坂本「アレ?誰か付き添ってない、藤本に?」
虎雄「ん、ああそうみたいだな」
藤本「あ、愛ちゃん?何でここに?」
高橋「い、いや…あのですね…」
藤本と高橋を乗せた救急車はそのまま病院へ向かっていった。
虎雄「お前の方は大丈夫だよな?」
坂本「ああ……まだやることが残っているし…」
虎雄「発信機を付けたから向こうの居場所は割れている、行くぞ」
2人は車に乗り込みビルの残党を追った。
虎雄「ここか?」
坂本「そうみたいだね」
2人はとある雑居ビルにたどり着いた。
虎雄「……ひょっとしたら面白い事になるかもな…」
坂本「何で?」
虎雄「いや、地理的にそう思っただけだ。別に根拠は無いがな」
虎雄の意味深な言葉を残し2人は雑居ビルの中へと入っていった。