ミュージカル「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」01
1 :
ねぇ、名乗って:
「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」
http://gekipro.com/Gekipro/stage/2014/03/lilium---.html 【日程】
東京:池袋サンシャイン劇場
6/5(木)19:00
6/6(金)19:00
6/7(土)*11:30 / *15:00 / 18:30
6/8(日)*11:30 / 15:00
6/10(火)19:00
6/11(水)19:00
6/12(木)19:00
6/13(金)19:00
6/14(土)*11:30 / *15:00 / 18:30
6/15(日)*11:30 / 15:00
大阪:森ノ宮ピロティーホール
6/20(金)*18:30
6/21(土)*11:30 / 15:00
*アフタートークショーあり
2 :
ねぇ、名乗って:2014/06/11(水) 16:29:17.60 ID:G4xYFe7H0
【配役】
http://i.imgur.com/gDGrl4Y.jpg 鞘師里保 / リリー
和田彩花 / スノウ
福田花音 / 紫蘭 - 監督生
譜久村聖 / 竜胆 - 監督生
田村芽実 / マリーゴールド
佐藤優樹 / マーガレット - お嬢様だと思ってる勘違いの女の子。3人の召使がいる
鈴木香音 / ローズ - 仲の良い4人組
竹内朱莉 / カトレア - 仲の良い4人組
勝田里奈 / ナスターシャム - 仲の良い4人組
石田亜佑美 / チェリー - 仲の良い4人組
中西香菜 / キャメリア - 男役
工藤遥 / ファルス - 男役。
小田さくら / シルベチカ - 失踪した少女
田辺奈菜美 / ジャスミン - マーガレット親衛隊
加賀楓 / クレマチス - マーガレット親衛隊
佐々木莉佳子 / ミモザ - マーガレット親衛隊
3 :
ねぇ、名乗って:2014/06/11(水) 16:29:40.35 ID:G4xYFe7H0
演劇女子部 ミュージカル「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」オリジナルサウンドトラック
\2,315(税抜価格)+税
UFCW-1078
作詞:末満健一 作曲:和田俊輔
歌唱:モーニング娘。'14選抜メンバー × スマイレージ × ハロプロ研修生選抜メンバー
S01:Forget-me-not 〜私を忘れないで〜
S02:Eli, Eli, Lema Sabachthani?
S03:シルベチカなんて知らない!
S04:繭期のティーチング
S05:幻想幻惑イノセンス
S06:プリンセス・マーガレット
S07:或る庭師の物語
S08:ひとりぼっちのスノウ
S09:TRUE OF VAMP
S10:共同幻想ユートピア
S11:もう泣かないと決めた
S12:あなたを愛した記憶
S13:永遠の繭期の終わり
S14:少女純潔
6月5日よりサンシャイン劇場(池袋)にて幕を開ける演劇女子部ミュージカル「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」のオリジナルサウンドトラックの発売が決定しました。
さらに、オリジナルサウンドトラックCDを会場先行販売します!
4 :
ねぇ、名乗って:2014/06/11(水) 16:30:05.25 ID:G4xYFe7H0
S01:Forget-me-not 〜私を忘れないで〜 シルベチカ+全員
S02:Eli, Eli, Lema Sabachthani? リリー、全員
S03:シルベチカなんて知らない! リリー、チェリー、ローズ、ナスター、カトレア、キャメリア
S04:繭期のティーチング 竜胆、紫蘭
S05:幻想幻惑イノセンス スノウ
S06:プリンセス・マーガレット マーガレット、ジャスミン、クレマチス、ミモザ
S07:或る庭師の物語 シルベチカ、リリー
S08:ひとりぼっちのスノウ チェリー、マーガレット、ナスター、ローズ、カトレア
S09:TRUE OF VAMP スノウ、マリーゴールド、リリー
S10:共同幻想ユートピア ファルス、全員
S11:もう泣かないと決めた マリーゴールド
未収録:秘密の花が綻ぶ チェリー、ナスター、ローズ、カトレア
未収録:聖痕(スティグマ) 全員
S12:あなたを愛した記憶 キャメリア、シルベチカ
S13:永遠の繭期の終わり リリー、全員
S14:少女純潔 全員
5 :
ねぇ、名乗って:2014/06/11(水) 16:37:37.92 ID:G4xYFe7H0
6 :
ねぇ、名乗って:2014/06/11(水) 16:37:56.97 ID:G4xYFe7H0
回替わりネタ
6/5 初恋の人を言え→マイケル(ポゥ)
6/6 初恋の人を言え→マイケル(ポゥ)
6/7朝 かわいいメイドになれ→いらっしゃいませご主人様
6/7昼 つんくさんの真似をしろ→リズムが人生や!
6/7夜 好きなシーンを再現しろ→2人で壁ドン再現
6/8朝 つまらない一発芸で大やけどしろ→サロンパス!
