2 :2011/02/16(水) 17:39:11
すいません、2回貼ってしまいました
637 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 17:40:03
あれ酉なし?
638 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 17:42:37
酉ついたw
639 :
九話 力がほしい ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/16(水) 17:59:59
心の底からでた言葉だった
もう目の前で大切な仲間を失いたくない
泣くのはこれが最後だ、と彼女は顔をぬぐった
そして倉持を力強く見つめた
「その不思議な力をわたしに教えてくれ!!」
倉持はその言葉に驚いた
力か…
「いいだろう、だがそうたやすく習得できるものではないぞ」
「わかってる…」
「命の保障はない」
「ああ…」
考えることなく即答する彼女の意思に
倉持はもうこれ以上の質問は不必要と判断した
「ついてこい」
そういうと彼女は大島にこいと合図し家の中へと入っていった
640 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 18:02:41
くらもち
おまえはいったいなにものなんだ
641 :
十話 まさかの ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/16(水) 18:07:56
「そこに座れ」
大島を居間に座るように倉持は指示した
そして彼女は自分のカバンから水晶玉を取り出し
大島の前に置いた
「それはただの水晶玉よ」
「じゃあどうやって力を?」
「見てて…」
そういうと倉持は目を閉じ両手を前に掲げ集中力を高めた
次の瞬間、水晶玉が徐々に宙へと浮き始めた
「えぇ!?」
完全に宙に浮いた水晶玉に彼女は驚いた
「ふう…こんな感じ」
力を抜くとそれはぽとりと落ちた
「これをあなたには身に付けてもらう」
642 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 18:13:09
生きてるのは横山ですね
643 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 18:15:23
ちょwwwww倉持wwwww
調子のんなwwwww何者??
644 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 18:17:34
645 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 18:20:15
俺の倉持△
646 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 18:25:52
倉持のあの顔と声で目を閉じてイメージしてみるが、教祖様でまったく違和感ない。
647 :
十一話 修行開始 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/16(水) 18:25:57
『天、地、全ての力を感じるのです』
「うぅ〜…」
倉持の言葉を思い出し大島は手をかざした
『触っていなくても触っているという感覚を持つのです
そして最も大切なのは集中、水晶を持ち上げる
それ以外の雑念を払いきらなければいけない』
「触ってる感覚…」
当然、そんなものがあるわけでもない
しかしここで諦めるわけにはいかない
彼女はひたすら水晶に念を送った
「彼女は力を開花させることができるのでしょうか?」
「わからない…ただ彼女には大きな力を感じる」
「大きな力…」
「ああ、信じるしかない。彼女が救世主となるように」
648 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 18:37:28
倉持→ヨーダ
大島→ルーク
649 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 18:37:43
倉持のキャラなんなんだよwwww
650 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 18:39:19
推し優遇しすぎで糞みたいな小説になってるよ
いや、主は泣きながら推しの鈴木を
殺したんだとおもう
652 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 18:44:28
主はすーめろ推し
653 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 18:46:47
主の推しは康推し
654 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 18:54:36
655 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 19:14:41
最初に運営に殺されるのは目立てて非常においしいw
656 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 19:18:57
今更なんだけどこれって最後の一人じゃなくて
殺した人数が多い人が優勝?
657 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 19:22:03
658 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 19:24:46
いくらたくさん殺しても当人も殺されてしまったらセンターになれないじゃー〜〜〜〜ん!!
659 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 19:57:00
うーん人知を超えた力ってのはなぁ
660 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 20:03:32
ちざほむのところも、みんな怪物になったり炎を操ったり透明になったりしてるから無問題ですよ。
661 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 20:25:28
前田はいつ第二形態に進化するの?
662 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 20:29:53
超能力は行き過ぎるととたんに冷めるからな
微妙なラインをいくのが難しい
まあ頑張れ応援してる
663 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 20:47:45
どんなことになるのやら期待あげ
664 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 21:37:34
mdk?
665 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 22:05:40
あげあげ
666 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 22:19:31
まだですかスカ
きょうは終わりぽ
668 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 22:42:19
んなことはない
669 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 23:42:08
もっちーのキャラどうしたん
670 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 00:29:34
ちざほむさん、早く続きをー
671 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 02:32:32
今日はなしか
672 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 02:35:19
なんだ黒魔法にでも手出すのか?
673 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 06:49:19
早朝あげ
674 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 07:31:26
あげあげ
675 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 08:00:36
からあげ
676 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 08:54:55
ああ下痢
677 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 09:56:08
更新マダー
678 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 10:04:43
題材が古くて風化した
679 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 10:08:30
ガチで、オカロとしーちゃんが最後まで残る。
680 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 11:09:17
あきちゃマダーp(^-^)q
681 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 12:17:33
昼食あげ
682 :
十一話 修行開始 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 14:07:25
日は昇り島をその光で照らし始めた
鳥の囀りが聞こえまさかこの島で
少女達が生死を分ける戦いをしているなど誰も思わなかった
小鳥たちは生い茂る木々に止まり甲高く鳴く
それは彼女達への鎮魂歌のように聞こえた
突然、茂みを掻き分ける激しい音がした
一斉に飛び去る小鳥
その羽音が鳴り止む頃、彼女達は現れた
「抜けた…」
渡辺、多田、北原、高城、小森の5人は洞窟の反対側まで辿りついた
「眩しい…」
暗闇からの脱出、この光は彼女達にとってあまりにも眩しすぎた
しかし、それと同時に5人は口をそろえて言った
「わたしたち生きてる」
普段ならば口にしない言葉
彼女達は生きているという喜びを実感した
683 :
十二話 生きる実感 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 14:09:01
日は昇り島をその光で照らし始めた
鳥の囀りが聞こえまさかこの島で
少女達が生死を分ける戦いをしているなど誰も思わなかった
小鳥たちは生い茂る木々に止まり甲高く鳴く
それは彼女達への鎮魂歌のように聞こえた
突然、茂みを掻き分ける激しい音がした
一斉に飛び去る小鳥
その羽音が鳴り止む頃、彼女達は現れた
「抜けた…」
渡辺、多田、北原、高城、小森の5人は洞窟の反対側まで辿りついた
「眩しい…」
暗闇からの脱出、この光は彼女達にとってあまりにも眩しすぎた
しかし、それと同時に5人は口をそろえて言った
「わたしたち生きてる」
普段ならば口にしない言葉
彼女達は生きているという喜びを実感した
684 :
◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 14:10:56
昨日はすいません、終了宣言するの忘れていました
今後は気をつけます。
>>682話数ミスですほんと凡ミスorz
685 :
十三話 これから ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 14:22:11
「よかった…生きてる…」
彼女達はほんのわずかの歓喜に浸った
しかし、彼女達は忘れてはいない
自分達のために犠牲となった彼女達のことを
5人は胸に刻み込んでいた
「朝?いま何時なんだろ?」
洞窟の中をひたすら走り続けた
時間の感覚がすでにわからなくなっていた
「これから…どうしよう…」
北原は不安げにつぶやいた
仁藤無き今、生き残るためにどう行動すればいいのか決めかねていた
「やっぱり、他のメンバー探さないと…」
渡辺がそういったときだった
ガガ…ガガガ…
無機質な機械音が島中に響き渡った
686 :
十四話 中間発表 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 14:32:34
「え?なに…?」
突然のその音に高城は反応した
ガガ…
『えーえー』
男の声が聞こえてきた
彼女達のよく知る男の声だった
『みなさん聞こえますか?』
戸賀崎はゆっくりとよく聞こえるように話だした
『一日目ご苦労さまです、二日目開始ということで
みなさんに現在の状況をお伝えいたします
現在死亡したメンバーは18人残り30人です
それでは死亡したメンバーの名前を読み上げます』
まるで彼が機械かのように言葉に感情が全くない
次々と読み上げられる名前に5人は驚愕していた
死亡した者がいる、すなわち殺した者がいるということだ
メンバー同士で殺しあうこの状況に彼女達は失望と落胆がこみあがっていた
687 :
十五話 立ち上がらなければ始まらない ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 14:47:45
『大家志津香 仁藤萌乃』
告げられたその名前
彼女達の心に鋭く刺さる
なにより平嶋夏海、彼女の名前があがらなかった
仁藤が決死の覚悟で挑んだ…
彼女の思いが無情にも崩れ去っていたことに彼女達は再び落胆した
『現段階でのセンター候補の名前は公平性を期すため伏せておきます
それではみなさん二日目懸命に戦ってください』
その言葉を最後に機械音は止み
再び無音の空間へと戻った
「とにかく動こう、ここでもたもたしてる場合じゃない!!」
死んだ仁藤、大家のため迷っている場合ではない
生き残る方法を見つけ出す
決意を固め彼女の中で何かが変わっていた
688 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 15:23:05
おつでつ
689 :
十六話 ジャンケンを制した女 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 17:45:40
19thシングル「チャンスの順番」
それはジャンケンによって選抜が決められた
見事、頂点に立った女それが内田眞由美
彼女も戸賀崎の放送を聞き終えていた
もう18人ものメンバーが死んだ…?
