(　´�D｀)のの一家(´�D｀*)

ある日、道端を歩いていると
箱の中でもぞもぞしていたののたんを売っている人と会った。

こんな田舎で売っているなんて…都会じゃぁ、かごちゃんをはじめ娘。メンバーは
売り切れらしいし、これは意外とラッキーなことだと思い売人だと思われる初老の男性に話しかけてみた。

｢…おじさん、これってやっぱり亜細亜の子を連れてきて
後から色塗ったりしてるワケ…？ ｣
｢んなことねぇよ。れっきとした日本産さ。 ｣
｢飼うのってやっぱ難しいワケ…？ ｣
｢なーに、簡単だよ。家出しないように程度に可愛がって、
調教を与えてやれば誰でも飼えるよ。 ｣

ここで僕は悩んだ…
｢調教か…。僕には難しそうだな。 ｣
｢別にﾄｯﾌﾟﾌﾞﾘｰﾀﾞｰでも目指してなきゃ、適当で十分だよ。 ｣

おじさんは買わせようとしているが、僕は…
｢…それでも僕、責任持てそうにないや。やっぱやめときます。｣
と、帰ろうとした時、おじさんがぼそっと呟いた。