勝手に
>>5-194 の別視点。
その日、A君と私は放課後の教室に二人きりでいた。
A君と私は結構親しい仲。
もちろん、付き合っているとかそういう関係ではないけれど。
でもクラスメートとして、そして友人としてそれなりに…いや、私にしては
結構あけすけに物を言える唯一の男友達ではあった。
皆に「あさ美はネンネだから。」って言われてる程下ネタの話は苦手だったし、
そんな事自分から話しはしないし、男の子に向ってなんて尚更出来なかった。
その点、A君はその手の話しは振って来なかったから安心して話し出来たし。
正直、私に下心がないとは言えない。
A君の事を自分が好きなのかどうかよく解からないけど、やっぱり年頃の女の子。
クラスの半分以上は彼氏持ちだし、そんなクラスメートがデートしたとか
キスしちゃったとか、もっと先まで進んじゃったとか、幸せそうな顔で話すのを見るにつけ
自分にも素敵な彼が出来たらいいのに。って思う。
今、目の前でつまんない駄洒落を交えて話をしてくるA君はやさしいし割と真面目だし、
何より一緒に居ると安心できた。
そんなこんなで不純な動機ながらA君ともっと親しくなりたい。
というか…同年代の男の子のカラダを実際に見てみたい。
出来る事なら、皆がイイっていうえっちも早く体験してみたい……
そう思うことは何度かあった。
仲の良い男友達がA君しか居ないから必然的なのかもしれないけれど、
彼と抱き合ってる夢を見て変な気分になった事も……何度か…
その時の肝心な男の子のアノ部分は、何故か曲がった整汗スプレーの缶なんだけど。
寝付けない夜には、そんな夢を想い出してパジャマのズボンの中に手をさしこんで、
まだ男の人どころか、自分でもちゃんと見た事の無い縦割れに指を這わす事もあった。
男の人とそういう経験はまだ無いにせよ、女の子の友達同士の会話や
借りたレディースコミックなんかで漠然とした知識はかなりある訳で…
だけどアノ部分は実際にどうなっているのかよく解からなかった。
そんな夢を見たり悪戯をした次の日は、教室でA君の顔を見るのが気恥かしかったり…
でも、私にはそこから先に進む勇気はなかった。
なによりもA君が私のことをどう思っているかわからなかったし、
しつこいようだけど、私がA君を本気で好きなのか解らなかったから。
もし、告ったせいで私とA君の今の関係が壊れてしまったら…
それにA君のことだから、彼女がいるとは聞いていなかったけど、
きっと私なんかよりずっと可愛い娘がお似合いだと思う。
おまけに親友の愛ちゃんがA君に気があるみたいだし…
そう思うと、ヘンに高望みせずに友人として屈託なく会話のできる現状のままでも充分に思ってた。
無理に彼氏作っちゃって、遊ばれて捨てられるのなんて絶対に嫌だったし。
だからと言って興味本位で、「アソコ見せて」なんて私の口から男の子に言えないもん。
(つづく)
仕事あるのにこんな時間までエロ小説書いてる自分って…orz
>>244 の続き
そんなA君と私。二人きりの放課後の教室。
「ねぇ、だからあたしの話聞いてる?」
数分前までイイ感じに話も盛り上がってたのに今はなんだか話が噛合わない。
「ん…ああ…聞いてる」とか「ああ…」とか「うん…」 とか、
私が一方的に喋るばかりで、正面に座ってるA君はそんな台詞の繰り返しばかり。
いつもだったら何かと食べ物を想像しちゃって遠くを見つめちゃう私に向かって
「ねぇ、聞いてる?その辺に芋でも飛んでる?」
なんて笑いながらツッコミ入れて来るのに、A君たら何か変。
おまけに妙に私の方から視線逸らすし……
話するときは相手の目を見て話すように。っていっつも自分が言うくせに。
いつもより猫背気味だし体調でも悪いのかな?
ほっぺを膨らませてブーブー文句を言ってみてもやっぱり上の空。
それでなくても自分のホッぺ小さくならないかと、毎日のマッサージは欠かさないのに
これ以上ほっぺ大きくなったらどうするのよ。
そんな事を言おうとしながらA君の視線の先を追ってみる。
チラチラと私の顔見たり窓の外に視線を飛ばしたりしているけれど、
その方向を変える度に必ず視線が向かう場所がある。かなり一瞬だけど。
一応私の方見てるけど、脚?膝?何か付いてるのかな??