わたしもいつまでもこうしてはいられない
彼女は開始からほとんど場所を動かずにいた
万が一のことを考え動かないほうが賢明だと考えたのだ
ただ彼女には一つ気がかりなことがあった
「わたしを憎んでいる人がいてもおかしくない…」
それもそのはずである
選抜常連メンバーに比べ内田のようなメンバーには
ジャンケン選抜というのは大きなチャンス
その頂点に立った彼女に嫉妬をしていたとしてもおかしくない
「そう、その通り…」
突然、後方で声がした
「あなたが思う以上に敵はいるわ」
「・・・・・」
内田は何も言わずその方を振り向いた
「ジャンケンの借り返さしてもらうわよ」
彼女の瞳には石田の姿が映っていた
690 :
十七話 生き残るための運 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 18:02:32
「なぜわたしがあなたの前に現れたかわかる?」
「・・・・・」
なおも内田は返答をしない
「そんなにピリピリしないでよ」
石田はあきれたように笑い続けて話した
「わたしはね、このゲームが始まってからずっとあなたをつけてた
あなたに復讐しようと思ってね。
でもね運悪くわたしの武器はナイフ
これで挑んで返り討ちにあうのも馬鹿馬鹿しいとおもったわ
でもねわたし見ちゃったの…」
目を細め片方の頬をあげ不気味な笑みを浮かべた彼女は言った
「あなたの武器はなんと…パチンコ〜〜〜www
笑っちゃたわ、わたしのナイフでも糞みたいなものなのに
パチンコ!?声をおさえるので必死だったんだから」
彼女は大声で笑いナイフを手に取った
「ジャンケンで勝つ運はあっても生き残る運はなかったのねw」
石田はナイフを握り締め内田に突っ込んだ
691 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 18:13:49
石田きたーww
692 :
十八話 キンス ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 19:19:58
【最強のセンターは誰か?】
小柄な体に金髪の頭、耳には大量のピアス
その街では彼女に勝てる者はいず、
金髪ピアス略してキンスと聞いて知らないものはいなかった
「すいま…ぜん…ゆるいて…くらさい…」
泣いて謝る女の耳に彼女はアイスピックを突きつけた
「やめれ…やめて…くらさい…」
女の言葉など聞こえておらず
大きく振りかぶると一直線に耳に突き刺した
彼女、そうキンスはピアスに対して異常な執着心があった
ピアスの穴を見ることに彼女は快感を覚えていた
彼女は喧嘩をする相手一人ひとりの耳に必ず穴をあけていった
693 :
十八話 キンス ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 19:29:48
【スポーツではなく目つき、金的なんでもありの場合】
それはいつもと変わらない、
目に付いたワルを片っ端から殴る
そんな日常と同じ…はずだった
「うぐっ…うぅ…」
コンクリートの上に這いつくばる数人のヤンキー
その真ん中では彼女が高らかに笑っていた
戦い終わり敗者への儀式、彼女はアイスピックを取り出した
「もうそのへんにしてやるたい…」
彼女はその声に振り向いた
そこには自分よりも遥かに背の高い女が立っていた
「こげな数相手にするとは…強かね」
その女は笑い彼女の元へ近づいてきた
694 :
十八話 キンス ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 19:43:11
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
「はぁ…はぁ…」
キンスはコンクリートの上に倒れていた
起き上がる力がない、彼女は負けた
「こげんつよかやつ…久しぶりたい…」
その女も立っているのがやっとの状態だった
二人とも顔中血だらけになりぼろぼろになっていた
人生で初めての負け…彼女は敗北の喪失感にとらわれていた
「おい、金髪」
女は倒れたキンスの側によった
「大家…大家志津香、おまえの名前は?」
笑顔で手を差し伸べた
しかし、キンスはその手をはたいた
「内田眞由美…待ってろ、すぐにおまえを追い抜いてやる…」
翌日、彼女は空手を習い始めた
その日から毎日欠かさず鍛錬を行った
月日は流れ、彼女は大家を追いAKBへと入る
【最強は誰かまだ決まっていない】
695 :
十九話 キンスはもういない ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 20:01:14
向かって来る石田、突きつけられたナイフ
内田はぎりぎりまで見切った
石田が突っ込んでくるのをカウンターに彼女は左拳を打った
放たれた拳は石田のみぞおちに深くめり込んだ
「う…」
たった一言、石田はその場に倒れこんだ
「うぐぅ…うぅ…」
石田はもだえ苦しんでいる
内田は彼女の側により手を伸ばした
「もう一度わたしを倒しにこい」
彼女はもうあの頃とは違っていた
力も心も全て強くなった
あのときの約束を果たしたかった…
内田は遠くの空を見据え、悲壮感をただよわせつぶやいた
「大家、おまえの仇はわたしが討つ」
696 :
十九話 キンスはもういない ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/17(木) 20:02:16
今日はこれで終わりです。
697 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 20:10:20
キンスwww
698 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 20:46:32
キンスわろたww
699 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 20:48:06
700 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 21:42:48
うっちーかっこよす
701 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 21:52:34
キンスktkr
702 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 21:54:24
>>655 本家バトロワのデコナイフみたいなものだなw
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 22:02:45
しーちゃん再登場w
704 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 22:07:09
空手の基礎ともいえる中段突きか、すばらしい。
705 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 22:55:52
あきちゃしゃべったp(^-^)q
706 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 22:58:56
ぽ
707 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 23:21:24
に
708 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/17(木) 23:59:19
い
て
710 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 01:23:23
|
711 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 03:13:02
る
712 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 06:57:28
と
713 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 07:29:04
谷
714 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 08:50:23
亮
715 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 08:55:08
子
716 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 08:55:11
子
717 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 10:17:00
悪いけどキンスはいただけないなぁ・・・
718 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 10:57:11
普通にオカロが優勝だろ
719 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 11:46:17
昼食あげ
720 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 14:38:08
給食あげ
721 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 15:13:29
組閣2公演なうあげ
722 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 15:21:09
3時のおやつあげ
(бвб)うっくり
723 :
二十話 鈴の音 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 16:30:34
チリーン…
かすかに聞こえた鈴の音
内田の耳には確かに聞こえた
チリーン… チリーン…
こちらへ近づいてくる
確実に音が大きくなる
チリーン…
消えた、そう思った瞬間だった
内田は人の気配を真後ろに感じた
「!!」
彼女が咄嗟に振り返ろうとしたときだった
鈴の音と共に彼女は棒状の物で叩き飛ばされた
地面に転がった彼女はすぐさま身構えた
チリーン…
そこにいたのは菊池あやかだった
>>723 スマン、一言だけ言わせて・・・
待ってたよ〜〜
725 :
◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 16:47:19
鈴が二つ付けられた木製の杖
それは菊池の肩ほど高く細長いものだった
「・・・・・」
内田は立ち上がりしなやかに構えた
先ほどの攻撃、一瞬彼女が消えた
そして自分の背後に現れた
内田が思考を張り巡らせる中、
菊池は杖を宙に浮かせまるでバトンかのように指先で回し始めた
それは高速で回転し空を切る
その音が内田の元まで聞こえていた
「・・・・・ッ!!」
彼女は咄嗟に身をかわした
鋭い刃のようなものが地面に突き刺さる
左後方、彼女の死角からそれは飛んできた
彼女は混乱していた
菊池は…目の前にいる…
726 :
二十二話 棒術 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 17:01:50
彼女は困惑していた
なぜこれが飛んできた、こいつはどうやって…
回し続けた杖を止め菊池は動いた
内田に向かい真正面から突っ込んできた
内田は咄嗟に先ほど投げつけられ地面に刺さった刃を引き抜いた
それは先端が刃になったクナイだった
内田はそれで菊池の杖を防いだ
しかし菊池は巧みに杖を使い彼女に猛攻をかける
それは無闇に振るうものではなく棒術と呼べる攻めだった
「(くっ…長物の使いに慣れている、リーチの分こちらが不利だ…)」
彼女は攻めあぐねていた
内田の間合いに入る隙がなかった
その時、再び彼女の死角からクナイが投げつけられた
727 :
二十三話 音を操る ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 17:14:38
放たれたクナイ
内田はぎりぎりのところでかわした
「甘いッ!」
菊池はその隙を見逃さず彼女の足を叩きつける
内田はそのまま膝をついた
額に杖の先端が当てられる
「どうやってわたしが攻撃しているのかわからないでしょ?」
彼女の言うとおり一発目も二発目も別角度から飛んできた
仕掛けたトラップなのならなにかしらのモーションが彼女にあってもおかしくない
「わたしは音を自在に操る
あなたの感覚を惑わせることなんて簡単」
彼女はニヤリと笑った
「(音を操る…!?)」
彼女の言葉が本当なら全て辻褄があう
鈴の音を鳴らし近づいてきたのも
杖を回し音を発しさせていたのも
知らず知らずの内、彼女の術中に嵌っていた
728 :
二十三話 無謀な攻撃 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 17:25:14
「もうあなたはわたしの術中にはまっている」
そう言うと菊池は膝をついている内田に杖を振りおろした
しかし、それは空振りし地面を叩く
「自分の間合いに持っていかないと…」
受身をとった彼女はそのまま菊池に向かった
二人は打ち合いになった
しかし菊池に有利なことは目に見えていた
再び押され始める内田
その間も彼女の頭から離れなかった
どうやって…
意識が一瞬とぎれた瞬間だった
菊池の杖が内田の腹に刺さり突き飛ばされた
729 :
二十四話 逆転への兆し ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 17:57:15
一瞬宙に浮き、後方へと突き飛ばされる
内田はそのまま茂みの中へと落ちた
「うぅ…うぅ…」
彼女としたことが目の前の敵に集中していなかった
内田はそんな自分を悔いた
「なにやってるんだ」
ぼそりと呟いた
あの日から鍛錬してきた自分の力はこんなものなのか?
