178 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/03(土) 11:14:51
誰が廃棄だ
不死鳥のように蘇ってやる
蘇れいまこそ!
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/05(月) 02:12:25
期待あげ
失望さげ
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/07(水) 08:49:08
もー
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/08(木) 18:14:47
くそう!
なかなか次が書けない
辛いわ正直(><)
正直ポカした
185 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 05:49:39
ちゅっちゃんの扱いをなんとかしろ!糞運営が!!
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/12(月) 21:30:46
あっきーとももちむの友情?はまだ続いてたようで
なんだか少し元気出た
ついでに汁も出た
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/15(木) 01:11:14
よく知ってるな
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/16(金) 01:23:27
もうちょいで夏休みだー!
休みに入ったら復活しやすぜい
待って…ないとは思うけどな(><)
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/16(金) 17:48:56
待ってる…わたし待ってる!
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/17(土) 23:56:18
待ってる人いたんだ(照)
夏休みになったぜ!
よぉーし書くぞーっ!
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/18(日) 22:03:31
山内家の人々・その13
4歳の誕生日を迎えた鈴蘭を翌年春保育園に預けましょうと言い出したのはママの方だった
山内家はそれなりに裕福でママも良家の出である
がなぜかママは庶民性に拘りのある女性だった
彼女の描く幸せな女性の理想像はシンデレラでありいつかきっと白馬に乗った王子様が自分を迎えにきてくれると夢見ているところがあった
そういう意味ではCinDyあたりと意気投合しそうな考え方をしていた
従って鈴蘭に対してもわざと辛く厳しく接する節があった
そして彼女は執事や召使いといった金持ちの屋敷にいかにもいそうな者もおくことを拒んだ
そんなものをおけば必然的に鈴蘭に救いの手を差し伸べる者も出てくるに違いない
それは少なからず鈴蘭を甘やかすことになる
そう信じて疑わない彼女はできるだけ家事も自らこなし鈴蘭にもできそうなことは割り当てるという教育方針を打ち出していた
結果として鈴蘭は失敗も多かったが幼少時より家事の基礎を叩き込まれることになる
ママはシンデレラ・ストーリーには悪役が必要だと信じ自らがヒールに徹して鈴蘭を苛めぬいた
三つ子の魂百までとはこのことで鈴蘭のM性はこのコロ…いや頃に培われていたのだった
一方パパはいつでも鈴蘭の味方であり溺愛を続けていた
だからママが鈴蘭にどんなに冷たく当たっても鈴蘭にとってはパパが救いでありパパこそが白馬の王子様だったのである
一方ママにとってはこの状況は面白いものではなかった
せっかく鈴蘭に冷遇されるシンデレラ役を演じさせているのに白馬の王子様がそんなに身近にいていつも救いの手を差し伸べるのではいけない
そう強く感じたママは鈴蘭を保育園に行かせることでパパの呪縛から解き放とうと考えたのであった
しかしこの話を切り出した時パパは案の定猛反対した
というか駄々をこねた
パパ「ちゅっちゃんを保育園にやるなんてやだい!やだい!(〇>_<)」
(注;この頃には鈴蘭の呼び方はちゅじゅからちゅっちゃんに変わっていた)
ママは内心このバカおやじぶりにムカついていたがなだめすかしてなんとか承諾させようとした
パパ「保育園なんかに行って好きな男でもできたらどうすんだ!それでなくてもこんなに可愛いのに!他の男の目に触れたらそれだけでもう…ぐはっ!」
言い終わらないうちにママはパパを殴り倒していた
あまりの駄々っ子ぶりに愛想が尽きたのだ
ママ「ったく!聞き分けのないこと言うんじゃありません!いい大人が」
パパ「・・・ハ、ハイ・・・てなにも殴らなくても」
かくして1999年春鈴蘭の保育園デビューはまるでどこぞのアイドルグループの推されメンのようにゴリ推しによって決まったのであった
鈴蘭「え!あたち保育園にゆくの?やたー!お友達たっくさんできるかなあ」
早くも期待に胸を膨らませる山内鈴蘭4歳であった
次回保育園デビュー編へ続いちゃうもんね!
