処女喪失!田中れいな一夏の初体験 二十三日目

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1M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ
        ./\__,ヘ,
        | ノノハヾヽ. 。。
        从*´ ヮ`)゚○゚れいなの初めてお兄ちゃんに
      (( (○  (⌒) ))          あげるにゃん♪
         (__ノ
前スレ
処女喪失!田中れいな一夏の初体験 二十二日目
トラックバック:http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1143247089/

まとめサイト
http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina.html
提供( ´D`)ノシののたん氏

このスレのガイドライン

・田中れいな小説スレ。
・スレタイにこだわらずれいなが主人公ならなんでもオッケーなので短編長編問わず投稿待ってます。
・名前欄に作品名入れてもらえるとありがたいです。
・文節ごとに改行入れてもらうと(まとめる人だけには)ありがたいです。
・羊は今のところそう簡単にdat落ちはしないので保全しなくても大丈夫です
2M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/08(土) 00:21:37 ID:xo9woE0v0
避難所
麗しき奈落の底で田中れいなの名を叫ぶケモノたち
トラックバック:http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/zurui/1092837712/
3M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/08(土) 00:26:38 ID:xo9woE0v0
すべてはこのひとことから始まった

1 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:04/05/30(日) 22:41
れいなの初体験の相手俺がもらうよ!
4ねぇ、名乗って:2006/07/08(土) 00:35:54 ID:6fxrVjTA0
>アンノさん、乙です!!
5ねぇ、名乗って:2006/07/08(土) 00:40:48 ID:jwComLas0
5ゲトー!!
よし、これからもラセラに「日本語とは何か」を教えるスレ造りを目指していこうぜ!
え、違ぅ?
6シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/08(土) 00:49:57 ID:UrE5UXp80
アンノさん乙です
7M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/08(土) 00:51:26 ID:xo9woE0v0
まだ初代スレの>>1が来てない…
8名無し募集中。。。:2006/07/08(土) 01:02:00 ID:thTdb5320
>>アンノ氏乙です!
そういえば初代スレの>>1氏はどこへやら…
9M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/08(土) 01:20:06 ID:xo9woE0v0
携帯の人は一番下にある[設]で「ime.nu」という項目にチェックを入れて
[ファイルシーク]か[通勤ブラウザ]から読むか
以下のリンクからまとめサイトに入ってください
http://fileseek.net/proxy.html?http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/reina.html

>>ののたん
まとめサイトの過去スレのリンクと作品のリンク逆にしたら
携帯から見る人にはありがたいかもしらんね
もしくは過去スレページと作品ページを別にするのもいいかと思う次第

一応逆にした場合のサンプル送信しときます
10ねぇ、名乗って:2006/07/08(土) 02:06:26 ID:tMVwythzO
11ねぇ、名乗って:2006/07/08(土) 09:53:10 ID:Q8wNYoXp0

  ∋oノハヽ ∬
   从*´ ヮ`) 日 <お茶ど〜ぞ〜♪
   と` !!Y!!)つ━
   く/__|j_l
  (( し (_)
12ねぇ、名乗って:2006/07/08(土) 09:55:58 ID:Q8wNYoXp0

 [ウソ発見器]
   ||___||
  /ノノハヽo∈
  | 从 ` ヮ´)<れいなはボーボーたい
  | (oっ  |っ
  |  ̄ ̄ ̄|)⌒)  トゥルルン トゥルルン♪
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
13ねぇ、名乗って:2006/07/08(土) 09:56:15 ID:Q8wNYoXp0
∋oノノハヽ
 从*´ ヮ`) ┳ <ぶどう食びる?
 /    o●●●
 しー-J ●●
         ●
14ねぇ、名乗って:2006/07/08(土) 09:58:01 ID:Q8wNYoXp0
    |┃≡
    |┃≡
 ガラッ.|┃ハヽo∈
.______|┃´ ヮ`)  
    | と   l,)
______.|┃ノーJ_










    |┃
    |┃
    |┃ )     
.______|⊂ \ ウンコロリ〜ン
    |┃_)_)
______.|┃J J ミ●
15ねぇ、名乗って:2006/07/08(土) 11:41:36 ID:z7JUoI8BO
煤ケoノノハヽ∩ ガッ!
   从*;` ロ´;)/  <れいながおっきしたとーあがっ!
   ⊂   ノ
    (つ ノ
     (ノ
  ___/(___
/   (____/



 ω
 ☆⌒/ヽ-、___
/ミミ/____/

16ねぇ、名乗って:2006/07/08(土) 11:46:48 ID:z7JUoI8BO
             ∋oノハヽハヽo∈ ♪
            从*` ロ´)  )
          彡 ⊂   つ  つ  ミ  クルクル
         ((  ⊂⊂━╋━_つ  ))
           ミ       ┻
17麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/08(土) 17:33:54 ID:b7h5ewvw0
前スレ>873より続き

―ユメ・・・昔の記憶―
その日・・ホントは忙しくなるはずだった。
学校の行事の用意でずっと帰れないはず・・・・だったのだが

「て、ワケで今日は台風も近づいてますから特別に終了します」
「やったぁ・・・ん〜」
手足をグッと伸ばし猫が背伸びをするようなポーズをとると、その後立ち上がり
急いでれいなは学校を後にした

「あれぇ〜!!れいな急いで帰るんやね?」
「うん・・ちびっとね」

友人と軽く会話はすると手を振り止らずれいなは走り抜けていった

駅に着くとケーキ屋によって安いケーキを2つほど買った
ソコから切符を買い電車に乗り込み3つほどした駅にれいなは降り立った

通いなれた通り道を抜けアパートに到着する
「(最近、中々逢えんかったしね・・・今日はこれん予定やったけん驚くかな?)」

この日は11月11日・・・れいなの14歳の誕生日だった
すでに家族の存在が無くなっていたれいなにとっては
この時交際していた男とささやかな誕生日を迎えるつもり・・・だった

そして、女としてすべてを許すつもりだった
18麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/08(土) 17:46:45 ID:b7h5ewvw0
彼の前に立ちゆっくりと扉に手を掛けると鍵が掛かっていた
「?・・・まだ帰ってないとかな?」
合鍵でロックを外し再びノブを握ると扉は静かに開いた

足をそっと入れた瞬間、何かとてつもない冷たい空気感を感じた
「!」
ぞくっとしつつ玄関の足元を見ると見慣れない靴がある

「誰か・・・きてると?」

そっと家に侵入して行き閉められた寝室にたどり着くと嫌な予感はしたが
息を飲んでその部屋の扉を引いた

「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・れいな?」
「・・・れい・・・・えっ?今日来れなかったんじゃ」

ソコには言い逃れが出来ない状況で存在する彼の姿があった
何故かれいなは冷静な眼でそれを眺めていた・・・そしてその横に眼をやる

「・・・・やっぱ・・裏切っとったんやね・・・さゆ」
そこには同じく言い逃れが出来ない姿で抱き合う・・・親友のさゆみの姿があった
19麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/08(土) 17:55:45 ID:b7h5ewvw0
「ち・・・違うの・・れいな。聞いて」
「さゆ・・・れぃながもこ先輩と付き合い始めた時、ずっとうらやましがっとったもんね」

夏休みに親友のさゆと一緒に始めた短期のアルバイト
そこで二人とも引かれたのが近所の高校からバイトに来ていた速水だった

「だってぇ・・・さゆみももこ先輩すきだったしぃ・・・」
「だからって、れいながおらん隙にこんな事」

「ごめん・・・れいな聞いてくれ」
速水はレモンウォーターを飲みながられいなを引きとめようとする
しかしれいなは持っていたケーキを投げつけ外に飛び出していた

空・・・台風が近づいて今にも雨が降りそうだ
息が切れるほど来た道を走り抜けた

生まれて来て最初に強く裏切られた記憶だった

20麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/08(土) 18:06:25 ID:b7h5ewvw0
「ん・・・」
眼を覚ますと暗かった空が少し明るくなっている
夜明けが近いせいか先程より肌寒い感覚がある

丁度その空の色が昔の記憶を蘇らせたのださせたようだ

「どうした?」
寝てなかったのだろうか?京介がれいなを覗き込み顔色を確認した
「・・・・うん・・嫌な夢見た」
「・・・・そっかぁ」

そい言うとれいなは京介にドンドン体を寄せていく
「な・・なんだよ」
「寒いけん・・・・・それだけ」
「ふぅ〜ん・・・」

「ねぇ?」
れいなが京介の顔を見ながら話しかける
「何だ?」
「絵里は・・・何故れな達を苦しめると?」
「・・・・・さあな・・・」

陽がドンドンと登って行く・・・もう夜明けが近づいていた
21麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/08(土) 18:27:04 ID:b7h5ewvw0
「京介さん・・・れぃな・・店に戻る」
朝が来た事を確認するとれいなは立ち上がり、京介の顔を見ながら言った。

「そうか・・・」
「うん・・・なんか凄くいやな予感がするけん」
「・・・解った。俺もついて行って良いか?」
京介がそう言うと少し嬉しそうにれいなは「うん」と首を縦に頷いた

まだ傷が残り痛む足を引きずりながらゆっくりと店の方向に向かう

夜明けの飲み屋街はまるでゴーストタウンみたいに静まり返っていて不気味なのだが
自分の店の前はまた特別、嫌な空気が流れて居た

「ん?あれは・・・」
京介が何かを見つけゆっくりと歩いて行く
店の前には電話BOXが一つあるのだが、受話器が垂れ下がったまんまになっていた
中に入りよく見ると電話機の上にはテレフォンカードが置かれて居る

「あっコレ!前ウチの店で配ってたうヤツっちゃ」
「・・・・・・・・もしかして・・昨日ここから電話して来たんじゃないか?」
「絵里が?ココから・・・?でもなんのために」

疑問にれいなは思い京介の顔を見た

「多分・・・楽しんでいたのかもな・・・お前達の状況を」
「・・・・・・・・」

二人は電話BOXから出て店の方に足を向けた
22麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/08(土) 18:40:35 ID:b7h5ewvw0
店の扉に近づきドアノブに手をやると嫌な緊張感と過去の記憶が被る

「どうした?」
京介がその様子を覗うがれいなは「ううん」と首を振ってドアを開けた

シーンとした店の中・・・照明は消えている様子からすると皆帰って行ったのだろうか?
「ただいまぁ・・・誰もおらんと」
ただ空気だけは昨日の夜、絵里の電話が来た時と変わらずだ

二人は引き込まれるように奥のほうへ向かうとバックルームにたどり着いた

入り口に何か瓶のようなモノが落ちていた
「なん?薬?」
「・・・・薬だな・・・・・睡眠薬」
「えっ?・・・それ」

ガッ
京介が強めにドアを開ける・・・
中に入るとソファーに沈み込むシンの姿があった
23麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/08(土) 18:54:45 ID:b7h5ewvw0
「シン・・・さん」
慌ててれいなと京介が側により確認する

「おい!シンちゃん!!シンちゃん!!」
「京介さん・・・シンさん死んじゃったと?死んじゃったと?」
「ま、まて」

首を軽く抱え京介が手を翳すと安定した息が確認できた
「大丈夫だ・・・寝てるだけだ。まだ間に合う・・・救急車!それとバケツもって来い。薬を吐かせる」
「わ・・・わかった!」



救命病棟の廊下・・・
到着してから数時間が立っていた。
「・・・シンさん・・・・・なんで」
「さぁ・・・こればかりは本人に聞かないと」

廊下から少し階段に近づかば病院のフロア全体が見える色んな人の行き交う姿が少し気を楽にさせた

「あのねぇ・・・シンさんれいなのハジメテの人なんよ」
「ふ〜ん・・・店に来た時か?」
「うん・・京介さんと違ってベッドの中では優しいと」
「あっそ・・」
「妬いてる?」
「アホか!」

くだらない会話をしていたら病室から医師が出てきた
24シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/08(土) 18:56:31 ID:b7h5ewvw0
とりあえずココまでです!
変なトコですいません・・・
25麗華の龍―心斎橋乱世編―(訂正版):2006/07/08(土) 19:00:19 ID:b7h5ewvw0
>>18
彼の部屋の前に立ちゆっくりと扉に手を掛けると鍵が掛かっていた
「?・・・まだ帰ってないとかな?」
合鍵でロックを外し再びノブを握ると扉は静かに開いた

足をそっと入れた瞬間、何かとてつもない冷たい空気感を感じた
「!」
ぞくっとしつつ玄関の足元を見ると見慣れない靴がある

「誰か・・・きてると?」

そっと家に侵入して行き閉められた寝室にたどり着くと嫌な予感はしたが
息を飲んでその部屋の扉を引いた

「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・れいな?」
「・・・れい・・・・えっ?今日来れなかったんじゃ」

ソコには言い逃れが出来ない状況で存在する彼の姿があった
何故かれいなは冷静な眼でそれを眺めていた・・・そしてその横に眼をやる

「・・・・やっぱ・・裏切っとったんやね・・・さゆ」
そこには同じく言い逃れが出来ない姿で抱き合う・・・親友のさゆみの姿があった


26名無し募集中。。。:2006/07/08(土) 19:02:48 ID:Z5uIu7AOO
乙です!リアルタイムで読んでました。
27シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/08(土) 19:08:44 ID:b7h5ewvw0
>>26
ありです!リアルタイムって言うのは嬉しいですね
28名無し募集中。。。:2006/07/08(土) 19:12:05 ID:Z5uIu7AOO
>>27
おのれ!もこ先輩!って感じでしたw
29こんすてぃ:2006/07/08(土) 19:22:32 ID:UoB032IHO
お疲れ様です。m(__)m
もこ先輩がレモンウォーターの時点で笑いました(笑)
30シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/08(土) 19:24:27 ID:b7h5ewvw0
>>29
ありですww
なんか他でも書いてるんですがもこさんはよく出してしまうんですw

新スレ記念です!よかったらどうぞ
http://tanakame.sakura.ne.jp/uploader/img/tanakame128.jpg
31シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/08(土) 19:25:52 ID:b7h5ewvw0
>>28
こちらもどうもです!
許して下さいww
32こんすてぃ:2006/07/08(土) 20:19:24 ID:UoB032IHO
ありですm(__)m
ただ携帯なんでみれなかったりします(笑)
33モモコのアソコ:2006/07/08(土) 21:09:41 ID:jwComLas0
主人公がれいなじゃなきゃダメってことなんだが、Berryz絡みじゃダメか?
はっきり言ってれいなとか一切出ない気がするんだけど。
でも主人公は男って言う・・・まぁ俄然タイプ。
でもヒロインは不特定の多重恋愛系。
どうですかね。
34モモコのアソコ:2006/07/08(土) 21:17:56 ID:jwComLas0
即レス求む!
とりあえず
「シャブ中」
「俄然」
「M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ 」
の3人の意見で決めようと思う。
奇数人なら意見は割れないからな。
ちなみにBerryzの小説スレは存在しない。
そしてたかだか一人のために新しくスレを立てるほどでもない。
35ねぇ、名乗って:2006/07/08(土) 21:46:22 ID:eBsGBfk+0
>>24
まだ前スレ書けるよ
36M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/08(土) 21:51:06 ID:eBsGBfk+0
>>33
俺個人としてはれいな出ないんじゃちょっとなあ…
スレだったら狼だろうと羊だろうと鳩だろうとVIPだろうといくらでも立てちゃりますよ?
執筆中で落ちたらこっちで呼んでくれれば立てますしな

※他にN、balbal、ののたんという人もいるよ
37M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/08(土) 21:51:46 ID:eBsGBfk+0
>>32
ファイルシーク
設定の仕方は>>9
38こんすてぃ:2006/07/08(土) 21:58:16 ID:UoB032IHO
アンノさん
ありがとうです。m(__)m
39神尾:2006/07/08(土) 22:06:28 ID:jwComLas0
自分で建てました
40シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/08(土) 22:13:41 ID:b7h5ewvw0
>>モモコのアソコさん
亀レスすいません!
新狼にたしかベリスレはありましたよ!

ここはれいなスレですし管理しているアンノさんやののたんさんに任せます

>>こんすてぃさん
ゴメンなさい・・・気付かずに

>>35
すいません・・・
こっちに書いてしまったので続きはこっちでいいですか?
41M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/08(土) 22:27:19 ID:eBsGBfk+0
>>40
いんじゃね?
俺ひとり反対する意味はねーし
それに即死回避出来たしね
42シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/08(土) 22:40:25 ID:b7h5ewvw0
>>41
そうですね・・・
俺もれいなスレなんで他は難しいと思いますが

↓このスレなんかどうでしょう?
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1139662233/
43俄然:2006/07/08(土) 23:10:56 ID:oMCh742EO
俺もれいなが出ないんじゃこのスレでは・・・。
作っちゃえばいいんじゃないんですか?
そしたら他に書きたい人も書けるだろうし。
44M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/08(土) 23:22:32 ID:eBsGBfk+0
狼でBerryzスレ消失して結構経ってるから新しくスレ立てる気力が無いというのもわからないでもない
45nanasi :2006/07/08(土) 23:53:49 ID:jVExQP650
初体験はモームス入った後頃で、興味本意で童貞オッサンとやりました。
46ねぇ、名乗って:2006/07/09(日) 00:08:56 ID:cCvuek17O
なんのはなし
47ねぇ、名乗って:2006/07/09(日) 00:32:20 ID:YS99E7uLO
茶でも飲んでまちますか
48ねぇ、名乗って:2006/07/09(日) 00:33:37 ID:AwPm+5CY0
やっぱりちょっと書いてみようかな・・・。
49(仮題)Destiny:2006/07/09(日) 00:37:05 ID:AwPm+5CY0
「20円のお返しです。ありがとうございましたー。」
・・・ふぅ。何とかピークは過ぎたかな。
マンションや住宅が建ち並ぶ住宅街の一角に、ポツンとある1件のCDショップ。
オレはそこで店員として働いている。
「シュウちゃん、お疲れ〜。じゃ、後は私代わるから、あがっていいわよ。」
「あ、おばさん、お疲れです。えっ!?もうそんな時間ですか!?」
パッと時計を見る。すでに6時を5分ほど過ぎていた。忙しい時は、本当に時間が
過ぎるのがあっという間だ。
経営しているのはオレのおばさん。就職の決まらなかったオレに、「ちょうど良かったわ!」
ということで、話を持ってきてくれた。オレにとっても、ちょうどタイミングも良かったし、
とりあえず何もしないよりは・・・ということでこの仕事を引き受けた。
「今日は忙しかったみたいね。ま、今日は火曜日だし、新譜の入荷もいっぱいあったしね。」
そう、確かに今日はすごかった。シリメイシやミセスチルドレンといったビッグアーティスト
の新作の発売日が見事に重なり、今日がその入荷日だったからだ。
立地的に好条件のためか、普段でもお客は多い。特に新譜入荷の多い火曜日と木曜日は目が回りそうなくらいだ。
50(仮題)Destiny:2006/07/09(日) 00:42:17 ID:AwPm+5CY0
・・・とはいっても一日中忙しいわけではなく、混むのは夕方4時くらいから。
それまでの昼間は全くといっていいほどお客は来ない。
来るといっても、お昼過ぎに常連客のユウさんが来るくらいだ。
ユウさんは必ずお目当てのアニメDVDを予約しておいて買いに来る。
ウチの店としては貴重な『お得意様』である。月に20本以上は買っていると思う。
どこからそのお金が出てくるのだろうと不思議に思う。ちょっと聞いてみたいとも思うのだが、
気を悪くされてしまうと困るし、ユウさんも自分から話しかけるようなタイプではないようなので、
なかなか聞き出せない。まあ、別にそんなことはどうでもいいことなのだが・・・。
何はともあれ「アニメオタク」強し、である。

そんな常連客ユウさんと立地条件の良さから、店はそこそこ繁盛している。
オレの他に、アルバイトとして3人も雇っているが、十分採算は取れているようだ。

奥の休憩室で帰る準備をしていると、
「はい、ありがとね〜。・・・あ、そうそう、ジュンちゃん。来月にCMAPの
新曲が発売するみたいよ。予約していかない?」
いつものおばさんの元気な声が耳に飛び込んでくる。

言い忘れたが、この店が繁盛している一番の要因は、このおばさんの存在かも知れない。
とにかく気さくな人で、誰にでもすぐに話しかける。始めはうっとうしいと思う人も
いるかもしれないが、話しているうちに徐々におばさんのペースに巻き込まれ、
気がつけば普通に会話を交わしている。いやらしさや嫌味がないので、余計に親しみやすいのだろう。

だが、こんなに明るいおばさんにも一時期抜け殻のようになってしまった時があった。
夫である達夫おじさんを病気で亡くしてしまった時だ。
51(仮題)Destiny:2006/07/09(日) 00:46:04 ID:AwPm+5CY0
これは、オレの母さんから聞いた話だが・・・

このお店は元々、達夫おじさんの親父さんが築いたお店だった。
おばさんがこの家に嫁いでからは、親父さんは現役を退き、この店の近くに新たに家を新築し、
店を2人に任せて隠居生活をしていた。
だが、数年後、親父さんは病気のため亡くなってしまった。
この時、達夫おじさんは「親父に、まだしばらく店を任せておけば良かったのかもしれないな・・・。」
と嘆いていたという。おそらく親父さんは『働く』という『生きがい』を失くしてしまったことにより、
気持ちに張りがなくなってしまい、そこを病魔に狙われた、ということなのだろう。
親父さんの死後、その後もしばらくは2人で店を切り盛りしていたのだが、一昨年のある日、達夫おじさんが
体調を崩し寝込んでしまった。ちょうど繁忙期だったこともあり、日頃の疲れが出てしまったのかと思い、
とりあえず数日間店を休業し、自宅療養で回復を待ったが一向に良くならなかったので、
病院へ行き精密検査を受けたところ、親父さんと同じ病気であることが分かった。

検査の後おばさんは、担当の医師から思いもかけない通告を受ける。

「達夫さんの命は、長くてもあと3ヶ月。」

この悲痛な通告は、おばさんの両肩に鉛のように重くのしかかった。
それからのおばさんは、家で抜け殻のようになっていたという。
店もその間ずっと休業していたため、さすがに生活にも支障が出始めていた。

そんな生活が1ヶ月ほど続いたある日のこと、いつものようにおばさんが
達夫おじさんのところへ見舞いに行くと、達夫おじさんは一言、おばさんに、
「おまえは、おれと親父が築いてきた店を潰すつもりなのか?」
と、優しい口調で諭したそうだ。

その言葉に、おばさんは、今まで我慢していたもの、溜め込んでいたものが
一気に放出されたかのようにその場に泣き崩れ、
「ごめんなさい・・・・・・あなた・・・ごめんなさい・・・」
と繰り返すだけだった。
52(仮題)Destiny:2006/07/09(日) 00:48:14 ID:AwPm+5CY0
それ以後、おばさんは達夫おじさんが亡くなるまで、気持ちを奮い立たせて店を一人で切り盛りしていた。
おじさんが亡くなってからは、おばさんの娘である涼子さんがしばらく店を手伝ってくれていたようだが、
涼子さんの再就職口が決まってからは、また一人で店をやっていた。
気持ち的にも体力的にも相当辛かったはずだ。
事実、オレの所に話を持ってきたときのおばさんは、昔よりかなりやつれているように見えた。


・・・過去にそんな経験をもっているからこそ、今のおばさんはより一層輝いて見えるのかもしれない。
「じゃあ、おばさん。お先あがりまーす。」
「あ、シュウちゃん、お疲れ〜。明日は10時からよろしくね。」
「はい、OKです。じゃ、お疲れ様でした〜。」
いつものように挨拶をし、店を出た。
53シュウ:2006/07/09(日) 00:51:29 ID:AwPm+5CY0
すいません、前スレでブログを立ち上げ、そこで書いてみようかなと思ったのですが、
やっぱりここで書くことにしました(汗)
題名は(仮題)とついているので、何かいい題が思い浮かんだら変えるかもしれません。
とりあえず今後ともよろしくです☆
54いつか帰る場所:2006/07/09(日) 01:19:50 ID:eQHjMjcxO
「ハル?・・・・ねぇハル!」
俺の前に新聞をチラつかせ「ほれほれ」とおちょくっていたれいなが、俺の表情の変化に気付いて声をかけてきた。
しかし、今の俺にはその声に反応することはできない。
俺は怒りを抑えるように歯を食い縛り、封筒に書かれている名前を睨み付けていた。

そして・・・怒りに震える手で封を切ろうとした時、慌てた久美さんに止められた。
「ハル、今は・・・・ね?」
俺は久美さんの言う意味がよくわからなかったが・・・・ハッとして顔を上げると、そこには心配そうに俺を見つめるれいながいた。「ハル?どうしたと・・・」
「・・・い、いや」
俺は立ち上がり、逃げるようにリビングを出ようとした。
しかし、それを追うように立ち上がったれいなを見て・・・・。
「来んな!!」
・・・・俺はいきなり怒鳴ってしまった。
「ちょっとハル!!」
久美さんの声に振り返ると、どうしていいかわからないと言うような悲しい表情をして涙ぐむれいなが・・・。

・・・・俺は今、この手紙のことだけしか考えられない。
周りがわからないくらい気が立っている。
でも・・・一番、意味が分からないのはれいなのはずだ。
いきなり俺の様子が変わって、怒鳴られて・・・・。
しかし今は・・・。
「(なんで今になって・・・。なにを今更・・・)」
俺はさらに混乱していった・・・。
55ねぇ、名乗って:2006/07/09(日) 01:28:16 ID:YS99E7uLO
茶でも飲んで
56いつか帰る場所:2006/07/09(日) 01:31:46 ID:eQHjMjcxO
俺はリビングを出てドアを閉めると、すぐに封を乱暴にちぎり中の手紙を取り出した。
俺は混乱していたが、早く内容を確かめようと・・・・一枚だけの手紙に目を走らせた。
   ・
   ・
   ・
   ・
手紙に書かれていることを少しずつ理解していった俺に・・・・様々な感情が湧いた。
そのほとんどが・・・・汚くて恐ろしい感情だった。
「(できることなら今すぐぶん殴りたい・・・・殺してやりたい)」

俺は手紙を握り締めながら・・・・憎いアイツのことを思い出していた。
57いつか帰る場所:2006/07/09(日) 01:46:08 ID:eQHjMjcxO
そこへ、久美さんが様子を見にリビングから出てきた。
「手紙・・・なんだって?」
俺が無言で手紙を差し出すと、久美さんは「読んでいいの?」と聞いてきた。
また無言で頷くと、久美さんは手紙に目を落とした。

一通り目を通した久美さんは、ため息混じりに一言「そっか・・・」と呟いた。
俺は納得できなかった。
「なんで・・・」
「・・・・ハル?」
「これが・・・普通なんですか?これは当たり前のことなんですか!?」
「落ち着いて!」
俺は手紙を返してもらうと、封筒ごとクシャクシャに丸めてポケットに突っ込んだ。
「久美さん、俺もう寝ます・・・」
「・・・ご飯は?」
「いいです」

そして俺は一度リビングへ戻り・・・。
「れいな・・・今日は飯食って用が済んだらすぐ帰れよ。・・・・俺の部屋には来るな」
「ねぇハル、あの手紙は・・・・」
「・・・れいなには関係ない。じゃあな」
俺は、言葉を続けようとしたれいなを無視して部屋へ戻った。
58いつか帰る場所:2006/07/09(日) 02:10:04 ID:eQHjMjcxO
・・・明かりを点けずにベットに倒れこみ、布団に顔をうずめた。
しかし、静かな暗闇にいると余計に憎悪の念が膨らむばかりで・・・・ポケットから手紙を取り出し、床へ投げ付けた。
そこへ・・・・。

コンコン・・・コンコンコン・・・・
「ハル、入ると?・・・・入るけんね?」
「チッ!」
俺は舌打ちをして頭を掻きむしった。
「(あれだけ言ったのにこいつは・・・今はかまってる暇ねぇんだよ!)」
俺が苛立っていると、ゆっくりとドアが開き・・・真っ暗な部屋にドアの隙間から光が差し込まれた。
そしてその光が俺に当たった時、俺はれいなを睨み付けた。

「出てけ」
「ねぇハル・・・」
「出てけ」
「なにがあったと?急にそんな・・・」
「いいから出てけ」
俺は俯き、大きなため息を吐きながら片手で頭を掻きむしる。
「よくないと!そんなハル、れいな今まで見たことなか!」
「はぁ・・・・出てけって言ってんだよ」
こうゆう時のれいなのしつこさにはウンザリする。何を言っても言うことを聞かない。

そんなれいなを、俺は頑として相手にせず・・・・れいなが俺に愛想尽かして、部屋を出ていくのを待った。
59いつか帰る場所:2006/07/09(日) 02:45:27 ID:eQHjMjcxO
しかし、れいなは部屋に2・3歩入ると・・・・。
「この手紙がハルのこと・・・・」
れいながそう言った瞬間、俺はハッとして顔を上げた。
そして俺の目に、床に落ちていた手紙を広げようとしているれいなが写った瞬間・・・・俺はれいなに詰め寄って手紙を奪い取り、片手で胸ぐらを掴んだ。

「キャア!」
「出てけって言ってんのがわかんねぇのかよ!!」
小さな悲鳴を上げたれいなだったが・・・俺が怒鳴ると、れいなは震える声で怒鳴り返してきた。
「だってハルおかしいんだもん!!そんなの見たら・・・!」
「何も知らねぇくせに・・・」
「知らないと!だってハル、全然れいなに話してくれんけん知るはずなかと!」
「関係ねぇやつになに話せって言うんだよ!?ガキがいちいち人のことに首突っ込んでくんじゃねぇよ!!」
再び声を荒げ胸ぐらを掴む手に力を入れると、れいなのシャツのボタンが1つ弾け飛んだ。
れいなはとっさに胸を押さえ・・・・それを見た俺も焦り、手を離した。

その時・・・・二人の今までにない怒鳴り合いを聞き付けた久美さんが、部屋に飛び込んできた。
そして胸を押さえてしゃがみ込んでいるれいなを見ると、俺に詰め寄り怒鳴った。
「ハル!あんた何やってるの!!」
そして久美さんは俺に平手打ちを入れると「ごめんね、もう大丈夫だからね」と、すすり泣くれいなの肩を抱き部屋を出ていった。
60俄然:2006/07/09(日) 02:51:35 ID:eQHjMjcxO
今回はここまで。
61シュウ:2006/07/09(日) 03:35:30 ID:AwPm+5CY0
更新お疲れ様です!
手に汗握る展開、一瞬たりとも目が離せない感じですね!
次の更新楽しみにしてます!!
62(仮題)Destiny:2006/07/09(日) 03:38:37 ID:AwPm+5CY0
紹介が遅れたが、オレの名前は修。
高校卒業後、就職が決まらず、おばさんの店で店員として働き始めてもう4ヶ月が経とうとしている。
今では、昼間はほとんど店を任され、おばさんはというと、数日前から近くのスーパーに
パートとして勤めている。(おいおいマジかよ・・・)という感じだが、
それだけオレを信頼してくれているということだし、オレ自身もこういう店で働くのは好きなほうだし、
何より仕事のないオレを店員として雇ってくれているという感謝の気持ちもあるので、おばさんにどうこう
いうつもりもないし、そんなに不満もない。
ただ、「このままでいいのかな・・・」という不安は多少あるが・・・。

「ただいま。」
誰もいないオレのアパートの部屋に戻り、ポツリと呟く。
おばさんの店で働くようになったと同時に、一人暮らしを始めた。
自宅から通えない距離ではないのだが、いろいろ親とも話し合った結果、今の生活に落ち着いた。
まあ、月に何回かは家にも帰っているし、母さんもたまに来ては炊事・洗濯・掃除などをやって
くれているみたいなので、特に不自由はしない。
「さてと。今日のMステは〜・・・、お!?シリメイシ出るじゃん!よし、まだ時間あるから、
先に風呂入っちゃおう〜っと♪」
いつもに増して忙しかったためか、今日は久々に疲れた。
「うーーーーいいいい。ふうーーー・・・」
湯船にゆっくりとつかり、今日の疲れを癒した。
63ねぇ、名乗って:2006/07/09(日) 03:39:37 ID:bNTEqZle0
やっぱり俄然の作品は臨場感がすげぇな・・。ホントにフィクションか?
部屋の二人の空気がビシビシ伝わってくるよ。
64(仮題)Destiny:2006/07/09(日) 03:41:27 ID:AwPm+5CY0
風呂から上がり、テレビをつけ、帰りの途中コンビニで買った弁当を食べ始めた。
(そういや、今週はまだ母さん来てないみたいだな。いつも日曜か月曜に来るはずなのに。
まあ、いいか。明日か明後日くらいに久々に帰ってみるかな。)
そんなことを考えていると、Mステが始まった。モー娘。が出ているのに気付いたと同時に、
「あ、そうだ。あれを見ておかないと・・・。」
と、おばさんから渡された『来週の新譜情報』の存在を思い出した。

今では、店の売場作成までも任されるようになったため、来週はどんなものが発売されるのか、
来月はどんなものが・・・ということを常に把握しておかないと、この業界ではやっていけない
とのことなので、面倒くさいと思いつつも、カバンから用紙を取り出した。
「えーっと、来週は・・・。モーニング娘。のシングルに、松浦亜弥のシングル、
後藤真希のアルバム・・・って、おいおい。ある意味すごいなー、また。」
モーニング娘。、松浦亜弥、後藤真希といえば、たしか・・・つんくって人がプロデュース
してるハロープロジェクトの面々じゃないか?
それがまた、なんだって同じ日にこんなに発売するんだ?一斉に出して、誰が一番売れるか
って決めたいのか?・・・とにかくよく分からんな〜。ま、別にどうでもいいけど。
「他はー・・・、特に目立ったものはないな。ふう・・・来週は、今週よりは落ち着きそうだな。」

・・・そう思っていたのだが、今思えば、この時すでにオレの知らないところで運命の歯車は回り始めていたのだ。
・・・そう、ゆっくりゆっくりと。
65シュウ:2006/07/09(日) 03:45:18 ID:AwPm+5CY0
とりあえず、ここまでで。
もうすぐれいなが出てくるんですが、難しいのが『れいなの言葉』。
出来れば、福岡弁(博多弁?)をそのまま使いたいんですが、どうもよく分からない。
間違った使い方するかもしれませんので、その時はご指摘下さい。
66神尾:2006/07/09(日) 03:50:52 ID:xhJQMuBl0
あそこで久美さんがれいなにツバはいて
「まぁ!ハルちゃん、ハルちゃん!大丈夫?」
みたいな展開だったらサイコーだったのに・・・
67神尾:2006/07/09(日) 03:52:37 ID:xhJQMuBl0
これ、例のスレ。
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1152363859/l50
はは、誰も見に来ないから自由に書けるぜ(泣
68ねぇ、名乗って:2006/07/09(日) 08:47:38 ID:YS99E7uLO
なに
いってる
69ねぇ、名乗って:2006/07/09(日) 13:34:24 ID:St48VOYkO
>>65
れいなはれいな弁だからあまり気にしない方がいいという話
気にするなら博多弁で検索しろ
70シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/09(日) 19:18:37 ID:qdz56QiP0
俄然さんにシュウさん乙です!

シュウさんの作品は状況が浮べやすくていいですね^^

前スレで貼りましたがれいなの言葉研究ならどうぞ↓
http://www.youtube.com/watch?v=EkcRqjW57rI&search=reina
http://www.youtube.com/watch?v=ptSm4UXJXic&search=reina
71ねぇ、名乗って:2006/07/09(日) 23:06:10 ID:COxVoOSt0
前スレの海の家の話 誰かまとめてアップしてくれへん??
72M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/09(日) 23:32:21 ID:GDaOiRm30
>>71
簡潔したらね♥

それはそれとして「依存迷路」
誤字もほとんど無く改行もいいポイントなのでまとめやすくてありがたやありがたや
73ねぇ、名乗って:2006/07/09(日) 23:34:15 ID:COxVoOSt0
M.アンノ 
ありがとう♪
74いつか帰る場所:2006/07/09(日) 23:36:10 ID:eQHjMjcxO
・・・・ドアが閉まると、俺はまた暗闇に囲まれた。
左の頬がジ〜ンと熱い。耳鳴りがする。
「(俺は・・・なにやってんだ。関係ないとか言っておきながら八つ当りだけして・・・)」
その時、ケータイが鳴った・・・・久美さんからだ。
「・・・はい」
「れいなちゃん送ってくるから、私達が家出たらリビングで待ってなさい」
そう言われ、すぐに切られてしまった。
・・・・もう頭が痛い。
あんなに気持ち良く帰ってきたのに、あんな手紙が来て・・・・責められて・・・・これからどうせまた叱られるんだろ。
「(何なんだよ、ちくしょう・・・・・全部アイツのせいだ)」

車の出る音を聞くと、俺はリビングへ降りソファーにドサッ腰を下ろした。
しかし、俺はまだ熱が冷めずにいた。
左手で右手に爪を立てながら「(くそ・・くそ・・・・ちくしょう・・・・・)」と、何度も繰り返した。
そうやって久美さんが帰ってくるまで俺は、一人もがき続けていた・・・・。
75いつか帰る場所:2006/07/09(日) 23:50:10 ID:eQHjMjcxO
   ・
   ・
   ・
   ・
久美さんはリビングに入ってくると、何も言わずにキッチンへ向かった。
そしてコップに水を入れ俺の前へ置くと、向かい合うように座り「ふぅ・・・」とため息を吐いた。
「今回ばかりはあんた達二人の問題じゃないから、れいなちゃんに車の中で少し聞いたけど・・・・・」
俺はただ、目の前に置かれたコップを見つめていた。
わかってる、俺が悪いんだ。

「あんたが悪いのよ?わかってる?」
久美さんはストレートに聞いてきた。
だが、今の俺はそのほうが話が早くて助かる。
「・・・・わかってます。全部、俺が悪いんです。れいなは何も悪くないです」
「じゃあ何が悪いかもわかってるのね?」
「(・・・何が?)」
俺は久美さんの問いに戸惑った。
結果的に俺が悪いのはわかってる・・・・でも何でこんなったかのか、わからないでいた。
「俺が・・・・れいなに乱暴したから」
「違う」
「(違う?)・・・怒鳴ったから?」
「違うわよ」
「・・・・最初に理由も説明しないで無視したから?」
「もっと根本的なことよ!」
76M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/09(日) 23:50:57 ID:GDaOiRm30
はいはい完結完結

形容詞と名詞の使用頻度もろくに予想出来ないMS-IMEの作者は売国奴の非国民
77いつか帰る場所:2006/07/10(月) 00:05:28 ID:eQHjMjcxO
「(もっと?俺、何かしたのか?)」
俯いて考えていると、久美さんが少しずつ・・・・俺を導くように質問を重ねてくれた。
「ハル、れいなちゃんに何も言わなかったんでしょ?」
「・・・・はい」
「それは今回のことだけじゃないよね?」
「(今回?・・・あぁ、そうゆうことか)・・・はい」
「まだ何も話してないんでしょ?」
「それとこれとなんの関係が・・・」
「あるわよ!どれだけれいなちゃんが心配してるかわかんないの?」
「・・・・れいなには関係ないことだから」
「だからって話さないの?・・・いくら隠したって、れいなちゃんだってもうきっと感付いてるわよ。
だけど、それをハルから聞きたいから待ってるのよ。
興味本位じゃなくて、ハルの力になりたいって思ってくれてるのよ」

だが・・・ネガティブになっている俺は、久美さんの言葉を綺麗事だと思ってしまっていた。
「それは・・・れいなが言ったんですか?」
「それは違うけど・・・・もう見ててわかるでしょ?」
「人がどう思ってるかなんて、本人じゃなきゃわからないですよ・・・・」

これじゃ完全にれいなと出会う前の、捻くれた俺の発想だ。
自分がどうとか・・・相手がどうとか・・・・面倒臭い俺に戻っている。
・・・・そんな自分が情けなかった。
78いつか帰る場所:2006/07/10(月) 00:22:53 ID:ogrDTCT2O
「れいなちゃんはハルのことわかってたわよ」
久美さんの言葉に、俺は顔を上げた。
「れいなが?」
「『ハルはきっと話したいことがあるはず。言いにくいことなのは、なんとなくわかるけど・・・・前に約束したから。きっと話してくれると思う』って・・・・」
「・・・・約束?」
「そう言ってたわよ?」

俺は『約束』が何なのか・・・・いつしたのか必死に思い出そうとした。
今までのれいなとの会話。
その中に約束したことが・・・・少しずつ記憶を遡っていく。
いろんなことを話した。いろんなことで喧嘩した。いろんなことで笑い合った。
たまに素直になって・・・・その度に近付いていった。
れいな・・・・。
頭の中には、れいなの様々な表情が浮かぶ。
笑ったり、怒ったり、泣いたり、拗ねて膨れたり・・・・真面目な顔も、寝顔も。
・・・・・・。
・・・・。
・・あれ?
79いつか帰る場所:2006/07/10(月) 00:52:14 ID:ogrDTCT2O
俺は少し引っ掛かることがあった。
あの夜・・・れいなと何の話をした?
あの雷の夜・・・・れいなと同じベッドで寝た夜。
その時・・・。
「れいなちゃんはハルに気を遣われたくないのよ」
久美さんがため息混じりに言った言葉で、決定的なものとなった。

『だからね、れいなに・・れいなだけには気遣わなくていいと』
『・・・ありがとうな』

『約束』・・・・今わかった。
でも、あれって約束っていうのかよ・・・俺、何も言ってねぇよ。
勝手に約束にしやがって・・・。
れいなはそんなこと憶えてたのか・・・・バカだな。
そうゆうことだけ無駄に憶えてやがる。
80俄然:2006/07/10(月) 00:54:29 ID:ogrDTCT2O
今回はここまで。
81M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/10(月) 00:58:52 ID:brw1kyCZ0
「依存迷路」まとめ完了
http://up2.viploader.net/mini/src/viploader51441.zip

>>80
乙華麗
82俄然:2006/07/10(月) 01:17:29 ID:ogrDTCT2O
>>アンノさん
どうもです。
今からお願いするのもなんですが『いつか帰る場所』を完結することができたら、まとめてもらえますでしょうか?
83M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/10(月) 01:34:06 ID:brw1kyCZ0
>>82
ええ〜!?

いいよwww
84シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/10(月) 01:49:13 ID:e2w/n8zr0
>>アンノさん
まとめありがとうございます!
読み直すと恥ずかしい点も多いですが感動しました。

言葉では言えないくらいただただ感謝です・・・

あと前編で肉食編となってますが後編は残骸編でした
コレは肉=欲望 残骸=満たされた後の空しさ
と言う意味なんですが・・・・誰も解らなかったですよね(すいませんw

本当に下手な作品で申し訳ありません。でも皆様に再度読んでいただきたいです


>>俄然さん
更新乙です!
悔しいくらいに手に汗を握ってしまいましたww
本当に名作ですね。まとまって読む時が楽しみです!
85(仮題)Destiny:2006/07/10(月) 02:17:57 ID:02ihS65S0
>>64

週末の土曜日。今週は久々に土曜日休みだった。
家にいても特に何もすることのなかったオレは、ブラブラと街へ出かけてみた。
「うーわー・・・、これだから都会は・・・」
やっぱり何度来ても、この雰囲気には慣れない。見渡す限りの人、人、人・・・。

・・・オレは小さい頃、新潟の田舎で生まれ育った。
訳あってオレが高校生になるときに、今の自宅のほうへ引っ越してきた。
なるべく人の少ないところ、都心から離れたところに住みたい、というオレの希望を
親は聞いてくれ、今の自宅は閑静な住宅街に落ち着いている。

「ま、仕方ないか。土曜日だしな。適当にぶらついてみるか。」
特に目的があるわけでもなかったが、目に付いた店にブラッと立ち寄り、
特に何も買わずに出てくる、といった感じで歩いていた。

「お?ここは・・・」
ふと目に入ったのは、全国的にもとても有名な『トータルレコーズ』。
「トーレコってすげーなー。こんないいとこにも新店出せるんだー・・・。」
見た感じ、明らかに新店。まだ出来て間もないだろう。
こんな商業地にこれだけの大きい店を出せるのだからすごい。
(こういう同業の店を廻ってみるのも勉強になるって、おばさん言ってたな・・・。ちょっと覗いてみるかな。)
店の規模は明らかにウチよりデカかったが、売場作りに関しては
規模はあんまり関係ないので、ちょっと立ち寄ってみることにした。
86(仮題)Destiny:2006/07/10(月) 02:20:58 ID:02ihS65S0
店に入ると、まず目に飛び込んできたのがシリメイシの平台。
ポスターを真ん中に飾り、その脇にはTVモニター
(おそらく流しているのは販促用のプロモーションビデオだろう)、
そして様々な大きさのPOPに、商品がズラリと並べられている。

(さすがだね〜。これだけの規模の店になると、展開の仕方も全然違うわ。)
陳列量もハンパじゃない。
ありえないほどの量のCDが山積みされている。
これはとてもインパクトがある。間違いなくお客の目に止まるだろう。
(このくらい大胆な展開をしなきゃダメなのかな〜・・・。でも、これホントに売り切れるのか?)

平台の前にボーっと立ちながら、そんなことを考えている間にも、
1人、2人・・・とシリメイシのベストアルバムを手に取り、レジに向かうお客がいる。
(んー・・・やっぱ格が違うわ。陳列方法だけ勉強していくか。)
ポケットからメモ帳を取り出し、ササッと気付いたことをメモする。

この「メモを取る」ということも、おばさんから教えられた。
「人間ってのは、動物の中で一番賢いのかもしれないけどね、逆に一番物事を忘れやすい
動物なんだから。頭の中で覚えられることなんてたかが知れてるからね。
メモを取っておくのが一番だよ。聞いて覚えて、書いて覚えて、見て覚えるのさ。」

おばさんの持論なのか何なのかよく分からないが、すごく得意そうに話していたのを良く覚えている。

それ以来、いつもポケットにはメモ帳を入れて歩くことにしている。
同世代の人間から見れば、ちょっと変わっているかもしれない。
87ねぇ、名乗って:2006/07/10(月) 02:20:58 ID:6jf9LVEOO
俄然さん面白い
88(仮題)Destiny:2006/07/10(月) 02:24:00 ID:02ihS65S0
とりあえず、平台のチェックを済ませ、売場の奥へ進んでいくと、
J−POPコーナーの入り口の所にハロープロジェクトコーナーが展開されていた。
来週の新作の告知ということだろう。
コルクボードにモー娘。のポスターを貼り、その脇に小さいながらもモー娘。や松浦亜弥などの
旧譜CD・DVDが平台陳列されていた。
ポスターには、手書きのコメントPOPが貼られていた。
『待望の新曲は、前作に続きアップテンポなナンバー!今回も田中れいなをセンターに配置し、
よりダンサブルに仕上げています!!』と書いてある。
その下に、『DVDシングルも発売決定!10%引にてご予約受付中!!』と、
同じく手書きのPOPでアピールされていた。

この展開は非常にオレの目を引いた。なるほどなー、と思った。
確かDVDシングルは、シングルの翌週発売だったはずだ。
このように書くことによって、来週だけでなく、再来週もお客に足を運んでもらうきっかけとなるだろう。
この商品に限らず、同じアーティストの商品であれば買いたいという人は多いはず。
そういうお客には絶好のPOPとなるに違いない。

感心しながら、その場でメモを取っていると、不意に後ろから声をかけられた。
「あ、お兄さん、ひょっとするとモーニング娘のファンですか〜?」
「えっ!?」
ハッとして振り返ると、そこには2人の女性・・・いや、少女といったほうがいいのか、
俺の顔を覗き込むような格好をして立っていた。
誰だ?
89ねぇ、名乗って:2006/07/10(月) 02:27:21 ID:7G7JlKvV0
チクショーーーー!!!俄然コラァ!!!!!
やたら引っ張るじゃねぇかwww毎日見てるからなww待ってるからなww
90シュウ:2006/07/10(月) 02:31:00 ID:02ihS65S0
少ないですが更新です。

毎日更新すると、書き溜めたものがあっという間になくなっちゃいそうなので、
徐々に自分のペースでの更新にします。

>>俄然さん
更新お疲れ様です!
・・・ひょっとすると、もうすぐ前半終わりとか!?
91M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/10(月) 02:34:32 ID:brw1kyCZ0
>>84
句点が無いのがちょっと引っかかったけどあえてそのままにしといた
でも多少いじってる部分はあるのでうpられたら見てくれ
92ラセラ:2006/07/10(月) 02:45:20 ID:6jf9LVEOO
>>91
今書き直しているので
出来上がったらうpしてもいいですか?
93シュウ:2006/07/10(月) 02:53:26 ID:02ihS65S0
>>69
ですね(汗)

>>70
シャブ中さん、とても素晴らしい参考書、ありがとうございます。
勉強になりました〜!
94M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/10(月) 02:54:42 ID:brw1kyCZ0
>>92
ん?
誤字とか手直しは俺がするけど
どうしてもというのならどうぞ
95ラセラ:2006/07/10(月) 03:04:34 ID:6jf9LVEOO
>>93
シュウさんのも
読ませてもらいました
96名無し募集中。。。:2006/07/10(月) 03:32:45 ID:AdottKyxO
今何人の作家がいるの?
97れいなの紙芝居:2006/07/10(月) 10:02:45 ID:6jf9LVEOO
「いちにいさんしい」
桃から生まれた・・・れいな太郎、お婆ちゃんとお爺ちゃんはれいな太郎に食べられた。

れいなはつまらないので、仲間を捜すことにした?
犬の美貴は、れいな太郎にそのきびダンゴ一つ美貴に下さいな。
と?美貴は言ったが!!
「れいな太郎は無視して」
先に行った・・・
続いて猿の愛が「私にも下さいな」れいな太郎は、愛の言葉を無視して鬼ヶ島に向かう。

キジの絵里がきみ団子と言った隙に・・・れいな太郎は、お腹がすいてたので絵里を食べてしまった。

やっとのことで、鬼ヶ島にたどりついた。裕子があらわれた!れいな太郎の攻撃・・・必殺の「猫パーンチ」

鬼の裕子は、どこかに飛ばされたのでした。めでたしめでたし
98子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/10(月) 12:07:41 ID:6jf9LVEOO
《警視》男はそういってコンビニで買ってきた、烏龍茶とメロンパンを手渡した。

ジリジリジリ・・・
セミの鳴き声がこの街にひろがる・・・。
熱いわね?
腕時計をみた。12時をまわったとこだった・・・
張り込みをしている、ある男追っていたからだ。一真この男には、貸しがある。『美貴の弟を殺した!!』

それだけじゃなく、悪い噂しか聞かないからだ。
密猟やら賭博、麻薬くにまで手を広げてる!甘い汁を吸い続けてる。でも今だに証拠が無く誰もが諦めてる。

ちゃんと一真を見張るのよ、美貴は男にそう伝えいったん署にもどることにした。
99ラセラ:2006/07/10(月) 12:13:53 ID:6jf9LVEOO
イタリア優勝おめでてう
フランスは残念でしたね
100神尾:2006/07/10(月) 12:28:38 ID:pbtNrRqo0
>>96
オレを入れるのか入れないのか。
まぁいれないだろう。
だとしたら6人ぐらいだよ。
101神尾:2006/07/10(月) 16:16:26 ID:pbtNrRqo0
そんなことより羊の住所晒しスレでウィルスに感染しちまった・・・。
とりあえず初期化しか手はないが、「ハロプロでエロゲーという発想」略して「ハロゲー」スレに載せる文書はバックアップとっときます。
スレ違いかもしれませんが、オレが世話になってる人がこのスレに多数いるので報告しますた。
というわけで更新には多少時間がかかると見えますが、幸い?このPCはオヤジのなので^^
それじゃ!長文失礼!
102名無し募集中。。。:2006/07/10(月) 16:51:18 ID:AdottKyxO
何が言いたいんだ?
もしや縦読み?w
103子猫の進化は止まらない亀の甲羅は止まらない:2006/07/10(月) 17:53:41 ID:6jf9LVEOO
うっとおしいな警察は!さてと美貴には痛いおもいをして、もらう事にしょう。
『分かっているだろうな!』
はい・・・
男はビルの窓から下を眺めていた。
蟻が道を歩いている!

パンをかじりながらひと通り少ない道を歩いてた、事件の事を考え・・・。

「ドゴ!!」
ザァザァザァ・・・くっ美貴は、完全に不意をつかれた。人の気配が全くなく匂いも感じられなかった。

『動くな』
!!美貴・・・
「何が目的。」
俺の質問だけ答えろ、「美貴・・・」これ以上事件に首を突っ込むないいな?命の保障はしない!

『断る!!!』
「バキドカドゴ・・・ドサ」・・・あ・きぃ・・その場で美貴は動かなくなった。
104子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/10(月) 18:19:58 ID:6jf9LVEOO
『絵里遅いよー』
里沙ちっ御免御免お腹痛くて・・・絵里食べ過ぎだから。
「さてと寝ますか?」
絵里早すぎ!
「美貴・・・惜しい人を亡くした・・・」
ドカーン!!俺?
痛いいきなり松葉杖を投げる奴がいるか!危ないだろ美貴?
人を勝手に殺すな『ボケ』しかしお前がやられるとは相手は相当な腕だな。
かなり強い動きが読めなかった。
「くっ」・・・この病院て、そう三人が運ばれた場所!一人は新垣里沙17歳もう一人が、謎が多い女亀井絵里この子も17歳そして・・・
105ねぇ、名乗って:2006/07/10(月) 18:45:49 ID:x3iI221yO
携帯の人

ウザ杉
106子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/10(月) 19:51:57 ID:6jf9LVEOO
「道間違ったと?」
唐揚げをつまみ人通りの少ない道に迷いこんだ!まだお昼だというのにこの道はうす暗かった。
『・・・』
誰か倒れてると?れいなはまわりを見渡した。
『大丈夫?!』れいなは美貴の唇に手を置いた?息はまだあるけん救急車呼ぶちゃ・・・
『ピーポーパーポー?』
それから美貴は病院に運ばれた。
携帯で俺は呼び出された。いいことしちゃたけん『変態』は焼肉おごるちゃ!
れいな・・・意味分からんれいなから?美貴のことを聞いた俺はその足で美貴のいる病院に向かった。
107ねぇ、名乗って:2006/07/10(月) 20:00:34 ID:KAHBX4N8O
从*;` ロ´;)<何度も喪失させられて大変たい!
108ねぇ、名乗って:2006/07/10(月) 21:00:13 ID:zOa86TGF0
・俄然さん いつか帰る場所
・シャブ中さん 麗華の龍
・ラセラさん 子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない
・シュウさん Destiny
・110さん だったかな?
・A trouble of an angelさん だったかな?w
後、作者予備さんが2〜3人くらい・・・かな?ww
110さんとangelさんは自信ないです><ごめんなさい・・・
自分、一日目からずーーとみてるんですけど、多分こんなに作者さんいるの初めてじゃないかなぁ?
それほど、盛り上がってるって事っすね!
作者さん方!頑張ってください!><ノシ
109ラセラ:2006/07/10(月) 22:22:58 ID:6jf9LVEOO
今日はここまで
110麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/10(月) 22:53:57 ID:9Fd5b6mU0
>>23
「先生・・・」
同時に声を掛け二人は立ち上がる。
病室の前は妙に薄暗く、嫌な感覚を二人に与えた。

「大丈夫ですよ・・・発見した時の処置も良かったようです
もう意識も戻りましたし、個室ですから簡単な会話はできますが・・・そうしますか?」
「そうですか・・・ありがとうございます」

嫌な緊張とは別に知らせは良かった。
二人は肩を撫で下ろし病室に入る、すると顔色は悪いままだが確かな意識はあるシンが居た。

「シンさん・・・れいな!ね!れいなよ、解る?」
シンはゆっくりと頷き側に来たれいなの手を握ったが、後ろの京介を確認するとスグに離してしまった。

「なぁ!俺外で待ってるわ」

その様子を見て京介は病室から出て先ほど座ってた椅子に再び腰を下ろした
111麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/10(月) 23:07:04 ID:9Fd5b6mU0
「にひ!あれでアノ人、気を使ってるつもりたい」
「きょ・・・京介さんが助けてくれたらしいなぁ・・・・」

掠れる声でシンはれいなに話し始めた。
「うん・・・薬吐かせてココまで連れてきたと」
「悪い・・迷惑かけて」
「うん・・・・・もうええけん。でもどうしてあがいな事したと?」

その部屋の窓から病院の横に公園があり、綺麗な丘が見える
ソコを眺めるとシンは遠い目をを作る。

「俺には自殺でも入金のある保険がある・・・もし俺が死ねば4000万が入金される予定なんだ
受取人はママの名義にしてるから。それであの店を存続させるつもりだった・・・」
「そんな・・・そんな事しても誰も喜ばんたい!」
「・・・・・・だな・・でも、俺は守りたかったんだよ。
あの店しか・・・俺の居場所はナイから。だからせめてアソコを俺の墓場に出来たら」

握っていた手を振り解きれいなはシンを睨みつけた

「甘えるやなか!シンさんにはまだあの店が無くなってもせなならん仕事があるばい」
「・・・・・仕事?」
「つんくさんとママを支えてあげて・・・
んで、またれいな達みたいな行き場を無くした人が働ける店作って!」
112麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/10(月) 23:21:40 ID:9Fd5b6mU0
シンはれいなの方に向き直した

れいなは良く見ると涙目になっている・・・
その顔を眺めて、突き放された手をシンは探りながら握りれいなに言葉を掛けた

「ふん・・・何もしらんかった女が偉そうに!」
「やかましか!もう立派な夜の蝶たい!!女豹たい!!!」
「なにが女豹だよ・・・・」

少し緊迫した状況から空気は軽くなり、二人は薄くではあるが笑顔を溢した。

「それに・・・絵里だって、まだココに来た時はなんもしらん女やったやろ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・ありゃ、アイツの嘘だ」
「な!?」
「この店でお前の処女を奪った・・・否、生涯で俺が処女を奪った女はお前だけだよ」

そう言われ、れいなは顔を真っ赤にした。
その様子を少し楽しむようにシンはニヤニヤしている。

「馬鹿!ドS!初めてのれいなに興奮してたくせに!!」
「ははは・・・」

ある程度わらったら何故か乾いたように二人は黙り込んだ。

「じゃあ・・・いくけん」
「あぁ・・・じゃあな。またな」

またな・・・ソノ言葉を掛けたあとのれいなの顔を確認してシンは悟った
もう・・・れいなには逢えない・・・・・れいなはドコか遠くに行くと
113麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/10(月) 23:29:14 ID:9Fd5b6mU0
ギィ・・・

ゆっくりと開かれたドア。そこには暇そうに待つ京介の姿があった。

「よ!終ったか?」
「うん・・・ねぇ。京介さん」
「ん?」
「絵里・・・・絵里はこの状況をまだ楽しんでるんやろか?」

不意にれいながそんな事を聞き出した

「さぁ?だが・・・あの女の手の平で弄ばれて居るみたいだな」
「そう・・・」

何かを考えたようなれいなは京介の手を取り、起き上がらせると
むりに引きずり始めた

「な・・なんだよ」
「京介さん・・・帰ろ」

突然無理に引きずられ二人は病院を後にした。
114シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/10(月) 23:31:34 ID:9Fd5b6mU0
とりあえずこの編で!

>>91
ソレは俺のミスですww
>>93
いえいえw
あの位ならまた探しますよ!!
115(仮題)Destiny:2006/07/11(火) 01:24:22 ID:gvsiVecL0
一瞬自分じゃないのか?と思い、周りを見回したが近くには誰もいない。
少女たちは、明らかにオレに話しかけている。
「あ、いや・・・、そういうわけじゃないんだけどね・・・」
答えようかどうしようか迷っていたが、あからさまに無視するのも悪いなと
思ったため、無難に答えた。
「えー!?・・・なーんだ、つまんないの〜。じゃー、どーしてずっとアタシ達の
ポスターの前に立って、一人でうなずいたりメモ取ったりしてんのかな〜?」
「いや、それはそのー・・・・って、え!?」
オレは耳を疑った。と同時に、その2人の少女の顔を確かめるようにして見てみる。
「あ・・・、えっ・・・、あれ・・・?」
ポスターと少女達を見比べながら、オレは言葉を失った。
少女達は笑顔でこちらを見ている。

・・・が、その次の瞬間。
「はーい、ごめんねー、驚かせちゃって。今、ちょっとテレビの取材中でねー。
良かったら、彼女たちの質問に答えてやってちょうだいよ、お兄さん!」
と、少女たちの後ろから、ゾロゾロとカメラを持った人やマイクを持った人がやって来た。
あまりに突然の出来事に、何がなんだか分からなくなり、パニックに陥りそうになっていた。
そんなオレの前で、少女達は笑顔を崩さず話しかけてきた。
「・・・ということなんです〜!私は、モーニング娘。の亀井絵里です!えりりんって呼んでくださいね☆」
少し目深に被った帽子の下から見える、あどけない笑顔がとても愛らしい。
「は、はあ・・・」
続いてもう一人の少女も、
「田中れいなで〜す。よろしくね、お兄さん!」
と自己紹介した。この娘は、帽子を被らず髪を左右で、さながら猫の耳のように束ねている。
顔も何となくネコっぽいだろうか。
この2人の顔を知らなかったわけではないのだが、やっぱり雑誌やTVで見るのと、実際の彼女たちを比べると、全然違うように見える。
116(仮題)Destiny:2006/07/11(火) 01:28:29 ID:gvsiVecL0
(いやいや、そんな、自己紹介されてもなー・・・。オレはどうすりゃいいんだよ?)
どうすることもできず、ただ頭の中で迷っていると、
「お兄さんの名前はなんていうと?」
れいながオレの名前を聞いてきた。
「へ・・・?オ、オレ?」
「そうたい!うちらが自己紹介したんやけん、お兄さんも名前教えてくれんと?」
いきなり名前を聞かれ、ドギマギしたオレは、
「あ・・・お、修って言います。」
と、何故か名字ではなく、下の名前を言ってしまった。おまけに何故か丁寧語だ。
「え?修・・・さん?」
そこで答えたのは、彼女たちの後ろにいた、プロデューサーらしき人だった。
「・・・いや、別に下の名前言わなくてもいいんですよ?名字だけでいいのに。」
「あ、そうですよね。・・・すいません。」
自分でも顔が熱くなっているのを感じていた。
「んー、まあでも名前のほうが親しみやすくていいかもね。
じゃあ、修さん、今ちょっと時間あるかなー?」
117(仮題)Destiny:2006/07/11(火) 01:30:00 ID:gvsiVecL0
「え?時間・・・ですか?」
「うん。10分くらいあれば十分なんだけど。今日ね、これからここでちょっとした
サプライズイベントがあるんだけど知ってるかい?」
(イベント?・・・あー、アーティストが店に来てインストアライブとか、そういうやつのことかなー?)
「いや、全然・・・」
「もうすぐこのお店の人から案内があるかもしれないけど、このトータルレコーズ四ツ橋店さんの
オープン記念イベントらしいんだ。もし良かったら見てってよ。」
「あ・・・はあ。」
「・・・で、それはいいんだけどさ。そのイベントの前に、ちょっとこのお店でTV番組用の収録を
しようと思ってね。もし時間あったらその収録に参加してもらいたいなーって思ったんだけど、どうかな?」

会話を交わすうちに徐々に平静さを取り戻してきたオレは、慌てて、
「あ、いや・・・、すいません。ちょっとテレビは苦手なもんで・・・」
と切り返した。
「え〜!?なんでー!?ちょっとだけでいいのに〜・・・」
絵里がちょっと膨れた顔をして、会話に割り込んでくる。
いや、何でといわれてもねー・・・。
118(仮題)Destiny:2006/07/11(火) 01:32:31 ID:gvsiVecL0
「いや、ホントすいません。オレ、極度のあがり症なんでダメなんですよ。
学校の学芸会とかでも失敗ばっかりするほどだったんで・・・。」

(・・・そう、思い出したくもない、小学校の思い出。あれは、6年生のとき・・・)
・・・いやいや!
また勝手にいやなことを思い出してしまう。
オレは、頭の中に徐々に浮び始めた記憶を、必死で振り払った。

まあ、とりあえずそんな嫌な経験が過去に何度かあって、それ以来、舞台に立つということや
TVに出演するなどということは、オレにとっては『あり得ない』こととなっていた。
「んー、そうかー・・・。喋ってもらえないんじゃ仕方ないな〜。キミは結構しゃべりやすそうな
人に見えたんだけどなー、残念・・・。じゃ、他の人を探すか。
絵里ちゃん、れいなちゃん、そういうことなんで他に誰か探してくれないかな?」
「え〜!?エリもこのお兄さん、話しやすそうに見えたから良かったのにー・・・。」
絵里は少しブス〜っとした表情でオレのほうを向き、
「もう!お兄さんの意地悪!」
と言い残し、売場の奥へと消えていってしまった。
119シュウ:2006/07/11(火) 01:37:28 ID:gvsiVecL0
今日の更新分です。
明日は更新できないと思いますので、これから少し書き溜めます。
ではでは。
120名無し募集中。。。:2006/07/11(火) 02:39:45 ID:NXduJITj0
シュウさんのおもしれぇ
あと海の家のヤツも更新待ってる
121名無し募集中。。。:2006/07/11(火) 02:46:55 ID:gUUKVfsSO
皆更新乙

>>120
漏れも海の家待ち
122ねぇ、名乗って:2006/07/11(火) 04:18:41 ID:oLhsZscX0
俄然、俄然待ち
123子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/11(火) 06:06:00 ID:ppQskXluO
『私に気づいて!』
新学期が始まった!れいなに話しかけた子がいた。
『あれ?どこかであったよね!』そう女の子はれいなに話しかけてきた。
「ガタンガタン!」
電車の音が学校中に響きわたっる。その女の子の「ネームプレートには久住小春と書かれていた。」
【どこってどこやろう?】れいなは少し考えていた!そんな時、小春がれいなに三年前の事を話はじめる・・・

『私さぁ和田のこと好きだったじゃない・・・』
和田さん!小春と付き合って下さい・・・でもね?和田さんは私の気持ちに答えてくれなかった。
そんな時ね・・・私に話し掛けてくれた人がいたのそれが!れいなだった。


『なんで悲しい顔してると?』
え?何この人と・・・小春はおもった。
『ねえ?これから学校ぬけんと?』
えっ今から!後一時間で昼休みがはじまるのに・・・
『いくっちゃ!』
小春は手を引っ張られ、れいなは学校をぬけだした・・・
『まっ待ってー』
    ・
    ・
    ・
124ねぇ、名乗って:2006/07/11(火) 17:49:33 ID:xmgfX5kn0
>>ラセラ
お前のは読みにくすぎる。まったく話の意味がわからない。
誰が何喋ってんのか、何してんのか、どうゆう状況なのかがまったく見えてこない。

他の作者と比べると・・・。
シャブ中のは場登場人物は多いものの、しっかりと個性で分けられているし、れいなを軸に登場人物との話が展開しているからわかりやすい。
シュウのはまだ始まったばかりでどうなるかわからないが、とりあえず今のところ主観性がある。
俄然のは完全に主人公ハルを主観としてれいなを見れるし、登場人物が少ないからこそ重要な繋がりがありそうでおもしろい。
描写も構成的にも完璧に近いと思う。

しかしお前のはどうだ?
何の説明もないまま場面は飛ぶし、文章もおかしい。
上でも書いたが、主観と客観がめちゃくちゃで誰のセリフで誰の感情なんだかわからない。
まるで小説と台本の書き方をごちゃ混ぜにしたようなもんだ。

ただ書きたいだけでやってんだったらやめてくれ。
俄然達のような話にのめり込める作品を読んだ後に、お前のがあると余韻が全部ぶち壊しだ。
お前が書かなくても、今は他に素晴らしい作者が多数いるんだからよ。
125ねぇ、名乗って:2006/07/11(火) 18:14:16 ID:Wco6z2aJ0
斜視ヲタは都合の悪いことはみんな忘れるからな

田中は豚鼻で斜視でおまけに左右の目が段違いなんだぜ?

