新・一緒に暮らすならどの娘?パート11

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103silent suzuka

 藤本はその場に力なく倒れ込んだ。

坂本「うるらあぁぁぁぁぁ!!!」

虎雄「!?」
高橋「(ビクッ!)」

 虎雄と高橋は坂本の殺気に一瞬萎縮してしまったようだった、
 その間に坂本は幹部らしき男との間合いを既に詰めていた。

坂本「オラァ!!(バキッ!)

 坂本の渾身の右が男の顎を捉えた、

坂本「ウリャア!!(バキッ!)

 そして左も同じく顎を捉えた、

坂本「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
虎雄「止めないか龍」

 坂本の振り上げた右腕を虎雄は掴まえ止めに入った、

坂本「何すんだよ!父さん、離せ!」
虎雄「藤本さんは撃たれちゃいない、弾丸がこめかみ辺りを霞めて気絶しているだけだ」
坂本「…………な…何だ……驚かせやがって……」

 坂本はようやく振り上げた拳を下ろしたのであった。