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/19(月) 03:04:56
山内家の人々・その14
行かせることは決まったものの鈴蘭の行く保育園選びは難航した
なぜならパパによる厳しいチェックが入ったからだ
まず男性保育士がいないかがその1つ目のポイントであった
若くてイケ面な保育士などいようものならソッコーで却下されてしまう
さらには送迎バスの運転手から用務員はては園長先生にまでチェックが入る始末
それでもなんとか条件にあう保育園は見つかるものである
パパが特に気に入ったのはその制服の可愛らしさだった
これをちゅっちゃんが着たらと考えるだけで胸が高鳴るパパの選択理由はJKやJCの一部がAKBに入りたがる理由と大して変わらなかった
入園式の日制服に身を包んだ娘を目の当たりにしたパパはまるで娘を嫁に出すような気持ちになり泣いた
パパ「ど、どうしても行っちゃうんだね?ちゅっちゃん」
鈴「パーパ!泣かないの!男の子でしょ!今日はごちそうだしすぐに帰ってくるから‥それに‥」
パパ「それに?」
鈴「今日は入園式だから一緒に行くでしょ?ねっ!」
パパ「おっと!そうだったぁ!俺も今日は行くんだったぁ!それにしても‥」
ママ「どうかなさいまして?」
パパ「この制服のスカート丈短すぎないか?ちょっと屈むと‥ほらパンツが見えちまう」
ママ「今時の保育園の制服なんてどこもそんなものですよ」
ママにたしなめられながらもついつい視線がそちらへ向かってしまうのが相変わらずのエロおやじだった
ママ(誰が危ないってこの男が1番危険だわ)
顔をひきつらせ呆れながらもママも同行して保育園へ
桜並木の横を通り静かに降り注ぐ桜の花びらたちの作るアーチをくぐりながら鈴蘭は歩いた
もちろんパパは握った手を放さなかった
喜びいっぱいの鈴蘭はこうして無事に入園式に出ることができた
聖マリヤンヌ保育園‥それが鈴蘭の活躍の舞台となる場所であった
いよいよ入園を果たした鈴蘭を待っていたのは?
急展開の次回へと続いちゃうもんね!
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/19(月) 03:08:40
ゴルフ編みたいな糞展開希望w
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/19(月) 03:12:44
うは!感想はやっ!
ま作者は根が変態なのできっと方向的にはそっちいっちゃうよねw
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/19(月) 03:21:24
弁当忘れた鈴蘭が
パパのウインナー食べちゃうんだろ
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/20(火) 17:39:52
…ひぐっ…わ…たし…ずっ…と待って…た
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/20(火) 18:19:01
泣くなよ 今夜もなるべく更新するから
て女のフリしてマネしてかーい!ww
と書きつつあっきー劇場降臨で揺れる作者は平常心を取り戻せるのか!?
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/20(火) 22:02:38
マジレスすると聖マリアンナで入院したことある
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/21(水) 02:24:19
山内家の人々・その15
1999年春鈴蘭は濃紺の制服に身を包み聖マリヤンヌ保育園の門をくぐった
鈴蘭の入るクラスは月組
この保育園は某歌劇団風に星組や雪組など年齢別にクラス分けがしてあった
そして鈴蘭の入った保育園にはイケメンどころか男性保育士すらいなかった
これで安心したパパだったがやはり毎朝保育園に出かける鈴蘭を見送るのは切なく泣きそうになるのだった
ところがそんなパパも間もなくお見送りの楽しみを見つけてしまう
それは所謂お出かけのキスというやつだった
パパ「ちゅっちゃんパパに行ってきますのキスは?」
鈴「ハァーイ!パパ行ってきまーしゅ!チュッ!よい子にしてるんでしゅよ」
という具合にお出かけのキスは毎朝のパパの密かな楽しみになった
お出かけがあれば当然ただいまもある
帰ってきた鈴蘭を両手いっぱいに広げて抱き止めると
パパ「ちゅっちゃんお帰りー!パパにただいまのキスは?」
鈴「たらいまーっ!パパいい子にしてた?」
パパ「してたしてた」
鈴「じゃあご褒美のチュッ!」
とこのような光景が繰り返されていたうちは平和だった
最初はほっぺにチュッというキスだったはずがいつの間にやら唇に唇を合わすキスへと変わっていった
そしてこともあろうにこの変態エロオヤジときたらその鈴蘭の小さな唇をこじ開け舌を侵入させようとしたのだった
しかしこの野望は異変を察知したママによって阻まれてしまう
見つかってまたまたママに袋叩きにされるパパだった
ところがめげない男であるこのパパはお迎えの抱擁にバリエーションをつけるべくシンデレラならぬ白雪姫に登場する鬼母のように鈴蘭相手に語りかけるようになった
パパ「ちゅっちゃん、ちゅっちゃん、ちゅじゅらんちゃん 世界で1番かっこいいのはだあれ?」
そして鈴蘭も健気に返す
鈴「パパァ!」
こうしたおバカな確認を行った後で熱く抱擁しお帰りのキスをしまくるのを楽しみにしているパパなのであった
ところがある日突然にその平和は崩された
即ちいつものように
「ちゅっちゃん、ちゅっちゃん、ちゅじゅらんちゃん 世界で1番かっこいいのはだあれ?」
と尋ねたパパに対して
鈴「えぇーとね…もちおくんっ!」
と予期せぬ答えが返ってきたのである
パパ「も、もちお?だ、誰だそれ?」
気が狂いそうになるパパを尻目にもちおくんのことを語り始める鈴蘭
急展開が予想される次回へと続いちゃうんもんね!