6/8昼 つまらない一発芸で大やけどしろ→サンシャイン劇場!
6/10夜 つまらない一発芸で大やけどしろ
→(後ろの鞘師に向かって手を振りながら)リリー(前を向いてタケノコにょっきみたいなポーズで)フランキー!」
6/5 ホイミ
6/6 ベホイミ
6/7朝 ベホマ
6/7昼 ザラキ
6/7夜 パルプンテ
6/8朝 メガンテ
6/8昼 ボミオス
6/10夜 ケアル(FF)
7 :
ねぇ、名乗って:2014/06/11(水) 16:38:13.59 ID:G4xYFe7H0
テンプレ終了
8 :
ねぇ、名乗って:2014/06/11(水) 19:17:19.13 ID:FM+IIROA0
>>1 乙。狼の一人スレは酷いので、ここが考察スレになることを期待。ごがくゆうやジャンヌではあんなことなかったんだけどなぁ。
とりあえず、シルベチカはなんでキャメリアを遺して逝ってしまったのだろう!
9 :
ねぇ、名乗って:2014/06/13(金) 12:41:25.71 ID:lqfIJx6P0
薬の効果が切れて老化が始まった姿をキャメリアに見られたくないからだよ
クランの連中に覚醒を促すために自決したって部分もあるとは思う。
シルベチカもリリーも不老不死を拒絶していたけど「散るからこそに美しい」という
美学、美意識は枯れてからこそのものでイニシアチブが効かない状態ではかなり老成しているんだろうね。
10 :
ねぇ、名乗って:2014/06/14(土) 11:54:45.08 ID:hOx9jD7A0
シルベチカはリリーと同じように永遠に枯れない花は哀しい派だったし
自分が自殺することによって永遠の繭期を終わらせて皆を助けたかったのかもしれん
リリーはシルベチカを覚えてないクランの皆をおかしいと思ったしスノウに近づいて真相が解き明かされていったし
スノウは孤独でいることを決めたのに罪悪感からかシルベチカを探すリリーに話しかけたし
4人組が名簿みつけたときもシルベチカって名前をリリーからきいてたからクランに変な秘密があるって思えただろうし(写真もあるからそれだけが理由じゃないけど)
結果論になるけどシルベチカの失踪(自殺)でクランの真実が解き明かされたからそれを見越して
愛するキャメリアを悲しませるとしても自分がやらねばと思ったのかもしれん
長文すまそ
マーガレットのいうドブネズミの匂いって何か意味があるって本当?
11 :
8:2014/06/16(月) 07:43:11.15 ID:jYYOdHM20
>>9,10
有り難う。
覚醒を促すための自決は、分かる。ただ、キャメリアは遺されることを受け入れていたのだろうか。
自決のシーンでは、なおも逃げろと叫んでいたような。
枯れてこその美意識、そこまでは気付かなかった。
ドブネズミの匂いって、ウルの薬の匂いだと思ったけど? 秘密の花が綻ぶシーンで顔をしかめるシーンがあったので。
12 :
ねぇ、名乗って:2014/06/16(月) 20:41:40.22 ID:AJOsSzq50
>>11 |覚醒を促すための自決は、分かる。ただ、キャメリアは遺されることを受け入れていたのだろうか。
|自決のシーンでは、なおも逃げろと叫んでいたような。
受け入れちゃいないだろうけど、容赦なくイニシアチブで記憶操作されて忘れちゃったんでしょ。
>>10-11 |ドブネズミの匂いって、ウルの薬の匂いだと思ったけど? 秘密の花が綻ぶシーンで顔をしかめるシーンがあったので。
ウルの薬の臭いだとしたら、全員から匂うはずだから違う。
マーガレットに言われたのは、マリーゴールド、ファルス、チェリー。
で、マリーゴールドとファルスは○○○○○。だからもしかしたらチェリーも○○○○○かもしれない。
詳しくは『TRUMP』参照のこと。
13 :
ねぇ、名乗って:2014/06/17(火) 00:18:21.80 ID:14Zj9r2Q0
ドブネズミってのが野生の血というかクランの子たちと同じ血族ではないことや
同じネズミでもクランの子たちがTRUMPのモルモットであることの暗喩かもしれないね
14 :
ねぇ、名乗って:2014/06/17(火) 00:44:07.26 ID:oWY6O40+0
>>13 なるほど、「人形」と「ドブネズミ」が対応しているのか。個人的には、臭いという生理的な次元を出すことで、差別の理由のなさとしつこさを言わんとしているのかな、と思っている。
15 :
名無し募集中。。。:2014/06/17(火) 06:56:53.32 ID:YNnrXdY9O
マーガレットは「処女ヴァンプ以外」を臭いと感じるのかも
つまり「人間」「男」「ダンピール」そして「男と交わった女」
マーガレットとキャメリアの絡みはないけどキャメリアも男だからドブネズミかも
