あなたも狼に来てみませんか？

寺田先生の最大のモチベーションってのは
歌手を目指す少女達の物語に劇中歌をつけてあげることなわけで
これは先生自身のデビューからヒット曲を出すまでの体験をもとに
描いていくことができる、いちばん楽しい作業なんだね。

娘。ってのは今、そういった過程はとうに過ぎてしまって
何処を目指せばいいのかわからないし、立ち止まるわけにもいかないし
ストーリーがないのに楽曲の発注だけされるミュージカルみたいなもの。
先生の中では最近はずっとそんな感じなんではないのかなぁ。

娘。をゴロッキーズ主体にすること ＝ 擬似B級化することで
あらたなモチベーションを手にすることができたのかどうか
そのへんはよくわからないけどね。ただゴロッキーズってのは
はじめから売れているアイドルだったわけで、先生の好きな
立身出世物語を描くのは難しかったかもしれない。
娘。に加入した時点で故郷に錦を飾ってしまうわけでね。

え〜「スッペシャル〜」の話だっけ？