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/21(水) 02:28:37
そ う き た か
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/21(水) 02:46:28
きちゃった
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/22(木) 04:33:42
夏休みになったからといって補講はなくならないのであった
てぱるるやコロちゃんと同じかよ!
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/22(木) 19:39:21
山内家の人々・その16
鈴蘭の口から語られたもちおという名前 パパは動転しながらも鈴蘭に尋ねた
パパ「も、もちおって男か?」
鈴「う〜んたぶんそう」
パパ「たぶんて?はっきりしないのか?」
鈴「えっとねかっこいい時もあるしかわいい時もあるの」
それから鈴蘭は時を遡ってもちおとの出会いのエピソードを語り始めた
鈴「こないだしんちゃんがこーんなおっきな虫持ってきたの保育園に」
しんちゃんというのは鈴蘭のいる月組にいる悪ガキでしょっちゅう鈴蘭に絡んでくる小僧だ この小僧もひょっとするとそうなのかもしれないが鈴蘭のことが好きだからついつい苛めたくなるというやつかもしれない
鈴蘭の方も可愛い上に所謂苛められオーラを発しているところがある それで毎度このクソガキに泣かされていたのである
ただ鈴蘭の方はこのクソガキに対しては嫌悪感しかなく日頃から「しんちゃんなんか大嫌いっ!しゅじゅらんのこといじめるんだもんっ!」と口にしていた
そのしんちゃんが何やら虫を持ってきたという 7月初めのコロ…いや頃であるし鈴蘭の身振り手振りによる説明によるとどうやらそれはクワガタらしかった
鈴「でねしんちゃんが虫を持って追いかけてきたの!しゅじゅらーんって!怖かったんだよぉ!だってねだってねはさみみたいのついてるの虫!」
パパ「そうかぁそれは怖かっただろうね」
鈴「うん!怖かったから逃げ回ったの!でもコロンて転んじゃって…そしたらしんちゃんが顔のとこに虫をワーッて!」
パパ「な、な、なんだってぇ!それでちゅっちゃん大丈夫だったのかい?」
鈴「うん!でも怖くて泣いてたの…そしたらやめろ!って声がしてしんちゃんの虫とりあげてくれたの」
パパ「ちゅっちゃんのこと助けてくれたんだ」
鈴「しんちゃん泣かして虫をとりあげて」
パパ(それって単にクワガタが欲しかっただけじゃないのか?)
鈴「助けてくれたからお名前聞いたの…そしたらみやまくわがたくんて教えてくれたの」
パパ(それそいつの名前じゃなくてクワガタ名前だぞちゅっちゃん)
パパは吹き出しそうになりながらも続きを聞いた
鈴「でねくわがたくん雪組さんのお部屋に入っていったの…だから次の日行ってお礼を言おうとしたの…でもくわがたくんて名前だれも知らないし呼んでも誰もいないの」
パパ(そりゃそうだそんな名前のやつはいまい)
鈴「でもねでもねやっと見つけたのジャングルジムのとこにいたの…でねもう1回お名前聞いたの」
もちお「ん?なんだ?俺の名前?きぬもっちゃん!あともちおって呼ばれてる」
というわけでもちおくんは一躍鈴蘭のヒーローとなったわけだ パパは話を聞いてわなわなと手を震わせながらこれは1度そのガキに会っておかなければと思うのだった
パパ(く、くそぉ!俺の大事なちゅっちゃんをそんなどこの馬の骨とも分からんようなガキに渡すわけにはいかん!)
嫌がる鈴蘭を無理矢理キツく抱き締めながら闘志を燃やすパパであった
次回ついにあいまみえるのか?この2人!そして幼い鈴蘭の愛の行方は?
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/23(金) 08:56:03
ももちん昔はくわがたって名前だったのかw
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/23(金) 09:30:31
やっぱセンスあるよな
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/23(金) 12:37:24
とんでもねー
センスどころかうちわも扇風機もなくてクーラーで涼んでます←イミフすぎて寒いだろ
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/24(土) 17:16:35
山内家の人々・その17
数日後なんとか仕事にきりをつけたパパはいつものように鈴蘭をキスぜめにして保育園へと送り出すと職場には行かずこっそりと保育園を覗きに向かった
朝っぱらからいかにも怪しいサングラスをかけたオヤジが園を覗いているので我が子を送ってきた母親たちがヒソヒソと噂をしているのが聞こえてきたがそんなことにはお構い無しだ
(どいつだ?一体どいつがもちおだ?)パパは雪組と書かれたプレートの下がった教室を見つけると窓越しに中の様子をうかがった
どうやら中では朝の集いらしきものが始まったようだ 途中出席点呼のような場面もあったがそれらしき名前のクソガキを確認することができなかった
(くそぉ!もちおめ!どこにいやがるんだ?早くしないとこんなとこにいたらちゅっちゃんに見つかってしまう)
焦るパパの背後で車の停まる音がして中から随分華奢な男児が降りてきた 中から「それじゃがんばるのよ」と母親らしき声がした
男児「分かったよ ったくたりぃなぁ」
パパ(保育園児でもこういう重役出勤のやつがいるんだなやっぱり)
男児はいぶかしげな視線を送るパパの横を足をひきずるようにして歩いてきた
そして「何だよ?おっさん何か用か?」と牽制した
(お、おっさんだと!なんだぁこのクソガキ?)ムッとするパパの脇を通り過ぎ男児は雪組の教室へと入っていった すると教室の中から保育士さんの声がした
保「あら絹本くん今朝も遅かったのね」
パパはそこでハッとした
(絹本?やつか!あの生意気なクソガキがきぬもっちゃんか?) それからパパはしばらく中の様子をうかがおうとするがなかなか外からは見えなかった
そうしているうちに自由遊びの時間になり鈴蘭のいる月組の園児たちがざわざわしながら外へ出てきた パパはこれはマズいと慌てて建物の裏へと隠れた
気のせいか近くでサイレンが鳴っているがそんな音も耳に入らないほどパパは焦っていた やがて鈴蘭も外へ出てきた
パパ(ちゅっちゃんだぁ!ああスモック姿も可愛いなあプ、プリチーだぁー!)