そして恋人のキャメリアと契ったとしたらシルベチカも
さらに新たにキャメリアと一夜を過ごしたチェリーの昨日までと違う匂いにマーガレットが気付いて虐めたのかななんて思った
ドブネズミに無理やり意味を持たせるならね
しかしファルスが臭いと感じたらマーガレットはウル飲めないよな
16 :
ねぇ、名乗って:2014/06/17(火) 12:41:30.50 ID:u9+Hg4Tw0
>>15 狼からごくろうさん
マーガレットが純潔(純血)以外を本能的に嫌悪するって設定は面白いな
シルベチカを忘れたキャメリアがチェリーと急接近?みたいな描写もあったようだし
17 :
ねぇ、名乗って:2014/06/17(火) 12:58:25.49 ID:1LjAQ62t0
シルベチカが死んだ理由はたとえキャメリアと愛し合っていてもそれが偽りの楽園の中で制御されたものであって
クランにいるうちはあくまでファルスの女であることは避けられないからじゃないかな
だから薬を飲みたくなかった
18 :
ねぇ、名乗って:2014/06/17(火) 15:38:47.90 ID:+olsQU2R0
>>17 確かに。ただ、そうだとしたら、何故キャメリアと共に茨の道を歩もうとしなかったのだろう。
19 :
ねぇ、名乗って:2014/06/18(水) 14:50:44.27 ID:ymFQp5aA0
自決シーンに何人もいて気を失っているのもいるから
何か事件が起こったのは明らか
以下想像
クランから駆け落ちをしようとしたシルベチカとキャメリア
それを阻止しようとする監督生によって塔へ追い詰められる
リリーは逃亡に協力しようとしてその場に居合わせる
スノウはリリーの身を案じて居合わせる
ファルスが薬を飲めと脅迫するがシルベチカは拒否
薬が切れたことで外で生き延びることは不可能と知り自決
ファルスによりスノウと監督生以外の記憶リセット
20 :
名無し:2014/06/18(水) 17:07:40.29 ID:R/SS/1SNO
シルベチカはもうファルスによる記憶リセットが及ばないくらいウルを飲んでいなかったという事か
しかしそこまでなって駆け落ちってのもどうかな
駆け落ちって手を取り合って逃げるものだと思うがシルベチカはキャメリアからも逃げたんだと思うぞ
記憶をリセットされても私を忘れないでと願いながら1人で死ぬ事を選んだんだろ
21 :
ねぇ、名乗って:2014/06/18(水) 18:43:04.03 ID:tHYGnLXc0
>>20 そう、それ!シルベチカはキャメリアを置き去りにしたんだよ。そのうえ、忘れないでと言い遺して。これって、薄情じゃないのかなぁ。
22 :
ねぇ、名乗って:2014/06/18(水) 21:11:05.29 ID:bWhCzgkF0
自分の美学にキャメリアを巻き添えにしたくなかったのかもしれないよ
死ぬのは皆怖いはずだし
何回も永遠の繭期から逃げようとして何度も失敗して血の効果が切れてタイムリミットになったんだと思う
思い出を置き去りにしてって感じかね
まぁなんだろうな「キャメリア、涅槃で待っている」ってことなんかなぁ。
終わらない夢から醒めた状態=イニシアチブが効いてないない状態で
シルベチカが自分の意志でできること、彼女たちにとって生きるということは
ファルスの力で生かされていることなわけで、自ら命を絶つことが唯一の
まぁ皮肉な言い方だけど命の証というのかな。自分の力で時を刻むというかね。
生きることと逝きることを掛けてる場面なのかなと思ったりする。
劇中で幽霊の話で死んだあとも続きがあったらいいみたいなことが出てくるけど
本当の意味での不老不死は誰かの思い出の中の人になることだからね。
25 :
ねぇ、名乗って:2014/06/19(木) 01:02:03.65 ID:dMkk/Oua0
>>20 ウルの有無とイニシアチブの効果はファルスとの同化以外は基本的に無関係じゃね
ファルスがシルベチカをイニシアチブで従わせなかったのは
ファルス自身が言ってる「自由を奪わない」というルールが理由
シルベチカに永遠のぼっちと言われてショックだったのも理由かもしれないが
26 :
ねぇ、名乗って:2014/06/20(金) 00:25:36.33 ID:tsfbd/mh0
27 :
ねぇ、名乗って:2014/06/20(金) 00:34:57.12 ID:dqXCbrBO0
キャメリアは例のシーンで「シルベチカ逃げろ」と言ってる
あくまでキャメリアは了承済みであったということだ
28 :
ねぇ、名乗って:2014/06/20(金) 02:25:09.22 ID:1tXAkbXfI
開演前にサントラ買いたいんだけど開演何分前につくのがベストですか?