田中を語る上で欠かせないモノ

段違い平行棒の様な目
上を向いた鼻の穴
上記二つ隠れて目立たないが充分主張している頬骨
126子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《回想》:2006/07/11(火) 19:43:42 ID:ppQskXluO
[れいなの昔の記憶]

学校をぬけて一時間ぐらい小春を連れている・・・『ここたい!!』
すばらいい景色が小春の心を打つ。『ここからの景色がよかろう?』
「・・・」
『れいなはね・・くじけそうな時や辛い時はよくここに来ると!』
そう言うとれいなは遠い目をした。『私もね去年失恋したけんあんまり気にせんでもよか?』
今の小春にはこんな景色なんてどうでもよかった。『なに!かってな事してる。あんたになにがわかるの!!』
【ダメもっと小春をなぐさめて・・・】
『他人に関係ないでしょう!!』
【ダメもっと小春をかまって。】
『えっ?御免よけいななお世話だったね・・・』
もうどいしてかわからずとまどっていた。
小春にとっては名前も知らない人に連れられて、誘拐とか・・・拉致とかおもわれてもしかたがなかった。

127子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《回想》:2006/07/11(火) 20:09:13 ID:ppQskXluO
[れいなの昔の記憶]

怒りに手が震えてるのがわかっる。一歩・二歩・三歩とれいなに近づいたのがわかる!
睨みながられいなに?『お前みたいなおせっかいな、人みたことない!』
びっくりしたのか?れいなは腰がぬけていた。
しばらく沈黙が続く・・・!
先に沈黙を破ったのは、小春のほうだった。『おしえなさいよ!あんたの名前!』
重い空気が少し・・・和らいでゆく・・・

『れいな!』
これがきっかけで小春とれいなは、急接近した。

128子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《回想》修正:2006/07/11(火) 20:40:15 ID:ppQskXluO
[れいなの昔の記憶 

『私に気づいて!先輩』
新学期が始まった!れいなに話かけた子がいた。
『あれ?どこかであったよね!』その女の子はれいなに話かけてきた。
「ガタンガタン!」
電車の音が学校中に響きわたっる。その女の子の「ネームプレートには久住小春と書かれていた。」
【どこってどこやろう?】れいなは少し考えていた!そんな時、小春がれいなに三年前の事を話はじめる・・・
『私さぁ和田のこと好きだったじゃない・・・』
れいなは・・・記憶をたどっていた。
和田さん!小春と付き合って下さい・・・でもね?和田さんは私の気持ちに答えてくれなかった。そんな時ね・・・私に話かけてくれたのそれが!れいなだった。

『なんで悲しい顔してると?』
え! 何この人と・・・小春はおもった。
『ねえ?これから学校ぬけんと?』
えっ今から!昼休みが近づいてるのに。
『いくっちゃ!』
小春は手を引っ張られ、れいなは学校をぬけだした・・・

『まっ待ってー』
   ・
   ・
   ・
129夏の日の2004,〜 常夏娘 @奈々氏:2006/07/11(火) 21:12:06 ID:RG/BEUpP0
ラセラさんのが終わりましたら うpさせていただきます。
130ねぇ、名乗って:2006/07/11(火) 21:17:36 ID:SPvW26Y40
誰かいる?
131ラセラ:2006/07/11(火) 21:25:51 ID:ppQskXluO
>>129
 奈々氏さんうpしていいですよ
、今書き直しているので
132夏の日の2004,〜 常夏娘 @奈々氏:2006/07/11(火) 21:28:55 ID:RG/BEUpP0

「状況終了!状況終了! タイム118秒」
「隊長。アタックポジションへの移行へ120秒きりました」
「うむ。しかし狙撃班の準備にすこし時間がかかりすぎるな。あとりぺリング降下を
 まだ5秒は縮められるはずだ。もう1度!」
「了解。状況再行!第2小隊準備かかれ」

ここは富士山麓にある 陸上自衛隊市街地戦闘訓練センター 通称キルハウス。

「陸将。スタングレネードの投入が少し遅くないですか?」
「警視監。これ以上早いと狙撃班の支援に支障が出ます。市街地戦闘では 狙撃班との
 連帯が重要ですので このラグは仕方がないんですよ。」
「そういう事ですか。」
「局長。長官からお電話です。どうも例の集団が動き出したようです」
「そうか、すぐ行く。では陸将 私はこの辺で。近いうちにまたお会いすることに
 なりそうですが そのときはお互いベストを尽くしましょう。」
「その時期が来たということですね。我々は勝てますかね・・・」
「大丈夫ですよ。そのための彼らなんですから」
「しかし その前にディアナを見つけなければ・・・」
 
場所は変わって海の家”常夏娘。”

「トモキさーん とうもろこしが焦げとる!!」
「やべぇ! 絵里ちゃんひっくり返して!」
「はいはいはいはい!」
「愛ちゃ〜ん つり銭切れたから漁協でくずして来て〜 藤本ですって言えば大丈夫だから」
「これおわったら行ってきます!」

開店から1週間が過ぎ 海の家”常夏娘。”は至上最高の賑わいだった。
どうも初日に来たボーダーが『あそこの海の家は美人ばかりでハンパない』
とふれて回ったようで、2日目から徐々に人数が増えてきていた。
133夏の日の2004,〜 常夏娘 @奈々氏:2006/07/11(火) 21:30:37 ID:RG/BEUpP0

「美貴! イカ足りないぞ!!」
「ほぉ〜ら 美貴がいったととうりじゃん! 謝れ!!」
「後でいくらでも謝るから 今は魚春さんに至急届けてもらって!」
「は〜ぃ♪」
「ちわぁ〜里田農場で〜す 練乳とバターお届に参りました〜」
「あぁ〜まいちん! あれ?今日はみうなもお手伝い?」
「美貴さんの久しぶりです〜(ぺこり) 忙しそうですねぇ?」
「みうなちゃん 手伝ってくれないかな?」
「ミキティ! うちの労働力持って行かないでよ!(笑)」
「冗談だよ(笑) カキ氷は亜弥ちゃんの担当なんだけど・・・ 亜弥ちゃ〜ん!」
「はぁ〜い!! はいはいはい! あーまいちんありがとう!!もう練乳が切れちゃって
 ピンチだったのよ あと1時間遅かったら自分の絞って使おうかと思ったくらい(涙)」
「亜弥ちゃんなら 誰かさんと違って絞れそうだもんね♪」
「まいちん! その誰かさんってミキのこと!(怒)」
「どこにおく?」
「悪いんだけどそこらへんにおいといて♪」
「ちょっと!無視しないでよ!」
「亜弥ちゃん… 置くとこないよ?」
「えっ? 本当だ。ちょっとまって 今片すから!」
「亜弥ちゃんも無視しないでよ!!!!!!」
「お姉さん! 焼きそばまだ?」
「ちょっとまつと!今焼けるけん」 

一事が万事この調子であった。猫はもちろんイカの手¥すら借りたい状況だった。
そして常に店内から人がいなくなることがなかった。しかし お客の8割が男である。
どうしてもお客の数に比例して店員へのナンパも増えていった。
134夏の日の2004,〜 常夏娘 @奈々氏:2006/07/11(火) 21:31:52 ID:RG/BEUpP0
「ねぇねぇ!何時に終わるの? うちら東京から来てるんだけど 終わったら
 ここら案内してくれない?」

またバカな奴が亜弥ちゃんをナンパしてる。せめて愛ちゃんにしておけばいいものを。
別にナンパを進めるわけではないが 亜弥ちゃんに手を出すと・・・

「お兄さんたち東京から来てるんだ!いいなぁ 私も東京に住みたいよ(笑顔)」
「マジ? じゃぁ終わったらそのまま東京行っちゃう?」
「えぇ〜 勝手に行ったらパパに怒られちゃう〜♪」
「大丈夫だよ!黙ってればわからないって!」
「でもぉ見つかった時は面倒だなぁ〜♪ ねぇ翔さん?」

亜弥ちゃんが翔さんと喋ると 店の影から真っ黒のスーツに隠しきれない筋肉、
一見していかにもその筋の人に見える。男性が現れる。

「お兄さん達。亜弥さんのお父様へ私から報告させないで頂きたい。
 どうしてもというなら、私が続きのお話をお伺いいたします。」
「あっ・・・ おねぇ・・・ 亜弥さんの,,, お兄さん?」
「そんなところかな? じゃぁ 私は仕事があるので〜 又のお越しおまちしてまぁ〜す」

いかにも強面の翔さんだが 別に893ではない。見た目とは裏腹に県警の警官である。
亜弥ちゃんのパパが警察の高級官僚であるため テロ対策の一環として、
亜弥ちゃんの警護に、職務として派遣されているのだ。

「亜弥さん あまり私を呼んで遊ばないでください、目立っては意味ありませんから」

明らかにナンパ男をからかって遊んでいる亜弥ちゃんに 翔さんが苦言をいう。
しかし 真夏の砂浜で黒服は異様に目立ち、彼の言葉に説得力はなかった。
135夏の日の2004,〜 常夏娘 @奈々氏:2006/07/11(火) 21:33:05 ID:RG/BEUpP0
他の娘たちも それぞれキャラクターにあったナンパ回避術を持っている。

美貴は誘いに乗るふりをして 気をよくして触ってきたところを 得意の空手で
木っ端微塵に粉砕。現在 被害者は26人

愛ちゃんは無視。とことん無視。

絵里ちゃんは ナンパ慣れしていないからであろうか? 終始「エヘヘ」って感じで
ちょっとバカっぽく 上手くナンパを交わしている。意図的だとしたら かなりの
兵といえるかもしれない。

そしてれいなちゃんは、毅然とした態度で相手に食らい付く。九州弁で。
大概のナンパ男はそのなれない言葉に最初は好感を持つが
徐々に語尾が強くなるれいなちゃんに 最後は降参する。

こんな調子であるから 閉店後のまったりタイムは もっぱらナンパされたことを
面倒くさそうに しかし どこか自慢げに話するのが流行った。

136夏の日の2004,〜 常夏娘 @奈々氏:2006/07/11(火) 21:35:51 ID:RG/BEUpP0
「まったく・・・ なんでこうもナンパ男が多いのよ!!」
「そうだよ! タンは私の彼女なのに!!」
「仕方がないですよ 美貴さんも亜弥ちゃんも美人ですから」
「そういう亀ちゃんもナンパされまくりだったでしょ?」
「ウヘヘへ そんなことないですよぉ〜♪ でもぁ 気づいたら みぃ〜んな
 いなく鳴っちゃうんですよね なんでかなぁ? おかしぃなぁ?」
「亀ちゃん それは亀ちゃんが天然で手に終えないからだよ(笑)」
「えぇー 絵里天然じゃないですよ!たまに難しい日本語とか使うし! そうだ
 ”新種のうつぼ”ってしってます?しらないでしょぉ?エヘヘへ」
「新種のうつぼ? なにそれ?」
「う〜ん くわしはわからないけど…」
「「わからないのかい!」」
「たしかぁ 人がいっぱいいるって意味だったかな? エヘヘ」
「それで なんでうつぼなの?
「人がいっぱぁ〜いいるところは 危険が一杯なので 東京とか行くときは 海で
 うつぼに注意するように用心しろって意味ろちがうかね?」
「「へぇ〜」」
「愛ちゃん ナイスフォロー♪ エヘヘ」
「亀井さんは物知りとね。」
「れいなちゃん 年齢近いんだから”さん”はやめてよ(笑) 絵里でいいよ」
「じゃぁうちもれいなでいいちゃ! 絵里・・・は 物知りとね。れいな 学校とか
 あまりいかんと 難しい言葉はようわからんたい」
「・・・・・・(大丈夫かこいつら?)」

美貴と亜弥ちゃんは地元の国立大、愛ちゃんもここらへんでは有名な私立高校へ
通っているはずなのに 大変興味深い会話をするものである。

「さぁ〜て そろそろ寝ようか!!」
「そうだね じゃぁ私たち帰るよ」
「うん!お疲れ様〜」
137夏の日の2004,〜 常夏娘 @奈々氏:2006/07/11(火) 21:52:41 ID:RG/BEUpP0
以上 久しぶりにうpさせていただきました。
138シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/11(火) 23:50:00 ID:KYAng3sF0
シュウさん ラセラさん 奈々氏さん
乙です!

常夏娘のイカのシーンで笑ってしまうのは俺だけでしょうかww
エリックの天然いいですねw

凄くキャラ出てます^^
139名無し募集中。。。:2006/07/11(火) 23:59:58 ID:gUUKVfsSO
奈々氏乙w
やぐネタを使うとは思わなかったよ
140子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《回想》:2006/07/12(水) 01:53:01 ID:BUDpqzM2O
「れいなの昔の記憶」

れいなはテレビをつけた・・・じゃー焼そば食べさせてね!
『れいなが失恋した人て誰?』リモコンが落ちた。『うん?告白はできんかったと?でも!彼に彼女がおったけん!』あわてた口調で答えた。『彼の名前は・・・』
『知らんと・・・』
『えっれいなは名前が知らん人に恋したの?』
うん・・・ただ彼女は変だっだと?たしか!なんとかかんたらピースとか!にゃんにゃんとか言ってたと。
小春は苦笑いした。『職業は?』
カルピスを飲みながら?答えた・・・職業は確かエフなんとか言ったけん!
『それエフビィアイじゃない。』
そうとも言う!・・・そうとしか言わないから・・・この話の後小春は転校した。・・・れいなに何も言わずに・・・
141シュウ:2006/07/12(水) 02:11:43 ID:V33SKpvp0
>>95
ラセラさん、お疲れ様です。ずいぶん前のレスですいません・・・。
オレもラセラさんの読ませてもらってます。携帯からのうpでしたっけ?
腱鞘炎にならないように頑張って下さい!(苦笑)

>>137
待ってました!更新お疲れ様です!
この二十三日目のスレから書き始めました、シュウといいます。
新参者ですがどうぞよろしく!m(__)m
オレもこんなところで働きたい・・・。
142俄然:2006/07/12(水) 02:27:37 ID:x8j1hrOzO
>>83M.アンノさん
ありがとうございます。
もしかしたらぶっ飛んで長い作品になる可能性が高いので、何章かにわけるかも知れません。

あと『いつか帰る場所』の章ごとにサブタイトルを付けようと思ってるので、まとめの際よろしくお願いします。
143子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《回想》:2006/07/12(水) 02:28:43 ID:BUDpqzM2O
「れいなの昔の記憶」

『変わってないね、れいなは?』
『小春も・・・』
つめをかんだまま・・・二人は教室にむかった。
『あれから名前とかわかった。』
『あだ名つけたっちゃ』椅子をさげれいなは席につく。『なんて?』
『変態・・・』
また苦笑いした。『かわった名前・・・』
そう・・・【なんもわかってなか?】・・・れいにゃー?俺のれいにゃー?『えっ』
モミモミ・・・【うそ?やっと逢えたっちゃ】『どこさわってるとー変態!!』
「バチーン!」
素直じゃないれいな。昔の想いに火がつくれいな?れいながこの街に来たのは貴男がいるという噂といっても、教えてくれたのは?
[小春だった!]
なぜ小春がしってるのかは、聞かなかった。ただ貴方に逢いたい!それだけだった。
[その想いがれいなをこの街に呼び寄せた・・・]
    ・
    ・
    「回想終」
144ラセラ:2006/07/12(水) 02:43:16 ID:BUDpqzM2O
今日はこのへんで
145ねぇ、名乗って:2006/07/12(水) 03:30:49 ID:GaQs2Ze80
だから意味がわからねぇって
146いつか帰る場所:2006/07/12(水) 15:22:08 ID:x8j1hrOzO
俺は静かに口を開いた。
「約束・・・・たしかにしました。でもそれを話した後に、れいなが俺に気を遣って気まずくなるのが嫌なんです・・・。
れいなだってもう、人の気持ち関係なくズカズカ入ってくる子供じゃないから・・・・。」
「そこまでれいなちゃんのことわかってて、何がダメなの?」
「気にしないからって言ってる人ほど、あからさまに気を遣ってるのがわかるんですよ。
・・・・みんながみんな、久美さんみたいな人じゃないから」
久美さんは複雑そうな表情を浮かべていた。
しかし・・・・。

「・・・れいなちゃんが中学のあの時の子達と同じだ、と思ってるの?」
唐突な質問に、俺は眉間にしわを寄せ口を紡いだ。
「いつまで引きずってるのよ!そんなんじゃ気を遣われるのはしょうがないわ。
そんなことで悩んでるんだったら、さっさと札幌のみんなのとこに帰りなさい」
俺は久美さんの冷たい言葉に困惑した。
「・・・・何が言いたいんですか?」

「もう!話したいことをすべて話す!善いことも悪いことも。
ハルはわかってるはずでしょ?
まぁ、ハルがれいなちゃんを信じてれば!の話だけどね」
そう言うと久美さんはリビングを出ていってしまった。

俺は一人、残され・・・・頭の中を、自分の気持ちを整理した。
そして数十分後コップの水を一気飲みしてから部屋に戻り・・・・翌日のことを考えながら眠りについた。
147いつか帰る場所:2006/07/12(水) 15:28:54 ID:x8j1hrOzO
そして翌朝・・・・久美さんが仕事に出かける前に、少し話をした。
「できたら今日・・・・れいなを連れてきてもらえませんか?
・・・・・話したいことがあるから」
「・・・いいの?」
「はい。話ができなくても、昨日のことだけでもちゃんと直接謝らなくちゃ・・・・」
「・・・・うん、わかったわ」

今日、すべてが・・・・今までのすべてが変わってしまうと思う。
しかし俺は、もう決めた。
お互いのためなら、それでいいと思ったから・・・・。
148いつか帰る場所:2006/07/12(水) 15:49:42 ID:x8j1hrOzO
休日1日目の午前・・・・・俺は部屋の掃除をしていた。
特にソワソワすることもなく、普通に過ごしていた。
謝って、すべてを話す・・・・それだけだ。
その後のことは、れいな次第・・・・それでいい。

掃除機をかけながら、いろんなことに気付いた。
「なんか俺の物よりれいなの物の方が多いな・・・俺の部屋だっつうの」
そして、ふっと壁に貼られたポスターに目をやると・・・・。
前に勝手に貼られたれいなポスターの隅に、なにかサインペンで書かれた文字を見つけた。
「なんだ?よく見えねぇ・・・なんだこれ!?」
『Dear ハル』『From Reina』
さらに違うところには・・・・。
『4/1 HappyBirthday!!ハル』と書かれていた。
「いつのまにこんなの・・・」
前に見た時には気付かなかった。
それに両方ともわざと背景と同じ色のペンで書いてあり、遠くからじゃ見えない。
近くによって、光の当たる角度が重なってようやく見えるようになっていた。

「変なとこが賢いんだよなぁ・・・・」
俺はそう呟いて・・・・そのポスターを丁寧に剥がした。
149いつか帰る場所:2006/07/12(水) 16:00:08 ID:x8j1hrOzO
そして午後・・・・・れいなが来るのを待った。
・・・俺は妙に落ち着いている。
いや・・・・落ち着いているというか、「もういいや」と投げやりな感じか。

だが午後になって2〜3時間経っても、れいなは来ない。
午後空いてるって言ってたから、仕事はもう終わってるはずだが・・・・。
れいなが来るどころか、久美さんからの連絡もない。
俺から電話しようともしたのだが「(ただ断られたのか・・・)」と思うと消極的になり・・・・・俺はただ、来るか来ないかわからないれいなを待ち続けるしかなかった。
150いつか帰る場所:2006/07/12(水) 16:15:15 ID:x8j1hrOzO
   ・
   ・
   ・
   ・
17時を過ぎた。部屋には俺一人・・・・。
・・・俺はもう3時間近くテレビを見つめていた。
しかし、テレビは点いていない。
写っているのは、ベッドの上で片膝を抱いて座る俺の姿だ。
もう3時間近くも、テレビに写る自分の姿を見つめていたのだ。
「(・・・体、小せぇな俺。もう少しくらいでけぇと思ってた・・・・)」
べつに思いにふけていたわけではない。
ただ本当にテレビに写る自分が小さく見えたから、そう思っただけだ。
なぜか焦ることなく、やたらスッキリしている。

「(本当にもい帰ろうかなぁ・・・)」
片膝を抱いたままゴロンと横に倒れてはテレビを見つめ、体を起こしてはテレビを見つめ、今度は反対側にゴロンと倒れてはテレビを見つめ・・・・・その繰り返しだ。
「(あぁ・・・・やべぇ、楽しくなってきた)」
テレビに写るゴロンゴロンと意味のないことを繰り返している姿は・・・・ただ子供のようだ。
意味のないこと、訳のわからないことに楽しさを見い出してしまった・・・・・やはり子供だ。
・・・・多分、1時間くらいこの行動を繰り返していたかもしれない。
151いつか帰る場所:2006/07/12(水) 16:30:11 ID:x8j1hrOzO
ドタン!!!
・・・・勢い余ってベッドから転げ落ちてしまった。
「・・・あぁ〜、疲れた」
俺はそのまま床に大の字になった。
「(広いなぁ、俺の部屋・・・・)ックション!ゴホッ・・・」
埃を吸ってしまったのか、くしゃみが出た。
「(掃除したのになぁ・・・くそぅ)」

その時、床を伝う振動を全身で捉えた。
家の前に車が止まり、シャッターが開いたのだ。
「(あ・・・久美さん帰ってきた)」
しかし俺は慌てたりしなかった。
「(今、車を降りて・・・シャッターが閉まりぃの・・・トランク閉まりぃの・・・玄関開けぇの・・・)」
玄関では、ビニール袋のガサガサという音がする。
たぶん帰りにスーパーかどこかで買い物をしてきたのだろう。

パタパタパタ・・・ガチャッ・・・・
久美さんは、リビングに入っていってしまった。
152いつか帰る場所:2006/07/12(水) 16:47:38 ID:x8j1hrOzO
・・・俺は何も感じなかった。
久美さんがれいなを連れてこなくても、それは久美さんが悪いわけじゃない。
きっと久美さんのことだから、出来る限りフォローしながら掛け合ってくれたと思う・・・。
それに普通、昨日の今日で来るってのも抵抗あるはずだ。
れいなだって乱暴された翌日に会いに来るほど、お気楽じゃないだろう・・・。
「(どうせ話すって決めたんだから今日じゃなくても良いわけだし・・・気長に待つか。
でもわざわざ話すことでもないからなぁ・・・来なかったらいいか。
俺から行って『すいませんでした』で終わりに・・・・)」

考えていると、階段を上がる足音が聞こえてきた。
きっと久美さんがれいなの様子を教えてくれるのだろう・・・。
・・・・聞かなくても大体のことは予想できるけど、そこは久美さんの優しさだ。
俺にはすべてを受け入れる覚悟はできている。

コンコン・・・
「はぁ〜・・い」
俺はダラ〜ンと床に寝転がったまま返事をした。
間もなく部屋のドアが開かれ、俺はドアを見上げた。
・・・ぶつかる、見上げる視線と見下ろす視線・・・・。
先に動いたのは下から見上げる俺の方だった。
「・・・ど、どうも」

こうして二人の会話が始まった・・・・。
153俄然:2006/07/12(水) 16:50:25 ID:x8j1hrOzO
今回はここまで。
154(仮題)Destiny:2006/07/12(水) 17:01:00 ID:V33SKpvp0
>>118
・・・いや、意地悪とかそういう問題じゃないだろう。
まるで、駄々をこねる子供みたいじゃないか。
「ごめんね、お兄さん。エリ素直やけん、思ったことがすぐ口に出てしまう見たいなんよ。
・・・気ィ悪くせんといてね。・・・じゃーね!バイバイ!」
れいなはそう言い残して、絵里の後を追った。

(・・・へえ、意外としっかりしてるんだなー、れいなって子。なかなか今の子には出来ないような気配りじゃないか・・・。)
・・・などと感心していたら、くるっと引き返してきて、
「そうそう!お兄さんの名前、修さんやったっけ?どういう漢字書くと?」
「え?あ、修学旅行の『修』っていう字だけど・・・。」
「そっか!・・・んーと・・・じゃー、シュウちゃんやね!バイバーイ!」
そう言うなり、またすぐに絵里の後を追っていった。

(・・・シュウちゃん?なんだそれは?フォローが出来るような気配りがあるかと思えば、
急に馴れ馴れしくあだ名つけたりして。それもよりによって、おばさんの呼び方と一緒じゃないか!
前言撤回!やっぱり今のガキはムカつく!!)

「はっはっは、ずいぶんと気に入られたみたいだね。・・・いや、彼女たちには悪気はないと思うよ。
TVで活躍しているとはいっても、まだまだ子供だからね。ま、多目に見てやってくれないかな?
あと、モーニング娘。をこれからもよろしく!ってことで。」
プロデューサーらしき人はそう言うと、ポンと1枚のCDをオレに手渡した。
155(仮題)Destiny:2006/07/12(水) 17:02:41 ID:V33SKpvp0
「え?・・・これは?」
「あー、来週発売予定の彼女たちの新曲。プロモーション用だから1枚あげるよ。
キミ、おそらくこういうお店で働いている人なんじゃない?」
「・・・え!?なんでそれを!?」
「いや、何となくだったんだけど、ホントにそうだったとはね・・・。まあ、敢えて言わせてもらえば、
こういうお店の、しかもこんな平台の前でメモ取ってる人なんて、普通いないだろうからね。
ひょっとしたら、と思ったんだよ。・・・良かったら、ポスターもあるけど持って帰るかい?」

さすが業界の人は鋭い。・・・というよりは、あまりにオレがおかしかったということか。
「あ、じゃー、お言葉に甘えていただきます。」
「OK。ちょっと待ってな・・・・はいよ、これがポスターね。キミの店でも頑張って売ってくれよ!来週発売だからね!」
「はい、任せて下さい!・・・・じゃー、オレこの辺で。なんかご迷惑かけちゃったみたいで、すいませんでした。」
「いや、こちらこそすまなかったね、勉強の邪魔をしてしまったようで。ま、まだ若いんだ、どんどん勉強して頑張ってな。」
「はい!ありがとうございます。」
そう言って、オレは足早に店を後にした。
156(仮題)Destiny:2006/07/12(水) 17:05:09 ID:V33SKpvp0
その足でオレは店に戻り、おばさんに今貰ってきたばかりのサンプルのCDとポスターを渡した。
「え!?シュウちゃん、これ何処で!?」
「いや、今日たまたまブラッと外へ出掛けたんですけどね。トータルレコーズって店あるじゃないですか?あの四ツ橋通りの。」
「あー、あの最近出来たばっかりのおっきい店ね。あそこ、すごい売上あるらしいじゃない?」
「ええ。なんで、オレも売場の勉強とかしようと思って、ちょっとその店入って売場とかいろいろ見てたんですよ。
そしたら、急にモーニング娘。の子に声かけられちゃって・・・。」
「モーニング娘。?・・・・・・あ!そういえば、トオル君が、今日あそこでイベントあるようなこと言ってたわねー。」

トオル君とは、ウチの常連客の一人で、イベント情報にかけては、この辺では右に出るものはいないほどの情報通である。
店に来てはいろいろと情報を教えてくれるらしい。こちらとしては非常にありがたいお客の一人である。
「何だったっけね〜。忘れちゃったわ。でも確か、そのイベント、モー娘。だけじゃないはずよ。
他にも確か、何組か来るはずだったと思うんだけど・・・。あー、思い出せない!
もー・・・、よく聞いておくんだったわー、トオル君の話!」
「あ、いいッスよ、別に。・・・あー、ウチの店もビッグなアーティストとか呼んでみたいですね〜!!」

オレのお気に入り、シリメイシでも来てくんねーかなー・・・。
157(仮題)Destiny:2006/07/12(水) 17:08:13 ID:V33SKpvp0
「無理よー、ウチの店じゃ。第一、このお店の広さなんだから、ソロアーティスト一人が精一杯よ。」
「ソロアーティストかー・・・。あゆとか?」
「あゆ!?そんな娘呼んだら、店中・・・いえ、この辺一体が大パニックになるじゃない!」
「いや、例えばですよ。でも、もし呼んだらすごい宣伝ですよ?」
「まあ、そうね〜。アタシ的には、松山千秋とか長江剛とかその辺がいいんだけどなー・・・。
ま、来てくれるとしてもそれなりのお金が必要よね〜・・・。」

・・・おばさん、多分お金の面から言うと、あゆよりそっちのほうが高いよ。
「さて、そんな夢ばかり見てないで、仕事仕事・・・。じゃ、これ貰っとくわね。
でもねー・・・、来週も今のままシリメイシとミセチル推しでいこうかと思ってたとこなのよね〜。
だって、1週間経つとはいえ、モー娘。とかよりは売れると思わない?」
「確かにそうですねー・・・。今回のシリメイシはベストですし、ミセチルも4年ぶりのアルバムですからね。
まだまだ売れそうですよね〜・・・。」

自分なりに勉強して分かってきたことだが、モーニング娘。などのハロープロジェクト系のCDは、
いわゆる「超初動型」と言われ、発売から1週間でほぼ売れ行きはストップしてしまう傾向が非常に強い。
この店に来て間もない頃、この傾向を知らないで、大量に補充発注をしてしまい、おばさんに怒られたことがある。
それを考えると、おばさんの言うように、来週も今のままでいったほうがいいような気がする。

ウチの店は、CDコーナーの平台が2つしかないため、来週もこのままだと全く変える必要がない。
そうすると、今日貰ってきたモー娘。のポスターが不要になってしまうのだが・・・。
「じゃー、カウンターの下にでも貼っておきますか?」
「そうねー・・・。貼る場所がないものねー、仕方ないわね。そうしてちょうだい。」
「分かりました。」
オレは、カウンターの下に貼ってあるEXITのポスターをはがし、丸めてあるモー娘。のポスターをクルクルっと開いた。
158(仮題)Destiny:2006/07/12(水) 17:10:57 ID:V33SKpvp0
「うおっ!?・・・これ、全員のサインが入ってんじゃん!!・・・すげーなー。」
ポスターの写真は、メンバー全員での集合写真になっているが、その上に、それぞれのサインが書いてある。
どうやら、ポスターに直接書いた直筆サインのようだ。
「こんなん、ファンに売ったら、いくらになるんだろう・・・」
オレの中に良からぬ想像が沸きおこり、思わず口に出してしまった。
「シュウちゃん・・・。分かってると思うけど・・・」
「あ、いや、分かってますよ、おばさん。これならオレも欲しいくらいですから。」
「そうじゃないでしょ!?」
「・・・すいません。終わったら捨てます・・・。」
「よろしい。」
おばさんは、こういうところは非常に厳しい。人に売ったりしなければ良さそうなもんだと思うんだが・・・。まあ、仕方ない。
とりあえずオレはポスターを貼り終え、おばさんに一言挨拶し、家に戻った。

翌日・・・。
出勤してみると、モー娘。のポスターに
『このポスターは掲示終了後、メーカーに返送するため、お客様にはお譲り出来ません!』
と書かれたPOPが、ベタッと貼ってあった。

後でおばさんに聞いた話だが、土曜日にオレがポスターを貼って帰った後、
「このポスター、外したらどうするんですか?捨てるんならもらえませんか?」
「このポスター、売って下さい。」
というようなお客が後を絶たなかったそうだ。多分、それにイラッときたおばさんが、書いて貼り付けたのだろう。
オレは思わず苦笑いした。


そして、翌週。火曜日。運命の歯車は、音を立てて加速を始めた・・・・・・。
159シュウ:2006/07/12(水) 17:18:58 ID:V33SKpvp0
とりあえず、ここまでで。
ちょうど書き込もうかなと思ったら、俄然さんが更新中だったので、
俄然さんのを読ませていただいてから更新しました。
調子がよければ、夜も更新できるかもしれません。

>>153
俄然さん、更新お疲れ様です。
れいなを待つ、ハルの気持ち・・・。なんかすごくよく分かって、
思わずうなずいたりしてました(笑)
160名無し募集中。。。:2006/07/12(水) 17:32:41 ID:hnAj1GTD0
更新乙!!!!
バイトから帰ってきて更新されてたら興奮する
161俄然:2006/07/12(水) 17:53:33 ID:x8j1hrOzO
>>159シュウさん。
ありがとうございます。

今回はハルがれいなと『出会う前の一人でいる時』と『出会ってからの一人でいる時』の気持ちの変化を、ハルの覇気のない行動で表したいと思っていました。

シュウさんの作品の続き、これからどうなるかと楽しみにしています。
頑張ってください。
162ねぇ、名乗って:2006/07/12(水) 17:54:07 ID:GGCeQpKm0
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163(仮題)Destiny:2006/07/12(水) 23:32:05 ID:V33SKpvp0
>>158
その日はいつものように9時に出勤。
今日はおばさんはパートに行く日なので、オレが店に行くとすぐ
「じゃ、あとはよろしくね!6時までには来るから。」
と言って出て行った。
そして、いつものように9時半に店を開け、これまたいつものように
今日入荷の新譜をチェックしながら売場に出していた。
「今日はモー娘。だったなー・・・。たまにはこいつらもドカーン!と売れてくんねーかな〜。
昔の『LOVEマシーン』みてーになー・・・」
なんて、独り言を言いながら商品を出していた。

結局、この前貰ったサンプルCDは、店で使うことなく終わってしまいそうだった。
平台は先週のまま。今日入荷の、モーニング娘。、松浦亜弥、後藤真希のCDは、
棚什器内に、ちょっとしたコーナーを作り、そこで展開することにした。

一応、先週勉強したことを生かして、モーニング娘。の商品のところに、
「DVDシングルは、来週発売!ご予約受付中!!」
と書いたPOPを取り付けたものの・・・。
164(仮題)Destiny:2006/07/12(水) 23:34:18 ID:V33SKpvp0
(やっぱり、ちょっと物足りないなー・・・。)
トータルレコーズのような、大きいお店を見てしまうと、どうしても
今の自分がいる店があまりにもしょぼく感じてしまう。
まあ、個人の店と、大手企業を比べても仕方のないことなのだが・・・。

おばさんはよく言う。
「店の規模とか売場の展開とかがどうこうよりも、その店に来店してくれる
お客さんのニーズに答えられるかどうかが大事なんだから。逆に言えば、
売場の展開なんかそんなに作りこまなくても、お客さんが気持ちよく買物できれば
それでいいじゃない。例えば、入口はいつもごみ一つ落ちていないようにするとか、
レジカウンターはいつもきれいに拭かれているとか、売場の商品にはホコリ一つ
溜まってないとか・・・。その辺に気を配って頂戴ね。」と。

分かっているつもりなのだが、
どうしても「もっと売場を作りこみたい!」と思ってしまう自分がいる。
売場作りに時間をかけ、おばさんの言っている「気持ちよく買物ができる環境作り」
がおろそかになってしまっている。

「よし!・・・じゃー、今日は、とりあえず品出し終わったら、商品のホコリ掃いでもするか!!」
自分自身に気合を入れ、再び手を動かし始めた。
165(仮題)Destiny:2006/07/12(水) 23:35:51 ID:V33SKpvp0
すると・・・。
「ほら、エリ!早く来ると!!今日は発売日たい!」
「ちょ・・・ちょっと、そんな急がなくても大丈夫だって〜。ほら、お客さんなんて誰もいないじゃーん。」

・・・朝早くから元気のいいお客の登場だ。
(朝から騒々しいなー、おい・・・。えーえー、どうせウチはお客いませんよ〜!)
などと思っていたのだが・・・。

「あーーー!!!あのときのお兄さんだーー!!!!」
いきなり一人が大声で叫んだ。
「え?」
店には、オレ以外誰もいなかったはずだ。・・・ということはオレのことを言っているのか?
オレは、その子たちを振り返って見た。

「あ!?キミ達は!?」
そこには、2人の少女が立っていた。
1人は、とても愛らしい笑顔で。
もう1人は、おでこのところでピースサインをして、ウインクをしている。そして特徴のある猫耳のような髪型。


・・・そう。モーニング娘。の亀井絵里と田中れいなだった。
166シュウ:2006/07/12(水) 23:39:14 ID:V33SKpvp0
ここまでです。
かなりハイペースで来ちゃいましたので、突然ペースダウンする恐れアリです(苦笑)

167ねぇ、名乗って:2006/07/12(水) 23:40:33 ID:OZMFKsjb0
続きはまだかい??
168シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/12(水) 23:43:32 ID:dAqGCGP50
シュウさん・俄然さん乙です!
>>166
シュウさんもペースが凄いですねww

俺も更新しようとしたけどせっかくの二人の作品も後で
スレ汚しになったら失礼なんでもう少し後にしやす。
169シュウ:2006/07/13(木) 00:09:14 ID:lz8JK7L/0
>>168
シャブ中さん。
以前に、オレに言ってくれたじゃありませんか?
「気にせず書いて」って。
待ってる人はいっぱいいると思いますよ?
170シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/13(木) 00:23:13 ID:y+nxszpD0
>>169
いえいえw
まぁ技量や構成の差で追いつけてないですからねww

それにテイストが俺は違うから時間は置いた方がいいとおもうんですよ!

ただ何より更新急いで作品を悪くしたくないし
下手は下手なりに負けたくないもんですからwww
171名無し募集中。。。:2006/07/13(木) 01:05:30 ID:2Dg+Wzi30
>>作者の皆様


ハァ━━━━━━ *´ ヮ` ━━━━━━ン!!!!
ハァ━━━━━━ *´ ヮ` ━━━━━━ン!!!!
ハァ━━━━━━ *´ ヮ` ━━━━━━ン!!!!
172麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/13(木) 02:20:10 ID:y+nxszpD0
>>113



鉄の重たい扉が開く・・・いつものホテルの客室のドアだ
京介を引っ張ったまま、無理にれいなは京介を引き連れて来た。

「お・・・おぃ・・なんなんだよ・・・イキナリ無理に・・・・・・ん・・」
れいなは京介の話を止めるのも兼ねてなのか口を唇で防いだ

「・・・・・・・・・ん・・・」
れいなの髪からは付けられていた香水と汗ばんだ匂いが入り混じり、京介の気分をおかしくさせた。

体と本能とは不思議なもので、驚くほど自然に舌を絡ませてゆく。
京介は唇を離したあとも首筋を味わう・・・味わいながら会話を続けた。

「ハァ・・ハ・・おぃ、どう言うつもりだ?」
「な・・・何が?」
「突然・・・なんでこんな事するんだよ?」

この言葉を言い終えると京介は行動を止める。

「な・・なんでって・・・・」
れいなは少し固まってしまうと軽く倒れこんで京介の胸に沈んだ。
173麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/13(木) 02:31:20 ID:y+nxszpD0
「・・・・・京介さん・・・京介さんはドコにも消えん?」
「消え・・・る?」

この言葉を吐き出したれいなの声は驚くほどか細かった。

「れな・・・沢山の大切な人を亡くしてきたと、パパ・・ママ・・弟・・家族。」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「家族・・・裕子ママ・・後藤さん・・愛ちゃん・・飯田さん・・石川さん・・藤本さん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・絵里・・・」
「最後のはお前のせいじゃないだろ」

これは珍しい行動なのだが京介は、れいなの髪を撫でた・・・少し優しげに。

「ううん・・・今思えば絵里の時だけじゃない。もこ先輩の時も・・・」
「(誰だよそれ?)」

れいなの声のトーンはどんどん低めになって行く。

「・・・京介さん・・もうれいなを一人にせんで」
174麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/13(木) 02:50:47 ID:y+nxszpD0
れいなは再び京介に唇を近づけた・・・だが、京介はソレを受け入れようとはしない。

「な・・なん・・・・どうして?」
不満そうな顔でれいなは京介を見上げる。

「お前はあくまでも、あの店の商品・・・俺はその客・・・それ以上でもそれ以下でもないだろ」
「・・・・・・・で、でも・・・京介さんは別やけん。京介さ」
「お前さ・・」

訴えかけようとするれいなに割り込んで話した。
「お前・・俺を失うのが怖いんじゃないだろ」
「えっ?」
「・・・・・お前が本当に失いたく無いのは・・・亀井絵里だろ」
「・・・・・・・・」


「なぁ・・えりりん。なんでそんなにあの店を潰したかったの?」
絵里はベッドで座り込んで居ると後ろから、質問した男が包むように抱き締める。

「だぁめぇ・・・何すんのぉ〜・・・辞めてぇ」
「・・・はは・・えりりんが俺の質問に答えてくれたらね」
キョトンとした顔で絵里は男を見る。
175麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/13(木) 03:10:05 ID:y+nxszpD0
―丁度、れいなと京介がそんな話をしていた頃
             絵里はある男とベッドの上に居た―

「質問?なんだっけ?」
「・・・だからぁ・・俺にワザワザ裏で手回しまでさせて
なんであんな小さな店を潰したかったの?今ならあんな店、えりりんには必要ないだろ」

男は首を傾げる絵里の髪を撫で話しす。

「なんでってぇ〜・・れいなが絵里の言うこと聞かないから・・・まぁ警告かな?」
「そうかぁ・・・えりりんはれいなが好きなんだねぇ・・・・」
「うん・・・大好き。だからねぇ、れいなの苦しんでる顔や悲しむ反応みるのが楽しいんだ!
もっとれいなのカワイイ顔を見て、最後に絵里がれいなを迎えに行くの」

男に笑顔で絵里は語る。
自分のしてきた事に対する罪悪感はなく、まるで自分のペットを語る様に話した。

「そうか・・・少しそのれいなって娘に嫉妬するなぁ」
男は絵里の胸をそっと掴み、座り込む絵里を倒す形で貪りついた。

「や・・やだぁ・・・辞めてぇ〜。質問答えたらなにもしないって言ったじゃん」
「別に何もいないなんて言ってないだろ!」
「もう!嘘つきぃ〜」
176麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/13(木) 03:25:14 ID:y+nxszpD0
絵里のカラダを固めると、男は絵里の着ていた服を乱しながら舌を這わせて行く。

「う・・ん・・ん・・・だめぇ・・・」
吐息のように喘ぐ絵里の声が少しずつ抜けていく。

「しかし、えりりんは悪い娘だね・・・自分の楽しみのためにお世話になった人達を裏切ったんだから」
「うへへ・・・」
「俺はいつ裏切られるのかな?」
「絵里が?ヤマムラさんを?
さぁ・・・そんな事考えちゃダメだよ!お楽しみだよ・・これは!」

ヤマムラ・・・絵里の後ろで手を引く男であるが・・・
この男の事はもう少し後の話である


「絵里は・・・失いたくないとかじゃなか。だって絵里はれいなから沢山の大切なモノ奪った敵やけん」

―話は戻ってれいなと京介―

「敵?本当にそう思ってるか?」
京介が問いかけるとれいなは京介の眼を見て言葉を返した。
177麗華の龍―心斎橋乱世編―:2006/07/13(木) 03:53:09 ID:y+nxszpD0
「絵里は自分の欲望の為にれいなの大切なモノをドンドン奪っていったと
いずれ京介さんも絵里に奪われる気がするっちゃん。」

それを聞き終えると京介は「ふぅ」と鼻で息を抜きれいなに返した。

「・・・・・やはり、お前は俺を失いたくないんじゃないな・・・
ただ亀井絵里って女に俺を奪われたくない、あの女に負けたくないだけなんだ・・」
「そ・・・そんなんやなか!れいなは京介さんを好きやけん・・・その・・・」

必死に弁解しようとするが京介にはれいなが無理してるようにしか見えない。

「俺が好きだなんていい加減な事言うなよ!
俺をただ絵里に渡したくないだけだろ・・・敵に負ける気がするから」
「そ・・・それは・・・・・」
「ならそう言えよ・・・俺に自分の道具になれってな!正直に言ってみろよ!!」

睨みつけ噛み付くように京介がれいなに言葉を投げた。
それに対してれいなが俯きながら返答する。

「・・・・・れぃなは・・・絵里に復讐がしたいと
・・・れぃなを苦しめた絵里を陥れたか・・・息の根を止めたか・・・
京介さん・・れいなの道具になってくれんね?」

「やっと本性を語ったな・・・俺もあの女には復讐がしたかったんだ・・
手を貸すぜ・・・田中れいな」

京介に問い詰められ自然に出た言葉『復讐』
なんの目的かさらにれいなを苦しめようとする絵里、そしてそれに反逆しようとするれいな
二人の間に今、静かに抗争が始まろうとしていた

【心斎橋乱世編 終―新宿龍虎抗争編に続く】
178麗華の龍―心斎橋乱世編―(訂正):2006/07/13(木) 03:58:10 ID:y+nxszpD0
>>173
「・・・・・京介さん・・・京介さんはドコにも消えん?」
「消え・・・る?」

この言葉を吐き出したれいなの声は驚くほどか細かった。

「れな・・・沢山の大切な人を亡くしてきたと、パパ・・ママ・・弟・・家族。」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「家族・・・裕子ママ・・後藤さん・・愛ちゃん・・飯田さん・・石川さん・・美貴姉ぇ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・絵里・・・」
「最後のはお前のせいじゃないだろ」

これは珍しい行動なのだが京介は、れいなの髪を撫でた・・・少し優しげに。

「ううん・・・今思えば絵里の時だけじゃない。もこ先輩の時も・・・」
「(誰だよそれ?)」

れいなの声のトーンはどんどん低めになって行く。

「・・・京介さん・・もうれいなを一人にせんで」


179シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/13(木) 04:05:36 ID:y+nxszpD0
少し無理な終らし方ですが第2章終りです

次が予定では最終章です・・まだ続きます
180ラセラ:2006/07/13(木) 07:00:05 ID:nNPO13S6O
>>179
遅れてすいません

楽しみにしてます
181ねぇ、名乗って:2006/07/13(木) 08:28:55 ID:Ffa783iMO
シャブさんいいよー

前のHな・・・スレと比べてかなり読みやすくなってますね
182ねぇ、名乗って:2006/07/13(木) 16:39:58 ID:vnHc1mgF0
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   |ノ)ノ^,.リ~ハ;;;;ヘ,, ソ,,:::::::::::::::::::
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   |Y'  `ー‐, '´⌒ヽ;;;; ! .:::::::::::::::::::
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  (  ̄ ̄\ 
   (  ̄ ̄ヽ
   |(  ̄ ̄ヽ
   |
183ねぇ、名乗って:2006/07/13(木) 19:27:25 ID:R16EfW8E0
まとめサイトで前スレとか見れないの?
184いつか帰る場所:2006/07/13(木) 21:43:57 ID:tcBkbG2YO
「あんた何してんの?」
久美さんは、不思議そうな顔をして俺を見下ろしている。
・・・・それもそのはずだ。
俺はベッドでもカーペットでもなく、ただのフローリングに寝転がっていたからだ。
「いや、べつに・・・」
俺は知らん顔で起きると、ベッドに腰かけた。
「悩みすぎて頭おかしくなっちゃった?」
久美さんはドアに寄り掛かるように立つと、笑った。「そんなことないですよ。悩むこともないですし・・・・むしろスッキリしてるくらいです」
俺が苦笑いすると、久美さんは「へぇ〜」と腕を組んだ。
「いいんだ?」
「何がですか?」
「そんなこと言っちゃって」
「本当のことですから・・・」
久美さんには俺が強がっているように見えるのだろうか。
だが・・・。

「今日れいなちゃんと話したよ」
そう言われた瞬間、心臓の鼓動が速くなった。
・・・・これだけ待って来ないんだから、久美さんが帰ってきても来るはずがない。
そう思っていたから落ち着いていたのかもしれない。
しかしれいなの話が出た瞬間、呼吸が止まるくらい動揺した。
185M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/13(木) 21:59:13 ID:aNm5CLF20
>>183
ごめん
今からうpする
186いつか帰る場所:2006/07/13(木) 22:07:32 ID:tcBkbG2YO
「ど・・・どうでした?」
俺はれいなの様子が知りたかった。
・・・・俺を嫌うのはしょうがない。しかし俺のせいで仕事に影響が出ていないか心配だった。
「ん〜、撮影とかは問題なかったけど・・・」
「・・・・けど?」
「れいなちゃん、私に話しかけられるの待ってる感じだったわ」
「・・・・それで?」
俺は早く結論に辿り着きたかった。
「仕事中にそんな話できるわけないじゃない?」
「・・・・そうですよね」
俺はバタッと倒れ、大きく深呼吸した。
「(特に進展はなかったか・・・)」と安心したのかガッカリしたのか・・・・れいなの話が出てから息が詰まるような思いだったため、2回3回と続けた。
そして4回目、空気を大きく吸い込んだ時だった・・・。

「でもね・・・」
俺は吸い込んだまま固まった・・・続きがあるのかと。
「(でも?・・・でもなんだ!?)」
「帰りに時間があったから少し話してみたの」
・・・・再び俺の心臓が走り出す。
「れいなちゃん、心配してたわよ」
止めていた息が、ゆっくりと鼻から抜けていく・・・。
「心配・・・ですか?どうして?」
「どうしてって、あんたが昨日おかしかったからでしょ」
「でも俺、れいなにあんなことして・・・ひどいこと言って、それがどうして俺の心配なんか」
「そんなの私に聞かなきゃわからないわ」
「・・・・・。」
久美さんは、少し困惑して早口になる俺をもっともな意見で制した。
187いつか帰る場所:2006/07/13(木) 22:28:06 ID:tcBkbG2YO
「(なんで・・・れいなが俺の心配を?怒ってないのか?
・・・・そんなわけないよな、泣いてたし。
でも俺がれいなの心配するならわかるけど・・・・・。れいなの・・・・心配?)」

・・・・俺は気付いた。
俺は一体れいなの何を心配していたんだろう、と。
れいなの仕事の心配か?俺との関係の心配か?
俺は話したいこと話してスッキリすれば、それで終わりかもしれないけど・・・・れいなはどう思うだろう。
・・・・れいな次第って何だよ。
『れいなに任せて、俺は言われた通りにする』って、一番楽をしようとしているのは俺じゃないか・・・。
俺が・・・・俺はどうしたいか、それをハッキリさせよう。
・・・・ちゃんとれいなに伝えよう。

「私も関わってるから、私が聞い・・・」
久美さんが口を開いた時、俺は決心した・・・・昨日とは違う決心だ。
「いや、俺が自分で会って話します。そうしなきゃ・・・・ダメなんです」
久美さんは少しの間、何か考えているようだったが・・・ニッコリと笑い「そうだね」と言ってくれた。

しかし、チラッと時計を見て時間を確認した久美さんから・・・・驚愕の事実を告げられた。
「じゃあ7時までには話つけてね。今、呼んでくるから」
「えっ?」
久美さんは聞き直そうとする俺を無視して、パタパタと階段を降りていった。
そして「れいなちゃ〜ん」とリビングに入っていっしまった・・・。
「(れいな・・・・・いたの?
・・・・マジかぁ・・・・・・・)」
俺の頭は真っ白になった。
188俄然:2006/07/13(木) 22:30:59 ID:tcBkbG2YO
少ないですが、今回はここまで。
189シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/13(木) 22:40:41 ID:/ZJmdgHoO
>>180ラセラさん
ありです!そちらも頑張ってください
>>181
アリガトございます!
あのスレ知ってる方に逢えるとわ!
まだひっそり活動してますよ^^

俄然更新乙です!
アンノさんも乙でした。
190(仮題)Destiny:2006/07/14(金) 03:11:55 ID:it6022e+0
>>165
「また会いましたね〜、お兄さん!もちろん憶えてますよ・・・ね?」
絵里は可愛らしく首をかしげながら聞いてきた。
「もちろん覚えてるけど・・・。今日・・」
そうオレが話し始めたのだが・・・。
「シュウちゃん、あの日、何ですぐ帰ったと?れなたちのイベント見てけば良かったんに・・・。」
れいなが不意にオレに尋ねてきた。
「え?・・・・ああ、あの日ね。いや、オレ、TVの取材とかいうの、ホントにダメなんだよ。
下手すりゃ、声出なくなるほどあがっちゃうから・・・。」
また、嫌な記憶が蘇りそうになるが、オレは必死に振り払った。
「・・・っていうかさ、その『シュウちゃん』っての、やめてくんない?なんか、すごい嫌なんだけど・・・。」
「え〜〜?カワイイ感じでいいじゃないですか〜?」
・・・いやいやいや。カワイイとかそういう問題じゃないっての!!
「れなは『修さん』より『シュウちゃん』のほうが呼びやすいと。だからシュウちゃんたい!
・・・・・・それとも、『オサムちゃん』のほうが良かと・・・?」
れいなは、ニヒヒッと笑っている。
「・・・・・・。『シュウちゃん』でいいや。」
れいなは知ってて言ってるのか、知らないで言ってるのか分からないが、『オサムちゃん』はさすがに無理だ。
どこぞの漫才師になってしまう。

オレはしぶしぶ、受け入れるハメになってしまった・・・。
191(仮題)Destiny:2006/07/14(金) 03:14:14 ID:it6022e+0
「まあ、それはそうと・・・今日はどうしたんだい?ウチの店ではモーニング娘。・・・というか、
キミ達を呼んだ覚えはないんだけど・・・?」
そういうと、れいなはまたニヒヒッと顔をほころばせた。

「れなとエリね、最近この近くに引っ越してきたと。」

・・・え!?
今なんて言った?近くに引っ越してきたって!?
そんな事を普通にサラッと言っていいものなのか?
「それでねー、今日はねー、朝から近所を探索してみようと思っとったと。
そしたら、こんなとこにCD売ってる店があったけん、急いで来てみたら・・・」
「シュウちゃんがいました〜!!」
絵里は、溢れんばかりの笑顔でオレを指差して言った。

「・・・いやいや、ちょっと待ってよ。今、この近くに引っ越してきたって言ったよね?
そんな事をオレみたいなのに堂々と言っちゃってもいいわけ?」
オレは彼女たちの反応を待つ前に、言葉を続けた。
「それに、探索って・・・。キミ達2人だけでだろ?取材で、とかじゃないんだよね?
その格好で大丈夫なの?」
「全然平気たい!」
れいなは平然と答える。
「いや、平気って・・・。」
「いえ、ホントに全然大丈夫ですよー。
今日の朝も普通に、お隣に住んでる人に「おはようございまーす!今日もいい天気ですね!」って、
挨拶してきたもーん。やっぱりお隣さんとは仲良くしないとねー!」
絵里も当然のように答えた。
192(仮題)Destiny:2006/07/14(金) 03:17:45 ID:it6022e+0
・・・どうやら彼女たちは、メディアの影響力というものをまだ知らないようだ。
世の中そんなに甘くないのよ、お嬢さん方。

「キミ達、モーニング娘。だろ?自覚してないのかもしれないから注意しとくけど、今のキミ達は
全国どこに行っても、『モーニング娘。』って気付かれるんだよ?それがどういうことだか分かるかい?」
「あー!お兄さん、エリたちをバカにしてるでしょ〜〜?・・・そのくらい分かってるよ〜、ねー、れいな〜?」
「そうたい!うちら、そげん頭悪くないけん!」
2人は、少し怒ったような顔をし、口を尖らせている。

「いや・・・分かってるんだったら、『近くに引っ越してきた』とか、『2人で探索する』とか、そういう発想はないと思うんだけどなー・・・。
じゃー、例えばだよ?もしオレが君たちの大ファンで、そんなこと聞いたらどうすると思う!?」
「だって、お兄さん、モーニング娘。のファンじゃないんでしょ〜?」
間髪入れずに絵里が答える。
「まあ・・・確かにそうなんだけどー。『例えば』だよ『例えば』!」
「ファンじゃないんやったら、別によか?シュウちゃん、そんなに口軽いと?」

う・・・。今のれいなの言葉・・・、ボディーブロー炸裂だ。
「・・・・・・分かったよ。ウチの店にも結構キミ達のファン来るけど、黙っててやるよ。」
「さすがシュウちゃんたい!!」
れいなは勝ち誇ったような笑顔で答えた。
193シュウ:2006/07/14(金) 03:33:49 ID:it6022e+0
短いですが、今回はここまで。
・・・実は今、ちょっと行き詰ってます。
描写の問題もあってかなり悩んでます。

>>179
シャブ中さん、更新お疲れ様です!
実は、一番待っていたのは自分だったりしました(笑)
いよいよ、絵里とれいなの全面衝突ですね!
楽しみにしてます!!

>>188
俄然さん、更新お疲れ様です。
>>184の書き出し。久美さんの冷静さ(?)に思わず(笑)
れいなとの会話はどんな感じになるのか。楽しみです!
194シュウ:2006/07/14(金) 03:52:09 ID:it6022e+0
>>185
アンノさん、お疲れ様です。そして、はじめまして。
新参者なのでよく分からなかったのですが、このスレを立ててくださっている方
のようですので、簡単に自己紹介を。
急に改まって変ですが、このスレで書かせてもらっているシュウといいます。
どうぞよろしくお願いします。m(__)m
195名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 09:04:29 ID:WuG8ZA2J0
シュウちゃんがんばれ
196子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/14(金) 12:27:07 ID:SdS73duDO
「戸惑い」
れいなと別れた後俺はタクシーを止め!病院に向かう?
俺は昔の出来事を思いだしている。
国はなにやってんだ!?テロリストが日本にやってきた・・・
(新宿警察署)では大騒ぎになっていた。『警視』男は女の人にそう言うと?テレビをつけた・・・
デパートに爆弾予告!・・・報道されていた。
この事件はおかしい!普通なら警察やら日本の自衛隊が動くはずだ・・・それが違った?
ガセネタならFBIまで日本にわざわざ来るだろうか?・・・警察は人を誘導し!いそがしかった。
「まだ女の子がデパートにいる事なんて知らずに・・・」
FBIが到着した!
新宿のデパートを前に俺の愛車「かがり君スリー」を止めた!俺は久しぶりの故郷だった。
俺の愛車フェラーリからおりた。・・・
『れいなれいなはどこ?』 母はれいなを探している?
俺はデパートを見上げていた!!『久しぶりなのー』さゆは俺のところに歩みよる?
いつものことだがいきなり現われて!ビックリするだろう・・・『さゆ元気だったか?』
街の騒がしい音?野次馬達が集まりはじめる・・・
さゆは俺の顔を覗き込む『うん。寂しいの!三ヶ月振りなのーダキシメテなのー』
197子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/14(金) 12:52:04 ID:SdS73duDO
「戸惑い」
絶対とめてやるぞー
100人も敵が!!でも負けないぞー
百人も敵!?
そりゃーやばいな!あの子を護んないと・・・
FBIは何やってる。
【今日はデートだってゆうのにさいやくなのー】
隊長!?ダメです・・・一人逃げ遅れています。
早くしないとこのビルごとあの子も吹き飛ぶぞ!!
明はゆっくり動きだしす
『だれかーれいなをタスケテ下さい・・・私の娘を。』
お母さんですか?娘は我々FBIが責任をもって援けだします!俺の命にかえても・・・!?
198子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/14(金) 13:08:40 ID:SdS73duDO
「戸惑い」
お母さんーお母さんどこ・・・どこにおると!?
れいなはビルをさまよっていた。
洋服売場に足を止めた。
覆面・・・よし!爆弾は仕掛け終わった。ここも危ない!急いで本部に戻るぞ・・・
「カタン?」・・・覆面!?お母さんどこ?
覆面は音の方に向かう?れいなと覆面は・・・ぶつかった痛っ!れいなの頭に何かが当たっていた・・・
この真っ暗なビルにテロリスト百人の敵!がいた。
【動けない・・・】れいなの命はここまでのようね・・・なんて不幸な乙女!
199子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/14(金) 13:25:20 ID:SdS73duDO
「戸惑い」
(ガチャ)・・・男『警察』・・・女はFBIのもとに向かう?隊長!?これ以上の時間は!
『明あんた何やってるのよ?』いきなり現われた女は美貴警視になってはじめての仕事だ。
呆れた顔で俺を睨んでいた。
だれもが息をのんでいた・・・
お姉ちゃん何しに来た・・『哲郎こんな危ない仕事は辞めて家を継ぎなさい!』
俺は明さんをめざして今まで頑張ってきたんだ!?ほっといてくれお姉ちゃん?「バーン!?」
『何』
『何なのー?』
明はとっさにビルにはいった。・・・それに続いて哲郎も含めFBI達は隊長に続いた・・・
『あっ待ってなのー』さゆは相変らず遅れていた。
『哲郎・・・』
200ねぇ、名乗って:2006/07/14(金) 14:53:23 ID:Zk9OnzF00
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  (  ̄ ̄\ 
   (  ̄ ̄ヽ
   |(  ̄ ̄ヽ
   |
201ラセラ:2006/07/14(金) 15:02:03 ID:SdS73duDO
今日はここまでにします。
202ねぇ、名乗って:2006/07/14(金) 16:34:27 ID:lE8Zjugj0
今日から書くのやめてくれ。
ラセラのは荒らしにしか思えない。
203ねぇ、名乗って:2006/07/14(金) 17:17:15 ID:oqVhMsgDO
そうだそうだ
204ねぇ、名乗って:2006/07/14(金) 17:44:33 ID:kfpNbltG0
雷超怖ええええええええええええええ!!!!
さっきからやたらピカピカ光ってんだけどおおおおおおおおお!!!
205名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 19:22:59 ID:WuG8ZA2J0
れいな乙
206シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/14(金) 23:19:27 ID:Ms+RT4qO0
シュウさんラセラさん更新乙です!

>>193
ありがとうございます!感激です!!
シュウさんの作品も毎回楽しみにしてます。

アーティスト名をもじるあたりとかウケてますww
日常感の中に偶然メンバに出逢うトコもドキドキしますよね^^


すこしココ数日間更新が鈍りますがお許しください
あと夏ですしスレタイなぞった作品も書きたいんですが同時進行は不味いですかね?
もしダメでしたら書きませんが・・・よければ少しずつですが書かして下さい。
207M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/15(土) 00:24:06 ID:4r+aVQTJ0
ダメって言ってもそのようにする書き込み不可指定機能は2chには搭載されておりません
208名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 00:57:42 ID:N4Q8l+gG0
>>207
冷静w

そういえば同一作者の2本同時進行はこのスレ初めてかな?
209ねぇ、名乗って:2006/07/15(土) 01:08:19 ID:ltWet3e2O
>>190
>どこぞの漫才師
とは?
210名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 01:45:33 ID:PwdsJPPs0
ザ・ぼんちのぼんちおさむだと思う
211名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 02:08:05 ID:TLr2K0ZlO
ラセラに書くなとは言わないけど
正直読みにくい
登場人物多すぎ(何人出てんだ?)
視点もコロコロ変えてるせいか
誰の視点で書かれてるか解らなくなる
212ねぇ、名乗って:2006/07/15(土) 02:37:35 ID:PQR/jc+HO
読みたくなきゃ脳内あぼーんか選ブラでNGワード指定すればいい
俺はとっくの昔にNGワード指定してるよ
213子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/15(土) 12:39:27 ID:pjRuG7AIO
「絶望」
がっがっがっ・・・階段を上がる!「隊長!?」
ここから四班にわかれて女の子を救ける!爆破予告まで三十分!気を抜かず女の子優先で・・・
爆弾処理班はまだ連絡がつかない?いいか!百人の敵を見つけたらまず俺に報告しろ!お前達の判断だけで決して動くな!?
「はい!?隊長!」
俺と哲郎は五階洋服売場にいった。残りの班は三階!二階!地下と別れて探した・・・
「ザザザ・・・」ここにはいません・・・そちらは?・・・ここも異常ありません女の子も居ないです!
了解!引き続き任務続行してくれ・・・
了解しました!
俺は無線を切る。何故だ?爆弾処理班がこないなんて日本はなにやっている・・・圧力か?・・・
百人の敵を操っている黒幕がいるはづだ!かなり力の強い黒幕が・・・
『もう!明さんどこなの?さゆを一人にしないの』
まだ班と合流してないさゆがいる?
歩く音さえうるさく聞こえる!あまりにも静すぎる。本当にテロリストがいるのか?心配になるぐらい静だ

「コトン」この音に釣られおそるおそる振り返った・・・誰もいない!
『今の音なんなの』
音のする方に警戒しながら近づいた・・・
214子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/15(土) 13:17:23 ID:pjRuG7AIO
「絶望」
おもちゃ売場のようだった。『確かにここから聞こえたの』
暗くてよく周りが見渡せない?
さっきから人の気配がする・・・女の子!それとも?百人の敵!そう考えゆっくり近づく?
かたん?『ひゃ!?』驚きのあまり飛び上がった・・・恐怖と好奇心がさゆを崩壊させる。
『えっ』こと!?足もとに何かが当たっていた。そのものを手に取り眺めている・・・視界が暗やみからなれ、その物が目に入る!!『ギヤー!?』とてつもない大声で持っていたものを投げた?『なっなっななんで』暴れている?混乱していた。『ネズミがさゆの手に・・・』
カッカッカッ・・・この足音でさゆは我に返った?『誰なの!』
足音が止まる
「・・・」
『さゆみさんでしたか?』
その言葉でほっとした?さゆみに声をかけてくれた人副隊長ゴルゴハヤテだった。
『ビックリしたの脅かさないでなのー』
その言葉が終わるころ・・・拳銃がさゆの額にあたる!?
『ハヤテさん冗談ですよね・・・』
冗談か?試してみるか!カチャ・・・『そう貴男だったのFBIに裏切り物がいるって明さんが言ってた?』
215子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/15(土) 13:54:03 ID:pjRuG7AIO
「絶望」
「馬鹿な女だ」そう言うとストッパを外した?
「そんなにあの男が好きか?」
『・・・』
明はただの臆病で何も出来ない哀れな男だぞ?なんだその目は!さゆは睨んでいた!?
『言いたいことはそれだけなの?』
いつものさゆみの言葉ではなくこれが!本当のさゆ?
なんだこの圧迫かんは・・・俺がこの女をおそれてるのか?馬鹿な・・・これでも俺はエリートだぞあんな平からはい上がってきた明と一緒にするな!?
「・・・」
な・・・さゆの動きが変わった。ドキュン?・・・かわした?一瞬にしてハヤテの背後を奪う?
「何!?」
『形勢逆転なのー』
お前いったい何者だ!?・・・『ひ・み・つなのー』
くっハヤテはさゆに押さえられている・・・
『今度は私の質問に答えてなの』
静けさがかえって恐かったさゆの変わりようよりももっと危険な香がする・・・
『貴男を操っている黒幕は誰なの』
「・・・」
『では質問を変えよう』
「・・・」
『この事件は貴男の仕業』
「・・・」
『そう!黙秘権なの』
「・・・」
さゆは男の脈をはかった。脈がない・・・自殺したのか!?よく見ると舌を噛んでいた。
216子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/15(土) 14:20:52 ID:pjRuG7AIO
「絶望」
 ハヤテを置いた。ハヤテを見つめるさゆの姿があった。「これは?」
隊員があらわれた?
『何?私を殺すの!』
いえ・・・自分はハヤテの見張りを隊長から指示があったので・・・それと途中から見失ったものでして!
『そうなの!』
今隊長は五階にいます!
『ありがとうなのー』
急いで五階まで上がろうとする。その時一つ目の爆破が起きた!?・・・
「ドカーン!?」
ガラガラガラ・・・階段が崩れ落ちた?『あがれないなのー』
今の爆風で足を痛めてしまった。
痛いなのー救けてなのー・明さん救けてなの
『私の王子さま』
・・覆面!ゴキブリの始末は私が?・・・
「いやいいハヤテの連絡が途絶えた」
はい調べてきます・・・
217ねぇ、名乗って:2006/07/15(土) 14:30:44 ID:2WB0rt5a0
最初からみんなの読んだけど・・・。
俄然さん→純愛
シャブ中さん→略奪愛・女の闘い
奈々氏さん→LOVE(?)コメディ
シュウさん→これからが楽しみ
・・・・って感じです。
みなさん、まだまだ続きがあるみたいなので楽しみにしてます!!

