ttp://osaka.yomiuri.co.jp/news/20051223p201.htm 関西国際空港会社の村山敦社長は22日、関空を拠点とする新規航空会社を2007
年末にも設立し、 小型ジェット機で仙台や広島などの地方都市に就航させる
構想を明らかにした。
地方空港と関空発着の国際線との乗り継ぎの利便性を高め、国際空港としての競
争力を向上させるとともに、 大阪国際(伊丹)空港や、来年2月に開港する神戸空
港との違いを打ち出すのが狙いだ。関空会社は来月にも、 関西財界と協議のた
めの研究会を発足させる。
構想では、定員100人程度の小型ジェットを3-4機導入し、就航先として、まだ関
空と結ばれていない 仙台/新潟/広島/高松/徳島/北陸地方/南九州地方などの
地 方都市を想定している。
研究会では、採算性や機材の調達方法、具体的な路線、新会社の資本金規模な
どを検討する。
地元経済界が出資する航空会社としては、九州企業などが出資し、来年3月に
開港する新北九州空港 と羽田空港を結ぶスターフライヤー(北九州市)がある。
村山社長は「スターフライヤーを参考にする。ジェットが無理なら、プロペラ
機でもいい。 新航空会社設立には通常、3-4年かかるが、2年程度で可能にな
らないか研究する」と述べ、実現に強い意欲を見せた。
関空発着の国内線は12月末現在、稚内から石垣まで14都市、1日計52便が運航
しているが、 スカイマークエアラインズが来年3月末に羽田便から撤退する。
関空会社は日本航空、 全日空に国内線の拡充や新規路線の就航を要請して
いるが、両社との交渉が不調に終わる可能性もあり、 関西の主要企業が共同
出資で新規航空会社を立ち上げる構想の具体化を急ぎたい考えだ。
(2005年12月23日 読売新聞)
3月にあぼーんするエアー北海道を買収する方が早いのになあ。