大家を追いかけてきたこれまではこの程度だったのか?
その時、彼女は目を疑った
「・・・そうか、そういうことだったのか」
730 :
二十五話 逆転への奇襲 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 18:16:10
「止めをさすか…」
菊池は彼女の倒れた茂みへと近づく
その時茂みの中からクナイが飛び出してきた
「!!」
菊池は咄嗟に反応しそれを避けた
その瞬間、内田は茂みから飛び出し彼女へ突っ込む
「甘い…」
菊池はタイミングを見計らっていた
一の字に振り切る
しかし内田はその下へ避けそのまま菊池を通過した
「なにっ!?」
自分の横を通りすぎた
最初から目的は違う…
内田が滑り込んだ先にはクナイが2本地面に突き刺さっていた
731 :
二十六話 クナイの行き先 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 18:29:36
「貴様、最初からそれが狙いか…」
菊池は睨みつけた
「そう、これがわたしの狙い…」
内田は静かに言った
しかし、彼女のなかにはもう一つの狙いがあった
「ずっとあんたがなにかしらのトリックを使ってると思い込んでた」
内田はそう言うとクナイを投げた
「でもそれ自体があなたの罠」
『音を操る』『感覚を惑わせる』『術中に嵌っている』
菊池の言った言葉を一つずつ思い出す
「・・・・・」
菊池は黙ったままクナイを余裕でよける
それを見てすかさずもう一本のクナイも投げた
「クナイを手に入れるだけがわたしの策じゃない」
「ぐわぁっ!!」
その時、茂みの奥で何者かが叫んだ
内田はニヤリと笑みを浮かべた
「あなた達を一直線に揃える、それもわたしの作戦だったの」
732 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 18:32:55
面白く無さすぎて萎えた
733 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 18:43:23
もうgdgdですね
734 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 19:01:27
735 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 19:03:45
干され同士の戦い程どうでもいいものはない
736 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 19:07:08
737 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 19:29:04
面白い
738 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 19:45:29
はじめは面白いと思ってた
倉持のキャラから疑問を感じ
第2部から迷走しだし終いには忍者ごっこ
つまらん
739 :
◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 20:39:32
内田の放ったクナイの先
そこには仲谷の姿があった
「うぅ…」
彼女の腕にクナイが刺さり悶えていた
内田はもう一人の見えない敵に見事命中したことに安堵した
「あなたの言葉はフェイク
トリックを考えさせることで底なし沼に嵌らせるための」
菊池は無言で睨みつけたままだった
「答えは簡単、もう一人いた
あなた達は常にわたしを挟んで一直線になるような陣形を組んでいた」
その言葉どうり菊池、仲谷は絶妙な連携で内田を翻弄していた
しかし内田はそれを逆手に取り仲谷にダメージを与えたのだ
一人は墜ちた、残るは目の前の彼女
内田は菊池を見据えた
740 :
二十八話 菊池の過去 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 20:52:11
仲谷はもう使えない
しかし、彼女に負ける要素はない
菊池には自信があった
元彼とのプリクラが流出し彼女はAKBを脱退した
事務所も解雇され全てを失った
「もう…ずべてなくした…」
AKBであるということそれが彼女にとっての唯一の希望
自分がここにいるという存在の証
彼女はそれを失い途方にくれた
目標なくただ徘徊するだけの日々がはじまった
「ここは…?」
そんな彼女がある日訪れた一軒の山小屋
そこには年老いた老人が一人暮らしていた
「なにか大切なものを失ったのですね」
その言葉に彼女は驚いた
741 :
二十九話 ある男の話 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 21:05:33
「そうですか…そんなことが」
彼女は全てをその老人に話した
見ず知らずの人に言うことではない
しかし、彼には自然と話すことができた
ありのままの自分の気持ちを
「それで…意味もなくここへ辿りついたのですね?」
老人は言った
「昔、会社をクビになった男がいました」
「・・・」
「その男は全てが嫌になり山で自殺をしようと決心しました
彼は死のうと崖から飛び降りました
ものの数秒、しかし全身の打撲、骨折数箇所
結局彼は死ねませんでした
体は思うように動かず痛みに顔を歪める中
彼はふと空を見上げました
木々が揺れる音、雲の流れ
彼は生命というものをそこで感じたのです」
742 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 21:06:45
どうしてもいいたい
菊地な
743 :
三十話 失うものはなにもない ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 21:15:52
菊池はなぜか涙を流していた
その話の男の心境が手に取るようにわかる
彼女自身、この山にそのために来ていたのだから
「登山客に見つけられるまで約1週間
彼は何も飲まず何も食べず生き延びた」
涙を必死にこらえ菊池は聞いた
「その…男の人は今…?」
「さあね、彼がその後再び社会に復帰したのかは知らない
しかし、きっともう命を捨てようなんて思わなくなったんじゃないかな」
菊池は身構えた
わたしは底を知った、人としての底辺を
「もうなにも…恐れることはない…」
744 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 21:26:32
うっひゃ
つまらん
745 :
三十一話 悪魔は笑った ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 21:30:05
「ああああああああああああああああああああ」
菊地は頭上高く杖をあげ振りかぶった
「!!」
斬りかかろうとする菊地、その後ろにいる仲谷
そのライン上にもう一人
異様な殺気、禍々しいオーラ
彼女は目の前の菊地ではなくその者に目を奪われていた
「笑ってる…」
銃を構えこちらにむかって笑った彼女が内田の目には不気味に映った
ぞくり…と背筋が凍る感覚
彼女は初めて”殺される”と感じた
746 :
三十二話 突然の幕切れ ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 21:47:00
菊地の一太刀を内田は無理やり腕で受け止める
そのまま菊地を横に蹴り飛ばした
悪魔の放った弾丸を間一髪のところで回避した
すぐさま内田は叫ぶ
「逃げろ!!」
菊地は彼女の言葉の意味がわからず
もう一度彼女に切りかかろうとした
「だめッッ!!」
彼女がそう発した瞬間、無数の弾丸が降り注ぐ
「きゃあああああっっっ」
銃弾は菊地の体に命中しなかったものの数発かすめていた
再び銃の焦点は菊地に当てられた
747 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 21:52:16
つまんねえええええええええええええええええええええええええ
748 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 21:59:31
ハッキリ言えるのは ちざほむ の方が面白い
749 :
三十三話 全力の逃亡 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 21:59:45
銃を構えた女が引き金を引いた
菊地がそう思った瞬間だった
しかし、その者の手からは拳銃がこぼれていた
「あ、あたった…」
内田はその手にパチンコを持っていた
彼女は引き金が引かれるよりも先に落ちていた石を放っていた
「いてえなぁ…」
落ちた銃を拾う
「ちっ…」
顔を歪め口を鳴らした
彼女の目の前には獲物であるはずの二人がいなくなっていた
「はぁ…はぁ…なんなんだ…あいつは…」
内田はひたすら走り続けた
菊地とは別の方向へ逃げていた
彼女の目の届かないところを過ぎても必死に走り続けた
底知れぬ恐怖を感じていた
750 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 22:00:44
神島がもう一回書くか
このスレでもう一人書きたいって言った人
もう書き初めていいぞ
751 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 22:02:32
仲谷は置き去りかい
752 :
三十四話 前田 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 22:14:10
二人獲物を逃した
しかし、目の前には恰好のまだ二人残っている
仲谷は腕から血を流し完全に怯えきり動けずにいた
「やめ…て…」
命乞いをする彼女などまったく気に掛けず
躊躇なく引き金が引かれた
そのまま石田の下へ歩み寄る
「おえっおえっ」
まだみぞおちの痛みから解放だれていなかった
銃口が彼女に向けられる
「あ…んた…は…」
石田が懸命に声を発した
「…ま…えだ…」
そう言ったのと同時に引き金が引かれた
前田、確かにそう言った
彼女は銃を懐におさめ襟首を正した
「殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す…」
狂ったようにその言葉を繰り返す
敦子ではなく亜美だった
753 :
◆Wrj/778Rh2 :2011/02/18(金) 22:23:02
すみません、みなさん。
迷走しすぎました。
誰か書き溜めたいた方書いてください。
修行しなおします。
またどこかでお会いできる日をさようなら。
754 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 22:25:23
さようなら
つまんなすぎです
755 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 22:41:37
ひど過ぎる
DQN
757 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 22:49:32
作者さん乙です
758 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 23:04:41
途中までそこそこ面白かっただけに、作者の迷走で終わってしまうのが非常に残念だ。
759 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 23:19:54
最後までの流れを簡潔に教えてくれ
760 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 23:22:26
合気道2段のオカロ優勝。
おわり。。。
761 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 23:22:34
ブログで書き溜めた奴があるけど…
762 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 23:35:54
豹変した前田亜美の登場でまた面白くなりそうだっただけに途中で終わるのは残念
763 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 23:36:54
えー始めめっちゃ面白かったのにw
764 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 23:43:24
一人の作者が全部書くんじゃなくて、誰でも書けるようにすればどうだ?