とそこへ雪組の園児たちも外へ出てきた きぬもっちゃんこともちおもそこにいたが後ろから保育士さんの声がした
保「絹本くん!絹本桃太郎くん!待ちなさい!」
(も、も、桃太郎だってぇ!へ、へ、変な名前ーッ!)だがここで声を漏らすと鈴蘭に隠れているのがバレる パパは懸命に笑いを押し殺した
桃「るせぇな!ババァ」
もちおは何かやらかしたらしく保育士の先生から呼ばれているのだがそれを振り切って外へ逃亡してきたようだ
外へ出てきたもちおの姿をいち早く発見すると鈴蘭はもちおの傍へ駆け寄ろうとした
鈴「もちおくーん!」
桃「なんだ…チリンチリンか…」
パパ(チリンチリン?チンチクリンじゃないよな?)
鈴蘭がもちおの方へやってくる だが次の瞬間横から走ってきた子が思い切り鈴蘭の小さな身体にぶつかってきたのだ
鈴蘭はキャアと小さく悲鳴を上げるとヨロヨロとよろけて大きく尻もちをついた
パパはそれを見て思わず飛び出していきそうになったがぐっと堪えた もちおは尻もちをついている鈴蘭のそばまで来るとこう言った
桃「チリンチリン…パンツ見せろ」
パ、パンツ!白昼堂々のエッチ行為に及ぶのかもちお?そしてパパの堪忍袋は?注目の次回に続いちゃうもんね!
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/24(土) 17:20:55
もちお男なのか?w
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/24(土) 17:38:08
えーと、、、その後の展開を考えるともちおは男です
その方がいろいろと好都合なので
てゆかまりやぎさんも補習かあ補習仲間だワーイ(≧▼≦)
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/25(日) 20:22:04
山内家の人々・その18
桃「チリンチリン…パンツ見せろ」
尻もちをついて地面にへたりこんでいる鈴蘭に向かってもちおはクールに言い放った
鈴「え?え?パンツ?もちおくんに?はじゅかしいよー!」
桃「いいから黙って立って俺にパンツを見せろ」
鈴蘭は何やら訳の分からぬまま渋々その場に立ち上がるとスカートの裾をつまんでパンツを見せた
桃「ちがう!そうじゃない!後ろだ!後ろを向いてパンツを見せろ!」
鈴蘭は一瞬戸惑ったがある考えが頭に浮かんで無理矢理納得した(そうかぁ!今日のパンツはお尻にくまさんの絵があるから見たいんだぁ!もちおくんたら)
鈴蘭は後ろを向くとスカートをめくってパンツを見せた
この時パパはもうさすがに堪えきれずに建物の陰から飛び出していた
桃「あぁ!やっぱり!」
鈴「え?なに?」
桃「ほーらお前のお尻で可哀相に…カマキリがつぶされてる」
鈴「えーっ!カマキリッ?どこ?どこ?」
桃「パンツにへばりついてりから俺がとってやる」
そう言うともちおは鈴蘭のパンツにつぶれて貼りついている小さなカマキリをパンッと叩いてとってやったのだ
一方パパは一瞬(え?なんだぁ?カ、マ、キリだってー?)と思ったが時既に遅く「うちのちゅっちゃんになんてことするんだー!」と叫んで建物の陰から飛び出してしまっていた
桃「?」
呆気にとられるもちお そしてその場に凍り付くパパ その背後から声がした
「おまわりさんっ!あれです!あの男ですっ!」
するとパトカーから飛び降りてきた警官が素早くパパの身体を拘束し引き摺り始めた
警官「お前だな?保育園覗いてる怪しい男ってのは!署まで連行する!おとなしくしろ!」
パパ「え!ええぇぇーっ!ち、違う!お、俺はっ…」
申し開きしようと試みるも警官は聞く耳を持たずズルズルとパパを力ずくで引き摺っていく
それを見た鈴蘭はショックのあまり大きな声が出せない
鈴「パ…パ…パパァ!」
ようやく叫んだ時パパはもう保育園の外へ連れ出されるところだった
パパの脳裏には昔見たドラマのシーンが浮かんでいた そうこれは「金八先生」で見た加藤や松浦が警察に連行されるあの場面だ パパの脳内では中島みゆきの「世情」が鳴っていた
パパを乗せたパトカーが走り出すと鈴蘭は泣きながら後を追いかけた だが間もなく振り切られパトカーは視界から消えた
パパも車中からその姿を見て暴れたが公務執行妨害の罪が加算されただけだった
まさに風雲急を告げる展開に続きがあるのか一体?