「ん〜〜………ぁ!!」
視線をなぞって辿りついた場所は私のスカートの中だった。
あわてて組んでいた脚を解いてぴったりと膝を閉じ、両手でスカートを押さえつけた。
かなり脚をぶらぶらさせてたし、多分何回か脚を組替えてた筈。
いつもならブルマー履いてるのに今日に限って履いてない。
制服だからお気に入りのピンクの見せパンでもないし…
いつもの調子で楽しく話してたせいか、そんな事もすっかり忘れてた。
自分の席に座るA君の隣の席。
その机の上に彼のほうに向かって座っていた私の不注意とはいえ、
捉え方によっては私が自分からパンツを見せつけてた様な状態だったなんて。
ガックリしても後の祭。正面からばっちり見られてた。と思うと
更に恥ずかしくて顔から火が出そうになって俯いた。
「見たでしょ……」
実はパンツを見られていない。という奇跡的な望みをかけて聞いてみた。
無言。
A君、さっきより目が泳いでる…
「さっきからあたしのパンツ見てたよね。」
再度聞いてみる。
「…え…あ…その…」
A君。言いよどむ。
奇跡起こらず。ですね。はぃ。
私のせいなのに責めちゃったバツの悪さと、パンツを見られた恥ずかしさを紛らわす為に
「あたしのパンツ見て興奮してたんだ。それでろくに返事しなかったんだ。えっちー」
と、ちょっとお茶らけ気味に言うしかなかった。
せっかく笑って話題を変えようとしたのにA君もバツが悪そうに無言のまま。
俯き気味に視線はあっちに行ったりそっちに行ったり。
上目使い気味に私の方を見たと思ったらまたあっちへ。
しかし、その視線はぴったりと閉じた私の膝の間にチラチラと飛ぶ。
そんなA君を見ながら、男の子ってやっぱりえっちだよね。なんて思っていたら
ちょっと悪戯してやろうかと思いついた。
その為のネタになる筈の部分にゆっくりと視線をあわせてみる。あの曲がった整汗スプレーの缶の部分に。
少し猫背気味に座ってうつむき加減のアノ部分はしっかりと膨らんでいた。
恥かしいけど、私のパンツで興奮してくれているA君が可愛くって嬉しかった。
「…興奮してる?」
「…あ・・ああ・・うん…」素直に私の質問に答えたものの、俯いて全く私を見ようとしない。
状況からして私の方が優位に立っているのは決定的だった。
(このまま上手くいけば、いつも思っていた男の子のアレが見れるかもしれない。)
「…脱いでよ…」
大胆に、そして命令口調で発した言葉に下腹部が痺れた。
249 :
修正。:2005/05/30(月) 04:09:04 ID:WxiyuuLb
× 少し猫背気味に座ってうつむき加減のアノ部分はしっかりと膨らんでいた。
○ 少し猫背気味に座って俯くA君のアノ部分はしっかりと膨らんでいた。
目をまるくして私の顔を見返すA君。口も半開き。
数秒後我に返ったのか「え?なんでだよ、いきなり。」とちょっと怒った口調で言い返された。
折角の今日のこのチャンス。やっぱり逃したくない。……見たい。見てみたい。
「だって、あんたあたしのパンツ見たんでしょ。だからあんたも見せなさいよ。それでおあいこじゃん。」
「脱いで」とか「見せろ」とか口に出しちゃう程大胆な自分に内心驚きながらも言い返す。
身体はもっと大胆だった。
言うが早いか、A君のベルトを外しに掛かっていた。
彼はあわててズボンを掴んだ私の手を振りほどこうとする。
私は一旦離すも、彼の抵抗する手を掻い潜ってズボンを掴む。
そんな戦いの最中、意図せずに何度か彼のアノ部分を私の手がかすめる。
瞬間ながらも指先や手の甲に掠る固い感触にドキドキしながら戦いは続く…
面倒くさくなったのか、A君の抵抗も弱まって来た時に事は起こった。
「…だって…実際どうなってるのか見たいし…」
思わずポロッと声に出してしまった本音に自分自身びっくりした。
小声だったしA君に聞かれてなかったと思うけど……耳が熱くなった。