29 :
ねぇ、名乗って:2014/06/20(金) 04:07:40.81 ID:PZ26zw2C0
分かんないなあ 森ノ宮はサンシャインより大きいし初めて見る人も多いだろうし
自分は13日と14日朝昼に行ったけど開場時間に合わせて並んで入ったぐらいで2〜30枚しか机の上に乗ってなかった
終わった後は売切れになってたから早く行くことに越したことはないのではって感じ
1回の公演に付きどれぐらい販売するのかわかんないけど毎公演必ず販売はするから何回か見るなら様子見してみれば?
30 :
ねぇ、名乗って:2014/06/22(日) 23:39:19.02 ID:GlaNTC1P0
シルベチカとチェリーが親友だった設定があったなら、シルベチカの自決シーンにチェリーはいて欲しかったな
居なかった?よね?
31 :
ねぇ、名乗って:2014/06/23(月) 02:08:38.10 ID:l/FgeRWe0
>>830 え、チェリーは居たよ。倒れているリリーを抱いて紫蘭に「仲間だと思っていたのに!」って噛み付いていたじゃん。
32 :
ねぇ、名乗って:2014/06/23(月) 21:33:38.92 ID:S+lwrn5x0
そういやなんであの時リリーとスノウは倒れてたの?
イニシアチブで昏倒させられてた?何の為に?
33 :
ねぇ、名乗って:2014/06/23(月) 22:06:47.17 ID:Qq1/abzY0
もう少し時間があったらもう少し深みのある舞台になったのかな
チェリーとシルベチカの関係とか、他の子たちの過去とか
34 :
ねぇ、名乗って:2014/06/23(月) 22:08:37.01 ID:26c6BAZ70
周期的にイニシアチブが途切れてファルスが吊し上げられてリセットの繰り返しなんかね
35 :
ねぇ、名乗って:2014/06/24(火) 00:36:39.12 ID:rqTIfbZQ0
>>32 シルベチカとキャメリアがクランから逃亡を図り、チェリーとリリーとスノウと紫蘭と竜胆とが協力。が、土壇場になって紫蘭と竜胆が裏切り、おやかた様召喚。こんな感じでは?
36 :
名無し募集中。。。:2014/06/24(火) 01:12:39.83 ID:8g7DmR+GO
不老の薬の血成材を採取する度に貧血になって
イニシアチブ効果が弱まるのでは?
37 :
ねぇ、名乗って:2014/06/24(火) 08:36:23.89 ID:6trbin010
紫蘭と竜胆は最初から追跡者で二人がシルベチカを捕まえきれなかったところにお館様さっそうと登場ってとこじゃね?
イニシアチブが弱まるのは薬を飲む度にお館様との同化が進行するからでは?(ただし個人差あり)
スノウの記憶が消えてないのは確かそういうことだったはず
38 :
名無し募集中。。。:2014/06/24(火) 11:31:59.88 ID:8g7DmR+GO
リリーとスノーの同化とは別に
チェリー、カトレア、ローズ、ナターシャムの秘密を探る好奇心を抑える事を制御出来ないのは
貧血のせいでは無かろうかと云う解釈
39 :
ねぇ、名乗って:2014/06/24(火) 22:14:35.47 ID:eL59uaBU0
ファルスに、自由を奪うもりがなかったからでは?