ちなみにラセラのは意味不明すぎて、途中から読むの辞めました。
218ねぇ、名乗って:2006/07/15(土) 15:19:41 ID:VbFc38t3O
ってか主人公が道重だからスレ違い。
頼むから他でやってくれ。
他作者の作品の間に、ラセラの基地外作品があるとホント凹む。
219ねぇ、名乗って:2006/07/15(土) 16:01:38 ID:bwXHS8OV0
これはとんでもなく下手ですね
斜視ヲタは目だけでなく思考までズレた人なんですね
頭おかしいんじゃねえの
220子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/15(土) 16:34:24 ID:pjRuG7AIO
話は戻って・・・
・・・ブルブルブル・・・『誰かタスケテ恐いとぅ?』
テレビ冷蔵庫!ビデオとかくフロアーで探している?一班は家電フロアーに・・・二班は食品売場に・・・三班はCDショプと本屋を調べている・・・
覆面・・・馬鹿かお前こんなところで・・・発砲するな!『子供には手をだすなと言っただろう。』覆面の手を取って拳銃を落とした。今回の我々の指名はあくまでもビル爆破だ!人殺しでは無い・・・
「すいません一真様・・・」
れいなはこの隙に逃げだした。覆面達はれいなが逃げるのを確認するとれいなの後をおった・・・
必死で逃げている!覆面はれいなの腕をつかみ乱暴に投げ飛ばした・・・「ドガガ・・・」
れいなは壁まで吹き飛んだ・・・『痛い!?』覆面が近づく?『やめて乱暴はしないで!何でも言うこと聞くけん!許して・・・』
しばらく覆面達はれいなの顔や体を殴る蹴るなどしていた!
『やめて顔だけは殴らないで』・・・覆面は首をつかんだ!そのまま覆面の上に持ち上げられている・・・

『ぐるじぃー息ができんけん!』
221子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/15(土) 17:01:33 ID:pjRuG7AIO
遠くから歩く音が響きわたる?れいなは抵抗した。偶然にもれいなの足が覆面の大事なとこに!?激しく蹴った??!!!
覆面の手から力が抜けてれいなは解放される。
FBIが乗り込んできた!?
『哲郎?ここから二手にわかれて探すぞ・・・』
『はい隊長!』
この判断が俺のミスだった!
はぁ!?・・・
すいません一真様・・・
『よし!今なら百人の敵を捕まえられる?』
「一真!?そこまでた!!」
バキューン・・・
一瞬の出来事だった。目の前が真っ暗になる?「た・隊長!?」
『銃声!哲郎?』
俺は焦ってた時間もない。一真達は百人の敵!屋上に登りヘリに乗り込んでそのまま空に消えた?・・・「ハヤテはどうなった!」
一真様・・・おそらく亡くなったと思われます。
「そうか?」
222子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/15(土) 17:33:24 ID:pjRuG7AIO
れいなは全速力で覆面からやっとの思いで逃げだした?しばらく歩くとカウンターらしきものが・・・いったんそこに身を隠すことにした。・・・

『誰かー?』
女の震えた声がカウンターの下から聞こえてくる?
俺は百人の敵が逃げだしたのを確認すると!声がしたところに近づく?
『大丈夫?俺はFBIだ君を救けにきた。』
「れいなを救けに?」
俺は手を差し出した・・・
『嘘や!?また覆面の人達ちゃね・・・』れいなは警戒しているのか?無理もない。さっきまで怖そうな連中に襲われたんだから・・・

何故しっていたのか?それはれいなが覆面の金○を蹴るとこから見ていたから・・・
『違うよFBIってわかるよね?』知らん・・・
俺は困ってたどうこの子を口説こうか?「ぐー」お腹がなったのだ・・・顔を真っ赤にして!恥ずかしそうにうつむく?・・・
223ラセラ:2006/07/15(土) 18:09:31 ID:pjRuG7AIO
すいません。へたくそで
主人公はれいなです!
下手は下手なりに頑張ってます。
224ねぇ、名乗って:2006/07/15(土) 18:16:27 ID:2WB0rt5a0
お前のは文章の上手い・下手じゃなくて、小学生以下の国語力なんだよ
お前こんな書き方じゃ、作文も日記も書けなかっただろ?

なんで文章の途中に「!」とか「?」が入るんだ?
「」と『』の使い分けも意味わからんし。
225209:2006/07/15(土) 22:41:36 ID:ltWet3e2O
>>210
なるほど
てかおいらは最初"とおるちゃん!"が一瞬頭をよぎったw
226子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/15(土) 23:04:07 ID:pjRuG7AIO
昼からなにも食べてないのかな。
「お腹空いてるのかい?」
今日は十一月十一日れいなの『birthday』だった、これから母に前から欲しいかった紫色の服を買って貰うはずだったのに・・・
「この手をつかんだら美味しい物食べさせて・・・」
「嘘やそう言ってれいなを誘拐して誘い込んでれいなを犯すんやろう・・・」
こいつ・・・性格悪すぎ俺は強引に・・・れいなの手をつかんだ少し強引かもしれないが女の子を引っ張り出した。

カウンターの下から女の子が現われた。
「もう大丈夫だよ恐い人は全部お兄ちゃんがやっつけたから」
俺はそう言ってれいなの髪をなでる・・・
れいなは俺の顔見るなり「遅いもっと早く救けるちゃ」
まぁ覆面かぶって無いからだろう・・・俺は時計を見た。時間は待ってはくれないこんな時も時間は経過している。後10分しかなく俺は急いでいた・・・
俺はれいなを連れて走りだす・・・ちょうどワンピース売場を通った時・・・『哲郎・・・』俺はとっさにれいなの目を手で隠す。
「どうしたと?」
「哲郎・・・」
哲郎は急所を撃たれ即死していた・・・俺は部下一人護れないのか自然と手力が入る。
「痛いけん力いれてれいなの手握らんといて」

俺は無線を手にとって「女の子は無事確保した。班は速やかにこのビルから・・・」
227ラセラ:2006/07/15(土) 23:08:04 ID:pjRuG7AIO
今日はここまで
228ねぇ、名乗って:2006/07/16(日) 00:03:14 ID:7FIWyFFm0
つまらん
電波は程々にして糞して寝ろカス
229ねぇ、名乗って:2006/07/16(日) 00:05:49 ID:YRVrW0bgO
>昼からなにも食べてないのかな。
有り得ないくらい鋭い洞察力に激しくワロタ
お腹なったくらいでそこまで推測できるとかマジ尊敬するし
230(仮題)Destiny:2006/07/16(日) 00:07:16 ID:MjqMQNmJ0
>>192
「・・・ところでさあ、なんか急いでたみたいだけど・・・。なんかお目当てのCDでもあるの?」
「あ!そうたい!すっかり忘れとった!!シュウちゃん、今日ってうちらのCDの入荷日やなかと?」
「え?・・・ああ、そうだけど・・・。ひょっとして買うのかい?」
「もちろんたい!うちらが買わんでどうすると!?」
れいなは何故か誇らしげに胸を張って答えた。
「さすがだねー!ちょっと待ってな・・・。」

オレは、レジカウンターに戻って商品を取り出し、2人をレジの所に呼んだ。
「・・・はい、じゃー・・・えっと、初回限定盤と通常盤とあるけど・・・?」
「「初回限定盤!!」」
2人は声をそろえて言った。
「はいよ!・・・じゃ、これね。1,260円でーす。」

会計を済ませ、これで帰ってくれるかなと思ったが、れいなが、レジの下に貼ってある
モーニング娘。のポスターに気付いた。
「あ!うちらのポスター!!・・・これ、サイン入ってる。・・・あ、あの時、スタッフさんからもらったと?」
「あー、そうそう。オレがこういう店で働いてるの見抜いちゃってね。サンプルのCDと一緒に貰ったんだ。」

ちゃんと使ってるんだぞ。オレに感謝しなさい!・・・という感じだったのだが・・・。
231(仮題)Destiny:2006/07/16(日) 00:09:40 ID:MjqMQNmJ0
「なんで、こんなところに貼ってると!?CDはどうしたと!?」
「え!?」
「エリ!ちょっと手伝ってくれん?・・・こんなとこにポスター貼ってちゃダメたい。
もっと目立つところに貼らんと!」
そう言ってれいなは、さっさとそのポスターを剥がし始めたのだ。
オレは慌てて、
「いやいや、ちょっと待ってよ。それ剥がしてどうする気だい!?」
とれいなに問いただす。
「うちらがモーニング娘。のコーナー作ってやると!・・・ラジカセとかないと?」
「いや、コーナー作るって・・・。どこに!?」
「大丈夫やって!うちらに任せるたい!ラジカセとかないと!?」
「そりゃあるけどさー・・・」
「早く持ってくるっちゃ!もちろん、CDも!」

・・・完全にれいなに押されている。
(おいおい、マジかよ・・・。オレがおばさんに怒られるじゃんかよ。)
・・・と、最初は思ったのだが・・・。

よく考えてみると・・・。
(2人はモーニング娘。。そして、モーニング娘。のコーナーを作ろうとしている。これはこれで、面白そうじゃないか?)

・・・ということで、かなり心配ではあったが、自分たちのコーナーを作ると言うんであれば、そんなに変なものは作らないだろうと思い、
とりあえず任せてみることにした。
幸い、まだ時間は10時を過ぎたところ。もしとんでもないものを作ったとしても、元に戻す時間は十分ありそうだ。
232(仮題)Destiny:2006/07/16(日) 00:11:00 ID:MjqMQNmJ0
一通り、コーナーを作るのに必要と思われるものをれいなに渡す。
また、
「ここにあるもんは、適当に使っていいからな。」
と、備品の置き場も一応教えておく。
「分かったっちゃ!・・・期待して待っとってね!」
れいなは自信満々のようだ。
「ま、せいぜい頑張ってな。」
オレはそういい残し、新譜の品出しやレジカウンターの整理など、自分の仕事をこなしていった。

途中、ちょっと気になり始め、様子を見に行こうかと思ったが、
「まだダメたい!!見に来ちゃダメと!」
と、れいなに厳しく制された。見ようと思えば全然見れるのだが、
れいなの怒りを買うだけなので、オレは
「はいはい、すいません・・・。」
と、また自分の作業に戻った。


そして、40分くらい経った頃だったろうか・・・・・・。
「シュウちゃ〜ん、出来ましたよ〜〜!!」
絵里の声が聞こえた。
(お!?出来たか〜!・・・どれどれ。お手並み拝見っと・・・)
オレは足早に2人のもとへ向かった。
233(仮題)Destiny:2006/07/16(日) 00:16:59 ID:MjqMQNmJ0
ホント短くてすいません。とりあえず、ここまでで。

今、書いてる途中なんですが、ストーリーは出来てるんで
調子よければ、またもう一度うpします。

>>227
ラセラさん、お疲れ様です。
スリルある展開・・・楽しめました!
234シュウ:2006/07/16(日) 00:20:29 ID:MjqMQNmJ0
名前。。。直し忘れたorz
235ねぇ、名乗って:2006/07/16(日) 00:21:09 ID:S2drDzLmO
おーとぉ、気になる所で切りますねぇ( ̄ω ̄)乙です!!
236俄然:2006/07/16(日) 00:41:56 ID:0/wweW8cO
シュウさん乙です。
237いつか帰る場所:2006/07/16(日) 01:15:57 ID:0/wweW8cO
・・・・5分ほど経った時、階段を上がる足音が聞こえてきた。
聞き慣れたこの軽い足音・・・・たしかにれいなだ。
俺はベットに上がって壁を背もたれに座り、片膝を抱いた。
しかし、座って落ち着いた瞬間・・・・どんな顔をして会えばいいか迷ってしまった。
「どうも・・・」なんて堅いと苦しいし、「よぉ!」なんて軽さじゃ不謹慎だし・・・・。
そう考えているうちに、足音は部屋の前まで来た。
部屋のドアは開いている・・・・・しかしどうしたことか、れいなが姿を現さない。

・・・・きっと壁の向こう側で立ち止まっているのだろう。
れいなも俺と同じ気持ちなのかもしれない。
久美さんから大体の話は聞いているはずだから、余計に俺と顔を合わせにくいのかもしれない・・・。
238いつか帰る場所:2006/07/16(日) 01:34:14 ID:0/wweW8cO
俺は1つ深呼吸をしてから、出来る限り優しく名前を呼んだ。
「・・・・れいな、おいで」
すると・・・れいなは俯きながらだが、部屋の入り口に姿を現した。
・・・俺はそれだけでも嬉しかったが、これからが肝心だ。
俺はもう一度、名前を呼んだ。
「れいな」
俯き加減のれいなの顔が、少しずつ上がり・・・・・れいなの目が俺を見た。
「・・・・ハル」
・・・その目は、やはりいつもの俺を見る目ではなかった。
不安・緊張・警戒・・・・様々な気持ちが読み取れる。
でも、俺だって同じような目をしているのかもしれない。
しかし・・・・俺は微笑みながら、また「おいで」と呼んだ。
れいなを見ていたら、不思議と気が楽になったのだ。「こっち座って」
そう言って、ベッドのいつもれいなが座る辺りをポンポンと叩いた。

「あっ・・・ドアは閉めなくていいよ」
部屋に入ったれいなはドアを閉めようとしたが、俺はそれを止めた。
・・・・やはり、まだ俺と二人きりの空間を作ることはやめたほうがいいと思ったからだ。
れいなは頷くと、俺が叩いた辺りより少し遠くに座った。

ここまで来れば、後は話を聞いてもらうだけだ・・・。
239いつか帰る場所:2006/07/16(日) 01:48:13 ID:0/wweW8cO
俺は余計な話をせず、すぐに昨日の話を切り出した。
「ごめんな昨日。ビックリ・・・・したよな?」
「・・・・。」
「そりゃそうだよな。あんなことされたら誰だってな・・・・。本当にごめん」
「・・・・。」
「俺な・・・あの時どうかしてて。ちょっと気に入らないことがあっただけなのに、あんなになっちゃってさ・・・・。小っせぇよな?」
「・・・・。」
「それもれいなには全く関係ないことだったのにさ。説明もしないで、心配してくれたれいなに当たっちゃって・・・・・最低だよな」

俺は昨日とは違い、いつも通り・・・・・いや、いつも以上に優しく喋っていた。
れいなは無表情というか、少しムッとした感じで・・・・まだ俺の顔をハッキリ見ようとしないし、声も聞かせてくれない。
だが・・・・謝れるだけでも、説明ができるだけでもいいのだ。
今の俺には、それだけでも十分だった。

そして・・・・いざ核心に触れようとしたときだった。
240いつか帰る場所:2006/07/16(日) 02:12:12 ID:0/wweW8cO
説明した後、黙って部屋を出ていかれてもしょうがないと思いながらも・・・・俺は話しだした。

「それで、昨日のあの手紙なんだけど・・・・」
「ハルさぁ!!!」
急にれいなが声を荒げて話を止めた。
「な・・・何?」
「昨日・・・・さっきも『れいなには関係ない』って言ったやろ?」
「だからそのことを今・・・」
「それは知られたくないってこと?口を出すなってこと?れいなは邪魔ってこと?」
・・・・れいなの目に、薄らと涙が溜まっていた。
そして鼻をすすりながら、訴えかけてきた。
「れいなは・・・・あの時の態度より、怒鳴られたことより『関係ない』って言われたことが・・・一番悲しかったと」
「れいな・・・・」
「・・・こんなに知り合えたのに、急に・・関係ないって・・・言うなんて・・・・・ひどいと」
頬を伝うことなく零れ落ちる大粒の涙を、服の袖で必死に拭うれいな・・・・。

『関係ない』・・・・安易に口にした言葉だった。
その言葉が、こんなにもれいなを悲しませたのかと思うと・・・・胸が痛んだ。

俺は・・・俺の過去はれいなに関係ないと思っていた。
しかし、関係あるか無いかは俺が決めることじゃない。
れいなには、俺の過去が何かしら関係あるかもしれない。
れいながそれを知ることによって、良くなるか悪くなるかわからないが・・・・今はれいなの望むことを話そうと思った。
241いつか帰る場所:2006/07/16(日) 02:43:49 ID:0/wweW8cO
「れいな?」
「・・・・ん」
「説明させてもらいたいんだけどさ・・・・あの手紙が、どうゆう内容かってだけを話してもわからないと思うんだよ」
そう言うとれいなは・・・・袖で目の下を押さえながら「じゃあ教えてくれないの?」と言わんばかりに、俺を見つめてきた。
「いや、だからさ・・・ちょっと長くなるけど、最初から話してもいいか?」
「・・・最初?」
れいなは鼻をすすりながら、荒くなった呼吸を整えていた。
そんなれいなに俺は「ほらっ」とタオルを渡した。
「最初・・・うん。俺が札幌にいた時の話とか、東京に来た理由とか、もちろん昨日の手紙の話とか・・・・俺の家族のこととか」
「・・・ハルの?」
「そうしなきゃ説明つかないって言うか・・・。もう俺も聞いてもらいたい気分なんだよ・・・・」
れいなは少し驚いていた。
しかし、れいなは気付いていないかもしれないが・・・・俺も驚いていた。
れいなを前にしても、なぜかスンナリと話をできそうな気がしてきたからだ。

「ただ約束してほしいことがあるんだけど・・・」
「約束?」
「うん・・・っていうかお願い。・・・・まず話を聞いた後に謝らないこと」
「えっ?・・・うん」
れいなは少し不思議がったが、すぐに受け入れてくれた。
「あと1つ・・・・は、まぁいいや。それだけ」
「うん」
俺は返事を聞くと「じゃあ・・・」と、座り直した。
242いつか帰る場所:2006/07/16(日) 03:06:15 ID:0/wweW8cO
しかし・・・・。
「ん〜・・・」
「ハル?」
俺はいきなり考え込んでしまった。
話すとは言ったものの・・・・一体どこから話せばいいか悩んだ。
「どうしたと?」
「どうするかな・・・。こんなこと今まで話したことなかったから・・・・」
「聞いてるけん」
俺が再び考え込んだ時だった。
「え?」
「れいな、全部聞いとるけん・・・・何時間かかっても構わんけん、ハルの話聞きたいと」
れいなはタオルを握り締め、俺と向かい合うように座り直した。
俺とれいな・・・・いつもの距離だ。
「おう・・・。じゃあそうする」
俺はまた壁に寄り掛かり、少し頭の中を整理した。


やがて・・・・昔を思い出すように、懐かしむように微笑んだ。
楽しかったあの頃を・・・・・。
寂しさと闘ったあの頃を・・・・・。
悩み続けたあの頃を・・・・・。
・・・そして、覚悟を決めたあの瞬間を。

俺という人間が、れいなに伝わるようにと願いながら・・・・ゆっくりと語り始めた。
243俄然:2006/07/16(日) 03:36:29 ID:0/wweW8cO
今回はここまで。

ここからはハルの過去の話になります。
そのため、れいなはあまり登場しなくなりますが・・・・・この後のストーリーに深く関わる話になるので、お付き合いいただければ幸いです。
れいなもできるだけ登場させるように頑張ります。

そしてこの話が終われば、『いつか帰る場所 第1部〜雪解け〜』の終了となります。 第2部もすでに書き始めているので、最後まで読んでくれると嬉しいです。
244ねぇ、名乗って:2006/07/16(日) 03:44:47 ID:3A1+4OMu0
第2部も楽しみにしてんでぇ〜〜〜
245シュウ:2006/07/16(日) 04:06:46 ID:MjqMQNmJ0
>>243
俄然さん、大変お疲れ様です!!
超大作ですね・・・。ただただ感動です。
過去の話。すごく興味あります!
れいなは出なくても、しっかり読ませて頂きます。
楽しみにしてます!


んー・・・、俄然さんの後は非常に書きにくいんですが・・・。
とりあえず今日2回目のうp出来そうなんで、これからします。
スレ汚しとなりませんように(−人−)
246(仮題)Destiny:2006/07/16(日) 04:16:32 ID:MjqMQNmJ0
>>232
ミセチルの平台を撤去し、そこにモーニング娘。コーナーが作られていた。
どうしてもここに作りたいと言う彼女たちの要望を、しぶしぶ受け入れたのだが・・・。

「・・・すげー・・・。」
これが、オレの口から出た最初の言葉だった。

ポスターには、所狭しと2人の直筆のPOPが貼られ、曲についての解説までしている。
また、この日は松浦亜弥と後藤真希のCDも入荷日なので、それぞれの商品の陳列角度をうまく変え、
しかも平台の什器の上に敷いてあった布の色まで3種類を上手く使いこなしている。
モー娘。の商品の下には、ピンク色系の布が。
松浦亜弥の商品の下には、オレンジ色系の布が。
そして後藤真希の商品の下には、黄色系の布が使われていた。
色使いも、決して個々が主張することなく、上手く平台の中に共存している。
もちろん、それぞれの商品にも、直筆のPOPが貼られている。
モールの使い方や飾りつけも、さすがは女の子、といったところだろうか。

さながら、「ハロプロ祭り」である。
247(仮題)Destiny:2006/07/16(日) 04:19:22 ID:MjqMQNmJ0
「シュウちゃん、どうどう?良かと?」
れいなが自信ありげに聞いてくる。
「れいな、すごいでしょ〜?あたしなんて、ほとんど何にもしてないんだよ〜?」
そのれいなを後押しするように絵里が話す。
「いや・・・、すごい。ホント・・・。びっくりしたよ・・・。」

オレは本当にビックリしていた。
これほどのものが出来るとは誰が予想していただろうか?
すごい、の一言だった。

「れな、やるやろ?・・・ちょっとは見直した?」
「あ、ああ・・・。見直した。」
「・・・やけに素直やね?」
「いや、ホントすごいよ・・・。正直ここまでのものになるとは思ってなかったから・・・。
ひょっとしたら、こういうこと前にしたことある?」
れいなは、少し照れながら答えた。
「へへ・・・。実はね、れなの実家の近くに本屋さんがあってん。確か、小学校5年生くらいになってからやったと思うけど、
その本屋さんでアルバイトしてたことがあったと。」
「・・・アルバイト!?」
「うん・・・。ま、アルバイトいうてもお金なん貰ってないし・・・なんていうんやろ?ホント、ちょっとしたお手伝いやけんど・・・。」
オレはなんとなく想像がつき、
「ああ、何となく分かるわ・・・。そんで、お菓子とか貰って帰るんだろ?」
と答えた。
「そうそう!そんなん!!」
「・・・じゃ、そこでいろいろと売場を作ったりしたってことなんだ?」
「んー、まあ売場を作ったっていうかー・・・。お店のおじさんが売場を変えているのを見て、勉強したってとこかな・・・。」
れいなはまた、「へへっ。」と笑って答えた。
248(仮題)Destiny:2006/07/16(日) 04:22:04 ID:MjqMQNmJ0
改めて平台を見てみる。

・・・これは本当に文句のつけようがない。
オレに同じようなものを作れといわれても、見ながらでなければこんなものは作れない。
れいなの才能に感心しきりだった。

「まあ、とにかく・・・ありがとう。これだけのもの作ってくれるなんて思ってなかったから・・・。
ホントに感謝してるよ。・・・あ、ちょっと待ってて・・・。」
「あ、シュウちゃん。お礼なんていいけん!・・・その代わりに・・・」
れいながそう言いかけたところに、絵里が割って入った。
「またお店に遊びに来てもいいですか〜?」
「え!?・・・あ、ああ・・・、別に構わないけど・・・。」
オレはちょっとビックリしたが、断る理由も特にないので、普通に答えた。
「もう・・・エリ!それは、れなが言おうと思ってたことっちゃ!」
「エヘヘー。でも、また来ていいって言ってくれたんだからいいじゃん。・・・ね?」
れいなは少し膨れたような顔をしていたが、すぐにオレの方を向き、
「ありがとう!シュウちゃん!・・・じゃー、また来るったい!!」
と笑顔で答えた。
「あ、でも一つ言っておくけど・・・。夕方の時間帯には、来ないほうがいいよ。
今はこんなだけど、夕方は結構お客さん来るから、そんな時に来るとお店中パニックになっちゃうから・・・。」
「うん、分かってると。シュウちゃんしかいない時に、来るようにするけん。」
「うん。それならOK。」
「じゃね。バイバーイ!!」
「おう!こっちこそ、ありがとな。頑張って売ってみるよ。」
「期待してるけんね!」
249(仮題)Destiny:2006/07/16(日) 04:26:48 ID:MjqMQNmJ0
・・・・・・ふう。

急に店が静かになったように感じる。
・・・と同時に、夢の中から現実に戻ってきたかのような錯覚にも陥ってしまう。
(いや、これは全て現実だ。)
ミセチルからモーニング娘。に変わった平台が全てを物語っている。


さて、どうしたものか・・・。この事実を、おばさんにはどう説明したらいいだろう?

「やっぱり気分が変わって、モー娘。に変えちゃいました!」
とでも言うか?
・・・いやいや、それは無理だ。
第一、オレはあんな平台を作れない。おばさんもそんなことくらい知っている。
この間、トータルレコーズでちょっと勉強してきたとはいえ、あくまで「知識」としての勉強だ。
実践を伴っていないので、そんな急に身につくわけがない。それにまず、POPの説明がつかないじゃないか。
250(仮題)Destiny:2006/07/16(日) 04:29:36 ID:MjqMQNmJ0
・・・・かといって、
「モーニング娘。のメンバーが店に来て、平台変えていったんです。」
と本当のことを言ったとしても、
「何馬鹿なこと言ってんの・・・。」
と一蹴されそうだ。逆に、もし本当だと信じてもらったとしても、おばさんのことだ、近所中に触れ回るだろう。

それはそれで、オレが面倒になる。
店に来るお客に、「今度来たら、サイン貰っといてくれ」だの、
「いつ来るか聞いといてくれ」だの、いろいろと頼まれるに違いない。

何より、一番迷惑なのは彼女たちだろう。
とりあえずオレは、彼女たちが来たことは黙っていることに決めた。
幸い、彼女たちがいる間、お客は誰も来なかったので、今日2人が店に来たことは、オレ以外は誰も気付いていないはずだ。


・・・それにしても、2人ともなんか楽しそうだったなー・・・。
また来ていいですか〜?・・・なんて。
ん?ひょっとして・・・!?
・・・・・・なんてね。都合のいいように解釈しすぎか。
オレは変な妄想を振り払った。
251シュウ:2006/07/16(日) 04:35:10 ID:MjqMQNmJ0
とりあえず今回はここまでです。

なかなか題名が思い浮かばないんで、このままでいくかもしれません。
急に『(仮題)』がなくなるかもしれませんが、その時はご了承下さい。m(__)m
252M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/07/16(日) 21:19:35 ID:NsF6nPx60
辻豆が断筆宣言がガチの方向で解釈されてるみたいだ
れいにゃーず完結を見たかった…
253子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《美貴》:2006/07/16(日) 22:54:50 ID:SAhvYqDxO
凄いですよ・・・あの女ですね・・・あの年齢で警視ですてー信じられない・・・親の『コネとか。』・・・ブツブツ・・・
顔は言うまでは無いがスラリとしたスタイル抜群脚も細く綺麗これだけ素晴らしいのに・・・男が出来ない。何故だろう・・・と噂される毎日だった。
『警視総監私は納得がいきません』
「ドン!?」強く机を叩いた・・・
美貴君・・・君の話は分かるが上の指示には我々は逆らえないんだよわかるかね。
「お父さん・・・」
美貴は納得がいかなかった。FBIに・・・明に先越されたのが悔しかった。
「美貴ここでは警視総監だ父と呼ぶのは禁じてるはずだ・・・」
警部

警視

警視正

警視長

警視監

警視総監



(すいません階級の説明)
254子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/16(日) 23:47:01 ID:SAhvYqDxO
無線の調子が おかしかった。
FBI達は外に非難したさゆは足を引きずりながらも外に出られた。
「明さん早く戻るの」さゆは逃げ足の早さだけは俺より早く世界一
「警視危ないです。」美貴は警官に押さえられている。「はなしなさいよ私の弟がいるのよ」
警視どうか落ち着いて・・・

間に合わない俺はれいなを抱えて・・・全速力で出口にむかう。
「警視後一分ですここは危ないです。逃げましょう」
「貴女もですここは危ない危険なんです。」
さゆは暴れだした・・・「やなのー明さんは無敵なのー白馬の王子さまなのー」子供の様に暴れる・・・警官の人達やら警備達に殴る蹴る引っ掻くなど暴行していた・・・
後30秒・・・
『ドカーン!?』と同時に俺はれいなを抱えて・・・外に飛び出した!!
255子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/17(月) 00:24:34 ID:49gqy4P6O
「ガラガラ・・・」
俺はれいなを下にしてブロックの下敷きになった。
「くっ・・・」
れいなは明の顔に優しく触れる・・・れいなの指が唇に触れてる。
「痛いと・・・血が出てるけん」
血・・・こんな暗闇で血かどうか解るのか。
「聞こえないな痛いわけないだろう。俺は君を護るのが俺の勤め・・・」
上から破壊された物の破片が明の体を攻撃する。
「なんで・・・れいなを護るのあなた一人ならいつでも逃げれたんじゃなかと」
震えてるのがわかる。れいなの呼吸が弱い。
「君を護るのに意味なんて必要かいお嬢ちゃん・・・」
「・・・」
れいな達は無言の中ビルの破片で埋まっている。
普通なら死んでいてもおかしくはない。・・・運良くそれほど大きなブロックは俺やれいなには落ちてはこなかった。
「仕事だから・・・れいなを護るの?」
仕事だから・・・そうかも知れない。
「・・・違うよお嬢ちゃんだから護るんだよ。」
俺はこの子に気づつかないよう言葉を選びながられいなに答えた 
上から光が眩しくれいなを照らしてる。
「おい大丈夫か。生きているか今救けるからもう少し我慢してくれ・・・」と言う言葉が聞こえた・・・
256ラセラ:2006/07/17(月) 00:28:22 ID:49gqy4P6O
短いですが今日はこのへんで
257シュウ:2006/07/17(月) 01:23:51 ID:zSENwp+D0
ラセラさん、お疲れ様です。
258(仮題)Destiny:2006/07/17(月) 01:26:02 ID:zSENwp+D0
>>250
夕方・・・。

パートから帰ってきたおばさんに早速聞かれてしまった。オレは、
「同じ仕事をしている知り合いがたまたま店に来てくれたんで、いろいろと
相談をしながら実際に平台を作ってみたんです。」
などと、上手いのかどうか分からないような言い訳をし、何とかやり過ごした。

おばさんも、イマイチ腑に落ちない感じだったが、
「そんな知り合いいるんなら、何で紹介してくれなかったの?
今度、紹介してちょうだいね。私も勉強になるから。」
と、とりあえずはオレの話を信じてくれたようだ。一安心、といったところか・・・。


その日の帰り道・・・。オレの心は妙に弾んでいた。
何故かはよく分からない。ただ、いつもになく今の仕事への意欲が高まっているように感じた。
259(仮題)Destiny:2006/07/17(月) 01:29:51 ID:zSENwp+D0
その夜・・・。私は夢を見た。

「・・・あれ、ここは・・・?」
周りを見回す。どうやら、車の中のようだ。
隣の運転席には、お兄ちゃんがいる。
「あ、お兄ちゃん。ここはどこ?どこに向かってるの?」
お兄ちゃんは何も答えず、ただ私に微笑み返すだけだ。
すると、辺りがフッ・・・と暗くなり、次の瞬間・・・・・・。

「あ!」
・・・・・・忘れもしない。お兄ちゃんと最後に来た思い出の場所だった・・・。
「懐かしいなー・・・。やっぱりいつ来てもキレイだねー・・・。」
私は思わず呟いていた。

お兄ちゃんはあの時と同じ場所に車を止め、静かに車を降りる。私もそれに続いた。
そして2人で一緒に歩き出す。

260(仮題)Destiny:2006/07/17(月) 01:31:34 ID:zSENwp+D0

・・・時の流れがすごくゆっくりに感じたあの時・・・・・・。
このまま時が止まってしまえばいい、と本気で思ったあの瞬間・・・・・・。

今、私の隣にはお兄ちゃんがいる。それがたとえ夢の中だと分かっていても・・・。嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
「お兄ちゃん・・・。」
私は込み上げてくる衝動を抑えきれなくなり、お兄ちゃんに抱きつこうとした。

その瞬間・・・・・・。
お兄ちゃんの体がフッと消えた・・・。

そして、次の瞬間。私の少し前をゆっくりと走っているお兄ちゃんの姿があった。
「あー、もう・・・。お兄ちゃんの意地悪〜。待ってよー!」

私はお兄ちゃんに追いつこうと走り出した。
お兄ちゃんはまるで私を茶化すように走っている。
261(仮題)Destiny:2006/07/17(月) 01:33:30 ID:zSENwp+D0
私は必死で走った。
・・・・でも、お兄ちゃんになかなか追いつけない。
お兄ちゃんはすごくゆっくり走っているように見える。
・・・なのになんで。

どんどんお兄ちゃんとの距離が離れていく。
「ま、待ってよ、お兄・・・ちゃん!そんなに・・・急いで・・・どこに・・・、どこに行くのよ〜!
・・・・置いてかないでよー!・・・お兄ちゃ〜〜〜ん!!」


バッと目が覚める・・・。周りを見回す。・・・自分の部屋だ。
・・・下着がジットリと濡れている。額にもうっすらと汗をかいているようだ。
262(仮題)Destiny:2006/07/17(月) 01:35:44 ID:zSENwp+D0
「また・・・・・見ちゃった・・・。」

何度も忘れようとした・・・。
でも、どうしても忘れられなかった・・・・・・。

最後に見たのはいつだったろう・・・。
以前は、毎晩のように見ていた・・・。
そして、毎晩のように泣いていた・・・・・・。

また、何故今になって?

「お兄・・・ちゃん・・・。」
思わず呟いていた。

・・・・・・彼女の頬を一筋のしずくが伝っていた・・・。
263シュウ:2006/07/17(月) 01:41:31 ID:zSENwp+D0
今回はここまで。

細かく切りすぎて、なんか切る場所間違ったみたいです・・・。
夢の部分は3つに切るべきだったかな〜と。
264俄然:2006/07/17(月) 02:11:48 ID:2R/lbz+UO
>>シュウさん
今回も読ませていただきました。
途中、主人公がいきなり女になった!?と思いましたが・・・・別の登場人物の視点ですよね?

切る場所・・・・俺も結構それで悩みます。
流れとか考えると切らないほうがいいかもしれないけと、長くなりすぎるかも・・・とか。
でも今回の夢の話は、俺が書いたとしても同じくらいに切ったと思います。
夢って映像が綺麗に流れるように出てくるわけじゃなく、どこかパッパッと断片的な感じがあるじゃないですか?
その断片的な感じが、ああゆう切り方でうまく表現されていて、「ああゆう切り方も使えるな・・・」と俺も勉強になりました。

作者の味、出てますよ!
265俄然:2006/07/17(月) 02:15:50 ID:2R/lbz+UO
ついに主人公の気持ちが動き始めそうな感じですね。続きも楽しみにしているので頑張ってください。
266シュウ:2006/07/17(月) 02:49:11 ID:zSENwp+D0
>>俄然さん
すいません、即レスで失礼します。
おっしゃる通り、夢の部分は主人公の視点ではありません。別の登場人物です。
確かに急に変わってしまったので、分かりやすくタイトルに変化をつけようかとも思ったのですが
(Destiny〜side ○○〜 みたいな感じで)そこは読んでいただく方の読解力に
お任せしようと思い、あえてそのままサラッと書きました(苦笑)

・・・というか、俄然さんからこのようなレスを頂き、大変光栄です。
ありがとうございますm(__)m
俄然さんの作品も楽しみに待ってます!!

>>ALL
ここでちょうど一つの区切りがついたので、次回の更新までちょっと間が開くかもしれませんが、
今後も読んで頂けるととても嬉しいです。
267名無し募集中。。。:2006/07/17(月) 06:19:43 ID:641vCIXw0
シュウやん乙
268俄然:2006/07/17(月) 12:44:30 ID:2R/lbz+UO
>>266シュウさん
いやいや、思ったことを書いただけですよ。
俺にとって、あの切り方が本当に衝撃的だったもので。
あと・・・・俺もそんな風に言って頂けて光栄ですが、そんな大した作者じゃないんで(^o^;

これからも作者同士、意見交換などをしながら作品のクオリティを高めていけたらと思っています。
269ねぇ、名乗って:2006/07/17(月) 14:32:36 ID:MaZ2tDU50
田中ヲタ惨めだな・・・
270子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/17(月) 19:19:18 ID:49gqy4P6O
『約束』


「お嬢ちゃんじゃなかれいなやけん!」
強がってはいるが頬は腫れあがってる。俺は特殊訓練を受けている暗闇でも相手の居場所や顔など鮮明にわかる。れいなは見えたのか・・・
「れいなちゃんか可愛い名前だ・・・」
俺はその言葉を言うとれいなの頬に優しく触れる・・・。
「痛いけん!」
「御免痛かったかい?」
「ねぇれいな誕生日やけんプレゼント頂戴・・・」
プレゼント・・・
「四年後俺のこと覚えていたら考えとく・・・」
「約束と・・・」
「あぁ約束だ。」
それから15分後俺は救助隊に救けだされた。俺の右手の温もりはまだ消えない。続いてれいなも救けだされた少し頬を赤く染めながら・・・
「明さん・・・」いきなりさゆが俺に抱きつく涙が空に散っていった。
「明さん忘れてるの愛銃なのーsmith&wessonmodel500なのー・・・」
「さゆ長いから・・・500S&Wマグナムでいいよ・・・」
さゆお前だったのかれいながうまく覆面から逃げだしたのを見計らって・・・覆面をやっつけようとしたら俺の愛銃がなく仕方なく五人相手に俺のコマンドサッポゥで・・・
「さゆありがとう」
俺は少し顔が引きつる・・・
「キャハ・・・」
271子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/17(月) 19:54:35 ID:49gqy4P6O
そんな説明の中れいなは母のところに歩みよる。そして俺の方にれいなは振り向いた・・・「うさちゃんピース・・・にゃんにゃん・・・」長いよさゆ・・・
「恥ずかしからやめよ」
れいなは目を丸くした。そしてあの人の彼女なんだとれいなは思う。
「一真様・・・」
「いい花火だった。」
一真はうれしそうに笑た。
「ばいばい」と最後に言って母と街に消えた。
「明!」いきなり怒鳴りつけたこの女・・・幼なじみの美貴・・・
「バシ!」
俺はいったい何をした。・・・
「美貴さんひどいの」
272子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《思想回路》:2006/07/17(月) 20:18:52 ID:49gqy4P6O
「よしよし」
俺の頬を撫でる。
「なんで弟を見殺しにしたの答えて・・・」
体か震えてるのがわかる。
「最低弟を返してよ」そう言って俺の体を叩く・・・美貴の体は崩れていく言葉を無くした人形の様に・・・
俺の判断は間違ってない。そんな事は誰もがわかってた。二人とも死ぬわけにはいかないからだ・・・
「信じてたのに・・・」
そんな言葉が俺の心を曇らせる。
俺はこれをきっかけでFBIを引退した。長年トップだった俺のキャリアは無くなる・・・しばらくこの街をはなれ新しい街にきた。そこは闇の音を奏でる風のように・・・
「しばらくは無職まぁ一般的にニートださゆは俺を追ってくる。
部屋は美貴の親父に頼み込んで倉庫いや部屋を借りた・・・
273ラセラ:2006/07/17(月) 22:05:44 ID:49gqy4P6O
すいません少し強引に話を進めました
次は元に戻ります登場人物も多いです
その辺は色々考えているので・・・
274ねぇ、名乗って:2006/07/18(火) 00:20:55 ID:Kkt81sJc0
>>「少し強引に話を進めました」
いつもはあれで強引じゃなかったのかと思う今日この頃・・・。
じゃあ元はなんて表現すりゃいいんだ?
275シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/18(火) 02:01:36 ID:3N3veFqQ0
皆様更新乙です!

>>シュウさん
タイトルですが良ければ(仮題)てのをそのまま残してタイトルにしたらどうでしょう?
「未完成なまま・・・」的な意味深な感じでよくないですかw

すいません・・・勝手に・・・
でもまぁ考えてみて下さい
276自転車泥棒:2006/07/18(火) 02:36:44 ID:3N3veFqQ0
別に教職に就いた事は深い意味はない。
学生課程科を卒業し教員免許を採った・・・

子供はそんな好きじゃなかったし、教師にはなりたくは無かった。

ただ仕事が無いままも辛いので流されるまま私立高校の教師になった。
と、言っても授業専門。週2回と管理番で土曜に一日滞在するだけ

塾のバイトとほとんど変わらない・・・

そう・・こんな僕が生徒と深い関係になる訳もないと思ってたし
ましてやSEXをするなんて考えても無かった。

れいなと出逢うまでは


―自転車泥棒―



277自転車泥棒:2006/07/18(火) 02:44:06 ID:3N3veFqQ0
れいなと僕の出逢いは衝撃的だった!
別になにもロマンティックな意味は無い・・・

単純なことだ

れいなが上から降ってきた
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ
俺のおおおおおおおおおおお白鷺(姫路)城があああああああああああああああああああああああ」

僕は土曜の授業のない日は使われて居なくて、ほぼ人の来ないプレハブ倉庫に隠れ
趣味の模型作りを楽しんで居た。この日は巨大な姫路城!
今まで熊本城・岸和田城・松前城と作り、この巨大な姫路城は僕の中で集大成的な意味を持っていた。

解るか?潰されたのだ・・・集大成が・・・一人の女子高生に

「いてて・・・なん?どうしてこんなトコおると?」
「お前!なんて事してくれたんだ!!」
278自転車泥棒:2006/07/18(火) 02:53:53 ID:3N3veFqQ0
その女子高生は少し眠そうに眼を擦り当りを見回し、そして上を見た。
雲ひとつない綺麗な晴れ間が暗かった倉庫を明るくし屋根がぽっかりと開いている。

「・・・アソコで寝とった・・」
「寝てたじゃね〜だろ!!俺の白鷺城を!!!」
「ゴメン!」

俺の魂を壊した事についての謝罪は一言で終らされた

一体何があったのか?
まとめるとこうだ!この女子高生は倉庫の天井でいつも昼寝をしていたらしい・・・
倉庫は古くなりすぎていて、いつも寝ているから負荷が掛かり抜けてしまった。

「・・・てなワケです」
「てか寝るなよ・・・天井で」
「だってぇ〜気持ちよかやもん」

俺はなんかアホらしくなりため息をついて倉庫を出て行こうとする

「あっ!お兄さん!!」
「ん?」
「立てん!」
「そうか・・・・」

俺はやはりアホらしくなってその場を立ち去ろうとする
279自転車泥棒(訂正):2006/07/18(火) 02:55:21 ID:3N3veFqQ0
その女子高生は少し眠そうに眼を擦り当りを見回し、そして上を見た。
雲ひとつない綺麗な晴れ間が暗かった倉庫を明るくし屋根がぽっかりと開いている。

「・・・アソコで寝とった・・」
「寝てたじゃね〜だろ!!俺の白鷺城を!!!」
「ゴメン!」

僕の魂を壊した事についての謝罪は一言で終らされた

一体何があったのか?
まとめるとこうだ!この女子高生は倉庫の天井でいつも昼寝をしていたらしい・・・
倉庫は古くなりすぎていて、いつも寝ているから負荷が掛かり抜けてしまった。

「・・・てなワケです」
「てか寝るなよ・・・天井で」
「だってぇ〜気持ちよかやもん」

僕はなんかアホらしくなりため息をついて倉庫を出て行こうとする

「あっ!お兄さん!!」
「ん?」
「立てん!」
「そうか・・・・」

僕はやはりアホらしくなってその場を立ち去ろうとする


280自転車泥棒:2006/07/18(火) 03:00:11 ID:3N3veFqQ0
「あの〜・・・先ほどはスイマセン」
「ん?」
「立てないので起してくれませんか?」
「はいはい」

僕は彼女の手を上げそっと立たせると、まだふら付くようなので背中をむけ
オンブの体制をとった。

「痛む?」
「うん・・・少し」
「じゃあ今日誰も居ないけど保健室いくか・・・」

そう言うと少し首をかしげ僕に訊ねて来た。

「保健室誰も居らんのに入れると?」
「あぁ・・・今日は僕が管理員だから鍵もってるよ」
「お兄さん学校の職員?」
「一応・・・普段は授業も出てるし」
281自転車泥棒:2006/07/18(火) 03:09:41 ID:3N3veFqQ0
また首を傾げる・・・そして同じ様にまた訊ねる。

「先生なん?」
「あぁ・・・火曜に商業学、木曜に近代史を担当してるよ」

こう言うとれいなは「あ〜」と頷き、勝手に自分だけ解ったような態度をとった。

「何があ〜だよ」
「いやぁ・・・だってその授業一回も出たことないけん」
「なんで?」
「だって単位関係なさそうやし面白くなさそうやし」

よく授業担当を前にこんな事言えるもんだ・・・
僕は呆れながらも保健室に着き扉を開けて診察用ベッドに座らした。
良く見ると模型の破片も踏んだのか所々に軽い切り傷も出来ている。
消毒液を少し掛けてビクッとする彼女の反応を見ていた。
282自転車泥棒:2006/07/18(火) 03:20:43 ID:3N3veFqQ0
「ちょ・・・痛ぁ・・」
「我慢しろよ!」
れいなは膨れっ面になり俺を眺めていた

「なんだ!その顔は?怒りたいのは模型壊された俺なんだけど」
「あ〜・・・だからゴメンって!弁償するけん」
「お前・・・マジでいってる?アレ5万もするんだぞ!!」

その一言を言うと一気に顔が固まってしまった
「そんなすると?・・・・・ゴメンなさい!」
「・・・ハァ・・・・もういいよ。ところでお前名前は?」
「れいな!田中れいな」

もういいよと言う言葉が聞いたのか一気に溶けたように軽くなり元気に挨拶をする。
もし小学生なら誉めてやるトコだ!・・・今は状況が状況だけに絶対嫌だが。

「先生は?」
「俺?・・・五十嵐・・・五十嵐シンジ」

とりあえずココで僕と彼女の自己紹介が終った。
この出逢いからロクでもないんだろうなと思っていたが、このれいなにこれから
ドンドン引きずり回されるなんて、さすがに思っても見なかった。
283シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/18(火) 03:23:54 ID:3N3veFqQ0
前に言ってた新作です
変なトコですがとりあえずココまでです

今書いてる麗華の龍がやたらと重いのでこっちはメチャメチャ軽めでゆるく行きます。
しばらくは同時進行ですが、この時期個人的に忙しく更新はどちらも鈍いです。
すいません

これからも新作共々ヨロシクお願いします。
284俄然:2006/07/18(火) 04:28:45 ID:NmfZyYjmO
俺も新作を描く機会があったら、その時は雰囲気を変えてドス黒いのでいくかなぁ・・・。
でもドス黒いのって展開とか登場人物の重要性に頭を使うから大変だし・・・。
ってかその前に『いつか帰る場所』を最終章まで描けるかどうかが危うい・・・・・。

シャブ中さんは両ジャンルを同時進行で描くなんて、すごい器用な方ですね。
285ラセラ:2006/07/18(火) 05:11:20 ID:wy9e3BSaO
新作読ませてもらいました同時進行で描くんですね
俺はそんなに器用じゃないので新作は描かないですが
2作品楽しみにしつます。
286シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/18(火) 08:31:40 ID:LuiI9lKy0
>>284俄然さん
ありがとうございます。
でも本来なら一つの作品にしっかりと書き込むのが大事だと思います。
『いつか帰る場所』も展開が始めから今まで流れが凄くいいしハルの段々見えてくるキャラが凄いと思います。
必ず最後まで読ましてくださいね^^  待ってます!!

>>285ラセラさん
ありがとうございます!
楽しみにしてもらえるのは素直に嬉しいです
でも俺は器用じゃじゃないですよwwただ書いてたら別のれいなのキャラが思い浮かんで
それを形にしたくなったんです。



今回のは揺るめで軽エロで行けたらと思います
287ねぇ、名乗って:2006/07/18(火) 08:55:44 ID:1hI0Xc9g0
ラセラに新作を書かれたら困ると思うやつ挙手
288名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 09:14:26 ID:n570mvWr0
シャブがんばれ
289ねぇ、名乗って:2006/07/18(火) 16:32:36 ID:vj/E/xxNO
俄然さんがんばれ
290ねぇ、名乗って:2006/07/18(火) 18:46:27 ID:aeLFB38v0
ほんと鼻フックヲタって昔から他のヲタとうまくやろうとしないよなあ

田中が6期の中でハブられてきた妄想と、あぁ!でいきなりユニット起用されたのとで

天狗になると同時に他のヲタとの間に自ら壁を作り今まで来てる感じするよな

この様子が最近になって改心改善するどころかひどくなってきてる

鼻フックヲタは嫌われ続けることを選んだのならそこそこの覚悟はしてるんだろうな?
291ねぇ、名乗って:2006/07/18(火) 19:29:52 ID:+ylAsPfa0
292ねぇ、名乗って:2006/07/18(火) 19:30:37 ID:+ylAsPfa0
すごいねアンチって
293俄然:2006/07/18(火) 20:59:42 ID:NmfZyYjmO
ヲタよりアンチの方が情報収集に力が入ってるね。
294俄然:2006/07/18(火) 23:01:56 ID:NmfZyYjmO
『いつか帰る場所』にサブタイトルが付き、以下の通りになりましたのでお知らせします。

『いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜』
よろしくお願いします。
295ねぇ、名乗って:2006/07/18(火) 23:24:03 ID:oeSi1QSA0
296いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/18(火) 23:26:25 ID:NmfZyYjmO
1988年4月1日・・・・俺は札幌に生まれた。
当時3歳の姉と1歳の兄に続く、3人目の子供だった。
札幌といっても・・・・俺がいた所は中心部から遠く、町を抜ければあとはもう何もない郊外の田舎町だった。
人は少なくはないが、特に何かあるわけでもない静かな町だ。
住人の大半は、近くの幼稚園・小学校・中学校・高校と進学し・・・・それから何か目標がある人は町を出ていく、といった感じらしい。

だが、そんな何もない田舎町だからこそ友情の絆などは強かった。
物心付く前から一緒にいた友達のほとんどが何か無い限り、高校卒業まで一緒だからだ。
俺もそれに漏れず、幼い頃からの友達が多かった・・・・・と言うか、俺は「同学年の人はみんな友達だ!」的な感じだった。
中心部のように遊ぶ場所が無くても、友達を集めて森や川へ行って遊んだり・・・・田舎ならではの遊びをしていた。
中学生になってからは、中心部の方へ電車で少し遊びに行ったりするようになったが・・・・・基本は地元で、何もないが友達が集まれば楽しいその田舎町が俺は好きだった。
297いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/18(火) 23:44:18 ID:NmfZyYjmO
だが、俺には一つみんなと違うことがあった。
それは・・・・親と離れて住んでいること。
親がいないわけではないが、家の事情で離れて住んでいたのだ。

親父は中心部の大きな病院で、医者をやっていた。
曜日・時間に関係なく家にいないことが多く、そのため幼い頃の親父の印象というのはない。
そして母さんは・・・・親父のいる病院に入院していた。
俺が生まれる前から体が弱かったらしいのだが・・・・・俺を産んだ後、病気になりすぐに入院してしまった。
だから家族の家はあるものの、姉弟はじいちゃんの家で面倒を見てもらうことが多かったのだ。

俺が物心付いた頃の両親の最初の記憶は・・・・明るい病室のベッドで優しく微笑む母さんと、その隣に立っている白衣姿の親父だった。
その時、初めて『親』という人を見つけた気がする。
俺はその時なんとなく恥ずかしくて母さんに近付けず、じいちゃんの後ろに隠れてたことを今でもよく憶えている・・・。
298いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/19(水) 00:03:01 ID:XQUB1A6tO
でもそれからはじいちゃんに連れられ、時間さえあれば姉弟みんなで母さんの見舞いに行っていた。
俺は、行くといつも笑顔で迎えてくれる優しい母さんがすぐに大好きになり・・・・母さんに会うのがとても楽しみになった。
でもそれと同じくらい、寂しい気持ちもあった。
「もっと一緒にいたい」と思っていたし・・・・「なんでみんなは母さんと一緒に住んでいるのに、俺は違うんだ」と、じいちゃんやばあちゃんに泣きついた時もあった。
しかしその度に「お母さんは病気なの。お父さんもお母さんを治すために頑張っているんだよ」とあやされていた。
最初は納得できなかったが、時が経つと「そうゆうもんなんだ」と思うようになってしまっていた。

でも・・・・・俺には友達がいる。
俺は、特に仲の良い5人の友達といつも一緒だった。
幼稚園でも、帰ってからでも、休みの日でもいつめ一緒にいて・・・・・。
その存在が、俺を救ってくれていた。
299いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/19(水) 00:22:30 ID:XQUB1A6tO
そして小学校に上がる頃・・・・・俺は何を思ったのか「空手をやりたい!」と言い出したらしい。
なんでそんなことを言い出したのか、自分でもよく憶えていないが・・・・。
おそらく「友達がやっていたから」とか、そんな理由だろう。
しかし、じいちゃんに相談したが受け入れてもらえず・・・・俺は直接、母さんにお願いした。
その時の俺は「何が何でもやりたい!」と言って大変だったらしいが・・・・やはり、なんでそんなこと言ったのか憶えていない。

最初は母さんも「危ないから・・・」と反対していたのだが、俺の熱意に圧されたのか・・・・・それとも構ってやれない気持ちからなのか「約束を守るなら」と渋々、空手をやることを許してくれた。
母さんが言った約束・・・・それは『稽古や試合ではしょいがないけど、絶対にそれ以外で人を傷つけないこと』だった。

その時は空手ができる喜びで浮かれていたが・・・・俺はこの約束をしっかり憶えていて、どんなことがあっても絶対に破らずにいた。
300いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/19(水) 00:38:27 ID:XQUB1A6tO
小学校に上がってからは、友達もさらに増えて楽しかった。
しかし・・・・余計に親の存在を意識することが多くなっていった。
・・・・例えば授業参観だ。
友達はみんな母さんが来てるのに、俺だけじいちゃん・・・。
「しょうがない」とわかっていても、「じいちゃんが来てくれた!」と思っていても・・・・・少し寂しかった。

だが・・・そうゆう気持ちになる度に俺は、友達と無駄に騒いで遊んだり、空手の稽古に励んでいた。
学校にいる時は友達と遊び・・・家に帰れば空手の稽古に行くことで、俺は充実した楽しい生活を送れていたと思う。

それに時々・・・・。
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
301いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/19(水) 00:57:33 ID:XQUB1A6tO
「・・・って、れいなさぁ」
「えっ、何?」
俺は途中で話を止め、照れるように笑った。
「聞いててくれるのはいいんだけど・・・・そんなに見つめられても」
・・・・話している間、れいなの視線がずっと気になっていた。
「え!?あ!ごめん・・・つい」
そう言って恥ずかしそうに笑うと・・・・向かい合うように座っていたれいなは、俺の隣へ来て壁に寄り掛かった。
「これで平気やろ?」
「あぁ。じゃあ続きを・・・・と、その前に。ちょっと待っとけ」
俺はれいなを座らせたまま、リビングへ降りた。
そして、ジュースとコップ2つを持って部屋へ戻った。

「まだ続き長いから、とりあえずジュースでも飲みながら聞いてて」
「あっ、うん・・・」
俺はコップ1つにジュースを注いで、れいなに渡した。
そして元の位置・・・・れいなの隣に座り、壁に寄り掛かった。
「ふぅ・・・。で、どこまで話したっけ?」
「空手を始めたこととか・・・友達と遊んだり、稽古で楽しかったって」
「あぁ、そうそう。・・・・それに」
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
302俄然:2006/07/19(水) 01:02:37 ID:XQUB1A6tO
中途半端ですが、今回はここまで。

会話が少なく、特に急展開もなく読んでて退屈かもしれませんが・・・・。
できるだけ、まとめてアップできるように頑張ります。
303名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 05:24:49 ID:1lxJBLmg0
更新乙!!
304名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 14:29:12 ID:dQMDBIIG0
>>俄然氏
乙!!!!

ハァ━━━━━━ *´ ヮ` ━━━━━━ン!!!
ハァ━━━━━━ *´ ヮ` ━━━━━━ン!!!
305ねぇ、名乗って:2006/07/19(水) 15:04:01 ID:EH6OnQ7Y0
まとめサイトの方は更新されないんですか?
306シュウ:2006/07/19(水) 15:26:52 ID:XPkBMq1c0
作者の皆様、更新お疲れ様です。

>>シャブ中さん
新作ッスね!!それに「麗華の龍」とはまた全然違う感じで凄くいいです!
同時進行大変でしょうけど、頑張って下さい!楽しみにしてますよ〜!
>>275
あと、オレの作品のタイトルですけど・・・。それ・・・いいッスね。
うん・・・いい。いいかもw
途中から全く違う題名に変えるのもどうなのかなって最近思ってたんで、
そうしましょう!貴重なご意見、ありがとうございます!!

・・・というわけで、最近更新が滞ってますが、タイトルは(仮題)を残したままで
いきます。今後とも「(仮題)Destiny」をよろしく☆
(出来れば、今日の夜うpします!)
307名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 16:44:01 ID:SsiMTMNBO
ののたん見てないのかな?
308ねぇ、名乗って:2006/07/19(水) 19:18:47 ID:n0fquGxb0

田中本人はキャバ嬢まっしぐらなのに
ヲタがアニメヲタってどうなのよ
だから妄想スレしかたてられないのかね
309(仮題)Destiny:2006/07/19(水) 21:14:10 ID:XPkBMq1c0
>>262
8月・・・。
オレが、絵里とれいなに出会ってから、もうすぐ1ヶ月になろうとしていた。

あの日以来、彼女たちは週に1回から2回のペースで店に遊びに来ている。
もう今では、店に何しに来ているのか全く分からないような状態だ。
たまに、売場のCDを見ていったりもするのだが、何も買おうとはしない。
ただ、しゃべるだけしゃべって、帰って行く。

話の内容は・・・もっぱら愚痴だった。
オレはずっとその愚痴を聞いていなければならなかった。

・・・でも、そんなに苦痛ではなかった。
意外と彼女たちの毎日に興味があったし、TVで活躍している彼女たちの私生活を垣間見れるようで、それなりに興味深く聞いていた。

そして愚痴をこぼすだけこぼした後は、今度はオレに質問攻めだ。
そんなこと聞いてどうするんだ?というようなことまで、いちいち聞いてくる。
オレが昔飼ってた犬の名前・・・。
オレが小学校の頃、仲良かった友達のあだ名・・・。
この前は、オレの家の住所まで聞いてきた。

・・・住所なんか聞いてどうすんだよ?
「シュウちゃんのこと、いろいろ知りたいと!」
「エリも〜〜!」

・・・・・・いつも、この調子だ。
310(仮題)Destiny:2006/07/19(水) 21:15:32 ID:XPkBMq1c0
でも、これもそれなりに楽しかった。オレのことをいろいろ聞き出そうとするということは、
少なからずオレに好意を持ってくれているわけで、ちょっと嬉しかったりもした。
それに、午前中は全くお客が来ない。暇つぶしにはちょうど良かった。


そんなある日・・・。
今日もまたいつものように、開店と同時に店にやって来た。
「おっはよ〜〜!シュウちゃーん!!今日も元気ハツラツ〜〜!?」
「おう、おはよう。・・・今日もまた朝からテンション高いねー。」
「シュウちゃん!おはようです〜!!」
「おはよう。・・・エリちゃんも元気だねー。」
「はい!もちろんですよ〜!!」
そんな覇気のないオレの返答に、れいなは
「・・・シュウちゃん、なんかそれ、オッサン臭いと。」
と、すかさずつっこんだ。

「うるさい。・・・どうせオレはオッサンだよ。」
311(仮題)Destiny:2006/07/19(水) 21:16:39 ID:XPkBMq1c0
オレは、朝が苦手だ。午前中はなかなかテンションが上がらない。
お昼近くになってようやく、脳も活性化し始める。
そして、夕方から夜にかけてピークを迎える。いわゆる「夜行性」人間である。
休みの日は、特に何もすることがなければ、大抵昼まで寝ている。
この仕事をしていなければ、今頃は親に怒られてばかりの毎日だったろう、とつくづく思う。
そういう意味でもおばさんにはとても感謝している。

「・・・ねえ、シュウちゃ〜ん!聞いてますか〜〜!?」
「え!?」
絵里の大きな声が突然耳に飛び込んできて、ハッと我に返る。
「ホントにオッサンとね。そんなんじゃ仕事にならんよ!!」
・・・どうやら、少しボーっとしていたようだ。昨夜の睡眠不足が少したたっているようだ。
「あ、ゴメンゴメン・・・・・で、何の話?」
「だから〜!シュウちゃんって、次の休みはいつ〜!?」

「・・・は?」
オレのとぼけた返事に、
「・・・シュウちゃん、ホントにボケたと?」
れいなは呆れてものも言えないような様子だ。
312(仮題)Destiny:2006/07/19(水) 21:19:39 ID:XPkBMq1c0
「いやいや・・・、そうじゃなくて・・・。」
「じゃー、どういうこと?」
「そんなの・・・聞いてどうするわけ?」
「エヘヘ・・・。実はね〜〜・・・」
そう言って絵里は、持っていた小さいショルダーバッグの中から、紙切れのようなものを取り出した。
「じゃ〜〜〜〜ん!!!これな〜んだ〜!?」
「ん?・・・・遊園地の1日パス券だね、これ。」
絵里が出した紙切れは、オレも一度行ったことのある遊園地のチケットだった。
「大正〜解〜!!・・・でね〜!これがなんと3枚もあるんですよ〜!!」
「へ〜・・・。で?」
「もう!シュウちゃん、分からんと!?3枚ってことはー・・・れなと〜・・・エリと〜・・・?」

「・・・道重さん?」
「バカ!」
れいなは完全に膨れっ面だ。
「何のために今日ここに来たと思っとると!?」

・・・え?
・・・・・ということは?
313(仮題)Destiny:2006/07/19(水) 21:22:09 ID:XPkBMq1c0
「・・・オレ?」
「は〜い!よく出来ました〜〜!!」
「え?どういうこと?」
オレは、まだこの状況を頭の中で把握できていない・・・。
「どういうことって・・・そういうことたい。」
れいなはニヒッと笑っている。
「だから〜・・・シュウちゃんの次の休みはいつですか〜〜?」
絵里も笑顔で聞いてくる。

・・・マジか?
キミ達はマジで言ってるのか?
・・・オレは本気にするぞ!?
いいのか!?それでいいのか!!??

「いやいや・・・ちょっと待ってよ。」
ここは、あせらないあせらない・・・。しっかりと確認しよう。
314(仮題)Destiny:2006/07/19(水) 21:29:18 ID:XPkBMq1c0
「それは要するにー・・・、キミ達とオレの3人で、遊園地に遊びに行こうってことなのかな?」
「そうですよ〜〜。・・・何か?」
「いや・・・前みたいな、TVの取材とかイベントとかっていうんじゃなくて?」
「そんなんやなかと。」

・・・んー、どうやらマジのようだ・・・。

どうする!?
・・・って、断る理由はどこにもないよな。

「まあ・・・別にオレでよければ全然。」
そんなオレの答えなど全く聞いていないかのように、絵里が
「・・・っていうか、さっきから、いつ休み?って聞いてるんですけど〜?」
と、半分呆れ返った感じで聞いてくる。

どうやら、すでに彼女たちの中では、オレが行くこと前提で話が進んでいたようだ・・・。
315シュウ:2006/07/19(水) 21:41:07 ID:XPkBMq1c0
今回はここまで。

宣伝です(笑)
最近、愛絵里スレにて、別の小説書き始めました。
興味のある方は暇つぶしにでも読んでみて下さい。

なにぶんど素人ですし、描写力などもないので、似たような作品になるかもしれませんが、
この「(仮題)Destiny」ともども、よろしくお願いします。

>>読んでくださる方々へ
なるべく間が開かないように更新したいとは思いますが、頭に浮んでいるストーリーを
文章にするのにとても手間取ってます・・・。
気長にお待ち下さいm(__)m
316ねぇ、名乗って:2006/07/19(水) 23:27:16 ID:YHGa/4Ua0
シュウさん 話面白い!!
317ねぇ、名乗って:2006/07/19(水) 23:59:40 ID:UGx8DLQB0
>>307
ヒント・テスト期間中
318ねぇ、名乗って:2006/07/20(木) 02:56:29 ID:zU6jA94L0
最近、俄然推し減った?
あんまり感想見ないよね。
319名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 07:18:03 ID:qQi/biqOO
>>318
今までハイペースだったから少しくらい休ませてあげようよ
320ねぇ、名乗って:2006/07/20(木) 16:34:28 ID:cbVZQcnG0
斜視オタ馬鹿すぎwwwwwwwwww
321ねぇ、名乗って:2006/07/21(金) 01:54:17 ID:mZKfbPIcO
携帯から俄然さん待ち
322名無し募集中。。。:2006/07/21(金) 07:23:43 ID:Zg9M8iCh0
今日は更新なかったか
323シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/21(金) 14:47:56 ID:CjJgYCIR0
>>288
ありっす!
がんばります!!

>>シュウさん
俺の案を採用いただきありがとうございます。
シュウさんも愛絵里スレの方でまた違う形の作品を書かれていて凄いと思います。
期待してるので頑張って下さい。
324自転車泥棒:2006/07/21(金) 14:57:21 ID:CjJgYCIR0
>>282



怪我した所にはガーゼで綺麗に傷を隠し、大げさなくらい包帯を巻き、
うちみにで青痣になった場所にはシップは貼り付け全体的な応急処置はとりあえず終えた。

「他は痛まないか?」
「う〜ん・・・腰かな?腰が痛かっちゃん」
「あんな高さから落ちたからな・・・そりゃ腰も痛めたかもな」

僕は残ったシップを取り診察台のベッドに寝るれいなに近づき、手をとり俯かせようとする。
「な・・・なん?」
「腰もシップ貼ってやるよ。痛んだまんまじゃ歩けないだろ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・うん・・」

れいなは少しだけ恥ずかしそうに俯きブラウスを捲り上げると腰を突き出すようにこちらに向ける。
勘違いしないで頂きたいが、僕はあくまでも治療をしているだけだ・・・
325自転車泥棒:2006/07/21(金) 15:05:54 ID:CjJgYCIR0
「この辺が傷むか?」
「う〜ん・・・もう少し下かなぁ・・」

もう少し下はスカートの・・・・

「失礼します・・・」
一言声をかけてかなりミニのスカートに手を掛けると後ろを振り向き微妙な顔を作って僕を眺めた。
「ど・・・どうぞ」

「いいんかい!」と心の中で突っ込みを入れて、そっと降ろして行く。
ギリギリ見てはいけないゾーンの手前までで手を止め、そっと手を触れて行くと
尾骶骨にやや近い付近で痛そうな顔をした。
僕はその位置を確認し「ココか?」と聞けば2〜3度頷くのでソコにシップを貼り付ける
冷たい感触は気持ち良いのか?貼り付けた瞬間ビクッとしたあと快楽の顔を作った。
・・・・・妙にエロさを感じた僕はおかしいのだろうか?

「ほらよ!終りだよ!・・・でも痛むようなら外科いけよ」
「・・・・うん・・・ありがと。少し寝てっていい?」
326自転車泥棒:2006/07/21(金) 15:17:44 ID:CjJgYCIR0
僕はこの日には授業はなく管理番で滞在している。
この学校は単位制で土曜は補講の日なのだが昼まででだいたい終り、
管理番の仕事も17:00には終えていいのだが・・・・・

「あの・・・今は時間が5時の30分ですよ・・・・・・」
「大丈夫、大丈夫ちょっと仮眠とるだけやけん」

「まぁ・・いいけどさ・・・・しかし今日は俺の白鷺城は壊されるし
おまけに保険室で応急処置をさせられたかと思うと、帰ってくんないし・・・」

まぁ怪我してるし休ますくらいいいのだが、今日の一日を振り返ると
コイツにいいように巻き込まれてる気がしてつい愚痴をこぼしてしまう。
その様子をみてれいなも反撃して来た。

「なん言いようと?大の男が情なか。」
「だって5万だぞ!5万!!」
「それは・・・・・・ともかくしかたないやろ〜」
「せめて態度でしめしてくれよ・・・・まぁいいけどさ」

肩を落としてため息をつくとその様子を見てなのか?
れいなが意外な言葉を掛ける

「じゃあ・・・壊したお詫びは今払うけん」
327自転車泥棒:2006/07/21(金) 15:28:59 ID:CjJgYCIR0
「なんだ、お詫びって?」
「うん・・・こっち来て」

れいなが手招きをしてベッドの方へ僕を呼び込む。

「へへ・・・じゃあ眼を瞑って口を開けてくれん?」
「?・・・・こうか?」

言われるがままにその形を作る。
僕の頭では口を開けたから飴でもくれるのかとよく解らない想像をしていたのだが
返ってきたのは驚くべき行動だった・・・・

「!!!!!!!!!!!ん・・・・・・・・・・・・」

口に感じた異物感が人間の舌だと気付くのは少し時間を要した。
あまりに驚いて眼をそっと開けると、その行動を行うれいなと眼が合った。
固まってしまった僕の様子を見て唇を放しキョトンとする僕を見て一言言い放つ。

「絡めてもよかよ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」

再び二人の顔が近づき唇をが引きついてゆく。
6月の終りと言う事もあってなのかこの行為は非常に体が火照ってしまった。
328自転車泥棒:2006/07/21(金) 15:41:16 ID:CjJgYCIR0
結構長い口付けだった・・・
れいなの方がそっと口を離すと唾液が糸になって繋がっていた。

それを切り離すと何もなかったように布団に潜り、そして顔を合わさず僕に一言投げた。

「はい!お詫び分!!」
「あっども・・・」

ちなみに僕が壊された姫路城の模型は¥50'000
最近のキャバクラで1回あたり¥10'000
銀座高級クラブでソコソコ遊んで・・・¥100'000
外資系ホテルのフレンチレストランコースメニュー¥38'000
ヘルス早朝サービス5000引き70分コース¥12'000
女子高生の田中れいなさんとのキス5分ほど・・・・¥50'000

高くない?

