272 :
A:
【 1 - F 】 ( ・e・)リd*^ー^) 引っ越すうう?
 ̄ ̄ ̄ ̄
「でもれいなの知り合いだったなんてねー」
「でなかったら引っ越すことも知らずじまい」
「さゆみー、どっちみち会えなくなっちゃうんだったらさあ、告白しちゃえば?」
「あたしから伝えてあげようか?」
「いっ、いいのっ・・・そういうことは自分で言いたいから・・・!」
「えらいっ、さゆみっっ」
・・・と言いながらも<このさゆみにそんなことが出来るのだろうか>と、
一抹の不安を隠せない3人であった。
「あっ、ねえ、その山下君て、血液型何型?」
「ん?・・・確かA型だよ(真面目だもん)」
<どつぼである。A型の人は恋をしても、相手の反応を気にしすぎて、
なかなか行動を起こせないので、モタモタしてる間にチャンスを逃がして、
知らないうちに<全てが終っていた>ということにもなりかねない。
つまり、A型同士の場合、どちらかが思いきってガンガン行かないと・・・>
「望み薄いんじゃない」
「里沙、あんたって・・・(もうちょっと言い方ってもんが・・・)」
「だってさあ、半年間も話しかけらんなかったのに、今更急に、
しかもこのさゆみに・・・」
「あたしっ、あたし彼に話しかける・・・!どうせもう会えないんだし、
こうなったらA型の歴史塗り替えてやるわよ。死ぬ気でぶつかるわっ」
从*´ ヮ`)( ・e・)リd*^ー^) おおーっ!パチパチ そんな大袈裟なw
「あたし達に出来ることがあったら、なんでも言ってよー」
「ちなみにA型の男の子ってねえ」