40 :
ねぇ、名乗って:2014/06/29(日) 06:59:19.54 ID:r01ukD650
ファルスはわざと情報を小出しにして騒ぎを起こしてひととおり楽しんだらリセットを繰り返していたんだろう
41 :
ねぇ、名乗って:2014/07/08(火) 23:29:24.71 ID:n69jp+9R0
東日本大地震に引き続いて発生した福島第一原発の事故は、日本の歴史に巨大な爪痕を残した。当時、菅直人首相の下で官房副長官を務めていた
福山哲郎氏は、本書において当時の官邸の動きについての克明な記録を残している。これは、後々まで参照されることになる一級の資料となるで
あろう。政治家は過去ばかりでなく、未来にも責任を持つ。それでは、震災後の官邸は、未曽有の原発危機にどのように対応したのか。われわれ
国民が想定していた以上に、官邸は原発事故の深刻さに緊迫していた。最悪の事態へと発展すれば、東京にまで被害が及んでいただろう。3月11
日の深夜、「燃料被覆管破損」と「燃料溶融」、いわゆるメルトダウンに至る深刻な危機が発生した。張り詰めた空気の中、現場は直ちにベント
をして、爆発を避けるために圧力を逃がす決断をした。しかし、東電本店はそれを許可しない。菅首相は直接現地に赴き、吉田昌郎所長に指示を
出す形で、ベント実施へと動かしたかった。菅首相の現地視察が、仇となった。それだけではない。海水注入により冷却化を目指していた所長の
指示に対して、本店は官邸に配慮してなかなかその決断ができない。本書によって、官邸にいた東電元副社長の武黒一郎フェローが、その中断を
求めていたことが明らかとなる。現場が重要な決断を行いながら、本店が幾度となく壁となる。菅首相は、困難な状況で決死の対処を続ける現場
に厳しく指示を出し、責任を持って事故に対処するよう告げた。それはまさしく、政治主導であった。しかし同時に、現場は繰り返し「政治主導
の混乱」に苦しむ。官邸の外にいると、その実態がよく分からない。分からないまま、東電・保安院に対する批判が続いた。本書はそれに対する
有効な証拠となる。後の歴史は、いくつかの重要な決断を行った東電や当時の野党に対して、より正しい評価を与えるかもしれない。
42 :
名無し募集中。。。:2014/10/06(月) 18:29:56.65 ID:F+sGbS+2O
誰も居ないので再利用に仮説と妄想に満ちたリリウムの続編の
【雪月花】
を駄文乱文ですが書いてみたいと思います 。
43 :
【雪月花】1:2014/10/06(月) 18:45:27.46 ID:F+sGbS+2O
不死の罰を受けたリリーが3000年さ迷った末に辿り着いたその場所は
色彩を失った水墨画の様な森の中に有る
誰も知らない古い城のクランだった
リリーはクランの門の前に立ち見上げると門はゆっくり開いた
そしてリリーを迎え入れた
門の内側は木々が生い茂り花畑が広がる美しい庭が有った
庭の片隅の木陰で本を読む少女に目が釘付けになった
「スノウ?!」
一目散に駆け寄り声を掛けた
「スノウ!!生きてたのね。淋しかった…」
と言って抱き着いた
少女はリリーを振りほどきながら
少女「誰よあなた」
と冷たく言い放った
44 :
【雪月花】2:2014/10/06(月) 18:48:45.90 ID:F+sGbS+2O
リ「え?誰ってリリーよ…覚えて無いの?」
少「私は貴女と会った事も無ければ見た事も聞いた事も無いわ」
リ「え?じゃあ貴女はスノウじゃないの?」
少「スノウ?違うわ…人違いよ」
リ「じゃあ貴女は誰なの?」
少「私?私の名前はホオヅキ…どお?
気が済んだ?
もう私に構わないでちょうだい」
リ「でも、でも、それでも友達になって欲しい」
ホオヅキ「私は別に貴女と友達になんてなりたく無いわ」
リ「い、嫌だ!!嫌だ嫌だ!!私を一人にしないでぇ!!」
ホ「何よ貴女!!抱き着かないで!!いい加、減離れてよ!!」
リ「嫌だ…絶対離さない…折角スノウに会えたんだから…」
そしてリリーはホオヅキの首筋に噛み付いた
リ「ごっゴメンなさい私どうかしてたわ」
ホ「どおしたのリリー?謝ったりして?私達親友じゃない」
リ「え?」
45 :
【雪月花】3:2014/10/06(月) 18:51:32.77 ID:F+sGbS+2O
ホ「久しぶりねリリー
今迄何処に行ってたの?」
リ「え?何?どおして?貴女は誰なの?」
ホ「何言ってるのリリー
私はスノウじゃない
忘れちゃったの?」
リ「今、貴女はホオヅキだって言ってたから」
ス「からかってただけよ
ビックリした?」
リ「冗談だったの?良かった
心臓が止まるかと思った
あ、私トランプだから死ね無いんだった」
リ「じゃあスノウもトランプなの?」
ホ「そうみたいね。 私も3800年も生きてるから…」
リ「じゃあ本当の本当にスノウなの?」
ホ「今はホオヅキって名乗ってるけど
正真正銘のスノウじゃない」
リ「本当の本当にスノウ?良かった
…私…もう一人ぼっちじゃ無いんだ…」
46 :
【雪月花】4:2014/10/06(月) 18:57:35.21 ID:F+sGbS+2O
「フォーヅゥクイ!!
あんたって本っ当〜に馬鹿ね!!
誰よ!!この女!!」
チェリーによく似た少女が怒鳴っている
「部外者をあれ程入れたらダメって言われてたでしょ?!!」
ホ「ゴメンなさい
古い友人が尋ねて来たから」
リ「チェ、チェリー?生きてたの?」
チェリー「は?アンタ誰よ!!何でアタシの名前を知ってんの?!!」
ホ「ビックリした?そっくりでしょ?