なんか少しもの足りないので寝てるれいなに一声かけてみた
「あの〜・・・続きとかはないですよね?」
すると彼女は布団から少し顔をだし二ヒッと笑顔を作ると優しく返してくれた・・・・

「ば〜か!」

うん・・・ですね!解ってます・解ってます・・・
329シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/21(金) 15:43:26 ID:CjJgYCIR0
ここまでです!
終始こんな感じですwww

まぁ軽ノリなので許して下さい
330ねぇ、名乗って:2006/07/21(金) 16:42:47 ID:HPgmJJq20
斜視フは頭がおかしいな
331(仮題)Destiny:2006/07/21(金) 20:32:29 ID:5B1Nz1Tr0
>>314
「いや・・・いつが休みっていうか・・・。来週の予定はまだ決まってないから、
いつでも休もうと思えば休めるけど・・・。」

そう言った瞬間、彼女たちの目が輝いた・・・ように感じた。
「ホント!?・・・ホントにホント!?」
「ああ。キミ達に合わせるよ。」
絵里とれいなは、オレのその言葉を聞いて、大はしゃぎしている。

「ただ・・・・・・」
「・・・ん?何?シュウちゃん。」
「大丈夫か?」

ここでの心配は、ただ一つ・・・。
実際に遊園地で、彼女たち2人がオレと一緒にいるところを誰かに気付かれたときだ。

「大丈夫やって!れいなに任せるたい!とっておきの秘策があると!」
332(仮題)Destiny:2006/07/21(金) 20:35:10 ID:5B1Nz1Tr0
この『大丈夫やって!』は、れいなの口癖だ。
いろいろ考えずとりあえず行動に移す、というれいなの性格がこの言葉に表れている。
「秘策?」
「そう、秘策!・・・これは当日までのお楽しみ、ってことにしとくけん!」

・・・秘策ってなんだよ?ホントに大丈夫なのか?

「まあ・・・なんだかよく分からないけど、遊園地の中でもしバレたら、キミ達の仕事にも大きく影響するんだから・・・。
下手すりゃ、大問題になっちゃうぞ?・・・何も、無理して遊園地なんて行かなくてもいいような気するんだけどな〜。」

彼女たちと一緒に、週刊誌のトップを飾るのだけはゴメンだ。そんなことになったら、彼女たちの人生をも狂わし兼ねない。
そんなオレの心配に気付いていないのか、絵里は
「あ〜〜!ひど〜い!シュウちゃん、遊園地なんて行きたくないからそういうこというんでしょ〜〜!?」
と、見当違いの反応をした。
333(仮題)Destiny:2006/07/21(金) 20:39:24 ID:5B1Nz1Tr0
「いや、そうじゃなくて・・・」
「ひど〜い!シュウちゃん、ひど〜〜い!!」
オレは、なるべく誤解を与えないように絵里に説明した。
「今は世間的にも子供が夏休みだからさ、結構人が多いと思ってね。そんな混んでるところに、わざわざ出掛けていかなくてもって
思っただけだよ・・・・・って、オイ?れいな?・・・どうした?」

ふと見ると、れいなは下を向き、顔を手で押さえている。
「どしたの?れいな?」
絵里が心配そうに覗き込む。

「・・・・・・ひどいと。」
れいながポツリと呟いた。
「え?」
「シュウちゃんひどいと・・・・・・。そんなに・・・れな達と一緒に行くのが嫌なん?」
334(仮題)Destiny:2006/07/21(金) 20:40:43 ID:5B1Nz1Tr0
・・・泣いてるのか?
「い、いや、だから、そういうわけじゃなんだけど・・・。」
「・・・もういいたい。・・・シュウちゃんって冷たかね。」
「ちょ、ちょっと待てよ。そういう意味で言ったんじゃないって!」
オレは慌ててそう言った。
・・・自分でも不思議なくらい動揺しているのが分かる。
「ううん・・・いいたい。シュウちゃんの言いたいことは分かっとるけん。」
「あ・・・うん・・・・そうか・・・・・いや・・・でも・・・・・。」

れいなの、あまりのテンションの変わりように、言葉に詰まってしまった。
とっさにオレは思いつきで、
「あ・・・じゃ、じゃーさー、遊園地じゃなくても、他のとこ行かないか?例えば・・・そうだな・・・・・」

・・・と、言ってはみたものの。どこに行くか?
335ねぇ、名乗って:2006/07/21(金) 20:43:13 ID:WnfDZ7PvO
336シュウ:2006/07/21(金) 20:46:54 ID:5B1Nz1Tr0
今回はここまで。

>>329
シャブ中さん、更新お疲れ様です。
全然アリです!イイ感じですw
337名無し募集中。。。:2006/07/21(金) 20:58:13 ID:Zg9M8iCh0
二人とも乙!!
338ねぇ、名乗って:2006/07/21(金) 21:30:05 ID:cvCMDDosO
>>329
なかなかいいですねww
おいらはこーいう軽めの方が好きです
339いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/22(土) 00:15:19 ID:78EL1B2EO
>>301
それに時々・・・・何ヵ月かに一回あるかないかだが、家族が揃う時があった。
母さんの外泊許可が出て・・・それに合わせて親父も家に帰ってくるのだ。
母さんがいて親父がいて、ねぇちゃんも兄貴も・・・・俺はその日が本当に嬉しかった。
出かけたりすることはできないが、家で一緒にご飯を食べたり話をしたりするだけで・・・・俺は幸せだった。
「(きっといつかこんな毎日を送れる日が来るんだ)」と、本気で信じていた。

でも俺が小学6年生のある日・・・・何かが狂い始めた。
あの日も母さんの見舞いで、病院に行った時のことだった。
俺は広い病院で偶然、廊下の隅で親父と顔馴染みの看護婦が話しているのを見つけた。
声を掛けようと思ったのだが・・・・親父はすごく辛そうな顔をしていて、看護婦は親父を慰めているように見えた。
その二人の不思議な雰囲気を感じ・・・・なぜだか俺は逃げるようにその場から離れた。
340いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/22(土) 00:17:36 ID:78EL1B2EO
やがて中学に上がってからの俺は、親父と喧嘩ばかりするようになった。
反抗期なのか何なのか・・・・あの時から親父に不信感を抱き、避けるようになっていた。
だが俺は・・・病院で決定的なものを見てしまった。
人気の無い場所で親父と、あの看護婦が・・・・二人きりだった。
そして・・・・・・。
俺はその光景が理解できなかった。

「(あれは親父だ。それにあの看護婦は・・・・)」と、目に見えたものを確認することが精一杯だった。

俺は、そのことをすぐには誰にも言えなかった。
じいちゃんにも、ねぇちゃんにも兄貴にも・・・・もちろん母さんにも。
俺はその頃、不倫や浮気なんてものが何だかよくわからなかった。
でも、なぜだか「(これは母さんには言わないほうがいい)」と思った。
きっと悪いことだから・・・・。
きっと母さんが傷付くことだから・・・と。
341いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/22(土) 00:20:31 ID:78EL1B2EO
でも親父に会うたびに・・・・親父と笑って話す母さんを見る度に、俺は苦しくなっていった。
そして親父を憎んでいった。
親父は気付いていなかっただろうが、あれからも俺は密かに親父と看護婦を見張っていた。
その度、二人の関係は明らかになっていき・・・・。ついにおれは決心した。

・・・・俺はもう見ていられなかった。
楽しそうに笑う家族を・・・・親父を。
何も知らずに笑う姿は俺には苦痛だった。
そのせいかその頃の俺は、他のことが手に付かなくなっていた。
友達のことも、入部したばかりの空手部の稽古のことも・・・すべてメチャクチャだった。

・・・・俺はもう、一人で考えるのが辛くて耐えられなくなってしまった。
342いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/22(土) 00:23:18 ID:78EL1B2EO
それから数日後・・・・俺は誰にも告げず、一人で母さんの病室を訪れた。
「あらハル・・・どうしたの!?」
・・・母さんの傍に歩み寄った俺は、すでに涙を流していた。
これから話すこと、今まで黙っていたこと・・・・母さんのことを想うと、胸が痛み涙が出てきてしまったのだ。
「どうしたの?何か嫌なことでもあった?」
母さんに背中を擦られて少し落ち着いた俺は・・・・今まで見てきたすべてのことを母さんに話し始めた。「今まで、黙ってたんだけど・・・実は・・前に・・・・」
 ・
 ・
 ・
 ・
すべてを話し終えると、体が震えるほど涙が出てきた。
「ごめん・・・・本当に・・黙ってて・・・ごめ・・・・んなさい」
嗚咽を漏らしながら喋る俺を見ながら、母さんは何を思っていたのだろう・・・。
俺の話を信じてくれたのか、それとも・・・・。
「こっちにおいで・・・」と俺をベッドに座らせると、母さんはずっと黙ったまま俺の背中を擦ってくれていた。

帰りは、母さんがじいちゃんを迎えに呼んでくれたのだが・・・・・・じいちゃんの家で何を聞かれても、俺はただ涙を流しながら黙って首を振ることしかできなかった。
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
343いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/22(土) 00:26:43 ID:78EL1B2EO
「ハルは優しいけんね・・・」
俺が一息つくと、急にれいなが『らしく』ないことを言った。
「・・・なんで?」
「なんでって・・・。ハルはママのためにずっと一人で抱えこんどったんやろ?」
れいなは親父のことには触れずに・・・少し控えめな感じで聞いてきた。
「母さんのため・・・うん、そうかもしれないけど・・・・本当は違かったのかも」
「他にも何かあったと?」
「いや・・・ただ怖かったんだよ」
「怖かった?・・・パパが?」
「そうじゃなくて・・・・俺がバラしたら全部、壊れるんじゃないかって。
家族が笑ってられるなら、このままでもいいって思った時もあった・・・。でも一人で黙ってるのは苦しいし・・・・親父はムカつくし。
『どうしよう。どうすればいいんだろう』って・・・・・・怖かったんだ」
俺は言葉を選びながら、その時の心境を話した。
れいなもそれを聞くと、俺の心境を察したのか黙ってしまった。

・・・・と。
「ジュース、飲めば?」
俺は、注いでから口を付けていないれいなのコップに気付き・・・わざと笑いながら声をかけた。
「あっ、うん・・・ハルも飲もう」
れいなはテーブルに置いてあったもう1つのコップに、ジュースを注いで「はいっ」っと渡してくれた。
・・・・。
「「はぁ・・・・」」
ジュースを飲みと、二人で大きなため息を吐いた。
まぁ、話が重いからしょうがないが・・・・・。

俺は2つのコップにジュースを注いでから、また少しずつ・・・雰囲気の重くなっているれいなの様子を伺いながら話し始めた。
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
344俄然:2006/07/22(土) 00:29:16 ID:78EL1B2EO
今回はここまで。
345名無し募集中。。。:2006/07/22(土) 02:11:11 ID:6bQUOOaV0
更新乙
浮気許サナイ
346ねぇ、名乗って:2006/07/22(土) 10:55:06 ID:mwprCHQJ0
乙!!
347名無し募集中。。。:2006/07/22(土) 16:28:46 ID:rEZEEfBsO
うーん…


乙!みんなすげえ!
ハァ━━━(ry
348いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/22(土) 17:00:16 ID:78EL1B2EO
>>343
その週末・・・・いつものように、みんなで病室に見舞いに行った。
しかしじいちゃんの様子がいつもと違うことや、病室におやじがいないことで・・・俺は気付いた。
「(きっともうじいちゃんも知ってるんだ)」と。
これで知っているのは俺と母さんとじいちゃん・・・・そして親父だ。
きっとねぇちゃんと兄貴は、まだ知らないはず。
じいちゃんに聞くと「いつか話す時が来る」と言っていたから、俺からは何も言わなかった。

それからのことは大人達の話で、俺はまったくわからなかった。
ただ、打ち明けられたことで俺は楽になった気がした。
前のように友達と騒げるようにもなり、空手の稽古にも打ち込み・・・・大会で好成績も残せた。
母さん達のことは気になるが・・・・前と変わらず病院に通って母さんに会っていたし、母さんの様子も変わらなかった。
349いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/22(土) 17:18:54 ID:78EL1B2EO
予想外に穏やかな感じで中1・中2と相変わらずの田舎町で過ごしてきたが・・・・。
俺が中3になったばかりの頃だった・・・・・ついに決着がついたのだ。

・・・・母さんと親父は離婚することになった。
俺はそうなるのも仕方ないと思っていたが・・・ねぇちゃんと兄貴は、その時に初めて事情を知ってショックを受けていた。
二人の様子を見て、俺だって仕方ないと思いつつも嫌な感じはあったが・・・・それよりも、その後のことに俺はショックを受けた。
離婚した後、子供がどっちに付くか決める時・・・・俺はもちろん3人共、母さんに付くと思っていた。

しかし、兄貴だけは親父に付くと言い出したのだ。
俺は兄貴の言っていることが信じられず、問い詰めた。
だが、返ってきた答えは・・・。
「将来、医者になりたいから親父といたほうがいい」とのことだった。
たしかに兄貴は姉弟の中で飛び抜けて勉強ができて・・・有名な進学校に通っていて将来、医者を目指しているのは知っていた。
それでも、病気の母さんがいるのに浮気したヤツに付いていくなんて・・・・俺は許せなかった。
だが・・・・母さんと一緒にいるということは、それなりの覚悟がいるのはわかっていたから・・・・・無理には引き止められなかった。

こうして俺は、それまで「親父」「兄」と呼んでいた人から離れた。
350いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/22(土) 17:43:17 ID:78EL1B2EO
それからのことは『大人の話し合い』で、母さん・ねぇちゃん・俺の生活は保障されたのだが・・・。
それを機に、母さんが転院することになった。
場所は東京・・・・・そこで手術を受けることが決まったのだ。

しかし問題となったのが転院する時期。
それは・・・・俺が中3の秋だった。
母さんは転院、ねぇちゃんは横浜の大学へ、俺はじいちゃんと暮らす・・・・・。
これが最初に出された案だったが・・・俺はそれを拒否した。
俺は・・・・母さんと一緒に東京に行くと行ったのだ。
「せめて卒業してからでも・・・」と言われたが、俺は聞かなかった。
秋だったら最後の大会も終わってるし・・・・卒業まで4ヵ月くらいだから大した変わりはないと思っていたからだ。

それよりも考えたのが、それぞれの居場所だった。
母さんだけ東京で、ねぇちゃんは横浜、俺と・・・・息子に代わり無い兄貴が札幌じゃ、母さんが寂しいだろうと思った。
大学や高校、将来の決まっていない俺なら傍にいてやれると思ったのだ。

こうして俺は、秋に東京へ転校することを決めた。
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
351いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/22(土) 18:01:20 ID:78EL1B2EO
「それでハルは東京に・・・」
「あぁ・・・」
・・・・さすがのれいなもこの話を聞くと、なんて言ったらわからないといった感じになっていた。

しかし・・・・。
「ハルは本当にそれでよかったと?」
「いいと思ったから今ここにいるんだろ」
「ふざけんで!!」
俺が少し茶化したつもりだったのだが、れいなには通じなかった。
れいなには、どうしても納得いかない所があったようだ。
「本当に中学を卒業する前に友達と別れちゃってよかったと?みんな幼い頃からの友達なんやろ?
れいなも転校しとるけんわかるけど・・・・」
れいなは何か言いにくそうに、語尾を濁した。
「・・・なんだよ?」
「こんな言い方、冷たいと思われるかもしれんけど・・・・。
ハルのママのことだけで転校決めちゃって・・・・本当に寂しくなかったと?」
れいなは俺のわずかな陰りを見逃さなかった。
俺がどんなに平然と話していても・・・・やはりれいなにはわかってしまうらしい。
352いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/22(土) 18:59:23 ID:78EL1B2EO
「・・・・寂しくねぇわけねぇだろ」
「・・じゃあ」
「俺だって本当はそのまま卒業して、高校行って・・・それまでと変わらない生活すると思ってたんだ。
だけど・・・・俺だけそうやって楽しく生活して、母さんだけ東京に行かせるなんてしたくなかった」
俺は少しれいなから顔を背けながら・・・ずっと心に引っ掛かっていたことを打ち明けた。
「母さんが病気で一番苦しくて寂しいはずなのに、俺が友達を選んだら・・・・親父と同じことしてるような気がしてきたんだよ。
それにさ・・・・」
「ハル!それは違うと!!」
急にれいなに突き飛ばされ、俺はベッドから前のめりに落ちそうになった。
「いって・・・なにすんだよ!?」
「ハルは何も悪くなか!ハルが犠牲になることなかったのに・・どうしてそこまで・・・・・」
俺を見つめるれいなは・・・・なんで泣いているんだろう。
でもその涙を見て俺は、これほどに母さんを想う奥底の気持ちを話した。

「いつだったか・・・何の話してる時か忘れたんだけどさ。
母さんが『いつかちゃんと一緒に住もうね』って言ったんだよ・・・
なぜかその言葉だけがハッキリと頭の中に残っててさ・・・・俺と母さんの約束なんだ。
だからそのためには、俺が離れるわけにはいかないんだ・・・・まぁそれだけなんだけどさ」
俺が「いててっ」と体を起こすと、れいなは「や、やっぱりハルは優しすぎると!バカ!」と涙ながらに微笑んだ。
れいなはきっと「離れるわけにはいかない」理由をわかってくれたのだろう。
俺がその理由を口に出さなくていいように、れいなは話を変えてくれた。
353いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/07/22(土) 19:57:26 ID:78EL1B2EO
「で、でもハルの友達はどうだったと?みんなわかってくれとった?」
話を変えてくれたのはいいが・・・・・俺は激しく困った。
れいなの問いに、俺は「え?・・・うん、まぁわかってくれたと言えば・・うん」とはぐらかしたが、すぐに怪しまれ仕方なく本当のことを話した。
「実はさ、最終的に転校を決めてから学校を離れるまで1週間くらいあったんだけど・・・・」
れいなは「ふんふん・・」と真剣に聞いているが・・・。
「転校する当日まで学校行かなかったんだよね」
俺は無駄に明るく言うと、れいなは・・・・。

「・・・・はぁ!?!?!?」

まるで爆発音のようなれいなの声に、俺はたまらず仰け反った。
「笑い事じゃなか!なんで?どうして!?
頭おかしかったと!?ハル、バカやろ!?いやバカたい!!」
れいなはもの凄い剣幕で押し寄せてくる。
「当日までみんな知らんかったってことやろ!?そんなのひどか!!
友達がいきなりいなくなるなんて、裏切られたのと一緒たい!!」

裏切られた・・・・たしかにれいなの言う通りだ。
それまでどんなことも一緒に、どんなこと話してきた友達なのに・・・・一番大事なことを黙っていたんだから。

でも言えなかったわけもあったんだ・・・・。
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
354俄然:2006/07/22(土) 20:08:30 ID:78EL1B2EO
今回はここまで。

自分でも意外なほど過去の話が長くなってます。
すいません。
355ねぇ、名乗って:2006/07/22(土) 21:20:36 ID:zEGx1h7e0
ドブスや不細工なら慣れるしときどきかわいさも見せてくれる
でもグロは生理的に人が受け付けないタイプ
つまり田中だけはいつまでたっても慣れることができない娘。の異物と
356名無し募集中。。。:2006/07/23(日) 02:04:27 ID:gkO47KtQO
れいにゃ優し杉…(TдT;)
俄然氏乙!
全然長いとは思わないですよ!
いつも引き込まれてます!
357シュウ:2006/07/23(日) 02:12:16 ID:pY9SNXjr0
>>354
俄然さん、更新お疲れ様です。
確かに「重たい話」ですね・・・。
でも、その重たい過去の話の間に、ハルとれいなの会話を挟むことによって、
とてもいいリズムが出来てますね。すごく読みやすいです。
是非、オレも参考にします!
358(仮題)Destiny:2006/07/23(日) 02:15:16 ID:pY9SNXjr0
>>334
んー・・・と、オレが考え始めるのとほぼ同時だった。

「「シュウちゃんの家!!」」
絵里とれいなは、声をそろえて言った。

「え!?」
2人を見ると、何故か満面の笑顔・・・。
れいなは・・・泣いて・・いない?


ひょっとして・・・・ハメられた?

・・・とすると。
「ちょっと・・・・待ってね・・・。え・・・っと、エリちゃん、さっきのチケット、もう1回見せてもらっていいかな・・・?」
「さすが、シュウちゃん・・・鋭いですね〜〜!」

・・・予想通り、チケットはただカラーコピーしただけの偽物だった。まあ、よくこんな手の込んだことをするもんだ・・・。
「シュウちゃんなら、絶対遊園地なんて反対すると思ってたっちゃ!」
「でも〜〜、ただ反対するだけじゃないのがシュウちゃんのいい所なんだよね〜〜。」
359(仮題)Destiny:2006/07/23(日) 02:16:57 ID:pY9SNXjr0
オレは、この1ヶ月で彼女たちの性格を少しは把握した・・・つもりだった。
ただ、彼女たちのほうが1枚も2枚も上手だった・・・。完全に読まれていた。

まあ、それは別にいいのだが・・・。
「オレの家・・・って。今は1人暮らしのアパートだから、来ても何にもないぜ?」
「何言っとると?・・・シュウちゃんの実家のほうたい!」
「え?・・・実家!?」
「もちろんですよ〜。シュウちゃんのアパート行っても、しょうがないじゃないですか〜。」

・・・まあ、確かにそうだな。

「でも、実家って・・・。」
「もちろん新潟たい!!」
「・・・ひょっとして・・・?」
「そうたい!長岡花火たい!!」

オレが子供の頃過ごした新潟の実家は、長岡市にある。今は祖父母が2人で住んでいる。
長岡市の夏の楽しみといえば・・・もちろん長岡祭り。そして大花火大会である。
子供の頃は、毎年家族で河原の土手まで見に行った記憶がある。

・・・それよりも。
360(仮題)Destiny:2006/07/23(日) 02:20:22 ID:pY9SNXjr0
「れいなちゃん・・・よく長岡花火なんて知ってるね?」
「れなねー、小さい頃から花火大好きやったと。・・・やけん、シュウちゃんの地元が
長岡って聞いたとき、すぐ思い浮かんだっちゃ!見に行こ!見に行こ!」
れいなは、おねだりする子供のようにオレにすがってくる。

「マジで!?・・・ってか、花火は明日と明後日だぞ!?」
「シュウちゃんは休みやなかと?」
「オレは・・・明後日3日と4日連休もらってるから、朝一で新幹線乗って実家に帰る予定だったんだけど・・・。」
「じゃー、ちょうどいいたい!!れなとエリも一緒に行くけん!」

・・・なんか話がすごい展開になってきてるぞ!?

「いや・・・キミ達は仕事があるんじゃ・・・」
「エリ達ね〜〜・・・明日から2週間も休みもらったんですよ〜〜!!なんで〜、最初の1週間はいっぱい遊んで〜、
もう1週間はお家に帰って過ごそう、って。れいなと一緒に決めたんです!」
「そういうことやけん!シュウちゃん、じゃあ明後日。よろしく!」
「おいおい・・・そんな勝手に決めないでくれよ。オレだって、予定が・・・」
361(仮題)Destiny:2006/07/23(日) 02:23:36 ID:pY9SNXjr0
そうだ。オレにも、明後日はそれなりの予定がある。引っ越したとはいえ、まだ新潟のほうには
仲のいい友人もいる。飲みに行く予定もあるし、花火を見に行く予定もあるのだ。
そんな勝手に決められても困る。

そう思ったのだが・・・。
「え〜!?花火もダメなの〜?シュウちゃん、ひどいよ〜〜・・・。」
また絵里が膨れている。

「グスッ・・・」
・・・そしてれいなは、またうそ泣きを始めたようだ。
「やっぱりシュウちゃんは・・・れな達のこと・・・嫌いと?」
今度は騙されないぞ・・・。
「いや・・・嫌いだなんて言ってる訳じゃないよ・・・。だけどね・・・オレも、友人と前から約束してたからさ。
そんなところに、キミ達2人を一緒に連れて行けないだろ?」
オレは至って冷静に、そして優しく答えた。

・・・出来れば彼女たちを連れて行ってやりたい気持ちはある。だが、いくら新潟の田舎でも、彼女たちの顔は
知られていないわけじゃない。かえって、そういうところのほうが大パニックになる恐れだってある。
地元の仲間に紹介したとしても、その後がまた面倒になる。そう・・・店に来るお客のように。

そんなオレの返事に対し、れいなの口から出たのは思いもよらぬ言葉だった・・・。
362シュウ:2006/07/23(日) 02:28:32 ID:pY9SNXjr0
今回はここまでです。

地方ネタですいません(苦笑)
363ねぇ、名乗って:2006/07/23(日) 04:02:43 ID:qbA3SAt70
うお長岡!実は俺も生まれは長岡(笑)。しばらく帰ってないけど。花火なつかしー!見に行ったよ。
ということでシュウさん乙です!他の作者さん達も、いつも楽しませていただいてます!

良いスレだ(笑)。
364名無し募集中。。。:2006/07/23(日) 04:06:33 ID:oQ3F/giH0
俄然さんシュウさん更新乙
365俄然:2006/07/23(日) 05:14:52 ID:oIMOEJ1wO
最近、辻ちゃんも気に入ってたから怪我はショックだなぁ・・・。
しかも公演中に転落とか嫌だな。
366子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/23(日) 10:45:58 ID:n+U3FnmbO
さっきからどれだけの時間がたったのだろう。店長の裕子・・・一真のの元愛人俺は半年振りに裕子に逢おうと思う。
三人が病院に運ばれたと聞いたとき俺はその病院の知り合い看護師あさ美から・・・救急名簿を見せてもらった。
そこには俺が昔の事件にかかわった人の名前がある。裕子と言う名前が・・・
翌日に俺は病院に向かい、裕子の病室番号を聞きにナースステーションに向かった。
病院に入り廊下を歩くと真ん中に柱があるそこを右に曲がりしばらく歩くと、自販機があった。そこを左に行き二つ目の角を右にいくそこにナースステーションがある。俺の顔を見るなり一人の看護師が俺に気付き話かけてきた。

「明様・・・」
あさ美が俺に話かけてきた。
四年前あさ美もFBIの一員だった。俺の班はみんな俺に付き合ってFBIを辞めていた。あさ美を含め他の隊長の下で働きたくなかったらしい・・・
367子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/23(日) 11:34:07 ID:n+U3FnmbO
「お久しぶりですね隊長」
そう言うと懐かしそうに話はじめた・・・
いろんな事件や調査そしてさゆや・・・一真・・・長官の事もはなした。
「あっ!そういえば裕子さんの病室番号ですよね。B506号室ですよ」
今思い出したかのようにゆっくりした口調で話す。
あさ美の話を聞いた後俺はナースステーションを離れ喫煙室を通り・・・
エレベーターの前に立つ。上のボタンを押してエレベーターが来るのを待った。俺はエレベーターに乗り五階のボタンを押した。ドアが閉まりかけたとき・・・
黒い影が横切った・・・ドアが開き俺は裕子の病室に向かった。



368子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/23(日) 12:00:17 ID:n+U3FnmbO
B506と標示されたドアを確認すると三回ノックした。
「はーい」
と元気な声で裕子は返事をした。
俺はドアを開けて中に入る・・・「裕子起きていたか?」
「明ちゃん!」
元気良く俺の名をいった。俺は裕子の寝てるベッドに歩いた。
「俺の所にれいなが来た。」
裕子の表情はなかなか読み取れない・・・
「そう・・・明に逢えたんだ良かった。」
裕子は嬉しそうに微笑んだ・・・
「この騒ぎやはりあいつか裕子・・・」
「また明ちゃんを巻き込んじゃた御免・・・。でも久々に逢っていきなり質問攻めなん。」
うっ確かに大丈夫か?ぐらい言うのが礼儀だし何俺焦ってる。
「大丈夫だった。」
「ふぅ〜もういいわ。れいなちゃんはどうだった。綺麗にになってでしょう。」
呆れた顔で俺に話した。
「あぁビックリしたよ・・・四年後に再会するとは・・・」
約束その言葉ばかりが俺を焦らせるれいなが俺のことは忘れてると思いたい。何故なら一年二年位なら記憶には残るが四五年経てばたいがいの人は約束なんて言葉は忘れてる。

「裕子・・・れいなの首にぶら下がってるペンダントあれは?」
裕子は考えたあの事を明に話すべきかどうかを・・・
369子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/23(日) 12:37:45 ID:n+U3FnmbO
「あのペンダントは友里奈が持っていた物・・・」
やはりそうだったか。
「あのペンダントは一真が必至でさがしてる・・・」
一真お前いったい何がやりたいんだ・・・FBIを先に抜けて・・・テロリスト・・・力をつけすぎた。
裕子はベッドを降り俺に近づく・・・俺の耳元で囁いた・・・
「一真は変わったわ!今は明の知っている一真じゃないねん」
「・・・」
裕子は俺を見上げながらこう話した。
「妹が亡くなったときから一真は変わったんよ。」
「だからFBIも妹が亡くなった翌日に退職届けを本部に送ったらしい・・・」
裕子は悲しい表情すら俺に見せようとしない。
「そうか?」
妹の麻琴が亡くなった・・・もともと体が弱く運動だって出来なかった心臓に重い病気で亡くなったらしい・・・
俺は裕子を見た。軽く頭を下げ美貴の病室に向かう・・・ドアを開けようとした時後ろから裕子の声が聞こえた。
「待って今FBIが動いてるのかなり凄腕て一真が言ってた。明と同じ位優秀で天才と言われてるみたい・・・」
「そんなに優秀で天才なら逢ってみたいものだ。」
おそらく逢わない方が明の為きっと後悔するから・・・裕子は知っているFBIが日本に送り込んだ人は明にとってとても危険な人物だってことに・・・
「私の知っていることはここまでかな。」
「わかった!」
俺は今度こそドアを開け・・・美貴の元に向かう・・・。
370ラセラ:2006/07/23(日) 12:47:30 ID:n+U3FnmbO
>>362

亀レス読ませてもらいました
地方ネタですね
亀レスの方も頑張って下さい。
371ねぇ、名乗って:2006/07/23(日) 19:24:30 ID:XaTzlL7U0
斜視で顔がずれて豚鼻だろ
これをブサイクと言わずに何と言う
客観的に見て娘で一番ブサイクなのは田中れいな
正統派ぶさいくw
372ねぇ、名乗って:2006/07/23(日) 21:05:55 ID:40Ae+IuJ0
>>363
長岡?

    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい
  (  ⊂彡
   |   |
   し ⌒J
373ねぇ、名乗って:2006/07/23(日) 21:17:44 ID:z1WPX2sa0
新潟の長岡市のことじゃね?
374ねぇ、名乗って:2006/07/23(日) 21:53:11 ID:40Ae+IuJ0
おっぱいの聖地だな
375ねぇ、名乗って:2006/07/23(日) 22:35:32 ID:qbA3SAt70
シュウちゃん(登場人物の方ね)の実家が長岡って出てきたんで思わずテンション上がったッス。
正直自分のカキコ読み返すとハズカシイ(笑)。
従兄弟の家の屋上からよく見えるんだよ、花火が。
376シュウ:2006/07/24(月) 00:46:10 ID:9FOOw3xF0
>>ラセラさん
更新お疲れ様です。
>>370 >亀レスの方も頑張って下さい。
愛絵里スレ・・・のことですよね?(苦笑)
ありがとうございます。頑張ります!

>>372 >>374
・・・そうなんスか?(笑)

>>363 >>375
レスありがとうございます。
オレも昨年、長岡花火見に行きました。4,5年前にも1回行ってるんで、2回目でしたが、
昨年は地震の復興支援ってことで、最後にフェニックス花火ってのが打ち上げられたみたいなんですが、
これがまたすげーキレイ&ど迫力!!感動しました!
あんな花火が屋上から見えるっていいッスね〜。
今年も見に行こうかな〜・・・
377ねぇ、名乗って:2006/07/24(月) 03:47:14 ID:tTcqRXAm0
俄然は話の切り方がうまいよな。
続きが気になる所で切るんだけど、うまく繋いでる感じ。ドラマみたいだ。

シュウのも今回ばかりは「なんでそこで切るんだよ!?」ってくらいに続きが気になるよ。

二人とも更新待ってるよ。
378れいなの似顔絵:2006/07/24(月) 04:03:05 ID:eW2+WW7E0
  . '´       ヽ.          
          /           ヽ         
          l // .' l l l '. :   l
         | | | | | | | | |  |       
         | '┼,ニ.‐┴.'ニ: ┤  |
          |  | ⊥d  ´⊥d`|    |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          |  | /// 、 /// |   |  < 私が、れいなです♪
        | |ト、  ー‐   .イ  | |  \_______
         |  ||::i::`r、  イ:i:| | |
         ヽ、|-‐ッ'}ニ只ニ{=ノ__..|.l..ノ
           , ---┘ ∩ ト---- 、
        /      | |       |
        |  |.    ||    |  |       
        |  |   __||___   |  |            
        |  |、 /  |  |  ,|  |
        |  |  |    |、 |  |
        |  |  |_______/ l____|_  |        
         |.  |  /     |    /
         |.  |  |      |  /       
         | |  |     //|        
         | |   |__/||  |
379ねぇ、名乗って:2006/07/24(月) 08:54:15 ID:qvL5Gvyp0
>>376
ジョルジュ長岡って知らない?
こいつのこと↓

    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい
  (  ⊂彡
   |   |
   し ⌒J
380子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/24(月) 15:28:40 ID:s9KPDDAFO
裕子の病室をでた俺はその足でB510号室に向かう・・・途中で、あさ美とあった。
俺はあさ美に四年前より太ったと振り返った時に聞いた?
「あさ美顔太った?」
「明様の馬鹿〜」
涙を浮かべながら俺の胸板に『ぽかぽか』叩いた。本当に可愛い奴だ・・・

少しして興奮したあさ美は治まったらしい。
「裕子が言ってたが俺が居ない間に凄いやり手が現われただって。」
あさ美は考える仕草をしながら・・・こう答えた。
「直ぐにわかりますよ〜」
と言ってナースステーションに戻った。


俺は美貴の病室前にいる。さて・・・なんて慰めるか考えんとな?
そんな時美貴の病室から声がした。
「明でしょう入りなさい!」

気付いてたのか・・・
「入らせてもらう。」

ドアを開けて中に入った。
「ドゴン!」
俺は美貴の病室入るなりいきなり裏拳を食らう。
「痛い!」
避けようとしたら避けられるのに何故か食らってしまう・・・
「ねぇ・・・」
美貴はうつむいたまま話しはじめる。
「んっお兄さんが慰めてあげるよ。」
おっ!しおらしいじゃないか?
「・・・」
なんで黙るんだ何時もなら変態とか言って殴ってくるのに・・・美貴の口から予想外の言葉がでてきた。
381子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/24(月) 15:47:09 ID:s9KPDDAFO
「慰めて・・・よ・・・」
ドキツ!!??なっ・・・
「どうしたの?」
よほど負けたのが悔しかったのか頭の打ちどころが悪く女になったかどちらかだろう・・・

「あのね明」
何だこの怪しい空気は。まずいまずいぞまずこの空気を・・・

「コンコン!」
この空気を変えたのはノックの音だった。

「誰ですか?」
美貴は意外と落ち着いてベッドに座る。
「失礼しま〜す」

ドアを開け美貴の病室に入ってきたのは看護師のあさ美だった。

382子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/24(月) 16:11:36 ID:s9KPDDAFO
「お注射の時間ですよ〜」
あさ美はわくわくしながら自己注射マットをテーブルにおいた。
駆血帯をひじの10cm上あたりを駆血帯で縛って・・・アルコール綿で皮膚をふいた。
「痛くないですから血液検査です〜」
あさ美はにこにこしながら美貴に言った。
「痛い!!」
美貴は方目をつぶりながら明の方を見ていた。
「大丈夫ですよ〜もう終わりますから?」
血管にあさ美が刺した注射器を抜き取りばんそうこうを貼った。
「はい終わりましたよ痛くなかったでしょう・・・」
あさ美は後方付けをはじめる。
「では何かあったらブザーを鳴らして下さいね。」
頭を下げ道具を持ったままドアを開け病室から出ていった。
「あの看護師注射下手すぎ」
本当に痛そうな顔をした。
「本当に三人しかいなかったか?」
空気が変わったのをいいことにある質問を美貴にぶつけてみた。
383子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/24(月) 16:24:53 ID:s9KPDDAFO
「さゆのこと・・・」
「いやおかしいなもう一人居なかったか?」
違う恐らくれいなもそこに居ただろう・・・このことは美貴には内緒だ!
「里沙。絵里。裕子。さゆの四人しかあの店には居なかったはずだけど何か?」


美貴は俺の質問に不思議そうな表情を浮かべた。


「すまん美貴時間だ・・・」
俺はここに居たらやばそうだと思い少し気になることがあるから、帰ることにした。
「うん!」
美貴は頷いた。
384子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/24(月) 16:39:22 ID:s9KPDDAFO
ドアを開けて病室をでる右の廊下を歩くと俺はある病室に目がいった・・・新垣里沙。亀井絵里?

「あの〜私の病室に何のようですか〜?」
俺に声をかけてきた女がいる。
「・・・」
なんだ!この女は・・・

「ばいばい」




絵里はそう言うとドアを開けて絵里の病室に戻った。
「あんな冷めた目久しぶりにみた。」
昔の俺と同じ匂いがした俺はナースステーションに足を運んだ・・・

385ラセラ:2006/07/24(月) 16:45:00 ID:s9KPDDAFO
すいませんれいなが主人公なのに
もう少しでれいながでます。
前半も終わりに近づいてますので・・・
今日はここまで
386名無し募集中。。。:2006/07/24(月) 18:04:10 ID:myTd2XwW0
ラセラ乙
387ねぇ、名乗って:2006/07/24(月) 19:44:46 ID:mXDIki2S0
田中を不細工に産んだ田中の両親が悪い
そして歪んだ性格に育った田中本人が1番悪い
ヲタはまったく理解不能な存在
388名無し募集中。。。:2006/07/25(火) 00:42:57 ID:Xtwm5qrDO
来ないかな
389(仮題)Destiny:2006/07/25(火) 02:19:56 ID:sY5DOlTm0
>>361

「シュウちゃんは・・・れな達と・・・その友達と・・・、どっちが大事と?」

「え!?」
・・・オレは瞬間、言葉が出なかった・・・。
どっちが・・・大事?・・・どういうことだ?
そんなの・・・・・・比べられるもんじゃないだろう?

「・・・どっちが大事って・・・」
オレがそう言い掛けると、れいなはそれを遮るように話し始めた。
「ううん・・・分かっとうよ、それくらい・・・。わざと・・・わざと聞いてみたっちゃ・・・。
れな達は、まだシュウちゃんと知り合って1ヶ月くらいやし・・・でもシュウちゃんのお友達は
小さい頃からのお友達やからね・・・。そんなん、比べられるわけないよね・・・。
ごめんね、変なこと聞いて・・・。」
れいなは下を向いたままだ。

「れいな・・・」
絵里が、すごく切なそうな顔でれいなを覗き込む。
390(仮題)Destiny:2006/07/25(火) 02:23:23 ID:sY5DOlTm0
「あ・・・ごめんね、エリ・・・大丈夫とよ。」
そう言ってれいなは、静かに顔を上げた。

泣いてはいなかったが・・・・・・。
悲しさ・・・切なさ・・・諦め・・・いろんな気持ちがその表情から読み取れた。
こんなれいなの顔は今まで見たことがない・・・。

「れいな・・・」
オレは、急に愛おしさがこみ上げてきた。

確かに、もうすでに地元の仲間とは約束をしている。
・・・2年振りだろうか。オレも楽しみだったし、向こうも楽しみにしてくれているだろう。

だが・・・・今のオレには・・・。
「分かったよ。仕事で戻れなくなった、ってことで、仲間には伝えておくよ。ただ・・・向こうに行っても、
あんまり派手な行動は出来ないぞ?」
「え・・・?」
れいなの表情が一瞬のうちに変わる。
「シュウちゃん・・・ホントに?」
「ああ・・・。あいつらには悪いけど・・・れいなちゃんやエリちゃんには、こんな機会は滅多にないだろうからね。
オレで良かったら、一緒に行くかい?」

「「うん!!」」
2人は声をそろえて、そして満面の笑顔で答えた。
391(仮題)Destiny:2006/07/25(火) 02:25:26 ID:sY5DOlTm0

その後・・・。
彼女たちと、電話番号とメルアドの交換をした。

・・・オレの携帯に、モーニング娘。のメンバーの番号が入っている・・・。
あらためて電話帳を見る。
『れいな』
『エリ』
・・・この2つが、オレの電話帳の中で一際光って見える。

「このケータイは、絶対に失くせないな・・・。」
オレは、改めて思った・・・。
392シュウ:2006/07/25(火) 02:29:16 ID:sY5DOlTm0
短くてすいません。今回はここまでです。

>>377
レスありがとうございます。
確かに、前回の切り方は自分でも「やらしいな」と思いましたorz
今後はなるべくこういう切り方をしないようにしますね(苦笑)
393名無し募集中。。。:2006/07/25(火) 02:41:35 ID:aNf11tE70
きた(゚∀゚)
シュウちゃんはいいヤツだな
394シュウ:2006/07/25(火) 03:05:11 ID:sY5DOlTm0
>>379
マジですが、初めて知りました・・・orz
教えてくれてどうもです^^
395ぶたろぅ:2006/07/25(火) 03:20:16 ID:Bvo3md4mO
396ねぇ、名乗って:2006/07/25(火) 08:36:02 ID:bE4BAtHv0
>>394
2ch歴何年よ?
397ねぇ、名乗って:2006/07/25(火) 10:33:40 ID:RrTABN5q0
http://hellogirls.myphotos.cc/files/data/hellogirls12572.jpg
ウエンツのちんこがれいなの後頭部に当たってる
398名無し募集中。。。:2006/07/26(水) 05:04:44 ID:xAy7TACp0
くるかな
399子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/26(水) 07:01:53 ID:nv0Z4VMqO
「絵里何処いってたの?」
そはそはしてる里沙は絵里のことを心配していた。
「エヘヘへ・・・トイレ」
相変わらず天然?


「なが〜い!!」
里沙はツコミをいれたくなった。
「えへへへへ・・・」
悪気はないのか手をあわせてウインクと舌をだして里沙に謝った。


「んっ右手どうかした。」
あきらかに右手がおかしかったことに里沙は気付く。

「うんちょと転んだの・・・うへへへ・・・」
「気を付けてね」
どうやって転んだらそんな怪我するのか・・・里沙は絵里がわからなくなる。


「どじなんだから!」
「明日はシャバの空気だ〜」
絵里は左手を腰にあて右手を挙げてガッツポーズ・・・

あんなに包帯してよく右手挙げられるのか?里沙は不思議になる。
「『右手の怪我大丈夫か!』」ぐらいのことは言いたくなる。・・・
400子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/26(水) 07:31:24 ID:nv0Z4VMqO
俺は丁度昼休憩の時間を見計らってナースステーションに足を運ぶ。
ナースステーションに休憩所が右端のとこにある俺は辺りに人がいないのを確認すると無断で休憩のドアを開けた。

「あさ美!!」
休憩室で食事しているとこを声かけた。
「明様〜」
あさ美は嬉しそうな顔をした。幸い休憩室に居たのはあさ美一人だった。俺はほっした。
「まだ食べ終わらないの?」

昔と変わらず食べるのが遅い、ナマケモノより遅い・・・
「亀井絵里!」
俺は気になる名をあさ美に話す。
「・・・」
あさ美は箸を置いてハンカチで口を拭くと・・・いきなり襲ってきた!?!?
401子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/26(水) 07:54:20 ID:nv0Z4VMqO
「あっ!!あさ美・・・」
俺は冷静に状況を把握しょうとした。あさ美が俺に抱きついてきたからだ。

「明様〜四年ぶりです〜私もう我慢が出来ません!!」
俺は押し倒されたままあさ美はそう言うと白衣を脱ぎはじめた・・・胸が大きく揺れる。



「あさ美・・・」
しばらく二人は見つめあう
「確かにあさ美とは四年ぶりだけど・・・」
今はそんな気分じゃない・・・とはいいたいが・・・下の方が俺の気分より正直だ!

「私じゃ駄目なの?」
少し悲しい表情をした。




402子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/26(水) 08:10:12 ID:nv0Z4VMqO
「ねぇそろそろ私達もお昼にしょうか?」
ドアのむこうから聞こえてきた看護師達の声が!
「・・・」


あさ美は急いで白衣を着直した・・・俺もバレルとまずいので窓を開け外に逃げ出した・・・
『ガチャ!』
あれ〜あさ美居たんだ〜というくだらない会話が毎日行われている?
「先輩も休憩ですか?」
あさ美は難とか誤魔化した。


403ラセラ:2006/07/26(水) 08:15:01 ID:nv0Z4VMqO
れいなは次出ますので
今日はさらっと描きました
今日はここまで
404名無し募集中。。。:2006/07/26(水) 09:33:54 ID:xAy7TACp0
405ねぇ、名乗って:2006/07/26(水) 15:03:13 ID:me77wOo80


斜視ヲタは斜視鼻フック田中の不細工さと欠陥人格がわからないメクラなんです

ふつうの感性の持ち主なら一目見ただけでそれらの問題点に気付くものです

406子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/27(木) 01:20:43 ID:50YogNW9O
〉〉402

夢・・・何時の夢・・・毎日見る夢・・・


「バキ!ドカ!・・・」
俺は長官に殴られ続けている五時間もの長い間。当時十四歳だった俺は女遊びがひどく掟を破ってしまった・・・


「長官これ以上殴り続けたら本当に死にますよ・・・」



俺は気を失ってから何時間経過したんだろう・・・
「お兄ちゃんご飯持ってきたのここに置いとくね。」 
女の子は食事を俺の為にわざわざこんな地下室まで運んでくれた。
「お兄ちゃん残さず食べてねぇお兄ちゃんばいばい」
女の子はそう言うとドアを開けて地下室をでた。



一週間後事件がおきた・・・FBIの情報部や長官!官僚・・・CIAまで全ての上層部が殺された。
「きゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃ・・・・・・・」
パパがパパが血を流して倒れてる〜



いまだにこの事件の犯人は見つかってないただ一人の目撃者女の子をぬかして・・・
その後警察の調査で一人の男が容疑をかけられた。その男は明だった。
「(嘘だろあの明が誰にでも優しく女からすごくモテたけど・・・長官のお気に入りだったしみんなの目標だったのに・・・)」
だが明には完璧なアリバイがある。そのアリバイを証言したのは現場を目撃した女の子だった。
407子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/27(木) 01:32:06 ID:50YogNW9O
女の子が言うにはその頃女の子と家でお医者さんごっこしていたと言う。それから全てを殺すなんて時間的に無理だしこの事件は迷宮入りになる。


『お兄ちゃんバイバイ』


『お兄ちゃんバイバイ』


『お兄ちゃんバイバイ』





408子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/27(木) 02:06:45 ID:50YogNW9O
「全然気付いてくれんと!」
れいなは明とわかれた後しばらく公園のベンチに座ってる。
「れいなちゃん」
れいなに声をかけてきたのは秘書の愛だった。


「愛さんどうしたと。花なんか持って・・・」
「うん!綺麗でしょう。」
愛はうっとりした表情で自分の世界に入った。

「あのね!この花はね!明さんと初めて逢ったとき・・・」



愛!!何のろのろ動いてるサッサと花に水をあげなさい・・・本当にこの子はとろいんだから・・・
『御免なさい店長今やるから・・・』
パタパタ・・・チョロチョロ・・・
『うふふ今日も元気ねお前』
何花と話してるのこの子変よ店長・・・
私は何時もこの売れない花と毎日のように話をした。その時だった!!

「その花睡蓮だな」
俺の言葉に気付いたのか俺の方に振り向き上目遣いで俺をみた。
「綺麗だ・・・」
「えっえっえー」
愛はおどおどして落ち着きがなくなっている。

「昼に咲く花美しい・・・」
「私が綺麗・・・美しい・・・どうしょう告白されちゃたやよ」
愛は勘違いしてしまう・・・
409子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/27(木) 02:27:51 ID:50YogNW9O
「その睡蓮いくら?」
俺はこの店員に聞いた。


「ダメ!私には好きな人がいるやよ」
愛は満更嫌な顔でもないようだむしろ喜んでるようにも見えた・・・
「ねぇ君さぁ〜人の話聞いてる?」
俺は彼女に柔らかく話した。

「でも・・・いいやよ食事ぐらいなら。」
聞いてないし・・・
その時店長が俺の所にきて800円ですと答えた。
俺は800円払って花を手にある女の人の所に行く・・・
「いつまでボーとしてる店の外掃除でも頼む。」
店長も呆れたようだった。

「すいません今やります・・・私たら何考えてるやよ」

頬を赤く染めながら外掃除をはじめた。
410子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/27(木) 02:52:52 ID:50YogNW9O
「う〜ん」
れいなは考えたひたすら考える?


子供達が元気に遊んでる笑ってる人怒っている人泣いている人いろんな人が公園で遊んでる。
「愛さんそのコクってきた男は。」
れいなは話を理解しょうと必至だった。


「でね私バイト首になって途方にくれてた時偶然に出逢ったやよ」
私はバイトもクビになるし告白しても振られるしこうして大海原を眺めてる。


「あれ〜あの人私を口説こうとした人やよ?」
浜辺から愛のいる方に明は話ながら近づく。
君とこうして歩くのは何年振りかの・・・美貴のことは君に任しているきっと弟の仇を取りに一真に向かうかもしれん・・・

「わかってる一真とまともにやり合えるのは俺だけだから。」
411ラセラ:2006/07/27(木) 02:59:14 ID:50YogNW9O
今日はここまで
れいながやっと登場です
でも明の夢や愛と明の出会い・・・れいながほとんどでてないので・・・。
412ねぇ、名乗って:2006/07/27(木) 10:14:25 ID:W75Yr8q20
俄然さんは?
413ねぇ、名乗って:2006/07/27(木) 10:33:48 ID:KiDSCrj/O
俄然はもう書かねぇよ
ネタが尽きたんだろ
414ねぇ、名乗って:2006/07/27(木) 19:21:22 ID:7cyyLFbM0




















名倉も登場させろよw
415心斎橋乱世編 ―新宿龍虎抗争編―:2006/07/27(木) 19:57:32 ID:bWnBlp2v0
自由に・・・ただ自由に泳いでいたくても

そのいでたちから許されない存在も居る・・・

天界から降り立った時、その存在は

あまりに目立ちすぎ、嫉妬した獣はその存在に噛み付いた。

噛みちぎるまで止まない龍虎闘い

女と女の衝突の最終章・・・

416心斎橋乱世編 ―新宿龍虎抗争編―:2006/07/27(木) 20:09:28 ID:bWnBlp2v0
目が覚めた・・・
4ヶ月を過ぎても見慣れぬ天井。

「京介さん・・・朝やけ起きたら」
「うるせぇ!起きたきゃ一人で起きろ!!」

京介はいつも朝は機嫌が悪く、れいなも別に朝に強いわけではないのだが無駄に早く起きてしまう。

「んじゃ、出る前にご飯作っとくけん食べてよ・・」
「・・・・・あぁ〜わがったぁ・・」

気の抜けた返事を聞き終えるとれいなは適当に朝食をすまし寝ている京介の分を作る。
「(なんでれいなが適当であの人の分をしっかり作らないかんと?)」

心でそうつぶやきながらもこの瞬間がれいなは嫌いではなかった。
一緒に暮らす事でほんの少しだけ感じれる家族の気分・・・

しかし、京介の部屋は無駄なものを置かない・・・殺風景な寂しい部屋
生活感を感じさせぬ部屋である。
ただ、そんな中ポツンと置かれて居る一枚の写真・・・

「愛理ちゃん・・・」
417麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/07/27(木) 20:23:29 ID:bWnBlp2v0
京介本人もすでに何年も逢っていない実娘。
自身は「もう忘れた」っていつも苦笑いで話すが、時折写真を眺めては見せる
寂しそうで悲しそうな表情をれいなは知っている。

「ふぅ・・・」
ため息に近い息を抜き料理に戻った。

「ならそう言えよ・・・俺に自分の道具になれってな!」

あの日、京介に言われた言葉が響く。
彼は家族ではない・・・ココに居るのもままごと気分を味わいたいからじゃなく
自分の『復讐』の為に居ることを認識する。

「ん・・・まぁまぁかなぁ〜」
味見を終えて窓を開けると無理に突っ立ってるビルが一部分に集中している。
あの編が新宿と呼ばれる街だ・・・

あの日、絵里に店を奪われてから4ヶ月
そう・・・れいなは東京に居た
418シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/27(木) 20:32:22 ID:bWnBlp2v0
久々でめちゃ少ないですが更新ですww
ネタを今練ってる段階ですね・・・

あと今日はもう一つの作品も更新予定です
連投で申し訳ありませんが許してください

>>336シュウさん
シュウさんのもほのぼのした感じでいいですね^^
でもココからどう展開が変わるのか楽しみにしてます!ハロハロさんw

>>338
亀レスですいません!
ありがとうございます。テイストを2つ使い分けていくのでヨロシクお願いします

じゃ!またあとで
419シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/27(木) 20:36:12 ID:bWnBlp2v0
ちなみに>>415-416のタイトルはただの間違いですw
420ねぇ、名乗って:2006/07/28(金) 00:03:26 ID:bk7rjaEAO
常夏娘はもううpされないの?
421シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/28(金) 00:26:28 ID:pNTC9DcV0
>>420
そのうちくるんじゃないですか?
710さんとかドコ行ったんだろ?
422シュウ:2006/07/28(金) 00:27:07 ID:+tQKFP0Y0
>>418 シャブ中さん
待ってました!更新お疲れです。
最終章・・・楽しみにしてます♪
もちろん!もう1個のほうも待ってますw

オレは明日更新予定です。
423自転車泥棒:2006/07/28(金) 00:37:46 ID:pNTC9DcV0
>>328
再び布団の中に潜り込んだれいなはしばらくして寝息を立てたので
そっと保健室を出て一つ一つ戸締りの確認を始めた。

いつも早いペースで行うのだが非常にペースはゆっくりだ・・・

僕は彼女に気を使ってゆっくりしてるのだろうか?
自然とした行動にふと考察を入れる。
だとしたら・・・・・・・・やっぱりアイツのペースじゃん・・・

考えただけでガクリと来てしまう。
元々女子高生とかあの辺は苦手だ・・・なら何で教師なんてしてるのかと言う話だが。
ただ僕は今回だけならまだしも何度もれいなに振り回されて行く予感がしてならなかった。

「ん?もうこんな時間か・・・」

まだ怪我人を起すには早い気がしたが暗くなった学校の廊下は気味が悪い。
僕は点検を終えると急いで保健室に戻った。
424自転車泥棒:2006/07/28(金) 00:44:16 ID:pNTC9DcV0
「はぁ・・・」
ため息が漏れてしまう。

「(女子高生なんて嫌いだ・・・俺はもっとお姉さんタイプですらっとした感じの人が好きなんだ)」

僕は心の中で一人つぶやいた。
保健室の前に立つ・・・妙に緊張している自分が居る。何故だ?

ガラガラ・・・
「田中・・・どうだ調子は?」

反応はない。まだ夢の中のようだ・・・
まぁ仕方がない・・・遅くなってしまったが怪我人だ。
僕はもう少し寝かせておく事にした・・・



う〜ん・・・


気になる・・・
ダメだ・・さっきから寝ているれいなが気になって仕方ない。
425自転車泥棒:2006/07/28(金) 00:55:44 ID:pNTC9DcV0
無駄にベッドの前に立つ・・・
[自問自答]
僕は何を気にしているんだ?
いたいけな高校生が一人で寝ている。だからか?
違う!そんな事じゃない!!
じゃあさっきのキスの続きが欲しいのか?
馬鹿言うな!怪我人としてだ!
何度も言うが僕の好みはお姉さんタイプ・・・・・

「(ゴメンなさい!!!!!!!!!!!!!!!)」
誰に謝ったのかよく解らないがそう心の中で叫んだ
「(僕はさっきからこの娘が異性として気になってしかたありません・・・
                 正直、続きがしたいしもぅ我慢の限界です)」

ココまで来たら犯罪に近いだろう・・・そっと掛け布団の上を剥ぎ取り顔を確認する
「お〜い・・・田中・・・そろそろ起きろよ」
「・・・・う・・・ん〜〜」

まだ寝てる・・・確認が取れた瞬間思わずガッツポーズをとってしまった。
「(もう一度くらい・・・)」
僕は暴走し始めたのだろう・・れいなに顔を近づけて行く。

ガッ・・・・
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

その時だった、れいなが一気に目が覚め起き上がったのだ。

「なんしよっと?」
「あぁ・・・どうも・・・」
妙な空気が流れた
426自転車泥棒:2006/07/28(金) 01:04:48 ID:pNTC9DcV0
僕と眼が合うなりれいなはお得意の微妙に探りを入れるような目をした・・・

「おはよ」
「あっ、おはよう」

よかった・・・どうやら何もバレてないようだ。
まぁバレるも何もまだなんもしてないが。

「シンジィ〜」
呼び捨てかよ!
「ん、何?」
しかも僕は突っ込めないのかよ!

「お腹空いた・・・どっか食べに行こ!」
彼女は満面の笑みと上目使いで僕を見てきた・・・
これは経験薄い僕の人生からしても「何か奢れ」のサインだと解る。

「う〜ん・・・もぅ遅いし・・ここら辺なんにもないし」
「駅前があるたい!」
「駅まで行くの?俺チャリだし・・・(お金ないし」
「ふ〜ん・・・逃げるんだぁ〜・・・・・・・・・・・・・襲おうとしたくせに」
「えっ!?」

バレてる・・・
427シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/28(金) 01:08:44 ID:pNTC9DcV0
今日の更新終わりです!
自転車のほうは丁度良く切れたかな?

一番忙しい時期も過ぎたのでこれからはチラチラ更新させてもらいます。

>>422シュウさん
ありです!俺もシュウさんの待ってます。
マジで楽しみな作品です。
428ねぇ、名乗って:2006/07/28(金) 14:42:14 ID:Wh2oJTmyO
俄然さんは本当にもう書かないの?
言われてみれば最近レスもないよね
すっごい気になるとこで終わってるし
429ねぇ、名乗って:2006/07/28(金) 14:55:58 ID:yEHmCgmv0
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷田中は斜視で不細工で肉奴隷
430シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/28(金) 15:27:52 ID:zM0qB7pf0
>>428
本当に俄然さんの作品が好きなら俄然さんの書き方をしらないんですか?
俄然さんはシナリオや構成を作り上げてから貼るし
もし悪い部分があれば修正して書き上げる職人ですよ

俺は本当に俄然さんの作風が好きだし裏の努力をしってるから待ちますよ
俄然さんの本当の作品を読みたいのなら焦らすような発言は止めたほうがいいと思う

狼みたいに保全もさほど必要ないし
431ねぇ、名乗って:2006/07/28(金) 16:11:42 ID:VaA3UqJ30
シャブ中さん乙です!!
同棲生活いいなでもれいなの目的は・・・
自転車泥棒の方は自分的にすごく好きな感じの作品で見ててすごくいいなと思います
特にれいなに振り回されてるのとかが好きです キス以上のもの楽しみに待ってま〜す!!
432シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/28(金) 16:52:23 ID:zM0qB7pf0
>>431
ありがとうございます
書いてる自分としてはどちらも大切な作品ですが書きやすいのは自転車泥棒ですね
もちろんキスなんかじゃ終らせないですよww

>>430でも書きましたが俄然さんだけじゃなく俺は他の作者さんの作品も気長に待ってます
しばらく更新のないやつでも楽しみな作品は多いし、また新たに書いていただけるなら
新しい人もまってます!
433子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/28(金) 18:54:54 ID:Ml0MWCnQO
えっ!こっちにくる・・・
何時私の娘と結婚してくるのかね明君?

「美貴と結婚ですか?」
俺は困ったように警視総監に尋ねた。

波の音しか聞こえない・・・愛は戸惑いを隠せなかった。突然二人は再会したのだから。

「あの〜」
突然声をかけてきたのは愛だった。二人は愛の方に視線を移した。


「君は誰かね?」
おっこの子は花屋の・・・「(チャーンス!!)」


「警視総監俺は確かにさゆと別れました。そして今の彼女がこの子です。」

434子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/28(金) 19:13:57 ID:Ml0MWCnQO
俺は強引に愛の肩にてを載せ俺の左胸に愛を寄せた。


「えっえっえ〜・・・」
急な出来事で愛はパニくっている。俺は愛にウインクする俺に合わせてという意味でウインクした・・・。


「そうか?私は残念だよ娘の悲しむ顔は見たくないんだがねぇ・・・」
警視総監は俺の肩を叩き愛の目を見ながら俺に話した。



「私と明さんの出会いやよ」
435子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/28(金) 19:48:06 ID:Ml0MWCnQO
れいなは考える?必至になって考える?・・・
「愛さんあんまり花は関係なかとね!」

子供達は母が迎えに来ると母の手を繋いだまま家に帰る様子がれいなには新鮮におもえた。


「れいなちゃん!そろそろ戻ろうか。」
ベンチから立って振り向き際にれいなに話した。
「帰ると!お腹空いたけん」
公園をでて階段下った時れいなが伝えた。


いくら何でも家で二人も増えるとかなりピンチね!明さんに働いてもらわないと・・・仕事も増やして・・・
「そうしないと結婚式の費用が・・・」
また愛は自分の世界にはいる。
「誰が?結婚すると」
階段を降り終わった際愛に聞いた?
「私がやよ・・・」
愛は微笑んだ・・・
「誰とね!」
慌てた口調で愛に尋ねる・・・。
「明さんと私がやよ!」
愛は照れ笑いを浮かべた。
436子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/28(金) 20:04:41 ID:Ml0MWCnQO
『ゴォラァァァァァ・・・』
れいなは突然叫びだした・・・
「どっどうしたのれいなちゃん?」
ビックリしながらも自分の世界に浸ってる・・・
「変態はれいなと結婚するけん!誰にも渡さんとね!」
凄い剣幕で怒った。
「れいなちゃんもしかして明さんの事・・・」
「そんなことなか?べっべつに好きなわけなかと!」

「ふ〜ん」
愛は疑いの眼差しをれいなにむける。

437子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/07/28(金) 20:35:35 ID:Ml0MWCnQO
「なっなに見とるとね!」
焦るれいなだが?落ち着いて愛に気付かれないよう接した。公園を出て駅に向かう途中で明と出逢った・・・。

「れいなこんなとこで餌探してるのか?」
『プチ!!』



「誰が餌探しとると!!」
れいなは野獣のように叫びだした!小さな体が小刻みに震えてた。
「お腹空いてないのか?」
俺は冷静だった!あさ美と・・・しておけば良かったか?今になって少し後悔した。

「名倉くん・・・」
明の顔を見てれいなは間違ってしまう。
「名倉て誰だれいなの彼男か?」
俺はれいなに即答した。
「・・・誰名倉て・・・」
れいなはとぼけた仕草をする。
「俺に似てるのか?」
「似てないけん」
「俺の方が格好いいだろ〜?」
「・・・」
れいなは黙ってしまう。
「かっこよかぁ!」
頬を少し膨らませ視線を外した・・・。


438ラセラ:2006/07/28(金) 20:40:26 ID:Ml0MWCnQO
今日はこのへんで
今回は愛とれいなの心理せんを・・・
439ラセラ:2006/07/28(金) 21:10:36 ID:Ml0MWCnQO
シャブ中さん己です
自転車泥棒面白かったです
れいなとのキス50000てのはちっと高い気がする。
440(仮題)Destiny:2006/07/29(土) 00:19:16 ID:uadCcaUP0
>>391
その日の夕方・・・。

帰ってきたおばさんは、オレの様子がいつもと違うことに気付いた。
「あれ?シュウちゃん。やけにご機嫌ね〜?なんかいいことでもあった?」
「え?・・・あ、いや・・・ハハ。」
オレは、本当のことは言えず、笑ってごまかした。
「あ〜、ひょっとしたら、この後デートとか!?もう・・・シュウちゃんも隅に置けないわね〜〜。」

・・・んー、当ってるような、当ってないような。
おばさんにそんなことを言われ、何故か急に恥ずかしくなったオレは、
「あ・・じゃー、すいません。お先です!お疲れ様でした〜!」
と、足早に店を出た。
「頑張ってらっしゃいね〜!」

・・・何をだよ。
441(仮題)Destiny:2006/07/29(土) 00:20:56 ID:uadCcaUP0
翌日・・・。

いつもと同じように、出勤したのだが・・・。
どうも仕事が手につかなかった。
・・・理由は分かっている。この気持ちの高揚感・・・。

「明日か〜・・・」
思わず、口に出していた。

「え?」
店内にいるお客が、一斉にオレのほうを見る。
「あ・・・す、すいません。独り言です。」
オレはあまりの恥ずかしさに、カウンターを整理するフリをして、カウンターの下に隠れてしまった・・・。
442(仮題)Destiny:2006/07/29(土) 00:24:14 ID:uadCcaUP0
そして、当日・・・・・・。
この日を境に、運命の歯車は止められないほどの急加速を始めることとなる・・・。


時刻は8時半。
目覚めは最高。快食快便。荷物はバッチリ。戸締り火の用心。オール・・・OK!
・・・よし!ちょっと早いけど行くか!!

「シュウちゃ〜ん!おっはよ〜〜!!」

・・・っておい!

