仮面ライダーののBLACKRX

このエントリーをはてなブックマークに追加
612名無しスター

次々と激しい爆発が起こる中、なんとか7人とも無事に脱出した。
爆発は山全体に広がり、発射口や通風口などから激しい火柱が上がっていた。

「この基地もおしまいね・・・」

「ロケットもね・・・」

これでゼティマは北新越支部に続き、またしても重要な拠点を失ったことになる。
ちなみに両方の破壊に関わったXライダーは、完全に「エース格」と勘違いされ後々大変な目に遭うのだが・・・

7人はしばらく無言で燃えさかる山を眺めていた。


「じゃあ私はこれで・・・」
613名無しスター:04/09/23 03:12:58 ID:1dHwmj36

「あ、ちょっと!」

そそくさとその場を離れようとするソニンをV3たちが引きとめた。

「裕ちゃんが会いたがってるってば。せっかくの機会だからうちに寄ってってよ。」

「ごめんなさい。これから大事な用があって・・またいつか遊びに行くから。」

「またそんなこと言ってぇ・・・」

加護やライダーののまで出てきてソニンの腕を引っ張った。

「いや、でも・・・・」

ソニンが困っていると、突然上空から空気を切り裂く音がした。
614名無しスター:04/09/23 03:14:52 ID:1dHwmj36

「?」

次の瞬間、7人の周りで立て続けに爆発が起こった。

「・・・何これ?」

「まさか、まだ敵が?」

「これは自衛隊の砲撃です。気を付けて下さいね。・・・じゃ!」

「・・・あっ!」

この隙にソニンと真ライダーはさっさと山の反対側に走り去って行った。

「ちょっと待っ・・・うわあっ!」

砲弾は次々と降り注ぎ、V3たちはあっと言う間にソニン達の姿を見失ってしまった。


ソニンは走りながら無線のスイッチを入れ、隊と連絡を取った。

「副隊長・・・ちょっとやりすぎじゃないの?・・・・」