彼女はチェリーの生まれ変わりみたいなの
名前はこのクランに来てから親方様に付けられたんだけどね」
リ「そんな事って有るの?」
ホ「あ、そうだリリー このクランの皆んなに会ったら、もっとビックリするわよ〜」
チ「ホオヅキ!!お取り込み中何だけどさ
この子いったい誰なのよ!!紹介ぐらいしてよね!!」
ホ「そうねゴメンなさい
彼女はリリー
私がこのクランに来る前からの友人なの」
チ「ヘェ〜そう何だ宜しくな!!」
リ「よ…宜しく…」
47 :
【雪月花】5:2014/10/07(火) 09:43:07.43 ID:aNE3ewifO
そこに見覚えの有る男子がクネクネしながら現れた
「あ〜〜胸が苦しい〜」
チ「キャメリア!!あんた!!
まだシルベチカに告白して無いの?!
ナヨナヨしないで好きなら好きってハッキリ言えヨ!!」
リ「キャ、キャメリアも?」
キャメリア「シ〜〜〜!!チェリー!!声が大きいよ!!シルベチカに聞こえちゃうだろ!!」
リ「シ、シルベチカも居るの?」
チ「何ウジウジして!!みっともないな!!」
キ「仕方が無いだろ
彼女の近くに行くだけで緊張して話掛けられないんだから」
チ「本っ当にアンタって意気地無しね!!」
ホ「仲が良いのね
貴方達が付き合っちゃえば良いのに」
チ「絶対イヤ!!」
キ「絶対イヤ!!」
リ「この光景…どこかで見た記憶が…」
48 :
ねぇ、名乗って:2014/10/07(火) 11:01:11.93 ID:sIBe5SQV0
日記は日記帳に
49 :
【雪月花】6:2014/10/07(火) 12:22:20.01 ID:aNE3ewifO
カトレア「あ〜〜退屈だわ〜退屈よ、本っ当に退屈〜〜退屈過ぎて〜アンタ誰?」
ローズ「本当だ知らない子が居る」
ナターシャム「ダンピール?」
チ「違う、純血種みたいね」
ホ「そんな事は置いといて」
チ「おいとくんかーい」
ホ「…置いといて」
ロバート・デ・ニーロの顔真似するチェリーの顔面を
《ベチッ》とホオヅキがビンタした
ホ「彼女は私の古い友人のリリーよ」
カ「ふーん、宜しくね
でも退屈しのぎの足しにもなりそうにないわね
ナ「それじゃあ、シルベチカをからかいに行こう !!」
カ「それはイイアイデアー!!」
ロ「何か失礼ね〜」
50 :
【雪月花】7:2014/10/07(火) 12:25:44.60 ID:aNE3ewifO
3バカ『ギャー!!!』
チ「何?どおしたの?
」
ロ「ほら!!あれ!!」
全員「マリー・ゴールド!!」
カトレア「魔女だわ!!魔女の末裔よ!!」
ナ「魔女〜魔女〜…?
魔女って何だっけ?」
[ドテッ]全員がずっこける
チ「魔女ってバンプと人間の魔女の混血ダンピールの末裔じゃない」
ロ「多くの血族が人間の魔女狩りで沢山殺されたって話しよ」
カ「魔女裁判に掛けられて火炙りにされて殺された人も居たって聞いてるは」
マ「そこ…通りたいんだけど…
どいてくれる…」
3バカ「ギャー魔女が感染るわ!」
チ「リリーとホオヅキも早く逃げて〜〜〜」
チェリーと3バカが石をマリーゴールドに投げる
「この魔女めー」
「死ね〜〜」
「まだ生きてるは
てめぇの血は何色ダァーッ!!」
51 :
【雪月花】8:2014/10/07(火) 12:27:39.25 ID:aNE3ewifO
ホ「ちょっと待ってよ彼女の先祖と彼女とは関係無いでしょ 」
マ「良いの…いつもの事だから…
有難う優しいホオヅキ…」
マ「リリー…貴女はホオヅキに近寄らないで
リリーが近く付くとホオヅキが不幸になる
貴女なんかこのクランに来なければ良かったのに…」
そう言い残し立ち去るマリーゴールド
チ「何あいつ
って云うかさ
初めて会ったリリーの事何で知ってるのさ
やっぱりあいつ魔女なんだ
気持ち悪い奴」
52 :
【雪月花】9:2014/10/07(火) 12:43:48.66 ID:aNE3ewifO
紫蘭「お前達!何を騒いでおる!!」
リ「紫蘭と竜胆?」
竜丹「皆さん〜お薬の時間ですよ〜」
少女達「ハーイ@お姉サマ〜」
リ「く、薬って?」
紫「繭期の症状を抑える薬の事だ
って云うかお前は誰だ
部外者は入ってはならんしきたりが有るであろう!!」
竜「まあまあ、紫蘭、余りしきたりに厳しくし過ぎてもこの子が可哀相ですことよ
お客様なんですし」
ホ「あ、彼女は私の古い友人のリリーです」
紫「そうか
まあ良い
折角だからお前も薬を飲んで行くか? 」
ホ「い、いや…く、薬はちょっと」
竜「クランの皆さんはちゃんとお薬を飲むのですよ〜〜」
少女達「はぁい お姉サマ〜 ワーーイ」
53 :
間違えた:2014/10/07(火) 17:19:19.28 ID:aNE3ewifO
×ホ「い、いや…く、薬はちょっと」
〇リ「い、いや…く、薬はちょっと」
54 :
もう一つ見っけ:2014/10/09(木) 01:07:52.13 ID:Dz/KcGfZO
竜胆を竜丹って間違って書いてた
55 :
【雪月花】10:2014/10/11(土) 01:13:42.50 ID:7UvZfoByO
カ「さあ!お薬も飲んだし!シルベチカをからかいに行こう!!」
ナ「あのねぇチェリーがねえ」
ロ「それは秘密でしょ」
チェ「ちょっとあんた達、何を言う気??」
騒がしく走り去る4バカ
リ「まるで3000年前のあの光景を見てるみたい…
でも何かが違う」
ホ「違うって何が?