「おはようで〜す!シュウ〜ちゃん!」

・・・・・・。
勢いよく玄関に現れたのは・・・れいなと絵里だった・・・。

「駅で待ち合わせじゃなかったっけ・・・?」
「そうだったんですけど〜・・・れいながね〜、「シュウちゃん、絶対寝坊するけん、起こしに行くたい!」
って急に言い出しちゃって〜・・・」

・・・まあ、れいならしいな。
443ねぇ、名乗って:2006/07/29(土) 00:25:20 ID:93OZWa7RO
確かに単なる女子高生とのキスで5万は高いけど、まぁ彼女なりに頑張ったってコトでww

でもれいなとのキス5万だったら勿論やり(ry
444(仮題)Destiny:2006/07/29(土) 00:25:56 ID:uadCcaUP0
「そういうことっちゃ!ここがシュウちゃんの家たいね〜・・・。ちょっと上がっても良かと?」
「え?・・・いや、もう出掛けるんじゃ・・・」
「そんなに急ぐ必要もないとよ。ちょっとだけだから・・・ね?」
れいなは、甘えのこもった声で聞いてくる。
「いや、結構散らかってるから・・・」
「そんなん気にせんたい!・・・じゃ!お邪魔しま〜す!」
そう言ってれいなは靴を脱ぎ、荷物を持ったままサッサと部屋へ上がる。
「じゃ〜、エリも〜!お邪魔しま〜す。」
絵里も後に続いて上がってきた。

・・・やれやれ、もうこの先が思いやられる・・・。
445(仮題)Destiny:2006/07/29(土) 00:33:36 ID:uadCcaUP0
「へ〜・・・シュウちゃん、部屋すごいキレイやね。」
「そうか?・・・まあ一応、休みの日は必ず掃除してるからな。」
「れなの部屋より全然キレイかも・・・」

自分で言うのもなんだが、オレは意外とキレイ好きである。特に自分の部屋は常に片付いていないと気分が悪い。
「・・・っていうか、座ったら?」
オレは、荷物を持ったまま部屋の中をぐるぐると見て回っているれいなと絵里に、声をかけた。

・・・せめて、荷物くらい置けよ。
446(仮題)Destiny:2006/07/29(土) 00:35:09 ID:uadCcaUP0
「シュウちゃん・・・これ、シュウちゃんの家族?」
れいなが、棚に飾ってある写真に目を留めて言った。
「ん?・・・ああ、新潟にいるときに撮った写真だよ。」
「へえ・・・これがシュウちゃんでしょ?・・・この隣にいるのは?」
「ああ・・兄貴。今は、うちら家族でさえどこにいるのか分からないどうしようもない兄貴だけどね。
・・・あの頃は、まだ良かったけどな〜・・・。」

「あ・・・、何かつらいこと思い出させちゃったと?」
「いや、いいって。気にしないでいいよ。・・・だから、今オレが持ってる写真の中で、その写真が唯一、家族全員で写ってる写真なんだ・・・。」
オレがそう言うと、れいなは少し気まずくなったのか、すぐに写真を元の位置に戻し、他の物へと興味を移した。

こういうところは、意外に気が利いている。以前から、オレのことをいろいろと聞き出そうとはしているのだが、オレの嫌な思い出や過去の話には、
一切触れようとしないし、突っ込んでも来ない。
中には、別に気にしていないようなこともあるのだが、すぐに話題を切り替えてくれる。

そんな気配りに感謝しながら、
「ま、適当にそのへん座ってて。お茶でも持ってくるよ。」
と2人に言い、キッチンへと向かった。
447(仮題)Destiny (訂正):2006/07/29(土) 00:40:50 ID:uadCcaUP0
>>446
「シュウちゃん・・・これ、シュウちゃんの家族?」
れいなが、棚に飾ってある写真に目を留めて言った。
「ん?・・・ああ、新潟にいるときに撮った写真だよ。」
「へえ・・・これがシュウちゃんでしょ?・・・この隣にいるのは?」
「ああ・・兄貴。今は、うちら家族でさえどこにいるのか分からないどうしようもない兄貴だけどね。
・・・あの頃は、いい兄貴だったんだけどな〜・・・。」

「あ・・・、何かつらいこと思い出させちゃったと?」
「いや、いいって。気にしないでいいよ。・・・だから、今オレが持ってる写真の中で、
その写真が唯一、家族全員で写ってる写真なんだ・・・。」

オレがそう言うと、れいなは少し気まずくなったのか、すぐに写真を元の位置に戻し、
他の物へと興味を移した。

こういうところは、意外に気が利いている。以前から、オレのことをいろいろと聞き出そうとはしているのだが、
オレの嫌な思い出や過去の話には、一切触れようとしないし、突っ込んでも来ない。
中には、別に気にしていないようなこともあるのだが、すぐに話題を切り替えてくれる。
そんな気配りに感謝しながら、
「ま、適当にそのへん座ってて。お茶でも持ってくるよ。」
と2人に言い、キッチンへと向かった。
448シュウ:2006/07/29(土) 01:34:34 ID:uadCcaUP0
今回はここまで。

>>430 シャブ中さん
さすがですw
オレも気長に待ってます!俄然さん。
奈々氏さんもね☆
449ラセラ:2006/07/29(土) 02:16:48 ID:Iiy1Ep7bO
俺も俄然の作品。構成
あそこまで表現するのは
かなり大変です時間が掛かるのは当然です・・・俺が言うのもなんだが。
個人的には
奈々氏さんの作品はすきですね。
イカが凄くいい。
待ってます・・・
450ねぇ、名乗って:2006/07/29(土) 10:10:48 ID:0l0F+8uC0
定期名倉

Brightness_Heavens(評価154-8=146)
TANPOPO_VER_2001(評価54-50=4)
lily_special21(神奈川県)(評価114-0=114)
roman_quality(東京都)(評価17-8=9)
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利用制限中(過去の取引チェック用)

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momo_haseagwa,deep_yui,momo_carezza,sekaino_miyabi,reinyaaa,
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451俄然:2006/07/29(土) 11:46:54 ID:UF9mydyXO
どうも俄然です。
なんか俺の話が出てるの見たんですが・・・。
ここ数日間、ずっと遊んでました。
友達が夏休みに入って遊ぶ時間ができたので、毎日がんばって遊んでました。

だから更新できなかったのはすいません。
しかし続きはちゃんとありますし、途中で書くのを辞めることもしません・・・・おそらくは。

ただあの続きのストーリーは、自分的にいつも以上の気合い入れて描いたつもりなんですが・・・。
なんかまだ気に入らなくて。
もう少し気持ちを出せる描き方はないのかと、何度も書き直しています。本当にそこだけなんです。
その続きは不思議と出来てるんですけど。第二章が。
だから待ってくれている皆さん。
期待されてるような話じゃないかもしれませんが、もう少し待っていただけたら嬉しいです。

フォローしてくれた皆さん、ありがとうございました。
452名無し募集中。。。:2006/07/29(土) 12:02:29 ID:KdDKsU0k0
思う存分遊べばいいと思うよ
453奈々氏:2006/07/29(土) 12:27:13 ID:TP9JEfjwO
以前“常夏娘”というのを
書いていたものです。

今都内の某ワンちゃんと同じ病院に
入院しておりまして… スレへの
参加が外でたときに携帯でみる
程度しかできません。

まだ時間はかかりますが 皆さんの
許可がいただけましたら 退院後
また書かせていただきます。

>>シュウさん・ラセラさん
あのような駄文に勿体ないお言葉
ありがとうございます。

イカは重要な出演者です(笑)
454ねぇ、名乗って:2006/07/29(土) 16:30:10 ID:8slqH3ZT0



田中の在宅ヲタって何が楽しいの?TVほとんど出てないし、歌番組とかもトークないし。話題にもならないし
現場ヲタには媚び売りまくりで貢がせまくり、やりまくりなら現場ヲタのが良くないか?
455シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/30(日) 00:36:48 ID:WBNhM4TG0
>>439ラセラさん
ありです!
でも5万でれいなとキス出来るなら俺は倍額出してますww

>>443
ですよね!ヤッパリww

>>448シュウさん
乙です!
れいなのキャラ出てていいですね^^
主人公の影も見えてきてコレからに期待です

>>451俄然さん
今までのペース考えたら詰まるのは普通ですよ!
気にせず休んで下さい

>>453奈々氏
大丈夫ですか?
大変な中レスをアリガトウございます。
凄く楽しみしして居るのでいつでも戻って来て下さい
勿論体を直して来て下さいね^^
456名無し募集中。。。:2006/07/30(日) 01:36:33 ID:1KrWeF3NO
>>451
俄然さん。気にしないで
457ねぇ、名乗って:2006/07/30(日) 13:28:38 ID:s2xhR+iz0
Q 一番最近遊んだ人は?
一番最近はモーニング娘。の田中れいなちゃんと遊んで…あの…ご飯食べに行ったんですけど…最初に
で いっつもれいなと遊ぶ時はおいしいご飯屋さんを知ってるんですよれいなが
全然5コ位下なんですけど
こないだはチーズフォンデュ?がおいしいって言ってそこに連れてってもらって
で一緒に食べてー で帰ったみたいな
http://www.machineworks.co.uk/whg/2006/05/post_2333.html
458子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《終》:2006/07/30(日) 18:32:35 ID:H1cm+hReO
「愛・・・」

愛様子がおかしい・・・
戸惑いながら愛のそばに歩み寄る・・・

「気付いてくれないんだ!」
愛は悲しみ・・・寂しさ!虚しい気持ちだけが愛の心に天使の矢が心臓を貫く!・


「んっ・・・」
花?『睡蓮』・・・待て
俺ちょと待て!愛また勘違いしちゃてる?

「愛・・・頼むから勘違いしないでくれ。」
459子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《終》:2006/07/30(日) 18:48:11 ID:H1cm+hReO
れいなは苛立っている。
無視されてることに苛立ちを隠せない様子だった。

「勘違い・・・じゃ〜何であの時キスしたの・・・」
『キス!?』



おっおい!よりによってれいながいるときに言わなくても・・・

460子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《終》:2006/07/30(日) 19:29:25 ID:H1cm+hReO
「だって!約束したやよ・・・」
約束なんの俺は愛を見ながら記憶をたどった。



(愛の肩を強引に・・・俺の彼女・・・)

確かに言ったあれはああでも美貴と結婚させられそうだから愛を使ったなんて言えない・・・んっ待てよ約束?どこに・・・

「その顔じゃ忘れてるのね!」

警視総監と別れた後・・・「君の名前聞いてないよね?」
と愛に話した瞬間俺は一瞬の隙に愛の唇を奪った。
「(うっんあっ・・・・んん・・・)」

461あぼーん:あぼーん
あぼーん
462子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《終》修正:2006/07/30(日) 19:35:46 ID:H1cm+hReO
「だって!約束したやよ・・・」
約束なんの俺は愛を見ながら記憶をたどった。



(愛の肩を強引に・・・俺の彼女・・・)

確かに言ったあれはああでも言わないと美貴と結婚させられそうだから愛を使ったなんて言えない・・・んっ待てよ約束?どこに・・・

「その顔じゃ忘れてるのね!」

警視総監と別れた後・・・「君の名前聞いてないよね?」
と愛に話した瞬間俺は一瞬の隙に愛の唇を奪った。
「(うっんあっ・・・・んん・・・)」

463子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない《終》:2006/07/30(日) 20:29:39 ID:H1cm+hReO
「いゃ〜あの頃は若かった!」
「半年前の話しだけど・・・」

「(イライライラ・・・)」
そう言えばキス以上のことした覚えが・・・

「(イライライライライライラ・・・・)」
俺は愛の唇を離した・・・しばらく沈黙の鐘が鳴り響く・・・うっとりした愛が空を見上げた。身体が砂に呑み込まれて潮の香りが優しく心を包むと波の音海鳥が静かなるメロデイーを奏でる。俺は続けて愛の服を脱がした・・・幸いこの時間は観光客や住民はここに来ない。


「(イライライライライライライライライラ・・・・」
愛は抵抗することなく俺の欲望のまま。狼の食欲に愛は時の歯車が赤い花びらのようにくずれていく。

「愛さん結婚すると!?」
とうとうれいなは耐えられなくなり愛に尋ねた。

「えっえっそうなんよ!」
愛は恥ずかしそうな顔をする。
「約束?とかしたと」
「コクリ!」
愛は頷いた。


「初めてだったのか?」
『約束して・・・私を一人にしないって誓って!?』
「あぁ・・・約束するよ。」
確かに言った・・・でも一人にしないのと結婚って繋がってるのか?俺は愛に不思議な違和感をかんじた。・



『子猫の進化第一章終わり・・・』
464ラセラ:2006/07/30(日) 20:40:29 ID:H1cm+hReO
今日はここまで
ほとんど明と愛の半年前の出来事です。
れいなも出ているような・・・
次は第二章です。
今の登場人物明、れいな、愛そしてもう一人増えます誰になるか・・・
465ねぇ、名乗って:2006/07/30(日) 20:45:15 ID:wAddCuLJO
ラセラの文章っつーか話自体が俄然のパクリだと思うのは俺だけか?
約束の下りとかほとんど一緒じゃねぇか
しかも意味わからんとこで、やたらと綺麗な言葉使おうとしてるし。
沈黙の鐘の音ってなんだ?
466ねぇ、名乗って:2006/07/31(月) 01:28:28 ID:LOhjNc66O
>>465
え?読んでるの?
嵐だと思ってスルーしてたw
467シュウ:2006/07/31(月) 01:37:15 ID:3u4q0Wsz0
>>453 奈々氏さん
それはそれは・・・。お体、大丈夫ですか?
今はゆっくり休んで、早く直して下さいね☆
>皆さんの 許可がいただけましたら
許可なんて必要ないと思いますよ。
自分のペースで書きたいときに書くものだと思いますし。
全然気にする必要ないと思います。
いつでも戻ってきて下さい。待ってますよ!
468(仮題)Destiny:2006/07/31(月) 01:40:17 ID:3u4q0Wsz0
>>447
冷蔵庫から、ペットボトルのお茶を2本取り出し、戸棚の中から、適当にお菓子などを見繕って、部屋に戻ると・・・。

「お、おい・・・そんなのどこから・・・・。」
テーブルの上を見ると、モーニング娘。のポスターやらグッズやらが、いっぱいに並べられている。
「これ、全部シュウちゃんにあげるたい!今日のお礼っちゃ!」
「みんなにはサインもらえなかったけど〜〜・・・エリと、れいなと、さゆみんのサイン入りですよ〜!」

よく見ると・・・ポスターには、それぞれのサインが入っていた。
絵里とれいなのサインの下には、なにやらメッセージが入っている。
「あ!ダメ!!今読んじゃダメと!うちらがいないところで読んで!」
「え・・・なんで?」
「・・・恥ずかしいたい。」

・・・だったら、そんな恥ずかしいこと書くなよ。

「とにかく!これあげるからもらっといて。捨てたりせんでよ!?」
「はいはい・・・ありがとうございます。」
オレは半分呆れつつ、ありがたくもらっておくことにした。
469(仮題)Destiny:2006/07/31(月) 01:41:59 ID:3u4q0Wsz0
「・・・・じゃー、とりあえず・・・そうだな、今日の予定をもう一回おさらいしとこうか。」
「「は〜〜い!」」

オレは2人に、向こうに着いてからの予定を再度確認した。
「東京出るのが11時だから・・・向こうに着くのは1時くらいだね。
とりあえず、着いたらまずはオレん家に行く、と。」
「うんうん・・・。」
2人はコクコクと頷く。
「それからすぐ・・・」
オレは、あまり気がすすまないのだが・・・。
「買い物・・・に出掛けるの?」
「もちろんたい! お土産いっぱい買うけんね!」
「新潟って・・・やっぱりお米かな〜?」
れいなと絵里は、行く前からすでにお土産の心配をしている。

・・・ちょっと違う気がするのだが、まあそこは突っ込まないでおこう。
「いいんだけどさ〜・・・あんまり目立たないようにしろよ?バレたら大変だぞ!?」
「その時は、シュウちゃんが上手くカバーしてくれるから平気たい!」
「いや、だからオレはそんなに芝居が上手くないって・・・」
「大丈夫やって。何とかなるたい!」

大丈夫、大丈夫って・・・ホントにこいつは・・・。
470(仮題)Destiny:2006/07/31(月) 01:43:54 ID:3u4q0Wsz0
「はいはい・・・じゃ、それで、買い物して。一旦家に戻って・・・それからなんだけど・・・。」
「うん、何?」
「オレに案内しろっていうのは・・・」
「あ、そうそう!シュウちゃんの家の近所を案内してほしいと。公園とか学校とかいろいろあると思うけん、散歩してみたいっちゃ。」

オレの実家は、市の中心部からは結構離れたところにある。家の近くにはのどかな田園風景が広がっている。あまり人の集まるような
ところもないので、まずバレることはないだろうが・・・。
「そんな散歩するほどの所じゃないぜ?ホントにちっちゃい公園が近くにあるくらいで、あとは特に・・・」
「そんなん、どうでもいいっちゃ。シュウちゃんの思い出話が聞きたいと。」
「そういうところを歩きながら、いろんなことを思い出して・・・。ね?シュウちゃん?」

・・・んー、まあ悪くはないけど・・・。
「それで〜、その後はまたシュウちゃんの家に戻って、夕ご飯食べて・・・。」
「いざ!花火会場へ〜!・・・ってとこですね!」

「うん、まあそんなとこだね。・・・・・・さて。そろそろ行くかい?あんまりのんびりしてる時間もないぜ?」
「そうやね。駅まで結構時間かかるけんね。・・・よーし!じゃー行きますか〜!!」

オレ達は一斉に腰を上げ、それぞれの荷物を手にとった。
471(仮題)Destiny:2006/07/31(月) 01:45:27 ID:3u4q0Wsz0
「・・・っていうか、おまえら荷物多すぎね〜?」

最初から気付いてはいたのだが、れいなと絵里の荷物はハンパじゃなくでかい。
一体何泊してくるんだよ!?というような荷物の多さである。
「そりゃ〜〜・・・ね〜、れいな?」
「そうたい。女の子は荷物が多いもんたい。」
「帰りはもっと多くなるぜ?大丈夫かよ・・・。オレ、荷物持ちなんか嫌だぞ?」
「あ、それは大丈夫です〜。そうなったら、宅急便で荷物送りますから〜。」

・・・ほう、そこは考えていたか。感心感心・・・。
「よし!じゃ、行くか!・・・歩いていけるか?」
「ここまでは歩いてきたんやけど、ちょっと無理っぽい・・・かな。」

まあ、そうだろうな・・・。
オレは、タクシーを呼ぶことにした。


こうして、オレの短いようで長い1日がスタートしたのだった・・・。
472シュウ:2006/07/31(月) 01:51:31 ID:3u4q0Wsz0
今回はここまで。

次回から舞台は長岡になります。
読んでくれている方の中に、長岡市を知っている方が何人いるか分かりませんが、
ちょっとした地名も出すつもりですので、お楽しみに☆
ちなみに。2日は長岡花火見に行ってきますw
473ねぇ、名乗って:2006/07/31(月) 03:09:43 ID:JVgL9OKz0
>>466
タイトルの最後に<<終>>って入ってたから、やっと邪魔なのが終わったのかと思って最後だけ読んでやったんだよ。
そしたらやっぱり意味わかんねぇし、パクリだし。
終いには『第一章終わり』とか書いてあんだぜ?続き書く気かよ?
ふざけんな。それで終わりにしとけ。
474ラセラ:2006/07/31(月) 07:08:00 ID:pT1Pt3lwO
>>465
別に俄然さんの作品をパクッタつもりはないです。
毎回課題があるので・・・
毎回与えられた課題をクリアーするだけです。
475ねぇ、名乗って:2006/07/31(月) 11:17:28 ID:19iPn4SxO
474が見えない
476ねぇ、名乗って:2006/07/31(月) 13:21:44 ID:1CXAsEQx0
>>461が見れない
477ねぇ、名乗って:2006/07/31(月) 16:30:26 ID:GnjBKMU+0
れいにゃ
478ねぇ、名乗って:2006/07/31(月) 17:29:03 ID:eGXMcKGbO
れいにゃん
479ねぇ、名乗って:2006/07/31(月) 18:36:41 ID:oibRtsJVO
れいにゃんにゃん
480自転車泥棒:2006/07/31(月) 20:56:13 ID:lkshHIBk0
>>426
「お・・・襲うなんて何が?」

僕は少しオドオドしながられいなの目を見た
明らかに軽蔑の視線が僕に注がれる・・・コレは痛い・・・・

「ねぇ・・・お腹減ったぁ〜」
今度はやたらと大きい態度で先程と同じ言葉を放つ

「わかったよ・・・ドコ行く?」
「にひひ・・・れな聞き分けの良い男が大好きたい」
「そりゃどうも」
「じゃあ北町駅前のハンバーガーでよかよ!安いけんシンジも払えるやろ」

北町駅前は人通りも多く学校の最寄駅でもある。
と言うことは生徒の目撃率も高い・・・
教師が生徒と放課後食事なんて見られたらなんて言われるか解らない

「他にしない?」
「えぇ・・・贅沢やねぇ〜」

どちらが!!!
481自転車泥棒:2006/07/31(月) 21:11:14 ID:lkshHIBk0
「じゃあ西町駅の近く?アソコなら食べるトコ多いけん」

アソコもウチの生徒は多そうだが北町駅よりマシだ渋々僕はれいなに付き合い
西町駅まで歩くことになった。



高校は長い坂道の中段にあり上に登ると坂道の頂上に立てる。
ソコから今度はさらに前進し下りきった場所に北町駅、
そして真逆に坂道を下りずっと降りて行った場所に西町駅がある。

僕は北町方向に抜けなきゃならないから長く寄り道をしながら飯まで食べて帰るのだ。

恐れて居たことがこんなにスグに起きた・・・
早速僕は、れいなに振り回されている。

「もうどうしたと?もしかしてお金全然ない時やった?」

トボトボと歩きながられいなが聞いて来た
俯く僕の顔を覗きこんだ時、首を傾げたれいなの表情にドキッと鼓動が一瞬強くなる。

「い・・・いやぁ・・・・・今日の分くらい大丈夫だけどさ」

チキショーカワイイじゃねぇかぁ〜
482自転車泥棒:2006/07/31(月) 21:23:36 ID:lkshHIBk0
さらにトボトボと歩くと住宅地を抜けて段々全体が明るくなって行く。
駅が近くなった証拠だ・・・

「ねぇ〜ココのケーキやおいしいとよ!
れぃなの誕生日いつもここのをママが買ってくれると」
「晩飯だろ・・・・」

よりによってケーキ屋を指差したれいなに呆れ気味に言うと
「ばっ・・・教えてあげただけっちゃん」
言い訳にも似た反発をしてきた。
「そりゃど〜も・・・・で、何が食いたいんだよ?」

俺が質問をするとれいなのケーキ屋を指さした手が少し斜めにずれる。
ケーキ屋の2件隣にはレストランらしき建物が現れた。

「え〜っと・・・フランスりょ・・・はっ?」
ソコは少しお洒落でまぁ来るとしたら多くても1年に一度、特別な時に来れるかどうかの
フレンチレストランが出現した。こんなワインに相当なお金をつぎ込むような店にコイツと入れってか?

「おい!幾らなんでもココは!!」
「あはは・・・冗談やけん」
483自転車泥棒:2006/07/31(月) 21:37:12 ID:lkshHIBk0
コイツの冗談のせいで去り際、店の中に居たフランス人ぽいシェフに
不思議そうに見られてしまいなんだか冷やかしたようで申し訳ない気持ちでソコを去る。

しかたなく更に少し歩いた場所にこじんまりしたイタリアンレストランを見つけた。
れいなは隣の大型の焼肉店を指さしたが僕はなんとか頼み込んでその店にしてもらい中に入る。
(何故俺が頼む形になる?)

「んと・・・何たべようかな〜♪」
見たら僕の大好きなイカ墨のパスタが無いではないか・・・
「じゃあ、れなはシーザーサラダとシーフードのクリームパスタとピザとデザートにティラミスと・・・」
人が大好きなメニューが見つからずショックを受けている時に
よくもまぁ最強セットを作り上げて行くものだ・・・


結局れいなはしっかりとサラダからデザートまでまるでコースメニューのように食べつくし
僕はあろう事かカルボナーラ1点のみだった。

小さな店とは言え近くに大きな本屋や病院があったので誰かに見られないか
生きた心地がしない・・・パスタも美味しいが正直味が伝わらない・・・

反してれいなは
「ん〜〜うまかぁ〜」
・・・・・・・・・コイツは気にも留めないのだろうか?
教師と生徒がこんなトコで食事してるのを学校の関係者に見られたら都合も悪かろうに・・・
484自転車泥棒:2006/07/31(月) 21:47:40 ID:lkshHIBk0


「ふぅ〜もう食べれんっちゃ」
「うん・・・頼むそれ以上食うな」

明細書を手に取りレジに立つ。
「ありがと〜ございます!4300円です!!」
「え!!あっはい・・・」

俺は確かコーヒー付で870円だったはず・・・
コイツ・・・こんなに食ったのか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

外に出るとれいなは背伸びして満足な顔を作っている。
まるで人仕事終えて返り血を洗い流した朝帰りの仕事人・中村紋堵のような・・・
いかんいかん、時代劇好きしか解らん例えを・・・

「じゃあ駅まで送ってくれんね?」
「あっああ・・・」
485自転車泥棒:2006/07/31(月) 21:56:50 ID:lkshHIBk0
駅は人も大分まばらになっいる。
田舎街の駅とはいえピーク時をすぎた時間なのは一目で解る。

「じゃ!今日はアリガトウございまして!!」
「こちらもどういたしまして・・・えっ」

去り際れいながそっと手を一瞬握り寂しそうな表情を浮かべた。
「またなんか食べに行こうね」
ここで「調子にのるな」と一喝してやりたいトコだが悲しいかなその表情にやられてしまう。
「うん・・・また・・・・・・行こう」


れいなは手を放つとその手を振りながらパタパタと消えていった。
妙にリアルに手に感覚を残し僕は長い時間をかけて帰路に着く。

家にたどり着いたのはもう夜の10時だった。
その日はよほど疲れ果てていたのか風呂にも入らず布団に潜り込んで、
スグに眠ってしまった。



ゴメンなさい・・・嘘です。
今日のキスを思い出し1度抜きました・・・
486自転車泥棒:2006/07/31(月) 22:05:36 ID:lkshHIBk0



火曜日
いつも授業で抜けていた席に今日は人が座っている。

田中れいなだ・・・
ニヤニヤと手を僕に振り余裕の表情をしている。

「じゃあ授業始めます・・・」


授業をスタートしてしばらく・・・
れいなの席を見る
「(うお!もう寝てるのかよ)」

少し腹が立ち僕は意地悪く今まで授業に出ていなかったれいなに問題を出した

「じゃあ田中さん!近代の商業における流通とマーケットの最大の変化を答えなさい」
487自転車泥棒:2006/07/31(月) 22:13:31 ID:lkshHIBk0
れいなは寝ぼけ眼で教科書を探る
「(幾らなんでもスグには答えられんだろ・・・)」

しかし何処かのページを確認した後スグにれいなは答えを出した。

「近代はスーパーやコンビ二エンスストアとマーケットの変化により
昔のような専門店が少なくなって、現題は問屋を必要としない卸を行っている
さらに大衆から個人へのターゲットが製品の標的となり、
マーケティングのシステムまで変化をもたらせた・・・・以上です!」

「は・・・はい。完璧です」

あろう事か瞬時にしてれいなは答えを探し出した。
れいなの顔を確認すると逆に意地悪く僕に表情を浮かべる。

どうやらコイツは本格的に嫌なヤツらしい・・・
僕はまだまだ振り回されるであろう事を予感するのだった。
488シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/07/31(月) 22:22:01 ID:lkshHIBk0
こんなトコですな
489 ◆eTDnMeJVc2 :2006/08/01(火) 00:02:22 ID:0KokIlK4O
>>488
おつかれいなです
にしても悪い先生っちゃねww
490いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/01(火) 01:46:04 ID:rOXNjeBXO
>>353
北の大地は夏が終わると、季節を一つ飛び越すかのように冬の気配がすぐ訪れる。
まだ夏休みの余韻が、少し寂しく感じる季節の中で・・・・俺は決断した。
だが、『一週間後に転校』ということを学校に・・・・みんなに内緒で申請した日の夜。

それまでは、次の日にみんなに説明して・・・・残りの一週間でちゃんと別れようと決めていた。
「(みんな何て言うかな・・・ビックリするだろうなぁ。
今まで相談もしないで勝手に決めたからなぁ・・・怒られるかも。
でもあいつらならわかってくれるだろうし・・・・・応援してくれるはずだ)」

なんて説明しようか・・・なんて謝ろうか・・・・。
残りの時間をどうやって過ごそうか・・・・なんか楽しいことがしたい。
話したいこと、いっぱいある・・・。
思い出も・・・・いっぱいある。
部屋で風に当たりながら独り、これまでのことを思い出していると・・・・・ボロボロと涙が溢れてきた。
俺にとって友達はなくてはならない存在だった。
国内でも外国でも、友達が一緒なら俺はどこだって躊躇いなく転校するだろう。
もうどこでもいい。
その友達と別れる寂しさを考えると・・・・・涙が止まらなくなってしまった。

いくら泣いても、涙は枯れず・・・・一晩中、泣いていた。
だが、俺は涙を拭うことはしなかった。
ボロボロと零れ落ちる涙は・・・・・俺の想い、そのものだった。
491いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/01(火) 01:48:09 ID:rOXNjeBXO
そして俺は、次の日から学校を休み始めた。
現実に別れる日が近づいてくると・・・・会うのがとても辛くなってしまっていたのだ。
もう寂しすぎて・・・・。
こんな心境で学校へ行って、友達に「行くな」なんて言われたら・・・・・俺の心が揺らいでしまうかもしれない。
だから俺は、あえて友達とは会わずに・・・・最後の日に臨んだ。

学校には「みんなには内緒に・・」と頼み・・・。
俺は毎日、泣いていた。
あと数日しかない・・・・。
会いたいけど会えない。
最後にみんなの前で泣きたくないから、俺はひたすら涙を流した。
みんなの前で泣かないように・・・・涙を枯らせてしまおうと。
492いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/01(火) 01:49:40 ID:rOXNjeBXO
・・・・・転校当日。
わざわざ東京から迎えに来てくれた久美さんと一緒に、学校を訪れた。
車内でそれまでのことを話したら、れいなと同じようなことを言われたが・・・・「でも私もその気持ちはわかるよ」と言ってくれた。
学校に到着し、職員室に迎う途中・・・・「(ついに来たか・・・)」と、今まで味わったことのない不安感に襲われた。
担任の先生に連れられ、私服で歩く廊下はとても不思議な感じだった。

・・・・教室に向かい歩いている途中、先生がここ一週間の話をしてくれた。
みんなは俺が休み始めた初日から「珍しいね」と心配してくれていたらしい。

でも「ハルだって風邪ぐらいひくだろう」「ただのサボりじゃねぇ?」「寝てるんじゃねぇの?だれか電話してみろよ」と、すぐに茶化されていったという。
先生は苦笑いしていたが・・・・俺は嬉しかった。
それがあいつらの・・・俺の友達の優しさなんだ。
何があっても揺るがず変わらないと信じてくれている。
493いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/01(火) 01:52:51 ID:rOXNjeBXO
だが、教室に近づくにつれ増していく不安と緊張に、友達の想いが加わり・・・・教室の前まで来て、また涙が出そうになった。
「じゃあ春人。先生が呼んだら入って挨拶するんだぞ」
そう言い残した先生が教室に入っていくと、俺は壁の向こう側に耳を澄ませた。
するとすぐに「先生おせぇ!」と、聞き慣れたいつも文句に大勢の笑い声が聞こえてきた。
だが「今日もハルは休みですかぁ?」と誰かが質問すると、先生の改まって事情説明してくれている声が聞こえてきて・・・。
先生の話に教室の空気が一瞬で変わったのが、廊下にいる俺にも怖いほど伝わってきた。

沈黙から少しずつ騒つきだす教室内。
その時・・・。
「じゃあハルは!?何で来ないの!?」
「もういないとか言わないよな!!」
中から聞こえる声には、驚き・戸惑い・・・・そして怒りも感じられた。
しかし、それは覚悟していたこと・・・でも。
「いや、春人は来てるよ。今、呼んでくるから」
いよいよと思った瞬間・・・体が震え、頭も真っ白になった気がする。
でも・・・。
「(最後だ・・・最後だから・・・・)」
自分に言い聞かせ、気を強く保ち直した。

「春人、入って」
先生に呼ばれ、足取りは重くも教室に入り・・・俺はついに一週間ぶりに姿を見せた。
494いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/01(火) 02:00:51 ID:rOXNjeBXO
黒板の前に立ったが・・・・俺はみんなの顔を見ようとはしなかった。
しかし私服姿で現われた俺に、全員の突き刺さるような視線が集まっていることはビシビシ感じる。
・・・・この場所で、友達を目の前にこんなにも孤独を感じたのは初めてだ。

「じゃあ春人・・・。みんなもよく聞くようにな」
先生がドアの方へ下がり、いよいよ別れを切り出すときが来た・・・・。
495俄然:2006/08/01(火) 02:05:07 ID:rOXNjeBXO
久しぶりの更新です。
とりあえず今回はここまで。
この辺はなるべくまとめて読んでもらいたいので、今日の時間のある時に続きもアップしたいと思います。
496名無し募集中。。。:2006/08/01(火) 04:58:43 ID:AgmQjbG40
更新乙!!
続きめっちゃ気になるやん
497ねぇ、名乗って:2006/08/01(火) 14:57:37 ID:G1uRsYHd0
674 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2006/07/28(金) 16:06:39.51 0
田中のヲタ奴隷がガチだと認めた有名現場固定一覧

矢サイ氏
閣下氏
コイタ氏
GM氏
れいななし氏

各コメント

矢サイ「前から知ってた、車で送り迎えもしてる」
閣下氏「出たのか・・・証拠がありすぎて困るw」
コイタ氏「結構前から出てた」
GM氏「今更だなw」
れいななし氏「知っててヲタやってるわけで」
498いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/01(火) 19:42:23 ID:rOXNjeBXO
>>494
「あの・・・・そんなに見るなよ。ファッションチェックじゃねぇんだから」
俺はその場の空気を読まず、まったく方向の違う話をしようとしたが・・・。
いつもなら友達の容赦ない突っ込みが物と一緒に降り注ぐのだが、やはり今はそんな空気じゃない。
「春人」
先生から軽く注意を受け、俺は独りで笑った。
「(・・・最後まで怒られちまった)」
そして・・・・。
「え〜と・・・・。
さっき先生から聞いただろうけど・・・・俺、転校することになったから」
「「「・・・・・・。」」」
聞こえた?と思わず確認したくなるほどみんなは無反応だったが、俺はそれを皮きりに挨拶を始めた。

「俺の母親が東京で手術をすることになって・・・。
んで何回か手術するかもしれないらしくて、東京にいることになるだろうから・・・・俺も付いていくことにした・・・・んだよね。
でももう帰ってこないわけじゃなくて、母さんが治ったらすぐにでも帰ってくるし・・・・・。
だから・・・今は俺も一緒に行くってことで。
行くだけなんだけど、それがどれくらいになるかわかんなくて・・・・・だから転校。
まぁ最低でも半年は東京って聞いたけど・・・。」

・・・・自分でも何を話してるのかわからない。
同じことを言ったり、考えてた話の順番も全部グチャグチャだ。
それに・・・・俺はまだみんなの顔を見れないでいる。
話してる間、俺の視線は最前列の机の脚・自分の手・天井の蛍光灯・窓のフレームの傷・壁に貼ってある掲示物・・・・・。
前を向いているフリだけをして、なるべくみんなの顔を直視しないようにしていた。
499いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/01(火) 19:43:57 ID:rOXNjeBXO
「でも・・・あれだ。連れてかれるとか、しょうがなくじゃなくて・・・・俺が自分で決めたことだから。
本当はこっちにいてもいいって言われたんだけど・・・・俺が自分で決めた。
みんなとはちょっとだけ早くお別れ的な感じだけど、そのうち・・・・」
「なんで・・・・」
突然、ポツリと女子の誰かが息を漏らすように・・・・いや、本当は怒鳴りたいんだろう。
その気持ちを抑えるように、震えた声で問いかけてきた。
「なんでハルはそっちを選んだの?・・・・あたし達だって一緒にいられるの、あと4ヵ月もないんだよ?」
グスン・・グスンと泣くのを堪えながら問いかけてきた女子は、中2の終わり頃から話すようになった「シィちゃん」という、いつも積極的に強気で物を言う人だった。
それに賛同したかのように、所々から「そうだよ・・・」「どうして」と・・・・ため息やすすり泣く声が聞こえてきた。

「・・・・ごめん」
この状況で言えることは、その一言だけだった。
だが泣いてくれているシィちゃんを見た時、俺も胸が熱くなって続く言葉がなかなか出てこなかった。
「それはさっきも先生が説明した通り、春人だって簡単に決めたわけじゃないんだよ。
みんなだって家族の人が寂しい思いするかもって考えたら辛いだろ?」
進めなくなった俺を見てか先生が一度、話を割ってくれた。
だが・・・・。
500いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/01(火) 19:47:16 ID:rOXNjeBXO
「だからって何で今日まで黙ってたのかがわかんないよ・・・。一週間もあったらさ・・・・・」
シィちゃんは机に肘をつき、顔を手で覆って俯いてしまった。
他の人もタオルで顔を押さえていたり、制服の袖で目を擦るような仕草が多くなっていった。

・・・俺はみんなの顔を見ながら精一杯、感謝の気持ちを伝えたいと思った。
「本当にごめん。確かに勝手すぎるよな・・・。
一週間・・・あったらちゃんと挨拶もできたかもしれない。
けどさ、一週間もあったら・・・・俺はここに残りたくなると思ったから」
その言葉に、俯いていたみんながゆっくりと顔を上げた・・・・。

「みんな俺んちのことは知ってるだろうけど・・・。みんな普通にしてくれててさ。
本当は少しきつい時もあったけど・・・みんな変に気遣ったりしないでいてくれて。
だから勉強できなくても、毎日学校に・・・みんながいるから行きたいって思えたし・・・・。
部活も最後まで楽しかった。
全国大会の時も応援・・・ありがとう」
普段言わない気持ちを伝えているうちに段々と・・・・声を出そうと息を吸い込んでも、声にならなくなってしまうほどに胸が熱くなった。
少し目の前が歪んできた・・・。
501いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/01(火) 19:48:42 ID:rOXNjeBXO
それでも最後だから・・・・他のクラスから授業の声が聞こえる中、それに消されないように必死に声を張った。
「このクラスには幼い頃から一緒に遊んでたやつとかいて・・・・。そいつらと別れ・・・離れるのは寂しいけどさ。
中学から知り合った友達と離れるのも寂しいし・・・。
シィちゃんみたく・・・話すようになってまだ一年も経ってないけど、仲良くなれた友達と離れるのも寂しい。
みんなの顔見ると初めて会った時のこととか、話したこととか・・・・思い出しちゃって。
・・・・俺、そうゆうのちゃんと全部憶えてるからさ」

何度も鼻をすすりながら・・・・時折、笑顔を見せながら俺はみんなに話しかけた。
「みんな、本当・・・。
このクラスだけじゃなくて他のクラスのやつも・・・・先生もみんな、いい人ばっかりだ。
できるなら他のクラスにもちゃんと・・・さ、したかったけど。
・・・俺この後すぐに東京に行っちゃうから時間なくて。
できれば・・・・他のクラスの人にはヨロシク言っといて」
教室が一瞬騒ついたが、俺は最後まで通した・・・。
502いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/01(火) 19:54:06 ID:rOXNjeBXO
「・・・・。
はぁ・・・・本当、最後まで勝手で悪いんだけどさ。
ちょっとの間、離れるけど・・・また戻ってくるから・・・・それまで・・・。
本当にありがとう・・・ごめん」
・・・・そう言って俺は頭を深々と下げた。

すすり泣く人、声を漏らし泣く人、最後まで俺を見据えて話を聞いてくれた人・・・・。
・・・俺もちゃんとみんなに気持ちを言えたからだろうか。
堪え切れなくなり涙が溢れ、ポタポタと床に落ちていった。。
腕で顔を隠しながら頭を上げたが・・・・無駄だったと思う。

あの時、一番泣いていたのは・・・・たぶん俺だったかな。


毎日あんなに流したはずの涙は、枯れてはくれなかったみたいだ。
でもその日、みんなの顔を見て思った。
枯らす必要なんてなかった。
枯れるわけがなかったんだ。
だからこの日を、この想いをいつまでも忘れずに・・・・また帰ってこようと誓った。
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
503俄然:2006/08/01(火) 20:00:24 ID:rOXNjeBXO
今回はここまで。

ここまでが自分なりに気合いいれた部分なんですけど・・・・・すいませんが、これが精一杯でした。
待っていてくれた方の期待に答えられてるかどうか心配です。

やたら長かったですが・・・・申し訳ないことに第一章はまだ少し続きますので、読んでくれたら嬉しいです。
504シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/01(火) 20:56:08 ID:5E4Nd4H90
>>503俄然さん
乙です!
まだ更新分は読んでません。これからゆっくりと読ませてもらいます!!

オススメ小説スレ↓
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1149959857
505シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/01(火) 20:58:11 ID:5E4Nd4H90
>>489
どうもww
悪いって言うかダメな先生ですね!

でもダメキャラにれいなが支えられるって感じは個人的に憧れでもあるww
そんな感じです
506子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/02(水) 00:01:40 ID:Ks3rMSEeO
〉〉463
パパ〜血・・・『誰・・・そこに・・・いる人・・・誰・・・』

黒い影が女の子の方に一歩・・・二歩と本棚の陰から人らしき姿が女の子の前に現われた・・・


「えっ?あっ?・・・おに・・・い・・・ちゃ・・・ん!!」
「・・・」

そのお兄ちゃんと言われたその男の手の平には血痕が付着していた・・・
「パパなんで、血を流して倒れてるの?」
とお兄ちゃんらしき人物に女の子は尋ねた。
「・・・」

女の子がこの状況を見てまだ長官が殺されたことに気付いてはいないというか年齢的に解らないと言った方が正解か?
殺されたのに・・・倒れてるの?と勘違いしているとこがまだ若い証拠・・・そして今日が女の子の七歳の誕生日だったことに・・・

「・・・長官は俺が殺したんだよ。」
まだ幼い女の子に俺はストレートに話した。

女の子は俺の言っている意味を理解しょうと女の子なりに伝えた・・・
「えっお兄ちゃん・・・殺したって何のこと?」

お兄ちゃんは悪い人が嫌いなだけだよ。それが俺の目標だった人でもね!
とまだ俺の言っている意味は理解していないだろうことは解ってたしこれから俺はどうなるか?ぐらいは解ってるつもりだ。


507子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/02(水) 00:30:03 ID:Ks3rMSEeO
アリバイも無い俺にとって疑われる事は目に見えてるし・・・警察だってそんなに馬鹿では無いはずいくら14歳でもたかが二時間で五十人もの人を殺すことは難しい
何故なら一人一人場所が離れてるし部下だって護衛してるだろうしどう考えたって一人では無理な事でも俺は実現させた・・・。


「お兄ちゃん・・・なんで悲しい顔してるの〜。」
女の子は俺の頬を両手で優しく触れると・・・俺の言っている意味が理解したのか!一粒の涙の滴が俺の血で汚れた手の平に『ポツリ』と跳ねた・・・。


「お兄ちゃん・・・今日私の!七歳の誕生日だよ・・・」
「誕生日だったな・・・プレゼント用意してないな・・・」

俺は女の子の誕生日だってことは覚えてるしプレゼントは用意してなかった。
そんな時女の子は俺に誕生日プレゼントを要求してきた・・・。


508ねぇ、名乗って:2006/08/02(水) 00:54:14 ID:p/+MNYdy0
やっちゃった・・・しかも俄然のあとにやっちゃった・・・・
よりによって俄然の気合の作品のあとにやっちゃった・・・・・

俄然の輝き3割減
509子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/02(水) 01:00:24 ID:Ks3rMSEeO
「お兄ちゃんが一番大切にしている物、私に頂戴・・・」
「大切にしている物?」

俺に大切にしている物あるのか?考えたら一つだけあった。まだ俺が日本に居たころ
母親が亡くなるまで俺は日本に居た!母親の形見のエメラルド色した、星形のペンダント!母親が亡くなる前に俺にくれた大切な物・・・
俺は考えているなか女の子は俺の首に付いている物に人差し指をさしてこう話した。


「その首にぶら下がってるペンダント!私に頂戴・・・」
「ペンダント!これか?」

俺はペンダントを手にとって女の子に見せた・・・
「うん!そのペンダント欲しいの・・・」

俺は首からペンダントを外し女の子の首にそのペンダントを付けた・・・女の子は俺の顔を見るなりこう話した。
「やった〜やっと貰えた!」とはしゃぎながら俺の周りをスキップし笑顔で回ってた・・・
翌日にパパが・・・長官が殺された事を知るまでは・・・

510子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/02(水) 01:30:18 ID:Ks3rMSEeO
「うっん・・・」
俺は目を覚ました太陽の日差しが窓から注がれる・・・
目の前には天井が見える。その時何処からか走る音が聞こえてきた?
「タッタッタッタッタッタッタ・・・」

俺は布団から身を乗り上げたら。れいなが『ジャンプ』して俺めがけて・・・飛び蹴りをした。・・・

「ドブ!?」
きれいに俺の大事なとこに命中した・・・れいなは俺の大事な部分から足を離すと俺の顔見て『ニヒ』と笑った。

「・・・」
俺は言葉を忘れた小人のように布団でアソコに手を当てもがき苦しんだ!

「朝食出来たけん冷めないうちに食べるちゃ!」
「明さん朝食出来たやよ冷めないうちに食べるやよ!」
二人して同時に言わなくてもいいような・・・
れいなと愛がお互いに目を見て稲妻のような激しい睨み合いが今日も始まっていた。
俺は今日も朝食食べずにベッドから二人に気付かれぬよう降りて・・・俺は二人の視線に入らないよう猫のようにゆっくり家を出た。

511子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/02(水) 02:07:00 ID:Ks3rMSEeO
「ふう〜」
これがもう三ヶ月近くも続いていた・・・俺は何時ものように駅に向かい!常連になるぐらい・・・
白く綺麗に塗られている少し小さめなレストランに毎日通っている。


『カラン!?』
いらっしゃ〜いませと明るい声が不思議と俺の心を暖かく包んだ・・・俺は毎日同じ席に座る・・・

店に入るとまず木が右の方に置かれている。その下に白いボードに今日のオススメメニユーが書かれている。そんな時ウエイトレスが俺に話しかけてきた・・・

「今日は何にしますか?」
「絵里ちゃんのオススメは何?」
そうここのレストランで絵里はウエイトレスをしていた。

「う〜ん〜と!」
絵里は明の目をじ〜と見つめて指を唇に当て・・・考えてる様子が怖くなる・・・やっとの思いで口に出したのは・・・
『納豆定食』だった・・・それは昨日食べたような・・・そう思いオススメメニユーを俺は見た。

そこに書かれているのは
『豚骨ラーメン!!』てここはファミリーレストランだぞ!ここの店長て何考えてるんだ・・・普通ならハンバーグのトマト煮洋風仕立てとか?子供が喜ぶメニユーにするだろうと俺は心に突っ込んだ・・・。

512ラセラ:2006/08/02(水) 02:12:27 ID:Ks3rMSEeO
今日はここまで
登場人物は明に愛、れいなそして絵里でした。

始めは明の夢から始まりました。
m(__)m 宜しくお願いします。
513ねぇ、名乗って:2006/08/02(水) 02:47:27 ID:RNmwaLkXO
明の夢?
中国?
514ねぇ、名乗って:2006/08/02(水) 03:20:44 ID:p/+MNYdy0
俄然が可哀想だって
515ねぇ、名乗って:2006/08/02(水) 04:42:19 ID:2QqBanl4O
>>508
しょうがないよ
ラセラは空気の読めない自己満野郎だから
しかも自分が嵐だってことに気付いてない
批判はすべてスルーして指摘されてることを直そうとしない
その結果あの意味不明な日本語と文章
いつまで続ける気なんだか
この調子で俄然やシャブ中より長い話書き上げたら神って呼んでやろうぜ
516名無し募集中。。。:2006/08/02(水) 11:05:34 ID:4JMaLqgJO
>宜しくお願いします。

なにを?書き続きたいなら 宜しくないので
書くのをやめてくださいm(_ _)m
517ねぇ、名乗って:2006/08/02(水) 11:25:29 ID:1f2oD5jQ0
>341
流出しちゃった?
http://kyoko-love.seesaa.net/
518ねぇ、名乗って:2006/08/02(水) 11:27:02 ID:c04BeWzZ0
ときどき挙動不審になったりハイになったり鬱になって反応すらできない基地外斜視ヲタは
明らかに何らかの病気だろう
519ねぇ、名乗って:2006/08/02(水) 13:18:39 ID:UQAxxYKkO
ラセラいい加減気付けよ、自分が嵐だってことに。
520ねぇ、名乗って:2006/08/02(水) 14:53:44 ID:z+AvJWQe0
あのシャブ中やシュウが俄然の後は書きにくいって言ってるのに
そのへんを全然気にしないわけね
521ねぇ、名乗って:2006/08/02(水) 17:14:04 ID:2QqBanl4O
もう500越えか・・・早いな
522ねぇ、名乗って:2006/08/02(水) 20:51:30 ID:toSp3FjN0
田中は名倉に金貢がせて豪遊してるだけだろ
それでこれだけ金貰ってるんだから身体も許してるんじゃないか
523ねぇ、名乗って:2006/08/02(水) 21:09:51 ID:2QqBanl4O
名倉ってだれ?
524M・K◇4SEZYOUKOO:2006/08/03(木) 01:07:00 ID:/7fZOULhO
嵐と言っている奴が嵐だ
誰か教えてやれ
525名無し募集中。。。:2006/08/03(木) 01:24:48 ID:FUkjeC2ZO
>>524
お前いろんなとこにいるな
526ねぇ、名乗って:2006/08/03(木) 01:51:17 ID:VS1UDFtcO
お前ら事あるごとに俄然俄然って

俄然さんに迷惑だろ
527(仮題)Destiny:2006/08/03(木) 02:24:02 ID:zLana6tl0
>>471
8月3日、午後1時20分・・・。オレ達3人は、長岡駅に降り立った。

改札を抜ける。・・・と同時に、意外なほどの人の多さに驚いた。
「やっぱり、今日あたりは人も多いな〜・・・」

・・・おっと、感心してる場合じゃなかった。仲間に見つからないうちに・・・。
「よし、じゃーまずは・・・オレん家にいこうか。」
「「は〜い!」」
オレ達は足早にタクシーを拾い、実家へと急いだ。

信濃川にかかる長生橋をわたり、駅から10分ちょっと走ったところで、オレ達はタクシーを降りた。
「ん〜・・・!やっぱり新潟の夏は暑いな〜!!」
「セミの音がすごいたいね!」
タクシーから降りると、ムワッとした熱気と、賑やかなセミたちがオレ達を出迎えてくれた。
「さて・・・ここがオレの実家だよ。」
528(仮題)Destiny:2006/08/03(木) 02:26:18 ID:zLana6tl0
「・・・いかにも、って感じですね〜。」
「うん、田舎のお家って感じがするたい。」
絵里とれいなは口をそろえて、感想を漏らした。
「まあね、この辺はかなり古い住宅地だからね。昔ながらの家が多いんだよ。」
「ここに、シュウちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんが住んでると?」
「ああ。昨日、電話しておいたから、多分楽しみに待ってると思うよ。」

オレは、荷物を持ちながらゆっくりと玄関へ向かった。
絵里とれいなも、大きな荷物を持ちながらオレの後に続く。
「ただいま〜。」
玄関の戸を開けながら、オレは呼びかけた。
程なく、
「はーい!」
と言う声が聞こえ・・・
「あら!シュウちゃん!!早かったわね〜!遠いとこご苦労様。さ、疲れたでしょ、早く上がってちょうだい。」
祖母が出迎えてくれた。
「あ・・・はじめまして・・・・。私・・・」
「はいはい、絵里ちゃんとれいなちゃんでしょ?話は聞いてるわよ。
・・・もう、シュウちゃんもいつの間にこんな可愛い子達つかまえたの?」
「ハハッ・・・いや、オレも最初はビックリしたんだけどね。ちょくちょく、おばさんの店に来るようになってね。
・・・・あ、れいなちゃんも絵里ちゃんも上がってよ、とりあえず、部屋案内するから。」
「あ・・・はい。」
「お邪魔しま〜す。」
「二階の奥の部屋・・・確か空いてたよね?」
「ええ。シュウちゃんが女の子連れてくるって言うから、キレイに片付けておきましたよ。」
「サンキュー。・・・じゃ、行こうか。」
オレは、絵里とれいなをつれて二階へと上がっていった。
529(仮題)Destiny:2006/08/03(木) 02:27:24 ID:zLana6tl0
「ふぅ〜〜・・・。疲れたたい!!」
れいなは部屋につくなり、荷物をドサッと置き、ゴローンと寝転がった。
「ホント、疲れたね〜・・・。」
絵里も部屋の隅のほうに荷物を置くと、れいなと同じように寝転がった。
「とりあえず・・・この部屋は自由に使っていいからね。荷物の整理でもしていてよ。
オレもちょっと部屋行って荷物置いてくるから。」
そう言って、部屋を出ようとしたのだが・・・。
「あ!シュウちゃんの部屋みたいと!!」
「あ〜!エリも見た〜い!!」

・・・・余計なこと言わなきゃ良かった。
「別にいいけど・・・。何にもないぜ?」
「いいから行くたい!」
・・・はいはい。オレは2人を連れて、隣の自分の部屋に向かった。

「ホントに、何にもないっちゃね・・・。」
オレの部屋を見た、れいなの第一声だった。

実家には滅多に帰ってくることがないため、オレの部屋には最低限のものしか置いていない。
「だから言っただろ?・・・さ、戻ろう戻ろう。」
「つまーんなーい。卒業アルバムとか見たーい!」
「そんなん置いてないって。ほら、早く早く。」
オレは、2人を追い出すように部屋を出た。
530シュウ:2006/08/03(木) 02:39:22 ID:zLana6tl0
今回はここまで。

>>俄然さん
更新お疲れ様です。胸が熱くなりました・・・。
531ねぇ、名乗って:2006/08/03(木) 05:07:55 ID:B3f2raNE0
なんかもう俄然が悪いみたいな感じになってるな・・・
532名無し募集中。。。:2006/08/03(木) 09:27:02 ID:FUkjeC2ZO
>>531なってないだろ
533名無し募集中。。。:2006/08/03(木) 12:21:55 ID:cTuKI4r70
せっかくいい感じなんだからみんな落ち着こうぜ
534ねぇ、名乗って:2006/08/03(木) 13:54:16 ID:PUzyNAEi0
田中なんて所詮はFLAMEとかの男性アイドルに会うために芸能人になった女だしな
男とセックスしたいんだよ
535ねぇ、名乗って:2006/08/03(木) 15:58:35 ID:z3dBWkLvO
もう俄然次第だな
536ねぇ、名乗って:2006/08/03(木) 18:00:26 ID:/9FgHJco0
22日目が見たい
537子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/04(金) 00:01:04 ID:t1/wBvNTO
>>511
「あの〜何時もの席空いてますよ〜窓際の喫煙席この店で噴水の良く見える〜場所がゆういつこの窓だけなんですよね〜!」
絵里がそう言うと・・・俺は絵里に誘導され何時もの席に着いた。


俺は椅子を引きそこに座ると同時に絵里が厨房へと入っていった。直ぐにお盆にコップとお絞りを載せて
明のテーブルに向かい席に着くと・・・絵里は満面の笑みで明の注文をきいた。

「はい!ご注文は何します。絵里的には〜納豆定食がオススメなんだけどな〜」
といいメニユー表と水の入ったコップを明の右手前に置いた。お絞りは明に手渡すと盆を胸のところで抱えて明の瞳を見た・・・。


俺はメニユー表を見ながら絵里の太ももに目が釘付けになる。
しばらく眺めてるとある!疑問が浮かび上がった。ここの制服について・・・
俺はかなり気にいってるエロチックて言うかそこまでスカートを上げてるのか?
パンティだって見放題・・・隠しカメラだって有りだあそこにいるあきらかに怪しいオッサンどう見ても靴がおかしい
ウエイトレスのスカートの下に足があるのはどう見ても怪しい。何度も言うけどここはファミレスだ!?
決してやらしいエロ親父達の溜り場では無い・・・俺はメニユーを決め絵里に伝えた・・・。
538子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/04(金) 00:35:31 ID:t1/wBvNTO
「納豆定食!!」
俺は絵里のオススメ通り納豆定食を頼んだ・・・。
「はい!かしこまりました〜納豆定食ですね〜今お持ちいたします〜。」


絵里は嬉しいそうに俺の顔を見てウインクした。
絵里はその場を離れ厨房に入ったと思ったら直ぐに俺の席に来て納豆定食を俺の手前に置いた時気になる物が俺の目に飛び込んできた・・・


「(むっ胸の谷間が・・・)」
「!?」
俺の行動がおかしいのか絵里は不思議そうな顔で俺を覗き込んでいる・・・


「コホン!!」
と咳をし俺は絵里の目線に気付き恥ずかしそうに窓に目をやった。

その時窓にしがみついているれいなの姿があった。
いったい何時からへばりついたのか?その姿を想像したら食物が口から出そうになる。


れいなは今にも俺にくってかかりそうな勢いで窓にへばり付いている怖いぐらいだ。
「れいな・・・お前・・・」
俺は窓にベッタリしがみついているれいなの顔が可笑しく笑ってしまう・・・。


そんなに窓にへばり付いているとれいなの唇の跡が残るだろうその唇の跡に知らない人が口をあわせると・・・間接キスになる?
539子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/04(金) 01:06:22 ID:t1/wBvNTO
れいなは俺が気が付いたのを確認すると窓から離れ俺を睨み付けるとその勢いで店に入って来た・・・。
「カラン!?」
絵里はお客が入るのを確認するとれいなの元に営業スマイルでれいなの前に現れた・・・。

「!?」
スナック裕子以来の二人の出会いは新たな闘いの火花が勃発しそうな予感がしてならない。
「絵里〜」

とれいなが絵里にしがみつこうとしたが絵里に避けられて・・・一人寂しいこの状況を誰が想像出来ただろうか?


「あの〜誰でした?」
絵里はれいなのことすっかり忘れてた・・・。
「絵里〜?」
の言葉を言いながら悲しい表情をするれいなは何故か目だけは怒ってる・・・少し切れ気味のれいなは明のいる席に向かった・・・。


「れいなめ・・・」
あきらかに絵里の声じゃない低い声でれいなの名前を言った・・・。

「おい変態!!」
と言い俺の目の前に
『ドカ!?』と座るといきなり足で俺の足をおもいきり踏んだ!!!


「痛い!?」
と俺は叫んだ・・・目からは涙がにじみでた。


540子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/04(金) 01:38:30 ID:t1/wBvNTO
「ご注文は何にしますか?」
コップとお絞りをれいなの前に置いた。絵里はれいなに聞いてきた・・・
「水!」
れいなは絵里にこう答えた。
「!?」
絵里はれいなの言っている意味が解らないでいる。俺はすかさずフォローを絵里にした。


「絵里ちゃん・・・れいなは直ぐに帰るから注文しないって言っている。」
その言葉で理解したのか絵里はレジに戻った。


「ゴクゴク・・・あっ・・・」
れいなは水を一気に口に含み飲み干すと口を大きく開けゲップした・・・

「れいな・・・」
といいながら・・・俺は納豆を食べていた。それを見たれいなは俺を軽蔑するかのように目を細め口を少し開けて重心を後ろに置いた・・・


「変態は何食べとると!!」
そういえばれいなは納豆嫌いだったような・・・!?
「何でれいなの作った朝ご飯食べてくれんと?」
れいなは俺が味噌汁を飲んでいる時に尋ねた・・・。
「嫌・・・れいなの朝ご飯食べたく無い訳ではなく・・・」
俺は茶碗と箸をお盆に置いた・・・コップの水を飲み干すとれいなに話した。
「二人の邪魔をしたくなかったから・・・」

541子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/04(金) 02:18:41 ID:t1/wBvNTO
入れないだろう!愛は愛で一歩も退かないしましてはれいなは目を輝かせて戦闘体制だし・・・女の闘いには男は無用だよ・・・


「邪魔?何で・・・」
れいなはタクワンをかじりながら明に尋ねた・・・
「嫌・・・俺一人で二人分は流石に食えないだろう!」
「何で!?」
れいな・・・愛が作った料理(美味しいからいいけど・・・)れいなが作る料理は脂濃いし・・・(正直な気持ちトイレに行って吐きたいこれが本音だ。)
「朝晩」二人して作ってくれるのは正直嬉しいけど二人して別メニユーだし!要するにだな、牛丼大盛りを二つ三つ一度に食べると一緒なんだ?」


「グ〜・・・」
俺は寝ているれいなの体を揺らした。れいなのなを呼んで・・・
「れいな起きてるか?」
「今どっかいっとぉた!?」
俺は呆れてれいなを無視して、チエックをてに持ち席を立ってレジに向かった。れいなは俺がレジに向かうのを見計らって席を立って俺の後ろに着いてくる!
俺はレジの前に立つと目の前には絵里の姿があった。俺は絵里にチエックを差し出した・・・
絵里は微笑んで首を斜めに向けて明に伝えた。
「480円です!?」
俺はポケットから財布を出し千円札を絵里に渡したと同時に絵里に伝えた・・・
542子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/04(金) 03:01:42 ID:t1/wBvNTO
「お釣りは要らないから後でジュースでも飲んで。」
俺は何時も千円札を出してお釣りは貰ってない。料理を作った人の手間賃だと思ってる。
俺は店を出る時に絵里が何時ものように元気に伝えた・・・
「ありがとうございました〜」

絵里は頭を下げ俺の後ろ姿を目で追うと・・・れいなに気付かないよう小さく手を振った。
「ふ〜ん・・・手だしたちゃね〜」
れいなは疑いの目を明にむけた・・・
「おい!れいな手だしたってどういう意味だ!」
「言葉通りの意味ちゃ!」


俺はそんなにいろんな女に手はださんぞ・・・可愛い女だけだ!
駅に着くと・・・ふと焼肉の看板がれいなの目に止まる。その看板の下に猫が座ってる・・・
れいなは猫の方に歩くと猫を通り過ぎ焼肉屋さんに入った・・・俺はその光景を見守ることしか出来なかった。


ドアが開きれいなは大きな声で・・・
『変態も焼き肉食べるちゃ。』
道歩く人々は俺の顔見ると・・・ロリコンよとか犯罪よとか顔はかっこいいのに変態なのよとか言われまくりだ!!
「れいなよ悪く思うな今俺は金欠だ!」
とれいなに伝えて俺は愛が居るであろう家に帰る事にした。


「殺す!!」
『バン!!!』
れいなはそう言うとドアをおもいっきり閉め頬を膨らませ焼き肉を諦めて明の帰る道と同じ方向に向かう。
543ラセラ:2006/08/04(金) 03:07:05 ID:t1/wBvNTO
今日はここまで
今回の登場人物は明に絵里、れいなです

シャブ中さん時代劇風は笑えました

544ねぇ、名乗って:2006/08/04(金) 03:10:40 ID:yJ2Qho5mO
ラセラって日本語苦手なのか?

話は読んで無いが他作家へのコメントが翻訳機っぽいんだけど
545ねぇ、名乗って:2006/08/04(金) 08:46:19 ID:/eeZvrbrO
ってかこの騒動の張本人がスルーしようとしてる
なんか言うことないのかよ?
546ねぇ、名乗って:2006/08/04(金) 10:43:41 ID:WAyz+/Al0
もうラセラなんてほっとけよ、何を言っても聞かないんだから
意味不明な話でスレが埋められるのはムカつくけどしょうがない、言うだけ無駄


それよりこうゆう状況を早くなくしたほうがいいよ
これじゃ他の作者だって書きにくいだろう
ここ数日じゃシュウが更新してくれたぐらいで、俄然やシャブ中や奈々氏が出てこない
前に出た>>531みたいなレスのせいで俄然も書きにくいかもしれないし
早く前のようないい雰囲気に戻そうぜ
547ねぇ、名乗って:2006/08/04(金) 10:54:54 ID:1J7R1PBVO
早く書き終ってどっか行ってほしいなぁ…
548ねぇ、名乗って:2006/08/04(金) 13:22:05 ID:pnwW5gAX0
田中が悪の元凶だな
三好を連れまわして夜の食事に出かけてるし
名倉というヲタ奴隷を紹介するあたりが
549ねぇ、名乗って:2006/08/04(金) 18:01:34 ID:0Vzcr1qKO
シャブ中さん、どちらの作品も続き楽しみにしてます。
550子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/04(金) 19:52:06 ID:t1/wBvNTO
>>542
れいなは明の後ろにいる・・・相手にされてないのが悔しいんじゃなく明がはっきりしないから?女の気持ちなんて本当に理解してる?そんな思いがれいなの脳裏に記憶される。


「ブツブツ・・・」
「(と言っているがどうも聞き取れない。もしや呪いの呪文とか!ワラ人形とか・・・。)」
れいなは明に伝えたかったのはこの言葉だった。

「焼き肉食わせろ。焼き肉食わせろ。焼き肉食わせろ。焼き肉食わせろ。・・・」
指を波のように動かし占い師よく使う手の動きをするれいなの指一本一本が妙に怪しい動きをする。


よく見ると鼠色した家・・・倉庫といった方がいいだろう・・・倉庫が建ち並ぶ場所・・・海が倉庫からでて直ぐに潮の香りがする。

「今日もここで依頼待ちかぁ〜・・・」
明は家のドアを開けた・・・
『ガチャ!?』
「お帰りなさい〜」


俺が戻ってくるのを確認すると優しい声で明を出迎えた。

「(これだよこれこの声にどれだけ救われたか・・・愛・・・お前だけだよ。誰かさんみたいに狂暴じゃ無いしね・・・)」
「ん?どうしたやよ」


よく見ると可愛いと思い。テーブルに目をやると朝、愛が作ったとおもわれる料理が用意されてある
しかも二つ・・・俺はれいなの分だと思い愛に尋ねることにした。
「愛!この料理はれいなと愛のだろ。」
「何言っているやよ明さんと私のやよ!」

551子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/04(金) 19:54:58 ID:t1/wBvNTO
「れいなちゃんは明さんのとれいなちゃんのと二つ食べてたから・・・」
「れいなは育ち盛りだからな・・・」


「(胸は成長してないけどなぁ!でも顔太ったような・・・)」
愛のことだろうからまだご飯食べてないだろう・・・多分明を待っているから・・・俺は愛に尋ねた。

「愛ご飯食べようお腹空いたから?」
「うん!料理冷めたけど美味しいやよ味噌汁は今あたためるから・・・」

俺はテーブルに座り新聞を手に持つとある記事に目がいった。ソ連が財政難などを理由に崩壊・・・崩壊後・・・ロシアに国名がかわるか?どこも大変だ!


明はリモコンを手に取るとテレビをつけた!明は何時もこの番組をかかさず見るようにしてる・・・『元気のみなもと』

「みなちゃん可愛い〜ヒュ〜ヒュ〜イェーイ〜!?」
と明はテレビの前で興奮していた。
どこからか冷たい視線を感じる・・・不意に後ろを振り返ると愛が潤んだ目でハンカチを口で噛みながら顔を左右に振り冷たい視線が俺を貫いた・・・
俺は咳をし愛に尋ねる事にした。


「コホン!!」
「愛!そろそろ食べようか?」

552子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/04(金) 19:57:53 ID:t1/wBvNTO




「(この沈黙はなんだ愛!いいから現実に戻ってこい・・・)」
「食べようか?」

やっといつもの愛に戻った・・・愛は味噌汁を明と愛のところに置き俺の目の前に座る。

冷めた料理に箸を通す・・・また後ろから冷たい視線を感じる・・・
俺は窓に目を向けるとれいながへばりついている。またか?と思い独り言のように話した。


「れいなよ・・・何故へばりついている?お化けと間違われるぞ!」
愛はというと・・・俺は愛に目線を送った・・・愛は俺を潤んだ黒い瞳で見つめている。


れいなが窓にへばりつこうが愛には眼中に無い感じがした。箸は動くが目は俺から離れようとはしない。
それを見たれいなは窓から離れると危機感を感じたのか?慌ててドアを開けて家にはいると叫びだした。


「コラ〜!?」
と叫んだが当然のように愛には聞こえてないみたいだ。れいなはテーブルをグルグルと叫びながら廻ってる。

俺は心拍数が上がった感があるので外にでようとしたら・・・愛が箸を置いてハンカチで口を拭いた・・・
「(待てよーこのシチュエーション何処かで確か・・・あさ美の時と・・・)」


553子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/04(金) 20:00:30 ID:t1/wBvNTO
愛は突然立ち上がり
(くっ来るのか?)と思い俺は構えた。愛はトイレに駆け出した・・・俺は少しほっとした。

「ふん!れいなの恐ろしさが解ったちゃね〜」
れいなは愛に勝ったと勝手に勘違いした。心の中でガッポーズをした。愛はただの生理現象なのに・・・


「ガチャ!!」
トイレのドアが開く音がした・・・

愛は洗面所で手を洗うと・・・鏡を見て自分に問い掛けた。
「負けない!負けられない!」
と両手で頬に二度叩いた・・・『バシ!バシ!』


愛はれいなとの闘いを決心した。これから深くなが〜い闘いが繰りひろがる。愛は洗面所をでると再び
テーブルに向かうその途中でれいながピースしてるけど無視して愛の席に座った・・・


再び愛の潤んだ黒い目が俺を見てる・・・箸は動くが目線だけは俺から外さない!そこにれいなが割ってはいってくる・・・
「何〜見つめ合ってるちゃ!」
愛はあくまでもれいなを無視している・・・俺は焦りはじめた!!