もう忘れたかも知れないが昨年末の契約更改スレみたいにな
765 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/18(金) 23:46:43
突っ走っていってほしい気もする
766 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 00:34:57
日曜日からちざほむ再開だからどっちでも良い
767 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 01:18:07
途中でやめるとはさては作者もう飽きたんじゃなかろうな
いい作品だったのに
769 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 05:25:06
あらら残念だ
770 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 05:27:57
結構楽しめたよ
おつかれ
771 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 07:07:06
ちざほむーーーーーー!
途中でやめないでーーーーー!
772 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 08:11:28
いやここまできたらgdgdでもなんでもいいから最後まで続けてくれよ
773 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 08:44:00
神鳥を神とか言ってる奴はうんこ
774 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 08:50:44
775 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 08:55:09
書けよ
776 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 09:43:48
みんなで書くと必ず迷走してどうしょうもなくなるぞ
一回この作者が書き終えるべきだ。
あと文句いうな、文句いうなら見るな
新しい話し書きたい人は新スレたててやるべき
777 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 09:48:15
777GET
778 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 09:49:11
迷走使い方違うだろw
779 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 09:50:09
迷走しないよう瞑想します
780 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 09:53:29
>>776 >一回この作者が書き終えるべき。
何言ってんだよw
ぶっつけでやるSSスレなんか大抵途中で投げ出すだろw
781 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 09:54:27
782 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 11:07:32
松本氏のVの続きがはやくみたい
783 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 11:15:10
神島さんより松本氏。
まあ、1部と2部で人が違ったしな
規制による代役ご苦労さん
785 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 13:57:33
786 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 15:29:07
最後まで書いてほしかったよ。
なぜ、力尽きたんだ…
787 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 15:35:42
モチベーション下げようとする馬鹿が多いからな
788 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 15:45:53
あれオワタ?
死んでないのはたかみなと予想していたが違ったようだ
とりあえず主お疲れ
789 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 15:50:39
790 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 15:55:05
せっかく豹変した前田亜美が出てきて面白くなるところだったのに、バカどもが文句ばっかり書き込むから作者さんの心が折れちゃった
791 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 16:02:23
一番大切なのは文章能力より
批判やアンチきても最後まで書き抜く鉄の心
そのへん神島はよかったよ
792 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 16:58:21
わさみんが実は生きてたのだよ
793 :
三十五話 指原走る!! ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/19(土) 17:18:31
彼女は見てしまった
見てはいけない出くわしてはいけない場面に
「まじか…」
指原の目線の先には無情にも引き金を引く前田亜美の姿
彼女は事の一部始終を目撃していた
指原が目にした彼女達の姿は普段の姿からは考えられないものだった
「あーみん…」
そんな中でも今、目の前にいる前田亜美は常軌を逸していた
内田や菊地の攻防も確かにすごかった
しかし、前田からは違うものを感じた
そう梅田と同じ感覚
凶器に満ちた狂人の感覚
「ハッ…!」
いつのまにか見入ってしまっていた
あまりの異質に引きずりこまれていた
彼女はすぐさまその場から走り去る
しかし、運が悪いのか否か…
「・・・・・もう一人、獲物が紛れていたか…」
出遅れた彼女の気配は完全に前田に察知されていた
794 :
三十六話 二人だけの決意 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/19(土) 17:35:10
日が昇り徐々に気温が上がり始める昼前
北原、高城の二人はたまたま発見した倉庫を物色していた
「すごいね、ここ…」
高城は倉庫の中を見て言った
農業で使われていたであろうものが揃っていた
しかし、そのどれもが戦いには到底使えない物ばかりであった
「あきちゃ…」
北原は突然、彼女の名前を呼んだ
外で待たせている3人を横目で確認した
「ほんとに…いいの…?」
「え?」
高城は唐突な質問に首をかしげた
「さっきわたしが話した事…」
その言葉を聞いて高城は思い出したようにうなずいた
「当たり前だよ!!里英ちゃんだけに行かせるわけにはいかない…」
「ありがとう…その言葉聞けて安心した」
北原は一呼吸おいて再び言い直した
「できる、ここにあるものならできるよ…本部襲撃…!!」
795 :
三十七話 逃げろ、指原!! ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/19(土) 17:51:41
「はぁ…はぁ…やっばいッッッ」
指原は必死に走っていた
彼女があの場から逃走した瞬間
なにやら殺気のようなものが自分に向けられたことを彼女は感じた
大島と共に死線を潜り抜け危機察知能力が高くなっていた
「優子さ〜ん;;」
彼女は早くも半泣きになり今にも泣き出しそうになっていた
追ってきていない可能性もある
しかしそんなこと彼女に知る由もない
彼女は走った…杞憂であることを願って
サバンナのライオンは一度見つけた獲物は逃さない
その日の力を全て使い捕まえる
そうして日々を生き抜いている
自分の腕が無ければ明日を生きていけない
そんな猛獣のように生に貪欲な獣が確実に指原に迫ろうとしていた
796 :
三十八話 とっておきの爆弾 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/19(土) 18:01:20
「本当にできるの?」
高城は先ほどの北原の言葉に疑問を持っていた
本部を襲撃するというのならそれ相応の武器、あるいは装備が必要だ
しかしここにそんなものは見当たらない
「あるよ…襲撃するにはうってつけの爆弾が」
爆弾?そんなたいそうなものは見つからない
高城の様子を見て北原は言った
「もちろんここに爆弾があるわけじゃない、作るの」
「作る…?」
「そうここにある農薬を組み合わせてね」
797 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:07:15
798 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:13:12
嫌なら見なきゃいいのにね
799 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:13:59
大体なんでSSスレの癖して連投してねんだよこいつ
800 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:15:10
文句言うやつは見なければいいんじゃないか
書くペース的に考えても一種類の小説スレだけじゃ暇もてあますだろ
何スレもあれば楽しみが増える
最初は誰でも初心者なんだから書いてくれるだけありがたいと思って暖かく見守ろうよ
何作品も書き続けてものすごい作品が生まれるかもしれないんだからさ
801 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:15:14
>>798 この糞スレのせいで他のスレが落ちんだよカス
802 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:15:27
803 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:17:25
>>800 お前は根本的に間違ってるからROMてろよ
804 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:17:51
本部襲撃キター
805 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:18:45
806 :
三十九話 チパソウ反応 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/19(土) 18:23:55
「農薬を使って爆弾?」
高城は全く把握することができないでいた
「あれ?高校で習わなかった?チパソウ反応」
「チパ…ソウ…?」
「うん、カルデロンとジ酸が混じると特殊な反応を起こすあれ」
「ああ…あれかぁ…」
高城は完全に知らなかった
とにかく彼女の話にあわせておこうと思った
「運よくこの農薬にはカルデロンが入ってる、ジ酸は…」
そう言うと彼女は懐から液体の入った小ビンを取り出した
「これはジ酸の入った消毒液の類」
彼女は本部襲撃を常に頭にいれていた
そのために必要な道具を拝借していたのだ
「いまの話ほんとうなの!?」
渡辺が叫んだ
外で待っていた3人は彼女達の話を聞いていた
807 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:26:36
>>806 荒らしが来るからsage進行にしようよ
文句言ってるやつは一人か二人ぐらいでしょ
楽しみにしてる人の方が多いから頑張ってね
809 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:32:00
やめるって言ったならやめろよ
810 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:40:05
>>808 まず地下にSSの時点で歓迎されてねーよ
楽しみにしてるのはお前と他3人程度だよど新規
811 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 18:41:38
このまま言ってpart2とか立てんなよ
812 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 19:25:32
口が悪いなあ
813 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 19:35:04
>>812 キモ
んなこといちいち言ってんじゃねえよ
