142 :
ケロ:
そして時が立ち、約3年後・・
--------アメリカにて--------
「おい今何て言った!?」
父さんの表情はキョトンとしていた。
「だから俺は日本に帰る!!」
俺は3年前、絵里と約束した通り日本に帰ろうとしていた。
だがこの事は両親には言って無く、当然反対された。
「いいだろ父さん。もう俺は高校生なんだよ!!」
俺のあまりの主張に両親はあきれ顔になっていた。
「そうね。もう涼も高校生なんだし」
「何言ってるんだおまえ!?」
俺の主張に母さんはどうやら納得してくれたらしい。
「涼もそろそろ独り立ちしてもいい時期じゃない?」
母さんの言葉に父さんも納得してくれたらしい。
しばらく父さんは考えていた・・
「よしわかった。戻ってもいいぞ」
「ありがとう父さん」
俺は両親に感謝した。
そして俺は日本に帰ることになった。
143 :
ケロ:04/03/10 01:11 ID:nDXOX3nG
日本に帰れることが決まり俺は部屋に戻り荷物を整理した。
「絵里、やっと日本に戻れるぞ・・」
俺は嬉しい気持ちと両親への感謝の気持ちでいっぱいだった。
次の日・・
俺は空港に来ていた。
そこには両親と少しの間だったがアメリカの学校の友達が数人来てくれていた。
「今までありがとう・・じゃあ行って来るよ」
俺はそう言い残し空港を後にし日本行きの飛行機に乗り込んだ。
日本までは大分時間がかかるらしい。
俺は「早く日本に着け」という気持ちでいっぱいだった。
「まああせってもしょうがないし、寝るか」
っと俺は目を閉じた。
「絵里、待ってろよ・・」