3000年前と現在が同じな訳無いでしょ」
リ「そうねゴメンなさい…」
シルベチカ「ホオヅキどおしたの?怖い顔をして 」
リ「シルベチカ…」
56 :
【雪月花】11:2014/10/11(土) 01:15:22.87 ID:7UvZfoByO
シ「あら、初めてお目にかかる子ね
お名前は? 」
リ「わ 私はリリー」
シ「そう
私は…」
リ「シルベチカでしょ」
シ「どうして私の名前を知ってるの? 」
リ「え?あ…あの
チェリーとキャメリアが話してたから 」
チ「ふーん
チェリーったらね
私がキャメリアの事好きなんだけどって相談したら
<任せといて>って言って私達をくっくけようとイロイロ気を使ってるみたい」
シ「だけどキャメリアは私の事嫌いみたいね
いっつも私の事を避けてるから」
57 :
【雪月花】12:2014/10/11(土) 01:31:11.91 ID:7UvZfoByO
リ「そ、そんな事無いと思う
キャメリアもきっとシルベチカの事好きよ」
シ「あら貴女がどうしてそんな事分かるの?」
リ「え、あ…何となく そうじゃ無いかなーって 」
シ「フフフ、
ホオヅキ、貴女のご友人面白い方ね 」
シ「ねえリリー
貴女は永遠に枯れない花を作ろうとした庭師の物語は知ってる?」
リ「知ってるけど…」
シ「じゃあ一緒に歌いましょうよ」
リ「良いけどデジャブ過ぎる」
♪その庭師は大切にしていた花が有ったの…
58 :
【雪月花】13:2014/10/11(土) 16:58:51.08 ID:7UvZfoByO
ファルス「やあレディー諸君!!君達の歌声はいつ聴いても美しい」
「ホオヅキそちらのレディは初めて見かけるがどちらの御令嬢か?」
ホ「ファルス、私がここに来る前からの古い友人よ」
リ「ファルス?じゃあトランプのソフィ-アンダーソン??」
フ「ソフィ-アンダーソン?
何の事だいそれは?よく分からないが…それにしても…
君、可愛いねえ〜
どこから来たの?」
ズカズカやって来たファルスはリリーのアゴをクイっと上げた
リ「なっ何よ急に…触らないでよ!!」
フ「まあまあ、そんなに怒らないでよ
僕は君と友達になりたいだけだよ」
リ「友達になりたいだけで軽々しくレディに触るの?」
フ「ただのスキンシップだろ?」
リ「ス、ス、スキンシップ?
ホオズキ!!このファルスも昔と同じで最低ね
ホ「…それはどうかしらね…いっつも貴女ばっかり…」
ホオズキは聞き取れない小さい声でボソッと呟いた
59 :
【雪月花】14:2014/10/11(土) 17:04:40.44 ID:7UvZfoByO
リ「私、不愉快だから失礼させてもらうは」
ファ「ちょっと待ってよウサギサン」《ドン!!》
リリーの行く手を遮る様に手を壁に伸ばして通せんぼした
思わずリリーは「壁ドン?!」
と言ってしまった
ホオズキは顔を真っ赤にして後ろを向いて「…いいな…私も…」
リ「ファルス?!何んなのよ貴方は!!」
ファ「ドキドキしたぁ?」
思わずリリーはファルスをアッパーカットでぶん殴った
ファ「痛ってぇ!! 何で殴るんだよ!!」
60 :
【雪月花】15:2014/10/11(土) 17:05:59.65 ID:7UvZfoByO
リ「最低最低最低!!」
ファ「君にはレディの品格と云う物は無いのか??」
リ「はあ??何言ってるの?もう私に近ずかないで!!ホオズキ、シルベチカ行きましょう!!」
ホ「リリー…私は貴女が…羨ましいよ…」
リ「?ホオズキ?何?」
ホ「ううん、何でも無い そうね行きましょう」
ファ「エー、行っちゃうのぉ?もっと喋りたいのに〜
…まあいっか
シルベチカまた美しい歌声を聴かせておくれ」
シ「また今度ネ〜〜」
61 :
【雪月花】16:2014/10/11(土) 17:25:59.17 ID:7UvZfoByO
三人が去ろうとすると騒がしい4バカが走って来た
カ「あっちから歌声が聞こえるゾ〜〜」
カ「シルベチカ発見〜!!
