>>599 2010.2.3 1183便のエンジントラブル
>羽田空港を離陸した北海道・女満別行き日本航空1183便ボーイング737―800型機(乗客乗員127人)から、
>「左エンジンから出火したので引き返したい」と、羽田空港の管制官に緊急着陸の要請があった。
>同機は二つあるエンジンのうち左エンジンを停止した上で、同8時40分ごろ同空港に無事着陸した。
>日本航空によると、油漏れや火災が起きた形跡はないという。
『火災』の考え方について、572さんと日本航空が同じ考えであるならば、『火災の形跡はない』という発言は
『左エンジンからの出火』(炎)を否定するものではならなくなりますね。
つまり、『1183便は左エンジンから出火していた。』は成り立ちますね。
左エンジンの排気温度が上昇していることを示す計器表示があり、炎が出ていたならば、
実際はエンジン火災はあったが、(すぐにエンジンを停止したので)被害が小さくて形跡が残らなかった可能性がありますね。
572さんの『火災』に対する考えは『結果オーライならOK』的な考え方ですね。
おそらく、その考え方は運航会社側の立場にとって都合のいい考え方ではないでしょうか?
そのような考え方はお客様の立場からは非常に危険な考え方だと感じます。
そのような考え方では、程度が小さい『エンジン火災』が見逃される危険性があります。
一番大事なのは出火した原因(『火災』の原因)を究明する事ですよね。
その為には、『火災』を『火災』と認めることから始まると思うんですが。
なにしろ、58便の『火災』を『異常燃焼』と説明されていた後藤昇弘教授が
現在、運輸安全委員会の委員長をされていますので、『火災』の考え方は、
法律が整備されない以上、当分、変わらない気がします。