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 17:05:36
唐突ですけどもちおに会いたくなりました
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/30(金) 13:03:31
補習も今日で終わりっす
やっと夏休み!だけどバイト生活だぁー(;_;)
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/31(土) 14:00:00
山内家の人々・その19
鈴「パパァーッ!」
地面にへたりこんで叫び声を上げる鈴蘭を尻目にパトカーはパパを連行し走り去ってしまった
残された鈴蘭は状況をまるで把握できずにただ泣きじゃくるばかりだった
鈴「パ…パ…ヒック…ヒック」
悲痛な嗚咽を繰り返す鈴蘭を見てもちおは戸惑いながら尋ねた
桃「あのおっさんがチリンチリンのパパなのか?」
鈴蘭はその問いかけに肩を震わせながらコクンと頷いた
一陣の風に巻き起こった砂埃に思わず瞼を閉じた時パトカーは完全に見えなくなっていた
桃「パパ…何かやったのか?」
鈴「パパは!…パパは…悪いことなんてしないもんっ!」
鈴蘭はなおも激しく泣きじゃくった
もちおはどうしたらよいのか分からずに右往左往していたが突然何を思ったかポケットの中をさぐると
桃「泣くなよ チリンチリン これお前にやるから」
と何かを鈴蘭の顔の前に差し出した それはポケモンのシールだった
鈴蘭は一瞬シールを見たがさらに激しく泣くばかりだった
一方警察に連行されたパパはなおも悪態をついていた
パパ「だーかーらー俺はあそこに通っている園児の父親で娘が園でどうしてるか隠れて見てただけだ!何も疾しいことはしとらんぞ」
本当は娘ではなくライバルの男児を見に来たのであるがそれは言えるはずもないので疾しいことがないわけではないパパだった
パパ「だのに何も聞かずに変質者扱いかよ!しかも娘の目の前でしょっぴきやがって!」
その時部屋のドアが開いてママが姿を現した
パパ「あっ!ママ!ひどいんだよこいつらとき…ぐふっ!!」
いきなりのママの平手打ちがパパの頬にヒットしていた
パパ「マ…ママ…?」
ママはそれには答えずパパの首根っこを掴むと「どうもご迷惑をおかけしました」と深々と頭を下げた
パパは抵抗をやめ頭を下げていた
とまるで色気なく展開するストーリーに苦情殺到?
次回こそは色気は?
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/01(日) 12:36:35
山内家の人々・その20
警察から引き取られてきたパパはすっかり首をうなだれママのなすがままになっていた
パパ(あの後ちゅっちゃんはどうしただろうな?目の前で俺が警察に連れてかれたんだ ショックだったろうな)
そんなことを考えていると車はやがて屋敷の前に辿り着いた もう夕方近くになっていた
車のドアを開け屋敷に向かって歩きだした瞬間背後から声がした
鈴「パパァ!パパだーっ!パパァーッ!!」
ちょうど鈴蘭が保育園から帰ってきたところだったのだ 叫びながら鈴蘭は猛ダッシュしてきた
パパ「ちゅ…ちゅっちゃん…ちゅっちゃーん!!」
パパも思わず駆け出していた 二人は人目も憚らず抱擁するとパパは思い切り大好きな鈴蘭の頬にキスした
本当は舌も絡ませたかったが後ろにママがいたのでそれはやめた
ふと鈴蘭の目を見るとずっと泣いていたのであろう 真っ赤に充血して腫れていた そのつぶらな瞳を見つめているうちにパパはとても申し訳ない気持ちになってしまった パパの目からも大粒の涙がこぼれた
パパ「ちゅっちゃん心配かけてごめんね だけどパパ何も悪いことしてないからね」
鈴蘭はウンウンと頷きながら話を聞いていた
鈴「うん!あたしは大丈夫だよ もちおくんが慰めてくれたし」
パパ「何ぃ!やつが?」
鈴「うん!もちおくん時々優しくなるの」
パパ(い、意外といいやつだなあやつ…いや、騙されちゃいかん!)