到着するなり
ナ「チェリーがキャメリアの事が好き何だって」
ロ「ナターシャム〜唐突過ぎるって」
チェ「ギャー違う違う〜〜何んて事言ってんのよナターシャム!!」
シ「チェリーそれは本当なの?」
「嘘嘘嘘嘘嘘ウソよ!!本気にしないで〜〜!!」
シ「チェリーったら慌てて可愛い
分かってるは
大好きよ」
シルベチカはギュッとチェリーを抱きしめた
62 :
【雪月花】17:2014/10/11(土) 17:34:38.58 ID:7UvZfoByO
チ「ち、ちょっと 恥ずかしいから止めてよ〜」
3バカ「ヒューヒュー」
ナ「お熱いねー」
カ「キャメリアなんか放っといてあんたら付き合っちゃいなよ 」
ロ「何言ってんの女の子同士よ」
ナ「チェリーVSキャメリア…男らしいのは〜〜
チェリーウィ〜ン」
ファ「キャメリアの方がよっぽど女々しいからな〜」
63 :
名無し募集中。。。:2014/10/16(木) 06:56:20.01 ID:LOJsvk78O
ミス発見
[ナスターシャム]の名前を
ずっと[ナターシャム]と書いてた
64 :
ねぇ、名乗って:2015/02/27(金) 18:40:41.11 ID:50w7Pygr0
47 名前: 名無し募集中。。。@転載は禁止 投稿日: 2014/12/05(金) 23:00:31.23 0
この舞台を初めて見た人は前半を見ながらこう感じるのではないでしょうか。
「リリーって主役なのに実はあまり見せ場がないな」と。しかしそれは正しい感じ方でもあるのです。
というのも、スノウの秘めた哀しみ、マリーゴールドの激情、シルベチカの決意とキャメリアの悲恋、そういったものに比べてリ
リーには誰かへの深い情愛を表す場面がないのですから。
シルベチカを探すにしても「自分だけが覚えている」という謎を追っているだけで、シルベチカへの特別な想いがあるわけではな
いようですし、
ダンピールとして差別されていたマリーゴールドに普通に接したのも優等生としてただ平等に接しただけに見えます(だからこそ
リリーはマリーゴールドのあれほどの想いに対し基本的にはリアクションも返さない)。
先程も述べた通り、いかにも主人公然とした優等生でしかないのです。しかし実はそれこそが製作者が仕掛けた罠であり、必然の
結末へと導く伏線なのでしょう。
65 :
ねぇ、名乗って:
そう、彼女は他の生徒のように深く誰かを愛してはおらず、自分のことしか見ていない。
だからこそリリーはクランの恐るべき真実を目の当たりにした時、逆上した感情のままに全生徒を巻き添えにする道を選んでしま
います。
それは実に自分勝手な行動です(特にファルスの意図を理解した上で協力していた紫蘭・竜胆に至ってはとばっちり以外の何物で
もない)。
「みんなを呪いから解放しただけ」なんて言っていますが、とてもじゃないけど深い考えや同級生たちへの思いやりがあっての行
動には見えません。
スノウの哀しみに寄り添っていれば…マリーゴールドの想いを受け止めていれば…チェリーとの距離をもっと詰めていれば…ロー
ズたちのように楽しく仲間と一緒の時間を過ごしていれば…シルベチカのように誰かと愛し合っていれば…紫蘭と竜胆のように支
え合う誰かがいれば…
クランの中に深く想う誰かがいれば、きっとあんな事をする前に思い止まる事ができたはずなのです。
でもそうはならなかった! だからこそ… だからこそ彼女は 物語の結末において、もっとも残酷な罰を受けることになるので
す。
終焉の闇の中で彼女が上げる絶望の叫びは、もう一匹の愛を知らぬ化け物−TRUMP− の誕生の産声でもあるのでした。
誰も愛さなかった彼女は、その行く末まで含めてまさにファルスの写し鏡。そして…
「私を忘れないで」という少女たちの祈りは、 永遠に彼女を苦しめる最悪の呪いへと その意味を変えるのです。