554子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/04(金) 20:05:41 ID:t1/wBvNTO
「いゃ〜いい天気だね!」
「曇りだっちゃ!!」


れいなは明に突っ込んだ。と思ったら今度は愛が反撃する。
「明さん明日どっか連れて行ってやよ。」


「なっ?」
れいなは先やられたと思い驚く・・・明も愛の誘いをどうかわすか考えて答えた・・・

「明日は悪い仕事というか?一日健康診断なんだ。」
「えっそうだったかしら・・・」
不意に愛はカレンダーをみる。確かに日付に記入していた。愛は残念無念て感じで落ち込んでいた。


れいなはチャンスと思い反撃にでる。
「れいなも連れて行っくと!!」
「そうか・・・注射もあるしお尻出して穴に指突っ込まれたり体温計を変な所に入れられるし、でかい注射器でお尻に刺さるぞ〜」
とれいなを脅してみた。


「痛そうやね〜やっぱ変態一人で行くちゃ!!」
ふっ引っかかったな俺は満足して食事を終えた・・・愛も食べおわると食器を手に取って台所に向かった・・・
俺も食器を下げようとしたら愛が俺を止めて話した。
「私がやるから明さんは座てて〜」
おぉ〜なんていい子だろう愛をふる奴はこの俺がひっかけ橋の上から突き落としてやる〜!!


『お前だよ!お前が落とされるよ!』
何だこの声どこから聞こえる?
555ラセラ:2006/08/04(金) 20:12:18 ID:t1/wBvNTO
M、アンノさんまとめ宜しくお願いします
まだ22日目が見れないみたいですが
あと俄然さんの作品も見れないのですが・・・
今日はここまで。
556ねぇ、名乗って:2006/08/04(金) 20:21:25 ID:YCNqUiMkO
花火の季節なので読み返してみよう


ふぁいあーわーくす
http://www.ne.jp/asahi/lovely/nonotan/fireworks.html
・コンビニバイト夜勤明けの帰り道、主人公のアパートの近くの路上に倒れていた少女は…
557ねぇ、名乗って:2006/08/04(金) 21:17:22 ID:abSTbnPp0
田中ヲタは火消しするだけで何で名倉を糾弾しようって方向に行かないのか不思議
名倉に限らず現場系の固定って半ばSTKと化してるハロプロの癌細胞ばかりだよ
558ねぇ、名乗って:2006/08/04(金) 21:27:03 ID:/eeZvrbrO
>>555
まとめて読ませる気かよ!?
まぁアンノが手直ししてまとめれば意味不明な文章もまともに見えるのかな(笑
かなりきつい作業になるだろうから、アンノが引き受ければの話だけど
559シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/04(金) 21:28:35 ID:Hg1X8bNo0
すいません
更新はしようと思いつつ色々ございまして・・・・
まぁ遅れてる時は俺のシャブが切れたと思っといて下さいww薬中作者って事でww

>>ラセラさん
感想ありです!
ちょいちょいあんなネタを出していきます

>>549
アリガトウございます
同時進行はやはり難しいですが出来るだけ同じように書いていきます。
ただ自転車の方は夏の作品ですから更新はしばらく自転車中心かもしれないです。

>>556
貼っていただきありがとうございます。
思い出の作品です・・・あとで読み直しますね^^
560麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/08/04(金) 21:43:51 ID:Hg1X8bNo0
>>417


「うし!これでよしと・・・」

食事の用意が出来て部屋も簡単に片付いた。
れいなは着替えるためもう一度、京介の寝ている側に立つ。
ベッドの横に置かれている鞄を取ると京介が目を開け見ていた。

「な・・・なんね?」
「別に・・・」
「じ・・・ジロジロ見られると着替えれんっちゃん」
「今更恥ずかしがるなよ・・・・」

れいなはため息をついてさっさと着替えた。
京介はれいなが着替え終わるまで終始見守っていた・・・

「ふぅ・・・んじゃ行くけんね」
「ドコ行くの?」
「プライベートな事やけん京介さんに言うことやなか」
「・・・・・・・・・あっそ」

京介は寂しそうな顔をして布団にまた潜り込んだ。
561M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/08/04(金) 21:51:09 ID:KVA3+Zl/0
>>555
よ〜く>>1を読めばわかるけど俺はまとめサイトの管理者じゃない
あと誰かのハンドルネーム記述する場合は手打ちではなくコピペしたらいいと思う
「、」じゃなくて「.」だし
全角じゃなくて半角だし

まとめは完結したらやるよ
VIPのブーン小説はスレが落ちるから書かれたそばからまとめられてるけど羊はその必要無いんで
562麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/08/04(金) 21:52:29 ID:Hg1X8bNo0
「にひっ!」
そんな仕草がれいなは嫌ではなかった。
以前までの京介ならばこう行った表情は見せることは無かった。
今まで他では見せない顔を見せる・・・・これは『家族』の絆でもある。

否・・・この関係は違うのだがほんの一瞬でもそう感じられる瞬間をれいなは大切にしたかった。

「なに、ふてくされてんの?」
「あ?違うよ・・・行くならさっさと出てけ」
「はいはい・・・あっ朝ごはん食べてね」

寝ながら背中を向ける京介に声を送ると手だけ上げて返事をする
「もう・・・子供なんやけぇ〜」
クスクスと笑いながられいなは家を出た。

カチャン・・・

ドアに鍵を掛けて駅に向かい歩く。
一歩外に出た瞬間今までになかった表情にれいなは変貌する。
563麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/08/04(金) 22:09:51 ID:Hg1X8bNo0
東京に出て4ヶ月
けしてれいなは指を咥え遊んでいたワケではなかった。

大阪から絵里が姿を消し地元である東京に戻って来ている情報を聞いたのは
あの店を奪われてスグ京介が掴んだ情報によるものだった。

しかし詳しい生い立ちもドコに出入りしているかも
何も把握出来ないままで居た。

そんな時――
『ん?これは・・・』
自分の財布の整理をしている時ある男の名刺を手にした
[神島 龍]名刺にはそう書かれて居る
『・・・・・・・あっ!』

記憶をたどる・・・心斎橋の店に居た頃に店が潰れる寸前に来た男・・・・・・・
『(あぁ・・・こちらこそアリガトウ。またなんかあったらそちらも連絡してくれ
普段は東京の方だが相談くらいは乗るから
・・・そうだな・・・・凛・・・・・・いや亀井絵里のこととかな)』

そう・・・あの時、出逢った男・・・
亀井絵里の何かを知って居た。
564シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/04(金) 22:14:59 ID:Hg1X8bNo0
今回も少ないですがこちらはココまでです
後でもしご迷惑じゃなければ自転車の方も更新させて下さい・・・

出来るだけ今夜は出来るようにしますんでw
565シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/04(金) 22:28:45 ID:Hg1X8bNo0
>>561
いつもアリガトウございます。

忙しいなかまとめていただいてるのは本当に感謝です
566ねぇ、名乗って:2006/08/05(土) 01:22:03 ID:5Y8sutcx0
シャブ中さん乙。自転車泥棒も楽しみにしてます。
個人的には麗華の龍より自転車泥棒のほうが好きかも・・・・ノリが軽くて。

俄然さん、シュウさんも続き期待してます。
567自転車泥棒:2006/08/05(土) 01:56:29 ID:6Vr6oBKk0
>>487
――数日後

夏が近づくと色んな声がグランドから聞こえて来る
野球部は今年も敗退するレベルだが皆本気で試合まで仕上げている。

帰宅部だった僕があんなに声を張り上げる事はなかった。
そういい加減な生徒だったから・・・

まさかこの歳になって大声を張り上げて走るなど・・・・

「ごおらああああああああああああああああ
田中ああああああああああああ!!待てやこらあああああああああああ」
「びえええええええええええん・・・・ちょっと・・・ちょっとだけっちゃん」
「うるせえええ!問答無用じゃ!!殺す!殺す!」
「目が怖かぁ!!」

さて今回は何があったのか・・・
話はほんの一時間前に遡る
568自転車泥棒:2006/08/05(土) 02:07:11 ID:6Vr6oBKk0




僕は何度も言うが土曜は管理番の仕事で授業もなく学校に来ている。
やることが無くて暇ではあるがコレも立派な仕事だ!

れいながいつも土曜に居たのはよく学校を休んで(サボって)居たから
単位制のため補講に出ていたものと推測される。

話は変わるが僕はこの学校に自転車で来ている。
本格的なMTBだ!パナソニックのMCと言うヤツで、フロントのフォルムを見たら解るが
今のMTBには無い形をしている。

これはブレーキの方式が現在は変わったもので、僕としてはこのクラシックなモデルが個人的に好きだった。
高校の卒業間近に近所の自転車屋が倉庫から残っていたのを出してきていて
当89000と高値だったがバイト代をはたいて買ってしまった・・・
569自転車泥棒:2006/08/05(土) 02:23:12 ID:6Vr6oBKk0
学校から僕の自宅は10`ほど離れているが自転車ならこれない距離ではない。
来る時は長い坂道を登りきりそして前にある下り坂を少し下がれば学校に到着。
帰りはその真逆。地獄のような坂を一気に上るとあとは家までずっと下り降りれる。

僕はこの時間が好きだった・・・
と言うより好きでもない仕事の合間に楽しむ密かな時間だった。
この自転車は僕の財産だ!いや魂だ!!誰かに乗られるなんてありえない。
絶対触れてはならないモノだったのだが・・・・・

――プールの裏
「今日も補講つかれたね〜」
「この前絵里がライブ誘って休んだせいっちゃん」
「ひっど〜い!絵里のせいにすんの?」

いつも通りれいなと絵里はプール裏で休憩していた

「ところでさ!この後駅前の本屋行かない?」
「ん、なんかあると?」
「もこ様の写真集サイン会&握手会あるんだって」
「ホント!!!!!何時?」
「えっとね〜1時からかな」
570自転車泥棒:2006/08/05(土) 02:31:08 ID:6Vr6oBKk0
絵里はれいなの1年先輩で授業の配分も違っていた。

「あっ・・・れなまだ1時限あるけん12半やないと終らん」
「え〜マジ〜?ココからじゃ駅まで歩いて30分じゃきついよね・・・
バスは乗り換えないとダメだし・・・う〜ん・・・せめて自転車があれば・・・」

絵里のなんとなく口に出した一言だった・・・

「そっか・・・自転車かぁ〜」


―1時間後・裏庭倉庫

「ふ〜さて昼飯の前にチャリに手入れしとくか・・・・アレ?」

目を疑った。朝来たとき置いていた僕の自転車がないのである。

「どっ・・・ドコに?」

僕は慌てないように冷静になって考えた。
571自転車泥棒:2006/08/05(土) 02:40:35 ID:6Vr6oBKk0
この場所に滅多やたらと人は来ない・・・
来るとすれば一人の女子生徒しか居なかった。

「田中ああああああああああああああああああ」
頭に彼女の顔が浮んだ瞬間僕は勢い良く外に飛び出した!

「あっ!!もう見つかったっちゃ」
門を飛び越え出た場所に彼女は居た、今なら捕まえれる。
「おい!まて・・・」
「ごめん・・・シンジ!ちょっと借りるけんね」



そして現在に至る
「まてえええええええええええええええええ」
「だから借りるだけやってええええええええええええええ」

まず言おう!サイズが合ってないじゃないか!
れいなの体は小さい。それなのに運転して・・・・危ないじゃないか(勿論自転車が

「いいから降りろ!お前絶対転ぶ!!」
「絶対転ばん!」
572自転車泥棒:2006/08/05(土) 02:49:55 ID:6Vr6oBKk0
ドコに絶対なんて保障がある?
なんとしてでも僕はれいなをくいとめなければならなかった。

しかし相手は自転車!
いくら女とは言え人間が追うのには限界がある・・・
今僕が追いかけれているのは登り坂だからだ!
あの坂を頂上まで上るとあとは下りになってしまう・・・・・・

そうなれば完全アウトだ!!

「ま・・・まて・・・・・頼むまってぇ」
「ゴメン、シンジ後でちゃんと返すけん。お礼も絶対する」
「あ?なんだ?お・・・この前の模型なんかとソレは比べ物にならないんだぞ!
またキスで誤魔化そうとしても無駄だぞ!」

追っかけながら僕は必死になって叫んだ、もう恥ずかしさなんてドコにも無かった。
するとれいなはまた驚くような発言をした。

「じゃあ・・・帰ったられいなの処女あげるけん」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっ?」

その言葉を聞いた瞬間、僕はその場に倒れ込んだ。
目で自転車を追うがもう追いつくはずもない。

しかたなく校門の前まで戻りその場所に座り込んだ。

「・・・・・・・・・・・・・アイツ・・・処女なの?」
にわかに信じがたい言葉を思いながら僕は自転車が無事である事を願いその場で待つことにした。
573シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/05(土) 02:51:44 ID:6Vr6oBKk0
>>566
ありがとうございます!
こちらも更新しました!!

まだネタはあるんですが・・・眠いww限界です。
すいませんがもう寝ます。
574ねぇ、名乗って:2006/08/05(土) 13:29:32 ID:8pRSwyAB0
くだらねーなまだやってたのかよ
三好田中の解雇まだー?
575ねぇ、名乗って:2006/08/05(土) 15:50:03 ID:xT1R41b/0
シャブ中さんへ
つづき楽しみにまってます
 頑張ってください
576ねぇ、名乗って:2006/08/05(土) 23:22:50 ID:dmeNIX6k0
別にこれだけでなく田中は写真流出の頻度がやたら高いんだから
人間性はとっくに疑われてるよ
田中はデビューしていきなりBUBKAに写真載ったからなw
フレイム目当てで加入(笑)
577 ◆eTDnMeJVc2 :2006/08/05(土) 23:26:39 ID:Ikjq8hNtO
>>573
おつかれいなです
自転車泥棒は今私の中で最も期待してますw
そないで更新待ち。。。
578(仮題)Destiny:2006/08/05(土) 23:31:22 ID:ocL9ZD8S0
>>529
再び2人の部屋に戻り、
「じゃー、とりあえずこれからどこ行こっか?」
と、オレから話を切り出した。

だが・・・。絵里とれいなは、また畳の上に寝転がり、ゴロゴロとし始めた。
「んー・・・?どこ行く・・・って〜・・・?」
「ん〜・・・・そうですね〜・・・・」
やる気のない、はっきりしない返事をしている。完全にだらけモードだ。
「おいおい・・・出掛けるんじゃなかったのか?」
確か、最初は買い物に出掛けるという予定だったはずだ。絵里とれいなは、こっちに来る前は意気揚々としていたのに・・・。
「うん・・・出掛けるけど〜・・・そんなにせかさんでもいいっちゃろ?」
「そうそう・・・。エリ達、ちょっと疲れたんで、このままお昼寝タイムで〜す。」
「お昼寝タイム?」
「はい!少し疲れを癒してから、出掛けましょ?」
「じゃ、そういうことで!お休みなさ〜い・・・」
買い物に行くといっていたのは、こいつら2人なのに、なんでオレが誘うような形になっているんだろうと、
今の会話にすごく不自然さを感じながら、オレは1人でブツブツ言っていた。
579(仮題)Destiny:2006/08/05(土) 23:37:28 ID:ocL9ZD8S0
「・・・どしたの?シュウちゃん?」
「なんでもねーよ・・・。」

・・・何なんだよ、一体。これじゃ、オレ1人がバカみたいじゃないか。
呆れてものも言えなくなったオレは、自分の部屋に戻ると、ベッドにドカッと座り、そのまま横になった。

大きくため息を一つつき、横になったまま・・・オレは考えていた。

偶然にも、街中のショップで出会った絵里とれいな・・・。
その2人がオレの勤めてるCDショップに、これまた偶然やって来る・・・。
意外に話しが合ったためか、2人はオレにどんどん興味を示す・・・。
そして今、2人に誘われるがままに、オレは実家にいる・・・。

もし、このすべてが運命だとしたら。
・・・この先に待つ運命は一体何なのか?

彼女たちとオレの関係は、どうなっていくのだろう?
この夏と一緒に、終わるのだろうか?
それとも・・・?

そんなことを思いながら、オレは眠りに落ちていた・・・。
580シュウ:2006/08/05(土) 23:48:00 ID:ocL9ZD8S0
すいません、ネタ切れです。
今回はここまで。

>>ラセラさん、シャブ中さん
更新お疲れ様です。

>>566
レスありがとうございます。
更新は不定期になりがちですが、待っていてくれる方がいる限り、
書き続けたいと思います。よろしくお願いします。m(__)m
581いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/06(日) 00:20:23 ID:B8S15uU9O
「(あぁ〜・・・・やべぇ)」
・・・・話しているうちにモノクロだった思い出に色が蘇り、少しあの頃を懐かしく思ってしまった。
俺は潤んだ瞳を隠そうと、右頬に左手で頬杖をつくおかしな格好をとった。
早く涙を引っ込めて話を続けないと、れいなにバレてからかわれる・・・。
「ふぅ・・・・。ちょっと思い出しすぎちった」
俺は照れ笑いを浮かべながら、れいなに話し掛けた。
しかしれいなの返事がない。
「れいな?」
ふっとれいなの方を向くと・・・・。

れいなは両手でタオルを握り締め、顔を覆っていた。
「グスッ・・グスン・・・・ふぇ〜・・スン・・・ずず〜・・・グスン」
「え・・・おい」
「ちょっ・・まっあ・・・てぇ・・・・」
「そんな泣かなくても・・・・」
「・・だ!っ・・・てぇ・・・」
もうれいなの目や鼻、頬は紅く染まっている。
「・・・なんか俺が悪いことしたみたいじゃねぇかよ」
「そ・・その通りたい!」
「なぁんでだよ!?」
「もっ・・もういいから続き!!」
582いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/06(日) 00:28:09 ID:B8S15uU9O
「しょうがねぇな・・・」と替えのタオルを差し出すと、れいなは顔を押さえていたタオルと差し出したタオルを素早く取り替えた。
そして涙・・・・と鼻水で重くなったタオルが俺の手に乗せられた。
「(これを渡されても困るんだけど・・・)」
とりあえず鼻水タオルを床へ置き、まだしゃくり上げているれいなを横目に話を続けた。
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
583いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/06(日) 00:41:54 ID:B8S15uU9O
東京へ来て3日後には、新しい学校が始まった。
・・・・ハッキリ言って、俺はここで友達を作る気なんて微塵もなかった。
どうせ3〜4ヵ月の付き合いだし・・・。
卒業間近でいい雰囲気になっているクラスに入っても、入る方も入られるほうも気まずい。
だから適当に毎日を過ごして卒業してしまえば、こっちのもんだと思っていた。

担任になる先生に空手の話や進路の話をされたが、俺は平然と言ってやった。
「特待生?俺、こっちで高校行くつもりないんで。それに空手もやめました」
「そんなまさか」みたいな顔をされたが・・・・まぁ先生の言いたいこともわかる。
だが、俺はすぐに帰るつもりだったからそれを拒否した。
卒業してからのことは・・・・してから考えようと。

新しいクラスでは、北海道の田舎から出てきた俺に興味を示したやつらがいた。
馴染まない俺に同情したのか・・・・休みの日に街へ遊びに行こうと誘ってくれたのだ。
俺は誘われたなら特に拒否する理由もなく、「(少しくらいは・・・)」と誘いを受けた。

しかし・・・・この時に判断を間違ったのかもしれない。
584俄然:2006/08/06(日) 00:46:46 ID:B8S15uU9O
少ないですが、今回はここまで。

シャブ中さん、シュウさん、お疲れさまです。
585ねぇ、名乗って:2006/08/06(日) 01:26:47 ID:UQOk+WvQO
ラセラ、空気嫁とか難しいことは言わないから
さっさとこのスレから消えろ
586シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/06(日) 01:51:36 ID:Sstpp4nT0
>>575
ありがとうございます
今晩は更新は出来ませんが明日はさせていただきます。
>>577
本当にありがとうございます。
私のような駄文作家にもったいないお言葉・・・
必ず書き上げます。応援くださりただただ感謝です

>>シュウさん
掛け持ちで大変でしょうが更新乙です。
この先地元で何が起こるのかまだ解らないですねww
楽しみにしてます。

>>俄然さん
更新乙であります。
サブタイの雪解けがピッタリくる内容ですね
587ねぇ、名乗って:2006/08/06(日) 02:55:14 ID:I/AM1YgJO
>>585
アンタこそ消えれば
いいんじゃないですか?
ここに来なくても誰も困らないよ
588麗しき夢は儚くも散り逝く:2006/08/06(日) 04:37:41 ID:2+AgZk220
「だるい・・・」
期末テストも終わり学校も七月に入ると夏休みへの期待で徐々に浮かれだってくる
俺はこの季節が嫌いだ。暑いだけだし・・・嫌なことを思い出させる
授業なんか受ける気すらもうない。だから屋上で悠々自適に昼寝をしている訳だが
「あっちぃ・・・」
日陰も無いこんなところじゃいずれ干上がってしまう
「日陰・・・?」
ふっと目の前が暗くなった。こんなところに日陰なんかあるはずが無いのだが・・・
「水色の・・・縞々?・・・」
目の前に現れた柄をつい口走ってしまった
「こっの変態!!!」
「いってぇ!」
俺は何者かに頭を思いっきり蹴られた
「何しやがる!」
「何しやがるはあんたっちゃろ!なん人のパンツのぞいとるとね!」
「はぁ?しらねーよ!いてて・・・思いっきり蹴りやがって」
目の前にはスカートを押さえて顔を真っ赤にして怒る少女が立っていた
「大体誰に断ってここにねっころがっとると?ここはれいなの場所たい!」
「そんなの知るわけ無いだろうが!」
「知ろうが知るまいがここはれいなの場所っちゃ!・・・ん?アンタ一年?」
「そうだけどそれがなんか?」
そいつはいかにも弱みを握ったようにニヒヒと笑いさとすように
「ふ〜ん一年とね。これ見てこれ」
と校章を差し出した。この色は・・・二年か
「わかった?れいなは先輩っちゃ!後輩は先輩の言うことを素直に聞くもんとよ」
あー面倒なやつに捕まった
「はいはいすみませんでした。どうぞこちらでお休みください」
「解ればよかとよ。解れば。」
589麗しき夢は儚くも散り逝く:2006/08/06(日) 04:39:12 ID:2+AgZk220
チッ変なのに捕まっちゃった・・・
「にしてもアンタ一年のくせに屋上でサボろうなんていい度胸しとうね?」
「そーですね」
「れいなでさえも四月に入ってからっちゃけ・・・」
「そーですね」
「なん?さっきから相槌ばっかでれいなの話聞いとらんっちゃろ?これじゃ一人で喋ってるみたいやん!」
いや、まさにそのまんま・・・
「そーですね。じゃあ私はそろそろ戻るので」
「え?もういくと?」
「そろそろ寝飽きたんでね」
本音はさっさと逃げたいだったけど・・・
「じゃあまた・・・」

はぁ・・・本当に変なのに捕まっちまった・・・まぁ同じ生徒とはいってもなかなか会わないだろうし・・・
忘れるのが吉か
590麗しき夢は儚くも散り逝く:2006/08/06(日) 04:41:14 ID:2+AgZk220
「もーせっかく話し相手見つかったと思ったちゃのに・・・ん?何これ?」
落ちていたのは生徒手帳。
「さっきの子のやつじゃん」
1年7組 亀井・・・
「ん?なんて読むとやこれ?」
カタカナでイ書いて・・・夢?ん?・・・
「あーもう面倒たい!ユメでよかユメで!・・・しょうがないこれも何かの縁っちゃ!届けてやるったい!」
そんなこんなで亀井ユメ(仮)に生徒手帳を届けてあげることにした
「でも・・・その前に一眠りするったいね♪」
591麗しき夢は儚くも散り逝く:2006/08/06(日) 04:46:58 ID:2+AgZk220
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1143247089/949
前スレ949でした。
他の連載も終わってこの話が思い浮かんだので一気に書いてみました
この話の都合上視線が変わるときがあるので読みにくかったらごめんなさい・・・・
では、これからもお付き合いくださいませ
592ねぇ、名乗って:2006/08/06(日) 05:09:42 ID:k1CaQcGVO
591さん、続き楽しみにしてます。
593ねぇ、名乗って:2006/08/06(日) 13:27:13 ID:MlKbFE6B0
一生名倉の影に怯えて田中を推してろよ
お前の推しメンは金の亡者の真性DQNだよ
594ねぇ、名乗って:2006/08/06(日) 13:47:59 ID:Aa4T+1Cy0
>>591
がんばってくださいね
  楽しみにしています
595刻の絆:2006/08/06(日) 17:02:08 ID:I/AM1YgJO
「眠い・・・」
なんでこんなに眠いんだろ昨日あれだけ泣いたのに私・・・。青空を見つめる瞳濡れて長い髪揺らして遠い景色を眺める少女。

その出来事は昨日の13時30分までさかのぼる・・・。
『キ〜〜〜〜イイイイイ・・・』・

『ドガガガ・・・!!』
バイクに乗っていた人は猫を避けようとしたら急にスリップしブレーキが効かなく右側に倒れた・・・勢いよくガードレールに激突した・・・
何なんの騒ぎなん?どうしたとょ・・・人々達は集まりだしていた・・・その倒れている男の頬に子猫が舌で舐めていた・・・
そのうちにパトカーや救急車が人々の横を通り男の側に止めた。倒れている男は大量の血が流れている。
警察官は男を良く見るとまだ若く16〜18ぐらいの少年のような顔立ちをしていた、どこにぶつけたか検証しょうとするとコンクリートに血痕が付着していたのが見えた・・・女は警察官の手を振り払い男の元に向かった・・・。
「ねぇ私のこと好き」
「・・・」
「どうして?答えてくれんと」
「・・・」
「なんで私・・・涙流しているんだろ・・・なんで」
「起きてよ!起きなさいよ」
「潤くん・・・私を一人にして何処いくの」
596刻の絆:2006/08/06(日) 17:04:25 ID:I/AM1YgJO
「返事ぐらいせんと解らんたい」
「潤くん・・・どうして・・・ぐす・・・ぐす・・・ぐす・・・」
「あの〜親族のかたですか?」
「違うとょ彼女やけん」
「あっそうなんですかでは連絡先とかは・・・」
「知らんたい。」
「えっ解らないんですか彼女なのに」
「だってだってだってだって教えてくれへん」
「そうですか仕方在りませんねこちらで調べます」
警察官はそういうとその男をタンカーに乗せて救急車に運んだ・・・その女も一緒に乗り込むとドアが閉まり病院に向かった・・・。
「潤くん・・・助かるといいね」
その女は潤の手をしっかり握り祈っている。
597刻の絆:2006/08/06(日) 17:06:51 ID:I/AM1YgJO



病院につくと急いで手術室にむかった。女も一緒に手術室前までいくと椅子に座り潤が助かるのをただ祈るしか彼女は出来なかった・・・

時間はどれぐらい経ったのか解らない・・・一・二時間ぐらいか女の子が寝たであろう時間は・・・
手術はまだ続いていた・・・そのうち廊下から足音が聞こえてくる・・・こっちに向かって近付いてくる
「潤・・・」
と名前を言ったのは・・・少し細身で脚が細く綺麗・・・髪は肩まで伸びているし年は私より上くらいかな・・・

「貴女が潤の彼女ですか?」
「はい彼女の田中れいなです。」
と頭を下げその綺麗な女の人に礼儀正しく話した・・・。
「そう・・・潤の彼女なんだ・・・私は美貴よろしく」
「こちらこそ・・・お願いします。」
れいなは少し焦った顔をすると・・・美貴が変なことを聞いてきた。
「私潤の何に見える姉それとも妹・・・それとも潤の彼女かしら」
『「えっえっなんでこんなことれなに聞くと・・・」』

598ねぇ、名乗って:2006/08/06(日) 20:40:49 ID:N9aYQtcbO
タンカーって何だよ
石油じゃあないんだから
599子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/07(月) 00:01:05 ID:I/AM1YgJO
>>554
「さっきから変態おかしかぁ〜」
れいなはお得意の上目使いを明にした。


俺の視線は愛の後ろ姿に注がれている。今愛は食器を洗ってる俺はれいなの誘惑を無視して愛に尋ねた。

「ね〜たら〜今日一緒に寝よう〜」
子猫のように喉を鳴らし甘えた声で明に伝えた。


「愛今度の日曜日なら俺空いてるぞ!」
明の言葉を聞いた愛は手が止まると目をつぶり首を上にあげて深呼吸をした。五秒の時の流れが止まると・・・振り向き際に聞いた・・・。


「日曜日・・・それってデートの誘い?」
「変態!!れいなは?」
「愛・・・嫌なら他当たるけど?」


「(ん・・・他って誰とれいな以外他に女おるけんね?さゆ・・・絵里も怪しいちゃね!)」
「空いてるやよ〜日曜日約束やよ〜」

明の他当たると言った言葉は愛の耳には届いていない。
600子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/07(月) 00:05:18 ID:I/AM1YgJO
「あぁ約束だ!!」
れいなが居るのにそんな約束して明や愛は大丈夫か?れいなはよからぬ事を企んでいた!

「よかよ!れいなを仲間外れにした罪は重いけんねぇ!」
一人ごとのように呟いた?


愛は後片付けが終わると明の側に歩み寄った。



「どうした・・・あ・・・・い・・・」



愛は俺の胸元に手を当てるとゆっくり・・・下に手が下がる・・・



「まっ待って!」



「れいなも参加するたい」



「おぉ〜ぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・・・」



601子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/07(月) 00:07:52 ID:ZsiX8UqdO
翌日・・・



俺は目が覚め天井が見える今日は健康診断これから病院に行く事になっている・・・俺は身体を起こすと・・・

(タッタッタッタッタッタ・・・・・・)
どこからか走りだす足音がする・・・れいなはジャンプすると・・・
(また金蹴りか?)と思い俺は後ろに廻ってれいなの身体を押さえ込んだ!!俺は意地悪な笑みを浮かべれいなに聞いた。


「どうだ同じ手は通用しない!」
と言った俺だが一瞬れいなの目が光ったように見え
れいなの後ろ足が勢いよく俺の〇〇にサヨナラ満塁ホームラン〜ジャストミート!!
・・・俺・・・れいなの身体から離れベッドの上でもがき苦しんだ。


602子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/07(月) 00:10:12 ID:ZsiX8UqdO
「ふん!!れいなを襲おうなんて十億万年早いちゃ!」
れいなはピョンピョン跳ね俺が下敷きに・・・そのままベッドから降りて明に伝えた。


「今日こそ食べると?」
俺を睨みつけると今日こそ食べろよと言っている・・・
「・・・」
愛がれいなにも解るよう説明してきた・・・
「れいなちゃん明さんは朝食取れないのよ・・・」
「何で?」


「・・・健康診断って言ってたでしょう・・・バリュームも飲まなきゃいけないし・・・食事したら・・・吐いちゃうから、
食べられないやよ。解るれいなちゃん!!」


「・・・」
「解らんたい!!」


603子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/07(月) 00:12:46 ID:ZsiX8UqdO
俺はやっとのおもいで起き上がりベッドから降りて・・・れいなを強く睨みつけると・・・れいなは首を横に振り腕を組んでいる。


「ふう〜」
溜め息をした。
『(れいなには無理か?愛にでも頼むことにするか・・・梨華のことも気になるし・・・)』

愛が言うには2ヵ月前の仕事を終えた俺と愛は・・・以来人に報告した後愛を先に家に帰すと
俺は・・・れいなを探しにとあるビルに向かう・・・そこは四年前の事件があった場所だった。


れいなは一人ポツンと立っている。
「変態は忘れてるみたいやけど・・・れいなは・・・」
夕日がれなの涙の滴を照らしているキラキラと風に吹かれて滴が空へと流れてゆく・・・
「れいな・・・」
俺は言葉をかけられなかった・・・そっとしとこうと思いれいなを置いて次の仕事に向かった・・・。


愛が家に帰って来た時には梨華の姿がなく・・・俺も仕事を終えた後で愛からの留守電を聴いた後・・・俺も捜したがいまだに情報がない。


604ラセラ:2006/08/07(月) 00:15:19 ID:ZsiX8UqdO
今日はここまで。
今回の登場人物は明、れいな、愛です
>>シャブ中さん、シュウさん更新お疲れさまです。
シャブ中さんモコちゃんまたでましたね。写真集に握手会?サイン会?もあるのかな?自転車泥棒期待大です。
>>すいませんKさんがれなスレにくるとはおもいませんでした。遅れてすいませんM・Kさん良かったられなスレで書いてみたら
m(__)m


605ねぇ、名乗って:2006/08/07(月) 00:41:51 ID:yqVdPdWP0
ラセラはまだいたのか
ってかおまえみたいのがここで2つも書き始めてんじゃねぇよ
正しい日本語使えるようになって、片方終わらせてから、違うスレで書け。
余計にうざいわ
606ねぇ、名乗って:2006/08/07(月) 01:23:02 ID:rA2BeczGO
ラセラさんって2つのスレ掛け持ちしてるんですか?
ならばもう一つのスレで頑張って下さい

もうこっちは構いませんから
607シュウ:2006/08/07(月) 01:29:58 ID:er2J/XS80
>>俄然さん
更新お疲れ様です!
なんか、嫌な予感のする終わり方ですね・・・。
ハルがどんな間違いを犯したのか、すごく気になりますw

>>591
待ってましたよ!
確か、ちょうど同じくらいの時期にスレに書き込みしたんで、気になってましたw
お先に書き始めましたシュウといいます。どうぞよろしくm(__)m
主人公が、れいなより年下ってのがなんか新鮮w
期待してます!

>>ラセラさん
更新お疲れ様です。
ラセラさん・・・ちょっとお聞きしてもいいですか?
「M・K◇SEZYOUKOO」さんって、どこかのスレで執筆されてた方ですか?
大変失礼な話しですが、他のスレを全く知らないもんで、分かりませんでした。
もしお分かりでしたら教えて頂けませんか?
608ねぇ、名乗って:2006/08/07(月) 01:30:27 ID:yqVdPdWP0
愛絵里スレのジェシカってのがラセラだろ。名前変えても無駄。
あの意味わからんとこで「?」「!」を使う文章はラセラしかいない。
こっちはもういいから愛絵里スレに留まれ。
子猫のなんとかだってれいなほとんど出てないだろ。
スレ違いだ。
609ねぇ、名乗って:2006/08/07(月) 01:53:41 ID:rA2BeczGO
>>608
なるほど
今ちょっと覗いてきたがジェシカとやらも相手にされてない感じだな

ラセラの唯一誉められる所は周りに関係無く投下してるって事くらい
まあ迷惑極まりない話だがな

娘小説全盛期の良作作者さんにラセラ並のしぶとさがあったなら…と思う今日この頃
610ねぇ、名乗って:2006/08/07(月) 02:00:10 ID:rA2BeczGO
595:刻の絆 :2006/08/06(日) 17:02:08 ID:I/AM1YgJO

600:子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない :2006/08/07(月) 00:05:18 ID:I/AM1YgJO

447:ジェシカ :2006/08/06(日) 02:43:11 ID:I/AM1YgJO

これも全てラセラか
611ラセラ:2006/08/07(月) 06:30:36 ID:ZsiX8UqdO
>>610          そのジェシカと俺は別の人物です。
昨日は会社の携帯で書きましたなのでジェシカさんの事は知りません。
俺はふたつも書けないので違う人だと思います・・・
612ねぇ、名乗って:2006/08/07(月) 06:48:03 ID:WFXfxgQHO
>>610が動かぬ証拠だろ
刻の絆ってのもラセラのか
613ねぇ、名乗って:2006/08/07(月) 11:23:31 ID:rA2BeczGO
ヒント:ID
614ねぇ、名乗って:2006/08/07(月) 14:21:10 ID:OHY9Kaet0
まぁ金目当てにヲタとつるむなんて所詮それまでの子ですよ
マイナーメンバーには質の悪いマイナーヲタがつくんだよね
615ねぇ、名乗って:2006/08/07(月) 16:19:50 ID:GxpOzrlp0
ラセラ超みじめw
IDが出てるのに「違う人だと思います・・・」って(笑
おもしれぇなw久しぶりに笑ったよww
616ねぇ、名乗って:2006/08/07(月) 20:24:38 ID:XwgL56m/0
何で携帯2つも持ってるの? 
617自転車泥棒:2006/08/07(月) 20:35:50 ID:X546wOMc0
>>572
ヨロヨロになってその場に座ると僕はポカっと口をあけ、その場でれいなを待つ事にした。
何度か生徒とすれ違い「お疲れ様です・・・さよなら〜」「はいサヨナラ〜」
と簡単な挨拶が交わされて行く。
こんなトコで座っていて少し変な目で見られたがもはや気にも留めなかった。

「はぁ・・・俺何してんだろうな」
ふと呟いた・・・ホント何をしてるんだろう?
しかし今追いかけてもドコに行ったか解らないし、戻ってもイライラするだけだ。
ココで待つのが無難にも思えた。



しばらくして人影もまばらになった。
大体土曜日なんてみんな休みたい。用のないヤツはとっとと帰ってく。
時間にして15時にもなれば誰もいなくなる。

「ん?・・・アレは」
なんとなく空を見上げると黒く厚い雲が重くのしかかるように上空を浮いている。
その雲は僕の居場所を影で包みこんだ・・・なんか、怖い・・・・・・
618自転車泥棒:2006/08/07(月) 20:44:06 ID:X546wOMc0
「・・・・・これは・・・降るな」
そう確信しても僕は動こうともしなかった。

しかし冷静に考えてみろ。
雨の中、今日帰ってくるか解らん女を待つのか?
雨の中自転車を彼女が返しにくるか?下手すりゃどっかに捨ててこられるぞ・・・
まぁソコまではしないか・・・・それにしても今日は来ないだろ・・・

そんな事を思いつつも僕は戻ることなく定位置でれいなを待ち続けた・・・

ピカッ!・・・・・・・ゴドゴロ・・ゴド
雷の音がし始める。こんな時に用もないのに外に出てるヤツなんて馬鹿だ!
そうだ僕は馬鹿だ・・・・

その時・・・・
ピガッ!!!!!!!!!!!!!!ドゴーンンン・・・・・

「うおおおおお!」
ドコかで雷が落ちたようだ。
「こ・・・こええええええええええええええええええええええええ!!!!」
そして僕は叫んだ、異常に興奮し笑っていた。
少し頭のネジも飛んでしまったようだ・・・・
619自転車泥棒:2006/08/07(月) 20:56:22 ID:X546wOMc0
「あっ・・・っ来たな」
上空からはまるでスイッチでも入れたかのように突然雨が降り出した。

雨は一気に周りを囲んで行き、そこら中を濡らした。
もちろんその中に僕も含まれる、ほんの少しの時間で僕は溺れたかのようにビショビショになった。

「はぁ・・・まいったな」
しかし今は7月の始めに入っていた。最初は少し冷たさを感じた雨も次第に暖かく、
まるでシャワーを浴びている感覚にもなった。

「眠い・・・」
そう呟いたあと僕はその場に目を閉じて眠ってしまった。

ユメの中・・・
僕が見たのは昔の記憶だった。
まだ中学に入ったばかりだろうか?
無理に冒険をしてしまい遠くに来て道に迷いオヤジの自転車と共に、僕は帰れなくなっていた。

携帯電話なんて持っては居なくて、テレホンカードと多少の小銭は持っていたが
連絡なんてする気もなかった。したら負けとでも思ったんだろうか?

しかし帰れないまま時刻は23時・・・突然雨が降り出し僕は雨宿りをした。
しばらくすると眠ってしまい、次に目を覚ました時にはその場所には人が居た

母が心配して僕を探し出したのだ・・・・懐かしいな、あの時は怒られたっけ

620自転車泥棒:2006/08/07(月) 21:04:31 ID:X546wOMc0
ソコまで夢をみたトコで僕は目を覚ました・・・
少し寒さを感じたのは夕暮れ時に近づいたせいか?体温が下がったせいか?

ふと前を見るとソコには誰かの足があった。
「(母さん?)」
一瞬、中学の時と被ったのかそんな事を思ったが見上げてみると他でもない
れいなだった。

僕は立ち上がる・・・
ピシッ!

そしてれいなに無言のままビンタを喰らわした。
「・・・・・・・・・・・・・・ゴメン」
するとれいなは謝ったあと僕の胸に抱きついて来た。

「なっ・・・なんだよ?」
「だってぇ・・・もう帰ってると思いよったけん」
「・・・・・・・・・・俺も・・・帰って来ないと思った」

そう言いながら見詰め合うと自然と僕達の唇は絡んでいった。
「ん・・・・・・・」
そして唇を離すとれいなは僕を見つめ話しかけて来た。

「濡れとうよ・・・そんなにれなとしたかったん?」
「馬鹿!自転車が心配だっただけだ・・・」
「じゃあしたくない?」
「したい!凄くしたい!!」

そして僕は喰らい付くようにもう一度れいなの唇を奪った。
621シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/07(月) 21:14:24 ID:X546wOMc0
少し更新遅れました!今日はこんなトコです

>>591
俺も待ってました。
これからもよろしくお願いします。
これはエリックが男で出てくるんですかね?それとも弟?
てコレからですよねwww

>>シュウさん
乙です!
いつも本当に楽しみにしてますよ^^
田舎編も楽しみにしてます。

>>ラセラさん
感想ありがとうございます。
またもこみちです!俺の特徴ですからww
で、そちらも新作ですね

ところでもしかしてラセラさんて実は女性じゃない?
622 ◆eTDnMeJVc2 :2006/08/07(月) 22:46:33 ID:WFXfxgQHO
>>621
>「したい!凄くしたい!!」
おいらの気持ちを代弁してr(ry
このエロ教師めww
夜の授業とかになっちゃうんですか?
623シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/07(月) 22:48:17 ID:X546wOMc0
>>622
あとのお楽しみですww
624名無し募集中。。。:2006/08/07(月) 22:48:40 ID:NHaHr14YO
>シャブ中
頼むからラセラいじるな
625名無し募集中。。。:2006/08/07(月) 22:58:06 ID:3Dsq3L2QO
海の家の奴は 更新まだ?
楽しみにしているんだけど

>シャブ中
暑い中更新乙 だがラセラに触れるな
626ねぇ、名乗って:2006/08/07(月) 23:40:21 ID:Rq7hLsRb0
シャブ中さん
  更新乙です
627いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/07(月) 23:43:57 ID:iji1dwkNO
その週末、誘ってくれたクラスの三人と俺で街へ出掛けた。
三人は、東京をまったく知らない俺のためにいろんな場所を案内してくれた。
安いショップ、行きつけのゲーセン、怪しい雑貨屋・・・・どこも人が多い。
だが街を歩きながら三人と話していると、段々とつかめてきた。
ぶっちゃけ最初は『東京人は田舎もんを嫌う』という、根拠のない先入観があったのだが・・・・考えすぎだったか。
知り合ったばかりでよそよそしい感じはまだあるが、クラスメイトの話や前の学校の話で盛り上がった。

しかし陽が傾き始めた頃、ちょっとした事件が起きた。
俺と一人がトイレに行くため、離れている間に・・・・店の外にいた二人がカツアゲされたというのだ。
相手は高校生くらいと言うのだが、もう姿はなくどうしようもない。
二人も暴力を振るわれたわけではないし、「まぁしょうがない」といった感じだった。
628いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/08(火) 00:01:33 ID:VnWBqYTNO
でも俺は不思議だった。
「(何で抵抗しなかったんだ?)」と・・・。
まぁその辺は穿ってもしょうがないので言わなかったが、帰り道に愚痴を言う二人にイライラしていた。
「(そんなにムカつくんなら、そこで喧嘩でもすればよかったんじゃねぇのかよ・・・)」
と、その時・・・・。
「あれ・・・さっきの高校生じゃない?」
一人が指さすほうを見ると・・・・制服を着たヤンキーチックな男二人が、駅前広場の路肩に座っていた。
「絶対そうだって・・・」
カツアゲされた二人は情けないほどにオドオドし始め、なぜか俺の陰に隠れた。
それを見て俺は、思ったことをそのまま言った。

「見つけたんなら、取り返してくれば?」
「無理だよ・・・」
「何で?」
「だってあっちは高校生二人だし・・・」
「こっちは四人だ」
俺がそう言うと、俺と一緒にトイレに行っていたヤツが慌てたように言った。
「お、俺は関係ないじゃん!」
「・・・友達がカツアゲかまされてんのに関係ないって何だよ?」
「だって・・・そうじゃん」
俺は耳を疑った・・・が、まずはこっちの二人だ。
「どうすんだ?」
「しょうがない・・・帰ろう」
「さっき愚痴ってたこと、そのまま言ってやればいいだろ!?」
「・・・・実際、無理じゃん」
629いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/08(火) 00:12:05 ID:VnWBqYTNO
俺は呆れた・・・。
カツアゲされて何も抵抗しないで愚痴ばかり言うヤツ。
その友達を関係ないと言うヤツ。
相手を見つけたら何も言えなくなるヤツ。
・・・・もうイライラする。
元から気の短い俺だったが、今より遥かに気の短かったその頃・・・・。
俺のそのイライラはすぐに爆発した。
そして・・・・・。

「じゃあ俺が取り返してきてやるから待っとけ!!」
俺はそう言って、座っていた高校生二人に話を付けに行った・・・・が。
そんな話が上手く付くはずもなく、すぐに喧嘩になった。
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
630俄然:2006/08/08(火) 00:17:27 ID:VnWBqYTNO
少ないですが、今回はここまで。

>>シャブ中さん
お疲れさまです。
夜の授業・・・期待してますね。
631シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/08(火) 00:28:59 ID:ovvCD1dV0
>>624-625
まぁレスくらいは自由にさせてもらいたいんだけど・・
まぁ触れすぎってんなら控えますよ・・・でもただ一つ!
誰であっても感想を頂いた以上感想に関してのレスはさせてください!
これは作者としてのプライドです

あと海の奈々氏さんは入院中ですよ!(>>453)休んでもらいましょう^^
治ってから書いてもらえばいいじゃないですか!

>>俄然さん
俄然さんに期待されるなんて嬉い限りです!
でも同時の緊張もしますねww
アリガトウございます。
632シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/08(火) 00:38:59 ID:ovvCD1dV0
>>626
ありです!
633ラセラ:2006/08/08(火) 00:50:16 ID:b6X4c5Y3O
>>シャブ中さん更新ご苦労さまです。
次はれいなとのHでしょうか?
>>シュウさんM・Kさんはいろんな所で描いてますよ昔のことですけど・・・半年前ぐらいまで絵里妹で書いてたと思いますが・・・記憶が定かではありませんが
狼にも一時期いましたよ個人的にあまり名乗らないのでわかりにくいかも・・・
>>奈々氏さんまだ体調が悪いのでしょうか?

634子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/08(火) 01:30:32 ID:b6X4c5Y3O
>>603
もしかしたら一真の手の内に墜ちたのかまだ解らないさゆにも頼んだがさゆからの連絡がない。

愛に頼むことにする・・・。俺は愛に近付き耳元で囁いた。

「新聞社に調べて欲しい事を愛に伝えた・・・。」
話しを伝えたると愛の唇に軽く触れるとれいなの顔は見ないようにして外にでた。


「さて・・・これから大変だ。なぁ一真・・・」
眩しい太陽の日差しに俺は手をかざした。

635子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/08(火) 01:32:20 ID:b6X4c5Y3O
いつものように駅に向かうと見慣れた風景が目に写る何台か車が通り過ぎ信号待ちをしていると車からラジオの声が聞こえる
今の時間は二ユースがはじまってる時間帯だ・・・突然俺の耳に飛びこんだその内容は・・・今朝東京湾で水死体が上がったらしい・・・
身分証明書から本人確認ができその男の名前は某カメラマンの智広だったという内容がラジオから流れた。
こいつは闇の世界ではちょとは知られている。
・・・そろそろやばいなさゆの事も気になるし・・・俺はファミレスのドアを開けて中に入る・・・といつものように明るい絵里の声がこだました。


636子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/08(火) 01:34:04 ID:b6X4c5Y3O
「いらっしゃーいませ〜」
この一言の為に俺は生きているのか・・・と思い振り返ると絵里がちょこんと俺の目の前に立つ・・・と
・・・口に人差し指を舐めて・・・(俺を挑発してるのか?)・・・上目使いで絵里は今日のオススメを伝える・・・。


「絵里的には〜今日の〜オススメは〜納豆定食〜です〜」
やはりここ三ヶ月納豆定食しかこのファミレスで食べてないもしかしたらこの店は納豆定食しかないのではと疑いたくなる・・・


そうこうしていると絵里に席を案内される。
俺は椅子を引き座ると絵里の姿がない・・・絵里はお盆にコップとお絞りと納豆定食を載せ俺の席についた。
637子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/08(火) 01:35:48 ID:b6X4c5Y3O
・・・コップとお絞りを明に渡すと続いて納豆定食を明の目の前に置いた・・・

俺は不思議におもい絵里に尋ねることにした。
「絵里ちゃんまだ頼んでないけど・・・メニュー表も渡されてないし」

すると絵里の顔がみるみるうちに悲しい表情に変わり目には涙を浮かべて・・・絵里は答えた・・・
「ぐす・・・だって〜明さんが〜喜ぶと思って絵里は〜絵里は・・・ぐす・・・」


「解ったから!解ったから絵里ちゃん落ち着いて、絵里ちゃんは何も悪くないからね!」

638子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/08(火) 01:37:41 ID:b6X4c5Y3O
「てへ・・・」
絵里はエプロンで涙を拭くと満面な笑みを明に向けた・・・栄養は取らないとね!

「あっ!お客さん来たみたいだよ絵里ちゃん!」

絵里はお客さんのところに小走りで向かう。・・・俺はこの前の事があるから窓をみた・・・普通に噴水が見えた。


れいなが居ないのを確認すると・・・納豆定食に箸を通した・・・やはり絵里の太ももには目がいってしまう・・・ふっと甘い香が俺の箸を止める。
俺の斜め四十四度に怪しい物体が俺の斜め・・・にいる・・・

「うっしっしっし」
(ポリポリ・・・)
そう笑ってたのはれいなだった。

「れいな!いつからそこに」
「初めからいたっちゃ」
こっこの小悪魔め・・・絵里は気付かなかったのか二人してぐるとか

「さっきかられいな何食べてるの?」
「プチチョコチップたい!」



639ラセラ:2006/08/08(火) 01:42:37 ID:b6X4c5Y3O
今日はここまで
640ラセラ:2006/08/08(火) 01:50:49 ID:b6X4c5Y3O
あっ
641ねぇ、名乗って:2006/08/08(火) 02:09:49 ID:AT59jm9CO
シャブさんと俄然さんの作品でもうお腹一杯なのにラセラの駄文のせいで腹壊した
642(仮題)Destiny:2006/08/08(火) 02:25:06 ID:h1Y0kunz0
>>579
(・・・あ、またあの夢だ・・・。)
それが夢だと気付くのに、そう時間はかからなかった。

ここはどこだろう・・・。周りを見渡す。
どうやら車の中。
隣には・・・・・・

「・・・!?」

私は、そこでバッと目が覚めてしまった・・・。

「シュウ・・・ちゃん・・?」

・・・そう。車の中で、隣に座って運転していたのは・・・・・・お兄ちゃんではなく、シュウちゃんだったのだ。
(・・・いつもなら、隣にはお兄ちゃんが座っていたはず。・・・・なんで?)

改めて周りを確認する。
(・・・ここは・・・シュウちゃんの家・・?)

そうだ・・・私は今・・・シュウちゃんの家に来ている。
シュウちゃんの姿はないものの・・・さっきまで見ていた風景だ。

(・・・なんでだろう?なんでシュウちゃんだったんだろう?)

なぜか、ふとシュウちゃんのことが気になった。
「シュウちゃんは・・・部屋かな?」
独り言のようにそういうと、私はムクッと起き上がり、歩き出した。
643(仮題)Destiny:2006/08/08(火) 02:26:24 ID:h1Y0kunz0
・・・シュウちゃんの部屋の前に着く。
ドアはわずかに開いているようだ。
ドアノブに手を伸ばそうとしたが・・・、
(一応、ノックはした方がいいよね・・・。)

コンコンッ・・・
「・・・・・・」
返事はない。
(シュウちゃんも寝てるのかな?)
私は静かにドアノブに手を伸ばすと、
「お邪魔しま〜す・・・。」
と、小さく声をかけてから、ゆっくりとドアを開けた。

「・・・あ、やっぱり。」
シュウちゃんは、ベッドの上で壁のほうを向いて横向きに寝ていた。
私はゆっくりと近付き、顔を覗き込んでみた。

「ハハハッ・・・。こんな寝顔してんだ。」
・・・シュウちゃんの寝顔は、何か・・・すごく可愛らしくて・・・とても優しそうな顔だった。
644(仮題)Destiny:2006/08/08(火) 02:27:51 ID:h1Y0kunz0
「・・・あれ?」
よく見ると、腕の下に本のようなものがあることに気付いた。
寝る前に読んでいたのだろうか?

(何の本だろう?)
私はすごく気になった。見た感じ・・・アルバムのように見えなくもない。
(ひょっとして・・・)
私はどうしてもその本が見たくなった。出来ればシュウちゃんを起こさないで見たいのだが・・・。
(よしっ!)
私は、ベッドの上に膝をついて、シュウちゃんの上半身に被さるような格好で、ゆっくりと慎重に
シュウちゃんの腕を持ち、その本の上に掛からない位置に移動させることにした。

・・・まずは右手。
・・・・・・無事完了。

・・・あとは左手を・・・
そう思って、腕を掴んだ瞬間だった。

・・・シュウちゃんが急に寝返りを打ったのだ!
「え!?・・・キャッ!!」
私は驚いて、思わずバランスを崩しそうになったが、何とか持ちこたえた。
(危ない危ない・・・。もう!シュウちゃん!!)
私は、心の中で文句を言うと、再びさっきの本のほうへ手を伸ばした。
今はもう、本の上に障害物はない。
私は、ゆっくりとその本を手にとった。

だが、その瞬間!!
シュウちゃんの手が、私の腕を捕えたのだ!
645シュウ:2006/08/08(火) 02:58:09 ID:h1Y0kunz0
中途半端ですいません。
今回はここまで。

>>作者の皆様
更新おつかれいなです!

>>シャブ中さん
今回もバッチリ読ませて頂きました!!
オレのような駄文作家に、いつも感想のレスをいただき大変ありがとうございますm(__)m
皆さんが「自転車泥棒」に期待している中、とても言いにくいですが、個人的なことを
言わせてもらうと、オレは「麗華の龍」への期待が大きいです!
更新待ってますよ〜w

>>俄然さん
愛絵里スレへの感想レス、ありがとうございますw
「あ〜あ、やっちゃった・・・」な終わり方ですね。
ハルが勝つ!!・・・わけないかな(苦笑)

>>ラセラさん
>>633のレス、ありがとうございました。やっぱり作家さんだったんですね・・・(汗)
ただ、ちょっと気になったのが
>半年前ぐらいまで絵里妹で書いてたと思いますが・・・
のとこ。
これって羊のスレですよね?このスレで半年前まで書いていたってのは、
はじめさんのことだと思うんですが・・・。
はじめさん=M・K◇4SEZYOUKOO
とすると、最近の絵里妹スレでの書き込みが、つじつまが合わなくなるような・・・。
・・・いや、すいません。余計なことでしたね(汗)
とにもかくにも、ありがとうございました。m(__)m
646ラセラ:2006/08/08(火) 03:15:45 ID:b6X4c5Y3O
>>シュウさん
すいません・・・そのはじめの作者かどうかは俺の口から言えませんが
はじめの作品を誰かか書
話もあるし・・・羊で書くか狼で書かは分かりません
俺が描いてもいいんですけど何しろへたくそだから駄文描いてあの良スレ崩したくないんでねその内誰か続き書くはずですよ
誰が書か分かりませんが・・・。
647シュウ:2006/08/08(火) 03:32:30 ID:h1Y0kunz0
>>ラセラさん
即レスありがとうございます。
オレ、最近絵里妹スレに書き込みしたんですが、そのM・Kさんに見事に一蹴されちゃって(苦笑)
どんな方なのかな?って、ちょっと気になったんです。
そんな時に、このスレでM・Kさんに関する書き込みがラセラさんからあったもんで、
聞いてみた次第で・・・。

・・・って、こんなことをここでダラダラ書いても、他の方に迷惑ですね(汗)
すいません、いろいろとお手数かけちゃいまして。
この話しはもう終わりにします。

ラセラさん、いろいろと教えて頂きありがとうございました。m(__)m
648麗しき夢は儚くも散り逝く:2006/08/08(火) 04:44:45 ID:Zh6mvt5v0
「1年7組・・・あったあった」
屋上でたまたま出会った男の子が落とした生徒手帳をわざわざ届けてあげるれいなはやっぱ偉い子やね♪
「あっちょっと亀井ユメって子呼んでくれん?」
たまたまドアの近くにいた子に声をかける
「亀井・・・ユメ?そんな人このクラスにいないけど」
「え?そんなはずないちゃ!」
「いや亀井って子はいるけどユメなんて名前じゃないよ」
「じゃあその亀井ってどれね?」
「ほらあそこでボーっとしてるやつ」
あっあのれいなにも負けんぐらいの超童顔は♪
「ユメ!ユメ!ほらどこみとーとね!こっちたいこっち!」
あっ気付いたのに無視しとー生意気なっ
「なん無視しおーとや!はよこんね!」

「何ですか・・・」
「わざわざ先輩が尋ねてきたのにその態度?」
「はい。すみませんでした何の御用でしょうか?」
「何だ亀井ー彼女か?」
「そう見えるんだったら今すぐいい眼科を紹介するよ」
「アンタ誰にでもそんな憎まれ口たたいとーと?友達なくすとよ」
「・・・とりあえず上に行きますか」
649麗しき夢は儚くも散り逝く:2006/08/08(火) 04:46:10 ID:Zh6mvt5v0
「で、何なんですかいきなり」
本当に何なんですか?だよまったく・・・
会うことはない・・・と思った矢先に人のクラスにきやがって・・・
「これ!さっき落としとったやろ?」
「あっ・・・」
生徒手帳・・・
「これをわざわざ?」
「そー。ここで会ったのもなんかの縁っちゃ!そういうのは大切にせないかんと」
「あー・・・そりゃどうも。ありがとうございます」
こんなのほっとけばいいのに・・・本当に変なやつだ
「じゃあれいなもういくとね!」
「本当に届けに来ただけなんですか?」
「ん?それ以外に何があると?」
「てっきりなんかたかられるのかと」
「ユメはれいなのことどうみとーと!」
博多弁のヤンキー・・・という言葉が出てきたけど飲み込んでおいた
それにもっと訂正しなきゃいけないことがある
650麗しき夢は儚くも散り逝く:2006/08/08(火) 04:47:47 ID:Zh6mvt5v0
「あと・・・俺ユメって名前じゃないですから」
「え!?あれユメじゃなかと!?」
どこをどう読んだんだ・・・
「儚ですよ。亀井儚」
「え?高菜?」
「はーかーな!」
「はかな?変な名前っちゃね」
「よく言われます・・・」
「あっれいなも聞きたいことがあるとやけど」
「聞きたいこと?」
「ユメって・・・あっ儚やったっけ?呼びにくかとね」
もうどっちでもいいよ・・・
「儚ってお姉さんとかおる?」
「姉・・・?」
「まぁいいっちゃ!じゃあまた今度ねー!」
「あっちょっと・・・」
行っちゃったよ・・・
しかしわざわざこんなもの届けに来るなんて意外といいところがあんのかな・・・
いかんいかんいかん!またこんなのに巻き込まれそうになってしまう・・・
変なのは一人で十分なんだよ!
651みこ ◆I6bGckih/A :2006/08/08(火) 04:58:24 ID:Zh6mvt5v0
今日はここまで。
改めまして「麗しき夢は儚くも散り逝く」作者のみこと言います
>>シュウさん
更新乙&レスありがとうございます!
そうなんです。僕は躊躇してたのにブログ立ち上げて書いたりすごいなって思ってました
これからもよろしくお願いします!愛絵里の方もがんばってください!
>>シャブ中さん
更新乙&レスありです!
二作品同時連載しかも同じれいなをテーマになんてすごいですね!
僕には到底できない芸当です・・・
>>俄然さん
更新乙です。本当にすごい文章力と表現力でいつも感動しています。
すごすぎです!そのクオリティを維持するのは大変だと思いますががんばってください!
今回だけなんとなくトリつけてみましたwわかる人は納得(?)してください♪
652シュウ:2006/08/08(火) 11:25:03 ID:h1Y0kunz0
>>みこさん
更新お疲れ様です!
狼のスレのほう、たまに覗かせてもらってますw
まだ書き込みはした事ありませんけど・・・。
>愛絵里の方もがんばってください!
ありです!無理せず頑張ります(笑)

>>このスレにいる全ての作者様
今、一体何人の作者さんがいるのか分からないくらいの盛り上がりですね!
オレも一応作者の1人ですが、一読者としてもすごくこのスレが楽しみですww
653ねぇ、名乗って:2006/08/08(火) 14:28:56 ID:isfFdHaf0
「麗しき夢は儚くも散り逝く」
 面白くなりそうですね 期待してます
654ねぇ、名乗って:2006/08/08(火) 14:45:33 ID:NukZENc+0
ヲタ奴隷からはした金もらって喜んでるようじゃ田中の未来はないよ
さっさと小川と一緒に解雇しろ
655ねぇ、名乗って:2006/08/08(火) 18:38:00 ID:eWKSINcR0
ラセラって俄然にはレスしないんだなw
何様だよw

>>何しろへたくそだから駄文描いてあの良スレ崩したくないんでね
わかってるなら早くこのスレからも出てってくれ
お前はこのスレに駄文を書いて、せっかくの良スレを崩している
頼むから出てってくれ。本当にお願いだから。
これ以上、他の作者の品質を下げるようなことしないでくれ。
お前だってこれ以上ここで書いても、自分のレベルの低さをさらして笑い者にされるだけだぞ?
そんなの恥ずかしいだろ?
656ねぇ、名乗って:2006/08/08(火) 19:04:06 ID:oZRGkppu0
少し探すけど田中れいなの宝画像・秘密動画が無料で即ダウンロードできました。
ゆっくりサイトを見ると掘り出し物が結構ありました。
http://7hp.jp/?id=netz
657子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/08(火) 23:33:42 ID:b6X4c5Y3O
>>638
「あれれ〜おかしかぁ〜・・・今日は確か・・・健康診断やったと・・・ここはどこたい!」

「ファミレスですれいなさん。」
「今日は晴天たい!デート日和たい!」

俺は納豆定食を食べ終わると・・・箸を置いた。


『回想』


れいな(俺はれいなを見つめてる。)なに?今日も一段と綺麗だよ。(嘘だけど)
本当に嬉しかぁ〜
あぁ愛や絵里・・・美貴にさゆやどんな女よりも綺麗だよ。
本当に本当?


『(いゃこんなんじゃ駄目だれいなのことだ会話がこの繰り返しに違いない・・・話が終わらないだろう。)』

れいなさん。今日はどちらえ
南大陸たい!

南大陸てのはどこにあるの・・・
南極たい!
・・・

れいなさんれいなさん南極はどこの国でしょう?
分からんたい!

て・・・ことでデートは中止。少し強引だが・・・このてでいこう・・・『回想終わり』
658子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/08(火) 23:35:38 ID:b6X4c5Y3O
「れいなさん」
「気持ち悪かぁ」

『(くっ我慢我慢この状況を凌げば薔薇色の人生だ)』
「れいな俺の質問に答えたらデートしてやる。」

「南極大陸てどこの国」
「パチンコたい!」
「・・・」
「観念するたい!」


『(まっ負けそうれいなとデート・・・するのか・・・)』
俺にはやるべき事があるのにデートしてる余裕がなく・・・さゆが心配なのも事実、仕事をとるか女をとるか・・・


俺はジャケットのポケットからあるメモ用紙を取り出した。
ボールペンを内ポケットから抜き取るとメモ用紙に書き出した。

659子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/08(火) 23:37:19 ID:b6X4c5Y3O
明は書き終えると。チエックを取って・・・レジに向かう・・・女よりも仕事をとった。
れいなには、悪いが仲間の心配しないやつはいないだろう・・・多分・・・俺はレジの前に立と

絵里が待ってましたという表情をする。
「絵里ちゃん」
「明さん」



二人は恋人のように燃え上がり甘く切ない表情をするその・・・
「何処までもれいなを無視するけんね」

れいなは握り拳を胸にもってくると・・・身体を震えさせて立ち上がり周りを気にしないで叫びだす・・・

660子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/08(火) 23:39:38 ID:b6X4c5Y3O
「ゴオラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
叫び終えるとれいなは首を振り店をでた・・・。


二人はまだ見つめ合ったまま刻という流れを・・・
「忘れ物たい」
と思ったらまた入ってくるれいなは、二人の邪魔してるのは見え見えだ!


俺は先程メモ用紙に書いた紙をれいなに気付かれぬようそっと絵里の手に渡した。
絵里は明からもらった紙をエプロンの小さなポケットにしまった。


・・・俺は絵里の行動を確認するとポケットから財布をとり出した。そこから、千円札を取って絵里に手渡した。
「お釣りはとっといて後でジュースでも飲んで」

「ありがとうございました〜」
満面な笑みで明を送り出した。・・・手を小さく振って・・・

661子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/08(火) 23:42:50 ID:b6X4c5Y3O
「ガチャ!」
ドアノブを回して店をでた。それを見たれいなも変態と叫び声をあげながら明の後を追った・・・


「変態!れいなも連れていくちゃ」
それを見た絵里は冷めた目に変わっていた。・・・創り笑いなんて疲れるだけだから・・・。


「馬鹿」
絵里が最後に言った言葉は誰も聞き取れなかった。



俺は店をでて噴水を右に進み坂を降りたら、左を真直ぐに通ると駅がみえるかなり大きな駅だ。
明は駅に入るとれいなも後ろからついてくるのがわかる。
改札口の鉄柵やコンコースにつうずる出口のあたりが、大勢の旅行客たちでごったがえしている。
これから旅だとうとする客、たったいま到着した客。それらが人の流れとなって渦をまき、あるいは改札口へ、あるいは出口へと向かって右往左往してるのだった。


静止した長針と短針によって出発時刻をつげるいくつかの時計型の円板が、行き先をしるした文字板とともにかかげられていた。
改札係りたちがせわしげに切符をあらため、はさみをいれていた。



662IchhabeAngst,siezusehen.:2006/08/08(火) 23:45:43 ID:b6X4c5Y3O
「ごめん・・・」
「えっどうして・・・」
「君とは・・・もう終わりにしょう。」
「りっりゆうは・・・何」
「理由か・・・理由はなお前に飽きたからだよ。」
『(どうゅう事あんなに好きって言ってくれたのに・・・)』
広々とした店内は静けさとBGMだけが流れている。男と女はコーヒーとカフェオレがテーブルに置かれている・・・と氷が溶ける音がした。『カラン!』
二人は重い空気に包まれている。
「嫌いになったの・・・」
「だ・か・らお前に飽きたんだってわからないかな」
「わかんないよ・・・寺田君のことが・・・わからんたい!」
なにもない季節外れの雪が人々に溶け込んでいた。夏に雪なんて季節外れもいいとこだ。
でもれいなの心にはちょうどよかった何故なら振られるかもしれないと思ったから・・・。
「ねぇれいなのどこがいけんとょ」
「いけないとこはなぁまず人の言うこと聞かない・・・怒るしすぐに泣くし・・・俺はお手上げだよ。」
「ごめんなさい・・・れいなの悪いとこ治すけんれいなを捨てないで・・・お願いよ・・・寺田君。」
そのころ隣の席も暗く重い空気が流れている・・・。

663IchhabeAngst,siezusehen.:2006/08/08(火) 23:48:30 ID:b6X4c5Y3O
「なによ勝手なこと言わないでよ!!」
「・・・」

「何で黙るのよあんたなんて最低!!」
「・・・」

「信じられない亀梨のこと信じてたのに裏切るなんてひどいよ・・・。」
女は泣き崩れいる・・・男は無表情のままメロンソーダを口にすると
・・・女に思い出を語りだすはずだったが止めてしまう。女の唇は微かに震えている強がっているのか、
少しでも大人にみせたい年頃だろう。ピンク色に塗ってある唇は涙の滴によって濡れている。



『あの時だって、お前と富士急にいっただろう・・・金も無いのになぁお前のわがままで
俺や友達皆迷惑してるんだあの時間に言われてもどーしょうもないだろ。いくらお嬢さんでも常識があるだろうが』


「なによ・・・そんなに怒鳴らなくてもいいじゃない最低男なんて・・・男なんてあんた一人じゃ無いんだから!!」
「そうかなら別れてもいいだろ男なんていくらでもいるんだろ。」
亀梨がつい興奮して怒鳴ってしまた。
「・・・」
「どうした黙りかお前はいつもそうだ都合が悪くなると口を閉じる。」
「・・・」
「もういいだろ俺を解放してくれ頼むよ里沙・・・」
「・・・」
「俺はいくけど一人で帰れるだろ」


664IchhabeAngst,siezusehen.:2006/08/08(火) 23:51:06 ID:b6X4c5Y3O
亀梨は席を立と里沙を見つめている・・・里沙は下を向いたまま亀梨を見ようとしない。里沙の目から一粒の涙が溢れんばかりにこぼれ落ちる・・・。


そして彼女の前から姿を消しすと・・・



「寺田君・・・れいなは寺田君の事好いとぅと・・・」
「今俺が興味があるのはモーニング娘の田中れいなだ」
「えっモーニング娘の田中れいなが好きなの・・・私と同姓同名・・・」
亀梨が寺田の後ろを通るとれいなと目があった・・・「!?」
「・・・」
亀梨はゆっくりと店のドアに近づくとドアノブを回し店をでた。
「だかられいなとは別れたい」
「・・・」
「言葉がでないのか・・・仕方ないな・・・別れてもいいなら首を縦に振るいいな、別れたくないなら横に振れわかるな。」
「うん」
やっとのおもいで口にだした言葉だった。
『ブンブン』
「わかった・・・俺は帰るけどここの代金払っておけ」そうれいなに伝えた寺田は満足げに店をでた。
里沙とれいなは二人してラストまでこの店にいた・・・この後二人の運命はどうなるのでしょうか・・・


665ラセラ:2006/08/08(火) 23:53:03 ID:b6X4c5Y3O
今日はここまで。
新作のIchhabeAngst,siezusehen.です。
両方とも最後まで書くつもりです。投げ出すのは好きじゃないので

666ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 00:10:48 ID:udk0747F0
>>665
ふざけんな。やめろ。
「投げ出すのは好きじゃないので」ってバカだろお前?
みんなお前には迷惑してるんだよ。
ただでさえ意味わかんねぇ話でむかついてんのに、日本語もまともに使えねぇやつが新作だ?
みんながお前の糞作品を読むと思ってんのか?