814 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 19:50:55.73
続くみたいでよかった
楽しみにしてます
815 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 20:00:03.27
>>806 おい一回出てきて続けんのか続けないのかはっきりさせろよ
作者の方へ
毎日、楽しみにしてるのでこれからも書いてくださいね
817 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 20:25:25.29
818 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 20:39:41.65
>>817 使ってみたかったんだよね使い時間違ってるけど
819 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 20:59:44.82
820 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 21:13:39.73
アンチはあっちゃんにすら湧くんだからしゃーない
面白いよ、頑張れ
>>1
821 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 21:31:22.60
あきちゃp(^-^)q
822 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 21:58:51.26
がんばれ
823 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 22:03:20.92
あきちゃがんばれ
やるからにはきっちりとやろう
825 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 22:35:21.19
作者は1000で終わらせることを前提にして
826 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 23:26:14.81
わかりました。最後までがんばります。
今日はおわりです。
827 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 23:54:27.57
きたりえとあきちゃは本家の三村と同じ道を辿るのか
作者さんいつも楽しみにしてます
829 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 01:54:31.75
内田編がいままでとテイスト違いすぎてブレてるような気がするね
完全に別人になるのはやめてほしいな
うっちーのピアスと空手なんかはピアス好きと空手やってたことからありだと思うけど
何人も全然関係のない特技持ち出されてもついていくのが難しい
まあ、好きだけどな
大家は腕相撲が強いことから接近戦に強い八極拳のイメージ?
832 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 08:45:30.65
早朝あげ
833 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 08:46:03.19
細かいことはいいじゃんフィクションなんだから
834 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 10:04:45.61
からあげ
835 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 10:37:58.34
まゆゆとらぶたんのスカイラブハリケーン展開希望
836 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 10:41:59.22
諜報部員!
今日の指原の足取りはつかめたのか?
837 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 11:34:39.14
指原が死ぬ直前に大島登場か?
838 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 13:14:17.64
伝説の合体奥義はいつでるの?
839 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 13:32:40.67
秋Pが呼んだのって誰?
840 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 13:52:18.52
841 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 14:30:30.56
更新マダー
842 :
四十話 わたしも行く ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/20(日) 16:57:46.27
「なんで言ってくれなかったの?」
渡辺は不満げに二人に問い詰めた
何も相談してくれなかった、ここまで一緒にがんばってきたのに…
その思いが言葉になって次々とでてくる
「ごめん…みんなを危険にさらしたくなかった…」
北原はうつむいたまま言った
成功する保障などない、そんなものにメンバーを巻き込むわけにはいかない
その気持ちからずっと黙っていた
本当は高城にも黙っているつもりだった
「ごめん…ほんとうは…ほんとうは…」
北原の目からは涙がこぼれていた
本気で作戦を実行する気持ちがあったのだろうか
一人でやりとげる自信も勇気も最初からなかったのではないか?
高城という後押しがほしかったのではないか?
その時だった
「わたしも行く!!」
北原は驚いて顔を上げた
不信感も不安もなにもないただ直球のその言葉
「わたしも一緒に行く…」
小森が再びそういった
843 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 17:08:51.56
前敦の武器→ハンドガン
篠田の武器→スタンガン
大島の武器→包丁
小嶋の武器→フライパン
高橋の武器→木刀
柏木の武器→ナイフ
指原の武器→北原の生写真
844 :
四十一話 嵐の前の静けさ ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/20(日) 17:10:45.47
「小森…」
北原は驚いていた
いやその他のメンバーも驚いていた
いつも天真爛漫になにを考えているのかわからない
そんな彼女が…
「一人で不安ならわたしが着いて行く、だって…仲間でしょ」
彼女の言葉に北原は涙をおさえることができなかった
勝手に一人で背負い込んでいた
仲間を信じきれていなかった
仲間を傷つけたくたない?
違う怖かっただけだ、命をかけることに
「ありが
北原がありがとう、そう言おうとした瞬間だった
突然、銃声が鳴り悲鳴がこだました
845 :
四十二話 伸ばした手 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/20(日) 17:35:35.50
指原は必死に逃げていた
無数に放たれる銃弾の嵐に
「痛ッッ…」
致命傷になるほどではないもののすでに数発当たっていた
足にも当たり激痛が走っていた
それでも彼女は走り続けた生き残るため
まだ見ぬ仲間と再会するため…
ようやく森を抜けようとしたとき声が聞こえた
「!!」
彼女の見た先、そこには再会を誓っていた友
「さっしー、ここに逃げ込んで!!」
北原たちは必死で叫んだ
状況はわからない、しかし指原を助けるため
北原は手を伸ばした
進路を変え倉庫に飛び込もうとする指原も手を伸ばす
彼女の手がもうすぐそこまできていた
無情に鳴り響く銃声
指原の体が少しずつ崩れていく
二人の手は悲しくも繋がることはなかった
846 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 17:41:25.88
刺し子おおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜!!
847 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 18:16:59.82
あーみん嫌いになった
848 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 18:49:25.47
泣いた
849 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 19:16:08.91
850 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 19:17:33.24
ホルモンが2人もやられてしまった…
851 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 19:26:43.11
久しぶりにきたけど、低脳アンチが湧いてるなw
1さん、面白いから頑張って最後まで書いてください。一部のアホは無視しましょう。みんなワクワクしてます。応援してます。
852 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 19:42:28.59
853 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 20:03:53.82
854 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 20:15:31.36
>>852-853 ゆとり丸出しな文から察してやれよ
ろくに本も読んだことのない851はこんな駄文でワクワクできる程度の奴なんだからそれでいいだろ
855 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 20:25:27.00
>>4で不審に感じ
>>5でやめた、下手すぎ
でも今面白いって言ってる人からどっかで書く人が代わってると思うんだけどどのへんまで遡ればいい?
教えてエロい人
856 :
うめりん:2011/02/20(日) 20:46:45.38
>>855 たぶん代わってないと思うよ…
一応言っとくと
>>549以降には酉がついてるから9割方同一人物りん
ところで4で不審に思ったっていうのはどんな点で不審に思ったんですか?
857 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 20:53:59.29
あきちゃがんばれp(^-^)q
858 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 21:38:02.33
あん?
859 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 22:29:11.19
のは
860 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 22:33:17.03
861 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 22:44:42.07
地下のアンチはそこらのアンチとはレベルが違うぜ!
862 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 23:02:12.39
おもしろかったw
本出版してww
863 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 23:14:05.51
864 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 23:17:51.67
>>858 あwwwwwwwwwwwwんwwwwwwwwwwwwwww?wwwwwwwwwとwwwwwwwwwwwwwかwwwwwwwwwwwww馬鹿まるだしwwwwwwwwwwwwうぇwwwwwwwwwwうぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
865 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 23:19:37.81
866 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 23:20:57.37
867 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 23:21:22.00
>>863 いや十分面白いやろwww
「まーた低能がやらかしてるわw」って低能共を見下してるんだろ?
