外板変形のJA610A 全日空、26日からアジア線復帰
http://www.aviationwire.jp/archives/13296 全日本空輸(ANA、9202)は12月20日、成田空港で6月に北京発成田行きNH956便が着陸する際、
主翼前方付近の胴体部外板が変形した事故の当該機ボーイング767-300型機(登録番号JA610A)の
修理が完了し、26日から成田−上海線で運航を再開すると発表した。今後アジア地区の国際線を
中心に使用する。
当該機は2003年4月にANAが受領した機体で、修理が必要となった胴体前方部と中間部上方の外板、
フレームなどの構造部材を、製造時に接合する部分で新品に交換。主脚(メインギア)と前脚(ノーズギア)、
後方圧力隔壁、客室内の損傷部品も交換した。飛行性能の確認フライトで問題がないことを確認し、
19日に修理が完了した。
ANAでは原因究明のため、引き続き運輸安全委員会(JTSB)の調査に協力するという。