「…もう…彼氏にでも見せてもらえよ…」
私から顔を背けてそんな事を言いながらA君は抵抗を止めた。
興味本位と悪戯心で始めてしまったこの行動。
彼氏なんて未だに居ないしキスの経験さえ無いっていうのに
そんな遊んでいる風に見てたのかな…嫌われちゃったのかな。これ。こんな事しちゃうんだから当然かも…
A君にそんな風に見られてたショックと悔しさ、そしてこんな悪戯を軽い気持ちで
始めてしまった自分自身に情けなさが瞬間的に込み上げて来た。
でも、さっきポロッと声に出してしまった本音に動揺してたのか売り言葉に買い言葉で
「……いたらあんたのなんか見ないわよ!」
なんて、やたら強い口調で言ってしまう私の口。
動揺なのか興奮なのかもう、何がなんだかわからない。
耳どころか顔全体が熱っくなった。湯気出てない?私の顔。
”あんたのを見る”って言葉が頭の中をグルグル回る。
(見てみたかった実物の”アレ”がもうすぐ目の前に)
冷静になろうとするもう一人の自分が、”ハシタナイ”と囁く。
(奥手な筈の私が、無理矢理。おまけに彼氏でもない男の子のズボンを下ろそうとしてるなんて。私って変態?)
目の前に霞が掛かったみたいにボーっとするし、心臓なんてやたらバクバク。
得意の長距離走を走り終えた時なんか比べ物にならないくらい頭はクラクラ。
…あれ?なんだか手もプルプル震えてる?……目までチカチカしてきた。
これって興奮してるの?
状況、状態、過去、未来、みたい。……へ?
冷静になろうと分析しようとしていた部分も壊れたみたい。おまけに息まで苦しくなってきた。
この状況。もう引くに引けない。
自分の両手はがら空きのA君のベルトを外しかけちゃってるし…
このまま動きを止めたらなんか倒れちゃいそう……
自分でやっておきながら凄く恥かしい上に緊張してるのを悟られるのも嫌で
ギュっと力を入れて震えを抑えている両手を動かした。
ホックを外し、ジリジリとジッパーを下げると同時に温かい熱気が手にかかる。
ここで止める事は出来る。ハシタナイって頭では考えているのに身体がいう事をきかない。
「ほら、ズボン下げるから。」
言ってしまった。トドメの台詞……
私の言葉に従って、脱がしやすいようにA君は椅子から腰を少し上げる。
やっぱり恥かしいのだろう。耳を真っ赤にして顔を背ける。
私の手はそのタイミングを見逃さず、A君のズボンとパンツを一緒に掴んで一気に膝下まで引き下ろした。
途中で何か引っ掛かった感じがしたケド。
しゃがむ様に膝を曲げてズボンとパンツを引き下ろした私の目の前には当然A君のパンツ。
この体勢のまま正面に目線を移せば、夢にまで見た…いや、夢ではスプレー缶だったアレが……
カラダじゅうが心臓みたいにドキドキしてる。羞恥と期待でほっぺたがピクピクしてる………
多分笑顔も混ざって凄い顔になってるよね。
冷静になれ…冷静になれ…あ、このパンツはボクサーパンツっ…?て言うんだっけ?生地は綿かな?
引きつって、更にはニヤケてるであろう顔の筋肉を戻そうと、男物のパンツの情報を引き出してみる。
って、
完全にパニックだ。私の頭。男物のパンツ情報で冷静になれる訳ないじゃん!
おまけに乗りツッコミまでキッチリしちゃってますよ。お〜ぃ。私の頭はどこですかぁ〜?
混乱する頭の中とは逆に目的としたほっぺの感じは直に戻ったけどドキドキは止まらない。
逆に速くなってくるよ。もう、爆発しそう。
それに追い討ちをかけるように、ズボンを下ろした瞬間からおでこあたりに感じる熱気と、
ちょっと獣臭い匂いが胸をギュウギュウに絞めつけて来る。
ついに男の子の”アレ”を…
私のアソコにえっちな液が伝う感覚があった。
ゆっくりと目線を上げた。
息がかかるくらい真近に、先っちょを光らせてそそり立つ待望の”アレ”があった。
(つづく) ように努力はしてみます。