【SS第六山岳師団】Schafes Schanze 6【Nord】

このエントリーをはてなブックマークに追加
981 ◆NONO.G8G2w
 今朝、信じられない夢を見た。普通、夢というものは、眠りの
浅いときに見るものだから、普段から1時間かけて起きるような
生活スタイルの私の場合、何度寝だか知らない朝に見ることが
多い。そしてそういうタイミングに見る夢ほど、かなり鮮明に記
憶に残るものだ。

 さらにさらに、夢というものは普通、それまでの自己の経験を、
脳が蓄積してきたものの反芻に過ぎない。過去に得た知識を
勝手かつ適当に組み替えて構築された物語…、それが夢だ。

 ところが今朝見た夢は、なんとシナリオの最後にどんでん返し
が起きたのだ、普段の自分が期待する展開とは全然違う、夢の
中の自分がビックリしてしまうような、ありえないストーリー。

 およそ考えつきそうにもないタイミングでの、好みの顔でも、
好みのスタイルでもない女の子からの告白。小説にしたらR18
確実だが、リアルで破天荒な心理描写。

 残念ながら目覚ましのアラームで断ち切られた物語は、即座
に自身を不快、かつ不可思議な気分にさせるインパクトを持つ
目覚めをもたらした。

 およそ1日たった今でさえ覚えているあの夢。あれはいったい
なんだったのだろう。。。