モーニング娘。www

パヒームwが世間でウケた理由というか
ポリリズムとそれ以前と何が違っていたのかもさっぱりわからんけど
プロダクションチーム”パヒームw”の描こうとした近未来ってフィリップ・K・ディック的な
それだったと思うんだよね。もっと言っちゃうと「ブレード・ランナー」とか「トータル・リコール」
の映画ようなあくまで「アナログな手触りの残る近未来感」＝「なんとなく既視感」
ってことだったんじゃないかな。まぁそれをチープと感じるヤングもいるかもしれんけどw

車が空を飛んだり、火星に移住したりする未来なんてないことがわかっちゃった
リアル現代社会wではいわゆる”レトロフューチャー”バカウケってのは
未来に対して希望を抱くことができた時代へのノスタルジーだったりするわけでしょ。
携帯の着歌のチープな再生音に慣れた世代には加工されたヴォーカルや打ち込み音に
対して抵抗がないなんてまことしやかな分析wはともかくパヒームwのやったことが
新しい音というよりも中年紳士的には懐古だからこそ、って印象は拭えないんだけどね。

パヒームwヲタの話はポリリズム以前は何故売れなかったのかって
部分が抜けてるような気がすんだよね。スタンスとして何も変わってないならね。
昔、中田の利権云々って話を書いたような気がするけども、やはり小室先生じゃないけども
作詞作曲家、音楽プロデューサーの利権関係があるわけでしょムーブメントにはw

え〜だいぶ話がそれちゃったけど真野ちゃんのね
まぁこの曲のベクトル自体は間違ってないと思うんだけどねぇ。
利権関係を自前で独占していたら売ってくれる人がいるわけないんで
そもそもインディーズってのはそういうもんですがそういう業界与太話抜きにして
厭味のない健康な青春ものって仕上がりで結構いいんじゃないですかね。