客観的に見て小川麻琴ちゃんが一番美人

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45悪役レスラー小川>>1>>2の活躍
美貴帝は放送席のマイクを引っつかむと、トップロープを軽々と飛び越えて
リングに舞い降りた。                           
リング上で執拗に勝利をアピールして 観客からブーイングを浴びていた
悪役レスラー小川>>1は、美貴帝が自分を殴りに来たのかと思い、凍り付いた。
                                      
美貴帝は、顔面蒼白の豚を軽蔑の眼差しで一瞥すると、観客に語りかけた。
「皆さん、本日はこの豚>>1を退治する前に試合が終わってしまい、残念です。
今回の決着は、次の試合で必ず付けますから。皆さん見に来て下さいね!」
                                      
観客は割れんばかりの拍手で、会場に美貴帝コールが響き渡った。
リング上の美貴帝は満面の笑みで観客に手を振りながら、放送席の寺田
の方をチラりと見た。UFBの意図をいち早く察して観客を盛り上げてくれた
美貴帝に、寺田は満足げに頷いた。               
                                      
続いて寺田はリング外で仲良く伸びてる小春と斉藤を指差し、両手の指を2本ずつ立てた。
この短時間のジェスチャーで、UFB幹部の意図を理解した美貴帝は再びマイクを握った。
                                      
「でも良く考えたら、私とのシングルマッチだと この豚>>1は仮病を使って逃げる可能性
大ですね」                                     
会場はどっと沸いた。図星を突かれた悪役レスラー小川>>1は、一段と顔面蒼白になった。
                                      
「そこで、今回そこに伸びてるもう一匹の豚と、この豚に乱入されて試合をブチ壊された小春
も参戦って事でどうでしょう?すなわち、2対2のタッグマッチ」
                                      
会場は更にヒートアップした。UFBのエース美貴帝と 次期エース候補の小春が組んで
UFBきっての嫌われ者、越後豚シスターズを成敗するのである。