471 :
ねぇ、名乗って:
毎週土曜日の10時過ぎ・・・
また、隣の美貴さんの淫らな声が聞こえてきた。
僕の部屋は隣の若夫婦のベッドルームのちょうど隣に位置しているらしく、
そういう事をし始めると、思いっきり声が聞こえてくるのだ。
たちまち僕のペニスは大きくなる。
声にあわせて僕も右手を激しく動かしていく。
隣の美貴さんの可愛い顔を思い浮かべながら、感情が高ぶってきた時、
あっけなく声が止んでしまった。
いつもそうだ。5分ぐらいで終ってしまう。
隣の旦那さんは、俗に言う早漏というやつらしい。
さらにはそういう事に淡白な人らしく、あんなに魅力的な奥さんがいるのに
そういう行為をするのが週にたった1回の、この時間帯なのだ。
女の性ってのは童貞だし良くわからないのだけれど、多分5分じゃイケないんだろう。
まあ、隣の夫婦のことだし大きなお世話か。
でも、もうちょっと長い時間持たせてくれたら、
僕もあの美貴さんの声を聞きながらイク事ができるんだが。
数日後、学校をズル休みした日の昼下がり・・・・
不意にあの声が聞こえてきた。今日は土曜日じゃないし、
ましてや夜でもない。こんな時間になんで聞こえてくるんだろう?
旦那さんは普通のサラリーマンのはずで、今の時間は美貴さん一人のはずだけど。
疑問に思いつつも、むっくりと鎌首をあげたペニスを激しくこすりつける。
5分が過ぎ、10分が過ぎても、一向に声は止まない。
(これは完璧に旦那さんじゃないな。もしかして浮気?)
僕は、いけないとおもいつつも、ベランダ越しに隣を除いてみることにした。