新・一緒に暮らすならどの娘?パート11

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90どらい
6期メン加入1年にして、まだ登場数が道重1だけってのも可愛そうなので。

<田中の場合>

写真部の部室にて。

「先輩」
「ん?」
「…もうすぐ卒業やね」
「んん…」
「…どげんしたとですか?」
「んにゃ、別に。早いなぁーって」
「そうですか」

・・・・・・

「先輩」
「ん?」
「…どうして先輩はこの部活入ろうと思ったんですか?」
「…そーだなぁー…理由は特にないな。何となく、かな」
「そうですか」
「?」

・・・・・・
91どらい:04/02/16 20:08 ID:QFO54e0l
「先輩」
「ん?」
「あの……」
「…?」
「…先輩ってこの学校好きですか?」
「(はぁ?)…まあ、義務教育だし。私立にでも行かない限り、
 この中学に来るわけで」
「……そうですか」
「?(なんなんだよ)」

・・・・・・

「先輩」
「(またか)ん?」
「……好き…な動物って何ですか?」
「動物?そーねぇ。柴犬」
「…そうですか(はぁ〜…)」
「?(わけ分かんねえな)」

・・・・・・
92どらい:04/02/16 20:08 ID:QFO54e0l
「先輩」
「(何だよ!)ん?」
「……好きや…」
「ん?」
「(鈍!)…す、すき家のメニューで何が好きですか?」
「すき家は…あまり行かないな」
「……そうですか」
「?(なぜさっきから標準語?)」

・・・・・・

「(もうこないなったらヤケじゃけん!)先輩!」
「んあ?」
「……あの、その…」
「なんだよ、さっきから。今日のお前おかしいぞ?」
「先輩!好きやけん!付き合ってくれんとですか?」

おしまい。
93どらい:04/02/16 20:10 ID:QFO54e0l
ほいで、いつからか放置している長編にならないで欲しいなと思っている作品の続き。



「グズ……ごめん。何でもないから」
「何でもないっつったって…」
「ホントに大丈夫だから、うん」
「俺なんか悪いこと言うた?」
「ううん、違う。何でもないから」
「うーん…」
「……ふふ」
「何やねん、今度はいきなり笑い出して」
「あのね、そういうトコが長嶺君の人気のモトなんだよ」
「…ハァ?」
「そうやって相手に気を使う優しいトコ」
「……ふーん」
「あ、照れてる」
「…や、べ別に……」
「にへへ…」
94どらい:04/02/16 20:10 ID:QFO54e0l
「あのな」
「…ん?」
「…何で嘘ついてん?」
「え?」
「昨日さ、お前岡田が好きやって言うたやろ?」

高橋の顔が一気に赤くなるのを俺は見逃さなかった。
彼女は黙り込み、俯いてしまう。

「小川から聞いたで」
「……そっか」
「…で?」
「…え?」
「返事は聞かへんの?」
「……私と付き合って…くれますか?」
「オフコース」
「…ホントに?」
「んだ。一人で過ごす夏休みも暇やし」
「それが理由かよ!」
「お、今のツッコミよかった」


今日はここまで。
またぼちぼち更新せにゃならんなあ…