他の作者も中途半端にレスすんのやめてくれよ
ラセラが自分の作品読んでくれてると勘違いして調子こくだけだ
どうせ読んでないんだろ?
作者からのラセラへのレスだって、ラセラの作品に関しての感想は1つもないしな
全部「お疲れ様」だの「頑張ってください」だけだ

わかったかラセラ?作者も読者も、お前のだけは読んでないんだ
いや、きっと読もうとしても意味がわからないんだ。日本語ができてないから
他の作者がお前に邪魔されるのを嫌がって消えたらどうしてくれるんだ
ラセラは今すぐ消えてくれ
667名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 00:58:04 ID:1RKSv/cFO
俺もラセラの作品読む気が失せた
せめてストーリーかキャラ設定のどちらかでもしっかりしてれば、すこしはましだったかもな?
正直、仔猫にしても今のストーリーに対して
前に書いた
美貴とかが出てたストーリーって全くもって意味が無いし活かされて無いと思う
あと話をまとめるのが
下手なのに登場人物が多すぎる
だから余計にまとめられなくなるんじゃないの
668ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 01:42:06 ID:1LC3tMerO
前に「2つも書けないので」とか言ってたくせに、正体がバレた途端に新作ですか?
それは勝手すぎますよ。
2作連載しているシャブ中さんはしっかりとした小説を書いていて、新作のほうもみんなから期待されて書いているんです。
あなたみたいに期待もされてないのに、むしろ嫌がられているのに勝手に始めるなんて、ただの自己満足ですよ。
しかも「投げ出すのは好きじゃないので」とか言ってるけど、もうすでに前の『刻の絆』とかゆうやつ投げ出してますよね?
言ってることも、やってることも、日本語もめちゃくちゃですね。

だからって全部最後まで書けとは言ってませんよ?
全部、今すぐやめて出ていってください。
あなたには小説を書くほどの国語力はありません。

それとこの件についてどう思ってるのか、作者の皆様からも何かコメントをもらいたいのですが。
なにもコメントをしないってことは、「ラセラなんて眼中にない」と解釈させていただきます。
669ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 01:54:24 ID:s8mS0w+vO
とりあえずラセラ空気嫁
お前の文章って逆から読めばいいか?
それとも縦読みすればいいのか?
と早稲田の一文が言ってみる
お前の文章力、外人未満↓↓
670ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 01:59:48 ID:7WnvW5njO
外人未満…

何故か宇宙人がイチキュッパイチキュッパ言ってるBOSSのCMを思い出して一人でにやけてしまった
671ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 02:11:26 ID:s8mS0w+vO
あ、そういえばラセラが>>587とか言ってたけど、オレは仮にもここで小説書いてるんだが?
それにオレはシャブ中の折り紙付きの優秀な作者だ
だからさっさとスレを去れ、下等生物
お前なんかの居場所はこのスレにはない
IDのシステムも理解できないような糞は首吊って死んでろ
672ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 02:28:44 ID:OEaRUH0yO
初めまして
前スレくらいから読み始めた新参者ですっ!!


作者の皆さん、更新毎回お疲れさまです
いつも楽しく読ませてもらってます
最近更新チェックが日課になりつつあります(ワラ)
俺もなんか書きたくなって先月?くらいからノートにまとめてたんですけど
『例のあの方』が連載始めちゃって段々調子乗ってきた辺りで
やる気が失せてしまいました↓↓

474
誰か課題与えてんですかね?止めてほしい・・・
673ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 03:22:31 ID:UfGql84m0
まず・・・タイトルが意味わかんねぇ。
なんて書いてあんの?

>>一粒の涙が溢れんばかりにこぼれ落ちる・・・。
これどうゆうこと?(笑
「溢れんばかりに溜まっている」なら「今にも溢れそうなほど涙が溜まっている」で泣き出しそうとか、涙を堪えてるのがわかるんだが・・・。
「一粒の涙」じゃ、まず溢れないしw
「溢れんばかりに」ってなってるのにこぼれ落ちてるし(笑
さっき流すように読んだだけでも、同じようなおかしな文章がかなりあったぞw
言葉の意味もわからず、どうせただ思いついたままに書いてんだろ?
ちょっと綺麗だったり、小説に出てきそうな上手い文章使えばいいと思ってんだろ?
ますます意味わかんねぇよw

>>474
これだってどうせ自分で課題とか言って勝手にやってんだろ?
俄然やシャブ中にリクエストだしたら、あいつらはリクエスト通りの題材ですげぇの書けそうだけど。
お前に課題出してもできねぇってみんなわかってるから!無理すんなってw
今は正しい日本語が使えるように勉強しなさいw
674ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 03:34:48 ID:UfGql84m0
>>655
俄然ってラセラのは読んでないって、前にハッキリ言ってなかったっけ?
よく見たら俄然はラセラに全然レスしてないし。
だからラセラも俄然にレスしないんじゃねぇの?

まぁ俄然の判断は正しいけどな(笑
675ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 04:41:10 ID:OEaRUH0yO
ラセラには脳内講師でも居るのかねw
676ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 06:23:32 ID:O7+EPjpaO
>>673
タイトルも読めないんですか?
もしかして馬鹿?英語とか読めなかったりするわけ
677ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 06:40:22 ID:O7+EPjpaO
頭悪い人に日本語がどう
とか言われても
説得力がないて言うか
ただの馬鹿
感想とか書前に自分のこと考えろよ
678ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 06:43:53 ID:mdG9JFUW0
れいなやけん。
れいなはこげになまっちょろうことないんやけん。
いっちょん東京弁とおなじやろうもん。
へげもん、なしてくらっせ。
679ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 10:44:15 ID:xNzNgLfzO
最近読んでないんだけどなんか完結した?
680ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 12:18:15 ID:7WnvW5njO
>>676-677
れーな乙
681ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 13:21:10 ID:Ikdnaj0q0
>>676
それは英語・・・・なのか?

名乗らなくても文体でラセラだってわかるんだからさ、ちゃんと名前入れて言い合えよ
自演にもなってねぇよ
本当に何もかもショボイやつだな
682ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 13:52:19 ID:KOw9do/J0
作者さん早く続きが読みたいです
楽しみに待ってていいですか〜?
683ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 14:22:15 ID:EqPUyniz0
ドイツ語だろ。
Ich habe Angst, sie zu sehen.
684ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 18:11:58 ID:UtU+gCzl0
名倉の本命はあきらかに田中だよね
三好も名倉も田中の奴隷だろw

奴隷同士が醜いセックスw
685シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/09(水) 20:34:08 ID:92fDn1sa0
>>666>>668
今回ラセラさんの件で作者の意見を聞きたいと言われたので答えます

まず作品を読んでるかですが
理由は皆様同様読めてないのが現状です。
ストーリーがブレる事があるし進み方が急に変わったりするので苦手ではあります。
ただ連載当初よりはまだ読めるようにはなりましたが・・・

ただ前にも書きましたが作者として読者の感想に答えるレスは誰であろうとします。
自分がレスをしてるのはその為です。

そしてお察しの通り感想をラセラさんの作品には述べてません
これは勿論解らないからです。

この件につきまして作品を掲載してるモノとしてこれ以上述べることはありませんが
ただ読まれてるのは住人様でありますのでその結果は皆様で話し合い決められるのが良いと思います。
私は作者ですので口を挟む気はありません。

羊のこのスレ内で話合いでレスを使いたくないのであれば狼等でスレを立てられてもいいと思います。

長々と申し訳ございません。以上です
686ねぇ、名乗って:2006/08/09(水) 20:42:32 ID:ZIaarK2A0
>>685
シャブ中さん
 更新期待してまってます♪
687シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/09(水) 20:44:45 ID:92fDn1sa0
>>633
コレからの展開のコメントは控えさせて下さいww
ネタバレしますから(もうばれてますがw

>>645
シュウさんの作品が駄文だなんてとんでもない!!
俺が今一番期待している作品はシュウさんの作品です。
主人公の明るくも何か影のあるあの描写は感動ばかりです
あと麗華の龍ですがもちろん更新はしますよ!ただ夏と言うのと話が出来上がってきている
自転車は確かに更新スピードは早いです。でも楽しみにしていただき嬉いですね^^

>>651
みこさん更新乙です!
こちらも本当に楽しみですよ。亀井さんの弟さんとのストーリーになるんでしょうか?

>>682
少し遅れることもありますがお待ち下さいww
688シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/09(水) 20:45:56 ID:92fDn1sa0
>>686
アリガトウございます!
今スグは無理ですが出来れば今晩にでも更新出来る様心がけます。
689名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 00:37:22 ID:X4oASaQo0
      | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      | ☆読みたくなくてもここは2chです!投稿自由!☆
      | 「スレの雰囲気が…」「趣旨と合わない作品は…」などのコメントも
      | スレのふいんき(なぜかry)を悪くさせます。
      | 読みたくないor好きじゃないなどは胸にしまってスルーしましょう!
 ∋oノノハヽ    。 ※あぼーん推奨!
  从;´ ヮ`) /  ※専ブラユーザーはキーワードをNG登録!
   /   つ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  [ ̄ ̄ ̄ ̄] <なんか最近荒れてきてるっちゃ
  │  れ  |




おいらも下手だ面白くないだ叩かれたこともありました…(遠い目)
orz
690いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/10(木) 00:56:23 ID:OWn8SGRsO
「え?」
同じ方を向いて壁に寄り掛かっていたれいなだったが・・・・急に俺の方へ向き直ったと思ったら間の抜けた声を出し、口をポカンと開けたまま固まってしまった。
俺はれいなの反応に戸惑い「・・・何か?」と言わんばかりの顔で、れいなを見た。

れいなは・・・・話の流れを整理しているのだろうか。
俺を見つめたまま、表情を変えずに固まっている。
そのまま十数秒・・・・・。

「あ・・・ごめん、止めちゃって」
「どうした?」
「ううん、何でもなか・・・」
何かを言いたげなれいなだったが、口を接ぐんでしまった。
「何か聞きたいことがあったら・・・・答えるけど」
俺は今日、すべてを話すと決めている。
だからどんな質問だって、ちゃんと答えるつもりだった。
しかし・・・・。
「まだわからんけん・・・・。進めて」
「(まだわからん・・・?)」

・・・・俺はれいなの言葉が引っ掛かったが、とりあえず話を進めた。
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
691いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/10(木) 01:08:15 ID:OWn8SGRsO
あの時、俺は本当に話し合いに行った・・・・つもりだった。
しかし、たぶん切り出し方がまずかったのだろう・・・・。
俺は相手の前に立つなり・・・。
「さっきあんたらがカツアゲしたやつの友達なんだけどさぁ。
悪いこと言わねぇから盗った金返せよ」
・・・・これじゃ喧嘩にもなるはずだ。
まぁ俺としては相手が二人でも素手の喧嘩は得意分野だから負けるわけないと、簡単に手を出してしまった。

体は相手の方がでかくて、多少きつかったが・・・・キッチリと話をつけて金を取り返した。
俺はやることやったので「さぁ帰るか!」と思っていたのだが・・・・。
さすがは東京・・・・警察が来るのが早い。
俺はそのまま駆け付けた警官に捕まり、警察署へ連れていかれてしまった。
692いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/10(木) 01:25:39 ID:OWn8SGRsO
・・・・一通り取り調べを受けてなんとか話はわかってもらえたものの、やはり俺にもいくつか非があったようだ。
一番ひどかったのは・・・・やりすぎたこと。
俺は「先に手を出したのはあっちだし、やられたからやり返した」と言ったのだが・・・・。
警察の人には「あれじゃ逆に傷害で訴えられてもおかしくないよ」と、言われてしまった。
だがその警察の人が言うには、ある人がこの件を丸く収めてくれたらしい。

それがあの水上さんだった。
水上さんは・・・警察署に来て最初に話した少年課の人で、俺の話を全部聞いてくれた。
妙に優しく「警察にしてはなんか変わった人だなぁ」といった印象を受けた。
その水上さんが、俺がボコボコにした相手の自分勝手な主張を聞いて「あの子を傷害にするなら、それまでの調書が必要だからお前等の恐喝も取り上げられる」と一喝してくれたそうなのだ。

俺はその時、何で水上さんが庇ってくれたのかわからなかった。
しかし、それで前科がつくことなく戻ってこれたのだ。
迎えにきた久美さんには散々叱られ、母さんにも叱られ・・・・軽く凹んだ。

だが、他にももっと凹んだことがあった。
693いつか帰る場所 第一章〜雪解け〜:2006/08/10(木) 01:41:17 ID:OWn8SGRsO
それは週末の休み明けで学校へ行った時のことだった。
俺はさっそく一緒に遊びに行った三人に会ったのだが、なぜか避けられてしまった。
不思議に思ったが、それは三人だけじゃなくクラスの連中にも避けられていた。
最初はあまり気にならなかったのだが・・・・日が経つにつれ、ある噂が耳に入った。
周りのやつに見兼ねて、親切な人がそっと教えてくれたのだ。
だが、その噂とは・・・・俺のことだった。
暴力的・喧嘩好き・女好き・前科付き・ヤンキー・・・・。
あることないことを言い触らされていた。
そしてそれを言い触らされていたのが・・・・あの三人だった。

俺はそれを知った時、怒りはしなかった。
それよりも、何であの三人がそんなことを言い触らしているのか・・・・意味がわからなかった。

そしてそのうち・・・・俺の過去や家族のことまで噂になり、それを笑う声も聞こえるようになった。
最初は「頑張って」なんて言ってたやつも、今となっては「不幸自慢かよ」と冷たい言葉を突き立てる。

俺はそんな場所に留まる意味はないと思い・・・・それから学校に行かなくなった。
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
694俄然:2006/08/10(木) 01:59:24 ID:OWn8SGRsO
今回はここまで。
ここは・・・自分の中で上手くまとまらず、過去最低の出来かもしれません。
すいません。


ラセラさんのことですが。
最初はちょっと読んでたんですけど、意味がよくわからなかったので読むの止めました。
それからは読んでないので、ラセラさんの話題に関してはノータッチだったんですが・・・・。

今までのレスを見て思ったことは・・・。
とりあえず書きたい人は書いてみて、それで読者の皆さんに感想をもらって作品を磨いていったらどうでしょう?
読者の皆さんに受け入れなかった作品は・・・・アドバイスをもらって努力するとか。

ただ読者の皆さんに反感買ってまで続けるのは止めたほうがいいかもしれないですね。
695ねぇ、名乗って:2006/08/10(木) 02:27:06 ID:G+dqUgJA0
ラセラついに崖っぷちに立たされたか・・・。どうすんの?
696ねぇ、名乗って:2006/08/10(木) 03:09:02 ID:K5d/UybPO
ラセラはどうせまた何事もなかったように続けるんだろ
次スレからは>>1
「推奨NGワード:ラセラ」
を追加したほうがいいんじゃね?
697ねぇ、名乗って:2006/08/10(木) 10:41:47 ID:W04aziFpO
すげえつまんない
698しゃぶり:2006/08/10(木) 11:07:12 ID:4qdAYxmFO
699ねぇ、名乗って:2006/08/10(木) 15:03:24 ID:yctRTSoK0
今北産業用テンプレ

田中は名倉にコンサチケや私物(卒業アルバム・プリクラ)を渡している

名倉はそれを現金に替えている(田中知ってる??)

名倉は得たお金で洋服を買い田中に渡している
田中が指定した服を買って渡したり自分が選んだ服を渡したりまちまち
(名倉は差益が出てる or 持ち出しのため赤字 不明)
田中は洋服を貰う見返りに名倉と知り合いという立場にいる

田中と名倉は体の関係はない
田中の電話番号を名倉は知ってる
名倉は田中のお母さんとも知り合いだ


三好は名倉(田中のヲタ奴隷)とセックスしてる

三好はいつも田中に食事に連れて行ってもらってる

三好と名倉のことはおそらく岡田も知ってる(よく電話してるから)
700ねぇ、名乗って:2006/08/10(木) 16:05:15 ID:5pe07Xry0
>>694
過去最低・・・・・どのへんが?w
たしかに俄然さんの作品にしては、飛ばしてる感がありますが・・・。
それでも今までの話と要所が繋がっていて(水上さんなど)、納得されられました。

続きも期待してるので、頑張ってください
701ねぇ、名乗って:2006/08/10(木) 17:39:41 ID:i+bQRslU0
俄然さん 乙です
続きまってます
702麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/08/10(木) 20:24:32 ID:YUacIEfR0
>>563
そしてれいなは携帯を取り出して名刺に書かれていた番号を掛ける。
ダイヤルを推していく指が、何故か重く感じた。

プルルルル・・・・・ガチャ・・・

思ったより早く繋がった。
そして聞き覚えのあるような、ないような微妙な声が向こう側から聞こえる。

「もしもし・・・」
『もしもし』
「あの・・・私、以前・・・えっと」

突然の電話で何を話していいのか解らない、自分から連絡したのに沈黙してしまう。
しかし、会話は向こうから切り出された。

『もしかして大阪の店で出逢った娘か?』
「・・・・・はい。あの時は華と言う名前で出てました。田中といいます」

少し驚くも、出来るだけ冷静に答えた。そして話を続ける。

「あの・・・突然で申し訳ありませんけど、絵里の事について何か知ってるって言ってましたよね?」
『あぁ、そうだけど・・・何か?』
「一度その事でお逢いしたいのですが」
703麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/08/10(木) 20:41:06 ID:YUacIEfR0
用件を伝えると龍は簡単に答えた。

『日時の指定はこちらからしていいのか?』
「はい。」
『今週の火曜、新宿西口にあるインフォメンションセンター解るか?』
「いえ・・・あっでも解ると思います」
『よし。そこで待ってる』


そしてこの日、店に訪れた時以来れいなは謎の男、神島龍と逢う事となった。
しかしまだ正体も掴めない男にかなりの不安を残してはいた。

京介の家から新宿は都営新宿線1本で行ける。

ソコに付くまで短な時間と外を見ても真っ暗なままの地下道が
何か余計にれいなの不安を大きくさせた。
704麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/08/10(木) 20:48:02 ID:YUacIEfR0
新宿に到着する。
慌しく急ぐように外へ飛び出す群れに紛れれいなはようやく地上に出た。
しかし慣れない上ほぼ初めての場所。
ドコをどう動けばいいのかよく解らない。

指定された時間は11時・・・
案内パネルで現在地と目的地を確かめるとその場所はスグそこだった。

「よかった!まだ来てなか・・・」

ホッと肩を撫で下ろして居ると後ろに気配を感じる・・・
そっと振り向くと僅かな記憶とは少し雰囲気も変わり、昼のせいか服装も地味な
龍の姿があった。

「遅かったな・・・2分前だぞ」
「あの・・・ゴメンなさい。でも指定した時間までには来たと思うけん」

真面目に答えるれいなに龍は少し笑みを浮かべた。
705麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/08/10(木) 21:06:25 ID:YUacIEfR0
「冗談だよ・・・結構カワイイヤツだな」
「ちょ・・・からかわないでください」

初めて逢った時は変に空気も重く恐怖心さえ抱いた男だったが
不思議なものでこういう形で再会するとさほどそのキモチも感じない。

「どうする、どっか店でも入るか?亀井絵里について情報が聞きたいんだよな」
「あっはい・・・今まで何があったかも言いたいので、
 何処か出来るだけ落ち着けるような場所がいいのですが・・・・」
「落ち着ける場所?」
「はい・・・個室のある店やカラオケBOXなんかでもいいですけど・・・
 なんせ初めてで解らんけん」

龍は考えたような素振のあと、深呼吸のような息をして龍に答えた。

「この先にホテルがあって一応一部屋とってるんだが・・・
 もしそちらがよろしければ案内しようか?」

れいなは少し全体に緊張を走らせる。
まだ信用しきれていない男の巣に上がりこむのは危険すぎる。
そして・・・このあと龍との行動を想像した時、不意に京介の顔が浮んだ。

俯き眼を閉じて考える・・・・
自分の東京まで来た目的。そして少しだけ見えてきた希望・・・
この街で人を一人探すのは難しすぎる。しかし前に居る男は何かを知っている
そう思ったとき心は決まっていた。

「解りました・・・案内して下さい。」
706シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/10(木) 21:17:59 ID:YUacIEfR0
昨日は更新予定と言いながら遅れましてスイマセン・・・
また俄然さんの力作のあとスレ汚しになったら申し訳です。

さて今回はこちらの作品を更新させていただきました。
少し過去の回想が解りにくければさらに申し訳でございます。

>>694
俄然さん更新乙です!
気になるようなまとめじゃなかったですよ!
むしろすばらしく後に続いてると思います。

それに長い作品ですし書き手自身納得いかない時があるのは仕方がないですなww

続き楽しみにしてます。
707ねぇ、名乗って:2006/08/10(木) 21:22:11 ID:i+bQRslU0
シャブ中さん
どきどきしてきました
頑張ってください
 
708麗華の龍―新宿龍虎抗争編―(訂正):2006/08/10(木) 21:26:51 ID:YUacIEfR0
「冗談だよ・・・結構カワイイヤツだな」
「ちょ・・・からかわないでください」

初めて逢った時は変に空気も重く恐怖心さえ抱いた男だったが
不思議なものでこういう形で再会するとさほどそのキモチも感じない。

「どうする、どっか店でも入るか?亀井絵里について情報が聞きたいんだよな」
「あっはい・・・今まで何があったかも言いたいので、
 何処か出来るだけ落ち着けるような場所がいいのですが・・・・」
「落ち着ける場所?」
「はい・・・個室のある店やカラオケBOXなんかでもいいですけど・・・
 なんせ初めてで解らんけん」

龍は考えたような素振のあと、深呼吸のような息をしてれいなに答えた。

「この先にホテルがあって一応一部屋とってるんだが・・・
 もしそちらがよろしければ案内しようか?」

れいなは少し全体に緊張を走らせる。
まだ信用しきれていない男の巣に上がりこむのは危険すぎる。
そして・・・このあと龍との行動を想像した時、不意に京介の顔が浮んだ。

俯き眼を閉じて考える・・・・
自分の東京まで来た目的。そして少しだけ見えてきた希望・・・
この街で人を一人探すのは難しすぎる。しかし前に居る男は何かを知っている
そう思ったとき心は決まっていた。

「解りました・・・案内して下さい。」


709シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/10(木) 21:28:47 ID:YUacIEfR0
>>707
ありがとございます!
でも早速ミスしてしまいましたww
ダメな俺ですwww
710シュウ:2006/08/11(金) 01:20:36 ID:wLknzxL90
>>俄然さん
更新お疲れ様です!
納得のいく描写って難しいですよね・・・。オレも書き始めてよく分かりました(苦笑)
でも、さすが上手くまとめられてると思います。
続き待ってますw

>>シャブ中さん
キタキタキタ!!(゚∀゚) 更新お疲れ様です!
いいです・・・凄くいいです!ドキドキです!
次の更新が待ち遠しいです!首を長くして待ってますw
それと。>>687のレスに思わず(涙)・・・。
ありがとうございます!頑張ります(TT)!!

>>668
ラセラさんの件ですが、オレも一応作者なんで、コメントさせてもらいます。
読んでいるかいないか、については、最近は読んでません。
以前は、1回の更新分を「一話完結」と考えて読んでいました。1,2回感想を入れたこともあります。
何故「一話完結」と考えて読んだかについては、どなたかがおっしゃっていましたが、繋がりがよく分からないからです。
でも「書いていい」とか「書くな」とかについては、>>689のれいな先生に同意です。
2chですから・・・。

ただ、一言だけ言わせてもらうと、オレがラセラさんだったら、ここではもう書けません。
オレは、待っている方がいる限り書き続けるということを念頭に書いています。
批判だけしかない作品は文字通りスレ汚しですし、スレ自体も荒れた感じになります。
オレはそんなスレを見たくないので、自分のせいでそうなってしまった時は、
すぐに自ら身を引く覚悟で書いています。

こんなんでいいでしょうか?長々と失礼しましたm(__)m
711ねぇ、名乗って:2006/08/11(金) 01:43:28 ID:j2EX2puoO
>>710
俺はいつまでも待ってますから
更新楽しみにしてますよ


昔書いてた作者さんのカムバックでも新人さんでも文章として読めるor下手だと言われても向上心の感じられる作品は期待して待ってます

ラセラさんだって皆の意見をきちんと受け止めて次回の更新に反映させる気持ちがあるなら書くなとは言いません

やっぱり書き手は多い方がいいですしね
いろんな作者さんが描くいろんなれいなが見たいので

長文失礼
712ねぇ、名乗って:2006/08/11(金) 14:19:54 ID:uZRgoN4C0
今までのまとめ

田中は名倉にコンサチケや私物を渡している

名倉はそれを現金に替えている(田中知ってる??)

名倉は得たお金で洋服を買い田中に渡している
田中が指定した服を買って渡したり自分が選んだ服を渡したりまちまち
(名倉は差益が出てる or 持ち出しのため赤字 不明)

田中は名倉と体の関係もある
713シュウ:2006/08/11(金) 15:04:19 ID:wLknzxL90
>>711
>俺はいつまでも待ってますから
勿体無いお言葉、大変ありがとうございますm(__)m

>やっぱり書き手は多い方がいいですしね
>いろんな作者さんが描くいろんなれいなが見たいので
確かにそうですね。オレもいろんなれいなが見たいです。

>>ラセラさんへ
読者的観点から言わせてもらいます。
生意気な事言うようですが、皆さんの意見をしっかり受け止めて欲しいと思います。
オレが思うに、一番大事なのはストーリー性だと思います。
前との繋がりが理解できないと読む気が湧いてきません。

うpまでに時間はかかってもいいと思います。
「以前にこんなことがあったから、今こうなっている・こう変わってきている」とか、
「以前はこういう感情だったのに、それが今はこう変わってきている」、
「以前に登場したこの人物は、実はこいつだった」
など、『起こった出来事』や『湧き起こった感情』、『登場人物同士の繋がり』。
こんな所を大事にして、書いてみたらいいんじゃないかなと思います。
「綺麗な言葉」うんぬんという話しもありましたが、言葉なんて綺麗じゃなくてもいいと思います。
逆に難しい言葉は理解できませんから・・・。

人の事言えるような大した作者じゃないのに、生意気言ってホントすいません。m(__)m
参考になればと思います。
714シュウ:2006/08/11(金) 15:11:42 ID:wLknzxL90
次回更新遅れます・・・。
ストーリーは大体出来てますが、文章になりません。orz
すいませんがしばらくお待ち下さい。
715ねぇ、名乗って:2006/08/11(金) 16:11:23 ID:1IjLKqnO0
>>694
俄然さん、更新お疲れ様です!!
『いつか帰る場所』、最初から全部読ませてもらってます。
表現力豊かなイメージしやすい細かな描写で、いつも読むたびに幸せにさせてもらってますww
本当に、どうやったらあんな文章が書けるのか教えてもらいたいくらいですよw
だから、文句なんていいませんw
続きも期待しています、頑張ってください!!
・・・・あ、あと1つ聞きたい事が。
俄然さんって、他には作品ないんですか?あったらぜひ読みたいです!

>>706
シャブ中さん、更新お疲れさまです!
今いる作者さんの中では、一番の古株さんですよね?w
依存迷路・麗華の龍・自転車泥棒、どれもインパクトのあるれいなが見れる作品で好きですw
特に依存迷路の、ダークなれいなには夢中でした(笑
連載中の二作品の続き、どちらも楽しみにしています。頑張ってください!!

他の作者の皆さんの作品も楽しみに待ってますww
716名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 19:12:20 ID:x4e6kzF1O
シュウさんのブログて
どこ?
717シュウ:2006/08/11(金) 23:02:40 ID:wLknzxL90
>>716
二十二日目の>>965参照。
ですが、結局このスレで書くことにしたので、ブログの更新はストップ。
最近閉設しましたorz
なんで、今は見れません。申し訳ないですm(__)m

また、何かの機会があれば作ろうかなとは思ってますがw
718子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/12(土) 00:15:37 ID:E/X8qaN9O
>>661
・・・俺は階段を上がりしばらくすると電車がドアを開けてれいな達を待ってるみたいだった。
俺とれいなは電車に乗った。
周りを見渡すと乗客は俺とれいな・・・後は年老いた70歳ぐらいのお婆ちゃんが乗っているだけだった。
れいなは角の席に座った。俺もれいなの隣に座る。
俺は今までの疲れもあったせいかうとうとして眠ってしまう・・・と子供の頃の夢をみた・・・




『ブース、ブースお前の母さん男好き!!』
『うぇ〜んふかわ君がいじめる。・・・ぐすぐす・・・・ぐ・・・す』
『おい!ふかわ!美貴をいじめるな。いじめる奴はこの俺が相手してやる、何処からでも掛かってこい。』

一人二人と明に投げ飛ばされたいじめっ子達は明を恐れたのかこの場を勢いよく立ち去った。
残るいじめっ子はふかわ一人になった。
『ふかわ分かってるだろうな美貴をいじめる奴は俺がぶっ殺す!!』
『明・・・ぐす・・・』
『何・・・意気がってんだお前、俺を誰だと思ってる〇組の天才空手ふかわとは俺のことだ・・・』
『天才?空手?』
『どこが・・・』
一瞬で勝負が着いた。
ふかわは明の下でうずくまっている・・・今にも死にそうな顔をしていた。
『美貴大丈夫だったか?』
『うん・・・明が助けてくれたから、平気・・・美貴ね・・・大人になったら・・・明のお嫁さんになるの嬉しい明?』
『あぁ嬉しいよ・・・大人になったら結婚しょうな』
『うん!約束だからね明約束破ったら死んでやる。』
『はっはっはっはっはっ』・



719子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/12(土) 00:31:42 ID:E/X8qaN9O
【16年前の出来事・・・この後明は病気で母を亡くした。
そして父の都合で八歳の俺はアメリカに旅立つ・・・幼なじみの美貴に何も告げずに・・・。】


『み・きムニャムニャ・・・』
「!?」
「(美貴って誰と・・・新手の女・・・)」
突然お婆ちゃんがれいなに話し掛けてきた。

「お嬢ちゃん梅干し食べるかえ」
「あっはい・・・頂きます。」
『ん!?』
れいなはお婆ちゃんにもらった梅干しをいっきに口にはこぶと・・・酸っぱい顔をした。

するとお婆ちゃんが明を横目にれいなに尋ねた。
「お嬢ちゃんの彼氏かえぃ。」
れいなは寂しそうな口調で答えた・・・。
「だったら・・・いいのに明はれなの気持ちに気付いてくれんと・・・四年前の約束も忘れてると思うけん苦やしか〜よ。」
お婆ちゃんはれなをはげまそうとした。
「そんなことはないさぇ。きっとこの男もお嬢ちゃんの事好きさぇ〜」
「本当ですか?」
「間違いないさぁこのババの目に狂いはないえぃ。」
明が眠りから覚めたみたいだ。
ババとれなは明が起きた事に気付き視線をそらし黙ってしまった。二人は無言のまま次の終着駅に到着した。

お婆ちゃんが電車から降りる際れいなに一言を伝えた・・・。
「頑張って落とすの」
その言葉を聞いたれいなは満面な笑みでお婆ちゃんに伝えた・・・。
720子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/12(土) 00:40:27 ID:E/X8qaN9O
「れいなも頑張っるけんお婆ちゃん心配しなくてもよかよぜたいに食い落とすけんね」
そう伝えるとお婆ちゃんは笑顔で笑った・・・。

それからお婆ちゃんが降りた。
今車内は俺とれいなだけ・・・二人きりの空間、いつもなら満員になるのに今日に限って乗客がいない・・・俺とれいなだけ・・・

「夢のようやけん・・・こうやって誰も邪魔されんと変態と二人で過ごすことなかったけん嬉しいとょ。」
「そうか・・・」
しばらく乗っているとれいなは悲しい口調で明に尋ねた。
「変態はれなのこと嫌いと?」
お婆ちゃんに「れいなも頑張っるけんお婆ちゃん心配しなくてもよかよぜたいに食い落とすけんね」
そう伝えるとお婆ちゃんは笑顔で笑った・・・。

それからお婆ちゃんが降りた。
今車内は俺とれいなだけ・・・二人きりの空間、いつもなら満員になるのに今日に限って乗客がいない・・・俺とれいなだけ・・・

「夢のようやけん・・・こうやって誰も邪魔されんと変態と二人で過ごすことなかったけん嬉しいとょ。」
「そうか・・・」
しばらく乗っているとれいなは悲しい口調で明に尋ねた。
「変態はれなのこと嫌いと?」
721子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/12(土) 00:42:42 ID:E/X8qaN9O
俺は『れいなが嫌い。』と言った言葉に驚いた顔はしない。
その言葉がいつかれいなの口から聞いてくるのはある程度予測していた。


明は表情も変えずにれいなに答える。
「嫌いか?好きか?といったら・・・」
渋谷。渋谷〜明は目的地に着くと電車のドアが静かに開いた。
明は電車を降りるとれいなも明に続いて降りる。

さっきの質問はおそらくない何故なら二人きりになることがないから・・・

れいなは何処までついてくるのか解らない。
階段を下り右に曲がる、真直ぐ突き進むと改札口がある。
切符を通し・・・改札をぬけハチ公前にたどり着くとれいなは嬉しいそうな口調で聞いてきた。


「変態・・・デートやね?」
と俺に聞いてきたから俺は顔が引きつりながら答えた。
「デートな訳ないだろう俺は、人と会う約束がある。それに勝手に着いてきたのはれいなだしな」
俺はれいなにきつめに話した。
「ごめん変態の邪魔しないけんれいな帰るとょ」
そう言葉を残し駅に戻っていった。




722子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/12(土) 00:44:54 ID:E/X8qaN9O
交番の隅から顔をちょこんと覗かせている人がいた。れいなが居なくなるのを見計らって明のところに姿を現したのは愛だった。

愛は明に頼まれた資料を手渡すとまだ時間があるので誘ってみることにした。

「いい天気ね。」
「そうだな。」
「暇だな〜」
「俺は忙しい。」



こんな会話ではらちがあかないと愛は思いストレートに聞くことにした。
「私を食べたくない?」
「食べたい・・・」
「(ん・・・待てよなんだその言い回しはストレート過ぎるだろそれに引っ掛かった俺も悪いが・・・)」


と思い恐る恐る愛を見ると天使の笑顔で聞いてきた。
「どこ行こうか〜」
愛がこうなったら逃げられないというか逃がさないとなる現に『食べたい』と言ってしまったしな・・・
れいなはなんとかなったが愛は無理だろう・・・一発・・・いゃ・・・
あの微笑みから想像すると五回は確実だな・・・逃げねばでも?どうやって?

そんな事考えてたら痺れを切らしたのか愛が甘えた声で聞いてきた。
「お腹空いたやよどこか涼しいところでお昼ご飯たべょう。」
「うん!そうだな」
723ラセラ:2006/08/12(土) 00:46:19 ID:E/X8qaN9O
作者の皆さん更新己です。
>>667
意見ありがとございます。確かに美貴の話は活かされてないのは事実ですが・・・
>>711
意見ありがとございます。
>>713
シュウさん参考にさせてもらいます。
724ねぇ、名乗って:2006/08/12(土) 01:20:55 ID:kkr0pb2IO
>>723
みんなの意見を取り入れて改善していく気持ちがあるなら今回の更新分だけとりあえず

〜だ
〜だった
〜た・・・

が多過ぎてテンポが悪い
同じ文末が続きすぎて読んでると飽きてくるから少し工夫した方がいいかな

有名な小説家でも同じ文末を多用している人がいるけど
それは並外れた才能があってこその物だから普通の人が簡単に真似できるものではないよ

携帯からの投稿?
たまに予測変換のイタズラ的なミスがある
そこは書き込み前によく確認した方がいいよ

後は…俄然さんがやっているように、ある程度まとめてノートにでも書いてみるといいかな
思い付きのままに書いてても話がチグハグになるからね

自分なりのエンディングは考えてる?
まずはそれを元にしてノートにストーリーのオープニングからラストまでの流れを大まかに書いてみる

きちんと骨組みを作ってやらないと途中でどんどんストーリーが変わってしまって読んでる方も意味不明になるからね
725ねぇ、名乗って:2006/08/12(土) 01:23:23 ID:kkr0pb2IO
>>724の続き

例えば
主人公の簡単な紹介→何かの理由でれいなに出会う→何かおきる→何とかする→エンディング

みたいに自分の中で話の流れを作っておくと、伏線も引けるし登場人物増やしてもなんとかなるかも

まぁ…すぐに更新しろとは言わないからさ
まずは自分の手元で一度話を完結させてしまえばいいと思うよ

その後は言い回しに気をつけたりして微妙な修正を納得行くまでする
それから投稿でも遅くないと思うよ

長文スマソ
726ラセラ:2006/08/12(土) 01:37:13 ID:E/X8qaN9O
>>724ー725
教えてくれてありがとございます。
これからも、意見お願いします。
727シュウ:2006/08/12(土) 02:08:16 ID:paG+wu0I0
>>ラセラさん
更新お疲れ様です。
始めにお詫びしなくてはいけません。
・・・すいません、かなり誤解してましたorz
読ませて頂きましたが、>>537からの展開はとてもいい流れでした。
れいなのキャラが面白いです。

ただ、それより前の部分・・・
登場人物の過去の話だと思うのですが、これが複雑すぎてイマイチよく分かりません。
ここが分かると面白くなると思うのですが・・・。
あと、句点をもうちょっとしっかりと入れると、なお読みやすくなるはずです。

とりあえず今回は、ろくに読まずに偉そうなことばかり言って本当にすいませんでしたm(__)m
お詫びさせて頂きます。

これからは読ませて頂きますので、頑張って下さい。
728俄然:2006/08/12(土) 03:07:45 ID:oRvbj3kcO
感想レスをくれた皆さん、ありがとうございます。
あの部分は本当は全部カットするつもりだったんですが・・・・アップする時に、前の話と後々のことを考えて、流れがわかってもらえる程度に省略した形で組み込みました。


あんな文章が描けるか教えてほしいくらいと言っていた方へ
まずネタについてですが・・・・浮かんだ時に簡単に書いて、アップする時に細かに書き直す場合と。
今から書くぞ!と時間を決めて絞りだすように書く時もあります。

文章については・・・・わかりやすく、読みやすいがモットーです。
基本は、主人公ハルの見たこと聞いたことがどれだけ伝わるかです。
俺の作品は簡単な表現のほうが多いですよ?
「ドアが開いた」とか「れいなが言った」とか。
そーゆー簡単な表現に「ゆっくりと」とか「擦れた声で」とか付け加えてるだけです。
あとは読者様の想像力に頼ります。 あとは言葉のテンポとリズムなんかも気を付けてますね。

他の作品は・・・・あと2つあることはあります。
両方とも愛絵里が主役ですが。
ひとつは、まぁ義姉弟の話で。
もうひとつは・・・・時代が違う話ですね。お姫さまとか・・・武将とか刀とか隠れ里とか。
結構、日本史とかマニアックじゃないとわからないかも。
『いつか帰る場所』に詰まった時などに気分転換で書いてます。

じゃ、この辺で失礼します。
729ねぇ、名乗って:2006/08/12(土) 03:54:40 ID:cMLE4+PoO
おっ、ラセラが心入れ替えてるw
自分に否定的な意見を聞き入れるってかなりの成長じゃないですか

どうせなら、みんなの手で一人前の作家にしていってくれません?
ド素人の俺も書いてみたんだけど、恐くてぅpできないんですよぉ
730シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/12(土) 08:28:05 ID:RZ3gHXru0
>>710
シュウさん
ありがとうございます。また亀レスですいません
応援してもらって本当に嬉いです
あとブログはよければやって欲しいですね
個人的に寄らしてもらいますのでww交流の意味もこめてね

>>715
ありがとうございます
短い間に作者さんも増えて古株になってましたww
依存迷路は自分の中で途中から大分迷いもでた作品ですので
好きと言っていただいて本当に喜んでます^^
やはり作品上は違いますのでれいなの味をの残したまま色んな一面を描いて行きたいです。

>>728
お疲れ様です
十分にまとめれてて読みやすかったですよ!
俺は書きながら構成を変えて行くのでいつも書くのに時間がかかりますw
俄然さんはまとめてから書き出すのでやはり完成されてますね

ところで時代物ってもしかしてコレ↓?ww
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1114842361/
731ねぇ、名乗って:2006/08/12(土) 14:54:19 ID:KzAqkg+n0
・田中がヲタ奴隷とセックス
・田中がヲタ奴隷から服などを買ってもらったり、チケや私物などを転売師に売ってる
・田中と三好はしょっちゅう、つるんでる

田中がチンポしゃぶってるのは事実
田中が名倉に服買ってこさせてるのも事実

田中のやってることはまんま援助交際だよ
732俄然:2006/08/12(土) 17:45:20 ID:oRvbj3kcO
>>シャブ中さん
さすがにそこまでは・・・・。
簡単に言ったら、民族vs民族みたいな・・・・もののけ姫みたいな話ですよ。
だから今のところパクリ要素も満載です。山犬とか(苦笑
誰でも読めるようにわかりやすく作ってるつもりですが、何しろ大昔の話なので俺の考えている絵が文章でどこまで伝わるかが不安です。
まぁ気分転換程度で描いてるものなので、アップするかどうかはわかりません。するとしたら手直しが必要ですし。
733ラセラ:2006/08/13(日) 00:25:34 ID:xa/a5CvBO
>>727
>>シュウさんありがとございます。
今いるキャラで一番難しいキャラです、れいなは
>>シャブ中さん
麗華の龍一新宿龍虎抗争編一、良かったですよ。
734ねぇ、名乗って:2006/08/13(日) 23:33:18 ID:roCQ0XhS0
あげときます。
シュウさん更新待ってます
735ねぇ、名乗って:2006/08/14(月) 01:07:30 ID:kj0DLUdE0
名倉って誰?? 
何者??
736ねぇ、名乗って:2006/08/14(月) 13:59:48 ID:mFXKvuas0
・田中と三好の異常な仲の良さを説明してください

・名倉がその異常に仲の良い田中と三好両方のヲタなのは偶然ですか?

・名倉がメンバーと繋がってないと出品できないものを頻繁に出せる理由を説明してください

・ヲタ奴隷として有名な平木が田中は後藤と同様のことをやってると言ったことを説明してください

・アンチの捏造とスルーされた男とバトミントンネタがしばらく経ってから田中の口から
 「バトミントンにはまってる」と発されたことを説明してください

・閣下がこの件についてあきらかに肯定するようなレスをしたことを説明してください

・何年もずーっと名倉と田中の関係は噂されてるのに今更名倉と田中は無関係と
 主張する理由を説明してください
737(仮題)Destiny:2006/08/14(月) 20:35:26 ID:PtQDenmb0
>>644
「・・・あれ?・・・え?」
オレは、今の状況がよく理解できなかった。
目を開けた途端、オレの手は誰かの腕を掴んでいることに気づいた。
「あ・・・ご・・ごめん。」
・・・・・・誰に謝ってるんだ?訳が分からなくなってきた。
とりあえずオレはその手を離した。そして、その手の主のほうに顔を向けた・・・。

視線の先にいたのは・・・・・・
れいなだった。
「あ・・・あれ?れ、れいなちゃん。どうしたの?」
「え?・・・あ、いや・・・・その・・・」
れいなはバツが悪そうに口ごもっている。

なんでれいながここにいるんだろう?
確か、昼寝をするって言ってたはずなんだけどな・・・。
そんなに時間たったのかな?

そんな事を思い、腕時計を見る。
・・・・あれから、まだ30分も経っていない。

「れいなちゃん・・・寝てたんじゃなかったの?」
「・・・・・」
れいなは、全く何も話そうとしない。
738(仮題)Destiny:2006/08/14(月) 20:36:50 ID:PtQDenmb0
そう言えば、れいなは何かを取ろうとしていたような・・・。
オレは自分が寝ていたベッドの上を見回した。

そして・・・ある一つのものに目が止まった。
(これだな・・・。)
それは、寝る前にちょっと見ていた中学校の卒業アルバムだった。
「れいなちゃん・・・・これ?」
オレはそのアルバムを手に取り、れいなのほうへ向けて見せた。
「・・・・・・」
まだ黙ったままだ。
「見たい?」
そう聞くと・・・・れいなは激しく首を縦に振った。

(・・・・素直だな。)
オレは思わず笑ってしまった。
そんなオレを見て、れいなは頬をプクーッと膨らませている。
「そんなに・・・見たい?」
もう一度、れいなに聞いてみた。
コクコクとれいなは何度も頷く。

「・・・・ダメ。」
オレの中の意地の悪い心が、そのまま言葉となってれいなに浴びせられた。
その言葉を聞いたれいなは、今度は口を尖らせて
「ケチ・・・」
とだけつぶやいた。
739(仮題)Destiny:2006/08/14(月) 20:38:41 ID:PtQDenmb0
しかし・・・・5分後。

テーブルの上にアルバムを広げ、食い入るように見ているれいなの姿がそこにあった。
少し恥ずかしいような気持ちはあったものの、特に断る理由も思い浮かばず、
簡単にれいなに言いくるめられてしまったのだ。

「ねーねー!シュウちゃんどれどれ!?」
れいなは目を輝かせながら聞いてくる。

「あ!これかな〜?・・・でも、なんか違うような気もするな〜。」
「うわ!この人ヤンキー?こんな頭してる人、今でもいるんっちゃね〜。」
「あ!この人、絵里に似てる〜!キレイな人やね〜。」

・・・なんやかんやとアルバムを見ながら一喜一憂している。
「そんなに面白いか?」
人の卒業アルバムなんて、そんなに面白いもんじゃないだろうと思っていたので、
正直れいなの反応には少し驚きだ。
740(仮題)Destiny:2006/08/14(月) 20:39:52 ID:PtQDenmb0
「・・・ねえ、シュウちゃん。」
れいなが、ふと話しかけてきた。
「ん?」
「シュウちゃんの通ってた中学校って、ここから近い?」
「学校か?・・・ああ、すぐそこだよ。歩いて・・・2,3分ってとこかな。」
「え?そんなに近いんだ?」

オレが通っていた中学校は、ここからホントにすぐ近くだ。
この頃から朝の弱かったオレは、いつも遅刻ギリギリで走って学校に行っていた。
また、学校が終わってからは、オレの家が友達の溜まり場にもなっていた。

「じゃーさ、シュウちゃん・・・。」
「どうした?」
フッとれいなの顔を見る。
少し俯き加減で、何か少し言いづらそうな様子だ。それを見たオレは、なぜか少し緊張が走った。
「ちょっとお願いあるんだけど・・・いいかな?」
「お願い?」
「うん、あのね・・・・」
れいなはそう言った後、一呼吸おいてから・・・
「シュウちゃんが通ってた中学校・・・一緒に行ってみたいんだけど・・・、ダメかな?」
「え?」
741(仮題)Destiny:2006/08/14(月) 20:41:06 ID:PtQDenmb0
(・・・なんだ、そんなことか。)
少し拍子抜けした感もあったが、
「あ、ああ。それくらい全然構わないけど。・・・今の時間なら多分生徒もいないだろうしね。これから行きたいの?」
「うん・・・。」
「うん、分かった。・・・じゃー、絵里ちゃん起こしてこないとだね。」
オレはそう言って、立ち上がろうとした。

だが。その立ち上がろうとしたオレの腕を、れいながサッと掴んだのだ。
「え?・・・どうしたの、れいなちゃん?」

「・・・・・はいいの。」
れいなはボソッと小さい声でつぶやいた。
「え?」
その声を聞き取れなかったオレは、れいなに聞き返した。
「今、何て?」
れいなはずっと下を向きながら、顔を上げようとしなかったが、オレの問いかけに今度ははっきりと聞き取れる声で答えた。

「・・・絵里はいいの。シュウちゃんと2人で行きたい・・・。」

そう言ったれいなは、ゆっくりと・・・顔を上げた。
「れいなちゃん・・・」
いつもの元気で無邪気なれいなの顔はそこには見られず・・・・・。
愛らしい・・・女性らしい・・・れいながそこにいた。
742シュウ:2006/08/14(月) 20:52:37 ID:PtQDenmb0
なんとか文章になりました。
今回はここまで。

>>734
レスありがとうございます。
お待たせしてすいませんm(__)m

>>作者の皆様
おつかれいなです!

>>シャブ中さん
ブログの件ですが・・・
1年位前に一回開設したんですが、更新はホント最初だけで徐々に1ヶ月,2ヶ月・・・と更新が滞り、
結局閉設したという苦い経験があります(苦笑)
どうもブログって長続きしなくて・・・。
でも、何か「書くテーマ」を決めれば続きそうな気もするので、前向きに検討しますw
743ねぇ、名乗って:2006/08/14(月) 21:36:27 ID:P0K4iW2IO
シュウさんお疲れさまです。
密かにれいなが動きだしましたね。
この後、二人にどんな時間が流れるのか楽しみです。
期待しています。
744ねぇ、名乗って:2006/08/15(火) 00:06:21 ID:1lQe170o0
シュウさん更新乙です
いじらしいれいながたまりません
期待してます
745俄然:2006/08/15(火) 01:06:10 ID:5tpq8daJO
>>シュウさん
更新、お疲れさまです。
れいなの心がどこへ向かうのか注目してます。
それに主人公の地元に母校・・・・なにかいい感じですね。
俺もシャブ中さんと同じく今、一番注目してる作者さんはシュウさんです。
期待していますよ。

あと先に断りを入れたいんですが・・・・。
今回のシュウさんの作品に出てきた『卒業アルバム』。
実は俺の作品の第二章にも、同じような流れで卒業アルバムが出てくるシーンがありまして・・・。
もしネタが被るようなことになってしまったらすいません。
746自転車泥棒:2006/08/15(火) 02:37:45 ID:bbvDABgv0
>>620



僕達は宿直室にたどり着いた。
ココに生徒が入る事なんてまず無いことだろう・・・

それに誰も居ないとは言え少し視線のような物を気にしてしまう。
窓・・・外・・・相変わらずの大雨にまだ鳴り止まない雷。
こんな日に誰かに覗かれる事・・・・・ないな。

「どうしたと?・・・ハイ!タオル」
「ん・・・あっあぁ・・ありがと」

不思議なもんだ。れいながタオルを渡してくれたその仕草、
それだけで何故かこう女性を感じてしまう。

「なんねジロジロみて?」
「いや、なんでも・・・それより先シャワー浴びたら?」
「先って・・・そんなん待ってたら風邪引くよ」
747自転車泥棒:2006/08/15(火) 02:44:34 ID:bbvDABgv0
れいなは自分の使ってたタオルで僕の頭を拭きだしながら答えた。

「じゃ・・・じゃあどうすんだよ?」
「さぁ?どうする?」



「どう?湯加減は?」
「まぁ・・・少しぬるいけどいいんじゃない?夏だし・・・」
「しかし狭かね」
「仕方ないだろ。風呂桶あるだけマシと思え」

湯船につかる僕の横で僕は人と喋ってる。
外に届くような大きい声ではない。スグ側に居る
ちなみに異性だ、しかも関係は生徒と教師。

「ふぅ!お待たせ!!シンジも洗ったら?」
「ん、わかった」

そう結局れいなと一緒に入る事になってしまった。
748自転車泥棒:2006/08/15(火) 02:51:28 ID:bbvDABgv0
シャンプーに手を掛け頭から洗おうとするとれいなが僕に声を掛けてくる。

「散髪する時に髪を人に洗ってもらうの好き?」
「えっ?・・・まぁ・・・・」
「じゃ、れいながあらったげよか?」
「・・・・・・・・・・」

そう言われ僕は無言で湯船につかる、れいなの側まで頭を下げた。

ゴシ・・ゴシ・・ゴシ・・

「にひっ!痒いトコないですか〜?」
「ういす」

よく背中を流してもらうようなシュチュエーションがあるが、
こういうのもいいなぁ・・・となんとなく思ってしまった。

そしてれいなとその体制で髪を洗いながら僕達は会話は始めた。
749自転車泥棒:2006/08/15(火) 03:04:29 ID:bbvDABgv0
「ねぇ・・・今日さ・・・」
「ん?何?」
「ごめんね・・・・・」

最初に簡単な謝罪から会話は始まった。
れいなの細い指は先程からずっと髪の中を動いてる。

「別にもういいよ・・・お前・・こけただろ」
「・・・うん。ゴメンね、ハンドルのトコ少し傷ついた」

さっき足に擦り傷のようなのを見つけていた、まったく!無理して乗るからだ。

「はぁ・・・やっぱため息付くな・・・・・・」
「その代わり今日はれいな頑張るけん」
「うん・・・あたりまえだ・・頑張れ」

僕は眼を瞑ったまんま、れいなに髪を撫でられる感覚のままに答えた。
本当に不思議なものだ・・・歳の離れた高校生の女にこうされると母にも似た感覚を覚えてしまう。

「ところで1つだけ聞いていい?」
「うん。何?」
「・・・本当に初めてなのか?」
「うん・・・本当に」
「俺でいいのか?」
「よかよ・・その代わり優しくしてね。ありきたりなセリフやけど」

そう言い終えるとシャワー音が聞こえて髪にお湯が掛かった。
そしてバスルームではこの後は会話が完全に途切れた。
750シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/15(火) 03:14:00 ID:bbvDABgv0
今回はここまでです!
すいません・・・読み返しても地味ですね。
これは勝手ながら俺がお風呂プレイが好きなので自分の性癖を出してしまいました。
あえてお風呂ではエッチな事をせず、でも何かをしてもらう・・・
普通は体を洗いあったりとかなんでしょうけど俺の最大級は髪を洗ってもらう事ですw

>>732
そうですか・・・まぁ違うのは解ってましたけどねw
でも面白そうですね!一度読んでみたいです。

>>733
ありがとうございます!
上手くあとに続けれたらとおもいます。

>>742
更新乙です!
なんか目に浮ぶように彼を誘うれいなが浮びましたw素敵です!
あと俄然さんじゃないけど、俺も設定が学校なんでもしかしたら被るかもです。
ご了承下さい!
あとブログは難しいですよね・・・でも俺はシュウさんのキャラとかも大好きですし
多分遊びに行くとおもいますよ!
751自転車泥棒(少し訂正):2006/08/15(火) 03:20:25 ID:bbvDABgv0
「ねぇ・・・今日さ・・・」
「ん?何?」
「ごめんね・・・・・」

最初に簡単な謝罪から会話は始まった。
れいなの細い指は先程からずっと髪の中を動いてる。

「別にもういいよ・・・お前・・こけただろ」
「・・・うん。ゴメンね、ハンドルのトコ少し傷ついた」

さっき足に擦り傷のようなのを見つけていた。
まったく!無理して乗るからだ。

「はぁ・・・やっぱため息付くな・・・・・・」
「その代わり今日はれいな頑張るけん」
「うん・・・あたりまえだ・・頑張れ」

僕は眼を瞑ったまんま、れいなに髪を撫でられる感覚のままに答えた。
本当に不思議なものだ・・・歳の離れた高校生の女でも、こうされると母にも似た感覚を覚えてしまう。

「ところで1つだけ聞いていい?」
「うん。何?」
「・・・本当に初めてなのか?」
「うん・・・本当に」
「俺でいいのか?」
「よかよ・・その代わり優しくしてね。ありきたりなセリフやけど」

そう言い終えるとシャワー音が聞こえて髪にお湯が掛かった。
そしてバスルームではこの後は会話が完全に途切れた。
752子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/15(火) 03:38:07 ID:i/IlvIhXO
>>722
俺は半分諦めモードにはいっている。・・・二人はハチ公前からゆっくり進み会話もなく、ただ呆然と裏道りを歩いている。
愛は、ちょこちょこと俺の顔を伺っている、気を使ってるのだろう・・・そこには、風俗ぽい店が
立ち並ぶと、そこの看板に大阪名物と書かれている。明と愛は大阪料理をだす店に入っていく・・・。

「ガラガラ・・・」
二人はカウンター席に座るとメニュー表をみる・・・俺はお好み焼き定食を頼むと・・・

愛は不思議そうな顔をする「よくお好み焼きでご飯食べれるやよ」
「これが美味いんだ!」

会話の後、愛が頼んだのは・・・『ハリハリ鍋』
を注文した・・・そしたら何処からか女の声が俺の隣りで注文した。
『豚玉たい!!』
この訛りはと恐る恐る隣りをみるとそこには
『ニヒッヒッヒ』と笑うれいながいる。

「れいないつの間に帰ったんじゃないのか?」
俺はれいなに聞くと、れいなは舌打ちで
『チッチッチ・・・』
と人差し指を左右に揺らすそして満足げに話した。
753子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/15(火) 03:40:33 ID:i/IlvIhXO
「れいなは変態の助手やけんお腹すくもん。」

愛は、れいなの助手て言葉に目玉が飛び出るぐらい驚いた。ドタバタしてると、頼んでいた料理が運ばれてくる。
俺にはお好み焼き定食、愛にはハリハリ鍋・・・れいなには、豚玉・・・たこ焼き!・・・
チョコレートパフェ・・・『(えっ何時の間に頼んだの・・・)』
河豚刺し・・・テッチリに神戸牛のステーキを頼んだらしい・・・「(れいなよ食えるのか?)」


俺は慌てて財布の中身を確認すると・・・明の顔を見た愛は明に伝えた・・・。
「いいやよここは、私が払うから明さんは、今日の夜の事だけ考えてて・・・」
と俺に言ってきた。

・・・夜・・・その一言のが俺の体を重くする。
「パクパクパクパクパクパクパクパクパクパク・・・」

俺を無視するかのようにれいなは食べ続ける・・・しかも、早食いチャンピオンに出れるぐらいのペースでたいらげる。


俺と愛はキョトンとした。
「うまか〜食べたか〜もう一杯?」
754子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/15(火) 03:52:12 ID:i/IlvIhXO
愛はレジに向かう。
れいなは物足りなさそうにしているが、太るから止めるらしい・・・

俺も食べ終わると愛に伝えた・・・。
「悪いがこれから資料を持ってある場所に・・・」
と言いかけたとき愛が天使の笑みで話だす。

「いいやよ夜には戻って来てくれれば・・・」
「(やっぱり・・・夜はやるのね・・・でもれいながいる・・・いゃ待てよ確か、使われてない倉庫が隣にあった気がする。)」

「まさかな?」
「どこ行くとょ」
「健康診断に行くていうか医者にね・・・」
「医者じゃなか女医じゃなかと?」
「うっ・・・」
俺は言葉にならなかった。
「やっぱり変態ちゃ」

会計をすませると・・・領収書には15000円と書いてある愛は、経費でおとすことにした・・・
俺と愛で 2500円ぐらいれいなよ、お前一人で・・・言葉がでない。

店を出ると、愛とれいなは、渋谷で遊ぶらしい・・・
俺はというと病院に向かう事になる・・・携帯を出した俺は、携帯を開いてボタンを推した・・・

『トウルルルルルル・・・』
『プチッ!!』
「明どうしたの?」
「今から渋谷の例の店まで迎えに来てほしい。」
「・・・わかった30分位で行けると思うから待ってて・・・」
「あぁ助かるよ、いつも悪いな美貴・・・」
かけた相手は美貴だった。
755子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/15(火) 03:54:10 ID:i/IlvIhXO
「いつもの事だから気にしてない!」

「そうか?」

かけ終わると30分位経つとGTRが俺の横にとまる。


ドアが開き綺麗な脚が見えた。
赤いハイヒールに黒い服・・・グラサンまでかけた女が俺の目の前に立っている。幼なじみの美貴だ!
「久しぶりだな美貴・・・」
「先週エッチしたばかりじゃない?」

と言い美貴はグラサンを外した・・・
「そうだったか?」
「とりあえず、美貴病院に向かってほしい・・・」

「例の女医ね!」
「あぁ!今のところ手掛かりはあの女医だけだからな〜」
俺と美貴は車に乗り込むとドアを閉め、右ウインカを点けた。

美貴はハンドルを握り締め、アクセルを踏み発進させる・・・
756子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/15(火) 03:56:18 ID:i/IlvIhXO
俺は助手席に座り美貴の脚に釘付けになる。
・・・美貴はミニスカートを履いている、脚を強調したいんだろう・・・

「ごめんね私の父うるさいでしょう?」

「嫌そんな事ないよ。」


そんな会話していると例の病院に到着した。

車を止めエンジンを切ると美貴は、突然唇を重ねてくる。
ゆっくり唇を離すと俺は、ドアを開け車を降りたらドアを閉めて。

『バン!!』

「(さてと・・・ここからが本番か・・・あの女)」

美貴は切ない表情を見せる他の人には、絶対にみせない俺にだけみせる美貴の表情・・・

「さてとのりこむか?病院に・・・」

明は病院にはいると、受け付けに向かい例の女医を呼び出してもらっている・・・しばらく経つと女医が現れて椅子に腰掛けた。

「で・・・私に何のようなのかしら」
「隠しても貴女にはバレバレでしょうから」
「あらやだ私を口説くのかしら明さん」
「(なかなか食えない女だ俺の名前知ってるし調べたんだろう)」
俺は愛に調べさせた資料を持っている。
「腹の探り合いは止めないか?」
757子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/15(火) 04:24:41 ID:i/IlvIhXO
「・・・」

「貴女の事少し調べさせてもらった」

と明はいい愛に調べさせた資料を彼女に見せる・・・。
「・・・」

彼女は明に渡された、封筒を開き資料を取り出した・・・
「凄いわね・・・ここまで調べるなんて貴方凄いわね」

「否定しないのか?」

「否定してもここまで調べられたら逃げられないでしょう」

ほう・・・しかし怪しいこうもあっさり認めるのか?
「ふっふっふ全く流石に元FBIは違うのかしらね・・・」
「・・・」
「それとも冷酷殺人鬼とでも言ってほしいの」
「・・・」
「(この女俺の過去を知っているのか?)」

「あらやだ言葉がでないみたいね!」
「それは貴女の事もいってるのですか?」
「さてさてどうかしらね」

「でもね・・・あの男のことは、正直解らないのよ残念だけど・・・それでも私を脅すというなら、それなりの覚悟が出来てるんでしょうね!」

「貴女は怖い女だ・・・」
その続きを言をうとしたが止めることにする、彼女の瞳をみながらこの場を去った俺は、病院を出る事にした。
758ラセラ:2006/08/15(火) 04:27:36 ID:i/IlvIhXO
作者の皆さん更新ご苦労さまです。
今日はここまで。
>>シュウさん
れいなの想いが伝わってきました。


>>シャブ中さん
風呂ですか・・・。
759ねぇ、名乗って:2006/08/15(火) 11:14:22 ID:hoL2t83T0
  ノノハヽo∈
 从*´ ヮ`)∩ <夏だから激しく踊るたい
⊂Ξつ  ⊂彡
 (( (   (⌒) ))
   (__ノ
760ねぇ、名乗って:2006/08/15(火) 16:46:44 ID:Nefi2mb60
761刻の絆:2006/08/15(火) 22:31:07 ID:1ANNyMQQO
>>597
まだ、続いている・・・れいなは美貴の事が気掛かりのようだ。
美貴が先ほど言った言葉に・・・
「【妹かしら、それとも姉なのかな・・・彼女だったりして・・・】」
れいなは首を左右に振っりつつ・・・潤の無事を祈っているはずであるが・・・
別なことも、考えていた、もしもこのまま帰らぬ人になった場合に私は、どうする?・・・
助かった場合は嬉しいけど・・・でも長いよ・・・長すぎるよ・・・
死んじゃたの、悲しいよ私・・・どうしょう・・・。
「フゥ・・・」
美貴は溜め息ばっかりしている、手を胸にあて・・・(もしかしたら彼女かも知れない。)
そうれいなは思った。
「あのさ・・・れいなちゃんだっけ?何時、潤と出会ったの詳しく教えてくれるかな。」
「えっ!?」
「そうですね、いつだったかなあんまり覚えてないの、
雪が溶けはじめる季節に私は1人寂しく豚骨ラーメンを食べてたちゃん・・・」
762刻の絆:2006/08/15(火) 22:34:32 ID:1ANNyMQQO
>>597
まだ、続いている・・・れいなは美貴の事が気掛かりのようだ。
美貴が先ほど言った言葉に・・・
「【妹かしら、それとも姉なのかな・・・彼女だったりして・・・】」


れいなは首を左右に振っりつつ・・・潤の無事を祈っているはずであるが・・・
別なことも、考えていた、もしもこのまま帰らぬ人になった場合に私は、どうする?・・・
助かった場合は嬉しいけど・・・でも長いよ・・・長すぎるよ・・・
死んじゃたの、悲しいよ私・・・どうしょう・・・。

「フゥ・・・」
美貴は溜め息ばっかりしている、手を胸にあて・・・(もしかしたら彼女かも知れない。)
そうれいなは思った。

「あのさ・・・れいなちゃんだっけ?何時、潤と出会ったの詳しく教えてくれるかな。」

「えっ!?」
「そうですね、いつだったかなあんまり覚えてないの、雪が溶けはじめる季節に
私は1人寂しく豚骨ラーメンを食べてたちゃん・・・」




763刻の絆:2006/08/15(火) 22:40:15 ID:1ANNyMQQO
1人寂しく屋台で豚骨ラーメンを食べてたの、雪がまだ降り止まなかったの

・・・雪がね、豚骨のスープに入ってさっと溶け込んでいるけん本当に切なくなるとょ。

そんな時や・・・れいなの隣りに潤が座ると、その人も豚骨ラーメンを頼んだちゃ。

顔はあんまり好みじゃないけんでも話は合ったとょ、横顔をみると

エラが張ってるちゃん、キモか思ったと・・・でも話しはじめて

一時間ぐらいたって、少しずつ馴れてきたけん豚骨ラーメンを食べ終わるころには友達みたいに話してたと。

二人は意気投合して・・・
「それで、やったの」
美貴は目を輝かせれいなを見ている、まるで子供のようにれいなの話しを聞いていた。


「続きはじめるけん美貴さん聞いてると?」





764刻の絆:2006/08/15(火) 22:44:09 ID:1ANNyMQQO
れいなと潤は屋台をでて・・・二人はゆっくり歩いている。

真っ暗な路上を歩く会話をしないでいると・・・


「れいなちゃんは何目指してるの・・・」
「えっ!何だろ、れいなはねそうねふふ歌手かな」

「歌手?俺とはちゃうな〜俺は芸人目指してるし、れいなちゃんは
アイドルか道は違うけど一緒に頑張ろうな。」

「そうだね!頑張ろうね」
そんな会話をしてるうちに、目的の場所に着くことが出来た・・・。


【歌舞伎町】


の潤が通っている洒落たクラブに着いた・・・。
男が店の前で、客を案内している。
順番がれいな達に回って来ると、二人は部屋に案内される・・・

案内の人に個室まで案内されると、二人は部屋に入っていった。

「綺麗な部屋ね」
「・・・」
潤は急に無口になる・・・そして・・・

765刻の絆:2006/08/15(火) 22:52:06 ID:1ANNyMQQO




「それでやられたのね!」
美貴の瞳の輝きはさっきより、ましている。

「美貴さん・・・そんなに、顔近付けてこなくてもいいけん恥ずかしか」

「で・・・やられたのね!ね!ね!」

「あの〜近付けてこなくてもいいけん恥ずかしかね」

れいなは慌てて、続きを美貴に話す。

無口のまま、潤はソファーに座ると『ポンポン』と隣りこいという合図した。するとれいなは、潤の隣りに座る・・・


一瞬だが潤の目が光った気がするれいなは、少しずつ潤の隣りから離れている。

潤もれいなの行動に気付いたのか、れいなの肩に手を回すと・・・
突然れいなは立ち上がり、潤の顔に平手打ち30連発を潤に食らわした。

『バチバチバチバチバチ・・・・バチバチバチバチバチバチ・・・』
潤は頬は腫れ上がりソファーで暴れてもがいてる。
「いて・・いてて・・・」
「はあはあはあ・・・」
会ったばっかりなのに、この男は・・・折角知り合えたのに最低・・・とれいなは思った。
個室を出る時ドアをおもいっきり閉める・・・。
『バン!!!』
れいなは急ぎ足でクラブを出ると、歌舞伎町をぬけて大久保の駅に向かった。
766子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/15(火) 23:34:17 ID:i/IlvIhXO
>>757
病院を出ると、GTRが病院の前に駐車している。
美貴は、明の姿を確認するとクラクションを鳴らした。

『プップー』
俺は、美貴の存在に気付くと車の方に、歩く。

木の陰から・・・『サッサ』という音が、聞こえてくると、何故か嫌な予感がするから脅かしてみることにする。

「誰だ!!」

俺は木にむかって叫んだ。木に隠れていたであろう人が、ビックリしてか俺の目の前に飛び込んでくる。

れいなだった、れいなは動揺してか言葉がへんだ。
「い・・・・い天候やね、変地帯は、びっ美容院になんのようかい?」
「れいな、言葉がおかしいそれを言うなら、いい天気ね、変態は、病院になんのようたい?だろ」

「そうとも言う。」
「そうしか言わないだろ」
と・・・愛は何処に・・・後ろか?・・・明は振り向いた、先には愛がいる
「えへ・・・ついてきちゃた」



「一真・・・来たわよ、貴方の最大のライバル明が・・・。」
「・・・」
「分かってるわ、そんな事より私の妹無事なんでしょうね」
「・・・」
「よかったわ・・・無事で・・・」
767子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/15(火) 23:36:56 ID:i/IlvIhXO
「渋谷で遊ぶんじゃないのか」
「つまらんけんやめたとょ」「そうやよ夜まで、長いし暇やし、男ナンパしてくるやよ」
「れいなもれいなも」
「れいなは、間違ってもナンパされない」
「むっむ・・・」
れいなは口籠る

「ドン!!」
車から美貴が降りると、明に近付いて来る。

「どうしたの?」
「ん」
「(何処かで見たような・・・う〜んわからんけん)」
「誰・・・です・・・か」
「(まずいな、この空気女三人・・・間違った、女二人に処女一匹だった。)」

「明これからどうするの?美貴は、仕事ないんだけど久しぶりに、お父さんにでも会う」
「会っても、言われることは、一緒だからな」
「解ってるじゃない。」


「何か言ったか、美貴声が小さくて聞き取れないぞ」

「いいじゃない別に、そんな事より家まで送ってあげるわよ。」

「二人とも後ろに乗ってね」
「はい・・・」
「う〜んどこやった・・・唐揚げ・・・食べて・・・女が・・・わからんたい」
四人は、車に乗り病院を出た・・・車をゆっくり動かす、美貴の姿がそこにある。
しばらく進み会話も途絶えたら、交差点に差し掛かると、美貴はバックミラーを覗いた二人は騒ぎ疲れたのか眠ってしまっている。
768子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/15(火) 23:40:59 ID:i/IlvIhXO
「明の妹みたいな二人ね」
美貴は突然話掛けてくる。
「そうだな愛は妄想激しい女だが、れいなは・・・」
「ふ〜ん」
「なんだよ」
「別に」
「ただ、大事にしてるんだなぁ〜と思って明は、珍しいはね手が早いので有名なのに、あの子には手を出してない。」

「覚えてる明、私たちがまだ大阪にいた時・・・」




「あっ凄い綺麗な花」
「美貴の美しさに比べたらどんな綺麗な花だって枯れてみえるよ」

この頃の明は、本当に小学生かというぐらい女を口説くのは、上手かった。

毎日デートはするし、何時も下校する時は、違う女の子よね・・・
バレンタインだって、トラック四台分は、毎年もらってるしどこ行っても後ろに女の子が着いてくるよね。
「明は美貴の事どう想ってるの?」
「ん?どうって言われてもな・・・」
「今日ね美貴ね、淳君にね告白されたの」
「・・・」

「気になる明」

「なんで俺に聞くんだ、お前は」

「・・・」
「もう!知らない本当に馬鹿なんだから・・・」
769子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/15(火) 23:49:38 ID:i/IlvIhXO



「美貴ちゃん、俺本気なんだ付き合ってほしい。」

「淳君・・・御免ね、付き合えないから。」

「なんでだよ・・・なんであいつなんだよ、あんな男のどこがいいんだ!」

『バチ〜ン』

「明の悪口言わないで」


「お父さん今日も、明見てないけど風邪でも、引いたの?」

「話してないか、お前には黙ってくれと明君に言われたけど、しょうがないな明君の母が亡くなったのは、解ってるか?」

「うんあの時は、美貴の身体でね慰めたの。」

「なーにー遣ったのか?」
「お父さん違うから」
「膝枕しただけだから。」
「ひざまくらだとー」
「興奮すると、血圧上がるよお父さん。」
「話には、続きがある母が亡くなる一日前明君の父がアメリカから、帰国してね病院に急いで向ったんだよ
その頃、明君の父は職業がらあんまり長くは、日本に居れないんだ、その翌日の朝に母が他界したんだよ
葬式はしないまま、明君の父は明を連れて、アメリカに渡った。」

「明君の父の職業てしているか?娘よ」
「確か・・・FBIの調査だったかな?」
770子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/15(火) 23:53:48 ID:i/IlvIhXO
それから・・・六年後私が明の事正直怨んでいたの、だって美貴に一言も伝えないで、アメリカに行くなんて許せない・・・
美貴のファーストキス奪って突然美貴の前から、姿を消すんだもん許せないでしょう。


「あの事覚えてる明?」

「あの事?てなんだ」

「やっぱり忘れてるのかな・・・あの約束」

「約束・・・いつ?どこで?」

「まぁいいは続きあるから」

例の事件が、起ったの明の父も殺されたの、ほかの上層部も・・・でも信じられなかった、あの事件の容疑者に明の名前があったから。

こんな情報、一般の人には報道もされないしあった事も、もみ消すでしょう。
私の父をしばいて、はかせたんだけど、それを聞いた後、美貴はね急に明に逢いたくなるの。(逢いたいという気持ちが、美貴の心を氷つかせる。)

車が東京湾にたどり着く・・・
俺は二人を起こすと、車から降りた。

「美貴?」
「何?」

「約束・・・てなんだったの?」
俺は二人に聞こえないよう美貴に聞く。

「いいわよ、たいした事無いから気にしないでいいよ。」

その言葉を残し、車は帰っていった。
771ラセラ:2006/08/15(火) 23:58:12 ID:i/IlvIhXO
今日はここまで。
久しぶりに美貴をだしてみました。
登場人物は、明にれいな、愛に女医、美貴です。
美貴の過去・・・どうだったかな。
772ねぇ、名乗って:2006/08/16(水) 01:06:59 ID:CAahkgzj0
>>771 ラセラさん
やっと認めてもらって再開したばかりなのに、いきなり二作品連載は控えた方がいいと思うよ
みんなは『ちゃんと読者の意見を取り入れて、子猫の〜を完成させる』って条件で認めたんだから

それと今回の『子猫の〜』の話だけど・・・。
句読点が必要な所になくて、いらない所に句読点が付いてる文章がいくつかあるね
付いてる場所で意味合いが変わってしまうこともあるから、気を付けたほうがいいよ

それと、やっぱり主観性がなさすぎる
特に>>767
>>車から美貴が降りると、明に近付いて来る。→第三者の観点
>>「(何処かで見たような・・・う〜んわからんけん)」 →れいなの観点(思考)
>>「(まずいな、この空気女三人・・・間違った、女二人に処女一匹だった。)」 →男(明)の観点
もし明の観点を主観で進めるとしたら、読者も明になりきって読むんだから、れいなの思考がわかるのはおかしいよ
1レスの中で三人の主観が混ざり合ってしまってるから、読者が混乱してしまう

あと場面が変わる所は、もっと大きく変えたほうがいい
美貴の過去?の話の所は一回目読んだ時、よくわからなかったからね
もっと改稿スペースを多く使ったり、レスを変えてから話に入ると、場面の切り替わりがハッキリする

以上のことを気をつけたら、もっと読みやすくなると思うよ
長文失礼
773シュウ:2006/08/16(水) 01:57:04 ID:OkPRT1zZ0
>>743
レスありがとうございますm(__)m
ようやくここまでもってこれました(苦笑)
期待に応えられるよう頑張ります!