パパ「ちゅっちゃんもちおくんって本名桃太郎っていうんだっけ?」
鈴「そうだよパパよく知ってるね カッコいいよね」
パパ(え?ええーっ!か、カッコいいのか?この名前が?)
パパ「そ、そうだな ワハハハ!も、桃太郎か ハハハ!」
と笑ってはみたもののこれは近いうちに決着をつけなければと焦りを隠せないパパであった
あれ?今回も色気なしかよー!とお嘆きの貴方 す、すみませーん!じ、次回こそはきっと…たぶん
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/03(火) 00:53:33
山内家の人々・その21
翌日保育園に出かけようとしている鈴蘭を呼び止めパパは恒例のちゅっちゃんチェックを行っていた
パパ「ちゅっちゃん、ちゅっちゃん、ちゅじゅらんちゃん 世界で一番かっこいいのはだあれ?」
鈴「もちろんもちおくーんっ!」
パパ(も、もちろんて…しゃれてるつもりじゃないだろうが…前より躊躇いがなくなってるぞ) 気を取り直してパパは鈴蘭に尋ねた「も、もちおくんはどんなとこがかっこいいのかな?」
鈴「えーとね いつもじゃないけど優しい時があるし…見かけが女の子みたいだけどおしゃべりすると違うの」
パパ(確かに見かけはやさ男って感じだな そういやあのガキ俺のことおっさん呼ばわりしやがったな)ムカつきながらもさらにパパは尋ねた「や、優しい時ってどんなことしてくれるの?もちおくんは」
鈴「あたしがおべんと食べてると忍びこんできて『お前こんなに食うと豚になるぞ』ってゆって食べて減らしてくれるの」
パパ(おいおい…それって単につまみ食いしたいだけじゃないのか)
鈴「それにしゅじゅらんの嫌いなネギも食べてくれるんだよ」
パパ(だ、駄目だ!こりゃ完全に騙されてる)「そ、そうか…で、ちゅっちゃんはよくもちおくんと遊んでるんだ?」
鈴「ううん…もちおくん虫とりとかのが好きなの でもたまに誘ってくれるの 雨の日とか外に出られないから」
パパ「ふーん どんなことして遊ぶの?」
鈴「おままごととかぁ…あとお医者しゃんごっこ!」
パパ「ぬ、ぬぁにぃーっ!お、お医者さんごっこだとーっ!!」
鈴「うんっ!楽しいよっ!お医者しゃんごっこ」
パパ「ちょ、ちょっと待てーぃ!それちゅっちゃんが患者さんなのか?」
鈴「うんっ!あたし赤ちゃんが産まれそうなお腹の大きな女の人やるの」
パパ「し、しかも産婦人科医かよ!」(もちおの野郎め!ふざけやがって!)「ちゅ、ちゅっちゃん…ま、まさかと思うけどちゅっちゃんパンツ脱いで脚を開いて台の上にのったりしてないよね?」
すると鈴蘭はクスリとか笑いながら答えた「やだぁ!パパなに聞いてるの?もう!あたし保育園に行くからね」
パパ「え?え?ちゅ、ちゅっちゃん?」
鈴「じゃあ行ってきまーしゅ!いい子にしてるんでしゅよ」
そう言ってパパの頬にキスすると鈴蘭は元気に飛び出していった その後ろ姿を見送りながらやはりこれはやつとは一度は闘わなければと嫉妬の炎をメラメラと燃やすパパであった
次回またまたコリス…いや懲りずに保育園へのりこむ気かパパ(既に出禁の可能性も?)目が離せない
217 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/03(火) 16:08:51
山内家の人々・その22
そのまた翌日のこと
昨日から鈴蘭がもちおとお医者さんごっこをしているのをついつい想像してしまい悶々としているパパであった
桃「おや山内さん今日はどうされました?」
鈴「先生今日はお腹がとても痛いんでしゅ」
桃「ふむじゃあ診てみましょう 上着を脱いで」
スモックを脱ぎ下着姿になる鈴蘭
桃「あ、お腹を診るのでそれも脱いでください」
鈴「はい」
シャツを脱ぐとまだちっとも膨らんでいない乳房と可愛いおへそが顔を見せた
桃「じゃあここに座って」
もちおは鈴蘭を椅子に座らせるとままごと用の聴診器を身体に這わせた くすぐったくて思わず身をよじらせる鈴蘭
桃「はい!じゃあ後ろを向いて」
回転しない椅子なので自ら立って後ろ向きに座る鈴蘭
桃「おや?またアバレンジャーがお尻にプリントされつるパンツですね」
鈴「はい だってアバレンジャー大しゅきなんだもんっ!」
桃「もんって女の子なのに・・・・むう!これはいかん!すぐに手術しなくては!」
鈴「えっ!手術ですか?先生」
桃「すぐにオペを始めるのでパンツも脱いでここに横になってください」
鈴蘭は言われるままに下着をとって机の上に仰向けに寝た
桃「ではオペを始める メス!」
助手もいないのに勝手に手術を進めるもちお
桃「あれ?まだ切っていないのに身体に切れ目があるぞ」
メス(実は割り箸)を下腹部に持ってきてながらもちおが呟いた
鈴「せ、先生…あの…それは…き、切れ目じゃありましぇん」
桃「え?それじゃ何の傷だろう?もっとよく診てみよう」
鈴「えっ!あっ!せ、先生っ!きゃあああ!」
というところで目が覚める いや正確には眠る前に想像を張り巡らしてしまうのだ
結果として昨夜は一睡もできなかったパパだった
パパ「やっぱりちゅっちゃんが心配だ これはやはり偵察に行くしかないな」
よせばいいのにまたしても保育園への偵察を考えるパパの明日はどっちだ!
