新・一緒に暮らすならどの娘?(何でも有り)

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30地獄の鉛筆
騒がしい声で目が醒める。
台所からのようだ。
目をこすりながら台所に行くと、妹に茶碗(大盛り)を渡しながら母親がこっちを見る。

「朝から何なんだよ」
「希美が…」母親の一言ですべてを悟る。
「馬鹿みたいに喰ってんじゃねーよ!」と頭を小突く。
恨めしそうに俺を睨みつけながら何か言っていたが、
口いっぱいに頬張った飯のせいで何を言っているのかわからなかった。