仮面ライダーののBLACKRX

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751名無しスター

そのころ、スカイライダーは林の中を逃げ回っていた。

「おのれ・・・」

ただ逃げるだけならタイガーロイドも追跡を諦める。
ところがスカイライダーは時折反撃しながら、微妙な距離を保ちつつ後退していた。
何かおかしいとは思いながらも、ようやく崖の前にスカイライダーを追い詰めた。

「・・・ふん、どうやらここまでのようだな。」

勝ち誇るタイガーロイドだが、スカイライダーには少しも慌てた様子がない。

「何を企んでいる?・・」

警戒して足を止めたところに、背後で人の気配がした。


「・・・まったく、先輩を使うなんていい度胸してるじゃない?」

「誰だ!」
752名無しスター:04/11/01 00:36:49 ID:5/U4NJff

振り返ると同時に「超高温火炎」がタイガーロイドを襲った。

「飯田さん!」

スカイライダーがその人影、スーパー1に声を掛けた。

「あんたがこんな罠を仕掛けるなんて珍しいよね。ま、とにかく後は私に任せて小川のところに戻ってあげて。」

「わかりました!」

「・・・待て!」


「おっと、あんたの相手は私よ。」

スカイライダーを追おうとするタイガーロイドに、スーパー1が立ちはだかる。

「そういえばあんたには『貸し』があったよね・・・」

スーパー1はそう言いながら攻撃を開始した。
753名無しスター:04/11/01 00:51:50 ID:5/U4NJff


                   つづく