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/04(水) 22:56:31
長い
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/04(水) 23:26:17
らってちゅっちゃんまだ4しゃいなんらもんっ!
まだ先は長いよぉっ
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/06(金) 14:49:39
次は23とみせかけての?
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/07(土) 10:37:34
山内家の人々・その23
自分の勝手な妄想で眠れないというのにパパはひどく立腹しながら保育園の前までやってきた
パパ「こないだはここでグラサンなんかかけちゃったからかえって怪しく見えたんだ」
パパは娘の忘れ物を届けにきたようなふりをして堂々と正面から入っていくことにした
パパ「ん?やけに静かだなあ」
それもそのはず ちょうどこの時間はお昼過ぎで
午睡つまりお昼寝の時間だったのだ
窓から覗くとどのクラスも床に敷いたマットレスの上に転がるように雑魚寝している
パパ「さてちゅっちゃんのいる月組さんはどうかなあ?」
教室を覗いてみるとそれぞれいろんな方向を向いて子どもたちが寝ていた
一瞬どれが鈴蘭か分からなかったパパだったがすぐに分かった
大きくめくれ上がったピンク色の寝巻きからパンツが見えていてそのバックプリントはまぎれもなくアバレンジャーだったからだ
パパ「あーあ…ちゅっちゃんったらここでも寝相の悪さはちっとも変わらないな もう少しでお尻出ちゃいそうだ」
各教室には添い寝をしてくれる保育士の先生もいるのだがそれは少数でほとんどの先生はこの時間をつかって職員室で連絡帳にペンを走らせている
そのため各教室はやや人手の少ない時間帯となる
しかも鈴蘭のように寝相のひどく悪い子はいつものことなのでほったらかしにされがちなのである
見兼ねたパパが着衣を直してやろうかと思ったその時鈴蘭はムクッと身体を起こした
添い寝していた保育士の先生もそれに気づき声をかける
保「鈴蘭ちゃんどうしたの?」
鈴「おしっこ」
保「ついていった方がいいの?」
鈴「ひとりれ行けゆ」
と答えてすっくと立ち上がった鈴蘭だったがパパから見るとそれは明らかに寝呆けているのが分かった
案の定鈴蘭はフラフラと歩いてトイレの横を通り過ぎ渡り廊下走り隊・・・いや渡り廊下の方まで出てきてしまった
まるで夢遊病の患者のようだ
お皿・・・いやさらには裸足のまま園庭に降りてくるとボォーッとした様子のままプチトマトの植えられている菜園のところまでとぼとぼと歩いてきた
そして次の瞬間には寝巻きをめくったかと思うとパンツを下ろしていた
パパは焦った
「ちゅっちゃんそこはトイレじゃないぞ」
びっくりしてその場に駆けつけたが時すでに遅く鈴蘭はしゃがみこみプチトマトの苗に向かっておしっこを浴びせていた
夏の日差しに黄金色のおしっこがキラキラと光った
日焼けしていない鈴蘭の白いお尻を見られぬようにパパは懸命にガードした
やがておしっこをし終えた鈴蘭は寝呆けながらも
「あれ?トイレットペーパーがない」と呟いた
パパは躊躇いつつもポケットからハンカチを取り出して鈴蘭に渡した
鈴蘭はそのハンカチを股間にもっていくとこちらは何の躊躇いもなく雫を拭い取った
そして「はい ありがちょ」とニッコリするとハンカチをパパに渡してまたとぼとぼと元来た方へと歩きだした
パパは唖然とした
パパ「おしっこまでしたのにまだ寝呆けてるのか?しかも普通に歩いて戻っていくし…」
しかしこの事件これでまだ終わりではなかったのである
次回チュチュチュの鈴太郎にご注目!←ていつからこんなタイトルになったんやー!