868 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 23:22:17.87
ちょっとトイレいってくる
869 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 23:23:40.67
いっといれ
便器でね
870 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 23:24:30.10
>>867 煽り耐性低すぎwwwwwwwww
しかも小文字半角とかキモwwwwww
871 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/20(日) 23:29:38.47
こんなあっけなくさしこやられんのかよ
前半の主人公張りの登場は何だったんだよ
>>863まぁそのおかげでスレ埋められるなら満足だわ
873 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 00:46:09.56
>>854 お前はお世辞という物を知らない
真のバカだなw
874 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 01:03:40.36
>>873 オマエはお世辞云々よりも文章力が問題ってことに気づけないほどの馬鹿なのかwwwwwwwwwwww
恥さらしだからもう書き込むなよwwwwwwwwwwwwww
875 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 01:19:52.36
>>872 キモイって言われたからw()つけないとか雑魚すぎwwwwwwwwwwwwwwwwww
876 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 06:57:00.50
草生やしすぎ
877 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 07:02:56.12
おまえら何と戦ってるんだよ!?
878 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 08:02:38.26
早朝あげ
879 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 10:22:07.53
あげてやんよ
880 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 12:59:44.02
昼食あげ
881 :
四十三話 会いたかった ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/21(月) 16:23:34.94
崩れる彼女のその先に悪魔はそこにいた
銃口を向け口元はニヤリと笑みを浮かべている
「あーみん…」
眉毛がチャームポイントでいつでもほがらか
そんな彼女が悪魔のように映る
北原は指原に駆け寄った
「きたりえ!!」
危険を顧みない彼女の行動に渡辺が叫んだ
しかしその声は北原の耳にはもう届いていなかった
指原の体をそっと起こし抱きしめた
「会いたかった…ずっと会いたかったのに…なんでこんな再会なのよ…」
強く抱きしめる彼女の声は震え顔をくしゃくしゃに歪めていた
彼女はふいにはっとした表情をした
「…痛い…よ………」
ぼそりと囁かれたその声
それは確かに指原の声だった
882 :
四十四話 芽生えた希望、消え去る願望 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/21(月) 16:38:50.24
紛れも無く彼女の声
どこか気の抜けたいつもの
「まだ…間に合う…」
体には命中したものおそらく致命傷は防げているのだ
治療をすればまだ指原は助かる
彼女の中で少しの希望が芽生えた
(はやく指原を…安静な場所へ…)
そう思い顔を上げたときだった
微笑の悪魔は彼女達の目の前に立っていた
北原に銃口を向けて
「・・・・・」
前田は何も言わずただ笑みを浮かべ引き金を引いた
一発の銃声がその場に響いた
883 :
四十五話 つないだ手 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/21(月) 17:02:05.67
額から後頭部へ一直線に貫かれる銃弾
彼女の頭に開いた穴からは鮮血が飛び散る
まるでスローモーションのように北原の体が仰向けに倒れる
吹き出した深紅のそれは空中に分散し鮮やかにすら見えた
「りえーーーーーーーーーーーーーー」
高城が飛び出した
その行動はただ前田の餌食にしかならないかった
放たれた銃弾に体がよぎれる
足取りおぼつかずその場に倒れこむ
それでも彼女は二人の元へ地を這った
北原の手を高城は握る
彼女はそっと微笑み目を閉じた
884 :
四十六話 指原クオリティー覚醒 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/21(月) 17:13:43.47
薄れ行く意識の中、指原は虚ろに瞳を開いた
そこには北原、高城が横たわっていた
「…きた…りえ…?…あき…ちゃ…?」
今の今までそこにいた
なのにもう動かない
「なぜ…?…どうして…仲間同士で…傷つけあうの…?」
指原は立ち上がる
そんな力がどこにあるのかわからない
だが彼女は自然に立ち上がっていた
「どうして?」
腹部からは血が滝のように流れ出る
悲痛なその声は前田にいや、もしかすればその先の…
頬を一筋の涙が流れた
「どうして血が流れるのッッ!!!!!」
885 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 17:17:08.76
886 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 17:25:32.28
あっ推しが死んじゃったよ!
ちなみに奥卒業を喜んでいる自分
887 :
四十六話 指原クオリティー覚醒 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/21(月) 17:29:35.20
渡辺は寒気を感じた
平嶋が前田が現れたときと同じ
否、それ以上の…
「さっしー…?」
前田は指原が自分に向かって踏み出したのを見て銃を構えた
今まで顔色一つ変えなかった彼女の顔が少しこわばっている
「近づけば撃つよ!!脅しじゃない、わたしは本当に撃つ!!」
それでも指原の足取りはとまらない
彼女は引き金を引いた
その銃弾は指原の肩へと当たる
しかし、一歩一歩彼女へと歩み寄る
「おい…」
前田は何度も引き金を引いた
肉は飛び散り彼女の体は真っ赤に染まる
彼女の口から大量の血があふれでる
気付けば前田は空発を撃ち続けていた
「化け物が…」
そう言った彼女の首に指原は両手を回した
888 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 17:29:48.69
指原「どうして現場に血が流れるの!?」
889 :
四十八話 夢オチ ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/21(月) 17:50:11.44
「うぐっ…うぅ…」
両手が首を締め上げる
前田は抵抗するもその力は人外のもののように強い
次第に彼女の両足が宙に浮く
「あがぁ…ああ…」
すでに前田は抗う力もなくなっていた
脳に酸素が供給されず意識が遠のいていく
苦しい…
苦しいよぉ…
助けて…助けて…
…!?…そこにいるのは誰?
………………ママ…
彼女は目を開けた
やっぱり夢…ここまでのことは全部夢…
まぶしい朝だ、今日もまた一日がはじまる
彼女の目の前には母親などではなく真っ赤な悪魔だった
890 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 18:02:33.50
さしこ生きてたあああああ!!
891 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 18:07:02.06
さしこはシャアになったのですか
892 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 18:08:57.91
きたりええええええええええええええええええええ
あきちゃあああああああああああああああああああ
893 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 18:13:43.27
爆弾のくだり関係なしか…
894 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 18:16:22.31
あきちゃあっさり。・゜・(ノД`)・゜・。
895 :
四十九話 前田亜美 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/21(月) 18:16:47.91
【最強のセンターは誰か?】
中学三年生、将来の夢もまだ定かではなく
ただ何気なく今を楽しく過ごす日々
高校へと希望と不安を膨らませ
勉強と遊びの両立に葛藤する
それが普通の15歳
【スポーツではなく目つき、金的なんでもありの場合】
しかし彼女は違っていた
高校受験に苦悩する日々も
友達と無邪気に走りまわる日々もない
そうAKBだから…
AKBのオーディションに合格したとき本当に嬉しかった
普通の人なら一生かかっても手に入らないかもしれない夢を彼女はこの年にして手にした
勉強なんかしなくてもいい、子供の悩みなどないはずだった
大人に早くなりすぎた
子供にとって大事な勉強も遊びもなにも知らない…
夢は手に入れるものではなく追いかけているほうがいい
【数あるメンバーの中で誰が一番強いのか】
彼女は夜な夜な一人で泣いていた
追われる仕事に孤独感をさいなまれながら
そんな時、いつも母が隣にいてくれた
「亜美…あなたは強い子…あなたなら頑張れる」
母に撫でられたあの感覚はまだ覚えている
【最強はまだ決まっていない】
896 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 19:58:13.92
指原怪力パネーっす
897 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 21:00:56.45
あきちゃp(^-^)q
898 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 21:03:44.27
あら更新止まってるかい?
いつもこのペースでやってる?
899 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 21:22:14.81
いっつも夕方に更新されるだけだからおそらくもうない
900 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 21:53:58.71
今日はもう終わりですコメント忘れてる
901 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 22:03:26.67
最終回
バーン
ドーン
グサッ
ハハハ
勝者 山根さ〜ん!
