坂本「どう、何かあったー?」
虎雄「いや無い」
1階1階しらみつぶしに当たったがどこも何も無くただの廃ビルだった、
坂本「おかしーなー、発信機は確かにここを示していたんだけどなぁ……」
虎雄「じゃあ地下だな」
2人は一旦1階まで下りたのであった、
坂本「それらしい階段とか無いよね?」
虎雄「うーん……隠しているな…」
2人は1階を隅まで調べ始めたが、
坂本「無いなぁ……」
虎雄「うーん…………おいあれは?」
虎雄の指差した方には赤灯ランプのついた消火栓があった。
坂本「(まさかね…)ガチャ」
虎雄「お、こんなとこにあったのか!?」
消火栓を開けるとそこにはホースが無く、地下へ続く階段がそこにはあった。
坂本「こりゃ推理小説もびっくりだな」
虎雄「何のんきな事言ってんだ、行くぞ」
2人は迷うことなくその階段を下っていった……