「やはりお前達もいたか・・・だが仲間を助けもせずにいたとは随分と余裕だな」
「仲間?」
「あの連中だ!どうせお前達の仲間であろう」
ヘラクレス2はそう言って守備隊を指差した。
「ああ・・・・だからこれから援護するんじゃない。あんたらをぶっ潰してね」
「そうそう、だいたい私達だって今来たとこだし・・あの人達事知らないし・・・
あんた達あの人達が何者かしってる?」
マサエがそう言うと
「知るか!まあ良い。お前達も含めて全員地獄に送ってやる!」
ヘラクレス2はそう言うと胸のミサイルを放った。
「げっ!ミサイルは反則だぞ!このやろう!!」
マサエは素早くミサイルをかわすとスリングクラッシャーを放つ。
「こっちもだ喰らえ!」
同時にメグミもバスタークロスを放った。
「この程度でやられるものか!!」
ヘラクレス1・2共に左手に盾を持ちバイクロッサーの攻撃を
それで防ぐと、右手に握る剣で斬りかかってくる。
メグミはクロスブレードで応戦するとマサエはクロスシューターを構えた。
「こっちだってそう簡単にやられる訳にはいかないよ!」
メグミはヘラクレス1をマサエはヘラクレス2を
それぞれ相手に戦いしばらく攻防が続いていた。
ヘラクレス2が放つミサイルを避け、ヘラクレス1の剣を巧みにかわす2人。
じっと敵の攻撃に耐え遂にその隙を捕らえた!
「今だ!」
メグミはそう叫ぶとクロスブレードに太陽の光を反射させる。
【光射眩】(こうしゃげん)
メグミのクロスブレードに光を反射させ敵の視界を奪い
マサエが必殺の一撃を放つ必殺技である。
「喰らえ!」
マサエはそう叫ぶと強力な一撃をヘラクレス2に放つ!
【ドカーン!!】
見事マサエの攻撃はヘラクレス2を粉砕!
残るはヘラクレス1である。
「残るはお前だけ!」
メグミはバスタークロスを手にすると次々に敵に向けて放つ。
「トドメだぁ!!」
マサエはそう叫ぶと愛車のマサエクロンに飛び乗り
勢いをつけ飛び上がる。
飛び上がったマサエクロンをメグミは肩に担いだ!