お
903 :
◆Wrj/778Rh2 :2011/02/21(月) 22:56:26.17
すいません。今日はおわりです。
904 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 23:06:42.77
905 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/21(月) 23:15:53.74
指原無敵かよw
何かまた残念な感じになってきたな
>>903 作者さん、乙です
続きが気になりますね〜
908 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 02:49:58.80
1234ご一緒に
909 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 04:07:22.32
死なないとかもはやなんだよこれ
最後は修行でザオリクを覚えた優子が全員を復活させて大団円
911 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 06:45:49.06
早朝あげ
912 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 09:31:18.02
目潰しなゴミ箱
913 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 09:51:16.60
あ
914 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 11:05:09.99
げ
915 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 11:39:29.27
ど
916 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 14:12:07.15
う
917 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 16:01:39.67
ふぅ…
918 :
五十話 どこまでもずっと… ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/22(火) 17:09:33.63
宙に浮いた体はすっかり動かなくなっていた
両手両足はぷらんと垂れ下がり生気は感じられない
口からは泡を吹き出し、むき出しになった眼球は白目を向けられていた
すっと指原の力が弱まる
前田の首にかかった両手がほどけ彼女の体が地面に落ちた
指原は力無く腕を下ろす
全身血まみれの彼女はそっと歩き始めた
その一歩一歩はおぼつかず足を引きずっていた
表情が分からぬほど真っ赤にそしてボロボロになった顔
今の彼女に意識が理性があるのかなどわからない
それでも一歩ずつ確かに歩み寄っていた
『さっしー、はやくー』
手を繋いだ北原、高城が彼女の名前を呼んだ
指原はその声に気付き駆け足になる
北原が手を伸ばした
『これからも…ずっと一緒』
『・・・・うん』
彼女は力尽き倒れる
強く結ばれた二人の横に寄り添うそうに…
彼女の左手もしっかりと握り締められていた
919 :
五十一話 類は友を呼ぶ ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/22(火) 17:27:14.53
ひんやりと冷たい風が彼女達の死を伝えるように吹く
それは戦いの熾烈さを感じるように
そして、直に訪れる戦いの終焉を予感させるかのように
「・・・・・」
序盤では自分を含めごくわずかしかゲームに乗るものはいなかった
しかし、この時間帯になり少しずつその人数が増えている
直感的に彼女はそう思った
ここから先の戦いの過激さを彼女は予感した
そう遠くはない将来
いや…すぐそこまで…
「なっちゃん、み〜っけた」
彼女にはわかる、それが獲物なのか狩人なのか
どれだけ擬態をしたところでそれは隠せない
一人…いや、二人…
「隠れても無駄だろう…おまえは異様だからな…」
類は友を呼ぶ、そんな言葉があったことを彼女は思い出した
920 :
五十二話 飛び火する戦いの火種 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/22(火) 17:43:16.22
「ついにぶつかるか…」
大きな悪意の塊、それが三つ
時を同じくして介するのを倉持は感知した
おそらくこのゲームで現在最もセンターに近い者達の
「この戦いで生き残ったものがセンターへと大きく近づくのですね」
「ただ…一筋縄ではいかない兵ばかり、共倒れを願うしかない」
倉持の言葉は自信が無く力がなかった
すっと目線を横にずらす
そこには大島のいる民家
「はやくしろ大島…取り返しがつかなくなってからでは遅い」
そのとき彼女の脳裏によぎった
新たな悪意、それがここへと迫っている
佐藤も同じく何かに気付く
「音…しませんか…?」
耳を澄ました、確かに聞こえる
轟轟とした回転音、激しく風を切りその音は次第に大きくなる
「嘘…」
そう言った佐藤の目線の先にはヘリコプターが一機
こちらに向かって飛んできていた
921 :
五十三話 チートすぎる武器 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/22(火) 17:55:54.91
あまりにも巨大すぎる戦機は彼女達の上空に止まった
旋回から放たれる豪風に吹き飛ばされてしまいそうだった
「なに…!?もしかして、救助ヘリじゃないですか!?」
佐藤の健気な言葉
そんなことはあるはずなかった
ヘリの扉が開く、宮崎が姿を現した
「頭が高い、みゃお様の御前だぞ!!」
意気揚々と叫ぶ彼女の横には田名部、佐藤夏、米沢の3人がいた
みなそれぞれマシンガンを所持していた
「おい!なっち、ちゃんと操縦しとけって!!落っこちるだろ!!」
そして彼女達はこちらへ向け銃を構える
「撃てーーーーーーーー!!!!」
その言葉と共に激しい銃声が降り注がれた
922 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 20:04:42.43
wktkktkr
923 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 20:08:51.85
これはもうコントかw
924 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 20:12:44.71
序盤に誰かが冗談で書いたことそのままだw
(みゃおがヘリコプターから上半身裸で予備弾を斜めに背負って笑いながら機関銃を
板野・河西に向け連射 「ヒャヒャヒャ、これでホリプロは、ヒャヒャヒャ」)
925 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 20:38:37.85
みゃおw
926 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 20:43:49.93
みゃおキターーーーーーーー(^_^)/□☆□\(^_^)
927 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 21:06:35.51
倉持など蹴散らせ宮崎
928 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 21:37:37.73
どうせミャオ様
何かに撃ち落とされて終わりでしょ
あっ、大島のかめはめ波かな?
929 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 01:07:22.82
どこからヘリ持ってきたんだよw
もう設定めちゃくちゃだな
930 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 01:14:26.21
撃ち落され確立高そうだよなー
みゃお以外で乗ってるメンバーが微妙だってのがなんとも
撃ち落されてもみゃおだけ助かってくれないかな?w
931 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 04:38:56.31
指原…永遠に…(´;ω;`)ブワッ
いけーーーー!!!
皆殺しだーーーーー!!!!
みんな殺しあって全滅しちゃえーーーーーーーー!!!!
933 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 06:58:28.00
がんばれなっち
934 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 07:05:07.12
早朝あげ
935 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 08:34:33.03
撃ち落とされみゃお死亡かと見せかけておいて脂肪のクッションで助かるんだな
936 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 15:02:20.78
おやつ
937 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 17:27:04.32
みゃお
「まだだ、まだ終わらんよ!」
的なことをいって欲しい
938 :
五十四話 シンクロ二シティ ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/23(水) 17:42:22.54
彼女の前に現れた二人の刺客
同じ時、同じ場所に彼女達は出会う
まるで引かれ合ったかのように
『あ〜、そういえば新メンバーに’夏海’って子が入ってくるらしいよ』
『へ〜…』
『ライバル意識でるんじゃない?!』
『まっさか〜、わたしはわたしでがんばるだけだよー』
平嶋は笑いながら答え劇場の廊下を歩いていた
『夏海ってそうそういないのにね』
『うん、でも最初からわかってたことだし気にならないよ』
『そんなこといって〜』
『ほんとだってば!』
それは偶然なのか必然なのか
二人の夏海はそのとき長い廊下をすれ違った
まだお互い顔も知らない、通り過ぎたその瞬間ふたりは振り向いた
「こんにちは…」
松原は先輩であろう彼女に向かい挨拶をした
それを見て平嶋も頭を下げる
再び向き直り二人の距離は遠ざかる
(どこかいけすかない女だ…)
二人は同時にそう思った
939 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 17:46:18.28
940 :
五十五話 目には目を、下衆には下衆を ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/23(水) 18:03:41.31
茂みの奥から松原が姿を現す
武器を持っていないと両手を挙げアピールしながら近づいてくる
「よかった…わたし、一人が心寂しくて…」
怯えきった子猫のような声に
下衆が、といいそうになるのを平嶋は必死におさえた
そしてこの場に居合わすもう一の女
「なっちゃん、よかった無事で…」
肩から斜めに掛けられた刀を背中に添え板野は駆け寄った
今までと同じように無邪気に獲物の背後に回りこむ
そして、隙あらば殺る
しかし、その計画も少し歯車が狂っていた
(ちっ…松原もいたのか、間の悪いやつだ)
心で滲みでたその言葉は押し殺し
「みんなでがんばって生き残ろっ!!」
目を輝かせそういった
941 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 18:04:16.22
やる気の3人が終結!!
943 :
五十六話 より醜く ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/23(水) 18:17:17.55
「うん、そうだね」
満面の笑みを浮かべた平嶋はわかっていた
(彼女は待ってる、わたしと松原二人もろとも消すチャンスを…)
それは自分も同じだといわんばかりにほくそ笑んだ
醜き腹の探りあい、一刻も早く陥れんとする邪悪な心
この勝負最も醜悪な者が生き残り
より純粋な者が消え去る
誰よりも醜く…
「もう馴れ合いはこのへんでいいでしょ」
にこりと笑った松原の手には銃が彼女達に向けられていた
944 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 18:37:14.48
>>941 こいつが見てもらってんだから当たり前だろ
945 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 18:38:22.47
大妻嵐山
946 :
五十七話 殺したもん勝ち ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/23(水) 18:38:22.73
「え?なに?!」
(ここで揺さぶられてはいけない、彼女のはったり)
怯えこみ状況を飲み込めないままでいる
平嶋の迫真の演技
(わたしがここで銃を取り出すことで彼女は撃ち殺す理由を得ようとしている
銃を向けられおかしくなったと…正当防衛なのだと…
そして板野の同情を買ったところで始末する、シナリオはこんなところだろう)
平嶋の選択は決まっていた
このまま弱者を演じきること
そして彼女は分かっていた、板野も同じく弱者を装っている
(残念だったな、松原…おまえの読みは甘かった
ここにいるのは全員…狼だ!!)