>>744
レスありがとうございますm(__)m
その『いじらしいれいな』が上手く表現できたかどうか分かりませんが(苦笑)
そう言ってもらえるととても嬉しいです!

>>俄然さん
感想レス、ありがとうございます。
あんまり言うとネタバレになるので言いませんが、この「母校」は
一つのキーポイントになる予定ですw
あと、注目していただいてとても光栄です。・・・というか、かなり恐縮です(汗)
いい意味で期待を裏切れるよう頑張りますw
774シュウ:2006/08/16(水) 02:29:14 ID:OkPRT1zZ0
>>シャブ中さん
更新お疲れ様です!
そして、感想レスありがとうございます。
ただいま、ブログのネタを検討中ですw

ちなみに。オレもお風呂プレイは好きですwww

>>俄然さん、シャブ中さん
ネタ被りの件、すいません・・・。
でもこれは・・・仕方ないですよね?(苦笑)
俄然さんは、もうすでにそのストーリーが出来上がっていたわけですし、
シャブ中さんも、最初からすでに設定が学校なわけですから・・・。
で、オレも、主人公の地元での展開を考えたときに最初に浮んだのが「学校」
だったわけで・・・。

なんかすごく言い訳がましくなってすいません・・・。
読者の皆様も、どうかこのネタかぶりの件、ご理解下さいm(__)m

>>ラセラさん
更新お疲れ様です。
今回の更新分の率直な感想は、>>772の方も言っておられましたが、「混乱」です・・・。
登場人物が多く、その上会話が多いために、誰がしゃべっている言葉なのか理解できませんでした。
あと、>>772の方のレスを読ませていただきましたが、とても的を得ている意見だと思います。
是非参考にして頑張って下さい!応援してますよw
775ねぇ、名乗って:2006/08/16(水) 15:27:01 ID:FZybI9NN0
田中が男とバトミントンしてたぞってスレが立つ

その男はフットサルやってるらしいぞって話になる

はいはいネタネタ

数ヶ月後、田中がマイブームはバトミントンと語る

名倉のフットサル画像がうpされる
ttp://www.yachiyo-futsal.com/taikai/fg-sal_e/IMAGE01.jpg
776 ◆tHlj.rJkew :2006/08/16(水) 15:50:59 ID:VMSVE1WSO
作者の皆さん更新お疲れ様です

>>750
シャブ中さん更新乙です
全然地味じゃないですよ 次に繋がる重要な場面だと思います!
精神的に主人公とれいなの距離が近くなったように感じられました
やっぱりシャブ中さんは上手です!
それから、私にとっても女の子に髪を洗ってもらうという行為は至高のメニューであり、
もし、その相手がれいなだったならば私わ(ry

麗華の龍も楽しみにしていますがこちらも期待大です!頑張ってください!
777子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/16(水) 23:03:21 ID:+JvkACdOO
>>770
今・・・お風呂を沸かしている愛がいる。
れいなは椅子に座りぐるぐる回っている顔はニコニコ笑ってる、とても楽しそうな笑みを浮かべるれいながそこにいた。

俺は美貴が言った『約束』が頭から離れようとはしないもしかしたらあの言葉が約束なのかとも思える・・・

「明さん風呂沸いたやよ」
「わかった今入る・・・」
俺はそう言うと浴室に向う。
軽くシャーワを浴び身体を洗うと・・・湯船に浸かる



「明さんの身体洗ってあげるやよなんてねうふふふ」
「愛さん!!」
れいなは愛を呼び止める。
「何?れいなちゃん」
愛はれいなの方に振り向く
『ドス!!』
いきなりれいなのパンチが愛のお腹を直撃する・・・と愛は床に倒れてしまう。
「ふん抜け駆けは、許さんとょ」
と言いれいなは愛を引きずり回し鉄柱に愛を立たせロープで縛る。

「これで邪魔な人はいないとね」
愛を見た後その足で浴室に向う。
778子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/16(水) 23:06:11 ID:+JvkACdOO
「(さて・・・問題はあの病院だな確かに一真の気配を感じたし)」

浴室のドアノブが回る・・・ゆっくりとドアが開かれ何歩か歩いたら、風呂のドアを開けると、れいなが入ってくる少しためらいがちに話し始める。

「変態!身体洗ってあげるけん早く湯船から上がるとょ」
れいなはいつのまにか素裸になっていた。

「あぁ頼むか?」

「れいなも一緒に入るけんよかろう?」

「俺がダメと言っても入るんだろ?」

「そうやけんれなは入るけん!」
れいなはニヒと笑い明の背中を洗いはじめる・・・

「変態の背中・・・大きいと・・・」
とれいなは明に言うと、身体を背中に押しつける・・・。明にはれいなの胸の鼓動が聞こえて来るようだ。
779子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/16(水) 23:08:38 ID:+JvkACdOO
・・・・・・。

愛が目が覚めると、身体の自由が利かない事に気付く。

「・・・」

腕を動かすがロープに縛られ身動きが取れない。

『(れいなの仕業ね・・・私の楽しみを奪って・・・このままでは済まさないかられいな・・・。)』

愛は暴れている・・・ロープに縛られながらも・・・すると?

『ガチャ!?』
ドアが開く音が愛の耳に聞こえる。
『(誰!泥棒・・・変態?)』

足音が愛のいる鉄柱に近づいて来た。
『(殺される? 犯される?)』

愛が目を瞑ると、足音が愛の目の前に止また。

「何やってるの・・・貴女?」

愛には聞き覚えがある声がする・・・目をあけるとそこにいた人は、美貴だった。・・・
「美貴さん・・・助けて下さい・・・」

「これは明の趣味なの?まぁ見た感じ違うみたいだけど・・・分かったから助けてあげる。」

愛の身体からロープが解かれる・・・
「れいな・・・れいなれいな。」
愛は全面的に怒りを表す・・・。
780子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/16(水) 23:10:40 ID:+JvkACdOO
「何時までそうやるきだ・・・。」

「もう少し・・・もう少しでいいけんしばらく、このままでいさせて・・・」

『(おっ素直じゃないか何時も素直なら可愛いんだが)』

長くれいなは明の背中に抱きついている・・・時間は長くはないが、実際長いようにも思える。

「寒いぞれいな、風邪引くだろ・・・」
実際は寒くはないが、このままの空気では流石に俺にも限界がある。
俺も男だからいくら理性があっても我慢の限界てのもあるよな・・・俺誰に語ってる?

「御免・・・変態もういいけんれいなお風呂入ると」

俺もと思い、二人して狭い浴船に浸かている。
30分位で二人は風呂からあがった。
れいなは着替えを済ませると俺より先に浴室を出た。

俺も着替え終わると浴室を出る。
781子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/16(水) 23:13:01 ID:+JvkACdOO
俺はリビングに向うと、れいなと愛が凄い剣幕で喧嘩をしていた。

それを楽しそうに眺めてる美貴の姿がある。

「美貴これはいったい・・・」

「良いんじゃない、好きにやらせておけばね!」

「別にいいと愛さんに関係なかよ!!」

「縛ること無いがし・・・れいな!私の邪魔せんといて!」

「愛さんの考えてることおかしかぁ」

「で・・・美貴何の様だ。」

「忘れ物届けに来たの渡したら帰るから心配しないで良いよ。」
そう言って、俺に一枚の写真を渡して・・・帰って行く。

『(恐らくこの写真・・・美貴に見られただろう?これを見た美貴はどう思うのか?この一枚の写真・・・)』





782ラセラ:2006/08/16(水) 23:21:12 ID:+JvkACdOO
今日はここまで。
登場人物は・・・


れいな
美貴です。
>>シャブ中さん
かぶってしまったかな?
783ねぇ、名乗って:2006/08/17(木) 00:41:53 ID:cm/+LADI0
>>ラセラさん
あなた、やっぱりやめたほうがいい
ここまで読者があなたのために言ってくれてるのに、アドバイスに対してレスもしない
当たり前のように感謝の言葉もない
だからやっぱり直らない
>>772さんが親切に細部まで指摘してくれてるのに、これじゃ無駄になってしまう

「自分のやり方があるから」って思ってるんだったら、それは間違い
なにも読者は「話がつまらないから変えろ」とは言ってない
「書き方を改めろ」と言っている
作品は読んで貰うもの
今のあなたの自分勝手なやり方は「読め!」と言っているようにしか受け取れない
読者が読みたいと思わなければ、いくら投稿されても邪魔なだけ

それとも自分を推してくれる人にしかレスしたくないんですか?
少しでも批判的なレスは、全部無視ですか?
それじゃ直らないのも当然ですよね

この書き込みに対して、文句があるんだったらちゃんとレスくださいね
784ラセラ:2006/08/17(木) 01:11:24 ID:LauBroM4O
>>783
どうもすいませんそんなつもりは、有りません・・・レスは、出来るだけ返すよう努力しています。
>>722
意見や、アドバイスも聞いていますし、感謝しています。
>>批判的な意見も読んでます。後は、読者に読みやすくを心がけて書いています
俺なりに考えてます・・・投稿は、凄い早いと思います。
>>783
もここが駄目とか、ここがもっとこうしたら読みやすくなるとか、教えてくれると助かります。
785ねぇ、名乗って:2006/08/17(木) 02:26:19 ID:Fk2xhiFZ0
おいラセラ、ちょっと待てよ!
おまえ>>722って自分の作品だろ?
自分の作品に感謝してどうすんだマヌケ
ってゆーか俺、昔ラセラが書き始めた頃に親切に指摘したのに、おまえシカトしまくったよな
あげくのはてには>>677みたいに変な意地はるし
とりあえずきちんと詫びたほうが身のため
ラセラの態度次第でみんな優しくしてくれる
みんながラセラを叩いてるのはカキコしてるからじゃなくって、ラセラがみんなの意見を聞き入れなかったからだ
それと、>>611みたいなウソはいけない
プロのハッカーでも同一IDで書き込むなんてことできないんだからさ
786ラセラ:2006/08/17(木) 02:41:44 ID:LauBroM4O
>>785
最初の指摘?その指摘もっと詳しく教えてくれますか?
787ねぇ、名乗って:2006/08/17(木) 03:10:09 ID:yxUGAa+Y0
>>689



…いや正直ウザイけど
788ねぇ、名乗って:2006/08/17(木) 03:33:31 ID:Ra9xoBly0
なんか やだ
789シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/17(木) 04:51:17 ID:7Fo8G35D0
>>758
風呂ですがなにかw

>>774
シュウさんもお疲れ様です!
同じお風呂プレイ好きで嬉しいですw
「学校」はある意味定番ですから正直被る被らないじゃないですよね
あくまでも舞台ですし。
こちらこそネタ被りになったら申し訳ないです。


>>776
ありがとうございます。
その言葉で繋げて行く自信になります。
やっぱり好きな娘に髪は洗ってもらたいですよねw
出来るだけ2作両立できるよう頑張ります!

790ねぇ、名乗って:2006/08/17(木) 09:46:14 ID:Q73VgSFJO
>>ラセラさん
今の画風悪くない気がします皆さんが言うようにそれ程読みにくくはないし指摘された所少しずつ直しているように思いますよ。
すぐには無理でしょうからね
焦らずゆっくりで良いですよ
個人的な事なんですが、狼では非難されてないですよねどうしてかな?
791ねぇ、名乗って:2006/08/17(木) 10:43:03 ID:o6MArAVB0
なんかもうラセラさんの書き方というか、>>786みたいな態度が嫌だ
まず自分がしてきた事を謝ろうって気がないの?
>>786なんて謝って和解してからの話でしょ?
言葉は丁寧かもしれないけど、「指摘?なんだそれ?」言っているようにしか見えない
そんな態度で聞かれたって答える気にもなれないよ
>>784みたいのは謝罪といわない
その場の言い訳

まずこーゆー騒動を引き起こしたことについて謝罪レス
感想・アドバイスをくれた読者に感謝レス
これをして、やっとスジが通ると思う
作品に関する事はそれから

あとできれば
>>784の「俺なりに考えてます・・・」の、そのラセラさんの考えってのを明確に教えてください
ちなみに、シナリオを教えろとは言ってないので勘違いをしないで

しつこいようだけど、このスレのためだ
792ねぇ、名乗って:2006/08/17(木) 16:03:45 ID:Ptp14DYQ0

すげえなw
現実を全く見ようとしねーもんw
田中ヲタって絶対田中のことなんて実際は好きじゃないだろw
793ねぇ、名乗って:2006/08/17(木) 21:08:32 ID:xpymhPid0
>>791
推測するに…

携帯だから長文は読み飛ばしてる
さらに数十レスは戻って読まない
というかその手間はかなりかかる

定額制にしてないと自分が何を書いたか
それに対してどういう反応があったか読むのは控えたくなる
しかしそれは怠慢だと俺は思うね
定額制にしていて自分の書いたものに対する反応無視だったら最悪やなwwwwwwwwww


ところでののたんはどこ行ったのだ
794ねぇ、名乗って:2006/08/17(木) 21:26:11 ID:SEMCz1DhO
携帯といえば、俄然さんも最初から携帯で投稿してますよね
たまに脱字とか見つけちゃいますけど(苦笑)、あれだけの長編なのにラセラよりちゃんとしてますよね

でも俄然さん、もう一週間も更新ない
795麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/08/18(金) 00:58:08 ID:BkGqQV+J0
>>705
龍はれいなの答を聞くと黙って歩き始めた。

龍の後ろをただ着いて行く。その後ろ姿は小さいれいなには背中と言うより壁・・・
何か恐怖心をさらに煽られた気分になる。


「・・・・ここだ。ここの上に部屋をとっている」

たどり着いたのは有名な某大手のホテル・・・
予想ではまた適当な部屋をとっているのかと思っていたが、その待遇にれいなは驚いた。

「どうした?ボーっとして・・・」
「な・・なんでもないです」

一言答えるとそのまま中に入っていく。
ボーイがドアを開けフロントで待たされる。
龍が鍵を受け取りれいなの元に来ると、『こちらに来い』と手招きされエレベーターに乗り込んだ。
796麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/08/18(金) 01:05:13 ID:BkGqQV+J0
「(高層ビルをどこまで上に上がる気やろう?)」

建物としてはかなり高いホテルをドンドンと上昇していく。
けして長い時間ではなかったが、れいなは非常に時間が掛かっている気がした。

・・・・・36・37・38 ピンポーン
「よし・・・降りて」
「・・・・・」

無言で頷きまた龍のあとを付いていく。
そして足が止まったのは奥の方の一室であった。

ガラ・・・
ドアが静かに開く。開いた瞬間に客室独特の匂いがする。

そっと中に入り部屋の奥へ・・

「どうぞ・・」

龍に窓際の席を用意され黙って座り込んだ。
797麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/08/18(金) 01:12:00 ID:BkGqQV+J0
無意識に窓から外を覗き込むとさっきまで埋もれて居た街を見下ろせる。

自分はこの複雑で迷路のような街で一人の女を捜そうとしている。
まず考えても普通じゃない・・・

そうれいなは思った・・・。
今ここに来た事が正解かは解らないがもし少しの可能性でも絵里を探し出されるのなら・・

その時だった

シャ・・・・・・

「ん?」

突然龍によってカーテンが閉められた。
ホテルの部屋の射光カーテンは明るい光を閉じ込め夜同様暗い世界を作り出す。
そして龍はベッド脇のカーソルで薄暗く照明を調整する。
798麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/08/18(金) 01:19:02 ID:BkGqQV+J0
「(なるほど・・・そう言う事か・・・)」

れいなは自分なりの解釈でカーテンを閉められた事を理解した。

昼間から突然交渉の場にホテルの客室を用意されている。しかも部屋は一流。
普通にこちらから話があり呼び出したのに待遇は良すぎる・・・

やはり目的は自分の・・・・『体』

「あの・・・」
「ん?」
「先にシャワー浴びてもよかと?」
「あ・・・?」
「まどろっこしいの苦手やけん・・・先にやる事は済まして起きたいんです。
 別に男の人とこういう関係になる事は前の仕事上なれとうけん。」

・・・・・・
「・・・はっはっはははは」
若干の沈黙があるなか、突然その静けさを切り裂くように龍は笑った。
799麗華の龍―新宿龍虎抗争編―:2006/08/18(金) 01:30:02 ID:BkGqQV+J0
「な・・・なん?何がおかしいと?」
「あぁ・・・悪い悪い何か勘違いしているアンタが可愛かったからな:¥」
「・・・・・・・・勘違い?」

そのフレーズを聞いて首を傾げる。
その様子を龍は見ながら解りやすく現状を説明しだした。

「なんか勘違いしてるようだから説明するが・・・
 俺がまずホテルの部屋を押さえていたのはこう行った交渉や話は落ち着いてしたいからだ」
「でもそれやと・・何もこんな良い場所やなくても」
「ホテルで高層階の部屋を使ったのは他の対立の建物が少ないから覗かれる事が少ないため、
 奥の部屋を押さえたのは隣に声が漏れにくいから
 そしてカーテンを突然閉めたのは万が一ドコから見られて居るか解らんからな。」

部屋を歩きながら龍は1つ1つ説明して行った。

「そうなんですか・・・・・・・・・あっ!」
「どうした・・・?」
「そういえば昔、絵里に盗聴器を仕込まれてて覗かれた事が・・・」

れいなは大阪時代、京介の泊まっている部屋での二人の会話を絵里に
覗かれたりしていたことを思い出した。

「そう言う事だ!解ったか、田中さん?」
納得したかを確認するように不適に笑みを浮べ龍はれいなを見つめた。

「貴方・・・何者?」
800シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/18(金) 01:36:49 ID:BkGqQV+J0
今回はベタにこちらを更新しました・・・
一応やっとストーリーの進展まで書けたような気がします。

この後から宿敵、亀井絵里の裏の部分がわかって行く展開を考えてます。

明日より少し更新が出来ません。すいませんがご了承下さい
801シュウ:2006/08/18(金) 01:42:11 ID:ZPqEfEgk0
>>シャブ中さん
更新お疲れ様です!
リアルタイム読書でしたww
オレの今一番の注目作品です!頑張って下さい!
次の更新、気長に待ってま〜すw
802シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/18(金) 01:45:02 ID:BkGqQV+J0
>>801
レスありがとうございます!
シュウさんにそう言ってもらえるなんて・・・ホント嬉い限りです。

またアラの目立つ文章で申し訳ないです。でもリアルによんでもらって本当にうれしい。

俺もシュウさんの作品楽しみにしてます。
こちらも向こうのスレの方も頑張ってください!

では寝ますww
803麗しき夢は儚くも散り逝く:2006/08/18(金) 02:07:33 ID:+RCjlOsY0
「れいなーーーーーーーー!」
「絵里ーーーーーーーーー!」
「ごめんまったぁ?」
「んー?れいなも今来たとこやけん」
絵里っていうのはれいなの大親友でひとつ上の先輩なのだ
「今日絵里の家に来るでしょ?」
「もちろん!そのためにまってたとよ」
「じゃあ早速いこっか!」
・・・・・・・・・・
「じゃああがってあがって〜」
「あれ?今日親おらんと?」
「あれ?言ってなかったけ?親二人ともね〜海外にいるの」
「知らんかった。なら言ってよいつでも遊びにきたっちゃのに」
「ごめんごめんって♪これからいつでも来てよ」
「だったら許してあげるっちゃ♪」
「じゃあ早速絵里の部屋いこっか♪」
・・・・・・・・・・
804麗しき夢は儚くも散り逝く:2006/08/18(金) 02:10:16 ID:+RCjlOsY0
「じゃああがってあがって〜」
「あれ?今日親おらんと?」
「あれ?言ってなかったけ?親二人ともね〜海外にいるの」
「知らんかった。なら言ってよいつでも遊びにきたっちゃのに」
「ごめんごめんって♪これからいつでも来てよ」
「だったら許してあげるっちゃ♪」
「じゃあ早速絵里の部屋いこっか♪」
・・・・・・・・・・
最初はファッション誌見たり話したりで時間が過ぎるんだけど・・・
そこはやっぱり女の子同士。やっぱりそっちの方に話は進んでいくのだ・・
「ね〜ね〜絵里〜彼氏出来たと?」
「えぇ〜んー・・・微妙かな?」
「微妙って何それ?」
「コクられたりはしてるんだけどさぁ・・・何かちゃらいのばっかで」
「だって茶髪の絵里ギャルっぽいっちゃもん」
「だから黒くしたんだけどさぁ〜・・・ほら!それに運命の王子様はいつか絵里の前に現れるんだって!」
「なんさゆみたいなこといいおーとね・・・」
「でー・・・れいなはどうなのよ?何か気になる人でも出来た?」
805麗しき夢は儚くも散り逝く:2006/08/18(金) 02:12:12 ID:+RCjlOsY0
気になる人・・・
ユメ・・・
「いないこともないかな・・・」
「え?何?誰々?」
「ううん。れいな何もいっとらん」
「何?ちょっとぉ〜教えてよぉ〜」
「もー知らんっていっとるっちゃろ!」
「ぶぅー・・・だったら体に聞いてやるぅ〜!」
と、絵里が急にれいなにのしかかってきた!
「ちょっとなんしとーとね!」
「ウヘヘヘヘ♪ほーらここがいいの?お姉さんに言ってごらん♪」
「やだ!ちょっと・・・どこさわっとると!」
「れいなちゃんの胸はまだ成長中かなぁ〜?」
「ちょっと絵里!このヘンタイ!」
そんなことをしていると・・・
「姉ちゃん頼まれた漫画買ってき・・・!!!!!!!」
・・・一瞬の沈黙、訪れる静寂・・・そして閉まるドア

「こらー!お姉ちゃんの部屋に入るときはノックしなさいって言ってるでしょ!」
隣の部屋に向かって絵里が叫んでる
「ちょ・・・あれ・・・なに・・・」
もう言葉にならない
「あれ?あーうん絵里の弟だよ。れいなの一個下かな?こらー!こっち来て誤りなさい!」
うん・・・そりゃ亀井なんて苗字そうそういないけどさ・・・
いくらなんでもさ・・・

「ほらユメ!こっち来て」
「・・・」
ばつが悪そうにそこに立っている男の子は・・・屋上でであった少年亀井儚その人だった
806みこ:2006/08/18(金) 02:25:12 ID:+RCjlOsY0
いきなり間が空いてしまいました。申し訳ないです

ミュージカル参戦してきてしばらく家を空けていたので今から皆さんの更新分読みたいと思います

>>シャブ中さん
タイミング更新直後は避けたいと思ったのですが・・・
お気に障ったらすみません
>>ラセラさんのこと
いろいろ言われてますし一作者としていまさらながら意見を
もしもスレというのは
作者がいい作品を書き
住人がそれに対し感想や乙などの反応を示し
作者がそれに励まされ、また指摘などに耳を傾けよりよい作品を作る
という大前提の下にあると勝手に思っています
正直ラセラさんの作品は最初から読んでいません
また、事の顛末を見続けていましたが自分を庇護するレスを名無しで行うという行為が作者としてどうしても許すことが出来ません
だめと言われたなら言われたらでなぜ堂々と言い返さないのですか?
なぜそれを次回更新に生かそうと思わないのですか?
それではただの自己満足。
言い方が厳しいですがそんな作品に読む価値を見出せません
それと三作品も同時に書くのは相当の文才が要る行為だと思います
少なくとも私には出来ません。そしてラセラさんにも出来ないと思います
このレスをどう捕らえるかはご自由ですし、読んでいないので詳しい指摘を出来ませんがしてくれる方もいらっしゃるんですしもう少し見つめなおしてはどうかと思います
807ねぇ、名乗って:2006/08/18(金) 02:44:11 ID:GYSHCRZN0
>>800シャブ中さん
お疲れ様です!
ダークな絵里の裏側・・・・・楽しみww
次回の更新も期待してます!

>>806みこさん
お疲れ様です!!リアルタイムで読んでましたw
かなり衝撃的な再会ですね!
れいなにとって最悪の展開なのか、それとも・・・・ふぅww
期待してますよ!!

みこさんの意見、俺も同感です。

お二人とも本当にお疲れ様ですw
最近お盆休みもあってか、作者さんたちの更新がなくて寂しい思いしてました(泣
もう作者の皆さんの続きが気になって気になって・・・・気が狂いそうでしたw
他の作者さんたちの続きも待ってます!!

>>794
俄然さんが1週間も空けるなんて珍しいですよね・・・。
でもその分、俄然さん特有の文章が期待できますよねw
808ねぇ、名乗って:2006/08/18(金) 10:03:06 ID:F+RQVB7x0
俄然さんはお盆が終わったので天国へ旅立ったのです…。
809ねぇ、名乗って:2006/08/18(金) 12:44:08 ID:eiq/kKurO
モー娘。のプロモで一番抜ける曲ってなに?誰か教えてください。
810ねぇ、名乗って:2006/08/18(金) 15:15:28 ID:Ewzkfgxz0
田中ヲタ的には田中がセックスしてたら嫌なの?
それとも転売屋にプリクラとか渡してたのが嫌なの?
811ねぇ、名乗って:2006/08/18(金) 17:14:10 ID:F+RQVB7x0
>>809
PVよりも写真集のメイキングDVDだな
紺野のが一番抜ける
>>810
れいなが処女なわけないじゃん
それとハロプロ自体、メイクさんとかの間で良い噂は聞かないな

あーおれハロヲタだから
別に全部分かってるうえで冷静な判断をしてるまで
812ねぇ、名乗って:2006/08/18(金) 18:13:09 ID:eiq/kKurO
紺野のDVDの名前教えてください!他のメンバーで紺野の次に抜けるのは誰のですか?
813ねぇ、名乗って:2006/08/18(金) 19:17:13 ID:F+RQVB7x0
ようつべでkonno asamiで出てくるから自分で探せ
814ねぇ、名乗って:2006/08/18(金) 19:46:45 ID:MQvbMXka0
>>シャブ中さん 次の更新気長に待ってます
頑張ってくださいね

>>みこさん 乙です

>>ラセラさん 
おいらにもあなたのレスが挑戦的に感じて楽しくないです
ちなみにあなたの作品は読んでいて疲れるんで読んでません
なんか決定的なものが欠けているような気がします
815ねぇ、名乗って:2006/08/18(金) 22:13:33 ID:NZYHFGk3O
>>781
夢・・・誰の夢・・・僕の夢?私の夢?二人の夢・・・
それは私の中で、創りあげられたのは美化された・・・


人間とは誤解する生き物だ、否、人間とは他者を理解しきれない生きものなのだ。

俺は今警察で取り調べをうけている・・・あの事件からまる1日が経とうとしたころ・・・
警察官が俺のところに近付くと、証拠不十分で釈放された。
俺は警察官に連れられ外にでると・・・目の前に女の子とさゆみが俺を待っていた・・・
二人は俺の体に抱きついてくる・・・
「明さん明さん明さん・・・・」
涙を流して俺の名前を何度も何度も繰り返し叫んでいた。
「お兄ちゃんのバカバカバカバカバカバカバカ・・・」
さゆみが二人いるようにも思える。

816子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/18(金) 22:16:42 ID:NZYHFGk3O
>>781
夢・・・誰の夢・・・僕の夢?私の夢?二人の夢・・・
それは私の中で、創りあげられたのは美化された・・・


人間とは誤解する生き物だ、否、人間とは他者を理解しきれない生きものなのだ。

俺は今警察で取り調べをうけている・・・あの事件からまる1日が経とうとしたころ・・・
警察官が俺のところに近付くと、証拠不十分で釈放された。
俺は警察官に連れられ外にでると・・・目の前に女の子とさゆみが俺を待っていた・・・
二人は俺の体に抱きついてくる・・・
「明さん明さん明さん・・・・」
涙を流して俺の名前を何度も何度も繰り返し叫んでいた。
「お兄ちゃんのバカバカバカバカバカバカバカ・・・」
さゆみが二人いるようにも思える。
817子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/18(金) 22:23:51 ID:NZYHFGk3O
「ごめんよ」

と二人に謝ると階段を降りた。・・・電柱の陰から熱い視線を感じると・・・

俺は視線の方に向かい、電柱にたどり着くとそこに立っているのはあさ美である。

「あさ美・・・心配かけたな。」

「うん明様も元気そうですね・・・」

俺はこの頃付き合ってたのは、さゆみではなくあさ美だった・・・。

じゃーさゆみは?て聞きたくなる、さゆみは明の浮気相手なのだから・・・

俺は三人連れて・・・


818子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/18(金) 22:33:19 ID:NZYHFGk3O
「一真さん!」

当時の隊長は一真だ俺は副隊長だった。年齢的なものは無いが当時まだ一真の方が実力は上?
本当にそうなのか?

「明・・・俺は隊長失格だな、ほとんどの部下は俺の命令より、お前の指示を聞く・・・」

何故だ!何故なんだーー
「お兄ちゃん・・・」

「麻琴か?起きてきて身体は、大丈夫なのか?」

「大丈夫だよ、お兄ちゃん今日はすごく気分がいいの。
でもしょうがないよお兄ちゃんだって頑張ってるんだから、だってあの明さんだもん」

麻琴は頬を赤らめうつむき足を床にコンコンとすると、恥ずかしいそうな顔をする。

「お前までいうか?」

「麻琴ちゃん、俺はそんな玉じゃないから」

でも・・・誰もが認めてる。・・・認めてしまっていた。・・・実力差・・・ありすぎだから。・・・
819子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/18(金) 22:40:03 ID:NZYHFGk3O
天才・・・本当にそんな人いるのか?
努力・・・もともと天才なんて存在すらしない。


当時俺達は、4つのグループに分かれていた。

その中で一番過酷で、冷酷な人が集まる、死に神とも呼ばれていたグループに

俺達四人は、配属している。別部隊暗殺専門のFBI隊長一真・・・

副隊長の明・・・明の恋人のあさ美・・・その浮気相手さゆみこの四人が暗殺専門のFBIだった。・



820子猫の進化は止まらない亀の進化は食べられない:2006/08/18(金) 22:46:08 ID:NZYHFGk3O
三人連れてあさ美の家に向かう。・・・

「今日ね、ボーンステーキ用意してるんですよ」

「美味そうだな」

「明日裁判なの〜」

「お兄ちゃん・・・」

女の子の首には、エメラルド色したペンダントが、揺れ動いてた・・・

明日この女の子が証言することになる。



『お兄ちゃんバイバイ』


『お兄ちゃんバイバイ』


『お兄ちゃんバイバイ』



『(お兄ちゃん、今だけ・・・今だけ見逃してあげる。私が大人になるまで・・・)』



821ラセラ:2006/08/18(金) 22:50:48 ID:NZYHFGk3O
今日はここまで。


>>772
意見やアドバイス有難うございます、これからも宜しくお願いします。

>>724
的確なアドバイス有難うございます。
>>790
感想有難うございます・・・m(__)m狼は言わないでくれるとありがたいです。

>>791
俺なりに考えてと言うのは一度物語を完結させました。
俄然さんみたいに、するとノート三冊になりましたその辺を色々考えてます。
長いですよね。・・・
キャラ設定も出来てますし後はキャラていうか一人一人にストーリも有ります
ないキャラも有りますが

これ以上言うと、シナリオまで喋りそうなので・・・

後は指摘された所はできるだけ気を付けています。

>>814
挑戦的ですか、疲れる?あと決定的なものそれはストーリーとかキャラ設定?その辺聞きたかったですね次に繋げたいですし。

822ラセラ:2006/08/18(金) 22:56:21 ID:NZYHFGk3O
俺もこのスレ好きですし書きたいですよね。

あそこまで言われたら嫌いなスレならとっくに作品も投げて、他で書いてます読者様と和解出来たらいいと考えてます。

今まで騒がせてすいませんでした。

これからはレスは返すよう努力したいと思います。

俺は色々と忙しく投稿するしかなかなかできませんが作品に対するレス、感想や批判的でも出来るだけ返します。

意見やアドバイスは聞き入れてますし

少しでもいい作品を作りたいので

反省してますしこれからもここで書きたいので。

>>後みこさんの言ってること分かります
823ねぇ、名乗って:2006/08/18(金) 23:15:41 ID:F+RQVB7x0
じゃあラセラにアドバイスな
別にレスはしなくてもいいけど
おれの意見を参考にすればクオリティーは上がるはず

@自分で一度書き上げた作品を1文ごとに何回か読み直し、誤字・脱字はもちろん欠落部分の補充を行う。
 ここでいう欠落補充っていうのは誰の言動なのか分かるように動作の主が誰かをはっきりさせることをいう。
 簡単に言えば、誰がそのセリフを言ったのか、何をやったのかが分かるようにすればいいってこと。
A@が終わったら今度はそれを含んだ前後2、3文をつなげて読む。
 そうすることによって同じ語尾や主語の連続がなくなるようにする。
B一段落(一回のレスで投稿する分)が終わったら一度、頭を真っ白にしてそれを初めから読み直す。
 それでもし「これだけでは状況を把握・想像できない」とか「ここはこういう言い回しの方が滑らか」という部分を修正。
C全部の修正が終わったと思ったらもう一度全文を読み直す。
D問題がなければ投稿。

メンドウだと思うがこれぐらいしないといつまで経ってもクロリティーは上がんないからな
824ねぇ、名乗って:2006/08/18(金) 23:36:01 ID:2xSGjOQJO
ごめん俺紺野たべちゃった
だれか俺と穴兄弟かもな
825ねぇ、名乗って:2006/08/19(土) 00:11:18 ID:9CLCQ5Zn0
ラセラさんに質問なんですけど・・・
今現在、自分の作品の登場人物が何人いるか把握してますか?
キャラ設定ができてる、ストーリーがある・・・それは読者が読んで決めることですよ。
いくらラセラさんの頭の中で話が繋がっていたって、読者に伝わらなきゃ意味がないんです。
伝わるように書いてください

あと聞いておかなければならない事。
作品を書く上で『テーマ』ってあると思うんですけど・・・ラセラさんの作品のテーマってなんですか?
話が次から次へと関係ないほうへ広がるばかりで、テーマが見えないんですけど

できれば他の作者さんたちも教えてもらえませんか?
826ねぇ、名乗って:2006/08/19(土) 00:57:53 ID:rWKItfs9O
ラセラは昔の俺に似てるな
自分の頭の中ではストーリーが見えてるもんだからさ
ついつい重要な部分が欠落してしまうんだよな…

>>823が言ってる事こそが今のラセラに足りない物全てだと思うよ

>>825
テーマは誰かに聞く物じゃないだろ
いい作品は、その作品を読んで自分が感じた事その物が作者の考えるテーマなんだよ
作者の思い描くテーマといろんな読者の感じたテーマをいかに一致させるかが、作者の腕の見せ所なんだからさ
827(仮題)Destiny:2006/08/19(土) 01:52:51 ID:/MCIyNkw0
>>741
「・・・・ダメ・・・かな?」
れいなの目は、真っ直ぐオレを見つめている。
その目は、あまりにも純粋で・・・オレには見ているのも辛いほどだった。
しかし・・・。
(ここで目を逸らすわけにはいかない・・・)
何故かオレの心は、そんな意志を持っていた。

オレもしっかりとれいなの目を見つめ返す。
・・・本当に、吸い込まれてしまうかと思うほどに透き通った目をしている。
今まで見たこともない、れいなの顔・・・目・・・表情・・・。
オレの心は大きく揺れ動いていた。
828(仮題)Destiny:2006/08/19(土) 01:54:21 ID:/MCIyNkw0

・・・そのままどれだけの時間が過ぎただろうか。

実際には数秒だったのかもしれないが、オレはその時間がすごく長く感じられた。
「そんなに見つめられると恥ずかしいっちゃ・・・。」
そう言ってれいながスッと視線を外した。
顔がほんのり赤くなっているのが分かる。表情にも照れ笑いが浮んでいる。
「あ・・・ご、ごめん。」
そのれいなの言葉に、オレも急に恥ずかしさがこみ上げてきて、れいなから視線を外し、なぜか謝っていた。

また、しばらくの沈黙・・・。
これもおそらく数秒だったと思う。

れいなは再びオレのほうに視線を向けた。
そして、一言・・・
「・・・シュウちゃんは、やっぱりオッサンとね。」
そう言って優しい笑みを浮かべた。

なんで今のがオッサンなんだ?・・・と思いながらも、そのれいなの笑顔に、オレも気が付いたら笑っていた。
829(仮題)Destiny:2006/08/19(土) 01:56:07 ID:/MCIyNkw0
オレとれいなは部屋を出ると、とりあえず絵里の様子を確認するために奥の部屋へと向かった。
部屋を覗き込むと・・・。
「まだエリちゃんはお休み中みたいだね。」
絵里は、スースーと寝息を立てながら眠っていた。
「うん。エリね、花火見るのすっごく楽しみだったみたいで、昨日ほとんど眠れなかったって
言っとったけん、なかなか起きんかもしれんよ。」

・・・オレは、一応絵里のために『近くを散歩してきます』と書き置きを残し、念のため祖母にも
「絵里が二階で寝ているので、もしいない間に起きたらよろしく」
と伝えて、れいなとともに外へ出た。

「う〜・・・・暑い。」
外は、熱気と日差しが容赦なくオレ達に襲いかかってくる。
「すぐそこに自販機あるから、ジュースでも買おっか。」
ウチの二軒隣の家の前には自販機が設置されている。
オレ達はそこで飲み物を買い、それを飲みながら中学校へと歩き出した・・・。
830シュウ:2006/08/19(土) 02:27:22 ID:/MCIyNkw0
少ないですが、今日はここまで。
ホント、描写が下手ですいませんorz
ご期待に沿えるかどうか分かりませんが頑張ります!

>>みこさん
更新お疲れ様です!続きが激しく気になる終わり方・・・
気長に待ってますw

>>ラセラさん
更新お疲れ様です。
すいません、今回も登場人物多すぎてよく理解できませんでした。
人数が多いときは、『会話』ではない『描写』の部分をしっかりと書き込まないと
読者が混乱します。
オレは描写が苦手なんで、多人数が一気に登場するシーンは書きません。
・・・というか書けませんorz
>>823の方の意見を是非参考に頑張って下さい。

>>825
『テーマ』ですか・・・。
うーん、そう聞かれると・・・困ったな。(苦笑)
オレの中では、題名に「Destiny」とあるように、『運命』を題材にしています。
全ての出来事を運命と捉えて、いろんな意味でその『運命』に翻弄されていく
主人公を書きたいなと思ってます。

こんなんで答えになりますでしょうか?
831ねぇ、名乗って:2006/08/19(土) 13:04:52 ID:AACFxheK0
>>823=ネ申
832ねぇ、名乗って:2006/08/19(土) 21:09:58 ID:dFxSLpVl0
>>シュウさん 乙です!
れいなが「おっさん」と言う下りがすごく良かったです
胸をくすぐられました 頑張ってください
833ねぇ、名乗って:2006/08/19(土) 23:23:46 ID:mrGfItg60
俄然さん、続き待ってます
834ねぇ、名乗って:2006/08/20(日) 21:26:50 ID:wWV7j+SFO
急に過疎りだしたのは気のせいか?
835ねぇ、名乗って:2006/08/20(日) 21:28:15 ID:KR8Pbv2s0
>>834
気のせいではないと思うな
836M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/08/20(日) 22:23:14 ID:zyIdiE060
スレの容量が490KB超えたら次スレ立ててくるよ
837ねぇ、名乗って:2006/08/21(月) 15:35:23 ID:Hh9Q4zKuO
ラセラのせいで過疎ったな
838ねぇ、名乗って:2006/08/21(月) 17:35:17 ID:qemLk4SV0
>>831、ありがとう
最近、「委員長は承認せず!」っていうエロゲーにはまっていてな
どう見ても傑作です
本当にありがとうございました
839ねぇ、名乗って:2006/08/21(月) 20:49:31 ID:nrnwH1e/0 BE:1275215999-2BP(0)
モーニング娘。の田中れいなが主人公の小説はないですか?
まとめサイトの方でSOMEDAYって小説をみたけど。。。ただ主人公の女の子の名前が田中れいなであるだけで、普通の恋愛小説と全然変わらないと思ったから。。。
840M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/08/21(月) 21:31:02 ID:ZF0GDMys0
>>839
ロックンロール☆れいにゃーずを語ろう
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1109540088/
841ねぇ、名乗って:2006/08/21(月) 23:27:03 ID:6BVb2Obk0
842ねぇ、名乗って:2006/08/22(火) 02:35:06 ID:lLCLhKfv0
あーぁ
843ねぇ、名乗って:2006/08/22(火) 20:50:17 ID:DRPHaU2PO
つまんねぇの
ラセラが荒らしたせいで作者達が離れちまったよ
844 ◆eTDnMeJVc2 :2006/08/22(火) 21:55:02 ID:ngypLSg5O
まぁ気長に待とうぜ
作者を焦らせて失敗作にさせちゃダメだからな
そもそもこれだけの小説が同時進行してるのが不思議なくらいだ
845ねぇ、名乗って:2006/08/22(火) 22:03:09 ID:DRPHaU2PO
その同時進行してた作品が、ラセラの一件でみんなはなれちまったんだよ
本当にラセラは余計なことしやがって
846ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 13:05:31 ID:SeRXH3kx0
待ってますよ 作者さんたち
847ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 13:24:34 ID:/I0iKiNc0
もう無理だな戻ってこねぇよ
奈々氏と俄然なんて完全に失踪してるしな
848ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 13:38:02 ID:SeRXH3kx0
>>846
かもしれないね 
849ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 13:40:03 ID:SeRXH3kx0
  ↑
>>846>>847

間違えた
850ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 15:40:31 ID:179PAvk4O
ラセラを少しでも許そうとしたせいだな
>>849
ID惜しかったw
851ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 16:16:19 ID:n+AHHnVu0
ばーかwww
852ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 16:27:23 ID:/I0iKiNc0
やっぱりラセラなんて追放しとけばよかったんだよ
それを偽善者が甘やかすから・・・
二十三日目でこのスレも終了か
853ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 16:59:13 ID:SeRXH3kx0
あーぁ・・・
854ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 18:22:07 ID:6ti4EBvS0
今までの経験上確実に週刊誌にスクープされるよ
ここまで完璧な証拠が揃ったら
田中どうなるの?
855ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 19:20:30 ID:kuEAGMrwO
>>854
経験上ってお前はどんな経験してきたんだよww
856シュウ ◆AvluhZaSuE :2006/08/23(水) 19:36:28 ID:YIaLbiMy0
空気読めなくてすいません。
ご迷惑でなければ、今日か明日更新します。

>>832
感想レス、ありがとうございますm(__)m

>>アンノさん
いつもお疲れ様です。
よろしくお願いしますm(__)m
857ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 19:38:32 ID:SeRXH3kx0
シュウさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
858ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 19:42:58 ID:YcbbtIkc0
   
859名無し募集中。。。:2006/08/23(水) 20:05:05 ID:3v/fnQIOO
黙ってまて嵐ども
860ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 20:17:00 ID:SeRXH3kx0
荒氏の意味しってんのか?

とか逝ってみるテスト
861自転車泥棒:2006/08/23(水) 20:59:07 ID:0399nZpW0
>>751
風呂から出ると宿直室はクーラーが効き渡っていた
風呂上りにはひんやりとして心地良い。

風呂は一緒に上がったのだが中々れいなは更衣室から出てこない。

「(女はそういやこういう時は特に長いな・・・)」

ふと心のなかで呟いた・・・

仮眠用に置かれている布団を広げ、ティッシュを枕元に置いて用意を済ます。
そして布団にそっと寝転がった。

カサ・・・・・
「・・・ん?なんだこれ?」

その瞬間何かレジ袋に手が当たる。
袋は近くの大手本屋のデザインがプリントされている。

僕はソレを手元に取り中を見てみた・・・
862自転車泥棒:2006/08/23(水) 21:06:31 ID:0399nZpW0
「うを!!これは!!!!」

ソコには雑誌にしては大きすぎるサイズ。
とある写真集が入っていた・・・
フレイム全面に男前の顔が現れたかと思うと、横には『速水もこみち』
と大きく書き込まれていた。

「・・・・・・・ちょっと位・・・見ても良いかな?」

すでに一度カヴァーは外れていたようだしまだれいなも風呂から出てこないから
そっと中を見てみる事にした。

ドキ・・ドキ・・ドキ・・ドキ・・

て、なんで俺ドキドキしてるんだろ?

そっと表紙を捲ると手馴れたようにサインがされている。

「(そうか!コレを手に入れるために自転車を・・・・・・・アイツはアホか?)」

僕は少しコレのために自転車を使われたかと思うと腹も立てたが、
とは言え写真集自体も気になるし、怒りは後回しにしてページを進めて言った。
863自転車泥棒:2006/08/23(水) 21:12:37 ID:0399nZpW0
「・・・・・・・・・・・うほ!こりゃモロだな」

現れたのは解ってはいたが健康なまでの肉体美。
そして自然に轢きつける、男の笑顔。

白い歯を見せる笑顔と、永遠の夏を感じさせる色焼けた肌。

「これは・・・・・・たまらんなぁ・・・・・・」
「うん・・・たまらんちゃろ」
「あぁ・・・なんか男でもこう貪りつきたいような」
「へぇ〜シンジってバイやったと?」
「ん〜・・・別にバイってわけじゃ・・・・・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつからソコに居たのか?
目の前にはタオルで胸から下を巻いたれいなが居た。

「・・・・・ぬわああああああああああああ」
「何がぬわっちゃ?勝手に人の宝もん読んで!!」

またもや最悪の瞬間を見られた。
しかもさっきまでムードが出ていた時に・・・・

どうしよ?
864シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/23(水) 21:21:36 ID:0399nZpW0
とりあえずココまで書きました。
少ないですがノリよく行けたらスグにでも更新したいと思います。

今回は旅行してまして少し更新が遅れました。
申し訳ございません。

>>806
みこさんも更新乙です!
この後の展開が早くも待ちどうしいです
あと更新の被りは気にしないのでジャンジャン書いて下さい^^

>>807
ありがとうございます
絵里の隠された過去からドンドンと進展をしていくので
この編は慎重に更新させてくださいね

>>814
本当に気長に待って頂いてアリガトウございます
ペースを上げきれないダメな俺を待っていただき嬉いかぎりです
865ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 21:31:28 ID:SeRXH3kx0
>>シャブ中さん 乙です
情景が目に浮かびます
面白いです 待ってたかいがありました
866シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/23(水) 21:34:19 ID:0399nZpW0
>>825
テーマについてですが一応各作品テーマはあります
ただ掲載の途中それを言うとネタバレもあります上いままで特に触れるつもりはなかったですが・・・

まず『麗華の龍』は一見「復讐」と見れますが本来のテーマは「家」です
元来家は落ち着く場所であるはずなのですがこのストーリーはまずれいなが
自ら家を失った事から始まります。
そして皆なんだかの形で家を失くした者達がキャラで出ます
そしてやっとたどりついたと思ってもなんだかの形で家を失くしていく・・・
つまりは「帰る家」が見つからない人々の話なんです

あと『自転車泥棒』は最近スレタイからずれた話が多いかなと思い夏だし新しく書かせてもらいました
テーマはスレタイの通りなんですが・・・あえて言うなら「流」ですかね?
こういう初体験て流れに身を任せてしてしまうモノだと思うのですが
今までの作品からの流れだと少し重い感じが多かったかなと思い(それは勿論それで大好きですが)
メチャ軽いSEXを書きたくなって書いてます。

あと今の作品が自分の中でも複雑で重い感じがあったので自転車を書き始めました

>>826
その通りですねww
テーマはそれぞれの人の中によって違うと思います
俺等の仕事はそのテーマを読んで頂いた方々に残せることですかね?

ありがとうございます!そしてレスが遅くなりすいません!!
書き上げるつもりですのでこれからもヨロシクお願いします
867シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/23(水) 21:36:06 ID:0399nZpW0
>>865
早速レス頂きありがとうございます!
皆様シュウさん待ちでしたし俺が先書くのも恐縮でしたが
そう言って頂き嬉いです!
868シュウ ◆AvluhZaSuE :2006/08/23(水) 21:38:09 ID:YIaLbiMy0
>>シャブ中さん
お帰りなさい!
いいッスね〜旅行。
最近旅行とは無縁のオレですorz

今回は写真集で来ましたねw
とても面白い展開です!
続き、待ってます!
869シャブ中 ◆4RlCWUNJwU :2006/08/23(水) 22:06:26 ID:0399nZpW0
>>868
ありです!
旅行っても札幌に競馬してきただけですがww

シュウさんの続きも楽しみです
でも俺が先に更新してすいませんでした・・・
汚したようなら申し訳ない
870M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/08/23(水) 22:32:33 ID:I8N7m/Dg0

なっち見てたら491KBですな
新スレ立ててきますよ
トラックバックで来ますよ
871ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 22:37:29 ID:kuEAGMrwO
2トップが戻ってきたかww
あとは・・・・
872トラックバック ★:2006/08/23(水) 22:38:09 ID:I8N7m/Dg0
【トラックバック来たよ】 (ver. 0.11)
[発ブログ] 愛の種@2ch掲示板
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1156340289/l50
873M.アンノ ◆QYNbG4tFeQ :2006/08/23(水) 22:40:27 ID:I8N7m/Dg0
そういうわけで新スレ立ててきました
連載中の方はこちらを使い切ってからおいでませ
新たに連載を始める方は次スレで始めたらいいかと思う次第
874(仮題)Destiny:2006/08/23(水) 23:11:49 ID:YIaLbiMy0
>>829
上空には少しずつ雲が広がり、日差しも少しずつ弱くなってきている。
しかし、激しく熱せられたアスファルトの熱気が、容赦なくオレ達を包み込む。
うだるような暑さの中、木陰を求めるように歩を進めていった。

「ねえ、シュウちゃん。」
「ん?」
「シュウちゃんって、中学校の時はどんな感じの子やったと?」
れいなから、よくありがちな質問が飛んできた。
「どんな感じって・・・アルバム見たよね?あのまんまだよ。」
「え〜?なんかすっごく真面目そうな感じだったんやけど。」
「・・・あの頃はね。こう見えても中学の時は、成績だけは学年でトップクラスだったんだぞ?」
オレは、少し得意気に話した。
「オレ、元々学校の勉強って嫌いでさ、ろくにテスト勉強とかしなかったんだよね。ただ、授業だけは
しっかり聞いてたから、それで何とかなってたんだ。テストも、あんまりひねった問題とか出なかったし。
高校進学も、長岡で一番レベルの高い長岡高校間違いなしだな、って担任から言われてたぐらいだからね。」
れいなは怪訝な顔をして、ずっとオレを見つめている。
「どうしたの?・・・・ひょっとして・・・嘘だと思ってる?」
「うん。」
・・・・即答かよ。

「何なら、中学のときの通知表でも見せてやろうかい?絶対驚くと思うよ?」
「あー!見せて見せて!持ってると?」
「ああ、アルバムと一緒に実家に置いてあるから、後で見せてあげるよ。」
「絶対やけんね!」
875(仮題)Destiny:2006/08/23(水) 23:13:25 ID:YIaLbiMy0

・・・などと、つまらない話をしているうちに、あっという間に中学校の校門前まで来てしまった。

「あ、もう着いちゃったね。ここがオレの通っていた中学校だよ。」
「へ〜・・・ちょっと古い感じもするけど、結構おっきい学校っちゃね。」
れいなは、校舎をぐるーっと見回しながら答えた。

オレが通っていた中学校は、長岡の中では一番大きい中学校だ。そして、一番歴史のある古い学校でもある。
この学校には、オレの数え切れない思い出が詰まっている。
そんな古くて大きい学校が、オレは大好きだった。

ちょうど今は夏休み期間なので校門は開いていないかと思ったが、普通に開いていたので、
オレとれいなは校門をくぐり、敷地内へと足を踏み入れた。
「うわ〜・・・懐かしいな〜・・・」
目の前に昔と変わらないグラウンドの風景が広がっている。そして、校舎もあの当時のままだ。
・・・まあ、もっとも、まだ3年位しか経ってないので、当然と言えば当然かもしれないが。

幸い、生徒の姿は見られない。
オレ達はゆっくりとグラウンドの中を・・・校舎の横にある体育館のほうに向かって歩き始めた。
876(仮題)Destiny:2006/08/23(水) 23:15:05 ID:YIaLbiMy0
「れいなちゃんの中学校時代って、どんなだったの?」
さっきれいなに聞かれたことを、オレはそのまま聞き返してみた。
「れなの?・・・んー、でも、モーニング娘。に入るのが決まったのが中学2年生のときやから・・・」
「あ、そっかそっか。」
(・・・そうだ、れいなはモーニング娘。だったんだ。すっかり頭から飛んでたよ・・・。)
「じゃさ、その決まる前と決まった後って、どんな変化があったのかな?」
「あ・・・うん・・・、えっと・・・・」
オレの問いかけに、れいなは少し言葉に詰まっているようだ。顔を覗き込むと、複雑な表情を浮かべている。
(ん?・・・ひょっとして何か嫌な思い出でもあるのかな?)
れいなの反応を敏感に察したオレは、
「あ、いや、いいよ。無理に教えてとは言わないから。話したくなければ、全然構わないから。」
「・・・・うん、ごめんね、シュウちゃん。いろいろあったから・・・」
そういってれいなは、黙り込んでしまった。

(・・・・余計なこと聞いちゃったかな〜。失敗したな〜。)
オレは、自分のした事に少し後悔していた。せっかくいい雰囲気で話ができてたのに・・・。

だが、そのオレの後悔の念は、次のれいなの一言であっという間に吹き飛んだ。
「でもね・・・シュウちゃん。」
「ん?」

「今は・・・とっても楽しいよ。シュウちゃんと一緒に居れて。」
れいなは、笑顔でオレに答えてくれた。

心地良い風が、オレ達2人の間を吹き抜けていった・・・。
877シュウ ◆AvluhZaSuE :2006/08/23(水) 23:25:27 ID:YIaLbiMy0
今日はここまで。
れいなと2人の時間を出来る限り丁寧に書いていきたいと思います。
上手く描写できるかどうかが一番心配ですが・・・(汗)

>>シャブ中さん
汚しだなんてとんでもない!気にする必要はありませんよw
むしろオレの場合は感謝です!
他の作者さんが更新してくれると「よし!オレも!」という気が湧いてきますので。
お互い、刺激しあいながら書いていければと思います。

>>アンノさん
新スレ立て、お疲れ様です!
しっかりと使い切らせていただきますw
878ねぇ、名乗って:2006/08/23(水) 23:36:59 ID:/I0iKiNc0
シュウとシャブ中が帰ってきたから、俄然も待ってれば帰ってきそうな気がするのは俺だけか?
879 ◆eTDnMeJVc2 :2006/08/23(水) 23:37:22 ID:jOmAgbvYO
シャブさん、シュウさん、更新おつかれいなでした!

>>シャブさん
スレ汚しなんて言わないでくださいよ。
私はいつもシャブさんの更新を楽しみに待っていますので。
勿論、他の皆さんも同じですよww

>>シュウさん
また、気になるところで切ってきますねww
次の更新待ってます。
それと、彼らは長岡に行ってますが、シュウさんも長岡の出身だったりするんですか?

880◇4TANKANONO:2006/08/24(木) 00:09:45 ID:GtFLQKeqO
ジャブ中さんシュウさんお疲れ様です。シュウさんのブログ楽しみにしてますよWW
881◇4TANKANONO:2006/08/24(木) 00:17:21 ID:GtFLQKeqO
シャブ中さん名前間違えたスイマセン。
もこみちの写真集見たくなりました。
競馬はウインズですかそれともWW
882ねぇ、名乗って:2006/08/24(木) 01:29:52 ID:G/atcx7V0
>>シュウさん 乙です
これからの2人に期待です

>>アンノさん
新スレ乙です
883ねぇ、名乗って:2006/08/24(木) 15:53:52 ID:xHvmud+u0
俄然さん戻ってきて〜
884ねぇ、名乗って:2006/08/24(木) 20:32:48 ID:u2d/1cLT0
【社会】「ジャンケンは指がない人を排除する差別的遊戯」福岡の市民団体が抗議
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news7/1151547380/
885子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/25(金) 00:27:06 ID:ohIRLjTrO
>>820
女の子は、目が覚めると背を伸ばしあくびをする。
布団から起き上がると、開いた窓から日差しが眩しく女の子の顔を照らしている。
暫く、ボーと隣近所の壁を意味も無くただ、呆然と一点を眺めていると毎朝お決まりの言葉を言うのが習慣になっていた…。

「今日もいい天気」

ベッドから降りると女の子は、大きな鏡の前に立つ私…
今の自分に嫌気がさしている私。白いネグリジェを脱ぎはじめ……
1、2つの指がネグリジェをゆっくりと脱がしていく。脱ぎ終えた下着はポンとベッドに投げ捨てた。

「あ〜あ・・・」
女の子は、大きな鏡に彼女の全身を映し出している。そのスタイルは、素晴らしく形の良い胸、くびれをしていた……。

「・・・」
女の子は鏡を見ていると、孤独という虚しさに溺れてしまう。私に対しての罪の意識が彼女への時という歯車を狂わせている。

「許さない!絶対に私の手で、あいつを殺す。」

女の子の憎しみは想いの他強く、その表情は次第に険しさを表していた。
886子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない:2006/08/25(金) 00:33:35 ID:ohIRLjTrO
「その為に、頑張ってきたんだから。」

女の子は化粧をはじめる。
女という獣は、化粧ひとつでどんなに不細工でも綺麗に変わることもある。

「終わるのよ!!」
口紅塗り終わると彼女は、暗い表情で声にならない声で小さく呟いた。


「殺す殺す、こ・ろ・すお父さん……私のお父さん……明……。」
「ふふふ・・・はははははは・・・」

未練がましく昔の記憶をたどっていると女の子は笑いだす。
あの忌々しい過去から、おさらばしたんだ!
私はあいつを憎むことで今を生きてきた。
止められない、止まれないそお思うと、片手にテキーラを持ってそのまま飲みはじめる。

887子猫の進化は止まらない亀の甲羅は食べられない
『(笑い話にもならないあいつの写真を見ると、憎しみだけがこみ上げてくる)』

彼女の部屋の壁にはあいつの写真が、無数に飾られていた。
1つ1つの写真の下に、月日や年月などその日の出来事・・・恨みや憎しみなど細かく書かれている・・・

彼の写真に、ダーツやらナイフが突き刺さっていた。
彼女の机には、1つの写真が飾られている。
女の子が真ん中で右隣にはあさ美、左隣にはさゆみ・・・
そして女の子の後ろで女の子の肩に手をおいてる明の姿が映っていた。

写真を眺めている女の子は、さっきとは違う顔をする。
彼女の首に飾られている、星形のペンダント美しい輝きを照らしだしていた。
そのペンダントを手に取ると……
昔、明から貰ったペンダントを見るその目には、憎しみのかけらも感じられない。
それどころかあいつの事もしかしたらと彼女は思う。