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/09(月) 11:12:17
山内家の人々・その24
呆気にとられるパパを置き去りに鈴蘭は元来たコースをまた逆に辿るようにしてボーッと歩いていく
これって一種の夢遊病じゃないのか? そうパパが考えた時不測の出来事が起こった
月組に戻るはずの鈴蘭は自分の教室の横を通りすぎさらに廊下を歩いていく
そしてあろうことか雪組と書かれたプレートのかかった教室へと入っていったのだ
そういまいましいあのもちおのいる雪組へ
パパは慌てて雪組の教室へと駆けつけた
この教室にも添い寝をする保育士がいるはずだったが入ってきた鈴蘭にまるで気づいていない様子だ
どうやら添い寝のつもりが真剣に眠りこけているらしい
鈴蘭は雪組の子どもたちの寝ているその中にぺたんと座りそのまま後ろに倒れるとまるで何の違和感もないように再び眠り始めた
とそこへ寝呆けた隣に寝ていた子が大きく寝返りをうって鈴蘭に抱きついてきたのだ
パパ(あっ!こ、こやつはっ!!)
そう それはあのにっくきもちおだったのだ
よりにもよってもちおの隣に寝てしまうとは
しかも寝呆けた鈴蘭も何かむにゃむにゃ言いながらもちおに抱きついている
パパはこれを見てすっかり頭に血が上ってしまったが大騒ぎすればまた変質者扱いされてしまいかねない
努めて冷静に忍び足で雪組の教室へと入った
添い寝の保育士はまだ気づく様子はない
パパは足音を忍ばせて寝ている鈴蘭ともちおの傍に近寄った
そして絡んでいる手を強引かつ起こさないように慎重にほどいていく
ところがもちおの手をほどき鈴蘭の手に着手しているとまたもちおが抱きついてくる
ようやく鈴蘭の手をほどきもちおの手をはずしにかかると今度は鈴蘭がまた抱きついてくる
一進一退の闘いを繰り広げようやく2人を引き離したパパはすっかり疲れ果てぐったりしていた
横を見ると天使のような鈴蘭が静かに寝息をたてていた
その髪を優しく撫でているうち一睡もしていなかったパパの緊張の糸が切れた
そして不覚にもそのまま鈴蘭に添い寝する形で眠り落ちてしまったのだ
眠りから覚めた時には保育士の叫ぶ声が周囲にこだましていた
気がつくと鈴蘭を挟んでパパともちおが抱きついて寝ているという状態だった
パパ(し、し、しまった!またやっちまった)
しかしもう後の祭りだった
となんだか毎度お馴染みの展開に食傷気味の読者の顔が見える気がするこのストーリーに続きはあるのか?
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/10(火) 23:41:54
夏休みも半分おわた
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/13(金) 05:38:54
山内家の人々・その25
失態続きで園長先生や保育士さんたちに合わせる顔がないパパであった
だが目を覚ました鈴蘭が「わぁーい!パパが一緒にお昼寝してくれたぁー!!」と無邪気に喜んでいたため詳しい事情を根掘り葉掘り聞かれることもなくなんとか今回は無罪放免となったのであった
しかしパパの方は鈴蘭の夢遊病の方が心配だった
鈴蘭が帰宅すると早速つかまえて尋ねてみることにした
例によって鈴蘭を膝にのせて柔らかいお尻の感触を楽しみながら
パパ「ねぇちゅっちゃん 今日目が覚めたら雪組さんの教室にいたじゃない ああいうことってよくあるのかな?」
鈴「ううん こんなの初めて」
パパ「初めてなんだね」
パパはホッと胸を撫で下ろした どうやら今回のようなことは特例のようだ
鈴「でもなんであたし雪組さんにいたんだろ? 寝癖悪いからゴロゴロ転がっていっちゃたのかなあ?」
んなわけはないと知りながらもパパは無意識のうちに鈴蘭がもちおの横にいたことが気になった
パパ「ねぇちゅっちゃん ちゅっちゃんはその・・・いつももちおくんに抱きついたりしてるの?」
鈴「うんっ!だってもちおくん大ちゅきだもんっ!」
パパ(くっ!や、やっぱりかっ!も、もちおの野郎)
鈴「それにチューだってするよぉ!」
パパ「ぬ、ぬぁにぃ!チュ、チュ、チューだとぉ!」
鈴「うんっ!・・・でも1番よくしてるのはあつきちゃんかな」
パパ「えっ?あつきちゃんって誰?」
鈴「雪組さんにいるの とっても可愛くって 2人は恋人なの」
パパ「な、なんだぁ?そりゃあ!ちゅっちゃんそれなのにもちおくんが好きなのか?」
鈴「・・・うん・・しゅきだよ もちおくんカッコいいから」
パパ(お、思いっ切り横恋慕じゃないかぁ も、もちおの野郎ぉーっ!ゆ、許せんっ!!)
怒りに燃える鈴蘭パパまたしても保育園にのりこむのか?そして鈴蘭の片思いは?次回チュチュチュの鈴太郎動乱編にちゅぢゅくぅ!
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/13(金) 18:21:34
あつききてあ
226 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/15(日) 02:16:58
作者頑張れd(@^∇゚)/ファイトッ♪
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
応援ありがとうございます!
大縄跳び大会のオンエアでまたまた感傷に耽ってしまって
つ、辛いっす(T_T)