腹部に伝わる衝撃
ほんのわずか遅れて聞こえてきた銃声
「え…?…嘘…!?」
より醜いものが強い、しかしより強いものが勝つ
底なしの心理戦を捨てた松原はより勝ちに近かった
947 :
941:2011/02/23(水) 18:39:19.74
自演
949 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 19:55:48.78
夏海対決萌えるぜ
950 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 20:38:50.75
唯一の花ともちんがんば
サイボーグちんともガンバ
952 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 21:24:40.42
あきちゃいないけど支援p(^-^)q
953 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 21:27:50.01
バトル選抜でもみゃお策士キャラなんだがなんでだw
954 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 21:34:26.51
狸だから?
955 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 22:18:23.73
策士か!?
956 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 22:41:49.32
一推しが死んだのでなっちゃん応援します
でも3人の中で一番性格良さそうだから殺られそうw
957 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 22:59:02.12
ここで危険分子の3人が全滅すればもう誰も殺されない
残りのみんな生きて島を出られるぞーい!
あっ、ヘリコプみゃおがいたw
958 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 23:00:54.18
ヘリコプターみゃおはどうなったんだよ
959 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 23:02:18.41
なっちの操縦ミスで墜落爆死したら笑えるw
>>957 菊地も
あとボロボロだけど梅田もまだ生きてる
961 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 23:40:18.17
誰かガンダム乗って来ねえかな
本部攻撃はどうなった
963 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 06:59:03.23
早朝あげ
964 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 08:04:12.85
下手くそ文章晒しあげ
965 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 09:53:50.17
CCCCCCCCCCCC
966 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 11:04:05.56
あげ
967 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 11:49:39.63
糞スレ終了まであと30
968 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 12:40:02.03
うめ
969 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 13:08:01.05
梅
970 :
五十八話 勝ちへの道はまだ見えず ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/24(木) 15:58:42.43
「あ…あぁ…?!」
予想していた展開とは違う
そのことに平嶋は困惑していた
そして広がる痛み、彼女は腹部を押さえ膝から崩れ倒れた
同様に板野も戸惑っていた
まさかの松原の行動
2対1に引き込もうとする二人の考えとは違う
1対1対1の殺し合い彼女ははじめからその気だった
一人リタイアした、となれば次は…
「・・・・・」
松原は無言で板野に銃口を向ける
「やっぱそうなっちゃう?」
板野は戸惑いを隠せぬままにやりと笑った
為す術がない…
とはいかなかった
茂みから突然音がし、松原は反射的にそのほうに目線を逸らした
「勝った気になってんじゃねーよ、バーカ」
刀を鞘から抜くのと同時に松原に斬りかかった
971 :
五十九話 一閃 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/24(木) 16:13:58.74
彼女の首元にむけて振り下ろされる研ぎ澄まされた刃
一瞬の隙を板野は逃さなかった
いやこの機を狙っていた
あらかじめ設置しておいた”サンタの人形”
遠隔操作で操れるそれは逆境を跳ね返すには申し分ないチャンスをつくれる
焦りも緊張もなかった
逆に彼女はこのときを待ち望んでいた
1対1の追いこまれた状況を
彼女は渾身の力で振りぬいた
肉にめり込みしなやかに切り通る感覚が手を伝った
松原の肩から吹き出した血が彼女の顔にかかる
それを舌で少しなめ満面の笑みを浮かべた
ああああああああ
乱戦を制したのは・・・
973 :
六十話 人斬り衝動 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/24(木) 16:31:09.46
松原は後ろへ逸れた
倒れ際、板野に拳銃をむける
引き金を引こうとした瞬間その手は蹴り上げられた
拳銃が後ろで落ちる音
それを聞いたときには松原は地面に尻をつき
喉元に切っ先を当てられていた
「けっきょくわたしが勝つのかよ」
赤く染まった顔で彼女はほくそ笑んだ
「やっぱおまえらはもってねーよな…
なんてゆーの?オーラ?スター性?ま、全部だわw」
神に選ばれた者と選ばれぬ者
両者の明暗はくっきりと分けられる
刃が皮膚に少し触れ血がたれる
板野は人を切るという感覚に酔っていた
心の奥からあふれてくるこの感じ…
切りたい…斬りたい…キリタイ…
974 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 16:39:38.72
通しで読むと色々めちゃくちゃだなもう
975 :
六十一話 刹那の瞬間 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/24(木) 16:41:57.47
収まらぬ衝動に駆られ板野は刀を引く
溜められたその間を切り裂くように彼女は一文字に振り切った
その刃が松原を斬りつけるその瞬間
カチャ…
板野はその音に気付き刀を止めた
銃の向けられる音
彼女は目線をそちらへ移した
「やめて……とも………」
震えた手で握られた拳銃
その声も震え威嚇にもならぬほど恐怖しているのがわかる
板野は彼女にむかってなだめるように言った
「それを下ろして…あっちゃん…」
976 :
六十二話 銃口の先 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/24(木) 16:59:03.50
刀を構える彼女の目線の先、そこには前田がいた
板野はふと鬼のような顔から普段の彼女達と話すときの顔に戻る
「あっちゃん?どうしてここに?
早く逃げて…こいつらは悪魔、人を喰らう悪魔なの」
やさしく前田に言い聞かす
「・・・・・大丈夫だよ、とも」
彼女は銃をおろさない
板野はふと気がついた
(あの銃はわたしにむけられたものじゃない?!)
そう、その銃口の先に前田が見据えていた者それは
親友高橋みなみの仇、松原夏海その人だった
977 :
六十三話 憎しみの銃弾 ◆Wrj/778Rh2 :2011/02/24(木) 17:26:17.51
あの時の彼女の顔が思い浮かぶ
手を伸ばさなかった彼女の顔が…
どうしてあのときもっと手をのばさなかったのだろう?
なぜ一緒に逃げなかったのだろう?
前田の心のなかには高橋を一人残してしまった後悔ばかりが渦巻く
そしてその仇が目の前に…
前田は震える手を抑えるようにもう片方の手を添える
彼女の強いまなざしは松原に注がれていた
怒り、憎しみ、悔しさあらゆる感情のこもった眼差し
(そうだ、それでいい…)
板野は心の中でまたもほくそ笑む
想定外の前田の登場
しかし、それもまた彼女にとってよい方向へと進もうとしている
「あっちゃん、撃って!こいつはなっちゃんを撃ったの!!」
共に切磋琢磨してきた初期からの仲間
それがまたも彼女に殺された
「…おまえだけは………許さない……」
怒りで歯を噛み締めたのと共に引き金にかかる指の力が強まった
978 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 17:28:32.91
とある女優スレで似た奴見たな
979 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 18:43:39.97
あっちゃーーーーーーーーーーん
ここでとめるなよ
980 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 20:18:08.66
>>979 大丈夫だ。
マジにならなきゃみなみに申し訳ねぇだろ
みたいなこといって板野をぶちのめすよ
981 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 20:18:29.23
次スレどうするの?支援
982 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 20:36:19.94
うめ
983 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 20:41:07.04
「みなみに申し訳ねえだろ」
984 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 21:19:22.22
しえんうめ
985 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 22:18:59.38
うめしえん
986 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 22:47:14.55
次スレ立たないが大丈夫か?梅
987 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 22:50:18.79
980以上レスついたら自然とdat落ちするから埋める必要ないんだけどね
988 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 22:56:55.75
主がすーじゃが推しということだけはわかった
989 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 23:33:09.08
時間切れじゃ
あ
991 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/25(金) 08:39:24.91
早朝あげ
992 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/25(金) 09:35:40.21
p(^-^)q
993 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/25(金) 11:10:32.28
パー速いけよ
994 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/25(金) 11:11:46.16
パー速いけよ
995 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/25(金) 11:12:56.75
パー速いけよ
996 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/25(金) 11:13:54.72
パー速いけよ
997 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/25(金) 11:14:47.00
パーヤンって何号だっけ?
998 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/25(金) 11:15:05.20
パー速いけよ
999 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/25(金) 11:16:01.25
もえのぶす
1000 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/25(金) 11:16:04.12
パー速いけよ
1001 :
1001:
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