83 :
こうもり:
……うう、なんか頭痛いな。
それになんだか気持ち悪い。
俺はそう感じて目を覚まし、体を起こす。
すると頭がガンガンしていているので俺はキッチンに行って水を飲む。
俺は一息ついた後なっちの様子が気になったので、またリビングに戻った。
なっちはリビングのソファから落ちそうになりながら寝ていた。
俺はその姿を見て少し笑いそうになったが
このままにしておくと本当に落ちそうだったので、元に戻そうと思い近寄った。
しかしあと少しというところでなっちはすべるようにソファから落ちる。
俺は反射的になっちのほうにダイビングしてなんとか床に激突するのだけは防いだ。
84 :
こうもり:04/02/14 22:40 ID:TbEgINTK
「なっち、大丈夫?」
俺はどこかぶつけていないか心配になり、体を起こしてなっちに訊ねる。
「………」
なっちが何も答えないので俺は心配になりそっちを見る。
するとベッドから落ちたというのに落ちる前となんら変わることなくなっちは寝ていた。
俺は少し呆れながらもなっちをベッドに戻して朝食を作ろうと思いキッチンに行く。
「……おはよ」
それからしばらくして、目を擦りながらなっちが起きてきた。
「おはよう、朝ごはんできてるけど食べる?」
「うん、その前にちょっと顔洗ってくるよ」
なっちはそう言うと、リビングの奥にあるバスルームに行った。
「ぐぁっ!!」
坂本「ひでぇ…」
どうやら閃光弾を投げ込んだようだった。
虎雄「威力の弱い奴使ってやったんだからありがたいと思え(ペッ)」
2人は外へ出るため走り始めた、
坂本「ところでここってどこなのさ?」
虎雄「何、まだ分からんのか?」
坂本「え…?」
虎雄「朝鮮総連だよ」
坂本「いーっ!?」
今更ながら坂本は驚きの色を見せていた。
虎雄「龍、前!」
坂本「分かってるよ!」
「死ねやー!!(パン!)」
2人の目の前にはさっき坂本が逃した幹部らしき職員が銃口を坂本の方に向けていた、